漠然とした話で申し訳ありませんがキリスト教の思想の変遷を手っ取り早く抑えるには
どのような本を読めばよいのでしょうか?
もちろん原典を丹念に読んでいけばよいのでしょうが、
とりあえず概略だけでも知っておきたいのです。
興味対象:Aquinas Kempis Bernard Aristoteres Occam Abelard
既得知識:聖書をざっと読んだだけ、一般日本人のキリスト教についての知識のみ
そうです、エーコ 薔薇の名前 読書中です。
「エバンゲリオン」 庵野忠雄
3 :
世界@名無史さん:2001/06/18(月) 08:00
>>1 うーんと、とりあえず取っ掛かりとしては、次の本がいいかなと思いますよ。
八木雄二,『中世哲学への招待 「ヨーロッパ的思考」のはじまりを知るために』(平凡社新書069)
ISBN4-582-85069-3
堀米庸三,『正統と異端』(中公新書57)
ISBN4-12-100075-9
後は渡辺和夫さんや樺山紘一さんだと思いますけど。
八木雄二(「中世哲学への招待」)の専門書を読み進んでゆくのも手だと思います。
いいかげんでよいのなら、
The Key to "The Name of the Rose" The University of Michigan Press
が適当。英語だけど。
1章 薔薇の名前の全体的解説
2章 中世史の概略
3章 薔薇の名前に出てくる中世人名辞典
4章 薔薇の名前に出てくるラテン語の対訳
さすがアメリカ。
5 :
世界@名無史さん:2001/06/21(木) 13:01
ヤロスラフ・ペリカン、『イエス像の二千年』、講談社学術文庫1344
ISBN4-06-159344-7
6 :
世界@名無史さん:2001/06/21(木) 13:41
Paul Tillich
"A History of Christian Thought"
ISBN 0-671-21426-8
なんてのはどないで?英語本だが・・・