<<<ヨシフ・スターリン>>>

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1世界@名無史さん
のスレがなぜないの?
2世界@名無史さん:2001/05/08(火) 16:54
堕スレ
3世界@名無史さん:2001/05/08(火) 16:54
ドイツは知っててもロシアに詳しい2ちゃんねらーがいないから。
4世界@名無史さん:2001/05/08(火) 18:42
ヨシフ・ヴィサリオノビッチ・ジュガシヴィリ。
5世界@名無史さん:2001/05/08(火) 18:44
ソ連の共産力はアアアアアア世界一イイイイイイ
6世界@名無史さん:2001/05/08(火) 18:50
赤軍大粛清
7世界@名無史さん:2001/05/08(火) 18:50
ラブレンティー・ベリヤ
8世界@名無史さん:2001/05/08(火) 19:32
コードネームは「コバ」
9CC名無したん:2001/05/08(火) 20:19
共産党黒書の邦訳っていつ出るの?
10クトゥゾフ将軍:2001/05/08(火) 20:53
1879年グルジアのゴリ出身。父のヴィサリオーンは靴職人だったが
ケンカが元で死亡。その後、母に神学校入れられる。
ロシアに対して闘った民族の英雄「コバ」にあやかって
少年時代からコバを名乗るようになる。生まれつき左手が不自由。

ところで、小学校時代あのグルジェフと同級生だったってウワサ
誰か知ってる?ガセ臭いんだけど・・・
11世界@名無史さん:2001/05/08(火) 21:02
民族の英雄「コヴァ」?
12世界@名無史さん:2001/05/08(火) 21:04
息子はドイツ軍の捕虜になり死亡。

スターリンいわく、「私にそんな息子はいない。」
13世界@名無史さん:2001/05/08(火) 21:13
産経の「スターリン秘録」イイネ
14名無しチェケラッチョ♪:2001/05/08(火) 21:20
偉大なる統領様コヴァ
15世界@名無史さん:2001/05/08(火) 21:23
モロトフ外相
16名無的発言者:2001/05/08(火) 22:19
>>9
ネット上でどっかの小さな左翼出版社から出るって
見た覚えがあるが、その後どうなったかわからん。
中公あたりで出してくれないもんだろうか?
17世界@名無史さん:2001/05/08(火) 22:31
グルジェフ×ヨシフ
18世界@名無史さん:2001/05/08(火) 22:55
トロツキー暗殺「それでも世界は素晴らしい。」
19ナポレオン:2001/05/08(火) 23:15
>13
いやぁー『秘録』は駄目だろう。
ヴォルコゴーノフ読めよ、高いけど。
まあおもしろいという点では認めるけど>『秘録』
20ナポレオン:2001/05/08(火) 23:18
>13
いやぁー『秘録』は駄目だろう。
ヴォルコゴーノフ読めよ、高いけど。
まあおもしろいという点では認めるけど>『秘録』
21世界@名無史さん:2001/05/09(水) 00:30
>>18
楽天家だよね。だから好き。
22世界@名無史さん:2001/05/09(水) 00:46
著者ちがうけど、
「帝国主義論」っていかが?
23世界@名無史さん:2001/05/09(水) 01:36
しかし、グルジア人のヨシフがよくあそこまで権力を握れたものよ。
よほど、ロシア人がダメだったのか。
しかし、今のグルジアは世界でも最貧国の一つでで紛争を抱えている国だが、
スターリン様はグルジア民族の英雄というか神様らしいのう。
シュワルナゼもそういやグルジア人だったね。
24世界@名無史さん:2001/05/09(水) 01:37
グルジア人の大ロシア主義者。
25名無しチェケラッチョ♪:2001/05/09(水) 03:44
岡田真澄
26世界@名無史さん:2001/05/09(水) 09:17
グルジアって英語になるとジョージアになっちゃうよね。
乱暴だよな、白人って。
シュワルナゼはなぜかスペインで間近にみたことがあります。
異常なまでに色白だった。
27世界@名無史さん:2001/05/09(水) 14:01
グルジアとかアルメニアとかアゼルバイジャン等の
コーカサスの国々はマイナーだからのう。
28世界@名無史さん:2001/05/09(水) 14:31
>>23
去年判明したことだが、彼の実の父親は帝政時代のロシアの将校だ。
だから、スターリン自身はグルジア生まれのロシア人だと思っていたらしい。
彼の生前の言動にもそのようなことがあったらしい。
ロシアとロシア人については、本人にはかなり屈折した想いがあったはずだ。
29世界@名無史さん:2001/05/09(水) 18:50
>>28
将校の割には貧乏だったような。神学校
30ジョーカー:2001/05/09(水) 20:17
>28
そりゃホンマかいな?
つまりヨシフ君は混血の私生児だったか。
あと、母親はアルメニア人だったらしいね。
31世界@名無史さん:2001/05/09(水) 23:56
しかもジュガシュビリ。ユダヤとも関係があるという説もあるし、
一体何人だ?ヨシフ・ヴィサリオノビッチ。
32世界@名無史さん:2001/05/10(木) 01:10
あの顔はロシア系というか、コーカサスやトルコとかによくいそうな顔だ。
33日本@名無史さん:2001/05/10(木) 01:57
妻にも娘にも嫌われるどこにでもいそうなお父さんやん
34世界@名無史さん:2001/05/10(木) 03:14
ヨシフといえば有田さん。
35世界@名無史さん:2001/05/10(木) 10:08
>>29 実の父親から金銭的援助は受けていなかったらしい。
>>30 本当の話。確か去年だと思う。大ニュースになった。おととしだったかな?
36世界@名無史さん:2001/05/10(木) 11:42
そのこと靴職人の親父は知らなかったのか?
そのことで荒れて酒場でケンカか?かわいそうなヤツ。
37世界@名無史さん:2001/05/10(木) 12:03
>>36
オヤジは知っていたかどうかわからない。
ただ、母親はヨシフに「アンタの本当の父親は立派なロシア人だ」と
言ったことがあったらしい。
スターリンは生前「自分はロシア人だ」と言ったことが何度もあるらしいが
そのたび周囲の人は冗談か何かだと思っていたそうだ。
しかし、近年やっとそれが冗談でなかったことが判った。
38ジョーカー:2001/05/10(木) 17:17
ヨシフの父親(前述の主張が真実ならば戸籍上の父親)ヴィサリオ
の祖父(つまりヨシフの曾祖父)は正教に改宗した
グルジア・ユダヤ人だったという説も有るよね。
但し、グルジア・ユダヤ人は紀元前からカフカスに居住し、
多神教からユダヤ教に改宗したカフカス人と言われている。
39ジョーカー:2001/05/10(木) 17:19
父親=四分の一「グルジア・ユダヤ人」のグルジア人。
   はたまた、ロシア人。
母親=アルメニア人。
と、いうところか?
40世界@名無史さん:2001/05/10(木) 19:45
ケマル・パシャとスターリンはどちらが政治家として優秀ですか?
41日本@名無史さん:2001/05/10(木) 21:45
比べるならヒトラーとスターリンだってば。
42世界@名無史さん:2001/05/11(金) 01:07
誇り高きゲルマン民族の指導者アドルフは、
チビのグルジア人独裁者に敗れたのであった。
43世界@名無史さん:2001/05/11(金) 10:37
>>42
>誇り高きゲルマン民族の指導者

旧西欧史観に毒されている哀れな日本人
44世界@名無史さん:2001/05/11(金) 11:57
しかし、信仰心厚いとされてたあの地味顔のババア(ヨシフの母)
も結構やるもんだね。
45世界@名無史さん:2001/05/12(土) 00:24
ヒトラーとスターリンは尊敬しあっていた
という話をどこかで聞いた事がある。
46世界@名無史さん:2001/05/12(土) 00:53
お互い参考にしてた部分はあったろうね。
47日本@名無史さん:2001/05/12(土) 02:27
「俺も相当殺戮してるけど、アイツよりはマシだな」とお互い思っていたのかも
48世界@名無史さん:2001/05/12(土) 10:15
トロツキーをピッケルで殴り殺したラモン・メルカデルは出所後
ソ連に渡り、スターリンから勲章をもらいました。
トロツキーと一時愛人関係にあった画家フリーダ・カーロは
その後転向して死去直前手掛けていたのはスターリンの肖像画です。
彼女のアトリエに行けば、イーゼルに掛かったままの未完のその絵が
見られるそうです。かなり変な顔に描かれています。
49世界@名無史さん:2001/05/12(土) 20:30
自分の名前を戦車につけるような奴とヒトラー総統とを同格に扱ってはいけません。
50世界@名無史さん:2001/05/12(土) 20:34
あれ自分でつけたのか?>同志スターリン
何となくついた愛称みたいなもんかと思ってたが。
51世界@名無史さん:2001/05/13(日) 00:38
>>49
SSアドルフ・ヒトラー師団ってあったよな。
52マンシュタイン:2001/05/13(日) 01:31
日本での人気を考えた場合、
ヒトラーの方が人気はあるんじゃねえの。
というかドイツ軍が人気があるのか。
スターリンは、あの露助の親分だから日本じゃあまり人気ないんじゃないの。
53名無しさん:2001/05/13(日) 08:38
>>10
>>ところで、小学校時代あのグルジェフと同級生だったってウワサ誰か知ってる?
>>ガセ臭いんだけど・・・
チョー亀レスたいへんたいへんスマソ。誰もレスしてないんでオレがチョット。
いや、そのネタなんスけど、オレも聞いたことありマス。そいでどうやらあんまり
ガセでもないらしいッスよ。
ってもコマかい断片をあちゃこちゃで読んだだけなんで、出典とか明示出来ない大バカ
振りなんですがアハハ(泣
54どうも10です:2001/05/13(日) 12:07
>>53
チョー亀レスでもとてもうれしいです。
あながちガセでもないんですね。僕も調べてみます。
55ADOLF HITLER@1944:2001/05/14(月) 03:07
スターリンのように将軍どもを早く殺しとけばよかった!
56ナポレオン:2001/05/15(火) 10:56
ショスタコーヴィチはスターリンのことをオセチア人と書いてたけど、
なにを根拠にそんなこと言ったのかよくわからない。
57世界@名無史さん:2001/05/16(水) 15:01
奥さんの死も謎が多いよね。
58αジョーカーω:2001/05/18(金) 02:15
ヒトラーは「卓上談義(テーブル・トーク)」の中でも、
”私はスターリンを無条件に尊敬する”と言っていますね。
独ソ戦争中です。
また、少なくとも独ソ戦争前はスターリンもヒトラーの
手腕を高く評価していたそうです。
59世界@名無史さん:2001/05/18(金) 03:09
ヒトラーの卓上漫談ってのは、ないですか?

「モレク神」みたいな本
60名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/19(土) 20:19
「独ソ不可侵条約」得をしたのはどっちだ?
61名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/21(月) 02:10
>>56
スターリンは母親がオセット人だといわれていますが(猪木正道「共産主義の系譜」)、
父親もオセット系で元の名をジュガエフといったそうです(俗説かもしれません)。
19世紀のトビリシはアルメニア人が人口比率で一番多かったというのを読んだことがあります。
いわば民族の巣窟だったわけで、両親がオセット系でもおかしくない。
62ユリウス・ネポス:2001/05/21(月) 16:44
スターリンは独裁者
63名無しさん@1周年:2001/05/21(月) 18:02
んなことわかってんだよ。
64名無し:2001/05/21(月) 23:44
スターリンのエピソードを読んでいる。生き残った通訳の話などおもしろい。
通常通訳は一定期間使われた後、口封じのため処刑されたようだ。

スターリンは風采の上がらない男であった。背も低いし、痘痕面である。
だが素晴らしい記憶力を持っていた。復讐は絶対に忘れない。
そして態度はいつも柔らかい。微笑している。相手を立てる。
トロッキーは油断した。スターリンの見かけにだまされたのである。
それで二千万人を殺した。
S語録「一人殺せば犯罪だ。しかし100万人は統計に過ぎない」

夫人(ユダヤ系)を逮捕されたモロトフが愛する夫人のために,死を覚悟して,
スターリンに直訴すると「自分は知らない。ベリヤ秘密警察長官が勝手に
やっている」ととぼける。後日クレムリンの廊下でベリヤがモロトフささやく。
「奥さんはまだ生きている」 幸いスターリンの死で夫人は生還した。

スターリンは一種の気違いである。毛沢東も同じだ。ポルポトしかり。
誇大妄想、猜疑心,異常な記憶力,非常な臆病さ。

ヒットラーも異常な天才であるが,やはり素晴らしい集中力と広範で
深い理解力があったと面談した人々は書いている。
オーラ負けしたのかもしれないが。
65世界@名無史さん:2001/05/22(火) 03:13
なんのかんの言っても、おまえら本当はスターリン好きなんだろ?
強い指導者欲しいんだろ?ばーーーーーーか。
66世界@名無史さん:2001/05/22(火) 03:21
そういう語調で、八王子駅前で誰彼かまわずバカ呼ばわりする乞食をみたよ
67世界@名無史さん:2001/05/22(火) 07:35
お、ロシアにも乞食たくさんいるぜ。
ロシア通かな?
ロシアの乞食もばーーーーーかなんて言うのかな?
68世界@名無史さん:2001/05/22(火) 07:42
どうしてスターリンが独裁者になったの?
そもそも、どうして共産主義が受け入れられたのかな?
69世界@名無史さん:2001/05/22(火) 07:54
こたえ
なりたかったから。受け入れたかったから。
じやーん!
70世界@名無史さん:2001/05/22(火) 07:59
なに真面目なことばっか書いてんだよ、つまんねぇ奴だな。
71名無しチェケラッチョ♪:2001/05/22(火) 10:48
朝から煽りかよ、つまんねえ奴だな。

ところで、プーチンどうよ?
支持率高いらしいけど・・・
スタ公のカリスッマには及ばん気はするが。
72Cipher:2001/05/22(火) 13:44
なにか犯罪者の心理学の本にあったよね。
ある種の犯罪的精神傾向(妄想系)の人間が一定の割合で世の中にいて
何かの拍子(革命とか)に権力にぎって出てくるんだって。
もしかしたら これは遺伝学とか大脳生理学で研究してみるのも
おもしろいかもしれない。
73キーロフ:2001/05/22(火) 14:18
>>64
ベリヤもいいとこあるじゃん(w
スターリンがもうちょっと長生きしてたら
こいつも頃されてたかもな。

>>71
ハゲフサの法則から言えば、彼はベビーフェイス側なんじゃない?
74名無し:2001/05/22(火) 21:39
>73 済まん。誤解されているようだ。これは脅迫しているのである。
スターリンの指示で逮捕し,ベリヤが収監している。
そしてその権力をひけらかす。いつでも殺せると。

ベリヤは本当の犯罪者だったようだ。良心がないのである。
スターリンの妻も気味悪がって嫌っていたという。
拷問,殺人,人を落とし入れるワナの達人だった。そして誰も信用しない。
彼もスターリン同様ロシア人ではない。

異常な女好きが記録されている。目を付けたら秘密警察員を使って拉致し、
一発やってから飯を食わせ,口外したら命はないと言って脅して口封じした。
人妻から女学生までやりたい放題だ。
本人は眼鏡をかけたカエルのような小男だ。
それを記帳したらしい。数百人の記録があるという。
これも病気だ。

スターリンの死についてベリヤの犯行と言う話しもある。
スターリンの娘のスペトラーナによると,スターリンが倒れたとき,侍医らが
かけつけたが,そこに知らない若い女医がいたという。平素身辺の警戒が厳重で,
医師は限定されていたので奇異だったと言う。
ベリヤはスターリンの死後,独裁者になろうとしたが、共通の恐れを持った
フルシチョフらに追い落とされ、銃殺された。
一千万以上の子供,女性を含む無実の拷問,餓死,銃殺刑の実行責任者である。
7573:2001/05/22(火) 22:36
>>74
ゲッ、こういうオチか・・、丁寧な解説ありがとう。
確かにベリヤは本物のサディストでレイプ魔だったらしいね。
ベリヤがスターリンを毒殺したっていう結末の
当時のクレムリンの内幕をコメディタッチで描いた
わりと笑える映画を観たことがある。(タイトル失念)
こういう男を銃殺したBKコンビはその点で評価できるね。
76Cipher:2001/05/22(火) 23:33
>71
プーチンに関しては鉄道省の年末の会合を取材したヘラルド・トリビューンが
将来、ピュートル大帝・スターリンに化ける可能性がある大物と大きく評価している。
気をつけないといけましぇんね・・・。

77医師団:2001/05/23(水) 00:37
私達は無実だ!!
78世界@名無史さん:2001/05/23(水) 02:31
化けねえよ。心配すんな。ケレンスキーかウィッテどまりだ。
79Cipher:2001/05/23(水) 09:12
>78 だったらいいんだけどね。
ヘラルド・トリビューンにバイアスかかってるのかもしれないし。
でも用心にこしたことはない。
ベリヤくんに関してはいずれにせよヨシリン(ヨシフ・スターリン)くんの
下でいる以上、まともな神経では務まらなかったろうね。
歴代の秘密警察長官みても狂った奴ばっかりだったし。
それに自分の人間的な弱味をさらけだす人間をスターリンは好んだみたいだし。
ベリヤみたいな国民に人気のない人物を置いておく方が安心できただろう。
ベリヤ自身、自分に人気のないのをわかっていたのか、スターリン死後、
自分でなくてマレンコフを書記長にしてたしね。
しかし、ベリヤが有能だったのは確かだろう。なんせトロツキー暗殺から
原子爆弾まで任されたんだから。
そういやベリヤが粛清された時、一緒に取り巻きも粛清されているが、
1人だけ助かった奴がいる。
最初、“ユダ”だったのかと思っていたが、どうやらソ連の原子力関係の専門家だったようだ。
チェルノブイリの事故の時に息子の名前が出てた。

スターリン暗殺に関しては最近、ソ連崩壊後に調査した結果、資料は見つからなかったようだが
気になる事実としてスターリンが最後の夜、寝る前にスターリンをベッドまで
送っていった警備長官が1人で帰ってきて
全ての警備員に「スターリンからの特別休暇」が与えられたそうだ。
スターリンの警備について20年間で初めての休暇だったので、みんな喜んで帰宅したら、
その翌日にスターリンが重態になっていたとか…。
ちなみに警備長官はスターリン死後、謎の死を遂げているそうな。
80世界@名無史さん:2001/05/24(木) 05:10
お!寂しがりや登場か?
餌巻いても、無駄、無駄。
81世界@名無史さん:2001/05/24(木) 05:11
スターリンて言うグループいいね。
トロツキーってどう言う意味?ペンネームかなんか?
82世界@名無史さん:2001/05/24(木) 10:50
ミチロウがカッコいいよね。
トロツキーは確かにペンネームみたいなもんだけど・・・
83世界@名無史さん:2001/05/24(木) 13:56
意味はわかんないけど、革命のまえにイギリスに逃げたときに使った
パスポートの偽名がトロツキーなんだって。
84世界@名無史さん:2001/05/24(木) 14:50
シベリヤ送りの時の看守の名前を頂戴したって
読んだことあるけど・・・>トロツキー
本名はブロンシュテインだよね。
85ラブレンティ・ベリヤ:2001/05/24(木) 14:57
トロツキーなぞ女の色香に惑って共産主義者となった半端者ではないか!
奴を粛清せよ!名も無き同志たちよ、同志スターリンの英雄的業績のみを記すのだ!
86エジョフ:2001/05/24(木) 15:01
>>85
君もいずれ僕らの二の舞いだよ。
87ゲンリヒ・ヤーゴダ:2001/05/24(木) 15:27
>>86
貴様が言うか!貴様が!
88血まみれフェリックス:2001/05/24(木) 15:46
なんか「 歴史上の人物になりきって@クレムリン版」になってない?
89世界@名無史さん:2001/05/24(木) 19:37
ベリヤもスターリンと同じグルジア人だっけ?
90名無しさん@1周年:2001/05/25(金) 01:28
当時の看守は寛大だったのよ。左翼系の本も牢で読ませてくれた。
だから看守の名を取ったらしい、、、。
91世界@名無史さん:2001/05/25(金) 02:12
昔、自称ソ連通の男が
「トロツキーと無名時代の金日成のツーショット写真を見た」
とか抜かしてたんで「あり得んだろ」と言ったら、
なぜかえらい剣幕で掴みかかってきた。
「貴様、もっと勉強しろ!」だって。
92世界@名無史さん:2001/05/25(金) 02:22
93名無しチェケラッチョ♪:2001/05/25(金) 08:31
トロツキーの提唱する世界革命思想が実現したら歴史はまた違ったものに・・・?
でも5ヵ年計画を経由しないなら工業化はどうなるんだろう。
やっぱスタ公って偉大なのか?
94偉大さについて:2001/05/25(金) 22:48
「スターリンの偉大さは、敵と同じように味方も処刑したことである」
親族も殺した。フツーじゃない。自分の出自を知るものはみな片付けたようだ。

スターリンに殺されるある旧同志が罵っていった。
「お前もロベスピエールのように,国民公会に処刑されるだろう」
そこでスターリンは共産党委員会全体を処刑した。

偉大と言っても色々あるが、無力の女子供や老人を含む2000万以上の
白骨と髑髏の山を築いた狂人を偉大とは呼ばない。
ソ連では親が逮捕されると妻子も収容所に送られた。
西欧とは違う,家族連帯罪主義であった。
これが戦前の日本の無知な社会主義者たちがあがめた共産主義の実態だった。
95ふーーーーーん:2001/05/26(土) 05:02
スターリンは偉大だったんだね。よかったね。
おまけに帝政ロシアの二重スパイとも言われているね。
底知れない奴だね。めでたしめでたし。
96世界@名無史さん:2001/05/27(日) 01:24
今、ルドルフ・シュトレビンガーの「赤軍大粛清」を読んでるんですが、
この本は信用していいものでしょうか?
なんかトンデモっぽい気がしてきました。学研だし・・
97名無しさん:2001/05/27(日) 03:13
まず「スターリン秘録」を読んでからその本を読めば?
98世界@名無史さん:2001/05/27(日) 22:50
グルジアではスターリン
の銅像が復活したらしいし、
今でもグルジアではスターリン
は郷土の英雄扱いされてるみたいだね。

99世界@名無史さん:2001/05/27(日) 22:55
実はヒトラーの銅像もひとつ排除されないで
ドイツ国内に残ってるらしい。
写真見たけどあまりにも似てないから誰も気付かないのか?
100世界@名無史さん:2001/05/27(日) 23:16
どっかの本で見たな・・・>ヒトラーの銅像
乗馬姿じゃなかったっけな・・・
10199:2001/05/27(日) 23:26
>>100
そうそう、それでうつむいて両手を合わせてる。
102名無し:2001/05/28(月) 20:10
旧ソ連のスターリンの復活は,混迷の国家の最後の希望だ。
しかしマルクスは言っている。
「歴史は繰り返す。ただし2度目は喜劇として」

結局権力の求心対象が無いと言うことだろう。
民族国家では,本来は王室の復活だ。しかし王がいないので,スターリンとなる。
王政と言うのは,人間の本性にも続いた合理的な制度なのだ。
王政を欠いた国は皆不安定になる。
103世界史@名無史さん:2001/05/29(火) 02:01
>>98
復活したのではなく、前からあったんです。スターリンの出身地ゴリのスターリン像は世界で唯一
解体を免れた。
たとえ独裁者でもロシア人を組み伏せたというのはグルジア人にとって痛快なんだろう。
104ふーーーーーん:2001/05/29(火) 02:43
なるへそ
105世界@名無史さん:2001/05/29(火) 17:58
ロシアの指導者のハゲフサ交代
伝説はいつ破られるか?
106世界@名無史さん:2001/05/29(火) 18:03
>>105
その法則が破られるときこそ、ロシアは一流国家の仲間入り?無理
107αジョーカーω:2001/05/29(火) 20:42
レーニンことウリャーノフは、父方の祖父がロシア人、
祖母がカムイク人(モンゴル系)、母方の祖父が
改宗ユダヤ人とドイツ人の混血、祖母がスウェーデン人、
だったっけ?
108ふーーーーーん:2001/05/30(水) 05:00
細かい知識に詳しいね。
109ナポレオン:2001/06/04(月) 03:01
ヒトラーの銅像は、月刊だったころの歴史群像に。

ベリヤは、スターリンが死んだあとかなり思い切ったリベラル路線に舵を切ろうとしてた、
という説があります。
アメリカとの関係改善にもものすごく意欲的だったとか、どうとかこうとか。
どこまでも底知れない人です。ヒムラーなんて目じゃありません。

あ、あとオセチア人の話に答えてくれた人、サンキュー。
110世界@名無史さん:2001/06/04(月) 13:24
>>101
ウィーンに金色の像があるぞ。ヴァイオリン弾いているやつ。
111世界@名無史さん:2001/06/04(月) 16:55
>>110
ヨハン・シュトラウス二世の像では・・・
112世界@名無史さん:2001/06/04(月) 17:58
そういや似てますな(笑)
113妄想:2001/06/05(火) 17:41
114世界@名無史さん:2001/06/09(土) 21:06
国情・経済は厨房以外の何ものでも無いロシアを、軍事力だけ強くした凶悪知能犯。
115名無し:2001/06/09(土) 21:13
>107
ロシア人は混血人種だ。もともとの人種自体が分からない。
モンゴルが400年支配したのでモンゴル的な容貌もある。
116世界@名無史さん:2001/06/09(土) 23:57
「厨房で力だけ強い」という最低最悪がナチズムとスターリニズム。
117日本@名無史さん:2001/06/15(金) 04:24
age
118世界@名無史さん:2001/06/26(火) 01:16
ロシア人の起源はどこから?
119世界@名無史さん:2001/06/26(火) 01:17
ルーシ。
120世界@名無史さん :2001/06/27(水) 20:24
フセイン=マリオ
スターリン=邪悪なマリオ
121αジョーカーω:2001/06/28(木) 01:40
10年位前に、NHK教育テレビで放送した、
ポーランド(かアメリカ)製作の戦後ポーランド史の
ドキュメンタリー番組で、50年代初頭のポーランドの少年少女が
(ハチャトゥリアン作詞作曲の)「スターリン賛歌」
を歌って(歌わされて)いた。
122ナポレオン:2001/06/28(木) 01:48
ハチャトゥリアンか・・・。
彼も苦労してんのな。
おお、謎めいたアルメニアの魂よ。
123馬鹿!ミュンスターベルヒ:2001/06/29(金) 06:19
>>68 遅レスですが同感。スターリンがどんな超能力者なのか
知らないけど、一人で「スターリン主義」つくれるわけない。
「スターリン主義」の成立構造を説得力もって語った本ないか
ねえ。目にしたものは平凡な権力史観や通俗・平板な戦時社会
主義論ばかり。おれは朝鮮戦争に関心があるので、その時期の
フルシチョフやべリヤの背景を知りたい。スターリン主義をス
ターリン個人に帰すことによってその辺が隠蔽されてると思う。
124世界@名無史さん:2001/06/29(金) 08:48
>>123
金日成を見いだしてスターリンの所へ連れていったのって
ベリヤじゃなかったっけ?
あと、金日成が朝鮮戦争の承諾を得るためにスターリンに
面会に来たときのやり取りは「フルシチョフ回想録」に
出てるらしいね。
125Cipher:2001/06/29(金) 09:19
>>123
スターリンがスターリン主義をつくったわけじゃないよ。
スターリン自信は自分のつくったシステムを共産主義と信じていたはずだ。
他の共産主義者達が 同じ物と見られたくないのでスターリン主義という言葉を
使ったんだろ。
レーニンの下で権力闘争に生き残るシステム(特にフランス革命を参考にして)を
考え構築したのが後世、スターリン主義・ボルシェビキズムと呼ばれるようになった。
126世界@名無史さん:2001/06/29(金) 10:43
スターリンってなんとなく大男かと思ってたよ。
実際身長どのくらいあったの?
ちなみにNHKのなんかの番組でヒトラー170でムッソリーニ168とか言ってるの見た事あるけど・・
127世界@名無史さん:2001/06/29(金) 10:52
>>126
その2人より低かったはずだよ、
ベリヤやエジョフはもっとチビだったような
128日本@名無史さん:2001/06/29(金) 17:24
>>126
163cmです。革命家時代に刑務所で測定されたから間違いではないと思う。
ただ、本人は権力を握ったあとシークレット・ブーツを愛用した為
写真ではそれ程小柄に見えない。
129世界@名無史さん:2001/07/02(月) 03:54
129
130世界@名無史さん:2001/07/02(月) 18:09
スターリンの映画つくるなら主演は岡田真澄できまり。この人ほんとスターリンに
にてるよ。 
131αジョーカーω:2001/07/03(火) 00:19
>123
私も同感です。全てスターリン個人の責任にする事で、
フルシチョフら当時のソ連共産党中央委員会(ソ連政府)は
責任逃れをしたのです。所謂スターリン主義の原因は、レーニン更には
マルクスとエンゲルスにも有ります。
ロシアの特異性だけでも説明は出来ず、スターリンの個人性や
ロシアのお国柄よりもマルキシズムに根本的原因が有るのでしょう。
132かきつばた:2001/07/03(火) 01:24
>スターリンがどんな超能力者なのか知らないけど、一人で「スタ
>ーリン主義」つくれるわけない。 「スターリン主義」の成立構造
>を説得力もって語った本ないかねえ。

トロツキーの「わが生涯」では、大状況としては、革命運動の過程で生ずる「揺り戻し」の一局面として理論付ける一方、個別具体的には、自分とスターリン一派(「エピゴーネンたち」)との日々の闘争から敗北して流刑され、国外追放されるまでを詳細に描いています。
133αジョーカーω:2001/07/03(火) 01:27
トロツキーも亡命後はともかく、
ソ連時代は、かなり過激だったよね。
クロンシュタットの水兵反乱鎮圧だけではなく、
政策も急進的な共産主義化だし。
134世界@名無史さん:2001/07/03(火) 01:31
>>130
なんか以前にニュージカルか舞台劇で岡田真澄がスターリンやってましたよ。確か・・

ゲェ〜〜、でもスターリンって俺よりチビだったんだ。 ムッソリーニにはちょっと負けた。
暴君はチビってある意味定石なんだろうな。 だから、あんまりチビをいじめちゃダメだよ。
『馬鹿と刃物は〜』の世界になってしまう。
135世界@名無史さん:2001/07/03(火) 01:31
>>130
それ、思いっきりガイシュツです。昔週刊文春のグラビアの連載でも
取り上げられてたし、舞台でもスターリン役で出てました。
136世界@名無史さん:2001/07/03(火) 01:41
ソルジェニーツェンも書いてたね
「今日の体制の腐敗はレーニンその人の人格の低劣さに原因があった」
みたいなこと
137名無しさんの主張:2001/07/03(火) 02:14
マルクス・エンゲルスには責任はありません。
本に書いたことを丸呑みして、実行する人に
問題があります。
138世界@名無史さん:2001/07/03(火) 02:52
本に具体的に書いてなかったから問題なんじゃない?
139馬鹿!ミュンスターベルヒ:2001/07/03(火) 12:09
民衆史観は流行らないのかもしれないけれど…
スターリンを支持した人々がいたわけだよね。
その人たちがみんなバカでスターリンにダマ
されたって考えるのは、ちょっと。
その「スターリンを支持した人々」の歴史的・
社会的構造を分析した本はないだろうか。
権力者どうしの闘争とか、レーニンがどうした
の実はマルクスが、なんて話はもう飽き飽き。
そういうのは、一人のすぐれた人物が衆愚を
みちびくっていう英雄史観の裏返しで退屈。
そろそろ「ソ連」ていう20世紀最大のエピソ
ードをきちんと歴史にしたいな、と思うのは
私だけかしら?
140世界@名無史さん:2001/07/03(火) 12:41
>>120
>邪悪なマリオ
それはワリオ。

もしロマノフが暴政に走らず、議会を円滑に進めさせていれば
コミュニズムも起こらず、
ロシアは資本主義国家として進んだのでは?
ボルシェビキは民衆の支持を得られずに後退。
141共産板看板作成人:2001/07/03(火) 12:41
>>139
ごもっとも。くだらない誹謗中傷と現在の政治状況を騙る(断じて語るではない)
ためにのみ用いられる歴史ほどつまらないものはない。
2ch内に限れば、政治・思想、議員・選挙、共産党板あたりで語られる歴史についての
言動は、見ていて吐き気と溜め息がもれてしまう。
142世界@名無史さん:2001/07/03(火) 12:45
>>140
>ボルシェビキは民衆の支持を得られずに後退。
それじゃ呼び名はメンシェビキ。
143世界@名無史さん:2001/07/03(火) 14:36
>>139
なるほどね、工房の頃呼んだ「権力の肖像」って本で
スターリンの枕詞が「民衆が生んだテロリスト」になってて
「それはヒトラーだろう?」と思ってたけど。
彼もまた急進民主主義から生まれた巨人だったわけだ。
144馬鹿!ミュンスターベルヒ:2001/07/03(火) 18:24
その本おもしろいですか?
145世界@名無史さん:2001/07/03(火) 18:28
>>143
ヒトラーは確かに民主主義の産物だけど、スターリンはどうかな?
146世界@名無史さん:2001/07/03(火) 18:52
>>145
選挙で合法的に選ばれてってわけではいので、民主主義じゃないですな。
147143:2001/07/03(火) 21:48
いや、共産主義もあくまで民主主義の一形態であるとの前提での話
148ナポレオン:2001/07/03(火) 22:21
>>ミュンスターベルヒ氏
これはあくまで素朴な疑問として聞いて欲しいのだが・・・。
私はロシア史に詳しいわけじゃないから大きなことは言えないが、
いまの民衆生活史・社会構造史全盛の世の中に、
あなたが言ってるような本がないというのは、
ちと信じられないのだが・・・。
単純にあなたの不勉強なのでは? なんて思ったりもするのだが、どうだろう。
あなたが今までどんな本を読んできたか知らないから、
何とも言えないのだけど。
もしかしたら、スターリンの伝記とかはたくさん読んでいるけど、
「ロシア史」とか「ソビエト連邦史」というような本をあまり読んでいないのでは・・・?
違ったら、あるいは気をわるくしたら謝る。
しかし、ちと気になったもので。
念のため、昔の中公の『世界の歴史』は読んだ?
もう30〜40年前の本だけど、
スターリン時代の記述はほとんど民衆生活史だったよ。

あと、裏返しの英雄史観てのも、ちょっと言いすぎじゃないかと思う。
気持ちはわかるけど、でもね。
149馬鹿!ミュンスターベルヒ:2001/07/04(水) 06:03
なるほど、中公の「世界の歴史」ね…そりゃ盲点。ただ、あの時代で
どこまでせまることができているのか…。ま、とにかく、チェックし
てみましょう。
あと、不勉強はその通りですから、謝る必要なんか毛頭ありませんが、
前にもあげたように朝鮮戦争からフルシチョフ期のこと知りたくて図書
館であさってみましたが、それ専門の本は見当たらず、「ソ連史」「ロ
シア史」の本もほとんどスターリン時代のあとはペレストロイカまで実
質的な記述なし。まるで、ソ連にフルシチョフ・ブレジネフ・アンドロ
ポフの時代がなかったかのよう。最近は塩川伸明先生のHPにあったロ
シア研究参考文献リストを片手にチェック中ですが、どうも…ソ連解体
後の新資料の洪水もまだ紹介されてないようで、かろうじて下斗米伸夫
先生の「ロシア現代政治」の数ページの記載に渇きをいやす…そのあた
りの構造が分析されないかぎり、「英雄史観」どころか、現在の水準か
ら見て「歴史」といえるかどうかもあやしいモノガタリばかり。何しろ
餓えてますから、良い本があったら紹介してくださいませ。ただし、権
力闘争モノと責任者探しモノはごめんこうむらせていただきます。
150世界@名無史さん:2001/07/04(水) 06:26
彼の子孫とか今どうしてるのかな?
なんか肩身せまそうやね。
151世界@名無史さん:2001/07/04(水) 06:54
孫のひとりは政治家になって政党の党首をやってるはず。
姓もジュガシビリのままで。
152それはだな:2001/07/04(水) 07:02
ロシア史とソ連史を通史として描いている本がいいぜよ。
今のロシアもわかり易いぜよ。
153世界@名無史さん:2001/07/04(水) 07:15
英雄史観は混沌とした時代はある程度当たってるよ。
どっかの国もわけわからん情熱で誰かさん支持してるし。
こんな雰囲気あったんでしょうね。
今のどっかの国は民衆史観の好材料のひとつ。
支持している大衆心理分析してみたいね。
154Cipher:2001/07/04(水) 09:27
ソ連の政治形態が民主主義の1形態などという暴論をそのまま鵜呑みにすれば
人類の創り出したあらゆる国家は全て民主主義か、その変形と考えても良いだろう。
155143:2001/07/04(水) 10:29
>>154
たしかに、ボリシェビズムは我々の考える民主主義とは
もっとも縁遠い存在だったと思われます。しかし、
社会主義思想というのもフランス革命以降の人権・民主主義の
(問題大有りだが)下地あってこその思想ではないかと思うのですが・・
まあ、この文脈で使うべき表現ではなかったなと考えます。
156ナポレオン:2001/07/04(水) 18:42
>>ミュンスターベルヒ氏
偉そうに失礼なこと書いたかなあとちと反省してたんで、
あなたの反応にちと救われたよ。
うーん、やっぱり本当に少ないんですかねえ。
ソ連に限らず、戦後の歴史全般に共通している事態のような気もしてきたなあ。
それはともかく、山川の世界史大系は読みましたか?
山川からは世界各国史とか、世界現代史とか、いろんなシリーズが出てるけど、
現在の通史としては大系が質量ともに一番です。
値段も一番はるけど。
山川のこの手のシリーズは、
最後にくわしい書評つきの文献案内もあるので手元にあるとホントに重宝しますよ。
あと、昔朝日選書から出ていた『クレムリン権力のドラマ』はご存じでしょうか。
まあ、タイトルからして敬遠されるかも知れないけど、
ブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコの時代に
ページの半分以上(250ページ)がさかれています。
一応、構造分析らしきことも試みられていますし、
うーん、でも、あなたの趣味にはあわないかな?
一応、この時代についてこれだけ書いた本は珍しいと思うので。
157馬鹿!ミュンスターベルヒ:2001/07/04(水) 19:09
ありがとさ〜ん!さっそく図書館行ってきまーす。
間に合うかな…
158世界@名無史さん:2001/07/05(木) 11:12
戦車に自分の名前があるのに、飛行機に無いのは何故だ?と考えたスターリンは
スターリン設計局を設立、戦闘機St-1が完成するが、前線での試験運用の結果致
命的欠陥が判明するも粛正を恐れた設計者がこれを黙殺、1万機の大量生産が決定、
「前線は朝飯よりもSt-1を必要としてる」とスターリンは工場を激励、しかし前線
では・・・・・兵士が廃棄処分する始末・・・・・・
159世界@名無しさん:2001/07/05(木) 20:43
共産主義特急
突然のエンジントラブルで列車は止まる。
スターリンは列車を動かせない乗務員を全員処刑した。しかし列車は動かない。
フルシチョフは処刑された乗務員の名誉を回復した。しかし列車は動かない。
そしてブレジネフはこう言った。
「皆さん列車が動いているふりをしましょう!」
160馬鹿!ミュンスターベルヒ:2001/07/06(金) 21:47
>>156 図書館に行ってきました。「クレムリン 権力のドラマ」
は…うーむ、予想した通り…ま、ブレジネフ時代のところは勉強
にはなりますが、歴史というよりその時点での特派員報告という
ところ。それにくらべて世界史体系はかなり面白い!!特に「ソ
連の」トンデモなスヴォーロフ先生の紹介は面白い!被害者が犯
人というトリック…もっと紹介してほしいぞ。あと、戦後ソ連を
担当してる横手慎二先生も要チェックですな。また、新たな疑問
もわきますが、いやー勉強にはなります。ありがとうございまし
た。…やっぱり、ここへ書き込む前にためらったんだけど、スタ
ーリン再評価の別スレ立てようかな…。
他にも新しいスターリン像を描き出してる本があったら教えてく
ださい。…サヨの作り出したスターリン=独裁者=悪者という退
屈な歴史は卒業しよう!!!
161世界昔名無し:2001/07/06(金) 21:56
ガキを抱っこしている写真を見たけど「こども好き」って誰が言ったの?
162ナポレオン:2001/07/06(金) 22:09
>>160
いや何も別スレ立てんでもここでやりましょうや。
しかし大系がおもしろいとは、あなたかなり学問向けな体質ですな。
俺はこう、なんつーか、大系とか社会構造史の類は
「栄養があるから我慢して食ってる病院食」
という気がして、
時々むしょうに『権力のドラマ』みたいなのが読みたくなるんだけど。
そら学問からドロップアウトもするわな〜、ハハハ。
新しいスターリン像・・・は、俺も知らないっす。
ヴォルコゴーノフやラジンスキーは駄目なの?
何にせよ、拙い知識でお役に立ててよかったよ。
163わかんねー奴だな:2001/07/07(土) 04:20
スターリンは宗教を上手く利用したんだよ。
伊達に神学校出てね−んだよ。
イデオロギーなんて関係ね−よ。社会構造?
そんな小泉みたいなこといってっから本質がわかんねーんだよ。
20世紀まで農奴制下の文盲が殆どだった社会をテメエの頭で考えてみろ。
何に基づいて民衆は考えたんだ?規範は何だ?倫理は何だ?教育は?伝統は?
村落の中心は?彼らが日常的に接していたリーダーは?
ロシア正教の歴史でも読んでロシア革命との共通点探し出してみい。
だからまた復活したろ。プーチンとも仲良しだよ。復活好きなんだよ、
キリスト教の坊主どもは。混沌と成ると直ぐ宗教、宗教。
宗教に頼ってまとめようとする。
進歩ない国だな。
あ、いけね、どこでもそうか?
164ナポレオン:2001/07/07(土) 04:58
ネタにしてはイマイチ。
20点。
165おっとっと、、、将軍:2001/07/07(土) 05:47
ネタじゃねーんだな、これが。
あんたが昔言った事だぜ。
革命後にも宗教の力は健在だとか何とか、、、。
>>163
>165はポナではなく、オーウェルのあれだそうだ。

うーん、きみは、3ヶ月くらい前もそれいってたけど、その乱暴な口調からすると
あまり、論理だてて物事を他人に納得させられるタイプじゃないな。

いいたいことは、わかるが、「宗教」という言葉は、まあ、この場合、
不適当だろう。
ロシア国民を善悪二元論的な世界観のなかに、むりやり放り込んだというのなら
わかるが。

なお、神学校は伊達ででている。スターリンの感覚は、もっと無意識で
根源的なものだ。

あまり強がって馬脚をださずとも、もっと普通に話してくれ
>>163
167へぇー:2001/07/07(土) 06:42
善悪二元論的な世界観ってロシア宗教にもあるね。
伝統的な宗教って無意識で
根源的なものだな。
168世界@名無史さん:2001/07/07(土) 06:52
オーウェルじゃなくてオブリだよ。
169世界@名無史さん:2001/07/07(土) 06:54
おかしいなー19世紀にポナが言ってるんだが、、、。
1703ヶ月ってなんじゃらほい?:2001/07/07(土) 06:57
もっと前でないの?しかも他の板。
171うーん:2001/07/07(土) 07:09
イデオロギーを宗教のように押しつけたと言っている訳ではないの四。
スターリンの政策にロシア正教の伝統の裏付けがあったのは事実。
172ナポレオン:2001/07/07(土) 07:22
おっとっと、人が寝てる間に。
うん、俺はボナパルトではなくバークシャー豚なのでそこんとこよろしく。
ネタじゃなかったのか・・・。
じゃ、ちょっと真面目に答えるけど、
要は宗教も社会構造の一部でしかないのだよ。
人は宗教だけで生きるわけじゃない。
経済システムもあるし、権力関係だってある。
君が使った単語を借用するなら、規範や倫理だけで生きている訳じゃない。
パンも食わなければいけないし、税金だって払わなければいけない。
日常的に接する村のリーダーは司祭様かもしれないが、
同じ村にはムチをもった役人だっているだろう。
そういうことを無視して宗教だけを取り上げても意味がないぞ。
あと、まさかとは思うが、
スターリンが宗教を弾圧したことを知らないってことはないだろうな?
173166:2001/07/07(土) 07:26
おお!凄い
土曜の朝のこんな時間に、こんな多数のレスが(笑)




・・・・不自然だ
174ナポレオン:2001/07/07(土) 07:33
いいの、不自然でも(w

>>169
念のためだが、
>>166の「ボナでなくオーウェルのあれ」というのは、
革命後も宗教の力は云々という発言のことでなく、俺のことだと思われ。
175理屈じゃないのがロ・シ・ア:2001/07/07(土) 07:46
労働者の塔やレーニン廟の原形って何だかしってる?
土地も権力も財産も国家や教会のもんだったのよ。
革命後は国家や党のもんよ。
176世界@名無史さん:2001/07/07(土) 07:50
そんでもって国家と教会が仲よかったんだなーこれが。
まねっこしたのかな、革命家が?
177世界@名無史さん:2001/07/07(土) 10:02
「祖国への裏切り」は容赦無しに銃殺ネ。
178馬鹿!ミュンスターベルヒ:2001/07/07(土) 15:10
日本史の方では前近代の「寺社」ってのを宗教からだけ考えるのは
マチガイ、っていうか宗教から切り離した方が研究しやすい、って
いう見解もでてる(伊藤正敏「日本の中世寺院」など)んですが、
教会ってえのは宗教一元論の存在なんですかねえ。ちなみに伊藤先生
の本はウェーバー的大風呂敷を早口で伝えようとして舌足らずになっ
たみたいな野心作であります。
179ナポレオン:2001/07/07(土) 22:37
中世史をちょっとでもかじればすぐわかることだけど、
教会も世俗の権力集団の1つとしてとらえた方がいいよ。
ミュスターベルヒ氏の言う通り、宗教(思想)とは切り放して。
180下町のナポレオン:2001/07/07(土) 22:48
ただ、それは前近代の話でしょ?
スターリンの教会利用にその話をもってくる
には、それなりの手続きがいりそう。
181ナポレオン:2001/07/08(日) 01:36
>>180
うん、そうなんだけど、
ゴメンいま酔っ払ってるから後でちゃんと書く。
いいちこおいしいよね〜!
182世界@名無史さん:2001/07/09(月) 03:56
182
183つまんねえ反論すんなよな:2001/07/10(火) 07:02
で、教会と宗教の区別をして欲しいわけか?
あまり本質的な反論でないね。
で、何が言いたいんだ?
教会を利用したことなら知ってましたよーだ、か?
184もう、この人:2001/07/10(火) 07:21
ほっといたら?(藁)

べつにこの人の思いこみ、是正する必要も無いしね・・・
185世界@名無史さん:2001/07/10(火) 10:10
前にテレビで、彼がソソと名乗ってた頃の詩が紹介されてたけど。
意外にナイーヴでポエティックな面が見られて面白かった。
186下町のナポレオン:2001/07/10(火) 16:55
おソソ…あ、いや、…
けっこういいヤツじゃん、スターリン!!
187ナポレオン:2001/07/11(水) 22:23
>>下町のナポレオン
えー、ちと遅くなったが。
まあ教会を世俗の権力集団としてみる、
というのは確かに前近代のことなんだけど、
まずそういう心構えをしておかないといかんよ、
と言いたかったもんだから。
「宗教も全体の一部であって全部ではない」ということを
一番わかりやすく明示するには、前近代の教会組織の例が一番かな、、
と思ってね。
けど、逆に不要に議論を混乱させたかな?

>>184
ほっといてもいいんだが、荒らしに変身しても困るしねえ。
188世界@名無史さん:2001/07/11(水) 22:41
ラジンスキーのスターリン評伝(『赤いツァーリ』)は面白いですね。
劇作家だけに?文学的想像力を働かせすぎているところもありますが、
いろいろと参考になります。
189ナポレオン:2001/07/13(金) 09:21
>>189
今はヴォルコゴーノフとラジンスキーが
スターリン伝の双璧でしょうねえ。
おもしろいのか、やっぱり。
俺も読もうかな。
190名無し:2001/07/13(金) 10:08
スターリンはいろいろな角度から見ることが出きる。
虐殺と言う点では,何故可能だったのか、だろう。
2000万人,女子供も数知れず殺された。こんなことは世界史上で
始めてだ。すぐに毛沢東に殺人レコード1億人で奪われるが。
何故起きたのか,どう防いだらよいのか。
これは大きな問題だ。故人の資質の問題ではない。
191世界@名無史さん:2001/07/13(金) 12:29
スターリンの論文読んだ
結構いいねー
説得されたよ
192ナポレオン:2001/07/19(木) 17:30
>>191
岩波現代文庫のスターリン言語学はおもしろいですよね。
俺も説得された
193馬鹿!ミュンスターベルヒ:2001/07/20(金) 06:26
田中克彦先生が評価してましたな。
あたしも読んでみよっと…
194久々だが、賑ってねーな。つまんねーのかな?では、もう一煽り。:2001/07/21(土) 07:20
スターリンは究極的にはツァー通り越して神になりたかったんだよ。
神様は何してもいいの。殺しても生かしてもいいの。
気に入らない宗教も弾圧すんだよ。
一神教が、どっかの国じゃあるまいし、2つも3つも要るかよ。
195世界@名無史さん:2001/07/21(土) 08:07
>23
労農露国政府はユダヤ人と少数民族が多かった。
オルジョニキッゼもグルジャ人だよ。ジュガシビリだけじゃない。
>26
グルジャはジョージアだよ。ラテン語で農民。
ちなみに、ロシア語で農民はクリスチャン。
>64
スターリンはバカじゃない。1905以降の社会民主労働党冬の時代、
2000人の党員の名簿をすべて暗記。リストが流出してしまうエスエルなんかとは違う。
>81
トロツキーの語源はドイツ語のトロツ。英語ならagainstだね。
スターリンはロシア語で鋼鉄、レーニンは怠け者。
196世界@名無史さん:2001/07/21(土) 11:07
>>195
>グルジャはジョージアだよ。ラテン語で農民。
Georgiaの語源はGeorgiusだよね。
ラテン語人名ゲオルギウスがラテン語で農民って意味の単語だってこと?
197下町のナポレオン:2001/07/21(土) 11:50
♪ジョージア飲んだらアメリカフィーぃリング
…失礼。するとあなたは竜退治で有名な
聖ゲオルギウス様!?
198名無し:2001/07/21(土) 22:51
>197 ロシア語のイワンは英語のジョンだよ。キリスト教国は,聖者の名前を
子供につけるので共通だ。

スターリンについては、通訳の話,など実際に合った人の印象が面白い。
スターリンは座談の名手だったようだ。人当たりも良い。
えばらない。にこやかだ。だが、無慈悲に殺す。
人間に関心が無かったようだ。

スターリンは最高幹部を呼んでよくパーテイを開いた。
陰謀を恐れていたのだ。その席でよく出席者の処刑が決まったようだ。
だからフルシチョフはパーテイーが無事に終わると嬉しかったと記している。
199看板職人:2001/07/21(土) 23:05
>>198
その週末の恐怖のパーティー。フルシチョフは実に楽しそうに
踊りを披露したそうです。あまりの道化ぶりに見かねた
ミコヤンが「そこまでやらんでも・・・」と言ったところ、
「利口な人間は彼が踊れと言ったら踊るもんだよ」と答えたとか。
200オイポイ:2001/07/21(土) 23:46
シベリア超特急
201馬鹿!ミュンスターベルヒ:2001/07/22(日) 11:34
2も見た方がいいかね?
1の二段ドンデン返しでも戦争の傷とか
口走ってしまう晴夫チャンは某将軍の
ご落胤を自称。
202世界@名無史さん:2001/07/24(火) 12:44
スターリンは一般に流布してるような暴君タイプ、人の意見を全く聞かない粗暴な男ではない。
インタビューを読んだが、聞き手が一国の指導者に対し、いささか無礼とも取れる訊き方をしても、スターリンは怒るどころか相手の話をじっと聞き、良く噛み締めてから的確に答えていた。
彼は常にですます型で話すような、温厚で控えめな性格の男だ。
体系的な教育を受けていないのに歴史に対する知識も凄い。
恐怖だけで民衆を従わせる事なんて出来ない。
やはり彼は偉大だった。
203αジョーカーω:2001/07/24(火) 20:52
スターリンは悪党だが、
ヒトラー同様、案外と側近の意見もよく聞いたそうだ。
その意見を尊重し採用するか否かは別としてだが。
そして、滅多に感情的にならない冷静な男だったそうな(故に冷酷
だったのかもしれん)。
204世界@名無史さん:2001/07/24(火) 21:43
猜疑心が強い人物ということは確かだ。こんな話がある。

長年ソ連に君臨し続けたスターリンは、自分自身が血の粛清をやって、
多くの有力同志を処刑してきた人だけに、暗殺を恐れ、周囲に警戒は厳重
を極めていた。モスクワ近郊の森の中にある秘密の別荘では、寝室も同じ
型の部屋が四つあり、彼がどの部屋で寝るかは秘密だった。ドアも彼が
室内の電動ボタンを押さない限り開かないようになっていた。
彼が脳内出血で死んだのは1953年3月5日、別荘で倒れたのはその4日前だ
った。いつもは正午過ぎに起きてくるのに、その日は夕方になっても姿
を見せなかった。警備兵も変に思ったが、呼ばれずに入室することは厳禁
だったので、そのまま待っていた。ついに料理係の老婦人にドアをノック
させたが、返事がないので、ドアを壊して部屋に入った。彼はベッドの
近くに倒れており、全く動けず、口も利けず、ただ集まった人達をにら
みつけるだけだったという。
彼は高血圧で、サウナに入ることは医者に禁じられていたが、就寝前に
入っており、それが発作の原因となったらしい。が、さらに救助の遅れ
が命取りになってしまった。

猜疑心が強いあまり逆に命を縮めたわけだな。
205世界@名無史さん:2001/07/24(火) 21:55
>>20
スベトラーナが「私が知ってたら絶対止めた」って言ってたよ。>サウナ
しかも白樺の葉っぱでピシピシやってたらしい。
206ナポレオン:2001/07/24(火) 23:23
>>204
晩年はヴォロシーロフやモロトフのことも疑ってたらしいですな。
ひでえ話だ。
>>ミュンスターベルヒ氏
中公文庫版の世界の歴史は、お読みになりました?
また、新版の方はどうでしょうか。
こんなことを言うのは失礼かも知れないけど、
あなたがどのような感想を抱かれるか、
とても興味があるのです。
特に旧版の方。新版は、はっきり言うて、
山川の大系を水で薄めたようなもんですから。
(そのかわり周辺諸国のことにも触れてますが)
207久々だが、少しは賑ってるな。でも、もう一煽り。:2001/07/25(水) 06:00
わかんねーのかな。「馬鹿!」には。ロシアは今でも政教一致なんだよ。
西欧みて−に、法王と国王の分化なんてなかったろ、それで20世紀まで来たんだよ。宗教改革なんて素通りだよ
西欧の歴史観でロシアみても何にもわかんねーぞ。中世も近代も。
政教一致がひたすら強まるのがロシアなんだよ。
ロシア革命のαに遡ってみろよ。
Ωも見えてくるぜ。そのΩがスターリンなんだよ。
で、むかしむかしの1905年聖ピョートルの都で何が起こったんだっけな?
じっくり考えてみ。いろいろわかるぜ。
そういう俗説は前からあるね。

特に1950年代冷戦最盛期のアメリカ。
社会心理学者がロシア人は幼児期にきついオムツを巻かれて育つから冷酷になるとか。

近代社会はそういうロジックじゃ説明つかないと思われ。
少なくともソ連共産党は近代的な組織だった。
209では、もう一煽り:2001/07/26(木) 05:13
じゃ、近代社会とやらのロジックでレーニン廟を説明して見てくれ。
なんで遺体をわざわざ観覧させる必要があるのかな?
一種の近代的ミイラか?古代エジプトじゃあるまいしな。
肖像画や銅像は壊されたものも多いな。
なんでついでにこわさねーんだ?
あのへんちくりんなピラミッドみたいな形の建物。
邪魔じゃん。近代化に。
今度ガポーン神父の話しような。マルクスが見えてくるぜ。
あとスターリンは神学校に行く前、教会が管理していた学校に6年ぐらいいたよな。
11年も教会と仲良しか?ヨシフは本当に教会いやだったのかね?
210世界@名無史さん:2001/07/26(木) 05:16
へぇースターリンって歴史に詳しかったんだ。
じゃあ、さぞかし民族や宗教にも精通していたんだろうなー。
すごいね。
211αジョーカーω:2001/07/27(金) 20:27
ヨシフ・ヴィサリオノヴィッチは、レーニン、トロツキー、
ブハーリンには劣るだろうが、広く深い知識・教養の持ち主
だった。グルジアの神学校中退という学歴から、
”無教養”と謗られていたが。
212世界@名無史さん:2001/07/27(金) 21:41
この煽っている人、自分では煽っているというけどなかなか真理を
突いているね。煽りというより議論を活性化させるために話題を
提起させているのじゃないのかな。煽りにはみえん。
213>212:2001/07/28(土) 13:20
初期キリスト教の遺跡には、αXPΩ と書いてある。
生の始まりαから終わりΩまでキリスト(ギリシャ語で母音を省けばXP)、ってのを
もじっているんだよ、彼は。きっと挫折して一生冗談で生きていくんだろうけど、知識のあるところを示したいのさ。
 
214世界@名無史さん:2001/07/28(土) 22:11
同じ共産主義でもソ連は圧倒的に中国に勝る。
215世界@名無史さん :2001/07/28(土) 23:14
>>213
なるほどね。
216スノーボール:2001/07/29(日) 00:23
>>207
煽り的な口調はともかくとして,おっしゃりたいことはわかりますよ.
人々が持つ”権力”観,或いはどのような政治権力の行使を”正統”なものとみなすか
について国や地域により大きな違いが存在することは,例えばL.Pyeらが指摘してますしね.

私が過去に読んだロシア人の権力観についての記述には,身近な権力機構に対しては不信と疎外感を抱く一方
ツァーのような遠くにある支配者に救世主としての期待を抱き,いつか全ての不正を解決してくれるとの
希望を抱く傾向があるとありました.
真偽の程は私はロシア人をよく知らないので,なんとも言いがたいのですが.
217世界@名無史さん:2001/07/29(日) 12:47
スターリンが農民レベルでツァーリのように一部で慕われたことはあるだろうが、
それが彼の権力基盤ではない。
20世紀にあきらかになったのは、政治に対する行政の優位、アドミニストレーションで
秩序を再生産する力とそこでの官僚制やノーメンクラツーラなどの独自の論理の重要性。
委員長より書記長がえらいのです。人事や組織をにぎっているから。
だから、スターリンは「もっともふさわしくない(Avec Lenin)」書記長を最大限利用できた。
20世紀で、党の官僚組織だからこそ独裁者に慣れたのですよ。何がツァリーズムだ!

ただし、党を破壊し始める1930年代半ば以降は別の問題だが。
218スノーボール:2001/07/29(日) 20:24
>>217
確かに党内での権力闘争に勝利できたのは、書記局長の役割から党内をしっかりと
握っていたためですね。本来は書記局長よりも政治局長の方が格上だったのですから。

後は1930年代以降では、共産主義政権のもとで社会上昇を遂げた若手の党官僚が
”体制支持派”となって彼の権力基盤となったのだと思います。
(フルシチョフやブレジネフ、マレンコフらの世代です)
粛正により古手の幹部がほとんどいなくなった結果、彼ら若手官僚たちは急激な
昇進が可能となったのですから。まあ彼らにしても、スターリンに対しては
恐怖から従っていた傾向が強いのでしょうけど。
219世界@名無史さん:2001/07/29(日) 20:29
「私は、スターリンの通訳だった」(ワレンチン・M・ベレズホフ 同朋舎出版)P70

かくして、ナチがソ連国境を粉砕する一週間前の一九四一年六月十四日、モスクワは
『タス』を通じてひとつの声明を発表する運びとなった。「わが国が得た情報によれば、
ドイツはわが国と同様、独ソ不可侵条約の条項に誠意をもって応じるとのことである。
これに鑑み、わが国は、ドイツに条約破棄とソ連攻撃開始の意図ありとするうわさは、
まったく根拠なきものとかんがえる」この驚くべき声明を発表してから、
スターリンはおそらく、ヒトラーからも同様の声明が聞けるものと期待していたであろう。
しかし、ベルリンから返ってきたものは完全な沈黙だけであった。
220スノーボール:2001/07/29(日) 20:30
続き
さらに付け加えるのならば、”大祖国戦争”勝利後は、民衆レベルでは
ツァーに対するのと同様の崇拝がみられたのだと思います。
強大な敵に対する勝利をもたらした(と宣伝された)のですしね。
221世界@名無史さん:2001/07/29(日) 21:54
>少なくともソ連共産党は近代的な組織だった。

冷戦時代とかの共産党と、スターリンが左右の反対派を
巧みに潰していった時期の共産党は、すこし、違う気がし
ます。

レーニンの組織論って西欧の社会主義者からは「社会民主主義
の皮をかぶったナロードニキ」とと見られていた節があるから。
まぁ、ある意味では、ネチャーエフの後継者と見られていたと
さえいえる。
222名無し:2001/07/30(月) 21:28
スターリンは気違いだった。記憶力も抜群、他人を戦わせる謀略も抜群、
背はロシア人としては異常に低いちびだ(163cm)。そしてあばたずら。
人当たりは良いが、平気で殺す。普通じゃない。

通訳によると、モスクワのスターリンを尋ねたチャーチルにも怯えの色が
あったという。

>204 スターリンの返事が無いので、コック達は異変を感じたが、恐ろしくて
中に入れない。そこで最高幹部を呼んだのだ。
スターリンの部屋に勝手に入ることは出来ないのである。
223世界@名無史さん:2001/07/30(月) 21:44
>>222
>スターリンは気違いだった。記憶力も抜群、他人を戦わせる謀略も抜群
言ってる事が矛盾してるぞ
224世界@名無史さん:2001/07/30(月) 21:48
>>222
> はロシア人としては異常に低いちびだ
グルジア人。少なくとも純粋なロシア人じゃないよ。
225世界@名無史さん:2001/07/30(月) 22:44
ドストエフスキーの「カラマーゾフ」の大審問官の部分読んで
あ、スターリンの事だ、と思った人は多いと思う。
226最大の悲劇は:2001/07/31(火) 08:25
スターリン個人やソ連の体制でなく、国際共産主義運動がスターリン主義に汚染されきったばかりか、
民族共産主義的に矮小化されてしまったことではないだろうか。
プロレタリアに祖国はなかったはずなのに。
227なんだ?少しにぎやかだな:2001/08/01(水) 05:16
だからよー、ガポーンは御用組合つくって労働者の巡礼始めさせたろ。何もたせたっけ?
そうそうツァーリのイコンと十字架だったな。んで、みんなでお祈りしながら冬宮行ったんだったよな?
当時の労働者の多数はロシア官憲の傀儡組合員だろ。なんでだ?宗教だよ。
だからガポーンはいい気になったんだよ。ロシア第一革命の発端は宗教的陶酔と
「巡礼」という形で起こったんだぜ。
シュプレヒコールあげたデモなどでは断じてないだろ。
マルクスは何て言ったっけナ?宗教は阿片だと言ったな。どう言うフレーズで?
労働者が最後まで頼る拠り所として同情しながら言ったんだぜ。
まさしくロシア第一革命にぴったりだろ。当時のロシアは「あれで革命が起こらない方がおかしい」
と明治政府の官僚が言うほどひどかった。でもまだツァーリと教会。
わかるかな?なぜナロードニキのアホどもがテロリズムやアナーキズムに走ったか。
なぜレーニンが存命中の革命の成功に悲観的になったか。
このとてつもないロシア正教の壁だよ。彼らとイワンの馬鹿大衆の間に有った。
そしてツァーリが銃弾を神父や「巡礼者」たちに浴びせることで壊されたのよ。
自滅したんだよツァーリズムは、教会と共にナ。
革命家が壊したわけではない。これが血の日曜日の歴史的意義だ。
なぜに日曜日かくらいはてめえの頭で考えろよ。
本になんか書いてねーぜよ。
さてではΩは?時計じゃないのよーーーーーーん。
いや、針が反対に進む時計かもね。新ツァーリズムの復活かな?
そういやぁキリスト教は復活好きだったよな。
228:2001/08/01(水) 08:10
×ツァーリズム
○ツァリーズム

辞書引きな
229世界@名無史さん:2001/08/01(水) 08:15
>>227
だからなんだよ。
スターリンが権力を握ったのは、ソ連共産党だったから。
ガポーンと何の関係が?

党の文献をみてごらん、すらすら読めるよ。ほとんど西欧紀元の用語を使っているから。
(ソルジェニーツィンのように外来語を使わないものだと死ぬほど難しい。)
あれがロシア流の近代化、西欧化だったのだ。
230未だに党の文献だけかい?:2001/08/02(木) 06:34
ふーーーーーーーーーーーーーん。あれってどれ?
へーーーーーーーーー、
玉葱型「西欧化」?
おもしろいね、皮は剥けんのかね。
まるでマトリョーシカみたいだぜ。
231名無し:2001/08/03(金) 23:43
>223
気違いは馬鹿ではない。時に普通の人よりも能力が上だ。
ただし価値観が違う。「羊達の沈黙」のレスター博士だ。

日本人は気違いと言うと、馬鹿だと思う。それが間違いだ。
君より頭のよい気違いは一杯いる。
どうする?
232世界@名無史さん:2001/08/07(火) 11:36
ヒトラーのドイツとスターリンのソ連、実質互角かわずかの差で後者が上か。
ドイツ軍はモスクワ直前まで攻めたが、ソ連軍は米国の支援でベルリン制圧。
45年後にソ連邦崩壊で結局ドイツ統一・東欧独立だから長い目で見て引き分け。
233世界@名無史さん:2001/08/10(金) 00:31
ううむ、スターリンの工業5ヵ年計画による軍備増強をあなどってはなりませぬぞ。

>>232

大体同意するが、じつは1941年6月、ヒトラーは「ドアを一撃すれば崩れ去る腐った家」
どころか「史上最大の軍事国家」に攻め込んだいうのが正解だと思う。

戦車1万台ですぜ。
ヨーロッパとアメリカあわせたって、そんな数ないよ
234↑必要ないって:2001/08/11(土) 08:55
ヨーシフ・ビサリオーノビッチ・ジュガシビリ
こいつさえいなければ・・・・・

20年代前半の文化革命は圧殺されず、東欧・ドイツまで含めて世界の文化・芸術の中心に
第三インターナショナルは民族化せず、中央アジアからアフガン・セイロンまでソビエト樹立、
東欧では緑色インターナショナルを圧倒し、ドイツではSPDとKPDの歴史的妥協?ヒットラーは左派政権に逮捕されて終わり。
30年代は計画経済で恐慌に対処するのが普通になっていた。英独仏とも35年には左派政権樹立。
イギリスは当時大国だったから、30年代末に植民地を独立させればAALAの問題は20年早まった。

要するに、ソ連型社会主義?が成立せずに、ネップと国家資本主義との間で揺れ動きながら20−30年ほどで社民化し、
第二次大戦は避けられ、冷戦もなく、冷戦後の状況が50年早く実現できたかな。
ヨーシフ・ビサリオーノビッチは歴史を50年遅らせてしまった。

ただ、西欧の社民運動、その他の共産主義運動と無縁な社会の、DQN国家が極東にあった。
だから、冷戦はABCDS対大日本帝国となったかも。世界中に武器輸出だけで食べていたりして。
われわれの生活水準だけはビサリオーノビッチに感謝が必要かも・・・(鬱)。
自己変革できない社会は、他者の影響でよくも悪くも。
235世界@名無史さん:2001/08/11(土) 10:10
スターリン個人の問題に還元していいのかな。
スターリンの死までスターリンを打倒できなかった
のは、スターリン支配に抜き差しならない現実的根拠が
あった事の証左以外の何者でもないわけで、スターリン
と言う個人が現れなくてもスターリンと類似の役割を
する人物が現れた可能性が強い。
236世界@名無史さん:2001/08/11(土) 10:32
>>235
その理屈は金日成親子にも通用しますか?
あの2人のパーソナリティは弁護不能なまでに酷いと思うのだが・・・
237世界@名無史さん:2001/08/11(土) 10:53
>>235
どこかに「弁護」している人がいましたかな。

あまり、味噌も糞も一緒的議論は好きではないです。
ただし、金日成ってソ連が適当な「玉」として見つけ
てきたわけだし、その時点では代替可能な駒だったわ
けで、それを国内で打倒できないのはあの国の事情で
しょう。

もちろんソ連が別の「玉」を見つけてきたら、その後
多少は別のコースをたどったでしょうが、それは別の話。

話を戻して、
特にコミュンテルン(第三インターナショナル)に関して
は、その初期から破綻は明らかで早晩は民族化するか、解体
するしかなかったでしょう。スターリンの登場を待つまでもなく。
238237:2001/08/11(土) 10:54
ゴメンね。
237は宛てです。
239世界@名無史さん:2001/08/11(土) 13:27
>>237
>その初期から破綻は明らかで早晩は民族化するか、解体
それはコミンテルンがその成立からして、多国籍共産主義者による
ソヴィエト・ロシアへの奉仕および防衛を義務づけていたことに由来?
240世界@名無史さん:2001/08/11(土) 14:41
>>234
スターリンさえいなければネップが持続していたというのは
甘いのでは? ネップは緊急避難的措置で、党のイデオロギー
に反していたので早晩潰されたかも。
241世界@名無史さん:2001/08/11(土) 19:42
>ソヴィエト・ロシアへの奉仕および防衛を義務づけていたことに由来
それもはずれではないと思う.

ただ、立花隆が「日本共産党研究」の中で言ってたことがあたっていると思う。
当時の通信技術やら交通手段で世界的な規模の中央集権組織を作って、それが
機能すると考えた時点で、イデオロギーと革命後の興奮に酔っていたのだろうね。
242234:2001/08/12(日) 00:26
ロシア革命は、広範な社会革命を伴っていた。
フランス革命が遅れたが故にイギリスより激しい形をとったのと同様に、政治文化は未成熟であったが、
フランス革命以上に社会革命でもあった。コロンタイズムひとつをとっても分かるだろう。
共産主義はコミューン主義で、それの表れがソビエトなのよ。
フシャー ブラースチ ソビエターミ 「ソビエト」が複数形であることに注意。
全権力を諸ソビエトへ。
河出の「ソビエト・コミューン」なんか読むと雰囲気はわかるかな。
だから、戦時共産主義的な体制をモデルと考えると間違い。
国籍のない諸ソビエト権力樹立を当初はそうていしていたのよね。
少なくとも、スターリンがいなければ、トロツキーやブハーリンなら、
一国社会主義路線は取らずに、国際共産主義運動はまったく違ったものとなっていたことは間違いないのでは。
243まぁ、そうなればいいんだけどね:2001/08/12(日) 05:19
当時のロシアでユダヤ人が指導者になるのは
当時の日本で韓国人が首相になれるといっているようなものだよ。
或いは当時のアメリカで黒人が大統領になるようなものかな。
今のロシアだってひどいぜ。
244世界@名無史さん:2001/08/12(日) 08:53
>河出の「ソビエト・コミューン」なんか読むと雰囲気はわかるかな。
ま、解説本でもいいけどさ、、レーニン、トロツキー、ブハーリン、くらいはある程度
本人の書いたものを読んだほうがいいと思う。

基礎的なところの確認をしましょう。まぁ、以下、常識的な話で申し訳ない。

>少なくとも、スターリンがいなければ、トロツキーやブハーリンなら、
>一国社会主義路線は取らずに、国際共産主義運動はまったく違ったものとなっていたことは間違いな>いのでは。

ご存知のように、レーニン自身ロシア革命の初めから「ドイツ革命がなければ我々
は持ちこたえられない」と言っていたね。つまり工業的に遅れたロシアが単独で社
会主義革命を成し遂げるのは無理と考えて、ドイツの革命とドイツの経済的支援を
あてにしていたわけだね。

それなのに、ドイツ革命の希望がほぼなくなったとしたら、

そうなると、ロシアの共産主義者はジレンマの直面するわけです。自分達の始めた
革命は失敗する、言われているのと同じだからね。そう言う現状をうまく合理化し
てくれる理論がスターリンの「一国社会主義」であるわけです。ただ、この理論と
路線転換には現実の側からの要請があるわけで、スターリン個人が「一国社会主義」
を提起しなくても変わりにそれに類似した理論と路線転換を行おうとした人物は替
わりに現れただろう、と考えるのが自然ですね。
245あらあら:2001/08/14(火) 04:44
下火か?Ω書くのやーーーめた。
246世界@名無史さん:2001/08/14(火) 13:49
ま、予想はついてるから書かなくてもいいでしょう。
247まっ、そうだけど:2001/08/15(水) 21:06
社会主義建設の路線闘争なら代わりの人物というのはありだが、
党と軍を破壊するような粛清は余人をもって代えがたいのではないか。

大日本帝国の侵略戦争で天皇の責任が逃れがたいように、
スターリン個人の資質と責任とがかなり大きい。
彼以外のだれでも、もっとましだったように思われ。
248世界@名無史さん:2001/08/15(水) 21:12
とりあえず「スターリンさえいなかったら」的な話はなしな。

>党と軍を破壊するような粛清は余人をもって代えがたいのではないか。
どうだろうか。強制的集団化や次々に出現する反対派を抑える
には恐怖政治は必要だっただろうし、党組織はそれが可能な
仕組みになっていた。

どこからがスターリンの独創であるか知らないが。
249:2001/08/15(水) 21:14
馬鹿かおまえは。
スターリンと毛沢東は方法は違うが、党組織自体を破壊したんだよ。
250世界@名無史さん:2001/08/15(水) 21:24
てめのほーが馬鹿だな。
一個人に破壊できるような「仕組み」になっていたんだよ。
251世界@名無史さん:2001/08/15(水) 21:42
何度も指摘されてることですが、岡田真澄はそっくりですね。
252スノーボール:2001/08/15(水) 21:48
わたしは250さんの方に賛成です。

そもそもソヴィエト政権そのものが、他の政党の存在を認めませんし
共産党内で政策などに基づくグループ(分派)を形成することを禁止しているわけで、
ひとたび権力の座に着いた人間に公的に反抗することが不可能なシステムだったのが
あの恐怖の体制を生み出した大きな原因ではないでしょうか。

だからスターリンがいなかったとしても、かなりの程度の抑圧は必然だったと考えられます。
(言い換えるのならば、各国の共産党政権が必然的に抑圧的な体制となったことも
政治体制そのものに問題があるためと考えています。日本共産党が必死になって
否定しようと試みている主張ですが)

さらには当時ソヴィエトロシアが一気に工業化を達成するために外貨を獲得するためには
当時全く支持を得られていない農民から穀物を取り上げる必要があったわけで
強制的な集団化はそのための手段として行われています。
だから強制力に基づく集団化、そしてこれに伴う抑圧は必至だったのではないでしょうか。

なお工業化そのものが必要であったかは議論の余地がありますが、一国社会主義の推進、
さらには当然予想されかつ実際に起こった列強との戦争を考えるならば、
農業を犠牲にしての工業化は当時の為政者の認識としては、かなり蓋然性が高いと
思われます。
253世界@名無史さん:2001/08/16(木) 01:02
スターリンが戦争に勝っちゃうなんて世の中間違ってるよなあ
254世界@名無史さん:2001/08/16(木) 09:56
二方面作戦を避けるというドイツ国防軍の基本戦略を無視したヒトラーが勝てるわけがないでしょ。
ロジスティクスと占領政策を欠いた日本軍が勝てるわけないでしょ。
中華民国とソ同盟が勝利したのは当然です。
中華民国とソ同盟でも勝利できたと言うべきかな?
255世界@名無史さん:2001/08/16(木) 10:00
そろそろわかったかな?
政治の延長が戦争なら、政治力のないところは勝てないのよ。
戦闘にいくら勝ってもダメ。

そして、ぎりぎりまで追い詰められたロシアの政治的統合はスターリンでなくても可能だった。
大祖国戦争では、700年さかのぼってゲルマンに勝った例(アリェクサーンドル・ニェフスキー)
まで動員している。
256世界@名無史さん:2001/08/16(木) 10:22
>大日本帝国の侵略戦争で天皇の責任が逃れがたいように、
>スターリン個人の資質と責任とがかなり大きい。
>彼以外のだれでも、もっとましだったように思われ。

君の本音は、「天皇はスターリンみたいな人間だ」と言いたいのだと思われ・・。

戦中日本人で、スターリンほどの独裁権を握った人間を1人でも上げること出来るか?。
257ぞくっとしない俗説:2001/08/18(土) 02:32
レーニンが死んだころのソビエトは混乱の時代だろ。白軍の残党と内政干渉の傷
跡、後継者争いと組織の確立安定、経済の復興や教育、9割とも言われた文
盲の啓蒙、課題が山ずみだよ。
そこで何としても先ず確立したかったのが党と国家の安定だ。
で、レーニン廟とは何だ?なんでわざわざ城壁クレムリ
ンの外に作った?守り神だよ。
ただ崇拝させたいだけなら彼が執務を執っていた「元老院」と訳される建物の前の敷地、
城壁の中に建てれば済む。
ロシア正教の古い言い伝えによると、聖なる者の遺体は国や社会を安定させる力があると
言われている。今風に言えば「迷信」だね。
ローマンカトリックも聖衣だのぬかしてボロキレ崇めてやがるよナ。
お・ん・な・じ。古いんだよ。レーニン廟が党や国家を守ってたのよ。
ここからボルシェビッキどもはソビィエトの安定を考えたのよ。
資本論じゃなかったんだよな、宗教そのものだよ。
しかも「迷信」。それで民心の安定を図ったんだよ。
近現代なんぞこんなものだぞ。
それを上手く利用したのか゛スターリン。
赤のパレードではイコンも大胆に使ったろ。でかい肖像画だよ。
締めはかつてモスクワ大公だか雷帝だかが征服地に建てた教会。
労働者の塔とかぬかして東欧にも建てた俗に言う「スターリン様式」なる建物がそれ
だよ。
全部嘗てのロシアの伝統からのパクリなんだよ。
そしてそれは歴史的宗教的裏付があるツァーリの手法そのもの。
党の安定から東欧支配まで確実に伝統的ツァーリの
手法を踏襲して統治の安定を図っているのよ。
その背景には必ずロシアンオーソドックスがあるの。
ロシアに出現した「強烈な個性」語るにはロシアの思想風土もうちっと勉強して
ロシアの客観的側面ばかりでなく主観的側面みな。
それがイデオロギーで隠されていたものだよ。ロシアは昔から隠すの好きなんだよ。
おいらの「俗説」どうだい?「聖論」か「正論」があんのかい?
その聖俗併せ持ったのが現代板ツァーリことスターリンだよ。
ツァーリとして愛されそして恐怖された。未だに
スターリンへのノスタルジーがあるのしっとるけ?権力と宗教の融合をコミュニズム
と言うオブラートで包んだだけだ。だからこそ無謬にして全能なの。コミュニズムな
ど彼の利用した異端派の一つさ。色んな分派出たろ。何とか主義とかイズムとか。ま
るで東方正教会の初期の如く。古いねーーーーーー、ほんと。人間のやることって。
しかし、ソビィエトは確実に安定期に入るんだよな。
「神よツァーリを守り給え!」−血の日曜日での労働者の祈り−
258世界@名無史さん:2001/08/18(土) 02:37
ある老婆がレーニン廟のまえで不思議そうに立っていた。
「ここはどの聖人さまがまつられておられるのかね?」
警備兵がその老婆に答えた。
「おばあさん、ここには現代の聖者レーニンが葬られているんだよ」
その言葉を聞くと、老婆は熱心に祈りだした。
「聖レーニンさま、どうかボルシェビキを退治して、また教会に
いけるようにしてくださいませ。アーメン」

なんてのもありましたな
259で、何が言いたいの?:2001/08/19(日) 07:52
教会なんて行かずともイコンがあれば正教徒は信仰守れるって知ってた?
適当なアネクドート引用して無知さらさない方がイイよ。
イコンっつうのは聖者の肖像画よ。
260世界@名無史さん:2001/08/19(日) 09:00
スターリンが演出としてロシア正教の「意匠」をもちいた事は
間違いがないことだとして、そこからそれを肥大化させて257の
ような説を展開する事が妥当かどうか。

あと、257説自体は結構ありふれた予想の範囲の説ではあり
ます。 本人自身が「俗説」と認めているからそれでもいいん
だけども。
261そうかな、、、:2001/08/21(火) 00:25
殆どの民衆が文盲で不安定な時代に合理的な制度や思想より
ドグマチックナ宗教や古くからある迷信なんかは意外と
効果的なんだぜ。
どっかの国にも未だに根拠無き人気で君臨している首相がいるだべ。
彼の拠って立つ所は民衆の不安感だよ。
人間をうごかすのは非合理なものの方が意外と多いぜ。
例えば、妬ね、恨み、憎悪、恐怖、愛情なんかの感情もね。
無知な者ほど感情に支配され易い。
ロシアが伝統的に民衆の情報をコントロールしていた理由がここにあるんだよ。
262uud:2001/08/21(火) 01:30
何がいいたいか、不明だな。
スターリンのしたことをそう解釈したいのは、きわめて一面的だが、
君の自由だ。
でも、スターリンが権力を掌握するプロセスをまったく説明できない。
いいかげんにしろ。
263そうかな、、、:2001/08/21(火) 05:01
権力を掌握するプロセスを何に求めるのかね?
例えば、組織論?
その組織がどこから来たのか考えたこと無いのかね?
ドイツかい?ソシアリズムかい?まったくのボルシェビッキのオリジナル?
バチカンやマフィアの組織が古代ローマの家父長的権威に基づく
パトロンと被パトロンの関係に酷似しているのは知ってるかい?
ポープだのゴッドファーザーだのわけのわからんこといっとるべ。
実はこれは現代イタリアの社会全般に言える。だから未だにコネとギルドの社会。
当然イタリア共産党もその影響を受けている。
さてロシアでは?さてボルシェビッキは?何参考にしたんかいな?
考えろよ、君が思考のベースにしている
権力構造、プロセス、組織、社会等々自体がどこからきたのかを。
何を参考にしたかをね。
264世界@名無史さん:2001/08/21(火) 20:40
263はせいぜい「そういう1面もある」という話ですね。

でも、ちょっとこじつければフランスのルイ・ブランキとかに
結びつけることもできますね。ボルシェビキ。
じじつ当時そういって批判している人が居た。
まぁ、この手の話はやったもの勝ちという面がありますね。
厳密な検証ってどうやってやるのでしょうか、興味あります。
265世界@名無史さん:2001/08/24(金) 06:48
権力掌握のプロセスを組織内の側面ばかり見ていてもわからないよ。
ちゃんとした資料未だに無いでしょ。
政治の外面に現われているものは往々にして社会や組織の内面の反映だよ。
むやみに廟や塔作ったりパレードやってたと思ってんの?
政治では儀式や公的建築物は殆どが民心の安定化や誘導という側面が強い。
「伝統」というものの「恐さ」知らないの。
スターリンは知ってたみたいだゼ。
だから極めて反動的なやり方で前衛どもを叩き潰したんだよ。
多分ボルシェビッキの中で最も伝統的という意味で反革命的だったのがスターリン。
だからこそ他の革命家を潰せたのさ。「反革命的」というレッテル張ってね。
逆説的だね。伝統が権力を担保する力は凄まじいものがある。
党などと言うものは簡単に変質され破壊される。
伝統のゆり戻しを考えればスターリンの独裁は不思議な話ではない。
あらゆる革命に常に付きまとうものだよ。
ナポレオンもそれを知っていたから皇帝になったんだよ。
伝統とは歴史の生きた博物館みたいなもんだぜ。使えるツールがたくさんあんのよ。
勿論「思想」や「組織」なんかを含めてね。
スターリンはそれを利用して伝統による革命のゆり戻しや混乱を見事に安定化した。
極めてロシア的なやり方でね。
つまり彼に粛清や暗殺延いては独裁まで可能にしたのは伝統の力そのものなんだよ。
「革命を成したと思うものは、それがあるべき革命と如何に違うかを見るであろう」
                    〜エンゲルス〜


ロシア人のどうしようもない保守性知らないね?
266:2001/08/24(金) 08:14
スターリンはミール共同体にとどめを刺し、
農業集団化で原蓄を行い、
教会組織を破壊し、
重化学工業化を強引に推し進め、
基礎科学ではロシア語必須というくらいの傾斜研究?体制をつくり、
何よりも国際共産主義運動とマルクス主義の理念に回復しがたい打撃を与えた。

おまえこそスターリンがいかに「革命的」だったか知らないな。
あれだけ破壊と創造ができたのはあとはナポレオンしかいないよ。
267Cipher:2001/08/24(金) 11:30
[レーニン廟が党や国家を守ってたのよ。
ここからボルシェビッキどもはソビィエトの安定を考えたのよ。
資本論じゃなかったんだよな、宗教そのものだよ。 ]

そういや レーニン廟っていまだに残ってるね・・・ソビエトはなくなったのに・・・
268Cipher:2001/08/24(金) 12:45
革命とか革新とかいうものは過去の伝統を掘り返すことで民衆の支持を得て成功しているね。
269世界@名無史さん:2001/08/24(金) 13:34
>>265
無限ループになってますね。

「スターリンさんは、ロシア的な民族感情を刺激する演出を
して統治をおこないました」という当たり前の話なんだけど。
それは、誰も否定していない。ただ、それを妙に強調しても
意味がない。

もしも「講釈師見てきたような嘘を言い」的なことであれば
もう少しひねってもらいたい。
じつは265氏のようなお話は、結構きいた事があるのです。
手垢がついているので、どうせならもう少しぶっ飛んだ説が
聞きたい。
270わかってねーなー、手垢で悪かったね。:01/08/30 05:35 ID:Oj/004tw
プーチンも国家の混沌を治めて―んだよ。
だから、正教に大統領になった報告しに行ったろ。
だから、レーニン廟はあっていいの。プーチンは正教と仲良し。
ミールのリメイクがコルホーズやソホーズだろ。
で、聖ウラジミールが他の馬鹿革命家の反対押し切ってやったネップの痕跡があるべ。
例の私的生産部分だよ。生産効率のやたらイイ部分。
銃剣も使ったが聖ウラジミールのお告げもちゃんと生かしたから続いたんだよ。
教会組織の破壊?上辺はね。じゃあ今突然復活でもしたのか?聖書物語じゃねーんだからよ。
俺より逝っちゃってるね。地下に隠れてただけだよ。信者なんかずぅーといたの。
幹部の家族にもたくさんいたんだよ。大本営発表に基づいて語るなよ。
クレムリンの中見に行け。正教で満ち満ちているぜ。破壊されてなかったのよ。
重工業は軍隊のため。軍事力重視はツァーリの使命ですよ。
イワンの馬鹿は昔から器用な外交や文化政策なんて不得手。
単純明快、軍事力オンリー。
国際共産主義?ポーランドに革命輸出しようとして先ずドジッたのは聖ウラジミールだろ。
マルクス主義の理念?理念しか書けない馬鹿なドイツ人の考えなんか短命なんだよ。
これも聖ウラジミールがネップで農民に妥協して歪めたろ。マルクスは労働者の自由の為に革命考えたろ。
主体性のない隷属的な農民になんで妥協した?本当に労働者の革命だったのかね?
じゃなんであんなその後も農民に妥協したんだ?
コルホーズだかソホーズだかの私的生産部分ってなんじゃらほい?
単なる演出じゃないぜ政治そのものだよ。
マルクスが軽視した形而上の人間の精神を何で動かしたと思ってんの?
形而下の話ばかり考えているからわかんねーんだよ。
どんなテクノクラートでも人間は精神で動くんだぜ。どうやったら動かし易い?
イデオロギーか伝統的宗教かどっちだ?
271スターリンでけたよー:01/08/30 05:58 ID:hMWYBlcw
       

      
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273世界@名無史さん
ヨシフ・スターリン、ウラー!!