国の名前って

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1世界@名無史さん
いつどこで誰が決めたんだ?
誰か教えてちょんまげ

幼き頃からの疑問
2世界@名無史さん:2001/04/11(水) 16:58
実はこのオレ様が決めたのさ。
3世界@名無史さん:2001/04/11(水) 17:04
何故プロイセンがドイッチュラントという名前を選んだのかは知りません。

アメリカはアメリゴ・ヴェスプッチから。
コロンビアはコロンブスから。
人工国家はこんな感じで命名されている。
4世界@名無史さん:2001/04/12(木) 09:56
>3
ドイッチェラントは1815年から旧神聖ローマ帝国一帯の国家集団の
総称として使われていた物。1871年にブランデンブルク(プロイセン
はドイツではないので…)・ホーエンツオレルンがドイツ皇帝になった
だけの事です。
5>4:2001/04/12(木) 13:37
ホーエンツオレルン家のドイツ帝国ってそれまでの領邦がプロイセン中心に連邦を組んだような帝国ですよね。喩えていえば徳川氏を中心とした日本。徳川幕府が日本政府であると同時にそれ自体は一種の最大の藩でもあるように、プロイセンの王がドイツ皇帝でもありプロイセンの宰相がドイツ帝国の宰相でもある。
6世界@名無史さん:2001/04/12(木) 15:03
欧米各国の名前由来はほとんどが民族名か領主の苗字で、例外は下記
の通り。
UK…王国連合
エストニア…東の国
エステライヒ…東の帝国
ニーダーラント…低地にある国
ドイッチェラント…ドイツ語を喋る国
イタリア…半島名
米国…アメリカ大陸にある国家連合
カナダ…楓の事らしい
エスパーニャ、ポルトガル、ヘレス、ベルギーの由来は知りません。
誰か情報きぼーん
7世界@名無史さん:2001/04/12(木) 15:14
スイスの正式名称が「ヘルヴェティア」だと聞いたことがあるけれど、
信憑性と自分の記憶に地震が持てません。

なお、ヘルウェティアは古代ローマ時代にスイス一帯に住んでいた
ゲルマン系部族の名称です。
ガリア戦記の最初に登場します。
8世界@名無史さん:2001/04/12(木) 15:37
>7
コインには確かに「ヘルヴェティア」と国号がなってます。
9世界@名無史さん:2001/04/12(木) 16:32
ヘレスは「女神ヘラの土地」じゃないすか?
10世界@名無史さん:2001/04/12(木) 16:37
ボリビアは、シモン・ド・ボリバルに由来。
11世界@名無史さん:2001/04/12(木) 16:49
日本
「日出国の天子より日沈む国の天子へ〜〜〜」
の文章が示すように日の本にある国、東の国という意味になる。

中華人民共和国
中は世界の中心を表す。
華は夏王朝を表す。
世界の中心にある夏の人民共和国の意。

ポーランド
平らな国という意味。

トルクメニスタン、カザフスタン、タジキスタン等
トルクメン(トルコ人)カザフ(カザフ人)タジク(タジク人)をそれぞれ表す。
スタンは土地、国等という意味。
トルコ人の国、カザフ人の国、タジク人の国。

ジンバブエ
遺跡にある宮殿の名前。
石の家というのが原義
12世界@名無史さん:2001/04/12(木) 16:55
イングランド
アングル人の国を表すアングルランドが訛ったもの。

パレスチナ
ペリシテ人の土地を意味するペリシテナが訛ったもの。
ペリシテ人はユダヤ人が殖民する以前にこの地に住んでいた人々。

タイ
うろ覚えだがタイ語で「平和」という意味の名前だったはず。

フィリピン
スペイン国王フェリペ二世に由来。

ベトナム
漢字名「越南」が示す通りの名前。
越は現在の中国華南地方を示す。
かつては山越等の民族名が知られる。

コートジボワール
かつてフランス領時代、この地から大量の象牙が輸出された事から
フランス語でコートジボワール(象牙海岸の意)の名がつけられた。
13あみ〜ごみ@名無しさん:2001/04/12(木) 17:19
トルクメニスタン、カザフスタン、タジキスタン等のスタンって何語なの。
14世界@名無史さん:2001/04/12(木) 17:58
フィンランド
フィン族の土地の意だが、正式名称は「スオミ」。
語源は湖、池を意味するフィンランド語「スオ(suo)」に由来するらしい。

イングランド、フランス、スコットランド、ハンガリー
ブルガリア、ユーゴスラビアあたりは民族名が由来です。

>>6
イタリアは古代イタリキ族に由来するとうろ覚え。

誰も>>1さんの疑問に答えていないので私見を。
多分、初めて他民族と遭遇したときに、自分達をどう説明すれば
わかってくれるのか、それによって決めたのだと思います。
15名無しさん:2001/04/12(木) 19:04
>>13
ペルシア語
16異邦人さん:2001/04/12(木) 21:27
>>11
 トルクメン族は、その言語がテュルク諸語に属し、トルコ語、
アゼルバイジャン語に近いとされてるけど、“トルクメン=ト
ルコ人”そして“トルクメニスタン=トルコ人の国”とするの
は、ちょっと無理があるんじゃないですか。
 トルコ人の国(土地)という意味の言葉なら、トルキスタンて
言い方があるっしょ。
17世界@名無史さん:2001/04/12(木) 22:06
ブルガリア
トルコ系遊牧民族ブルガル族に由来。
18世界@名無史さん:2001/04/12(木) 22:54
みなさnありがとうございます。
何気ない国名にも、多彩な歴史が組み込まれているのですね。
19世界@名無史さん:2001/04/13(金) 00:50
イングランドは国家名じゃありません。英国の正式名称は
グレートブリテン及び北アイルランドの王国連合です。
20世界@名無史さん:2001/04/13(金) 00:56
パキスタンはスタンを取ったらバクなのか。パクってなんだろう。
21はだしのげん:2001/04/13(金) 01:53
パクさん。わしゃうろんがええよ
22世界@名無史さん:2001/04/13(金) 02:44
>>19
イングランドは国家名ですよ。
イングランド王国 ウェールズ王国 スコットランド王国
及び北アイルランドの連合を総称している名前が
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国なのであって
イングランドやスコットランドは、一般的に言う独立国とは違いますが
一種の国家です。

また、この場合のグレートブリテンというのはグレートブリテン島にある王国を纏めた呼び方です。

英国=イングランドではないです。
23世界@名無史さん:2001/04/13(金) 02:50
>>16

トルクメニスタンは、かつてトルキスタンと呼ばれていた時代があります。
1917年ロシア革命がおきた際に現在のトルクメニスタンの領内に
トルキスタン共和国、ヒヴァ共和国、ブハラ共和国が成立しました。
この三共和国は1924年10月に
「トルクメン・ソビエト社会主義共和国」として統合され
1925年5月にソ連に加盟(併合)しました。

ここから先は私見・・というか予測なので信憑性のある文章ではないですが
おそらくこの地方にすんでいたトルコ系民族を総称してトルクメンと呼んだのでは
ないかと思います。
24世界@名無史さん:2001/04/13(金) 02:51
あっと 22、23は11です。
25世界@名無史さん:2001/04/13(金) 05:06
ついでですが
中国からの独立を主張している
新疆ウイグル自治区が
50年代分離した時宣言した国名は
「東トルキスタン共和国」でした。

トルコの示す意味が現在のトルコ共和国に住むトルコ人に限らず
広くトルコ系民族に適用されているような感じはあります。
26世界@名無史さん:2001/04/13(金) 05:23
>>13
「スタン」はペルシア語。

>>20
パキスタンは「清浄なる土地」とかいう意味だったはず。
とするとおそらくパクはペルシア語あたりで「清らか」みたいな意味でしょう。

>>11>>15
トルクメンはチュルク(トルコ族)の一派としての「トルクメン」人という民族の名前のこと。
トルクメン人は中央アジアの諸チュルクの中では例外的に
アナトリアのトルコ語(トルコ共和国の公用語)に近いチュルク語を用いる民族なのだそうです。
そのトルクメンという民族名はチュルクが訛ったことは確実ですが、
メンがどういう意味かには定説はないはず。
ただチュルク語の一人称がmenあるいはbenなので、
「我はトルコ人」から来ているという説が適当な気はします。

>>23
ちょっと勘違いしてるみたいですね。
トルキスタンという国名で呼ばれていたのは
いまのトルクメン共和国の枠組みそのものではないです。
トルクメン人はもともと現在のトルクメン共和国にあたる地方に住む民族で、
群小の政治勢力に別れていた彼らは19世紀にロシア帝国に倒され、
この地はロシアに併合されてロシア領トルキスタンのザカスピ州になりました。
ロシア領トルキスタンはロシア革命にあたってご指摘のトルキスタン自治共和国に編成され、
うち西南部のトルクメン人居住地域がのちにトルクメン共和国に移ったわけです
(ヒヴァ共和国の一部もトルクメン共和国に編成されている)。
ブハラ共和国はロシア保護国ブハラ・ハン国が、ヒヴァ共和国は同じくヒヴァ・ハン国が
それぞれ赤軍の介入によって潰されてできたもので、
現在のカザフ・キルギス・ウズベク・タジクの4共和国は
この2国にトルクメン共和国以外のトルキスタン自治共和国とカザフ自治共和国を
これまでの地域ごとの編成から民族分布ごとの編成に組み替えて
人工的に国境をひいて作られました。
つまりそれぞれの共和国の名前はその主要構成民族名に由来していて、
「〜の地」を意味するスタンを附加して呼ぶわけです。
27世界@名無史さん:2001/04/13(金) 06:17
日本とか朝鮮というのは元々対中国用の国号ですよね。中華王朝は漢字1文字、それ以外は2文字らしい。日本の場合は王朝が名目的にはずっと続いたのと途中から中国との正式の国交がなくなってしまったので大和朝廷の国号、日本がそのまま誰にでも受け入れられる国名=地名になってしまっていますが、朝鮮や中国の場合、王朝毎に変わったので、未だに呼び方が政治問題性を帯びてしまうようなこともある、やっかいなことになっているわけですね。
28世界@名無史さん:2001/04/13(金) 10:09
>22
あなたの言ってることはよく判ります。ですが外交権を連邦に移管
している国(州)を国家に入れてしまいますと、一般的には付いて
いけないのではないでしょうか?もし、国&州を国家としますと、
アメリカ合衆国、英国連邦、ドイツ連邦をどう取り扱うのでしょう
か。
29世界@名無史さん:2001/04/13(金) 10:48
民族種族の名前+接尾辞→国名 という例は多いよね。
トルキスタン、ロシア、カザフスタン、アラビア、ルーマニア、、、、、
その「民族の名前」には自称名と他称名が有る。
他称名は時の有力国家がその民族を称した名前。
面白いのは自称名の場合で、たいていの場合、それが、
「人間」とか「私達」とかいった意味の現地語のだったりする。

フランク(投げ槍の人)→フランス
顔の黒い人の国→エチオピア
オールを漕ぐ人の国→ロシア
平原の人の土地→ポーランド
人間の土地→ラップランド
私達の土地→デンマーク
30世界@名無史さん:2001/04/13(金) 10:54
>>29
国の名前じゃないけど、大河の名前って現地語にすると単なる「川」だったり
「大きな川」だったりするらしいね。
ナイル=川 (エジプトには川はナイルしかないから名前は要らない)
オビ、エニセイ、レナ、ドン、インダス、ガンガ これらは全部「川」という
意味らしい。
31世界@名無史さん:2001/04/13(金) 11:34
ヨーロッパってお互いの国をそれぞれ自分流で呼んで文句がでないみたいでいいですね。同じローマ字綴りをそれぞれの発音で読んでるだけのだけでなく、ドイッチュラントのことをジャーマニー とかアルマーニュとかいってるようなのもあるでしょ。
一方でドイツは東西に分裂してもドイツ、韓国というと南支持で朝鮮を使うと北支持なんて思われるのとは大違い。
32世界@名無史さん:2001/04/13(金) 11:52
>>19 >>22 >>28
なんか話がずれて行ってるような気がしますが。

そもそもイングランドというと
・現代のイギリスを構成する一地域
・中世のイングランド国
のどちらかだと思いますが、
>>28 さんが言いたいのは前者、
>>12 さんの言いたかったのは後者だと思います。
ですからどっちも正しい。(^^;;;

現代イングランドが国家かどうかは諸意見あるでしょうが、
とりあえず >>1 さんの疑問とは関係ない話ですね・・・。
33世界@名無史さん:2001/04/13(金) 12:25
>31
一度だけですが、英国貴族出身の先生に国名で怒られた事があり
ます。それはここで話題になっているイギリスです。私はイング
リッシュという表現で構わないと思っていたら、イングリッシュ
はイングランドのみを指す言葉であって私の国はブリティッシュ
であると教えられました。但しその英語学校の別の先生(スコッ
トランド出身)はあの人はロードだから気にするな。私はスコ
ティッシュだと主張してました。
34世界@名無史さん:2001/04/13(金) 12:29
何で日本の学校はイギリス人=イングリッシュ
って教えるんだろう?
35世界@名無史さん:2001/04/13(金) 12:35
EnglishかBritishかって論争は当のイギリス人達でも
意見が分かれてるからな。近年は特にそうらしい。
スコットランドやウェールズにだけ地方議会が
あるのは不公平だ、イングランドにも地方議会を
創設してイングランドの議題はそこでやれ、という
話が出ていると最近の新聞に出てたよ。

いわゆるイギリスという国家がイングランドを中心に
拡大して現在に至るのは異論の余地がないからな・・・
「イギリス」という日本語だってEnglishが語源だろ。
United Kingdomと呼ぶのが正しいんだろうが、そしたら
連中の呼称に困るわな。ユーケー人? うーむ。
36世界@名無史さん:2001/04/13(金) 12:41
フランクは性格がのんびりでフランクだからと聞いたが・・・・。
37世界@名無史さん:2001/04/13(金) 12:43
ブリティッシュだとケルト系原住民のブリトン人、
イングリッシュだとゲルマン系侵略者のアングル人の意になりますよね。
民族に直接的なつながりがなくとも最古の原住民を取るか、
それとも系統的な祖先を取るか、の違いじゃないでしょうか。
http://www.geocities.com/Heartland/Acres/7288/England/gengo.htm

多分その辺の事情は、
マケドニアの国名使用論争から類推しても、
アイデンティティの問題じゃないかと思いますがどうでしょう。
http://www.t3.rim.or.jp/~h-ozawa/murata.html
38世界@名無史さん:2001/04/13(金) 12:48
連邦国家の取り扱いは難しいですよね。ドイツでもバイエルン
は「アナザーカントリー」と言われて当のドイツ人達があそこ
はドイツじゃないと言います。笑えるのがバイエルン人は我ら
はバイエリッシャーであってドイツじゃないと主張します。何
故一緒に連邦を組んでいるのか不思議です。
39世界@名無史さん:2001/04/13(金) 12:52
U.K.はInstitution としての国家の場合だけでしょう。England とWells、Scotland を含めていう場合はBritain が普通ですね。北アイルランドも含めてBritainというのかどうかよく知らないけれど、昔はアイルランドも含めてBritainが使われていたのでしょうからかまわないのでしょうね。だからロンドンの中央政府の統治下にある国家の人は普通はBritonでしょう。
40世界@名無史さん:2001/04/13(金) 12:53
そういやJAPANって名前はどうやってつけられたの?
41世界@名無史さん:2001/04/13(金) 13:00
Japan は東方見聞録が語源だったような。
42世界@名無史さん:2001/04/13(金) 13:08
>>40
「日本国」の元朝当時の読みが「ジーペンオク」。
マルコポーロがそれを聞いてか、マルコポーロから東方見分録を
聞き書きしたイタリア人が「Zipang」と表記。
ジパングがジャパン、ヤポン、ジャポンに訛化。

いまの日本語でも「日本」は「ジッポン」とも読めるもんね。
43世界@名無史さん:2001/04/13(金) 13:21
ベトナム:
 中国での呼称「越南」を国名化。
 「越」は遥かに遠いという意味。
 従って「ベトナム」は「遥かに遠い南の国」という意味。

インド:
 中東、ユーロッパ諸国での呼称をを国名化。
 インダス川からのインダスから派生。
 ただし、インドでは自国のことを「バーラト」あるいは「バーラタ」と呼ぶ。

シリア:
 古代の帝国「アッシリア」から訛化。
 アッシリアの意味は知らない。
44世界@名無史さん:2001/04/13(金) 14:00
>>43
インドはインドじゃインドじゃないんだ。初めて知った。
バーラタってマハー・バーラタの、バーラタ・ナティヤムの
バーラタか?
45世界@名無史さん:2001/04/13(金) 14:54
>「イギリス」という日本語だってEnglishが語源だろ。

「イギリス」という呼び名は、ポルトガル語の"ingle^s"が
語源と聞いた。
46世界@名無史さん:2001/04/13(金) 15:23
>44
正式国名が日本語となっていない国は多いです。よく出てくる
イギリスがそうですが、その他でも
オーストリア…エステライヒ
スペイン…エスパーニャ
ハンガリー…マジャール
など
47世界@名無史さん:2001/04/13(金) 15:47
ジャパン・・・ダサい・・・もっと良い名前なかったの。
48名無しさん:2001/04/13(金) 16:28
"Korea"の語源は「高麗」
49世界@名無史さん:2001/04/13(金) 16:33
エステライヒがカッコイイ
50世界@名無史さん:2001/04/13(金) 16:48
>>43
>アッシリア

古インド・ヨーロッパ語でassi(東方・朝)を意味する語から。
51世界@名無史さん:2001/04/13(金) 16:53
>>29
ポーランドで思い出した。
ポーランドでドイツはニエミエツ(言葉が通じない人の国)
イタリアはヴオヒ(髪の毛の濃い人の国)
ハンガリーはヴェングリー(黒い人の国)
5251:2001/04/13(金) 16:54
ドイツはニエムツィだった、スマソ
53名無しさんの主張:2001/04/13(金) 17:09
>>51
国名や民族名って語源をたどると差別的な言葉が多いね。
54世界@名無史さん:2001/04/13(金) 23:53
>>51
ニエミエッツはロシア人が使うみたいね。
意味は唖(オシ)。
ハンガリーはフン族と関係ないの?
55世界@名無史さん:2001/04/14(土) 00:08
>54
ハンガリーはフン族のマジャール人達です。一応フン族国家は
フィンランド・エストニア・ハンガリーがそうらしい…
エストニア人は大豆が腐って糸をひいた物を食べるとヨーロッパ
の人に教えられた。
5654:2001/04/14(土) 00:28
>>55さん
即レス感謝します。スコットランド人は海苔を食すというのは
聞いたことありますか?ソース不詳なのですが・・・
57世界@名無史さん:2001/04/14(土) 01:56
C.W.ニコルの地元でも食うと聞いたことがある
5854:2001/04/14(土) 02:01
>>57
そういえばソースはC.W.ニコルの本を読んだ友人
だった気がします。ありがとう。
ところでニコルってストーンズのブライアンの
幼なじみって知ってた?
59世界@名無史さん:2001/04/14(土) 02:10
>>55
> ハンガリーはフン族のマジャール人達です。一応フン族国家は
> フィンランド・エストニア・ハンガリーがそうらしい…
此処はいつから世界史板でなく妄想電波板になったのでしょう?
60異邦人さん:2001/04/14(土) 02:20
>>59
 マジャール人、フィンランド人、そしてエストニア人は、
ウラル諸語のフィン・ウゴル語派という同一のグループに
まとめられる場合があります。>>55氏はその事に関連して
何か勘違いしていらっしゃるのではないでしょうか。
61世界@名無史さん:2001/04/14(土) 03:55
ハンガリーの「ハン」はフン族の「フン」が訛化したもの。
62非公開@個人情報保護のため:2001/04/14(土) 11:58
>>36
逆です。
フランク人が先にあって「フランク的」はあとから。
こういった民族(地名)の代表的な性質(ステロタイプも含む)を抽出するのは
「レスボス的(女性同士の同性愛)」などいろいろ。
63あやめ:2001/04/14(土) 12:41
逆じゃないって説もあるみたいですよ。/fr-/を語幹にするチュートン
系言語では自由とかおおらかとか勇敢とかのニュアンスが元来あるん
だって。そっち方面に詳しい方お願い。
64世界@名無史さん:2001/04/14(土) 13:49
>>61
俺も最近までそうだと思い込んでたんだけど、平凡社世界大
百科事典のマジャール人の項目に以下のような記述があった
んで、ひょっとすると偶々語呂が合ってたことによる俗説で
はないかと疑い始めた。現在、調査継続中。

「マジャール人はバシキール(バシコルトスタン)あたりで独
自の人種的言語形成を行った。7〜8世紀ころにドン川中流へ
移り,ここでブルガール,トルコ系諸族の文化的影響を受け
た。このとき密接な関係のあったオノグルOnogur 族の名前
から,外国語での〈ハンガリー人〉(スラブ語系の venger,
ドイツ語の Ungar,フランス語の Hongrois,英語の
Hungary)が出ている。」
65世界@名無史さん:2001/04/14(土) 17:15
age
66世界@名無史さん:2001/04/14(土) 17:22
民族系統としてハンガリー・フィンランド・エストニアがフン族の流れ
なのかどうかはわかりませんが、少なくとも彼らはそう自称しては
いるようです。

ほとんどの民族にとっては起源の証拠などあってなきがごとしなので、
別にあっていようが間違っていようが関係ないんですけどね。
67世界@名無史さん:2001/04/14(土) 17:30
>>66
その3国の場合、国や民族の起源が周辺の国々と異なるという感覚
があるのは、言語の相違でしょうね。

68世界@名無史さん:2001/04/14(土) 18:26
>>66
> 民族系統としてハンガリー・フィンランド・エストニアがフン族の
> 流れなのかどうかはわかりませんが、少なくとも彼らはそう自称し
> てはいるようです。
 初耳なのですが、ソースは何でしょうか?
69世界@名無史さん:2001/04/14(土) 18:39
>>68
ソースは・・・そうっすね・・・覚えてないです(笑
間違ってたらすいません。
70世界@名無史さん:2001/04/14(土) 23:18
>61
ハンガリーという地名は「パンノニア」が訛ったもの、と聞いたことがあるが……。
あとフン族=匈奴の一部、てのはどうなんすか?
71世界@名無史さん:2001/04/15(日) 00:04
スオミの民族叙事詩「カレリア」を読むと、西洋神話よりも東洋神話に
近いですね。
あと、フィンランドとエストニアの国歌は同じです。
72世界@名無史さん:2001/04/15(日) 00:28
ハンガリー・フィン・エストニアがフンの末裔って自称するのは
19世紀に流行ったトゥラン主義って思潮のことだと思います。
ヨーロッパと違う自分たちのルーツを探して言語から溯って、
彼らの言葉が属すウラル語族とトルコ・モンゴル・ツングースの各語族、
それに膠着語仲間の朝鮮人・日本人をまで強引にあわせた
「ウラル・アルタイ語族」の世界に持っていったもの。
内陸アジアやシベリアの考古学・言語学発見に
ハンガリー人やフィンランド人の学者が多かったりするのはこのおかげ。
ハンガリーではフンの末裔(証拠はないわけですが)を意識して
「アッティラ」という名前を息子に付けることもあったそうです。

余談ですが…
トゥラン主義を輸入してパン・トルコ主義を作り出した
トルコの国定歴史観では匈奴=フン=突厥=トルコ人ということになっているので、
ディズニーのアニメ『ムーラン』で「フン族」が悪役として出てきたのに
抗議行動をおこしたトルコのナショナリストがいたそうです。
73世界@名無史さん:2001/04/15(日) 00:48
イギリス→ポルトガル語
オランダ→ポルトガル語
ドイツ→オランダ語
74世界@名無史さん:2001/04/15(日) 00:58
日本のことを「扶桑」と呼ぶが、この扶桑とはなんと「巨大なマンコ」の意味。

「巨商→巨桑→扶桑」と音の借用により変化してきたが、「商」とはもともと「牝器神」の意味であり、それを崇拝した殷の人々が同じく「商」を自らを呼称した。

古代中国人は、日の出を「太陽の出産」に見立てて、東の方を巨商と名付けたわけだが、それが扶桑となって日本を表すようになったわけだ。

ちなみに「古代には十個の太陽が存在し矢でそれらを打ち落としたところ最後に一個が桑の木に引っかかったのでその方向を扶桑と名付けた」という伝説は、漢字の変化によって原義が失われた後できた捏造。
75世界@名無史さん:2001/04/15(日) 01:02
なんで「イギリス語」といわずに「英語」というの?
仏語・独語などはフランス語・ドイツ語というのに。
76名無しさん:2001/04/15(日) 02:36
ハンガリーでは学校の歴史の授業で、
「中国の万里の長城建設の原因は、我々だ」
と教えているのでしょうか?
77世界@名無史さん:2001/04/15(日) 11:42
>>76
ハンガリーは知らないけど、トルコではそうなってますよ。
78世界@名無史さん:2001/04/15(日) 12:44
アルジェリアとナイジェリアは?
79>日本語で:2001/04/15(日) 14:17
日本語で海外の国や地名をどう呼ぶかを決めるのは誰ですか?

 イギリス(UK)とか,スペイン(エスパーニャ)とか原語とは相当違ってますよね?

 また,NHKでは中国地名は日本語発音で呼んでますが,ペキン,シャンハイ,ホンコン等は
 原語に近い発音使ってます.シーアン(西安),ジーリン(桂林)とかは日本語発音
 で,どうやって使い分けてるのでしょう?タイペイはタイホクと呼んでますね.
 さらに,西安はサイアンではなく,セイアンという風に,色々な読み方の可能性のうち
 どうやって,発音を決めてるんですかね?

政府ですか,旧文部省ですか,学会ですか,NHKですか?
80世界@名無史さん:2001/04/15(日) 16:10
政府系機関の基準は知りませんが他は慣習によるみたいです。

NHKでも
番組によって
台北を「たいほく」と読んだり「たいぺい」と読んだりしてるので。
81世界@名無史さん:2001/04/15(日) 16:32
確かNHKって極力その国の言葉で人名や都市名(国名もそう
かな)呼ぶという規定がある筈なのだが、それは隣国だけで、
欧米各国はそう呼んでもらえないね。
82世界@名無史さん:2001/04/16(月) 19:21
>>79
北京語では「北京」「南京」「香港」はそれぞれ
「ベイジン」「ナンジン」「シャンガン」(に近い発音)です。
日本で行われている発音は広東とか南の方の発音由来らしいです。
でももう定着しちゃってるから、そのままなんでしょう。
ちなみに大阪は北京語で「ダーバン」。
83世界@名無史さん:2001/04/16(月) 19:39
>>82
なるほど、Beijingは北京語の読みでしたか。
ベイジンダックなんてあまり美味そうじゃないですな。
ちなみにパリの中華レストランでは、北京風の意味でPekinois(ペキノワ)
が使われていました。国際的にはどちらが通称なのでしょうね?
84世界@名無史さん:2001/04/16(月) 19:48
>>79
北京語では「北京」「南京」「香港」はそれぞれ
「ベイジン」「ナンジン」「シャンガン」(に近い発音)です。
日本で行われている発音は広東とか南の方の発音由来らしいです。
でももう定着しちゃってるから、そのままなんでしょう。
ちなみに大阪は北京語で「ダーバン」。
85世界@名無史さん:2001/04/16(月) 19:53
二重カキコ、失礼しました。
86>結局:2001/04/16(月) 20:17
結局,誰が仕切ってるのでしょうね?

中学の地理の問題の回答で,中国の首都をベイジンって書いたり,
スペインのことをエスパーニャ正解にしてくれるのですかね?

英国のグレートブリテン...は,結構普及してると思いますが.
87>結局:2001/04/16(月) 20:17
結局,誰が仕切ってるのでしょうね?

中学の地理の問題の回答で,中国の首都をベイジンって書いたり,
スペインのことをエスパーニャで正解にしてくれるのですかね?

英国のグレートブリテン...は,結構普及してると思いますが.
88世界@名無史さん:2001/04/16(月) 20:52
試しに検索をかけてみたところ、こんな記述が・・・

>NHKでは放送で使うことばについて、放送用語委員会で審議し、
>決定しています。読みが2通り以上あったり、アクセントが
>搖れていたりすることばについての決定は、
>『ことばのハンドブック』『アクセント辞典』『用字用語辞典』
>に記載しています。
http://www.nhk.or.jp/bunken/NL-file/n033-s.html#000

ひえ〜! おそれいりました・・・
89世界@名無史さん:2001/04/16(月) 20:56
あと >>86 さんにはこちら。
http://www3.sppd.co.jp/tokusyu/nhk/jinmei.html
90世界@名無史さん:2001/04/16(月) 20:57
>>87
私が教師なら正解にしたい。

が、どんな学校で教えてるかにもよるかも。
呼称の違いにどんな意味があるのか分かっている生徒達の学校なら
無条件に正解でいいけど、そうじゃないと無条件にはちょっと。
91名無しさん:2001/04/16(月) 21:37
>>71
てゆうか、フィンランド語とエストニア語は殆ど同一の言語といっても差し支えないほど似ている。
92>89:2001/04/16(月) 21:50
ありがとうございました.

ただ,どこまでが慣用で,どこまでが非慣用かってわからないですよね.
ビルマとか慣用で流通してたのを(軍事政権が唱える)ミャンマーなんて
いうのに変えてしまってますしね.
93世界@名無史さん:2001/04/17(火) 22:33
エステライヒ
94世界@名無史さん:2001/04/18(水) 02:43
>>46
正式国名って優香,
日本=ジャパン
みたいに自国語と他国語みたいな感じじゃない?
95世界@名無史さん:2001/04/18(水) 02:55
>>92
それは政権交代で自称がかわったからじゃないの?
96実習生:2001/05/11(金) 13:51
ハンガリーは「フンガリア」地方というのが語源というのをきいたが。
フン族は4〜5世紀頃ヨーロッパ進出じゃなかったかな?マジャール人は10世紀だね。
アヴァール人というのは学校教育ではほとんど扱いませんが、彼らはどういった系統なんでしょうか?
97世界@名無史さん:2001/05/11(金) 19:18
>96
俺も、中学?高校?でそう習った気がする
フン族の住むガリア地方って意味だって・・・あそこってガリアか?
でも、今のハンガリー人は、マジャール人で構成されているって言ってた
98世界@名無史さん:2001/05/11(金) 21:25
>>96-97
"ハンガリー"="フンガリア"は、俗説にすぎません。
残念ながら、歴史を教えている教師ですら、そう思い込んで
いる人が珍しくありません。
99世界@名無史さん:2001/05/12(土) 07:10
>>92
自称の変更による国際的に使用される国名の変更では
戦前の話ですがペルシア→イランというのがあります。
この場合は多民族国家であるイランの国名が
同国の主要民族ペルシア民族から取られているのが
よろしくないと考えられたからではないかと思います。
ビルマ→ミャンマーも同様にミャンマーの主要民族(の他称)が
ビルマ族だったからではないかと。

>>96
アヴァールは中国史の烏丸あるいは柔然が西走したものという説がありますが、
確かな証拠は全くありません。
けっきょく系統不明じゃないかな。
100名無しさん@1周年:2001/05/12(土) 10:20
>>99
俺は長い間、イル・ハン国→イラン になったのだと思っていた。
場所も同じだし。
101実習生さん:2001/05/12(土) 10:49
イランとイラクの区別がつかなかった学生時代。
あのころは若かったな〜
10299:2001/05/12(土) 14:00
イラン Iran は「アーリア人の土地」って意味らしい。
歴史的にはペルシア地方を中心にペルシア語が共通語として通じた地域、
東はマーワランナフルから西はアナトリア内陸部あたりまでを指す。
ちなみにイラクも歴史的イランの一部だが、
アラビア人が多くしかも近世ではオスマン朝が支配していたので、
別々の国になってしまった。
おかげでイラク人とイラン人は仲が悪い。

イラク Iraq はアラビア語で「湾岸」って意味…だったと思う。
とにかくイランとは語源からして全く違うのだけど、
自信がないのでわかる人誰かフォローして。

>>100
イル・ハンはトルコ語で「国のハン」、つまり国王って意味です。
103世界@名無史さん:2001/05/12(土) 15:07
イラーク・アラブとイラーク・アジャムの違いは?
104世界@名無史さん:2001/05/12(土) 16:38
朝鮮は中国からみて半島が「朝光鮮良」つまり朝日に輝く美しい所、
というのが由来らしいけど、韓は?民族名?
10599:2001/05/12(土) 17:37
>>103
ええとだ、つまり、イラク(イラーク)ってのが
アラビア語で東のほうのかつてのペルシア帝国の領域を指す語で、
イラーク・アラブはアラブの住むイラク、つまり今のイラクあたり、
イラーク・アジャムはアジャム(異邦人、転じてペルシア人)の住むイラク、
つまり今で言うところのイランにあたる…ってことだったと思う…
のだけど、これも自信なし。
平凡社のイスラム事典を手元においてる人、ぜひ調べて教えて。
106世界@名無史さん:2001/05/13(日) 01:21
ロシアはルスが語源と聞いたが。
107世界@名無史さん:2001/05/13(日) 01:23
>>104
三韓時代ってのがあって、たぶんその辺が由来かと。
108世界@名無史さん:2001/05/13(日) 02:13
>>104
もともと朝鮮は「中山(=鮮虞)」という都市国家の雅名だったんだよ。それで河北や南満州を
アバウトに朝鮮といっていた。のちに衛満という人物が建てたの国(後の楽浪郡)を司馬遷が
「朝鮮」とよんだために楽浪郡地域の別名となった。
韓もはじめは今の北京のすぐ近くにあった都市国家の名前。
109世界の名無し王:2001/05/13(日) 19:09
新大陸の国名は面白いぞ。

例えば、ベネズエラの国名は、スペイン人がマラカイボ湖の
インディアンの水上家屋を見て、「小さなベネチア」と名づ
けたとか
110世界@名無史さん:2001/05/13(日) 19:56
>>6 ベルギーの語源は確かケルト系ベルガエ族だったと記憶
111世界@名無史さん:2001/05/13(日) 20:26
>108
その韓は三晋の韓のこと?
112世界@名無史さん:2001/05/13(日) 22:44
自分の国に「大」とかつけたりして
誇大表現してる国って、あります?

あたしは大英帝国と大韓民国しか知らん。
あと大日本帝国・・・
そういや中華ってのも過剰だな。
113世界@名無史さん:2001/05/14(月) 01:11
>>112
自分の国に大をつけている(いた)のは大日本帝国と大韓民国の他
中国の歴代王朝等です。
もともと国号に大をつけるのは中華王朝の風習。

大英帝国はイギリスの強盛ぶりを見て日本人が作った造語であって
イギリス人が「大英帝国」という意味の国名をつけたことはありません。
Great Britenっていう事がありますが、これは
現在のブルターニュ地方を小ブリテンと言うのに対する
大ブリテン、という意味であって島の名前にすぎません。

そもそもイギリスは創始以来、王国であって帝国を名乗った事はありません。
114世界@名無史さん:2001/05/14(月) 01:59
たしかバルカンの方で、大セルビア公国とかなんかそういう風に
日本語訳されている国があったと思うぞ。
115世界@名無史さん:2001/05/14(月) 03:38
>>113
大韓民国って韓国にとっての正式名称なんですか?
たとえば昔の明治憲法に「大日本帝国は萬世一系の〜」みたいに
韓国の憲法とかに載ってるの?
でも今向こうはハングルだしどう表記してるんだろうか
あと大日本帝国の時の英語表記はJapanだけかな
116世界@名無史さん:2001/05/14(月) 03:50
>>115
正式。併合直前は大韓帝国で、今は大韓民国。
117世界@名無史さん:2001/05/14(月) 08:03
>>109
新大陸の国名で思い出したけど、「ウルグアイ東方共和国」の「東方」って
独立する時の経緯から来た名称でしょうか?
118世界@名無史さん:2001/05/14(月) 11:26
>>115
正式名称。韓国語読みでは「テハンミングク」
英語だとRepublic of Korea
これだと「高麗共和国」になりますね。
ちなみに北は、
「チョソンミンジュジュイインミンコンファグク」
こちらはDemocratic people's republic of Korea
という現実とは大違いな表記になってます。
119世界@名無史さん:2001/05/14(月) 11:59
113>
確かセポイの乱鎮定の後、ビクトリア女王がインド皇帝を
兼務する際に「女皇」の称号を名乗ったことがあったかと思います。
つまりインドを植民地化していた期間(1850年代〜1948年)
事実上イギリスは帝国であったのでないでしょうか。
120世界@名無史さん:2001/05/14(月) 12:02
ヘロドトスによると、北方のフィノ・ウゴール系民族は、人食い人種だ。
121世界@名無史さん:2001/05/14(月) 12:03
>>7
だれも指摘しないようだから…。
ヘルウェティーはゲルマン系じゃなくて、ガリア人(ケルト系)だ。
122世界@名無史さん:2001/05/14(月) 12:05
英語の文献で普通に使われているBritish Empireという表現が、
日本人の造語なんてとても私には信じられん。ネタではないか?
123世界@名無史さん:2001/05/14(月) 12:10
大英帝国ホームページ↓
http://www.british-empire.org.uk/
124世界@名無史さん:2001/05/14(月) 13:22
119の言う通り。英国の国王/女王は、セポイの乱鎮圧でムガール帝国皇帝を
断絶させて以降、インドが独立するまではインド皇帝を兼ねた。
本国は王国だが、植民地を含めると帝国だったという珍しい例。
125世界@名無史さん:2001/05/14(月) 17:50
必ずしも支配者が「エンペラー」を名乗っていなくても、他民族の
国々を多数服属させ、それらを自国領に取り込んで、広大な領域を
支配する国のことを、「エンパイア」すなわち帝国と呼ぶ。
要するに、古代ローマ帝国並の国ってわけやね。
アレキサンダー「大王」のマケドニアも、「シャー」のササン朝も、
「カリフ」のウマイヤ朝・アッバース朝も、「ハーン」のモンゴル
も、「スルタン」のオスマン・トルコも、ビクトリア「女王」の英
国も、みんなエンパイアだ。
逆に、その国にエンペラーがいても、そういう実質が伴っていなけ
れば「神聖でもなければローマでもなく帝国でもない」なんて批判
をされちゃうわけ。
126世界@名無史さん:2001/05/14(月) 17:55
>>118
韓国も北朝鮮もどっちもコリアなら日・中・台ぐらいしか区別してくんないね
あわれ
127世界@名無史さん:2001/05/14(月) 18:53
>>106
ルーシ=>ロシア
128世界@名無史さん:2001/05/14(月) 19:32
ルーシの語源をさらにさかのぼると、「リュス」だという。
これは、ルーシの地に国を建てたスウェーデン出身の
バイキングの一団の呼び名かららしい。
129127:2001/05/14(月) 19:58
ルーシ(Rus)は今のキエフ/ウクライナ。そこからロシアとベラルーシが生まれた。

キエフの人はこの事を誇らしく思ってたよ。
130世界の名無し王:2001/05/14(月) 23:48
>>117
ウルグアイの「東方」について
ウルグアイはもともとアルゼンチンに入植したスペイン人が、ポルトガル人の
進入を防ぐためにラプラタ川の東岸に要塞を作ったのが始まりだとか。

アルゼンチンという大国に対抗するために、ラプラタ以東という意味合いを
強くこめて The Oriental Republic of Uruguay になったにすぎない。

ラテンアメリカ諸国には、大した意味がなく国の正式名称になった多くある。

ベネズエラは The Bolivar Republic of Venezuela と言った時期があっ
た。これはベネズエラ出身の指導者でラテンアメリカの独立に大きな貢献
をしたシモン・ボリーバルの姓をとってつけただけ。
131特名希望:2001/05/15(火) 00:06
>>22
ウェールズ(余所者)は王国じゃなくて公国(Principarity)だよ、
だからチャールズ(はよ出てけ、さっさと王になれ)はプリンス・オヴ・ウェールズ
因みに現地国名はカムリです。
132世界@名無史さん:2001/05/15(火) 00:29
>>128
ということは、キエフに移り住んだスラブ人は、
スカンジナビア出身なんですか?
すごい初歩的な質問で恐縮です。
133世界@名無史さん:2001/05/15(火) 05:54
>>132
いや、伝説ではスカンジナビア出身のノルマン人が
スラブ人の土地にやってきて開いた国がキエフ公国ってことになってる。
134117:2001/05/15(火) 07:41
>>130
どーもです。
あの東はやはりラプラタ川の東側の意味だったんですね。

初めて見た時は謎で謎で。
135132:2001/05/15(火) 09:46
>>133
そうでしたか。ありがとうございました。
136世界@名無史さん:2001/05/15(火) 09:59
>>133
最初に公国を建てたのはノヴゴロド。
ヴァリャーグ(ヴァイキング)が建てた国だが、
ノルマンと東スラヴ人の支配関係は希薄で、
急速に東スラブ系諸部族に同化してスラヴ化した。
その後キエフを占領しキエフ公国を建国。
恐らく、「建国」するという概念を東スラヴの緩やかな氏族社会に
持ち込んだのが、古くから厳しい王制を採っていたノルマン人。
137世界@名無史さん:2001/05/15(火) 13:48
エクアドルは赤道(equator)から。
赤道は、北半球と南半球を等分で分けるため、
=(イコール)から来ている。
138世界@名無史さん:2001/05/15(火) 14:16
スラブ系の名前がちらほらするので…

ウクライナは「辺境」という意味。昔はポーランドの辺境だったから。

ポーランドは「平原の国」とはちょっと違う。グニェズノを拠点としていた
ポラーニェ族(確かに「平原」を意味する語幹pol-を語源とするが)が
建てた国なので、「ポラーニェ族の国」とするのが正確。ポーランド国内の
各地方は、その頃住んでいた西スラブ系各部族の名前がついている。
例:シレジア(シュレジェン)→シレンジャニェ族、ポモージェ
(ポメラニア)→ポモージェ族。

さらに、ドイツのリューゲン島は西スラブのルギャニェ族から。
現在の東ドイツ地域(戦前の中央ドイツ)は、そのころ西スラブ人の
土地だった。ベルリン・ライプチヒ・ドレスデンなどは彼ら
西スラブ人が建てた街。

チェコはケルト人のボイイー族が去った後ボヘミア(「ボイイー族の
土地」)に侵入・定住していたゲルマン人のマルコマンニー族が
去った後、西スラブ系のチェシ族が定住したから、「チェシ族の国」の意味。

スロバキアはスロバツィ族から。

スロベニアはスロベン族から。

クロアチアはホルバト族から。
139世界@名無史さん:2001/05/15(火) 14:18
東ドイツのラウジッツ地方は、西スラブのウジチャニェ族から。
140世界@名無史さん:2001/05/15(火) 14:23
>>14
もともとのフィン族(フェンニー族)は恐らくラップ人といわれる。
その後凶暴な人食い人種のフィノ・ウゴル系語族(現在のフィンランド人と
思われる)が侵入し、フェンニーを駆逐・定住。
フェンニー族の土地という意味のフィンランドは慣例的に使われている。
141世界@名無史さん:2001/06/14(木) 23:16
スペイン系の新大陸は一般名詞流用なのが多いね。
きちんとした語源があるんだろうけど
国名のほかに、地名も

コスタ・リカ=裕福な海岸
エル・サルバドル=救世者
アンティグア・バーブーダ=古くて髭もじゃ

プエルト・リコ=裕福な港
プエブロ・ボニート=可愛い村
プエブロ・ビエホ=古い村
ラ・パス=平和
ブエナ・ベントゥーラ=幸運
ブエノス・アイレス=綺麗な空気
コンセプシオン=妊娠
ロス・アンヘルス=天使たち
142世界@名無史さん:2001/06/14(木) 23:24
>プエルト・リコ=裕福な港
>プエブロ・ボニート=可愛い村
こういうのは、その町の印象からなんだろうけど、

>アンティグア・バーブーダ=古くて髭もじゃ
>コンセプシオン=妊娠
このへんに至ると何が由来なのかわからんな。
143世界@名無史さん:2001/06/14(木) 23:33
エストニア人は大豆が腐って糸をひいた物を食べるとヨーロッパ
の人に教えられた。

新説を発表します。
水戸人が欧州に渡ってエストニア人になったのです。
エストニアの領有を日本政府は要求すべきです。
144?:2001/06/14(木) 23:53
>79
145?:2001/06/14(木) 23:57
>79
ずいぶんと遅レスだけど、間違って覚えてたらアレなので。
ji linは「吉林」、「桂林」はgui lin だよ。
146世界@名無史さん:2001/06/15(金) 10:35
>>142
「コンセプシオン」は妊娠でもいいんだけど、
Concepcion(ホントはoの上にアクセントね)というふうにCが大文字になると
「マリア様の処女懐胎」をさす。
宗教上の用語を地名に使うのはスペイン語圏では結構よくあることで
コンセプシオンって名前の女の子も多い。愛称コンセ。
147世界@名無史さん:2001/06/15(金) 15:19
識者の方に質問です。
オーストラリア、の国名の由来を教えてください。
148世界@名無史さん:2001/06/15(金) 15:24
オーストラリアの由来は朝鮮起源
149世界@名無史さん:2001/06/15(金) 15:27
韓国の昔話
「昔、この国は暴君に治められていて、国民は圧政に苦しんでいた。
 その圧政に我慢できなくなった、国の学者や有識者たちは、
 船に乗って、国を脱出。
 行き着いた島に、自分たちの国を築いた。
 それが今の日本。
 学者や有識者の末裔たちだから、日本人は頭が良い。」

という話がある。
実はこの話はなんとオーストラリアと日本にもあるのである。
すなわちオーストラリアと朝鮮人は同じ先祖なのである。
150世界@名無史さん:2001/06/15(金) 15:32
ご回答ありがとうございます
151世界@名無史さん:2001/06/15(金) 16:01
オーストラリアの最初の方のアウストは、
ギリシャ語で「南」かなにかをあらわす言葉じゃなかったっけ?
ウロ覚えでスマソ。
152世界@名無史さん:2001/06/15(金) 16:04
つまりギリシャ語で
南にある朝鮮という意味ですね。
南方にある韓国と云う事です。
153世界@名無史さん:2001/06/15(金) 16:09
147以後のスレ
めちゃくちゃおもしれー
154世界@名無史さん:2001/06/15(金) 16:22
オーストコリア?
155世界@名無史さん:2001/06/15(金) 16:25
>>149で弾圧された知識人が
新天地オーストラリアで文明を発展させたのです。
それを目撃した海運が盛んなギリシャ人が
オーストラリアと名づけたわけですね。
156世界@名無史さん:2001/06/15(金) 16:26
南のコリア
オーストコリア!
157世界@名無史さん:2001/06/15(金) 16:27
ちなみに>>149の話は本当らしいが
但しオーストラリアで伝えているのはアポリジニだぞ。
158おたく、名無しさん?:2001/06/17(日) 18:15
>125
古代日本はエンパイアですか?
現代日本は、広大でなくともエンパイアとも取れるが。
159158:2001/06/17(日) 18:19
実質、外交も内政も将軍がやってて、日本国王と名乗ってたし
琉球・蝦夷は中央からは外国扱いだったから(?)
古代日本はキングダムなのかな?
160世界@名無史さん:2001/06/17(日) 18:58
エンパイアの定義によるな。
エンペラーがいる国がすなわちエンパイアなら、確かに天皇の英訳は
エンペラーだが……
161>:2001/06/19(火) 00:30
幕末には将軍をエンペラーと訳していたこともある。文明を蛮族から守るというローマ皇帝の本来の役割からいうと征夷大将軍のほうが天皇よりエンペラーに近いね。
162名無しさん@1周年:2001/06/19(火) 01:04
>>158 熊襲、夷、土蜘蛛族などの「異民族」を、ヤマト朝廷は支配していたらしいから
その意味では古代日本はエンパイア。ただしこの場合の天下は関東以西、九州まで。
163世界@名無史さん:2001/07/02(月) 08:11
時代によっていろいろでしょ。
中世ならば天皇=法王(教皇)、将軍=皇帝、大名=諸侯って感じだろうし。
164世界@名無史さん:2001/07/11(水) 05:32
なんで「イギリス語」といわずに「英語」というの?
仏語・独語などはフランス語・ドイツ語というのに。
165世界@名無史さん:2001/07/11(水) 09:02
コートジボワールの話って出た?
166世界@名無史さん:2001/07/11(水) 10:33
>>164
えーご。
発音しやすいだけじゃないの?
167世界@名無史さん:2001/07/11(水) 11:31
最近のドキュン大学生は、フランス語のことを「ふらご」と
呼ぶらしい。
168世界@名無史さん:2001/07/11(水) 12:07
>>167
中国語なんか「チャイ語」。
これって最近の話なの?
169世界@名無史さん:2001/08/07(火) 14:22
サウジアラビアは「サウード王家のアラビア」
170世界@名無史さん:2001/08/07(火) 14:35
>>169
ヨルダン・ハシミテ王国
はハシム家から来ている。
サウード家のライバルだね。
171世界@名無史さん:2001/08/07(火) 14:48
英語は英吉利語の略でしょ
仏蘭西語の略で仏語、独逸語の略で独語ってのは使う
172世界@名無史さん:2001/08/07(火) 15:15
仏和辞典とか、独和辞典とか言うよね。
まてよ、じゃあ、ドイツ語とロシア語の辞典は
独露辞典、ドクロ辞典……うぷぷ。
173世界@名無史さん:2001/08/07(火) 15:34
ポルトガル(葡萄牙)語の辞典は
葡語辞典(ぽごじてん)っていうね
174世界@名無史さん:2001/08/07(火) 15:41
イタリア語ーイタリア語辞典⇒伊伊辞典(いい辞典)
フランス語ーフランス語辞典⇒仏仏辞典(ぶつぶつ時点・ふつふつ時点)
中国語ー中国語辞典⇒中中辞典(ちゅうちゅう辞典)
ドイツ語ードイツ語辞典⇒独独辞典(どくどく辞典)
175世界@名無史さん:2001/08/07(火) 17:54
このスレまじおもしろいです。
自分、史学科東洋史学専攻出身のくせにまるきり忘れていたので
ひさびさに血がたぎりますな。
これぞ、歴史の醍醐味??
176世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:23
私も史学科東洋史専攻在籍中ですがためになりますなあ。
皆さん本当にすごいですね。
177フニャフニャディ:2001/08/07(火) 20:32
外大ではフラ科、チャイ科、ベト科、スペ科って言ってますね。
英英辞典があればスペスペ辞典もあるし、
ベトベト辞典なんてのもあるらしいです(w
178世界@名無史さん:2001/08/08(水) 14:40
177,178は同じ大学なのか?
179世界@名無史さん:2001/08/08(水) 15:43
>>178

数字も数えられないのか?(ワラ
180世界@名無史さん:2001/08/08(水) 17:09
>>179
横道それんな
修正age
181世界@名無史さん:2001/08/09(木) 16:02
先日、ハンガリー人とたまたま話す機会があったんですが
名前を聞いたら『アッティラ』!
なんか、感激しちゃった
182世界@名無史さん:2001/08/09(木) 18:15
インドネシアという国名はインドとどういう関連があるのですか?
あとブラジルとバングラデェシュの由来を知ってる方教えて下さいませ。
183世界@名無史さん:2001/08/09(木) 18:35
ブラジルは、なんか木の名前だっけ?
184世界@名無史さん:2001/08/09(木) 19:19
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185名無しさん:2001/08/09(木) 23:53
オーストラリア#オースト#南#ラリア#大陸
オーストリア#リア#国
アウストラロ?ピテクス#南の直立人
186世界@名無史さん:2001/08/10(金) 00:44
バングラデシュはベンガル語でベンガル人の国の意味。
187名無しさん:2001/08/10(金) 17:35
訂正
アウストラロピテクスのピテクスは
猿なので、南(ケニア)の猿人
ルーシーと名づけられた女性で我々の先祖
オーストララシアもありますね。
これを書いていて変なことが気になった。
ASIAのAとは、否定の意味だとすると、
ASIAとは、何も無い所という意味にならないか?
ギリシャなどからみて、トルコなどはどのように
みられていたのだろう?
188 :2001/08/10(金) 18:14
オーストリアはオスト(東)の土地という意味ですな。
189フニャフニャディ:2001/08/11(土) 00:07
>>188
独語じゃ「エスターライヒ」と呼んでますね。
ちなみにハンガリーは「ウンガルン」だそうで。
190世界@名無史さん:2001/08/11(土) 00:26
そういえばアジアの語源て、ギリシャ人がいまのアナトリアのあたりのことを
そうよんでいたと聞くけど。中国、インド、ペルシャ、アラブ、トルキスタン
を一括りにするのって絶対無理があるよ。
191世界@名無史さん:2001/08/11(土) 00:44
>>182-183
まえに、歴史クイズスレに問題として出てきたことがあるな。

ブラジルという染料を取っていた木があって、ブラジルに生えていた
から、その木がブラジルと呼ばれたのではなく、ブラジルが生えてい
たから、その地がブラジルと呼ばれるようになった、ということだっ
たようだ。

にしても、ややこしい。
192世界@名無史さん:2001/08/19(日) 23:16
ハンガリーは、
「フン(族)のガリア」が語源だよね。

既出でしたか?
193梵阿弥:2001/08/20(月) 11:30
>192
ハンガリは南ウラルのオノグル人の流れであることをあらわす。
194世界@名無史さん:2001/08/22(水) 01:24
>>78
アルジェリアは同国の首都でもある都市アルジェから。
ナイジェリアはNiger+iaは、黒い人の地。
ニジェールと同じ。

ドイツはゲルマン民族テウトニー人から。
ゲルマンはケルト人の呼称から。「ガルガルと喋る人」とかいう意味らしい。
アルマーニュはゲルマン民族アレマンニー人から。
ニェメツキーは「喋らないひと」だが、スラヴ系言語を話してくれないという意味で
差別的なものではない、という話も聞いた。
195世界@名無史さん:2001/08/22(水) 01:27
>>190
それは正しい。確か本来はアナトリアの町の名前。
アフリカも本来はカルタゴ付近の地方名。大陸名ではない。
196大スキピオ:2001/08/22(水) 06:45
スキピオ・アフリカヌス
197世界@名無史さん:01/08/30 21:03 ID:nceKlf22
西洋では、japanで漆器、chinaで陶器を意味するそうです。
国名の由来ではないですが。
198世界@名無史さん:01/09/09 22:09
199梵阿弥:01/10/05 16:13
>>197
磁器では?
200オーストリア。:01/10/05 17:43

 エスターライヒはオストマルクから。オストマルクとは、東の開拓地、辺境領、
とかそんな意味。
 これは日本人が関東を「東国」と呼んでいたようなもので、それがいつのまに
か別の国となっていたというわけだ。

 オランダは独蘭語でニーダーランデ(ネーデルラント)。「低地の地方or邦」の意
だが、「自分たちの居住領域の中で低地の部分」であったのが、別の国になってしま
ったために国号になった。
201世界@名無史さん:01/10/06 00:37
あんまり関係ないけど、ヨーロッパ+アジアでユーラシア大陸という名称
と知った時は目からウロコでした。
202世界@名無史さん:01/10/06 18:51
今、パキスタンの由来について週刊子どもニュースでやってたが、アフガン州、パンジャブ州…と各州の頭文字を並べたら、たまたま清らかな国という意味の言葉になったので国名にしたということらしい。
203世界@名無史さん:01/10/06 22:09
>>7,8
かなり遅いですが、スイスの正式国名はヘルヴェティア
ではありません。

コインやお札にヘルヴェティアとかかれているのは
1、ドイツ語、フランス語、イタリア語で書くスペースがない
2、書くとしても順序が問題になる。
からです。そういう問題が起こるのが目に見えているから
国民合意の元でナポレオン占領時代に呼ばれていた国名
「ヘルヴェティア」(ラテン語)を用いているのです。

言語にかかわらず国民すべてが関係してくる国名表記は全て
「ヘルヴェティア」で統一しています。
オリンピックなどでのスイスのアルファベットでの国名の略はCH
(Confederation Helvetiaの略、日本ならJPN)ですし、車のナン
バープレートもCHです。
204世界@名無史さん:01/10/06 22:39
イスラム圏は、様々な王朝の国家興亡があるけど、あれって国家名じゃないよね。
たとえば、ファーティマ朝とか、ムラービット朝とか、チムール帝国もまさかこういう国名じゃなかったろうし。
国名はなんて言うんだろ。
205世界@名無史さん:01/10/06 23:21
そもそも前近代に正式な「国名」という概念があったのかな?

あ、でも漢字圏にはあるか。
206世界@名無史さん:01/10/07 16:05
国の名前って「…イア」で終わることが多いですね。
もちろん全ての「…イア」が同じ語源じゃないでしょうけど。

【アジア州】「インドネシア」「カンボジア」「サウジアラビア」「シリア」「マレーシア」
【オセアニア州】「オーストラリア」「パプアニューギニア」「ミクロネシア」
【アフリカ州】「アルジェリア」「エチオピア」「エトルリア」「ガンビア」「ギニア」
「ケニア」「ザンビア」「赤道ギニア」「ソマリア」「タンザニア」「チュニジア」
「ナイジェリア」「ナミビア」「モーリタニア」「リビア」「リベリア」
【ヨーロッパ州】「アルバニア」「イタリア」「エストニア」「オーストリア」「クロアチア」
「スロバキア」「スロベニア」「ブルガリア」「ラトビア」「リトアニア」「ルーマニア」
「マケドニア」「ユーゴスラビア」「ボスニア」「アルメニア」「グルジア」「ロシア」
【南北アメリカ州】「セントルシア」「コロンビア」「ボリビア」
207世界@名無史さん:01/10/07 16:16
三省堂の「最新世界の国」には191国の名前の由来が載ってるぞ。
208世界@名無史さん:01/10/08 20:22
Asiaは、>>50のassi(東)+ia(接尾辞)が語源かなぁ、と思ってみた。
思ってみただけだが。
209世界@名無史さん:01/10/08 21:31
>>197
JAPANは東方見聞禄から、CHINAは支那からです。

>>199
チャイナは陶器です。ボーンチャイナは骨入り陶器という意味。
磁器はポーセリンです。
210世界@名無史さん:01/10/08 21:45
国の名前からズレますが、
日本語の「ヨーロッパ」って、
Europeの何語の発音をもとにしたカタカナ語なんですか?
211世界@名無史さん:01/10/08 22:45
>>209

更に言うと、
  日=ジツ=ジ
  本=ポン=パン
  国=コク=グ
らしいです。
212世界@名無史さん:01/10/08 23:38
-iaはギリシア語とかラテン語とかの
形容詞から女性名詞を作る接尾辞じゃなかったっけ?
213世界@名無史さん:01/10/08 23:45
確かポルトガル語じゃなかったかな?オウローパ
214世界@名無史さん:01/10/09 01:06
たいへん遅レスで恐縮ですが、
イングランドは1707年の連合法 Act of Union 以来、国名ではないはずです。
Kingdom of England と Kingdom of Scotland が1707年に合併して、
1707年から Kingdom of Great Britain になった。
だから「国」としては、あくまでもスコットランド、ウェールズを含めた、
グレートブリテンでしょう。
イングランドもスコットランドも、あくまでグレートブリテンの一地域でしかない、
というのが当初の目論見だったはず。
ある時期はスコットランドという呼び名さえやめて、
North Britainと呼んでみた頃もあった
(むろん定着しなかった。逆に South Britain という呼称は見たことがないが)
そして1801年のアイルランドとの連合法によってはじめて、
United Kingdom 連合王国という言葉が登場するわけです。
つまり The United Kingdom of Great Britain and Ireland ということですね。
ここでだってイングランドやスコットランドという語は現れない。
国名は統一され、議会は合同したが、
それでも人々のあいだに別国意識(ときには差別意識)は残り、
(心情的なもののみならず、スコットランド貴族はグレートブリテンの議会に
互選でしか議席を持てなかった。すべてのイングランド貴族には議席が認められたが)
20世紀にまで引きずっているというわけでしょう。
でもやっぱりそれぞれは国じゃない。
nation というよりは country といったニュアンスか?

そうした意味合いもかねて、サッカーやラグビーのテストマッチでは、
グレートブリテンの枠をはずしたかたちでチームを組んでいるのか(ウェールズを含め)。
その起源を教えてくれる方、誰かいないかなあ。
215214:01/10/09 01:10
20世紀じゃない、もう21世紀だねえ。
長文のうえに、こんなミスでスマソ。
ちょっと逝ってきます。
216世界@名無史さん:01/10/09 01:25
>>213
ありがとうございます。
ポルトガル語というのは日本とのつながりを考えれば説得力ありますね。
でも、ほんとなの?(失礼・・・)
217世界@名無史さん:01/10/09 02:01
>>214
ラグビーは知りませんが、サッカーの場合
代表チームはサッカー協会単位だからです。

現在のサッカーと呼ばれる競技は
「Association Football」の略語です。
ここでいうAssociationとは
イングランドに設立されたサッカー協会Football Associationの事です。
これを受けて連合王国内の各地域は、それぞれのサッカー協会を作りました。
この段階でサッカーはイギリス国内で主に行われていた競技でした。
それが、現在では世界中に広まっているのです。
ちなみに連合王国にある4つのサッカー協会は
他のサッカー協会とは別格で、
ルール改正など重要事項の議決は
FIFA(世界サッカー連盟)、イングランド、
スコットランド、ウェールズ、北アイルランドがそれぞれ1票を投じて
決定します。
218世界@名無史さん:01/10/09 02:10
>>217
オリンピックはイギリスですよね。
で、オリンピックのサッカーはイギリスじゃなく分かれるんですか?
219史思明:01/10/09 02:29
偉大なる予備校講師青木先生は授業で「朝鮮の王朝が高麗だった時、
高麗産の青磁が広くヨーロッパで愛され、英語で言うKoreaは
高麗青磁の影響下で名づけられた。」みたいなこと言ってた。
220梵阿弥:01/10/09 10:32
>>214
競技にもよりますが結構ありますよ。香港とか(今も)、デンマルク領フェロー諸島とか、
米領グアムとか、ネデルラント領キュラソーとか。
>>218
なんと出る資格が無いのです。
221世界@名無史さん:01/10/09 15:45
>>219
ドキュソな先生だよその人…漢字圏の地名英語読みはヨーロッパ人が来た時、当時
の政権がその地を何と読んでいたかで決まった。中国は当時チナと呼ばれてたから
チャイナだし、韓国はコーリャだったからコリア、例外が日本でマルコポーロが決
めた…黄金の国。ヨーロッパでの国名だってオランダは時の政権がホランドだった
からニーダーラントと誰も呼ばないし、ドイツはゲルマニアになってしまった。
222世界@名無史さん:01/10/09 16:24
>>182
インドネシアは、Indo+nesia でnesiaはギリシア語のnesos "島"から
来てます。だから、melanesiaは「黒い島」、polynesiaは「たくさんの島」
micronesiaは「小さい島」です。
223世界@名無史さん:01/10/09 17:26
高麗が滅んだのは大航海時代より前じゃないか。
224214:01/10/09 23:28
>>217
そうかあ。
サッカーの世界では、
あくまでも連合王国は別格ってことなのですね。
レスありがとうございます。
225218:01/10/09 23:31
>>220
へーっ!マジ?そうなんだ!  レスどうもでした。
(出来ればその理由も教えて欲しい・・)
226世界@名無史さん:01/10/10 17:18
実は去年、オリンピックでもサッカー以外の競技では、イギリス代表として
出場し、素晴らしい成績を収めたのだから、サッカーもイギリス代表を
作るべきだと言う意見がイングランドのサッカー協会の一部から出されたことがあった。
あの当時はイングランド代表はボロボロだったからなあ。

ちなみにスペインのカタルーニャ地方の人も、カタルーニャ代表を作らせろ
とかってわがまま言ってる。バスクの人たちもね。
227梵阿弥
>>225
昔は出てたと思います。全ブリテンのアマチュアで編成して五輪予選を勝ち抜けばよいのです。
しかし御子サマランチ会長時代にフットボールは23歳未満ならプロでも出れる様になり、既に
ヨロッパは國際試合が多かった為か23歳未満のヨロッパ選手権が五輪予選を兼ねる事に成りま
した。しかしF.I.F.A.統括のヨロッパ選手権は当然イングランド等の協会単位の参加の為に、
大会を勝ち抜いても五輪の参加資格がないのです。アトランタかシドニーの予選を兼ねた23歳
未満ヨロッパ選手権でスコットランドが4位となり普通なら五輪出場となる処が出られず、
準々決勝でスコットランドに敗れた処が代わりに出たことがありました。スコットランド協会
登録の選手がブリテン五輪代表を名乗って出ればいいのにとも思いますが。他國が邪魔して
居るのでしょうか。
>>214
あの辺は協会の設立が早いんですよね。テニスやゴルフは1850年頃です。個人競技なので目立ち
ませんが。フットボールやラグビーは1870年ころで、どちらもイングランド対スコットランドの
「國際試合」をやってます。因みに1936?年にアイルランド共和國が独立した時にフットボール
協会はダブリンからブリテン領のベルファストに移ったので反発しダブリンにアイルランド協会
が樹立され、ベルファストの方は北アイルランド協会と名乗っています。ラグビーはそういった
事は無くダブリンにアイルランド協会がありアイルランド共和國と、ブリテン領北アイルランド
の選手が属しています。これはこれで國歌とか揉めるのですが。