スレとはあまり関係ありませんが、
国際政治の議論の中に、近代の終焉後、現在以後の世界はふたたび中世のような構造になる
「新しい中世論」というのがあるんです。
・国家が弱くなっていろんなヤツ(企業、宗教、国際組織、個人)が政治の主体になる
・そしてそいつらは国家の手をはなれて勝手にうごきだし、一枚岩ではなくなる
・自由主義的民主主義というイデオロギーは正統性をもち、それを超えるイデオロギーは現れない
これらはヨーロッパ中世のシステムとそっくりだという主張です。
・国家(君主)、貴族、都市、教会、商人等の多様なアクター
・網の目のように複雑にからんだ関係性(複数の君主に仕える騎士など)
・唯一正統性をもつイデオロギーキリスト教
衛生概念まで後退してみんな窓からうんこを捨てるようになるのかどうかは別として、
21世紀の庶民は今とは違う世界観、アイデンティティをもつんだろうか。
たとえば、じぶんのことをどう認識するのか?
中世のひとたちって自分のことを○○人って認識していたの?
ヨーロッパ人、とか、オルレアン人とか、フランス人とか。