『アントニウス』の「カエサル追悼の演説」

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1世界@名無史さん
ってどんな内容だったんでしょうか?

2名無しさん@1周年:2001/01/04(木) 09:14
民衆扇動の手本のように言われているけど、
よく知られている名演説の大半はシェークスピアの
創作らしいね。実際のアントニウスはどちらかというと口部手で
しばしば元老院議員たちから失笑を買っていたらしい。
実際のカエサル追悼の演説は自分の遺産を民衆にバラ播くという
カエサルの遺言の一部を民衆に知らせただけだろう。
それだけでも、もちろん暗殺者たちを追いつめるのに
効果的だっただろうけど。
3名前入れて臭い:2001/01/06(土) 03:34
当時(紀元前)ローマの新聞かなんかに「大変素晴らしい演説だった」という記述があったと聞いたことが・・・・
平民出身だけど雄弁だったって
4世界@名無史さん:2001/01/06(土) 11:25
歴史・文学の重要テーマに見えるけど、演説があって民衆が激昂したという以外、
あまりわかってないのかな。

記憶にとどめて手紙や日記に残っててもいい一大事だと思うけど?
5名無しさん@1周年:2001/01/06(土) 13:57
>>3
民衆派系の新聞だったんじゃないか?
6アントニウスって:2001/01/07(日) 12:11
なんでこんなヤツがカエサルの右腕だったり、
執政官になれたんだ?って印象なんだけど・・・
なんでだろ?秀吉みたいに、戦争での戦果が優れてたとか?

7名無しさん@らいとふっと:2001/01/07(日) 13:05
>>6
ガリア戦の軍団長としては有能だったみたいですよ。
だが決して政治家ではなかった。
8世界@名無史さん:2001/01/07(日) 14:40
三国志落とすために上げ
9名無しさん@1周年:2001/01/07(日) 15:12
>>6
男気があって豪快で勇猛果敢で親分肌で部下に慕われ、
命令には犬のように忠実で上司からは可愛がられた。
しかし、情に流されやすく気分屋で、
しばしば冷静な判断力を欠くところがあった。
こんなところでしょうか?
情故に最後の最後までクレオパトラを切ることができなかった。
情が厚いということは政治かとしては×でしょう。
10世界@名無史さん:2001/01/07(日) 23:10
>>9

クレオパトラと組んだのは、アントニウス自身の野心もあったのでは?
最初はお互い、結構損得勘定ずくで利用しあってたのが、
オクタヴィアヌスに追いつめられて共同戦線張って戦わざるを得なくなった。

そのオクタヴィアヌスはクレオパトラを敵視していたように見せてるけど、
カエサルが死んだ直後からアントニウスとの間には根深い対立があったのも
事実。
結局はカエサルの後継者争いであって、クレオパトラ抜きでも、いずれ
二人は戦って、負けた側は戦死か自殺か処刑かの目にあってたと思う。

クレオパトラを切ることが出来たとしても、それがアントニウスにどれほど
有利に働いたかは疑問だなあ。
11日本@名無史さん:2001/01/08(月) 01:02
be patient till the last@` I came to bury the caesar@` not praise himって奴ね
12日本@名無史さん:2001/01/08(月) 01:14
I came here to bury〜だよ
13名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/01/08(月) 01:16
Friends.romans@`countrymen.Lend me you ears!
懐かしい。オレが高校の時の英語の教科書に載ってたんだよな〜。

あ、11 とは別人です。
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>>10
確かにそれは一理ある。
最初は利害関係だったかもしれない。
しかし、アントニウスはクレオパトラにはまってしまい、
ローマ女の鏡のような妻のオクタビアを捨ててしまった。
このことでアントニウスはローマ市民及び兵の支持を失っていく。
これは痛い。
しかし、アントニウスはさらにこのさげまん女にはまっていく。
そして、天下分け目のアクチウムの海戦で怖じ気づいたクレオパトラのせいで
勝てたかもしれない戦をおとしてしまった。
カエサルやオクタビアヌスだったら、
どんなにクレオパトラに惚れ込んでいたとしても、
上記のような失敗は絶対に犯さなかっただろう。
逆にアントニウスがクレオパトラを利用するだけにとどめる冷静な男だったら、
間違いなく戦下手のオクタヴィアヌスを破っていっただろうし、
もしかしたら、カエサルも自分の第一後継者として
遺書にアントニウスの名前を書いていたかもしれない。
でも、私はそういうバカなアントニウスが好きなんですよ。
クレオパトラとアントニウスの最後のエピソードは
涙無くして読めません。