パンが無ければケーキを食べればいいじゃない

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1名無しさん@1周年
飢えに苦しむ民衆に対するマリーアントワネットの言葉。
氏んでください。
2名無しさん@1周年:2000/07/15(土) 01:16
そのセリフ有名だけど、実際には言ってないらしいよ。>1
3名無しさん:2000/07/15(土) 01:23
しかし、貴族は本当にそのくらいの認識だったかも。
4>1:2000/07/15(土) 03:37
もう氏んでるって。
5あやめ:2000/07/15(土) 18:56
東洋でも類話があります。晋の恵帝(290-306 A.D.)は極めて暗愚な
君主で天下大乱の兆しが顕著になったことも、皇后が男漁りをしてい
ることにも気が付かないでいたということです。はっきり言って智慧
遅れだったらしい。
ひどい飢饉で餓死者が大量発生しているという上奏を聞いて言ったこ
とが「(穀物がないなら)何で肉糜を食べないのか」
肉糜とは肉を煮とろかしたもにだそうです。彼は餅を食べ中毒死しま
した。毒殺という説もあります。
6名無しさん@1周年:2000/07/15(土) 21:23
主食のご飯が無くたって、他に食うものはいくらでもあるのに、
日本米にこだわった大馬鹿な日本人共は、彼女以下だね・・・。
7名無しさん@1周年:2000/07/15(土) 22:16
人はパンのみに生きるに非ず・・・
ええこというやないかマリー
8名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/16(日) 00:04
ツヴァイクの『マリー・アントワネット』で
彼女が母帝マリア・テレジアに送った手紙に
「民衆達は、私達に高い税金を取られてるのに
私達の為に万歳を叫ぶのです」とか書いてあったよ。

この手紙はほんとだろうけど、どんな意味を込めて言ったのかな。
自分の浪費癖に自己嫌悪を抱いての自嘲の言葉か
それともほんとに民衆を馬鹿にした言葉なのか

少なくとも1の有名なエピソードは完全な嘘だとわかる。
9名無しさん:2000/07/16(日) 06:11
>8
その手紙ツヴァイクの創作じゃないの?
10名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 13:40
1は革命家たちが民衆を刺激するために
考えたデマです。
皆さん、近所のつきあいでも、デマを流
されないように気をつけましょう。
11名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 05:47
ケーキじゃなくて、ブリオッシュと言ったとか・・・。
ブリオッシュはバターたっぷりで栄養があるので、
高価なお菓子の部類に入るかもね。
12:2000/07/17(月) 09:35
いつの時代でも<扇動>には気を付けましょう。
13マジレス?:2000/07/17(月) 17:19
このせりふを言ったのは、ルイ15世の娘(ルイ16世の叔母)である
ヴィクトワール内親王らしい。
14名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 19:32
いつの世にもドキュンは居るものです。
真面目に相手してはいけません。
15名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 19:37
>14

至言ですな。
16名無し様:2000/07/18(火) 06:44
何でこんな言葉が出たかと言うと

彼女は食べることができなくてに困った経験がなく
彼女の周りには食べる物がたくさんあったので
民衆がどういう暮らしをしているかわからなかったんでしょう
別にひどい人とは思えない
17名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 06:53
天然ボケ
18名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 17:44
池田勇人の「貧乏人は肉を食え」(実際はないようが違うそうだが)は正論。
19名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 19:15
ネタ元は古代中国だそうです。
20名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 19:39
>18
貧乏人は麦を喰えじゃないの?

犬を喰えといったのは確か江戸時代の奉行か代官でしょ
21名無しさん@1周年:2000/07/19(水) 00:55
朕はたらふく食ってるぞ
汝臣民飢えて死ねってのもあったな。
22>21:2000/07/19(水) 06:06
そりゃアカが勝手に作ったやつじゃん。
23名無しさん@1周年:2000/07/19(水) 07:49
パンケーキ食えばよかったのにね。
民衆>だから小麦粉がないっちゅうねん!
S → P
Let them eat cake
V O C(原)
24名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 15:35
私も16さんの意見に賛成。

貧しい人たちの暮らしを垣間見る機会も、そのような身分の人と本音で話し合う
なんて機会も、周りは持たせなかったと思う。
知らないから(知らされないから)分からない。
無知で危機感の無い、その時代らしいお貴族王族に過ぎなかったのだと思う。
特別に悪い人の発言だとは思いたくないですね。
25名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 17:13
>1
ていうか、マリーとかの貴族階級にとって、ケーキは当時はものすごい豪華で、カロリー豊富で
それだけで腹一杯になるような料理だったんだな。それすら作ることができない現状が分からなかったんだよ。
マリー自身は悪気があって言ったんじゃなくて、自分の立場からの「提案」を言ったまでだよ。
「右手が使えないなら左手で字書けばいいじゃないか」みたいな感覚に似てるな。
26名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 17:15
>25
両利きの人間が、右利きの人間に対してそういう事を言うような感覚。
27名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 17:59
あの西太后も庶民の悲惨な生活を目の当たりにした時
同情して金を恵んだとどっかで読んだ。
マリーも庶民の生活を見ていればまた違った行動を
していたと思う。
28名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 22:16
マリー一人の浪費で、王室が火の車になったわけではないですもんね。
私は14世の女好きから、王室予算が狂ってきたのではないかと・・・

さも、マリーOnlyの浪費のように責められてて、かわいそう。
29名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 01:36
マリー=アントワネット一人がさらしあげられたフランス革命・・・

「パンが無ければ」ってのは革命側のプロパガンダネタに過ぎない。
マリーって、他にも愛人にモロ突っ込まれてる画をばらまかれたりしてる。
30名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 21:41
世界三大悪女から免除してあげたいですねえ。
「ベルサイユのばら」を読んだから、同情してるのかな・・?
31七氏:2000/08/02(水) 02:04
天然ボケが一番厄介ってことかな?
確かに同情に値するかもね。
32名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 11:13
28さんの意見に逆らうようだけれど、宝石や衣装、毎晩のように行われるパーティー
そのパーティーの会場となるパレスや庭園の建設費を考えるとかなりのものになると思うんだが。
ただ、これって内需拡大につながらないのだろうか。それと、貴族達為政者同士の
連携=既得権益の擁護にも役立つのでは? このあたりのご意見きぼーん。
33名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 15:20
>32
結論から言うと、内需拡大にはつながらないよ、というよりほとんど貢献せん。
浪費された金は一部の商人や貴族などの利益共同体内で分配されるだけで、
連中はほとんど資産として貯め込んじまう。
公共事業を内需拡大につなげたいなら、そういうブラックホールへの漏れを
とめなくては話にならん。
金が天下に回らんということだ。
第一その手の建設は社会資本とは全然関係ないんだ。
34名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 16:35
>32さん
パーティー三昧には、貴族たちの人気を得るための、
パフォーマンス的な意味合いもあったのでは?
そしてもちろん、王妃たる者貴族なんかよりぼろいものを
身につけるわけにもイカンでしょうし。
ファッションリーダーである事も求められたようです。
10代でそんな所へやってきたマリーは
求められるものになろうと、必死だったろうと思います。
だからと言って、浪費は良くありませんよね。
つまり、前にも述べたとうり
とんでもない世間知らず&浮世離れ娘だったのでしょう。
↑ここの部分、彼女だけの責任じゃなかろー
と言いたかったのでし。
マリーを熱く弁護しちゃったけど、別に友達じゃありません(笑)
35名無しさん@1周年:2000/08/03(木) 13:58
>34
エリザベス1世もビクトリアも普段はぼろ着てたよ。
いい服なんてフランス上流階級の程度の低さをあらわすだけ。
3632:2000/08/03(木) 18:06
33、34さんレスありがとう。
>浪費された金は一部の商人や貴族などの利益共同体内で分配されるだけで、
>連中はほとんど資産として貯め込んじまう。
それがさらに浪費を生んで最終的には庶民に回ってくる・・・って事にはならないんでしょうか。
話はそれるけれど、現在日本が行っている政策でも、同じ事が起こっているような気がするのだが。
こっちまで金が回ってきてないぞ。
>パーティー三昧には、貴族たちの人気を得るための、
>パフォーマンス的な意味合いもあったのでは?
これと35さんの意見を合わせて考えると、政治的意義のあるパーティーじゃなかったということですね。
イギリス王室の堅実なやり方のほうが、長続きしたと。ただ、王室の資産を考えたときに、
イギリス王室が貧しいとはいえませんよね。やはり浪費が革命を引き寄せたのだろうか。
37名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 10:59
>36
金持ち連中の間でぐるぐる回っているうち、どんどんそこにだけ資産が集中して
周りは貧乏になっていくんだ。熱帯低気圧とおんなじだな。
だから現代の日本や世界の場合も、資本主義のルールの確立が急がれるんだ。

そうだよ、イギリスと同じく日本の家康だってその吝嗇によって支配者に
なれたんだよ。フランス革命は、台頭してきたブルジョワジーの権利向上の
運動の色彩のほうが強いよ、それに庶民も乗った。実際は大貴族が敵だったんだ。
マリーはその象徴として殺されたかわいそうな生贄だ。

ルイ16世だって自分の死こそがフランスの未来のためになると悟ったようだ。
殺される間際に「(私の)流れる血で、みなが幸せになるように」だって、
泣かせるね。
38名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 14:28
ルイ16世の政策や仕事ぶりをみると名君の要素があったけど、
時すでに遅し、だったね。
3932:2000/08/04(金) 20:05
>37さん
貧富の差の増大につながって、革命が起こったのね。
その中でマリーがこんなことを言った!ってデマが広がったら、そりゃ暴動を起こすわな。
そしてこれがすぐに信じられるほど、王室不信が広まっていたんでしょうね。

40名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 23:30
個人的にルイ16世はいい人だから
殺されなくても良かったのに・・・
(勿論そうならなくてはいけなかったのだろうけど)
41名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 11:45
「国王を処刑するか否か」の投票結果は
わずか一票差だったとかじゃなかったっけ?
現在のフランスでも
「何も殺すまでしなくて良かったんじゃ・・・」
と考えてる人はいるらしい。
42名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 11:55
ベルサイユのばらののほほんとした
ルイ16世を見ると抱き締めたくなっちゃう。
いい奴そうだもん。
43名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 11:58
世が世なら16世さんも
人気者だったろうに・・・
44名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 09:31
マリーはオーストリア人だから敵役にされやすかったんでしょう。
日本の皇室に在日朝鮮人が嫁入りしてきたようなもんだったんじゃない?
45名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/09(水) 09:40
>44

そうですね
「このオーストリア女!」でしたっけ?
46名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 11:01
>44
ルイ16世だってポーランド系の血入ってなかったっけ?
47名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 11:08
>46
確かルイ15世の王妃マリー・レグザンスカはポーランド王女でしたよね?
48名無しさん:2000/08/09(水) 12:03
>46

ヨーロッパの王族の血は多国籍では?
49名無しさん@1周年
アンリ4世の妻はイタリア人(マリー・ド・メディチ。母はハプスブルク家)
ルイ13世の妻はオーストリア系スペイン人(アンヌ。ハプスブルク家)
ルイ14世の妻はオーストリア系スペイン人(マリー。ハプスブルク家)
ルイ15世の妻はポーランド人(マリー・レクザンスカ)
ルイ16世の妻はオーストリア人(マリー・アントワネット。ハプスブルク)

やはりハプスブルク家が多いね。