「世界史版に講師のスレをたてるな、それは小学校の恩師のスレをたてるのと
変わらない」
この主張はたしかに間違ってはいない。このようなスレを許せば際限なくスレ
が増え世界史とはかけ離れた掲示板になってしまうことであろう。
現実を見ていただきたい。武井さん以外の講師でスレが立っている方が
いらっしゃるでしょうか?おそらくないほとんどでしょう。あってもすぐに
消滅するものばかりではないかと思われます。
ではなぜ武井さんに関してはこのようなスレが存在し、かつ存続するのか。
武井さんは確かに一予備校講師であったかもしれないが、日本の戦後の
世界史教育に実は多大な影響を与えているのです。
山川出版社の世界史の著者であるところの、江上波夫先生、村川堅太郎先生とも
武井さんは交流があり、教育界ではかなり知られた存在でいらっしゃるのです。
武井さんは学者という道を選ばず、教育者としての道をあゆまれ新宿高校の後
代ゼミに籍をおかれたわけですが、その世界史に対する独自の視点は現在世界史
教育に携わっていらっしゃる方の中にも多大な支持を得ており、その影響ははかり
しれません。
長きに渡り代ゼミに籍をおかれていたため、一般には「代ゼミの武井」として
知られることが多かったためこのような一講師のスレとして世界史板に立つことに
なったのでしょうが、日本の戦後の世界史教育への影響度、
すなわち世界史というものを新たな視点で再構成し世に示したという点で、
世界史板の中に存在して実にふさわしいものであると私は考えます。
なにも世界史上の事実のみが世界史板にふさわしいものである
というわけではないと思われます。
たまたま武井さんの肩書きが「講師」であったため、
また講師武井としたほうが、皆さんの多くの書き込みが期待できるものであるために
「講師」としてのスレが たっているわけで、
この板の趣旨うんぬんという批判はあたらないと思います。
確かに書き込みの中には講義に関するものが圧倒的なので
趣旨に沿わないとの反論を当然なされるのでしょうが、
今後の書き込みの中でその同時代的展開に関する視点についての
書き込みが私ももう少し増えたらなとは思います。
ここに書き込む方々は、武井さんの歴史に対する視点を知っているのを
前提に書き込みをしているので、
知らない方には少々不親切なスレではあったかもしれません。
その辺りに関してはおいおい書き込もうと思いますので、
そうそうお怒りにならずに気楽にこのスレを今後ともご覧下さい。
皆々様の忌憚のないご意見ご批判お待ち申しております。