もしも、ドイツが…

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1KANATA
第二次世界戦を勉強中です。
もしもドイツが勝っていたら、どうなってたのかしらん?
日本もずいぶん今とは違う世の中でしょうか?
2PKディック:2000/01/14(金) 15:39
がSFで書いていたような・・・
米国は日独に分断され、ドイツ側では過酷な専制体制、日本側では卦?に基づく儒教体制
米国人は日本人にへつらいながら生きている
やがてヒットラーが死に、ゲッペルスが政権を取って日独最終戦争へ。
3>1:2000/01/14(金) 15:39
今頃は日本人は地球上から存在しないでしょう。
ヒトラーは、とりあえずは日本とドイツとで世界を分割する
「妥協案」を持っていたのですが、将来的には日本も滅ぼして
世界をドイツの支配下におこうと考えていたようです。

その際、スラブ人のように日本人を「奴隷」として残すとは考えられない。
おそらくユダヤ人(このころにはすでに地球上から消滅しているでしょう)
のあとがまとして、アウシュビッツの住民にさせられていたことでしょう。
黄色人種は不要だというのがナチスの考え方ですから。
たぶん、中国人や韓国人など、ナチスの支配下になるべき民族は
「奴隷」としてその存在が許されたでしょうが、日本人は「ドイツと
覇権を争った厚顔な民族」として、アウシュビッツ行きでしょう。

いまでも英米系の人たちは、「邪悪な」ドイツは滅ぶべくして滅んだ
と考えています。
4>1:2000/01/14(金) 16:14
適当なところで経済的に破綻するとか、デーニッツあたりが穏健的な方向に政策転換ってのは無しですか?
5>4:2000/01/14(金) 21:20
あれだけ意味無く殺すと100年くらい穏健とはいかない
でしょう。
どちらかといえば赤軍派みたいに内部にも殺戮は向かって
「みんないなくなった」状態になるのでは?
6スターリン:2000/01/14(金) 23:24
ドイツが勝ってヒットラーが生き残ったとしても、死後、後継者たちは
4の言うように比較的穏健路線に修正したんじゃないかな?
でもってヒットラー批判も始まる、と。

ワシはフルシチョフに任せたから批判もされないし、
死体がレーニン廟から撤去されるような心配もないけどね♪
7 >2:2000/01/17(月) 17:35
PKディックについて教えてください
8名無しさん:2000/01/17(月) 17:48
文春文庫から「ファーザーランド」という小説が出ているよ。
ヒトラー75才の誕生日の話しだとか(笑)

P・K・ディック (フィリップ・K・ディック)はSF小説家。
映画化されている作品も多く、「トータルリコール」等は有名(?)
短編集がハヤカワ文庫あたりから出ているので一度読んでみては。
93S:2000/01/17(月) 18:55
きっとドイツ中心の世界秩序が出来るでしょうが、
被支配民族が民族独立戦争を起こすという歴史は
変わらないのでは?ある地域で1民族が常に優位に
立っているのは難しいと思う。まして大昔のアジア、
アフリカみたいに未開地を支配するわけじゃないし、
100年経たない内に、各地で紛争が起きる。

あと、戦勝国は経済的にも優位に立つから、
映画、音楽、服は全部ドイツがカッコイイってことになるのかな?

10SFといえば:2000/01/18(火) 00:47
矢野徹か眉村卓あたりの短編にも、アメリカを日独が分割統治して
・・・っていうパラレルワールドものがあったように思います。
11佐藤大輔の:2000/01/18(火) 03:45
「レッドサンブラッククロス」も、そういう小説。
元々は、同名のシミュレーションゲームの設定として
考えられたらしい。ゲームといっても、
PCではなく、ボードゲーム。
日本ではぱっとしなかったが、アメリカではプレミアがつくほどの
人気だと、軍事板に書いてあった。
12ちなみに:2000/01/18(火) 06:02
ボードゲームのレッドサンはアメリカ健在で日独決戦の部隊はインド亜大陸。
日本ではアドテクノスが倒産しちゃって入手不可だが新品同様の中古が4万で売ってた。
13名無しさん:2000/01/18(火) 18:21
イタリアは無視なんですね、、
14高校生:2000/01/18(火) 19:02
「我が闘争」に日本人を侮蔑するようなくだりがあったらしいよ
邦訳では削除されていたらしい。
15>14:2000/01/18(火) 19:25
いや、いまの和訳ではきちんと採録されている。
「我が闘争」における日本人侮蔑表現。

要するに、アーリア人のみが文化・文明を生じる能力を持つ。
日本はアーリア文明を輸入して文明化したが、アーリア人がいなければ、
彼らはまた「鎖国の夢」のなかに後戻りし、けっして自生的に文明を発達
させることはないだろう。

と、こういう趣旨です。
「国民の歴史」(扶桑社)とは正反対のこといってますね。
16名無しさん:2000/01/21(金) 08:58
小説なら「SS-GB」とかもあったよね。あんまり憶えてないけど。
17令弟:2000/01/22(土) 00:24
我が闘争では日本人蔑視のくだりがありましたが、
晩年の「遺書」では、ものすごい賛美の嵐。
やっぱり、ドイツと同じくらい頑張った日本を
最後は尊敬したのでしょうね。
我が闘争の日本人観についても、当時の白色圏の中では
ましなほうではないのでしょうか。
ぼろくそってわけでもありませんし。
天皇制まで擁護してくれている。
18>17:2000/01/23(日) 05:36
年代を調べるべきなんでしょうが、私ちゃんと調べてませんが。
おそらく『我が闘争』のころ、日本は列強の一員であるがドイツとは友好国
ではない、という政治状況を反映しての日本観があったのではないでしょうか。
で、後年は、世界を敵に回す、ほぼ唯一の同盟国、というドイツから見た政治背景…
すみません、あたりまえすぎる意見ですね。
晩年に日本を賛美していた、という話は初耳でした。
19令弟:2000/01/23(日) 23:11
>18
ヒトラーも政治家ですし、人間だから
18さんの仰るような状況の変化に合わせて
考え方も変わるのでしょう。
どっちみち日本対する知識は薄かったでしょうしね。
あと、「遺書」じゃ、アラブとかアジアに対する
高い評価もされていましたよ。
まるで欧米よりもそっちのほうが優れているかのような記述。
あのバリバリの差別主義者が・・と思うと意外でしょ?
20モモ王:2000/01/25(火) 00:20
>2
PKディック「高い城の男」
21ギギ:2000/02/24(木) 00:46
当然枢軸国勝利ってことだよね?
2000年の予想としては、
国際連盟常任理事国は独日伊米英。
黄色人種の地位は今よりも高いが黒人が差別されるのは今より酷い。
ユダヤ人は相変わらず世界を放浪し、
中国には10箇所ほど植民地が残る。
科学技術は独米がトップを争う。
フランスは46年、韓国は50年代に解放されているが、
従属的な関係は払拭できず。
んなとこか?
22名無しさん:2000/02/24(木) 13:42
RSBCという仮想戦記を読むとその辺り結構緻密に書いていて
面白いです。(作者は佐藤大輔)。
23つうか:2000/03/12(日) 03:50
プロテスタントのひとは日本人よりもローマ法皇よりも
インドがスキだね。
24名無しさん:2000/03/12(日) 20:18
ドイツは海軍弱いし、日本軍は補給能力がないからたとえ枢軸側が勝利したとしてもアメリカ占領は無理だっただろう。せいぜいイギリス占領まで。
となると、日、独、米、伊の4極構造だろうが、たぶん世界中で紛争が絶えなかっただろうね。アメリカが各地の反ファシズム運動を支援したから。それと共産主義が理想として残っただろうね。でも、最後にはアメリカが勝利しただろうね。なぜなら、現在の戦争には欠かせないエレクトロニクス技術は自由な風通しのいい環境じゃないと育たないから。
25この場合:2000/03/19(日) 02:39
ソ連は枢軸側にいるのかなあ…。あの厄介な国にはどこも
関りあいになりたくないんじゃなかろうか。
勝ったら勝ったで分け前を要求されるだろうし、負けたら
負けたで占領・統治が大変。
>24
エレクトロニクス技術に限らず、全体主義の下での資本主義って
効率悪すぎるよ。
26名無しさん:2000/03/19(日) 21:45
>25
現在の中国・ヴェトナムは全体主義下の資本主義と言えるんじゃない?

2725:2000/03/19(日) 23:50
>26
表面上はそうかも知れないけど中越の実状は『人治主義』の下の
資本主義です。
「袖の下」と「面子をたててやる」ことさえ忘れなければ、
ビジネスがスムースに進むこと進むこと。
日本はともかくドイツはもっとガチガチの教条主義なのでは。
28縄文人革命家:2000/03/31(金) 18:38
どっちみちドイツ(第三帝国)は滅びる
べきでしたが、それ以上にソ連が滅びる
べきでした。つまり、ドイツがバルバロッサ
作戦を早めに決行し、ヒトラーも参謀本部の意見を
聞いてモスクワに重点を置いて攻撃し、
少なくともソ連が「逆侵攻」などは出来ない
位に粉砕し、かつ連合軍がシシリアとノルマンディ
に早く上陸して、東プロイセンやオーストリアを含め
全ドイツを占領し、ヒトラーをあの世行きにすると共に、
ソ連の侵攻からドイツと東欧(中欧)を守り、
アイゼンハウアーではなくパットンが最高司令官で、
ルーズベルトが1年早く死にトルーマンが大統領になり、
モスクワ・レニングラード・クイビシェフ(サマラ)
に原爆を投下して、スターリン一味を血祭りに上げ、
ロシアを「ソ連」=ボルシェヴィキから解放!
ついに世界平和達成!となっていればね〜
第三帝国、ソ連、大日本帝国の「三大悪の帝国」は
地上から消えて然るべきだったのです(イタリアは
雑魚だから論外!)。
29>12:2000/04/06(木) 18:01
何で決戦の舞台がインドなんだろ?やっぱドイツとしてはインドはアー
リア人の土地だし、日本としては大東亜共栄圏の為にはインド人をヨー
ロッパ人に支配させる訳にはいかないってんでケンカになったのかな?
ゲーム上の設定知ってる人おせーて
30名無しさん:2000/04/08(土) 07:18
アメリカの中立、ソ連の枢軸側参戦、ドイツの原爆開発。
この三項目の全部が実現していたら枢軸国の勝利確定、
二つなら枢軸国が有利、一つなら連合国が有利、
一つも実現しなかった現実では連合国勝利は決まっていた
といった感じのバランスだろうと思う。
31>28:2000/04/08(土) 15:37
米帝は消滅しなくてよかったの?(プ
32名無しさん:2000/04/08(土) 17:47
>28
少なくとも現在アメリカが何もかもを「軍事力」と「経済力」をバックに
取り仕切る、という状態にはなっていません。
(程度の差こそあれ)各国の思惑に配慮し、譲るところは譲る形を取
らないとさすがに孤立してやっていくことは出来ません。

ソヴィエトはそうなるまでの時間を稼いでくれた、と考えれば^^;;
それでも余分に長生きはしていますがw
33>29:2000/04/09(日) 01:38
第2次大戦にアメリカが不参戦

日英同盟成立

日本軍インドに兵力展開

インドで内戦勃発

ドイツ、インド内戦に介入

小競り合いの後日独開戦

開戦の段階で英国政府は亡命、ソ連は分割占領。
だいたいこんな感じだったはず。
34名無しさん:2000/04/26(水) 14:20
どの状況をもってドイツが勝った事になるかが問題ですね。
一番現実的なのはフランスに勝った後、英仏と講和した場合でしょうか。
そうなれば西ヨーロッパでのドイツの覇権は堅いものになったでしょうね。
ソ連と戦争すればどのみち負けますから。
ただ、ヒトラーは自分の後継者のことや国内の政治組織のことをまったく
考えてなかったみたいですから、ヒトラーが死んだ後、相当混乱するでしょうね。
35上岡@レッドパージ
アメリカこそ正義なのだ!
ヒトラーとスターリン、ドイツとロシアを
滅ぼす為には、ベルリンに原爆二発、モスクワに
三発、レニングラード(ぺテルブルク)に二発、
クイビシェフ(サマーラ)に一発投下すれば
良かった。
ナチスもボルシェビキも、ヒトラーもスターリンも、
ドイツもロシアも世界の災い。