ナチスドイツが行った残酷な仕打ちVer.2

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1B.C.
初心者板から移ってきました。よろしくお願いします。
小学校の頃からヒトラーやナチスは残酷ってイメージが植え付けられてますが、
具体的にはどんな残酷・非道な事を行ったんですか?
「人体実験してた」とかは聞くけど、実際はどんな事をしてたの?
やっぱり、残酷な処刑方法をとってたりしたのかな。
マジレス希望です。
2B.C.:2000/01/11(火) 03:45
とりあえず自分の調査結果です。検索エンジンだけですが…。

・ドイツ国内で処刑は行わず、国民は「ユダヤ人は移住させられただけだ」という公式見解を信じ込んでいた。
・労働能力のない幼い子供たち、妊婦、老人、障害をもった人々等から殺された。
・銃殺も行われたが、効率が悪く弾薬がもったいない為、大量に殺す場合は毒ガスが用いられた。
・たくさんの囚人をシャワー質に見せかけた狭い一室に閉じ込め、毒ガスで殺した。毒ガスは殺虫剤に使用される薬品(サイクロン(チクロン)B)を使用していた。
・人体を原料にした製品を作り、実験だけでなく製品化も検討されていた。脂肪を使った石鹸、髪の毛を使って織った織物、皮膚で使ったブックカバー、人骨椅子等。
・人体実験の一例:氷水に浸し、凍結させた。
3名無しさん:2000/01/11(火) 03:51
ドクトル・メンゲレでしたっけ?

あの731部隊も真っ青の人体実験の鬼。
史上最高のマッド・サイエンティストですね。

具体的には、ユダヤ人を使って、
「血液型を入れ替えることができるか」
(O型の人の血液をぜんぶ取り除いて、AB型の血液に入れ替えるとか)

人工的に「シャム双生児」をつくることができるか
など、鬼畜な所行を数多く行っていたそうだ。
(それ以外は詳しくわかんない)

また、あたかもモンゴルの遊牧民が羊を無駄なく使うように、
ユダヤ人も「無駄なく」使われてました。
殺害したユダヤ人からは、金歯を抜き取り、髪の毛をそり落として
かつらにしたり、死体から油脂を抜き取って石鹸を作ったり・・・
彼らを処刑したあとの死体埋め用の穴も、同じユダヤ人に掘らせ、
掘らせた直後に射殺して、その穴に放り込んだ。

また、アウシュビッツ収容所長の妻は、ユダヤ人の「皮」で
ランプシェード(電灯の笠)を作っていた。

その他、調べればどんどん出てきますから、一度図書館や本屋さんで
調べてみてはいかがでしょう。
4B.C.:2000/01/11(火) 04:02
>3さん
血液型を〜、のくだりは背筋が凍りました。
本気でそんなこと考えてたのか?
一応明日図書館に行ってみるつもりですが、
あそこは5:00で閉まっちゃうんで結構厳しいです。
ところで、シャム双生児って何ですか?
5シャム:2000/01/11(火) 06:47
ベトちゃん、ドクちゃんがシャム双生児です(でした、か?)
この例じゃ分からんかなぁ
『母は枯葉剤を浴びた』という本にちょっとだけシャム双生児の写真が載ってます。
6名無しさん:2000/01/11(火) 09:19
シャム双生児=要はベトちゃんドクちゃん。

「映像の世紀・20世紀」のWW2の巻では、アウシュビッツを
解放した連合軍が、そこら中に散らばる死体を片づけるために「
ブルドーザーで」集めるくだりがあります。
まぁ、それだけで充分酷さがわかるってもんです (^^;
7しゃむ:2000/01/12(水) 02:19
シャム双生児;一卵性の双子として生まれるはずだった子供が、妊娠中なにかの
かげんで肉体の一部がくっついて生まれたものを、シャム双生児と
言います。「シャム」はタイ国のことです。はじめ、タイで見つかったから。
くっついてしまう場所は色々で、皮膚がくっついてしまったもの、足が
二人で三本のもの、腰から上は二人・下は一人のもの、腕がくっついているもの、
頭がくっついているもの、などさまざまです。
ベトナム戦争後、枯葉剤ダイオキシンによって、シャム双生児のような奇形児が
ベトナムにたくさん生まれたことがあります。
自然な状態でも、ごく低い確率で生まれます。
軽度のシャム双生児は整形手術で分離できますが、分離の手術をしないまま
ちゃんと結婚し、子供に恵まれ、という例も結構たくさんあります。
8名無しさん:2000/01/12(水) 17:08
アラン・ルネの「夜と霧」にたくさん登場しますね
ナチスの悪行。
9高校生:2000/01/12(水) 17:31
ユダヤ人をマダガスカル島に移住させるプランがあったらしいよ
10再考ですかぁぁ〜!:2000/01/16(日) 00:17
ユダヤ人の子供の眼球に緑色の色素を注入して、ゲルマン化が可能か実験したり、
断種を行ったり、・・・と聞きました。
11名無しさん:2000/01/16(日) 01:05
脂肪から石鹸、骨から肥料というプランもあったようですが、
採算面で見送られたようです。頭髪は防寒靴などに使われたそうです。

また、ユダヤ人から取り上げた財産はナチスの財源になりましたが、
金歯や金製品(ユダヤ人は金目のものを自分と一緒に持ち歩くので、
移住(という名の収容)時に持っていたものを取り上げられた)は
溶かされて金塊にされました。未だにスイスの銀行の地下室にある
なんて噂もありますね。
12参考資料:2000/01/16(日) 16:03
文献記録だと、日本語で入手可能なもののリストが下記にあります。
http://www.e.okayama-u.ac.jp/~taguchi/shoseki/horocau.htm
でも、「ヨーロッパユダヤ人の絶滅」とか基本文献が入ってないな…。
特にアウシュヴィッツにおける医師たちのことを知りたければ、
F・K・カウル(日野秀逸訳)『アウシュヴィッツの医師たち ナチズムと医学』、三省堂、1993年、4200円

オンラインで勉強できるものとしては、歴史修正主義に関する議論主体ですが、
ニツコー(英文)
http://www.nizkor.org/
対抗言論のページ(和文)
http://village.svc.infoweb.ne.jp/~fwjh7128/genron/genron-main.htm
ホロコーストを否定する人々(和文)
http://clinamen.ff.tku.ac.jp/Holocaust/index.html
三鷹食堂の「本棚」
http://www.ss.iij4u.or.jp/~mitaka/hondana_main.htm
人体実験の倫理学
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/~tsuchiya/vuniv99/vuniv-index.html

映像資料ですと、他の方の挙げられたNHKの「映像の世紀」やアラン・ルネの
「夜と霧」の他、ランズマン監督の「ショアー」をご覧になってはいかがでしょう。
前二者と異なり、生存者や元ナチの証言が主体なので、ショッキングな映像こそ
ありませんが、十二分にナチの蛮行を知ることができます。数年前にNHKで何回か
に分けて放映されました。証言記録が単行本にもなっています。
「SHOAH・ショア−、ユダヤ人大虐殺戦慄の証言」、作品社、高橋武智訳、2800円
1998年2月に行われた上映会のウェブページはこちら。参考文献リストもあります。
http://www2p.biglobe.ne.jp/~kt-home/asahi/shoah/top.htm

ナチスの犠牲となったのは、ユダヤ人だけではありません。精神障碍者や
ロマ(いわゆるジプシー)などの「劣等」と見なされた人々も虐殺の対象
となっています。参考文献としては、
金子 マーティン 編『「ジプシー収容所」の記憶 −ロマ民族とホロコースト−』岩波書店、1998年、\2400
E. クレー『第三帝国と安楽死----生きるに値しない生命の抹殺』批評社、1999年、¥8500
ベンノ・ミュラー=ヒル『ホロコーストの科学----ナチの精神科医たち』岩波書店、1993年、¥2600

最後になりますが、ホロコーストにおいて銘記すべきなのは、現場における残虐さ
やサディズムに加えて、大量殺戮が極めて冷静かつ工業的に実施されたことでしょう。
それは、既に指摘されております通り、産業ですらあったのです。
1312ですが補足。:2000/01/16(日) 16:40
The Holocaust History Project(英文)
http://www.holocaust-history.org/
Holocaust Resource Center(英文)
http://www.snap.com/main/channel/item/0@`4@`-9375@`00.html?st.sn.sr.8.1_9375
A Teacher's Guide to The Holocaust(英文)
http://fcit.coedu.usf.edu/holocaust/default.htm

犯罪者ヒトラー
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8311/hitora/hitora.html
ホロコースト 絶滅収容所の記憶
http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/chronicle/holocaust.html
ホロコーストとは何か?
http://www.age.ne.jp/x/yokohama/tere/tsld003.htm
民族の監視者
http://members.xoom.com/v_b/

などなど。
14一つだけ実例を。:2000/01/16(日) 19:20
三鷹食堂のニツコー66Q&Aより。
http://www.ss.iij4u.or.jp/~mitaka/nizkor/66qa01.txt

----------引用開始----------
 また、ユストは1942年6月5日、ラウフ宛の「最高機密」「複製不可」と印され
た手紙でガストラックについて書いている。これは、ナチのダブル・トーク(三鷹
注:言葉の言い換えによる隠蔽話法)の恐るべき最高傑作である。それは殺害を
「処理(processing)」と言い換え、犠牲者を「題目(subjects)」「積荷(the
load)」と言い換えている。(コゴン「ナチの大量殺人」 1993年 pp.228-235を見
よ)

   たとえば、1941年12月より、3台のトラックを使用して、車には何の故障も
  発生することなく、97000が処理された……

   トラックの標準積載能力は1平方メートルあたり9から10である。より大きな
  ザウラー社製の特別トラックの積載能力は、最適なものではない。問題は積み
  過ぎによるものではなく、このトラックにおいてはシビアに削られているとこ
  ろの、あらゆる地形におけるオフロードでの運用性なのだ。積荷スペースの縮
  小が必要であると思われる。これは積荷スペースを約1メートル短くすること
  によって達成可能である。今まで行なってきたように、単に処理する題目数を
  減らすだけでは、問題を解決することはできない。この場合においては、より
  長い運転時間が必要とされる。空きスペースにまでCO(毒性のある排気ガス)
  を満たさねばならないからだ……
15続き:2000/01/16(日) 19:23
   照明装置に対するより厳重な防護が必要だ。電球を壊すことができないよう
  に、電灯を金網で十分にカバーすべきである。これらの電灯は今までほとんど
  点灯されていないから、使用者はそれらを取り去ってもかまわないと考えてい
  るかもしれない。経験によれば、背後のドアが閉められ、中が真っ暗になると、
  積荷はドアに向かって殺到する。この理由は、内部が暗くなったときに、積荷
  は小さな明かりが残っているところに向かって押し寄せるからだ。それにより、
  ドアをロックするのが妨げられる。ドアをロックすることによって引き起こさ
  れる叫び声が、暗闇によって喚起される恐怖とつながっていることもまた、注
  目されている。
----------引用終了----------

個人的には、どんなショッキングな映像よりも、この文献の方が背筋が寒くなるよう
な代物でした。何故なら、ここに見られる冷静さこそが、ホロコーストの最も恐るべき
特徴だと思うからです。そこでは大量殺戮が、私や貴方のような一般市民にも参画
可能なまでに、システム化され機械化されたプロセスとして行われていたのですから。
1612/13ですが、あ、しまった。:2000/01/16(日) 22:38
発言13における、「民族の監視者」はホロコースト否定論陣営のサイトでした。
混乱した方には申し訳ありません。まあこれを機会に、両方の議論を自分で
比べてみるのも良いかも。リンク集としては、
http://members.xoom.com/_XMCM/v_b/link/index.html
http://clinamen.ff.tku.ac.jp/Holocaust/Web_Sites.html
17レッドチェリー:2000/01/17(月) 19:25
っていう映画ごらんになりました?
ロシアに留学してた中国人の女の子が、ナチスの軍人(兼医者)
に趣味で背中に刺青を入れられてしまう話です。
映画だから物語にはなってますけど、
最後のテロップで実話をもとにって確か書いてありました。
18>:2000/05/31(水) 07:00
age
19名無しさん:2000/05/31(水) 12:45
戦争が長期化するにつれ、優秀な人材はどんどん戦場へ行ってしまい、収容所の看守の質はどんどん悪くなってゆきました。
あの残虐さは、質の悪い看守どものせいでしょう。
SS長官のヒムラーがアウシュビッツを視察して腰をぬかしたという話があります。
したい放題にほうっておいたという面はありますが、具体的な指示まではナチス中央からは無かったのでは?と私は考えています。
20>19:2000/05/31(水) 21:24
ヒムラ−こそ大量虐殺の直接の指導者じゃないですか。
「気分が悪くなった」のは実話らしいですが
同時に「苦しみを乗り越えて冷徹に『任務』を遂行せよ」
とかいう趣旨の演説もやってた筈です。

それにナチ中央が個々の「残虐行為」に否定的だったとしても
別に慈悲の心によるものではなく、看守達に、「効率的に虐殺のできる
『優秀な人材』」であることを望んだからでしょう?
21名無しさん:2000/06/01(木) 04:16
>19

ヒムラーが腰を抜かしたなんて聞いたことないな。

最近、講談社学術文庫から『アウシュヴィッツ収容所』
(ルドルフ・ヘス著 ※アウシュヴィッツ所長、副総統とは別人物)
が出てるから読んでみれば。

何度かヒムラーがアウシュヴィッツを訪れて、そのたびに
収容状況や処刑を視察し、ヘスに対して次はああしろこうしろと
命令していったことを、ヘス自身語ってるからね。
22名無しさん:2000/06/01(木) 05:50
ヒムラーが収容所で吐いたという話はなかった?
他の人だったかな?真面目なNHKの番組でありました。
命令は下すけど、面倒には関わりたくないっ
て感じじゃなかったの?

ユダヤ人は人間じゃないと思いこめばそのように扱うのも
平気になる・・・暗示や洗脳って恐いな。
23名無しさん:2000/06/01(木) 10:30
>17
ああ、ロシア/中国合作っていう、珍しい組み合わせの映画だったね。

24ニャニャニャニャニャ:2000/06/01(木) 14:50

                         /\   /\/\/\/〜〜〜〜
┏━━━━━━━━━┓       /   \/
┃                  〉\/
┃      /         / モナー種は世界で最も優れた猫種である。
┃      \/\     /  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)よって、
┃     \/\      \    全世界のギコ猫種を絶滅させよ!
┃        /       \
┃                  )/\/\   /\/\/\/\/〜〜〜
┃             ┃         \/
┃     ∧仝∧    ┃     〃モナー!!!!モナー!!!!モナー!!!!〃
┃    ( ` Д´)
┗━━ (⊃   )つ 目     ∧仝∧  ∧仝∧   ∧仝∧  ∧仝∧   ∧仝∧
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                 ∩(    )∩(    )∩(    )∩(    )∩(    )
                 \( 〇 ) \( 〇 )\( 〇  )\( 〇 )\( ○ )
                   | |  |   |  |  |  |  |  |  |  |  |  | |  |
\                 (_(_)  (_(_ ) (_(_ )(_(_ ) (_(_ )
25名無しさん:2000/06/02(金) 09:35
あげ
26名無しさん:2000/06/15(木) 14:13
ユダヤジ人は優秀な能力を持っているので虐殺で殺したことは残念だ
27名無しさん:2000/06/15(木) 14:19
その優秀なユダヤ人を日本は白人の血がほしいためにユダヤを帰化
させようとした計画がありました
28ハングル板:2000/06/15(木) 15:48
木村拓也は、ラコタインディアンとユダヤ人の遺伝子を基に、
日本のバイオテクノロジーで作られた実験体です。
29名無しさん:2000/06/18(日) 09:08
>28
まじかよ!!
30>24
天才だ。