1 :
チンギス・ハーン:
残念だったな〜どうせだったらヨーロッパ全域まで征服できれば歴史も
かなり変わってたんだろうに・・・
2 :
常磐線:2000/01/10(月) 19:39
モンゴル軍は草原での移動は得意だったけど
ヨーロッパの森の移動などは不得意だったと思われます。
よって西ヨーロッパの征服は難しいのではないでしょうか。
海路での移動はさらに難しく、元の水軍は宋などの兵が中心で志気も弱く
日本やベトナムを遠征しましたが失敗しました。
3 :
チンギス・ハーン:2000/01/10(月) 21:38
ゲームやってて世界史のスレッド見たら寂しいので立ち上げてみた
しかし一代のカリスマか、統治、継続能力と言う上では、あれだけでかい帝国を
維持しきれんかったね、最後は各ハーン国と元で分割統治みたいななってたようだし
ゲーム中もやたら裏切りが多い、その辺の時代考証とかどうなんだろ
チンギス・ハーンの当時は血縁以外しんじられなかったのかいな〜?
4 :
名無しさん:2000/01/10(月) 21:54
歴史的には「瞬間」でも、モンゴル帝国とそのハーン国の役割は、
はてしなく大きいと思うな。
交通インフラの整備、とか、ね。あげればきりがないよ。
5 :
名無しさん:2000/01/10(月) 23:04
>血縁以外しんじられなかったのかいな〜?
あれは最初の作品にそういう特徴があって、
シリーズの、1つの売りになったんで今まで続いてるんでしょう。
当時そんなに裏切りがあったわけでもなし、逆に血族間の争いも
それなりにあったはず。
(フビライとアリク=ブケ、ハイドゥなど)
チンギス・ハーンも弟のハサルが謀反を起こすのではないかと
疑っていたそうで、統治者からみても血縁というのは
逆に信用ならない要素でもあっただろうしだし。
あと、分割統治はかえって帝国が長く存続するのに一役買ったのでは?
6 :
名無しさん:2000/01/11(火) 05:23
オルド
7 :
>4:2000/01/11(火) 13:12
特に「タタールの頸」は、その後のロシア帝国の
対外政策のトロゥマになった感はあるね。
8 :
名無しさん:2000/01/11(火) 14:37
歴史的に見てモンゴル帝国が最大の領土を有したのは疑いないですが、
最大の人口(%)を有したのはどこの国なんでしょう?ちなみに現在
は中国が全世界の20%を支配していて最大なわけですがこれを超え
る国ってあるのかな?
9 :
名無しさん:2000/01/11(火) 15:50
それはやはり昔から中国が一位の座をキープしてたでしょう。
例えば、欧州では1000人単位の戦争が大規模な争いだった頃、
中国ではすでに100万人も動員する戦争があったのですから。
(これは中国の政治体制が極めて進んでいたので徴兵制が徹底
されていたのもあるでしょうが)
また、パリやロンドンの人口がやっと5万人程度だった頃、
すでに中国には10万以上の都市がごろごろありました。
さて、ここで挙げていない
アメリカ・アフリカ大陸・イスラム・オセアニアですが、
まずアメリカ大陸・オセアニアは論外。アフリカには国家が存在
してましたが土地があまりに広く、また(戸籍の)人口はかなり
少なかったそうです。残ったのはイスラムですが・・・
ここは詳しくないので誰か他の人に聞いてください。(笑)
10 :
>5:2000/01/11(火) 18:03
もともとテムジン(チンギス=ハン)は4人兄弟(腹違い or 父親違い)でした。
でも二人ずつにわかれて殺し合いをしたんですよ。
それに勝って族長になった。
今って平和ですね。兄弟けんかがおだやか?で・・・
11 :
名無しさん:2000/01/11(火) 18:19
トルコ、アラブ、ペルシアの人口は、中国に肉薄していると
思っていたが…。
コンスタンチノープルやサマルカンド、アレキサンドリアの
都市人口は、結構すごかったと思います。
ま、東ローマ文化圏がおおいけど…。
資料が見つかったら、またレスするかも。
12 :
チンギス・ハーン:2000/01/11(火) 19:16
>11
ああ、そう言えば正月のNHKバイキングかなんかの番組で
コンスタンチノーブルが最初の100万人都市とかいうていたな
>11
それはすごいな、でもわかるきもする、小さい時散々いじめられたんで
兄貴とはもう何年もくちきいてないし、でも喧嘩したら殺されるかもしれんガ
>5
PSで元朝秘史やってたんだけど独立しやがるのにはかなりむかついた
あれが売りなんのはちと困る、もう少しシステム関係見直してほしい
勢力が小さいと力会わせて、勢力が大きくなると対立する、血縁関係かな
権力欲や金銭欲みたいなものが絡むと他人より大変ですね、それだけとは
言いきれない例もあるだろうけども・・
13 :
チンギス・ハーン:2000/01/11(火) 19:17
二段目の>11 >10の間違いですスイマセン
14 :
>10:2000/01/11(火) 23:10
>腹違い
それはベクテルとベルクテイでは?
ハサルは同腹だったはずですが。
さらに言えば、4人じゃなくてもっといたでしょう。
テムジン、ハサル、カチウン(ハチウン)、テムゲ・オッチギン、
さらにベクテル、ベルクテイ。
ちなみにテムルンって名前の妹もいたとか。
15 :
>10:2000/01/12(水) 02:37
アメリカは論外って。
一応中、南アメリカには帝国があったのだから一考ぐらいはしてあげなくては。
とりあえず、アフリカをだせるなら、考慮の余地はあるでしょう。
(まぁ、結論的には除外できるのには、まったくの異論はないですが)
すくなくとも、オセアニアと同列にするのはどうかなぁ?
16 :
15:2000/01/12(水) 02:43
読めば判りますけど名前にある。>10は>9の間違いです。
ごめんなさい<m(__)m>。
17 :
ばっぺいた:2000/01/12(水) 09:46
最盛期の大英帝国じゃないの?
イギリス・アイルランド・北米大陸・オセアニア
南アジア・マレーシア・アフリカの一部をあわせたら
中国の人口を超えるんじゃないかな?
18 :
名無しさん:2000/01/15(土) 23:54
ジュチがチンギスの子ではないというのは真実なのでしょか?
19 :
いやいや:2000/01/16(日) 00:07
コンスタンティノープルの人口が120万近かったというのは
今では否定論が強い。最盛期で40万いっていたかどうか
ぐらいだそうだ。世界的な大都市といえば、バグダード・カイロ・
長安。やはり東・西両アジア地方でしょう。
20 :
>17:2000/01/16(日) 03:43
ううむ、確かにおっしゃるとおりかもしれませんなぁ…。
しかし、話の流れからいって、モンゴル帝国前後の時代に
話を絞った方が、盛り上がるような気が。
21 :
モンゴル帝国が:2000/01/16(日) 15:32
ユーラシア全域を支配し,歴史の流れが東アジア中心になった
パラレルワールドの話を、豊田有恒というSF作家が昔書いて
います。早川文庫の『モンゴルの残光』。今絶版かな?
講談社文庫版も確かあって、こっちは絶版のはず。作者はあ
とがきで,国際社会を理解する鍵として民族や人種がもっと重
視されるべきであることを指摘し、近隣諸国についての我々の
知識が貧弱であることに警鐘を鳴らし、「中学校から中国語,
朝鮮語を必修とすべきではないでしょうか」と提言している。
確か講談社版の解説文は平岡正明で、SF作家の早過ぎる提
言を全く理解せず「人種なんて時代遅れ、現在は階級対立の時
代だ」などと真顔で書いてました。全共闘文化人のドキュンぶ
りを露呈していると言えましょう。
22 :
栗田七五郎:2000/01/16(日) 17:24
豊田有恒の『モンゴルの残光』、初詣の帰りに、カドカワハルキ文庫かどっかから再刊されているのを見かけたよ。解説も平岡ではない人。著者自身かもしれん。
不正確ですまんのぉー・・・。
23 :
名無しさん:2000/01/16(日) 23:04
>ジュチがチンギスの子ではないというのは真実なのでしょか
今となってはもはや闇の中でしょう。
当時からして既に謎でしたし。
ただ、テムジン自身もひょっとしたらメルキト族の男の子では
ないかという疑いもあるようですが。
(テムジンの父イェスゲイがメルキト族から母親ホエルンを
さらってきて、始めて産まれたのがテムジンだからです。
井上靖氏の小説「蒼き狼」がそういう話だと、
以前別の本で紹介されていたのを読んだ覚えがあります)
24 :
>23:2000/01/17(月) 01:11
そのことで悩むテムジンを描いた「蒼き狼」について、
モンゴル語学者の小沢重夫氏が「蒙古人はそんなことで悩まんよ」
と批評し、論争になったことがあります。で、たしか井上靖は
「いいんだっ小説なんだから」と反論したんじゃなかったっけ。
とにかくそのころの論争は読者へのサービス精神を第一にしていた
ためか、読んでてとってもわかりやすいです。
25 :
>21:
『モンゴルの残光』は傑作だった。あくまでエンターテイメントとして
だが。あれを原作に映画かゲームソフトを作ったら面白いと思うぞ。