アシュケナージはハザール人である!

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1名無しさん
東欧系ユダヤ人は、古代イスラエル人の子孫ではない!

実は、ユダヤ教に改宗したトルコ系民族の子孫にすぎないのだ!

したがって東欧ユダヤ人には、イスラエルに「帰還」する権利はない! 東欧ユダヤ人主導のシオニズムは、世界史上最大の茶番劇である!
2常磐線:2000/01/10(月) 19:41
ユダヤ人の定義は「ユダヤ教徒」だったのでは?
ヒトラーによるホロコーストの時代でも
キリスト教に改宗すれば助かる例も見受けられたそうですが。

ですから、トルコ系だろうが日本人だろうが理論上ユダヤ人になれます。
3名無しさん:2000/01/10(月) 20:47
そもそも「古代イスラエル人」はどう定義されるのか?
当時でもセム系とハム系はすでにごっちゃになっているはずだぞ。
さらに離散後は現地人と混血しているので、人種的な定義は
できないと思うが。

加えてユダヤ人の定義は2の通り。さらに、シオニズムを主導した
人達の名前はトルコ系由来のものには見えない。

>シオニズムは、世界史上最大の茶番劇である!
ここは同意する。
4名無しさん:2000/01/10(月) 20:52
キリストが有色人種というのは本当ですか?
5>4:2000/01/10(月) 22:06
キリストはユダヤ人でしょ。
中世キリスト教がユダヤ人蔑視していたロジックは、ユダヤ人が
キリストを殺したから(ユダヤ人がイエスをキリストと認めなかった
から)…ですが、イエスがユダヤ人でありユダヤ教徒なこと考えると…。

ユダヤ人は民族としては混血がすすみ、民族としての肉体的特徴は
ほとんどないという説聞きました。(ホロコーストの悪夢があったので
そういう説が優遇される、という現代政治の事情によるのかもしれないけど)
6名無しさん:2000/01/10(月) 22:07
イエスは有色人種だったのは、間違いないでしょう。
白人であるとしたら…ローマ人?
そんなわけないですし。
ちなみに、キリストは固有名詞ではないですよ。
7>2:2000/01/10(月) 23:07
あと「母親がユダヤ人であること」ってのが必要条件だったのでは?
8>7:2000/01/11(火) 02:37
>「母親がユダヤ人であること」ってのが必要条件

ただそれにはからくりがあって、
「ユダヤ教徒の女性は、ユダヤ教徒の男性としか結婚できない」
という戒律がある。
だから「母親がユダヤ人」ということは、イコール「両親ともユダヤ人」
ということになってしまうのですね。
(ちなみに男性は非ユダヤ人の女性と結婚してもOK。ただ、これだと
父親がユダヤ人、母親がキリスト教徒という可能性も生じる)

要するに、ユダヤ人(教徒)になるには、事実上「両親ともにユダヤ人」
でないといけないというわけ。

なお、イエスは人類学的に見れば「白色人種」です。つまりコーカソイド。
人類の大分類として、コーカソイド(白色人種)、モンゴロイド(黄色人種)、
ネグロイド(黒人種)とあるが、セム系諸民族はコーカソイドです。
また、よく誤解される「トルコ人」も、実はそういう意味ではコーカソイド
(白人種)です。
区別の基準として、黄色人種の赤ん坊には「蒙古斑」が生じるという点がある。
また、一重瞼は黄色人種特有の現象。

キリストは”ギリシア語”で「メシア(油を注がれし者)」という意味。
要するに「救世主」という意味の一般名詞。
なお、「イエス」という名もほんとうは「ヨシュア」のギリシア語読み。
だから当時イエスは「ヨシュア」と呼ばれていたはず。
9名無しさん:2000/01/11(火) 03:03
イエスの血統って、ヨーロッパではかなり長い間議論されてきた。
ディベリウスの『イエス』とか。

やはりイエス殺しのユダヤ人がその血統ではまずいわけなんでしょう。


10コーカソイド:2000/01/11(火) 05:37
インド人も大部分はコーカソイド(白人)ですよね。
肌は黒いけど。
11はぶ:2000/01/12(水) 15:23
>ヒトラーによるホロコーストの時代でも
 キリスト教に改宗すれば助かる例も見受けられたそうですが。

いちおう193〇年以前に改宗しているという条件つきです。
混血の場合も大丈夫だったようですが、まちがってユダヤ人狩り
にあったりしてそのまま収容所行きになる例も多かったらしい。

>インド人も大部分はコーカソイド(白人)ですよね。
肌は黒いけど。

北部にいるのは白人系で色が比較的白い。南部にいるのは
それとはまったく違う人種で色がかなり黒い。実際見れば
一目瞭然です。シンガポールなどに住んでいるのは南部の
タミール人でかなり色が黒い。言葉も北と南では共通点が
ほとんど無い。
12名無しさん:2000/01/30(日) 13:49
コーカソイド=白人て言う定義は「文化というか思想」上は意味ない。
13名無しさん:2000/05/08(月) 21:04
>12
それ行ったら2000年も前のことを白人だのなんだの言うのも意味ない
ていうかハザールの王はユダヤ教徒だけど
一般のハザール人ではクリスチャンやムスリムも相当数いた
具体的な割合ははっきりしないようだがユダヤ人の割合は
むしろ低かったと見なされているらしい
アシュケナージ=ハザールの子孫にいたってはトンデモ
宇野正美?ケストラー?
14名無しさん:2000/05/08(月) 21:59
>5

「ユダヤ人」というのは人種的な区分ではない。

「ユダヤ教」という宗教を信仰することが要件なんでしょ、
結局のところ。

#もちろん「ユダヤ教」という宗教の性格上、他の宗教からの
改宗が日常的にあるとは思えないけどさ。

人種的にトルコ系であってもユダヤ教徒であればユダヤ人である。
というわけでこのスレッドは無意味。逝ってよし!
15名無しさん:2000/05/08(月) 22:14
キリストは有色人種でしょ
ユダヤ人がパレスチナ地方にいてその後アフリカに移住したわけだから

ヨーロッパ人の描いたアダムとイブの絵が青い目で金髪なのもよくわからん
なんでだ?
もしヨーロッパに仏教が伝わったら青い目で金髪のブッダが描かれただろう
16名無しさん:2000/05/09(火) 11:34
当時のガラリア人はユダヤ人(有色人種)ではなかったという考古学的な
研究があります。目撃記録によれば、どうもキリストはユダヤ人とは違った
髪や容貌は一般的なユダヤ人とは異なるもの(金髪だった、とか)という
ことなので、キリストは白人だったというのは後世の西洋人の希望的
妄想とあながち決め付けることはできないようです。

まあ、どっちでも良い話のような気がしないでもないですが
17名無しさん:2000/05/09(火) 11:56
アシュケナージ、スファラディの遺伝子を分析した結果、両者
に違いがないことが分かっている。
1は、間違い。
18>16:2000/05/09(火) 11:59
どの目撃記録だよ?
ヨタ記事が多いからな。
おせーてよ。
19名無しさん:2000/05/09(火) 12:02
20上の記事:2000/05/09(火) 17:08
2000年5月9日(火) 11時15分
<遺伝子>ユダヤとアラブの先祖は同じ 国際研究グループ(毎日新聞)


  【ワシントン8日斗ケ沢秀俊】イスラエルとアラブとの対立が続いているが、遺伝子上はユダヤ人はアラブ人と「兄弟」とも言える近い関係にあることが欧米とイスラエルの国際研究グループの調査で判明し、9日付の米科学アカデミー誌に発表される。

 米ニューヨーク大医学校やイスラエルのテルアビブ大などのグループは、7地域のユダヤ人を含む世界29地域の男性1371人を対象に、男性の性染色体であるY染色体の塩基配列を調べた。

 調査の結果、ユダヤ人はパレスチナ、シリア、レバノンなど中東のアラブ人と祖先が共通で、塩基配列に同じ特徴を持っていた。ユダヤ人とアラブ人は、中東以外の非ユダヤ人とは塩基配列の違いが大きく、遺伝子上は離れた関係にあった。ユダヤ人は地域ごとの塩基配列の違いが少なく、他民族との混血があまりなかったことも分かった。

 研究グループは「ユダヤ人とアラブ人はみな、古代ヘブライ民族の始祖アブラハムの子供たちであり、いずれも4000年以上にわたって中東の遺伝的な特徴を保っている」と分析している。


[毎日新聞5月9日] ( 2000-05-09-10:20 )

21名無しさん:2000/05/09(火) 19:01
カライム人は(ハザールの末裔か否かは
ともかく)チュルク系なのかなぁ?
22名無しさん:2000/05/09(火) 19:21
アラブだって黒い人も白い人も混ざってるんだが・・・
アラブにだってユダヤ教徒はいるんだが・・・
そもそもユダヤとアラブって二分法で分けようとするのが
思想的でおかしな話だと思うんだけど。

>カライム人
言語で言えば、間違いなくテュルクでは。
血統的テュルクというのはどうとも言えないかな。
そもそもテュルクで最大集団の共和国トルコ人が
血統的にはギリシア人他と混じってるくらいだし・・・
答えになってなくて申し訳ない。>21
23ヒト科ヒト属ヒト:2000/05/09(火) 21:36
ヒトは1科1属1種だっていうけど亜種の違いって
どれ位あるの。
24レイシスト:2000/05/10(水) 17:14
ユダヤ人・レバノン人(フェニキア人)・
シリア人ら地中海セム民族と、
グルジア人・アルメニア人・チェチェン人ら
カフカス民族は狡猾・悪辣な人種。
シシリア人・南イタリア人・コルシカ人らと
共に地球上から抹殺する以外に解決の手立ては無い。
25名無しさん:2000/05/12(金) 16:28
>24
賛成。
セム民族&カフカス民族&南イタ公を
根絶すれば、国際組織犯罪が激減する。
26名無しさん:2000/05/24(水) 00:06
>21
リトアニアには少数のカライムが住んでいますが
彼ら自身 トルコ系としての
民族のアイデンティティを持っています。
そういう意味では 彼らは確実にトルコ系。
でも 実際 私が会ったカライム出身の人は
金髪で目は緑でした。
ユダヤや地元のリトアニア人 ロシア人など
いろんな民族と混血しています。
27名無しさん:2000/05/24(水) 18:49
カライムに限らず西のほうに住んでいるトルコ系民族って
みんなスラブ系なんかと混じって
すっかりヨーロッパ人顔になっちゃってたりするよね。
でもトルコ系という強いアイデンティティを持っている。
近代では民族を分けるものはなにより言語なのかな。

だとしたらユダヤ民族はどうなんだ、ってことに・・・
2821:2000/05/24(水) 21:40
なるほど、やはりカライム人はトルコ系
(スラヴ系・バルト系やイラン系と混血して形成
されたのだろうが))なのですか。
サマリア人、ディアスポラ以前から西北インドに
住むボンベイ・ユダヤ人、カフカスのタット人らは、
本当にヘブライ民族の末裔なのかな?
2921:2000/05/24(水) 21:42
因みにエチオピアのファラシャは確実に
”違う”らしいが・・・
30ジーモン@ケー二ヒスベルク:2000/05/25(木) 00:21
シオニズム及びイスラエルを否定するのは、
アラブ人やイスラム原理主義者以外は、
アカかナチ。
初代大統領ワイズマンも初代首相ベングリオンも
立派な人物だぞ。
それに極右・ユダヤ原理主義者に暗殺されたラビンも・・・
31>8:2000/05/26(金) 04:31
すいません最近入ってきたものですが,教えてください.
8にはトルコ人がある意味ではコーカソイドとありましたが,
中央アジアから移動してきたアジア系ではなかったでしたっけ?
(もちろん現在は混血が進み金髪碧眼も多いのでしょうが)
328じゃないけど:2000/05/26(金) 19:42
>31
アジアから移動してきても人類学的にコーカソイドに分類されるはずです。
一部の遺伝的形質はアジア系特有のものもあるようですが・・・

ちなみに最近の考え方では北アジア・モンゴル高原あたりにいたころの
「トルコ人」もコーカソイド的形質を持っていたらしい。
確かに、史記なんかに出てくる北アジア人のなかには
モンゴロイド離れした形質の描写が出てきますしね。
33>32:2000/05/26(金) 20:39
31です.どうもありがとうございます.

マジャール人やフィンランド人もコーカソイド系アジア人ですか?
トルコ人よりもっと白人ぽいですよね(それとも混血の度合いが
強いだけか?)
34ジーモン@ケー二ヒスベルク:2000/05/26(金) 21:36
>33
8でも32でもないのに、横槍で済みません。
マジャール人もフィン人も明らかにコーカソイド系アジア人
だったと思います。
よく、”ハンガリー人は先住のスラヴ人と混血して・・”
と言われますが、当時(9世紀)のハンガリー(パンノ二ア
平原)にはスラヴ人は(イラン系やスラヴ人との混血の
トルコ系とされる)アパール人に服属して、スラヴ人も
アパール人も進入・入植者のマジャール人より
遥かに少数だったようですし、鼻など顔立ちもスラヴ人とは
異なり、かつモンゴロイド的ではありません。
マジャール人はウラル地方時代からの言語・習慣など文化を
かなり色濃く残していますが、風貌はコーカソイドです。
おそらく、マジャール人もフィン人もヨーロッパ移住以前から
コーカソイド或いはそれとモンゴロイドの中間・混合型
であったウラル人種だったと思われます。
マジャール人やフィン人を”アジア人”とする傾向は、
19世紀半ばに、それぞれオーストリアとロシアから
独立する民族運動の過程で、アイデンティティを
”アジア”に求めたからだと言われています(言語が
非アーリア系ですから)。
35>32,34さん:2000/05/26(金) 22:09
ありがとうございます.

ここの住民の方は親切ですね.

他のところはすぐ「逝ってよし!」ですから...
36要するに:2000/05/27(土) 03:41
人種を3つだけに分けるのが誤りだと?
37中国史料に登場する白人さん達:2000/05/27(土) 23:55
「後漢書」に描写されている「堅昆」(キルギス人)は
「多毛、碧眼、高鼻」として伝えられていますし、
「晋書」に登場する匈奴系の国の王様-単干(名前は忘れた)
は 身長が180cm以上あって、眼は深くくぼみ
顔には立派な朱色の髭をたくわえており、姿は秀麗である
と伝えられています。
他には五胡十六国時代、漢民族が匈奴を抹殺しようとした際に
(あまり知られていない匈奴大虐殺)
中国に住み着いていた多数のペルシャ系商人が匈奴と間違えら
れて殺されたエピソードなどもあります。
さて、堅昆についてはその元来的な民族は
トルコ系ではないという説も有力らしいですが
匈奴は言語的に明らかにトルコ系またはプロト・トルコ系
(トルコ語が今日のように分化する前の、トルコ祖語の段階)
と見なされています。
38ジーモン@ケー二ヒスベルク:2000/05/28(日) 01:57
このスレから大脱線するけども、
匈奴がコーカソイドないしは準コーカソイドならば
(その話は存じていますが)モンゴル人はよく匈奴ら
コーカソイド系トルコ民族と混血してコーカソイド化
せずに、モンゴロイドの特徴を保ったよね。
しかも、蒙古人は”典型的なモンゴロイド”とされているから、
黄色人種=”モンゴロイド”と命名されたのだけどね。
3937:2000/05/28(日) 10:23
白人的特徴の伝えられている「匈奴」とは、多種雑多の
北方遊牧諸部族を支配していた一つの部族のことであります。
さて、被支配部族の中には黄色人種系の
部族も多数ありました。匈奴の後 北方で猛威をふるった
「鮮卑」や「柔然」は黄色人種だったらしいですが
かれらは皆 匈奴に従属していました。
アッティラで有名となり、「匈奴」との同族性についての大論議が
展開されたフンも、そうであった可能性があるというところで
学界はおちついているようです。
北アジアでモンゴロイドが優勢になっていったのは
鮮卑、柔然の登場からです。
「黄色人種」というのは、タイプによって
3段階に分類されているのは御存知でしょうか。
人種名の由来にもなっている「モンゴル人」は
実は黄色人種の中でも、新しいタイプのものだそうで
黄色人種群では比較的高身長、長めの頭などを特徴とする、
モンゴロイド-typeCに分類されます。
「鮮卑」「柔然」などはtypeBに分類され
Cに比べて低身長、低い鼻、発達したほお骨、血液型A型の優勢
などを特徴とします。
ハンガリーで発見されたアヴァール人の人骨はモンドロイドtypeBに属します。
同じくハンガリーで見つかったフン族の王侯系の古墳
からも人骨が発見されていますが、それらはモンゴロイド
typeAという、typeBにも増してかなりの低身長(たしか
その人骨のうち女性は152cm 男性159cmなんせ
めちゃひくい)、低い鼻、C@`B以上に発達した蒙古ひだ
(まぶたのこと)、短頭という特徴があります。
現在のツングース人が部族によってtypeA typeBに分類されるらしいです。
40ジーモン@ケー二ヒスベルク:2000/05/28(日) 11:50
>39(37)
そうなのですか有り難う御座います。
詳しいですね。
モンゴル人がモンゴロイドでは比較的新しいタイプで
(インディアンやアイヌのようなプロト・モンゴロイド
ではない事は知っていますが)、
鮮卑や柔然の方が私が想像する”典型的モンゴロイド”とは
些か驚きました(ましてや、”トルコ系である匈奴が
西進してイラン系やスラヴ系と混血した”とよく言われる
フン族及びその末裔とされるアパール人が)。
モンゴリア地域は複雑だったのですね。
やはり、フン族やアパール人がもろモンゴロイド的だった点から
言い、スラヴ人と大規模な混血はしていない点と言い、
マジャール人はパンノニア定住以前からコーカソイド
ないしは準コーカソイドだと思います。
41ジーモン@ケー二ヒスベルク:2000/05/28(日) 12:15
>1
貴方は煽りで書いているのだろうが、
東欧ユダヤ人=ハザールというのは、
当時 売る出し中の学者だったアーサー・ケストラー
(因みに本人もハンガリー出身のユダヤ人)が出した
トンデモ本で、後にこの自説(珍説)を撤回・否定して
おり、それを”アシュケナジー・ユダヤ=カザール人”
として宣伝したのが宇野正美。
東欧ユダヤ人が西欧・南欧や中東のユダヤ人と
遺伝子が変らず、モンゴロイドの遺伝子を持たない事、
容貌など肉体的特長も共通している事は確認されています。
勿論、ユダヤ人は各地でそれぞれ混血はしているから、
個人や地域により風貌も異なるけど。
4237:2000/05/28(日) 21:57
>ジーモンさん>マジャール人はパンノニア定住以前からコーカソイド
まったく私も同じ考えです。

さて、そもそもフンや匈奴について
中国やビザンツの歴史家が、雑多の部族を
ひっくるめて「フン」「匈奴」と
呼称したのが 混乱の要因だとおもいます。
ヨーロッパ侵入以前にすでにフンに従属していた
イラン系部族やヴォルガ地域のフィン諸族はもちろん、ゴート系
の部族もアッティラ側についた時点で 皆 「フン」と呼ばれました。

では、ハンガリーのフンの王侯墳墓にみつかった人骨-そして
アヴァールもそうですが-が、雑多民族をかかえながらも
なぜ純粋なモンドロイド形質を保っていたかについて
書いてみたいと思います。

基本的に遊牧制という仕組みは
ある氏族の中で血縁者、類縁者が増えても
農耕民族のように固まることはなく
すぐに「別氏族」として どんどん独立していくという
傾向をもっています。
しかし同時に遊牧制というのは「穀物の低生産性」
「人口の増えにくさ」等の問題と常に隣り合わせなわけで、
そこで「氏族共同体」が形成が必要になってきます。
結束を固める意味で、異氏族間の婚姻は重要ですが
先に言いましたように、氏族共同体は傾向として、内部離反
独立・敵対という問題もはらんでいるわけす。
そこで婚姻関係に「制度」ができていくのです。
つまり婚姻関係の許される「氏族」が制限されます。
匈奴の単干氏族は、時代の差こそあれ、3〜5の氏族とだけ
血縁関係を結んでおりました。
異種遊牧民族や農耕民族を支配下に置き、領土を広げる
というのは、その後の問題になっていくわけです。
「騎馬」という特性がチンギス・ハーンの「モンゴル帝国」
にみられるような大帝国を築きあげるのを容易にしたのは
有名な話ですが、それでも王室系部族は異種と血縁を結ぶことは
好みませんでした。
「騎馬」でもって多種の異民族を統治する以前に
部族内の統合が彼等にとって何より重要なことでした。
つまり 遠方の土地に移ったとしても
部族の血縁の純粋性はかなり長い時期において保たれる
ということです。
43ジーモン@ケー二ヒスベルク:2000/05/28(日) 22:57
>42(37)
なるほど。大いに勉強になりました。
これからも宜しく御願い致します。
4437:2000/05/28(日) 23:28
>ジーモンさん
読んでくれて ありがとう
こちらこそ宜しくお願いしますね。

でも、、ちょっと、いやかなり文章が長過ぎましたね
しかも本来のスレと離れたことを
すいませんでした。。
45名無しさん:2000/05/30(火) 05:04
中東に王国を構えていた原ユダヤ人という意味なら彼らは
アラブ系だったって事ですよね。
>コーカソイド系アジア人
同感です。スウェーデンなどにラップ人がいますけど明かに
コーカソイドです。碧眼、金髪。正し背がかなり低く
頭が短頭らしいです。こういった事から考えてもモンゴロイドが
白人と混血して白人化したとは思えない。
白人=インド、ヨーロッパ語族と捉えられがちですけど
地域的に白い肌になった別系統の民族もあった・・・と
考えうると思います。
46あのー:2000/05/31(水) 07:37
中東にいたってだけで「アラブ系」ってのはどういうことですか。
アラブなんて7世紀にレヴァントに出てくるまではアラビア半島の
中に留まってたんでしょ。
47名無しさん:2000/06/01(木) 03:04
「アラブ系」・・・って言うのは人種的にセムハム系って
意味のつもりです。だからアラブ系という使い方間違っていました。

アラブ人=アラブ語を話す人という事らしく、だとすると
エジプト人やシリヤ人もアラブ人なのでしょうが、
アラブ人の祖ってなんなのですか?セムハム系?
48名無しさん:2000/06/01(木) 03:11
>ユダヤ人はパレスチナ、シリア、レバノンなど中東のアラブ人と祖先が
共通

これが言いたかっただけ。アラビア半島の民族だから元々は
今のパレスチナ人と同類みたいなもん・・だと思う。
ユダヤ人はアーリア系でもウラル系でもないのは
明かなのだろうから、キリストやマリヤを
ヨーロッパ人の様に描くのは嫌い。
49ジーモン@ケー二ヒスベルク:2000/06/01(木) 10:55
因みに、古代ユダヤ人(ヘブライ人)は、同じく古代の
フェニキア人(レバノン人)や”アラム人(シリア人)”
と同系統の北西セム民族で、地中海人種。
その後は、ユダヤ人はヨーロッパ人などと、
レバノン人やシリア人はイスラム征服と共に
”アラビア人(アラブ人)”と混血したが・・・
ただ、アラビア人(狭義の「アラブ人」)も
勿論セム民族だけれども、南東人種と言い、
ユダヤ・フェニキア・シリアの北西セム民族が
地中海人種なのとは異なるね。
確かにキリストやマリアをアーリア風しかも
ゲルマン・ケルト風に描くのは大間違いだよね。
当時も、ヨーロッパには都市のゲットーを中心に
大勢ユダヤ人が住んでいたのだから、
彼らをモデルに書くべき(?)なのだけれども、
”キリストを殺した鷲鼻の異教徒・賎民”を
モデルには出来なかったんだろう。
50ジーモン@ケー二ヒスベルク:2000/06/01(木) 11:01
49追加:当時とは中世やルネッサンス時代の事。
     しかも、その頃に確立された作風が定着し、
     今でもまかり通っている。
51名無しさん:2000/06/02(金) 06:59
>鷲鼻の異教徒
この辺りはサウジの辺りの人とかに凄く似てるっすね。
52ジーモン@ケー二ヒスベルク
>51
そうですね。