1 :
世界@名無史さん:
_,..,,_ /丶
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,il,,,/ l ~/~ / / / / / / /
,ilト' ,l i' / / / / /
il' 7w' / / / / /
イタチGUY 〔Itachi Guy〕
(1999〜2005 アメリカ)
3 :
世界@名無史さん:2013/11/03(日) 19:23:14.66 0
つまり、日本史は世界史とは別物か含有されるものか、というのを議論するスレですね
議題 ノブレス・オブリージュ
パンが無ければお菓子を食べればいい フランス
飢饉では武士が自分の食費を削り米を無料配給し
飢饉に備え藩の財政や私財で米の備蓄に勤めた 日本
ノブレス・オブリージュが高いのはどちらでしょう
5 :
世界@名無史さん:2013/11/03(日) 22:25:01.91 0
お菓子な話
ノブレス・オブリージュが高い
ノブレス・オブリージュが高い
ノブレス・オブリージュが≪高い≫
そもそも飢餓に備えるつうか、当時の給料はコメだったから飢餓になったら支払えません!なんて事やらかしたら藩存続の危機だから貯めてただけよ
事実かどうかなんてどうでもいいような課題だから、ムキにならなくてもいいような…
10 :
世界@名無史さん:2013/11/08(金) 23:44:25.02 i
日本人の起源とか古代の日本の王朝とか環太平洋文明がどうやって広がっていったかとかのメジャーな説いくつか知りたい
ちょっと世界史好きなだけの素人だから
ググってもトンデモ系なのかそうじゃないのかあんまり分からない
漠然としたつまらない質問だけど誰か優しくしてちょ
日本人の起源としては大きく分けると北方系と南方系の2種類が有って
また決着はしていない
ただ最近は遺伝子研究とかで南方系が有利になってる
日本人と環太平洋でメジャーと言えるような説は無いと思う
ただスンダランド起源説が根強くあるぐらい
太平洋に関してはラピタ人の拡散が研究されていて興味深い
ポリネシア人も研究されている
ただ日本人とラピタ人は違うのでどちらも起源にはなっていない
まだ問題提起の段階だけどHTLV-1のコスモポリタンタイプの存在や
南米と日本とバヌアツとの繋がり等が指摘されている
決着とか・・・
両方正しいんだろ?
恐竜だって氷河期と哺乳類登場の両方で絶滅したんだろうし
ミクロネシア人とシベリア人の混血か
>>12 旧石器は南方系でほぼ決定
ただ北方系という人も残っている
問題は弥生人で、過去のしがらみで北方説が残っている
日本に渡来したのは長江河口からが有力
ところが長江河口には北方系の民に置き換わっていたから
弥生系の起源は東北アジアあたりだが南方から来たと言うややこしい状態
日本に北と南から集まったというのはちょっと違う
>>4 前スレで徳川政権が鎖国して食糧輸入できない状況にしてたのが一番悪いという結論だから
そういう意味ではフランスのがマシ
鎖国以前はそんなおおっぴらに食糧輸入してたのかっていう疑問が
南蛮南国の変わった果物くらいだろ
琉球じゃ輸入してたから。つか貿易して調達できるという事知ってて
飢饉でも輸入しとらんのだからそりゃ叩かれるわな
江戸時代に大規模に食料輸入なんてできるかアホwwww
イギリスみたいに船もないしそもそも隣国が遠すぎ
海流、風が困難
中学生でもこんなことわかるわwwwww
だから鎖国で船も作らなかったからだろ
つか朝鮮半島経由ならむっちゃ近いだろ
あれで遠いってんなら沖縄なんてどうなるんだよ
唐入りの時の兵站はできて輸入は出来ないらしい
お、
江戸末期の堀田並だな
堀田は知識を得る手段がなかったからしょうがないが
お前は馬鹿だな
船というのは単なる箱物でなくそれを運用するノウハウと需要が必要なんだよ
そもそも食料はペイしなかったから鎖国前から対馬のような島除きそもそも需要がない
だから鎖国でそのノウハウを封じられたんだろうがよ
それと需要がない時に買えとは言っとらんわ
二十年近く前の不作の時もタイから緊急輸入しただろ
フム需要がある20年に一度のためにノウハウがどうやって蓄積すんだ?
>>24 は?飢饉の時の緊急輸入なんだが
ほぼ兵站と同じ理由だろ
>>27 海外との交易を自由にせずにずっと鎖国しとるやないけ
>>28 近代以前には外国に余剰もなければ日本に輸入ノウハウもなくどうしようもない
というか通常食料輸入してなきゃ無理
こいつら飢饉は食料の偏りで起きることを知らんな
江戸の飢饉も日本中を完全に統制できる組織が再分配したら飢え死には阻止できるぞ
幕府はそこまでの権力もなければそれを再分配する能力もない
というかそんな組織が生まれるのは20世紀になってから
19世紀でもきつい
余剰も糞もあるか。売買してるところで買うか現地の商人から買えばいいだろボケ
イギリスオランダは何やってたと思ってるんだ
>>31 お前の論理だと今の世界でも当てはまるわ
そんな理想郷はまず来ない
それは奴らが恒常的に輸入してたうえに市場もあるだろ
さらにいえば距離も船もノウハウも持ってる
日本は他国の国とというか朝鮮政府しかないな
しかも量がたりん
中国なら量があるが船もない
とにかく万石単位の輸入なんて無理
>>33 国単位でならできまっせ
まぁともかく現代でも仮に無理なら江戸でも無理なんだから
江戸の飢饉が輸入で解決なんていうのは妄想ってのは同意していただけたようで
恒常的に輸入する前はどうなんだよ?最初は手探りで買い付けしたんだろ
それにノウハウは鎖国で封じられてたんだからずっと自由にやらせときゃ持ってたろっつってんのに何度言わせるアホ
船だって同じ。国内では米は全国から海路で大坂に集められてたろボケ
小田原北条攻めでも万国単位の兵站やっとるわ
それは御用商人がやってたんだろ
>>35 は?だから偏っててもある程度いきわたらせる量さえ確保すりゃいいんだろうがよ
>>37 そのある程度できる組織は近代で生まれたんだよ
>>36 でそれはどこからもってくんだ
鎖国前における大規模食料輸入の実績をどうぞ
ペイできないしその余剰もないんだよ
飢饉だからすぐ輸入なんて国際市場がある現代の感覚だ
さらにいうと国内での再分配さえできんのにどうやって輸入でしのぐんだ
>>38 は?人口上限に達してないから実績なんて無いだろ
国際市場も糞も「欲しいから買ってこい」と言われたら調達するのが貿易商の仕事だろw
なんか外国人にはできて日本人にだけできない病にでもかかってるんじゃなかろうか
世界史スレなのに当時の欧州何やってたのか知らんのか
>>31 飢饉の時に米価が6倍に跳ね上がっているから
米の流通はかなり高度に機能していた
米の買えない貧乏人から死んだ
じゃあ暴騰を阻止しようとすると流通が停止する
さらに経済効果を無視して価格抑制すると
戦前の日本みたいに農業をする人が減り長期の生産不足に陥る
つまり高度な再半分は共産主義国家しか出来ない
共産主義国家にしても経済が終わる
机上の空論そのもの
42 :
世界@名無史さん:2013/11/15(金) 00:19:35.98 0
wwww貿易商
当時の貿易は小さい船やってたんだぞwww
でなんどもいうが市場がねえんだよ
やるなら朝鮮王朝しか選択しかねえ
香辛料もとめて大航海という需要がない日本はそもそも航海もなかなかムズイ
距離も遠い
>>41 飢饉時のみでおk
というかとりあえず江戸時代にそういう制度は不可能って言ってるだけなんで
経済がはたんするかはともかく現代なら「可能」でしょ
>>43 キリスト教の要因以外にも注文通りの品集められたからオランダが重宝されたんだがな
交易の需要がないなら鎖国なんて必要ないねwなんで禁止するまで大名は交易やってたんだろうね?w
日本人町とか聞いたことあるなあw
それと朝鮮半島経由なら簡単だろって言葉なんで無視するんだろうねえ
>>45 日本人が自分からヨーロッパを目指さなかったがな
そういう外洋航海力を作る需要だ
それはともかく
話がどんどんそれるが江戸時代に食物輸入で飢饉が防止できるかが論題だ
>>47 www
現代でも食料不足の時は
食料は貧乏国から金持ち国に流れるから
貧乏国の貧乏人から飢えて死ぬ
日本が凶作の時に朝鮮はさらに凶作だったはず
>>48 >>47 防止できるか以前にやろうとすらしてないから鎖国してないフランスのがマシと言ってるんだがな
>>47 簡単じゃないが可能ではあるといってるだろうが
文章を読んでから
>無視するんだろうねえ
とドヤガオしろw
文章よまんで頓珍漢な批判は冷静ぶってるが馬鹿丸出しだぞ
54 :
世界@名無史さん:2013/11/15(金) 00:32:10.48 0
でもフランスは革命勃発www
マシなのか?
>>50 ああ、それなら貿易商が高値で買い占めたらいいじゃんって話になるよなw
>>54 別に飢餓じゃなくてイデオロギーでやったんだろ
>>52 外洋渡航能力がない
市場がない
それはともかく俺と似た様な50が現れたが一応別人
>>57 散々鎖国してなきゃ自前でやるかイギリスオランダに頼むだろっつってんの
凶作の時に増税 フランス → 革命
凶作の時に領主も節約し民衆支援 日本
これでいいか
増税したからkじゃなくて免税特権階級を温存したのにキレたんだろ
62 :
世界@名無史さん:2013/11/15(金) 00:40:46.72 0
贅沢三昧に切れたんじゃないの?
>>59 だからどこからかうのさ
さらにいうと鎖国してなくとも食料輸入用の船でないんだから
そんな船では万石単位の輸入はむり
食料用の港、人員、買い付け、海上輸送、陸上輸送ありとあらゆるノウハウがない
64 :
世界@名無史さん:2013/11/15(金) 00:45:56.86 0
フランス革命を一言で言うとDQN革命
切れた底辺が暴れまくった
>>61 一応貴族と坊さんに増税しようとして失敗したんが直の原因ではあるな
大塩平八郎の乱が大成功してたらどうなってただろうか
質問スレの次スレがないね
たまには人の役に立ってみろ。
>>43 政策で大きな船を作ることを禁じていたからな。
ここが徳川の最大の愚策。
>>57 慶長の頃に、スペインの技術指導で、陸奥伊達領から太平洋を2往復する船を作ってるし。
市場が無いのは、徳川の政策で貿易を極度に制限したから。
市場がなくても買い付けできるだろ
結果的に必要な量を調達できるかどうかは結果でしかない
鎖国ではやろうとすらしなかったんだから
それに需要があれば供給されるだろ
飢饉で食糧不足だとわかったら食糧を調達してきて売れば儲かるんだから
飢饉時期に限って
長崎での穀物輸入権みたいな物を作って
旗本達や親藩へ知行代わりのエサにするってのはどうだろ
勿論飢饉が引いてきたら権利を引き上げる
>>72訂正
結果的に必要な量を調達できるかどうかは結果でしかない
↓
結果的に必要な量を調達できるかはここでは問題では無い
>>73 その時だけなら否定派の言うとおりノウハウがないと思う
それにそれ松前藩のやり方だろ
>>72 >>74 それもう反論じゃないよ
結果はしらんってことだろ
ある程度の蓋然性が前提
単に議論好きが言い負かされたくないため粘着してるとしか思えない
というか蒸し返したことから見てそういうことでしょ
不毛だわ
対馬藩が米を輸入してないから
半島からは無理でね?
となると中国からになるが航海が長く危険も増えるから厳しいな
日本の船は川船と積載量優先だから使えないだろうし
>>77 結果として需要量を満たせるかは重要では無く
可能性すらない鎖国状態じゃ話にならんと言ってるんだが
貿易が自由にできてれば需要が生まれりゃ価格次第で供給されていくのは自然な流れ
それで琉球でも輸入したたんだから
>>78 東アジアどこか
公式に無理なら倭寇もあるさ
>>80 もう議論を放棄してるよキミ
とりあえず飢饉の解消に貿易は有効であるということは「確認できない」
事はお互い確定したから
「飢饉の責任は貿易自由化しなかった江戸幕府のせい」
てことは否定された
では議論をを終了します
>>81 あなたのいってことは「根拠はないが自分は正しい」
という主張なのでなんの「論」でもありません
輸入の代価に何を支払えばいいのかね
中国なら銀でしょうね銅でもいいが
イギリス・オランダの様に要は交易権を確保して上手く商売してりゃ儲かるんだから
金銀流出の心配はないしな
東インド会社みたいな倭寇専門の会社を幕府や大名が作ってたかも知れん
負け犬特有の論題そらしはみっともないぞ
>>86 負けてから「論題が違う」といい始めた
ほんとにしょうもな
やっぱり言い訳粘着し始めたw
>>88 だから議題はそこなんだよw
勝手にお前が救済できなきゃダメって話にしてんだろw
>>71 琉球はシャムやらルソンくんだりまで行って米穀を買い付けてるよ。
杭州・泉州・紹興も米穀の取引の盛んに行われた都市。
対州藩は朝鮮を介して清国にも米穀を売っていた。
>>79 そりゃ外航を禁止しているから、結果的に、沿岸航行と河川航行しかしないわな。
禁止してなきゃあ、倭寇に朱印船に盛んに出て回るわな。
>>91 対馬藩は例外的に朝鮮貿易を許可されていた
>>90 買ったという事は不足していたという事
>>92がもう何言ってるのか分からなくなってきたぞw
不足してるから買う。正にその通りですw
飢饉のときは食糧不足してるから海外から買える場合は買いますねw
鎖国じゃ逆立ちしても買えませんねw
終わりw
>>89 阿呆
じゃあ貿易は貴族の義務とは関係ないわw
>>15 があほなこといってるから
俺が
>>18 >>22 みたいなこといってたら
二人くらいが貿易云々言い始めたんだ
>>90 だから中国の場合も検討してるが船もなければノウハウもないといって
その反論で貿易してたら船があるといったから
再反論で
>>63 みたいなこといったんだ
ノウハウもヒトも設備もコネもなにもないんだよ
繰り返すな
>>94 えー、国内では絶対的に不足してる状況で海外から輸入して救おうとするのはノーブレス・オブリージュとは関係ないんですねw
それに鎖国してない場合は船腹量が大きくノウハウもあるはずだから鎖国時代を基準にしていってるお前がおかしいと指摘されてるんだよw
それに設備なら鎖国中ですら少なくとも大坂があるだろw
だいたい荷積みと荷降ろし程度で設備やノウハウも糞もあるかよw
遠征、兵站は出来るが何故か食糧輸入だけは全然できないというヘンテコ理論w
1隻・1航海で1万石輸送しろなんて言ってないんだがw
>>96 お前の理論なら「少しでも輸入してもいい」といってたので
輸入じゃなくて別に国内分の余剰を少し回してあとは餓死すればよいとなりますw
はい貿易は全く関係ありません
また貴族の務めは「飢饉に対処する」ことですから「自由貿易」は必要ありません
「自由貿易によって船の性能を上げそれによって数十年後の飢饉に備える」
という神のような知性は貴族の義務ではありません
全く自由貿易と関係ありませんねw
この時点で論破官僚なんですがさらに言うと
既に語ってありますが「貿易があっても貴重品の貿易」しかやりませんので
万人単位の食料の船腹もありません
本当の幼児かよ
は?出来るのにやってないんだからダメだろw
輸入しなけりゃ一番多く餓死するんだがな
「100%がダメなら10%救えても0と同じ」という極論してるアホがお前
鎖国してなきゃ「飢饉に備える」なんて考えておく必要もないわ
お前の方が引っ込みつかなくてジタバタしてるだけなんだがw
貴重品の貿易しかやらないのなら何で琉球は食糧品輸入してたんですか?w
必要に応じて売買する物は変わるわw
本当に硬直した考え方しかできてないアホなんだなお前はw
101 :
世界@名無史さん:2013/11/16(土) 09:03:39.76 0
まあ、鎖国をしてなかったらいろんなのが出ていただろうなww
ヨーロッパでも自分のところの国民を餓死させてまで、穀物を輸出していた
領主はざらにいたし、一番有名なのはスターリンかなww
あとは自分のところの領民を兵隊として売り飛ばしていた奴もいたなぁ
まあ、飢饉といっても必ずしも穀物が不足しておきるわけでも
なさそうだし、飢饉になってもあるところには食べるものはあったみたいだからな
鎖国の方が良かったとまでは言わないが、
天明の大飢饉なんかは世界的な気候不順の真っ只中だったから、
食糧の流入量より流出量の方が多くなりそうだね。こういう時は経済力の差がモロに出る
>>90 江戸時代になってから(薩摩に侵略されてから)の琉球は、
中国との朝貢貿易しかできなくなった(それ以前から東南アジア貿易が下火になっていたのもあったが)。
よく言われる「泡盛のコメはタイからの輸入米」というのは明治以降の話。
>>100 鎖国と食糧備蓄の必要性はまた別の問題だし、
中世期の貿易が貴重品・奢侈品が主流だったのもまた事実。
>>101-102 「日本の江戸時代の飢饉は鎖国してなければ防げた」は、
自由貿易マンセーな風潮に乗って言われ始めたことだからなあ。
実際には、商品経済の発達による特産品生産や寒冷地での米生産への傾斜が前提にあったので、
鎖国をしていなかった場合でも、逆に日本国内での食用作物総生産量が史実より減っていて急場の
輸入も間に合わずに被害が拡大した…っていう展開だって有り得る話ではあるよ。
>>100 だから結果論なんですよ。
貴族の義務に
>「自由貿易によって船の性能を上げそれによって数十年後の飢饉に備える」
が含まれるというならアナタの主張は成り立ちますw
鎖国と貴族の義務は直接かんけいないんですよ
島の輸入に関してはすでに検討してまっせ
なんどもいうがよく読め
>>103 天明ですな
ジャガイモ飢饉と同じようなことも起こってる
頑迷。この二文字の他に言う事はない!w
はいはい反論できないなら悔しそうにしないw
農業生産は需給のバランスの上に成り立っている
10%の収量不足で価格が二倍三倍になるのが農作物
余剰米が10%出たら価格が暴落する
よって常に需給ギリギリの生産が続く事になる
飢饉の時は輸入すればいいとか馬鹿の発想
正解は飢饉の時は金持ちは助かるが
10倍の価格で買えない貧乏人は死ぬ
これだけだ
108 :
世界@名無史さん:2013/11/16(土) 23:25:14.90 0
つまり、輸入しても貧乏人は死ぬんだよ
幕府や藩が、価格統制を行えばいい。
暴れん坊が失敗したな
大塩平八郎の出現は幕府には不可避だった?
江戸時代は藩を越えた人の移動は厳しく制限さえていたが
藩を越えた物の流通は自由だった
つまり江戸時代の日本列島は
今の世界が目指すグローバル経済と似ていたのだ
都市への人口流入、都市の未婚貧困などが江戸時代にあった
鎖国してなかったヨーロッパだって
ジャガイモ飢饉やフランス革命が有った
食料の流通が飢餓を加速させたのだ
>>107 けど、実際に近代国家で普通にやってんじゃん。
日本もやったよ。
一粒も輸入しないという方針をを覆して、平成5年の冷夏による米穀の供給不安の際に緊急輸入してんじゃん。
>>107 だから需要があれば供給は価格次第だろ
ほっといても儲けたい奴が輸入してくるだろうがよ
それを自弁で救済しようともせず鎖国を続けて餓死者を見殺しにしてる
幕府にノーブレス・オブリージュも糞もねーよなっつってんの
つかさー、秀吉だって敵の兵糧減らすために事前に現地の米を高値で買い占めるとかやってんのに
昔の人間アホばっかりだと思ってんのだろうか
>>113 近代国家での食糧自給と備蓄食糧のバランスはどこも苦労していること。
日本じゃ「海外から買えばいい」という暴論が主流になって、平成5年の時にも
タイを中心に東南アジアの貧民層に負担を与えた。
江戸時代には「海外から食糧を輸入する」ということそのものが困難だったんだが。
(上で上がっている対馬藩や琉球王国という辺境地域の事情は特殊例)
また、封建国家(江戸時代の日本でも中世欧州でも)には
領主個人の道義的なものは別として、「領民を飢えさせない」ための行動の義務とかはない。
日本の食糧自給率見て言えよ馬鹿
食糧輸入しまくってんだろ。何処が暴論だよ
それに16世紀には西欧は食糧は東欧からの輸入に頼ってるだろボケ
>>114 >「自由貿易によって船の性能を上げそれによって数十年後の飢饉に備える」
ことがなぜノーブレス・オブリージュなのか言いましょう
都合のわるいことから逃げるのは論理じゃないですね
>>113 近代とは違うって
俺は国際市場がないということいったが
107さんとと同じような趣旨だよ
調達できんのだって
輸入以前に107の言うとおり余剰もないがそもそも
港に集める手段も限られる。信用もないんだから売ってもくれん
ヨーロッパ挙げる馬鹿がいるがアジアはそういう通常の交易がないんだよ
>>115 アホではないが技術がない
近代と同じ感覚で中世近世語るのがアホ
だからさー、16世紀にはヨーロッパは国際分業体制は出来つつあって
17世紀初めのスペインの穀物危機ではオランダ商人がバルト海貿易で買い付けた穀物をイベリア半島に輸送してるんだけどw
「船が小さいから出来ない」?w実績ありますがなw
中世近世は遠征兵站はできても何故か貿易で穀物だけ売買しないしできないアホ集団らしいw
まあ対馬の米輸入を特殊例として言ってる時点で苦し紛れ感バリバリだなあw
>>107-109 そもそも幕府内で農民の生活なんて考えてる人間が居なかったからな
青木昆陽くらいだな
その気になれば価格統制くらい出来るんだろうけどな
>>117 「海外から買えばいい」と言うのは、
「買える金があれば」という大前提があって、
潤沢な外貨(または自国通貨の信用)と海外での大量・安価な食糧生産地域が不可欠。
それが成立したのは昭和時代も中期以降になってから。
経済白書に「外貨節約のための食糧自給率向上が必要」と謳われた時代もあったんだよ。
>>119 大西洋は東洋ではないよ?
>>121 実際に穀物の国際市場としては成立していなかったのが史実。
砂糖なんかは台湾やジャワから輸入していたけどね。
>>122 そもそも発想としてなかったんだろうね。
米価統制は武士階級の収入確保のためにやってはいたけど、失敗したし。
>>123 は?wは?w鎖国まではなんで貿易やってたんですか?w
金銀有り余ってましたがなwポトシ銀山と石見銀山が有名ですがなw
食糧生産なんて需要の後から増産されるだろwそうして東欧でもやり始めたんだよw
対馬の万国単位の輸入はあくまで例外の特殊例なんですかそーですかw
それに
>>87読んでない?w
農民の生活考えてないねえwあんまり酷いと一揆起こるよw打ちこわし起こるよw
対策なーんもしなかったと思ってんのかねえw
アジア人はアホばっかりだったなんて白人顔負けのレイシストみたいw
それに売ってくれんなら前期倭寇と同じ手段とれば調達できるよね
>>119 日本にないじゃん
ハイ論破
てかこの話題はもう検討した結果多分お前らしきやつが既に認めてる
>>120 すでに検討して相手も納得済み
>>124 そもそも対馬でさえ「万石」とはいえませんがな
あと一揆ってのは狭義では同盟のことであって
所謂百姓一揆の場合も強訴がほとんどでっせ
>>127 >日本にないじゃん
>>70 はい論破w
えー、対馬は1万石程度輸入してたみたいですがw
それにお前らの言い分なんて全然納得してないけどw
アホな言い分並べてあきれてただけだったんだがw
中世近世には無理→既にやっていた
船がないしできない→やっていた
東洋じゃ無理→やっていた
>>124 >「海外での大量・安価な食糧生産地域」
こっちは見えなかったの?
経済圏として一体化していた欧州とそれが拡大された大西洋圏(アメリカ・アフリカ)と、
中国への朝貢交易がな長く主流だった東洋圏を同じものとして、
それを前提に江戸時代の為政者を叩くのは無理筋を重ねているだけ。
封建制度が現代の視点で批判されている(ことの一つ)のは、
一揆や打ちこわし対策だって、為政者の考え次第だったってことで、
これは中世西欧でも江戸時代の日本でも同じ。
市民の権利なんぞ、成立して認められるまでどれだけかかったか。。。
>>114 鎖国してても貿易はしてたぞ
対馬も米を輸入していた
朝鮮半島に米が潤沢に有れば対馬藩は大儲けできたはず
元々中間貿易の藩だし
でもしていない
そもそも当時の中国朝鮮には米を輸出するほど生産力が無かった
日本より貧しい国ばかりだ
国際分業なんて不可能
>>131
だから供給は需要の後から生まれてると言ってるんだが
経済圏として一体化したのは貿易やってたから自然と分業体制ができ上って行ったってだけ
日本も中国も私貿易やってるんだがw
それに貿易やってれば西欧みたいな行動に出て飾いかざるを得ない状況にもなるはず
金銀流出したらそれを防ぐ重商主義に走るだろうし侵略も考えるだろう
だいたい食糧求めて海外調達は前期倭寇でやってるし緊急時ならそんなもんだろ
お前はとにかく初めから何でも無理としか言わない無能な社員みたいだなw
>>128 うんつくらせたりできるけど結局運用しなかったね
はい終了
まさにお前らしきやつが「自由貿易をしなかったから船が発達しなかった」
ことを認めてることを前提として話が進んでる
>>59 など
貿易に恒常的に大量に使用された証拠をどうぞ
次に余剰穀物をどこからどうやって調達できるか
それをどう分配するかをどうぞ
>>129 粘着あれほどしたあんたが反論しなかったのに?
論破されたから無理筋を蒸し返してんだろ
>>132 対馬藩は大もうけって自領の消費分だろ
そりゃ飢饉じゃない時は需要なんてさしてないだろうな。それが何か?
輸出する程なけりゃ奪えばいいだろ。いい加減倭寇調べろ
>>134 そりゃ鎖国したんだから運用なんてするわけないわなw
お前この議論の論点知らんのかw
は?オランダやイギリスに頼んで無理と言われたら倭寇しかないねw
それに反論は散々やってるんだがなw
>>133 純然たる貿易と略奪である倭寇を同列に並べている時点で、、、
上でも出てたけど、食糧生産能力って基本的にどこでもタイトなものなの。
近代ならまだしも、中世期のアジアには
食糧を無理に生産拡大できる技術も資金も発想も存在してないの!
とにかく鎖国してるんだから貿易も倭寇も糞もないだろw
海外から調達することを全然考えてないってのが問題なんだから
それに必要なら植民地経営したらいいじゃんw
>>136 はいでは繰り返しますが
>「自由貿易によって船の性能を上げそれによって数十年後の飢饉に備える」
ことが貴族の義務であるならあなたの主張が成り立津かもしれないですね
その立証をどうぞ
それになー、散々言ってるけど余剰あるか内かなんて知らんがな
流通過程で買い占めりゃいいんだから
その結果その国のパンピーが飢餓に陥ろうがそれはそれ
>「自由貿易によって船の性能を上げそれによって数十年後の飢饉に備える」
これお前が勝手に作った文章なw
鎖国して海外調達手段たっといてノーブレス・オブリージュの点でフランスに対して優位にあるとかバカバカしいというのが
俺の最初からの論旨w
>>140 一旦は認めた論点を放棄しやがったw
最初からいってたなら認めるが苦しくなってから「そもそも〜でない」
かw
>>142 一度も認めてないがなwお前が勝手にい張ってるだけでw
>>141 ん?責任というからには義務がないと責任にはなりませんよ
武士に責任がなければ武士を非難できません
では飢饉に武士の責任はないということをこの文章では認めていますな
>>144 は?ノーブレス・オブリージュって意味知らない?w武士は統治する側の人間なんだがw
貿易の決済手段があったのかとか初歩的な事すら知らんアホで
>>130のように論拠がことごとく崩されていくお前が粘着してるだけなんだがなw
いい加減敗北認めたら?w
>>135 対馬藩は朝鮮から人参等を輸入して日本に売り
日本の商品を輸出して朝鮮に売り、それらの利益で藩を維持していたんだが?
そんな事も知らんのかよw
>>145 輸入していればというが
半島からの農作物の輸入は行われてたぞ
米が半島に無かっただけだ
対外貿易の窓口って長崎だけじゃなかったのか
南蛮からはワインやガラス、医学書
東アジアからは医薬品、小規模な農作物
>>145 はあでも現状船がないでしょ
だから
自由貿易で船造り、技術蓄積してたら飢饉で輸入可能(単なるアナタの予想ね)
とアナタは主張したでしょ
民法416条でもありますがそれを具体的に予想できたら
責任あるかもね程度ですよ
当時の武士が予想できないことならなんでそれが武士の責任になるの
それは貴族の義務は神のごとく未来を予想できなかったら責任がありとの主張でっせ
>>146 それがどうした?飢饉の時の対馬藩の対応は知らんし
米売ったら大もうけできると思ったかもしれんが対馬藩の
資金力でどれだけできたんだろうな
筑前筑後くらいには輸入米売り込んで欲しかったな
藩上げての大儲けチャンスだったのに
>>151 は?だから鎖国してたびたび飢饉起こってるのに政策変更も緊急措置も取ってないだろ
>>154 あんたも認めたように現状では船がないんだから
緊急処置は取れませんよ
政策変更ですがまた4回目か5回目かの繰り返しになりますが
それを予見できないと
自由貿易で穀物を輸入できるほどの船ができノウハウも生まれ、
余剰作物も他国飢饉時にあるという予想です
まぁ当時の現実は高級品主体の貿易だったわけですが
>>155 取れないって取ってないだろ。取ろうとしたって記録でもんの?
最悪2回起こっても予見できなけりゃ無能だよなw
>>156 wwなんだそりゃ
船ないんだからそもそも不可能って言ってるのに
不可能でもやれということね
>>157 ええ数十年かけて船が発達して(ry
を予見できる賢いあなたなら可能なんでしょう
>>158 「輸入したいんだけど無理?」
「船ないんで無理です」
「たびたび起こってるし自前で海運力整備しといた方がよくね?」
この程度も考えられんなら為政者として無能
ノーブレス・オブリージュも糞も無かったor無能だった
好きな方を選べw
近代までの飢饉て輸送が出来ない環境によって起こるという前提を無視している限り何も話は出来ない
江戸時代は街道も沿岸航路と港湾を整備したがそれでも足りなかった
昭和でも飢饉起こってるのは食料足りないからじゃない
輸送できないからだ
>>161 輸送できない環境なのに何故か年貢米は徴収できた不思議w
ジャガイモ飢餓で100万を越す餓死者を出した大英帝国は
ノーブレス・オブリージュも糞で国王は無能の極みだった
異論は無いな
>>163 どこから輸入する事を想定してるのかな
東南アジアか?
散々既出
鎖国前は呂宋助左衛門みたいな東南アジア通が居たんだけどね
そういったノウハウ持つ商人が途切れちゃったからな
どの藩も大坂蔵屋敷までは自領の米を輸送できたんだから
長崎や対馬から輸入した米を大坂まで運べれば逆ルートで行き渡るよな
だから対馬藩は半島と活発に貿易してた
中国も基本鎖国だ、日本との直接貿易はしない
残るは東南アジアのみ
往復1年がかりだぞ
>>159 え?
当時万石規模の食物輸入がペイできないのにどうやって維持すんの?
で飢饉は異常気象でおきたりするがそんな大規模なものは数十年に一度なのに
それがあると予想できるの?
数十年に一度のための艦隊整備
これは重税どころの騒ぎじゃないww
艦隊建造で打ちこわしが起きる重税だわwwww
起きるかわからん飢饉を防ぐために普段に住民が餓えろというのが貴族の責任かww
すごい立派!
あとキミ意見かえたね
貿易で自然に船ができるという主張がなぜか意図的に船を作れになった
これでは「貿易とノーブレス・オブリージュ」は全く関係ありませんなw
自分の主張ぐらい理解してくれ
>>161 鎌倉の頃から物流は盛んだよ。室町の頃の京の餓死者が地方からの流出者で
あることを忘れてはいけない。
>>172 横からだが飢饉が食料の偏在で起きるというのは常識だよ
基礎知識レベルで争ってるな
>>171 貿易再開すりゃいいじゃん
自然と船腹量増えるわ
イギリスオランダ並みに積極的に出て言っても良いんだが
>>170 中国人とオランダ・イギリス人がつるんで私貿易やってたろ
>>174 だからもうループ
責任追及するには
>>139 何回目だよ
で結局また主張をもどしたんかいw
予測不可能なことを求めないように
私貿易ってことは食料を大量に調達なんて無理じゃねーか
>>176 だから意固地に鎖国してる限り海外調達出来ないのはわかってるんだから
政策変更しない限り救う気無いってこったろ
そんな奴にノーブレス・オブリージュも糞もないっつってんだが
輸送能力やノウハウがないという理由で貿易止めたわけじゃないからな
そういうノウハウを幕府が敢えて潰してそのまま継続してる政策だからな
>>162 それは否定してないんだが
「輸送の問題」があるから飢饉が起こるというのが近代までの話
江戸時代も飢饉起こってるからと言ってそれは備蓄が足りないとかではなく
輸送が足りないから
じゃあ何故輸送が足りないのか、ということが大事という話
>>163 米って全部徴収するんじゃなくて一定の箇所に固めといて
それで帳面上いくらある、という形で帳簿上の米で管理しとる
逆言うと帳簿上いくらあっても輸送が滞ればそれで滞った先で飢饉ってことだ
>>172 物流が盛んだった、ということは否定してない
単に飢饉が起きたところに食料が行ってないってこと
すげー根本的なこと忘れてるけど朝鮮人とまともな商取引なんて不可能だぜ?
あいつら米に砂混ぜて渡すの日常茶飯事だし
朝鮮人参輸入する時は石混ぜてよこすから
対馬の人も荷物の品質は常に受け取りの場でやらないといけないってこと言ってる
んで、そんなチェックを日本に輸入という形で膨大な取引でやるのは無理だよ
人件費だけでペイしないし、そもそも半島に日本の胃袋を支えるような食料がない
>>179 不作で供給量自体減ってるから消費との関係で結果的に偏在が目立つってだけじゃないの?
それに年貢米は兵糧以外は換金するだろうし知行や扶持米は現地に滞留するだろうけど
それ以外は換金の為に大坂の蔵屋敷行きだろ
対馬の場合は、一番近場の米作地帯が朝鮮半島なだけって話で、
一番の対日輸出品は嵩が小さく単価も高い薬品関係。
日本が銀産出地だったのは、せいぜい江戸中期まででそれ以降は流出を防ぐようになったし。
ひょっとして、東南アジア交易が季節風利用なんで往復一年がかりだったのも知らないとか?
>>182 だから普段は需要無いわなっつってんの
緊急時だからいざとなったら前期倭寇とも言ってるしな
それとさー、結果的に飢饉の被害者100%救済できるかどうかは問題じゃないからな
>>177 だから結果論
責任を追及するには通常人が船の技術革新含め様々なノウハウ獲得も
飢饉発生も予想できなきゃだめ
そしてそれを行う義務とかも必要だけどな
あと海外調達しなくても間に合ってるんだって実際は
まぁこれは論題と関係ないが
論争に負けたら主張を変えてまた挑んでるけどもうこの話題はキミは逃走済み
>>178 後こいつ自演の可能性高いなw
時間が接着してかつ内容がない全く同意というレスが続きすぎ
しょうもなw
>>183 海賊をやれというノブリスオブリージュは聞いたことねぇな
自演もなにもそれも俺だもんw
>>187 この頃は貿易も海賊も同じだろ
東インド会社なんて侵略焼き打ち当たり前
つか帝国主義って紳士淑女が「犬と中国人は入るべからず」という政策を是としてたんだが
>>188 じゃあ余計みっともないよw
主張ころころ変えやがって
いや全然変わってないだろw
>>190 あれ無知丸出し
海賊にも種類がありますがな
あと海賊と貿易が一緒としても貿易=ノブリスオブリージュではないんだから
論理的に無意味
こういうとこは無知以前の根本的知性の問題やで
まぁキミはあるかないかわからん飢饉のため平時に
数万石の船腹と人員を備えるという主張しとけばいいよ
立派なこった
貿易がノーブリス・オブリージュじゃなくて
そのことによる問題も承知の上で海外調達手段を自ら断っといて
確信犯で百姓を飢饉で飢えさせてる連中にノーブレス・オブリージュも糞もねーよなっつってんの
お前理解力ゼロだろ
確信犯ってのは犯罪としてしってする行為でなく
犯罪だけどより高貴な目的のためにあえてする行為だよ
日本語になってないよ
>>181 違うんだなぁそれが
大阪には「これだけ米がある」って帳簿で送るケースもある
一々輸送してたらコストが掛かり過ぎるからな
>>195 鎖国してなければ餓死者を救えたというのがそもそも勘違い
中国朝鮮も基本鎖国
さらに米が余るような生産能力も無い
日本国内は米は高度に流通していた
金持ちは米を買えた
貧乏人が食料が買えなくなり餓死した
大阪でも毎日100人も餓死していた
餓死を輸入で救うためには東南アジアに数千隻の規模で買い出しに行き
それを「無料」で国内で配給しなければならない
仮に輸入して売ったとしても貧乏には買えないからな
そんな船も財力も日本には無い
>>112 似たような気候で地理的に近い範囲で回しあっても、飢饉の回避にはあんまり意味ないわな
>>170 長崎に清国の貿易船は徳川時代を通して頻繁に来航していた。
清国船の貿易を制限したのは日本の側で、来航地、来航数、貿易額どれも、日本の側で上限をつけた。
徳川政権が制限しなければ、なんぼでも清国の船は商いに来て、こっちの欲しがりそうなものをどんどん
持ってきただろうよ。向こうから来るんだから、日本に航行の技術やら船腹やら無くてもいいんだし。
>>161 京・大坂・江戸では飢饉ないよ。
当時、稲作不適の関東にあっても江戸で大規模に餓死者の出るような事態もない。
>>164 19世紀なら、宗門が違えば真人間の扱いではないからな。
カトリックなんか信じてるクソ土人のために、本国の国民が窮乏するようなことがあってはならんのよ。
土人の食料のジャガイモが不足だから小麦を食わせろ? バカを言うな、例年どおり年貢の小麦は積み出すし、
本国に積み出す豚に食わせるジャガイモも減らさんというのは、当時の価値観としては至極まっとう。
>>202 大塩平八郎が乱を起こしたのは大阪だぞ
大阪で餓死者が大量に出てたから乱を起こしたんだぞ
もっと勉強した方が良いな
>>200 東北と九州では平均気温が5度は違うんだが
東北は朝鮮半島、九州は中国南部に相当する
>>201 倭冦とか有って先に制限したのは中国なんだがw
>>204 明と清では全然ちげーし。
明は倭寇を取り締まろうにもそういう実力無かったし。
>>196 いや、お前の方が理解してないwその意味でも十分間違ってないw
>>197 じゃあ蔵屋敷は飾りか?w
>>199 お前はいい加減前後のレス嫁
スペインの危機救ってる実績もあり
最終的に余剰があろうがなかろうが流通過程で買い占めりゃいいし
いざとなったら前期倭寇
それに結果的に100%救済出来るか否かはここでは問題ないとクドい程言ってるんだがな
ww確信犯てのはまさにノブリスの勤めとして行う犯罪なんだよw
アレアレ矛盾してますねぇ
まず日本語からやり直しなはれ
あと横からだが努力だけでいいなら貿易はそもそもせんでいい
国内の再分配でおk
馬鹿丸出し
は?見殺し上等それより鎖国が大事って意味になるんだが
ああ、結果的に全員救えないなら一人も救う必要ないと
じゃあフィリピンへの申し訳程度の救援隊なんていらんな
では高貴な目的である「鎖国のため」となり
少なくともノブリスの勤めは果たしているとなりますw
あんたは単にそのノブリスの目的が俺の思う通りでないと文句言ってるだけになるんだよw
まさかノブリスの勤めは俺様基準しか認めないとはいわんだろうな!?
西欧の基準は本人と社会がノブリスの勤めと認識されることであって
お前基準ではないからな
ちなみに見殺しは社会的には貴族の高貴な義務とは一般的に認められないでしょうから
認められない場合はアナタが
「誤用」「日本語が使えない馬鹿で指摘したら逆切れでドツボの最悪の馬鹿」
認められてるなら貴族の務めは果たしたので
「あなたの主張が間違い」になりますな
難しいかなw?
その辺の論理的思考能力のなさが議論以前なんだぜ
は?ノーブレス・オブリージュと確信犯は意味違うだろ
鎖国は別にノーブレス・オブリージュとイコールでもなんでもないけど
単なる政策
おおwww
やはり難しかったかw
あんたみたいな馬鹿が数分で読める内容じゃないよ
一時間後にどうぞ
もともとは
>>4の基準においてのノーブレス・オブリージュだよw
お前こそ何も理解してないw
>は?ノーブレス・オブリージュと確信犯は意味違うだろ
鎖国は別にノーブレス・オブリージュとイコールでもなんでもないけど
この二行でさえお前マジで中卒か?と思うレベル
添削してあげると一行目は確信犯とノブリスが違うといってて
二行目は鎖国とノブリスが違うといってる
結論がない、関連性がないw
三段論法を疑うも三段目がない
帰納法疑っても最初と最後がない
知識以前の思考力のなさがちょっと笑えると同時に怖いw
ああ、ことごとく論破されちゃってるから悪あがきねw
ノーブレスオ・ブリージュと確信犯は違う
は
>では高貴な目的である「鎖国のため」となり
に対応してる
鎖国は別にノーブレス・オブリージュとイコールでもなんでもないけど
は
>少なくともノブリスの勤めは果たしているとなりますw
に対応
以上w
ヨーロッパにはノーブレスオ・ブリージュが有ったから
ジャガイモ飢餓が発生し
フランス革命が起きたのかw
いやいやwwww
対応してないよ!それ!!!!!
ちょっとマジワロタ
>ちなみに見殺しは社会的には貴族の高貴な義務とは一般的に認められないでしょうから
認められない場合はアナタが
「誤用」「日本語が使えない馬鹿で指摘したら逆切れでドツボの最悪の馬鹿」
認められてるなら貴族の務めは果たしたので
「あなたの主張が間違い」になりますな
ここらあたりを一時間くらいかけて読もう
鎖国のためと確信犯ちがうやんorz
要するに長文がよめんのか・・・
俺ら規準だと想像を絶するな・・
ちと笑いすぎて過呼吸起こるかと思った
>>216 まあ論点がだんだん単なる揚げ足取りに移ってる時点で負けが込んでるという証左なんだが
とりあえず「確信犯」と「ノーブレス・オブリージュ」の意味を調べてみたら?w
そしたら俺の言ってる意味わかるからw
だから無理せず時間かけて読めってw
最初の二行にしか反論せず明らかに内容に反論しなくなったのは
理解したってことかなw
だから誤用と言い張ってるお前は
>>4を見てるのかよw
議論はそこから始まってんのw
それを否定したいんならそこからやれアホw
>>220 どのみち藩に滞留するにしても年貢米徴収はするんだろ
この辺はかなり厳しいはず。なんたって税だから
>>209 将軍様のお家安泰地位安泰の為に、民に対して、情報封鎖に物資の供給制限に渡航禁止。
徳川幕府と、ノースコリア人民政府と、なんだかよく似てること。
>>223 洋書はキリスト教以外は全面解禁されてたぞ
邪教以外の情報封鎖は無い
町娘のイラストを禁止したりしてたのに、情報封鎖が無いだと?
大体、開港地が1港、入港する相手国が1つ、来航数の上限を規制、しかも、辺地も辺地の端っこ
で情報封鎖でなくてなんなんよ?
情報制限と制限貿易を一緒くたにするアホは議論するな
漢訳洋書輸入解禁知らないってことは享保の改革習ってないんだろ
義務教育受けてないって事だな
入港できる船が決まっていて、その船とやり取りできる御用商人が幕府によって決めれていて、貿易額の上限が決まっていて、
貿易額の枠の大半を幕府自身が使っていて、どうやって自由に書籍や図画が購入できるの? 来航した外人と面談できる人間が
極めて限られている状況で、どこに情報を自由に得られる場があるのさ?
大体、享保で外書の輸入解禁をしたところで、同じ施策で貿易額の制限を強めてるだろ。実質、機能していない。
享保の直前の宝永には、奢侈が商工民の分を超えているとして幕府の命令で米穀商の淀屋が取り潰されている。
享保から少し後の寛政には異学の禁というものが出てる。洋学についての直接の言及はないものの、幕府が思想が学問、すなわち
情報についての統制を強めている実例だ。
洋書解禁もその後に渡る方針をきめたものではなく、前近代にありがちな、為政者の気分次第の猫の目政策だ。
うかうか洋書を買って読もうものなら、いつ政策の変更でひどい目に合わないとも限らない。とてもじゃあないが、情報について自由な雰囲気
とは言えない、外国の事情を知るにあたっては、厳しい統制がなされていたとしか言いようがないでよ。
>>223 だからなんだとしか言いようがないなぁ
北朝鮮は200年前の前近代国家といいたいだけかね
まぁ支配階層が世襲なのも似てるね
当時の国家の大部分
でっていう
>>222 いや、僻地だから、輸送困難だから免税とかないだろって意味
>>229 だからノーブレス・オブリージュも糞もないよなって話
>>230 足りなくなって生活が困難になれば免税訴える事もある
それだけのこと
常に税金はとるんだーって主張が狂ってる
えーとね、オタクは輸送困難によって飢餓が起こると言ったわけ
つーことは理屈上年貢米も徴収できないはずなんだわ
で、俺が聞いてる事は「輸送が困難だから」はおかしいよねってこと言ってるわけ
あり得るのは買い占めて売らない奴の所に滞留してるってぐらい
まー、何を今更のノーブレ・オブリージュの定義だの
絶対量の不足を無視した飢餓が食糧の偏在によって(のみ)起こるだの
本来の論点から離れたことでしか食いついてこれないみたいなので
勝利宣言しとくわ
>>233 せっせと収奪しては大坂に送って奢侈品に換えてたよね。
だって飢饉のときには高く売れるんだし。
それを旗本御家人に切米として渡すために幕府が買っていく。
で、大塩さん激オコ
>>233 飢饉が出るのって夏場から秋口
収穫から冬にかけて集める年貢は常に影響受けるとは限らない
免税を訴えるのは足りないと収穫時点でわかってる時とかだし
足りない時には農民が救済を求めて役所が配給することもある
は?イミフ
夏場から秋口は収穫前だから一番米無い時期だろ。その時期に一番発生しやすいのは当然だろ
免訴どうこうじゃなくて輸送困難なら物理的にその地域の年貢米徴収不可能だろっつってんの
>>237 アホ?
十分な備蓄もなく輸送が行われないとその地域は飢饉になる
夏場に飢饉が起こるとしても前年の秋から冬にかけて年貢は取り立てているので
その地域で年貢が取れないということはない
輸送の偏りは輸送路の未整備によってのみ起こるものではない
は?じゃあ輸送できるんですね?w
じゃあ米輸入して送ることができるんですね?w
終わりw
>>239 輸送できるとは限らない
「○○とは限らない」と断定は出来ずケースバイケースであると示しているのだけど理解できないかな?
結局
>>161と
>>179は何だったんだw
輸送できない→ならそこから年貢米徴収できないはず。だって米が運べないんだもん
年貢米が徴収できる→じゃあ米運べるじゃんw輸送の問題じゃないじゃんw
>>231 前近代国家であることがノブリスオブリージュがないことならほとんどの欧州国家もないが
ホンとなにいってんの?
言い返せないからまたまた新しい切り口で再戦挑んでるみたいだが
なんだそらとしかいいようがないな
日本語の勉強をまずしようね
>>242 ああ、最初から議論参加してないアホなら帰って良いよw
>>241 必要な時に必要量がそこに元からあるか他から運ばれないと飢饉になる
年貢を取れた、そこから輸送されたからと言って
飢饉になってから逆に輸送が十全にされるとは限らない
運ばれない理由は経済的理由であったり、運送路の問題であったり様々
反論できないならそういえばええんやで
>>244 それ輸送ができないんじゃなくて間に合うか間に合わないかの問題だろ
>>161と全然違うじゃんw
で、だから救援物資いらないって話にはならんよな?w
終わりw
だから江戸時代は飢饉の時でも米の輸送は機能していた
大塩平八郎が大阪の米が江戸に流れて行く〜と怒ったんだし
金持ちの藩とかしっかりした藩は東北でも餓死者を出していない
逆に米の流通がまったく無ければ
年貢を藩の外に出さないで消費してれば東北で飢餓は起きなかったと思うよ
でもそれは無理だった
武士が暮らして行くためには年貢米を売らないとダメだからな
>>242 そういう概念が発生すること自体、すばらしいじゃあないか。
江戸時代なんて、徳や仁を重んじた陽明学から、忠の一点張りの朱子学に国教を転換したものだから、
下位者に詰め腹切らせる発想がはびこってしまってるしなあ。
>>246 「輸送が出来ない環境」って輸送路の整備できてるかどうかだけでなく
輸送が経済的とか政治的とか様々な理由で行かない環境全部ひっくるめての「出来ない環境」だけど?
元からそういう話してんのに文章読み取れてねーだけじゃん
>>247 >年貢を藩の外に出さないで消費してれば東北で飢餓は起きなかったと思うよ
思う、ねえ・・・・・・
小さな地域だけでやっていては、それこそ、しょっちゅう飢饉だわな。
こっちの地方で飢饉、別の地域で豊作というときに補完しあうものだよ。
気候だけでも、関東以西以南・とそれより北で二分され、日本海側と太平洋・フィリピン海側とで
また二分される。一気候区分だけで極端な不作で他は平年作〜豊作なんて珍しくないよ。
特に冷害に遭いやすい東北地方太平洋岸で食料の移出入をやめたら、それこそ、3年おきに不作、
10年ごとに人口半減だわな。
>>250 江戸時代には東北は米の輸出地だぞw
小さな地域ってアホか
5年ぐらい前に穀物相場が高騰した時も
東南アジアの諸国は食料を輸出禁止にしてる
地主などは輸出した方が儲かるからな
ジャガイモ飢餓と同じだよ
気候変動で食料不足なったとき、食料は貧乏な地域から金持ちな地域に流れる
流通が進むほど飢饉を加速させるんだよ
>>253 民が困窮すれば免租を行うという発想は、飛鳥時代からあるんよね。
仁徳天皇の実在やその功績の史実性はともかく、記紀の編纂された時代に、既に統治者としておこのうべき道として認識されていたから、
過去の大王に仮託されて記された。臣下や妃や外戚が横やり入れてくることも、それを跳ね除けてでも免租すべきだということも、同時に
記されている。
要は、弘前の殿様が阿呆だったということだね。
まあ、阿弖流為がとっ捕まったのが桓武天皇の時代で、飛鳥時代には弘前くんだりはまだ日本にはなってなかったけれど。
>>249 はあーん?w
>>161 >近代までの飢饉て輸送が出来ない環境によって起こるという前提を無視している限り何も話は出来ない
>江戸時代は街道も沿岸航路と港湾を整備したがそれでも足りなかった
>昭和でも飢饉起こってるのは食料足りないからじゃない
>輸送できないからだ
これどう見ても道路港湾の未整備による輸送の障害だよなw
>>255 そりゃ前半は輸送出来ない環境の存在によって飢饉が起こるという話だし
後半は江戸時代に輸送路が整備されたけどそれでもまだ足りてないとう状況の説明だよ?
基本的な知識が足りてないからそういう読み違いをして平気なんだね
いやいやいやw
そうとしか読みとれんわw
苦しすぎる言いわけだなw
そもそも輸送できないっていうのは品物はあるけど道路がないとか車などの輸送手段がない場合にいう事で
買占めや自衛の為の家庭在庫の積み増しなどにより輸送する以前に救援物資として手に入らない状況を指して言うわけじゃないからw
>>258 そんな場合分けって君の脳内ルールだが?
輸送が出来ないと一口に言っても
その理由は輸送する手段がないか、輸送する物品がないか、輸送する時間がないか、
動機がないので輸送が出来ないとかいくらでもあるわけで思い込みで語られても話にならないよ
少なくともkの場合に置いて輸送する物品がない場合は当てはまらんわなw
>>259 それとじゃあ具体的にどういう理由で「輸送できない」といってるわけ?
>>261 いやあ、品物無いなら「食糧が足りないから」輸送できないになるけど?w
だんだん袋小路に入っていきますw
江戸時代の飢饉は
買い占めや売り惜しみの影響も大きいぞ
まあ投機目的だな
くるしいなw
買い占めも売り惜しみも自由貿易の結果だしな
>>267 だーかーらー
具体的にどういうことよ?答えろ
お前さんは「食糧が足りないから飢饉になるんじゃない、食糧はあるけど輸送できないからだ」という主張なんだろ?
それで食糧輸入して救済の主張をした俺に挑んだわけだ
じゃあ輸入せずにその食糧の偏在を解消して飢餓から救う具体策をいわなきゃならんよな
はっきり言って現状はイチャモン付けてるだけで反論にもなってないんだよ
>>268 だから海外で買い占めやれって言ったら何故か「海外に余剰はないから無理」だっていうんだよw
ダブスタもいいとこだw
271 :
世界@名無史さん:2013/11/20(水) 23:28:45.63 0
だって中国朝鮮も鎖国だぞ
自由貿易だって限界がある
限界あるから無理w
限界に挑戦すらして無いじゃんw
中国人やイギリス人、オランダ人はチャレンジ真っ最中でしたーw
>>272 それは否定できない
江戸時代の欠点がそれ
でも
東北で米が無いなら九州から運べば良いのに
これは
パンが無いならお菓子を食べれば良いのに
とほぼ同じw
>>269 違う
食料が必要な場所に必要な分だけないから飢饉になる
必要な分がないのはモノが足りないからではなくモノがその場にないから起こることで
それはモノが足りないから起こるとは限らない
餓死者が続出してる大阪が江戸に米を送ったのが不思議だ
米の所有権は米問屋や地主や領主に有る
米の流通は商人の仕事
こいつらは餓死する心配が無い
江戸の方が相場が高い、江戸に送って売った方が儲かる
よって利益重視で江戸に送る
自由貿易の弊害
>>265 そりゃ、狭い範囲でしか売買を認めてないから、買占め・売り惜しみが効果的だからね。
外国から、米でなくとも、麦でも粟でも黍でも入ってくるなら、買い占めで高い値段の米なんぞ
食わんでしばらくは黍で我慢するわな。
>>274 あのなあ、見苦しいにも程があるぞ
海外から食糧調達してるんだからモノはあるんだよ
そこでお前は「(モノはあっても)輸送ができないと飢饉になる。つまり輸入したからって飢饉が無くなるわけじゃない」と言ってるんだろうがよ
この場合はどう見ても「道路港湾などのインフラ未整備や輸送手段がない為に輸送できない」という意味でしか使いようがないし
現に
>>161でそう言ってるんだよ
そういう意味でないと俺に噛みつく理由はないんだ
>>279 いや偏在によって起こってるという観点を抜きにして
足りない分買えば飢饉は起こらないと言ってるからおかしいっての
様々な事由で輸送できない環境があるから飢饉は起こってる
仮に外から買ったって偏在する理由が解消されない限りそれは必要なところに行き渡らない
江戸時代とかは街道とか整備したけど、それでも足りない
は?幕府が買い上げるんだけど?
それに普通に輸入した場合でも流通量が多くなれば需給が緩和するだろ
>>281 海外から買う?二百万からの人口がある東北の胃袋支えられるだけの
食料を輸出できる国が近隣のどこにあった?
豚に食わせるから豚の畜舎と同じ場所ってことではないのか
>>278 別に米が高ければ米食わなくてもいいだろ。
2008年って市場規模の小さい米は高騰しても、ほかの穀物にまでは波及してないじゃん。
むしろ、原油の投機の余波でのものだ。
大体通貨供給量が違いすぎるから比較にならんだろうて。5倍に高騰しようと、主産地・主消費地の
東南アジア諸国で餓死者なんて出てないだろ。
>>280 さまざまな理由のうちには、徳川幕府の極端な貿易制限・渡航制限は入らんのかね?
穀物っちゃあ、船で運びやすいものだよ。紀元前にはアレキサンドリアからオスティアまで直線で2000キロ
航路的には2400キロを恒常的に小麦を運んでたし、本邦でもその海禁時代、出羽佐竹領とか陸奥伊達領
からも大坂まで船で米を運んでいた。琉球はシャムからも米を買っていたし。
地中海を台風荒れ狂う東シナ海を同じにすんなよ
>>282 200万人居るからって200万人分丸々輸入するわけねーじゃんよ。バカか?
>>286 当時のエジプトはローマの属州だから国内輸送だ
そしてローマはエジプトを失い劇的に衰退し歴史から姿を消した
政策としては愚かだった
>>284 違う
街でも子供の時から股の開いたズボンをはいてどこでも脱糞OK
そのクセが有るのかどこでもする
若い女が道ばたでウンコするのは普通だし
デパートとか地下鉄内とか列車内とかエレベーター内とか飛行機の通路とか
どこでもウンコOKの習慣が身に付いてる
>>290 なるぼとね。
じゃあ、穀物を船舶で運ぶに、距離はさしたる問題ではない、政策の問題だったと認めるわけね。
運ぶ物品を問わなければ、イギリス、オランダ、スペイン、ポルトガルの船は長崎や平戸や堺に来ていた、それを、徳川政権の下で、
イギリス、スペイン、ポルトガルを締め出した。穀物なら、琉球はシャムやら福州やらから買ってた。東シナ海の性質が問題でもない。
結局、徳川政権が問題だということを認めてるんじゃないか。
>>292 餓死者の拡大は失政の影響も大きい
ただ幕府が輸入をやれたかと言うと疑問
東南アジアの海と貿易を支配していたのはすでにヨーロッパ勢力だった
植民地支配をもくろむヤツらで日本に不利な交渉になる事は明白
ローマが地中海の制海権を奪われたのなら無事に輸入できただろうか?
日本がのこのこ船を出して解決できる問題じゃない
日本からの積極的な買い付けなら喜んで受けるだろw
普通に考えろよ
商人がボロ儲けできる機会を何故わざわざ棒に振るのか
アホなのか
銀あるぉ
お米が欲しいぉ。お米が無ければ黍でもいいぉ。
急いで持ってきて。
ってお声かけしたら、ヨーロッパ船、すっとんで杭州や蘇州や厦門や広州へお米を買いに行くよ。
すっとんで引き返して、平戸で堺でも庄内でも仙台でも江戸でもお米を持ってくるよ。
残念ながら中国は鎖国だって話だれかがしてたろ
お前はまだ粘着してたのか
確信犯は辞書でしらべたか?
>>293 商いと、宗門・政治・戦争は別とばかりに、ヴェネツィアやジェノバの商船は、チュニスでもデルナーでもアレキサンドリアでもイズミルでもアルゲシラスでも
買い付けに行ってるわな。
>>295 そんなに甘く無いよw
銀が流出し過ぎたので銀取引は禁止していたしな
しかも幕府も藩も赤字財政だし
金がない所には売らないぞ
>>294 当時の日本は銀とか取引しないで漆器や醤油なんかの特産品を輸出してた
しかもそれは17世紀から18世紀の海を支配していたオランダ海上帝国相手だから
それ以外ヨーロッパ船なんてオランダがまず沈める
じゃあ肝心要のオランダさんはどうするか?答えはNo
VOCは高価格なものをそこそこの量運輸する体制しかないし
日本側も受け入れ態勢があるのが出島のみ
当時船舶をオランダから日本に増援しようとしたら数年掛かる
銀やるから来いって言ったってどんなに業突く張りな商人だって空間は越えられないよ
>>299 はあ?
イギリスの貿易再開の申し入れを、イギリス国王とポルトガル王室の姻戚関係を理由に、徳川幕府拒絶してんじゃん。
オランダが他のヨーロッパ船を沈める?
イギリスの拠点、シンガポールがあんじゃん。ポルトガルの拠点、チモール、マカオがあんじゃん。
スペインの拠点、マニラ、ダバオがあんじゃん。オランダに潰されてないで。
随分後になるけれど、フランスがダナンやサイゴンを獲得したり、イギリスが香港を獲得したり。
オランダが潰しにかかったこともあったけれど、たとえばアンボン事件なんて、バダビアに報復攻撃くらうは、本国は
賠償払う羽目になるわという具合だし、長崎に入港しているオランダの船がイギリス船から攻撃されるようなこともあったで。
>当時船舶をオランダから日本に増援しようとしたら数年掛かる
>銀やるから来いって言ったってどんなに業突く張りな商人だって空間は越えられないよ
わざわざ本国に呼びに行くかよwww長崎に来てる船がアムステルダムやらロッテルダムから出向してると思ってたのか?
アンボンやらジャカルタやらに町作って住んで拠点作ってるだろ。
支那・インド・東南アジアを行ったり来たりしてひとしきり稼いでから、本国に帰るのが普通。本国と極東との直行便は
船腹数の割合からするとごくわずかだよ。
吉宗が象を注文したとき、家斉が乳牛・駱駝を注文しとき、それぞれ、安南、インドから取り寄せてるで。
>>298 銀を惜しんで物資の往来を拒んでの海禁策が、徳川時代の最大の愚策だと言ってるのに。
>>300 単品の買い付けくらい可能だろうけど人間の飯を山のように運ぶのは無理だろ
それも市場の買占めを値崩れ起こす程の量の買い付けするって前提で
何万トン運ぶと思ってんだよ
>>302 はあ?
山のように運ぶ必要むなんてないじゃんよ?
200万人の住人のいる地域の飢饉で、運ぶ食料が200万石とかいう計算してたりするの?
>>303 弘前藩だけで餓死者が十数万人とのことだから
餓死者の分だけ運ぶってことでいいかい?
計算簡単にするために15万人
1日2食で4合の穀物を消費するとしよう、副菜ないからな
穀物は脱穀したらすぐに悪くなるから脱穀前の状態で運搬される
重量的には脱穀前後で大体1.5〜2倍くらいの違いがあるので2倍としようか
精米した米が1合150g程度だからその倍、300g*4で1.2kgが人が消費する穀物だ
1日180tだな
国内のを買い上げると言いたいのか?
そんなことしたら普通にクラウディングアウト起きて経済まで一緒に死ぬんだが
クラウディングアウトそのものではないな
要するに官需が民需を圧迫してしまうのでより経済的混乱が酷くなるぞ
>>309 オランダ本国近ければそういう輸送もできるんだけどねー
オランダ本国遠いし船運ぶには数年掛かっちゃうから
前提が違うのよー
>>311 だから貿易活発にやってれば船腹量も自然と増えるだろってんの
上の議論見てから来い
>>312 貿易活発にやってれば、という前提が間違ってるね
そもそもただの銀流出だけが貿易制限の理由じゃねーし
欧州の三十年戦争の余波を避けるために旧教と関係断ってオランダとだけ貿易するようにしてるし
清の勃興も相まって大陸と極力関係を断ってるのに貿易活発にやれ、とか前提狂ってる
は?徳川幕府が強制して止めさせたんだろ。ほっときゃ活発になってたろって
上の議論見てこいよメンドクセーな
>>314 強制的に止めさせたんだよ?
そこ否定しとらんが?
でもそれには軍事上の理由がある、経済的な理由だけが政治を左右する問題じゃないんだ
鎖国した理由も出てるわ。えーかげんROMってくれ
それだけじゃないって言ってるんだが
銀だけならまだ対処はある
政治経験軍事含む様々な事情が鎖国に至らせた
だから徳川幕府安泰の為だろ
大型船の建造や火砲の開発を禁じて戦国期世界最高水準にあった軍事技術をドブに捨てた徳川幕府。
外国の軍事的脅威が理由ならそんなことはしないわな
もっとシンプルに考えようぜ
政権安泰のためならまさに民のためだな
1770年、イギリス統治下のインドで 1000万人が餓死
その後も数百万の餓死者をだした
同時期の清朝では貧民層が拡大
人民は阿片を吸って苦しさを忘れた
>>320 その政権は鎖国下の密貿易で稼いだ金で外国から
武器を買い付けたド田舎の藩にぶっつぶされるんですけどねw
鎖国ってホント誰の役に立ったのだろうなあ…(遠い目
>>318 戦乱終わってやっと出来た安定政権を安泰にさせるのって十分民衆のためだろ
安定政権じゃなくなれってか?
万が一清と戦争になったらまた戦乱に逆戻りだぞ
>>319 >大型船の建造や火砲の開発を禁じて戦国期世界最高水準にあった軍事技術をドブに捨てた徳川幕府。
捨ててないから
単に発展しなくなっただけ
>>323 300年近く経過した後の情勢変わってからの話されてもな
それまでの200年超は十分日本国、日本人のためになったぞ
19世紀入ってから世界規模での戦争が当たり前になってて
巻き込まれたくなくてもロシアと近い日本は何かしらの対処しなければいけなくなってるし
その頃まで鎖国が善とはいわねーよ
ただ16世紀から17世紀の鎖国はあれも正解の一つ
日本の為になったかどうかなんてわからんわ
ただ言えるのは後発帝国主義国としてWW2で完膚なきまでに叩きのめされて
悪者扱いされて未だに軍隊も持てない国になって超格下の北朝鮮に舐められ
韓国にも舐められてる現状
鎖国してなければ餓死者を救えたか、という議論をしてきたのに
突然、鎖国は正解!とかいわれてもなあ・・・・w
老婆心ながらアドバイスすると
鎖国してなくても餓死者を救えない、よりも
鎖国でなれば安定政権の樹立は不可能だった、のほうが余程証明難しいと思うぞw
>>328 鎖国してなければ餓死者が救えるという根拠がそもそもないよね
穀物を大量に日本に輸出できる環境にないから
ならばそういう環境にしてしまえ←欧米の植民地経営
>>324 ああ、それと戦国期ってすっげー好景気続いていい時代だったんだ
なんせ大名は軍事費使いまくらなきゃいけなかったから
332 :
世界@名無史さん:2013/11/22(金) 23:21:18.17 0
当時の欧米の植民地経営ってアメリカ以外だと大したことないぞ
交易拠点置いて貿易してるってな感じで欧米の植民地が
本格的に領土として広がるのは幕末より少し前くらいからで
だからこそ幕府も鎖国を止めて次なる政策打ち出して行くんだ
失敗したけど
>>331 代わりに全国政権がないから統一的なインフラ整備もされずに効率クソ悪い社会だったけどな
景気だけ良くても意味ねーよ
335 :
世界@名無史さん:2013/11/22(金) 23:26:55.28 0
秀吉は明を征服してヨーロッパに対抗しようとしてたよ
失敗したけどwww
寿命不足だったな
>>334 何が民によって良かったかとうのはわからんってこったな
効率悪くても景気が良い方が良いと思う奴もいれば
景気悪かったり身分が(及び貧困)が固定化されてても効率よくて平和なのが良いと思う奴もいる
つまり「良かった」なんて主観ですよw
>>337 それが安定した社会の元になってるしいい事だね
江戸期を評価するならとにもかくにも社会の安定のおかげで
日本は近世に文化が大いに発達したし
>>338 だから江戸期が本当にいい社会だったかなんて本スレの前スレでやったんだがな
その安定には少なくない犠牲者がいたんだよ
ところでそろそろ本題に戻らないの?
もう議論することもないと思うけど
>>339 だから何?
歴史としてみれば総体的には江戸幕府は優れた統治をしてたろ
無謬でなけりゃアウト、みたいな話してもしゃーない
ガキじゃないんだから
本題について語るならそもそも輸送なんてできませーん
で、終了
>>340 国内の海路輸送や唐入りの兵站無視ですかwと上でやってたの無視かよ
>>340 日本から輸送することは出来ても海外から輸送できないという話
どこから買い付け可能なの?
買い付け?だから周辺諸国
手段は前期倭寇でもいいよとまで言ってるのに
いい加減ループさせる気ならROMってくれ
>>343 ヨーロッパ支配してたのに只じゃ無理だぞ
あいつら鬼だからな
周辺諸国?
具体的にどれだけ買えるというのか説明されないとわからないな
倭寇方式でやれって無理だろ
そんなことしたら清と戦争だな
一番近い2国が海禁政策とってる
ロシアはシベリア方面だから輸入できるわけがない
大越、チャンパは人口が少なすぎて日本に輸出できるだけの生産力がない
フィリピンはスペイン支配化だしインドネシアは人口が多いけど穀物以外を食っている
どこまで輸出国を求めて遠出しなけりゃいけないんだ
347 :
世界@名無史さん:2013/11/22(金) 23:54:36.40 0
ホントに上の議論見てないなー
おまえら揃ってROM行きな
>>347 清がボロボロになるのって19世紀入ってアヘン戦争で負けてからだろ
日本にボコられて眠れる豚扱いになるまではそれでもまだ尊重されてるぞ
>>349 貧困層が拡大しそこに阿片がはまったんだよ
アヘン戦争に負ける前にぼこぼこだった
だから負けた
>>351 ボロボロになるのは租借地とか作られた後だろ
国力が低下して衰退期に入った状態とボロボロで衰退の極致みたいな状態は別
インドで1000万人餓死(1770)、日本では天明の大飢饉(1780)
そしてヨーロッパではフランス革命(1787)が起きていた
世界的な大混乱の時期だね
>>352 中国と朝鮮の飢餓はいまいち記録が無い
でも平穏だったという事は有り得ない
日本、インド、ヨーロッパで大飢餓で社会変動が起きたんだからな
>>354 そりゃあ飢饉くらい起こるだろうけどぼろぼろになったという論証とは関係ないぞ
衰退期とボロボロって果物の砂糖煮とジャムくらいの違いがあるからな
356 :
世界@名無史さん:2013/11/23(土) 00:18:05.98 0
>>355 あのなあ
ボロボロだったからアヘン戦争に負けた
これが答え
>>356 ボロボロだから負けたというのは間違い
清の艦隊がイギリスの艦隊に劣ったから負けたという彼我の軍事力の差が戦争の結果となってるだけで
清がぼろぼろかどうかなんてのは関係ない
清が衰退期というのは認めよう
アヘンが蔓延して国力が衰退というのも認めよう
でもそれが即ちボロボロという状態であるという根拠は何一つない
>>357 艦隊戦で大陸国の清朝が負けるというのが異常なんだが?
清朝はやる気無かったんだよ
そもそも、中国にも東南アジアにもインドにも穀物の輸出余力なんぞないし、
一年がかりで行って帰ってくる運航頻度じゃ当座の急には間に合わない。
買い付けするのにも、金も銀も江戸中期以降は枯渇気味で不可能。
鎌倉武士は元と朝鮮軍を水際で撃退
清朝はイギリス軍に水際で負けて降伏とか、マジさいてー
>>340 優れてないし。
優れてたなら、なして、17世紀頭には殆ど文明レベル変わらなかったのに、
19世紀の後半にはあんなに立ち遅れてたの?
徳川が版籍奉還するや、一気に追いついてんじゃん。
>>346 で、17世紀〜19世紀のインドネシア近辺の人は、何食べてたの?
ジャワとかスマトラとか稲作地帯じゃあないのかい?
チャンパは朱印船時代には輸入してたよ?
スペイン船は、徳川政権下で来航を禁止された。別にスペインの方から来たくないとか言ってないよ?
明国はともかく、清国は海禁策ではないよ。清の船は長崎に来てたし、朝鮮に対して日本と交易して
清国に必要な品物を代わって調達してよこせとかいう命令までしてる。
>>363 …当時の蘭領東インドでは、香辛料の強制作付の結果、飢饉が発生したこともあったが。
>>331 過剰生産を前提とする景気という概念を戦国期にだすのは馬鹿丸出しだぞ
生産力がそもそも足らんので
好景気といったらずっと好景気
余剰生産が生まれる江戸期には景気の波らしきものはある
>>363 海禁やっとる
ちゃんと調べてから言えよ
海禁と言っても時期によって多少開放されたりして完全シャットアウトではない場合もあるが
食料危機起こしていきなり買い付けできるほどフランクじゃねーよ
>>365 金回りが良いだろ
金持ってる奴が退蔵しているよりはるかにマシ
金使いまくって失業者を兵士に人夫に雇って飯食わせてるんだから
軍拡による軍需産業ぼろ儲け&公共事業による景気対策と雇用対策ずっとやってるようなもんだったろ
>>366 普段から行き来してないと買いそびれるわなあ。
20年前の冷夏のときも、そうだったよなあ。
買ってくれとせっついてたアメリカとかオーストラリアに慌てて買い付けに行っても、
いつも買ってくれない日本は後回しだって言われて本当に後回しにされてたし。
、
>>368 普段から行き来もできませんなぁ
日本に朝貢国になれってんですかぁ?
そんなあぶねーことできねーよ
>>367 だからそもそも「不景気」がないんだっつの
生産余剰がないから
>>370 ああ、じゃあ言い方変えるわ
富の再配分が上手くなされて金回りが良い
>>372 秀吉の朝鮮の役で衰退してた明とどうでもいい朝鮮相手にしてても結構国内疲弊してんのに
勃興期から全盛期のパワフルな清とか相手にするの?
ばかじゃねーの?
いや、だから、清国は海禁策とってないじゃん。
ホンタイジ皇帝の朝鮮親征に際しても、捕縛した朝鮮国王を解放する条件の中にも、
朝鮮が日本と交易して調達して清国に引渡す品目と数量と約束させる項目があるだろ。
>>374 取ってますが?
時期とともに変化するけど制限のある貿易くらいまでしかやってないよ
だーからー朝貢国にならないとダメだろ、それ
なーんもわかってねーなー
朝鮮窓口にして日本と貿易させるってことは自分じゃ貿易しねーってことだ
いい加減上のレス群嫁よお前ら
私貿易やりまくってんだろ
私貿易で東北の膨大な人口を支える食料輸入はできませんなぁ
だって私貿易やりまくってたって主張してるけどそれでも食料輸入しなかったのが史実だからね?
私貿易にそんだけの力はありませーん
日本周辺の私貿易で稼ぐのって高級品とか貴重品を船にゴソっと満載して運搬して
安値で仕入れて高値で捌くから可能なのであって
数こなさないといけない安価な食料品やるもんじゃねーんだけどなー
採算とれねーからやらねーことをさも採算取れるかのように言われてもなー
んじゃ倭寇でと言ってるし
最終的に全員救えるかどうかは問題ではないとも言ってるんだがなー
だから嫁っつってんの
>>380 倭寇なんてやったら折角戦争状態から冷戦状態まで持ち込んだ大陸との関係が崩れるだろ
お前の主張はただの妄想なの、できるわけもねーことを出来た出来たって主張すんじゃねーよ、アホ
徳川政権樹立で戦乱終わって安定政権できたばっかりな期間にそんなこと出来る訳ねーだろ
国内の海路輸送でも大坂への米輸送やれるだけの船腹量あるんだから
鎖国禁止してなけりゃ外洋に出れる船量産してたろうし(わざわざ遭難しやすい船を使い続ける理由ないし)
潜在力はあるんだよ
>>381 別に崩れても良いだろ。帝国主義に植民地の機嫌伺うアホおるかよ
>>383 お前アホだろ・・・
明や清と泥沼の抗争する気かよ
朝鮮はどうでもいいけど中華帝国とガチでやったら
また政権の力落ちて内乱の時代になるっつーの
>>384 倭寇程度なら一撃離脱だし、私貿易ったってシナ海に貿易圏作ってたんだがな
それぐらい明は弱体化してた
倭寇の規模で東北を助けられるとでも思ってんか?
規模によるし。結果は重要じゃないっつってんの
清朝だって飢饉だぞ
南アジアも飢饉
そんな時代だった
まあそういうときは民族大移動とか侵略とか良く起こるよね。だから何?
390 :
世界@名無史さん:2013/11/23(土) 23:06:14.84 0
フランス革命が起き、明治維新が起き、清朝が滅んだ
飢餓を救った国って有ったっけ?
すげー、おまえら、まだその話題で議論してたのか
(まあ、隔離スレだから別に止めはしないけどさ)
>>387 結果は重要じゃないなんてことはない
結果こそ重要
輸入態勢を作るってのはその結果を作るための行為だろ
それをやる精神が大事とでもいいたいのかもしれないが
それなら江戸の太平を作ったことも評価されるべきだな
ダブスタはいかんよ?
>>392 輸入して一人でも多く救おうとするのがおかしいんですか?
以上
>>393 おかしいんです
そんなことできませんので
昔の輸送能力では飢饉の救済は無理だろうね
てかそれを江戸幕府がやらないからって批判してんだろ?
一人でも多く救うという観点ならそれまでの秩序の崩壊のリスクの計算して言ってるんだよねえ?
>>394 見殺しor緊急輸入して救済だよね→緊急輸入しても全員救えないからダメ
ちょっとでも輸入できれば見殺しにするよりもいいよね→できないからダメ
イミフw
>>395 鎖国してない場合の輸送力わからんだろっつってんの
>>396 秩序の崩壊もなにもそれまで普通にやってたこったろw
>>397 緊急輸入で救済になるほどの量が賄えねーよ
下手に幕府が介入すると商業に混乱起こして却って危険だっつーの
>>398 はぁ?普通に食料を輸入してたんすか
すげー、実例どこ?
>>399 何が危険なんだよw注文主が幕府になるだけだろw
それに秩序と貿易の話がなんで食糧輸入の実績に変わるんだ?w
>>400 幕府が食料を買い込んで色々やるってことは幕府が藩の内政に手を突っ込むってことだから
幕藩体制の秩序さえ崩壊するの理解できねーのか
ばかだなー
402 :
世界@名無史さん:2013/11/24(日) 00:00:25.01 0
インド、中国、朝鮮、
なぜ飢餓を輸入で救えなかったのでしょうか?
近くにその大量消費を支える輸出が出来る国がなかったからでーす
又、そこまでして救う気が無かったから
>>404 他に回すどこに?
藩無視して藩民に手出しはできねーけど?
商人に回す?商人は高く買うところにしか売らねーよ?
パンが無ければお菓子を食べればいいのに
コメが無ければ輸入すればいいのに
輸入で解決できたら世界は理想郷だねw
>>406 だから救済希望の藩に回せっつってんの
>>407 いや最近やってるし
つか明治以降食糧輸入しないとやってけない人口になってるし
日本の食糧自給率とか食糧安全保障の話してるの知らないの?
>>408 現代は世界的が異常気象が発生していない
つうか
アフリカや途上国でなぜ餓死者がまだ居るの?
輸入すれば良いのにね!
>>408 救済希望なんて出したら藩主の首飛ぶっての
そういう幕藩体制の秩序崩せってか?
バカだねー
>いや最近やってるし
>つか明治以降食糧輸入しないとやってけない人口になってるし
>日本の食糧自給率とか食糧安全保障の話してるの知らないの?
江戸時代の話してんのに何で最近やったことが成功例になるんですかねぇ
アホ過ぎるぅ
>>409 え?異常気象ばっかりじゃんw
>アフリカや途上国でなぜ餓死者がまだ居るの?
買えない侵略できない弱小国でそこまでやって救う気無いからだっつってんの
>>410 え?普通に借財とか米の救援要請してるはずだがな
なんで断るのかがわからん
輸入で解決できたら理想郷だねって時代を超えた言葉かと思ったんだがw
>>411 天明飢饉だって幕府に被害報告すると責任問題だからって全然報告しなかったり、
君が想像する以上に幕藩体制ってのは常に緊張感があるんだよ
被害報告で責任ってそれ救済しないでほったらかしとか
減免措置やってないとかじゃないの?
幕藩体制は封建制の延長で諸藩は半独立国だってこと無視して話を進めて
幕府が救済すれば、とか言う奴は何なんだろうなぁ
だから幕府が率先して救済に載りだしたらダメとかわけわからんわ
幕府の力を見せつけられるいい機会なのに
その逆が上米だったわけで
幕府が率先して動いたら今度は藩の独立性をこれ以上弱めるってことだから一気に秩序乱れるぞ?
意味ワカンネw幕府からの借財とかやってるじゃんw
上米って幕府衰退させた一因じゃねーか
だからその逆やるのに不都合あんのかって言ってんの
幕府の威光も上がって万々歳じゃないか
>>418 借財?大名は普通に商人に大名貸して貰ってただろ
>>420 不都合あるって言ってんだろ
幕末の安政の改革で藩政に手を突っ込んだ後一気に不安定化したの知ってるよね?
もともと幕府は衰退してたけど幕藩体制で幕府強化って相当デリケートだから
幕府に力ないとダメなんだよ
そしてそんなの江戸初期だけだ
>>422 幕府も大名も商人からの借金塗れだからまともに機能してねーけど
>>423 幕府の力を誇示できて諸藩も反対する理由ないはずだがな
全く理解不能w
大航海時代で食料の流通が盛んになってもこのありさまだよ!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%A2%E9%A5%89%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#cite_note-45 より主なモノだけ
1601年-1603年 - モスクワの市民10万人が死亡。en:Russian famine of 1601-1603を参照。ロシア史上、最悪の飢饉の一つ。
エストニアの人口の半分を奪った同様の飢饉がある。
1690年代 - スコットランド全域で飢饉。人口の15%が失われた。
1693年-1694年 - フランスで飢饉。2百万人が死亡
1695年-1697年 - 飢饉はスウェーデンにも直撃し、8万から10万人が死亡。
1708年-1711年 西プロシアで飢饉。人口の41%の25万人が死亡
1770年-1771年 - チェコで飢饉。約10万人が死亡
1788年 - フランスで飢饉。フランス革命勃発の二年前に、収穫難と厳しい寒さを見る。強いエルニーニョ
又は1783年のラキ火山の噴火によるものと考えられている。
1811年-1812年 - マドリードが飢饉で荒廃し、2万人近くが死亡。
1816年-1817年 - ヨーロッパで飢饉。(en:Year Without a Summer)
1845年-1857年 - スコットランドで飢饉。 (en:Highland Potato Famine)
1846年 - ポルトガル北部で農民反乱につながる飢饉。“Maria da Fonte”の名で知られる。
1866年-1868年 - フィンランドで飢饉。人口の15%が死亡。(en:Finnish famine of 1866-1868)
1879年 - アイルランドで飢饉。(en:Irish Famine (1879)
1891年-1892年 - ロシアで飢饉。37万5000人が死亡
静岡大学情報学部 情報社会学科 情報学部教授 高木正道 社会経済学
近世ヨーロッパの人口動態(1500〜1800年)
http://ir.lib.shizuoka.ac.jp/bitstream/10297/5111/1/100625002.pdf?origin=publication_detail >近世のヨーロッパをくりかえし襲った凶作は、凶作→ 飢饉→ 疫病という因果関係を通じて
人口危機をひき起こした。この時代の収穫量は年によつて大幅に変動し、凶作が二年ないし三年
連続して起こったときには、穀物の供給は危機的な水準にまで低下し、種用の穀物にすら事欠く
ことになつた。当然のことながらまず穀物価格が高騰し、それに他の食料品の価格上昇が続いた。
そうなると、とりわけ貧しい人々は必要最低限の食料すら買うことができず、飢餓に瀕すること
になった。また一般に当時の交通と輸送は、ある地域での余剰を他の窮乏地域へ時間的に間に合
うように輸送できるほど機動性に富んでいなかったし、実際にそのようなことを行うには大変な
コストがかかつたので、被害を緩和する現実的な手段たりえなかった。特に関税障壁によつてあ
る地方が別の地方と分断されていた状況下では、二つの隣接する地域の一方が餓死に直面してい
るのに、他方は十分な食糧を供給されている、といつたようなことが起こりえた。
輸送コストとか関税障壁、あと金融レートの問題もあるのね。よーしパパ、TPPに賛成しちゃ(ry
まぁ貿易で飢饉解決って言ってるのは江戸時代の武士をなんとしても罵倒したい
キチガイなんでデータ見せても無視して演説を続けると思うよ
は?スペインの穀物危機で実績あるだろっつってんの
それに幕府や藩が緊急にやる施策に関税も糞もないだろ
それに結果は重要でないとも散々言ってるんだが
上のレス嫁と何度言わせるアホ
>>429 スペインの歴史を調べろよ
食料輸入国だぞ
農政の失敗とか色々有って
食料を常に輸入に頼らざるを得なくなった
飢饉が有ったから輸入したわけではない
食料輸入コストなどで赤字がかさみ最後は国家を維持できなくなり衰退した
>>399 結局、やっぱり幕府がダメなんじゃないか。
国家の衰退原因って壮大なテーマだし
スペインの衰退原因も単純じゃない
でも食料を輸入に頼った事が大きな原因だと言える
食料を輸入に頼った国はすぐに衰退が始まる
外国に金が流出するだけだからな
優れた工業とか有っても外国の模倣は早いぞ
>>409 アフリカ諸国も、そのほか途上国も、食料輸入してるで?
餓死者は出てるけれど、それって、民族紛争がらみだし、人口増が抑制される規模での飢餓ではないし。
アフリカ諸国どこも直近の50年で人口倍増してるよ。
江戸時代、日本に民族紛争あったか? 松前藩がアイヌとの交易上のトラブル起こしたりしてたけれども、
槍や鉄砲を持ち出すような事態にはなってないよ。
>>415 だからダメなんじゃないか。
そんなのを強権で続けてたから、島原の乱あたりまでは差のなかった開明度やら技術水準やらが
おいてけぼりの200年遅れになってしまう。
>>417 乱れねーよ。
明治に廃藩置県とかやってんじゃん。
徳川の施策方針がダメだからできなかっただけ。
飢餓はいろんな要因があんですが
ふつうに旱魃でおきるぞ
子供みたいな短絡的ないいわけだな
>>433 輸入で解決できてないだろ?
貧しい国が食料輸入すると更に貧しくなるんだよ
最後は完全に行き詰まり最後は無料の支援物資に頼るしか無くなる
でも支援物資が入ると農業が更に衰退するからご臨終だ
あと内線は干ばつが原因になってるのもあるぞ
食料危機が内戦を誘発するのはフランス革命で証明済み
その結果、強力な独裁者が生まれ、また内戦が発生する
なんつーか、食糧輸入国には行きとどくのね、食糧w
イギリスってジャガイモ飢餓?
それとも大戦で輸入できなくなり飢餓状態になり
戦後は慌てて自給率を高めたこと?
それにイギリスが食料輸入していたのは植民地から
植民地は自由な貿易は禁止されていた
441 :
世界@名無史さん:2013/11/24(日) 11:59:54.64 0
>440
>>117や
>>119で既に言ってるんだがw
>>441 なんで日本と違う情勢の国を例に出すんだ?w
日本には大阪まで運ぶルートがデキてるんだけどw
>>442 スペインもイギリスも常時食料を輸入していた国
江戸時代の日本と対比は不適切だな
なぜ日本と違う情勢のくを例に出すんだ?
日本が恒常的な輸入国だったら輸入案にも一定の真実を認めるけど
そうでないのに輸入すればってのはただのバカ
そもそも輸入可能な食料調達できる市場がねーよ
ぷwだから輸送に必要なインフラ整ってたのにw
>>444 とにかくお前は上見てこいw
散々論破されてるんだよw
とにかくダメしか言わない無能社員w
>>445 輸送に必要なインフラ整ってないよ
インフラって道だけ、港湾だけだと思ってる?
制度、法体系まですべてがインフラ
やらなかったということは整ってないってこと
>>446 じゃあ具体的に日本が歴史上食料輸入をできる状態にあったのは江戸以前の何時の時点から確認される?
大坂へのルートあるんだから逆ルート辿ればいいだけだろ
なんつーか、アホですかw
>>449 いや大阪から何で米が移動すんの?誰がそれ買う金持ってんの?
官でそれやったら大阪の方で需要が一気に高まって
今度全国的な買占めが起こり、飢饉のみならず経済的な混乱まで始まるんだが
しかも買う金ないから物なんて買えないし
買えないなら接収、なんて手段とればますます経済混乱する
ずっと交易してれば船も発達して輸送もできる!(キリッ
とか言ってるけど日本がそういうことできるようになるの
蒸気機関によって安定的に運行出来る船できてからだよ
飢饉に間に合わせて輸入なんて帆船の時代の日本じゃ無理無理
南蛮人だって季節風に乗って行ったり来たりしてんのにな
>>451 は?支援物資大坂に運びさえすりゃ後は逆ルートだって言ってんのに
なにが大阪で需要増で買い占めとかアホですか?w
むしろ需給緩和で下がるだろw
>>452 ああ、スペインも対馬も琉球も無視ですかw
ループ状態w
>>440 自由な貿易を禁止されたことに頭にきた連中が、本国経由で運ばれてきた茶葉を
港の海に投げ込んで、最大の食料生産地となる植民地の離反のきっかけとなった
ということは、ご存じだろう。
240年くらい前のことかな?
>>452 そりゃ、情報封鎖してオランダ経由・長崎の一港からしか海外事情が伝わらないから、蒸気船も無いんだろ?
ワット機関の発明が1769年、日本が蒸気機関の存在を知るのはペリー来航の1853年だ。
情報そのものがあれば製造自体は容易なことは、蒸気機関そのものは田中久重が2年で模倣、蒸気船は
1860年ころには製造されている。
建造にあたっての障害は技術的なものでなく、制度的なもの。開港地の限定による情報封鎖により情報
アクセスがでなかったことと、五百石以上之船停止之事だ。
>>452 飢饉に合わせて、ではないんよね。
常時荷が往来していることで、供給も価格が安定するんだよ。
供給・需要が限られていると、不整合が起きやすい。その不整合こそが飢饉の実体だ。
供給元が多ければ、買占めなんかしない、しても無駄だから。
例年の半分しか収穫できない事態で、供給元が他になければ、半年以内に飢餓発生だが、
今ここにあるものを食いつぶしても一月二月先には調達できるという事態には、買占めや
売り惜しみで抱え込むこともないからね。
「無理だからしない」無能社員の言い訳でしたーw
やっぱノーブレス・オブリージュも糞もないよなw
>>446 論破はされてないよw
お前は論破されてるがw
船の問題も市場の問題も禁輸の問題も余剰の問題もクリアしてへんがな
>>457 というか現実にできるかどうかは結局のところわからんので
お前の論はできるという妄想でっせ
できない派は実際できてないという現実があるんだよ
輸入できない派は「歴史的事実」
おまえの「演説」wは「できると俺が妄想してる」と空想小説というだけのものでっせw
だから余剰も糞も流通過程で買い占めりゃいいだろ
もしくは略奪すりゃいい。別に不思議でもなんでもない行為
>>459 いや、明治以降はやってるし、当時の欧州もやってるんでw
やろうとすらしなかった奴がやっても無駄だったというのはまさしく無能の言い訳w
妄想はいいんだが船で掠奪で数万石も取れるかね
市場がないのにどこで買い占めるのかね数万石もまさにループ
小説がんばれ
事実はできなかったでおしまいなんだよ
>>461 黒船時代と帆船を比較w
なんで時代と国をかえて説明すかるかね既にだれかに言われてるだろw
>>442 >>443 馬鹿まるだし
さすがに恥ずかしくて442はなかったことかね
>>462 買い占めって流通段階のどこかでやればいいって何度も言ってるが
市場がないと無理とかお前アホだろw
できなかったじゃなくてしようとすらしてないが正解
当時の欧州はしてた。以上
>>463 穀物って運びやすいんだよ。
琉球は泡盛にする米をシャムやルソンから運んできている。
>>465 むしろ徳川政権では、できるのにさせなかった。
外航船の建造を禁止、日本人の渡航を帰還まで含めて禁止、外国船の寄港を極端に制限、
寄港した外国船・乗組員との接触を制限、貿易額を制限……って。
>>443 17世紀〜18世紀のイギリスって、穀物の輸出国だったけれど。
無論、買いもするし、売りもする。
輸出先はオランダとポルトガル。
オランダ自身も穀物の生産・輸出国で、且つ、大量に輸入して、売りさばいていた。
スペインも、穀物に関しては、輸出国であり、且つ、輸入国だった。足りなきゃあ買うし、余れば売る。
当たり前。
残念だけど、江戸時代のような寒冷化と飢餓は
ここ百数十年は無い
限度を超えた自然災害があれば
物流が一気に破綻するのは今では常識
それでも輸入すれば解決するという春のはマリーアントワネット並みの脳味噌
そうはいっても、18世紀に人口停滞なんかしてるの、日本くらいだし。
同じような気候帯のヨーロッパは人口倍増してるでよ
>>464 そのどこかを具体的にどうぞ
歴史的事実はできなかったですな
できるという証拠は一切ありませんw
>>466 酒にする程度のちょっぴりな量を買い付けて運ぶならいいけど大勢の人間の主食まかなえる分量をどうすんのよ?
沖縄なんて人口少ないんだぜ?
>>469 で、食料の輸入が始まったんすか
面白い話っすね
どこのなんて文献が出典なんすか?
>>471 朝鮮も全く増えてないぞ
1800年頃のリバプールの平均寿命は15歳だぞ
>>471 いや、「倍増」なんかしてねーし
>>427の論文より
表12 18世紀ヨーロッパの人口指数
地域 1700年 1800年
北欧、北西欧 100 166
中欧、西欧、南欧 100 138
全体 100 144
(出典)18世紀ヨーロツパの人口指数:
Kriedte(1980),128
せっかく論文あげてるんだから、ちゃん読めよ。
おまえの脳内統計はいらんでよ
>>475 新大陸どんどん流出しての、1.4倍ならすげーじゃん。
日本なんて、3千万から百万人くらい減ってるのに。
>>477 よこからだが寒気するわ
お前が証拠でなく何の根拠ない妄想をわめき散らしてる証拠なんだよ
俺のいない間に人口増についてやってたのかw
>>427での人口停滞の原因は主に戦争と疫病じゃんw
で、スペインの穀物危機は緊急輸入で脱したという具体例は無視?w
>>480 スペインは政策失敗の輸入国
日本は江戸時代初期に米が余り生産調整をしていた
フランスが食料輸入して革命を阻止できなかったのに
駄目国家のスペインなんか例にならないよ
は?緊急輸入で危機回避の実例として挙げてるんだがな
なんで例にならんのかわからんわ
それに食糧輸入したらフランス革命を阻止できたなんて方が妄言もいいとこ
>>482 輸入量を増やしただけ
緊急輸入って何?
そもそもスペインは国際分業wだったので
食料は輸入に頼り国内は換金作物生産にした国だぞ
増やしただけって通常ルートから入れてないだろw
じゃあ何で穀物危機で緊急輸入しなきゃいけなかったんですか?w
今は世界中人口が増えすぎて輸送ルートが壊滅したら怖いよな
ロシアの大地で農奴制によって搾取される農民が作り出す安価な大量の小麦が
バルト海から欧州全土に輸出されるような状況だった近世以降のヨーロッパと
そもそも食料貿易なんて限定的な地域でごく少量行ってた程度の東アジアって
どうしたら同じ状況だって比較できるんだろう
日本から貿易を求めて断られたことは一度も無いよ?
ポルトガルやイギリスに来航を断ったのも、ロシア船から漂流民の受け取りはしても貿易は断ったのも、徳川幕府。
徳川幕府の、所謂「鎖国」の時期だけ、極端に貿易量が少ない。
だからなんだ
中国と貿易できるのか
主語を都合よく省略して都合よく設定しとるな
当時、米の輸出国がアジアに有ったのだろうか?
>>489 シャム、スペイン領ルソン、マラッカ、清
清はちょっと違うな
492 :
世界@名無史さん:2013/11/27(水) 12:55:02.65 0
493 :
ボケ好みのスレだなぁ、おい!:2013/11/29(金) 02:59:44.56 0
創価が800万とか盛りすぎだろ
聖教新聞の発行ですら500万で
実質的な数は30万切ったとか
聞いたことあるぞ
>>493 宗教系の統計は曖昧な物で、創価の場合信者の家族を全員信者として統計したり、お付き合いとかで名前と金だけだしてるような信者とかも含まれてる。
創価だけ書くとなんかあれだから、神道の話をすると、神道系の宗派でも古い所は氏子の考え方から管轄地域の人口統計をそのまま信者にすると言う事をやってたりする
>>492 日本の近辺なら、琉球、朝鮮。
他、ヨーロッパ人の船が現地調達の食料として。
マニラ〜サイパン〜アカプルコって航海するのに、帆船で何十日もかかる。
途中で水やら薪炭やら仕入れるときにも、米はいい交換財。
>>495 そんな少量の話は日本の東北全体には適用できんわな
497 :
世界@名無史さん:2013/11/30(土) 09:32:33.97 0
>>487 >日本から貿易を求めて断られたことは一度も無いよ?
慶長遣欧使節って知らない?
支倉常長はスペイン国王フェリペ3世に謁見して貿易を求めたが
許可されず手ぶらで帰国せざるを得なかったよ。
もうアホな子を相手にすんなよw
499 :
神社「下半身どろり」現代アート 街へ:2013/11/30(土) 15:42:51.51 0
>>494 ぶっちゃけ神道施設が宗教施設扱いになったのは戦後くらいからで
それ以前は公共施設扱いだったんだけどね、だから戸籍とか管理してたんだよ
500 :
人で初めての梅毒患者はコロンブス船団のバッファローと獣姦したやつ:2013/11/30(土) 16:10:31.49 0
源平の時もそうだったけど、日本って戦に勝った後の海軍の扱いって悲惨だよな
501 :
米は非常食としても優秀なんだぜ:2013/11/30(土) 16:14:41.16 0
豊臣秀吉って米将軍とまで言われた兵站に強い武将じゃなかったっけ?
秀吉の朝鮮出兵は兵站は頑張った
中国風の焦土作戦と食料倉庫を焼かれて行き詰まった
兵站軽視は明治以降
当時の輸送技術だと現地調達ができないと無理
近代の兵站軽視は単に貧乏やっただじけじゃ
冷静に見ろ
中国ロシア、アメリカというインド除けば
世界的な人口面積もつ化け物とばっか戦争してる
キチガイ国家がわが日本だ
実は日露のが日米よりも国力差のある戦争だったんだよな
でも化け物相手に、清に勝利、ロシアに勝利、中国と泥沼、アメリカに完敗
2勝1敗1分け
割と頑張ってるぞw
まあそれ以上行けないのは大陸の戦いに慣れてないからだな
大陸では敵対したら全滅させる戦争、ジェノサイドが基本だからね
南京虐殺なんて良心的な方
アメリカだって朝鮮戦争でさしたる成果も上げられず
ベトナム戦争では撤退
アメリカでも無理だ
そんなことはない。
日露戦争当時日本は6000万、ロシアは植民地(ポーランドなど)を除くロシア民族は9000万くらいで人口差は意外と少ない。
人口だけが問題じゃないだろ
人口ももちろん大事だけど、工業力とか、経済力とか
戦争では人口より武器の差が大きい
あとは食料や消耗品の供給能力
でも武器や国力で圧倒的に勝っていても
ゲリラ戦をやられたら消耗する
だから全滅させる、これが勝つコツ
中国はこれで国を維持して来た、旧勢力の親族は全滅が基本
敵対した町は全滅が基本
対米開戦時は日本(植民地除く)7000万、アメリカ1億4000万で日露戦争当時からアメリカは圧倒的な強国だ。
511 :
世界@名無史さん:2013/12/01(日) 01:42:41.32 0
日清戦争だと中国3億人、日本4千万人
十倍近い圧倒的な差だ
でも勝ったのは日本
>>511 アフォか清は少数の満州族が漢民族を支配した国だ。お前は朝鮮人が日本を支配した時代に命をかけて戦えるのか?
ジェノサイドを3000年もやり続けた中国が
南京虐殺ごときを非難するなんて
笑い話だよね
>>512 でも中国の歴史だよね?
中国国家と言う歴史認識だよね?
満州族のチャイナドレスは中国の伝統衣装だよね?
武器の性能なんか多少劣っていても運用と数で勝てるやろ
まあさすがに槍で飛行機落とすのはCivだけだが
516 :
世界@名無史さん:2013/12/01(日) 01:53:26.43 0
清朝が満州王朝であって
中華王朝じゃないと思ってたヤツなんて
当時は居なかったと思うぞ
まさか。
満州族の女は高貴でも纏足しない。
だから西太后は纏足していない。
朝鮮人に朝鮮服強制されたらそれを日本文化と認めなきゃならんのか?
そもそも清のために漢民族が戦わんというなら
清は成立してないし三藩で清は滅亡してるよw
つまり清朝は
モンゴル人王朝ですね
実際日清戦争で南洋軍は参戦してないだろ。
お前北洋艦隊とその他を比較したことあんのか?
クソだぞ
あと全艦隊ぶつけるってことは他国に無防備って事だが
で三藩の乱についてコメントよろしく
アホはお前
都合悪い議論から逃避した負け犬
ごく少数の満蒙人が強大な近代装備を持つ漢人の軍をコントロールするのがどれだけ難しいと思ってるんだよw
あらあら議論から逃避したあげく自爆してやんのw
まぁそれならそんな弱い清軍にさえ勝てなかった
漢人部隊ならもっと簡単に日本は勝てるねw
日本軍>漢民族支配した清軍>漢人軍
とアナタは主張されてんですねw
>>522 と言いながら清は280年も中国を支配し統治したけどねw
これは異民族支配が成功した帝国だよ
モンゴル人の占領戦略は単純
反対派は殺し尽くす
これが功を奏して大帝国を築いた
>>517 漢服が消滅したのに何強がってるの?w
あれは満州族の服と言ったら
清朝=モンゴル帝国であって中華帝国ではなくなるぞ
漢服が消滅w
最近の中国全然知らないのな。
結局強い清に俺らは勝ったと思い込みたいために19世紀前半以前の清と弱体化した日清戦争時の清を混同するのなw
その弱い清に支配されてた漢民族がでてきたら
日清戦争はもっと日本が楽勝できただろうねw
>>515 WW2じゃドイツ爆撃に同行できる護衛戦闘機がないと爆撃機の消耗が凄くて持続不可能だった
P-51の登場が無けりゃ終わってた
>>527 復活させようと必死になってるが
資料が少なく職人も残ってなくて苦労している
違うか?
あと再現して着ていると
和服に間違えられて虐められるとかwww
惨めだね
呉服なんていう呉の服を着てる国民もいたっけね。
もし和服が呉の服なら世界的な大発見なんだが
残念ながらたんなる慣用表現なのが惜しい
呉服は洋食と同じだよ
日本の文化を豊かにしている
呉服も漢服も中国では消滅した
征服王朝が禁止したからw
>>533 いちおう呉服神社が有ってそこに
>応神天皇の時代、機織・縫製技術を得るために呉の国に派遣された猪名津彦命が・・・
とある、真実かどうかは不明
でも日本人の事だから呉の服をマルコピはしないで改良してるだろうからね
カレーライスもトンカツも洋食だけど日本風だし
焼き肉も日本風なんだけど
何時の間にか日本風焼き肉の起源が韓国になってる
肉を薄くして網で焼くのは
魚を網で焼いて食っていた日本人の工夫なんだけど
>>536 いわゆる「今の焼肉屋」は、日本の在日朝鮮人が向こうの料理を改良して始めたカルフォルニアロール的な物だよ
(戦前もああ言う料理がなかった訳じゃないけど、自分で網を使って焼くって形式の店はなかった)
なんで日本の焼肉はつけダレ形式なんだろ
すき焼きや鍋の影響か?
>>505 大国とはいえ、滅亡寸前の国とやりあって勝ったからって・・・・・・
勢い盛んな国とやると負けてんじゃん。
同じ相手でも、10年後は滅亡する相手には勝てても、興ったばかりの勢いある相手には勝てなかったろ。
前者・日露戦争、後者・シベリア出兵な。
日本に負けた結果国運が傾いて滅亡したんだよ
>>518 支那人なんて、勝ち馬に乗ろうとはするけれど、国の為に命を賭して戦うなんてことはしないだろう。
それに明朝を滅ぼした順朝政権は盗賊集団で自分らの奢侈の為に国家を食いつぶすような連中で、
それなら、いっそのこと韃虜の方がマシだという按配。
支那人自体が同じ支那人を信用していないし、後金は破竹の勢いの勝ち馬だしな。
542 :
ソースは?:2013/12/01(日) 18:12:02.32 0
>>507 ボケの記憶だと1億それもアメリカより人口が上だったと記憶してるが
>>542 自分で調べよう。
ロシアは植民地が地続きなので誤解しやすいがポーランド人やアジア人も含んで1億とかになる。ロシア民族はそれほどいない。
ちなみに今のロシアがシベリア含めて1億4000万、ウクライナが4600万、ベラルーシが940万で合計2億に満たない。日本人口の1.5倍程度。
民族別にする意味がわからん
支配下にある人口で国力を測れよ
お前の定義だとハプ帝国や大英帝国、清が小国になる
これ見るとどんだけあほらしい基準かわかるだろ
日露時代のロシアは圧倒的な人口、面積の大国ですがな
546 :
週末の蛇は二匹:2013/12/01(日) 18:23:38.53 0
667 :世界@名無史さん:2013/12/01(日) 14:30:16.43 0
>>663 なんだw
ネトウヨってイギリス人とアメリカ人の事か
気付かなかったヤシは、正直に手を挙げなさい
>>545 大日本帝国は朝鮮のおかげでどれだけ強くなれたんですかー?w
人口が1.5倍になったな
それはともかく言い返せないなら粘着するなよw
清も大英帝国もハプ帝冠が小国という主張をどうぞw
まあロシアを民族別にする意味はないとみとめたわけだねw
言い返せず話題をそらしたんだからw
はあ?
>>507 でも日露戦争当時1.5倍と書いてるだろ。
数字も読めないのか?w
まぁよくわからんが日本の奮闘の価値を低めたがったが失敗したアホがいたのね
日韓併合で7000万の日本人に朝鮮3000万人が加わったわけだがどれだけ日本が強くなったのかぜひ教えてほしい。
涙ふけw
ロシアを民族別にするかどうかが議題で
それは完全に論破されたw
ところでハブ帝冠てなに?
ハプスブルク帝冠領
こういう略し方って、どこの系統?
大学とか研究室とかのローカル方言だよね?
556 :
ウガンダで後輩がチョコレート製造工場を立ち上げて:2013/12/02(月) 18:47:58.73 0
>>536 てっきりチョコレートの窪みと同じ理屈だと思ったよ
557 :
清盛隊が無事復活となり本当に嬉しい限りです。:2013/12/03(火) 15:38:15.81 0
少年十時兵って、百個隊みたいなアレ?
エピソード的には好きだけど、知名度ないよね
558 :
葡萄信仰って蛇信仰だと思うんだよね:2013/12/03(火) 16:02:46.34 0
宗教の正典が一般化した西洋と
葡萄がスポーツとして一般化した東洋の比較ってのもおもしろいな
武道がスポーツ化したのは日本における明治維新後
西洋のスポーツみてできた柔道と剣道だと思うよ
一応江戸までは軍事訓練の面が大きいと思う
まぁ江戸の武道はスポーツのようになってきてはいるが
あと中国拳法は修行のためじゃね
あくまで楽しみとは違うんじゃないかな
>>557 白虎隊とは違って、隣町まで連れてかれたらそのまま奴隷市に直行なんてこともあったんだそうな。
一種の愛国詐欺の走りとも言えるかw
561 :
肉屋を猛烈に支持する豚達:2013/12/04(水) 04:02:56.55 0
>A.ウソです。御前会議による『大東亜政略指導大綱』には、「「マライ」「スマトラ」「ジャワ」「ボルネオ」「セレベス」は帝国領土と決定し・・」
>とあります。これは極秘決定で、傀儡政府許可はビルマ・フィリピンだけ、
>しかも口約束です。
この豚語がわかりません
決定を極秘だと言ったり傀儡政府〜と続いて、口約束と来るのですが
自分で言ってて何かおかしいと思わないんだすか?
解読をお願いします
562 :
ジズミィー独裁前提なんだから元々民主主義違うだろ:2013/12/04(水) 04:06:08.51 0
>>560 あれは愛国心高まりすぎて、トンチキな行動を取ったって代表例だと思って振ったんだが
流石サポだよ、ナナメ上な反応をする
>>562 一応軍に正式編成されてた少年兵部隊の白虎隊と自主的な愛国心?から行動してる少年十字軍ならべるなよ。
ドイツで編成された少年十字軍はイタリアまでアルプス山脈超えて言ったら教皇に断られて帰ってるからな。
そもそも予備兵力扱いだった白虎隊とは全く周りの扱いからして違うよ
愛国でなく宗教的熱狂じゃろ
565 :
元寇の時サラブレット種手に入れなかったのか?:2013/12/04(水) 16:45:40.22 0
東洋西洋共通してポニー種のいなかった具合が凄いわ
1300年アンダーにサラブレット種がいるはずないだろ
鉄砲にとって代わってから、速攻で弓矢なんて全くのスポーツになってんじゃん。
スポーツというからには主に遊戯として元々の目的、性質と乖離する必要あるが
弓は普通に戦争を想定されてる
江戸の軍役に弓兵が課されているからな
ボウガンは爆発物投擲用として第一次世界大戦まで現役だ。
狩猟弓は今でも現役。音や臭いがしないし、小動物や小鳥を狩るのに適しているから。
だが、日本では法律で禁止されてるから良い子はまねしないように。
小鳥でなく中型大型鳥じゃね?
小鳥を弓でいるのは大変
>>567 弓道とか、もともとの目的・性質と乖離しまくってんじゃん。
廊下から庭に向けて止まった的を射る、的までの距離は15間。そんな弓矢のどこが実用なんだか。
矢の外に回転軸を持つ螺旋形に回転しながら飛ぶ和弓の性質から、ライフル射撃やらダーツやらのような細かい判定が行えない。
だからと言って、動く的に対しての競技は無い。馬上から射る流鏑馬や笠懸はいくらか実用的だが、こっちはスポーツというより、エキシビジョン的な、
祭事儀礼のようなものになってるし。
仮にこの瞬間、火薬類の無い時代に逆行したとして、今の弓道では、銭湯や狩猟の訓練には全くならない。精々、弓矢とはこういうものだというような
ことを教える初歩訓練くらいの役にしかたたん。
射撃の方は、それなりに実戦的だわな。
クレー射撃は鳥猟、ライフルはスナイパーや鹿猟、バイアスロンや近代三種は歩兵の訓練になるからな。
長文で頓珍漢なこといってるな
江戸時代に弓は実戦力とされてたことの反論はひとかけらも見当たらないな
練習法の一つをあげてそれが判定にむかないから「スポーツに向かない」
とはいっているようだが
支離滅裂すぎる文章だ
>>571 島原の乱でも、戊辰戦争でも、弓矢なんか使われてないわな。
弓を引く
矢でも鉄砲でも
とか慣用句に、戦闘行為を象徴するものとして挙がってくる程度で、織田・豊臣の時代には既に実戦向けの武器ではなくなっている。
池田の猪買 のような18世紀の落語に出てくる、百姓身分の猟師の狩猟道具ですら、既に、鉄砲。
冷戦下で、ドイツは西側の連邦共和国と東側の民主共和国に分かれたと書かれていますが、民主主義派のアメリカ側である西ドイツは民主共和じゃないんですか?
赤穂浪士の討ち入りでは弓矢も装備していたな
まあ、おそらく、江戸で鉄砲を調達したり持ち込んだりするのが難しかったからだろうけど
吉良側の屋敷にも弓があって、浪士の誰だかがそれをみつけてとっさに弓弦を斬り、後で
その機転を褒められている
まあそれらの弓矢がどの程度、実戦に使われたか(使われる予定だったか)は知らないが
>>572 戊辰戦争で弓は使われた
会津藩が籠城する時に火矢を放ち周辺の住宅を焼き払っている
たぶん戦闘でも使われたと思うよ
槍と弓しか持ってないヤツもいたし
577 :
馬食うの日本だけだっけ?:2013/12/05(木) 23:17:40.61 0
現役武士からしたら木刀使ってる時点でスポーツだよな
あれでどれだけの甲冑職人を路頭に迷わせたんだか・・・
剣心が薄皮切って殺人剣?って薄ら笑いが見えてくる
>>572>>573 普通につかわれてますがな
関が原で伏見城を火炎で包んだり矢に名前かいてあった武将が名を挙げたり
ちなみに猪は普通は槍だ
無知にもほどがある
というか軍役になんで弓があんだよ
その反論はないのねw
>>577 ふむ近代軍はペイント弾で演習するから銃器はいまではスポーツか
稽古やったらスポーツなのねw
アホ杉
580 :
ライブマナー・ファンマナーについて:2013/12/06(金) 03:56:11.79 0
最近の戦争はペイント弾で行うのか、それは知らなかった
581 :
戦時中でも国際法を遵守 礼儀正しい日本人の真の姿:2013/12/06(金) 05:40:23.28 0
>Q2.日本軍は軍規厳粛な神兵だったんでしょ?
>A.違います。1940/9/19「支那事変ノ経験ヨリ観タル軍規振作対策」によれば、
>「事変勃発以来ノ実情ニ徴スルニ赫々タル武勲ノ反面ニ掠奪、強姦、放火、
>俘虜惨殺等皇軍タルノ本質ニ反スル幾多ノ犯行を生シ為ニ聖戦ニ対スル内外ノ
>嫌悪反感ヲ招来シ・・」とあり、1937年7月〜1939年末までの1年5ヶ月での
>強姦致死傷は732件とあります。日本軍において強姦は被害者の親告罪だったので、
>実際はこの数倍から数十倍と思われます。岡村寧次司令官は南京事件のあと、
>親告罪だった陸軍刑法を改正し、戦後には日本陸軍の軍規について教育が悪かった
>と述べています(『政変昭和秘史』サンケイ新聞社)
サンケイ新聞って京郷新聞を出してるところと一緒ですか?
強姦致死傷ってどういう意味です? 強姦から傷害事件まで含めるって意味なら
今の日本で1日で732件を遥かに超える数が起きてますが?
それにネットの風潮では”比較”してという意味だと解釈してますが
それならちゃんと比較したデータを出さないといけないと思いますがどうでしょう?
雨降ったら火縄銃使えないじゃないですか^^
>>570 >廊下から庭に向けて止まった的を射る、的までの距離は15間。そんな弓矢のどこが実用なんだか。
迎撃用。和弓のおかげで元寇に勝てたという説もあってな
そもそもそれ単なる練習法の一つだからなぁ
33間堂とかしらんアホが570
>>582 傘挿せばいいじゃん。
ヨーロッパだと、フリントロックの世代で耐水対策はなされ、ナポレオンの世代になると相当な雨の中でも無い限り対策をしたら問題がないというレベルだった。
586 :
吉原を潰したことで性産業が拡散したことのほうが:2013/12/07(土) 17:50:57.94 0
>>538 エバラも独占禁止法で訴えられないもんかね・・・あの味にも飽きてきたんだが、
587 :
世界@名無史さん:2013/12/07(土) 17:53:03.16 0
在特会の桜井誠の迎撃性能について教えてくれ。
589 :
世界@名無史さん:2013/12/11(水) 12:38:56.13 O
アメリカの西部でどこの州にも属さない地域があって無法地帯だった
と聞いたことがあるんですが何州と何州の間なんでしょうか
アリゾナとか辺りだと思うんですが
>>589 西部じゃあないけれど、D,C.はどこの州にも属していなくて、アメリカの都市でもぶっちぎりで治安の悪いところだと聞くけれど。
アメリカ西部は元はメキシコだったが
何時ごろの話なんだろうか
592 :
世界@名無史さん:2013/12/11(水) 13:20:47.50 0
593 :
世界@名無史さん:2013/12/11(水) 20:01:52.76 0
589です
多分、時期は南北戦争くらい
昔、テレビでやってたのですが記憶が曖昧で、
北のA州南端が北緯○○度30分ラインで、30の次は31だから
南のB州北端は北緯○○度31分ラインにして調印しちゃいました。
あれあれ?何かおかしいぞ?
緯度の1分は2km弱だから、たて約2km、よこ数百kmの長方形のエリアには
法律が存在しなくなりました。
で、おたずね者のガンマンにとってはラッキーみたいな...違ったかも。
594 :
止まらない高齢者の万引き 高度成長を支えたというプライドがあり:2013/12/14(土) 08:23:43.02 0
>>584 馬に乗りながら撃つ流鏑馬って競技もあるんだがな
すっかり神事になっちまったな
神事はスポーツでも軍事教練でもありません
宗教行事です
基礎的な日本語がわからん奴相手だとただ疲れるだけだな
597 :
エロ時代にも匿名掲示板ってあったんだぜ:2013/12/16(月) 19:33:16.51 0
ちなみに流鏑馬はソックスの大尉でもある
スポーツと神事が分離したのって、結構遅い時代だよね。
19世紀とかそこら。
その辺結構微妙だよな
相撲は興業化してスポーツ化してるが
宗教行事の要素もきわめて濃厚に残ってる
ムハンマドの猫とのエピソードと断袖のちぎりの話が非常に似ているのですがどっちかはパクリでしょうか
601 :
世界@名無史さん:2013/12/17(火) 10:50:12.69 0
>>599 逆に興行からスポーツになったのだってあるぞ
フィギュアスケートはその際たるものだ。
ボクシングもそうかな
>>601 ボクシングは、古代ギリシャの、都市対抗運動会の奉納試合が起源だから、神事起源だな。
「新羅」って当時の現地発音はどんなふうだったの?
モンゴル語で朝鮮半島のことを Солонгос (Solongos)と言うけれど、
これと「しらぎ」と同語源なんでしょうか。
たぶん最も古いのが「シラ」だと思う
その理由は?
まさか、ウリジナル(大韓起源)説?
新羅語は残された文献が少なく発音は諸説あって今も謎です
>>607 で、支那の史書だよね。現地の言葉ではないよな。
支那人は大昔から他言語からの音写が決してうまいとは言えないし、朝鮮半島と支那圏とが直で接していた時期は短いし、
新羅の地方は支那から最も遠い部分だし。
609 :
剣道よりスポーツチャンバラのほうが好きだ:2013/12/18(水) 14:51:19.44 0
スポーツも廃れたら宗教関連行事やらソックスの大尉になるのか、胸熱だな
ソックスの大尉
モンゴル人の朝鮮半島の呼び方は
新羅が起源でいいと思う
根拠はどこかで読んだ事が有る、それだけだがw
↑日本語なの?
新羅はアイヌ語説も有るよ
614 :
世界@名無史さん:2013/12/19(木) 03:18:30.85 0
質問スレ406へ
「自分の考える歴史とはこのようなものだ。君はこの主張に反論してもいいし、無視して立ち去ってもいい」
歴史書や論文を書く意味って単にこう言いたいだけではないかと
読む方にとっての意味なら、それこそ読む人次第でしょう
あと、「この世界はこんなだと思う」と「こんな世界を考えてみた」の区別くらい付けたほうが
質問スレから誘導されてきました。
何かご意見があれば拝聴したく存じます。
406 :世界@名無史さん:2013/12/19(木) 00:47:44.82 0
229の人です。
ということは、歴史的事実をいくら論考したとしても、
自分の倫理観の尺度の中でしか、解釈できない、ということなんですよね?
ああ、そういうことだったのか・・・・・・・・・・・
歴史本を読んで感じた事というのは、
所詮、著者のフィルターを通した考え方をどう感じたか、ということでしかないんだ。
歴史本を読んで歴史を考察するということは、
他人の感じた歴史のあり方を土台にして、自分の歴史観を組み立てていく、というだけのことで、
そこには、何の客観的公平性というモノが保障されてないわけか。
公平性を求めようとしても、数多くの(といっても限られた)歴史家の書物しか参考にできない。
どういう歴史観が公平なものか、それを探ろうとしても、自分の倫理観の範疇で見極めるしかない。
「自分はこう考えた」という著者の考えを、歴史の真実であるかのように、読んできただけなんだ。
なら、歴史学って、いったい何の意味があるんだろう?どんな意味が見出せるのか?
どんな意味があると思って、歴史家は歴史本を書いているのだろうか?
歴史空想小説との境界があまりに曖昧じゃないですか?
歴史小説と歴史は違う
あと公正な歴史も存在しないと思う
勝者が紡錘んで来たのが歴史だし
歴史から学ぶ事は多い
現実的に考えれば、歴史に関しては、ふたつのとらえ方があるよ。
ひとつは学問としての歴史というものがあって、これが歴史を学ぶ本道ということだろうけど、
もうひとつは政治としての歴史だね。
日本の周辺国の中には、あからさまに歴史を政治問題化して、
そこから利益を導き出そうという国がある。
かれらは真実かどうかなんてあまり関心がないから、やりたい放題捏造している。
そのうち自分が捏造したことさえ忘れてわーわーいってる。
こういうおろかな考えには染まってほしくないね。
それでも、学問の世界だって、厳しい自然淘汰にさらされているから、
価値の低い意見というのはやはりだんだん支持する人がすくなくなって、
淘汰されて消えていくものも多い。
歴史とは違うけど、サルトルとかいま読む人いないでしょ。
全盛期のサルトルなんて、ものすごい権威だったけど、いまでは読む人もいなくなって、
だんだん本屋の片隅に追いやられている。あれはサルトルが淘汰されたんだよ。
サルトルだけじゃなくて、他にもいろいろいるけど、思想も流行り廃れがあって、
残るものはすくないね。
>>617 >歴史小説と歴史は違う
1、「ある年、ある場所で、ある事件が発生した」
これだけ、年表のように書き記すのは純粋な歴史学と思います。
2、「ある事件が発生した→その因果関係は、こうこうで原因はこれだった。」
これは、恣意的解釈が含まれるので、歴史学から遠のくことになりますよね?
小説でなくても、歴史教科書本文でもこういう体裁が多いですよね?
>>618は、これをさらに展開しただけのことで。
歴史年表は歴史学の根底として、
では、歴史教科書と、歴史小説の境目はどこにあるのでしょうか?
本を書いてる人は、意識的に理解してるのでしょうか?
>>620 歴史小説ははっきりいって娯楽だから、
歴史を題材にしていても、原理が異なるよ。
ただ歴史小説というのは、
あんまり事実とかけはなれたものになっても、
読む人を興ざめさせるものだし、
評価されているものは、けっこうよく調べて書いてるものが多い。
司馬遼太郎とか、さすがという感じはするけど、
司馬だって、司馬史観といわれるかれの価値観を持っているわけで、(それがおもしろさでもある、)
それは読み手が判断すればいい。
歴史小説が書いてるのは個人
これが大きく違う
つまり、ある時代に生きた個人を書いている
>>621 私は、歴史小説の類はあまり好きでないのです。
やはり、著者の考え方が影響して、歴史の流れがゆがめられてると思うからです。
「逆説の日本史」なんかも小説として人気があるのか知りませんが、
歴史学とはとても呼べないわけですし。
その点、教科書とか歴史解説本と銘打ってるものは、信用して読んでいたわけですが、
それでもやはり、著者の恣意的歴史解釈が介在することは否めないですよね。
>それは読み手が判断すればいい。
でも、教科書という体裁から、どこが事実に則した記述で、どこが恣意的解釈なのか、
浅学の私には識別不可能なのです。
識別できるとしたら、どうやって?
624 :
最近、和風アニメ多いな:2013/12/19(木) 13:49:09.70 0
ぶっちゃけ時代劇はラノベ作家の最大の受け皿だからな
一体、どれだけの大御所が引っ越したのやら・・・
>>623 いろんな意見に触れて、自分なりの像というのを形づくることだね。
そうやって描いた像が正しいかどうかは保証はしかねるけど、
歴史学習の、そういう作業がおもしろいんでしょ。
誤りがあると思ったら、都度修正していく。
教科書というのは、日教組の作文だから、
そこらへんの立場というのを斟酌しながら、読むべきだろうね。
一応、教科書だから、事実関係に関しては、あんまりうそはいっていないはずだから、
無価値というわけではない。
626 :
615:2013/12/19(木) 14:11:45.03 0
>>620 >1、「ある年、ある場所で、ある事件が発生した」
これは単なる歴史上の出来事の記述にすぎないかと
>2、「ある事件が発生した→その因果関係は、こうこうで原因はこれだった。」
正確には「ある事件が発生した→筆者が思うには、その因果関係はこうこうで原因はこれだった。」だと思いますが、むしろ歴史学的に正しい
言い方だと思いますが
>これは、恣意的解釈が含まれるので、歴史学から遠のくことになりますよね?
人間は神様ではないので、恣意的解釈のない意見や主張など存在し得ません
>小説でなくても、歴史教科書本文でもこういう体裁が多いですよね?
単に上の「筆者が思うに」の部分が「教科書製作者が思うには」とか「文部科学省が認める所では」とかなってるだけでしょう
>では、歴史教科書と、歴史小説の境目はどこにあるのでしょうか?
>>615にも書きましたが、「この世界はこんなだと思う」と「こんな世界を考えてみた」の違いかと
あと
>>615の3行目にちょっと追加
「あるいはその主張に賛同して、それを受け入れることもできる」
>>622 伝記の存在をガン無視ですか
歴史という言葉は二重の両義性を持っている。historyには「歴史」を意味すると同時に
「物語」も意味している。そして過去の出来事や経緯を示すのと同時にその出来事の叙述も
指している。この二つの両義性が歴史という概念を厄介なものにしている。
今、私たちが言ういわゆる歴史とは、「物語」ではない「歴史」。
そして過去のできごとや経緯を示すと同時にその原因も問う「歴史」。
「歴史」の言説はそれが真理であるために検証や妥当性を必要とする。
歴史教科書の歴史とは上の意味の歴史だが、歴史小説の歴史とはもっとおおざっぱな
二重の両義性を持ったままの歴史。
>>626 「筆者が思うには」という暗黙の了解があることが、本当の歴史学ということ?
○○について、
「〜だろう。」
「〜と思う。」
「〜かもしれない。」
「〜と、考えられる。」
という文体が多用されてると、読むほうは混乱することがあるのですが、
歴史本の執筆の作法として間違ってないということでしょうか?
「〜である。」
「〜という事だ。」
という、断定口調のほうが、安心して読めたりするのですが、
「著者自信がそう考える」という言が抜けてるので、読者(私は)は「歴史的事実」と思ってしまうのですよ。
これは、歴史学本としては、不誠実な文体ということ?
暗黙の了解で、出版業界がそういう文体を推奨してるということ?
>1、「ある年、ある場所で、ある事件が発生した」
これも恣意的解釈可能だよ
生存者がいるわずか昔の南京大虐殺や従軍慰安婦の問題で争ってるじゃないか
「ある年ある場所である事件が発生したとどこそこの文書にある」
「だいたいこの時代のある場所であると見られる地面の下からあるものが発見された」
ということはできる
歴史的事実などというものは曖昧で解釈無しに語れない
>>616さん
質問スレで社会学云々の話をしたものです。
こちらでの議論は、私の考えとほぼ同じです。
歴史叙述の物語性に関する議論は、結構著作が出ています。
ざっとご紹介します(読むことを奨めるのではなく、こういう分野が重視されて
いて著作が沢山でているということを紹介するのが目的です)
「歴史と事実: ポストモダンの歴史学批判をこえて」 (学術選書)大戸千之著
「史学概論」遅塚忠躬著
「物語としての歴史―歴史の分析哲学」アーサー C.ダント著
「歴史の哲学―物語を超えて (双書エニグマ 15)」貫 成人著
「歴史を考えなおす (叢書・ウニベルシタス) 」キース ジェンキンズ著
「歴史を逆なでに読む」 カルロ・ギンズブルグ著
「歴史学と社会理論」ピーター・バーグ著慶応義塾大学出版会
比較的短文であれば、古いもので恐縮なのですが、前スレでご紹介した
「新岩波講座哲学 社会と歴史」所収の神川正彦「歴史叙述と歴史認識」
が20頁くらいで比較的わかりやすくまとまっています。
>私も議論スレに移動しますから、そこで続きをやりましょう
やらねぃよ
誰かが言ってたが本当に社会性がないな君
やりたければ空気をよんで言いたいことはこっちで書け
君のような頭の悪い厨房は嫌いだが↓はサービスだしこれが最後だ
歴史を思惟するときは常に此岸と彼岸を意識し己の個を確立せねばならないがそうすることで客観的になれると錯誤してはならないということ
君には理解できないだろうし馬鹿な子の言葉弄りにはこれいじょう付き合えない
>>616さん
再三すみません。
質問スレの
>歴史学って、いったい何の意味があるんだろう?どんな意味が見出せるのか?
どんな意味があると思って、歴史家は歴史本を書いているのだろうか?
歴史空想小説との境界があまりに曖昧じゃないですか?
は、前傾
「歴史と事実: ポストモダンの歴史学批判をこえて」 (学術選書)大戸千之著
で著者がまさに悩んでおられ、そのためにご自分の考えを整理し、世に問う
為に出されたようです(少なくとも私にはそのように読めました)
>>631 他人を愚弄するようなことしか言えないわけですか。。。
>客観的になれると錯誤してはならない
これは、私が
>>260で書いていることと同じじゃないですか?
>>616 406 :世界@名無史さん:2013/12/19(木) 00:47:44.82 0
229の人です。
>ということは、歴史的事実をいくら論考したとしても、
自分の倫理観の尺度の中でしか、解釈できない、ということなんですよね?
ああ、そういうことだったのか・・・・・・・・・・・
「自分の倫理観」「自分の尺度」を持つのは大切なことだよ。
他人の考え方を借りているだけでは、いつまでたっても他人の言うなり。
366 :世界@名無史さん:2013/12/18(水) 00:20:05.14 0
公平な歴史とはどんなものか、それは自分で「自分なりのものの見方、考え方」を
追求しないと。
「これは公平な見方です」と言われたらそれをうのみにするのか?
まずはいろいろな解釈や考え方の本を読むこと。
一つの物事でもいろいろな見方があるのがわかってこそ、バランスを取ることができる。
複数の目で見て、多面的な見方をして、その中から適正と思う考えを自分なりにさぐっていくこと。
>>633 >複数の目で見て、多面的な見方をして、その中から適正と思う考えを自分なりにさぐっていくこと。
それが一番の問題だと思うわけです。
バランスをとろうと努力したところで、
自分の考えるところの「バランスの取れたように見える歴史観」の枠からは越えられないわけです。
枠の外にある歴史観は、「よりバランスの取れた歴史観」なのか、「全く偏った間違った歴史観」なのか、判別することもできない。
だから、自分の枠という限界を悟りながら、少しずつでも枠を広げていくしかないのかなあ。
今は、ナチスは悪だと言われてますが、実は悪いことばかりでもない、と言われれば、そうかも知れないですし。
>>632 >「歴史と事実: ポストモダンの歴史学批判をこえて」
推薦図書いろいろ、ありがとうございます。
探して読んでみることにします。
同じ悩みにぶつかってる人は他にもいるんですね。
>>634 それを判別する力を養うためにいろいろな本を読んだり考えたりすること。
人によってものの見方、考え方が違うのは当たり前。
自分が真実だと思っていたことが崩れていくことだってある。
それを恐れず、少しでも自分が納得できるものの見方、考え方を構築していく覚悟が大事。
ナチスは悪かどうかって?
それを知りたかったら、ナチスが何をしたかを書いてある本を調べる。
「悪いことをした」一辺倒の本しかないかもしれないけど、
中には良い政策があったことを書いてある本が見つかるかもしれない。
それを見つける努力をしなきゃ。
>>628 >という文体が多用されてると、読むほうは混乱することがあるのですが、
>という、断定口調のほうが、安心して読めたりするのですが、
>「著者自信がそう考える」という言が抜けてるので、読者(私は)は「歴史的事実」と思ってしまうのですよ。
ご自分が言っている通り、断定されないと多くの人は信用出来ないと思ってしまうわけです
そこで、著者が自分の主張に自信を持ってることを示すレトリックとして、断定することが必要になってくるということです
>これは、歴史学本としては、不誠実な文体ということ?
歴史学として不誠実というより、主張というものを行う際の必要悪といったものでしょう
主観であることや不確実であることを強調するのは誠実かもしれませんが、一般的には自分の説に自信がないとアピールすることになってしまうので
もちろん言うまでもなく、社会の次世代を担う者たちを教え導くためのテキストに、信用の置けない(ように見える)文章など載せられません
>>637 私のように、歴史書のカラクリに気がついた読者には、
断定口調の本ほうが、かえって不誠実に見えてしまってきてますが、
みなさんは、承知した上で、気にしないように読んでおられるわけですね。
質問スレより
>422 :世界@名無史さん:2013/12/19(木) 21:28:01.49 0
>
>>401 >>そのへんを詳しく論じた本があれば紹介していただけますでしょうか?
>歴史とは何か (岩波新書)
探して読んでみます。
これが物理学や数学の話しなら、
誰でも検証可能な証明方法や結果を提示すればいいのだけど、
歴史学というのは、推論の域を出ないから、
断定口調で強弁するしか論を立てる方法が無いということか。
逆にそういう本は、信用できないというふうに判断材料とするべきか。
高校生ぐらいで普通に気付くだろw
おれは「ハンニバルの象つかい」を読んで歴史の多面性に気付いた
この主人公は空想で作ってるし、作者が想像で補ってる点も多い
歴史書は想像をいっさい排して事実のみを書いた物だろう
でもこれだと面白く無いから読む人が居ない
歴史書というより只の資料に近い
はずかしながら、私は歴史が苦手で学生時代は一切興味なかったのです。
ですから、歴史書の内在する問題に気がつくのが遅かったのだろうと思います。
社会人になってから、ある国や時代の歴史をつまみ食い始めて、
詳しい歴史解説本を読んで、断定口調の文体を見て「ああ、そういうことか」と納得し、
歴史に興味を抱きはじめたのですが、
それが、ある思想に偏った不誠実なもので、著者の論に読者を納得させるテクニックだったとは。
歴史学は、過去をしることで、現在の土台を知り未来を展望できる有益な学問だと信じていたのに、
歴史好きの間でのオナニーみたいなものだったということじゃないですか。
歴史に傾倒してた時間はなんだったんだ。
私には何の意味もなかったんだ。
いままで、真顔で、「本当の歴史はこれこれ、こういう風で〜」と、
人と話してたのは、すごく恥ずかしいことだったのでしょうか?
別にこれを機会に歴史嫌いになるつもりは無いのですが、
これからどういうスタンスで歴史に向き合えばいいのかわかりません。
いったい、歴史本を執筆してる人や、歴史本を出してる出版社の人は、
どういうお考えで本を出しているのか?
そこのところを教わりたい。
>>640 >ハンニバルの象つかい
あれ面白かったなw
俺は中一でよんで以来どっぷりカルタゴ史にはまり
でもカルタゴの歴史資料自体あんまないんで他の関連って事でローマ史にはまり
んでこのスレに立ち入るような暦オタになったわw
ある意味人生変えた本w
>>638 >断定口調の本ほうが、かえって不誠実に見えてしまってきてますが、
「断定口調で、結論だけ」断定している文章ばかり書いている著者は
不誠実だと考えて読んでいます。根拠となる史料を提示し、それに対する
学会での意見を簡単に紹介した後、自説の論証過程を述べている著者は、
たとえ断定口調の文章であっても、誠実だと考えています。
>いままで、真顔で、「本当の歴史はこれこれ、こういう風で〜」と、
人と話してたのは、すごく恥ずかしいことだったのでしょうか?
率直な感想をいいますと、私は、「真の歴史」「真実の〜」「本当の〜」
という言葉を安易に使う人は恥ずかしい人びとだと思っています。ただ、
そういう人びとの多くは、もともと自分の主張があって、それに沿った著作や文章を
探している人が多く、自分の主張に沿った著作を見つけると、「ここには本当の
歴史が書いてある」と言うことが多いのです。
一方で、何事も鵜呑みにせず、批判的に思考する習慣がついている人々も沢山います。
私の周囲には、歴史に詳しくなく、歴史が趣味ではなくても、
歴史の話を少し深く会話する機会があったりすると、史料・論証過程・結論、
更に学会での展開、異論などびしびし突っ込んでくる人が少なからずいます。
「誰がどういう根拠で何を言っているのか」こういう人は仕事でも
結構役立ちます。トラブル発生時に現場検証、お互い競合他社を貶め、
自社に都合のよいことばかり並べ立てるセールスマン達の嘘を見抜く力、
安易な日程で請け負う部下や協力会社の見積もりの甘さを見抜くなど。
安易な根拠や甘い希望的観測などでプロジェクトを推進すると失敗する可能性が多い。
こうしたスキルを養えるのは学問全体に当てはまることですが、歴史学の場合も
同様です。少しあなたの観点とは異なるかも知れませんが、
私は、こういう観点からも、歴史学は「有益な学問」足りうる、と思っています。
よくこんな内容の薄い文章を人前にさらせるものだ。
本を書く以上、
筆者の見解というのは暗黙の了解で成り立っているし、
断定口調で書いてもらってかまわないと思うね。
〜らしい、〜かもしれない、では読みづらくてかなわん。
>>639 いや断定してもいい部分もあるんだよ
それはファクトな事
「○○という書籍には○○という記録がある」とか
「○○年間の統計は○○である」とか外部検証が可能で、且つ科学的事実として
一切の反証のない部分については歴史学でも断定していい
そこから読み取れる分析結果をファクトかのように話すとバカになるってだけさ
648 :
615:2013/12/20(金) 19:52:53.85 0
>>638 と言うか、「人間の多くは物言いが確かであるほど信用に値すると考える傾向がある」というだけの話です
絶対確実なこと以外を不確実なものとして語ることは誠実な態度かもしれませんが、それは人を(本人も含めて)信用させることができなくなってしまうのです
ぶっちゃけ「この意見が正しいかどうかなんて知らん。思いつきを言ってみただけ」と前置きしてるも同然なわけで
従って何らかの主張をする場合、最低でも本人が納得できるくらいには断定する必要があり、さらにそこから他人を信用させたい度合いに応じて断定する割合が
増えていくわけです
無論根拠や説得力が伴うかは別の問題ですので、
>みなさんは、承知した上で、気にしないように読んでおられるわけですね。
気にしないというより「自分の考えに基づいて」正しいか、理があるかを考えながら読むわけです
いずれにしても、歴史の理解が進み、
「歴史の謎がとけた!」と思ってしまうのは、
虚しい行為ですよね。それは、思い込みによる錯覚(の可能性が高い)なのですから。
歴史の理解の何に対して達成感を得たらいいのか?ということです。
以前は、「歴史の謎が解けた!」で、よかったんですが。
本当に謎が解け証明可能のなら価値有るだろ
>>649 マヤ文字の解読とか「歴史の謎が解けた!」って大発見だけど
むなしいの?思い込みなの?バカなの?死ぬの?
それだってマヤの歴史が推論しなおされるだけじゃん。
>>652 ほんとに解読されたのかどうか、タイムマシンでもない限り誰にもわからないって話で
>>650 でもって、自分的に「歴史の謎が解け」て、多くの人がそれを認めているのならそれで十分では
世界の真実を知らなければ無意味とか言うのであれば、哲学か宗教の分野に移るのが得策かと
>>654 実際それで情報が読めるようになってるからなぁ
>>654 中世では、太陽が地球の周りを回ってるとみんなが信じてたけど、
だからそれでいいのかってことですよ。
歴史学は科学じゃないっていうなら、それも道理ですが。
個人研究家(笑)さんはドヤ顔一人語りがそんなにしたいの?
>>650 歴史は「ゴール」や「正解」があるものではないので。
むしろ新しい発見や新しい見解が生まれて、史実に対する見方が変わっていく。
それを追求していくのが面白い。
ピラミッドだって昔は奴隷が鞭で打たれながら「働けー!」というイメージだったけど、
最近はタイムカードや休暇があって給料労働者だったらしい、ということになってきた、とか。
さらに「お墓じゃない」説が出てきたりするし。
>>657 話をそらさないように。
たとえば、こうして歴史について議論するとき、
ある人が言った意見に対して、それは「あなた個人の考えですよね」では、
意見の妥当性をどこにも見出せないということです。
歴史家が個人的意見をぶつけあって、仮にどこかに同意点なりをみつけて、
他者との共通の歴史認識を持てたとしても、それが将来にわたって確かなものであるという保障は何もないわけです。
「あの歴史的事件の見解について、多くの人と同意見だから、それでいいんだ」と、安心できるものではなく、
「もしかしたら、間違いかもしれない」と、常に不安につきまとわれるということです。
歴史研究の実態が、そういう状態で、どのような実が結ばれるというのでしょうか?
>>656 まあとりあえず歴史学は現代でいうところのScienceじゃありませんね
実験も検証も不可能ですし(考古学なら検証はできますが)
あと、
>中世では、太陽が地球の周りを回ってるとみんなが信じてたけど、
中世の人「太陽は地球の周りを回ってるんだぜ」「それが何か」
現代の人「中世の人は、太陽が地球の周りを回ってると思ってたんだぜ」「ふーん」
これの何に問題が
>>659 >歴史家が個人的意見をぶつけあって、仮にどこかに同意点なりをみつけて、
>他者との共通の歴史認識を持てたとしても、それが将来にわたって確かなものであるという保障は何もないわけです。
>「あの歴史的事件の見解について、多くの人と同意見だから、それでいいんだ」と、安心できるものではなく、
>「もしかしたら、間違いかもしれない」と、常に不安につきまとわれるということです。
上のとおり、人間は未来の常識など知りませんし、知らないことで悩んだりも普通はしません。
そういうことで悩み不安に襲われるというのは、なんというか一種の妄想と思われます
>歴史研究の実態が、そういう状態で、どのような実が結ばれるというのでしょうか?
というわけで、歴史にかぎらず学問の研究は妄想に基づいて行われるものではないため、その時代のその社会で妥当な結論を出せれば
それで良しとされます
無論、「妥当な結論」の内容が万人で一致するとは限らないことから議論というものが起こるのですが、少なくとも「誰も知りえない真実」について
考察することは、科学でも歴史学でもまともな人は行いません
>>660 そういう説明では納得できないですね。
思ったのですが、歴史学というのは、科学というより政治に近い。
政治家も、自分の考えで政治をする。
多くの人が支持すれば、その政治家は認められる。
しかし、ナチスのように、実は間違ってたこともありうる。
しかし、その時代に生きていたドイツ人にとって、ナチスやヒトラーは支持に値する政治家だった。
歴史学もそういうことでしょう。
どれだけ、自分の考えに自信を持って支持されるように「社会のあるべき姿」伝えられるか。
万人に認められれば、その歴史学者は成功したといえる。
それは、科学というより、政治家のメンタリティに近いのではないかと。
>>660 >そういうことで悩み不安に襲われるというのは、なんというか一種の妄想と思われます
ナチスが台頭していたドイツでも、
ナチスを不安視していたドイツ人もいたと思います。
そういう人を妄想家を罵ってもOKというお考えなのでしょうか?
ちょっと気になりました。
つまり、歴史を学ぶということは、科学的な姿勢でいるより、
政治的な立場で自分の考えを固める必要があるということですよ。
社会学の話題を振ってくださった方がおられましたが、
歴史学を学ぶということは、包括的に社会学も学んでいかなくてはいけないと。
そういうことですよね。
「ある事件が発生した→その因果関係は、こうこうで原因はこれだった。」 (歴史学)
↓
「過去を参考に、未来によりよい社会を作る」(社会学)
歴史学を語るということは、暗に、「だから、現代〜未来の社会は、かくあるべき」という、筆者の願望が投影されてるはず。
歴史の恣意的解釈には、必ず、「現代社会のあり方」への提言が隠れてるはず。
社会学的考えを歴史学から切り離して考えることは不可能ということですよね。
私は、歴史学が「物理と同じような、解が存在する科学」の分野だと思ってたので、そこを考え直さないといけないようです。
>>661 質問スレなどでよく言われることですが、「自分で結論を持っているのなら、他人に尋ねる必要はない」かと
とりあえず政治との明白な相違点として、「社会を動かす必要はない」ことと、「オーソリティとして支持される必要がない」という2点があります
政治家と違って学問には本来社会的権力は伴いませんし、学問的権威に市民が貢物を持ってくることもありません
歴史学にどどまらずArtsに(場合によってはScienceにも)携わる者にとって、社会からの支持というのは「うれしい」「元気が出る」「「報われた」という類の
ものでしかありません
極端な話、誰からも認められなくとも「後世にきっと認められる」と信じて満足したならそれで問題ないし、実際に後世において認められたのなら「歴史上の」
偉人として名を残すことになるわけで
あともちろん言うまでもないことですが、「社会のあるべき姿」を考えるのは歴史学の領分ではありません
「過去の有ったであろう社会の姿」を考えるのが歴史学の仕事です
>>662 ナチスの政策になんの瑕疵も無く、みんなが末永く幸せで平和に生きていけることが誰の目から見ても明らかだったならそういうことになるでしょう
実際はそうではなかったので、ナチスを支持しない人も、政策を批判する人も大勢いました
>>660で言ってるのは、例えば19世紀の帝政ドイツ(あるいは16、7世紀のドイツ)でナチスの台頭を危惧する人はまずいないし、いたとしたら妄想家としか
呼びようがないということです
>>663-664 権力者や歴史ネタ芸人を目指すのなら別ですが、学問としての歴史を研究したいのなら、どちらかと言えば政治的な立場よりも科学的な姿勢のほうが有効でしょう
あと社会学は、歴史学と相互に有用な関係にはありますが、別に一体のものというわけではありません
例えるなら、現代のコンピューター機器の開発とコンピューターの歴史とは、お互いにためになる部分もありますが、基本的には別の分野であるようなものです
>>663 >>664 社会学の話をふった者です。
>包括的に社会学も学んでいかなくてはいけないと
社会学に限らず、色々なことを学び視野を広げることが大事かと思います。
>歴史学が「物理と同じような、解が存在する科学」の分野
歴史学に限らず、人文学一般に当てはまるものと思います。
科学が発展すれば、今迄予想もしなかった史料の利用方法が見つかる可能性は
多々ありますので、歴史学も、科学と無縁ではありません。
少々社会学の話を強調しすぎた点は反省しています。
歴史学は政治や社会と無縁では無い点は留意しておく必要はあるものの、
科学と思想の自由が確保されている限り、歴史学に発展と意味はあるものと
考えています。
667 :
658:2013/12/23(月) 19:56:23.16 0
>>661 政治は「これから」の国を築いて行かなくてはいけない。
政治家は国民に対して、どういった政策が望ましいか、
未来について納得させなくてはならない。
歴史は「過去の出来事」を検証する。
658で書いたピラミッドの例なら、タイムカードや給料支給の記録らしきものが
出てきたから「給料労働者」という見解が生まれることになったわけで、
「ピラミッドは給料労働者が作ることが望ましい」という考えで
主張するものではない。
歴史の見解には史料の裏付けが必要。
そこは科学的といえるが、その史料をどう解釈するかで見解も変わるんだけど。
社会学なんて現実の世界においてたいして役に立っていないだろ。
>>665 >質問スレなどでよく言われることですが、「自分で結論を持っているのなら、他人に尋ねる必要はない」かと
誤解してもらいたくはありませんが、
「歴史学が政治のようなもの」と、思い当たったのは、今朝方のことです。
結論を持っていながら、質問するような人間に思われては困ります。
違うなら、違うと説明をされれば、拝聴いたします。
>極端な話、誰からも認められなくとも「後世にきっと認められる」と信じて満足したならそれで問題ないし、実際に後世において認められたのなら「歴史上の」
偉人として名を残すことになるわけで
それは現実の社会では、奇麗事にすぎないでしょう。
誰からも認められない、独自研究を続けるものは、現代においてはただの変人としか見られません。
「変人」というそしりを受けながら歴史を学ぶことには、正直言って耐えられません。
耐えてなお、研究を続けろとおっしゃるかもしれませんが、
モチベーションをいったいどのように保ったらいいのかということを、先日からご意見を伺ってるわけです。
「歴史を知って、よりよい社会になるように啓発できるようになればいい」
というのは、ひとつのモチベーションになります。
貴方は、そのモチベーションの持ち方は、間違っているとおっしゃっているようですね。
それは、そうかもしれません。
では、他に良いモチベーションの持ち方があれば、ご指導をお願いしたいわけです。
670 :
世界@名無史さん:2013/12/23(月) 22:07:13.44 0
モチベーションは
知識欲だねえ
正義とか善悪とかは関係ないっす
自分の考え方が間違っていると思ったら、捨てればいいやん。
自分がより高い理解に近づくためなら、なんでも捨てる。
偉ぶってるやつこそ、未練がましく、終わった思想にしがみついている。
あほだと思うわ。
>>669 >「変人」というそしりを受けながら歴史を学ぶことには、正直言って耐えられません。
それならシュミレベルで好きな本を読んだり史跡めぐりをしてればいいだろう。
変人と言われてまで研究するような人は、本気で研究対象の時代や国が好きで
誰に何と言われようと追求しないと気が済まないレベルまでいってるんだと思う。
答えの出ない問いを求め続けるのは性に合わない、
「正しい答え」がないと気が済まないのかな。
誰かが決めた「正解」を知ってそれで終了、ってつまらなくないか。
自分で答えを求めて調べたり考えたりして、自分なりの答えを探しあててこそ
おもしろいと思うんだけど。
ただし自分で「これが答えだ」と思ってもそこはゴールじゃないよ。
生きている限り問いはあるし、答えを求め考え続けるのに終わりはない。
674 :
665:2013/12/24(火) 08:07:32.94 0
ちょっと追加しとくと、
>>664に
>「過去を参考に、未来によりよい社会を作る」(社会学)
とありますが、この「過去」を作り出すのが歴史学の仕事です。
そしてそれは別に社会学に限られたことではなく、科学であれ哲学であれ文学であれ政治であれ、「過去を参考にする」必要のある
人間の営み全てに対して、記憶の限界を超えた過去のかたちを提供するのがその役割です
>>669 >誰からも認められない、独自研究を続けるものは、現代においてはただの変人としか見られません。
>「変人」というそしりを受けながら歴史を学ぶことには、正直言って耐えられません
でしたら関わるのをお止めになったほうがいいかと
歴史学にとどまらず(というか他の分野でより多く)、変人のそしりを受けながら己の道を歩んだ「歴史」上の有名人はたくさんいますが、
彼らは耐えました
>「歴史を知って、よりよい社会になるように啓発できるようになればいい」
>というのは、ひとつのモチベーションになります。
>貴方は、そのモチベーションの持ち方は、間違っているとおっしゃっているようですね。
間違っているというより、歴史学を研究するモチベーションとしては方向性が違っているという方が正しいでしょう
歴史を使って権力者やタレントや作家になるのでしたら、おそらくは正しい方向なのだと思います
歴史研究者としてのモチベーションの話しならば、上でレスしている方々の言ってる通りかと
前に見た長編ドラマで、二次大戦中の日系アメリカ人家族の話があったんだけど
収容所の日本人たちに兵隊になるかどうかのアンケートでNOにした人たち
がどこかへ連れ去られて、どうなったか描かれてなかったんだけど
当時、兵隊になるのを拒否した日系アメリカ人達はどうなったの?
もっと過酷な収容所に送られたとか、裏で殺されて全部事故死扱いとか
そういうブラックな歴史?
>>668 社会学者のアンソニー・ギデンズは、ブレア政権のブレーンとして
労働党政権の社会政策におおきな影響を与えたことを知らんのか
>>669 アナール学派の創始者のひとり、リュシアン・フェーブル先生は、
「問題提起こそ、まさに全ての歴史研究の始めであり終わりである」と
おっしゃっています(『歴史のための戦い』)。歴史研究とモチベーションが
重要な問題だと考えるのであれば、それ自体をテーマとしてみるのもひとつの考え方
ではないでしょうか。
現在の歴史家のモチベーション研究は社会学の範疇になりそうですし、
過去の歴史家のモチベーション研究は歴史研究の範疇になるかも知れません。
>>676,
>>668 アナール学派は、エミール・デュルケムの社会学や、リボーの心理学、
ブラーシュの地理学などの影響下に成立していますね。
>>675 内陸の砂漠地帯の捕虜収容所のようなところに隔離された
>>674 >>「歴史を知って、よりよい社会になるように啓発できるようになればいい」
>>というのは、ひとつのモチベーションになります。
>>貴方は、そのモチベーションの持ち方は、間違っているとおっしゃっているようですね。
>間違っているというより、歴史学を研究するモチベーションとしては方向性が違っているという方が正しいでしょう
>歴史を使って権力者やタレントや作家になるのでしたら、おそらくは正しい方向なのだと思います
上の文章は、純粋な歴史研究者は、「権力者やタレントや作家」ではない、とおっしゃっているようですが、
その「根拠」をお聞かせ願いたいです。
歴史研究者は、資料を恣意的解釈によって、「歴史観」を作っているので、その時点ですでに「作家」ですよね?
物理学、数学では、恣意的解釈が生まれる余地が無いので、純粋な研究者たりえると思いますが。
歴史研究者は作家性から離れられない以上、社会に対して何らかの問題提起があるはずです。
それは「社会をよくしたい」ではなくとも、「俺は社会から孤独だ」という呟きかもしれませんが。
>>674 >彼らは耐えました
なぜ「耐えることができたのか?」というのが問いなので、私への答えになっていません。
>>677 >歴史研究とモチベーションが 重要な問題だと考えるのであれば、
>それ自体をテーマとしてみるのもひとつの考え方 ではないでしょうか。
それは言えるかも知れません。
歴史を調べながら、「どうして今自分は歴史に興味があるのか?」という自己探索をするわけですね?
貴方は、なぜ歴史に興味があるか、答えに到達していらっしゃるのでしょうか?
681 :
世界@名無史さん:2013/12/24(火) 14:38:19.25 0
682 :
世界@名無史さん:2013/12/24(火) 14:38:52.00 0
>>679 >歴史研究者は、資料を恣意的解釈によって、「歴史観」を作っているので、その時点ですでに「作家」ですよね?
「作家」的な要素はありますが、「作家」そのものではありませんね
歴史研究者は「事実は二の次でとにかく面白い話」を作り上げてるわけではないので
よって、
>歴史研究者は作家性から離れられない以上、社会に対して何らかの問題提起があるはずです。
問題提起をするのは勝手ですが、それは歴史学の研究とは別次元の問題です
歴史学とはあくまで「過去の世界の姿を作り上げる」学問なので、その「過去の世界の姿」を利用するのは少なくとも歴史研究者としての
何者かの役目でもなく、そうする必然性もありません
料理人がタレントなんかをやるのは勝手だが、美味しい料理を作るのとは直接関係ないのと同じようなものです
あと
>「俺は社会から孤独だ」という呟きかもしれませんが。
これは問題提起でもなんでもないただの愚痴では
>>680 >>彼らは耐えました
>なぜ「耐えることができたのか?」というのが問いなので、私への答えになっていません。
>>670-673の方たちが書いている通りかと
もっと詳しく知りたいのなら
>
>>677 >>歴史研究とモチベーションが 重要な問題だと考えるのであれば、
>>それ自体をテーマとしてみるのもひとつの考え方 ではないでしょうか。
これしかないでしょう
なお、これは
>歴史を調べながら、「どうして今自分は歴史に興味があるのか?」という自己探索をする
という意味ではおそらくありません
「過去の人達はどのように歴史研究のモチベーションを維持してきたのか?」というテーマで「歴史を研究」してみてはという意味かと思われます
>>683 >「過去の世界の姿を作り上げる」
それは、最初の議論から申し上げてるように、恣意的なバイアスがかかります。
歴史家の思想信条に則した「過去の世界の姿を作り上げようとする」ことが問題だと、
はじめから申しあげいるでしょう?
「過去の世界の姿」とは、あくまでも歴史家個人が作りあげたもので、
万人が共感するものではないことは、議論の経過の中で論証されているではありませんか?
「恣意的なバイアス」って言うけど、
史料の裏付けがあった上で理論を組み立て、
多くの研究者が納得する結論を出さないと
ただの「恣意的結論」では誰にも認めてもらえない。
「過去の姿」は歴史家個人が作るものではなく
多くの研究者が研究を重ねて積み上げていくもの。
どんな時代や地域だって長年にわたって多くの研究者が研究を
積み重ねてきているから、それを無視することはできない。
学者同士で論争もするし、意見が対立することもある。
研究者なら、論争や対立があれば両方の意見を精査して
より正しいのはどちらか考えるもの。
その時も「恣意的」ではなく史料の裏付けや客観的に筋の通った理論でなくてはならない。
「客観的に筋の通った理論」だからとって、
多くの人に認められるとはかぎらないよね。
「神はいるのか?」と聞かれて、科学的客観的に否定したとして、
地球上のどれくらいの人がその見解に納得できると思いますか?
当然、神は歴史と無関係じゃない。
687 :
世界@名無史さん:2013/12/25(水) 01:50:19.27 0
>>685 >「過去の姿」は歴史家個人が作るものではなく
多くの研究者が研究を重ねて積み上げていくもの。
どんな時代や地域だって長年にわたって多くの研究者が研究を
積み重ねてきているから、それを無視することはできない。
これは違うと思いますよ。
群盲象をなでる、という状況を想像してみてください。
677です。
>>歴史を調べながら、「どうして今自分は歴史に興味があるのか?」という自己探索をする
という意味ではおそらくありません
>「過去の人達はどのように歴史研究のモチベーションを維持してきたのか?」というテーマで「歴史を研究」してみてはという意味かと思われます
これは683の解説の通りです。
しかし、あえて
>貴方は、なぜ歴史に興味があるか、答えに到達していらっしゃるのでしょうか?
に答えるならば、世の中わからないことが多い、わかっていると思い込んでいることも多い、
証明済みとされていることが案外脆弱な根拠と希望的解釈に支えられていることがわかることも多い、
これらについての興味の中のひとつが歴史への興味です。
>>688 群盲象をなでるからこそ、まだまだやることは多く、歴史研究は
それこそ終わることの無い営みだと思っています。知れば知るほど、
既知の部分は大海の中の孤島のように思えます。
>>675>>678 二次大戦中のアメリカがブラック過ぎる
ていうかどんだけ人種差別の温床なんだ
日本人にはなじみないけど、俺らの爺ちゃんばあちゃんが子供か生まれる前
ぐらいまで世界が白人帝国とか信じられんよな
テレビの愉快な外人タレントしか知らない俺が後になってから白人達の
植民地時代の事知ってそうとう驚いたわ
白人以外=全て劣等民族 の思想とか……
>>684 >それは、最初の議論から申し上げてるように、恣意的なバイアスがかかります。
>歴史家の思想信条に則した「過去の世界の姿を作り上げようとする」ことが問題だと、
>はじめから申しあげいるでしょう?
>
>「過去の世界の姿」とは、あくまでも歴史家個人が作りあげたもので、
>万人が共感するものではないことは、議論の経過の中で論証されているではありませんか?
「あなたの中で」問題である、「あなたの中で」論証されていると言われましてもどうしようもないのですが
現実において歴史家は、恣意的なバイアスも含め自分の知識と知恵、それに他者の残してきた「過去の世界の姿」を総動員して
自分の「過去の世界の姿」を作り上げるものであり、そしてそれは「万人の共感」など必要としてはおりません
「本来は、純粋には」というただし付きではありますが、歴史家が求めるのは「正しい過去の世界」を作り上げることであり、それを他者に
納得して受け入れてもらうこと(信じてもらうことや喜んでもらうことではありません)でしょう
>>686 そりゃ、神を科学的に説明できる存在だと考える人はそんなに多くないでしょうし
と言うか、科学的な理屈を理解できる人間がそもそもどれだけいるのか
>>688 群盲象を〜はあくまでことわざで、この世の真理ではありません
(というか視覚障害者を愚者に見立て、愚者が何人集まっても愚かだという、二重の差別的な言い回しですね)
そして群盲であっても根気よくなでて、考え、情報交換を重ねれば正しい象の姿がわかるはずというのが凡そ学問の基本的スタンスです
>>690 それでも20世紀以前よりはましになってたかと
奴隷制も廃止されてたし、原住民への迫害も落ち着いてたし
まあ日本人は大体20世紀に入ってから移住してたので、迫害や差別もそれ以降になりますが
>>691 >納得して受け入れてもらうこと(信じてもらうことや喜んでもらうことではありません)でしょう
この1行は矛盾してると思われます。
A「信じてもらうことや喜んでもらうこと」
B「納得して受け入れてもらうこと」
どちらも、「完全な証明」が成されれば、OKですが、不完全であればNOという人はいます。
>>692 現在の倫理観では差別は悪しきものと考えられておりますが、
それも事実上2重基準ですよね?
アフリカではいまだに飢餓に苦しむ人がいるのに、先進国はろくな援助をしないのですから。
目の前の差別は糾弾しても、遠い国への関心は薄いということ。
歴史観でも似たようなもので、ナチスのユダヤ人迫害はセンセーショナルに問題にしますが、
ヒトラーの理想について、一片の価値も無いものとする欧米の歴史観も、疑問を感じます。
同じく、日本の太平洋戦争についても、良し悪しについて歴史家の間で同じ歴史観が共有されてるとは思えませんが。
>>692 >そして群盲であっても根気よくなでて、考え、情報交換を重ねれば正しい象の姿がわかるはずというのが凡そ学問の基本的スタンスです
「正しい象の姿がわかるはず」というのは希望でしかない。
実際は、過去の情報や、歴史家の考え方がいくら増えても、
象の姿は、その時点で感じられた象の姿でしかなく、
真の象の姿がわかるということは、未来永劫無いということでしょう。
そこで、歴史家の役目とは何ですか?
多くの歴史家の積み重ねてきた歴史観に沿った歴史観を考えれば、次第に象の姿は明確になります。
しかし、象の姿が明確になるような、暗黙の社会的圧力が、歴史家の心理に作用してないとは言えない。
自分の歴史観は、多くの歴史観と異なるけれども、論理的に、より確からしいと考えるならば、その歴史研究は、
明確になりかけた象の姿を打ち壊す行為になります。
歴史家の役目は、象の姿を決めることではなく、常に疑問を提起し、
いつまでも象の姿を曖昧にとどめておこうとすることに他ならないということではないですか?
歴史研究のモチベーションの話しに戻りますが、
従来の歴史観に左右されず、より、自分が論理的に確からしいという歴史観を感じたならば、
その研究を続けることに意義がある。
たとえ、象の姿を打ち壊す方向に向かったとしても。
そういう反骨心というか、気概というようなものは、歴史研究に必要と思われますか?
それとも、やはり歴史研究には不要といえるものでしょうか?
不要ならば、「象の姿が明確になるような、暗黙の社会的圧力」に負けない、別の姿勢が必要となりますが、それは何でしょうか?
だれが何を語っているかぜんぜんわからん。
もしかしてひとりしかいないのでは。
予定調和な流れでもあるしな
>>693 先進国は結構な額の援助をしています。
ただしその殆どが現地支配者層の個人資産や先進国開発業者の収益となり、
タックスヘイブンなどを経て先進国や新興国に還流しています。
横領とか、権益という程度ではすまない程の額であることが推定
されるようになりはじめ、最近のG8でも話題になりました。
確かに飢餓など支援がいきわたっていない部分がありますし、現在の
混乱の元は先進国が蒔いた部分もありますが、途上国自身で生み出している
部分もあります。
>>693 >A「信じてもらうことや喜んでもらうこと」
>B「納得して受け入れてもらうこと」
>どちらも、「完全な証明」が成されれば、OKですが、不完全であればNOという人はいます。
信じたり喜んだりに証明は要りません。ただ気に入るかどうかです
納得して受け入れるのに「完全な証明」が要るかは聞き手次第ですが、実際問題完全な証明など不可能ですので、普通はそれを求める人は
受け入れる気がないものとみなします
つまるところ聞き手が受け入れるに足ると考えるだけの根拠や理屈を提出して証明し、それで聞き手が納得すれば良しということです
そこから当然に出てくる結論として
>ヒトラーの理想について、一片の価値も無いものとする欧米の歴史観も、疑問を感じます。
>同じく、日本の太平洋戦争についても、良し悪しについて歴史家の間で同じ歴史観が共有されてるとは思えませんが。
「全人類が統一された歴史観を持ってるわけではない」ということになります
それらは議論の元にもなりますし、見解の相違として共存することもありえます
>>694 >歴史家の役目は、象の姿を決めることではなく、常に疑問を提起し、
>いつまでも象の姿を曖昧にとどめておこうとすることに他ならないということではないですか?
「決める」ことではないでしょうね
科学者の役目がが世界の姿を「決める」ことでないのと同じです
そして現実の学者の多くは、終わりのない修正を繰り返すことを曖昧にすることとイコールだとは思っていない、それだけのことです
>>695 >従来の歴史観に左右されず、より、自分が論理的に確からしいという歴史観を感じたならば、
>その研究を続けることに意義がある。
>たとえ、象の姿を打ち壊す方向に向かったとしても。
>
>そういう反骨心というか、気概というようなものは、歴史研究に必要と思われますか?
今ある姿を削ろうというなら当然抵抗もあるでしょうし、それに挑む反骨心だか気概だかも必要になるでしょう
それを生み出すものはというなら
>>670-673などでは
要するに歴史(に限らず)研究者というのは、
>「象の姿が明確になるような、暗黙の社会的圧力」に負けない、別の姿勢
などという、なにか特別なものを元にして歴史を研究しているわけではないということです
強い興味、知りたいという欲求、強い意志、成果を出す快感、(人によっては名誉欲や自己顕示欲など)そういった極普通のモチベーションに
基づいて研究を続けているのです
>>696 シュールだ。そういう映画とかドラマとかあるけど、似た感じ?
表面をなぞっただけだと、
ヒットラーがユダヤ人を虐殺したのは悪いことのように思えるけど、
歴史を深く勉強するほど、ヒットラーがユダヤ人を虐殺したのはいいことのように思える。
ヨーロッパにおけるユダヤ問題というのは、日本における在日の問題と同様に、
その社会にじっさいに入り込まないとわからない深い理由があるんだと思うよ。
リベラル派の持ってる「アンネの日記読みました」みたいな浅薄な知識では到底理解不能な世界がたぶんある。
リベラル派は確かに浅そうだが
お前も表面なぞっただけの浅い考えっていってるなら同じやんw
言いたいことは我々に隠されたものがあるみたいなことだろうが
704 :
700:2013/12/25(水) 18:49:26.60 0
>>701 議論形式で一方の意見を主張するってよくあるネタでは(コペルニクスかガリレオがやってたような)
まあここのは違いますが
>>702-703 陰謀論とか修正主義とか言われているやつですね
とりあえず、大量虐殺がいいことのように思えてきている時点で、歴史観以前の倫理観とかが社会とずれてきていることを自覚したほうがいいかと
>>704 >とりあえず、大量虐殺がいいことのように思えてきている時点で、歴史観以前の倫理観とかが社会とずれてきていることを自覚したほうがいいかと
と、おっしゃいますが、「社会のずれ」などを気にする時点で、
従来の歴史観に盲目的に右に習えしてるだけでは?
もしかしたら、ユダヤ収容所で伝染病が発生し、急遽遺体を焼却するしかなかった、ということかもしれませんし。
そういう資料が手に入らないだけで。
そんな可能性は1ミリもないという論文なりを貴方は知っているのですか?
知らないで言ってるなら、およそ歴史を語れるような身分ではありませんよね?
いきなり話題と論点をズラしてやがる。
酷いね、議論する気がない人だ。
>>705 そう考えるなら、そういう研究をして発表すればいいじゃん。
研究自体が政治的に妨害されたりする可能性が高そうで大変だと思うけど。
モチベーションがどうだの言ってないでさ。
「そういう可能性も1ミリくらいはあるかもね」ということと、
「そういう可能性が1ミリでもあれば、その主張に賛同すべきだ」
ということとは全然違う。この点を誤解しているんじゃないか?
そんなことを言っていたら、「1ミリくらいの可能性」ネタなど五万と考えられる。
ここで議論しながら自分の考えをまとめたいのかも知れないが、
>>700 が書いている通り、反骨心、気概、どの言葉を使おうが
要するに根性が必要。もしかして
「可能性が1ミリでもあれば、世間はもっと慎重になり、1ミリの可能性を
追求する者を盛りたてて応援すべきだ」とでも思ってるのか?
物理や化学の世界ならば、「1ミリの可能性」を応援してくれる人々や団体は
あるかも知れないが、現代政治や社会の価値観に関係するような主題については、
物理学での1ミリの可能性を追求する根性と比較すると、物理で
0.01ミリくらいに感じられるくらいの根性が必要かも知れない。
同じ根性なら、物理学の0.1ミリの方を選びます、というのなら、そうすればいいじゃん。
>>707 >ということとは全然違う。この点を誤解しているんじゃないか?
いいえ。
「そういう可能性が1ミリでもあるなら、ナチスを悪党と結論づける方向で歴史観を構築するのは歴史家のあるべき姿なのか?」
と、問いかけているのですけどね。
ちなみに、ナチスは一例であって、私自身がナチスを肯定してるわけじゃありません。
>「可能性が1ミリでもあれば、世間はもっと慎重になり、1ミリの可能性を
>追求する者を盛りたてて応援すべきだ」とでも思ってるのか?
そこまでずうずうしくはありませんけどね。
ただ、世間の風当たりには負けそうだということです。
だから、モチベーションをどう維持したらいいか?
という話をしてるわけです。
>同じ根性なら、物理学の0.1ミリの方を選びます、というのなら、そうすればいいじゃん。
そうしたくは、ありません。そういう風に罵声を浴びせられると、辛いという話ですよ。
「モチベーション」にこだわってるのは同一人物かな。
これだけレスが付いているのにいつまでも
「モチベーションをどう維持したらいいか」と言い続けるのか。
どんなモチベーションなら納得するんだろう。
「1ミリの可能性」にかけて研究したい人もいるだろうけれど、
注目されやすい王道の研究をめざす人もいるだろう。
純粋に研究に打ち込みたい人もいるだろうし、
功績が認められて本をたくさん出すとか講演会に呼ばれるとか
世間的な成功が欲しい人もいるだろう。
ともかく歴史の研究をしている人は、「歴史の研究が好きでそれを追求したい人」だね。
なぜ歴史の研究がしたいのかサッパリわからん、というなら
これ以上聞いてもムダだろう。
仕事でないんならモチべなんて必要ないしな
>>708 ポリティカルコレクトの要素を含む歴史の事件なり現象なりの、現在の一般認識
と対立する可能性について研究を続けたい場合のモチベーションについて知りたいなら、
過去の人物であればガリレオとかハンナ・アーレントとか、非難された人について調べて
みればいいのではないでしょうか。このスレでは、そういう研究をした・している経験者
なら回答できるかも知れませんが、そうでない人は質問者さんの満足のいくような
回答はできないのではないでしょうか。
私が助言できるとしたら、世に問えるくらいの学問的に詳細な証明(論文レベル)
の目処が立つまでは、価値判断については周囲に言わない方が、自身の
モチベーションを保つには精神上いい、ということくらいでしょうか。
しかし、不思議なのは、価値中立性(誤解を招き安いのであまり好きな言葉ではありませんが)をもって研究に臨んでいれば、研究の過程では辛くなることはないように思うのですが。。。研究結果が一般の認識とは異なった結果が出てしまい、その段階で悩むとか、
発表後に批判を浴びて辛くなる、というのならわかりますが、研究の過程で辛いというのは、あらかじめ結論ありきで臨んでいるから、辛くなる、という可能性はないのでしょうか。
もしかして、既に研究を発表されていて、批判を受け、今後の続行が辛い、
ということなのかも知れませんが。。。。
712 :
704:2013/12/26(木) 09:53:20.26 0
>>705 >と、おっしゃいますが、「社会のずれ」などを気にする時点で、
>従来の歴史観に盲目的に右に習えしてるだけでは?
>
>もしかしたら、ユダヤ収容所で伝染病が発生し、急遽遺体を焼却するしかなかった、ということかもしれませんし。
>そういう資料が手に入らないだけで。
とりあえず読解力をもっとつけましょう
こちらが問題にしたのは
>歴史を深く勉強するほど、ヒットラーがユダヤ人を虐殺したのはいいことのように思える。
このくだりであって、虐殺があったかどうかの問題ではありません
「虐殺したのがいいこと」と思えるということが、「倫理観の上で」ずれていると言っているのです
歴史観が周りとずれていても変人扱いで住みますが、倫理観がずれていると最悪犯罪者予備軍ですから
あと蛇足ですが、
>もしかしたら、ユダヤ収容所で伝染病が発生し、急遽遺体を焼却するしかなかった、ということかもしれません
これは可能性では無く、(半分ほどは)広く認められた「歴史的事実」です
大多数はいちいち焼却などしておりませんが、ガス室で殺された人数よりずっと多くの人が飢えと病気で死んだというのは、ちょっと調べれば
すぐ出てくる話です
>>708 >「そういう可能性が1ミリでもあるなら、ナチスを悪党と結論づける方向で歴史観を構築するのは歴史家のあるべき姿なのか?」
歴史家自身がそれを正しいと思うのならそうなるでしょう
それ以外にどのようなスタンスがあると?
713 :
704:2013/12/26(木) 10:11:24.61 0
>>709 見た感じだと、
「本物の歴史の真実を知ることのできない歴史学など無意味である。これが誰もが認める結論のはずなのに、
歴史を研究する人たちはなぜ無意味なことを続けられるのか。その動機は何なのか」
って疑問を持ってるようです
それに対して「歴史研究者たちは無意味だと思ってないから。普通にやりたいことをやっているだけ」って答えているのですが、
「無意味なのは明らかなのに何故」で堂々巡りになってる感じですね
>>713 どうもありがとう。
私の疑問を的確に短く説明していただけたようで、私もスッキリしました。
「本物の歴史の真実を知ることのできない歴史学」←研究結果が真実であると期待するのは無意味と悟りました。
「歴史研究者たちは無意味だと思ってないから。普通にやりたいことをやっているだけ」←これは個人の自由だと思います。
「歴史研究者たちは無意味だと知りつつ、普通にやりたいことをやっているだけ」←これは個人の自由だと思います。
私が知りたいのは、
「歴史研究は無意味だと思ってない」という歴史研究者がいるとしたら、なぜ、無意味でないと言えるのか?その根拠は何か?
「無意味でない」と思えるというのは、最上のモチベーションだと思います。
だから、伺っているわけです。
レスをくださってる方は、いろんなご意見をお持ちのようですが、
まだ、「歴史研究が無意味でない理由」について、納得のいくレスがいただけてないように感じます。
たとえば、私が想定した答えは、↓でしたが、これは、好ましくないようですね?
「歴史研究は無意味だと知りつつ、社会をよりよくする方向で研究したい」
「歴史研究は無意味だと知りつつ、研究成果を社会から賞賛されたい」
「歴史研究は無意味だと知りつつ、研究を続ける自己の内面を探求したい」
あと、こういうレスもありましたが、
「歴史研究は無意味だと知りつつ、知識だけを収拾したい」
これは有りなのでしょうか?
いろんな歴史観を収拾したとして、自分の中で取捨選択して
自分の納得のいく歴史観を構築しては、真実の歴史とは言えません。
どんなに、客観性をもって資料を収集しても、対立する資料の取捨選択には、恣意的要素が入るでしょう。
「歴史研究は無意味だと知りつつ、知識だけを収拾したい。その結果、いかなる歴史観も持たないことを主義とする。」
というなら、アリかもしれませんが。
>>714 お前は科学技術においての基礎研究って無駄だと思うクズ?
歴史研究はその他人文科学の基礎研究の一つだよ
>>716 「ある年、ある場所で、ある事件がおきた」という証拠を収集するまでが、
歴史学での基礎研究でしょう。
それは重要だとしても、その事件の背景を考察して歴史観を作り上げても、
真実とは限らないので、結論を出すのは無駄だということです。
たんに事実を羅列しただけでは真実に近づいたとはいわないだろ。
その物が持っている構造をあきらかにすることが、
真実に近づくということになるわけで、
事実と真実はすこし意味合いが違うんだな。
真実のほうがより高次の理解だよ。
真実はそれこそ神しか知りえないから、いくら考察しても真実にはたどりつけないと、
この議論では、そう結論が出てますが?
スレの流れを読んでください。
真実は神しか知りえないとかわけのわからない不可知論のわなに陥ってもしかたがないでしょ。
ちゃんとあるから勉強しなさい。
「歴史の真実はこうだ」と言い切れる人は歴史家ではなく、
妄想家か、政治家か、作家か、あるいはサギ師か、というのが、この議論の流れです。
722 :
713:2013/12/26(木) 16:44:17.28 0
>「歴史研究は無意味だと思ってない」という歴史研究者がいるとしたら、なぜ、無意味でないと言えるのか?その根拠は何か?
「無意味だと思う理由がないから」でしょう
と言うかそのへんを突き詰めると「人生は無意味だ」「世界の存在に意味など無い」といった哲学や宗教の領分に入ってしまいます
歴史研究者はそういう形而上の領域に足を踏み入れるよりも、過去の世界の姿を探る作業にやりがいを感じている、それだけのことです
>>715-717 >いろんな歴史観を収拾したとして、自分の中で取捨選択して
>自分の納得のいく歴史観を構築しては、真実の歴史とは言えません。
>どんなに、客観性をもって資料を収集しても、対立する資料の取捨選択には、恣意的要素が入るでしょう。
>それは重要だとしても、その事件の背景を考察して歴史観を作り上げても、
>真実とは限らないので、結論を出すのは無駄だということです
宗教の領分に立ち入るのでない限り、「万人に共通する世界の絶対の真実」などというものは存在しない、もしくは人間は絶対に知り得ない、
というのが現在のところ歴史学の(と言うか学問すべての)基本的な見解です
つまるところどんなに頑張っても過去の想像図しか作れないということであり、ならばより説得力のある、矛盾の少ない、完成度の高い想像図を
作ってやろう、それが歴史学の(考古学でも古生物学でも地学でも)目的です
あなたはそれを無駄だと感じ、歴史研究者たちはそう思わない、それだけのことでしょう
>>713に書き損ねていましたが、あなたのレスのパターンとして、
「他人が歴史学を無駄だと認めないのは信じられない、許せない、なんとしても認めさせねば」
というこだわりがあるようですが、それこそ「無意味」です。あきらめましょう
あなた以外の人間にはそれぞれの価値観があるのですから
万人が認める真実というのはなかなかないだろうね。
理解の程度というのは、人それぞれだからな。
ところが、しばしば、世の中は、
考えの浅い人間が、大きな声で真実を主張しているわけで、
そういうのはわりと迷惑なのだが。
真実はない、とかいわれてもなあ。
「真実はない」、というのが真実なら、当然それ(「真実はない」ということ)は真実ではない
>>722 >つまるところどんなに頑張っても過去の想像図しか作れないということであり、ならばより説得力のある、矛盾の少ない、完成度の高い想像図を
>作ってやろう、それが歴史学の(考古学でも古生物学でも地学でも)目的です
「より説得力のある、矛盾の少ない、完成度の高い想像図を作ってやろう」
これが、問題だと申し上げてるのが、貴方には理解できないのですか?
「何」に対して、より説得力のある想像図なんですか?
たとえばですが、ナチスは悪だと決め付ける想像図を描くことは容易ですし、皆が簡単に納得するでしょう。
「ナチスにも良い面がある」と、いくら根拠をあげて主張したところで、万人は納得しないでしょう。
「ナチスは悪」というのが、現代では「より説得力のある、矛盾の少ない、完成度の高い想像図」です。
しかし、ナチスの台頭した頃のドイツ国民の多くは、そうは思わなかった。
ナチスはドイツを救ってくれる良い政党だというのが、
「より説得力のある、矛盾の少ない、完成度の高い想像図」だったのです。
もしかしたら、遠い将来、「やはり、ナチスのしたことは、間違ってなかった」という歴史観が支配する世界が来るかもしれません。
そうなったら、「ナチスは悪」だとする現代を生きる歴史家の意味とは、いったい何なんだと、問いかけているのです。
私は、
>>714 >研究結果が真実であると期待するのは無意味と悟りました。
>>722 >「万人に共通する世界の絶対の真実」などというものは存在しない
の二点は同意します。
その上で、「絶対の真実ではないから無意味だ」という考え方が理解できません。
そんなことを言っていたら、宇宙の構造を研究している理論物理学だって無意味という
ことになりますでしょう。
絶対的な善悪なんてどうでも良いのよ。
大事なのは、事実それ自体や、それらが善とされている、悪とされているという風潮の流れを知ること。
>>726 宇宙については、数学的に検証可能な方法で解き明かされています。
新しい理論は日々生まれておりますが、それによって、
過去の理論と矛盾が生じるということはありません。
>>727 風潮の流れを知ることと、風潮以外の歴史研究に目を向けるということは別ですよね。
>>728 数学に矛盾が無いというのは本当?
学生時代の教養課程の数学の講義で聞いただけで理解できてはいるわけでは
ないが、ゼロ除算とか矛盾許容論理とか、数学は矛盾を解消する理屈や記号や概念を
沢山盛り込んで成立しているのだ、と説明を受けたが。。。。
ラッセルのパラドックスを調べてみよう
「絶対的な真実」を求めることにしか価値観を見いだせない人に
「そうではない」価値観で動いている人のことは理解できない
…という結論になるような。
>>729 数学を「矛盾なき記号体系」として定義しようとしたのがダフィット・ヒルベルト。
これを形式主義という。自己定義なのだから、定義可能な筈だったが、
不完全性定理の登場によって簡単では無くなってしまい、100年以上経った今でも未だに完成していない。
仮に定義が完成したとしても、それは記号の自己定義なのだから、矛盾が無いのは
あたりまえ、ということになる。数学の世界にも、認識を巡る議論は
あり、数学が真理だと考える数学的実在論とあくまで記号と見なす形式主義は違う。
733 :
「拡散」して「リサイクル」してナンボ。:2013/12/27(金) 00:16:33.26 0
>>619 まあ学会の価値と一般人の価値が等しいわけでもなく
734 :
722:2013/12/27(金) 02:36:40.34 0
>>725 >これが、問題だと申し上げてるのが、貴方には理解できないのですか?
もちろん理解できません。自分にとっては何らの問題でも無いからです
>「何」に対して、より説得力のある想像図なんですか?
まずは自分自身に対して、そして、想像図の根拠を求める他人に対してですね
>たとえばですが、ナチスは悪だと決め付ける想像図を描くことは容易ですし、皆が簡単に納得するでしょう。
>「ナチスにも良い面がある」と、いくら根拠をあげて主張したところで、万人は納得しないでしょう。
>「ナチスは悪」というのが、現代では「より説得力のある、矛盾の少ない、完成度の高い想像図」です。
>
>しかし、ナチスの台頭した頃のドイツ国民の多くは、そうは思わなかった。
>ナチスはドイツを救ってくれる良い政党だというのが、
>「より説得力のある、矛盾の少ない、完成度の高い想像図」だったのです。
ドイツ国民の大多数が「ナチスはドイツを救ってくれる良い政党」だと思っていたわけではないことは、支持率などを調べればわかることですがそれは置いておいて
1930年代のドイツ人の「未来の」想像図と、21世紀の日本人の「過去の」想像図が異なるのは当たり前のことです
置かれた状況も、手持ちの情報もまるで違うのですから
>もしかしたら、遠い将来、「やはり、ナチスのしたことは、間違ってなかった」という歴史観が支配する世界が来るかもしれません。
>そうなったら、「ナチスは悪」だとする現代を生きる歴史家の意味とは、いったい何なんだと、問いかけているのです。
「かつて『ナチスは悪』だとされていた時代があった」「当時の歴史家たちは『ナチスは悪』だと決めつけていた」
そういう「歴史的事実」が遠い将来に生まれるだけのことです
歴史の研究者たちはあなたと違って、覆されうる過去の姿を作り上げることを無駄とも無益とも考えないので
ところで、あなたのこのレスは詭弁のガイドラインに引っかかっていると思われます
ttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%EB%CC%CA%DB%A4%CE%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3?kid=68366 1.事実に対して仮定を持ち出す
3.自分に有利な将来像を予想する
意見を真摯に聞いてもらいたいのであれば、今後気をつけたほうがよいでしょう
>>734 >1.事実に対して仮定を持ち出す
>3.自分に有利な将来像を予想する
つまり、歴史家のやってること、そのものが詭弁ってことだよ。
>>666 どっかの板でも話したけど、小説の中でも集団と個人じゃ目的とかもいろいろ変わるからね
権利とか義務とか集団の話なのに、人を騙そうとする奴は意図的にごっちゃにするんだよね
学問は大学やら教育機関の集団の見解で小説は個人の見解っていう意見には激しく賛同出来るわ
てか、これ以上の見解はないでしょ
このスレの質問者、当初は
「歴史学は本物の歴史の真実を知ることのできる」という「真実の歴史」を
歴史学に求めていたが(絶対主義)、それに懐疑的となり、一気に
「本物の歴史の真実を知ることのできない」だから歴史学に意味は無い
という虚無主義に転じてしまった。そして今相対主義と論争中(相対論は、
ものごとの価値や意味は相対的に決まるといっているだけで、
価値が無いとか意味が無いとか、無駄だとは論じていないから)。
という感じだろうか?
となると、どこかで出てきた今は廃れたサルトルの段階が論じられる
ときが来るかも?
>>737 >そして今相対主義と論争中(相対論は、
>ものごとの価値や意味は相対的に決まるといっているだけで、
>価値が無いとか意味が無いとか、無駄だとは論じていないから)。
不勉強なので、「相対主義」というものがどういうものか、よく理解しておりませんが、
宇宙と地球の関係でたとえるなら、
宇宙に絶対的な3次元座標を想定して、地球座標の絶対的な位置を決めることは、不可能であり、
他の星との相対的な位置関係でのみ、地球の位置を知ることが、できる、
とか、そういうことでしょうか?
宇宙の中での地球の絶対的な位置を探そうという努力は無意味としても、
他の星からの距離を測ることは意味がある、
という意味であるならば、
多くの歴史学者の歴史観を知り、自分が確からしい歴史観とする考え方は、
他の歴史学者の歴史観と、どのように近いか離れてるか、
どのような位置にあるのかを認識することは意味があるということですね。
で、自分の立ち居地がこの辺だ、と認識できたとして、
歴史研究が進むにつれ、立ち居地も変わってくるでしょう。
その立ち居地の変化の様子、(あるいは立ち居地の変わらない様子)を、
観測するということは、意味がありそうな気がします。
他の歴史研究者と議論をしていて平行線になったとき、
相手の歴史観が、正しいか間違いかではなく、
「貴方がそのような歴史観を持っていらっしゃるという、お立場はわかりました。」
と、距離を測定し、その結果を蓄積していく。
これが科学的な歴史研究のありかたで、
「おまえの歴史認識は間違ってる」と、徹底的に攻撃するような議論のあり方は
あるいは「貴方のおっしゃるとおりです。貴方のお考えに賛同することにします。」という姿勢は
間違いであり科学的ではない、ということなのですね?
相手のいっていることに心から賛同できるなら、
自分がこれまで気づかなかったことを気づかせてくれたわけだから、ありがたいことだし、
お礼をいうけれど、まるきり見当はずれな概念押し付けられても、迷惑だな。
とある国立墓地の歴史的地位に関する認識とかね。
北朝鮮が、地上の楽園、か、地上の地獄、かというのは、
まあ、議論の分かれるところではあるが、
とてつもなく貧乏で、特権階級以外はまともに食事もできず、人権状況も最悪というのは事実だな。
まあ、はっきりいって、地獄だと、おれは思う。
>>739-740 もっと言うなら「真の他の星の状態を知ることはできない(知ってのとおり、地球から観測できる他の恒星は、数年とか数百年とか数万年とか昔の姿です)」
それでも他の星を観測することには意味があるというのが天文学の立場です
物理的な観測ではありませんが、歴史研究における過去の構築も同じようなものです
>これが科学的な歴史研究のありかたで、
>「おまえの歴史認識は間違ってる」と、徹底的に攻撃するような議論のあり方は
>あるいは「貴方のおっしゃるとおりです。貴方のお考えに賛同することにします。」という姿勢は
>間違いであり科学的ではない、ということなのですね?
反対や賛同自体はポリシーのあり方として間違っているというわけではありません
問題があるのは「攻撃」や「思考停止」でしょう
>>743 >「正さの問題」
教えられた記事を読みまして、だいたい理解できたように思います。
ただ、記事の中での「相対主義の概念」と、
私の例え話の、「地球と他の星との距離を測定する」という考え方が同じものなのか、
似て非なるものなのか、いまいちわかりませんが。
総理が靖国神社参拝したけど、それ自体は全く国内問題で、外国の顔色を伺う必要は無いと思う。
しかし、
もし、歴史家がこの件を本に書き残すとしたらどうだろう?
よほどの右翼思考でないかぎり、やはり、「東アジアの安定を損ねた」と、書かざるをえないだろう。
参拝の件を書かずに無視したとしても、「靖国参拝を肯定的にこの歴史書は捉えている」となる。
そういう理屈で、アメリカやEUは参拝を批判しているのだと思う。
こういう欺瞞が、やはり耐えられない。どうしたらいいんだ。
747 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 00:47:17.16 0
意味が分からない
軍事行動とは別の問題だし
中韓の歴史観の戦略が上手くいっている。
「靖国神社を参拝した日本の政治家は先の戦争を美化している」
というプロパガンダは、実に否定しがたい。
実際のところ、日本国内の神社に日本の政治家が行こうが行くまいが、外国には関係ないのだが。
「靖国神社参拝は、中韓の怒りを買う行為だ」という歴史観を世界に喧伝してしまえば国際問題になる。
国際問題になったところで、日中韓だけの問題なのだが、
ことが大きくなれば、アメリカなど他国も、何らかのコメント出さざるをえなくなり、中韓が強気に抗議している以上、
「参拝は全く問題ない」というより「参拝は地域の安定を乱す」というコメントの方が出ることになる。
そしてそれが歴史書に記載され、「歴史」として積み重なっていくのだ。
こんなデタラメな話があっていいのか?
やはり、中韓のプロパガンダ的歴史観に対抗するような、
「靖国神社参拝を批判する中韓のほうが敵対心を煽る危険な行為」という歴史観というのを発信「しなければいけない」のではないのか?
このスレでは否定されたけどね。
>>748 バカバカしい
そんなのは情報の捏造爆弾による攻撃だと認識した人によって
とっくに始まっているよ
情報戦争はとっくに開戦している
それを認識できないのは情報隔離された未開人
クッソうざいな
いいからごちゃごちゃ言ってる奴のフル自主規制とスリーサイズ言えばいいだろ
どうせ売電あたりなバカがダメリカ代表したつもりで言ってるんだろ?
恥ずべきことかもしれないけど、
私の歴史の勉強に対するモチベーションというのは、
いままで、おおよそ、こういう欺瞞に満ちた歴史観に反発することで、維持されてきました。
自分でも、それはマズイんじゃないか?と思いますよ。
だから、理性的な歴史研究のモチベーションのあり方を捜し求めていたわけです。
752 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 01:08:00.54 0
バカバカしい
理性とは何ぞは
何に立脚しているの?
753 :
「女体化兵器」を提案する:2013/12/28(土) 01:22:14.56 0
>>746 よくよく考えたら、
中韓のほうがおかしなこといってることに気がつくはずなんだけどね。
国の代表が国立墓地を訪問して献花するなんて、どこの国でもやってることだからな。
こういう無礼な態度をやってきた結果が、日本人のいまの中韓への反発につながっている。
どうせ、よその国は、本音ではあまり興味を持っていないし、すぐ忘れる。
無視しなさい。
アメリカやEUは、もし靖国参拝が「原因」として、歴史的事件が勃発したとき、
無傷でいられるように、日本を批判するというポーズをしてる。
これがほんとにただのポーズで、実際は、世界は日本よりも中国を警戒しているはずだと個人的には信じたい。
ただし、現時点では、「靖国参拝は、地域の安定を乱した」という書き出して、
歴史書の新たな1ページの見出しが書かれたのだ。
では、歴史家達は、この後をどう作文していくのか?
「総理は、世界に対し、危険な挑戦に出た」か、あるいは、
「中韓のプロパガンダに対抗する、真の平和を願う強い意志を持った総理が日本に出現した」となるのか?
これが、相対的には、どちらも正しいということなのでしょう。
いや、無視しちゃダメだよ
韓国はしつけられるまで喚き続ける
中国はその親分
理性とか常識とか通用しないから
黙ったり弱みを見せたら更に食らい付いて来る狂犬と思わなきゃ
こういう場面に遭遇すると、歴史家の無力さというか、
もっと言えば無責任さが気になります。
歴史家の存在意義というものを、問いたくなってくるわけです。
>>755 アメリカも侵略国家だし大きい事は言えないが
第二次世界大戦を正当化する意味で旧日本軍を正当化できない
日本が旧日本軍を正当化しようとすればするほどアメリカは気に障る
大戦前のアメリカが何故日本と敵対したかと言うと、中国の利権を日本が握ったから
今も中国の利権を握る道具として日本を使いたいと思っている
アメリカは世界平和なんて思っていない
アメリカ支配の世界の到来こそ正義だと思っている
日本がそれを超える理念を打ち出し
世界を納得させる事が出来れば成功
最も避けなければならないのは孤立化
759 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 01:35:03.76 0
>>757 歴史に学べ
学ぶためには深い理解が必要
それを助けるのが歴史家、また妨害するのも歴史家
760 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 01:37:26.33 0
日本がアメリカや中国を超える新世界秩序を提唱できれば
世界は変わる
出来なければWW3で人類滅亡かもしれない
相対的に、日本と中国、韓国の歴史観を考察したとして、
高みから俯瞰して分析して、東アジアの歴史の全体像をあぶりだす、
というのは、科学的で理性的で正しい手法なのでしょう。
しかし、歴史認識がぶつかりあう議論の場で、
高みから見物して意見の相違点を確認しているだけというスタンスは、何か人間的に卑怯なのではないか?という気がするわけです。
自分も、その中に飛び込んで、何か主体的に歴史観を発信してこそ、歴史家である前に人間でいられるのではないか?ということなのです。
762 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 01:44:50.19 0
>>761 うん
これでキミも立派なネトウヨの仲間だw
>>762 私は、暗黒面に堕ちたってことですよね?
764 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 01:50:24.74 0
>>763 うんwww
でも結果は神のみぞ汁だ
暗黒面が勝つ事は歴史で多いぞ
765 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 01:53:57.72 0
例えるなら、王と貴族を守っていた兵士が
真理?に目覚め
今まで憎悪し毛嫌いしていた反乱軍に協力するとか・・・
うん、歴史だなあ・・・
>>757 仮に今、首相の靖国参拝問題で歴史家が書くならこうだな
歴代首相の靖国参拝
東久邇稔彦 1945(昭和20)年に1回(8月18日)
幣原喜重郎1945(昭和20)年に2回(10月23日・11月20日)
吉田茂1951(昭和26)年から1954(昭和29)年にかけて5回
(1951年10月18日・1952年10月17日・1953年4月23日・同年10月24日・1954年4月24日)
岸信介1957(昭和32)年から1958(昭和33)年にかけて2回
(1957年4月24日・1958年10月21日)
池田勇人1960(昭和35)年から1963(昭和38)年にかけて5回
(1960年10月10日・1961年6月18日・同年11月15日・1962年11月4日・1963年9月22日)
佐藤栄作1965(昭和40)年から1972(昭和47)年にかけて11回
(1965年4月21日・1966年4月21日・1967年4月22日・1968年4月23日・1969年4月22日
・同年10月18日・1970年4月22日・同年10月17日・1971年4月22日・同年10月19日
・1972年4月22日)
田中角栄1972(昭和47)年から1974(昭和49)年にかけて5回
(1972年7月8日・1973年4月23日・同年10月18日・1974年4月23日・同年10月19日)
三木武夫1975(昭和50)年から1976(昭和51)年にかけて3回
(1975年4月22日・同年8月15日・1976年10月18日)
福田赳夫1977(昭和52)年から1978(昭和53)年にかけて4回
(1977年4月21日・1978年4月21日・同年8月15日・同年10月18日)
大平正芳1979(昭和54)年から1980(昭和55)年にかけて3回
(1979年4月21日・同年10月18日・1980年4月21日)
鈴木善幸1980(昭和55)年から1982(昭和57)年にかけて9回
(1980年8月15日・同年10月18日・同年11月21日・1981年4月21日・同年8月15日
・同年10月17日・1982年4月21日・同年8月15日・同年10月18日)
中曽根康弘
1983(昭和58)年から1985(昭和60)年にかけて10回
(1983年4月21日・同年8月15日・同年10月18日・1984年1月5日・同年4月21日
・同年8月15日・同年10月18日・1985年1月21日・同年4月22日・同年8月15日)
1985年の参拝に対しては、それに先立つ同年8月7日付で、朝日新聞記事により
『靖国問題』として特集が組まれると、その一週間後の8月14日、中国政府が、史上初めて、
「なぜか、唐突に」公式に靖国神社の参拝への非難を表明する
橋本竜太郎1996(平成08)年から1回(1996年7月29日)
小泉純一郎2001年(平成13)から6回(06年8月現在)
(2001年8月13日・02年4月21日・03年1月14日・04年1月1日・05年10月17日
・06年8月15日)
安倍晋三2013年12月26日
なぜ、「なぜか、唐突に」なのかは中国、日本と朝日新聞wの信頼できる
内部史料が公開されて整理されるまで、歴史家は何も言わない、言う気もしない。
現状で、それを言うのは政治学者や国際関係論学者の仕事。
数学者に「一般相対性理論て、なに?」、医者に「双子座の人の恋愛運はどう?」
と聞くようなもん。
それを「無責任」というのはお門違いで、むしろ「良心」だ。
769 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 02:27:46.75 0
今はネット上でフランス革命みたいなもんが起きてると思うと
けっこうおもしろいぞ
日韓もうすでに情報戦争に突入してる
気付かないのは情弱
韓国は奇襲攻撃に成功した!
歴史は学ぶもの、そして作るもの
なんちゃってwww
770 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 02:34:24.55 0
敗戦後の日本は常識的な知能を持っていればアメリカの植民地であることが
分かるよ。いまのジャパン・パンはローマに捨てられる前のロンディニウムだろうね。
>>768 その「良心」によって、
歴史書を読み始めた人は、事件の背景がよくわからず、煙に捲かれるわけです。
で、なんとなく悪いのはAさんかな?と思ってしまう。
実はBさんが裏で糸をひいていたとしても。
歴史家のプロは、Bさんが悪いんだろうなと、承知していても、「良心」とやらで歴史書には書かない。
それによって、一般の人は歴史を誤解していくのですよ。
で、歴史家の人は、「俺は悪くない。おまえがもっと多くの本を読めばいい。」という。
772 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 02:36:38.19 0
ローマは財政難(インドとの経済戦争に敗北した)でロンディニウムを
手放す。その後、ロンドンはゲルマン人によって徹底的に陵辱される。
アメリカは財政難(チャンコロとの経済戦争に敗北した)でトーキョーを
手放す。その後、トーキョーは・・・・・・・・・・・・・・・
773 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 02:55:55.99 0
戦後の日本は精一杯世界平和に貢献してきたと思う
世界は日本の何を非難できるのだろうか・・・
しかし、それを非難し続ける韓国
その目的はどこに有るのだろうか?
中韓は第二次世界大戦を、もう一度起こしたいのでは?
>>746 >総理が靖国神社参拝したけど、それ自体は全く国内問題で、外国の顔色を伺う必要は無いと思う。
これはあなたの単なる感想ですね
>もし、歴史家がこの件を本に書き残すとしたらどうだろう?
>よほどの右翼思考でないかぎり、やはり、「東アジアの安定を損ねた」と、書かざるをえないだろう。
>参拝の件を書かずに無視したとしても、「靖国参拝を肯定的にこの歴史書は捉えている」となる。
>そういう理屈で、アメリカやEUは参拝を批判しているのだと思う。
>
>こういう欺瞞が、やはり耐えられない。どうしたらいいんだ。
書かずに無視したのなら、「この件を本に書き残した」とは言わないでしょう
アメリカやEUが参拝を批判するのは現在の政治上の問題ですね。政治に欺瞞はつきものです
結局のところ、歴史家が何を書き残すかはあなたが心配してもしょうがないということで
>>751 別に反発してもいいんじゃないですか
「欺瞞に満ちている」ことを周囲に納得させ、新たな説得力のある歴史観を提示できるのなら
>>755 すべては今回の問題が「過去」になってからの話ですね
「今」を語るのは歴史家の仕事ではありません
>では、歴史家達は、この後をどう作文していくのか?
>「総理は、世界に対し、危険な挑戦に出た」か、あるいは、
>「中韓のプロパガンダに対抗する、真の平和を願う強い意志を持った総理が日本に出現した」となるのか?
個人的には「頭の悪い政治家が何も考えずに馬鹿やった」としか感じませんが
>>757 歴史家が現代政治において無力なのも無責任なのも当然ですね
考古学者や古生物学者が無力なのと同じです
>>761 >しかし、歴史認識がぶつかりあう議論の場で、
>高みから見物して意見の相違点を確認しているだけというスタンスは、何か人間的に卑怯なのではないか?という気がするわけです。
>
>自分も、その中に飛び込んで、何か主体的に歴史観を発信してこそ、歴史家である前に人間でいられるのではないか?ということなのです。
主体的に歴史観を発信するのは歴史家として間違ったことじゃないでしょう。それで現実の社会や政治を動かそうと考えなければ
動かそうとした段階で「歴史家」ではなくなる、それだけのことです
>>771 >で、歴史家の人は、「俺は悪くない。おまえがもっと多くの本を読めばいい。」という。
そりゃ当然ですね
Aさんが悪いという本を選んで読んで勝手に誤解しているのですから
Bさんが悪いと歴史書に書かれないのは、その歴史家がそういう歴史的事実は無いと見なしたというに過ぎません
歴史家の「良心」というのは単に、「今起こっていること」や「これから起こること」について語らない、「現在の世界の姿」や「未来の世界の姿」を
作ることはしないというだけのことです
776 :
一文字にするとすれば――それは「責任」ですかね:2013/12/28(土) 04:50:57.65 0
>>729 おや、物理の世界でマイナスとマイナスを掛けたらプラスになるなんて珍現象確認されたのかね?(キリッ)
>>761 >科学的で理性的で正しい手法なのでしょう
>自分も、その中に飛び込んで、何か主体的に歴史観を発信してこそ、歴史家である前に人間でいられるのではないか?ということなのです。
飛び込んだ場合、科学的で理性的で正しい手法が使えなくなったら、歴史学ではなくなってしまいます。
科学的で理性的で正しい手法を維持できず、研究が深まっていない内容に基づき歴史の話を政治目的で発言や活動を始めた時点で、
歴史家でも歴史学とも無関係なくなり、言論人・活動家・政治家となります。
社会人になったばかりの頃、昔彫刻家の池田満寿夫の講演を聞いたことがあります。若い人は直ぐに正統文化・技術を破壊し、新しい芸術をやりたがる。
しかし単なる破壊が形ある芸術になるのは稀で、まず一度正統文化と技術を一度きっちり身に付けてから、自分の新しい創造を行い、正統を破壊してゆく。
この話は、新卒の人事講習で毎年語られることになった。経験のない若手の中には思い付きだけで企画や仕事をやりたがる傾向があるが、「まずは一人前になりましょう。
それから既存のやりかたを変えていきましょう」ということを気づかせるためのもの。
歴史学に限らず、どの学問でも、学問として認められる技術を身につけ、その上で既存の史観に挑戦する、
という段階は必要(仕事でも同じですが)。そうしたプロセスをこなさずに、現在の歴史家に不満がある、
政治活動の方が大事だというのであれば、政治活動をすればいいのではないでしょうか。
778 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 09:21:29.60 0
>>728 >新しい理論は日々生まれておりますが、それによって、
>過去の理論と矛盾が生じるということはありません。
最近の量子力学の理論は、過去のニュートン力学の理論と矛盾を起こしてるぞ。
新たな理論の発見によって過去の理論が覆ることは科学の世界では良くある。
そもそも、科学と言うのは反証可能性によって成り立ってるものだ。
だが、反証される可能性があるからと言って、科学をやる意味がないとは言えない。
反証される可能性を持ちながらも、新しい理論を発見することは、
新しい発展に向かうことなのだから(それが後で覆るかも知れなくても)。
歴史の研究もそれと同じことだ。
>>777 いつも丁寧がレスをいただき、感謝しております。
>飛び込んだ場合、科学的で理性的で正しい手法が使えなくなったら、歴史学ではなくなってしまいます。
で、歴史家が沈黙を守るということは、結局のところ、
「総理はアジアの安定を乱した」という声に対して、反論しない=消極的に同意した=大多数の意見は靖国参拝に反対した=という、
歴史的事実の構築に、結果手には加担することになりますね。
所詮、歴史家というのは、現代において、中立性を維持できない、とう認識はお持ちなのでしょうか?
歴史家、科学者、政治的に中立であると主張する全ての職種、立場の方々、
それらの方々は、ご自分では中立だから、政治に口を出さない、と主張してはいるが、
「国民の数の一人」として、カウントされている。
多くの人間が、理性的に科学的思考ができて、政治的に中立で、沈黙を守った場合、
ごく一部の政治活動家が「靖国参拝は問題がある」と声高に叫んだとき、
歴史に刻まれるのは、「靖国参拝は問題があるという声が多数上った」という事実だけになるわけです。
そして将来の歴史家は、事実に基づいて、「靖国参拝は問題があるという声が多数上った」という事柄だけを書くでしょう。
将来、歴史書を読む人は、「ああ、靖国参拝は問題があると、この時代の人の多くは思った。それなのに、総理は参拝した。総理は悪い奴だ。」という、
印象を持つことになるでしょう。
現代の歴史家が、参拝問題を評価しようがしまいが、
沈黙するかぎり、「靖国参拝は問題とは感じない」という数のカウントには上がらない。
統計的に、現代の歴史家は、「靖国参拝は問題がある」と主張する政治活動家に思惑に乗ったことになる。
それなのに、歴史家は中立でいられると考えるのは、おかしいんじゃないか? ということを、指摘したい。
反論があればお聞かせください。
>>775 >歴史家が現代政治において無力なのも無責任なのも当然ですね
>考古学者や古生物学者が無力なのと同じです
歴史学者を、考古学者や古生物学者や、その他の科学者と同列であると印象付けて、責任逃れをするのは欺瞞ですよ。
歴史学者は、過去から連続している政治の歴史を記述し、歴史観を提示しているかぎり、
現代の政治状況から全く無縁ということにはなりまません。
必ず、歴史家の構築した歴史観にてらしあわせて、現代の状況の良し悪しを論評できなければ、それこそ、無責任です。
>>774 >個人的には「頭の悪い政治家が何も考えずに馬鹿やった」としか感じませんが
こんなふうにね。
>>779-80 社会学の話をしたものです。私の話の文脈をご記憶であれば、
勿論、歴史学者は完全に中立な立場でいることは難しいことになります。
だからといって、積極的に政治的発言を強制する、というのも
おかしな話です。
しかも
>総理は悪い奴だ。」という、印象を持つことになるでしょう。
これはあなたの予見ですよね。予見くらいの根拠で歴史家に政治参加を強制するのは
おかしいと思います。
あなたの指摘には、
>ごく一部の政治活動家が「靖国参拝は問題がある」と声高に叫んだ
という一部の政治活動家への対応を歴史家を巻き込もうとしている、という
意図があるように思えます。
>ごく一部の政治活動家が「靖国参拝は問題がある」と声高に叫んだ
というのなら、
ごく一部の政治活動家が「靖国参拝は問題がない」と声高に叫ぶ政治活動を
すればいいのです。後世の歴史家がこのいづれか片方しか言及しなかったら
それはまさに歴史家の責任を問う話になるでしょう。
>歴史学者は、過去から連続している政治の歴史を記述し、歴史観を提示しているかぎり
最近は、政治の歴史を記述している歴史学者は寧ろ少数です。更に靖国参拝に関連する
時代を研究している歴史学者はもっと少数です。にも関わらず、歴史学者全員を
責め立てるような論旨の展開は納得できません。
>>782 >という一部の政治活動家への対応を歴史家を巻き込もうとしている、という
意図があるように思えます。
貴方のレスがその程度の見識で、少々驚きました。
「ごく一部の政治活動家の声が、あたかも全人類の総意であるように誤解を生むような歴史の記述をしないよう留意する」くらいのことは、
科学的見地からも、歴史家に求めても差し障り無いと思うし、
貴方からもそういうレスが速攻で返ってくるかと期待しましたが、
「ごく一部の政治活動家の声が、あたかも全人類の総意であるように誤解を生むような歴史の記述をしないよう留意する」という発想自体も、
あなたの頭には無いということなのですね?
>>783 私の見識に失望されたのなら申し訳ありません。
>あたかも全人類の総意であるように誤解を生む
これもあなたの予見です。全人類の総意かどうかは、全人類の
サーベイでもしないことにはわからないことです。
しかも繰り返しますが、そういう記述が実際に行なわれるのは将来の話です。
それは将来の歴史家の役割であって、現在の歴史家の役割ではありません。
>>784 つまり、
「ごく一部の政治活動家の声が、あたかも全人類の総意であるように誤解を生むような歴史の記述をしないよう留意する」
というようなルール、ガイドライン、約束事、などのようなものは、歴史家には求められていないわけですね?
「靖国参拝に否定的な声が多く上がった」という記述を将来の歴史家がしても、
それは、今の私達は関与することじゃないと。
書きたい歴史家がいれば書けばいいし、違う見方をする歴史家がいれば、違う書き方をすればいいし、
靖国参拝の評価は、将来の歴史書を読んだ人に任せればいい(しかも、より多くの歴史書を読んだ人)ということですか。
確認しますが、
「ごく一部の政治活動家の声が、あたかも全人類の総意であるように誤解を生むような歴史の記述をしないよう留意する」
というようなルール、ガイドライン、約束事、などのようなものを、現代〜未来の歴史家に提言し求めることすら、
必要ないし、お門違いとお考えなのですね?
。
>、現代〜未来の歴史家に提言し求めることすら、
提言するのは自由なのではないでしょうか。
実際問題上「ごく一部の政治活動家」という定義だけでも人びとの間での完全一致は
難しいし、「あたかも全人類の総意であるように誤解を生むような歴史の記述」という
ルールを定義しても、実際に何が「人類の総意」で「誤解」なのか判断するのも
困難です。何度も繰り返していますが、私は科学と思想の自由を制限することは
指示しません。全体主義国家や警察国家・独裁国家では、そういう文言やルールが悪用・曲解
されて、強制執行されてきたと考えるからです。
提言するのは自由だからやりたい人がやればよいと思いますが、独裁政権でもない限り強制や執行は
現実的には難しいですから、必要性もあまりないと思います。
>>786 そりゃ、提言するのは自由ですよね。
でも、歴史家自らが、提言内容に積極的に留意するつもりはない。従う必要性は無い。
留意すべきと思う歴史家だけが留意すればいいんじゃないか、と、そういうことでしょう。
歴史家は、「自由」であるべきだからと。
しかし、そこには、なにひとつ「責任」は存在しませんよね。
歴史家と名乗れば、どんな無責任な内容の歴史書を書いても許される。
相対的には、どんな歴史観でも存在しえる、というわけですから。
「歴史家は無責任だ」と、言われたとき、当然それを承服いたしますよね?
>>786 >歴史家と名乗れば、どんな無責任な内容の歴史書を書いても許される。
許されるとは考えておりません。例えば、旧石器捏造事件など、学会の
体質自体が問題にされるような事件も起こっています。恐らく、当時の
日本考古学界と同質の体質の学会は世界中に沢山あると思います。
そうしたところを摘発・告発してゆくにも、言論の自由は必要です。
ただし、旧石器事件の件では、責任の所在が曖昧なまま幕引きが行なわれましたから、
この点については無責任だと考えております。
>歴史家と名乗れば
自称歴史家と、学者とは区別して考える必要があるでしょう。
自称歴史家は何を書いてもいいかも知れませんが、学者は、一応
学者として身分に相応の責任があります。
>相対的には、どんな歴史観でも存在しえる
これについては以前掲載した「正しさの問題」の公理の部分をご覧ください。
公理が何故必要で、どうして定義されているのか、が記載されてあります。
この記事は、「相対的にはなんでも許される」という結論にはなっておりません。
よくお読みください。
>>788 >学者として身分に相応の責任
安易に答えないでください。
「学者として身分に相応の責任」とは、具体的にどのような責任ですか?
>>789 あなたが考える安易と私が考える安易は違います。
私から見れば、あなたは安易にものを考えすぎるように思えます。
責任問題に発展するような問題はそれこそそれこそ千差万別です。
問題に応じた対応が必要だから、細かい法律があり、法律だけでは
処理できないから裁判があるわけです。企業にしても無限責任から
有限責任まで様々です。
もし、個別に学者に責任をとって欲しい具体的な事案があるのであれば、
それを告発するなり、あなたがすればいいとではないでしょうか。
>>790 法律に背けば、法律によって裁かれるのは、当然であり、
それは「社会人としての責任」であって、「歴史学者の責任」ではありません。
貴方が、「歴史学者は無責任ではないか?」という私の提案した公理を拒んだのですから、
「歴史学者の責任」がどういうものなのか、詰めていく作業が必要です。
それが議論というものでは、無かったのですか?
あなたが公理を提案したとは思っていませんでした。公理というのは、
あなたが個人で提案できるものではありません。そうして、本当に
公理を追加したり、修正したりしたければ、学者になり、研究し、
研究結果を世に問い、論争に勝利するなどして実現してください。
ここで我々が会話していて結論が出るものではありません。
貴方は「学者として身分に相応の責任」と書きました。
書いたからには、ご自分の中で「歴史学者の責任」をきちんとイメージできているはずですよね?
それを端的に教えていただきたいと、申し上げているわけです。
これは、歴史を学ぶことに意義があるのか、無いのかという私の当初の質問に直結する重要な部分ですよ?
当然、論文に捏造があれば、学者としての身分を失う、ということです。
旧石器捏造事件に関しては、関与した人物が灰色のまま幕引きが行なわれたため、
無責任、と書いたわけですが、関与の白黒がついていないため、厳密には
責任を取る必要がないのか、無責任なのかはわかりません。この点は付記します。
もし、「論文に捏造がある」という事例をあなたが見つけたのであれば、
その学者を告発する必要があるとあなたが考えたのであれば、実現すれば
いいのではないでしょうか。具体的事案があり、「告発したけど、結局
責任を取らずに終わってしまった」という事案をあなたが抱えていて、
「こんなことで歴史を学ぶ意義などない」あなたが考えるのであれば、
それはあなたの場合はそうなのであって、他人に結論を強制するものでは
ないと思います。
>>780 >将来、歴史書を読む人は、「ああ、靖国参拝は問題があると、この時代の人の多くは思った。それなのに、総理は参拝した。総理は悪い奴だ。」という、
印象を持つことになるでしょう。
そんなことないよ。
、「ああ、靖国参拝は問題があると、この時代の人の多くは思った。それなのに、総理は参拝した。」
まで。それを「悪い」と思うかどうかは、それこそ将来の人の価値基準による。
「多くの人」が思うことが正しかったとは限らないからね。
>>794 事実を捏造したりするのは、犯罪ですよね?
それは、「社会人として許されざる行為」です。
歴史家に限った責任ではありません。
しかし、貴方は
>>788で
>自称歴史家と、学者とは区別して考える必要があるでしょう。
>自称歴史家は何を書いてもいいかも知れませんが、学者は、一応
>学者として身分に相応の責任があります。
自称歴史家と、学者と、さらに区別しましたよね?
自称歴史家には責任が無く、学者には有る「責任」とは、いったい何ですか?
ということを伺ってるわけですが?
>事実を捏造したりするのは、犯罪ですよね?
残念ですが、旧石器捏造事件のF氏は法律による処罰はされていません。
しかし学会での地位を失いました。「犯罪」ではなくても地位を失う
という制裁があります。
ところで、あなたが質問したいのは、「善悪という歴史の解釈に関する
歴史学者の責任」だと思いますが、違いますか?それについては私個人では回答できません。
議論することが不毛だとは思いませんが、ここで議論していて結論が
出るような種類の話ではないと思います。
>>797 歴史家が書いた論文について、善悪だの、他人がどう判断するかは関係ありません。
論文を書く段階において、学者は、自身の思うところの「責任」によって、論文を推敲するはずです。
自称歴史家は、責任を感じず、無責任に何でも書けるが、
学者は「責任」に縛られ、自由には書けない。
と貴方は、
>>778で認めている。
そして、貴方は、歴史学者の感じている「責任」について、思い図ることができている。
その「責任」とは、何かと、お伺いしているのです。
単純に「捏造するな」だけなら、自称歴史家と区別する必要などありません。
自称歴史家でも、ウソを並べれば、うそつき呼ばわりされますからね。
それとも、「自称歴史家と学者を区別した」ことを、ここで撤回しますか?
>>778は、
>>788の間違いです。
>自称歴史家と、学者とは区別して考える必要があるでしょう。
>自称歴史家は何を書いてもいいかも知れませんが、学者は、一応
>学者として身分に相応の責任があります。
どうどう巡りです。学問の世界は、学問ごとに「公理」の世界があり、
まず論文を書く者は「公理」を学び、その後研究して論文を書き、
その論文は査読され、学会で学者がお互いに批判しあって、少しずつ公理が
変化していくのです。私が用いた「自称歴史家」の意味は、これらのプロセスに
いない人びとです。これらプロセスにとらわれない、という意味で「無責任」という
言葉を用いました。自称歴史家でもこれらのプロセスにのっとって論文を書く人も
いるでしょうし、そうでない人もいるでしょう。しかし学者の場合は、これらの
プロセスに則ることが必須です。これを「責任」と申し上げました。
こちらの質問の意図は、どういう基準(あなたのいう「責任」)で、
自称歴史家と、学者とは区別して考える必要があるのか?ということでしたが、
>>800で、お答えになりましたね。
>学会で学者がお互いに批判しあって
さて、石器捏造事件で、学会は、十分な機能していませんでしたが、
あなたは、自称歴史家と学者を区別できるほどに学会を信用している、というわけですね?
私は、石器捏造事件のように、いささか信用度に疑問を持ちますね。
学会で定説となっている歴史観に沿った研究論文は賞賛され、歴史観を壊す論文は相手にされない、
ということがあるのではないかとか。
歴史学者は、自分の地位のために、学会で定説となっている歴史観に沿った研究論文を出し続けているだけであり、
それによって、(事実とは違う)歴史が固定化されていっているのではないかとか。
あなたは、どのように、お考えになられていますか?
>学会で定説となっている歴史観に沿った研究論文は賞賛され、歴史観を壊す論文は相手にされない、
ということがあるのではないかとか
これは私もそう思います。ですから、学会を無批判に受け入れているわけではありません。
>(事実とは違う)歴史が固定化されていっているのではないかとか
これは別に学会だけの話ではありません。その逆もあります。司馬史観など、大衆の共通認識に近いところまで
影響を持つものもあります。しかし、だからといって、学会は全部だめ、と考えてはいないということです。
そもそも歴史観は、忠臣蔵など、いくらでも民間の歴史観の方が支配的なものは多々あります。
>>777 は私ですが、
>昔彫刻家の池田満寿夫の講演を聞いたことがあります。若い人は直ぐに正統文化・技術を破壊し、
新しい芸術をやりたがる。しかし単なる破壊が形ある芸術になるのは稀で、まず一度正統文化と技術を一度
きっり身に付けてから、自分の新しい創造を行い、正統を破壊してゆく。
これが私のスタンスに近い考え方です。学会に限らず、芸術、ビジネスでも基本的にこの姿勢でおります。
経験のない人のアイデアを大企業が採用しなかったためにビッグビジネスを失う、ということは実際ビジネス
の世界にはありますが、それでも経験の無い人を相手にするより経験のある人の方を殆どのケースで信用します。
しかし、個別に吟味すれば、「無経験者の提案の方が確実にビッグビジネスになりそうだ」ということも
中にはあるのは間違いありません。
だから、学会と在野の間の信用度は確度の違いの話という側面はあります。
しかし、大企業にアイデアを採用されなかた人が、自分で企業を起こして成功するように、在野の人で、
どうにも事実関係が学会の定説がおかしいと思った人は、在野で著作をものにして学会を動かすか、
学会に入り論文を書いて内側から学会を動かすか、などをすればいいのです。
危ない橋を渡らずに没落する伝統ある大企業と、小さい可能性に賭けて時代を変えてしまう実業家、
というようなことは、学会と在野の世界にもあるとは思います。だからといって、小さい可能性を全て
取り上げるというわけにもいかない、というのが私のスタンスです。
>>802 >だから、学会と在野の間の信用度は確度の違いの話という側面はあります。
>しかし、大企業にアイデアを採用されなかた人が、自分で企業を起こして成功するように、在野の人で、
>どうにも事実関係が学会の定説がおかしいと思った人は、在野で著作をものにして学会を動かすか、
>学会に入り論文を書いて内側から学会を動かすか、などをすればいいのです。
一言で言って、「自称歴史家の戯言は信用しない」と言いたいわけですよね?
職業として、歴史研究で金を稼いでいる学者は、学会の権威は気になるはずですね。
学会は、偏った歴史観が固定化されないよう自浄機能が働いていると思いますか?
学会の権威を気にすることと、政治的圧力は別物とお考えになりますか?
「歴史学者」は両者から「自由」であることは可能だと、思いますか?
私は、自由であるのは、「自称歴史家」のほうだと感じますけどね。
そういう意味で、「自称歴史家」と「学者」を色分けされたことにも、怪訝を感じたわけですが。
これは、知識社会学の範疇に入る話だと思います。
>自由であるのは、「自称歴史家」のほうだと感じます
というあなたのお考えは否定しませんが、賛同もしません。
どっちがより自由かは私にはわかりません。
在野の人も様々なバイアスに満ちていると思いますから。
>自浄機能が働いていると思いますか?
これも学会それぞれに相違があるので、判断できません。まったく
自浄機能が働いていない学会もあるかも知れませんが、学会全部で
まったく自浄機能が働いていないとは思っておりません(あなたにこの見解の
強制はしません。私がそう思う、というだけの話です)。
しかし、あまりに酷いと結局旧石器捏造事件などに至ってしまう、というだと
考えています。
>>804 在野の人もバイアスがあるでしょうが、
在野の人の目線で書いた歴史書も、未来では歴史資料となります。
「在野の人の目線で書いた歴史書」は、未来において、
「学会の人が書いた歴史書」よりも劣るとか優れているとか、判断できると思いますか?
>どっちがより自由かは私にはわかりません。
ということは、同等に判断するしかない、ということですよね?
>同等に判断するしかない、ということですよね?
意見を強制されているように思えます。残念ですが同意できません。
ただし、在野の人が書いた歴史書が、未来において、「学会の人よりも優れていた」
と判断される可能性はゼロではないと思います。そもそも学会の人が書いている歴史書の
殆どは、将来殆ど忘れ去られることになると思います。
>「学会の人が書いた歴史書」よりも劣るとか優れているとか、判断できると思いますか?
古来、時代を越えて価値のある(と考えられた)書籍は、弾圧などを潜り抜けて
写本が書き継がれ生き延びてきました。
私が思うのは、ネットの発達によって、学会の人も、結論だけ書いて「これが正しいのだ」と
だけ言っていられない時代に入ったと思っています。史料や論証過程をきちんと
一般に向けても明らかにしないと直ぐにネット上で間違いが指摘される時代になってきています。
歴史だけではなく、外国語の翻訳書の場合でも、誤訳があると直ぐにアマゾン・レビューに
書かれてしまいます。学会の歴史家も「俺のいうことを信じろ」と無条件でいえる時代では
なくなってきていると思います。
>>806 >>同等に判断するしかない、ということですよね?
>意見を強制されているように思えます。残念ですが同意できません。
未来において、同等に判断できないなら、取捨選択をする際に、
「この本の資料的価値がどのように欠如してるか?」という「判断材料」「基準」が必要です。
それを教えてください。
わたしには、わかりません。
貴方は、知ってるはずですよね?
知ってて、今まで歴史書を選んで読んでいたはずですから。
すいません。追加です。
>在野の人の目線で書いた歴史書
これは、史料という意味でなら、同時代に書かれた学会の歴史書と
同等の意味を持つ、と思います(学会の視点と、在野の視点という意味で)。
>>808 おちついて、よく考えてみてください。
もう一度、ご質問しますよ?
>805 :世界@名無史さん:2013/12/28(土) 22:00:43.65 0
>
>>804 >在野の人もバイアスがあるでしょうが、
>在野の人の目線で書いた歴史書も、未来では歴史資料となります。
>「在野の人の目線で書いた歴史書」は、未来において、
>「学会の人が書いた歴史書」よりも劣るとか優れているとか、判断できると思いますか?
>>どっちがより自由かは私にはわかりません。
>ということは、同等に判断するしかない、ということですよね?
未来において、同時代に書かれた学会の歴史書と、在野の人の目線で書いた歴史書は、
同等の価値を持つ、ということなのですね?
もし、そうなら、現在の学会の存在意義は何ですか?
という話しになってしまうのですが、お答えできますか?
私は「歴史書」と「史料」と「論文」を少しわけて考えています。
1.史料としての価値
例えば、ローマ時代の史料の場合、
1.1900年間写本が作られて続けて書き継がれてきたタキトゥスの歴史書
2.地中から発見された辺境の兵士の手紙
3.地中から発見された在野の人の書いた歴史書(書き継がれなかったもの)
4.地中から発見されたタキトゥスの手書きの原本
の4種類があるとします。
当時の世界観の解明という点では 史料として2,3,4は同時代史料として同等の価値がある
といえるかも知れません。しかし、書き継がれたタキトゥスの歴史書1は、まさに書き継がれたがゆえに、
書き継がれなかった歴史書3よりも史料価値が高く、書き継がれてきた1900年間の
歴史の史料としても役立ちます。この観点で比較すれば、3より1の方が価値が
高い可能性があります。その一方で、地中から発見された歴史書は、同時代史料としては
価値は1よりも高い可能性はあります。しかし、書き継がれたわけではないので、この観点では1よりも価値が低い可能性があります。
2.歴史書としての価値
あなたの主張する在野の歴史書も、価値があれば、再販・保管され続けて未来にまで残るでしょう。価値がなければ残らないでしょう。歴史書の価値は、このようなものだと思います。将来に残った方が価値がある、と未来の人が判断する可能性は高いと思います。
3.学会の存在意義
一方で、個別の史料を論じた論文は、在野のものよりも将来に残る可能性は高い可能性があります。
実際西欧では、例えば古代ギリシア・ローマのラテン語やギリシア語の史料を研究した論文は、次の時代で引用
・批判され、批判した論文がその次の時代で引用・批判され、という具合に、一朝一夕でできたものでは
ありません。長年の研究の上で「公理」のようなものが生まれてきたわけです。中には在野の研究家の論文が
引用・批判の連鎖の中に入るものもありますが、殆どは学会の論文です。この観点では、在野の論文よりも
学会の論文の方が、論文の連鎖とう意味で、将来に残る可能性が高いと思います。
>>811 根本的な話しですが、歴史書でも史料でも、「価値」というは誰が決めて、
後世に残そうとか、捨ててもいいや、とか取捨選択するとお考えですか?
資料が残るには、資料を残した「集団」が存在する必要があります。
今後、資料は、膨大な数になるでしょう。
それをまた「これは価値がありそうだ」と、取捨選択する人がいます。
取捨選択する人は、全ての資料に目が通せるはずもありません。
なんらかの価値判断にもとずいて、バッサバッサと資料を取捨選択するでしょう。
貴方もそうですよね?
貴方は、いままで、どういう価値判断にもとずいて、バッサバッサと資料を取捨選択してきたのか、興味があります。
これ以上、お答えを強要するつもりはありませんが。
>>811 ずっと以前の過去については、そ時代の「知識人」と言われている人たちです。西欧の場合は
古代なら、社会エリート、中世なら宗教家、近世以降は社会エリート、です。
これは結果的にそうなっている、という話です。
今後についてはわかりません。
例えば、現在ビッグデータと呼ばれているものがあります。膨大なデータを
集計して、恐らく将来に残る数値となってゆく。で、このデータの定義
(具体的にはデータベースの項目名)を決めているのは歴史家ではなく、
そのデータベースの設計者である、ユーザー企業やIT企業、コンサルタント
と呼ばれる人びとです。これら大量の企業が作り出す大量の集計数値が、
どこまで現在の社会を表現できるのか?構成に残る資料(残す、ではなく残る)
については確かに難しい問題です。
私個人の取捨選択という意味では、私の学生時代は、マルクス主義史観が色濃く残っていて、
入学して直ぐに「歴史書」はまったく信用できないと思い、知識社会学方面へ進んで
しまいました。その為、現在では歴史書や論文は、必ず出版社や著者の学歴を
まず見る癖がついています(政治色が強い著者、薄い著者を判断する材料としています)
私の学生当時は、近世をテーマにテポートを書こうとすると、「マルクスの
発展段階史観によると、近世には資本主義の萌芽が見られる筈である」と結論
ありきで書かされることもありました。昨年ベストセラーとなったマクニール「世界史」では、
ヒトラーとスターリンとルーズベルト時代の三国を、国民を全体を組織する体制、
という観点で同列で扱う記載がありましたが、当時この部分を周囲にいったら、怒られた
こともありました。最近ベストセラーとなって溜飲が下がった思いがあります。
当時に比べれば、あくまで比較の個人的所感ですが、今はかなりましになったと思っていますが、
現在の政治問題に関係している時代・地域に関する著作は、まず色眼鏡で見るように
しています(分割)。
しかし一方で、個別の論文については、政治にあまり関係しないものであれば、
(古代ギリシア・ローマ学とか)研究方法や研究史を学び、史料批判の方法も
学びました。なので、私の取捨選択は、史料と論証過程をしっかり一般人でも
わかるように書いてある論文です。また、作者自身の研究姿勢や方針、これまでの
論争や簡単な研究史を書いている人に好感を持つ傾向があります。
ところで0時になったら寝ようと思いますが、いいでしょうか。
>>814 >私の取捨選択は、史料と論証過程をしっかり一般人でも
>わかるように書いてある論文です。また、作者自身の研究姿勢や方針、これまでの
>論争や簡単な研究史を書いている人に好感を持つ傾向があります。
ちょっと感想を述べさせていただきますと、実に模範的回答といった、取捨選択の方針だと思います。
ただ、私は、こうした歴史書ほど、信用していません。
弁舌巧みな歴史書は、簡単に人を誘導できるテクニックというものを備えています。
「これまでの歴史論争は、このようなものだった」と、中立を装って書かれてあったとしても、
一方が不利になるような気にさせる論調を巧妙に仕込んであったりします。
そして、しっかりした論証をしてみせて、本書の結論はこうだ。で、締めくくるわけです。
ふざけんな。
過去の膨大な論争を、たった1冊の200ページほどの本の中で解説できるわけがない。
読者にわかりやすいように、と見せかけ「一方の論が不利になるような」取捨選択して、
本書の結論が正しいかのように、論をすすめて締めくくる。
そんな本ばかりで、私はウンザリですね。
論の正当性ばかり主張する本よりも、
著者の主張と相反する都合の悪い歴史資料もきちんと紹介されているか?
判断を読者に委ねるという姿勢が見られる本のほうが、私は好感が持てる。
というのが、私の、取捨選択基準です。
>>816 814ではありませんが
>弁舌巧みな歴史書は、簡単に人を誘導できるテクニックというものを備えています。
>「これまでの歴史論争は、このようなものだった」と、中立を装って書かれてあったとしても、
>一方が不利になるような気にさせる論調を巧妙に仕込んであったりします。
>そして、しっかりした論証をしてみせて、本書の結論はこうだ。で、締めくくるわけです。
当然ですね
自分の歴史書を書く人は、自分の主張を受け入れてもらうために書くのですから
>過去の膨大な論争を、たった1冊の200ページほどの本の中で解説できるわけがない。
>読者にわかりやすいように、と見せかけ「一方の論が不利になるような」取捨選択して、
>本書の結論が正しいかのように、論をすすめて締めくくる。
>そんな本ばかりで、私はウンザリですね。
「一方の論」なるものが何なのかは分かりかねますが、「論争の歴史」を解説する本でない以上は著者の主張が正しいと結論されるのは当たり前です
>著者の主張と相反する都合の悪い歴史資料もきちんと紹介されているか?
>判断を読者に委ねるという姿勢が見られる本のほうが、私は好感が持てる。
それは単なる主張の併記もしくは羅列に過ぎませんね
実質自分の主張というものをせず(と言うかしてないかのように装って)、中立を気取っているに過ぎません
今日一日のレスを見る限り(775は自分です)、どうも歴史家は現在の政治に於いて旗幟を鮮明にし、政治的な動きに加担する義務があると暗に主張しておられるようですが、
歴史家にそのような義務は本質的にはありません(本質的にというのは、権力者や世論からの圧力を考慮に入れなければということです)
その意味では明らかに「無責任」な存在だということができるでしょう
何故義務がないかといえば、(専制国家の歴史編纂係とかでない限り)職務や取引で歴史を書いているわけではないからです
同様に、世論に支持されるために書くわけでも(本来は)ありません
>>817 >その意味では明らかに「無責任」な存在だということができるでしょう
「歴史家は無責任だ」という答えがいただけるなら、
歴史研究とは、皆が無責任に好き勝手に論を立て発表しているだけであり、
それをどう評価するのは、「読み手の責任」だ。
という話しに落ち着き、私は大いに納得するものです。
あとは、読み手の読者層に向かって
「歴史書なんて、無責任に書かれたものだから、そんなに信用するなよ。ははは。」と、語ればいいだけですからね。
>今日一日のレスを見る限り(775は自分です)、どうも歴史家は現在の政治に於いて旗幟を鮮明にし、政治的な動きに加担する義務があると暗に主張しておられるようですが、
ご自由に解釈してください。
どうせ、私の胸の内は、私にしかわかりません。本当は、私もわからないとも言えますけどね。
しかし、歴史家は、歴史観を提示しておきながら、現代の政治に関与しないというなら、当然「無責任」だと言い切っていいでしょう。
もし、「歴史家は無責任じゃない」という反論があるならどうぞ。
どうどうめぐりになると思いますが。
念のため言っておくと、歴史家が現在の現実に対して無責任であるのは別に悪ではありません
はっきり言って「現在」においては、歴史家はただの世界の登場人物の一人にすぎないからです
よって他の人間(「政治家」や「政治活動家」も含めて)と同じように無責任である、というより責任の取りようも取らせようもないのです
強いて言うなら自分自身の中に生まれる責任でしょうか「自分が行おうとしていることは、未来の世界、未来の人間に対して許されることか、恥じない行為だろうか」と
歴史家の場合、この「自分が行おうとしていること」が「過去の世界の姿を描き出すこと」であるというだけの話です
と言うか、「過去の世界を描こうとする」者のことを「歴史家」「歴史研究者」と呼ぶのでしょう
(ちなみに「過去の世界をモデルにした架空世界」を描き出すのが「歴史小説家」です)
(自分の中の責任感に基づいて)現実の政治を動かそうとする者は「政治家」や「活動家」と呼ばれるわけです
なお、自称歴史家なるものについてですが、要するに歴史家を名乗った「小説家」や「政治活動家」のことではないかと
いくら史料というものが不確実で、取捨選択が恣意的とはいえ、史料に基づかない想像上の世界は「小説」に過ぎませんし、歴史を現在の政治活動に利用するのは
「歴史研究」の範疇から飛び出していますから
一応付け加えておくと、上の「自分自身の中に生まれる責任」は、「歴史家」の中に生まれるものでもなければ、「歴史家」に求められるものでもありません
「人間」が誰に求められるのでもなく、自分の問題として抱くものです
>>818-819 ご自分の結論に満足されたようで何より
>あとは、読み手の読者層に向かって
>「歴史書なんて、無責任に書かれたものだから、そんなに信用するなよ。ははは。」と、語ればいいだけですからね。
それを語ることが正しいと思えるのならどうぞ
>それをどう評価するのは、「読み手の責任」
ですし
>>821 「歴史書に書かれていることは正しい」←この結論は導かれないので、
「歴史書なんて、無責任に書かれたものだから、そんなに信用するなよ。ははは。」
という、スタンスで、読み手が歴史書を取捨選択することに、何かご意見があるなら、どうぞ。
私が疑念を感じていたのは、歴史家の本質は「無責任」だということだったのに、
さも、何か責任を背負ってるかのように、歴史を語って結論を導いてる姿勢だったと気がつきました。
歴史家自身が「俺、責任なんて感じてないから」という姿勢で歴史書を書いていたなら、そう自覚があるなら、
読み手の側も「あ、そうなんだ。」と、疑問を感じても読み捨てていけばいいだけですからね。
ちなみに、私も、無責任は悪とは思いません。そういうスタンスはありです。
しかし、自分で、無責任であると、自覚している必要があるとは思いますね。
>>820 >強いて言うなら自分自身の中に生まれる責任でしょうか「自分が行おうとしていることは、未来の世界、未来の人間に対して許されることか、恥じない行為だろうか」と
この1文は、まだ、自分が無責任である自覚が足りてないように感じます。
過去の歴史観を構築すれば、読み手がそれを解釈し、読み手が政治家なら、現実の政治に影響を及ぼします。
歴史家は、歴史書を読んだ読み手がどう行動するか? までの責任を感じる必要は、当然無いとお考えですよね?
なら、「未来の世界、未来の人間に対して許されることか、恥じない行為だろうか」と、こんな心配をする必要は無いですよ。
自分の調べた史料にもとづいて、確からしい歴史観を作っただけという作業に、未来に恥じるかどうかなんて関係ありません。
恥じることがあれば、捏造したとか、歴史解釈を間違えたとか、そういうことだけですね。
だから私は、
>>786さんに
「歴史家は無責任だ」と、言われたとき、当然それを承服いたしますよね?
と、確認をもとめたわけです。
しかし、意外にも、それを拒否された。
おそらく、何か誤解して、冷静な判断ができなかったのだろうとは思います。
せっかく、知識の豊富で頭の回転の速い方なのですから、
「歴史家は無責任だ」という歴史家の本質についても、ご理解されていくことを期待したいですね。
ちょっと苦言を呈するなら、
>>786さんは、権威におもねっている傾向がある。
だから、どこの馬の骨かわからない私の指摘に、脊髄反射で対応したのでしょう。
「歴史家は無責任だ」(あなたは無責任だ)という本質を突かれて、頭に血が昇ったのだと思います。
歴史家は無責任というのはどういった理由に基いて出た言論なの?
中国の史家は国選史書を書くから無責任どころか国家事業として
バイアスを掛けたものであったとしても責任重大な状況で史書を作成するし
欧州とかでもパトロンに金貰ってそのパトロンの意向に合わせるとは言っても
無責任に、野放図に書いているわけではない
「無責任」と「学問的でない」は全く別の事象なのに何故あたかもイメージの悪い
「無責任」という言葉で欺瞞するのかな?
>>826 まず、
”イメージの悪い 「無責任」”
という、貴方の先入観を改めたほうがいいです。
冷静に考えれば、「無責任」という状態に、良いも悪いも無いのです。
おそらく、どの歴史書にも社会学の本にも、「歴史家は無責任だ」という本質に触れた記述は無いのでしょう。
では、「歴史家の責任」という単語を拾ってみてください。
どういう文脈で「歴史家の責任」が語られているのか?
「歴史家の責任」というものを、端的に説明してみてください。
「史料を間違いなく整理し、解釈する」というだけなら、
サラリーマンでも同じ仕事をしています。
「歴史家の責任」という定義付けはできませんよ?
これから、私が注視しているのは、
「歴史家は無責任」という、私の予想した本質が正しいのか、
そうでないなら、
「歴史家の責任」とは何か?
という確認作業になります。
答えは、必ずあります。曖昧にはできませんよ。
内容が定義されていない事項をどう証明するのかkwsk
>>829 「歴史家は無責任」であるなら、私に証明義務はありません。結果を受け入れるだけです。
「歴史家には何らかの責任がある」というなら、その責任の具体的内容の定義と存在証明を行うのは、
私以外の方々の責任ですよね。
じゃあ、何に対して責任があるか、何に対して責任がないか、をはっきりさせないとね。
>>831 無責任とは、何に対しても、何の責任を負わないということですよね。
完全な「自由」と同じ意味と解釈できるんじゃないですか?
学問であるためには、完全な「自由」が必要であり、
何に対しても、積極的に無責任でなくてなならない。
無責任さが、学問には求められる。ということですよ。
無責任であることが、賞賛されるべき、ということですよね。
もちろん、無責任と、無意味は違いますからね?
核物理学を発見した科学は意味がありますが、それを政治家がどう使おうが、科学者は関知しない。
社会に対して、科学は自由であるべきであり、社会に及ぼす影響など考える必要は無い。
無責任であるべきだ。ということです。
もし、科学者に「責任」があるというのなら、論文を間違うことなく書けたか。
実験をきちんと検証したか。研究結果に間違いがないことを、できる限り保障する。
そういうことだけですよ。
でも、そんなのは、サラリーマンでも必要とされる責任であって、科学者特有のものじゃあない。
結局、科学は、無責任であるべきだ。という結論になりますよね。
私は、そうした無責任な科学を尊重したいと思うし、危険だと思うというジレンマを感じる。
しかし、これまでの議論の結果は、ジレンマ感じるのは自由だが、
科学者にモラルのようなものを強制できないということです。
科学者を無責任だと感じた第三者は、科学者に対して、「貴方は無責任だ」というかもしれない。
しかしそこで科学者はひるむことなく、「我々は無責任である」と胸を張って主張することが、科学的姿勢だ。
ということですね。
どこか、間違ってますか?
>>834 自分で書いた作文ですが、自分で「ここは違うよなあ」という箇所は、あります。
でも、議論の流れを尊重して、訂正しないことにします。
>無責任とは、何に対しても、何の責任を負わないということですよね。
>完全な「自由」と同じ意味と解釈できるんじゃないですか?
これね。
訂正が必要と思えた方は、訂正してみてください。
>>832-834 あなたの主張はそれなりに正当だと思いますが、言葉の使い方に違和感をおぼえます。
あなたは「歴史家・科学者は無責任である(べき)」と言うときに、
「研究手続きに関する責任」が上記の無責任の中に含まれない、
ということが暗黙のうちに了解されると考えているようですが、
>>832において、
>無責任とは、何に対しても、何の責任を負わないということ
としている以上、前提を置かなければ、
研究手続きに関する責任であっても負わないと主張しているように受け取られるのが普通だと思います。
あなたにとっては迂遠な言い回しに聞こえるかも知れませんが、
「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」
というのが正確なところだと考えます。
実際上の話をするならば、科学研究はときに社会に重大な影響を与えるため、研究者は研究に関して常に倫理的であることが求められます。
そして、「正しい手続きによって研究を行い、その成果を正当な形で公表する」ことが科学者が社会に対して負う責任であるとみなされています。
研究者倫理については多くの機関で規定が示されているので、これらを読んでいただくのが良いかと思います。いくつか例を紹介して終わることにします。
「産総研 研究者行動規範 第I部 研究者倫理について」
https://www.aist.go.jp/aist_j/information/code_of_conduct/p03_p04.html 「研究者の倫理綱領 - 日本科学者会議」
http://www.jsa.gr.jp/commitee/kenri-rinri.pdf
>>835 >倫理的であることが求められます。
倫理的とは?
リンクなど貼らずに。
貴方のお言葉で、具体的に説明を、お願いいたしますね。
>>835 >実際上の話をするならば、科学研究はときに社会に重大な影響を与えるため、研究者は研究に関して常に倫理的であることが求められます。
>そして、「正しい手続きによって研究を行い、その成果を正当な形で公表する」ことが科学者が社会に対して負う責任であるとみなされています。
ところで、貴方は
>>786の方ですか? 同じでも違う人でも良いですが、
↓の意見について、どう感じますか?
>786 :世界@名無史さん:2013/12/28(土) 18:50:35.91 0
>>、現代〜未来の歴史家に提言し求めることすら、
>提言するのは自由なのではないでしょうか。
>実際問題上「ごく一部の政治活動家」という定義だけでも人びとの間での完全一致は
>難しいし、「あたかも全人類の総意であるように誤解を生むような歴史の記述」という
>ルールを定義しても、実際に何が「人類の総意」で「誤解」なのか判断するのも
>困難です。何度も繰り返していますが、私は科学と思想の自由を制限することは
>指示しません。全体主義国家や警察国家・独裁国家では、そういう文言やルールが悪用・曲解
>されて、強制執行されてきたと考えるからです。
>提言するのは自由だからやりたい人がやればよいと思いますが、独裁政権でもない限り強制や執行は
>現実的には難しいですから、必要性もあまりないと思います。
>>786の人は、
>何度も繰り返していますが、私は科学と思想の自由を制限することは
>指示しません。全体主義国家や警察国家・独裁国家では、そういう文言やルールが悪用・曲解
>されて、強制執行されてきたと考えるからです。
指示は、支持の誤字と思いますが、
「科学と思想の自由を制限することは指示しない」と言っておられます。
全体主義国家や警察国家・独裁国家では、そういう文言やルールが悪用・曲解
されて、強制執行されてきたと考えるからです。 と。
しかし、
>>835の人は、
「倫理的であることが求められます。」と、「倫理」によって科学が制限される事を支持しておられるようです。
私は、この2つのレスが矛盾しているように感じます。
どちらかのご意見が、間違ってるはずですよね?
「倫理」とは何ですか?という問題も同時に発生しております。
できれば、倫理の内容を定義していただきたい。
839 :
835:2013/12/30(月) 01:05:33.55 0
>>836-837 私は
>>786ではありません。私は歴史ではなく科学分野の者なのでこれまでの話は傍観していましたが、
>>832で一転して科学を大きく取り上げてきたので初めて発言しました。
>倫理的とは?
科学の正常な発展を妨げないよう努力する姿勢と考えます。具体的には、
研究手続きを正しく行う。
(研究において捏造・偽造・盗用を行わない。自分の成果と他人の成果を第三者が区別できるようにする。
研究において法律等に反する行為、危険な行為等を行わない。)
内容の正しさを検証できるようにする。
(反証可能性を担保する。成果をすべての研究者間で共有できるようにする。
第三者が参照できない前提を用いない。詳細なデータを保管する。再現性をとる。)
他者の研究について公平な評価につとめる。
人類全体の利益につとめる。
(所属する組織や国家の利益に反する内容でも、人類全体の利益になるならば公表する。)
(人類全体の利益には真実の追究も含むと考えます。)
広く科学知識の普及につとめる。
およそこんな所だと思います。なお、原子力分野では国連安保理決議に基づき、
イランや北朝鮮の研究者との交流を制限するよう文部科学省が通達を行っていますが、
いずれも(依頼)となっており、最終的には各研究者の倫理判断(人類全体の利益にかなうか)
にゆだねられる形になっています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1285521.htm また、日本原子力学会では倫理規定憲章5-4において、公衆の利益とならない情報を公開する必要はない
としていますが、「公開しない・してはならない」とは規定していません。また、公開しない場合でも、
その旨および理由を示すものとしています。
http://www.aesj.or.jp/ethics/02_/02_02_/#no5 つづきます。
840 :
835:2013/12/30(月) 01:06:32.58 0
>>839の続き
現在科学者に求められている倫理や責任は、正しい手続きのもとで行われる
自由な研究を行うことのできる環境を作り、維持することを目的としています。
ここから、科学の自由を守るにはそれらを侵すような行為が行われないように努力すべきであり、
そのための提言は為されてしかるべきであると考えます。
ただし、何が自由を侵す行為であるかは科学者によって判断されるべきであり、
国家の介入が内容にしなければならないと思います。
ただ、この点において科学と歴史では少し事情が異なるでしょう。
科学の内容は世界全体で共通であり、仮にある国が自国の不利益となる科学的事実を秘匿するよう
国内の科学者に強制できたとしても、遠からず国外の科学者が同じ事実を発見し、
公表してしまうでしょう。また、国家的な捏造を行ったとしても、ほとんどの科学分野では
世界中で同じ実験を行うことが可能であり、やはり捏造が遠からず発覚すると予想されます。
そのため科学研究に関する提言は、情報の交流が盛んな現代では国家が悪用することが難しく、
そのような心配をする必要性に乏しいといえます。
一方で歴史は各地域に固有のものであり、歴史研究の根拠となる資料は基本的に2つと無い物です。
そのため科学の場合よりも国家の介入に対して脆弱であり、
歴史研究に関する提言等を行うならばこの点に対して特別な配慮をする必要があると考えます。
841 :
835:2013/12/30(月) 01:08:03.28 0
>>840 >国家の介入が内容にしなければならないと思います。
言うまでもないかと思いますが、
内容→無いよう
の誤記です。失礼しました。
>>827 それただの妄想な
「無責任」は社会生活上において非難と同義なのが現状の日本だから
それが理解できないのであれば日本人ではないか、真っ当な社会にいないということでしかない
843 :
821:2013/12/30(月) 01:59:17.29 0
>>822-824 >「歴史書に書かれていることは正しい」←この結論は導かれないので、
>「歴史書なんて、無責任に書かれたものだから、そんなに信用するなよ。ははは。」
>という、スタンスで、読み手が歴史書を取捨選択することに、何かご意見があるなら、どうぞ。
特にありません
読み手のポリシーなどどうこうできるものでもありませんし
>私が疑念を感じていたのは、歴史家の本質は「無責任」だということだったのに、
>さも、何か責任を背負ってるかのように、歴史を語って結論を導いてる姿勢だったと気がつきました。
それはもちろん、書いてる本人は責任を背負っているつもりでいますから
それは間違っているといった所で、「私にとってはこれが正しい」と返されるだけです
>歴史家自身が「俺、責任なんて感じてないから」という姿勢で歴史書を書いていたなら、そう自覚があるなら、
>読み手の側も「あ、そうなんだ。」と、疑問を感じても読み捨てていけばいいだけですからね。
無責任なスタンスで歴史書を書いたなら、読み手も当然そういう反応を返してくるでしょうね
なので賢明な歴史家は、まじめに読んでもらうために責任感を持って歴史を語り、書きます
>ちなみに、私も、無責任は悪とは思いません。そういうスタンスはありです。
>しかし、自分で、無責任であると、自覚している必要があるとは思いますね。
自分はそう思いませんし、歴史家の多くもおそらくはそう思っていません
上にも書いたとおり、無責任な主張は無責任な受け止められ方しかしませんので
>歴史家は、歴史書を読んだ読み手がどう行動するか? までの責任を感じる必要は、当然無いとお考えですよね?
>なら、「未来の世界、未来の人間に対して許されることか、恥じない行為だろうか」と、こんな心配をする必要は無いですよ。
>自分の調べた史料にもとづいて、確からしい歴史観を作っただけという作業に、未来に恥じるかどうかなんて関係ありません。
>恥じることがあれば、捏造したとか、歴史解釈を間違えたとか、そういうことだけですね。
ご自分で書いておられるでしょう、「捏造したとか、歴史解釈を間違えたとか」と
そういうことをしない、そうならないための責任感です
>>839-840 詳しい解説ありがとうございます。実に勉強になりました。
>>842 私も、当初は、貴方と同じように、若干の悪意を込めて発言していましたが、
現在進行中の議論では、「無責任」とは、「責任」が有るか無いか、イエスかノーか、0か1かという、
言葉の定義としてしか、意味を成していません。
他の方も、そうご理解いただいていると思います。
>「無責任とは、何に対しても、何の責任を負わないということ 」
>「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」
この両者は、厳密には区別できますが、事実上は同じ意味でしょう。
どちらを共通認識にしても、私はかまいません。
とりあえず、異論は無いわけですよね?
>>840 >科学の自由を守るにはそれらを侵すような行為が行われないように努力すべきであり、
>そのための提言は為されてしかるべきであると考えます。
>ただし、何が自由を侵す行為であるかは科学者によって判断されるべきであり、
>国家の介入が無いようにしなければならないと思います。
>一方で歴史は各地域に固有のものであり、歴史研究の根拠となる資料は基本的に2つと無い物です。
>そのため科学の場合よりも国家の介入に対して脆弱であり、
>歴史研究に関する提言等を行うならばこの点に対して特別な配慮をする必要があると考えます。
提言をするのが、仮に「私」であったとして、「特別な配慮」とは?誰に対してのどのような配慮ということでしょうか?
文脈から察しますに、「国家の介入を許すような提言は好ましくない」、という意味合いを感じとりました。
>>843 >責任感を持って歴史を語り、書きます
確認しますが、
貴方の言う、歴史家の持つ「責任感」というのは、、「捏造したとか、歴史解釈を間違えたとか」と
そういうことをしない、そうならないための責任感であり、それ以上でもそれ以下でも無い。
ということで、よろしいのですね?
それは、一般社会人が、真面目にミスをしないように仕事をやりとげる責任感と同じものです。
歴史家に限って、「歴史家の責任」と定義できるものではないでしょう。
異論があれば、お聞きします。
846 :
821:2013/12/30(月) 02:16:48.63 0
>>825 上のことから
>「歴史家は無責任だ」と、言われたとき、当然それを承服いたしますよね?
これが否定されるのは当たり前のことですし、
>>827 >おそらく、どの歴史書にも社会学の本にも、「歴史家は無責任だ」という本質に触れた記述は無いのでしょう。
「歴史家は無責任だ」と考える歴史家も社会学者もほとんどいないのは当然ということです
あと、
>「史料を間違いなく整理し、解釈する」というだけなら、
>サラリーマンでも同じ仕事をしています。
普通のサラリーマンは「史料」は扱いませんね(社史編纂係くらいですか)
「資料」は整理はするでしょうが、解釈は一部の者しかしないでしょう
そしていずれにせよ、勤め先の利益を生む責任があり、義務があります
>>828 >「歴史家は無責任」という、私の予想した本質が正しいのか、
あなたにとっては最初から正しいようなのですから、それで満足なさったらいかがでしょうか
>答えは、必ずあります。
あなたの中に最初からあるようなので、それでいいのではありませんか
>>846-821さん
私は、「歴史家は無責任だ」という私の予想を確認中なのです。
あなたの発言は、私の予想を裏切っているようにお見受けします。
このことを確認できただけで、私には一つ意味がありました。
できれば、「歴史家は無責任ではない」=「歴史家の責任」を貴方の言葉で語っていただきたいですが。
強要するつもりはありません。
848 :
821:2013/12/30(月) 02:49:23.88 0
レス書いてるうちにずいぶん進んでた
>>845 >貴方の言う、歴史家の持つ「責任感」というのは、、「捏造したとか、歴史解釈を間違えたとか」と
>そういうことをしない、そうならないための責任感であり、それ以上でもそれ以下でも無い。
「それ以上でもそれ以下でもない」と言うと、ずいぶん限定した言い方になってしまいます
まあ強いていうなら、「自分にとって間違いのない歴史を残す」責任感といったところでしょうか
>それは、一般社会人が、真面目にミスをしないように仕事をやりとげる責任感と同じものです。
>歴史家に限って、「歴史家の責任」と定義できるものではないでしょう。
一般の社会人は「歴史を残す」責任など持ちませんし、普通は持とうとも思いません
そして上にも書いたとおり、「勤め先に対して正しく仕事をする」責任と義務を負います。これは個人の問題ではなく、法と社会秩序の問題です
付け加えるなら上の方で語られてる「倫理」の問題というのも、個人ではなくその人の属する社会の問題です
殺人が悪とされる社会で、殺人の歴史を書き連ねると悪趣味とされ、殺人を「正しい」とか「面白そう」とか口に出せば犯罪者予備軍とされ、実行
すれば犯罪者となる、そういう話です
>>847 >私は、「歴史家は無責任だ」という私の予想を確認中なのです。
ですからそれは、答えがあなたの中にある以上、確認の余地も必要もありません
>できれば、「歴史家は無責任ではない」=「歴史家の責任」を貴方の言葉で語っていただきたいですが。
上で言ってるとおり、「歴史家は無責任なつもりでは歴史を書かない、責任感を持って歴史を書く」それだけのことです
>>848 >ですからそれは、答えがあなたの中にある以上、確認の余地も必要もありません
それは、論理的とはいえません。
予想を立てたら、確認しないと、科学ではありません。
信じるだけでいいなら、宗教とかになってしまいます。
異論は無いですね?
>>848 反論ではなく、老婆心としてご忠告申し上げますが、
>一般の社会人は「歴史を残す」責任など持ちませんし、普通は持とうとも思いません
一般の社会人は、歴史家とは違う立場で、いろんな社会的責任を背負っています。
歴史家だけが、なにか一般人より特別な仕事をしてるとお考えでしたら、それは、思い上がりですよ。
「与えられた仕事をやりぬく」という責任では、一般人も歴史家も同じだということです。
もうすこし、詳しくたとえ話をしたほうが、よかったでしょうか?
ケーキ屋のケーキ職人の責任を考えてみてください。
食中毒を起こさない商品を作ることが、ケーキ職人に求められる責任ですよね?
でも、それだけで責任は終わりません。客においしいと思われるケーキを作り、
客を呼び込み、店の売り上げを向上するところまで、ケーキ職人の責任です。
さらに、高みを目指し、世界コンテストで優勝を目指す責任を背負うこともあるかもしれません。
しかし、歴史家はどうですか?
客に歴史本をたくさん買ってもらい、喜んでもらえて、次も本を買ってくれるように期待する、なんて責任は、
全く歴史家には求められていませんよね?
商業的成功の責任から、むしろ背を向けなくてはならないのが、歴史家というものでは無かったのですか?
一般人からみたら、歴史家ほど、責任感の少なくてすむ職業は無いと思うことでしょう。
それとも、歴史家には、歴史家なりの責任があるというのなら、提示してくれれば、お聞きしますよ。
852 :
835:2013/12/30(月) 08:45:57.50 0
>>844 >提言をするのが、仮に「私」であったとして、「特別な配慮」とは?誰に対してのどのような配慮ということでしょうか?
>文脈から察しますに、「国家の介入を許すような提言は好ましくない」、という意味合いを感じとりました。
詳しく言うならば、
「国家やその他の組織によって恣意的に解釈され、
歴史研究の自由と健全な発展を損なう可能性を排除しなければならない」
ということです。
さて、以前の繰り返しになりますが、
私は
>>835の前半で、あなたは「歴史家・科学者は無責任である(べき)」という主張を行っているが、
その実際に意味するところは「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」
ではないか。という趣旨の発言をしています。
>>787以降のあなたと
>>786さんの意見の相違は、おおよそこの点について誤解がある故であると私は感じているのですが、
この内容についてどう思われますか?
できればあなたと、
>>786=
>>848(ですよね?)さん両方の意見をうかがいたいと思います。
853 :
835:2013/12/30(月) 09:16:48.19 0
ついでなので
>>851に対して私の見解を述べておきます。
すべての職業には、共通する2つの責任があり、それは、
1. 職務を全うする。
2. 業界の発展に努める。
であると考えます。
ケーキ職人で言えば”食中毒を起こさない商品を作ること”は職務を全うすることであり、
”おいしいと思われるケーキを作り・・・コンテストで優勝を目指す”ことは業界の発展に努めることであると解釈できるでしょう。
大抵の職業では、同様に商業的成功や、自身や自社の評価向上が業界の発展につながると考えられます。
一方で、歴史家(や、一般に研究者)の場合、商業的成功は歴史学界の発展につながらず、商業的成功を求める責任はない。
「他者の研究について公平な評価につとめる」・「広く歴史知識の普及に努める」といったあたりが
業界の発展に努める事になろうかと思います。
854 :
848:2013/12/30(月) 09:25:30.85 0
>それは、論理的とはいえません
>予想を立てたら、確認しないと、科学ではありません。
>信じるだけでいいなら、宗教とかになってしまいます。
>異論は無いですね?
確認ならなさっているでしょう。ご自身の中で
自分と異なる他者に確認を求めてもそれ以上の答えは帰ってきません
あなたの「予想」なるものはそういう性質のものです
>>850-851 >一般の社会人は、歴史家とは違う立場で、いろんな社会的責任を背負っています。
>歴史家だけが、なにか一般人より特別な仕事をしてるとお考えでしたら、それは、思い上がりですよ。
>「与えられた仕事をやりぬく」という責任では、一般人も歴史家も同じだということです。
>しかし、歴史家はどうですか?
>客に歴史本をたくさん買ってもらい、喜んでもらえて、次も本を買ってくれるように期待する、なんて責任は、
>全く歴史家には求められていませんよね?
>商業的成功の責任から、むしろ背を向けなくてはならないのが、歴史家というものでは無かったのですか?
ご自分でおっしゃってる通り、「歴史家」に「与えられた仕事をやりぬく」という責任などありません
(あくまで「歴史家」で、「歴史専攻の大学教員」や「政府や企業の歴史編纂係」とは別です)
雇われ人や組織のリーダーとは立場が異なるのです
>ケーキ屋のケーキ職人の責任を考えてみてください。
>食中毒を起こさない商品を作ることが、ケーキ職人に求められる責任ですよね?
職人に求められる責任とは「良い製品を作ること」根本的にはこれだけです
>でも、それだけで責任は終わりません。客においしいと思われるケーキを作り、
>客を呼び込み、店の売り上げを向上するところまで、ケーキ職人の責任です。
>さらに、高みを目指し、世界コンテストで優勝を目指す責任を背負うこともあるかもしれません。
それらは「ケーキ屋の雇われ人」としての責任ですね
雇い主が望むので課せられる、果たせなければ首になる、そういう種類の「責任」です
そうでないのならば本人以外誰も望まない、誰も必要としない、誰に託されることもないただの自己満足でしょう
855 :
848:2013/12/30(月) 09:30:26.27 0
歴史家の責任とは「自分で納得できる歴史を作り上げること」あと追加で「できたらそれを他者に託すこと」こういう「自分の内の責任」でしょう
もし歴史家にそれを自己満足だと言ったなら、「その通り」「違う」「そうかも」いろんな答えが帰ってくるでしょう
もしそれは誰も必要としていないことだといったなら、「自分はそう思わない」または「そんなことわからない」という答えが帰ってくると思います
実際に必要とされていないかどうかは、現実の社会の中で「歴史」なるものがどう扱われているか調べてみればわかることかと
>>852-853 >>786は自分ではありません。内容に同意はしますが
自分の見たところ、
>>844=
>>849-851の方は、「歴史家はその主張や著述の一切においてなんの責任も負わず、なんの責任感も持たずに
語り、書いている」と断定し、その裏付けというか同意を此処で求めているようです。
後ついでに、
>すべての職業には、共通する2つの責任があり、それは、
> 1. 職務を全うする。
> 2. 業界の発展に努める。
2番めは個人的に、一介の職人に課せられるべき責任ではないと考えます
856 :
848:2013/12/30(月) 09:32:18.21 0
あれ、ちょっと記憶違いだったかな
もしかしたら
>>786を書いてたかも
>>855 >>786は自分ではありません。内容に同意はしますが
>>856 >あれ、ちょっと記憶違いだったかな
>もしかしたら
>>786を書いてたかも
貴方の歴史認識に対する感覚に大いに疑問を持ちます。
まず、どのように釈明が可能なのか、お聞きします。
>>852 >
>>787以降のあなたと
>>786さんの意見の相違は、おおよそこの点について誤解がある故であると私は感じているのですが、
>この内容についてどう思われますか?
私の「歴史家は無責任だ」という発言は、私の「予想」であり「仮定」にしかすぎません。
それに有効な反論があれば、「歴史家は無責任ではない」となります。
では、その「歴史家の責任」の中身と定義は何か?
ということを現在検証中、というのが、現在の私のスタンスです。
>「歴史家・科学者は無責任である(べき)」という主張を行っているが、
>「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」
私は、↑の両者は、事実上同じ事を意味すると考えています。
反論があれば、お聞きします。
>>853 >1. 職務を全うする。
>2. 業界の発展に努める。
企業のよく耳にするフレーズに、
「社会に貢献する」
というものが、あります。これは「2」に含まれますか?
それとも、「3」を定義しましか?
歴史家には、「社会に貢献する」という責任が有るのか無いのかという趣旨の質問だと、ご理解ください。
>>855 一応、感想を書いておきましょうか?
反論ではなく、私の感想です。
>自分の見たところ、
>>844=
>>849-851の方は、「歴史家はその主張や著述の一切においてなんの責任も負わず、なんの責任感も持たずに
>語り、書いている」と断定し、その裏付けというか同意を此処で求めているようです。
私の真意は、貴方にわかるはずも無いのに、私の行為を断定的に語り、自分の解釈を披露する、というのは、
いかにも、歴史家らしい姿勢なのかなあ?
と、思いました。
>>855 >歴史家の責任とは「自分で納得できる歴史を作り上げること」あと追加で「できたらそれを他者に託すこと」こういう「自分の内の責任」でしょう
>もし歴史家にそれを自己満足だと言ったなら、「その通り」「違う」「そうかも」いろんな答えが帰ってくるでしょう
>もしそれは誰も必要としていないことだといったなら、「自分はそう思わない」または「そんなことわからない」という答えが帰ってくると思います
>実際に必要とされていないかどうかは、現実の社会の中で「歴史」なるものがどう扱われているか調べてみればわかることかと
恥ずかしながら私は不勉強で、心理学に詳しくは無いので、
「自分で納得するものを作る」ということが「自己満足」の一言で語れるのか、「自分への責任」と言う定義付けで呼べるのか、いまいちわかりません。
私の感想は、「自己満足」「自己への責任」ではなく、「自己の存在確認」というだけのような気がします。
違っていたら、どなたか、詳しい方、フォローしてください。
862 :
835:2013/12/30(月) 11:59:13.27 0
>>858 >私は、↑の両者は、事実上同じ事を意味すると考えています。
やはりそうでしたか。あなたはそれらが言うまでもなく同じ意味であると感じられるかも知れませんが、
大抵の人はこれまでの議論を理解したとしても、そのように理解するのは難しいと思います。
私自身も「歴史家・科学者は無責任である」という言葉をもって、
「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である」
という言葉と同義であるとするのは無理があると考えます。
意見の交換をするためには、自分の用いる言葉が相手に正しく伝わる必要があり、
そのためには文脈などの暗黙の前提をできるだけ排除し、字義通りの使い方をすることが肝要です。
そういった点についてもう少し配慮してもらえると、議論がスムーズに進められるかと思います。
>>859 >「社会に貢献する」
これはどちらかというと人としての責任に属すると思います。(ルールを守るだとか、そういうものと同列に語られるものと考えます。)
企業の社会貢献は、第一には経営者がこの責任を果たすためのものと解釈できるでしょう。もちろん、それ以外の従業員も、
直接または間接的にこれに参加することで社会貢献の責任を果たしているといえます。
歴史家としての社会貢献は「真実の追究」および「正しい歴史知識を伝える」ということであると考えます。
一応念のために言っておきますが、私は歴史の真実を言い当てることが可能だとか言っている訳ではありません。
過去の描像にほんの僅かずつでも新しい情報を加えること、間違っている部分を除くこと。これを「真実の追究」としています。
>>803 歴史研究で金を稼いでるんなら、金のために嘘偽り捏造なんかもやっちゃうんじゃないの?
>>855 >「できたらそれを他者に託すこと」
これは、「自分の内の責任」には、含まれないと考えます。
他者を巻き込むわけですからね。
>>862 「オッカムの剃刀」にしたがえば、定義付けは簡略化すべきです。
>「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」
もし、「研究手続きについてのみ責任」をも負わないとしたら、歴史家・科学者ではなくなります。小説家とか妄想家になります。
したがて、「歴史家・科学者は〜」と限定された場合、「研究手続きについてのみ責任を負い」は省略できると考えます。
しかしながら、貴方や他の方と、共通認識を得られるのであれば、
>「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」
という、より正確な呼び方をすることに同意するものです。
>>862 >歴史家としての社会貢献は「真実の追究」および「正しい歴史知識を伝える」ということであると考えます。
>一応念のために言っておきますが、私は歴史の真実を言い当てることが可能だとか言っている訳ではありません。
>過去の描像にほんの僅かずつでも新しい情報を加えること、間違っている部分を除くこと。これを「真実の追究」としています。
おっしゃることはわかります。
歴史家の「社会貢献の責任」は、他の業種と同じ「2」に含まれるのか、
歴史家の「社会貢献の責任」は、他の業種とは異なる、「3」を新たに定義するのか、どちらでしょう?
歴史家の「社会貢献の責任」は、他の業種と同じ物として、「3」を新たに定義して含めるのか、どちらでしょう?
>>865 おっと、社会貢献の「責任」と先走ってしまいました。
>>862さんの考える、歴史家の「社会貢献」というものは、歴史家の「研究手続きの責任」に含まれるものですか?
含まれないとしたら、
「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」という仮定は成立しなくなります。
867 :
835:2013/12/30(月) 13:35:03.87 0
>>865 つまり、「研究手続きについて責任を負わないものは歴史家・科学者でない。」という前提が共有されているはず、ということですね。
しかし、件の「歴史家・科学者は(研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については)無責任である」という言葉は、
あなたの中での歴史家の責任を定義する文として新たに定められようとしているものです。ここで()内の語句を取り除くならば、
歴史家の責任は、
「研究手続きについて責任を負わないものは歴史家でない。」
(上記の範疇で)「歴史家は無責任である」
と2つの文で表されることになります。一方で()内の語句を保持するならば、前提を内包することとなり、
「歴史家は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である」
の1つの文で表されることになります。それならば、前者の一部だけを議論の成果として持ち出すよりも、
全体をまとめて表現した方がよいのではないでしょうか。
>歴史家の社会貢献
当初は「他の職業と同じく職業的責任ではない(人としての責任である)が、それを職業を通じて実現しようとするもの」という風に考えていました。
しかし内容的にそれでは無理があるので、他の業種とは異なる「3. 真実を追究し、研究によって得た知識を広く伝えることで社会に貢献する。」を
歴史家を含む研究者の責任として新たに加えるものとします。
>>866 >「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」という仮定は成立しなくなります。
はい、私はこの文で研究者の責任が言い尽くされているとは思いません。私の考える歴史家の責任は、
1. 研究手続きを正しく行う(職務を全うする)。
2. 歴史学界の発展に努める(「他者の研究を公正に評価し、自由活発な研究が行える環境を作る」、「歴史知識の普及に努めて歴史学の裾野を広げ、歴史学界を盛り上げる」)。
3. 真実を追究し、研究によって得た知識を社会に提供する。
このようなところになろうかと思います。
>>867 まず「歴史家」が定義されるべきでしょう。
「歴史家」=「歴史の分野で、研究手続きについて責任を負う人(自分の職務をまっとうする人)」
と、定義されるはずです。
>>866 >はい、私はこの文で研究者の責任が言い尽くされているとは思いません。私の考える歴史家の責任は、
では、「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」 という仮定は間違いであり、
追加として、以下の責任が生じている、ということですね?
1. 研究手続きを正しく行う(職務を全うする)。
2. 歴史学界の発展に努める(「他者の研究を公正に評価し、自由活発な研究が行える環境を作る」、「歴史知識の普及に努めて歴史学の裾野を広げ、歴史学界を盛り上げる」)。
3. 真実を追究し、研究によって得た知識を社会に提供する。
この中の1は、「研究手続き上の責任」の範疇ですよね?
2と3は、同じ事を言い換えているだけに、すぎないのではないでしょうか?
なぜ、2と、3を別けたのでしょう?
歴史学界の発展=真実を追究し、研究によって得た知識を社会に提供
2を求めるなら、3が必要ですし、3の実現は、2の結果のような気がします。
もうすこし、端的な言葉として、「歴史家の責任」がありそうな気がします。
したがって、
>「研究手続きについて責任を負わないものは歴史家でない。」
は、自明であって、新たに表記される必要は無いのではないでしょうか?
869 :
855:2013/12/30(月) 14:08:11.21 0
>>860-861 >私の真意は、貴方にわかるはずも無いのに、私の行為を断定的に語り、自分の解釈を披露する、というのは、
>いかにも、歴史家らしい姿勢なのかなあ?
あなたの真意などというものには興味などありません。単にあなたの行為を分析して解釈して説明しただけです
実のところあなたのレスのパターンというのは、この2ちゃんねるでもよく見られる割と類型的なものなので
>「自分で納得するものを作る」ということが「自己満足」の一言で語れるのか、「自分への責任」と言う定義付けで呼べるのか
「自分への責任」と「自分の内の責任」とは別のものです。歴史家は「自分で納得する」歴史を描きますが、それを自分一人のものとは考えません
歴史を描くのは歴史家個人の一存でも、残された歴史は(消えて無くならない限り)それを読み、学び、利用する人たちのもとに存在し続けるのです
もしケーキ職人が、消えようとしている伝統のケーキ作りのノウハウをレシピとして残したのならば、(ケーキ職人としてのではありませんが)ある意味で
「歴史家として」「自分の内の責任」を果たしたといえるでしょう
>>864 あくまで自分の内の問題です
託された他者がどう扱うか、そもそも手にするかどうかは度外視なわけなので
私の仮定として「社会に、歴史知識を提供する」を、歴史家の責任と定義してみます。
これで、「歴史家」に2つの象が見えてきましたよね?
歴史家A=「研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」
歴史家B=「研究手続きについてのみ責任を負い、社会に、歴史知識を提供する。それ以外については無責任である(べき)」
知識を社会に還元せず、一人だけで歴史を研究する人は、たとえば「歴史研究者」とでも定義しましょうか?
>>855=848さん
>856 :848:2013/12/30(月) 09:32:18.21 0
>あれ、ちょっと記憶違いだったかな
>もしかしたら
>>786を書いてたかも
歴史に「かも」は、困るのでは無いでしょうか?
ご自分の書き込みなのか、他人の書き込みなのか、ご自分の責任で決定してみてはいかがでしょう?
>>844 意味を為していないという欺瞞はやめろ
悪意を篭められる言葉だからアンタも悪意を込めたんだろ
既にその時点で意味がないってのはただの嘘八百
自分の言葉に責任持てや、無責任な発言するやっちゃなぁ
873 :
835:2013/12/30(月) 14:58:48.16 0
>>868 私がこれらの責任の中で最も重視しているのは「真実を追究する」であり、これこそが研究者の定義となると考えています。
そして正しく真実を追究するためには「1. 研究手続きを正しく行う」必要があり、
他の研究者の活動を助けるために「2. 歴史学界の発展に努める」必要があると考えます。
「研究によって得た知識を社会に提供する」は3. としましたが、訂正します。
学界の発展のためには研究成果をしかるべき形で公表することが必要であり、
「研究によって得た知識を社会に提供する」を2. に含めることでこれを表現しようと思います。
あと、「学界の発展」という表現が良くなかったかもしれません。
私が言いたかったことはむしろ、「学界の活性化」であると気づきました。
上記を踏まえて、私は以下の文によって歴史家を規定したいと思います。
「歴史家とは歴史の真実を追究する者であり、その実現のために研究手続きの正しさ、および歴史学界の活性化について責任を持つ。」
・・・「真実の追究」が定義に移動したことで責任内容から抜けてしまいましたね・・・
言っている内容がころころ変わって申し訳ないのですが、お互いに少しずつ案を書き換えながら、合意を目指していきたいと考えます。
おつきあいください。
>>873 >言っている内容がころころ変わって申し訳ないのですが、お互いに少しずつ案を書き換えながら、合意を目指していきたいと考えます。
>おつきあいください。
お互い様です。それが論理的思考であり、議論のあり方だと思います。
>「歴史家とは歴史の真実を追究する者であり、その実現のために研究手続きの正しさ、および歴史学界の活性化について責任を持つ。(それ以外の責任は負わない)」
「歴史学界の活性化」に歴史家の舞台を限定されましたね?
これはこれで、よろしいわけですね?
すると、
「歴史研究家(歴史家ではない)は歴史の真実を追究する者であり、その実現のために研究手続きの正しさについて責任を持つ。(それ以外の責任は負わない。)」
と、言えるでしょうか。
得られた知識を、社会に還元するか否かは、定義には含まれることはなく、自由にすればいい、ということですね?
>>872 私は自分が「無責任」という自覚があるので、「無責任」と言われても。胸を張って「そうですが?何か?」と、問い返すことができます。
法律に触れない限りね。
>>874 「歴史学界の活性化」と言った場合、歴史学会が偏った歴史観に偏重しているとしたとき、
それを修正するような歴史観の論文を提示することは、「歴史学界の活性化」に寄与するものであり、
歓迎される行為である。
と、言えますよね。
ただ、歴史学会の歴史観を修正するような歴史観が、受け入れられるのかどうかは、また別問題でしょう。
そこに自浄作用が期待できるか? というと、難しい問題がはらみますよね。
ぶっちゃけ、日本と、韓国と、中国の(歴史学会の)歴史観なんて、ばらばらで、近代においては合意できる要素が限られてるというか。
何か、感想はあるのでしょうか?
>>875 君は無責任だと自覚があるから無責任と言われても気にならないと言うくせに
無責任と言う言葉は悪意を込めて使うことが出来ると言ってるね
そりゃ単に君の心の持ちようってだけじゃん
>>877 私の発言が、相手にどのような受け止め方をされるかは、「相手の責任」であり、私の責任ではない。
何か反論ある?
>>878 ある
君は自分で悪意を込めて無責任と言ったと書いた
にも関わらず無責任という言葉はそういう言葉ではないと言ってる
ただの欺瞞
>>879 歴史観も同じで、異なる歴史観を持つ人がいた場合、
歴史書を読んで、Aさんは悪意が無いと思っていても、Bさんはその歴史観に悪意を感じるかもしれない。
(例:南京虐殺で100万人殺されたと論文を書けば、中国では賞賛され、日本では批判される)
そうした場合、歴史家には、何か責任があるのえすか?
あるとすれば、歴史家にどんな責任を求めるおつもりですか?
それこそが、「歴史家の責任」だと思いますけどね。
貴方は私の発言にどのような「責任」があると、お考えなのでしょうか?
>>879を言い換えますよ?
歴史家は自分で悪意を込めて歴史観を書いた 。
にも関わらず歴史観には、善悪はないと言ってる。
とあるフス戦争の漫画で
フス派軍のワゴンブルク戦術が有りましたが
あまり普及しなかったのは何故でしょうか?
883 :
835:2013/12/30(月) 19:47:58.75 0
>>874 歴史研究家(歴史家ではない)とは、
>>870にあるひとりだけで歴史を研究する人でしょうか。でしたら、その段はそうだと思います。
>得られた知識を、社会に還元するか否かは、定義には含まれることはなく、自由にすればいい、ということですね?
そう言えるかもしれません。ただ、
「得られた知識を社会に還元することで、歴史学界の社会的地位が高まり、それによって学界の活性化が期待できる。
ゆえに歴史家は研究によって得られた知識を積極的に社会に還元すべきである。」
という論が成り立つ余地があるのではないか?とはおもいます。
久々に面白い議論だと思って読んできた。特に835氏が加わってから、
歴史家・科学者の責任についての議論は興味深く読んできた。でも
>私の発言が、相手にどのような受け止め方をされるかは、「相手の責任」であり、私の責任ではない。
この一文を読んだら急に醒めてしまった。契約書でのトラブルでも、契約書を
よく読まなかった相手の責任、といえばその通りだけど、何か釈然としない。
こういう姿勢で何か合意に達することができるのだろうか。
>>880 違うっての
史家同士の史観の違いが双方に対して悪意があるのどうのって言ってるんではなく
あんたが歴史家は無責任って悪印象を植え付けるようなことぶっこいてるから問題だと言ってる
史家はそれぞれがそれぞれの負った何かに対して史書を書いているのであり
(学問的名声でも社会的地位でも国家からの要請でも何でもいい)
「無責任」、つまり責任を負わないで歴史を書いているのではない
責任はある、しかしその責任は後世的視点ではあまり大事なことでない場合もあるし
現状史書の「正当性」に求められる中立性、公平性、そして科学的見地に基いた論理的な思考など
そういうものに対して誠実ではないこともある
「歴史家は無責任」ではない、歴史家は責任の下に史書を書いている
887 :
835:2013/12/30(月) 20:08:52.05 0
>>883さん。
定義が長くなりすぎます。
手短に行きましょう。
もともとの、私の提起した問題は、「歴史家の責任」というものは有るのか無いのか、
有るとしたら、どのようなものか?
ということです。
歴史家の定義は、その前段階で必要としたものでしたが、
「歴史家の責任」について、ひとつの答えとして、
>>880があります。
>>885のように、私の発言に何か不満があるとか、間違ってるとか、おかしいとか、
そういう意見は、「歴史家の責任」に同質のものとして回帰していくものと考えます。
私としては、「私への責任追及」は、「歴史家への責任追求」と見なすことで、
「歴史家の責任」の本質への答えが得られたのではないか?
と、感じているところです。
よって、私の議論の目的は、ここで達成できましたので。
議論のための議論はいたしません。
が、貴方が「歴史家の定義」作業続行し、私に意見を求められることがあれば、
お相手することは可能に思います。
889 :
835:2013/12/30(月) 23:13:52.75 0
>>888 別に
>>883の「得られた知識を〜還元すべきである。」
は、定義に含むことができるなどと言っているわけではありません。仰るとおりそれには長すぎ、迂遠すぎます。
そうではなく、まあなんというか、私が考える歴史家が知識を社会に還元する意義と思ってください。
つまり、こういう風な論理が成り立つと認めるならば、ここで示された定義からでも歴史家が知識を社会に還元すべき、
という結論を導き出すことができる。そういう主張の存在を示したものです。
歴史家の定義については
>>874でよいと思います。
ただし留意事項として、「定義に含まれない事柄に対する責任は何であっても負わない」は必ずしも真ではありません。
定義に示される責任を遂行するために必ず行わなければならない前提があるならば、それに対する責任を負うことは明らかでしょう。
(今回の知識の還元の話ではありません。)
そういう”定理”の成立する可能性はどこかで考慮してもよいのではないでしょうか。
>>880について
仰るとおりそこに責任はないでしょう。挙げられた例で言うならば、
もし資料を中立に解釈した結果、南京で100万人が殺されたという結論に至ったならば、歴史家はその事実を厳粛に受けいれるしかないでしょう。
物事の善悪を断ずるのは歴史家の仕事ではなく、歴史家の成果を利用していたとしてもその歴史家に対しては
その善悪の判断について何の責任を求めることもできません。
私も特に議論を続けるつもりはありませんので、最後にちょっと忠告のようなことを言って終わりにしようかと思います。
途中でも指摘しましたが、あなたの言葉遣いは他の人とは少し違うところがあるように思われます。
議論の中では私の力不足で何が問題であるかを正しく指摘することはできませんでしたが、
この議論がここまで長くなった原因が言葉のすれちがいにあるという認識は今も変わっておりません。
この事は今後もあなたについてまわると思われますので、どうかそのあたりに気をつけていただいて、
他人にわかりやすい言葉遣いを心がけるとよいのではないかと思います。
傍観している間は永遠に続くかと思われた議論も、何とか年内に終わりを見たようで何よりです。
>>889 今まで、おつきあい、ありがとうございます。感謝いたしております。
>
>>880について
>もし資料を中立に解釈した結果、南京で100万人が殺されたという結論に至ったならば、歴史家はその事実を厳粛に受けいれるしかないでしょう。
もちろん、歴史家には、何の責任も問えません。
しかし、ちょっと、私の提示した問題の観点は異なります。
「歴史家は、必ずしも公平とは限らず(悪意をもって、または、好意をもって)恣意的に歴史解釈する」ということです。
歴史家自身は、認めようとは、しませんがね。
そして、自国に都合のいい歴史観を作る歴史家を、政治家は利用します。
韓国の韓国併合時代の歴史観、中国の南京虐殺の歴史観は、日本への悪意に満ちています。
日本国内でも、天皇の戦争責任、天皇制否定につながる歴史観はタブーでしょう。
日本、中国、韓国の歴史観が異なっている以上、どこかの歴史家が、見解の相違を超えたウソを言っていることは、自明です。
このような偏った歴史観は、ある国では賞賛され、ある国では怒りを買います。
特に、特定の国の学会に所属する限り、偏った歴史観を書くことは避けられない。
つまり、学会に所属しているほど、公平な歴史観、自由な研究など望めないわけです。
日本で、天皇の戦争責任について論文を書こうものなら、
右よりの方から「歴史家は無責任だ!」と銃撃をくらうかも知れない。
また、学会に所属せず自由な立場で歴史研究をしたところで、
「歴史研究者が公平な目線で書いたつもりの歴史書」であっても、
内容によっては、ある勢力からの批判は免れないはずです。
「歴史研究者は、無責任だ!」とね。
歴史書が批判されたとき、歴史家は批判に屈して、迎合すべきなのか?謝罪すべきなのか?歴史観を訂正すべきなのか?
いや、歴史家は、自分の考えにもとづいて作り上げた自分のやりとげた仕事=歴史書への責任として、
怒りを買った側からの批判に対し、「俺に責任は無いよ!」と、毅然と「無責任」を貫くしかない。そうすべきなのです。
>>890 逆だろwww
歴史家が批判食った時は史料を出してこの史料からこう判る!と
ちゃんと学問的な主張すればいい
むしろ無責任どころか責任を持って学術的態度を貫かないとただの曲学阿世の輩やん
公平に書こうとするほど両側から批判されるんだよね。
>>日本、中国、韓国の歴史観が異なっている以上、どこかの歴史家が、見解の相違を超えたウソを言っていることは、自明です。
自明じゃないよ。「見解の相違」でそうなる。
例えば、南京大虐殺については「日本人がそんな残酷なことをするわけがない」と言う反論がある。
しかし、戦争になればどこの国でも残虐行為が行われる、と考えれば日本人だって残虐なことをするかもしれない。
それを受け入れるか、あくまでも「日本人はそんなことはしない」と言い張るか…。
どちらも嘘をつくつもりはないんだよね。
893 :
世界@名無史さん:2013/12/31(火) 01:45:35.40 0
中国と韓国は明らかに故意に嘘をついてるよ
869
>>870 自分は、研究手続きに責任を追うのは職業としての「歴史学者」、それ以外の「自分の内の責任」のみを追うのが「歴史家」
≒「歴史研究者」と定義しています
>>871 今は歴史家についての議論中で、歴史についての話ではないと思いますが
まあとりあえず
>>786について反論があるなら自分が答えることにします
>>874 >「歴史学界の活性化」に歴史家の舞台を限定されましたね?
見たところ歴史家の「責任」を問われる場について述べただけのような
いずれにせよ自分はこの場合「歴史学者」と呼ぶべきかと思います
よって
>「歴史研究家(歴史家ではない)は歴史の真実を追究する者であり、その実現のために研究手続きの正しさについて責任を持つ。(それ以外の責任は負わない。)」
は
「歴史学者はプロとして歴史の真実を追求するものであり、その実現のために研究手続きの正しさについて社会的な責任を持つ」
と表現するべきであるかと
(「社会的」というのは、「自分の内」の問題ではなく社会のルールや倫理に基づくものということです)
>>876 >ただ、歴史学会の歴史観を修正するような歴史観が、受け入れられるのかどうかは、また別問題でしょう。
>ぶっちゃけ、日本と、韓国と、中国の(歴史学会の)歴史観なんて、ばらばらで、近代においては合意できる要素が限られてるというか。
日本と韓国と中国が滅びれば合意できるかもしれません
いずれにせよ、歴史観が複数あることになんの異常もありませんし、合意できないなら無理にする必要もないでしょう
895 :
869:2013/12/31(火) 04:28:46.72 0
書き間違えた
>>894も自分です
>>890 >韓国の韓国併合時代の歴史観、中国の南京虐殺の歴史観は、日本への悪意に満ちています。
>日本国内でも、天皇の戦争責任、天皇制否定につながる歴史観はタブーでしょう。
普通に左系の人たちが天皇の戦争責任とか書いていますが
>このような偏った歴史観は、ある国では賞賛され、ある国では怒りを買います。
>特に、特定の国の学会に所属する限り、偏った歴史観を書くことは避けられない。
>つまり、学会に所属しているほど、公平な歴史観、自由な研究など望めないわけです。
嫌ならばその「特定の国の学会」から抜け出す自由があります(まともな人権のない国でなければ)
アメリカやヨーロッパの歴史学会に属すれば、韓国併合でも南京虐殺でも好きなことが書けるでしょう
>日本で、天皇の戦争責任について論文を書こうものなら、
>右よりの方から「歴史家は無責任だ!」と銃撃をくらうかも知れない。
>
>また、学会に所属せず自由な立場で歴史研究をしたところで、
>「歴史研究者が公平な目線で書いたつもりの歴史書」であっても、
>内容によっては、ある勢力からの批判は免れないはずです。
>「歴史研究者は、無責任だ!」とね。
その場合、右翼や「ある勢力」の方々は、歴史家を無責任だと思ってテロや非難に及ぶわけではありません
単にその歴史観が「間違っている」と遠回しに責めているだけです
>歴史書が批判されたとき、歴史家は批判に屈して、迎合すべきなのか?謝罪すべきなのか?歴史観を訂正すべきなのか?
>いや、歴史家は、自分の考えにもとづいて作り上げた自分のやりとげた仕事=歴史書への責任として、
>怒りを買った側からの批判に対し、「俺に責任は無いよ!」と、毅然と「無責任」を貫くしかない。そうすべきなのです。
「責任は無いよ」といった瞬間、その歴史家の仕事は他人からも自分自身からも無価値なものとみなされます
どこかの不思議の国ならともかく、日中韓を含め地球のほとんどの地域では人間はその発言や著述に責任を持つべきというのが
社会的な常識であり倫理ですので
そして無価値な仕事(趣味ではなく)をやり遂げて満足する歴史家はいません
896 :
869:2013/12/31(火) 04:58:38.02 0
>>885 >>私の発言が、相手にどのような受け止め方をされるかは、「相手の責任」であり、私の責任ではない。
>この一文を読んだら急に醒めてしまった。契約書でのトラブルでも、契約書を
>よく読まなかった相手の責任、といえばその通りだけど、何か釈然としない。
>こういう姿勢で何か合意に達することができるのだろうか。
「後世に残された歴史が読み手にどんな受け止め方をされるかは、『読み手の責任』であり、歴史家の責任ではない」
この理屈を我田引水でうまく使った(つもりになってる)だけですから
そもそもかの御仁は「歴史研究など無意味ではないのか」→「歴史研究のモチベーションって何だ、どれもまともなものとは思えない」
→「歴史家の責任って何だ、実は歴史家って無責任なんだろ」て感じに話題を変えてきてますが、要するに最初の主張、「歴史など
無意味だ」というのを議論の形をとって主張してるだけなので、合意など最初から必要としていないでしょう
>>890 >韓国の韓国併合時代の歴史観、中国の南京虐殺の歴史観は、日本への悪意に満ちています。
一方、日本では原爆投下のルメイに勲章を贈ったw
>>894 >いずれにせよ、歴史観が複数あることになんの異常もありませんし、合意できないなら無理にする必要もないでしょう
>>896 >無意味だ」というのを議論の形をとって主張してるだけなので、合意など最初から必要としていないでしょう
合意する必要など無いのであれば、合意する必要などない。
合意を強要するような批判もすべきでない。
ならば、相手に対するアクションは、「攻撃」でしかないよね。
そのへんは、自覚しなよ。
899 :
835:2013/12/31(火) 09:57:07.60 0
これで終わりと言ってからまた始めるのも何ですが
>>890 そういう例にするにはちょっと単純すぎましたね。数字を見積もろうとする場合、最大限誠実な態度は
「各種史料を総合するとXX〜YYの範囲に収まる。」と言うことであり、理想的にはこの数字は誰が導いても変わりません。
ここから外れるならば、それは歴史家の恣意的解釈となります。これが誠実な数字から余りにもかけ離れているならば、
それは史料の曲解となり、責任を追求される(正しい研究手続きを行っていない)事態となります。
歴史観はそこまで正確に定められるものではないので、歴史家個人の偏見に左右されるところが大きくなるのはやむを得ません。
>歴史家自身は、認めようとは、しませんがね。
これは誰か歴史家に直接聞いた結果ですか?書籍や論文の中で”私個人の恣意的解釈としては”と前置きをしていないから
認めていないのだ、というのならそれは誤りです。偏見のない個人など存在しないのですから、純粋に論理的な手続きによって
求めることができない事柄について語るならば、それが個人の偏見に影響された恣意的解釈となるのは自明だからです。
歴史学界全体としては様々な偏見を持った歴史家がそれぞれの歴史観を並立させることでバランスが取れていると考えられますが、
政治家がこれを利用する時は自身に都合の良いものを恣意的に選び取るでしょう。
これは政治家の恣意性の問題で、歴史家の責任ではありません。
続きます。
900 :
835:2013/12/31(火) 09:58:27.61 0
>>899の続き
>歴史観が異なっている以上、どこかの歴史家が、見解の相違を超えたウソを言っていることは、自明です。
これは好意的に見ても言葉が足りませんね。この文の論理構造は「異なっているならば見解の相違の範疇にないのは自明である。」
となります(文面を素直に解釈するとそうなると思われます)。それでは”見解の相違”とはどのような状態を指すのか?
異ならないならば同一であり、見解の相違すらないことになりませんか?
さて、個人的には各々の歴史家が唱える歴史観が相互にどれだけ異なっていようが問題は無いと考えます。
それは、正しい研究手続きによって作られた歴史観の満たすべき唯一の用件として
「できるだけ多くの史料を統一的に説明する」ことを期待するからです。
これを満たすならば説明の内容がどんなに違っていてもかまいません。というよりも論理的に真偽を決められない以上、
どのような説明でも受けいれざるを得ないというのが正確なところです。
>このような偏った歴史観は、ある国では賞賛され、ある国では怒りを買います。
>特に、特定の国の学会に所属する限り、偏った歴史観を書くことは避けられない。
>つまり、学会に所属しているほど、公平な歴史観、自由な研究など望めないわけです。
これは国民の反応と学会の反応を混同していませんか?あなたは歴史に興味を持っているようですが、
歴史に興味を持っていなかった頃、興味を持ち書籍を読み始めた頃、そして現在において、
歴史学会の動向を正確に把握しているのですか?メディアに出てくる歴史家は、
メディアが自身の論調に沿うように恣意的に選んだ歴史家です。その意見が歴史学会の総意である保証はどこにもありません。
それに
>>895でも指摘されていますが、基本的に学会への所属は居住国・国籍を問わず自由です。
ある学会が異常なバイアスに毒されていると感じるならば別の学会へ発表の場を移せば良いだけのことです。
続きます。
901 :
835:2013/12/31(火) 09:59:13.25 0
>>900の続き
>歴史書が批判されたとき、歴史家は批判に屈して、迎合すべきなのか?謝罪すべきなのか?歴史観を訂正すべきなのか?
>いや、歴史家は、自分の考えにもとづいて作り上げた自分のやりとげた仕事=歴史書への責任として、
>怒りを買った側からの批判に対し、「俺に責任は無いよ!」と、毅然と「無責任」を貫くしかない。そうすべきなのです。
「責任」「無責任」という言葉で表すべきものか?という疑問はありますが、全体的な意味としては同意します。
歴史家は自分の歴史観が「正当な研究手続きによって作られたものであり、関連史料をよく説明する」
ということに関してのみ責任を負い、それ以外の批判に対しては毅然として自説を守るべきでしょう。
>>ALL
彼のいう「無責任」の意味内容について、
>>844 >>「無責任とは、何に対しても、何の責任を負わないということ 」
>>「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」
>この両者は、厳密には区別できますが、事実上は同じ意味でしょう。
>どちらを共通認識にしても、私はかまいません。
>とりあえず、異論は無いわけですよね?
>>858 >>「歴史家・科学者は無責任である(べき)」という主張を行っているが、
>>「歴史家・科学者は研究手続きについてのみ責任を負い、それ以外については無責任である(べき)」
>私は、↑の両者は、事実上同じ事を意味すると考えています。
このように発言していることに留意してください。
>>890 >>844で既にこの件について回答されていることに今更ながら気づきました。
回答済の質問を繰り返して二度手間を取らせてしまったことにお詫びします。ご容赦ください。
902 :
835:2013/12/31(火) 10:20:17.49 0
>>835 貴方の思考は、「性善説」に偏りすぎています。悪いとは思いませんが、騙されやすいタイプ。
世の中が、あなたのような人ばかりだと、ちょっと怖いかもしれません。
その点、何事にも批判的な869さんのほうが、世の中を面白くする。
事実、869さんの登場で、思いのほか早く「答え」に近づくことができた。
869さんにも感謝してますよ。
人の考え方は、もう少し、複雑で奇奇怪怪です。
一度、暗黒面落ちてみることをおすすめしますよ。
新しい世界が待ってますから。
904 :
835:2013/12/31(火) 11:30:03.31 0
>>903 あなたは
>>890ですか?
私の持論としては
>>900 >論理的に真偽を決められない以上、どのような説明でも受けいれざるを得ない
これに尽きます。
真偽が決められないものは、どれも等しく「可能性」として扱います。
どれか1つに決めるのは自分の偏見によって解を狭める行為であり、真実の追究に対して真摯な態度ではないからです。
もちろんそれとは別に個人的に「たぶんこれだろうな」ということはありますし、
その選択が他人より性善的と言われてもそれを否定することはしません。
(単純に、他人の選択をほとんど知らないので比較のしようがない。今回の件では「
>>890より性善的」という程度しかわかりません。)
>>904 では、ひとつの可能性を提示しましょう。
真偽は、貴方がご自分で考えて答えを出してください。
「私は、非常に巧妙なデイベートテクニックを駆使し、貴方のような性善的な人間を利用し、板を荒らして快感を覚える人間だ。」
いかがですか?
可能性のひとつとして考えておくのも悪くは無いですよ。
906 :
835:2013/12/31(火) 12:15:39.15 0
>>905 返答不要かと思いますが書いておきます。
そもそも参加する以前から「こいつは空論を操って周りを振り回してるだけじゃないか?」という疑念はありました。
>>835まで参加しなかったのはそういった理由からでもあります。
それに荒らしであったとしても、
1. ここは議論スレであり、このスレの内部で(外見だけでも)理性的な問答を行っている以上板全体の秩序をいたずらに乱すことはない。
2. 相手の真意が何であれ、自分が議論で得たものは変わらない。
ゆえに相手の真意は(特に素性の知れない者同士が論じあう掲示板の上では)まったく本質的な問題でない。
この2点から特に問題は感じません。
ついでに1点。
自分が何であるかは自分が規定するものではありません。
他人からそう認識されることで存在が規定されるのであって、他人の認識と異なる存在になることはできません。
(もちろん自分からの働きかけによって他人の認識に影響することはできます。)
荒らしでいうなら、「荒らしは荒らし行為を行うから荒らしであり、荒らしを自称するから荒らしなのではない」と言うことですね。
さて、あなたの疑問は決着を見たようですし、これ以上は板違いにもなりそうなのでそろそろ終わりにしておきましょう。
それでは、長々とおつきあいいただきありがとうございました。
学会での研究にバイアスがあるということ自体が思い込み
実際にはそんなものはないから偏った思想を持つ人たちは学会で相手にされないので
メディアを通じた宣伝戦に力を入れてあたかも論争があると思い込ませようとする
日中韓における史観の違いなどはメディアによる報道の違いでしかなく
実際に研究されている内容に大きな違いなどはない
>>907 学会にも派閥がある
別におかしいことじゃない、人間社会だから当然だ
あと戦後の論壇、学会は明らかに左派がのさばってて
右派を偏ってるとして排除して来たのは事実だろ
909 :
世界@名無史さん:2014/01/01(水) 02:28:58.62 0
学問の派閥は最悪だぞ
逆らうと出世どころか就職もムズイ
とりあえずあけおめ
全く大晦日にプロバイダ規制とは
まあとりとめのない議論も終わったようでとりあえず謹賀新年ということで
【米】 ソ連中国の脅威を強調せよ 京大教授陣に反共工作 50年代、映画制作支援も
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1192954400/ 死にかけ自営業φ ★ 2007/10/21(日) 17:13:20 ID:???
【ワシントン21日共同=杉田弘毅】
一九五○年代に日本の左傾化を恐れた米広報文化交流局(USIS)が
日本で行った世論工作を詳述した報告書が二十一日までに米国立公文書館で見つかった。
(中略)
京大への工作は、五二年に左派教授陣や全日本学生自治会総連合(全学連)などの
影響力拡大に危機感を抱いた服部峻治郎総長とUSIS神戸支部が協議を開始。
吉川幸次郎文学部教授、高坂正顕教育学部教授(*1)ら保守派とされる若手教授陣を
米国に順次派遣するなどして反共派に育て、帰国後はこれら反共派が
USISと接触を続けるとともに、各学部の主導権を握り、左派封じ込めに成功したとしている。
報告書によると、USISは(1)日本を西側世界と一体化させる(2)ソ連、中国の脅威を強調する
(3)日米関係の強化で日本の経済発展が可能になることを理解させる―などの目的で、
五十の世論工作関連事業を実施。このうち二十三計画が米政府の関与を伏せる秘密事業だった。
この中には、USISが台本を承認して援助した五本の映画やラジオ番組の制作、
出版物刊行、講演会開催などがある。特に、五七年十二月に封切られた航空自衛隊の
戦闘機訓練を描いた映画を、日米関係や自衛隊の宣伝に役立ったと評価している。
この映画はかねて米政府の関与がうわさされた
「ジェット機出動 第101航空基地」(東映、高倉健主演)とみられている。
京大教授陣に反共工作 米、左傾化阻止へ世論誘導
http://www.47news.jp/CN/200710/CN2007102101000161.html
>>911 八月革命説なんてのが「まともな言論」扱いされてる時点で戦後の学界は極左だろ
八月革命説は学者らしいこじつけであっても論理に整合的だぞ
「革命」は王政を滅ぼしたという印象を与えるあたりが、悪意を含むのだろう。
なるほど
でも論理的にいえばまさに主権がかわったので革命ではある
あと当時革命説唱えてた人は左翼ではないとは思う
戦前の左翼美濃部博士が日本国憲法に抵抗した「保守派」であった
>>916 ねーよ
東洋的な意味の革命であれば易姓革命を指すんだから
禅定でもなけりゃ放伐でもないんだから革命じゃないんだし
西洋的な意味での革命であればrevolts自体存在してねーのにどうやって成立させるとでも?
主権者変われば革命か、ってわけじゃない
革命は流血や蜂起なくともつかいまっせ
名誉革命はなんだ
919 :
世界@名無史さん:2014/01/07(火) 18:27:04.03 0
後宮、ハーレムの起源は、女を囲って出入りを制限することで
自分の種の子かどうかを確実にしようと考えたことに始まるのですか?
それともこいつら俺の女だぜというコレクション的な意味での女に
単に家を与えたところからですか?
920 :
世界@名無史さん:2014/01/07(火) 19:10:47.85 0
「ハーレム」ではなく「ハレム」だ!
よく弁えよ。
>>918 名誉革命って流血はないけどrevoltあるやん
>>919 起源はサル山のボスだと思うんで
コレクションじゃないかな
>>919 一夫多妻は男の憧れだもんね。
金と権力のある男はたくさんの妻を持ちたがるもの。
哺乳類に普通にある本能だから
大目に見てくれw
>>921 日本語では体制変化を革命というのだよ
俺様基準が正しいというなら俺でなく大衆と文部省や学者にいいなさい
>>924 子育てを母親でする動物が一夫多妻だそうな
両親でするなら一夫一婦制
王様クラスだと女も子育てしない
従者に任せっきり
8月革命説の本旨は現在の憲法は大日本帝国憲法の手続きに沿って改憲したにも関わらず
旧憲法とかけ離れた内容であることを法的に正当化しようとすることにある
極左だなんだとか突然言い出すネトウヨは無知過ぎ
憲法を通常の手続きで抜本改正した例はまともな法治国家では存在せず
革命やクーデターによる体制転覆時しか行われない
つまり戦後の新憲法は大日本帝国憲法の改正を得たのではなく連合国による
体制転覆の結果による超法規的な改正であるのだから旧憲法から逸脱していても
問題がないとする立場
>>925 日本語では体性変化を革命という、ってそりゃrevolutionの訳語としての革命だろ
>>928 日本で革命成ったなんていう奴は極左だから
>>928 釣れますか?
ネトウヨ関係ないヤン
マジアホやな
差別用語使う奴は論理性のかけらもない低能って良くわかるわ
>>928 つうことでネトウヨがどう関係あるのか説明してくれないかなw
どうせ説明できんだろうけど
ハイキミの負けw
>>932 revolutionって単なる体制や環境の劇的変化に対しても確かに使うが
それは政治的な意味の革命ではないぞ?
だから八月革命の革命が政治学的いみの革命でなかっただけでないんかい
法律学上の革命ってことでしょう
法律上の主権が変化
アヘン戦争みたいにひどい理由で戦争になったのあったら教えてください
戦争なんか当時は切実で真剣でも後から見れば全部ギャグみたいな理由でしか起こらん
第一次大戦は結果の重大性と開戦理由の間抜けさは飛びぬけてるな
墺皇太子暗殺諸説あるがは実行犯が仲間の暗殺失敗をみて逃亡
そこでのんびり飯食って落ち着いて外でたら
たまたま皇太子いたんで暗殺実行
そこから同盟国がけん制しあうがロシア帝国が外交戦いで負けたくないため
兵動員して脅迫しかしロシアに戦争する気はなかった
そうであるのにドイツが反応
シュリーフェンプランはロシアの動員の遅さを前提としてるので
動員を許したら挟撃されて敗北必至だから
でドイツはフランスに侵攻
略すと
墺とセルビアが開戦必至
↓
ロシアがドイツを脅迫(同盟国だが当事者でないw)
↓
ドイツがフランスに侵攻(同盟国だが当事者でないw二度目)
で世界大戦
第二次大戦は明らかに第一次の処理の不味さにあるから100年続く体制を作った原因
1945年8月に、
日本人民が天皇を打倒したわけでもないし、
へんな理屈だよな。
抜本的改革という解釈でよいと思うのだが。
むしろ、戦国時代から、天皇は事実上、統治力とか権威を無くしてたよね。
>>935 サッカー戦争
別名100時間戦争、または、エルサルバドル・ホンジュラス戦争
もちろん、根本的な原因は国境問題や移民問題などいろいろあって互いに対立していた
からなのだが、直接のきっかけはサッカーのワールドカップの予選の試合
ここは議論スレだから、
質問スレでは手に負えない高度な質問を扱うスレだからな。
>>934 立憲君主制国家において法律って政治そのものだけど?
政治的意味はない、法理学上だけーってアホか
それをいうなら法治国家であって立憲君主制はより狭義になってしまう
また学問の分野はそれぞれ違うし用語も微妙にちがう
それはともかく日本語の革命は制度の変革で問題ありませんがな
>>943 日本語じゃなくて訳語としての革命は、だろ
日本的、東洋的な言葉での革命は全く意味が違うし
訳語としての革命は日本の法制度に使うには関係ないな
つまり八月革命説なんていうのはクソ極左だよ
だったら「8月変革」でいいやん。
なんで「革命」なんや。
>>945 主権が委譲されたからなんだってさ
つまり革命が起こって天皇が廃されたも同然だと高らかに宣言したわけだ、八月革命説ってのは
>>944 あなたのいってるのは明治以前の日本語じゃんか
あんたの言葉使いは明治以前でもないどころが戦後の文法という
もともとの日本語でかかれてないぞ
はやく文語でかきなはれ
見苦しい奴がいるな
>>946 天皇制と主権在民は並存できまっせ
@天皇親政時代
天皇が主権者で統治の権原、正統性は天皇にあり天皇が政治行う
A帝国憲法時代、幕府、摂関時代
天皇が主権者で統治の権原は天皇にあり天皇に権利を委託されたものが政治行う
B日本国憲法
国民が主権者で統治の権原、正当性は国民の多数決
天皇は国民が承認して成立、今の憲法構造からみて
天皇は国民の承認の元その地位にあるが
その天皇が国民の推薦する首相に政治を委託してる
つまり天皇が首相に政治任せる構造は変わってない
ただ天皇の罷免権が国民に存在すると示されてる
ちなみに主権在民のまま天皇親政も可能
主権者である民衆が君主を承認しそのまま親政という選挙王制制度がそれだ
>>949 別にそれ否定してないよ?
八月革命説っていう極左なネーミングに文句言ってるだけで
天皇は廃されてないんだから極左じゃないんだよ
極左なの
革命が起こったとしている時点でな
もう国語辞典を見ろとしか言いようがないな
主張思想ではなく知識の問題だ
訳語としての革命でもなく易姓革命としての革命でもなく
八月革命ってどう考えても侮辱なんですけど
辞書?お前こそ読めよ
955 :
世界@名無史さん:2014/01/09(木) 16:11:22.55 0
ネット版のホストみたいなの発見。
イケメンなら稼げるんだろうけど。
話が上手けりゃ稼げるかな。
誰かレポ頼む。
メンガでググると出てくる。
>>954 かく‐めい【革命】
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《「易経」革卦の「湯武命を革(あらた)め、天に順(したが)いて人に応ず」から》
1 被支配階級が時の支配階級を倒して政治権力を握り、政治・経済・社会体制を根本的に変革すること。フランス革命・ロシア革命など。
2 物事が急激に発展・変革すること。「産業―」「流通―」
物事を辞書で引け
「愛していれば処女かどうかは気にならないはず」
そんなことを言う女性にはこう聞いてみましょう。
「あなたは知らない男の精液が飲めますか?」
ほぼ100%の女性は「飲めない」と答えるでしょう。
私は「飲める」と答えた女性とは縁を切るべきだと考えます。
次にこう聞いてみましょう。
「あなたが毎日使っているコップに知らない男の精液を満たして、
その後よく洗います。あなたはその洗ったコップで毎日水が飲めますか?」
90%の女性は「飲めない」と答えるでしょう。
それが普通です。
女性にとっては昔愛した男の精液だったとしても、男からすれば
見ず知らずの男の精液です。
自分の知らない男の精液が流し込まれた膣を舐めることなんて
到底出来ません。
もちろん自分のペニスを挿入することも無理です。
非処女の膣は洗ったコップです。
ただ、誰かの精液が流し込まれた事実は消しようがないのです。
>>958 しかし例が流通革命、産業革命とかだろ
他にも歴史用語だと価格革命とかあるが政治に関してではなく
経済とか一般的な事柄に対してだな
おまえ一般的って意味しってるか?
頭痛い
八月革命説を極左でないと弁護する奴の言論に何の説得力もねーよ
963 :
世界@名無史さん:2014/01/10(金) 12:53:19.19 0
ヨーロッパを舞台にした物語や歴史、逸話にやたらめったら出てくる
貧しい酒飲みのダメ親父
貧しくて酒びたりに
貧しくて薪が買えず酒で体を温める
安宿のベッドが固くて寝れないから酒の力を借りて寝る
中世近世ヨーロッパのブドウ酒ってそんなに安かったの?
貧しい貧民層がやたらめったら酒飲んでるイメージなんだけど
金ないのになんでこんなに酒飲んでるの?
葡萄酒は高級品
中世近世辺りのヨーロッパだとドイツなら蜂蜜酒とかビールあるし
葡萄酒以外の酒じゃない?
965 :
世界@名無史さん:2014/01/13(月) 08:34:58.92 0
>>949 うそぉん。
Bのところ。
憲法の改定、法律の施行、対外条約の批准、首相・国務大臣の任免について、すげー消極的な表現だけれど、
天皇に拒否権があるよ。
天皇という地位そのものを廃するにあたって憲法の改定が必要だけれど、その憲法の改定に天皇による拒否権が
あるんだから、国民の承認は最終的な決定ではないよ。
967 :
世界@名無史さん:2014/01/16(木) 01:37:15.84 0
>>153 対州藩は肥前基山郷に領地持ってたよ。
それだけでは米穀が足らんから、久留米藩やら柳川藩やら黒田藩やらから買い付けて朝鮮へ輸出していた。
>>963 今の日本のバカ高い食料事情で考えてはいかんわな。
袋をかけて大切に育てられてう化粧箱にやうやしく詰められてくる果物のイメージで語ってはダメだ。
食べ物を別格視して特別に大切にするなんて思想は、ヨーロッパでは育たなかった。
むしろ、「パンのみに非くるに非ず」というような発想をする土壌で、ブドウなんて植えっぱなしでそこそこ育つ、
毟って甕か樽に放り込んでおけば勝手に酒になるくらいのものだよ。
970 :
世界@名無史さん:2014/01/18(土) 23:44:42.91 0
質問です
36計に「暗渡陳倉と東声西撃」がありますが違いはなんですか?
かのノルマンディー戦では東声西撃が使われたそうですが
前者の方はいつどのような場面で使うものですか?
971 :
海面下の潜水艦から航空機を射出できますか?:2014/01/20(月) 23:02:56.58 0
972 :
イタクァを作らないか?:2014/01/22(水) 17:48:28.95 0
イア・イア!
974 :
世界@名無史さん:2014/02/02(日) 13:24:19.57 0
ソ連共産党、シナ共産党とベトナム共産党、クメルージュの関係って以下のようなものでよろしいのでしょうか
50年代後半、ソ連でスターリン批判とともに米帝との平和共存が打ち出される
→シナが米帝と妥協するとは堕落と感じて反発、以後不和になっていく
70年代前半、シナ共産党が中ソ紛争の憂いをアレするためにアメリカと親交していく
→ベトナム共産党は、オレらの最大の敵、アメリカと仲良くするとはどーゆうことだと反発、以後やや不和になっていく
ベトナムに続いてカンボジアでも共産政権誕生
クメルージュは、(たぶん)中国の文革とか毛沢東思想にモロに影響うけて、もっとそれを徹底した形で
国内インテリ層、外国から帰ってきた自国人を徹底してブチ殺しまくる
クメルージュは、共闘関係にあったベトナム共産党がインドシナ半島の覇権を握っていくことを恐れベトナムに戦争を仕掛ける
ベトナム側も応じ、シナ共産党が仲介するがムリで、
シナ共産党はベトナム憎い、毛沢東思想の忠実な弟子であるカンボジア可愛さ、でベトナムを懲らしめるために中越戦争起こす
こんな理解でよろしいでしょうか
??
977 :
世界@名無史さん:2014/02/02(日) 20:08:16.09 0
質問です。
西部開拓史時代ではどのような酒が飲まれていたのでしょうか
ビールやウィスキー、たまにワインなら西部劇でもお馴染みですがそれ以外を
よろしければ教えてください
ラム酒は大航海時代から新大陸に持ち込まれていた。
979 :
世界@名無史さん:2014/02/02(日) 20:31:51.38 0
テキーラは含まれるのかな?
980 :
世界@名無史さん:2014/02/02(日) 20:32:51.40 0
トンスル