正史『三国志』 二十八巻

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517世界@名無史さん
いや孫氏信者には悪いが、孫氏は非常にミクロなレベルで戦争を語ることで
マクロ的なことに対応してるから結構穴があるんだよね。
兵站もその一つで、孫氏に兵站についてのまともな概念はないよ。

行間まで読まなくても兵站が必要不可欠な状況についての言及はないなんて素人でも分かる。
孫氏は、「古代ローマ軍のような兵站が必要なような戦争はするな」が答えとなってる。

ただこれ自体は、間違いじゃないし、孫氏アンチが言うような孫氏欠陥論の論拠とはならないけどね。
孫氏自体も「兵站作れればいいけど、そんなの無理でしょ?」
「兵站が必要な戦争=長期化=下策」って事で
兵站構築の選択は、まず始めに除外しているだけで兵站自体は軽視はしていない。

ただこれじゃあ必要な場合どうすんの?って話に対応できないし戦う場合選択肢が限られるわけだ。
そもそも同時代に、ノスタルジックを完備することで、戦争を勝っていた同等の文化レベルの国があるわけだから
強力な兵站を構築することで、勝利を得られるのも一つの答えで、状況によっては孫氏が放棄した選択肢も大正解なわけ。
なんでニワカ的な孫氏信者が否定する兵站重視の戦い方も全く間違っていないってこと。