まあ僭主が君主を称しなくなったのがでかいよな。
逆に君主制よりの「共和国」はゴロゴロある(実力登極、人治独裁、終身、世襲…)
残るとこしか残ってないので専制=独裁国でも君主制の方がやや安定度が上だが、
どのみち専制=独裁制は個人の消長に左右されるシステムだし、
君主制の方だけ再生可能性が低いんだからそのうち淘汰されるだろう。
民主主義制度下における権威と権力の分離装置としてはむしろ優秀な部類なので
そっちへ移行できた国は可能な限り長く維持していくだろうね。
でもそっちの線でいけるのは欧州諸国と日本、あとはタイあたりがぎりぎりでどうかという程度だろうね。
イスラム諸君主は厳しそうだ。
>>952 支配するだけならカダフィ御大やケ小平のように公職に就く必要すら
なかったりするからなあ
ボカサ皇帝のように支配欲に加えて君主制にも特別なこだわりを持つ
支配者なんて今時滅多にいないしな
954 :
世界@名無史さん:2012/11/11(日) 13:29:12.85 0
ガダフィは最晩年になって「アフリカ諸王の王」に擁立されたり、
リビアを君主制に移行して、皇帝か国王になって生き残るつもりだったらしいな。
今残ってる君主国も本気で仕分けしたら
マジでひとつ残らず共和国になりそう
956 :
世界@名無史さん:2012/11/11(日) 13:52:35.54 0
戦後、完全に過去の遺物と化した君主制国家だが、
それでも1960年代まではアジアを中心にそこそこ残ってた。
アフガニスタン、イラン、イエメン、カンボジア、ネパール、ラオス、
そしてエチオピアにギリシアなど。
70年代前半に出た百科事典などでエチオピアやイランが帝国だったり、
アフガニスタンがイギリスとならんで貴族院のある国の例にあげられてたり、
ラオスが王国だったりするのを見ると、隔世の感がするな。
このまま共和制化が進んだら王様ゲームも大統領ゲームになって
ホームラン王や賞金王もホームラン大統領や賞金大統領になったりするのかな
もう君主制はオワコンってことでこのスレの見解が纏まりつつあるな
40スレ以上続いてきた王室スレもそろそろこの辺が潮時なんじゃね?
酷い自作自演を見た
>>939 アレクサンデルは王宮住まいだし、儀礼的ながらもホスト役とかやってたりするからなぁ
当人の意識としては「もう実質的に王と変わらないじゃん」と思ってるのかもね
あと、意外と熱心に活動してるのはブラジルのオルレアンス=ブラガンサ一族かね
もっとも、帝室財産を持ってるペトロポリス家は暮らしに困らない分、ヴァソウラス家ほど執着はないみたいだがw
国民は君主制に戻すメリットが思い浮かばない
旧王家も王家に復帰するメリットが思い浮かばない
見事に利害が一致してるな
なんだ、結局君主制ってこの程度の制度だったんだな
決めるのは政治家だから。
国民でも王族でもないし。
結局、セルビアのアレクサンダル王太子のように
お飾りの立憲君主でも構わないという人でもないと
わざわざ君主への復帰を望んだりなんてしないだろうねえ
義務や責任ばかり押し付けられてろくに権利も主張できない
地位なんて誰が好き好んでなりたがるんだ
共和厨の自作自演が凄いな。
自分で書いてるように君主制もどきの共和制が世界中で乱立しているんだから
権威と権力の分散ができる立憲君主制が一番いいだろうに。
うんw共和厨は書いてることが似てるからな
違う切り口や考え方がないのが老人のように古臭いな
>>965 いや、多分、マジで初老以上だったりすると思うw
目的より手段や自分の思い込みが大事なところがいわゆる「サヨク」のステレオタイプと凄くよく似てる。
必ずしも左翼ではないのかもしれないが思考が育まれて来た背景が近いはず。
内容もサヨクや在日と共通する君主観でガチガチで、矛盾を突かれても具体的には反論できないが
認めることもできない。
そしてここへ何かを説得に来るのか、馬鹿にしに来るのか自分で分明でないとこも似てる。
ムリヤリな自作自演とか、一種のオナニーなんだなw
本当に世界史オタで君主愛好家の集まるスレに日本の君主制を罵倒ってなに考えてんだろな
使命感(笑)でしょうか
天皇単体もスレチだし共和制もスレチなのにな
初老というより病気なんでしょう
天皇元首否定主張は専門知識で追い詰めたら逃亡してやんの
教養もないんだよなぁ
でも、歴史上の君主や君主制に興味や関心があるのと、
現代の現実の君主や君主制に対する賛否は、また別問題じゃないのか?
たとえは乱暴かもしれないが、戦国武将や武士が好きだからといって、
現代に大名や武士を復活させろとか言うやつはいないし。
970 :
オツガイ ◆EAbyJft1LY :2012/11/11(日) 20:40:59.01 0
>>960 確かに、現在のアレクサンダル王太子の様子を見てると、
ほとんど君主と変わらない気もするね。
だからこそ、彼自身も君主になって良いと思ってるんだろうね。
それにしても、旧ブラジル皇室であるオルレアンス=ブラガンサ家も、
意外と帝位請求に熱心なのね。知らなかったなぁ。
結局、旧王室で君主制復帰に意欲的なのってこれくらいしかいないのかな。
旧王家を追い払った国が旧王家に愛着を抱きづらいのと同様に
旧王家だって自分たちを追い払った国の王家の座に愛着なんて
抱きづらいんだよ
ま、そりゃそうだよな
しかしブラジルみたく元君主家が旧準首都にいるのはいいなw
まさに生きた歴史だ
共産主義者が元君主に最敬礼するのが欧州だが
ブラジルではどういう扱いなんだろ
>>951 モナコの公位継承順位(暫定)はアルベールの姉カロリーヌが一位で、二位がその長男アンドレア
Q.皇帝と王と大公の違いは何ですか?
A.かつての序列では皇帝>王>大公とされていました。
しかし現代ではかつてのような序列はなく、いずれも
同格とされています。また、称号・国号の改称についても
何の制限も無いのでたとえばリヒテンシュタイン侯が
リヒテンシュタイン皇帝になることも可能です。
>>928 旧王家も王制が廃止されている以上は実質、一般市民と変わらんわな
ただ、一部を除き王家としての活動らしい活動を何もしてない旧王家よりは
アクティブに活動をしているミクロネーションの君主の方を支持したい
977 :
世界@名無史さん:2012/11/12(月) 03:03:05.99 O
実は日本にも旧王家は存在するんだよな。
尚家は正真正銘の王家だし、徳川家・足利家もそれに近い。大変な名門だとは誰でも思うが、彼らを本当の支配者に返り咲かせようという人はまず居ない。
978 :
977:2012/11/12(月) 03:09:53.35 O
続き。旧国王やその息子の存命中ならばともかく、王政復古主義というのは日本で言えば「徳川家の当主を再び征夷大将軍にしよう」みたいな主張なんじゃないか。
話としては面白いけど、現実味はゼロという。
アメリカに亡命しているイラン王室とかは復帰したいんじゃないの
可能性は限りなくゼロだけど
少子化と移民で人口構成がどんどん変わっていくから欧州の立憲君主も安泰とはいえなさそう
スペインは国自体の存続が危ういが
尚王家は別として、徳川も足利もその上に皇室がいるのだから
「復古」の必要性を感じないんだよ。
982 :
世界@名無史さん:2012/11/12(月) 09:55:30.77 0
アメリカの名門と大富豪でさえも、欧州に居座って
帰ってこない家も少なくないしね。
スイスの寄宿舎は、そんな人達の子弟が、昔から多い。
前に、ロックフェラー家の一族たちが多くいたスイスの学校の話を聞いた。
裕福なアメリカ人でさえも、自分の国を信じていないみたいだね。
百済王家も日本にはいるやん
高麗神社とかいっぱいいんだろ
清の皇帝家愛新覚羅家のものもいるな女系なのが難点だな。
でも女系おkなら皇帝になれるくらいのかなり近い血だ
後はいるのかな
>>983 中国で女系はアウトだろ
愛新覚羅の男系の分家なんていくらでもあるんだから
近い血と言っても女系では話にならない
>>983 パラオのコロール島の酋長の親族中に、戦後日本に移住した人がいた気がする。
>>969 オルレアンス=ブラガンサ一族には二系統あって、ブラジルから帝室財産を返還されてペトロポリス市内の
宮殿住まいしてるペトロポリス家と、イザベル女帝から後継者指名されてたペドロ・エンリケ皇子を
祖とする分、正統性は高いがカトリック保守派と関係が深いのでイマイチ支持されてないヴァソウラス家に
分かれてる
で、ブラジル国内では華やかなペトロポリス家の方が「ロイヤルファミリー」っぽく見られてる
ヴァソウラス家はその辺りから来る焦りもあるんだろうが、帝政復古運動にいまも熱心な活動をしてる
>>970 意欲的なのはラオスのスリオンサワン王子とかかな?モンテネグロのニコラ二世は公式に儀礼代表として
活動してて宮殿住まいしてる「実質的に王と変わらない」状態だけど王政復古までは考えてないみたいだし
>>960 >アレクサンデルは王宮住まいだし、儀礼的ながらもホスト役とかやってたりするからなぁ
>当人の意識としては「もう実質的に王と変わらないじゃん」と思ってるのかもね
>>986 >モンテネグロのニコラ二世は公式に儀礼代表として
>活動してて宮殿住まいしてる「実質的に王と変わらない」状態
要するに、日本の象徴天皇と同じだな。
989 :
世界@名無史さん:2012/11/12(月) 17:29:39.03 0
ぶっちゃけ、現代の民主国家において君主制と共和制を峻別する意味はもうないよな。
正式な「王政復古」をしなくても、セルビアやモンテネグロは旧王家が儀礼代表を務め、
事実上、象徴君主制民主国家とほとんど変わらない。
セルビアもモンテネグロも、国旗や国章を王冠などでゴテゴテ飾り立ててる謎がとけたw
まあ、セルビアやモンテネグロが欧米先進国なみの民主国家と言えるかどうかは別だが。
残念だが法的地位と外国人に与える印象が全く違う
次期中国の指導者候補が会ったらそれが
次期指導者と国内外に認識されるほどの権威が天皇にあるのは
日本という大国の、法的に認められた国家代表だからだよ
ユーゴスラビア崩壊後のあの辺は国家群の微妙な緊張と均衡で常に揺れたままだからね。
各国家は、
1 ユーゴ以前の王国を継承しているという正統性
2 ユーゴ時代の政府機関から継続しているという連続性
3 現在の実効支配とそこでの民主主義的政府であるという正当性
っていう3つの国家存立の正当性を微妙にぶつけ合いながらせめぎ合っている。
現状、王国時代からの正統性を担保する上で旧王家は是非とも確保しておきたい要素だろう。
ただ、現状では1を重視して王制を復古すると、こんどは2や3が怪しくなる可能性がある。
そこでの妥協策がセルビアやモンテネグロの現状なんだろうな。
もっとも均衡関係は今でも常に不安定だから、今後の情勢の如何では
123のバランスが大きく変わって象徴君主制くらいは復活の可能性もあるかもね。
もちろん逆に倒れて「もう王家いらね」になる可能性もあるが。
東アジア圏で女系を根拠に帝位を主張したのは五代の後晋だろうな。
初代が後唐の明宗の娘婿。
でも易姓しているしやはり継承とは言えないかなあ。
>>989 実力も何もあったもんじゃなかった江戸時代の皇室に対して
国家統合の象徴として尊王論という名の待望論が湧き出てきて、
しかもその内容は親政という形で天皇に実力も与えようとするものだったから
セルビア等でもいつ何時君主制待望論が出てくるかわからん
>>992 五代なら後周でも女系を根拠に帝位継承があったよ
しかもこちらは易姓はしたけど王朝名は変わってない
>>989 確かにそうだよな
実質が伴ってるのなら、あえて君主制を復活させる必要はないだろう
名目の上でも君主になりたいのというのなら、それはもはや自己満足でしかない
>>994 実質君主ってイタリアの僭主や徳川将軍家が現代に復活するということか
ファシストといわれそうな思想をもってるんだなお前
996 :
世界@名無史さん:2012/11/13(火) 00:04:13.40 0
セルビアやモンテネグロの「実質的な王」の立場は、象徴天皇みたいなものだが、
象徴天皇制とちがって、憲法などで制度的に保障されたものではない不安定さがある。
アフガンの「国父」ザヒル・シャーのように、一代限りで終わる可能性もある。
それ『実質的な王』ではなく
実質的に儀礼的な王だから
998 :
世界@名無史さん:2012/11/13(火) 02:59:51.68 O
やっぱり形式の力というものはあるね。
極端な話、シアヌーク国王のようなカリスマなら、君主の形式など無くても国父として誰もが仰ぎ見たろう(シアヌークは実際にそうだった)。でも、そういうカリスマを息子が必ず継承するとは限らない。
地位自体の重みは軽視できないと思うよ。
形式は大事でしょ
形式を軽視するならまたキムがどうとかの話になってしまう
1000 :
世界@名無史さん:2012/11/13(火) 08:54:40.39 0
一堂、礼っ!
1001 :
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