1 :
世界@名無史さん:
ニダ
乙
4 :
世界@名無史さん:2012/06/06(水) 20:13:33.05 O
明の洪武帝の息子達の赴任地を知りたいのですが。
例えば、秦王は西安、晋王は太原でしょうか?
不正を防ぐために官僚は地元に赴任できないという規定が中国でできたのは
いつからですか?
中国の官僚制度が概ね完成したのが宋代だから、
たぶんこの辺じゃないかな。
燕王は、皇帝へのクラスチェンジが可能だった
9 :
世界@名無史さん:2012/06/07(木) 22:13:43.46 O
>>7 ありがとうございます。
伝統的な地域区分ですね。
やはり洪武帝も中国は一人で治めるには広すぎだと思っていたということみたいですね。
匈奴が強かったの? 前漢が弱すぎたの?
教科書などでは遊牧民についてあまり書かれてないけど理由とかはあるのかな?
匈奴が強かったというのはいえるけど、
農耕社会と遊牧民が対決する場合、
どうしても農耕社会のほうが守勢に立つということじゃないかな。
>>10 遊牧民自身は歴史書などの史料を残していないから、歴史はどうしても農耕民側の史料に頼ることになる
自然に、農耕民側中心の視点になってしまう
一昔前はその傾向がもっとひどかったし、教科書などにはまだそのなごりが残っているってところでしょう
>>10 まずはリーダーの資質だな。
匈奴も頭曼が単于の頃は、始皇帝の秦に対して、劣勢だった。
次代の冒頓単于があまりにも強すぎた。
秦を倒した前漢の高祖・劉邦は、平城で冒頓に大敗。歩兵中心の漢軍が、退却をよそおった匈奴軍に誘いこまれ、補給線が伸びきったところで、完全包囲されたため。
力のみならず頭脳プレイでも漢の完敗。
漢の軍師陳平の奇策で、劉邦は辛くも逃れるも、下手すれば漢なんて王朝はなかったかもしれない。
(続く)
>>10 銃や大砲などの火砲が登場するまでの間、こと戦争において遊牧民は尋常じゃなく強かった
理由は生活のかなりの部分で戦闘に共通すること(乗馬の訓練など)を日常的に行ってたから
んじゃ遊牧民が世界征服すんじゃん、ってなことになるが農耕民族の領域に攻め入ることはそうそうなかった 住み分けが出来ていたし、強いとは言っても戦争すれば死傷者は出るし
戦争するにしても農耕民族のような大規模な国家を持たない部族制で、内乱が多かったからあまり外の国に戦争しかけることはなかった
例外として強力な指導者の下で国家が統一されたり、気候の変化で全部族が一斉に襲来するとかかな
あと占領地域に建国してもノウハウがなく国家運営が下手だから割とすぐ国が崩壊しちゃう
歴史に関しては遊牧民は上記の通りだいたい基本的に大規模な統一国家を持たない部族制で、長期的視点で歴史記録を残さなかった
よって必然的に後世の人間は農耕民族側の歴史記述に頼ってしまうからどうしても記述は偏る
(続き)
さらには匈奴の強さの背景には、経済力もある。
高校の授業なんかでは、農耕>>遊牧と教えるかも知れないが、
当時の匈奴はタリム盆地以西の中央アジアをも支配していて、いわゆる「シルクロード」を支配して、東西貿易の利潤を一手に握っていた。
かてて加えて、平城で破れた前漢は「歳弊」という莫大な貢ぎ物を匈奴へ献上していたのだから、
匈奴はますます豊かになり、前漢を圧倒した。
(さらに続く)
ここでCM
(さらに続き)
前漢は武帝の時にようやく、張騫の偵察によって、匈奴の経済力を支える、東西貿易の利潤に気がついた。
そこで、東西貿易の要衝である祁連(きれん)山脈を攻めた。
この戦いは、前漢の将軍霍去病の活躍で、前漢が勝利し、
武帝は祁連山脈の麓ぞいに「河西4郡」(武威・張掖・酒泉・燉煌)を設置し、さらにタリム盆地に進出、匈奴の利権を奪った。
こうして匈奴は経済力が弱体化し、以後は前漢と匈奴とが一進一退をくりかえす。
軍どうしがまともにぶつかればだいたい漢が匈奴に勝つ。
問題は手薄な所を狙って略奪と逃走を繰り返す匈奴のヒットエンドラン戦法に
漢の軍隊が対応しきれないこと。
お杉マンセー
遊牧民視点の欠けてる歴史家は逝ってよし
携帯で長文書ける人は凄い。俺なんかiPadでも激しく違和感を感じるのに。
現在の朝鮮半島は「朝鮮」民主主事人民共和国と大「韓」民国で分かれていますが、
「朝鮮」と「韓」という二つの呼称では
どちらの方が歴史が古いのでしょうか?
朝鮮のほうが古い。箕子朝鮮はともあれ、遅くとも紀元前4世紀頃には朝鮮の名称が史書に見える。
しかしこれは半島全域ではなく、平壌周辺(楽浪朝鮮)を指す地名らしい。
南の韓はその頃には真番と呼ばれていて、紀元後44年にはじめて「韓人」が史書に現れる。
23 :
世界@名無史さん:2012/06/08(金) 00:06:32.52 0
>>22 ありがとうございます。
朝鮮と韓では本来は範囲も違ったのですね。
じゃ、南で大「韓」民国の名前が選ばれたのはどうして?
25 :
世界@名無史さん:2012/06/08(金) 01:07:20.97 0
楚と潭と湘は互いに近いのに、三つも王を置く必要あったんだろうか?
>>25 そのへん奥へいくとミャオヤオだから
言葉が通じなくなるうえ、漢字も通用しなくからな
>>24 一般的には日本統治下の「朝鮮」のイメージを払拭するために
あえて国号を「韓」にしたのだろうと言われているが、
当時の関係者による発言がないので不明としかいいようがない。
半島は元々南北で民族や歴史が異なっていたから、
38度線って案外歴史的に正しい選択なのかも試練ね。
伝統的に南北で別れてることが多かったし、
三韓とかの伝統から南こそが朝鮮半島のメインストリームだって意味も込められてるのだろうか
今の北の領域は契丹だの渤海との戦場になることも多くて安定しなかった。
統一したのは、皮肉にもモンゴル支配以降だから、モンゴルのおかげで統一できたようなもの。
以降中国に従うだけの国になり、より外側の日本を見下げる文化が数百年続いた。
これが今の韓国の特異などうしようもない反日にまで引き継がれている。
イギリスによって統一されたインドも将来的に分裂したりするのだろうか
もう既にパキとバングラが出ていっている。
あんまり分割すると経済のスケールメリットが喪われるから
本気で分裂運動する人は支持が多くない気もする。
インドはパキスタンと分裂したじゃん
それはさておき、朝鮮・韓国の分裂は当時ソ連の力が大きかったからなわけだから、
資本主義に対する共産主義のように、政治思想的に世界を二分する新たな政治思想が
将来、出現すれば、改めて分裂するかもね
そんなご大層なものを持ち出さずとも北部アーリア人上位カースト対南部ドラヴィダ人下位カーストってだけで分裂するには十分だろ
南部ドラヴィダ人の上位カーストは、アーリア人の上位カーストと全く対等なんだが
「ペルシャ」「ギリシャ」って言い方は素人っぽくて
「ペルシア」「ギリシア」がテクニカルタームっぽい雰囲気あるけどなぜ?
明らかに前者の方がネイティブっぽい感じするけど
どっちも他称だから原音主義が関係ないとかですか?
君個人の抱く印象や感想の原因を、他人に聞いてどうするよ
他者が皆、君と同じ印象を共有してるわけなかろ
理系だけど、カタカナ表記には細かいルールがあって、
それに則って論文を書かなくちゃいけない決まりになってるよ。教授によってはレポートもこれで書かされる。
(語尾のer,orを表記しない(例:ドライバ)とか、
vはヴでなく、バ行で表記する(例:バージョン)とか、
ti・diをティ・ディでなく、チ・デと表記する(例:デジタル)とか、
更にこれらに例外が絡む)
文系にもそういうのがあるのかも
国名とか流行あるしね
ギリシャのほうが一般的でしょう。
まあ、ふつうに意味が通じればいいと思いますがね。
文型だと法則があるというより慣例重視だね
だから原音に近い「ヴィエト・ナム」でなく「ベトナム」だったり「マスクヴァー」でなく「モスクワ」だとか。
ギョエテとは俺の事かとゲーテ言い
>>36 マジレスすると、日本語は外国語の原音表記に向かないからね。子音とか壊滅的。
無理に原音主義やっても慣用読みが定着しない。
高校時代の世界史の教科書を懐かしんで読んでいたら
よく考えたら世界史という名前の割りにはほとんどヨーロッパのことしか学ばなかった記憶があります。
実際に私のその教科書も大半がギリシャやローマ以降はヨーロッパの記述ばかりでした。
世界史はヨーロッパの歴史が原則として中心ということなのでしょうか。
冷戦時代はアジアの歴史を学ぶ必要が無かったからね。
モンゴル史あたりの研究が進んだのが最近だからじゃないの。
ヨーロッパは文明のひとつの中心で、
最初に近代化を達成して、
その後の世界のありかたを決めてしまったところがあるから、
ヨーロッパ中心の世界史になるのは自然な成り行きだね。
古代ギリシアと古代ローマの文献ってどのくらいの数が残っているんです
戯曲や哲学書や医学書や数学書や裁判の記録や戸籍簿など含めてです
高校の世界史の範囲は学習指導要領である程度決められてて、
細かい部分は毎年変化がある。大きな変化は2010年にあったのかな。
俺が知ってる範囲では古代史の四大文明を除けば、
イスラームと唐文化、それから宗教改革辺りと産業革命辺りが
中心にあったと記憶してる。
ただ、とりあえず世界史の目的は、歴史を通じて
現代の民主主義(が最も至高で進歩的であること)を学ぶ事にあるから、
真面目な教師がそこに熱心になると西洋史偏重の傾向になってもおかしくない。
50 :
世界@名無史さん:2012/06/08(金) 20:30:03.86 0
プラトンの著作は同時代の哲学者と比べるとめっちゃ残ってますが
これって運が良かったのでしょうか
それとも昔からプラトンの著作は特別扱いされて保存が良かったんでしょうか
51 :
世界@名無史さん:2012/06/08(金) 21:32:34.72 O
>>7 >周王は開封
宋王か梁王にするべきだと思う。
後周の都も開封だったじゃない
都城?の別称使って命名された封地てある?
それに梁(州)はともかく宋(州)は開封じゃないはず
宋は開封の東の方、今の商丘あたりが本来の由来の地だね
55 :
世界@名無史さん:2012/06/09(土) 11:37:07.74 0
時代が下るに連れて範囲がどんどん東や西にズレていく地域や国ってけっこうあるな
56 :
世界@名無史さん:2012/06/09(土) 12:26:21.98 0
>>50 キリスト教から見れば、ギリシアの哲人たちはおおむね無知な多神教徒だけど、
プラトンの著作の場合は、ネオプラトニズムが一神教と通じるところがあって
シンパがキリスト教徒にも多くいたため、そのありがたい原典としてゴミ箱ポイを
免れた場合が多かったのではないかと愚考します。
イスラーム方面でもプラトンとアリストテレスの著作は
同時代の他の哲学者の著作と比べればかなり残ってるから
キリスト教云々で残ったわけではないと思うぞ
アリストテレスはイスラムからの逆輸入だろうけど、
プラトンはどうみてもキリスト教のおかげだろ。
神学者のアウグスティヌスもアクィナスも最も影響をうけたのはアリストテレスですが?
アクィナスのアリストテレスの注釈なんて現代に至るまで決定的な解釈でしたが?
別にキリスト教と融合しなくてもプラトンは残ってる
ソクラテスは、先行宗教であるゾロアスター、仏教やユダヤ教から影響を受けていますよね
61 :
世界@名無史さん:2012/06/09(土) 15:04:10.54 0
アリストテレスのカテゴライズ無視して学問するのは難しいし
多かれ少なかれ当時の学者は避けて通れない所だろうしな
釈迦はソクラテスと同時代人
本当にボイセイが人類最古なのでしょうか?
64 :
世界@名無史さん:2012/06/09(土) 16:49:56.16 O
明治政府とオスマントルコや南アフリカは国交あった?
>>63 パラントロプス・ボイセイは、アウストラロピテクスから200万年前に分かれた
同じ頃にアウストラロピテクスからヒト属最古のホモ・ハビリスが分岐している
先祖は同じかもしれないが、パラントロプス(傍系の人)属はヒト属とは別れている
どこから人類とするかにもよるが、チンパンジーの祖先との分岐であれば、
600〜700万年前のサヘラントロプスが最古のヒト亜族とされる
より確実なのは580万年前のアルディピテクス
67 :
世界@名無史さん:2012/06/09(土) 17:50:09.49 O
ヨーロッパで、キリスト教は古典古代の文化を衰退させたか、
それとも古典古代の文化を広げる役割を果たしたか?
何を持って衰退と看做し、何をもって発展と看做すのかそれ自体個人の主観でしかない
哲学を古代ヘレニズム文化の精髄と看做し異教徒の低水準の哲学を神学に奉仕する「本物の哲学」に昇華させたのはキリスト教である・・・という見方だってある
古代ギリシャローマと中世ヨーロッパの間には文明のあきらかなギャップがある。
それはその時代の文化芸術の質をみれば容易に想像がつく。
72 :
世界@名無史さん:2012/06/09(土) 23:26:59.30 0
相対化し過ぎてもズレた発想になるから難しいところだね文化論は
古代ギリシア人とローマの末期にやってきたゲルマン人はつながってないから。
古代ローマ人も古代ギリシア文明を必ずしも全部受け継いだわけではない。
古典古代→中世、とヨーロッパ史を直線的につながったものと考えるのが間違い。
古代の大和王朝と今の日本もつながってないしな
なんで人種で文化をわけてんだ
76 :
世界@名無史さん:2012/06/09(土) 23:36:44.36 O
>>73 けど、フランクもゴートもローマの傭兵だったり
建国後はローマ人の官僚を用いて政治を行ったりと
連続性はあるだろ。
人はつながってるかもしれんが政治機構とか交易路とか文化とか断絶が激しいだろ
それは連続性と言えるようなものじゃない
文化ってのはすべて雑種じゃん
>>76 まったく断絶してるとは言わないけど、ローマからゲルマン諸国の間に文化的連続性があるとは言えないんじゃないか?
西ローマの瓦礫の中から生まれたゲルマン諸国が受け継いだものってローマ法の一部がせいぜいなもんだろう
6世紀〜8世紀のゲルマン人はリバースエンジニアリングの概念があったとは思えないレベル
80 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 00:00:55.61 0
憲法学や政治学の学者によっては
日本は二次大戦前後で政治的に一度断絶しているとかいう人もいるし
連続性っとけっこう難しい話題
だから〜、古代ギリシアと古代ローマもつながってないと…
>>80 政治が断絶してるだけで人間が入れ替わったわけじゃないし
文化的な断絶もないじゃん。
古代ローマと古代ギリシアは別の国だし。
古代ギリシアと古代ローマとゲルマンは場所も違うし人間も違う。
>>80 政治的に断絶というのは、明治維新もそうなる。欧州・ソ連の革命もそう。
ただ、世界史板での断絶はもう少し規模のでかい、少なくとも人が入れ替わる
程度のものでないとスレを浪費するだけの迷惑な書き込みになる。
84 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 01:13:18.43 0
邪馬台国と日本くらい関係ないわな
古代ギリシア→バルカン半島
古代ローマ→イタリア半島を中心とする地中海一帯
ゲルマン→アルプス以北のヨーロッパ中心部
「場所が違う」と何度言ってもわからない日本厨
ヨーロッパの地理がよほどわからんらしい。
>>85 実際の文化的連続性は一旦置いておくとしても
ギリシアの地は紀元前2世紀にローマに吸収されて属州アカエアになってるし、後のゲルマン民族大移動もガリア・トランスアルピナのガロ・ローマ文化があった
もっと言えばイタリアにもアフリカにもゲルマンは侵入してる
いずれも文化を引き継ごうと思えば可能だったわけだが
時代を無視して『場所が違う』で文化が引き継がれなかった理由にするのは暴論もいいとこだろ
ヨーロッパの地理とか偉そうに言う前に歴史を勉強しろよ
ゲルマン人の侵入というのは非常に大きな事件だったから、
文明の水準が1000年分くらい後退したんだと思う。
その隙間を埋めたのがキリスト教だったんだろうけど、
理性に変わって迷信が蔓延し、ヨーロッパの文明を停滞させた。
キリスト教は西方教会 カトリック教会 プロテスタント 東方教会等に分かれるけど
教えややらなくてはいけないことも違う?
仏教の宗派を考えてください
キリスト教にもさまざまな宗派があります
カトリックの神父は結婚できないが、プロテスタントの牧師は結婚OKとか
まあ、その中の細かい宗派によってもいろいろだけどね
91 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 11:01:07.92 O
>>87 不思議だ。
人間が入れ替わったというわけでも無いのに。
民族はともかく、人間は入れ替わってるだろ
千年以上生きてる人間がいるとでも?
280 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/01/13(金) 12:26:01.31 ID:sGoAT50E
三年前ごみんすに投票した連中、今どんな気持ち?
287 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/01/13(金) 12:27:00.18 ID:P8V2Yy+50
>>280 橋下様なら何とかしてくれるとお経上げてるよ。
元朝は実際に中国本土に侵入してきたモンゴル人の数はさほど多くないし
大多数の漢民族が支配された後に消えてなくなったわけではないから
宋朝や明朝と文化の連続性はあるって認識でいいんでしょうか?
ムガル帝国とインド帝国と現代インドぐらいの連続性
ちうごくの場合は、民族が全部入れ替っても中華という枠組みは維持されるから、
中華としての連続性は確保されるだろうけど、激変が起こらないわけではない。
金の華北侵入と、
金と蒙古の長い戦争、
蒙古の金征服によって、
華北の人口は激減したんだろうな。
それこそ、人口が五分の一とか十分の一とかになるような世界であって、
それ以来、ちうごくは国全体の重心が大きく南にシフトした。
>>87 というより、西ローマが亡びたから西ローマの文化が滅んだというだけ。
ゲルマン人はローマの属領にいてローマ文化に触れてはいたけど
ローマ帝国の中枢ではなく主に辺境の地にいたし、西ローマが滅んでから
ローマ文化とは別に自分たち独自の国を作っていった。
キリスト教はローマ帝国で国教になっていたけど
むしろゲルマン人にはゲルマンの土着の信仰があって、
西ローマが滅んでからゲルマンの土着の信仰と融合する形で
ゲルマンの地に布教が進められた。
迷信化したのはローマ文化がキリスト教に取って代わったというより
ゲルマン人の土着の信仰と折り合いをつけていったため。
99 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 15:58:35.82 0
西ローマは末期になると著しく建造物や芸術品の質が下がってるから
国家が疲弊していく中で文化も衰退してしまったんだろう
100 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 16:06:03.87 O
>>97 逆だ。
金朝治下で人口は大幅に増加してる。
それまでの中華帝国は人口の上限が6000万人というのがデフォだが、
金+南宋で億を突破している。
西夏は含めないで、だ。
>>83 明治維新は一応律令制の枠組みの中での変革が行われてるから政治機構としては一応つながってる
中国では20世紀初めに清が滅びるまで
紀元前に書かれた古典を原文で学ぶことが知識人の必須教養だった。
それが中華文明のアイデンティティーのベースになっていたから
中華文明が宋だの金だの元だのの王朝交替で断絶したとは言えないだろう。
古代ギリシャやローマが未だ断絶してないというのか
元と清は政治的にも文化的にも断絶してるよ
元は士丈夫の力を借りない王朝だったから政治機構がそれまでと完全に別物だし
清は習俗や文化を厳しく制限していた
何より各王朝自体が別のモノと認識してる
つながりがあったとしても地域史の域を出ないよ
104 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 19:40:24.06 O
室町幕府と江戸幕府が続いていると言えるかどうか。
鎌倉幕府と室町幕府は続いているがな。
大元や大清は支那の王朝ではなく
支那を属領のひとつとして支配した王朝
支那というか漢民族というのは被支配民族だから。
107 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 20:02:29.57 0
どうも文化や政治機構、国家、民族のそれぞれの連続性とかゴッチャにしてる人いるな
>>94の質問に関していえば
文化の連続性
ってのを何で定義するかによって違うだろうね。
焚書坑儒や宗教弾圧、前王朝の文化否定などで断絶したと言えるのであれば、
中国は王朝交代するごとに文化は断絶していることになるし、
場合によっては同王朝で何度か断絶しているという評価もできる。
他にも儒学や老荘思想、天命思想などの民族の文化や思想の崩壊を条件にするなら、
別に元朝などでも蔑ろにされただけで大規模弾圧が起き崩壊したわけではないから、
連続性があるともいえる。
繋がっているとか断絶しているとかいうのは
どういう目的のために分類しているのか?ってことに尽きる
何のための分類・区分なのか?何故前王朝と次王朝を分けるのか
分ける必要があるのか?
当時の中国で王朝交代が起きる際に重要視されたのは、
禅譲か放伐のどちらかの手順によって易姓革命が正当に起きたかですからね。
そう考えると、元は宋史、遼史、金史の三史を編纂し元の歴史的連続性や
最終的に放伐によって王朝交代が起きたことを明らかにしているので、
その点を重視するのであれば当時の通念では連続性があったともいえるでしょうね。
明もモンゴル民族を北元に追いやった際に、
あくまで放伐による王朝交代が起きたことを強調していますし。
まあ連続しているか断絶しているかなどは、
どのような価値観で歴史を見るかという問題にもなってきますので、
このスレ内で答えが出るようものではないかと。
何故レーニンやスターリンなど、ペンネームを用いていたソ連の指導者は、
10月革命で権力を奪取した後もペンネームを使い続けたのでしょうか?
112 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 20:43:17.81 0
>>111 もう既にそっちの名前の方が世界的に通りがよかったからです。
近代の革命家ではけっこうあります。
113 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 20:48:13.04 0
スターリン、ホー・チ・ミン、ポル・ポトなんかになると
本名よりもペンネームの方が気に入っていた節がある
114 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 20:58:39.95 O
>>109 アメリカみたいに先住民がほぼ消えたとかじゃないし
少なくとも完全に近い断絶はないでしょ
何故ナチスは、最後まで自由選挙で国会の過半数の議席を獲得できなかったのでしょうか?
116 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 21:24:11.60 0
不景気が底を打ったから。
今考えると、ドラクエ3って世界史そのものだと思うんだけど、どう思う?
歴史にリセットはない
ナチスの教義は指導者原理であって自由選挙は害毒だったから
一揆に失敗した後の路線変更はあくまで一時の便法であって
党内では党首選挙なんてやらないし支部長も党中央の任命で選挙など一切しない
民主主義と共産主義はユダヤ人が発明した梅毒という思想なんだから当たり前
120 :
世界@名無史さん:2012/06/10(日) 22:36:23.27 0
共産主義はマルクスがユダヤ系だからだろうって推測できるけど
民主主義を発明したユダヤ人って誰?
古典的な民主制ならギリシャやローマからあったはずだけど
ヒトラーからするとあれってユダヤ文化なの?
当時の選挙権の所持者が移民に多かった事もあるが、
ナチス自体当時客観的にみても害毒だったいわゆる地方政党、
要するにバイエルン系列の党の一派のように
認識されていた事が原因の一つだね。
ナチスの指導者原理は政治原理と経済原理が結びつき、
多数決の否定は当時、多数決原理=経済効果のみを考えた決定=マルクス主義の基幹
という今とは異なる図式だった事もあり、少々ややこしいんだが、
まず、基本的に選挙は「ドイツ国民のみがそれを持つべきである」としているように、
選挙と選挙権自体は重視している。ただし選挙で選ばれる議員について
事実上の無力化を図られる。
というのは、議会そのものは否定せず、それが本来持つ権力を
少数派の指導者に移し替え、議会は相談・協議の役割に留まるか、
あるいは議長のみが問題の最終的な決定権を有するべしというのが
主張にあるため。
今ある解説書だと、色々当時の情勢が考慮されてない部分が多く、
この辺は面倒なんだよな。
>>120 民主主義じゃなくて、国際金融資本主義の間違いだろう。ロスチャイルドとかその辺の。
国家社会主義ドイツ労働者党の「社会主義」はユダヤ系資本に対抗するという意味のスローガンだったから。
「シオン賢者の議定書」によると、民主主義もユダヤの世界支配の道具だそうだ
ヒトラーは「これが偽書でも、信じ込ませれば真実になる」として利用し続けた
124 :
世界@名無史さん:2012/06/11(月) 00:03:46.79 0
ああ、それがあったね。忘れてた。フォローサンクス
中世とかの戦争って長々やってることが多いけど
それは武器が武器だから決着がつきにくかったり
移動に時間がかかったりしていたからというのもあるのかな?
ヒットラーの考えでは、
第一次世界大戦は、裏切り者たちの、後ろからの一突き、によってドイツの敗北になったということであって、
そいつらが中心になって作ったワイマール共和国の民主主義というのはドイツの伝統にふさわしくないと思っていた。
裏切り者たちというのはユダヤ系知識人や共産主義者のことのようだ。
127 :
世界@名無史さん:2012/06/11(月) 01:26:34.08 0
第一次世界大戦ではドイツ軍は一つ一つの戦いではけっこう勝利をおさめていたから
敗戦後もなんで負けたのかイマイチ実感が沸かなかったのが
「後ろからの一突き」という思想が流行った原因の一つだと聞いたのですが
実際にドイツ軍ってそんなに勝ってたんですか?
日本軍だって沖縄が落ちても本土決戦で勝てば逆転大勝利だと思ってたし思い込みと実際の戦況は関係ないだろ
金がないというのもあるね。
英仏の100年戦争なんかお互い金がないから、
金がある時戦って金がない時は休むという流れだったね。
黒太子エドワードなんかスペインに遠征したのはいいが、
ペドロ1世が約束どおり金を払わなかったのが理由で事実上破産して、
ついでに赤痢に罹ってたいへんだった。
>>125 それもあるし、ヨーロッパでは、騎士が年間のうち主君に仕える日数を契約でとりきめていたので、契約期間が
きれたら肝心の騎士たちがさっさと帰ってしまうという事情もあった
金を出すなどしてその年の契約期間を延長したり、騎士以外の傭兵を用意したりできなければ、戦争の続きは
また来年ということになる
何年も戦争やってるといっても、現代戦みたいにその間ずっと、戦線に兵士が張り付いてたわけじゃないのさ
30年戦争みたく両陣営が金の出床を抑えてたりすると、
ひたすら傭兵の補充と戦争を繰り返して泥沼化するケースも。
戦場になって荒れた土地で食っていくために傭兵希望者は減らないという悪循環。
ドイツ軍の作戦能力は昔から定評があるから、
やはり強かったよ。
西部戦線は概ね互角だったけど、
ロシアやイタリア相手にははっきりと優勢だったね。
トルコではガリポリ作戦でイギリス軍がひどいことになったし、
イタリアでもカポレットで大勝している。
ヒットラーによれば、ロシアが崩壊した時、勝利を確信したそうだが、
ロシアが敗退して、アメリカが参戦し、ドイツの国力は尽きた。
133 :
世界@名無史さん:2012/06/11(月) 06:01:40.07 O
なんでワイマールドイツは解散総選挙がやたらに多かったの?
特にナチスが躍進する時期は半年くらいのスパンで選挙してる印象がある
>>129 戦争は単純に戦況だけで図れるわけじゃないぞ。
距離の離れた首都まで攻め入ってその防御を徹底的に破壊する事が出来るのは
第二次世界大戦の戦闘資材においてであって、
第一次はいまだ拠点の力が強く、それだけの攻勢を仕掛けられる条件がない。
つまり、いくら疲弊してようが、少なくともその頃の戦闘理論の限りでは、
負ける事は無いのよ。とすれば後は心理戦でしかない。
話題がごちゃ混ぜになってんぞ
136 :
世界@名無史さん:2012/06/11(月) 08:22:27.86 0
>>127 中国大陸に展開していた日本軍も
昭和20年の8月になって終戦すると言われた時、
「俺たちは勝っている、まだ戦える」といった部隊があったくらいだから
あの時のドイツ軍は、総崩れにはなっていなかったし
空襲も爆撃もたいした規模じゃなかったから
まだ、負けていないと思っていた奴がいても不思議ではない。
単に政府と軍部がアホだから負けたのにね
あほだから負けたんじゃなくて、
相手より自分のほうが弱かったから負けたんだな。
そういえば、ルーデル大佐も、
ドイツは負けたけど、自分は負けてはおらぬ、
とかいってたもんな。
ルーデル大佐は伝説の戦争鬼だから、
それくらいのことをいう権利はあるだろうな。
>>138 米ソはベトナムやアフガンよりもずっと強かったけどアホだったから敗北したよ
ドイツもはじめから西部戦線に全力投入して速攻でフランスを降すか
さもなくば東部戦線に注力してロシアを早期降伏させれば二正面作戦から脱けだせたはず
孫子は斉の将軍に仕えた時、競馬でこちらの一番速い馬を相手の二番の馬に、二番は三番に、こちらの三番を相手の一番にぶつければ確実に二勝できるといったが
この程度の兵法も理解せずこちらの主力を西部戦線に、それも勝ちきることができない程度の戦力を送り、残りを東部でダラダラととか無能にもほどがある
>>140 ベトナムやアフガンは勝利条件が違うからな
遠い遠い対戦国の首都を制圧しなくてもいい
じっさいシュリーフェンプランでそれをやろうとしたんだけど、
予想以上にフランスが強かったんだな。
一方、ロシアが予想以上に弱かった。
だから、西部戦線では持久戦の構えをとりつつ、
先にロシアを降すことにしたけれど、
そこまでいくのに3年かかった。
その間にドイツも相当に疲弊していた。
それでも、アメリカの参戦がなければ、ドイツが勝っていた可能性はあると思う。
144 :
世界@名無史さん:2012/06/11(月) 17:52:58.89 O
日本は維新前から諸藩幕府で武器の国産化を計画、維新後に成功してるのに
なんで清や朝鮮、シャム、ペルシャ、トルコあたりでは
国産化が計画されなかった、あるいは成功しなかったのでしょうか?
また食いつきそうなネタを。
それは日本が西洋のレベルに達していた、ある部分では抜きん出ていたからです
他の清や朝鮮にはそのような技術は無かった
中国ではようやく70年代以降に工業化が進んだ
明治維新後直後の新しい政府だからこそ、各種の改革が断行でき、乏しい国家予算を徹底的に
富国強兵に注ぎ込むことができたという面もある
古い政府が続く国では、既得権を持つ者が大勢いるので、改革には反対勢力が現れ、国家予算
は他にも配分せねばならず、洋式兵器の国産化はなかなか進まない
清の洋務運動などがよい例
あぁ、一から作った政府だから軍事再優先に出来たのか
ありがとう
洋務運動はまさしく既得権益層に近代化運動が潰された好例だよなぁ……
もし洋務運動が成功して清が近代国家になっていればその後の日本を含めた東アジア史はどうなったんだろうな
151 :
世界@名無史さん:2012/06/11(月) 22:13:18.69 O
ザビエルらの代わりにコルテスやピサロみたいな暴虐な侵略者が銃到来前の日本に来ていたら
インカ帝国みたいに占領されていた?
というか戦国時代に来日した南蛮人は(表面上は)礼儀正しい人間ばかりだったのも不思議だけど。
(まあ日本人奴隷を海外輸出してキリシタン禁令を招いたのは知ってるが)
152 :
世界@名無史さん:2012/06/11(月) 22:16:37.09 O
>>151 むしろ、インカやアステカが簡単に征服されたのが
不思議。
153 :
世界@名無史さん:2012/06/11(月) 22:20:12.62 0
近年ではインカに関しては
インカの諸侯(この表現が適切なのかはさておき)が、
当初は外来人の力を利用してクーデターを起こそうとしていたという研究もあるけど、
理由は分からないが当初はインカはさほど危険視もせず受け入れてしまっていた
ことだけは分かっている。
歴史のIFにあんまり意味は無いが、コルテスとか兵数500、降伏者を自軍として使う方式で、1500年代の動員兵力10万越の日本とガチは無理でしょ。
上手くいくとすれば有力者に取り入る方式で、それは信長相手とかに普通にやってるべ。
アステカ王国はコルテスが来た年が一の葦の年だったためにケツァルコアトル神と勘違いして彼らを招き入れちゃったんだよな
インカもそんな感じの理由があったのかしら
日本の戦国時代の頃に活躍した南蛮人は
純粋に布教や商売(もちろん奴隷貿易も含まれる)が目的に来ている人も多いから
どこかの国が本腰入れない限りそんなことが起きたとは考えにくい。
まずピサロやコルテスが活躍した時代は
レコンキスタの勢いのままに新天地に向かったという事情があるので、
彼らは個人的にそういう人だったというよりかは時代の流れに乗っていただけなわけで、
そんな人間がもしもあの時代に突然現れたらって考えるのもナンセンス。
インカ・アステカの征服では、彼らが見慣れていなかった鉄砲や騎兵に対する心理的・迷信的な怖れがあったことが
大きい
インカでは、騎乗した人間を、「頭が2つ、足が4本、腕が2本の怪物」と怖れたという
もちろん、日本では騎兵に対してそんな恐れは抱かない
近年では、種子島へのいわゆる鉄砲伝来の年以前にすでに中国製の鉄砲が日本に知られていたという説もあるし
火薬自体はあきらかに元寇で知っていた
だから鉄砲という兵器に対する心理的・迷信的な怖れみたいなものもあまりないし、最初のうちはあったとしても
すぐに克服できるだろう
そうなれば、コルテス、ピサロ程度の少数の兵力で、人口も多く、戦乱の時代で実戦に慣れていた武士が多かった
日本を征服するのはまず不可能
お、俺向けの質問じゃん。
>>151 結論から言うと占領できない。
コルテスもピサロもアステカインカを滅ぼしたときは先住民同士で戦わせてたんだよ。
コルテスとピサロは技術的なイニシアティブを持って先住民と有利な条件で同盟したりしてた。
ただコルテスもピサロも最初の戦いはヨーロッパ人のみの少数人数で先住民の
大軍を打ち破っていたね。
日本には鉄砲が無くても当時の武装や軍隊の規模を考えれば征服者は初戦で勝てないだろ。
コルテスはテノチティトランで一度負けてるし何回も捕らえられそうになってる。
アステカ軍は征服者を捕らえて生贄にしたがっていたためだね。
日本軍は普通に殺しにかかるだろうから厳しい。
>>156 >そんな人間がもしもあの時代に突然現れたらって考えるのもナンセンス。
俺もそう思う。
いい加減消えろクソコテ
インカやアステカは周りに敵が多い国だったから
その隙をつかれたのだろう
>>160 アステカ国内の各領主は自治を許されてたけどアステカは圧政が酷く
コルテスがアステカ攻撃始めるとことごとく離反した。
インカは圧政ではなかったけど周辺民族とか敵が多かった。
>>157 コルテスがアステカの首都のテノチティトランを攻撃していた時なんかは
アステカ人が馬を恐れなくなってただけでなく逆に珍しいから狙われてたね。
馬も4頭くらい生贄にされてた。
最初は恐れられたけど何回も行った戦闘で先住民が馬の死ぬところを見てから
段々に恐怖する人が少なくなっていったようだ。
>>155 インカのアタワルパは恐れていたわけじゃなくて完全にピサロを舐めきっていて
アタワルパもピサロを引っ捕らえる計画練ってた。
ピサロたちを奴隷にして部下に分け与える分配とかまで決めてた。
結果は皆さんの知ってのとおりだ。
幾らなんでもコルテスやピサロの手勢が少なすぎる
周辺諸国から恨みをかっていた国が中枢が混乱した事で
周りが勝手に滅ぼしたの方が理解できる
インカもアステカも旧世界の時代区分でいうと青銅器時代の前だよ。
ようやっとこ、精錬の簡単な……というか天然に出てくる金属塊を叩いて使うことができる、
金・銀を用いるようになったレベル。
ガッチガチの神権政治で、王様=神様の時代。
天文や石材加工・石造建築の技術は途方もなく発達した。
これを旧世界にあてはめると、エジプト古王朝期、メソポタミアではシュメールとアッカドが
主役だった時代、クフ王とかサルゴン王とかが居てピラミッドとかジグラートとかが造られた
時代。
ざっくり、3000年くらい時代が遅れてるものが、勝ちようがないだろ。
たとえ青銅器前の時代だったとしても数的差を覆せるとは思えない
数と地の利さえあれば弓矢でも投石でも十分戦えるはずだ
それに当時の火器類はそこまで高性能ではなかったのも戦える要因の一つだと思う
同時代のマクタン島の戦いとか参考になるかもしれない。
マゼラン隊49人VSラプラプ軍1500人。圧倒的人数差だが、ラプラプ軍の竹槍じゃマゼラン隊の甲冑に通らず、戦闘は一時間にも及ぶ。
最後は甲冑着てても足が無防備だったんでそこを狙われて敗北。どこのアキレスだよ。
>>165 本邦の黒船来航とか思い出してみ。
封建時代VS近代で、総人口3千万戦闘員数40万が、たった4隻のアメリカ船の威嚇射撃によって
あわや政権崩壊だよ。
169 :
世界@名無史さん:2012/06/12(火) 08:40:16.67 0
15年後でも「あわや」とは・・・
持ちこたえて、精々15年だから「あわや」
171 :
世界@名無史さん:2012/06/12(火) 10:04:24.45 O
コルテスやピサロの前に、イタリア人が鉄砲を売り込みに来てたらなあ…
少なくとも鉄砲と馬の存在を事前に知れば、
大したパニックは起きないはず。
漂着者が流れ着いても即攻撃した部族もいたから場所間違うと危険
>>166 甲冑も全員が装備できたわけではなかったようだけどね。
装備の違いも確かにあるがアステカ軍の戦術は生贄にするため捕縛に重点を
置いていたからスペイン人が死に難かった。
コルテスは戦闘中何度も捕縛されて連れていかれそうなところを味方に助けられてた。
インカとかアステカの先住民ってのは夜襲やる習慣がなかった。
先住民は夜の戦闘は基本的に避けていたようだ。
24時間狙われ続けなかったってのも少数の征服者にとっては良かった。
173 :
世界@名無史さん:2012/06/12(火) 11:17:32.77 0
次
どんだけ犠牲を払ってもヨーロッパ側の隊長さえ倒せば、とりあえず次の来航までは時間が稼げるね。
あるいは大歓迎会を開いて油断させ、隊長を料理してしまう。ポリネシアンならやりそうだが、
インディオってのはそういう陰謀を良しとしないお人よしだったのかな。
175 :
世界@名無史さん:2012/06/12(火) 13:10:59.04 0
遊牧民が寒波などで家畜の激減を被った場合、救荒対策というのはどのように行うのでしょう?
朝廷が穀物を買いこんでためておいて、飢饉が起きたら放出するっていうのができますが、
遊牧民の場合は、やっぱ略奪ですか?
>>175 そのような場合には、定住農耕民もたいてい寒波の被害を受けています。
でも、定住農耕民はそのような場合に備えて官民問わず多少は蓄えをしているものです。
そう、もうお分かりですね。遊牧民たちは定住農耕民の領域に侵入して食料を奪います。彼らが抵抗してきたら遠慮無くぶっ殺します。というか抵抗しないわけないですが。
食料を奪われた定住農耕民がどうなるかって? 言うまでもなくそんなもん遊牧民からしてみれば知ったこっちゃありません。
はい、というわけであなたの想像の通りです。
>>175 別の遊牧民を襲うこともありますね。
大集団を組むチベット族が、家族経営の蒙古族を襲うのって
青海省や甘粛省なんかでは常態でした。
西側にいるものほど、外国との取引に有利で武器もたんまり持ってましたからね。
178 :
世界@名無史さん:2012/06/12(火) 16:33:20.05 0
リベリアはどのような目的で建国されたのでしょうか?
アメリカの事実上の植民地なのかと思っていたのですが、
特にあそこを中心にアメリカがアフリカへ干渉していたようでもないですし、
本当にアフリカ人を帰還させてあげようなんて目的で作られたのでしょうか。
125です。
なるほど、そもそも戦争のスタイルというか仕方がまず現代と違うんだな。
休みも入れつつだらだらやるか、一気にドンパチやって早々に引き上げるかのどちらかか。
それには規模も関係してくるんだろうけど・・
当時のことが想像しやすくなりました。
>>129>>130>>131の方、何気ない疑問に解答ありがとう。
あと紛らわしいタイミングでの質問スマソ
ひところに比べれば静かになったとはいえ、
まだまだ人種問題さかんなアメリカのことだから、
黒人いらん。帰れ。
という意見もあっただろう。
黒人も差別の多いアメリカ本土より、
自分たちの国を持ちたいと思うものもいたわけで、
その受け皿として建国を支援した。
もっとも、建国の経緯からいっても、アメリカとの関係は深い。
形式はどうであれ、アメリカの経済植民地といってもいい関係だった。
いまはどうかしらんが、ちょっと前まで内戦やってた。
いまとなっては、アメリカとしても、勝手にやっていきなさい、みたいな立場になっているんじゃないか。
リベリアってイスラエルみたいなものなの?
183 :
予言:2012/06/12(火) 18:52:12.94 0
「フリーメーソンの陰謀」
闇の秘密結社「フリーメーソン」が、大恐慌(だいきょうこう)を、
ひきおこし、世界経済を崩壊させる。
フリーメーソンが、世界規模の「食糧危機」をひきおこす。
フリーメーソンは、人類を地獄にたたき落とし、
邪悪なニセ救世主を、人々に、拝(おが)ませるだろう。
全人類に、「獣の数字」が、つけられる!!
全人類が、コンピューターに、支配される時代がやってくる!!
陰謀の影に「フリーメーソン」あり!!警戒してください!!
ミカエル
184 :
世界@名無史さん:2012/06/12(火) 20:30:45.40 O
イタリア以外にエチオピアの植民地化を企てた国ってある?
>>184 オスマン帝国
ペルシャ
イエメン
イギリス
ドイツ
イエメン如きに植民地化www
如きとは何事だ! 如きとは!
イエメンだって頑張ってたんだぞ! まぁイエメン如きには無理だったけど
すげえいい男が多いんだってさ。
水もしたたるいい男だらけ。うほっ。
イケメンアラブ共和国。
>>188 企てたどころか成功してんじゃん。
シバの女王の幸福のアラビアがエチオピアも支配してたろ。
ナチスとかソ連とか中共の支配形態はシビリアン・コントロールの一種なのでしょうか?
一応軍人出身の人間がリーダーになることは原則ないですよね
革命家なんて軍人あがりばかりだろ。
ヒトラーもレーニンも軍人上がりじゃないぞ
毛沢東は…盗賊上がりとでも言うべきかw
>>192 共産国では一応、軍は党の指導に従う、というのが鉄則だけど、
軍の高官が党や政府の要職に就くことは、ふつうにみられたことだし、
実態としては表裏一体の関係にあるといってもいいんじゃないか。
毛沢東時代の中国や某北K国の場合は、
軍は革命の前衛であるといって、非常に優遇されていたし、恐れられてもいた。
まあ、広い意味での文民統制といえるかもしれないけど、
狭い意味での、一般的な意味での、文民統制ではないな。
そんな独裁国家が文民統制とよべて、我等が大日本帝国が軍部独裁と言われるなんて納得できません><
197 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 11:48:22.42 0
中国共産党や日本共産党、ベトナム共産党などの初期メンバーの経歴を見ていると
ソ連やフランスに留学経験があるという人が多いですが、
中国人や日本人の共産党員にフランス留学経験者が多いのはなぜなのでしょうか?
ソ連は当時の社会主義国家ですから分かりますし、
ベトナム人などが宗主国のフランスで学ぶことも分かりますが、
この理由はよくわかりません。
フランスは当時、マルクス経済学の最先端をいく研究が行われていたのでしょうか。
198 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 11:48:42.67 0
白人の人種差別の経緯、理由がわかりにくいので、だれか説明をお願いします
@宗教的な理由で人類はヨーロッパで生まれ世界に散るにしたがって劣化し、黒人アジア人は下等民族
A黒人は猿と人間(白人)との間の存在でアジア連中も黄色猿共だ
@アダムとイブの神話は知ってますけど神話ができるような昔にもう黒人やアジア人の存在て知られてたんですか?
聖書とかに「白人意外の人種は低俗」って書いているんですか?
もしも見た目や宗教の違いから時代の途中で神父とか教会の人が勝手にそう主張したのなら
差別のあった時代の民衆はなぜ疑問に思わなかったのですか?
「え? デウス様信じない不届き物だとは思うけど世界に散るにつれて劣化したとか聖書に書いてないよ?」みたいな
Aも黒人の方には失礼ですが、半裸で原人生活してる姿見たら人っぽい猿とか思うかもしれませんが
アジア、特に中国や日本は中世時代、高度の建築や織物、細工物、算術天文学などの学問
があり国も広く人口が多くて歴史もあり、近世近代では西洋と同じ科学技術もあり、とてもではありませんが
猿と人の中間とか劣化した民族と思う理由がありませんし、差別時代の民衆がなぜ
「うんそのとおりだ」と納得し差別する気になったのかわかりません
たとえば私たちも多少見た目が違くても携帯いじりながらノートパソコンでブラインドタッチしてる人たちを
「あれは劣化した下等民族で人間と猿の中間の存在だ」
とか説明されても納得しませんよね?
フランスならばケ小平が行ってます。
ヨーロッパ方面のルノーの自動車工場で働いていたので、ほぼフランス国内が拠点です。
正規留学だと周恩来が該当。彼はドイツやイギリスにも行ってます。
君が黒人を見て猿っぽいと思うのと同じぐらい理屈抜きで白人もイエローを猿っぽいと感じてる
僕たちは高度な文明を持った人間だ!黒人とは違う!とか泣き言言ったところで猿の言葉は人間には届かない
>>198 @ 創世神話のノアとその子孫のところ。方舟のノアな。
ノアには息子が三人居て、そのうちのハムというのが、父親が酔っ払ってフルチンでいるとこを嘲笑った。
その不孝を咎めて、ハムの子孫は、他の二人(セム、ヤペテ)の子孫からこき使われる身分だというふうに
呪いをかけられた。ハムの子孫は南に、セムの子孫は北東に、ヤペテの子孫は北西に、拡散して行った。
という風なことが書いてあるわけよ。
そこをこじつけて、南にいる黒人はハムの子孫だから、ヤペテの子孫たるヨーロッパ人が奴隷として使ったり、
セムの子孫たる回教徒(アラビア人)やユダヤ人が奴隷狩りをしてそれをヨーロッパ人が買うことを、
宗教的に理の適ったことだと強弁した。
ヨシフおじさんの大粛清ってどうして止められなかったの?
高級将校を主な対象にして粛清してるなら、普通恐れてどこぞの将軍がクーデターでも起こそうと思わなかったわけ?
203 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 12:34:45.53 0
>>200 いえいえ、私は黒人見て猿なんて思っていません、人種差別嫌いですし
長文になりすぎるので198では割愛しましたが、我々は情報社会の中で育ったけど
そうでない、自分たちの世界しか知らない中世時代のヨーロッパ人が
ある日未開の地を探検してて原人生活してる人型の生き物を見たら
「ここの地域は文明が進んでないなぁ」と思うのが妥当だとは思いますが
「道具や家を使っているし、人に近い生き物だろう」と感じてもまぁギリギリ
そんなふうに思う人もいるのかなと思える、ぐらいです。
ただアジアの場合、そのような解釈は無理だろうと思いました
小ブッシュとチンパンジーを見比べた画像があるが
だいたいあってる
なんやかんやいってもフランスはヨーロッパの中心だし、
パリコミューンとか作っているくらいだから、
伝統的に左派が強いんだな。
フランスのインテリなんてほとんど社会主義者だろ。
206 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 12:55:10.58 O
アラブ諸国の人間で初めてアメリカ大陸に渡った人間は?
アジアの文明なんてさほどすぐれたものではないよ。
20世紀初頭の中国の映像とかけっこう残っているけど、
ああいうのをみれば、ふつうに汚いとか見苦しいと思うのはわかるけどね。
あの時代の中華を美化しすぎるのもかえって不自然だね。
>>202 そもそもクーデターなんぞがおきるのはよほどなってない失敗国家だけ
国家運営ができてる普通の国ならクーデターなんてまずありえないね
第一、軍隊は平時は弾薬を配給されてないから素手も同然
弾薬庫を管理してる憲兵隊親衛隊秘密警察などは軽武装でも実弾をたっぷり持ってるからここが裏切らない限り無理
というか弾薬庫の管理を政府直属の別組織にやらせず、まんま自衛隊自身にやらせてる日本が異常すぎるんだよ
平和ボケというかなんと言うか・・・武士に全部外注して実権を乗っ取られた公家そのものともいえるが・・・
キリスト教会が黒人を人間以下の下等生物だと主張したことは一度も無い
第一、黒人が人間じゃなきゃ獣姦になっちまうだろーが
日本の自衛隊の武器管理のきびしさはふつうじゃないだろ。
薬きょうが一個みつからないという理由で、
部隊全員出動して、何日も探させられる。
懲罰の意味もあるんだろうが、よその国ではこんなことやらんだろ。
>>202 政治将校が目を光らせ、
秘密警察がまぎれこみ、
密告が奨励されていたことで、
がちがちに締め付けられて、クーデタを起こす余地すらなかった、
ということじゃね。
ソ連の仕組みを模倣したといわれる中国のケースだけど、
国防大臣の林彪ですらできなかったんだから、
よほど、ほんとうに、できない仕組みになってるんだろうな。
ヨーロッパ人の間で「黒人は獣(のようである)」という認識があったことは否定できないが、
少なくともカトリックや正教会ではそのような内容が公認されたことは一度もないので、
キリスト教と安易に結びつけるのも問題。
214 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 15:15:50.87 0
>>213 カトリックや正教会の門徒の存在がヨーロッパに限定されている時期に、
異教徒の追放だの殲滅だのが教会主導で出されてるじゃんよ。
十字軍とか、モスリコ追放令とか。
モスリコ追放令なんて、露骨に人種差別だろ、肌の黒いモール人は
改宗しようと宗門に入れない、イベリアから追い出すって。
単なる中華思想の亜種なだけだろう
自分達が普通で周りが蛮族なんて良くある思想だ
>>211 その管理者も自衛官なんだからやろうと思えばいくらでも誤魔化し放題
いつでもクーデター可能ってことになるな
シュメル人「グティ人は人間のように作られているが、その知恵は犬、その容貌は猿である」
秦の始皇帝って民族はなに?
周の王は?
華夏民族
221 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 16:09:45.73 0
>>217 自衛官も、カラシニコフ(何巻か忘れたし、雑談程度の話だけど)の
作者に、クーデターをやろうと思えばやれるけど、
そのあと国を統治できるわけがないからやらないと言っていたなぁww
明日自分が殺されるかもしれないのにクーデター考えないって常人には理解できないが
もしかしたら自分だけは大丈夫みたいな心理があるのかも分からんねぇ
短期的には暴れて事態が好転した例なんてほとんどねーだろ…
>>202 そもそも「クーデター考えたから逮捕された」のが
一応の理由なんだけどな。
>>209 ファシスト国家も青年隊へ武器供給して彼らに管理任せてるよ。
だからよく調子に乗る。
クーデターの仲間を募る段階で露見する可能性が極めて高いと思わせる高密度の密告網が巡らされていてたんだろう。
それに社会主義国の軍隊というのは軍と党の二重の命令系統があって、どっちか片方だけの指示では動けないことになっている。
当時はヴォロシーロフの元で国防人民委員部が軍部を統括し
コミッサールも廃止されてたけどね。
ちなみに赤軍粛清は相互援助を結んだフランスとの関係を
修正する目的が強く、ぶっちゃけ軍部と政府の関係含む
国内の問題はあんまり関係ないのかもしれない。
結構この辺りは複雑なんだが、残念ながら当時の外交の研究は
今の所皆無といっていい。国内問題がまず各国史の主要であり、
すべての事件はそれによって説明できると暗黙の前提が
あるわけだ。
第二次大戦直前期の外交史研究が皆無ってどこ情報だよ
実際皆無なんだよ。
芬ソに至っては回顧録が情報源というありさまだ。
フルシチョフの回顧録とかあったな>資料
232 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 23:35:38.76 0
>>201 解説ありがとうございます
ただその話だとセムの子孫であるアラビアの人たちはキリスト教じゃなくて
イスラム教に改宗したことになっちゃいますね
233 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 23:54:24.99 0
イエズス会って東欧やロシアにはセールス展開しなかったの?
ロシアってなんでカトリック皆無なの
東欧やバルト三国はカトリックの人ケッコウいるんじゃないの
>>233 お主は東方正教会というものの存在を知らんのか
キリスト教の宗派はローマ・カトリックとプロテスタントだけじゃないんだぞ
235 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 00:18:14.86 0
最近、占守島の戦いがあったことを知ったんですが、
戦争終了後に自衛のため防衛した戦争や戦いって他の国でもあります?
例えばドイツは第2次戦降伏後にソ連にひどい事されたみたいですが、
そういうことは起こらなかったんですか?
ロシアにも少しはローマ・カトリックがおり、ピョートル1世はカトリックの宣教を許可した
18世紀の欧州諸国ではイエズス会が弾圧され、ロシアへ逃れた会員も少数いた
ロシアでのイエズス会は正教を装って宣教し、教皇と聖霊についてのみカトリック教義にしたため
彼らはロシア人から詐欺師やペテン師の代名詞として嫌われたという
237 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 00:57:12.64 0
いやマクニールの本だから昔のアレで悪いけど
イエズス会がやってきて
ロシアのキリスト教の諸々のつじつまの合わないところ、翻訳等のウソの多さを攻撃されて
ろ助たちは当惑したけど
「いやオラたちの神様はそれでいーだで」
「オラ達のギリシャ正教の方が古いんだから正しいってこんだで」
と開き直って今に至る
その際にイコンのような絵画技術により自分たちの宗教の神秘性を高めることに成功したことも大きく
これに対して多くの露助たちの宗教的な敬虔の念を得られることに成功したみたいなこと書いてあった
238 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 00:59:19.96 0
マクニール本には
ポーランド、リトアニアがカトリックというのもデカかったんではと書かれていたと思った
ドストエフスキーの本にはよく否定的にイエズス会が描かれてるよね
240 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 01:12:54.82 0
ポーランドはあの場所にあってなんで離れ小島みたいに
プロテスタントでもなくギリシャ正教でもなくカトリックなんだろ、、、
イギリスにいじめられまくったアイルランドみたい
ドイツもチェコもハンガリーもカトリックだったし
ウクライナにもカトリックは多少いる
半島では仏教や儒教よりもプロテスタントが多いように、
思想的バックボーンを対立国と被らないように選択する法則を今思いついた
>>240 もともとロシア以外のヨーロッパはカトリックだった。
ドイツなど北部白人系の国がプロテスタントになったので
ポーランドやバルトの2国がカトリックに取り残されただけ。
>>243 お前の中の『ヨーロッパ』には東ヨーロッパ諸国は含まれないのか
本当ですか?
795 名前:天日宗[] 投稿日:2012/06/14(木) 03:16:53.16 ID:Uy3J72Im
>>774 歴史から見て日本は世界で一番差別のない国家ですよ。
アジアでも、中国や韓国に比べて日本は一番差別がない。
具体的に知りたければ幾らでも、教えてあげますよ。
中国と韓国なんかを相手に比べて誇ってるレベルの知能の言うことだから真に受けないように
お前 同和問題とかネタだと思っているのか? って少し思ってしまった
最近の疑似裁判大会で優勝したのは
シンガポールだしな。
249 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 07:36:06.94 0
>>244 東ヨーロッパもギリシャ正教の国なんてほとんどないだろ ギリシャは南欧だしな
明らかに西欧のカトリック・ラテンゲルマン世界に対して
東欧のオーソドックス・スラヴ世界を想定して言ってるのに
地理的概念の東西南北欧を持ち出すのは如何なものか
ナチスの親衛隊と陸軍の区別が付かないんですけど、なんのためにこんなめんどくさい組織にしたんですか?
ナチ党自前の暴力装置が親衛隊
253 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 09:24:51.82 0
>>250 その東欧のスラヴ世界イコールギリシャ正教のテリトリー
と言えるほどギリシャ正教はロシア以外では優勢ではないよ、悪いけどね
東欧で正教国じゃないのってポーランド・リトアニアとボヘミアだけでは?あとはアルバニアか。
どう考えても正教が圧倒的優勢なんだが、そんな意固地になって反発しなくてもいいと思う。
255 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 09:47:50.92 0
チェコ、ハンガリー、オーストリアの辺りもギリシャ正教のテリトリーなの??
このスレの住民の「東欧」観が十人十色ということだけは分かった。
「国の借金」はデマ
日頃メディアや、反日工作員が必死になって「国の借金」という単語を使い
財政破綻論を展開させていますが、現実、現在の日本には「政府の借金」は1000兆円近く存在いたしますが、
「国の借金」は存在いたしません。
朝日新聞やNHKは、雇い主である中国共産党より日本人に対して不安や政府に対する不信を持たせ、煽るために
局内の共産党員を使用して既に数十年間、「国の借金」を連呼し続けております。
<違和感なく「国の借金が1000兆円もある」という幻想に浸ってしまっている一般の方々は、朝日新聞やNHKに見事に騙され続けている訳です>
数十年もテレビや新聞から情報を得てきた方々の中には、「メディアが嘘を付く訳ない」と思う、そう思いたい方もいるでしょう。
しかし、長い目で見れば、もともと戦前から日本を転覆させるために存在してきた報道機関ですから、
これくらいの嘘は朝飯前で御座います。
それでも、「国の借金は1000兆円ある」と考えをお持ちの方は、複式簿記の勉強をしてから、日本のバランスシートをご覧ください。
実質中国の広報機関であるNHK、朝日新聞は、これからも嘘を付き続けます。デマを流し続けます。捏造し続けます。
---そのニュース 核心は、デマだ 長文失礼いたしました。---
オーストリアは西欧では?
地理的にはギリ東欧だろうけど歴史的な世界としてはゲルマンだしカトリックだし文句なしの西欧でしょ
というかオーストリアは地理的にいうなら中欧という便利な言葉があるから東欧要素が全くないな
オーストリアは共産圏にも入っていないのであまり東欧とは呼ばない(まあ東ドイツは共産圏だったが)
またドイツ、オーストリア、チェコ、スロバキア、スロベニア、ハンガリー、ポーランドを「中欧」とすることもある
神聖ローマ帝国の領域だったところが中欧ではないのけ?
262 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 11:49:25.50 0
んじゃソ連の衛星国だったテリトリーを「東欧」とすんなら
ギリシャ正教の国は
ブルガリア、ルーマニアは○
ユーゴスラビアもそう言っていいけど宗教的にはかなりフクザツだからびみょー
チェコ、ハンガリー、ポーランド、東独は×
ギリシャは共産化していないから除外
どこが東欧=ギリシャ正教なんだよ 全然優勢じゃないじゃん
263 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 11:53:03.12 0
チェコ、ハンガリー、ポーランド、東独は×
→アルバニア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、東独は× だね
わかったわかった
次
>ギリシャは共産化していないから除外
なんでお前基準でいきなり除外してんだよw都合いい方向にばっか持っていこうとするなよ
共産圏に属したかどうかは参考要素であってそれがイコール東欧なわけねえだろ
最初からスラヴ・オーソドックス的文化圏が東欧だって言われてるじゃんか
次!次!
267 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 12:51:21.55 0
よーし
スラヴ・オーソドックス文化圏で行くゾ!
ギリシャ正教の国
○ ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ 3
△ ユーゴ 1
× ポーランド アルバニア ハンガリー 3
どーだっ、「優勢」とは言えないゾ!!
○ ウクライナ、ベラルーシ、モルドバで+3ね
ユーゴも7割以上正教
ロシアを抜かしてどうする
全体というわけでもないがウラル以西のヨーロッパ=ロシアはだいたい正教圏だぞ
イスラムの宗派別の勢力範囲はどうなってるの?
確かスンニ派とシーア派だけでは無くってもっと分岐してた気がする
イランがシーア派(12イマーム派)で他はほとんどスンナ派
基本的にスンナ派・シーア派で分類できる。
スンナ派の派生のワッハーブ派(サウジアラビア)とかもあるけど
272 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 13:23:47.48 0
スンナ派とシーア派内にも教派があるのは確かだけど、
基本的にはどっちも最大派閥が頭一つ抜けているからさほど気にしないでいい。
>>267 × ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ 3
ルーマニアはルーマニア正教です。→スチャバ
ブルガリアはブルガリア正教です。→リラの僧院
>>273 いや正教ってカトリックみたいにギリシャ正教が総本山って訳じゃないからね
どれも同じ正教だよ
ルーマニアはスラヴじゃなくね
スラヴじゃないけど正教だね
277 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 14:22:06.41 0
>>273 何を言ってるのかよくわからんが「正教会」ってのは
原則として各国に存在するけど
それぞれが別の宗教なのではなく教義が一致している教派だぞ
ロシア正教、ギリシャ正教、日本正教、ルーマニア正教
はどれも「○○国の正教会」という意味で違う教義なわけでもないし
互いに承認しあっている
278 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 14:26:55.81 0
>>251 陸軍はプロイセン陸軍以来のドイツ国家の軍隊。ー親衛隊はナチス党の私兵。
ヒトラーは東方生存圏建設のために陸軍を必要としていたけど、いまいち信用していなかったので、親衛隊と噛み合わせたという訳さ。
279 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 14:28:38.40 0
東方正教会は各国の教会が対等であり
同じ信仰を持つという連合的な性格を持ちますからね。
カトリックや東方正教、聖公会、ルター派、カルヴァン派などは
それぞれ組織のシステムが違いますので、
そこをゴッチャにするとおかしな話になってしまいます。
一応は東方正教も名目的にはコンスタンティノープル全地総大主教が全ての正教会を代表する、とはなってるけど直接支配はしてないね
間接的にもどれほどの影響力があるものか
どうもキリスト教と聞くとローマ・カトリックのローマ教皇を頂点とするヒエラルキア構造を思い浮かべる人が多い
何故ロシアは今でも暦は旧暦(ユリウス暦)を使っているのでしょうか?
282 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 15:23:04.98 0
ロシアの場合はロシア正教会が公式にはユリウス歴を採用しているって文化的な理由が大きい。
グレゴリオ暦はカトリックに由来する暦なので、
正教会やプロテスタント諸派の中では用いない教会もある。
283 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 15:24:44.80 0
もしかしたら政治板向けかも知れませんが…
「国家とはフィクションである」「国家というフィクション」とはどういう意味でしょうか?
ベネディクト・アンダーソンは「想像の共同体」という著書を残していますが、意味する所は同じなのでしょうか。
「各々が勝手気ままに行動する『万人の万人に対する闘争状態』だと全員にとって良くない結果になるから、
共通の文化や言語や宗教を元に『俺達は○○国民』という風にまとめ上げてルールの中で行動しようぜ、
でも○○国って言われても帰属意識なんて持てねーし、胡散臭い概念だよな」って事かな…と。
284 :
282:2012/06/14(木) 15:26:32.53 0
もしかしたら
>>281が誤解しているかもしれないので追記すると。
ロシアは採用が遅れただけで現在はグレゴリオ暦を公式には採用している。
民間ではユリウス歴のカレンダーもあるようだけど、
あれは日本のカレンダーにも旧暦が書いてあるようなもの。
>>283 文脈によっては
国家や企業などの共同体は構成する人間が作り出す一種の幻想に過ぎず
「国家」という実在はないという意味でも使うけど、
誰がどういう意図で言ったかで意味は大分かわってくる言葉。
共同体は存在はするが実態がないという
考察は古くからなされているのでその意味で使われることが多いとは思うが。
現在のロシアは修正ユリウス歴で、グレゴリオ歴ではないよ。
900年ぐらい毎に修正が必要なはず。
ロシア連邦自体は修正ユリウス暦なのか?
ロシア正教会は修正ユリウス暦でなくユリウス暦使用だが
仏陀以外にあらゆる幻想から脱却できる人間って損算するのかね?
290 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 16:03:31.66 0
損算する??
ゴータマが全て幻想を脱却したと思ってるのは
仏教の思想を受け入れている人だけですよ。
ゴータマ在世時に存在していた他の思想家は
例えばジャイナ教の始祖であるヴァルダマーナなどは
彼の悟りが最上であるとは認めていませんでしたし、
当然ですがキリスト教やイスラム教など他の宗教も認めていません。
後に西洋哲学者がインド思想を知る中でその深遠さを評価した部分は確かにありますが、
彼らも釈迦が真理に至ったとかそこまでの評価はしていません。
まず、何を持ってして
ゴータマがあらゆる幻想を脱却したと言えるのかを示していただかないと、
他にそのような人間が存在するのかは言えません。
自称だけでいいのであれば麻原も脱却していることになります。
つまり釈迦と麻原は同じものということだな。
吉本隆明が似たようなこといってたな。
共同幻想というやつだな。
国家というのは共同幻想の最たるものであって、
みんなでそういうのがあると思っているからあるんだろう、と。
みんなでそんなものはないといってしまえば、
その瞬間、ぱっ、と消えてしまうものでもある。
だからといって、共同幻想というのが、そんなに脆弱なものではないんだが。
昔、新左翼系の学生たちに熱烈に支持されたというわな。
某北K国なんかをみるとマスゲームなんかをやって、
共同幻想を可視化することによって、
人々のイメージする力を高め、
体制の強化に努めているようだ。
一番強力な共同幻想は国家じゃなくて紙幣だと思うけどな
295 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 17:06:14.48 0
人間は自分が生きる時代、地域の価値観から本当の意味では脱却できない、
ってのはウィトゲンシュタインなども指摘していますね。
それを壊して新たなる創造ができるという発想は、
一時期の左派活動家や理性至上主義者が強く主張したところですが。
紙幣より何故金(ゴールド)が全文明 全時代を通して価値があるのか が今一つわからない
ぶっちゃけ 加工や採掘にリソースを大量消費する割に 鉄や青銅みたい実用性がある訳でも 穀物見たいに食べられる訳でもない
経済学に「水とダイアモンド」ってあるが それの類?
「珍しい」からが最大の理由、
実際に地域によっては金よりも銀や白金、鉄などの方が価値のある地域もあった。
少なくとも人類の歴史で「珍しい」という考えが意味を持っていたことは否定できない。
金は実物資産の王様だもんな。
その希少性と、
腐食しない性質と、
なにより、美しさによって、
古代から人々を惹きつけてやまないのです。
>>296 エジプト・ツタンカーメン王のマスク、奥州平泉、タイの仏像、インカ帝国
なぜ金がありがたがられるかはこれで考える
でも金がそれほど尊重されない文化、地域もあったようfですね
中国など
>>299 うっそぉん。
どんだけ紫寝殿の蔵に金塊貯め込んでたよ?
宦官がケツメドにつめて盗み出したりしてたけれど、それでも山盛りで、
日清戦争の賠償に取ったりしてたし。
301 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 18:30:34.37 0
満州民族はかつて国号を金としていたこと、
王族の氏が満州語で金を意味することからも分かる通り、
かなり金を重宝していましたね。
302 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 19:39:55.10 0
ワールシュタットの戦いについて、詳しく聞きたいんですけど
、モンゴル軍のがポーランド軍を一蹴した戦いだったみたいだけど
当時のEURO軍はそんなに戦力としては、劣勢だったのでしょうか??
EURO軍ってなんだ?
一部の人間にしか通じない用語出されてもな・・・。
中世のハンガリーでは征服者マジャール人がそのまま自分たちの文化を保ったのに対してブルガリアでは外来のブルガール人が地元のスラヴ人に同化しましたが、この違いは何なのでしょうか。
>>302 EURO軍ってのが何なのか知らんがもし、欧州側の事を聞いてるのなら
戦いに手慣れた機動力のある騎兵主体の軍隊と、少数の騎士と多数の民兵や
無理矢理徴用された練度の低い歩兵との混成軍がまともにぶつかればどうなるか
なんてわかりきった話。
>>296 それ言ったら、金よりも、紙幣という紙切れに価値がある方がよっぽど変だろ?
紙幣という紙は、実用性があるからありがたがられているわけではあるまい?
>>307 この現代、基軸通貨が兌換性を失ったニクソンショックの前にも後にも、
もともと紙幣に固有の価値なんてないよ。
それが交換財というか、決済手段だから、その決済される価値の分だけ
あたかも価値があるかのように見えてるだけなんよ。
309 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 21:25:21.69 0
紙幣という幻想がいつ生まれたのかはマルクスがこと細かく明らかにしているのに今更。
310 :
世界@名無史さん:2012/06/14(木) 21:28:37.04 0
EUROで集めた傭兵?
>>296 希少であるというのが第一。
更に、
柔らかく好きな形に加工しやすい、錆びない
ので保管が容易。
非常に重い、塩酸にも硫酸にも反応しない
ので偽造が難しい。合金技術が低い時代なら重さを量るだけで真贋がわかる。
額面を保障する権威を必要とし、
偽造可能である紙幣よりは価値が安定するでしょう。
あと、最近だと
電気抵抗が低い為に、高品質な電気回路やケーブル材として実用性が高いというのも
アフリカ以外の土地の近代的な軍閥とか私兵組織について調べたいんですけど、好例はありますか?
軍閥のメッカはアフガンとかだわな。
すこし前なら、中国民国とか。
中国の軍閥って何故あんなに私兵的特徴が強かったの?
別にアフガンみたいに部族とか郷紳が軍隊を組織してたわけじゃないのに
×軍閥
○軍隊
ね
中国人は一度心を許した相手にたいしては、
とことん親切にするというわね。
他人にはまったく冷たいというけれど。
ポンユーにたいしてはたいへん誠意を持って接するという。
なんでそうなったのか。
大陸は生存競争がきびしいから、
仲間内で結束する傾向が強くなるのか、どうなんかしらんが。
そういうわけで、そういうのりで軍閥も形成されるんじゃないかな。
劉備玄徳とか、関羽、張飛のあれもまさに軍閥の原型だな。
地方官の最高位に当たる直隷総督が民政・軍政を統括するから、
王朝がガタつくと本人次第であっという間に軍閥化。
さらに巨大な軍閥となると、
中国は王朝末期になると、
大量の流民が発生して、これは100万単位の大集団なんだけど、
集まってくる。
何のためにといえば、めしのためだな。
とにかくあそこにいけばめしが食えるという評判が立つと、
そこに人が集まっていって、そこのリーダーというか”親分”がほんとうに食わせてくれるとなると、
英雄になって、うまく時流に乗れば、皇帝になることもできる。
劉邦とか朱元璋なんか、まさにそういう感じだな。
清の康熙帝・雍正帝・乾隆帝は凄かったのに、なぜあれだけダメ国家になったのか
中体西洋も問題だったのだろうけど
第一次大戦でもドイツ皇帝の戦犯訴追とかあったけど、第二次大戦のときみたいに
将兵や閣僚を戦犯容疑で処罰したという話はあったんでしょうか?
>>321 近代でも、毛沢東って親分が、同じ手法で天下をとってる
「オウムは統一教会をラジカルにしたもの」
「オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していました。ところが、そういう連中が、どうも何時の間にかオウム信者とすりかわってしまった。」
層化(公明・維新)、統一(自民)、オウム、総連、民団→朝鮮人だらけの民主党
すべて繋がっている
----------------------------------
↑一連の騒動で「政治とオウムは一心同体」この繋がりご理解頂けただろうか
今日は消費税をどうするか決める日
今日まで泳がせてたのはそのため。
平田の出頭菊池の逮捕、今日迄すべて台本通り
この一連の騒動が、自民・民主の「基本合意」の正体
>>322 何を以って近代とするのやら。
人民八路軍って人食い人種だし。
先日我が家の飼い犬で弁慶と言う名のシェパード犬が死にました。
新しくシェパードの仔犬を番犬として迎えようと思うので、主人を守って死んだor武功をたてた英傑の名前を教えて貰いたいのですが。
洋の東西は問いません。
326 :
世界@名無史さん:2012/06/15(金) 20:14:24.90 O
曹操を守って逃がし、仁王立ちで死んだ典韋とか
Superbeはいかが? 犬好きフリードリッヒ大王を看取った犬だそうな。
マリーアントワネットを守り至高の愛をつらぬいたフェルゼンを推奨します。
>>326 国民党の支配域から、残留孤児とか長期抑留兵の強制労働とか無いんですよ。
すぐ返されてる。ちゃんとヘイグ条約とかジュネーブ条約の効いてる近代の軍隊だわな。
日本は言わずもがな、日露戦争で賞賛された規律正しい軍隊。
331 :
世界@名無史さん:2012/06/15(金) 21:23:24.56 O
332 :
世界@名無史さん:2012/06/15(金) 22:25:23.64 0
一人の主君に忠実で大きな武功を残した人物なら、断然ベリサリウスを推します。
東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世の掲げた地中海帝国の夢を支えた大人物。
同じくローマの将軍ならばスティリコやアエティウスも捨てがたいところ。
ただこの2人はベリサリウスと比べると国家に忠誠を誓っていて、主君に忠実というわけでもないかも。
晋文帝に仕えた介子推なんてどうか。
ブルータス
毛沢東の忠犬ハチ公周恩来なんてどうや。
そいつらは主君に疎まれて処刑か左遷されてるからなあ
チンギス・カンの部下には「四駿四狗」という八人の腹心がいた
四狗のうち、ジェルメは主君の生命を何度も救い、
クビライは中央アジアを平定し、ジェベは遥かロシアまで遠征し、
スブタイは最も長生きしてポーランドやハンガリーまで攻め込んだ
337 :
世界@名無史さん:2012/06/15(金) 23:04:05.46 0
かなり誇張があるが後世で忠臣の代名詞とされた人物は中国だと関羽かな
後々の中国では神にまで昇格されている
338 :
世界@名無史さん:2012/06/15(金) 23:22:53.66 0
周恩来って忠犬ハチ公か?
表向きは毛沢東に従いつつ共産党内の走資派との調整に腐心してたイメージがあるんだが
周恩来は「暴君の治世ではどう上手く振る舞って生き残るか」って
中国における処世術を実行した人であって
毛沢東に忠誠を誓ってたわけではないだろう。
周恩来が死んだとき中国人が父を亡くしたように悲しんだって本当?
341 :
世界@名無史さん:2012/06/15(金) 23:45:43.49 0
>>340 少なくとも周恩来が亡くなった時に天安門広場に多くの花や詩がたむけられたのは本当
それをすぐに北京市が撤去したことから民衆と衝突が起きる事件もあった。
実際の周恩来はそうでもなかったのだけれど、
当時の民衆は周恩来を反文化大革命の旗印にしている所があった。
>>331 国民党の支配域から、残留孤児とか長期抑留兵の強制労働とか無いんですよ。
すぐ返されてる。ちゃんとヘイグ条約とかジュネーブ条約の効いてる近代の軍隊だわな。
日本は言わずもがな、日露戦争で賞賛された規律正しい軍隊。
周恩来は毛沢東の忠犬ハチ公だよ。
はっきりいって、人間の扱いをされていなかったね。
毛沢東が、三遍回ってわんといえ、といったら、ほんとうにやった。
周囲も周恩来のぺこぺこぶりにはあきれていた。
周恩来ほどの人が、なぜ、あそこまで毛沢東には頭が上がらなかったのか、
これも今となっては、よくわからないな。
>>343 朱元璋か朱棣かみたいに、歯向かう以前に気に入らないと首と胴体を切り離してしまうから
345 :
世界@名無史さん:2012/06/16(土) 05:37:34.57 O
毛沢東は当初は地主の土地を農民に配り、
そのおかげで生産性が格段に上がったらしいから
毛沢東も最初のうちに名目だけの元首になってたら
中国はとんでもなく発展してたかもな。
日本にとっては打撃だったろうが。
>>345 経済発展はゼロサムゲームじゃないだろw 経済音痴め
347 :
世界@名無史さん:2012/06/16(土) 12:04:29.82 0
「アッバース朝のころはよかったなあ」的な懐古的な言説って
オスマン帝国時代の中東で言われたりしたんですか?
348 :
世界@名無史さん:2012/06/16(土) 18:51:47.22 0
フレグの西征ですが、もし、モンケの訃報でフレグ本隊が
撤退しなかったら、エジプトやシリアも征服されてた可能性は
高いですかね?
バツゥと比べるとどちらが強いのでしょうか?
旧ソ連で失脚した政治家が年金生活に入るというのはよくあったけど
その生活水準ってどんなだったの?
裕福な生活なのかナマポレベルだったのか。
(もちろん個々の政治家によって違いはあるだろうけど)
>>348 フラグが撤退しなかったにしても、エジプトやシリアが征服された可能性はそう高くないと思われます。
当時のエジプト地域の支配者はマムルーク朝で、名将バイバルスが居ます。
実際に1260年、モンゴルのフレグの軍がシリアに迫るとアイン・ジャールートの戦いでフレグの将軍キト・ブカ率いるモンゴル軍を破っています。
両者がガチでぶつかったら最終的にどうなるかは歴史のifであり明確な答えはありませんが、少なくともモンゴル軍が簡単に占領出来はしなかったと思います。
351 :
世界@名無史さん:2012/06/17(日) 00:08:14.12 0
第1次世界大戦中、ドイツはイギリス海軍による海上封鎖と
ドイツ政府が第1次世界大戦が長期戦になると想定しておらず、
海上封鎖による食糧難への対策をまったく考えていなかったことにより
70万人くらい餓死したそうですが、
ドイツの同盟国のオーストリア・ハンガリーはどのような状況だったのでしょうか?
>>351 http://mltr.ganriki.net/faq15g07.html > 枢軸国に目を向けると,二重帝国は同盟国のドイツと同じ程度に飢餓で苦しみました.
> 特に,穀倉地帯を抱えるブダ=ペシュト政府は,戦前はコンスタントに200万トンをウィーン政府に移出していたのにも関わらず,1916年には僅か10万トンの移出に留まりました.
> つまり,戦争中から両政府は,緩慢に分解に向けて動き出していた訳です.
>
> 1917〜1918年冬には飢饉がピークに達し,至る所に安価にスープを売る戦時食堂が登場し,デモンストレーションの為に幾度となく,皇帝の家族がそこを訪れる事になります.
ヒトラーはオーストリア出身でドイツ総統になりましたが
当時のオーストリアとドイツは国籍・民族的に大差なく扱われてたんですか?
>>353 ヨーロッパ全体で一国のようなところがあって、ヨーロッパ人なら相互に同格で
日本人が持っている外国人の感覚とは違うからなあ。
国の成り立ちが、もともとローマ帝国が分裂してまだ再統一しないままに地方が
それぞれ主権をもったようなの、日本で言うと秀吉とか家康みたいなのが居なくて
戦国時代の割拠のまま大名だの堺や平野の町衆だのがそのまま国になった感じ。
相互に、県民くらいの差みたいなものしか意識に無いから、だから国境もダダ通しだし、
ヨーロッパ相互なら移住も市民権の獲得も容易。
マジャールやフィン、トルコにとっては敷居が高いな
他国出身の貴族がいきなり自分とこの君主になるとか東アジアじゃ考えられない文化もあるしな
357 :
世界@名無史さん:2012/06/17(日) 10:01:40.52 O
東アジア三国は言葉が互いに違うのも大きそう。
ヨーロッパって出身国より血縁重視的な気がするな
質問です。
日本における「乱波」「透波」「忍びの者」(いわゆる忍者)のような、諜報や潜入・暗殺と言った特殊技能を持った集団は、日本以外の地域にも歴史上存在したのでしょうか?
イスラムのニザール派(山の老人とか)はそれっぽいですけど、
中国や西欧でも、王侯貴族の宮殿の天井裏に潜入して情報を盗み聞きしたり、小者に変装してこっそり食事に毒を盛ったりといったことをやっていたのか気になります。
石造りの宮殿には天井裏も床下も無いんじゃないか。
361 :
世界@名無史さん:2012/06/17(日) 11:53:08.28 0
>>353 特にヒトラーの時代は大ドイツ主義が流行っていたので
ドイツとオーストリアは最終的には統合するべき国家だという発想もあった
というのもヒトラーは受け入れられた一因といえる。
ヒトラー自身も自伝で他民族国家となり果てたオーストリア帝国よりも、
純粋なドイツ民族の国であるドイツ帝国のために戦う方が価値があると
第一次世界大戦ではドイツで従軍している。
なんで東アジア諸国は言語が統一されなかったのかな
>>362 別に東アジア諸国にかぎったことじゃないだろ
むしろ、日本みたいに国の中で言語が統一されている国の方が世界では珍しい方
古代エジプトでエジプト王室の王子たちをアッシリアの宮廷に送って教育したり
ドラキュラのモデルのブラド3世もオスマン帝国の宮廷で幼少時代を過ごしたと聞いたけど
なんで、王子を別の国の宮廷に送って教育するの?留学?
>>364 自発的に送ったのではなく、大国から要求されて、送らざるをえなかったの
つまり人質
人質だから冷遇されるというわけでもないがな。
むしろ非常に厚遇されるのことのが多かった。
将来、かれらが国の指導者になるのだから、
若い頃から手なづけておこうと、受け入れる側としても思うのだろうが。
もっとも、反逆した場合は、人質本来の役割りを果たすために、
殺されてもしかたがなかった。
徳川家康なんかも、駿府でいい暮らししていたため、太ってしまって、
里帰りした時、三河の家臣たちが、今川の代官の下で貧しい暮らしをしているにもかかわらず、
いつか殿様が旗揚げする日のために、軍資金や武具や兵糧をためこんでいるのをみせられて、
感激したとあるからな。
人質の母国が背いた場合、手なづけておいた従順な人質を
「正統な王位継承者」として担ぎ出し、彼を支援する形で反逆者を倒す方法がある
『戦国策』には他国から人質として王子が来た時は徹底的に甘やかし
欲しいといったものは与え続けろとある。
なぜなら、こうして苦労も我慢も知らない王子が将来に母国で王位につけば、
自国に対して何の怨みも抱かないので歯向かう恐怖は抱かないでよいし、
こんな人間が統治した国はすぐ弱体化するか諸侯が反乱を起こすので攻略も容易だという。
捕虜や人質を贅沢によって陥落させるって中国史ではよく出てくるが、
実際にこんな回りくどい作戦が成功しているのかは疑問。
虎穴に入るような気持ちで相手の国に入ったら、大歓迎と過剰な接待を受けて逆にシンパに
なってしまったでござる
という手段は現役で使用されてるだろ
>純粋なドイツ民族の国であるドイツ帝国のために戦う方が価値があると
>第一次世界大戦ではドイツで従軍している。
そもそもよそ者が普通に軍隊に入れる時点であれだよな
371 :
世界@名無史さん:2012/06/17(日) 16:39:34.30 0
>>370 だからヒトラーは一次大戦では足が不自由とか軽い精神疾患がある
とか少々難ありな人たちが所属する部隊に入れられてる
>>364 ローマ帝国時代のゲルマン諸族もローマのシンパになるようにローマで教育を受けるようになっていた。
それでも反乱する者ばかりだが。
よく二次大戦を扱った本の中で実はコミンテルンの工作員だったのではないかと
指摘される日本、ドイツ、アメリカなどの軍人や政治家がいますが、
現在、当時の史料などからコミンテルンと明らかに関わりがあったことが判明している、
大物って誰かいますが?
ネトウヨが好きそうな陰謀論学者の話なんか信じるな
FDR
376 :
世界@名無史さん:2012/06/17(日) 17:01:50.54 0
冷戦終結後にソ連が公開した機密文書の中で名前が出てきている人物は
ほぼコミンテルンと関わりがあったと推定していいし、
こういう裏がとれる人物は一概に妄想で片づけられないよ。
もちろん、そういた証拠のない陰謀論は一蹴すべきだがね。
実際にソ連と関係あったと判明しちゃった有名人だとハリー・ホワイトかな、
後に公開された情報で赤狩りの犠牲者ではなく
本当に交流があったことが判明している。
>>370 ドイツ帝国の成り立ちとか、その前後の歴史的経緯とか知ってれば不思議でも何でも無い
今だって、アメリカ軍にはアメリカ国籍持っていない人間が、永住権や国籍求めて入隊して
いるしな
当然士官はダメよ
ソ連は建国直後なのにどうやって世界中にスパイを送り込む組織力を確立したのでしょうか?
380 :
世界@名無史さん:2012/06/17(日) 20:30:40.72 0
>>379 送り込んだんじゃなくて、ロシア革命以前から世界中にいた社会主義者のかなりの部分を味方につけたの。
381 :
世界@名無史さん:2012/06/17(日) 21:26:18.50 O
>>379 社会主義者は建国前から居た。
そいつらと繋ぎを取って、協力して貰った
ブックシェルフ好きの俺はCM5で今は結構満足している
次に行くとすれば、先に家だw
誤爆です………無視してくれ
トロツキーも米国のスパイのせいで失脚してるし
社会主義者=金さえ入れば何でもする連中と思って良い。
だからこそ、そう名乗りさえすれば金が入る社会主義を
特になんなのか知らなくても名乗っているわけでな。
第二次世界大戦は対日においてロシアに都合が良すぎるんだが
絶対関与してるだろ・・・
小林秀雄の評論を読んでいると日本の思想家・芸術家は西洋のそれをはるかに上回っていたような書かれ方をしていて、実際にそうでしょうか
例えば鉄斎や兼好です
普墺戦争において、そこそこの大きさの領土を持っていたハノーファーがプロイセンに
併合されてしまったのはなぜでしょうか?
バイエルンとかは領土の割譲がなかったのに…
>>356 王族の結婚は王室同士で行うことが多く、自国の臣下よりも外国の王族から選ばれる。
そうなると、あちこちの国で外国の王族の血縁がいるわけで、
世継ぎが途絶えると外国に血縁の者を探しに行って王位につけることになる。
>>362 ヨーロッパだって言葉は統一はされてないよ。
ただ、ほとんどがインド・ヨーロッパ語族で親戚同士の言葉で文字も同じ。
>>389 > 文字も同じ。
アルファベット系だが、厳密に言うと言語ごとに異なる
言語の系統と文字の系統はあまり関係ない、入り乱れている
391 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 00:39:08.14 0
現在ヨーロッパで用いられているのは、ラテン文字、キリル文字、ギリシャ文字の三種。
ラテン文字はローマ字ともいい、よく知られているabc
使われている言語の数では第一勢力。
その次にキリル文字。ロシア三国、セルビア、ブルガリアで現在用いられている。
ギリシャ文字はほぼギリシャ語だけに使われている。
歴史的にはほかにもエトルリア文字、ルーン文字、オガム文字、グラゴール文字、ロヴァーシュ文字があった。
エトルリア文字は古代ローマ時代にエトルリアで用いられた文字で、ラテン文字の直接の親。
南イタリアに植民したギリシャ人の使うギリシャ文字を、イタリア半島の住民が取り入れて使うようになり、
そのうちエトルリア人が使ったのがエトルリア文字。古代ローマ人はそのエトルリア文字を取り入れて使った。
ルーン文字はイタリア半島から伝わった何らかの文字をもとにゲルマン人が作った文字。
今のドイツあたりでは早めに滅び、イギリスと北欧ではそれよりあとまで残ったが最終的に、併存していたラテン文字にとってかわられた。
オガム文字はアイルランドで使われていた文字。
グラゴール文字はスラブ人へのキリスト教普及のためにキュリロス・メトディオス兄弟が作ったとされる文字。
グラゴール文字ができたあと少ししてキリル文字が作られ、併存の時代の後キリル文字にとってかわられた。
ロヴァーシュ文字はマジャル人が使っていた文字。マジャル人がヨーロッパに来る前から持っていた文字で、
現在の地に定着し、キリスト教を受け入れたあとラテン文字と併存し、廃れた。
現在のヨーロッパではロマンス、ゲルマン、スラブが言語のグループとしては三大勢力。
ロマンス語はラテン語の流れをくむ言語で、イタリア語フランス語スペイン・ポルトガル語ルーマニア語など。
ゲルマン語はゲルマン人の用いて来た言語で、ドイツ語オランダ語、英語、北欧三国の言語、アイスランド語など。
スラブ語はヨーロッパの東部〜南部で用いられている
ポーランド語、チェコ語・スロバキア語、旧ユーゴスラビアのセルビア・クロアチア語、ブルガリア語・マケドニア語、
ロシア三国のロシア語、ウクライナ語、ベラルーシ語、
(歴史的に東方植民によってドイツ化した)ドイツ東部の、スラブ語の生き残りであるソルブ語がある。
この三つに属さない言語には、ラトビア語、リトアニア語、
ギリシャのギリシャ語、ピレネー山脈の両側にまたがるバスク語、
ケルト語(アイルランドのアイルランドゲール語、ウェールズのウェールズ語、スコットランドのスコットランドゲール語、フランスのブルターニュ地方西部のブルトン語)
ハンガリーのハンガリー語、フィンランドのフィンランド語、エストニアのエストニア語、スカンジナビアのサーミ語、
アルバニアのアルバニア語、ロマの用いるロマ語などがある。
他に現代のヨーロッパはヨーロッパ外から移民を多く入れているので
たとえばドイツでトルコ語が、ソルブ語のような人口の少ない土着の言語よりも社会的に力を持つ。
393 :
389:2012/06/18(月) 01:14:17.65 0
「文字は同じ」は厳密には正しくないかもしれないけど
ヨーロッパの大部分の国はラテン文字を使っているんで。
記号やいろいろ独自の表記法はあるけどね。
だからさ、「東アジア諸国」とどう違うかがもともとの問いなわけで
文字と言葉について論じようとしたわけじゃないから。
394 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 01:39:00.71 0
>>393 そのことなら、漢字とラテン文字の差が大きいな。
漢字は「水」なり「手」なり「鳥」なり、単語ごとに漢字が割り当てられている。
が、単語というのは、言語間で単純には対応しない。
たとえば「かわ」だったら、「川」なのか、「水」なのか、「河」なのか、どうしようといった話になり、不便がある。
また日本語の場合は、動詞の形の区別、たとえば「する」と「し」を漢字でどう書けばいいか、
どっちも同じ語だから漢字だと書き分けられないという不便がある。
漢字は中国語には適しているが、他の言語には合ってないところがあるのだ。
そこで単純に漢字だけが用いられることにはならなかった。
ラテン文字の場合はこれと違って、語ごとに文字があるわけではないから、
こういうことは起きない。
395 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 09:11:45.55 O
古墳時代くらいまでは東アジア王族間でも密接な交流があったかも知れんが、
少なくとも白村江以降は無いだろう。
(例外は元代くらいか?)
>>394 >たとえば「かわ」だったら、「川」なのか、「水」なのか、「河」なのか、
「川」なのか、「河」なのか、「江」なのか、じゃないのか?
>>356 転封って、あんじゃん。信州上田から但馬出石とか、陸奥磐城平から日向延岡とか、遠州掛川から土佐高知とか・・・・
>>368 百済を再興させようとして悉く失敗してるだろ。
反乱は起こさないけれど反対側の国に乗っ取られて再興ままならんわけだが。
王様や貴族という職業はいつから始まったのでしょうか?
自然に考えれば団体が結成されれば、リーダーは持ち回りで勤めるものじゃありませんか?
401 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 12:28:50.53 0
>>396 「河」は北部の方言ならぬ方字。「江」は南部の方字。「川」は・・・知らん。
402 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 12:39:59.10 O
チムール帝国と欧州各国の間に外交みたいなのはあった?
>>400 サルの時代なら、ボスの座は一番強いやつの回り持ち
しかし、サルから人へと進化し、文化が進み、集団が大きくなり、支配地域が広域になってくると、ボスがいくら強くても
1人だけでは全体を統率することは難しくなってくる
そこで、ボスの子分たちによって、権力機構の組織が形成され、原始的な国らしきものができてくる
かつて一番強い者だけがボスになれた頃なら、老いて力が弱くなったボスはその座を若くて強いやつに追われていた
が、国の機構がしっかりしてきて、また、文化も発達してボスが宗教的な権威も身につけてくれば、ボス自身は強くなくても、
部下たちに盛り立てられて、ボスを続けられるようになる
そうすると、ボスは思うわけだ
なにも俺のきらいなヤツや、誰だかわからないヤツに、このボスというおいしい地位をあけわたすことはない
俺が死んだあとには、俺のかわいい息子にこそ、次のボスの座を渡るようにしよう、そうなるよう部下どもに根回ししておこう
こうして、おそらく原始時代から、権力の世襲も始まり、世襲の王や貴族が生まれていった
>>402 カスティリヤからの使節ゴンザレス・デ・クラヴィホが、サマルカンドを訪問してティムールに会見している
元来、人類は比較的平等な小規模の血縁・地縁社会(家族・氏族)を形成しており、
物事は構成員の合議制で決められていたと考えられている。ここにはまだ首長はいない。
サルの群れにも「ボスザル」は実在せず、単に年長者が他者から尊重されているに過ぎない。
しかし、時々「調停者」や「ビッグマン」などと呼ばれる、ある個人が現れる。
彼らは弁舌や気前の良さ(富の再分配)で人望を集め、地域社会のもめごとを調停したりするようになる。
このような人物が、財やサービスの再分配能力、単なる腕っ節ではなく多くの人を集め戦闘に駆り立てる統率力、
および呪術的権威(シャーマンや宗教的結社)を背景として、権力・権威の集中化に成功すると「首長」となるらしい。
彼らは共同体の外部の人間(異邦人)か、それに近い周辺的な存在でもあったようだ。
従来の合議は首長を承認・補佐するものとなるが、首長が無能な人物では共同体が不利益を被るため、
初期には血縁よりも実力(共同体の防衛や、富の再分配に関する手腕)が重視された。
また、他の集団も首長を戴くようになると、周辺地域の首長同士の合議も開催され、いくつもの集団が統合されていく。
その中のトップが王(第一人者)で、他の首長たちは貴族ということになろう。
406 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 16:33:36.78 0
なぜ世界史では次のように表記するのでしょうか。
ギリシャ→ギリシア,イスラム・イスラム教→イスラーム,イスラム教徒→ムスリム,リンカーン→リンカン,ルーズベルト→ローズヴェルト
原音主義や用語の正確性、あるいは単なる伝統
ローズヴェルトじゃルーズなベルトを締め直すニューディール政策って語呂合わせが成立しないじゃないか。
410 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 20:14:29.61 0
S&G最大のヒット曲「ミセス・ロビンソン」は、初め「ミセス・ローズヴェルト」という曲名だった。
411 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 21:35:27.68 0
>>396 普段意識されていないが、中国語では「水」は川も表すのだ。
その証拠に汝水、灞水、湘水といったように、「固有名詞+水」からなる川の名前がいくつもある。
語の意味の一致によって字をあてようとする。
しかし「みず」と「かわ」は別の語だが、中国語「すい」は日本語の「かわ」までカバーするというように、
中国語の単語と他の言語の単語の対応はまちまちゆえに何に何の字を使うかもまちまちになってしまう。
一方で、個々の漢字の発音を使って当て字的に「なら」を「奈良」というように書けば、そういうことは起きない。
が、こうなると漢字の使い方が中国語からはみ出てしまい、
この時点で東アジア諸国の文字の統一性なるものはなりたたない。
ローズヴェルトはローゼンベルク、ローゼンバーグ、ローゼンブルグ、ローゼンバウムと同一起源のユダヤ姓なんだが
ルーズベルトじゃそれが解りにくいからローズヴェルトのほうがいいな
キリスト教の伝承では聖人の聖ゲオルギオスが『異教の王』ディオクレティアヌス帝に捕らえられた際、その信仰心に打たれた皇妃がキリスト教に改宗しようとしたためディオクレティアヌス帝の命令でその皇妃が惨殺されたとあります。
拷問されても無傷だったとかのもろもろの神話的エピソードはともかく、ディオクレティアヌス帝が皇妃を殺害したという歴史的事実はあるのでしょうか。
>>412 日本語の外来語表音表記はルールがあるからダメよ
>>411 ちなみに、「湯」は、料理のスープ類のことだ。
ディオクレティアヌスの皇后はプリスカといい、娘ヴァレリアともどもすでにキリスト教徒だった。
夫がキリスト教徒弾圧令を出すと、彼女らは「ローマの神々への供犠を強要」されたが、殺害はされていない。
大迫害とはいうが実際の殉教者は少なく、多くは勅令に屈服して一時棄教し、
教会財産の没収や聖職者の逮捕も帝国西方では(信者自体が少ないこともあり)少なかった。
ヴァレリアはガレリウスの妃だったが、夫の死後マクシミヌス・ダイアからの政略結婚の申し出を拒絶し、
母親と一緒に牢へ入れられたのち、財産を没収され遠くオリエントへ追放された。
のちダイアがリキニウスに倒されると、彼女らはリキニウスを頼っていくが冷たく追い返され、
すぐに追手の兵士らによりテサロニケで捕らえられて公開処刑となり、遺体は海へ投げ込まれた。
418 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 06:35:36.28 0
屁が出そう
>>418 少なくともここ1200年くらいは、「湯」=煮出した汁だよ。
漢方薬の処方なんかであるだろ、煎じ薬の名前は、ナンチャラ湯 って風に。
422 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 14:18:18.89 0
前このスレッドに書いてあったんだけど
西洋では文化は東から来るとか、歴史の途中まではアジア人は白人て呼ばれ
ていたとかあったけど、じゃあなんで途中から急に黒人同様差別の対象に
なったんですか?
>>201の理屈だとアジア人もアラビア人同様セムの子孫に当ると思うんですが
あと黒人とアジア人は奴隷にされたり植民地にされたのは有名ですが
中東の人々はキリスト教とイスラム教の宗教戦争はありましたが
迫害されたり奴隷植民地化とかはあったんですか?
「人民のために専制政治を打倒し、開かれた政治を民衆に与える」
「弾圧機関たる軍隊を廃止する」
と主張する共産主義者が政権を取った途端、かつての専制体制以上の独裁・軍事国家に
なってしまう傾向が東西問わず殆どなのは何故なんでしょうか?
追放した旧専制政治勢力から民衆を守るため、権力集中をさせる 〜 そういう理屈を通すからです。
425 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 19:36:22.63 0
民主集中制を社会主義者が採用したからです。
レーニンのオリジナルとする人もいますが、
明らかにマルクスの時点でそうした発想の原点はありました。
彼らはせっかく革命で社会主義政権を樹立したのに、
民主的な選挙で私有財産制を支持する勢力や
帝政復活を支持する勢力が台頭することを恐れて、
最初からそうした思想は表現の自由や政治参加の権利から除外し、
一時的に社会主義者のみで国を動かそうとしました。
毛沢東なんかはマルクス・レーニン主義の敵を大きく分けて
・外の銃を持つ敵(アメリカなどの帝国主義国家)
・内の銃を持つ敵(国民党残党などの国内テロリスト)
・外の銃を持たぬ敵(民主化や独立運動を支持する海外の人権団体や知識人)
・内の銃を持たぬ敵(民主化や独立運動を支持する国内の人権団体や知識人)
と分類していて
独裁と軍はこの全ての敵に対抗する上で必要だとしている
つまり、軍がなければ外国の軍や国内のテロリストに対抗できず攻め滅ばされるし
独裁がなければ国内外の反革命的な言論人に
民衆や扇動され政治がかき回され国や人民が分裂すると考える
こんな素晴らしい考え方に反対する奴は頭がおかしいから殺せ!
という訳か。共産主義がいかにカルト宗教的で基地外じみた思想かがよく分かる事例だ
砕氷船テーゼについて詳しく知りたい
>>405 欧州人が接触したインディアン社会は、何故いずれも合議制だったのかと疑問でしたが、
彼らは「比較的平等な小規模の血縁・地縁社会(家族・氏族)」 の段階に留まっていて他集団との統合がされなかったため、
強権的な首長が生まれず合議制が維持されたということなのでしょうか?
>>430 インカとかアステカとか強力な王権の広域支配の政治勢力もあったろ
>>430 北米はよく知らないけど中米は都市国家がほとんど。
もちろん王や貴族がいた。マヤとかもそうだね。
アステカはその都市国家群を間接的に支配していた。
インカの場合は各地域にアイユという血縁・地縁のグループがあり
帝国に支配されてた。グループの長とかもそうだけど貴族がいた。
インカの周辺は広域を支配していた王国もあったね。
んじゃ北米は誰かよろしく。
433 :
430:2012/06/19(火) 22:30:21.29 0
>>431>>432 ご回答ありがとうございます。
北米を想定して質問したのですが、説明不足でした。
失礼しました。
広大な北米の全部あるいは殆どの部族が合議制という説は疑問も感じるので
この説への反証もあれば伺いたいです。
アメリカ族は合議制
大統領は独任じゃろ
北米は小集団がほとんどで村以上の単位はなかったんじゃない?
イシ関係しか読んでないけど、都市レベルの遺稿なんかはないよね
その単位なら合議制で自然と思う
437 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 23:41:05.09 0
>都市レベルの遺稿はない
?
439 :
世界@名無史さん:2012/06/20(水) 00:32:48.76 0
アナサジ
>>325です。
犬の名前は半蔵にしました。
みなさん、ありがとうございました。
>>440 おい! 半蔵このスレで出てねェじゃねえか!
大東亜戦争後に日本はアジア各国から感謝をされたと言われますが、ネトウヨの一方的なコピペでしかみたことがありません
一体なにが真実なんでしょう?
毛沢東が田中角栄に、
日本には感謝している、といったというのはほんとうらしいけど、
いまの中国政府の公式見解とするには、ちょっと問題あるだろうな。
それより、
第二次大戦後にヨーロッパはアメリカに感謝したというのは、
ほんとうかね。
いまいち、うそくさいんだが。
世界史上もっとも人類に貢献した動物をあえてあげるとすればどれでしょうか
馬、犬、豚、鳥、牛あたりが候補にあがるとは思いますが
俺は馬を推したい。
戦術に与えた影響は他の動物から比べると突出してる。
また
>>445で挙げられている他の動物は犬以外代替えできる。
447 :
世界@名無史さん:2012/06/20(水) 19:53:28.12 0
鶏、鯨、猫、駱駝、魚
羊
昆虫を含めてよいなら、カイコガも候補だな
まあでも、一番を強いて挙げるとすれば、俺も馬かな
猫以外考えられんわ。
猫厨は死ね
狩猟:犬、馬、鷹・隼
食糧:魚、羊、山羊、鹿、猪、豚、牛、鳥、鶏
農業:牛、馬
輸送:馬、牛、駱駝、驢馬
戦闘:馬、駱駝
愛玩:犬、猫、鳥など
19世紀頃のヨーロッパ貴族って、みんな軍隊に入って将校やってるイメージがあるけどこの認識は正しい?
あんまり銀行員とか実業家になったっていう人は聞かない気が…。官僚は帝政ドイツとかロシアで聞くけど
>>453 新世界開拓とか外洋航行商船とかに投資しまくってるじゃんよ。
>>445 マスターキートンって漫画には、人類が狩猟から農耕にスイッチ出来たのは犬を家畜化出来たからって説がでてたよ。
狼に近い動物を飼い慣らして、自分達のテリトリーを守ってくれる犬を手に入れたから、定住出来るようになったんだってよ。
遊牧民も犬飼ってるのに
そういや新世界は馬いないけどそこそこ高度な文明築いてたよな
ラマとかあいうのって馬の代替物ってほど機能したのかな
>>457 20キロくらいの重量しか物を担げなかったから代替えできなかった。
もちろん人も乗れないし。
山岳地帯歩けたから輸送には役立ったようだけど。
460 :
世界@名無史さん:2012/06/20(水) 23:06:10.40 0
人類と最も長い付き合いの家畜はヤギらしいし
愛玩:山羊(性的な意味で)
>>453 本来貴族は土地持ち領主か国王の臣下。
銀行家や実業家はブルジョワジー。
19世紀になると貴族も工場経営など実業家みたいなことをし始めるけど
もともとは貴族のやることではなかった。
>>462 そっかー
毛織物生産に力入れてた歴代ヴァロワ=ブルゴーニュ公は貴族のやることではないことやってたかー
メディチ家とかドナースマルク家は実業家から成り上がって貴族になったが
そう言えば中世のカスティーリャ王やアラゴン王も
レコンキスタしつつオレンジやら葡萄やらの商業作物で実業家みたいなことやってたな
王侯貴族ってとにかく権力を保つために最も金を集めたがる人種な筈なんだが
地代で堅実にやってる連中にしてみたら商売なんて先物やらやら投機に銭突っ込む様なものでしょう
今でも突っ込む人は少なくないかと思いますがね、成功したら持ち上げられるのも合わせて。
ヴェネチアの貴族はテッラ・フェルマ獲得前から地代収入で暮らしてたのか
西洋の思想が植民地主義をもたらしたのですか
それとも、民主主義を作ったのは西洋なんだから植民地主義は必ずしも西洋思想の帰結とは言えませんか
何故西洋はいつも功績は無視されて加害者のように言われるのですか
直ちに、子供たちのうち、男の子は皆、殺せ。
男と寝て男を知っている女も皆、殺せ。
女のうち、まだ男と寝ず、男を知らない娘は、あなたたちのために生かしておくがよい。
植民地自体は経済発展と資源の地域差異から必然生じるもので、思想は関係ない。
同様に民主主義も、植民地の資源もしくは発展した経済をもたらされた現地において、
資本主義が形成され、経済の流動が活発的になるにつれて生じてくるので、
これも思想はどうでもいい。
反戦思想が昔からあるのに、いまだそれで止められた戦争は一つも無いように、
思想とは文化的なものであって、政治的・経済的なものとはなり得ない。
しかしながら、西洋諸国がいつも加害者のように云われるといった事実は認められない。
歴史上、西洋諸国がアジアに関わる時は西洋諸国同士の対立や競争といった要素が
非常に強い意味を持っていたという事実があるが、それを否定的に捉える必要もない。
圧倒的加害者になれる武力と統治力を最初に手に入れたのが、たまたま西洋列強だったということ。
武力によって打倒し隷属させた国から徹底的に搾取すること自体は、
洋の東西・時代の古今を問わずどこででも起こっていたことで、思想は関係ない。
むしろ思想上のタテマエが必要とされていただけ、倫理的に上等だったとも言える。
史上初の世界帝国はモンゴルじゃないのか?
史上初ならアッカドか古バビロニア、あるいはアッシリアあたりじゃないか?
どう考えても地域覇権国止まり
なんで古代の中国の王朝・諸侯国は漢代以降の王朝よりも長持ちしていたんでしょうか?
周はなんだかんだで800年続いたし、戦国七雄も500年とか600年単位で続いていましたよね?
漢代以降の王朝はどんなに繁栄しても400年に足りないぐらいでストップしてるのに…
貴族がいたから
>>463-467 君たちってこういう揚げ足取りだけは達者だけど肝心の問いに対するまともな答えは誰も返せないんだね
478 :
世界@名無史さん:2012/06/21(木) 14:37:32.04 0
>>475 秦が六国を滅ぼしたこと、その秦もまた滅ぼされたことで、長年続いた王朝でも潰して構わないという先例が出来たから。
ほなら、お手本みせてよ。
>>478 周が殷を滅ぼしてる時点でその説はあまり関係ないんじゃないかあ。
俺は異民族が馬具を発明して馬を後代ほど軍事的に使用できなかったからだと推察する
481 :
世界@名無史さん:2012/06/21(木) 15:36:27.96 0
周王室の徳のみが為せる技。
482 :
世界@名無史さん:2012/06/21(木) 15:51:08.28 0
旧約聖書の内容は歴史書としてはどの程度の信憑性があるのでしょうか?
流石に神とか奇跡はありえないとは思いますが、
ソロモンやダビデ、モーセの存在や
バビロン捕囚や出エジプトなどの出来ごとは実際にあったのでしょうか。
全部世界史の教科書に書いてある
歴史と神話を混同しない様にしないとな
後世の人間の創作が入り混じってるのは確実だから
話半分で考えるが吉
>>475 中国は豊かだけどその豊かさは気候などの要素で結構ムラがあって
寒冷化すると豊かな時期に増えた人口支える食糧生産が追いつかなくなって
一気に政情不安に陥ったりする
寒冷化に合わせて周辺民族も食料が足りなくなり豊かな中原を目指すので拍車が掛かる
また、鉄器の製造のためなどで自然破壊も遠慮なくやるので耕作可能面積が大いに減って
やはり食料生産が追いつかなくなってそのまま内乱突入
内乱が終わるのは自然が回復して大規模国家を支えるだけの基盤が戻ってからになる
中国は豊か過ぎてその豊かさに陰りが差すと
政情不安>また周辺民族がそこに漬け込むというコンボが成立して
自重で一気にぶっ潰れる
それとは別に蒙古のようなただとんでもなく強い外的要因で滅んだこともあるが
基本的には気候変動と密接な関係にある
>歴史と神話を混同しない様にしないとな
古代大韓帝国への悪口はそこまでだ!
>>487 ああ、すまん
説明に気を取られて忘れてた
戦国以前は「中国」が非常に狭い
所謂中原に関中までの北朝の領域くらいでしかない
都市国家郡だから「豊かな土地」に立地した国以外は淘汰される
貧しい土地も領域国家として維持しないといけない漢などとは大いに勝手が違う
漢書や後漢書の地理志見れば人口密度は低いのにやたら城数だけが整備された地域が存在してて
領域国家故に豊かな地域の富を貧しい地域のために費やしてることがわかる
今度はオチを書く前に誤送信だ・・・スマヌスマヌ
結局なんで周とか長持ちしたかって言うと狭くて都市国家郡だから
国の維持が漢以降の国に比べて楽だったということで
490 :
世界@名無史さん:2012/06/21(木) 20:48:08.73 O
ナチスドイツがソ連に侵攻した時、空襲の最大範囲はソ連のどの辺りまで?
ウラル山脈以東で空爆した事ある?
491 :
ゲッパリラ:2012/06/21(木) 21:11:39.36 0
海賊はなんで財宝を隠すんですか?
財宝隠した海賊の実例が世界史上にあるんですか?
>>491 航海の度に肌身離さず持ち運んでたり堂々と陸に置いてあったら軍に捕まった時に根こそぎ没収されるし同業者に狙われるじゃないか
綺麗な財産じゃないんだから
ってか世界史の質問じゃなくねコレ
《パイレーツ・オブ・カリビアン》のジャックやバルボッサは金目のものは
できるかぎり身に着けているようだが、それでも持ちきれない分はデポしとくんだろうか?
海賊つったって根拠地ない奴なんてまずいなくて
隠すよりも根城に置いとくだろ
実際には、カリブの海賊は、略奪によって得た利益を乗組員で、比較的平等に分配した
(もちろん、船長や幹部の取り分は、一般船員よりずっと多いが、それでも、海賊船の下級船員の待遇は、
同時代のヨーロッパ諸国の正規海軍の下級船員よりも、はるかによかった)
そして、その金を港で酒や女に使って散在し、金がなくなれば再び海賊の航海に出かける
それが海賊ライフ
そんな生活だから、隠すほどの財宝はたまらないし、もしたまったとしたら、そいつは海賊を引退して
その金で悠々自適の生活をする
天下取りでも企むならともかく、アウトローな暮らしをしてりゃ手に入った金を貯金しようとはおもわんよな
>>496 今のソマリア海賊やスールー海賊もほぼ同じなんだろうな
ビザンティウムのフィロンによる世界の七不思議のひとつに数えられるバビロンの城壁はいつ、誰によって破壊あるいは崩壊したのでしょうか
略奪のほとんどは生産資源だからなぁ。
たまに商品もゲットできるだろうが、高価なものはいずれにせよ少ないだろう。
(よく商品をゲットできる場合でも、需要に対し供給の飽和が近いんで
価値が下がる事が見込まれる)
生産資源は消費物だったりするから、ストックする意味がないわけだ。
加えて、競争者に対し有利を占めるためには、得意客のためにも船員を得るためにも、
加えて船の修繕や航海費の為にも、常に売り続けなきゃならないのが、
財宝が溜まらない要因になっている。
>>498 あれは船員を人質にとり身代金とるために、「迎賓館」運営しているから
それなりに投資が必要だよ。
倒した敵を食料にすればそうそう不足するわけないのに
なんで食料が不足する軍隊って多いんですか?
人肉はまずい
ソ連時代の中央アジア諸国では、イスラム教は弾圧されていたのでしょうか?
弾圧も何も、中央アジアトルコ系のイスラムはもともと世俗的で
イスラム法学者もいなかったよ。
>>502 えーと……お前、肉だけを食べてれば生きていけると思ってるのか?
ちゃんと学校で「人間は五大栄養素を中心した食事の吸収によって
活動できます」ってこと、勉強したか?
通常、市場にある食品、特に肉食品は通常工場にしかないような
特殊な器具によって解体され、どんだけ監査を受け、
滅菌や加工処理されてるのかも分かってるか?
まあ、仮にたんぱく質を補給するためだけに人肉を食すとしよう。
現実に人肉・人骨を処理する場合、近代的な医学的知識は勿論の事、
毒性を除くための手間もいる。
それには何時間もかかるが、それに加えて時間の経過につれて
雑菌の増殖や微生物達の繁殖もある。当然、野外では不可能。
そこまでしても、一人当たりから取れる人肉の量も効率的でなく、
軍隊規模の人員の食糧を満たす事は不可能。
まだその辺の鼠とったり川いって魚を取る方がマシ。
更にいうと、敵を倒して、しかものんびり調理できるなら、
大体作戦目的は満たしてるわけで、補給は受けられる状態。
単純な話、食糧が不足するというのは、敵が補給の分断を行い、
こちらがそれを何ともできない状態つーことだよ。
(ちなみにクレフェルトは近世について現地調達だけで賄い、
当時、補給は考えられていなかったように考えているが、これは誤解で、
そもそも近世では天候によるロスが大きすぎ、十分な屋根の制約がある事を
忘れている。そのため、実際にはただ近隣の村であれば良いというわけでもない)
>>504 とりあえず宗教は禁止。閉鎖されたり別の用途に使われたモスクも多い。
ソ連が崩壊して独立してからモスクがどんどん復活した。
宗教が禁止は建前でも、イコンは売られていたし
シャーマニズムみたいな個人の拝み屋や行者様はいたようだよ。
何故イスラム教には「法学者」はいても、キリスト教の聖職者や
仏教の僧侶に相当する立場の人はいないのでしょうか?
何でポーランドの共産主義政権は
教会の活動を認めたり、国内がストだらけになったりと
東側諸国の中では抑圧が緩い方だったの?
連帯なんて他の東欧共産主義政権では存在自体がすぐ抹殺された代物だと思うが
>>507 >>507 宗教の自由自体は憲法で認められてるよ。政策は色々あったが
基本、スターリン初期とフルシチョフ期を除けば弾圧は無いと云っていい。
ただ、活動によって金を手に入れちゃいけない上(これで高額の冠婚葬祭は不可になり、
宗教と呼べるのか疑わしいといえばその通りだが)土地や建物は私有財産として
扱われていたから、維持するには完全に赤字で、――現地民に慕われているなら
一応の好意に縋ることもできたが――事実上不可能に近かった。
512 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 00:56:32.48 0
>>506 大げさじゃね
牛やら馬やら捌いて焼いて食うのと変わらん
513 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 01:03:51.22 O
焼いたらビタミンが破壊される。
>>512 ヒトを捌くとウィルス感染症の伝播も速いと思うの
海外の人から、
「今のイギリス人はアングロサクソン系とゲルマン系の血をひいてるのに、
ゲルマンも混ざってると絶対認めない。」
という話をされたんですが、いや、アングロサクソン自身がゲルマン系では?てかなんでゲルマン系だと嫌なんだろう?
イギリス人と一括りにしてスコットランドやウェールズが抜け落ちてる時点で既に怪しい言説だ。
517 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 09:40:26.04 0
ゲルマン系ではなくケルト系だったら意味が通じるんだけどね
518 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 09:46:31.30 0
WW2の時、ドイツからIRAに働きかけがありましたが、スコットランドやウェールズに対してはそのような工作はなされたのでしょうか?
ナポレオン戦争当初にフランスがあんなに馬鹿勝ちした要因はナポレオンの才能のみなのでしょうか?
それ以前の、ブルボン朝による何らかの政策が要因だったみたいなことはないのでしょうか
>>519 ナポレオン戦争当初、というかヴァルミー以降のフランス革命戦争でのフランス軍の勝利の背景には『士気』と『兵力』が要因としてあった
ピルニッツ宣言からのフランス立法議会による宣戦布告以降、貴族階級である士官と配下の兵、そして義勇兵から成るフランス軍は敗退を重ねていた
しかし1792年7月11日の立法議会による「祖国は危機にあり」との宣言に呼応してフランス全土からパリに義勇軍が集結、8月10日事件によって王権が停止された
これによってフランスは『市民』の国となり、9月、「自分たちの国」である祖国フランスを守るためと奮戦した義勇兵たちから成るフランス軍がヴァルミーでプロイセン軍を撤退させた
フランス軍が余勢をかってドイツまで侵攻するとフランス軍の第三身分出身の兵でも職業軍人(傭兵)に勝てるのだ、ということで士気が大いに上がった
1793年8月23日、国民公会は「国家総動員」を発令して徴兵制度を施行した
各階層の国民を平等に徴兵して新たに120万の兵士が軍に加わり、フランス軍は傭兵を軍の主力としていた当時のヨーロッパの君主制国家では想像できないほどの大兵力となった
こうして物資を占領した敵国から徴発しつつ、『士気』が高い『大兵力』の軍となったフランス軍
そして国内の反乱もあらかた鎮圧し終わり、名将にして後の皇帝ナポレオンが指揮するフランス軍を撃破できる国はなくなった
例えば、石川五右衛門というのは、その存在(16世紀)は確実らしいが、
盗賊でありながら苗字が残ってる。
公的機関が苗字を与えたとは、到底考えられないが、
ちゃんと苗字が歴史に残ってる。
姓と違って苗字は基本的に自分で名乗るもんだな。
523 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 13:29:58.84 0
石川村の五右衛門
524 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 13:31:27.19 0
>>521 質問内容としては日本史板の方が相応しい気もするが
武士以外が公的に苗字を名乗るのが禁止になったのは江戸時代からで、
それ以前は平気で誰もかれも姓や氏を名乗っているし、
禁止になってからも私生活では普通に使っていた。
石川五右衛門は本人がそう名乗ったからそのまま記されているだけ、
せいぜい石川郡出身の五右衛門程度の意味なのだろうとは思うが。
べつに蘇我氏族の石川氏じゃないんだろ
勝手に名乗ってもかまわないだろう
526 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 14:33:41.80 0
>>509 ムハンマドは既宗教の聖職者の腐敗堕落をさんざん見てきたので
そういう階級をつくらなかったのだと、チラ読みした雑学本に。
527 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 14:36:32.94 O
フランスとイギリスが最後に戦争したのはナポレオン戦争?
528 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 14:43:28.26 0
ヴィシー政府
ヴィシー・フランスは……フランスに含まれるか、一応
532 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 17:14:53.19 0
>>529 正式の宣戦はしてないけどな。
最初はドイツ側の条件次第では対英戦もあり得るというか、やる気だったけど、そのうちに戦局が枢軸不利になったから。
なんでフランスが戦勝国扱いになってるのかわかんね〜
というわけで今日はバルバロッサ作戦発動記念日
フランス・中国・朝鮮は何故戦勝国気取りなのか謎
535 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 18:33:59.08 0
敗戦国の嫉妬はみっともないですよw
ギリシャ「いや、俺だけど」
537 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 18:54:23.40 0
昔は肋骨の骨折はどうやって治療してたの?
腕や足と違って固定もできないだろうし
自然治癒もできないだろうし
俺の肋骨骨折のイメージが間違ってるんかな
チョンとかチャンコロとか南方の土人の血が混ざってるなんて言われたらぶちきれるでしょフツー
誤爆?
ジャーップップップップwwwwwwwwwwwww
夏だなあ
次
542 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 20:50:44.43 0
前
朝鮮戦争前のほんの4-5年前まで朝鮮半島は日本に併合されていたのに
開戦まもなくには戦車と航空機を使った電撃戦を行い、以後近代的な戦争を展開していましたが
一体どこで軍事のノウハウを学んでいたのですか?
旧軍とソ連
朝鮮を舞台にしてだけで戦ったのは
アメリカとソ連、中国という認識でいいです
南の指揮官として有名な白善Yは旧軍で士官やってたし
北の将軍様は抗日ゲリラ活動の後ソ連へ行って再教育受けてる
最近、兵馬俑が項羽に焼き払われていたってニュースみたけど
結局一部分だけだったんだよね
これって規模がでかすぎて項羽がもうめんどくせえからいいや・・・
ってなったという可能性ある?つまり兵馬俑はその任務通り始皇帝陵を守ったんじゃね?
548 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 23:26:16.64 0
項羽が始皇帝陵を荒らしたってのは劉邦が項羽叩きの根拠の一つにしているくらいだから
当時でも有名な話だったようだけど
項羽がどの程度を本気でやる気だったのかは不明だから
項羽にしたら適当に荒らしさえすれば
秦の崩壊は印象付けられたし
中世欧州の領主邸の召使って誰がやってたの?
地元農民?
>>549 あれは世襲じゃなかったか?ある程度の教養ないと執事は務まらんよ
・福田首相は中国講演で歴史認識について村山談話をかみくだいて語った。
・だがそれは、日本人に向かって言ったのでも、日本人が聞いていたわけでもない。
・こういう大事なことは、日本に向かってこそ語りかけるべきだ。
552 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 00:57:43.74 O
トナカイの遊牧はいつ頃から行われるようになったんですか?
教えてえろい人
今日本では短期間政権が続いてるけど
史上このような事はありましたか?
またあったとして何が原因だったのですか?
軍人皇帝時代のローマ帝国は、皇帝がコロコロ代わったよ
年に何人も代わった年もあった
556 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 13:25:11.47 0
戦後日本は32人の総理大臣が続いていますが
32人東久に宮から野田までいずれも無能でしたけど
世界史上でこんなに無能な宰相なり王皇帝なりが続いて例ってありますか?
洋の東西は問いません。
>>556 無能って失礼と違いますか?
あなたなら上手にできますか?
エジプトのマムルーク朝は字の読み書きができないとか
後宮に引きこもって女遊びばかりで政治をしない奴とかいたな。
70年近くも30数代も無能が続いた例は日本くらいじゃね?
>>555 国内外の問題がいろいろたまって、不満や軋轢が大きくなり、「今の皇帝じゃダメだ」「俺がなんとかしてやんよ」
「うちの軍団の大将を皇帝に擁立しよう」と、反乱、クーデター、暗殺による権力奪取が常態になった
でもそんな形で皇帝になっても、政敵が多くて政治は思うようにいかない、問題は解決しない、そうするとまた
別のヤツが「今の皇帝じゃダメだ」と同じことを繰り返す
ジンギスカンの時代の蒙古の人口は何人ですか。
征服民ではなく。
動員可能な兵力はどれくらいですか。
ジンギスカンが蒙古を統一した時点で。
一応民主国家の指導者ということで
無能はしかたがないことだけど、
暴虐とまではいかないから、
一線を越えてはいないわな。
そこいくと、
フビライ以降の元の皇帝なんてどうしようもないのばかりだったな。
北方民族系のあの手の王朝は末期になると君主の質がほとんど総崩れになって、
終わっていく。
中興の祖といわれるような大型君主が出てくることもほとんどない。
なんでああなんだろうか。
馬鹿な質問何だが歴史的に見て白兵戦が強い民族または軍隊って共通点とかある?
戦術もそうだが個体としての能力とか
強い兵士の普遍的な共通点なんて遊牧民の騎兵ぐらいのものだろう
スパルタ軍はギリシャ最強だったね。
突出して最強であったと、当時から有名だった。
>>559 そのような状態からどうやって安定化したのでしょうか?
コンスタンティヌス大帝が、
軍人皇帝を数多く輩出して、
政情不安の温床であった親衛軍を解体したから。
その前にディオクティアヌス帝に触れないとはどういうことだ
ディオクレティアヌス皇帝は、
属州を細分化して官僚制を強化して専制君主制をはじめたけど、
一定の効果はあったな。
それでも、四分統治制をやって、ディオクレティアヌス引退後、
分割皇帝の争覇戦になったもんな。
それでも、改革が功を奏したか、
以前のように、乱立することはなくなったか。
>>566 ありがとうございます
日本だとどうすればいいのか…
政党の解体?
親衛軍の解体=政権をひっくり返す実行力の解体だったら、
今の世の中だとマスコミ解体じゃねーの?
>>556 日本の有権者が、国政というものに無知・無理解・無関心な無能だから。
民主主義国家における指導者はその国民のレベルをあらわします。
日本がどうするかなんてお前が論ずる事じゃない
俺たちが政治を決めると思い上がってる愚民の存在を許すとしても、少なくとも歴史は関係ない
歴史にお前の求める答えはないから馬鹿は歴史を学ぶな
中国は始皇帝が統一したから統一国家になったのに
ヨーロッパはローマによって統一されたのになぜ統一国家にならなかったんでしょうか?
574 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 17:01:49.80 0
何かが彼の逆鱗に触れてしまったのだろう
次
>>573 ローマがヨーロッパを統一した時代は歴史上存在しません。
そもそも歴史的には民主主義は、
指導者性の否定によって成り立ってるからなぁ。
人類の発展は、特定の発明者・統治者によって成り立つのでは無く、
大衆の需要から、それらの発明者・統治者が必然生じるのであるから、
個人や血統の才覚などは幻想であり、無意味である。
故に、大衆の需要を円滑に進める限り、無能な統治者は生じない。なので、
優秀な君主らによる独裁を排し、大衆に基づく統治をを行うべきであるってのが
近代民主主義の当時の主張。
>>573 ヨーロッパもインドも中東も東南アジアも中南米の文明も、統一されていない状態こそ普通
一時的にローマとかアッバース朝とか、統一に近い大国ができることはあっても、そういつまでもその状態は続かない
中華世界が何度も統一できたことこそ異常
>>573 ローマが統一したのは北アフリカを含む地中海世界だ。
>>572 現代政治に反映させることが出来ないなら歴史学ってなんの意味があるの?
歴史って大抵後世の人間の身内贔屓な視点が入ってるから
参考にならないと思う
昔、高校の日本史で日本の国民国家が出来たのは明治維新からだと言われました。
そう考えると清朝だった中国、植民地だったアジアアフリカ諸国、植民地化を逃れたタイ、欧米諸国は
いつ頃、国民国家が誕生したと言えるのでしょうか?
ヨーロッパについてはデンマーク、イギリスは中世から王政が続いているしフランスはフランス革命を経験しているし
スペインは15世紀に統一されて政変も経験。ドイツイタリアは統一が近代になったから。
いつととらえるといいのでしょうか?
582 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 17:40:53.54 0
歴史を参考にして現代を見る
歴史から現代、未来の在り方を考察する
って哲学でも立派な一分野としてあるから、
そういった学問に理解がないのか
もしくは学問に値しない分野と考えているかのどっちかであろう。
過去と現代は関係ないと一つ一つの事象が独立しているかのように
歴史を見る立場もあるにはあるし。
583 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 17:44:25.81 0
>>581 「日本」とは何かと考えるかで意味が変わってきます。
近代国家の誕生をもって国家の誕生というなら明治前後でしょうし、
日本という国号を用いた時に日本が誕生したとみるのであれば、
飛鳥時代くらいまで遡りますし、
古代の倭国が誕生した時に日本が誕生したとみるなら、
日本は2〜5世紀頃には存在したことになります。
584 :
583:2012/06/23(土) 17:45:27.92 0
すみません、国民国家の話だったんですね。
>>583の解答は完全に見当外れなので無視してください。
だいたい明治維新を持って日本の国民国家が出来たと言うその高校の先生の認識が誤り。
国民国家というのをどう定義するかにもよるが、国民が主体となっている国という意味だとしたら、
中華人民共和国は21世紀の現在でもまだ国民国家ではない
まあ、日本が明治維新で国民国家になったというのなら、ここで言う国民国家は、その定義ではないだろうけど
歴史の先生もいちいちケチつけられるんじゃ大変だのぉ
588 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 18:10:31.83 0
日本が国民国家になったのが明治維新時だというのであれば、
中国が国民国家になったのは中華民国建国時だとその教師なら言うはずだ。
明治維新をもって<近代国民国家>ができたと思うけど、
それ以前から日本の国民としての意識は育っていたもんな。
天智天武のあたりで<国民国家>としてはほぼ成立してるんじゃないか。
ナイスジョーク!
591 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 18:16:42.64 O
中国だって、始皇帝の統一以前から中華としての一体感はあったろ
ユダ王国はむりくり国民・民族を作りあげ、強烈な民族宗教を作った
国は滅んだがこの概念によってユダヤ民族が残り続け、
聖書を介して近代民族主義・国民国家の原型ともなっている
そんなシオニストみたいな思想語られてもなー。
>>556 ころころ変わる無能な総理だらけで焼け野原の敗戦国が半世紀で経済技術大国になるって逆にすごくね?
まあ556はその視野の狭さと思い込みの強さをどうにかせんとせっかく歴史を学んでも何も得られんどころか害になるぞ
319 ふははは高砂@妹認定 ◆2WZ7JfzfmY sage 2012/06/23(土) 11:42:12.23 ID:c79hWS2+
( ´∀`) 「どうやらエジプト人に羨ましがられているようですw
エジプト人がうらやむ日本の短命政権? 産経新聞 6月23日(土)11時28分配信
【日本人が知らない日本】
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120623-00000521-san-int 「日本は、首相が次々と替わるので素晴らしい!」
先日、エジプト最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団に所属する知人と話をしていて、こんなことを言われた。一瞬、耳を疑った。
(中略)
ところが、日本の政治については、揶揄されることはあっても、褒められることはまずない。日本の首相の名前を知っている人などほと
んどいない。
というわけで、最初は知人の言葉を皮肉だと思ったのだが、英国留学経験があり、政治意識も高い彼の表情は真剣そのもの。理由は
「政権が短命でも、変わらずに国を運営できる能力があるという証拠だから」だと言う。
エジプトでは昨年2月、民衆デモの高まりを受け、約30年続いたムバラク政権が崩壊した。知人の見方によると、たった1人の指導者に
国家運営を依存してきたことが、最大の問題点なのだという。確かに政権崩壊後のエジプトは、経済や治安が悪化した。
「日本はどうして、政治の指導力が弱くても社会が安定しているのか」。こう問われたので、日本では国民に教育がほぼ行き届き、優秀な
官僚機構があることや、主要政党間に政策や外交姿勢の違いはあっても、国を二分するほどのイデオロギー対立は存在しないこと、さら
には太古から続く天皇制が国民統合の象徴として根付いていることが、無意識のうちに国柄に関する国民的な合意につながっているの
ではないか−といった私見を述べた。
(後略)
次
「経済一流、政治は三流」とはよく言ったものだな
これで経済が死んだら日本も晴れて真の三流国家の仲間入りってな
>>556への返答が愛国心を刺激された人の批難だけで
例をあげている人はいないってのが笑える
脊髄反射かよ
>>556 無能ってのの定義が難しいところだけど、西ローマ帝国の皇帝達なんかはどうかな
有能な将軍をわざわざ殺したホノリウスにウァレンティニアヌス3世、蛮族出身の有力者や東方帝に実権握られた傀儡皇帝達とよりどりみどりでだいたい無能だぜ
もっともあまりにも詰んでるもんだからロムルス・アウグストゥルス含めても西ローマ皇帝って13人しかいないけど
>>600 追記:っても13人全員が全員もれなく無能だったわけじゃなく、マヨリアヌス帝とかおそらく有能であっただろう皇帝もいる
けど目立った成果を上げて帝国を再建する前に殺されたりしてるから結局微妙なところ
602 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 20:50:45.09 0
>>581 >昔、高校の日本史で日本の国民国家が出来たのは明治維新からだと言われました。
明治維新ってのはやはり説明が変だと思う。
何を基準に考えるかによって時期は違ってくるが、江戸期か明治期のどちらかじゃないだろうか。
もし明治期とする場合の根拠の一つは、文学作品による日本語の標準化が出来たこと。
ちなみにヨーロッパに国民国家が次々と出来たのには、国民作家の登場による言語の確立という面も大きい。
徴兵制が施行されてからなんじゃないか、国民国家になれたのは
日本の国民国家が明治維新からって言うのはおかしい気がする。
イギリスの国民国家はマグナ=カルタから始まるし
フランスの場合はフランス革命から始まるととらえていいと思う。
>イギリスの国民国家はマグナ=カルタから始まるし
>フランスの場合はフランス革命から始まるととらえていいと思う。
その理由は?
おれの考えでは、
イギリス、フランスの国民国家形成は、
実質的に100年戦争で行われたと思う。
この前、BSで映画のエリザベスをやってて
その時の実況スレで
「エリザベスは処女じゃなかったから、外国の王族と結婚できなかった」っていうレスがあったんですが
これってどこまで本当ですか?
国家と結婚してるから、
結婚できなかったんだよ。
609 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 21:57:49.79 0
処女や童貞じゃないと結婚できないなら
大抵の王朝が数代で崩壊するはずなんだが
611 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 22:05:38.78 O
自分らがイギリス人だフランス人だという意識を持った時点で、
国民国家としては成立している。
しかし、国民国家と近代国民国家はすこし違うと思う。
国民は王室の私有財産ではなく、
そのことを、公に、はっきりと認めた時、
近代国民国家になる。
自分がフランス人だって意識と、フランス国民だって意識は別じゃないの?
フランス人とフランス国民の違いて何だよ。
>>607 実況スレで言われることなんて、大半がその場のノリで言ってるジョークだろ
うかつな人選で婿を迎えると、国自体がその母国の影響をモロに受けることになる
スペインのフェリペ2世がエリザベス1世に求婚していたが、当時スペインは大国で、しかも、いわばカトリック原理主義国
エリザベスが結婚したりしたら、イングランドの宗教政策に強硬に口を出し、圧力をかけてくることは目に見えている
そうなれば、国教会とカトリックの対立するイングランドでは、フランスのユグノー戦争のような大内戦になりかねない
エリザベスにはそのことがわかっていたから、フェリペとの結婚はできなかった
他にも、エリザベスに求婚した外国の王族、貴族は何人かいたが、可能性があるかのようにみせて外交での武器に
しつつ、結局は全部断った
で、なんで結婚しないのかって疑問に対して、自分は国家と結婚している(つまり、自分が結婚するのは国のために
ならないから結婚しない)と公言するわけ
国民国家、という概念には税制と強い関わりがあるね
国としての収税機構の整備と、それに伴う庶民の国家への帰属意識の芽生え
その辺を国民国家の萌芽とするなら、世界的にはやはり百年戦争後の英仏が
その端緒と言えるのではなかろうか
(ちなみに、それら税制の改革は、軍の中央集権化に伴う財政負担増が原因
だったりするわけだが)
日本においては、版籍奉還、廃藩置県が行われた明治初期(明治4年辺り)
が国民国家の成立と言って良いのではなかろうかね
近代国民国家であるためには、「市民」階級がいないと駄目なんじゃ?
代表なくして課税なし、ともいうわな。
市民が納税するわけだから、
政治的な権利を要求するのも当然のことだわな。
だれが負担するのかという問題に行き着くと思うわ。
納税の初期形態って神への貢ぎ物なんじゃなかったっけ?
>>553 >>556 とりあえず、日本では国民が政治家を選ぶ民主主義国家だということを覚えておくように。
国王や皇帝はいくら無能でも国民が選ぶとか倒すとかということはできないし、
それをやったら「革命」になる。
日本では自ら立候補した議員が国民によって選挙で選ばれる。
つまり選挙で選んだ国民にも責任がある。
…ということをわかってないヤツのなんと多いことか。
イングランドは清教徒革命で国民国家となった
イギリスの場合は、ここで一丁あがりということではなくて、
マグナカルタからはじまる漸進的なプロセスによって、
近代国民国家として変身した事例だと思う。
623 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 00:14:36.70 0
>>614 漢人と中華人民共和国国民の違いを考えたらわかりやすいかと
マグナ・カルタは13世紀に出現したが、17世紀まで忘れ去られていた。
いわゆる百年戦争でフランスとは「別の国」という意識が定着し始め、
イングランド国教会の設置でローマ・カトリック教会から離脱し始め、
国王を処刑して議会が統治する共和国(コモンウェルス)になったとき、
はじめて「ネイション」が国の主権者となった。
この「ネイション」は旧イングランド王国の人民全員ではなく、参政権を持つ一部の富裕層に限られたが、
国が国王のものでなく選ばれし「ネイション」の共通の財産(コモンウェルス)だという信仰により、
イングランドは対外的に強力な国家となった。これは王政復古後も続き、立憲君主制が成立した。
フランス革命政府はこれを模倣しようとしたが、膨大なフランス人民をネイションと誤解したためえらいことになった。
中国人のいちばん簡単な定義というと、
中華の皇帝の支配を受け入れたものということになるからな。
漢民族で中国に住んでいても、皇帝の支配を受けない民は中国人ではないともいう。
逆に、漢語を話して漢の服を身に付け漢風の礼儀を守れば
異民族でも「中国人」になれる。
中華人民共和国民は、単純に「中華人民共和国の国籍を有する者」
そして中華人民共和国には、公式には漢民族以外に56の少数民族がいる。
「国民国家」なんていう概念ができたのは19世紀ごろじゃないか。
>>624 たぶんそれが正解じゃないかな。
言葉の使い方は重要だな。
「国民」自体、外来語なんじゃないかな。
「ネイション」の訳であって、
明治以降に入ってきた概念だ。
元々、日本には「百姓」があった。
ヒトラーの伝記読んでたんだけど、「売れない画家時代のヒトラーは両親がいなかったために孤児恩給を
受給していたという説が〜」という記述があったんだけど、19世紀末のヨーロッパにそんな人道的な恩給制度なんか存在したの?
軍人とか公務員に対する恩典としての年金は聞いたことあるけど…
世界最古の国民国家ってサンマリノだろうね。
その次がスイスって感じだろうね。
古代の都市国家じゃねーの
632 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 09:18:07.67 0
>>620 日本でも学生運動などの無能政治家に対する動きがあったが潰されたじゃん。
選挙で選んでいるって言うけど選挙に立候補している奴みんな無能だから
無能しか選びようがないじゃん。
ある意味、日本の国民は不幸なんだよ。そんなこともわからないのか?バカかおまえは。
>>632 潰そうとしてた奴らが無能だろ
校舎占領して何がしたいんだよ
当時安田講堂に籠ってた教授が当時を熱っぽく語ったインタビューがあったあと
今の現役東大生に当時の事をどう思うか聴いてみたら
「意味が分からない」「選挙行けよ」と冷ややかだった事を思い出す
でも立候補者がどいつもこいつも似たような政策しか持ってなくて無能なのは同意。
選ぶ側の国民もこんな有象無象から選ばなきゃならんと言うのは不幸の極み。
他の国じゃあり得ない現象だと思う。
同意ってお前632じゃねーか
634だが俺は632じゃねーよカス。
そもそも
>>620は日本国民が不幸でないという主張は一切してないが。
634=632は誰と戦ってんの?
特徴的な文章なんだから自演するならもっとうまくやった方がいいと思うよ
多民族国家の成功国ってあるの?
ユーゴなんかは成功例とみられていたけど結局民族対立で崩壊しちゃったし
そもそもなんで日本の選挙やら政治やらの話しているの?イタチもいいところ。
アメリカは多民族国家でも成功しているしソマリアは単一民族国家でも失敗している。
641 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 10:12:44.49 0
632だがなぜか634と自演扱いされているしw
所詮、クズはなんでも自演扱いして満足しちゃうんだろうw
_,====ミミミヽ、
,,==≡ミヽミヾミミミ、ヾ、
_=≡≡三ミミミ ミミヾ、ソ)),,》 .
彡彡二二三≡ミ-_ ミミ|ノノj )||ヽ, )、
__,,,,,,,,,/彡二二二 ,- __ミ|/ノ ノノノノ) ||
-=二ミミミミ----==--'彡 ∠ミミ_ソノノノノ ノ
//>=''"二二=-'"_/ ノ''''')λ彡/
,,/ ̄''l 彡/-'''"" ̄-=彡彡/ ,,-''",,,,,,,ノ .彡''"
(, ,--( 彡 ,,-- ===彡彡彡"_,-_ ヽ Υ
ヾ-( r'''''\ //=二二''''''彡ソ ̄ ∠__\ .\ソ .|
\;;;; \ Ζ彡≡彡-'''',r-、> l_"t。ミ\ノ,,r-v / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\;;;; \ 彡""彡彡-//ヽ" ''''''"" ̄'''""(エア/ /
\;; \'''''')彡ヽ// | (tv /| , r_>'| <一体632は誰と戦っているんだ
\;;; \'" \ ,,"''-,,ノ,r-", / r'''-, .j \
\;;; \ /,,>--'''二"''' r-| 二'" / __ \______
\;;r'""彡_l:::::::::::::::::::::: /./_ " / ̄ ̄"===-,
)''//rl_--::::::::::::::::/:/ヽ"'=--":
643 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 11:26:35.46 0
世界史なのか分からないんですが、なんで1月1日ってあの日なんでしょうか?
いい言い方が浮かびませんが、例えば、一年の始まりは夏でもいいはずですよね?
時計は太陽が真上に来た時が12時とかわかりやすいんですが、
1月1日は365日のうちのなにか起点になるような特別な日ではありませんよね。
なんであの日を起点として1月1日としたんでしょうか?
644 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 11:34:09.35 O
冬至と関係ありそうだな。
たしか、もともと古代ローマでは、今の3月が1年の始まりだったはず
9月〜12月が、セプテンバー、オクトーバー、ノーベンバー、デセンバーという名前だったりするのは、
7番目〜10番目という意味で、その時代の名残り
閏年の閏日が2月の最後の日なのも、当時はそこが1年の最後だったから
それがなんで2か月ずらされて今の1月が年の始まりになったのかは俺も知らないけど、おそらく
キリスト教会が変えたんだろう
しかしwikipediaによれば紀元前153年の改暦で変えたらしいぞ。キリスト教会は無いぞ。
デンマーク王室はヨーロッパ最古の王室・日本の天皇家の次に古い王室と言われているけど本当ですか?
イギリスも古いんじゃないでしょうか?
648 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 15:09:21.10 0
>>647 英国はちょいちょい断絶して王朝交代してるんだよ。
王室の歴史は王制の長さではなく王家の長さのことだから。
デンマーク王室は10世紀のゴルム老王から今のマルグレーテ2世まで
王家の名前は変わっても血統は続いているのか?
あと、トンガも950年ごろにトゥイ=トンガ1世が統一したってあってそっから今まで続いているけど
トンガも古い王室と言えるんじゃないか?
650 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 15:25:38.76 0
トンガ王室は950年ごろまで遡ると言ってもそんなの伝承で歴史的に存在した根拠がないからトンガは違うよ。
デンマークが今のグリュックスブルク(リュクスボー)朝になったのは1863年だから、王家の長さではない
現代に続くイングランド王国は、アングロサクソン七王国ではなくノルマン朝から始まっている
652 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 15:51:53.32 0
>>649 天皇家の歴史を神武天皇から数えるレベルの間違いだぞそれ。
数える分には勝手に数えててくださいって感じだけど
2700年の歴史があるから圧倒的に世界最古!みたいにそれを根拠に他国と比べて誇ってる人は馬鹿にされても仕方ない
科挙では経済・行政などが軽んじられたと聞いたんですが、なぜなんですか?
その頃はあまり必要のない知識だったんですか?
残念でしたあああああああああああwwwwww
仮に1400年しか続いていないと譲っても世界最古なのでしたああああああああwwwwwwwww
>>655 今は無きエチオピア王朝も同じ事やってたんで資料に乏しい君主から数えるのは別に珍しくともなんともないぞ
上記のトンガもそうだしカンボジア王朝もそうだ
デンマーク王朝も実は歯抜けがあったりする
毒味係を持たなかった貴族や王族、権力者って存在したんですか?
いたとしたらあまりに無防備じゃないですか?
660 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 16:34:27.37 0
ローマの歴史はロームルスとレムスから始まるって教科書に載せるべきだよな!
日本の天王家なんて継体からだから。1400年くらいだろう。
まあそれでも世界で一番長く続いている皇室ではあるだろうけどね。
662 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 16:41:14.15 0
単独王家による統治であれば日本が一番古いかもしれないが
いろんな王朝の交代の中で連綿とその国独自の王政が続いているという解釈なら
ネパールもオマーンも古い部類に入るな。
女系が認められれば継体から数える事に意味はなくなるけどな
>>660 それは史学ではない
前にも話題になったが、
王朝の連続性って文化によって違うから
日本基準で長くてもそれで世界で一番長いことにはならないんだよな。
これは日本に限らず東アジアではよく見られることだけど、
日本は分家に近い扱いだった人物が継承しても王朝交代してないと判断するから。
そもそも世界で一番長い云々って話題が既にナンセンスなわけだが。
666 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 16:44:44.79 0
次
667 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 16:44:53.51 0
ライシャワーは履中天皇が初代と数えているらしいな。
>>664 前にも言ったけど王位継承は国民に王位の正当性を示す事が目的なので
文化の違う他の王室の継承法で比較すると本来の「国民に王位の正当性を示す」という意義が失われるので
平等なようで無意味な比較になる
最後の行は同意だが
話は少しずれるけど自分の国の王がよその国から来るって国民的にはどんな気持だったんだろうか?
ポーランド王にフランス人が来たりスペインの王にオーストリア人が来たり。
また、中世のある期間はイングランド王はフランス王の家臣だったしモナコ公もフランス王の家臣だったし
リヒテンシュタイン公もオーストリアの家臣だったし自分の国の王がよその国の家臣とか。
日本の天皇に朝鮮人が即位するようなものだろう。
欧州の王家なんてもとから近しい親戚ばっかりだから、実感として大してかわらんだろ。
履中が初代とか意味不明だなw
倭の五王の1人と言われているから実在はしたんだろうけど。
673 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 16:52:53.29 0
>>670 制度上は問題ないが感情的に反発が貴族たちから噴出することはままあった。
他国からきた王はその国の伝統や風習に理解がない場合や
王位についた国を文化的に見下している場合などがあり、
そういう時はかなり亀裂が走った。
人によっては王位についたものの、
自分が元から所有している領土から出てこないで、
死ぬまで自分が王位についている王国に行かなかったような人もいるし。
>>670 Jリーグの監督にセリエAやブンデスの監督が来る感覚と変わらないんじゃないの?w
出身地の国教や税制、継承法をそのまま持ってこようとする王なんかは
だいたい元からいた貴族から大反発くらう
逆にそれほど口出ししない王はさほど反発されない
上級の貴族は王族と親類
歴史的には貴族は民族や国籍よりも貴族としての血縁を重視することの方が多かった。
市民階級が中心になって民族とか国籍とか気にし出すのはもっと先の話。
西欧にも江戸時代の浪人のように、社会的階級や資産が庶民と変わらないはずなのに
前歴から一種特別扱いされている者たちという存在はあったのでしょうか?
むしろなんで西洋は王位継承法が厳しかったんだろうな
キリスト教で側室持てないから子供少ないのにさらに縛りかけるとか血筋が絶えるだろ
実際絶えてる所も多いし
アジアみたいに緩ければ続いた王朝もあっただろうにそのあたりは完全に政治的失敗だよなぁ
それほど兄弟間の争いが苛烈だったんだろうか?
>>656 古代・中世には、いろんな天災があっても、人間には(政府には)どうしようもなかった
その頃は、天が災害を起こすのは、皇帝に徳がないからだと考えられた
だから皇帝は徳で統治しなければならない、徳が何よりも大事ということになる
そのために、皇帝や、皇帝に仕える人々は、先祖や親を敬ったり、儀礼を学んだりしなければならない
その教えが儒教であり、その学問が儒学だ
法家のように法律で(実務的に)統治せよというのは、儒学者から見れば、冷たい、徳のない政治ということになる
また、儒教では、商人を蔑視する
自分で物を作る農民や職人は国のために必要だが、商人は自分が作ったわけでもない物を動かして利益を得る、
あまりまっとうでない人々という認識だった(日本の江戸時代に士農工商の一番下に商がおかれたのも、儒教の
影響)
そうなると、儒教社会では、商業や経済が軽視される
そんな儒学がいわば、中華世界の公式学問
その儒学を習得していることが行政担当者の条件だ
したがって、科挙では当然、経済や行政の実務能力等は重視されず、儒学の古典テキストの知識がテストされる
681 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 17:27:58.83 0
ヨーロッパだってちょっと前までは官僚になるには政治や経済の知識よりも、
詩やラテン語、場合によっては神学に精通していることが重視された時代もあった。
行政の肥大化にともなってあまりにも不合理なことから改められていったが。
>>680 >日本の江戸時代に士農工商の一番下に商がおかれた
そんな話はないよ。それは最近否定されている。
日本にも中国にも浄土宗があったり同じ名前の宗派があるじゃないですか?
あれは依拠してる仏典が同じだから同じ名前なんですか?
別々にまったく関わりのない所から生まれたんでしょうか、それとも中国のが日本に入ってきたのでしょうか
実際の身分制度として存在しなかっただけで、
「士農工商」という概念自体は朱子学とともに輸入されていたから、
もちろん江戸時代にも存在した。
石田梅岩などが学者が商人は決して賤しい職業ではないと
弁護していることからも分かるように、
当時の社会で商人が思想的には軽んじられる側面があったことは否定できない。
何度もいうが、制度として存在しなかったことは確かに事実だけどね。
今では日本では朱子学が保守派から批判されているようですが
朱子って人は40くらい著作を残しているんですね、それを読んだ上で批判しているのか
もっと朱子を研究すべきではないのか
制度じゃなくて実際には格なんじゃないかってやつだっけ?
今でいう正社員や派遣、出身大学による羨望や偏見みたいなもんかね
687 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 17:39:51.54 0
>>683 法相宗、三論宗、華厳宗、律宗、天台宗、真言宗、臨済宗、曹洞宗は
日本の僧侶が中国で学んで持ち帰った宗派、
インドや中国では廃れてしまっているものが多いので、
今となっては日本や朝鮮などでしか残っていないものもあるが。
浄土宗、浄土真宗、時宗、日蓮宗などは日本で生まれた宗派、
法然(浄土宗開祖)は中国浄土教の流れだと主張しているが留学経験はない。
>>680 隋唐の時代は、功臣の地位が高くて儒学は重視されていなかった。
趙宋の時代は、経済政策は非常に重要で、王安石などの政策論争が盛んだった。
元の時代は、それほど古典に依存しなかったし、周辺は世襲の土司土官に実権を与えていた。
ターニング・ポイントは明の時代。科挙に古典の八股文がとりいれられたのは明代。
明は、功臣や王族の粛清弾圧を行い、皇帝独裁のしくみを作ったので
官僚機構は重視だった。また、異民族支配からの脱却から復古趣味でもあった。
明や清の体制は、皇帝が無気力なら政務が滞る体質を持っていたので
私兵をたくわえた軍閥が力をもつようになっていく萌芽も持っていたのだ。
689 :
687:2012/06/24(日) 17:42:23.18 0
もちろん、日本の浄土宗と浄土真宗は中国の浄土教を意識しての名称なので、
中国の浄土教と関係があるのかといえばもちろん関係はある。
690 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 17:48:52.49 0
>>685 朱子は仏教の影響を受けながらも
儒学を一つの壮大な思想としてまとめあげた実績は素晴らしいんだが、
牽強付会があるため当時から批判も大きかった。
その際たる例が「私の考えによれば本来は『大学』はこうした内容だったはずだ、
なので現代に伝わっているこの順番や文章は間違いだ」と
大幅に『大学』の書き換えを行ったことで
これはとんでもない批判が巻き起こったが、
現在よく読まれる『大学』のテキストはこの朱子が校訂した版な所に
彼の影響力がみえる。
691 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 20:48:42.32 0
ふと思ったけどアメリカがベトナムに介入したのはキューバ危機での失点を取り返そうって意図もあったのかな?
アメリカのベトナムへの介入は1961年5月には始まっている
ベトナムに枯葉剤を最初にまいたのは1962年1月
キューバ危機は1962年10月
>>691 冷戦下の小国同士の紛争が米ソの代理戦争みたいな様相に引きずり込まれて、
1か零かみたいな二者択一論的な対応を取らざる得ない状況だったんです。
当時はドミノ理論って言うパワーバランスの戦略論が支配的で
『Aが倒れれば Bが倒れ その結果Cが倒れてしまう』
『故にAが倒れるのを阻止出来ないならば必然的に Zは倒れてしまう』
端的に言うと こういう波及効果必然介入論が支持的でした。
冷戦下で核の使用が禁じ手になっていたので消去法で小武力介入しか手がなかったのが
泥沼化してしまった要因とも言えます
ありがとうございました
>>691 ベスト&ブライテストとかマクナマラ回顧録なんかを読むのお勧め
ロシアや中国では共産革命が成功したのに、第一次世界大戦後のドイツや第二次世界大戦後の日本では失敗したのは何故なのでしょうか?
つ外国軍の介入
第二次世界大戦後の日本の共産革命なんて、アメリカが絶対に許さないだろ。
第二次世界大戦中の日本の共産主義者は色々弾圧されてた様だけど
何かやってたんですか?
敗戦後の日本は共産革命だろうと自衛隊の右翼革命だろうと米軍が介入するだろうから最初からうまくいかない
703 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 02:13:41.92 0
>>701 共産党のお偉いさんがGHQ軍に銃を突きつけられて
メーデーに運動するのを止めさせられました
CIAなどが相当の資金を投入して共産勢力の弾圧やってたしな
ハリウッド製映画とか自民党とかそういう流れ
ダキア戦争に関係する資料教えてください
結局共産主義はどうして失敗したんですか?
現実問題として計算できない経済をコントロールしようとしたからですか?
ということは計算できるコンピューターが発明されれば共産主義は成功したんですか
かつて共産圏と呼ばれていた国々が行っていた経済体制は、
社会主義であって共産主義はその先にある目標ってことになってたんじゃなかったっけ?
戦時共産主義ってのもあったじゃん。
そういう名前付けたってだけだろ
計算できるコンピュータやそれを動かすプログラムがあれば成功した。
人々のやる気を起こさせる適切なインセンティブをつけて、
予期せぬ問題にも完璧に対処できる柔軟かつ精密なシステムを制度設計できれば、
社会主義は地上の楽園をつくるだろう。
そもそも社会主義とは具体的にいかなる体制かについても深く考えないうちに場当たり的に革命になっちまったからな。
713 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 11:45:11.57 O
共産主義の組織は基本横並びになるはずだったけど
共産革命を起こすには強力なトップダウン式の組織が必要だった
革命を起こした後、どの国でもその強力なトップダウン式の組織を解体出来なかった
暴力革命では共産主義は実現出来ない
>>711 >人々のやる気を起こさせる適切なインセンティブをつけて、
>予期せぬ問題にも完璧に対処できる柔軟かつ精密なシステムを制度設計できれば
それが出来たら社会主義だろうと資本主義だろうと地上の楽園が築けるだろうよ
出来ないから苦労してるんだろ
>>698 中国で共産党が成功したのは日本が原因、
日本が介入していなければ成功しなかった。
日本介入で、対抗上アメリカが中国に支援したため。
日本敗戦で空いた穴をアメリカ支援勢力が埋めた。
横並びの世界革命は
トロツキズムといって
共産体制から迫害されたからな
資本主義だろうが社会主義だろうが
核武装・軍備は許さんっていう生粋の理想主義者とかも
左翼内で超異端セクトとして扱われるわけで
人が普通の人である限り実現できないのが共産主義社会
人類が全員コンピュータ制御のロボットであれば実現できるだろう
体制側維持について二点
教会が、
カルヴァンやルターを
フスのように処断できなかった理由、
英国が、米13州の警察権を維持して
フランクリンやワシントンのような反王室兆候者をマークするといった対処が採れなかった事情を教えて下さい
予算がなかった
720 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 16:45:58.73 0
>>718 ルターやカルヴァンの時代は既に十字軍の遠征失敗や免罪符による問題などで
カトリックの腐敗が顕著になっていたため
既にカトリックの権威が崩れだしていた時代でした。
また既存のカトリックの権威を否定することで自領の独立を目論む諸侯や
圧政に対抗しようとする農民などが支持したことで、
既に破門しただけでは対立者を社会的に教皇は抹殺できなくなっていました。
はっきり言えば、ルターもカルヴァンもタイミングが良い時代に生まれた人です。
>>711 社会主義は空理空論ってことを言いたいの?
>>712 そもそも、具体的にどういう体制か書いて示した学者自体がいなかったでしょ。
フス:皇帝に会議中の安全を保証されてコンスタンツ公会議へ出席したが、結局は火刑に
ルター:教皇にも皇帝にも蔑ろにできない大諸侯・ザクセン選帝侯フリードリヒ3世の庇護を受けた
カルヴァン:ジュネーヴに神権国家を樹立しており、つぶそうにもスイスへは攻め込みにくい
725 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 18:21:47.39 0
なんで西洋史オタは目糞鼻クソの分際で東洋史オタより偉そうなわけ?
アルファベットを使ってる点にでも優越感があるんだろうか
じゃあ東洋史オタクは謙虚なんだね
>>726 >西洋史オタは目糞鼻クソの分際で東洋史オタより偉そう
まずこれについての客観的証拠に足るソースを提示してくれないかな
劣等感丸出しの東洋史オタwwwwwww
いくら白人が偉くても西洋史オタはお前と同じただの黄猿だから安心しろよwwwwwwwwwwww
あ、ご主人様の白人に上手く擦り寄れる西洋史オタがうらやましいのか^^;奴隷の鎖比べは卑しいのぉw
730 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 20:29:44.26 0
英国の国王には獅子心王や懺悔王などの称号がついている人がいますが、
これは何か公的な意味もある称号なのでしょうか。
>>729の垂らした釣り針
/ ̄\
| ^o^ |
\_/
r彡ソ
r_ノ!!
r_ノ|| . ~ ←人間
r_ノ!| H
r_ノ|
r_ノ| 白ながすくじら
r_ノ| ,......-..-―‐―--..r、_
| | ヾー-゚、 :::::::::::::::::::::::::_ ̄ニ`゙、
r、 | | ゙`ー-`ー'-ー'" ̄ `'
. | ゙、 | | ├──────────|
| ゝ | |
| { | | ((((( ゆ ←まぐろ
| | | | |-|
{ ヽ / /
ヽ \_ / / ・ ←鰯
ヾ.  ̄ ̄ ̄ ̄_/
 ̄ ̄"""゙゙`´
|───────────|
732 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 21:20:35.21 0
733 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 21:40:31.23 0
同じ名前の人が多いからかな?
>>730 徳川綱吉が犬公方だったり徳川家斉がオットセイ将軍だったり、吉宗が暴れん坊将軍と
呼ばれるのと同じ。
なんか一人変なのが混ざってるw
>>730 たとえば、ジョン王は、王位につく前から、ジョン・ラックランドと呼ばれていた
「領地なしのジョン」ぐらいのニュアンスだ
父ヘンリー2世が、末っ子の彼に与える領地がなかったため、そう呼んだ
日本ではそれを「ジョン欠地王」と訳す
(「失地王」という本もあるが、前述のように領地がなかったことに由来し、領土を失ったためのものではないから、
あまり適切な訳ではない)
そんなのが、公的な称号ではないことがわかるだろ?
>>707 資本主義が成熟して社会主義社会ができて、さらにそこから発展した共産主義社会
…ではないのに、無理やり共産主義国だということにして体裁だけ繕ったからじゃね?
終身雇用時代の日本の方が共産主義っぽかったって言われるし。
てっきり大陸の領土を失ったことを言ってるんだと思ってたよ。欠地王。
フランスの太陽王もそんな感じなの?
……なんかイメージが一気に………
昔から疑問なのですがキリスト教が広まって以降のヨーロッパでは
ギリシャ神話やローマ神話はどのように受け入れられてきたのでしょうか?
ヨーロッパでは現代でも人名を見ると
マルスやヘラクレスなどの神が由来の人物はよく見られますし、
絵画や詩でもギリシャ神話の神々が描かれているものなどがありますが、
キリスト教に言わせればどれもキリスト教以前の異教の文化だと思うのですが、
どのように折り合いをつけてきたのでしょうか?
744 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 23:56:51.81 0
ルイ14世はコスプレ以外にも
ヴェルサイユ宮殿にはアポロンの名を冠する真や泉があったり
アポロンとそれに関わった人物の像がいたる所にあったり
(アポロンの姿はルイ本人に似せて作らせたという)
ヴェルサイユ宮殿そのものが夜明けになると
宮殿の後方から太陽が昇ってくるように見える造りだったりと
妙にアポロンを意識してる
ヘラクレスやアポロンに自身を重ねるような人物って
歴史みるとろくでもない奴が多かった気もするが
745 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 23:58:22.86 0
訂正
アポロンの名を冠する真 ×
アポロンの名を冠する間 ○
>>743 中世末頃から教会権威の低下や知的水準向上により,
ギリシア神話などの話題がタブーではなくなってきた。
というよりも,信仰と学問は(ある程度)別物という扱いになり,
古典古代のものものでも有効なものは使われるようになったし,
神話も一種の教養・娯楽として復権してきた。
それが本格的に開花したのがいわゆるルネサンス(文芸復興)。
絵画で,神話ネタが宗教画と同格になったのはそれ以後のこと。
ギリシャ・ローマ神話の神々は、もはや信仰の対象ではなかったが、
天体の名前や自然現象の寓意、文芸創作のネタ、キリストの予兆や寓意、
古代の王や賢者・英雄などとして、キリスト教の下で生き残った。
キリスト教が広まったのは、在来のギリシャ・ローマ文明を利用したおかげだし、
全部否定すると一から設定し直さねばならんものが多すぎて面倒くさい。
ルネサンス期の絵画関連で
中世の写本や、その後のルネサンス期において聖人の絵画が描かれることがままあります。
それら聖人の中には聖セバスティアヌスや聖ゲオルギオス、聖マルティヌスなどのローマ軍出身の者も多くいますが、だいたいはロリカ・ハマタのようなローマ兵の装備でなく、中世的な軍装・装いで描かれています。
これらが描かれた時代には古代ローマの知識、こと軍装や服飾に関する知識は失われていたのでしょうか?
中世初期〜中期はともかく、ルネサンス期なら古典古代の研究も盛んで知識もありそうなものですが。
信仰宗教としてのギリシャ神教って
結局キリスト教から塗り潰されたままなのかな
小規模な宗教サークルとしてでも、どっかの国で復興してると思いたい
750 :
世界@名無史さん:2012/06/26(火) 00:51:05.16 0
>>749 ウィッカ(魔女宗)ってキリスト教以前の信仰に立ち返ろうという運動が欧州にあって
北欧神話やドルイド教など地域や民族ごとに古代信仰の復古をしようとしているんだが
その中でギリシャ神話の信仰に立ち返ろうって一派がある
彼らは古代の神は半獣半人だったと考えて主にパンを祀っていることが多い
ここまで聞いて勘付いたと思うけど
彼らは「古代の信仰」っぽいものを信仰しているニューエイジャーや
もしくはオカルティストって見る方が正解
少なくとも歴史上に彼らがいうような信仰は実在しなかった
もともとゲルマン人にキリスト教を布教するときにも
土着信仰と折り合いをつけながら折衷的な内容になっていったし
聖人崇拝なんか、いっぱい神様がいるのと変わらないし
聖母マリア崇拝も地母神信仰に通じるし
ヨーロッパのキリスト教って実はそれほど厳密に
「他に神はいない!」と思っているわけではなさそう。
>>748 当時は「時代考証」という概念はなかったからでは。
聖人の絵はありがたく描かれていればいいので、
実際にどうだったとか、昔はこんな恰好をしていたとか
あまり考えなかったんだろう。
基本的に聖人の絵とか教会の彫刻とかステンドガラスとか
ああいうのは全部識字率の低い一般大衆でも見て理解できるようにできてる
聖書なんか聖職者以外には読めないような時代だからそういうのを使って説明したり
だから古代の軍装を再現するよか現代の代物で描いたほうが大衆に理解しやすい
シェークスピアとかが、
ジュリアスシーザーとか、アントニーとクレオパトラとか、
ローマ時代を扱った史劇を書いて、それを上演するとなると、
それなりの考証が必要になるから、
そのあたりからはじまったのでは。
「キリストって今アラブ人どもの住んでた場所にいたんでしょ?
あそこ暑いでしょ?じゃあキリストも肌もっと黒くね?」って言ったら火あぶりだったんですかね?
そもそも、イエスはなんであんなトキみたいな顔になったんかね。
・・・トリノの聖骸布の影響かもしれんな。
信仰された地域によって対象の姿が変わるのは当たり前では?
ブッダだってギリシャ風にも中華風にもなるやん
759 :
予言:2012/06/26(火) 14:09:25.28 0
予言「近未来、野田総理の消費税増税によって、日本経済は、破綻する!!」
消費税増税によって、日本経済は、悪化し、
「生活保護」、「ホームレス」、「失業者」が、何倍にも増えるだろう。
貧困層はさらなる地獄にたたき落とされ、日本で餓死者が激増するだろう!!
貧困が犯罪を生み、凶悪犯罪が激増する!!
今以上に、日本経済は、悪化の一途をたどり、
数年以内に、日本経済は、「破綻」する!!
「日本発の世界大恐慌」がおこり、世界の経済は、崩壊する!!
野田総理の消費税増税は、史上最大の愚策とアメリカ人から笑われるだろう!!
私は、「失敗した政策」を憎む!!
なぜなら、「失敗した政策」は、何千万人の貧困層を地獄にたたきこむからだ!
今日、午後3時に投票がはじまる!!
私は最後まで戦う!! ミカエル
よく、教会や修道院が孤児院などを経営したりする例がありますけど
古代や中世についてはどうなんでしょうか?
中世の教会は選帝候に入っていたりして国民を助けると言うよりは
貴族のようにふるまっていた気もしますけど。
いつくらいから教会や修道院が孤児院や幼稚園などを経営し始めたのでしょうか?
孤児院は知らないが、施療院(病院)なら中世からやっている
教会じゃないがエジプトのアイユーブ朝のサラディンが戦災孤児のために孤児院を建てているな。
貴族が孤児院や病院にカネを出さないとでも?
何でイスラム帝国勃興期の拡張は東端がインドあたりで止まったの?
西端はイベリア半島まで飲み込んだのに
インド方面はガンジス川と山脈で阻まれていて進出が容易じゃないし
中央アジアは一応タラス河畔で勝ったとはいえ
それ以上進めば更に唐との衝突が増えるしその辺が限界だと思ったんだろう
ガンジス川じゃなくてインダス川だった
ササン朝の最大領域がインダス川流域までだったから、そこまで取れば充分
西はマグリブとったらついでにイベリアも、って感じで攻め込んだ
>>764 >西端はイベリア半島まで飲み込んだのに
ピレネー山脈で止まったとも言える。
>>674 どんな強い軍でも無限に侵攻し続けることはありえないわけで、兵士の損耗、補給の困難、もうこれだけ勝って占領
したんだからこれ以上は戦わなくてもいいじゃないかという厭戦気分による士気の低下、などで、どこかでかならず
限界点がくる
それがたまたま東方ではインドだった
西方は、当面の敵の東ローマがその直前のササン朝との戦いで疲弊していたため、エジプト、カルタゴと比較的容易に
北アフリカを抜けることができ、限界はトゥール・ポワティエまで訪れなかった
インダス川もあるけれど、
その近くに広がるタール砂漠が、地理的な障害としては大きいのか。
インドスレでも同じ話が出たが、インドを侵略できるルートは一箇所しかないらしい。
そこさえがっちり固めれば、先に進めないということでは?
>>771 カイバル峠のこと?
それならイスラーム国家なら、後にデリー・スルタン朝を築く勢力やムガル帝国を築く勢力が峠を越えてインドに侵入したが
カイバル峠はインドと中央アジアを結ぶ路だから質問にはそぐわないだろう
773 :
世界@名無史さん:2012/06/27(水) 11:35:01.62 0
デカン高原へ南から攻めて、王朝が持続したのはサータヴァーハナ朝
ただし考古学上の裏づけがあるのは王朝成立後に限定
でもインドって歴史的にペルシャアフガン方面からの侵攻に悩まされてるだろ
占領まで行かなくても略奪なんてしょっちゅう来てるし
やはり、あまりにも魔境すぎて、
なかなか支配しようという気にならんのではないか。
831 名前:なまえをいれてください[sage] 投稿日:2012/06/27(水) 13:28:04.48 ID:lrYNSXHQ [1/5]
>>824 洋の東西問わず鎧を着て泳ぐのは普通
846 名前:なまえをいれてください[sage] 投稿日:2012/06/27(水) 13:36:28.54 ID:d7ogaejh [2/2]
そもそもアクションなんだからレベル自体いらんかったんや
>>831 鎧つけて川に落ちて溺死とかよくあるんだが、フリードリヒ1世とか
864 名前:なまえをいれてください[sage] 投稿日:2012/06/27(水) 13:46:21.20 ID:lrYNSXHQ [4/5]
>>846 事故での溺死なんて水着でも起こること
水泳の技術が不十分なのが原因であって、同じ技量なら重いほうが不利なのは事実だろうが、鎧だから直ちに溺れるということはない
1.フィンランド対ソ連他の継続戦争をjatkosotaと呼ぶそうですが何と読むのでしょうか?
2.西アフリカ沿岸の国々によって引かれた縦縞のような国境線は、WW2までの植民地ごとの帰属先を反映しているのでしょうか?
>>777 1.「ヤートクォスォタ」みたいな発音っぽいね 「ヤトコソタ」でもいいと思う
2.うん
ヨーロッパのジェントリやユンカーは準貴族としての地位も持ちながら土地経営や
工場の所有などで企業家としての性格も持ち合わせていましたが、日本の知行高をもらっている
武士(中堅旗本など)にはそういった傾向が全くないのはどのような性質の違いからですか?
実際に明治維新の際も事業家になったというよりは識字率を生かして官吏や知識人になりましたよね?
後に財閥になった家は全部商家出身だし…
780 :
世界@名無史さん:2012/06/27(水) 16:32:42.34 0
>ヨーロッパのジェントリやユンカー
それを日本で比較するなら、室町戦国時代までの武士、江戸時代なら豪農に当たる。
江戸時代の武士は土地所有から切り離された全くの官僚階級。
江戸時代には、武士たる者が、(幕府や藩の財政のためではなく自分個人のために)金儲けをしようとするなど、
恥ずべき卑しい行為と認識されていたから
三菱財閥の祖・岩崎弥太郎は土佐の地下浪人
三井も住友も鴻池も江戸初期に武士をやめて商人になった家という(後付かもしれんが)
岩崎弥太郎は政商で、現在で言うところのインサイダー取引だろ
>>779 準貴族というのは、強いて例えるなら名字帯刀を許されている程度のクラス。つまり土豪や郷士の類。
日本においても、こういう人たちでも金持ちならまずもって企業家でした。
そして旗本でも中堅なら基本、官吏か学者さん。
なんでザクセンの王家は欧州中で王族出してるの?
というか人気なの?
繁殖力の問題では?
婚姻政策は知力体力時の運
ザクセン=コーブルク=ザールフェルト公子のレオポルドが、
1816年に英国摂政王太子ジョージの娘シャーロットと結婚したのが縁。
彼女は翌年死去するが、彼の姉ヴィクトリアは1818年にジョージの弟ケント公エドワードと結婚。
1820年にジョージが英国王ジョージ4世となり、レオポルドの家は英国王室に連なる名門となる。
1831年にはレオポルドが初代ベルギー国王として招かれ、翌年フランス王女を娶る。
甥の一人フェルディナントは1836年にポルトガル女王の婿となり、
もう一人の甥アルバートは1840年に英国女王ヴィクトリア(ケント公エドワードの娘)と結婚した。
>>788 丁寧な返答ありがとうございます
納得しました
レオポルドの姉ユリアーネは、1796年にロシア女帝エカチェリーナ2世の孫に嫁いでいる
結婚生活は長続きしなかったが、このおかげで欧州の名門としての箔がついた
>>779 旗本と言ったら、傘貼り内職だろ。手工業の労働者だ。
江戸市中近郊の土地を買ったり借りたり支給された上屋敷の土地に長屋を建てて町人に貸すという
今でいう賃貸アパート経営が副業だったりもしたが、これは幕府の不評により禁止。隅田川の東側、
下総国まで江戸の町がはみ出しているのも、旗本が細切れ領地を長屋にして貸したことから。
企業家としての性格を帯びるのは、或る程度の好き勝手のできる大名で、且つ、官僚的性格の薄い
小領の大名。そもそもが重農主義なので、精々、自領の農産物の加工くらいのものだが。
節子、傘張りするのは御家人や!
傘張りは浪人の仕事のイメージだなあ
必殺仕事人で主水の家の離れを貸していたのもあながち間違いではないんだな。
795 :
世界@名無史さん:2012/06/28(木) 19:07:35.81 O
アフリカはどの当たりから現地の文字文献がないの?
エチオピア、マリあたりならまだ文献あるのかな?
796 :
世界@名無史さん:2012/06/28(木) 19:11:01.46 O
なんで20世紀以降、王を名乗る元首がいなくなったの?
独裁者は沢山いるのに
民主制じゃないと世界銀行が金貸してくれないから?
797 :
世界@名無史さん:2012/06/28(木) 19:19:05.98 0
>>796 王や皇帝を自称した独裁者ならちょいちょいいますが、
みな国際的に認められないまま政権が崩壊しました。
有名な人だと中央アフリカ帝国皇帝を自称したジャン・ベデル・ボカサなどです。
>>796 >なんで20世紀以降、王を名乗る元首がいなくなったの
いや、普通にいるから。
タンザニアのキルワ王国、ナイジェリアのハウサ人にも年代記がある
サウジアラビア王国、バーレーン王国、ヨルダン王国…
君主国間ならではの外交スタイルってのはあるけど(皇室の王族外遊みたいな)
共和国同士ならではの付き合い方ってのも有るの?共産圏内以外で
(お互いの革命記念日を祝い合うとか)
802 :
世界@名無史さん:2012/06/28(木) 19:44:18.16 0
質問です。
「国民のどの程度が神や死後の世界などを信じているのか」という
アンケートのデータでは
主に日本を含めた先進国の多くは
そういったものを信仰している人間は3,4割に留まっているのに対して
アメリカだけは8割以上であり少し異色です。
アメリカが歴史的に宗教的な特色を持った国であることは知っていましたが、
ここまで未だに超自然的な存在を信じる国民が多いのには
どういった歴史的な事情があるのでしょうか。
ドイツじゃキリスト教は国教だけどアメリカはそうじゃないよな
移民の多い他民族国家は支柱となる思想が必要なのさ
ドイツに国教はないぞ、北欧や英国にはあるけど
質問です
日清戦争史を見てると
北洋水師というのが中国側の艦隊だったそうですけど
他の艦隊は何してたのですか?
ぐぐってみても「他にも艦隊はあった」以上のことはわかりませんでした
アメリカでは、神を信じていないということは、
日本で、神を信じているというくらいに、
勇気がいるもんだと聞くけど、
じっさい、どうなんかね。
移民の多さから考えると良い踏み絵にはなる
人口の多い多民族国家には共同体精神ってのが必要不可欠だからな
809 :
世界@名無史さん:2012/06/28(木) 21:38:51.67 0
アメリカにとって神の概念はUSAと大統領あたりのことかもしれない
アメリカは、明白なる運命、によって、
神に祝福されている国だから、
神を信じるということが、
国を愛するということと、
誓い意味合いを持つのかもしれんね。
郷土愛や愛国心ってのは必要なものさ
共同体を維持する上でな
昔の人は蚤とか悩んだらしいけど風呂もシャンプーもあったよね?
>>806 ググったら、北洋水師・南洋水師・福建水師・広東水師ってのに簡単に辿り着いたよ
坂の上の雲では
東郷が秋山に「艦の装備に物を干す、麺をすする、博打を打つ。
兵があれでは最新鋭の西洋軍艦の力を引き出す事はできない。」と
軍内の服務上の緩みを敗因として予想していましたが
歴史書とかでは、北洋軍閥の力を日本軍に削がせようと
他の軍閥が援軍を出さなかったのが敗因みたいに書かれてます
実際にはどちらの敗因が大きかったんですか?
それとも、他にもっと大きな弱点があったんですか?
>>802 「8割」ねえ・・・
アメリカドラマの若者達見てると
彼らまでが神や国を愛してるとは到底思えないんだがなぁ
愛してるのはスポーツヒーローであり有名人だろ
なんかニュースで伝えられるアメリカ人像と
海外ドラマで見るアメリカ人像って離れてるよね
ニューヨークが何処にあるかも分からない、アメリカ以外の国なんて知らない中部の田舎人とかは
ナショナリズムの持ちようも無いと思う
アメリカでは今でも18歳-25歳の男子に徴兵登録義務があるから
そういったきっかけで愛国心を意識させられるんじゃないか
これ知らない日本人多いよね
ドイツとかロシアとか徴兵制の国はけっこうあるよね
818 :
世界@名無史さん:2012/06/28(木) 22:29:41.16 0
アメリカを構成する地域のほとんどが田舎である
って認識がないとアメリカ人に対して誤った先入観を持つぞ。
東京や大阪にいる人だけみて日本人を理解しようとするような類の誤り。
まあ日本は人口の密集率の問題でそれでもさほど問題はないけどね。
>>815 皆バラバラだから団結を叫ぶわけで
最初から一致団結してれば世話ないよねって話
>>815 日本人は2chを愛してるわけじゃないが、
それでも8割ぐらいはネラーだろ?
文化ってのはそういうもんだ。
神を信じるといっても、全面的に信じるか・否かの二極ではなく、
2ちゃんねるでも有益な情報があると考えるのと同じように、程度の問題がある。
>それでも8割ぐらいはネラーだろ?
そこ、笑うとこですよね?
8割ぐらいはネラー[要出典]
>>815 サンフランシスコやニューヨークでも日曜に教会に行く人は珍しくないからあそこ、
そして凄いのは未だにそういった人が増え続けているところ。
俗にいうメイン・ラインと呼ばれるリベラル的な教派は減少傾向にある反面、
福音派と呼ばれる保守的な教派は年々に数を増やしている。
これは第二次世界大戦以降からずっと続く傾向なのだが、
その原因は未だによくわかっていない。
一説には二次大戦以降から広まった漠然とした孤独や不安を
受け入れる場所がアメリカ人にとっては教会と家族だったのではないかというけど。
825 :
世界@名無史さん:2012/06/28(木) 22:41:28.43 0
「日曜日に労働させることは教会に行く権利を侵害している」
って訴訟が起きて企業が負けた国ですものねアメリカは。
都市によっては日曜日の午前はほとんどの人が教会に行くため、
スーパーやデパートは開いていないこともよくありますし。
826 :
825:2012/06/28(木) 22:44:02.67 0
後は、近年は南米からの移民が増えたためカトリックの信徒も増えていますね。
この調子だと2050年にはカトリックの信徒がアメリカで最も多くなります。
スポーツヒーローとか有名人を愛してるってのを
上手い事愛国心に転化させてんだろうなぁ
アメリカは戦争吹っかける際に東京湾事件やイラクの大量破壊兵器保持などを理由に攻め込んでいますが、これらは後にそれぞれマッチポンプ・誤りであったことが明らかになっています。
これらの過ちの責任は、アメリカ国内では誰かが明確な形で取っていたのでしょうか。
829 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 02:48:32.36 O
>>798 新しくって意味ね
北朝鮮なんて王朝名乗っていいのに
>イラクの大量破壊兵器保持などを理由に
してないからな?
アメリカはイラクが査察受け入れをしないことと先だっての条約守らないから宣戦
「大量破壊兵器保持の可能性」というのはその査察受け入れをしないことに対する批判であって
理由ではないのだよ
忠犬アメポチさん模範解答おつです
共産国が王政?
あの国の実態は王朝じゃない
三代世襲してるんだから
有力者と婚姻関係も結んでるし
日本史だと天皇が名目上の存在になって藤原氏や院や将軍が実権を握る、将軍が名目上の存在になって執権や管領や大老が実権を握る
酷い場合だと執権や管領すら名目上の存在になって内管領や管領の家老が実権を握るなんて
構造を残したまま権力だけが移り変わる何てことが横行してるけど海外でもこういうことが結構あったりするの?
立憲君主制全部
>>830 >イラクが査察受け入れをしない
そこがよくわからんのよね。
本当に大量破壊兵器が無かったのなら、
なぜフセインは査察を拒絶して米に戦争の口実を与えるようなマネをしてしまったのか
ハッタリと虚勢でのし上がってきた独裁者だから毒ガスがある振りをやめられなかった
何故欧米基準の査察だのなんだのに従わねばならんのかね?
国連で決まった事だから
>>836 イラクは軍事力で国を作って来たけど
査察で実態がバレると武力で土地をもぎ取ってきた分
逆に周辺国に土地をもぎ取られる恐怖があった
だからハッタリでもいいから持ってる振りをしたかった
>>838 従うという約束をしていたから
IAEAの職員にみせかけて、
欧米が工作員を送り込んでいた。
次
第一次大戦終戦時に独立したポーランドは、その勢いでソ連と戦争したりしてるけど
このポーランド軍ってどういう出身の人で構成されてたの?
独立して一年も経たないうちにソ連と戦争するなんて、尋常じゃない軍事力を持ってるって事だよね。
帝政ドイツ軍に所属してたポーランド系ドイツ人とかですか?
ロシア軍の中にはポーランド出身の将校がけっこういた。
845 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 13:54:22.70 O
>>834 タイ、ネパールなんかでは福王や宰相家が実権を握る事があった
日本みたいに更にその下が実権を握るってのは聞いたことないけど
>>834 アッバース朝のカリフ
ブワイフ朝の大アミールに実権を奪われ、その後セルジューク朝のスルタンに擁立される存在となり、モンゴルの
侵攻で国家としてのアッバース朝が完全に滅んだ後、エジプトのマムルーク朝のもとで復活
実権はないがマムルーク朝に正当性を与える権威者としてカイロに庇護され続け、マムルーク朝がオスマン帝国の
セリム1世に滅ぼされる時まで存続した
>>834 あと有名なところでは、メロヴィング朝の宮宰のカロリング家
最終的にはメロヴィング朝を廃してカロリング朝を建てるけど、けっこう長い期間宮宰のまま実権を握っていた
848 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 15:48:12.55 0
なんでちょっと前までは兌換紙幣があったの?
また兌換紙幣が先進工業国では優勢だったの?
不換紙幣の方が景気に応じて中央銀行や政府が発行量を調整できるし
そもそも兌換紙幣のメリットって何?
>景気に応じて中央銀行や政府が発行量を調整できる
できなかったから。
終了
850 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 16:09:04.50 0
できないじゃなくて、やれない、やるだけのアタマがなかったんでしょ
昔の官僚は無能ぞろい ソロバンすらも扱えなかったんだから
851 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 16:10:22.35 0
不換紙幣なら
不景気の時は不換紙幣の発行量を増やして景気よくなるよう刺激する
好景気の時は逆をやる
以上でしょ
852 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 16:14:17.11 0
兌換紙幣のメリットは、このドルという通貨これだけと金これだけを交換しますよ!
とアレすることで、その国のパワーの象徴になる
アメリカすげーじゃん、ほんならウチもアメリカさんと取引したろ
みたいになって自国の貿易、商取引がアップする これがメリットだね
853 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 16:14:19.26 0
>>843 WW1の時にドイツ軍とオーストリア軍でそれぞれポーランド人部隊を使ってたから。そこの指揮官連中が新生ポーランド軍を率いた。
初代国家元首のピウスツキもWW2ポーランド亡命政府首相のシコルスキもWW1ではオーストリア系のポーランド軍を率いていた。
854 :
834:2012/06/29(金) 16:35:52.55 O
ありがとう
855 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 16:42:08.82 0
あとソ連というかロシアの赤軍もその時点ではプロの指揮官の不足した素人臭い集団だったから、
こっちも素人に毛の生えたようなポーランド軍でも対抗出来たって訳。
ただしポーランド軍にキエフまで攻め込まれた時には赤軍の側に愛国心に燃え立った旧ロシア帝国軍の指揮官多数が馳せ参じて来た訳だが。
856 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 17:01:18.41 0
>>852 ナルホド!
金と交換できるイコールその国の信用 みたいなカンジですね
ありがとうございました!
今は力が均衡して、どこも兌換紙幣やるだけのpowerがない、ということなんでしょーねー
1919年から、フランスが軍事顧問団を送ってポーランド軍の編成に協力している
858 :
クリッシー:2012/06/29(金) 18:14:52.46 O
質問です。
大航海時代の初期、ポルトガル船はインド洋まで行って、タンザニア辺りからホルムズ海峡、ゴアまで行く間に現地の人たちと小競り合いをしてたみたいですが、実際のところポルトガル船団ってインド洋各地の船団に比べてそんなに強かったんですか?
ポーランドのフッサールは世界最強騎兵
860 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 21:25:23.67 0
ポーランド人は騎兵に天稟があるbyバルザック
861 :
記憶喪失した男:2012/06/29(金) 21:41:43.51 0 BE:1026531735-2BP(3)
質問です。
イエスさまは、白人なんですか、黄色人種なんですか?
おれは白人はインド・ヨーロッパ語族だけだと思ってたんですが、
YAHOO知恵袋で聞いたところ、セム系のユダヤ民族も白人だったそうです。
アラブ人を黄色人種と呼ぶことはなく、黄色人種とは中国、韓国、日本などの東アジア人限定
だそうです。
本当のところ、どうなんですか?
なんでトロツキーの理論を信じる人を指した、「トロツキスト」が共産主義の敵の代名詞になったわけ?
しかもスターリンが死んでからでも共産主義者の間ではいまだに使われてるよね
そのとおりだよ。
トロツキーの世界革命論を支持するひとたちをトロツキストというけど、
スターリン主義のひとたちからは<裏切り者>の代名詞として、
ユダとか光秀と同じような意味で使われていた。
やがてスターリン批判が起こって、スターリンの権威が揺らぐと、
スターリンを支持した既成左翼も批判され、
逆にトロツキーの業績を再評価しようという動きもでてくる。
とくに新左翼は世界革命論の立場に立つから、
トロツキーを評価した。
質問です
西ローマ帝国が滅亡した後、シアグリウスみたいにローマの残存勢力がしばらくはガリアやヒスパニアに残ったじゃないですか
当時の勢力図を見るとヒスパニアを占領した西ゴート王国はオドアケルの簒奪の時点ではまだイベリア半島全土を領土にしてはおらず、北西部には勢力が及んでいませんでした
では、この地図の空白部分は476年時点でどんな情勢だったのですか?
自分の推測通り、ローマの残存勢力が支配していたのでしょうか
誰か、教えてください
866 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 23:12:21.36 P
>>861 だから語族は単なる言語の分類であって民族やら人種とは関係ないと何度いえば
867 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 23:37:39.54 0
>>856 結局、兌換紙幣の方が不換紙幣よりも優れた点が多いということ
その兌換紙幣がどこも出来なくなったのは、第二次大戦前後のアメリカのようなスーパーパワーがなくなり相対的な時代になったということ
869 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 00:28:37.81 O
>>858には誰も答えてくれないのですね(>_<)
870 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 00:53:15.28 0
>>867 兌換紙幣>>>>不換紙幣 ということですね!
>>858 強かった
ポルトガルのインド洋浸出に対して、エジプトのブルジ・マムルーク朝とインドのグジャラート王朝が同盟して
対抗しようとしたが、その連合艦隊は、1509年のディヴ沖海戦で、ポルトガルのインド総督アルメイダの艦隊に
撃破された
以後、インド洋の制海権はポルトガルのものとなった
ただの紙切れに異常な価値がある今の社会の方がおかしい
アラビア語って今でも右横書き何ですか?
CNNとかみていると、画面下に文字が流れるときに日本や欧米と同じように
左から流れてきて、どう考えても左横書きな気がするんですが。
>>873 アラビア語のIMEだっけ?インストールして文字打ってみ?
普通に右から文字打たれるよ。
そーなんすかね。でも左から文字が流れているんですよ。
今ちょうどエジプト新大統領が演説しているから見てください。
877 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 01:19:53.79 O
右から読むのに左から流れてくるのは当たり前じゃね?
そして日本や欧米は流れてくるのは普通右からじゃね?
>>49 >ただ、とりあえず世界史の目的は、歴史を通じて
>現代の民主主義(が最も至高で進歩的であること)を学ぶ事にあるから、
えっ
今は知らんが俺の時代の歴史の授業は唯物史観的に教えられてた気はするなあ
ルイ16世は暗愚な王でフランス革命は第三身分により為されたみたいな
「高校世界史の目的」なら別に意外でも何でもないな
>>802 調査の仕方で随分と変わるよ
旅券に書く …… 割合が少ない、サンプルが偏る
民間が調べる …… 依頼主の都合のいいような数字の出る調査の仕方
宗教団体の申告した門徒数から算出 …… 水増しや重複が多い
という具合に。
883 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 10:02:07.88 O
ヨーロッパ諸国が他の地域に比べて細分化されているのは何故なのでしょうか?
>>883 現代の世界が形成されるまでの過程で一番大きな影響を与えたから。
統一する機会のないまま、
つい近現代に至って、
周りにアメリカとかソビエトロシアのような大国ができると、
草刈場になったのがヨーロッパ。
それじゃだめだと欧州統合してみたものの、
問題は山積している。とくに経済に。
それでもパックスブリタニカの時代まではとくに問題が起こらなかった。
むしろビクトリア女王の時代までは各国が世界水準の帝国として我が世の春を謳歌していた。
>>883 近代国家&近代的国際法的な意味での「独立」、という概念が生まれた本拠地だからじゃ?
ヨーロッパというのは、
宗教戦争と異端審問と魔女狩りで、
数千万人を殺した地域で、
へとへとになったところで、
宗教和議ができて、一応その件については棚上げとなった。
それにかわって、国民国家ができたけれど、
これがさらに数千万人を殺して、
ようやく統合への機運が生まれたわけだけど、
いまは<戦国時代>なんじゃないかな。
後世の歴史家目線でみると、ローマ帝国が終了してから、
ずっと戦国時代にあったという見方になってるかもしれない。
>>883 伝統的に細分化されて小国が乱立した地域だから
他の国は小国乱立できずに大国の統一と分裂を繰り返してることが多い
フランク王国という地域大国が一時あったが
分割相続で細切れになり諸侯が自立した
よくわからんということがわかった
ここ数百年の世界の覇権を握って歴史の中心だったから、ということは概ね誰しも認めることかと
あとは「何故分立したか」というところが諸説云々あるだろうけど
アラブだって統一したのは一瞬で、現代に至るまで分裂したままだが。
インドも歴史的にほとんどの期間分裂しており、今でもパキスタンやバングラディッシュが
分裂したままだといえる。
世界の覇権を握って歴史の中心に云々と
欧州諸国が細分していることがどうつながるのか
>>892 他の地域に比べてヨーロッパだけ明らかに国が多いじゃん
西インド諸島にもいっぱい国があるなあ
896 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 17:02:39.20 0
ヤフーでアディダスの奴隷シューズのニュースを読んで思ったんですけど
黒人奴隷はヨーロッパでは普及しなかったのですか?
ヨーロッパで奴隷制度が廃止されたのはいつごろのことなんでしょうか
897 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 17:12:50.25 O
ちょっと質問とずれるけど、世界システム論的に言うと、覇権国家(地域)と言ってもグローバルな近代世界(経済)システムの成立後から植民地主義の終焉にかけての期間に覇権を握ったのは西欧だけだから、世界システムの成立前の覇権地域とは異なる。
西欧諸国は小さく見えても帝国主義の成立と共に自国国民国家経済の下層として植民地を位置付けていたから国民国家内の最貧困層人数は比較的少なく抑えられ国民国家経済力としてみると事実上、小国ではなかった。
>>896 産業革命が進んだ近代ヨーロッパでは、農村から都市に出てくる者が増えており、それが労働力の供給源と
なっていたので、黒人奴隷は必要なかった
また、この時代に必要とされる労働力は、主に工場労働者
工場では、複雑な作業工程や機械の扱い方などを労働者に教えなければならないので、アフリカから売られて
きたばかりで言葉の通じない黒人奴隷では話にならない
ヨーロッパ人にとって、黒人奴隷は新大陸へ運んで利益を上げるための商品ではあっても、自分たちが使う
ものではなかった
(ちなみに、同じアメリカでも、北部は工業化が進んでいたため、ヨーロッパ同様黒人奴隷を必要とせず、
綿花プランテーションが経済基盤の南部では黒人奴隷の労働力を必要とした、これが南北戦争の原因)
なお、中世には、ヨーロッパは奴隷は輸入する側ではなく、白人奴隷をイスラム世界に輸出する側だった
英国の場合、奴隷貿易が公式に禁止されたのは、1807年の奴隷貿易廃止法。ただし、密貿易はその後も
しばらく続いたようだ。
>>894 明らか? じゃあ、1700年代にインドと欧州が、それぞれ何国あったのかあげてくれよ。
>>893 戦国時代の日本ともちょっと似ている。
先進地帯であった近畿は、小勢力が乱立。
大勢力はそれ以遠の地方ばかり。
>>840 湾岸戦争って
みんなで中東の勘違い国家をフルボッコにしてやった戦いだと思ってたら
当時イラクがマジで世界第4の軍事国家だったと知って吃驚
過去数百年にわたって、
ヨーロッパを統一しようとする多くの試みが失敗に終わっているけど、
多くの民族が強い独自性を維持したまま分立しているヨーロッパでは、
統合の道は険しい。言葉も違うし、文化も違う。
強力な覇権が出てくるたびに、各国がそれに反対してつぶしてしまったのは、
ヨーロッパの諸国民が統一を望んでいないからであるといえるし、
分裂も長くなると、それに既得権なんかも付随しているから、
さらに難しくなる。
そもそもゲルマンにしてもケルトにしてもまとまるのが嫌いだったから、伝統だな。
ケルトはローマの脅威にさらされても最後の最後にウィルキンゲトリクスが出るまでまとまらなかったし、
ゲルマンはまとまらなくてもローマを撃退したからまとまる必要が無かったし。
904 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 18:31:31.64 O
ローマの牝牛ってどういう意味?
なんでそれで免罪符を販売するの?
高校生の俺に教えてくれぇえ!
アフリカ、ヨーロッパ、中東、東南アジアは
国同士の属性近いから統合体作れて羨ましい限り
日本は東アジアの変な国々より東南アジアと相性いいからなぁ
EU憲法批准拒否には世界が呆れたな
ああ、所詮そこまでの統一ごっこなのねって
>>903
牝牛から牛乳を搾取するように
ローマ教皇はドイツからカネを搾取していた
>>905 遠くにあるから相性がいいんだと思うよ。
2000年間隣接していたら、大抵どこの国でもいろいろと因縁持つことになる。
910 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 19:07:20.68 O
>>889 1700年代ってムガル帝国の全盛期じゃね?
ムガル帝国を除くと南部の諸国とバルチスタンぐらいしかないだろ
流れ切ってすいません。
イギリスがアメリカに建設した13植民地の建設された順番を
最初から最後まで教えてほしいですお願いします!
913 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 19:41:26.59 O
アフリカ大陸の南半球の方って文明あったんですか?
ジンバブエ
>>913 人類が生まれたのってその辺じゃないの?
>>908 因縁じゃなくて属性の話でしょ
スペインはフランスが、チェコとポーランドはドイツが嫌いだが
お互いに共通した近代理性的な思考で統一体が作れる
事実の積み重ねより虚構を愛する朝鮮、
功利主義と他国への無謝罪をスタイルとする中国は
相性以前に日本と国としての属性が違い過ぎる
モンゴルと台湾には近代的理性があるから、この3国で統一体なら上手くいくかも知れんが
>>912 ありがとうございます
本当に助かりました
>モンゴルと台湾には近代的理性があるから、この3国で統一体なら上手くいくかも知れんが
モンゴルに対してどんな幻想を抱いているのかw
韓国程度でグダグダ言ってる人間が実情知ったら、どうなることやら。
/\
. //_\\
// |●\\
.// . ├─┘\\
.//. _|___. \\
// / ノ( \ \\
.// / _ノ 三ヽ、._ \ .\\
.\\ /ノ(( 。 )三( ゚ )∪\ //
\\| ⌒ (__人__) ノ( |//
. \\ u. . |++++| ⌒//
\\ ⌒⌒ //
. \\ . .//
\\//
\/
┌───┴┴───┐
│ . キチガイに注意 |
└───┬┬───┘
││
,-─ 、
/愛 国\
/|/-O-O-ヽ|\
/ .6| #)'e'(# |9. \
/ |\`‐-=-‐ '/|_\
/_ト このスレには ∠_\
/ \ ネットウヨクの / \
/ < スイッチが入る表現が> ヽ
| / 含まれています。 \ |
\ ^7 /| ,、 /\  ̄ /
`ー─────────── ´
>>918 >実情知ったら
具体的に教えて下さい。
922 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 19:57:57.50 O
>>914 ミステリー的なものじゃなくて、エチオピアみたいに古代から他国と交流、歴史もある程度はっきりと解明されているような文明ってしってますか?
ぐぐっても出てこないんで興味あるんですよ。
923 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 20:04:24.97 0
マリやジンバブエが有名かな。
史跡だけをみても高度な文明があったことが伺える。
ジンバブエのどこがミステりー的なんだ?
立派な遺跡が残っていて、世界遺産にもなっている
イスラム商人との交流もあった
925 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 20:06:46.79 0
ミステリーも何もグレート・ジンバブエはアフリカで栄えた最大の文明の一つだぞ?
スワヒリ文明
アリストテレスの『動物誌』、プリニウスの『博物誌』、中国の『山海経』などを読んでいると
ユニコーンやケンタウロス、鳳凰など伝説上の動物の生態などについても書かれており
とても楽しいのですが、
中東でもこのような、
古代の学者が大真面目に実在したものとして幻想的な種族や動物について記しているような、
地理や生物に関する辞典は何かあるでしょうか?
929 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 20:34:39.96 0
マイルス・ディヴィス/ジバブウェ
日本文明もミステリーな文明だね。
おそろしい侍が武芸を磨き、
名誉を尊び、腹を切る。
黄金が腐るほどあるといわれたけど、
そこまではなかったな。
>>898 ほほーなるほど
よくわかりました
ありがとうございました
白人奴隷をイスラム世界に輸出っていうのも予想外でした
調べてみます
文献が一定量残ってない文明というのは、
どうしてもミステリー化するね。
卑弥呼の時代の日本文明なんかまさにそれだわな。
なんで共産主義者はすぐに分裂する傾向があるんですか?
少数派同士、少しは仲良く出来ないんですか?
日本が米ソに次ぐ強勢大国であることを誇りに思う。
>>921 朝青龍をめぐるモンゴル側の対応とか見れば、単なる発展途上国に過ぎないと分かると思うが。
はっきりいってロシア以下だぞ。
大きくみると、
EUは帝国なんだな。
いまは皇帝のかわりに、
ファンロンパイとかバローゾといったEU官僚が支配している。
それにたいして、
主権国家があるわけで、
これらは本質的に帝国とは相容れない関係にあるといえる。
いまのEUが抱える問題というのも、
突き詰めていくと、そこに行き着くわけで、
<二重権力>という矛盾に直面しているといえる。
EUが将来的に財政を統合すべきだといっているけれど、
ドイツは反対しているな。
あらたに勃興しようとしているEUという帝国にたいして諸国民が抵抗しているというのが、
現在の欧州問題の本質であると思う。
もっとリアルにいうと、
これまで福祉国家の名の下に無駄遣いしてきて、
そのつけを誰が払うかという話なんだけど、
このような負荷がかかった時に、
問題があぶりだされたということではないかと思うんだが。
940 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 21:24:57.45 O
>>924>>925 失礼しました。ローマや中国並みに詳細に歴史解明されているわけではないのでミステリーと表現しました。
ジンバブエ 皇帝、でぐぐっても(閲覧注意)蛾の名前とかしか引っ掛からないんで。
>>927 ありがとうございます。
なんでキーワードに皇帝を含めようと思ったのかが謎だが
>>930 金と銅を1000年輸出する国なんて日本くらいのもんだ
>>934 え!イギリスじゃないの
今ではフランスやドイツに追い越されて
大英帝国やビッグ3の時の面影は薄いね
軍事費を下げさせようとした英国民は愚昧
944 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 21:30:54.55 O
>>947 皇帝や王の名前がしりたかったんです。で、調べたら毛虫が出てきました。
945 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 21:35:45.34 0
日本の国防費のほとんどは人件費だから
それで最大規模とか信じちゃダメだぞ
イギリスが植民地抜きの単体で経済力が世界一だったことはあるのですか?
947 :
944:2012/06/30(土) 21:45:35.43 O
アンカーミス失礼。
>>941でした。
王や皇帝の名前が知りたくて調べたら毛虫が出てきたんで焦りました。
ない。
大英帝国は、インドという巨像の上に、頭脳として乗っかっていた。
だから、インドを失った時、イギリスは繁栄を失った。
やっぱりなかったんですね
ありがとうございます
文化だけある国はフランス・イギリス・イタリア・ドイツと沢山ある
経済だけある国はアメリカや石油産出国など沢山ある
しかし文化・経済両方が世界最高レベルなのは日本しかありません
文化で言えば長い歴史と洗練された文芸や染物、陶器や料理などがあり
今では映画・漫画・アニメ・ゲームあわせると世界で一番芸術家の多い国です、これはアメリカとくらべても2倍、ヨーロッパだと3倍は芸術家が多いです
漫画家は100年そこらの歴史で4000人以上います、アニメは深夜アニメなども豊富で、なんの娯楽もないヨーロッパなどは退屈すぎます
経済でいえば中国に抜かれたとはいえ人口比でいえば日本のほうがまだまだ上です
こんな世界最高の国は他にありませんね?どこにもありません
951 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 22:03:49.83 0
次
嫉妬乙
嫌な事実はスルーしたいんだよなw人間だから
イギリス領インド帝国成立時の大英帝国ってドイツやアメリカの何倍くらいの経済力ですか?
>>940 文献が無いものは認めないとは狭量だな。
>>953 アメリカの何倍かはわからんが、その時点(インド経営を東インド会社に任せるのをやめて帝国の直轄とした1858年)に
「ドイツ」などとという国家は存在しない
プロイセン、バイエルンなどのドイツ系の諸邦ならあったが
イギリスの経済力が世界一だったのってそんなに長くない
学校の世界史で学ぶ「四大文明」ですが、
何をもってインダス、メソポタミア、黄河、エジプトで四大になるのでしょうか?
同時代に南米やアフリカにも文明はあったと思うのですが、
それらと比べて何か突出した特徴があるのでしょうか。
ある地点で出土した石器や土器について、成分分析により「これは○○年前に○○地方で産出されたもの」と判明した、という話はよく聞きますが、貴金属でも同じような分析はできるのでしょうか?
たとえば、欧州某国の王冠に使われている黄金が、11世紀に奥州平泉で採掘されたものと判明した、というようなこともわかるのでしょうか?
>>958 四大文明という考えは古いので、マヤ・アステカなどのメソアメリカ文明と
インカなどのアンデス文明を加えて、六大文明と呼ぶべき
なんて意見もあるらしいが、アフリカやポリネシアとかに触れてないように
これ言ってるのがマヤ文明の研究者だから、史学研究の中心でどう
思われているかはわかんね
4大文明って梁啓超が勝手に言い出したんじゃなかったっけ。
当時は新大陸とかアフリカ大陸での発掘調査が全然されてなかったから、
そのあたりが入らないのは当然だろうね。
>>959 青銅については聞くけど金については聞かんな。
四大文明って今の学生も学んでるの?
どこかのサイトで今の教科書では教えられていないとか見た気がする。
個人的にアウストラロピテクスも含めた化石人類の扱いが気になる。
アウストラロピテクス以前の化石人類が発見されているし、
そもそも猿人や旧人といった分類は現在の学会では使われていないと聞いた。
>>965 早川の世界史の教科書は一部の提携書店で普通に購入できるぞ、オススメ
「もう一度学ぶ」シリーズじゃなくて今の高校生が使ってる普通の教科書な
で、手元の早川世界史教科書見ると、四大文明はそれぞれ一通り習うけど『四大文明』としては習わないみたいだな あくまで別個のもの
猿人とか旧人の分類もあるな 「最古の人類はアウストラロピテクスやホモ=ハビリスなどを含んだ猿人である」って書いてある
そしたら北京原人や直立猿人は使わないのか?
>>959 黄金(Au)は、自然界に存在するのが唯一の安定同位体197Auだけなので
同位体比のような比較を計りようがないので、高純度に精錬された後では
どこの産出かを判断するのは不可能
969 :
世界@名無史さん:2012/07/01(日) 00:50:55.10 0
現在の人類と生物的につながりがないのはカットすることが多いな教科書だと。
ネアンデルタール人もカットだって?
これも蓮舫の仕業か。
いや、ネアンデルタール人は書いてあるな
でもぶっちゃけ周口店上洞人の記述は要らないんじゃないかと思うんだ
要らないかも知れない。俺もよく覚えてない。
北京原人はシナントロプス・ペキネンシスと覚えてたのに
いつの間にホモエレクトス・ペキネンシスになったんだ?
>>964 錫や鉛との合金なので、その比率で鋳造技法がわかるというのであって
年代まではわからんよ。
そういや
なんで山川の教科書って
歴史教科書のチャンピオンみたいな位置に収まるようになったの?
受験用に優れてると評価されてるから
もう一度学ぶシリーズって、
普通の教科書からだいぶ内容削られてるの?
左翼が書いて左翼が使うからだろ
978 :
世界@名無史さん:2012/07/01(日) 03:59:24.82 0
中国の歴代王朝の正史は、前の王朝を倒して今の王朝が立ったという経緯から
王朝の交代のからむ記述に歪曲・誇張を警戒せねばならないというのは
よく知られていることですが、具体的にはその歪曲・誇張はどのようなパターンがあるのですか?
>964
>968
ご回答ありがとうございます。
流石は金、安定した元素なのですね。
>>978 紂王の時代は、史記読むと酷いものだけど
当時の甲骨文など見てもそんな混乱した形跡は見当たらないらしい
殷の厨王が酒池肉林の<暴虐>をするもので、
天意を失って、<不吉な現象>が次々に起こった。
日照りや飢饉といった<天災>に続いて、
頭のない牛が生まれるとか、へんなことが起こった。
それにたいして、周の文王のところには、
麒麟が現れたとか、鳳凰が飛んできたとかの、
<吉兆>が起こったりした。
人々は<天意が移った>ので、
厨王は文王に天子の位を譲るべきだとうわさしたのだが、
厨王はきかず、反対に文王を殺してしまったので、
怒った文王の息子の武王が厨王を倒して周を建てた。
>>979 あとは放射年代測定でぐぐると大体事情が分かるかと思う。
厨王てwわざとやってんだろお前w
>>978 例えば周に倒された商(殷)の最後の王である紂王は様々な悪事によって天に背いたために
滅ぶ事になったとされているが、実際には二度に渡る東夷征伐の背後を周に襲われて滅んだ。
本当は受王なのに貶める為に紂王と呼ばれる事になったとも言う。
(『史記集解』の説では「義を残(そこ)ない、善を損なうを紂と曰う」)
祭祀をおろそかにしたと史書には書かれているが、甲骨文からは度々祭祀を行っている事が判る。
いわゆる「酒池肉林」もその為のお供えの事だったとも考えられる。殷の祭儀は神と酒食を共にする事であった。
書経には「殷はいつも酒飲んで酔っぱらってるから滅んだ、お前も気をつけろ!!」という内容の酒誥という
文書が有る。
985 :
865:2012/07/01(日) 10:05:15.04 0
>>867 ありがとうございます
>>965 自分はこの前まで高校生でしたけど、世界史Bで普通に四大文明で習いましたよ
というか、「文明」という言葉でちゃんと説明されたのが四大文明くらいでした
インカ文明はちらっとやったけれど、マヤ文明は存在自体に全く触れられませんでした
年代ではなく中東や東アジアなど地域ごとに区切って学ぶ形式なので、どうしても中東史の最初であるメソポタミアや中国史の最初である黄河に目線が向くのではないでしょうか
「四大文明説」の何がダメだったかって、世界全ての文明はこの四大文明から発祥したって考え方だから。
四つの大きな文明がありましたって意味の四大文明なら何も問題ないし、今教えられてるのはそうだろう
>>985 長江流域も含めて中国文明では無く未だに黄河文明なの?
988 :
865:2012/07/01(日) 10:46:36.61 0
>>987 長江に文明があり黄河のそれと影響しあいながら発展したなんて、一言も触れられずです
無論、遼河や四川にも更に異なる文明があったことも全く触れられませんでした
未だに、教科書なんかだとそんな認識ですよ
最新の研究結果を教科書に反映させるのは難しいからね
10年、20年程度遅れるのがデフォ
ありがとう。でも聖徳太子が無くなるのは早かったような…。
聖徳太子?
聖徳太子非実在説とか既に否定されたけどな
以前は聖徳太子とされていた肖像を、聖徳太子として出すのをやめたって意味じゃない?
古代中国は甲骨文字っていいますが
中東のようにギリシャやメソポタミアのように石版などに字を彫る文化はなかったんでしょうか
それとも世界的に見て骨に記録を残すのは珍しくないのですか?
甲骨文字は占卜に用いる亀甲や獣骨に刻まれた文字であって、古代中国文字の総称ではない
青銅器に鋳込まれた文字を金文といい、石に刻んだ文字とあわせて金石文という
甲骨文字以前と見られる陶片文字(陶符)もあるが未解読
そんなに色々あるんですね
中国奥深いなあ
ありがとうございました
アメリカ文明がある時点で四大文明が人類文明の発祥云々って破綻してるよな
それともエジプトとメソポタミアを併せて一つ、黄河長江を併せて一つって考えてんのかな?
とはいえ、
古代アメリカ文明が他の四大文明とくらべると多少見劣りするのも事実だろ。
マヤの滅亡予言があたったら、
ごめんなさいだが。
>>996 色々と言っても甲骨文字は占いの為に骨や甲羅に刻んだ。それが記録を目的として石に刻んだり
青銅器に鋳込む(青銅器の鋳型に刻むか型押しする)為に目的にあった形に変化したのが金石文。
後に竹簡などに書くようになるとそれにあった形に変わって行く。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。