カルタゴ

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132世界@名無史さん:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN 0
ガイセリックはアッティラを煽ってローマ帝国を荒らしまわらせて
ローマ侵攻の地ならしをさせるなど死亡フラグに追い込んだ。
133世界@名無史さん:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN 0
>>131
名前だけ残ったって意味が無い。重要なのは中身、精神だよ。
金こそ全てというカルタゴの思想は今や全人類の宗教だが、
それを嫌い滅ぼしたローマの精神は残っていない。
134世界@名無史さん:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN 0
くだらねー陰謀論ネタは陰謀論スレでやってろ
135世界@名無史さん:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN 0
ローマの精神と言うことで言えば、西は確かに名前だけ残った感じだけど、
古代ローマ→(東西分裂)→東ローマ→オスマン帝国
っつうことで、時代時代で形を変えつつきっちり20世紀まで生き残ってますよ
136世界@名無史さん:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN 0
「我々は昨日の人間である。しかし我々はすでに全世界に浸透した。
 都市、居住地区、宮殿、行政機関、学園、さらには軍隊にまでも。

 ・・・ローマよ、我々を苦しめ、虐待し、断罪し、踏み躙るがよい。
 君たちの悪意は我々の無実の証拠なのだから。」


                    ──── テルトゥリアヌス



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8C%E3%82%B9

クイントゥス・セプティミウス・フロレンス・テルトゥリアヌス(Quintus Septimius Florens Tertullianus, 160年? - 220年?)は、
2世紀のキリスト教神学者。ラテン語で著述を行ったいわゆるラテン教父の系統に属する最初の一人。

カルタゴ(現チュニジア)に生まれる。その生涯についてはほとんど知られていない。
197年にはすでに洗礼を受けていたことがわかっている。彼は法学と修辞学を学び、その知識をキリスト教擁護に活かした。
厳格なキリスト教徒として生きようとした彼は最終的に、モンタノス派に加わった。このため重要な神学者であるにも関わらず、
聖人崇敬を行う各教派(正教会・東方諸教会・カトリック教会・聖公会)のいずれにおいても列聖されていない。
後にモンタノス派の中でも衝突を起こし、自らのグループ(テルトゥリアヌス派)を形成したようである。

テルトゥリアヌスはキリスト論、三位一体論を系統的に論じた最初の人物であり、『護教論』など31編の著作が現存する。
豊かな法律知識を持っていた彼はキリスト教思想と哲学の関係について初めて考察している。彼にとってキリスト教信仰は
普通の理性で解釈すべきでないものだったため、信仰の哲学的な解釈を拒絶した。彼の思想はよく「不合理ゆえに信ずる」
(Credo quia absurdum)という言葉で表現される。「殉教者の血は教会の種」ということばが有名。
137世界@名無史さん:2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN 0
カルタゴの隣にヌミディアとかいう国があったわな。ヌミディアはカルタゴの文化に憧れてて、
なんとかカルタゴを自分の物にしようと思っていた。第二次ポエニ戦争の後、カルタゴがローマ
の許可がないと戦争ができないのをいいことに、ヌミディアはカルタゴの領土をちまちまくすねていく。
領土を取られたカルタゴがキレて戦争をふっかけて、それが第三次ポエニ戦争につながっていく。

まあ、ヌミディアは「カルタゴの文化はヌミディア起源」みたいなたわごとは言わなかったがな。
138世界@名無史さん:2013/09/23(月) 15:40:59.39 0
>>137当時そんなこと言っても誰も相手にしないし、文化の起源なんて学者しか意識してなかったろう。
第三次はヌミディアよりローマの陰謀的な側面も強いしな。
139世界@名無史さん:2013/10/22(火) 11:25:23.42 0
このスレ、ローマに攻められる前に勝手に衰退して滅びそうだなw

フェニキア語ってユダヤ語/ヘブライ語と似てる単語が結構ありそうだな。
雷- フェニキア語で「バルカ」(ハンニバルの家名) ユダヤ語で「バラク」(イスラエルの精鋭部隊の名前であった)
執政官- フェニキア語で「スーフェテス」 ユダヤ語で「ショペーテ」(士師)
牡牛- フェニキア語で「エルフ」 ユダヤ語で「アレフ」

あと、サトゥルヌス神(ローマ)の農業神的側面はバアル神の属性を引き継いだとも、
ジュノーの豊穣神的側面はタニト神に由来する部分があるとも。

透明ガラスを発明したのはカルタゴ人とか。

意外と後世に痕跡を残してるフェニキア/カルタゴ人。
140世界@名無史さん:2013/10/22(火) 11:50:47.36 0
方言の違い程度なんだよなフェニキア語とヘブライ語は・・・セム語族カナン諸語のなかの枝葉末節てぐあいで
どのみちローマ帝政期以降には、口語はアラム語に収斂されちゃう程度のプレゼンスしかなかったけど
141世界@名無史さん:2013/10/22(火) 19:25:46.39 0
>>139
タニトはアスタルテの称号の1つでしょ?
どうしてカタルゴではその称号のほうがメジャーになったんだろうか

あとバアルでもバアル・ハモンが特に農業神的側面があるのであって
メルカルトやビブロスのバアル・シャミンにはどうなのかな
142世界@名無史さん:2013/10/23(水) 13:28:11.81 0
Total War RomeIIで、カルタゴ本市が「カサージ」、前作でのカルタゴ・ノヴァが
「カルト・ハダシュト」になってたのはちょっと笑った。命名者の弁明では「どっちも
カルト・ハダシュト(新しい都市)なんだけど紛らわしいからこうした」とか。

>>141
そうだったんだ。知らなんだ。タニトの称号もさることながら、主神であるはずの
バアル神をさしおいてメジャーだよな。カルタゴの町はあの可愛らしいタニト印
だらけだとか。
143世界@名無史さん:2013/10/23(水) 15:55:40.40 0
タニトはカルタゴオリジナルらしいから
先住民の女神を取り入れたんじゃないの
144世界@名無史さん:2013/10/23(水) 19:13:09.11 0
杉本智俊の図説 聖書考古学 旧約篇↓
ttp://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309761121/
のフェニキアについての項目で、サレプタ(シドンとティルスの間)での発掘で
アスタルテの称号の1つであったことが明らかになったみたいな記述があったと思う

もしくは栗田伸子・佐藤育子の「通商都市カルタゴ(興亡の世界史)」で

あとチュニジアとリビアの遺跡の場所についての分かりやすいHPがあったので貼っとくね
ttp://www.hgeo.h.kyoto-u.ac.jp/ogata/tunisia2009/index.html
ttp://www.hgeo.h.kyoto-u.ac.jp/ogata/libya2008/index.html
145世界@名無史さん:2013/10/23(水) 20:14:52.41 0
そう言えば、バブル期に「日本=カルタゴ論」があったなあ。
146世界@名無史さん:2013/10/24(木) 01:51:12.06 0
それって森本哲郎が唱えてたやつだよね
147世界@名無史さん:2013/10/24(木) 09:49:45.69 0
>>49-50参照
148世界@名無史さん:2013/10/24(木) 11:45:36.23 0
>>145
それ、最初聞いたときはアフォとしか思えんかったが、湾岸戦争の戦費の話とか、
最近では竹島の話なんかを聞くと、ちょっと薄ら寒い。第三次ポエニ戦争の時の
カルタゴ人も「同じ状況なら日本人もこうやるだろうな」ってキレ方だったし。

あと、第一次〜二次ポエニ戦争あたりの「大陸に勢力を張るか海洋に進出するか」
みたいな国内対立もそっくりだな。両方やろうとして失敗したところなんかも。
149世界@名無史さん:2013/10/24(木) 21:09:25.33 0
歴史街道の創刊号を貼れと言われた気がした
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4609968.jpg
150世界@名無史さん:2013/10/24(木) 21:30:12.92 0
>>149
執筆陣の中に長谷川慶太郎がはいれちゃうんだw まー、森本哲郎や渡部昇一とかもか
こういう特定分野の専門学者でない人が物書きで食えちゃう、ある意味ユルくていい時代だったな
151世界@名無史さん:2013/10/26(土) 01:33:48.28 0
ディズレーリの『Coningsby』によれば、ハノーバー王朝期の英国は、
ヴェネチア共和国の憲法を丸写しにして作られた。

カルタゴ    →    ヴェネチア     →   ハノーバー朝英国
スフェス    →    ドゥーチェ      →      王(女王)
参事会     →    十人評議会    →       内閣
最高会議   →    貴族大評議会   →      上・下院

カルタゴとその後継国ヴェネチアは、その頂点に約300の貴族階級が
君臨する金権寡頭権力体制(プルート・オリガルキー)だった。

ヴェネチアは、キリスト教ヨーロッパ社会とイスラム世界の商業貿易
金融の独占を志向した。しかし、コロンブス以降の大航海時代の開幕は、
ヴェネチアの地政学的優位を終わらせた。

ヴェネチアの黒い貴族は、いち早く拠点をロンドンに移す計画を立て、
16世紀初頭からほぼ200年かけてハノーバー朝を成立させた。
152世界@名無史さん:2013/10/27(日) 14:04:24.00 0
>>151
陰謀論かなんか知らんが、カルタゴにもヴェネツィアにもあった「拒否権を持つ民会」
はハノーバー朝の何に相当するんだ?

あと、カルタゴもヴェネツィアも「自国語が喋れない大親玉」は滅亡に至るまで持ったこ
とはないぞ。
153世界@名無史さん:2013/10/27(日) 14:15:18.92 0
カルタゴを滅ぼした共和政ローマの元老院議員も300人だな
まさしく金権寡頭制だ
154世界@名無史さん:2013/10/29(火) 20:50:22.05 0
その後カルタゴから出陣したバンダルがローマでメシウマしました。
155世界@名無史さん:2013/11/17(日) 15:24:44.35 0
どうやらこのスレもローマ人どもに焼かれて塩を撒かれたらしいな。
北方より来たりし蛮族どもよ。願わくはローマを同じ目にあわせよ。
156世界@名無史さん:2013/11/29(金) 18:48:37.83 0
ローマはなぜ滅んだかって本でも金権政治の凄まじさが解説されてた
とにかく格差が酷い!2千年前と現代の抱えてる問題はほとんど変っていない
世の中って進歩していないんだなと思ったよ。
157世界@名無史さん:2013/11/29(金) 19:24:47.74 0
格差問題でどうやってローマが滅んだんだろうな
カルタゴには格差はなかったのか
158世界@名無史さん:2013/12/02(月) 09:15:02.61 0
カルタゴの歴史を調べてるんだけど、
紀元前1〜紀元5世紀:古代ローマ
5〜6世紀:ヴァンダル王国
6〜7世紀:ビザンツ帝国
7〜8世紀:ウマイヤ朝
8〜9世紀:アッバース朝
9〜10世紀:アグラブ朝
10世紀:ファーティマ朝
10〜11世紀:ズィール朝
11〜12世紀:ムラービト朝
12〜15世紀:マリーン朝
までは追えてもそれ以降が追えません
教えて下さい
159世界@名無史さん:2013/12/02(月) 13:30:01.95 0
それはイフリーキヤ(現チュニジア)の歴史であってカルタゴの歴史じゃない
160158:2013/12/02(月) 18:56:48.00 0
探し方がよくありませんでした
見つけましたのでありがとうございます
161世界@名無史さん:2013/12/08(日) 14:14:19.75 0
カルタゴがどうこうではなく、チュニスあたりの地の利が良いということだね。
162世界@名無史さん:2013/12/23(月) 17:39:18.24 0
「興亡の世界史」の記述だと、チュニジアあたりはスペインの銀を東地中海に運ぶ時に必ず通る場所だったみたいだな。
シチリア島の東を通るのはおっかなくて出来なかったみたいだ。
163世界@名無史さん:2013/12/23(月) 19:48:35.31 0
スペインの銀はタルテッソスっから?
164世界@名無史さん:2013/12/27(金) 23:13:04.13 0
なんでチュニジアは発展してないんだろう
165世界@名無史さん:2013/12/28(土) 09:20:29.18 0
>>164
1人当たりのGDPはアフリカでは有数だけどね。
ただ資源が乏しいから観光立国になってる面はある。
166世界@名無史さん:2013/12/28(土) 14:54:19.66 0
カルターゴーについて知りたくば、
『西洋古典学事典』を読むことだね。
何はともあれ、基本文献だからナ。
167世界@名無史さん:2013/12/28(土) 16:03:02.66 0
民俗神話板でやれバカ
168世界@名無史さん:2014/01/26(日) 00:44:58.51 0
カルタゴってえと人身供犠が連想されるんだが、そんなに派手にやってたんかいな?
まあ、ローマもやってたみたいだし、あんまり非難されることじゃないとは思うが。
169世界@名無史さん:2014/01/26(日) 01:22:10.24 0
トフェトが実際に幼児犠牲をやってたかは
まだ結論出てないんでしょ?
170世界@名無史さん:2014/01/26(日) 08:10:31.85 0
サランボー
171世界@名無史さん:2014/02/16(日) 01:43:25.21 0
>>169
学会的にはともかく、自分的にはやってたと思ってる。大規模なものじゃなかったにしてもだ。
なんでそう思うかっていうと、ペルシャの王様から、戦争協力の依頼と一緒に「人身供犠の禁止」ってお触れが出たことがある。禁止されたってことはやってたってことだろ。
とはいえ一方で、親都市のティロス(だっけ?)で人身供犠の話を聞かないのも不思議だな。
172世界@名無史さん:2014/02/16(日) 14:52:12.66 0
ティルスでトフェトが無くカルタゴであったとするならば、
ティルスからもたらされたメルカルトとアスタルテの主神が
バアル・ハモンとタニトに変更されてからなのかな?
173世界@名無史さん:2014/07/15(火) 02:52:48.86 0
>>146
ベルセルクの作者がそんな漫画書いてた。
衰退した未来、資源の無い日本は男は奴隷、女は売春婦になって白人に仕える、そんな漫画。
174世界@名無史さん:2014/07/15(火) 21:27:17.09 0
家畜人ヤプーと勘違いしてないか?
175世界@名無史さん:2014/09/12(金) 01:16:46.83 0
横だがあったよ
ジャパンってやつだ
176名無しさん@お腹いっぱい:2014/09/14(日) 15:24:51.71 0
大阪府立高校で生徒にアカ教育をしていた
元高校社会科教師・柏尾洋介は
もう地獄へ落ちただろう
177世界@名無史さん:2014/10/30(木) 19:49:57.06 0
『近年ノーベル賞を取った日本人』
南部陽一郎 1921年生
小柴昌俊 1926年生
下村脩  1928年生
赤崎勇 1929年生
鈴木章 1930年生
根岸英一・大江健三郎  1935年生
白川英樹 1936年生
野依良治 1938年生
利根川進 1939年生
益川 敏英 1940年生
小林誠 1944年生
中村修二 1954年生
田中耕一 1959年生
天野浩 1960年生
山中伸弥 1962年生
178世界@名無史さん:2015/03/02(月) 00:38:19.12 0
アガトクレスとの戦争も結構面白いんじゃないの?
179世界@名無史さん:2015/03/02(月) 20:16:47.48 0
>>168
>まあ、ローマもやってたみたいだし、あんまり非難されることじゃないとは思うが。

やってたら避難せんだろ
剣闘士も人身御供みたいなもんだろと言われればそれまでだが
180世界@名無史さん:2015/03/02(月) 21:00:59.63 0
カルタゴの人身御供より、むしろスパルタのほうが酷いと思うがなぁ
赤ん坊を長老たちの集まる集会所で検査して、強壮となる見込みがなければ山の穴に捨てるとか・・・
181世界@名無史さん
サランボー