トッドとかあやしすぎてコメントしようがない。重商主義または開墾余地ありで豊かなら均等相続しやすいし重農主義で開墾余地がなく貧しいなら単独相続するしかない。
トッドなんて読むぐらいならホブズボウムを読んだ方がマシですよ。
というか、フランス系は偏見で凝り固まっている。
119 :
世界@名無史さん:2012/02/29(水) 02:16:36.39 0
ヒトラーが帝国議会の審議と採決抜きの総統緊急命令で作り上げた“クルップ特別法”には、かなわないな
121 :
世界@名無史さん:2012/05/19(土) 14:14:51.12 0
日本で従兄弟婚が近親結婚とされるようになったのって、明治になってから?
123 :
世界@名無史さん:2012/05/19(土) 16:04:51.06 0
合法とか違法とかの問題じゃないんだが
124 :
世界@名無史さん:2012/05/19(土) 19:34:11.08 0
昔の農村なんて、いとこ婚が悪いなんて考え、まったく無かったんだろうな。
125 :
世界@名無史さん:2012/05/20(日) 16:35:58.23 0
他所の星へ開拓出来るような時代はいつになったら来るんだろうか?
126 :
世界@名無史さん:2012/05/20(日) 17:02:22.29 0
>>120 いつから、この狂信者どもは共産主義者になったんだ?
もう明後日の方向を向かってるとしか言いようがないな。
127 :
世界@名無史さん:2012/05/20(日) 17:35:04.73 0
ハシゲってタレント弁護士だった頃は茶髪に小汚いジーンズだったくせに、
知事になったらタトゥーは御法度だの言い出すし、あげくに共産主義みたいなことまで言い出す始末。
ノックさんの方がはるかにマシだったわ。
>>33の「おめかけさん公認法案をぶっ潰した高麗女性世論」についての、
「高麗史」に載っている原文です。
高麗史 巻一百六 四十 四十一
列伝 巻第十九
朴褕
朴褕忠烈朝拝大府卿 嘗云 東方屬木 木之生數三而成數八 奇者陽偶者陰也 我國之人男寡女衆 理數然也
遂上[足㐬]曰 我國本男少女多 今尊卑皆止一妻無子者亦不敢畜妾 異國人之來者則娶無定限 恐人物皆將北流
請許大小臣僚娶庶妻 隨品降殺以至庶人得娶一妻一妾 其庶妻所生子亦得比適子從仕 如是則怨曠以淯戸口以昵
婦女聞之莫不怨懼 會燈夕褕扈駕行 有一嫗指之曰 請畜庶妻者彼老乞兒也 聞者傳相指之 巷陌之闕g指如束
時宰相有畏其室者寝 其議不行
(朴褕は忠烈王の時代に大府卿となった。朴褕は、
「高麗では男が少なく女が多いのは、五行思想から観ても妥当なことだ」
と考え、忠烈王の元年二月、このように奏上した。
「我が国は、男が少なく女が多うござりまする。現在、我が国では、身分高きも低きもみな、一人の妻を娶るだけで、
子が生まれずとも妾を囲ったりしておりませぬ。然るに、我が国に入ってくる異国の者は、我が国の女を、
数に限りなく連れ帰ったりしておりまする。我が国の人口と資産が、北方の国外へ流出する恐れがありまする。
何とぞ、あらゆる臣下に多妻制をご許可くださいますることを。 妾の数は身分に応じて減らすこととし、
一般庶民には一妻一妾までといたしまする。妾の子の身分も、嫡子より下位といたしまする。
斯くして、夫無き女の嘆きは減り、戸数と人口は増えまする」
しかし、この奏上の噂を伝え聞いた女性たちの反発は極めて大きかった。
そして同月、国家的仏教行事「燃灯会」が催された夜のこと、忠烈王のお出ましに朴褕が随行していると、
一人の老婆が朴褕を指差し、
「『妾を囲わせろ』なんぞとぬかしよった、あの恥知らずめが」
と罵るや、それを聞いた人々が次々に朴庾を指差し始め、ちまたは大騒ぎとなった。
そしてついには、時の宰相が妻と同室での就寝に恐れを為すにまで至り、
妾の公認の案件は、撤回に追い込まれたのである。)
>>128の逸話については、
「高麗史節要」の「巻十九 忠烈王 一」の、
乙亥の元年(宋 孝恭帝 コ祐元年 元 至元十二年)二月の箇所に、要約が載っています。
>>128で、訳を誤っていた箇所がありました。すみません。
「妾の子の身分も、嫡子より下位といたしまする。」
の箇所は、
「妾の子の身分も、嫡子と同等といたしまする。」
が正しかったようです。失礼しました。
>>128 誤字訂正します。たびたびすみません。
朴庾を指差し始め
↓
朴褕を指差し始め
133 :
世界@名無史さん:2012/07/08(日) 08:41:36.53 0
あげ
>>93 それから都市では婚姻率が低く出生数が少ないとか
>>116 トッドは相続制を兄弟の平等に対する態度の指標として活用してるだけで家族制度と相続制が必ず一致するとは言ってねーよ
生産力が上がれば単独相続制は消え去るとも言っていた
イングランドはアメリカよりも階級が強いとも言っていたしな
長子相続の起源ってなんなんでしょ?親が死んだときに一番年齢が上、つまり
判断力に一番長けているであろう兄弟が長男だからってことなんでしょうか?
137 :
世界@名無史さん:2012/10/07(日) 09:05:48.66 0
138 :
世界@名無史さん:2012/10/25(木) 11:52:51.43 0
156 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/10/24(水) 18:40:24.50 0
中国の郷紳は、科挙のおかげで国内で官僚になれたし、大家族制のおかげで、
一族から誰か一人進士が出たら、遠縁の者までおこぼれにありつくことができた。
科挙制度の下で官僚が世襲されるケースは少ないが、一族全体に範囲を広げて見たら、
同じ一族からの官僚の輩出率は高くなる。
だから貧しい家でも、優秀な子は親戚一同が援助して学問させてやった。
158 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/10/24(水) 23:15:07.04 0
「相互扶助」といえば聞こえはいいけど、
出世した親戚のおこぼれにありつくために群がるのは中国人の伝統。
いまだにそれが続いていて汚職の温床にもなっている。
159 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/10/24(水) 23:28:56.83 0
ただ一族の中の優秀な子供にみんなで教育費をつぎ込み、
出世をさせる、という考え方にも一理あるだよな。
国家が社会保障制度をちゃんと整備してくれない場合、
その代わりをうまく果たしてくれることになるし。
個人主義社会で、すべては自分の努力で、というのは聞こえは
いいが、病気や怪我で働けない人間、生まれつき頭があまり
よくない人間の場合、社会保障未整備状態だと悲惨なことになりがち。
139 :
世界@名無史さん:2012/10/28(日) 22:47:25.18 0
エマニュエル・トッドの研究もそういう感じなんだっけ?
日本は親族構造がないから異常なんだよな。
ヨーロッパなんか古代ローマみたいに元々は中国以上に、
ガチガチの父系制だった。父親は子供は財産で何しても良かった。
日本は天皇除けば父系は存在しないし、母系でもない。
古代なら女に土地と相続がくっついて、母系ぽいのだが、
武士の時代で消滅した。
平行いとこも同姓娶らずもくそもなく。
141 :
世界@名無史さん:2012/11/05(月) 00:59:21.47 0
レヴィ・ストロースの『親族の基本構造』って、このスレ的にはどうですか?
142 :
↓:2013/03/02(土) 15:21:22.32 0
143 :
世界@名無史さん:2013/05/22(水) 09:46:23.45 0
age
嫁の実家の話。義妹の旦那は婿養子で義父の養子になっているんけどすごく偉そうな奴で、先日義祖父母に「ウチらがしんでも財産はすぐにはお前のものにはならんぞ」って言われて「じゃあ、じじいの養子になれば良いんだろ」なんで言い出したんだが、どうしたものだろうか?
146 :
世界@名無史さん:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN 0
>>37 トッドは法的には長子相続だけど実際には親が決めていたと書いてる
北フランスでも慣習は自由な相続を認めているけれども実際には平等な相続が行われていたと書いてる
トッドはジェローム・リュテル・ヴィレやフレデレック・ル・プレイの著作などを参照してるみたい
あとトッドの方法論には歴史学、アンシャンレジーム学の基本として明示的な法と実際の法を区別するってのがあるから
トッド自身が先に公表される焦りから世界の多様性を不完全なまま公表してしまった
数々のツッコミを入れられたトッドは後により詳細に調べた
新ヨーロッパ大全書いたから買ってね!では
英国には絶対核家族と権威主義家族が多い分布してることを明らかにしてる
しかし世界について詳しく調査されてないため
日本で速水融と対談した時も日本は権威主義家族だけでないとツッコミを食らってる
権威主義家族は移動性が絶対核家族に劣るので
信仰義認によるスタートダッシュを切っても
都会の工場に集団就職するのが遅れてしまうから工業化が遅れたと言ってる
関係ないが英国料理が不味い理由は
絶対核家族が親から技術を伝承する時間が最も少なかったから失伝して
フィッシュアンドチップスなんていう毒物が生まれてしまった
という私が推論した答えは書いてなかった
149 :
世界@名無史さん:2014/10/14(火) 16:24:35.67 0
150 :
世界@名無史さん:2014/10/14(火) 18:06:43.57 0
>>140はいろんな時代をごっちゃにしてる
もともとの父系母族制が、上代→律令期→中世→近世と段階的に崩れる過程で
表面上いろいろな制度にみえるってことじゃないのかぬ
151 :
世界@名無史さん:2014/11/16(日) 09:18:51.35 0
あげる
152 :
世界@名無史さん:2014/11/18(火) 02:25:32.86 0
意外にトッドについて言及している少ないな
家族史の論文で、たまに出てくるぐらい。
莫大なデータと格闘しないといけないから人気がないのか
内容そのものに人気がないのか、多分前者なんだろうな
156 :
世界@名無史さん:2015/01/02(金) 15:24:03.85 0
あげ
世界史板の中でも
一番興味深いスレですよここ
158 :
世界@名無史さん:2015/01/04(日) 09:58:10.05 0
ただし残念ながらネタがない
159 :
世界@名無史さん:2015/01/04(日) 10:12:08.67 0
>>1 >・ある民族は、なぜ長子相続、末子相続というルールを選んでそれを続けているのか?
ロシアって末子相続なのかな?
ロシアの民話の主人公って、イワンって名前の末っ子が多い気がする。
160 :
世界@名無史さん:2015/01/04(日) 10:38:13.27 0
モンゴルの影響?
162 :
世界@名無史さん:2015/01/06(火) 04:15:07.71 0
は?そのページで「長子相続」の誤解を解こうとしているのは財産のみで、家督相続については違うだろ
163 :
世界@名無史さん:2015/01/15(木) 11:41:23.23 0
>>1 >・プレゼント、お年玉、お歳暮、年賀状、賄賂、相続などの意味・役割の比較
これはどういう意味?
164 :
世界@名無史さん:2015/01/28(水) 02:10:31.70 0
165 :
世界@名無史さん:
なかなかおもしろそうだね