1 :
世界@名無史さん:
2 :
世界@名無史さん:2011/11/26(土) 02:33:37.64 0
age
大学院生ですが、前近代史研究において現代的意義を指摘することは可能なのでしょうか?
あるいはそもそもそんなことは必要ないのでしょうか?
ちょっと真剣にお答えしてほしいです。
4 :
世界@名無史さん:2011/11/26(土) 09:54:53.01 0
>>3 この質問っておかしくないですか?そもそも、あなたは現代社会の成り立ちを考察する上で、
前近代のある時代を歴史的に考察しなくては解明できないものがある、と考えた上でなくては
その時代を研究することなんか出来ないはずですよ。
5 :
世界@名無史さん:2011/11/26(土) 12:23:44.79 O
それは少し考えが硬い。
現実には「過去の一端を解明」しただけの研究が溢れている。
ましてや前近代ならば現代との間に近代が横たわってる。
6 :
世界@名無史さん:2011/11/26(土) 17:06:53.60 0
そうかな。所有論、市場論、貨幣論、環境史。
どれもみな、近代を通り越して古代中世まで遡って研究しているでしょ。
最近は、前近代だけに限定しないんですよ。
7 :
世界@名無史さん:2011/11/26(土) 17:12:46.42 0
確かにその通りだけど、前近代やってるやつで、現代的な意義までしっかり研究できてるやつなんて
ほとんどいなくない?特に若手を中心に。
8 :
世界@名無史さん:2011/11/26(土) 17:30:33.27 0
そりゃ、本人の力量、特に構想力の問題だ。
構想力がなけりゃ、アカポスには就けないよ。
9 :
世界@名無史さん:2011/12/01(木) 21:25:06.90 0
本野英一先生と改革解放についての論文を読みたい。ゼミでやってほしい。
10 :
世界@名無史さん:2011/12/03(土) 05:18:04.40 0
本野英一先生は、ゼミで改革解放以後の歴史についても扱うべきだ。前スレでは
偉そうに、「天安門事件くらいまでは歴史(キリッ)」とか言っておいて、自分のゼミでは、
1949年以降は許さないとかどうなっているのだ。しっかりしたまえ。
11 :
世界@名無史さん:2011/12/03(土) 10:02:44.09 0
「改革解放」なんてない。
「改革開放」なら、誰でもやっている。wwwwwwwww
12 :
世界@名無史さん:2011/12/03(土) 13:27:45.98 0
そうそう。ぜんぜん中国はぜんぜん解放されていない。
14 :
世界@名無史さん:2011/12/03(土) 21:41:01.46 0
どうしても早稲田大学政治経済学部経済学科で勉強して早稲田大学政治経済学部経済学科の教授に
なりたいんだけどどうすればいい?
15 :
世界@名無史さん:2011/12/04(日) 21:33:38.84 0
国立大学法人の教員の給料って誰が出してるの?税金?それとも学生の授業料?教えてくれ。
↑
月曜日の午前9時過ぎたら文科省に電話して聞け
17 :
世界@名無史さん:2011/12/04(日) 23:53:46.88 0
>>16 そんなことわざわざ書くってことは知らないってことだな。無知www
あー新スレ面白くないな−。
なんでも人に聞けばいいと思ってるゆとりのクズが沸いてるね
20 :
世界@名無史さん:2011/12/06(火) 00:28:10.11 0
で結局スタンフォード誰がいくの?
21 :
世界@名無史さん:2011/12/06(火) 02:02:39.52 0
黒田明伸だろ。
22 :
世界@名無史さん:2011/12/06(火) 19:09:51.65 0
早熟の天才!!
23 :
世界@名無史さん:2011/12/06(火) 23:18:48.10 0
今、明清史で一番優秀なのは誰よ。岸本美緒?
24 :
世界@名無史さん:2011/12/06(火) 23:38:05.43 0
田中正俊
25 :
世界@名無史さん:2011/12/06(火) 23:38:17.49 0
藤井宏
26 :
世界@名無史さん:2011/12/06(火) 23:38:34.51 0
佐伯有一
27 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 00:40:42.62 0
足立啓二
28 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 01:27:10.11 0
宋代史は?
29 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 02:05:55.82 0
青木敦
30 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 02:06:06.88 0
斯波義信
31 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 02:06:26.96 0
工藤元男
32 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 02:07:08.55 0
スタンフォードは英語使いが行くんだろ。本野、城山このあたりじゃないの?
33 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 18:26:53.03 0
アメリカで英語が得意が評価の基準になるとは思えない
34 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 18:40:21.21 0
本野さんとかは、オックスブリッジイングリッシュ(笑)を引っさげて、英国貴族みたいな格好で
アメリカに行って、アメリカ英語をこきおろすんじゃない。
35 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 18:41:16.63 0
質問です。
外国の文献に記載されている中国人の地名・人名を漢語でどのように表記するのか、悩んでいます。
ピンインやウエード式なら何とか類推できますが、十九世紀以前になってくるとお手上げです。
何かよい辞書はないでしょうか。日本で出版されていなくても構いません。
当方、東洋史の関係者ではありませんが、どうぞお教えください。
36 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 18:49:24.67 0
>.35
まず、自分の所属と専攻を名乗れ。このスレでは質問前にそれをすることが常態化している。
37 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 18:49:34.40 0
>>35 まず、自分の所属と専攻を名乗れ。このスレでは質問前にそれをすることが常態化している。
38 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 19:26:12.04 0
そんなのあたりまえ
39 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 19:27:41.98 0
わるい
38は33へのレス
「即座に快諾した」という表現はどうよ。
41 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 20:27:27.93 0
>>35 人名は清人の索引・引得等であたりをつけて探す、地名なら中国歴史地図集かな
時代・テーマによっては、先行研究のindexを使った方が早いかもしれない。
42 :
世界@名無史さん:2011/12/07(水) 21:58:46.89 0
ウィキでなんとかなるんじゃない?
43 :
41:2011/12/07(水) 23:45:44.38 0
ならないと思いますね。なんとかなった例があれば、教えて欲しい。
ネットリソース使うならば、wikisource・jstor・googlebookか、
オックスブリッジUPの電子データベースあたりかな。
というか専門外であっても、匿名掲示板に
>>35のような質問をすることを
(研究者であれば)恥じて欲しい。36,37はそういうニュアンスの回答だと思う。
ウィキペディアじゃ大概どうにもならないのは確かけど
>>36>>37はただのアホだろ
>>43 もちろん、学部生から院生の論文相談なども随時受け付けます。
ただし、このスレにいる教員、院生などは辛口なので、そのあたりは
理解して書き込んでね。
ピンインでもウェード式でもないとしたら福建語とか広東語だろ。まさかBEFEO式ってことはないだろうし(笑
語学の辞書じゃ固有名詞とくに人名は載っていない可能性が高いから、web検索は以外と役立つんじゃないの?
48 :
世界@名無史さん:2011/12/10(土) 12:26:32.79 0
>>36,37,47
申し遅れました。箱根より西の中堅の、英文ではないヨーロッパの文学です。
これ以上はごめんなさい。時々どうやら中国の地名や人名に出くわしますが、よく分からないのです。
同僚に中国語の先生はおります。しかし一応に昔のことは分からない、興味ないそうです。
>>41 そうは思いませんね。噂話もいいでしょうが、玉石混淆なのが匿名掲示板の面白さとおもいます。
ネットソースはいろいろと当たりました。でもそれだけではと思いまして紙媒体の辞書もしりたくて質問しました。
十九世紀の同時代人も同じように、中国の地名人名の表記に苦労したと思うのですが、
彼らはどんな辞書をつかっていたのでしょうね。←これはただの素直な興味でもあります。
中国史ではヨーロッパの文献はおまけ扱いだから
ここより欧州史のスレで聞いた方がいいと思う。
50 :
世界@名無史さん:2011/12/10(土) 22:14:02.04 0
T口が浪速に戻るってまじ?あそこは明清2人おかなきゃいけない理由でもあんのかな?
スタンフォードは誰になったの?
52 :
世界@名無史さん:2011/12/11(日) 01:30:21.49 0
>>50 あんなに業績少ないやつでは旧帝の教員は無理です。
浪速大のメンツは名前くらいしか知らんけど、
内陸アジアも明清もそろそろ定年じゃないの?
>>52 今いるやつだって大した業績ないからいいんじゃね。
確かにw
>>54 30年も教員やっててあの程度の業績はまずすぎるね。
今なら就職できないレベルだわ。T中正俊の駄作だね。
57 :
世界@名無史さん:2011/12/12(月) 00:04:29.34 0
>>54 あの人って、いい歳して、著書皆無、博士号なしかよ。知らなかった。
意外とさぼってるやつはいるんだな。
>>57 あの世代は、大学院重点化前に院生だったから、博士号なしでもよかった、と言おうと思ったが、
博士号なしの人でも、K本美緒とかみたいにみんなそこそこ著書は出してるんだよな。
59 :
世界@名無史さん:2011/12/12(月) 08:18:05.55 0
研究者になる近道は、研究しないことなんだよ
60 :
世界@名無史さん:2011/12/12(月) 13:12:59.74 0
>>58 前に研究会で話したときは、運営に忙しいって言ってたな。まあ、30年も教員やってんだから、
30年間ずっと運営に忙しかったのかという感じだが。若手の俺が著書、博士号ありで、学務に
いそしんでるのに比べると、随分楽な30年だったんだろうなとは思った。
61 :
世界@名無史さん:2011/12/12(月) 21:02:54.79 0
個々の論文は優れていると思うんだけど。
62 :
世界@名無しさん:2011/12/12(月) 21:07:31.50 0
>>61 同感。あれをまとめて著書にすれば、優に博士号は取得できる。
既発表論文内容に関する限り、ひどくないよ。
63 :
世界@名無史さん:2011/12/12(月) 21:29:24.85 0
>>58 K本美緒と比べるとかわいそう。あの人は、明清史で1番活躍してるって言ってもいいくらいだろ。
>>61 昔の論文は面白かったと思う。最近の論文は、前の2番煎じのまま。
>>62 たらればの議論は意味がない。今、著書、博士号があるかないかってことじゃないだろうか。
まとめる作業を怠ってることに対して批判されてるんだろう。
1980年頃に何本か連続して発表なさった図甲制と地域社会に関する
論文は先駆的な業績だと思います。長大な論文が多く、纏めれば
よい本になるはずです。
>>62 若手から言わせてもらえれば、じゃあとっととまとめろよ、とwww
66 :
世界@名無史さん:2011/12/12(月) 21:39:13.60 0
>>64 あの人、あれ以外に何か業績あったか?最初の4本は面白い論文だったけど、
それ以降の論文って、最初の4本を細々と薄めたようなものを出してるだけにしか見えないんだが。
広東の村を論じたいくつかの論文も面白いですよ。
68 :
世界@名無史さん:2011/12/12(月) 21:49:17.87 0
>>67 俺には超ミクロな事例を取り上げられてもなんら勉強にならなかったが。
まあ人によりけりか。広東ってのも超特殊なフイールドだしね。
>>64 あれって、広東限定の話だろ。そこから、中国社会の村落制度について議論
しなきゃならんだろ。もう定年も近いんだから、そろそろ、そのあたりについて
結論めいたものを出してほしいもんだね。本来、40代くらいまでに1区切りつけて、
次のテーマに移るべきところを随分長々食いつないだもんだ。
70 :
世界@名無しさん:2011/12/12(月) 21:57:39.48 0
みんな、要求水準が高いなあ。
優秀な研究者を何人も輩出した教師としての力量を評価してさしあげたら?
>>68-69 中国社会の村落制度ねえ。よく人から夢想家って言われない?
>>70 優秀な研究者を出したのはH島さんが頑張ってたからだと聞いてるが(浪速出身者より。)
その院生が言うには、H島さんが辞めた後、浪速の中国史が泣かず飛ばずになってるのは
彼の教育者としての資質に欠けるからだ、と。
73 :
世界@名無史さん:2011/12/13(火) 00:45:11.37 0
>>71 あの研究って何が優れてるんだ?俺には、広東独特の話にしか見えないから、
優れてるところを説明してくれ。あれを明らかにすると何の意味があるの?
74 :
世界@名無史さん:2011/12/13(火) 01:00:19.09 0
なんか、このスレはT中正俊門下に対する攻撃がすごいね。
今まで名前があがったのは、H下(孫文)、K本(お茶)、M野(馬鹿田)、Y名(方正)、S藤(肥後)、K山(浪速)
くらいか?新左翼の暗躍か?
本野っちは、濱下が中山大学のアジア太平洋研究院の院長になった件はどう思ってるの?
左翼ではなく県民だろ。
浪速でボコられたのは彼なの?
M安じゃね?
なんでH下は中山大学の亜太研究院の院長になれたの?
そのH下って人、前スレ、前々スレ、前前前々スレあたり見てると、相当なコネクションを持ってるんだね。
木阿弥君の顔真っ赤www H下復権で夜も眠れないwww
馬鹿田大学のポストなんかより中山大学のほうが世界的に有名だもんねwww
82 :
世界@名無史さん:2011/12/13(火) 17:20:28.70 0
>>73 別に意味なんてねーよ。広東の農村ではそうでしたってだけな話。実際、寺田浩明あたりが、
彼の研究の限界性については述べてるでしょ。広東独自の話ですよねって。
83 :
世界@名無史さん:2011/12/13(火) 19:48:19.56 0
H下の研究は過去のものだって騒いで見たけど、中国の研究者からは評価され続けてるね。
その結果が、世界有数の大学の中山大学の研究院長なわけだ。M野は、将来、そういうポストに
つけるのだろうか。
84 :
世界@名無史さん:2011/12/13(火) 20:29:55.45 O
しかしM野の著書が言う通りならば、H下の研究は当時の中国および中国人に対してポジティブな評価を与えるものだろ?
そういう研究が中国人研究者の気分をよくし、H下先生すごいアル!などと言わせてるだけだと考えれば、すごくバカバカしい話だよ。
85 :
世界@名無史さん:2011/12/13(火) 20:42:50.39 0
H下の研究が中国とか中国人に対してポジティブな評価を与えてるとは思わんが。
中国を感情的に憎悪する研究者多いね、天才とか杉山とか。
>>84は薫陶を受けたか、或いは降臨なさったかw
87 :
世界@名無しさん:2011/12/13(火) 23:13:49.15 0
>>83 >世界有数の大学の中山大学
中国の大学事情を知っている者が見たら、失笑するよ。
>>84 あいつら、日本の学者のことなんか何もわかっちゃいないよ。
88 :
世界@名無しさん:2011/12/13(火) 23:25:00.67 0
>>78 ところで彼、今定年退職後の再就職先が見つからなくてあせりまくっているって噂はほんとなの?
89 :
世界@名無史さん:2011/12/13(火) 23:28:48.68 0
>>88 定年ギリギリまでしがみついてるところから推測してやれ。つか、彼も
著書の1冊(紀要まとめたやつはカウントできるようなもんじゃないしねwww)もないんだよね。
そのあたりも再就職にはネックになるみたいだね。
90 :
世界@名無史さん:2011/12/13(火) 23:30:44.69 0
そもそも、国立大から私大に転出するなら、定年2、3年前にするだろ。
最近じゃ、STMみたいにうまくいなない例も増えてきたみたいだけどwww
92 :
世界@名無史さん:2011/12/13(火) 23:37:22.24 0
東大総長から私大の一教授ってのもありな世の中だからな
だいたい、旧帝大の教員ってだけで私大に転出してもろくに仕事もしないんだからこなくていいんだよ。
KS大の中国近現代史の糞野郎なんか会議で寝てるだけとか聞いたぞ。論文も書かない、雑務もしない、
教育も適当、転出先の私大は養老院じゃねえんだよ馬鹿が。
>>88 あの性格じゃとりたくないでしょwww だいたい、若手が余りまくってるんだから、
定年後に再就職しようって根性があさましい。
張擇端の清明上河図が、日本に来る事になったが、
東洋史の先生方は、あまり興味がないようですね。
是非、ご存知の方は、清明上河図来日の裏話を聞かせてください。
浪速って何でこんなにたたかれるんだろ?
たたいてるやつがいるからたたかれるんだろ。
浪速は、M安とかM木とか大したこと研究してもいないのにキャンキャンうるさい馬鹿がいるから
叩かれるんだろ。
101 :
世界@名無史さん:2011/12/14(水) 19:44:59.74 O
学者というのは、声がでかけりゃとりあえず務まるっつー一面もあるからねえ。
声が小さい人が、本物だ。元浪速の司馬先生とか。
103 :
世界@名無史さん:2011/12/14(水) 21:00:19.16 0
>>101 桃木なんてその典型例だな。自分でも、「私は声がでかい」とか得意げに言ってるが、
中身がないから大声にならなきゃならんと言ってるようなもん。
104 :
世界@名無史さん:2011/12/14(水) 21:04:35.48 0
>>88 クソワロタwww つか、あいつ、若手研究者の雇用問題とかどーだこーだ言ってて自分はちゃっかり
再就職先とか考えてたのかよ。クズだな。死ねよ。老害。
桃木の李朝についての著書のあとがきが面白すぎる。自分が前に出した糞みたいな啓蒙書が
東南アジア研究者から無視されたとか怨嗟の垂れ流しwww 内容が糞だから相手にされてないんだって
誰か教えてやれよ。浪速の人も見てんだろwww
106 :
世界@名無しさん:2011/12/14(水) 21:59:22.16 0
官尊民卑思考に染まりきった旧帝大の先生方も、さすがに、時世が変わって
自分たちが学生だった頃とは勝手がちがっているんだってことに、
気づき始めたのね。あと、税金で食べていける中に何もしないでいると、
定年になってから怖いことになる。まるで「アリとキリギリス」の寓話の
キリギリスと同じ目に遭うってことにも気づいて欲しいなあ。
森安とか典型的なそれでしょ。東大→金沢大→阪大だから、国立大しか知らないし、私大だって、
役にもたたないやつなんか受け入れたくないってことでしょ。
108 :
世界@名無史さん:2011/12/14(水) 22:26:56.88 0
大学の学科構成とかってすげえいびつだよな。
教授、教授、教授、教授、教授、准教授、助教
みたいなとこばっか。教授が多すぎる。そして、こいつらが長生きするから若手が
育たない。東洋史学だけじゃないが、特に東洋史学に活気がないのは、
つまらない老害がいつまでもいつまでも地位にしがみついてるからじゃないかね。
定年を55くらいにして、それ以上はよほど優れていないと残れないとかしてやればいい。
109 :
世界@名無史さん:2011/12/14(水) 22:31:35.40 0
若い准教授の数が多くたって
我が身大事で学生育てる気が無かったらどのみち研究室崩壊w
ロクすっぽ仕事しない奴がクビちょんぱされる体制になって
若い助教や准教授へぐるぐるポスト回るようになれば
少しは有望な学生が入るようになるかもしれない。
111 :
世界@名無しさん:2011/12/14(水) 23:02:06.14 0
>>110 問題は、仕事している奴と仕事していない奴を誰がどんな基準で評価するかってこと。
お前さんが奈落の底に突き落としたがっている奴ほど、こういう役にちゃっかりついて
生き残るんだよ。
112 :
世界@名無史さん:2011/12/14(水) 23:34:18.62 0
>>111 どうして、そういうクズみたいなやつに限って、そういう役にちゃっかりつけたりするわけ?
仕事してるかしてないか、どう基準をたてるかで評価が分かれるような人はおいといていいんだよ。
問題は、誰がどう見ても全く研究者としての仕事をしてない人が平然と研究職についてること。
五十歳前後なのにこれまでに書いた論文が全部合わせても五本くらいしかない人とかね。
114 :
世界@名無史さん:2011/12/14(水) 23:46:54.37 0
>>113 定年間近なのに、著書もないやつとかなwww
115 :
世界@名無しさん:2011/12/15(木) 00:32:48.82 0
>>112 研究しない時間をコネ作りに精出しているからだよ。
あんま知らないけど、コネと袖の下の横行が非効率を招き
西欧に遅れを取る要因の一つになった説なかったっけ、清朝。
清朝こそ平和で安定した時代という説なかったっけ。
118 :
世界@名無しさん:2011/12/15(木) 09:24:30.56 0
>>117 明王朝の遺臣を残虐な方法で鎮圧し、ジュンガル部やウィグル平定その他で大虐殺を行い、
国内乱開発で、22世紀まで回復困難な自然環境破壊と人口爆発を引き起こし、
ストレスで一杯になった国民がインドアヘン中毒になっても責任転嫁ばかりしていた
時代のどこが、「平和で安定」していたっていうんだよ。
119 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 12:10:09.80 0
むべなるかな。最近やたら清朝を持ち上げる連中に聞かせたいよ。
120 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 13:52:51.99 0
18世紀末あたりから清朝なんて北斗の拳の世界だろwww
内地じゃ生存できねーから辺境に行ってみたら、そこも全然安住できないとかさ。
Y田賢、U田信、K池秀明あたりの研究読んだら、清朝なんぞ持ち上げる気にならんだろうに。
>>117 内陸アジア史のバカどもから見ると、清朝こそ平和で安定した時代らしいぞ。
122 :
世界@名無しさん:2011/12/15(木) 15:28:35.30 0
それこそ征服者が自分たちのしでかした残虐行為を隠蔽し、正当化させるために
大々的に行ったマインドコントロールだよ。こんなウソ八百信じたふりする役立たずを
税金で養っておくこたあない。
杉山とか森安がそうだけど、漢民族への憎しみが溢れる余り、元とか清とかを過大に評価しちゃうんだよな。
そういうのってさ、言い方次第でいくらでも批判をかわせるのに、何故か反感を買うように書いてしまうんだよな。
そのあたりに頭の悪さが垣間見えるよね。
杉山とか京大東洋史で中国史専攻するには漢文が読めなさ過ぎるからってモンゴル史に追いやられた
ことを逆恨みして漢民族叩いてるんだろ。
126 :
世界@名無しさん:2011/12/15(木) 17:50:44.18 0
でも、彼にしてみれば、十分復讐は果たせたし、それどころか今の彼は、前近代中国史にしがみついてる連中を
見返している立場じゃないのか?
杉山は色物扱いだろ、世間的に色々名誉を受けてるから
表立った批判に曝されないだけで。
杉山正明は、偉そうなこという前に、岡田英弘と宮脇淳子の批判に応えろよ。それもできねえのに、
偉そうに漢民族中心史観とかぎゃあぎゃあ騒ぐなよ。
129 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 19:31:08.30 0
本野先生はいつ概説書を出すの?ずっと楽しみに待ってるんだけど。
130 :
世界@名無しさん:2011/12/15(木) 19:51:19.52 0
まだ当分さきのことだろう。あと20年くらい待たなくちゃならないよwwww
131 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 19:52:06.42 0
>>128 言葉遣いは少し乱暴すぎるが、主旨には賛成します。少なくとも両氏の
研究の註がないことは、研究者として問題だと思います。
132 :
世界@名無しさん:2011/12/15(木) 19:52:56.03 0
>>129 あいつにそんなものが書けてたまるもんけえ。
133 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 20:22:16.30 0
>>130 その時には本野なんぞ墓の下だよ。飯島先生のほうが先に概説書も出してるから優れてる。
134 :
世界@名無しさん:2011/12/15(木) 20:23:13.31 0
135 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 20:30:50.34 0
濱下、久保、飯島連合と本野だったらどっちが上だと思うよ。
136 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 20:39:10.22 0
仁井田陞→佐伯有一→濱下武志→黒田明伸→久保亨→飯島渉
これが東大東文研の最高の系譜だ!!!
137 :
世界@名無しさん:2011/12/15(木) 20:49:08.59 0
>>136 仁井田陞は、党文献じゃなくて、法学部だろ。『東洋とは何か』くらい読みなよ。www
>佐伯有一→濱下武志→黒田明伸→久保亨→飯島渉
>最高の系譜だ!!!
これが本当なら、もうこの研究所はなくした方がいいよ。www
荒松男、松井透、池田温、それから(最後はえらいミソつけたけど)松丸道雄先生が泣くよ。www
138 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 20:51:08.54 0
139 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 20:55:09.03 0
>>137 いや、仁井田陞は東文研だろ。所長もやってたはず。法学部出身ってだけだろ。
松丸道雄ってなんかやったっけ?
141 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 20:59:44.16 0
斯波義信の系譜はあっさり途絶えたよね。青木敦じゃ役不足だし、宋代史の優秀な若手、中堅が皆無
だから仕方ないか。
宋代史に酷いの居たよな、名前思い出せないけど。
143 :
世界@名無しさん:2011/12/15(木) 21:34:36.54 0
>>138 秦郁彦と大げんかして、『諸君!』にひでー中傷記事書かれただろ。www
あれで天下り先がなくなっちまった。www
>>140 見劣りしないよ。彼の大著は学士院賞受賞しているんだよ。
>>141 仕方ないよ。あれだけ、マルクス主義万歳派から目の敵にされて
教育の場から外されていたんだもん。
>>141 斯波先生は別格的に優秀な方だと思う。
ただ、その力が明治以来の日本の学問のある意味で本流であるヨコのものをタ
テにし、それを中国に適用する作業に費やされたことが惜しまれる。批判を恐
れずいえば、独自の斯波史学は無いよね。
145 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 23:36:28.55 0
斯波さんって、一般向けの本書いてたっけ?
啓蒙活動は華僑くらいかな。
146 :
世界@名無史さん:2011/12/15(木) 23:56:40.21 0
学士院賞=優れた研究っていえるの?
学界政治とは関係ないの?
裏事情求む。
斯波さん。中国都市史。これは一般むけ
148 :
世界@名無史さん:2011/12/16(金) 01:08:30.13 0
斯波さんの弟子である青木敦君は、50代になろうかというのに著書もないというのは
どうしたことなのかね。
梅原・斯波が全盛期だった頃、宋代史を志す若者は多かった。
150 :
世界@名無史さん:2011/12/16(金) 01:19:12.50 0
そして、青木くらいしか残らず、その青木も芽が出なかった。
>>150 話題の人以外にも、中堅どころの、宋史研究者はいると思うが、
このスレッドでは、彼しかいない事になっている。
まあ注目されるだけのいきさつが有るという事か。
152 :
世界@名無史さん:2011/12/16(金) 02:24:56.59 0
>>150 大器晩成。現在大著を執筆中。
と思いたい。
154 :
世界@名無史さん:2011/12/16(金) 03:38:22.14 0
>明王朝の遺臣を残虐な方法で鎮圧し
それを言ったら辛亥の時に各地の駐防旗人が残虐な方法で殺されたことに目をつぶり、
満洲人を殺すように煽動したレイシストの孫文とかをマンセーしている研究者もカスだな
155 :
世界@名無史さん:2011/12/16(金) 11:42:49.35 0
おまいら、面白いんでこの調子でどんどんやりなさい
>>153 梅村→梅原郁
20年前、東洋史研究会に行ったとき、道の向こうから歩いてきた。
顔を知らなかったのだが、あれが梅原先生と直感したぐらいオーラがあった。
157 :
世界@名無史さん:2011/12/16(金) 14:05:28.85 0
>>152 大器晩成っていい言葉だよね。東文研の助手やって専業非常勤とかにもならずに
あっさり岡山大学に就職して、そのくせに今の業績ってどんだけさぼるとこんなことに
なるのかご本人の口から話を聞いてみたいものだ。いい加減な人生歩んでるよね。
158 :
世界@名無史さん:2011/12/16(金) 19:53:51.93 0
>>118-121 相対的にみれば安定していたのは確かだろ。だから人口があんなに爆発したんじゃないか。
王朝交代とかで虐殺が起きない王朝なんてないだろw
それをもって清朝を肯定的に解釈してはいけないっていうんなら、どの政権も否定的にしか解釈できなくなる。
中国研究なんてやめちまいなよw
159 :
世界@名無史さん:2011/12/16(金) 20:10:38.20 0
>>158 S山あたりか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>157 青木くんは、典型的に大成できそうにない2世だよね。青木和夫先生は日本史で優秀な先生
だったけど、子どものほうは、親の七光りで生きてきて、40代後半まで博士論文も出さずに
ふらふらして斯波先生を心の中で泣かしてきたような男。研究者としてどうなんだよ。
>>158 チベットとかジュンガル部の虐殺は、王朝交代期だけじゃないだろwww
162 :
世界@名無史さん:2011/12/16(金) 20:19:12.43 0
K池の本が清朝を肯定的に書くわけないじゃんか
科挙に落ちた恨みを満洲人に向けて虐殺吹聴したカルト教団の研究なんだから
163 :
世界@名無しさん:2011/12/16(金) 22:31:40.96 0
>>158 こんな中国に誰がしたっていうのが、今の中国史研究のライトモチーフだよ。
今後あそこがどんな状態になったって、日本と密接な関わりを持たない訳にはいかない。
だから、研究はやめたくてもやめられない。
>>160 既に、十分宋代史研究をリードしていると思いますが。
>>163 著書もないのにリードも糞もないだろwww
165 :
世界@名無しさん:2011/12/16(金) 22:48:25.66 0
>>165 宋代史研究その他、論文が他の研究者に引用されていれば、りっぱにリードになるでしょ。
ところで、誰か、宮脇・岡田夫婦の中国近代史概説読んだ奴いない?感想教えてよ。
本野さんは後輩には甘いなあ。同じ後輩で青山学院大学の教員に飯島は著書何冊も
出してるのにボロクソ叩くのに。
167 :
世界@名無しさん:2011/12/17(土) 09:46:15.04 0
事実は事実なんだから仕方ないだろ。
一過性のものかもしれないが、グローバル化によって国家の枠組みが崩されている現在、
旧態依然の法制史研究には伝統芸能以外にどのような意義があるのだろうね。
そう考えると、このスレで色々言われていた森の都大の彼とか、美恵大学の彼とかが就職できたのも、無形文化財を国費で保護するためだと考えれば適当な人事なのかもしれない。
>>169 そういうゴミは、死ぬまで専門研究員で使い倒せばいいんだよ。
お前らの研究って、社会にどう貢献してるわけ?社会の定義がどうだこうだとかはぐらかさないで、
万人に分かりやすく説明してくれ。
172 :
世界@名無しさん:2011/12/17(土) 17:18:55.57 0
こんな中国に誰がした。
あんな中国と一緒に遊んじゃいけないよ。
ってことを証明することに意義を見出している。
>>172 そりゃ、本野さんみたいに近現代史やってるやつはそれでいいけど、
前近代史のやつなんてどう社会に貢献するの?滋賀秀三も昔、東大の中国研究会の雑誌に、
「法制史、しかも、中国の法制史なんてやって、一体なんの社会貢献になるのかずっと
自分に問うては答えが出せずに来た」って言ってたけど、他の諸兄はどうなの?
174 :
世界@名無史さん:2011/12/17(土) 17:49:20.29 0
>>172 あんたは、いつも1言余計なんだよ。あんな中国と一緒に遊んじゃいけないよ、ってどんだけ反中なんだよ。
帝国主義者め。
175 :
世界@名無史さん:2011/12/17(土) 17:55:00.92 0
野村浩一、新島淳良、安藤彦太郎、久保田文次
この中から、仲間外れを選び、理由も答えなさい。
石井米雄、山本達郎、永積昭、荒松雄
この中から、仲間外れを選び、理由も答えなさい。
176 :
世界@名無史さん:2011/12/17(土) 19:17:26.62 0
仁井田陞→佐伯有一→濱下武志→久保亨→黒田明伸→飯島渉
これこそ東大東洋史の中でも英才中の英才が集まる東大東文研の本流だ。
黒田は名誉東大東洋史本流にしてやる。
177 :
世界@名無史さん:2011/12/17(土) 20:10:33.31 0
178 :
世界@名無史さん:2011/12/17(土) 20:37:05.01 0
179 :
世界@名無史さん:2011/12/17(土) 20:46:55.23 0
そういや、久保亨ってなんで大学院は増渕先生のところに行ったの?
>>173 総ての人文系の学問はまったく社会貢献にならないから
自分探し(笑)なんかせず、自分の受け持ちを頑張れよ。
181 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 09:57:38.76 0
>>174 でも、深入りしすぎた西洋諸国はこぞって中国に腹を立てていることはニュース見てればわかるでしょ。
信用恐慌で足下に火が付いているEUだって、中国企業に土地や基幹産業買収されそうになると
激しく抵抗するし、アメリカは言うに及ばずだ。この点をお主はどう説明するの?
そういうイデオロギー(笑)論は中高生の時に済ませとけw
21世紀にもなって、いい社会人が欧米信仰とか笑えない。
西側先進国は金儲けのために自国都合の俺様ルールを自己正当化とプロパガンダしつつ振りかざすし
中国政府は自国民の利益のために武装強盗の手前勝手な理屈を撥ねつける、それだけのこと。
183 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 11:52:00.30 0
>>176 >>仁井田陞→佐伯有一→濱下武志→久保亨→黒田明伸→飯島渉
党文献衰退を如実に物語っている人脈史だな。仁井田陞がすばらしかったのは、『痘瘡法律文書の研究』まで。
あとは、毛沢東主義者の中国革命に迎合してろくなもの書かなくなったよ。『中国法制史』の第2巻以降がそれを物語る。
差益雄一:アル中の廃人で、生前に出した唯一の単独著書だけが、講談社学術文庫に入らなかった曰く付き。
濱下武志:終始論文を基にした『東洋学報』と『高座中国近現代史』所収論文だけで食っている男。あとは全部駄作。
久保亨:国民党お宅。これもアイデアは修士論文で取り上げた関税政策と、これに関連した民族資本の経営構造だけ。
黒田明伸:基本的アイデアは村松裕次とポランニーに全部依存。で、これで説明できない所は、全部比較経済と英語論文で
今までの業績を焼き直しておしまい。
飯島渉:当初予定していた マッケー条約体制と財政研究は、全部、岡本、川島、本野に持って行かれて
せっぱつまって始めた疫病研究で食ってる。こういう蓄積しかないから、入門書いっぱい作っても誰も見向きもしない。
184 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 11:53:59.55 0
>>182 >西側先進国は金儲けのために自国都合の俺様ルールを自己正当化とプロパガンダしつつ振りかざすし
>中国政府は自国民の利益のために武装強盗の手前勝手な理屈を撥ねつける、それだけのこと。
どっちも、古代からおなじことを繰り返している。これを日本の学界で公言すると嫌われる 。
「もの言えば唇寒し」で、みんな実証論文の殻に閉じこもってしまう。
185 :
世界@名無史さん:2011/12/18(日) 13:34:05.03 O
>>184 単純に疑問。
>どっちも、古代からおなじことを繰り返している。これを日本の学界で公言すると嫌われる 。
これなんで?
186 :
世界@名無史さん:2011/12/18(日) 13:40:57.37 0
>>183 お前だって、ワルラスのパクリみたいな研究してんだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
疫病研究バカにするんじゃないよ。
187 :
世界@名無史さん:2011/12/18(日) 16:33:56.45 0
佐伯有一ってなんであんなに業績ないのに東文研の教授やってられたの?
田中正俊もそうだけど、あの頃の東大の文学部系の中国史関係者ってダメすぎるだろ。
188 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 17:18:49.47 0
>>185 大陸の社会主義諸国は、日本の半封建=半被占領=不完全資本主義よりすぐれているというデマの根拠を
ぶっこわしてしまうから。
>>186 ワルラスの理論を中国経済史に適用することは不可能だよ。誰がそんなデマ飛ばしてるんだよ。www
疫病研究は、環境史の一部だし、する奴の構想力にもよるよ。
>>187 前半の事情については、全く知らない。後半については、185への回答を見てね。
あの時代は、マルクス・エンゲルスのご威光が、寛政の朱子学みたいなものだったから、
これに一番忠実な学者が権威ある正統だったんだろ。
189 :
世界@名無史さん:2011/12/18(日) 18:16:17.58 0
>>183 相変わらず、M野さんは身の程知らずなことばかりぬかしてるね。
そもそも、I島さんの研究を下手物研究扱いすること自体、とても同業者の発言には思えない。
190 :
世界@名無史さん:2011/12/18(日) 18:28:46.67 0
飯島先生みたいな人格者がたたかれる意味が分からない。
191 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 19:18:51.26 0
>>189 ここに書かれていることは、個人の意見じゃないよ。大勢の意見を集約したものばかりだよ。
>I島さんの研究を下手物研究扱いすること自体、とても同業者の発言には思えない。
環境史の一部と評価はしているけれど、それが旧中国社会全体を扱う問題にどこまで肉薄しているのか。
彼の研究なら一応大半は目を通しているよ。最近の『思想』論文も含めてね。
でも、そこまであいつの研究高く買うなら、何であいつの研究が学界主流に上って来ないのか、
教えてくれないか。おれには、みんなが注目しない、周縁のマイナーテーマをゲリラ的に追いかけている
だけにしか、見えない。
>>190 お前さんは、あいつの正体を知らないだけだよ。
192 :
世界@名無史さん:2011/12/18(日) 20:31:15.67 0
>>191 彼が、中国史が亡びるとき、って論文書いてたけどあれはどうよ?
>>191 あいつの正体を知らないと思わせぶりなことだけ言って、どこが悪いか語らないあたり、
たちが悪いね。
194 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 21:00:30.31 0
>>192 全くその通りでしょ。このまま行ったらこの業界はお先真っ暗だよ。
>>193 当人同士の問題ですから。
>>194 じゃあ、飯島さんの言うとおりじゃない。ところでさ、東洋史学の教授陣(特にお年寄り)は
東洋史学の展望について考えてない人が多いと思うけど、こういうやつらは逃げ切り勝ちすりゃ
いいって考えてるのかな。
196 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 21:12:22.93 0
最近、羽田正がこの問題について岩波新書を出したでしょ。あれを読めばいいじゃないのでしょうか。
あと、英語圏でも、同じ危機感抱いて色々な書物が出ています。そういう本を読んでいるとね、
あの論文のアイデアが実に陳腐に見えてくるの。
>東洋史学の教授陣(特にお年寄り)は 東洋史学の展望について考えてない人が多いと思うけど、
>こういうやつらは逃げ切り勝ちすりゃ いいって考えてるのかな。
そこまで言うのは残酷だけど、もう今の中国にほとほと幻滅して、困惑しきっているのは確かでしょうね。
留学生消息聴いていると、当の彼等だって、自分たちの国がこれからどうなるのか、不安でたまらない
みたいですから。
197 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 21:32:02.96 0
仙人になって数年目、中国史の概説の授業で、阿古智子先生の『貧者を喰らう国』を使って現代中国の一面を話したら、
中国人留学生から包囲されて中国語で罵詈雑言を浴びせられた。ここで、中国人留学生の恐ろしさについて語られてた
ことがあったが、本当にいるんだね、モンスター中国人留学生。
199 :
世界@名無史さん:2011/12/18(日) 21:42:12.21 0
飯島論文って、桃木論文の劣化版みたいなもんだろ。まあ、桃木論文自体も
外国論文の劣化版だが。
送られてきたけど積んでた雑誌を片付けてたら、『近きに在りて』の最新号(そして最終号)
が出てきた。あれも野澤先生がお亡くなりになったから廃刊か。てっきり、久保さんあたりが
野澤先生の意思を継いで続けていくのかと思ってたよ。
201 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 22:21:36.31 0
>>198 オーストラリアでも似たような事件があったそうですよ。
文化大革命の歴史を教えたら、「わが中国でそんなことがあった筈がない。ウソを教えた」と
言って「強烈抗議」をかけられたって。あなたの教えている職場に比べると、私の勤務先の
中国人はまだレベルが高いね。自分が如何に何も知らないでいるのかを知ってがく然としているもの。
先ほど、紹介した論文集の各章の中味なんかまるで理解できていない。その背景を英語と中国語で
教えるのって、楽しい仕事だよ。
>>199 でも、桃木の危機意識は正しいことだと思う。羽田も。ただし、中国史、アジア史に限定するのは
間違っている。現状は、もっと深刻だよ。
>>200 一つの時代が終わったことを象徴するな。これからはもう、日中戦争〜太平洋戦争のことを負い目に
感じて中国に接する時代じゃないってことになるんだろうな。
>>201 こっちは教えてる大学の偏差値が50以下で中国人留学生を大量に受け入れてるので中々
きついです。今時、仙人になれただけありがく思うべきなのかもしれないですが、質の低い
中国人留学生はここまで横暴なのかと驚かされます。大学院のころ一緒に勉強してた中国人
留学生と比べると随分違うものだなと思いますね。特に、ゼミなんかやると、先生の紹介
しているのような論文集を扱うと院生も含めてものすごく嫌がる始末ですし。赴任当初に、
アンドリュー・ウォルダー先生の中国農村政治の英語論文を読まそうとしたら、中国人留学生
から、アメリカ人なんかに中国のことが分かるかと散々文句言われて、じゃあ日本語で矢吹晋
先生の論文でも読むかと提示したら、今後は、日本人なんぞに中国のことは分からないと言われる。
お前らは何しに日本に留学しにきたんだ、という感じですね。今じゃ適当に中国人留学生の興味の
ある本を上げさせてそれを適当に要約させてますよ。こんな教育じゃダメなんでしょうけど、
仕方ない。
203 :
世界@名無しさん:2011/12/18(日) 23:35:17.75 0
逆に、「外国人は中国のどういう点が分かっていないのかを見極めるために読むのだ」と説き伏せるのも
一つの方法ですね。私の場合、前半にWomack論文集を読ませました。中国史の基礎知識を端的に
まとめている論文と現状分析が対比されていまして、実に簡便な本でしたから。それでも、彼等は
まるで知らないことばかりだったらしく、相当なショックを受けていましたね。大学からは同じ書物を
使ってもう一度同じ授業をやれと言われたんですが、こちとら映画館じゃありませんから、
オックスフォードから発売されたばかりの論文集を程度も分からずに読み始めました。レポーターに
要約させるのですが、さすがにこれはレベルが高すぎました。彼等は要約することすら満足に出来ていません。
とにかく、どういう点が理解できていないのかを確認しながら、その理由を英語で説明していくのです。
時々は中国語で話せばいいかと高をくくっていたのですが、今年は中国語の話せない東南アジア人が
一人(ただし、彼が一番優秀)入ってきたので全部英語で通しています。
児童ならともかく、学生を統制できないとか手の施しようがないな。
205 :
世界@名無史さん:2011/12/18(日) 23:59:19.45 0
ここにいる大学教授どもは偉そうだな。中国人留学生をおとしめて喜んでるタチの悪い連中だ。
お前らみたいなのは、中日関係に悪い影響を与えるから大学教授なんて辞めればいい。
207 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 00:31:35.05 0
優秀なやつほど大学院に進まない。今年も、しっかり勉強してたやつは、
商社、銀行、国家公務員、地方公務員に行くことになった。
208 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 03:22:20.18 0
とにかく日本は朝鮮なんか統治すべきじゃなかった。アメリカと戦争
した事に次いで、朝鮮統治は日本史上における大失態だ。
日本統治時代に、土人国家をインフラ、産業などの整備してやって、
戦後もガンガン技術、経済協力までしてやったのに逆恨みをするだけ。
同じく統治した台湾と正反対。台湾ではシナ人は略奪するだけだった。
世界中から嫌われるはずだ。チョンにすればアメリカ様は解放者だろ?
韓チョンにすれば虐殺者、将軍様から今も守ってもらってる恩人だろ。
チョンを守るためにどれだけのアメリカ人が死傷したんだ・・・
その恩人の国旗を平気で踏みつけ火を付ける。それが、「チョン」
↓
http://images.4chan.org/trv/src/1324204379430.jpg
209 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 16:12:00.83 0
>>203 womackって西洋史研究者じゃねえかよwww オックスフォード大好き人間おつwww
210 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 17:42:29.56 0
>.202
中国人留学生のこと悪く言ってるんじゃえぞ3流若手研究者が。
>>205 >>210 ずいぶん日本語が上手だとは思いますが、やはり限界がありますね。
批判は大いに結構ですが、罵詈雑言ばかりでなく、もっと論理的な
批判を待っています。
212 :
世界@名無しさん:2011/12/19(月) 20:59:07.11 0
>>209 文句言いたいんだったら、現物読んでからにしてね。
213 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 21:02:03.50 0
なんでこのスレには中国人工作員みたいなのがわくの?
214 :
世界@名無しさん:2011/12/19(月) 21:07:43.24 0
215 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 21:11:58.07 0
>>204 偏差値60以上の大学じゃないと中々難しいんだよ。
216 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 21:14:36.48 0
田中正俊と藤井宏の関係について詳しく説明しろや。
217 :
世界@名無しさん:2011/12/19(月) 21:20:29.67 0
>>216 知らないものは、説明しようがない。知っていることと言えば、双方仲が悪かったということだけ。
>>216 研究は全くだめだが、教育者として抜群
研究は優れているが、教育者として不適
あとは『中國に於ける「耕作權の確立」期を
めぐる諸問題:狂暴な學問彈壓に對する不屈の
抗爭記録』を読め。
219 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 21:53:43.83 0
>>218 田中正俊が教育者として抜群って冗談だろwww
田中正俊先生に指導された私に質問あるやついる?
221 :
世界@名無しさん:2011/12/19(月) 22:01:44.43 0
>>219 お前の学習態度が最悪だったから、先生やる気なくしちまったんだよ。www
>>221 金貰って働いてるんだから、学生の学習態度うんぬんでやる気を無くすって言語道断だな。
さすが帝国主義の巣窟の官学的な姿勢だな。お前もW稲田でそうやってるんだろ。反省しろ。
>>220 先生の基本的な中国観てどんななの?
例えば好き嫌い、毛沢東マンセー氏ね、等々。
さらに聞くなら、そういった指導教授の中国観に対して学生はどんな態度をとったのか。
224 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 22:30:27.03 0
田中正俊が教育者として一流だったっていうやつがいるけど、M野とか、H下とかろくでもないのを
生産してるじゃん。
225 :
世界@名無しさん:2011/12/19(月) 22:36:15.60 0
>>222 風俗嬢じゃあるまいし。てか、風俗嬢もNG客だすだろwww
226 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 22:59:09.86 0
>>225 金貰って働いてる以上、お前らにNG出す権利なんかねえんだよ。だいたい、大学教授の話してるのに
風俗嬢の話とか、いい年して欲求不満なんじゃないの?www
227 :
世界@名無史さん:2011/12/19(月) 23:25:00.20 0
ガーナ史で博士号とったけどポストがない。
>>199 不勉強で思想の飯島論文の存在を知らなかった。期待して読んでみたら確かに
劣化版といわれてもしかたがないものであった。
229 :
世界@名無史さん:2011/12/20(火) 12:05:32.83 0
>>228 あいつは、コバンザメみたいに他人がやったことを猿真似してるのがお似合いだ。
231 :
世界@名無史さん:2011/12/20(火) 21:14:33.64 0
昨日、友人達と飲んだ。
俺(43歳・男)・東大卒、東大院修士、東大院博士、博士号あり、専業非常勤8年目、未婚、年収230万
A(43歳・男)・東大卒、東大院修士、東大院博士、博士課程単位取得退学、専業非常勤10年目、未婚、年収160万
B(40歳・女)・早大卒、京大院修士、東大院博士、博士号あり、専業非常勤7年目、未婚、年収210万
C(38歳・男)・京大卒、東大院修士、東大院博士、博士課程単位取得退学、専業非常勤3年目、既婚、年収180万
D(35歳・女)・東大卒、東大院修士、東大院博士、博士号あり、学振PD、未婚、年収350万
お前ら、歴史学なんか学んでるとこうなるぞ。俺の学部時代の同期なんか、
E(43歳・男)・東大卒、某商社、ハーバード大学に留学、修士号あり、既婚、年収1500万
俺ら5人集まっても、年収かなわないんだから笑えるよね。
233 :
世界@名無しさん:2011/12/20(火) 21:53:24.73 0
234 :
世界@名無しさん:2011/12/20(火) 22:29:47.10 0
235 :
世界@名無史さん:2011/12/20(火) 23:48:12.63 0
出版したから何?という悲しい現実が
239 :
世界@名無史さん:2011/12/21(水) 00:37:00.62 0
>>238 >ですが、一般的に言って、大学の授業とは、既成の教科書、書物と同じもので
>あってはならないと思います。学生一人一人から安くない授業料を徴収しているのですから、それで
>いて、書店で買える書物と同じ内容を話したら、それは詐欺の一種ではないでしょうか。
これには耳が痛いやつらも多いだろうね。特に、適当な概説書や啓蒙書をそのまんま話すような
なんのオリジナリティもない授業を展開してる先生は考え直せ。
学生時代に、わざわざ西から東まで非常勤に来られた明代史の時代遅れの大物様が、
自分の出した本そのまんま読み上げてたからそのこと指摘したら狂ったようにキレた
ことがあったな。酒とタバコのやりすぎで晩年はどうしようもなかったらしいが。
しかし、昔の明清史やってるやつって酒かタバコ(もしくは両方)で中毒になってるやつ
多すぎるだろ。アヘン戦争がどうだこうだ言っててニコ中になってるやつとか滑稽にしか
見えないwww
>>238 馬鹿田とかいいながら結構今の環境を楽しんでそうでうらやましい。俺もどっかに転出
できるように頑張ろう。
>>239 言い出しっぺの法則。以前の自己申告通りならだけどね
243 :
世界@名無史さん:2011/12/21(水) 14:31:23.57 0
久方ぶりに家の片付けをしていたら、学生時代に受けてた授業の講義ノートが大量に
出てきた。非常勤で来てた先生方の授業のノートが中々面白い。
N澤豊、K保田文次、O山正明、H島敦俊、K賀登、色んな先生方が来てたもんだ。
244 :
世界@名無史さん:2011/12/21(水) 14:40:28.48 0
>>198 来年、中国史の概説を持ち回りでやることになったんだが、現代中国のとこを何で話しようか
迷ってた。阿古先生の本は面白そうだから使わせてもらおう。前近代史専門だから、ここの近現代史の
新しい本の紹介はありがたい。
245 :
世界@名無しさん:2011/12/21(水) 20:45:51.47 0
>>243 捨てないで保存しておくんだね。そして、汲古書院辺りに持ち込んで、出版するといいかもしれない。
本野英一先生はいつオックスフォード大学の教授になれるの?
247 :
世界@名無しさん:2011/12/21(水) 22:38:43.88 0
なれないし、なる気もないでしょ。老後の年金の事考えたことある?
イギリスの大学教授の給与待遇ってEUで最低レベルなんだよ。お前さんが思い描いている
オックスブリッジ教員=超エリートってのは、20世紀第3四半期までの幻影だよ。
いつまでも、嫌らしく実名さらしばかりしているんじゃないよ。
そういうそっちは、いつ守衛格下げ、もしくは退職勧告食うんだよ。www
248 :
世界@名無史さん:2011/12/21(水) 22:47:04.93 0
249 :
世界@名無しさん:2011/12/21(水) 23:04:32.41 0
恐らくそうだろ。ただし、246を書き込んだ奴のことだよ。
戦後日本が歩んできた帝国主義、覇権主義的な態度がアジアにおける孤立を深めてきたことは
言うまでもない事実である。とりわけ、近年の東洋史学者の右傾化の甚だしきことは見るに耐えない。
中国を隣人としてつきあう事は今更考えるまでもないことにも関わらず、中国から距離をとれとなどと
叫ぶ狂気の中国経済史学者が中国人留学生を不当におとしめることによって、日中関係がより悪い
方向に向かうことを考えると、善良なる一市民は恐ろしさすら感じるものである。思えば、1970年代ごろに
東京大学文学部における、帝国主義化が最盛期となったと思われる。左派的運動に対する風当たりは
強まったことを考えると、あの時期こそ、ある意味で、再び太平洋戦争を繰り返そうとしていたのでは
ないかと言えるくらいだ。
右傾化帝国主義的覇権路線を推進する東洋史学者、とりわけ中国経済史学者を見逃すな。
一人で右やったり左やったり御苦労なことで。
しかも個人への誹謗ですか
253 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 01:11:45.78 O
>戦後日本が歩んできた帝国主義、覇権主義的な態度がアジアにおける孤立を深めてきたことは言うまでもない事実である。
このど初っぱなから事実認識がぶっ飛んでるな。
254 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 02:09:08.24 0
閑話休題、今年進学した東洋史は2人だけだった。その他は日本史、
西洋史に流れた。みなさんの所はどうですか。
>>254 「今年進学した東洋史は2人だけだった」?
専門で東洋史を専攻した学部学生が2人だけだったってこと?
そういう理解でよいとして話を進めると,
今年4月の時点でアンケートを取った際,
来年度東洋史専攻を希望する学生はいなかったとか。
東洋史は頑張って「すそ野を広げる」努力をしないといけない。
>思えば、1970年代ごろに 東京大学文学部における、帝国主義化が最盛期となったと思われる。左派的運動に対する風当たりは
強まったことを考えると、あの時期こそ、ある意味で、再び太平洋戦争を繰り返そうとしていたのでは
ないかと言えるくらいだ。
左翼運動だなんて、基地外革命ごっこに精を出していた恥ずかしい連中かw
257 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 08:48:57.38 0
>>250 >善良なる一市民
wwwwwwwwwwwww
258 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 12:32:44.14 0
今ふんぞり返って年収1000万くらいもらってる教授
どもにバイト生活させてやりたいわ〜。
259 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 13:28:00.86 0
>>258 彼等も昔は、バイト生活して食うや食わずだった頃があるんだよ。
お前らは、田中正俊がリヤカー引きながら生活費を稼ぎ、西嶋定生が警備員をやりながら本
を買ってたということを知らない。
俺も外務大臣の孫に生れたかった。
262 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 13:52:00.30 0
知らないけど、それが何よ。
そのくらいの苦労は彼らだけでなくやってる。
また、一方で裕福な家の出身者もいる。
ただ、それだけのことじゃないの?
263 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 13:54:55.90 0
>>261 最後に頼りになるのは自分だけ。親や先祖なんてかんけーねー。
他人をうらやんだり、ひがんでばかりいて、しっかりした目標もって地道に努力もせず
権威を冒涜し、人の前歴暴きばかりに狂奔していたから
お前さんは惨めな末路に陥ったんだ。誰の所為でもない。自分が悪いんだ。
還暦迎えて、こんな哀れな男ってちょっといない。
264 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 14:11:40.74 0
>>262 だったら、つべこべ言うなよ。1940年代後半から50年代にかけてに比べたら
お前さんは、格段に恵まれたチャンスを与えられていただろ。それを十分に活かしきれなかったのは
お前さんの責任なのであって、他人の所為じゃないよ。
俺はむしろ昔のほうがチャンスにあふれてたと思うな〜
いや今の自分にチャンスが恵まれてないとは言わないが
それでも昔のほうがチャンスにあふれてたと思う
>>264 1940年代後半から1950年代のほうがチャンスあったと思うがね。佐伯有一みたいなのが教員に
なれたことを考えてもそのあたりは明らかなんじゃないの?今のほうが、業績があっても
上が詰まりすぎてて上がれないやつは結構いると思うけど。
>>263 親が外務官僚、祖父が外務大臣、一族に早大教授とか生まれながらにして貴族みたいなやつは
有利じゃないの?
269 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 17:10:07.14 0
親が日本史の研究者で大家なのに、大した研究者になれてないやつならいるな。
270 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 17:22:55.43 0
>>267 >>269 親が仙台の不動産屋で、高専経由で東大に入ると、乱暴狼藉し放題、母校の文学部長室全焼させ、
生協に三千万円の損害出させても、責任はとらず、学位ふんだくって社会に出てからも、
何食わぬ顔して生きている奴ならいる。これも、ある意味いい家に生まれた奴だ。
最近の若手の中で、二世や三世の研究者って多いよな。
272 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 17:34:22.94 0
273 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 17:58:05.21 0
>>269 最近、平凡社東洋文庫に全盛期の西横綱の思想史研究者の著作を
どしどし入れさせて解説書いている方のことか?
274 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 18:15:38.40 0
>>264 1940年代後半から50年代にかけての方が格段に恵まれたチャンスが転がっていた
それは事実。今はもっと狭き門、加えて門の形が歪んでる悲劇
276 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 19:19:58.58 0
>>274 いるよ。日本近代史研究の大家、IウエKの息子だ。
>>275 となると、東洋史研究のあり方、発想を根本から変えなくちゃだめだね。
277 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 19:31:44.84 0
>>275 そりゃ、大学院進学が、今よりも遙かに狭き門だったからさ。
今はここは広げておいて、博士号、それから就職の段階で篩にかけるからなあ。
278 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 19:34:46.48 0
>>276 I上裕正の親父って日本近代史研究者なのか。
今年も優秀な学生が進学せずに就職していきました。
井上清って戦後日本の汚点だろwww
俺も将来が不安過ぎて就職しちゃった、研究して食っていければ一番いいけどさ。元代知識人の気分。
賢いやつほど東洋史業界を見限って去っていく現状に問題がある。
学部で優秀なやつほど、そもそも院に進学しようとしない。どうにか院に進学させて、
これはものになりそうだってやつも修士課程でさっさと出て行く。
283 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 20:05:30.51 0
まあ、前近代に関する限り、救いようがないねえ。
284 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 20:09:45.34 0
>>280 一つだけ弁護しておくけど、彼が書いた『西郷隆盛上下』(中公新書)と、
『旧版日本の歴史 明治維新』(中公文庫)は、やっぱり名著だよ。
明治六年政変の解釈だけは、毛利敏彦の研究によって否定されたし、西郷伝末尾の
毛沢東礼賛はいただけないけどね。他はたしかにいただけないね。
>>279 >>282 その優秀な学生さんが東洋史を見限ったのは、将来が不安だからじゃなくて
お前を見て「絶対こうはなりたくない」と思ったからなんだよ。
それに気付かず「優秀な若者が去っていくのは実に嘆かわしい(キリッ)」だって?
バカなんじゃないの。
286 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 20:19:39.53 0
うちは予備調査で東洋史志望者2名のみ。
全部で30名。
>>286 来年の東洋史進学者0だから、中国哲学、ドイツ文学と一緒にもう1回学科紹介のガイダンス
やらされることになった。
289 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 20:25:14.43 0
>>286 駒場にいい学生を吸い取られているんだな。
>>287 中国と日本は一衣帯水の地理関係にあるから、一応日本の歴史も知っておく必要があるでしょ。
特に明清史以降を勉強するんだったら、これ以外にも西洋史の知識も必要だよ。
290 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 20:26:37.73 0
>>288 池内紀が辞めちまったくらいだからなあ。昔の独文には魅力があったのに。
哀れ、東洋史、中国哲学と同じレベルにまで落ちぶれたか。
今年は、辛亥革命100周年で色んなイベントがあったが、皆さんはどう関与した?
292 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 21:06:28.51 0
>>290 確かに昔はドイツ文学って人気ありましたよね。ところで、来年初頭にもう1回ガイダンスやるに
あたって、学生を呼び込めるような智恵って何かないでしょうか。
>>285 進学させられるかどうかは、教師が魅力的な指導を展開できるかはあるな。
294 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 21:37:54.44 0
>>292 中国はアメリカを乗り越える21世紀の世界の中心、
北朝鮮は、偉大な将軍様がお治めになっておられるこの世の天国ってなうそっぱちに
騙されないようになりますって宣伝すればええんじゃね?
295 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 22:19:12.26 0
中国古代史なんて専任になれなかったら
老後餓死確定じゃね?
ほかの東洋古代史も西洋古代史も西洋中世史も餓死確定、中国古代史はまだマシな方でしょ。
297 :
世界@名無史さん:2011/12/22(木) 22:34:55.20 0
学部卒で一般就職するなら何を専攻しようがそこまで関係ないけど
食えないって分かってる分野の院に若者を誘導するのは良心が痛むからできんわ
298 :
世界@名無しさん:2011/12/22(木) 22:45:52.70 0
>>297 ですから、志願兵しか入れないことにしています。
専業非常勤で50代とかなったらおしまいだよな?
300 :
世界@名無史さん:2011/12/23(金) 00:29:05.05 0
>>291 1911を観に行って関与しようとしたけど、あっという間に打ちきりで観ること
ができなかった。
301 :
世界@名無史さん:2011/12/23(金) 00:43:10.92 0
>>284 明治六年政変の解釈だけは、毛利敏彦の研究によって否定された
なお一層の努力をされたし。
仕事中の書き込み多過ぎだな。
当たり前だ。授業もまともにこなせないから、2chくらいしかすることがないんだよ。
おれが聞いた情報によると、もうじき中国はバブルがはじけて昔の貧乏な中国に戻るらしい
もう経済は破綻してて、取り戻すのは無理なんだそうだ
その世界では有名な政府関係者筋から聞いた確かな情報だよ
まあお前ら頭の良い連中には、今さらなくらいのネタだね、
お前らからすればもう常識的なくらいの知識だろ?
305 :
名無しの笛の踊り:2011/12/26(月) 20:49:21.48 0
Q州と、ブルーマウンテンのイスラム中世史公募って、誰が有力候補なんだ?
若手なら、H爪(ブワイフ朝政治史)、M山(イスラーム文献学)、W部(イル=ハン国時代の行政文書)
このあたりだと予想。イスラム史は東横綱が優秀な人材を多く出してるよね。最近、蝦夷に行ったS藤とかも
そうだし。
橋爪の単勝に3000円
Q大は、昇進人事の公募かと思ったが違うの?
>>100 ああ懐かしい
阪大の森安さんは尖がって見えて、学生の頃憧れたよ
じゅうぶんかっこいいよ、俺にとっては
思い出だけどね。今は会社員
>>309 お前が憧れるのは自由だが、大した事のない研究を誇張して偉そうにわめきたてる
彼がかっこいいと思ってる同業者はほとんどいない。正直、頭がおかしいとすら思える。
キューコから出た氏の編著読んだ?
ソグド研究の最先端ですよ。
>>310 だから俺はもう働いてるし、学部で終わり片足も突っ込まぬうちに脱落した者だよ
現役で続けてる人たちに絡まれても何も言えぬ
でも当時は漢民族にクエスチョンを投げたあの辺の人らが尖っててかっこよかったんよ
懐かしくてまたまた覗いた素人だから勘弁してよ
でも先生方の裏事情をここで見ると、みんな苦労してたのね・・・
313 :
312:2011/12/26(月) 23:34:55.64 0
314 :
世界@名無史さん:2011/12/27(火) 01:19:22.97 0
>>312 おお、Fさんかな?
ここで先生を叩いてるのは、何もわかってない厨だから
大丈夫。ISBN 3-447-05068-3をあれこれ言えるのは、世界でもそんないないよ
何もわかってない厨って言うなら、何がわかってないのか説明しないと負け惜しみにしか
聞こえないぞwww
>>314 Fさんじゃないです
護雅夫さんとか池田温さんの系譜の隠者先生に良くしてもらった者です
その著作は知らなかったけど、森安さんはユーラシア史を描き直しちゃうんじゃないか
って勢いあいましたよね?
石碑だとか档案だとか、掘り出し物の紹介だけに終わらない研究をしている研究者はいないんか?
もう何十年も前に誰かやり終えてるだろ、そんな研究は。
>>316 残念ながら、その勢いも今ではすっかり衰え、行き過ぎた漢民族批判のルサンチ精神が
東洋史学者全体に馬鹿にされるに至ってます。
>>311 そもそも、ソグドとかウイグルを研究することで、現代日本にどのような社会貢献ができんの?
321 :
314:2011/12/27(火) 04:09:05.89 0
盛り上がってるね
>>315 本人じゃないんで「負け惜しみ」って言われてもな
あんな断片的な史料で光の仏陀やら果実流通やら交易リスク分散やら貨幣の話するなんて、
俺には無理だぞ。史学の王道じゃないかwww
>>319 残念ながら彼は漢民族批判なんかしてないと思うが。
>>320 その空虚な「社会貢献」というお題目が基礎研究の根っこを掘り崩して
我々のポストを減らしてることに気づけよ。お前は底辺大のクソ幹部か?
>>321 >その空虚な「社会貢献」というお題目が基礎研究の根っこを掘り崩して
>我々のポストを減らしてることに気づけよ。
空虚って言うけどさ、少子化時代が続き、文教予算で人文科学系分野の予算が減り続ける中で、
具体的かつ明確に「社会貢献」を示せないような分野って必要とされると思う?基礎研究の根っこが
どうたらこうたらって言うけどね、じゃあ例えば、ソグド人がどうだとかウイグルがどうだとか(ここの具体例
はなんでもいいよ)は現実にどれほど意味のあることなのか。このスレによく光臨するM野先生とかは
中国近代の渉外問題とか対外経済とかは現代的な課題でもあるから重要な研究だって言うし、事実
そうだろう。K島真、O本隆司、東南アジア史だとF田元夫とかの研究も現代的な課題と密接にリンク
してると思う。そういう研究に比べたら、前近代のソグドだウイグルだなんて研究をわざわざ日本人が
やることでどういう実用的な効用があるのか、しっかり主張しないとまずいんじゃない?そして、それは
中々難しいと思うんだけどね。
総ての東洋古代、東洋中世、西洋古代、西洋中世、西洋近世の史学科は全て廃止だね
まあ君がそう望むのはいいんじゃない、誰にも賛同は得られないけど。
そもそも日本のためとか言ってる時点で見当外れ。
俺たちゃ日本だけじゃなくて人類の知に貢献してるの。
日本人としてソグドやウイグルの研究をしてるんじゃなくて、
ソグドやウイグルの研究をしてるのがたまたま日本人だっただけ。
もっとも日本で給料をもらってる以上、人数のバランスは考えるべきだと思うけどね。
ソグドやウイグルの研究者ならまあ合わせて日本にせいぜい二三人くらいかな。
はっきり言って某大学系の若手にあんなにたくさんいるのは異常。
それでこの分野は重要だ!高校や大学でもっと教えろ!って啓蒙書やらエッセーやらで
懸命に叫んでも、弟子たちのポストのための利己的な宣伝行為にしか見えない。
自分の分野の重要性を宣伝するのは大いに結構だと思うよ。
みんな自分の専門には愛着を持ってるわけだし。
でもあの人たちがその重要さを主張するためにしてることは、
他の分野は要らないといって貶めることなんだよなあ。
そら、ポスト割譲要求ととられても仕方ないわな。
326 :
314:2011/12/27(火) 11:10:24.22 0
>>322 昨夜は論文執筆のさなか攻撃的になりすぎた。スマソ。仰ることは
分かる。ただ、白鳥以来の東洋史は、時流にコミットする(阿る)ことを
潔しとしない潮流があった。こうした、研究対象自体に固有の価値があるという
ハビトゥスが、昨今とても基調に感じられるわけよ。
むろん、中央ア研究でも東方学院委託のテーマや、前田の古代終末論や、護の
螺旋状発展段階など、当時の時流に乗ったものもあったが、みんな余技に過ぎ
なかったわけだし、賞味期間も短かったよね。
>>324,5
たしかに...中央ア組の躍進をみれば、そう見えるかも。そろそろ供給過剰気味
だしね。ただ日本アカデミズムにおける漢文使い組の多さに鑑みれば、まだ
バランスが取れていいんじゃね?
諸悪の根源は、大学院大学化と新卒採用横並び主義とのミスマッチなんだから、
こんなところで他分野の第一人者を叩いて溜飲下げるのは、そろそろやめなきゃ。
>>323 残念ながら、今後そういう方向に向かうと思うよ。
>>322じゃないが、こういう批判に「まあ君がそう望むのはいいんじゃない」
としか言い返せないあたり、前近代史の弱さを感じるよ。
>>324 同意。正直、N速みたいに、山のようにソグドだウイグルだ突厥だと研究者を養成しまくるのは異常。
なんだっけ、あそこは、特定分野を強化するとかいう名目で5人(助教も含む)いる教員のうち3人が
ソグドとかウイグルだとかトルファンだとかやってるんだろ。バランスがおかしいにもほどがある。
特に、高校や大学で教えろ教えろって、西洋中心史観や中華中心主義を批判して騒ぎ立てるのも、
西洋や中華の分野を減らしたからといって、辺境アジアの歴史を増やす理由にはならないだろうに。
>弟子たちのポストのための利己的な宣伝行為にしか見えない。
これにつきると思うんだよね。声をでかくしてくだらん実用性に富まない分野を高く売りつけようと
することは醜いからやめてほしい。
329 :
世界@名無史さん:2011/12/27(火) 13:44:18.23 0
>>328 浪速の人事体系とかよく分からんけど、内陸アジア前近代史で4人のうち2人が教員ってのは異常だよね。
内陸アジアを強化するってのは100歩譲って認めるとしても、近世以前と近世以後に分けるくらいはすべきでは
ないだろうか。
歴史学における西洋史偏重、東洋史学における中国史偏重を批判するだけじゃなく、
近世以降の中央アジア史まで目の敵にしてるからねえ。
本当にもう自分ことしか考えてない。
N速でモンゴル史専門の研究者はおらんの?
332 :
世界@名無史さん:2011/12/27(火) 15:52:34.84 0
東方学の座談会だが、加藤繁の回が少し変。慶應の教授時代のことばかり書いてあって、東大教員(講師・助教授が長かったが)時代のことが分からない。
333 :
世界@名無史さん:2011/12/27(火) 15:54:45.93 0
まあ教授昇格から数年で定年になったから微妙か。この人の娘と離婚したから、濱口重國が東大を追い出されたとの噂も事実なんだろうか?
334 :
世界@名無史さん:2011/12/27(火) 16:31:59.94 0
過去に某粉飾決算で風説の流布といって叩かれた企業があるが、
フジテレビでも木村、安藤、滝川の報じた内容は、
フジテレビ自体が、フジテレビの株主にとっても
風説の流布と思われる。
336 :
世界@名無しさん:2011/12/27(火) 22:18:27.25 0
>>332 そりゃそうだろ。戦前の東大教授、といっても法学部だけど、
教授会を根岸の料亭で開いて二次会は吉原っていうのがあったり前だったんだもの。
そんな頃の逸話なんか活字にできるわけないだろ。
藤田豊八って東洋史の先生は、吉原から通いで本郷に教えに来ていたってえ逸話が残っているよ。
これに近いことやっている人って、今はもういないだろうけれど。
337 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 00:32:07.03 0
>>336 君のところも、新宿御苑の料亭で教授会をやって、二次会は歌舞伎町なんだろwww
ソグドソグドと嘆くべからず
悔しければ貴方の研究が主流になるよう努力したまえ
ソグドというより、社会的貢献が明らかに小さい分野を批判してるんじゃないの?
中国古代史とかも含まれてそうだが。
341 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 02:42:54.16 0
では近現代史研究のどれがどのような「社会的貢献」をしているのか
具体例を挙げてご教示いただきたい。
カーの言うとおり、なべて歴史家は「現代的」問題意識を抱いているはず
(明示的か暗黙裡かに関わらず)。
つまり現在につながる視野自体は、古代史研究者も現代史研究者も同じ。
そうじゃなきゃ、貨幣だの言語だの流通だのといった近代的語彙は使えない。
こう考えれば、「社会的貢献」という実践的範疇にかぎった場合、
近現代史研究の果たす固有の機能が何なのか、じつはよく分からない...
>>340 ソグド、ウイグルは明らかに小さいよね、社会的貢献も学問的意義も。
まともな大学なら1つ減らして中国史枠に充てる、あの文筆家連中に何言っても無駄だけどさ
>>341 だからさ、その前に、全ての歴史が現代的だというなら、前近代史がどう現代的課題になるのか
話すのが先だと思うが。例えば、近現代史の場合、東南アジアとかなら、開発経済論の始まりは
近代くらいまで遡ることができるだろ?
>>342 そんなこと言うと、M安とかM木あたりが顔真っ赤にして逆ギレするぞ。
なんかさ、これだけ色々けなされて、前近代史のマイナー分野の存在意義について
しっかり説明できる人間がこないあたり、やっぱり今後必要とされない分野なんだなと
確信させられるね。お前たちにはなす必要はないとか言って精神的勝利でもしてんのかね。
345 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 13:01:45.42 0
>>343,4
研究の意義なんて、科研申請すりゃ嫌でも書くだろ。見たけりゃ科研DBにある
作文読めば?
何が開発経済だよ。あんな10年単位で理論が変わるものを例に挙げられても
困るよ。今日日雁行発展論なんて誰も言わないだろw
もしかして、植民地時代以前の東南アジア史なんて無意味だというトンデモ説
をぶち上げるのか?
むしろ、数百年単位での思考と議論を行いうる稀少性の高い能力が、歴史家には
期待されてるのではないのかね。
研究分野の存在意義は、研究対象自体に内在する
のではなく、研究者が紡ぎだす成果のレベルに依存するのだと思うが。
346 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 14:38:02.11 0
>>344 精神的勝利法はこんな場末のクソスレで一方的に吠えてるお前のほうじゃないの
違うというなら学術誌の時評欄か何かで実名出して問題提起してみろよ
それでも反論がなければそのときは前近代史研究は本当にいらないってことになるかもしれんがね
347 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 14:39:24.30 0
外野からだが、やっぱり濱口重國の噂は本当だったのか。
>>345 顔真っ赤だぞwww
そもそもさ、科学技術研究費の原資はなんだ?税金だよな。その税金に対して
出来る限り費用対効果の高い研究をするのは当然のことで、その点、前近代史は
費用対効果があまりに低いのではないかって言ってるんだよ。
>数百年単位での思考と議論を行いうる稀少性の高い能力
そんなやつ今の歴史学やってるやつで片手で数えられるくらいしかいないと思うがねwww
>>346 だから、きゃんきゃん騒ぐなら、ソグドとかの前近代史研究をやる意味を、一般人にも分かる
形で説明してみろよ。
349 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 15:10:26.39 0
前に、このスレで明代以前について研究する意味がないとか言われてたが、
そういうコメントがついても誰一人反論できてなかったな。
350 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 15:34:27.31 0
>>348 お前さ、wの数は必死度に比例するって知ってる?
それはともかくやっぱりお前は学会誌とかと縁のない哀れな一般人だったんだな
ネットできゃんきゃん一人で絶叫するのが関の山w
史学科でなく経済学部(笑)へ進めばよかったのに、自分で選んだ道に対して管巻くなよ
経済学分野へ進んでもどっちみち費用対効果も社会貢献も乏しいけどな。
352 :
345:2011/12/28(水) 16:10:03.39 0
>>348 >顔真っ赤だぞwww
お前は霊視者か?
コストベネフィットのベネフィットを、定量的に明示するのが
可能か?という文脈になってんだが...
>ソグドとかの前近代史研究をやる意味を、一般人にも分かる形で説明してみろよ。
山川のリブレットから読み直してください。
もっと知りたければ名大出版会か関大出版部か臨川書店の本でもどうぞ。
以上中国近現代史研究者より
353 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 18:10:47.98 0
なんか、前近代史がなぜ必要かについてちゃんと説明できるやつっていないんだな。
M野さんじゃないけど、これから前近代史のポストは減る一方なんだろうな。
>>350 わかった、わかった。必死で構わないから、前近代史、例えばソグド研究が必要だとされる
理由を分かりやすい言葉で説明してみ。
>>348の言い方はともかくとして、清代以降をやってる俺からすると、近世以前の研究者は
供給過多だと思う。
>>353 前近代日本史の必要性は言うまでもないだろ
古代中世東洋史というか中国史は、記録の質量と面白味に欠ける中世以前の日本史の代償行為かな?
日本の文化形成に深く影響を及ぼしている面も大いにあるしね。
357 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 18:20:19.12 O
>>354 お前が学術誌で問題提起したら懇切丁寧に答えてやるよ、できるもんならなw
358 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 18:23:29.23 0
まあ、マイナー分野(前近代史、近現代史問わず)を日本でやる場合、なぜそれを日本で研究費を
確保してまでやらなきゃならないのかを分かりやすく説明することは必要だと思う。
研究者は研究史上で研究意義を示してればいいってのは傲慢じゃないかね。ここでは批判されまくってる
M木至朗とかもそんなこと言ってなかったか?
>>357 >>354じゃないけど、一般人からそういう問いをかけられたらどういう解答する?あなたは
前近代史研究者(?)だろうけど、研究費に少なからず税金がかかってるというご指摘も
確かなわけで、そのあたりどう答えるかは考えなきゃならないことじゃないかな。
俺は地域研究(現代史)で比較的現代事情と絡むとこやってるんだけど、前近代史だと
どう自分の研究の有用性(←なんか陳腐な言葉だが)を示す?
>>356 確かに、日本古代史とか中国古代史とかは密接にリンクしてるもんな。律令研究とかその典型かな。
362 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 20:53:40.00 0
漢文使いは確かに供給過多だと思うし、今後は減っていく運命にあるのは
間違いない。ただ前近代史研究者の異常な多さも、戦後の史学史からすれば
ある意味当然のことだった気がする。RCやPRCの研究なんてどれだけ大変だっ
たか...
いずれにせよ長いスパンで見れば、「研究の現代的意義」なんてものを
殊更に吹聴し、ましてや他者にもこれを示すように言い募る輩は、どうも胡散臭さを拭えん。
やれ世界史の基本法則や、やれエリアスタディーズややれジェンダーや、なんて
騒々しいのはもううんざりだわ...
363 :
世界@名無しさん:2011/12/28(水) 20:56:09.45 0
>>362 でも、今じゃ当の中国人が、自分の国の歴史を研究する意味が分からなくなっているよ。
そもそも、
>RCやPRCの研究
っていって、これが何のことだか分からない中国人留学生のなんと多いことか。
>>362 研究の現代的意義というより、その研究をなぜ日本で今やる必要があるのかということを
説明する必要性があるってことじゃないの?それが出来ない人は研究をやるべきじゃないだろう。
365 :
世界@名無しさん:2011/12/28(水) 21:53:59.62 0
>>364 なんか上のほうのやりとりを見てると、前近代史側(?)が
>その研究をなぜ日本で今やる必要があるのかということを 説明する
という質問に全く答えてないよね。それどころか逆ギレしてるようじゃ研究者はつとまらないと思う。
367 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 22:02:32.00 0
>>364 なるほど、ではこういう答えではダメ?
【学統・径路依存的タイプ】**の研究は、山本男爵以来営々と積み重ねられ、
我が国は世界でもトップのレベルにある。近年新出史料も続々発見され、あらたな
研究体制の構築が喫緊の課題となっている。**の分野を絶学にすることは、
現今の蓄積の厚みとかつて投じられた国費に鑑みれば、大いなる国家的損失に
つながると信ずる。
→今まで取った科研費の申請書には、だいたいこんなことを書いた。
【実利プッシュタイプ】**木簡にみられる当時の死生観は、現PRC政府
において散見されるような軍事政策正当化の根拠たる、「伝統」「国情」
をめぐるディスコースを分析するためには、好箇の題材を提供する。
→アイビーリーグの研究者で、これに類することを書いて、オックスブリッジ
の出版社から平気で本を出す人もたまにいる。
どちらに接しても、「やれやれ...」という感覚に襲われる。
私は研究をやるべきではないのだろうか...
>>367 いや、そういう科研費申請とか財団に研究費申請するときに書く薄っぺらい研究意義
とかじゃなくて、事実、自分がやってることは本当に、今の日本でわざわざ税金であるとか企業の
金もらってまで本当にやる価値があると心から言えるかどうかってことじゃないのか?
そこで槍玉にあがってるのが前近代史のマイナー領域ってことじゃないの?
369 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 22:06:41.89 O
>>364 それを「現代的意義」と言うんではないのか?
「先行研究に矛盾あり」「前人未到の領域だから」では、あんたの言う理由からすればダメなんだろ?
たんに知的欲求を満たしたり、学生に教授して知的好奇心を生むきっかけを与える、といった理由では不十分なわけだ。
まあ確かに、社会が求める意義はまた別にあると思うが、一方で「現代的意義」に固執するのは、
社会に迎合してると見なされても不思議ではないな。
370 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 22:09:26.39 0
まあ、科学技術研究費は同業者が審査するから、
>>367みたいな書き方になるよな。
問題は、全然関係ない人間に、お前らは俺らの税金使って研究してるけど、本当にそんなもん
いるの?って聞かれて、しっかり満足させられるかってことじゃないだろうか。
>>369 研究費という観点から言えば、
>たんに知的欲求を満たしたり、学生に教授して知的好奇心を生むきっかけを与える
不十分すぎるんじゃないだろうか。そういうことは研究費を確保してまでやることじゃないと
思う。
372 :
世界@名無しさん:2011/12/28(水) 22:14:24.63 0
ていうか、今の時代状況はこうであり、こんな○○になぜなったのか。
これを解明するためには、何時の時代の○○の研究が不可欠っていう風に
説くものじゃないのか?
今議論されてることって歴史学者にとっては耳の痛いことだよね。
374 :
世界@名無史さん:2011/12/28(水) 22:25:39.38 O
上でも言われていたことだが、「人類の財産」として歴史事実(歴史知識)を位置付けるとか無理なん?
歴史学者の仕事は、第一に「歴史事実の解明」だろ?「現代的意義」なんて政治学者や経済学者に任せておけばよろし。
このくらいしか弁護できんorz
375 :
世界@名無しさん:2011/12/28(水) 22:29:18.94 0
結局、一発がつんと痛い目にあって、何でこんなとんでもないことが起きたんだって
衝撃受けないと、一般の人の歴史への関心なんて戻らないと思うな。
せいぜい、バブル経済崩壊と少子高齢化でどん詰まりの状況はなぜ生まれたのかっていう
問題提起が関心を呼ぶだけだよ。それだと、戦後史しかできない。それでもいいんじゃないかな。
戦後史は、もう十分歴史研究の対象になってきているもの。
>一発がつんと痛い目にあって、何でこんなとんでもないことが起きたんだって
例えば?
377 :
367:2011/12/28(水) 23:07:31.81 0
ごめん、私自身は前近代のマイナー領域を専門とする者だが、それでも官公庁
にレポート提出頼まれることがある。
彼らが求めるのは不確定な時代における一種の「未来予測」的な内容なんだが、
変数の数を切り詰めて議論する社会科学者とは違い、歴史学者は現実の複雑性
を指摘し、因-果連鎖の可能的範囲をある程度特定することしかできない。
つまり我々にできるのは、「この時代こうだったから現在はこうなった」という
ストーリーを編み出す輩に対し、「いや、それは不当な単純化で..」と言うこと
くらいが(格好悪いが)関の山だ、と率直に発言するのが真摯な姿勢では
ないだろうか。
時代が新しいか古いか、メジャーかマイナーかに関わらず、
「本当にやる価値」なんてのはそう大差ない、価値を決定するのは畢竟
社会的かつ事実的な推移なんだと思う。
一般向け(学生向け)でいえば、出発点はともあれ(単なる知的好奇心か、
研究対象の「価値」への素朴な確信か)、語り口の「熱さ」さえあれば
アピール力は向上するだろう。今話題のモンゴル史・ウイグル史研究者
にはそれがあった。だからこそ注目されているのだろうが。
378 :
世界@名無しさん:2011/12/28(水) 23:17:02.43 0
>>376 大戦争、もしくは大恐慌。
過去の偉大な歴史学の著作、文学作品はこれがきっかけで生まれている。
悲しいことだが、否定できない事実。
>>377 素粒子理論とかいう名前の超古代史(宇宙誕生直後に何が起きていたのか)っていう研究だって
世の中の「役に立つ」訳じゃないよな。でも、世界中がこれに夢中になっている。このことを誰も
とがめ立てしないのに、私たち如きのちっぽけな研究だけが、なぜ「役に立たない」といって
とがめ立てを受けなくてはならないんだろ。
>>375 >戦後史は、もう十分歴史研究の対象になってきているもの。
そんなもん新聞記者にやらせとけ。
我々は「安史の乱」についての新聞を書かねばならぬ。
381 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 00:01:01.52 0
>>378 ちっぽけすぎる研究だからとがめられるのだよ木阿弥君。
大所高所から御高説を述べたい人は政治家や官僚になればいいよ、性格が研究職に向いてない。
身も蓋も無いけど、たとえ近現代史だろうと歴史研究が直接社会の役に立つわけは無いし
広範な分野に足を突っ込むのは、それこそ現代的、科学的な姿勢から程遠い態度だろう。
383 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 07:10:14.08 0
社会的貢献を意味がない、する気がない研究はそもそも醜い。そういうのは金を取らずにやってくれ。
オナニーと変わらない。
>>382 自分の研究が直接役に立ってないからって他の研究まで役に立たないとか言わないでくれる?
ちゃんと努力しなさいな。
385 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 08:57:03.62 0
>>356 >前近代日本史の必要性は言うまでもないだろ
内藤湖南は、中世以後の日本史だけで十分と仰っていたが
386 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 11:27:59.36 0
>>381 言っていることの意味がわからない。
トルストイ『戦争と平和』、E. H. カー『危機の二十年』を念頭において書き込んだら、なんで
>ちっぽけすぎる研究だからとがめられるのだよ
と言われるのだろうか?
なんというか、現代社会で歴史学が軽く見られても仕方ない書き込みばかりだな。
自分の研究がどういう有用性があるのかを研究史上でだけ示しておけばいいとか傲慢な
態度なやつが多すぎるから東洋史学が絶学になろうとしてるんだろう。
388 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 14:41:10.48 0
絶学の危機に瀕しているのは東洋史だけじゃない。人文科学全部がそうだよ。
日中歴史共同研究じゃ中国側がごく平然と「唯物史観は論理的(キリッ)」とか
言っちゃってるしな。いちおう唯心史観と比較しての発言ではあるが、もちろん、
現代の学術の主流である構造主義を否定する時代錯誤で反学術的な
政治的立場に基づく見解である事は明白。
極端な言い方をすれば、歴史学が発展するほどに政治的論理との
ギャップが大きくなり、こと公的な場において反発が強まってくる一つの証左だ。
390 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 15:03:49.97 0
とりあえず『東方』最新号の書評読もうぜ。
391 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 15:10:39.66 0
>>389 >日中歴史共同研究じゃ中国側がごく平然と「唯物史観は論理的(キリッ)」とか
>言っちゃってるしな。
でも、実証成果突きつけられて顔色変わって黙りこくっちまったのは中国側だったってこと知ってた?
>>387 >自分の研究がどういう有用性があるのかを研究史上でだけ示しておけばいいとか傲慢な
>態度なやつが多すぎるから東洋史学が絶学になろうとしてるんだろう。
なんでこれが「傲慢な態度」になるんだ?
むしろ最低限のことしかやらない無難な或は怠惰なとは言えるが、傲慢ですか?
>>390 それって「東アジア海」の話?
393 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 16:25:02.14 0
>>377 分かりにくい文章だな。社会貢献とか有用性とかいうやつには
仮研風に「あ、役立ちくんだ。こんにちは!」っていってやれば
済む話なのに。
役立ちくんの書き込みのレベルの低さには困るよね。「有用性」
の意味する所を冷静に考えてみよう、って言ってるだけなのに、
有用性を示せ、示さねば滅びよ!なんて呪詛を吐くだけじゃないか
>>393 これから淘汰されるのはこういうやつなんだろうなあ。
>>393 役立ちくんの論調が完全に正しいとは思わないけど、
研究者として、何でその研究をわざわざ科学技術研究費をとってまで
やらなきゃならないのかを、一般人にも分かりやすく説明して納得
してもらえるくらいはできなきゃならんと思うんだが。
396 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 16:50:37.54 0
>>393 年寄り世代はそれで逃げ切れるだろうけど、今の若手はそんな偉そうな態度
とってたらまともなポストにありつけられないだろうな。
397 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 17:04:14.63 0
>>395 「科学技術研究費」なんて言ってるということは、貴方は
一般人だとお見受けします。
貴方はいったい何に納得したいのでしょうか。人文学全体の
「有用性」に関してか、歴史学全体のそれか、東洋史のそれか、
それとも個別分野に関してか。ご教示いただければ有難いです
399 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 18:52:10.34 0
ところで、東洋史じゃないけど、俺の指導教員が突然亡くなったんだけど、
博士課程まで進んで指導教員に亡くなられた俺はどうすればいいの?
まあ、人文科学全体に言えることかもしれないが、自分がなぜその研究をしてるのかを
説明して分かってもらえるくらいの能力は必要だろう。そうだ、サントリー学芸賞をとろう。
結局、ここまで議論してきて、誰一人として歴史学がなぜ社会に必要なのかを
説明できるやつがいない。こういうこと言うと、すぐに、「有用性とはなんなのか?」とか
「社会に必要だとかそんなことは必要ない」とかいきまいてはぐらかして逃げるわけだが、
そんなことでいいのか?一般人を納得させてくれ。税金泥棒と言われたくないなら。
403 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 19:15:46.06 0
そこに歴史があるから
404 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 19:21:32.56 0
>>402 新左翼の嫌がらせだとは思うが、歴史学者として、これを言われると
何とも言い返しがたいのも事実。
405 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 19:30:08.92 0
>>402 今の情けない時代状況がどうして生まれたのか、を説明するためにやっている。
これは、現代アメリカの冷戦研究の大家が言っている。
そして、今後もこれと同じようなことが、形を変えて繰り返されることを予言するため。
これは、2500年以上前のギリシャの歴史家が言っている。
なぜなら、誰もがみな昔の教訓など「役に立たない」と思って覚えていないから。
また、覚えていたとしても、実際にどうすることもできないから。
これは、シェイクスピアが言っている。
それでも、歴史に関心を抱くのは、この世がどうして生まれたのかを知りたがる人間の本能だろうな。
セルンや「はやぶさII」の開発に多額の税金をつぎ込むことを誰もとがめないのがその証拠。
406 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 19:31:23.13 0
407 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 19:38:07.36 0
明朝、清朝、中華民国あたりの歴史はそのまま今の中華人民共和国で繰り返されてる(繰り返されそうな)
ことが多すぎるから、有用性とやらは示しやすそうだな。
408 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 19:40:09.72 0
409 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 19:43:21.71 0
410 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 20:18:20.46 0
いつぞやのスタンフォード移籍話同様、がセネタだろ。
基本的なことだからなぁ。
まず、なぜ教育に日本史・世界史が含まれるのかについて。
これはいわずもがな、児童期における思考力の発展は、ただの自然や身近な人々への
生活観察から、言語による想像、すなわち文学による創造的思考へ移行し、
その後も社会的圧力による強制的(当然、児童は教育による発展がない限り
自主的な学習能力を有しないため、すべての教育は体系だった強制的なもので、
しかも誘導的な事が推奨される)な教育を通じ、
学習的な知識と共に思考力を養っていく。
思考力はとどのつまり自主的な欲求、即ち個性の構築のために存在する。
これが完成すればとりあえず大人であり、後は生涯学習で自分で学んでいくだけだから、
基本、学校教育の意義はその個性をいかに創造し、発展させるかという事にかかっている。
個性に必要なものの一つが自身の把握であり、
生活観察をより詳細に行う能力が求められるが、これを社会の仕組みの理解なしで
得る事は不可能に近い。
このために社会の地理・資源、産業、通信、政治、法政等の理解が求められるが、
加えて、こうした生活がただ決められた個々の発展のレール上に"あるのではなく"、
個性――その時々の倫理観等から生まれる人間達の欲求――が、時代の
原動力の一つである事を理解し、しかも事件を通じて社会が大きく変化してきた事から、
より生活への理解を深めていって欲しいと考える。
よって教育における歴史の意義は重要であり、それがない場合には、社会の理解が
困難になり、物事はすべて自然、発展していくものだとか、マルクスは偉大で
自然の真理を解き明かしたとか言う前時代的なばかげた妄想に取り付かれる
可能性も出てきてしまうだろう。
412 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 20:45:43.68 0
次に。教育外の歴史学の意義について。
歴史の中でもっとも重要な事は、個々の文学文献の批判的観点を得る事だ。
どんなに文学的な理解を得ていたとしても、その時代の社会的情勢・価値観を得ずには、
その主張がどのようにもたらされたのか理解できない、という事が大いにありうる。
しかしその時代の歴史についての知識があれば理解を得やすい。
また、特定の対象への非難や、歴史小説などの架空と現実とが混ざっているものに
ついても、より正確な理解を得られるだろう。
文学のイメージ性は、実際かなり強いもので、自伝、回想録など歴史学上は十分に
批判されるべきものも、文学はノンフィクションとして取り入れてしまっている。
こうした本で歴史を理解できると考えるのはかなり危険なのだが、しばしば誤解して
しまう人が多く、そうした人が広まれば社会は混乱する。よって歴史学による
批判的観点は有意義であるといわねばならない。
もう一つは正当な歴史学が社会的能力を持っていれば、
擬似的な歴史学の政治的・産業的・一方的な歴史の創造に対して抵抗できる力になると
いうことだ。しかしいうまでもなく、人類史上このことは常に困難を極めるものであり、
英知と正義の判断を持った学者達に期待しなければならない。
414 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 20:54:32.08 0
東大のY氏ってユダヤの御用学者か何かか?
ウソ八百の文章を雑誌に載せまくってるが。
415 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 21:04:51.08 0
416 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 22:07:51.75 0
>>407 だから、これから明代以降の中国史なんか専攻したって、もう大きな成果だせる可能性は少ないのよ。
逆に、まだ殆ど何も分かっていない他の地域専攻した方が、可能性はある。尤も、どちらにしたって
大学の仙人になるまでは険しい道のりだけどね。
417 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 22:20:40.71 0
>>416 おいおい、学生院生をディスカレッジすんなよ!
昭和に比べりゃ史料もたくさんある、参照枠組みの理論も百出状態、
中共の地方統治も外交関係も流動化。アカポスがなくとも、
この状況を冷静に分析し熱く語れるタフな人材を各界に送り出すのが
俺らの使命じゃね?
418 :
苦斎主人:2011/12/29(木) 22:32:02.25 0
中國人來問候
419 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 22:36:23.54 0
>>417 でも、今の時代状況をどのように把握認識すればいいんだ?
日本がトップを切って少子高齢化するのに続いて、中国は労働力人口が減少し、少子高齢化するのは
不可避。その時の備えは日本以下。生態環境の崩壊、特に森林資源の回復にはあと100年はかかるし、
水資源の枯渇も否定できない。森林資源回復はそのまま耕地面積縮小=食糧生産削減を意味するし、
これを補うべく発達させていた、多国籍企業との合辦事業も、輸出市場となっていた欧米の信用危機で
もう頭打ち。その影響はボディブローのように効き始めている。誰でもそんなことは分かっている。
そんな中国に魅力感じる日本人の若者がどれだけいると思うんだよ。外務官僚か防衛官僚、あるいは
ジャーナリストになって嫌々あの国と付き合うことになった変わり者以外に、中国なんかと関わりたがる
奴なんかいないよ。これは、戦前だって同じだったんだよ。
420 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 23:07:00.32 0
>>419 何かあの三人掲示板みたいになってきましたね...
研究の活性化・沈滞というのは、必ずしも現今の当該国民国家の動向と
必ずしもパラレルである必要はないと思うのです。
グライフのマグリビー商人研究も、史料そのものの面白さと現行理論に対する
含意の重さから導かれたわけですから。
学生募集状況やアカポスの絶対数が「時代状況」とは無縁ではありえない
のは当然のことですが、歴史家として、それを超えた何かを提示するのは
無理なのでしょうか?
第11次五ヶ年計画はおおむね成功だったといえるんでね。
422 :
世界@名無しさん:2011/12/29(木) 23:25:30.31 0
423 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 23:29:59.77 0
424 :
世界@名無史さん:2011/12/29(木) 23:52:30.90 0
オーストラリア人なんかに中国史などが分かるか。
レッテル貼りでも先入観でもなく、わからないだろうね。
426 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 00:16:30.38 0
西洋人が中国史をやろうなどとおこがましいことだ。侵略戦争をして植民地化を
はかった西洋人は中国にどれだけのことをしたのか考え直すのだ。アヘン戦争、
アロー号戦争の反省はまだされていない。
>>422 だから後進国に投資してるんだと思う。
今でも国内農業は自給率が過剰で叩き売り状態になっているし、
貧富の拡大もトロツキー以来言われてきた工業品と農業品との価格差は
大きな要因を占めるんじゃないか。
生産に対し調達のバランスは今でも取れているとは言えまい。
イランも原発開発問題で制裁が行われているし、今後中東が工業化を諦め
資源と農業にシフトするなら、生産に対する商品化の割合はもっと低くなり、
世界的に農産品が過剰になる可能性も十分に考えられるだろう。
>>426 > 西洋人が中国史をやろうなどとおこがましいことだ。
> 西洋人は中国にどれだけのことをしたのか考え直すのだ。
考え直すがゆえに,彼らも中国史をやっているのではないでしょうか。
こじ付けかもしれないけど、前近代史の研究成果も有益な情報ではあんじゃね
正しい情報源から得られ的確に分析された情報ってのは、価値がある。
430 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 02:03:30.69 0
431 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 13:30:37.61 0
>>424 >>425 わからないよ。でも、中国が国内資源漁りに来るんで嫌でも研究しないわけにはいかなくなった。
で、アメリカや日本に比べて見れば、あまりに見劣りする自国の中国研究の有様にがく然となった
オーストラリアの総理大臣の命令で、こうして相談に来たのよ。事情はフランスもイタリアも同じ。
それを、
>オーストラリア人なんかに中国史などが分かるか。
>レッテル貼りでも先入観でもなく、わからないだろうね。
なんて言って木で鼻をくくった態度をとっていてはだめ。なら、お前さんは彼等より中国が
分かるんだろ。直に教えてやればいいじゃないのか。言っておくけど、あのシンポジウムに
参加していたオーストラリア人、カナダ人は全員日本語、中国語どちらもぺらぺら。中には
日本の大学院で中国史の学位取得していた奴もどっさりいるんだってことを忘れるなよ。
>>426 お前の方こそ、清末の歴史が何もわかっていないよ。アヘン戦争、アロー戦争を
侵略戦争と決めつける一方的な歴史観を作ったのは、清朝のお雇い外国人だった
アメリカ人だってことも知らないのかよ。www
432 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 13:43:36.02 0
>>424 >オーストラリア人なんかに中国史などが分かるか。
そうでしょうかね。では訊くけど、袁世凱の政治顧問だったジャーナリストは何人だった?
その人物が集めた19世紀後半から1920年にかけての蔵書や欧米言語で書かれた数々のパンフレットは
今では中国現代史の貴重な史料だけど、これがどこにあると思うんだ?彼自身はなるほど中国語は
できなかったけど、中国の政治経済、社会についての理解は同時代の日本の歴史学者なんかとても
及ばなかったんだよ。
>>431 いや、だから反省がなされてないっていってんじゃないの?
歴史観を作ったのはそもそもアメリカが阿片利権の最輸入国だったからだし
イギリスは名誉以上求めていなかったという知識だけでなく、
アメリカの野心や行った事に対して西洋人は反省すべきだろう。
434 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 15:17:07.84 0
>>431 >日本の大学院で中国史の学位取得していた奴もどっさりいるんだってことを忘れるなよ。
具体的にあげてみろよwww どうせダニエルスだけとかだろwww
435 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 15:37:13.59 0
436 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 15:39:02.02 0
>>435 日本にアヘン戦争についてしっかり研究してるやつなんていないだろ。
437 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 15:40:09.02 0
>>435 Mr Nathan Woolleyなんて聞いたこともない研究者だな。少なくとも日本では無名だね。毛頭は、
まともに日本の研究史もひかないで論文書くからダメなんだよ。
438 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 15:42:03.95 0
439 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 15:43:59.09 0
>>437 そんなこと言ってるから、君はまともな研究者から相手にされないんだよ。
オーストラリアに限らず、英語圏諸国の中国研究者で尊敬されるのは、
外交官かジャーナリストとして現場経験積んだ人間なんだよ。国情の違いを理解しなよ。
いくら漢文訓読が正確であっても、日本の研究史に詳しくても、
同時代の中国を把握できていなくっちゃだめ。
440 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 15:46:26.73 0
>>423 言い忘れていたけど、ここで英語で発表していた環境経済研究者っていうのは日本人だよ。
441 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 15:50:22.17 0
>>437 経歴良く読んでみな。彼はまだ、博士号候補だよ。でも、ジャーナリストとしての
東アジア体験は、君よりずっと豊富だよ。日本の大学院でくすぶっているより、
よっぽどよく東アジア世界を見ている。韓国滞在体験もあるってこと。唐宋変革期を
勉強してから、ジャーナリストになって現代中国に取り組む日本人大学院生なんて
いるかね?40過ぎでも賤業非常勤から抜け出せない東大出身者より、ずっと優秀じゃないのか?
442 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 15:54:55.86 0
443 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 15:56:47.69 0
>>438 楽屋裏事情知っている人間としては、苦笑するしかないね。
444 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 16:03:12.49 0
>>436 >>442 もう一つ追加しておくと、アヘン戦争〜アロー戦争の経済史的背景を扱った論文なら、
>>438 の言う「一流の教授」が『盗用学報』と『高座中国近現代史』(灯台出版会)に書いた論文読むんだね。
あいつが収支論文踏まえて発表したもので、今でも読むに値する名作だよ。これを読むと、
>そもそもアメリカが阿片利権の最輸入国だったからだし
>イギリスは名誉以上求めていなかったという知識だけでなく、
>アメリカの野心や行った事に対して西洋人は反省すべきだろう
なんてきちがいじみた議論はできなくなるよ。どちらの論文も、あいつが出した最初の著書に
収録されている。
445 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 16:23:34.19 0
>>426 >アヘン戦争、 アロー号戦争の反省はまだされていない。
1926年のクリスマスメッセージで、政策大転換したのと、日中戦争中にビルマから雲南に続く
「援蒋ルート」を辿っての補給物資給与で十分なされたんじゃないでしょうか。
446 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 17:25:59.80 0
>>439 でもな、論文を書く上で研究史を調べるのは最低限の仕事だろ?中国研究をやる上で、日本の研究を
日本語が出来ないからと無視して通るのはおかしいんじゃないのかね。例えば、先日、日本に来てた
ドゥアラとかもそうだけどよ、あいつの中国農村慣行調査を使った研究の酷さとか知ってるか?
清末研究してる立場から言えば、欧米人の研究史調査能力と史料読解のいい加減さは驚かされる。
447 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 17:27:31.55 0
>>442 アヘン戦争なら新村のおばちゃまを忘れちゃいけないだろ。
東洋史学の学部生なんですが、中国における機動戦士ガンダムの受容について、って卒論を
書きたいと思ってるんですが、先輩から卒論のテーマとしてふさわしくないと言われました。なぜですか?
449 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 17:39:30.28 0
>>446 大事なのは、中国やアジア大陸諸国の現状を把握し、その近未来を正確に見抜くことだろ。
これに、王朝時代の歴史研究はどこまで貢献できるのか?日本の研究がこれに貢献できていないと
考えたからだろ。
>日本の研究を 日本語が出来ないからと無視して通るのはおかしいんじゃないのかね。
これは激しく同意。フェアバンクやメアリー・ライトの頃から言われていて、これじゃあかんって
言って日本の研究を高く評価しているのが、435で紹介したオーストラリア人やらアメリカ人なの。
特に、フォーゲルさんは、英語圏の研究者に対して日本の研究の水準の高さを一所懸命説明している人だよ。
>ドゥアラとかもそうだけどよ、あいつの中国農村慣行調査を使った研究の酷さとか知ってるか?
だから、あいつハーバード大学移籍人事で落とされて、シンガポールに都落ちしたんでしょうが。そんな
奴とは知ってか知らずか、当分権のシンポジウムに招いた人が、今度スタンフォードに移籍するってえ
噂だよ。
>>448 知るかそんなこと。
>>449 >ハーバード大学移籍人事で落とされて
初耳。
451 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 17:58:49.37 0
>>450 本当のことだよ。代わりに採用になったのが、ヘンリエッタだ。
>>449 >大事なのは、中国やアジア大陸諸国の現状を把握し、その近未来を正確に見抜くことだろ。
このスレで唯一、歴史学が社会に貢献してそうなところを示してくれてるな。
454 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 18:02:04.99 0
>>453 そう。ニュースソースは明かせないけど、いいかげんな史料解釈するじじーと
まだ日本語不十分だけど、中国語ぺらぺーらのねーちゃんを天秤にかけて、
若いねーちゃんにハーバードの未来を託したんだと聴かされました。
455 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 18:03:13.55 0
>>446 ずっと前に、ドゥアラと台湾で会ったときにその話したらごまかされたよwww
そもそも、清末からの慣行を分析するのに、満鉄の史料を中心においてやろうとすることが無理なんだよな。
貴志さんとかも指摘してたけどさ。
>>452 それを前近代史でやることの難しさったらないよな。
457 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 18:07:16.47 0
>>456 同意。前近代史で分かりやすく社会に必要性をどう解けるかってのは難しい。
>>454 ヘンリエッタ・ハリソンってオックスフォードじゃなかったっけ?うろ覚えですまんが。
459 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 18:22:19.89 0
東方の本野っちのコラム読みたいんだけどアップしてくれおwww
462 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 18:52:46.71 0
>>446 >清末研究してる立場から言えば、欧米人の研究史調査能力と史料読解のいい加減さは驚かされる。
日本史でも事情は全く同じ
とある有名欧米人研究者に面と向かって指摘したけど、その後一切連絡ないよ
463 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 20:03:27.17 0
>>461 自分で図書館行け、この馬鹿。
>>462 その代わり、こっちは、朝河貫一以来、日本史、東洋史の正確な解釈を英語で表現できないから、
おあいこじゃないでしょうかね。
>>463 何がどうお相子なんだよww
探偵ごっこ紛いの結論ありきな憶測からスタートするのと
先人の研究と資料のまともな読解の上に積み上げるのじゃ比較にならねーよw
465 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 20:26:30.69 0
>>464 自分の言いたいこと、漢文訓読解釈を、母国語以外で正確に伝達できないことよ。
こちらにだって、先人の研究と資料をまともに読解せずに、
「結論ありきな憶測でスタートしていた
下等You像みたいな男がいたでしょ。
466 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 20:29:39.57 0
それだけじゃない。1958年以来、コミンテルンの影響受けて、
史的唯物論の理論に沿った中国史解釈が1980年まで主流だったじゃないですか。
その中には、なるほど今でも読むに値する研究もあるけれど、あれだって
>探偵ごっこ紛いの結論ありきな憶測からスタート
したものがたくさんありましたよ。
清末民初に限定すると、あの時期の研究に関する限り、アメリカ側の圧勝だったと思いますがね。
自分のフィールド(9〜13世紀)でいえば,
40代の欧米研究者までは,まだ日本の研究を積極的に参照している。
でも20〜30代になると,かなり少なくなっている。
研究内容の違いがあるのはもちろんだけど,
まあ総じて日本を飛びこして研究している感じ。
結論ありきな論がダメとはつとに言われるけど、なんでダメなの?
読んでてイラつくとかいうこと?
469 :
世界@名無しさん:2011/12/30(金) 21:48:16.68 0
>>467 その原因をあちらの新世代研究者の語学力不足の所為にばかりはしていられないよ。
こちらが魅力的な成果を出し続けない限り、向こうだって苦労して日本語まで習得しなくなる。
1930年以前までに語学修業を終えることの出来た先達は、やっぱり英語やフランス語でも
論文書いていたか、向こうの学者に自分たちの成果を紹介する努力を怠っていなかったよ。
盗用文庫や、人糞研、ああ兼、悪多味亜T化の横文字雑誌なんかを利用した発信怠るべきじゃないね。
>>468 それこそ政治的プロパガンダに奉仕する学問にしかならないからだよ。
古くは羽仁五郎、それから里井彦七郎、下等憂増だの硲名隠岐の研究が
まさにそうだったでしょうが。
470 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 22:18:18.52 0
まあ、おっしゃることもご立派だが、硲名隠岐という当て字もご立派(笑)。
中国を研究してて分かったことがあるよ。あの国はいつまでも同じことを繰り返し続けている。
まさに循環史観で考えるべき国なんだ。
前漢(前206年〜後8年・約200年)
新(分裂時代)
後漢(16年〜220年・約200年)
魏晋南北朝隋(分裂時代)
唐(618年〜907年・約300年)
五代十国(分裂時代)
宋(960年〜1279年・約300年)
元(野蛮人征服時代)
明(1368年〜1644年・約300年)
南明(分裂時代)
清(1683年〜1912年・約200年)
中華民国(分裂時代)
中華人民共和国(1949年〜2250年・約300年)
統一王朝から分裂時代を経て統一王朝へと戻るロジックに基づいて中華人民共和国を
捉えるならば、少なくとも2250年くらいまで続くと考えられる。
472 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 23:34:38.99 O
>>471 隋と唐を分けちゃってる時点でソグドの人らに怒られるぞw
それでなくともおかしいのに、ワケわからん書き込みはやめろ
ソグド研究者の漢民族コンプレックスは笑えるねwww
474 :
世界@名無史さん:2011/12/30(金) 23:56:31.17 O
元(野蛮人征服時代)
↑これ変じゃない?そげな事言いよったら周が商を征して以来
ずーと野蛮人征服時代になっちゃう
ついでに言えば、唐、清あたりも野蛮人征服時代になるね。
ついでに言えば、唐(鮮卑系)、清(満洲系)あたりも野蛮人征服時代になるね。
唐代は陳寅格とか日本なら佐川英治あたりを読んで勉強しろ。清代は杉山清彦あたりを読め。
これだから西の三馬鹿は馬鹿にされるんだよ
北魏が鮮卑系、清は満州系でも、唐代の支配層は先祖が鮮卑系というだけ。
俺は、森安の考え方は、発狂史観だと思ってるよwww 東洋史研究会での発表とか聞いてて
毎度毎度よくこれだけアホな発表できるなと感心させられる。
479 :
世界@名無しさん:2011/12/31(土) 09:28:23.04 0
じゃやっぱり、関西にある主要宗教系私立大学から、「森安の獅子舞お断り」の返事くらって
焦りまくってるっていう噂は本当なんだね。
だって、あの人、学務とかできないでしょ。人と軋轢起すだけだし。
481 :
世界@名無しさん:2011/12/31(土) 14:32:58.07 0
引退したお下がり教授はね。学務できなくってもいいの。
代わりに客寄せ動員力が出来る、初級概説ができればいいのよ。
483 :
世界@名無しさん:2011/12/31(土) 14:40:06.31 0
>>481 学務は当然できないし、客寄せ動員力もあるわけもなく、初級の概説も、自分の論争中の学説を垂れ流す。
こんなやつ欲しい?早稲田で引き取ってやれよ。
486 :
世界@名無史さん:2011/12/31(土) 17:29:47.74 0
なんか浪速は話題になるキャラが揃ってるな。うらやましい。
でもそんな研究者の授業の方が学生には受けるんだろうな。
他説の批判やりだすと、テンションが上がるからなんだろうか?
487 :
世界@名無しさん:2011/12/31(土) 18:33:04.23 0
>>485 そういえば、佐藤次高先生の後任ポストって誰になるんだろう?
488 :
世界@名無史さん:2011/12/31(土) 21:12:35.81 0
rainen kara no higashi y0k0zuna no toyoshi wa taihen dawa
490 :
世界@名無史さん:2011/12/31(土) 23:02:20.61 0
>> 488 pourquoi?
491 :
世界@名無史さん:2012/01/01(日) 01:12:14.01 0
さて年も明けた。東横綱東洋史はどうして大変になるのかな?
492 :
世界@名無史さん:2012/01/01(日) 01:20:44.93 O
K松H男がまさかあんなことになるとはね。
どんなことになったの
494 :
世界@名無しさん:2012/01/01(日) 15:23:26.71 0
雑煮の餅が喉につかえたのか?
東洋史のスレッドなの清明上河図が話題にならないとはね。文化史が興味が無い人が集っているスレッドだな。
あんなゴミをわざわざ受け入れてどうすんだろうね。そんなことより小生は
中国の経済史のほうが重要だと思うよ。
497 :
世界@名無史さん:2012/01/01(日) 21:24:27.84 0
higashi yokozuna t0y0shi no jinji ugoita. atarasii yatuga irude.
498 :
世界@名無史さん:2012/01/01(日) 22:03:52.38 0
てことは岸本さんに続いて、誰かが移籍するの?
いや、大変なやつが本郷に移籍するとミタ。
500 :
世界@名無史さん:2012/01/01(日) 22:24:03.55 0
誰の後任?
501 :
世界@名無しさん:2012/01/01(日) 22:33:00.12 0
>>492 >>497 ってえことは、佐藤さんの後任になるわけ?
じゃあ、奥様が本郷に移籍するのか?
502 :
世界@名無史さん:2012/01/01(日) 22:38:45.92 0
でも去年くらいに筑波から早稲田に移籍したばかりじゃ?
東大っていま定年いくつ?
旦那さんのほうはそろそろ定年を視野に入れて私立への移籍もありでしょ。
というか、佐藤さんの後任として夫人が移籍したんじゃないの?
504 :
世界@名無しさん:2012/01/01(日) 22:57:06.43 0
灯台の定年は、63〜65だよ。
夫人が移籍していたの。へえ。
まあ、あり得る話だね。
65が定年の低能未熟や情痴は移籍先としては
魅力がないし、研究者、院生のレベルは分野によっちゃあ灯台以上だから、
お下がり灯台教授やお下がり旧帝大教授はいらないなあ。
小松さんは古巣に戻るんじゃないの?
まさか韜晦大学??
早稲田の定年って70だろ。
東横綱東洋史はどうなっちゃんだ。岸本、佐藤、桜井、小松と次々にいなくなっていくね。
ひょっとしてQ大のイスラーム人事もこの動きと関係してるのか?
510 :
世界@名無しさん:2012/01/01(日) 23:13:03.00 0
夫人が移籍したのは狂逝くの方だから、佐藤さんの後任じゃないよ。
じゃ、やっぱり佐藤さんの後任は彼なのかな。
511 :
世界@名無しさん:2012/01/01(日) 23:15:16.34 0
>>508 もう、本郷の方にはかつての威光はないんだよ。
大英帝国みたいに、斜陽になっていくの。
だって、給料は少ない。研究室、図書館、教室は汚い。
食堂で出る料理は人間の食べるものじゃない。
勤務負担は多い。定年短い。ろくなことがないもの。
早稲田への移籍なら、ありうるなあ。
本ごうの後任は誰になるの?
513 :
世界@名無しさん:2012/01/01(日) 23:25:12.12 0
早稲田は、Q大から生え抜きの那珂縞落掌を引き抜くために、
ポスト一つ温存しておくんじゃないのか?
ま、佐藤さん並に予算引っ張ってくれる人なら小松さんでもいいのかも。
そういや早稲田のモンゴル人事はどうなったの
515 :
世界@名無史さん:2012/01/02(月) 00:44:18.85 0
omaetachi nanimo siranaine. W no k-iku no jinji mo S ga subete sikunderuyo. 510 wa sirouto dana.
はっきりどうぞ
小松さんは定年とか関係なく東大から違うところに移るんだと小耳にはさんだが。
ちょっと不思議な異動だなとは思うが。早稲田ではないはず。
東横綱の人材流出が止まりませんね。
みんなこき使われてイヤになるのかな?
>ちょっと不思議な異動
夫人の代わりに霞ヶ浦方面とか?
まさか中央?
520 :
世界@名無しさん:2012/01/02(月) 09:35:05.72 0
>>515 へえ、知らなかった。文化構想学部なんていう日陰者の吹きだまりでおとなしくしているのかと
思ってたら、ろくなことしていなかったんだな。
521 :
世界@名無しさん:2012/01/02(月) 09:35:56.16 0
新免さんも50歳超えてない?今更、慣れた中央を出て、わざわざ仕事の多い東大に行くかな。
どう考えても中央の待遇の方がいいよね。
上のほうにも出てたけど、Q大のイスラーム公募は何か関係あるんだろうか。
横綱人事より、専業非常勤なので平幕人事のほうが気になる。
西日本のO大の面接に呼ばれますように・・・・
ん? 浪速の公募出てたの?
526 :
世界@名無史さん:2012/01/02(月) 17:18:16.36 0
A先生・M先生どちらの後任でしょうか。
さすがに浪速はひらまくじゃないだろ。
>>525 日本語読めないなら研究やめた方が良いよ。
>>524 でも今頃、面接やって、2月ごろ決まって、はい来てくださいでは、なんだよね。
まあ、浪速に移る人の後任というウワサだけど、明清の若手かな。
出しては見たけど、ロートルなので相手にされないからいいけど。
専業って何歳くらいまで可能かな。
>>496 『清明上河図』は、各朝代に受け継がれた画題である。
宋代を描いた北京本を代表として、各時代の社会経済史の史料でもあるのだけど、違ったかな。
大倉集古館には、明代の蘇州を描いた『清明上河図』が今展示されているよ。
今日は、140分待ちでようやく見ることができたほど、一般に有名になった。
この図巻についての研究は、社会的に有用なものといえるのではないか。
社会の需要があることは間違いあるまい。
531 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 00:31:49.76 0
宋代の研究者って、著作だしてるのに専業とか高校教員の方とかいらっしゃいますよね。
就職に不利な分野(社会の需要がない分野)なんでしょうか。
東洋史全体に社会の需要なんかありません。宋代史はコネの世界です。青木敦のように、
まともな著書や啓蒙書の1冊もなくてもちゃっかりいいポストにつけることもある一方で、
いつまでも高専でくすぶらなきゃならない人とか専業とか高校教員もいます。親が大学教授の
お偉いさんだと最高に有利だと思われます。
>まあ、浪速に移る人の後任というウワサだけど、
これ本当なの?
現任者は優秀な人だとは思うけど、浪速はOBは採用しない方針と聞いたが。
まあ、OBしか採用しない大学ってのも問題あるが、
OBだから採用しない大学ってのも問題あるかもね。
>>533 現任者も優秀かなあ。H島氏の劣化版のK山のさらに劣化版みたいな感じがするんだが。
>>531 著作を出しているし、論文も、同年代の専任よりあるのですが。
宋代史とくに政治史なので、就職はできないです。
やはり、構想力が足りないでしょうか。
>>536 宋代政治史で著作がある若手ってことは、彼かなあ。ちがってたらごめん。
三役以上の大学に就職するならともかく、平幕大学だと、同傾向の論文ばかりだと
「専門の分野しかできない」と思われて不利なんじゃないかな。
今年の大河ドラマは平清盛で宋との貿易もクローズアップされるらしいので、
いつもより期待して公募に出そうと画策中な宋代史のオレw
539 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 01:26:03.55 0
そもそも公募が出るんかいな?
これまで、宋代史限定で、募集があったのは、15年前?の岡山大学だけだろうね。
その結果については、このスレッドでは周知のこと。
>>538 3年連続で「坂の上の雲」が年末に放映されていたが、
近代史の院生が続々と就職したという話しは聞かんけどなw
宋代政治史って、O市立のHさんくらいしか知らんけど、
若手に人気ある分野なの?
>>540 宋代に限らず、どこの時代も限定しての公募は最早ないんじゃないの?
漢代史公募とか、明代史公募とか・・
よほど露骨な一本釣り公募ならともかく。
まー、最近はどこも後任人事しないよね。
わたしの後任ポストもどうなるんだろうと気にはしてたが、
数年以上たつのに補充されず、地元旧帝のポスドクがずっと非常勤してる。
544 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 02:00:11.81 0
宋代史とか明代史とか、一般向けのアピール難しそうだなー、とは思う。
明代史はアピールし易いでしょ、宋元清代に比べれば
546 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 09:36:12.72 0
たとえば?
宋代史研究者が影でAさんのことを悪口言う理由がなんとなく分かるな。
得てきた地位に比べての仕事量ってのもあるだろう。
>>538 日本史だけど、日宋貿易の研究してる俺も期待www まだ院生だけどねwww
そういやブルマン大がイスラームの後任公募してるね。
>>547 宋代史の中堅〜ベテランでも、業績は他の時代に比べてそんなに多くない。
これは史料的に研究を量産できない時代だからしゃーない。
>>549 某高専の先生とかはかなり頑張ってると思う。
>>550 むしろあの人はなんで高専に留まってるのか不思議。
実力にふさわしいところで活躍して欲しいとは思う。
まあ、もうすぐ某宋代史ポストが空きそうだが。
紅葉とか蝦夷とかに、宋代史の若手採ってほしかったなあ。
>>551 やっぱりそう思ってる人多いよね。学生指導できる大学で活躍してもらいたい。
>某宋代史
東の?
業績が少ない少ないと言ってバカにしてるけど、四十代で論文十本くらいあればまだマシな方。
同じくらいの歳でまともな論文が三四本しかない(しかも特に高い評価を受けてるわけでもない)
のに結構な上位校の教員に収まってる人間は東洋史業界に相当たくさんいる。
特に関西なんかひどいもんだよ。何なら列挙してみせようか?
>>554 俺もそう思う。じゃあ俺は東のほうでそういうやつを列挙するから西よろしく。前から不満に思ってるよそういう
ふざけたやつのことはさ。
556 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 11:22:43.69 0
盛り上がってまいりました
お前ら、杜の都をつるし上げるのはやめろよ。
>>554 個人名はなんだから、まず大学名を列挙してみて。
559 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 13:13:58.40 0
本野英一先生
あけましておめでとうございます。今年もご活躍を楽しみにしています。
新左翼一同、本野英一先生の新しい著書や概説書、翻訳書の刊行を今か今かと待ちわびています。
じゃあ俺は川島真氏の活躍を期待しとこ
それに加えて、結論ありきな西の三馬鹿の朋党がのさばらないことを願いつつ。
漢民族コンプレックスの、杉山正明、森安孝夫、桃木至朗が消えますように。
563 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 16:00:43.25 0
そのどすグロい情念は、研究を進めるうえでエンジンになるんだろうが
正月早々呪いの言葉なぞ吐くなよ。縁起悪い。
>>563 あなただって、濱下武志に対するどすグロい情念だけでここまでやってきたんだろうが。
>>551 某宋代史のポストについてkwsk
ヒントくれ。
566 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 17:41:47.70 0
いわゆる「南京大虐殺」ってのは現代の中国にとって一つの民族叙事詩なんだよ。
「凶悪で残忍な日本鬼子」に打ち克って民族の独立を成し遂げたという
近代の一大ドラマを語る上でどうしても必要な悲劇的クライマックスの一つなの。
実際に南京で殺された民間人なんて多分数千人いるかもどうかも怪しい、とか
日本軍の残虐行為より中国人同士の殺し合いの方が遥かに犠牲者が多い、とか
そんなの分かってても大きな「悲劇的象徴」としてどうしても
「南京大虐殺30万人」みたいなスケールのデカい事件が「物語上」必要なの。
フィクションを信じたい心、多種多様な民族集団をまとめあげるための観念的虚構の必要性の方が
事実の有無に優先せざるを得ない国なんだよ、中華人民共和国というは。
確かに上海戦から南京占領まで民間人の犠牲者合計したら30万くらいは行くから
その死亡数を一つの市内で起こった「大事件」として書き換えるくらい
中国人は何とも思ってないんだよ。
それでいくら日本人が文献やら論理で怪しい所を攻めても、
世の中、出来るだけたくさん人の心を揺さぶったモン勝ちなんだよ。
一人の嘘吐きな中国人を論破したところで、向こうはその間に十人の他の外国人に
「南京大虐殺ひどい!!日本人はなんて残酷なんだ!」と印象付けてるし
地球の人類の99.9%は歴史的事実の検証なんか興味無くて
その日その時その場の感情で生きてるだけの動物だから、
説得や反論なんてやるだけ無駄だし日本に勝ち目は一切無い。
もう一度中国と戦争して勝って歴史観を強制的に書き換えさせる以外に南京大虐殺という史上最大のデマを消す方法なんて無いんだよ。
568 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 18:05:48.14 0
単に、定年間近の宋代史研究者の後任が公募されそうってことでしょ。
まあ定年後にすぐに後任人事が動くとは限らんと思うが。
そもそも前任が宋代だからといって、後任も宋代とは限らんしな。
そもそも前任が退職したからといって、後任を募集するとは(ry
そういえば西横綱のFさんもそろそろ定年?
フマキラーの後任は誰になんだろね。
勝手な予想だけどTさんかな?
574 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 20:55:34.23 0
西横綱ってまだOBしか採用しないの?
西横綱の文学部はそうだろ。
中砂 明徳 准教授 中国中世・近世史
高嶋 航 准教授 中国近代史
↑こいつらは京大の教員としては微妙だよね。もっとマシそうなのがいくらでもいそうだが。
576 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 21:07:51.66 0
京大OBで、京大以外の大学勤務の中堅〜ベテランってどういう人がいるの?
佛教大の財政史の人とか、奈良大の元代史の人とか、
岡山大の遼金宋代史の人とか、京都府立の近現代史の人とか、
国士舘の遊牧史の人とか、大阪府立の明代史の人とか、
いちいち挙げるのも面倒なくらいいるよ
あそこは入文研助手経験者であることが絶対条件。
その経歴があれば少々微妙でも教員になれるし、
なければどんなに優秀でも教員にはなれない。
その条件満たす、Fさんの後任候補って誰だろう。
580 :
世界@名無史さん:2012/01/03(火) 21:46:10.69 0
>>575 いや、そのお二人は例外的にブリリアントだと思うが。
前者は構想力、後者は文書の扱い方が半端ない
構想力
中砂さんの論文ってすごく面白そうなんだが、
どうも文章が合わない。あくまで個人的な相性の問題で、内容の優劣とは関係ないんだけど。
>>577 大阪府立大学の明代史のやつも研究できないやつだよなあ。
明代史の先生方の一部は、山根さんとかの記念論集のぞくと、
ろくに論文発表してないような気がする。
佛教大の財政史も名前はよく知られているが、読むとたいしたことない。
ここのスレの人たち、厳しすぎw
587 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 00:58:38.37 0
ほんまやなぁ。お前ら誰やねん!って突っ込みたくなるわ。
一応、某有名な賞を受賞してますが何か?
>>587 Oくん?それともAくんかな?www 論文しっかり書けよwww
590 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 03:14:22.37 0
下品な体育会系関西人だよwww
>>583 この先生は、紀要とはいえ定期的に論文書いてるから問題ない。
明代史の某先生は、サイニィあたりで検索しても、2本しかヒットしない。
記念論集とかには載せてるのかもしれんが、何十年も教員やってて、これはすごい。
いくら昔でも2本じゃむりだろ。
S先生のことだったら、九大の東洋史論集に3本は載せてるよ。
サイニーだとなぜかヒットしないけど。
てかサイニーにヒットするわずかな論文も学内誌だけじゃんか。
手書き時代に就職した人と、いまのネット時代の人を一緒にしてはならん。
そんなこと言ったら、『史林』『東洋史研究』『東方学報』はどうなる。
一応京大が絡んでるが、誰もこれらを「学内誌」とは言わないでしょ。
私の知る限り、論集にあと二本載せておられます。
決して粗製濫造しない、研究者の鏡ですね。
>>596 そうだね、そういう時代についていけない人はとっとと研究者やめるべきだよね。というか早く死ね。
……年齢はいくつくらいの先生なの??
山名だろ。
論文が少ない人は、講義とか教育に力を入れてるんだろ。
それはそれで立派で意味あることだと思うがね。
まず東洋史に関心もってもらうことが必要だと思うが。
>>602 ところがどっこい、講義や教育に力を入れてないやつもいるんだよね。
そもそも、大学教員なんだから、研究、教育、雑務はそれなりにバランスよくこなさなきゃまずいだろ。
40歳にもなって常勤になれず、結婚もできず、貯金もない俺はどうすればいいわけ?
まず学位とって、著作だすことかねぇ。
それでも最近は厳しいが。
無職の若手がここで論文少ない教授を非難したくなるのも分かる。
せめて全部のポストで後任が補充されるような時代だったらなあ。
606 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 15:53:53.57 0
>>590 東方学会賞の受賞者リストみたが、知らん人も結構いますね。
論文検索しても『東方学』1本しかヒットしない女性とか・・
もしかすると結婚して姓が変わってるのかも知れないけど。
このスレではよく東洋史学の存在意義が話題になるけど、はるかそれ以前の問題だよね。
そもそも東洋史学者を名乗ってる人間たちが東洋史の研究をしてないんだから。
いま東洋史学が存亡の危機に立たされてるのも、結局はそうやって自分の義務を果たさずに
ダラダラダラダラダラダラ過ごしてきた爺さんたちの責任だろ。
>>606 その女性は、中国史はやめてしまって、イスラム研究に転向しご活躍中のようです。
昨年、博士号をそちらでとられたようですね。精力的なお方ですね。見習わないと。
609 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 16:12:25.48 0
>>604 40を過ぎたら、自分の顔と地位は、自己責任。
610 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 16:32:11.19 0
>>608 ああ、魏晋南北朝のKさんの方ね。
てっきり清代史のHさんのことかと思ってびっくろいした。
611 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 16:58:05.03 0
宋代史、明代史だけしか論じられない、教えられないっていう手合いが多すぎないか?
宋代史で論文書いても、近現代まで教えられますってえのに、ポストが与えられるんだよ。
逆に、近現代やって論文書いてる奴でも、宋代あたりまでさかのぼれます、他の地域についても
勉強していますっていう能力がないと駄目。今は人員削減の結果、こういうことになっているんじゃ
ないだろうか。
そうだね。木阿弥くんのように、近現代史以外にも、善良な予備校教師をいたぶるような真似とか
過去の崇高なる学生運動を貶めるようなことも出来なきゃいけないよね。
613 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 17:04:46.07 0
専門のほかに、漢文も、中国語も、現代アジア事情も、
できれば市民講座受けしそうな古代中国ネタ、
全部できそうな若手がほしいんだろうなあ・・・
昨今のアカデミズムは、すべての東洋史研究者に対して、宮崎市定になれと要求してるな。
手書き時代にあれほどのものを書き残した宮崎市定。
それに比べて
>>596の甘ちゃんぶりときたら・・・
616 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 17:19:09.86 0
>>善良な予備校教師
wwwwwwwwwwwwww
宮崎翁の時代は先行研究もすくなかったでしょ。
ネットの検索機能もない70〜80年代に就職した世代に、
業績が少ないのは仕方ない。いまみたいに気軽に中国に調査も行けないし。
>>616 偉そうなことばかり言ってるけど、概説書とかいつ出すんだよ。どうせ出せないんだろwww
>>617 昔は論文書くのが大変でも、今も研究者やってるなら、時代に適応してしっかり論文を
書いていけよ。論文数が少ないなんてのは言語道断。濱島敦俊とか見ろよ。
620 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 17:34:06.25 0
>>617 >いまみたいに気軽に中国に調査も行けないし。
でも、1940年代までの実地調査を踏まえた、天野元之介、今堀誠二、仁井田陞、福竹直、根岸佶、
村松祐次、柏祐賢の研究があったよ。松本重治は、中国語はできなかったけど、上海で
ジャーナリストとしてものすごい活躍してたよ。もっと前なら、満鉄や臨時台湾慣行調査会の
研究もあったよ。こういう成果を間接的に利用していたのは間違いない。
先行研究の多少をうんぬんする議論なんて、ナンセンスだ。独自な着想がありかなしか。叙述表現力が
問題にされるんだよ。
>>620 田中正俊のようにマルクス歴史学につかって、結論ありきの論文を書いてたクズは墓場を暴いて鞭で骨を
叩くべきだよね。
622 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 17:42:14.24 0
>>612 >過去の崇高なる学生運動を貶める
歌舞伎町の行きつけの飲み屋の親父を連れこんで、不法占拠した母校の学部長室を
失火全焼させた運動が「崇高なる」学生運動だったでしょうかねえ。wwww
国有財産破壊し、生協に多大の損害を与えながら弁償もせず、責任もとらず、
したり顔しているあなたみたいな人間を糾弾するのは、当然だと思いますがね。
それに、あなたは在学中も、同じセクトからも、そして卒業後は、子分達からも
嫌われて、追い出されていたから、この手法は使えないと思います。当時の
新聞報道記事は、史料として全部入手してあります。異論がおありなら、
当時の史料を、適宜ここにご紹介いたしますが。
623 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 17:44:43.65 0
>>618 入門書を書くという約束は、某出版社としてあるが、
概説書を書くという約束をした覚えはないよ。
>>621 彼の書いた論文を一つでも読んだことがあるのか?
>>622 やってみろよ。できるもんならな。どうせ史料なんて何も持ってないんだろ。まったく強がってばかりなのは
昔と変わらんな。善良な募金運動に参加しない強情さといい。
625 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 17:50:16.77 0
じゃまず、週刊新潮の実名記事からやりましょうか。これには実名が書かれていましたっけ。
あと、『週刊東京大学新聞』の当時の一連の記事。それから、東大文学部長室全焼事件直後の
大新聞の報道記事。これは縮刷版からみな採りました。飲み屋の親父云々は、事件翌日の
毎日新聞夕刊記事を踏まえていますが。
626 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 17:51:26.77 0
ただ、まだ本富士警察署での供述調書は入手してません。
情報公開法利用して手に入れてみたいと思っていますけど。
627 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 17:55:47.45 0
>>624 そうそう、書き忘れていたけれど、入手した史料コピーは全て
勤務先の然るべき部署にも提出してあります。小生がここに書き込んでいることを
心配しているようなので。従いまして、何かあった場合は、即刻警察に通報されるようにも
なっております。念のため。何しろ、あなたは何をしでかすか分からない人ですからねえ。
630 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 18:00:37.96 0
なんで、本野先生と新左翼さんは和解できないわけ?もうどっちも糞ジジイなんだから
そんなことで争っても仕方ないだろ。お互い仲直りしなさいよ。
M野先生がアムロ・レイで、新左翼がシャア・アズナブルだと考えれば理解できる。
この例えが分からない人は是非ぐぐってくれ。
632 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 18:04:31.74 0
>>628 東大新聞は現物バックナンバーが東京大学の各図書館に保存されています。
>>629 まだやってないから分からない。でも、戦後史を研究する上では重要な史料になる。
>>631 面白い譬えをありがとう。あとでやってみます。
>>627 ここ数スレ見てるけど、ほんとに何をしでかすかわからんようなやばいやつなの?
先生と同世代ならもう50代ですよね?
634 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 18:07:40.83 0
さて、来年のシラバスが書き終わったからupしよう。今年に比べて3コマも増えてしまったから
こなしきれるだろうか。
635 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 18:09:23.74 0
ところで、京大人文研が中国前近代史で助手を募集してるけどあれって誰か意中の人がいんの?
>>631 >是非ぐぐってくれ。
M野先生「ぐぐったね!? 父さんにもぐぐられたことないのに!」
637 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 18:11:32.55 0
東大文学部学部長室の失火事件後、
新左翼「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちと言うものを。」
638 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 18:13:14.46 0
>>633 去年で還暦だよ。今、忙しいけど、後で『週刊新潮』の実名記事からこいつの略歴晒しあげる。
因みにこの男は新左翼なんかじゃないよ。マルクス・エンゲルスはおろか、
スターリンも毛沢東も勉強したことない。その場の状況で権威筋の尻馬に乗って、
劣等感抱いている人間や組織を冒涜することだけを生き甲斐にしている男だよ。
安田講堂内部をがれきにして7年間使用不可能にしておきながら、その責任もとらず、
といっても、駿台予備校で物理の教師をしながら、科学史についての名著を刊行し、最近も
政府の原発政策批判をやって注目されている山本義隆なんかとは、月とすっぽんのごろつきだ。
639 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 18:16:00.63 0
>>636 ちょっと笑った。
アラフォーが結構いるね、このスレ...
>>639 業績はそこそこあるのに、就職が決まらず、不惑を過ぎて鬱憤がたまってる世代。
あ、おれもだ・・(´・ω・`)
641 :
世界@名無史さん:2012/01/04(水) 18:19:15.62 0
>>639 このスレは、
常勤教授・20%
常勤准教授・講師・20%
専業非常勤・ポスドク・20%
博士課程院生・10%
修士課程院生・10%
学部生・5%
新左翼・10%
その他・5%
で構成されています。学部生は怖くて入ってこれません。
>>183 黒田明伸の研究が村松祐次とかポランニーに依存してるなら、黒田の研究って必要なくね?だって、村松とか
ポランニーの研究を読めばいいわけだし。
このスレッド進行早いね。手元の論文は遅遅として進まないが、
後、3日すれば、何とか形にはなっているだろう。
今日も、幾つか重要な論点が見つかった。次の段階は、それをつなぎ合わせることかな。
物理的にはプリントアウトして、眺めることです。
問題は座談会が面白すぎて、常駐してしまっていること。
>>643 ナカーマwww 申請書類期限とかあるのに常駐してます。
645 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 18:44:11.85 0
>>642 そうとも限らないよ。銭まいてド貧民が暮らしに困らない程度の食い物と着るものが手に入るように
する、地元のボスと事なかれ主義官僚で出来ている市場構造の意味と、何でこれが19世紀末になると
ぶっ壊れたのかっていうことだけは、初めて解明できたもの。だけど、どうしてあんなに小難しいんだ。
あの男の書くものは。
>>619 その分、昔の論文は御大連中含めてカスみたいな論文ばかりだろ。
647 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 19:54:28.44 0
>>646 過去の論文をカスにするために、新しい論文書くんだからそれが当たり前じゃないのか。
『職業としての学問』って本を読んでみな。
本野さんはどちらかというと若手の味方だと思ってたけど、時々老害の擁護もするよね。
649 :
世界@名無しさん:2012/01/04(水) 20:49:00.40 0
>>648 これは老害の擁護じゃないよ。彼の明らかにしたことを踏まえて新しい展望開拓したいんだったら
どうすればいいのか、ってことを教えているだけだ。
>>640 人事なんて、運も多分に作用するから腐らないで。
40越えても頑張って論文書き続けて就職した人もいるんだし。
>>648 十分、若手の味方だろ。老害の研究を過去の遺物にしちまえよって言ってるんだから。
中には酷い指導教員もいて、自分の研究が過去の遺物になるのを恐れて、学問以外
のところで嫌がらせをするクズみたいな老害もいるが、そういうやつも、研究で叩き潰せば
道は開けるってことだよ。
652 :
世界@名無史さん:2012/01/05(木) 00:08:40.29 0
>>651 >自分の研究が過去の遺物になるのを恐れて、学問以外のところで
嫌がらせをするクズみたいな老害
具体例どうぞ!
↓
653 :
世界@名無史さん:2012/01/05(木) 02:37:08.28 0
宮廷、めいけい、しょうし、都の西北、橋下市大
以下では想定しにくい話だな。
帰省から戻ったら、新年早々公募落ち発覚・・・
ここで老害老害って喚いてる奴らもいずれ年取って同じように
業績がしょぼいだのクズだのと叩かれるんだろうね。
そのときまで「東洋史」って分野が存続してればの話だけど。
やったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、
仙人になったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
南アジア史で仙人なんてなれるんだなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
658 :
世界@名無史さん:2012/01/05(木) 14:50:36.34 0
おめでとう!
>>658 アメリカだけどなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
660 :
世界@名無しさん:2012/01/05(木) 15:18:08.06 0
じり貧のこの国から脱出できるんだ。もっとよかったじゃないか。
>>657 いいなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
すぐ戻ってこれるよ。
枠減るから戻ってくんなw
>>660 >>661 おそらく誰も聞いたこともないような私立大学だけどなああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああ。
はあ、留学時代の恩師のつてで行くことになったけど、この大学つぶれないだろうか。
>>662 日本の公募で80連敗(南アジア史の公募なんて糞少ないのに)くらいした俺が日本に戻れるとは
思ってないよwww
ここの人は、文化史には、あまり興味が無いみたいだけど。
週末の日曜美術館で、東博で開催中の故宮展が紹介されます。
『清明上河図』については、I原先生のコメントが紹介されるそうです。
私は、今、東博でパイドゥイしています。
就職できない宋代史専業より。
愛宕元氏死去。68才。ご冥福をお祈り申し上げます。
本野英一氏存命。56歳。今後の活躍をご期待しております。
文化史的アプローチでこの東洋史スレに渦巻く愚痴を斬ってくれればよい。
669 :
世界@名無史さん:2012/01/06(金) 20:44:20.73 0
670 :
世界@名無史さん:2012/01/06(金) 21:13:13.21 0
>>666 現任でお亡くなりか。
西横綱定年でまだ2〜3年くらいだというのに。
ご冥福をお祈りいたします。
>>669 へえ、近現代朝鮮史とは珍しいね。でも、前に、近現代中国史の公募があったときみたいに、N村元哉的な
意中の人はいるんじゃないかと思えてしまう。
672 :
世界@名無史さん:2012/01/06(金) 21:26:26.63 0
難産には2年在籍だっけ。
673 :
世界@名無しさん:2012/01/06(金) 22:09:12.46 0
確か、2年か3年かとかそんなもんだったよね。M田雄二郎が退任したら、N村かO野寺のどっちかが
東大地域に戻るんだろうなあと予想してる。
675 :
世界@名無しさん:2012/01/06(金) 22:30:42.91 0
676 :
世界@名無しさん:2012/01/06(金) 23:16:14.10 0
>>671 そういえば、岩魚見から単独著書出した賤業非常勤が一人いたな。
有力候補がいるとすれば、あいつじゃね?
>>676 O川原さんでしょ。確かにT崎先生の後任となると妥当っぽいね。歴史学研究会とかでも活躍
してたし、ありえるな。でも、彼は同志社で助教になってなかったか?まあ、津田塾なら
戻ってくるか。
678 :
世界@名無史さん:2012/01/07(土) 14:16:53.78 0
これ来年四月の着任なんだよね。
ますます出来くさいな。意中のやつがいて、その人が身辺整理する時間を考慮して
こうしてんだろうか。
680 :
世界@名無史さん:2012/01/07(土) 14:21:06.59 0
あ、それと高崎は日本史だろう。日本史の公募も出てる。
22 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2012/01/06(金) 23:40:34.39 0
AKB=金正恩
この意味わかるか
AKBという捏造ブームの裏に何があるか見えるか?
遅まきながら『東方』見た。
M野先生は(このスレでは散々繰り返してきたことだが)、
東洋史学者として完全に中国を見限ったということを公式に表明したわけですね。
683 :
世界@名無史さん:2012/01/08(日) 02:07:42.89 0
別に中国を見限ってもいいけど、日本はこのままでいいの?
中国を見限ればそれだけで日本がましになる、ということで
はないんじゃない?
あるいはそれは東洋史学者の責任外ということ?
中国史に関する日本人の役割が、早晩欧州史に対する立ち位置(概説と翻訳)と
同じものになるのは避けようが無いでしょ、どれだけ頑張ろうとスタート地点に差があり過ぎるから。
685 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 08:53:03.91 0
>>682 >>683 >>684 日本の東洋史っていうものは、根本的にスタイル変えなくちゃいけない時期に来ているんだよ。
「対外開放」体制の矛盾を見極めて、これがどうやって形成されたのか。
これが、これからの中国史研究の目的だって言うことを強調しているの。英語圏の中国史研究者のスタイル
見倣いなよ。「中国への幻滅」なら修士論文を書いていた、1980年代から持っています。
これは、香港で暮らしていて頃、訪れた中国の実態を見た感覚を踏まえています。
同じ体験をしていらした中嶋嶺雄先生と共通しています。
中国社会、香港社会での生活体験踏まえて独自の中国解釈書くと、
必ず国内の「友好屋」から「反動」「三流」というヤジが飛んでくることだけは同じだねwww。
でも、日本がどんなに中国と離れたくても、中国はそうは問屋が卸してくれないよ。これからも、
色々言ってくる。アメリカが形成した対中国包囲網を切り崩すのにうってつけで、一番の要衝はこの国だもの。
これは、滞日経験が長い、ある中国共産党員が打ち明けてくれた話だ。
「日本人がどんなに中国の悪口を言っても、日本は中国から離れられません。東日本大震災で国土が東にずれたと
言っても、数メートルでしかなかったすから」ってね。
この人物が言っていた通り、北京は、微笑戦術に切り替えてきた。故宮博物院展で「清明上河図」貸してくれたり、
尖閣列島問題「棚上げ」(と言いながら絶対領有権放棄していないけれどwww)、
そして今度は皇太子夫妻訪中ご招待提案ときた。
こういうしたたかな国とどう付き合えばいい?
これを考えるためにも、歴史研究って欠かせないよ。
686 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 09:00:54.65 0
687 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 09:04:23.92 0
>>686 訂正
「平川祐弘先生が教わった」→平川祐弘先生の著作から教わった。
追加
私が学部、大学院で大きな影響を受けたのは、この先生と、あとは坂野正高先生だ。
688 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 09:16:18.69 0
あと、「三流御用学者」だの、「研究が行き詰まった」だのという悪罵や
「閣下」などといった褒め殺しと抱き合わせで実名晒し攻撃するのは、
紹介した書物に目を通してからにしてくださいね。
689 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 09:28:39.46 0
>>682 >東洋史学者として完全に中国を見限ったということを公式に表明したわけですね。
「見限った」のは、今の日本の中国史研究のスタイルと、日本の東洋史研究者の中国に対する態度全般です。
私に「中国を見限る」ことなんかできません。それは日本人としての生き方を捨てることを意味します。
ただ、明治以前の様に、日本国家と日本人が、あの国から文化的影響力を受けることは、もうないと思います。
まさに三流たるべき心持ちだなw
兵卒や単純労働者以外のあらゆる職業に向いてないけど、とりわけ学者に不向きだわ。
691 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 10:30:10.70 0
>>690 じゃあ、一流足るべき心持ちっていうのは何?教えてよ。
692 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 10:34:03.34 0
>>690 具体的な反論をせず、抽象名詞だけ並べて人を貶めるのは、典型的なペテン師のやり方だ。
これを一番うまくやってのけたのは、レーニン『国家と革命』だけど。
>>691 予断と先入観を排除し、偏見によって洞察を曇らせないのは
一流以前に、学部生でも身に付けてないのは大学生として三流。いい歳して幼稚過ぎだよ
694 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 12:23:03.70 0
>>691 >予断と先入観を排除し
>偏見によって洞察を曇らせない
現地で体験したありのままの現実に基づいた史料解釈ですけれど。
解釈っていうのは、最終的には「独断と偏見」にならざるを得ないと思いますが。
>一流以前に、学部生でも身に付けてないのは大学生として三流。
日本語でOK
これも、
695 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 12:29:50.04 0
>予断と先入観を排除し、偏見によって洞察を曇らせない
こんなこと言う奴に限って、昔は文化大革命を褒めあげ、
今じゃ改革開放で中国は、昇竜の勢いで、いずれ世界を席巻する、
なんて言いふらすんだろ。
696 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 12:46:36.18 0
>>691 そこで暮らしていた当人達も気がつかないでいる、社会の特質を指摘し、
これで今までの解釈を覆せること。また、それでその社会の今後について
正確な見通しを立てられること。
前近代、近現代を問わず、最近の日本の東洋史研究者にこの力量のある奴は一人もいない。
>>685 全くその通りだと思うけどさ、タコツボに籠もってしこしこ社会的貢献も考えず(上のほうで散々
そういうのから逃げてたやつがいるだろ?)に研究することに意義があるなどと開き直ってる連中が
大半を占めるような現状が東洋史学にはあるだろ。こいつらに研究費を与える意味とかあんの?
淘汰されるべきなんじゃねえの?そういう東洋史の現状を変えるにはどういうことが起こればいいと
思う?
698 :
世界@名無史さん:2012/01/08(日) 13:11:02.61 0
学部生から質問です。なぜ日本の歴史学科には現代史をやる先生がほとんどいないんですかね?
東洋史、西洋史、日本史に限らず、1945年以降をやってる先生が少なすぎるような気がします。
政治史とか経済史とか地域研究とかだとそういう先生はいるのに。
699 :
202:2012/01/08(日) 13:19:39.61 0
しばらく見ない間にすごいスレが進んでて驚いた。
>>203 >Womack論文集
紹介ありがとうございます。今度見てみようと思います。
>その理由を英語で説明していくのです。
中国人留学生(?)に英語が通じますか?うちの大学(先生のところより偏差値が20くらい下です)だと
英語はおろか日本語も怪しいのです。あげく、中国語で授業をやれといわれる始末。日本に留学しに来て
なんで中国語で授業をやれと言うのか意味がわかりませんでした。さすがに、そこは日本語で授業しましたが。
700 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 13:19:57.13 0
>>698 あなたが
>政治史とか経済史とか地域研究とかだとそういう先生はいるのに。
と仰っておられるように、現代史研究の本場は、法学部や経済学部だからですよ。
>>697 試みの一つは、歴史研究者と現状分析者との対話でしょうかね。あるいは自然科学者、地理学者との
対話でもいい。後者なら、1980年代に『中国江南の稲作文化』シンポジウムが代表例。NHKから
書物となって刊行されています。かなり難解だけど、アジア前近代史研究に与えたインパクトは大きかった。
後者は、アメリカで試みられ、その紹介書評を書いたら、早速
>>682 みたいな見当外れなことを書き込まれてしまった。
>淘汰されるべきなんじゃねえの?
全く賛成。
>そういう東洋史の現状を変えるにはどういうことが起こればいいと 思う?
目下読んでいる最中ですけれど、『新しい世界史へ』(岩波新書)みたいなのは、その試行錯誤の
一つじゃないでしょうか。
701 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 13:25:31.50 0
702 :
世界@名無史さん:2012/01/08(日) 13:30:26.03 0
>>700 この前ようやく仙人になれた近現代史研究者ですが、若手(40代以下)には先生のような
目線で中国を見てる人は多いと思います。我々が物心ついて、勉強を始めた時代は中国に
対する幻想なんかなかったことも理由にあるんじゃないでしょうか。先生世代より上だと、
革命戦争、文化大革命の幻想に縛られてしまった人も多いですし生れた時代のパラダイムは
大きいかと。
703 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 13:32:52.87 0
そうそう、一つこちらから質問。その昔、「敦煌文書の中から女奴隷の売買文書見つけた」と
大宣伝していた西横綱の中央アジア史の先生がいらっしゃいました。彼の言っていたその史料を
よくよく読んで見たら、それは単なる荷車の貸借書に過ぎなかったってことを、11月3日恒例の
某有名学会で暴いたため、「あいつは旧制三高出身のくせして、先輩に恥をかかせた」と逆ギレされ、
この某有名学会への出入り禁止を食らった東横綱のトルコ民族史の大先生がいらっしゃいました。
小生が学部学生の頃、この大先生が授業中に紹介したエピソードです。この時問題になっていた
敦煌文書、あるいは西横綱大先生の論文について心当たりのある方はいらっしゃいますか?
>>703 護さんと京都の羽田一味が仲が悪かったって話のこと言ってるの?
そういや、羽田一族ってすげえよな。羽田亨→羽田明→羽田正って全員東洋史学者とか。
564 無党派さん sage 2012/01/08(日) 15:32:06.15 ID:+NL7BmOt
中川正春文部科学大臣の後任を、羽田正東京大学教授(歴史学)で調整中。
羽田氏は、野田総理の勉強会などの顧問を務める。
↑舛添に続くか?
708 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 17:11:08.59 0
>>705 そうです。学部学生時代に、彼に新宿の行きつけのバーに連れて行っていただいたときも、
ママさん相手にこの話ししていらっしゃいました。女奴隷と荷車の区別をどうやってつけたのか。
そもそもの史料は何だったんだろう。って。恐らく、護先生を敵視していらしたのは、亨先生だったのだろうと
思います。
このスレってさ、なんでこんなにヒントが少ない質問で、ぱっと回答できるんだ?名前も全然
ぼやかしてあるし、わけがわかんないよ。
>>694 現地での待遇が悪かったせいで、誇り高き氏の心は憎悪に歪んでしまったのか。
現代中国の現地体験に基づいて、前近代中国の史料を解釈する。
本気でそう考えてるなら先ず以て大学院にすら入れないけど、本気でそう思ってるの?
>>696 選ぶ進路が違うよ、外交官試験受けて外務省にでも入ればいいw
御呪いや創作活動をしたいなら哲学科か国文学科か、ともかく歴史学に全く向いてない。
711 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 18:09:12.79 0
>>710 >現地での待遇が悪かった
実際に行って暮らしてみてごらん。大学の学生寮以外でwww
傍目には御殿に見えるような暮らしが実は、籠の中の鳥なんだからwww
>>現代中国の現地体験に基づいて、前近代中国の史料を解釈する。
>本気でそう考えてるなら先ず以て大学院にすら入れないけど、本気でそう思ってるの?
本気ですよ。そして、そうやって大学院も無事に終えました。
>選ぶ進路が違うよ、外交官試験受けて外務省にでも入ればいいw
>御呪いや創作活動をしたいなら哲学科か国文学科か、ともかく歴史学に全く向いてない。
史料をどう解釈するのかは、創作活動と同じです。史料に書かれていないけれど、実際に
起きていたのはこういうことだったに違いない。これを説得力ある文章にまとめるのが歴史学研究の
醍醐味ですから。
>ともかく歴史学に全く向いてない。
あなたは、ただ史料に書かれている事実だけを並べることが歴史学だと勘違いしていらっしゃいます。
>>696
そういう歴史大河文筆活動は西の三馬鹿がやってる分だけでお腹一杯。
713 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 18:17:55.34 0
>>709 実際の東洋史研究者がたくさんここを見ているからですよ。
>>710 作家が歴史を描くことと、歴史家が歴史考証をすることの違いなら、
>>686 で紹介した対談集に詳しく説明されています。外交官が書き残した報告書を読んで、
彼等が意図的に書き残さなかったことや、気がつかなかったことを暴き立てていくのが
私たちの仕事ではないのでしょうか。中江要介元中国大使も、ずっと以前、
日経新聞に連載していたコラムの中で、外交文書だけ読めば何でもわかるってものじゃない。
墓の中まで持って行かなくてはならない秘密があるって書いていました。
切り抜いてスクラップブックに保存してあり、ゼミで必ず学生に読ませています。
あの干からびた報告から、真実を甦らせるのには、現地の生活体験は不可欠だし、
それに、私は近現代史専攻ですから、
>現代中国の現地体験に基づいて、
清末民初の史料を解釈することはかなり可能です。特に、中国で暮らしていた外国人(イギリス人、
アメリカ人、日本人)の書き残した記録の場合は。
同じようなことは、日中戦争期の中国に滞在していたフェアバンクが、清末についてやっていたでしょうが。
清朝末期以降なら話は解るけどスレ違い、オカ板か政治板にでも行けばいい。
書き残されていないことを書き立てるのは、諜報員や文筆家のお仕事
法学部や経済学部ですらやらないわ、性格が歴史学に全く向いてないよ。
715 :
世界@名無史さん:2012/01/08(日) 18:50:00.40 0
何か訳わからなくなってきた。
チャイナスクールvs反チャイナスクール
中国史vs中央ア史
近現代史と前近代史
ユティリタリアンvsカンティアン(ちょっと違うか)
修正主義vs素朴実証主義
そして
われらM先生vsトリックスター
複数の軸が入り乱れて荒れ狂ってるな、このスレは
716 :
世界@名無史さん:2012/01/08(日) 18:52:28.74 0
心の軸を大切にするのじゃ、平太。
717 :
世界@名無史さん:2012/01/08(日) 18:58:46.34 0
そっか、今日からか
718 :
世界@名無史さん:2012/01/08(日) 19:01:38.26 0
震災前
/::::::::::::::::::::::::::::::;;::ノ ヽ;::\
/::::::::;;;;;;;;;,,,;;...-‐''"~ ヽ:;::l
|:::::::::::| 岡田 異音 |ミ|
|:::::::/ ,,, ヽ,、 '|ミ|
'|:::::::l '''"" ゙゙゙゙` |ミ|
|:::::|. ,,r ‐、 ,, - 、 |/
,/⌒| ノ ・ _), (. ・ `つ|
| ( "''''" |"'''''" |
ヽ,,. ヽ |
| ^-^_,, -、 |
| _,, --‐''~ ) | マニフェストもう守れない。どうしよう・・・・
'ヽ ( ,r''''''‐-‐′ /
震災後
|:::::::::/ |ミ|
|::::::::| ,,,,, ,,,,, |ミ|
|彡|. '''"""'' ''"""'' |/
/⌒| -=・=‐, =・=- |
| ( "''''" | "''''" |
.ヽ,, ヽ .| キリッ
| ^-^ |
. | ‐-===- | 大震災が起こったのだからマニフェストの破綻も致し方ありません
,\. "'''''''" /
朝鮮民主党
おわり
719 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 19:35:03.10 0
>>714 お前さん、一度史学概論勉強してからここに出直して来なよ。
>清朝末期以降なら話は解るけどスレ違い、オカ板か政治板にでも行けばいい。
それどころか、明末以来中国社会の基本的特徴は変わっていないよ。
これが見抜けない節穴のような目しかしていない奴が多すぎるから、
東洋史研究って重要なんだよ。世界中の歴史研究者が「長期社会変動、la longue duree」
って言ってこの問題を扱い出すようになっているだろうが。
日本社会だってその基本的特徴は18世紀から変わっていないし、ひょっとしたら
南北朝あたりから変わっていないっていう説もあるんだよ。
ウソだと思うんなら、武田晴人『日本人の経済観念』(岩波現代文庫)って本読んでみな。
720 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 19:42:33.00 0
>>714 >書き残されていないことを書き立てるのは、諜報員や文筆家のお仕事
彼等が意図的に書かなかったことを、仮説を立てて埋めていくのが研究者の仕事だよ。
この方法は、進化生物学や天文学、物理学にも共通している。史学概論、科学論で教わった筈の
非実験科学の基本知識だろうが。諜報員は、自分が見聞したことを報告するのが仕事だよ。
歴史を描く文筆家の想像と研究者の仮説の違いは、ある範囲まで共通しているよ。
>法学部や経済学部ですらやらないわ、
法学者や経済学者でも、史料に書かれていないことを仮説を立て、体系化する作業をやっている。
単なる資格試験予備校の教師と法学部や経済学部研究者の区別もつけられていないのは、君の学歴が
不足しているからだよ。
>>719 明末清初から現代中国までの長いスパンで物を考えるのは重要だけど、
では、明末清初以前を研究する意義はあるのだろうか。
722 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 19:59:35.26 0
>>721 いい質問だと思います。女真、モンゴル族の征服によって中国社会が本質的に変わったこと。
これが今の中国の原点の一つだってこと。こんなことは明治時代に那珂通世がずばりと指摘して
いるけれど、もっと多面的に研究できないのですか?概説講義やっててもどかしくってしかたない。
あと、宋王朝時代って、18世紀末以降の西欧諸国に匹敵するほど高い技術文化水準だったっていうけど
それは本当なのか?有名な「ニーダムの問い」を問い直すことだって重要な問題だ。
次に、種類を問わず、あらゆる資源を乱獲し尽くし、資源再生の道を残さなかった社会構造はどこから
由来しているのか。春秋戦国が起源ってことになっているけれど、本当はどうなのか。
最後。これは柏祐賢の「『包』的経済秩序」論の基礎になっているけれど、天候不順な華北平原に成立した
道徳原理の形成過程。いずれも、近現代史から見て、古代中世史研究者にどうしても解明していただきたい問題
ばかりだよ。
723 :
世界@名無史さん:2012/01/08(日) 21:42:33.67 0
>>719 >南北朝あたりから変わっていないっていう説もあるんだよ。
東洋史スレなんだから、コナン先生をあげれよ
この、いやんばかんうふふふん(´・ω・`)
>>722 >女真、モンゴル族の征服によって中国社会が本質的に変わったこと。
それはどのレベルで?県城レベルまでで?それとも基層社会にいたるまで?
725 :
世界@名無しさん:2012/01/08(日) 22:25:59.74 0
726 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 00:17:40.47 0
諸先生方、中国研究会の議論についてはどう思われますか。例えば、渡辺先生や
足立先生など。アメリカの研究とどうからみあうでしょうか。
>>724 いわゆる「宋代史」ってのは北宋史の理解。
南宋史の理解については,実はまだ定説を見ていないし,
その意見すら数えるほどしか出されていない。
今後は,元朝史を見据えつつ,研究の手薄だった金元史に,
南宋史を加えた考察をしていかないといけない。
だから,9〜14世紀ぐらいの歴史だって,まだやることはあるんだ。
>>726 > アメリカの研究とどうからみあうでしょうか。
質問が漠然としすぎていて,分からん。
中国“史”研究会の成果については,ひとこと。
「あれはあれでいい。後学は他のテーマをみつけて頑張れ。」
729 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 02:15:03.83 0
南宋の研究って、寺地さん以降、最近じゃ誰が取り組んでるの?
730 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 02:21:18.91 0
>>722 ニーダムパズルですね!あの手の議論(なぜ〜が発達しなかったか?)
については、チポラがめった斬りにしてますし、私もチポラに同意します。
>>725 質問者は「魏晋南北朝」のつもりで寅さんの名を挙げたのでは?
そもそも応仁の乱説は内田銀蔵の議論からではないでしょうか?
>>726 Roweの古典的作品や公共圏論と絡み合わせて論ずれば、何か言えるかも
しれませんが...
ちなみに渡信先生と足立先生を十把一からげのはちょっとどうかとw
>>725 地域にもよるけど、変化の早かった畿内でも江戸時代の村社会へ繋がってゆく
惣村としての体制や風習、意識が徐々に構築されていくのは、応仁の乱より後の時代だし
安定したものになっていくのは戦国末期〜江戸時代に入ってから、他地域ではもっと遅い。
そもそも現代日本社会の原型、じゃあ漠然とし過ぎてて何とでも言えるわ。
>>729 みんな取り組んでるけど,南宋史としての全体的俯瞰は国際的にもまだまだ。
遼金元史がここ10年頑張ったおかげで,南宋史の足りなさがわかったようなもの。
ちなみに大陸では政治がらみでなかなか南宋史を扱えないんだよ。
>>730 > ちなみに渡信先生と足立先生を十把一からげのはちょっとどうかとw
それは仰る通り。論集よりも各論者の著作をあたるのがいい。
最近だと,伊藤正彦氏の著作が出た。良著。回顧と展望のあの評価は可哀想。
公共圏の問題は90年代にいろいろと批判が出たけど,
清末や近現代史ではどうなったのかな?
733 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 03:23:50.80 0
>>732 >政治がらみでなかなか南宋史を扱えない
具体的にどういうことか興味があります。ご教示ください。
>清末や近現代史ではどうなったのかな
大陸の論者でハーバマスを引く若い人もいるのですが、どうも「ウチにも
あったよ」的な議論がどうも...
むしろ岸本先生の「市民社会」論の話の方が説得的。
ただ、あれは西欧学知を相対化することに力点があったはずなのに、
中国特殊論の方ばかり読み手の目が行ってしまうのがつらい。
>>733 たぶん聞いたことあると思うけど,岳飛と秦檜の評価を巡って,です。
いったん「岳飛=民族的英雄」という評価が政治的に決定されると,
もはや秦檜なんて悪玉としてしか扱えないでしょ?最近になって,
ようやく少しマシになったとはいえ,南宋史の立ち遅れは明らかなのです。
寺地遵氏がたしか80(90?)年代に岳飛の研究会に行ったとき,すっごく
言葉を選びながら,秦檜の報告をしていたんじゃないかな。
翻訳があったんだけど,どこにあったか忘れた。
>>733 そういう意味では,南宋史研究は,台湾の方が盛ん。
梁庚堯しかり,黄寛重しかり。たとえば『中国―社会と文化』の
黄寛重論文なんかがこれからのたたき台になるかも。
寺地遵の著作と併せて読んでいけば違いが分かって面白いよ。
でも,読んだら分かると思う,
「南宋史ってたったこれだけしか分かっていないんだ!」ってね。
だから南宋史研究はまだまだやれるよ。
>>733 > 中国特殊論の方ばかり読み手の目が行ってしまうのがつらい。
まさにその「読み手の目」っていうのが曲者なんだろうなあ。
日本や西洋のモデルを“標準”にして,「違う!」っていうだけの議論と,
そこから,「じゃあ中国的なものって何だろう?」って考えていく議論の差。
“中国的なもの”を追究するんなら,近現代史だけでいいなんて議論には,
ならないと思うけれど。
>>734-735 見てきたようなこと書いてるけど、南宋史が立ち遅れてるのは
北宋元代と較べて史料が散逸したり纏まった編纂物が残されてないからであって
岳飛と秦檜の政治的評価なぞ何の関係も無いよ。
想像力の逞しさが長所になり洞察の甘さが欠陥にならない職種へ転向した方が自身の為にもなる。
738 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 04:26:55.05 0
>>734 >>737 ご教示有難うございます。
史料の問題と、重要人物を分析する際の学術的環境の問題が
作用しているのですか。後者の要因を実定的に示すのは難しいでしょうが...
そもそも「研究の立ち遅れ」はどのように定義できるのでしょう?
西欧人の宋代イメージは、ジェルネ本が描く杭州が一般的だと
思っていたのですが。
>>737 史料が乏しいという状況は,日本でも,大陸でも,台湾でも同じ。
大陸の岳飛評価が政治的環境で揺れることについては,
朱瑞熙、程郁著《宋史研究》(福建人民出版社,2006年)を参照のこと。
あと張其凡《三十年来中国大陸的宋史研究(1978?2008)》にも言及あり。
これをよめば,少なくとも「何の関係もない」とは言えない。
見てきたんじゃない。研究史を整理する中で得た情報。
>>738 > そもそも「研究の立ち遅れ」はどのように定義できるのでしょう?
宋代史はこれまで「北宋史偏重」だったという相対的な評価において,です。
> 西欧人の宋代イメージは、ジェルネ本が描く杭州が一般的だと
結局,アメリカの宋代史研究は「唐宋変革」を受け入れてるんじゃない?
やや古いけど,ピーター・ボル「唐宋変遷の再考」を参照されたい。
>>739 中国の岳飛評が揺れてることは、秦檜への評価と関連性が薄いし
南宋史が立ち遅れてるのは、史料が前後の時代より少ないのが原因。
岳飛評価が上下しているのは個別の出来事であって、何の関係も無い。
>>741 >
>>739 > 中国の岳飛評が揺れてることは、秦檜への評価と関連性が薄いし
「薄い」と考えているのはあなたであって,
大陸の学界に於いて,「岳飛と秦檜」というテーマは,
シーソーのように,岳飛が評価を下げれば,秦檜の評価が上がり,
秦檜の評価が下がれば,岳飛が評価を下げてきた。
> 南宋史が立ち遅れてるのは、史料が前後の時代より少ないのが原因。
> 岳飛評価が上下しているのは個別の出来事であって、何の関係も無い。
史料の少なさにはすでに同意している。ただ繰り返すが,
それは大陸に限ったことではない。
民族間の対立ととれば,岳飛は民族の英雄になるが,
国内民族間の紛争だととらえれば,単なる好戦家になる。
それはおのずと秦檜の評価もを定めることになる。
さらに,この問題は,個別の出来事の評価にはとどまらず,
宋金の対立をどのようにとらえるかという問題にも関わってくる。
>>741 「史料が散逸したり纏まった編纂物が残されてない」から,
南宋初期紹興年間を中心とする編年体史料である『繋年要録』200巻で,
南宋史全体を語ろうという無謀をしたんじゃないか。
>>742 実際に岳飛が評価を下げても,秦檜の評価は上がってないでしょ
秦檜の評価が下がれば岳飛が持ち上げられる、またその逆はあるかもしれないが。
だいたい岳飛と秦檜の評価なんて些末なことが、南宋史の研究に影響を及ばしたりはしない
精々政治面での人物評価が動くくらいで、隠居寸前の人はともかくそんな仕事メインでしてる人なんていないよ。
名無しでいいよ:2011/08/15(月) 23:20:15.53 ID:2fed4jwtO
FNS歌謡祭やHEY!×3の制作会社
株式会社CELL
東京都千代田区麹町2―2―4麹町YTビル
前バリ・REN4・野田らに政治献金した後藤組のフロント企業
メディアトゥエンテイワン
東京都千代田区麹町2―2―4麹町YTビル
746 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 11:41:37.71 0
こんど4年生になります。
南宋の政治史研究をやりたいのですが、
卒論で『宋史』をメインにして研究して、問題ありませんか。
院への進学も考えていますが、現在の大学では専門の先生はいません。
青山かいちだいに入院してね。
いや、もっとあるだろう・・
と思ったが、よく考えてみれば都の西北も先生が定年だし、
博士課程まで視野に入れるとすると、その二択しかないのかと愕然とした。
つくづく蝦夷と紅葉の先生の早すぎる死が惜しまれる。
それらの後任が、宋代で補充されないのが問題。西北大学も補充されない公算。Q大の彼は、宋代の指導はできるよ。
そうか、Q大もオッケーか。
てっきり母校に戻るかと思ったが、補充されないのですか・・
そういえば火の国大の先生もいますね。
修士課程までにしとくなら、四国とか中京圏にも何人かいるけど。
宋代史の某先生が、去年久しぶりに論文出しててびっくりした。
修士課程までなら、東海大学とか日大とかいろいろありそうな気がするが
いま現在日大とか東海にいるならともかく、
進学に当たって大学変えるなら、最初から博士課程+アカポスの可能性あるとこのほうが
いいんではないの? 上でも出てるけど大阪市立・九州・青山とか。
>>747 青山は著書も出せないカスしかいないからダメです。
>>749 I山が宋代もカバーすんだろ。
もう専門が宋代史オンリーだときびしくて、
宋〜明とか、宋遼金元とか、セットでできる若手しか就職無理なんですかね?
i山は、今年で任期切れのはず。西北大学K先生門は、優秀な学生を輩出しているのだが・・・
758 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 14:56:07.62 0
宋オンリーでも、海域史とか応用が効きそうな人はだいじょうぶかな・・
今後は北宋の○宗時代の政治改革とかで博士論文書いても需要はなさそう。
意図的に幅広いテーマで論文増やしていくしかないね。
>>754 某私大出身の人間が、師匠の定年後はポストが禅譲されるとか自慢してたなぁ。
ほどほどの院に行って、そこの生え抜きとして教員になるのもアリだと思う。
>>757 あいつをそのまま早稲田の常勤にすれば何もかも解決するよ。
工藤先生退任後のことも見据えて考えればそれが一番いい。もしくはN島楽章を呼び戻せばいい。
>>759 今時そんなことできる大学なんてあんの?30年前ならともかくとしてさ。
>>758 宋元明あたりをやってて、海域史もやってるけど、30代半ばから40代前半にかけて、それなりに業績が
あるのに専業非常勤ってやつを少なくとも3人知ってるわ。
>>757 I山は宋から明くらいまでカバーできるから西北大学以外にも欲しいとこはありそうだよね。
卒論は明末とかだったのに修士課程で金代の研究始めて大成した変わり者ってのも面白い。
764 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 15:57:46.55 0
西北大って、結局モンゴル史の後任とらないの?
誰が見ても適任の中堅どころがいるのに。
767 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 16:39:34.28 0
>>766 そういえば、あいつはあの流ちょうな英語をどこでマスターしたの?
>>767 独学でやってハーバードで磨いたんだろ。
769 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 16:55:09.63 0
秦漢史のMさん、貨幣史のKさん、突厥史のSさん、
金代史のIさん、カザフ史のNさんとか、
ここらへんがそろそろアカポスげっとしそうだなー
770 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 16:59:59.34 0
早稲田、早稲田、大阪
早稲田、東京
早稲田多いな。確かに、最近の早稲田はいい人材育ててるから分かるが。
カザフ史のNくんは、嫁さんのWさんといい、優秀な夫婦だね。
突厥氏もPDで早稲田に籍があったし、
カザフ氏もいま早稲田の研究員じゃなかった?
みんな早稲田関係者だね。壮観だな。
>>769 K沼くんはI山くんの次の助教じゃないの?
>>771 ああ、そうか。彼は学部が早稲田で、PDも早稲田か。確かに、Nくんも早稲田の研究員だったか。
なんか東洋史だと東大より早稲田のほうが人材を広く輩出してるな。
ああ、そうなんだ。彼も本出したし頑張ってるね。
まあ、上に挙がってる若手は遠からず職に就くでしょうね。
早稲田だと、AとかYみたいにモンゴル史やっててまだ就職できてない優秀な連中が気になる。
あとは明代史のKさんとかJさんかな。名前をよく目にするのは。
YくんはQの任期が切れた後、どこも引き手がなかったのかなあ?
>>778 ごめん、早稲田じゃなくて、QとH帝大出身の人のこと。
>>777 そうそう、俺もそう思ってた。結構優秀なんだから、30代後半で常勤なれてもおかしくなかった。
まあ、分野がうまくあわなかったのかもなあ。もったいない。今は1で特別研究員だっけ?
まあ、同時期に若手モンゴル史のエースがQに着任しちゃったから・・
>>779 前者は分からん。後者は納得。今、IさんのとこでPDだっけ。彼も着実に業績増やしてるよね。
>>781 Nと同世代だからなあ。まあ、Nと比べるとってことになると、ってことか。
>>782 あくまで名前を聞いたことがあるだけで著作も読んでないんだけど、火器とかやってる人。
>>779 ああ、Qも分かったわ。武器研究の人ね。納得納得。
786 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 17:22:08.39 0
お前ら、よくこんなに少ない情報で、人を特定できるなwww 非東洋史だと何がなんだか
さっぱりわからんwww
こうしてみると、就職すべき人は順当に就職してるんじゃね?
多少の運不運はあるにしても。
>>787 就職できすぎてる気すらするなwww 自分が若手だった頃より全然いいとすら思える。
むしろ、就職しちゃいけないやつまで就職してるんじゃないだろうかwww
>>786 ここに挙がってる若手はよく名前をみかけるから、
教院生でもポスドクでも、東洋史関係者ならすぐピンとくる。
>>783 明清のNさんじゃなくて、モンゴル史のFくんのことだと思う
>モンゴル史の若手
就職できないまま、若手でなく、中堅になってしまったよ。
結構、昔は面接呼ばれたのにな。ガラスの壁が上にあるかのようだよ。
>>790 F田くんだった。N島とごっちゃになったわwww そういえば、2人とも早稲田なんだよな。
早稲田就職率高いなあ。
>>791 ガラスなら、いつか割れるさぁ
とはいえ、タイミング逃すときついよなあ。
初就職だと、最近じゃ38くらいまでがリミットのような気がする。
が、こういうとき、近年就職したCくんは励みになる。
>>793 Cくんが就職したとき40超えてたよね。確かに、38くらいが1つの目安かもなあ。
でも、これからもうちょっと上になるんじゃないかとも思う。
タイミングは運もあるからきついよね。
>>776 K芳さんの論文は面白い。ジェフリ・パーカーの長篠の合戦の世界史なんかと一緒に読みたくなる。
そういや、O市立のNさんの後釜ってどうなるんだろう。
>>794 唐から明の間のどこかだ、特定されると恥ずかしいのでそんなところ。
ここだけの話、ことしも1つ面接落ちがあった。
普段と違って、面接では話がうまくできないのが敗因。
38なんてとっくの昔に超えている。夢もチボーもないわ。
こないだもサッソーと国際学会で発表してきたのだが、
最近は、国際学会当たり前なので、就職には結びつかんな。
799 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 17:43:50.30 0
早稲田のことはよくわかった。KOのY本門下っていうのはどうなの?
800 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 17:45:18.05 0
そういえば、Cさん、就職してから一気に太ったね。
帰りの通勤電車で時折ばったり出くわす度に、そう思う。
>>797 多分、とらないんじゃないかな。今でも、宋、明清、インドネシア、インドで人材揃ってるし、
宋のH田先生退任の時に、前近代史ってことでまとめてとるんじゃないかと予想する。
>宋のH田先生退任の時に、
何年先w
>>798 45以下ならまだ希望があると思うんだがね。非中国史系なら人材不足なとこもあるから
希望はあると思う。知り合いのインド史の女性も優秀だけど中々就職できなくて、就職したのは
40過ぎてたし。面接でうまくしゃべれないのは誰かに模擬面接やってもらうといいよ。
>>802 つまり、N村先生の後任としては中国史はとらないってこと。インド史の農業経済の人がN村先生の
後任ってことなんじゃないの?
ああ、またポストがひとつ減ったか・・・
807 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 17:52:53.94 0
>>799 S藤、T部、Y田で一通りいい人材は送り出したんじゃないの?
808 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 17:53:50.55 0
>>798 ひょっとして近年(ここ3年くらい)の業績がないんじゃない?
学位もあるし、語学の講義も任せられそうだし、単行本もあるし、
合計すれば論文も10本(査読当然あり)以上あるのに、
ここ数年間の論文業績が空白だと、印象が悪くなる。
>>779 前者はダメだろ、イマイチなんか足りない。
811 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 17:57:17.12 0
>>810 そうかな。明末の火器研究を国際的視点から分析する研究ってのは中々面白いと思うが。
>>798 史学雑誌とか東洋学報とか東方学とか有名査読誌には何本くらい論文出してる?
特定しようとするなw
清代だったら、対外史のT岡くん、H田さんあたりが優秀だよね。
>>813 いや、ぼやかして答えればいいじゃない。
清代のTくんは耳にするね。
H田さんって誰だっけ
>>813 ありがとう。調子にのって曝されるところだった。
怖いスレだwww
今年で40になるけど特任研究員です。著書は無名の出版社からだけど出しました。
そういやこの間、九個から宋代史の本が出てたけど、
現職が高校の先生だった。この先生はどこの出身なんだろう。
五胡史のM先生とか、唐代史のI先生とか、高校の先生やりながら本出した先達もいるし、
おれもがんばらなきゃなあって思う。
早稲田関係者で一番動向を知りたいのは、遼の研究やってたTさんなんだけど、
彼はいまどこに所属してるの? 小説家と対談してたところまでは知ってるけど。
>>821 小説家と対談?誰と?
遼の研究、今もしてるでしょう。専業で。
『水滸伝』書いたキタカタケンゾー先生と。
よかった、ちょっと恩があるんで気になっていた。
824 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 19:35:24.44 0
去年9個から本だした、火の国大の清代前半史の人の研究っていうのは、どう評価されているの?
目次と引用文献見て、読むのやめてしまったんだけど。
読みなさいw
ちゃんと読めよw
都の西北の連中はなんであんなに論文バンバン書けるんかねえ?
まだ名前あがってない若手連中もさかんに活動してるし。
なにかヒミツがあるんだろうか。
828 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 19:54:07.16 0
教育・指導がいい。
やはり東京は環境が良い。
東横綱へのライバル心。
そもそも地頭がいい。
等々・・・。
829 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 20:00:01.08 0
>>825 >>826 でもさ、この本と対比していると、清代前半に限定しているんで、どうしても後回しにしたくなるのよ。
http://www.sup.org/book.cgi?id=7059 これもごっつい本で、華北中心に清代から現代までを扱っている。統計学回帰分析の手法っていう
アメリカ中国学研究者が編み出した手法で市場動向を分析しているでしょ。この部分は、雑誌論文の段階で
読みました。単行本になったんで読み出して途中でとまっているんだけど、清代前半期の水利についても
論じています。これを読んでからなお、読むに値するのだろうかってことを知りたい。教えて。
>>828 東横綱はこれから当分は、沈滞期をかこつだけだと思います。
やはり伝統じゃないですかね。
第一線で活躍してる現役やOBがいると、いろいろな面で有利だし、
後に続けと励みにもなる。
大相撲で、幕内力士が多い部屋は、どんどん強くなっていくのと同じ。
あと早稲田の内陸アジアの場合は、教育熱心な御大が多かった。
>>829 あんたの欧米かぶれは筋金入りだな。日本語の本をちゃんと読んでから外国語の毛頭の研究史も
しっかり見てないような研究は読みなさい。東洋史は日本が1番なんだからね。
西北はあるていどOBを採用するからなあ。
あの待遇の良さは魅力だ。がんばって研究しようという気になるw
給料のこと?
その代わり激務なんじゃね?
夜な夜なネットに書き込める程度にはヒマそうだけどなw
>>821 T井康典行さんは早稲田で非常勤してるよ。
>>829 >東横綱はこれから当分は、沈滞期をかこつだけだと思います。
根拠はなんだよwww あれだけ史料がそろっててそんなことになるかねwww
>>830 相撲部屋はいい譬えだな。
身近にお手本や目標がいるほうが向上心わくものな。
838 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 20:30:51.56 0
>>831 >日本語の本をちゃんと読んでから
ちゃんと読める日本語の本がなくなったから、こういう風になったの。私が専攻している清末民初に
関する限り、日本の研究は世界最高ではないよ。日中戦争だけは例外だけどね。
いつまでも、王朝断代史観の虜になっていて、中国以外の地域との交流なんかに全く興味を示さない。
宋代以降っていうと、毛沢東時代の中国崇拝の名残でいつまでも、地主制と税役制度ばっかり。
新しい発想がまるでないし、近現代は中華革命党とその跡目争いばっかり。いい加減うんざりしたのよ。
>>836 1990年代後半以降、これは凄いっていう院生が殆ど出ていないことがその証拠。
本郷に関する限り、否定できないと思います。
そういや一人十両が誕生すると、その部屋は急激に強くなることが多いみたいね。
俺も俺もって感じで。ま、大相撲は十両以上だと扱いが格段によくなるからなあ。
逆の例かもしれんけど、関西の某大学の院生・ポスドクはいつも学内紀要にばかり
投稿するんでその理由を聞いてみたら、「先輩たちもそうしてるから」だって。
「おいおい、その先輩たちは就職できず燻ってるだろ」と忠告してあげたくなった。
そういえば、500前後に東横綱に関する謎のローマ字書き込みがあったな。
木材史の人や香港経済史の人はいまどうしているのかな。
ついでに湖南省の宗族やってた人は?
845 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 20:46:30.34 0
>>834 他に仕事しながら、ちょくちょく書き込んでいます。ごめん遊ばせ。
>>842 わかったかい?
>>840 上の方に書き込んでいたでしょ。賤業非常勤しているよ。書き込んだ当人がこんな境遇になった事情は知っている。
でも、可哀想だから晒さない。
>>844 あそこはやる気あるのだろうか
変な組織改編してたけど、何の意味があんのかね
論文の評価は掲載誌のランクだけではないとはいっても
紀要オンリーというのはねえ……
外に出れば飛躍もできようものを
>>845 でもさ、当時の東大東洋史って、まだK本、S藤、S井とかそれなりに人が揃ってなかった?
ここまで育たなかったってのは彼らの指導にも問題があったんじゃないかとも思うんだよな。
西北だって、『史観』とかを上手く利用しつつ、出来のいいのは査読誌に出してるよね。
紀要とか内部雑誌にももちろん書いてもいいけど、それだけじゃなあ・・
K本先生は、学務や学会の仕事、たくさんたくさん押し付けられてただろ。
その割りに、自分の研究や弟子の育成もやってた。
T岡くんが置き土産なんじゃないのかな。
>>845 あんたが息の根をとめたせいで専業非常勤すらできなくなってるみたいだが。
>>850 W辺、T岡が育っただけでも十分なんじゃないかとも思う。そもそも、あの人は色々学務やりながら
よく自分の研究できたよね。誰とは言わないが、研究と教育を完全に捨てて、学務でたまったストレスを
学生にアカハラして晴らすようなやつもいるのにね。
>>851 かわいそうなことすんなよって感じだよね。
854 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 21:06:05.11 0
>>851 私は彼の論文も自著で引用しましたし、侵害革命研究会での発表の時には、
「このままで行ったら、盗作だって見られるぞ」と警告して、どう書き直せばいいのかも
本人に教えました。そして、それ以上知りたかったら相談に来いとも言いました。
彼は、私の言ったことを何一つ聞かなかったから、私の責任じゃないです。
だれのこと?
>>854 優しいな。
>「このままで行ったら、盗作だって見られるぞ」と警告して、どう書き直せばいいのかも
>本人に教えました。そして、それ以上知りたかったら相談に来いとも言いました。
俺なら関係各所に言いふらした後、論文で完全に叩き潰すわ。警告もしないでやると思う。
>>854 でもちょっとは良心がいたむでしょ。専業非常勤すらできなくなったらどうなっちゃうか分かるんじゃない?
859 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 21:14:21.51 0
>>854 彼はHに指導を受けてたから、あなたの言うようなこと聞かなくていいって吹き込まれたんでしょ。
>>855 ひょっとして論文が2005年で止まってる人?
掲載まで手間ひまかかる学外の査読誌と
手早く確実に発表できる学内誌。
うまく使いわけて投稿するのが賢いやりかただろうね。
862 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 21:30:00.87 0
>>854 でもさ、盗作っていうけど、研究って細かい部分が違ってたら盗作とは言えないんじゃないかな。過剰に反応
したんじゃないの?それによって、その若手の未来が完全に潰されたことには責任をもたなくては
ならないんじゃないだろうか。
863 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 21:42:54.31 0
>>858 全然。こちらとしては言うべきことは言いましたから。
>>859 そこら辺の事情は私も全く知りません。知っている筈の応伯爵、K縞、S耶麻、M加味も、教えてくれません。
>>862 不平等条約締結後の在華イギリス企業、銀行が中国経済を牛耳れなかったっていうことは、
Rhoads Murphy 、M田M昭以来の定説。あの男は先行研究史で、これを全くとりあげていなかった。
それから、1860年代の為替取り組みの仕組みから、在華イギリス銀行の置かれた不利な立場を最初に
指摘したのは、私です。でも、彼はこれも全く無視して、さも自分独自の学説みたいに報告し、それを
博士論文にまでしちまったの。前者については、私は、侵害革命研究会でこのことを本人に指摘しました。
K縞もU井先輩もあそこには居合わせていたな。それでもあいつは言うこと聴かずに博士論文にして
ああ軒の助手公募に応募した時に、その博士論文提出したの。審査したのが押収倒立だったのが運の尽きの最初。
とどめは、「解雇と点棒」に大元の大著の悪口書いた事。激怒した大元が、西横綱の息のかかった大学に、
あいつの悪口触れ回ったこと。これで決まり。それにしても不思議なのは、えっちしたや並木がなんであいつに
これでは過去の研究史叙述が不正確だってことを警告して書き直しを命じなかったのかってこと。
一人の人間の人生を台無しにしちまったんだよ。
864 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 21:48:17.58 0
>>863 あなたとダニエルスでぶっつぶしたわけか。
よくわからんけど、M大の非常勤講師の人?
866 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 21:52:50.25 0
>>863 宮田道昭の研究もひかないで、そういう研究やろうなんて頭おかしいんじゃないのか。意図的に
あえてひかなかったとかじゃない限りありえないだろ。
>>854 書き直す方法があったなら聞きに言って書き直せば良かったのにね。
そういや宋代史が事実上北宋史だというのとおんなじで
漢代史も実際は前漢史だよね。
出土資料が前漢ばかりなのもあるんだろうけど、
後漢史はなんで流行らないんだろう
869 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 22:03:26.65 0
>>864 彼の研究者としての人生つぶしたのは、私ではないし、倒立でもありません。
彼が自業自得で自滅したんです。
彼は、I井漢字先生の「イギリス植民地銀行の再編」も全く無視していましたね。
卒論ならともかく、修論であれはないです。どこの査読雑誌に投稿したって、編集委員が却下か書き直しを命じます。
問題はね。洋務運動期には在華外国商社、銀行を租界に押し込められるほど強力だった中国商人団体の「団結力」が、
なんである時期から急速に崩壊しちまったのかってことです。
彼が独自の手法でこれを解明できなかったことが最大の理由です。
この問題そ最初に提起なさったのは、3月で退官なさる安芸の国大のS田先生です。
爾来、誰も解けなかった研究史上の大難問でした。私は、私なりの方法で解釈を示しました。
でも、それはあくまで税制と会社登記制度の重要性を取り上げただけで、銀行については何も説明できていません。
これがどうなっているのかは、K田A伸の著書や、S耶麻さんの英文著書その他でも解明できていません。
私は彼に、「私の研究と同じ時期の似たようなことを研究したいのだったら、
通貨金融制度で独自の解釈示しなさい」って、侵害革命研究会(確か1996年の6月)で言いました。
それができなかったのは、彼自身の責任です。
870 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 22:06:19.63 0
以上の経緯、研究史はえっちしたや並木さんだって知らないはずはないです。
なのに、なぜ彼にきちんと教えなかったのか。彼の研究者としての前途をつぶしたのは、
あの二人であって、私や押収倒立ではないです。繰り返して言います。
研究者養成大学の教員は責任も大きいな。
出自も頭も悪いオイラには生涯縁が無いだろうけど・・・。
そもそも、盗作うんぬん以前に、研究史もまともにひけないようなやつは研究者になっちゃならんと
思うわ。確かに、自分が研究してる間に最新の研究が出て、そこまで手が回らなくて、把握しきれなかったって
こともあるとは思うが、そういう次元の話じゃないしな。
>>870 濱下と岸本が指導したんだろ。並木は関係なくね?
874 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 22:16:13.06 0
>>872 激しく同意。彼が踏まえなかった研究は、この問題に関する基本文献ばかりです。
私は注意しました。でも、本人は耳を貸しませんでした。こんな博士論文は書き直しだ。
事実確か一度、書き直しさせられた筈です。きちんと院生指導しないで空ばかり飛んでいる
男の下に就いてはいかん。その生きた、恐ろしい教訓です。おごる平家と東横綱本郷は久しからず。
こんなことばかりしているから、あそこからまともな研究者(少なくとも明末以降)が
でなくなったんじゃないでしょうか。
875 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 22:17:47.24 0
>>873 いえ、書き直し命令の後、面倒みたのは並木さんだっていう噂でした。
洋務運動期の対外経済関係は、K本女子の領域外ですから、彼女に責任を押しつけるのは
理不尽でしょう。やっぱり、空を飛んでたあいつが一番の元凶でしょうね。
>>874 Y澤、K島、M上、S山(S々波)、このあたりはH下の指導受けてなかった?
>>875 なんか、並木さんらしくない話だよね。あの人の面倒見のよさは知ってる人は分かると思う。
そういういい加減なことする人じゃないよね。院生時代、非常勤時代、仙人以後も色々世話して
もらって、前近代史なのに色々相談のってくれてただけに、余計にそう思うわ。
878 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 22:23:01.43 0
>>877 ええ、ご明察の通り。だから事情を知っている筈です。
が、そろいもそろって口を割りません。
"China Mail" を熱心に読んで何かどえらいことをしている男がいるって噂をエッチしたから
聞かされたことがあります。1990年代のことです。
誰のことかと期待していたら、それが彼だったみたいです。一体どういうことなのでしょうね?
>>874 >おごる平家と東横綱本郷は久しからず。
クソワロタwww ついでに西横綱洛北も入れてやってくれwww
880 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 22:25:07.63 0
あと、侵害革命研究会事件と「解雇と点棒」事件のあと、彼の職の世話は全部
応伯爵が引き受けさせられたっていう噂も聞きました。
応伯爵はちゃんと面倒みなかったんですか?
881 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 22:27:12.76 0
>>878 「どえらいこと」→M先生の研究を無視して抹殺しようとする。
882 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 22:29:34.69 0
なんかこのスレM先生の一人勝ちだね。誰か先生を負かすことができる人はいないの
884 :
世界@名無しさん:2012/01/09(月) 22:34:27.51 0
他にやることあるから、今日はこの辺でお開きにします。
宋代史、特にニーダム批判についての書き込みは面白かった。
キボラの著作の名前、教えて下さい。私の知っているニーダム批判は、
フランチェスカ・ブレイの著書論文しかありませんでしたので、是非読んでみたいです。
>>883 なんだかんだで、その分野の第一人者、欧米で博士号取得、給料のいい最高レベルの私立大学の教授、
東洋史学が沈んでく中で、経済史に独立王国を築く、東洋史だけじゃなくて他の分野についても博学、
褒め殺しでもなんでもなく、圧倒的だろ。同業者(末端私立大若手仙人)でも、先生の紹介する本とか
話を参考にすることは多い。
まあ、ほとんど実名でここまで明け透けに語ってくれる東洋史教員は、
先生をもって余人に代えがたくはあるw
>>886 濱下さんとの殺し合いの内幕は同業者(明清以降)には興味深かった。先生は、アカハラされても生き残れる
という生き証人だな。俺なら絶対やめてるよ。
次スレのタイトルがまた恩讐ただようことにwww
889 :
746:2012/01/09(月) 23:00:18.40 0
もう書き込んでもいいですか?
宋代史の院について教えていただきありがとうございました。
やはり研究者の世界はすごいところなんですね。
890 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 23:04:19.84 0
知らずにやっちまったのならまだしも
研究会で専門の先生に指摘されたのに直さない方が信じられないよ
892 :
世界@名無史さん:2012/01/09(月) 23:56:39.33 0
>>884 先生もご存知でしょうが、「経済学と歴史学のあいだ」
のex-anteに関する議論です。
ただしニーダムそのものに向けたものではありません。
ブレイもニーダム論集執筆者の一員だったはずなのにやりますねw
893 :
世界@名無史さん:2012/01/10(火) 00:17:46.06 O
M先生、これで数人後継者を育てたら完璧だね!
M閣下万歳。反中教団を作ってそこの教祖になっていただこう。
896 :
世界@名無史さん:2012/01/10(火) 10:02:12.74 0
民主党には朝鮮人など外国人のなりすまし、スパイが約90名在籍している
野田内閣は過半数が帰化人
野田はどうだろうか
韓国人から賄賂を貰い、韓国人の集いに出席している野田は
本野元帥の下に集って、対中強硬外交を主張する勉強会をやろう。
中国とは国交を断絶して、経済的取引も全てやめよう。中国にある日系企業も強制撤収させて、
輸出入を完全にやめてしまえばいい。
>>895.897は、以前から粘着してる野田狂是とかの類?
これに限らず、言葉の摘まみ食いから揚げ足をとることしかできない情けない奴がずーっと貼り付いてるけど。
ところで、S州大のK保さんとM野さんて、あまりよい仲ではないの?
899 :
世界@名無史さん:2012/01/10(火) 16:03:39.24 0
k島さんっていつ寝てるの?
900 :
世界@名無しさん:2012/01/10(火) 18:11:41.13 0
>>895 >>897 >>898 仙台の軍国主義者上がりの不動産やの息子で頭がおかしいの。昔の子分にも見捨てられて、哀れな境遇に
なっているよ。相手にしても仕方ないよ。
ところでさ、韓国の新聞記事にこういうのがあった。
>かつて京都大学が中国近世史研究の中心となっていたのは、宮崎市定教授の指導の下で40年以上にわたり進められた、
>史料読会の成果が大きかった。故・宮崎教授と弟子たちは、清の雍正帝と中央・地方官僚がやり取りした手紙をまとめた
>『雍正シュ批諭旨(シュは石へんに朱)』18帙(ちつ=書物を保管するための覆いの単位)112冊を読む会を、1949年から毎週欠かさず行った。
>ある時、弟子の一人が「こんな退屈なことをずっと繰り返す必要があるのか。早く終わろう」と不平を言うと、宮崎教授はこのように言い聞かせたという。
>「こうして一つ一つ積み重ねていくこと、それがまさに学問なのだ」。
外国の新聞記者にこういう風に書いていただくと、嬉しいね。左翼乞食には分かるまい。
因みに出典先はこの記事。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/10/2012011001268.html
901 :
世界@名無しさん:2012/01/10(火) 18:23:50.07 0
>>897 そんなことより、お前さんがかつて学生時代にしでかした不始末の責任はなぜとらんのだね?
痘瘡当時の1978年ですら、同じ新左翼集団から孤立し、卒業後は子分達からも見放されたのは、
自分の人格に問題があるんだってことが還暦過ぎてもわからんのかね?耳准を過ぎたんだろ?
安田講堂を7年間使い物にできないがれきの山にした山本義隆といい、お前さんと言い、
えっちしたといい、新左翼ってろくな奴いないな。
>>901 山本義隆は評価してんじゃねえのかよ。お前、精神分裂症なのか?
>>901 えっち下は新左翼じゃないだろ。何でもかんでも新左翼扱いかよ。
904 :
世界@名無しさん:2012/01/10(火) 20:51:23.59 0
>>902 著作と人格は別扱いだよ。
>>903 あいつは元射精堂か、元車学堂の委員長で、別荘帰りだよ。
M野先生はマクドナルドとロッテリアならどっちが好きですか?
自分が気に食わない奴は新左翼。
実証を突き付けられても自国の歴史を受け容れない韓国人かオマエは
また始まったって感じだな。
いまの東洋史の裏話に戻ろうよ。
宋代史の院に逝きたいって学生がいたが、
頑張ってね。
繁台や東西横綱にも、宋代やってる院生やポスドクのひといる。
専門の先生がいなくても出来るのかもね。
アフリカのマリ王国について研究したいんですけど、どこの大学院がいいでしょうか?
909 :
世界@名無しさん:2012/01/10(火) 21:45:34.11 0
>>905 ごめんなさい。今のマンガのキャラクター全くわかりません。
>>906 >実証を突き付けられても自国の歴史を受け容れない
突きつけた証拠ってありましたっけ?
>自国の歴史を受け容れない
とんでもない。どうしてあの悲劇を避けられなかったのかっていう問題意識はあります。
あるからこそ、西洋諸国との連帯崩して一人だけ中国と友好を深めようとすると酷い目に遭うって
警告しているんでしょうが。戦前なら日露戦争から第一次世界大戦にかけて、抜け駆けの功名やって
日本はどんな目に遭いました?戦後なら、天安門事件直後、ケ小平の南巡講和に惑わされ、
西洋諸国の反中国協調の輪から先に抜け出し、「誰が敵で誰が友か分かった」なんて言葉に騙された挙げ句、
2005年にどんなことが起きましたか?
日本企業の多くは、また同じような目に遭うと直感していますよ。それに水資源、電力エネルギーの
供給量は不安定な上に、労働賃金上昇していて、中国は生産拠点としてはもう望ましい環境じゃなくなって
います。だから、これからの投資先はインドや東南アジア大陸部だって、数ヶ月前に日本商工会議所の会頭が
演説していたじゃないですか。
東洋史スレを見て、改めて回天1999近代を読み返してみたが、確かに厳しめの文章だった。怖いもの知らず、という印象だな。
スレで言われることが真相なら、彼が回天の冒頭で偉そうに述べていた先行研究への研究者の態度論は滑稽以外の何者でもないな。
911 :
世界@名無しさん:2012/01/10(火) 21:46:42.72 0
>>908 西洋帝国史か、文化人類学を専攻して、フランスに留学するんだね。
そんな専攻希望はお門違いです。
>>910 まあ若手が書く回転なんて、勘違いして偉そうにしてるくらいが丁度いいんだよ。
逆に、角が立たないよう無難無難に気を使ってる若手の回転なんて虫唾が走る。
>>908 帝国主義と植民地みたいなテーマでやんなら、東外大の永原陽子のとこに行け。
>>911 というか、東洋史じゃないよねそういうテーマって。アフリカ史単独でやるのも難しいし、
だったら、帝国主義とのかねあいでやることになるけど、そうすると西洋史になるか、
地域研究か文化人類学だわ。
916 :
世界@名無しさん:2012/01/10(火) 22:45:09.12 0
908は、新左翼の釣りだよ。北アフリカを20世紀の国民国家単位で識別しようって発想がもう
時代遅れだもの。この地域に興味のある大学生なら、現代との兼ね合いでチュニジアやアルジェリア、
あるいはリビアを思いつく筈だ。
史家ぶった政治経済学者が今日も宣伝に忙しいな。
アフリカに興味のある学生なら、入口としてはマリやジンバブエになる
マリ王国の研究と言ってるのに、何故か北アフリカを持ち出ししかも近現代と打つ、お里が知れるね。
>>909 民国から満州や山東半島に権益を獲得したのは、日中友好の為だったのですか
実に面白い発想です、感服しました。
西洋諸国じゃなくて西側諸国だよね?大先生の地理概念は人から隔絶しているから
常人の私には理解出来ませんわ。
2005年に何が起きたか寡聞にして知らないが、日本企業の多くがどのような目に遭い
損失額は幾らに上ったのか参考までにお聞かせ願いたいね。
>>909 マクドナルドとロッテリアも知らないで経済学者(経済史やってるんだから、当然、経済学者でもあるわな)なんて
よくやってられるな。麻生総理より酷い。
920 :
世界@名無史さん:2012/01/11(水) 09:24:44.83 0
1999近代わたしも読みました。厳しいめの文章というより、回展はああいうことを
書き連ねる場ではないだろうと感じた。おまえは裁判官か、と言いたくなる文章・・・。
先行研究へのリスペクトが微塵も感じられない。そんなところに上で書かれている事件?の
要因あるんだろうね。
>>920 そもそも、周りの研究をけなして、自分の研究はちゃっかり持ち上げてるのがすごいよね。
__________ | 見ろよ! |
./::::::::::::::::::ノ、ヽ | 民主党支持者がいるよ!w |
./:::::::;;;-‐‐''"´ |:::| \____ ________/
|:::::::| 。 .|:::| ノ´⌒ V _____
.|::::/ ⌒ ⌒ ヽ:| γ⌒´ ヽ, / _____)
|:::| /・\ /・\|| // ""⌒⌒\ ) | / ヽ
げひひw .|´ ⌒_ ヽ⌒ | . i / ⌒ ⌒ヽ ) | 〉 ⌒ ⌒ |
.| :::⌒(__人_)⌒| !゙ /・\ /・\i/ |/. /・\ /・\ヽ
⊂ ̄ヽ___ ヽ \__| ⊂ ̄ヽ_ | :::⌒(__人_)⌒⊂ ̄ヽ_ | ::::⌒(__人_)⌒:: |
<_ノ_ ヽ_ _/ <_ノ_. \ \__| / .<_ノ_ \ ´ \__| ノ い〜ひっひw
>>917 東洋史って枠組みで前近代のアフリカ史やろうとするとマリ、ジンバブエ、後は、エチオピアとかだよね。
チュニジア、アルジェリア、リビアって偏りすぎだろ。現に、東横綱東洋史にはアフリカ史の大物の蔀さんが
いたんだし、東洋史でも出来るよね。
こんな世間知らずかつ知識偏重なやつにアジア経済史なんてできんの?
日本の研究は糞だからと日本語の研究書を馬鹿にしてみたり、西洋史や日本史が重要だと言って見たり
する前に、東洋史全体の概説レベルや現状を勉強したほうがいいんではないだろうか。
1979
1985
東京学芸大学教育学部卒業
1985
1988
東京学芸大学大学院修士課程修了
1988
1992
東京大学大学院博士課程単位取得退学
1992
1993
大阪市立大学文学部助手
1993
2004
横浜国立大学経済学部助教授、教授
2000
文学博士(東京大学)
2004
青山学院大学文学部教授
927 :
世界@名無しさん:2012/01/11(水) 22:20:38.82 0
>>918 あなたは、私の書いた発言を正確に読んでいるのですか?
私が
>>909に書いたのは次の通りです。
>戦前なら日露戦争から第一次世界大戦にかけて、抜け駆けの功名やって 日本はどんな目に遭いました?
これって、あなたが述べておられる
>民国から満州や山東半島に権益を獲得した
そのものじゃなかったのでしょうか?私は自分の発言の中に
>日中友好の為だった
なんて書いていません。
>西洋諸国じゃなくて西側諸国だよね?
いえ、西洋諸国です。義和団事変の時の八カ国連合軍の参加国(イギリス、アメリカ、フランス、プロイセン、ロシア、
イタリア、オーストリア=ハンガリー、日本)と6カ国借款団(イギリス、アメリカ、プロイセン、フランス、日本、ロシア)
を想定していますから。「西側諸国」っていうのは、ロシアから見て「西側」に位置する資本主義国(NATO加盟国)を
意味しています。これが、あなたの言われる「大先生の地理概念」です。
>2005年に何が起きたか寡聞にして知らないが、日本企業の多くがどのような目に遭い
>損失額は幾らに上ったのか参考までにお聞かせ願いたいね。
百科事典的な説明はここに書かれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2005年の中国における反日活動 日本企業の損失額までは書かれていません。でも、ここで問題になっているのは、この暴動が
日本人大衆に与えた心理的影響ではないでしょうか。この事件に加えて毒餃子事件が、それまで
「日中関係が悪化するのは、日本の右翼の言動が原因」 と漠然と認識していたか、
あるいは日中関係そのものに無関心だった主婦層を決定的に反中国に押しやってしまいました。
そのことについての解説は、ここをご参照ください。
http://www.21ccs.jp/china_watching/KeyNumber_NAKAMURA/Key_number_59.html
928 :
世界@名無しさん:2012/01/11(水) 22:28:57.28 0
>>919 >マクドナルドとロッテリアも知らないで経済学者(経済史やってるんだから、当然、経済学者でもあるわな)なんて
よくやってられるな。
健康維持のため、利用していないだけですが。
>>924 >東洋史って枠組みで前近代のアフリカ史やろうとすると
>マリ、ジンバブエ、後は、エチオピアとかだよね。
そうですかね。エジプト、ナイジェリア・ベニン王国辺りじゃないでしょうか?
そも、東洋史っていう枠組みでアフリカを扱うって発想自体がナンセンスだと思いますけれど。
>>925 >日本の研究は糞だからと日本語の研究書を馬鹿にしてみたり、
事実、最近出ている入門書、概説書の類はひどいものばかりだと思います。
あなたが仰せの通り、「東洋史全体の概説レベルや現状を勉強した」上での私の結論でございます。
>西洋史や日本史が重要だと言って見たり する前に、
14世紀以降の中国史、あるいは16世紀末期以降なら特にそうですが、西欧諸国、東南アジア、南アジア、
日本や朝鮮半島との交流、比較考察は重要だということに異論はないと思いますが。
>>928 いやいや、利用してるしてないじゃなくて、社会的な常識として知ってるのが当たり前じゃないの?
大学教授ってこんなに浮世離れしてんのかと思われるだろ。知らないってことがありえない。
経済学科の先生ってまずいだろ。そんなあたりまえのことがわからないって。
>>928 蔀先生とかの研究ちゃんと読んだことあります?アフリカ史は東洋史学でもやれると思うけど。
そもそも、ヘロドトスとか読んだことあるか?
932 :
世界@名無しさん:2012/01/11(水) 22:52:52.01 0
>>929 >社会的な常識として知ってるのが当たり前じゃないの?
当然、看板なら見たことがありますが。
>>930 >蔀先生とかの研究ちゃんと読んだことあります?
ないです。私は蔀を研究者として全く評価していません。本当に自身のあるご研究なら、フランス語で書かれた博士論文をベルギーかフランスで
出版している筈です。それが、海外で博士号取得した研究者の義務ですから。でも、彼はそれを
していません。出版審査に当たった人間からNoをつきつけられたんでしょう。そんな人間の研究で
公刊されたのって耶麻皮のリブレットだけですよね。その程度の研究者の著作なんて読むに値するんでしょうか?
>ヘロドトスとか読んだことあるか?
高校生時代に読みました。物語としては面白おかしく書いてありますが、私が好きなのは、
トゥーキュディデース『戦史』(岩波文庫)の方です。こちらは三回読みました。あなたは?
蔀さんて博士号持ってたっけ?
著作は一般向けのがもう1冊あったはず。
てか二人とも使途見さんの研究知らないだろ。
彼はアフリカ史じゃなくてアラビア史。勿論多少東アフリカにも関わってはくるけど。
あの分野をやる人は日本では珍しいからいつも参考にしてたんだが、
言われてみれば地位や経歴の割にはやや残念な業績ではあった。
そういう事情があったのかね。
935 :
世界@名無史さん:2012/01/11(水) 23:21:23.38 0
>>929 お前さんもしつこいね。学者を研究以外の部分でなんくせつけて、そんなに楽しいか?
936 :
世界@名無しさん:2012/01/11(水) 23:23:33.78 0
>>933 ベルギーの ルーヴァンカトリック大学で博士号取得しています。
>>934 エリュトッラー後悔期の研究かなんかがテーマです。古代イエメン史が専攻だったはず。
>>908 >>917 >>924 >>930 思いつきでアフリカ史なんて言っているけれどさ、ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』(草思社)
やエリック・ジョーンズ『ヨーロッパの奇跡』(名古屋大学出版会)の冒頭部分だけでも読んでご覧。
アフリカ史勉強する意味なんて大してないのだっていうことがわかるから。
937 :
世界@名無しさん:2012/01/11(水) 23:31:35.74 0
なんで研究者までダイア主水みたいなのを持ち上げるのか理解できん。
確かに一般受けしそうな本だけど、歴史研究者には読むに堪えないだろ。
人文系研究者って理系コンプの人が多いから、理系の著者と聞いただけで
思考停止しちゃって批判的思考を放棄してるのかねえ。
939 :
世界@名無しさん:2012/01/11(水) 23:46:21.68 0
>>938 とんでもない。あの着想は、内外の歴史研究者から高く評価されていますよ。
環境史研究に大きな影響を及ぼしています。あなたこそ、社会経済史に於ける
環境史の重要性が分かっていらっしゃらないと思いますが。
940 :
世界@名無史さん:2012/01/11(水) 23:49:19.56 0
今時、環境決定論ってw
梅棹忠夫を持ち上げる風潮と一脈通じてるんでしょうか?
941 :
世界@名無しさん:2012/01/11(水) 23:53:16.36 0
>>940 ええ勿論。ウィットフォーゲルが再評価されているし、地球環境問題の重要性が
問われる昨今、時宜を得たテーマとされています。財政論と同様にね。
さて、明日があるんで、これで失礼します。お休みなさい。
>>932 いやいや、知らなかっただろwww じゃなかったら、「今のマンガのキャラクター全くわかりません」
なんて反応しないってwww
944 :
世界@名無史さん:2012/01/12(木) 00:04:47.12 0
>>936 ダイアモンドの問題より、気になるのはELJと「アフリカ史勉強する意味」
に関する部分。
前者のヨーロッパ特殊論は、たたき台としては面白いけど、アレを論拠に
持論を展開する欧米人はだいたいdqn認定。
後者については、岡田英好的に「歴史のない社会」といってしまえばそれまでだが、
1. 単純に未知のものに対する知的好奇心 2.現在の学知への規定性、という二点からして、
「勉強する意味なんて対してない」という判断は短絡的では?
トンデモかもしれんが、ブラックアテナに関する議論は読む分には結構面白い。
945 :
世界@名無史さん:2012/01/12(木) 04:27:28.52 0
>>936
おいおい、もまえら、まったくなにもしらねーな。蔀さんは博士号もっていないよ。
日本でも海外でも取っていない。ベルギーには長くいたけどもね。
今後、日本ではこれから就職する人からは、あんな人はもう出ないだろう。テーマ的にも、地位対業績の点でも。
>>927 粗探しに見られるかもしれないが、
>>909と
>>927で主張が矛盾しているので指摘を。
>西洋諸国との連帯崩して一人だけ中国と友好を深めようとすると酷い目に遭うって警告しているんでしょうが。
>戦前なら日露戦争から第一次世界大戦にかけて、抜け駆けの功名やって
中国と友好を深めようとすると酷い目に遭う、そうご自分で書いておられるが
これは誤り。日本一国が権益を広げたことはあっても友好を深めた事実は無い。
>戦後なら、天安門事件直後、ケ小平の南巡講和に惑わされ、西洋諸国の反中国協調の輪から先に抜け出し
この文も間違い。反中協調したのは西側諸国であって、ソ連もハンガリーも非難していない。
>2005年の中国における反日活動。日本企業の損失額までは書かれていません。
この年の前後、日本の大手企業は毎年最高益を更新していたはずですが
大市場である中国で企業活動に支障が出るほどの(反日気運ではなく)実質を伴う反日活動が行われたならば
相応の損失額が出ざるを得ず、最高益を叩き出すことなど考えられないと思いますが?
>日中関係が悪化するのは、日本の右翼の言動が原因
マスメディアの論調、周囲に居る日本人の認識、どちらからもこの手の意見は
一度たりとて聞いた事も見た事も無いですね、師は明らかに我々とは違う地球に住んでおられる。
>>939 そういえばあなたとよく似た無理矢理で暴論に近い内容だね、金剛石さんの本は。
>>935 >>937 本野さん、自作自演ワロタwww
経済学科で教えてるんだから、最低限、日本経済の食文化の常識みたいなことは知っとけよwww
キャラクターじゃないでしょwww マクドナルドとロッテリアも知らないで、経済とか良く語れるよね。
中国経済にもマクドナルドは進出してるよねwww ちなみに俺は新左翼じゃないからwww
948 :
935:2012/01/12(木) 13:18:11.85 0
>>947さん
わたしはご本人ではないよ。よっぽど貶めたいんだね。
マクドナルドとかもうどうでもいいから、M先生を批判するなる研究の中身
を批判してよ。できないなら、もう読むだけにしてくれ。
M先生もI島先生に対しては同様の傾向あり。H下先生批判については過去
が過去(真偽は不明だが)なだけに許容するしかないか。研究の中身の批判
はすでに済ませてるしね。
950 :
935:2012/01/12(木) 13:51:42.92 0
同意。
Mさん(もしくは模倣)が南宋史、マリ史、現代経済等の知らない分野の話へ首を突っ込み
根拠のない想いつきで弁を奮って、自分から叩かれにいった様にしか見えない。
2chやニコニコ動画に民主党から反日工作費が流れていることが知られるようになってきた。
民主党が用意した資金で工作員が2chを荒らしていることもだんだんと知られるようになってきた
>>948 自分のレスが妙に時代がかっているから自作自演がばれるwww
新聞だと、「最近は握手会などファンとの交流を深めている。」とかいてあるが、
なぅ とか つぃったー
でファンとの交流が深まったはずだ。新聞では、そうゆう事はかけないのか。握手会なんて昨年、そんなたくさんあったか。
955 :
954:2012/01/12(木) 21:15:08.26 0
ごめんなさい。スレッド完全に間違った。
関西圏からますます通知が来て、頭がおかしくなったかな。
東洋史研究者との握手会でファンとの交流を深める……。
957 :
世界@名無しさん:2012/01/12(木) 21:32:14.12 0
>>946 明日の大学院の授業の準備があるので、今日はとりあえず、以下のご批判にお答えいたします。
>中国と友好を深めようとすると酷い目に遭う、そうご自分で書いておられるが
>これは誤り。日本一国が権益を広げたことはあっても友好を深めた事実は無い。
ご批判を受けて、私の書き込みを再検討してみました。私の書き方がまずかったようなので、以下のように
訂正します。
「中国」と「友好」を深めようとすると酷い目にある。
ここにいう「中国」の定義:各時代状況で権力を掌握している特権集団。
「友好」彼等の権力を鞏固にしてやる見返りに、自分たちも中国市場で経済的利益を確保しようとすること。
こう定義すれば、小生の言わんとする意味がおわかりいただけるかと存じます。
清朝政府、北京政府の要請に応じ、あれこれ法制度改革を行ったり、借款供与した見返りに権益を独り占めしようと
して何が起こったのか。これを踏まえれば、ケ小平の南巡講和以降、日本が率先して中国経済に深くコミットした
結果、何が起こったのかを恐れる理由もご理解いただけるかと存じます。
>反中協調したのは西側諸国であって、ソ連もハンガリーも非難していない。
どうやら、あなたはベトナム戦争、大学紛争、文化大革命時代の世代の方とお見受けします。
小生が念頭に置いているのは、第一次世界大戦前夜の西洋諸国の構成です。従いまして、
ソ連とハンガリーが含まれていないというご指摘はその通り、甘んじてお受けします。ですが、
天安門事件をあそこまで残酷に弾圧した中国共産党指導部を批判しなかった
ソ連とハンガリー政府の判断は誤りだったと私は思っています。
958 :
世界@名無しさん:2012/01/12(木) 21:39:24.04 0
ちなみに、日露戦争から第一次世界大戦期にかけて日本政府が行った様々な対中国コミットメントを
当初から「日本一国が権益を広げたこと」と断定してよいのか。小生がここ数年行っている商標権保護
制度の研究成果だけを踏まえれば、そう判断してもいいと思います。
ですが、この研究の過程で見つけ出した、以下の科研費報告書を読んでいると、
現実はそう単純ではなかったのかなと思い始めています。
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/metadb/up/kaken/14310172.pdf 日本政府内部の意図はどうあれ、同時代の日本の有識者には完全に善意で彼等の法制度近代化を支援していた
人物がいたことも否定できないと思います。でも、第一次世界大戦勃発後の火事場泥棒行為は、こうした
個人の善意も吹き飛ばしてしまったのではないでしょうか。この時期の日中関係は非常に微妙な問題を含んでいて、
幅広い視野から再検討するべき問題が残されている思うのですが、あなたはどうお考えですか。
959 :
世界@名無しさん:2012/01/12(木) 21:52:06.30 0
>>946 >>2005年の中国における反日活動。日本企業の損失額までは書かれていません。
>この年の前後、日本の大手企業は毎年最高益を更新していたはずですが
>大市場である中国で企業活動に支障が出るほどの(反日気運ではなく)実質を伴う反日活動が行われたならば
>相応の損失額が出ざるを得ず、最高益を叩き出すことなど考えられないと思いますが?
ここは、民国期の日中経済関係、社会経済史研究の方法論にも関わる重大な問題が含まれていると思います。
たしかに2005-06年の日本企業は最高の収益を上げました。これは主要な生産拠点を中国に移したことが原因であると
したならば、日本の労働者にとっては、雇用口を奪われたことにもなり、決して手放しで喜べることでは
ないと思います。事実、私が読んだ日本経済関係の書物でも、そう指摘している経済学者は結構います。逆に中国側から
見れば、多国籍企業での民工の待遇がどんなものか。これを告発した西洋や中国のジャーナリストのノンフィクション(
秦堯禹『大地の慟哭』(PHP、2007);アレクサンドラ・ハーニー『中国貧困絶望工場』{日経BP,2008)など)を読めば
お分かりの通りだと思います。在華日経企業の収益=日中関係の安定度数ではないと思います。これは、
1915年、1919年、1925年の反日ボイコット運動が、在華紡の収益や日本の対中国輸出に大きな影響を与えていなかった
といって、その影響を無視する論法に共通した主張だと思います。統計数字に表れたモノやカネの動きだけを
問題にしていればよいのか(従来の経済史研究の判断手法)。それともそこに現れにくい大衆心理の変化を重視するべきなのか。
私は後者の立場をとっています。従いまして、企業収益が多かったから、反日暴動の意義を無視してよいとは
思いません。特に日本人一般大衆に及ぼした心理的衝撃は甚大だったと、私は判断しています。
960 :
世界@名無しさん:2012/01/12(木) 22:00:52.29 0
>>946 >>日中関係が悪化するのは、日本の右翼の言動が原因
>マスメディアの論調、周囲に居る日本人の認識、どちらからもこの手の意見は
>一度たりとて聞いた事も見た事も無いですね、
私がこのように書いた論拠は、以下の論説記事を踏まえたものです。ここは私の書き方がまずかった。
でも、日本人の中国嫌いの深化それ自体は否定できないと思います。
http://www.21ccs.jp/china_watching/KeyNumber_NAKAMURA/Key_number_52.html >師は明らかに我々とは違う地球に住んでおられる。
これはその通りです。中国の特権集団の権力基盤は、清末民初も今も、日本とは比べものにならないほど
脆弱です。彼等の権力強化に強力する見返りに、巨大な人口を擁する市場で儲けさせてもらおうと
考えると、酷い目にあう。なぜなら、中国の市場構造は、資本蓄積、利潤拡大を目的としたものではなく、
貧乏人が生き残ることを優先目的としたものだから。そして、その市場で稼げる権益は特権集団が独占する。
これは、明代中期から清代中期に形成されたのだということは、「世界一の水準」にしてガラパゴス化しつつある
我が国東洋史学の研究成果だったのではないでしょうか。だから、中国への経済的コミットメントは
相対的に減らした方がいい(絶対的になくすことはもう不可能)。これが、小生の持論です。
これをお笑いになっても構いません。「治にいて乱を忘れず」一人我が道を行くのが研究者ですから。
961 :
世界@名無しさん:2012/01/12(木) 22:10:47.88 0
>>944 >前者のヨーロッパ特殊論は、たたき台としては面白いけど、アレを論拠に
持論を展開する欧米人はだいたいdqn認定。
そうでしょうか。フランス革命・ナポレオン戦争前後から、あるいは7年戦争辺りを起点に
20世紀前半の大動乱にいたるまでの北西ヨーロッパ社会の国家構造、経済制度を
他の地域の歴史を評価する基準とする見方は、なお有効性を失っていないと思います。
ポメランツやファン・デブリース、速水融・斎藤修が何と言おうと、「長期の17世紀」以降の
西洋諸国の世界支配の規模は絶対的だったのは否定できない事実だと思いますが。
それに、
>>940 >今時、環境決定論ってw
>梅棹忠夫を持ち上げる風潮と一脈通じてるんでしょうか?
個人的には、その通りだと思っています。地球環境問題がこれだけ重要になった今、社会経済史研究者は、改めて自然環境が
人間の行動に及ぼす影響の甚大さに再び注目するようになっていますし、
東洋史研究者の間で柏祐賢や村松祐次が再評価されているのは、その所為ではないでしょうか。
962 :
世界@名無史さん:2012/01/12(木) 23:06:11.34 0
>>967 元々は「アフリカ史」の意義を否定するためJonesが挙げられたことに対する
レスなんだが...
>「長期の17世紀」以降の西洋諸国の世界支配の規模は絶対的だった
M先生がブローデリアンだったとは...あともうちょい時代的に下るんじゃないですかね、
「支配」の内実を備えるのは。
それより、Jones著書にみられる「ヨーロッパの奇跡」の来源を偶発的要因ではなく
本質的/内在的ファクタの方にに帰する論調が、どうも気になる。
「北西ヨーロッパ」が実体的アクタとして機能する時期は、ある程度限られると
思うんだが。その点ポメランツの方がまだ地域区分・時期区分がきめ細かく、胸にストンと
落ちる。
963 :
962:2012/01/12(木) 23:07:30.06 0
故宮展に行ってきた。『清明上河図』はもちろんおもしろかったが、清朝の北京を描いた図巻にも興味をもった。
特に、「康熙帝南巡図巻」12巻は、皇帝の行列が通るときに、前門大街の商店が皆閉鎖されているところに注目した。
庶民と皇帝の距離は、宋代のように、近くなかった、ということか。
>>957-958 いま一つ論旨を攫めないのですが
西太后の末年に政治制度改革、法改正を試みた中央政府の高官や官僚の多くが日本へ留学、視察し
公布、施工しようとした憲法と制度が大日本帝国のものと酷似していながら
結局は西太后を中心とする特権集団が立憲君主制への改革を実施せず、官制も小手先の小さな変更に留まるなど
日本からの支援?はふいにされた。
日露戦争の成果として清朝(北洋)から東三省の権益を獲得。
民国期に各地方の軍閥と交渉して権益を得、また第一次大戦時の火事場泥棒でも権益を奪取した
そのことは日本の国益に適わなかった、そういう判断でしょうか?
>>960 日本人の中国嫌いの深化と言われますが
09年度や去年度に回復しているのを見ると、私には単純に尖閣事件、レアメタル海禁や
毒餃子のような単発の出来事が反感を買っただけと見えます。
>中国の特権集団の権力基盤は、清末民初も今も、日本とは比べものにならないほど脆弱です。
清末は改革の進む地方が朝廷から離心する時期、民国期は内乱の真っ只中じゃないですか・・・
明清以降(個人的には北宋末期、元代も)市場で稼げる権益を特権階級が寡占するというのは同意見ですが。
ただ、現代中国も同じと考えるのは時代錯誤に思えます
現代中国経済のことは何も知らないので根拠はありませんが、専売制や清代ほど酷い汚職があるようには見えませんし。
967 :
世界@名無しさん:2012/01/13(金) 20:54:59.24 0
>>965 前者については、清朝統治下だけでなく、北京政府の段階になってもなお明治日本の法制度を
モデルにした法制度改革が続いていました。民国期の法制度改革は、イギリスを筆頭とする
西洋諸国の影響力を削ぐという点で利益の一致した日中協調として始まり、第一次世界大戦勃発を
きっかけに、急激に日本の主導権と要求度合いがエスカレートしていったのではないでしょうか。
これは、商標登録制度を事例とした私の研究成果を踏まえた部分的考察でしかありませんが。
>日露戦争の成果として清朝(北洋)から東三省の権益を獲得。
>民国期に各地方の軍閥と交渉して権益を得、また第一次大戦時の火事場泥棒でも権益を奪取した
>そのことは日本の国益に適わなかった、そういう判断でしょうか?
結果から判断して、国益にならなかったと判断してよいのではないでしょうか。なぜって、あの地域の
社会資本整備その他に必要とした経費は、ほとんど日本側の持ち出しだったのでは?日本が海外領土植民地にした
地域で、日本に利益をもたらしてくれたのは台湾くらいで、あとは日本側の赤字経営だったと
日本経済史お授業で教わった記憶があります。
軍事力を発動して、強制的に富を収奪するようになった1940年代からは話は違って来ると、
堀和生先生の研究だったかで読んだ記憶がございます。
968 :
世界@名無しさん:2012/01/13(金) 21:06:44.51 0
969 :
世界@名無しさん:2012/01/13(金) 21:31:48.95 0
>>945 >おいおい、もまえら、まったくなにもしらねーな。蔀さんは博士号もっていないよ。
>日本でも海外でも取っていない。ベルギーには長くいたけどもね。
ショック。ウソでしょ。だって、辛島昇はね。「蔀は今度ベルギーに博士号論文を提出する。それから
東大に戻ることになっているんで、間違いのないように、僕が口を利いて陶工大に入れてやったんだ」って
私にはっきりそう言ったんですよ。あのセリフはなんだったんですか?!
970 :
世界@名無史さん:2012/01/13(金) 23:24:17.04 0
博士論文ではなくDEA論文(予備論文のようなもの)だったのでは
971 :
世界@名無史さん:2012/01/14(土) 00:18:26.88 0
>>969 だいたいさ、博士号とったなら、そりゃ本にしないと。彼は落第したんだよ。だいたい、あの辛島の爺が
言うことだよ。間に受けてどうする。それに、東工大の教養に押し込んだのも、相手側からすりゃ渋渋のバーター取引
だったんだろ?
珍しい分野をやってる人って、周囲の無知のおかげて実力以上に評価されて
実力以上の地位についちゃうことってあるよね。
法学部でチベット史を専攻してる人なんかも同じようなものかもね。
きっと周囲が「何だかよく分かんないけどなんかすげー」と勘違いしてくれたんだろうね。
975 :
世界@名無史さん:2012/01/14(土) 08:09:09.42 0
>>969 これはほんとらしいよ。
たぶん、書いたとすれば、970のいうように予備論くらいのものだったんだろ。
あのひと、本職は碑文読みらしいけど、校訂とかないんじゃないか。外国語論文もあるかわからん。それで灯台享受
>>967 要は植民地経営もしくは弱体な大国への対応に失敗したのであって
中国と友好を図ったことが不利益を招いたわけではないでしょう。
満蒙華北の経営も帳簿上は赤字でも、紙幣や債権を野放図にばら撒いて民衆の資産を吸い上げ
最期は大日本帝国が破産したため、資産のやり取りで計れば大幅黒字という話を聞いた覚えがあります。
>>968 そのコラムの引用元を見ると、江沢民の時期に好感度が下がり続けた後
上で書いた事件の年に一時的に下がった以外は起伏がないので、取り越し苦労かと。
>洛北の財政史の大御所が書かれた「原額主義のパラドックス」が今も起きていることは
唐代、明前期に原額主義は採られていないし、宋代は原額主義か隠田の蔓延なのか決着ついてましたっけ?
原額主義といえば清朝は地方が支出するときも原額主義?的で、歴代王朝でも特殊と思う。
改革開放後の現代中国で似た事例が見られるとしても、清代と規模や構造を比較しなければ意味が薄いと思います。
>専売制に近いことは、自動車産業で起こっていることが、実証されています。
知っての通り専売制の下政府は供給価格の5倍10倍で捌いていたのですから
似たことが起きていた場合、自動車産業は輸出産業として成り立たないでしょう。
977 :
世界@名無史さん:2012/01/14(土) 17:10:02.13 0
反日ネット工作員
朝日新聞社→社員約300人
民主党とその取り巻きの資金が入った反日工作会社→数社約450人
朝日新聞の社員は捕まった49歳の編集者を含め新聞記事を書く合間に2chを荒らしている程度とみられているが
民主党が用意した反日工作会社はほぼ24時間体制で工作を行っている
工作範囲は民主党が予め工作費を流している2ch、ニコニコ動画を中心にyoutube、個人のブログなどである。
978 :
世界@名無史さん:2012/01/15(日) 02:59:44.16 0
>>976 横レスすまんが(話の本旨からも外れるが)、
>唐代、明前期に原額主義は採られていないし、
>宋代は原額主義か隠田の蔓延なのか決着ついてましたっけ?
「原額主義」解釈に問題があるのでは?宋代史研究者の誤解に対するI先生の見解については、
かなり詳細な注記の中で展開されていたと記憶している。
隠占田土の存在と祖額の拘束性とは特に矛盾しないし。
まあ、あの議論が「中国特殊論」の根拠として援用されるのは、
I先生もびっくりだろうが。
人員と行政技術の不足からくる徴税上の御都合的措置のことかと思いきや
韓非子の時代から続く中国人官吏の宿痾を「原額主義」と呼んでいたわけですか。
そういう用例もあるけど、清代は別として原額はもっと広い意味の詞のような
980 :
世界@名無史さん:2012/01/15(日) 19:23:14.07 0
>>979 いやいや、薄賦/祖額遵守という理念がフレームワークとして強く機能する
事態と、徭役・攤派等の半フォーマル的/追加的徴収が(つまり「宿痾」と
「ご都合主義」の双方が)結びついた構造的実体、という趣旨だと思う。