中世の倭寇って、朝鮮人、日本人、沖縄人、中国人、マレー人、ポルトガル人などが
一緒に徒党を組んで活動していたけど、彼らの共通言語ってなんだったんだろうか?
中国語?
>>405 たぶん呉語。
倭寇王の王直は多分呉語話者だから。
鄭成功一派は福建語が話し言葉の共通語だったろうなあ。
書き言葉は古典漢文だろうけど。
複数の共通語があったと考える方が自然かも
>>403 ヒスパニックは英語を使わないでスペイン語のまま増殖してるのが違うんじゃない?
410 :
世界@名無史さん:2011/11/16(水) 00:46:05.51 0
ブータンが英語を第一公用語にして若い世代は普通に英語を話してるのに驚いた
漢文ってのは日本での呼び名で中国では単に文言(文語)とか古文とかいうわけだが。
英語圏ならclassical Cheineseと呼ぶし
CheineseってナンだChineseね
413 :
世界@名無史さん:2011/11/16(水) 14:14:32.16 0
ブータンはブータン文化保護が国是と宣伝されているが?
414 :
<ヽ`∀´> ◆NIDA/olocc :2011/11/16(水) 17:54:58.88 0
小さい国だが民族は複雑で紛争しないようにか? 学校の授業も放送も英語らしい。
それと、開発途上国では現地の民族、部族の言語では学術、技術の説明すら出来ない。
日本は漢文化、仏教などを通じての西域文化、オランダから蘭学と開国までに技術用語の
ベースがあったので急速な近代技術に対応出来た。
また、漢字で造語したり、英語、ドイツ語などをそのままカタカナとかで日本語に
簡単に取り入れる。例えば漢字で対応出来れば「素粒子物理学」「費用対効果」とか。
対応出来ないならそのまま、ビックバンとかダークマターとか変幻自在。
これを植民地化されるまで文字すら無かった狩猟や単純農耕部族の言語で表現できるか?
出来ないのでアフリカなどでは大学では英語、フランス語の授業となる。逆に日本語で
何でも学習に不自由が無いので、日本人はいつまでたっても英語が話せないかもしれない。
415 :
世界@名無史さん:2011/11/16(水) 19:36:08.34 0
>>409 2世3世からはもう英語使い始める
これは統計でも出てる
416 :
<ヽ`∀´> ◆NIDA/olocc :2011/11/16(水) 20:37:00.90 0
ロスのダウンタウンから西へ歩いて20分ほどのメキシコ人街に住んでたが
大人はスペイン語しか話せない奴多かったが、ガキは流暢な英語を話してた。
そりゃそうだ。学校では英語。知り合いの日本人ビジネスマンの子供も英語しか
話せなかった。家では日本語のはずなのに何で英語しか話せないのか不思議だ。
聞いてわかるのと話せるのは違うのだろう。
東京育ちの俺は両親が出身地の方言を話しているのは理解できるが
自分では話せない。
418 :
世界@名無史さん:2011/11/16(水) 22:07:37.42 0
>>399 下の二つはありそうで、ない。ロシア語が中心的な役割を果たし続けることはあっても、
他のスラブ語を取り入れることも先祖返りすることも難しそう。
ロマンス諸語の場合も西・伊・仏と互いに譲らぬ大言語があり、それ以外が
その三者にだんだんと収束していくとしても、三者が歩み寄る姿は想像しにくい。
似た例ではチュルク諸語か。トルコ語がもし純化せずもっとオスマン語の姿を保っていたら
たとえローマ字書きでもイスラム圏のチュルク語の中心となれただろうけれど。
>>414には完全に同意する(
>>1のスレタイの本質は、「国際性」よりこっちだと俺も思う)が、
>>416の例は、実例の解釈としてどうかなあと思う。
「専ら学校で」というのは、つまり「普及に100年かかりますよ」という意味。(近代フランス以来の大体の経験則)
そして、100年たつまでは、何時でもひっくり返せますという意味(旧大日本帝国領を見れば分かる)
「学校以外では、おかあちゃんとの会話から、シリアルの取説まで、スペ語で日常生活を送れる」という、
米国南西部の状況は、軽視してはいけない。
しかも、ヒスパニックの連中は、メキシコからどんどん入ってくる。日本(の日本国民)のような住民票による捕捉は_。
(日本でも、愛知、静岡、群馬などでは、日系ブラジル人の子どもの居住地・就学の実情捕捉は困難を極める)
>>405 活動地域によって違うんじゃないかな?
日本近海の場合は、朝鮮語と中国語
南方では、マレー語と中国語
中間地点では、中国語の他に2ヶ国語ぐらい混在とか
一人で二ヶ国語ぐらい話せるのが普通だったんじゃないだろうか?
421 :
<ヽ`∀´> ◆NIDA/olocc :2011/11/16(水) 23:19:34.99 0
チュルク語はウズベク人がトルコ人とある程度通じると言ってたしウィグル語と
ほとんど同じだと言ってた。文献ではヤクート語話者でさえトルコ人とある程度は
分かるとあるが直接聞いてないので真相は知らん。
ロマンス語に関しては、アルゼンチンのスペイン語がいい例で、イタリア人移民が多い
のとブラジルに隣接してるので、一人称の yo 発音がイタリア語ぽく、二人称が普通の
スペイン語の tu じゃなくブラジルの影響でvos だと同じアパートにいたアルゼンチン
のユダヤ人が言ってた。おそらくスペイン語とポルトガル語は将来は融合すると思う。
ちなみにスペイン語に関しては、メキシコ人街にいて、断片的な会話と大学で第二で
取ってた程度なので突っ込まれても分からん。ただ、近親言語がいつまでも別れたまま
で行くとは思えない。経済、人口的にも南米指導で新俗ラテン語で統一されると思うが?
>>420 前期倭寇については、室町期の日本語九州方言の一択(朝鮮王朝実録の記述から、ほぼ確実)
朝鮮語は、下手すりゃ人によっては「カネカネキンコレベル」かもしれない。
頭目は、李朝の役人と丁々発止やってるけどね。李朝の現場の役人は、九州方言を話せた。
それで、使節を派遣したところ、「京都で九州弁丸出しは全然通じなかった」、という笑える記録がある。
(九州弁は通じないので、正式使節専用に京都弁を勉強することにした、というのが記録にある)
後期倭寇については、九州方言より、沿岸部の中国語方言が優勢だったんじゃなかろうか。
沿岸部のどの言語かは、よく分からない。
常識的には、リングア・フランカの生まれる典型的状況だが、記録がないからなあ。
リンガ・フランカとしての中国語としては、面白い題材なのに残念
>>421 俺も、米州は今世紀中におおよそスペ語化するだろうと思っている。
加州などでの、ヒスパニックの英語化の進展は、他の移民と比べて明らかに遅い。
最後まで残るのは、カナダの英語とブラジルのポル語だろうなあ。
ポル語とスペ語は、面白い非対称性があって、ポル語話者はスペ語を半分くらい聞き取れるが、逆は難しい。
(あまり良い例えではないが、ポル語の母音は「東北弁的に訛っている」というと、イメージしやすいかもしれない)
このことにより、ブラジルが巨大な「言語島」になっていて、これが難攻不落なんだ。
あと、もう一つ面白いのは、米州・本国問わず、スペ語話者は、英語に対して非常に「頑固で誇り高い」。
これはスペインでも同じで、あの国粋主義とは対極の位置にある「銀河系集団」レアル・マドリードの会見ですら、
バックの横断幕から、会見言語まで、出来る限りスペ語を通そうとする。今や、フランス語よりよほど頑固。
逆に言えば、フランス語・ドイツ語などは、
EUが瓦解しない限り、英語の前に勝手に無条件降伏してしまいそう。特にドイツ語がヤバい。
ただし、今ユーロ圏が大変なことになっているので、EUの統合深化が止まれば、話が違ってくるかもしれない。
それから、中国語も意外にヤバいね。漢族のエリートさんは、「自称英語大好き・自称英語得意」だから。
ここが日本人エリートと決定的に違う。東大卒の大半は、今でもほんと「自称英会話苦手」だから。
中華は、あっさりインド化しそうな気がする。エリートはみんな謎の訛りまくった英語使いという状態。
あの誇り高い中華が?と思うのは日本人の悪い癖で、これにはシンガポールという先例がある。
アラビア語は、ちょっと特殊なので話が別。あそこは古式ゆかしい「古典語社会(要するに文語社会)」なので、
ヨーロッパ式の言文一致を前提とする議論は、当てはまらないと思う。
俺は、「国際語」かどうかは分からないが、
>>414的な意味での「高級言語」として最後まで残るのは、
英語、スペ語、ポル語、日本語の4つじゃないかね。
これに、極めて特殊な言語圏としてアラビア語が加わる。
426 :
世界@名無史さん:2011/11/17(木) 01:22:54.95 O
>>424 何でカナダの英語よ。
国境越してアメリカのテレビ放送がガンガン入ってくるから米語化してるんだが?
>>426 そういう意味じゃなくて、「スペ語化に抗する英語話者は、最後にはカナダへ追われて逃げ込むだろう」という推測。
カナダというか、合衆国内のミネアポリスあたりも含めたイメージだけどね。
英語とか米語とか、そういう話ではない。
428 :
世界@名無史さん:2011/11/17(木) 01:37:23.44 0
>>427 ヒスパニックのほうが英語化してる現状で何故そうなるか分からん
中二の架空戦記並みに薄っぺらい
>>428 英語話者側からみると、
米国内では、英語話者の子どもの「第一外国語」が、もうスペ語一択になりつつある。
非英語母語民にとっての英語のポジションを、スペ語が獲得しているという、よく考えれば驚くべき状態。
しかも、カリフォルニアあたりだと、それが「日常の必要性」に裏付けされている。
(嘗ての仏語のような教養言語ではない。そんな余裕はない)
それに、アメリカ人は、環境が悪くなったとなったら、何処へでも簡単に引っ越す連中だよ。
福島県民と同じ生物とは思えないほどの、意識の差がある。
この、「米国の英語話者の第一外国語が、軒並みスペ語」というのが、実は大変に異常な事態なんだ。
「マイノリティ言語をマジョリティ側の子どもが勉強する」ということは、古今東西、滅多にあり得ない異常事態。
日本だって、愛知や群馬の、ブラジル人が占拠しているような一部地方において、
中学生の間で、ポルトガル語が大人気という事実は全くない。
在日大杉の大阪生野でも同じだった。(朝鮮語を学ぼうという日本人の子女は僅少であった)
世界史的に言えば、比較的似た状況は、満州国における日本人子女の中国語(満州国語)習得という例がある。
日本人は指導的立場にありながら、圧倒的な中華土民(実際は山東省方面からの不法移民)の前に、
中国語を進んで学ぶ状況に置かれることになった。
(この時点で、真正の満州語(ツングース語族)の国語としての復活は、誰の目にも無理ゲーだったことは言うまでもない)
カリフォルニアの言語状況は、密かに満洲国化しつつあると言ってもいい。
431 :
世界@名無史さん:2011/11/17(木) 02:27:53.81 0
>>429 なりつつあるじゃなくて昔からだアンタが一人驚いてるだけ
やたらカリフォルニアの話したがるけど元々移民の玄関口としての州だ
中国やらインドやらフィリピンやらの言語も飛び交ってるわけでスペイン語オンリーじゃないし
432 :
<ヽ`∀´> ◆NIDA/olocc :2011/11/17(木) 02:42:08.72 0
まぁ、カリフォルニアにいたけど英語が話せないと凄いデメリットになる。
メキシコ人の知り合いが、「ドイツ人はいいなあ。すぐに英語を覚えると嘆いてた。
インターネット用語は英語出し、中国、韓国も凄い勢いで英語教育してる。
サムソンなんかTOEICが、600点以上無いと入社すら出来ない。インドもしかり。
フロリダで大勢のキューバ人亡命者、ニューヨークのプエルトリコ人が
スパニッシュハーレムを作っていたが、時代が過ぎて今は多くが英語を話すだろ。
移住者の多さじゃない。アングロ・サクソンより、ドイツ人、アイルランド人
ポーランド人、黒人なども多く、元々の英語話者の英国人は2000万人で 7% 程度。
433 :
世界@名無史さん:2011/11/17(木) 03:52:16.68 0
ケベック万歳
434 :
世界@名無史さん:2011/11/17(木) 09:26:29.24 0
印欧語族は元が同じ出し、ゲルマン語族とか小グループはさらに近い
から将来(200〜1万年) は統一に向うのは間違いない。
東北から沖縄まで明治時代は絶対に通じなかったが、たった100年で
普通に通じる。沖縄は若年層が琉球語が分からなくなっているらしい。
435 :
世界@名無史さん:2011/11/18(金) 03:12:02.20 0
果たしてその時いろいろな単位はメートル法からヤード・ポンド法にとってかわられてしまうのか
あるいはアメリカが譲歩するのか
436 :
世界@名無史さん:2011/11/18(金) 06:32:48.71 O
全くだ。単位の統一がまだ出来てないなんて信じられん。
それで燃料切れでの航空機事故(グライダーみたいに着陸したが)が起きたぐらいなのに。
軍隊はメートル法も使うようだしスポーツも多くはメートル法だろに。
>>435 >いろいろな単位はメートル法からヤード・ポンド法にとってかわられてしまうのか
ありえない。
アメリカが世界の中心の座から、目に見えてずり落ち始めているのに。
>>420 マラッカでザビエルと会ったアンジロウが、すでにポルトガル語をある程度話せていたことを考えると、
そこそこ共通語としての地位があって、他にも倭寇で簡単な会話が出来るやつはいたんじゃないかな?
>>438 問題は、マラッカのようなポルトガル領の都市だけで共通語だったのか、それ以外の場所でもそうだったかだな