946 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 15:32:35.72 0
>>945 中国もアフリカに金ばらまいて親中国政権を増殖させているけど
現地に軍隊を駐屯される意思は無くて
資源の開発は中国の下請け企業にマル投げしているって聞いたんだが
そこらへんどうなんだろ?
947 :
世界@名無史さん:2012/06/30(土) 22:12:43.24 0
今アフリカは絶望的だが、中韓は手を引くつもりはないだろう。
何故ならかつてのインドも大飢饉の時のエチオピアや今のソマリアのような自然環境だった時代があるからだ。
インドもネパールもサウジもアフリカも未だに魔女狩りが行われているが、インドは農村はともかく都市部は次第に先進国化しつつある。
90年代から急にである。かつてのインドの飢餓状況を知っていればアフリカも全く絶望的ではないのだ。
いや、ブラックアフリカにも、普通に経済急成長している国あるし。
有望な国はいくつもあるだろう。
949 :
世界@名無史さん:2012/07/01(日) 15:20:43.14 0
>>948 ボツワナだと結構成長しているイメージあるよね。
資源が比較的多い内陸国がどう経済発展するかは
ボツワナの経済発展は参考になるかも知れない。
ボツワナはほぼ単一の国民国家っていのも
経済発展のプラスに働いたと思う
950 :
世界@名無史さん:2012/07/01(日) 15:29:00.78 0
同じ単一民族の国で発展しているボツワナ。
方や、内戦で無政府状態で破たんのソマリア。
どこで差がついた?
ルワンダも00年代後半からかなり順調に経済成長してるよ
直前に民族ジェノサイドを伴う内戦やって、条件的には一番厳しかったにもかかわらず
実権とり戻したツチ族の連中が奇跡的ともいえるほど大人の対応をしたのが要因
臥薪嘗胆の念を持ち続けられないとは、やはりニガーだな。
953 :
世界@名無史さん:2012/07/11(水) 17:56:03.57 0
成長してる国の資金源はチャイナマネーだよ。
支配層と結託し、資源採掘やスラム再開発を押し進めている。
だがそれは外資による発展であって現地には産業が無い消費オンリーの構造。
土地支配から経済支配にかわっただけ。
>>940 亀レスもいいところだが。
アフリカ以外の地域で現生人類進出と大型動物絶滅の時期が
重なっているのに、アフリカには大型動物が残っている件については
「アフリカには最初から人類がいたから」って説をどっかで読んだ。
説明になっとらん!と思うだろうけど、アフリカの動物は
人類の進化とともに生きて適応してきたが、他の地域では
いきなりホモ・サピエンスがやってきて狩りつくした、という主張。
実際にはそう単純ではなかろうけどね。
地域によっては人類の到達と気候変動の時期が重なっていたりするし、
様々な条件が重なった結果なのだろうと思ってる。
確か、銃・病原菌・鉄でも、アフリカに大型獣が生き残った理由を書いていたな
956 :
世界@名無史さん:2012/07/13(金) 23:15:12.65 0
ふと気になったけどアフリカだとユーラシアハイウェイのような構想が無いのって
やっぱり経済的に底辺な国が多かったり、紛争地帯が多かったり
するのが原因なのかな?
個人的にアジア方面はインド、中国、ベトナムの経済発展も影響あるのかな?と思っている
アフリカでは、公共交通機関で国をまたいで移動できる区間がかなり限定されるしね。
首都から首都への移動でさえ、公共交通機関では不可能な場所が多い。
958 :
世界@名無史さん:2012/07/14(土) 00:34:41.67 0
>>954 でもインドでも超大型の象、サイから少し小さい水牛、さらに小さいシカ類、羚羊類って揃ってるからアフリカだけが特別とも思えない
ちなみにインドもアフリカを出た現生人類がさらに分化したキーポイントの地だそうな。
>>958 もともとアフリカ外の動物で、アフリカだけに残っているのもいるんでしょ
強力な武器を持った人類の多いところだと食べられてしまうし、
農業地帯だと住むところも激減するから、動物にとっては大迷惑なんだろうな
>>958 >ちなみにインドもアフリカを出た現生人類がさらに分化したキーポイントの地だそうな。
何かインドであったっけ?
>>960 最近の本はたいていそう書いてある
NHKスペシャルでもやってた
アフリカからアラビア半島に上陸した後、海岸伝いにインドまで拡散したらしい。
その後さらに東に行きスンダランドで人口膨張したのがアジア人の祖、
インドからアフガニスタン経由で北に広がったのがコーカソイド系。
962 :
世界@名無史さん:2012/07/15(日) 00:45:26.76 0
今年のNHKスペシャルはまだパレスチナ北上ルートを採用してた。カフゼーとかの現生人類化石は、いったん絶滅した系統にすぎないんだけど
我らがNHKときたら....
まあミトコンドリアDNAやY染色体に残らない形で、そういった北方ルートで出アフリカした祖先も混じってるのかもしれないけど
963 :
世界@名無史さん:2012/07/15(日) 02:59:53.60 0
>>960 インドつーとアボリジニ(オーストラロイド)は南インドから渡ってきたって説が有力なりつつあるけど
昔は謎の人種扱いされてジャワ原人の直径の子孫じゃないか?って説が真面目に話されていた
>>961 アフリカの単一起源説もそうだけど
旧人や原人は絶滅しないで一部は新人と混血したって説もあるよね
ネアンデルタール人はイベリアで2万年中期まで生き残っていたみたいだし
964 :
世界@名無史さん:2012/07/15(日) 03:00:38.69 0
世界順位で一人当たりのGDP(2011年度)を見たけど
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html ブラックアフリカで一人あたりのGDPが高い国って
南アフリカでもボツワナでもなくて
セーシェルでその次がガボンってのが意外だった
あとチャドって貧しい国って言われる事多いけど
一人当たりのGDPだと151位でケニアよりも少し上だったのがこれまた意外だった
それと過去の「世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング」を見たけど
80年代初頭はコンゴ民主共和国の方が中国、インドよりも一人当たりのGDPが高かったんだね
もしかしたら80年代初頭はコンゴの方が中国よりも有望な新興国だと思われていたかも
今のコンゴの状況から考えると信じられないと思うけど
ただ当のコンゴは96年から現在まで
「一人当たりのGDP」対象国で最下位が指定席
965 :
世界@名無史さん:2012/07/15(日) 03:44:23.69 0
セーシェルの上にある赤道ギニアをお忘れなく。多分世界最悪の格差国家なんだろうな。
チャドはレアメタルかウランが出るんだっけ
>>964 そういや以前、日本に留学に来ていたガボン人と知り合って話がことあったが、
雰囲気的に欧米の先進国の人間並みだったな。
まあ留学に来ているぐらいだから、どうせ向こうじゃ超金持ちなんだろうけど。
そのへんの国からの留学生なら、フランスあたりで就学経験ありだったんじゃない?
サンコンさんみたく、ソルボンヌ卒で俺らよりずっとインテリだったわwwみたいな
セーシェルが観光でガボンが資源、チャドも石油がなんとか始まったそうじゃね
コンゴ民主共和国も資源はすごいんだけどそれが思いっきり大惨事になっちまったい
969 :
世界@名無史さん:2012/07/15(日) 23:41:48.01 0
ウクライナと旧ザイールは本当に日本みたいな資源小国からすると、もったいないことをしてるなと思う。
まあウクライナ人はアフリカの大抵の国だったら中の上よりは上だろうだけど
970 :
世界@名無史さん:2012/07/16(月) 20:07:40.95 0
>>969 コンゴの資源の豊富さを考えると何故GDP対象国で最下位になったのかすげー不思議
しかも1980年に比べてGDP半分以下に下がっているし
まあ「黒猫の巣」ってサイトでやっている「香ばしき国々」見ればだいたいの原因は分かる
モブツなんて鳩山と小沢と官の悪い所を掛け合わせて悪化させたような人物にしか思えなかった
資源国でまともな内政の国はほとんどないのが悲しい現実。
メタンハイドレードが利用可能になれば、日本も一躍資源大国になるんだが。
アフリカの話だろ。
アフリカ以外なら、カナダとかアメリカとか、いくらでも資源がある先進国はある。
>>972 その代わり1ドル1円の超円高になって製造業は全部潰れるか国外に逃げる
それこそが資源国が発展しない理由の1つ
人口の少ない国なら資源収入を皆で分け合えばいいが、人口が多いと超格差社会になる
通貨が高いとどんなに頑張っても輸入品に押されて産業が発展しなくなるので皆やる気を無くし、能力がある人は国外に出て行ってしまう
輸入依存が染み付いたあたりで資源の暴落などで破綻する
普通に頑張ってた人はインフレで全部水の泡になり、利権に与る金持ちだけはドルで預金していてもっと金持ちになる
いくつかの資源国はこういう経験をしていて、社会が非常に荒れている
ちなみにイギリスは北海油田発見のずっと前から産業は流出し衰退していた
アメリカも資源大国だけど全部自国で使っちゃうし基軸通貨国なので・・・まぁ製造業はそろそろ限界なのでシェールガス開発と、30年遅れでイギリスの後追いやってるようだ
もちろん日本も後追い中だから資源に手をつける日は近い
なんで日本が資源国になると、1ドル1円になるのか理解できなかったんだが
1ドル1円はただの例え
1ドル20円かもしれんし40円かもしれんし、逆に1ドル0.8円とかになるかもしれん
それは資源の産出量次第
しかし今より大幅な円高になるのは間違いない
輸出出来るほどじゃなくても、今みたいに石油・ガスの大量輸入をしなくなる分だけ円高になる
アンゴラの首都ルアンダ、チャドの首都ヌジャメナ、ガボンの首都リーブルヴィル、
いずれも石油が出てからドル換算で東京や大阪と並び立つ物価
現地人の所得は1日1ドル未満のままだから国民は何も買えなくなった
ロシア、ブラジル、オーストラリアも資源高で儲かったためここ数年で一気に物価上位に躍り出た
湾岸諸国は物価が安い。ドルにレート固定してるからな。しかしこれは通貨の主権を喪失しアメリカに隷属することを意味する
産油国エクアドルもインフレに耐えかねて通貨捨てて米ドルにしてしまった
ベネズエラも反米の癖にドルに固定(しかし闇レートが存在しインフラが止まらない)
ドイツとフランスがユーロ圏でのシェールガス開発に強硬に反対するのは別に自然保護や原発利権のためだけではない
国有メタンハイドレート開発公社を作って
収益は国が回収。年金の基金と赤字国債の消化にあててほしい。
>>976 例えにしても現実離れしすぎ。
それだけ円の価値が高くなれば、アメリカの企業だの土地だの、
日本が買い捲る事を恐れるから、そんなことにならないようにレートを操作してくる。
980 :
世界@名無史さん:2012/07/17(火) 16:07:43.43 0
>>974 ノルウェーに何か社会荒廃を防ぐヒントはあるかな。石油と魚という資源大国で、一人当たり国民所得は世界トップクラスだけど
まあ去年の乱射事件はまだ記憶に新しいけど
>>976 >それは資源の産出量次第
>輸出出来るほどじゃなくても、今みたいに石油・ガスの大量輸入をしなくなる分だけ円高になる
輸出入収支だけでレートが決まるわけじゃあるまいし。
他の要因全部無視かよ。
>>978 国有なんかにしたら、公務員が全部自分たちのために使っちゃう
スペインハプスブルクも南米ポトシ銀山の資源収益は
貿易でネーデルランドとイングランドに吸い上げられてしまったというしな。
資源を持ってるだけだと贅沢品に浪費して何も残らないのがオチ。
でも資源国が産業興すのに成功した例って少ないよね。
中東あたりの産油国も軒並み失敗してるし。
984 :
世界@名無史さん:2012/07/17(火) 23:41:20.50 0
>>983 アフリカだとナイジェリアは石油資源は現地役人に吸われて
地元住民に換算されてないって聞くよね。
アフリカで資源国から始めて成功したのはボツワナくらいじゃないのかな?
(一方でボツワナとの対比で失敗した例とされるのがザンビア)
南アフリカも白人技術者が居なかったら如何なっていたか分からないし
アジアでもUAEは
ドバイは石油資源が少ないから中東の金融センター目指すって主張しているけど
(個人的にワールドカップはカタールよりもドバイで開催して欲しかった)
南米でもブラジルは資源が豊富だけど
それ以外の産業もあるから資源国決めつけるのも何だかな
>ドバイは石油資源が少ないから中東の金融センター目指すって主張しているけど
多いのはどこ?
UAE(アラブ首長国連合)のなかじゃアブダビだろうな。
誰もリカードの比較優位説について学校で習わなかったのか
誤解してる人が多いが、あれを噛み砕いて説明すると、自由貿易体制ではその国で一番儲かる産業が栄えてあとは衰退する、ということ
最近の例では優秀な理系学生がみんな金融に流れ続けたため国防産業の開発力が停滞した米国などが典型的だ
サムスン一強で他全滅の韓国なんかも分かりやすい
農家に跡継ぎがいないのも当てはまる
これは人的リソースの問題だが、例えば銀行だって儲かるところに優先して融資する
不動産屋や自治体は儲からない物より儲かる物を建てたい
原材料の生産者はより高い値段で買ってくれる会社に優先供給する
自由主義の総本山のアメリカも含めて政府は規制や税制で誘導を試みるけど、流れを後押しするならともかく、逆らう方向だと滅多に上手く行かないね
国がいくら旗振ったって給料安くて将来も怪しい企業に人は来ないし、国がそこを保障しちゃうと生産性が上がらなくなってただのお荷物になる
一行目から大上段で踏み込んだ割りに残念な内容…
知らない奴にくどくど説明しても無駄だから俺はROMってるけど
次回作に期待w
ロシアも理系学生が激減して、卒業生はガスプロムやルスアル(アルミ世界最大手)、金融に囲い込まれてしまうのだとか。
だから資源高で軍に予算がたっぷりついても、国内軍需産業は開発や生産の納期を全く守れず費用だけが嵩む状態。
かといって資源産業が停滞すれば今度は懐が寒いわけで、まさに資源国の罠に嵌ったといえる。
工業基盤があった国でもこうなるのだから、中東やアフリカの国が色々やってもねぇ。
あとボツワナは人口が少ないからダイヤモンドだけでやってこれただけで、一桁多かったら分配に与れない連中が暴れだしてジンバブエ化しただろ。
ナイジェリアは今1.6億人、20年には2億、50年には7億まで増えるとか。いくら石油で儲けても一人当たりじゃ雀の涙。よって奪い合い。これからますます酷くなると思う。
コンゴ民主だって6600万人ぐらいで、1997年が4600万で、1998年からの内戦で400万〜600万ぐらい死んだらしいけどコンスタントに増え続けてる。
サウジも人口急増したから、昔は日米より上だった一人当たりGDPもポルトガルやチェコレベルに落ちてる。
原油高なのに凄い落ち方。アルゼンチンレベルまで落ちると不安定化するかな。
もうちょっと適当なところで改行入れてくれ。
全然読む気がしない。
乙
>>994 カナダ独自の産業なんてあったっけ?
ボンバルディアぐらいかな?
天然資源と農業資源がほとんどの資源国でしょ。
大消費地アメリカに人材を送り込む人材資源国でもある。
ただ開発余地が大きいのと、収益を再生産に廻す施策をとる
政府の優秀さで、うまく資源国の立場を活かしてるな、とは思うよ。
ただ消費地アメリカなしでは何もできない国であるのには変わらない。