誰もリカードの比較優位説について学校で習わなかったのか
誤解してる人が多いが、あれを噛み砕いて説明すると、自由貿易体制ではその国で一番儲かる産業が栄えてあとは衰退する、ということ
最近の例では優秀な理系学生がみんな金融に流れ続けたため国防産業の開発力が停滞した米国などが典型的だ
サムスン一強で他全滅の韓国なんかも分かりやすい
農家に跡継ぎがいないのも当てはまる
これは人的リソースの問題だが、例えば銀行だって儲かるところに優先して融資する
不動産屋や自治体は儲からない物より儲かる物を建てたい
原材料の生産者はより高い値段で買ってくれる会社に優先供給する
自由主義の総本山のアメリカも含めて政府は規制や税制で誘導を試みるけど、流れを後押しするならともかく、逆らう方向だと滅多に上手く行かないね
国がいくら旗振ったって給料安くて将来も怪しい企業に人は来ないし、国がそこを保障しちゃうと生産性が上がらなくなってただのお荷物になる