人間の身体の一部としての性器や性行動の他に、他人との人間的なつながりや愛情、
友情、融和感、思いやり、包容力など、人間関係における社会的・心理的側面や、
その背景にある生育環境なども含めて語りましょう。
2 :
世界@名無史さん:2011/01/30(日) 20:41:35 0
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3 :
世界@名無史さん:2011/02/06(日) 10:48:11 0
以前、世界史板にあった「古代ローマに宦官がいたの?」スレが消えてしまったね。
未開社会の戦争では、敵の男性器が記念品として持ち去られた。
勝利者の主な目的は、敵の男性としての力を奪い去ることだったから。
メディネ=ハブーのラムセス3世の墓の浅浮彫には、ファラオの前で男性器の
数を数える様子が描かれている。
切り取られた手と男性器から、戦闘で倒した人数が数えられた。割礼されている
「海の民」の死体からは手を切り落とし、割礼されていないリビア人からは
ペニスを切り取った。
ローマ宦官スレは何故か日本の話(時折中国の話)に終始するから……
古代ローマの著作家たちは、宦官を三種類に区別していた。
「トラシアエ」は、幼いころから睾丸を潰すことによって去勢された者たち。
ヒポクラテスは、著書『生殖器について』の中で、睾丸への損傷について書いている。
子供が風呂に入っているときに、副睾丸が破裂するまで睾丸をもみしだく。
もう一つの方法は、睾丸が完全に委縮するまで、周囲を紐で縛っておく。
「スパネドス」は、思春期以降に睾丸の切除を受けた者。したがってペニスは
正常に働き、女性を妊娠させる恐れなく満足させることができる。男性的な
肉体を持ち、早く老化する。
「カストラティ」は、完全な宦官である。睾丸もペニスも、生殖器全体が切除されている。
こうした宦官は、体つきが女性的になる。ひげが生えず、咽喉が太くならず、
声変わりしないので子供のような高い声が出る。肩幅が狭く、骨盤が広がり、
太る傾向がある(女性型肥満)。下肢の骨が伸びて、身長が高くなる。
ウイーン少年合唱団が昔去勢していたというのは本当?
>>6 オーストリアはカトリック国だから、おそらくやっていたと思う。
ベートーヴェンもカストラートにされそうになったが、父親の反対で実現しなかった。
>>7 ありがとう。以前、何かで聞いたことがあったんで。
そういや「アマデウス」でもサリエリが生涯童貞を通した人物として描かれていた。
ウイーン少年合唱団の場合は声質を保つためなんだろうね。
洋の東西を問わず、男性には、ペニスの大きさと男らしさ、あるいは性的能力、
さらには権力までをも結びつける観念がある。
この観念がどこからきたかというと、人類が他の霊長類と違って、二足歩行を
するようになったことと関係があるらしい。
人類は二足歩行になり、四足歩行時の体毛と陰茎骨を失った。女性は乳房を発達させた。
直立するようになって、ペニスは重要な視覚的サインになった。四足歩行の動物では、
ペニスはそれほど目につかない。
ここで注目したいのは、人間の体の前面にある部位が性感帯になり、性の視覚的サインに
なったことである。唇、ひげ、乳房、恥毛、性器、赤くなる部位(顔、胸)。
男が裸で立てば、ペニスは目立つ位置にある。恥毛が性感帯を強調する。
ホモ・サピエンスのペニスは弛緩状態でも目立つが、ゴリラ、オランウータン、
オマキザル、ボノボのペニスは、弛緩状態ではほとんど見えないほど小さい。
人類の大きなペニスには視覚効果があるのである。
鹿は、優越したオスが大きな角を持っている。角の成長は、ペニスの成長と直接的な
関係がある。人類は、こうした視覚的な男性性の誇示を、ペニスにもあてはめているらしい。
受精に必要な大きさに比べても、必要以上に大きいと言われているかね。