名誉の歴史

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1世界@名無史さん
古来、人間は物質的・経済的利益のためだけではなく、名誉・威信・誇りのためにも
激しい競争を繰り広げてきました。
政治的・軍事的・学問的業績、高徳に対する敬意、血統、正直さ、歓待、忠実、
支配力、女性の貞潔性など、なぜ人間がこれほど名誉にこだわってきたのかに
ついて語りましょう。
2世界@名無史さん:2011/01/12(水) 23:03:18 0
名誉革命。とりあえず反応してみた。
3世界@名無史さん:2011/01/13(木) 09:03:44 0
ゲルマン人は平和時の憂さ晴らしに、しばしば剣技、槍技の勝負を行い、
そしてそれには一身の自由まで賭けた。
そして敗れると、喜んで相手の奴隷となり、遠国へ売られることすらあった、
とタキトゥスは述べている。

これが英語のdebt of honour(名誉債、法律的に取り立てられる義務はなくても、
男子の面目として支払わざるを得ないという意味)として現代にも残っている。
4世界@名無史さん:2011/01/13(木) 10:25:25 0
昔は宗教的規範がそれだけ大事だったからでFA
5世界@名無史さん:2011/01/13(木) 10:40:14 0
>>4
ゲルマン人の武勇に対するこだわりも、宗教的規範によるものだったのか?
6世界@名無史さん:2011/01/13(木) 11:02:55 0
>>5
オーディンかっけえ
トールつえええええええええ
みたいな感じじゃね?
7世界@名無史さん:2011/01/13(木) 11:27:01 0
勲章、称号、爵位・・・
こういうものに宗教が影響しているとは思えんが。

8世界@名無史さん:2011/01/13(木) 11:44:41 0
神の名に於いて叙爵するんでは?
9世界@名無史さん:2011/01/26(水) 02:29:58 0
age
10世界@名無史さん:2011/01/30(日) 16:11:14 0
長谷川眞理子氏(専修大学法学部教授)によると、
世界的に見て、圧倒的に男性が男性を殺す事件が多く、その理由は自己の面子を
守る、が最多だとか。
それも第三者から見ればくだらない理由の面子、名誉。
例えば、酒場で馬鹿にされた、お前は何の価値もない奴だとののしられた、
ジュークボックスにお金を入れたのは俺の方が先だ、ぶつかったのに謝らない、
などなどといった口論に端を発する面子を守るための葛藤。
この理由は自己評価、自己顕示欲の現れらしい。

動物と同様、人間も、配偶者の獲得をめぐる競争は女性よりも男性の方が激しいので、
口論で勝ちたい、高い自己評価を得たい、まわりから強い奴だと思われたいという
欲求は男性の方が強い。

11世界@名無史さん
>>8
神の名に於いて行うのは王位を与えること、そして司教、司祭などの宗教的地位を与えること。
叙爵するのは王がその子分に行うもの。