油っちぃいものを好む東日本では、淡白すぎてフグの味わいなんて全く理解されてないけれどね。
943 :
世界@名無史さん:2011/02/11(金) 13:49:46 0
西洋人ならともかく、
中国人が日本人のフグ食に驚くとは面白いな。
大陸にも朝鮮にも、フグ食の歴史はあるのだから。
>>942 君の言う東日本ってどこの国?中国にでもあるの?
>「東京だけでも1500軒以上のフグ料理店が
存在する。フグを食べることは、江戸時代にはすでに広まっていた」、
これが読めないんだよ。 おそらく生粋の工作員見習いなんだろう。
生粋の工作員見習いってずっと見習いなのかよ
>>945 ニューヨークに500〜1000軒くらい寿司屋があるのと同じだろう。
地続で電車で日帰りもできるから、そりゃ、京阪神圏の人間がいっぱい東京にも居るだろ。
平成になってから本社移した会社も少なくないし。
江戸時代から広まっていたと書かれているけど。
「何です?」
「河豚寿司――昆布で〆めたのを握ってみましたの」
あくび先生は一個つまんで、醤油をちょっとつけ、口に放り込む。
「ああ……美味い……河豚は何といってもコレだね。中骨の天麩羅より、白子より、コレに限る」
「日本人に生まれてよかったですネエ」と鱈君。
「中国人は河豚を食べないかね」と鳴滝君。
「食べるでしょう――いつか杭州へ行った時、朝刊を見てたら、”命を賭して河豚を食うなかれ”って見出しが出てたよ。
青年男女が素人料理を食べて、大勢死んだと書いてあった」
(南條竹則 『あくび猫』 文藝春秋 pp.228-229より)
陳舜臣氏のエッセイの中にも、清の外交団が日本に来た時にふぐ料理が出て・・・ってなのがあったと思ったが。
まあ、内陸と沿岸部じゃ食う物はどうしても変わってくるからなんだけど。
関東の貝塚からフグの骨も大量に出土している。
縄文いぜんから常食てことだ
フグってもどんなフグか分かってるのかね?
ハコフグやシロサバフグみたいに無毒のフグもいるから何とも言えんわな。
それとフグが関西から広まったのは漁場の関係もあるだろう。
トラフグなんかは中部地方以西でとれるわけだしな。
いいや、トラフグは北海道でも取れるんだよ。
だいたい、その関西から広まった の根拠はどこにw
954 :
世界@名無史さん:2011/02/12(土) 14:15:26 0
千葉県の縄文時代の遺跡から、何らかの理由で意図的に埋められた住居の跡が発見された。
家の中には、一家4人の遺骨がそのままの形で残っていた。
研究者は「フグか毒キノコで一家全員が中毒死したため、穢れを払うため家ごと埋めたのだろう」
と結論した。
昭和57年頃小学館から発行された「まんが日本の歴史」第一巻、縄文弥生時代の項に、
この事例を漫画化したエピソードがある。
>>954 >
昭和57年頃小学館から発行された「まんが日本の歴史」第一巻、縄文弥生時代の項に、
この事例を漫画化したエピソードがある。
あんたかなりのおっさんだろ。 昭和って・・・・
主君のために捧げた命をふぐごときで散らしたらお家断絶なので、武士はふぐを食べないし、
武士の多い江戸でふぐ料理は普及しなかったと聞いたことがあるんですけど。
真偽はどうなんでしょう。
規制と言うのは、やるヤツが多いから出るんだよ
江戸川柳に河豚ネタはつきもんw
北海道 トラフグとぐぐるぐらいのことはしてもいいんじゃねえの なんで関西にこだわるのかしらんけど
962 :
世界@名無史さん:2011/02/12(土) 16:59:41 0
>>960 函館産のトラフグ 赤絵浜弓本店さん
お客様と会食です。
もすすみ、頃合を見計らって席に運ばれてきたのはトラフグ。
それも、地元函館住吉漁港に今日あがったばかりのトラフグだそう。
北海道にもトラフグがあがるんですね。
勉強になりますm(_ _)m
食べられているね。 ということで
>>958の疑問は解消されたよね。メデタシメデタシ
>>958の疑問が解消されてよかったねwwwwww
100年とか1000年とかのスパンだと、魚の分布域なんてすげえ変わるぞ。
10年やそこらでも、沢山獲れていたものがさっぱり獲れなくなったり、漁場が数百キロ単位で移動していたりするし。
淡水産のフグは毒が無いので、東南アジア、エジプト等では、普通に食べる。
別に食文化に地域差があっても問題ないと思うんだけどね。
たしかに
>>942みたいなお国自慢は傍目にも痛々しいが。
>>961をみても明らかに西日本の漁獲が圧倒的に多いのは明らか。
手に入りやすいものが食文化に影響を与えやすいのは当然だし、
西日本で河豚料理が発達したと考えるのに問題はないと思う。
実際、河豚料理で有名な都市は下関。
東日本でフグを食べないというのが極論であるのと同様、
北海道でフグが取れるから河豚料理が発達したのがは西日本じゃないというのも的外れ。
まあ、年取り魚が東日本では鮭で西日本ではぶりだという程度の違いだろ。
あれれ?
>むしろ北海道でトラフグが取れるという根拠は何?
北海道でフグが取れるって聞かないけど。
ときいていたはずなのにいつの間にやら話をすりかえているねw 君いつの間に質問内容を変えたのwwwwww
>東日本でフグを食べないというのが極論であるのと同様、
北海道でフグが取れるから河豚料理が発達したのがは西日本じゃないというのも的外れ。
こんなこと誰もいってないよ いつの間にそういう話になったんですかー? 967がいきなりいいだしたんだよね。
いや、俺は
>>652を支持してるだけ。
で、
>>653に書き込みが的外れだと感じたわけ。
実際、
>>658の時点でも
>北海道や東北でも漁獲されてはいるが、主に西日本が主産地である
と書いてる。
ある程度まとまった漁獲がないと雑魚扱いで料理文化にならんだろ?
そういうこと。
もちろん
>>658の書き込みに正確さが足らんかったのは認めるよ。
不快な思いをさせたなら悪かった。
だからね、河豚は関東では縄文時代から食用になっているし、
江戸時代には、川柳に歌われるほどポピュラーな食い物だった。
のに、根拠無く河豚は西日本発祥のような発言があるから、
ではぜひその根拠を示してもらいたい といっているだけ。
フグで死ぬ場合、直ぐ死ぬのかね
きのこで死ぬ場合は、まさに七転八倒の苦しみだと聞いたが
時代劇では、毒を飲んだら、口からたら〜っと血を流すだけで簡単に死ぬけど、
昔の毒なんか、致死性が低くて、まる一日ぐらい苦しみぬかないと死にきれなさそう
ソクラテスの飲んだドクニンジンは、なんか足先から冷たくなって、あまり苦しまずにすみそうだったが
今、自殺者が年間三万人以上で、事故死にされた不振死の人はもっと多いといわれているが、
自殺志願の人がフグを食べて死んだ場合、確かに事故か自殺かわからないだろうな
>>954 その話は、古代人はバカだった 史観の典型だな。
河豚もキノコも食ってから症状がでるまで、大して時間は掛からないから、
食中毒なのはスグわかる。
>>973 もう生きてるのに飽きちゃったヤツのやり方だよ
某、歌舞伎役者とかね・・・
>>973 伝説によるとクレオパトラは、自殺する前に
奴隷に毒を飲ませた所非常に苦しんだので、毒蛇に
自身を噛ませたのだとか。
もともとポリス時代にはギリシャ人の処刑のやり方は毒盃を飲ませるというものだから、
その後裔のプトレマイオス王朝で毒の効果を知らないはず無いんだけれどなあ。
>>976 歳月がたった結果、忘れられたとか
ギリシャで使われていた毒物が手に入らなくなったとか
ギリシャとは気候風土が違うため、ドクニンジンの栽培ができなかったとか
結局のところ、西日本云々とこだわっている厨房が後に引けなくなって
>>961を貼ったが、
日本全国にいるじゃんと返されて詰んじゃったということだよね。
フグ毒は神経麻痺毒。
つまり呼吸筋がうごかなくなってしぬ。
窒息死だよ。
苦しくないわけがないだろう
980 :
953:2011/02/12(土) 22:13:19 0
青酸カリのような気化性の毒物は密封しないと毒性が抜けると聞いたことがあるが…
毒の管理に問題があったとか
982 :
世界@名無史さん:2011/02/13(日) 14:27:49 0
>>981 酸と反応しないと青酸ガスは発生しないんじゃないの
>>983 青酸は二酸化炭素よりも弱い酸なので、青酸カリKCNなら空気中の炭酸ガス、水蒸気と反応して
2KCN+H2O+CO2+→K2CO3+2HCN
となり炭酸カリウムK2CO3が残る。
このとき青酸HCNが少しずつ発生するのが青酸化合物特有の匂いのもと。
シャーロック=ホームズに書いてあるので皆信じている、青酸特有の甘い匂い(アーモンド?)ってのは嘘だというのは本当?
>>985 それ有名な嘘だから。
胃酸と青酸が反応した際の青酸ガスの匂いがそうだと言う古い一次資料があって、
それが独り歩きして『青酸カリ=アーモンド』って広まってるだけ。実際は違う。
実際は揮発成分でもないし空気の成分より重いので床などに対流して落ちるだけで、
アーモンドのように香ると言うのは有り得ない。(相当反応させないと無理)
舐めてピリッっと刺激臭を感じると言うのは有ると思うが。
ミステリー系の嘘って結構多いよな。
クロロホルムのハンカチをつかって人を眠らせるとか、
空気を血管に注射して人を殺すとか。
乾燥状態では無臭だが、潮解により空気中の二酸化炭素と反応し、シアン化水素を放出しながら炭酸カリウムに変化するため、シアン化水素による特徴的な臭気
を発する。特に日光に当たる状態では反応が進み易いため、空気に触れないように、日光に当たらないように保管する必要がある。
「アーモンド臭」(苦扁桃油臭、巴旦杏(ハタンキョウ)臭、かたばみ臭、オレンジ臭)を持つ。これは普段口にするナッツ(スイートアーモンド)や杏仁豆腐に使われる
アーモンドエッセンスなどの甘い匂いではなく、収穫前の果実または花のものであり、甘酸っぱい匂いである。ただし、嗅盲といって遺伝的にこの臭いを感じない人
が20%〜40%いる(その場合でも本物のオレンジの匂いを感じられないわけではない)。ただしハタンキョウ臭を感じない体質の人でも、高濃度では独特の形容し
にくい刺激臭のようなものを感じる。ベンズアルデヒドやベンゾニトリルの臭いとも類似するといわれる。
>>986 >それが独り歩きして『青酸カリ=アーモンド』って広まってるだけ。実際は違う。
>実際は揮発成分でもないし空気の成分より重いので床などに対流して落ちるだけで、
HCNの分子量は27だから空気の平均分子量28.8より軽いし、沸点も26℃なので普通に揮発するはずだが。
アーモンド臭自体が本当かどうか怪しいというのは聞いたことがあるが。
少量嗅いでみたいなら、アクリル繊維を焦がしてみればいいよ。
安物のセーターなんかはアクリル繊維のものが多いし。