98 :
オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/06/18(土) 18:36:22.06 0
>>97 フマーユーンのヘタレぶりはムガル帝国の歴代皇帝の中でも群をぬいてるからね。
まぁ、彼がイランに亡命してる間にシェール・シャーがインドを発展させてくれたから、
おかげで後のムガル帝国の発展の礎になったという面もあるんだけどね。とは言え、
これは彼が弱かったからこそだね。個人的にはある意味なかなか面白い人物だと思う。
100 :
世界@名無史さん:2011/06/28(火) 14:37:41.38 0
アウラングゼーブの死後後継者になったバハドール・シャー一世は親父が長生きしたため
在位わずか5年だったけどかなり有能な人物だったらしいね。
もしアウラングゼーブが二十年早く死んでいたらバハドール・シャー一世が
ムガール最後の名君ということになったかも。
それよりもダーラー・シコー路線が継続したらどうなったかの方が気になる
102 :
オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/06/28(火) 15:58:39.82 0
>>101 個人的にはダーラーもそんなに有能な気はしないなぁ。父のシャー・ジャハーンや、
フマーユーンとかと同じで文化的に優れてはいたけど政治や軍事は微妙だと思う。
カンダハールを奪還するの失敗したらしいし(まぁアウラングゼーブも失敗したけど)。
対外的拡張よりもイスラムとヒンドゥー他諸宗教との融和路線の継続がどうなったかが気になるんですよね
ダーラー・シコーであったならマラータ帝国やラージプート、シーク教徒の反発も小さいか、そもそも存在すらしないで
結果的にあそこまで国力をすり減らすこともなかったんじゃないかなあと
財政難はどうにかして解決せにゃならなかったでしょうが
あとダーラー・シコーの子孫ってどうなったか知ってる人いないかなあ
息子が二人いることはwikipediaでもわかるんだけどそれ以降が…
104 :
オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/06/28(火) 16:44:03.38 0
>>103 なるほど。確かに、アウラングゼーブは敵を増やしすぎたからねぇ。ウパニシャッドを、
翻訳したりして異教にもそれなりの理解があっただろうダーラー・シコーなら少なくとも、
ジズヤの復活とかはしなかったかも知れないしね。あそこまで国力は減らなかったかも。
>>104 あの時期のムガールに関しては、下手にアウラングゼーブが戦上手だったせいで
戦闘には勝つけど戦争に勝てない(反乱の根絶はできない)から同じところで反乱→鎮圧→また反乱
しかもアウラングゼーブが長生きだったせいでその間ずっと国力を使い続ける、
という悪循環に嵌ってしまったというのもあるかもです
106 :
オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/06/28(火) 18:20:17.87 0
>>105 確かにね。アウラングゼーブ時代のムガル帝国は敵を作りすぎた。
だから反乱を鎮圧してもすぐに次から次へまた別の反乱が起きる。
107 :
世界@名無史さん:2011/06/28(火) 20:13:16.22 0
バハドール・シャーは政治的・軍事的才能もあったし宗教的にも寛容だった。
ムガールの版図が最大になったのは実は彼の時代だし彼ならジズヤの復活なんてしなかったと思う。
彼がもっと早く帝位についていたら・・・・・。
>>103 創元社のムガル皇帝歴代史によると、二人ともグワーリオール城砦に幽閉され、さらにスレイマーンは阿片を溶かされた水を飲まされて死亡したらしいです。
シピフルの方は自然死したっぽいですけど。
ムガル宮廷に来たシヴァージーが馬鹿にされて怒ってマラーターに帰った事が
アウラングゼーブのどんな軍事的敗北をも上回る損失だったとか
昔読んだムガル関係の本に書いてあったな・・・
110 :
世界@名無史さん:2011/07/01(金) 23:01:58.72 0
俺苗字がムガールで父親もそういう人だけど質問ある?
>>90 モンゴル語形容詞の「大きい」は、
古語発音で「イェケ」
現代語発音で「イフ」ですよ。
だから、「大汗」というのは、
「イェケ・カーン」
とか
「イフ・ハーン」
です。
(以下、別件)
英国がインドの皇位を要求したときって、
たしかロシア経由でのモンゴル皇族の血統を掲げたんでしたっけ。
まあ何にせよ、相当強引な論法には違いないですが。
112 :
オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/08/30(火) 17:43:19.71 0
>>111 なんだ。じゃあやっぱりムガル帝国とは関係ないのか。
ムガル帝国はモンゴルとの繋がりよりティムールとの、
繋がりのほうを重視してたみたいだしね。
ムガルみたいな貝なかったっけ?
>>90 グルは強大なるとかそういう意味。俺が読んでる歴史書は古いから
発音が原音に忠実かわからんが、ジャムハが名乗った君主号の一部。
チンギスは国号をイヘ・モンゴル・ウルスと定めた。大モンゴル国ね。
>>113 ムール貝?
115 :
世界@名無史さん:2011/09/17(土) 21:40:05.42 0
1600年以後はイギリスの植民地
細密画とかだと皇帝や高官が着物風の衣服を
着ているが、あれは中央アジアの名残り?
現在見かけないところをみると、英国統治時代に廃れたのかな。
117 :
世界@名無史さん:2011/09/18(日) 12:56:37.99 0
イギリス王室ってチンギスの血が混じってるの?
そうは言ってもオスマン帝国の総合力は当時では抜きん出ていると思う
官僚機構、経済力、海軍、単純な戦闘力のみならず、部隊への物資補給のような兵站も得意だったし
単純比較は無理だが、ティムールやモンゴル人は戦闘や戦術に長けていて、オスマントルコは戦略に長けていると思う
119 :
世界@名無史さん:2011/09/21(水) 01:06:00.71 0
>>118 実際はその強大な権力集団が腐敗を生み滅びに向かっていったんだよな
>>119 だねえ。
ペルシア最強とか、ウマイヤ朝最強とか、ビザンツ最強とかとレベルが変わらん。
本当に世界に覇を唱えたのは、モンゴル、スペイン、イギリス、アメリカぐらいだろ
アンカラの戦いの時、イエニチェリがバヤジット見捨てて組織防衛に走ってる。
皇帝個人への絶対忠誠ではなく組織論で動くイエニチェリって面白い。
気にくわない皇帝は殺しちゃうし。
122 :
世界@名無史さん:2011/12/10(土) 20:09:53.86 0
そういうのって、古代ローマからあったんじゃ?
123 :
世界@名無史さん:2012/02/16(木) 14:53:16.84 0
124 :
世界@名無史さん:2012/02/25(土) 10:02:23.00 0
弱体化したムガル帝国が苦境打開に向けて模索していく時期が面白いな。
悲しいかな、皇帝が頼りとした勢力は、イギリス東インド会社であった・・・orz
125 :
世界@名無史さん:2012/02/29(水) 14:04:08.64 O
フマーユーン・ナーマをアマゾンで注文した
楽しみ♪
126 :
世界@名無史さん:2012/02/29(水) 23:48:33.45 O
佞臣よりイギリスのほうが誠実だったんだな
さすが文明国
127 :
世界@名無史さん:2013/02/27(水) 15:17:02.35 0
ムガール帝国という名称はまぎらわしいからちゃんと王朝名で呼ぶべき。インドではモンゴル帝国と同じ意味だろ?
どうしてもムガールと呼びたければジンギスカン建国の国を前モンゴル帝国、
バーブル建国の国を後モンゴル帝国とすべきではないか。いや、やっぱりムガル帝国という名は変だ。
じゃあティムール帝国は何て呼べばいいんだw
インド・アーリヤ
インド・グリーク
インド・スキタイ
インド・パルティア
インド・テュルク
インド・モンゴル
インド・アングロ
130 :
世界@名無史さん:2013/03/02(土) 18:13:45.16 0
ティムール帝国はつまりオゴデイ・ウルスの変形だろ。ソユルガトミシュはオゴデイ家だから。
ならばムガルもオゴデイ・ウルスだ。
131 :
世界@名無史さん:2013/03/27(水) 12:34:43.84 O
征服戦でレイープ有った?
133 :
世界@名無史さん:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN 0
ムガル帝国ってモンゴル人が支配した国でしょ?
インド人弱ええ。
134 :
世界@名無史さん:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN 0
なんかモンゴル人てあらためて考えると凄いな
朝鮮人のトンデモ妄想が現実になったみたい。むしろモデルか
>>133 インド人が弱いというよりチンギスファミリーが強すぎんだろ
バーブル「いや俺モゴールじゃなくてチャガタイだから」
137 :
世界@名無史さん:2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN 0
ティムールもモンゴル人でしょ?
正確にはぜんぜん違う
139 :
世界@名無史さん:2013/08/17(土) NY:AN:NY.AN 0
インドまで行ったのに
モンゴルは対海が弱すぎだろ
インド洋にはムガル帝国艦隊がいますからw
141 :
世界@名無史さん:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN 0
>>135 いや、インド人が弱い。
ムガル帝国は中央アジア争奪戦でシャイバーン朝に敗れてインドに逃げ込み
そこを征服しただけ。
当時のイスラム勢力の序列は、
オスマン帝国>>サファヴィー朝>>シャイバーン朝>>ムガル帝国。
バーブルが来る前に北インドを支配していたのはトルコ系やアフガン系のムスリム
当時のアフガン人って実際強いの?
テュルク・モンゴル系遊牧民の方が騎射戦術とか上手そうなイメージですけど。
144 :
世界@名無史さん:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN 0
インドってのは巨大な民族のウツボカズラなんだよ
富に誘われて中央アジアから精悍な騎馬民族が流れ込む
ところが北インドを征服して土着化すると弱くなるからインドから出れなくなる
結果、次から次へと中央アジア系の征服王朝が誕生
145 :
世界@名無史さん:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN 0
やっぱ過酷な環境が人を強くさせるんですねぇ
146 :
世界@名無史さん:2014/07/13(日) 12:56:24.36 0
147 :
世界@名無史さん:
平凡社文庫がバーブルナーマを出し始めてる件