自分にとって敵か味方かで世界を二分できる在日君は
ネットコピペで世を憂いる国士サマだけに住み難くなる一方だねw
本なんか読まないのにこんなスレまで監視とか
×本なんか読まない
○本なんか読めない
もっというなら
○日本語は難しくて読めない、ハングルはやってないから読めない
のが在日なんだが…
『中国「反日」の源流』(講談社選書メチエ)岡本隆司
中国史の専門家も「反日」って付けないと売れない時代になったんだね
もっとも岡本先生の専門って確か清の時代だから、漢民族は好きでないのかもしれないけど
『興亡の世界史 6』(講談社)「イスラーム帝国のジハード 」小杉泰
『中央アジアの歴史・社会・文化』(放送大学)間野英二・堀川徹 共編
『耶律楚材とその時代』(白帝社)杉山正明
『岡田英弘著作集第2巻』(藤原書店)「世界史とは何か」
>>904 どちらの先生も清が専門
岡田先生もたしか専門は清だし、漢民族を否定する本を出しやすいかもしれない
「反日」は必ずしも漢民族の否定にはつながらないはずではあるが、今までに出たそういう類いの本は大体漢民族の否定につながることが多い
それが時代の主流というなら仕方ないけどね
内容は普通だけど、タイトルは出版社の都合で売れ線狙った感があるなあ
新装版ではタイトル変えたいって思ってるんじゃないかな
オビの工夫だけで何とかしてよ、とは交渉できなかったんだろうか
「清」の専門家という二十六史的時代区分や文脈、見方が、
既に、相当偏固な歴史解釈であり、
言葉の本当の意味の「世界史」や「良い歴史」からは程遠いのだろう。
現代の自称マケドニア人が古代マケドニアとは何ら関係ないスラブ人なのと同じだもんなあ >漢民族
だって、タイトルは、まさに筆者の言うところの「反日」がテーマの本だもん。
いくらなんでもそれは外せないでしょう。
「反日」=ノイジーメイキング狙いの本、というのも相当な偏見だと思う。
そろそろそういう偏見からは離れるべきではないか。
>>896 今月の『中央公論』の年間新書ランキングでは、
北岡伸一や原武史も当書を推薦していたよ。
『はじめて読む人のローマ史1200年』(祥伝社新書) 本村凌二
『興亡の世界 4』(講談社)「地中海世界とローマ帝国」本村凌二
上はまさにローマ史を初めて読む人には最適な一冊。
下は他国家との比較など、ローマ帝国を「世界史」のなかに位置付け
叙述した、次に読むべき一冊。
>>870 それ、確か2002年と少し前の刊行だけど、超おススメ
なんか題名だけ羅列している人がいるけどこのスレ見てる人の得意分野や関心事なんて
バラバラなんだからせめて誰が対象なのかとか何がポイントなのか一言付け加えた方が
いいと思う。
自称「高校の世界史が完璧」な人向けです。
高坂正堯は「ワシは名前に『中』のつく国が嫌い」だった。
それは、中国、中東、中欧(ドイツ)のことなんだけど、
やっぱりネトウヨ扱いなの?
高坂は反共だったからまあどちらかと言えば右翼だと思うが
『中』のつく国が嫌いというのが右翼となんか関係あるのか?
ん?高坂が「反共」?
反共だからどちらかといえば右翼?
なにそれ?オツム大丈夫?
高坂のように嫌中なら、ここではネトウヨ扱いなのか?と聞いている。
自分にとっての敵はネトウヨ
世界の全てがこれだけで理解できると豪語するのは
今のこの板ではデフォですが何か?
自分にとっての敵はネトウヨ
↓
自分にとっての敵は全てネトウヨ
高坂が「反共」だからどちらかといえば「右翼」なら、
日本の社会民主主義の思想的祖、河合栄治郎なんて、
痛烈なマルクス批判者の文字通り反共だから、
ここではきっと右翼、いや極右なんだろうな、いや、たまげたなあ。
そういや、宮ア市定は中野正剛に憧れていて、
彼のような政治家・政治ジャーナリストになりたかったと、
晩年になっても述壊しており、
宮アの研究は、明治の国士的な世の中をどうするか、社会をどう見るか
という志が原点にあったというから、
やはりここでは高坂・河合に続き、宮アもネトウヨ認定なんだろうなあ。
そうそう、岡本隆司によれば、内藤湖南も「嫌中」だからきっとここでは・・・
ところでネトウヨって何?
>自分にとっての敵は全てネトウヨ
>世界の全てがこれだけで理解できると豪語する
『ホイジンガ選集 2』(河出書房出版)「明日の蔭の中で」
「実際人間は、たとえ全ての道徳的規範を否定したとしても、
他人の道徳的な不正に対する怒りや罪を宣言したがる性格を持ち続ける。
それは「悪」に対する嫌悪の名残であるが、
そこで人間は、自分に対するあらゆる敵対するものを
悪と考える混同が容易に紛れ込むのである。
本来、悪に対してのみ向けられるべき憎しみが、
自分に対するあらゆる敵対者に対する戦闘意欲に付着するのである。」
これのことか。
カントの『宗教論』的理解でいいんじゃねぃ
「人が善人となりうるのは、結局のところ、自らが悪人であること、自らが罪人であることを認める他如何なる術もないのである」
「ネトウヨ」とヘイトスピーチを繰り返す者は自らの内面にある悪を認めず、それを他者に求める心の弱い人間。
自らを省みて少しも恥かしくない人間なら、そもそもヘイトスピーチを繰り返すことはしない。
>>911 間違えた。
×『興亡の世界 4』(講談社)「地中海世界とローマ帝国」本村凌二
○『興亡の世界史 4』(講談社)「地中海世界とローマ帝国」本村凌二
「映像の世紀」で引用されているので気になりフルシチョフの回顧録を読んでみたいのですが、
複数出版されており、どれも古い本のようなので、どれを選べばよいかわかりません。
訳が読みやすくフルシチョフの発言がよくまとめられた本があれば教えてください。
>>924 恐山に行って本人に聞いてくるのが一番いい
『父フルシチョフ解任と死』(草思社)セルゲイ・フルシチョフ ウィリアム・トーブマン編
『フルシチョフ――封印されていた証言』(草思社)ジェロルド・シェクター,ヴャチェスラフ・ルチコフ編
『墓標なき草原』 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録
上・下・続(岩波書店)楊海英
逆に、マスコミで評判は良いけど、おススメじゃない本。
『清帝国とチベット問題 多民族統合の成立と瓦解』(名古屋大学出版会)平野聡
『東アジア国際政治史』(名古屋大学出版会)川島真・服部龍二編
>>922 差別主義者や歴史修正主義者へのネトウヨ呼ばわりは
ヘイトスピーチの定義に当てはまらないから。
国連から勧告されたヘイトスピーチ案件は全部ネトウヨが発信源だろうに、何言ってんだw
931 :
世界@名無史さん:2015/02/24(火) 10:46:18.50 0
そのまた逆に、やはり評判通りのおススメの本。
『三つの世界の狭間で−西欧・ロシア・オスマンとワラキア・モルドヴァ問題』
(名古屋大学出版会)黛秋津
>>932 中近世ワラキア・モルダヴィアについて日本語で読めるのなんてこれしかないんだよな
恒文社のルーマニア史はとっくに絶版だし
買おうかなあと思ってるんだけど高くてなかなか踏ん切りがつかん
『袁世凱−現代中国の出発 』(岩波新書)岡本隆司
李鴻章が「近代」なら、袁世凱は「現代」中国を射程に、
上で紹介されている『世界のなかの〜』『反日「中国」の〜』『中国経済史』『近代中国史』など、
一般読者向けに噛み砕いて紹介している社会経済史や外交史の文脈骨格のなかで、
要領よく袁世凱を位置付け説明したもの。
おススメの一冊です。
嫌中云々について言えば、これは致し方ないものだと思う。
現在の中国について、専門家のような深い中国理解以前の問題として、
極々普通の日本人でも分かることとして、現在の中狂の行動や価値観を、
極々普通の日本人が絶対に容認するはずがない。
また、内藤湖南のように中国の文化は高等で政治は下等とか、中国をある面では拒否しつつ、
ある面では親近感を持つような、それでは現在の中国の文化が日本人から見て親近感を持つ
高等なものかと言えば決してそうではなく、つまり、現在の日本人は内藤湖南のように
中国に対して親近感を持つ要素がない。
また、意図せぬこととしても、専門家の深い中国理解は、
日中を通俗的な同文同種とか一衣帯水とかいう浅薄な理解を否定するものであり、
客観的で優れた研究成果故に、必然的に日本と中国の違いを強調することになる。
客観的で優れた研究成果を吸収するほど、極々普通の日本人は、
現在の中狂の行動や価値観やその文化等、現象としてあからさまなものに加え、
それらを裏打ちする本質的な部分でも矢張り日中は相当違う存在なのだと、
思い至ることとなろう。
嫌いは嫌いでいい。中狂が今やっているような無理やりな反日同様、
無理やりな親中工作や捏造は、言論の自由があるだけに却って反作用を招くだけだろう。
一義的には素晴らしい研究成果を噛み砕いて一般読者に説明するだけで
(それだって決して誰でも出来ることではない)立派に研究者の使命は果たしていると思う。
単に感情任せな嫌中ではなく、きちんとした知識を得ようと努力した結果の
本格志向の嫌中ならそれはそれで良いのではないか。
つまり、それは単なる感情任せな嫌中に止まらせないと言う意味においても。
ただ、それなら宮ア市定のように出来れば売れれば売れるほどなお良いわけで、
そこは一工夫する必要があるのではないか。
よく知れば好き嫌いでなく、どの部分が誰にとってどう有害、有益とか
そういう見かたになるんでは?
侮蔑感情を煽って優越感情を満足させることを目的とすることを「専ら」とする類の
さもしい本がダメ、つまりそういう本は嘘が含まれ易いから、なだけで
日本人がどう考えても嫌悪感を感ぜざるを得ない諸現象をテーマにしても、
その原理・背景を正確な知識で誠実に明らかにしようとする本ならば、
それはやはり良い本としか言いようがないんだね。
要は、知識に誠実であるかどうかだけが問題なのではなかろうか。
というか、さもしい系の本は所詮、単なる一時的な鬱憤の憂さ晴らしなんだから発展性がない。
宮ア市定が曾て研究の真価について、「研究の真価を定めるものは、後に続く研究者のみである。
正しい研究は只一つの方向を持っている。後進の研究者がその方向についていけば前途に無限の発展が可能であり、
無限に歴史の真実に接近して行くことができる。
この点において研究者は自身が研究の実践者であるのみならず、研究の将来に対する予言者でもある。」
と喝破したけど、本の良し悪しもこの宮アの指摘に尽きる。
だから出版社や編集者が、長い目で売れる本を作る、突き詰めれば儲ける為には、単に感情任せな嫌中ではなく、
一歩進んだ本格的な知識に誠実な「嫌中」本を、どれだけ一般読者にアピールできる形で出版できるか、
そういう工夫ができるか、なのだろう。
それが公益にも実利にも合致する、調和するやり方ではないか。
『倭館―鎖国時代の日本人町』 (文春新書)田代和生
『新・倭館』 (ゆまに学芸選書ULULA2)田代和生
逆に言えば、日本人に贖罪意識や劣等感を植え付けることを
目的とすることを「専ら」とする類のさもしい本がダメなのも、
つまりそういう本は嘘が含まれ易い、知識に誠実な本じゃないからであって、
中狂の喧伝・工作本に類すると思われても仕方ない本とか、喧伝・工作なんだから
事実の歪曲や誇張や嘘が含まれていて当然なんだが。
良い歴史の本の条件のひとつは、一つの細かいテーマや人物を扱っても、
それがその一つの細かいテーマや人物の詳細な説明のみに止まらない、
その時代の概説本の要素をも含む点が挙げられるのではないか。
『袁世凱−現代中国の出発 』なども、袁世凱を扱いつつ
近世・近代の社会経済史や外交史の優れた概説本になっている。
そういう本は往々にして筆者の偏見が多く混入しがちだけどな
偏見が多く混入されるなら、それは良い概説本という条件は満たさないだろう。
943 :
世界@名無史さん:2015/03/02(月) 20:52:23.47 0
「図説 ロシアの歴史」(ふくろうの本)栗生沢 猛夫
944 :
世界@名無史さん:2015/03/02(月) 20:55:17.06 0
ふくろうの本は、結構便利、カラーでイメージがつかめるし
ふくろうシリーズは、河出書房新社だね。
『ロシアの源流−中心なき森と草原から第三のローマへ』 (講談社選書メチエ) 三浦清美
川出は倒産説あったがまだ生残ってるな
>>945 これは興味深く読めた。モンゴルの支配が終わり、ロシアがモスクワ公国に
統一されるまでの戦国時代にスポットを当てた本だな