インド史

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1世界@名無史さん
仏教発祥の地なので仏教かと思いきや、仏教徒など
ほとんど存在せず、ヒンズー教の国で
現在も言語が数百にわかれ、イギリス統治下で初めてインド統一がなされるも
分裂を繰り返し、有名なタージマハルもイスラム教のモスクに似ているのは
建築したのがイラン人だったからというインド。

なかなかインドという地域は理解しがたいので建ててみた。
2世界@名無史さん:2010/09/14(火) 00:01:36 0
インドにはヒンズー教徒だけでなくイスラム教徒もいるし
過激派のテロが何度も起きている。
3世界@名無史さん:2010/09/14(火) 00:18:58 0
>>1 ていうかインドってもともとはムガル帝国からしてイスラムの国だったよ。
タージ・マハルも第5代ムガル皇帝シャー=ジャハーンが建てたものだし。
4パオ兄さん ◆mEq.Fp/iL. :2010/09/14(火) 01:16:06 0
インドの歴史(概略)

@ドラビダ人がインダス文明を興す
Aアーリア人が北方から侵入してヒンズー教を広める&ドラビダ人を南方に追いやる
Bイスラム教徒が北方から侵入して支配層として居座る
Cイギリス人が来てインドを植民地にする
Dガンジーとかが独立運動を起こして独立する
Eイスラムが濃厚な地域とそれ以外の地域が分裂する(インド、パキスタン)

こんだけ色々あんだもの、複雑で当たり前だの。

ちなみに日本の歴史の場合↓

@神武天皇が大八嶋を統一して大和朝廷を興す(日本完成、現在に至る)
5世界@名無史さん:2010/09/14(火) 01:22:40 0
>>4
継体天皇が河内を滅ぼし新たな王朝ができる。
蝦夷、隼人いった異民族を滅ぼして拡張する。
壬申の乱だの源平の戦いだの南北朝だのといった内戦が相次ぐ

そのご戦国時代という今のソマリアも真っ青の大乱時代が続く
6パオ兄さん ◆mEq.Fp/iL. :2010/09/14(火) 01:29:46 0
インドに比べれば日本国内の内戦なんて甘い甘い。
異民族のエミシやクマソとて、所詮はヤマト勢が圧倒して淘汰されて消えた。
異民族大移動&大スペクタクルの壮大なインド史の比じゃない。
7世界@名無史さん:2010/09/14(火) 02:37:10 0
パキスタンとアフガニスタンを考えれば
インドは今も分裂中か
8世界@名無史さん:2010/09/14(火) 03:18:57 0
中印国境紛争でインドが敗退した理由
9世界@名無史さん:2010/09/14(火) 03:49:53 0
インドに侵入したテュルク系民族てどうなったんだ?
同化したのか?
10世界@名無史さん:2010/09/14(火) 04:32:28 0
ジプシーの故郷
11世界@名無史さん:2010/09/14(火) 04:36:13 0
ガンジス川では死者をガンジス川に流すので何万という死体が
あの川には沈んでいる
そんな所で平然と沐浴している人達は何も感じないのだろうか?
12世界@名無史さん:2010/09/14(火) 05:33:39 0
古代インド世界に関して知りたい人々には、
『西洋古典学事典』は必須の作品ですぞ。
断じて後悔すること無き名作ゆえにのう!
13世界@名無史さん:2010/09/14(火) 11:16:33 0
>>4
> インドの歴史(概略)
> Bイスラム教徒が北方から侵入して支配層として居座る
ここが、端折られまくって全然触れられないのが問題。
中世インド史がすっぽり抜け落ちてる。
ここらへんを詳しく面白く解説した本は無いものか。

> ちなみに日本の歴史の場合↓
さぼるな。

日本の歴史(概略)

@天地開闢、天孫降臨、神武東征、崇神統一、応神八幡神格化、継体即位
A仏教伝来、半島から撤退、壬申の乱、大仏建立、恵美押勝の乱
B平安遷都、摂関政治、荘園制度、僧兵、院政、武士登場
C承久の乱、元寇、建武悪政、徳政一揆、戦国時代
D鉄砲伝来(日欧交流)、江戸開府、元禄化政、黒船
E明治維新、日清戦争、日露戦争、日中戦争(日本切腹中国介錯)
Fアメリカが日本を占領するも、日本は史上空前の繁栄を迎えた。
(現在失われた30年にむかってるがorz)
14世界@名無史さん:2010/09/14(火) 15:30:00 0
>ここらへんを詳しく面白く解説した本は無いものか。

日本語だとサティーシュ・チャンドラ『中世インドの歴史』ぐらいかな

デリースルタン朝の興亡とか普通にイスラム王朝史として面白いんだけどね・・・
15世界@名無史さん:2010/09/14(火) 21:32:03 0
>>1
インドの面白いとこは、あれだけグダグダな国民性にもかかわらず
なぜか西洋式民主主義だけは受け入れて、定着させているところ
だよなぁww
資本主義とかヘンリーフォード式工場システムはいまいちなんだが
16世界@名無史さん:2010/09/14(火) 21:39:27 0
カーストと民主主義が共存できるという仕組みが摩訶不思議
17世界@名無史さん:2010/09/14(火) 21:47:17 0
カースト制度の基礎となる罪業思想もだいぶ形骸化してるらしい。
昔は不可触賎民とセックスしたら遠くの聖地へ行って苦行しなければ
元のカーストに戻れなかったりしたそうだが、今では平気で
レイプしたりする奴がいるそうだ。

もう歴史的な勝ち組負け組ぐらいにしか思ってないんじゃないの。
18世界@名無史さん:2010/09/14(火) 22:20:59 0
インドは民主主義なんだろうか
カーストとか有って、宗教対立もあって、自国を民主主義と思ってるだけの国じゃない?
欧米もそれをあえてつっこまないだけ
日本もまた自国を民主主義と思ってるだけの国と思う
19世界@名無史さん:2010/09/14(火) 22:27:05 0
>>18
そもそも民主主義なんてのはアンタのイメージしてるような清潔潔癖でクリーンなものとは程遠く
財閥や圧力団体やロビイストの傀儡達が選挙ゴッコする泥臭いもんだよ
ある意味インドこそ真の民主主義を体現している
20世界@名無史さん:2010/09/15(水) 01:13:58 0
なぜ中国との戦争で敗退した
21パオ兄さん ◆mEq.Fp/iL. :2010/09/15(水) 01:16:45 0
>>13
民族系から見た歴史だと日本史ほど魅力のない歴史はないな。
神武東征以来、異民族が首都に攻め込んできて新王朝を興したとか皆無だし。
例えばアイヌ諸侯国連合の騎馬軍団が津軽海峡を越えて東北と関東を制圧して
京に攻め込んだとか、クマソが奈良に攻め込んで平城京を灰燼に帰したとか無かったし。
インドとか大陸の国家はその国の統治者や民衆の人種、言語、宗教、習慣まで全てが書き換わるぐらい
凄まじい民族浄化が行われてきた歴史がある。
それに比べりゃ、日本の歴史なんぞ、小学校の同じクラスの子供同士の喧嘩に過ぎない。
しばらくして仲直りすればまた何事もなかったような生活に戻るだろ。
インドではドラビダ人がカーストの最下層にされて、既に3000年もの間苦しんでるんだよ。
日本で言えば縄文時代後期だよ、そんな時代から人種差別の偏見とかあったんだよインドにはね。
日本の士農工商などカーストに比べれば甘い、甘すぎるよ。
22世界@名無史さん:2010/09/15(水) 04:57:40 0
>>21

戦国時代の大乱を子供同士のけんかというのは同意できない。
確かに異民族の大きな侵攻はなかったが。
大きな内戦はあった。
23世界@名無史さん:2010/09/15(水) 05:00:05 0
>>20
三野 正洋の本で
「インド軍は中国より弱いがパキスタンよりは強いと言わざるを得ない」
(うろ覚え)みたいなこと書かれてた。
24世界@名無史さん:2010/09/15(水) 11:17:53 0
>>15
基本的に近代の市場経済はルール遵守の姿勢が底に無いと発展しないからな。
契約概念から何にしろ。それを可能にする教育とセットで。
中国もインドもめちゃくちゃさは有名で、最近に発展したのは植民地型、外資導入に
よるものだったのはむべなるかな。
25世界@名無史さん:2010/09/15(水) 22:16:20 0
宣教師とインド人との摩擦を知りたいんだけど誰か詳しい事知らない?
日本にはそういう摩擦がいくつか記録されてるけど諸外国ではどうだったのかな?
26世界@名無史さん:2010/09/15(水) 22:50:06 0
>>25
宣教師以前の話になるが、インド哲学とギリシャ哲学の対決だと
古典的名作、ミリンダ王の問いがあるだろう。
27パオ兄さん ◆mEq.Fp/iL. :2010/09/15(水) 23:33:46 0
>>22
島原の乱や一向一揆など民衆自体が起こした民衆蜂起は別として、
基本的に内戦は同胞同士の戦なので、戦といっても領主同士の争いに過ぎず
民衆が戦闘に巻き込まれて皆殺しにされることは滅多になかった。
そんなことしたら領地を耕作する人間が居なくなってしまうからね。
一方、大陸では民衆が巻き込まれて根絶やしにされるような戦争が数え切れないほど起こって
歴史を刻んでいる。
お隣の朝鮮半島ですら、ここ数千年で幾多の民族が興亡を重ねてきたし、
漢民族が勢力を誇った中国ですら、何度も首都に異民族が攻め込んできて王朝を滅ぼしてきた。
そしてインドの場合特殊なのは古い民族ほどインド亜大陸の南方に追いやられ、
新しい民族が北方で文化と政権基盤を運営するパターンが通例な事。
地理的に大陸の他地域のように他に移れず、漏斗の先端に集まってきてしまったのだろう。
古い民族、古い文化、多くの枝分かれした言語が多いのはインド亜大陸中央部以南。
28世界@名無史さん:2010/09/15(水) 23:33:48 0
あるだろうって言われてもそれ摩擦じゃないし
知りたいのは宣教師が偶像燃やしてたら村一丸となって襲ってきたとか
領主の考えにそぐわない教義を唱えたら追い出されたとかそんなん
29世界@名無史さん:2010/09/15(水) 23:37:09 0
>>21
不可触民はタミル語もテルグ語も話さないのに
何いっているんだ?この人。
30パオ兄さん ◆mEq.Fp/iL. :2010/09/15(水) 23:57:37 0
>>29
ドラビダ人はそれ以外の言語も話すんだが。
ていうか不可触賎民特有の言語とかあるんかい?
バラモンの言語とかクシャトリヤの言語とか?
あくまでカーストはインドの数多の言語グループの上に構築された階級。
31世界@名無史さん:2010/09/16(木) 01:49:46 0
>>1イギリスはポルトガル領を接収できませんでした。それに
インド世界なるものを勝手に定義したのがイギリスというだけで、
みながそんなものに従う必要はありません。
インド世界というのなら仏教圏も当然含まれますよ。そうなると
もう莫大な世界。
32パオ兄さん ◆mEq.Fp/iL. :2010/09/16(木) 02:10:52 0
>>31
自分が学生時代に教授から聞いた話で
一般的な通俗概念上、インド世界つまりバァラトとは

「範囲は現在のパキスタンとインドとネパールを含む地域の総称」

「主な食事としてカレーを常食している地域の総称」

「実は日本の唯一無二の親友というか大恩人」
33世界@名無史さん:2010/09/16(木) 02:21:45 0
>>32
仏教と梵語のこと?
34世界@名無史さん:2010/09/16(木) 03:05:51 0
>>18
>日本もまた自国を民主主義と思ってるだけの国と思う

根拠は?
35世界@名無史さん:2010/09/16(木) 07:23:11 0
団体票があるとか。それを言ってんじゃないの?
36世界@名無史さん:2010/09/16(木) 08:59:25 0
>>27
>一方、大陸では民衆が巻き込まれて根絶やしにされるような戦争が数え切れないほど起こって

例えば?
37世界@名無史さん:2010/09/16(木) 18:24:59 0
>>36
横だけど
十字軍の戦いもアラブの建国も北ユダヤやタタール人の各ウルスでも
住民根絶やし(と記述されている)戦争は枚挙にいとま無しだろ。
38パオ兄さん ◆mEq.Fp/iL. :2010/09/16(木) 22:32:21 0
>>33
「バァラト」はヒンディ語。
「インド」は英語圏のインディアスから作られた和製英語。
また漢字圏では独自にインディアスから「印度」という漢字を当てた。
これは日本のことを英語圏でジパングから「ジャパン、ヤパン、ジャポネ」というみたいなもの。
インド人も自国の名称を自国語でバァラト、バラタ、バラートなどと言う。

>>36
釣りですか?

世界史の基本中の基本要素です。
ボスニア、ルワンダ、クルド、ホロコースト、満州国へのソ連軍急襲、絨毯爆撃
アメリカ先住民、アボリジニ、インカ、アステカ、新羅の百済侵攻、カルタゴ、、、etc

現代、人間の尊厳とか倫理が叫ばれるようになっても、今も世界の至る所で悲劇は繰り返されている。
宗教や民族、人種が違う相手を徹底的にヤルのは人間の本能。
39世界@名無史さん:2010/09/16(木) 23:28:20 0
>>38
ムガル帝国で貴族に成り上がるにはどうすればいいの?
40世界@名無史さん:2010/09/17(金) 00:25:58 0
DNAを見てみれば、完全に融合しているらしいが
41パオ兄さん ◆mEq.Fp/iL. :2010/09/17(金) 01:03:02 0
>>39
パターン@:脱げた主君の履物を拾って渡す。
パターンA:大事に育てた盆栽の枝を折って暖を取り客人をもてなす。
パターンB:冬の早朝に主君の履物を懐で温める。

>>40
民族浄化の場合、敵側の女性は兵士に慰み者にされるのが常。
リュックベッソンの映画「ジャンヌダルク」でも、冒頭にその描写があったね。
姉が英国軍の兵士に陵辱される様子を息を殺して隠れ見るしかなかった少女期のジャンヌ。
あまりのリアルさのためテレビ版では流石にカットされていたが…
劇中、ジャンヌの姉は死んでしまったが、ああやって異民族のDNAが融合されていったんだよ。
42世界@名無史さん:2010/09/17(金) 01:44:36 0
何でわざわざ丁寧に女性とか書く
43世界@名無史さん:2010/09/17(金) 01:48:54 0
>>42

田島とかの長年の活動のおかげで

日本人全体に、「女にはあまり強く出てはいけない」
という意識が刷り込まれているんじゃないか。

まあ別にいいんじゃない。
44世界@名無史さん:2010/09/17(金) 01:50:43 0
     ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
      ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) 
       ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    /             \
   /                 ヽ
    l:::::::::               |
    |::::::::::   (●)    (●)   |
   |:::::::::::::::::   \___/    | 
    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ

いわずと知れたムガル帝国の第二代皇帝。
武力は圧倒的に弱体だが、持ち前の陽気さと
文才で帝国の雰囲気をよくしている(多分)。
建国途中で亡命したり、弟に寝返られる珍行動は
臣民ならずとも心配になってしまう
45世界@名無史さん:2010/09/17(金) 01:51:49 0
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
ムガル帝国家臣:皇帝らしからぬ行動に不安を募らせながらもフマユーンとムガル帝国を支える献身的な家臣。
文人なのか軟弱なのか不運なのか、フマユーンの行動についていくのが精一杯のようだ。
「ようやくチャンス到来」→「また埋め合わせが」
はお決まりの黄金パターン
46世界@名無史さん:2010/09/17(金) 01:53:36 0
>>40
していない。
アーリア人はY-R ドゥラビダ人はY-H
mtDNAがR系で共通というだけ。
47世界@名無史さん:2010/09/17(金) 01:55:08 0
バーブル
「インドとかって熱すぎるよ。トランスオクシアナに戻りたいよ。」
48世界@名無史さん:2010/09/17(金) 02:09:25 0
コナンドイルのクルンバーの謎に面白い一文があった

サンスクリット語が、紀元前700年からアショーカの時代まで
一般的に使われていたとか使われていなかったとか
議論している箇所があった
49世界@名無史さん:2010/09/17(金) 02:17:58 0
>>44
モンゴル必死だな
50世界@名無史さん:2010/09/17(金) 02:39:01 0
>>30 29はアディバシーのことを言いたかったんじゃない?
ところでタミルナードゥでバラモンだったら北部に行ってもバラモンで通用するんでしょうか
51世界@名無史さん:2010/09/17(金) 03:31:33 0
>>50
Yes
52世界@名無史さん:2010/09/17(金) 08:44:45 0
>>41
いや、真面目に聞いてるのよ
世襲じゃなくて死んだら官位も財産没収なら貴族階級はどこから供給されるのかなと
マンサブダーリー制が良く分からない
53世界@名無史さん:2010/09/17(金) 18:07:17 0
全ての貴族がそうだったとは限らないし。
オスマントルコや古代エジプトも、宰相や行政官の一部は王様が任命し一代限り、
しかも王の気分次第で首になった。
でも親族は宰相の権力で上手い汁を吸って財力とコネを創り、名門になる。
同じようなもんじゃないかな。
54世界@名無史さん:2010/09/17(金) 18:23:02 0
>>44
インド土侯からすれば異民族で異教徒だから
ペルシャに亡命するとき落ち武者狩りにあったらしいな。
55世界@名無史さん:2010/09/19(日) 14:47:27 0
>>44
あなたの時代にイギリスが来なくて良かったねえ
56世界@名無史さん:2010/09/27(月) 04:29:54 O
アショーカ王
楽器のターブラは
本場の発音は
タブラーらしいね
57世界@名無史さん:2010/09/27(月) 08:11:49 0
インドで一番人気があるのはアショーカ王ですか?
58世界@名無史さん:2010/09/27(月) 11:10:10 0
アクバルとかじゃ
59世界@名無史さん:2010/09/27(月) 16:08:15 0
シャカは?
60世界@名無史さん:2010/09/27(月) 21:23:46 0
それは庄屋さんレベルなの
61世界@名無史さん:2010/09/27(月) 23:58:29 0
インド映画はいつ見てもカルチャーショック

アショカ(Asoka)
http://www.youtube.com/watch?v=0FUk32ZHWU0

アクバル王とジョダ妃(Jodha Akbar)
http://www.youtube.com/watch?v=XKqGRZuiJD8
62世界@名無史さん:2010/09/28(火) 00:07:25 0
アショカ王ってベンガル語?
63世界@名無史さん:2010/09/28(火) 01:52:44 O
アーナンダー
64世界@名無史さん:2010/09/28(火) 01:54:35 0
ソーナンダー
65世界@名無史さん:2010/09/30(木) 03:01:06 0
アクバルはイスラム系だから人気ないんじゃない?
66世界@名無史さん:2010/09/30(木) 06:38:19 0
>>65
そんなことはない。
ttp://minisoku.blog97.fc2.com/blog-entry-1359.html みてみ

Q.
アクバル帝ってどんな評価?世界史好きだから教えて欲しい
アニメとか絵本になってるってまじ?

A.
史実の自分津としての評価は、評価者の立場(主に宗教)によって実に色々。
しかしインドのストーリーテリング文化の中では日本の桃太郎ポジションの人気で、
「寛大でいい王様」逸話はどんな小学校の教科書にも絶対出てくる。

一方お隣りのペルシア文化圏イランではホスロー1世がそのポジションなんだけど、
よくよく調べてみると、その逸話は実はホスローのものだったり、その逆も然りだったりするらしい。
多分未発掘の1次資料がゴロゴロ転がってると思うから、研究対象としては面白いかも。
67世界@名無史さん:2010/09/30(木) 10:49:15 0
>>66
日本で言えばマッカーサーあたりか
でも過去の歴史としてマを忘れたいだろうな
68世界@名無史さん:2010/10/01(金) 14:47:20 0
遺物の年代特定に新たな難問
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101001-00000000-natiogeo-int
世界中で数え切れないほどの石器時代の遺物が、スイギュウやヤギなどの大型動物に踏まれた結果、時代をさかのぼっていた可能性がある。
考古学者の頭痛の種がまた増えたようだ。
69世界@名無史さん:2010/10/02(土) 04:21:00 0
頭痛の痛い話だな
70世界@名無史さん:2010/10/02(土) 07:35:03 0
イギリスは統一なんてしてないよ。
ポルトガル領があるんだから。
英国はうそをつくのと卑劣な手を
正当化するのが本当に得意。
71世界@名無史さん:2010/10/02(土) 07:48:17 0
ポルトガル領のほかにフランス領ポンディシェリーもある。
しかしイギリスはインドを統一したなんて言っていたか?
言ってもいないことでイギリスに文句を言うのは滑稽だろう。
72世界@名無史さん:2010/10/02(土) 08:04:40 0
だけどインドの歴代王朝の中で最大版図だったのは事実
73世界@名無史さん:2010/10/02(土) 14:51:22 O
というか、世界史上最大版図だ
モンゴルやロシアでさえ遙かに狭い
74世界@名無史さん:2010/10/02(土) 15:25:04 0
遥に?
人口的な意味で?面積的に?
75世界@名無史さん:2010/10/02(土) 15:28:46 0
大英帝国は3300万平方キロくらい
モンゴル帝国は3500万平方キロくらい
76世界@名無史さん:2010/10/02(土) 18:57:11 0
イギリスは第一次世界大戦後に旧ドイツ領とか合わせて
もすこし広がったんじゃなかったっけ
モンゴル帝国は北のラインをどこら辺にするかが問題かな
77世界@名無史さん:2010/10/02(土) 19:58:46 O
モンゴルは2400万平方キロぐらい
イギリス帝国より中国一個分せまい
やはりインドを完全征服したかの差だなあ
78世界@名無史さん:2010/10/02(土) 22:01:36 0
イギリスはカナダとかオーストラリアが広いんよ
79世界@名無史さん:2010/10/03(日) 05:11:34 0
インドと言えば0といいますが
そえ以外に代表的な発明はなんですか?
80世界@名無史さん:2010/10/03(日) 13:30:44 0
ウパニシャッド哲学。ひいては輪廻転生の死生観。
81世界@名無史さん:2010/10/07(木) 14:29:24 0
82世界@名無史さん:2010/10/07(木) 17:21:08 0
イスラームが飛び地のようにベンガル地方で根付き
周りがヒンドゥー化した経緯が謎だよね
83世界@名無史さん:2010/10/07(木) 19:45:21 0
ムガール帝国が布教したので
その時代に解く鍵がありそうだ
84世界@名無史さん:2010/10/11(月) 04:42:13 0
マラータなんかも関係してたりとか・・・

てか、ペルシア(だっけ?)のシャーに財宝とられたり
無理やり王様の娘を政略結婚で奪われたり、
ムガル帝国かわいそす
・・・シャー曰く。 俺様の親は剣だ! 七代まえも七十代まえも剣だ!
戦争大好き! シャー! 
あの世に戦争ないなら、あの世なんて楽しくないじゃまいか〜!!

・・・あ、関係ないっすね?

85世界@名無史さん:2010/10/14(木) 00:17:16 0
     ィ 二、丶
    /    \ ヽ ̄`ヽ
     {   - 、 | |―-、|
    ヽ    -‐' u     \
      Y ´u        ヽ
        |    \ _  ー-|
      、      ̄   /}   アディバシーについて
      rヘ     - 、_  ィ゚}ヘ  興味半分で語っては
      {   `マァー‐ァ'´  }_ノ  なりませぬ・・・ なりませぬ
     人     V ∧}    }
    //ヘ   ∨  }ー一'
   (_x(/ }    {  |
    / |  |i   ! |
    / l  |}_,_,_,ノ   |
86世界@名無史さん:2010/10/23(土) 05:08:06 0
>>79
なにより、縁起、次にパーニニ文法、ヨーガ、アーユル・ヴェーダ、
論理学、形而上学といったところでしょう。
87世界@名無史さん:2010/10/23(土) 07:47:11 0
TV「妖怪人間べム」 第一話 「恐怖の貨物列車」
http://www.dailymotion.com/video/x86oes_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy_shortfilms

TV 「 妖怪人間 ベム」 階段を這う手首「ギャッ 生手首!」 1968 第2話 Shortcut...
http://www.dailymotion.com/video/x86ofu_tv-y-yyyy-yyy-yyyyyyyyyyyyyyyyy-196_shortfilms

TV アニメ 妖怪人間べム 第03話 「死びとの町」 ep3 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9aurm_tvyyyyyyyyyyy-y03y-yyyyyyy-ep3-jp-t_shortfilms

妖怪人間 ベム せむし男の人魂「人魂」 1968年  第04話 Shortcut-clip 一部場面
http://www.dailymotion.com/video/x86pu0_yyyy-yyyyyyyyyyyyyy-1968y-yy04yysho_shortfilms

妖怪人間 ベム 「マネキン人形の首」 1968年 第05話 Shortcut-clip 一部場面
http://www.dailymotion.com/video/x86pxg_yyyy-yy-yyyyyyyyyy-1968y-y05y-short_shortfilms

TV 妖怪人間ベム 第06話 「悪魔のろうそく」
http://www.dailymotion.com/video/x86oi6_tvyyyyyyyyy06yyyyyyyyyyy_shortfilms

TV アニメ 妖怪人間べム 第07話 「呪いの幽霊船」 ep7 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9auvc_tvyyyyyyyyyyy-y07y-yyyyyyyy-ep7-jp_shortfilms

TV アニメ 妖怪人間べム 第08話 「吸血鬼の寺」 ep8 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9av03_tvyyyyyyyyyyy-y08y-yyyyyyy-ep8-jp-t_shortfilms

TV アニメ 妖怪人間べム 第09話 「すすり泣く鬼婆」 ep9 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9av2w_tv-yyy-yyyyyy-y09y-yyyyyyyyy-ep9-jp_shortfilms

TV アニメ 妖怪人間べム 第10話 「墓場の妖怪博士」 ep10 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9av69_tvyyyyyyyyyyy-y10y-yyyyyyyyy-ep10-j_shortfilms


88世界@名無史さん:2010/10/23(土) 07:48:22 0
TV アニメ 妖怪人間べム 第11話 「恨みの鏡」 ep11 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9avae_tvyyyyyyyyyyy-y11y-yyyyyy-ep11-jp-t_shortfilms

TV アニメ 妖怪人間べム 第12話 「恐怖の黒影島」 ep12 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9ave0_tvyyyyyyyyyyy-y12y-yyyyyyyy-ep12-jp_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第13話 ミイラの沼 ep13 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9b7jq_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-ep13-jp-tv_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第14話 怪奇の森 ep14 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9b7o3_tvyyyyyyyyyyyyyyy-yyyy-ep14-jp-tv-o_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第15話 狙われた目玉 ep15 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9b7te_tvyyyyyyyyyyyyyyy-yyyyyyyep15-jp-tv_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第16話 山荘の妖鬼 ep16 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9b7yw_tvyyyyyyyyyyyyyyy-yyyyyyep16-jp-tv_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第17話 博物館の妖奇 ep17 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9fe0l_tvyyyyyyyyyyyyyyy-yyyyyyyep17-jp-tv_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第18話 謎の彫刻家 ep18 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9fe2m_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-ep18-jp-tv_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第19話 古井戸の呪い ep19 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9fe43_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-ep19-jp-tv_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第20話 鉄塔の鬼火 ep20 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9fe77_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-ep20-jp-tv_shortfilms
89世界@名無史さん:2010/10/23(土) 07:49:43 0
TVアニメ 妖怪人間べム 第21話 怨みの髪の毛 ep21 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9fe8n_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-ep21-jp-tv_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第22話 死者の門 ep22 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9fea9_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-ep22-jp-tv-o_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第23話 悪魔の化粧 ep23 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9fect_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-ep23-jp-tv_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第24話 人面の悪鬼 ep24 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9feel_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-ep24-jp-tv_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第25話 ベロを呼ぶ幽霊 ep25 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x9fehn_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-ep25-jp-t_shortfilms

TVアニメ 妖怪人間べム 第26話(最終回) 亡者の洞穴 ep26 last story
http://www.dailymotion.com/video/x9eq2y_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-yyyyyyep26-l_shortfilms



90世界@名無史さん:2010/10/23(土) 08:23:18 0
TV アニメ のらくろ「大脱走の巻」第一話 大山のぶ代 jp tv old anime ep1
http://www.dailymotion.com/video/x97t35_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-yyyyy-jp-tv-o_shortfilms


TV アニメ のらくろ「防空演習の巻」第三話 大山のぶ代 jp tv old anime ep3
http://www.dailymotion.com/video/x97tzw_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-yyyyyyjp-tv_shortfilms

TV アニメ のらくろ「ヒコーキを作れの巻」 jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/x98gd3_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-jp-tv-old-an_shortfilms

TVアニメ 「のらくろ」 『突撃戦車隊の巻』 (声優:大山のぶ代) jp tv old anime
http://www.dailymotion.com/video/xa3deq_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-yyyyyyyyyyyj_shortfilms

TVアニメ 「のらくろ」 『雪の進軍の巻』 (声優:大山のぶ代) jp tv old anim
http://www.dailymotion.com/video/xa3dob_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-yyyyyyyyyyyjp_shortfilms

TV アニメ のらくろ「火薬庫歩哨の巻」 声優:大山のぶ代
http://www.dailymotion.com/video/xaamq3_tvyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy_shortfilms



91世界@名無史さん:2010/10/24(日) 11:10:25 0
現在のインド人において、
3500年前に侵入したアーリア人の遺伝子は10%程度。
これが既に常識化しているところにこの分野のスピードを感じる。
92世界@名無史さん:2010/10/24(日) 12:58:53 0
アーリア人の古人骨からミトコンドリアをとったの?
93世界@名無史さん:2010/10/26(火) 00:43:47 O
ラーマヤーナ
94世界@名無史さん:2010/10/26(火) 02:26:42 0
今のインドは数十年語には数世紀ぶりに再び人口世界一の座に就く事になる。

そして超大国の1つになる
95世界@名無史さん:2010/10/26(火) 08:48:04 0
sweet of India! インドウマウマ!になるといいな。
EPA締結したんだかすることになったのだかどっちだったか。
96世界@名無史さん:2010/10/26(火) 08:53:15 0
でも、イスラムのバングラディッシュのほうがいい国になるはずです。
97世界@名無史さん:2010/10/27(水) 09:41:04 0
インドの仏教はなぜ亡んだか
http://desktop2ch.net/whis/1265897984/
なぜインドと東南アジアは発展しないのか
http://desktop2ch.net/whis/1208151874/
98世界@名無史さん:2010/10/31(日) 12:00:29 0
インドでは今でも「名誉殺人」の習慣が残ってるよな。

異なるカースト(ジャーティ)に属する男女の交際や結婚を認めず、しきたりに
背いた若い男女が、両親や兄弟に殺される事件がしょっちゅう起こっている。
特定のジャーティに属す男女は、同一ジャーティ内部の、異なるゴートラ(血縁集団)に
属す男女を配偶者に選ぶことが社会的に強制される。

ついでに付け加えると、インドの不妊治療では、子供を望むカップルの多くが、
卵子提供者や代理母に自分と同じ階級の女性を指定する。
卵子提供者の健康状態を最重要視する欧米諸国とは対照的に、インドではまず
カーストの確認ありきで、病歴チェックは二の次。
99世界@名無史さん:2010/11/01(月) 19:07:27 O
チャンドラ・グプタ
100世界@名無史さん:2010/11/04(木) 05:26:16 0
>>99
彼ってジャイナ教徒だっけ?
そういえばジャイナ教って仏教とほぼ同時期に出来ているのに、
仏教と違ってインド以外じゃあまり広まんなかったのはなんで?
101世界@名無史さん:2010/11/04(木) 22:37:16 0
>>100
仏教は嘘も方便教だから
時代によって、場所に寄って適当に教えを変える事ができるけど
ジャイナ教は、服ひとつにしても寒いところじゃ駄目だろう。
102世界@名無史さん:2010/11/04(木) 22:46:13 0
>>101
東南アジアにも仏教は伝わったけどジャイナ教はさっぱりだな。
やっぱり戒律の厳しい宗教は広まりにくいんだろう。
103世界@名無史さん:2010/11/05(金) 02:58:20 0
僧侶が不正蓄財できないと旨味がない
104世界@名無史さん:2010/11/05(金) 17:43:12 0
仏教はカーストを否定していたらしいけど、ジャイナ教はどうなの?
105世界@名無史さん:2010/11/05(金) 20:59:10 0
>>102
でもイスラムは広まってるしなぁ。
ジャイナ教はなんだかんだで、世界宗教っぽい条件をちゃんと持ってるし
他の世界宗教に比べて極端に不利な条件を持っている感じはしないなぁ。
ホントなんでなんだろ。
106世界@名無史さん:2010/11/05(金) 22:51:35 0
>>105
イスラムはああ見えて政治色の強い宗教だから、
シャリーアによる法治主義が広まればイコールイスラム化が完了ってなるけど、
ジャイナ教は密教みたいなかんじだから、歴史の表舞台に出にくいんじゃないだろうか?
107世界@名無史さん:2010/11/05(金) 22:58:45 0
ちゃうちゃう。スーフィー(神秘主義)によって中央アジアやマレーやアフリカにまで広がった。
原理主義とは関係ない偶像崇拝やアニミズムのようなイスラムのほうが人口的には多い。
108世界@名無史さん:2010/11/05(金) 23:05:09 0
>>107
ジャイナ教はスーフィーをさらに厳しくしたような修行しているのに流行らなかった。
世界宗教になりそうな要素は備わってるのになぁ。
109世界@名無史さん:2010/11/06(土) 03:09:18 0
仏教みたいに精進潔斎を宗教の専門家に任せればいい宗教じゃないもんな...
イスラムも浄不浄を気にする宗教だけど、ジャイナ教の生類憐れみの令ばりの不殺生の決まりはないし、食べていい鳥や魚が餌に何を食べるかまでは
気にする必要ないしな
110世界@名無史さん:2010/11/06(土) 03:36:38 0
>>106
密教はどちらかというと、アニミズムっぽい思想に回帰した仏教って思うなぁ。
111世界@名無史さん:2010/11/06(土) 06:00:19 0
>>105
イスラムは戒律厳しいと良く言われるが、それでもジャイナ教に比べれば全然ゆるいと思う。
112勅使河原:2010/11/06(土) 06:33:34 0
111
たしかマスクみたいなのしてましたよね
あれって何でだっけ・・・・
113世界@名無史さん:2010/11/06(土) 06:37:33 0
>>112
不殺生の戒律に基づいて、空気中の細菌を殺さないようにするためじゃなかった?
114勅使河原:2010/11/06(土) 06:40:43 0
113
ありがとうございます
115世界@名無史さん:2010/11/06(土) 10:07:19 0
イスラムの戒律よりも
中世日本の動物食えない仏教の戒律のほうがよっぽど厳しい
116世界@名無史さん:2010/11/06(土) 14:07:44 0
仏教もジャイナ教も今のインドにおける信者の数はかなり少ない。
もともとインドの主流派だったヒンドゥー教より少ないのはともかく、
後から入ってきた外来宗教であるイスラム教やキリスト教よりも少ない。
117世界@名無史さん:2010/11/06(土) 19:06:32 0
うーん、本当に難しいな、ジャイナが流行らなかった理由。
118世界@名無史さん:2010/11/06(土) 20:27:26 O
ジャーティ
119世界@名無史さん:2010/11/07(日) 01:11:31 0
世間でイメージされるターバン巻いたインド人
あれって実はシク教徒の姿
120世界@名無史さん:2010/11/07(日) 01:57:03 0
ダーラー・シコーとアウラングゼーブって
なんで国王の全権をとりつけ、主流派であったダーラー・シコーが破れたの?

あとなんで処刑されて晒し首になって市中引き回しされたの?
121世界@名無史さん:2010/11/07(日) 08:02:39 0
>>120
ダーラーが次男のシュジャーと争っている隙をついて首都に入城。
そのまま首都で即位したんじゃなかったっけ?

晒し首になったのは単純にアウラングゼーブの個人的恨みのような気がする。
シャー・ジャハーンに気に入られていたダーラーをかなり妬んでいたみたいだから。
122世界@名無史さん:2010/11/07(日) 14:37:28 0
皇帝にかわいがられてる事が一方的に気にくわなかったの?
それともダーラーの方もアウランを嫌っていて
一触即発の状態で仲が極端に悪かったの?
たとえばダーラーが即位してたら
アウラングゼーブは確実に処刑されてた?
123121:2010/11/07(日) 14:40:30 0
>>122
う〜ん、どうなんだろう。
アウラングゼーブがダーラーを嫌っていたのはほぼ確実だろうけど、
ダーラー側がどう思っていたのかはちょっと良く分からないわ。
教えてエロイ人。
124世界@名無史さん:2010/11/09(火) 00:33:54 0
125Ryuju ◆RlujhF6VrA :2010/11/09(火) 10:46:30 0
>>117
思うにイスラムは商人が広めた部分が大きい。
仏教は王侯貴族がハマってる部分がある。
金や権力持ってる庇護者がジャイナ教にどれだけいたかってのも響いてると思う。
126世界@名無史さん:2010/11/12(金) 12:21:50 O
>>11

原則、 火葬してから 遺灰を 川に流す。
127世界@名無史さん:2010/11/12(金) 23:56:42 O
ムガール帝国の最後の皇帝の処遇はどうなったの?
128世界@名無史さん:2010/11/13(土) 00:01:28 0
>>127
イギリスにインド大反乱の責任を問われミャンマーに島流しされた。
そのまま流刑地のミャンマーで天寿を迎えて死亡した。
129世界@名無史さん:2010/11/13(土) 01:03:11 0
子孫、一族はいないの?
130世界@名無史さん:2010/11/13(土) 01:21:24 0
>>129
ごめん、よく知らない。
でも、聞いたことないから多分いないんじゃない?
131世界@名無史さん:2010/11/14(日) 04:30:56 0
ttp://www.razarumi.com/2008/07/04/sultana-begum-a-surviving-heir-of-bahadur-shah-zafar/
ひ孫(故人)の奥さん(写真中央)
娘と息子が1人づついるらしい
スラムに住んで月400ルピーの年金と茶屋を営んでなんとか生計を立てているらしい
the direct descendants of the last Mughal emperor とあるので彼女も子孫の一人か
132世界@名無史さん:2010/11/17(水) 13:36:26 0
キリスト教宣教師がやってきて、ヒンドゥー教のことを偶像崇拝だと批判したとき、
ヒンドゥー教徒の側は、神像を拝む前に呪文を唱えて神を呼び込んでいるから、
神像はただの石ころなどではないと反論している。

近代に入って、啓蒙的福音主義者の「理性的」な立場から、偶像を拝むことの
愚かさを批判されて、ヒンドゥー教徒の側も偶像崇拝を「合理化」する論理を
見つけ出す努力をせざるを得なくなったらしい。
133世界@名無史さん:2010/11/17(水) 15:17:10 0
十字架にかかったキリストやマリア像を拝むのはいいのけ?
134世界@名無史さん:2010/11/17(水) 16:25:35 0
>>133 YES それらは神ではない
135世界@名無史さん:2010/11/17(水) 19:10:55 0
>>133
この場合、イギリス人のプロテスタント宣教師だけどね。
136世界@名無史さん:2010/11/17(水) 19:40:47 0
イスラーム聖者のみならず、イギリス人軍人の墓でさえ、ヒンドゥー教の
聖地となるのが、インド的宗教世界だったからなw
137世界@名無史さん:2010/11/18(木) 22:31:11 0
インドは四方を険しい山々に囲まれているから、
インドの中だけで空気が循環しているって感じだね。
138世界@名無史さん:2010/11/19(金) 04:38:24 0
>>137
だからインド亜大陸って言うんだよね。
139世界@名無史さん:2010/11/19(金) 05:26:34 0
誰かムガル帝国の皇帝号が分かる人いませんか?
スルタン?アミール?シャー?ラージャ?
140世界@名無史さん:2010/11/19(金) 07:00:23 0
ttp://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/51639960.html#
「マハラジャ」はマハが偉大な、ラージャが王という意味なので「大王」
という意味しかなくoverlordとは言いがたい気がする。そもそもその上に
ムガル皇帝がいたわけで。なお、ムガル皇帝はハン、大アミール、スルタンを
兼ねることで皇帝位を示していたようだ。そもそもムガルとはペルシア語の
「モンゴル」を意味し、すなわちムガル帝国はティムール帝国の後継であり、
ティムール帝国はチャガタイ=ハン国、ひいてはチンギス=ハンの帝国を
受け継ぐものであることを明示し、その正統性を示した。このような例は
珍しくなく、特に中央アジアの君主たちは適当に権威を連ねて重ねることで
自らの権威を高めた。


141世界@名無史さん:2010/11/19(金) 07:41:16 0
そしてムガル皇帝の上に大英帝国君主があるというわけだ
142世界@名無史さん:2010/11/19(金) 18:04:23 0
>>140
ハン・スルタン・大アミールは名乗ったけどラージャのようなインドの王号は名乗ってないの?
143世界@名無史さん:2010/11/19(金) 19:55:13 0
ムガル(ムグール)はペルシア語での他称。
彼ら自身はアミール・ティムール・グーラカーンの子孫として王朝名を「グーラカーニー」と称した。
グーラカーンとはテュルク語キュレゲン、モンゴル語グレゲンのペルシア語形で、
チンギス裔のハーン家の「娘婿」という意味。

君主の称号としては、普通は「パーディシャー(ペルシア語で『帝王』ほどの意)」を用いた。
称号としてハーカーンやスルターンを名乗ることはあるが、彼らは
「テュルク・モンゴル系の出自で、ペルシア語とチャガタイ語を公用語とし、イスラームを奉じてインドを支配する君主」なので、
君主の称号にはヒンドゥー系の王号は入っていない。
後期には公用語がアラブ・ペルシア・サンスクリット混成の「宮廷ヒンドゥスターニー語(すなわちウルドゥー語)」となるが、
皇帝たちがヒンドゥー教に改宗したわけでもない。
144世界@名無史さん:2010/11/19(金) 20:01:20 0
>>143
回答ありがとうございます。
145世界@名無史さん:2010/11/19(金) 20:21:39 0
「パーディシャーpadisah」はテュルク風によこ訛りたるペルシア語なり。
「パードシャーpadshah」とするがよからめ。

ちなみにイランではシャーハンシャーが皇帝で、パードシャーは地方領主が使ってるな。
ハーンも有力市民が使う程度にまで格が落ちてるのに、グーラカーン(ハーンの娘婿)とはちと可笑しげなり。
146世界@名無史さん:2010/11/20(土) 00:11:13 0
今のインド大統領・首相はかつてあまた存在した国家群の君主・宰相とは全く関係の無い指導者ということになっているのだろうか。
147世界@名無史さん:2010/11/20(土) 06:52:07 0
ペルシア語の凋落ぶりは、フランス語のそれを連想させるな。
かつてはオスマン朝、サファヴィー朝、ムガル朝など、非常な広域で使われる
言語だったのに。
148世界@名無史さん:2010/11/20(土) 09:11:46 0
>147
宮廷語というのは民主化が進むにつれて使われなくなる。
149世界@名無史さん:2010/11/20(土) 12:17:33 0
宮廷語というか、官僚や商売人も「国際語」として使ってたんだよ
ナショナリズムが強まって「言語の純一化」が図られると、「外国起源の言葉」は排斥される
イランもテュルクマーンやアゼリーが増えまくってペルシア語話者が減ったが、
ペルシア語の語彙はアラビア語・トルコ語・ヒンドゥスターニー語などへ大量に入ってる

ウルドゥー語は「ムガル帝国の宮廷(モンゴル語でオルド)の言葉」の意だが、
ムガル帝国がすっかり凋落してデリーの一政権に過ぎなくなっても、
ヒンドゥスターニー語は北部インドから現パキスタンにかけて広く話された
インドとパキスタンが分離する際この言語も分裂し、インド側はヒンディー語、パキスタン側はウルドゥー語とした
ヒンディー語はデーヴァナーガリー文字で書かれ、サンスクリット起源の語彙を増やし、
ウルドゥー語はアラビア文字で書かれ、ペルシア・アラブ起源の語彙を増やして差別化を図ったが、
本来は同じ言語であるから両語の話者同士は会話が通じる
150世界@名無史さん:2010/11/20(土) 22:10:51 0
ガーンディーと英語 ―一つのインド、一つの言語―
http://www.tais.ac.jp/related/ex_org/publishing/pdf_periodical/k94/94-g_suzuki.pdf


※将来、インドで英語の地位が揺らぐ日というのは来るのかな・・・
151 ◆EAbyJft1LY :2010/11/20(土) 23:07:18 0
>>150
インドで英語が廃れてその代わりにサンスクリット語が、
またインドの共通語として復活したら良いなぁと妄想した事ならあるよ。
まぁ、多分ありえないだろうけど・・・・。
152世界@名無史さん:2010/11/21(日) 08:50:43 0
>150
>151
ガンディーも中央集権的だな。
EUで標準語をイタリア語かフランス語にしようと言い出すようなものだぞ。
153世界@名無史さん:2010/11/21(日) 13:47:53 0
ドラヴィダ語圏が大反対すると思うが
154世界@名無史さん:2010/11/21(日) 13:57:00 0
ムンダ系もあるし、ビルマ系もあるし
さらにそれとは別のアディバシーの固有言語もあるしダメだな
155 ◆EAbyJft1LY :2010/11/21(日) 15:18:24 0
まぁ、確かにインド亜大陸って言葉に代表されるように、
多言語・多文明社会がインドの特徴だからね。
156世界@名無史さん:2010/11/21(日) 15:25:21 0
古代から政治の中心は北インドで経済の中心は南インドの傾向だよね
これは中国と通じるものがある・・・・何故だろう
157世界@名無史さん:2010/11/21(日) 15:27:58 0
南は海で他の地域とつながっているからだろうか
158 ◆EAbyJft1LY :2010/11/21(日) 15:32:03 0
>>156
北インドが政治の中心なのはアーリア人の血が濃くて、
バラモン教の影響がその分強く働いたからだと思う。
南インドが経済の中心な理由は>>157と同じ考え。
159世界@名無史さん:2010/11/21(日) 15:36:54 0
北インドは中央アジアや西アジアと繋がってて、むしろイスラーム色が強いが。
160 ◆EAbyJft1LY :2010/11/21(日) 15:39:25 0
>>159
インドがイスラーム化しだすのは11世紀からでしょ。
それより前の時代から北インドは政治の中心地だったよ。
161世界@名無史さん:2010/11/21(日) 15:45:50 0
でもマウリヤ朝はともかく、クシャーナ朝やグプタ朝やヴァルダナ朝やラージプートは、
南インドを「政治的に服属」させ、南インドの富を一方的に吸い上げていたか?
サータヴァーハナ朝などデカン高原以南の勢力の方が北より強いこともあったし、
インド亜大陸が統一されていない状態で政治の中心もなにもなかろう
162 ◆EAbyJft1LY :2010/11/21(日) 15:53:25 0
>>161
グプタ朝は南インドに支配とは言えないまでもある程度の影響を及ぼしてたね。
クシャーナ朝やヴァルダナ朝とかは確かに違うけど。
ただ、宗教活動や文化活動のほとんどは北インドから起こってたし、
古代インドの王権やカースト社会も北インドから先に発展した。
そういう意味で北インドはインドの政治的中心地と言っても差しさわりないと思う。
イメージ的には中世ヨーロッパのローマみたいな感じかな?
163エビちゃん親衛隊:2010/11/21(日) 15:54:59 0
インドは大英帝国が支配するまでは北インドの王朝は
イスラム王朝成立後も一度もインド最南端を占領できてない。
タミール人がよほど強かったのですかね。
>>117
簡単です。ジャイナ教団もイスラム教団のように
世界に武力侵攻して、非改宗者に人頭税を取ればいい。
ついでに改宗者は死刑と決めれば良いのです。
イスラム教もキリスト教も武力で広まった。
164 ◆EAbyJft1LY :2010/11/21(日) 15:57:24 0
>>163
仏教はそんな事しないでも広まったよ。
ほぼ同時代に出来た宗教なのに仏教と違って、
ジャイナ教がインド以外で流行らなかった理由は何なの?
165世界@名無史さん:2010/11/21(日) 16:20:09 0
カリカットは後背地でとれる胡椒の集積地であると同時に、マラッカから
ボンベイ、アデンやホルムズに向かう商船の中継地

インド北西部でも、カンベイは後背地のグジャラート産綿織物の集積地で、
インド洋海域を航行する商船の一大建造地
166世界@名無史さん:2010/11/21(日) 21:00:19 0
>161
>162
>163
そもそも南インド諸国ガン無視した歴史教えているのがおかしい。
21世紀史でBRICS無視して歴史教えるようなものだぞ。
167 ◆EAbyJft1LY :2010/11/21(日) 21:10:41 0
>>166
まぁ、確かに日本でインド史の本を読むとほとんどが北インド中心で、
南インド史はどうしてもマイナーになっちゃうよなぁ・・・・。
ただ、現在BRICSがいくら急成長してるからって世界一の
超大国なのはアメリカなのには恐らく異論がないよね。
(今後どうなるかは分からないけど、とりあえず現段階においては)
同じように、南インドが発展して北インド諸国を脅かした時期もあったけど、
基本的には北インドが古代インド亜大陸においては中心だった。
古代インドにおいて文化や社会制度(カーストなど)や宗教は主に北から南に伝わった。
確かにその逆も全くなかった訳ではないけど・・・・。

まぁ、南インド史の本はもうちょっと増えてもいいかも知れないね。
前にめちゃくちゃ詳しい本が出てたけど。
168世界@名無史さん:2010/11/21(日) 22:36:32 0
>167
バンガロール・ハイデラバードとか、現代の経済成長のメインは南部だし、海外領土持ったのも南部のチョーラ王朝なのにな。
169 ◆EAbyJft1LY :2010/11/21(日) 22:45:36 0
>>168
南インドは>>156で言われてるようにインドの経済の中心でもあったね。
政治的な中心は北インドだったけど経済的な中心は南インドだった。
やっぱり東西の海上交易路の中心に位置してたからだろうね。
チョーラ朝はそのような南インドにおける典型的な海洋帝国だったね。
170世界@名無史さん:2010/11/22(月) 00:51:48 0
>162
そもそも南部やアッサム・ベンガルなどの文化活動ってまともに日本で取り上げられてない気がする
171 ◆EAbyJft1LY :2010/11/22(月) 05:26:43 0
>>170
僕も南インドのほうの歴史はあまり良く知らないんだ。
南インドの有名な文化活動って言うとどんなのがある?
172世界@名無史さん:2010/11/22(月) 10:22:06 0
173 ◆EAbyJft1LY :2010/11/22(月) 17:40:03 0
>>172乙。
やっぱりアーリア人的バラモン教的サンスクリット的影響の濃い北インドと違って、
タミル地方は結構ドラヴィダ色が強いのかな?上のホームページを読む限り、
北インドの文化的影響もそれなりにあるようだけど。
近現代になるとタミル民族主義の影響が強くなったため、
こうしたタミル文化における北インドの影響を排斥しようとして、
その結果、反バラモン運動とかが起きてるっていう理解で良いのかな?
174世界@名無史さん:2010/11/23(火) 10:39:03 0
インドの民族分布ってどんなものなのかね?
CIAのページでもアーリア・ドラヴィダ・その他って書いてるけど言語だけで数百あるのに雑じゃないか?
175 ◆EAbyJft1LY :2010/11/23(火) 15:28:04 0
>>174
インドの民族分布をまともに調べて区分分けしたら、
それだけで1冊の分厚い本が書けちゃうぐらいだよ。
それだけ、インドの民族構成っていうのは複雑なんだ。
176世界@名無史さん:2010/11/23(火) 16:29:42 0
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/Report/pdf/2007_01_06_08.pdf
インド北東地方の民族運動:ナガ民族について
http://blog.livedoor.jp/ahonokouji/archives/51880922.html#
インドのアディバシス(アーディーバーシー・原住民族の複数形)
177世界@名無史さん:2010/11/23(火) 19:44:45 0
Adivasi
आदिवासी
178世界@名無史さん:2010/11/25(木) 11:48:48 0
http://libw01.kokushikan.ac.jp/data/1001669/0000/registfile/0586_9749_146_02.pdf
スリランカ・タミル人社会におけるカーストと民族
http://www.wako.ac.jp/souken/tozai/file/2010-0407-1738.pdf
スリランカ・シンハラ仏教徒の儀礼のなかの白色
179世界@名無史さん:2010/11/25(木) 12:25:23 0
北インドの人間は南に比べて気が荒いといわれる。
北に比べれば、南インドの人間の言葉や物腰ははるかに柔和で穏やか。
180世界@名無史さん:2010/11/25(木) 13:20:52 0
安請け合いをして、約束を守らないのがタミルナドゥ。
誤りを指摘しても素直に謝るふりして、同じことを繰り返す。
広東人やベトナム人なんかとそういう性格は共通。
181世界@名無史さん:2010/11/25(木) 18:55:08 0
>>180
こういう話は学者先生の書いたお堅い本には出てこないよなw

182 ◆EAbyJft1LY :2010/11/25(木) 19:13:24 0
>>181
だって国民性や民族性なんて曖昧だもの。
意見をはっきり主張する日本人もいれば恋愛に関心のないイタリア人だっているじゃん。
曖昧で統計的根拠もとりにくいものをまともに論ずることなんて出来ないよ。
183世界@名無史さん:2010/11/26(金) 09:49:53 0
チョーラ朝の首都だったタンジャーヴールあたりは、カーヴェリ河口デルタをなしていて、
インドでも最も肥沃な土地。
『東方見聞録』では、インドでも最良の土地であり、おうは比類なき富に
恵まれている、とある。

この豊かな土地を背景に、チョーラ朝の王たちはあり余る財力で寺院を建立したから、
タンジャーヴールからクンバコナムにかけては多くの立派な寺院がある。

ttp://www.kamit.jp/02_unesco/07_thanjavur/thanja.htm
ブリハディーシュワラ寺院
184世界@名無史さん:2010/11/26(金) 09:52:16 0
×おうは比類なき富に
○王は比類なき富に
185世界@名無史さん:2010/11/26(金) 23:47:52 0
南インドは暑すぎて馬が死ぬから、遊牧民族も侵入できなかった・・・
と聞いたけど本当?
186 ◆EAbyJft1LY :2010/11/26(金) 23:59:13 0
>>185
ふ〜ん、そんな逸話があるのか。南部だけに限らず古代のインド亜大陸では、
馬の飼育があまり盛んではなくて、象が乗り物における中心だったね。
馬が生きられない事はないと思うけど、飼育するのには難しい環境だったのかな?
187世界@名無史さん:2010/11/27(土) 00:18:25 0
インドではイランから馬を輸入するが夏を越せないので毎年輸入していたとも聞いた。
ソース不明。
188世界@名無史さん:2010/11/27(土) 00:27:50 0
ウッタルプラディシュやバンガロールなどの高地にいけば
そんなに暑いというわけでもない。
189世界@名無史さん:2010/11/27(土) 00:47:09 0
たしかに牛とラクダは多いが馬ってみないか

水が良くないから、人間よりもっと消化器が繊細な馬は下痢してダメなのかも
190世界@名無史さん:2010/11/27(土) 01:05:46 0
人間ていうのは体温が40度以上になると生命が危険な状態になるんだが
インドは50度にもなる。
「ルー」と呼ばれる極悪の熱風が恐れられている。
191世界@名無史さん:2010/11/27(土) 11:40:30 0
日本の隣国がよく「半万年の歴史」という言い回しを使うが、ある日本人が
インド南部のケーララ州にいって、現地人にドラヴィダ運動について
尋ねたところ、相手から「インド5000年」という言葉が出てきたそうで。

要するに、アーリア人の侵入以前の純粋なインド人の時代にまで遡って
インドの伝統を捉えなおそうということね。
インド・アーリヤ人の侵入からだと「インド3500年」になってしまうから。
192世界@名無史さん:2010/11/27(土) 15:57:05 0
インダス文明とシュメル文明はほぼ同時期に繁栄してて、確実に交流もあったしな
アーリア人(インド・イラン語派の話者)が入ってくる以前から立派に都市文明築いてたわけよ
ヒンドゥー教の神々や祭儀にも、ヴェーダには見られない風習が山盛りある
193 ◆EAbyJft1LY :2010/11/27(土) 16:04:41 0
>>191>>192
まぁ、確かにインダス文明は後のアーリア人たちに確実に影響を与えてるだろうね。
ヒンドゥー教の神々の中にはインダス文明の頃からいた神も含まれてるらしいね。
194世界@名無史さん:2010/11/27(土) 20:40:00 0
『インドと中国の真実』(ミネルヴァ書房)によると、

・イランのアフラ・マズダやギリシャのゼウスのような絶対・最高の主神が
インドには現れなかった。
・『リグ・ヴェーダ』に現れる神々とその属性を観察してみるなら、
支配するアーリヤの神々の間にも明快な秩序は見られず、その下に
組み入れられた原住民の神々は森羅万象をそのまま神格化するひどく
アニミスティックな性格のものであったことがみてとれる。これは、
同じルーツを持つイラン・アーリヤ人のゾロアスター的秩序とも、
また古代ギリシャに形成されたゼウス主宰の12神のパンテオンとも異質な、
いわば無秩序の秩序を形づくっている。
・インド人の思考パターンは、“分類好き”(カテゴリー的思考)で、
“統合”は苦手らしい
・インドは統一主権国家ではなく、部族国家連邦にすぎない。
・なぜ〈化身〉という観念がインドで広く行われるようになったのか?
それはもともとバラバラなものを、実は同じものなのだと連結して納得
しようとする心情のあらわれなのである。


もし中東でイスラームが出現せず、多神教のままだったら、インドと
似たような状況になっていたのかしらん。
195 ◆EAbyJft1LY :2010/11/27(土) 21:17:43 0
>>194
インドにもヴィシュヌやシヴァなどの主神・最高神がいると思うんだけど・・・・。
>・イランのアフラ・マズダやギリシャのゼウスのような絶対・最高の主神が
>インドには現れなかった。
196世界@名無史さん:2010/11/27(土) 21:39:29 0
>>191
インド5000年の歴史ですか?
スケールが違うね。
197世界@名無史さん:2010/11/27(土) 21:53:56 0
>>195
ヒンドゥー教の場合、シヴァ、ブラフマー、ヴィシュヌと最高神が
3人いるはずだけど。
いわゆる三神一体ね。
198 ◆EAbyJft1LY :2010/11/27(土) 21:57:33 0
>>197
ブラフマー派はほとんど消滅寸前らしいけどね。
どっちみち、最高神がいることには変わりないんじゃないの?
199世界@名無史さん:2010/11/27(土) 23:38:56 0
>>196
イラク一万年の歴史
200世界@名無史さん:2010/11/28(日) 14:38:26 0
インドは文字の数が恐ろしく多いね。

デーヴァナーガリー文字、シンハラ文字、マラヤラム文字、タミル文字、カンナダ文字、
テグル文字、モルディブ文字、オリヤー文字、グジャラート文字、グルムーキー文字、
ベンガル文字、アラビア文字、レプチャ文字、チベット文字など。

中東のアラビア文字、西欧のローマン・アルファベットのように文字が統一される
ことはなかったんだな。
201世界@名無史さん:2010/11/28(日) 14:41:49 0
IPA発音記号でないと統一できんだろ
202 ◆EAbyJft1LY :2010/11/28(日) 15:02:54 0
>>200
言語や民族の数が多ければ当然文字のほうも多くなるからね。
だからこその「インド亜大陸」という呼称だ。
203世界@名無史さん:2010/11/29(月) 02:09:33 0
文字をラテンアルファベットに統一すればすっきりしそうだ。
その前に言語を英語に統一したほうが早いだろうけど。
204世界@名無史さん:2010/11/29(月) 02:10:58 0
フランスの「標準語」政策は世界中から非難されているわけだが。
205世界@名無史さん:2010/11/29(月) 02:18:33 0
統一するといっても通用語だけで
地域言語も残さないと抵抗運動が起こるだろう。
地域から出て仕事をしたい場合に通用語が要るので
教育機会の保障も必要だろう。
206世界@名無史さん:2010/11/29(月) 02:47:54 0
インド人からも、共通語にヒンディー語と英語の2つなんて規定せずに
英語一本にすべきで、ネルーは言語政策に失敗したという人もいるぐらい
だしなぁ。

VIP板に出没したインド人への質問スレ参照のこと
ttp://minisoku.blog97.fc2.com/blog-entry-1362.html
207世界@名無史さん:2010/11/29(月) 03:00:35 O
結局はヒンディー語でしょ。

建前は地方言語第一と言い、実態は強力に標準語教育を推進、この中国方式でいくのじゃ。
208世界@名無史さん:2010/11/29(月) 03:17:59 0
そうね。語彙の面から通用語はヒンディーだろうな。
インドの多くの言語は、サンスクリットやパーリが語源の語彙が多いからね。
209世界@名無史さん:2010/11/29(月) 03:26:37 0
>>207-208
南部の諸言語はヒンディーとはまるで無関係な言語で、ヒンディーに
統一しようとすれば南北で分断されちゃう。それなら英語に統一するほうが
よほどいいというのが>>206のスレに出てきた人の考え。
210 ◆EAbyJft1LY :2010/11/29(月) 05:21:22 0
インドは下手に言語を統一しようとすると地方が分離独立してしまう危険性があるからね。
今、インドが1つにまとまってる事自体(パキスタンやバングラディッシュがあるけど)、
かなり至難の業だというのに。まぁ、望みがあるとすれば英語が一番可能性高いね。
211世界@名無史さん:2010/11/29(月) 10:05:19 0
同じ印欧語族の兄弟言語使用のパンジャブ・シンド・ベンガルなどからもクレームが殺到してヒンドゥー語を統一言語に出来なかったのだが。
212世界@名無史さん:2010/11/29(月) 19:22:22 0
ミャンマーって大インドの一部なの?
213 ◆EAbyJft1LY :2010/11/29(月) 19:25:10 0
>>212
微妙だと思う。歴史的にインドとミャンマーが一緒だったのって、
イギリスの植民地だった時代ぐらいしかないじゃん。
214世界@名無史さん:2010/11/29(月) 22:32:24 0
>>212
違う。
間に山がある。
インドの中心は昔からアグラやデリー方面で、
東インドにできた国や勢力も、そっちとの争いに全力を上げていたので
山越えしてまでミャンマーに出る余裕は無かった。

ヒンズー教って、海伝いにベトナムやインドネシアまで伝わっているのに、
近いミャンマーは仏教優勢。
215世界@名無史さん:2010/11/29(月) 22:39:31 0
ミャンマーはなぜかスリランカに征服されたことがあるらしい。
216世界@名無史さん:2010/11/29(月) 23:08:48 0
>215
スリランカからだと海をわたっていけば攻めやすいからじゃないのかな?
217 ◆EAbyJft1LY :2010/11/29(月) 23:21:25 0
>>214
一応、言っとくけど仏教もヒンドゥー教と同じくインド発祥の宗教だからね。
218 ◆EAbyJft1LY :2010/11/29(月) 23:22:50 0
>>214
ただ、ミャンマーがインド亜大陸に含まれないのには同意。
219世界@名無史さん:2010/11/30(火) 16:19:16 O
>>206
こういう「○○人だけど〜」系スレのまとめってあるん?

世界史オタ言い張って現地の声知らんと虚しくなる。
220世界@名無史さん:2010/11/30(火) 16:23:33 0
それ日本生まれのインド人らしいのだが、、、
221219:2010/11/30(火) 16:37:26 O
うむ、事故解決したので以後スルーで
222世界@名無史さん:2010/11/30(火) 23:27:20 0
インド亜大陸の南端とスリランカとは伝説の橋で続いていたそうだけど、復活案とかでないのかな?
223sage:2010/12/01(水) 02:21:02 0
224sage:2010/12/01(水) 02:29:14 0
225世界@名無史さん:2010/12/01(水) 21:38:33 0
http://blog.kodai-bunmei.net/blog/%E4%BB%8F%E6%95%99%E3%81%AE%E4%BC%9D%E6%92%AD01_s.jpg
仏教の伝播


この地図を見ると、仏教がもっぱら海上ルートで伝わったことがよくわかるな。
226 ◆EAbyJft1LY :2010/12/01(水) 22:44:31 0
>>225
日本人は大乗は北伝の陸上ルートで、上座部は南伝の海上ルートで、
伝わったと思ってるけど大乗仏教なんかは結構海上ルートでも伝わってるんだね。
227世界@名無史さん:2010/12/01(水) 22:49:04 0
♪ガンダーラ ガンダーラ
228世界@名無史さん:2010/12/04(土) 15:12:21 0
インド人が東南アジアに関心を持った原因は黄金だったのだとか。
東南アジアに、インド文化の影響のもとに国家らしいものが現れたのは、
日本の大和朝廷の成立より古い。
最初に登場したのは、カンボジアあたりに紀元1世紀ごろ出現した扶南。
この国は、インドの最高の階級であるブラフマンに属する男が、現地の支配者の
娘と結婚して建設したとされていた。

ちなみにスリランカに仏教が渡来したのは紀元前307年、アショーカ王の息子
マヒンダ王子によって伝えられたことにはじまる。
インドで仏教が誕生したのが前5世紀ごろといわれているので、誕生してまもなく
伝えられたことになる。スリランカ王とその一族は仏教に改宗し、歴代の国王は
各地にストゥーパ、僧院、寺院を建設した。
229世界@名無史さん:2010/12/04(土) 16:30:15 0
古代東南アジアはカンボジア以外に跡形もなく
11世紀以降に中国側から来たタイやミャンマー
そしてベトナム京族に蹂躙されてしまう
230世界@名無史さん:2010/12/04(土) 16:50:26 0
>>226
中国の法顕は陸路インドに行き、当時、仏教が盛んだったスリランカに渡り、
研鑽の末に海路、中国に戻ってきている。

義浄は広州から船でマラユ(スマトラ島のパレンバン近くにあった町)に渡り、
そこでヒンドゥー教や仏教の研究に必要なサンスクリット語を半年勉強して、
インドに赴いた。
231オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/04(土) 17:42:03 0
>>229
でも、タイやミャンマーも暦的にインドの影響をかなり受けているけどね。

>>230
大乗仏教圏の僧侶で海上ルートを使ってインドに留学したのも結構いるのか。
232世界@名無史さん:2010/12/04(土) 21:27:07 0
今のスリランカでは、仏教とナショナリズムとがつながっているね。

一般の人々の間にスリランカはシンハラ人仏教徒の国であるという意識が
広まっているし、(シンハラ人キリスト教徒はこういう風潮に反発している)
シンハラ人仏教徒が支配するスリランカで生活できないならば、タミル人は
インドに変えるべきだという主張も一般的。

国家・政治と仏教のつながりも強い。

新しい政権や国会議員がキャンディの仏教僧たちから祝福を受けることが
慣例になっているし、仏教僧たちはスリランカ軍を祝福する儀礼を行っている。
233オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/04(土) 21:33:00 0
>>232
スリランカ内戦なんかを見るにスリランカの中心民族であるシンハラ人にとって、
仏教はあくまで自分たちの伝統的な宗教だけど、ヒンドゥー教は他所から来た、
タミル人たちの運んできた宗教っていう認識なのかな?実際はどっちも外来宗教だけど。
234世界@名無史さん:2010/12/04(土) 21:35:06 0
スリランカにもカーストはあるんですか?
235世界@名無史さん:2010/12/04(土) 21:52:36 0
ミャンマーにはスカート(ロンジー)がありますが。
236オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/04(土) 22:07:01 0
>>234
う〜ん、どうなんだろう?ちょっと良く分からないや。
もしスリランカにカーストがあるとしたら、
恐らくヒンドゥー教徒のタミル人の間でだと思うけど。
スリランカの大多数は仏教徒であるシンハラ人だから。
237世界@名無史さん:2010/12/04(土) 22:13:02 O
238世界@名無史さん:2010/12/04(土) 22:13:42 0
職能カースト・ジャーティはきっちりあるんだな。これが。
239オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/04(土) 22:20:05 0
>>237
英語読むの大変だが、ありがとう。

>>238
仏教徒の間でもカーストは存在してるのか。
っていうか、仏教の教義的にカーストはどうなの?
アンベードカルなんかの運動を見ると、カーストには否定的な教えみたいだけど。
まぁ、否定と言うよりは「カーストなんか無意味だ」っていう事なのかな?
240世界@名無史さん:2010/12/04(土) 22:21:29 0
>>233
でもスリランカの仏教はヒンドゥー教の要素を多分に取り入れている。

シンハラ人の間では、仏教だけでなくデイユーと呼ばれる神々への信仰も盛ん。
健康祈願、金儲け、家内安全、病気平癒、入学祈願などは神々に供物を
捧げて願いをこめる。
241オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/04(土) 22:25:06 0
>>240
仏教徒なのに神にお供えをするっていうのは面白いね。
まぁ、タミル人とシンハラ人だってずっと対立ばっかしてきた訳ではないだろうから、
お互いに宗教的文化的影響を受けてたとしてもおかしくはないね。
242世界@名無史さん:2010/12/04(土) 22:40:12 0
>>239
アンベードカルは、上座部仏教とは違うし、大乗仏教と同じでもない。
243オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/04(土) 22:43:02 0
>>242
まぁ、確かにあれはいわゆる新仏教だからね。
でもアンベードカルが仏教に改宗したのは仏教の教義が、
元々カーストに対し否定的だった事が理由じゃないの?
244世界@名無史さん:2010/12/04(土) 22:59:42 0
>>241
まあそんなものかも
日本だってそうだし、欧もキリスト教以前のお祭りがあるし
南米だとキリスト教徙でもマヤインカ時代の神様も拝むし
245オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/04(土) 23:06:31 0
>>244
そもそも仏教もヒンドゥー教も根は同じだからね。
どっちもバラモン教から派生した宗教だ。
246世界@名無史さん:2010/12/04(土) 23:06:45 0
>>243 上座部仏教は、僧侶でないと成仏できないんじゃないかな〜と
思わせる教義がある。
また、輪廻転生説とは相性がよい。
よって西方浄土という理想世界経由で成仏するという、キャリアパスは必然性がない。

ヒンドゥーのように前世の報いがどうこうとはあまり言わない。
前世の記憶というものは、仏教の経典にはないから、論理の展開のしようがない。

タイでは子供は一旦僧や尼になるというのがあるが
多くは数年内に還俗することになり、還俗者は転向者として扱われない。
残留者になれるのは、特定階級独占ではない。
戒律には倫理性の高さが要求されるので、上座部仏教はヒンドゥーとは違う。
輪廻転生説には、還俗者にも来世にセカンドチャンスがあるとする。

全員が一度に僧侶になると経済活動が成り立たなくなるので
倫理性のハードルが高く設定されているのが上座部仏教ではないかな?
247オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/04(土) 23:15:29 0
>>246
そもそも元々の仏教は僧侶(比丘&比丘尼)しか悟れなかったと思うよ。
上座部仏教はそういう原始仏教を色濃く受け継いでいて、それに対して、
大乗仏教は在家信者たちの支持の下で発展した教えだからね。
必然的に在家信者に優しくなる。どちらにしろ、出家するのに出身階級は問われないね。

それと、仏教は輪廻からの解脱を目的としてるから、
前世の記憶とかも基本的にはどうでもいいんだと思う。
だから仏教はカーストに否定的なのかも知れないね。
248世界@名無史さん:2010/12/05(日) 00:09:24 0
カーストがあるということはスリランカもインド世界ということなのかな。
モルディブはカーストあるのかね?
249世界@名無史さん:2010/12/05(日) 00:38:28 0
ジャーティはどこにでもあるのではないかな?
イスラムの国にもジャーティは存在することがある。
バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラ、ハリジャンという
区別はなくてもジャーティは存在する。

近代化の過程で変動し、技術革新で新しいジャーティーが創設されるので
固定的なものではないので理解は難しい。
ジャーティーは、職能カーストという訳語が付けられることが多いので
イスラム教徒の中にも仏教徒の中にも、カーストは存在するともいえる。
250オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/05(日) 00:51:18 0
>>249
ジャーティっていうのは職業集団だから考え方によっちゃ古今東西存在することになるね。
でも、カーストの枠組みを作ってるのがジャーティなんだから、
あくまで普通はインド亜大陸(スリランカとかも一応含める)に限定して言うべきじゃないかな?
251世界@名無史さん:2010/12/05(日) 08:34:41 0
ネパールにもカーストはある。

ttp://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hss/book/pdf/jinbunken91-05.pdf
ネパールのカースト社会における観光産業と社会的弱者
ttp://219.117.247.197/goodnews/gn200510/h.pdf
ネパールのカースト制度
ttp://www.jasca.org/meeting/44th/G-05.pdf
ネパールにおける「肉売りカースト」の生活戦略
252世界@名無史さん:2010/12/05(日) 09:59:54 0
ttp://www.ni-japan.com/report/onlineRep/topic380.htm
<世界中に存在するカースト>

セネガル
コミュニティーの名前:ウォロフ民族社会で10〜20%を占めるニーノ(Neeno)、
マンデ語が使用されている地域で人口の約5%を占めるニャマカロウ(Nyamakalaw)、
そしてジョノウ(Jonow)(奴隷とその子孫)が差別を受けているカーストである。
人数:総人口の約15%
コミュニティーの名前:ニーノは鍛冶屋、皮職人、産婆、割礼施術者。ニャマカロウは
鍛冶屋、吟遊詩人、皮職人。
法律:憲法は差別撤廃をうたっている。

ブルキナファソ(マリ、ニジェール、アルジェリア、リビアも含む)
コミュニティーの名前:トゥアレグ(Tuareg)コミュニティーの奴隷カースト
であるベッラ(Bellah)。
伝統的な職業:上位カーストの「主人」の奴隷となり、無給の労働者として
塩など商品価値のあるものを「主人」のために生産する。
法律:憲法はカースト差別を禁じている。

ナイジェリア(カメルーン北部と中部アフリカのチャド盆地も含む)
コミュニティーの名前:オス(Osu)、オル(Oru)、アドウエボ(Adu-Ebo)、
オルマ(Oruma)、ウメ(Ume)、オウ(Ohu)、オモニ(Omoni)。さらに
マンダラ山地地方の鍛冶屋や陶工カースト。
人数:200万〜400万人
伝統的な職業:オスは伝統宗教の高僧のアシスタント。マンダラ山地地方で
社会の主要カーストに含まれていないのは、鍛冶屋、陶工、皮職人、機織職人、
葬儀屋、産婆、太鼓奏者である。
法律:法律では、アナンバ州とエヌーグ州におけるオスのカーストが禁じられている。
253世界@名無史さん:2010/12/05(日) 10:00:48 0
モーリタニア
コミュニティーの名前:ハラーティーン(Haratin)
人数:9万〜30万人
伝統的な職業:ハラーティーン(黒いムーア人)は白いムーア人(ビダンBidan)の
奴隷、あるいは元奴隷である。
法律:1980年に奴隷制度は公式に廃止された。

エチオピア
エチオピアの南西地方では、不浄は一時的なものでありうるが、清浄なものと
穢れ(けがれ)たものという概念が社会で一般的に見られる。
伝統的な職業:皮なめし業、陶工、鍛冶屋、機織職人
法律:なし

イエメン(5)
コミュニティーの名前:アカダム(Akhdam)…「召使」という意味。
人数:最も人数が多く貧しいマイノリティーは、推定20万人。
伝統的な職業:街頭清掃、雑役夫、歩兵、靴職人、女性と子どもは物乞い。
半数以上が失業者。
法律:不明
254世界@名無史さん:2010/12/05(日) 10:02:22 0
ルワンダ(ブルンジ、コンゴ民主共和国、ウガンダも含む)
コミュニティーの名前:トゥワ(Twa)
人数:人口の1〜2%。権威や権力のある地位につく者はほとんどいない。
伝統的な職業:狩猟採集、陶工、道化師
法律:なし

ケニア
コミュニティーの名前:ワッタ(Watta)。インド人移民の間でもカースト差別が見られる。
人数:ワッタは2千〜3千人。
伝統的な職業:ワッタは、狩猟と採集を行う。
法律:あり

ニジェール(6)
コミュニティーの名前:トゥアレグス(Touaregs)、ハウサ(Hausa)、
ジェルマ・ソンガイ(Djerma-Songhaï)、ペウルス(Peuls)、カヌリ(Kanouri)、
グルマンチェマ(Gourmantchema)、ブードウマ(Boudouma)、イッサワガン(Issawaghans)
人数:ハウサが人口の54%、ジェルマ・ソンガイが22%、トゥアレグスは12%を占め、
それぞれ独自のカーストを持っている。
伝統的な職業:床屋、肉屋、鍛冶屋、陶工、吟遊詩人(グリオ)、靴職人、
機織職人、井戸掘業、奴隷
法律:1999年に制定
255世界@名無史さん:2010/12/05(日) 10:14:25 0
ソマリア
コミュニティーの名前:サブ(Sab)(「下位カースト」)、ミドゥガン(Midgan)
またはマディブハン(Mahdibhan)、トゥマル(Tumal)、イビール(Yibir)を含む。
人数:人口の約1%
伝統的な職業:普通は数の多いソマリア人の「高貴」な氏族の「従者」(奴隷)。
トゥマルは鍛冶屋、イビールとミディガンは猟師と皮職人。
法律:なし

パキスタン
コミュニティーの名前:ダリット
人数:約200万人。パキスタン北部にあるスワート地方のイスラム教スンニ派には
カーストが存在する。シンド州では、約180万人が奴隷身分で農業労働やレンガ焼きを
して生活しているが、大部分がインドから来たダリットである。パンジャブ州にも
ダリットがいる。
伝統的な職業:掃除人、洗濯人、床屋、動物の内臓を扱う職業。
法律:なし

スリランカ
コミュニティーの名前:ロディー(Rodi)またはロディヤー(Rodiya)(シンハラ族)
パッラーズ(Pallars)、ナラバス(Nalavas)、パリヤール(Paraiyars)(タミル族)
人数:不明。両者のカーストの源はインドにあるが、シンハラ族のカーストは
ヒンズー教の法典ではなく、むしろ社会の封建制度と結びついている。
伝統的な職業:タミル族のカースト制度は門地と職業に基づくものである。
パッラーズとナラバス(かつての奴隷の子孫)は支配層のカーストが所有する
土地で働く。パリヤールはいわゆるきれいでない職業に就いている。
法律:憲法はカーストに基づく差別を禁じている。
256世界@名無史さん:2010/12/05(日) 10:15:49 0
ネパール
コミュニティーの名前:ダリット(約25のサブカーストがある)
人数:約450万人、総人口の21%。
伝統的な職業:死体処理業、廃品回収業、職人、歌手
法律:カースト差別は憲法上、刑罰の対象。

バングラデッシュ
コミュニティーの名前:メソー(Methor)
伝統的な職業:掃除人、トイレ・排水管やその他汚れている場所の清掃業
法律:なし
257オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/05(日) 12:48:43 0
>>252-256
ネパールやスリランカなどの南アジア地域については分かるけど、
アフリカのほうのそれはあくまで被差別集団であってカーストとは言わなくない?
カーストっていうのはあくまでヒンドゥー教的価値観において使われる言葉でしょ。
日本の被差別部落民の事をカーストとは普通言わないじゃん。
258世界@名無史さん:2010/12/05(日) 14:57:49 0
>>257
フランス人も自国の排他的な階級をさしてカーストって言葉つかうよ
259オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/05(日) 15:18:49 0
>>258
まぁ、カーストっていうのは元々は「血統」を意味するポルトガル語だからね。
現地風に言う場合は、ジャーティとかヴァルナって言うべきであって、
これら2つのの概念はインド亜大陸にしか存在しないね。階級社会自体はどこにでもある。
260世界@名無史さん:2010/12/05(日) 19:37:54 0
スリランカの悪魔払いの儀式
ttp://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/global/staff/adachi/img/g_10.jpg
悪魔払いの儀式に使われる仮面
ttp://members2.jcom.home.ne.jp/kelt/photopage/mask.html


スリランカでは病気は身体にとりついた悪魔がもたらすとされ、それを治す呪医がいる。
悪魔払いはスリランカ土着の原始信仰が仏教、ヒンドゥー教と結びついたもので、
呪医たちはダンスと問答で患者の体内の悪魔を追い払う。
261世界@名無史さん:2010/12/05(日) 20:04:30 0
>>241>>244
まあ、イスラームでさえ聖者崇拝があるぐらいだし。
どの地域でも、民衆は現世利益大好き(笑)
スリランカでは神々は仏教寺院の内部に脇侍風に祭祀されたり、隣接する神祠
(デーワーレ)に祀られる。神々を単独に祀る大きな神祠もあり、女神のパッティニは
ナワガムワ、山の神のサマンじゃラトゥナプラとマヒヤンガナ、ヒンドゥー教の
ヴィシュヌはデウンダラが有名で、それぞれが神々の聖地になっている。

ちなみにシンハラ仏教徒にも人気のあるカタラガマ神=タミルのムルガン神
262世界@名無史さん:2010/12/05(日) 20:14:12 0
でも廃仏毀釈後の日本みたいに掛け持ち信仰は、世界的に極めて珍しい。
多くは土着信仰を聖人として習合して取り込んむ形になっている。
263オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/05(日) 20:19:07 0
>>261
イスラム教や仏教やキリスト教などの多くの地域に広まっている宗教の大半は、
途中で地方の住民の自然信仰を取り込む事で信者を増やしていってるね。
地方の土着的な信仰や現世利益も盛り込まないと庶民には広まらないし。
ヒンドゥー教も例外ではなくそれぞれの土着の神をヒンドゥー教の神にする事で、
インド亜大陸全体だけでなく東南アジアの一部にまで広まるようになった。
彼らヒンドゥー教徒にとってはブッダですらヒンドゥー教の神の一部に過ぎないらしい。
264世界@名無史さん:2010/12/05(日) 21:31:34 0
>>263
スリランカの仏教徒の場合、ブッダに特別な強い力を認めて神の中の神とし、
神々はブッダに帰依して権能(ワラン)を委譲されて機能を果たすとも考えている。
その結果、ブッダを頂点として神々のパンテオンが形成され、国の守護神→
地方神→村神、そして下位には悪霊のカヤーが位置づけられて、上位は清浄、
下位は不浄とみなされている。

神々でもっとも人気があるのはカタラガマで、徹底して帰依すればどんな
願いもかなうとされ、信者は火渡りや身体に針を刺すなどの自己供犠の
苦行を通じて願の成就を願う。カタラガマは南部の聖地の名称に由来する
神名で、タミル人に信仰されているムルガンが祀られているが、1960年代以降は
シンハラ人の信仰も強まり巡礼者も多い。スカンダ(シヴァ神の子)と
同一視され、スカンダ・クマーラ(童子)と称する。
265オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/06(月) 04:24:57 0
>>264
こうした仏教による土着信仰の取り込みは日本における神仏融合にも似てるね。
266世界@名無史さん:2010/12/06(月) 07:31:21 0
デカン高原の広い範囲を最初に統合したのはサータヴァーハナ朝だが、この王朝の
国王の名の中には、ガウタミープトラ(ガウタマ家の女性の子)などのように、
母方の姓を記しているものが少なくない。
こういった名称は北インドの王にはみられず、とくにドラヴィダ系言語文化の中に
みられる母系制の名残であるとして、王家の出自もそこに求める見方が有力。

>>170で書かれているように、南インドについてはもっと日本で知られていいと
思うんだよね。
267世界@名無史さん:2010/12/06(月) 12:10:11 0
カルカッタが首都のまま独立していたらボースとネルーの立ち位置とか、東西パキスタンの力関係とか、全く違っていた気がする。
268世界@名無史さん:2010/12/06(月) 12:58:28 0
もし仮にイギリスがデリー遷都を実行しなかったなら、この都市の地位は、北インドの旧アワド王国の首都
ラクナウや、デカンの元ニザーム(太守)の王都だったハイダラーバードのそれと
似たものになっていたかもしれない。
269オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/06(月) 12:59:42 0
>>267
イギリス領インドの首都がカルカッタからデリーに移った理由って何だっけ?
270世界@名無史さん:2010/12/06(月) 13:10:47 0
>>269
コルカタでの独立運動が激化したから
271オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/06(月) 13:13:31 0
>>270
ありがとう。
272世界@名無史さん:2010/12/06(月) 14:03:05 0
南アジアってさあ、ヨーロッパとの交流の密接さとは対照的に、他のアジア諸地域との
交流は限定されていたよね。

日本のような国との交流は、日英同盟にもかかわらず、決して容易ではなく、
多くの在日インド人には常にイギリス大使館の監視の目が光っていた。
アジアの指導者間の交流は、ラーシュ・ビハリー・ボースと孫文のそれのように
まったくなかったわけではないが、きわめて限定されていた。
273世界@名無史さん:2010/12/06(月) 22:59:57 0
>272
んなわけねえだろ。
フマユーンとかイランの援軍で国立て直してるし。
274オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/06(月) 23:04:33 0
>>272
それは近現代に限った話じゃないの?
前近代のインドが周辺のアジア諸国よりもヨーロッパとの、
交流のほうが密接だった訳ないと思うんだけど。
275世界@名無史さん:2010/12/06(月) 23:21:52 0
中近東・スワヒリ世界・東南アジア・南シナとは海路で
中央ユーラシア・チベット・北シナとは陸路で広くつながってますがな
仏教やヒンドゥー教やイスラームはどこへどう伝わり、
アーリア人やサカやエフタルやマムルークやムガル朝はどこからどう来たというのやら
18世紀末でもマイソール王国がオスマン帝国やフランスと結ぼうとしたりしてるし

「イギリス統治下の」南アジアといいたいなら判らんでもないが、
当時から印僑が世界中に出て行ってるぞ
276オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/06(月) 23:24:21 0
>>275
まぁ、確かに近現代だって印僑が東南アジアなんかに多く来ているからね。
決して、アジアとの交流がうすかった訳ではないね。
277世界@名無史さん:2010/12/06(月) 23:52:07 0
インドシナは正にインドと中国、双方の影響が強かったようですな
あとパキスタン-アフガニスタン地域は独自の大帝国となって
四方八方とドタバタやらかすことが多い

南インドといえば十六大国のアッサカ(アシュマカ)はゴーダヴァリー川流域
だそうで随分南だが、しかし情報はとっても少ないようですのう
278世界@名無史さん:2010/12/07(火) 05:49:34 0
扶南の王統を開いた混填(こんてん)は、ベンガル地方と推定される
模扶(もふ)国から商船にのってやってきたとされている。

279オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/07(火) 06:33:00 0
>>277
東南アジアは仏教が多く広まってる事からも分かるように、
確かに、インド亜大陸の歴史的影響がかなり強いね。

>あとパキスタン-アフガニスタン地域は独自の大帝国となって
>四方八方とドタバタやらかすことが多い
これはクシャーナ朝とかの事を言ってるのかな?
あそこら辺の地域はインド亜大陸と外の世界を結びつける玄関のような、
役目を果たしてたね。その一方で、バクトリアやクシャーナ朝、イスラーム王朝などの、
外部勢力のインド亜大陸への侵入口ともなったけどね。
280世界@名無史さん:2010/12/08(水) 00:31:23 0
インダス文明はメソポタミアなどと交易してたようだし
「アーリア人の侵入」も西北からだし。侵入っても考古学的には
神話ほど派手なものではなかったろうてなことらしいけど
281オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/08(水) 03:42:59 0
>>280
インド北東にはヒマラヤ山脈がそびえてたりして行き来が大変だから、
他所から異民族が侵入するには北西からのほうが多くなるのは必然だね。
でも、逆にインド内で発生した勢力が北西側から外へ、
勢力を拡大した事がなかったのは、なんでだろう?
282世界@名無史さん:2010/12/08(水) 08:15:22 0
>>281
インドの場合、統一された巨大帝国を作りにくいというのもその一因かも。
マウリヤ朝もヘレニズム諸王朝の侵入という、いわば外圧に対応して
できた帝国だし。

そして外圧がなくなると、再びインド亜大陸はバラバラになってしまった。
283世界@名無史さん:2010/12/08(水) 08:30:34 0
もし中国に始皇帝が現れなかったら、インドとよく似た状況だったかもしれない。
始皇帝が出現する前は文字も度量衡もバラバラだったわけだし。
南部にはもともとタイ系の民族が住んでいたし。
284世界@名無史さん:2010/12/08(水) 12:01:44 0
岡田英弘説だと南部だけでなく洛陽もタイ(越)系だったとするけどなw
285世界@名無史さん:2010/12/08(水) 12:14:36 0
>281
山地と砂漠続きの北西部や高山の北東部より海側に出たほうが楽だしリターンも大きい。
286世界@名無史さん:2010/12/08(水) 12:59:34 0
ユーラシア大陸の中央部を通るシルクロードよりも、南の「海の道」
(香料の道、海のシルクロードとも呼ばれる)のほうがコストがかからなかっただろうな。
287オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/08(水) 12:59:34 0
>>282
インドは地域差や民族差がとても大きいから統一はかなり難しいね。
歴史的にインドを統一できたのはマウリヤ帝国とムガル帝国ぐらいだし。

>>285
なるほど、インド外の地域の人にとってはインド内部が魅力的だから侵入したんであって、
逆に考えればインド内に住む人にとってはインド北西部より外は魅力に欠けるという事か。
288オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/08(水) 13:58:17 0
>>286
インド内で興ってインド外まで勢力を拡大した国ってみんな、
チョーラ朝みたいに南の海上ルートで進出する場合がばかりだよね。
インドにとっては北西部から抜ける陸のシルクロードよりも、
インド洋を通って東南アジア方面に行く海のシルクロードのほうが、
経済的な効果が大きかった(=交易が盛んだった)のかな?
289世界@名無史さん:2010/12/08(水) 14:03:47 0
古代から海陸の輸送コストは、海上:河川:陸上=1:5:28の比較で
あったとされ、それは18世紀まで続く。
290オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/08(水) 15:54:49 0
>>289
へ〜、陸路と海路じゃ輸送コストにそんな差が出るんだ。
古代から現在までインドで海洋貿易が盛んだったのも頷けるね。
291世界@名無史さん:2010/12/08(水) 17:59:48 0
帆船は直線で進めないことがある。
風待ちをしても波の動きがあわないと危険だ。
また船舶自体は追い波が危険で、
海流の関係で三角波が発生すると最危険状態となる。

13世紀以前は、長期航海をしておらず
数日に一度寄航している。
一週間ぶっ通しで乗るということはなかった。
古代は沿岸航法であったと思われる。
292オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/08(水) 18:18:02 0
>>291
沿岸航法だからこそ、南インドで海洋帝国を築いたチョーラ朝なんかは、
ベンガル湾をぐるりと囲うように沿岸部のほとんどを支配したのかな。
293世界@名無史さん:2010/12/08(水) 18:26:04 0
鄭和の南海航海はカリカットを通過していたけど
当時のインドで8千dクラスの大船寄航できたのかな?
294世界@名無史さん:2010/12/08(水) 18:27:08 0
貿易風に乗れば40日で紅海の出口から南インドにつくってプリニウスが言ってた
295世界@名無史さん:2010/12/08(水) 18:31:43 0
紅海・アレクサンドリア経由で仏教がローマに伝来していた可能性もあるな。
296世界@名無史さん:2010/12/08(水) 18:40:05 0
>>293
鄭和の時代は羅針盤があるのと
帆の本数も多くなりジグザク航法を駆使するので
大航海時代とそう変わらない。
297世界@名無史さん:2010/12/08(水) 18:47:24 0
いやさ、大航海時代のポルトガルやスペインの船て
せいぜい2〜300トンでしょ。
鄭和の大型船とじゃ比較にならない。
298世界@名無史さん:2010/12/08(水) 18:59:56 0
ガビン・メンジースの話は事実じゃないだろう。
8千dクラスというのは無理。
舵軸が11mだとして 全長70m程度となり、排水量699トン未満、
喫水は4mぐらいが妥当ではないだろか?
299世界@名無史さん:2010/12/09(木) 16:07:33 0
チョーラ朝はいったんスリランカ北部を征服したが、その支配は長くは続かず、
シンハラ王ビジャヤ・バフー1世によって駆逐されてしまった。

やはり海を越えて対岸を支配するのは難しかったのだろうか。

もともと、チョーラ朝がスリランカに攻め込んできたのは、この島に逃げ込んだ
パーンディヤ王を追ってのことだったが。
300オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/09(木) 16:25:51 0
>>299
インド史において海を越えてインド外の地域まで侵出したのって、
チョーラ朝ぐらいしかないからね。インド洋に恒久的な支配を確立するのは大変なのかな。
301世界@名無史さん:2010/12/09(木) 21:53:32 0
インドとスリランカなんて「ラーマの橋」のおかげで1480年のサイクロン以前は
歩いて渡れるぐらいの浅瀬だったというのに。それ以降でも、さすがに歩いては
渡れないものの小船でOK。
302オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/09(木) 22:01:50 0
>>301
「ラーマの橋」ってチョーラ朝の頃(=11世紀頃)なんかもあったの?
もし、実際にインドからスリランカまで歩いて渡れるんだとしたら、
どれくらい交通の便が変わってたんだろう?軍事的にも征服はそっちのほうが楽だったのかな?
303世界@名無史さん:2010/12/09(木) 22:30:01 0
>>302
自然地形なんだからあったに決まっているだろうに。
304オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/09(木) 22:36:17 0
>>303
っていう事は、当時はスリランカに船なんか使わないで移動してたの?
305世界@名無史さん:2010/12/09(木) 22:53:49 0
>>304
いくら水深1m程度とはいえ、まともに移動するのなら船使ったほうが
楽に決まっている罠
306オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/09(木) 22:58:17 0
>>305
そう言われればそうか。じゃあ、チョーラ朝の征服なんかも、
普通に船を使っての移動だった訳か。インドとスリランカの行き来は、
かなり楽だったんだね。南インドで海上交易が盛んだったのには、
そういった理由もある程度はあるのかな?
307世界@名無史さん:2010/12/10(金) 00:44:31 0
                           /  /: : : : : : : : : : : :` : . 、  \   :,
               /\             {/: : : : : :{: : : : : : 人: : : : : \     }
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       | : : : : : : : : : : : : 〉 }}    /: : : : : |: :/,x=ミ、/ ,x=ミ、八 : : : : : :,  _}
       |: : : : : : : : : : :/       |∧: : : : V〃f_,ハ    f_,ハ Yハ: : : : : :∨  蛇つかいでゲソ
        /: : : : | ̄ヽ/            ': : : ∧  Vり   Vり   |ハ: : /: /:|
  〃  /: : : : :/               \{: :}    ,      |: :∨}/ :|
  {{  | : : : : {                    | : :、     .__,       |: : |: : : :!
     、: : : : :\                   | : : |\ //    / |: : |8: : : :、
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          ヽ: : : : : :                /´ ̄`ヽ_} 88{、_  __,/: : ,' / }、: : \
          } : : : : }  }}         /      ', 88、_,,/: : / /   | : 、: : :
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        /: : : : :/          ./: : :ノ 二>ー‐ 、 -く: : :、 ‘’∞'|: : :|/ ノ .ハ : : : |
      : : : : :/           {: : :{ ニ7ニニ   ヾ⌒ヽ}   \|: ://   | | }: : :|
 ____|: : : :{_____    \_:`7ニニ       ': : : :,ー--≠ニ’、   | | 〈: : 〈
(ー=ニ二L:_:」二ニ=ー;)    / /丁 ̄`\ _,ノ: : : }        \   | |_/: : /
ミニ三三ニ三三三ニニ三彡;ハ  / /  V_____{: : : : : : /|  __   _,ノ  \:{
|ミニ三三ニニ三三三ニニ三彡|.(0)’ _____,>ー=彳 }        ,xく_/ /
308世界@名無史さん:2010/12/10(金) 00:49:25 0
>300
大洋全域を制するのは困難かと。英米でも完全支配は出来ていない。
309オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/10(金) 04:54:46 0
>>308
まぁ、確かにインド洋はかなり広域だから全域支配は無理だね。
チョーラ朝がインド洋に勢力を及ぼしたって言ってもベンガル湾周辺だけだしね。
310世界@名無史さん:2010/12/10(金) 18:44:43 0
記録を残さないインドにしては、消失した年までハッキリとわかっているんだな。
311オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/10(金) 18:56:37 0
>>310
確か1279年だったっけ?>チョーラ朝の滅亡
インド史においてはっきり年が確定できるっていうのは確かに珍しいね。
あれって何の史料をもとにして1279年って決めてるんだろう?
312世界@名無史さん:2010/12/10(金) 19:21:02 0
>>311
石造寺院壁面や立石に刻まれた石刻文、王の村落寄進などを記す銅版刻文、
チョーラ朝の時代に編纂された宗教文献、中国やアラビアの文献などだと思われ。
313オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/10(金) 19:33:49 0
>>312
なるほど。一応、インド本国での史料であそこまで細かい年も分かるんだ。
(まぁ、中国やアラビアの文献史料も含まれてるんだろうけど)
インド史の史料って細かい年代記みたいなのは少ないイメージがあるけどなぁ。
314世界@名無史さん:2010/12/10(金) 20:12:22 0
碑文類には王の即位年や暦年が記されており、インド人が歴史に無関心だったわけではない。
プラーナ文献にも、神話伝説と渾然としてはいるが、ちゃんと人類史や王朝史が記されているし、
7世紀の『ハルシャチャリタ』、12世紀の『ラージャタランギニー』などもある。
スリランカにはパーリ語仏典の一種に『大史(マハーヴァンサ)』『島史(ディーパヴァンサ)』
という立派な歴史書が伝わり、マガダ国やシンハラ王朝の王統が記される。
宗教的な事項に関係する記述が多かったり、正確な年代が判然としないのは、よその文化圏でも大して違いはない。
315オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/10(金) 20:27:38 0
>>314
プラーナ文献は古代インド史をやる上で最も重要な史料のうちの1つらしいね。
まぁ、インド人だって全く歴史意識に無関心だった訳ではないとは思うけど、
他の文化圏に比べて個々の事例を時系列順に示したような年代記とかが、
極端に少ないのは事実でしょ。(全く存在しなかった訳でもないけど)
山崎元一先生なんかによると、インドにおける輪廻の思想が、
古代インドの人々の歴史を記録するという考えを薄れさせたらしいよ。
だから、古代インドの王朝は、他の文化圏の国家や王朝に比べて、
正確な年が分かってないものが多いよ。そのせいか、古代インド史研究においては、
碑文や貨幣や神話なども重要な史料として多く活用されてるしね。
(他の地域でもこれらを史料として使うけどインド史研究ほど頼ってはない)
316世界@名無史さん:2010/12/10(金) 21:48:50 0
インドの学校教育ではどのような歴史を教えているのかが気になる。
317世界@名無史さん:2010/12/10(金) 21:59:22 0
州によって違うが、ウッタル・プラデーシュ州の場合は
イギリスとは一定の距離を置くような思想教育をしている。
独立運動のくだりで、イギリスは悪と教え込まれる。
そこは徹底していて、洗脳されたような感じだ。
通商のパートナーとしてイギリスは利用価値があるので
植民地時代のコネは活用しましょうというのも同時に叩き込まれているようだ。
318世界@名無史さん:2010/12/11(土) 01:51:46 0
>317
悪でも利用せよとはすごい学校教育だ。
319世界@名無史さん:2010/12/11(土) 01:55:47 0
毒蛇でも笛を吹けば踊ってくれて
それをネタにして飯が食えるからな(笑)
320世界@名無史さん:2010/12/11(土) 02:55:08 0
>>318
いまさら日本人が驚くことでもあるまい。
321世界@名無史さん:2010/12/11(土) 04:11:48 0
つーか世界どこでも普通だな。利益がイデオロギー超えることあるのは。
日本軍も中国にさえ武器売りつけてたし、
韓国や中国が過去のうらみ越えて日本とビジネスやったり、企業誘致したり。

日本じゃ外国勢力引き入れるのは利権自民政治家や愛国面してる
商売ウヨが一番熱心という笑える状況だし。
322世界@名無史さん:2010/12/11(土) 04:22:36 0
商売敵がナショナリズムやらイデオロギーやらにとらわれて
みすみす商機を逃しておるのなら抜け駆けぼろ儲けのチャンスかもね
非同盟を名乗るぐらいだからどことでも付き合える理屈
323オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/11(土) 05:42:12 0
>>317
>州によって違うが、ウッタル・プラデーシュ州の場合は
インドは多民族社会だから、やっぱり統一的な歴史教育は難しいのかな。
州ごとで歴史観に差がありそうだし。そこら辺も気になるなぁ。
324世界@名無史さん:2010/12/11(土) 05:57:18 0
>>315
インドの天文学、数学、暦は中国よりはるかにすすんでるのに
なんで残さなかったんだろうね
その年の暦のことしか関心なかったとか
325オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/11(土) 06:06:48 0
>>324
古代インドの知識人の間では輪廻思想が流行ってたりしてたから、
そのせいで現世の出来事に対する関心が他の文化圏に比べて小さかったらしいね。
326世界@名無史さん:2010/12/11(土) 07:06:01 0
どっちかつーと焚書坑儒みたいに積極的に破壊する方が
後世へのダメージ大きい気がするけど、
輪廻思想で消極的な保存ならもっと残りそうに思うんだけどな。
数学とか天文とか役立つんだし。
327世界@名無史さん:2010/12/11(土) 10:25:56 0
>317
>323
アショーカとかアラーウッディーン・ハルジーとかはケララあたりからすると侵略者以外の何者でもないからな。
328オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/11(土) 13:41:00 0
>>326
だから、>>314で指摘されてるように古代インドにだって
全く史料がなかったという訳でもないでしょ。(多くがプラーナ文献だけど)
インド史においてあまり大規模な焚書坑儒の例は聞かないし、
単に思想上慣習上の理由で、他の地域のように暦年ごとに、
年代記的に歴史を記録したものがあまり多くないだけだと思うよ。
あまりにも少なかったら古代インド史なんて何も分からないからね。
現在、古代インドの歴史がある程度解明されてるのも、
基本的には、それなりに史料が存在してる事を示してるでしょ。
(それでも他の地域に比べて年代が不確定なのは確かだけど)

>>327
普通に日本で教えられるようなインド史を南インドで教えてたら、
南インドの人にとっては不満だらけになるだろうからね。
329世界@名無史さん:2010/12/11(土) 15:54:28 0
ケーララ州の住民の多くは、つい最近まで母系制をとっていたことで有名。
母系制では、母方に血筋をたどる人々が大家族を構成し、子どもたちは
母の家名を名乗る。
大小領主たちの位は、息子によってではなく、甥によって継がれた。
結婚したのちも、女は自分の家にとどまり、夫が夜ごとに通うという
慣行や、一妻多夫制も20世紀初頭までみられたらしい。
女を中心に回っているかのような社会は、ケーララ外部の人間に強烈な
印象を与え、「女が支配する国」といったイメージまで生んだ。
330オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/11(土) 16:31:24 0
>>329
ドラヴィダ人たちはもともと、母系制社会を営んでたらしいね。
けれどもアーリア人が侵入し、バラモン教が広まってくると、
徐々に、良くある父系制社会に変わっていってしまった。
初期のドラヴィダ系王朝であるサータヴァーハナ朝なんかは、
王家の家系なんかに母系社会の名残が根強く残ってたらしいね。
ケーララ州のその話は、そういう古いドラヴィダ人の文化が、
根強く現在まで残っていたという1つの事例だろうね。
331世界@名無史さん:2010/12/11(土) 17:49:23 O
>>329
甥は姉妹の息子のことだよね?
332世界@名無史さん:2010/12/11(土) 21:47:33 0
>328
日本で教えているインド史はしょぼすぎる。
シン首相が知ったら泣きたくなるだろう。
そういえばシーク教徒はインド大反乱で概してイギリスよりだったとか、今は髪のばさん信者も多いとか、そういう事もろくに教えてないな。
333オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/11(土) 22:01:17 0
>>332
>そういえばシーク教徒はインド大反乱で概してイギリスよりだったとか
へ〜、それは僕も知らなかったよ。でも、確かに考えてみれば、
インド大反乱の直接的理由は宗教的な事だったから、シク教徒としては、
反乱そのものにあまり賛同しにくかったのかな?そもそも、シク教自体が、
ヒンドゥー教とイスラム教のハイブリッドみたいな宗教だし。
334世界@名無史さん:2010/12/11(土) 22:16:55 0
南インド ドラヴィド人:ナーヤルの母系社会〜ヒンドゥー父系社会の中の母系社会
http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/05/000388.html
南インド ドラヴィド人:ナーヤルの母系社会〜母系社会の変容と崩壊
http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/05/000389.html
335世界@名無史さん:2010/12/12(日) 00:22:01 0
>333
100年後のインドはどうなってるのかね?
全土に新幹線や高速道路が惹かれ、地下鉄が走り、上下水道や電気・ネットが整備された大都市が林立しているのだろうか?
バングラデシュは水上国家になってそうな気もするけど。
336世界@名無史さん:2010/12/12(日) 02:02:15 0
>>332
高校までならあれでマシな方だと思う。さわりというか
新書レベルのあたりさわりの無さでちょうどいい。

興味ある奴だけ大学とか教養課程で深くやればいいだけで。
インド史だけマニアックになってたらそれはそれで異様。
逆にインドや他の国でもなじみ薄い地域の歴史教育はしょぼいだろ。
337世界@名無史さん:2010/12/12(日) 08:42:47 0
これからの時代、インドとの関係が深まってくるんだから
広く浅く、教えた方がいいと思うが
338オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 08:46:05 0
>>336
う〜ん、確かにインド史だけマニアックにやるのはそれはそれで問題だけど、
日本の高校だと、他の地域に比べてインド史の内容が本当に薄すぎるからなぁ。
というか、西欧史や中国史だけ詳しくやりすぎなのもあるんだけど。
そこら辺のバランスをもうちょっと上手くとってくれないかなぁと思わなくもない。
339世界@名無史さん:2010/12/12(日) 12:43:36 0
>シーク教徒はインド大反乱で概してイギリスよりだったとか

一口にインド人といっても、みんなが一枚岩だったわけじゃないからな。
ヒンドゥー諸侯のうちにも、かねての抗争の歴史や私怨、嫉妬に基づく
ライバル意識が働いて、互いに足を引っ張ったり、傍観したり、さらには
親英的態度をとった者すらいた。
340オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 13:03:10 0
>>339
イギリスとしても、そのようにインド人が一枚岩じゃないのを分かってたからこそ、
全インド・ムスリム連盟などを使ってインドの分裂を図り独立を阻止しようとしたね。
341世界@名無史さん:2010/12/12(日) 13:15:23 0
>>1おいおいいつオゲレツ帝国がインドを統一したんだよ。
ポルトガルのゴアを奪えてないぞ、オゲレツは。
342オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 13:22:58 0
>>341
確かに、良く「マウリヤ朝は南端部を領有してない。イギリスが初めてインド統一した。」と、
言う人がいるけど、ポルトガル領ゴアがあるからイギリスも完全には統一できてないんだよね。
現在だってパキスタンやバングラデシュなんかがあるから分裂状態と言えるし。
そう考えると、完全にインドが統一された事は歴史上1度もない事になるな。
それだけ、インドという場所は大きな多様性を持った地域という事なのかな。
343世界@名無史さん:2010/12/12(日) 13:57:07 0
>>341
騒がしいぞカタワ
ムガル帝国から帝位分捕ってインド皇帝に即位した時点で証明している
344世界@名無史さん:2010/12/12(日) 14:39:38 0
>>342おまけに「インドなる範囲」を勝手に決めたのも卑劣なオゲレツさん。
彼らは「自己基準化」がすごくうまいんだよ。これにダマされるバカが
非常に多い。
でもこういうゲレツな悪魔がいるからこそ、人は警戒心を忘れないで
いられる。そういう意味でオゲレツ帝国は重要な国ですよ。
345世界@名無史さん:2010/12/12(日) 14:50:29 0
自己基準化も糞も歴史上唯一ビルマからパキスタンまで版図に入れてしまったから仕方ないだろカタワ君ww
346世界@名無史さん:2010/12/12(日) 17:18:15 0
ゴアを奪えなかったことを指摘されたからって暴れるんじゃねえ
汚物が。
347世界@名無史さん:2010/12/12(日) 18:48:23 0
汚物は誰でも知ってるような知識自慢する恥かしいカタワ君のほうだろ
348世界@名無史さん:2010/12/12(日) 19:29:11 0
ポンディシェリを持っていたフランスの立場は一体?
349オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 19:50:59 0
>>348
そういえばフランス領ポンディショリっていうのもあったね。
ポルトガル領ゴアに比べてこっちはマイナーだからすっかり忘れてたよ。
350オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 19:54:30 0
>>349
誤字訂正
×ポンディショリ
○ポンディシェリ
351世界@名無史さん:2010/12/12(日) 19:55:11 0

文化的にはラーマーヤナを共有している地域がインド圏ということになるんだろうけど、
軍事的には、北インド、南インド、スリランカで3分されるのでは。
352世界@名無史さん:2010/12/12(日) 20:20:57 0
じゃあ仏教が流行ってるイギリスもインド圏ですなw
インドの範囲なんて中国の範囲と同じく恣意的なものだ。
パンパンの子孫はこんなこともわからないのだろう、
白人が言いさえすれば事実だからな。その点で汚物くん、
きみはいい線いってるよ。確実にこれからも日本で
成功できるな。
353世界@名無史さん:2010/12/12(日) 20:25:06 0
また意味不明な理屈で勝手に発狂している脳内カタワ君
354世界@名無史さん:2010/12/12(日) 20:26:38 0
世界史板各所を荒らす白人白人叫ぶ基地外がこのスレにも湧いたか…
355オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 20:30:21 0
>>351
軍事面だけじゃなく文化面や歴史面においても、
その3つの地域はそれぞれ異なる特色を持ってるよ。
というか、基本的にインドは地域による異質性がかなり大きい。
ただ、それでもバラモン教的宗教や慣習(例えばカーストとか)など、
ある程度の文化的共通性が見られるところを「インド亜大陸」と通常は呼んでる。
356世界@名無史さん:2010/12/12(日) 20:33:16 0
じゃあ日本の天理市はインド亜大陸ですね!
357オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 20:40:56 0
>>356
天理市のどこら辺がインドなの?
358世界@名無史さん:2010/12/12(日) 21:05:42 0
占領政策
1950-1955年の間に連合国管理理事会は子どもの認知および
その生活費の支払いを請求する訴訟を禁止した、その後、
この方針は撤回されたが、西ドイツ法廷はアメリカ軍兵士を
くことはほとんどできなかった。
アメリカ兵士との間に生まれた子どものうち、
約3パーセントがアフリカ系アメリカ兵との子どもであり、
アメリカ軍兵士が責任を取るつもりのあった場合でも
1948年までアメリカ軍内にあった異人種間婚姻の禁止のために
められず、俗に「Negermischlinge」(黒人混血児)と呼ばれた子
どもは特に悲惨であった。

359世界@名無史さん:2010/12/12(日) 21:07:35 0
>>357ウチの近所に寺があるわ。つうことは俺の住む場所はインドだな。
つうかカレーを昨日食ったよ。つうことはインド人じゃん、俺。
360オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 21:11:42 0
>>359
それは極論でしょ。その程度の文化的影響だったらどこにも見られるし。
でも、確かにインド亜大陸というのは文化的概念だから非常に曖昧ではあるんだよなぁ。
361世界@名無史さん:2010/12/12(日) 21:11:59 0
>>356
はやくおちんちんがむけるといいね!
362世界@名無史さん:2010/12/12(日) 21:22:22 0
遺伝子的には現在のインド人のうち「アーリア人」の子孫は10%程度。
363世界@名無史さん:2010/12/12(日) 21:29:33 0
ラーマーヤナは東南アジアにも伝わってるじゃねえか
364世界@名無史さん:2010/12/12(日) 21:36:00 0
>>362
アーリア人の古人骨は、mtDNA=U1, U3, TJ, HVだからな。
北インドはR5, R6が多くて、近いといえば近いが氷河期に分かれている系統。
365オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 21:37:16 0
>>363
東南アジアは歴史的にインドの影響がかなり強い地域だからね。
ただ、インド亜大陸と違ってカーストはあまり発達しなかったかな。
366世界@名無史さん:2010/12/12(日) 21:42:50 0
>>365
ミャンマーは、農奴みたいに土地に縛りつけられたやつと自由に動ける支配者が分かれていた。
先住民系は、エスニックグループとして認識されずヤノマミのようにひっそり暮らす。
367世界@名無史さん:2010/12/12(日) 21:48:13 0
カンボジアはインドの影響が非常に強いが
ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムは北方から南下してきた民族である。
だから、インド=シナと呼ばれるわけだ。
368オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/12(日) 21:51:35 0
>>366
その程度の身分制度は古今東西どこにでもあったでしょ。
東南アジアはインドの影響をかなり強く受けてるけど、
バラモン教の教えに基づくヴァルナを基軸にした身分制は発達しなかったね。
369世界@名無史さん:2010/12/13(月) 00:01:17 0
一応インド史で扱うインドのは東西はアラカン山脈〜スレイマン山脈、南北はヒマラヤ山脈〜インド洋(+モルディブ・セイロン・アンダマンなど)って感じだろう。
370オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/13(月) 07:41:22 0
>>369
確かに、日本のインド史の本で扱われるインドの範囲は大体そこら辺を対象としてるね。
371世界@名無史さん:2010/12/13(月) 13:50:49 0
>>365そもそもインド土着の宗教を否定する形で発展した仏教が
国教なのだからヴァルナとジャーティーが根付くはずないだろが。
今もインドとインドシナは仲が悪いよ。オゲレツ帝国がそれを
煽ってるのもある。
他にオゲレツ帝国はパキスタンとインドの関係悪化索も弄しており、
まさに世界最低の卑劣帝国。だがインド人はこの悪魔から独立を
勝ち取った。これはすごいことだと思う。逆に白人の奴隷になった
日本をインド人がすごくバカにしてるのも無理ないよ、とも感じる。
372オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/13(月) 14:27:22 0
>>371
まぁ、確かにカーストを否定した仏教が流行った東南アジアで、
カーストが流行らなかったのは当たり前だね。ヒンドゥー教徒自体は、
東南アジアにも(少数派ではあるけど)いくらか存在するんだけどね。
373世界@名無史さん:2010/12/13(月) 14:28:36 0
ヒンドゥーはカンボジアに名残があるのと
バリ島に固有宗派が現存。
374世界@名無史さん:2010/12/13(月) 14:35:27 O
やっぱインド史が薄いとなるとベトナム以外の東南アジアも薄くなっちまうの
375世界@名無史さん:2010/12/13(月) 15:09:10 0
インド人がオゲレツという悪魔を追い払うのに300年もかかったんだよな。
日本はダメリカの植民地から脱するのに果たして何年かかるのか?
アジア人って不幸すぎ。
アフリカ人の次に。
376Ryuju ◆RlujhF6VrA :2010/12/13(月) 15:32:47 0
>>374
東南アジア史は専門になるとかなりレベル高くて、
大きな図書館行けば日本語文献もそれなりにあるし、
研究者も現代史〜地域研究方面に行くと世界トップクラスもいるにはいるが、
一般人の持ってる知識との格差が激しすぎるのが実情。
ぶっちゃけると一般人に東南アジア史の需要がないから広がらない。
日本政府は地政学・貿易上の必要性からか、この地域との交流や研究には割と
お金出してくれてるから、そういう意味では狙い目なんだけどね。
377世界@名無史さん:2010/12/13(月) 15:36:19 0
東南アジア史や内陸中国史はビジネス上の需要が非常に高いからね。
インドも需要が高いが地域区分が細かい。
378世界@名無史さん:2010/12/13(月) 17:22:14 0
インドのカンボジアとインドシナのカンボジアって関係あるの?
379世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:17:59 0
バンガロールに行く日本人は多いがバンガロールの歴史をしらん人多いし、ハイデラバードにいたっては独立の時の悶着すら知らない人が大半。
チョリソー事件にいたってはサラザール博士に気遣ってか知る人が100人に1人くらいw
380世界@名無史さん:2010/12/14(火) 16:11:27 0
ハイデラバードって二つあるよね
381オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/14(火) 17:15:01 0
>>380
インドとパキスタンにそれぞれあるね。やはり語源は同じなのかな?
382世界@名無史さん:2010/12/14(火) 18:03:12 0
>>375
インド人はなにかと英語をつかいたがるし、ヨーロッパ人(白人)とよろこんでつきあいたがるけどね。
日本人には「なんだこのムレッチャあっちいけ」ってかんじだけどな。
383世界@名無史さん:2010/12/14(火) 19:36:57 0
てめえがメチャクチャな文法やひどすぎる発音なのに他人の英語の間違い
とか平気で大笑いするインド人もいるよな。

民度の低さはやっぱ途上国って気がするけど、
まあ日本でも子供の数え歌で「インドー人のー○○○○」とか
普及してるくらいだし、馬鹿にしてるのは似たようなもんか。
384世界@名無史さん:2010/12/14(火) 23:58:40 0
>>382日本人だってそうだじゃねえかw
385世界@名無史さん:2010/12/15(水) 03:41:23 0
>>381 インドのほうはハイダルという、王の愛した踊り子の名からとも
でもこの王のいた王国はクトゥブ・シャーヒー王国という南インドの国だから、
パキスタンの町の名になったハイダルさんはまた別人だな
386オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/15(水) 08:14:17 0
>>385
ありがとう。なるほど、どっちも人名が由来になってるのか
387世界@名無史さん:2010/12/15(水) 11:26:14 0
トリさんが作った街だとトリバードになるのだろうか?
388世界@名無史さん:2010/12/15(水) 20:02:55 0
インドは南北で食べ物も違うな。
乾燥したインド北西部は、西アジアから連なる牧畜文化の影響を受けていて、
おもに小麦が主食。ナーンやチャパーティーなど、小麦粉で作るさまざまな
インド式パンをちぎってカリーを食べる。

南インドでは圧倒的にコメが主食。
389世界@名無史さん:2010/12/15(水) 21:36:27 0
南インドやスリランカの食い物はめちゃくちゃ辛い!
それから、南インドは低地限定だけどコメが自生していたというわな。
390世界@名無史さん:2010/12/16(木) 00:14:12 0
>>388
列車からみると、穀倉のパンジャブには水田が広がっていたけど
391オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/16(木) 00:17:20 0
>>390
稲作自体は北インドでも行なわれてはいるでしょ。
ただ、米食文化自体はあくまで南インドが中心だと思うよ。
そりゃ、北インドの人だって全く米を食べないっていう訳ではないけど。
392世界@名無史さん:2010/12/16(木) 00:59:51 0
インドってじゃがいも料理も多いな。
393世界@名無史さん:2010/12/16(木) 21:28:12 0
インドでは冬が旬なのかな?それとも冷涼な高地が名産地なんだろうか
ジャガイモの名の由来がジャワのジャガタラ(ジャカルタ)から来たからというけど、
暑いジャワ島低地で栽培されていたんだろうか。カボチャがカンボジア経由と聞いても納得できるけど
394世界@名無史さん:2010/12/16(木) 21:37:46 0
ユーラシアで普及したのは大航海時代。
ジャガイモ,カボチャ,トマト〜アメリカ大陸
トウモロコシ〜原産地はアメリカ大陸に推定

>>393 ジャガイモはアンデス高地原産なので、古い品種は冷涼地向きだったのでは?
395世界@名無史さん:2010/12/16(木) 22:31:59 0
>>393
もし、ジャワで栽培されていたとしても食用ではないと思うぞ。ヨーロッパ
ですら当時は一般化してないし、熱帯地向きの品種改良する時間すらないか
らな。
あと、確かに元々ジャガイモは高地のものな分、冷涼地・荒地向きの作物だ
から、ヨーロッパで爆発的に普及してるし、今でも基本的にはその傾向は変
わってない。

今も主な生産地はほとんど中緯度〜高緯度地域で、インドはほとんど例外に
近い。そのインドでも産地条件は俺も知らない。インドは広い分、パンジャ
ーブやカシミールみたいな、意外に寒くなる地域もあるし、色々な気候条件
の地域が重なってるしな。
それに、ジャガイモ自体が元々環境変化に強い作物だからな。
396世界@名無史さん:2010/12/17(金) 04:49:28 0
>>390
カスピ海沿岸も水田多いね
イランもコメが多くでまわっている
397オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/17(金) 06:18:32 0
>>396
中東方面は米を使った料理も結構あるからね。
398Ryuju ◆RlujhF6VrA :2010/12/17(金) 17:44:59 0
>>393
ジャガイモは日本にはオランダが持ち込んだ。
その経由地がジャカルタだっただけだよ。
ジャワ島はオランダ東インド会社が侵略していたし、
ジャカルタに会社の拠点(バタヴィアと言ってた)もあったから。

小学校の理科の実習でジャガイモを春に植えて夏に収穫したことあるから
多分暑い気候でも育つとは思うけど、正直夏に収穫するジャガイモはデカくなりすぎる。
熱帯で育てたら一個を両手で持つようなのがごろごろ出てくるんでないか?
399世界@名無史さん:2010/12/18(土) 02:42:23 0
環太平洋の島嶼部は山岳地帯が多いのでそこで栽培されてたかも。
400世界@名無史さん:2010/12/19(日) 00:41:56 0
ヴェーダのフルセットって売ってないの?日本語訳付きで

文量はどのぐらい?新旧聖書ぐらい?大乗仏典全部ぐらい?
401世界@名無史さん:2010/12/19(日) 12:30:54 0
>>397
確か、エルブルズ山脈とカスピ海の間のマザンダラン地方があの辺じゃ珍しい
温暖湿潤地帯でコメの穀倉地帯になってる。
402オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/19(日) 21:10:06 0
>>400
そんなレベルじゃない。あまりにも数が多すぎる。
サンヒター(本集)に限れば可能かも知れない。
403世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:12:28 0
リグ・ヴェーダは漫画化されていた気がする
404世界@名無史さん:2010/12/19(日) 21:37:17 0
岩波文庫にリグ・ヴェーダとアタルヴァ・ヴェーダの抄訳ならあるが…
まあサンスクリットで唱えないと効き目がなさそうだ
405オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/20(月) 11:32:37 0
>>403
それってCLAMPの初デビュー作品のやつ?
406世界@名無史さん:2010/12/21(火) 21:21:47 0
ムガル帝国時代につくられたペルシア語の韻文作品は、ペルシア文学史ではあまり
高い評価を受けていないのだとか。
特にイランで書かれる文学史では低い評価に甘んじている。
比喩を多用し、技巧をこらし、新奇な表現を追い求めたこの時代の作品は、
しばしば文法的にも誤りがみられると酷評される。
しかし、その理由は実は18世紀以降、いわゆる「文芸復帰運動」によって、
イランがペルシア語文化圏の他の地域とは異なった詩の様式を志向した点にある。
過去のより直接的で力強い作品を評価するこれ以降のイランの文壇には、
「インド様式」の詩は評価されにくいのである。

ttp://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2347480/2608642
英語で書くインド人作家が急増、地域語文学の危機

インド人の作家が英語で書いた文学作品が、あと数百年経ったとき、どんな
評価に落ち着くかな・・・
407世界@名無史さん:2010/12/21(火) 21:31:09 0
ガージャール朝初期の宮廷の文人たちも評価されていないな。

立憲革命に向けて、ペルシア語文学が簡素で力強い近代文学に改良されていくから、
それと比較すると、どうしても評価が沈んでしまう。
408世界@名無史さん:2010/12/21(火) 23:34:45 0
>406
ようやくインドが英語で統一される日が来たのか。
ブレイクの虎みたいな詩が書かれるのかね。
409世界@名無史さん:2010/12/22(水) 01:29:56 O
ブレイクの虎www
410世界@名無史さん:2010/12/22(水) 20:51:21 0
イギリス人も最初はインドの在来諸勢力とペルシア語で意思疎通を図っていたんだけどね。
サンスクリット語が発見されて間もないころ、その運用能力がイギリス人の中で
共有されていなかった時期においては、サンスクリット語文献をペルシア語訳し、
それをさらに英語訳するというのがもっとも一般的な方法だった。

しかしながら、ムガル帝国より単に権力を奪取するだけでなく、その権威すら
自らに体現しようとしていたイギリスにとって、ムガル帝国と皇帝の権威を
象徴するすべては、やがては排除されねばならないものであった。ペルシア王宮に
ならった宮廷儀礼、イスラーム刑法、そして、ペルシア語とペルシア文学が、
その命運をたどることになる。
411世界@名無史さん:2010/12/22(水) 21:49:21 0
ムガル帝国の文化を否定したら南インドやアッサムなどの勢力が喜ぶと思うが。
412オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/22(水) 23:10:31 0
>>411
まぁ、そもそもインド自体が一枚岩ではない上に、ムガル帝国の場合は明らかに、
他所から来たイスラム征服王朝だからね。ヒンドゥー教徒が大多数であるインド人、
特に南インド方面の人々にとっては、ムガル帝国を否定されても別に何ともないかもね。
413世界@名無史さん:2010/12/23(木) 05:03:56 0
ヒンディスドラビターニ語に統一
414世界@名無史さん:2010/12/23(木) 10:24:04 0
>>412
その点ではヒンドゥー教徒とイギリスの利害は一致していたんだよな。

ちなみにペルシア語排除の背景には、ムガル帝国とイギリス東インド会社の
統治機構の双方において、ペルシア・アラビア文字の運用能力をもって
管理枠を占有していたカーヤスタを排除しようとする意図も含まれていた。
その推進主体となったのが、社会進出をはかる北インドのバラモンたち。
415オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/23(木) 10:32:11 0
>>414
なるほど。まぁ、バラモン階級は宗教的権威があるにも関わらず、
ムガル帝国のせいで長い間支配階級から外れてた訳だしね。
416世界@名無史さん:2010/12/23(木) 11:39:15 0

ムンバイ同時多発テロの舞台

http://s1.shard.jp/rabbit1/0202/8/181.html

その舞台となったのが、タタグループ「タージマハル・ホテル」だった。
417世界@名無史さん:2010/12/23(木) 15:08:43 0
大航海時代の始まりとともにインドに到来したヨーロッパ人たちは、港湾地域において、
さらには通商活動において、文字化されることはきわめてまれであったものの、
ヒンドゥスターニー語が幅広く流通していることに気が付いていた。
ヨーロッパ諸勢力が内陸に浸透していくにつれ、この言語は、北インド一帯に
おいても通用することが確認される。

ヒンドゥスターニー語は、19世紀を通して文字化されていったが、その過程で
使用文字と依拠する規範によって、ヒンディー語(デーヴァナーガリー文字)と
ウルドゥー語(ペルシア・アラビア文字)に分化していった。さらにそこでは、
ペルシア・アラビア語がイスラームの、デーヴァナーガリー文字がヒンドゥー教の
規範を体現していたことから、言語自体が宗教との結びつきを強め、さらには、
ヨーロッパから伝来した、民族とは一つの言語を共有し、一つの国民国家を
形成するという思潮と一体化し、わけてもウルドゥー語は、実態とはかけ離れた
インド・ムスリムの共通語として位置づけられていく。
418オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/23(木) 17:41:22 0
>>417
ヒンドゥスターニー語って、今でもドラヴィダ語の系統が強い、
インド南端部とかではどれくらい通じるんだろう?ある程度の、
知識人やエリートなら分かるけど、一般民衆には通じない程度?
419世界@名無史さん:2010/12/23(木) 22:46:38 0
>417
1民族1国家ならインドは2〜300カ国に分裂するのだが。
420世界@名無史さん:2010/12/23(木) 23:47:37 0
中国もだ
421世界@名無史さん:2010/12/24(金) 00:02:40 0
フィリピンもだな
422世界@名無史さん:2010/12/24(金) 01:14:57 0
連邦制でいいのに・・・

大統領が無力って点はそういったインドがまとまってるという象徴としての意味なんだろうねー
423世界@名無史さん:2010/12/24(金) 09:51:06 0
>>419
インドネシアもだ。

>>418
南インド人は、本当はヒンドゥスターニー語が理解できても、わからないふりを
する人がけっこういるらしい。
424オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/24(金) 11:06:58 0
>>423
そうなのか・・・。やっぱり民族主義的なプライドがあるんだろうなぁ。
425世界@名無史さん:2010/12/24(金) 11:18:22 0
インドの州は独自の公用語設定が可能であり
州は、実質上autonomous region(自治政府)なんすよ。
本当はtribal areas(部族地域)も別個にあってもいいんですが。
426オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/24(金) 11:33:09 0
>>425
そもそも、インドの州自体が民族ごとに分けられたものなんだから、
その上、部族地域まで作ったらインドは完全に分裂してしまうと思うよ。
現在のインドの連邦制は、多民族国家インドをまとめる手段としては、
それなりに妥当な制度なんじゃないかな。あまり詳しくは知らないけど。
427世界@名無史さん:2010/12/24(金) 12:28:13 0
南アジアにおける「歴史認識問題」だけどさ・・・

パキスタンでは8世紀初頭に行われたアラブによるシンド征服や、
11世紀以降の北西インドへのムスリムの進出には肯定的な評価が与えられてきた。

パキスタン人は、
「インド亜大陸に到来したムスリムは低カーストの民にとっての解放者であり、
だからこそムスリムの征服は民衆にたやすく受け入れられた」
と主張する。
428オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/24(金) 12:58:16 0
>>427
その指摘自体は、あながち間違ったものでもないからねぇ。
実際、下位カーストの者がイスラームへ改宗する事はよくあったし。
429世界@名無史さん:2010/12/24(金) 15:57:30 0
それ大嘘。 インド亜大陸のムスリムにはカースト制度のこっているから。
430オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/24(金) 17:23:59 0
>>429
まぁ、確かにインドのイスラームもカースト制度を、
形を変えて残してるんだよね。今、ちょっと調べてみたら、
どうも僕がさっきまで誤解してた、「下位カーストの者が、
イスラームに改宗した」というのは、事実ではないみたい。
中には、そういう者も存在しただろうけど少数派だろうし、
イスラム教徒たちも特にカーストを否定しなかったらしい。
という事で、>>428は間違いという事になるのかな

詳しくは下記のところに書いてあった。
http://www4.ocn.ne.jp/~kimuraso/ronbun2.html
431世界@名無史さん:2010/12/24(金) 18:08:43 0
>>430
あんたを批判したわけではなく、パキスタンの人がよく嘘をいうからな。
印度とちがい、われわれはカーストで人をさべつしていないみたいな。
あんなのパキスタン政府の大本営発表で実態を全然反映していない
まあ、そういうふうに行っておいた方が中の人らには都合がいいんだろうけど。
432世界@名無史さん:2010/12/24(金) 18:19:53 O
「インドとは違う我々」を強調できるね。
433世界@名無史さん:2010/12/24(金) 18:48:37 0
インドにおいて主張されるのは、ムスリムの行った寺院破壊と掠奪の苛烈さ。
そもそもイスラームは、その教えのうちに、「非イスラーム世界」を
イスラーム化するための「ジハード」の理念を内包しており、平和主義的な
ヒンドゥーの世界に彼らが破壊と争いと圧政をもたらしたのは「当然」の
帰結であったとされる。

11世紀に始まるテュルク、アフガンのムスリムにより北インド征服に関して、
その象徴的事件としてしばしば言及されるのが、ガズナ朝のマフムードによる
ソームナート寺院の征服(1025〜26)。
1951年、カーティヤワール半島西南のこの地に寺院を再建したことが、
ヒンドゥー・ナショナリズムの高揚に象徴的な役割をはたしたことは
よく知られている。
434世界@名無史さん:2010/12/24(金) 18:52:41 0
>>426
アディバシスという零細エスニックグループ>>176があります。
435オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/24(金) 19:17:33 0
>>431
まぁ、インドと仲悪いパキスタンにとって南アジア史における、
イスラーム支配の正統性を演出しようとするのは必然ではあるね。

>>433
これはこれで、そういったパキスタン主張の裏返しでもあるよなぁ。
イスラームだって常にヒンドゥー教徒を迫害してきた訳ではないし。
436世界@名無史さん:2010/12/25(土) 06:00:57 0
心情的にインダス川流域はインドにしてあげたい
イラン系 トルコ系 モンゴル系 インド系の境界がいまいち分からないけど
パキスタンてインド系に入るのかな
437オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/25(土) 06:13:23 0
>>436
インド史関係の本では大抵パキスタンの地域も、
インド亜大陸に含めてるから、充分入ると思う。
438世界@名無史さん:2010/12/25(土) 08:56:36 0
>>436
インダス川は、源流がラダックだから、シナチベ系ですわ。
439オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/25(土) 09:08:12 0
>>438
パキスタンの公用語であるウルドゥー語は、
シナ・チベット語族じゃなくて印欧語族なんだけど。
440世界@名無史さん:2010/12/25(土) 09:13:24 0
サラスヴァティー川はいつから枯れてしまったのでしょうか?
441世界@名無史さん:2010/12/25(土) 16:58:19 0
インド人の遺伝子中アーリア人の割合は1割前後。
他はアーリア系言語を話す元ドラビダ人というのをご存知?
442オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/25(土) 17:06:31 0
>>441
いや、まぁ確かに血統的にはそうなんだろうけど、
民族の系統を決めるのは遺伝子じゃないでしょ。
443世界@名無史さん:2010/12/26(日) 09:01:54 0
ヒンドゥー寺院の意匠も北インドと南インドで違っていて、前者がナーガラ様式、
後者がドラーヴィダ様式と呼ばれる。
その他に南北の様式を混合したヴェーサラ様式もある。



http://www.jia-tokai.org/sibu/architect/2007/03/indo.html
初期のヒンドゥー寺院建築と ナーガラ様式
http://www.jia-tokai.org/sibu/architect/2007/05/indo.html
ドラーヴィダ様式の建築
444世界@名無史さん:2010/12/26(日) 17:54:16 0
民族の系統を決めるのは自意識だと思う。
ケットウガーと言い出すのたいていネトウヨ。
445オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/26(日) 18:43:40 0
>>444
完全に同意。民族の系統を決めるのは本人たちの文化的帰属意識だからね。
血統的にどうだろうが、それは別に民族云々を決めるのには関係ないね。
446世界@名無史さん:2010/12/27(月) 00:51:24 0
ネトウヨかどうかを決めるのは自意識だと思う。
ネトウヨガーと言い出すのたいてい???。
447世界@名無史さん:2010/12/27(月) 00:53:20 0
まぁ、>>444も人の事言えんわな。
448世界@名無史さん:2010/12/27(月) 01:08:05 0
>>444
マジレスすると、ネトウヨと呼ばれる人達はあんまり血統の話はしない。
「天皇のケットウガー」と言い出すのが、どういう人達かを考えればわかるでしょ?
449世界@名無史さん:2010/12/27(月) 01:22:40 0
おまいらもちつけ
元をたどればみんなアフリカ人だっつーの
450世界@名無史さん:2010/12/27(月) 01:30:57 0
血統というのは家族意識に関わる問題なのだから重要だと思うが

お父さんお母さんを信用するのも血じゃないの?
血縁、地縁、学閥その他、組織が団結するのに信用はかけがえのないものだが。

よくある養子だって血縁の近いものから選ぶし
まったく関係ないところからの養子は決めるのに厳正な審査がいる

どこの馬の骨か分からないものをお上にすえて崇拝しているほうが滑稽だと思うけどな
451世界@名無史さん:2010/12/27(月) 01:31:16 0
人類の起源は大韓民国だという説も有りますが?
452世界@名無史さん:2010/12/27(月) 02:17:21 0
血統は重要視されていると言えばまあされているのだが割と事実関係があやふやになりやすい
重要視される分、偽造ごまかしもいっそう激しくなるわけだし。近親婚を避けると激しく混ざっていくし

インドの場合古代からさほど遺伝子が入れ替わったわけでも無いらしいが
しかし派手に先住民を打ち破って移住したかのような神話を持つ
お話は厨DQN化しやすいということかもしれんし、
征服して先住民と混血しつつ同化、さらに征服して混血同化と繰り返せば
遺伝子的には先住民の割合がどんどん増えるということかもしれん
453世界@名無史さん:2010/12/27(月) 04:05:31 0
武士とかイスラム教徒とかモンゴル人って割と貴種強いよな。

源平藤橘とか預言者ムハンマドの〜とかチンギス王統とか。

このスレ的にはチムールやムガルもモンゴルとの縁を強調している支那。

まあ民族話と関係あるといえばないけれども、前近代社会の社会システムを構築していく上では

集団のアイディンティティの中心を天皇の血とかムハンマドやチンギス王統ってそれなりのステータスで

あり、まったく見も知らぬ集団が台頭したあるいは侵略してきたとしてもそういう血縁で限定することで

社会への驚異から防衛するシステムをになっていたのではないか。
454世界@名無史さん:2010/12/27(月) 04:20:31 0
モンゴル人は母系の序列がものすごく煩い。
チムール朝が娘婿の家だからステータスを得た。
455世界@名無史さん:2010/12/27(月) 12:34:59 0
インドを支配したイギリス人たちは、
「アーリヤ人がインドにやってきて、征服者であり優等民族である彼らはバラモンなどの
上位カーストとして君臨し、劣等民族は下位カーストとして彼らの支配を受けた」
「インド社会は専制君主が暴虐な政治を行っている」
と主張した。

で、ここで興味深いのは、インドのナショナリストたちが「アーリヤ人種論」は
受け入れ、「東洋的専制君主論」は拒否するという姿勢をとったこと。
どう考えても矛盾していると思うのだが。
456世界@名無史さん:2010/12/27(月) 12:53:44 0
インドの女優の肌を「白く」処理 女性誌「エル」に非難の声
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/101227/tnr1012271115007-n1.htm

日本のCMに外人が多いとか、ハーフタレントが人口比より圧倒的に
多いのも同じことだな。

不買運動すればいい
457世界@名無史さん:2010/12/27(月) 22:53:00 0
近代から国家構築したアメリカや身分を否定した共産国などでもピルグリムファーザーズの末裔とか母国の貴族の親族とか革命の功労者の子孫とかが幅を効かせているのだから人間の心理なんだろう。
458世界@名無史さん:2010/12/27(月) 23:32:23 0
>>455
欧米にしか倒せない、倒す使命がある「東洋的専制君主」じゃなくて
西洋のかつての専制君主とさほどかわらんただの君主だとでも
思ったんじゃねえの
459世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:00:06 0
東洋的専制君主論ってのが分からないわ

支那みたいな皇帝が末端まで君臨する形態ではないよなインドは
マハラジャって部族王みたいな存在が割拠していて、
皇帝はマハラジャの上に君臨する程度じゃん
460世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:05:01 0
支那も皇帝独裁の形になったのは宋・明・清ぐらいで
それまでは節度使とか幅利かせていたよ。 

明・清にしたところで南の方だと世襲制の土司による間接支配だし
北のほうだと清は藩部などによる比較的ゆるい支配。

ガチガチの絶対王政なんてフランスの太陽王からで 日本ですら
江戸幕府もいわば江戸と少数の直轄地以外は諸侯がおさめドイツに近い
領邦国家支配だろ。

まあインド史とは関係ないからこのへんでやめる
461世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:06:44 0
>>495
そもそも、ムガル帝国の支配形態は古代ペルシアなどから続く諸王の中の王という感覚に近い。
欧米人はてきとーに東欧的という表現を好むがレッテル張りだけして本質は理解していないと思われ。
462世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:14:12 0
>460
完全に末端まで支配できた絶対王政ってやったことあるやついるのか?
フランスも太陽王の後はまともに家臣・領民を統制できてない王ばかりだっただろ。
463世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:25:11 0
>>462
そういう話をしてはいない。>>459が疑問に感じているから
(東洋的専制君主論)とされるものは欧米人にとっての幻想に
過ぎないと言う話をしているの。
464世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:29:08 0
>>460
節度使は皇帝が任命するものだろ
皇帝がもともと世襲の王政を認可するのと
地方の官僚を任命するのとは全然ちがう

もちろん、元清は女真、モンゴル藩部、チベットは別個の自治がされていたから支那には本来入らないが
いわゆる華北華南地域は皇帝の権力機構がながく根付いている
465世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:30:05 0
まあ、あえていうと秦の始皇帝や漢の武帝なんかは欧米人の考える
(東洋的専制だとか、君主論に近いイメージなのかもしれない。
実情を反映しているかどうかはともかく、外戚の排斥、呉楚7国の乱後に
諸王の権限を削減し、郡県制を施行し・・といった土台の上に武帝の治世に
なりかなり独裁にちかい体制だったのだろうが。

まあ、そういう話はインド史と直接の関係はないのでこのへんで・・・・。

466世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:35:31 0
>>464
節度使は権限が非常につよく、ほぼ半独立政権の様相を呈した。
皇帝の任命というが、軍閥なんて後世の北洋軍閥なども皇帝の任命ですが何か?

宋代になってようやくそういう権限が大幅に削減された趙匡胤のおかげだな。

>もちろん、元清は女真、モンゴル藩部、チベットは別個の自治がされていたから支那には本来入らないが
いわゆる華北華南地域は皇帝の権力機構がながく根付いている

それは中華皇帝とは別の顔、元ならハーン位としての立場、清ならハーンであり、天輪聖王としての顔もあった。
支配体制が中華皇帝のソレとはまた変わる。

まあ、眠いしすれ違いだからこのへんで。
467世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:47:55 0
節度使が強い力をもつのは皇帝が全国を一律に管轄できなくなったから
一種の特区を設けて、行政の全権を与えたからであって、のちに強い軍事力を背景にして
皇帝権力にとって大きな壁になるのが、そういう性格をもつ節度しと、
はじめからその土地の生え抜き勢力として台頭してきた部族王とは全然性格がちがうと言ってんの。
468世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:52:35 0
★★★イギリスはガチで反日。ヨーロッパで最も反日的★★★

誤解1.「イギリスと日本は日英同盟以来の誼で友好国」
イギリス人は全くそんな風に思ってません。むしろ、日英同盟を裏切って第一次大戦でイギリスを助けなかったことを恨んでいます。
また、イギリスには第二次大戦の捕虜虐待問題に関してれっきとした反日教育プログラムがあることを忘れてはいけません。
学校の先生が"Cruel Japs!"と罵りながら日本軍がいかに残虐で凶暴なファシスト集団だったかを教え込む光景は
イギリス全土の中学・高校で毎年ごく当たり前に見られる現実です。
もちろん、戦時中の捕虜虐待の復讐としてシベリア抑留ならぬマレー抑留・強制労働で日本人1万人を殺したことなんて学校で一切教えてませんけどね。

誤解2.「同じユーラシア大陸の端の島国同士で親しみを感じる」
こんなことを言ったらイギリス人に嘲笑されます。イギリス人の脳内では未だにカナダやオーストラリアやニュージーランドも自国領ですし、
日本みたいな狭い島に閉じ籠もった未開人の国と七つの海を支配した大英帝国を同じにしないでくれと思うでしょう。
基本的にイギリスの文化の中に占める日本人のステレオタイプというのは
「チビ、釣り目の醜い顔、嘘吐き、残酷、変態」という戦時中のプロパガンダからそんなに進歩していません。
あなたが金持ちでなければ即人種差別の標的にされることなど当たり前です。

誤解3.「日本の皇室とイギリスの王室との友好の歴史は長い」
世界で一番皇室をバッシングしてる国はイギリスですが何か?「ヒロヒトよ永遠に地獄で呪われろ」
なんて恐ろしい見出しがいまだに大新聞のトップに載るなんて中国や韓国でも考えられないですね。
一般のイギリス人は日本の皇室と聞いたら「プリンセスマサコを虐待してる邪悪な所」程度のイメージしか持ってませんよ。
469世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:54:11 0
1998年5月23日に訪英した天皇・皇后両陛下に対して、英国のマスコミは超一流誌から
タブロイド誌に至るまで、実に胸のすくようなすばらしいキャンペーンを繰り広げた。
 まず、超高級誌の「インディペンデント」は、"Can you forgive them?"と、紙面最上段に
大きなゴチック書体を並べて、その見出しの下に天皇と他に3人の顔写真が計4枚、上下に
2枚ずつ同じ大きさで大きく扱っていた。左上が天皇で、他の三人のうち天皇の右隣りの写真
は、1988年に14歳少年に性的暴行を加えて殺し、さらに20人の少年たちの誘拐、
強制猥褻、殺人に関わった疑いのあるイギリスの凶悪犯人シドニー・クックであり、下欄の
2人は、1993年のリバプールで起きた幼児殺害事件で逮捕された当時10歳の少年殺人犯、
ロバート・トンプソンとジョン・ベナブルズだった。犯罪史上でも稀な凶悪殺人犯3人と天皇を
わざわざ同じ扱いで並べて、なおかつ写真のキャプションいわく−我々が悪魔祓いしようと
しているもの−とあった。
 さらには、英国王室が最高勲章のガーター勲章を天皇に授与すると4月に発表以降の
イギリスのマスコミは私が見ていてもうれしくてわくわくするようなすばらしい記事を続々と
載せてくる。
「アキヒトは疑いなき戦争犯罪者であったヒロヒトの息子である。その彼に英国の騎士道に
おける最高の勲章が贈られるとはお笑いだ。」(デイリー・テレグラフ4月9日号)
「アキヒトがガータ勲章を贈られると聞いて私は丸1日不機嫌になった。彼の父ヒロヒトにも
贈られたものだ。明らかに政治的利益のための交換メダルに堕落したそれをここに
バーター勲章と命名しよう。」(ウエスタン・モーニングニュース4月17日)
「間近に迫ったアキヒトの訪問が、世紀のサディストは誰か、という議論を引き起こしている。
日本人かナチスか、セルビア人か、あるいはポル・ポトか。彼らの統治の邪悪さや被害者の
苦しみに匹敵するものはない。」(ミラー4月24日)
 そして、とどめの一撃として、5月26日にロンドンで馬車パレードに望んだ天皇に対して、
一斉に尻を向けてブーイングを鳴らし日章旗を焼くという、実にスカッとするすばらしい行為を
行ってくれたのだ。
http://members.at.infoseek.co.jp/ukyup/o30-2.html
470世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:56:03 0
イギリスにおいて一年中で一番日本という国が注目されるのは八月十五日の「VJ Day」。
VJとは「Victory over Japan」の略で、つまり対日戦勝記念日。普通、日本に住んでいる日本人は
そんな日がイギリスで毎年祝われているのも知らずに済むわけですが、イギリスの歴史上、大事な日なのであります。
毎年VJ Dayの時期になると、在英日本人は肩身の狭い思いをする。「日本はビルマで英人捕虜を虐待した」
「シンガポールで民間英国人を勾留し、女性をレイプした」「日本は英人捕虜一人あたりたった七十六ポンドの賠償金を
支払って澄ませたつもりでいる」等々の非難が日本に対してつきつけられ、テレビは特集番組を流すし、やせ衰えて
飢え死に寸前の英人捕虜の写真も出回り、新聞各紙も「日本謝れ」の大合唱。
〜中略〜
日本が糾弾されているポイントを主要な点に絞ってまとめてみよう。
(1)日本はアジア諸国を侵略し、史上最悪の戦争犯罪(南京大虐殺)を犯したうえ、
シンガポールなどで英系民間人を抑留して虐待した。
(2)日本はパールハーバーを宣戦布告もなしに奇襲したうえ、ビルマやインドで収容した英軍捕虜を非人道的に扱い、
残虐な行為でその多くを死に至らしめた。
(3)日本は戦後もなんら反省することなく、英人捕虜に対して十分な償いも謝罪もせずに現在に至っている。
彼らの意識を要約すると、「日本はナチスより残酷な国民」で、「ヒロヒトはヒトラーより悪いやつ」ということに
なるのである。
イギリスはドイツと戦い、ヨーロッパを解放した(とイギリス人は認識している。フランスやベルギーを救ったのは我々だ、と。)
彼らにしてみればあれはヒトラーという悪に対する正しい戦争で、ついに正義は勝った。
だから毎年大いばりで勝利を祝う。 アメリカも日本と言う悪に対する正義の戦争には勝ったけれど、その後の朝鮮とベトナムで
「アメリカは常に正しい戦争をしている」という確信は揺らいでしまった。
一方イギリスの「我らはいつも正しいのだ信仰」は、その後のフォークランド紛争もイラク爆撃も「正義の戦争」とすることで
簡単にクリアしてしまった。
引用元 (一部省略あり)
緑ゆうこ『イギリス人は「理想」がお好き』http://www.amazon.co.jp/dp/431400911X
471世界@名無史さん:2010/12/28(火) 01:58:51 0
アメリカ人は、原爆については自分たちのしたことなので、投下決定は正しかったとしながらも
多少の「後ろめたさ」につきまとわれているのだが、イギリス人にはそれがない。
だからBBCは良心に何ら恥じることもなくカミカゼとパールハーバーを連発した。メディアも同じ、
たとえばインディペンデント紙は次のように書いている(2001.9/12)。
<昨日のニューヨークのすさまじいテロ行為に匹敵する事例が過去にあっただろうか。
アメリカにとって一番近い出来事は1941年のパールハーバーに違いなく、同じように卑劣な攻撃で
何千ものアメリカ人が命を失った…今回のテロは、日本軍によるハワイ攻撃と同様、戦争行為である。>

他の新聞も似たり寄ったりで、予告もない残虐卑劣なテロ行為はパールハーバー以来、と書き立てている。
つまり、日本軍の悪辣ぶりは史上まれに見るもので、イギリス人の目から見ると、当時の日本人は
ビンラディンのテロリスト一味と肩を並べるに等しい悪者なのだ。
〜中略〜
ブレア首相は期待に違わず、「イギリスは正義とモラルの国である。ヒトラーと日本の悪を打ちかましたのと
同じように、我々の正義はテロリストの悪を打ちかまし、自由と平和の民主主義世界を確立しなければならない」
と「イギリス正義」を連発。当然ながら、繰り返される彼の世界平和のビジョンの中に日本は入っていない(中国は言及されているが)。
引用元
緑ゆうこ『イギリス人は「理想」がお好き』 http://www.amazon.co.jp/dp/431400911X
472世界@名無史さん:2010/12/28(火) 02:02:22 0
3/16 リヴィングストン市長、またも問題発言―
―日本大使館の渋滞税不払いに対し、「日本人は戦争犯罪者」!

以前にユダヤ人ジャーナリストに対し「(ナチスの)強制収容所の看守」よばわり、
批判の的となった「前歴」のあるケン・リヴィングストン市長だが、今度は15日に出演した
ラジオ番組のインタビューの中で、日本大使館が渋滞税を不払いしていることに関して
抗議する中で、日本人を戦争犯罪者呼ばわりする発言をしたことが伝えられた。

リヴィングストン市長は、ニック・フェラーリさんが司会を務めるLBCラジオの番組に出演した際、
そのインタビューの中で、ロンドンのピカデリーにある在英日本大使館職員が、
中心部に乗り入れる車両1台につき8ポンド(約1,600円)という渋滞税を支払っていない事実に触れ、
日本の「問題点」を指摘。
その中で、日本の海外における戦争犯罪を引き合いに出し、
「(日本は)こういった戦争犯罪に対する自分たちの罪を認めることすらしようとしていないのだから、
渋滞税の支払いなどもまったく気にしないのだろう」と話したとされる。
日本大使館では昨年8月から、職員が利用する車両に課せられた渋滞税を支払っておらず、
滞納分はひと月あたり約3万ポンド(約600万円)にものぼっているという。
日本大使館側ではこの市長の発言に関し、職員の誰も実際にこのインタビューを聞いていないため、
コメントはできないとしている。
ちなみに、アメリカの在英大使館でも2005年から渋滞税を支払っていないとされ、
滞納分はすでに130万ポンド(約2億6,000万円)にも膨れ上がっているとされる。
同市長は以前にも、執拗に取材を迫るユダヤ人ジャーナリストを、
「ユダヤ人強制収容所の看守」に例え、その人物がユダヤ人とは知らなかったと弁明したものの
大きな問題となったほか、ユダヤ人家庭出身のニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグ氏からも
毛嫌いされているとされ、昨年9月にリヴィングストン市長がニューヨークを訪れた際も、
ブルームバーグ氏長からは多忙を理由に面会を拒否されたこともあるという。
http://www.japanjournals.com/dailynews/070316/news070316_2.html
473世界@名無史さん:2010/12/28(火) 02:06:20 0
ベンガル大飢饉<THE GREAT HOLOCAUST OF BENGAL>

1943年9月頃からカルカッタ市内は身の毛のよだつような惨状を呈し、数千のインド人は食を求めて
カルカッタ市内になだれこみ、昼夜の別なく街頭に生き倒れとなっている状態であった。
飢饉による死者は、インド政府の調査発表で150万、カルカッタ大学の推定で350万に達したと言われる。

ビルマのバー・モウはいう。
「食糧不足はイギリスがビルマを失ったと同時に予想し得る当然の結果であるにもかかわらず、厖大なる米英軍および重慶軍を
賄うための食糧徴発を実施し、インド民衆の受ける過酷な境遇に対しては、何等の対策を講ずるところがない。英国兵は不自由も
なく毎日四回の美食を取り、彼らの弄ぶ犬猫はまるまると肥っているが、インド民衆は飢餓のために衰弱し死線を彷徨する哀れな
状態である。」(朝日新聞 昭和十八年十月一日)

英国は、原因をすべて非能率的な自治機構やインド人悪徳商人のせいに帰して。数百万の死者の発生を拱手傍観、何の手も打たなかった。
バー・モウのビルマ政府は、ベンガル飢饉について、米英非難の声明を発し、ビルマはインド国民軍とともにインド民衆に米を届ける用意が
ある、と声明を発し、ラジオ放送を繰り返した。

『大東亜会議の真実』PHP新書  深田祐介 より引用(一部省略あり)
http://www.amazon.co.jp/dp/4569634958

※この飢饉の原因をサイクロンによる凶作とする説がありますが、アマルティア・センなどによって
否定されています。
http://www.amazon.com/Poverty-Famines-Essay-Entitlement-Deprivation/dp/0198284632
http://www.amazon.com/Bengal-Tiger-British-Lion-Account/dp/0595362095/
474世界@名無史さん:2010/12/28(火) 02:07:08 0
>>467
隋唐までは刺史や牧、都督諸軍事などがそれまでそういう役どころをになっていたから急に節度使が出現した道理ではない。

そもそも、部族王といっても、支那では世襲制の土司や地方の県令になるパターン多し。

郡県制の中に入るパターンもあれば藩部になるパターンもあり処遇は時代や情勢によって様々だ。
475世界@名無史さん:2010/12/28(火) 02:08:51 0
622 :名無しさん :2008/12/28(日) 14:42:12 ID:iVdu7Sv7
俺も研修でイギリスの高校行ったことあるが、
日本と同じく人権(human rights issues)をテーマにした授業がある。
イギリスも教育関係者に左巻きが多いから、人種差別をしちゃいかんとか
自国の戦争犯罪を反省しろとかそういう話かと思ったら、大間違い。
・ビルマの軍事政権の人権弾圧
・東南アジアの人身売買
・イスラム圏の未成年婚
・中国のチベット虐殺
・朝鮮の慰安婦
・日本の移民拒否政策

唖然とした。
全部外国を攻撃する話なんだよ。
教師が人道主義を振りかざしながら外国を叩くことを教えて、
生徒は「国際社会がみんなで共同してこいつらを懲らしめるべきだ」と。
もう、白人至上主義の人種差別観がミエミエ。

でもまあこれが西欧の人権運動の本質なんだな、と妙に納得してしまった。
何かを守りたいとか世の中を良くしたいという動機よりも、
フラストレーションの捌け口、リビドー発散のための道具を求めてるだけなんだろう。
476世界@名無史さん:2010/12/28(火) 02:10:08 0
またネトウヨのコピペ攻勢か 朝まで続くんだろうな 寝るか。
477世界@名無史さん:2010/12/28(火) 02:10:39 0
BBCの捏造記事の数々
慰安婦
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6530197.stm
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6411471.stm
南京大虐殺
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/223038.stm
BBCは所詮イギリス至上主義のクソメディア。
自分たちを優位に見せるためなら何でもやる。
一見人道主義に見せといて、これでもかってくらいアフリカとか、インドとか、中東辺りの紛争だったり貧乏だったりでボロボロになった悲惨な映像を垂れ流す。
あれって自分たちの国の惨めさを気付かせないようにするためなんだろうけど、
日本辺りはさすがにそういう風には報道できないから、鯨辺りで叩く。
でもそんだけじゃなくて、BBCの経済ニュースはひどい。
外国(特にお前の国な!)に比べれば全然インフレなんか酷くないのに、
インフレが酷い、日本は米国頼みだから不況まっしぐら!的な報道繰り返すし、
尻に火がついた英経済については意地でも報道しない。
iPS細胞のニュースとか、ほんとに流さなかったよBBC。むしろ突然、イギリスの幹細胞研究は世界一・・・的な特集やりだして、唖然とした記憶がある。

308 :七つの海の名無しさん[]:2008/02/10(日) 00:39:13 ID:w2DitBVm
ここで一つ情報を
BBCはハンドボールアジア連盟の不正やその後の日本と韓国の抗議、予選やり直しなどについて
何も報道しなかった。
あれだけ多国間で問題になったのに何の報道もなし。
と思ったらニュースの合間に「Kuwait Fund」のCMが流れてるwwwwwwwwwwwwww
BBCは王立なのに中東オイルマネー系のスポンサーつけてるから
こいつらに都合の悪いことなんて報道しないんだwww
478世界@名無史さん:2010/12/28(火) 02:13:19 0
http://atlantic2.gssc.nihon-u.ac.jp/magazine/021/esse4.htm
終戦60周年という避けて通れないこの節目を戦勝国イギリスで迎えた敗戦国の私。

テレビを始めとするマスメディアはこぞって第2次世界大戦を取り上げている。
特に日本の特集番組が多く作られ、そのモノクロームのフィルムから今の日本は想像できない。
イギリスでは今でも毎年この時期になると、戦勝記念祝賀会を催している。
年々、参加する往年の元兵士たちの数は減少しているが、
そのお祭りムードの盛り上がりに衰退の様相は見えない。体型の変化のせいか軍服姿での参加者はいなくなったが、
それぞれが授与された色とりどりの勲章をスーツの胸に誇らしげにパレードをするのだ。

何人かの友人は母国日本へ避難している。彼らは10年以上前からイギリスに住み、
10年前の「対日戦勝50周年記念キャンペーン」時に、半年にわたりうけ続けた
日本バッシングの再来を危惧している。その時の様相は、マークス寿子さんが書かれた
『戦勝国イギリスへ、日本の言い分』(中公文庫)にも詳しく記されている。
25年もイギリスに住みイギリス貴族と結婚歴もあるマークス寿子さんでさえ、
味わったことのない不快感であったと書かれているが、
友人たちのような小市民が受けたバッシングはそんな物ではなかったそうである。
卵をぶつけられたり、玄関ドアに「くそったれ日本人」と書かれたり、
中華レストランで入店を拒否された者もいるという。
現地校に通う子供たちが受けたいじめは通常の比ではなかったという。
479世界@名無史さん:2010/12/28(火) 02:24:32 0
>>474
おいおい、刺史や牧は、太守の観察役だろ
字からみて明らかだろ
地方が独立の動きを見せないように牽制するために地方と中央を行き来するものがでて
やがて、それが大量の財をなすから人気の高い職になっていく。
節度使は、律令の崩壊とともに玄宗が新しい統治形態のためにととのえた機構。
日本とおなじく王朝国家体制へと転化していく様子と類似してる。

支那といっても華南は荊州ぐらいまでしか皇帝権力が強くない
もともと晋の東遷以前までは異民族がほとんどしめていた地域だから当然といえば当然
今でも少数民族が割拠している地域で、そこを伝統的な支那だと思うほうがあやまり
480世界@名無史さん:2010/12/28(火) 03:18:12 0
下位カースト集団、優先採用枠求め鉄道占拠 インド西部

 インド西部ラジャスタン州で、差別的身分制度カーストで下位に属する
一部の集団が、公務員の優先採用枠の拡大を求めてデモを開始。
幹線鉄道や道路を占拠し、首都ニューデリーと西部の商都ムンバイを
結ぶ交通網が寸断されるなど混乱が広がっている。

 デモを始めたのは、「グジャール」と呼ばれるカースト集団。
最低位の「指定カースト(旧不可触民)」の上に位置する
「その他後進諸階級(OBC)」に属する。

 OBCに対しては、公務員採用や大学の入学枠などですでに21%の
優先枠があるが、やや上位の別の有力カースト集団がOBCに編入され、
OBC内の競争が激しくなると、07年以降、デモを活発化。
OBCとは別に自分たちだけの専有枠5%を要求していた。

(以下ソース)


※元記事: http://www.asahi.com/international/update/1226/TKY201012260338.html



なんかなあ・・・・ここまでくるとテロリストだろ
481世界@名無史さん:2010/12/28(火) 07:55:00 0
社会的弱者に法的措置を講じてその自立を促す

優遇策を与えられた階層はいつまでもその特権を維持しようと努める

その特権に浴さない他の弱者は差別感・不満感を強め、政治不信を強めて
社会的安定を損なう


日本では同和などが伝統的に弱者とされてきたが、最近では派遣労働者、フリーター、
ニートなどが俺たちも弱者だと言い始めている。「戦争が起きれば社会は流動化する」
と主張する奴までいるぐらいだから。
482世界@名無史さん:2010/12/28(火) 11:46:19 0
アジア的停滞論というのもあったな。

・インドの統治形態の特徴は、独裁専制君主制度であり、それは神の手によって
与えられたものとしてインド社会では疑われていない。カースト差別や
絶対のものとされるバラモンの偏見によって、搾取的な支配体制がインド社会を
覆っている。
・中国人とインド人は模倣上手であるが、発明能力について極めて重大な
欠陥がある。彼らの肉体と住居は、物理的にいって気が滅入るほど不潔である。
483世界@名無史さん:2010/12/28(火) 22:29:27 0
統制力と領土の点で秀でていたのはマウリア朝だけど、日本では超マイナーだよね
>>482
視野狭窄で偏見に満ちた見解だと改めて思うわ
484オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/28(火) 22:43:58 0
>>483
マウリヤ朝の統制力と言うと、カウティリヤの「実利論」が、
あるけど、あれって当時の国政に対してどの程度の影響を、
与えたんだろうね。やはり実際のマウリヤ朝の統治機構とかに、
結構な割合で参考にされてたりするのかな?
485世界@名無史さん:2010/12/29(水) 00:11:43 0
卑賤な身から領土を急拡大した→     身内がいないので有能な人材を積極登用
家臣が信頼できない→            王権と法で縛るしかない。信賞必罰の厳格な統治
国家運営を安定させるには財源が必要→度量衡の統一と税制の整備
各地のラージャを抑制したい→       スパイ網の徹底と密告の推奨
パキスタンでの文化交流→         異なる文化、価値観の流入

チャンドラグプタ自身が、非常に猜疑心が強かったこと、既存の秩序を破壊して覇者となったので、
それまで地方豪族と密接だったバラモン勢力とは容易に相互依存できず、神権政治が困難なこと、
後にジャイナ教徒化するなど思想的には柔軟だったこと、貨幣経済と物流の重要さを知っていたこと、
諜報技術と情報を極めて重視したこと、計画性の高い現実主義者だったらしいことから、
新王朝を構築するに当たって、構造改革を行ったようです。

改革の過程で、既存の政治と相容れなかったため敵をつくり、『ムドラー・ラークシャサ』などで有名な
権謀術数で障害を排除したために、本人は人間不信であり、厳格な刑罰と諜報力で
国家と人民を縛ったようです。このためインドの劇では政略の匠とコンビで活躍します。
個人的にはインドの始皇帝といわれる君主と、インドのマキャヴェリといわれる宰相の陰険主従です。

最終的にはセレウコス朝と互角の勢力にまで発展するので、強固な支配体制と君主の意思強制力が
存在していたはずです。そうでなければインド人の分裂気質からして、短期間で国家崩壊します。
しかし、『アルタ・シャーストラ』を基礎として国家を建国したのではなく、マウリア朝の政治体制や
古来よりの権謀術策を集成し、時代が下るにつれて加筆されたものが現在の『アルタ・シャーストラ』であるようです。

インド人は「真理は太古の昔より普遍である」という信念を保持しているので、いつの時代の知識も
古典の権威を借りなければ承認されにくいため、カウティリヤ個人の著書とされているようです。
仏典に「如是我聞〜」と冒頭にあり、これは阿南尊者が仏陀より授かった知恵だと明言することで、
教説に権威を付加するのと同じように、後代の政治論もカウティリヤの権威とともに語られました。
486オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/29(水) 00:21:50 0
>>485
なるほど。つまり、カウティリヤの「実利論」が出来るよりも、
マウリヤ朝の国家体制の確立のほうが先っていう訳か。
というか、「実利論」って正確にはカウティリヤの著書とは、
言えないのね。ただ、マウリヤ朝の支配体制や権謀術策を、
まとめたものが「実利論」らしいから、マウリヤ朝の支配体制を、
研究するための史料として使えないこともないのかな?
487世界@名無史さん:2010/12/29(水) 00:22:53 0
ほぼ確実な政治理論としては、アショーカの代まで引き継がれているもので、
強大な王権による厳格な法制度、広域統治に必要な交通網とスパイ網、
公正さと支配の正統性を誇示すること、強力な軍隊による武威などの存在が簡単に推測できます

ナンダ朝時代にはすでに、複数の王による共和制や安定した税収のための制度が存在したようです
カーシー(バーラーナシィー)などの有名な商業都市も存在していて、シュラマナや商人による
情報交換や物流も活発だったので、帝国の下地は以前から存在したようです
488オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/29(水) 00:32:23 0
>>487
ふ〜ん。やはり、マウリヤ朝の研究の大半はアショーカの、
時代だしね。確実な政治理論ていうのはそこら辺の時代に、
なるのかな。後、考えてみればナンダ朝も>>485で言われてる、
「卑賤な身の出身」「家臣が信頼できない」などの点では、
マウリヤ朝と共通してるからね。マウリヤ帝国の下地が、
既に存在してたとしても、別に不思議ではないね。
489世界@名無史さん:2010/12/30(木) 18:54:24 0
モルディヴやスリランカは貿易で栄えた、とあるが数年前の地震などを見ているとサイクロンや津波で国ごと壊滅したりしてあまり栄えてなさそうな気がする。
490世界@名無史さん:2010/12/31(金) 11:18:29 0
現在のインドでは「国父」ガンディーに対する批判が意外に多いね。

ヒンドゥー・ナショナリストにとって、ヒンドゥー・イスラームの融和を説く
ガンディーは、現実離れした理想主義者であり、祖国を敵に売る者で、彼の
非暴力主義は女々しさの象徴と映る。

ガンディーは売国奴であるという右からの批判とは別に、今日のインドの
ヒンドゥー、イスラームの対立はガンディーにも責任があるのではないかという
批判が、どちらかといえばリベラルな立場の有識者から表明されている。
すなわち、ガンディーが大衆を巻き込んで独立運動を展開していくにあたって、
社会の多数派であるヒンドゥー教徒の政治参加を促すために「ヒンドゥー」
「ヒンドゥー文化」という宗教概念を、独立運動という政治の次元に持ち込んだことが、
少数派であるムスリムの疑念を生み、インド社会をヒンドゥー教徒とムスリムに
分裂させる結果を生んでしまったというもの。
491オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 11:36:41 0
>>490
正直、ガンディーは変に理想主義的過ぎて、たまに現実みてないような所が、
あったからなぁ。対イスラーム問題なんかはその典型だし。後、ガンディーは、
ダリット(=不可触民)にも批判されてるね。アンベードカルが代表例だけど。
492世界@名無史さん:2010/12/31(金) 12:39:15 0
インドというか世界を理解しようとすれば、「アーリア人」の大移動、拡散の
問題が一番、重要だと思う。彼らの祖先は突然変異だか何だかで、凄く優秀であった。
鉄や、アルファベットや車輪の発明、馬の使用、など。ヨーロッパの王室の祖先も彼らである。西アジアや
ヨーロッパに拡散していった事が、今の世界のいろんな軋轢の要因の一つになっていると思います。
493オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 12:49:30 0
>>492
インドのアーリア人をヨーロッパ人の祖先を同じだとする説は、
もうかなり前から批判されてるよ。単に同じ語族というだけだよ。
494オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 12:50:31 0
>>492の誤字訂正。
誤)インドのアーリア人をヨーロッパ人の祖先を同じだとする説は、
正)インドのアーリア人とヨーロッパ人の祖先を同じだとする説は、
495オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 12:55:14 0
>>494
更にアンカミスったorz。>>492じゃなくて>>493だ。
496世界@名無史さん:2010/12/31(金) 13:24:51 0
アーリア人は印欧語族の中のインド・イラン語派だけだろ…
あとアルファベットはフェニキアのセム人がエジプトの文字をもとに作ったし
鉄器も車輪も馬もそれ以前から使用されてる
「スポークのある」車輪を作ったのはアンドロノヴォ文化みたいだから発明といえなくもないが
497世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:23:14 0
>>491
ガンディーは「母語尊重」を強力に主張して、自分の子どもたちにも英語を学ばせなかった。
彼自身は英語を学んで、それゆえに社会活動ができたのにね。

『ヒンドゥー・スワラージ』の中で、鉄道はいらない、弁護士はいらない、
医者は要らないと主張している。

鉄道がなければペストのような伝染病があっというまに広まることもなかった、
もともと人々は自然に「隔離」の状態を保って暮らしていたのに、鉄道という
不自然な利器ができたために、疫病や災害や犯罪など邪悪なものが一気に
国中に広がることになった。だから人間は自分の手足で行ける範囲内にだけ、
行き来しなければならないように生み出されている、という。
498オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 14:30:31 0
>>497
ガンディーは結構保守的なナショナリズムを掲げてたからね。
自分も弁護士のくせに弁護士なんていらないとか主張してるし。
まぁ、インド独立において彼の活躍が大きかったのは確かだけど、
ネルーみたいな近代思想にかぶれたインテリとは相性悪かっただろうね。
499世界@名無史さん:2010/12/31(金) 14:35:29 0
次いで、自らも弁護士だったガンディーが、弁護士はいらないという。

彼によれば、弁護士というのは結局金稼ぎのための職業であり、法の公正を
守るための仕事ではないそうで。弁護士は争いごとがなければ仕事もないため、
わざわざ争いを起こすようにする。弁護士こそがインドをイギリスによる
隷属状態に陥れた大きな要因であり、ヒンドゥーとムスリムの争いにおいても、
双方の弁護士が互いに自分たちが有利になるように過剰な論拠を作りだすから
対立があおられたのだと主張。

さらに西洋医学も不要だとする。
人の病気の多くは、不摂生や不養生など、その人自身に原因があるのに、
医者が安易に薬を与えるから、人は反省しなくなり、その人が本来持っていた
自己治癒力はどんどん弱っていくというわけ。
500オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 14:44:58 0
>>499
なんか、あれだね。西洋文明を極端に批判してるあたり、
イスラーム原理主義とかに似てるなぁ。ただ、最近の、
インドでは、逆にそういうガンディー批判の克服を目指して、
彼の映画を作ったりもしてるから、ガンディーに対する評価は、
現在も人によって分かれてるって事だね。まぁ、インドも一枚岩ではないし。
501世界@名無史さん:2010/12/31(金) 15:03:49 0
ガンディーの主張って、
「インドの村は思索的な人々がヴェーダ的瞑想にふけり、戦争やいさかいのない
平和郷である」
「インドの村落は二千年間変わらなかった」
「インドの村を研究すれば、古代ヨーロッパ社会のルーツを再発見する
ことができる」
というヨーロッパのオリエンタリストたちの主張に似たところがあるんだよなあ。
502オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 15:42:03 0
>>501
なるほど。自身が否定する西洋文明的価値観に、
自身も染まってるというのはある意味、皮肉だなぁ。
503世界@名無史さん:2010/12/31(金) 16:08:38 0
批判ばっかしているけど、武力にすぐれたイギリスに非暴力主義(すくなくとも、世界の世論にそう印象づけられた)で
対抗してイギリスにインドの独立を認めさせた手腕は大きいよ。

逆にテロリズムに走っていたら、欧米に口実あたえて手放せさせることできなかったかもなー
504オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 16:13:52 0
>>503
まぁ、ガンディーを批判したネルーもインド独立における、
ガンディーの活躍は認めてるからね。ただ、個人的には、
ガンディーはインドが独立した後に、暗殺されて政治家に、
ならなかったのは、結果的には良かったと思う。彼の極端な、
理想主義は政治家に向いてないと思うんだ。ネルーで良かったよ。
505世界@名無史さん:2010/12/31(金) 16:37:03 0
陰謀論を主張する気はないけど、独立直後にガンディーが暗殺されたのは
「生ける伝説」になってほしい勢力、あるいは人物がヒンズー主義ウヨクを
扇動してゴニョゴニョしたんじゃないかと思えてなれない。

彼が亡くなることでいろいろと利益多大だった人物が怪しいなーと思ったりして。
506オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 16:48:59 0
>>505
まぁ、流石にそれは陰謀論すぎると思うけど、ガンディーが、
死んで得した人間は確実にいただろうね。インドも色んな勢力がいたし。
507世界@名無史さん:2010/12/31(金) 17:17:01 0
>>504
そのてん中国は毛沢東が長生きしたからww
ガンジーも長生きしたら、造反有理とかやりだして、
西洋の議会制度も文明もすべて破壊して、飢餓状態にしたかなぁ
508世界@名無史さん:2010/12/31(金) 17:21:21 0
毛沢東は1948年に死んでいたら英雄だったろうなw
509オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 17:25:32 0
ガンディーはすでに結構な高齢だったから、
たとえ、1948年に暗殺されなかったとしても、
毛沢東ほどは長生きしなかったと思うけどね。
510世界@名無史さん:2010/12/31(金) 17:42:31 0
あんたはなんでそんなに上から目線で話したがるんだ。
511オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 18:17:52 0
>>510
別に上から目線で話してるつもりはないよ。
そう読めると言うんだったら、知らないけど。
512世界@名無史さん:2010/12/31(金) 19:06:52 0
ガンディー的にはシク・ジャイナ・仏・キリスト・ゾロアスター教徒・無神論者はどうするべきと思ったのだろうか?
513オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 19:37:54 0
>>512
ガンディーはそれらの宗教はそれぞれ尊重されるべきものとしたらしい。
まぁ、理想主義者のガンディーらしい話ではあるけどね。
514世界@名無史さん:2010/12/31(金) 19:39:06 0
>>512
彼らのことも認めるという立場に立っていたのでは?
515世界@名無史さん:2010/12/31(金) 19:39:50 0
「ヒンドゥーの傘の下で」が抜けてる
516世界@名無史さん:2010/12/31(金) 19:49:59 0
サティー(妻女殉死)についてだが、
古代マヌ法典には、未亡人は貞淑であるべしと戒めているだけで、殉死に
ついては触れていない。

紀元後2、3世紀に書かれた経典にやっとサティーが言及されるようになる。

しかし、サティーが盛んに行われるようになったのは、イスラーム勢力が
侵入してきた中世以降である。
イスラーム軍に敗れたヒンドゥー諸王国の戦士たちは戦場に斃れ、残された
女性たちは男たちに殉じて死を選んだ。こうした女性たちの行為はジョウハル
と呼ばれ、潔い行為として称賛され、北インド全土に広がった。
残された女性が異教徒の辱めを受ける可能性があり、浄・不浄を重視する
ヒンドゥー教徒にとって、これは最大の屈辱と考えられた。
517世界@名無史さん:2010/12/31(金) 19:54:11 0
もともと盛んなインドの倫理じゃないしね
グジャラートとかラジャスタンあたりに流入した異民族が持ち込んだんでしょう
518オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 19:57:25 0
>>516-517
サティーは起源がはっきりしてないらしいね。どういう経緯で、
出来たのか良く分からないし、盛んになるのが中世以降だから、
外部から流入してきた異民族が持ち込んだと考えるのが自然かなぁ。
519世界@名無史さん:2010/12/31(金) 20:03:25 0
中世のサティーにおいて注意すべき点は、これがクシャトリヤのような
上位カーストに限られたものであり、農民や下位カーストには無縁の現象
だったことである。
中世以降、18世紀までサティーは特別なケースを除いて、ほとんど姿を消した。
サティーが再び盛んになるのは19世紀初頭、とくにベンガル地方においてである。

この時期ベンガルでサティーが盛んになった理由の一つに、「人減らし」が
考えられる。英国の植民地搾取体制が強化され、ベンガルは次第に大きな
飢饉に見舞われるようになる。このような状況下、労働力として役に立たない
上位カーストの未亡人は、夫の遺族にとって経済的負担とみられるようになった。
未亡人が死ねば、彼女が有する遺産相続権を得るという実利もある。
ヒンドゥー上位カーストの未亡人は、剃髪を強要され、食事も制限されたり、
着色した着物を用いることを禁止され、外出も制限されるなど、過酷な
抑圧が加えられていた。
夫亡き後、夫の遺族から余計者扱いされて苦のみ多い現世に絶望して、
死を選ぶという未亡人側の心情もサティー急増の一因と考えられた。
520世界@名無史さん:2010/12/31(金) 20:04:26 0
そんなガンジーの子孫は、超有力&お金持ち一族としてインドに君臨中
521世界@名無史さん:2010/12/31(金) 20:12:02 0
19世紀のインドで、サティーは頻繁に西洋と接触する社会階層において
頻発している。
一般に考えられているサティーの文化的後進性とは逆に、都市部のもっとも
西洋化された層の周辺でサティーは発生したのである。
英国が蛮習としてサティーを禁じれば禁じるほど、それは外国権力による
インド文化に対する介入であるとして、バラモンたちの反発は強まった。
これは、現代のサティー肯定派が、反対派を西洋の文化帝国主義の手先と
攻撃するのと同じ構図である。
522世界@名無史さん:2010/12/31(金) 20:18:28 0
中世マラーティー語では、自らの意志でイスラームに改宗することを「汚れる」
といい、無理矢理改宗させられることを「汚される」と表現した。
また、「汚れたムスリム女」といえば、改宗したイスラーム教徒の女性という
意味だった。
この時代、ムガル軍との戦いの中で捕虜となり、強制的にイスラームに改宗させられる
というケースがときにはあった。

かつてマラーター同盟が存在した地域に、異民族が持ち込んだんだろうか。
523世界@名無史さん:2010/12/31(金) 20:25:21 0
>中世のサティーにおいて注意すべき点は、これがクシャトリヤのような上位カーストに限られたもの

国外からの流入民が土着の支配層にとって代わった時に、民衆や宗教勢力に受け入れられようとして
過剰にヒンドゥー文化を取り入れたのが起源なのかね。正当支配者として受け入れられるために、
同化して異物じゃあないとアピールせなばならんからかね?

ラージプート(王族)なんてわざわざ名乗るのも、寺院増築に力を入れて宗教勢力と癒着するのも、
土着勢力と融和して支配を強固にするためだろうし。
自文化であった「妻の殉死」(ラージプート曰く、夫の戦死後に妻子が陵辱されないため)を
インド伝来の「妻の貞節さ」としてアピールすることでインド文化に適応したように見せたかったんじゃないか。

で、それが他のカーストの原理主義者っぽい連中が模倣したんじゃないかと。
>>485で、
>インド人は「真理は太古の昔より普遍である」という信念を保持している
らしいし、妻の貞節さを美徳として過剰に持ち上げて、習慣にして、それを続けてくうちに
「実は古代からそうだった」ってことになったのだろう。それを神話でこじつけて正当化したり。
524世界@名無史さん:2010/12/31(金) 20:33:04 0
>英国が蛮習としてサティーを禁じれば禁じるほど、それは外国権力による
>インド文化に対する介入であるとして、バラモンたちの反発は強まった。
>これは、現代のサティー肯定派が、反対派を西洋の文化帝国主義の手先と
>攻撃するのと同じ構図である。

やっぱり、アイデンティティーを守るために原理主義的な思想を持ち出すわけか
ユダヤ人がバビロン捕囚の時に宗教をまとめて拠り所にしたのと同じように、
「他者」との境界として伝統文化を持ち出し、それを重視して結束するんだね
それだけ西洋文化の衝撃がでかかったんだな。それこそアイデンティティーや文化的自尊心が揺らぐほどに

寡婦殉死は、ダヤーナンダ・サラスヴァティーみたいな民族主義者も批判してるんだけどな
525オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 20:39:19 0
>>523
>それを神話でこじつけて正当化したり。
ただ、サティーの場合はそのこじつけのための、
根拠となるものがヒンドゥー教になかったのが、
カーストと違って現代じゃ寂れた理由なのかな。
(まぁ、現代でもサティーは全くない訳じゃないけど)
526世界@名無史さん:2010/12/31(金) 20:54:55 0
>>523
『晋書』の最後(巻101)の「戴記」に五胡十六国の興亡について書かれているが、
匈奴の劉氏一族の劉曜は、皇帝になってから、父や妻の葬儀を粟邑の方法で行った。
その方法とは盛り土をし、その下、周囲二里にわたって、墓の造作に従事した
人間を配置し、灯明の代わりに火をつけて焼き殺すというものだった。

これを読んだとき、インドのサティーに似ているなあと思ったよ。
ひょっとしたらユーラシア大陸の遊牧民の間に広まっていた習慣なのかも試練。
527オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 21:02:35 0
>>526
時代的に考えてもラージプートとかの遊牧民が起源と考えるのが一番良いのかな。
528世界@名無史さん:2010/12/31(金) 21:09:07 0
>>525
へえ。サティーって名称からしてシヴァの妻由来だと思ったけど、無いのか

あとマヌ法典で、女は独立を享受してはならないとかあるけど、そういう倫理も関係するのかも
529世界@名無史さん:2010/12/31(金) 21:14:26 0
>>526-527
ラージプートは、シュヴェータ・フーナ (白いフン)だからエフタルっぽいね
まあ、いろいろ混じってるんだろうけど
530世界@名無史さん:2010/12/31(金) 21:20:08 0
サティー急増と同時に発生したのが、ドゥルガやカーリーといった女神信仰の隆盛。
ベンガルでドゥルガ、カーリーに対する信仰が盛んになるのは19世紀以降のこと。
西欧近代文明の圧力に直面して、その文化の古層にひそんでいた女性崇拝を
血みどろの手で引っぱり出さざるを得ない、ベンガルの苦悩が見え隠れする。

かつて丸山真男は日本的なものを無体的な「古層」と理解し、常に執拗低音として流れ、
何かがあると表面に突出すると指摘したが、こういう現象は日本だけでなく、
他の文明圏でも認められると思う。
531オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 21:23:58 0
>>528
>へえ。サティーって名称からしてシヴァの妻由来だと思ったけど、無いのか
それ、サティーの習慣のほうが先だと思ったけどね。まぁ、自信ないので、
もしかしたらそれが由来かも知れない。誰か詳しい人がいたら教えてくれ。
後、マヌ法典は確かにサティーの倫理的根拠にはなってるかも知れないね。

>>529
ラージプートの由来ははっきりとは分かってないけど、エフタルなどの、
インドにやってきた遊牧民が現地と混血しインド化したという説もあるからね。
532世界@名無史さん:2010/12/31(金) 22:26:05 0
RSSのシンボル、バーラトマーター
http://homepage2.nifty.com/aozorakissa/bppicture3/baratmata2.JPG

女神である「バーラトマーター」が立ち、それをライオンが守るという構図。
533世界@名無史さん:2010/12/31(金) 22:31:02 0
>531
ヨーロッパで近代に入ってからヴェルギンゲトリクスやアルミニウスを持ち出したり、日本で縄文文化を原点と言い出すのと一緒なのだろう。
534オツガイ ◆EAbyJft1LY :2010/12/31(金) 22:36:00 0
>>533
まぁ、近代ナショナリズムの高揚のため過去の歴史を持ち上げるのは良くある事か。
535世界@名無史さん:2010/12/31(金) 22:41:38 0
>534
なんかの理由で地球連邦が出来たら猿人の石器や棒切れを共通文化として言い出しそうだ。
536世界@名無史さん:2010/12/31(金) 23:00:45 0
インドの国会議員で新聞編集者でもあるアルン・ショーリーは、1998年に
出版した"Eminent Historians"で、政府・官僚・マルクス主義者・知識人・
イスラーム教・西洋などの「他者」が、インド史に対する正しい見方を
「歪めている」と主張する。

彼の怒りの矛先は、歴史教科書を統制、検閲する政府、官僚に向けられる。
「政府は、インド史におけるイスラーム帝国の暴虐を故意に教えようとしない。
真実をねじまげている!」

西ベンガル州は、共産党が政権を長く握ってきた州であるが、ショーリーは、
マルクス主義知識人の影響は、西ベンガルのみならず全国に広がっていると
指摘する。彼らは有名大学や政府研究機関の要職に人脈を張り巡らし、
その思想に相容れない研究を爪弾きにしていると「左翼の陰謀」を強調している。
そうした左翼の砦になっているのが、インドで有数のエリート大学である
ジャワハルラル・ネルー大学であると名指ししている。
また、インド左翼の議論は、欧米の左翼学者の受け売りであり、インド社会に
対する深い考察を欠いたまま、階級史観をそのままインドに持ち込んだという。
そして「階級史観によって、バラモン階級は下層カーストや仏教、ジャイナ教を
搾取する悪者にでっちあげられた」と論じる。
537世界@名無史さん:2010/12/31(金) 23:05:10 0
ショーリー氏、そして彼に共鳴する人々の主張の奥には、インドは正当に
評価されていない、常に強い「他者」の介入によって歪められてきたという
認識が見え隠れする。そこには、自分の存在を確認したいという自己肯定への
希求と強烈な劣等感がないまぜになっている。歴史認識をめぐるこうした
感情の噴出は、実は左翼/右翼、保守/リベラルに関係なく、近年の
インド史研究に目立つものである。 右からの歴史見直し要求は、それ以前に
繰り広げられた左からの歴史見直し要求を肥やしにしているように思える。
そして彼らが宿敵とするイスラーム原理主義も西洋近代に対する怒り、
劣等感と自己肯定への要求がその根幹にある。
538世界@名無史さん:2010/12/31(金) 23:16:55 0
>>532
その女神の寺院の神体ってインド地図なんだよな
539世界@名無史さん:2010/12/31(金) 23:33:37 0
RSSのメンバーは武術や体操で身体を鍛えているが、その根底には
かつてイスラーム勢力やイギリスに軍事力で負けたというトラウマが
あるんだろうか。
540世界@名無史さん:2010/12/31(金) 23:47:14 0
中島岳が本出してたな
541世界@名無史さん:2011/01/01(土) 00:27:17 0
>>497みたいな反応は「近代」に直面した国どこにでも
見られるもんだよな。
日本も明治には極端に行くと西洋の物というだけで不浄、穢れるみたいな感覚や
産業化された近代生活をこんなの人間の生活じゃないとか江戸時代を
美化してなつかしむ人間も居たし。

しかし明治政府もせいぜいが廃仏毀釈や神道優位程度でよくやったと思う。
大久保利通にしろ明治の元勲はガンジーや毛沢東よりインテリジェンスが
高かったし、より大人物。向こうの方が表面的な人道主義や過激さで
世界史では目立っていたが最終的な格としては元勲の連中の方が上だな。
東南アジアの新興国が日本の明治維新を研究したのはよく分かるよ。
542世界@名無史さん:2011/01/01(土) 00:41:58 0
>>541
薩摩も長州も英や仏の艦隊とやりあった経験があったからでしょう。
長州は完敗。
543世界@名無史さん:2011/01/01(土) 00:44:52 0
戦争に負けたぐらいで改革できれば苦労しない。
544世界@名無史さん:2011/01/01(土) 00:50:06 0
>>542
ほんとに世界史板の人間?
オスマンや中国やインドの例は出すまでもないよね?
545世界@名無史さん:2011/01/01(土) 00:59:31 0
インドもイギリス併合前の諸国でめいめいバラバラに国作ったほうが良かったんじゃないの?
パキ・アフガンの戦争もパシュトゥニスタン内戦だけになってただろう。
546オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/01(土) 07:48:23 0
>>542
むしろ、日本はそれまでヨーロッパとの付き合いが短かったから、
近代化に成功したと思うんだけどね。他の地域はそれ以前から、
ヨーロッパをそれなりに詳しく知ってたから素直に西欧しにくかったんだと思う。
547世界@名無史さん:2011/01/01(土) 09:30:21 0
植民地時代、ベンガル人の「女々しさ」がしょっちゅう強調されたなあ。

ベンガル人のひ弱さを強調することは外国に支配されることを当然の理と
みなすことを許し、またイギリス人の「男らしさ」を対置させることだった。
548世界@名無史さん:2011/01/01(土) 09:55:24 0
イギリス人のいうことは全て裏がある。
単に民族分断して植民地支配をしやすくするという冷酷非道の性根からでた
白い悪魔の佞言にすぎない。
549世界@名無史さん:2011/01/01(土) 13:26:22 O
>548
民族分断して対立を煽っておかないと
武器輸出の機会がないでろうw
550世界@名無史さん:2011/01/01(土) 16:33:01 0
イギリス人の後始末でパレス地問題やオージーの白豪主義、クソリカの誕生など碌なモノをうみだしていないんだよね。
中国様ーなんとかしてくれー! 
551世界@名無史さん:2011/01/01(土) 16:35:32 0
サティーだけでなく、不殺生、肉食忌避の習慣も、最初はバラモンだけだったのが、
近代になって下位カーストにまで広まったらしいね。

キリスト教宣教師から論破されかかったヒンドゥー教エリートのバラモンが
最後に見出したキリスト教徒と英国人の唯一の弱点が「生き物を殺して
その肉を食べる」ことだった。
生き物を殺してその肉を食べるような残酷なことはしないというのが、
ヒンドゥー的文化あるいはヒンドゥー的価値のシンボルと化して、
インド社会の実態から遊離して一人歩きしはじめた。それは、イギリス人による
植民地支配という逃れることのできない現実が生み出す精神的重圧を
はね返すための「虚構」というべきものであった。この「虚構」を
とおして、現実における敗者インド人(ヒンドゥー教徒)は、倫理性に
おいては勝者イギリス人に勝ることを主張し得た。こうして、生き物を
殺してその肉を食うようなことはしないヒンドゥー教徒という、価値的
あるいは文化的なアイデンティティが形成されていった。
552世界@名無史さん:2011/01/01(土) 20:38:19 0
大いにありえる。昔は牛すらも供物にしてたみたいだし
その研究書を出した教授は殺されそうになった
553世界@名無史さん:2011/01/01(土) 21:40:33 0
ttp://www.amazon.com/Myth-Holy-Cow-D-Jha/dp/1859844243The
Myth of the Holy Cow [Paperback] D. N. Jha

これかな?
D・N・ジャーは古代のヒンドゥー社会ではブラフミンを含む大部分が牛肉を
食べていたと主張している。
彼はバジュラング・ダルや右派の過激派から脅迫を受けて、しばらくはデリー大学の
キャンパス内の居住棟から出ることができなかった。

554世界@名無史さん:2011/01/01(土) 22:27:51 0
インド大反乱って仮にイギリスを追いだしても即内紛で分裂崩壊しそうな気がするのだが。
マラータとムガルとか合同しないだろうし、それ以外にも宗教やら地域やらで揉めそうだ。
555世界@名無史さん:2011/01/02(日) 10:12:42 0
http://www.jiji.com/jc/v2?id=20101206wikileaks_12


 同紙によると、パキスタンは年間10億ドル(約880億円)以上の支援を米国から受け取りながら、裏ではタリバンと手を握り、秘密協議を重ねている。
 さらに米軍を襲う武装勢力を組織し、アフガン政府高官の暗殺も企てている。

 ネット上での公開に先立ち、流出文書は数週間前、同紙のほか、英紙ガーディアンや独誌シュピーゲルにも配られていたという。ウィキリークスは
 匿名性を守るシステムで知られ、これまでも米軍などの内部告発を公表してきている。


パキスタンなかなかえぐいね
556世界@名無史さん:2011/01/02(日) 11:29:04 0
http://www.jaas.or.jp/pdf/49-1/5-18.pdf
パキスタン政治におけるイスラーム
http://www.jaas.or.jp/pdf/47-4/23-38.pdf
カシミール―辺境から国境へ
http://www.jaas.or.jp/pdf/47-4/23-38.pdf
南アジアの「イスラーム化」の史的展開とパキスタンにおける歴史言説
557世界@名無史さん:2011/01/03(月) 02:48:50 0
>>546
江戸時代までに、文明の利器以外の即ちシステムや規範意識の近代化が相当に
進んでいたからでしょう。
558オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/03(月) 08:00:42 0
>>557
別に他の地域だって前近代までは普通に優れた制度は、
持ってたからね。それだけが理由というのはどうだろう?
まぁ、日本の近代化において、江戸時代からの蓄積が、
大きかったのは確かだけど。これ、インドの話とは関係ないね。
559世界@名無史さん:2011/01/03(月) 11:34:13 0
雑談スレに、
「今の中国の環境汚染や経済格差、都市での公共心や連帯感の欠如とか、パクリ問題とか見
てると、高度成長期やバブル期の日本とダブるんだよね。両方が一緒に来て、急激な価値
観の変動についていけていなくなってるというか」
と書かれていたが、はっきりいって現在のインドも似たようなもの。

新中間層に政治意識や公道徳が希薄で、子どもの前で路上放尿する父親、
道路につばを吐くドライバー、電気の盗電、ゴミの不法投棄、ところかまわず
大声でがなりたてる卿低電話の主、列の横から割り込む輩など、眉を
ひそめたくなるような行為が横行している。
560世界@名無史さん:2011/01/03(月) 11:47:00 0
雑感すぎて賛同も否定もできないわ
561世界@名無史さん:2011/01/03(月) 12:21:47 0
近代になって、牝牛屠殺に対するヒンドゥー教徒側の忌避意識の高まっていく一方、
ムスリム側からも「お囃子」に対する反発心という形で「他者」としての
ヒンドゥーという意識付けが出来上がっていった。
「お囃子」というのは、ヒンドゥー教の祭礼における山車行列における
お囃子のことである。ムスリムが静かにお祈りしているモスクの前を、
賑やかな楽器演奏とともに練り歩くヒンドゥー教徒の行列がムスリム側の
怒りを誘い、20世紀初頭には両教徒の衝突が頻発するようになった。
562世界@名無史さん:2011/01/03(月) 12:27:42 0
563世界@名無史さん:2011/01/03(月) 13:48:10 0
564世界@名無史さん:2011/01/03(月) 17:00:04 0

知名度が著しく高まっていたタタグループ

http://s1.shard.jp/rabbit1/0202/8/181.html

テロ攻撃の標的にされたホテルは、「タタグループ」の所有だった。
565世界@名無史さん:2011/01/03(月) 17:37:59 0
タタなんて日本人が知らないだけで、高校時代の日教組の先生が世界史の時間にすでにあげつらっていたよ。
今から22年前の話でよく学習指導要領から逸脱した話をしていたな。
566世界@名無史さん:2011/01/03(月) 18:59:10 0
タタ財閥は他は全然しらんけどこれは名前知ってるって人も多そうな
レベルの知名度だからなー。19世紀後半から大資本家で未だにトップクラス
とは大したもんだ。
あと知名度が高いといえば世界最大の鉄鋼会社の名を持つミッタルあたりか。
こっちはすげー急成長したもんだ。
567世界@名無史さん:2011/01/03(月) 19:05:23 0
外国本拠地のインド系にはこんなのも
http://hindujagroup.com/
568世界@名無史さん:2011/01/03(月) 22:44:22 0
>>564
> テロ攻撃の標的にされたホテルは、「タタグループ」の所有だった。

今ごろ言っても。
テロ以前の昔から知られていた。
569世界@名無史さん:2011/01/04(火) 01:39:30 0
>>559
世界共通の都市化に伴う問題が似てるだけで違うと思うな。

近代化の議論と同じく、江戸時代から西洋人の旅行記にも、日本の役人や庶民が基本的に
親切で中国などで見られる汚職やたちの悪いたかりや腐敗が少ない事、
都市や家々が清潔で整備され場合によっては欧米都市よりも綺麗に見える事、
他のアジアと違って軍人階級が尊敬されてる事などを記してるし、
日本の経営論ブームの時は会社の特質として江戸時代以来の「藩」意識的な社会観念が
引き継がれた良かれ悪しかれバックボーンとなってるとか、その擬似公意識の論議がされてたもんだ。
中国や朝鮮の身内贔屓の社会と違う意識や公共の場所での態度振る舞いも
よく言われてた所。

中国とインドは猥雑さ、衛生観念の低さある意味アナーキーな所は酷似してると思うけどね。
570世界@名無史さん:2011/01/04(火) 11:44:41 0
インドにおいて、60年代、70年代、80年代、90年代と年を経るにつれて宗派間暴動の
発生数が拡大している。しかし、宗派間暴動は宗教教義の違いゆえに発生している
わけではない。宗派間暴動が発生しやすい環境とは、

・急速に発達した新興都市。住民の移動が激しく、従来存在した伝統的な地縁、
血縁共同体とそのネットワークが近代化により崩壊の危機に瀕している。
見知らぬ他人の増加。新しい共同体の輪郭は未だ見えてこない。
・不況、経済の停滞により、失業が拡大している。高校、大学を卒業した比較的
高学歴層の若者に就職の機会が与えられない。経済が好況であった時期に単純労働者の
不足を補うため、外部から低賃金の労働者が駆り集められる。
・もともと存在していた文化、信仰が失われ、その喪失感を埋める新しい「伝統」
「権威」を求める層が拡大している。伝統回帰、伝統の再解釈を求める声が高まる。
・政治的には圧倒的に強い政党が存在せず、政党間の離合集散が繰り返されている。
多数票を獲得する源として、政党は宗教を強く意識している。
571世界@名無史さん:2011/01/04(火) 14:12:33 0
そもそも政教分離の精神的土壌がないし
帰属意識ゆえに惹かれちゃうのはしょうがない
572世界@名無史さん:2011/01/05(水) 18:49:33 0
タタ一族って、代々インドに住んでるけど元々はペルシア系だよね。
フレディ・マーキュリーの一族も同じ。
573世界@名無史さん:2011/01/06(木) 00:25:23 0
間接的交流でも人間は色々違った動機で動くんだからな
動機のない働きなんてないだろ? しょうがはないでしょうがないのか?
うしはうしだろ?ぶるはぶるだぞ?
574世界@名無史さん:2011/01/06(木) 13:16:14 0
フレディさんはゾロアスター教徒の移民だけどゾロアスター教ってイスラム教以上にホモは厳しく罰せられるんじゃなかったっけ?
575世界@名無史さん:2011/01/07(金) 04:47:59 0
576世界@名無史さん:2011/01/07(金) 04:59:17 0
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/110105/asi1101052352003-n1.htm

犯行の動機になったとされる冒涜罪は、1980年代、政治のイスラム化を図ったハク政権下で改正され、
イスラム教預言者ムハンマドを冒涜した者には死刑を下すと定められた。
 以降、同罪は多数のイスラム教少数派のシーア派信者やキリスト教徒などに適用されてきた。だが、昨年11月、
パンジャブ州地裁で、キリスト教の女性が、女性としては初めて死刑宣告を受けたことで、国内外で改めて冒涜罪見直しの声が一気に高まった。
 タシール氏は収監中の女性を訪問したほか、同氏に近いザルダリ大統領も女性の釈放に向けて動くなど注目を集めた。
その一方で冒涜罪の見直しに反対する宗教指導者らは、各地で抗議デモを行うなどした。
 地元メディアなどによると、冒涜罪で死刑に処された人はいない。だが、大抵は収監中や釈放後に殺害されるという。
今回の女性についても、釈放された場合に彼女を殺害すれば6千ドルの報償を出すとのファトワ(宗教令)が、ある宗教指導者から出されている。


パキスタンってそんなことをしていたのか。イスラム教徒怖すぎ
577世界@名無史さん:2011/01/07(金) 22:33:50 0
>576
ハクって本当に毒にしかならなかったな。
パキよりバングラデシュのほうが将来性ありそうになるなど当時は思いもつかなかった。
578世界@名無史さん:2011/01/07(金) 22:35:40 0
グラミン銀行がある程度底上げに成功したからな
579世界@名無史さん:2011/01/07(金) 23:15:17 0
まあ、バングラデシュもチッタゴン丘陵地帯でモンゴロイド迫害しまくっているけどな。
580世界@名無史さん:2011/01/08(土) 06:16:48 0
しかも同じ民族と言えなくもないロヒンギャ人に対しても冷たい
581世界@名無史さん:2011/01/08(土) 08:31:10 0
ロヒンギャ人って元々はアラカン山脈に住んでいたイスラム国家の担い手だったが、ビルマに滅ぼされて
少数民族に転落したんだっけか?
ミャンマー軍事政権もよく弾圧して難民がバングラデシュに逃げこんだが、国際的に援助物資がきたが、
亡命先のバングラデシュも貧しいものだから物資をめぐって確執ができたというような話を聞いたことあるね。

というか、バングラデシュ自体が貧しいのは理由があって援助物資を政府高官が懐に入れて売りさばいちゃうから
末端まで届かない。まあ、よくある話だ。
最近は製造業などが人件費やすいってんでバングラデシュ注目しているらしいが、給料ちゃんとでるのかねー?
大半ピンハネちゃうん?
582世界@名無史さん:2011/01/08(土) 08:53:17 0
>581
援助物資の横流しはよくある話だがバングラはそれに加えて洪水で都度インフラが破壊されるのも問題点。
583世界@名無史さん:2011/01/09(日) 00:55:17 0
バングラの人口密度1000ほどで日本の3倍にも及んでいるけど、
食糧大丈夫?
584世界@名無史さん:2011/01/09(日) 01:00:41 0
大丈夫じゃないだろう。国際物資の援助がなかったらかなり悲惨なことになっていると思われ。
585世界@名無史さん:2011/01/09(日) 01:54:13 0
国土の大半が肥沃な平野で穀物自給率95%ではあるんだけどね
586世界@名無史さん:2011/01/09(日) 02:02:50 0
熱帯雨林気候でもあって2期作とかもできるんだろうな。
587世界@名無史さん:2011/01/09(日) 02:34:13 0
でなんで最貧国になるんだ。
588世界@名無史さん:2011/01/09(日) 02:36:37 0
バングラデシュ 飢餓で検索すると16500件もひっかかるな。どうして飢えるんだよ。 
訳わからんのはバングラデシュカレーをたべて飢餓をなくそう!とかいうの。
カレー食べて飢餓が解消するのかよ?
589世界@名無史さん:2011/01/09(日) 09:58:47 0
http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/zk033/p049-065.pdf

真の要因は、(文化決定論との謗りを受けることを覚悟で言えば)彼が
外交辞令を込め婉曲に表現した「プラグマティックな個人主義」という
ベンガル・ムスリムの行動様式にあると考えている。端的にいえば、
規律、自己抑制、社会性の欠如、また広く蔓延する非協調的な行動原理である。
590世界@名無史さん:2011/01/09(日) 23:51:24 0
バングラの洪水って、対策としては
オランダみたいに住むところを堤防で囲う、
それとも川にダムを沢山作る、
それともガンジス川に堤防をせっせと作る、
どれが有効なんでしょう。
591世界@名無史さん:2011/01/10(月) 00:03:17 0
>590
オランダ型が一番なんだろうけどそのカネがないのが実情。
592世界@名無史さん:2011/01/10(月) 11:10:06 0
インド・パキスタン・バングラデシュが分離せずに一つの国のままでいる
方法はなかったんだろうか

ナショナリズムが勃興した時代にはもはや無理かな
593オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/10(月) 11:22:44 0
>>592
そもそも今のインドが一つの国家としてまとまっているだけでも、
充分、奇跡に近いと思う。インド亜大陸が完全に統一された事は、
歴史上一回もないし。イギリスですら、ゴアとかまでは統一できてない。
594世界@名無史さん:2011/01/10(月) 15:18:03 0
>>592
ひとつだったら、今以上にテロの嵐だろう。
595世界@名無史さん:2011/01/10(月) 16:27:29 0
印パの分離独立に伴う民族移動の過程で、宗教的熱狂に駆られた
掠奪・暴行・虐殺が大々的に繰り広げられた。
(パンジャーブにおいて特にひどかったといわれている)

もしヨーロッパで同じことが起きたら大騒ぎになっているだろうけど、
アジアで起きた場合、当事者である南アジアの人間以外は注目しないね。
596世界@名無史さん:2011/01/10(月) 18:29:39 0
だからダーラー・シコーの試みが中絶したのは痛いよなあ
アウラングゼーブのアホめ…奴の次以降がgdgdすぎて泣ける

あとオスマンもそうだが、どうしてこうも代替わりのたびに
毎回のように兄弟殺しが起きますかね…
597世界@名無史さん:2011/01/10(月) 18:48:41 0
遊牧民系の王朝で長子相続制を採ったところはあるのだろうか。
598 ◆axCVsGomao :2011/01/10(月) 20:06:26 0
女真族は?
599オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/10(月) 20:07:28 0
>>598
あれは遊牧民といえるかどうか微妙じゃないか?
600世界@名無史さん:2011/01/10(月) 20:14:08 0
>>598
女真族は例外的に長子相続だったね。

清朝は太子密建という巧妙なシステムを考え出したのに、ムガルやオスマンは
なぜ後継者問題でこういうことを考えなかったのかな。
601 ◆axCVsGomao :2011/01/10(月) 20:16:24 0
清朝は先代皇帝が後継者指名した紙を隠しておいて
先代皇帝が死んだらそれを開封するんだよな 遺言書みたいなもんか

清朝は嫁を能力で選んでたからその影響もあるんかね
美人なだけで馬鹿な嫁と妾は後継争いとか権力争いするからね
602 ◆axCVsGomao :2011/01/10(月) 20:20:24 0
オスマン皇帝は妻を奴隷階級からしか選ばなかったからな
子供が皇帝になるかならないかで自分の立場がだいぶかわったんじゃないのかな
だから権力闘争しやすくなるのかも
603オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/10(月) 20:24:05 0
>>601
オスマン帝国も基本的には先代のスルタンの決めた後継者が、
帝位を継ぐ事になってたと思うけど、反乱を恐れて兄弟殺しが、
慣習化してたね。まぁ後期からは、幽閉するだけになったけど。
ムガル帝国は良く知らないけどこっちも兄弟争いは多かったのかな。
一番有名なのは、アウラングゼーブの時の後継者争いだけど。
604 ◆axCVsGomao :2011/01/10(月) 20:26:25 0
一夫多妻制の弊害だと思うな
後継者争いは
605オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/10(月) 20:36:08 0
>>604
ただ、跡継ぎを絶やさないためにある程度の数の子供は、
産んでおく必要があり、一夫多妻制だってそういう意味で、
全くの弊害とは言えないからなぁ。まぁ、一長一短だね。
606世界@名無史さん:2011/01/11(火) 11:00:03 0
アウラングゼーブの死後、

・デカンのハイデラバード王国(ニザーム王国)が事実上独立。
・ガンジス川中流域では、アウド王国が事実上独立。
・ベンガルの太守も自立化。
・1739年、イラン・アフガニスタンの勢力が一時デリーを占拠、ムガル帝国の
権威は失墜。
・マラータ王国が北インドの大半を征服
・シク王国が北西インドのパンジャーブ地方で独立。
・南インドではマイソール王国が急成長。

こうして、ムガル朝はデリー周辺のみの小国に転落。
まあ、いずれ衰退は避けられなかったと思うけど、アウラングゼーブが
あれほど厳格な政策を行わなければ、もう少し衰退をゆるやかにすることが
できたかもしれない。
607世界@名無史さん:2011/01/11(火) 22:01:36 0
ダーラーが勝ってればなぁ…ウパニシャッドを翻訳させたりと異文化理解ができる王子だったのに

戦場でダーラーの乗った象の天蓋が壊れたので、戦闘続行のため乗り換えようとしていたところ、
遠方からこれを見た友軍が、無人の戦象を「ダーラーが死んだ」のだと勘違いして、
敗走したことから、全軍が崩れたらしい。結果アウラングゼーブが勝利
608オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/11(火) 22:08:50 0
>>607
彼は第2のアクバルと言われるような人だったからね。もし、彼が即位してれば、
アウラングゼーブのように異文化に対する強圧的な政策はとらなかっただろうね。
609世界@名無史さん:2011/01/12(水) 00:24:23 0
インド亜大陸の支配者で一番異文化に寛大だったのはイギリスな気がする。
支配自体を否定する主張をしても逮捕すらしない(支配者であるイギリス人限定ではあるが)
610世界@名無史さん:2011/01/12(水) 08:05:45 0
インパ分離の家庭の虐殺やテロ行為で一億人が死んだと言われているからな。
またパキスタンの指導者は前任者ムシャラムのようにインドから逃れてきたムスリムの子孫も多く、
ムシャラム自身がそういう経歴をもちながら軍の最高職に上り詰めていた事実を考えると
再び一緒になることはないな。
例えてみると、北朝鮮と韓国、ギリシャとトルコ、アラブとイスラエルぐらいの主敵だから。
611世界@名無史さん:2011/01/12(水) 08:07:24 0
>>600
あれは清朝か考えたというよりは、雍正帝が考えたというのが正しいだろ。
612世界@名無史さん:2011/01/12(水) 11:04:37 0
>>610
家族、親戚、友人を「異教徒」に殺された恨みが残っているからな。

>>609
パキスタンではジア軍事政権の時代にイスラーム冒涜法が制定されてしまったな。
613世界@名無史さん:2011/01/12(水) 11:21:29 0
パキスタンだけでなく、ヒンズー側も親兄弟友人を殺されているからな。
あの時の「分離」は民族浄化とほぼ等しいと考えてもよかろう。
614世界@名無史さん:2011/01/12(水) 11:23:05 0
>>609
宗教に火をつけたら統治不能になるからな。
触らぬ神にたたりなしじゃよ。 
615世界@名無史さん:2011/01/12(水) 12:33:10 0
むしろイギリスは「異物」であるから、二枚舌外交でうまく立ち回れたんじゃないだろうか
印パ分離は宗教者のストレスを同郷の異教徒に向けさせて煽った結果だし
616世界@名無史さん:2011/01/12(水) 13:30:11 0
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC

「パキスタン」構想
アーガー・ハーン3世、チョウドリー・ラフマト・アリー、ムハンマド・イクバールなどのイスラーム指導者は、ジンナーが再びムスリム側の
団結をとりまとめてくれることを期待して、インドへの帰国を促した。1934年、ジンナーは帰国してムスリム連盟の再編成に奔走し始めた。
ジンナーの活動にはリヤーカト・アリー・ハーン(en)の協力があった。しかし、1937年に実施された総選挙では、全国のムスリムのわずか
5%しか支持が得られなかったばかりではなく、ムスリムが多数を占めるパンジャーブ、シンド、北西辺境州といった地域でも惨敗を喫した[
15]。惨敗の原因は、パンジャーブやベンガルも含めた全国規模でのムスリムの置かれた状況を政治課題に掲げていたジンナーを
あくまで個人レベルで支持する層はいたが、各地で結成された地方政党は宗教を軸に結成された政党ではなく、あくまでも農民階層の
権益保護を目的としていた[15]。したがって、農民の支持はこれら地方政党に流れた。しかし、インド国民会議派が「大衆との接触」運動を
展開すると、徐々にではあるがムスリム側にもヒンドゥー色が強くなる国民会議派に対する疑念が生じるようになった[15]。その過程で、
「パキスタン」構想が現実味をもったものとして急浮上してきたのである。


当初まったく支持されてなかったみたいね。
617世界@名無史さん:2011/01/12(水) 13:32:56 0
1945年6月、インド総督ウェーヴェルは、夏の首都シムラーに、ガンディー、ジンナー、そして、その他の会議派のリーダーを招集した。
ウェーヴェルは、インド総督と最高司令官を除いた、全員がインド人によって構成される行政参事会を創設し、これを暫定政府として
機能させるという打開案を提示した。参事会は、同じ人数のヒンドゥー及びムスリムによって構成されるというムスリム側の要求
が認められた内容であった。しかし、ジンナーは、自らがインド側のムスリムの代表であると考えており、参事会のメンバーは
連盟によって指名されるべきであると主張をしたため、この会談は決裂した[20]。
1945年から1946年にかけて、インドで総選挙が実施された。この選挙は、ムスリム連盟とインド国民会議派の一騎打ちの様相を呈した。
中央議会選挙において国民会議派は非ムスリム割り当て枠の90%を確保、同時に8つの州で政権を握った。一方、ムスリム連盟も
中央議会におけるムスリム割り当て枠30全てを独占し、地方議会のムスリム割り当て枠500のうち442議席を獲得した。ムスリム連盟が
選挙で圧勝したのは、ベンガルやパンジャーブ州の地方政党の地盤を切り崩すことに成功したからである[21]。1946年3月、イギリスは、
ムスリムとヒンドゥーの対立を収拾する閣僚使節団を任命して、3層構造の連邦案を提示した。この連邦案に基づくと、州のグループ分けを実施し、
ムスリムが多数派を占める東・西の地域とヒンドゥーが多数派を占める中央部・南部とグループ分けを行い、防衛・外交・交通・通信を統括する
連邦政府のもとに位置づけた。また、その各グループには大きな自治権を付与することとした。イギリスが提示した連邦案は、国民会議派・
ムスリム連盟の主張を同時に満たそうとするものであり[22]、ジンナーはこの連邦案を了承した。一方、ネルー率いる国民会議派は、イギリスの
連邦案はインドの一体性は保たれるものの中央政府の権限があまりにも貧弱であることを危惧した。実業界も将来のインドは強い中央政府に
よる指導の下、貧困のない工業国にしなければいけないと考えていた。7月10日のネルー演説により、各州がどのグループに加わるかは自由に
判断すべきと宣言したことにより、統一インドの芽が絶たれることとなった[22]。


英が双方を扇動してインパ分離に導いたようには見えない
618世界@名無史さん:2011/01/12(水) 23:02:53 0
>617
>夏の首都シムラー
思わず「後ろ、後ろ〜」って言っちゃったじゃないかw
619世界@名無史さん:2011/01/12(水) 23:14:00 0
なんでガンディーっていつも半裸でいるの?
620 ◆axCVsGomao :2011/01/12(水) 23:23:15 0
半裸なのがインドの文化だから
621世界@名無史さん:2011/01/12(水) 23:24:33 0
でもガンディーって弁護士やるぐらいのインテリだろ?
あの階層で半裸は違和感感じる。
622 ◆axCVsGomao :2011/01/12(水) 23:26:55 0
独立運動って民族主義に起源をもつんじゃないの?
623 ◆axCVsGomao :2011/01/12(水) 23:28:19 0
インドのイスラム政権は住民が半裸でいることを禁止したわけで
敢えて半裸だったということは抵抗の意味があるんじゃないのかな
624 ◆axCVsGomao :2011/01/12(水) 23:31:35 0
イギリスのインド支配ってイスラムから取って変わっただけだよな・・・
625世界@名無史さん:2011/01/12(水) 23:35:42 0
>623
シーク教国はどうだったんだろうか?
626世界@名無史さん:2011/01/12(水) 23:37:45 0
>>622
インド人と一口にいうけど雑多な民族がいるわけで全部インドというアイディンティティでまとめあげるって考えてみるとすごい話だよな。
627 ◆axCVsGomao :2011/01/12(水) 23:39:20 0
パキスタンは分離しちゃったけどね
628 ◆axCVsGomao :2011/01/12(水) 23:40:18 0
>>625
シク教については全く知見がございませぬ
629オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/12(水) 23:40:20 0
>>621
ガンディーは弁護士やってたくせに弁護士を批判したりしてるからね。
典型的なナショナリズムにかぶれたインテリっていうタイプで西欧文明を、
徹底的に批判してたりしてた。個人的にはかなり理想主義的傾向の強い、
人っていう印象。彼についてはこのスレの上のほうで結構色々話されてたよ。
630オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/12(水) 23:47:39 0
>>620
インドだって服はあるでしょ。半裸なのは民族主義的理由じゃないの?
631世界@名無史さん:2011/01/13(木) 10:38:04 0
>>619
西欧近代文明、あるいは物質文明への反発からだとオモ。

彼は禁欲主義(ブラフマチャリヤ)を説いていて、酒、肉、おしゃれ、医者、
セックス、金を必要以上にためることなどを否定していた。
632世界@名無史さん:2011/01/13(木) 10:43:46 0
SEXは奥さんとヤッテいて親の死に目に会えなかったからだろ。
ばかみたいな理由じゃん。 しかも女房とはその後性交渉なくなったみたいだし
女房かわいそうじゃん。
633世界@名無史さん:2011/01/13(木) 10:55:37 0
>>632
ソクラテスの妻というと悪妻の代名詞だが、奥さんにしてみれば
哲学談義なんかよりもっと家庭のことを顧みてほしかったんだろうな。

ゴータマ・シッダールタは妻子を捨てて出家したんだっけ?
634世界@名無史さん:2011/01/14(金) 00:35:50 0
>631
>632
ガンジーは嫁や息子にはひどい奴だったようだぞ。
嫁も息子もガンジーが非暴力を唱えて反撃できないうちにフルボッコにしておくべきだったな。
635世界@名無史さん:2011/01/14(金) 00:41:11 0
嫁や息子のほうが先に死んでるんじゃなかったっけ?
636世界@名無史さん:2011/01/14(金) 09:04:36 0
長男のハリラールは厳しすぎる父親についていけず、グレてしまった。
彼はアル中になり、仕事でも失敗続きだったようだ。

ハリラールが死んだのはガンディーの死の5ヶ月後。
637世界@名無史さん:2011/01/14(金) 10:56:39 0
ガンディー主義とヒンドゥー・ナショナリズムは一見対極にあるように見えるが、
両者の共通点も少なくない。

90年代の初め、規制緩和・外国資本導入政策を選んだ国民会議派政権に対して、
民族義勇団は「スワデシ・キャンペーン」を開始した。
「外国企業がもたらす消費主義はインド文化を侵食するもの」
「多国籍企業は、英国の植民地支配の尖兵となった英国東インド会社のごとく、
インドの尊厳を危うくするもの」
ヒンドゥー・ナショナリストの「インド・モデル」で強調されたのは、自国産品の
優先と、経済に対する文化の優位性である。
自国産品奨励と非中央集権を経済開発の基本方針とし、外国から資本、最新技術の
導入を図りつつも、文化によって経済開発そのものを統制し、総合的な政策運営を
行うというのが、民族義勇団の主張だった。
機械崇拝の否定、村中心経済、労働集約型経済、都市の近代化の悪に染まらない村という思考、
ヒンドゥー精神文化と西洋物質文化を対置させる彼らの手法は、ガンディーが
1907年に著した『スワデシ・スワラージ』を彷彿させる。
638世界@名無史さん:2011/01/14(金) 11:03:36 0
まあ、月並みな感想だが、バイアメリカン運動とか日本の地産地消費とか何処の国にも自国製品を消費しようとの
運動は珍しくないし、大半は掛け声の大きさに対してさほど成功しているようにはみえないなー
639世界@名無史さん:2011/01/14(金) 11:38:01 0
スローフードはイタリアで大々的にやったはずだが。
ファーストフード店がそれで一つもない
日本はモスバーガーがそれっぽい方向に傾倒してるなチェーン店だけど

本屋とかおもちゃ屋が日本だといい例かな

昔は町の本屋、おもちゃ屋がそこかしこにあったが、やがて近隣都市部のデパートの品揃えに負け
デパートはチェーン店に負け、チェーン店はアマゾンに負けた。

一昔、隆盛を誇ったファミコンショップなどどこにも見ない。

唯一、生物を扱う、スーパーのチェーン店が生き残っているだけ
あとはゴミみたいな100円ショップ。

インドの方向性は世界的に間違っていないと思うが
640世界@名無史さん:2011/01/14(金) 11:42:32 0
>>639

本当か? コンビニはないみたいだけど、ファーストフードありまくりらしいぞ。

http://okwave.jp/qa/q374144.html

クドナルドはたくさんありました。
ローマでは、パンテオンの前、ポポロ広場、その他あちこちで見かけました。
お肉がちょっと厚いけど、味もメニューもほとんど同じで、若い人で混んでいました。
トイレも無料で入れるせいか、並んでいました。
ポポロ広場の前では、割引券も配っていましたよ。

ヴェネチアでは、その他のハンバーガー類のファーストフードのお店もありました。
でも、日本ほど多くはないようです。
そのかわり、バールやカフェ、ジェラテリアがほんとにたくさんあって
飲み物やパニーニ、ピッツァ、ジェラートを気軽に食べられるので、
それが、イタリアのファーストフードなのでしょう。

でも、コンビニはゼロです。
薬局はありますが、マツモトキヨシのようなドラッグストアもありません。
641世界@名無史さん:2011/01/14(金) 11:51:18 0
ほうマックはあるんだな
冷凍食品をつかった産地不明なのかどうかまでは書かれてないが
ファーストフードが存在することは認めよう

>そのかわり、バールやカフェ、ジェラテリアがほんとにたくさんあって
>飲み物やパニーニ、ピッツァ、ジェラートを気軽に食べられるので、
>それが、イタリアのファーストフードなのでしょう。

ただ、これはファーストフードじゃないだろw
店で焼いてるピッツァなんだろ?
642世界@名無史さん:2011/01/14(金) 11:57:02 0
http://tokuhain.arukikata.co.jp/milano/2009/06/post_116.html

イタリアにはアウトグリルなるファーストフードチェーンがあるらしいぞ。
643世界@名無史さん:2011/01/14(金) 11:58:32 0
http://www.geocities.co.jp/foodsoftheworld/italyfastfood.html

どうみてもドナルドですね。
644世界@名無史さん:2011/01/14(金) 11:59:22 0
今でもあるかどうかしらないが、世界最大らしいではないか。

外食】世界最大のイタリアンファストフードチェーン「Sbarro(スバーロ)」、日本再上陸 [03/05]
beチェック
1 :きのこ記者φ ★:2010/03/05(金) 12:59:49 ID:???
世界最大のイタリアンファストフードチェーンが日本再上陸。
先月28日、吉祥寺に1号店をオープンした=写真。

1956年、イタリアから米国に移住したスバーロ家が始め、今では世界40カ国以上に
1000を超す店舗を抱える。トム・ハンクス主演映画『ターミナル』にも登場したように、
空港ターミナルなどでもおなじみ。
ピザは直径約40センチの大型サイズを8分の1にカットしたものを提供。
手軽に素早くおいしく食べられることがウリだ。

「温め直すというより、あらかじめ9割ほど焼いておき、注文を受けてから最後の仕上げをする、
という感じです」(Sbarro Japanマーケティング部)
米国ではシンプルな「N.Y.チーズピザ」(280円)が人気だが、
日本向けに「ツナ・マヨ・コーン」(380円)などオリジナルメニューも開発した。

実はすでに昨年12月「イオンモール日の出」(東京都日の出町)にテスト店舗をオープン。
週末は行列ができる人気で、出店計画に弾みがついた。
そちらではピザとパスタが両方付いてドリンクとガーリックブレッドもセットになった
“コンボ”(980円)が一番人気。吉祥寺店にもある。
パスタはトマトやクリームなどのソースと、ベーコンやチキンなど具の組み合わせを自分で選べるのも楽しい。

かつてダイエーグループがスバーロを手掛けて原宿や六本木に店を出していたが、2001年に撤退。
今回は米国スバーロ本社の顧問を務めた経営コンサルタントの浜口直太氏が自ら合弁会社を
設立して再上陸を果たした。3月末には2号店を渋谷にオープン。2030年までに1250店舗を目指している。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/hayari/CK2010030502000132.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/hayari/images/PK2010030502100033_size0.jpg
645世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:01:16 0
http://www.sbarro.jp/store.html

7年前に進出したにしては結構展開が遅いなあ
世界最大も日本ではなかなか厳しいか

まあーインドとは話題ずれすぎだからこのへんで。
646世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:01:35 0
日本の場合、言語についてはぜんぜんグローバル化していないな。
647世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:04:09 0
>>644
それイタリアンなだけで完全な米国製じゃねえかwwww
648世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:06:24 0
元々イタリア人が米国で創業したのが里帰りしたんだよ。

というか、話題はそもそもインドのスワテジムーブメントの話題だから話題を戻すぞ。
つづきやりたきゃ食の世界史スレでやりましょう。
649世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:12:26 0
里帰りしてねえだろw日本に来ただけだろw
650世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:15:58 0
>>649
ちがうよ。元々米で成功したファーストフードチェーンがイタリアに戻った後日本にも進出したよとそういう意味だ。
揚げ足ばかり取るな スレ違いだし。
651世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:36:38 0
Sbarro Family(スバーロ家)がイタリアからニューヨークに移住して間もなくマンハッタンで開いた
イタリアン・グローサリーストアが“Sbarro”の出発です。その店は、当時のマンハッタンでは珍しく、
手作りモッツァレラ・チーズ、また美味しいソーセージやサラミ等々の本場の新鮮なイタリア料理
を売り始めたところ、大人気に。それでアッという間にニューヨーク市中に拡がり、多店舗展開す
ることになりました。
1967年にそのグローサリーストアが現在のイタリアンファストフードという業態となり、全米展開が
始まったのです。創業以来50年が経ち、全米のみならず全世界に拡がりつつあります。2007年
ニューヨークとロンドンに本部を置く世界有数の投資グループ、MidOcean Partnersに経営が
変わり、更に世界展開が進んでいます。

事業展開です。
どこにもイタリアに里帰りなんて書かれてないですね
そもそも「イタリアンファーストフード」って「イタリア発のファーストフード店」じゃなくて
「イタリア料理のファーストフード店」って意味だろjk
お前日本語もよめないのか?それとも日本人じゃないのか?
652世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:41:38 0
こいつうっとうしいな。嵐はでていけよ>>651 インドと何の関係もないだろ。 
653世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:49:09 0
いや、まちがってるじゃんwだれがどうみても
ごまかそうとしているおまえがキモイわ

まちがったわの一言も言えねえのかよ、おまえ中国人だろ
654世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:54:04 0
>>653
あんたが>>644>>651の記事を混ぜて考えているだけの話。
そろそろ失せろやイタリアのスレでもなければ食文化のスレでもねえし
655世界@名無史さん:2011/01/14(金) 12:56:24 0
おいおい、おそろしいほどの頭の悪さだなw
おまえの小さなプライドはそこまでして守らなきゃいけないものなのかよ
なんだ、その執念はw

おまえみたいなやつがこのスレにいるってだけでこのスレのレベルが知れるわw
信用度ガタ落ちw
656世界@名無史さん:2011/01/14(金) 14:01:33 0
ガンジーの息子って4人いたけど3男のラムダス以外は割と早死。
孫も1人は銃殺されてるし、非暴力爺が子孫から精気吸い取ったようにも見えるw
657世界@名無史さん:2011/01/14(金) 14:31:51 0
ガンジーガンジーといつまでチャーチル儲はインドに粘着しているのか
658世界@名無史さん:2011/01/14(金) 15:02:36 0
ガンディーが「非暴力・反近代」なら、ネルーは「非暴力・親近代」と
いっていいかな。

ところで、ネルーは『父が子に語る世界歴史』でえらく中国のことを
褒めているね。
欧米でも左派で啓蒙主義マンセーな人は中国礼讃に走りやすい傾向があるけど。
659世界@名無史さん:2011/01/14(金) 15:04:11 0
だいぶ前にその本よんだけど、ネルーの日本評って結構突込みどころが多かったような・・・・
660世界@名無史さん:2011/01/14(金) 15:06:42 0
ネルーって非暴力主義者だったか? パキスタンと藩王国の取り合いしてハイデラバード藩王国へ侵略して併合したり、ポルトガルのサラザール
政権との交渉をきりあげて武力で併合したりしているだろ。
661世界@名無史さん:2011/01/14(金) 15:31:39 0
>>659
欧米人の日本に対する偏見をそのまま鵜呑みにしているのでは?と思えた。
あと、ネルーのイギリスかぶれはどうもな・・・
662世界@名無史さん:2011/01/14(金) 15:34:43 0
でもパパの世界史を呼んで聞かされたいんでぃら・がんじーさんは上野動物園にゾウをおくっているんだよな。

まあ、某国のパンダ外交みたいなものかもしれないが(爆
663世界@名無史さん:2011/01/14(金) 16:31:14 0
>>660
ネルーは、だんだんとガンディーの厳密な非暴力論から離れていったね。
彼は暴力を二つに分け、不正な暴力と未来のために許される暴力が存在するという
考えに変わっていった。

ネルーに言わせると、資本主義的秩序における暴力がその社会の本質に
根ざしているのに対し、ロシアの暴力は、確かに悪いものではあるが、
大衆のための平和と協力と真の自由に基礎を置いた新しい秩序を目指した
ものなのだそうで。
664オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/14(金) 17:08:56 0
ネルーはイギリスかぶれっぽい感じも確かにするけど非暴力に対する、
考え方とか見てもガンディーよりはいくらか現実主義的な政治家だと思う。
ネルーは心の底ではガンディーのことをあまり尊敬してなかったらしいし。
665世界@名無史さん:2011/01/14(金) 19:47:15 0
ぶっちゃけ、ガンジーも「隷属するくらいなら力を持って戦うべきだ」って言ってるんだよね
しかし、非暴力で解決するならそれに越したことはないってスタンス

これとかにのってた
ttp://www.shimizushoin.co.jp/thinker_books/view/28
666世界@名無史さん:2011/01/14(金) 21:22:59 0
>660
ポルトガルの博士はどこの独立勢力にも強硬姿勢だから仕方が無いでしょw
667世界@名無史さん:2011/01/14(金) 21:40:03 0
いや、ネルーが非暴力主義者だったか?と否かという2元論の文脈で討論しているのだから、
ゴア併合の是非はまた別のtermで語られるべき話でゲソ。
668世界@名無史さん:2011/01/15(土) 11:43:07 0
ネルーの経済政策って、今でこそ批判の対象になっているが、当初は世界的に
賞賛されていたんだよなあ。

インド政府の初期五ヵ年開発計画で指南役を果たしたのは、アメリカのマサチューセッツ
工科大学から招かれたチーム。さらにソ連の国家計画委員会『ゴスプラン』からも
助言を受けていた。
ネルーがめざした国家主導の閉鎖的な経済計画は、戦後のイギリス労働党政府の
支持も得ていたし。

669世界@名無史さん:2011/01/15(土) 13:45:35 0
>668
学者の脳内理論は見た目は受けはいいが現実の現場レベルの戦術や成果を無視しがちなのでいい結果が出ない。
670世界@名無史さん:2011/01/16(日) 10:27:08 0
>>664
ネルーは近代主義者だから、宗教に対して否定的な考えを持っていた品。

ガンディーは、インド神話上、理想的統治とされるラーム・ラージ(ラーマの統治)に
しばしば触れ、その時代はインドの黄金時代だったのであり、ラーム・ラージに
回帰すべきだなどといって、ネルーを苛立たせた。
671オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/16(日) 11:05:00 0
>>670
ネルーは確か自分で社会主義者だと公言してたと思うし、実際に計画経済を、
行なってたりしてるから、宗教には否定的な考えを持ってたとしてもおかしくないね。
672世界@名無史さん:2011/01/16(日) 12:37:04 0
>>581
「人件費が安い」なんていう注目の仕方それ自体、利益を働く人に還元する気持がサラサラ無い現われだろうに……
673 ◆axCVsGomao :2011/01/16(日) 13:02:36 0
>>672
そりゃ違うわ
貨幣価値が違うんだから
674世界@名無史さん:2011/01/16(日) 14:18:44 0
http://www.jica.go.jp/jica-ri/publication/archives/jica/field/pdf/200511_pov_08.pdf
バングラデシュにおける貧困削減と人間の安全保障

675世界@名無史さん:2011/01/17(月) 10:44:06 0
ネルーは貴族主義的・エリート主義的な面もあったな。

大衆の宗教的・熱狂的な運動には違和感を感じていたし、
言語に関しても、ネルーをはじめとする会議派指導層の間では英語が共通語で
ありつづけ、最大多数の話者をもつヒンディー語を共通語として育てることは
困難だった。
インドのエリートたちがインド亜大陸の諸言語よりは英語と英語文化の学習に
熱心であり、インドの国語が形成されない以上、英語教育にアクセスできない
インド人大衆は、国語に基づく国民アイデンティティ形成することができなかった。
諸地域言語が発達することさえ、タゴールのような文学者を抱えたベンガル地方を
除けば困難だった。
676世界@名無史さん:2011/01/17(月) 13:02:57 0
今でも、国会では「通じてるかどうか知らないが、とりあえず挙手して方言で言いたい放題発言する」
議員もいるみたいだ
677世界@名無史さん:2011/01/17(月) 14:56:33 0
>>597
長子相続というところでも、実際にそうなったのは、近代以降というところ多いしなあ。
支那でも長子相続は多いッちゃあ多いが、半分に満たない。
ヨーロッパでも、結局は、お家騒動を勝ち抜いた者が相続している。
長子は次子よりも先に育つ分、手勢を先に集められるから、お家騒動の勝率も高いんだが、
結局は、潰しあいに勝ち残った者が相続している。
678世界@名無史さん:2011/01/17(月) 15:03:18 0
>>626
概念的に、古典期から、ヒンドゥークシュ山脈、ヒマラヤ山脈、アラカン山脈、インド洋で囲まれたところを
「バーラタ」という一まとまりの一界としているから、精神上、地縁的にはまとまりやすいんではないかな。
679オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/17(月) 17:46:16 0
>>678
とは言え、歴史上インドが統一したことはほとんどないんだけどね。
インドナショナリズムはヨーロッパのEUナショナリズムみたいなものだね。
680世界@名無史さん:2011/01/17(月) 20:51:10 0
イギリス帝国主義とムスリムという「共通の敵」がいたからまとまれた、という
面もあるんだろうな。
681世界@名無史さん:2011/01/18(火) 12:21:35 0
>675
インドは英語で統一するのがベストな気がする。
というかこのまま成長していくと自然とそうなるだろう。
682世界@名無史さん:2011/01/18(火) 21:02:47 0
>>681
そうするとインド亜大陸の諸言語は、ウェールズ語のような扱いになるのかな。

今はインドの目覚ましい経済成長にみんなが目を奪われているが、かつては
インド経済は「後進的」な農業経済が中心で工業化が遅れたために貧しいままなのだ、
という議論があった。

ネルーを含めたインドのナショナリストたちは自由貿易がインドの貧困を
もたらしたという考えであり、独立後は外国貿易を避ける傾向を生むことになった。
これに対してT・モリソンやV・アンスティに代表されるイギリス人学者は、
インドの支払いはイギリスが提供したサービスや資本への利子であり、
インド経済を利するものであると反論し、また19世紀後半に国民所得は
ある程度増えたのだが、社会的・宗教的障壁によって物質的進歩が
起こらなかったのだとした。
683世界@名無史さん:2011/01/18(火) 22:54:46 0
何らかの理由で18世紀にインド亜大陸の特定の国だけが日本のように産業革命起こして近代化していたら面白かっただろうね。
英仏を追い出した後日本と並ぶアジアの列強として君臨。
684世界@名無史さん:2011/01/18(火) 23:02:35 0
>>682
ウルドゥー語、西ヒンドゥスタン語、東ヒンデゥスタン語、前者二つは口語として同じ、後者二つは正書法が同じで方言という扱いの
実質的に一つの言語を分割してそれぞれを勘定しても、一次話者が1億を越える。
他にベンガル語の一次話者が2億。
5000万人以上の話者を持つ言語が10もある。

統一を保つより、国を分割した方が、言語インフラとしては楽なんではないかなあ。
685世界@名無史さん:2011/01/19(水) 07:35:48 0
>>683
近代的な思考ができたのはティープー・スルタンくらい
しかし、周辺国が全部視野狭窄のバカだったおかげで夢がついえた
上手くいけばインドの明治維新ができたのに
686世界@名無史さん:2011/01/19(水) 13:19:15 0
インドに中央集権は必要ない。
687世界@名無史さん:2011/01/19(水) 13:51:33 0
との中国共産党員からの仰せです。
688世界@名無史さん:2011/01/19(水) 14:12:35 0
いやいや、インドのような国土で中央集権はやるべきでないの、それは中国でも同じ。

一国一億人程度が無難なんだよ
10億に対して一律に同じ法令を出してたら、地域によって差別がでてくるのは当然。
689世界@名無史さん:2011/01/19(水) 15:16:37 0
>>688
その意味で、藩王国に自治権を認めていたイギリスのやり方は賢かったな。
(ときには内政干渉することもあったけど)
1947年のインド独立の時点でも、藩王国の数は約560、インド全体で、面積にして
三分の一、人口にして四分の一が藩王国に属していた。
インド大反乱後は、藩王国の取り潰しも行われなくなったし。
690オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/19(水) 17:18:40 0
>>685
マイソール王国は確かに惜しかったね。もう少し上手く立ち回ったりして、
周辺国を上手に扱えれば、第2の日本になってた可能性もなくはないかな。

>>688
実際、現在のインドはどれくらい地方分権が進んでるのかな?
連邦制だし民族もバラバラだから、それなりに進んでるだろうけど。
691世界@名無史さん:2011/01/19(水) 18:07:59 0
>>690
「インド 地方分権」でぐぐったら色々出てくるよん。比較的最近になって
色々動きがあった模様。
692オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/19(水) 18:49:56 0
>>691
ググッたら面白いの見付けた。村レベルでの自治を進めていってるみたいだね。
http://wwwelib.komazawa-u.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_bookview.cgi/U_CHARSET.utf-8/XC00017330/Body/link/spffl062-05.pdf
693世界@名無史さん:2011/01/20(木) 08:04:21 0
>>689
小競り合いさせておくと、一枚板になって反抗したりしないじゃん。
対立を煽って、且つ、同時に、善き仲裁者のように振舞う。
694世界@名無史さん:2011/01/21(金) 00:35:59 0
その辺は日本の領土拡大のやり方と同じだな。
695世界@名無史さん:2011/01/21(金) 09:50:57 0
イギリスのインド統治は伝統重視。
初代ベンガル総督ヘイスティングスいわく「できる限り古代インド以来のインドの
習慣と制度に従いつつ、われわれの法律をインド人の生活、社会、国家の諸問題に適用する」

華麗な儀式や叙勲などにより、インド人エリートをイギリス帝国の階層構造に組み込む。
とくにインド大反乱後、現地有力者を十分に掌握していなかったことが反乱の
背景にあると考えて藩王、大地主らを優遇。

さらに圧倒的多数のインド人を少数のイギリス人で支配するため、インド人協力者・
インフォーマントを重視。インドは植民地化以前からコミュニケーション密度の
高い社会で、ムガル帝国時代に発達した諜報員や書記による情報網をイギリスが利用し、
さらに変化・発展させて現地情勢を把握。
696世界@名無史さん:2011/01/23(日) 00:37:05 0
>>695
クビライ皇帝と同じだね
697世界@名無史さん:2011/01/23(日) 10:41:22 0
英露の「グレート・ゲーム」だが、最近ではイギリスのインド統治とロシアの
中央アジア統治を比較する研究も現れてきている。

日本人外交官の西徳二郎は、「威力」によるイギリスのインド統治は、
「土民を御する甚だ厳酷」であり、「土民服すと雖も常に之を嫌う」という。
これと比べるなら、ロシアの中央アジアやイスラーム支配は違っている。
「土民を撫御するの術やや寛にして之を懐くるを以て主とし、自ら損失を
負うて土地の経済に従事する等のこと少なからず」。
「土人心服せざるも之を嫌うに至らず。其来て保護を受くる者多く、去る者
少なくして、ロシヤの威勢次第に中アジヤに増長するもの蓋し此に基けり。
之をイギリスのインド領地に比すれば其主権の基やや堅きものあるが如し」

ジョージ・カーゾン(後のインド総督)も、ロシアは現地民の扱いがうまく
中央アジアでは人気があるとし、とくにイギリスと比べての特徴として、
かつての敵を厚遇し利用するパターンをあげている。
698世界@名無史さん:2011/01/23(日) 14:25:43 0
ロシアの支配形態はモンゴルのパクリだからな
699世界@名無史さん:2011/01/23(日) 14:28:28 0
圧倒的な武力で残酷な侵略はするが、関税とか通行税をピンハネするだけで
それ以外は現地まかせでなんの発展もさせないww

イギリスは開発する意思があるから、現地人は生活スタイルが変化せざるをえない
700世界@名無史さん:2011/01/24(月) 10:20:47 0
>>693
イギリスのインド支配、ロシアの中央アジア支配など、帝国支配にはある程度
共通のパターンがある。
しばしば現地勢力間の対立、つまり目の前の敵を倒すために強大な国と手を結ぼうとする動きが、
帝国の進出を招く(帝国の側は最初から進出に積極的だった場合も、当初は消極的だった場合もある)
短期的には現地勢力が帝国を利用し振りまわすことも多いが、やがて事態は彼らの意図を超え、
長期的な従属につながっていく。帝国の利益と、現地勢力間の対抗関係や個人の利益が重なって
さらなる征服活動が続く場合もある。

こうなると、ニワトリが先か卵が先なのかよくわからんな。
帝国が分割統治を行ったというが、そもそも現地勢力自体、最初から一枚岩では
なかったのだから。
701世界@名無史さん:2011/01/24(月) 12:14:05 0
インド人はアメリカのパクリばっかり〜♪
702世界@名無史さん:2011/01/24(月) 12:38:48 0
くだらねーレスはやめれ
703世界@名無史さん:2011/01/24(月) 14:18:31 O
>>689
その通り。
イギリス人だけで統治できてた訳ないよ。
インドの藩王国は、イギリスが植民地統治していた時代のインド帝国において、内政権を認められていた諸侯の領国。
その後
インド全土にイギリスから独立運動が広がり、イギリスはインド放棄するよかなかった。
インド独立と
パキスタンの分離独立の際、南インドのマイソールを含むすべての藩王国は自らの意向でインドかパキスタンに所属していって 今のインドがある
704世界@名無史さん:2011/01/24(月) 16:30:46 O
>>1
タージ・マハールはムガル様式です。

ムガル帝国以前から
インドのマスジド建築は、西から入ってきたイスラーム様式と従来のインド様式の混交であると結論づけられています。

例えばジャイナ教やヒンズー教の寺院をガズナ朝の頃から、マスジドに造り替えはじめ、特に城砦などの石材は転用されることがしばしばだったようです。
☆グジャラート地方の アフマド・シャーヒ朝
 13世紀の初め、デリーに最初のイスラーム政権が誕生すると、次第に北インド全体が その支配に服していくことになる。 地方にはまた、そこから分枝して独立したイスラーム政権も生まれ、それぞれの地の伝統をとりいれた 個性的なイスラーム建築を育んでいった。
西インドのグジャラート地方である。
 15世紀の初めに アフマド・シャー (在位 1411-42) が政権をとると、自分の名を冠した新しい首都 アフマダーバードを建設した。
このアフマド・シャーヒ朝は グジャラート地方に栄えたヒンドゥ教やジャイナ教の建築伝統
(ソーランキー朝のもとで高度に発展した寺院建築の技術)
を借用しながら イスラム建築の原理を盛り込み、後のムガル朝のアクバル大帝が作った 「アクバル式」 と並んで、インドとイスラームを最も巧みに融合させた建築様式を展開していった。
705世界@名無史さん:2011/01/24(月) 17:09:41 0
分割統治が英国の基本政策だからな

階層間が反目しあっているインドは統治しやすいほうだろ
706世界@名無史さん:2011/01/24(月) 19:45:24 O
>>18
インドは民主主義ですよ
選挙もあるし、カーストなんかもさすがに薄れてきてるのが現実。
インド社会では、ジャーティ集団と伝統的職業の関係はかなり稀薄になってきている。
都市化、近代化、産業化の急速な進展は、職業選択の自由の拡大をもたらし、
近代的な工場はさまざまなジャーティによって担われている。
固定した世襲的職業の継承というジャーティの機能のひとつは、ここでは成り立たなくなってきている。
IT産業、自動車産業、石油化学、鉄鋼業、サービス産業、造船等
学歴、能力なんかで求人しているのが現実。
707世界@名無史さん:2011/01/24(月) 20:00:37 O
>>192
インダス文明の遺跡が
戦前から
発見されてれば
ヨーロッパ白人のアーリア学説よるアーリア人マンセーなんか
吹っとんだのにね。
708世界@名無史さん:2011/01/24(月) 22:26:08 O
高い経済成長が続くインドで、日本とインドの州政府が共同でインフラの整備計画を立てることになり、
官民連携によるインドでの大型インフラ獲得に向けた動きが加速することになりそうです。
インフラの整備計画を日本と共同で立てることになったのは、インド南部のタミルナド州で、
大規模な港があることから、インドに進出している日本企業の3分の1に当たる270社余りが進出しています。
22日は、州都のチェンナイで、日本から経済産業省の担当者らが出席して式典が行われ、
今後州政府と日本政府が定期的に会合を開いてインフラの整備計画を立てていくことを決めました。
続いて初めての会合が開かれ、港に通じる道路や橋を改修することや、日本の新幹線などを候補に挙げ、
鉄道網や道路の整備計画を立てることなどを申し合わせました。
インド政府は、今後5年ほどで総額で1兆ドルに上るインフラ整備を計画しており、
各国の企業の契約の獲得に向けた競争が激しくなっています。
式典に出席した岡田秀一経済産業審議官は
「インド南部に日本企業が進出しやすい環境を整備することにつながるし、今後、さらに進出を加速させてほしい」
と話していました。
ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110123/k10013569351000.html
709世界@名無史さん:2011/01/25(火) 10:11:26 O
>>288
歴史的にみても経済大国
歴史上のGDPランキング
1世紀             1位インド      2位中国       3位ローマ帝国
10世紀(1000年)     1位インド      2位中国       3位アフリカ
15世紀(1500年)     1位中国      2位インド      3位ポーランド
16世紀(1600年)     1位中国      2位インド      3位アフリカ
17世紀(1700年)     1位インド      2位中国       3位西ヨーロッパ
19世紀(1820年)     1位中国      2位インド 3位フランス
19世紀(1870年)     1位大英帝国    2位中国       3位インド
20世記(1913年)     1位大英帝国    2位アメリカ 3位中国
20世紀(1950年)     1位アメリカ     2位ソ連       3位南アメリカ
20世紀(1973年) 1位アメリカ     2位ソ連       3位日本
20世紀(1998年) 1位アメリカ     2位中国       3位日本
21世紀(2007年 1位アメリカ     2位中国       3位日本
21世紀(2050年)予想 1位中国       2位インド      3位アメリカ
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_regions_by_past_GDP_%28PPP)
1世紀〜21世紀は中国・インドの2強です。
21世紀は中国、インドは超大国に回帰している。
710世界@名無史さん:2011/01/25(火) 10:46:50 0
>>703
すべて? うそぉん。ハイデラバード土侯国とかシッキム王国とか侵略されてんじゃん。
711世界@名無史さん:2011/01/25(火) 20:14:58 0
カシミール紛争については、やはり簡単に解決する方法はなさそうだな。
三回にわたる印パ戦争はことごとくインドの勝利に終わり、パキスタン側に
深い怨念が残った。
89年からはインド側カシミールでテロ・暗殺が続発し、ジャンムー・カシミール州内の
治安は極めて悪い状態に陥った。
アフガニスタンでソ連軍と戦ったイスラム原理主義グループが、ソ連撤退後、
カシミールに潜入したともいわれる。
風光明媚な観光地としてしられたカシミールの観光産業は、外国人に対する
テロ事件などで観光客が激減したことによって大きな打撃を受けた。
パキスタン領内から侵入したイスラム・テロリストによるヒンドゥー住民虐殺事件や、
インド軍・警察によるイスラム教徒に対する人権侵害もしばしば報道されている。
712世界@名無史さん:2011/01/26(水) 01:22:03 0
>709
いい加減な資料だな。アフリカとか西ヨーロッパとか国ではないし、インドや中国がどの政権を指しているのかもかかれていない。
713世界@名無史さん:2011/01/26(水) 14:46:43 O
>>710
確かに例外はあるな
だけど侵略と言うより両者間の対立からの戦争ですよ。
印パ対立から第一次印パ戦争にいたる過程で
ハイデラバードがパキスタンへ2億ルピーの借款を提供することを発表。インドと戦争している相手に軍資金を提供するに敵対行為にインドが脅威を感じ放置できないのは当たり前。
インド政府は48年5月から経済封鎖を実施し
48年9月12日にはインド政府がイスラム義勇兵の解散と、首都と川を挟んだ対岸のセクンデラバードにインド軍を進駐させることを要求した
ハイデラバード藩王は拒否!
インド側は軍を進め
あっさり占領し、藩王側が降伏した。
インド政府の説得に応じて、翌年にはインドへの併合を受け入れました。
714世界@名無史さん:2011/01/26(水) 15:14:30 O
>>713関連
シッキム王国は50年に新たな条約が結ばれて、外交と防衛、通信をインドに委ねる保護国になっこの時の条約でシッキム王国は民主化を進めることが規定された。
民主化運動がさかんになり、1975年4月9日、「国王退位を求めるデモ隊に宮廷親衛隊が発砲して混乱し収拾がつかないと、ドルジェ首相から派兵の要請があった」ことを理由にインド軍が介入。
宮廷親衛隊はたちまち武装解除され、
シッキム国会は翌日「民主主義発展の妨害者である国王の廃止と、責任感の強い政府であるインドへの併合」を満場一致で決議した。
国民投票でもインドへの併合が賛成多数で承認され、インドのシッキム州が成立。

なんの問題もなし。
715世界@名無史さん:2011/01/26(水) 17:14:25 O

Share of GDP: China, India, Japan, Latin America, Western Europe, United States
http://www.visualizingeconomics.com/2008/01/20/share-of-world-gdp/
716二十一世紀:2011/01/27(木) 03:55:17 0
>>706
いやそれほど近代化は進捗してるようには思われない。
この点、中国と比べてなんぼだよ。

それからインドは民主制であることは確かだけど、大多数が利己的でなくならない限りは
民主主義とはいえない。
(逆に最期の10年ほどのフランコ体制下のスペインは・・まあ仮説だけど)
717オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/27(木) 06:36:34 0
>大多数が利己的でなくならない限りは
>民主主義とはいえない。
それ言ったら民主主義の国なんて1つも存在しなくならないか。
人間は多かれ少なかれ利己的なものだし。国民の意見が、
それなりに集約されてれば「民主主義」と言って構わないと思うんだけど。
718世界@名無史さん:2011/01/27(木) 12:47:20 0
>>716 >>大多数が利己的でなくならない限りは民主主義とはいえない。

・・・複数政党制の政党partyは国民の一部(part)の利益代表制だ。

 その各界階層・階級代表が議会で利己主義を妥協・調整するのが民主主義なんだがな。

 共産国の一党独裁とは異なる。
719世界@名無史さん:2011/01/27(木) 20:01:47 0
まあ、結局ルソーの理想なんてものは実現しないし
仮に実現したとして、それが理想的な治政をもたらすかもあやしいよな
だからこそ決定主義なんて言葉ができるのだし、
一部の人間のルサンチマンのためにそんな壮大な実験をさせられたくないねえよ
完全な民主主義の理想を実現するためには
個人が完全な自己把握と完全な国家把握をしてなきゃ無理。
720世界@名無史さん:2011/01/27(木) 20:04:24 0
決定主義じゃなくて決断主義か
決定主義だと予定説みたいだ
721世界@名無史さん:2011/01/27(木) 23:49:35 0
>>713
どうあがいても、自らの意思でインド帰属を決めたことにはならんではないの?
仮にパキスタン帰属を決めたところで鉱産資源の収奪を目的とするインドの侵略はさけられなかったろう。
722世界@名無史さん:2011/01/28(金) 14:51:26 0
ジュナガル藩王国は住民の多数がヒンズー教徒だったが、イスラム教徒の藩王は
パキスタン帰属を決めたためにインド軍が占領して藩王はパキスタンへ亡命。
住民投票の結果、正式にインド帰属が決まった。
723世界@名無史さん:2011/01/28(金) 18:52:46 O
>>721
だから例外はあるよと!
侵略と言うより両者間の対立からの戦争ですよ。
因みにハイデラバードは
大半がヒンドゥ教徒。

インドとパキスタンにそれぞれ分離独立し、インドは政教分離国家、
パキスタンはムスリム国家として出発することとなった。
このため、パキスタンとなった地域に住んでいたヒンドゥー教徒がインドへ、インドとなった地域に住んでいたイスラム教徒がパキスタンへ
両国あわせて1500万人もの人々が移動したと言われている。
この移動の過程で、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒が各地で衝突を繰り広げ、100万人近い人々が殺害されたと言われている。
724世界@名無史さん:2011/01/29(土) 00:03:23 0
>723
シーク教・キリスト教などその他の宗教はどっちに加勢したのだろうか?それとも傍観?
725世界@名無史さん:2011/01/29(土) 12:33:10 0

         ___
      /)/ノ ' ヽ、\
     / .イ '(●)  .(●)\
  .  /,'才.ミ).  (__人__)   \
  .  | ≧シ'   ´ ⌒`     |   まったく理解できない国ではあるお
  . \ ヽ           /
726世界@名無史さん:2011/01/29(土) 16:27:21 0
煽りAA張るならターバンくらいつけとけよ
芸のないやつだな
727フマユーン:2011/01/29(土) 17:33:56 0
     ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
      ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) 
       ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    /             \
   /                 ヽ
    l:::::::::               |
    |::::::::::   (●)    (●)   | 僕のスレはなかなか復活しないね
   |:::::::::::::::::   \___/    | 
    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ
728世界@名無史さん:2011/01/30(日) 01:36:55 0
インドのSF映画
 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=svOlz2ei4Yk&feature=player_embedded

日本のヤマトも真っ青だね。
21世紀はやっぱりインドの時代かな。
729世界@名無史さん:2011/01/30(日) 18:53:30 0
今のインドって結局のところイスラム帝国のヒンドゥー版だろ。
国民国家ではない。
一見、州を国民国家とするソ連型の連邦のようにも見えるが、
実際には州ごと、言語ごとのナショナリズムが育っているわけでもなく、
国民の帰属意識はもっぱら宗教とジャーティにある。
730よろずこ:2011/01/31(月) 12:26:06 0
>728
蛇がナーガだったのは、伝統的価値観がよく出ていていいと思った。

731世界@名無史さん:2011/02/04(金) 01:04:03 0
>>723
例外ったって面積も人口もデカいじゃん。
婆羅門教徒が“大半”ったって回教徒が15%もいた。
インダス方面も東ベンガルもどっちも遠い。
王様は回教徒だけれど善政で宗門対立もなく仲良く暮らしていた。
そりゃあ、単独独立を選ぶしかないわな。

それをインドは侵略し、ここの回教徒を100万人の犠牲者に加えたわけだ。
732世界@名無史さん:2011/02/04(金) 01:38:03 O
>>731

印パ対立から第一次印パ戦争にいたる過程で
☆ハイデラバードがパキスタンへ2億ルピーの借款を提供することを発表

インドと戦争している相手に軍資金を提供するに敵対行為にインドが脅威を感じ放置できないのは当たり前。

インド政府は48年5月から経済封鎖を実施し
48年9月12日にはインド政府がイスラム義勇兵の解散と、首都と川を挟んだ対岸のセクンデラバードにインド軍を進駐させることを要求した
ハイデラバード藩王は拒否!
インド側は軍を進め
あっさり占領し、藩王側が降伏した。

☆☆インド政府の説得に応じて、翌年にはインドへの併合を受け入れました.

例えて言うなら
日本のある地方が独立してて、
日本の戦争中に相手敵国
軍資金を送ろうとしたら
日本も安全保障上
同じ事するでしょう。

放置してたら挟撃されて インドが逆にやられていた。
733世界@名無史さん:2011/02/04(金) 01:48:03 O
>>731
>仲良く暮らしてた
違うよ支配されていたんだよ。

イスラム教徒の藩王の下で人口の12%に過ぎないイスラム教徒が官吏や警察、軍を独占し、1946年に立法評議会が設置されたが、132議席のうち過半数以上の71議席をイスラム教徒が占めていた上、2万人の正規軍と
ラザカールと呼ばれる15万人のイスラム義勇兵を擁していた。
734世界@名無史さん:2011/02/04(金) 02:09:11 O
>>731
ソースないよ

>ここの回教徒を100万人の犠牲者に加えたわけだ

あっさり3日ぐらいで、 なすすべもなく降伏
それはそうだよね。
住民の大多数はヒンドゥー教徒で、
彼らは独立よりもインドへの帰属を望ぞんでいた状況では勝てんさ。
735世界@名無史さん:2011/02/04(金) 18:37:40 0
イスラムはインドへ侵入した側で、ヒンドゥは太古から現在まで存在し続けてきた側なのだから
ヒンドゥ側がイスラムを侵攻してもまあ仕方ないよねって感じだわ

インドって地域で見たとき、イスラムがマイノリティでかわいそうなのはそうだろうけどどうもね
イスラムが訴えるとしたら世界に対してだろうね
当地の感覚ではヒンドゥに軍配があがるのでは?
736世界@名無史さん:2011/02/07(月) 14:17:53 O
737世界@名無史さん:2011/02/10(木) 09:40:36 0
>>735
婆羅門教も回教も野蛮なことは同じなわけで。
738世界@名無史さん:2011/02/11(金) 01:27:13 0
>736
海外で塩焼きそばとかレバニラ炒めとかさつま揚げとかが知られていないのと一緒。
739世界@名無史さん:2011/02/13(日) 15:50:15 0
インドは金銀を産出しなかったようだけどおもに何を輸出して金銀を得ていたの?
740世界@名無史さん:2011/02/13(日) 20:13:31 O
>>739

香辛料、木綿、ダイヤモンド(インド石)宝石類、鉄 、砂糖、木材、動物など・・・・

741世界@名無史さん:2011/02/13(日) 23:11:42 P
>>740
木綿か
そういやそうだな
ってか工業製品が木綿位しかないのか…
742世界@名無史さん:2011/02/13(日) 23:23:29 0
独立以前は、家内制手工業から離れられないんだよね
金属や宝石の加工とかは昔からレベル高かったけど、それはカースト職人のおかげだし
カーストが技術と職を安定化させるけど、限界も規定してしまう
743世界@名無史さん:2011/02/13(日) 23:55:01 O
イギリス東インド会社がインドから木綿製品を輸入するまで、
ヨーロッパでは木綿(後ほどキャラコと呼ばれる)は知られていなかった。
織物の主流は毛織物であり、それ以外では麻しか知られていなかった。

木綿製品は肌着には最適だった。
イギリス・ヨーロッパで大人気を呼んだわけである。
インドの手織りの技術が高かったのは言うまでもない。
744世界@名無史さん:2011/02/14(月) 00:38:08 O
http://www.benedict.co.jp/Smalltalk/talk-53.htm 
インドの『ウーツ鋼』は、鋼鉄の歴史を語る上で、最も重要なアイテムの一つだ。
鋼鉄の炭素含有量は、一般的に、0.035〜1.7%だが、ウーツ鋼は約1.6%と、かなり高い。
鋼鉄は、炭素の含有量が増えるほど硬くなるが、一方でもろくなる。剣は硬さが重要だが、もろくても困る。
>ウーツ鋼の炭素含有量は、『もろさ』が始まる直前まで硬さを追求した、究極の超高炭素鋼なのである。
ところで、このウーツ鋼には後談がある。

1976年、アメリカのスタンフォード大学の冶金学者オレグ・シャービーと、ロッキード社の研究員ジェフリー・ワッズワースが、新しい鋼鉄を発明したと発表した。
この鋼は極めて強靱で、『ウルトラ ハイ カーボン スチール』と命名され、特許まで取得される。
ところが、この鋼鉄こそ、先のウーツ鋼だった。
1000年前の技術を特許申請するというのも気恥ずかしい話だが、技術の世界で歴史を逆行した例も珍しい。
それにしても、このような超ハイテクを、古代インド人はどうやって知り得たのだろう。
やはり、インドは神秘の国である。
745世界@名無史さん:2011/02/14(月) 01:05:02 0
秘伝の調合法・製造法など、公開しないとパテントの権利は得られません。
制度が違うんだから、逆行とかいわれてもなー
746世界@名無史さん:2011/02/14(月) 01:06:30 0
秘密にしていれば、神秘なのさ
747世界@名無史さん:2011/02/14(月) 08:55:45 0
日本では作物の栽培期は夏作と冬作の二つに区分され、駅伝のように
夏作から冬作へとリレーして一年間の農耕が行われている。そして高温な
夏に栽培される作物を夏作物、低温な冬に栽培される作物を冬作物とよんでいる。
インドでも、北インドのように夏と冬の区別がかなり明瞭な地方では、
日本などの温帯諸国と同じように夏作と冬作の区別がある。
ヒンディー語では、夏作にあたる栽培期をカリーフ、冬作にあたる栽培期を
ラビーと呼んでいる。
カリーフ作物は、雨をもたらす高温な南西モンスーン期に生育し、その終わりに
収穫される作物で、稲や雑穀(モロコシ、トウジンビエ、シコクビエなど)
を代表とする。ラビー作物は、気温が低下し乾燥するポストモンスーン期から
北東モンスーン期にかけてを栽培期とする作物で、小麦や大麦などを代表とする。
北インドでは灌漑の拡充を受けて、「カリーフ作+サビー作」の二毛作、
つまり駅伝方式で農業の集約化が進行しつつある。
748世界@名無史さん:2011/02/14(月) 09:04:37 0
これに対し南インドでは、熱帯的な状況のもとで、夏作と冬作という区分は
成り立たなくなる。
たとえばデカン高原の雑穀作は、雨期が本格化する七月初めに、主作物の
雑穀だけでなくさまざまな豆類、油料作物、飼料作物などが同じ畑に混ぜて蒔かれる。
多い畑では8種類の作物が蒔かれ、いっせいにスタートする。そして
熟していったものから順に収穫される。もっとも早いのは飼料用の青刈りモロコシで
9月に、もっとも遅いのはキマメで2月にゴールインし、収穫される。
これは駅伝方式ではなく、マラソン方式の混作農耕である。
749世界@名無史さん:2011/02/14(月) 09:57:23 0
今の静岡県知事の川勝が『日本文明と近代西洋――「鎖国」再考』で解説してたな
>インドの木綿が世界経済に与えた影響
750世界@名無史さん:2011/02/14(月) 11:41:02 0
で、産業革命で白骨になっちまうわけか
751世界@名無史さん:2011/02/15(火) 16:58:35 0
>>747
駅伝?
はぁ?
752世界@名無史さん:2011/02/15(火) 22:41:31 O
古代から
インドの塩も有名だね
753世界@名無史さん:2011/02/18(金) 01:30:46 0
パキスタンは結局今後も発展せずじまいなのかね?いずれスリランカやネパールより貧乏になりそうな気もするが。
754世界@名無史さん:2011/02/18(金) 07:08:52 0
原理主義者が跋扈したり、政府の支配が及ばない広大な地域があったり、
軍部が独裁していたり…。革命でも起きない限り辛そうだ。
755世界@名無史さん:2011/02/18(金) 15:53:23 0
>>753
発展できる要因がないから

インド洋への出口を狙った中国の援助や、
見かねたサウジの援助、
今ならアフガンへの通路が必要なアメリカの援助で生き延びている。

インドとの関係を改善するしかない
756世界@名無史さん:2011/02/18(金) 16:38:12 0
ひょっとすると、いまだに最貧国扱いされているかつての片割れバングラデシュのほうが
パキスタンよりも発展するんじゃないかって感じ。
757世界@名無史さん:2011/02/18(金) 21:36:30 0
「江」の上野樹里が数年前の「みんなのうた」で歌った「じいじの絵手紙」だが、
この歌の歌詞はイギリスのインド統治が背景になっているとしか思えない。

「じいじ」はインドからイギリスに住む孫のもとへ、せっせと絵手紙を書き送ったのだが、
おそらく、この「じいじ」はインドで紅茶農園でも経営している地主なのだろう。
そう考えたら、孫一家が安楽に暮らせるのも「じいじ」がインド人を搾取しているからで、
インド人を鞭打った手で、せっせと絵手紙書いてるかと思うと萎える。

イラストでは、まるで「おひょいさん」のような、柔和で温厚そうな「じいじ」の正体が、
植民地で現地人を収奪する残忍で冷酷な農園経営者だったとはな・・・

鬼のような形相でインド人労働者を鞭打っていた、その血塗られた手で、
象さんや魚のフィッシュの絵を英本国に住む孫にむけて描いているじいじの姿は、
想像するだに萎える。

鼻歌まじりで、「ワシって、いいおじいちゃんだよな?♪」なんて思いながら、
ウキウキ気分でゾウやサカナの絵を描いてたら、萎えまくり。

じいじってワルやのう。
インド人搾取して孫に絵手紙かよ・・・
758世界@名無史さん:2011/02/18(金) 22:45:06 0
>>756
グラミンの功績だね。
759世界@名無史さん:2011/02/19(土) 01:51:46 0
>>753 一人頭ではスリランカは少なくとも90年代以降はずっとパキスタンの上
内戦でドンパチやってた国に負けてるって。これはインドも同じだけど
南アジアで一番豊かな国民が一番国土が危うい国モルジブ国民というのも皮肉。バングラデシュも豊かになる前に国土が消えなければいいけど
760世界@名無史さん:2011/02/19(土) 06:32:09 0
>>757
まあ、日本人も途上国から搾取してると言えるわけで。
でも、俺らは正当な分け前だって思ってるだろ
そんなもん
761世界@名無史さん:2011/02/19(土) 08:20:06 0
バングラデシュの住宅は筏が原型なので
いざという時に地上から切り離して、漂流できるタイプがある。
おそらく水没して国土消失したら、みんな海上生活者という
状態になってしまう。
762世界@名無史さん:2011/02/19(土) 09:40:26 0
763世界@名無史さん:2011/02/19(土) 12:39:42 0
3500年前に侵入したアーリア人の遺伝子は現代インド人の5%程度。
つまりインド人とは、アーリア化したドラビダ人と言ってよい。
764世界@名無史さん:2011/02/19(土) 13:16:16 O
>>752
インドの砂糖も有名!
紀元前2000年ごろにインドで砂糖が使われておりインドが砂糖の発祥地である。
砂糖の語源は、
「Sarkara=サルカラ」
砂糖が最初につくられた古代インドのサンスクリット語で、
サトウキビという意味です。
これが後に、英語の「Suger」や
フランス語の「Sucre」になりました。また、「Sarkara」の語頭を漢字で「庶(ショ)」と書き、甘味料という意味の「糖」をつけて、中国では「庶糖」という言葉が生まれましたが、その後、漢字が変化して「沙糖」や「砂糖」となり、現在では「白糖」といいます。

日本では、中国から伝わった「砂糖」が使われています。
765世界@名無史さん:2011/02/19(土) 15:18:26 0
イギリス人ってインド統治について、あんまり(というか全然)反省してないよね。
766世界@名無史さん:2011/02/19(土) 22:59:04.07 0
バングラデシュやモルディブは海上都市が実用化されたらまっさきに導入するだろう。
767世界@名無史さん:2011/02/19(土) 23:01:58.39 0
バングラは海上じゃなく、よく浸水する陸地なんだけど。

陸地の期間も多いから、海上都市の設計では生活できない。
768世界@名無史さん:2011/02/19(土) 23:51:24.36 0
769世界@名無史さん:2011/02/19(土) 23:53:52.66 0
インドもジョジョの奇妙な冒険では酷い描かれ様だったけど、
今もあんな感じなの?
770世界@名無史さん:2011/02/20(日) 05:51:01.39 0
日本もアメリカに占領されて憲法押し付けられてもいいことはいいって祭り上げてるじゃん
日本の韓国統治もいいものはいいし
無駄に反省する必要はないと思われ
771世界@名無史さん:2011/02/21(月) 09:09:29.33 0
>>759
パキスタンも、内戦というか小競り合いが続いているし、土侯が実質的な支配権を握っていて
政府の徴税権も警察権も及ばない地域が面積にして半分近くあるし。
772世界@名無史さん:2011/02/21(月) 22:41:14.36 0
パキスタンはトライバルエリアを処理できなかったのが致命的だったな。
殲滅するか切り離すか選択するべきだった。
773世界@名無史さん:2011/02/22(火) 02:04:57.63 0
アフガニスタンにくれてやってたらよかったのにな。
774世界@名無史さん:2011/02/22(火) 04:32:46.78 0
廃藩置県が上手くいった日本のような例は少ないんよね。
封建領主の特権を廃止するのに血みどろの戦争、ドイツなんかは外国に国土を引っ掻き回されながら
内輪もめしてようやっとこ統一……ってまだしてないか。
775世界@名無史さん:2011/02/22(火) 05:05:33.79 0
西南戦争・・・
776世界@名無史さん:2011/02/22(火) 11:12:44.85 0
>>775
あんなもんは戦争のうちに入らん
777世界@名無史さん:2011/02/23(水) 00:51:41.77 0
バングラデシュに地下鉄やモノレールが走る日は来るのだろうか?
778世界@名無史さん:2011/02/23(水) 02:48:45.48 0
封建領主なんて言うけどボナパルトによって神聖ローマが掃除された後は立派な独立主権国家だろ。
779世界@名無史さん:2011/02/23(水) 15:52:20.35 0
>>778
立派ではないから、プロイセンに臣従せんならん大公だの王だのいっぱいいたろ。
780世界@名無史さん:2011/02/23(水) 20:28:21.88 0
インドは英印時代のように、州と藩王国の二本立ての連邦制の方がよかったのに。
781世界@名無史さん:2011/02/23(水) 21:00:44.17 0
>>779
1866年からの5年間か
782世界@名無史さん:2011/02/23(水) 23:02:08.15 O
http://patelism.com/2010/11/business/india-tower-indias-tallest/

インドのムンバイは
これから高層ビルだらけ
に なるんだろうね。

特に725メートルの
インディア・タワーは

インドの新たなランドマークになるな。
783世界@名無史さん:2011/02/24(木) 10:15:05.54 0
ギリシア哲学や諸子百家に比べると
六師外道はあまり注目されてないのが悲しい
784世界@名無史さん:2011/02/24(木) 12:45:03.70 0
六子は仏典を通してしかうかがえないからな
ヴァイシェーシカとかはけっこう盛んだろ
785世界@名無史さん:2011/02/24(木) 14:21:59.21 O
今世界で使われている数字はアラビア数字といわれてるけど
実はインド数字なんだな
インドは実はすごい
786世界@名無史さん:2011/02/24(木) 22:42:19.16 0
>>783
正統の六派哲学があるからいいじゃん
ヨーガ、サーンキヤ、ニヤーヤ、ヴァイシェーシカ、ヴェーダーンタ、ミーマーンサ
787世界@名無史さん:2011/02/25(金) 00:23:02.09 0
>>783
> ギリシア哲学や諸子百家に比べると
> 六師外道はあまり注目されてないのが悲しい

そうだね
原典の文書量の多寡によるのだろうか
788世界@名無史さん:2011/02/25(金) 00:40:14.87 0
インド哲学でもシーク哲学は日本では放置プレイだな。
789世界@名無史さん:2011/02/25(金) 00:47:22.56 0
ザ・シークとタイガー・ジェット・シンの試合は凄かったw
790世界@名無史さん:2011/02/26(土) 11:05:24.29 0
英国はインドを統一していない。
ゴアはポルトガル領だった。
ネパール、ブータンは?
791世界@名無史さん:2011/02/27(日) 00:57:48.08 O
光ファイバーの生みの親もインド人

1952年: 光ファイバー: ナリンダー・S・カパニーNarinder Singh Kapany

http://en.wikipedia.org/wiki/Narinder_Singh_Kapany

Narinder Singh Kapany: Missed Nobel for Fibre Optics
http://reflections-shivanand.blogspot.com/2009/10/narinder-singh-kapany-missed-nobel-for.html

792世界@名無史さん:2011/02/28(月) 11:23:40.04 0
インドは発明が凄いとよく言われますが0以外だと有名どころはなんですか?
793世界@名無史さん:2011/03/01(火) 00:20:45.04 O
計画都市、水洗トイレ、規格煉瓦、浄水装置、計量標準器、下水道、ボードゲーム、予防医学、大学教育施設、インド数字、糸車、木綿製品における紡績産業や機織りの技法、更紗、インディゴ染色、白金鋼、人工ドック、砂糖、鉄製ロケットミサイル。
794世界@名無史さん:2011/03/01(火) 22:21:54.53 0
セックスの技術は何気に凄いと思う
795世界@名無史さん:2011/03/02(水) 22:15:26.61 0
ドラビダ人凄いね。
796世界@名無史さん:2011/03/03(木) 09:04:09.14 0
バングラなんか政変の予感。
民間銀行に政府が人事介入。。。
797世界@名無史さん:2011/03/04(金) 04:02:18.06 0
ようやく回教圏も近代化か。
798世界@名無史さん:2011/03/04(金) 20:50:10.15 0
グラミン銀行おとり潰しか
799世界@名無史さん:2011/03/05(土) 18:09:26.54 0
イスラム教国近代化でどちらの方向に進むのだろうか。
800世界@名無史さん:2011/03/05(土) 19:22:57.30 O
共産主義が革命を横取りしたのを繰り返す
原理主義が政権とるよ
801世界@名無史さん:2011/03/05(土) 21:20:56.16 0
パフラヴィー家によってかつて例の無い実験的試みがなされたじゃないか
802世界@名無史さん:2011/03/05(土) 23:46:48.50 0
インドがんばれ
【365歩のマーチ】インドのスター達が元気づけてくれる動画
http://www.youtube.com/watch?v=fM91gU7PHv8&feature=related

803世界@名無史さん:2011/03/07(月) 12:02:08.18 O
インドの城塞好きだお

世界最大の城塞ランキング
http://www.touropia.com/largest-castles-in-the-world/
世界2位
Mehrangarh Fort (81,227)
India, Info & Images
photo: closelyobserved.com
Although officially called a fort, Mehrangarh Fort can easily be considered an Indian castle.
804世界@名無史さん:2011/03/07(月) 13:59:47.84 0
>>803
このランキングなんかおかしい、城の敷地面積で順位付けされても。

中国が入ってないし、大阪城も入ってないし、インドもたった一ヵ所
まあ、欧米目線のランキングやね。
アレッポ城、上部の面積は狭かった。
805世界@名無史さん:2011/03/07(月) 17:44:10.46 O
>>803
プラハ城が一番大きいかと思ってたけど、違うんだね。
http://lilomag.com/2010/03/25/top-10-largest-castle-around-the-world/1 )マルボルク城 143,591m2 ポーランド
2 )メヘランガル城 81,227m2 インド
3 ) プラハ城 66,761m2
チェコ
4 ) ウィンザー城 54,835m2 イギリス
5 )ホエンザルツブルク城54,523m2 オーストリア
806世界@名無史さん:2011/03/08(火) 10:24:40.99 0
天守閣の大きさで判断してんのかね、これ?
807世界@名無史さん:2011/03/08(火) 15:05:29.02 O
建物の敷地面積だろうね。
姫路は山頂本丸の連立式天守閣の敷地面積で計算されてると思う。
808世界@名無史さん:2011/03/17(木) 09:16:51.50 0
近い日にインドは、電撃戦でパキスタンを制圧する。
パキが核兵器で反撃してもだ。

インドが、パキスタンを軍事的に制圧し統一した大インドが成立したら
インドの国際政治上の力は一気に高まる。

日本としても日印関係の維持から、インドによるパキスタン制圧を黙認せざるおえないだろう。
(日本人は特にパキスタンに恨みもないが…)

ただしインドのライバルで、パキスタンを陰で支えるシナは、
この事により南アジアへの発言権を減退させるだろう。
インドが、パキスタンを制圧した後は、シナとインドの大戦争になりかねない。

だが、日本は、インドと組んでシナを挟み撃ちにする絶好のチャンスでもある。

その意味でも、日本はインドのパキスタン制圧を支持するか、何らかの方法で支援する事を考えるべきかもしれない。
809世界@名無史さん:2011/03/17(木) 10:34:27.99 0
>>808
そううまくいくかなあ。
カシミール制圧だって、中共が介入してかきまわして、勝者の無い状況だし。
810世界@名無史さん:2011/03/17(木) 23:33:01.76 0
>>808
> 近い日にインドは、電撃戦でパキスタンを制圧する。

そんなことするわけない
あの滅茶苦茶なパキスタンを抱え込むと、莫大な費用がかかるし
治安も悪化するし。

経済を発展させれば自然にパキスタンを圧倒できる。
今の韓国と北の王国みたいなもの
811世界@名無史さん:2011/03/20(日) 13:56:21.08 0
>>809
カシミールお約束説もあってだな…
>>810
インド軍は、その手の訓練ばっかりだけど?


ネルー首相時代、インド軍のクーデター未遂の動きがかなりあり
それでインド軍を信用していなかったとか。

特にインド国民の尊敬を集め、人気も高かったカリヤッパ陸軍大将が
クーデターを起こすのではないか?と常に疑っており、絶対に国防相にはしなかった。

中印戦争に負けたのも、軍人に主導権を握らせないように
政治家の国防相に権限を集中させた為に大失敗し大マケしたらしい。


インディラ・ガンジー首相時代は、軍とは上手く行っていたようだが、
77年に選挙に負けそうになると、軍にクーデターを求めて秘密工作が行われたらしい。

結局不発に終わり、政権交代となるが。
812世界@名無史さん:2011/03/22(火) 21:36:30.59 0
統治コスト以前に、軍事的侵攻の時点で成功できるか怪しい。
現在じゃよっぽど好条件に恵まれないと力による併合は無理。
国力だけの比較で単純に成功できると思うと、ソ連やアメリカみたいに失敗する事になる。

中国とか北朝鮮みたいに非民主的な体制だと議会対策やベトナムみたいに国内世論の反発は
より気にせずすむだろうが、世界世論の介入は無視できない。
貧寒たるアフガンみたいな小国やでさえ継続的援助があれば大国と渡りあえるし、
小さな反政府勢力だって国際社会の支援があると簡単に潰せなくなる。
テロやゲリラ戦術も高度で破壊力があるようになってきてるし、先進国になると
その手の破壊行為の被害コストは経済社会運営にも響く。
小勢力のクウェートを潰せると踏んだフセインは世界の介入を招き、
せっかく地道な経済成長で中東のそこそこの強国になってたのに国富も吹っ飛んだ。
アフガンの長期戦で数百億ドルの軍事費でソ連崩壊が早まったのと同じで。
今じゃ「素人は戦術を語る、玄人は〜」じゃなくて「素人は二国間の軍事経済的要素しか見れない」が正しいな。

インドは新自由主義の恩恵を受けて、やっと発展の端緒についてるのに、
外国の投資貿易が引き上げそうな、あえて破滅リスクの高い路を選ぶかな?
813世界@名無史さん:2011/03/23(水) 01:05:28.33 0
領域支配というのは通信手段がつかえないと中が完全に暗黒地帯になるという点で
相手方にとっては不安を覚えさせる手段になる
情報戦となっている今日では戦略的な価値もでてくる
もちろん、国際信義によらなくとも自国だけで自足可能なほどの大国でしか
ありえない戦略だが
814世界@名無史さん:2011/03/23(水) 16:05:34.57 0
印パはどっちも核兵器を持ってしまって双方とももう侵略戦争なんてできないのでは?
815世界@名無史さん:2011/03/26(土) 01:27:19.29 0
>>811
銀河英雄伝説はそこから取ってるのか。
同盟方の首府はバーラタ星系だしな。
816世界@名無史さん:2011/03/26(土) 03:45:26.83 0
>>812 チベットやイリアンジャヤの侵略がそういう戦略が黙認された最後かな。
ずっと後の東チモールは結局インドネシアは手放さざるを得なかったし。
シッキム併合は東チモール併合と同時期だけどよく黙認されたな
817世界@名無史さん:2011/03/28(月) 00:42:37.74 0
モルディブの歴史は面白いが、知らない人多数だな。
818世界@名無史さん:2011/03/28(月) 00:48:10.02 0
>>812>>814
国民会議派ならそう考えるかもナ。
ただしインド人民党なら如何考えるか。
前回核武装したのもインド人民党だったし。


それにインドの場合、シナの様な外資主導の経済成長なのか?

インド人民党は、日本の様な国内資本主導の経済成長を目標にしているのでは?

それとインド人民党が政権を獲得した場合には、
インド軍部の立場は国民会議派政権よりもより強化されるのでは?
インド人民党は、ペルーのフジモリ政権の様な軍部と組んでの自主クーデターを行う可能性も。
819世界@名無史さん:2011/03/28(月) 10:12:45.94 0
>>817
どっかのサイトに解説でもあんの?
820世界@名無史さん:2011/03/31(木) 09:37:43.38 0
177 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2011/03/31(木) 09:34:31.67 ID:mXrBspAoO
南アジアに行くと都市中心部以外の一般庶民は家にトイレがない。
朝なんか車道と隔てる草むらにみんなしゃがんでやってるよ。
或いは近くの河原の草むらで川の中に向かってやってる。
究極のエコロジーだと思うな。



アジアの人々ともてはやす前に下水道の整備もない これがインドの現実
821世界@名無史さん:2011/03/31(木) 13:50:21.35 0
>>820
日本も江戸時代そうだった
822世界@名無史さん:2011/03/31(木) 16:15:52.83 0
でもまあ人口密度が日本を越えてしまったから今までどおりって
わけにはいかんかもねえ
823世界@名無史さん:2011/04/02(土) 01:32:01.06 0
インディラ・ガンジー政権は、第三次印パ戦争に大勝し
バングラディシュをインドの事実上の衛星国としてパキスタンから独立させた。

また、パキスタン本土への侵攻作戦も順調であと2〜3日戦闘が続いていたら
パキスタンは南北に分断されていた可能性もあった。

しかしパキスタン崩壊を懸念するアメリカと中国の介入で第三次印パ戦争は中途半端に終結してしまった。
824世界@名無史さん:2011/04/02(土) 06:47:08.68 0
27 名前:名無しさん@十一周年
インドでは古代以来、男性同士の69やfellatioが盛んに行われて来たゼッ!
イスラーム君主の間では男色を愛好するのは当たり前の行為だったしナッ!!
近現代でもネルーやガンジーが同性の恋人と性的関係をもってるのサッ!!!
世界史上、偉人とか英雄は誰でも男性どうしで愛し合って来たもんだゼッ!
キリスト教徒が奇怪な迷信を瀰漫させる迄はナッ!!!!!!!!!!!!!
分かったかーッ!!!!!!!
825世界@名無史さん:2011/04/02(土) 08:07:29.04 0
ナクサライト・・・
826世界@名無史さん:2011/04/04(月) 09:02:09.35 0
>>821
江戸時代、肥料・硝石の原料として商品化されていたので、それは無い。
都市部では汲取利権があり、便所から糞尿を汲取って、家屋の主から掃除料金を得て、且つ、近隣の農民に売却する
という汲取屋があった。
肥料にする場合も生のまま散発的に撒くよりも、醗酵して分解の進んだものを適宜撒く方がずっと効力が高いことも
よく知られていて、田畑の中に大き目の甕を半分埋め簡便な屋根をつけて醗酵・貯蔵を行う肥溜をどこの農家も持ってた。、
827世界@名無史さん:2011/04/04(月) 12:54:33.45 0
土壺はわりとよく見かけられたのでは?
828世界@名無史さん:2011/04/04(月) 12:55:39.41 0
野壺?土壺?両方いっしょだよな?
829世界@名無史さん:2011/04/04(月) 18:36:59.24 0
>>826
肥溜は戦後もあった、今もどこかにあるかも知れない
830世界@名無史さん:2011/04/05(火) 17:50:37.41 0
朝鮮人とかってほんと平気でうそつくよな。腹立つわー
まったく予備知識も根拠もなく嘘ついて、それをまたとんでもなく尊大に話の根拠として盛大に非難してくるくせに
こっちがそれを丹念にめちゃくちゃ苦労して調べて嘘だって判明させたら、だんまり顔になって
まるでさっきの鬼のような形相はどこへやらでふら〜ってどっかに消える。
自信ないなら、って聞いた、とか 〜らしい、とか言うだろ。
それにせめて謝って消えろや
831世界@名無史さん:2011/04/11(月) 19:54:02.27 0
没後63年「ガンジー」伝記に書かれた「両性愛」
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/tachiyomi/20110407_1.html

没後63年「ガンジー」伝記に書かれた「両性愛」

誌名: 週刊新潮 [2011年4月14日号]
ページ: 125 発売日: 2011年4月7日
カテゴリ: 社会
キーワード: ガンジー伝記「グレートソウル」 ジョーゼフ・リリーベルト
記事の扱い: コラム等の記事
832世界@名無史さん:2011/04/13(水) 01:35:18.25 O
本8日(金曜日)午後5時25分から約25分間,来日中のニルパマ・ラオ・インド外務次官
(H. E. Ms. Nirupama Rao, Foreign Secretary of India)が松本剛明外務大臣を表敬したところ,概要以下の通りです。
1.冒頭,松本大臣から,東日本大震災後,マンモハン・シン首相(H.E. Dr. Manmohan Singh, Prime Minister of India) や
S.M.クリシュナ外相(H.E. Mr. S. M. Krishna, Minister of External Affairs of India)等より温かいお見舞いの言葉を
いただいたと述べるとともに,行方不明者の捜索のための支援隊を派遣いただいたことに感謝の意を述べました。
また,福島第一原子力発電所の事故を含む東日本大震災の現状を説明しました。
2.これに対し,ラオ次官からは,東日本大震災に対する心よりのお見舞いとともに,インドとして必要な支援が
あれば喜んで提供する用意がある旨述べられました。また,同次官から日本からの食品輸入にかかる措置に関し,
本件はあくまでも勧告の段階であり実施に移されたものではなかった,日本政府からの申し入れを踏まえ,
インド政府としていかなる措置も日本との協議を経た上でとる旨の説明がありました。
3.昨年10月のシン首相訪日時に設置が合意された閣僚級経済対話につき,インド側で外務大臣が議長を務めることが
決まったことを受け,本対話は両国外相を議長とすることで合意し.開催時期については双方の
都合のいい時期を外交ルートで調整することとなりました。
4.また,原子力に関する様々な側面についても意見交換を行い,インド側からは,原子力が
重要なエネルギー源であることは変わりがない旨の説明がありました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/4/IMAGES/0408_07_02.jpg
833世界@名無史さん:2011/04/16(土) 21:48:14.37 0
>>831
   ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_,  や ガ イ そ
 ,、,、,ミッン、,._        _,、-'゙_,、-'゙.   っ ン. ン ん
 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙  __,  て ジ ド な
 }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_|  来  ス に わ
 ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_   た 川  あ け
 ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴  ''"_|_|  の. に る で
  └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴  ''"_|_   だ 
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴  __.|_|_
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
    |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
    |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
  -,-=''┷━━|┬ニエ ┬--  .|__|__| _|_|_
   ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__
  二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
  二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_       |⊥ |__
834世界@名無史さん:2011/04/22(金) 21:55:02.25 0
インドもさりげに地震・津波が多いが、そういう歴史ってどんなものが残っているのかな?
835世界@名無史さん:2011/04/22(金) 22:03:00.52 0
バングラデシュの洪水とかも有名だよね
836世界@名無史さん:2011/04/24(日) 17:15:24.81 0
987 :世界@名無史さん:2011/04/24(日) 12:46:42.65 0
パキスタンがイスラム教の居住区なのは、イランやアフガンと地続きなので
延長線上としてのイスラム地域なのはわかりますが
なんでヒンズー教のインドを飛び越えてベルガル人居住地のバングラがイスラム化したのでしょうか?

あとバングラVSパキスタンあるいはインドって今現在どういう関係なんでしょうか?
敵国?


988 :世界@名無史さん:2011/04/24(日) 12:53:37.35 0
インドもイスラム化した。インドの北半の支配層的には
その後、ヒンディズムが復権した
しかしインドのイスラム教徒も、あいかわらず多い


989 :世界@名無史さん:2011/04/24(日) 13:03:02.89 0
>>987
イギリスがイスラム多数域になるように操作したから
837世界@名無史さん:2011/04/24(日) 17:16:27.44 0
990 :世界@名無史さん:2011/04/24(日) 14:46:41.31 0
>>987
根本的に勘違いしています。
ベンガル地方のイスラム勢力とヒンズー勢力が対立し、
東側にイスラム勢力が集まり、西側にヒンズー勢力が集まった。
東側はパキスタンを経てバングラデシュとして独立し、
西側はインドに留まった。
そもそもはイギリス領インドの時代に少数派のイスラム教徒が
多数派のヒンズー教徒からの迫害を逃れて、東のバングラデシュと
西のパキスタンの領域に固まって住むようになって、
イスラム教徒多数派の地域が戦後、イギリスから独立する際に
ヒンズー教徒多数派のインドと分離して、パキスタンになったということです。

イスラム化されたのではない。イスラム教徒がだんだんと集まって、
逆にその地域で少数派に転落したヒンズー教徒がでていったという話。


995 :世界@名無史さん:2011/04/24(日) 16:36:34.52 0
迫害を逃れてと言うが、イスラム側もヒンズー教徒側の村落を襲撃しているからな。
そもそも、東パキスタンの内情もベンガル人が抑圧されて独立に動き、その中でも
チッタゴン丘陵地帯に住む仏教徒のモンゴロイド系諸部族が虐殺や抑圧されているしな。


996 :世界@名無史さん:2011/04/24(日) 16:42:51.93 0
まあベンガル地方を宗教を理由として東西に分けたのはイギリスなんだが
838世界@名無史さん:2011/04/24(日) 17:17:08.51 0
引用元スレは「世界史なんでも質問スレッド88」
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1300692687/
839世界@名無史さん:2011/04/24(日) 17:31:45.27 0
タゴールってインドの近代史や独立運動における直接的な重要な役割ってあったのでしょうか?
それともアジア発のノーベル賞、ガンジーと仲がよかった、
だけの話しなんでしょうか?

それなりには貢献したけどガンジーやネルーとは違いいなくてもそんなに影響はなかったのでしょうか?
840世界@名無史さん:2011/04/24(日) 22:52:47.12 0
コピペうぜえ
841世界@名無史さん:2011/04/27(水) 18:29:35.00 0
このままインドの高度成長が続けば、軍備増強も進み、インド軍はパキスタン軍を圧倒する。

近い日にインド人民党政府は、インド軍を率いてパキスタンを電撃戦で総攻撃し南北に分断してパキスタンを制圧、
インドがパキスタンを吸収し“統一大インド”が成立する。

また、インドではパキスタンとの戦争前に選挙に勝ったインド人民党政府が、
クーデターを起こしてヒンドゥー原理主義を基盤とした軍事政権が成立しているかも知れない。

パキスタンを吸収した“統一大インド”は、ユーラシアと南アジアの覇権をかけて
シナと大戦争を始めるかもしれない。
また、アフガンのタリバン勢力との紛争も激化させるだろう。

しかし、イスラム原理主義のイランとは、宗教上の戒律は横において
国際政治上の利害を考えてインド-イラン安保条約(通称アーリア同盟)を結ぶ。

その後背後にインド支援を受けたイランは、弱体化したイラクを全土を制圧すべく、
第二次イラン・イラク戦争を起こして、イラン軍はメソポタミア地方に進軍する。
842世界@名無史さん:2011/05/01(日) 16:19:02.95 0
シーク教徒って眠る時もターバン外さないというけど
頭の形が変わってしまわないのか?
843世界@名無史さん:2011/05/01(日) 17:28:50.89 0
>>842
ターバンじゃなくて帽子でもいいでしょ、
寝る時は帽子にしてるのじゃないかな
黄金寺院の無料食堂でもみんな帽子で食べてた
844世界@名無史さん:2011/05/01(日) 18:59:58.36 0
>>842
風呂はいるときは外すんだし、首なが族の輪みたいに固いものでもないから変わらんでしょ。
845世界@名無史さん:2011/05/02(月) 07:29:03.37 0
ちんちんも帽子かぶっているのかな
846世界@名無史さん:2011/05/06(金) 23:43:15.96 0
50年後、インド・バングラデシュ・スリランカは成長してそうだが、モルディブは国土消滅、パキスタンは貧困のまま内戦を続けてそうだ。
847世界@名無史さん:2011/05/07(土) 06:26:29.28 0
バングラデシュは国土をどうやって守るんだろう。外国の侵略ではなく海の侵食から
848世界@名無史さん:2011/05/09(月) 13:37:26.30 0
>>847
なすようにしかならない
1. 少しだけ高地に後退して定住
2. 移民
849世界@名無史さん:2011/05/10(火) 01:47:14.90 0
1と2のあわせ技で西ベンガル州のダージリンに殺到するのかな
元々はチベット人の町だけど
850世界@名無史さん:2011/05/17(火) 23:22:22.00 0
清濁併せ呑みつつ膨張し続ける大国インド
インド社会に潜入したインド系米人二世が探り当てた「現実」と「矛盾」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110507/amr11050707000000-n1.htm
印社会に潜入したインド系米人二世が探り当てた「現実」と「矛盾」
http://news.livedoor.com/article/detail/5539580/
851世界@名無史さん:2011/05/18(水) 12:09:20.36 O
>>850

今さら感だよw

都市部はカーストなんて
薄れてるし、田舎では
まだ、あるんだけどね。

852世界@名無史さん:2011/05/20(金) 11:02:15.19 O
現世人類の南方モンゴロイド、北方モンゴロイドとして東南アジア、東アジアに移動したという説は力を失い、20万年前にアフリカで現生人類の一つの遺伝子系統(ミトコンドリア・イヴ)が誕生したという説が有力となっている。
出アフリカ起源説では出アフリカ・イヴの系統の現世人類が8万5千年前にアフリカを出て紅海を渡った
★一つの流れは西インドから海岸採集民として東インド、マレーシア、中国広東省、韓国、日本、北方シベリアと歩を進め南方モンゴロイドの始祖となったとされている。

★他は、北西インドからヒマラヤ山脈の西を越えてモンゴル、バイカル湖方面に移動し、これが北方モンゴロイドとしてユーラシア中部、東北部(北アジア・シベリア)に居住するに到ったとしている。

海岸採集民の一部が海岸線からアジア大陸を北に登り、前述のヒマラヤ西回りと合流したことも考えられる。
いずれにせよ、二つのモンゴロイドの流れが前後して、あるいは単独で北東シベリア、ベリンギアのユーラシア大陸側からアメリカ大陸に移動したとするのが通説となっている。
 

853世界@名無史さん:2011/05/21(土) 07:55:37.59 0
ミトコンドリアってでも女をさかのぼるだけじゃん
854世界@名無史さん:2011/05/21(土) 08:09:36.93 0
20万年前の人骨から検証してなんかいないよ
4万年ぐらい前が限界
855世界@名無史さん:2011/05/21(土) 11:22:55.59 0
クロマニヨンが一万年前だから
20万年前てかなり旧人と同じところの枝分かれじゃねえか
四万もかなりあれだろ
856世界@名無史さん:2011/05/25(水) 03:20:06.78 0
★さっさとインド政府は、パキスタンを制圧しないとヤバイかも。

【パキスタン】政府、中国に軍港建設要請…海軍駐留も[05/24]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1306245360/

1 :宇宙三銃士スターボーφ ★:2011/05/24(火) 22:56:00.62 ID:???
【イスラマバード=横堀裕也】
パキスタン政府は、同国西部グワダル港での軍港建設と中国海軍の駐留を中国政府に要請した。

 ムフタル国防相が、23日付の英紙フィナンシャル・タイムズなどに明らかにした。かつてなく米国とパキスタンの関係が冷え込む中、
間隙(かんげき)を突く形で、中国の軍事的プレゼンスが強まることにつながりかねない事態だ。

 ムフタル国防相は同紙に、ギラニ首相が17日に訪中した際、軍港建設と海軍駐留を要請したと明らかにした。

 建設の具体的時期などは不明。要請の事実を中国側は認めていない。しかし、パキスタンの地元メディアは、同国防相の話として、
「パキスタン側は潜水艦乗組員の訓練も中国に依頼した」と報じた。

(2011年5月24日22時41分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110524-OYT1T01180.htm?from=main6
857世界@名無史さん:2011/05/26(木) 20:21:16.72 0
ウパニシャッドとギーターを読まずに、インド史を語る滑稽さ
858アジア的野蛮:2011/05/26(木) 20:33:36.85 0
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000588-san-int
「女の子はいらない」子供の男女比過去最悪に インド

>インドで発表された2011年国勢調査(暫定値)で、6歳未満の男女比率が男児千人に対し
>女児914人となり、1947年の英国からの独立以降、最低の数値を記録した。男女比の
>不均衡の背景には、男子選好、女子忌避の風潮が根強い“伝統”があり、いびつな地域では、
>女児は中絶や育児放棄(ネグレクト)の対象となる。シン首相は、「国家的恥」と嘆き、国を
>挙げての対策の必要性を訴えるが、有効な手だては見つかっていない。
(中略)
>女児中絶の問題に取り組んでいるハルシンダー・コール医師は、「妊婦や家族に堕胎への
>罪悪感はない」と語る。パンジャブ州だけで、年間2万人の妊婦が堕胎による衰弱などで命
>を落とすという。
859世界@名無史さん:2011/05/26(木) 22:36:09.48 0
ギー太?
860世界@名無史さん:2011/05/26(木) 22:45:46.25 0
>>858
中国も一人っ子政策で男女比がおかしくなっているらしいね
861世界@名無史さん:2011/05/26(木) 23:30:30.48 0
>>857
カビールとナーナクを語らずに、インド哲学を語る滑稽さ
862世界@名無史さん:2011/05/27(金) 02:42:26.31 O
>>858
インドは人口の割に中絶自体が少ない。
年50万人ていど。
男女の割合3:2で女の子の中絶が多いだけだし。
法外なダウリ自体が法律で禁止。

アメリカの中絶が年130万人くらいで、
中国だと年1000万人を越える

如何にインドが少ないか
わかるでしょう。
逆に出産は多いから
世界一の人口になるだろう。
863世界@名無史さん:2011/05/27(金) 13:30:25.31 O
>>852

つまり、モンゴロイドの発祥地が インドと いうことだね。

864大英帝国万歳:2011/05/27(金) 21:09:29.04 0
>>862
「僅か」50万人程度の中絶で男女の人口比率が狂ったり

>パンジャブ州だけで、年間2万人の妊婦が堕胎による衰弱などで命
>を落とすという。

という惨禍が起こるはずがないだろう。
劣等民族は呼吸をするように嘘をつく。
こんな連中に文明の恩恵を与えた大英帝国が如何に偉大だったかがよくわかる。
865世界@名無史さん:2011/05/27(金) 22:02:16.71 0
まだこんなバカなこと思ってるやつがいるのか
866世界@名無史さん:2011/05/28(土) 13:22:27.49 O
>>864
中国人乙
嘘つきは お前だよ。
867サラ・ペイリン万歳:2011/05/28(土) 19:51:58.07 0
>>866
中国人はお前だろw
中絶を国家政策にしている中国さん♪

中絶が年50万人なら人口10億人の国の幼児男女比率が狂ったり、「パンジャブ州だけで年間2万人」
も中絶で母親たちが死ぬはずもない

中絶はヒンドゥー教・仏教・神道・そして共産主義と何故カルト教徒に好まれるのか…?
赤ん坊殺しを積極的に賞賛するなどキリスト教国家では考えられないことだが
868世界@名無史さん:2011/05/29(日) 17:37:01.89 0
アジア・中東・インド・アフリカと途上国で女性であることはそれ自体が罰なんだよな…
869世界@名無史さん:2011/05/29(日) 18:55:40.62 0
アジアの開発独裁国家は、そういうことはないだろう。
労働力としてこき使うため、おだてて訓練してナンボだ。
マレーシアなんか、その典型。
870世界@名無史さん:2011/05/29(日) 21:55:36.39 O
>>866

嘘はおまえ。
インドは10年間で中絶500万人で平均して一年50万人な。

871世界@名無史さん:2011/05/29(日) 21:56:48.98 O
>>867

嘘はおまえ。
インドは10年間で中絶500万人で平均して一年50万人な。
872世界@名無史さん:2011/05/29(日) 22:31:14.42 0
年50万人じゃ男女比率は狂わんよな
出産前の性別検査→闇中絶が無数にあるんだろう
それとも中絶だけでなく原始的な嬰児殺しをやっているということだろうか?
873世界@名無史さん:2011/05/29(日) 22:56:51.30 O
男女比率が男児千人に対し女児914人となり記事になってるから
比率としては女子が一割多いだけさ。

実際には中絶理由は
生活が苦しいからだろ。

874世界@名無史さん:2011/05/29(日) 23:01:58.03 O

キリスト教国家で、中絶論争がある
アメリカで年間130万人だからな。

人口から考えれば
アメリカはインドより
凄まじい。
875世界@名無史さん:2011/05/29(日) 23:06:23.73 0
インドは4歳以下だけで1億3千万人と日本の総人口並に子供がいるから、
中絶が年50万じゃ男女比率がどうこうはならんよなw
中国と並んで途上国につきものの暗部というべきか
876世界@名無史さん:2011/05/29(日) 23:11:51.18 O
>>864
ローマ化される前の
イギリスは野蛮人扱い。

インド傭兵操る象軍団がブリテン島に上陸して 逃げさったとさ。
877世界@名無史さん:2011/05/31(火) 20:48:10.57 0
エラー率わずか0.00000625%、驚異のインド式昼食配達システム「ダッバーワーラー」
ttp://dailynewsagency.com/2011/05/28/dabbawallah/

インドというのは本当に謎な国だ…
878文明化の使命:2011/06/03(金) 23:54:47.45 0
白人の責務を果たせ!
諸君の育てた俊勇を送れ
諸君の息子を海外に送り
貧しき虜囚のために働かせ
団結して職務につかせよ
動揺する蛮族のために
征服すべき民、うっとうしい連中
半ば悪魔で、半ば子供のために。

白人の責務を果たせ!
忍耐強く我慢して
恐怖の脅しを隠し
誇りを見せびらかすな。
寛大で単純な言葉で
100回もかみくだき
『お前達のためにやっている』
ことをわからせよ!

白人の責務を果たせ!
諸君は卑下することはない
声高に自由を叫ぶことはない。
諸君が叫ぼうとも囁こうとも
投げ出そうとも努力しようとも
不機嫌で無口な連中は
諸君の神と諸君を信じ始める!
879世界@名無史さん:2011/06/11(土) 18:46:59.71 0
ジャイナ教徒ってそんな立場だったの?

ttp://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/archives/55430335.html

前世紀までのインド民族資本の過半数はインド全人口の0.5パーセントにすぎないジャイナ教徒の手中にあったといわれる。
880世界@名無史さん:2011/06/11(土) 23:52:50.59 0
>>879
まさか残りの半分はシーク教徒とゾロアスター教徒?
881世界@名無史さん:2011/06/12(日) 15:41:59.88 O
 {彡фミ}
 (´・ゝ・)
  // )
  ̄ ̄<< ̄丶
|・ U   |
|〆(ノ    |つ
L||_| ̄ ̄|_|
882世界@名無史さん:2011/06/13(月) 16:20:12.92 0
最近の日本では、『ブータンに魅せられて』『幸福立国ブータン』『幸福王国ブータンの智恵』
といったタイトルの本が次々出版されているが、近隣の仏教国であるチベットやシッキムが、
20世紀半ばまでは同様の鎖国状態にあったにもかかわらず、 現在はそれぞれ
中国とインドの支配を受けている事実を考えると、単純にこの国がとってきた
鎖国政策を礼讃するのもどうかと思う。

ブータンの仏教、親族、村落共同体を単純に美化するのも???
ブータンに限らず、昔の共同体というのはそんなにいいものか?
日本では村八分という言葉が端的に表わしているように、ひとたびそこから
はみ出した者には容赦のない社会だった。
883世界@名無史さん:2011/06/13(月) 22:21:47.93 0
>>882
やってることは海外領喪失〜独立までのオマーンと変わらんね。
情報操作して”民意”を作り出してる点も、一向に自由がもたらされない点も。
884世界@名無史さん:2011/06/14(火) 05:07:21.00 0
ブータンでは農村部の女性に自殺者が多い

南部ではネパール系住民との対立・紛争の歴史があり、人口約60万人のこの国は、
1990年頃から、インド、ネパールに12万人以上の難民を出している 
この数は、総人口の5分の1にも達する

885世界@名無史さん:2011/06/14(火) 16:05:46.75 O
ブータンは中国に国境を侵されてる。

インドが なんとか後ろ盾してるが。
886世界@名無史さん:2011/06/14(火) 17:17:07.33 0
仏教原理主義国 ブータン、スリランカ、ミャンマー
887世界@名無史さん:2011/06/14(火) 17:20:48.50 0
ミャンマー!?
ちゃうやろ ただの開発独裁国家だ
888世界@名無史さん:2011/06/14(火) 23:30:17.77 0
>>882

昔は良かった(それも自身が現実に経験した時代だけでなくさらに遥かに遡った時代、
例えば鎖国政策を実施していた江戸時代を想定している)と考えている人や隣の芝生
が青く見える人がそれなりにいるということなのかも?

889世界@名無史さん:2011/06/15(水) 09:00:37.25 0
ttp://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/india/kailash.html

当時のブータンはイギリスの保護国だったが、ブータンの村々がチベットへ
朝貢している事実を根拠に、後に清朝を倒した中華民国はブータンの宗主権を
主張したようだ。もっとも、内戦と抗日戦争に手一杯だった中華民国は、
チベットにすら宗主権を十分に行使し得えない状態だった。
(中略)
中華人民共和国はブータンの宗主権は主張しなかったが、カイラス山一帯の
8ヵ所をブータンの領土とは認めなかったので、チベット動乱の際に他の地域と
同様に占領。これに抗議してブータン政府はチベットとの国境を封鎖した。
47年にインドがイギリスから独立した際に、ブータンがイギリスと結んでいた
保護条約はインドに引き継がれ、ブータンの外交はインド政府が担当することに
なっていたので、インド政府は飛び地占領について中国政府と交渉を求めたが、
中国側は「中国とブータンの問題であって、インドと話し合うつもりはない」
と門前払い。61年にはブータンの北部国境をめぐっても中国と対立することになった。

890世界@名無史さん:2011/06/15(水) 09:44:10.01 0
カイラスなんてブータンから見れば飛び地じゃん
ジャンムー・カシミール藩国の領土か滅びたジュンガル部の領土のどちらかだ。
891世界@名無史さん:2011/06/15(水) 10:50:12.13 0
ブータンの王制は1907年にイギリスによって立てられた、世界で最も新しい
王制のひとつ。
現在の国王シンゲ・ワンチュクは、1972年に王位についた。まもなく、退位制度を廃止し、
国会議員を直接任命し、権力集中のプロセスを始めた。ブータンの歴史で初めて、
支配者が複雑な王族をつくり、叙任権と縁故主義の制度をつくることができた。
結びつきの強い大王族のメンバー(ワンチュク国王は4人の妻を持ち、妻たちは
みな姉妹である)は政府と通商を支配している。
 
国王は、東部のシャチョップ、ネパール語を話す南部のロシャンパ、各地に
散らばっているドヤとブロクパなどの少数民族を犠牲にして、西部の有力な
ガロンに対する優遇策を進めた。国王は1989年、「一国家、一民族」を推進する
文化布告を発した。この布告は、民族や文化にかかわらず、全員に有力な
ドゥルクパ(訳注:ガロンを含む北部山岳部に住む仏教徒の総称)がするような
食事の仕方、座り方、話し方、衣装の着方をするように強制した。チベット方言の
ひとつであるゾンカを国語とし、ネパール語を含むその他の言語を学校で教えることを禁じた。 
 
892世界@名無史さん:2011/06/15(水) 11:01:33.92 0
オゲレツ帝国のしわざじゃー
893世界@名無史さん:2011/06/15(水) 13:03:28.48 0
中谷巌が『資本主義はなぜ自壊したのか』でブータンのことを持ち上げていたが、
なにか政治的意図があるのかしらん

894世界@名無史さん:2011/06/15(水) 23:03:07.28 0
>>893
ああいう単純な金儲けマンセーを否定する本に都合が良かったからだろう。
ラオの経済開放以前はインドもその種の反物欲主義によく持ち上げられていたものだ。
895世界@名無史さん:2011/06/16(木) 06:12:21.85 0
ブータンは実は歴史の浅い国

1616年にチベット仏教カギュ派の高僧シャブドゥン・ガワン・ナムゲルが、
聖俗の二重支配制度を基礎に、近代ブータンを建国

この後2世紀にわたり、宗派間の内戦が続いた。1907年、チベット仏教の
ドゥルクパ・カギュ派の地方豪族ウゲン・ワンチュク(現在の国王の曾祖父)が
全土を掌握した。隣国インドの支配者であった英国は、忠誠の報酬として、
ウゲンを国王に指名した。


896世界@名無史さん:2011/06/19(日) 09:34:45.13 0
日本の学校教育での南アジア軽視はひどいな。
地理も歴史も扱いがしょぼくて現地に行くとショックを受ける。
897世界@名無史さん:2011/06/19(日) 14:08:49.14 0
>>896
マスゴミですら、よくとりあげるのはインドぐらいで、ネパール、ブータン、
モルディブ、パキスタン、バングラデシュはほとんど無視。
モルディブはまだ観光で行ったことのある人は多いだろうけど。
898世界@名無史さん:2011/06/19(日) 17:07:01.12 0
>>896
そう、欧米偏重からまだ脱却できていない
昔はもっとひどくて、海外ニュースといえば欧米話題だけだった

語学も英語はともかく、何の役にも立たない独仏伊語多いし。
中国語は増えているが

ヒンディー語、アラビア語、マレー語、ポルトガル語、もっと増やせ
899世界@名無史さん:2011/06/19(日) 19:29:21.07 0
>>898
ウルドゥー語、パンジャブ語、シンハラ語、タミル語、テルグ語、チャクマ語などももっと増やして欲しい。
900 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/19(日) 23:38:49.10 0
>898
新聞なら外信の毎日といわれていた毎日新聞が90年代中頃までは命脈を保っていたし
TVならNHKBSが当初から力をいれたがっているが長続きしたためしがない…梃入れ・刷新を繰り返すってことは需要がないってこと

>昔はもっとひどくて、海外ニュースといえば欧米話題だけだった

昔って何時よ?

901世界@名無史さん:2011/06/26(日) 09:19:40.35 0
>>900
80年代に入る前は西欧・アングロアメリカ以外の話題は殆ど戦争関連で、現地の生活習慣を知ろうと思えば大使館かジェトロに問い合わせるしかなかった。
留学生も少ない時代だったよ。
902 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/26(日) 22:46:37.83 0
>80年代に入る前

北欧に日本人が行けば現地女性にモテモテで日本人の男性はセックスフリーとか言われてた時代だね
京大の探検部が現地入りする前や行った後に苦労したという話しは80年代の刊行物で読んでいたよ

60〜70年代と言えば毎日新聞の外信部が脚光をあびていた時期と重なるけど新聞には「現地の生活習慣」
なんてコラム欄にちょこっと載っている程度で現在とさしてかわらないよね

その頃に苦労したんだと言いたい御老人ですか?

903901:2011/06/26(日) 23:40:45.33 0
>>902
898とは別人だが、ネットがなく、今のようにググることもメールで即問い合わせることもできなかったから大変だったの。
例示している北欧のセックスフリーもガセ(一部のバカが性開放路線を誇張)だったよ。
パシュトーン人がパターン人と書かれてたりもしたな。
904 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/26(日) 23:55:13.83 0
当時はそれを不便だとは感じず当然のことだとうけとめていたし
現在でも北米在住の日本人がネットに繋がる環境下にあるのに
東日本大震災の報道が全く手に入らない(震災後一週間で報道が下火)とぼやいていた情報弱者もいる

901が何を言いたいのか一寸分からない

>北欧のセックスフリーもガセ
バックパッカーはその頃からいて貧乏旅行記も80年代からあるし…
信じる奴が馬鹿なんじゃねぃ?
905世界@名無史さん:2011/06/27(月) 00:01:19.95 0
>>904
現地の情報を調べるのが一苦労だと留学も企業進出も消極的になる。
国内産業でも輸出入に絡んでる国の情報を知らないと価格変動やトラブルを回避できず大損する。
906 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/27(月) 00:21:42.34 0
企業なら現地駐在員や協力員がいるし
大学にも海外を放浪する奇矯な香具師が一人はいる(元読売TVの辛抱報道局長とか)何のための人脈なんだい?

結局
昔と違って今はお手軽だぜヘッヘッ〜と言いたいのか
遣るべき時に遣るべき事を成さなかったから必要な時に必要な事が出来なかったとの悔悟なのか?
907世界@名無史さん:2011/06/27(月) 22:44:53.26 0
>>906
その辺の情報網が英米仏独伊、もっと言えばニューヨーク・シカゴ・ロサンゼルス・ロンドン・パリ・フランクフルト・ミラノ・ローマくらいしかマトモなのがなかったの。
インドなど???な状況。
908 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/06/27(月) 23:27:02.36 0
何を言っているのかさっぱりわからんからもういいよ>907

言いだしっぺの898は沈黙したままだしね
909世界@名無史さん:2011/06/30(木) 00:41:54.14 0
あの中高歴史教科書のチャンドラ・ボースすらまともに載っていない適当な南アジア・東南アジア史って種本があるのかな?
910大英帝国万歳:2011/07/01(金) 21:24:40.09 0
ttp://rate.livedoor.biz/archives/51263510.html
5歳以下の女児300人が手術によりペニスを植え込まれる

>インドの場合は、娘を持つ親が将来「花嫁持参金(dowry)」の負担を強いられることや、
>働き手として男子を歓迎する風潮などから、人工中絶により女児が選択的に減らされ
>ている。1000対914の男女比について伝えているCNNの記事には、「同国では性別を
>理由とした中絶が禁止されているものの、違法クリニックなどの手術が後を絶たない」
>と記されている。
>最近、法に触れる人工中絶とはまったく異なる方法で、男児をゲットしようとする親が
>増えてきているらしい。"性転換"である。完全な女児として生まれた我が子を5歳まで
>に男児に性転換するのだという。
>特にインド中部マドヤ・パラデシュ州の都市インドールで、この種の生殖器形成術が盛
>んに行われている。ある生殖器形成術専門家が明かしたところによると、これまでに1歳
>〜5歳の女児200人ないしは300人が男児に性転換されたという。

いくら経済が発展しようがやはり「アジア」は「アジア」でしかなかった
こんな連中に文明とキリスト教を教えた大英帝国は何と偉大だったのだろう…
インドを始めとする植民地を放棄するなど、馬鹿な労働党ら左翼勢力が如何に罪深いかがよくわかる
911ムがー:2011/07/03(日) 01:30:17.71 0
ムガル帝国の最盛期の経済体制は、どんな感じだったの?
912世界@名無史さん:2011/07/04(月) 09:35:18.69 0
日本がインドから受けた影響は仏教だけですか?
913世界@名無史さん:2011/07/07(木) 23:51:22.02 0
茄子と胡瓜はインド原産
あと五十音表も仏僧がサンスクリットを分析して今の並び方になったんじゃなかったっけ
将棋もか
914世界@名無史さん:2011/07/12(火) 21:53:10.56 0
>>912
イギリス経由だがカレー。最近ならナンやチャイも。
915世界@名無史さん:2011/07/18(月) 21:41:09.47 0
タタの70万円住宅のニュースがあったが、インダス文明の遺跡とは雲泥の差だな。
916世界@名無史さん:2011/07/19(火) 01:04:29.18 0
謎のインド武術ネタが一時期はやってたきがする
917世界@名無史さん:2011/07/21(木) 12:04:39.15 0
>>894
ブータンとかチベットとか、あの辺の国って実際以上に美化されていると思わね?

河口慧海『チベット旅行記』を読むと、中国共産党に支配される前のチベットも、
決して「地上の楽園」などではなかったことがよくわかる
918世界@名無史さん:2011/07/21(木) 13:17:20.46 0
>>917
楽園どころか地獄だよ。
そもそもインド界隈を美化しても不思議じゃない慧海があそこまでボロクソに書いてるのは元が悲惨だったということ。
まあ中国の統治はそれ以上に地獄だったのだが。
919世界@名無史さん:2011/07/21(木) 14:00:06.43 0
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/112a765fc9a0f9364b9f74ebbeb69558
英国人の記録に見るインドの実態


このコラムでは、英国の植民地になる前のインドは素晴らしかったように書かれているが、
本当かなあ?
戦国時代に日本にやってきた宣教師が、やたら日本のことを持ち上げて書いたのと同じじゃね?
920世界@名無史さん:2011/07/21(木) 14:40:34.49 0
>>919
ありえんね。
そこのビルマの識字率70%以上だったに至っては噴飯もの。
明治〜昭和の洋行帰りがイギリスやドイツをべた褒めしてるのと一緒。
921世界@名無史さん:2011/07/23(土) 16:30:50.91 0
エドワード・ルース『インド 厄介な経済大国』(日系BP社)に、インド哲学を
学ぶためにインド南部のオーロヴィルという町に集まってくる西洋人たちが描かれている。
ちなみにオーロヴィルは、1968年にミラ・アルファッサというフランス人女性が建設した町で、
その実態はアシュラム(修道場)の集まり。
彼らによると、
「西洋に、とくにヨーロッパに暮らしていると、人は大切なものを見失ってしまう」
「西洋では社会に属して、一定のパターンに従わなければならない。家を持ち、
職につくことを求められ、生活すべてが金もうけに向かっている。インドは違う。
インドは特別な国なんだ」
「インドの力がないと、世界は物質主義という貧困に陥ることになる」
「もしインドが多チャンネルのテレビや携帯電話や、最新の生活機器を手に入れても、
それを乱用したり、中毒になったりはしないだろう。そのことは心配していない。
インドはそういう国なんだ」

……なんだかさ、物質主義的な生活が嫌なら、わざわざインドに来なくても、
ヨーロッパの田舎にある修道院にでも入ればいいと思うのは漏れだけか?
なぜ遠い異国のアシュラムでないといけないんだ?
922世界@名無史さん:2011/07/23(土) 18:50:03.99 0
白人を分かってないなあ
あいつらはやがて本国に帰って、したり顔でエキゾチックインドを自分流に書いて本を売るのさ
田舎のことなんか書いても嘘がばれるだけだろ?
923世界@名無史さん:2011/07/23(土) 19:33:14.85 0
>>922
納得!

帝国主義時代に、中央アジアを探検した欧米人の旅行記には、真偽の定かでないものも
いっぱいあるけど、それと同じかあ…
924世界@名無史さん:2011/07/23(土) 21:57:12.16 0
>>921
ITバブル初期に某大学のインド方面の研究やってる大学院に行こうと思って教授(日本人)に会いに行ったらそこの西洋人と一緒のことを言ってたな。
インドに何年も滞在・調査に行ってるとのことだったが、現地の人間の感情とか無視して脳内インドを見てるのだな、と思って入試ではその辺をサラッと書いておいた。
もちろん落ちたw
925世界@名無史さん:2011/07/24(日) 09:19:42.46 0
こういう連中は、要するにインド人やブータン人やチベット人を自分たちと同じ
人間だと考えていないんだな

一見、相手を尊敬しているように見えてそうではない
最悪の場合、これらの国々は近代化などするべきではないとか、
彼らには近代化などできはしないというレイシズムまがいの思想に陥る
926世界@名無史さん:2011/07/24(日) 12:21:27.32 0
河口慧海『チベット旅行記』(全五巻、講談社文庫)に、英領インドに滞在している
チベット人の感情について書いてある


……三年、五年と住むに従って、どうもイギリス人の遣り方は立派である、
公明正大である、慈悲深い遣り方である。こういう政府の下に属するのは非常に
結構である。チベットではちょっと盗みをしても、手を切るとか眼玉を抉り取られるとか
いうような残酷な刑に処せられるけれども、英領インドではどんな重い罪を犯しても、
それで死刑に処せられるということはまずない位で実に寛大な刑法である。
道路なども非常に立派なもので、神の国の道のように出来て居る。また病気になっても
施薬病院があって結構な薬を銭も取らずにくれる。それから貧苦に迫って食物が
なくなればまた相当の補助をしてくれる。こんな結構な政府はどこにもない。
チベットでは食物がなくなれば誰もくれる者がないから、餓死をしなくちゃあならんというて、
一度足をダージリンに入れたチベット人の誰もが去るに忍びない心を起すです。
もちろんチベットにおいて沢山財産のある者は、いったんダージリンに来たからといって
永住する気にもならず、帰る者も沢山ありますけれども、その人間でもやはり
英領インドの道路、病院、学校等の完全なる設備を見て大いに感服して帰って行く。
なおチベット人の眼を驚かすに足るものは、鉄道、電信、電話その他諸種の
器械類の敏速なる働きを見て大いに仰天して、これはとても神の知識でなくては
出来得ない事である、という具合に感じて帰って行く者が多いです。
927世界@名無史さん:2011/07/24(日) 13:03:02.80 0
中華民国側のカム地方だって、宣撫司地域において阿片栽培やらせていたんだからひでぇもんだよ。
もともと大理国の諸侯の領地から元朝の土司地区を経て宣撫司のテリトリーとなった地域は、
中華民国でありながら治外法権だから、一般地区では阿片が禁止でも、
影でそういうことやってヤミで一般地区に流していた。

ラサの農奴解放博物館にいくと、阿片害毒という展示があるが
あれは全部カム地方のもので、ガンデンポタン統治地域のものはないけどな。
928世界@名無史さん:2011/07/24(日) 13:06:05.55 0
>>925
見世物小屋の見世物と思ってるんだろう。
なので一般人になってほしくないと。
極論すると自分たちのいる世界以外は皆そうであって欲しいと考えるんだろうね。
端的に言えば東京でも浅草や柴又は寅さんや両さんがうろつく古ぼけた人情の街でなきゃ困る、再開発で高層ビルが並んで理知的なキャリアウーマンがスタバやマックに出入りするのはまっぴらごめん位の世界観。
929世界@名無史さん:2011/07/24(日) 13:11:16.41 0
物質文明など翻訳され実習されてどんどん辺地にも入っていく。
小規模水力発電によって辺地にも産業ができ文明化していく流れは止められない。
930世界@名無史さん:2011/07/24(日) 14:01:12.71 0
ところでレディガガってどう思う?
言ってることが理解できないんだけど

日本が好きです?
なぜ?
ニューヨークに似てるから

それってニューヨークが好きってことでは?
931世界@名無史さん:2011/07/24(日) 14:08:30.70 0
>>930
おいらは、ガガさま好きですよ。

ニューヨークというのは、経済だけでなく、世界中の文化や言語が集まる
すばらしいところですよ。
東京も日本各地だけでなく、中国各地やベトナム、韓国、モンゴル、インド各地などから
そりゃーもう一杯集まってきている楽しい楽しいところです。
ガガさまは、近所だと上海や北京も楽しいと云うと思いますよ。
932世界@名無史さん:2011/07/24(日) 14:14:35.22 0
いやあ自己顕示欲だけで中身がないまさにアイドルってかんじで萎えるわ
933世界@名無史さん:2011/07/24(日) 14:37:42.10 0
>>928
インドで高速道路建設をすると、現地住民で環境破壊だと反対する勢力があっても
一旦、開通してしまえば、破壊活動をする人などおりません。
そのために、通用語だけが生き残り、固有言語のほうが死語になりかねませんが
それを記録することに精力を注いでも、滅び行くものを残すまではいかない。

>>921,924の流れだと、西洋人が高速道路の破壊活動をしたがるような
印象をうけてしまいますね。
融資を受けて建設したものは、運営して償還しなくてはならないのに
破壊するなんてとんでもない・・・と現地住民から敵視されてしまう。

あっ、原発問題は別問題で、安全性の神話の崩壊と情報隠蔽の話がからむので別次元ですね。
934世界@名無史さん:2011/07/24(日) 15:16:06.02 0
http://www.rieti.go.jp/users/nishimizu-mieko/glc/004.html
特別編「ブータン王国に学ぶリーダーシップの形」(平成18年10月10日学士会館における講演の要旨)
935世界@名無史さん:2011/07/24(日) 16:01:51.88 0
個人的な経験でのもの言いだけど
白人にとって人気のある日本、東アジア、東南アジアの見方って
ここ(ヨーロッパ)にはないどこかの土地に対する期待感なんだよな
俺たちがラノベのエルフたちに見るヨーロッパ幻想に似た臭いを感じるんだよ
だから俺らからするとこいつちょっとピンとずれてんじゃね?みたいなかんじの日本人、アジア人の方が
向こうには受けるんだよ
クレイジーな中国人だとか、やたら瞑想して禅問答なことを言う日本人だとか、ネオ東京みたいなカオスな町だとか
サムライ、ニンジャが魔術をつかうよう不思議時代劇だとか、中国5千年みたいないわくありげな(実際は結構新しい)冒険譚だとか
そんなのが受ける。

そういう中二病気質が裏に見える白人の日本人に対するワーオという驚きを見聞きするたびに
俺はイラッとする
こいつ、自国に帰ったらこの話ネタにするだろって、下心が透けて見える
936世界@名無史さん:2011/07/24(日) 16:25:07.34 0
>>924
その手の学者先生の脳内にあるインドは、現実のインドではないからな
二次元美少女が、現実の女でないのと同じ

長崎県にあるハウステンボスというテーマパーク同様、娯楽のためのもの

最近ではバックパッカーの中にも、現地の人々と積極的に交流せず、宿にひきこもって
ネットばっかりやっている連中がいるらしいが
937世界@名無史さん:2011/07/24(日) 20:55:41.01 0
>>935
そもそも日本で仏教の最大宗派は念仏宗、ついで法華宗だからほとんど禅などしないのにな。
ヨーロッパもフルプレートアーマーの騎士とか魔法使いとかいないw
>>936
昔ガンジャを決めてた連中がネットになっただけだな。
まあ件の学者向けにはフランスとかの僻地の地域振興で「ノルマンディーインド村」とか「コロラドインドワールド」とか作って集めればいいんじゃないの?
入園料無料で職員が物乞いして運営費を賄う、トイレは水で下水に直接ながす、入場時にヴァルナがランダムに決まってそのとおりに過ごさないと退場できない、くらいのをw
938世界@名無史さん:2011/07/24(日) 21:27:06.99 0
まあ>>919みたいな19世紀初頭の場合は欧米都市部のスラムやら幼児死亡率やら
伝染病やらも中々えらいことになってたようだからなー。そこそこ治まっている地域を
見ればマシじゃねと思うかも。神に選ばれた我々が野蛮な奴らを文明化するとかの
スーパービッグマウスを真に受けていたら特に。
939世界@名無史さん:2011/07/25(月) 07:40:16.74 0
ネパールに滞在した日本人が、「途上国のとりわけ田舎の農村共同体に生きる人々は、
とても純朴で美しい人間性を持ち合わせている人々が多いように感じます」と
欠いているのを読んで、なんだかなあ、と思ったよ

ネパールからは大勢の少女たちが売春婦としてインドに売られていくんだが、
時には家族や親戚が彼女たちを売りとばすこともある
940世界@名無史さん:2011/07/25(月) 12:19:06.93 0
>>939
村社会はけしからんと書いておいて別の記事に農村万歳と書いてる支離滅裂な新聞雑誌があるからな。
ノルウェーの銃乱射事件見ればわかるが、北欧は移民やらドラッグやらで社会が荒んでいる点があるのにガン無視したマンセー本が日本国内で出回ってた。
途上国に幻想を抱く先進国の人間も同様だ。
よその世界を安易に美化するべきではないだろう。
941世界@名無史さん:2011/07/25(月) 16:12:53.65 0
ネパールは約10年間続いたマオイストとの内戦によって、社会的インフラが崩壊し、
超「自己責任社会」になった
でもネパールを賛美している連中は「自己責任」という言葉を嫌いそうだなw

警察、国軍が紛争の当事者であり、マオイストと疑われた市民は逮捕され、拷問されて、
そのまま帰ってこないという事例が多数出て、国家による治安維持体制は信頼をすっかり失った
電気、水道などの生活インフラの整備や運営は滞ったまま
経済情勢が悪化し、内戦からの避難と雇用を求めて海外へ働きに出る人々が激増
医療保険制度や年金制度もなく、自らの安全と将来の生活は自分で守るしかない
942世界@名無史さん:2011/07/25(月) 22:53:02.17 0
以前、北斗の拳に衝撃をうけた外人てのがいたけど
北斗の拳って、マッドマックスとブルースリーのミクスチャーじゃん
本家はそっちだろwww
943世界@名無史さん:2011/07/25(月) 23:28:44.29 0
>>942
ああいう荒廃した近未来というのが当時流行っていた。
944世界@名無史さん:2011/07/28(木) 23:25:57.40 0
やや外れるがアフガンとか内陸貿易くらいしか産業が成立しない山岳部だと鉄道・高速道路が出来ないと近代化に取り残されるのだろうな。
高度的にそれも困難なネパール・ブータンは基地城下町戦法しか発展できない気もする。
945世界@名無史さん:2011/08/02(火) 22:54:32.10 P
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15174473

1938年のインドのカラー映像
946世界@名無史さん:2011/08/04(木) 23:54:02.48 0
>>944 ブータンは水力発電による売電という伝家の宝刀があるな。緑豆に気づかれる前にせっせと川にダムを作らないと
947世界@名無史さん:2011/08/05(金) 00:31:16.58 0
>>945
ラストあたりで未来の首都デリーと言ってるな。
948世界@名無史さん:2011/08/05(金) 10:03:15.86 0
>>932
萎える前に寄付でもしてみやがれ、スットコドッコイがw
949世界@名無史さん:2011/08/09(火) 21:19:26.62 0
>>948
ガガ様のファンですね?ニャリ
950世界@名無史さん:2011/08/19(金) 14:06:25.86 0
インドでは自然科学研究所でさえも、神々に対する礼拝を行うってマジ?
951世界@名無史さん:2011/08/19(金) 15:36:19.13 0
宗教的信念と科学的精神は矛盾しないものだけどな
952世界@名無史さん:2011/08/20(土) 21:19:14.34 0
神々を信じてなくてもやらんとポストから外されるとか
953世界@名無史さん:2011/08/21(日) 09:04:50.70 0
俺も日本の神仏によく礼拝してるけどちゃんと現代的生活送ってるよw
954世界@名無史さん:2011/08/23(火) 21:35:36.16 0
インド人は普遍的なものを重視して、個別的・特殊なものを軽視する傾向があるので、
歴史学・地誌学・博物学などはあまり発達しなかった
医学や化学は違うけどね
インドでは化学のことを「ラサの道」と呼んだ
ラサとは薬草などの汁のことで、後には水銀を特に使用するにいたった
その結果、一種の錬金術が発達し、鉱石やアルカリなどの薬品に関する知識も成立した
しかしインド人の空想性が禍して、11世紀ごろには単なる魔術と化していた。
そしてそれがヒンドゥーの信仰と結びつき、不死の薬、水銀を使用することによって
シヴァ神との合一を目指す水銀派のような宗教も成立した
955 [―{}@{}@{}-] 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/09/03(土) 15:24:26.46 P
日本人にとっては中国史よりよっぽど重要だから
高校の世界史の授業からゴソッと中国史を外してインド史と入れ替えるべし
956世界@名無史さん:2011/09/03(土) 19:07:45.35 0
>>955
ついでにNHK ETVの語学学習放送、英語とスペイン語以外の欧米語を全廃して
ヒンディー語、ペルシャ語、アラビア語に入れ替えるべし
957世界@名無史さん:2011/09/13(火) 07:57:25.67 0
83年〜2009年 最高期
87年〜2003年 安定最高期
89年2001年  文化大成期
89年〜93年  文化大成期 成長期
94年〜98年  文化大成期 華期 96年〜97年(97年)黄金期
99年〜2001年 文化大成期 終盤期


958世界@名無史さん:2011/09/18(日) 08:37:21.54 0
959世界@名無史さん:2011/09/23(金) 02:30:38.83 0
長男ハリラル(渥美清の声で)「俺は、英語を勉強して、実業界にはばたきた
いんだよ。なあいいだろ。おやじ」
ガンジー(笠智衆の声で)「いかん。それはいかん。お前のその浮ついた考え
はいかん」(笠智衆の声で)
ハリラル「何でよぉ。商売は悪いのかい?」
ガンジー「人様のつくったものを右から左に流して金をとるのは
まちごうとる」
ハリラル「英語はいいだろう?」
ガンジー「ダメじゃ。お前はインド人ならインドのことばを学ばにゃいかん。
わしは、ヒンドゥーの神々に恥ずかしい」
それから何年かのち・・・
ガンジーの支持者(倍賞千恵子の声で)「バブー、お客様ですか」
ガンジー「うむ。わしーが、煩悩を超越しておるか、確かめるために、
この人たちにそばに寝てもらうとる」
海外から来た妖艶な女性A(松阪慶子の声で「こんにちわ」
海外から来た妖艶な女性B(かたせ梨乃の声で)「こんにちわ」
国民会議派幹部(下條正巳の声で)「マハトマも、あれでけっこう助平だな」
幹部の妻(三崎千恵子の声で)「ほんと。幻滅したわ」
960世界@名無史さん:2011/09/23(金) 02:37:26.74 0
登場人物が古いな
三十年前のお値段です
961世界@名無史さん:2011/09/23(金) 15:53:45.09 0
はい。959作者です。
ヒンドゥスタン・アンバサダーの国だもん。合わせたんだ。
962世界@名無史さん:2011/09/23(金) 23:06:56.32 0
>>942
さらに遡れば、バイオレンス・ジャックというのがあった
963世界史@名無史さん:2011/10/06(木) 13:54:15.19 0
964世界@名無史さん:2011/10/09(日) 12:01:37.53 0
最近、よく行きつけのアフィサイトの右欄に、サカ王朝アゼスの銀貨がやたら出現してるんだが、いい加減ウザいくなってきた。
アフィって個人の検索情報とかが収集されて自動的に表示されるのか?
965世界@名無史さん:2011/10/12(水) 02:31:03.34 0
全然わからないんですが日本だと信長や龍馬が人気ありますが
インドの英雄って誰になるんですか?
966世界@名無史さん:2011/10/12(水) 22:28:14.13 0
ハヌマーン
967世界@名無史さん:2011/10/12(水) 23:30:00.70 0
ガンジーだろ
武将はイスラム系だから人気出ない
968世界@名無史さん:2011/10/13(木) 11:19:20.83 0
アクバル大帝以外にいないんだよなあ、人によってはシヴァージーになるかもだが
969世界@名無史さん:2011/10/16(日) 20:46:38.65 0
かいばるとうげ!
970よろずこ:2011/10/20(木) 07:45:21.97 0
海原峠!

ちと苦しいか。
971オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/10/20(木) 18:45:50.54 0
>>967
ヒンドゥー教徒で英雄的な武将だとプリトヴィーラージ3世とかいるね。
日本じゃ知名度がいまいちだけど、今でもインドでは結構人気あるし。
近代だとやっぱりラクシュミー・バーイーが女傑として人気あると思う。
972世界@名無史さん:2011/10/20(木) 18:59:14.83 0
南インドならティープー・スルターンでしょう。
973世界@名無史さん:2011/10/20(木) 19:01:05.20 0
あとマウリヤ朝のチャンドラグプタの宰相チャーナキヤ。
974オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/10/20(木) 19:38:46.44 0
>>972-973
ティープー・スルタンは確かに英雄だと思うけどカウティリヤ(チャーナキヤ)は英雄とは、
違うタイプじゃないかな。普通に優秀な人物だしインドでもそれなりに評価高いだろうけど。
975世界@名無史さん:2011/10/20(木) 19:52:53.28 0
まあ、英雄というより偉人という感じだな。

じゃあ、Mangal Pandey
976世界@名無史さん:2011/10/20(木) 22:26:53.38 0
これ、完全フィクションだと思うけど、インド人からしてみればラストサムライとか龍馬伝の
ような祖国英雄譚なんだろうな
http://ameblo.jp/sir-cry/entry-11050812044.html
977世界@名無史さん:2011/10/20(木) 23:41:23.36 0
プラティハーラ朝のボージャ1世はイスラム進出以前の北インドの大半を統一
して物語のネタにもなったそうだが現在のインドでの評価はどんなんじゃろ
978世界@名無史さん:2011/10/21(金) 00:15:00.43 0
ウルミのブログ感想読んだけど、まさに>>965のような感想が出ているね。

>志半ばで倒れた織田信長や坂本竜馬

とはいえ、映画がネットにあがっていたので早速見たけど、冒頭で
バスコ・ダ・ガマの説明が入っているあたり、映画を見る前に、
インド人にガマが誰なのか教育が必要なようだ。
今後主役のケルーは伝説の英雄になってゆくのではなかろうか。

ところで、セポイの反乱の英雄マンガル・パンデ(1827-57)も映画がある。
1983年と2005年版の日本があり、これらネットにあがっている。
979世界@名無史さん:2011/10/22(土) 00:21:03.67 0
ウルミって、あのペラペラした鞭みたいな剣のことだったのか。
何度かインド映画で見ていたけど、映画用の小道具だと思ってた。
980世界@名無史さん:2011/10/22(土) 13:42:37.60 0
俺もウルミ見てみた。ガマ親子、最低な描きぶり。インド人は気持ちいいだろうけど、
ポルトガルから抗議が来そう。これでインドの銀行がポルトガル救済とか
するようになったら、ポルトガル人辛いだろうねえ。
981世界@名無史さん:2011/10/22(土) 15:21:01.13 0
>>980
ポルトガルからまたチョリソーが送られてくるぞw
982世界@名無史さん:2011/10/22(土) 20:27:59.21 0
>>980
俺も見たけど、ちょっとポルトガルの描き方が大きすぎる気が。
後年のイギリスの悪行まで全部おっかぶされているような。
983世界@名無史さん:2011/10/22(土) 22:47:14.02 0
考えすぎかも知れないけど、インドにしてみれば、英国は叩くと経済的に
困るけど、ポルなら安心して叩けるってことかも(?)
984世界@名無史さん:2011/10/23(日) 07:45:19.97 0
普通そう考えるでしょ。
985世界@名無史さん:2011/10/24(月) 00:06:43.92 0
そもそもインド全体でポルトガルと利害関係のあった地域自体狭いからなあ。
986世界@名無史さん:2011/10/24(月) 22:38:53.25 0
ディウとゴアね。
映画では、見てる人があたかもインド全土が支配されていたのでは無いかと錯覚させるような説明の仕方も見られた。

実はイギリスとオーバーラップさせてたのかも。
987世界@名無史さん:2011/10/24(月) 23:51:00.40 0
>>986
ガマよりフマユーンのほうがはるかに外来の支配者としてははるかに悪辣な気がする。
遊び呆けて1度国を潰したり、隣国の支援で忘れた頃に戻ってきり、住民からすればたまったものではない。
988オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/10/25(火) 00:07:12.70 0
>>987
でも、今のインドでフマーユーンはアウラングゼーブみたいほど悪くは言われてないように、
思える。決して有能な君主ではないけど人は良かったからそんなに不人気じゃないのかな。
性格が穏やかすぎて政治家に向いてなかった君主の典型的なパターンという感じがするし。
989世界@名無史さん:2011/10/25(火) 00:40:22.50 0
>>987
イギリス支配前、実は短期間ポルトガルがインド全土を支配していた。


とゆーパラレルワールドものも見てみたいと思った。ポルトガルが報復(?)
としてインド全土支配していることにするアクションアトベンチャー映画とか、
作ったら面白いのに。問題映画となってインドで大ヒットして、ささやか
ながらポルトガル経済に寄与するかも。
990世界@名無史さん:2011/10/25(火) 01:51:59.61 0
一時はポルトガルも随分な数の沿岸都市およびセイロンを支配したもんじゃがのう
991世界@名無史さん


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