ジェンダーの歴史

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1世界@名無史さん
社会的・文化的な性のありように関する歴史について語ろう。
2世界@名無史さん:2010/09/12(日) 17:22:35 0
スキタイ人はインポになると女装されられてエナレス(中性者)とされた。
3世界@名無史さん:2010/09/12(日) 17:32:46 0
古代ギリシャでは他人に肛門をアッー!された男は市民権を剥奪された。
4世界@名無史さん:2010/09/12(日) 19:27:10 0
女って本を読むと性差の話ばっかりするようになるよね
5世界@名無史さん:2010/09/13(月) 02:02:27 0
>>4
この板長いこと見てるけど、記憶に残ってるのは
・百年戦争や十字軍の戦術について洋書まで引いてきてマジ語りする某女史
・古代ギリシャのホモ話等について洋書まで引いてきてマジ語りする某女史
・シナ史全般についてほぼ必ず漢文献を引いてきてマジ語りする某女史
とかそんなのばっかりだ。皆最近見ないけど。
6世界@名無史さん:2010/09/13(月) 11:47:07 0
>>4
若○みどりセンセーとか。
7世界@名無史さん:2010/09/13(月) 13:20:30 0
>>4
オヤジ臭い発言だなあ
盲信的なフェミニストは迷惑だけど、こういう阿呆がでかい顔してるの見ると吐き気がする
8世界@名無史さん:2010/09/13(月) 15:53:53 0
中央アジアではソ連時代を経てもなお、カーリム(結納)やアラ・カチュー(略奪婚)の
風習が残っているらすぃ。後者は日本でいえば「嫁盗み」のようなものかな。
9世界@名無史さん:2010/09/13(月) 20:33:39 0
そもそも今の女はフェミニズムというより

女の地位向上じゃなくて妄信的に男の地位がほしいだけなんだよな

フェミニズムじゃなくてマスクリニズムになってんだよ知らんうちに
10世界@名無史さん:2010/09/13(月) 20:51:29 0
>>9
そうだね。

ただ、その一方でいまだにこんな価値観を持っている連中がいるのかと
思うとオソロシス

ttp://ameblo.jp/nou-ka/
2ちゃんねる『農家の暗部』まとめ
11世界@名無史さん:2010/09/13(月) 21:06:48 0
>古代ギリシャでは他人に肛門をアッー!された男は市民権を剥奪された。

何でやねんww
12世界@名無史さん:2010/09/13(月) 21:32:54 0
2chのその手の議論って結局他人のやること、存在すべてが気に入らないって話で不毛なんだよなぁ。
だから生活板とか家庭板って雰囲気最悪で嫌になる
13世界@名無史さん:2010/09/13(月) 21:34:27 0
そもそも、女の地位向上は男女平等への過程でしかなく、フェミニズムもその道具でしかなかったはずなんだがな
男女平等ってのはジェンダーに囚われない選択の自由を保証することであって、例えるなら女がズボンをはくように男がスカートをは
いても非難されない社会が完成形なんだが、今の日本はその半分、女がズボンをはくことだけが認められた過渡期の不安定な状態にある
しかし、それにも関わらず、手段と目的が入れ替わった自称フェミニスト(苦笑)どもは女の地位を向上させるために男女平等を利用して、結果的に女の地位をさらに貶めている
この状況を打開するには、諸外国の男女同権運動と同様に女自身が自分たちのために戦わないとならないんだが、偽りの甘さでまやか
す今の社会が自分たちの本当の敵だと日本の女が気が付くにはあと50年はかかる
14世界@名無史さん:2010/09/13(月) 21:48:35 0
>>13
改行ぐらい覚えようね。
15世界@名無史さん:2010/09/13(月) 22:01:52 0
よく「結婚できない男性が増えている」というけれど、昔でも貧乏人は
結婚できない男が一定数いたのでは?

イスラーム圏の場合、結納が払えずに一生独身で終わる男性が多いことは
有名だが、江戸の街も圧倒的に男性が多かったし。
世界史板の住人で、この辺の歴史に詳しい人はいないかね?
16世界@名無史さん:2010/09/13(月) 22:18:58 0
>>11
アッー!されたらもう男ではないので

>>13の「例えるなら女がズボンをはくように男がスカートをは
いても非難されない社会が完成形なんだが」
ってあたりと関連する話
17世界@名無史さん:2010/09/14(火) 05:41:12 0
『饗宴』でも男同士ラブラブやってんじゃん
18世界@名無史さん:2010/09/14(火) 09:21:27 0
>>17
『カルミデス』でも。
19世界@名無史さん:2010/09/17(金) 02:17:59 O
フェミニズムの認識がごっちゃになっている人がいるので、フェミニストとして一応整理しときますよ。
フェミニズムは大きく分けて二つある。

一つは、男の権利を女にも という奴から始まって
(これは女がそもそも人間扱いではなかったたため、女も人間に含めてくれ、というもの
 男の地位を欲しがる、というが、それは人間として見なされる地位だからだ)
そこから個人主義(男だ女だで人を見るのではなく、個人として人をみる)に行き着いたフェミニズム。
もう一つは、今まで蔑視されていた女という性の特有の性質を、神聖なものとして見なそう、というタイプ
(歴史的にはこっちが後だったかな?)
フェミニズムは概ねこの二種類に分けられるんだけど、この二つはわりと対立する思想でもあるんだよね。
(前者は性差を気にしなくて良い社会を目指すのに対し、後者は性差を重視する思想)

両方一編にやってるって人は、ほとんどいないんだけど、フェミニズム叩きをする人は、この二つを混同視している傾向がある。
まぁ、端から見るとややこしいから、混同しちゃっても仕方ないんだけどね。

更に日本で話がややこしいのは、日本は江戸時代まではわりと母権主義国家で
明治期に父権主義を輸入したせいで、男尊女卑と母権主義が同時に成立している上へ
戦後は資本主義国家として、個人主義を取り入れた点。
おかげで、日本のフェミニズムはカオスですよw
20世界@名無史さん:2010/09/17(金) 09:49:09 0
フェミニズムは西洋エスノセントリズムに陥りやすい。
21世界@名無史さん:2010/09/18(土) 21:42:26 0
なんだかんだいって、この世は 金 と 権 力 の あ る 男 にとって
有利なようにできている。
22世界@名無史さん:2010/09/18(土) 22:36:15 0
産む産まないは女の権利、女が決める、

という傲岸不遜な生命への畏敬のかけらもない思想は
やはりフェミニズムの産物だよね。
フェミニストとしてそこらへんどう思う?
23世界@名無史さん:2010/09/20(月) 09:41:32 0
やさしい経済学−「社会科学」で今を読み解く
日本の「長い近代化」と市場経済 8:「自働自営」の気楽 東京大学准教授 中林 真幸

主婦の家事技能は、一般に本人の個性と家風からなる独自の特徴を持つ。
例えば、料理は個性的であるほど家族に喜ばれる。しかし、この個性がくせ者である。
家族との関係において意味を持つ関係特殊的な技能は、市場では評価されない。
一方、亭主が売る生産物や労働は市場でいくらでも買い手がつく。
この市場への接点の非対称性につけ込めば、男性は強い交渉力を持てる。
これが権威主義的な社会における女性差別の構造である。

日本の近代化を支えた製糸業の労働者たちの大部分は、親の家計を支えるために就業した、
農村出身の10代から20代の女性だった。
徹底した成果主義賃金が採用されていた製糸業においては、成績次第で成人男子をはるかに
上回る賃金を得ることができた。
権威主義的な農村社会から来た彼女たちの感覚は、工場生活でどのように変わったのであろうか。

効果は劇的であった。政府が1903年に刊行した報告書は、製糸労働者たちが、父兄を軽蔑し、家父長制を尊重しなくなると報告している。
地元紙はその意識の背後をさらに掘り下げる。
高賃金を稼ぎ、自身の労働の市場価値を知った彼女たちは、結婚相手が芳しくなければ、あえて
「亭主持ちの窮屈」を「忍」ぶよりも離婚して「自働自営」の「気楽」を選ぶ、という。(『信濃毎日新聞』1893年8月26日)
元労働者からの聞き取りを編集した山本茂実『あゝ野麦峠』『続あゝ野麦峠』にも、娘が稼いだ
高額の賃金に手を合わせる父親の姿、あるいは、自身を侮辱した村の地主をどう喝する、
工場帰りの若い娘の姿などが、生き生きと描かれている。
「窮屈」な社会秩序は溶解し始めていた。
24世界@名無史さん:2010/09/20(月) 09:44:16 0
実際には大多数の女性労働者は数年で退職して農家に嫁いでいった。
しかし、いざとなれば帰る場所としての労働市場が出現した以上、男性が女性を家庭にとどめおき
たければ、すくなくとも「自働自営」より快適な条件を提示しなければならない。
女性労働市場の存在は、家庭内における「女性」性の価値もまた高めたのである。
開かれた労働市場は人を自由にする。
その効果は、前近代社会において関係特殊的な人的資本投資に特化していた女性にとって、
特に大きかった。

若い男女が互いの人生を尊重しつつ、将来を語り合う。そんな当たり前の恋愛風景も、この1世紀
ほどの新しい伝統なのである。
職業志向か家庭志向かにかかわらず、まずは市場に居場所を得る一般的な能力を身につけること。
新しい伝統が教える幸せの鉄則である。
25世界@名無史さん:2010/09/20(月) 11:30:04 O
>>22
それ、実は時代を遡れば遡るほど、当然の権利扱いだったりするよ。
フェミニズムなんて発祥するよりも遙か昔からの女の権限だったらしい。
もちろん昔は堕胎じゃなくて、間引きって形なんだけど。
原始的な社会ほど、出産の儀式に、産んだ子を育てる殺すか決めること自体が含まれていることが多い。
当然原始的な社会では、出産に関わるのは女だけだから、女が決めていた。
後の時代になると、イスラム圏みたいに男が間引きを決めたりもするようになるけどね。
そもそも、生まれて数年以内の赤ん坊を
「命ある人間」として認識するようになったこと自体が近代以降。
それ以前は、いつ死んでもおかしくないモノ扱いだった。
日本では明治時代まで、間引き当たり前、水子の概念すらなかった。
また、江戸時代くらいの人々は、貧乏だから仕方なく間引くというだけでなく、
生活レベル下げたくないから、みたいな理由でわりとさくさく間引いていたようだ。
「命の尊厳が〜」と言うが、そもそもどこからが「命」として扱えるのかの
明確なラインさえ、科学的には引くことが困難だったりする。
というわけでまぁ、ほぼ「命」といって差し支えないレベルまで
成長した女という生き物の人生を滅茶苦茶にしてまで
生命かどうか曖昧な胎児を無理矢理産ませるのは
よっぽど「命の尊厳」を無視したことじゃまいか? って発想かな。
26世界@名無史さん:2010/09/21(火) 11:04:30 0
2chのミソジニー(女性嫌悪、女性蔑視)は凄いな。

女性板・独身女性板・男女板を荒らしている連中は、イスラーム圏に生まれていたら
テロに走っていたかも試練。
27世界@名無史さん:2010/09/21(火) 11:42:13 0

『西洋古典学事典』を読め





28世界@名無史さん:2010/09/21(火) 20:39:59 0
>>25

歴史の都合のいいつまみ食いですな。
ならば間引きが横行していた江戸時代に戻ろうじゃないの。
江戸時代は女に自由があったなんてそれこそフェミニストの妄想だから。

俺自身は江戸時代になんか戻りたくないし
女にとっても気の毒だと思うけど、まあフェミニスト自身が
江戸時代をある意味理想化しているようだから。
よほど「近代」が嫌いなんだね。

29世界@名無史さん:2010/09/21(火) 20:44:38 0
フェミニストは否定するだろうが
父権主義よりフェミニズムと優生学こそ実は親和性があると思う。
>>25のような意見見てると。

なんかジェンダー本読むと
「父権主義が優生学を生んだ!」とかばっかだけど。

30世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:03:01 O
>>28
いやいや、江戸時代に自由があったなんて、これっぽっちも思ってないよ。
母権主義ってのは、響きとは逆にフェミニズムにおいしい時代とは言い難いしね。
(部族主義というか、ムラ社会というか、血縁主義というかそういう世界
 で、そこでは生命誕生の力は呪術的に大きな意味をもつ。そう言う世界)
フェミニズムが間引き作った、なんていうのは、大嘘ってこと。

ただ、堕胎に反対する人って、「人間の命」に女を含めてない感は感じてるかな。
女の命なんてどうなっても良い、男様の可能性がある胎児の命の方が大事
的な発想を、堕胎反対には感じたりはするかな。(個人的にだけどね)
もし望まない子供を産むことになっても、産休取り放題、
社会的に一切の差別や偏見を受けない、子供の受け入れ機関がある、
って社会ならみんな産むと思うけど、大体社会的な死が待っているからね。
子供と一緒に、二人まとめて社会的に死ぬくらいなら、
一人でででも生きる、ってのが現在の堕胎の主な理由でしょう。
特に女性が性に自由である事への差別偏見は酷いからね。
社会的規範に沿わない子供産んだら、大体社会的に死ぬ。

>>29
母権主義の社会は血縁大事だから、そういう意味では優生学との相性は良いね。
ただ、
「何かの基準で優秀なものと優秀でないものが決められて、
 優秀でないモノを優秀なモノがコントロールするべき」
って発想は、父権的だね。
遺伝子という理屈で捕らえられるモノを基準にして、優秀・非優秀を決める発想は
やはり父権社会の賜だよ。(学問にしちゃった時点で、父権的と言える)
母権社会の場合は「そういう運命だった。そういう徳を持って生まれていた」
っていう発想になる。理屈や基準は作らないんだね。
そういう意味では、やっぱり優生学は父権的な発想ではある。
まぁどちらも、血筋大事である価値観には違いないけど。
31世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:16:29 0
「男様」だろうが「女様」だろうが
胎児は既に独立した一個の人間だと思ってるけどな。

父だろうが母だろうが胎児の生命をどうこうする権利なんぞないでしょ。

それになんで江戸時代の間引きなんぞを例に挙げたの?
自由なんてないと思ってるなら。

産む産まないが女の権利で、正当な権利の行使に過ぎないというなら
女は自分が宿した子がぐちゃぐちゃに潰されて
胎内から吸引されるさまを録画されて手術後に正視できるのかね。

そういう現実に即さない論は空虚でしょ。
32世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:22:30 0
権利だけあって責任は無いというのはおかしいから
「産む産まないは女の権利。女が決める」なら
中絶の全責任は女にある、ってことにならんのだろうか?
33世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:24:16 0
精子バンクでエリート男性の精子を選んで受精する女は
「父権的」に思考しているの?
34世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:35:39 O
なんかそろそろスレ違いな気が。
歴史板だから歴史背景説明したわけで、
そんなん知るか、主義主張の問題だとなってくると、もう男女板行って下さいとしか。
これ以上答えるとなると、もうただの個人的な意見になるしなぁ。

……でもまぁ、一応答えられる部分は答えておこうかな。
(歴史板に則さない、個人的な意見だよ。ゴメンね)

とりあえず、胎児が個人かどうかは、現代でも本当に判断が難しいのは事実だよ。
何しろ個体としては生存できない。ここが最大のネック。
母胎とセットでないと生存できないのが、本当に問題なんだ。
だってある意味では、女の体の一部とも言えるんだもの。
この問題のせいで、堕胎は女だけの責任で、孕ませた男は逃げ放題、っていう事態も生まれる。
となると、堕胎が女の権限になるのは、まぁ現状では仕方ない。
責任がある以上は、権利もある。両者は表裏一体だからね。
逆に言えば、胎児という存在から、完全に女の責任を消せる技術(つまり人工子宮)や
社会的仕組みが発明されれば、この問題は解決するし、早くそうなったらいいなとは思う。

うは、完全にフェミニズムも歴史も関係ないな、この意見w
35世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:38:14 O
>>33
発想としては父権的思想に分類されると思うよ。
まぁ、思想の分類って難しいから、他の人に聞けば違う答えが返ってくるかもだが。
母親だからと言って、父権的思想で行動しないとは限らない。
36世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:44:28 0
>個体としては生存できない
重度の先天的・後天的障害者や認知症末期の高齢者もそうだよね。
その言い方ならかれらも「個人」として判別するのには問題あるの?
フェミニズムって相当危ない橋渡ってる思想なんだな・・・。
37世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:47:53 0
生殖に関して男性と女性の間に如何ともしがたい非対称性がある以上しょうがないね
38世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:52:03 0
えっと、フェミ二ズムにおいては
窮極的には障害者・認知症高齢者は
「個体」「個人」ではないってことでファイナルアンサーなの?
これ結構ショックだわ。
39世界@名無史さん:2010/09/21(火) 21:59:57 0
フェミニズムを掲げる女性版ヒトラーもどきが
数十年後どっかの先進国で登場してもおかしくないなw
40世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:00:04 O
>>36
障害者の世話をする人は、ぶっちゃけ誰でも良い。
そこが胎児と致命的に違うんだな。
そもそも、社会的な援助を受けなければ生きていけないのは、どんな個人でも一緒。
そして社会的システムは、人が入れ替わり可能なものだ。誰が運営しても同じように機能するのが肝だ。
だからこそ社会的責任は、分散が可能なんだね。
ところが生物学的にくっついちゃってて、離せない、ってなると、そうおいそれとはいかなくなる。
障害者や高齢者は、その扶養責任を社会全体に分散できるけど、胎児はそれが難しい。
もちろん、社会システムをものすごく発展させれば、社会的責任の分散は可能だろう。
でも現状は、全然ってところだからね。なかなか大変だ。
41世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:03:24 0
>>40

人工子宮とか夢物語を言う前に
女性という生命体に伴う宿命と受け止めたほうが
よほど建設的ではないの。
42世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:04:09 O
>>38
えーっと、そうではなくてだ、
要は責任があるなら権限もある、ってこと。
堕胎問題に関しては「責任だけおっかぶせて、権限取り上げるのは酷いよね」ってこと。
だから胎児への責任が、ちゃんと社会に移行されるなら、権限も手放せる。
ただ現状は、責任は女だけ取れ、権限は社会へ寄こせ、ってのが堕胎反対論だから
まぁ、それには反対するということだね。
43世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:10:08 O
>>41
うん。現時点ではそうしているわけだ。
つまり女性という生命体特有の責任を受ける代わりに、権限も持つ。
その権限が堕胎ってこと。
人類は生まれた頃から、ずっと間引きを駆使してきたのは原始母権社会を見れば分かる。
間引きで生をコントロールするのは生命体としての宿命だったわけだ。

ただ生命体としての宿命から逃れるのが夢物語と言い続けていたら、歴史は生まれないよ。
少なくとも間引きはせずに、せめて堕胎で、って形になったのは文明のおかげなんだから。
それこそずっと江戸時代ではなくなるために、文明発達はある。
だからいつか、堕胎もしないで生きていける世界が来ればいいよね。
44世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:10:34 0
>ちゃんと社会へ移行される

親が育てられない子を普く養育する機関とかが出来れば
、ってこと?それ自体はいいと思うんだが

でも「育てられない」ならまだしも「望まない」にはすごい拒絶感あるわ。
やりたい放題セックスして、生まれてくる子にはなんの責任も取らない親ばかりの社会になって
そんな連中の後始末を子への責任感を持って育てている人たちが取るって社会?

45世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:15:38 0
なんかフランス2月革命の頃に、
男女乱交乱婚で生まれた子はみんなで育てるって趣旨の
カルト的小共同体なかったか?

あっという間に解体したらしいが。
46世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:19:38 0
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1284963424/l50
【英国】10人の女性に子供を産ませては養育もしない男(25)…
母子のために税金3億円近くが使われることに(写真あり)
47世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:21:28 0
某人権団体の会合で「みんな生活保護を取ろうよ♪」
って歌を聴いたことがあって
「その金は誰が出すの?」って思ったけど
なんかそれと似た感じだな。
48世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:21:36 O
>>44
そこから先は、歴史やジェンダー論ですらなく、社会学の世界だね。
どんな社会が理想的かって話になってくるから。

個人のケツを社会が持つのが嫌なら、
そりゃ個人で責任を持つ(その場合は権限も持つ)社会になるし
個人のケツくらい社会で見ろよ、って意見なら、
責任と権限を社会が持つことになるってだけのことで
どっちが良いかは、社会学者さんたちへ。
49世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:24:52 0
>>48

あなたの意見は?個人的見解でいいから。
>>44について。
50世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:25:10 0
>>45
ヨーロッパでは古代ギリシアの時代から、財産と女性は共有されるべきという
ユートピア思想があった。
51世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:29:24 O
おいおい、本当にジェンダー関係なくなるぞ。
正直以下のどれでも良いんだよね。
1.もの凄く簡単に使えて、確実で、副作用や困った点のない、避妊方法が発明される
2.現状の堕胎制度維持。
3.社会が全部引き取り、子供を生んだ母親への差別偏見社会的損失が一切なくないシステムの確立

ただ、1もご指摘の通り3も難しいので、消去法で現状維持って感じで。
52世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:29:33 0
共産党宣言の「婦人を共有する云々」というくだり
マルクスは例によって晦渋な台詞で誤魔化して批判者を嘲笑しているが
あれ、危惧した「ブルジョワ思想家」のほうが正しいんじゃないの。

共産中国の初期では僻地の村で「共産共妻」になったと
真剣に受け取って乱交を始めた所もまじであったそうな。
53世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:31:45 O
「なくない」ってなんだ。「なくなる」だw

>>50
しばしば歴史上に登場するよね。
村の女性は村全体の財産ってのが、昔の日本の村の理想形でもあったみたいだし。
54世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:34:59 0
革命家のヴィルヘルム・ヴァイトリングは、結婚はそれ自体、財産所有の
特殊な形態である以上、
「女性は以後、結婚から逃れ、共有財産となるべきだ」
と主張していた。

でもこのやり方だと、若い女性や美人に男たちが群がりそうだな。



55世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:37:28 0
昔の日本の村々だって男女が嫉妬と無縁だったとは思えないんだが・・・。
こういう話のスレでは必ず出てくる事例だけどね。

極端な例だけど、津山30人殺しがその証拠じゃないの。
56世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:39:45 O
ていうか、人類に男女がいて、独占欲が存在する以上、
どんな社会形態でも、必ずそうなるよなぁ……。
57世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:39:50 0
思いっきりすれ違いだが、マルクスって
自分の頭で思考する能力はあっても
他者にそれを伝達する能力はからきしじゃないか?
マルクス関係文献、抵抗なくすんなり読めるって人どれだけいる?
58世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:46:05 O
あれは、翻訳のまずさってレベルじゃないよな。
何だろう、言いたいことの核心をなかなか突かないというか、
核心の周辺をグルグル回ってる感じがするというか。
59世界@名無史さん:2010/09/21(火) 22:49:18 0
日本の「夜這い」は南方系・ポリネシア系の文化なのかな?
ボルネオのプナン人の間にも「ポーカカップ」という習慣があるそうだが。
60世界@名無史さん:2010/09/22(水) 00:34:23 0
>>44
>やりたい放題セックスして、生まれてくる子にはなんの責任も取らない親ばかりの社会になって

男は子どもができても逃げて知らんフリできるけど、女は堕胎するか産むかを選ぶしかない。
61世界@名無史さん:2010/09/22(水) 07:49:58 O
そういえば、コミュニケーションとしてのセックスに対する嫌悪、というのが
ジェンダー的な抑圧・差別の根底にあったりするのは面白いよね。
それこそ「やりたい放題セックスして〜」なんていうのは、
生殖を目的としないセックスは罪悪である、という発想がベースにある。
ただこの発想は、もともと普遍的なモノではなく
そもそもボノボほどではないにせよ、人間のセックスには生殖とは別の
コミュニケーションの意味合いが、もともとあったりする。
これを嫌悪・忌諱する発想ってのは、人類が抱えた、生命に対するかなり複雑なコンプレックスだよな。
62世界@名無史さん:2010/09/22(水) 20:33:27 O
>>59
ざくっとぐぐった程度だが、大陸系ではみかけないな、そういえば。
63世界@名無史さん:2010/09/26(日) 00:08:53 O
>>45
フーリエのファランステールのこと!?
64世界@名無史さん:2010/09/26(日) 02:34:11 0
>>62
女が男に夜這いをかけるのなら旧約聖書ルツ記にでてくる。
65世界@名無史さん:2010/09/26(日) 09:35:17 0
レヴィレート婚も昔から世界各地にあるな。

中央アジアの遊牧民の場合、夫の親族にとって、カーリム(結納)を
支払わずに済むという利点があった。
しかし、女性にとって、新しい夫が自分の子供より幼いという悲劇的な
ケースもあり、夫が成人したころには彼女の容色は衰え、夫のために
しかるべき「妻」を見つけねばならなかった。
66世界@名無史さん:2010/09/26(日) 19:17:33 0
ここでフェミニストが力説するほど現代日本で中絶経験者は迫害されているか?

今の社会、「中絶なんか本人の自由じゃないか」で済まされて
俺のように「中絶なんか赤ちゃん殺しと同じ」って台詞こそ
「頭が古い」「プライバシーの侵害」「余計なお世話だ」、となって大っぴらに言えなくなっているのに。

それに中絶手術の技術もここ数十年でだいぶ「進歩」して
中絶手術も金銭的負担を除けばさしたる負担でもなくなっているのに。
67世界@名無史さん:2010/09/26(日) 19:35:15 0
>>66は敬虔なキリスト教徒なのか?
68世界@名無史さん:2010/09/26(日) 19:53:17 0
>>67

敬虔でもなんでもない俗化した者だけど
一応プロテスタント。別に原理主義福音派じゃないんだけどな。

カール・バルトだって「胎児は受精卵の時点から神聖な命」と言ってるし
中絶反対は原理主義の専売特許じゃない。
69世界@名無史さん:2010/09/26(日) 19:57:21 0
日本最大教派のとある牧師は
「妻子ある男と不倫して妊娠した。中絶したい」
って相談に「中絶して赤ちゃんを『天国の神様に返してあげなさい』」
って返答してる。俺は牧師としてとんでもないことと思うけど
そういう牧師もいる。
70世界@名無史さん:2010/09/26(日) 20:00:04 0
キリスト教ばかり強調されるけど
現代日本仏教って中絶反対?それとも容認なの?

天理教とかの新宗教はどうなんだろ。
71世界@名無史さん:2010/09/26(日) 20:05:58 0
前に著書を読んだ女性産婦人科医は仏教徒で
正式に受戒したらしいけど中絶賛成派だった。
72世界@名無史さん:2010/09/26(日) 20:21:01 0
ヴェトナム反戦運動関連の本読んだんだが
なんで薬物注射しながら誰彼なくセックスしまくることが
反戦・全人類の解放に繋がるのか今いち分からなかったな。
その著者(女性)は上手く避妊できていたのか
妊娠しなかったらしいが、セックスパーティの仲間がみんな妊娠→中絶したので
中絶は絶対的な権利だと再認識したとか書いてた。

まあキリストの慈愛を説きながらヴェトナムに爆弾落とすのを
容認する伝道師も確かに情けないんだけどね。
73世界@名無史さん:2010/09/26(日) 20:31:28 0
もっとも唾棄すべきはヴェトナム反戦運動やりながら
9・11では「USA!USA!」と絶叫して
アフガンやイラク攻撃に歓喜の声を挙げたアメリカ中高年。
74世界@名無史さん:2010/09/27(月) 09:35:54 0
このスレの住人に聞きたいんだけどさ、

「繁殖する権利は誰にだってあるはずだし、それがしにくい人には国はサポート
しなければならない義務があるはずだ。
だが全くやってない。経済弱者ばかり助け、恋愛弱者は助けないのはおかしい。
勝ち組ばかり助け、独身貧乏人には何故サポートがないのか。
繁殖は生物として根源的なものなのに」

という意見についてどう思う?

75世界@名無史さん:2010/09/27(月) 11:12:12 0
>>19
貴女の言ってることに賛成だけど、一つだけ
「母権」といっているが、女性が権力を持った時代は一度も無い
日本が強かったのは、「母系」

母系が根強いところに儒教の強力な父権や明治のヨーロッパの父権が入り混じってしまったのが、戦前の日本
76世界@名無史さん:2010/09/27(月) 11:25:58 0
このスレ面白い。勉強させてもらいます
77世界@名無史さん:2010/09/27(月) 14:31:58 0
日本で庶民までもが処女性を重視することになったのは明治以降だな。
2chの処○厨たちは、近代になって創られた伝統を、古代からのものだと
錯覚している。

現在行われている天皇家の儀式だって、明治になってから創られたものが
多いからな。それまで仏式だった儀式を神式に変えたりした。
78世界@名無史さん:2010/09/27(月) 21:25:10 0
>>75 うん、言葉選びに迷いはしたんだけど。
やっぱ母系って方が正確か。
母権って父権の対になる言葉として作られた言葉だから、誤解招きやすいというか
そもそも権威という発想自体が、父権的なものだしなぁ。
79世界@名無史さん:2010/09/27(月) 21:36:45 0
>>74
繁殖できない=子供育てられない 理由のほとんどが経済的なものだから
経済的弱者を救うことは、繁殖を導くことになると思うけどなぁ。
性行為したいだけなら、日本はもう十分にそう言うサービスがあるし。
80世界@名無史さん:2010/09/27(月) 23:08:03 0
>>74
一応、区や市役所の中には、無料結婚相談所のあるところもあるぞ
81世界@名無史さん:2010/09/27(月) 23:10:21 0
「戦争、人質で女は殺されにくいという差別」
「男女平等だったら女も平等の確率で殺されるべきだろ」
という意見があるが、古代から戦争で成人男子は皆殺し、女は生かしておいて
奴隷化、というパターンがよくあったのは、それが勝者である男たちにとって
都合がよかったから。

旧約聖書『申命記』にも、
「あなたの神、主はその町をあなたの手に渡されるから、あなたは男子を
ことごとく剣にかけて撃たねばならない。ただし、女、子供、家畜、および
町にあるものはすべてあなたの分捕り品として奪い取ることができる」
とある。

この場合、女に対してではなく、男に対して文句を言うべきだろう。
82世界@名無史さん:2010/09/28(火) 08:59:26 0
女は基本戦利品だしな。
83世界@名無史さん:2010/09/28(火) 10:11:05 0
女は殺されないというのは、女の権利ではなく、
女を家畜と一所とみなしているわけで、女の人権を認めてない証拠じゃないか
84世界@名無史さん:2010/09/28(火) 20:01:43 0
>>81

でも今は男女平等なんだから、戦争になったら男女等しく殺されるべきだよな。
85世界@名無史さん:2010/09/28(火) 20:53:31 0
世紀末オーストリアに、アドルフ・ヨーゼフ・ランツ(1874〜1954)という
反ユダヤ主義者・オカルティストがいたが、彼は精液の作用について奇怪な
概念を抱懐しており、高等人種の男性を父親とする子供であっても、その子供は、
母親が婚前に、もしくは不貞を働いて関係を持った男の性質を受け継ぐと考えていた。

このような珍説はもはや過去のものとなったと考えていたら、最近、
ネット上に「テレゴニー」を本気で信じている人間が大勢いることを知って
ショックを受けた。

歴史を知らないと、このようないかがわしい説に簡単にひっかかって
しまうんだなあ。

86世界@名無史さん:2010/09/28(火) 21:25:55 0
骨相学クラスのネタだよなw
ああいうのは、信じたいから信じるんだと思う。
男根崇拝の一種じゃないかな。
母体には生命をコントロールする力があるように見えるから
男根にはその母体をコントロールする力があると信じたいというか。
男根が生命のコントロールに関して、無力じゃないと信じたいというか。
処○厨もこれに当てはまるのでは、ってどっかで見かけた。
87世界@名無史さん:2010/09/29(水) 13:02:09 0
>>84は自衛隊員なのか?

今は自衛隊にも女性が入隊するようになった品。
これから世界各国でどんどん女性兵士の数が増えていくのではないかと思う。
逆に、日本のように徴兵制をしいていない国では、男性でも希望しない人間は
戦争に行かなくて済む。
88世界@名無史さん:2010/09/30(木) 07:45:11 0
作品社から上梓される『図説 世界男色史』を予約購入して読むべし。

よいな、皆の者

89世界@名無史さん:2010/09/30(木) 16:39:54 0
また面白いものが。
そーいや、日本の戦国時代って、男色で主従の絆を確かめ合ったというけど
これやってたのって、他の国にもあるんだろうか?
90世界@名無史さん:2010/10/02(土) 15:43:30 0
>>89
主従の絆とは少し違うかもしれんが、ニューギニアのサンビア族には日本の
若衆宿とよく似たものがあったよ。

ttp://lovekeno.iza-yoi.net/ketu.htm
番外編「南に続く血脈」
91世界@名無史さん:2010/10/02(土) 20:35:28 0
プラトニック・ラブだって、本来は男色のことだし
92世界@名無史さん:2010/10/02(土) 20:37:30 0
饗宴ですね
93世界@名無史さん:2010/10/02(土) 21:48:38 0
年齢階梯制と同性愛の結びつきは世界各地にあるだろうけど

最近のニューハーフやオカマ、シーメールの増加は、「男性的なアイデンティティ
からの逃避」という社会的・文化的な側面があるのかも試練
94世界@名無史さん:2010/10/02(土) 22:00:12 0
増加しているかどうかはわからないが、まあ、カミングアウトする人が増えてきたのは事実だな

俺ね、オカマの人がなんで侮辱を受けるのか理解できない 個人の問題だろうに
でも、結局、それは、女性差別と関係があるような気がする

1) 女性は男性より下
2) オカマは男性でありながら男性以下の存在である女性のマネをしようとする
3) 従って、男性でありながら、男性より下の存在
ということなのではないかね
95世界@名無史さん:2010/10/02(土) 22:08:05 0
所謂オカマバーにいるような(イメージだが)人たちに関しては、単に身なりや振る舞いが道化的だからというのもあるような
96世界@名無史さん:2010/10/02(土) 22:18:17 0
確かに、おなべの人より、侮辱的な扱いを受けているイメージあるね。

>>91
でもあれ、対象は少年のみだよな、確か。
成人男性同士となると、ニュアンスが変わってくる気がする。
9794:2010/10/02(土) 22:21:32 0
まあ、それは仕事として「道化」「見世物」になっているわけで、「オカマバー」「オカマショー」が際物として仕事になること自体が差別だと思うがな

俺の親戚に相手の女性が一人っ子で、造り酒屋、その家の家業を受け継がなければならないというので、
結婚のとき、相手の女性の姓に変えた人がいる
そしたら、周囲の人たちから馬鹿にされるような言動をされたり、妻の親戚達からいわゆる「婿」として「軽く」扱われて、閉口しているそうだ
そもそも、「婿」が侮りの対象になるということ自体おかしい

それも、結局、男の癖に女と同じ事をしているということからきてるんじゃね?
98世界@名無史さん:2010/10/02(土) 22:25:17 0
よく、女がズボンはけるのに、男がスカートはけないのは逆差別だ、みたいなのあるが
コレも元を辿れば、同じ原因に行き着く気がするな。
要は女であることが、男であることよりも格下の扱いだから、
わざわざ階級を下ることは、嘲笑の対象になるのではないかと。
99世界@名無史さん:2010/10/02(土) 23:15:06 0
確かに、「男装の麗人」という言葉はあるが、「女装の麗人」という言葉は無いね
ルイ15世時代の「デオンの騎士」とか玉三郎とか梅蘭芳なんか「女装の麗人」に当たるわけだがw

子供の頃不思議だったのは、
「美人」は女性を指し、美しい男性は「美男」といわなければならないのに対し、
「秀才」は男性であり、女性は「才女」といわなければならないのか

また、「知性美人」(まあ、「名誉美人」だね)とはいうのに、「美人知性」(名誉知性)とはなんで言わないんだろう、
ってことだったな
100世界@名無史さん:2010/10/03(日) 01:32:27 0
>ルイ15世時代の「デオンの騎士」とか玉三郎とか梅蘭芳なんか「女装の麗人」に当たるわけだがw
あれは、ほんとうに、よいものだ……うむ
101世界@名無史さん:2010/10/03(日) 04:37:10 0
>>94>>98
女が男の真似をしてズボンをはいたり、軍隊に入ったり、キャリアウーマンに
なりたがるのは、新興成金が貴族の真似をしたがるのと同じ心理が働いているのかも試練名。

帝国主義全盛の時代に比べると衰えたとはいえ、相変わらず西欧文明が世界を
リードしている。
それと同様に、強者男性がつくりあげたマッチョ的な価値観が当分の間主流で
ありつづけるのかもしれない。
西欧文明に対して、ネグリチュード運動や、“アジア的価値観”などの異議申し立ても
行われているが、主流にはなれていない。
102世界@名無史さん:2010/10/03(日) 10:50:08 0
>>101 >>23-24にあるように
キャリアウーマンに関しては、収入が生存権に直結してるわけで
要は真似しないと、人間として存在が認められないんだよな。
既存の社会制度が一瞬で変えられない以上
既存の価値観にある程度あわせつつ、既存の社会制度に参入していかなければならないわけだ。
その辺は、貴族が権威を握っていた時代の、新興商人達の真理に近いかも知れない。
アジア的価値観がイマイチ認められないのも
現状では最も生産性の高いシステムである資本主義のベースが西洋的価値観だからだ。
思想的な問題に見えて、実は実利の問題だったりするってのは、良くある話かと。
103世界@名無史さん:2010/10/03(日) 11:16:04 0
と書いた後で思ったが、真似っていう表現はまずかったかな。
イマイチ悪いニュアンスっぽく聞こえる。
実際は、子供が既存の社会の倫理を学んで、社会に参加するのに近い。
まぁ、これも子供が大人の真似をすることで、社会が成立していると言えるから
そう言う意味では、真似という言い回しも正しいか。
104世界@名無史さん:2010/10/03(日) 21:49:37 0
ttp://fr.academic.ru/pictures/frwiki/83/Sant'Ignazio_-_affresco_soffitto_-antmoose.jpg
アンドレア・ポッツォ「聖イグナティウス・デ・ロヨラの栄光」
ttp://www.1st-art-gallery.com/thumbnail/197139/1/Amerigo-Vespucci-1454-1512-Landing-In-America,-Engraved-By-Theodor-Galle-1571-1633.jpg
新大陸にたどりついたアメリゴ・ヴェスプッチ
ttp://www.insecula.com/PhotosNew/00/00/04/28/ME0000042890_3.JPG
フランソワ・エドゥアール・ピコ「ギリシアに古代エジプトのヴェールを剥いでみせる
『習練』と『才能』」


ヨーロッパの絵画では、伝統的に大陸は女性として表わされるね。

処女地・処女峰という性的な表現でもわかるように、未知の大陸はキリスト教と
科学を携えたヨーロッパ人男性によって足を踏み入れられ、教化・支配される対象。

文明化されたヨーロッパは男性であり、未開人の住むカオスは女性。
105世界@名無史さん:2010/10/03(日) 21:52:02 O
支配と秩序によって形作られるものは、男性的。
支配による秩序が入る前の、自然状態は女性的。
ってのは典型的なイメージだね。
106世界@名無史さん:2010/10/04(月) 01:13:35 0
>>99
「美人」は男には使わないけど、「秀才」は女にも使うでしょ
107世界@名無史さん:2010/10/04(月) 13:36:44 0
4 :Ψ:2010/10/04(月)

ヘテロは全員、去勢してしまうがイイだろうゼッ!!!!


「美人」は男性に対して使う言葉だという常識すら無え魯鈍を
発見〜!!!!!!!!!!!!!!!


108世界@名無史さん:2010/10/04(月) 20:03:51 0
「『西洋古典学事典』を編んで」という記事を月刊「新潮」10月号で読みました(pp.234〜5)。
見開き2ページの短い文ですが、編者ならではの見識が、よく伺えました。
とくに中程からは痛快至極の傑作な内容。覚えず大笑いしてしまったほどです。
オーラルセックスに関心のある向きには必読のコラムでしょう。
これぞ余人には真似出来ぬウィットとエスプリに富んだ小エッセーですネ。
10999:2010/10/04(月) 20:18:56 0
かつて三島由紀夫は
美人は女には稀だ 美人は男にこそいる といいましたな
110世界@名無史さん:2010/10/04(月) 20:32:25 O
美輪明宏にキスをせがんだ人だからなあ
111世界@名無史さん:2010/10/06(水) 14:42:12 0
>>96
逆だよ。成人男性同士の精神的なつながりがよいとされた。
少年を愛でるのは、邪道とされた。

でも、わざわざ邪道と言及するってことは、実際には美少年愛でるやつが多かったんだろうねえw
112世界@名無史さん:2010/10/06(水) 18:35:37 0
『西洋古典学事典』を未だにお買い求めでない方がいらっしゃるのですか?
版元では既に品切れ状態だそうでございましてよ。
失礼ながら、貧乏人には無理な相談でしょうけれど。
では、御免あそばせ。
オホッホッホッホッホッ・・・
113世界@名無史さん:2010/10/06(水) 18:58:32 O
>>104-105
その辺が、基本的には父権宗教であるキリストやイスラム教が
進化論と相性が悪い理由だ、って説もあるみたいだね。
『自然状態で、理屈も何もナシに適当に生命を産み散らかすと
 カオス状態の命達が、互いに共存したり食い散らかしたりしあうことで
 適者生存の作用が働き、それが生命に進化をもたらし、
 ひいては我々という秩序ある存在を生み出した』
……ってのは、論理と秩序によって、自然を制するという
父権思想の真逆を行く発想だ。
中には、人が猿と同祖から進化したのは認めるけど、
適者生存の理論は認めない、って派閥もあるみたいだし。
114世界@名無史さん:2010/10/08(金) 19:10:53 O
そーいや命になるはずのものを遺棄するマスターベージョンは
広義で殺人だからしちゃだめってのはキリスト教とかにあるけど、
生理は広義で殺人だから、くる前にやりまくって妊娠して産みなさいってのは聞かないな。
まぁ、卵子の発見が歴史的にかなり後だったからだろうが。
115世界@名無史さん:2010/10/08(金) 19:19:23 0
精子の中に小さな赤ん坊がいて、それが卵子の中で育って人間になるって考え方と関係あるんだろうか
116世界@名無史さん:2010/10/08(金) 19:42:52 O
それって、それこそまだ卵子が発見されてなかった頃の話じゃなかったっけか。
精子の中の赤ん坊が、子宮ででかくなるって発想。
117世界@名無史さん:2010/10/11(月) 10:50:35 0
男性は理系学問(自然科学)が、女性は文系学問(人文・社会科学)が向いていると
思われているのは日本だけではないらしいな。

以前、ハーバードの学長が、女性は科学には向いていないと発言して物議を
かもした例があるが、こういう考え方はどこに起源があるのだろうか。

ttp://library.jienology.com/munaguruma/2005/02/post_8.html
ハーバード大学の総長が「女性科学者」発言で窮地に
118世界@名無史さん:2010/10/11(月) 21:26:47 0
女性は自然科学に向いていないというより、女性は学問そのものに向いていないとされた時代が長かったからねえ
人文系より自然科学の方が教育訓練がいるし(幼児期の育てられ方の違いも含めて)、
人文系には向いているが、自然科学系にはむいていないというより、
学問そのものに向いていないといわれていた時代から、やっと脱却して、
人文系にならむいているが、自然科学系にはむいていないという段階にきたってことじゃないか?

ここ10年ぐらい、日本人のノーベル賞受賞が増えてきて、そろそろ日本人女性の受賞もほしいところなんだが・・・
ノーベル賞は功労賞的なところがあるから、後、20年は無理みたいな気がする
119世界@名無史さん:2010/10/13(水) 16:56:03 0
フィリップ・アリエスによると
女権の著しい低下が見られたのは産業革命により、
働き場所と生活の場所が分かれたからであり、
例えば農業従事家庭の場合、
男は生産者、女は男に劣る生産者、子供は小さい生産者だったのが
工場で働くようになったとき、
男は労働者、女と子供は非労働者になって一気に差がついたとあるけれど。

産業革命に嫉妬するフランス人的価値観もあるようにも読める。
120世界@名無史さん:2010/10/15(金) 16:53:24 0
>>119
中産階級の場合だと、男性が金銭重視や効率優先の価値観ゆえに、あるいは
名誉のために激しい競争にさらされていて、その「癒し」を家庭に求め、
それが「家庭の天使」「男性と女性は本質的に異なり、家庭こそ女性の特性に
ふさわしい本来の居場所」という言説が繰り返し唱えられるようになったという説があるね。



121世界@名無史さん:2010/11/01(月) 15:29:22 0
そもそもジェンダー論って、
身体的な性と社会文化的な性が完全に別物であるという事が前提にされがちだけど、
人間の認識も身体的なものから離れるのは不可能な以上、
別物と考える事が間違ってるんだよな。

だから産業革命で作られた価値観みたいなのも正確性を欠く所や間違いも多い。
産業構造の変化で変わる所はあっても、
それは潜在的なものが現れたのであって、作られた価値観みたいなのは違う。
122世界@名無史さん:2010/11/02(火) 19:37:25 0
まぁ、あらゆる価値観がそうだよな。
一見不合理に見える価値観でも、本当に不合理な価値観は
そもそも受け入れられないし広まらない。
共産主義にしろ、ナチスにしろ、
それが自然に受け入れられるべき土壌や環境があればこそ広まった。

とは言え、身体的な感覚って個人差がでかい上、環境に左右されやすい。
同じ時代でも、社会の別の階層にいる、体質の異なる人間が持つ身体的な感覚
ってのは、理解しがたいくらい違うだろうし
そうなると、どの感覚を優先されて価値観として表出するかってのは
わりと時代と社会構造に左右されるし、それらは流動的だから
色々とややこしくてカオスなんだろうなぁ、と。
123世界@名無史さん:2010/11/13(土) 21:48:11 O
ふと思ったんだが、ナショナリストとミソジニーを含む差別主義がわりと併発する人多いのは
デフレと関係あるのかな、と思った。

デフレ=生産力が消費力を上回ってしまった、需要不足、労働力余りの状態
とすると、生産性を上げるグローバリズムに逆行することで
生産性を落としたくなるのは、ある意味納得の流れ。
究極の浪費行為である戦争が起こせれば、なお良いし、大体ナショナリズムは戦争を呼ぶ。
アメリカがよくデフレ不景気の時に、戦争起こして軍事特需で景気持ち直していたのと同じパターン。
で、同じ理屈で、生産性を低くするためには、差別も効率が良い。
個人レベルで生産性の高い人物を見極めて仕事をさせてしまうと生産性が上がってしまう。
でも、属性によって生産性が高い人物であっても社会から排除出来るようにしてしまえば
ゆるやかに生産性を落とすことが出来る。
ある意味経済対策としてなのかもしれないなぁ、と。
124世界@名無史さん:2010/11/18(木) 05:36:39 0
up !
125世界@名無史さん:2010/11/23(火) 15:12:29 0
>>123
帝国主義全盛の時代の後に「民族自決」が主張されるようになったのもそれかな。

「民族自決」は一見、差別主義とは関係ないように見えるけれども、グローバリズムに
逆行する動きという点では同じだから。

126世界@名無史さん:2010/12/02(木) 20:26:24 0
というか、民族自決とナショナリズムは結構近いものな気がする。
127世界@名無史さん:2010/12/03(金) 15:24:48 0
資本主義自体が限界に近づいているのかもなあ

物質的な資源(イケメン・美女の肉体含む)には限りがあるのだから、ある程度の
所得水準に達したら、精神的な幸福へ目を向けたほうがいいのかもしれない。
128世界@名無史さん:2010/12/04(土) 17:26:44 0
最近、耳かき店員殺人事件てのがあったけどさ、ヨーロッパではああいう
グレーゾーンというか、曖昧な形態の店ってないんじゃね?

欧州だとそのものズバリ売春(飾り窓とか)、ストリップみたいなのがほとんどだよな。
129世界@名無史さん:2010/12/04(土) 21:07:28 0
やはり中絶はどんな理屈つけても殺人だよね。
130世界@名無史さん:2010/12/04(土) 22:57:56 0
>>15
中国では一人っ子政策の結果、結婚出来ない男性人口が3000万人も居る
131世界@名無史さん:2010/12/04(土) 23:08:20 0
>>129
中絶はな。
法律では許されるが、人間として許されない事だ。
中絶するなら、避妊しとけって話。
132世界@名無史さん:2010/12/05(日) 00:09:11 0
男も「できちゃった」と言われたら責任取らないとね。
133世界@名無史さん:2010/12/05(日) 10:17:24 0
やはりオナニーはどんな理屈つけても罪だよね。
134世界@名無史さん:2010/12/07(火) 03:30:05 0
マスターベージョンはどんな理屈漬けても罪だよね。
月経もどんなに理屈つけても罪だよね。
ばんばんせっくるして、ばんばん産んで、育てられなければ社会に任せればいいよね。
135世界@名無史さん:2010/12/07(火) 03:33:03 0
>>127
デフレの現状ではむしろ、資源に限りがあるから破綻が起きていると言うよりは
欲望に限りがあるから破綻してるって感じだけどな。
資源の方はまだ余裕あるのに、それを求めるべき欲望が追いついてない。
ただ、これを解決するのに、精神面が重要なのは確かだろうな。
136世界@名無史さん:2010/12/10(金) 23:52:44 0
>>131
強姦されて孕んじゃったなんてこともあるんだよ。
アイルランドでそういう事例があってたしかイギリスに行って堕胎したはず。

強姦魔にゴム付けろなんて言っても無駄。
137世界@名無史さん:2010/12/11(土) 10:30:10 0
避妊具付けて強姦したから無罪にしろって強姦魔が主張した裁判があったな
138世界@名無史さん:2010/12/11(土) 20:20:52 0
でも中絶の中で強姦被害なんてごくごく少数例だからなあ。
一部で大多数の行為を正当化はできない。
139世界@名無史さん:2010/12/11(土) 20:31:36 0
>でも中絶の中で強姦被害なんてごくごく少数例だからなあ。
おいおい
そんな調査があるのかね
140世界@名無史さん:2010/12/11(土) 23:21:43 0
>>139

日本での年間30万件の中絶の大半が強姦被害だとでも?
それこそ妄想だ。
141世界@名無史さん:2010/12/11(土) 23:24:12 0
>>140
おいおい
ものすごい論理の飛躍だな
142世界@名無史さん:2010/12/11(土) 23:27:42 0
いささか古いデータだが犯罪白書によれば
平成17年の強姦認知件数は約2000件だが。

無理ありすぎでしょ。強姦被害が中絶の大半とか言うのは。
143世界@名無史さん:2010/12/11(土) 23:30:45 0
こういうときフェミニストは
「訴え出られない被害者はもっともっと多い」というけど
それ自体は分かるが、「中絶の大半は強姦被害」って立証には全然なってない。

144世界@名無史さん:2010/12/12(日) 00:18:09 0
強姦じゃなくて、男に捨てられた場合もあるでしょ。
145世界@名無史さん:2010/12/12(日) 03:20:13 0
>>138
> 一部で大多数の行為を正当化はできない。

誰がそんなこと言った。仮に大多数が「てへ、生でしちゃった(^^;)」妊娠だとしても、
少数者もいるんだから「法律では許されるが、人間として許されない事だ。」とか
お気楽に言えるわけ無いだろ。ここで言う少数者は明日の給食はカレーがいいか
焼きそばがいいかで議論してるごく単純な多数決での多数・少数とは全然意味が違うんだぞ。
146世界@名無史さん:2010/12/12(日) 13:34:05 0
>>137
昔、ハンカチ一枚敷いたから和姦、っていう判例があったらしいね。
147世界@名無史さん:2010/12/12(日) 13:53:31 0
>>146
最近の判決ではこういうのもあるな
ttp://yakusoku420.blog90.fc2.com/blog-entry-1016.html

148世界@名無史さん:2010/12/12(日) 19:04:13 0
家宅侵入してきた殺人鬼を逆に包丁で刺殺したら
正当防衛ではあるが他者の命を奪った事実は残る。
強姦被害での中絶もそれと似たようなものだろうな。
149世界@名無史さん:2010/12/12(日) 19:12:13 0
ただ、中絶の場合は抹殺される側こそ無垢な一番の被害者なんだよな。
150世界@名無史さん:2010/12/13(月) 10:08:52 0
151世界@名無史さん:2010/12/13(月) 19:27:37 0
とりあえず中絶についてはアレだ、スレの最初の方の流れ読め。
要するに、女に出来た子供の全責任が現状女にのみ行く以上
権利もまたその女に帰属するって事。
中絶させたくないなら、出来た子供かたっぱしから政府が育てる
    &
出産に関わるデメリットを全てなくす。

これが出来ない限りは、どうしようもない。
何しろ、孕ませた男が逃げ放題なのは、生物としての構成上、現時点ではどうしようもないしな。
あと、もともと人という種は、コミュニケーションの一環としてセックスして
育てる気が起きない子供が出来た場合は、間引く、というのを基本として進化した種のようだから
嬰児殺しは基本行動のうち。やめさせたいなら、それなりの無理が要る。社会的にそれを請け負うとかな。
これを残酷だ罪だというなら、
カッショクペンギンが一番目の雛を育てるために
スペアである三番目の卵を捨てたり、二番目の雛を飢え死にさせる生態だって罪だ残酷だと言える。
でもそういう生き物なんだよ。
152世界@名無史さん:2010/12/13(月) 19:59:59 0
動物がそうだから人間もそうだってのは
社会ダーウィニズムを招きかねない危険な思想だと思うけど?
ペンギンなんぞを人間の倫理の参考にするなよ。
153世界@名無史さん:2010/12/13(月) 20:04:48 0
>嬰児殺しは基本行動のうち

全国各地で起きているDQN親による子供殺しを正当化するのか。
フェミってすげえな。
154世界@名無史さん:2010/12/13(月) 20:09:05 0
自分が好きでやった結果をぜんぶ「社会のせいだ。社会が何とかしろ」
っていう人間って男女問わずに情けないもんだな。
155世界@名無史さん:2010/12/13(月) 20:42:22 0
社会生物学論争というのがあってだな(ry
156世界@名無史さん:2010/12/13(月) 20:47:07 0
>>155

で、>>155はペンギンの行動から人間の倫理を導き出して可だと?
ライオンやクマ、ハヌマンラングールの行動から
「男が女の連れ子を殺しても当たり前だよね」
とまで極論できるんじゃないの?
157世界@名無史さん:2010/12/13(月) 20:49:22 0
なんか子殺しを
必死で脳をフル活用して正当化しようとしているとしか思えない。
158世界@名無史さん:2010/12/13(月) 20:56:24 0
いや、人間は集団を作ると差別や戦争を始めてしまうもの…
というのと同じレベルの話だろ

だからその「本能」を考えながら社会システムを作っていこうぜ、という事になるだけだろ
それを無視して社会を「理性」によって想うがままに「設計」出来ると考えるのは傲慢じゃないか?
159世界@名無史さん:2010/12/13(月) 20:56:28 0
>>156
そういう素人同士の論争をする暇があれば、既に行われたずっと高度な論争を追いかける方がましだよ
ろくな知識も無い同士がずれた話をしても何の意味も無い事くらい、学問版に居るならわかるだろう
160世界@名無史さん:2010/12/13(月) 20:58:40 0
>>159

ペンギンなんぞを持ち出してきたのは向こうなんだが。
161世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:00:34 0
「理性」を強調するのはフェミの方じゃないかなあ。
母性愛は男の作った神話だと言って
母親の判断で胎児の人生を左右できるっていうんだから。
162151:2010/12/13(月) 21:01:41 0
古い文化を遡ると、大体嬰児殺しは特に罪でない。
日本でも江戸時代までは、間引きは当たり前の時代。
別にペンギンがそうだからこう、ってわけじゃないよ。

で、それを罪と規定したのは、キリスト教的な価値観と、それを元にして発達した価値観だね。
そもそもどこからが「人間」の範疇に加えるかの判断は、かなり難しい。
昔の日本では七歳までは人の子じゃなかった。
現在では生まれる前までは人じゃないというカウントだから、殺人にも含まれない。

まぁ、この辺色々ツッコミだすと長くなるから省くけど
そこに色々メスを入れて、現代の価値観で罪やら何やらを規定するのが法の役目だね。

>>154
で、法が出てくると、責任と権利は表裏一体というのが前提になる。
子供が出来た責任は女だけが持て、しかしそれをどうこうする権利は与えない
というのが、堕胎反対論なわけだ。でもそれは通らない。責任がある以上は権利も発生する。
だから社会がその権利を取り上げたければ、責任も同じように引き受けなければならない。
そういうことだよ。
163151:2010/12/13(月) 21:02:30 0
ごめん、ペンギンじゃなくて、ペリカンだったorz
間違えまくってた。てかナチュラルにペンギンだと思ってた。
164世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:02:46 0
素人同士と言うなら、ペンギンを持ち出して可なら
ハヌマンラングールから連れ子殺し何が悪いということの
どこがおかしいか説明して欲しいな。
素人に分かりやすく説明できてこその学識だと思う。
165世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:06:24 0
>>162
儒学者やそれに影響された藩主や家老、代官が
間引きを罪としてやるなと地域の人々を薫育していたのはどうなんだろ。
儒学だって十分古い価値観なんだが。
166世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:08:10 0
責任には必ず権利が・・・ってそれこそ理性そのものだろ。
人間、宿命として受け止めるしかないことってあると思うぞ。
167世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:08:39 0
何で日本ではキリスト教や純潔思想が普及しないんだろう…
先進国でキリスト教国家でないのは日本だけ
韓国ですら国民の半数近くがキリスト教徒なのに…

これははっきり言って先進国として恥ずかしい事だと思うんだけど
教会ではっきり結論がでているのに、未だに中絶の是非がどうの言っているのは日本だけだよ
168世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:10:07 0
>>162
古いといっても、国家の歴史が始まった辺りに発生した学問だよ。
というか、学問という存在自体が、文字が発明されてからだね。
日本は古いアニミズムの価値観が根強く残っていた地域だから、やや例外的だけれど
大陸だと比較的、この手の父権的価値観が始まるのは、国家誕生から少したった辺り。

でも人類の歴史からしたら、国家も持たず文字も持たない時期の方が圧倒的に長いからね。
そう言う意味では、儒学も最近の価値観ではあるわけだ。
169世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:10:27 0
>昔は
夜這いが男女対等な合意の下に・・・って大嘘だよね?
170世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:11:20 0
>>167
おまいは、先進国で中絶がどんどん可能になっている歴史を知らないのかと。
キリスト教圏もどんどんそうなってるっつーに。
171世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:11:21 0
>古いアニミズム
儒学のほうが神道より古いよな・・・。
172世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:13:57 0
儒学と言えば孟子がよちよち歩きの子供が井戸に落ちそうになるのを見れば
誰でも助けようとするのが人間の自然の情だ、って言ってるけど
「7歳まで人間じゃない。親が抹殺しても可」なんて
いくら理屈をこねようが受け容れられんわ。
173世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:16:16 0
>>171
神道を神道と名付けたのは、文字を使うようになって国家が生まれ
歴史を印すようになった中国だからね。
歴史的な表舞台に出てくるのは、そりゃ後になる。
でもアニミズム的な思想は、父権思想より古いよ。
そもそも儒学でわざわざ間引きダメって言い出すのは、
それ以前のアニミズム的な価値観から抜け出そうというしそうなわけだ。
確かアニミズムに近い宗教から順に 鬼道・神道・(忘れた。なんちゃら)・真道 
みたいに呼んでて、一番新しいところまで発達したのが真道(父権的な価値観)だとかいうのが、神道の元ネタじゃなかったかな。
174世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:19:18 0
親とその一族の社会的死と子供の死を天秤にかければ、そりゃ反撃不可能な子供が死ぬことになるわな

古代ユダヤでは娘が不義の子を産んだら娘の父親(子の祖父)が子供を抹殺するのが正義だったんだっけ?
175世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:19:24 0
『夜這いの民俗学』の赤松啓介って
単に当人がヤリチンだっただけではないかと。
後、ぶっちゃけ彼の周囲の環境のレベルってあるよね。
176世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:24:18 0
地域差もあるが、個人差はもっとでかそうではあるな。
177世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:26:04 0
>>175-176
俺のタイムスリップの希望を奪うなよ…
178世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:30:19 0
いつの時代も、モテる奴はモテるし、モテない奴はモテないってことか・・・
179世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:32:03 0
>>172
井戸に落ちそうなのを助けたくなるのは人情だが
一緒に(社会的に)溺れ死ぬか、自分だけでも助かるか、と言われりゃ
自分だけでも助かりたいのもまた人情だしなぁ。
180世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:32:39 0
部落差別の記述の為今では禁忌同然の
賀川豊彦『貧民心理の研究』。

あれこそ注釈、解説、読者への注意つきで復刊して欲しい。
「性におおらかな昔」がどれだけ陰惨なことか・・・。

鍵の付けられないほど貧しい長屋で若い女が寝ていると
男が侵入してきて強姦される。それも一回や二回じゃない。
子がいくら歳を取ろうが全員雑魚寝するしかないから
思春期の子供が母親の身体をまさぐってきて
親はその悩みを賀川に打ち明ける。
子供は白昼眼前で売春や男女の性交を見せつけられ続けて
幼児の男女が性交まがいを路地でやっている。

キリスト教的価値観、儒教的価値観万歳だわ。
181世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:43:05 0
>>180
それも、善し悪しじゃね?
性を謳歌したい人に抑圧を求めるのも、せっくるしたくない人に強姦するのも、同じだろう。
自分がせっくるするのが嫌だからって、
せっくるしまくる者は汚らわしい、氏ね!! って価値観をせっくるしたい人たちにまで押しつけるのが
現代の個人主義社会では問題になって、キリスト教的価値観も消えつつあるわけだ。
ちょうと、せっくるしたくない人にまで、せっくる強要していた時代が終わったようにね。
182世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:46:54 0
>>181

若い女が何度も強姦されるのがいいのか?
お前が女で子供がいたら
子供に寝ている時に性器をまさぐられたいのか?

なんかまさに「頭で理屈考えすぎ」なんだよ。
183世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:49:30 0
いい加減「性におおらかで自由な昔の日本」って幻想はやめて欲しい。
因習だらけの昔に「男女平等・合意の性関係」が
普遍的にあったかのように描くのは皇国史観より悪質だな。
184世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:50:10 0
>>182
だから、同意のもとでするようになる時代に、今なったわけだよ。
でもキリスト教価値観だと、セックスしまくりたい奴もするな!!
だからアウトくらったわけだ。
185世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:50:22 0
>>162
逆に子供のことを想ってやるケースも考えられるよなあ>嬰児殺し

明治初期は農村地域ではまだバリバリと中絶やらやってたし
基本的に飢饉時に子殺しをやった価値観がそのまま続いてた時代だけど
同時代に日本に滞在していた御雇外国人のモースは『日本その日その日』で
「自分の祖国(アメリカ)より子供は親からいっそう愛されているし、子供は生き生きとしている」と感想している。

むしろ、苦しい時代や境遇で子供を生きさせるよりひと思いに殺してやるというのが人情というものではないだろうか?
186世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:52:55 0
>>185

モース一人の印象だけで「アメリカより」なんていわれてもなあ。
子供個人の人格とか独立した存在とかいう概念が明治初期の日本の農村にあったかね。
187世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:54:03 0
>>184

少なくとも「性におおらかで自由だった古き日本」は幻想だと認めるわけだね。
その言い方だと。
188世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:55:00 0
>>183
なんかそれこそスレ初期の話題がループしてるが、
別に「男女平等・合意の性関係」とかだれも言い出してないような……
189世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:55:49 0
>>187
って更新されてた。
言ってないよ一度も、そんなの。
190世界@名無史さん:2010/12/13(月) 21:58:46 0
>>181
今では「恋愛の勝ち組、負け組」って価値観が一般的になっただけで
「世間」が個々人の性に干渉して差別の構造を作り上げているのは
なんら変わりない。

>せっくる強要が終わった
逆にまさに強要、強迫観念の時代じゃないの?
「20代過ぎて童貞なのは人間のくず」
「30代で処女なのは人間終わってる」とか。
191世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:00:20 0
>>188
「赤松民俗学」を賞賛している人たちは?
192世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:00:38 0
>>185
日本には子供向けの玩具も凄く多かったんだっけ? 当時の欧米と比べても。
わりと子供好きっぽい文化だよね、日本って。
日本発信の海外受けした文化も、アニメとか、カワイイとか、子供っぽいの多いなぁ。
193世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:02:35 0
>>190
だからって別に強姦はされないだろ。
結婚前に性交した女は矯正施設行きだった、昔の修道院みたいな所もない。
全然強制されてるうちには入らないだろ。
194世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:05:04 0
>>193

強姦だけが強要じゃないだろうよ。

そういえばもう10年以上前のことだけど
テリー伊藤がゾマホン(今どうしているんだろ)に
「あんた童貞なの!?」って吐き出すように罵倒してたな。
俗な話ですまんが。
195世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:06:03 0
>>186
全般的にみれば「日本は文化や工芸品はすばらしいけど
中絶等(欧米的)倫理・宗教の欠如だけは頂けない」と感想する奴が殆どだね。
でもそういう奴は「中絶=罪」で思考停止してるから、そういうバイアスの薄い例として
モースは良い例だとおもうけどな。

中絶絶対反対の欧米的価値観だとアメリカのような人口希薄の場合は
子供を労働力としか見ないし、欧州のようにある程度人口が集まれば
余剰人口はとたんに地獄のような境遇に落とされる。
そういうのを独立した個人や別個の人格が確立されてるから素晴らしいって言いきれるのか?
196世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:08:20 0
>>195

親の「理性的判断」で生まれる前に
「どうせ生まれて来ても不幸だから」と一方的に人生を抹殺されるよりはましじゃない?
まだ可能性が子供に残されるのだから。
197世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:18:28 0
>>196
可能性の名の下に大多数の不幸な子を産み落とすのがマシといえるのか?
そりゃ、中絶回避から生まれる子の中には数%ぐらいは幸せになる奴も出てくるだろうが
大多数は不幸になるだろう、中絶を考える状態で産み落とされるような状態なら。

終戦直後にソ連兵にレイプされまくった婦女子の中絶手術を全国規模でやったが
もしそれをやらずに産み落としてたら、子供はアイノコよばわりで親も売女扱いで
社会の不幸はより増したと思うがな。
思考能力も碌にない胎児の段階で間引いておくのは胎児のためでもある。
198世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:18:40 0
>>181>>190
個人的には多様な価値観が認められるような社会になってほしいとは思っているけどね。
でも昔に比べたら独身のままでいる男女や離婚した人に対する世間の風当たりは
弱くなったんじゃない?
199世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:20:30 0
>>191
ごめん、どのレスか分からない。
ひょっとして自分の書いた「人間はコミュニケーションとしてセックスする生き物」
というフレーズなら、別に同意に基づかないセックスをする時代に戻れとかいう意味じゃない。

昔から、同意の上で楽しくセックスしてコミュニケーションとることはあったし、逆に強姦もあった。
ただ人間が強姦を嫌がる生物であることと
コミュニケーションとしてのセックスを必要とする生物であることは、矛盾しないぞ。
むしろコミュニケーションとしてセックスする種であるがゆえに、強姦は嫌がられる。
昔だって強姦は嫌がられはしていたさ。
それこそ相手の気持ちを無視したディスコミュニケーションなんだから。
今も昔も、ダメなコミュニケーションする奴はいて、
それを何とかするために四苦八苦してきた。

でも子供作る気ないのにセックスしまくって、出来た子供育てないのは罪だ!! っていうのは
コミュニケーション自体をするな!! ってことに他ならない。
それは解決方法としては無理がありすぎる。
子供を育てるつもりがあろうとなかろうと
コミュニケーションしないでいられる人間なんていないんだから。
200世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:23:45 0
>>199

何気にラストで童貞処女を否定してるな(笑
セックスできない人は、しようと思わない人は人間の欠陥品かね。
201世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:25:30 0
今の世間の性体験を煽るというかなんというか
ありゃまさに強迫観念だよ。どこに価値観の多様性なんてあるのやら。
202世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:25:37 0
中絶は別にいいけど、産んだ子供を放置したら社会的制裁が加えられる日本
一方、中絶は絶対反対だけど、産まれた子供を放置したり虐待しても摩擦がすくないキリスト教圏

なんか面白いな
203199:2010/12/13(月) 22:29:47 0
>>200
すまんが自分は、童貞処女だよ。
しかもAセクシャルなので、今後もする予定ない、する気もないな。
ただコミュニケーションの形は人それぞれ。
自分みたいにセックスしたくない人もいれば、すごくしたがる人も身の回りにいる。
セックス以外のコミュニケーションをしたいと思う自分と同じくらい
セックスでコミュニケーションしたいという人もいる。それを止めるのは無理だろう。
自分と同じコミュニケーションの取り方をしたい相手と、
コミュニケーションせずにはいられないってのは、同じだ。
204世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:32:57 0
私は発達障害者なんだけど、親が七歳までに間引いてくれたらよかったと思っているよ。
発達障害はある程度成長しないとわからないから、現実には無理だけどね。
ちなみに私自身はぜったいに子供はつくらない。子供が私と同じ発達障害者として
生まれてきたら可哀相だから。
205世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:34:31 0
>>202
これはあるよな。なかなか面白いと思う。
何だかんだで、どっちもそれなりにバランスは取れてるよね。
産むなら責任持って産め、持てないなら産むな、の日本型と
とりあえず産んでおけ、その後は神様だか社会だかの思し召しにまかせていいから、のキリスト教圏
206世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:50:44 0
キリスト教(というかオリエント一神教)自体が人口希薄地帯で生まれた
もんだからな。生産力確保のためにアンチ中絶化するのは当然。
日本やアジア圏は生産力が大きいために、余剰人口が生じるのが早かった
それで間引きを容認する文化が生まれた。
特に日本は前史時代では世界でも有数の豊かな地域で人口密度も高かった
それがイザナギとイザナミのようなおおざっぱな死生観を産んだ一つの要因なのかもしれない
イザナミ「私は日に1000人を殺します」
イザナギ「それなら私は毎日1500人の子供を産もう」
207世界@名無史さん:2010/12/13(月) 22:58:52 0
>>190
私は高齢処女で、世間の価値観でいえば「負け組」なんだろうけど、でも
そんなこと気にしてないよ。

「恋愛できない女は負け組」「やっぱり結婚こそが女の幸せよね〜」と
言われても、「あっそ」と思うだけ。

人それぞれ、その人に合った生き方がある。私は自分のことを恋愛や結婚に
向いていないタイプだと考えているからしない、ただそれだけ。
208世界@名無史さん:2010/12/13(月) 23:05:53 0
今の世間の性に関する「勝ち組、負け組」の価値観の煽りはすごいからな。
ここにいる人、世間の価値観から距離を置いて泰然とできるってのは偉いよ。
209世界@名無史さん:2010/12/13(月) 23:32:08 0
>>186
>モース一人の印象だけで「アメリカより」なんていわれてもなあ。
「先進国」の人間が「未開の国」に行って

「個々には物質的豊かさはないけど、我が国と違って子供の笑顔に満ち溢れてる」とか言うのは今でもお約束だな
210世界@名無史さん:2010/12/14(火) 01:20:36 0
>>191
このスレに該当者がいるのか?

性欲は人間の基本的な欲求だが、その欲求に従うと子どもができる。
子どもがほしくない場合、その欲求をどう処理するか、というのが基本的な問題。
欲求を制御できる人間ばかりなら、中絶の是非が問題になることもない。
211世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:26:55 0
>>202
その一点だけでもキリスト教圏が日本(仏教圏)より道徳的に遙かに優位にあることがわかるんだが

「水子供養」のように堕胎や間引きを正当化する教義があるだけでも仏教が許される時が来ることは
永遠にないだろうね
212世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:39:51 0
>>211
仏教を攻撃する気はないけど
『日本霊異記』で行基が説法に聞き入っている母親から
乳飲み子を取り上げて橋の下に投げ落として
因果がどうのと説くという話はさっぱり意味が分からんかった。
そもそも高徳で知られる行基がほんとにそんなことしたのかと思うし
乳飲み子をわざと殺してまで説く必要性なんかあるのかと。
赤ん坊の命が軽すぎ。うろ覚えなんで誤解があるかもしれん。
213世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:47:35 0
今調べなおしたら、乳飲み子じゃなくて10歳の障害児だった・・・。
余計始末が悪い気がする。
214世界@名無史さん:2010/12/14(火) 22:51:19 0
それと橋の下じゃなくて淵に投げ入れて溺死させる話だった。
215世界@名無史さん:2010/12/14(火) 23:14:18 0
でも市井では障害児は何か祝福を受けた存在だとみなされた地域も多い。
結局日本的楽観主義によってどんな思想も最後には骨抜きにされていった。
「原罪」なんて日本では絶対に受け入れられないだろう

仏教説話集はあえて日本的感覚からはずして衝撃的な話を作る場合も多いし

日本仏教だって最初は因果応報の哲学だったのが「みんな救われるよ」教に変容した
216世界@名無史さん:2010/12/15(水) 00:18:02 0
あのー、「ジェンダー」からどんどんずれてってるんですが。
217世界@名無史さん:2010/12/15(水) 08:26:38 0
>>211
キリスト教……というかそのベースのユダヤ教も、大概アレなエピソード多いぞ。
旧約聖書とか読んでると、それこそ神様の生贄に息子を捧げようとして褒められる話とか
飢饉で子供食う母親の話(しかもそれが悪いと描かれるのではなく、他人の子供だけ食べて、自分の子供を食べさせなかったのを非難される流れ)
とかあったりするし……。
218世界@名無史さん:2010/12/15(水) 19:08:04 0
>>20
>今の世間の性体験を煽るというかなんというか
>ありゃまさに強迫観念だよ。どこに価値観の多様性なんてあるのやら。

日本のムラ社会では、「他人と同じであること」「社会集団の枠から外れていないこと」
を重視するから、その影響もあるのかも。

最近よく語られる「非モテの苦しみ」なんてのも、カレカノがいないことそのものが
辛いのではなくて、「仲間内で自分だけ童○だから、飲み会でいつもバカにされる」
といった、承認欲求の問題が彼らを苦しめている。


219世界@名無史さん:2010/12/19(日) 16:34:19 0
>>121>>122
男女の間に「身体的な力の差」がある限り、表面はいくら取り繕っても男性上位の
社会が続くのでは?

男性は、「男のほうが力が強いからいざとなれば女たちのことは抑え込める」
と考えが深層心理の中にありそうだし、女性の側も、「今は文明が発達しているから
女性の権利が認められているけれど、文明が崩壊したり、何かの理由でバックラッシュが
起こったら、再び女性が経済的に自立できない世の中に戻るのではないか」
という不安がある。

国際政治でも、リベラル思想や国際法のような、ジャイアニズムに歯止めをかける
仕組みも存在しているが、それでも最後にものを言うのは力。
220世界@名無史さん:2010/12/21(火) 05:57:04 0
>>219
最後にモノを言うのは経済力ですぜ。力は金で買える。
金が発達していない社会でも、食べ物作ったり維持したりする機能を
コントロールする奴が、ただ力が強い奴より偉い。
いくら腕っ節が強くても、飯が食えなきゃ死ぬしな。
女性の権利が認められるようになったのも、
工業化以降の社会では、それが国の経済力に繋がるからに他ならない。
221世界@名無史さん:2010/12/21(火) 06:02:10 0
あ。
やや言葉不足なので追記するね、ゴメン。
強盗しようにも、三人くらいに袋だたきにされたら、子供相手でも負けるからな。
結局人の流れや結束をコントロール出来る者が強く
それは経済の流れをコントロールできる者だという意味。
222世界@名無史さん:2010/12/21(火) 13:11:14 0
ばかばかしい似非保守と似非リベラルがわめいてるな
キリスト教とかフェミとか関係ない
進化生物学的にオス優位も子殺しも当たり前
人類史を通じれば、オス優位、子殺し当たり前の時代がほとんどなんだよ
キリスト教(と勘違いしたバカ似非保守)やフェミだの言ってる世界の
人間には理解できないだろうが。
キリスト教的価値観とかほざいてる連中は似非保守の似非伝統に
毒されてるな
こういうの多いよな
ある時代のある暴力を否定した人々が権力をとると、また別の
けがらわしい似非伝統をねつ造して、それを前提にしてまたその
時代の自称リベラルがその自称伝統の暴力性を指摘、しかしその自称
リベラルも結局は・・・

動物農場じゃないけど、しょせん似非保守プロライフや似非リベラルプロチョイスも、
達之介みたいな奴の変種にしか見えない。

俺はプロライフとプロチョイスの撃滅と、人間本性であるオス優位や子殺しの
廃絶、真のライフとチョイスを願っている。
けがらしい母性・家庭イデオロギーや安っぽいフェミニズムにノー!
もちろん小林達之介にもノー!
純潔やフリーレイプにノー。
セーフフリーセックス万歳。
避妊と性教育を否定する人間は全人類の敵。

・・・でもこれも、結局オス支配、親支配の人間本性に利用されるんだろうな。
223世界@名無史さん:2010/12/21(火) 13:24:00 0
あと中絶や嬰児殺の責任は男だけにあると俺は主張するね。
自分はプロチョイスではないが、中絶や嬰児殺が児の殺害であり、
弱者への絶対的暴力であるのと同様、望まない児の存在は女性への
性的虐待であるし、そうである以上中絶や嬰児殺で女性を罰することには
著しい不正義が存在する。
女性の権利や児の命を踏みにじる、おぞましい望まない妊娠(これ自体レイプ)
の責任は男性のみにある。
男性のみを罰するべきだ。望まない妊娠や出産や育児、中絶や嬰児殺を
もたらした責任、避妊をしない責任で。
むろん、これだけでは男性は震え上がって絶対に賛同しないだろう。
バカライフやアホチョイスの男は、自分たちに被害がないからこそ、偽善者プロライフや似非リベラルプロチョイス
などという妄言をほざけるのであって、被害が来るとわかったら仮面を
かなぐり捨ててくるだろう。
こういう男を懐柔するためにも、避妊と性教育を徹底し、性教育で
男に『フリーセックス(むろん夜這いカルトのようなフリーレイプじゃない)したいなら、避妊を徹底しろ。
避妊を徹底すれば楽しく自由にセックスできる。さもなくば強姦殺人犯』と
飴と鞭で叩き込むべきだ。
理想主義は決して男にも利益をもたらさないわけではないことをアピールして、
男の協力も取り付けるべき。

むろん、知性ある批判者からは、プロライフやプロチョイス同様、
オス優位、親優位の人間普遍の抑圧を正当化する偽善に成り下がるのではという
批判はあるだろうが、それでも男の協力を取り付けて、実質的に
リプロダクティブレイプや中絶・嬰児殺を急減させるほうが良いと俺は考える。

224世界@名無史さん:2010/12/21(火) 13:34:06 0
避妊具を安価に、簡便に、気楽に、そして確実に手に入れられる制度の
充実が不可欠だ。
費用は男性からの特別税で賄うべき。
なぜなら散々女性の権利や児の命を踏みにじったのは男性だから。

また性教育や避妊を否定する人間は、それだけで全女性への強姦、全胎児と
全嬰児への殺戮、純潔カルトや夜這いカルト推進、こういったものに同意した
に等しいと教えるべき。
なぜなら避妊のない世界では、人間の生物学的な傾向にそのまま忠実に、
オス優位のセックス秩序の元、女性は望まない妊娠を
拒めず、児は必要ない場合すっきり殺され、男性同士の利益を侵さない限り、
フリーレイプになってしまい、またそれを嫌がる人間は
バカ純潔カルトになるしかなく、その場合性の自由は抑圧されるという、悲劇的な
性秩序にしかならない。
避妊のないセックス秩序は、あまりにもストレスが全員にかかってしまうんだよ。
やれ文化だの〇〇教だのイデオロギーだの関係なく普遍的にそうなってしまう。
そんな秩序を復活させろとわめく避妊否定は、口先でライフだのなんだのいおうが、
現実には全女性への強姦と全児童の殺害に同意したに等しい。

目指すべきは、安全で自由で楽しいセックス秩序であって、バカライフやアホチョイス
の出る幕はない。
宗教だの世俗だの文化論だのくだらないプロパガンダも不要。
ただ避妊と性教育、そして本当の問題はなんなのかを明らかにし、男性支配、親支配に
責任があるのだということを明示することだ。
225222:2010/12/21(火) 13:44:18 0
つーかキリスト教的価値観とか、儒教的価値観とか、夜這い的価値観って、
あれ仮に実在したとしても、所詮プロパガンダだしな。
所詮『規範としてそういうことに・・・』ってこと。
いつの世も、本当のセックスヘイターなんざほとんどいないし、同時に
本当の性の自由もない。
セックスでは公的なオス優位の普遍性に比べれば、女が主導権を握れる面は
多々あるが、それでも望まない妊娠やレイプ、強制売春など、やはり全体として
オス目線。
コストに見合わない児の殺害は当たり前。そこに偽善やフェミニズムの入り込む
余地はあまりない。
規制されていてもいくらでも抜け道はあるし、自由に見えても実際は力関係で自由ではない
(今の自由経済だってそう)。
同性愛は普遍的に存在しているが、同時に同性愛メインの人はいつも少数派で、
いくら同性愛に寛容でも、やはり微妙に社会にはヘテロ目線が存在している。(戦国時代の武士や、
イスラーム世界の少年愛みたく、同性愛自体はふつうにみられる場合でも、
ヘテロの女役を男の子に投影した、異性愛の延長としての同性愛である場合が多く、
ヘテロ中心主義の影がある。)

そう考える俺としては、やれキリスト教、やれ日本の自由で寛容な性文化、
やれ純潔、やれプロライフ、やれプロチョイスだのという議論をバカらしく感じる。
いやもちろん、いろんな意見があること自体は、社会を豊饒化させる点で
異議あるんだけどさ。
それにしてもステレオタイプすぎるというかね・・・
226222:2010/12/21(火) 13:49:46 0
まあ進化生物学をよく学び、そしてオス優位、親優位の生殖における
不平等に強い憤りを感じる女性からは、俺の意見もまた、プロライフオスや
プロチョイスオス同様、しょせん繁殖戦略の一環、女や第三性別を懐柔して
利益を得ようとするオスの戦略としか見られないだろうし、それはプロライフや
プロチョイスのオスがたどった道を考えれば十分過ぎるほどまともな批判だ。
願わくば第三性別や女性から、俺の意見やそれを超える意見が出てほしい。バカライフや
アホチョイスではなく。
そうすれば、バカライフ・アホチョイス体制も用済みなんだろうな、本当に。
227世界@名無史さん:2010/12/21(火) 21:12:27 0
「人間社会は利害で動いている」といわれるが、冷徹な利害の計算以外に、
男性の性欲やプライドで動いている面も多いと思うよ。

ニュー速+板で理系がしょっちゅう文系叩きやってるけど、あれは「女」の
問題も絡んでいるよね?

ttp://www.amazon.co.jp/review/R28WDK3521MM6C/ref=cm_cr_pr_viewpnt#R28WDK3521MM6C
高校生の頃から理科受験クラスでおとこばかり、大学も工学部で男ばかり、
職場も技術系で男ばかり、で、毎日朝10時から夜中まで机に張り付いて仕事して、
へたすると休日も出勤で、決定的に女性と知り合う機会がもてないまま、35すぎて
リビドーも枯渇してしまい、勢いも情熱もなくなって恋愛も結婚も逃す多数の
理科系技術者を知っている身としては、著者の言う事なんぞ、ちゃんちゃら
おかしいのである。

228世界@名無史さん:2010/12/21(火) 22:03:05 0
男性の嫉妬の対象は金(出世)と女(モテ)。
男性はいつの時代も、富と権力で女性たちをひきつけ、集めてきた。
これが富と権力をかき集めるという行為の裏に隠れた、本当の目的。

帝国主義時代のヨーロッパ人が、世界中の植民地から珍しい動物・植物・
美術品・物産などを集めて博物館・美術館に収めたが、あれは巨大ハーレムに
いろいろな民族出身の女性を集めて悦に入っていた専制君主と同じ心理なのかな…
229222:2010/12/22(水) 03:23:26 0
いや、オスにとってのメス、メスにとってのオスは利害として最重要の一つ
これが利害でないという奴は文明に毒されてる
230世界@名無史さん:2010/12/22(水) 21:51:18 0
『アステイオン73』(阪急コミュニケーションズ)に、池内恵氏が
「イスラームとの私的な闘争―新・西洋中心主義?」という文を寄稿している。
内容はアーヤーン・ヒルスィ・アリーの著作"Nomad: From Islam to America:
A Personal Journey Through the Clash of Civilizations"の紹介なのだが、
アーヤーンと英国の歴史家ニオール・ファーガソンンの交際について触れ、

アーヤーンとの交際により、ファーガソンは「黒人への偏見がない」「異文化に
寛容な」「アフリカ支援に尽くす」先進的人物であるということになる。
それは同時に「世界から優れた・美しいものを引き寄せる」欧米の社会の優越性の
証左となる。
しかし根底には、「文明世界に渡ってきた美女」を「ムスリム男性の魔の手から
庇護する」という、独特の優越意識や征服感情が潜んでいるとみられる。
しかしそれは都合よく隠蔽される。アーヤーンという存在は、西洋白人男性の
知識人にとって、西洋文化の普遍性・優越性へ内心の確信を深めさせ、同時に
アリバイも提供する、極めて心地よい存在である。
(中略)
研究者からは忌み嫌われ無視される一方で、白人男性優越主義を内に抱える
欧米の多数の読者からは、倫理的優越の確信だけでなく性的自尊心も共に
与えてくれる類まれなポルノグラフィとして消費されるだろう。

とあった。
231世界@名無史さん:2010/12/22(水) 21:59:37 0
なんかね、女性が(いやひょっとしたら男性も?)真に自由になるには、尼さんにでも
なるしかないのかと思った。

アーヤーンはソマリアで父の強制する、見知らぬ相手との結婚から逃れてオランダに
難民としてやってきたが、欧米に移住した後も、結局白人男性の優越感を満足させる
ための道具として利用されている。(本人がそれを自覚した上で行っているか
どうかはわからないが)。

アーヤーンのことを「勇気あるフェミニスト」と評する人々もいるけれど、
フェミニズムとは一体何なのか…
232世界@名無史さん:2010/12/24(金) 00:59:50 0
私はこの手の話題に全く詳しくないのですが
大学で受けたジェンダー論の講義ですら
働いて帰ってきた夫が家で寛ぐことを父権的だと非難していました

彼女らは何を望んでいるのでしょうか
233222:2010/12/24(金) 23:32:33 0
>>232
あなたはフェミニズムの悪い面だけを見て、
ジェンダーや家父長制を復活させようとする
似非保守?
フェミニストじゃないけど、それには絶対反対だね
234世界@名無史さん:2010/12/24(金) 23:43:00 0
>働いて帰ってきた夫が家で寛ぐ

こういう発想自体が
「夫が外で働き、妻が家で家事をする」ことを前提に語られているからでしょ?
それに働いて帰ってくる妻もいる、ということが無視されている。
235世界@名無史さん:2010/12/25(土) 09:54:54 0
仕事に家事に育児に大車輪だったカーチャンは偉かったなあ…
全部できて当然、弱音はいたらフルボッコと今思えばとんでもない環境だった
236世界@名無史さん:2010/12/25(土) 11:36:06 0
同じ非モテでも、喪女より喪男のほうが他罰的傾向が強いのはなぜなのかなあ。

喪女で、「私に彼氏ができないのは男が悪い」という人はあまりみかけないけど、
喪男は、「顔が悪いから彼女が出来ないんだ」「最近の女は見た目でしか人を判断しない」
と責任転嫁ばっかり。
237世界@名無史さん:2010/12/30(木) 11:51:29 0
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0421/235849.htm
草食系男子はなぜ草食?

ここのコメント欄で男どもが過剰反応しててワロタww
草食系男子といっても、

(1)Aセクシュアルのように性欲や恋愛感情がもともとない人
(2)性欲も恋愛感情も人並みにあるのだが、傷つくのが嫌で、あるいは女性と
付き合うのが面倒くさいなどの理由で草食になった人

の二通りがあるかと。
傷つくのが怖いといって恋愛に尻込みするのは結局、自己愛が強いから。
こういう屈折した性格の男は、肉食系男子よりもやりにくいかもしれない。
よっぽど母性愛が強くて、相手を包みこんであげられるような女性なら別だけど。
238世界@名無史さん:2011/01/01(土) 03:03:27 0
これは前々から思っていたことなんだが
日本の女性差別と、西洋の女性差別ってちょっと種類が違うな、と思った。
海外の女性差別は、野蛮な(と父権的価値観からみなされる)母性原理を
父権によって支配し、克服する感覚なのに対し
日本の女性差別は、母性に対して幻想を際限なく拡大させて、
現実にはあり得ない形の母性を妄想し、
その妄想通りに動いてくれない現実の女性を叩くことで
妄想を維持しようとする感覚に思える。
239世界@名無史さん:2011/01/01(土) 07:50:52 0
>>238
西洋、とくにプロテスタント圏には、日本のような女性に対する甘えというのは
あまりなさそうだな。

日本の「負け組」というのは、社会的地位の低い人間、あるいは経済的に貧しい人間
ではなくて、「共同体から外された」あるいは「共同体の主流に乗っていない」
という意味で使われているような希ガス。

喪男が「共同体の復活」を唱える保守に走るのも、彼女がいない・結婚できていない
自分が、共同体からハブられた、価値のない人間のように思えるからかもしれない。
240世界@名無史さん:2011/01/01(土) 08:55:22 0
実際共同体から排除されて蔑視されるのだから
反発するのは寧ろ当然だろう。
241世界@名無史さん:2011/01/01(土) 10:52:37 0
高度成長期の日本人男性は、職場でも家庭でも、下駄を履かされて生きてきたからなあ。

女性(つまり人口の約半分)にはキャリア・パスが存在しなかったし、
グローバリゼーションによって、新興国の労働者と競争する必要もなかった。
経済が右肩上がりで、女性の社会進出の道がほとんど閉ざされており、
さらに見合い制度が存在していたおかげで、魅力のない男性でも結婚できた。

ここにきて男性の地位が急速に低下しているように見えるのは、単に
男性優遇措置がなくなり、正当な価値評価がはじまったにすぎない。
それでも、下駄を履かされて生きてきて、それが当然の権利だと
思いこんできた男性たちにとって、自明だったはずの権利を失うことは、
これまで持ち上げられてきた下駄の高さの分だけ大きな喪失感となる。
「男らしさ」などというのは、周囲が男性中心主義を認め、忖度して
くれていたから成り立っていたのであって、下駄がなくなってしまえば、
そこに残るのは自己主張ができず、何らかのアクションを起こすことも
できないただの根暗男。
242世界@名無史さん:2011/01/01(土) 14:12:49 0
>>241
えらく攻撃的だな。「男らしさ」を求めて
何かあれば「男なんだから」というのは女の方だっただろうに。
243世界@名無史さん:2011/01/01(土) 14:16:58 0
社会では「男なんだからこれくらいのことは・・・」
少年期でも「男なんだから我慢しなさい」

「男らしさ」なんか当の男にとって負担でしかないんだがな。
全然得なことなんかない。何が下駄なんだか。
244世界@名無史さん:2011/01/01(土) 17:43:52 0
>>238
西洋の女性差別は「レディーファースト」に表れている。
レディーファーストは女性をか弱いものとして、
男の保護下に置かれるものだという考え。

日本の「母性幻想」はまったくその通り。

>>242
>>243
女でも「女のくせに」とか「女なんだからそんなこをしてはダメ」とか
普通に言われてきたよ。

つまりそれは「男より女の方が上であるべき」という考えがベースになっているので、
男は女より優っていなくてはいけないし、女はへりくだってい三歩下がってなくてはいけない。
下駄をはいてでも男が上だと見せかけなくてはいけなかったということで、
「負担」と「下駄」は表裏一体。
245世界@名無史さん:2011/01/01(土) 17:52:22 0
いや、「男なんだから」って男より寧ろ女から言われた記憶が強いんだけど。
そう言う女は自ら男の下位にあることを望んで「男らしく」と
「下駄をはかせ」「負担をかけている」の?
246世界@名無史さん:2011/01/01(土) 18:08:36 0
女は自分の都合よく男を動かしたい時には
「男なんだから」と言って、同時に
男女平等だと主張しているよね。

平等なら「男なんだから」なんて言うのはやめるべし。
247世界@名無史さん:2011/01/01(土) 18:11:18 0
男に負担を強要してきたのは明らかに女だな。
248世界@名無史さん:2011/01/01(土) 19:12:33 0
>>238
河合隼雄『母性社会日本の病理』(講談社プラスアルファ文庫) という本に
この辺の事情が詳しく書かれてるね。

>>247
それは帝国主義時代にキプリングが「白人の重荷を背負え」とうたったのと
同じ自己欺瞞だな。
「支配者」の立場に立って、被支配者(有色人種、あるいは女性)に、
「俺たちこそが被害者だ」と言っているわけだから。

>>246
男女ともに、ジェンダー規範から解放されるのが一番いい。
男性の中にも、草食系男子のように、マッチョ的な価値観から離れて
のんびり生きている人たちがいる。こういう生き方が許されるように
なったのはいいことだよ。

あと、男女平等だというのなら、日本女性が白人男性と付き合っていても
文句をいうべきではない。日本女性の側は、日本人男性が白人女性と
付き合っても文句を言ってはいないわけだから。
249世界@名無史さん:2011/01/01(土) 20:50:55 0
男も「女なんだから」って言いますよ。
「そんなんじゃヨメに行けねーぞ」とか。
男も「女なんだから」というのはやめるべき。

そして女が男を都合よく動かしていると思ったら
それに乗らないこと。自分が乗っておいて文句を言うのはナシ。

たとえば飲食代をどちらが払うか。
本当に平等を望むなら割り勘にするべきだが、
女に払わせると男のメンツにかかわる、と思う男がいるのも事実。
男が払うものと思ってハナから払うつもりのない女もいるけれど。
それで「女は男を利用している」と思うなら、初めから
自分は男女平等だと思ってるからメシ代は割り勘、と言っておくこと。

それが男女が「お互い」ジェンダー規範から解放される第一歩。
250世界@名無史さん:2011/01/01(土) 22:27:33 0
社会的な地位の話をしてるのにどんな反論のつもりなのか
251世界@名無史さん:2011/01/01(土) 23:00:24 0
女性の中には昔から、「売れ残り」「いかず後家」「いき遅れ」と呼ばれる
負け組女性がいて、共同体の中で蔑視されていたが、喪男たちは、まさか
男性が彼女たちと同じ地位に転落する時代がこようとは夢にも思っていなかったんだろうな。

第二次世界大戦で、日本軍がオランダ領東インド(現在のインドネシア)を占領した際、
「支配者」の地位から転落したオランダ人が、それまでインドネシア人をぶちこんでいた
収容所に入れられてショックを受けた、というエピソードを彷彿させる。
まさか自分たちが見下していた有色人種と同じ境遇に陥るとは思っていなかったんだろう品。
252世界@名無史さん:2011/01/02(日) 01:34:34 0
>>240
わざわざ共同体を復活させようとしているところがミソ。
共同体に甘えたいんだよ、要は。
でも女性の自立は共同体の解体やらなんやらとほぼ同時進行に起こったわけで
アレな人たちは、共同体から除外されたんじゃなくて、
共同体から個人が自立してしまった時代に、
自立できないままついていけなくなったってことではないかと。
勝手に疎外感募らせてるけど、実は疎外なんてもともとされていない
疎外する主体がないんだから。
でもそのことに気づかず、「俺たちは疎外されてる!!」
と思っているのかも知れない。
253世界@名無史さん:2011/01/02(日) 09:33:33 0
>共同体から個人が自立してしまった時代に、
>自立できないままついていけなくなったってことではないかと。

スレ違いだが日本の老人には、子どもたちの家で老後の面倒を見てもらえず、
老人ホームに放り込まれると、「自分は負け組になった」「共同体から除外された」
と思いこむ人が多い。
古い世代の人たちにとって養老院というのは、身寄りのない人(つまり社会の中の
負け組)が行く、精神病院のように暗くてじめじめした所というイメージだからな。

今は明るくて綺麗で快適な老人ホームも増えているけれど、それでも絶対嫌だ、
自分の子供(といっても実際に世話をするのは息子の嫁)にみてもらいたいという
人が多いね。

あと、TVで「孤独死」とか「無縁社会」とかいって騒いでいるけれど、共同体が
解体された、個人主義の社会では、人間は一人で生まれてきて、一人で死んで行くのが普通。

個人主義が存在しなかった前近代の日本でも、出家して家族との縁を断ち、
山奥の庵にこもって、一人でお迎えを待つという死に方を選んだ人たちは一定数いた。
254世界@名無史さん:2011/01/02(日) 13:51:52 0
>出家して
そりゃ公家、武家の出身とかごくごく一部。
しかも既に十二分に家庭を営んでおり、生計に何の悩みもなく生きられた特権階層。
一種の宗教的遊戯だよ。

今の孤独死は本当に孤独で、生計も営めない人たちが絶望の中で死んでいくもの。
案外フェミって頭でっかちなんだな。
255世界@名無史さん:2011/01/02(日) 16:06:06 0
残飯食って生活してる若い男たちの実態を調査してる女性の存在なんてフェミには全く無縁の世界だろうなw
256世界@名無史さん:2011/01/02(日) 20:19:29 0
同じ非モテでも、喪女より喪男のほうが他罰的傾向が強い、と2chのあちこちで
指摘されているのはみんなよく知っていると思うけど、その理由は、男性の方が
プライドが高く、アイデンティティにこだわる傾向が強いからでは。
現実を直視すれば自己崩壊してしまうかもしれないと恐れているんだろうな。

さらに、恋愛において女性は上書き保存、男性はファイルに一つ一つ名前を付けて
保存、といわれているけど、歴史問題においても男性の方が未練が強そう。
小○よし○りとか『国○の歴史』の西○幹二とかね。
女性だと、
「そんな過ぎ去ったことをクヨクヨ悩んでも仕方ないじゃん、それよりも次行こ、次!
今度こそ下手を打たないように、国際社会の中で上手く立ち回るのよ!」
てな感じ。
257世界@名無史さん:2011/01/02(日) 20:26:14 0
>>256

一般化がひどい文章の典型だね。男性はこうだ、女性はこうだ、って。
櫻井よしことか、工藤美代子(この人は関東大震災での朝鮮人虐殺を正当化したとんでもだけど)とか
どう説明するんだ。
258世界@名無史さん:2011/01/02(日) 20:35:06 0
工藤が「日本民族は虐殺などできる民族ではない」と記述しているのを見たときには
こっちのほうが頭抱えたよ。
259世界@名無史さん:2011/01/02(日) 20:37:08 0
>>257
すべての男性・女性がそうだとはいわないけれど、そういう傾向がまったくないと
言い切れる?

安易な一般化は確かによくないことだが、だからといって男女の間に
違いがまったくないというのも別の意味で極端だな。
260世界@名無史さん:2011/01/02(日) 20:40:13 0
個々人それぞれの歴史観としか言いようがないだろうに。
男が小林よしのりに親和性があって、女は違うなんて
おかしすぎる。
261世界@名無史さん:2011/01/02(日) 20:46:31 0
>>256
男性優位的思考を女性優位的思考に逆転させただけだな。
262世界@名無史さん:2011/01/02(日) 21:13:11 0
>>258
それは、昔からよくいわれる「感情的で極端に走りやすい女性」の典型では?

>>261
なにか誤解されてるようだけどね、私は女性が男性より優れているなんて
思っていませんよ。むしろ、トップクラスの人間だけを比べれば、男性の方が
上だと思っている(少なくとも現時点では)
ただ、男性の性質が良い方向に発揮されればスゴイ結果を生むけれど、
悪い方向に発揮されるとどうしようもなく(以下ry といっているだけで。
263世界@名無史さん:2011/01/02(日) 23:21:09 0
もし女性が世界政治を支配すれば・・・
Women and the Evolution of World Politics
フランシス・フクヤマ /ジョージ・メイソン大学政治学教授
http://mudaimudai.exblog.jp/950368/

ここでフクヤマに反論しているフェミニストたちには、「女性も男性と
同じでなければならない」という強迫観念があるのかもしれない。

http://www.nikkei.com/news/interview/genre/article/g=96958A96889DE3E2E6E0E6E1E5E2E2E1E2E5E0E2E3E2869180E2E2E2;p=9694E3E3E2E1E0E2E3E2E7E4E4EB
>ボノボはチンパンジーに比べ、競争がない分、道具の発明や使用がまるで少ない

この動物学者のインタビューを聞いていると、メスの地位が高い社会では
進歩が止まると解釈できるから、フェミニストにとっては居心地が悪いだろう。
264世界@名無史さん:2011/01/03(月) 17:10:06 0
>>256
前半部分は同意。
フェミニズム攻撃に走る男がいるのは
アイデンティティの崩壊を恐れているからだろう。
265世界@名無史さん:2011/01/03(月) 17:23:05 0
フェミニズムは実は男性優位を女性優位に転換したいだけの概念。
266世界@名無史さん:2011/01/03(月) 17:24:04 0
ところで出家と孤独死についての頭でっかちフェミの反論はないの?
267世界@名無史さん:2011/01/03(月) 19:32:24 0
>>266
今の日本では、年をとっても最低限の衣食住には困らない、という人が大勢いるんだから、
昔の公家や武家の「まねごと」ぐらいはできるんじゃないの?
本物の美術品が手に入らないから、ミュージアムグッズを部屋に飾るようなもの。

私も一生独身を通すつもりでいるから、たぶん狭いマンションの一室で孤独死
しているところを数日後に発見される、みたいな死に方をするんだろうけど、
それでいいと思ってる。

ところで私はフェミニストじゃありませんよ。保守的な家庭で育ったせいで、
フェミにはこれまで何の関心も持っていなかった。
私がジェンダー問題に興味を持ったきっかけは、2chの毒女板や鬼女板や喪女板を
にやってきて、肉便器だの中古だのブスだのババアだの売れ残りだのと罵倒している
男性の存在。
「なんでこの人たち、こんなに女性を罵倒しに来るんだろう?女性には男性用の
板に行って荒らす人はほとんどいないのに」
で、チンパンジーやゾウアザラシのオスを観察するように、人間の男性のことも
観察して、彼らの心理を分析できないかと考えたわけ。
268世界@名無史さん:2011/01/03(月) 19:40:59 0
最低限の衣食住にも事欠くからこその孤独死なんだがな。
好きで独身通して好きで孤独死する趣味人の死に方と
アパートの家賃すら払えずに路上で死ぬ人と一緒にしたら駄目だろ。
269世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:03:13 0
>>243
過去に男性にはかされてきた下駄の一つに「不妊」の原因についての問題があると思う。
昔はほとんど不妊の責任は女性側にある、ということにされてきたから。
今は医学が発達したので、男性不妊の問題もクローズアップされているけどね。
というより、現代でも不妊の責任を妻に押し付ける男性がいるということに
驚かされる。

http://cherry161.blog43.fc2.com/blog-category-4.html
夫の許せないプライド
270世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:11:44 0
遺品整理業者が見るニッポンの「孤独死」
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw08100501.htm

「とくに孤独死が多いのは団塊世代の男性。高度経済成長期に就職し、
結婚しないで、わりと無計画に生きてきたタイプに多い。持ち家もなく、
預金もない。仕事をリストラされ、勤労意欲がなくなった男性もいる」
孤独死した男性の部屋からは、生活が崩れていることを感じることが多いという。
「食事はコンビニ弁当とインスタント食品ですませ、電気製品は壊れたまま。
病院にも行かず、薬局で市販の薬を買ってきて服用している。その一方で、
高度成長期を担ってきたという自負だけはあり、勝ち負けをとくに意識
しているのがうかがえる」
その点、女性は部屋が片付いている場合が多い。
(中略)
だが、都監察医務院のデータにもあるように男性に比べ女性の孤独死は少ない。
吉田さんは、こう言う。
「女性は、男性と違って肩書などにはあまりこだわらない。趣味もあり、
近所の人とも立ち話もするし、コミュニケーションの輪が広いため孤独死が少ない」



271世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:18:48 0
日本の特殊性は専業主婦の存在。
濃密に息子を愛し関与するから息子は独立できない。
272世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:19:06 0
>>270
なんか悪意ある記事だよね。
団塊男性が孤独死するのは自己責任だとか言いたげな。
自己責任論の好きな読売だからと見るのは偏見?
273世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:24:55 0
朝日新聞も年末に孤独死の連載していたけど
こんな見方はしていなかったように思う。
274世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:28:09 0
>>243
一応書いておくけれど戦前は長子への一括相続で長子は親の世話をする義務があった。この制度を破壊したのは相続を均等にしたGHQ。
275世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:38:55 0
産経と読売は自己責任論大好き。
276世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:43:44 0
団塊は戦前の長子による親の世話という価値観と均等相続によるその非現実化に引き裂かれた世代だな。
277世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:47:09 0
>>272>>275
喪男って保守なのかリベラルなのか、そのスタンスがよくわからんな。
結局、両方のいいとこ取りをしたいだけなのか。
278世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:48:41 0
明確な勝ち組になった女性が
明確な弱者である孤独死男性を自己責任論を用いて蔑視するのは
勝ち組の論理でいえば殊更不思議なことではない。
そういう風に他者を見下すやり方は嫌いだけど。
279世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:49:44 0
女性解放もいいけど、いいかげん男性も解放されるべきだと思うんだ
女性観と男性観がセットでジェンダーなんだし
280世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:51:26 0
>>277
そういう君こそ本当に男女平等を求めているのかどうか分からんな。
男性優位を女性優位に転換したいだけ?
それに人間、単純に保守だのリベラルだの区分けできるのか?
281世界@名無史さん:2011/01/03(月) 20:53:57 0
ウヨサヨと単純な二分法で区分けするのと実はたいして変わらない
>保守なのかリベラルなのかスタンスがわからん
282世界@名無史さん:2011/01/03(月) 21:10:08 0
戦前男が強かったのは制度的に長男がほとんど遺産相続していたという点を忘れないように。
283世界@名無史さん:2011/01/03(月) 21:25:43 0
戦前に戻ろうとか言っている人がいるの?
284世界@名無史さん:2011/01/03(月) 21:27:29 0
>>278
女性の中にも「負け組女性は」いっぱいいますが、何か?
てゆーか、私も喪女で負け組だし。
私は自分に「女としての魅力が欠けている」ことを自覚しているから、「女同士の競争」
から降りて、一生独身で生きていく道を選んだんですが。

>>279
女性の側も「男のくせに」とかいうことはやめるべきだけど、たとえば体育会系
ホモソーシャル内での抑圧とか、勝ち組男性が負け組男性を馬鹿にするとか、
こういうのは男性自身が解決しなければならない問題ですよね。
メンズリブのように、こういう問題に真面目に取り組んでいる男性もいるんだろうけど、
なぜかネットでは女叩きばっかり。

>>280
男性優位を女性優位に転換したいとまでは思っていませんね。
というより、どの道そんなことは不可能だろうし。
さっきも書いたけど、喪男が他人に迷惑をかけずにいるのなら彼らを批判する
こともしません。でも現実には彼らが女性関連の板を荒らしまわるので、女同士で
マターリ話をすることができない。
285世界@名無史さん:2011/01/03(月) 21:34:39 0
>>284

>ネットでは女叩きばっかり
2ch以外に目を向けたことはあるの?
真面目に女性同士で討論できる掲示板はいくらでもほかにあるよ。
286世界@名無史さん:2011/01/03(月) 21:47:09 0
言っておくけど2chから出て行けって意味じゃなくて
2chではどの道無理なんだからそういう場所なら他に求めるべし
という意味。
287世界@名無史さん:2011/01/07(金) 08:34:51 0
まぁ、ν速とか男女板とかはは、いわゆる非モテDQNの巣窟にはなってるわな。
まとめサイトとかは、ν速とかから持ってくること多いから、
必然的に2chは非モテDQN率高い感じには見える。
288世界@名無史さん:2011/01/07(金) 22:16:12 0
昔、男女で国家を分けたらどうかと妄想したことがある

日本男王国と日本女王国で二つに分けて
前者は優秀な男が政治経済の実権を握り
後者は優秀な女が政治経済の実権を握る
両国とも、生殖能力しかないようなあまり優秀でない層に
生殖行為に専念してもらう。
共通の天皇を頂いて国家としての共通性を維持しつつ
両国で政策を競い合うという方法。
289世界@名無史さん:2011/01/10(月) 20:45:00 0
フェミニストの理論というのは、
「この世の人間がすべて強い意志・精神力を持ち、なおかつ合理的に行動する」
という前提が先にあって成り立っているように思える。

たとえば職場で女性に対する差別が完全に解消されたとしても、
「美人や処女や若い女性を求めるという男性の傾向」
「自分より社会的・経済的に同等か、それ以上の階級の男性に惹かれるという女性の傾向」
が完全になくなるとは思えない。

これらの傾向をなくそうと思えば、それこそ子供のころから洗脳教育でも
しなければならないと思うが、そうするともはやそれは全体主義国家・統制国家に
なってしまうのでは?
290世界@名無史さん:2011/01/12(水) 12:43:37 0
>>289
>「この世の人間がすべて強い意志・精神力を持ち、なおかつ合理的に行動する」
>という前提が先にあって成り立っているように思える。

てめー経済学者に喧嘩売ってんの?
全世界のホモ・エコノミクスさんに謝れ!
291世界@名無史さん:2011/01/12(水) 20:22:06 0
経済学にはプラス・サム・ゲーム(参加者全員がともに得をする)という概念が
あるけれども、
「処女ゲット」はゼロ・サム・ゲームだからなあ。
ある男性が処女をたくさん食っちゃえば他の男性はそれだけ損をする。
もちろん、男性のほとんどが「処女なんか価値がない」と考えるようになれば
この問題は解決するけど、残念ながら今のところはそうなっていないわけで。

「合理的に」考えるならば、いまどき相当の名家でもなければ、何が何でも
子供(後継ぎ)を得る必要はない。
しかし現実には「女の意地」などといって不妊治療に血道を上げる女性、
医師から男性不妊を告げられてプライドを傷つけられる男性はいまだに多い。
292世界@名無史さん:2011/01/13(木) 19:28:59 0



【台湾】馬英九総統「日本には謝罪責任がある」…従軍慰安婦問題で日本は自国の「恥部」を隠すべきではない [12/27]


台湾の馬英九総統は26日、台北市文化局や台湾婦女救援基金会が主催した、台湾の
元従軍慰安婦らの対日訴訟に関する特別展に出席し、「日本政府は歴史の過ちに対して
謝罪する責任を持つ」と発言。注目を集めている。環球網が台湾の報道を受けて伝えた。

主催者となる台湾の元従軍慰安婦らが対日訴訟を求めた2000年から、同基金会の活動
は今年で10周年を迎える。展示会では、元従軍慰安婦らによる日本への賠償要求や、
従軍慰安婦問題の教科書記載などを求める運動などが紹介された。

馬総統はこれまでも元慰安婦の名誉回復活動に積極的に参与しており、同基金会が制作
した台湾人元慰安婦に関する記録映画の撮影や、元慰安婦への補償活動などに関わった。
また、2008年には、元従軍慰安婦8人と会談し、同問題への関心の高さを示している。

馬総統は、特別展開会のあいさつで「日本は歴史で犯した過ちと向き合うべき」と述べ、
日本は自国の「恥部」を隠すべきでなく、また、謝罪責任を逃れるべきではないとの見解を
示した。


http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1293436105/


293世界@名無史さん:2011/01/13(木) 19:57:36 0
歴史の話がほとんどないな。
俺含め語れる人がいないんだろうが。

「女の歴史」とか「男と女の時空」とか「ジェンダーと歴史学」とか「強姦の歴史」とか「御一新とジェンダー」とか「処女の文化史」とか
図書館においてあるけど、「御一新とジェンダー」以外男には手に取りにくいな
294世界@名無史さん:2011/01/13(木) 22:12:50 0
>>242>>243
>「男らしさ」なんか当の男にとって負担でしかないんだがな。
>全然得なことなんかない。何が下駄なんだか。

トーマス・キューネ編『男の歴史 市民社会と〈男らしさ〉の神話』(柏書房)、
ジョージ・L・モッセ『男のイメージ』(作品社)などを読むと、男性に対して
社会が加えてきたジェンダー的抑圧を知ることができる。

で、古臭いジェンダー的抑圧に苦しんでいる男性が大勢いるにもかかわらず、
日本を含めた先進国で、メンズリブ運動があまり盛り上がらないのはなぜなんだろう。
小谷野敦なんぞは、
「男だの女だのという二項対立的性にこだわるのはやめましょう、人間には
多様なジェンダーを生きることができるのですなどというポストモダニスト的
広言を吐く人もいるが、よしてほしい。人間はそんなに簡単に変わるものではない。
私はポストモダンとアメリカは嫌いなのだ」
とまで書く。

女性の中には、おしゃれもメイクもダイエットもせず、完全に「女」を捨て、
異性にモテることも期待せずに生きている人がいるが、男性もそうしたら
楽になると思うんだが。
295世界@名無史さん:2011/01/13(木) 22:39:36 0
男≒人間だから、「男」から完全に離脱するのは「女」を完全に捨てるより難しいでしょ。

ちょっと「男らしさ」を捨てたくらいでは、男の枠内から外れない。
逆に言えば「男で在り続ける」ことの負担はそれほど大きくない。
お洒落やダイエットはともかく、メイクくらいはしておけよ!という圧力にさらされ続ける女よりは
ある意味楽。

歴史じゃねえな
296世界@名無史さん:2011/01/14(金) 21:30:01 0
堀内真由美『大英帝国の女教師―イギリス女子教育と植民地』(白澤社)には、
19世紀にアジア・アフリカで活動を行ったイギリス人フェミニストの活動に
ついて描かれているが、
彼女たちがインド人女性を本国の白人女性と対等だとは考えていなかったとか、
オスマン帝国崩壊後、中東を訪問したフェミニストが、「ユダヤ人フェミニストグループ」
の活動をたたえ、「遅れたムスリム・パレスチナ女性もこれを見習うべきだ」と
語っており、結局「帝国意識」や「人種意識」と無縁ではいられなかったことが
指摘されている。
「リベラルのほうがかえって植民地主義的」だということは世界史板ではこれまで
さんざん指摘されてきたけどね。

そして悲劇的なことに、イスラーム世界では、女性「解放」という話題は帝国主義による
陰謀を疑う深い猜疑心から自由ではなくなる。

なんか、フェミニズムやジェンダーについて調べていると、暗〜い気分に
なってくるんだよなあ。
被害者意識に凝り固まった狂信的フェミニスト、男性側からのバックラッシュ、
それらを政治的に利用しようとする勢力・・・
297世界@名無史さん:2011/01/15(土) 20:21:31 0
母系制の時代には戦争が無かったってマジ?
298世界@名無史さん:2011/01/15(土) 21:29:12 0


人間の社会では
いつも女性差別や中絶・嬰児殺や
女性の望まない妊娠や育児や家事の負担(リプロダクティブ・レイプ)や
暴力があった
バカライフやアホチョイスのいう理想の過去なんてない
男が女を支配し
親が子供を支配し
性暴力も子殺しも当たり前
それが人間の社会

あんたの言ってるのは、定住生活のできるような資源の豊富でない、多くの狩猟採集民
社会では、恒常的、長期的な戦争は、それを支える殺し専門の軍隊も作れないし、
奪い合う資源地や貯えもないので起こらないってこと
が元ネタなんじゃないの?

ま、それにしても、他の集団の女性をレイプするために暴力をふるったり、集団間のいざこざから暴力になったりは
ふつうにあるらしいけどね。
農耕や定住生活が戦争を激化させたという学説はそれはそれで今でも正当
とみなされてるが、
かつてのような平和な原始人(狩猟採集民)という概念は、もうかなり修正されてる。

あと、母系制は母権性じゃない。
299世界@名無史さん:2011/01/15(土) 22:58:27 0
>>298
>バカライフやアホチョイスのいう理想の過去なんてない

やっぱりそうか

若桑みどり氏が『戦争とジェンダー―戦争を起こす男性同盟と平和を創るジェンダー理論』
(大月書店)で、戦争の原因が家父長制であると書いているのを読んで、なんだか
トンデモ臭いなと思ったんだが。

「家父長制さえ無くなれば〜」「帝国さえ無くなれば〜」「資本主義さえ無くなれば〜」
あるいは、
「社会がキリスト教化されれば〜」「民族自決が実現されれば〜」「国境を越えた
女性の市民運動をつくれば〜」

・・・もう、この手の言説は聞き飽きたわ。
300世界@名無史さん:2011/01/15(土) 23:04:59 0
「戦争の原因が家父長制である」ってのもどうかと思うが、それを読んで
じゃあ「母系制なら…」と質問しちゃうのもどうかと思うが。

母系制と母権制をごっちゃにしちゃ駄目だろ
母権制社会はバッハオーフェンらによる仮説だが、現在ではその実在を支持する人はフェミニストを含めて存在しない。

家父長制は、男性優位社会という意味と、地中海などに見られる家父長絶対権力家族社会って意味の二つがあるので
後者の意味の家父長制と母系家族社会は相容れないが、普通前者の意味で使われるし
301世界@名無史さん:2011/01/15(土) 23:14:24 0
>>300
いや、若桑氏自身が、
「母系制の時代に戦争はなかった」
と書いているんですよ。

この人、もともとはイタリア美術史が専門だったんだが、ジェンダー論に
手を出してからおかしくなってしまったんだな〜
302世界@名無史さん:2011/01/15(土) 23:17:58 0
そっか。それならしょうがないな。
303世界@名無史さん:2011/01/16(日) 00:19:16 0
しかし過去200年間民主国家同士の戦争が皆無という事実は兵士の母親である女性の声を政権が
無視できなくなった事も一因である、とは考えられないだろうか?
ロシアの「兵士の母の会」などの活動を見ているとそう思えるのだが。
304世界@名無史さん:2011/01/16(日) 03:05:51 0
ロールズがフォークランド戦争は?と突っ込まれてたな。
アジェンデ政権打倒とかはどうよ?

戦争はともかく、とりえず狭義の家父長制社会で、血の復讐の応酬などが激しいとは言われてるな。
305世界@名無史さん:2011/01/16(日) 09:40:23 0
おまいら今75歳の人が家父長制のもとで教育を受けたってリアリティもって理解してる?
306世界@名無史さん:2011/01/16(日) 11:06:39 0
かつて、戦争を起こすのは、帝国主義的な段階に達した資本主義であり、
社会主義体制となった国家同士が戦争を起こすことはないはずだ、と
言われていた時期もあったな。

ベネディクト・アンダーソンは1978年、1979年に起こったヴェトナム、カンボジア、
中国の間の戦争が、「革命的マルクス主義体制の、革命的マルクス主義体制に
対する大規模な戦争」であったことに強い衝撃を受けたと述べている。
307世界@名無史さん:2011/01/16(日) 14:44:15 0
プロライフやプロチョイスって、普通の男にとっては
なんら説得力ない議論だよな
歴史上ほとんどすべての社会の男にとってみれば、
プロライフやプロチョイスって何それおいしいの状態
308世界@名無史さん:2011/01/16(日) 14:47:28 0
若桑みどりのいう家父長制がどういう意味なのかは別として
戦争に行くのはオスが主流で、最初期の戦争の目的には
レイプがあったという学説、実際にすべての戦争で性暴力が
程度の差はあれ普遍的に存在していることを考えると
戦争はオス優位の社会を強化するってのは言えそうじゃないか?
309世界@名無史さん:2011/01/16(日) 15:21:24 0
>>308
若桑みどりのいう家父長制は、ケイト・ミレットが『性の政治学』で定義したのと
同じらしい。

ラジカル・フェミニズム
ttp://note.masm.jp/%A5%E9%A5%C7%A5%A3%A5%AB%A5%EB%A1%A6%A5%D5%A5%A7%A5%DF%A5%CB%A5%BA%A5%E0/

•「ラディカル・フェミニズム」は,個人的だと思われていた男女の「性」そのものが,
政治的な支配関係を含んでいると考える。このフェミニズムの方法は,「個人的なことは
政治的なことである」というスローガンからも,明らかである。
•ケイト・ミレットは,『性の政治学』(1970年)で,「家父長制」という概念を用いて,
性の領域での男性の女性支配の起源を明らかにした。
•家父長制のもとでは,男女の生殖機能の自然的な違い(女性の出産・哺育)から
労働の分業が生じ,これによって男性が社会的に利益を得るシステムが生ずる。
◦女性の性と生殖は,強制的な異性愛に基づく「結婚−母性」という枠組みに組み込まれ,
この枠組みが歴史的に制度化されて,男性の支配と女性の被支配という権力構造が
生み出されてくる。
(後略


310世界@名無史さん:2011/01/16(日) 22:33:06 0
確かに途上国なんかの男女関係は公共の場の立ち振る舞いから男女間の人口比率(胎児検査で女性と分かると
中絶される!)まで権力関係が歴然と可視化されているよな。
しかし男女間に限らず人間関係には権力関係が必然的に付いて回るのは当然だろうが、これはちょっと極端だろ。
だから「ラディカル」なんだろうけど。
311世界@名無史さん:2011/01/16(日) 22:42:25 0
アメリカのジャーナリスト兼フェミニスト、スーザン・ブラウンミラーは、
「レイプは本能ではない」
「自然界に強姦が存在することを観察した動物学者は私の知る限り一人もいない。
動物の世界におけるセックス―正確には交尾―は、メスが発する生物学的信号によって
ひき起こされる周期的な行動にほかならない。それ以外の時期には性的関心は皆無である」
「そこではメスの意思に反した強姦もない」
と書く。

本当に動物の世界に強姦が存在しないのかどうか、専門家でないからよくわからないが、
仮にあったとしても学者はこういう微妙な問題に関してコメントしたがらないかもしれない。
312世界@名無史さん:2011/01/17(月) 22:36:00 0
サルの種類によってはボス以外の交尾は禁じられている。
313世界@名無史さん:2011/01/18(火) 19:23:22 0
>>222-226
>ある時代のある暴力を否定した人々が権力をとると、また別の
>けがらわしい似非伝統をねつ造して、それを前提にしてまたその
>時代の自称リベラルがその自称伝統の暴力性を指摘、しかしその自称
>リベラルも結局は・・・

フランス革命にも、最初は女性が参加し、コンドルセやオランプ・ドゥ・グージュ
などによって両性の平等が唱えられ、民衆協会やクラブで実際に女性による活動が
実践されたにもかかわらず、やがてロベスピエールやジャコバンクラブとの反目が
始まり、国民公会の命令によって女性のクラブが閉鎖され、女性がクラブに
参加することが禁止されて、ついにはナポレオン法典によって家長権と女性差別が
強化されることになってしまったなあ。
314世界@名無史さん:2011/01/18(火) 19:42:57 0
>>222
>・・・でもこれも、結局オス支配、親支配の人間本性に利用されるんだろうな。

秦郁彦『現代史の対決』(文藝春秋)の「カンガルー裁判・『女性国際戦犯法廷』見聞記」
で紹介されていた話。

・・・見落としてはならないのは、昭和初年の軍部ファシズム時代に、華やかに
おどった少壮軍人の背後に師父的存在である民間の思想家(たとえば北一輝、
大川周明、平泉澄)が控えていたように、フェミニストたちには男の伴走者が
寄りそっていることである。
女性法廷でも事実認定の分野では吉見グループの男たちがその役割を演じているが、
思想的師父ないし知恵蔵に当たるのは『世界』12月号の特集に松井女史と並んで
「歴史と裁き」なる論文を寄稿した高橋哲哉(東大助教授・哲学)だろう。
(中略)
高橋は、賢明にも正面からの挑戦は避け、まわり道をしながら哲学風なレトリックで
はぐらかしを試みている。まず強烈な欧米中心主義、男権主義に染まった既成の
国際法を脱構築しようと呼びかける。何やら第二次世界大戦中に欧米流の国際法を
脱却した「大東亜国際法」を構築しようと説いた安井郁を思い出させるが・・・


きっと、昔から、現状に何かしら不満を抱いていて、世の中が変わりさえすれば
真の男女平等、ユートピアが実現すると考えて、結果的に男性の野心家に
利用されることになってしまった女性というのは一定の数存在したんだろうな。

キリスト教も、福音書には女性蔑視的な記述は見当たらないけれど、
「コリント人への第一の手紙」「テモテへの第一の手紙」あたりになると
女性差別的な記述が出てくる。

315世界@名無史さん:2011/01/18(火) 20:57:30 0
>>311
専門家でもなんでもないので良く知らないが
イルカはあんな可愛いみてくれで強姦するらしい。
316222:2011/01/19(水) 00:23:42 0
222は314の慰安婦に対する見解を支持しません。
あれは314の個人的な見解です。
秦を支持し、高橋を否定する314は間違っている。
314こそ、女性を利用しようとする野心家だ。
317222:2011/01/19(水) 00:25:30 0
314みたいな奴がいるから、2chは怖い。
いや、世の中みんなこんなものかな。
気持ち悪い。
318世界@名無史さん:2011/01/21(金) 05:12:13 0
別にそういう人たちが一方的に野心に利用されていたとは言えないと思うけどな。
実際に活動が制限される女性である以上、バックアップは必須。
→ Win-Winの両得の仲間だったってだけのことで。

つか222も314も、潔癖すぎるだろ。
誰もが誰かを利用しているし、その糸はあちこちに伸びまくっていて
お互いに利用し合っているのもしょっちゅう。ただそれだけのことだ。
319世界@名無史さん:2011/01/21(金) 05:34:45 0
あと歴史的な流れについてちょっと考察。

歴史上のパラダイムシフトが起こる時ってのは、
前時代のメインプレイヤーはハブになり、それまでサブであった者達がメインになる。
なぜなら新しいパラダイムに乗っかるのに、前時代のメインプレイヤーは必ず遅れるから。
前のパラダイムで十分に生活できる者は、前のパラダイムのやり方を維持しようとする。
結果新しいパラダイムに乗り遅れる。
そして、前時代のメインプレイヤーは、前時代にパラダイムを戻そうとする存在として警戒される。

これが原始社会から、父権社会への移行時にも起こって女性差別が始まったんだと思うんだよね。

そもそも「竈の番・家を護る・壺や布などを作る」といった行為は
ほとんどの部族社会でも女の仕事とされるし、父権的社会が成立してからもそれは同じ。
ただ、原始的な生活をしていた初期の人類にとって、これらは人類の持つ文明の全てと言える。
要するに人類のメインプレイヤーはメスで、オスはサブのおまけだった。
これはオスが動物を狩り、メスが植物類を採取することが多いことからも見て取れる。
動物性タンパクと植物・穀物類で、どちらが一日でも欠けたらまずいのかは明らか。
動物性タンパクは長期間摂取しなくてもなんとかなるが、植物系を絶つのはかなり厳しい。
320世界@名無史さん:2011/01/21(金) 05:38:42 0
ところが人類はある時期に、生産力を爆発的に向上させるパラダイムシフトに辿り着く。
文字の発明・文字によって書かれる法律によって統治される国家の発明
狩猟採取ではなく計画的に行われる農耕の誕生
これらはおおよそ、ほぼ同時期に発生した、ひとまとまりのパラダイムシフトだ。
で、これらの新しい技術を独占することになったのは、当然それまでのパラダイムではサブだったオスだ。
これらの技術は、人間を他の動物とは違う者たらしめるモノとして認識された。
これが、人間≒男 となっていることの由来だろうと思う。

この時期に「権威」という概念が発生した。
父権社会があっても、母権社会がないのはこのためだ。
これ以前の社会はそもそも権威という概念自体がない。
権威は屈服による支配によって維持されるので、前時代のパラダイムのメイン層であった
女性や、母系的な文化を悪魔的として、暴力的に叩きのめし支配しようとするようにもなる。
キリスト教などの世界宗教は、この時期に発生した発明品なので、女性差別的なのは当たり前。
321世界@名無史さん:2011/01/21(金) 05:50:15 0
ところがこの「権威」という発明品がメインだった時代も終わりを告げる。
市民革命などを経て新しいパラダイムシフト「商業中心の合理主義」的社会の誕生だ。
これはまぁ、活版印刷とかで紙幣がざかざか刷れて、大航海時代のおかげで
世界中の労働力がネットワークで結ばれるようになり、蒸気機関などの発明で
いわゆる工業が発達するようになった時代。

この時代にはそもそも支配・権威という概念の体現が、前時代のメインプレイヤーとして嫌われ
王様が殺されたり、世界宗教へ対する反発が深まり、権威を極力排するために、人権の概念なども生まれた。
またこの時代になると、もはや前時代のさらに前時代である母系社会へ退行したらどうしようという恐怖心もなくなっている。
もうそんな時代には戻りようがないからだ。
むしろそれによって女性などの、労働力たり得る存在を人間の範囲から外してしまうことは
損失となれども利益にはならない。これは母系的な文化を根強く持っていたために支配されてしまった黒人などへの差別も同様。
こうして社会の利害と反差別主義の利害が一致し、いわゆる差別が排されるようになっていった。
この延長線上にあるのが現代。ただ、未だに前時代のパラダイムをひきずってはいるため
いわゆるバックラッシュなども発生する。

まぁ、専門家でも何でもない人間が適当に考察した内容なので、色々とアレだろうが
とりあえずこんな考えどうよ、ってことで。ひとつ。
322世界@名無史さん:2011/01/21(金) 05:57:43 0
ちなみに母系時代も暴力や支配は存在しただろうね。
部族抗争なんて今でもしょっちゅうだし、むかしもしょっちゅうやっていただろう。
ただ、それが生活のメインにはなるってほど役には立たなかった。
これらがもの凄く役に立つようになるのは、権威という概念を支えるようになり
ひいては国家運営などを支えるようになってからだ。
323世界@名無史さん:2011/01/21(金) 20:38:38 0
>>321
>むしろそれによって女性などの、労働力たり得る存在を人間の範囲から外してしまうことは
>損失となれども利益にはならない。これは母系的な文化を根強く持っていたために支配されてしまった黒人などへの差別も同様。

文明の進歩によって、女性や黒人などへの差別が解消されるのは望ましいことだが、
同時に新たな問題が出てきているような希ガス。

最近、発達障害(ADHD,ADD,AS)や学習障害(LD)がクローズアップされるようになっているが、
これらは文盲の人間が大半だった時代、あるいは工場労働、職人、自営業に労働力が
吸収されていた時代には存在しなかった社会問題だ。
324世界@名無史さん:2011/01/21(金) 20:53:23 0
>ただ、未だに前時代のパラダイムをひきずってはいるため
>いわゆるバックラッシュなども発生する。

非モテDQNは、日本のムラ社会の、悪しき平等主義の産物じゃなかろうか。
学校でバレンタインデーにチョコレートを上げるのを禁止(もらえない生徒が
かわいそうだから)、あるいは運動会の徒競争で差が出ないようにするとか。

そういう教育を受けてきた連中が、実社会に出ると、そこは完全自由競争の世界。
いくら学歴が高くてもモテない奴はモテない。
そこで、悪平等に染まった男たちが、
「俺たちが他の男と同じもの(女)を手に入れられないのはおかしい」
と考え、自分を選んでくれない世間の女を逆恨みする。

今、日本は、共同体を単位とする社会から個人を単位とする社会へと移行する
過渡期にあるが、個人として自立できていない連中(つまり非モテDQN)は、
自分の弱みをさらけ出して、「強者としての弱者」の論理を前面に押し出す。


325世界@名無史さん:2011/01/21(金) 21:26:39 0
伝統的に中国映画はマッチョな男らしさを抑圧した
ttp://literaselect.seesaa.net/article/37236595.html
(前略)
現在、主役でないにしても、香港(或は広東)カンフー映画に女性のカンフー使いが
多く出て来る。男並に戦い、ビシバシ拳を入れられ、剣を揮い、投げ飛ばされ、
高所から蹴落とされる(その真剣さ、しんどさが好きで香港映画に活躍した
日本人女優がいた筈)。中国女は強い、男女差別なしだとノホホン見ていただけだったが、
どうもそれは間違いらしい。

<その理由としては、先ず第一に、中国において伝統的に、マッチョな男らしさを、
低次元のものと見なす傾向が強かった…文化の担い手となるのが文人であり、
文人=権力者、肉体派=下層階級という図式が根深く存在していた。…
<さらに、第二の理由として、…マッチョな男性のイメージは、実社会における
暴力や権力構造を否応なく喚起させてしまうために、むしろ、女性身体を媒介として
暴力性を表象しようとしたことが挙げられる。…

※ジェンダーや女性差別のあり方も、民族や文化によって違っているんだな。
アメリカではリドリー・スコット監督『G・I・ジェーン』がヒットしたが、
あれは女性が男のように暴力的(?)になることで賞賛され、最終的に男たちに
受け入れられるというストーリーだった。
欧米や日本には、伝統的にマッチョ礼讃・武勇礼讃の文化があるから。
中国では倭寇みたいなのは野蛮人としかみなされない。
326世界@名無史さん:2011/01/21(金) 23:10:15 0
><さらに、第二の理由として、…マッチョな男性のイメージは、実社会における
>暴力や権力構造を否応なく喚起させてしまうために、むしろ、女性身体を媒介として
>暴力性を表象しようとしたことが挙げられる。…
これは日本のオタ文化でもそうだな。
戦闘美少女とか、あるいは性暴力行使者としてのスーパー攻め様系百合キャラとか
327世界@名無史さん:2011/01/22(土) 23:30:09 0
日本で"進歩的な"ジェンダー教育が普及することでどんな影響があるのかは色々と
予想されたけど

ウヨ「性道徳は破壊され堕胎が激増して社会崩壊だ!」→中絶件数は4分の1に激減
サヨ「旧道徳に縛られない新しい自立した個人が誕生!」→若者の半数以上が保守化

と予想とは裏腹な結果が出ているのが面白い
一体どうなってるんだか
328世界@名無史さん:2011/01/23(日) 00:56:00 0
堕胎はキツいし、奔放なセックスは面倒臭いってのもあるか?

だいたい性教育つうたら、お互いに理解尊重して大事にして
ちゃんと避妊して〜うんたらかんたら、説教臭いというか説教そのものって気がしますな
329世界@名無史さん:2011/01/23(日) 20:41:28 0
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=219527
自己実現の呪縛〜どんどん不幸になっていく米国の女性たち@
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=219528
理想像のための男女関係〜どんどん不幸になっていく米国の女性たちA
330世界@名無史さん:2011/01/23(日) 22:14:43 0
ttp://www.cyzowoman.com/2010/12/post_2728.html
「環境が整ったなんて希望的観測」上野千鶴子が女性の社会進出の実態を暴く
[『女ぎらい』刊行記念インタビュー(前編)]

数度の改正を経た男女雇用機会均等法により、
育児休暇など雇用者の権利が確保され、
法律上は女性にとって働きやすい社会に近づいたと言われている。
しかし、不況における将来への漠然とした不安が"婚活"ブーム、
「母になる」ことこそ女性の幸せだとする「ママ崇拝」まで引き起こしている。
かつてフェミニズムは、女性をそうした「家庭」の中に閉じ込める社会を弾糾し、
真の男女平等を訴えた。揺り戻しとも取れる現代の風潮に、
フェミニズムは何を寄与するのだろうか。
日本のフェミニズムを長きにわたり牽引する上野千鶴子氏を直撃取材。
データから社会を分析する社会学者である氏に、
アラサー女性として肌で感じる問題点をぶつけてきた。

――上野さんの近著『女ぎらい―ニッポンのミソジニー』(紀伊國屋書店)を興味深く拝読しました。
上野さんがおっしゃるミソジニーという感覚は、
サイゾーウーマンをはじめ、女性をターゲットにする
媒体が避けては通れない課題だと痛感しました。

上野千鶴子氏(以下、上野) ミソジニーとは「女性嫌悪」「女性嫌い」とも訳されます。
でもそれよりしっくり来るのは「女性蔑視」でしょうか。
男にとっては「女性蔑視」だけど、女にとっては「自己嫌悪」ですね。
女の人生は男性目線で評価され、自分の価値を自分の物差しで計ることさえできない。
そういう、自分でコントロールできない状況に立ち向かうのは大変だから、
メディアが提供する情報に安住したい気持ちになるのではないですか。
331世界@名無史さん:2011/01/23(日) 22:15:34 0
――そして最近、女性のミソジニーが「自己嫌悪」から「女性嫌い」へと変化していると思うのです。
フェミニズムのように女同士が連帯できない。
女自身が自らを細かくカテゴリー分けして反目し合っているように思います。

上野 あら、私だって女性に嫌われ、無視されてきたのよ。
あなたたちだって、「うるさいオバさん」って思って取材にきたんでしょ? 
昔から女の足を引っ張るのは女、と言われてきました。
ただ、今はその足の引っ張り合いが複線化してきたんじゃないかしら。
かつては女の評価軸が単線だった。ちょっと古すぎる例えかもしれないけど、
その昔、女学校には「卒業顔」っていう言葉があったんです。
女学校って3年間あるんだけど、卒業まで誰にも選ばれずに中退しなかった女性を称して「卒業顔」。

――なんて直接的な表現......。

上野 キレイな娘は女学生時代に目をつけられて売れていく。
女は経済力のある男に選ばれることで評価が決まる時代だったから。
今は林真理子さんや勝間和代さんみたいに、
自力でリッチになる女性のモデルが出てきて、
結婚だけが幸せじゃないということが分かってきたでしょう。
でも評価軸が増えた分、それが錯綜しているんでしょうね。
332世界@名無史さん:2011/01/26(水) 07:36:20 0
少子化が進むと結婚できるのは美男美女だけになるから、民族的に美男美女が増えて
いくんだろうな。つまりこれからは男vs女じゃなく、美男美女vs醜男醜女が
戦う世界になる。
333世界@名無史さん:2011/01/26(水) 09:41:47 0
>>332
今の日本では弱者男性、弱者女性の双方に不満が高まっているが、なぜか両者が
連帯しようとはしない。

弱者男性が、
「男性もまた、女性と同様に男らしさを押し付けられ、競争社会を生き抜く
強さや暴力を無意識に刷り込まれるが、その従来の男性像を捨て、自分らしく
自由に生きることを目指す」
ようになればいいのだが。


334世界@名無史さん:2011/01/27(木) 11:00:11 0
ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/gender/1286795066/
男同士の助け合い、横つながりの強化
335世界@名無史さん:2011/01/28(金) 20:51:21 0
ttp://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1291663980/l50
女を叩く女【5】
ttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/lifesaloon/1247403183/l100
「専業主夫」が増えている
ttp://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/tomorrow/1270002650/l100
【勝ち組ニート】専業主夫のヤツ集合 2
336世界@名無史さん:2011/01/29(土) 00:17:00 0
ジェンダー教育が猛威を奮った日本の中絶件数
1955年 → 117万件
2007年 →  25万件

キリスト教原理主義者が中絶医師を射殺して回っているアメリカ
中絶件数 推定130万件

何故こうなるのか…
男性の草食化か、女性が男性に避妊を要求できるようになったからか?

イザナミ・イザナギ夫婦と蛭児の神話から続く堕胎・間引きの伝統は
どうなってしまったのだろう。
337世界@名無史さん:2011/01/30(日) 08:43:49 0
Who Stole Feminism?
ttp://www.ywad.com/books/1104.html
アメリカの90年代のフェミニズムの最も目立つ特徴は、いわゆる「ジェンダー論」を
中心に置いて尖鋭化したフェミニストたちが、権力の場を確保したということだろう。
個人的に強く印象に残っているのは、クリントン大統領のモニカ・ルインスキー・
スキャンダルのときに、NOWをはじめとする有力なフェミニスト団体が大統領を
擁護する立場に回り、モニカ・ルインスキーの人格攻撃を行ったことだった
(『義憤の終焉』の項も参照)。もう走り出してしまって止まれないんだろうな、
と思ったことだった。
(中略)
その仕事から浮かび上がるのは、強力な武器としてのpolictical correctnessの
概念を利用して大学に入り込み、ネットワークを使って影響力を強め、政府機関との
結び付きを強化し、クラスを通じて後継者を増やすという自己拡大的なシステムの
像である。特に重要なのは、政府の金を集める仕組みを作り上げたことで、
「女性のためのプログラム」に注ぎ込まれる大量の資金を使って、大学やその他の
機関内にその種のプログラムの「専門家」、すなわちジェンダー・フェミニズムの
シンパの職を確保するという戦略。もちろんフェミニズムは産業としても大きく
なっているはずだが(ロマンス小説の産業に入り込もうとして失敗した、という
話はなかなか面白い)、根幹のところでは政府の金で支えられているというのが皮肉な点である。
338世界@名無史さん:2011/01/30(日) 15:24:08 0
>>331
さらっと勝間と林をブスって言ってるような気がw
339世界@名無史さん:2011/01/30(日) 15:41:32 0
右系のアメリカ政治解説者はフェミニストや社会主義者の圧力団体を、
左系の同解説者は宗教右派や全米ライフル協会などの圧力団体を
紹介してくれるけど、その辺の団体の勢力図はどんなものなのかね?

日本のマスコミから見られるのはコーラン燃やして気勢を上げるような
困った団体ばかりだし。
340世界@名無史さん:2011/01/30(日) 19:30:29 0
>>19でも指摘されているように、フェミニズムといっても一枚岩じゃないんだよな。
欧米、とくにアメリカでは、フェミニズムは最左派の第三世界主義者から、
極右の欧米中心主義者までの広い範囲にまで分布しているそうで。

米国で、湾岸戦争に参戦した女性兵士は四万人で、全体の12%にあたる。
これに対して、アメリカの主流派フェミニズム団体(NWO)は肯定的な評価を与えている。
アフリカの女性性器切除について、古典的なリベラル・フェミニストはこれを
非難するが、ポストコロニアル・フェミニストは欧米のフェミニストの植民地主義的な
姿勢を批判する。
ブラック・フェミニズムは、すべての女性が同じ抑圧構造のなかにいるのではなく、
人種によっても抑圧の程度がそれぞれ異なるという認識にたって、人種差別と
性差別の二重の抑圧構造にいる黒人女性が、従来のフェミニズムに異議申立てを行う。
341世界@名無史さん:2011/01/31(月) 13:15:23 0
>>293
ジョルジュ・ヴィガレロ『強姦の歴史』(作品社)を読んでみた。

中世〜近世のヨーロッパは、現代よりはるかに暴力があふれた社会であり、
戦争で都市が陥落した後の掠奪、些細なことから起こる喧嘩や決闘、子どもの
しつけや徒弟の修行では当たり前のように鞭が使われるなど、ある程度の暴力が
日常的だったが、強姦(性暴力)についても同様だったらしい。
当時の人々は、強姦について特別な感情を交えず、淡々と日記に記している。
また、強姦は被害女性に対する犯罪というよりは、女性を所有する人間(父親、
夫、奉公先の主人)に対しての犯罪と考えられていた。
さらに、暴力と強姦は、当事者の社会的身分が重視されるという点がまったく
共通していた。加害者の身分が高ければ罪は軽くなり、身分が低ければ罪は重くなる。

342世界@名無史さん:2011/02/04(金) 00:53:39 0
親戚の男にレイプされた14歳少女、その男に訴えられ公開処刑される[バングラディシュ]
ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1593931.html

>この少女は日曜日に既婚者である彼女のいとこからレイプされ、その後そのいとこ
>の男性から姦淫の罪で責められた。彼の家族は憤り彼女に殴るなどの暴行を
>加えた後、村の仲裁人がイスラム法に則り彼女にムチ打ち100回の刑を宣告した。
>
>彼女は80回のムチを受けた後、意識を失い運ばれた病院で死亡した。

もう訳わからん
イスラム原理主義と男女厨の親和性は異常

イスラム世界のフェミニスト頑張れ
343世界@名無史さん:2011/02/05(土) 12:32:17 0
>>342
女性の肉体・貞潔性を男性(父親や夫など)の「財産」と考えた場合、その女性が
男の財産を適切に管理しなかった罪で裁かれなければならない、ということなのかな。
344世界@名無史さん:2011/02/05(土) 15:22:12 0
伝統的イスラーム法の規定では、自分の意志で婚外交渉を行った男女が”姦通罪”(ズィナー)の対象で
その立件には、四人の(証言資格を持った)男性の証言、または当人の四回の告白(精神異常がある場合を除く)に基づく。
刑罰は未婚の場合は鞭打ち100の上、半年間の反省(具体的には、男性は半年間の追放、女性は半年間の軟禁)。
既婚者の場合、男女問わず投石による死刑。
そもそも伝統的イスラーム法には”強姦罪”に当たる概念は存在せず、強姦の場合、被害者は自分の意志ではないのでズィナーの罪は問われず
加害者は自発的なのでズィナーの罪に問われるだけ。
一応、原理的には、強姦の被害者が、罪に問われることはないが、運用上、強姦の被害を訴えた場合、「自分の意志ではなく相手の一方的な意志であったこと」を四人の男性の証言か、
相手方の四回の告白で担保しなければならないので、極めて不利である。

これは伝統的イスラーム法の構造上、クルアーン、ハディースに記載された預言者に寄る前例(スンナ)、イスラーム社会全体の合意(イジュマー)がないものについては
それらの類似の問題を適用する”類推”(キヤース)によることを原則とするためである。
つまり、クルアーンやスンナに、強姦への刑罰や立件規則の言及がないため、ズィナーからキヤースしたため
ズィナーの告発を抑制するための要件(byクルアーン 告発に失敗した場合、誣告したがへの罰も定められている)が、
強姦にも適用されるようになったため、強姦被害の訴えを困難にしている。

伝統的イスラーム法の時点で色々と問題がありだが
その記事に書かれたことだけを見ると、たった一人だけの証言で一方だけ刑が科されるとか
伝統的イスラーム法の基準でも異常としか言い用がない。

>>343
伝統的イスラーム法において”姦通”の被害者は神(姦通は神に対する罪)であって、父親や夫ではない。
よって父親だろうと、浮気された配偶者だろうと、強姦の被害者だろうと許す権利はない。
その点において、「家の名誉を穢した」ことが問題になる「名誉の殺人」とも違う概念。

345世界@名無史さん:2011/02/05(土) 15:50:07 0
>>344
伝統的イスラーム法とも、「名誉の殺人」とも違う、病理的・退廃的なものを
感じるなあ。

バングラデシュのチッタゴン丘陵地帯では、少数民族の女性に対するレイープが
相次いでいて、しかも加害者は罰せられないことが多いらしいが、それと同じような
「逸脱」、「近代がもたらした病理」としてとらえるべきなのかも試練。
346世界@名無史さん:2011/02/05(土) 16:12:33 0
>>342
バングラデシュで、暴力や夫からの一方的離婚の原因となっているのが、
ダウリー(持参金)の習慣。
ダウリーはインド北部の上層のヒンドゥー教徒社会で発達したとされており、
そもそもイスラーム社会には無かった習慣だが、バングラデシュでは1980年代に
急増したといわれている。
ヒンドゥー教徒の間にはサティーという、寡婦が夫の火葬の際に一緒に生きながら
焼かれる習慣があるため、ダウリーの額に端を発した争いが生じた場合に、
対立が嵩じて妻が焼き殺されることさえある。

さらに怨恨から人の顔や体に硫酸や塩酸ををかけるという暴力が、ここ数年
バングラデシュに広まっているが、被害者のほとんどが女性である。
結婚や性的関係を女性が拒否した場合に、恨みに思った男性が酸投下を犯す
場合が多く、少年や若い男性が少女や若い女性に対して行うのが典型だという。
347世界@名無史さん:2011/02/05(土) 16:30:12 0
>>342
近年、バングラデシュでは、村裁判の結果出される宣告のうち、人権侵害と
思われるほど過酷な刑罰が科されることが「フォトワバジ」と呼ばれて問題視されている。
ムフティー(イスラーム法に精通した法学上の権威者)ではないモスクの管財人や
地方議会議員といった聖俗両面における地域の実力者が、シャリーシュと呼ばれる
村裁判において、恣意的とも思われるプロセスで、人権侵害とも思われる厳しい
刑罰を科す「ファトワ」を下すことがある。
ここで注意しなければならないのは、フォトワバジもダウリーもバングラデシュの
社会で習慣としてここまで広まったのは最近のことであり、必ずしも伝統的な
風習とはいえないということである。
高田峰夫氏は、バングラデシュ社会においてエンパワメントが進むと同時に、地域外からNGOが
流入するという形のグローバリゼーションが社会構造を変えていくことへの
反動としてフォトワバジが盛んになったと解釈している。
その一方で、中東への海外出稼ぎという形でのグローバリゼーションは、サウジアラビアを
中心とするイスラーム諸国との結びつきを深め、出稼ぎで得た資金でマドラサの数を
増やすことによって、女性のエンパワメントに抵抗感を持つ人々の数を増やすことにも
貢献しているようである。
348世界@名無史さん:2011/02/05(土) 23:01:36 0
>>346
いや、サティ関係ないと思うが。

でも、断片的な情報を元に「名誉殺人」と「ジナー」を結びつけたり、持参金殺人と「サティ」を結びつけたり
そういう事ってしてしまいがちだよな。

サティの風習は現代では基本的になくなっているが、十年くらい前に一時的に多発したことがあった。
その経緯について分析した論文が「宗教研究」だったかに載ったことがあった。

夫の葬儀後、事故死に近い形で妻が死亡。
これがメディアによって、『サティを行った貞婦』として報道されることで、インド中に真似する人が広がったという経緯らしい。
349世界@名無史さん:2011/02/05(土) 23:09:55 0
>>348
1999年、ウッタル・プラデーシュ州で未亡人チャラン・シャーが死んだ事件だったっけ?
350世界@名無史さん:2011/02/05(土) 23:14:17 0
インドにもマスゴミってあるんだな
351世界@名無史さん:2011/02/05(土) 23:42:12 0
>>319-322
中央アフリカのムブティ族の男は、自分を狩人とみているが、妻なしでは狩猟は
できないし、日常の食べ物の多くは女性が採集した食料であることを承知しているという。
だがそれにもかかわらず、男性は社会の政治的な指導者であるし、子どもたちは
父親を権威と結びつけ、母親を愛情と結び付けるようになる。
実際ムブティ族の男は、「妻を少々殴るのはいいことだ」と断言している。
352世界@名無史さん:2011/02/06(日) 09:11:34 0
>>350
インドだけでなく欧米のメディアも、「インドの不可解」「インドの後進性」を
センセーショナルに取り上げたかったらしい。
その他に、村をサティーの聖地として観光地化し利益を上げようという貧しい村人、
ヒンドゥー・ナショナリズムを鼓舞しようとする政治勢力など、様々な思惑が動いていた。

ヒンドゥー教には、もともとパティプラタ(妻が夫に尽くす美徳)という伝統があるが、
ガンディーはこれを肯定していて、妻は夫に協力し、従うべきだと考えていた。
そのため、サティーをヒンドゥーの美徳として一部容認したりもしている。
彼は機械文明の対極にある手仕事、支配の対極にある非暴力、人口性の対極にある
身体的な自然をよしとしていた。そして、女性はその象徴であるから、「私は女になりたい」
などといっている。しかし、これを敷衍していくと、女性の主体性や社会進出を
妨げる抑圧原理につながる。「女性は悪しき男性原理・近代主義などに染まらず、
そのまま家にいるべき」ということ。

さらに、現代インドのヒンドゥー・ナショナリズム団体も、サティーを献身的で
高貴な精神的行為であるとし、現代世界はこうした美徳を忘れ利己的な個人主義に
冒されていると断じる。そしてサティー反対論者を、西洋かぶれのエリート都会人や
近代主義者で、インドの美徳を卑下し、世界を画一化しようとする勢力に与する者たちだ、と批判する。
353世界@名無史さん:2011/02/12(土) 22:23:10 0
上野千鶴子が『ナショナリズムとジェンダー』(青土社)で、フェミニズムは
ナショナリズムを超える、みたいなことを書いていたが、フェミニストは本気で
こんなことを信じているのだろうか?

以前世界史板で、欧州でEU共通の歴史教科書を作ろうとして各国の歴史学者が
あつまったが、結局歴史認識の共有は不可能だった、という話題があったが。
354世界@名無史さん:2011/02/12(土) 22:59:34 0
イマイチ意味がわからん。
フェミニストが国を超えて単一の意見をもつなんて信じてるフェミニストなんていないだろ。

というか歴史認識の共有ってのも意味不明だし。
一国内でなら共有出来てると思ってる?
さらにいうなら、歴史学での一つのトピックについての論争で、
いくつかの派閥に別れた場合、その派閥が国ごとに別れると思うか?
355世界@名無史さん:2011/02/13(日) 00:04:56 0
あきらかに悪すぎる権利状態の改善とか、いくつかの重要課題では
国を超えて運動が広がることもあろうよ、フェミニズムに限らず。
356世界@名無史さん:2011/02/13(日) 09:22:59 0
ttp://homepage3.nifty.com/IWD/cross.htm
A同じく上野千鶴子が、在日朝鮮人による従軍慰安婦問題に対するアピールの中に
「私の母を辱めるな」という表現が用いられたことをとらえ、「家族の用語で
語られのは危険」と批判したことに対し、「家族は人種差別主義者への抵抗の
拠点である」と考えるのは黒人フェミニスト等とも共通であることを紹介し、反論。
 
B同じく上野の「日韓両国のフェミニズムは国境を越えるべきだ」という提言に対し、
「日本人女性は加害国民の一人として戦争責任を果たすことによって、はじめて
国境を越えた女達の連帯が可能となるのであり、その逆ではない(金富子:キムプジャ)」
とする意見が示された。
357世界@名無史さん:2011/02/13(日) 11:20:00 0
・・・しかしナショナリズムを超えたのは日本のフェミニストだけで、韓国フェミニストたちの
上野理論への拒絶反応は強烈だった。韓国ばかりではない。今回の女性法廷を傍聴して
気づいたことだが、アメリカやイギリスのような先進国のフェミニストも似たりよったりらしい。
くり返すようになるが、判検事団の主役は二人のアメリカ人女性であった。
彼女たちは日本の「戦争犯罪」は容赦なく糾弾したが、自国の犯罪には一言も触れなかった、
というより無関心であるらしかった。彼女たちが無智のせいだとは思いたくない。
(中略)
日本占領の米兵が「慰安所」通いやパンパン買いに忙しかったのも、小耳に挟んではいるだろう。
しかし国際会議では、アメリカの国益を損じるマイナス部分には沈黙するか反撃するが、
相手が弱みを見せればカサにかかって攻めたてる習性を彼女たちは身につけている。
ナショナリズムはフェミニズムを超えるというのが、彼女たちの本音なのだ。

――秦郁彦『現代史の対決』(文藝春秋)より引用
358世界@名無史さん:2011/02/13(日) 12:17:57 0
ぬ、勝ち易きに勝つ?
孫子に学んだか?
359世界@名無史さん:2011/02/13(日) 12:24:58 0
岡真理くらい読めww
360世界@名無史さん:2011/02/13(日) 13:11:36 0
シスターフッド
361世界@名無史さん:2011/02/13(日) 16:11:55 0
日本のフェミニストは、なぜかソ連軍が満州・北朝鮮で日本女性に対して行った
強姦・輪姦は非難しようとしない。
362世界@名無史さん:2011/02/18(金) 00:48:34 0
秦郁彦って南京事件を肯定する筋金入りの左翼でしょ?
そんな反日の言う事を信用できるの?
363世界@名無史さん:2011/02/18(金) 16:27:34 0
女性の社会進出が進んでいる国って、北欧諸国とかシンガポールとか、人口の
少ない国が多くね?

シンガポールの場合、小規模な都市国家の生き残りのために、あらゆる人的資源を
有効に活用する戦略を採った。
絶対数に限りがある労働者の中では女性も貴重な働き手であり、女性が社会に出て
就業することは、国の経済成長に貢献する愛国的な行為であると評価する土壌が
形成されたわけ。
364世界@名無史さん:2011/02/18(金) 17:33:14 0
秦氏が左翼・反日だなんて一体どういう判断基準なんだ。
皮肉でも下手すぎる。
365世界@名無史さん:2011/02/18(金) 20:43:18 0
旧日本軍(とくに旧陸軍)にケチをつける輩はミソもクソもサヨ扱いなのが、
2chクオリティー。

旧軍や旧帝国軍人は一点の曇りもない聖人君子の集まりらしい。
(なぜかムッチーと辻ちゃんだけは罵倒が許されてるが)
366世界@名無史さん:2011/02/18(金) 20:52:09 0
>>353
国際共産主義がうらやましいから万国の女性も団結しようぜ、という程度の話だろう。
367世界@名無史さん:2011/02/18(金) 23:40:14 0
実際、秦郁彦は反日左翼だろ

ソースは東亜の南京・通州事件スレ
368世界@名無史さん:2011/02/19(土) 10:01:48 0
>>367

哀れだな・・・。秦氏の著書を読んだことあるのか?
369世界@名無史さん:2011/02/20(日) 13:25:52.38 0
秦郁彦氏といえば、
「概していえば、女性研究者は40歳を過ぎる頃から成長がとまる。一流の業績を
あげるにはマニア的情熱が欠かせないのだが、教授や助教授の地位獲得が目標だと、
そこへ到達した時点で動機(モチベーション)は減退してしまいがちだ」
と書いていたが、これってマジ?

実をいうと、スーザン・ピンカー『なぜ女は昇進を拒むのか』(早川書房)にも
同じようなことが書かれていて、これまで素晴らしいキャリアを築いてきた女性が、
40歳頃に、所得や地位が低くても、人とのふれあいのある仕事や家族と共にいられる
時間の多さを選ぶようになるのだとか。最後まで男性と同じように仕事にすべてを
かけて昇進を追求する女性はだいたい2割程度。
370世界@名無史さん:2011/02/24(木) 22:06:10.08 0
従軍慰安婦問題では「証言者」のウソを暴き一躍保守派歴史家として脚光を浴びた秦郁彦氏も
その後の日中戦争史では
「南京事件は死者4万人だから大虐殺ではないが中虐殺だろう」
「通州事件?日本の傀儡の冀東防共自治政府が起こした事件ね。飼い犬に手を噛まれたわけだw」
(秦郁彦氏の労作「現代史の争点」より)
という記事の数々で急転直下、「筋金入りの左翼・反日」になってしまった

人の世の毀誉褒貶とはなかなか予想できないものである
371世界@名無史さん:2011/02/26(土) 17:38:41.86 0
史実を語ったら反日左翼になるのか。

そういえば某右翼がネットで
「たとえ南京事件が事実であろうとも
父祖の名誉の為に否定し続ける」と明言してたな。

史実に基づかないような名誉に意味無いだろ。
俺ならそんな名誉などどぶに棄てろと言うよ。
372世界@名無史さん:2011/02/28(月) 08:27:56.16 0
>>19>>25>>34>>36
人間とそれ以外の境界がどこにあるのか、というのは、いまだに結論が出ていない
テーマなんだよな。

かつては、女性は男性よりも進化の段階の遅れた、動物的な存在とみなされていたし、
アメリカ大陸の先住民、アボリジニー、黒人などの有色人種が人間扱いされなかった
時代もあった。ヨーロッパ人は、新大陸を発見した後、インディオが人間かどうか
大真面目に議論していたわけだし。
また、ネアンデルタール人を人間に入れるかどうかについては、今でも議論が続いている。
ネアンデルタール人を人間の反中から締め出したい、または人間の下等なクラスに
とどめておきたいと考える人々は、彼らの能力は劣っており、文化は未発達で、
知能には限界があり、理性的能力は足らず、彼らが本物の人間と交配する潜在性が
あったとしても、埋めることのできない不整合があったために不可能であったと論じる。
現代の古人類学者たちがネアンデルタール人の本質について論じているやり方は、
19世紀の学者たちが黒人について論じていたやり方と、驚くほど似通っている。
373世界@名無史さん:2011/02/28(月) 08:29:35.79 0
×人間の反中→○人間の範疇
374世界@名無史さん:2011/03/03(木) 20:17:05.79 0
ブルカは、西欧では、女性抑圧の象徴とみられている。

ヨーロッパ人の女性ジャーナリストが、アフガニスタンのカブールで
ブルカを着用して街に出た。次のように記す。

「頭が締め付けられて、頭痛がする。前面の網目越しでは、とても
ものを見にくい。すっぽりと体が覆われて風通しが悪く、すぐに汗だく
になる。足もとが見えないので、自分がどこを歩いているのか、いつ
も神経を張りつめていなければならない。ホコリがつきやすく、すぐに
汚れる。それに歩きにくい。ブルカを被ると、遮眼帯をつけた馬と同じ
ように正面しか見えなくなる。斜め前をちらっと見る、などということは
不可能。頭全体を動かさなければ見えない。私は、ブルカがすぐに
嫌いになった。」
375世界@名無史さん:2011/03/03(木) 20:19:36.14 0
アメリカのフェミニスト運動の指導者ナオミ・ウルフは次のように記す。

「西側の女性は、見られることを期待し、性的な自由を愉しむ。これに
対し、イスラムの世界では、女性の性を、私的な場合と公的な場合、
神に対する場合と夫に対する場合、とに区別する。ムスリムの女性た
ちは、私的な家の中では、ローションをふんだんに使い、ヴィクトリア朝
のランジェリーを着る。外出するときは、イスラムの服装で身を隠す。
私は、チャドルを着用してモロッコのバザールを歩いてみた。胸の線は
隠され、脚の線も出ず、長い髪は体に巻き付かない。何か、気高い静
寂と清廉を感じる。ある意味で、自由だと感じる。」

(藤川鉄馬 世界の街かど道ばたで 月間社会保険2011年3月)
376世界@名無史さん:2011/04/01(金) 02:22:52.32 0
ジェンダーの歴史ってジェンダー論自体が間違ってるんだから、
擬似学問だろう。
377世界@名無史さん:2011/04/02(土) 01:07:05.20 0
何を言っているんだ?
アフガン・イラク解放戦争で自由平等を旗印に掲げるアメリカの完全勝利と反ジェンダー集団である
タリバン・アルカイダの壊滅によってジェンダー論の正しさが反証の余地なく証明されたわけだが

男女平等を掲げるアメリカなどの西欧は常に勝利し、ジェンダー論に反対するテロ集団は常に敗北している
これは歴史的事実だ
間違いだというならアメリカに勝ってみせろ
いくら「伝統」だの「常識」だの空理空論を弄んでもアメリカ軍女性兵の操作するUAVに為す術も無く
逃げ惑うタリバン兵こそが「現実」なのだよ
378世界@名無史さん:2011/04/05(火) 12:51:10.83 0
379世界@名無史さん:2011/04/09(土) 12:05:34.59 0
まあ政府から経団連まで女性の社会進出を奨励しているからな
政治的・社会的には完全に決着はついたと言える
後は実現する手段と実現までの期間という技術的問題だけだ
380世界@名無史さん:2011/04/10(日) 12:44:26.10 0
男と女を比べると、男は無生物や物理的プロセスを扱う仕事に関心があり、
女は概して人間や生き物を相手にする仕事に関心が強い傾向があるね。
数学の得意な女性は、物理学や工学より臨床医学を選ぶことが多い。
381世界@名無史さん:2011/04/18(月) 16:35:18.41 0
大喝采
382世界@名無史さん:2011/04/24(日) 19:57:59.36 0
レスも無くなりスレも終わってしまったか…

冷戦がアメリカの完全勝利で終わることにより市場経済と議会制民主主義が人類に取って普遍的体制
であることが証明されたように、アフガン・イラク解放戦争が同じくアメリカの完全勝利で終結することで
フェミニズムやジェンダー論が普遍的正義であることが証明されてしまったからな
もうすぐリビアも解放されるし、タリバンやアルカイダの有様を見ればフェミニズム否定派も自分達が間違
っていたことを否定できなくなって沈黙するしか無いか
383世界@名無史さん:2011/04/24(日) 23:28:26.67 0
>>382
何が普遍的正義だって???
384世界@名無史さん:2011/04/25(月) 18:49:43.26 0
いやまぁ、レスがなくなったのは、概ね議論になりそうなことは一通り出尽くしたからで
ちなみに普遍的正義なんてものは存在しないと思うが、
女性を低く見て差別しなければならないというかつて正義だった価値観は
もはや歴史的に役目を終えた、今となってはむしろ足かせでしかない
ってのが妥当かな、と。
385世界@名無史さん:2011/04/25(月) 19:21:38.64 0
>>351
部族社会でも、過渡期はあるというか、
個人的には人口密度が高い地域は、部族間での抗争が多くなり
男性の暴力性が肯定され、権威の概念が生まれ始め
これが後に、農業革命後の父権社会の礎になるんじゃないかと思ってる。
386世界@名無史さん:2011/04/25(月) 20:44:54.72 0
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000570-san-int
集団レイプ事件、無罪の判決に非難の声 パキスタン

>【ニューデリー=田北真樹子】パキスタン東部パンジャブ州の村で起きた集団レイプ事件で、
>被告の男6人のうち1人を除く全員が無罪となる判決が、最高裁であった。被害者の泣き寝
>入りが常となっている社会の因習を破り、勇気を持って法的手段に訴えた被害女性の行動
>は国内外の関心を集めていただけに、人権団体は最高裁の判決を非難している。

やはりリビアの次はパキスタンの解放が必要だな
中東から中央アジアに破壊と混乱をばら撒く癌細胞はサウジとパキスタンの反フェミニズム国家だ

しかし西欧のフェミニズム国家は対話群に基づく平和を望んでいるのに、何故反フェミニズム国家
とその従僕達は侵略・殺人・略奪・暴行、そしてレイプを望むのか?
387世界@名無史さん:2011/04/27(水) 15:33:04.12 0
ttp://www.diplo.jp/articles01/0105-4.html
天秤にかけられるパキスタン女性の命
388世界@名無史さん:2011/05/26(木) 14:09:18.06 0
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000588-san-int
「女の子はいらない」子供の男女比過去最悪に インド

>インドで発表された2011年国勢調査(暫定値)で、6歳未満の男女比率が男児千人に対し
>女児914人となり、1947年の英国からの独立以降、最低の数値を記録した。男女比の
>不均衡の背景には、男子選好、女子忌避の風潮が根強い“伝統”があり、いびつな地域では、
>女児は中絶や育児放棄(ネグレクト)の対象となる。シン首相は、「国家的恥」と嘆き、国を
>挙げての対策の必要性を訴えるが、有効な手だては見つかっていない。
(中略)
>女児中絶の問題に取り組んでいるハルシンダー・コール医師は、「妊婦や家族に堕胎への
>罪悪感はない」と語る。パンジャブ州だけで、年間2万人の妊婦が堕胎による衰弱などで命
>を落とすという。

反フェミニズム思想は本当に犯罪的だな
一体何億何千万の赤ん坊が「女」というだけで殺されていったんだろう…
共産主義もファシズムも、ここまで多くの人間を殺したことは無かった
389世界@名無史さん:2011/06/01(水) 12:55:41.40 0
これはついこの間まで、中国や韓国でも起こっていたというか
中国の田舎なんかだと未だに残ってる事態だよな。

ただ、一人っ子政策的には正しいっちゃ正しいわな。
人口減らすためには、次の世代の人口に直結する女の子減らすのが一番
男は残したところで、大して次の世代の人口には影響しづらいってのがあるわけで。
まぁやってる人達は、単に少ない資金をかけて育てるなら、
出世の道が用意されている男児ってつもりなんだろうけど
その状態が放置されているのは、それなりの背景がありそうと言うか
インドも結局は人口過多が背景なのかもなぁ……
390世界@名無史さん:2011/06/01(水) 13:00:06.11 0
>>369
よく見ると、書かれていることは真逆な気がする。
出世欲が動機だから、先へ進まなくなる説と
出世欲がないから、先へ進まなくなる説だし。
391世界@名無史さん:2011/06/03(金) 00:41:03.20 0
>ttp://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2803663/7289800
>「赤ちゃん製造工場」を摘発、少女32人を保護 ナイジェリア
>
>15歳から17歳の少女らが子どもを妊娠・出産させられているとの通報を受けた警察は前月29日、
>アバ(Aba)にある「クロス・ファウンデーション(Cross Foundation)」の施設を捜索し、妊娠した
>少女32人を保護、施設長を逮捕した。産んだ赤ちゃんを性別に応じて販売していたという。
(中略)
>西アフリカでは、児童の人身売買が横行している。多くは農園や鉱山、工場の働き手として、家政
>婦として、あるいは売春婦として売られるが、黒魔術の儀式用に殺害または拷問を受けるケース
>もある。NAPTIPによると、ここ最近は違法な養子縁組が結ばれる傾向が見られるという。(c)AFP

これがフェミニズムの存在できない社会の現実
何故フェミニズムに反対する者が犯罪者か犯罪擁護者だけなのか、これを見れば幼児でも理解できる
392世界@名無史さん:2011/06/21(火) 21:44:14.56 0
毎度のことではあるが、今年も日本の女性国会議員の少なさが、後進国状態という結果が出たな。
これに対して、
「女の方が投票率が高いんだから、女がそれを望んでいるんだ!! 嫁になる方が楽だもんな!! 変えようとするなんて逆差別だ」
みたいなネタを言っている奴がTwitterでちらほらいたんだけど
不思議と鳩山元首相を批難していた層なんだよな。おかしいよなぁ、その理屈だと
「金持ちより、庶民の方が票が多いんだから、世襲政治は国民の総意。貧乏人は土方してた方が楽だもんな!! 変えようとするのは金持ちへの逆差別!!」
って理論も成り立つはずなんだが……。
393世界@名無史さん:2011/07/03(日) 03:00:24.96 0
でも土方には政治を任せることはできない
394世界@名無史さん:2011/07/03(日) 09:55:44.23 0
男には下駄がとか言ってるけど
そうやって批判している女にどれだけの下駄があったのか知ってから言ってるのか?
例えば、健常者と障害者。
健常者の女性は障害者を歴史的に抑圧してきた側なんだが。
まぁ、このスレはジェンダーのスレだけど
差別の歴史というもっと大きな枠でいうと
健常者の女性というカテゴリなら、女は差別してきた側だからな。

健常者の女たちが障害者叩きしたり無視したり差別したりとか
よくあるわけで、そういう女たちが人権の尊重とかギャグですか?

女性枠とか言ってるそこのあなた、その枠を障害者のほうに当てませんか?
障害者のほうが、どれだけ健常者の女性よりか差別されてきたと思ってるのか。
まぁ、こういうことにまともにレスが来たことはないがね。
395世界@名無史さん:2011/07/03(日) 10:36:03.65 0
男→女→障害者

わかりやすい構図だな
まさに弱肉強食
396世界@名無史さん:2011/07/03(日) 11:23:24.66 0
公平で弱者が守られる社会かそうでないか
男女差別も障害者差別も弱者を踏みにじる社会であるから起こるもの
女性が差別される社会は障害者も当然のように差別される
ポリスを守る兵士になれない女性が牛馬並の扱いだった古代ギリシアでは、同じく兵士になれ
ない障害者は幼児の時に遺棄され殺害された
近代になって「女性は命を生み出す神聖な存在」「障害者は神の使い」のような宗教的感覚が
消滅し、「弱いこと=悪いこと」が徹底されるにつれ女性差別や障害者差別が厳しくなるのは
皮肉な話だが
397世界@名無史さん:2011/07/03(日) 12:14:16.52 0
>男女差別も障害者差別も弱者を踏みにじる社会であるから起こるもの
>女性が差別される社会は障害者も当然のように差別される

その女性、健常者の女性がどれだけ障害者を差別してきたのか知ってて言ってるのか?
女性差別を主張してきた女たちは、障害者を平気で差別してきたから
女性差別を考えれば障害者差別がなくなるってことはないことは
まさに、歴史が証明している。

女たちは障害者だけじゃなくて、被差別部落者にも同性愛者にも
歴史を見れば相当に差別してきてるんだが。今現在も。

歴史を全く知らないのが
女性差別を考えれば差別が改善されたとか言うのだよね。
398世界@名無史さん:2011/07/03(日) 12:55:25.19 0
弱いものたちが夕暮れ〜更に弱いものを叩く〜♪

よくあることじゃん。
全部を一度に解決するのは無理だから、一つ一つ解決していくしかないってことでしょ。

ところで「障害者の女性」「被差別部落の女性」「同性愛者の女性」というのはここの女叩きの
人にとってはどうなるのかね?
399世界@名無史さん:2011/07/03(日) 13:52:49.84 0
だよなぁ。
そもそも障害者も部落も、男だって差別しまくっていたわけで、
別に女だけが差別していたわけでないし、
部落への差別があるからと行って、女への差別がないわけじゃない。
黒人だって女を差別するけど、
だからって白人が下駄を履かされている事実がなくなるわけじゃないしなぁ。
400世界@名無史さん:2011/07/03(日) 13:56:57.22 0
あと、障害者枠を増やすなら、それこそ女枠減らすんじゃなくて
男枠減らしてそこへ入れるのが妥当じゃないか?
女枠と障害者枠、どちらも人口の中の割合に相当する程度に
両方増やすという選択肢はないのかと。
401世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:08:56.52 0
何ここって、多数派に属する女たちが少数派に何してきたのかも知らないで
女性差別とか言ってるの?

ところで、女性器切除ってあることが問題になったんだけど
ここのスレ的には、女性器切除は女性差別と、そういうことで終わりか?
402世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:12:27.07 0
よく分からんが、多数派に属する女達が、少数派にしてきたことは
多数派に属する男達が少数派にしてきたことでもあるんだぞ?

男も女も多数派に属する奴は、それこそ多数いるし
少数派に属する奴も両方いるわけで、
なんで多数派の女だけが男の少数派だけを差別してたみたいな話になっているのか。
403世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:16:00.45 0
そもそも障害者も部落も、男だって差別しまくっていたわけで、
別に女だけが差別していたわけでないし、
部落への差別があるからと行って、女への差別がないわけじゃない。


これって韓国がベトナムにしたことを考えれば戦前の日本の行為は大したことない
とか言ってる奴らと重なるな。

障害者や部落ってのは少数派で、そこで言っている女は多数派。
教育の面で考えても、果たして、日本では女だからって教育はしなくていいという
そういう国だったのかね?違うよね。障害者や部落よりは教育されてきた長い期間が
あったよね。そういうことも知らんのか。識字率の歴史とか少しは調べたことあるか?
404世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:17:42.00 0
いや、だから、「大したことない」なんて一言も言ってないぞ。
女性への差別、障害者への差別、どっちも「大したこと」なんだよ。
なんで片方解決しようとしたら、もう片方を差別してるってことになるんだか。
405世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:19:12.26 0
ちなみに、女性器切除は、不謹慎ではあるが、ジェンダー的には興味深い事例ではあるな。
比較的母系社会の名残が強い父権社会に存在するシステム、と言う点で。
おそらくは、女性の性にまつわる呪力への信仰が、まだ残っているからこその、
その呪力を封じようとする蛮行なんだろうな。
406世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:21:45.04 0
>>402
それはよく分かってないよね。

>なんで多数派の女だけが男の少数派だけを差別してたみたいな話になっているのか。
こんなことを言ってるしね。

差別の歴史で最も問題なのは、多数派から少数派へのもの。
単純な女性差別論は、女性が差別されていると言って多数派の女が少数派に
差別してきた長い歴史を語らないで済ませてきたからな。

>>398
>ところで「障害者の女性」「被差別部落の女性」「同性愛者の女性」というのはここの女叩きの人にとってはどうなるのかね?

これって、まるで多数派の女は少数派の女に理解を示してきたから同志だとでも言いたそうだな。
少数派の女に女叩きしてきた多数派の女は無視か。
407世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:24:34.31 0
いや、だから、女性差別と少数者差別を、なんでごっちゃにしてるんだ、っていう。
なんで女性差別を解消しようとしたら、少数者差別がくっついてくるのかと。
別物だろ、この二つ。
どっちも解消しなきゃならないものであって、
片方解消しようとしたら、もう片方がより差別されるようなものでもないだろうに。
408世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:26:15.07 0
>>405
女性器切除を女性への差別だけで語る奴が
人権なんか語ったら、それこそ笑いもの。

>>404
まぁ、基本的に差別とか人権とか言いながら
多数派から少数派への差別が最大の差別である
という視点が君が抜けているからじゃない?
多数派の女が差別してきた歴史なんか明白じゃん。
409世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:28:03.96 0
なんつーか、それこそ
「韓国がベトナムにしたことを考えれば戦前の日本の行為は大したことない
とか言ってる奴らと重なる」ぞ
「多数派からの少数派への差別を考えれば
 男が女にしてきた差別など大したことない」
と言ってるように見えるんだが。
なんでごっちゃにするのかと。
410世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:35:58.30 0
あれだよなぁ、なんか変な潔癖さが見えるよな。
「差別に反対する者は、差別していてはならない」的な。
それはありえないだろ。
人は複数の属性に属していて、ある属性では差別され、
同時にある属性では差別する。そんなのは当たり前だ。
女性を差別する日本人男性だって、白人からは差別されている。
だからといって、自分が差別されている属性について
差別を解消しようとしてはならない、なんていう理由にはならないだろう。

誰もが自分が差別されている部分については、差別の解消を求めるべきだし
自分が差別している部分については、解消を求められたら応じるべきだ、ってことでしかない。
なんである部分で差別している間は、
他の部分で差別解消を目指しちゃ行けない、みたいな話になってるんだ?
411世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:36:36.40 0
>>407
>片方解消しようとしたら、もう片方がより差別されるようなものでもないだろうに。
これは君の理解がないんだよ。
実際に、多数派の女の差別こそ重要だとして
政策も決定されてるだろ。

被差別部落で言っても、被差別部落への国の対策法は終了してるんだが。
同和の施設ってなくなったりしてるんだけど
果たして、そういう予算はどこに行ってるのかね?

>別物だろ、この二つ。
別じゃないよ。このスレでフェミと言ってるのが第二派までならそれでもいいんだが。
今は、2010年代だよね?

>>409
>なんでごっちゃにするのかと。
そういうふうにごっちゃにするなとしてきた批判の元にできたのが
第二派以降だからなぁ。君の言ってることでは
女性器切除でごっちゃにするなと言って、批判されてきた多数派フェミの
そのまんまじゃん。
412世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:40:54.48 0
>>409
女性器切除の件をどう思うかをぜひ聞いてみたい。
また、とんでもなく勘違いしたことを言うのだろうなぁw

このスレ的には、女性器切除の問題は複雑すぎて
分からないのかなぁ?

>>410
君みたいに単純な差別論で語ると
結局、少数派は排除されるんだよ。
女性器切除で言えば、当事者の女性の声なんか
面倒だからごっちゃにするな、と言って
君は当事者の女性の声を無視しまくる側じゃん。
413世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:41:08.70 0
よく分からんが、なんで少数派への差別を解消するための資金が
みんな女性への差別を解消するための資金に回ってる、みたいな話になるんだ?
んなもん、道路工事への費用やら、医療費やら、公務員への給料やら
それこそ男社会を維持するための資金やら、
色んな所に行っているわけで、なんで女性への差別を解消するための資金へのみ回ってるみたいな認識なんだ?

あと、分けて考えたらなんでいけないのか、具体的に書いてくれないと
第二派とか言われても分からんよ。
414世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:42:15.83 0
ちなみに女性器切除に関しては>>405で答えたけど……
415世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:46:16.32 0
あれだなぁ、何かホント「一つの差別の解消を目指すと、他の差別がより酷くなる」
みたいな意見だよなぁ。なんでそんな意見なんだろう。
一つの差別と他の差別に相関関係が明確にあるわけでもないのに
なんか、無理くり相関関係があると思いこんでいるように見えるんだが。
416世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:49:14.11 0

ここって一応世界史板でこのスレって「ジェンダーの歴史」って
なってるから、フェミの第二派の問題とか一応理解してるんじゃないの?

女性器切除って、フェミニストがした阿呆な問題が詰まってる
から、多数派女の言うことの。それに反発したのが当事者の女性たち。
一つの差別を主張する側が他の差別をしてきたから問題なんだってのは
さんざん言われてきたことじゃん。
女性器切除が好例だから、少しは調べて考えてみろ。
417世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:50:07.72 0
すまんな、自分それほど詳しくない素人だから。
単にちょっと疑問に思っただけで。

ただ全体を見て、それこそもし
「多数派だからそっちへ意見をとられて、少数派への差別がなくならないんだ」
とするなら、敵は女性差別だけじゃないだろ。
震災への復興資金、デフレ不況への対策資金、失業者への手当て、生活保護、
企業の保護、企業誘致のための資金
ありとあらゆる、マジョリティが行う政策が敵のはずなんだが
なんでか女性差別の解消のみを敵に回すんだなぁ……。
418世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:53:52.12 0

女性差別を的にするのは当たり前だろw
このスレはジェンダーのスレになってるんだから。
そんなこと言ったら、スレ違いもいいとこの経済や政治のスレ
になるし、そもそも板違いにもなるだろ。
419世界@名無史さん:2011/07/03(日) 14:59:38.28 0
それこそ少数差別の話題がそもそもスレ違いってことじゃないか?
女性差別へ少数差別を持ち込んでごっちゃにすること自体が、
スレ違いを産んでるわけで。
420世界@名無史さん:2011/07/03(日) 15:03:43.79 0

なるほど、女性器切除等では当事者の女は黙っとけってことか。
421世界@名無史さん:2011/07/03(日) 15:07:37.68 0
なんでそれがそうなるのか、それこそさっぱりわからんぞ?
とりあえず女性器切除の話題にしたいのか?

なんかそれこそ、
女性器切除を嫌がって逃げ出した当事者にはだまっとけと言って
女性器切除を受け入れている当事者のみの話を聞いてるような気がするんだが。
なんつーか、ホント何もかもごっちゃにしすぎだろ
422世界@名無史さん:2011/07/03(日) 15:13:13.24 0
>>421
何でこんなにさっぱりわからんとか言いながら
女性器切除のことを出して、ごっちゃにするなとか
言うのが、このスレに居座ってるわけ?
このスレって、ニュー速+板とかと変わらないじゃん。
>>421みたいなことを言ってるのは。

女性器切除のことなんか知らないんだろ。
何で分からないのに、逃げたしたとか受け入れたとか
勝手に妄想して言ってるの?
そういう単純な話じゃないんだが
何でこんなのがジェンダーの歴史のスレの世界史板に
居座ってるのかが分からん。

結局、言ってることはただの「教えてクン」レベルじゃん。
423世界@名無史さん:2011/07/03(日) 15:16:10.54 0
いや、分からないからちょっとググってみただけなんだけど。

えーっと、じゃあ君の言いたいこと整頓しようか?
君は多分、女性器切除の廃止運動は、当事者の属する文化への侵略だ
みたいに思っている。ここまでは合ってる?

それはある種の事実だと自分も思うよ。
ただ、二つ問題があって
・それがなんで女性差別撤廃が駄目に繋がるのか分からない
これって要は、他人の文化へ侵略するのはどうなの? って話であって
例えば当事者である日本人女性が、日本社会における女性差別撤廃を求める運動まで
駄目だって話にはならないわな? なんで当事者が行う女性差別撤廃運動まで巻き込んで
駄目って話にしてるんだ? なんで文化侵略と女性差別撤廃を混同視してるんだ?
それこそ別物だ。

第二に、当事者の中には事実女性器切除を嫌がる人も、少数ながらいるわけだ。
これを無視するのは、それこそ君の言う少数者差別だと思うんだ。
424世界@名無史さん:2011/07/03(日) 15:27:21.94 0
>>423
君が言いたいと勝手に言ってるのでなくて
そういう文化侵略という面もあれば、
個別の文化侵略はどんなのかというのもあるし
別の問題もあるんだが、ググって少し見たくらいでは分からんよ。
425世界@名無史さん:2011/07/03(日) 15:36:35.99 0
えーっと、じゃあ君の主張がよく分からないんだ。
君は結局何を議題にして、女性差別撤廃は駄目だーーーーー!!
って言ってるの?
さっきから、少数派差別やら、文化侵略やら、全然別の話題ばっかりしてる。
そりゃ、その手の問題を女性差別撤廃者が起こすこともあるよ。
どんな人でも起こすからこそ、大きな問題なんだ。

でもそれは417で挙げたとおり、別にその手の問題は女性差別撤廃主義者の専売特許ではない。
ありとあらゆる事象に関連する問題だ。
ありとあらゆる事象に関連するから、そりゃたまたま女性差別撤廃主義者がその手の問題を犯すこともあるさ。
でもそれは、女性差別撤廃主義者をなんとかすれば解決する問題じゃない。完全に別物だ。
サラダからにんじん抜いたって、サラダがなくなるわけじゃないだろ?
サラダをなくしたいなら、それを盛ってる器ごと捨てるとか、そういったことに注目すべきであって
ニンジン嫌いを解消しようとするお母さんへ、問題を持って行くのは筋違いだろ?
426世界@名無史さん:2011/07/03(日) 15:46:17.46 0
>>425
>君は結局何を議題にして、女性差別撤廃は駄目だーーーーー!!
って言ってるの?

こいつアホだろ。誰がどこでそんなことを言ったんだよ。
ホントに便所の落書きだな。
女性器切除で当事者の女性が声を上げることが
そんなに都合が悪いのか。お前が考えているほどに
差別論は単純じゃないってこと。

こいつ、女性器切除の問題をナメすぎだし
そもそも、そんな単純な差別論の奴が
何でこのスレにいるのかって
やっぱり、便所の落書きのただの教えてクンだな。

また、便所の落書き並の思考で藁人形叩きなんだろうなぁ。
427世界@名無史さん:2011/07/03(日) 15:57:41.32 0
えーっと、ひょっとすると君は>>394じゃないのかな?
394は、女性は差別したこともあるから、そーゆー奴が女の人権を尊重とか言うのはお笑いだ
みたいに書いてあるわけで。
要するに、事の発端は、少数者差別するから女性は人権を主張しちゃいけない
という主張からだったんだ。
だから君が394じゃないなら、なんていうかまぁ、議論の相手間違えた。それはすまんかった。
でもいったい、どこからが君の主張なんだい? 君は結局何を言いたかったの?
ただ君は女性器切除の深い問題について色々思うことが在るみたいだから、
是非君がここでその深い問題について語ってくれ。
ここはそのためのスレだと思うからさ。
428世界@名無史さん:2011/07/04(月) 07:25:06.80 0
>女性は差別したこともあるから、そーゆー奴が女の人権を尊重とか言うのはお笑いだ
>みたいに書いてあるわけで。

少数派差別をしている女が「差別は許せない!」とか言うのはお笑いだってのは
まさにその通りだろ。

>要するに、事の発端は、少数者差別するから女性は人権を主張しちゃいけない

何で、こんなに飛躍すんのかね?
こいつの言ってることは、結局のところ
「女が少数派を差別してきた歴史は隠蔽してくれ!都合が悪すぎる!」
ってことだろ。

差別主義者の発想そのもの。
429世界@名無史さん:2011/07/04(月) 15:54:37.81 0
えーっと、「お笑い」だっていうのは、「一般的に間違っていることを指摘して、揶揄する」ための行為だと思うんだよね。
要するに、「少数者差別するから女性は人権を主張するのは間違っている」って意味だと考えたんだ。
要するに「間違っていることは、するな」という、意思表示かと思ったんだけど……?
君にとって、「お笑い」だっていうのは、間違いを指摘する表現じゃないってことでいいかい?
ということは、別に少数派を差別してきても、人権は主張していいってことでいいかな?
それなら自分と意見は一致しているよ。
別に少数派を差別したことがあろうがなかろうが、人権は主張していい。

だからこそ、自分は一度も「女が少数派を差別したことはない!!」なんて書いてないよ。
「女が少数派を差別したことがあろうがなかろうが、女性は人権を主張すべきだし、差別撤廃を唱えて良い。
 何故ならそれらをごっちゃにするのは、無関係なことを混同する行為だからだ」
というのが、自分がずっと続けている主張だからさ。
別にそんな歴史、隠蔽なんてして欲しいとも思ってないよ。
ただ、君の意見は不思議と何故か女性だけが差別してきたような、
変な言い回しに拘るなぁ、という印象はあるけど。
430世界@名無史さん:2011/07/04(月) 16:09:28.83 0
時間余ったから、一応丁寧に補足しておくね。
「Aという差別したことがある奴が、Bという差別撤廃を唱えるのは良くない」
という主張は、
「ニンジンを食べるという健康活動をする者は、
 サラダという温野菜よりもドレッシングなどで太りやすく体を冷やす、
 健康に良くない料理にニンジン突っ込んで食べている
 したがって、ニンジンを食べるという行為を彼らが勧めるのは間違っている。お笑いだ!!」
という主張だ。
でも、ニンジンを勧める者がサラダを食べようが食べまいが、
ニンジンが人間にカロチンを摂取させてくれる貴重な食べ物だという点は変わらない。

こう言い換えても良いかな。
1 + 1 = 5 だと主張したことがある人間が、1×1 = 1 だと主張したとする。
でもそのせいで、1×1 = 1が間違いになったりはしないし、
それを主張するのも間違いにはならない。そういうことさ。
詳しくは「対人論証」でググってくれ。
わら人形叩きを知っているのなら、これも知っておいて損はない。
431世界@名無史さん:2011/07/04(月) 22:47:00.32 0
>何故ならそれらをごっちゃにするのは、無関係なことを混同する行為だからだ

こいつ、差別論はジェンダーだけで語れないという基本すら分かってない。
432世界@名無史さん:2011/08/14(日) 11:47:14.29 0
80人以上の女性を強姦組織にレイプさせ、自爆テロ犯に仕立て上げていた“自爆テロの母”が逮捕される
ttp://digimaga.net/2009/02/iraqi-woman-recruited-a-suicide-bomber

サミラの手口はこうです。まず自爆テロの候補になりそうな女性を集め、次に
裏で組織している男たちにレイプさせます。イスラム文化圏ではレイプされた
女性は死刑、そして家族全体の名誉を汚した存在であるため、その恥をぬぐうためには
アッラーの教えに従い聖戦に参加するしかないと誘導するのです。生きることが
恥(そして死刑)になるわけですから、被害者の女性たちはおのずと自爆テロへの道を選びます。
433世界@名無史さん:2011/08/27(土) 02:33:30.95 0
ハーレムを築き女性を道具としてしか見なかったカダフィも逝ったか…
結局フェミニズムを愚弄する者は自由の剣で滅び去るという法則には誰も逆らえない
434世界@名無史さん:2011/08/30(火) 08:10:29.26 0
このスレって
多数派に属する女の暴力問題が、非常に都合が悪いんだね。
女性の人権を言ってきた女たちが、少数派に向かう暴力ほどに
情けない暴力はないよ。
「女性の人権を尊重しよう」という女たちの
障害者差別なんか枚挙に暇がない。
フェミニズムってのは、所詮、多数派の女のためのものだから
フェミニズムの定義は、多数派の女の暴力を隠蔽するもの。
大東亜戦争万歳という精神と大して変わらん。
435世界@名無史さん:2011/08/30(火) 08:25:08.51 0
被差別部落の人たちって、寺子屋で学習できたっけ?
日本では女であるというだけで、寺子屋で学習できなかったっけ?

日本の歴史上の女性の識字率って、国際比較ではどのレベルになるんだったっけ?
障害者って、寺子屋で学べた?
436世界@名無史さん:2011/08/30(火) 08:39:51.67 0
日本のフェミニストたち≒反動バックラッシュ

こんなジェンダーのスレでも少数派を圧殺する女たちの
暴力にも、多数派の女を擁護するのが「正義」になってしまう
437世界@名無史さん:2011/08/30(火) 18:56:58.72 0
「多数派の女性」って何を目標としてるんだ?
ファッションや美容など現在の社会で「女らしい」とされているものの社会的地位を向上させるのか
それとも、そういった「女らしい」ものは男から押し付けられたもので、政治や経済など所謂男らしいものへもっと参加させろというのか
438世界@名無史さん:2011/09/01(木) 09:17:25.00 0
なんだ、このスレって障害者叩きのスレなのか。


健常者の女が障害者を差別してきた歴史が…

そんなことは知ったことじゃない!!
それよりも、女性差別が〜

ですか?



ひどい健常者支配主義の障害者蔑視満々ですね。
 
439世界@名無史さん:2011/09/11(日) 10:42:23.82 0
実際には身体的な性と社会・文化的な性って、分かれている訳じゃ無いからな。
価値観にしたって、人間としての枠組みがある以上、完全に相対的にはならない。
「女らしさ」が押し付けられたものっていうのは、無理があるだよな。
まあ単純にひどい事に関しては止めた方が良い事っていうのはあるが、
それと「女らしさ」云々の話を関係付けて語らない方が良い。
440世界@名無史さん:2011/09/15(木) 17:52:58.17 0
◆ジェンダー原理主義者『小宮山洋子』厚労相   (週刊新潮9/22号より)

「ジェンダーフリー原理主義者の彼女には、ほとほと困らされたことがある」
こう振り返るのは民主党関係者。この関係者によると小宮山氏が初当選(1998年)
した頃、当時の民主党幹部と小宮山氏の間でこんなやりとりが交わされたのだ。

幹部「今日は結婚記念日だから、うちのと飯を食いに行くんだがどこがいいかね?」
小宮山「えっ、うちの?」
幹部「いやー、女房とね」
小宮山「はっ?」
幹部「うちのワイフなんだけど」
小宮山「えっ?」
幹部「だから、家内と……」
小宮山「はっ?」
幹部「何て言ったら、いいんだよ!」
小宮山「パートナーとおっしゃい!」

女性蔑視に繋がる可能性があると考えているのであろう言葉遣いは断じて認めようと
しなかった小宮山氏。その一方、幹部に敬意を示さない”先輩蔑視”を恥じている
様子は微塵もなかったとか。
「ジェンダーフリーに否定的な考えを持つ議員が用意した資料が配られたときも
小宮山さんはその資料を一瞥すると机に叩き付けた挙句、床に放り投げていました」
441世界@名無史さん:2011/09/16(金) 17:36:48.50 0
>>434
別に何一つ都合悪くないというか
多数派の女と少数派の女に分けるという発想がよく解らない。
「多数派女性」なんてそんな実在しない幻想に向かって叩きを入れてもなぁ。
差別主義者である女の人もいるし、そうでない女の人もいる。
ただ女性であれ障害者であれ、人間をグループで分けるのがおかしいというか。
442世界@名無史さん:2011/09/16(金) 17:41:57.25 0
変な人ってまるで男性という集合体と、女性という集合体が、
人格を持って何かを考え行動するみたいに思っているんだよなぁ。
そんなもの存在しなくて、いるのはバラバラの個人だというのに。
女なんて人格も、男なんて人格も無いぜ。
それぞれで統計を取れば、平均値は有意な違いがある。それがいわゆる性差。
でも、統計見ればそんなもん無意味としか言いようが無いくらい、個人ごとの偏差がでかいのがわかる。
それを必死に無視して、男だの女だのの、たかが形容詞でしかないものに人格の幻を見出して、一生懸命叩くわけで。
443世界@名無史さん:2011/09/16(金) 17:46:30.68 0
>>430を百回読もう。
障害者を差別するな、というのと女性を差別するなというのは、それぞれ独立している。
別の問題を一緒くたにするのがおかしいといっているにすぎない。
なのになぜか君は「障害者なんてどうでもいい」と無理やり読み替える。
別の問題と何度言っても「別の問題」を「どうでもいい」に無理やり読み替える。
現実に目の前にある文字列を無視して、無理やり別の文字を読む。
そしてサラダバーにスープがないのはおかしい、とまくし立てる。
ゆえにサラダバースレは間違っている、ここはスープ差別するスレだ!! と叫ぶ。
444世界@名無史さん:2011/09/16(金) 17:48:43.23 0
もうここまで来ると、必死に幻を見続けようとしている頭おかしい人だなぁ、としか。
女性を差別したくてたまらないのに、それを正当化する理由が無いからなのかな?
たった一つの意思を共有する女の集合体という、実在しない藁人形作って叩き、
そんな存在しないものを叩いても仕方ないという言葉を受け入れない。
ここまで丁寧に書かれても理解できないのは、理解すると人格が崩壊してしまうからなのか?
もうなんていうか、サラダバーにサラダはないという言葉を必死に無視して
スープガースープガーと叫び続ける気狂いを諭すのは疲れたよ。
理屈を絶対受け付けない人っているんだな。
445世界@名無史さん:2011/09/16(金) 17:52:22.34 0
ごめん443は>>438へのレスでした。
自分が自分のレス百回読めよorz
446世界@名無史さん:2011/09/16(金) 18:02:14.65 0
>>431
差別論とくくれば色んな差別を扱うジャンルだけど
ジェンダーの差別論はジェンダーの差別を扱う議論だよ。
そして数学を考えるのに、確率の考察と角度の考察をごっちゃにして
「確率論で角度を扱わないのは、数学の基本をわかっていない」と言われても
君が論理的思考の基本をわかっていないとしか言いようが無い。
抽象化を進めれば、同じ「数の理論」というところまで抽象化できるし
それを利用してお互いの問題を解くのに、相互の理論を利用も出来るけど
それはそれぞれ独立して、ちゃんと論理だてて考えた上でのことだ。
447世界@名無史さん:2011/09/16(金) 18:23:00.25 0
>>440がちょうどいい例を持ってきてくれたので、もう一度だけ書いておくか。
>>428はここで紹介されている、この小宮山とそっくりだ。
議論を行うものの人格や行動と、その人が唱える論理をごっちゃにしてしまうから
ジェンダーフリーとは無関係の資料配布の場面でも、相手の人格を元に言動を決めてしまう。
448世界@名無史さん:2011/09/16(金) 18:26:59.09 0
でも相手が普段何を言っている人であれ、なにをやっている人であれ、
その人の行動や、その人が唱える理論を否定する材料にはならない。
仮に「数学が出来るやつなんてみんな死んでしまえ」と人を殺したことがある殺人犯が
「1+1=2だ」と言ったとして、「1+1=2」が間違いにはならない。
その理論を唱える人がどんなにとんでもないことをしたり言ったりした人だとしても
その人の唱える理屈を間違いにすることはできないんだよ。
でもジェンダーフリー論者であれアンチジェンダーフリー論者であれ
思考が論理的でない人はそれをごっちゃにする。
「1+1=2」は間違いだと言い出す。
449世界@名無史さん:2011/09/16(金) 18:32:58.73 0
これがジェンフリの立場なら小宮山で、
アンチジェンフリなら>>428になっちゃうわけだ。
どっちも本当に良く似ている。
本当に、どこの立場でも、どうしようもない思考回路の人っているんだなぁと。
450世界@名無史さん:2011/09/18(日) 01:52:31.70 0
そういえば、アメリカはインディアンを追っ払って農場開拓してきたわけだが
その農場開拓してきた黒人奴隷はインディアン差別したことになるんだろうか?
おそらくインディアンへの差別意識自体は当時の黒人にもあったと思うが。
451世界@名無史さん:2011/09/18(日) 21:09:56.05 0
なんだこりゃ、レイシストの白人女が黒人の女を差別してきたとか、そんなことを
指摘するのも、「女叩き」になるらしいよwこのスレでは。
大丈夫か?まぁ、差別論を何も考えていないのが吼えているのはよく分かった。
452世界@名無史さん:2011/09/18(日) 21:13:14.82 0
女性差別を訴える際には、他の差別を考えなくていいというレイシストやら障害者差別者やらが、跋扈しているスレはここですか?
453世界@名無史さん:2011/09/18(日) 21:18:32.52 0
南アフリカのアパルトヘイトで
「女性差別は許せない!しかし、黒人は差別されるのが当たり前!」
という発想の白人女そのものじゃんw

差別論で女性差別だけを言うと
別の差別問題が深刻になるって
南アフリカのアパルトヘイトを容認してきた白人女の態度でも明らかじゃん。

あ?何か?
女性差別に他の差別を混ぜるなというこのスレのレイシストは
アパルトヘイトをもう一回!って奴か。
まぁ、それは冗談だが
女性差別だけを言いたい!という奴は、レイシストやらにもすぐになるからな。

まぁ、日本語さえも通じない差別主義者がいるスレなのか?ここは。
454世界@名無史さん:2011/09/20(火) 00:50:33.28 0
ここは歴史板のジェンダー史スレで、
差別スレではないですよ。

ジェンダーの歴史的事実と、現在、未来を語るスレなのにスレズレを繰り返すのは
「ジェンダー」という単語が女性の人権問題をさすことを理解していないのかと。
455世界@名無史さん:2011/09/23(金) 19:14:28.69 0
456世界@名無史さん:2011/09/24(土) 08:32:05.82 0
差別は女がすることだ。
ほとんどの差別は女が生み出す。
だがそれでも構わない。
ムゴい目にあってる女なんか見るに耐えない。ストレスだ。
一方ムゴい目に遭ってる野郎はまあまあそんなにだ。
だから女を攻撃するやつは消えてくれ。本当にキツいんだよ。
女嗜虐症みたいな奴は本当お金払ってでもいいからやめて欲しい。お願いだから女を攻撃するな。
457世界@名無史さん:2011/10/19(水) 10:25:54.51 0
日本は後進国だから、今なお同性婚が法制化されていないぞ。
ヘテロにのみ婚姻の権利を認めるというのは明らかに差別でしか無いのにナッ!



458世界@名無史さん:2011/10/20(木) 05:38:54.05 0
傑作に面白い本だったら、なんと言っても『西洋古典学事典』が最高!
この『西洋古典学事典』には、毎ページに男色やフェラチオ、全裸男性スポーツ、美青年の真裸覗き、
男同士の69、男性カップルで編成された精鋭軍隊、少年愛、勃起した男根像、ドでかい陽物崇拝、同性婚、
男色のもつれによる暴君殺害とか、美男子をめぐっての刃傷沙汰が満載されていて、面白くって堪んねえぞ!
最初は値段が高いと感じてたけど、あんなに傑作で面白く読める本なんて
絶対に他にはあり得ない、と今じや断言できるよ。
文句なしに、★★★★★★★★★★・・・ 5×5星
459世界@名無史さん:2011/11/05(土) 05:50:37.61 0
てゆうかこういうスレとかで
女性差別だ男性差別だってやり合ってる奴同士って
結構喜んでやってるんだろ?
なんのラブコメなんだよ。
460世界@名無史さん:2011/11/05(土) 10:35:13.93 O
差別問題でも、憲法でも、宗教でも、なんでも、原理主義者は馬鹿騒ぎを起こして社会を混乱させるよな
461世界@名無史さん:2011/11/05(土) 12:48:41.13 0
中に入り込めないヒガみでもあるのだが
462世界@名無史さん:2011/11/07(月) 20:54:54.99 0
このスレ見てると、やっぱりジェンダーフリーには無理があるな、と感じる。
女に無理に男と同じ役割を強いる=女の役割(出産・子育て)を果たす女が減る→社会の衰退、最後は崩壊

こんなイビツな思想が長く続くワケが無く、必ず淘汰されていくだろう。
463世界@名無史さん:2011/11/10(木) 02:59:59.30 0
> 女に無理に男と同じ役割を強いる

藁人形論法乙
464世界@名無史さん:2011/11/19(土) 11:06:27.27 0
>>462
子育てが母親の役割でない社会はたくさんあるよ
465世界@名無史さん:2011/11/19(土) 13:28:06.85 0



  親の奴隷のような女性が一時的に高い評価を得るのは、
  何ら不思議なことではありません。
466世界@名無史さん:2011/11/19(土) 14:46:35.49 0
現在現役では世界唯一のトランスジェンダー国会議員はポーランドにいる
アンナ・グロヅカ女史
467世界@名無史さん:2011/11/20(日) 14:52:36.14 0
アマゾネス族って、本当にいたのかな。
468世界@名無史さん:2011/11/21(月) 22:47:48.97 0
スキタイで女性戦士と思われる墓とか出てきてるね
まあ単に儀礼的な意味で武器を副葬した可能性もあるけど。
469 【26.1m】 電脳プリオン ◆GDSZsj1GHk :2012/02/26(日) 18:27:15.69 0 BE:547301669-PLT(12078)
もう語らないのか
470世界@名無史さん:2012/03/02(金) 09:50:31.40 0
2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。

三島由紀夫が生きていたら、『禁色』の絶世の美青年・南悠一を
俺をモデルにして書き直すコトは絶対に間違え無いだろうゼッ!
そして俺の前に跪いて泪ながらに求愛するは必定なのサッ!!
勿論、言下に断ってやるゼッ!! 
どんなに哀願しても無駄なのサッ!!
アイツは腋臭が超ヒデエからナッ!!!!
分かったナッ!!!!!!!

『春の雪』の映画化だって断然オレを主役に決定してただろうしサッ!!!
471世界@名無史さん:2012/03/04(日) 05:00:54.02 0
ナッちゃん、素敵〜!
472世界@名無史さん:2012/03/04(日) 07:45:30.97 0
男女雇用機会均等法とは?

1.「女性であるから」という理由で、女性を不採用にする事を禁ずる。
2.身長体重、転勤の可不可、転勤経験の有無によって、昇進や待遇に差を付けてはならない。
3.女性を優遇は認める(ポジティブアクション)
4.産休や育児休暇をとる事、危険有害業務に就かないこと、時間外労働をしない事を理由に、女性に対して不利益な扱いをすることを禁止する
5.セクハラに対する窓口や広報、規則をつくって罰すること
6.妊娠中・出産後の女性労働者が保健指導・健康診査を受けるために必要な時間を確保等すること
7.年間数兆円かけて、国がポジティブアクションを支援する
8.男女雇用機会均等法に関する紛争が労働者と事業主の間で起きた場合、国がそれを支援する
9.法違反がある場合は国が指導、罰則を行う
10.派遣労働にも男女雇用機会均等法を適用する
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/danjokintou/aramashi.html
473世界@名無史さん:2012/03/04(日) 17:10:02.78 0
>>471
はいはいナッちゃん無様だねw
474世界@名無史さん:2012/03/11(日) 08:00:00.08 0
西郷隆盛の孫、侯爵・西郷吉之助が「両性愛の人物」とウィキペディアにありますが、
その根拠となる記録ないし証言にはどんなものがあるんですか?
活字になってる作品があったら、その書名も教えて下さい。
よろしく。
475世界@名無史さん:2012/03/11(日) 14:52:19.33 0
>>474
検索サイトで一週間検索しまくってからどうぞ
476世界@名無史さん:2012/03/28(水) 00:48:02.66 0
>>22
女だけの権利、とは言わないが、女性にも考える権利はあるよね。
477世界@名無史さん:2012/03/28(水) 15:20:02.77 0
少なくとも、男性には考える権利があるはずだしな。
女性にだってあるだろう。
生まれてくる子供の生まれる権利最優先で、親には産むか産まないか決める権利が
ない、という考え方もあるだろうが、それでは生活が立ち行かないしな。
夫の稼ぎ(先史時代なら獲れる獲物の量など)とか、妻の心身の状態など、子供を
産んでも健康に育て上げられる可能性があるかについて考えずにただ産めばいいって
もんじゃないし。
478世界@名無史さん:2012/03/29(木) 08:19:26.85 0
西郷隆盛の孫、侯爵・西郷吉之助が「両性愛の人物」とウィキペディアにありますが、
その根拠となる記録ないし証言にはどんなものがあるんですか?
活字になってる作品があったら、その書名も教えて下さい。
よろしく。
479世界@名無史さん:2012/03/29(木) 11:06:14.93 O

(・o・)♪男心に〜男が惚れ〜て〜〜


(^_^;)ナンテ歌が戦前からあるからな

480世界@名無史さん:2012/03/29(木) 11:10:38.91 0
>>478
チンポウゲー♪
481世界@名無史さん:2012/03/29(木) 23:30:28.96 0
>>478
1カ月くらい検索サイトで徹底的に検索してからどうぞ
482世界@名無史さん:2012/05/07(月) 15:06:54.65 0
>>465

父:あの女のとこに行くなら、お父さんを殺してから行け!!

 
483世界@名無史さん:2012/05/08(火) 00:55:05.15 0
2 名前:名無しさん@恐縮です

オレは監督その他のスタッフ連中から日参されて、
「皇帝の愛人たる美青年アンティノウス役になって頂きたい」
とウルサイほど愁訴嘆願かつ哀願されつづけたけれど、
「誰が嬉しくって芸人風情と同席出来るものかーッ!」
と言下に断り通して、節を守り続けたゼッ!!!
分かったナッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!










484世界@名無史さん:2012/05/08(火) 13:43:45.92 0
3 名前:名無しさん@恐縮です

ナッちゃんを美青年として登場させると、
阿部寛が醜男にしか見えなくなるから、
スタッフ・制作者側も諦めたんですね。





485世界@名無史さん:2012/05/08(火) 16:04:54.42 0
9 :名無しさん@恐縮です

ナッちゃん様がアンティノウス役で御出演遊ばしていたら、
今の何百倍もの興行収入を獲得出来ていたのにネ!
もちろん世界中に配給されて!!!
















486世界@名無史さん:2012/05/08(火) 20:03:42.71 0
ジェンダーって今となっては馬鹿の見本だよなぁ
487世界@名無史さん:2012/05/08(火) 22:55:40.19 0
8 名前:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!

邪悪で不自然な異性愛の泥沼を抜け出して
立派な一人前のゲイになりま〜す。
ここに正々堂々とゲイ宣言を致します!
             羽鳥慎一








488世界@名無史さん:2012/05/09(水) 03:09:29.55 0

よし、ここにヘテロは居ねえナッ!!!




489世界@名無史さん:2012/05/09(水) 12:14:55.93 0
8 名前:名無しさん@恐縮です

よし、このスレにヘテロは居ないナッ!!!!!!
















490世界@名無史さん:2012/05/09(水) 17:40:02.15 0
原作を無視して無理やり異性愛風に嫌らしく仕立て上げる弊風こそが
我が国の後進国たる所以である!!!
マンガ「仁JIN」しかり、漫画『テルマエ・ロマエ』しかり。
映像化する祭に、強制異性愛化の粉飾を施すとは嗤う可き低俗さだ! !!
また、こんな小細工をしなければ客が増えないと思い込むほど日本人をバカにした思考法は
無いだろう!!!
制作者側の猛省を促す次第である。








491世界@名無史さん:2012/05/09(水) 18:31:24.43 0
はいはい文句は原作者やドラマ制作者に直接言ってね
492世界@名無史さん:2012/05/10(木) 17:51:05.36 0
4 名前:陽気な名無しさん

同性婚の可否を一般視聴者に問うべきではない。
こんなものは人間として当然の権利だからだ。
「反対」だ等とほざいている徒輩はカルトに狂った変質者だけだゼッ!!!
これは万古不易、永遠に不変の真理なのサッ!!!!!!
分かったナッ!!!!!!!!






493世界@名無史さん:2012/05/12(土) 06:06:25.22 0
仰せの通り
494世界@名無史さん:2012/05/12(土) 08:21:40.17 0
まさに「カルトに狂った変質者」だな、その発言者がw
495世界@名無史さん:2012/05/14(月) 04:04:55.25 0
1 名前:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!

日本は中共のチャンコロにすら劣る後進国に成り下がっちまったようだナッ!!!!!
それに米国みてえなキリスト教原理主義国家でさえ大統領が同性婚を認めると発言するようになったって云うのにサッ!!!
我が国の政治家ども、恥を知れーイッ!!!!!!!!!!!!!!!!















496世界@名無史さん:2012/05/15(火) 23:40:38.16 0
1 名前:名無しさん@恐縮です

ローマ人男性が褌様の腰布を巻いて入浴している姿は滑稽だゼッ!!!!!

少しは歴史を勉強してから作品制作しろーイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!









497世界@名無史さん:2012/05/16(水) 05:43:17.68 0
6 名前:名無しさん@恐縮です

ウォルト・ディズニー本人がゲイだったんだから、当然ながら泉下から皆さんのゲイ婚礼を
心より祝福しているコトでしょうぞ!!!!!!!!!!!!!
TDLで同性婚が出来るようになって、先ずは良かったゼッ!!!!!!
分かったナッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!










498世界@名無史さん:2012/09/19(水) 21:42:45.59 0
あたしさぁ  最近思うの
男と女の間にはものごっつい差があるわけよ
真央がトリプルアクセル跳ぶってあんたたち騒いでっけどさぁ
男子は普通に3回キメるわよ 4回転(美姫がやったわね)だって普通に跳ぶのよ
筋力も体力も違うのよ アノひ弱な大輔だってこれくらいやんのよ

女子はビールマン、ドーナッツ、I字スピン、Y字のスパイラル
背中を優雅に反らしたレイバックイナバウアー(荒川がやったアレよ) 
男子には難しい技よ あたし女子の見せ場はレイバックスピンだと思うわ
アリッサのビールマンは見ものよ

でもあたしの大好きなスピンは大輔のバトン・キャメル 大輔のレイバック・スピン
大輔の無理矢理なドーナッツにも萌えるわ
武史のイーグルも大きくて好きよ 岳斗のハイキックも男らしくていいわ
499世界@名無史さん:2012/10/08(月) 20:12:37.35 0
>>498
男子でも4回転は「普通に跳ぶ」はないだろ。
3Aは普通(女子だと真央が公式で跳んだのが記録になるレベル)だけど。
500pon:2012/12/01(土) 19:50:18.08 0
警告・ジェンダーフリー教育の害毒
http://deepyellowpigment.myartsonline.com/ds18.html
性差否定教育はなぜ悪いか
http://deepyellowpigment.myartsonline.com/ds19.html
501世界@名無史さん:2012/12/01(土) 22:37:42.91 0
性差を否定することと、性差の枠からはみ出した子のはみ出した部分を否定しないこと
って似てるようで全然違うよね。
502世界@名無史さん:2012/12/02(日) 05:44:45.99 O
ジェンダーさん、男性用トイレを赤く塗らないで下さい。
間違えたと思って、ドキーッとします。

間違えないための信号みたいなものですから、
男性用青・女性用赤でお願いします。
トイレの壁の色は性差別ではなく、交通案内信号機です。
503世界@名無史さん:2012/12/03(月) 18:42:44.38 0
男女意識の違いって先天的なものから必然的に来るものもかなりあるから、
生物学的な差以外、ジェンダーで決まるって考えは間違いで、
ジェンダーの歴史もこういう考えを含まないとナンセンスなものになるな。
504世界@名無史さん:2012/12/05(水) 01:23:57.40 0
図書館で借りた「進化と人間行動」面白かった
セックスとジェンダーって簡単に分けて考えられるものじゃないんだね
505世界@名無史さん:2013/06/30(日) 10:26:57.86 0
世界史的にも、比較文化論としても日本のような「女性専用車両」がある国は
他にあるのだろうか?
506世界@名無史さん:2013/06/30(日) 12:55:00.16 0
左翼っぽいスレだな
世界史板にはホモも多いけど
507世界@名無史さん:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN I
そういえば海外で「痴漢」って聞かないな
小さい記事だから日本まで届かないのか、
強制わいせつ罪で小さい記事だから日本まで届かないのか
そもそも痴漢自体いないのか、よくわからないが、
少なくとも日本では痴漢の多さが原因で女性専用車両ができた
508世界@名無史さん:2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN 0
>>507
イケメンの男子高校生もゲイの痴漢に狙われる可能性があるから、
イケメンも女性専用車両に入れるようにするべきだと思わないか?
少なくても年食った女よりは若い男子のほうが被害者になるよな。
509世界@名無史さん:2013/09/21(土) 20:41:19.27 0
>>508
どっこい、若いイケメンは強いけど、歳食った女は弱いんだ。
そして性犯罪者は性的興奮よりも、「相手を支配し屈服させたい」という
欲求に駆られて犯罪を犯す。
つまり、非常に考えにくいことだがババアの方が美少年よりリスクが高い。

ババアより美少年の方がまだ萌えるやん?と思える奴は性犯罪を犯さない
のである。
510世界@名無史さん:2013/10/10(木) 14:18:17.13 0
>>507
海外旅行行った女が現地で痴漢されたとかしょちゅう聞くし日本でも外人が痴漢とか盗撮で捕まったりしてるぞ
511世界@名無史さん:2014/07/01(火) 21:56:37.51 0
週刊文春でメニニズム(反フェミニズム)についてAdd Star
ttp://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20140619

5月23日、カリフォルニア州サンタバーバラで「22歳で童貞。キスもしたことない」
というエリオット・ロジャーが「自分を拒絶した女どもに制裁する」と無差別に
銃を乱射して6人を殺し、13人を負傷させた(中略)エリオットはマノスフィア
Manosphereと呼ばれるネット上の反女性コミュニティの一員だった。
フェミニズムへの反発なので「メニニズム」と揶揄されたりするマノスフィアは、
MRMとPUA(ピックアップ・アーティスト。ナンパ師のこと)と反PUAの三つから
形成されるといわれる。

(中略)
エリオットは第三のグループ「アンチ・ナンパ師」サイトの常連になった。
そこはインセルの怒りの吹き溜まりだった。インセルとはInvoluntary Celibate
(不本意な純潔者)の略。彼らはMRMと重なる部分があり、どちらもTraditional
Marriage(伝統的結婚)の復活を求めている。昔はどんな男でもたいてい結婚できるように
地域や親戚に世話された。でも、今の恋愛は自由競争になり、見た目や収入、
コミュニケーション能力で劣る者は女性に縁がない。だから、昔のように、
すべての男に女性をあてがうべきだというのだ。

この考え方をエンタイトルメントEntitlementと呼ぶ。本来は障害者や貧困層が
福祉を受ける資格のことだが、恵まれない自分たちにも女性を配給しろと主張している。
女性の意志を無視して。エリオットはそれに影響を受け、犯行声明文に
「相手を選ぶ権利は女に与えるな」などと書いていた。「王たちの帰還」の
ルーシュVも「事件の再発を防ぐために、エリオットのような男たちに女性を
世話しろ」と書いている。(後略。全文は週刊文春で)
512世界@名無史さん:2014/08/18(月) 08:52:39.29 0
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『近年ノーベル賞を取った日本人』

南部陽一郎 1921年生
小柴昌俊 1926年生
下村脩  1928年生
赤崎勇 1929年生
鈴木章 1930年生
根岸英一・大江健三郎  1935年生
白川英樹 1936年生
野依良治 1938年生
利根川進 1939年生
益川 敏英 1940年生
小林誠 1944年生
中村修二 1954年生
田中耕一 1959年生
天野浩 1960年生
山中伸弥 1962年生
514世界@名無史さん