927 :
世界@名無史さん:2013/06/07(金) 01:28:04.28 0
精進潔斎は聖職者だけに任せとけばいいってスタンスなのかな。他宗教だと仏教徒は大体そうだな
出てると思うけど処女の血を浴びてた婦人いたよね
誰だったかなあれは
バートリ・エルジェーベト
>>928 領地の相続争いも絡んでたから
実際のところ何処までの残虐行為があったかははっきりしないんですよねぇ
(「鉄の処女」は使われてない事がほぼ確定)
数十人単位で娘たちの命を奪ったのは確かそうですが
930 :
安い時給のバイトがちゃんと働くわけないだろw:2013/06/28(金) 18:48:07.30 P
公務員や電力会社の社員の給料削ったらちゃんと働くわけないだろ
スレタイは当然のように受け入れられてるのに公務員や電力会社だと意見が正反対になる
アホなん?
猟奇事件ではないけれど、不気味な話として一つ。
『十八世紀ヨーロッパ監獄事情』より
『ベイカー年代記』の三五三ページで、この年代記作者は、1577年にオックスフォード城において開廷された巡回裁判(その悲惨な結果ゆえに『黒い裁判(ブラック・アサイズ)』とよばれる。)についてふれている。
そこでは「主席裁判官、執行官、そしてさらに300名にのぼる出廷者の全てが40時間以内に死に絶えた」という。
大法官ベイコンは、これは法廷に引き出された囚人たちが持ち込んだ悪疫によるものだとしており、ミード博士も同じ見解を示している。
ベイコン卿はさらにこう述べている。「疫病についで有害な感染をもたらすのは、囚人を長期間にわたって閉めきったままの不衛生な状況に捨て置いたために生じる監獄の臭気である。
審理に当たった判事たちや、裁判の職務についたり立ち会ったりしていた多くの人々が、悪心を起こして死んだことも二度や三度はあった」
感染をもたらすのが「臭気」というのがいかにもまだ中世を引きずってる医学って感じだな
鼠って麻袋から湧いて出てくるらしいね
臭気を空気感染と呼び変えたら一気に近代医学だな
935 :
世界@名無史さん:2013/07/27(土) NY:AN:NY.AN 0
地下牢なら、窒息で死ぬ事も多々あったらしいけど
法廷だからなぁ...
出廷者全員スピーディーに死亡するような「悪疫」を
持ち込んだ囚人本人が生きながらえてるってのも不思議だ。
チフスメアリーの強化版みたいなんだったんだろうか
明治時代、山形の超能力者、長南年恵。
インチキ超能力者として数度逮捕され、裁判にかけられるが、
裁判中、全裸にされ、密室内で空瓶に水を満たし、無罪となる。
日本の裁判で公式に超能力を認めた唯一の判例。
「密室内で」ってのがアレだが(´・ω・`)
940 :
世界@名無史さん:2013/08/05(月) NY:AN:NY.AN 0
そのタイプだと「白いカラス」ってのがいたな
超常現象の懐疑団体が調べに調べてどうしても嘘を見破れなかったから
ニセモノ超能力者とか詐欺師だらけ=黒いカラスの中で唯一本物かもしれない、とされたとかなんとか
画像検索して密室で全裸という記述を読んで、そういう取引かと下衆い勘ぐりもするが。
プララド・ジャニとかはどうにも説明できんなあ。
イブン・バトゥータの『大旅行記』 西アフリカのマリ王国での話
スルタン=マンサー・スライマーンのもとに、人間を食うこうしたスーダーン人の一団がやって来た際、
彼らの酋長も彼らに同行していた。
(中略)
彼らの地方には金鉱山があるので、スルタンは彼らを丁重に処遇し、歓迎の贈り物として、
彼らに一人の侍女を与えた。すると彼らは、その侍女を屠って食べてしまった。
しかも自分たちの顔と手に[屠った]女の血を塗りたくり、[その姿で]スルタンのもとに礼を言いに来た。
私に報告されたところでは、彼らがスルタンのところに使節として来た時には、いつもこうしたことを
行うのが彼らの習わしであったという。また彼らに関わることで私に語られたところによると、
彼らは人間の女の肉のなかでも、手のひらと乳房が一番旨い肉であると言っていたそうである。
943 :
世界@名無史さん:2013/09/21(土) 20:59:05.69 0
944 :
世界@名無史さん:2013/09/21(土) 21:28:57.69 O
大戦中、Uボートやイタリア潜水艦でもジブラルタルから出入りしていたから、有り得ん話ではないな
なにいってんの
鯨は海ならほとんどの全ての領域を回遊してるよ
同種でもグループごとに回遊息違うし回遊しないのもいるし
とくに歯鯨なんて魚が取れるとこならどこにでもいます
髭鯨も特定域を回遊するもの多いがふつうに魚いるところならどこにでもいる
南氷洋のオキアミは資源量が桁違いだから多く鯨が集まるけど
スペインのバスク人が捕鯨で有名でなかったっけ
バスク捕鯨は有名だが大西洋だ・・
サーセンw
ホゲー!
950 :
世界@名無史さん:2013/12/25(水) 23:01:29.13 0
ダブリンの聖マリア修道院の年代記に書かれている謎の事件
「(1341年に)レスター郡にて奇怪な出来事があった。ある男が広い道路を歩いていると
自分の手によく合いそうな一対の手袋が落ちていた。男がその場で手袋をはめると
急に言葉が喋れなくなり、不思議にも犬のごとく鳴き声をあげるようになった。
その病は土地の人びとに老いも若きも関係なく伝染し、ある者は大型犬のように吠え、
またある者は猫の鳴き声をあげ、その状態が長い間続く者もいれば、一か月で治る者、
はたまた二か月かかって治る者もいた」
951 :
世界@名無史さん:2013/12/25(水) 23:05:22.72 0
↑の事件については、「百日咳の症状ではないか」という解釈もあるようですが
そうだとしても話の中に手袋が登場した理由って一体・・・?
このスレに載ってる話、オカルトっぽくて結構まじで怖い・・・。
>>951 まあ、靴でも靴下でも、あるいは服でもいいわけだが
おとぎ話をいちいち合理化する必要はないだろう
単なるお話だから
954 :
世界@名無史さん:2013/12/27(金) 17:09:32.46 0
晋景公の馬鹿らしい最後の逸話があってな
年をとった景公はかつて酷い目にあわせた奴の怨霊に祟られた。
怨霊は景公を病気にしたから景公は祈祷で祓おうとした。
ところが怨霊は膏肓という場所に逃げ込んだので追い払えなかった。
病膏肓に入るの故事だ。
結果衰弱した景公が占い師にあとどれくらい生きれるかと聞いたら
次の新麦は食べられないと言われた。そこで景公は諦めたが、意外にも生き続けた。
景公は新麦を前にして「予言は外れたぞ」と占い師を殺した。
そしていざ食べようとなった時に気分が悪くなった景公は便所に行った。
そこで体勢を崩して便所に落ちて死んだ。
便所に落ちたのは占い師の呪いに違いない。
>>954 ロシアの原初年代記にもそんな話があったな。
オレーグ公は占い師に、彼の所有する一頭の馬が原因で死ぬことになるだろうといわれた。
その馬を厩舎に入れたままずっと乗らずにいて数年後、家臣に「あの馬はどうした」と尋ねると
馬はすでに死んだとの答え。
オレーグ公が馬の亡骸を見に行くと、すでに白骨と化している。
占い師の言葉などを信じた馬鹿馬鹿しさに腹が立ち、馬の頭蓋骨を蹴ると
そこに巣食っていた毒蛇が飛び出してきてオレーグ公の足に噛みついた。
オレーグ公はその毒のせいで死んだ。
950越えたし、そろそろどのエピソードが面白かったか上げていこうぜ
958 :
世界@名無史さん:2013/12/28(土) 15:10:24.13 0
カラカッラ帝も便所で、というか排便中に刺し殺されたらしい。
そのあたり、『西洋古典学事典』に詳しく書かれている。
959 :
世界@名無史さん:2013/12/29(日) 13:22:14.37 0
960 :
世界@名無史さん:2013/12/31(火) 01:19:26.46 0
医者か占い師から死の予言⇒当日になっても無事⇒安心したところでどんでん返しで結局氏ぬ。
ってのは中国の古小説ではわりと善くあるパターンだな。
そういや古代ギリシャかローマで「神託なんて曖昧すぎて聞いても結局不幸は避けられないじゃねーか!」
ってキレた人がいなかったっけ?w
エディプスの話とか見ればそう思うのも無理は無い。
というか結局の所、神の意志は変えられないのだろう。
この【人間が傲慢に成りすぎると天罰が下る】という観念は、
ヨーロッパ人に受け継がれているようだ
第一次大戦も科学至上主義で神を忘れた天罰だと考えられたようだよ
1941年、ソ連のミハイル・ゲラシモフらの調査隊によって、
サマルカンドの霊廟に眠るティムールの遺体の調査が行われた。
ティムールの棺には「私が死の眠りから起きた時、世界は恐怖に見舞われるだろう」
という言葉が刻まれていたが、棺の蓋は開けられて調査が実施された。
さらにゲラシモフは棺の内側に文章を発見し、解読した結果
「墓を暴いた者は、私よりも恐ろしい侵略者を解き放つ」という言葉が現れた。
調査から2日後、ナチス・ドイツがバルバロッサ作戦を開始し、ソ連に侵入した。
1942年11月のスターリングラード攻防戦でのソ連軍の反撃の直前に、
ティムールの遺体はイスラム式の丁重な葬礼で再埋葬された。
棺は鉛で封印されたという。
966 :
世界@名無史さん:2014/01/06(月) 11:18:34.40 0
>>962 なにはともあれ『西洋古典学事典』を読んでから書き込め。
よいな
>>22 吾妻鏡だと創作臭いけどなぁ…実朝時代の部分はマジでオカルトだぞ
968 :
世界@名無史さん:2014/01/13(月) 08:38:14.90 0
>>966 京大出版会の中の人乙。
というか確かに読み物としては面白いけどあの値段じゃ高くて買えないよ。
商との決戦のときに占いで凶と出たら、太公望が枯れた竹だの死んだ亀の骨
だのに何がわかる、と踏みにじってそのまま戦い勝利した、という話があった
ような記憶があるな。
>>969 数年前から同じことを書き込み続けているネガキャン野郎だから触れないように
>>971 2ちゃんはこういうヤツ多いね
ステマだのなんだのと
品性下劣というかさもしいというか
2ちゃんだからってイチイチ悪ぶらないでいいのにと思う
元々過疎スレなのに、
バカ高い書籍を「読んでから書き込め」はないと思うの
974 :
世界@名無史さん:2014/01/20(月) 09:28:17.74 0
図書館で読んだけど、学術書としては?がいくつもつく書籍だな
エロ視点で歴史を紐解くってコンセプトは斬新だけど、それだけともいえる
975 :
世界@名無史さん:2014/01/31(金) 05:44:24.81 0
age
セイバイン・ベアリング=グールド『人狼伝説』より
身体に変調をきたしたとき、血への欲望が生まれることもある。
妊娠中の女性を見ればそれは明らかで、特別な体調が均衡を狂わせ、食の好みが病的になる。
シェンクは次のような例を示している。
ある妊婦は、パン屋がむき出しの肩にパンの塊を乗せて運んでいる姿を目にした瞬間、
彼の肉が食べたくてたまらなくなり、他のどんな食べ物も受けつけなくなった。
夫は、パン屋に多額の謝礼と引きかえに妻に身体を噛ませてやってくれと頼んだ。
パン屋が承知したので、妻はその肩に二度まで歯を立てたが、パン屋はそれ以上我慢できなかったという。
その後、彼女は双子を三組産んだ。二組目までの子供たちは生きているが、三度目に生まれた双子は死んだらしい。
ライン川沿いにあるアンデルナッハの近くで、体調に異常をきたした女が最愛の夫を殺して身体の半分を食べ、
残り半分を塩漬けにした。我に返ったとき、彼女は自分がやったことに震えあがり、自ら裁判所に出頭した。
一五五三年、夫の咽喉を裂き、身体にまだ温もりが残るうちに鼻と左腕をかじった女がいた。
彼女は死体から内臓を取り出すと、あとで食べられるように塩漬けにした。
まもなく彼女は三つ子を出産するが、近所の人から父親の所在をたずねられ、「子どもが生まれたことを
知らせてあげようか」と言われてはじめて、自分のしたことに気づいたという。
一八四五年の夏には、ギリシャの新聞が夫を殺してその肝臓を焼いて食べた妊婦の話を伝えている。