日本語の歴史

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1世界@名無史さん
表意文字である漢字と表音文字であるひらがなカタカナ、
古かったり古くなかったりする各種使い方、
語りませんか?
2世界@名無史さん:2010/08/22(日) 12:57:36 0
日本人の知らない日本語面白いよな
忍者の存在信じてるエレーンさん萌え
3世界@名無史さん:2010/08/22(日) 17:02:56 0
恋する日本語面白かったよな
初め、北乃きいちゃんと気がつかなかった
4世界@名無史さん:2010/08/22(日) 22:23:52 P
今使ってる 『漢字・ひらがな・カタカナ・他(アルファベット)』も戦後からなんだよね

戦前は 『漢字 + カタカナ』の旧仮名遣いで文章と発音が一致してなかったし、
漢字も旧字体で書き文字として文字を綴るにはやや不便だった。
日本語と言うのは着実に変化しているのが判る。

漢字とかな使いを併用する利点というのは、
お隣の韓国や中国などを見るとその弊害などからより浮き彫りにされる。

現代日本語というのは文章を読むにはとても便利な言語だと思う。

欠点は、話し言葉としては難解で議論や演説などの論理的対話法には向かない事、
いわゆるスピーキングには英語などの方が直接的で論理的だ。
俺は読書が好きなので日本に産まれてよかったと思う
5世界@名無史さん:2010/08/23(月) 03:23:00 0
「漢字+カタカナ+ひらがな」と組合わさった日本語文章は速読向きで最高
西洋言語だと斜体と大文字を組み合わせてもキーワードにしか使えないしな

あと「漢字+ひらがな」で言えば「漢字+カタカナ」の方が筆数少なく書けるのに
何故ひらがなメインになったんだ?
6世界@名無史さん:2010/08/23(月) 04:29:08 0
>>5
カタカナは仏教の経典のアンチョコ書く為に考案されたとも言われていて、
それ故に狭い経典のすき間に書き込む為極力小さく簡略化され
その利用法ゆえに記号的利用法に特化されていったらしい。専用ツールですな。
ひらがなの場合、漢字に深い当時の一般的教養層が万葉かな(漢字の音による当て字)で
筆記していった際に速度を持ってメモっていった為くずし文字的になり、
ミミズがのたくったようなフニャフニャした崩れ字からひらがなが成立したらしいです、
この成立経緯から 流れるような書体をもって形を表すので美術的美しさも価値観の一つになり、
色々な書体を表現できるのはある種のステータスだったようです。
(漢字の意味と『正しい書き順』が理解出来てないと崩し文字は書けないし読めないので)
ヨーロッパの上流階級がフランス語使ったみたいなもんでしょうか、
公家や貴族とか武士層は使いこなせるが必然みたいな教養だったみたいです。
7世界@名無史さん:2010/08/23(月) 04:33:26 0
>>5

>何故ひらがなメインになったんだ?
あと現代中国みたら判る様に『沢山の種類の漢字を覚えるのは』やはり難しかった、
漢字メインの中国なんか文盲が多いですしね。
十分な教育が受けれないひと達はなんとかひらがなだけで読み書きしてた。

習得が簡単なひらがなとかの方が利用者層が多いので
日常的に使われるのはひらがなとかの方が多かった。
8世界@名無史さん:2010/08/23(月) 04:44:42 0
枕草紙とか源氏物語とか、平安時代とかでひらがなとか使ってたのは
圧倒的に女性が多かったらしい。『女子供が使うような 変態文字なんか使えるか!』
こういうのが万葉仮名の使える男性達の感覚で、
新しもの好き・流行りものすきな女性たちが好んでひらがなを使ったらしい。
今も昔もそう変わらんねw
9世界@名無史さん:2010/08/23(月) 06:45:49 0
>>4
>欠点は・・・

つまり論理的対話が出来ない方なのですね。
充分論理的な思考で書かれた日本語の論文がそれこそ無数にありますが。
10世界@名無史さん:2010/08/23(月) 07:15:03 0
>>6
そうか、「筆」で書いてたからというのもあるんですね。
墨たっぷりの筆で流れるように書きつつ、見た目の美しさも重視する際はひらがな
硬筆みたいなのでメモとして省スペースで見やすく早く書く際はカタカナ

>>7
戦前は「漢字+カタカナ」文章がメインで、実際そっちのが速記しやすいのに
戦後に何故わざわざ「漢字+ひらがな」文章に変更されたのか疑問でした。

しかも「ひらがな」は曲線が多くて、字の上手さが一目瞭然でバレてしまうけど
「カタカナ」は誰が書いてもそれほど下手には見えない書きやすい文字だから
どうして戦後にわざわざ難しい「ひらがな」に移行したのか謎です。
外人の日本語学習者も覚えやすい「カタカナ」から始める人が多いですよね。
11世界@名無史さん:2010/08/23(月) 07:16:14 O
なんか昔の人って草書体でサラサラと手紙書いてるし
漢字とひらがなの区別もパッと見判然としない
…ていうか読めん!(笑)
12世界@名無史さん:2010/08/23(月) 07:21:42 0
>>9
> つまり論理的対話が出来ない方なのですね。
> 充分論理的な思考で書かれた日本語の論文がそれこそ無数にありますが。
あのね…

>> 欠点は、話し言葉としては難解で議論や演説などの論理的対話法には向かない事、
>> いわゆるスピーキングには英語などの方が直接的で論理的だ。
『対話法には向かない事』 『スピーキングには英語などの方が直接的』
って言う風に文章表現じゃなくて主に対話法的に難点があるって書いてるの。
ちゃんと全体の文章を読んでいますか??
13世界@名無史さん:2010/08/23(月) 07:31:32 0
>>10
> しかも「ひらがな」は曲線が多くて、字の上手さが一目瞭然でバレてしまうけど
> 「カタカナ」は誰が書いてもそれほど下手には見えない書きやすい文字だから
> どうして戦後にわざわざ難しい「ひらがな」に移行したのか謎です。
> 外人の日本語学習者も覚えやすい「カタカナ」から始める人が多いですよね。
現在の台湾とか旧字体(繁体字 )使ってますが、
楷書で旧字体を綺麗にかくのは手間がかかると思いますよ。
草書とかだと大胆に崩してるから、
ある種の速記法的に書き順を減らして一筆書きみたいにいけますね、
楷書は硬筆とか活版印刷向けみたいな気がします。
ボールペンや鉛筆とかだと草書は書きにくそうで、
これらだと逆に楷書は綺麗にon-offが断続的に表現できますね。
鉛筆とかだと書道の魅力は半減かな?
昔は硬筆とか習ったけど。
14世界@名無史さん:2010/08/23(月) 07:41:12 0
今、スタンダードになってる論理学が英語や西欧言語のなかで発展したからだよね
西欧風のスパっと明快な論理的語りをやるには、日本語はまどろっこしすぎる
中国語なら東洋の言語でも不完全とはいえ比較的論理的語りには適してる
日本の昔の知識人は漢文が書けたから、論理的説得を目的にした場合でも
不自由は少なかったのでは?
15世界@名無史さん:2010/08/23(月) 08:12:23 0
>>13
漢字の話ではなくて、ひらがなとカタカナの話です。
両者を比べればカタカナの方が書きやすいし覚えやすいし早く書けるのに
なぜ戦後にカタカナを止めてひらがなメインに変更したのだろうか?とね。

漢字の書体については、確かに楷書は印刷向けですね。
誰でも読みやすいし漢字圏の国ではどこでも標準書体になってますもんね。

ちなみに中国の標準文字である簡体字は、わざわざ頭を捻って新漢字を作ったというより
楷書体(繁体字)を元からある行書体や草書体の姿に変更しただけです。
というのは、ペンや鉛筆でも草書体が楷書に比べて必ずしも書き難い訳ではないからです。
むしろとても書きやすいです。特に縦書きをした場合、最強の書き易さを発揮します。
ただ、草書体にも各種あって、崩し方によっては文字のバランスが取り難い字もあり
特にひらがなみたいな崩し方はバランス取り難い文字の極みですね。

16世界@名無史さん:2010/08/23(月) 08:34:30 0
漢字ノ話デハナクテ、ヒラガナトカタカナノ話デス。
両者ヲ比ベレバカタカナノ方ガ書キヤスイシ覚エヤスイシ早ク書ケルノニ
ナゼ戦後ニカタカナヲ止メテヒラガナメインニ変更シタノダロウカ?トネ。

漢字ノ書体ニツイテハ、確カニ楷書ハ印刷向ケデスネ。
誰デモ読ミヤスイシ漢字圏ノ国デハドコデモ標準書体ニナッテイマスモンネ。

チナミニ中国ノ標準文字デアル簡体字ハ、ワザワザ頭ヲ捻ッテ新漢字ヲ作ッタっトイウヨリ
楷書体(繁体字)ヲ元カラアル行書体ヤ草書体ノ姿ニ変更シタダケデス。
トイウノハ、ペンヤ鉛筆デモ草書体ガ楷書ニ比ベテ必ズシモ書キ難イ訳デハナイカラデス。
モシロトテモ書キヤスイデス。特ニ縦書キヲシタ場合、最強ノ書キ易サヲ発揮シマス。
タダ、草書体ニモ各種アッテ、崩シ方ミヨッテハ文字ノバランスガ取リ難イ字モアリ
特ニヒラガナミタイナ崩シ方ハバランス取リ難イ文字ノ極ミデスネ。
17世界@名無史さん:2010/08/23(月) 08:41:28 0
>簡体字ハ、ワザワザ頭ヲ捻ッテ新漢字ヲ作ッタっトイウヨリ
>楷書体(繁体字)ヲ元カラアル行書体ヤ草書体ノ姿ニ変更シタダケデス。

そういうのも中にはあるけど、頭を捻って作った字や世間で使われている略字を
取り入れたもののほうがはるかに多いで。
で、行書体から取り入れたのってあったっけか?
18世界@名無史さん:2010/08/23(月) 09:28:20 0
>>6とも関係するんだけれど、
カタカナとひらがなは、その出自から、用法に決定的な差があるように思える。
カタカナは、あくまで漢字の(訓読で翻訳する場合の)補助記号。
ひらがなは、発生時から、
実はこれだけで綴ることが予定された、「自己完結的文字」
現に、平安女流文学などの原文(転写だが)は、ほとんど漢字が使われておらず、
ひらがな(変体かな含む)ばかり。

漢文ではなく日本語を漢字仮名交じり文で綴ろうと考える場合、
実は、「補助的記号」なのは漢字のほう。
だから、自己完結的な文字であるひらがなに、
適宜「漢字を混ぜて」表記することとなる。
漢字は、表意性の確保と、分節の区切り目の柔軟かつ機能的な明示という機能を果たしている。
(実は、重要なのは後者なのだ)

それで、カタカナよりひらがなのほうが使いやすいという事態が出現した。
しかし、「混ぜるべき漢字」が楷書体なので、
アラビア文字と楔形文字を混ぜ書きするような、書体上のカオスが生まれているがw
19世界@名無史さん:2010/08/23(月) 10:30:26 0
>>16
惜しい!!それをやるならちゃんと旧仮名遣いに直さないとw

>>17
その略字と言われているものが行書、草書の一種なのです。
草書や行書も一種類じゃなく何種類もあるのです。
だから崩し方(略し方)は沢山あって、行書と草書の境の字もあります。
日本漢字と共通になってる簡体字は行書体から来てるのが割と多いですね。

>>18
なるほど!理解できました。ありがとうございます。
漢字(+カタカナ)=漢文訓読の流れ
ひらがな(+漢字)=口語表記の流れ
カタカナ部分をひらがなに変えたのではなく、
ひらがながメインの記述式に変えたからだったのですね。
20世界@名無史さん:2010/08/23(月) 11:43:09 0
>その略字と言われているものが行書、草書の一種なのです。
ええっ?
21世界@名無史さん:2010/08/24(火) 11:14:32 0
>>4
日本人の演説下手もそこら辺に原因があるのかね
音楽的でないというのは結構良く聞くが
22世界@名無史さん:2010/08/26(木) 08:09:40 0
>>10
戦前の本でも文学関係は相当早い時期から「漢字+ひらがな」がメインで、
法律など公文書は「漢字+カタカナ」だったようだ。
小学校で先に習うのはカタカナで、戦前の低学歴の人が書く文章もカタカナ。
楷書の筆画に近いので漢字の学習にもすんなり移行しやすいというメリットがあったのではないか。
カタカナと漢字を書く要領をある程度覚えて力加減や崩し方、バランスがつかめた頃に
ひらがなを習得する。合理的だったと思う。

戦後のひらがな優先教育(とここで仮に呼ぶ)は新かな遣い、漢字の制限と新字体、
ルビ削減と並ぶ戦後の国語改革の一環だったのではないかと推測される。
そこにどんなメリットがあるとされたのかは、当時の文献に当たる必要があるだろう。
23世界@名無史さん:2010/08/26(木) 09:42:19 0
>>10 >>22
> 戦前は「漢字+カタカナ」文章がメインで、実際そっちのが速記しやすいのに
> 戦後に何故わざわざ「漢字+ひらがな」文章に変更されたのか疑問でした。

戦後国語改革がどうも原因みたいですね。

自分は戦後生まれですからそれ程旧仮名遣に詳しくないのですが、
旧仮名遣(更に遡って統括的に考えると歴史的仮名遣)は
表記内容と実際に発音がかなり違うのですよ、
って言うか独自歴史的ルール化で読み手に解釈させて判断させてる。
「これは本です」という文は"はha"と書いてるが実際には"wa"と読ませてる、
「皆で仲良くしませう」こんな風な昔風コピーでも語尾の読み方は違う。
・『漢字があるから日本語は習得が難しく合理的でない』とか
・『欧米のアルファベットの様な表音文字化すべき』とか
そういう風な過激な改革論が敗戦を機にして一大ムーブメント化して、
日本語の表音文字化がコンセプトとして有りそれに基づいて段階的に日本語
改革を進める初期段階要素の一つがひらがな切り替えだったみたいですね。
カタカナ表記だと旧仮名遣いの用法から離れられないので
御一新みたいな感じに新しい用法には新しい表記としてひらがなになったんだと思います。
24世界@名無史さん:2010/08/26(木) 09:46:21 0
続き

本当は一気に改革を進めるのが本道だが、それだと混乱が目に見えてるので、
まずは

 ・旧仮名遣いを現代仮名遣い改め発音則を表音表記に近づける。
  →本当はアルファベット化したいが混乱するのでせめて表音表記だけでも。
 ・漢字の全廃を目的に向けて漢字を制限する為に1850字の漢字を制定する。
  →当用漢字は段階的に漢字を撤廃する為の第一段階だった!

これが国語改革を目指した当時の有識者達の方針だったみたいです。
こういう極論的な国語改革は戦前ではどこの国でもあったみたいで、
中国でも漢字撤廃論のアルファベット化思想はありました。
戦前にも日本語廃止フランス語使用論とか他にも色々ありましたが、
どうも敗戦を機に日本人の自虐性からなのか
誤ったベクトルで日本語改革に突き進んだみたいです。

結果的にうまくいった訳ですが…
想像してみるととても怖いです。
まぁ反論も巻き上がって暴走化は静まったみたいですが
25世界@名無史さん:2010/08/26(木) 10:42:46 0
戦後の国語改革 - 勿体無い大臣(跡地)
http://d.hatena.ne.jp/jmaki/20040115

■敗戦のもたらした進歩主義的風潮
 1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾し連合軍に無条件降伏、
以降1952年までG.H.Q.の統治下に下ることとなるが、こと「敗戦」という事実が
戦後の日本に与えたショックは非常に大きかった。そしてそれはとりもなおさず、
日本における進歩主義的風潮を煽る大きな原動力となったのである。
26世界@名無史さん:2010/08/31(火) 07:07:09 0
岩波新書「漢文と東アジア ― 訓読の文化圏 ―」
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1008/sin_k543.html
27世界@名無史さん:2010/08/31(火) 11:48:27 0
「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」などの半濁音での『゜』この表記、
日本語では元々 ゜や゛などの表記方法は存在しなかった、
元々存在しないからつけずに表記して『読み手が読み取って判断しろや』
こんな感じに文章読む側が文脈から判断して発音してた。
しかし16?17世紀頃に日本にやってきたポルトガル人が日本語を学ぶ為に
日本語表記をメモったりしてたら半濁音での表音表記が無くて不便だから
『o』と小さく○を付けてアンチョコ用の表示方法をやって表現した。
それが便利だったので
いつの間にか日本人側にも半濁音での゜表記が定着していったらしい。

ちなみに だ とかの全濁音の『゛』表示はあったりなかったりで、
あるとしても現在と違い「た゛」ではなく『た・』
この様に注釈を示すように横側に点をちょんと付けるような感じだったらしい。

日本語の歴史って面白いね
28世界@名無史さん:2010/08/31(火) 18:26:02 0
明治の法律の「取得ス」が「とりえず」なのか「しゅとくす」なのか、判断に困るもの有り
29世界@名無史さん:2010/08/31(火) 18:56:41 0
>>27
濁点は、もともと「声調符号の一種」だったんだよ。
中国語の四声符号が、日本語の仮名文字に流用された。
最初は、頭子音の清濁、母音の高低アクセント、音節末の入声音の3種類を
さまざまな流儀で書き分ける、特殊な場合にしか用いられない「発音記号」だったのが、
最終的に、清濁だけが生き残り、視認性の観点から点が2つに増えて、一般に普及した。

>>26
なんとなく朝鮮族中国人の学者臭いな。
朝鮮語(新羅語以来の朝鮮中南部の言語)の「訓読」は、訓読になっていない、
というか、年を経るごとに、正則漢文への従属を深めていっていて、
高麗あたりから先は、もはや「訓読」つまり固有語への即時翻訳の体をなしていないんだがなあ。
30世界@名無史さん:2010/08/31(火) 18:57:05 0
>>26
満族っすかね?
31世界@名無史さん:2010/08/31(火) 19:00:20 0
唐age
32世界@名無史さん:2010/08/31(火) 19:05:25 0
>>29
四声なら北朝、九声なら南朝。
日本は呉のほうとは直接つきあいがなかったみたいだな。
33世界@名無史さん:2010/08/31(火) 22:19:43 0
>>32
呉方面はかなり関係あるよ。
っていうか日本はほぼ全時代、南朝としか国交してないし。
倭の五王は南朝にしか使者を送って無いし、北魏と国交してません。
南宋と金と元の時代には、南宋とは国交が有ったけど、
金と元には使者を送って無いし、元の使者は切り捨ててます。
全土が統一された漢、隋、唐には使者を送ってます。
 朝鮮半島が、北方だけに使者を送ってたのと、日本は真逆な歴史を持ってる。
34世界@名無史さん:2010/08/31(火) 22:23:44 0
>>32
古い時代から、声調は「四声」が基本ですよ。
35世界@名無史さん:2010/08/31(火) 22:50:20 0
北魏は四声だけどね。それ以前は上古音になるから九声あるという説と全くなかったかどちらか
36世界@名無史さん:2010/08/31(火) 23:06:38 0
>>33
切捨てられたのは契丹人と回鶻人らしいな。
37世界@名無史さん:2010/08/31(火) 23:27:42 0
音程不定説
平・入 二声説
舒声・促声 二声説 → 東周・春秋上古音
平・上・入 三声説
平・上・去 三声説
平・上・去・入 四声説
客家語再建 九声説 → 後漢上古音

上古音はようわからん
38世界@名無史さん:2010/09/03(金) 12:12:03 0
>>4
議論や演説に向かないのは、日本語の問題ではなく、日本語の使い手や日本語の使い手の社会の問題だ。
日本人の美徳は、「以心伝心」で、「察しと思いやり」だろ。
何か要求があるとき。その要求を表に出さず、ただひたすら待つ。相手がその要求を察して満たし呉れるまで何もせずただ待つ。催促をすることはみっともない、
さもしいことだ、という。持てる側は持てる側でその要求を察して満たしてやるのが美しいとして、逆に、要求されてからそれに応ずることは、誇りの傷つくことだという。
要求を直に述べることのできるのは「腹を割って話せる相手」で、極近い立場の者だけ。近い立場の相手を順に取り込んでいく「根回し」がコトを進める公式な手順だ。
建前上、公式の場でみんなを集めて諮って採決しましょうという制度にしていても、じゃあ建前上の制度に則って議会だの会議だので発言をすると、有力者から
「聞いていない」で否定されてしまう。根回しの無いようなことは制度上の会議にかけることすら許さない、招集の掛かった時点で結論が出ている会議が美しいというわけだ。
これでは、共通の言葉によって説得する、議論だの演説だのは、育ちようがないだろ。単純に、議論や演説が好まれないから、議論や演説の実例が少ないだけだ。

39世界@名無史さん:2010/09/03(金) 12:16:52 0
キリスト教圏や回教圏は違うぞ。宗門の教えからして「初めに言葉ありき」だし、言わずに察してもらうことは前提にしていなくて、「人の考えていることは神様にだって
判りようが無い」というものだし。唯一絶対全智全能の神様を信仰しても、神様は言葉にされていない人の腹の内を理解できない、という。
会議・議会の運絵にしても、然り。発言する機会を与えることが重要で、その発言する機会にどうにかしろ、ということが大前提にある。勿論、根回しをした方が決定に
有利だが、公然と「聞いていない」とかいう他者の発言を以って根回しをしなかったことを否定されたりはしない。日本の根回しは、そういう要求や魂胆を知られないことが
根回しを行っている相手以外に事前に察知されないことが大前提だが、欧米圏のロビーイングをやっていることが他者に見えることを嫌わない。むしろ、ロビーイングが
盛んになされていることを見せることが或る種の示威行動やコトの重要さのアピールになっている。

難解だったり、論理性に欠いたりしているなら、じゃあなんで、それなりに、というか第一線級の論理的な研究が日本語でできてしまうのか。物理学・化学・数学・工業技術の
ような、論理性や論理的明快さを必要とする分野で、専ら日本語で考え日本語で記述し後から翻訳する研究者が全く不利では無いのは、難解でも非論理的でもない
ことの証左でないとしたら、なんなんのか?>>29
40世界@名無史さん
>>29
平水韻に基く漢和辞典の韻字表記で、圏点によって声調を表す事までは知っているのだが、
その圏点に黒いのと白いのがあるのは声調の陰陽(声母の清濁)を反映しているのだろうか?
どうも清濁と白黒が対応していないように思うのだが。