1 :
世界@名無史さん :
2010/01/25(月) 05:49:10 0
いらないのに
乙
5 :
世界@名無史さん :2010/01/25(月) 21:22:32 0
>1さん乙です。
6 :
世界@名無史さん :2010/01/26(火) 18:25:26 0
皇居はもともと天皇家のものでも何でもない。 徳川家を追放し、移り住んだのは、そう遠くない明治天皇の時。 もう京都に帰れば? 都心の真ん中にある広大な敷地は主権者国民に奉還して、 跡地は首都圏に地震がおこった際の避難所でも作ればいい。 帰宅難民が沢山出るって話だし。 ふだんは徳川記念公園として、一般に公開すればいい。
ふ〜ん、それで?
はぁ?墾田永年私財法という特例法以前には国土全土が陛下のものですよ? しかも、法に曰く >但人為開田占地者。先就国有司申請。然後開之。 >不得回並申請百姓有妨之地。若受地之後至于三年。 >本主不開者、聴他人開墾。 これ全部満たした、証明可能な墾田いくらあるかや。 律令時代までさかのぼれば、大体不法占拠じゃないのかや?
そもそも今の皇居は皇室の所有じゃなく国の所有だぞ 文句があるなら国に言え
ただ文句をいうのでなく それを政策として実行する政党なり政治家を選挙で選ぶ あるいは自らがそうした政治行動を起こすのが 民主主義のあるべき姿
皇居がなかったらあの一帯がビル街になってヒートアイランドがさらに酷いことになってただろうなぁ。。。
12 :
世界@名無史さん :2010/01/27(水) 06:48:17 0
皇居がないってことは、つまり江戸城が、すなはち江戸幕府が無いってことだから ヒートアイランドの前提となる巨大都市・東京が無いと言うこと(爆笑)
13 :
世界@名無史さん :2010/01/27(水) 07:21:49 0
>>11 跡地は首都圏に地震がおこった際の避難所でも作ればいい。
帰宅難民が沢山出るって話だし。
ふだんは徳川記念公園として、一般に公開すればいい。
ヒートアイランドといえば、
お台場や汐留にビルを建てるとき、あんなところにビルを建てたら海風が入ってこなくなって、
ヒートアイランド化がひどくなるからやめろ、と都市問題の専門家が言っていたが、そのとおりになってしまったな
スレチ失礼
>>13 一般公開にしたら、やっぱり荒れるだろう
京都御所のように時期を決めての公開だな
最近皇居の土地を一般開放しろとか寝言ほざいてるのがいるな チョンか?
16 :
世界@名無史さん :2010/01/28(木) 18:51:36 0
やっぱり江戸城は徳川将軍の居城だろ。 歴史的遺産として、国民公園「徳川記念公園」にして、 本丸・二の丸・西の丸の櫓や城門をできるかぎり復元すべきだな。 そしていまある新宮殿のかわりに、西の丸仮御殿を復元すべし。
ヨーロッパだと宮殿や城館が博物館だの美術館だの劇場だのに使われてるケースがあるな。
>>16 てめえのような朝鮮人と支那人と左翼はこのスレには必要ないんだよ。
消えな。
そうそう消えてね てか来るな
別に皇居が京都にあってもいいと思うんだが
というか本来あるべき場所は京都だろ
なんで
>>16 がチョン呼ばわりされるのかさっぱりわからん
ただ今更徳川は無いな
江戸城公園でいいじゃん
どうでもいいと言うか、 140年前からそうなものを今更動かせという思考が理解不能 そんなことをして得になるのは現状チョンだけ
ファッション誌に「ブルボン王朝の直系のお嬢様」っていう人が載ってたんだけど 誰の子孫だろう セレブの慈善パーティーの特集で、ダイアナ元妃の姪のレディ・スペンサーも載ってた
>>20 京都が一番長かったというだけで皇居は古代からコロコロ変わってるんだが?
>>22 パルマ系かな?
一応シャルル10世だったかの血を引いてるし。
>>24 ありがとう
ゴージャスなドレスぐらいしか印象に残ってないけれど、家名に心当たりなくて
余計に「?」と思ったんだ
ダイアナ姪は、ドスコイだったがおっぱいだった
実際にそのお嬢様がそうなのかは知らないが、 ブルボン王朝の直系というのが誇張でなければ、 ルイ16世・18世・シャルル10世の3兄弟のうち唯一シャルル10世の血筋だけが今も伝えられていて、 サリカ法を無視すれば、シャルル10世の孫娘と結婚したパルマ公の家系(スペイン・ブルボン家の分家)が 直系という言葉に最も近い相続人ということになる。
27 :
世界@名無史さん :2010/01/29(金) 19:54:50 O
どのファッション誌だよ。
29 :
世界@名無史さん :2010/01/30(土) 05:04:54 i
マリーシャンタルってまだ雑誌とかに 出てる? 廃位された王室の息子と結婚したって 称号はつかないし扱いは平民だよね?
30 :
世界@名無史さん :2010/01/30(土) 09:31:23 0
王朝や元号が廃止された政変 辛亥革命(清朝の消滅。最後の元号:宣統) 連合国軍占領下の日本(大日本帝国の消滅。最後の元号:昭和) 日本の降伏(朝鮮の日本支配からの解放。最後の元号:昭和) エチオピア革命(エチオピア帝国の消滅)
31 :
世界@名無史さん :2010/01/30(土) 09:39:49 O
日本を二回も入れてるから釣りだろうが王朝も元号も日本は変わってない
32 :
世界@名無史さん :2010/01/30(土) 09:43:36 0
ベトナム八月革命(阮朝の消滅と元号の廃止。最後の元号:保大 (阮朝)) 連合国軍占領下の日本(大日本帝国の消滅。最後の元号:昭和)
>>31 左翼史観もしくは特定アジア史観では日本は敗戦で王朝断絶なんだろう
今の天皇は君主でなくただの象徴と言いたいのだろう
馬鹿らしいがな
34 :
世界@名無史さん :2010/01/30(土) 14:04:27 O
>>30 なんで朝鮮だけ書いて台湾は書かないの?
って単に、これ書いた人が朝鮮人だからなんだろうな・・orz
>>34 まあ、いやだわ
朝鮮の工作員がこのスレに書き込んでるのね
怖いわ
>>28 日本語版記事があるんだから、日本語版にリンクしようぜ
同サロにも沢山お出でYo(^^)
>>37 日本語版に書き足したの、このスレの書き込みより後だぞ。
日本じゃ皇位継承問題が取り沙汰されてるけど、数百年前に枝分かれした傍系筋が王統に入って即位した例って外国にあるんかな
王朝が変わっていいならいくらでもあるだろうけどね…
王朝の意味が東洋と西洋では違う フランスのブルボン朝初代は男系で300年くらい空いてるべ
だからそれは王朝が変わったケースでしょ
西欧的な見方では南宋は2代目でいきなり王朝交代 その後にもう1回王朝交代
南宋2代孝宗と5代理宗がそれぞれ 北宋初代太祖の次男と長男の子孫。 北宋2代太宗(太祖の弟)から 南宋初代高宗までとは系統が違うから ばっちり条件に合う。
フランスの王朝は東アジア基準で言えばカペーからオルレアンまで同じ王朝
宋朝は俺も思ったが 200年も経てないからなあ
南朝の梁の武帝は、前王朝の斉の蕭氏と同族で、 一応は斉の宗室を継ぐ資格もあったらしい。
南明とかモンゴル系の王朝の末期とかで 血統的に大きく離れた同族が君主に据えられたり 自ら立ったりした例がある。 更始帝や光武帝、劉備、 あるいは徳川慶喜もその一例か。
>>47 孝宗の時は190年足らずだが、
理宗は孝宗とも系統が違うからカウントしなおしで
250年足らずになる。
ブルボン的に弟の孫まで同一王朝
53 :
世界@名無史さん :2010/02/01(月) 20:39:43 0
>>48 斉は余りにも流血沙汰が酷すぎたから、人心一新の意味もあったんだろうな。
54 :
世界@名無史さん :2010/02/01(月) 20:47:44 0
中国では毎年数百人が「私は皇帝である」と宣言しているらしいが みんな狂人扱いなのかまともにニュースにならないな。 瓢箪から駒で地方に割拠するくらいの勢力になるのを 共産党政府が怖がっているのだろうか?
55 :
世界@名無史さん :2010/02/01(月) 20:54:20 0
清朝の復辟を目的とした「明光帝国」について知りたいけど 宣統帝の『わが半生』以外に日本語の資料がない・・・。
56 :
世界@名無史さん :2010/02/01(月) 21:14:11 0
>>54 まあ、ノートン爺レベルの狂人のタワゴトだからなあ。
でも、歴代王朝末期に出てきた宗教反乱は、そういうイカれた教祖が核になってるわけで、
この手のキチガイを放置しとくわけにいかないので、当局がキッチリ鎮圧・処分してるらしいね。
プーチンは大統領就任式を、ゲオルギーの間でやったそうだが 皇帝への野心を疑われないように玉座を巨大な国旗で隠したそうだ。 まあ、プーチンってなんとなくナポみたいな感じがするし、 実際即位してくれたら面白いんだけどな。
秀吉が明を制圧していたら・・・ なんかフランスばりに王位請求者が増えそう
秀吉が大陸に王朝を築いてたら日本が漢化してそう
>>59 秀吉が中国人に、ちょん髷を強制してたら良かったのにね
辮髪よりはちょん髷の方がよっぽどマシだろ
>>59 そうはならない。
秀吉に付き従って行った将兵10万は支配者として君臨し、
時代が経つにつれていつのまにか漢化。
故郷の日本のことも忘れてしまう。
つまり清朝と似たような結果になるが、日本はそのまま。
日本では日本人がそのまま日本人として暮らし、
たぶん秀吉が居なくなった後で徳川が幕府を開く。
史実とあまり変わらない。
62 :
世界@名無史さん :2010/02/02(火) 07:00:50 0
>>57 まさに現代のツァーリって感じだったな。
クレムリン宮殿の広間で礼装の衛兵や聖職者を従えてた。
日本の首相の認証式なんて足下にも及ばない。
63 :
世界@名無史さん :2010/02/02(火) 09:50:49 0
そりゃそうだろ。 認証式が天皇の即位大礼より賑々しかったらそれこそ大問題。
64 :
世界@名無史さん :2010/02/02(火) 19:00:47 0
首相自らが主催の就任式を迎賓館(旧赤坂離宮)でやればいいのに。 自衛隊の儀仗隊を従え、在京の各宗教の代表を招いて、首相が自ら就任宣言する形式で。
そんなら宗主国の大統領就任式典のパクリでいいような
>>64 日本の首相みたいな軽い存在にそんな仰々しいイベントは必要ない
67 :
世界@名無史さん :2010/02/02(火) 20:09:48 0
東久邇宮が首相だったとき、新聞では「東久邇首相宮」という表記だったそうだが、 それでいいこと思いついた。 首相にも在任中で、宮の尊称を与えて「○○首相宮」といえば、首相の品格があがる。
通説(ほぼ)だと一応国家元首なんだがなあ
69 :
世界@名無史さん :2010/02/02(火) 20:49:19 0
でも首相はやはり元首ではないよ。 麻生や鳩山が日本の元首と言われても全く実感が無い。 元首は天皇陛下だとは思うが、憲法に明記されているわけじゃないから 混乱するんだろうな。曖昧なままにするか 天皇元首を明記するかのどっちかだな。
70 :
世界@名無史さん :2010/02/02(火) 20:57:25 0
日本の帝政は新憲法施行で廃止された。 新憲法での天皇は旧君主の家柄の、「なんかよくわからんけどエライ人」にすぎない。 現在の日本は君主制というには、ためらわれるものがある。 立憲君主国ではなく立憲民主国であり、せいぜいが象徴天皇制民主国家にとどまる。
わけわからん造語をでっちあげて混乱させても仕方ない。 君主か君主でないかの二者択一なら ためらいがあろうが実権がなかろうが 君主には違いない。
君主を戴いた共和政国家なら先例がある。 ポーランド=リトアニア共和国が。 あれは国王を選挙で選んで世襲をほとんど排除したのが 良くも悪くも画期的。
実感があろうがなかろうが 通説じゃ首相が元首には違いないしね
>>46 女系をみたら、カペー家もカロリング家の女性を王妃に迎えることで血をつないでいる
75 :
世界@名無史さん :2010/02/02(火) 22:33:13 0
ポーランドは末期はその選挙王制で国家の混乱を招いたんだよな。 最後の王は名門出身とはいえ ロシアの傀儡でエカテリーナ2世の愛人という体たらく。
>>68 どこの通説だよ
>>69 憲法に明記されているかどうかは必ずしも国家元首の条件ではない
一般的に国家元首の職務とされているもののうち、憲法に明記されているのは天皇の国事行為のみ
首相の自衛隊指揮権は憲法には一文も存在せず、よって首相が国家元首である可能性を憲法は全く保障していない
憲法を機軸にするなら、唯一国家元首の機能を(一部にせよ)持つ天皇が国家元首になる
要するに天皇は国家元首である可能性がある(まあ個人的には天皇は国家元首であるでいいと思うけど)
のに対し、首相は国家元首である可能性がゼロ。全く無いと完全に言い切れる。
>>71 まあ君主に代わるこの手のポジション(とでも言えばいいんだろうか)を総称する用語が無いしね
厳密な辞書的な意味では違っていても、広義の君主には違いない
だいたい日本での首相の正式職名は内閣総理「大臣」だぜ 臣なんだから天「皇」より下だろ
つうか世界で国家元首を明確に規定してない国って日本以外にあるのか?
それで憲法学の論文でも書けばいいじゃない? まったく相手にされないと思うけど
81 :
世界@名無史さん :2010/02/02(火) 22:59:15 0
それは旧制度での名称を名前だけ受け継いだだけ。 あえて実態にあわせるなら、主権者国民の奉仕者という意味での「臣」だな。 天皇の臣下筆頭ではなく、国民全体の奉仕者の長(公僕長)ということだ。
古代ローマ人も アウグストゥスは君主ではない って言い張るだろうな
国家主席と訳すべきだな。
>>82 だから史家はアウグストゥスの権能の変遷を調べて
どの時点で君主となったとみなすべきかを研究するんだろ
憲法学上の分類だと日本は君主制と言い切れない玉虫色の政体だけど やってることは実質的に君主制 それでいいじゃないか
強固な立憲君主制、じゃないの? 天皇のあり方の何もかもを憲法が強固に縛り付けてるから今のあり方なわけで
天皇は「象徴」で、「主権の存する」国民とか書いてあるからややこしいんだよなあ
ベルギーの憲法には国民主権って書いてたし、 現代社会の教科書なんかでイギリス国王がイギリスの象徴と書かれてたからそこは大した問題じゃないはず。
日本は君主制なのは間違いないが、「元首は誰か」と言うのが憲法では明言されてないから 天皇が君主か否かで日本国内の憲法学者の間で揉めてるんだろう 外国から見たら「どう考えても君主制国家だろ?なんで学者は揉めてんだ?」な感じだろうけど
内閣総理大臣は国民の臣であるから 国民の代表の長たる衆議院議長が日本の元首なのでは
91 :
世界@名無史さん :2010/02/03(水) 09:01:23 0
またアホ論厨が出てきた。 法理てゃ誰の名前で交付される? 全権大使は誰が認証する?
92 :
世界@名無史さん :2010/02/03(水) 12:58:27 0
訂正 >法理てゃ誰の名前で交付される? 法律は誰の名前で交付される?
93 :
世界@名無史さん :2010/02/03(水) 18:18:07 0
特命全権大使の任命と派遣は内閣の名前でおこなわれている。 形式上も派遣の主体は天皇ではなく、内閣なのがミソ。 天皇は単に内閣による任命と派遣に添え書きをしてるだけの存在。 英国王はじめほとんどの国王は、自らの名前で大使を任命し、派遣している。 そこが外国の国王と天皇の大きなちがい。
でも署名はしてるのね 交付じゃなくて公布
日本の天皇家にサリカ法lが適用されているのは、日本の民法がフランス民法を 基礎としているからですか?
天皇家の流れ無視してすみません。 十字軍国家の各王室について知りたいのですが、日本語で読める詳しい本ありますか? 姻戚関係や外交に興味あるのですが、十字軍関連の本だとあまり触れてないですよね。
>>95 単に数代で消えるかもしれなかった世襲親王家が意外と長続きしただけでしょ
今の旧皇族は全部伏見宮系だし
> 今の旧皇族は全部伏見宮系だし やっぱり貴種と違って 鍛冶屋の下賤な血は頑強なんだなあ
>>96 は謝ることなんかなかった。
天皇家の話(だけ)をするスレ(板)じゃないんだから。
>>89 そもそも、日本はスイスやリビア等と同様に元首に関する明確な規定がなく、
戦前は憲法上で元首と明記されていた日本神道の名目上の首長に便宜上、
元首的な役割を担ってもらってるだけで、その気になれば総理大臣が元首的な
役割を担ってもいいわけだし極端な話、死刑囚やその辺の公園で暮らしている
ホームレスのおっさんでもいいわけだ。
「誰々が元首だ」なんて日本の憲法には一切謳われてないわけだから。
つまり日本の政体は一般的な君主制でも共和制でもない、第三政体といえるだろう。
さぁさ、そんなことより外国の王室の話をもっとしようぜ。ここはそのための
スレなんだから。
>>101 「誰が元首だ」の規定が無い以上、一般的に元首であるとするものがやることをするように定められている立場の人が元首。
この場合天皇になる(天皇以外で憲法に元首がやることをやるよう定められてる立場は少なくとも憲法には無い)。
って憲法学者の先生方に教えてやんなよ
>>103 だからあんた、もういいから。
てゃw
ところで、この30年で滅んだ王制っていくつあるだろう?
新しいところではネパールか。他には?
憲法改正があったら天皇の元首化が行なわれそうだな 民主党の改正案も天皇元首だったはずだし
>>104 イラン
と思ったらもう30年以上になるのか
>>98 しかし、途絶えたとき、なんで、伏見宮家をの代わりになる他の世襲宮家を建てようとしなかったんだろう?
当時伏見宮家を継がせられそうな親王・王って誰がいた? 伏見宮家の家臣団としてはお家のお取り潰しを防ぐためには あれしかなかったんじゃないのかなあ 武家の大名家で末期養子+年齢詐称で乗り切ったりするのと 同じことでさ
109 :
107 :2010/02/04(木) 09:37:52 0
>>108 なるほどw
家来に取っては死活問題ですねw
110 :
世界@名無史さん :2010/02/04(木) 18:09:04 0
>>104 >>106 数か月の差で、中央アフリカ帝国の方が新しい。
イランと中央アフリカが人類史上、最後の帝国と皇帝ということになる。
外務省の文書だと 独立国家の君主は一律に「皇帝」 だったんだがな
ところでスペイン統一以前の中世だが ヒスパニア皇帝って 何の資格があって名乗れた称号なんだろ?
113 :
世界@名無史さん :2010/02/04(木) 19:34:25 0
>>111 明治〜戦前の条約文書(電信条約とか不戦条約)はそうだったが、
外務省のHP見る限り、いまは普通に国王とか大公とか首長とか、
原語に忠実に訳している。
やっぱり、皇帝は時代錯誤だと思ったんだろうな。
それ20世紀の終わり近くまで続けてたんじゃなかった?
115 :
世界@名無史さん :2010/02/04(木) 19:38:14 0
天皇が元首かどうかはおいておいて、 やっぱりいまの日本でエンペラー(皇帝)を対外呼称に用いるのは違和感がある。 実態に合っていない。 さりとてキングとかプリンスもおかしい。 やっぱり日本語のままで「テンノー」か「ミカド」でいいんじゃないか? イスラム諸国だと、エミールとかスルタンとかそのままだし。
>>115 征夷大将軍だって「Shogun(ショーグン)」で通ってるんだし
「テンノー」や「ミカド」でも問題ないと思う。
将軍はタイクーンじゃなかったか? まぁ呼称なんて何でもいいが、韓国みたいにわざと侮蔑的な呼び方してんのはどうもな
「スメラノミコト」じゃ駄目?
>>115 > 実態に合っていない。
そうか?別にそうは思わんが。
今どき、君主がいまだに実権握ってる方が時代錯誤だろ。
現代の君主っていうのは実権ないのが普通。(日本の天皇は昔からないけどね。)
特にエンペラーっていうのは今や、日本の天皇だけを指す名称なんだから、
それが実権なくても全然違和感ないな。むしろ実権なんぞ握られてちゃ困る。
意味合いは違うけど 神聖ローマ皇帝というのも 形骸化のきわみみたいな称号だな
バチカン市国の君主も法王とか教皇とか呼称が一定しないな
リヒテンシュタインの君主も侯爵だったり公爵だったりで一定してない。 まあニュアンスの関係上、仕方ないといえば仕方ないのだが。
みんな「きみ」か「おおきみ」と呼べばよろしい。
>>117 >韓国みたいにわざと侮蔑的な呼び方してんのはどうもな
関係ないけど連中は連中で朝鮮半島を韓半島と呼んでいて
日本でもそう呼んでほしいのに、一向に日本で朝鮮半島の
呼び方を改める動きが無いのが気に入らないらしいw
別に俺らは朝鮮半島でも韓半島でもどっちでもいいんだが、 北朝鮮もあるのに韓半島なんて言ったら今度は北朝鮮の奴らが怒るだろ ったく、何考えてるんだって感じだな。
126 :
世界@名無史さん :2010/02/05(金) 00:45:54 0
スルタンを「皇帝」とは訳せないの? カタールやブルネイの君主はそうだよね。 オスマン朝関係の本は、最近は「スルタン」とそのまま書いているようだけど 昔は「皇帝(スルタン)」というのをしばしば見かけたような・・・。
>>124 他にも李氏朝鮮でなく朝鮮王朝(あるいは朝鮮時代)と呼べとか言ってるみたいだな
128 :
世界@名無史さん :2010/02/05(金) 01:01:52 0
訳せば訳せるんだろうけど、現存するスルタンはそう認識されていない、 ってことだよね。 イスラム世界の複数の民族を統一する場合にはemperorに相当するものと認識される。 今のオマーンやマレーシアはそうではない、っていうだけ。 中国の皇帝は、諸王を従える地上唯一の君主と想定されていたから、emperorと訳すのが妥当で、 日本の天皇は、語義上は皇帝に対応するものとして作られた言葉だから、やはり訳すとemperorになる。 実際には複数の民族を従えてるわけではないのだが、まあ歴史的なものだからね。 長い間他の民族に支配されなかったっていうのも大きいだろう。 オマーンのスルタンが自分をemperorだって言い張ることも可能ではあるが、 そもそも歴史的意義にのみレーゾン・デートルをもつ君主制というものにあって、 わざわざ歴史性を否定するようなことは、普通はしない。
>>126 現代のスルタンはブルネイなど一部の君主以外は一般的には「首長」と和訳されているね。
オスマン朝のスルタンは国家の規模とオスマン帝国という国号から「皇帝」と訳されているが。
130 :
世界@名無史さん :2010/02/05(金) 01:48:46 0
>>129 スルタンとアミールを混同してない?
首長と訳されるアミールは、日本語で言えば公とか卿くらいの感じで、王よりも格下。
>>130 マレーシアやモルジブのスルタンって首長と呼ばれてなかったっけ?
あと、エジプトやモロッコでも国王とスルタンは明確に区別されているようだが。
エジプトやモロッコの君主はスルタンの地位を経て王号を得ているから
この両国においてスルタンが国王よりも下位の称号であると考えると、
少なくともこの両国においてはスルタンは「首長」と訳すのが適切だと思う。
132 :
世界@名無史さん :2010/02/05(金) 02:55:04 0
>>131 それは、一国に複数のスルタンがいる場合だね。
確かにそういう場合、「王」と呼ぶのは変だから、首長になるかも。
皇帝から諸侯まで、いろんな身分がスルタンって呼ばれるんだから、考えてみれば不思議だな。
イスラム圏の皇帝は「パーディシャー」。
134 :
世界@名無史さん :2010/02/05(金) 05:22:30 i
エカテリーナの実家の称号って一応、 「公」なの?
マレーシアやジョグジャカルタのスルタンは報道によっては州王て呼ばれ方もするな それか地位を呼ばずにそのまま殿下とか
136 :
22 :2010/02/05(金) 11:58:06 0
なんだ、オルレアン家か
ジョクジャカルタのスルタンは、戦後ずっと特別州の世襲知事だったが、いまは任期制らしい。 ただ特別州の知事をスルタンの世襲とする法律は廃止されていない。 そのため、州議会は現スルタンを知事に選出している。 現スルタンは後継ぎの男子がいないので、今後どうなるのかわからない。 なお、スルタン領=特別州、スルタン位=特別州知事というわけではないようだ。 以下、ウィキより >インドネシア建国後、他の土侯国は(親オランダ的なため)廃止されたが、 >ジョグジャカルタのスルタン・ハメンクブウォノ9世は国際情勢を読んで独立に協力したため、 >特別行政地域としてスルタン領の存続を認められた。 >特別州の知事については、ジョグジャカルタを特別州とすることを定めた1950年の法律により、 >スルタンが知事を、パクアラム公が副知事を務めることが明記されている。 >1988年にハメンクブウォノ9世が死去すると、息子のハメンクブウォノ10世がスルタン位を継承し、 >副知事のパクアラム8世が知事を務めた。 >1998年、パクアラム8世の引退に伴い、インドネシア政府は特別州知事の世襲制を廃し選挙制を導入したが、 >州議会は前述の1950年の法律を根拠にハメンクブウォノ10世を知事に選出、 >2003年までの任期を副知事なしで現スルタンが就任した。 >2008年までの任期には議論の末、知事に現スルタン、副知事に現パクアラム候が就任した。
139 :
世界@名無史さん :2010/02/05(金) 20:08:06 0
上記の文章を読む限りでは、ジョクジャカルタのスルタン家やその分家パクアラム家は、 土侯としての本来の伝統的身分を持った上で、公的な特別州知事や副知事に就任しているようで、 パクアラム侯が州知事になったケースからも、スルタン位=特別州知事ではないみたいだ。 公的な州知事職とは別に、伝統的王家の家長としてのスルタンやパクアラム公があると考えられる。
141 :
世界@名無史さん :2010/02/05(金) 23:37:54 0
「土侯国」って絶対、神聖皇帝とかその弟とかがいて、ヒドラを飼っていて 念話のできる僧侶がいて、浮き砲台とかで攻撃してきそう って思うのは俺だけではないはずだ
>>127 国を指すのに「朝鮮王朝」って「日本王朝」とか「日本幕府」というようなもんじゃねーの?
韓国でも朝鮮王朝=朝鮮王室って意味のはず
朝鮮が王国だった時代を指すなら
朝鮮国が正式国号だったんだから李朝朝鮮国か李氏朝鮮国が適当じゃないのか
阮朝越南国や第二尚氏琉球国と同じで
何で変えたがるのかわからん
結局のところ、政治的理由から「朝鮮」の用例を限定したがっているのだろう。
144 :
世界@名無史さん :2010/02/06(土) 19:54:12 0
今、NHK・BS・hiの刑事コロンボ「ハッサンサラーの犯罪」をやっている。 「アメリカが共和制を捨てるのは絶対反対だが、他国の王様は大好き」 というアメ人の意識をあらわしている。
145 :
世界@名無史さん :2010/02/06(土) 19:57:05 0
>>142 建前としては
地域名は「韓」
王朝号は「朝鮮」
146 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 10:52:23 0
1956年、フランスのモレ首相はイギリスのイーデン首相に「英仏の合併」を打診した。 しかし、イーデン首相はこの申し出を拒否した。 すると、モレは「イギリス連邦へのフランスの加盟」を提案した。 彼は「フランス国民はエリザベス女王を君主に戴くことに抵抗はない」と言ったが、 イーデンは「仏国民が英国王を奉戴するのは難しいことを、彼は理解できないようだ」 と側近に語っている。
147 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 11:10:54 0
社会党指導者だったモレ仏首相の「英国びいき」は有名だった。 モレ首相は「ゆりかごから墓場まで」と言われた当時の英国の福祉制度の崇拝者だった。 もしフランスが英連邦の中の1か国となっていれば、フランスの国家元首は英女王となり、 事実上の王政復古となるはずだった。 公文書から、イーデン英首相がこの打診について、内閣府長官ノーマン・ブルーク卿と 熱心に協議したことがうかがわれる。 「首相は仏側との会談内容を受け、私に考えを告げた。フランスの英連邦加入について、 早急に検討すべきだと」 「モレ氏は、フランスが女王を元首として受け入れることは難しい、とは考えたことはないそうだ」 「フランス人はアイルランドに相当する立場での市民権を歓迎するだろうと考えている」 しかし、モレの提案はその後、取り上げられることなく忘れられてしまったようだ。
自分から支配下に入るなんて ジャンヌダルクに絞め殺されそうなモレ首相だ
149 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 12:28:26 0
歴史的な解釈としては、 ヴァロワ朝を否定してプランタジネット朝の王統を正統と考えることにするんですかね。
イギリス側はジョージ3世の時代にそんな権利放棄してるぞ。
151 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 17:34:04 0
ほほう、以前何度かこのスレでもフランスの王政復古があるとすれば、どこの王統を…。 正統ブルボン家(レジティミスト)、オルレアン家(オルレアニスト)、 はたまたボナパルト家(ボナパルティスト)といろいろあったけど、 百年戦争までさかのぼって、プランタジネット系を正統とするのは初見ですな。
152 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 17:46:20 0
プランタジネット家って今も存続してるの?
153 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 18:02:38 0
>152 プランタジネット家の遠い後継者たるウィンザー家にフランス王を兼ねてもらおうってことだろ。 百年戦争にプランタジネット朝が勝利してたとしても、英仏同君連合がそう長く続いたとも思えないけどなぁ。 それとも私の想像に反して今頃「グレートブリテン、北アイルランド及びフランス連合王国」が存在してる?
ジャコバイトの王位請求者って線もある。
一応、現イギリス王室も先祖を遡ったら、ウイリアム征服王やアルフレッド大王に行くんじゃなかったか? まあ、ヨーロッパの王家は先祖を遡ったら、かなりの家が「ヨーロッパの祖母・アリエノール・ダキテーヌ」にいくとも言うね
>>152 家としては存在してないのだろうが、血筋は残っているだろう
近衛家が藤原氏であるように
ちなみにジャコバイトの王位請求者は バイエルン王国の最後の王太子以降 現在までの3代は バイエルン王位請求者でもある。
王位継承法のカトリック排除する条項を外したら オルレアン家にも継承権が発生するんじゃなかろうか? 2代目のオルレアン公の生母がジョージ1世の従姉妹で ステュアート家の血を引いている。
>>152 女系は別とすると、残っていても庶流とか御落胤の類では?
>>159 後、傍系
ランカスター家もヨーク家もプランタジネットの嫡子の家だし
>>160 ランカスター公ジョン・オブ・ゴーントや
ヨーク公エドマンド・オブ・ラングリーの家系が傍系でないなら、
庶系以外のどんな傍系があるの?
だから、傍系だといっている 嫡子の子孫が傍系になるわけだろうが
で、実際のところ残ってるのかな?
164 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 20:06:44 0
モレ首相の考えはとうてい現実的ではないが、 実現させるとすれば、英王が仏王を兼ねる正統性を仏国民に説明しなければならない。 とすれば、百年戦争にさかのぼる王統の正統性を国民に訴えなければならない。 で、ジャンヌダルクなんかは、「彼女は魔女だった」と歴史的評価を180度転換させる必要もあった。
>>163 だから、現イギリス王室がプランタジネット家の末裔だとw
>>158 現イギリス王位継承者って、
ウィンザー(サクス=コバーク=ゴータ)とハノーバーの両家の、
第一次大戦時にドイツ側につかなかった人にしか継承権無いんじゃないの
167 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 20:25:49 0
フランスが英連邦加盟、英仏同君連合なんてことになって、 フランス女王エリザベスが即位したら、ジャンヌ=ダルクの扱いに困るな。 救国の英雄って持ち上げられなくなる。
168 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 20:26:32 0
169 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 20:27:40 0
フランス女王としては、エリザベートか>エリザベス2世 ルイ16世の妹と同名になるな。
>>166 >>168 のを見る限りでは、第一次大戦でドイツ方についた人物の子孫も
王位継承権者に含まれている。
最後にザクセン=コーブルク=ゴータ公を継いだ家系とか。
>>170 ヨーロッパの相続制度では、庶子には継承権がない代わりに女系にはあるじゃないか?
他国を日本の相続制度で判断するのか?
173 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 20:38:25 0
>170 イギリスは男系・女系にこだわらない。 フランスは男系にこだわる。 英仏のその違いが、シャルル4世の死によるカペー朝断絶後、継承権をめぐる百年戦争の原因のひとつになる。 男系で近いのはシャルル4世のイトコ(父の弟の息子)のヴァロワ伯フィリップ6世だし、女系も含めて近いのは シャルル4世の甥(姉の子)である英王エドワード3世だし。
プランタジネットの血を引く家系が続いてるってのと プランタジネット家そのものが(男系で)続いてるってのとでは 継承権の正統性云々とはかかわりがなくても 大きな違いだと思うんだが。
175 :
世界@名無史さん :2010/02/07(日) 21:07:17 0
純粋男系のハノーバー家も残存してるよな。 ヴィクトリア女王の子孫が500人以上いるから 彼らに王位に就くことは無いだろうが。
>>174 そりゃ、大きな違いでしょう
「王族」と言うのは、歴史的・文化的・社会的な存在で、生物的な血筋とはちょっと違う
また、その「王族」の範囲も国や民族によって違うので、
異文化間で、どちらの家系が長いとか比べるのもナンセンス
だから、
>>152 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2010/02/07(日) 17:46:20 0
>プランタジネット家って今も存続してるの?
のいう、「家」の意味が、「血筋」というなら、残っているし、「王族」なら残っていないというだけ
> 異文化間で、どちらの家系が長いとか比べるのもナンセンス 極東某国のことかー!
イギリスは少なくとも現存欧州王朝ではリヒテンシュタインとスペインに次いで男系にこだわる方じゃね 王位は奥さんにあっても家長は旦那だし子の名字も旦那方 デンマークやらスウェーデンやら最近女系容認したところは、旦那の家名にならないから
ベルギーはこの手の話題ではあんまり触れられない。 ・歴史が浅い ・比較的安定した男系継承が続いている からか?
天照大御神は女神だから、そうなると日本の皇室は男系では直接にはアマテラス神とはつながっていない……と?
>>153 ランドル・ギャレットのダーシー卿シリーズはプランタジネット家が
英仏両国の王(作中では英仏帝国の皇帝)を兼ねてる世界の話らしいね。
>>173 イギリスは男系・女系にこだわらない。
フランスは男系にこだわる。
なんか日本と中国みたいだな
日本は皇室や将軍家など一部の家系を除けばほとんどが男系女系にこだわらず
逆に中国は男子こそ重要と考える
家によっては血がつながらない養子でもOK というのはヨーロッパでも類例はあるんだろうか? ランカスター家とヨーク家の争いは一見 プランタジネット家の男系同士の継承権争い のように見えるが、実はヨーク家が有すると主張していた ランカスター家より上位の継承権は 女系継承で一旦他家に渡ったのを 再び女系継承で獲得したものだった。
養子とかじゃなくても、今のスウェーデン王家みたいな 非王族の軍人が王様になったりするのは、また別の話?
スウェーデンの場合は、議会が決めれば何でもありの 一種の選挙王制みたいなものか?
ノルウェーもそうじゃなかったっけ? フィンランドも一瞬だけどそうだし。 しかしオランダ議会がオラニエ=ナッサウ家断絶時の国王指名権を持ってたり、 イギリスの王位継承法が議会で決まってたりすることを考えるとあんまり変な話ではないのかもと思う。
イギリスは王位継承権者多すぎだな
少なすぎる日本よりは遥かにマシだろう
1000人くらいいるイギリスに比べて日本はわずか7人で、それも次の次の世代になるとたった1人だからな まるでトキみたいだ
実はサリカ法を否定しても エドワード3世には母方の従姉妹にあたる王女が2人いて (一人はヴァロワ家に次ぐカペー家分家のエヴルー家から婿を取り もう一人はフィリップ6世の息子の一人と結婚した) エドワードがフランス王位を継げる道理ではなかった。
191 :
世界@名無史さん :2010/02/09(火) 06:37:32 0
選挙王制はクリルタイみたいなものか。
192 :
世界@名無史さん :2010/02/09(火) 18:58:04 0
>>145 よくわからんが、要するに
李氏朝鮮というのは、李王家の支配する「朝鮮国」だからNGで、
朝鮮王朝は、韓半島を統治した「朝鮮」という名称の王朝だからOKってことか。
いわんとすることはわからんでもないが、部外者にはよくわからん理屈だ。
193 :
世界@名無史さん :2010/02/09(火) 19:02:25 0
ていうか、その説明をここで見るまで、なんで「李氏朝鮮」がダメなのかわからなかった。 別に差別的な呼び名ではないし、朝鮮王朝も李氏朝鮮もそんなに変わらないから不思議だった。 北朝鮮との関係上、「朝鮮」が地名、地域名であってはならないわけだ。 しかし、そういう現代の生臭い政治的問題を過去の歴史研究に持ち込むなよ。
194 :
世界@名無史さん :2010/02/09(火) 20:33:14 0
ロシアとかオーストリアとかドイツの鷲の紋章を見ると、 どうしてもショッカーのマークを連想してしまう。
195 :
世界@名無史さん :2010/02/09(火) 21:07:38 0
>190 なるほどなるほど。 フィリップ5世には成人した王女が3人いるし、 シャルル4世にも1人王女(彼女がフィリップ6世の次子の妻ですな)がいますな。 たとえイギリス式継承法に則ったとしてもエドワード3世に仏王継承順位はかなり下位になるわけですな。
フィリップ5世の娘を忘れていた。 上の娘2人はブルゴーニュ公やフランドル伯に嫁いでるが 母親のブルゴーニュ伯領も相続している(サリカ法じゃないから)。 長女→長女の孫→次女 の順に。
197 :
世界@名無史さん :2010/02/10(水) 07:41:17 0
>>192-193 ただ、ウィキによると植民地史観による差別的な名称なので忌避されてるとある。
198 :
世界@名無史さん :2010/02/10(水) 09:08:49 0
そうか。 朝鮮王朝時代は植民地時代だったのか。
>>198 揚げ足を取るなよ
「史観」とか「的」とかあるぞ
朝鮮王朝時代=恨五百年
201 :
世界@名無史さん :2010/02/10(水) 19:53:51 0
フィリップ5世やシャルル4世の王女たちを王に推す声はなかったんですかね?
朝鮮半島の王朝って同じ漢字文化圏の中国やベトナムに比べると長生きだよな
203 :
世界@名無史さん :2010/02/10(水) 22:34:38 0
女系を認めても良いのでは、という声はあったけど王自身は男性でなければならないとされたようだ。 エドワード3世の軍勢と戦うのに最高司令官が女王では心許無いから、というのが理由のようだ。
王女たちがまだ若かったのもネックになったのだろう。 シャルル4世が死んだ時点で、最後の王女はまだ王妃の胎内だったし、 兄王たちの王女も最年長でまだ20歳くらいだった。
そういう場合は婿に人を得ればいいわけで。 アラゴン王ラミロ2世などは、隣国カタルーニャの君主バルセロナ伯に 生後間もない一人娘を嫁に差し出し、王国の統治も委ねて 自分はさっさと隠棲。後々まで続く同君連合が成立した。 カペー家もそうやってナバラ王国を併合している。 ヴァロワ家はそれを継げずにルイ10世の王女ジャンヌと エヴルー伯の夫妻に王位が渡っているが。
あら、今日は建国記念日 神武陵に参拝に行くわ
207 :
世界@名無史さん :2010/02/11(木) 08:31:42 0
フィリップ4世の妻ジャンヌがナヴァラ女王で、その子たちがフランス王とナバラ王を兼ねたわけか。 しかし末っ子のシャルル4世が死んでカペー朝が断絶。 ヴァロア家のフィリップ6世がフランス王即位するけど、彼はジャンヌの血統を全く継いでないので ナヴァラ王には即位できなかったのはやむを得ないとして、ナバラとしてはエドワード3世なら容認できたのだろうか? 長系ではないけどジャンヌの孫(娘の子)なわけで。(実際にナヴァラ王になったのはジャンヌの長子ルイ10世の娘のジャンヌ2世ですな)
ナバラは例えイングランド王が王位を継ぐことに なっても受け入れただろう。すでに イングランド王スティーヴンも出したフランス貴族の ブロワ家(シャンパーニュ伯)や カペー家のフランス王を彼らの王にしてきたわけだから。 後にジャンヌの子孫のナバラ王アンリがフランス王位も継いで ブルボン朝が始まるけど、この頃にはナバラの大部分は スペインに併合されていて(スペイン王もナバラ王を称した)、 単に「王号を保持する南仏の領主」に成り下がっていた。
209 :
世界@名無史さん :2010/02/11(木) 12:11:47 0
万一、モレ仏首相の提案による英仏併合案なり仏の英連邦加盟が実現してたら、 カナダ・ケベックのフランス系独立派はどういう反応を示しただろうか?
210 :
世界@名無史さん :2010/02/11(木) 12:18:55 O
スペイン王家はナバラ王家の分家が起源(ヒメノ)だったはず
フランス人はかつての王室についてどういう思いなのかね 韓国人が李朝を持ち上げるくらいには郷愁はあるんだろうか
ナバラ王国を征服したアラゴン王フェルナンド2世は カスティーリャの王家トラスタマラ家の分家の生まれ。 トラスタマラ家は遡ればナバラのヒメノ王家の血を引く。 でもフェルナンド2世は、 カスティーリャ王だったのは先妻イサベル女王の婿の資格によって。 ナバラ王を称したのは、 後妻がナバラ女王(フェルナンドの異母姉でもあった)の孫の一人だったのと 父の先妻がナバラ女王で(その異母姉の母)、 その夫として本人もナバラ王だったことが根拠。
>>211 貴族なんかは普通に残ってるし、特別な感傷はないんじゃないの?
まあルイ16世やマリー・アントワネットの再確認というか目を向け始めたのは最近のようだが
あ、うん。
リチャード獅子心王の王妃ベレンガリア(イングランドに行かずじまいだった人) はヒメノ朝最後のナバラ王の姉妹だったので、 もし男子が生まれていれば シャンパーニュ伯ティボー(母がベレンガリアの姉妹) の代わりにナバラ王位を継いで イングランドとナバラの同君連合になっていたかも知れない。
そうなってもアキテーヌと一緒に失ってたと思う
ナバラ王はフランス王の封臣じゃないから 失うとしてもフランス王の支配下に入るとは限らない
リチャード1世がベレンガリアと結婚したのが1191年、戦死したのが1199年。 その間に生まれたとすれば、 従兄弟になるシャンパーニュ伯ティボー(1201年生)よりいくらか年長といったところ。 叔父ジョンに国を奪われずに、父の王位を継いで順調に人生を送ったとして、 1234年に母方の伯父、ナバラ王サンチョ7世が死んでヒメノ朝が断絶する。 その後は、イングランド王とシャンパーニュ伯との間で王位継承戦争が起こる といったところか。 ハンガリーのアールパード朝断絶や、ボヘミアのプシェミスル朝断絶の際に 似たような状況になっている。
219 :
世界@名無史さん :2010/02/13(土) 12:25:10 0
エドワード3世自身、自らを「イングランド人」と自覚していたのか? 初期のプランタジネット朝のイングランド王は、イングランド王位を有するフランス人と考えていただろうけど、 エドワード3世の時代になると、もう自らをイングランド人と自認していたかな? それとも未だ、自らをイングランド王位を有するフランス人と自覚していたので、 フランス王位にこだわった?
ブリテン島では一国の王、フランスでは大領主でありながらフランス王に臣従しなければならない、 しかもフランス王が国外=イングランド・スコットランドがらみのことにまで干渉してくる、 というのに我慢できず、無理を承知で王位を要求しておいて、 とにかく分捕れるだけ分捕ろうとした、とか。
221 :
世界@名無史さん :2010/02/13(土) 15:33:47 0
プランタジネット家にとって、イングランドは初期には単なる王号付き領地。それも辺境の。 しかし、ジョン王が大陸側領地の大半を失って以降は重要度がアップ。 王も「イングランド人」の自覚を持つようになったんじゃないか。 「エドワード」の名前もイングランドの人名に由来する名前だし。 (「リチャード」とか「ヘンリー」なんかはリシャールとかアンリとかのフランス名に由来する)
名前に関していうと、フランス王家の方も変化があって ルイとかシャルルとかのフランク王国時代から伝統のある名前や 元はギリシャ起源で異国風の名前だったフィリップが定着する一方で カペー家に伝統的だったはずのユーグやロベールは次第に廃れていっている。
>>211 ひとつ言えることは今のフランス国民は骨の髄まで共和国の民だということだな。
生まれたばかりの赤ん坊から齢百歳を超える生き字引に至るまで
君主国だった頃のフランスを知る者はもはや誰一人として存在しない。
十数年前に亡くなった、百二十年以上生きてギネスで世界最長寿記録に
認定されたフランス人の婆さんがいたが、あの人ですら君主国だった頃の
フランスの空気を吸ったことはなかった。
第二帝政の崩壊によって、フランスで最後に君主制が廃止されるほんの
数年前まで日本では江戸時代だったと言われれば、いかに遠い昔の
ことだったかが偲ばれるだろう。
現代のフランス人にとって王室というのは古き良き時代の名残であり
遠い昔の遺産なのだよ。
224 :
使徒ぴりぽ :2010/02/13(土) 18:00:31 0
え? ギリシア起源?
そういや、リチャードってイギリス王子にほとんどいねえわ ここ200年ばかしで現グロスター公以外にいたっけ?
226 :
世界@名無史さん :2010/02/13(土) 18:25:16 0
>>223 20世紀前半、シャルル・モーラスが王政復古を主張していたときでさえ、
周囲の右翼からも時代錯誤と思われていたからね。
だから、第三共和政が崩壊してもペタン元帥の権威主義的体制が成立しただけで、
誰も君主制を復活させようとはしなかった。
>>223 そういえば今からちょうど100年前は中国も朝鮮もベトナムも帝政だったんだな
100歳以上の中国・朝鮮・ベトナム人は帝政時代を生きたことになるのか
228 :
世界@名無史さん :2010/02/13(土) 20:55:08 0
フランスはロシアに似ている。 フランスのペタンやドゴールといい、ロシアのスターリンやプーチンといい、 権威主義的な指導者さえいれば、お飾りの君主はいらないようだ。
229 :
世界@名無史さん :2010/02/13(土) 21:58:44 0
既薨,清室居臺苗裔,以其踐祚三年,概系正統, 遂於民國五十六年上廟號曰憲宗,九十三年,改稱恭宗,諡曰襄皇帝。 尊骨灰奉安處為獻陵,其諸妻室亦俱上尊號, 唯未為世所知,今多稱廢帝、遜帝,或以年號稱宣統帝。 嘗為滿洲皇帝,故亦有稱康コ帝者。
統治せざる者君臨するべからず?
なるほど、だから ナポレオン1世でもナポレオン3世でも エカチェリーナ2世でもいいわけか。
そもそもフランス人の1/3が移民系だけどな 現大統領もハンガリー人だし
ブルターニュ、仏領フランドル、アルザス、ロレーヌ、 コルシカ、サヴォワ、ニース、 北カタルーニャ、バスクなんかは 元々からして民族が違ってたし。
サヴォワやニースはナポレオン3世時代に サルデーニャ王国から割譲された領土だから フランスの王政下にあったことすらない。
ラーマ9世の即位式って日本で見れる資料ないのかな どんな感じだったのか興味あるんだけど
フランス民族というのもよくわからん オック語を話していたオクシタニア(マルセイユのあたりからトゥールーズのあたり)は19世紀の時点でパリの人と同じ民族なのかどうか 一方サヴォワは歴史的にサルデーニャ王国の領土であったがフランス語の方言が話されており、ここ出身のサヴォワ家はイタリア王家となっても二代目まではフランス語を話していた
237 :
世界@名無史さん :2010/02/17(水) 21:57:27 0
カペー朝の末期あたりから、 王族間の近親婚が当たり前のようになってくる。 初期には又従姉妹と再婚して破門になった王さえいたのに。 いったいどこで禁止の基準がゆるくなったのだろう? もっとも、独墺やスペイン・ポルトガルあたりと違って 3親等間でもOKとはならないのか、いとこ婚どまりのようだが。 イングランドではリチャード3世が姪(ヘンリー7世の妃になった) との結婚を取り沙汰されたという話があるが、 これもOKだったんだろうか?
琉球って当時の東アジアでは珍しく皇帝とか天子とかを名乗ろうとする国じゃなかったな 朝鮮でさえ高麗初期とか大韓帝国とかみたいに天子を名乗った時期があったのに
ひんと:大韓帝国を名乗ったのは日清戦争後
240 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 09:45:38 0
>221 >プランタジネット家にとって、イングランドは初期には単なる王号付き領地。それも辺境の 後世のホーエンツォレルン家にとってのプロイセンみないなもんかな。 同家にとって重要な領土は帝国内のブランデンブルクであって、 帝国外の王号付き領土のプロイセンというわけではない、というような。 同じように、初期のプランタジネット家の「本領」はフランス王国内の領土であって、 王号があろうともイングランドではない、というような。
241 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 09:59:43 0
トリノのサボイア家にとってのサルデーニャ島(王国)みたいなものでもあるな。
>>240 で、100年戦争で負けて、フランスに戻るのを諦めたのか
243 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 10:55:51 0
バラ戦争は、引き上げてきた貴族だちのサバイバルをかけた共食いだったしな。
サヴォワのフランス割譲は住民側の希望でもあったらしい。 リソルジメントに加わって「イタリア人」なんかになりたくない、 だったら「フランス人」になりたい、ということか。 ニース生まれのガリバルディは割譲に激怒したが。
245 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 19:36:49 0
サボイアも重要な本領とは別に王号付き領地のサルディニアを領有してたわけか。 なるほどなるほど、プランタジネット家にとってのイングランドってそんなもんだったわけですな。 英仏百年戦争って英仏戦争ってよりもフランス内戦の色彩が濃いのも理解できますな。
日本で大きな自然災害が起きると天皇や皇族が慰問に訪れたりするけど 外国の王室も同じようなことしてるのかな?
247 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 19:53:18 0
ナポレオン全盛期の国際関係が固定化されてれば サボィア家が「亡命」先のサルディニア島に定着して、 独立王国としてそれなりに開発されて、 いっぱしの国家になってたかも、というところですかね。 プランタジネット家が百年戦争に勝利してれば フランス王家として定着して、ブリテン島はフランスの属領として 今頃サルディニア島と同じような地位だったかもしれませんね。
>>246 それぐらいやるでしょう
つーか、それが王族の役目
249 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 20:09:51 0
>>246 しているよ。というか、江戸末期まで御所に押し込められていた天皇が
被災地の慰問とかをするようになったのは外国王室の影響。
>>247 そのまえに、フランス系はイングランドから撤退することになるのでは?
251 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 20:48:48 0
>250 そうはならんだろう。 サボィア家がイタリア王位を獲得しても サルディニアからサボィア勢力は撤退するようなことはなかったし。
メアリー・ステュアートの最初の夫が健康に恵まれていたら フランスとスコットランドの連合王国は成立していたかも知れない。 長続きしたとは思えないにしても。
>>251 いや、時間的な問題としてさ・・・そもそも統一イタリア王国自体が長くなかったでしょう
プランタジネット家がフランス王になり、フランスに本拠地をおいて、イングランドを支配するという形だと、
長続きしたとは思えない。異民族の支配って難しいからね。清だって、本拠地を中国において、
文化的には漢化したから支配できたわけだし
イングランドのノルマン勢力だって、フランスを諦め、イングランド人になり、イングランドの統治に全力を注いだから可能だったんだと思う
>>252 生まれた息子が
イングランド王位継承権を持った
フランス王・兼スコットランド王
・・・・・・百年戦争の逆の構図になるな。
>>254 エリザベス一世は自分の後継者にスコットランド王を指名したわけだから・・・
次のスチュアート朝は、スコットランド・イングランド・フランスの三国を支配することになったかな?その場合
そして、スペイン系とオーストリア系に別れたハプスブルグ家みたいにフランス・スチュアート朝とイギリス・スチュアート朝になるかな?
でも、その場合、隣国が強大に成りすぎるわけだから、エリザベス一世もどこかと結婚したかもね・・・
スペインのフェリペ二世あたりと結婚していたら・・・・さぞや凄い子が生まれたろうなあ
256 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 22:13:50 0
>>252 昔、『七つの黄金郷』という漫画があってだな…
そう。確かにイングランドもハプスブルクになる可能性大だったんだよな。あまり言及されてないのは何故だろ。しかしメアリとフェリペはどこに住んでたんだ?
258 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 22:21:26 0
>255 >エリザベス一世は自分の後継者にスコットランド王を指名 エリザベス1世はスコットランド王ジェイムズを跡取りとして帝王学を丁寧に指導し、 ジェイムズは自身を認めてくれて跡取りに指名してくれたエリザベス1世を母のごとく慕う…。 エリザベス→ジェイムズは殺害した政敵の子だし、 ジェイムズ→エリザベスは母のカタキではないか。 こういう感覚を理解できないところが、私は下賤の身である由縁か。
1歳かそこらで生き別れて、そのあと顔も見なかったんじゃ 生みの親といっても親愛の情がわくものかかどうか。 なら隣の大国の女王におべっかの一つでも使った方がましとか。 ジェームズ王は成人するまでに散々辛酸を嘗めてきたし、 そのいくらかは身内のせいでもあったという事情もある。
>>257 メアリはイングランド、フェリペはスペインをそれぞれ本拠地とし、
フェリペが時々、イングランドに来たらしい、といっても、当時のことだから、そうしばしばこれないだろうし、
メアリも短命だったから、2,3回だろう
>>257 フェリペ2世は父のカルロス1世と同様に
ヨーロッパ各地の領土を回っていた。
例えばネーデルラントもその一つだった。
イングランドにも「時々は」滞在した。
ロシア皇帝パーヴェル1世は帝位継承法を厳格に定めて 帝位継承を男子のみに限定したわけだが、これってやはり 多大な功績なの?
>>258 ジェームズ1世は長女にエリザベスと名付けてさえいるな。
その孫がハノーヴァー朝のジョージ1世というのも
妙な巡り合わせだ。
264 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 23:02:09 0
>>262 偉大な功績です。
本人は息子の起こしたクーデターで暗殺されたが
この法のお陰で陰惨な宮廷クーデターの歴史が終わり、帝位継承が安定した。
>>262 氏素姓が確かでなくても
先の皇帝の妃というだけで帝位につける
というそれまでの状況がアバウトすぎたんで
必要なことではあったと思われる。
>>258 ジェームズは母メアリーの敵のプロテスタント貴族達の後見のもとで育ってる
から、母とは敵味方の関係。自分が即位して成人した後は、母なんか邪魔者でしかない。
イングランド側から「母親をこっちで処刑するが、あんたが文句を言わなければ
イングランド王位継承者として認めてやる」ってオファーを受けて黙認したから、
(形式上の抗議の手紙を一回送ってそれっきり。後は友好関係)イングランド王に
なれたんだよ。
ただ、エリザベスは彼を正式に指名はしてない。死の床で家臣に「後継は
ジェームズ国王でいいですか?」と聞かれてOKの合図を目でした・・・
ということになってるだけ。
267 :
世界@名無史さん :2010/02/21(日) 23:11:33 0
カペー朝初期〜中期は、カペー家がフランス王として見かけ上君臨していても フランスの西半分が「諸侯」たるプランタジネット家が支配しているように、 強力な諸侯が割拠し、とても「王」たる実質は怪しいものだった。 ではプランタジネット家がフランス西半を 強力に実効支配していたかというと、配下の領主が割拠していて しばしば主家たるプランタジネット家に背くというように支配が安定していたわけではない。 対して、プランタジネット家がノルマン家から引き継いだノルマンディーやイングランドは安定した君主権が確立していた。 プランタジネット家にとって本領たるアンジュー地方の「譜代」の配下は寝返りを警戒すべき者たちで、 ノルマン家配下だったノルマンディーやイングランドの「外様」の配下が信用に足る者たちだった。 プランタジネット家が、軸足をアンジュー地方からイングランドに移して行く素地が元々あったわけだ。
>>255 ジェームズ1世は父親もステュアート家(ただし傍系)の
出だったからジェームズ・ステュアートだったのであって、
父親がヴァロワ家のフランス王なら
スコットランド・ヴァロワ朝の成立ということになる。
もしエリザベス女王の王位(イングランドとアイルランド)を、
このフランス王兼スコットランド王が継いだら
4国の同君連合となるが、
ユグノー戦争が海峡の対岸まで広がったり、
「クロムウェル」(の役回りを果たす人物)が
史実より早く現れたり、
三ヶ国戦争(ブリテン革命の別称の一つ)が
「五ヶ国戦争」(ナバラ王も加わる)になったり
していたんじゃなかろうか。
訂正: 三ヶ国戦争→三王国戦争、五ヶ国戦争→五王国戦争
その前に、広すぎて統治しきれず 分裂してしまったような気もするが
272 :
世界@名無史さん :2010/02/24(水) 07:46:54 0
憲法改正では第9条ばかりが焦点になるが 日本の天皇は元首としての地位を憲法に明記すべき 国事行為という名称もやめて“元首行為”とすべき また、天皇に行政権限も付与すべきで、拒否権ぐらいは持つべき ただし衆議院で三分の二以上で再議決したら、天皇拒否権はスルーという事で
マリア・テレジアの娘の一人マリア・アマリアは 恋仲になった公子との結婚を身分違いを理由に許されず ブルボン家の一族であるパルマ公と望まぬ政略結婚を強いられ やけになって嫁ぎ先で傍若無人にふるまったあげく 女帝に勘当された。 身分違いといっても、この公子の弟マクシミリアンは 初代バイエルン国王になった。兄も長く生きていれば 選帝侯にはなれたかも知れない人物であって 皇女たちの運のなさを気の毒に思う。
結婚政策はどれも失敗でした でもかーちゃんは名君でした
ナポリに嫁いだマリア・カロリーネは、無能な夫に代わって母親譲りの凄腕を振るったらしいけどね
>マリア・カロリーネ フォークを食べ易い四本刃にしてくれましたし。
フランス革命はいずれ起きる運命だったのだろうか
>>277 赤字その他はルイ14世時代からのツケで、どっちみち起こったろうね
ただ、ルイ16世やマリー・アントワネットにフランスのような大国の君主としての能力があったら、
ああいう形にならなかったと思う。フランスに嫁いだのが、アントワネットではなく、マリア・カロリーネだったら、
フランス革命はもうちょっと違う形になったといわれているし
279 :
世界@名無史さん :2010/02/26(金) 05:30:16 0
>183 >ランカスター家とヨーク家の争いは一見プランタジネット家の男系同士の継承権争い >のように見えるが、実はヨーク家が有すると主張していたランカスター家より上位の継承権は >女系継承で一旦他家に渡ったのを再び女系継承で獲得したものだった なるほど。男系だけの系図を見ると、ランカスター家はエドワード3世の四男の子孫で ヨーク家は五男の子孫でランカスター家の方が上位の王位継承権を持つけど 女系も含めてみれば、エドワード3世の三男の娘の息子の娘がヨーク家の男子と結婚して 生まれたのが第3代ヨーク公ということで、ヨーク家は3代目以降はランカスター家より 上位の継承権(エドワード3世の三男の子孫)を主張できたのか。
280 :
世界@名無史さん :2010/02/26(金) 06:16:01 0
ハプスブルク家の継承は男系男子という原則があったので、 男子の無いヨーゼフ1世の後継者が弟のカール6世で、 カール6世にも男子が無かったので、原則を曲げて娘のマリア・テレジアが継承。 「ちょっと待てよ、女子・女系でも可と言うなら、私たちの方が優先されるはず」と異議を述べたのは ヨーゼフ1世の娘たち。調整がつかずに戦争になる。 理屈としてはヨーゼフ1世の娘たちの方に理があると思うのだが、 戦争はマリア・テレジアが勝利。 カール6世は娘可愛さだけでなく、理屈をはねのけるマリア・テレジアの 優秀さに期待してたのかな。
ヨーゼフ1世より前に男系は残ってなかったんだろか
>>280 それは、世界中のお家騒動のパターンだな
王の死後、嫡男がいないか幼いかで、傍系が王になる
その後、後を継ぐのが、嫡男の子孫か傍系の子孫か・・・というのは
マリア・テレジアには5人息子がいたけど 子供がいたのはうち2人だけ。 今も家系が(男系で)続いているのは 次男レオポルト2世の系統だけ。
>>281 そうなると現王と離れすぎるから
遠くの親戚<娘
とおもったんだろう
>>284 いや、継がせようにも他系は断絶していたようだ。
バイエルンのカール7世が妻(マリア・テレジアの従姉)の相続権を通して
皇帝位と領土を確保し、息子に継がせられたとしても
バイエルン選帝侯のヴィッテルスバッハ家は孫の代あたりで断絶する。
そうしたらバイエルン継承戦争は本当の戦争になっていただろう。
たとえ、残っていても、傍系では後々紛争の元になる ○家が継ぐなら、うちにも権利がある、いや、俺が・・・私が・・・ となるから、傍系なら直系の娘の方がいいんじゃないかな? まあ、紛争はおこったけどさ・・・マリア・テレジアの王位継承
だからサリカ法をとってる家でも 傍系に本家の娘を嫁がせたり 配慮しているところも少なくない。 ヴァロワ朝は途中で2回、4親等を超える 傍系継承があったけど、先代の娘や姉妹と 1度は結婚している(でも1人は離婚した)。 ブルボン朝のアンリ4世もヴァロワ家の血を引く上に (最後に兄弟で王位を継いだ3人の又従兄弟) ヴァロワ家の王女と結婚した(これも離婚)。
そうなってくると、近親婚の問題が出て来るねえ スペイン・ハスプブルグの最後の王は、 容姿は子供の頃は父王が人前に出すときは、ベールをかぶせ、 知的にも精神的にも発達がおかしく、異端審問の拷問を見て大喜びしていた、 なんて話をきいたことがある
プファルツ系ヴィッテルスバッハ家も カール3世フィリップから カール4世フィリップ・テオドール(バイエルン選帝侯も継いだ) マクリミリアン・ヨーゼフ(初代バイエルン王になった) の3代は男系だけを見るとものすごく遠い関係だが カール4世フィリップ・テオドールの最初の妃が同族の従姉かつカール3世フィリップの外孫 マクリミリアン・ヨーゼフの母がカール4世フィリップ・テオドールの最初の妃の妹 と女系と姻戚関係も含めればつながっている。
ヴァロワ朝初代のフィリップ6世も
>>195 に既出なように次男オルレアン公フィリップを
シャルル4世の末娘でカペー家最後の王女ブランシュと結婚させたし、
あとルイ10世の王女でナバラ王位を継いだジャンヌの次女が
フィリップ6世の後妻になっている。
(オルレアン公やその兄ジャン2世の母ではない)
291 :
世界@名無史さん :2010/02/27(土) 10:17:42 0
こういうのって都合が悪くなると 「教会法で禁じられている近親婚でした」 って理由で離婚する(結婚を無効にする) ことができるのだよね。
292 :
世界@名無史さん :2010/03/04(木) 06:23:36 0
>280 ヨーゼフ1世にもカール6世にも男子があれば、 ヨーゼフ1世系はオーストリアを カール6世(カルロス3世?)系はスペインを継承と 両系のハプスブルク朝が継続された可能性が高いんだよな。 結果的には男子無くヨーゼフ1世が亡くなりカール6世がオーストリアを継承して スペイン王即位の話は立ち消え。カール6世にも男子が無くヨーゼフ、カールの娘たちで 継承をめぐってゴタゴタ。 しかし、もし彼女たちの間で話がついたらハプスブルク世襲領がいくつかに分割されたのか。 マリア=テレジアには「ハンガリー女王」の地位が提示されていたとも聞くが。
そうなったらオーストリアとスペインの両方で ハプスブルクの家名がなくなって 血筋のみが伝えられたのでは。
294 :
世界@名無史さん :2010/03/04(木) 08:28:20 0
ハプスブルク家領3分割 (後世「オーストリア分割」とか呼ばれたりして) が実現していたら 今頃オーストリアの独立はなかったかも。
カールのスペイン王即位の後で ヨーゼフ帝が死んでいたら きっとマリア・テレジアはスペイン領の他には オーストリア系家領のうちの若干しか 継承できなかったんだろうな。
ベトナムの王朝って中国や朝鮮に比べるといまいち影が薄いな 同じ漢字文化圏なのに
297 :
世界@名無史さん :2010/03/04(木) 20:08:43 0
ちょっと遠いし、国交もあんまりなかったし
298 :
世界@名無史さん :2010/03/04(木) 20:23:17 0
>292-294 後世、雑多な民族を国内に抱えていることがハプスブルク帝国の不安定要因になって 崩壊していったことを考えると、適度に分割しておいたら今でもハプスブルク家の血筋を継ぐ 君主国が残っていたかも。ハプスブルク家はフェルディナント1世とフェリペ2世に領国を分割した実績もあったんだし。 まぁ、「ハプスブルク」の家名は残らず、彼女たちの夫の家名にちなむ王朝になったかもしれんが。 ヴィッテルスバハ朝バイエルン=オーストリア大公国 ヴェッティン朝ザクセン=ボヘミア王国 ロートリンゲン朝ハンガリー王国 てな感じか。
299 :
世界@名無史さん :2010/03/04(木) 21:15:32 0
>ヴィッテルスバハ朝バイエルン=オーストリア大公国 帝位はここが確保するのかな。非ドイツ系の領国を切り離したオーストリアとバイエルンが 統合したらかなり強力で、帝位も世襲してればドイツ統一運動の時代になれば プロイセンの風下に立つことなく、統一ドイツの中心となりえたか。 >ヴェッティン朝ザクセン=ボヘミア王国 2つの選帝侯位を確保して、帝位を確保したヴィッテルスバハ家を牽制? >ロートリンゲン朝ハンガリー王国 スロバキアやトランシルバニアなんかを今日も領有していて 東欧の大国の地位を確保している? ※「スロバキア人」の民族形成はハプスブルク帝国解体過程で形成されたもので、 それがなければ、今日も「ハンガリー北部のスラブ系言語の影響を受けたキツい方言を話す人々」という感じだったかも。
フェルディナント1世がボヘミア王位を確保するまで ハプスブルク家の皇帝は自前の世襲選帝権を 持っていなかったことになるのかな。 アルブレヒト2世という例外はいるが。
301 :
世界@名無史さん :2010/03/05(金) 21:04:14 0
>300 そうですな。ハプスブルク家自前の選帝侯位はボヘミア王位のみですな。 オーストリア大公としては最後まで選帝侯位を獲得しませんでしたな。 最終的にはバーデン辺境伯だのヘッセン=カッセル方伯みたいに あまり知られてないような諸侯でも選帝侯位を獲得してるのに。 >298 雑多な民族を領域内に抱えて、矛盾を解消するために オーストリア=ハンガリー帝国に改編することになるが、 いささか中途半端でしたな。二重帝国=同君連合などではなく、 オーストリア帝国とハンガリー王国に完全に分割して、 それぞれにハプスブルク家出身の「皇帝」「国王」を置いたら良かったのではと。 ついでに「ボヘミア王国」も含めて3分割すれば、かなりすっきりして「国民国家」の 時代を迎えられたのかなと。
どう分割したって雑多な民族を内に抱えるのに代わりはない。 ドイツ系もボヘミア領ズデーテンやトランシルヴァニア、 ハンガリー西部などにちらばっているし、 少数民族にはなりたくあるまい。
第一次大戦中や末期には ハプスブルク家傍系の大公を ドイツ帝国が傀儡のポーランド国王にしようとしたり ホルティ総督が独立ハンガリーの国王に担ぎだそうとしたり といったことはあった。
分割なんかしたらポーランドやトルコのように列強の草刈場になってしまう
×:ホルティ総督 ○:ホルティ提督
>>296 クォン・デや保大帝あたりは日本人として知ってたほうが失礼ではないと思うが
あとは実際学問や趣味で調べなきゃ日本とは関わらないとこだからな
阮朝の現当主は今フランスにいるんだったか
李朝末期なんかはベトナム史上唯一の女帝・ラストエンプレス李昭皇がいて厨二心を煽るが
307 :
世界@名無史さん :2010/03/06(土) 19:04:31 0
>>304 トルコといえば、ケマルはなんでレザー・ハーンのように自ら王位につかなかったの?
やってることはたいして変わりないのに。
308 :
世界@名無史さん :2010/03/06(土) 22:14:47 0
ケマル本人が共和主義者だったから。 メフメット6世皇帝が一切の妥協を拒んで 双方態度を硬化させていったというのもあるようだけど。
20世紀になったら、やっていることは変わりなくても、王位に付こうとしなかった独裁者は多いと思うけど
310 :
世界@名無史さん :2010/03/07(日) 00:42:30 0
>305 海の無い1次大戦後のハンガリーに提督って。。。 ・・・あらら、現在のハンガリーにも海軍って存在してるんだな。
まあ、王様って大変だもんな 過労で死んだ王様、皇帝は多い 絶対君主だったら、全責任を負わなければ成らないし 立憲君主だったら、大統領とかわらないし 北朝鮮みたいな実質的王であるほうが、利巧なきがするw
君主の場合には政治的に無能でも別の面で評価される道はある。 (建前でも)民主主義の政治家の場合はそうはいかん。
>>310 湖で訓練してるそうだ
昔は水泳や水球が強かったけれど、そういうことかね
海岸がなくなった国の海軍なら ボリビア海軍というのもある。
315 :
世界@名無史さん :2010/03/08(月) 20:38:11 0
あのさー、スチュアートのアン女王がゾフィーさんより先に死んでたら イギリス・ハノーヴァー朝のソフィア1世が誕生してたの? カトリック含めると、ジョージ1世は158位だったらしいが。 大学の先生と話したけど、ハプスブルクやヴェルフって9世紀以前の 経歴は不明で、実は銀行家や貿易商、女衒だったとかって噂あるとか 欧州貴族ってのもみんな成りあがりなんだねぇ
ソフィアの出身家系は プファルツ選帝侯家の方のヴィッテルスバッハ家 この人に限れば パラティネイト王朝(プファルツの英語名) とかライン王朝とか呼ばれていただろう。
ゾフィーの実家が断絶していなかったら イギリス王位を兼ねたのは ハノーファー選帝侯じゃなくて プファルツ選帝侯になっていたところだった。 ゾフィーの兄カンバーランド公ルパートに プロテスタントの子供がいたら ハノーファー選帝侯よりはずっと順当な 王位継承者になっていたはずだ。 イングランドの公爵の子供なんだから。
>>314 たしかオーストリア海軍もまだ存続してるよな
319 :
世界@名無史さん :2010/03/09(火) 01:03:46 0
アン女王(スチュアート)の子供ってみんな死産や流産や幼い時に死んでるよね。 とても陰謀めいたものを感じる。 よーくわからんですが、カトリックとプロテスタントの違いって何? カトリックが教会主義で、プロテスタントが聖書主義 でいいの? あとイギリスってハノーファー(ハノーヴァー)好きでしょ。 第二次大戦でドイツが負けてアメリカ・イギリス・ソ連で東西ドイツ占領 した時、イギリスはドイツ北部を占領したよね。(ハノーファーやハンブルグやブレーメンあたり)
陰謀なんかなくても 生んだ子供がことごとく死産とか 幼児期に死亡とかいうことは 当時なら珍しくもなかったろう。
>>314 >>318 「海軍」て訳語を当てるから奇妙に聞こえるのであって
「水軍」とかの方が適切なんだろうね
322 :
世界@名無史さん :2010/03/10(水) 07:02:35 0
九鬼水軍
共和制になった後でも旧王家は政財界とかで影響持ってたりするの?
そりゃ国によって違うでしょう。
325 :
世界@名無史さん :2010/03/10(水) 19:24:05 0
「NAVY」は「艦船軍」と訳すのが正しいのだ
>>319 でも家系図って不思議だよね?
断絶したはずのスチュワート家の血筋が1980年代に突然、庶子の子孫として
歴史の表面に出てくるんだから。
その名は、チャールズ2世・ジェームス2世の庶子の子孫、レディー・ダイアナ・スペンサーであり、
チャールズ2世の庶子の子孫、セーラ・ファーガソン、そしてカミラ・パーカー・ボウルズなんだから。
そのうち、ダイアナとセーラは、ハノーバー家と血筋を結合させて、ウィリアム王子・ヘンリー王子・
ベアトリス王女・ユージェニー王女、という4人の王子・王女がいるんだから・・・・・。
「家」と「血筋」とがごっちゃだな スチュアート家の血筋ならばそれ以後の英国王はみんな引いてるだろう
328 :
世界@名無史さん :2010/03/12(金) 06:20:34 0
1701年の英王位継承法、 内容はいろいろかいてあるけど、 「王位継承者は、ステュアート家の血を引く者に限る」というのが大前提。 他にこの板的に注目すべき項目としては、 人数制限や貴賤結婚の制限などはなく、 上述の条件を満たしていればどれほど離れた親戚であっても 王位継承権が認められる(ただし、非嫡出子系は不可)、という点も。 それで、千人以上も継承権者がいたりする。 >316 そうかなぁ、1代だけ別の王朝名で呼ばれるかなぁ。 ウィリアム3世も1代だけのオラニエ=ナッサウ家の王だけど、 スチュアート朝の王に含まれてるようだし。
ウィリアムは妻との共同統治で、単独の王ではなかったからせいでは?
>>326 王は滅んでも王の血は滅ばないよ
以前、興味を持って、スペイン王室を辿ったことあるけど、血筋だけだったら、西ゴート王国まで行ってしまった
イギリスだって、血筋だけならウィリアム征服王やサクソンのアルフレッド大王にいくし、
フランスだって、カペー・ヴァロア・ブルボンは同系統だし、カペー朝もカロリング家の女性を王妃に迎えている
名作「アラビアのロレンス」に出てきたアラブのエミールはムハンマドの娘と甥の子孫だし
まんどくさかったから、それ以上はしなかったけど、辿ろうと思ったら、もっといくのでは?
神に聖別された王の血が神聖なのは世界中一緒と言うわけだろう
331 :
世界@名無史さん :2010/03/12(金) 14:39:31 0
>>328 >そうかなぁ、1代だけ別の王朝名で呼ばれるかなぁ。
>ウィリアム3世も1代だけのオラニエ=ナッサウ家の王だけど、
>スチュアート朝の王に含まれてるようだし。
ウィリアム3世はジェームズ2世の娘婿であるだけでなく
実の甥(母がチャールズ1世の王女)でもあった。
ならばゾフィーもステュアート朝最後の女王
の扱いになったかも知れない。
332 :
世界@名無史さん :2010/03/12(金) 22:46:15 0
1代限りのブロワ家のスティーブン王の場合、 ブロワ朝とされる場合もあるけど、 ノルマン朝最後の王と扱う史書が多いかな。
333 :
世界@名無史さん :2010/03/12(金) 23:32:16 0
スコットランド最初の女王マーガレットの例もある。 ノルウェー王とスコットランド王女の娘で 母方の祖父のスコットランド王が死んだ時に 母親を含めて血筋の者が他に誰もいなくなっていたので 女王に立てられた。 祖父の王朝(アサル朝またはダンケルド朝)の 最後の君主とされる。 まだ幼かったのでノルウェーで養育された。 初めてスコットランドへ渡航した時に ひどい船酔いの末に死んでしまった。
かなしい。一粒種が船酔いだけで死んでしまったなんて。 陰謀の匂いがするとか、言っちゃダメかな?
陰謀っていうか イングランドのごり押しがなかったら恐らく 無理してまで渡海する必要もなかった。 エドワード1世が息子(エドワード2世)の嫁によこせ と要求したのをスコットランド側が受け入れざるを 得なかったのが原因。
336 :
世界@名無史さん :2010/03/13(土) 00:21:11 0
>329 イングランドでは女王の夫と言うだけでは共同統治王とされないようだ。 フェリペもジョージもアルバートもフィリップも王にはなれなかった。 ウィリアムは331が書いてるように自らがスチュアート家の近縁の血を引いてるから 王になれたのかと思われる。
フェリペ2世はking consortにはなっている。
338 :
世界@名無史さん :2010/03/13(土) 00:44:16 0
>336 英王継承権495位のフィリップでは共治王になるのは無理か。
女系で遡れても意味ないだろ。価値のある血筋とは男系のみ。
>339 さらに欧州では庶子の血筋に価値は無いとされる。 それに男系のみしか価値が無いとし、 嫡男系嫡出の男系しか価値を認めないなら普通は5代ともたないのは自明。 嫡男系嫡出の男系男子のみしか王になれなかった カペー朝やヴァロワ朝が長持ちしたのはものすごい幸運。
庶子の継承権のない社会に、お前の国の王家は男系で続いていないから価値がない、 と言ったら、「はぁ???」だよな 逆に、庶子にも継承権のある国に、お前ん所の王は嫡子じゃないから、正式な王ではない、 と言ったら、言われた方は、「アフォですか?」だ ローマ教皇庁は、今でもエリザベス一世をイングランドの王として認めていないんだってね 父王ヘンリー8世のキャサリン・オブ・アラゴンとの離婚を認めなかったから、エリザベス一世は カトリックから見たら、庶子で正当な王ではないんだそうだ 現代になってもそうなのかと思うと・・・w 頑張るねえ そして、「同姓は娶らず」の中国・韓国からいとこ婚を平気でする日本は、
最後の一行は消してくれ・・・ 中韓からみたら、いとこ婚をする日本の天皇は蛮族の王になるだろうし、 いとこ婚どころか叔父姪婚をするヨーロッパの王は、禽獣の王になるだろう そして、日本やヨーロッパから見たら、 一回や二回、単発でのいとこ婚や叔父姪婚したって大丈夫なのに・・大きなお世話というものだ、となる (長期に続けてやっていくとヤバイだろうが・・スペイン・ハスプブルグ家はそれで滅んだと言われている) ということが書きたかったんだが・・・
漢代には 恵帝が叔父姪婚をしてるし 武帝がいとこ婚をしてる。 姉や父の姉の娘なら異姓だからOKだったのか?
344 :
世界@名無史さん :2010/03/13(土) 13:09:27 0
チャールズ2世には山ほど庶子がいたけど嫡出子は一人もいなくて、 王位は弟のジェームズ2世が継承・・・。 この辺の感覚が日本人には理解しにくい。 庶子とはいっても子の継承権は弟より優先されるほうが自然だと感じる。
当人達の力量次第だろ 壬申の乱とか応仁の乱とか
中国の王朝で断絶の危機って聞かないが自分が知らないだけでしょうか? 世襲宮家や御三家みたいなスペアがあるのでしょうか。
南宋の二代目の孝宗と五代目の理宗が、どちらも趙匡胤の子孫で、かなりの遠縁でしたね。
>>344 兄弟で跡を継いだのは、平城・嵯峨・淳和の兄弟、崇徳・白河の兄弟などがそうですね。
前者では薬子の変と承和の変が、後者では保元の乱が起こっている。
後深草・亀山も兄弟でしたが、こちらは南北朝騒乱の遠因。
やはり、碌なことにならぬ様です。
ポルトガルのアヴィシュ朝やブラガンサ朝 カスティーリャのトラスタマラ朝 その庶流の分家のナポリのトラスタマラ朝 イングランドのテューダー朝 あたりは庶子の家系だったり、 庶子ではないものの王位継承権がなかったはずの家系だったりで、 ヨーロッパでも庶子の継承が絶対だめというわけではなかった。 力でねじ伏せれば、という条件はつくにしても。
ブラガンサ家自体はアヴィシュ朝初代ジョアン1世の庶子に始まるが 嫡流の分家からたびたび妻を迎えていて、それが王位継承権の根拠に なったようなので、ちょっと違うケースかも知れない。 何にしても、ブラガンサ朝初代のジョアン4世は 同じくアヴィシュ家嫡流の血を引くスペイン・ハプスブルク家を 叩き出して王位についたわけだが。
351 :
世界@名無史さん :2010/03/13(土) 16:41:50 0
庶子だった英王ウィリアム1世、まさに力でねじ伏せて英王になったわけだが、 英王になる前、ギョーム2世としてノルマンディー公に即位する際も庶子であるゆえにゴタゴタが。 即位に反対するノルマンディー各地の臣下がで蜂起。それを力で制圧しまくって、 強力にノルマンディーを統一。諸侯の分権社会が当たり前だった当時にして 強力な王権(イングランド)、公権(ノルマンディー)を確立。
>>346 こういう例もある。
五代の5番目・後周の太祖は自分の家族を皆殺しにされていたので
妻の甥に帝位を継がせた。だから後周は初代と2代目・3代目で姓が異なる。
じゃあ、周王室は姫姓というのは嘘なのか、
>353 あなたは何か勘違いしている。
355 :
世界@名無史さん :2010/03/13(土) 18:39:45 0
冷戦時代、非同盟諸国のリーダー、スカルノ・インドネシア大統領が訪ソした。 KGBはスカルノが宿泊していたホテルに金髪の美女を送り込み、情事の場面を撮影した。 そしてスカルノにその写真を見せ、「わが国の味方になれ」と脅迫した。 これに対し、スカルノは 「あと何枚か現像してくれ。これを国民に見せれば、指導者が精力に満ちていることを喜ぶに違いない」 と言い返したという。
>355 ほほう。興味深い話ですな。 しかし、この板的にはスレ違い。 >351 チャールズ2世は自らの庶子達ちに王位継承権を認めない一方、 公爵位を与えるなど臣下として優遇した。 日本風に言えば、親籍降下させた上で大臣に就けたというところか。 ジェイムズ2世の子孫たちが「ジャコナイトの王」として苦難の道を歩んだのに対して、 チャールズ2世の庶子の子孫は王位継承権こそ無いものの、 高位貴族として現在に至る地位を確保しているな。
>>344 そうかな
日本だって、直系男子に能力がなければ、容赦なく廃嫡して、
養子に後を継がせるというパターンは多いと思うが
358 :
世界@名無史さん :2010/03/13(土) 20:22:22 0
日本もカナダみたいに民間人総督制だったら、いいのにな。
>>349 カスティリアのトラスタマラ家は、
初代エンリケ二世の妻が前王家の王位継承権を持っていたので、
エンリケの息子には王位継承権があった
チューダー朝も母系でランカスター家の庶流だが、
初代ヘンリー7世の妻はヨーク家でエドワード四世の子だから、
ヘンリー7世の子たちには継承権があったとかしたんじゃないかな?
アヴィシュ朝ジョアン一世の場合、
カスティリアの侵攻を防ぐという功績を立てた上、
王になる人材がいなかった
カスティリアやポルトガルみたいなイベリア半島の国は、イスラム圏の影響を受けて
嫡子・庶子の区別がそんなに厳密ではなかった・・・とか?
>>349 だが、やっぱり、例外的な存在だよ
だから、庶子で王になった人物は、「庶子王」と呼ばれたりする
>>359 エドワード4世の子は庶子だった。
だからエドワードの弟グロスター公がリチャード3世として即位した。
都合の悪い事実だからヘンリー7世に揉み消されたが、
だからエドワードの娘と結婚しても本人や子供の怪しげな立場が
強化されるはずがなかった。本来は。
エリザベス・オブ・ヨークは庶子だったの? 読んだ本には、リチャード3世派により、 エドワード4世とエリザベスの母の結婚が重婚と見なされ、 王位継承が無効とされたが、リチャード3世がヘンリー・チューダーに倒された後、 名誉は回復されたとあったけど まあ、どっちにしても、ええかげんな、ヘンリー三世、ヘンリー7世に都合のいい解釈に過ぎないけどw
ヘンリー三世ではなく、リチャード三世w
エドワード4世の娘ではなく エドワード4世の弟・リチャード3世の兄 クラレンス公ジョージの娘と結婚するという 選択肢はなかったんだろうか?
王の兄弟の娘より王の娘の方が有力と思ったとか
>>361 エドワード四世とエリザベス・ウッドヴィルの子が庶子とは断言でできないだろう
エリザベス一世もそうだったが、こういうのは、そのときの解釈次第でいくらでも変わるものだし
リチャード3世は無理矢理王位を奪ったって見方が大勢だよな
アラブ社会の王室はあまり語られないな
皆よく知らんのだろ
370 :
世界@名無史さん :2010/03/14(日) 08:02:03 0
エリザベス1世の場合は、父であるヘンリー8世が 「教会がなんと言おうが、アン・ブーリンと結婚した」と 主張していたので、「嫡出」ということで、まぁ良しとするとして、 王弟ジェームズ(2世)に挑戦したチャールズ2世の庶子モンマス公ジェームズは 「自分が生まれたとき、父母は婚姻関係にあった」と主張したが、 当のチャールズ2世本人に「んなわけあるか」と否定されてしまった。
371 :
世界@名無史さん :2010/03/14(日) 08:25:20 0
「陽気な王様」チャールズ2世、知られているだけでも14人の愛人を持つ一方で、 王妃キャサリン・オブ・アラゴンを大切に扱い、決して蔑ろにすることはなく、 「王妃」と「愛人」の間には厳密な区別をし、愛人の子は「庶子」である姿勢を貫いた。 この辺は世継ぎ欲しさに離婚・結婚を繰り返したヘンリー8世とは違いますな。 モンマス公はピューリタン革命でチャールズ2世がオランダに亡命中に生まれた子で、 もし、どうしても自分の子を世継ぎにしたいなら、モンマス公が主張した通り、 「当時亡命先でルーシー(モンマス公の母)と婚姻関係にあった」と主張もできたと思う。
モンマス公は叔父のジェームズ2世によって捕らえられ 反乱を企てたとして処刑されてしまった。
>>368 ハーシム家がムハンマドの末裔という程度か
374 :
世界@名無史さん :2010/03/14(日) 09:21:10 0
>>371 キャサリン・オブ・アラゴンじゃなくて
キャサリン・オブ・ブラガンザ。
にしてもキャサリンって名前の王妃はやたらと多いような。
いや、メアリーの方が上か?
エジプトはファルーク1世が最後の王とされることが多いが 本当の最後の王は息子のフアード2世なんだが… なぜかよくハブられてるな。 ちなみにフアード2世は今も健在。
376 :
世界@名無史さん :2010/03/14(日) 09:46:36 0
処刑されたモンマス公も含めて、チャールズ2世の庶子の子孫の多くは貴族として 現在も健在だな。王位継承権こそ認めないものの、チャールズ2世は庶子たちを 高位貴族とし、身が立つようには配慮していた。ひょっとして、ピューリタン革命を経験して、 王になんかなってもロクなことはない、自分の子孫は一介の貴族で十分、てな具合に考えてた? 実際、王位に就いた弟のジェームズ2世とその子孫はロクな目にあってない。
ジェームズ2世の子供 メアリー: 名誉革命で父に代わって夫ウィリアム3世とともに王位につく。 子供はなし。 アン: 義兄(かつ従兄)ウィリアム3世の死後に王位につく。 夫カンバーランド公ジョージとの間の子供はことごとく死産か夭逝。 ジェームズ: 通称「老僭王」。誕生後間もなく父とともにフランスへ亡命、同地で育つ。 ハノーヴァー朝成立前後に王位につこうとして反乱の扇動などを行ったが ことごとく失敗。 ジェームズ老僭王の子供 チャールズ: 通称「若僭王」「ボニー・プリンス・チャーリー」。 王位奪回を目指してスコットランドに上陸したが、 カンバーランド公ウィリアム王子率いるイギリス政府軍に敗れた。 その後はイタリアで放蕩三昧の日々を送った。子供はなし。 ヘンリー: 自称「ヨーク枢機卿公」。バチカンで枢機卿として過ごした。 したがって未婚。子供もなし。 フランス革命後まで生きていたが、晩年にはフランス王室からの 援助が途絶えて困窮したこともあった。
>>361 チューダー朝ヘンリー7世の母マーガレットは、ボーフォート家でランカスター家の庶流、
ボーフォート家は、王位継承権を与えないという条件で嫡子と認められた家だが、
wikiによれば、
>1450年、わずか7歳のマーガレットの最初の結婚相手はサフォーク公ジョン・ドゥ・ラ・ポールだった。しかししばらくのうちに無効にされた。
>又従兄のヘンリー6世が自分に子供がいなかったため、マーガレットを王位継承者に指名する事を考えたためだった。
>ヘンリー6世は1455年、マーガレットを自分の異父弟リッチモンド伯エドムンド・テューダーと結婚させた。
>エドマンドはキャサリン王太后(ヘンリー5世の未亡人)と2番目の夫オウエン・テューダーとの長男だった。
>後にヘンリー・テューダーの即位に際してこのキャサリン王妃の再婚の合法性について議論される事になるが、法的には問題なかったと考えられる。
とあるので、ヘンリー六世は「怪しげ」といわれるほどの立場ではなかったと思うが
>とあるので、ヘンリー六世は「怪しげ」といわれるほどの立場ではなかったと思うが ヘンリー「七」世です・・・orz まあ、ヘンリー六世は、自分の後継者として、父親のランカスター家と母親のチューダー家を合併させた家を考えていたんじゃないか? 息子が生まれる前までは
又間違えた・・・ 母親の血を引くチューダー家だ 回線切って行ってきまつ・・
>>378 モンマス公って、現在のバックリュー公爵家だよね。この子孫が先代グロスター公爵夫人アリスと
今ヨーク女公爵セーラ・ファーガソン、この二人、王室にお妃出しているね。
>王位に就いた弟のジェームズ2世とその子孫
ジェームス2世と初代モールバラ公爵の姉、アラベラ・スチュアートとの子供のうちバーウィック公の
子孫は今スペインで大富豪公爵のアルバ公爵家だよね?あの宮廷画家ゴヤとの結びつきが深いアルバ公爵家ね。
382 :
世界@名無史さん :2010/03/14(日) 13:17:43 0
ヘンリー6世の実父オウエン・テューダーってのが、一介の納戸係秘書かなんかで、 王妃の再婚相手としても国王の実父としても、似つかわしくない「あやしげ」な男だよな。
ネパール
384 :
世界@名無史さん :2010/03/14(日) 13:41:30 0
オウエン・テューダーは ヘンリー6世の母キャサリンの再婚相手で ヘンリー7世の父方の祖父 いにしえのウェールズの君主の末裔だった。 ヘンリー7世はウェールズ出身という家系の起源を ある意味で逆手にとって アーサー王伝説とからめつつ最大限に利用した。
>>382 はそう思っても、当時の人々はそう思わなかったみたいだな
ヘンリー6世からは、一度でも後継者にと思われ、
即位に際しても、最終的に
>このキャサリン王妃の再婚の合法性について議論される事になるが、法的には問題なかったと考えられ
たわけだから
386 :
世界@名無史さん :2010/03/14(日) 14:30:35 0
話がごちゃごちゃになっているので登場人物を整理 ヘンリー5世: ランカスター朝の2代目の国王。 フランス王女キャサリンとの間にヘンリー6世をもうける。 ヘンリー6世: ランカスター朝の3代目の国王。 オウエン・テューダー: ヘンリー6世の王太后となっていたキャサリンの2番目の夫。 元は王太后の納戸係秘書で、ウェールズ君主の末裔。 エドマンド・テューダー: オウエンとキャサリンの息子でヘンリー6世の異父弟。 ヘンリー7世の父。 マーガレット・ボーフォート: ヘンリー7世の母で、ヘンリー6世の又従妹。 ボーフォート家はヘンリー5世の父ヘンリー4世の異母弟の家系で 王位継承権を否定されていた(ことがあった)。
チューダー朝家系図 tp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E6%9C%9D#.E7.B3.BB.E5.9B.B3
388 :
世界@名無史さん :2010/03/14(日) 14:37:32 0
ヘンリー7世: エドマンド・テューダーとマーガレット・ボーフォートの息子。 ヨーク朝のリチャード3世を倒してテューダー朝を興した。 エドワード4世の王女エリザベス・オブ・ヨークと結婚。
389 :
世界@名無史さん :2010/03/14(日) 23:14:52 0
>>343 異姓の近親婚は時代によってタブー度が違うみたいね
>>374 キャサリン王妃:
キャサリン・オブ・ヴァロワ(イングランド王ヘンリー5世妃)
キャサリン・オブ・アラゴン(イングランド王ヘンリー8世妃)
キャサリン・ハワード(イングランド王ヘンリー8世妃)
キャサリン・パー(イングランド王ヘンリー8世妃)
キャサリン・オブ・ブラガンザ(イングランド王チャールズ2世妃)
メアリー王妃:
メアリー・オブ・グエルダーズ(スコットランド王ジェームズ2世妃)
メアリー・オブ・ギーズ(スコットランド王ジェームズ5世妃)
メアリー・オブ・モデナ(イングランド王ジェームズ2世妃)
メアリー・オブ・テック(連合国王ジョージ5世妃)
エリザベス王妃:
エリザベス・ドゥ・バラ(スコットランド王ロバート1世妃)
エリザベス・ウッドヴィル(イングランド王エドワード4世妃)
エリザベス・オブ・ヨーク(イングランド王ヘンリー7世妃)
エリザベス・バウエス=ライオン(連合国王ジョージ6世妃)
マーガレット王妃:
マーガレット・オブ・スコットランド(スコットランド王マルカム3世妃)
マーガレット・オブ・イングランド(スコットランド王アレグザンダー3世妃)
マーガレット・オブ・デンマーク(スコットランド王ジェームズ3世妃)
マーガレット・テューダー(スコットランド王ジェームズ5世妃)
マーガレット・オブ・フランス(イングランド王ヘンリー2世の長男・若ヘンリー王の妃)
マーガレット・オブ・フランス(イングランド王エドワード1世妃)
マーガレット・オブ・アンジュー(イングランド王ヘンリー6世妃)
391 :
世界@名無史さん :2010/03/15(月) 21:35:57 0
>>368 サウジの何代か前の王は子女が5,000人とか聞いたけど、
本当なの?500人ならまだ可能性あると思うんだが・・・。
392 :
世界@名無史さん :2010/03/15(月) 23:59:16 0
>>391 サウジの王室構成員が数千人〜数万人てのは聞いたことあるけど
王室構成員が多すぎて困っていると言う話は聞いたことがあるが・・・ いくらなんでも、一人の男性が5000人も子女を作れるとは思えない 孫や曾孫も入れての話じゃないの?
395 :
世界@名無史さん :2010/03/17(水) 09:01:59 0
初代国王イブン・サウドの子は200人くらいだったか。 王位継承権のあるイブン・サウドの子孫は1万人前後。 これだけでも国民の2,500人に1人くらいが王位継承権者か。 これ以外にも、王位継承権は認められていないものの、 イブン・サウドの親以前に分岐している傍系親族も王族とされているので、 いったいどれだけの王族がいるのやら。
396 :
世界@名無史さん :2010/03/17(水) 09:15:07 0
シロアリ並w
サウジの王位継承は今はまだ偉大なる初代の息子達だからいいけど 将来どうすんだろね 尤もすでに血なまぐさいことも起こってるけど
398 :
世界@名無史さん :2010/03/17(水) 18:24:17 0
もともと砂漠の遊牧民の部族だったから、国民のほとんどは親戚なんだろうな。
リヤドあたりと、紅海沿岸のヒジャーズ地方と、ペルシャ湾岸とでは別部族なんじゃないか?
ていうかアラビア半島って実はインド半島より広いんだよね・・・ サウジもインドの2/3の面積がある
401 :
世界@名無史さん :2010/03/18(木) 17:49:58 0
キリスト教の教義が一夫一婦制で、私生児や庶子を認めないんだからしょうがない。
古代ローマのユリウス・クラウディウス家なんかの家系図を見ると庶子がいない キリスト教以前から、庶子には継承権がなかったんだろうか?
403 :
世界@名無史さん :2010/03/19(金) 00:08:53 0
キリスト教以前から欧州では継承権について庶子は冷遇されてる。 キリスト教は元々の習慣を意味付けたにすぎない。 イスラム教が酒を禁じているのは、元々砂漠地域では酒を飲んだら脱水症状が 起きやすいので禁忌されてたのをイスラム教で意味付けたのと同じ。 だから、後世砂漠地域以外にも広がったイスラム教国ではバンバン酒を飲む。 同じように、後世、欧州以外、アフリカ南部等にもキリスト教が広がったが、 それらの地域の部族長なんかは庶子でも普通に継承できる。
アイルランドでもイングランドの征服が完成する以前は 庶子の継承権が普通に認められていたというな。
>>370 エリザベス一世は、母が処刑された後正式に庶子の身分に落とされてるよ。
父母の結婚が無効になったから。王位継承権が戻った後も庶子の身分は
変わらなかった。法的にははっきり庶子。
>>405 父親のヘンリー8世の最後の妻だったキャサリン・パーによって、嫡子に戻してもらったんじゃないのか?
まあ、カトリックは認めなかったから、スコットランドのメアリーとの間で「ごちゃごちゃ」したわけだが
>>404 これは小説なんだけど、ローズマリー・サトクリフなんか読んでいると、
あのローマに対して反乱を起こしたケルトのイケニ族だが、イケニ族は族長の娘があとを継ぎ、
継承権のある女性と結婚した男性が族長となったみたいだ
で、徹底した父系のローマからそれを認めてもらえず、族長が男子を残さず死んで、
女子相続のイケニ族と衝突して・・・が反乱の原因だったみたいだが、
これは小説だし、ケルト時代はどうだたんだろうね?
408 :
世界@名無史さん :2010/03/19(金) 17:12:47 0
ウガンダで、世界遺産になっているブガンダ王の陵墓が焼けてしまったらしい。 ブガンダ王は王国の自治を求めているが 共和国政府は「王は文化的存在に過ぎない」という対応だそうな。 共和制なんぞやめてしまえ。
あほ
410 :
世界@名無史さん :2010/03/19(金) 18:42:38 0
ウガンダの共和制なんぞろくなもんじゃないしな。 王政のほうがましだろ。
411 :
世界@名無史さん :2010/03/19(金) 18:44:27 0
皇族へのいじめが 起きたのって世界で日本だけ?
412 :
世界@名無史さん :2010/03/19(金) 19:07:48 0
チャールズ皇太子も寄宿制学校で虐められてた。
子供なんて、いじめたりいじめられたりして、いじめたらいけないということを学んでいくものだと思うが 公表する必要が合ったのかね?宮内庁
アイスランドは王制でなく共和制から始まったのはなんでだろうな
>>408 あの陵墓は政府による放火だと住民は主張してるらしいな
416 :
世界@名無史さん :2010/03/19(金) 21:34:12 0
>>414 その始まりって、どのあたりまで歴史をさかのぼるわけ?
417 :
世界@名無史さん :2010/03/19(金) 21:45:32 0
9世紀
418 :
世界@名無史さん :2010/03/19(金) 22:04:13 0
>>413 宮内庁は長官からして頭おかしいもの しょうがないよ
あの長官はちょっとな
420 :
世界@名無史さん :2010/03/20(土) 07:37:33 0
>411 欧州王族や貴族には同性愛者がちらほら見受けられるけど、 あれって最初は、寄宿学校で下級生が先輩のモノを無理やりしゃぶらされるんだよ。 そしてしばしば「レイプ」される。 まぁ、ほとんどは「パブリックスクール時代はひどい目にあった」となるんだけど、 中には目覚める者もいるわけだな。 目覚める者以外の大部分にとっては「イジメ」そのもので(目覚める者にしても「無理やり」やられて良いわけない)、 今回の学習院のことなど大したことない。
>>413 >いじめたらいけないということを学んでいくものだと
学ばないんじゃないか?
公表する必要が合ったとは思えんが
つか虐めなの?発表からは学級崩壊に聞こえる
とりあえず繊細過ぎる愛子様は天子の器じゃない事がわかった。 わかってホッとした。
423 :
世界@名無史さん :2010/03/21(日) 17:50:20 0
>>422 皇位継承順位すら持たない愛子様が天子の器って、悠仁親王殿下から
皇統を簒奪する気満々な人がいるということなのかな?
424 :
世界@名無史さん :2010/03/21(日) 18:55:17 0
どうでもいいが愛子妃に様付けするのはヤメレ
425 :
世界@名無史さん :2010/03/21(日) 19:09:10 0
愛子妃って誰よ。
確かに柳原愛子は皇族では無いが、そもそも妃とは通常つかないはずさ
柳原愛子は天皇生母ではあるが、 あくまでも側室は皇族ではなく臣下なので「后」「妃」ではない。
428 :
世界@名無史さん :2010/03/21(日) 21:44:25 0
「二位局」だよな。 昭和天皇の血統上の祖母だけど、ろくに会話したこともないんじゃなかろうか。
429 :
世界@名無史さん :2010/03/21(日) 22:01:58 0
大正天皇は結構気軽に頻繁に生母を訪問して 親しく会話していたそうだが。 ときどきは、皇子たちも同行していたとも。 父の明治天皇とは、ほとんど会話が成立せず、 用事が無い限り会いに行くことも無かったそうだが。
430 :
世界@名無史さん :2010/03/21(日) 22:21:42 0
当事者間で意志の疎通すらおぼつかない状況で よく君主位の継承が成り立つものだが、 どこの王家でもありそうな話ではあるし、 一種のシステムだと考えれば、極端な話 前任者と会ったことすらなくても回りが何とかするのだろう。
432 :
世界@名無史さん :2010/03/21(日) 22:49:41 0
明治天皇と大正天皇、どうなんだろうか。 大正天皇の御製を見ると、父帝を称える漢詩を遺しているけど それだけではなんとも言えないし。 ただ畏怖は確実にしていた。
433 :
世界@名無史さん :2010/03/21(日) 23:15:46 0
大正天皇に対してだけではなく、 明治天皇は子供たちにあんまり興味無かった様子。 結婚が決まって、父帝に挨拶に来た内親王に 「え〜っと、あなたは誰ですか?」と言ったとか。 その点、大正天皇は皇子たちと親しく接していたことを示す 文書や写真が残されている。親しく接していたからといって、 次代を担う皇子たちに「帝王学」を授けていたかどうかは別問題だが。
434 :
世界@名無史さん :2010/03/21(日) 23:37:02 0
気に入った女性が産んでくれた子供なら愛情もわくもんだが、 そうではない場合はねぇ。 「帝王たるもの好き嫌い言ってはならない」と明治天皇が側室を選ぶ自由があったわけでもなければ、 その夜、誰が相手するのか寝所に当の女性が入ってくるまで分からなかったとも。 嘉仁親王(後の大正天皇)が生まれるまでは「義務」として子作りをしてたけど、 親王がある程度成長したのを見届け、「もう一人くらいは皇子を・・・」との周囲の要求に 「もうかんべんしてくれ」と言ったとか。
それが今日の皇位継承者不足につながったと。
436 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 07:43:51 0
明治天皇は子供だけではなく、孫にも興味無かった模様。 さすがに昭和天皇は、将来の皇位継承者ということで 会話したことは何度か(それでも「何度か」、という程度)あるそうだが、 秩父宮ら弟宮たちは儀式やなんかで明治天皇と同席したことはあっても 肉声を聞いたことは無いそうだ。
男子5人(うち4人が死産か夭逝)に対して女子10人(うち6人が死産か夭逝)だもの Y染色体弱すぎ
>>389 南宋の政治家で詩人の陸游も母方の従姉妹と結婚していた。
嫁姑の折り合いが悪くて(実のおばと姪なのに)
泣く泣く離縁させられたという。
439 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 08:22:08 0
死産だった皇子は名前がすごい 稚瑞照彦尊わかみつてるひこのみこと この名前を知って古代天皇の名前が後世風だと一部の歴史家が言うのは嘘だと感じた。
440 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 08:48:07 0
いや、それは明治初期の神道国教化政策の時期のおくりなだから。
441 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 09:19:45 0
実は現在の皇族の方々にもそういう名前がある。 ただし、皇族内部のみでしか知られず、外部には一切公表されない。 これが本当の名前で、この本当の名前で呪詛されるのを避けるため。 この名前は、たとえ内閣総理大臣であろうとも臣下には窺い知ることはできない。
442 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 09:37:28 0
つまり皇族譜?
443 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 09:38:31 0
じゃない、「皇統譜」?
444 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 09:44:55 0
いやいや、皇統譜は宮内庁職員などの目に触れてしまう。 そもそも文字にしてるかどうか。
445 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 10:55:22 0
また妄想か
446 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 13:25:06 0
江戸後期以降、国学者や神道家の間では古代風のおくり名をつけるのが流行った。 たとえば、本居宣長は「秋津彦瑞桜根夫人」といった具合。 「稚瑞照彦尊」というのも、明治初年の神道の復興という時代背景で考えるべき。 この皇子は死産だったので実名がなく、仏教の戒名に相当するおくり名しかなかった。
金や清の皇族は民族名を別に持っていたようだが そういったたぐいのものか? いや別物か。
>>446 そういえば、数年前、京都市右京区あたりなんだが、墓に「居士」「大姉」ではなく、
「大人」「刀自」と刻んである墓地があった
神道系の宗教団体の墓地だったんだろうか
449 :
448 :2010/03/22(月) 15:12:54 0
数年前、はいらんわなw
大人っていうのは鮮卑の首長の称号じゃなかったっけ?
国学の方でも、師等に対する敬称として使わないか? 鈴屋大人(すずのやのうし)とか
452 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 19:31:12 0
>>448 神道系でなく神道そのものなんでない?
旧軍人の家庭は神道での葬儀やるとこ多いよ
小平霊園なんか墓誌みると神道が結構多い
453 :
448 :2010/03/22(月) 19:45:30 0
そうですか しかし、神道と仏教が分離したのは、明治以後ですね 江戸時代の国学者達も死んだら仏教式で葬式を出したのだろうか これ以上はスレチになりますのでやめますけど
454 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 20:01:06 0
>>453 明治以前でも神儒一致の思想から仏教を忌避する地方も多かったから
神道の葬儀はあったはず
455 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 20:34:09 0
>434 明治天皇は時代の狭間のことだから。。。 明治天皇の父や子、孫の時代とは違う特殊な環境にあった。 明治天皇の生母の柳原慶子は孝明天皇の「愛妾」と言えた。 彼女が産気づいたら、産所に駆けつけて眠ることなく別室で待機。 無事出産が終えると労いの言葉を彼女にかけて、 我が子誕生がうれしくて、その日は自ら親しい者を招いて酒宴を催す。 大正天皇は皇后や子供たちと「家庭」を営むことが認められた。 昭和天皇に側室を置いてはどうか、と考えた側近は候補の女性を呼んでそれとなく 昭和天皇とお茶の席を用意したり、乗馬のお伴をさせたりと「見合い」をセッティングし、 自然な形の愛情から側室になる、というふうに配慮された(実際は昭和天皇は側室を置かなかったけど)。 新しい時代の君主像が定まらない中、明治天皇は女性の好みも何一つ言えなかった。
456 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 20:35:39 0
ごめん。 ×柳原慶子→○中山慶子
459 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 22:43:28 0
日本は世界に入っていなかったのか・・・
>>455 しかし、明治以前の天皇家は、子女は母親の家庭で育てられたんだろ?
天皇が、「家庭」を営むということ自体、ヨーロッパの王室の影響では?
入ってるといえば入ってるけど、せっかく専用の板があるのに わざわざ世界史板で語ることないじゃんっていう
日本のは「王室」じゃないからねw
465 :
460 :2010/03/22(月) 23:01:41 0
ちなみに世界の旧皇室はもちろん対象になります。
比較対象としてならまだしも そればっかりいつまでも話題にし続けるからいかん。
468 :
世界@名無史さん :2010/03/22(月) 23:53:18 0
>>438 嫁の実家が他国とかだったら、あるいはうまくいくのかも知れん。
スペインから嫁いだ
ルイ13世の王妃のアンヌ・ドートリッシュと
ルイ14世の王妃のマリー・テレーズ・ドートリッシュみたいに。
もっとも、夫婦仲の方は別問題。
>>467 まあそうだな。
引き合い目的か、または小出し程度で日本の皇室の話題を持ち出す分には
問題ないんじゃないかと思うんだが、延々と語り続けられるとさすがにな。
470 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 02:15:51 0
ウィリアム王子が即位すると、ウィリアム五世。 王室は、マウントバッテン=ウィンザー王家。 でOK? それと、なぜキリスト教は、一夫一妻制度なの? もっともそれ以前から庶子(婚外子)は特権階級も庶民も差別 されてたらしいけど。 あと、プロテスタントは離婚OKなんでしょ? その理由は? 教えてください。
471 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 05:41:01 0
>470 >ウィリアム王子→ウィリアム5世 そうとは限らない。王名をどうするかは、 即位するときに王自身がが決める。 チャールズ王太子は「即位してもチャールズ3世とは名乗らない」と公言してるし、 >マウントバッテン=ウィンザー 多分、そうなるんだろうけど、 家名をどう名乗るかも国王大権のひとつ。 英王には広範な「大権」があるけど、今日ほとんど行使されていない。 王名や家名の決定は行使されている数少ない事項(議会などが「エリザベス2世と名乗りなさい」と 女王に指示したわけではなく、女王自身が決定した)。次代からは「マウントバッテン=ウィンザー家」を 名乗る、としているのは、両親の希望を入れて王太子がそう公言している。しかし、即位後に「やっぱ『ウィンザー家』でいいんじゃね?」とか、 「『グリュックスブルク家』とするのがカコイイじゃん」と決定すれば、そのようになる。 >一夫一妻 教義的には簡単に言えば「神に祝福された夫婦の子は神に祝福される、それ以外の子は祝福されない」ってことだけど、 元々は欧州という北方の厳しい自然の中で生き抜くには夫婦・家族の結束は必須であり、 婚外子の存在は生存するのに邪魔な存在、というのを宗教的に説明したにすぎない。 前のレスにも書いてあるように、砂漠発祥のイスラム教が酒を禁じているのは 水の乏しい砂漠地帯で酒を飲んだら脱水症状になって危険、というのを宗教的に 説明したのと同じだな。
> >一夫一妻 > 婚外子の存在は生存するのに邪魔な存在、というのを宗教的に説明したにすぎない。 そりゃ説明になってないというか 嫡出庶出の話じゃないでしょ、一夫一妻の話
473 :
471 :2010/03/23(火) 06:05:20 0
あ、そうですな。しかしまぁ、似たようなものと考えてくれ。 そろそろ出勤しなきゃならんので。
家父長制の強さと関係するのでは? 婚外子を認めると、財産の相続時にもめる しかし、父権が圧倒的に強く、父親の子は母親が誰であれ家族という社会だったら、その点大丈夫だし これ以上はスレチだから、やめるけどさ
475 :
474 :2010/03/23(火) 07:50:46 0
ああ、ちゃんと読んでいなかった 一夫一妻の説明になってないね・・俺も 無視して ただ、現実問題として、一夫多妻というのは、大変 アジアの側室制度なんかも、これは一夫一妻多妾制であって、正式な妻は一人で、後は権妻、 正妻より身分は下で、権利も正妻よりない イスラム圏は四人まで妻が認められる一夫多妻だが、これは、未亡人などを救済するためで、男性の為ではない 四人の妻は平等に扱わなければ成らず、男性の負担は相当に大きい 従って、一夫一妻なのは、基本的に他も同じじゃないか?
476 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 08:31:35 0
日本人が涎を垂らさんばかりの下卑た顔してイスラム教徒に 「奥さんは何人いるですか?」などと聞いて相手を激怒させる ケースが多いとか。 普通に接するイスラム教徒は当然奥さんは一人だし、 そもそもそのようなことを聞くこと自体きわめて失礼なこと。
477 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 09:51:49 0
うちの曾祖父は武家華族の嫡男で 1899年に東京高等師範学校附属小学校、 1906年に東京高等師範学校附属中学校を卒業し、 その後学習院高等科、帝大へと進んだエリートです。
478 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 09:55:43 0
ヘッセン大公家から貴賎結婚で別れた バッテンベルクの血ががイギリス王位とはねぇ。 メイドと結婚して大陸にいられなくなったんだよね?
479 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 10:27:36 0
Prinz:爵位では侯爵にあたる。 貴賎結婚っていっても 相手は一応伯爵令嬢だったんだけどねえ。
国持ちの公や侯とその他の貴族の違いが分からん 王族と隷属関係に無いこと?リヒテンシュタイン侯とかどんな扱いだったんだろう
482 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 15:20:31 0
チャールズが即位したら「チャールズ3世」? なんでも「ジョージ7世」を名乗るつもりだ、との噂も。
483 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 15:43:53 0
ハノーヴァー(ウィンザー)家は、ジョージ王朝だからね。 でも、皇太子の全名はチャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージだから、 アーサー王って選択肢もなくはないんだが。
484 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 15:46:37 0
リヒテンシュタイン侯は、第一次大戦までハプスブルク家の家臣。 侯爵家はボヘミアにも城や所領を所有し、ふだんはウィーンに定住していた。 侯爵家がファドーツ城に住み着き、独立国の君主らしくなったのは第二次大戦の頃。
>>483 なぜだろう。
「ア ー サ ー 王 に、 俺はなる!」
っていうフレーズがジャンプのワンピースのフレーズで再生された。
他の王号ではなかったんだけど。
486 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 18:59:53 0
ジョン2世とかスティーヴン2世とか、いつか現れないかな。
>>483 まだいってらこのキチガイ。
ハノーヴァー家はヴィクトリア女王の代で断絶。
ウィンザー家に改名したのはサクス=コバーク=ゴータ家だっつうの。
ハノーヴァー家の男子直系ではないが ハノーヴァー朝の後継者を意識しているという限りでは 必ずしも間違いではない。
489 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 20:12:22 0
>>471 グリュックスブルクだともろドイツ語なんで
例によってイギリス風に改めると
「ラックスバラ」(幸運の城)とでもなるんだろうか
>>477 人間は学歴じゃないよ。ウチの曾祖父は東京専門学校卒だが、財閥系商社の
役員まで上り詰めたぞ。専門卒出だ。
サクス=コバーグ=ゴータ家らしい名前を名乗ったとしたら 本来はアルバートとかアーネストとかファーディナンドとか 相当に違和感のあることに。
492 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 20:23:24 0
ブルガリア旧王家のサクスコブルクゴツキ家は 男系を辿れば英国王室と同じだよね? シメオン2世、首相を辞めてから何しているんだろう。
どうせならtsarsimeonの方がよかったな。
495 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 22:13:35 0
>471 >482 ヨーゼフ・アロイス・ラッツィンガー枢機卿なんかも教皇に即位するときには 教皇名を「ベネディクト16世」に決めたもんなぁ。 チャールズ王太子も全然違う王名にするかも。
つか、ローマ教皇は本名以外の教皇名を 名乗る人が殆どじゃね?
>>492 ブルガリア王家はフランスのオルレアン家の血筋も受け継いでいる名家中の名家。
シメオン2世の祖父である初代ブルガリア王フェルディナンド1世はフランスの
ルイ・フィリップ王の孫に当たる。つまりシメオン2世はルイ・フィリップ王の
玄孫ということになる。
ベトナム人と結婚した名家ってどう思う?
ベトナムの保大帝の皇女が第二代アジスアベバ公と結婚しているな。
>>497 オルレアン家は子沢山で
あちこちの王侯貴族と縁組してるから
ルイ・フィリップ王の子孫もゾロゾロといる。
501 :
世界@名無史さん :2010/03/23(火) 23:11:24 0
>>496 教皇の名前は、落語家や歌舞伎役者の名跡みたいなもんでしょ
502 :
世界@名無史さん :2010/03/24(水) 05:10:33 0
>471 >国王大権 現王エリザベス2世を「スコットランドでは『1世』だ」と主張するものがいる。 当の女王は、かつてのイングランド王とスコットランド王で何人目かの王で異なる場合は 多い方に合わせればよい、としていて、「したがって、私はスコットランドでも2世」としている。 この理屈で言えば、将来ジェームズを名乗る王が現れたらジェームズ8世を名乗るのか。 しかし、何世を名乗るのかも含めて「国王大権」に属するので、現王の意向はともあれ、 当世の王の意向に従うことになるのだとか。
財政破綻しそうなイギリスからスコットランドが独立しないかな
504 :
世界@名無史さん :2010/03/24(水) 08:40:23 0
スコットランドには共和主義者が多いから、完全独立の共和国になるかもしれん。
実際、新しく君主選ぶのはもう無理そうだよな
506 :
世界@名無史さん :2010/03/24(水) 22:18:54 0
先日ネパールのコイララ元首相が死んだらしい。 王制に引導を渡した政治家。 先王ギャネンドラはまだ国内にいるのかな。 すたこら亡命しないのだけは偉いと思う。 王太子はシンガポールに逃げ出したらしいが。
逃げたんじゃない 子供の教育の為 あのあたりの金持ちは、シンガポールの学校に子供を入れる この前、シンガポールのテレビのインタビューで、父の失敗は、自分たち若者の言葉を聞かなかったせいで、 自分はそのうち政治家としてネパールに戻るといっていた
ネパールの王太子って父王に輪をかけたDQNで、 車を乱暴に運転して人轢いて問題になってたりした奴だろ? 国内でも全然人望ないはず。 政治家として戻れるわけねーじゃん
ま、何事も学ばず、何事も変わらず、 ってやつですな
国民の敬愛をうけるブータン王国とは天と地の違いだな。 ブータンの前国王は今どういう処遇なんだろ?
いわゆる「上皇」 国王のアドバイザーじゃないか? 王様が二人いるようなものだなw
その「上皇」が何人もいて内乱になった国もあるけどな
514 :
世界@名無史さん :2010/03/24(水) 23:06:17 0
後二條天皇の頃は一時太上天皇が5人もいたらしい。 後深草、亀山、後宇多、伏見、後伏見。 東アジアでは中国のほかに朝鮮で「上王」の制度があったな。
515 :
世界@名無史さん :2010/03/24(水) 23:17:13 0
>>512 時代によっても多少違うけど、院政期の上皇は皇室(天皇家)の家長であり、
天皇の上に位置する。旧来の慣例も諸制度も超越した、恣意的な権力を
振るった。
小沢とかいう蝦夷が理想とする存在。
上皇が何人いても治天はそのうち一人だけだよ
天皇がいるが宮中が摂関が仕切っている一方で上皇が院政を敷いているのに 実際の政治は将軍がトップだがそれはお飾りで執権がいるのだが内管領が 最高権力者である。
生前に退位したり譲位したりというのは イギリスではエドワード8世くらいか。 オランダやルクセンブルクでは何人もいるが。
カンボジアでシハヌークがやってるのは 院政だよな、引退じゃなくて。
520 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 00:49:02 0
>>515 >小沢とかいう蝦夷が理想とする存在。
意味よくわからんが小沢はどちらかというと尊皇的
ただ憲法上の天皇の法的地位に厳格だから誤解うけてる
むしろ天皇の地位を曖昧にして恣意的な権力振るいたがってるのは
宮内庁や検察庁などの官僚のほう 奴らは認証官がトップだからな
オランダの先代と先々代の女王はいずれも生前に退位しているな。 ルクセンブルクに至っては現大公が即位するまでに三代続けて 大公が生前退位しているという近代では稀有な例。
>>520 小沢氏が天皇に関してどういう発言したか知った上で、
「どちらかというと尊皇的」とか言ってるの?
523 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 01:03:32 0
まあ昔はともかく、今は到底「尊皇的」なんていえないことは確かだな。
スウェーデンにも生前譲位した女王が2人いた。 従兄弟に譲位したクリスティーナと 夫に譲位したウルリカ・エレオノーラが。
>>521 ユリアナ女王退位後のベルンハルト殿下ってなんていう立場だったんだろう
オーストリアにもいたよな フランツ・ヨーゼフの兄
フランツ・ヨーゼフの先帝なら伯父。 虚弱といわれつつ退位後も長生きした。 実父は即位を最初から辞退。 シメオン2世の祖父も生前退位だったか 廃位・亡命だったか。長生きしたようだが。
529 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 16:18:46 0
530 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 19:13:06 0
日本の天皇も定年制とか有った方が良いんじゃないか? 天皇を退職後は法皇に成れば良いんだし
>>530 京都にはお迎えする門跡もた〜んとあるぞ。
昭和天皇は全国行幸のあとに仁和寺で法皇になって
戦没者の慰霊をされたほうが良かった。
なることが難しい、なったら辞められないというところで、 天皇の存在が、民主主義を担保している。 簡単にやめて譲位できるようになると、担保する力が衰えてしまう。
「退職」というのは適切な言い方ではないな。総理大臣と 違って役職ではないので「退位」というのが正しい。 例えばローマ教皇が即位するときも「就任」と書かれることが あるがローマ教皇は君主なので「就任」ではなく「即位」となる。 細かいようだがこれ大事。
>>533 だね。ローマ法王就任って、アホか日本の新聞。
「教皇」だし「即位」
他国の国王でも就任とか書きそう。
マレーシア王は就任するもの、聞いたことがあるな(各州のスルタンによる輪番制のため) まあ即位といっても正しいのだろうが
マレーシア王は終身制じゃないというだけであって、 れっきとした君主だからやはり就任じゃなくて即位だな。
↓「現在の天皇は君主じゃないから」とか言い出す人が現れますねきっと
538 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 06:11:45 0
逆に、昔々(20年ほど前)読んだ高校の世界史参考書に 「ビスマルクが宰相に即位」なんて表現があって、高校生なりに違和感を感じた。 蕭何やらメッテルニヒにはそんな表現をしてなかったので誤植だとは思うが。
539 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 06:14:54 0
連投すまん。 その参考書、カール=マルテルやピピン3世について、 「宮宰に即位」なんて表現もあった。 やはり何か意図があったのかな?
540 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 08:27:28 0
では、UAE大統領は?
541 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 14:37:47 0
最強なのは、ハノーファー選帝侯妃(プファルツ選帝侯フリードリヒ五世の五女) ゾフィー・フォン・デ・プファルツ・ハノーファー(ヴェルフ) 外孫なのにイギリス王位継承者1位ですよw ソフィア一世も夢ではなかった。(ハノーヴァー朝初代女王)
542 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 18:47:13 0
既出だが、むしろステュアート朝最後の女王ソフィア1世 という扱いだったかも知れない。
543 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 19:05:30 0
ああ、ハノーファー家(ヴェルフ)がサリカ法典で女子継承禁止してた から? 84歳の女王も味があっていいよなw
いや、この人ハノーファー選帝侯の娘じゃなくて 嫁、その時点では母親なわけでしょ。 サリカ法とかいう以前に。
何度言ってもハノーファー=ウィンザーと間違った認識を直さないゲルフキチガイに何を言っても無駄
外孫なのに王位についたスティーヴン王 外孫なのに王位についたヘンリー2世 外孫なのに王位についたウィリアム3世 外孫の孫なのに王位についたジェームズ1世 王の曾孫の外孫なのに王位についたヘンリー7世
547 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 20:52:54 0
王女の外孫なのに王位についたジェイン・グレイ
548 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 21:00:24 0
黒い貴族=ゲルフ家
549 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 21:10:12 0
リチャード2世の本来の王位継承権者ロジャー・モーティマーは 叔父ライオネル・オブ・アントワープの外孫。 その外孫ヨーク公リチャードの息子リチャード3世の 最後の王位継承権者ジョン・ド・ラ・ポールは ヨーク公の外孫だから、何代さかのぼり 何度女系継承をたどれば国王にたどり着くのやら。
550 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 21:47:22 0
オーウェン・テューダーなる一介の納戸係が男系の始祖であるテューダー王朝って、 王家としては、ぶっちゃけインチキくさいよな。
551 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 21:51:57 0
>541 外孫はともかくとして、なんで五女が王位継承権第1位? 兄・姉たちはカトリックか何かの理由でイングランドの王位継承権が認められなかったのか?
552 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:03:36 0
兄や姉はすでに死んでいた。 彼らの血を引く家系も断絶していたか ことごとくカトリックだった。
いくら子どもの死亡率が高い17〜18世紀でも、 アン女王の子供がすべて死産・流産・早死なんてのは奇妙な話。 当時のイギリス議会が時期を同じくして、ゾフィーを王位継承権1位 にした。ジェームズ一世(六世)の孫とはいえ外孫。 ドイツによるイギリスの乗っ取りだとオレは考えている。 ドイツのハノーファー家(ヴェルフ家=ブラウンシュヴァイクリューネブルク家) はベネチアの黒い貴族の血を受け継いでると言われている。 ベネチア共和国(当時)の紋章はライオン ハノーファー王国の紋章もライオン ハノーヴァー家→サクスコバークゴータ→ウィンザー家 ウィンザー家も紋章はライオン 偶然ではないだろ? スチュアート家(スコットランド)はユニコーン それとゲオルグ・ルートヴィヒ(ジョージ一世)がイギリス王位継承した 1714年以降、島国イギリスで石工組合(フリーメーソン)と啓蒙協会(イルミナティ) の活動が盛んになったって聞いた事ある。
554 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:09:24 0
考えるのは勝手だが 頭の悪い書き込みはしないように
どうせ陰謀論するなら もっと考証がしっかりした話にしてほしい
ゾフィーの死んだ兄の一人は イングランドでカンバーランド公爵に叙されていたから ゾフィーもまるっきり外国人というわけではなかったかも。 前に書いたな。
557 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:17:25 0
>ドイツによるイギリスの乗っ取り まぁイングランドって、1066年以来 ノルマン系、フランス系、ウェールズ系、スコットランド系、ドイツ系ときて、 次代からはデンマーク系。外来王朝に慣れきっている。 1066年のノルマンコンクエストって傍から見れば、 イングランドが外国に制圧された、英国人にとって屈辱の歴史的事実かと思うんだが、 当の英国人は栄光の歴史的事実ととらえていたりする。
ロマノフ朝倒されてソビエト政権成立したのが1917年 オーストリア=ハンガリー帝国(ハプスブルク家)崩壊も1917年 ジョージ五世が、自国民の王室への感情悪化を懸念して 祖父アルバート公(ザクセン選帝侯ヴェッテイン家)の家系である サクス=コバーグ=ゴータ(ザクセン=コーブルグ=ゴータ)を ウィンザー家に変えたのも1917年 オスマントルコ帝国崩壊は1922年だがその兆候が見られたのは1917年 偶然かな?
現時点までのデンマーク王家 ノルウェー王家 旧ギリシャ王家 今のイギリス王位継承者 旧ロシア皇帝家 男系ではみな、かつてのデンマーク王家の分家の出
12世紀に始まった、神聖ローマ皇帝派(ギベリン派)・・・ボスはハプスブルグ家VS ローマヴァチカン教皇派(ゲルフ派)は教皇派の勝利で1806年に終わった。 もっともゲルフ(ヴェルフ)家や派閥の中にも皇帝支持派がいたらしいし一時期は 皇帝派がゲルフ派の時もあったらしいが。 ゲルフ派は、バルデイス家、ペレジス家、バラピッチーニ家、サヴォイ家、タクシス家 デラノ家、ルーズベルト家など歴史にも名を連ねる欧州貴族(アメリカ貴族) が集まっている。
561 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:26:11 0
カトリックは英王位継承権者から外されるけど カトリック以外ならムスリムだろうがオウムだろうが問題無いんだよな? 王位継承後は国教会に改宗する必要はあるだろうけど。
562 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:27:18 0
>559 当のデンマークの本家は次からフランス系になるけどな。
それと、ヴィクトリア女王が血友病の遺伝子を突然変異で保有してた 事も奇妙だ。 曾祖父のフレデリック・ルイス、祖父のジョージ三世、叔父のジョージ4世とウィリアム4世 父親のケント公(ハノーファー選帝侯家=ヴェルフ家) 母親のルイーズ・ヴィクトリアや叔父のレオポルト一世の家系 どっちにも血友病のキャリアはいないはず・・・
564 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:34:45 0
>563 血友病患者・及び同キャリアの25%は血縁者に同病の者がいない突然変異。別に不思議はあるまい。
565 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:35:44 0
>>563 うむ 血友病はヴィクトリア女王以前の親、祖先にもいないから
女王の遺伝子の突然変異であるみたい
王家の発祥が北欧って ノルマン朝やそれ以前の北海帝国の再来みたいだ
567 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:43:46 0
重篤な遺伝病は淘汰されて消えていくのが普通なのだが、 血友病に関してはガンガン突然変異で新規に発生するので全く減らない。
まぁ、北欧はヴァイキング(海賊) 古代アッシリア出身のカナン人は、フェニキア人と名前を変えて チュニジアのカルタゴを中心に地中海で暴れてたとか・・ 貿易商とかいうけど、あれは海賊。 ゲーテの言葉に、海賊・貿易・海軍はすべて同じようなもんってあった。 ヴェネツィア(ベニス)はフェニキアが語源 世界で最初に金貸しから銀行業したのもこいつら 歴史的な確証はないが、ヴァイキングはフェニキア人の末裔らしいし (もちろん混血だが)
>>497 そういえばベルギーのザクセン=コーブルク=ゴータ家にも
オルレアン家の王女が嫁いでいたっけ。
オランダの統領に国をのっとられたのがどうして「名誉」革命なの?
内戦も流血もなかったのを誇ってるんだろ。
>>558 ネタか?
誰も言わないから釣られておくが・・・
つ 第一次世界大戦
574 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:13:21 0
ドイツ皇室ホーエンツォレルン家の子孫は、 ナチス時代も戦後の西ドイツ時代も、普通に兵役の義務に服していた。 そして、そのときの戦傷や事故で亡くなっている。 何気に驚いたわ。
575 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:08:35 0
ヴィルヘルム2世の皇子の一人アウグスト・ヴィルヘルムは、 SA中将だった。無論この場合は兵役ではなく やくざ者集団の箔付けに利用された感じだけど。 ヒトラーは陰では父皇帝やこの皇子を馬鹿にしていた。
ナチス時代に高い地位についていた王侯というと イギリス王族でもあった 元ザクセン=コーブルク=ゴータ公カール・エドゥアルトも知られる。 この人物の娘はスウェーデン王家に嫁いでいるけど(現国王の母)、 もし政略だとしたらスウェーデン側にはどういう思惑があったんだろう?
いえるのは女王だと国が繁栄する。 女王崩御→息子が国王になる、というのが没落のパターン。
578 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 22:33:21 0
>>577 そうか?
国を滅ぼした女王だって、すぐ思いつくだけでも、
クレオパトラとかリリウオカラニとか沢山いるわけだが。
「女王で、かつ国が繁栄した」という事例が少ないから、
その分よく記憶に残ってるってだけの話だと思うよきっと。
プトレマイオス朝には、かのクレオパトラ7世を含め女王が19人ほどいるが、 「女王だと国が繁栄した」という事実はないな。
むしろ、女王が出たら国が滅びる場合が多い それは、女性に政治能力がないという意味ではなく、 女王が出るということ自体が変則的なことで、その国がうまくいっていないせいであるため 女王が出るから国が滅びるのではなく、 国が滅びかかっているから、女王が出る
582 :
581 :2010/03/27(土) 22:49:19 0
まあ、ヨーロッパみたいに女性にも継承権がある社会はそうといえないかもしれないが
カール・エドゥアルトの妃はグリュックスブルク家の出身だが デンマーク、ノルウェー、ギリシャのいずれの王家でもない グリュックブルク公爵家、本家とも言える家系の出身。 デンマーク王位を継いだクリスチャン9世には兄がいて 元来の家督である公爵位を継いでいた。
スコットランドの女王は息子に、 少なくともまともな形で王位を継がせられたことが一度もない。
スペインやポルトガルだと単なる歴史のひとこまって感じで 女王の時代や前後に政治的変動があっても 繁栄だったり戦乱・没落だったりで一概に言えない。
まあ女王だから良いだの悪いだのってことはないのよ。 性別よりも、その人自身の器量による。当り前の話だ。 むしろ不思議なのは、「女王だと国が栄える」なんていうヨタ話を なぜか知らんが多くの人が信じてしまう、という事実だ。
>>565 血友病に関しては外国で出版物がある模様
当方、ユルゲン・トールワルド著「外科の夜明け」(講談社文庫、昭和48年刊)を所蔵しているが
巻末の著者紹介で、この著者は、1954年、ヨーロッパ王諸家の血友病のドラマを描いた「BLUT DER KONIGE」
(王者達の血)を出している、と書かれている。日本では残念ながら未訳である。
興味ある方は参照されたし。
ヴィクトリア女王といえば、ポメラニアン(犬)。 女王は大のドイツ好き・犬好き。 オレも飼ってるが、今いるすべてのポメラニアンはヴィクトリア女王の 繁殖したポメラニアンの末裔とか。 300年続いたロマノフ朝の秘蔵の猫がロシアンブルー 特にニコライ二世が大のお気に入りだった。 従兄弟のジョージ五世もロシアンブルー飼ってた。 今のエリザベス女王は16歳からずっと、ウェルッシュ・コーギーを飼っている。 コーギーといえば、ダックスと同じでよくヘルニアになる。
589 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 06:18:11 0
ペットといえば、2年ほど前だったかヴィクトリア女王が飼ってた亀が死んだって ニュースがあって、亀の長寿ぶりに改めて驚いた。
590 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 06:30:36 0
>586 女王が認められていないわけではないけど、やはり例外的な存在ではある場合、 よほど器量に優れた女性でないと即位しないってことはあるかもしれない。 日本の例で見れば(我が国はが上述のように女帝が認められてないわけではないが例外である状況) 卑弥呼やら推古天皇やらの即位後は乱れていた国がすっかり治まっている。 彼女たちは器量が優れていると認められて即位し、実際に期待に応えたのだろう。
591 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 09:04:03 0
ゲオルギー・ミハイロヴィチ・ロマノフ ロシア帝位請求者ウラジーミル・キリロヴィチ・ロマノフの娘マリヤの一人息子 ゲオルギーの母方の祖父ウラジーミルには男子の相続人が無かったため、 母マリヤは将来の「帝位」世襲を見越してフランス当局に息子の戸籍名を 「プロイセン王子ゲオルク」から「ロシア大公ゲオルギー」に変更したいと申し出た。 しかしこの申請はフランス司法大臣によって却下された。 ゲオルギーの両親は1985年に離婚した。ゲオルギーは母親に引き取られた。 父はロシア大公の称号を称するのを止めたが、息子のドイツ入国許可証を取得しており、 ゲオルギーは許可証には「プロイセン王子ゲオルク」という名前で登録されている。 992年に母方の祖父ウラジーミル・キリロヴィチが亡くなると、 その一人娘である母マリヤがロシア帝位請求者の地位を相続した。 マリヤは一人息子ゲオルギーを推定相続人に指名し、 ツェサレーヴィチ(皇太子)の称号を名乗らせた。 ゲオルギーはロシア海軍学校で学ぶ予定だったが、 いじめを受ける可能性が高かったため取りやめになった。 結局ゲオルギーはイギリスで教育を受け、オックスフォード大学で学んだ。
592 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 09:58:48 0
世界の女王 桃子
593 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:02:19 0
桃子女王は 野良犬買っている
594 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 13:34:08 0
>>591 >ゲオルギーはロシア海軍学校で学ぶ予定だったが、
>いじめを受ける可能性が高かったため取りやめになった。
ワロタ
確か、ウラジーミル大公以外は貴賎結婚で相続権を無くした=男子相続者がいないから娘とその子供たちが相続者だ って主張と、 ウラジーミル大公が結婚したのは200年前にロシア帝国の臣下に下ったグルジア王家の子孫だからこれも貴賎結婚である、 よって貴賎結婚の項目を満たした旧皇族は一人もいないから直系最上位の男子が継ぐべき って主張があるんだよな。
596 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 19:30:58 0
>息子の戸籍名を「プロイセン王子ゲオルク」から >「ロシア大公ゲオルギー」に変更したいと申し出た。 >息子のドイツ入国許可証を取得しており、 >ゲオルギーは許可証には「プロイセン王子ゲオルク」という名前で登録 戸籍名が「プロイセン王子ゲオルク」って、何気にすごいな。
貴族の称号はおろか、「フォン」すら名乗れないオーストリアとは えらい違いだな。兄弟国なのに。
>>596 Prinz von Preussenが姓と看做されてるらしいんだが、
女性陣はどうなってるのかね?
ドイツ語は普通の姓は男女同形だが、例外となってるのだろうか
ホーエンツォレルンが姓なんじゃないの?
ロマノフかホーエンツォレルンのどっちかだな
ホーエンツォレルン=ロマノフ、で。 なんかすげえかっこいい。
604 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 00:03:47 0
プロイセン王子(Prinz von Preußen)は称号か、儀礼的な 呼び方だろ。なんでそれが姓っていう解釈になるんだよ…
>>602 ヒント:○○・ハプスブルク=ロートリンゲン、××・マウントバッテン=ウィンザー
イギリスに帰化する以前のエディンバラ公は 何という姓を名乗っていいかで困ったらしい。 オーストラリアあたりで公文書に フィリップ・オブ・グリース(ギリシャのフィリップ) と書いたら受け付けられなかった、とか。
普通に「グリュックスブルク」か「マウントバッテン」で よかったんじゃないかと思うが・・
608 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 06:02:35 0
>607 その話は聞いたことはあるが、 パスポート記載どおりに氏名を書かないと受け付けてくれないのはあたりまえ。 国際法で旅券には必ず氏が書かれているはずだが、氏を何て書いてたんだろうね。 また、日本の皇族は旅券記載の氏をどうしてるんだろうか。宮号でも書いてるのかな? もしそうだとしたら、皇后や皇太子一家は? 天皇だけは国家元首として旅券・出入国審査無しでどこの国にも行けるけど。 モンゴルとかトルコとか元々氏姓を名乗る習慣の無い国がここ50〜100年のうちに 名乗るようになったのは、旅券発行のとき必要だから、というのがあるらしいが。
609 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 11:40:02 0
前ギリシャ国王コンスタンティノス2世は王室財産に対する権利を主張して、 ギリシャ政府を国際司法裁判所に提訴するために、名字を名乗る必要に迫られた際、 スペイン語で「ギリシャの」を意味するde Grecia(デ・グレシア)に決めた。
>>607 ギリシャ王家はグリュックブルク公の家系の
分家(デンマーク王家)の分家、
フィリップ王子はそのまた傍系だし、
グリュックブルクとギリシャにはつながりがない。
姓とはそういうものだと言ってしまえばそれまでだが。
マウントバッテンは母方の姓であって、
こちらはおそらく勝手に名乗るわけにもいかなかったろう。
611 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 15:09:03 0
【大中華佛国】(1947〜1953,1983) 初代皇帝・石頂武(位1947〜1953) …反乱を計画し、人民政府により処刑。 2代皇帝・石金キン(位1983) …石頂武の子。1983年に農民をやっていた「丞相」李丕瑞の補佐のもと即位。 湖南省醴陵県(当時)の農村で再建国するが、県の公安局に鎮圧される。 【道徳金門皇帝】 丁興来(位1981〜1990) …盲人。大別山で道徳金門教を創始して皇帝を名乗り、 「正宮娘娘」「西宮娘娘」「宰相」などの21人を位に封じ、「仙印」41枚を下賜する。 交通が不便な地域だったため、即位して10年後にやっと当局に発見され処理される。
612 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 15:11:08 0
【中原皇清国】 正皇帝・張清安 位1982 副皇帝・廖桂堂 位1982 …皇清を年号として大巴山に建国。 張清安は「玉璽」や「後宮」を持ち、丞相と文武百官を任命。『天律森吏』の書を頒布。 四川省巴中県(当時)を首都に定めようと計画し、巴中四川劇団の建物を皇居とする。 さらに台湾に対して「蒋介石を威国王に封ず」という綸旨を発し(郵便局を利用)、 「朕を救うため親征せよ」と命令。 結果、決起前に県の公安局によって滅ぼされる。
613 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 15:12:09 0
【聖朝国】(1980〜82) …皇帝・林文勇 大巴山の儀隴山区に建国するも、県の公安局に鎮圧される。 【ユーホアン大帝】 …1982年に大巴山に住む曹家元がユーホアン大帝を自称するも、 まもなく滅ぼされる。 【朱仕強】 …1980年に大巴山の朱仕強が皇帝を称するも、 7日後に人手を連れた村書記がやってきて滅亡する。
614 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 15:13:26 0
【大聖王朝】(1986〜1988) …女皇帝・晁正坤(位1986〜1988)が山東半島に建国。 巫術をおこない、童貞を集めて「後宮」を築く。 県の人民政府により鎮圧。 【万順天国】(1990〜1992) …皇帝・李成福(位1990〜1992)。唐王朝の末裔を名乗る。 河南省(豫州)西部で安民党と万李起義軍を組織し、 農村が都市を包囲する方式により、唐王朝の皇帝位に返り咲き西安に首都を置こうと考える。 その後、派出所の警官3名によって滅亡。
615 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 15:14:47 0
【その他】 …皇帝・姓名不詳。70年代末か80年代初期に即位。 計画生育政策(一人っ子政策)への反対をきっかけとする。 農村で建国して皇帝を名乗り、大軍(数百人)を率いて県城に攻め入り県の医院を攻略。 医院内の医師・看護士全員を捕虜とし、計画生育用品をすべて破壊。 その後、人民解放軍の迅速な反撃によって県医院は包囲され、 皇帝は軍を率いて頑強に抵抗したが一敗地にまみれ捕虜となる。 この皇帝は死刑にならず、なぜか無期懲役となった。
616 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 18:48:42 0
>県の公安局に鎮圧される >当局に発見され処理される >決起前に県の公安局によって滅ぼされる >人手を連れた村書記がやってきて滅亡する >派出所の警官3名によって滅亡 これは具体的にどういう状況なんだろう?気になる。
617 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 20:58:40 0
多分精神病患者扱いで強制的に隔離病棟へ。 でも【万順天国】(1990〜1992) …皇帝・李成福(位1990〜1992)。唐王朝の末裔を名乗る。 河南省(豫州)西部で安民党と万李起義軍を組織し、 農村が都市を包囲する方式により、唐王朝の皇帝位に返り咲き西安に首都を置こうと考える。 その後、派出所の警官3名によって滅亡。 なんか惜しい気がする。万に一つも可能性はないが 唐が復興していたら素晴らしいことだ。 一番正統的じゃないか?
なぜ、ジョージ一世は母親ゾフィーを婚約破棄してポイした(実の伯父) の娘(いとこ)と結婚したの? そのせいでジョージ二世やその長男フレデリック・ルイスは酷い目にあった。
なんか一族内の相続問題が絡んでのことらしい。 貴族のいとこ婚ってのはたいていそういうところがあるけれど。
同族内のいとこ婚は、と付け加えておこう。
いとこ婚・はとこ婚って奇形児産まれたりしないの?
622 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:06:55 0
80年代、90年代ってむちゃくちゃ最近だが、 中国って、そんな時代になっても皇帝を自称する奴が何人もいたんだな。 2千年以上続いた皇帝の歴史は侮れないな。
623 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 09:19:53 0
いとこ婚の両親から生まれた君主の例:一部の国に偏ってるけど 後一条天皇、後朱雀天皇、安徳天皇 カスティーリャ王 ペドロ1世、エンリケ4世 スペイン王 フェリペ2世、フェルナンド7世、アルフォンソ12世、アマデオ1世 イタリア王 ウンベルト1世、ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世 ポルトガル王 ジョアン2世 神聖ローマ皇帝 ルドルフ2世、マティアス、レオポルト1世 オーストリア皇帝 フェルディナント1世 プロイセン王 フリードリヒ2世 イングランド王 ジェームズ1世 イギリス王 ジョージ2世、エドワード7世 オランダ王 ウィレム2世 デンマーク王 クリスチャン4世 ノルウェー王 オーラヴ5世、ハーラル5世
>>576 イギリスのエリザベス女王とエディンバラ公との結婚、1947年に執り行われたが
その時に、エディンバラ公の姉全員、招待されなかった。理由は姉達と結婚している
ドイツ人旧王族・旧貴族がナチスの将校だったからだ。
627 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 15:48:01 0
英王室の近親者だって、ザクセン・コーブルク・ゴータ公は、 ナチス関係者だったのにな。
628 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 17:33:37 0
>>627 ウィンザー公、前エドワード八世が親ナチスで、もし
英国がドイツに降伏すれば、ジョージ六世を廃位させて
復位させる手はずになってたしな。
629 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 20:59:50 0
>>626 ギリシャがナチスに侵略されたことを考えると
踏んだり蹴ったりな話だ。
ギリシャ王室なんてそもそもなかったよね。 勝手に置かれただけ。 1974年の国民は賢明。
632 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 23:09:57 0
モナコのアルベール公世子、早く結婚して子供作って! 外に二人も子供作ったりして何考えてるの! ルクセンブルグのアレクサンドラ公女を嫁にもらうことは考えてないですか?
634 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 23:15:03 0
グリマルディ家が断絶しても モナコはいきなり同意もなしにフランスへ併合されるわけじゃないから。 条約が改定されてるんでそれは心配ない。
まあ有り得ないことだけどその場合は遠縁のヴュルテンベルク家が 王家を引き継ぐだろうね。
636 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 21:08:46 0
現在の憲法では政教分離の原則から皇族にも信教の自由があり、 皇太子妃や皇后が祭祀を拒否しても本人の自由。 皇室祭祀自体、いまは国とは何の関係もない天皇家の私的行事にすぎず、 本人がテコでもいやだって言い張った場合、誰も強制はできない。 極端な場合、ナル帝が基督教に改宗して皇室祭祀を放棄したとしても、 それは一個人の私的な問題であって政府がどうこうできる問題ではない。 「皇族は税金で養われてるんだからガタガタ言わずに働け」っていう理屈は、 一般の公務には通用しても天皇家の私事である祭祀関係には通用しない。 上記のように政教分離、信教の自由のタテマエから国や他人が干渉できないし、 祭祀は内廷費(天皇家のプライベート関連の費用)で行われているからだ。 内廷費も元の出所は税金だが、天皇家のプライベートな費用として支出された以上、 あとの使途は純粋な私事だから、どうもこうもならん。
637 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 21:33:23 0
>>636 真面目に言うと法律的にはその通りではあるんだが。
皇室が基督教に改宗したらプロテスタントの俺個人は嬉しいが
雅子皇太子妃は祈ること自体に懐疑的らしいからな。
皇太子殿下を動かしているとおぼしき
雅子妃には改宗という発想そのものもないだろう。
改宗どころか無神論でセレブ生活だけ満喫したい
っての今の雅子妃ではないのかね。
確か朝香宮家の当主がカトリックに改宗していたな。
寛仁親王妃もカトリックのはず。
638 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 21:34:26 0
>>630 それなりにギリシアに貢献はしてきた王家だよ。
勝手に置かれたというと ベルギー、ブルガリア、ルーマニアもそういうことになる。 前2者がザクセン=コーブルク=ゴータ家、 最後がホーエンツォレルン家傍系。
安心しろよw世界中の金持ちが困るから モナコ・リヒテンシュタイン・アンドラ・サンマリロとか 欧州の小国は無くならない。 合法的に税金払わなくていいんだw アルベール公の姉貴の現旦那って、ハノーファー王家(ヴェルフ)の王子だったな。 ここによく出てくる、黒い貴族って何?
祭事なんて仕事と割り切って表面上だけ真面目にやっておけばいいのにと思ってしまう俺は典型的な日本型無神論者
>>641 つーか、現在の皇室の祭祀なんて、明治になって作られたものなんだし、、
明治に作られたものを平成で変えたっていいような気もするんだがな
643 :
世界@名無史さん :2010/04/05(月) 05:49:53 0
モナコがなんで存続できたのかよく分からん。 フランス革命前はフランス国内、特に辺境部に小規模な「領邦」やら教会領があったと思うのだが、 ことごとく革命軍に制圧・接収された。有名どころでは、教皇領のアビニョンが接収されたのもこのころ。 モナコも革命軍に制圧されている。そして、王政復古後もこれら小領邦が復活することは無かったのに、 なぜかモナコは復活し、現在に至る。 ピレネー山中の小規模な諸領邦は最終的にナポレオン時代にことごとく取りつぶされて、 フランスかスペインに吸収された中で、アンドラなんかは主権が仏・西どちらにあるのかあいまいで、 どちらに吸収するのが適当なのかあいまいだったせいで存続してたりするが。
644 :
世界@名無史さん :2010/04/05(月) 06:20:28 0
ナポレオンはアンドラをフランスに吸収しようとしたとき、 ウルヘル司教からの訴えを聞いたナポの兄貴のスペイン王ジョセフが 珍しく男気出して弟に抗議して、弟もこのくらいのことで兄弟喧嘩するのも 面倒で、現状維持ということにしたんだったかな。 ナポはドイツの小規模両方を取りつぶして再編した。そして、それらは復活することはなかったな。 小規模領邦を大量に吸収して、バイエルンなんかは領土が3倍くらいになってる。 ドイツの大領主は結構ナポの恩恵受けてたりする。まぁ、プロイセンなんかは領土が半減してたりしてて、 一概には言えんが。
えっ、モナコってアルベールの次は、キャロライン→カシラギ兄弟ってなるんじゃないの? でも、カシラギ兄弟ってプリンスではないんだよね。 大公になるかもしれないのに。 かと思うと、離婚して一般人になってもプリンセスって名乗れたりする。 王室って、よくわからんワー
>>645 前のイギリスのヨーク公爵夫人、セーラ・ファーガソンさん、彼女は離婚後も
「The Duchess of York」という称号を名乗っている。
これって、マーガレット王女の夫君だったアントニー・アームストロング・ジョーンズ氏が
離婚後も爵位、The Earl Snowdon を名乗っている事に準じているのかなあ?
エリザベス女王は妹王女の離婚後、アームストロング・ジョーンズ氏に与えた爵位を剥奪しなかった
からなあ・・・・・・。
将来甥が継ぐ爵位だからじゃないの?
648 :
世界@名無史さん :2010/04/05(月) 23:21:52 0
もし仮に、ハリー王子が即位したら500年ぶりぐらいにヘンリー王が誕生するのか。 CS番組でチューダーってドラマ見てたら、ふとそんなことを考えてしまった。 彼にはずっとハゲないでいて欲しい。 ウィリアムが跡継ぎ残せずに、ハリーより先に死去する可能性って どれぐらいだろ?
そんなアホみたいな考えを考察したいなら他に相応しいサイトがいっぱいあると思うぞ
>>646 theは付かない
離婚後もDuchessを名乗ってるのは一般的な慣習らしいよ
離婚後も夫の姓を名乗れるのと同じようなもんで、「元ヨーク公爵夫人」といった感じ
スノードン伯爵はアームストロング=ジョーンズ氏が与えられたんだから
(マーガレット王女に与えられて結婚によって称していたわけではない)、
離婚しようが何しようが名乗ってていい。
そりゃ剥奪されたら話は別だが、中世ならともかく最近爵位が剥奪された例ってあるの?
651 :
世界@名無史さん :2010/04/06(火) 07:55:13 0
ベルギー皇太子妃は貴族の出かと 思ったら貴族の分家の分家か何かで 父親に爵位はなく、結婚が決まってから 伯爵位を授けられたんだね。
653 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 20:45:25 0
>643 シャルル10世の復古政策で元の領主に領土を返還しようとしたが、 当の領主の多くが「領地の返還は必要無い」と断った。 小規模な領地を赤字無しで統治できるような時代ではなくなっていた。 日本の幕末の小藩の多くは財政赤字で苦しみ、版籍奉還・廃藩置県で藩主の多くは 抵抗するどころか「助かった」と喜んだのと同じ。 ドイツの小領邦が復活しなかったのも同じ理由。
654 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 02:17:34 0
>>650 第一次大戦後に、旧ハノーファー王家や
ザクセン=コーブルク=ゴータ公(本家というか分家というか)
といったイギリス王族の身分を持つドイツ貴族が
イギリスの爵位を剥奪された例がある。
ドイツ軍将校として任務についていたからだが、
これくらいの、国家に敵対する行為でもないと
爵位の剥奪はないのかも。
>>654 ああ、オールバニ公とカンバーランド公か。
なるほどね。
与える方は君主大権らしいが、剥奪する方はどうなってるのかな
オールバニ公やカンバーランド公のときはわざわざ議会に諮ったようだが。
656 :
世界@名無史さん :2010/04/10(土) 05:27:07 i
王族の伯爵位と 地方領主の公位、どちらの席次が上?
657 :
世界@名無史さん :2010/04/10(土) 06:00:35 0
ヨルダンのアブドラ国王陛下が来日されていたなんて、全然報道されなかった。 何で?大事なのに。 で、天皇皇后両陛下と会われた際には、妹の王女殿下もいらっしゃったらしいけど、 それはライヤ王女殿下かな。お写真拝見したいものです。
658 :
世界@名無史さん :2010/04/10(土) 06:25:48 0
今日は天皇陛下の結婚記念日
659 :
世界@名無史さん :2010/04/10(土) 06:36:40 0
いつまでもお元気でいていただきたいです。
660 :
世界@名無史さん :2010/04/10(土) 08:27:44 0
51年か
>>656 イギリスのエリザベス女王の三男、エドワード王子は公式には「ウェセックス伯爵」だよね?
イギリスの場合だと、最高位の公爵位、ノーフォーク公爵だけど、やはり
ウェセックス伯爵(エドワード王子)>ノーフォーク公爵
なのではないかな?
662 :
世界@名無史さん :2010/04/10(土) 11:04:53 O
天皇皇后両陛下に幸あれ!
>>661 マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」には、
無知なブルジョワがパーティーを開いたときに
王族の男爵よりも一般の侯爵を上に扱って
おもいっきりバカにされる話が出てくる。
貴族社会にとってはそういう知識も、一般人との差別化のネタなんだろう。
しかし日本の華族の場合は、皇族→臣籍降下した伯爵よりも、
一般の侯爵の方が上なんだろうな。
>>662 そりゃそうでそ。なんせ、宮家より摂関家のほうが遥かに格上なんだから。
>>497 >>569 ・初代ベルギー王レオポルド1世の王妃ルイーズ=マリー
・初代ブルガリア王フェルディナンド1世の母で
レオポルド1世の甥アウグストの妻のクレマンティーヌ
この二人は共にフランス王ルイ・フィリップの娘。
だからベルギーとブルガリアの王家は男系で同族というだけでなく
オルレアン家の血を通じてもつながりがある。
他にルイーズ=マリーとクレマンティーヌの兄弟の一人が
アウグストの姉と結婚している。
シタセックス
今のタイ情勢だと、タイの君主制崩壊の可能性あるだろうか? 今までだったら、必ず、プミポン国王始めとする王室メンバーの介入により 混乱は収まっていた。 しかし、今回というか、この3年ばかり続くタクシン派のデモには、タイ王室は 介入出来ず、全く動けない模様だ。しかも、後を継ぐべきのタイのワチュラロンコン皇太子は タイ国民に不人気。 タイの君主制、半年後まで持つだろうか?
今のタイ情勢だと、タイの君主制崩壊の可能性あるだろうか? 今までだったら、必ず、プミポン国王始めとする王室メンバーの介入により 混乱は収まっていた。 しかし、今回というか、この3年ばかり続くタクシン派のデモには、タイ王室は 介入出来ず、全く動けない模様だ。しかも、後を継ぐべきのタイのワチュラロンコン皇太子は タイ国民に不人気。 タイの君主制、半年後まで持つだろうか?
668 :
世界@名無史さん :2010/04/10(土) 23:16:22 0
共和にまさるものはなし
669 :
世界@名無史さん :2010/04/10(土) 23:16:23 0
王室が「介入できない」場合には、かえって王室は存続できると思う。 存続の危機が危ういのは、アホな王が介入しようとして、やり方を間違えて失敗したとき。 ネパールがその例だよね。
670 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 00:02:00 0
タクシンは王政を打倒して、自ら大統領になるつもりなんだろうな。
671 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 00:40:15 0
>>632 >外に二人も子供作ったりして何考えてるの!
>ルクセンブルグのアレクサンドラ公女を嫁にもらうことは考えてないですか?
アルベール公は黒人女性とでないと駄目なんでないの?
>>657 そうだったのか…全然知らなかった…
まったく糞マスゴミどもめ…特に変態新聞なんかゴミボマーの件で
被害者を含むヨルダンの人々や国王にまで散々迷惑をかけている
というのに…本当に申し訳ない気持ちだ。
673 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 06:51:12 0
>>672 まったくです。
国王陛下は長崎の平和公園に行かれたそうですが、私的にであったそうです。
「オバマ大統領、是非広島や長崎に」とかいう話題は取り上げるのに。
何て事でしょう、外国の王族が、それも国王陛下がいらっしゃって、私的なお時間を
使って行かれたのに、殆ど報道しないなんて。一部この話題の記事は削除されていました。
ライヤ王女殿下は日本語を話されるそうです。
以前インターネット記事で目にしたのですが、天皇皇后両陛下が皇居で出迎えられた際、
お辞儀で挨拶されたそうです。
ますますヨルダンが知りたくなりました。
674 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 12:26:57 0
>>651 >ベルギー皇太子妃は貴族の出かと思ったら貴族の分家の分家か何かで
>父親に爵位はなく、結婚が決まってから 伯爵位を授けられたんだね。
日本でいえば、故秩父宮妃の父は爵位がなかったけど
祖父が伯爵で、跡継ぎの父の兄が伯爵だった、のと同じですね。
セーラ・ファーガソンも父に爵位がナイから
平民のように日本では思われてるけど
チャールズ2世の庶子4人の血をひいてるから
イギリスでは家格が高い家だそうです。
675 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 15:01:34 0
大昔の話になってしまうが 杜甫は父方の家、母方の家ともに 唐の宗室の女性がいる。 実は杜甫は父方、母方とも系図をたどれば先祖が太宗皇帝。 この前吉川幸次郎の本読んで初めて知った。 「中国における皇族の地位は日本ほど高くない」と書いてあったが 名家なんだな。
「たどれば皇帝」ったって、源氏の支流の支流の支流だってたどればそうなわけで 血が繋がってるかと皇族として扱われているかどうかは全く別物でしょ。 血が繋がってるの全部皇族扱いしたら国家破産ですよ。
677 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 18:13:31 0
いや、杜甫本人が皇族とは言ってないよ。 女系でしか皇室の血を引いていない彼はあくまで臣下だし。 でも太宗の女系子孫ではある、ということ。
678 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 18:28:06 0
杜甫は安禄山の乱で陥落した長安で 零落した王孫の一人を見かけて詩を作ってる。 「奴隷になりますから助けてください」という王孫に なぐさめの言葉をかけるくらいしかできなかったらしい。
中国って王朝交代すると、前王族は大抵皆殺し?
宋以前は知らんが、元の皇族も明の皇族も清の皇族もいるけどな。
681 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 20:14:48 0
余生を全う 後漢の献帝、魏の元帝 殺される 東晋の恭帝、宋の順帝、斉の和帝、梁の敬帝 隋の恭帝、唐の昭宣帝 こうしてみると王朝交代のときに殺されたほうが中世では多い。 とりわけ南北朝では男系男子は殆どが一緒に虐殺されている。 近世では南明の皇帝たちは清に軒並み殺された。
682 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 20:23:16 0
旧王朝の廃帝とその一家は皆殺しだが 傍系の傍系を残しておいて祭祀だけを継承させるというのも 南北朝で見られた簒奪の手段。
683 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 20:52:11 0
元の大汗一族はあっさり北方に退いたし、 清の皇帝一族も廃された当初はおとなしくしていた (後に最後の皇帝が満州国の皇帝になったりしたけど、 それも一族あげて、というわけでもなく、例えば当の皇帝の父にしても 息子が満州国皇帝に即位するのに反対していたし、息子の満州皇帝即位後も 満州に赴くことはなく、その態度は後の共産政権下でも評価されて平穏に一生を全うした)。 対して、明の皇族は徹底的に清朝に抵抗したから族滅やむなし、とされたのか。
684 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 20:58:49 0
明の皇族の末裔が乾隆帝によって 「迎恩侯」に封じられてはいるけど その祖先は崇禎時代に清軍の捕虜になった時に恭順を誓って 八旗に編入された人らしい。 「南明」の皇帝は徹底抗戦したから苛酷な処分を受けたのだろう。
685 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 21:00:14 0
迎恩侯→延恩侯、に訂正。
686 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 21:05:32 0
史書では前王朝の廃帝が殺された時には 「○(新王朝名)人の意志である」とか付記して 自然死ではないことを示していることもある。
687 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 18:23:11 0
そろそろタイ王室の命運も尽きそうだな。
>>687 今のタクシン派のデモ、ネパールでの君主制崩壊の前の毛派のデモにそっくりだもの。
タクシン氏自身が中華系のタイ人だしね。
689 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 19:34:17 0
タクシンは本音では「タイ共和国初代大統領」たらんと野望を燃やしているのか? 「私は陛下の犬」だとか忠節を通り越して卑屈なこと言ってたようだけど。
でも国民がどちらを選ぶかといえばタクシンより国王陛下だろうよ。 まあ軍次第だろうけど。軍がどうでるかな?
691 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 23:16:09 O
そういえば、戦前の国王が王朝が終わることを予言してなかったか?
692 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 00:42:13 0
ごめん、タイの話よく追ってないんだが タクシンって国王を排除しようとしているの? 単に、対立する現首相を退陣させたいだけではなくて? 俺の知っている限りでのあそこのお国柄から考えると、 現国王を廃しようとする集団がそんなに勢力を持たないのでは?と思うんだが。
>>692 頭のかわいそうな人が脳内で描いてるだけの妄想だから
そういうのは華麗にスルーしてあげるのが優しさってもんだよ。
694 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 01:16:05 0
まぁタイの騒動はプミポン王の死後はまとめきれるのかって考えはあるな そこにタクシン大統領が出てくるのかどうかはまた別次元の話だが しかし高齢の王に心労を重ねさせるとはタクシンとは不貞な輩だな
695 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 01:22:22 0
タイの経済界って基本的にに華僑が牛耳っているんだが タクシンはまさに、その首魁の一人だろ。 そんな奴が庶民の味方訴えても、 小沢一郎が民主民主言ってるのと同じくらい(つか、その100倍くらい)うさんくさい。 こういう奴がいると政治も経済も停滞するし、国民は大変だね。
696 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 01:32:56 0
つーか、よく思うんだが 日本の皇室がまだ残っているのは、結局、昭和帝の人徳によるんだよね。 もし終戦時の天皇がネパールのギャネンドラみたいな奴だったら、 確実に今、皇室は存在してなかっただろうと思う。 逆に言えば、もし今後DQN天皇が現れたら即座に存続の危機が訪れるわけで、 そういう意味では日本の皇室も決して安泰ではない。 (その前に男子皇統自体が危ういがww) 今の国王が生きているうちは、タイの王室はなくならんだろ。 次の王がどんな人なのかよく知らんが、まあ良い人であることを願うのみだな。
697 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 03:47:11 O
タイの皇太子は軍部から支持されてるしまあ大丈夫だろ ネパールのギャネンドラみたいな真似しない限り
698 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 04:55:52 i
雅子や東宮が皇室を解体させるのは 間違いない。 いらないし。
そういえば、タイの皇太子の次の後継者って、まだ10かそこらの現妃の子なの? 年齢的に孫が生まれてそうなんだが、その辺の子供らには継承権無いんかな
ヨタ話が好きなおめでてぇ人がいる罠。 タクシンは王制廃止派でも何でもねぇ。 権力奪還をはかってる野心家、権力の亡者なだけ。 以上
>>699 確か悠仁親王と1歳くらいしか違わなかったはず。
702 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 18:43:40 0
2月革命のとき、議会はルイ=フィリップの孫を即位させて王政を維持しようとした。 のちに共和派になるユゴーですら、オルレアン家を支持していた。 ドイツ革命のときも社会民主党のエーベルト以下、議会は君主制を維持しようとした。 それでも実際には君主制は廃止され、共和になった。 時の勢いといったものは、冷静な判断や理屈だけでは押しとどめられないのだ。 タイもこのまま、王政廃止、タクシン共和制になる可能性は否定できない。 そのとき、軍部が表に出て反動軍事政権がタクシンを倒す可能性も否定できない。
703 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 19:55:38 0
タクシンはタークシン王のように一代限りの大統領で終わって、 軍部にクーデタをおこされるのがオチだろうな。
704 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 20:50:09 0
貧困層にばらまき政策したらあれだけ狂信的な支持者が集まるもんなんだな>タクシン 日本でばらまき政策やっても「くれるものはもらっておくけど、選挙での投票は別」 って人が大半だろうに・・・。
タクシンって、タイ王室がやっている事業に手を出して、王室・枢密院に睨まれたって本当かな? アカヒの「AERA」にタクシン氏が首相在任中に出た記事の中に書いてあったのだけど タクシン氏、王室と枢密院に睨まれた事は相当にヤバイのではないのか? 口では、プミポン国王に忠誠を誓う、と言っておきながら、実際は王室から財産を奪おう、と 下心があるのではいのか?
706 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 21:27:33 0
タイに行ったことある人は知ってると思うけど、
あの国では毎日、朝夕二回、公園や駅みたいな公共の場で国王賛歌が流れるのよ。
それが流れ始めると、ジョギングしてる人もベンチに座ってる人も駅を歩いている人も、
全員が直立不動の姿勢を取って国王に敬意を表する。
それをしないのは無礼な外国人だけで、殆どのタイ人は従順に、これに従っている。
タイ人と話してみるとわかるけど、彼らは日本人とは比較にならない位、国王を敬う気持ちが強い。
で、この習慣は、もちろん現在のタクシン派のデモの最中でも行われている。
http://www.youtube.com/watch?v=pBodFDtDEd8&feature=related ↑これを見れば、タクシン派のデモがどう転ぼうと、少なくとも
「今すぐに王室が廃絶させられることはありえない」、ってことがわかると思うけど?
もしタクシン氏が王室を廃しようとしたら、この支持者たちの殆どは即座に彼を離れると思うよ。
>>706 じゃあ、何故、タクシン氏とその支持者達、タイ王室を敬う気持ちがあるのなら
4年もデモを続けているの?
タクシン氏の方が欧米の支持を受けているから?
欧米の企業の中には、今、タイ王室が独占的にやっている事業に手をつっこみたい
企業が沢山ある、と聞いている。タクシン氏と手を結ぶ形で、タイ進出を狙っていると
言われている。
いくら、表面上、王室への敬愛を示しているとはいえ、その実は・・・・・では
タクシン氏、王室からの信頼を得る事は不可能ではないのか?
「王室がやっている事業には、今後絶対手を出さない。外国企業にも手を出させない」と
公式声明を出す必要があるのではないのか?
708 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 21:54:47 0
>>707 ん?デモを続けているのは、現首相を追いやりたいからでしょう。
王制を廃したいとは、彼らは一言も言っていないはず。何か問題でも?
タクシン氏が王室から信頼を受けることがあるかどうかは俺にはわからんが、
王室は政治に介入しない、という立場の国だから(この点では日本と同じ)、
今後の成り行き次第では、タクシン氏が現首相を排除して、首相に返り咲くことはあり得るんじゃないかな。
しかし王制が廃されてタクシン氏が大統領になるってことは、
>>706 に述べたように、あり得ないと思う。
>>708 だから、タクシン氏首相在任中の経済政策で、王室事業とだぶる形での経済政策だったから、
つまり、王室のお株を奪う形だったから、最低でも
「王室事業には絶対手を出さない。外国企業にも王室事業には手を出させない」と公式声明を
出すべきなのよ、タクシン氏は。
しかし、首相辞任後、そういう声明は一度たりとも出したことないよね?
万が一、首相に返り咲いた後、再び、王室事業に出を出す可能性があるわね。
タクシン氏、亡命後、世界各地で「プミポン国王に忠誠を誓っている」と繰り返し
発言しているけれど、「王室事業には絶対手は出さない」とは言っていないもの。
710 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 22:19:56 0
>>709 まあ、そういう声明を出していない、っていうのはわかるが、、、、
だからあなたが何を言いたいのか?がよくわからない。
俺の主張は、
>>687-689 >>702 等への反対意見、即ち「今回の騒動でタイの王室が廃せられることはあり得ない。」ということ。
あなたの主張は、「タクシン氏は王室事業に手を出さない、という声明をだすべき。」ということ。
ああそうですか。ってことで、別に両者は矛盾していないから、それで終了。・・・でいいのかな?
711 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 22:44:53 0
>>699 前皇太子妃(王族で王妃の姪)との間には王女が一人だけ。
現皇太子妃との間には王子が生まれた。
元女優の元愛人との間には男女4人の子がいる。
712 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 22:49:57 0
南ベトナムのゴ・ジンジェムとかカンボジアのロンノルとかアフガンのダウドとか、 そういう王政を廃止して大統領になった政治家の路線ねらってるんだろ、タクシンのアホは。
713 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 22:56:03 0
ブルボン家についても、 1788年に君主制廃止なんか考えている人間は 文字通り数えるほどしかいなかっただろう。 プミポン国王在位中は王制は安泰だろうが、次代はどうなるか分からない。 ましてやこの情報化社会では上手く煽動さえできれば大衆感情はどう転んでもおかしくはない。 できればずっと王制が続いてもらいたいものだけどな。
まあ不安要素なんて挙げたらそれこそキリがないし世の中 常に変動してるんだからそりゃ先を読むのは難しいさ。 でも大革命であれだけ鳴り物入りで共和制に移行して華々しく 共和制のスタートを切ったはずだったフランスでさえ大革命から たった数十年で都合2回も君主制に復帰しているわけだしな。 しかも革命を引き起こした絶対王政の象徴であるはずのブルボン朝 まできちんと復活しているしね。
715 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 09:10:28 0
今回のヨルダン国王の来日にラニア王妃は同行されなかったのね。
残念だわ〜。
それにしてもヨルダンってイスラム国なのにリベラルなの?
王妃の単独公務やスピーチ、メディアへの寄稿等かなり
活発な活動をされてるよね?
ちゃんと役割を決めてやってる感じだから飾りっぽくもないし。
単独での海外訪問も多いと思う。
これほどの活動って日本の皇族は許されないよね?
変なの〜。
http://www.gettyimages.com/detail/96799568/AFP 美しい!!
>それにしてもヨルダンってイスラム国なのにリベラルなの? 王妃の単独公務やスピーチ、メディアへの寄稿等かなり 活発な活動をされてるよね? ちゃんと役割を決めてやってる感じだから飾りっぽくもないし。 単独での海外訪問も多いと思う。 これほどの活動って日本の皇族は許されないよね? 変なの〜。 ↑ 今頃になって気づいたの? 自分は前王妃のヌール王妃時代から気づいていたよ。 ヌール王妃、国連の子供に関する諸事業や故ダイアナ妃から引き継いだ地雷隔絶運動など 精力的に活動なさっていたよ。 こういう事の報道、日本の男性中心の大マスコミ(記者クラブ加盟のTV・新聞・ラジオんど)は 熱心ではなく、ヌール王妃や欧州の王族女性の公務活動は、女性月刊誌が中心だった。 海外王室の方々の公務が、日本国民に伝わり始めたのはネットの時代になってから。 自分はCNN(これは今は契約解消したけど)・BBCなどで、海外王族の情報を得ていた。 CNNやBBCは、海外王族がよく単独インタビューに出る事があるので、情報源としては貴重だよ。 ヨルダン前王妃・ヌール妃もかつてCNN・BBCの常連だった。
716だけど、連投になるけれど、例のマグロ問題、モナコのアルベール大公、 何度か、BBCWORLDNEWSに出演してインタビュー受けていたよ。 だから、こんなに日本で問題になる前、随分昔(といっても2,3年前からだけど) から知っていたよ。 モナコでは、例の華やかなカシラギ兄弟にばかり目がいくけれど、もう一つの側面にも 目を向けていかなければいけない、と思うんだよ。 タックスヘイブンの国とか、そういう面にもね。
718 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 19:14:08 0
モナコ公家自体、欧州の王室としてはたいした家柄ではないが、 カシラギなんて氏素性もわからないイタリアの平民ふぜいの家系に取って代わられたら、 なんのありがたみもないな。 まあ、フランスの平民の出のスウェーデン王室という前例はあるが、 ここも200年かかって血統ロンダリングしたのに、王女がジム屋のオッサンと結婚して、 もとの木阿弥になってしまう。 もうこんな状態なら王室とか君主制とかいらなくね?
1代でひっくり返るような血筋なら200年もロンダする必要が無い お前の理論だと生まれた子供がどっかの王族と結婚すればそれだけで何の問題も無いことになる罠
720 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 20:44:09 0
スウェーデンは、正統な王太子を廃嫡して、女子に継承権を認めたからな。 で、その王女がジム屋のオッサンと結婚する馬鹿姫。 こんな国、君主制を持つ資格ないわ。
資格(笑) その国の国民が支持してんならいいだろw 海を跨いで1000kmほど離れたどっかの国の次期国王は、 両親が王族で貴族の嫁を貰ったが国民に馬鹿にされ評価はボロクソですがw
722 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 21:19:16 0
平民の王様なんかいらないな。
>>721 イギリスって昔からボロクソに言うし
容赦無いのが伝統でないですか?
ヴィクトリア女王の伯父・ジョージ4世もボロクソに言われたし。
ヘンリー8世とアン・ブーリンの結婚には
庶民も罵声を浴びせたようですよ。
だからと言って支持してないのとは違うみたいです。
要するにイギリス人はツンデレってことですか?
725 :
世界@名無史さん :2010/04/15(木) 03:22:52 O
ヴィクトリア女王も旦那を亡くしてからずっと喪服姿で過ごしてたら いつまでも陰気くせえ格好すんなとボロクソに言われたとか
王室物語が好きなんでしょうね。 終わりは望まないで、交替する主役・脇役を観て 良きにつけ悪きにつけ楽しんでいる。 ウィリアム王子は庶民と結婚するようだけど 庶民がお妃になっても、イギリス国民は 王室物語を楽しめるのかなぁ?
ベルナドッテ家はスウェーデン本国では人気あるようだよ なんでも貧乏王家で質素でスキャンダル起こさず生活しているからいいんだとか 逆に親しみやすさを売りにして成功しているのかも ただ、皇太子の婿殿は大学も出ていない、英語もしゃべれないとバカにされていて、 人気が無いようだね
今、ミヤネヤで、コメンテイターの岩田さんが、やはり「タクシン派は反国王派もいる」と コメント。 タイ情勢を取り上げた所で。
>>727 10年程前だけど、ベルギーの日本大使が
ベルギーには日本のように芸能界がナイので王室が話題の中心
とTVで語っていた。
スウェーデンも人口が少ないので話題の中心は王室なんでしょうね。
730 :
世界@名無史さん :2010/04/15(木) 18:40:58 0
ウィリアムのボケはケイトなんちゃらとかいう氏素性も定かでない、 野心ギラギラの強欲女と一緒になるのか。 英王室終わったな。よりによって、なんでこんなクソ女と。
>>729 逆に言うと、日本は芸能界が疑似社交界、芸能人が疑似貴族ってこと?
732 :
世界@名無史さん :2010/04/15(木) 20:09:18 0
本当にウィリアム王子はケイトとかいう平民女と結婚するのか? 大英帝国の王位継承者も落ちたもんだな。 母親のダイアナはれっきとした伯爵令嬢、義母のカミラだって上流階級・貴族社会の人間だろ。 スウェーデンみたいなバチモン王家がジム屋のオッサンに乗っ取られても仕方ないが、 天下の英王室の未来の王妃が素性もわからぬ平民女なんて勘弁してくれよ。 何かの間違いであってほしいわ。
733 :
世界@名無史さん :2010/04/15(木) 20:10:52 0
ロマノフ家とかホーエンツォレン家なんて帝位を失っても、 旧王侯同士での縁組み続けてるのに、現役の王室連中はもうメチャクチャだな。
734 :
世界@名無史さん :2010/04/15(木) 20:12:02 0
>>733 を訂正
× ホーエンツォレン家
○ ホーエンツォレルン家
735 :
世界@名無史さん :2010/04/15(木) 20:23:05 0
>>731 そうだろうな。
戦前は皇族・貴族の恋愛・ゴシップで女性誌はかなり賑やかだったそうだ。
日清戦争頃に生まれた婆ちゃんが言ってた。
>>733 全てはチャールズ・ダイアナのせい
あの二人が王族の結婚の基準を変えてしまった
737 :
世界@名無史さん :2010/04/15(木) 20:44:23 0
そうとも言えない。 エリザベス2世の母親のエリザベス王太后(ジョージ6世王妃)は、 スコットランドの貴族令嬢だった。
そもそも旧王族ってのは血筋以外にアイデンティティが無いから、 いつまでも王族同士の結婚という呪縛から抜け出せない。 ハプスブルク家のように立場がある程度確立されてたりすれば地方貴族と結婚したりもしてるがな。
いずれにしろ、あのチャールズとカミラの仲が40年も続くなんて、当時のエリザベス女王・エディンバラ公、 そしてチャールズの恋愛指南役・マウントバッテン伯は考えもしなかったに違いない。 だから、いくら王族とはいえ、男と女の仲はわからないものだね。
740 :
世界@名無史さん :2010/04/16(金) 18:26:46 0
>>738 でも、スウェーデンのジムのオッサンやら、モナコのカシラギやら、
イギリスのケイトなんちゃらやら、日出ずる国のM子やら見てたら、
そういうわけのわからない出自の一般人はやめてほしいと思う。
なんかもう、希少動物の保護を論じてるみたいだ。
天皇家については心配する必要がない。 もはや嫁のなり手など見つからないだろうから。
>>741 実際、稀少な動物であることは間違いないと思うが。
744 :
世界@名無史さん :2010/04/16(金) 21:27:55 0
象徴といっても、この政治が混乱している状況で何にもしないんだから、 やっぱり意味がないだろ。 常識的な君主なら、挙国一致の救国内閣の大命を降下すると思うよ。
自分は無党派だが、現在の混乱はブルジョワ反動勢力による反革命的喧伝が 原因だと思うのだが。 その親玉の天皇が仲裁って何の冗談。
そんな自演ではつr
747 :
世界@名無史さん :2010/04/16(金) 23:29:25 0
またずいぶん、昭和の香り満載な人
>>745 が来たな
で、ポーランドのカチンスキ大統領の国葬には 結局誰が出席するんだよ。
750 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 00:37:02 0
ポーランドの葬儀なんて外務副大臣くらいで十分だろ。
751 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 00:44:19 0
「ブルジョワ反動勢力による反革命的喧伝」とか言ってる人が無党派って、、、 どういう自称だよww
前ローマ教皇が死んだ時は各国の大統領が出席した錚々たる顔ぶれの中 日本は元外相の総理補佐官だったな
>>752 皇太子ご夫妻が参列したいというのに、目立ちたがりの小泉のバカが潰したんだぞ
外務省が猛反対してね
皇太子ご夫妻はヨハネ・パウロ2世の業績をよくご存知だったようだね
754 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 11:20:37 0
マサコなんかを国費で外遊させるくらいなら、 政治家でいいよ。
イギリス王室もようやくダイアナの呪縛が薄れたように見えるけど・・・ でもエリザベス女王は、今どんな気持ちなんだろうなあ、 きっといろいろ後悔してるんじゃないだろうか。 四人の子供全員が離婚したんだから。 女王としては完璧だったかもしれないけど、完璧な母親ではなかったんだね 散々家族に対して薄情だとバッシングされたし、 旦那にも私達より犬のほうを愛してるといわれるくらいだし 長男ヨメに散々苦労してきたし、この上孫の嫁にまで悩まされるなんて事が無いといいけどねえ。
756 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 12:27:55 0
ケイトなんちゃらとかいう、生まれもガラも悪い女が嫁になったら、 またモメそうだな。 この結婚話、何かの間違いであってほしい。
タイが、凄い事になってるね・・・ 王様頼みのこの国は、ダメだなと思うよ。 プミポン国王が死んだらどうなっちゃうのかって感じだな
759 :
世界@名無史さん :2010/04/18(日) 21:09:26 0
ヨーロッパの現役王室って、もうなんでもありになってきてるけど、 せめて英王室の王位継承者にはちゃんとした王侯貴族と縁組みしてほしいよな。 君主制の最後の牙城なんだから。
>>759 そんなのは旧王侯だけで我慢してろ貴賎厨
>>759 英国王室が君主制の最後の牙城って…
世界の王室のひとつに過ぎないじゃん。
それになにも君主国はヨーロッパだけじゃないし。
762 :
世界@名無史さん :2010/04/18(日) 22:07:50 0
最後に残る王様はトランプのキングと英国王のみとは、 昔よく言われたけどな。
>>762 それ、誰かが言ってたよね。誰だったっけ?
正直イギリスとなんの関係も無い、なんとかブルク家とかと縁組みされてもありがたくも
>>762 昔よく言われてたけど、その根拠が全く不明な上に
イギリスの、俺様最高!って意識がミエミエで、あまり良い感じはしないよね。
だいたいなんでトランプは残ってチェスな残らないのかとか
将棋はどうなんだ?どうせお前、将棋なんてしらんのだろ?とか
つっこみどころ満載なのもイカン
最後に残ったemperorは実際、日本の天皇だったけどな
僕達朝鮮人と縁のある皇室が残ったことは自分としても誇りです
768 :
世界@名無史さん :2010/04/19(月) 00:41:06 O
>>763 誰だったけな
チャーチルあたりが自国の王様を自画自賛する時の言葉だっけか
素人で申し訳ないんですが ヨーロッパの王侯貴族ってほとんど親戚なんですよね
770 :
ジーモン@ケーニヒスベルク ◆.5DV4fMpf6 :2010/04/19(月) 01:25:34 O
王侯貴族は死刑!よってケーニヒスベルクもフォルクスベルクへ改称。
世界中の殿様を断頭台に送るべきだ。
772 :
世界@名無史さん :2010/04/19(月) 02:04:30 0
>>764 >>769 そもそもヨーロッパの王侯貴族は、国と国の間で縁組するというのが常態だった。
妃は外国出身というのがむしろ当たり前で、イギリスだと自国出身の王妃は
ジョージ6世以前にはヘンリー8世まで遡ることになる。
だから、王家が断絶すればその血を引く人物を、他国の王家からでも迎えることができた。
自国の貴族出身の方が、古い感覚では、むしろありがたみがないかも知れない。
19世紀から第一次大戦末期までは 国が独立したら国外のどこからか貴族を国王に迎える というのが普通に行われていて、 いくつかは現在も続いている。
774 :
世界@名無史さん :2010/04/19(月) 17:10:22 0
エジプト国王ファルークT世の残した言葉。 「世界に最後まで残るキングはイギリス国王と トランプの四人のキングだけだろう。」
775 :
世界@名無史さん :2010/04/19(月) 17:54:30 0
ファルーク王の言葉じゃ、あんまり有り難みがないな。
とりあえず自分で証明した罠
まあギャネンドラ王とか金正日とかを除けば、 大概はファルークよりはマシだな。
779 :
世界@名無史さん :2010/04/19(月) 22:39:46 0
第一次世界大戦であれだけの国の帝室が一度になくなったのに 第二次大戦で、そのどこよりもひどい敗戦をした日本の皇室がなくならなかったって、 よく考えると、かなり特殊だよね
>>779 今から21年前の昭和天皇崩御後の新聞、読売か日経に、あのオットー・フォン・ハプスブルグ大公が
「日本は終戦後に賢い選択をした。曲がりなりにも君主制を残す、という選択を非常に賢い形で
遣り遂げた」と言った発言があったような記憶がある。
なぜか日本の場合、国民は皇室に敗戦の責任を追及しなかった。 他の敗戦各国は戦勝国側に王制廃止を強制されたわけではなく、 ドイツやオーストリアは革命、イタリアは国民投票によって自国民の意思で廃止されている。
イタリアは、ドイツ軍がローマを占領したときに国王がトンズラしたのが致命的だった ドイツはしょうがないとしてオーストリアはなぁ
バカ殿みたいなもんだあれは
>>696 昭和天皇は大変優秀で、世が世なれば名君と言われた方みたいだが、
戦後も残ったのは、アメリカの対日政策みたいな気がするがな
>>698 で、そのギャネンドラ元陛下は、最近も「ネパールの王制はまだ終わっていない」
とご発言なさったり、まだまだ意気軒昂です
イタリアって初代国王以外はみんな暗君なわけ?
787 :
世界@名無史さん :2010/04/20(火) 18:39:45 0
最後のウンベルト2世は1か月で廃位されたから、名君とか暗君とか判定不可能だろう。
788 :
世界@名無史さん :2010/04/20(火) 19:08:47 0
英王室はケイトなんちゃらなんて野心ギラギラ娘をよく認めたな。 女王もエジンバラ公もチャールズも、自身はれっきとした王族の生まれなのに、 なんで英王室に汚点を残すようなマネを・・・
789 :
世界@名無史さん :2010/04/20(火) 22:54:51 0
英王室の歴史なんて汚点だらけでまだらになってるから。
ここですか?君主制論者のオナニースレは?
吾輩の『テーブルトーク』を読みたまえ。
793 :
世界@名無史さん :2010/04/21(水) 17:49:13 0
普通の平民娘だったら、ダイアナの悲劇を見て王室に嫁入りなんて二の足を踏むはずなのに、 なにがなんでも王室に入り込んでやろうというケイトなんたらとかいう女はなかなかの野心家だな。 上流社会のしきたりも作法も知らない、成り上がり根性の平民女は勘弁してほしい。 アルファイドと同じ匂いがする。
794 :
世界@名無史さん :2010/04/21(水) 19:02:57 0
ラスプーチンの予言 「バッテンベルグ家の者が英国王になったら、英国王室は滅びる」 バッテンベルグ家=マウントバッテン家ということで、 チャールズの代からバッテンベルグ家が英国王になるのだが ラスプーチンの予言は当たるのだろうか?
795 :
世界@名無史さん :2010/04/21(水) 20:06:04 0
元皇太子妃をものにしようとした成金アラブ人のドラ息子のアルファイド。 皇太子の長男と未来の王妃の座をものにしようとしている野心ギラギラの労働者階級の娘ケイト。 どっちもマジでイヤな奴らだ。
すいません、なぜかエリザベス女王の子供は全員離婚していると思いこんでたよ、 女王陛下並びにウェセックス伯爵エドワード殿下に衷心よりお詫びいたします
>>792 別に日本の君主ってわけじゃないんだからそこまで
喜ばんでも…w
まあでもおめです。
799 :
世界@名無史さん :2010/04/21(水) 23:58:05 0
王様とか皇太子とかいう人たちは、 よほどのことがない限り、普通に王族や貴族と縁組みすればいいのに。 廃止された旧王家も含めれば、くさるほどいるだろ。 現に旧王家の人間は、いまでも王侯同士で結婚している。 労働階級のKYな娘が王室に闖入して未来の王妃なんて、イヤすぎる。
エリザベスも嘆いてるだろうな。
廃止された旧王家なんて、ぶっちゃけ平民となんも変わらん。
>>801 そんな事ないです。
旧王家の人は受け継いだ【血】を持ってる。
庶民とはその点が違う。
王族出身でないけど、ダイアナ妃&セーラ妃はチャールズ2世の
庶子の子孫て事は、マリー・ド・メデティスやカテリーナ・スフォルツアの
子孫という事で、彼女達の現代の子孫を見られるというのは
ある意味おおきい事です。
エルンスト・アウグスト・フォン・ハノーファー(1954 - ) ハノーファー王家およびブラウンシュヴァイク公家家長。 1987年より「エルンスト・アウグスト5世」として両家の家長となっている。 また1997年にモナコ公女カロリーヌの三人目の夫となった。 ハノーファー王家の男系男子としてハノーファー王子と ブラウンシュヴァイク=リューネブルク公の称号および殿下の敬称を、 ジョージ3世の子孫としてグレートブリテンおよびアイルランド王子の称号を持つ。 これらの称号や敬称は現在は根拠がないものの伝統的に認められており、 またモナコにおいては公式に用いられている。 二人目の妻はモナコ公レーニエ3世の公女カロリーヌ(ドイツ語名カロリーネ)で、 式は1999年にモナコで行われた。 この結婚に先立ち、イギリスにおいて婚姻が無効となるのを避けるために勅許を エリザベス2世に求めた。 カロリーヌとの間には一女をもうけている。
アレクサンドラ・フォン・ハノーファー(1999 - ) ハノーファー王女、グレートブリテンおよびアイルランド王女、 ブラウンシュヴァイク=リューネブルク公女。 ハノーファー家家長エルンスト・アウグストとモナコ公女カロリーヌの一人娘。 2008年現在モナコ公位継承権第5位。 再婚のエルンスト・アウグストにとっては第三子(長女)、 三婚のカロリーヌにとっては第四子(次女)にあたる。 ルター派プロテスタントの洗礼を受けた。 代父母は叔母のライニンゲン侯妃、異父姉のシャルロット・カシラギらである。 カロリーヌとの再婚にあたってカトリックに改宗した父と異なり プロテスタントのアレクサンドラはイギリスの王位継承権を持っており、 イギリス王位継承順位は第400位である。
血しかないから貴族同士の結婚に拘るんだろ
いまどき王室に入ろうなんて人に求められるのは 生まれや家柄より 神経の太さなんだろうな、きっと。
>>806 ウィリアム4世って、女優との間に10人も庶子がいたんですね。
庶子が13人?とかいて、愛人も大勢いたチャールズ2世とは
そのところは大違いですね。
ウィリアム4世と同時代の徳川家斉も50人以上の子女をもうけたが、 そのうち現代まで子孫を残してるのはごくわずか。 男系では津山松平家と阿波蜂須賀家(ただし蜂須賀家は独身の女当主)。 女系では加賀前田家に嫁いだ溶姫の子孫くらい。 ほかにも女系子孫はいるはずだが、あまりにも少なすぎ。
イギリス王室の公式ページを初めて見たときは愕然としたなあ、 宮内庁のHPなんか足元にも及ばない情報量の多さ、 ようつべに王室チャンネルまであるしね
812 :
世界@名無史さん :2010/04/24(土) 22:57:52 0
ヨーク公位は、ずっとアンドリューとその嫡系子孫が継承できるの? それともある時点でヘンリーに渡るの?
それまでのヨーク公は子供がいないか、 死んだ兄に代わってプリンス・オブ・ウェールズになり、王に即位するか どっちかだったので、前例がないようだ。
ジョージ5世とその息子のジョージ6世は共にヨーク公だが、 ジョージ5世の第4世代(だっけ?)ヨーク公位の2代目ではなく、 新たに第5世代ヨーク公の初代となっているようだな。
兄から王位を継いだジェームズ2世、ジョージ6世は プリンス・オブ・ウェールズにはなってない。
>>785 ギャネンドラ王の仰る通りだ!!ネパール王家の存在と
我々王制支持者の精神がある限りネパール王制は不滅だ!!
ギャネンドラ王万歳!!ネパール王制万歳!!シャハ王家万歳!!
817 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 16:42:55 0
前にも書いたが、国外逃亡しないこと「だけ」は偉いと思う>ギャネンドラ王 大抵の王侯は我が身かわいさ剥きだしで、 すたこら財産抱えて逃げ出す。
それだけ考えが甘いんだろうという気もするがw まあ、クーデタではなく、平和的に王政が廃止になって、 新政府側も王を死刑にする理由もないし
819 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 18:07:31 0
もうじきタイもネパールのあとを追うよ。 プミポンがタイの末代王になるだろう。
820 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 19:29:25 0
カンボジアもこの先どうなるか未知数だし、 トンガとかスワジとかヤバそうな国はまだまだあるよな。
821 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 19:42:19 O
プミポンって誰よw ブミボンだろ
822 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 19:44:00 O
と思ったがプミポンなのか? ローマ字の綴りはbhumibolのようだが
823 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 20:35:28 0
タイの王室は、資産しこたまあって、既存の利益集団の一角なのがいたい 日本の皇室なら、嫌っても感情的なものか観念論で、実利実害のある人間はいないけど
824 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 20:56:45 0
天皇家だって、もともとは既存の利益集団の一角だったわけだが、 敗戦で全財産とりあげられて、人畜無害な象徴にされてしまったにすぎない。 権力のなかったとされる武家の時代でも南北朝までは最大の荘園領主だったし、 戦国時代でも大名に官位売ったりして商売してた。
孝明天皇もメチャクチャクレイジーな人間だったし… 光格天皇なんか現れず、京都で関西の年寄りに拝まれてるのが一番良かった。
826 :
世界@名無史さん :2010/04/26(月) 01:33:07 0
伝統あるアジアの王国って言って真っ先に思い浮かぶのはタイだが、 実はまだたった9代目なんだよね。 ネパールのギャネンドラだって、殺された兄・甥を数えてもたった12代目だったし、 ブータン王家に至っては20世紀に成立したものに過ぎない。 アジアの古い歴史のある王家って、かなり少ないね。
828 :
世界@名無史さん :2010/04/26(月) 06:42:02 0
ラーマ9世プーミポンアドゥンラヤデート
>>817 ネパールはマオイストが政権をとったとはいえ、まだまだ議員には、旧政権の連中、
つまりは、シャハ王家を中心とする利権のうまみを吸っていた連中
その構造は、ギャネンドラどころか、兄王時代から変わってはいないのよ
まあ、日本の政権が、自民党から元自民の民主党に変わった程度w
その腐敗の構造の中には、当然、マオイスト連中も入っている
ギャネンドラも、現ネパール政治家達もみんな同じ穴の狢にすぎない。だから、ギャネンドラは逃げる必要がないだけw
>>826 ただ・・・何上がりモノかといえば、そうでもない
その前から、旧王家と血縁関係のある貴族、豪族連中でもあるよ
現タイのチャクリー王朝もアユタヤ王朝の血を引いているし、
カンボジアも途中、中断してはいるが、
クメール王朝(802〜1431)からの血を現在もひいているみたいだけど、どうなんかね?
831 :
829 :2010/04/26(月) 11:46:16 0
まだまだ議員には、→まだまだ議員は、
832 :
世界@名無史さん :2010/04/26(月) 20:20:19 0
日本だって、戦前の絶対天皇制国家でうま味を吸っていた連中(高級官僚)が、 吉田茂とか岸信介みたいに戦後保守政治の中心人物になっている。 吉田は戦前の宮廷政治家(牧野・近衛・木戸ら)と密接な関係を持ち、 田中義一内閣では外務次官として、外務政務次官の森恪とならぶ事実上の外相として、 帝国主義的な積極外交を推し進めた人物。 (ちなみにそのときの書記官長=現在の官房長官は政友会の鳩山一郎) 岸は革新官僚の代表で、東條英機らと「二キ三スケ」と呼ばれた満州国の実力者であり、 開戦時の東條内閣の商工大臣をつとめたA級戦犯容疑者。 しかも、講和独立後は公職追放されていた戦前の官僚政治家が議員として政界復帰し、 中には閣僚にまで返り咲いた者もいる。 官僚のようなパワーエリートには戦前のエスタブリッシュメントが依然として生き延び、 戦後政治の中心である自民党の中枢に居座っていたのだ。
833 :
世界@名無史さん :2010/04/26(月) 20:35:17 0
安倍元総理は満州国の高官で東條内閣の閣僚だった岸の孫。 麻生前総理はタカ派外交官だった吉田の孫であり、宮廷政治家の内大臣牧野伯爵の曾孫。 いまの鳩山総理もタカ派政治家鳩山一郎の孫。 (鳩山一郎は田中内閣書記官長として吉田茂らと東方会議で満蒙進出を推進し、 斎藤内閣の文部大臣大事として滝川事件で学問の自由を弾圧した) いずれも戦前の帝国日本の支配階級(大臣や高官)の流れをくむ者である。
834 :
829 :2010/04/26(月) 20:41:24 0
>>832 古い連中を全て追放したら、経験者がいなくなって、仕事が滞っちゃうからねえ・・・
驚いたのはベトナム。数年前にドイモイを指導した人が亡くなられたが、その記事によると、
戦前に京大に留学し、その後はアメリカで世銀かなんかにいて、その後、南ベトナムの経済官僚をしていた人
北ベトナムは、南側の高官を全て粛清しなかったんだね・・・だから、ドイモイに成功したんだろうけど
全員、追放しちゃうと、ロシアや中国のように混乱する・・・残すと改革が不徹底になる・・・ややこしいもんですな
でも、吉田や岸はまだ辣腕の力量ある政治家だった・・・ネパールは腐敗しているだけで、能力のある人がいないんだよ・・・今のところはね
なんというか、ギャネンドラ王は人相でイメージ的にだいぶ損してる 感があるよね。 国家元首の器じゃないと言われればその通りだとは思うけど、国王の 権威にこだわって親政を通そうとしたために時代錯誤とみなされた 暗君というだけであって、民衆を虐殺しまくって暴政の限りを尽くした 悪逆君主でもなんでもない。 もう少し親しみやすい外見なら評価も少しは違っただろうに。 なんだかんだでやっぱ見た目って重要なんだな。
そうかな? 王の役目はなんだろう 国境線を守り、国を豊かにし、文化を振興させることではないか? しかし、ギャネンドラのまずやったことは、王室予算を増額させることだった それも、別に不足していたわけではない。今でもシャハ家は大変な金持ち そして、その増額させた予算で、贅沢な外遊をしたり、高級外車を買ったりした そして、ギャネンドラの後を継ぐパラスは悪い噂が多い人物 むろん、王の贅沢は個人の問題ではないし、父と子は別人格 あんな貧しい国で、王の不必要な贅沢の為に税金を浪費し、後継者を育てなかったという点で 十分、ギャネンドラは暗君だと思うぞ
837 :
世界@名無史さん :2010/04/26(月) 21:57:16 0
ギャネンドラ王は、兄王一家の死の謎について 説得力のある説明がとうとう出来なかったのが 人心離反の一因には違いない。 王党派の中には「簒奪者を許すくらいなら 共和制になってもいい」という考えもあっただろう。 もう真相究明は無理だと思うけどね。 それに人格温厚な王子だったら、 文字通りの象徴君主で満足していただろうな。
暗君つーか、十分「暴政」で「悪逆」だったと思う
839 :
世界@名無史さん :2010/04/26(月) 22:06:21 0
スワジランド、トンガ辺りの君主制も危ういだろうな。 カンボジアはシアヌーク死後にシハモニ王が玉座を確保できるかどうか。 シアヌークは「偏愛」を地で行く不明の君主。 独身で子がいない王子に譲位したら、その時は良くとも 後々揉めるのは目に見えている。
まあ、現代社会では、「王」では、その役目が果たしきれないんだろうねえ でも、イギリスや日本のような先進国では、「藩屏」wたる官僚達がいる しかし、途上国では、まだ官僚が育っていないんだろうね
842 :
世界@名無史さん :2010/04/26(月) 23:59:46 0
まあ、リヒテンシュタインやモナコみたいな国もあるから、 君主親政がいちがいに悪いとはいえないけどな。 ぶっちゃけ、小国で善政を行う君主なら、象徴なんて屁みたいなものより、 オーナー経営者みたいな感じで親政してもかまわんと思うが。
ラーマ9世陛下には是非ともご健勝であっていただきたい。 ちなみにあと8年でフランスのルイ14世の在位記録に並ぶ。
844 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 00:36:57 0
モナコのレーニエ大公は、なんで生前に婿のカシラギや孫たちに 爵位をやらなかったんだろう? レーニエ大公の祖父ルイ2世が庶子シャルロットと養子縁組をおこない、 ヴァランティノワ女公の爵位を与えた先例にならって、 婿のカシラギかその息子たちを養子にし、爵位をやればよかったのに。
与えようと思えば与えられたんだろうけどあまり爵位を与えすぎたら 爵位の権威の低下を引き起こしかねないからな。 あんまりポンポン与えてたら「まるで爵位のバーゲンセールだな…」 なんて、某漫画作品に出てくるセリフみたいな声が聞こえてきそう。
突然だが、愛新覚羅溥儀って本当に普通の人だったんだなってよく思う。 暴君では決してないし、暗君ってほど暗君でもない。 清朝が滅んだのも満州帝国が滅んだのも全く彼の責任ではないし、特に悪く言われるべき点もないのだが、 その代り、まったく褒められるべき点もない。 元皇帝としてのプライドだけは高かったようだが、元皇帝としての誇りみたいなものは感じられない。 こういう全く平凡な普通の人が、尋常ならざる地位に生れつき立ってしまった、っていうのが面白いところだね。
偉大な清朝の皇帝であった愛新覚羅溥儀が、来日して昭和帝に出迎えられた時、 緊張のあまり手袋を取り忘れて握手したという。 極東の小国の天皇に会うのに、亡国の徒にあるとはいえ、大清皇帝が緊張とか ありえねーと思うのだが。
>>846 >暴君では決してないし
暴君になりたくても、なれなかったのでは?
日本が建てた傀儡国家の皇帝で、権限は一切無いのだから。
849 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 01:37:22 0
昭和天皇の料理長の生涯を描いた「天皇の料理番」というドラマの中で、 溥儀が訪日したときの宮中晩餐会に関する話があった。 晩餐会の支度をしている大膳の厨房に満州国の役人が検分にやってくる場面で、 満州国の役人は皇帝に出される前の料理をナイフで切って毒見をしようとして、 制止する料理長と悶着おこすのだが、現実にこんなことありえたのだろうか? ナレーションで溥儀は毒殺を警戒していて云々とあったのだが、 傀儡国家の役人が実質的な宗主国の宮中の厨房でこんな行為ができたのだろうか? 皇帝の毒見とはいえ、傀儡国家の
850 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 01:39:04 0
一役人にそんなことができたとは、とうてい思えないのだが。
帝位に即くことを条件に満州国執政を承諾して、龍袍を着用した即位式にこだわって 日本に突っかかったりした割にはあっさり中共政権の思想改造を受けてスターリンの 像に頭を下げたりしてたみたいだからな。かつての皇帝が収容所で他の収容者に 普通に溶け込んで体操をしてるシーンをなんかの番組で見たときはなんともいえない 淋しさを覚えたな。
>>826 ブータンの現王家は、国家元首としては5代目くらいだけど、
シャプトゥンによるブータン建国をささえた建国当初からの
有力諸侯の家柄。「新参の成り上がりもの」とはいえない。
日本でいうと、吉備、出雲の王家か蘇我氏、物部氏あたりが
現在まで存続している・・くらいの感じ。
853 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 07:48:48 0
タイの王室関係の行事のとき、 大臣以下官僚が着る白の詰め襟の服(旧海軍の夏服に似てる服)、 あれ格好いいから日本の大臣・官僚の礼服として採用すればいいのに。 あのタイの王政服を日本の宮中関係の行事での礼服に採用すべきだ。
>
>>846 というより・・・どの国も王朝が末期になると、王様がそういう人間になってしまいだす
暴君でも名君でもない、善良なだけの人間
>>826 王家って滅んだように見えても、血筋的には繋がっているケースが多いよ
暇なときに、wikiでやってみたらわかるけど、王家のご先祖を辿っていくと結構遡れるし、
思っても見なかった人物と繋がっていたりする
王は滅んでも王の血は滅ばない。神に聖別された王の血が神聖なのは世界中一緒ということだろう
まあ、中国・朝鮮は違うけど。中国は、天命を受けた人間が天子になるから。
857 :
854 :2010/04/27(火) 08:50:11 0
858 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 10:33:02 0
マデレーン王女ってパパラッチもいる巨乳美女だったな
860 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 11:01:44 0
ファンサイトの一つが婚約後にお幸せに・・・って感じで閉鎖されてて笑ったけど、 今みてきたら閉鎖したままだったw まあ、結婚してから泥沼離婚劇を繰り広げるよりは傷が浅かったと思うしかないね、 美人で有名な王女を差し置いて浮気するとはふてえ奴だw
イギリスのマーガレット王女とスノードン伯みたいにならなかっただけでも 不幸中の幸いだよ。 今から30年以上も前、王女の別居のニュースは日本の3大紙の一面を飾る程の大ニュースと なった事を思えば、最近の王室の別離・別居・離婚報道の軽くなったことよ。 ベタ記事扱いになったねえ・・・・・・。
864 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 18:13:37 0
正直、ヨーロッパの現役王室の王女なんて、一般人のあやしげな男と恋愛したり結婚したりして、 もう王族というより芸能人とかモデルなんかと変わらない。 旧王室の人間のほうが、王侯貴族同士で縁組みを続けてて、よほど王族らしい。
865 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 18:41:41 0
スウェーデンの王女なんて、マニアから見ても何の有り難みもない。 やっぱりドイツの旧王侯とかしかるべき家柄の王侯貴族と縁組みしないと、 家系ネタを語る面白みもなにもない。 エセセレブで喜ぶのは、女優やモデルのゴシップで喜ぶようなものだ。 家柄も爵位もない結婚相手なんて、なんの価値もない。
>>853 宮中では衣冠でよろしかろ。
即位礼のときに海部が燕尾着たのには失望した。
867 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 19:42:45 0
>>866 あれは政教分離の意味もあるんだろう。
天皇は仕方ないとしても、国民の代表である首相が神主の服装ではまずかろう。
封建的な身分制度を否定するんて意味もあるのかもしれないが。
868 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 20:41:34 0
「王なき王国」だったホルティ摂政時代のハンガリー王国は、 合理的で時代の先端をいっていたのかもしれないな。 君主制の歴史と伝統を守りつつ、生身の王族という厄介者を放逐した体制は、 君主制オタにとっては理想の体制かもしれない。
869 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 20:48:53 0
生身の皇族王族あってこその君主制だろ。 カール皇帝兼国王陛下の復位を認めなかったホルティになど 何の価値もない。王政復古を求める陛下に謁見しても 復位を拒んだ人間になど「摂政」としての存在価値はあるのか?
870 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 20:54:32 0
ヒトラーもポツダムで式典を開いた時に 空の玉座の傍に皇太子を立たせて、 玉座に恭しく頭を垂れるパフォーマンスを演じ 保守派の機嫌を取ったらしいな。 生身の君主を拒んで権威だけ利用する輩にろくなのはいない。
871 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 21:33:27 0
ハンガリーは聖イシュトバーンの王冠さえあれば「王国」なのだ。 ハプスブルクのやんちゃ坊主など、必要ない。 プロイセンも大王の伝統さえ残っていれば、それでいい。 ホーエンツォレルンの放蕩息子など、必要ない。
ホルティだって最初から「王なき王国」にするつもりはなくって ハプスブルク家傍系の大公を担ぎ出そうとしていたら 戦勝国から駄目出しされて仕方なく・・・・・・ってわけで。
>>870 反君主制主義者のくせにヴィルヘルム2世の葬儀では
しっかり指揮を執ってるんだよな。自らの地位を誇示する
ためとはいえ、蔑視していた君主の葬儀の主催を
買って出るその神経の図太さは流石と言うべきか。
875 :
世界@名無史さん :2010/04/28(水) 00:55:37 0
明王室の復興を
>>867 はきっと、
「文化」としての天皇制と実際の政治との区別のことを言いたいんだろう
別に宗教とか封建性とかについて語りたいわけじゃあるまい。
実際にはもちろん、衣冠束帯は宗教とも、封建制度とも、何の関係もない。
877 :
世界@名無史さん :2010/04/28(水) 06:45:43 0
「王なき王国」の民間人摂政って、何気にかっこいいよな。
タイ政府は、強硬手段に出ると地方出身の兵士や部隊が反乱を起こすんじゃないかと警戒しているようだ
とうとう国王を持ち出したか
881 :
世界@名無史さん :2010/04/28(水) 18:33:39 0
>>870 >>874 ウィキによると、
>1940年5月、オランダがナチス・ドイツ軍に占領されそうになった際には、
>イギリスのチャーチルから(略)イギリスへの亡命の勧めがあったにもかかわらず、
>これを拒絶してオランダに残り、ドイツ軍の保護を受けている。
>さらに同年、かつてドイツ皇帝だった自分が成し遂げることができなかったパリ陥落を
>ヒトラーのドイツ軍が達成したのを見ると、ヒトラーに対して祝電を打った。
>またナチスを出迎えようとしたが、冷たく無視されたと言われる。
とある。
そして、1941年6月にオランダで死去した際には、
>ドイツ国内における葬儀は禁止され、ナチ党は皇族や以前から近しかった将校にのみ
>ドールンでの埋葬に参列することを許した。
>一方で、鍵十字などのナチのシンボルを掲げるのを禁止した。
とある。
882 :
世界@名無史さん :2010/04/28(水) 20:41:11 0
ヒトラーやナチスの高官たちは、前皇帝のことをどう思い、どう感じていたのだろう? 廃位されたとはいえ、やはり自分たちの主君という気持ちはあったのだろうか?
タイが物凄い事になってきたね 国王が出てきて発言しても収集が付かなくなってきた、という事はもしかして・・・・、 という事態が起きるかも。
884 :
世界@名無史さん :2010/04/28(水) 22:56:35 0
いや、やっぱり普通に考えてタイの王室はなくならないと思うなあ、自分は。 現国王が生きている間にタイの王室がなくなるかどうか? って賭けしたら、なくならない方に5万円くらいなら賭けてもいいな、今の時点では。 それ以上は、別にタイの王室に義理だてしなきゃならん理由は全くないがw
どうしても王室を潰したい人がいるみたいだな
さっきもテレビで「国王派vs反国王派」みたいなこと言ってたけど タイ国民の王室への敬慕は半端ないから王制打倒なんてことはないと思うが、 反タクシン派がタクシン派を反国王勢力なんて言い出すと、かえって ヤバいんじゃないか。
王家に仇成す佞臣を討つ訳ですね。
888 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 02:22:07 0
>>886 政権側の方は必死だから、王室の権威でも何でも使えるものは使いたいんだろうね。
タクシンもどうかと思うが、現首相も、ろくでもない奴にみえる。
本当に王室を崇敬するんなら、そんなところで政治利用するのはやめろよなって感じ。
これで王が下手に動いたら、マヂに王家が転覆しかねないからねい。
タクシン派が反国王派のレッテル貼られてそれを言われ続けたら、元はそうじゃなくても そのうちに「だったら本当に反国王になったろかい!」ってなってしまう危険性はある。 「共和制もありかも?」って思う国民が増えてこんとも限らん。そして後ろに支那の影が・・・。
891 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 08:33:55 0
アンチ中国キモすぎ。 タイみたいに、前近代的な王政支配者と軍部が隠然たる力を持っていたり、 地方に救いがたい貧困が残ってる国だと、中国関係なしに早晩王政は倒れる。
何か前からの書き込みの流れを見てると、 タイの王室ヤバいぜい!! って言いたい奴がいて(恐らく1人か2人)、 何度も繰り返し書き込んでて それに対して他の人が毎回、んなわけねーだろって突っ込んでるっていう構図に見える。 だから同じことばかり、何度も何度もループしてる。
なにしろ、タクシンって、中華系タイ人なのは明白な事実なんだから、アビシット首相率いる現政権から 疑い持たれていても仕方がないね。 世界各国に散らばる中華系人の動きを見ていると、中国の力を背景にその国で急速に発言力を増していって いるからな。だから、現タイ政権にとっては、タクシンも脅威だけど、その背景にいる中国の真意が読めなくて 苦慮しているんではないのか?
894 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 09:50:31 0
200年前のタークシン王も華僑だし、 そのあとに取って代わった現バンコク朝も華僑の系統を自称してたけどな。
華僑を取り巻く事情なんて各国でかなり違うのに(特にタイはかなり特殊なのに) 何でもかんでも「共産党が背後で…」と言い出すやつはなんなんだろうな
896 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 11:32:19 0
アンチ中国の陰謀脳は、反ユダヤ脳なみに救いようがない。
>>886 王室への敬慕たって都市部で王室賛歌歌ってるような表面的なもんだけとっても何だ
タクシン派の赤服には明確にプライ(平民)て書いてあるんだから、とっくに階級闘争のつもりなんだよ
プライの反対語はプーディ(貴族)で、現在のそれは富裕層、頂点は王族だ
現政権が国王派を打ち出したのが後出しであって、タクシン派…というか赤シャツ組は最初から反国王なんさ
タクシンを追いやった軍事政権を現王が承認したときから
899 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 15:19:39 0
皇居の再利用法として、こういうのはどうだろう? 「城塞禁固」(フェストゥングスハフト) 城塞禁固は禁錮刑の一種。 有罪とされた政治家や決闘により有罪になった者に対し、 その名誉を重んじて科せられる刑で、刑務作業などは免除され、 比較的快適な独房に軟禁され、 独房で来訪者と面会することも認められていた。 収賄や不正献金、脱税で有罪になった政治家の拘禁施設にいいと思う。
900 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 15:38:11 0
千代田城塞監獄
ネパール王室も国民の敬愛を受けて死んだ後には写真や花束があふれたらしいけど、 ギャネンドラ&パラスの最凶親子が表舞台にでて、権力乱用し始めたら、 あっちゅーまに王制瓦解しちまっただよ
902 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 19:03:16 0
兄貴のほうの元国王だって、90年前後の民主化前までは親政やってて、 ソ連・東欧の民主化に影響された民主化運動に押されて仕方なしに民主化したわけで、 とても美化できたもんじゃないけどな。
>>897 何度言われても、わからない人なんだな・・・w
そんなにタイ王室をあぼーんしたいのか。
しかしまあ、日本だってタイだって、
ギャネンドラみたいなDQNが位を継承したらその時点で王朝は終る。
そういう危機感が足りないってのはあるだろうね。
王室の血統くらいしかraison d'etreを持たない欧州の小国(英国含む)の場合は、
一人くらいアホ君主が出ても終らないかもしらんが。
>>903 そのタイの皇太子、とんでもないDQNらしいじゃないか?
愛人作りまくりだそうじゃないか?
905 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 19:34:51 0
愛人が多いのは洋の東西を問わず、王侯貴族や権力者のたしなみだろうが。 そんなことで文句言うのはアメリカ(といまの日本)くらい。 フランスなんて、その点、ずっとさばけてる。
日本の場合、実権が希薄で法による強固な壁がある以上簡単には無くならんよ
プミポン国王の孫で王子は一人だけなんだよね? 日本みたいな後継者問題は起こらないのかな? まあ弟はたくさんいると思うけど、王室の構成がよくわからない
確かにいまのラーマ9世が存命中は王政打倒など間違っても言わないだろう。 いまはな
909 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 20:12:08 0
百年前のチュラロンコン大王の子孫なんて、ウジャウジャいるから、 別に心配する必要はないだろう。 現国王の直系卑属にこだわる必要なんてないし。
910 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 22:14:49 0
戦時中の大東亜会議の時に訪日したワンワイタヤコン殿下って どういう系統の人なんだろう? 本来首相が出る所だったのに、せめてもの 日本への抵抗だったらしい。
戦後、戦犯の天皇家の代わりに徳川家を復位させる計画はなかったの?
欧州王室以外の情報は少ないよなあ。
>>911 みたいな人って本気で言ってるのか?ってのが気になるんだが。
仮にも歴史板にいる以上、そんな計画があり得ないことはわかりそうなものだが。
あり得ないことはわかっていて、わざわざ嫌がらせのためにだけ書き込んでるんだろうか?
人に嫌われるだけの人生って、かなり惨めだな。
915 :
世界@名無史さん :2010/04/30(金) 00:02:40 0
タイ王室の名称ってよく知らんのだが、 「ラーマ9世」っていうのは「昭和天皇」みたいなもので、 「プミポン」は「裕仁」みたいなものなのかな? そうすると、プミポン国王って呼ぶのは、かなりの失礼に当るのだろうか?
それ以前に、プーミポンアドゥンラヤデートが正式な名前。 プミポン国王って言い方は、「ヒロ天皇」と言うくらいのもん。
917 :
世界@名無史さん :2010/04/30(金) 09:28:57 0
918 :
世界@名無史さん :2010/04/30(金) 18:27:02 0
>プーミポンアドゥンラヤデート アメクニオシハルキヒロヒハノミコト(欽明)とか ヌナクラフトタマシキノミコト(敏達)とか アメミコトヒラカスワケノミコト(天智)みたいなものなんじゃないの?
919 :
世界@名無史さん :2010/04/30(金) 18:53:22 0
迪宮裕仁親王
ところで、なぜヴェルフ家はブラウンシュヴァイク=リューネブルク家って 呼ばれてるの?
921 :
世界@名無史さん :2010/05/01(土) 08:10:57 0
領地を家名にしたんだろ。
922 :
世界@名無史さん :2010/05/01(土) 12:30:01 0
ラーマ○世の「ラーマ」って、ダライラマの「ラマ」と同じ意味?
ハインリヒ獅子王とか名前が意味わからん。 なぜ獅子王なの?あと懺悔王とか肥満王とか名前すごすぎw
懺悔王ってのは誤訳らしい。 ともかく連中は代々同じ名前を名乗っていて(襲名?) あだ名でも付けないことには区別ができん。
925 :
世界@名無史さん :2010/05/01(土) 23:07:10 0
ついさっきまでBS朝日で『アンナと王様』観てたけど、 あれだいぶ誇張と脚色あるよね? 作中で王位簒奪を謀った逆賊が破滅していたけど、 あれはどこまで史実なんだろう。
926 :
世界@名無史さん :2010/05/02(日) 22:46:47 0
>>922 タイの国王はRamaで、ダライラマはLamaなんでねww
同じわけない。
むしろ、タイの国王の名と、ヒンズー教で神とされている、ラーマーヤナに出てくるラーマとの
関係はどうなんだろう?っていうのが自分の疑問だが。
詳しい人教えてくれ。
>>844 遅レスで申し訳ないけど、まさか跡継ぎが50過ぎてもふらふらして結婚せず、
隠し子二人作るなんて考えてなかったんじゃない?w
アルベールもDQNだけど日本庭園造ったって言うからどことなく親しみ感じてたのに、
クロマグロ漁禁止にはがっかりしたw
カシラギ兄弟の容姿を見ると、さすがグレースケリーの遺伝子と思うけど、
子供はDQN揃いだもんなあ。モナコ公室。
グレースケリーも神格化されすぎと思うわ
928 :
世界@名無史さん :2010/05/03(月) 16:56:48 0
>>927 美女とはいえ、しょせんアメリカ合衆国の庶民だもんな>グレース
>>901 ネパールでは、自分たちはこんなに貧しいのに、王様たちは私腹を肥やすだけで、なにもしてくれない、
と70年代ぐらいから、民心は王家から離れだしていたよ
930 :
世界@名無史さん :2010/05/03(月) 23:54:08 0
>>929 そうそう。
このスレでは前国王を叩きたいあまり、元国王(兄王)を持ち上げる傾向があるが、
旧王家は、ラナ家から政権を回復したあと、ずっと議会政治を否定してきたわけで、
それに対する反発から、80年代末期の東欧民主化の影響で民主化運動がおこり、
元国王は仕方なしに議会制と政党内閣制を導入したんだよね。
前国王になって、いきなり王政が信望を失ったわけでも、悪政になったわけでもない。
931 :
世界@名無史さん :2010/05/04(火) 07:14:03 0
この間大学でしゃべった 中国人、せいた
932 :
世界@名無史さん :2010/05/04(火) 19:27:07 0
UAEって、絶対君主制なのか大統領制共和国なのか、よくわからない。 アラブ首長国連邦(UAE) 連邦の構成国である首長国(エミレーツ)は、首長(アミール)の絶対君主制。 しかし、中央政府はアブダビ首長が大統領をつとめる連邦制国家。 地方政府は君主制で、中央政府は連邦共和制(大統領制)。わからん。 スターウォーズの銀河共和国?の中にレーア姫のいる王政の惑星があるようなものか。
>>932 アラブ首長国連邦(以下、連邦と略)は、江戸期日本とよく似ているとも言えるかも。
連邦政府 → 江戸幕府
連邦大統領 → 将軍
アブダビ首長家 → 徳川将軍家
連邦首相 → 老中
諸藩 → 7首長国
首長 → 藩主
経済面にあっては、
UAEでは、ドバイ首長国が強力であり、
江戸期日本では、幕府直轄ではあったが大坂が強力だった。
違いとしては、江戸初期の日本が基本的に重農主義であったのに対し、
UAEは典型的な重商主義である点が挙げられるだろう。
・・・もしも平家や織田家が長期間にわたって天下を握っていたならば、
その後の日本では、UAEのような国づくりが進んだのだろうか?
>>933 訂正
連邦政府 → 江戸幕府
連邦大統領 → 将軍
アブダビ首長家 → 徳川将軍家
連邦首相 → 老中
7首長国 → 諸藩
首長 → 藩主
>>907 今の日本に皇位継承問題はないと思うけど。
>>933-934 の者だけど、一件追記。
UAEの連邦首相は、ドバイ首長が兼務するのが連邦発足以来の慣例になってるね。
937 :
世界@名無史さん :2010/05/04(火) 23:13:06 0
>>935 ないはずだけど、論壇のごく一部の者が
悠仁親王様をさし措いて「愛子様を女帝に!」と喚き散らしている。
938 :
世界@名無史さん :2010/05/04(火) 23:48:54 0
アイコに様つけるな、ボケ
自閉症で発達障害の娘に皇位を継がせるとか虐待だな。
皇族は基本的人権が保証されない存在だからな。
タイの動乱がどうなるか注目している。 王様下手に手を出しても危ないけど、 何もしてくれなかったら国民が失望しそうだ
もう収束に向かい始めてるよ 峠は越した
まぁ選挙を11月にやるとして、それが終わった年末あたりに再燃する可能性は高いけどね・・・
945 :
世界@名無史さん :2010/05/07(金) 20:59:10 0
英国で保守党も労働党も過半数をとれなかったそうだが、 こういう場合、女王が高次の裁定者として介入する余地があるのだろうか? かつて女王がヒューム首相を自らの意思で選んだことがあったが。
946 :
世界@名無史さん :2010/05/07(金) 22:02:59 0
保守党+自由民主党、労働党+自由民主党、どちらの連立も不成立に終わって 収拾が付かなくなったら介入するかもしれん
連立が不調の場合第一党が少数与党になると思う
948 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 23:40:39 0
ぜひとも女王陛下の御介入を。 調停する立憲君主万歳。
女王陛下の介入を見てみたい。 イギリス的な18、9世紀的のような政治をこの21世紀に体験してみたい。
950 :
世界@名無史さん :2010/05/09(日) 19:19:36 0
ドイツ人は嫌いよ!といって拒否されるだろ
951 :
世界@名無史さん :2010/05/10(月) 18:51:13 0
一方、ドイツの人間も、いまさら帰ってきてほしいなどとは誰も思っていない。 ハノーヴァー家もウィンザー家もマウントバッテン家も、ドイツ出自なのに。
952 :
世界@名無史さん :2010/05/10(月) 19:40:02 0
現当主はドイツで育ったわけではない
>>935 しかし悠仁親王が男子をもうけるとしたら、20年後にはじまり40年後に
タイムリミットなのだからそんなに余裕もないでよ。
しかも民間出身の皇太子は二代続けて心の病だ。
だけどイギリス貴族の血を入れたり家名を改名したりしても、 ドイツ系なのには変わらないのに・・・ なんでそんなにドイツの血を否定するのか、よく分からない部分もある
955 :
世界@名無史さん :2010/05/10(月) 20:40:09 0
>しかも民間出身の皇太子は二代続けて心の病だ。 んっ?
>>954 あら、アングロもサクソンもドイツの地名でしてよ。
957 :
世界@名無史さん :2010/05/10(月) 21:38:39 0
英語のRexって「今上」と訳していいの?
958 :
世界@名無史さん :2010/05/10(月) 21:42:05 0
ウルトラシリーズに出てくる悪役宇宙人や怪獣に、 テンペラー星人とかエンペラ星人とかタイラントとか出てくるのは、 一般人の君主とか帝王に対する印象を如実に表している。
あれは単に怪獣たちの帝王的役割に過ぎないんだが…と釣られ
>>955 とっくに克服されたけど、皇后陛下はかつて激やせだの失語症だのになったでしょ。
で、前者は旧華族や学習院OGの嫌がらせ、後者はマスコミの心ない報道に心を痛められたのが
原因とされているでしょ。
今の皇太子妃とはわけが違うけど、皇室に嫁に行くのは大変なことだという印象を与えたと思うなあ。
「悪の帝国」とはいっても「悪の王国」「悪の共和国」とは言わんしね。
もう、スレ梅段階だから、書いてみるけど・・・・ 皇后には、神谷美意子という能力だけでなく人格的にも優れた精神科医が付いていたんだろ? 皇太子妃には、そういう人は付いていないのかね?
カップラーメン屋から皇室に嫁ぐって大変だよなあ…… しかし嫌がらせはともかく、女性週刊誌のバッシングなんて 読まなければいいのでは。 周りもわざわざ話題に出さないだろうし。
何を勘違いしているのかは知らんが、日清製粉はラーメン作ってる会社じゃないぞ。 確かに、ラーメンは小麦から作られるから無関係とは言えないがな。 鉛筆からミサイルまでと並ぶ勘違いだと思うな、これは。
皇后陛下は粉屋の娘だね。 欧米だと水車で小麦をひいてる農村の代表的職業だからギャップに驚いたらしい。 Miller's Daughter が Crown Prince の嫁になったと。まあ実際は大企業の社長令嬢だけどね。 しかし、貴賤結婚といっても雅子妃は外交官令嬢、紀子妃は大学教授令嬢だし、庶民と言ってもアッパーミドルばかり。
>>965 王族や王族の子孫以外との結婚を貴賎結婚というのでは?
ツィタは貧しく育ったけれど、多くの王家の血を引いてるので
皇帝フランツ・ヨーゼフはハプスブルグ家の嫁として
相応しいと大歓迎したそうです。
フィリッピーネ・ヴェルザーは超大金持ちのヴェルザー家の令嬢だけれど
貴族ではないのでハプスブルク家のフェルディナント大公のお妃とは
認められなかったそうです。
美智子さまは大企業の令嬢だけれど、江戸時代ならさしずめ大店の娘ですよね。
大店の娘って、表層的すぎない? 江戸時代と違って、現代は企業家こそが支配階級なんだから。 徳川和子の入内の方が近いと思う。
皇后は、資本家の娘、 皇太子妃はテクノクラート 古い権力は、新しい権力と結びついていくものなんだね、 と陳腐なことをエラソーに言ってみる
皇后を粉屋の娘、というのは、 清朝の大地主や宰相を農民や木っ端役人、 と言うぐらいの間違いだとオモ
970 :
世界@名無史さん :2010/05/11(火) 18:15:44 0
>>967 戦前に三井財閥や三菱財閥の娘が嫁いだのなら、そのたとえもわからないではないが、
いかに大企業の創業者一族とはいえ、最盛期の徳川将軍家にたとえるのはオーバーな気がする。
まあ、戦後の旧華族(旧大名家も含めて)は江戸時代の公家(名誉はあってもカネがない)で、
戦後の資本家(大企業オーナー)が江戸時代の大名に相当するというのは、わからなくもない。
正田家は、江戸時代からの米問屋で、 江戸・大阪にまでその名が響いていた富商で、名字帯刀が許された名主の家 官位がないだけで、十分、地方の支配者階級 奥州藤原氏の妻方であった安陪氏、清原氏みたいなもん? こういう立場の人が、采女として入るのならともかく、正妃として入ったのは初めてかな
>>970 でも、これが4代目、5代目ぐらいならまだしも、
まだ、三河の土豪上がりの初代の孫娘で、まだまだ成りあがり者だった感じもするが
商家でも三井、住友レベルの人たちは、爵位もらってるからね。
974 :
962 :2010/05/11(火) 21:49:38 0
タイ王国では王政廃止を計るタクシン派が首都を占領したままだね
976 :
世界@名無史さん :2010/05/11(火) 22:23:50 0
住友は名門徳大寺家の人間をよく養子にできたな。 昭和期の住友家当主は西園寺公望の弟。
>>971 そうだね。怒る華族たちを「戦前でも出仕はかなう家柄、そうなればお手がつくこともある」
と説得したと聞いた。
>>971 江戸時代の名主は、昭和の頃なら村長とか町長クラスでないですか?
市長クラスではナイですよね?
>>979 名主と言ってもピンキリで、正田家は、富商だったというし、
戦前は貴族院議員だったらしいから、
中央から見たらたいしたことがなくても、
十分、地方豪族といえませんか?
阿部、清原だって、中央政府から見たら、俘囚の長だったろうし
981 :
980 :2010/05/12(水) 07:20:04 0
何を隠そう、私の家も江戸時代は名主の家で、20代以上続いていたらしいのですが、 明治には没落して、祖父なんて、陸士程度にしか進めませんでしたw
江戸時代の末期には村が8万位あって 名主・庄屋は20万位もあったそうです。 現代だったら市町村の議員クラスって事?
キャメロンが首相指名されたらしいな。 これって女王の判断なんだろうか。
984 :
世界@名無史さん :2010/05/12(水) 20:00:32 0
保守党・自由民主党の統一意志だど
985 :
世界@名無史さん :2010/05/12(水) 20:27:30 0
>>982 要するに今の大字(おおあざ)が明治初期までは村だったのです。
986 :
世界@名無史さん :2010/05/13(木) 07:35:44 0
もし、いま日本に貴族制度があったら、 長島家、花田家、ヤワラ家はガチで貴族だな。
987 :
世界@名無史さん :2010/05/13(木) 10:06:09 0
貴族とはどういうお方を言うのかについて無知だということですね
まあイギリスだったら何人かは大英帝国勲章もので サーだのデイムだの名乗る資格がありそうな気はするが。
国民栄誉賞じゃ宰相の与える賞だから却下だな、 文化勲章授章者はあり
宰相って、首相は参議クラスじゃないだろ。
>>976 格が欲しい商人と、金が欲しい貴族の縁組みってよくあるパターンじゃない?
次男坊以下が家を出されるのもよくあるパターンだし。
タイが総選挙前にまた争乱ですよ 王室瓦解を見ることになるかも・・・
993 :
世界@名無史さん :2010/05/14(金) 18:34:33 0
タクシン派の陸軍少将で急進派とか言う人が死亡したらしいが この人は王室には忠誠心持ってたのかな。
942 名前:世界@名無史さん 投稿日:2010/05/06(木) 16:12:34 0 タイの動乱がどうなるか注目している。 王様下手に手を出しても危ないけど、 何もしてくれなかったら国民が失望しそうだ 943 名前:世界@名無史さん 投稿日:2010/05/07(金) 07:48:39 0 もう収束に向かい始めてるよ 峠は越した
996 :
世界@名無史さん :2010/05/14(金) 23:02:49 0
なんか定期的にタイの王室瓦解を語りたがる人が、結局最後まで居続けましたね あと4レス
997 :
世界@名無史さん :2010/05/15(土) 05:04:41 0
あと1
1000 :
世界@名無史さん :2010/05/15(土) 22:08:32 0
全世界の皇室・王室・国家君主に永遠に幸いあれ! 1000
1001 :
1001 :
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