沖縄人が抱く根深い対日不信感   

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72世界@名無史さん
<日本軍による沖縄住民虐殺 >

沖縄戦を生き延びた沖縄の人々に、後に行ったアンケートの中で「日本兵と米兵のどちらが怖かったか」という問いに対して、日本兵と答えた人と米兵と答えた人がほぼ同率であるという結果が出ました。
頼りになる味方であるはずだった日本兵の方が怖かったというのはどういうことなのでしょうか。
そこには日本兵による住民虐殺の事実が隠されています。

沖縄戦では軍に保護を求める住民が軍とともに行動し、軍を追う形でともに南部へと逃げてきました。
住民は軍の情報にとても近い存在だったのです。
ですから、住民が米兵に投降しようものなら、軍の情報が漏れるとして日本軍が沖縄住民を背後から射殺したのです。
これは決して窮地に陥った軍のどさくさの行為ではありません。
それ以前から、「住民の諜報活動に注意せよ」との軍中央からの文書が配られています。
さらには方言を禁止し、会話をすべて軍が把握できるようにしようとしたのです。
実際方言をしゃべっていたためにスパイとして虐殺された沖縄住民もいます。
また、艦砲から逃れて壕へ入ろうとした住民を軍が作戦に使っているからという名目で艦砲の嵐の中に追い出したり、中には住民が避難しているところに日本軍がやってきて追い出すケースもあったようです。
その結果、艦砲に当たって命を落とした住民も多数目撃されています。
ガマに避難する住民の子どもを「泣くと敵に見つかるから」と恫喝して”処分”させたり、親子ごと追い出したりしました。
沖縄戦ではこうした証言が相次いでいます。
「軍は住民を守らない」・・・沖縄戦の体験者の言葉がずっしり胸に響きます。

http://kyoto-getto.hp.infoseek.co.jp/okinawa/war/war2/war2f.html