五胡十六国 を語る 4

このエントリーをはてなブックマークに追加
35世界@名無史さん:2009/05/10(日) 01:49:43 0
382年-384年:ヒ水の戦いで【前秦】が【東晋】に破れ、分裂
《【後燕】[鮮卑慕容部]が華北東部を10年ほど支配・華北西部で【前秦】、【後秦】[羌]、【西燕】[鮮卑慕容部]などが争う》

397年:【北魏】[鮮卑拓跋部]、【後燕】を破る
《【北魏】130年ほど華北東部の大半を支配》

400年頃から:華北西部で数年間【後秦】の覇権
418年以降:華北西部で数年間【夏】[匈奴]の覇権
431年-439年:【北魏】が華北統一
《【北魏】が華北を100年ほど統一支配》
36世界@名無史さん:2009/05/10(日) 01:51:16 0
遼西:
[鮮卑慕容部]【前燕】【後燕】が4世紀初めから【前秦】による10年ほどの中断を除いて5世紀初めに【北燕】[漢人]に倒されるまで100年ほど支配

山西省北部の大同市から内モンゴルのホリンゴル県あたり:
[鮮卑拓跋部]【代】【北魏】が4世紀初めから【前秦】による10年ほどの中断を除いて200年以上支配

涼州:
【前涼】[漢人]が4世紀初めから70年以上支配。4世紀末から5世紀初めにかけて【後涼】[テイ]、【南涼】[鮮卑禿髪部]、【北涼】[盧水胡]、【西涼】[漢人]が争う

四川:
【成漢】[巴テイ]が4世紀初めから40年以上支配

五胡十六国の130年ほどは慌しくてややこしいがそれなりの範囲がそれなりに長く一つの勢力に支配されることも多いようだ。
37世界@名無史さん:2009/05/11(月) 17:44:59 0
結局、胡族の野蛮さはどこまで正しいんだ。
38世界@名無史さん:2009/05/11(月) 21:52:10 0
カクとテイイクの進言ってあまり取り上げられないよね、赤壁の話題でも
なんでだろ、赤壁の悲劇を予見してる重要な発言なのに
39世界@名無史さん:2009/05/11(月) 21:52:31 0
あ、誤爆った御免
40世界@名無史さん:2009/05/14(木) 14:59:42 0
この時代の以前と以降では中国史における戦争のリアリズムが違う気がする。
41世界@名無史さん:2009/06/23(火) 22:11:55 0
>>32
次に太子に立てられた石宣も大概だけどな。
42世界@名無史さん:2009/06/26(金) 19:47:06 0
日本軍の南京虐殺とかは捏造だ、歪曲だとかいってるくせに、五胡の悪行は信じるという
このダブルスタンダードはどうにかならんのか。
むしろ遥か古代の人々に、これだけのことが出来るなら、近代兵器を備えた
日本軍ならマジで三千万人ぐらい殺してるんじゃないの?
43世界@名無史さん:2009/07/02(木) 17:27:05 0
そんなもんじゃね
44世界@名無史さん:2009/07/03(金) 13:23:46 0
女傑木蘭は中華防衛の民族英雄ううううううううううううう
45世界@名無史さん:2009/09/22(火) 14:28:21 0
wikiの拓跋部を見ていると発音がTuobabuになっていてトゥーバと
読めるような気がしてモンゴルの当たり探してたらタンヌ・トゥバ
部っていうのがあったんだが拓跋部=タンヌ・トゥバ部でOKかな?
46世界@名無史さん:2009/09/22(火) 18:08:33 0
珍説乙。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%B4%E3%82%A1%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD
を百回音読して寝ろ。
華北に入って漢化した連中がなんでモンゴルにならねばならんのだ。
47世界@名無史さん:2009/10/13(火) 20:21:20 0
遼アゲ
48世界@名無史さん:2009/12/09(水) 23:34:46 0
拓跋・慕容・禿髪・涅槃・段・宇文…
鮮卑族つえー。
49世界@名無史さん:2009/12/09(水) 23:41:54 0
故地に残留した同属の末裔かも
50世界@名無史さん:2009/12/11(金) 06:24:08 0
過疎るには勿体無いスレだお
51世界@名無史さん:2009/12/11(金) 16:06:05 O
随も唐も胡だろ

52世界@名無史さん:2009/12/11(金) 16:40:04 0
戦争やったら虐殺やらかすなんて
めずらしかないだろ
人間の本能だ
むしろ虐殺しない方がおかしい

だから戦争はやってはいけない
人間の本能が目覚めるから
53世界@名無史さん:2009/12/11(金) 16:41:57 0
隋の王族も、先祖は鮮卑だったのかもしれないが
話している言葉は中国語だったろうな
54世界@名無史さん:2009/12/12(土) 09:57:53 O
孝文帝の漢化政策以降、上級支配層は風俗・言語は中国化するからね
まあそれがきっかけで北族の不満が爆発するわけだが
55世界@名無史さん:2009/12/12(土) 11:43:38 0
風俗言語どころか中国人の名家の娘と結婚したり妾も中国人だから
孫や曾孫の代には遺伝的にも中国化が進んでるね
56世界@名無史さん:2009/12/13(日) 02:03:23 0
中国って人種の坩堝?
57世界@名無史さん:2009/12/14(月) 19:35:17 0
昔の歴史に出てくるような中国人ていうか漢人は
漢字を使う人々ぐらいしか共通点はないらしい。
人種的にはバラバラで発音も地域バラバラだから
表意文字の漢字を基礎につながってた
58世界@名無史さん:2010/01/10(日) 21:46:19 0
>>57
漢詩を科挙で出題したのは漢字の音韻に習熟させるため
って岡田センセが言ってたが本当かな?
59世界@名無史さん:2010/03/20(土) 15:36:59 0
>>57
嘘言うな
今使ってる言語はばらばらだが、五胡十六国以前の漢族の居住域が
狭い時代はそれなりに読音も一体性があった。
(大体最初からばらばらならなんで歴史言語学で中古音が再現できるのか)
人種的には混交しているってのは当然。人間はいつの時代もオマンコするからな。
60世界@名無史さん:2010/03/20(土) 21:06:12 O
羌、匈奴、鮮卑、そして漢と、とりあえずこれらの代表的民族から
言葉の相違が取り除かれたらば、いったい何が彼らの区分の決め手となるのか。
顔、習慣、名前、思考などがある。
この中で判然としないひとつは顔だ。各民族の特徴的な顔の違いはあったのだろうか?
一部匈奴のトルコ系とされるもの以外、案外大差はなかったと考えてはいるが。
61世界@名無史さん:2010/03/20(土) 22:42:22 0
>>60
今の中国人でも顔を見ただけで南と北の区別がつくみたいだから
昔だと、おそらく違いはあったのではないかな
おいら東京で直接中国の人とこのネタで話したから間違いない。
62世界@名無史さん:2010/03/20(土) 22:44:12 0
>>60
今の中国人でも顔を見ただけで、南と北の区別がつくそうだから
昔だとなおさらじゃないのかな
おいらこのネタで直接東京で中国人と話したことがあるから
63世界@名無史さん:2010/03/20(土) 22:57:44 0
なぜ微妙に文章を変えるw
646061:2010/03/20(土) 23:16:39 0
>>63
すまん、ちょっと通信の調子が悪かったみたいで連投してしまったww
ちなみに、東京での話しだが、いきなり中国人に、「あんた広東省の
人かね」と日本語で話しかけられたんだ。
おいらは、いや日本人だが、「どうしておいらを広東省の人だと
判断した」のかと尋ねたら、
南のほうの人は背格好が低くて、濃い顔をしているのと
おいらの広島弁が、広東省の人が話す日本語に近いと言って
いた。
でおいらは、「中国人は姿かたちを見ただけで南と北の人の
区別がつくのか?日本人は姿かたちを見ただけでは南と北の
区別はつかない」と言ったら,
そうだ、「姿かたちを見ただけで大体どの地域の人かわかる」と
言っていた
ちなみに彼ら、日本は小さい国だから方言なんか無いだろうと
頭から思い込んでいたようで、あんたの日本語はちょっと違うね
と言っていた。それでおいらは、「まあ姿かたちを見ただけでは
どの地域かまずわからないが、方言のばらつきはあるから
どの地域の人か大体わかる」といったらびっくりしていた。
65世界@名無史さん:2010/03/20(土) 23:23:48 0
日本でも、沖縄は濃い顔立ちとか、そういうのと似てる感じかねぇ
66世界@名無史さん:2010/03/21(日) 00:16:28 0
>>65
おそらくそういった感じだろう。
あの時代の中原地域だと、おそらく南方中国人がもっとたくさん
いたのではないかな
そいつらが南のほうに移って、北方の眉の薄い、のっぺり顔の人が
入って、主流になったのではないかな。
67世界@名無史さん:2010/03/21(日) 02:17:02 0
>>58
マジレスすると、
単に「上流社会の人間として、文学が必須の教養として尊ばれていたから」だと思うよ。

もちろん共通の言葉を習熟させるっていう面もあるにはあっただろうが、
もし本当にそれのみが目的であるのなら、漢詩などというものを強制する必要は全くないわけで。
68世界@名無史さん:2010/06/29(火) 14:25:43 0
age
69世界@名無史さん:2010/07/24(土) 13:17:23 O
西秦とか南涼とか頻繁に移動する国の場合、遊牧民以外の農耕民も一緒に移動させられたのかな?
70世界@名無史さん:2010/07/24(土) 22:52:12 0
中国北部の住民が入れ替わったという説あり。
71世界@名無史さん:2010/07/24(土) 23:02:15 0
農耕民も一緒に付いてきちゃったんじゃね?
元の住民は逃げた!?
72世界@名無史さん:2010/07/25(日) 12:10:51 O
農耕民も一緒に移動だと収穫前に動くこともあるだろうから大変だな

逆に移動先で放棄された農地で回収することもあるのかも知れないが
73世界@名無史さん:2010/07/25(日) 12:15:13 0
土地収奪型で地力が枯れたり
旱魃や寒冷化で収穫がないから
半農半牧の農耕民が押し寄せて来たっぽいよ>西秦とか南涼
74世界@名無史さん:2010/07/25(日) 13:22:25 0
玉茲というのは、今のカザフ系の民族だと思われるのだが
餓死してしまった部族が多いんだよ。
75世界@名無史さん:2010/07/25(日) 17:07:56 0
中国北部の連中が高身長なのは何の影響だろうか。
胡人の影響があるとすれば、この時代だろう。
76世界@名無史さん:2010/07/25(日) 20:40:04 0
中国チビ7傑
江西 海南 湖北 貴州 雲南 湖南 広西
暑い地域の身長が低いのは、何かの法則だといわれている
77世界@名無史さん:2010/07/25(日) 21:21:11 0
けど最北端に住むイヌイットなんかは典型的なズングリ体型の低身長
マサイ族の例もあるし一概には言えない
78世界@名無史さん:2010/07/25(日) 21:38:00 0
>>76
ホッキョクグマは体が大きく耳が小さいって法則か?
体温維持や表面積と体積の関係の。

人間にもあてはまるのかなあ
79世界@名無史さん:2010/07/25(日) 21:49:09 0
謎じゃな
80世界@名無史さん:2010/07/25(日) 22:23:42 O
南の方はタイ系だから小柄なんじゃない?
81世界@名無史さん:2010/07/25(日) 22:52:33 0

     ィ 二、丶
    /    \ ヽ ̄`ヽ
     {   - 、 | |―-、|
    ヽ    -‐' u     \
      Y ´u        ヽ
        |    \ _  ー-|
      、      ̄   /}  タイ王国、広西、西双版納などで
      rヘ     - 、_  ィ゚}ヘ  子供の頭を撫でてはいけません。
      {   `マァー‐ァ'´  }_ノ  絶対やらないでください。 絶対ですよ。
     人     V ∧}    }
    //ヘ   ∨  }ー一'
   (_x(/ }    {  |
    / |  |i   ! |
    / l  |}_,_,_,ノ   |
82世界@名無史さん:2010/07/26(月) 00:21:03 0
タイ系文化エリアでは
背が伸びなくなるから頭を撫でてはいけないのではなく
守護している精霊を追い払うからダメなんすよ。
83世界@名無史さん:2010/07/28(水) 04:40:45 0
尻ならいいのかね
84世界@名無史さん
北涼は高昌行ってからも涼と名乗ってたのかな?

ずいぶん前に仏教関係の展覧会で涼大安周と刻まれたものを見た記憶があるんだけど…