■西欧と日本は地球上でもっともかけ離れた文明■

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1世界@名無史さん
西欧人から見て、地球上でもっとも遠い文化が日本文化ではないかと思う。
西欧人は合理性・論理性・普遍性・観念論・主知主義・一神教・
形而上学・雄弁・個人主義などを重んじるが、どれも日本文化には
欠けているものだ。
西欧人にとってはラテンアメリカ文明・東方正教文明・イスラーム文明・
ヒンドゥー文明・中華文明などのほうが理解しやすい。

もう日本人は西欧と同じになろうなどという“無駄な努力”はやめて、
日本的な発展の道を探るべき。
2世界@名無史さん:2008/05/22(木) 21:03:48 0
それいいすぎ!
3世界@名無史さん:2008/05/22(木) 21:05:11 0
日本の未来について、深く憂慮しているのですね。
以降はこちらの板でどうぞ。

政治
http://money6.2ch.net/seiji/
外交政策
http://society6.2ch.net/diplomacy/
4世界@名無史さん:2008/05/22(木) 21:08:09 0
なんでも日本が特殊と勘違いする病だな
5世界@名無史さん:2008/05/22(木) 21:38:30 0
そりゃ離れているといえば離れるてるが
「もっとも」というほどでもあるまい
61:2008/05/22(木) 22:18:38 0
>>4
日本が特殊だとは思いません。
むしろ西欧のほうが、人類全体から見れば特殊だと思います。
そんな特殊な文明を真似ようというのは無謀なことです。
7世界@名無史さん:2008/05/22(木) 22:30:06 0
中国のマネをして
欧米のマネをして
発展してきたのに
独自路線を歩んでも無駄
8世界@名無史さん:2008/05/22(木) 22:33:50 0
>>1
で、世界史の話は関係あるの?
9世界@名無史さん:2008/05/22(木) 22:51:54 0
オランダのベアトリクス女王が来日したとき、宮中晩餐会で第二次世界大戦中の
日本の行為を非難した。
しかし、日本はインドネシアを侵略したかもしれんが、オランダは400年前に
侵略して植民地にしたところだから、そんな偉そうなことはえいないのではないかと
思うが、西欧人にとっては、自分たちが植民地を作ったのはよかった、それを
攻めたのはけしからんという論理しかないのである。

こういうことが言えるというのは、やはり西欧人の精神構造が日本人とは
根本的に異なっているということではないだろうか。
10世界@名無史さん:2008/05/22(木) 22:54:42 0
>>9
それユリアナ女王じゃなかった?
細かい突っ込みスマソ
11世界@名無史さん:2008/05/22(木) 22:59:46 O
そんなこと言い出したら中国朝鮮は(ry
12世界@名無史さん:2008/05/22(木) 23:07:51 0
>>7
中国(唐)の真似をしても決して同じにならなかった日本。
西欧の真似をしても、完全に同じになることはないだろう。
13世界@名無史さん:2008/05/22(木) 23:09:33 0
>>11
中国朝鮮の場合、野蛮国だからそういうことをするのもわからんではないが、
欧米諸国の場合、一応文明国なのに>>9のような非常識なことをする。
14世界@名無史さん:2008/05/22(木) 23:28:37 0
>>9
日本人だって沖縄をアメリカに攻められたり
満州朝鮮や北方領土をソ連に侵略されれば怒るだろ
15世界@名無史さん:2008/05/22(木) 23:38:46 0
日本人は模倣が巧みであって、独創が下手であるといわれている。
それは外来文化を原理的・構造的に理解しないで、実践的にもっとも
身近な面だけを、てっとりばやく摂取することにほかならない。
たとえば日本仏教は大陸の仏教を単純化して把捉しやくすくしたが、
それを原理的・構造的に理解して批判しなおした点は少ないようである。
また日本人は複雑な構成的思惟の能力が薄弱であるが、他の諸民族に
比して、政治的・外交的なかけひきに拙劣であるのは、こういう傾向と
関係があるのかもしれない。
16世界@名無史さん:2008/05/22(木) 23:49:16 0
独創論なんて日本製品に勝てない白人がほざいた話、西洋文明も模範と外圧の連鎖の繰り返しw
西洋と日本は違うが中国と日本の違いと同じ程度の距離の違い
そもそも文明はどこにでも通じる普遍性を帯びないと文明じゃない
17世界@名無史さん:2008/05/22(木) 23:49:26 0
ttp://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2725010&x=B
東京を襲う大地震の話は、久しぶりに会った友人の間でもよく出る。そのときの
意見はだいたい、この2つだ。「まあ、いつか起きるかもしれないけど、あっさり
死ねるならそれでいい」「苦しんで死ぬのは嫌だけど、一瞬で死ねるのならしかたない」
ところが、ヨーロッパ人は違うのだ。「大地震が起こる可能性があるんだったら、
なぜそんな危ない所に人を住まわせるの? せめて海から離れた所に移転すれば
いいじゃない」という意見は、東京をはじめとした日本に住んだり、旅行したり
したことのあるヨーロッパの友人からよく聞く。「自然に対しては逆らえない」
という無常観を持っている日本人と、対照的なのがヨーロッパ人なのだ。
18世界@名無史さん:2008/05/23(金) 00:02:56 0
>>17
典型的低脳だな地震国の日本と比べんなよ
立地条件が違えば文化も違う文明を理解してないね
19世界@名無史さん:2008/05/23(金) 00:20:33 0
日本人は普遍的真理よりも、具体的な人間結合組織を重視する傾向があるが、
こういう傾向は他の民族にもみられるものなのか?
20世界@名無史さん:2008/05/23(金) 00:30:16 0
西洋は同規模の国力を持つ国がありお互いが均衡し統一されないため
ずっと多国間同士が競争し交流し模範と外圧を繰り返して発展した

イギリスが成功すればすぐ近くのフランスやドイツが真似ると言う風に
それで互いが模範と競争を練磨し近代化した
21世界@名無史さん:2008/05/23(金) 01:33:58 0
>>17
今でもベスビオ火山の近くで暮らしてる人たちはどうなんだろう。
22世界@名無史さん:2008/05/23(金) 01:53:52 0
>>19
アングロサクソンはその傾向が強い
ビジネスが発展した国は組織重視の国
23世界@名無史さん:2008/05/23(金) 07:22:34 0
西洋文化は罪の文化で、日本文化は恥の文化だという人がいるが、これは
かなり誤解を招く表現ではないかと思う。
日本人は、西洋人とは違った意味での罪の意識を持っている。なるほど
西洋人のように、神に対する罪の意識はないであろう。世界創造者としての
神なるものを、一般の日本人は信じないからである。しかし他の人に
対する罪障の意識は敏感である。
日本人一般の間に罪悪が少なく、道理が支配しているということは、
近世初期に日本に来た西洋人宣教師の指摘した事実でもあった。
24世界@名無史さん:2008/05/23(金) 10:30:42 0
西欧人は「アジア的」という言葉をどう定義してるの?
25世界@名無史さん:2008/05/23(金) 13:14:38 0
フィリピン人ってさ、キリスト教徒である分、日本人よりも西欧人の感覚に
近いのかな。
26世界@名無史さん:2008/05/24(土) 01:03:06 0
ヒント→バナナ
27世界@名無史さん:2008/05/24(土) 06:49:28 O
>罪悪が少なく道理が支配している

それは結局、「欧米は罪の文化、日本は恥の文化」で説明できるし。
「罪」の意識の根拠が他人や空気なら、それは結局のところ「恥」なわけで。
ベネディクトとその宣教師のコメントはなんら矛盾するものではない。
日本人は、空気が許せば何だってする、
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」を地で行ってる民族なのだ。
28世界@名無史さん:2008/05/24(土) 07:37:01 0
日本 独創性73 合理主義 神秘主義 宗教的 膨張力
英国 独創性71 合理主義 神秘主義 宗教的 膨張力
仏国 独創性68 合理主義 神秘主義 宗教的 膨張力
米国 独創性100 合理主義 神秘主義 宗教的 膨張力
中国 独創性100 合理主義78 神秘主義53 宗教的31 膨張力87
朝鮮 独創性37 合理主義 神秘主義 宗教的 膨張力
蘭国 独創性53 合理主義 神秘主義 宗教的 膨張力

独創性=その国の文化のオリジナル度。文明の震源地は極めて高い。複写、
派生型の国はオリジナルの国との差が大きいほど高くなる。また世界史に
与えた発明、歴史的事件があると数値が高くなる。

宗教的=その国の宗教の影響力。原理主義者によって支配されている国は当然高い。
また、中国、日本のように階層によって宗教が異なると低くなる。もちろん、下々
から王侯までが同じ宗教、宗派であれば高い数値となる。

膨張力=その国の拡大する力。ただし単に植民地を増やすだけでなく文化的にも
完全に影響下におく力が求められる。世界中に英語国を増やしまくった米英は
やはり飛びぬけている。
29世界@名無史さん:2008/05/24(土) 07:38:20 0
考えてみたら、ゲルマン文明の派生に過ぎない西欧諸国は特別なことを
やらかしてくれていない限り、かなり独創性は低そうだな。
30世界@名無史さん:2008/05/24(土) 08:09:58 0
一般にインドや中国の出家した修行僧は、罪悪感よりも、むしろ無常観に動かされて
出家した人々が多い。ところが親鸞にあっては、無常について述べていることが
きわめて少ない。親鸞においては無常観のかわりに罪悪感が支配している。
人間は単に無常であるのではない。凡夫としてつねに煩悩につきまとわれていて、
あらゆる罪業をつくりつつある悪人である。万物が無常であるという理法を
観じつつも、なおこれに執着して悩んでいる。このような罪深い人間は、結局
みな悪人なのであるから、阿弥陀仏の不思議な誓願の力によるのでなければ、
とうてい救われない、というのである。
31世界@名無史さん:2008/05/24(土) 08:26:11 0
謝罪と賠償を (親鸞)
32世界@名無史さん:2008/05/24(土) 09:43:37 0
>>15のような意見とか、外交や宣伝が下手だとか言われるけれど、
そのような日本人の特性は、勝手知ったる同一民族が島国という
守られた土地で、似通った価値観を共有できたと歴史という幸運な
条件によってもたらされた。
他の民族はこのような条件に恵まれていないから、生きるか死ぬかの
興亡を繰り返し、支配する側支配される側の断絶、様々に変わる王朝、
異民族支配などを通じ、外交や統治の能力が磨かれてきた。
33世界@名無史さん:2008/05/24(土) 09:49:49 0
>>17
カリフォルニアなど地震が多い地域では、断層付近数十メートルには
建物を建てないようにしている。ところが日本では、分かっている断層
だけでも無数にあり、未発見のものを含めれば膨大な数になり、
土地が狭いこともあり、そのような施策をとるのは困難を極める。
海岸沿いは津波が襲来するし、実際数メートルもの高さの津波が来た
所もある。そのような場所に人が住まないようにするのは不可能だ。
34世界@名無史さん:2008/05/24(土) 11:11:33 0
>>32
日本人は、同一文化を共有する閉じた狭い世界での
信頼関係の維持を第一とする行動規範やコミュニケーションを発達させてきた。

現代の世界は、特に先進国は融合しつつあるわけで、
日本人的な価値観が重要になってきてると思うよ。
地球が大きな江戸時代日本になりつつあるようなもんだ。

売りっぱなし、やりっぱなし、ボッタり騙したりの不誠実な商売は、
一見さんばっかりの砂漠の隊商ならいいかもしれん。

しかし、評判がネットで世界中に伝わり、
それがキャッシュや記録で永遠に残ることを考えれば、
お客様と信用第一の日本流の商売がもっとも優れているってことになるんじゃね?

外交だって同じだよ。
日本流のやりかたは、確かに、短期的には騙されて損をする。
でも、「日本は騙したり不誠実なことをしない」という評判が確立すれば、
それは最終的に、大きなアドバンテージになると思うよ。
35世界@名無史さん:2008/05/24(土) 12:43:18 0
>>27
やっぱり西欧文化と日本文化は根本的に異質な文化だな。
36世界@名無史さん:2008/05/24(土) 15:33:14 0
西欧文明は、良くも悪くもロゴス(言葉・論理)の文明という希ガス。

西欧人は、「『言葉』は万能であり、精神や世の中の森羅万象さえ『言葉』に
よって言い表すことが出来るはずである。」と考えている。
科学・医学・思想等の分野で西欧が世界に果たした役割は大きい。
しかし逆に言うと、「言葉」に出来ないものや現象・漠然とした事柄などは、
あまり「そいうものだ」というふうにはなんとなく自然に受け入れ納得する
ことはあまり無い。
「なとなくおかしい・違うのではないか?」と心で思うことがあったとしても、
「言葉」でもってはっきりと言えない・証明できない場合、そしてそこに
「言葉」によって白黒のはっきりしたもの・理由付けされたものがあれば、
彼らはそちらの方を受け入れそれに従う。
37世界@名無史さん:2008/05/24(土) 15:40:12 0
>>36の続き
これに対し、日本人は伝統的に眼に見え、手にとることができる具体的見証で
なければ承引しないという傾向がある。
過去の日本では、ものの製作に関しても、構成的思惟能力にもとづく学問的省察
よりも、直観的な「勘」が重んじられた。
機械を用いての精密な計量に頼るよりも、むしろ、ややもすれば特殊な技術労働者の
熟練に頼ろうとする。
たとえば刀鍛冶にとっては、熱く鍛えた刀を湯の中に浸す場合の湯加減は、
秘中の秘に属する。この奥義は、師から弟子に、直観によってのみ理解さるべき
ものとして伝えられたのであった。
38世界@名無史さん:2008/05/24(土) 16:03:56 0
>>1
何を根拠にそんなこと言ってんだか。
単なる思い込み。
梅棹忠夫『文明の生態史観』読んでみろ。
39世界@名無史さん:2008/05/24(土) 16:49:23 0
西欧と日本という二者比較なら、正しい正しくないは別として
どっちかが合理的でもう一方が非合理的になるのは当たり前だろ。
相対比較してんだから。
40世界@名無史さん:2008/05/24(土) 17:25:28 0
古代〜封建制〜国民国家〜近代の成り立ちの時期と歴史を考えると
フランスと日本は驚く程類似点はあるけどな。

百年戦争が終結して封建制から「フランス王国」として一つにまとまったのが1453
南朝滅亡して封建制から「日本」という国に一つにまとまったのが1457

ユグノー戦争の終了を告げるナントの勅令が1598
戦国時代の終了である関ヶ原の戦いが1600
41世界@名無史さん:2008/05/24(土) 17:39:19 0
いや、全っ然似てない
42世界@名無史さん:2008/05/24(土) 18:25:47 0
>>40
その比較には無理があるだろ。
単に年号あわせてるだけじゃん。。。
43世界@名無史さん:2008/05/24(土) 18:53:36 0
まあでも西欧とアジアの他の国々と比べると、
西欧と日本の歴史の方が似てると思うな。
文化は真逆だけど、文明という意味では。
44世界@名無史さん:2008/05/24(土) 20:00:58 0
>>43
ある意味で同意。
>>1は、スレタイでは「文明」、本文では「文化」という言葉を使っている。
全く異なる概念をごっちゃにしており、問題提起の仕方がおかしい。
「文明」と「文化」、どちらを問題にするかによって答えは変わってくる可能性がある。
45世界@名無史さん:2008/05/24(土) 20:16:05 0
西欧人にとっては、日本文化よりアジアの他の国々の文化のほうが
理解しやすそうだな。
46世界@名無史さん:2008/05/24(土) 20:23:29 0
アジアといっても広すぎるから
一括して言われてもな
47世界@名無史さん:2008/05/24(土) 20:26:26 0
日本の封建制から江戸時代の初期資本主義への流れ
古代からずっと専制国家のままの他のアジア諸国に比べて
社会システム的には結構共通点もある
48世界@名無史さん:2008/05/24(土) 20:35:09 0
アジアという区分について
というスレを立てようと思っているんだが。
この極めて曖昧な概念・区分が問題を複雑にし、思考を妨げているような
気がしてならない。そもそも小アジアを差した言葉がなぜ日本にまで適用
されているのか。アジアと言ったっていったいどこを指すのか。
マスコミがアジア諸国というときは主に儒教圏を想定していると思われるが、
あたかもアジア全体がそうであるかのような恣意的操作が可能となり、
読者も無意識にそのような感覚を持たされている。
このような区分が日本人の自由で正確な思考と意識を妨げ、特定の枠に
はめているような気がしてならない。
アジアという単語は不明瞭不適切であるので、語意・区分が正確な単語を
作るべきではないのか。
49世界@名無史さん:2008/05/24(土) 20:41:48 0
>>48
「東洋」という概念もあいまいだよな。
結局、「ユーラシア大陸のヨーロッパ以外の地域」でしかないのでは。
50世界@名無史さん:2008/05/24(土) 20:53:40 0
>このような区分が日本人の自由で正確な思考と意識を妨げ、特定の枠に
>はめているような気がしてならない。

西欧人もそうだお。「アジア諸国」だの「アジア的」だの、きちんと
定義しないまま使っている。
51世界@名無史さん:2008/05/24(土) 21:02:02 0
ヨーロッパはギリシャ時代、巨大な島だと思われていたが
結局アジアとヨーロッパは一つの大陸だった
本来は1大陸1名称が原則でその中に各文化圏を指す名称を使うのが妥当
アジアとヨーロッパという分け方は中途半端で不便だよな
52世界@名無史さん:2008/05/24(土) 21:23:01 0
マルクスに代表されるアジア的専制論であるが、その根本は19世紀までの
イギリスのインド研究、そしてそれ以前の旅行者らのインド記録などへと
遡るものである。そこで語られる「専制」のイメージがいかに「オリエンタリズム」
的な本質論の性質を示していたかに着目しつつ、アジア的専制論における
重要なモチーフがどのように継承されてきたかを考察する。アジア的専制論とは、
単なる政体論ではなく、専制こそをアジアの本質と見て、ここからアジア世界
全体を理解せんとする論である。マルクスが定式化したそれには、私有財産の
不在と、孤立的で変化のない小宇宙的な村落共同体という要素が大きな意味を持つ。
これらの要素と専制が相互に支えあい、アジア世界のあり方を規定しているとされる。
そしてマルクスの専制論は、他ならぬインドに関する情報を大きな根拠として
形成されたのである。アジア的専制論は、東洋=専制の世界とのイメージの
長い歴史の上に展開してきている。そして東洋=専制のイメージの対極には、
ギリシアとローマの共和制、あるいは近代西洋の立憲君主制が位置づけられている。
つまりアジア的専制論の根源には、常に西洋の「自己」との対比があり、
これこそがこの論の動機付けとなってきたことがわかる。
53世界@名無史さん:2008/05/24(土) 22:16:24 0
日本思想が世界一般の文化に貢献したところは、きわめて僅少である。
これに反して芸術ことに美術の方面においては日本は世界に非常な貢献をした。
ところが思想の方面では、日本はほとんどなんらの影響をも及ぼしていない。
唯一の例外は禅である。
54世界@名無史さん:2008/05/25(日) 01:35:24 O
>>53
禅が思想として海外に影響を与えたか?面白がって型を真似てるだけだろ。
55世界@名無史さん:2008/05/25(日) 08:02:16 0
「西洋=合理的」というステレオタイプはいかがなものかと思う。

キリスト教の教父テルトゥリアヌスは「不合理なるがゆえにわれ信ず」
(credo quia absurdum)と主張したが、インドにはこのような思想は
ついに現れなかったし。

56世界@名無史さん:2008/05/25(日) 11:39:46 0
西欧人は、日本人のカミカゼ攻撃が理解できない。
57世界@名無史さん:2008/05/25(日) 12:37:16 0
上でも論じられているが、欧米人からの視点による「アジア」「東洋」ってのは
何の実体もない言葉だ。
この言葉を前提にして、アジアはどうこうとか定義したり、「アジアはひとつ」
とかいったスローガンを唱えることは、全く意味がなく馬鹿げていると思う。
個人的には、「アジア」というのは、「アジアサッカー連盟」の統括下でW杯予選
(或いはアジアカップ)が開催される単位としか捉えていない。
58世界@名無史さん:2008/05/25(日) 12:47:34 0
>>57
欧米人は、世界が複雑なところであるということを理解できないから。
59世界@名無史さん:2008/05/25(日) 16:33:43 0
西欧はこうだ!
日本はこうだ!

特質について様々なご高説結構だが、
いったい何を基にしてるんだ?
妄想?想像?

あまりにもいい加減すぎて、同意も論駁も出来ん
60世界@名無史さん:2008/05/25(日) 16:46:37 0
西欧と言っても色んな国があるしねえ。
61世界@名無史さん:2008/05/25(日) 17:06:17 0
言いたいことは率直に言う。自分の国益は絶対に守る。
これは国際的に当然な行為。我慢していれば相手が察してくれる、というのは日本独特の風習。ダレも察しないってw

欧米と中国は仲良く付き合える下地がある。お互い言いたいことは言い合って、共通の利益を追求する関係になれる。
62世界@名無史さん:2008/05/25(日) 18:12:31 0
>>57
最近では日本人よりもむしろ中国人のほうがそういう幻想をいだいていると思うが。
だから「東アジア共同体」だの、「ASEAN+3」なんていう構想を
語ったりする。
63世界@名無史さん:2008/05/25(日) 19:49:04 0
>>56
最近は、イスラム圏の人たちにも理解されてきた。
64世界@名無史さん:2008/05/25(日) 20:28:55 0
スリランカでも自爆テロが起きている。
65世界@名無史さん:2008/05/25(日) 21:51:25 0
ヨーロッパ人が, 「アジア」 とか 「東洋」 「東方」 ということばを漠然と
した意味で使うのと並行した現象として,日本には 「欧米」 というあいまいな
概念がある。マスコミで,アメリカ合衆国の体験に基づいて 「欧米のマナーは
こうだ」 などと一般化している文化人 (?) を時折見かけることがあるが,
北アメリカとヨーロッパを一緒にして違和感を覚えないということ自体,ご当人が
ヨーロッパをまったく知らない証拠である。日本語の 「欧米」 という概念は,
「欧米人」 が中近東・インド・中国・日本をすべてひっくるめて 「アジア」
とか「東方」とか呼ぶのと同じくらい乱暴な一般化であると私は思っている。
「欧」と「米」を区別しない (できない?) 日本人は,中国と日本の区別が
できない「欧米人」 と,知的鈍感さという点において,本質的に同じレベルに
あると考えた方がよいようである。
66世界@名無史さん:2008/05/25(日) 22:48:20 0
つまり日本は特殊にして世界最高の国
67世界@名無史さん:2008/05/25(日) 22:57:14 0
>>66
別に特殊でも世界最高でもない。
68世界@名無史さん:2008/05/25(日) 23:16:48 0
>>66
君の巣はこちら
【優秀】日本人は世界でもっとも優秀だな【無敵】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1201388376/
69世界@名無史さん:2008/05/25(日) 23:48:34 0
>>65
>>日本語の 「欧米」 という概念は,
>>「欧米人」 が中近東・インド・中国・日本をすべてひっくるめて 「アジア」
>>とか「東方」とか呼ぶのと同じくらい乱暴な一般化であると私は思っている。
これはさすがに言いすぎ
文化的なまとまりからして欧米は中近東、インド、中国のそれぞれの文化に対応する
中近東、インド、中国はそれぞれ全く別の文化だけど
欧州と米大陸諸国は同じ文化圏に属する
さらに文化的に北米と西欧の関係は東欧と西欧より近い
同時に中南米と南欧の関係は南欧と東欧や西欧より近い
欧と米を地理的に分けるのはともかく文化的に分けるのは無理がある
70世界@名無史さん:2008/05/25(日) 23:55:35 0
「文化的なまとまり」とか
「全く別の文化」とか
「同じ文化圏」とか、
「文化的に分けるのは無理がある」とか、
論拠を一つも出さずに語られてもね。
71世界@名無史さん:2008/05/26(月) 00:17:05 0
アメリカとフランスを比べても文化は全然違うからね。
72世界@名無史さん:2008/05/26(月) 00:37:27 0
つまり日本は特殊にして世界最高の国なんだよな
必死に否定するのは外人ぐらいだろう
73世界@名無史さん:2008/05/26(月) 00:47:14 0
>>70
じゃ具体的な反論よろ
74世界@名無史さん:2008/05/26(月) 00:50:37 0
>>70
アメリカとフランスの文化は中近東と中国に比べたら滅茶苦茶近いけどな
75世界@名無史さん:2008/05/26(月) 00:51:55 0
世界の文化など大して差はないだろ
特殊にして凄いのは日本文化ぐらい
76世界@名無史さん:2008/05/26(月) 03:00:49 0
>>56
キリスト教徒なんて自己犠牲とか大好きじゃん。
ハリウッド映画も自分を犠牲にして、他人を救う展開好きだし、カミカゼという概念そのものは理解してなくても
同様の観念は持ってるでしょ?

>>69
旧植民地と旧宗主国の文化的な類似性は否定できないけど、そもそも西欧やら東欧やら南欧やらってくくりは
古典文化の共有と、宗教くらいしか共通項がないじゃん。
ホントに一昔前の日本と中国くらいの類似性しか見出せないと思うんだけど。

というかどこの国も全て特殊で、互いにかけ離れているんだよ。
そうじゃなかったらとっくに世界政府や地域連合が世界中に生まれてるよ。
77世界@名無史さん:2008/05/26(月) 10:11:21 0
西欧人の偏執的性格、ねちっこさは、とうてい日本人の及ぶところではない。
78世界@名無史さん:2008/05/26(月) 10:16:51 0
>>47
でも西欧人の側は、彼らと日本人の間に共通点があるなんてまったく
考えていないと思われ。
79世界@名無史さん:2008/05/26(月) 10:29:12 0
>>77
彼らの性質はマイクロソフトが代表しているように思う。
潤沢な資金で持って、一旦目をつけたらどんな市場でも必ず制覇する。
独禁法違反が問題となれば、民主党政権の間は引き伸ばし作戦で凌ぎ、
共和党政権の間に巨額の和解金払って和解という狡猾な生き残り策。
ビルゲイツは個人的には巨額の寄付や基金を設立しているが、その資金は
このようなえげつない搾取によって生まれたもの。これは人権団体環境団体
が、ヤクザまがいの脅しで企業から寄付をゆすりとって世界で暴れているのと
似ている。
ゲーム市場に目をつけると、大東亜戦争に見立てたコードネームを付け、
部品納入企業からも日本企業を排除。
80世界@名無史さん:2008/05/26(月) 13:34:25 0
まあ、日本人がなんと言おうと、「人種の違い」は変えられないわけだが。
81世界@名無史さん:2008/05/26(月) 14:55:48 0
その通り日本人はムー大陸人、中韓や白黒とは似ても二つ間高等
82世界@名無史さん:2008/05/26(月) 15:19:15 0
サミュエル・ハンチントンによると、西欧文明は比類のない文明だそうです。
そして、西欧文明の比類のない特質を守らなければならないと。
83世界@名無史さん:2008/05/26(月) 15:37:52 0
むかし、日本のコンピューター業界はソフトのほうはアメリカを模倣し、
ハードの開発に全力をあげてアメリカを追いかけた。
アメリカのソフトを模倣して、バグまで模倣してしまったなんて笑い話まである。
84世界@名無史さん:2008/05/26(月) 15:38:49 0
>>78
日本史学とフランス史学を比較して共通点があると言ってる人いるよ。
85世界@名無史さん:2008/05/26(月) 15:39:53 0
福沢諭吉 「脱亜論」(明治18年)
 日本の不幸は中国と朝鮮だ。
この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているが、
もともと人種的に異なるのか、教育に差があるのか、 日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。
情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、
過去に拘り続ける中国・朝鮮の精神は千年前と違わない。
国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。
「東アジア共同体」の一員として その繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
日本は、大陸や半島との関係を絶ち、 欧米と共に進まなければならない。
ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。
この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。
悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。
私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである
86世界@名無史さん:2008/05/26(月) 15:54:51 0
一般の誤解。
日本は多神教で世界的にみて特殊というやつ。
じつはキリスト、イスラム、ユダヤが特殊なんであって多神教は普通。

もう一つの誤解。

日本人は集団主義で世界的にみて特殊というやつ。
心理学者の山岸俊男教授の話だと、人類史上、99.9%が集団主義の社会だったそうだ。
アフリカのピグミー族なんて徹底した集団主義です。
ヨーロッパの個人主義は西洋人が独自発達させた特殊な社会だそうな。
だから「集団主義が日本人の本質だ」なんて言い出す奴はアホ
87世界@名無史さん:2008/05/26(月) 15:56:22 0
日本人=農耕民族
西洋人=狩猟民族
という誤解。
農耕の歴史を見てみろ。
88世界@名無史さん:2008/05/26(月) 16:48:23 0
>>85
漏れには脱亜入欧路線もそろそろ行き詰っているように思うんだが。
89世界@名無史さん:2008/05/26(月) 17:00:52 0
大塚久雄や丸山真男といった戦後日本の知識人は、ヨーロッパ市民社会を
理想化し、一方で「半封建的」で「パーリア的」な日本の現実を批判してきた。
実態ないし実情として西欧の政治・経済・社会がどうだったか、そんなことは
どうでもよかったのだ。
もし「オリエンタリズム」が西洋による東洋の勝手な表象、「他者の捏造」
だとしたら、民主近代派による西洋の表象は「オクシデンタリズム」とも
よぶべき他者の捏造であった。
90世界@名無史さん:2008/05/26(月) 17:13:56 0
でもそういう人たちは西欧をどうこうしたいんじゃなくて
日本を「理想化された西欧市民社会」に近づけたかったんじゃないの?
91世界@名無史さん:2008/05/26(月) 17:54:55 0
>日本を「理想化された西欧市民社会」に近づけたかった

そんなことはどだい不可能なのだ。
92世界@名無史さん:2008/05/26(月) 17:56:08 0
そもそも理想の西欧市民社会とはどこなのか?
93世界@名無史さん:2008/05/26(月) 18:03:07 0
アメリカの日本研究者は、最近の日本で「大塚史学」や「丸山史観」が
時代遅れになり、江戸時代の再評価などが行われていることが気にくわないらすぃ。
94世界@名無史さん:2008/05/26(月) 18:08:02 0
西欧人にいわせると、非西欧の社会が科学を吸収して近代化されれば、
それらの社会も西欧社会と同じように世俗的で、啓蒙された、平和な
社会になるそうでつ。
95世界@名無史さん:2008/05/26(月) 18:40:06 O
>>94
じゃあ、アメリカはまだ西欧化が足りない訳だな
96世界@名無史さん:2008/05/26(月) 18:53:45 0
>>94
>西欧人にいわせると
何人が言ってるのそれ?w
97世界@名無史さん:2008/05/26(月) 19:40:06 0
>>94
近代西欧の世俗/自由主義社会だって、
血みどろの宗教戦争によって神の正義を断念し、
人文主義と啓蒙主義の積み重ねを経て、
さらに最悪の国家総力戦、イデオロギー戦争を経験した後に、
やっと到達し、安定したもの。

非西欧社会が科学を学んだだけで達成できるような甘いもんじゃない。
近代兵器を隣人に振るうようになるだけだよ。
98世界@名無史さん:2008/05/26(月) 21:21:26 0
ヨーロッパの個人は、絶対的な神との関係の中で自己を形成することから
はじまったといわれるが、ではヨーロッパ人が神を信じなくなったら、
個人のあり方も変化するんだろうか?
99世界@名無史さん:2008/05/26(月) 22:53:36 0
>>近代兵器を隣人に振るうようになるだけだよ。
実際、振ったじゃん。世界を蹂躙した。

新技術発見⇒強力武器開発⇒近隣征服⇒技術伝播⇒影響力弱まる
ていう人類史上、もっともありがちパターンそのまんま。
西欧人がやったことはなんら目新しいことじゃないし優れてもいない。

これが、新技術⇒近隣へ分配、とか、強力武器開発⇒封印とかだったら
ものスゲー独自性があって、「優れてる」と言えるけどさ。
100世界@名無史さん:2008/05/27(火) 00:13:03 0
世界の中で、西欧にしかない特殊性というのはいったい何?
10198:2008/05/27(火) 01:23:56 0
>98
日本人みたいに、
隣人の顔色とか世間の空気をうかがうようになったりして。
10297:2008/05/27(火) 01:24:29 0
>>101

上のは97でした。スマソ>>98
103世界@名無史さん:2008/05/27(火) 03:42:50 0
>>98
自分が自分であることの証明、所謂アイデンティティを確保したい場合
日本人は「日本人として生まれ登録されている」という国籍と、「祖先
からの繋がり」という家族と、「友人や知人、会社が証明してくれる」
という日常生活での人脈という、大雑把に3つの方法がある。
逆に言うと「自分」とは、国か家族か人脈に依存することになる。
3番目の方法が、「日本人は周りに左右される」ということだろう。
周りに合わせることで逆に周りからアイデンティティを確保してる。
ただこれは日本人だけの特徴ではないだろう。
上記3方法以外で自分が自分であることを確保する方法は、宗教しか
ないように思う。

宗教、特に一神教の世界では「誰がなんと言おうと神が私が私である
ことを証明してくれる」というのがあるのかもしれない。
もしそうだとすると、国や家族や人脈に依存せずにアイデンティティが
確保できて、他国に行っても私は私、家族から離れても私は私、
周りが知らない人だらけでも私は私、ってことになるのかも。
それが「自由」ってやつかもしれない。
だから西欧人が神を信じなくなったら、4つ目の方法を失うことになり
3つしか持ってない日本人型に近くなるかもしれない。
104世界@名無史さん:2008/05/27(火) 07:42:54 0
>>103
多神教徒であるギリシア・ローマ人の「自由」は、近代ヨーロッパ人の「自由」
とは異なっていたのか?
105世界@名無史さん:2008/05/27(火) 10:54:21 0
キリスト教国の中でもカルヴァン派の国というのは、もしも生産的・職業的生活の
基底におかれるべき絶対者の意義を見失うならば、もはや単なる功利主義的
営利活動に堕してしまう危険が存在するのでは?
106世界@名無史さん:2008/05/27(火) 12:38:45 0
>>104
ギリシャ、ローマ時代はまだ個人主義が形成されてないし、
現代的な意味での自由なんて全然ないよ
あの時代は氏族や共同体が全てで
その前に個人の権利なんて存在しない
107世界@名無史さん:2008/05/27(火) 13:23:54 O
西欧は同じ様に進んだ文明国家が多数ひしめき合ってるだろ。
西欧独特の気質ってそういう所から生まれるんじゃないか?
日本は長らくアジア唯一の先進国ってわけで
あまり周辺国家を気にして来なかったよね。
108世界@名無史さん:2008/05/27(火) 16:33:12 0
>>48
「アジア的停滞」という言葉があるが、これは少なくとも日本に関しては
あてはまっていないように思う。
109世界@名無史さん:2008/05/27(火) 18:07:59 0
>>107
アジアの国はみな周辺国家を無視し、西欧に憧れているように思うが。
110世界@名無史さん:2008/05/27(火) 18:10:49 0
■毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる■
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1211846778/
111世界@名無史さん:2008/05/27(火) 18:25:37 0
>>110
欧米人は学問的真理などには興味がない。
彼らが考えているのはいかに自分たちに有利なプロパガンダを流すかという
ことだけだ。
そういう意味では彼らは特亜人に似ている。
11297:2008/05/27(火) 20:48:18 0
>>108
そうそう。
日本史ってわりと足踏みせずに発展してるよね。
不思議というか、幸運というか。

やはり、騎馬民族対策が不要ってのが大きいのかなあ?
113世界@名無史さん:2008/05/27(火) 21:09:13 0
日本の宗教は他の東洋の国に比べて活動的・実行的だと思う。

たとえば行基(668−749)は墾田開発などの社会事業を行ったが、他の仏教国ではこのように
民衆の生活と直接に結びつくことを目指した例はほとんどないのではないかと思う。
空海は、貯水池を築き、また綜芸種智院のような学校を創設した。

鎌倉時代には、とくに律宗が社会公益事業に尽くすことによって民衆の信仰を集めた。
(もともと小乗仏教に属する律宗が、このような積極的な活動を展開したことに
注目すべき)
114世界@名無史さん:2008/05/27(火) 21:59:18 0
>>103
西欧人が神(キリスト教)を信じなくなったら、彼らの時間意識(歴史意識)も
変化するのかな?
ユダヤ・キリスト教の時間意識は直線的だけど。
115世界@名無史さん:2008/05/27(火) 23:42:50 0
日本と西欧の共通点は信用取引が出来るところ
結局それが先進国の決め手


国連の理事国でもG8に入れてもらえない国を見れば判るだろ
116世界@名無史さん:2008/05/28(水) 00:09:21 0
>>111
>>110だけで欧米人の民族性すべてを判断するとかひどすぎる
117世界@名無史さん:2008/05/28(水) 02:28:06 0
日本は停滞したことないからね
118世界@名無史さん:2008/05/28(水) 07:15:45 0
全く違う動機と要素で
日本と西欧の社会制度はかなり近いものだった
>封建制+それ以降の流れ

開国当時の日本は封建制が生きている唯一の現存国として
西欧の一部の社会学者はそれなりに注目してたのよ

それと封建制ってのは、血族や宗教の枠以外で人に忠誠を誓うことが出来る社会のへプロセスで
非常に重要なものだと思う
封建制を非常に軽んじる傾向があるが
この封建制というのはスムーズな近代化への鍵だと思う
近代化に成功した日本と西欧以外でこの制度を布いていた国って殆ど無いんだよ
あとは資産権利の長子相続ってのも欧州との共通点だな
119世界@名無史さん:2008/05/28(水) 07:55:21 0
>>114
なるわけがない。
科学信仰が宗教信仰に取って代わった。進歩史観にはかわりがない。
もはや根っこの部分を除いた日本人の意識もそうなっていると思われるが。
120世界@名無史さん:2008/05/28(水) 08:02:57 0
日本人は時間の経過を、「大河の流れのようなもの」として捉えている。
これに対しヨーロッパ人は、時の経過を「生成」、つまり時間の中で、
あるものが生まれ、発展あるいは展開し、そしてやがて消えていく。
無数の人間が、無数の生物が、無数の出来事が、お互いに絡み合いながら、
<生><展開><滅>という経過を繰り返すと考えている。
121世界@名無史さん:2008/05/28(水) 09:46:49 0
みんな、欧米人の日本人に対する人種偏見の根深さにはうんざりすると思わないか?
122世界@名無史さん:2008/05/28(水) 11:16:18 0
欧米は基本的に日本に好意的だぞ
もちろんここにいる嫌欧厨のように日本嫌いもいるだろうがな
それと特定の国たいするステレオタイプなんてどこの国にもあるし
123世界@名無史さん:2008/05/28(水) 11:47:17 0
>>118
「人に忠誠を誓う」というより、
「契約・約束に基づく権利義務」ってのが大事なんじゃない?


>>121
偏見ってのは、情報が少ないときに
「これこれはこういう奴」と決め付けて判断の助けにするもの。
日本人を良く知れば、大概の偏見は消える。
(使えない偏見だとわかるから)

強固な人種差別主義者も居るだろうが・・・それは個人の趣味だし、そっとしておこう。
124世界@名無史さん:2008/05/28(水) 11:48:26 0
19世紀辺りまで宣教師が果たした博愛と侵略の精神って、現在の環境や人権団体
が果たしている役割とかぶるな。
125世界@名無史さん:2008/05/28(水) 14:07:14 0
欧米人は、西洋の帝国主義は良い帝国主義で、日本の帝国主義は悪い帝国主義だと
思っている。
こんな連中と相互理解なんて不可能。
126世界@名無史さん:2008/05/28(水) 17:44:30 0
そうなの?
まあそういう人もいるだろうけど
127世界@名無史さん:2008/05/28(水) 17:58:44 0
封建制ではない王制は絶対王政ということでいいの?
ムガールやオスマン、清は絶対王政なの?
128世界@名無史さん:2008/05/28(水) 18:03:29 0
封建制の対義語として郡県制があるようだ。中国の制度を指しているようだが、
中央が官吏を派遣する制度は郡県制ということになるのかな。
129世界@名無史さん:2008/05/28(水) 18:03:43 0
専制
130世界@名無史さん:2008/05/28(水) 19:03:51 0
ttp://www.nytimes.com/2008/05/26/opinion/26kotler.html?_r=2&ref=opinion&oref=slogin&oref=slogin
Long March to an Apology

By MINDY KOTLER
Published: May 26, 2008

今度はアメリカから、「バターン死の行進」に対する謝罪と賠償を求めてきている。
131世界@名無史さん:2008/05/28(水) 19:16:42 0
だがちょっとまってほしい
貼るスレを間違えているのではないだろうか
132世界@名無史さん:2008/05/28(水) 19:35:45 0
絶対王政は封建制と近代国民国家の両方の側面をもった過渡的状況だから
ムガールやオスマン、清とは違うな
ものすごく大ざっぱにいうと
封建時代のヒエラルキーを合理的に組織的に再編成することによって
近代的なより強力なヒエラルキーを構築する
その結果、緊密なつながりのある社会ができて、国民意識や国家意識につながる
そして主君や国王への忠誠を国家にすげ替えれば近代国家らしくなる
絶対王政はそこら辺の過渡期


133世界@名無史さん:2008/05/28(水) 19:48:30 0
だからムガールやオスマン、清は「専制君主制」なんじゃ?
134世界@名無史さん:2008/05/28(水) 20:23:03 0
『わたくしの見るところでは、西洋の科学の起源と本質に関して、日本では
しばしば間違った見解が行われているように思われます。西洋の科学は
自然の探求を目指して幾多の傑出した人々が数千年にわたって努力した
結果出来上がったものであります。それは精神の大道であり、この道の
発端にはピタゴラス、アリストテレス、ヒポクラテス、アルキメデスの
名前が見られますし、一番新しい道標にはファラデー、ダーウィン、
ウィルヒョウ、パストゥール、レントゲンの名前が記されております。
これこそヨーロッパ人が世界の果てまで行っても身につけている精神
なのです。
諸君!諸君もまたここ三十年の間にこの精神の所有者を仲間に持たれたのです。
西洋諸国は諸君に教師を送ったのでありますが、これらの教師は熱心に
この精神を日本に植え付け、これを日本国民自身のものたらしめようと
したのであります。
しかし、かれらの使命は誤解されました。かれらは科学の果実を切り売りする
人として取り扱われたのでした。かれらは種をまき、その種から日本で科学の樹が
ひとりでに生えて大きくなれるようにしようとしたのであって、その樹たるや、
正しく育てられた場合、絶えず新しい、しかもますます美しい実を結ぶで
あるにもかかわらず、日本では今の科学の成果のみをかれらから受け取ろうと
したのであります。この最新の結果をかれらから引き継ぐだけで満足し、
この成果をもたらした精神を学ぼうとはしなかったのです。』 

by エルウィン・ベルツ

135世界@名無史さん:2008/05/28(水) 20:32:30 0
日本人は、中国のように訓詁註釈の学問を「文」として楽しむのではなくて、
実際の理解に役立つように重点を把捉するという仕方でなした。
たとえば仏教の受容についても、聖徳太子の『義疏』は少しも衒学性がなく、
簡にして要を得ている。
また清朝の考証学者たちは、一生を捧げて古典に関する精緻な文献学的研究を
行ったが、ついに自己の研究を要約概括して趣意を明示するという努力を
なさなかった。
他方、日本の古学派の儒学者たちは、その文献学的研究の精密さにおいては
清朝の考証学者たちよりも劣るけれども、自己の研究の結果を要約概括して
後世の人に明示するという点では、きわめて巧みであった。
136世界@名無史さん:2008/05/28(水) 20:58:39 0
>>134何が何でも古代ギリシャが起源なんだなwそれと絶対イスラムの名前が出てこないww
137世界@名無史さん:2008/05/28(水) 21:16:57 0
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=100182&servcode=400§code=440
◇『韓国人の日本史』チョン・ヘソン著
138世界@名無史さん:2008/05/28(水) 21:43:58 0
日本人は形而上学が苦手だけど、こういう民族というのは欧米人からみると、
未開人のように見えるのかな。
139世界@名無史さん:2008/05/28(水) 21:55:46 0
欧米人の評価などどうでもいいわい
14097:2008/05/28(水) 21:58:46 0
>>138
しかし、ドイツ人フランス人に比べれば、
イギリス人アメリカ人はそういう傾向があるような。
経験主義、プラグマティズムの。
141世界@名無史さん:2008/05/28(水) 22:10:29 0
>>140
イギリス人、アメリカ人は少なくとも「神」という概念は持っているからな。
142世界@名無史さん:2008/05/28(水) 22:21:25 0
もうさ、日本人は異質で不可解な民族ということでいいじゃん。
日本人が何を言おうと、欧米人は考えを変えないんだから。
143世界@名無史さん:2008/05/29(木) 09:28:46 0
どう見ても論理もへったくれもない根性主義の蛮族だしな。
精神構造は未開の部族に近い。
144世界@名無史さん:2008/05/29(木) 09:37:36 0
論理?
クジラは知的生物だから食べちゃいけませんとかいうやつか?

はは、馬鹿くせwwww
145世界@名無史さん:2008/05/29(木) 15:59:17 0
ヨーロッパ人の観念的なものの考え方というのは、とても日本人にはついていけないと思う。

たとえば、
「もう西洋の価値観だの、アジアの価値観だのについて主張するのをやめ、
人類全体の価値観について考えるべき」
といったりする。
146世界@名無史さん:2008/05/29(木) 17:19:52 0
ドイツ人の場合、中世にはラテン語によって聖職者たちが哲学的思索を行っていたのに、
近世になると、ついに純粋のドイツ語をもってする哲学体系を完成した。
そうしてこのような試みは、すでに中世のエックハルトなどの時代からみられる。
ところが日本においては、純粋の和語をもって思想を表現する哲学は最近に
いたるまでついに発達しなかった。
ゆえにドイツ語は哲学的思索に適するが、純粋の和語はそれには不適当であった
のであると考えざるを得ない。
147世界@名無史さん:2008/05/29(木) 20:14:47 0
>>146
???
大げさな文体のわりに、あまりにも馬鹿げた文章で呆れてしまった。
148世界@名無史さん:2008/05/29(木) 20:27:51 O
こういうのって哲学板で議論すべきテーマじゃないのかなあ。
だいたい他のアジア諸国に比べたら
日本ほど西欧のシステムをよく理解し吸収してきた国はないでしょう。
どこか通じる部分はあるんだよ。
149世界@名無史さん:2008/05/29(木) 20:31:13 0
>>148
フィリピン人はキリスト教の三位一体を、「主、キリスト、マリア」
だと勘違いしている人が大勢いるらしいね。

フィリピン人は自分たちではアジアで一番西洋化された国民だと
思っているけど、その西洋理解はけっこう薄っぺらなものだと思う。
150世界@名無史さん:2008/05/29(木) 21:51:21 0
日本が他国の文明を上手く取り入れられるのは日本にもともと文明があるから
151世界@名無史さん:2008/05/29(木) 23:50:51 0
>>146
ドイツ語の造語力が優れているとはとても思えんが。

長ったらしい「そのまんまつなげました」単語はヘンだよ。
152世界@名無史さん:2008/05/30(金) 10:35:39 0
あるフィリピンの学者にいわせると、

「日本人に会っていると、とくに欧米人と比較するとき、われわれは同じ東洋人
だという感じを強く感じる。にもかかわらず、日本人だけがどうして、あのように
うまく近代化され、他の東洋人と異なる道を歩むことができたのか、それを知りたい。
日本人は一体その秘密を自ら知っているのだろうか。自分でも知らずにいるのか、
知っていながら、他の東洋人にはそれを隠しているのか」

だそうです。
153世界@名無史さん:2008/05/30(金) 11:48:30 O
つまりオタ気質なんだよ
154世界@名無史さん:2008/05/30(金) 13:10:10 0
インド人やフィリピン人から見ると、英語も離せない日本がなぜ発展したのか
よくわからないらしい。
155世界@名無史さん:2008/05/30(金) 13:37:12 0
植民地になるのを免れたタイ人は日本人と同じく、今でも外国語が苦手だ。
彼らは植民地になっただけにすぎない。
156世界@名無史さん:2008/05/30(金) 13:58:42 0
>>152
元々成熟した文化があってという事が前提だから
157世界@名無史さん:2008/05/30(金) 15:55:01 0
アジアの国々には、日本の開発独裁を真似たところが多いよな。
158世界@名無史さん:2008/05/30(金) 16:11:31 0
人間ってさ、なぜ肌の色がおなじだというだけで妙な幻想をいだくんだろう?
「同じ白人だから」「同じ黄色人種だから」
人種が同じでも、歴史も宗教も文化も何もかも違っているだろうに。
159世界@名無史さん:2008/05/30(金) 18:53:15 0
『衰亡の法則』 馬野周二:著

一つの領域での社会進化のクライテリアには、国家の出現と法典の成立がある。ローマ、
シナ帝国の政治、社会の影響を受げた古代王制が出現したのも、両者同様であるし、
ヨーロッパのランゴバルド法典、日本での十七条憲法の成立時期は正確に一致している
(両者とも AD七〇八).その後両者は酷似した封建制度に移行した。ヨーロヅバと日本の
封建制は他の文明には見られないもので、それは小領域に分散した地形と、第V 文明
という世界文明史上の段階を共有していることによる。

封建制から近世、近代に移ってくる状況も両者平行している。中世を断絶した一つの重要
な契機が、鉄砲の発明という技術革新であったとするたらば、それが導入(AD一五四三)
されるや忽ち爆発的に拡がり、杜会を変えてしまったのは、ヨーロッパと日本だげの特別
な現象であった。ポルトガルから日本までの長いユーラシア大陸の下腹、すたわち第T、
U文明の地域においては、鉄砲が単たる珍器に止まった原因は、この文明史観によって
明瞭に理解される。

. 当時の社会状態は日本もヨーロッバもよく似ていた。海外進出も同じであるし、ある面
ではむしろ日本の方がより近世的であったろう。戦国時代後期の日本は、たとえぽ軍事
技術のハード、ソフト面で、ヨーロッバを逢かに引き離していた.イギリス、オランダはまだ
後れていた。鎖国がなかったならぱ、日本の近代化はきわめて速やかであったろうし、
その結果はヨーロッバのそれとほとんど同じものとなっていたであろう。

文芸の面でも平行性が著しい。政治形態は非常に違っていたげれども。明治以来西洋化
したというが、それは西洋化であるよりも、二百年以上足踏みしていた近代化が急遠に
進んだということである。むしろ鎖国がなけれぽずっと早くそこに到達していたであろう状
態へ、急激に近づいたにすぎない。

福沢諭吉は明治初年、「脱亜入欧」を称えたが、日本は初めから東アジアの欧州なの
であって、何も今さら<入欧>する必要はなかったのである。
http://b.hatena.ne.jp/entry/8676408
160世界@名無史さん:2008/05/30(金) 20:17:01 0
日本には西欧と違って、神が存在しないからな。
161世界@名無史さん:2008/05/30(金) 20:55:28 0
ttp://www.ichifujinetwork.com/2003/essey/2005-7-18.htm
ファイナンシャル・タイムス紙日曜版に掲載され続けられた紀行文を
1冊にまとめた『AA Gill is away』という書物がある。その中に
「Mad in Japan」という日本旅行記が含まれている。タイトルに驚かされるが、
信じられないような誤解に満ちている。例えば、Gillに言わせると京都の
竜安寺石庭は次のようになる。京都には世界でもっとも有名な石庭がある。
究極の禅の宗教体験で、15の石が熊手によって均された白砂に置かれた
お笑いぐさで、中世の職人によるがらくただと酷評している。日本の宗教には
慰めも救いもない。日本人を正真正銘の精神異常だと断じている。
Gillの誤解を批判するのは容易い。しかし、なぜ彼がそういう感情を抱くに
至ったのかを知るのも重要だと思う。そこにこそ超えられそうでなかなか
超えられない深い溝があるように思う。
Gillのような欧米人にはどうしても理解しがたい面が日本人にはあるようだ。
Gillは、現代の日本人は、神道で誕生し、キリスト教で結婚し、仏教徒として
埋葬されると述べている。生まれては宮参りに受験の神頼み、キリスト教徒
でもないのにキリスト教会での結婚に憧れ、それを現実に行う。葬式仏教と
言われるように多くの日本人は仏教徒としてあの世にいく。Gillはこれに
続けて日本人はマツダで働くと記しているがこれは一種の比喩で、殆どが
おなじパターンであると述べているのだ。神道の上に接ぎ木された仏教、
意味不明な禅の美学、儒教の不快で低級なお粗末な哲学、希望も慰めも
救いも励ましもそしてもっとも重要な個人主義の概念もない宗教、その
結果としてすべてを信じて何ものも信じないという状況だと認識しているのだ。
そしてGillは日本の女性は物言わぬハウスキーパーかセックス・トイで、
日本人には人を愛する能力がないと言い切る。勿論こんな結論は承服できる
ものではない。だが、目に映った最初の印象がすべてを支配するようだ。
162世界@名無史さん:2008/05/30(金) 21:16:00 O
日本には八百万の神様がいるから
冠婚葬祭が何教でも無問題
163名無し募集中。。。:2008/05/30(金) 21:29:36 O
>>1
南米とアフリカはどう?
164世界@名無史さん:2008/05/30(金) 21:31:27 0
>>163
ヨーロッパでは、キリスト教徒であるぶん、黒人や南米人のほうが
受け入れられている。
165世界@名無史さん:2008/05/30(金) 21:33:49 0
>>157
開発独裁真似ただけじゃどうにもならんけどね
日本は江戸時代の末期に西欧の国民国家に近い形を既に確立していたからな
166世界@名無史さん:2008/05/30(金) 21:44:01 0
>>157
インドシナ紛争後は、東南アジアの国の官僚は日本の明治維新なんかの研究を盛んにやってたらしいよ。
167世界@名無史さん:2008/05/30(金) 21:53:23 0
江戸時代の思想家でも、たとえば富永仲基などは、近代を先取りしていたと
思わないか?
168世界@名無史さん:2008/05/30(金) 22:04:43 0
>>154
アジアで、フィリピンとかスリランカとか、一般に英語の理解度がかなり高いと
言われてる国は、言っちゃ悪いが発展が遅れてる。
こういう国は、自国語で大学教育なんか出来ないんだろうし、英語が出来なけりゃ
いい仕事にもありつけないんだろう。
日本人は、英語なんかできなくたって、自国で普通に生活する分にゃ何の痛痒もない。
必要に迫られるってことがないんだから、身につく訳がない。
英語なんて、必要のある人間が必要な時に勉強すればいいと個人的には思う。
169世界@名無史さん:2008/05/30(金) 23:32:32 0
日本の特徴というのは、どのような状況にも常に通用する真理、法則、
原則あるいは倫理があるのだとする考え方が皆無に近いことであり、
倫理規範が普遍的ではなくむしろ状況次第で変わる点である。
170世界@名無史さん:2008/05/31(土) 00:36:19 O
現実派リアリストなわけだな
171世界@名無史さん:2008/05/31(土) 00:39:32 0
>>160
日本人が神の子孫だからな
172世界@名無史さん:2008/05/31(土) 08:20:27 0
日本人は、イデア界という概念がなかなか理解できない。
173世界@名無史さん:2008/05/31(土) 08:34:47 0
西洋人は、日本人より中国人のものの考え方のほうが理解しやすいと感じるらしいよ。

中国の思想書とか戦略書って、どれも「実行できれば理論上完璧」
という机上論ばかりで、実際にそれを運用する事を前提には
書かれていない印象がある。

で、西洋社会でも実践より理論のほうが重んじられる。マルクス主義なんか
その典型。
174世界@名無史さん:2008/05/31(土) 11:07:29 0
>>169
そんなもの生み出す必要がなかったからだと思う。
基本的に同質な社会だから、天皇の権威に挑戦するものは(ほとんど)いないし、
挑戦しても潰されたように、同じ土俵の上で戦っていた。
普遍的な価値観を生み出す必要などなかった。
175世界@名無史さん:2008/05/31(土) 14:59:54 0
銭国紅『日本と中国における「西洋」の発見 19世紀日中知識人の世界像の形成』 

朱子学が江戸時代の日本人に合理主義の思惟を植え付け、それが日本の近代化
――西洋文明の中でもとくに近代的な要素であるところの技術や制度や生活習慣の
摂取や同化とそれの国内における発展という形のそれ――を準備したというよく
言われる見方を、本書の筆者も取っている。

“朱子学の合理的な思弁は、日本人の合理主義の発展を大きく推進する役割を
果たしたのである。それは藤原惺窩の合理的な思惟や幕末の横井小楠などの
国際平等を唱える合理的な精神につながったのはもちろん、幕末における
西洋の自然法の思想や自然科学的思惟を受け入れるための基盤を提供したとも
推測されよう” (序章 31−32頁)
176世界@名無史さん:2008/05/31(土) 15:39:01 0
>>175の続き
これは「洋務論(中体西用論)」の鼻祖・魏源(1794-1857)と「東洋
道徳と西洋芸術(和魂洋才論)」の鼻祖・佐久間象山(1811-1864)の
比較研究である。

“象山と魏源との最大の差異は、(略)超越の立場にあるのではないかと
思われる。簡単に言えば、魏源は東西両価値の中間にあって、双方への
超越を強いられる立場にあり、象山の場合には、東西両文化の向こう側に
あって、双方の対象化を通じて、西洋の価値にせよ、中国の価値にせよ、
日本の現実に合うか否かによって選択することができる立場にあった。
ゆえに彼ははじめから、西洋の価値と戦うとか東洋の価値と戦うとかいう
発想がなかった。その反対に、魏源は東西両価値とも戦わなければならない
運命に置かれていた。さらに象山は、西洋の価値を認めた上で、両文明の
再構築に踏み込み、近代への始動を試みたが、魏源は西洋の価値か東洋の
価値かを選択するのに迷い、結局西洋の価値を基礎とし、在来の秩序の
改造を遂行する方向を明確に打ち出すことができなかった”(第三章
「世界の発見――日中の知識人の精神軌跡」 167頁)
177世界@名無史さん:2008/05/31(土) 15:41:13 0
“中国では、学問(広義の文化)は、科挙によって政治と緊密に
結びつく一方、科挙制度では生まれつきの序列を認めず、中華文化の
水準を示す科挙の学位を持つか否かによって社会的な身分や位置づけが
常に変動する。清末の知識人にとっては、中国と西洋との序列関係を
問う前に、まず中国文化の有無を問わなければならない。中国文化を
失ったら、中国における士大夫としての存在が意味をなさなくなる。
そのような危機は、西洋の文化を認めないことで抹消することができるの
ではないか、と多くの士大夫が妄想していたかのように見える。もちろん、
中国文化の優秀性そのものに対する愛着や自信にも大きく作用されている
側面もあろう” (同上)
178世界@名無史さん:2008/05/31(土) 15:47:07 0
“徳川時代の日本社会では世襲制度で儒学や洋学を学んでいた。特に
直接に政治と結びつくことがないために、学問ができることが立身出世の
手段になるわけではない。そのため実際と合わなくなった学問を捨てたり
批判したりすることが比較的しやすかったといえよう。一方、世襲制度の
もとでは、序列意識や上と下を強く意識する価値観をも作り出していると
言えるのではないだろうか” (同 350−351頁)
179世界@名無史さん:2008/05/31(土) 15:53:40 0
>>173
実践より理論が重んじられたのは古代からイスラム、中世までのこと
近代以降はかなり実践的だよ
というか古代ギリシャ由来の演繹と近代以降の帰納の融合
そうじゃなかったら科学は発展しないし
資本主義自体かなり功利的な制度だからね
まぁ日本人よりは全然理屈っぽいけど
180世界@名無史さん:2008/05/31(土) 15:58:09 O
封建制度のもとでは蘭学朱子学国学などと自由に選択できるってことかな
181世界@名無史さん:2008/05/31(土) 16:30:51 0
>>175
儒教って、中国から日本に渡ってきてからは異質なものに変質したという
印象があるんだが。

日本儒教の一つの特色は、政治・経済・法律など、日常の人間生活に
直接関係のある実際的方面に力を注いだことである。

また、もっとも日本的色彩に富む学者は、宋学の理気二元論をとらないで、
気一元論の立場に立っている。山鹿素行も、伊藤仁斎も、貝原益軒もみな
唯気論者である。
182世界@名無史さん:2008/05/31(土) 16:45:20 0
中国人から見ると、日本の社会・文化というのはなかなか
理解しにくいものなのかね。
183世界@名無史さん:2008/05/31(土) 16:52:47 0
>>182
正直日本人の俺にも、理解しようとすればするほどよく分からなくなるw
184世界@名無史さん:2008/05/31(土) 16:58:36 0
ttp://blog.goo.ne.jp/joseph_blog/e/7d4cf857f6893bb2d3b1a13eb050aa3e
今年2月7日欄(桂米朝『桂米朝 私の履歴書』)で、林語堂の"My Country
And My People”から中国人の思考様式に関する以下の説明を引用した。

“分析的思考の欠如”
“科学精神の欠如”
“真理はただ直感によって感じとることができるだけと考え論理というものを信じていない”
“自己の目や手を煩わすような愚かな苦役は望まず、自己の直感力を無邪気に信じている”
185世界@名無史さん:2008/05/31(土) 16:59:19 0
じつは、"My Country And My People”にはこんな指摘もある。

“中国では常識が帰納推理や演繹推理の代わりをしている”(鋤柄治郎訳
『中国=文化と思想』、講談社、1999年7月より引用。以下同じ。同書、151頁)

“この常識に対する崇拝は哲学的基礎を持っている。中国人はことの是非を判断するに、理性のみで
判断することはせず、同時に人情をもその判断基準としているのである。
これを中国語では「情理」と呼ぶ” (152頁)
186世界@名無史さん:2008/05/31(土) 17:00:05 0
“「情理」は二つの要素から構成される言葉で、「情」は人情を意味し、
「理」は天理を意味する。「情」は人間の可変的な要素を代表し、「理」は
宇宙の不変の法則を代表する。中国人はこの二つの要素の結合により人類の
行為の是非や歴史的問題に評価を下していくのである” (同上)

“中国人は情理を理性の上に置いている” (同上)

“西洋人は通常論理的に筋が通っていさえすればそれで十分とするが、中国人は
論理的に正確なだけでは遙かに不十分で、同時に人情に適っていなければ
ならないとする” (153頁)
187世界@名無史さん:2008/05/31(土) 17:02:55 0
“人情に適うこと、すなわち中国語の「近情」は、論理に適うことに較べ
遙かに重要なのである” (同上)

“中国人は理に逆らって行動したがり、人情に適っていないものは一切
受け付けようとしない” (同上)

「理」=宇宙の不変の法則が客観的な自然法則ではなく、儒教(朱子学)の
観念的・主観的な宇宙論のことであり、同時に儒教の倫理規範であることは
これまでに述べたとおりである。つまり「理性」あるいは「論理」とは朱子学の
イデオロギーそのものもしくはそれを尺度とする価値判断のことであって、
英語でいう reason や logic のことではない。
そして情=常識だが、これもたとえば英語でいうところの人類が普遍的に
有するとされる common sense ではなく、単に中国文化(正確には漢族文化)
のそれでしかない。the common mind-set of the ethnic Han Chinese である。
188世界@名無史さん:2008/05/31(土) 21:00:49 0
>>183
日本のどういうところが理解しにくいの?
189世界@名無史さん:2008/05/31(土) 21:19:35 0
そりゃ日本人同士でも理解できないことはたくさんあるよな
190世界@名無史さん:2008/05/31(土) 22:14:43 0
「人間」をその理想態においてとらえるのが、ヨーロッパ人の伝統的な人間観
であるから、人間を構成する部分のうちで不都合なものは、タマネギの皮を
むくようにどんどん切り離されて、最後に残った人間の「最高の部分」のみを
「本来の自己」とみなす傾向は非常に強い。人間はまず「こころ」と「からだ」
に分けられて、「からだ」が捨てられ、つぎに「こころ」から「感覚」「感情」
「欲望」といった部分(これらは自分の思いどおりには動かない)が洗いおとされ、
「思考作用」こそ本来の自己であるということになる。さらには思考作用の統括者
としての「理性」(軍隊の最高司令官に相当する)に進み、それが19世紀には信仰の
対象にまでなったことは周知の事実である。
191世界@名無史さん:2008/06/01(日) 08:06:38 0
牛肉交渉をめwぐる論難が絶えない。狂牛病が発生すればすぐ輸入を中断するようにアメリカと追加
交渉しが反対デモは減っていない。市民・社会団体は30ヶ月以上の米国産牛肉を輸入する事にした国
家は私たちしかない、と言いながら今回の韓米牛肉輸入交渉を最初からまた始めなければならないと
批判している。

論難になっている30ヶ月以上牛で狂牛病の発生する危険がどの位なのかは学者たちの間でもまだ合意
が成り立っていない。しかし30ヶ月以上の牛を輸入しながら狂牛病発生に備えた緊急輸入制限条項(セ
ーフガードと言う)を入れないのは私たちの側の間違いというのが大方の意見だ。

先月16日、梨花女子大国際教育館で開かれた韓国交渉学会主催の韓米牛肉交渉シンポジウムで、専門
家たちは今回の牛肉交渉に問題があると明らかにした。主題発表したチェ・ウォンモク梨花女子大教
授は「狂牛病特定リスク物質(SRM)をとり除いた米国産牛肉を輸入する事にしたのは不可避な選択だっ
た。しかし、牛肉輸入月令制限を撤廃した代わりに、効果的なセーフガード措置を確保することがで
きなかったことは問題」と指摘した。一言で言えば、牛肉交渉が交渉の基本を守れなかったというこ
とだ。

振り返えって見れば、我が政府の対外交渉、甚だしくは対北交渉について論難をもたらしたのは今回
だけではない。金泳三(キム・ヨンサム)政権時代、中国とニンニク交渉をした時や盧武鉉(ノ・ム
ヒョン)政権時代、チリとFTA交渉をした時も批判が多かった。
192世界@名無史さん:2008/06/01(日) 08:07:03 0
それなら韓国人は体質的に交渉が未熟な遺伝子を持っているのではないか?残念ながら専門家はそう
だという返事をする。2002年夏、韓国交渉学会で韓国の交渉文化について論議したことがあるが、逆
説的にも私たちの誇らしい文化と歴史が熾烈な交渉では障害物と作用している、と参席者たちは指摘
した。まず私たちの儒教文化が交渉には適切ではない、というのだ。

儒教は主に上下の間の秩序を重視して実利より名分を強調する。また儒教版原理主義と言える朝鮮時
代の朱子学は絶対主義的な特性を持っていて、相対性を認めてやりとりする交渉とは文化的にはあま
り合わない。その上に権威主義的文化の下では、葛藤や問題が起こった際、これを浮上させて討論す
るため解決するのが難しい。

争点を項目別につきつめて長所短所を論議して結論を得なければならない討論文化に慣れていない、
ということだ。「うるさい人、気難しい人、文句を言うのが好きな人」という言葉はたびたび特定の
人を責める時に書く言葉だ。現代社会における交渉は、国家はもちろん企業や個人にとって非常に重
要だ。交渉はお互いの立場を正確に理解することから出発する。高麗大法科朴ノヒョン教授は、よく
交渉を戦争と見做して相手をどうやって圧することができるかに焦点を合わせているが、交渉とは問
題を共同で解決する過程だ、と強調する。

パク・チュピョン韓国経済新聞研究委員

ソース:韓国日報(韓国語)韓国人、どうして交渉に弱いか
ttp://www.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2008052944641
193世界@名無史さん:2008/06/01(日) 10:08:12 0
あるタイ人にいわせると、

「自分たちが日本から一番学びたいことは、明治維新以降、今日の近代国家・
経済大国になるまでに、伝統と現代科学文明をどのように結びつけたのかと
いうことである。われわれの国は仏教国で、私も仏教を信仰している。
近代化あるいは発展にとって仏教はマイナスだといわれても、自分は仏教を
捨てるわけにはいかない。といって、現代のタイには西欧科学文明がおそろしい
速度で流れ込んでおり、それを押さえるわけにもいかないと思う。われわれは
この二つをどう結びつけたらよいのか悩んでいる。日本の皆さんから教わりたいのは
このことだけだ」

だそうでつ。
194世界@名無史さん:2008/06/01(日) 10:56:23 0
>>193
クダラネ
というか、日本よりもタイのほうが西欧とのかかわりが長く深いだろ。
なにをいまさら日本に教わるのだか。
195世界@名無史さん:2008/06/01(日) 14:00:46 0
タイは日本よりも外交上手。
196世界@名無史さん:2008/06/01(日) 15:28:28 0
つーか、西洋人自身、西洋のことが理解できていないと思われ。

西洋人のセルフイメージと実態との間には大きな乖離がある。
197世界@名無史さん:2008/06/01(日) 23:16:04 0
西欧人には、死を美化する日本の武士道が理解できないそうです。
198世界@名無史さん:2008/06/01(日) 23:24:56 0
日本の武士道が死を美化するという事実はない。
199世界@名無史さん:2008/06/01(日) 23:37:30 0
>>198
でも西欧ではそう誤解されている。
200世界@名無史さん:2008/06/02(月) 00:00:26 0
うーん?
むしろ死を美化するような文化はどこにでもあるんじゃ?
201世界@名無史さん:2008/06/02(月) 00:05:17 0
そう、キリスト教とかな。

あの十字架ってなんだ?処刑用のものだよな。
202世界@名無史さん:2008/06/02(月) 00:08:23 0
ローランの歌でサラセン軍に奇襲された騎士たちが全員討ち死にする場面とか
203世界@名無史さん:2008/06/02(月) 00:13:29 0
>>199
『葉隠』の「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」の一節とか
武士の切腹とか神風特攻隊とかだけを見たら、
そういう誤解が生じるのも無理ないかも知れんなぁ。

>「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」
>葉隠の記述の中で特に有名な一節であるが、葉隠の全体を理解せず、
>この部分だけ取り出して武士道精神と曲解されあるいは解釈されている事が多い。
>実際、太平洋戦争中の特攻、玉砕や自決の一根拠だった事実もあり、
>戦後は「軍国主義を推奨」と評されたこともある。
>現在でも左翼系の文化人などに、このような解釈をする者が認められる。
ウィキ「葉隠」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E9%9A%A0
204世界@名無史さん:2008/06/02(月) 01:12:41 0
>>193
西欧や北米じゃなくて近代文明を摂取し、その主導権を奪えばいい。
英語だのコルセットだのハグだのキリスト教だのは、ローカルな文化(キリスト教は西欧じゃなくて本来の意味でのアジアだけどな)なので排除。
近代文明は普遍的であるが故に特定地域の所有物ではありえないのだから。

具体的には、火の起こし方を思い出せばいい。
満たすべき条件は決まっているが、その手段は環境の数だけ存在する。
万民はその事を、森で木片の摩擦、岩場で火打石、その他、レンズや化学反応などによって火を起こす事を通じて、既に知っている筈だ。
205世界@名無史さん:2008/06/02(月) 07:54:29 0
西欧人の目には、日本の自殺率の高さが異様に映っている。
206世界@名無史さん:2008/06/02(月) 23:38:13 0
自殺率が高いのは、自殺でも保険が降りるからだろ

自殺を禁止している基督教圏で保険が降りるとは思えない
207世界@名無史さん:2008/06/02(月) 23:59:56 0
でも、チェコやハンガリーだって、自殺率は高いぞ
208世界@名無史さん:2008/06/03(火) 00:16:24 0
ヨーロッパの歴史は弁証法的に展開しているという印象を受けるが、
この点で日本を含む東洋の国々とは異なっているな。
209世界@名無史さん:2008/06/03(火) 05:11:58 0
トロイア戦争
210世界@名無史さん:2008/06/03(火) 06:23:08 0
>>208
欧州史はおいしいところをつまみ食いしてるだけ。
地域史をみると、かならずしも発展せずに停滞してる地域も多いだろ。
ギリシャとか。

でも日本史は違う。
中心は移動してるけど、全体が一貫して発展してる箱庭世界。
211世界@名無史さん:2008/06/03(火) 10:23:44 0
>>210
欧州でも地中海に面した国々は、近代以降停滞してしまったな。
212世界@名無史さん:2008/06/03(火) 13:03:36 0
西洋人が普遍主義的だというのはかなり疑問。
たとえば、西洋人の唱える「平等」や「人権」は長い間白人だけのもので、
有色人種には適用されなかった。
今でも白人と有色人種に対して二重基準を使い分ける傾向は根強く残っている。
213世界@名無史さん:2008/06/03(火) 13:08:33 0
ノルウェーとイギリスの経済成長は石油のおかげ
214世界@名無史さん:2008/06/04(水) 17:21:38 0
西洋文明の特色は分析的で、単位と単位との分界が極めて明確な点にある。
一方、日本文明の特色は非分析的で、全て物を一まとめとする点にある。
215ローマ帝国の末裔から見た日本:2008/06/04(水) 17:38:52 O
イタリアのプローディ首相が「ウルティモ・ジャポネーゼ(最後の日本人)」とさらりと口にしたので、はっとさせられた。
 今年1月に自ら率いる政権が崩壊し、政界引退を表明していた前首相。
総選挙(4月中旬)が終わり、いよいよお別れという時になって、忠義を尽くしてきた政治家仲間に「君たちこそ、最後の日本人」と賛辞を贈ったのだ。
 当の日本人からすれば、妙な言い回しに思えるが、伊政界通の知人によれば、「イタリアの政治家がよく使う表現」
1970年代に、フィリピン・ルバング島で小野田寛郎さん、米領グアム島で横井庄一さんら旧日本兵が発見されたことにちなみ、「最後まで忠義を尽くした人」を指す。
 「あきらめない人」という意味合いでも使われる。
総選挙で中道・左派を率いた民主党(PD)のベルトローニ党首は、「密林に残った日本人たちに戦争が終わった事を伝える必要がある」と、選挙運動が終わっても"中傷合戦"をやめなかった中道・右派に抗議した。
 政治家同士、党派間で離合集散が繰り返され、相互不信が強い伊政界。「忠誠」を語るには、日本人を引き合いに出すしかないのか。

5/30読売新聞夕刊より
216世界@名無史さん:2008/06/09(月) 20:57:19 0
まあ立地条件は大分特殊ではあるよな
大陸から直接的な圧力を受けるような距離でもなく、かと言ってまったく交流が不可能というほどの距離でもない。
おかげで停滞することもなく程よい刺激を受け続けることが出来た。
大陸と接している(接近している)南北両端は強力な国が生まれることもなかった
おかげで近代になるまでは外から取り入れつつ、外に影響をほとんど与えずほぼ国内のみで発展してきた

正直、そんな特異な文明、文化を持ってるとは思えないけど、立地条件に関しては奇跡的なものがあると思わざるを得ない
217世界@名無史さん:2008/06/10(火) 16:08:41 0
日本では、中国や朝鮮と違って、大規模な偶像破壊が起こらなかったな。
例外が明治維新のときの廃仏毀釈ぐらいか?
218世界@名無史さん:2008/06/10(火) 20:26:00 0
廃仏毀釈は、江戸時代檀家制度でお寺が体制維持の役目を担っていたことに
対する反感が暴発したものだろ?
219世界@名無史さん:2008/06/10(火) 22:57:43 0
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h14/jog240.html
角田教授の発見で興味深いのは、自然音を言語脳で受けめるという日本型の
特徴が、日本人や日系人という「血筋」の問題ではなく、日本語を母語として
最初に覚えたかどうか、という点で決まるということである。
その端的な例として、南米での日系人10人を調査したデータがある。これらの
日系人は1名を除いて、ポルトガル語やスペイン語を母語として育った人々で、
その脳はすべて西洋型であった。唯一日本型を示した例外は、お父さんが徹底的な
日本語教育を施して、10歳になるまでポルトガル語をまったく知らずに過ごした
女性であった。その後、ブラジルの小学校に入り、大学まで出たのだが、この
女性だけはいまだに自然音を言語脳でとらえるという完全な日本型だった。
逆に朝鮮人・韓国人はもともと西洋型なのだが、日本で日本語を母語として
育った在日の人々は、完全な日本型になっている。
こう考えると、西洋型か日本型かは人種の違いではなく、育った母語の違いで
ある可能性が高い。「日本人の脳」というより、「日本語の脳」と言うべきだろう。
角田教授の今までの調査では、日本語と同じパターンは世界でもポリネシア語
でしか見つかっていない。
220世界@名無史さん:2008/06/11(水) 10:07:19 0
自然はそのままでは野蛮なものであり、人間の理性で支配・統御しなければ
ならないというのが伝統的なヨーロッパの考え方。
日本人の考え方とはおよそかけはなれている。
221世界@名無史さん:2008/06/11(水) 10:42:28 0
>>216
日本列島は緯度のわりに蒸し暑いから稲作が可能だったんだよな。
稲作に向いていない土地だったら、人口はもっと少なかっただろう。
222世界@名無史さん:2008/06/11(水) 17:08:21 0
>>220
西洋人は虫が嫌いな人が多くて、虫取り遊びはポピュラーじゃないらしい。
ファーブル昆虫記が日本で超有名だと知ってフランス人は驚くそうな。
(いわば、ファーブルは、フランスに生まれた日本人みたいな感じ?)
大体、ポピュラーな虫をあらわす単語に合成語が多いところからして、
彼らの興味の薄さを示している気がする。
fly:ハエ、dragonfly:トンボ、butterfly:蝶
まあ甲虫一般をbeetleというのは分類的に正解とは思うけど。

西洋の料理も園芸も、最高とされるのは、人工的な、加工を極めたもの。
自然そのままの味や肌合いを生かしたものもあるけど、
野趣溢れる、あるいは野蛮な、手抜きのものと思われる。

日本の場合は、もちろん、加工して人工的なのも評価されるけど、
それと同等に、思いっきり手をかけてあるのに、
「あたかも手をかけて無いように、自然に見える」っていうようなのが、
高級品として尊ばれるように思う。
223222:2008/06/11(水) 17:16:17 0
西洋絵画は人物や建築、文化を描くのが主で、
自然の風景それ自体を描いたものは、大部後の17世紀になってから。

日本画は…仏画から始まったので自由な絵画が始まったのが遅いけど…
わりと初期から山水画、風景画が良く描かれてると思う。
室町の雪舟とか、その他屏風絵とか。

どうもこのあたり、西洋人とは自然に対する態度・考え方が
根本的に違う気がするな。

もっとも、西洋原住者のケルトとかゲルマンとかには、
自然崇拝もたくさん残ってたと思うけど。
森に住むエルフや、ドルイド僧は、そういった古層の表れだろうし。
224世界@名無史さん:2008/06/11(水) 18:39:39 0
>>220
でも、だからこそ自然を分解し、人は臓器で、臓器は細胞で、
細胞は分子で、分子は原子で・・・という世界観が可能になって
科学に繋がったんじゃない。
このあまりにも有用で、現代社会のインフラのほぼ全て支えている
といってもいい世界観を捨てることは到底不可能だし、その対抗馬を
出すのも、エイヤでできるとは到底思えないな。
まあチャレンジするのはいいことだけど、いつも日本的日本的の
掛け声で終わっちゃて、よくて疑似科学とか宗教とかだしなあ・・・
225世界@名無史さん:2008/06/11(水) 20:00:41 0
これまではそういう細かいところからネチネチという方法論が西洋科学の
発展の上で非常によく機能した。

ただ、政治や戦略などの非常に複雑な系の話になると、物理や化学などの
ように問題を理想化されたモデルでは対象を記述できず、それゆえに
迷走していっている感がある。
226世界@名無史さん:2008/06/11(水) 20:33:05 0
でも全体把握に適した統計とか、戦略モデルとしてのゲームの理論や
生存競争シミュレーションとか、複雑さの数値化の複雑系、フラクタル
カオス、ファジーとか、計算行為自体の体系化の計算理論とかも、
基本的に西洋産でしょ。勿論、日本を始め西洋以外の人もがんばってるけど。
日本的あるいは日本産かもと思えるのはサル学の個体認識法くらいかなあ。
あれは一般化すれば、そこそこの方法論になると思うけど。
でもあれも、西欧がやってないわけではないしなあ。
他になんかある?
227世界@名無史さん:2008/06/11(水) 20:46:54 O
大陸国ってたまにとんでもない天才があらわれるからな
そいつらがかつては蘭英今は米に渡って来てる感じがする
日本は秀才なイメージ
228世界@名無史さん:2008/06/11(水) 22:13:23 0
しょせん日本は二流国家。
229世界@名無史さん:2008/06/11(水) 23:09:15 0
>>227
大陸国家の人間は、異なった習慣や信念を持つ異民族と接触する機会が多いからな。
その帰結として、矛盾を処理する、論理的思考というものが出てくる。
230世界@名無史さん:2008/06/11(水) 23:23:22 0
どこだよ?
その「大陸国家」って。

ユーラシア大陸だけでも、いくつ国家があるんだか。
231世界@名無史さん:2008/06/11(水) 23:36:04 0
>>230
ヨーロッパ大陸の国々。
232世界@名無史さん:2008/06/12(木) 08:28:53 0
イギリスの中央政府が強かったのは、ノルマン人が征服したからというより、イギリス
はそれ以前もそれ以降も封建社会ではなかったからだ、というのがマクファーレンの
示唆に基づく私見です。
 つまり、イギリスは最初から資本主義社会、つまりは近代社会だったのであり、一
元的な領域支配が貫徹した近代国家だったのです。他方、近代以前の欧州は封建
社会であり、各「国」は地方政府(領邦国家)の集合体に過ぎなかったのです。
http://blog.ohtan.net/archives/51214149.html

これまたフランシスフクヤマの新説だな。
233世界@名無史さん:2008/06/12(木) 09:39:14 0
逆のような気がする。イギリスが近代社会だったんじゃなくて、
近代社会がイギリスをモデルにできてる。その一番の特徴は島国、
つまり明確な国境があるってこと。
中でどんなに領邦の境界が変化しようと最終的な外枠は変らない。
自然がかってに決めてくれてる。国境が決まれば国民が決まる。

イギリスの近代化を真似しようとした大陸国は、地続きだから、国境と
国民の明確化にかなり手間取って、結果イギリスから約100年以上
遅れをとってる。日本なんか近代化が伝播して約30年で成功したのに。

近代国家というのは要は島国のことだと思う。日本が近代化にうまく
乗れたのは、このモデルに適した国だったのが要因の一つだと思う。
234世界@名無史さん:2008/06/12(木) 10:01:28 0
スリランカだって島国だが
235世界@名無史さん:2008/06/12(木) 10:33:25 0
うん。モデルってだけで、島国だから近代化するわけでも
近代化に必ず成功するわけでもないけどね。

236世界@名無史さん:2008/06/12(木) 12:19:54 0
>>233
フランスの場合、かなり早い時期から「理想の六角形」と呼ばれる国土の
範囲が決まっていたが。
237世界@名無史さん:2008/06/12(木) 12:58:36 0
最初に近代化したのはオランダだぞ
フランスは近代化するには当時としては大きすぎたってのが
ブローデルの意見だな
>>23
イギリスの中世は完全に封建社会だよ
封建社会を定義するのに中央政府の強弱や強い領邦の有無は関係ない
農民から王まで何層にわたって個人的な臣従関係が存在し
それがピラミッド的に形なることだよ
そもそも近代社会ってのはこのピラミッド体制がより強化されて
中央に権力が集中して生まれたものだから
イギリスの政治体制が初めから近代の形に近いのはそのとおりだな
だから近代化も早かったわけで
それとに資本主義の形成はイギリスより北イタリア、南ドイツ、フランドルの方が早いよな
その学者トンデモだと思うよ
238世界@名無史さん:2008/06/12(木) 13:00:23 0
>>23でなく>>232
239世界@名無史さん:2008/06/12(木) 13:10:34 0
「封建社会」が悪いことみたいにいわれることが多いのって何故?
240世界@名無史さん:2008/06/12(木) 13:14:42 0
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~rerere/reading200212.htm
A.マクファーレン『イギリス個人主義の起源』南風社1997年,pp1〜419(酒田利夫訳)
 
英国における,いわゆる「小農」社会から近代個人主義への転換は,
中世から近代への転換期,つまりルネッサンスや宗教改革などが起点と
なり,核家族を重視する「個人主義的」家族制度は,資本主義・工業化
および都市化によって引き起こされた,とするのが定説である。が,
この本はこの定説を覆し,英国における個人主義は13世紀からすでに
存在していた,と主張する。
英国の農業経営者は「独立」を好むと言われる。ただし,最近では
「独立」が「孤独」へと作用し,農業経営者の自殺が増加している
(40代の農業経営者の死因の1位は「事故死」,2位は「自殺」らしい)。
ということで,この「独立」精神の基礎となる個人主義がいつ形成されたのか,
という問題意識で読んだのだが,結論は「ずっと昔から存在していた。
遅くとも13世紀には既にあった」というもので,要するに「起源はわからない」
ということである。その点では不満なのだが,相続慣行のくだりで,
中世期に「相続権」は必ずしも子供の絶対的権利ではなく,親が嫌だと
思えば子供に相続させないこともできた(なぜならば「個人主義」だから)
という指摘には驚いた。農業経営継承研究において相続問題は重要で,
英国では親世代から子世代への経営継承が進まない「Farmer’s Boy」
問題が指摘されているが,この根底にある「個人主義」の解明が必要と
いう印象を持った。
241世界@名無史さん:2008/06/12(木) 13:16:32 0
>>239
「中世」がもっぱら悪いイメージで語られることが多いからではないの?
「暗黒の中世」とはルネサンス時代のイタリア人が使い出した言葉。
242世界@名無史さん:2008/06/12(木) 13:30:29 0
>>239
中世的社会が近代化するのの抵抗勢力が封建的特権勢力だったからじゃない?
例えばフランスは封建制→絶対王政→フランス革命という感じだけど
絶対王政にも革命にも封建貴族は抵抗したし
近代化を正義とする立場からは抵抗勢力が悪とみなされるのは当然なわけで
243世界@名無史さん:2008/06/12(木) 13:44:11 0
>>239
封建社会は現在と全く社会のあり方の方向性が違うから。
古代や、近代以降のような近代政府が統一的な法体系で統治するという方式ではなく、
中世の社会は個々の自生権力が自らの権利を守るための相互の結び付きによって構成されていた。
この辺りが、現代人には中世が理解しにくく、悪いイメージで語られる要因だと思う。
中世人も色々考えてるし、中世社会のいいところもあるんだけどね。
244世界@名無史さん:2008/06/12(木) 13:55:29 0
>>241
なるほど、そもそも「イタリア」という国なんてなかったっていうからね。
「イタリア」を作った勢力が言い出したのかね。

なんでもそうだけど、ヨーロッパの他人事をあたかも日本のことのように語ることって多いよね。
そんなことだからすべてがパクリの国になるというのに。
245世界@名無史さん:2008/06/12(木) 14:20:29 0
>>244
なぜそういう結論になるのかわからん
だいたいイタリア統一はルネサンス時代よりずっと後の19世紀だぞ
>ヨーロッパの他人事をあたかも日本のことのように語る
たしかに考えなしにそういうことをしすぎるのはいかんが
外国で起きたことを参考にして日本の事を考える、比較してみたりするというのは大切なことだし
すべてがパクリというが、そのパクリでなかなか上手くやってきたじゃないか>日本
パクリすら上手くいかない国も山ほどあるというのに・・・
246世界@名無史さん:2008/06/12(木) 14:46:12 0
>>242
ただ絶対主義の時代から封建貴族のブルジョワ化やブルジョワの貴族化が一般的に行われて
ごちゃごちゃになってたからどれが本物の貴族かブルジョワかを厳密に分けるのは難しい
革命勢力が革命に反対するのもは封建的特権勢力、
賛成はブルジョワって勝手にレッテル貼ってるだけだけなのが実際に近いだろうね
それと絶対王政は封建貴族とブルジョワの均衡に上にあるもので
両者の支持の元に成り立っている
247世界@名無史さん:2008/06/12(木) 14:56:59 0
>>243
近代との大きな違いはあるけど契約の概念や個人主義、公共精神は
この時代に発達してるんだよね
日本と西洋の封建制のあり方を調べると
日本人と西洋人の組織に対する考え方がよく見えてくる
248世界@名無史さん:2008/06/12(木) 15:09:17 0
現在ではむしろ、中世とルネサンスの連続性が強調されるようになっている。

ブルクハルトはルネサンス時代に「個人」が生まれたと考えていたが、
最近では12世紀に「個人」が生まれたとされている。
249世界@名無史さん:2008/06/12(木) 17:55:53 0
ルネサンス初期の人文主義者・ペトラルカが古典古代の失われた時代を "tenebrae"
(ラテン語で闇)と呼んだのが「中世=暗黒時代」観の始まりとされる。
ルネサンス期の見方では、中世は古代ギリシア・古代ローマの偉大な文化が衰退し、
蛮族の支配する停滞した時代とされ、啓蒙主義の進歩史観のもとでも中世は停滞した
時代と考えられてきた。
250世界@名無史さん:2008/06/12(木) 20:15:07 0
江戸時代って、なぜ暗黒時代だと思われてるの?
251世界@名無史さん:2008/06/12(木) 20:23:18 0
>>250

日教組でそのように洗脳セヨと指令が出ているから
252世界@名無史さん:2008/06/12(木) 20:29:24 0
>>250
明治政府によるプロパガンダ。 江戸時代のほうが良かったなんてことになったら困るじゃん。

それと欧米によるプロパガンダもあるとおもうね。 なんせ残酷なサムライが支配する社会だぜ。
253世界@名無史さん:2008/06/12(木) 20:41:01 O
初期の明治政府は士族ばかりなんだが
254世界@名無史さん:2008/06/12(木) 20:43:47 0
ttp://book.asahi.com/review/TKY200705290240.html
歴史で考える [著]キャロル・グラック

本書には、自己満足的な歴史の「語り」に対する強い反発の意識が見られる。
例えば80年代以来の江戸ブームで描かれた、まるで高度成長後の日本社会の
ような「ポストモダンな江戸」像は、都合の悪い点を見ない歴史の作りかえで
あるという。それは今日の「不確かな未来からの逃避所」としての江戸像
だというのだ。本書の特徴の一つは皮肉っぽい文体にあるが、それはこうした
著者の姿勢に基づいている。
255世界@名無史さん:2008/06/12(木) 20:51:08 0
日教組は、日本の国旗、国家、歴史を否定的に捉える
正体が何なのかは、言わずとも解るだろう
256世界@名無史さん:2008/06/12(木) 20:56:44 0
江戸時代の日本には、近代的なものの萌芽がすでに現れてきていると思うんだが。
257世界@名無史さん:2008/06/12(木) 21:42:19 0
>>255
解らないし、スレ違い
258世界@名無史さん:2008/06/12(木) 22:53:16 0
日本では自由libertyという観念は存在しなかった。
259世界@名無史さん:2008/06/12(木) 23:03:50 O
奴隷がいなかったからな
260世界@名無史さん:2008/06/12(木) 23:10:26 0
新井白石は、実証的な歴史叙述を考えた。

「およそ経書と歴史書は、おのおの体裁を異にしている。歴史書は事実に
もとづいて事を記録することにより、世の中の人々に対して鑑戒(真実を
明らかにして反省の材料にする)を示すものである」(『古史通』)

彼は神秘的な説明を排除して古を考えることに努めた。事実を伝え、理義に
優れた説を第一とすべきことを主張した。

「どの書物に出ているものでも、その事実においてまちがいがなく、理義
においても優れていると思われる説に従うのを稽古の学というのである」

そこで彼は無理なこじつけをしないで、疑わしきは疑問として残すという
態度をとっている。
261世界@名無史さん:2008/06/13(金) 12:07:41 0
日本文化は“恥の文化”だから、“罪の文化”である西欧人よりも、倫理や
道徳の面で劣る。
262世界@名無史さん:2008/06/13(金) 12:13:36 0
>>261
文化に劣るも勝るもないだろ。
263世界@名無史さん:2008/06/13(金) 12:21:30 0
第二次世界大戦中の日本軍の残虐行為は、武士道の伝統からきている。
これが西欧人の考え方。
264世界@名無史さん:2008/06/13(金) 12:53:32 0
伝統じゃなくて原理主義的勘違いだけどな
265世界@名無史さん:2008/06/13(金) 12:55:54 0
心情的にはビンラディンさん応援してます。まじで。
266世界@名無史さん:2008/06/13(金) 13:11:32 0
>>265
それは危ない。タリバンは仏像を破壊するような狂信的集団だ。
267世界@名無史さん:2008/06/13(金) 15:41:24 0
タリバンって?
ビンラディンさんのは「アル・カイダ」だろ。
268世界@名無史さん:2008/06/13(金) 16:59:19 0
日本では神様も働いているってのは
西洋では信じられんことだろうな。
269世界@名無史さん:2008/06/13(金) 18:37:57 0
>>237
南ドイツや北イタリアの資本主義は欧州内やイスラム、東欧との貿易による
商業資本主義だし、オランダは植民地などを使ったそのワールドワイド版。
商品移動と為替で資本蓄積するから自由商人がいれば成り立つ。だから
自由都市をベースに展開する。日本も大阪や長崎で似たようなことしてる。

イギリスも最初は、スペイン・オランダから覇権を奪った商業資本主義で
その資本蓄積を元に産業資本主義を成立させた。
この産業資本主義の方を、近代化といわない? 

まあそこに拘ってもしょうがないから言い直すと、産業資本主義が島国を
モデルとしたと思うんだよね。

近代化の条件の一つが封建制だと言うのにあんまり異論はないし、
イギリスが封建制じゃなかったとも思わないけど、それだけだと
なんでフランスやオランダでなく、イギリスで産業資本主義が
発生したかの説明にはならないし、封建制を歴史的に経験してない国が
今、続々と近代化が進んでる説明も難しいでしょ。
270世界@名無史さん:2008/06/13(金) 21:34:19 0
「チームワーク」「チームプレー」は自己犠牲が有って初めて達成できるのです。
要は、前向きに捉えるか否定するかの違い
271世界@名無史さん:2008/06/13(金) 21:57:30 0
>>1
>西欧人から見て、地球上でもっとも遠い文化が日本文化ではないかと思う。

マヤ・アステカ文明のほうが西洋人から見て遠い文化だった。
生贄狩りで侵略戦争するなんて西洋人には理解できなかったらしい。
距離が離れてれば文化も違うのも当然のことだ。
272世界@名無史さん:2008/06/13(金) 22:25:11 0
>>1
>もう日本人は西欧と同じになろうなどという“無駄な努力”はやめて、
>日本的な発展の道を探るべき。

“無駄な努力”と決め付ける君も短絡的だよ。
日本人は西欧人が引いたレールの上を走って近代化してきた。
福沢諭吉が脱亜論で「日本は、大陸や半島との関係を絶ち、
欧米と共に進まなければならない」と力説したように、
徹底した欧米化こそが現代の日本の繁栄をもたらした。

欧米化を嫌った中国と朝鮮は取り残された。
273世界@名無史さん:2008/06/13(金) 22:27:00 0
>>272
福沢諭吉のじゃなくて、その弟子が書いたらしいけどな。いわゆる脱亜論っての。
274世界@名無史さん:2008/06/13(金) 22:46:53 0
>>268
ロシアでは、神も死ぬそうでつw
275世界@名無史さん:2008/06/13(金) 22:57:15 0
>>271
生贄狩りのことは、文化と言うより未発展と言ったほうが正しいのでは?
276世界@名無史さん:2008/06/13(金) 23:28:01 0
>>272
日本が徹底的に欧米化しているとは思わんが。
キリスト教化もしていないし。
277世界@名無史さん:2008/06/13(金) 23:46:14 0
絶対の神を信じる西洋人に「家族と神のどちらを取る」と聞いたら神を取るのかな。
あるいは「親友と神」「恋人の神」でもいいけど。
もしそうだとしたら日本人と西欧人の根本的な違いを簡単に峻別する方法だなあ。
日本人ならほとんど「家族、親友、恋人」を取るでしょ。
西洋人は質問自体を拒否するかな。例え、仮の話だって言っても。
でも聖書にも「神が息子を生贄に」ってのがあったよね。
278世界@名無史さん:2008/06/14(土) 00:04:57 0
ttp://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~miyajima/_txCXbda.html
日本人の場合:私的二項関係 = 二人称だけの世界

1)AはBにとって「あなたのあなた」、BもAにとって「あなたのあなた」。
2)そこに存在するのは二人称だけの世界で、一人称も三人称も存在しない。
3)「AとB」の理想的な関係は、両者の融合、プライバシーが排除された関係
いったん、この関係が出来上がると簡単に解消できない。
4)「D・・X Y Z」は「AとB」、「BとAとC」の世界から排除されていて
「BとAとC」の世界に介入できない。
279世界@名無史さん:2008/06/14(土) 00:05:49 0
キリスト教徒の場合:一人称と三人称だけの世界(私的二項関係は存在しえない)

1)AとBの閉じられた「私的二項関係」は、GODがこじ開ける
2)AとB,C,・・X、Y、Zとの関係は、GOD(=共通のルール)が規制
3)「B,C・・X,Y,Z」は、三人称の世界(=ヨーロッパ人が言うsociety)
4)二人称の相手は、たまたま目の前にいる三人称の世界の一人にすぎず、
相手との融合やプライバシーが排除された関係はありえない
280世界@名無史さん:2008/06/14(土) 06:35:41 0
>>277
> 絶対の神を信じる西洋人に「家族と神のどちらを取る」と聞いたら神を取るのかな。
> あるいは「親友と神」「恋人の神」でもいいけど。

ユダヤ人と、一部アメリカ人なら神を取るかもしれん。
が、普通のヨーロッパ人は、もはやそこまでキリスト教を信じてないでしょ。
ただの教養というか、社会的ポーズにすぎんよ。
281世界@名無史さん:2008/06/14(土) 06:48:49 0
神から直接啓示を受けた、とかの前提でも無ければ愚問だろう。
282世界@名無史さん:2008/06/14(土) 08:46:50 0
>>239
中世封建社会だけでなく、18世紀のロココ時代の貴族社会もネガティブな
イメージで語られることが多いと思わないか?
一般人は、「女の腐ったような連中が、退廃した貴族社会で恋愛遊戯にふけって
ばかりいた時代」というイメージを持ってそう。
283世界@名無史さん:2008/06/15(日) 05:31:03 0
>>277
>日本人ならほとんど「家族、親友、恋人」を取るでしょ。

現世の家族なんて、たまたまバスで隣り合わせになった存在に過ぎない。
と、丹波哲郎も言っていた
284世界@名無史さん:2008/06/15(日) 20:56:55 0
日本では、西欧中世やインドに見られたような「普遍論争」が存在しなかった。
285世界@名無史さん:2008/06/17(火) 14:34:30 0
ttp://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~miyajima/_tnRHX6C.html
私の世代にとって、丸山真男や川島武宜は大きな存在でした。いまの学生は
どうか知りませんが、私の学生時代は、この二人とか大塚久雄は必読文献でした。
しかし、よく考えてみますと、彼らがやったことは日本とカトリック教会圏の
比較だけで、しかも違うということは指摘しても、違いが出てくる原因は説明
していません。日本人とカトリック教会圏の人間は同じ人間で、ただ日本人の
方が遅れているだけだ。そのうちおなじになると考えていたようです。
しかし、はたしてそうなのでしょうか。違いの原因は、我々が「前近代的」で
「後進的」だからなのでしょうか。私は、そうではないと思います。違いの
原因は宗教的なもので、いくら我々が努力しても、おなじになることはないと
考えています。
286世界@名無史さん:2008/06/17(火) 15:44:46 0
>>285
欧州は「たまたま」ルネッサンス〜産業革命期以降で他文明に先んじただけではないでしょうか?
更に言えば、マクロとしてではあるが日本のような属国?の発展も考慮に入れた
インフラ整備や教育などはないがしろ、アラブやアフリカ等に対し
ほぼ自国の利益のみになるような植民地政策しか行わなかった欧州圏の
どこが「先進」なのでしょうか?
私はむしろ「野蛮で後進的な欧州圏」に「時代に先んじた発明・技術を授けてしまった」と
考えております。

まぁ海で隔てられた国と陸続きの国の考えは相当違うかと思いますがね。
287286:2008/06/17(火) 16:08:25 0
×発明・技術を授けてしまった
○発明・技術が授かってしまった

以上、訂正します
288世界@名無史さん:2008/06/17(火) 18:48:11 0
「自国の利益になるようなことしか行わない」
このことが正しいかどうかはともかくとして、
こういう考え方に先進も後進もあるもんか
289世界@名無史さん:2008/06/18(水) 22:25:34 0
歴史用語の表記を代えよう

清教徒革命⇒切支丹の変
パリ市民革命⇒ パリ町人一揆
マグナ・カルタ(大憲章)⇒ 大立て札
江戸町人文化⇒江戸市民文化

290世界@名無史さん:2008/06/19(木) 00:38:32 0
ルネッサンス時代の欧州は、たいしたことないから
同時代のイスラム圏の方が、文明的だし、強い
結局、産業革命期で、欧州が他の文明圏を一気に引き離した感がある
イスラム圏が、もっと野心的だったなら、
イスラム圏が世界進出して、産業革命もしたかもしれない
291世界@名無史さん:2008/06/19(木) 00:59:14 0
産業革命ってなに?
これまたうさんくさい「革命」という言葉がつかわれてるけど。
292世界@名無史さん:2008/06/19(木) 01:02:12 0
普通は「産業構造の変化」とかなんとかいわれるものだろ。なにが「革命」なんだか。
293世界@名無史さん:2008/06/19(木) 06:05:30 0
新大陸発見=新大陸の富の収奪
294世界@名無史さん:2008/06/19(木) 06:06:36 0
イスラム文明圏が世界を席巻していたときのほうが人間は幸せな気がする
ムスリムだったら原則人間は平等な訳で 画期的な考えだと思う
295世界@名無史さん:2008/06/19(木) 06:07:39 0
イスラム圏は水が無いから工業化厳しいよね
296世界@名無史さん:2008/06/19(木) 06:12:56 0
>>294
世界中がイラン、イラク、エジプト、バンウラデシュ、インドネシアのようになっていたさ。
297世界@名無史さん:2008/06/19(木) 06:12:58 0
スペインだってポルトガルだってイスラムの遺産で発展していたんだろ
そう考えると歴史は面白い
298世界@名無史さん:2008/06/19(木) 06:14:07 0
>>296
オスマン帝国やアッバース朝や後ウマイヤ朝のようになっていたさ
299世界@名無史さん:2008/06/19(木) 06:15:45 0
イスラム原理主義は西欧文明への反発から生まれたもんだろ
イスラム圏が世界を席巻していたら今のようなテロはあり得ない
300世界@名無史さん:2008/06/19(木) 11:39:45 0
ノブリスオブリジを欠いた騎士道=武士道
301世界@名無史さん:2008/06/19(木) 16:36:41 0
>>300
女性に対する幻想もないな。
純潔の姫のためにドラゴンを退治してまいります、みたいな。
302世界@名無史さん:2008/06/19(木) 18:16:11 0
>>300
少し興味があるな
じゃあ、寺子屋が行なわれていた動機みたいたものはその理屈だとどうやって説明するんだい?
303世界@名無史さん:2008/06/19(木) 20:52:41 0
>>290
じゃルネサンス時代の有名なイスラムの文化人を教えてくれ
オスマンが軍事的に強かったとしても文化はダメダメだろ
チューリップとハーレムとカフェーだけじゃな
304世界@名無史さん:2008/06/19(木) 21:05:12 0
>>298
それじゃ近代化できないままだな
イスラムみたいに氏族、部族社会で、都市単位の中央集権国家なら
永遠に国民国家は作れんよ
305世界@名無史さん:2008/06/19(木) 22:00:31 0
オスマン帝国は国民国家だが?
306世界@名無史さん:2008/06/19(木) 22:21:14 0
通称「産業革命」ってのは
ある意味奴隷制度なんかメじゃないって位の酷い環境を創り出したからな
でももしイスラム圏が世界の覇権を握ってたら…
洋楽やJ-POPヒットチャートの多くが
あの音楽って事になると意味深・・・
でも夏でも暑苦しいワッチキャップかぶってる奴よりターバン巻いている奴のほうが合理的
307世界@名無史さん:2008/06/20(金) 08:32:50 0
>>305
多民族を支配する帝国だろ。常考。
308世界@名無史さん:2008/06/20(金) 22:43:48 0
ヨーロッパでは下が上ををひっくり返したことがあったが
日本では一回もなかった

それと外国では他民族に自国を蹂躙されるケースが何度もあったのに
日本は一回もなかった
309世界@名無史さん:2008/06/21(土) 12:28:38 0
>>308
第二次世界大戦で、連合国に蹂躙されてるじゃんよ。
310世界@名無史さん:2008/06/21(土) 13:03:14 0
>>309
>>308の頭の中では
沖縄=日本ではない
本土空襲=地面を踏んでいない(蹂躙=足へんがついている)ので
そんな事実はないって理屈だろうな〜

それ以前に陸続きの国と比較して大海に囲まれた国の戦闘の頻度はどれ位なもんか?考えてみよ〜
最近の日本愚民化政策の成果が上がってきましたな〜〜
311世界@名無史さん:2008/06/21(土) 14:07:31 0
>>309
沖縄については、蹂躙というべきだけど、
ここは「日本人は沖縄を見捨てるのか!」とか
そういう政治的なイデオロギーを話すとこじゃないだろ。

それなら硫黄島や千島樺太だって蹂躙されたし。

米軍占領は幸いにして間接統治にとどまり、
近代国家による一時的な保障占領だったから、
騎馬民族とか十字軍の侵略のように
略奪、民族浄化、宗教・文化改造には至らなかった。

いや、かなり改造されたかな?
312世界@名無史さん:2008/06/21(土) 15:34:12 0
【土・日曜日に書く】論説委員・石川水穂 GHQ焚書の一端明るみに
2008.6.21 03:50
 戦後、GHQ(連合国軍総司令部)が戦前・戦中の日本の書物を没収した「焚書(ふんしょ)
」に日本の著名な3人の学者がかかわっていたことが、評論家の西尾幹二氏の研究で明
らかになり、今月17日に発売された西尾氏の著書「GHQ焚書図書開封」(徳間書店)に
その研究結果が詳しく書かれている。
 3人は、刑法学者の牧野英一氏と社会学者の尾高邦雄氏、倫理学者の金子武蔵氏である。

《3人の学者が関与》
《GHQから東大に要請》
《今も続く国際的検閲》
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080621/plc0806210415002-n1.htm
313世界@名無史さん:2008/06/21(土) 19:44:15 0
>>311
だから歴史認識を踏まえた上で一例として>>308に指摘しただけ

>略奪、民族浄化、宗教・文化改造には至らなかった
文化面については相当改造されている
西暦で言えば1990年代以降、特にこの数年
日本の独自性を急速に失いつつあるように思える
悪い部分でね。
避けられないにしろ
日本が標榜する「国際化」へ向かう過程とは悪夢だわ

そのうち自衛の為の銃も可決される世の中になるやろうね。

>>1
>もう日本人は西欧と同じになろうなどという“無駄な努力”はやめて、
>日本的な発展の道を探るべき。
には基本同意。

西欧(米)などは概ね個人の集まりが組織となっている
彼らの一般人の多くは相応の倫理観に基づいた権利と義務を理解した上で
彼らが所属する組織や国家に対して要求したりしている。

一方の日本は「村八分」みたいな、元々組織があっての個人って考え。
科学技術などは仕方ないにせよ
元々違う西欧(米)の行動までそのまま真似するから
義務を怠り権利のみを要求するってなおかしなことになってきている。
314世界@名無史さん:2008/06/21(土) 20:01:30 0
>>313
あのさ、日本の厳しい銃刀法は占領軍に危険が無いように戦後つくられたって知ってる?

何の知識も無いのによくもまあ、思い込みと偏見だけはすごいな。
315世界@名無史さん:2008/06/21(土) 20:08:52 0
>義務を怠り権利のみを要求するってなおかしなことになってきている。

最近では西欧の社会もそうなってきているよ。
316世界@名無史さん:2008/06/21(土) 21:01:04 0
>>314
言っている本旨が理解できない様子
上辺のみの知識の文句言いほど実社会では役に立たん

現実を見れば一目瞭然
それに現代と比べて一般人なら一般道徳
暴力衝動を抑えられない者は「任侠」と言う名の美意識を与え、その衝動を制御
社会秩序を保てた訳でもある

余分な説明をすれば、そもそも銃自体は戦前
軍人以外では猟師以外ほぼ縁のないもの
刀は現代と比べて用いる側の意識が高いから問題にまで至らなかっただけの話
317世界@名無史さん:2008/06/21(土) 21:46:50 0
は?
一般の人でも登録すれば護身用に拳銃の所持も認められていたんだが。
318世界@名無史さん:2008/06/21(土) 23:11:11 0
>>308
もともと武家にしろ秀吉にしろ下だぞ、信長や家康だって何代か前の祖先をたどれば得体の知れない流れ者だし
それがひっくり返した
319世界@名無史さん:2008/06/21(土) 23:43:25 0
>>318
ひっくりかえしたと言っても、
既存の権威ピラミッドに取り入ったとか、
隣に別のピラミッドを作ったとかでしょ。
まるっきりピラミッドを破壊するとか転倒させるとかじゃない。

大陸諸国での革命に比べれば温すぎる。
320世界@名無史さん:2008/06/22(日) 10:39:28 0
いくら日本人が努力しても、“人種の違い”は変えられない。
321世界@名無史さん:2008/06/22(日) 11:28:06 0
>>320
そんなもん、誰も変えようと思ってないけどな。

日本は日本。毛唐は毛唐。
322世界@名無史さん:2008/06/22(日) 16:56:21 0
>319
同意。さらに大戦で連合軍に蹂躙されたというが沖縄以外は
地上戦なくて、空爆だけ。そんなの大した事ない。

しかも敗戦後の占領政策も、冷戦があったおかげで蹂躙ではなくなった。
これは戦後に神風が吹いたわけで、またしても日本は運良く難を逃れた
わけだ。
323名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/22(日) 20:03:32 0
>>1
全くそうは思いませんが。
現在の欧州と日本は自由主義に対する理解、という点では共通してます。
むしろ、そうした自由主義国家とそれ以外の国との相互理解のほうが至難でしょう。
欧米人からみて、現在の中国は理解できません。
また、神学を法律の拠り所とする神治主義のアラビア回教国家とも共通する
ところがみつかりません。
回教国家で、法治の概念を持っているのはトルコだけでしょう。
324世界@名無史さん:2008/06/22(日) 20:31:35 0
中央アジア諸国やバルカンの回教国もだめ?
325世界@名無史さん:2008/06/22(日) 20:38:33 0
西欧人から見ると、ブラジルよりも日本のほうが異質な国。
326名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/22(日) 20:45:30 0
バルカン半島の回教国はトルコの影響もありましたから、法治国家の体を
なしています。
少なくとも、神学者がしゃしゃり出てくることは無いでしょうね。
327世界@名無史さん:2008/06/22(日) 22:44:21 0
>欧米人からみて、現在の中国は理解できません。

アメリカ人にとっては、日本人よりも中国人のほうが理解しやすいみたいだよ。
328名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/22(日) 23:10:28 0
>>327
チベット虐殺も理解してもらえるでしょうかね?
329世界@名無史さん:2008/06/22(日) 23:11:15 0
中国と欧米の文法は基本同じだからな
そりゃ理解しやすいだろうて
330世界@名無史さん:2008/06/23(月) 00:01:12 0
>>322
空爆だけってお前は広島や東京や大阪神戸がどうなったか知らんのか
331世界@名無史さん:2008/06/23(月) 10:57:10 0
>>330
ここは、文明それ自体を変質・破壊させるような大災厄の有無を議論してるわけで。

個別に大被害にあった都市はあるけど、
空爆それ自体がさほど日本文明を変質させたわけじゃない。

箸を使うのを止めたとか、日本語を止めたとか、空気読まなくなったとか無いでしょ。
空爆にもかかわらず、日本人はどこまでも日本人であり続けたわけで…
その後の占領政策のほうがまだしも影響が大きい。

だいたい、日本が戦争で失ったのは、せいぜい人口の4%。
日本史上では衝撃的だが、世界史的に見たら全然大した事無い。

日本は人口崩壊を経験していない世界で稀な国ではある。
332世界@名無史さん:2008/06/23(月) 12:27:35 0
508 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/23(月) 00:20:40 0
GHQ焚書開封は大変よかった。
ここまで充実した読書は久々だ。
息もつかせぬ戦前の事実に感激したよ。こんなに歴史が手に取れる本は
今まであっただろうか。
それが日本人が書いた焚書によって紐解かれていくというのはなんとも感慨深い。
これまでの歴史はでたらめの歴史書で描かれていたのだ。
日本人の歴史なのに焚書外の思想で以って書かれた本を平気で使用していたのだ。
333世界@名無史さん:2008/06/23(月) 13:51:13 0
>>331
>箸を使うのを止めたとか、日本語を止めたとか、空気読まなくなったとか無いでしょ。
箸は使っているが、間違った使い方をしている輩が大半
日本語に不必要なまでの外来語を混ぜて使っている輩の何と多いこと
確信的でなく、無知から空気を読めない輩がどんどんと増えてきている
戦後の政策で「恥」の文化はいとも簡単に消滅してしまった

自由と民主の意味を履き違えた者達を大量に産み出してしまった戦後
どんどん「幼児化」している現代の道徳心
六十余年前と日本人とを比べると、姿形は同じでも中身は全く異なる

日本の文明は内面から崩壊してしまった
334世界@名無史さん:2008/06/23(月) 14:04:00 0
地上波の番組はスポーツ中継を含めNHKの一部のドキュメンタリーを除いて
受け付けないんだが、ほとんどの人はなんの疑問もなく視聴しているのだろうか?
335世界@名無史さん:2008/06/23(月) 15:31:26 0
>>334
漏れはもうテレビを見るのをやめている。
336世界@名無史さん:2008/06/23(月) 18:06:18 0
>>334
なんだかんだ言ってまだテレビなんて見てんのか。
337世界@名無史さん:2008/06/23(月) 20:46:34 0
>>333
西欧文明だって崩壊しているよ。

アメリカやイギリスの社会の壊れっぷりはスゴイ。
338世界@名無史さん:2008/06/23(月) 23:59:34 0
>>337
だからその猿真似をする日本は
これからより酷い方向に壊れていくんでね
339世界@名無史さん:2008/06/24(火) 13:47:09 0
>>313
>日本の独自性を急速に失いつつあるように思える

奈良時代にも、明治時代にも、日本の独自性は失われたように思えるが。
そもそも日本の独自性って何よ?
340世界@名無史さん:2008/06/24(火) 18:12:35 0
>>339
20世紀までは他文明の良い部分を選別し、積極的に取り入れて工夫し
そして組織力で独自に発展させてきたところ
これが従来の「日本が日本たる」独自性。

今の取り入れ方は独自に発展させるモノではなく
無知蒙昧から来る単なる欧米流の猿真似
思慮の足らない輩が悪い部分もそのまま取り入れるのを看過している

以前とは中身の違う得手勝手な現代日本人が出来るのは
もうその程度しかない
341世界@名無史さん:2008/06/25(水) 16:41:13 0
【中国】「日本や西欧型の発展は無理」 フランスの専門家が分析[6/24]
ttp://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1214308456/
342世界@名無史さん:2008/06/25(水) 18:00:26 0
過去最も成功した社会主義が日本
戦後の急成長は終身雇用による安心した社会による

戦前からの企業終身雇用システムで目立つのは三菱か
独自性を抑えるなどの弊害もあったが、確かに安定した環境で生活を営めた
今は違うがね
米国のIBMも厳しい規則の替わりに終身雇用システムでマンパワーを発揮した
しかし他の企業に倣った方式に変更した結果、かつての勢いを失った

今の格差社会と比較した場合
生活や治安、全体としての幸福度は言わずもがな
雇用の安定は既に過去の遺物と化して
本能剥き出しの欲望社会に成り下がった

談合が盛んに取り沙汰されているが
田舎にとっては田舎に住む人々の雇用を守る、いわば必要悪
大企業の田舎経済への進出で、もはや田舎は壊滅状態にある

今と戦後からつい十数年前までの日本
全体として見れば、どちらが幸せかね?

言いたいことは、文明社会は先ず人ありきで
人をモノと見る社会は発展に限界が生じる
343世界@名無史さん:2008/06/25(水) 18:15:47 0
>>342
アンタ、グローバリゼーションに敵意を持ってんの?
「パラダイス鎖国」「ガラパゴス化」なんて言われているような状態が健全かねえ?
344世界@名無史さん:2008/06/25(水) 19:25:06 0
日本列島をヨーロッパと見立てればいい。
治天の君=法王
諸国=神聖ローマ帝国諸侯
大君=皇帝
345世界@名無史さん:2008/06/25(水) 20:49:26 0
再構築に至るまで…過渡的なものとも考えられるが
現時点でのグローバリゼーション化は全体として見た場合
マイナス面が大きいと判断している

グローバリゼーション化が結果として「一億総中流」並の満足度を得る
またはその見込みがあれば文句は言わない

以上
346世界@名無史さん:2008/06/25(水) 22:01:31 0
日本はなぜ他国から理解されないのだろうか。
347世界@名無史さん:2008/06/25(水) 23:05:06 0
日本以外の国は理解されているのか?
348世界@名無史さん:2008/06/26(木) 00:52:24 0
>>347
日本と韓国は、理解されていない。
近親の文明・民族が存在しないから。

そういう意味では、インドもヴェトナム、カンボジアも怪しい
349世界@名無史さん:2008/06/26(木) 07:57:26 0
中国と韓国とベトナムは、同じ文明圏だから理解しあえる。
350世界@名無史さん:2008/06/26(木) 11:52:34 O
中国たって四川だけでフランスくらいあるんだぞ
351世界@名無史さん:2008/06/26(木) 15:22:27 0
欧州人は、日本人ほど“孤児”ということにこだわらないよな。
日本だとすぐに孤児はかわいそうだとかなんとか言い出すけど。
352世界@名無史さん:2008/06/26(木) 16:18:51 0
それがムラ社会の概念に乏しい個人主義の良い?側面
元々陸続きで他国とのいざこざはしょっちゅうってな歴史背景もあるかも?
353世界@名無史さん:2008/06/26(木) 23:12:12 0
>>351
スエーデンなんか、父親の判ってる出生の方が今では少ないくらいだしな。
354世界@名無史さん:2008/06/27(金) 09:37:46 0
ヨーロッパでは日本より自殺率が低いが、ヨーロッパ人は日本人より精神的に
強いのかね。
355世界@名無史さん:2008/06/27(金) 10:40:22 O
>>354
自殺率では東欧・ロシア・日本が三巨頭ではなかったか。

ついでに出生率が極めて低い国は
アジアでは日本・韓国・台湾・香港・シンガポール
ヨーロッパではロシア・ドイツ・イタリア・スペイン・ギリシア

アジアとヨーロッパでは「高い国」と「低い国」が
クッキリ二分されているのが特徴。
356世界@名無史さん:2008/06/27(金) 12:49:48 0
実は朝寝鼻貝塚からは6000年前の小麦とハトムギのプラントオパールも
稲と同時に検出されていて、小麦が中国よりも数千年も前から、江戸期に
伝来したハトムギが5500年以上も前から栽培されていた事になってしまい、
改めてプラントオパールの調査自体が極めて疑わしいと言わざるを得ない。


岡山市の縄文時代の貝塚「朝寝鼻(あさねばな)」を調査している岡山理科大の
考古学チームが1999年4月21日、「縄文前期の土壌から稲の細胞に含まれる
プラントオパールが見つかった」と、発表。約6000年前に「米作り」が
行なわれていたとする発見で、稲作の歴史が縄文前期にまでさかのぼることになった。
このプラントオパールはイネ科の葉の細胞内に含まれるケイ酸体の粒子で、同貝塚の
下層(深さ2メートルの土壌)からのサンプルを採り調査したところ、356点の
サンプルから10点、形状からジャポニカ(短粒種)とみられる稲のプラントオパール
が検出された。また、稲のほか小麦とハトムギのプラントオパールも見つかった。
http://www.local.co.jp/news-drift/agri-99kome.html
357世界@名無史さん:2008/06/27(金) 17:11:04 0
「すでに述べたように明治政府は近代化政策を展開した。ハードの面では
ある程度それは成功したが、ソフトの面には手もつけられなかった。
ソフトの面とは人間関係である。親子関係から主従関係にいたるまで、
欧米化することはできなかったのである。そこでそれらの問題については
旧来のまま残してハードの面の近代化だけを残さざるを得なかったのである。
〔中略〕個人という訳語は出来ても、その実質は欧米のそれとは比ぶべきも
なかった。こうして日本の社会は二つのシステムが共存するダブルスタンダードの
社会となったのであり、その状態は今も続いている」

阿部謹也『近代化と世間 私が見たヨーロッパと日本』(朝日新書)
358世界@名無史さん:2008/06/28(土) 11:46:43 0
>>354
・キリスト教圏の国では自殺だと保険が降りないから
・朝鮮系のヤミ金により保険金目当ての自殺強制が最近急増したから
359世界@名無史さん:2008/06/28(土) 12:01:18 0
チェコやハンガリーで自殺多いじゃん
360世界@名無史さん:2008/06/28(土) 15:14:07 0
「日本は欧米に比べて遅れている」という知識人がよくいるが、そもそも
まったく異なるタイプの文明だから、違いをなくすことなど不可能なのだとは
考えないのかね。
361世界@名無史さん:2008/06/28(土) 15:18:20 0
ヒント:欧米コンプレックス
欧米がやることは何でもかんでもいいって言うアホが日本の官僚や指導者層に多いから
またそのアホを選ぶ一般民衆ドアホも多いからの〜
362世界@名無史さん:2008/06/28(土) 15:27:08 0
だが欧米に追いつこうとする努力により日本は近代化したのだということも忘れないで欲しい
363世界@名無史さん:2008/06/28(土) 15:42:59 0
勿論努力はあっただろうけど、努力が報われるぐらいに
たまたま地政学的な運が良かったってことも忘れずに。
ヘーゲルの言うところの歴史の必然とやらではなさそうだ
364世界@名無史さん:2008/06/28(土) 16:25:23 0
>>362
欧米人にいわせると、日本は近代化に失敗した国だそうです。
365世界@名無史さん:2008/06/28(土) 16:29:51 0
>>364
それこそ、欧米人が何をいおうと関係ない
366世界@名無史さん:2008/06/28(土) 18:16:27 0
日本人はキリスト教徒ではないから、欧米人と同じにはなれない。
日本には絶対的なものが存在しない。
367世界@名無史さん:2008/06/28(土) 20:54:09 0
日本がしばしば欧米と比較するように
欧米のどの国も一括りにしたら怒るだろうな。
わが国を○○と一緒にするな!ってね。

確かに日本は欧米のどの国からも最も「違って」いるかもしれない。
同時にそれは欧米の各国が最も欲しがっている個性であり特徴だな。
368世界@名無史さん:2008/06/28(土) 22:00:46 0
>>366
そもそもキリスト教徒になれば欧米と同じになるというのが間違い。

フィリピンとかメキシコとか、南米諸国とかは熱心なキリスト教徒が多いけど、絶対に欧米とおなじじゃないだろ。
369世界@名無史さん:2008/06/28(土) 22:11:02 0
>同時にそれは欧米の各国が最も欲しがっている個性であり特徴だな。

それは何?
370世界@名無史さん:2008/06/29(日) 02:23:09 0
>>360
違うのだからを言い訳にして野蛮極まりない近隣国を見ていると、なぁ。
あんなのが13億人も居るんだぜ。
371世界@名無史さん:2008/06/29(日) 03:04:54 0
>>362
>361だが、かつては必要とそうでない部分を見極める分別があった。
刺青文化なんかで変遷具合を見てみりゃあ、今の日本が西欧米、特に英語圏化に如何に毒されているかがよく分かる。
かつて刺青と言えば一種の芸術であり、普段は見せない意識があった。
今はその逆。殆どは芸術ではなく「落書き」。
しかもこの季節はその落書きを披露したがるアホばかり。
しかも高学歴でも何の抵抗なく肌を傷つける上に、イカれた犯罪も急上昇。
今はかけ離れているどころか、良し悪し関係なく最も猿真似している文明が日本って所か。

>>367
確かに。今後気をつけたいと思う
372世界@名無史さん:2008/06/29(日) 08:52:35 0
欧米人が日本について書いたものを読んでいると、
「西洋では・・・」「われわれ西洋人には理解できない」「日本人は、わたしたち
白人と違って・・・」という言い回しがよく出てくるよ。
373世界@名無史さん:2008/06/29(日) 08:58:50 0
>>372
書いてる連中がそう決め付けているだけ
それでもって、身内の白人の優越感をくすぐったり、
逆に不安を抱かそうとする
374世界@名無史さん:2008/06/29(日) 10:04:36 0
西欧文明にもっとも近いのはラテンアメリカ文明。といってみるテスト。
375世界@名無史さん:2008/06/29(日) 10:26:54 O
アメリカ先住民は、アジア系モンゴロイドであり、

風俗習慣にも日本と共通するものを持っている。
http://www.youtube.com/watch?v=ETlGQ3RB5D8
       http://www.youtube.com/watch?v=Cs4cHeOlDpE
       http://www.youtube.com/watch?v=JrUreZkEHD4
       http://www.youtube.com/watch?v=psUd9v9pJb0
       http://www.youtube.com/watch?v=NetQkWRGwcA

       http://www.youtube.com/watch?v=_imvALSmzKQ
       http://www.youtube.com/watch?v=rOGU9DK6OU8  ← 硫黄島
       http://www.youtube.com/watch?v=-fm9l6vxY80   ← 空襲・・・
       http://www.youtube.com/watch?v=2M4wCffOnBk  ← 回天 大和 沖縄戦

[聖戦●完遂]先人たちが命懸けで戦った軌跡を引き継ぐ諸君の健闘を祈る!

376世界@名無史さん:2008/06/29(日) 14:46:54 0
>>371
つっこみどころ大杉。

犯罪は増えてないだろ。
体感治安が悪化してるだけ。
377世界@名無史さん:2008/06/30(月) 13:54:51 0
>>373
つまり欧米人の日本人に対する人種偏見は永久に変わることがないという・・・
378世界@名無史さん:2008/06/30(月) 14:33:12 0
>>377
当たり前だ
「日本の女が可愛い」なんて言う白人の殆ど、また黒人の一部ですら
「ペットが可愛い」のと同義語だと思っておいたほうがいい
379世界@名無史さん:2008/06/30(月) 15:47:33 0
>>378
にもかかわわらず、大塚久雄や丸山真男のような日本の知識人は、
日本を西欧と同じ社会にしたいと考えていたんだよな。
380世界@名無史さん:2008/06/30(月) 18:38:08 0
あれは知識人ではない。
381世界@名無史さん:2008/06/30(月) 18:39:17 0
何が「にもかかわらず」なんだか
382世界@名無史さん:2008/06/30(月) 21:56:08 0
つーかさ、日本が西欧と同じになることは、はたしていいことなのか?
古代の日本も、唐の律令制を真似たが、結局、中国と同じになることはできず、
封建制度という日本に適合した制度を生み出した。
そして、中国と同じにならなかったことが、長い眼で見てよい結果をもたらした。
383世界@名無史さん:2008/06/30(月) 23:48:15 0
科挙による官員による支配。・・・中央集権
一方、土司という土着有力者による支配。・・・藩国制度

中国にも日本と似た後者の制度が部分的に残っていた。
後者のトライバル・エリアから出ないで、習俗の変化が緩やかだったのが少数民族。
もちろんトライバル・エリアから飛出て漢族になってしまった者もいるが。

大きい少数民族になると、国共内戦の影響を受けて、藩国の論を二分して内戦。
龍雲 盧漢といった政治家 日本の西南の役の主人公みたいな物語が存在する。
384世界@名無史さん:2008/07/01(火) 18:19:56 0
日本にしろ、トルコにしろ、非西洋の国は西洋諸国の一員になりたいと願うが、
けっして仲間に入れてはもらえないのだ。
385世界@名無史さん:2008/07/01(火) 19:28:43 0
そう考えると、ナチスってリベラルだな。
386世界@名無史さん:2008/07/01(火) 19:50:29 0
なんで?
387世界@名無史さん:2008/07/01(火) 20:54:32 0
>>378
日本人でも毛唐の女にマジで惚れるのは、極一部のマニアだけ
388世界@名無史さん:2008/07/01(火) 21:07:26 0
西欧人の選民思想ってすごいよな。
有色人種は愚か、同じ白人に対しても、
「ロシアはアジア的で野蛮」
「ピレネーを越えるとアフリカ」
とか言っている。
389世界@名無史さん:2008/07/01(火) 21:35:10 0
まるで西欧人以外にはそういう選民意識はないかのような言い草
390世界@名無史さん:2008/07/03(木) 07:31:32 0
野蛮なゴート人が何いってるんだという
391世界@名無史さん:2008/07/03(木) 08:03:51 0
2,000年よりもっと前は欧州なら地中海が中心
地中海に住む者から見るとアルプスより北は野蛮な未開の民族
地中海沿岸民族の多くは黒い瞳と髪
胴長短足のラテン人はガリアやケルト、ゲルマンと比べて身長も低い
カルタゴなどは浅黒い肌
中国なら北は夷的、東方の斉や日本も東夷、黄河以南は南蛮
西を西蛮と言ったかどうかは知らんが
全体的に生活が豊かな国がそうでない国を見下して自分が所属する国への不満を昇華させると。

イタリアなんか面白いわな
ミラノやトリノなんかの自称「先進国」北部ロンパルディア人が中部のローマを「中進国」と馬鹿にして
ローマ人は南部のナポリを「発展途上国」とコケにする
ナポリ人はシチリアを「アフリカ」と呼んで、シチリア人はヨーロッパ人だとアラブやアフリカ人などに偉ぶる
そして各地域共に古代ローマの栄光を自慢するが、かつてのラテン人の血なんてあって無きが如くってな
笑うに笑えない話
392世界@名無史さん:2008/07/03(木) 08:28:15 0
周の太公望が封じられた斉が夷だとは驚きだな。
ついで言うと西の蛮族は「戎」だ。
393世界@名無史さん:2008/07/03(木) 08:30:31 0
ガリア(フランス)やブリタニア(イギリス)なんて
古代ローマ帝国の植民地だったじゃねーか。
394世界@名無史さん:2008/07/03(木) 08:34:56 0
古代支那(周代)を古代ローマ帝国と例えると
面白いな。
周の建国の重臣が封じられた地域を「中国」という。
斉、魯などの春秋戦国時代に有名な地域ね。
宋はすこし性質が違うが、楚や呉越などは「蛮族」だった。
で、古代ローマの「中国」はローマの殖民都市だった。
フランスやイギリスも斉・魯であり、ほかの、たとえば
ゲルマニアなんかを「蛮族」として蔑視していたという。
現代の支那人の尊大な思考は欧州の「白人思想」と
同根なのかもしれない。ただ違いは欧州のそれは
ドイツという蛮族が古代ローマの血統に逆らって
自らを「新しいローマの移民」としたところか。
395世界@名無史さん:2008/07/03(木) 08:36:18 0
移民×
遺民○
396世界@名無史さん:2008/07/03(木) 08:43:10 0
でもよーく調べてみると「楚」は一応周の成王に封じられた土地だな。
なぜ周以後も継続して蛮族扱いだったんだろ?
397世界@名無史さん:2008/07/03(木) 21:09:14 0
管仲より前の斉は東夷の国
呉越はもとより、楚も南蛮
漢中より西は巴蜀の戎
398世界@名無史さん:2008/07/03(木) 21:18:48 0
明治維新で西洋化しなかったらいつまで経っても島国の土人国家だったのになに言ってるんだか
399世界@名無史さん:2008/07/03(木) 21:30:58 0
毎日新聞によると日本人は変態なんだそうです。
何が目的なのか分かりませんが、釈明一つ無い様なので
毎日新聞英字版が垂れ流していた記事の一部まとめとき
ました。にしても9年間継続していた事に尋常ならざる
情念を感じる次第であります。


■思春期の受験生の集中力を増すために母親はフェラチオで息子の性的欲望を解消する。
■24時間オルガズムが止まらない病気で苦しむ日本人女性の数が増えている
■六本木のあるレストランでは、コックは食事の前にその材料となる動物と獣姦する
■福岡の米祭りは、顔にベトベトの白い液体を塗るため、AV業界が「顔射」と呼ぶものによく似ている
■日本人の若い女性はファーストフードを食べると性的狂乱状態になる
■日本人主婦は皆コインランドリーに附属のコインシャワーで売春している
■日本のティーンたちはバイアグラを使ってウサギのようにセックスをする
■日本の最新の流行 : 70歳の売春婦
■老人の売春婦の人気にもかかわらず、日本では小学生の売春婦にも仕事がある
■屋外でセックスをすれば、犬の散歩がもっと楽しいものになる
■日本の女子高生は、刺激のためにノーブラ・ノーパンになる
■利益は痛みという犠牲を伴う、と十代の売春婦は発見する
■ほとんどすべての漁師は海でマンタとSEXしている
■男色は日本の伝統。八坂神社では女装祭りを行っている
■日本男子は柔道や空手の部活で男相手に童貞を捨てている
■日本の首相は結婚生活ではなくオナニーで政権が取れると言っている
■横浜の女装祭りはゲイの宣伝になる
■日本人女性の55%は、出会ったその日に男と寝る。
 (失恋した女性や孤独な女性がどのようにして一夜で男と寝るか、という記事)
■かつてパールハーバーと南京大虐殺を起こした日本政府が、
 ペドフィル(児童性愛者)向けのマンガを作ってオタクを自衛隊にひきつけようとしている
400世界@名無史さん:2008/07/03(木) 21:39:50 0
島国の土人国家だったらもう少しまともな事が言えたかもしれない。
401世界@名無史さん:2008/07/04(金) 08:08:08 0
>>397寒中で栄えた斉はもとより「中国」だったんじゃないの?
楚は周の成王の寵臣が封じられたのだから、中国じゃないとおかしい。
周代の中国はもしかして周の直轄領だけだったのかな?
402世界@名無史さん:2008/07/04(金) 10:45:08 0
山本七平の「空気の研究」20年ぶりくらいに読んだが、まったく凄い本だな。
KYなどと騒いでいる痴呆全員にまずこの本を読ませたい。
山本七平と阿部謹也を早く読破したい。
403世界@名無史さん:2008/07/04(金) 13:19:44 0
>>396
中原の周、宋、魯あたりと、南方の楚、呉、越では、
出自が黄河文明と長江文明で違っていて、
食い物(小麦+羊/米+魚介類?)、言葉、習慣が異なってたから、
なかなか中国には入れなかったんじゃないの?

楚人は興奮すると諸肌を脱ぐ野蛮人だとか言って、儒者に非難されてなかったっけ?
404世界@名無史さん:2008/07/04(金) 13:28:25 0
よく、日本人で、欧米人から“不可解な東洋人”といわれると憤慨する人がいるが、
実際欧米人と日本人では、歴史も宗教も習慣も違っているよな〜

>>403
楚は南方系の文化を持っていたから異質と思われたんだろうか?
405世界@名無史さん:2008/07/04(金) 14:07:42 0
>>403
その通り
だから本来の中原は黄河以南・漢中より西は全て蛮族だって
東方も開封を越えると夷じゃね?
まぁ斉は春秋の頃、臨淄なんて大都会を持ってはいたがね
日本が元々関東方面を蛮族の国と見なしていたのと同じ
劉邦は正統で項羽は野蛮人

>>404
日本人は元々欧米人を“醜い容姿の南蛮人”と呼んでいた
406世界@名無史さん:2008/07/04(金) 14:56:16 0
日本が信仰している仏教
人種は問題にせず、その考えを重視する
釈迦や仏陀の偶像は当時のインド人に似せているとも言える
一方の欧州など白人などに信仰されているキリスト教
ギリシア植民の影響が少ない当時のヘブライの民が浅黒い肌を持つにも拘らず
何故か描かれるキリストや12使徒は白人種そのもの

どちらが文明人としての次元が高かったかは言うまでもない
407世界@名無史さん:2008/07/04(金) 15:09:53 0
文明人としての次元云々を言わない方、かな
408世界@名無史さん:2008/07/04(金) 17:11:06 0
つまり、欧州系人種は自らの行為を都合よく解釈する意味で
次元なる言葉を用いた

手段としての科学や技術、法律や経済、思想などで白人種は秀でたものを持つ
しかし根本としての「物の考え方」が間違ってるから
その多くは誤った方向に使われる
409世界@名無史さん:2008/07/04(金) 23:56:18 0
>>405
蛮族の建てた国の中でも、吐蕃ほど評価が低い国はない。
交易を遮断してしまったからだ。

多分、今の中国で非常に高い評価を持たれて、文化財保護されている
蛮族の遺産は、北魏の仏教美術(雲崗, 龍門)と西夏の敦煌莫高窟。
交易に多大な貢献をしていた国は、すこぶる評価が高い。
410世界@名無史さん:2008/07/05(土) 12:28:06 0
どうだっていいよ今時西洋なんて
論ずるほど魅力も無い
411世界@名無史さん:2008/07/05(土) 20:36:03 0
>>410
夜郎自大乙。
412世界@名無史さん:2008/07/09(水) 11:45:46 0
486 名前:都市計画の話題[sage] 投稿日:2008/07/09(水) 06:00:11 ID:a3K/23kG

SF作家のかんべむさしが自身のローカルラジオ番組で語っていた話を思い出した。
日本の、都市計画か建設関連の学会の話題。

ブラジルには移民した各民族が集まって造った町がいくつもあるのだが、
それぞれの特徴を研究者がスライドを見せながら説明した。

独:整然と区画された市街。
英:宮殿のような立派な建物(市庁舎?)を中心かつランドマークにした市街。
日:まったくの混沌。

三段落ちで、日本のスライドの時には爆笑だったそうだ。聴きながら自分は
「コリアン・タウンやチャイナ・タウンはどんなのだろう」と思った。
案外、支那の人は風水にしたがって見かけは計画的な街になるのかもしれんね。
413世界@名無史さん:2008/07/14(月) 22:20:25 0
 以上のロシアと日本の共通項から、僕はこう考えた。彼我の文明を深く省察した
インドの西洋派と異なり、日本における西洋派は非人間的である。なぜなら、内な
る固有性を意識的に抹消しようとしたり、或いは文明の固有性を意識できないとい
うのは、人間についての感受性が欠如しているからである。例えば「自由」につい
て、日本の西洋派は「自由の観念に酔うことと、自由を土着化することとの間に、
どれほどの距離があり、その距離を埋め自己変革を遂げるには、何世代もの苦
渋に満ちた苦闘が土着の保守性との間に必要なのかを考えない。このような根
無し草的コスモポリタニズムは、どこにも基盤を持たず、どこにも根を生やしてい
ない浮き草のごときもので、『欧化』によって文化的無国籍になり、精神的故郷を
喪失した存在である。しかも、意識の底には、土着が文明として劣っているという
深い劣等感を秘めている。ナショナルなものとどこにも結びつきのない、奇怪な
『インターナショナリズム』とは、世界の大勢の上に安易に乗った対外依存の一
種にほかならない。」
http://www2s.biglobe.ne.jp/~ubukata/2ki.html
414世界@名無史さん:2008/07/18(金) 08:25:13 0
アメリカはともかく、ヨーロッパのとの関係はそれほど重視する必要はないと
思うけどな。
日本とヨーロッパは、これから先も遠い国であり続けるだろうし。
415世界@名無史さん:2008/07/18(金) 12:02:09 O
遠い大陸との交易は島国を豊かにする
異文化だからこそ惹かれるわけで掛け離れても何等問題ない
416世界@名無史さん:2008/07/18(金) 15:56:41 0
>>415
でも日本の知識人は、日本の社会をヨーロッパと同じにしたいと考えていたんだよな。
そんなことできっこないのに。
417世界@名無史さん:2008/07/18(金) 16:12:56 0
ヨーロッパの技術を取り入れようとしたので社会は違う
418世界@名無史さん:2008/07/18(金) 16:37:31 0
>>414
この場合の西欧ってようするに西欧文化圏のことだろ
アメリカも含まれるよ
419世界@名無史さん:2008/07/18(金) 16:38:29 0
>>417
どうかな?
それは清朝の中体西用の考えじゃない?

欧州諸国は国や政府だけが強いのではなく、
国民一人一人が独立自尊で、権利を保障され、
自由に商売や発明や学問を行えるから、
その中から優れたものが広まっていき、
そういう強い国民で構成される国家だから強いんだ…

岩倉使節団が欧米各国を観察した結果というのは、そんな感じだったでしょ。

だからこそ、憲法制定、議会開設、義務教育拡充、法治国家化など、
何でもかんでも取り入れて国民教育と社会改造を進めたわけで。
420世界@名無史さん:2008/07/18(金) 16:40:21 0
西欧人って、なんであんなに“普遍性”ということにこだわるの?
実際には西欧文明に普遍性などないのに。
421世界@名無史さん:2008/07/18(金) 16:50:29 0
>>420
あるだろ。
みんな洋服着てオフィスで仕事してるじゃん。
422世界@名無史さん:2008/07/18(金) 17:10:57 0
>>421
そういうハード面じゃなくてソフト面、
たとえばキリスト教、自由主義、民主主義、人権思想、資本主義などのこと。
423世界@名無史さん:2008/07/18(金) 22:20:23 0
>>422
中国共産党か第三世界の独裁者の様な物言いだなあ。

キリスト教以外は普遍性あるんじゃないの?
運用可能かどうかは別として。
424世界@名無史さん:2008/07/18(金) 22:20:51 0
西洋人はアホで単純だからだろ
子供の頃からキリストは神とか教えられてマインドコントロールされ堕落する
アメリカ人は進化論すら違うと思ってる
425世界@名無史さん:2008/07/18(金) 23:17:00 0
>>423
イラク民主化計画は失敗したじゃん。
426世界@名無史さん:2008/07/18(金) 23:26:21 0
>>425
民主制を安定的に運営するためには、いくつかの必要条件があるのだろう。
アメリカ人は楽天的だから、その必要条件に思い至らない。
日本社会はその必要条件を満たしており、イラク社会は満たしていなかった。
それだけのこと。

ただ、個別のイラク人をイラク社会から取り出して、
アメリカなりヨーロッパなり日本なりに移住させれば、
問題なく自由主義と民主主義になじむし、
両方の社会を比較した上で、自由主義と民主主義がより正しいと考えると思うよ。
(とはいえ、西欧に移住した二世が差別やアイデンティティの問題から
イスラム原理主義に回帰というか戻りすぎたりするのも居るわけだが)

逆をやってイラクに日本人や欧米人を移住させても、
自由と民主主義のない社会が正しいと考える日本人や欧米人は
ほとんど居るまい。
427世界@名無史さん:2008/07/18(金) 23:33:05 0
欧米人は、日本の民主主義はエセ民主主義だと考えているよ。
428世界@名無史さん:2008/07/18(金) 23:45:50 0
>>427
二大政党だけが唯一正しい民主主義というわけじゃない。

民主主義とは何かと問えば、
国民が自らの意思で自らを統治することだろう。
その必要不可欠の手段として、
公平な選挙、自由な議論(表現の自由)、多数決(=非暴力)がある。
英米型の二大政党制は必須ではない(有ればよい?)一つの手段にすぎん。

日本の民主主義を見れば、選挙権・定数不平等は正当化しがたいが、
民主主義を否定するほどではなかったし、
表現の自由と多数決は間違いなく維持されていた。

大体の国で民主制が崩壊するのは、
多数決(非暴力)に従えるかどうかってところだし。
(共産圏は表現の自由の抑圧か)
429世界@名無史さん:2008/07/19(土) 00:20:15 0
>>426
ある地域では正しくないような思想なら
普遍性があるとはいえないな
430世界@名無史さん:2008/07/19(土) 07:15:20 0
漏れは西欧人が主張する“普遍性”というのが、どうにも胡散臭く見えてしようがない。
たとえばフランスは、「フランス文明こそが普遍文明である」として植民地において
同化政策を推進したが、実際にはセネガルの4つのコミューン以外のアフリカ植民地からは、
アフリカ人の国民議会議員が選出されることはなかった。

フランスの植民地帝国が飛躍的に拡大すると、アフリカ人がフランス市民権を
獲得するための条件は、完璧なフランス語の読み書き能力に加えて、官吏や軍人としての
叙勲や議員として任期を務めたことなど、事実上、一般のアフリカ人には不可能なほど
厳しいものへと変えられていった。
また教育の普及のための努力も、カトリック宣教団が各地に初等学校をつくろうと
したことを除けば、事実上ほとんど行われなかった。
431世界@名無史さん:2008/07/19(土) 08:34:55 0
>>429
ある地域では「正しくない」のではなく、「運用できない」だけ。

原子力発電所が、アマゾンやニューギニア奥地の原住民には運用できないように。

432世界@名無史さん:2008/07/19(土) 09:41:22 0
>>431
だからその「運用できない」というのが、「普遍性を持たない」ということ
なんじゃないの?
433世界@名無史さん:2008/07/19(土) 18:13:38 0
もし普遍性を持つ文明というものが存在するのなら、とっくの昔に世界帝国
というものができていたはずだが。
けれど歴史上のすべての帝国は、どこかで限界点にぶちあたってきた。
434世界@名無史さん:2008/07/19(土) 21:02:33 0
>>433
イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー等は
同一の文明に属していると言って良いだろうが、統一帝国にはなってない。

帝国の限界・統治の非効率と、文明の普遍性は別の問題だろう。
(もちろん、帝国にとっては、同一文明内の方が統治コストは安くなるだろうが)
435世界@名無史さん:2008/07/19(土) 21:06:51 0
西欧文明は普遍性を持たない文明なので、トルコのEU加盟も認めようとしない。
436チャアダーエフ:2008/07/20(日) 08:24:36 0
「…現在構成されているヨーロッパ社会のあらゆる不完全さ、欠点、罪にも
かかわらず、それでもやはりヨーロッパにはある意味で神の国が実際に実現
している。なぜならその社会は、自己の中に無限の進歩の原理を含み、胚芽と
要素の形で、将来神の国をこの世に最終的に打ち立てるために必要ないっさいの
ものを孕んでいるのだから」。
437世界@名無史さん:2008/07/20(日) 14:24:10 0
>>436
中国人も日本人もオナニーするんだから、
ヨーロッパ人だってするだろうよ。
438世界@名無史さん:2008/07/20(日) 15:20:44 0
>>436
チャアダーエフはロシア人だぞ。
439世界@名無史さん:2008/07/31(木) 12:02:39 0
西欧文明は他の文明に害をもたらす。
たとえば、全体主義も西欧で生まれたもの。
440世界@名無史さん:2008/07/31(木) 13:04:08 0
恩恵ももたらしとるがな
441世界@名無史さん:2008/08/16(土) 08:27:09 0
トム・クランシーの「日米開戦」で日本はWWUでナチスのホロコースト以上に
アジア人を殺したという記述があるけど、これが欧米人の本音なんだろうな。

それにしてもアメリカ人の歴史認識というのはどこかが狂ってる。
442世界@名無史さん:2008/08/16(土) 10:01:59 0
アメリカ人も一度戦争に負けて全土が占領されれば、歴史認識もかわるよ。
そのために、日本は中国を育てている。

憂いのあるアメリカ人に乾杯。
443世界@名無史さん:2008/08/16(土) 14:06:19 0
アメリカはヒスパニックとイスラム教徒が増えてそのうち内部から崩壊するだろ
444世界@名無史さん:2008/08/16(土) 14:28:59 0
アメリカで、"Day of Empire: How Hyperpowers Rise to Global Dominance -- and Why They Fall"
という帝国論の本が出版された。
内容は、「史上出現した大帝国であるペルシャ、ローマ、唐、モンゴル、
オランダ、英国、米国には共通点がある。寛容性(tolerance)ないし
包摂性(inclusiveness)だ。寛容性・包摂性を戦略的・戦術的に駆使
することによって、各帝国は円滑な支配と人材の確保が可能となったのだ。
これに反し、強制は非効率的だし、迫害は高くつくし、民族的ないし
宗教的均質性は非生産的だ」というもの。

ペルシャ、ローマ、唐、モンゴル、オランダ、英国、米国が帝国の成功例
として挙げられているのに対し、スペイン、ナチス・ドイツ、日本は
失敗例として挙げられている。
445世界@名無史さん:2008/08/16(土) 16:10:27 0
>>443 コスモポリタン国家の行く末は、古代ローマ同様って訳か
であれば歴史の法則として宗教や異民族の流入数ではアメリカは滅びないだろう

実際古代ローマがキリスト教徒を認めた時にはキリスト信者は10%程度であった
ただ辺境のイングランド地方の片田舎でも100人の集落ならば10人前後はキリスト教信者
イングランド住民はユダヤ人種ではない
統治側として無視できない存在となり、また権力者層にも改宗者が出始めたことが原因

次にヒスパニック人等の大量流入について
古代ローマも他民族国家、但しギリシア系文化と
戒律の緩やかな多神教による信仰と行動や生活習慣の共通性で纏め上げている
例外はユダヤ教、キリスト教を信仰するユダヤ系市民
彼らが現在の米国内におけるヒスパニック同様、ゲットー内での信仰に留まっていた頃は
概ね寛容、時に弾圧って所か
弾圧もことさらキリスト教寄りに描かれがちだが、実際は国家の中にもう一つの国家がある状態
国民の義務を果たさず、7曜日制を作って勝手に休む
そしてローマの法ではなくキリスト教戒律と原理に従って行動する
更に布教により主に下層市民達を取り込んでいく‥
ローマの法や常識とは異なる
言うなれば国家の教えに叛旗を翻していると映っても過言ではない
統治者側が恐れたのは「キリスト教系ユダヤ人」ではなく「キリスト教」である
これを現代のヒスパニックのそれに当てはめてみればいい

最初に戻るが、アメリカ国民が人種に関係なくムスリムに次々と改宗し権力層にも信者が増えて
国の至るところ…保守性の強い南部テキサスやミシシッピーなどの田舎でも
ムスリム教徒が普通にいる状態にまで組織することと改宗する権力者の増加
大きく異なる考えを持つ者達の要求を認めざるを得なくなった時に崩壊が始まる
特定人種の数による文化変遷は副次的以下の因子でしかない
446世界@名無史さん:2008/08/16(土) 17:33:04 0
>>441
日本に対する無差別爆撃や原爆投下を正当化するための
「そうであってほしいという思い込み」だろ。

よくある精神力学の現象だと生暖かく見守ってやれば…
というほど他人事にはできんが。
実際、こっちに弊害が降ってくるしな。
447世界@名無史さん:2008/08/17(日) 12:51:39 0
>>446
そんなんじゃなくて、単純に日本人に対する人種偏見なのでは。

トム・クランシーは以前、『ロサンゼルス・タイムズ』に寄稿した文章の中で、
「日本人はヒトラーより野蛮だ」「ティムール以来の残虐な侵略者」とか
書いていたよ。
448世界@名無史さん:2008/08/17(日) 14:17:07 0
《英米人の歴史認識》

アメリカ、イギリス、フランス、オランダ=近代化先進国、善の帝国
ドイツ、ロシア(ソ連)、スペイン、日本=近代化後進国、悪の帝国
449世界@名無史さん:2008/08/17(日) 16:38:05 0
>>448
WASPの考え方からすれば当然だろ
一神教が陥りやすい、違う価値観を持つ者達への寛容性の欠如
そのキリスト教ですら英米系プロテスタントは
「保守的」「非合理的思考」としてカソリックを疎んじる

スペインの植民政策に匹敵する残虐なことを行いながら
ことさらスペインの残虐性を持ち上げて、批判をかわす彼らの狡猾さ
更には西欧にありながら、ムスリム勢力や文化があることも原因の一つ
ドイツとロシアは近代以降の仮想敵国
そして日本は地理的、そして容姿文化など、未だWASPと最もかけ離れたエイリアンとしか映らないだろうね

でも結局やってることは数の多少以外は大体同じ
むしろ多神教と輪廻による因果応報思想の日本のほうが「和」を重んじ、必要以上の残虐性を見ることはない

それと文明として異質のものではあるが、WASP達も士農工商の下に賤民階級を置いた日本と一緒の発想
更にその賤民の中でもお互いに格付けなどを意識させたり
例えば苗字拝刀を許され武家屋敷に居住した人足頭の浅草弾左衛門など
例外も設ける統治法は、WASPの植民地政策と一緒

それに政治的喧伝と自国内の啓蒙によって敵国を創り出し
自国民に優越感を持たせ国内批判をかわす手法は万国共通
450世界@名無史さん:2008/08/17(日) 18:56:14 0
>「保守的」「非合理的思考」としてカソリックを疎んじる

フランスはカトリック国だけど、スペインほど悪く言われることはないな。
451世界@名無史さん:2008/08/17(日) 23:31:52 0
西欧人がなぜ「普遍性」ということにあれだけこだわるのかよくわからん。
452世界@名無史さん:2008/08/18(月) 10:32:29 0
>>450
ヒント:ヴィクトリア女王を始め、英国権力者層の多くは元々フランス系

>>451
西欧の物質的優位性による価値観の押し付けって所か
西欧の言う普遍性とは、所詮は彼らの基準としての普遍性にしか過ぎない
だから彼らのお眼鏡に適わない異文明、科学技術の劣った文明に対して
人ではなくモノとして考えた扱いをしたり、度の過ぎた虐殺を行なったりする
従って、偏狭な物の観方と断じざるを得ない
453世界@名無史さん:2008/08/18(月) 14:27:50 0
>>452
アフリカ人も結構残虐だぜ。
中国人もモンゴル人も。

異文明・異民族に寛容な文明なんてめったにないだろ。
454世界@名無史さん:2008/08/18(月) 16:05:11 0
>>453歴史上から言えば当然
昔からどの世界でも隣国は利害関係にある
また陸続きの国家は基本的に侵略を受けたりしやすい
だから考え方もこうなる。例えば皿を割ってしまったら
1.欧州,中国,イスラム圏:割れる時期だった,割れるようなものも置いた現場責任者が悪い,割れた皿に責任を転嫁
2.日本:すいませんでした、私の責任です

陸続きの国は1)のような考え方をしないと
相手に「割った責任」として如何なる仕打ちを受けても文句言えないってこと
だから自己防衛の手段としてそういった回答になる
日本人が諸外国に行った時、カモにされる原因でもある
実際そのような歴史…戦争などで…を陸続きの国々は持っている

日本は例外的とまでは言わないが比較論、そして統治術としては寛容
日韓併合についてはいきなりではなく、一定の間隔を置いている
改姓は強要しておらず、当時の朝鮮半島の教科書は日本語と韓国語の読み書きを並行して教導
識字率の向上に加えて、本国からの資本投下で社会インフラを整えていった

一方の欧州圏は統治の合理性のみ追求し、一部の土着権力者を優遇し甘い汁を吸わせて
アフリカ土着権力者の多くは忠犬、土着の民衆は生かさず殺さず程度に酷使するだけ
そして資源を搾り取るのみ

元左翼シンパの意見
色々と意見はあるだろうが、大東亜共栄圏は単なる謳い文句ではないことが言えるだろうね
だから、文明としてはスレの表題通りじゃないかな?
455世界@名無史さん:2008/08/18(月) 16:18:12 0
つけ加えると
キリスト教徒、というよりも教会や統治側などの恐ろしいところは
「懺悔し祈れば全ての贖罪は賄われる」こと
つまり祈れば残虐な殺戮を行なった過去も浄化されてしまうってこと
同じようなことはアラビア社会にも言えるが・・

政教一致の歴史、そして今後も聖戦は繰り返し行なわれるだろうね
日本で正当性を主張するために宗教を用いた例がどれ位あるのか?
日本では神道の宗主天皇が時々の権利力者に利用されているが
神道は信仰と言うよりも祭事または習慣に近い

まぁあれば例として示してくれ
456世界@名無史さん:2008/08/18(月) 22:48:55 0
トム・クランシーの『恐怖の総和』の中で、登場人物がイスラエルで、

「ジャックの考えでは発祥の地を越えて世界中に拡がった宗教は3つしかない、
そのすべての発生地がここから3キロのところにある」

と考える場面があるんだが、保守的な欧米人にとっては、仏教なんぞアウト・
オブ・眼中なのかな?
457世界@名無史さん:2008/08/19(火) 16:49:33 0
欧米圏の基本思考としては、文明圏以外は一括り
ASIAと呼ぶ言葉自体がそう
本来は近東を指す言葉がインド以東も含んでしまっている
それを嬉々として疑問すら感じない「ASIA]の圧倒的多数の民衆
日本の理想「大東亜共栄圏」の言葉は「東」「亜」を用いること自体が
既に欧州圏の属国であると認めているようなモンだった

輪廻のない一神教の本質
同じ欧州でも、多神教古代ローマの寛容さとは対極の近東発の欧州一神教

ついでにキリスト自身が勝手に肌を白くされてしまっているなど
欧州系人種の無意識の傲慢さ

更に言えば、世界中に拡がったと言うよりも
科学力を背景とした侵略の下で、土着人達を「飼い慣らす」手段として
宗教が用いられただけの話

キリストやマホメット自身が嘆いているであろうて
458世界@名無史さん:2008/08/19(火) 22:46:18 0
日教組の教育はやっぱり何かが間違っていると思う。

日本人には無宗教のほうが進歩的でカコイイとか思っている人間が大勢いるが、
世界の大部分の国では無宗教の人間というのは不信の目で見られる。
459世界@名無史さん:2008/08/19(火) 23:46:19 0
そりゃないだろう。
公立の中学・高校では、知識とししての宗教は教えられても、
宗教教育自体は、法律で認められていない。

仏教については、かなり教義を教える方法があり
多くの日本人にも知られている。
意図的な仏教攻撃をしている教員はいないんじゃないの?
460世界@名無史さん:2008/08/20(水) 00:27:50 0
確かにキリスト教徒同士の商談でも、宗派が違えばご破算ってなことがあるみたいだが・・

信心云々は個人の自由
例えば日本の公的機関が神道や仏教観を強いるのは如何なモンかね。
無神論が海外で不信感を持たれるってのは、どちらかと言えば
「倫理観」の相違でしょう。
それに無神論者でも、相手を納得させ、宗教に通ずる倫理性や哲学であれば
ヒトとしての常識を備えていると判断される

無心論者だと公言するものの多くは無知から言ってるだけ
少なくとも基本知識のない輩は無神論者じゃなく単に無知を宣言してるに過ぎない

無神論でありながら、宗教以外のモノを妄信し
世の中をイエス/ノーで割り切るモノたち

そんな輩がカルトに嵌りやすい
同時にカルトからすれば美味しい「餌」

>>459
仏教や儒教を原理とした、教育としての倫理や道徳なら日常的に教導しとるンやない?
宗教はそれを信じることだけではなく、ヒトの考えや行動をも支配する
何も悪い意味ではなく、ね。
それにそれを直接的に攻撃することは、天井に唾を吐いているようなモン
461世界@名無史さん:2008/08/20(水) 01:50:44 0
>>424
>西洋人はアホで単純だからだろ
>子供の頃からキリストは神とか教えられてマインドコントロールされ堕落する
キリストが神?それを教えてる?
お前みたいな知恵遅れが他人をアホ呼ばわりする資格は無い
462世界@名無史さん:2008/08/20(水) 15:56:51 0
カール・マルクスはイギリスによるインドの植民地支配を肯定していたが、
こういうことはあまり一般に知られていないよな。

463世界@名無史さん:2008/08/20(水) 20:23:52 0
良い悪いじゃなく、身分意識の強いイギリスの封建制資本主義が
同じようなインドに馴染みやすいンじゃないかと考えたンじゃないかな
仮に当時の欧州の中で比較的リベラルなフランス式統治だとどうだったか?
土着の権利者に甘い汁を吸わせての支配は難しかったかも知れない

現地の階級を利用しての支配に関して、ノウハウがあるかどうかの違いで肯定としたンじゃないかな?
それにマルクス自体、資本主義は過渡的な社会システムとして否定していないし

人種差別論者であり、同胞ユダヤ人を「ニグロの子孫」と公言しているプロテスタント
もっとも、そのキリストも勝手に白人にされてしまってることは無視しているようだがね
ちょうど日本で言えば在日同胞を攻撃し続けた力道山みたいなモンか・・
矛盾の塊である
464世界@名無史さん:2008/08/20(水) 23:29:39 0
マルクスは、インドについて次のように述べている。

「われわれは、これらの牧歌的な村落共同体がたとい当たりさわりなく
みえようとも、それがつねに東洋的専制政治の強固な基礎となってきたこと、
またそれが、人間精神をありうるかぎりのもっとも狭い範囲にとじこめて、
これを迷信に対し無抵抗な道具とし、伝統的な規範の奴隷とし、人間精神から
すべての尊厳と歴史発展のエネルギーを奪ったことを忘れてはならない。(中略)
なるほどイギリスがヒンドゥスタンに社会革命をひきおこした動機は、もっとも
いやしい利害関心だけであり、それを達成する仕方も愚かしいものであった。
しかし、それが問題なのではない。問題は、人類がその使命を果たすのに、
アジアの社会状態の根本的な変革なしにそれができるのかということである。
もし、それなしにできないとするならば、イギリスがおかした罪がどんなもので
あろうとも、イギリスはこの革命をもたらすことによって、無意識に歴史の道具の
役割を果たしたのである。」
465世界@名無史さん:2008/08/21(木) 00:41:10 0
>1同意。
日本は着物着てちょんまげゆって木造建築で地球上もっとも西欧とかけ離れているようにしか見えない。
南米なんか裸族だったり巨石文明だったりで西欧人らが想像できる範囲の古代文明のイメージのような気がする。
466世界@名無史さん:2008/08/21(木) 00:48:34 0
>1
スレタイに同意で本文結論部分などいまいちピンとはきません
467世界@名無史さん:2008/08/21(木) 04:57:30 0
「歴史上最も成功した社会主義」と言われる
高度成長期からバブル期にかけての日本
その成功法則・・組織=ムラ社会を基本に
新たな可能性を模索すべしと>>1は言いたいンじゃなかろうか?

但し一点の矛盾「観念の欠如」
一般に言われる哲学は欧州発
しかし五感の一つ聴覚の観念には乏しい
例えば虫や動物の鳴声
欧州人には音でしかない
だが日本は人の声やその時々の事象を暗喩するもの
そしてそれを新たに情感として「感じる」ことができる

観念≒抽象だとすれば
右脳で感じ左脳で解釈した上で更に右脳で感じる日本
観念を左脳で解釈し続ける欧州

その違いだけだと思っている
468世界@名無史さん:2008/08/21(木) 05:10:54 0
>>1
>もう日本人は西欧と同じになろうなどという“無駄な努力”はやめて、
>日本的な発展の道を探るべき。

迷走しないように気をつけないとね。
とにかく、この国は外圧がないと変革できない。
西洋人の敷いたレールの上しか走れない。
469世界@名無史さん:2008/08/21(木) 05:15:26 0
>西洋人の敷いたレールの上しか走れない。

また変な決め付けをする。
こういう人だけだよ、他人のレールの上しか進めないのはね。
470世界@名無史さん:2008/08/21(木) 05:26:56 0
>>461
実際そうじゃね?
キリスト教の三位一体とは、神・キリスト・聖霊が同一のもんだって解釈なんだから
471世界@名無史さん:2008/08/21(木) 05:33:28 0
>>424
ところが現代の進化論も宇宙論もキリスト教世界で花開いたのだから不思議だね。
進化論も宇宙論も、それを否定するキリスト教世界で全て花開いた。
日本人はそのレールの上を走ってきただけだ。
472世界@名無史さん:2008/08/21(木) 05:44:47 0
>>471
イスラムや儒教、仏教と違ってキリスト教は寛容で多様な思想を育むからだよ。
たとえばニーチェはキリスト教を批判したが、キリスト教世界では偉大な哲学者として称えられている。
イスラム世界で「神は死んだ」なんて言ったら筑波大の教授みたいに殺されちゃうよ。
473世界@名無史さん:2008/08/21(木) 08:00:51 0
仏教世界で仏陀は死んだって言ったら知ってるよってかえされるだけだな
どの宗教も時代によってそう言うのは振幅があるからなあ
一概にこの宗教は寛容だとかどうとかっては言えないと思う
あとギリシャ人も虫の音を音楽として聴くんだっけ?
474世界@名無史さん:2008/08/21(木) 12:50:07 0
>>468
内藤の中国論を見るみたいだな。欧米の文化を取り入れることも
大事だが、レールを走ってるてるだけじゃ発展性もくそもないだろ。
あくまで他の文化は日本の文明を発展させる道具と考えた方がいいの
ではないか?
475世界@名無史さん:2008/08/21(木) 12:56:37 O
>>472
魔女狩りは寛容な宗教の所業かね?
現在でもキリスト教は多元論を否定しているよ。
476世界@名無史さん:2008/08/21(木) 13:48:03 0
>>471
進歩の過程で、たまたま欧州圏が現代式の技術を獲得しただけの話かと。
欧州が中世と呼ばれる頃は、イスラム圏は高度な文明を築いていた。
科学を中心に多くの分野で欧州圏は遅れを取っていた訳だ。
もしイスラムの教えが教義に寛容であれば、現代に於いても欧州に先んじた文明であったかもしれない。
マホメットは元々釈迦やキリストも神の使いとして認めているわけなんでね。

レールを走ってきただけと言う主張には同意する。
中国や朝鮮などの民族は今開催中のオリンピックで姓→名の順番でよばれている。
グルジア周辺にしても自らの名前を大切にする。
でも日本だけは名→姓の順番で呼ばれても何も感じないどころか嬉々としている。
自分達はアンクルトムだってこと自体に気づく必要があるね。

>>472
欧州キリスト教圏にとっての多様性とは
彼らを文明・文化・習慣を基準としての多様性に寛容ってことだけでしょ。
プロテスタントがなければニーチェもガリレオ同様の運命だった筈。
その前に「踏み絵」で撤回させられていたかも知れんね。
基準外のものであれば力を用いて彼らの基準に合わせようとしてくる。
本質的な部分で寛容とは別もの、きつい言い方になるが彼ら一般大衆の考え方は
基準に見合う異質なものは「可愛いペット」、そして刃向かうものは「野犬駆除」。
477世界@名無史さん:2008/08/21(木) 15:46:16 0
トニー・ジャットという歴史家は、なぜ多くの人々がマルクス主義を
信じるのかについて、次のように説明している。

「それは彼らが贖罪や革命という魅力的な話によって、イデオロギーを
盲信する状態になったからではない。それは彼らが、地球上で不幸にあえぐ
人々の利益を代表し、それを守るという思想、そしてそれに付随する
妥協なき闘争の根底にある倫理的なメッセージのもつ抗しがたい力に
ひかれるからである」

478世界@名無史さん:2008/08/21(木) 17:43:47 0
>>476
マホメットは釈迦は預言者には含んでいないぞ
479世界@名無史さん:2008/08/21(木) 18:49:27 0
>>472
魔女狩りは15世から18世紀に起こったが
その400年で多く見積もっても全ヨーロッパで4万程度しか死んどらん
魔女狩りが起こりやすかったのは君主権力の弱い小領邦で
教育程度の低く迷信深い田舎の民衆が
社会不安になるとスケープゴート(つるしあげ)のために魔女狩りを統治能力の弱い君主に迫ったのが真実で
ようするに民衆の暴発が主な原因で民衆が民衆法廷を開いて行った
教会は魔女狩りとは直接関係ないというのが最近の研究からわかってる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E5%A5%B3%E7%8B%A9%E3%82%8A

教会がやってのたは異端審問だが
異端審問やってても科学は栄えたし、特に初期の科学者は聖職者だらけで
聖職者でないガリレオもパトロンは教皇だからな
ちなみにイスラム教圏でも科学者はほぼ聖職者
異端審問が激しかったのはルネサンス時代のスペイン
中世の時代は比較的小規模だった
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E7%AB%AF%E5%AF%A9%E5%95%8F

つまり中世の頃行われていたとステレオタイプに思われていたことはほとんど近世初期に行われたということ
これは教会や封建領主の権力が弱まり市民階級や王権が強力になるまさにの過渡期
それだけ社会が不安定だったんだろう
480世界@名無史さん:2008/08/21(木) 19:36:18 0
>>472じゃなく>>475ね
ちなみに異端審問は中央集権化のためにスペイン国王が利用して
反対勢力を徹底的にやっつけた

481世界@名無史さん:2008/08/21(木) 19:58:32 0
奇跡を説く立場の聖職者が文字を学び、科学を知る立場
想像だが、教会が民衆に教えていることの矛盾に気付く。
知識を吸収すれば、それだけ宗教の教えとは離れていく。

現実社会との硲で放棄した、せざるを得なかった禁断の理論は数多あったろうね。
彼らの葛藤する心情を知りたいもんだ。
482世界@名無史さん:2008/08/21(木) 20:11:36 0
その矛盾を矛盾としないために中世の哲学は論理学が滅茶苦茶発達した
483世界@名無史さん:2008/08/22(金) 01:57:06 0
>>476
>でも日本だけは名→姓の順番で呼ばれても何も感じないどころか嬉々としている。

なにそれ。。
誰もそんなことで嬉々となんてしてないだろ。
「どうでもいい」とか、「西洋人は日本人の名前を
苗字と勘違いするかもしれないし、いいんじゃね」とか、そんなぐらいだろ。
中国人や韓国人はアメリカ行くとすぐジェニファーだのマックスだのと
英語名を名乗り始めるが、逆に日本人でそういう人はいないのをアメリカ人も知ってるぞ。
484世界@名無史さん:2008/08/22(金) 03:01:11 0
>>483
でも、アメリカ人は、日本人に勝手にペットネームをつけるんだよね。
ジョンとかジャックとかビルとか。頼みもしないのに。。。

他の国のやつらでも、イワンとかハンスとかゲオルグとか
ピエールとかアレクセイとかミシェイルとか 絶対ペットネームだよな(w

自分から、ペットネームを名乗るのいや〜ん!
485世界@名無史さん:2008/08/22(金) 03:25:05 0
日本にくれば日本名アメリカ行けば外人名それが「自らの名前を大事にする」特亜人
486世界@名無史さん:2008/08/22(金) 03:28:28 0
つか外人の名前ってことごとくペットの名前みたいだよな
487世界@名無史さん:2008/08/22(金) 04:21:11 0
>>483
私は日本人でポチ名を名乗り始める輩を色々と見てきた
自身もかつては手段として、そして西洋への擦り付けられた憧れからそうしてきた
個人単位では様々あるかも知れんが、国家として不要な部分での西洋価値観も取り入れてしまっていることが問題
良く言えば郷に入りては何とかで柔軟性に富むと言える
先人たちを含め実際個人単位でペット化して異文化に同化しようとして表面上は受け入れられてきた訳だからね

だが2次大戦でドイツイタリア系移民はアメリカで連合国側として自国と戦った
一方の日本はアメリカ本土ではスパイ扱い同然の収容所暮らし
それが西洋的寛容さと価値観、多様性の本質

西洋文明にとって異文化はお眼鏡に適うかどうか
お手といえば右手を差し出す、呼べば尾っぽを振って寄って来るかどうかで判断する
彼ら西洋人にとって異質異形な日本人を「ポチ」度で推し量っている

同様のことを日本人が日本国内で西洋人に行ったとすれば・・
答えは容易に推測できるね。
488世界@名無史さん:2008/08/22(金) 04:40:21 0
テレビみりゃあ外タレが芸を披露して日本人に尻尾振ってるけどな

まー西洋人も中国人も中華思想でウリナラマンセーなのは変わらんな
489世界@名無史さん:2008/08/22(金) 04:48:57 0
>>486
それは逆で日本人が外人の名前をペットに付けてるだけだろ
490世界@名無史さん:2008/08/22(金) 04:50:25 0
みんなエスノセントリズム
誰もが自分たちを上、他者を下に見たがるもの
491世界@名無史さん:2008/08/22(金) 05:56:30 0
>>488
単に容姿の異なる外国の一般人が日本語喋るってだけで
日本のテレビに出るだけで思いもしない大金が手に入るってだけのことだろ
芸の領域に達してたり、日本の芸を学ぶ者なんて一握り

>>489
じゃあ西欧人からしたら
「日本人がペットに我々優生人種の名前を入れるとは何たる屈辱」
ってな訳か?

>>489
日本では「国内や同じ人種、それとより色の濃い人種であれば」ってな条件付きだね
今の日本人の圧倒的多数は生まれながらに欧米系白色人の価値観を刷り込まれているから
理性では白人優生思考を否定しても、無意識の劣等意識を感じている
恐らく私も例外ではないだろうね
492世界@名無史さん:2008/08/22(金) 07:58:16 0
>生まれながらに

???
493世界@名無史さん:2008/08/22(金) 08:56:30 0
おっと書き間違い
生まれながらにじゃなく
生まれた時点で周囲の環境が欧米の価値観で
染まってしまってるって意味だと解釈して
494世界@名無史さん:2008/08/22(金) 13:26:37 0
日本の場合は犬には英語名を、ネコには和名を名付ける傾向がある
諸外国の場合じゃどうなる?
キリスト教やムスリムの宗派などで傾向があるのか?

あと、現時点ではWASP系が世界の価値観を統一しようとしているが
今後、他の文明が覇権を得る可能性はどうか?
495世界@名無史さん:2008/08/22(金) 13:34:49 0
>>494
でも、白い犬は、シロだよね。
496世界@名無史さん:2008/08/22(金) 15:03:55 0
有色人種国家は、どんなに努力しても、白人国家と同等に扱われる
ことはない。
497世界@名無史さん:2008/08/22(金) 16:06:04 0
>白人国家と同等に扱われることはない。
恐らくそうだろう。
だが「扱われる」その言葉こそ、自らを貶める言葉に他ならない・
自分で白人よりも劣っていると言っているようなモンだよ。
それが白人の価値観「欧州系人種優生思考」擦り付けの怖いところ。
より環境に適応した容姿の東アジア民族(アジアも地中海以東を一括りにした差別用語だね)が
本来は自然環境の適応力に劣る白人種、特に北欧系白人を見下す立場。
まぁそんなことすりゃ欧州と同次元になってしまうがね・・

キリスト教以前の文明で、確か共和制ローマが北欧系人種を文明としてではなく、
「金色の髪に蒼い眼」を差別していたと覚えているが・・
ローマが遥か彼方の中国文明の漢民族等を差別していた記録はあるンか?
498世界@名無史さん:2008/08/22(金) 18:59:57 0
>>497
ローマ人は金髪に憧れていました。
ゲルマン人のことは蛮族と蔑視していたけど。
499世界@名無史さん:2008/08/22(金) 19:41:41 0
ゲルマン人は金髪のかつらも輸出してたからな
それとアレクサンドロス大王も金髪だったって話だが
500世界@名無史さん:2008/08/22(金) 20:53:38 0
同じ白人国家でも、東欧諸国は西欧に憧れて、西欧の仲間入りしたがっているよ。
501世界@名無史さん:2008/08/23(土) 01:19:38 0
>>491
>単に容姿の異なる外国の一般人が日本語喋るってだけで
>日本のテレビに出るだけで思いもしない大金が手に入るってだけのことだろ
>芸の領域に達してたり、日本の芸を学ぶ者なんて一握り

日本人のタレントでも芸の域に達してるのなんかほとんど居らんw
ただアホ晒してほとんどが短期間でいなくなる
外タレも日本人に媚びた外人キャラ丸出しでないと受けないだろ

>理性では白人優生思考を否定しても、無意識の劣等意識を感じている
>恐らく私も例外ではないだろうね

そりゃあんたが異常なだけだ
日本人にとって外人は所詮外人でしかない
502世界@名無史さん:2008/08/23(土) 01:22:51 0
>>497
>だが「扱われる」その言葉こそ、自らを貶める言葉に他ならない・
>自分で白人よりも劣っていると言っているようなモンだよ。
>それが白人の価値観「欧州系人種優生思考」擦り付けの怖いところ。

これには同意だな
「白人扱い」を基準にする必要などない
503世界@名無史さん:2008/08/23(土) 01:47:59 0
白人と接する遥かより昔、平安時代のころから色が白いことに対する憧れはあったらしいですが
504世界@名無史さん:2008/08/23(土) 02:12:29 0
白人とはまるで関係ないじゃん
505世界@名無史さん:2008/08/23(土) 03:52:11 0
>>501
我々の多く・・高度成長期までに生まれた者達はTVや出版物、新聞のチラシ
生まれた頃から様々な形で欧州…白人系のモデルばかりだった。
例えば洋服:胴長短足の日本人よりも、見栄えがいい「擦り付け」。
宝飾、ブランド系ならほぼ100%が所謂「外人」。
広告商品の単価が大きくなればなるほど、モデルの白人率が高くなっていった。
つまり豊かさ=欧米化でもあった訳。
無論好む好まざるを問わずに勝手に情報として入ってくる。
そして無条件で「洋服姿はガイジンのほうが格好ええ」となる。
逆に単価が安いものなら日本人ってところかね。最近はちと傾向が違ってきとるが。
大衆として、憧れ≒ガイジンってな具合になってくる訳だ。話すと長くなるのでこの程度で。

未だに言えることは、英会話教室運営のコツは「白人の先生」。
優秀な頭脳を持つ帰国子女よりも、田舎弁まる出しの英語を喋る短期滞在の一般白人を優先して雇う。
現状はここに集約されてるンじゃないかな。

>>503
それは男性と女性の価値観の相違
それと当時の階級や職業による差別構造も背景にあるンじゃないかい?他にも色々な理由があるだろうが。

肌が黒い=現場労働階級
肌が白い=非現場労働(頭脳労働)≒支配階級

文明が発祥した温帯、亜熱帯、地中海の文明では同様の傾向があるかと。
エジプトから小アシア、インド以南などで発祥した文明は元から黒い肌を持つので別の価値観を持つと思うが・・
506世界@名無史さん:2008/08/23(土) 04:08:39 0
まぁ変にくどくてわかり辛くなってしまったが
少し前までは欧米化=豊かさ、憧れの象徴でもあった訳ですわ。

その情報が幼児期までに擦り付けられてきたのが、戦後〜昭和50年前後まで。
そんな具合だから
音楽なども英語圏の洋楽至上主義で、和製ロックなんてアングラ扱い
今みたいなJ-POPなんてモンのかけらもない、とにかく日本物をクサしていた。
まさに西洋価値観の擦り込みが成せる業。
507世界@名無史さん:2008/08/23(土) 04:21:16 0
>>505
あー、おっちゃん世代なのね
「日本は全て劣っている」「外国は全て進んでいる」
って自虐教育真っ只中の世代じゃん
モデルは外人のが日本人モデルより安くて
ギャラ5分の1ぐらいだったから多用されたって聞いたことある
外人英語教師はよく分からんが、外人のが正しい英語っぽい感じがするからじゃね?
そんなとこに通う奴は英語なんて最初まったくわからんのだから、
なんとなく、でそうなってるだけかと
508世界@名無史さん:2008/08/23(土) 04:58:10 0
今はもう欧米が豊かって感じがまったくしない。
509世界@名無史さん:2008/08/23(土) 06:48:51 0
>>508
禿同。

あと、欧米のジャーナリズムは権力と闘っているなんていうのも大嘘。
510世界@名無史さん:2008/08/23(土) 12:49:54 0
ただ懸念すべきこともある。
>>1とは逆の意味、その欠如した部分が表に出始めたことによって
日本らしさが消えつつあるような印象。

個人単位では欧米コンプレックスから開放されつつある反面
経済、文化、個人の考え方などなど「グローバルスタンダード」の名の下
多くの分野で独自性が失われつつあるのでは?と言うことだ。

日本は劣等感の解消と引き換えに、考え方すら欧米化しつつあるように感じる。
発展の過程で新たな段階を得ようとすれば、捨てなければならないものは当然出てくる。
国際性を重んじるのであれば、その風土で長年育んだ思考の変化させなければ淘汰される危険もある。
それはわかるのだが…

現代の価値観から見ての良し悪しは別として
日本の従来からの良さとは、個を犠牲とする代償としての保障
必要以上の格差を作らないことであった筈
511世界@名無史さん:2008/08/23(土) 23:37:59 0
「あ、ちょっとCM入れますね」と都合の悪い発言を途中であからさまに遮った米司会者の番組
映像が、ネットで批判にさらされ大炎上している。
保守的な報道の多い米FOXニュースは、グルジア紛争が起こった直後、南オセチアのツヒンバ
リの親戚を訪問していた12歳の米国人少女Amanda Kokoevとその叔母とを中継で結んでインタ
ビューを生放映した。
少女は、「グルジア軍から逃げていた。助けてくれたロシア兵には感謝したいです」と発言。そ
して、叔母が「オセチアの人達は、(グルジアの)サーカシビリ大統領に1日で2000人殺され…」と
発言しているところで、司会者は「あ、あ、あ、残念ですが、いったんCM入れます。すぐにまた
はじめますからちょっとお待ちください!お待ちくださいね!」と狼狽しながら話を一方的に中断。
(該当発言は ttp://jp.youtube.com/watch?v=H8XI2Chc6uQ の動画の2分55秒くらいから)
叔母は「ええ、ええ、こういった話は聞きたくないんですね。分かります。ありがと」と切り返した。
司会者は最後に「戦争にはどちらとも言えないこともあるものですね」とこれまでのインタビュー
内容を暗に否定するような発言で締めくくった。

この映像はYouTubeにUPされ、たちまち閲覧数は100万を超え、コメントも1万を超える騒ぎに。
あからさまな偏向報道ぶりを批判する記事も他メディアから相次いでいる。もちろん日本の主
要メディアはこの件について全力でスルーしている模様だ。(以上、文責:2ch記者ネットナンパ師)

<ソース>YouTubeの該当動画 ttp://jp.youtube.com/watch?v=H8XI2Chc6uQ
各メディアの反応(英文記事) ttp://www.google.co.jp/news?ned=us&hl=en&ned=us&nolr=1&q=12+girl+georgia+fox&btnG=Search
Fox cuts off 12-year-old relating Georgian violence ttp://rawstory.com/news/2008/Fox_News_cuts_to_commercial_as_0816.html
512世界@名無史さん:2008/08/24(日) 01:39:59 0
>>510
考え方の欧米化とはどういうこと?
513世界@名無史さん:2008/08/25(月) 16:19:15 0
>>512 不在のため回答が少し遅れますた。

「和を以って日本となす」ことが日本らしさであり
実社会に於いては、欧米主義を持ち込む場合は取捨選択の上で
日本に適したものに変換していた。
日本式の合理性・論理性・普遍性・雄弁・個人主義など。

ポスト欧米コンプレックス世代は、日本式に変換せず社会現場に持ち込む。
つまり容姿・喋り言葉は日本人だが中身は欧米人になりつつある印象。
国際化や社会・産業構造の変化がもたらしたものでもあるが、
それを違う風土の日本でそのままの形で実践してしまうと様々な軋轢が生じる。

欧州にはその風土や信教(制約…戒律等)の中で培われたモノ。
日本もまた同様。
そのまま受け取ったモノを日本式に変換しないと無理が出る。
制約なき個人主義、合理性、論理性、感性などなど…

長期的には馴染むものであるかも知れない。
また社会状況の変化で直に取り入れること、これも部分的には結構だが
根幹部分はあくまでも従来どおり日本式に変換の上で発展させて貰いたいと思う次第。

変に抽象的になってしもうたの。
514世界@名無史さん:2008/08/25(月) 18:50:38 0
まあ日本人が欧米コンプレックスから解き放たれて、気楽に生きることが
できるんだったらそれでいいんじゃないの。

漏れらの世代は、やたら美化された欧米イメージを吹き込まれて、成長してから
実はそれが虚像だったと知ってショックを受けたよ。
若い世代の日本人にはこんな苦い思いを味わって欲しくないからね。
515世界@名無史さん:2008/08/25(月) 19:05:21 0
コンプレックスは文系が感じるもの。
武人や理系は感じない。
516世界@名無史さん:2008/08/25(月) 19:44:10 0
まァ音楽チャートはオリコンよりもビルボードかUSチャート絶対やったンでね。
西欧文化を数年遅れで真似したりとかの。
その意味では今のほうがいいとも言える。

ただ問題は、中身が個人主義化してから
文明をも含む日本が活力を失いつつあるってこと。
それと気楽と言うか、余計なこと考えなくても良かったのは過去のほうやね。

音楽の今は、欧米英語圏式のプロモーションを日本式に変換していると言うより
そのまま導入している印象やね。
作品の出来は別にして、変に言えば「日本らしさ」がない。

それと、組織から個人に至るまで、どうも合理性や効率ばかり重視して
日本独特の「無駄」や「犠牲」、それと
従来の「自分が生きるために相手を活かす=持ちつ持たれつ」考え方
このによる共同体=和を重んじる精神性、これらが失われてきつつあると感じられる。

時代や社会情勢の変化があるのはわかるがね・・
研究とかではなく、算盤勘定の現場でやってると、よくわかると思う。
517世界@名無史さん:2008/08/25(月) 19:49:24 O
歴史と何の関係があるんだろ
このスレは
518世界@名無史さん:2008/08/25(月) 20:06:02 0
歴史とは人間学である。
ヒトの判断や考え方が、その歴史を左右してきた。
判断一つで覇権国家や文明自体が滅びた例は数多ある。
その人の、止むを得ないことが殆んどであるが
今の日本の判断は恐らく正しくないと>>1は言いたいのだろうね。

だから本スレで、日本の文明は西欧文明とは相容れないので
独自の方向性を持つべしと個人的には解釈している。

そして、だからこそ過去の歴史から紐解く文明の違い、
融合(fusion)そしてそのことからくる現代の混乱(confusion)を
実例を交えながら話し合っている。

具体的な方向性まで意見が出ればいいとは思うが・・
519世界@名無史さん:2008/08/25(月) 20:27:17 O
ふーん、外国文明を取り入れすぎて自国文化を滅ぼすといえば朝鮮思い出した
520世界@名無史さん:2008/08/25(月) 23:40:49 0
>>519
外国文明を取り入れすぎて悲惨な目にあった例としては、ソ連・共産中国・
ポルポトのカンボジアなどがあげられると思う。

レーニンはロシア思想史における“西欧派”に属していて、ロシアを遅れから、
「アジア的野蛮」から引き剥がすための唯一の道は革命であると考えていた。
革命によって多大な努力の末に、いつの日かロシアを西欧のコピーにすることが
できるのだと。
521世界@名無史さん:2008/08/26(火) 00:31:23 0
ロシアは「西欧に追いつけ、追い越せ」では無理があったね。
ロシア自体、元々勤勉な国民性ではないからね。

革命では極端なこと言えば、仕事しなくても最低限の保障はされる
これでは生産効率は下がる。

それに「喉元過ぎれば」なんとやらで、革命が一段落すると
民衆は以前以上の期待感もあって、以前以上の自由や権利を欲し出す。
理想と現実のズレの中で、国情は不安定になる。

だから結局、統制のためにスターリン方式の締め付けが必要にならざるを得ない。

キリスト教の教えの基本は、現世の苦難の後にある永遠の理想社会。
これを現実社会で作ろうとしたことでひずみが出て、結局は崩壊した。

結局、過去最も成功した社会主義国家は
元々組織で動き、個人の主義主張を抑える傾向の強かった日本と言わざるを得ないか。
522世界@名無史さん:2008/08/26(火) 01:22:40 0
和を持って尊しとなすは俺も素晴らしいと思うのだが、
それで中国やら北朝鮮やらにいいように利用されてるのが頭に来るんだよな。
世界に日本しかないならいいが、嫌でも外国と付き合わざるを得ない
現代社会で純朴すぎるのも問題じゃないか?
523世界@名無史さん:2008/08/26(火) 01:23:27 0
アメリカの日本研究者って、天皇制を廃止しろだの、女性天皇を認めて外国人の
男性と結婚させろだの、とにかく干渉好きでウザイ。

よその国のことは放っておいてもらいたい。
524世界@名無史さん:2008/08/26(火) 01:23:52 0
× 和を持って
○ 和を以って
525世界@名無史さん:2008/08/26(火) 01:31:14 0
>>522
禿同。
日本人はもうちょっと狡猾さやしたたかさを身につけたほうが良いと思う。
526世界@名無史さん:2008/08/26(火) 02:21:56 0
日本人は純朴(笑)
527世界@名無史さん:2008/08/26(火) 02:52:08 0
愚鈍な朝鮮人には分からないかもな
528世界@名無史さん:2008/08/26(火) 02:55:38 0
映画「七人の侍」中の百姓たちの実際
野武士達が搾取されているかと思いきや
実は床板ひっぺ返すと麦、豆、味噌、醤油とか
野武士狩りで得た「戦利品」だらけ。
当初、一方で悪だと思われていた野武士達は
よくよく考えると、本来は侍たちと同じ立場。

実際の日本の国家も100年前までは百姓が大半。
輪島藩の庄屋から見つかった資料では
重税で生かさず殺さず状態の悲惨だったとされる時期に
毎年団体でお伊勢参りや京巡りをしていた記載がある。
更に現代で言う贅沢品購入などの記載一覧もあったと記憶している。
俗に言う表面上申告している耕作地と実際の耕作面積は違うってことだの。

かように、実際の日本の百姓たちは狡猾でしたたかだった。
逆に富める現代の民衆のほうが、元々あったモンを失っているような印象。
弱腰外交は、大戦後は地理的に微妙な位置にも置かれたってこともあるわな。

>>522
まぁ被害者国は被害者面したほうが、金をせびりやすいンでの。
更に言い続ける理由は、彼らにとって最大の戦犯「天皇」を罰していないこと
天皇制が存続する限り「忌まわしい過去」としてヒステリックに叫び続けるやろね。
こっちの考えでは、権力と権威の分割…権力の暴走を権威で止めることこそ
東アジア独特の良き伝統であるかと思うが、如何なモンか?
529世界@名無史さん:2008/08/26(火) 04:00:41 0
ヒステリックな叫びにいちいちかかずらっているのがなあ。
ほっとけばいいんだよ。
530世界@名無史さん:2008/08/26(火) 09:28:51 0
ポルポトが目指したのは「人間の改造」だったとされる。腐敗しがちな従来の
人間を「労働」によって改造することで、共産主義にふさわしい存在に変え、
豊かな社会を作る、という考え方だった。

そして、知識人は余計な知識が多すぎるし、金持ちは財産に未練があるので
「改造」には適さない。最も改造しやすいのは、捨てるものが何もなく、
知識もない、貧乏で純粋な農民や底辺の労働者だ、という理由で、「まず
全員を貧農にする」という政策が実行された。
531世界@名無史さん:2008/08/26(火) 13:01:28 0
>>523
それは彼らが我々をペット扱いしているから。
逆にこちらが英国王室の干渉をすると、彼らは冷静さを失うから面白いぞ。
「ペットが何ほざく」ってな具合だからな。

>>529
放っておいても無くなる訳じゃない
国内で言う「地名総覧」。未だ企業人事で重宝されていることを忘れずに。
ある意味理不尽でヒステリックな叫びでも、一々対応しているからこそ
日本人が中国に行っても身の安全が保障されていると思えばいい。

>>530
幻想を持たせつつ民衆を無知にすることが
統治手段として一番やりやすいからね。
現在もカルトを初めとした宗教、マルチなども同じ手法を用いている。
532世界@名無史さん:2008/08/26(火) 13:36:41 0
>>531
>それは彼らが我々をペット扱いしているから。

漏れは、いままでさんざん欧米を美化してきた日本の知識人を憎むよ。
欧米人でリベラルを気取っている連中は、単なるファッションでやっているか、
利益のためにやっているかのどちらかだ。
本当に有色人種を対等と考えているやつなんてほとんどいない。
533世界@名無史さん:2008/08/26(火) 14:56:18 O
欧米だけじゃなく北朝鮮も中共もさんざん美化してきたんだけど
534世界@名無史さん:2008/08/26(火) 15:10:31 0
赤色テロはフランス革命からレーニンが学び取ったもの。
レーニンはチェーカー(KGBの前身)を創設するに当たって、ジャコバン党員
たち、「思い上がった反革命家たち」を懲らしめる新しいフーキエ・タンヴィル
を考えていた。
535世界@名無史さん:2008/08/26(火) 17:10:54 0
>>531
>幻想を持たせつつ民衆を無知にする

一瞬、アメリカン・ドリームを思い出したw
536世界@名無史さん:2008/08/26(火) 18:45:17 0
>>535
歴史上、必要以上の情報を与えず統治する方法は
統治の基本じゃないの〜
そして可能性と適度に甘い餌を与え続けること

企業も同じこと
だが、西欧北米式資本主義の導入とネット普及による情報化によって
現在の日本大衆の圧倒的多数は現実を知った上で苦しみに喘ぐ

既に日本独自の資本主義から欧米型そのものへと変貌しつつある
全国どこかしこもロードサイドFCチェーン寡占と駅前のシャッター街ばかり
正に金太郎飴状態で弱肉強食傾向を増している

一方の企業側も利益分配方式の変化で
アメリカ式の夢は日本でもあり得るようになった
が、実体は利益配分が変化しただけ
利益の大半は一部社員と株主に流れる
一部が利益の殆んどを得る状態で、それ以外の多数にはより過酷に

これが「自由化」の名の下に規制緩和を推進した日本の結果
既に多くの独自性「資本主義と言う名の社会主義」は過去のものへ
多数は安定した保障、未来に希望が持てない

西欧式合理主義を持ち込んだことによるピラミッド型階層社会の出現・・
実はピラミッド四角錘の上半分の容積は、下半分より圧倒的に少ない
だが、マスコミ・企業、そして政府は「上半分は1/2」と嘘をつき続けている

これらが日本をより高度な文明へと導く過渡期として見るか
または日本独自の「和」を重視して過去に回帰、再度規制をかけるべきなのか
537世界@名無史さん:2008/08/26(火) 21:06:38 O
それでも資本主義のが権力分立できるみたいだぞ
ダイエーは潰れたし
今はイオンとアピタとイトーヨーカドーとか競争しまくってる
538世界@名無史さん:2008/08/27(水) 01:28:56 0
>>531
アメちゃんの場合は 君主制=悪 って先入観が強いんだよ。
だから天皇が気に食わないんだろう。
539世界@名無史さん:2008/08/27(水) 01:40:08 0
アメ人はアメリカの自由ってやつを世界に広める義務があると勝手に使命感に燃えているからな

>>532
そーそー
結局欧米の自称リベラルなんて「有色人種のことを考えてやっている」という上から目線w
540世界@名無史さん:2008/08/27(水) 06:55:34 0
>>538
アメリカ人はヨーロッパの君主制には何も言わない。

日本の天皇制=危険、軍国主義の象徴という偏見を持っているからだろう。
541世界@名無史さん:2008/08/27(水) 07:52:34 0
>>539
リベラルな欧米人は、
「俺たちにはアジア人・アフリカ人を啓蒙してやる必要がある」
と考えている。

実はこれ、帝国主義時代の「白人の責務」という考え方と同じ。
542世界@名無史さん:2008/08/27(水) 14:28:03 0
日本は競争よりも「和」を基本としてるから共存共栄が肌に合う。
つい数年前まで批判しきりの「談合」「卸システム」
談合は特に地方では常態化していた。
3次、4次卸なんかにしてもそう。
これが税金の無駄使いとか高い物価の原因にもなってた訳だが
それ以上の利点があった。
雇用の安定がもたらす生活の安定や犯罪率の低下などなど。
いわば「必要悪」。
雇用者達が作った商品をめぐりめぐって購入するのはその雇用者達自身でもある。

規制緩和と合理主義を受け入れてしまったことで
「この商品はえらく安くなったわね〜」なんて目先の小さな利ばかり見て
その先の大きく深刻な事態を見ていない。

競争すれば良いサービスや廉価価格にも繋がるから表面上は歓迎する。
但しその陰で人減らしや人件費削減などの「人をモノとして見る」風潮を懸念する次第。

日本の和は欧米とは合わない
それに欧米の合理化は、景気に合わせた再雇用システムを持つ
長くなるのでコレ位で。
543世界@名無史さん:2008/08/27(水) 14:37:28 0
どうしてもこういうスレは
「フンだ欧米なんて・・・」という愚痴に埋め尽くされる
544世界@名無史さん:2008/08/27(水) 14:50:42 0
現状の問題点を出して、今後日本が進むべき独自の道を考える(妄想する)スレでしょ
現在の問題点がある程度出てきた訳だから、そろそろ今後についての意見が出始めればいいと思う頃だね
545世界@名無史さん:2008/08/27(水) 15:17:14 0
和ていうか空気読めとかそういう感じ
546世界@名無史さん:2008/08/27(水) 16:03:43 0
>>543
でもさあ、今世界を実質的に支配しているのは欧米の白人国家なわけで。

>>543
欧米とひとくくりにしてしまうのもどうかと。欧米諸国に限らず、大陸の国の
考え方は日本とはかなり違っている。
547世界@名無史さん:2008/08/27(水) 16:30:15 0
そりゃあ陸続きの国は常に隣国との緊張関係にあるわけだしね。
確か前に皿を割った時の国毎の対応って話無かった?

>>545
今は空気嫁ないのが多い
何ってっかな、野球で言えば犠牲バントなんかが無くなって
全員パワーヒッターになりたがっているような状況

>>546
白人って言うよりも、近代以降の急激な発展期に覇権を握った
白人の面を被ったキリスト教でしょ
何せ、懺悔さえすれば今までの所業も全て許されるように
都合よく作り変えられた宗教だからね
仏教のように、今生の因果が来世に応報するって概念もないから
聖戦だとか何だかで都合よく残虐なことをする

考え方の本質が違うわけだから、
同じ考えをそのまま持ち込めば、ひずみが出るのは当然
だから欧米との関係を残す必要はあるが
西欧主義を導入するにせよ、日本流にアレンジの上で独自の道を歩むべきだね
548世界@名無史さん:2008/08/27(水) 19:46:25 0
つーか、昔のヨーロッパ人は、有色人種には魂がないと本気で考えていた。
モンテスキューは、『法の精神』で、「黒人が人間だと考えることは不可能である。
彼らを人間であると考えれば、我々がキリスト教徒でないことを認めざるを
えなくなる。」と書いている。

人間でなくて動物だということになれば、なにをやったって罪悪感は感じないだろう。
549世界@名無史さん:2008/08/27(水) 20:55:13 0
有色人種のキリスト本人が聞けば、さぞ嘆くであろう。
更にはエチオピア等に教えを広めたミッション達を考慮しない不用意な発言
だからこそ、犬に意識などなく反応は反射だと言い切れる考え方が
長らく支配し続けた訳だの。
550世界@名無史さん:2008/08/27(水) 20:58:31 0
まあ、とりあえず雄弁や宣伝の才は身につけたほうがいいよ。
国際政治はロゴスとロゴスのぶつかりあいだから。
551世界@名無史さん:2008/08/27(水) 21:49:37 0
個人的には「使い分け」が必要かと思う。
そして日本にはその「使い分け」ができる資質があると思うね。

過去を捨てて新たな試みを積極的に行なうか
それとも過去も重視した上で、少しずつ発展をしていくか?
PCの話題になってしまうが、アップルは前者でマイクロソフトは後者
まぁ最近はマイクロソフトもちと変わってきているが・・

一度全部捨ててしまえば、こんな楽なことはないし、基本的な問題も少ない。
多くの互換性を持たせると、過去の負の遺産をもひきずることになり
様々な問題も生じるだろう。

でも現時点で多勢を占めるのはマイクロソフト。
西欧主義や考え方を肯定する訳ではないが「温故知新」の精神である。
552世界@名無史さん:2008/08/28(木) 00:01:15 0
>>551
でも、最近は、アップルもインテル系のCPUのPCになって
マイクロソフトのWindowsも両方動くようになってきているわな。

過去の負の遺産をずるずるひきずったマイクロソフト用の
ハードウェアに、マッキントッシュのソフトウェアが憑依するのだ。
553世界@名無史さん:2008/08/28(木) 01:37:38 0
モンスターペアレントなんちゅうのもなんかアメリカ的だよな。
554世界@名無史さん:2008/08/28(木) 02:01:23 0
>>547
キリスト教特有の異常な主張の自己正当化意識とでもいうのか(まず教義があって、その教義には疑いを持たず如何にそれを正当化するかという精神と手法)
これは明らかに国際政治にも多用されているように感じる。今回のグルジアの件で露西亜が以前NATOがセルビアを分裂させた時と同じロジックを使ったが
それを西側がある程度認めなければならなかったように、建前というか表向きの正義のようなものを非常に重視する。

一般人には必要は無いが、外務官僚や国際政治を担当する政治家には必要なのかもしれないなあ、とは思う
ただ、必要なのはキリスト教ではなくその意識だけだから、そこらへん上手い事やらないといけないのだろうけど
最近の知識人にそれができるのか、また能力以前にそれが必要だという自覚が必要なのだろうけど。
和魂漢才(洋才)が再び必要とされているのかな。日本の思想界、社会学は○山以降死んでる感が強すぎる。和魂漢才を捨てるとかあいつはマジ阿呆としか思えない。
555世界@名無史さん:2008/08/28(木) 04:02:24 0
以前、仕事上の関係で、ベルギー人の交換留学生を丸一日面倒見る破目になったコトがある
彼との話で面白かったこと、それは
「松下、ソニーはベルギー発」ってこと

創業者である松下幸之助や井深大と盛田昭夫の話をしても全く受け付けようとしない
彼によれば、パナソニック、ソニーはオランダのフィリップス傘下で
ウォークマンやプレステも実はフィリップスが作ったものらしい
まぁ、当たらずとも遠からずって所だが、西欧の教育とは???と暫く考えていたことがある

ちなみにその子は日本に留学しているにも拘らず
日本語で話さないか?と言っても応じず、英語のみで一方的にまくしたてていた
コノ糞ガキドツいたろか?とは思ったが、仕事絡みナンでそうもいかず・・
こちらは拙い読解力なンで、会話には時間がかかった

>>554
第2次大戦以前の動画が結構アップされている
特に日本政治界歴々の面々などを前に纏めて見た時の印象

そこにいるのは、最近のように媚びる日本人ではなかった
見下ろす欧米人を堂々と見上げて対等に話している姿
犬養などは英語を知ってる癖に会談でも日本語しか喋らない
若い頃米国で知らない間に奴隷として売られた苦い過去もあるせいかも知れないがね

現在の日本の要人たちが英語圏の国を訪問すると目に付く光景・・
英語を喋って嬉々としている姿を見るにつけ、ふと考えてしまう
556555:2008/08/28(木) 04:07:41 0
「当たらずとも遠からず」は一応、
バタフライ効果としての意味に近いと解釈して貰えれば幸い
557世界@名無史さん:2008/08/28(木) 04:39:06 0
ベルギーってw
なんか韓国人みたいだな。
全然存在感ないのに。
558世界@名無史さん:2008/08/28(木) 04:57:57 0
何この釣りスレット
559世界@名無史さん:2008/08/28(木) 05:34:35 0
釣りじゃなく>>555は実際ワタシが経験したことナンよね。
つまり西欧の優生思想をわかりやすく伝えたかっただけ。
「猿が世界を席捲するなンて、ペットの分際で!そーだ、
オラ達白人のプロテスタント派が作ったことにすりゃーえーんだ^^
強〜引に言い続けりゃ〜猿達は何も言えなくなるだろーしウヒヒ」ってな具合で
歴史を捏造して、若い世代に間違った事実を植えつける。
事実を捻じ曲げるのは、有色人のキリストを白人化することで証明されている。
念のため言っておくと、そのベルギーの高校生の知的水準は相当高かった。
しかし痴的な「事実」なるモノを国から知らされてるからおバカに見える。
560世界@名無史さん:2008/08/28(木) 05:49:24 0
そのベルギー人は劣等感に苛まれて電波発信したんだろう
561世界@名無史さん:2008/08/28(木) 06:04:50 0
>>557
ロイヤルコペンハーゲンがあるだろーが
と一瞬思ったが、あれってデンマークだったわ・・
確かにベルギーってF1の「魔の坂」ってな位の印象しかないね。

>>560
ところが、そーでもない。
それがつい数年前の現実。
そもそもソニーや松下の話は、時間潰しでドライブの最中に
そのお子様のほうから唐突に切り出したことなンでね。
562世界@名無史さん:2008/08/28(木) 08:13:08 0
>>551>>554
狭い島国で、外国との交渉もほとんどないという環境では、「和をもって尊しとなす」
というのが最適な基本理念だったのだろう。
日本の社会や個人を取り巻く環境が変わった今、その理念にも修正が迫られている。
しかし必要なのは修正であって、土壌がまったく違う社会から異質の理念を
持ってきて、長い歴史に接木することではないと思われ。
563世界@名無史さん:2008/08/28(木) 08:30:15 0
ベルギーにはベルジャンフライという由緒正しい料理があってだな
564世界@名無史さん:2008/08/28(木) 09:10:52 0
オオカミでもサルでも、群れで生活する生き物には「序列」が存在する。
一度、序列が決定した状態で振舞えば、安定するようにできている。
その序列を乱すと群れから出されるか、潰される。
国際社会は完全な白人を頂点とする人種「区別」社会。
そこで貧相な黄色人種が白人とタメ口をきこうとすると
白人サイドは序列を思い知らせるべく差別的な行動、言動を取る。
565世界@名無史さん:2008/08/28(木) 20:46:21 0
で、個人的には外見が和洋折衷が妙に独自文化っぽい印象のある昭和初期
ヒトのナカミ(気質)は昭和40年代までを基本として
欧米にあって日本にないモノを「和」の思想で翻訳の上
発展させていくことが最善だと思っている

ナカミが昭和40年代と記した理由は
昭和初期の風を敏感に感じ取った世代が現役であったこと
モノへのこだわりを持つ職人気質であったこと
「入社から墓場まで」終身雇用と以後の安定を保証されていたこと
このことで、こだわりのあるモノ、サービス等を国内外に提供なし得たこと・・

「和魂洋才」それが日本戦後復興の原動力となったと解釈している

対外関係はどーすべきか知識がないのでわからん><
ただ弱腰外交は避けてもらいたいモンだと思う
566世界@名無史さん:2008/08/28(木) 21:05:31 0
>>564
そこに安住して「名誉白人」=アンクルトムになるか、
独立自尊の精神を持ち続けるか、
後者であれば、かつての大東亜共栄圏の思想でもある。
まぁ実際は美辞麗句に近いものだけどね。。
567世界@名無史さん:2008/08/28(木) 22:32:21 0
>独立自尊の精神を持ち続けるか

それをやって無残な失敗に終わったという歴史があるんだよな。
結局、日本人がどうあがいても、白人優位の国際社会という現実は
崩せないわけで。
まあ、せいぜいうまく立ち回るようにするしかない。
568世界@名無史さん:2008/08/28(木) 22:50:40 0
>>566
中国はアンクルトムの立場に甘んじることを潔しとせず、独立自尊の
精神を持ち続け、大中華共栄圏に向かって邁進します。
569世界@名無史さん:2008/08/29(金) 01:10:42 0
>>561
ドライブ中に火病が発症したのだろう

>>567
いや、無残な失敗だなんてとんでもない
日本の試みで圧倒的優位だった欧米が
少なくとも十分倒せるぐらいの差になったのだからな
敗戦で一度は自信を失ったのだろうが、もう
誰もそんなことを気にする必要がなくなった
570世界@名無史さん:2008/08/29(金) 03:17:36 0
日本には桜を人生に例え、様々な感情に結びつける文化と土壌があった
西欧系は桜の花は美しく、そして一斉に散るとしか考えない

その頃は家族と国土を守るため
日本の国、文化の蹂躙を阻止するための滅私行為で多くの日本人を失った
それが日本人の美しさだと言う人もいる
美しいとは思わないが、命まで賭けない白人とは考え方の基本が違った

同時にそれは、欧米の蔑視思想に基づく対アジア植民国の幾つかを開放した
搾取された国々に希望を与えた
このことは非常に大きなこと

「たら・れば」はないが、もし日本がなければ?と考える
そして過去と現在の人の中身も考えたりする
「奇跡的な戦後復興を果たした明治〜大正期生まれの教えと考え方」とは?
571世界@名無史さん:2008/08/29(金) 03:51:49 0
欧米には、ソメイヨシノ系の桜はありません。
ポトマック河の桜は、日本から送ったものです。

欧米では、桜というものは、葉桜になって、じわじわと散るのです。
そして、サクランボという果実のほうが、価値があるのです。

ジョージ・ワシントンは、サクランボの樹木しか知らなかったよ。
572世界@名無史さん:2008/08/29(金) 06:55:01 0
>>569
今でも欧米のほうが圧倒的優位じゃん。

大東亜共栄圏なんてアホなことを考えたせいで、日本は欧米にとって
「絶対悪」であるナチス・ドイツと同盟したファシズム国家という
レッテルを貼られることになってしまった。
ハッキリ言ってマイナス面のほうが大きかったと思うよ。
573世界@名無史さん:2008/08/29(金) 19:59:16 0
そもそも有色人種同士対立しあい、蔑視しあってるんだから、大東亜共栄圏
なんて無理な発想だったんだ。
あと、“アジア”というのはもともと西洋人が勝手に決めた地理的名称。
反西洋を掲げながら、西洋起源の概念を使っている点で決定的に矛盾していたな。
574世界@名無史さん:2008/08/29(金) 21:10:32 0
>>573
隣国関係は大体利害関係にあるから、世界の国家同士の多くで見られること

白人種はもっと細かい
WASPを頂点にしたピラミッド構造
イタリアなんか居住地域だけでも差別する
ロンパルディア>>>ローマ>ナポリ>>>>>>シチリア
って具合だからな

ユーラシアを含めたアジアって呼称については再考する時期にはある
他にも極東って単語もそう
日本や中国なんかの地図と欧州のそれとでは位置が違う
日本式の地図なら、日本は中東で、アメリカ東部が極東
西欧諸国やアフリカ西岸部は極西って具合に
まぁヨーロッパは西洋のままだが・・
逆に日本がヨーロッパとアフリカ大陸などを一括りにして呼んでやれば面白い
「ペットが何とち狂ったことを」となるからな
575世界@名無史さん:2008/08/29(金) 21:19:12 0
ヨーロッパとアフリカ大陸と中東を一緒にして「西域」と呼ぼう。
576世界@名無史さん:2008/08/30(土) 01:16:14 0
>>572
全然圧倒的なんかじゃないよ
少なくとも戦前よりかはね
ほとんどを支配していた欧米も割合を減じてて、
今じゃ日本だけで3分の1ちかく、そして独立した
アジア諸国がどんどん力をつけてきていて、
欧米のウェートは低下してるしね
レッテルなんてその後の行動いかんでいくらでも変わるし
いくら悪だ悪だとレッテルを強化しようとしたって現実の変化には抗えないようになる
577世界@名無史さん:2008/08/30(土) 01:20:51 0
>>574
ヨーロッパって言葉自体が西の土地って意味じゃなかった?

>逆に日本がヨーロッパとアフリカ大陸などを一括りにして呼んでやれば面白い

ユーロアフリカとかって言葉が既にあったような気がする・・・気のせいか・・・?
578世界@名無史さん:2008/08/30(土) 05:32:08 0
>>576
欧米だけではなく、アジアの国々も日本に“悪”のレッテルを貼ろうとして
いるんだが。
579日本史とトルコ史:2008/08/30(土) 05:43:07 0
近代以降、キリスト教国が世界を支配するようになると、かつてイスラム教徒のトルコ人を恐れ、
支配されていたことが悔しくてたまらないから、トルコの悪口を誇張して広めた形跡があります。
日本人はあまり自覚していませんが、これは日本が置かれた立場と酷似しています。東南アジア
植民地の支配者だった英・仏・蘭・豪・米人から見ると、日本人さえ来なければ欧米植民地は安泰
だったのです。それを失う羽目になったものだから悔しくてたまらず、意図的に反日宣伝を広め
ようとしたのと同じ構造です。この辺りの事情は、オランダの植民地人ルディ・カウスブルックの
著書「西欧の植民地喪失と日本」に詳しい。

もっと時間が経てば、日露戦争が世界史の流れを変えるターニングポイントになったことが、世界史
的にはっきり理解されるようになると思われます。16世紀から始まった白人の膨張に初めて反撃
を加えた事件としてです。今はまだ100年程度しかたっていないから、もうあと100年ほどすればもっと
はっきりと理解されます。歴史は近すぎるとかえって見えないものです。
580世界@名無史さん:2008/08/30(土) 06:08:31 0
>>578
弱気な政策だからつけ込まれやすいってこと。
文句言ってりゃ金出して謝り続ける「いい金づる」なめられとるわな。
難しいだろうが「金出して文句言われ続けるんなら金出さん」
ってな位でないと。

それと他国に金出して何も言わないのではなく
援助する内容を公で相手に伝えるべきだね。
「この分野のこの部門に※※円を助成します」
「金を出すからにはこちらで使途を監視します」
「使途が不明朗の場合は助成を中止します」
と他国に明言の上でビシッとした態度でないと、いつまで経ってもカモのまま。

ま、それを実行したとしても
賄賂攻めで明朗に見せかけた不明朗な使途になることが大半だと思うが・・

実際、日本が金出してる国の一般大衆の殆んどは
日本が金出してることすら意識してないんとちゃう?
581世界@名無史さん:2008/08/30(土) 06:19:48 0
>>578
アジアの国といっても中韓朝だけでは
582世界@名無史さん:2008/08/30(土) 15:12:24 0
>>581
シンガポールも。
まあ他の国も、あえて日本をかばおうなんてところはないだろうね。
どの国も、自国の対日協力の歴史については目をつぶっている。
583世界@名無史さん:2008/08/31(日) 01:01:20 0
>>578>>582
特亜の方ですか?
シンガポールは華僑の国ですが何か?
584世界@名無史さん:2008/08/31(日) 01:24:35 0
>>670
ttp://yasoshima.hp.infoseek.co.jp/

このサイトみたら、大体朝鮮は16〜17万で、
それプラス明軍7万5000ぐらいみたいだよ。
だから明・朝鮮軍は23万5000〜24万5000ぐらいらしい。
戦死者の数はけた違いみたいだけどね。
585世界@名無史さん:2008/08/31(日) 01:30:26 0
あ、>>584はごばくです。
586日本はアジアの突然変異:2008/08/31(日) 21:49:21 0
1.15世紀の朝鮮、ハングルを作った国王世宗の治世。中国で貨幣が流通していることを知った
世宗は中国から貨幣を輸入して、「貨幣を使わない者は処罰する」という法律まで作って、貨幣を
流通させようとしたが、結局失敗している。それは農民と官僚が主体の社会で、物々交換が行われ
ていたからである。(世宗実録より)

2.12世紀の日本、平家の治世。平清盛は周囲の反対を押し切って、中国から貨幣を輸入して、
流通させようとしたら、爆発的に大流行したという記録が残っている。世宗と清盛を比較する人は
いないが、やろうとしたことは全く同じである。

3.15世紀の世宗の治世。朝鮮から役人が来日して、漢文の見聞録を書き残している。それによ
ると、当時の日本(室町時代)は社会の隅々にまで貨幣が浸透していて、乞食でさえ米を欲しがら
ず金をほしがる様子に驚いている。さらに有料の宿屋、渡し舟、馬まで用意されていて、日本では
金さえ持っていれば旅ができるので驚いているのである。(老松堂日本行録より)
587日本はアジアの突然変異:2008/08/31(日) 21:52:54 0
4.17世紀、江戸時代初期の日本。米などの物資が集積するのが大阪で、巨大消費地が江戸に
なったため、代金をいちいち運んでいては不便で危険であった。そのため、手形で決済する仕組
みが成立した。さらにそれが発展して、18世紀初頭には米が収穫される以前に権利を売買して
おく、いわゆる先物取引市場が大阪堂島に世界で最初に成立するのである。

5.19世紀末の朝鮮。イギリス人女性イザベラバードは、日中韓を旅してそれぞれ旅行記を書
き残している。当時の朝鮮半島の様子を、ソウルとその周辺で銅銭が流通しているのみであり、
地方に行くとそれさえも流通しておらず、物々交換が行われていると指摘している。(朝鮮紀行より)
588世界@名無史さん:2008/08/31(日) 22:17:16 0
>>586
ハァ? 貨幣が流通しはじめたのは、享保〜天明の時代だぜ。
農民が年貢を金銭で納めるケースが出てきたのはその頃。

おれっちの実家の庄屋の家の古文書でも、
金銭での出納記録するようなるの天明時代からだ。
589世界@名無史さん:2008/09/01(月) 01:34:21 0
>>588
いや、年貢を現物の米で納めるようになったのは戦国時代あたりからよ。
それ以前は銭納だったんだけど、いわゆる選銭てやつで納める貨幣がなかなか手に入らなくなり、
農民側からの要望で半分現物、とか、全部現物で納めることがおおくなった。
その現物納制度を確定したのが秀吉。その後はその慣例で江戸時代に入っても
現物納だったが、寛永銭など貨幣が十分に行き渡り、貨幣経済が高度化していくことで
再び銭納が復活していった。
590世界@名無史さん:2008/09/01(月) 04:48:51 0
それらは日本と朝鮮の差だから、その方面のスレでやればいいかも?
兌換するものが物々なのか、それに相当する金銀銅なのか
携帯性の違いに過ぎないかとも思えるね。

物々交換よりも貨幣制度のほうが「進歩」と言った捉え方が当然のようにあるが
個人的には「何で?」と思っている。
朝鮮人の場合には、貨幣がその社会にとって信用に足るだけの価値を見出さなかった
または社会システムの違いと言えばいいか。

斜め的に見た場合には、現代の兌換券などは信用を元としている「幻想」にしか過ぎない
逆に物々交換は「現実」を見ていると考えている。
現在はその幻想を基準としての社会、ワタシも例外ではないが・・
591世界@名無史さん:2008/09/01(月) 06:50:56 0
西欧人から見ると、日本の家が木と紙でできているというのはえらく
原始的に思えるらしいね。
592世界@名無史さん:2008/09/01(月) 07:19:01 0
身の回りにあるものが木か石か土なのか、レンガなら煉瓦を焼く技術があるかどうか
その違いだけ
耐久年数や火災などの面を考慮すれば木よりも石になるが
住環境としては、石よりも木のほうが吸放湿に優れるなど機能的
593世界@名無史さん:2008/09/01(月) 12:46:05 O
日本で石の家に住むとかありえない
594世界@名無史さん:2008/09/01(月) 13:41:20 0
木のほうが少数だろ
595世界@名無史さん:2008/09/01(月) 13:49:52 0
建築材として木材を十分供給できるほどの森林資源に恵まれている国は意外と少ないからね。
薪炭用に使いすぎて森林資源が枯渇した国・地域は歴史上たくさんあるし。
596世界@名無史さん:2008/09/01(月) 13:50:24 0
>>593
地震があるから石積みとかレンガ積みとかありえんだろ。
597世界@名無史さん:2008/09/01(月) 15:40:05 0
熱帯雨林気候にある家屋に実際居住してみれば、その快適性、合理性に驚くと思う
表面的な事象を以って自らの優位性を誇示するのは、西欧人の無知から来る傲慢さであり
自分達の物差し以外のモノは認めない「キリスト教」の考え方そのもの

石造りの家屋は都市の効率化と寡雨地域での強烈な日差しを遮蔽し
耐久度がある点については有効だが
適温・敵湿を考慮しない=快適性の面で劣っている
598世界@名無史さん:2008/09/01(月) 15:44:13 0
>>596
地震は実はあまり関係ない。有権者の城なんかは石積みだし。
むしろ火災の起こりやすさを考えると木の家は不利になる。

日本は建材に使える石が少なかったのと、夏が蒸し暑いからという理由で
木の家が多かっただけ。その為に森林資源の需要があったので、江戸幕府は森林管理を徹底していた。

ヨーロッパも中世くらいまでは木の家が殆どで、石積みは教会や城くらいだったんだよね。
とはいえ現代の日本では木の家の方が珍しいくらいだけど。
599世界@名無史さん:2008/09/01(月) 15:50:12 0
>とはいえ現代の日本では木の家の方が珍しいくらい
(゚Д゚)ハァ?
600世界@名無史さん:2008/09/01(月) 15:53:50 0
ヨーロッパは冬が寒いから、「冬の事を考えて家を造れ」と言われる。
だから壁も厚いし密閉性を高くしてる。
日本は「夏の事を考えて造れ」と風通しを優先させて、
冬は着込む事で対策していた。どちらにも理由があって、どっちが進歩しているという事はない。
現代はエアコンによって季節の気候を遮断しているから、
どこの国でもコンクリートで、建築の地域差はあまりないね。
601世界@名無史さん:2008/09/01(月) 15:54:56 0
>>599
都市ではね。
602世界@名無史さん:2008/09/01(月) 16:00:47 0
ふと思ったんだけど、建築材に適した石材ってどんな種類なんだろう?
御影石みたいな花崗岩系?
603世界@名無史さん:2008/09/01(月) 20:12:52 0
対象スレ: ■西欧と日本は地球上でもっともかけ離れた文明■
キーワード: トッド





抽出レス数:0
604世界@名無史さん:2008/09/01(月) 20:17:20 0
>>602
大理石は?
605世界@名無史さん:2008/09/01(月) 23:16:22 0
日本政府は国際政治で、倫理的問題を扱うことに長けていない。

強烈な宗教的バックグランド(一神教)を持っていないとこうなる。
606世界@名無史さん:2008/09/02(火) 02:25:19 0
>>598
いや、日本の城壁は西洋の石造建築とはまた違うよ。
西洋のは方形の石を垂直に積み上げていく形式だけど、
日本の城の石垣は土盛りをして、その表面に石を積んで補強するもので、
石のみで構成されているわけではないよ。
その石垣の上に平常時の住居として木造の家屋を建ててたわけで、
もし西洋のと同様の形式で作ってたら地震ですぐ崩れたと思う。
明治に東京のあちこちに造った煉瓦建築が関東大震災であらかた全壊したように。
607世界@名無史さん:2008/09/02(火) 03:03:42 0
17〜18世紀には、キリスト教の宣教師が、
異国から見つけてきた構築方法を、西洋に伝えている。
起源はアラブ系やイラン系やチュルク系ではなく、中国のどっかにあるのかもしれない。

方形の石を 長手だけの段、小口だけの段 それぞれ交互に捻りこむ。
オランダやイギリスでは、水門とかに使われたので、方法が確立していた。
水路整備をやった国には、レンガ材の積み方として発展したと考えられる。

西洋固有の形式では、大震災でだめになったろうけど
水利系で用いられた、異国と西洋と融合した形式のは平気だった。
横浜赤レンガ第二倉庫は、イギリス積みといって震災でも倒壊しなかった。
608世界@名無史さん:2008/09/02(火) 04:52:48 0
横浜の方は揺れはどうだったのかな?
609世界@名無史さん:2008/09/02(火) 10:54:11 0
西洋人は魚を生で食べることも野蛮だと考える。
610世界@名無史さん:2008/09/02(火) 21:36:27 0
>>609
中国人も生物食べるの嫌がるね。生理的に受け付けない人もいる。

まあ、中国は清水が無くて不潔だから、
生で食えるようなもんはないんだが。
611世界@名無史さん:2008/09/02(火) 22:48:12 0
それが西洋的価値観
しかし西洋人は同時に寿司を食う。蒸し物が多いがね。
逆に生で食べる洗練された調理法を習得していない白人は野蛮人かと思う。

西洋人の偏狭さは別に構わないが、問題はその価値観を押し付けること
善意で価値観を押し付けるから、ある意味余計に性質が悪い
逆にこちらの価値観を強引に植えつけようとしたらどうなるか?
西洋の場合はその考えに乏しい

以前にポリネシアン人の生活のドキュメンタリーがあって
捕らえた魚をその場で頭からバリバリ食ってた
当時は野蛮だと思ったが、今はそうやって食べて美味いのならそれでよしと思う。
真似はできんが・・それが多様性を認めるか否かに繋がってくる
612世界@名無史さん:2008/09/03(水) 01:55:19 0
>>611
まあ「論理的思考」ってやつがよくないんだけどね。
それが連中の強引さの背後にあるとおもう。
2chでも多いよな。論理的思考信者は持論をまげない。
613世界@名無史さん:2008/09/03(水) 05:13:21 0
知的生命体とかってののスレにもカキコしてるんだけど
持論が支離滅裂で誰にも理解されていないのに、
何故かそれが「欧米のジョーシキ=世界共通」ってことで
「え、これでもわかんねーか?」って電波発信し続けてるのがいるね〜
色んなヒトが主張の根拠や証拠を求めても「いーか、小学生でもわかることだぞ?」ってね、
全く答える気配なし

こんなおバカが増えたってことは、日本ポチ化計画は成果を収めてるってことかな?

そしてそれが西欧「啓蒙」思想の本質なのかね〜?
614世界@名無史さん:2008/09/03(水) 11:29:45 0
全体主義の起源を啓蒙思想に求める説もあるな。
615世界@名無史さん:2008/09/03(水) 12:18:18 0
507 :名無しさん :2008/08/15(金) 22:02:23 ID:RUeALqUd
じゃあ、人種が違う物同士は心から信じ、解り合えることはないの…?

508 :名無しさん :2008/08/15(金) 22:18:45 ID:rEbk8CMW
正直、分かり合えないと思うね。
イラク、アフガニスタンでも、抵抗軍が
占領軍兵士を1人殺すと、報復でいくら殺すと思う?
抵抗戦士の潜伏してる村全体を、爆撃で皆殺しにするんだよ。
イラクで抵抗指導者が潜伏してると、その妻・娘を拘束して、
収容所で毎日、兵士に輪姦させてるし。
そういうことしながら、人権・民主主義を主張して
偉そうに言うってのは、人間と見てないからだよ。
彼らは、有色人種は動物以下と割り切れる。
616世界@名無史さん:2008/09/03(水) 16:27:02 0
>>611
古代のギリシャ人は、この世界の多様性は見せかけで、われわれの目の前に
現れる現象の背後には真の存在者「一なるもの」のみが「ある」と考えていた。

617世界@名無史さん:2008/09/03(水) 19:18:41 0
イラク駐留のアメリカ軍兵士たちのドキュメンタリー動画を見たが
末端兵士たちが異口同音に言う
「我々が開放『してやった』」「何故俺たちを狙ってくる?」

ところがイラク側にしてみると
「開放してやった」などと言うのは侮辱以外の何物でもない
米国シンパ以外、彼らに支配され続けることは望んじゃいない
日本が欧米列強支配から周辺国家を開放したのとは全く異なる

まぁ美辞麗句を並べ立てて兵士を洗脳して戦闘を正当化する「聖戦」は
元々白系キリスト教の専売特許
対するイスラムも聖戦で抵抗の正当性を植え付けて罪悪感を失わせる作戦だが・・
今回はベトナム時と違って、イデオロギー、軍事拠点以外の巨大な利権もあるから
米国はドロ沼化しても撤退はせんだろうね
そして細くとも長く儲け続ける死の商人が陰で笑っとるだろうて
618世界@名無史さん:2008/09/03(水) 22:39:20 0
>>616
逆にみればそれだけギリシアは多様性に富んでいたってこったろね。
イソップかだれだかわからんが、
犬の様々の毛並みに例えてギリシアのまとまりのなさを嘆いてた寓話があった。
619世界@名無史さん:2008/09/04(木) 07:24:27 0
>>618
西洋で、個性とか多様性とかいうものがもてはやされるようになったのは、
ロマン主義の時代あたりかな?
620上祐智史:2008/09/04(木) 23:33:33 0
西洋というか白人というのは何か自分に自信があり正々堂々としているように思えますね。
対して日本人は人見知りはするわ卑屈になるわで国際外交ではいつも西欧欧米に推され気味です。
白人は個人主義であります。。日本人は帰属意識が強いので組織力は西欧のそれを
上回っている、と考えがちですが実際にはそうではありません。
確かにアメリカ・ヨーロッパなどは自己主張が日本人に比べて強いですが大半がキリスト教国ですので
聖書、特にパウロの記した書簡の内容を大抵の人は一度は耳にします。
そうでなくてもクリスチャンがこの国は多いのです。
よって上司を尊重しその命令に従う事が神への服従にも繋がると考える為、
自分の意見を主張する反面よほどの理不尽な事でない限り上司には従います。
621世界@名無史さん:2008/09/05(金) 00:19:36 0
逆ですな。
キリスト教条では神との「契約」は絶対ですが、
上司との契約はあくまでも人間としてのものなので
神への服従には繋がりません。
だから、企業は個人と書面で契約として様々な内容を記す。
そうすることで上司から首切りされたくないために刃向いにくくするってことですね。
その点日本は未だムラ社会としての側面を残しているので
刃向かっても解雇まではなかなかいかない。

元々は陸続きで日本など比較にならない位に
秘匿情報の漏れや裏切りの多い環境で育った西洋の知恵ってところですね。

そしてそれは日本とは相容れない。
622世界@名無史さん:2008/09/05(金) 00:48:38 0
>>621
西欧でも、仲間内・インナーサークルでは、
書面によらない口約束が十分通用してるそうな。
(守らなければ、名誉を失ったりサークルから追い出される)
623世界@名無史さん:2008/09/05(金) 00:55:59 0
>>622
そりゃあそーでしょ。
個人的な友人なら、友人として書面として記載し
サイン捺印するなんてこと自体ナンセンスですから。
624世界@名無史さん:2008/09/05(金) 01:21:24 0
>>620
連中はうぬぼれだけは人一倍だからなあ
625上祐智史:2008/09/05(金) 02:39:51 0
>>621
これだから素人は困る。本当の欧米人に接した事が少ない人の典型だw
まず>キリスト教条では神との「契約」は絶対ですが、
上司との契約はあくまでも人間としてのものなので
神への服従には繋がりません。 >
これからして逸脱している。
パウロの書簡ローマ書には「謙虚にへりくだり目上の人・長老に仕えなさい」と
すすめられておりさらにはコリント書(同じくパウロの書簡)においては
「神に従うような心で神があなたの上に立てられた人間に服従しなさい」と書いて
ありプロテスタント・カトリックは共にこれに従っているわけです。
契約の精神はキリスト教というよりはユダヤ教。
アダムと神の契約を業の契約とよくいうが対してキリスト教は信じるだけで
救われる為恵みの契約と言われる。
そして約束を守るかどうかはこちら(人間の側)にかかっているので業の契約に属します。
が何か?
626上祐智史:2008/09/05(金) 02:44:40 0
聖書には御霊の実というのがあります。これは
愛・喜び・平安・寛容・親切・善意・誠実・柔和・自制の事を言います。
(キリスト教の三元徳である信仰・希望・愛と混同しないように)
これらは忠実に御霊の力を借りて日々守るとあのような白人達になるわけです。
正々堂々としていて紳士であり表情がいきいきとしている白人になるわけです。
627上祐智史:2008/09/05(金) 03:15:51 0
日本人はどうも女々しいんだよね国際的には。はっきり相手にメッセージを
伝えられず後で陰でぼそぼそいう・・・陰口をたたく奴・・日本人
それよか欧米人のように面と向かって相手を論破するほうが全然いい
628世界@名無史さん:2008/09/05(金) 03:23:06 0
面と向かって相手を罵倒しちゃう 北京人(w
中国の北のほういくと、毎日が罵り合いバトルです。
629世界@名無史さん:2008/09/05(金) 03:29:17 0
進化論で見かける方だね。
残念だがそれは教条のみで実際とは大きく異なる。
人間は俗物であり、だからこそ人間。

理想と現実のギャップは大きい。
単に人の善のみを追っていたのでは、本質は見えてこない。

キリストのある宗派かな、
部下が契約外のことは一切協力しなかったりなんてことはしょっちゅうだった。
教義が理由なのか、それとも人それぞれだからかね。
大半は後者、そして上司が有色ってことだろうね。
630世界@名無史さん:2008/09/05(金) 03:49:46 0
>>627
私は面と向かって言うタイプだが、
日本社会としてはなかなか受け入れられない現実がある。

でもそれが「和」と言うもので、
相手との軋轢を起こさない日本の良さだと最近気づいた。
それでも相変わらず面と向かって文句を言うから煙たがられてはいるがね。
それに論破されて不快に思うのは宗派問わず万国共通。

だから、ある程度まで相手を論破すると相手も持ち上げるようにしている。
無論論破される場合もあるがね・・

それぞれの環境が培った社会がある。
お国柄も様々だが、堂々と文句を言い続ければ、いくら優秀でも損するよ。
本当に嫌なら日本から離れればいい。
631上祐智史:2008/09/05(金) 03:51:38 0
>>629
ええ、教条というか聖書に書かれている規律を守れないのが人間なんですね・・
もしも聖書に書かれている事を実行できたら罪人はいなくなるわけでイエス・キリストの
十字架も必要ないわけですから。

がそれを差し引いても心のもちようという点も見逃してはならない。
それでも神が求める完全な善=あなたがいう理想にはほど遠く自力では及ばないのは
聖書の歴史が証明済みですがそれはあくまで神の完全な視点にたった時の評価です。
つまり人間界の中で例えば日本や中国の一般モラルと比較した際、彼ら白人クリスチャンの
道徳観、価値観というのは異なっているこそすれ決して見劣りするものではなく
良くできた人間という事になる。

>キリストのある宗派かな、
部下が契約外のことは一切協力しなかったりなんてことはしょっちゅうだった>
まあそれは十字軍の騎士の主従関係でもありましたね・・・確かに。
教義は「親切・善意」を肯定するので契約外でも相手(主君)の益になるようだったら
本当のクリスチャンなら協力するはずです。
ので後者の人それぞれ、で信仰心の薄いクリスチャンだった可能性がありますね。


632上祐智史:2008/09/05(金) 03:59:39 0
>>630
まず文句と「自分の伝えたいメッセージ」というのは同義ではないので・・・
ですがその上で一言申し上げるとするならば、
要はバランスだと思うんですね。つまり「自己主張」と「和の精神」の。
あなたは年数を重ねそこらへんの事情がよくお分かりのようです。

御霊の実の中に自制という言葉がありますから我慢する事も必要です。
では何に対しての我慢なのか?それは他者の失敗・嫌がらせについてです。
それと「じぶんの伝えたいメッセージを伝える」というのは矛盾はしません。
欧米のクリスチャン(と言ってもまともなプロテスタント・・具体的には改革派・長老派)は
白人青年達はよく弁えています。
633世界@名無史さん:2008/09/05(金) 13:03:52 0
下品な話で申し訳ないが・・・

外国人は、なぜ日本の女性がエチーのとき苦しそうな(あるいは悲しそうな)顔を
するのか不思議がるらしい。

これも文化の違い?何が影響しているんだろ?
634世界@名無史さん:2008/09/05(金) 13:23:01 0
635上祐智史:2008/09/05(金) 14:13:47 0
神の為に生きるのです。神の栄光を表し永遠に神を喜ぶ為に・・・
何故他者や人の為に生きる?そんなもんは絶対的なもんじゃないだろう?
核戦争が起こったら地球上の全員は死ぬかもしれないんだぜ?
自分の名を後世の人々に知らしめるような偉大な業績をなし歴史に名を刻みたいか?
それも核戦争になって全人類が滅亡したら歴史もそこで終わりだろ、少なくとも人類の。

だから絶対不変永遠に変わらない神に対して生きるのだ。
この世での苦労は神のいます御国で報われる・・・
ああ我々は旅人なのだ・・この世に於いては寄留者なのだ。
死んで天に凱旋する時こそ、本当のホームへ帰る時なのだ。
我々は神の居る御国から派遣されているのだ、この世に。神の栄光を表す目的で。
そのために生を受けたのだ。でその任務を全うしたら後は天国で悩み苦しみ一切ない天国で
私は神と共に未来永劫共に生きる・・・・
636世界@名無史さん:2008/09/05(金) 16:02:54 0
中国と新時代がもっともかけ離れているってことだな。解った。
637世界@名無史さん:2008/09/05(金) 16:05:40 0
伊勢神宮にはキリストの十字架が!?
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/min/1012827902/

日本は現存する最古のユダヤ王国2
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/min/1207044174/

【先祖は】日本とユダヤの共通点【ユダヤ】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/min/1154159177/

天皇はユダヤ民族、もし証明されたら
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/min/1165662353/

■■神道とキリスト教のつながりについて
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/729/1174878290/

■■聖書と日本−ユダヤ・キリスト教とイスラエル皇室・天皇家
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/729/1174878290/

■■古代日本・神道とユダヤ文化の関係−参考文献リスト
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/729/1209102168/

■■日本宣教と天皇制〜皇室に流れるキリストの命
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/729/1215676891/
638世界@名無史さん:2008/09/05(金) 16:36:24 0
神と生きたい方は勝手に神と生きて下さい
>>635読んだら釣り師に見えてきた

>>636
日猶同祖論は一時流行ったからな
但し共通点は日本とインドに比べれば少なく
また日本とアフリカ諸国よりは多少多い程度
拍手(日)=ハカシュ(猶) エンヤコラセードッコイセとかハッケヨーイなどの掛け声
大陸か南方ルートで文化などが伝播したと考えるべし
中国に古くからユダヤ人租界などがあったことから、更に東方に移動した者が
住み着いて、天狗伝説の元、或いは支配者層を形成したとも考えられるがね

いずれにしても、日本は多神教であり、ユダヤは絶対神
宗教から生じる行動や様式は大きく異なる
639上祐智史:2008/09/05(金) 16:44:55 0
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1217895687/

世界の宗教は一神教がほとんどです。
キリスト教ユダヤ教イスラム教は一神教ですがこれで信徒数40億近くになります。
640世界@名無史さん:2008/09/05(金) 20:01:25 0
ヒトの多様性ばかりを議論しあっても埒は開きません。
チンパンジーの話でもしてみましょう。

皆さん一括りにチンパンジーと片付けがちですが
チンパンジーでも幾つかに種分化しています。
中でも「ボノボ」通称「ピグミー・チンパンジー」は
他のチンパンジーとは明らかに異なる行動様式や知能を持ちます。

彼らはヒトの言葉を文法から理解して、ヒトと機械を通じて会話し
インスタントラーメンを作り 、パックマンゲームのルールを理解して遊びます。

彼らは争い合いを好みません。
お互い争わないために、交尾を挨拶がわりにします。
あっちでヘコヘコ、こっちでヘコヘコ、メス同士正上位でヘコヘコ、ヘコヘコ・・・
精通前のガキボノボが、おっさんボノボに教えられるままに、
勃たないナニを相手のケツに押し当ててバックでヘコヘコ〜ヘコヘコ〜♪
いや〜幸せな集団ですな〜
我々も見倣いたいモンです。

「性行為を秘め事として解釈しているのはヒトだけ」
ちなみに彼らは他の一般チンパンジーには種族間の摩擦を避ける方法を押し付けたりはしません。

様々な軋轢を生み出しているのはヒトの思念とその産物、
考えすぎるから大義名分などを取ってつけて争う、宗教の持つもう一つの側面。
ボノボのように互いの差異を認識の上で住み分けする、多様性を認めることが重要ですな。
641世界@名無史さん:2008/09/05(金) 20:04:38 0
ごめん、
>ヒトの多様性ばかりを議論しあっても埒は開きません。
は読み飛ばしてネン
642世界@名無史さん:2008/09/06(土) 23:36:09 0
西洋人は多様性をカオス(混沌)と考えます。
643世界@名無史さん:2008/09/07(日) 00:05:36 0
>>642
正確にはキリスト教的教義に基づく他の価値観の排除の延長線上ですね。
現在の西洋は一神教が圧倒的多数であり、キリスト教がなければ
ローマのインフラに見られるような統一概念を持ったままではあるものの
思考の上では多様性を混沌とは見なさなかったでしょう。
キリスト批判とは別に聞いて下さい、念のため。

多神教の考えを基本に持つ文明は逆。
中でも特に地理的な要因で隔絶された環境にあった文明(日本)は
多様性を取り込み上手く取り入れることで他に類のない文明を築き上げたと言えます。
今は違いますがね。。。
644世界@名無史さん:2008/09/07(日) 01:50:24 0
今も日本ほど多様な社会ないんじゃね
645世界@名無史さん:2008/09/07(日) 02:13:26 0
今の問題は、そのまま取り入れてしまうこと
646世界@名無史さん:2008/09/07(日) 04:03:45 0
それは明治の方がひどかったような希ガス
647世界@名無史さん:2008/09/07(日) 05:15:12 0
中身の問題ですな。
西洋式個人主義の概念は、
まがいなりにもキリスト的倫理観で秩序となっている。
今の日本は個人主義を日本式に翻訳していないのです。

明治時代は和魂洋才の気質。
日本固有の気質に洋物文化&先端技術が交じり合って驚異的な発達を遂げた。
今は気質自体も変化しつつある中途半端な状態ですね。
仏教的理念、組織社会からも逸脱した、倫理的価値観に乏しい、
無秩序な個人主義の台等で支離滅裂な状態になっています。
648世界@名無史さん:2008/09/07(日) 05:21:03 0
×台等
○台頭

とにかく、秩序のない社会になりつつありますな。
649世界@名無史さん:2008/09/07(日) 05:22:51 0
滅裂なのは中国みたいな社会であって日本と違いすぎ
650世界@名無史さん:2008/09/07(日) 05:33:13 0
中国ぐらいの規模になると
数の論理が優先されるから
考えは全く違う
人は力であると同時に、反政府的な者達を迅速に処理しないと
国の秩序を保てないといった事情もある
ミャンマー、各自治区等には同情するが、
マクロで言えば中国固有の統治理論に基づく
651世界@名無史さん:2008/09/07(日) 09:45:01 0
>>647
>西洋式個人主義の概念は、まがいなりにもキリスト的倫理観で
>秩序となっている。

今の西洋の個人主義は、昔とはかなり変質しているよ。個人主義というより、
利己主義といったほうがいい感じ。
652白人青年:2008/09/07(日) 16:30:29 0
>>651
Egoism?It is not.
Even if it is individualism, the West is not egoism.
>>650
Certain curettage.
China has a lot of numbers.
Because the society is a society of the decision by majority there
>>647
How many Bibles on earth do you know though it is said the
Christianity sense of values?
Is there a read thing?
Do not talk if you do not know.
653日本貨幣史:2008/09/07(日) 16:37:42 0
>>588 ハア、何たわごと言ってんの?「詳説日本史研究」(山川出版)を読んでごらん。
室町時代には現金を送るのが危険だから、かわりに為替(証文)を送って、受取った側が
現金化する仕組みが成立したと書いてある。お前の田舎の実家に残っている証文がいったい
何の証拠になるっていうんだよ。視野の狭い奴だなあ。

司馬遼太郎の「関が原」にもこんな描写がある。負けた西軍側の武将が生き残った部下を集め、
千両箱から小判をすべて出して分け与え、これを持って落ち延びるように言う場面がある。
言っとくがこれは司馬遼太郎の創作じゃあない。ちゃんと古文書にそう書いてあるからだ。
それから伊勢志摩の海賊王である九鬼氏が、関が原でどちらが勝つかわからないから、
息子は徳川につき、父親が豊臣についた。父親が軍資金をどこかの島に隠したという言い伝え
があり、実際に昭和の初めに台風が来たとき、ある離島で崖くずれが起こり、その中から千両箱
の一部が発見されている。

信長の頃まで中国から輸入した貨幣をそのまま流通させていたが、秀吉の代になって初めて日本
独自の貨幣が作られた。この当時すでに流通していたことがわかる。石田三成は薩摩びいきで、
薩摩で余った米を大阪まで持ってきて売ればいいと指導して、帳簿のつけ方まで教えている。
秀吉の時代に日本史上初めて、物産や貨幣が日本全国規模で動き出している。
654世界@名無史さん:2008/09/07(日) 16:54:08 0
農家は、貨幣なんか使わなかった時期があるんだろう。
それでもいいじゃん。
655世界@名無史さん:2008/09/07(日) 19:52:16 0
>>652
日本人ならポチそのもの
英語圏のモンなら、ここで言う西洋人の偏狭さと傲慢さである

表音文字のみは読む気もしないので、以後慎み願いたい
656世界@名無史さん:2008/09/07(日) 21:31:43 0
>>653
小説を(しかも司馬遼太郎のw)もとに論じるなんて、まともに歴史を勉強した人ならしないよね?w
ぷぷぷ(失笑)
657白人青年:2008/09/08(月) 00:34:47 0
>>655
Why do not speak in English?
Please do a convincing explanation.
To begin with, Japan has developed into here thanks to the West. It
is Japan where the West exists.
After World War II, the Japanese : thanks to who.
Do you think that it was possible to recover here without dying of
hunger?
658世界@名無史さん:2008/09/08(月) 01:24:55 0
わかったから表音文字の羅列は邪魔

再度言う
日本の洗脳ポチか、英語圏の輩が
英語圏の輩なら、わざわざ英語で書き込む愚かしさ(笑)

日本語で書き込まない限りは荒らしとして、以後私は無視する。
659世界@名無史さん:2008/09/08(月) 01:28:28 0
と、英語を解さぬ人が申しておりますが?
660世界@名無史さん:2008/09/08(月) 01:48:53 0
When it comes to imitating other cultures, Japan is second to none.
661白人青年 ◆UMvfyGDd3Y :2008/09/08(月) 02:02:47 0
>>660
also think certainly so.
The Japanese is an observing, dexterous race.
However, I think that it is an owner of the culture to lack
originality compared with we West.
662世界@名無史さん:2008/09/08(月) 02:13:02 0
>>659>>661
ハイ乙彼w
成りすましエセ白人はクルセーダーだろw
663世界@名無史さん:2008/09/08(月) 02:16:55 0
>>662
日本語で書き込まない限りは、「以後私は無視する」んじゃなかったの?w
焦りすぎww
664世界@名無史さん:2008/09/08(月) 02:54:51 0
>>663
乙w
てか俺は>>658じゃねーしw
何が焦りすぎなんだか意味不w
665世界@名無史さん:2008/09/08(月) 02:58:15 0
英語だと通りやすいとでも思ったんだろうがそういう根性が下卑てるw
666世界@名無史さん:2008/09/08(月) 04:21:30 0
>>663
いま起きてしまった
子供の喧嘩なら、その方面でのスレでやってくれんかいね?
英語で書き込みしとる輩は、ある意味予想がつくがの。

西洋文明の原点と言われる「ヘレニズム」は西洋よりもっと東にある。

以上
667世界@名無史さん:2008/09/08(月) 09:59:05 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』(早川書房)

アジア諾国や西欧社会では、宗教担織や血縁同族集団などが、既存のエリート階級に挑戦し、
それらにとって代わろうとする勢力として存在してきたが、日本にはこのようなオルタナティプ
(二つめの選択肢)の組織がまったくない。だから、既存の政治体制に対する長期的で粘り強い
反対をする伝統はなく、労働運動も、消費者運動という単純な現象すらうまれなかった。
いろいろな利益集団や、農業協同組合や労働組合もあるが、そのほとんどが<システム>に
取り込まれ、<システム>の目的に利用されてしまっているのだ。
日本の権力保持者は、これまで何世紀にもわたり、自分を脅かしうる集団を無力化あるいは
吸収するという技に磨きをかけてきた。この歴史は、少なくとも、仏教が「既存の社会体制
および伝統的価値体系の中の単なる小道具の一つ」になった時代にまで遡る。他の多くの
政治体制では、宗教が世俗の支配者に対抗して権力を求める最も強い勢力をうみだしてきた。
それらはある程度、個人を権力保持者の支配から解き放つ役割を果たした。
したがって、インドでは武士階層に属するヒンズーの王侯は、つねに僧侶階層のバラモンに
目を光らせていなけれぱならなかった。プロヒタ(首相のようなもの)は宗教的に上位にある
僧侶階層を代表していたのである。彼の主な職務は形式的なものであったにもかかわらず、
王の意見に決定的な影響を及ぼすものとされた。
668世界@名無史さん:2008/09/08(月) 10:00:00 0
現代のインドでも、宗教的な配慮は政治生活の中で重要性を持ち、その傾向はより強くなって
いるようだ。タイでは、仏教が、国民の価値観の根幹として王制と同等の価値があると考えられている。
フィリピンでは、カトリックの司教が普遍的な原理に訴えて一九八六年のマルコス大統領追放の
先頭に立って、重要な原動力となった。また、インドネシアやマレーシアの政府はイスラム教指導者の
不興を買うような危険は決して冒さない。というのはそれらは、イスラム原理主義勢力に支援されて
いるからである。韓国の反政府運動は、全国に勢力を広げつつあるカトリックおよびプロテスタントの
教会を背景としておもに組織された。日本が主権在民の公式モデルとしている近代政治制度は、
いうまでもなくヨーロッパにならったものだが、これは何世紀にもわたりその時代の政治的論評の
テーマとなってきた、政教分離というヨーロッパの基本的な前提から生まれたものである。
669世界@名無史さん:2008/09/08(月) 10:52:10 0
日本の場合は神道の宗主=天皇=権威だからね。
世の中は建前と本音が複雑に入り混じるから
政教分離の建前と宗教的価値観は切り離せないんじゃない?

ソビエトは宗教であれば建前と本音の矛盾を解消できなかった。
中国の場合はあれだけの人口だから、中央で強力な統制を行なう必要があった。
だから社会共産主義を宗教代わりとして広める必要があった。
いわんやカースト制のインドやイスラムは政教一致ってな部分が色濃くあるね。

日本は歴史上、仏教に帰依する支配者層は多かったが、
少なくとも有史以降、宗教が政治的に利用されるって印象がないね。
日本の大衆自体も、元々信仰は仏教でも、習慣は神道に拠る部分が大きいってなこともあるかも?
これは日本は世界的に見て特殊と見ていいのかな?
670世界@名無史さん:2008/09/08(月) 10:53:13 0
日本の場合は神道の宗主=天皇=権威だからね。
世の中は建前と本音が複雑に入り混じるから
政教分離の建前と宗教的価値観は切り離せないんじゃない?

ソビエトは宗教であれば建前と本音の矛盾を解消できなかった。
中国の場合はあれだけの人口だから、中央で強力な統制を行なう必要があった。
だから社会共産主義を宗教代わりとして広める必要があった。
いわんやカースト制のインドやイスラムは政教一致ってな部分が色濃くあるね。

日本は歴史上、仏教に帰依する支配者層は多かったが、
少なくとも有史以降、宗教が政治的に利用されるって印象がないね。
日本の大衆自体も、元々信仰は仏教でも、習慣は神道に拠る部分が大きいってなこともあるかも?
これは日本は世界的に見て特殊と見ていいのかな?
671世界@名無史さん:2008/09/08(月) 13:17:59 0
大事な事なので二度言いました。
672世界@名無史さん:2008/09/08(月) 13:24:35 0
673白人青年 ◆UMvfyGDd3Y :2008/09/08(月) 17:48:51 0
>>662
Is the race related now?
Here is ..dependence.. ^ that is not the place against which it
fights.
>>663
I also think so. Sleep w in a hurry like leaking it
>>665
I do not think so at all. Though English is a universal language ・・・
It is asking, and you should speak logically.
>>666
Japan lost a war because of World War II.
Many of Japanese were immediately before starvation.
However, Japan prospers here thanks to an economical, physical support we of United
States.
Japan's being able to prosper here is a favor of the support of the United States.
674世界@名無史さん:2008/09/08(月) 21:51:10 0
日本でもたっぷりと宗教が政治に利用されてると思いますが。
675世界@名無史さん:2008/09/08(月) 23:17:20 0
まぁ万一ってこともないが
今与党側にいるカルトが政権取るなんて事態になると
マンセー国家になってしまう危険も孕んでいるが。

江戸以前も、時の権力者たちが帰依していても
仏教が政治にも影響を及ぼしたようには見えないけどね。

神道も国際的には靖国などの問題はあるが、
靖国を利用して軍国主義を復活させる意図があるようには見えない
神道は政治的と言うよりも習慣や祭事としての意味合いだし。

世界大戦時には神道を利用してきたことは否めないが、それは宗教としてではない。
第一、日本の圧倒的多数は仏教だからね。

だから西洋のように、宗教が隣国等への攻撃の正当性や植民地統治として
密接な繋がりがあるようには思えない。
676世界@名無史さん:2008/09/08(月) 23:43:40 0
神道は、アニミズムである。獲れた作物を供える様式を備える。
そして、宮司の原型は、シャーマンの神降しである。
稲荷社やら八幡宮やらができて、神仏習合の結果
僧侶のように祝詞の経文も確立した。

別に世界的に特殊なものではない。
677世界@名無史さん:2008/09/09(火) 00:55:40 0
江戸時代の戸籍なんかは寺の管轄
それで影響が無かったというなら意識すらされないほどに浸透してたということでは?
6784:2008/09/09(火) 01:42:21 0
戦国期の石山派は武装組織でもあった。
江戸期の寺社管轄は確か幕府と半々ぐらいだったか。
寺社側の意向が幕府権力に影響があったのも事実。
一定の影響を及ぼしていたともいえる。

但し寺社、そして幕府が仏教を統治方針に組み入れたようには見えないがね。
同時に「信仰」としての仏教は概ね日本人の中では希薄ですな。
たとえ寺社管轄でも、その管轄下にある大衆の多くは
仏教的な行動を取っている訳じゃない。
679世界@名無史さん:2008/09/09(火) 01:44:53 0
>>677
たまたま檀家制度があるから、
どこに誰がいるか把握しやすかっただけじゃないの?
680世界@名無史さん:2008/09/09(火) 02:18:09 0
>>673
もうお前は無視するわw
お前が何人だろうと日本語がわかってるのに書こうとしない差別主義者だからなw

>>674
創価とかなw
681世界@名無史さん:2008/09/09(火) 03:28:09 0
>>680
わかると思うが、ローマ字羅列の勘違い学生君は>>639ってこと
知識を披露したいだけで、物の見方が浅い(未熟)ってだけ

上智君かね?君がやってることは人から見れば
人前でマスターベーションをやって「どーだ、俺ってスゲーだろ」
ってなことやってる風にしか見られん訳だわ
682世界@名無史さん:2008/09/09(火) 15:50:53 0
ttp://www.edagawakoichi.com/LIBRARY/l-igirisujintoshigoto01.html
彼らは外国人だからとて容赦はせず、誰にでもアメリカ流を押し付けてきます。
アメリカ人のように考え、アメリカ人のように行動し、アメリカ訛りの英語を
しゃべっている限り、仲間に入れてくれて、お節介なくらい親切にしてくれますが、
たとえば貴方が、そうでない場合は、手のひらを返したように、つれない態度を
とる人達です。価値観の違う外国人だからといって、そのまま放っておいて
くれないのです。
イエス(アメリカ流にやるか)か、ノー(非アメリカ流のままか)かで、中間が
ないのです。アメリカに居る限り、ノーであれば、イエスになるまで、貴方に
干渉してくるし、それがダメと分かると、途端に相手にしてくれないか、
あからさまに敵対する人達です。
683世界@名無史さん:2008/09/10(水) 00:01:16 0
アメリカ人てのはムスリムみたいな連中だな
コーランか貢納か剣かと言う訳だ
684世界@名無史さん:2008/09/10(水) 12:49:26 0
>>683
アメリカ人にとって自国のアイデンティティというのは、キリスト教のドグマ
みたいな存在なんじゃねーの?
685世界@名無史さん:2008/09/10(水) 21:23:00 0
アメリカみたいな多民族国家は「アメリカらしさ」で結び付けないと
国の秩序が保てない。

もっとも近年のヒスパニックのような
国の中に、白人対黒人以上に価値観の違う者達も増えてきている状態なので
今後どうなるのかね。
686世界@名無史さん:2008/09/10(水) 22:16:58 O
価値観のぶつかり合いが合理性や文明を産むってエロい人が言ってた
687世界@名無史さん:2008/09/10(水) 23:39:17 0
>>686
ということは、異なる価値観がぶつかり合うことの少ない日本は、
合理性や文明を生めないということか?
688世界@名無史さん:2008/09/10(水) 23:41:21 0
外人が日本人を特別視してるってのは、自分の歴史少しでも知ってたら誰でも分かるだろ。
まず、資源が全くないってことはすごいこと。もう両手両足もがれたぐらいのハンデ。
しかもすごいのは、米国の3分の1の人口、わずか25分の1の領土で、
その上そのただでさえ極小の国土の7割が山、山、山。なーんにもない、山・・・。
だから農業で輸出して食べていくことすらできない。条件からして最貧国でもおかしくない国。
そんな国が、100年ほど前で当時世界最強クラスだった露助とか清をあっさり倒して、
非白人国家で普通に白人常任倶楽部仲間入りしちゃってて、おまけに米国敵に回して
ガチで戦争して、世界で唯一米国本土爆撃して、英国の無敵艦隊フルボッコにして、
オランダ倒して、世界で唯一原爆落とさせるほどてこずらせて。しかも二発だよ。二発。
考えられない。敗戦とか言ってるけど日本のせいでアジアから白人の植民地全部消されたし。

しかも信じられないのは、戦争に負けてただでさえ何にもない国がさらに
インフラまで全部叩き潰されて、多額の賠償金まで背負わせて100%再起不能に
しといた極貧衰弱国家で、今度こそ生意気なイエローモンキーが消えて数百年は
ウザイ顔見ないで済むと思ってたら、直ちに再び白人社会に経済で参戦して来くさって、
参戦どころかごぼう抜きでたった2,30年であっという間に米国さえ抜いて世界第一位。
東京の土地だけで米国全土が買えるほどの呆れた価値になっちゃう程の超絶経済力で
世界中( ゚Д゚)ポカーン・・・状態。その後もずーっと二位維持。頭一本でそれ。
しかも経済の80%が内需。内需だけでそれ。金融とかでまだ全然進出してないし
車や家電、工業製品ももまだまだ進出しきってなくてそれ。もうキチガイの域。
伸びしろありすぎワロタ。戦後60年一発も打たずに侵略せずにこれ。何気に世界最長寿国とかなってる。
んで今度は漫画・アニメ・ゲーム。気がつけばハリウッドの規模とっくに超えてる。
アメリカの検索で一位になってるのが日本のアニメとか。世界中で一番人気の映像作品が日本のアニメとか。
極めつけは世界一長い国号、2000年のどの白人より長い王室ならぬ、その上の皇室保有。
エンペラーに代表される歴史。普通の神経してたらこんな国怖くて関わりたくない。
689世界@名無史さん:2008/09/11(木) 00:01:45 0
つっこみ禁止?
690世界@名無史さん:2008/09/11(木) 00:04:04 0
だから、欧米の方式を日本流に解釈せずに
そのまま日本に持ち込む方式は日本にとって危険すぎるってことだ
欧米流をまともに受けてしまう社会的風潮の中で
今度ばかりは今までのような神風はもう起きないだろう

例えば20人規模の企業で人件費に1億用意できるとする
近年までの日本なら均等割りに近い形
つまり年収500万前後×20人ってな具合

今の日本は欧米流に倣いその人件費を8,000万に落とす
その中で上位2割(4〜5名)が半分の4,000万を得る
残り4,000万を残りの15.6名で分け合う形
浮いた2,000万はトップと株主に回してしまっている

5名が贅沢をして残り15名は生活物資以外が購入できない状態よりも
20名全員がそこそこの贅沢品も購入できる配分のほうが、内需は拡大する
いづれは欧米のように安定するとしても、少なくとも数十年は混乱するだろうね
691世界@名無史さん:2008/09/11(木) 00:23:38 0
内需が縮小せずに、
高度な生産技術の必要なモノつくりを棄てず、
本当に必要なところへ資金を融資する仕組みがあって、
知的所有権で基本的な外貨を獲得し、
観光でも相当な外貨が稼げる。

そういうの、理想の日本だな。
692世界@名無史さん:2008/09/11(木) 01:35:26 0
>>690
戦前のほうがその傾向ひどかったはずだが
693世界@名無史さん:2008/09/11(木) 01:53:28 0
>>692
そうだね。昭和16年頃に古典的資本主義が解体されて、
国家総動員体制(国家社会主義)になり、組織まるかがかえになった。
戦後の終身雇用制度による暗黙知の蓄積により、経済発展した。

今は、戦後の制度が、新自由主義で解体されつつある。
第三の道が、あるのか日本でも模索中。
694世界@名無史さん:2008/09/11(木) 02:48:43 0
>>693
確かに戦前の資本主義のほうが搾取について酷い印象はある。
日本もそれを積極的に取り入れることで発展を遂げた

但し搾取される側も近代化で潤っている事実がある
それと戦前に於いて個人の生活保障は地縁血縁が担ってきたってのもある
いざとなれば個人資本で商店を出せば、食っていける程度の生活もできた
今は余程の才覚がないと厳しいがね

保障なしで十分な力を発揮できるなんて者は他国でも一握り
他国では個人主義が根付いており、一見厳しい社会のように見えるが
景気変動による再雇用システム等の受け皿はある

たとえ幻想であるにせよ、将来を保障されること
高い物価に不平を言いながらも、
高い理由=自分達の雇用を保障してくれることでもあることは承知している
だから低リスク低リターン型がこの国に向いている

この国に新しい自由主義が定着するとしても、
恐らく半世紀程度は混乱するだろうね。
695世界@名無史さん:2008/09/11(木) 06:12:33 0
ゆだんするとすぐバカがあつまってくるな。このスレ。
696世界@名無史さん:2008/09/11(木) 06:42:23 0

バカ未満(笑)

そう、そんなこと話し合ってるから>>695みたいなバカ以前も来る
697世界@名無史さん:2008/09/11(木) 07:20:15 0
>>696
まず未満と以前の使い分けからはじめような。バカ。
698世界@名無史さん:2008/09/11(木) 09:40:17 0

と、バカ以前のバカ未満が顔真っ赤にしております(爆)
バカ以前なのは一般人から見てバカと同程度には置けない意味
そしてバカ未満なのは、バカの風上にも置けない、
バカからもバカに相当する嘲り受けることかと思う。
例:
一般人から見たオカルト関係者=バカ
一般人から見たたま出版=バカ以前
オカルト関係者から見たたま出版=バカ未満

バカ以前、或いはそれ未満なのは、自らの考えを述べず批判するから。
「何故私は>>694以前のスレをバカにするのか?」その根拠を述べた後に
「だからバカ」と言うべきである。
何も述べないで陰でグダグダ言う、非論理的・非雄弁等・非合理性。
日本の悪い面が>>695の一言でお分かりかと思う次第。

ま、スレが荒れるからこれ位にしておいてやる。
699世界@名無史さん:2008/09/11(木) 14:21:19 0
700世界@名無史さん:2008/09/11(木) 15:24:02 0
中世ヨーロッパで「普遍論争」というのが起こったが、日本人なら
こんなことは思いつきもしないんじゃなかろうか。
701世界@名無史さん:2008/09/11(木) 18:36:20 0
日本は多様性を認める国だから
702世界@名無史さん:2008/09/11(木) 18:57:00 0
ヘラクレイトスは、万物は流転し、自然界は絶えず変化していると
考えたが、こういう考え方は西洋では少数派。
703世界@名無史さん:2008/09/11(木) 19:31:00 0
>>702
それ、無常観でしょ
想い出で壊れた玩具などをいとおしく思う事は各国共通だが
つぎはぎだらけの陶磁器に客観的な美しさを感じるのは
「寂び」の観念を持つ日本特有のモンですな
704世界@名無史さん:2008/09/11(木) 19:34:03 O
仏教思想ですよ
諸行無常は
インド人
705世界@名無史さん:2008/09/11(木) 23:17:12 0
西洋では相対主義=悪と考えられているのかな。
プラトンの著作では、ソフィストたちが悪く描かれている。

「法律についても、絶対的に正しい法律などはない。アテネでは正しい法律も、
他のポリスでは適用できない場合もある。ポリスにより、また個人によって、
正しいことが変わってくるのだ」
706世界@名無史さん:2008/09/12(金) 01:16:00 0
>>704
仏教思想といっても、北魏や唐のフィルターで
濾過されたものが、日本に入ってきている。
比叡山から分化した宗派が日本に多いので、そう考えていい。
臨在などの禅が、宋→日本に入ってきて、だいたい入ってきたものは揃う。

漢民族や五胡民族の思考体系で再構築された仏教が日本に入ってきた。
侘び寂びは、北魏様式の日本移入から発展してきたと思う。

中国でも、元朝末年あたりから、金箔貼りの布袋像とか四天王とか
流行してくるから、日本とは違う道へ進んでいるのかも。
元朝・明朝・清朝の仏教はあまり知らないので、自分は何ともいえない。
707世界@名無史さん:2008/09/12(金) 07:38:08 0
いつも思うんだけど、欧米人はなぜあんなにスケールが大きくて抽象的なことを
考えることができるんだろう。
例えば、「人類全体の××」とか。
708世界@名無史さん:2008/09/12(金) 10:25:10 0
日本=パプアニューギニア・メラネシア系の土着文化と唐宋系の文明
709世界@名無史さん:2008/09/12(金) 10:46:47 0
>>707
>例えば、「人類全体の××」とか。
自らの罪を隠すための隠れ蓑です。
それと、その言葉の本質は「人類」ではなく
「WASPを中心とした欧州白人」と読み替えたほうがいいでしょう。
彼らの本質は、浅黒い肌を持つキリスト自身を白人化するなど
事実を捻じ曲げ、そして偏狭です。
そのことを頭に置いて言葉を聞くなり、付き合うなりをすればいいかと思います。
710世界@名無史さん:2008/09/12(金) 14:00:04 0
>>708
そうか?日本文化はもっと複雑で重層的だと思うぞ。
711世界@名無史さん:2008/09/12(金) 20:10:32 0
>>708
影響は受け居ていない訳ではないが、独自の進化をしすぎだろ。
712世界@名無史さん:2008/09/13(土) 00:20:23 0
どの文明も他の文明とは異質なものだと思うが一般論で語りたがる人って多いよね
713世界@名無史さん:2008/09/13(土) 01:34:35 0
>>707
頭の悪いやつのこねあげたタダの方便だからそれw
714世界@名無史さん:2008/09/13(土) 03:28:35 0
>>712
まぁスレの題名からして抽象的だからね
どうしてもそうなってしまう

日本の独自文明度の高さは、ざっと考えただけでもこれだけある。
天然の要塞「海」に囲まれていたこと
但しオセアニアやアメリカのように、多彩な文明とは離れすぎていない
文明の発達に必要な「温帯」四季がはっきりとしている
水が豊富な「湿潤性」で、農耕中心の定住型社会であったこと
様々な異文化の通り道じゃなくて、終着点であったこと
更には幕藩体制で原則鎖国だったから、
基本自給自足で、文化や文明を独自に発展させることができた点

これだけの条件を兼ね備えた国は他にどれだけあるのか?
陸地なら互いに影響し合って独自性は薄れるが
150年前までの日本はそうではなかったと言える
715世界@名無史さん:2008/09/13(土) 03:48:52 0
>>714
つ チベット西蔵地区
716世界@名無史さん:2008/09/13(土) 04:13:27 0
日本の場合は土地と気候に恵まれ過ぎた国家とも言えるね。

産業革命以前にで人口密度100人を超える、10万平方キロ以上の面積を持つ国がどれだけある?
日本は17世紀末、既に3,000万前後の人口があった。
南端部以外ほぼ未踏の地であった北海道を入れても80人/平方キロ。
蒸気などの機関は一切なしで、日本はこれだけのことを成し遂げていたことは
単純に驚きに値するかと思うね。
717世界@名無史さん:2008/09/13(土) 08:08:03 0
日本はアジアでは例外的に西欧と類似した封建制度を経た歴史をもつ国で
西欧との類似点が多いという説もあるな。

 日本が欧米以外で唯一、近代国家になったのもこの類似性のためとも言われ
ている。脱亜入欧するのがこれからも日本の取るべき方向で、シナ、朝鮮とは
縁を断ち切るべきだろう。
718世界@名無史さん:2008/09/13(土) 09:16:21 0
>>714
エチオピアもかなり独自性が強いと思わないか?
陸続きでも山地や高原にある国は実質的に島国だと思う。
719世界@名無史さん:2008/09/13(土) 12:12:20 0
720世界@名無史さん:2008/09/13(土) 13:06:43 0
てか独自性と言えばどこの国でも同程度ある筈なんだけど、
日本人は我こそはオンリーワンであり、他はアジア欧米アフリカその他で普遍化出来る
みたいに思ってるんだよね。
721世界@名無史さん:2008/09/13(土) 13:16:42 0
西欧人も、我々こそはオンリーワンであり、その他はアジア・アフリカ
アメリカ・オセアニアで普遍化できると思っているよ。
722世界@名無史さん:2008/09/13(土) 13:58:17 0
だから日本だけが特に独自性がある訳じゃないって話だよ。
723世界@名無史さん:2008/09/13(土) 16:36:57 0
>>717
でも西欧人のほうでは、自分たちと日本人を同じにされたくないと
思っているだろうな。
724世界@名無史さん:2008/09/13(土) 16:45:47 0
いやーどうかな。
変に日本に憧れを持ってるからなw
725世界@名無史さん:2008/09/13(土) 17:52:04 0
日本は緯度で言えば地中海のアフリカ側あたりで、普通はもっと雨が少ないが、
海に囲まれているおかげで南から梅雨や台風などが雨をもたらし、冬は
大陸からの乾いた寒気が日本海で水分を帯びて大雪を降らすため、
温帯でしかも水には不自由しない珍しい地域になっている模様。
726世界@名無史さん:2008/09/13(土) 18:07:32 0
ナイル川流域とかな。
727世界@名無史さん:2008/09/13(土) 18:36:22 O
ヒマラヤの影響で雨が降るみたい
ヒマラヤから日本までの直線が雨のよく降る地域
728世界@名無史さん:2008/09/13(土) 18:59:26 0
729世界@名無史さん:2008/09/13(土) 19:06:17 O
まあ地球上で全く同じ気候の地域はなく、それゆえに各地域の独自性が育まれて来たんだもんな。
730世界@名無史さん:2008/09/14(日) 07:15:56 0
>>725
特に北陸地区などは年中湿度のあり且つ寒暖の年較差が激しい地域でもあり
世界に類のない特殊性を持っていると言えるわの。
北米東北部も温帯〜冷帯の湿潤性気候になるが、北陸ほどの極端さではない
731世界@名無史さん:2008/09/14(日) 09:41:54 0
>>727
俺の記憶だと、たしかヒマラヤ山脈の影響で梅雨があるという話だった。
732世界@名無史さん:2008/09/14(日) 16:52:40 0
火山性の土地のため元々土地が肥沃、
西から飛んで来る黄砂で再生成が簡単、
雨が多く、比較的予測可能な周期性がある
これらの理由の為、比較的高緯度だけど森の再生率が高かったんだよね。

スレタイと全然関係なくなっちゃってるけど。
733世界@名無史さん:2008/09/14(日) 18:37:53 0
日本では縄文時代から植林が行われていた。
734世界@名無史さん:2008/09/14(日) 21:11:15 0
>>730
寒暖の差ということに関していえば、冬の低温という点で
北米の北東部のほうがよほど極端だと思うよ。
日本の気候って全般的に大陸性の気候が卓越する地域は少ないしね。
735世界@名無史さん:2008/09/14(日) 22:50:48 0
>>670
> 日本は歴史上、仏教に帰依する支配者層は多かったが、
> 少なくとも有史以降、宗教が政治的に利用されるって印象がないね。
> 日本の大衆自体も、元々信仰は仏教でも、習慣は神道に拠る部分が大きいってなこともあるかも?
> これは日本は世界的に見て特殊と見ていいのかな?

土着の神道の元に外来の仏教が習合した。
土着の縄文文化の元に外来の弥生文化が習合した。
幾重にも外来新参文化慣習が積み重なって成り立っている日本人の精神の
一番下の基層に、神道と縄文層が存在している。基層とはなっているが普段は
覆い隠されて余り表に出てはこないが、なにかあるとその基層が表に顔を出してくる。
736世界@名無史さん:2008/09/15(月) 01:18:34 0
神道は、そんなに基層に無いと思う。
基層にあるわりには、洗練され、仏教や道教の様式を取り入れている。

縄文文化と日本との関わりは、アイヌのほうに濃く受け継がれて
チプサンケなど、縄文文化ではないかと思う。
しかし、アイヌの言語は、日本語・琉球語とは別系統であり
縄文が、日本の祖先なのかわからない。
737世界@名無史さん:2008/09/15(月) 01:26:26 0
>>736
普段は覆い隠されて余り表に出てこない、からそう見えるんだろう。
738世界@名無史さん:2008/09/15(月) 01:43:25 0
岩手県岩手郡葛巻町に知り合いがいる。
今はどうかは知らないが、15年前は隣町の盛岡市まで一本道、自動車で2時間近く。
その人々の顔付きが特に印象に残っている。
ギョロ目又は深い二重瞼に鉤鼻、眉間から鼻腔までの長さが短いこと、そして浅黒い肌。
ちなみに生まれてからずっと葛巻を生活圏にしている人の言葉も聞き取れない。
北海道のアイヌモシリほど特徴的ではないが、
隔絶された環境では縄文人の血を残していると思う次第。
739世界@名無史さん:2008/09/15(月) 05:36:08 0
>>737
>普段は覆い隠されて余り表に出てこない

西洋の文化にもこういう面はあると思う。
キリスト教の下にゲルマンやケルトの古層が残っていたり。
740世界@名無史さん:2008/09/15(月) 09:50:05 0
日本と支那に詳しい英国人のブルマ(Ian Buruma)に聞いたところ、彼の意見はこうだ。
欧米と日本を対置する日本人の議論に惑わされてはならない。日本を支那や韓国と
比べれば、日本がそれほど特殊ではないことが分かる。
日本人が日本を特殊だと思うようになったのは17世紀の水戸学以来にすぎない。
日本は支那とは違って万世一系の皇室をいただいている、というのだ。
そして、19世紀の中頃から欧米の列強とあいまみえるようになると、日本人は
これら諸国と日本を対置させるようになった。
欧米列強と戦ってアヘン戦争等で敗れた支那が世界の中心であるわけはない、
という観念がこれに拍車を掛けた。
日本は特殊でも何でもなく、単にちょっと変わっている(bizarre)だけだ。
礼儀正しく平和な社会であるのに性と暴力ばかりのマンガや映画があふれて
いるという意味で・・。
しかし、この点でも日本は支那や韓国と同じだ。東アジアはキリスト教や
イスラム教世界とは違って原罪の観念を持たない。だから、性が罪深いという
宗教的感覚がないのだ。ポルノが批判されるとすれば、それは宗教的理由から
ではなく社会的理由からだ。ポルノは、しばしば政治過程への影響力のない
日本のインテリの不満の捌け口となってきたが、特段このことに深い文化的
理由はない。
741世界@名無史さん:2008/09/15(月) 15:05:41 0
>>736
日本人なら自然と大木を神木などとして崇めるだろうが、これは縄文的
精神ではないかと思う。しかしそのような精神が外国人にもあるだろうか?
ケルト文化のなかにはある(あった)だろうが、キリスト教文化の中に
あるかどうか。
742世界@名無史さん:2008/09/15(月) 15:16:11 0
>>741
そういう三輪山みたいなのと、
稲荷・八幡のような仏教との強い習合があるのと
伊勢系の礼拝の動作が決まっている○○大神宮と
全部、一緒に、神道といってしまうのは無理があるなぁ。
743世界@名無史さん:2008/09/15(月) 18:37:04 0
>>742
でも、神社に行って玉砂利踏んで鬱蒼とした森の中を歩いていると、
普段宗教など関係ない生活していても、日本人なら神聖な気持ちになっていくでしょう?
神道ってもともとはそういう素朴なところから発展していった宗教だと思うんですよ。
縄文人が森に感謝と祈りをささげたのと基本的には変わらないものなのでは。
744世界@名無史さん:2008/09/15(月) 20:04:07 0
ヨーロッパの森は長い間、人の手が入った人口の森だよな。
もっとも、今では日本でも原生林というのはほとんど残っていないけどね。
745世界@名無史さん:2008/09/16(火) 01:00:28 O
>>741
ロマネスクやバロックの教会の林立する太い柱は
古代ケルトが森を信仰していたのを思い起こさせて
西欧人は自然と厳かな気持ちになると言われているね。

またロマネスクの訳の分からない変な動物たちの柱頭彫刻は
ケルトの記憶を留めているとか。
746世界@名無史さん:2008/09/16(火) 01:00:37 0
>>740
まさに思慮の浅い外人の典型的意見だなw
747世界@名無史さん:2008/09/16(火) 01:11:41 O
>>746
自分は結構外国人にしては的を射た論だと思ったけど
どの辺に反論します?

日本人特異論というのは、日本人も外国人も印象で述べているのが多いからなー。
748世界@名無史さん:2008/09/16(火) 01:14:37 0
日本は特殊でも何でもなく、・・・以下がいかにも外人の偏見まんまって感じだな
749世界@名無史さん:2008/09/16(火) 01:28:51 0
恐らく「変」って箇所だろう
彼らから観てだから、彼らを基準としてのこと
つまり彼ら西洋が中心で、その基準から見ての話だから
その目線が入っているので、その本質は客観的な評価に基づくものではない

性や暴力の過激な描写については
その描写があっても日本の秩序に一定の影響を与えているものとは考えつらい
一面ではそれだけ民度が高い証拠ともいえるし
もう一面では抑圧された鬱憤を間接的なもので昇華させる
「知恵」「ノウハウ」を持っていたともいえる

そして肌や陰部を見せることには抵抗があっても
宗教上は交接を忌事としてはいない点
日本は元々セックス自体は罪ではないとする文化であること
750世界@名無史さん:2008/09/16(火) 02:08:00 O
>>749
その点は(西洋的価値観から見たら)「変わっている」けれども
東アジア全体としてとらえるとさして特異でもないと書いていない?
751世界@名無史さん:2008/09/16(火) 02:10:36 O
むしろこの点は原罪の観念のあるキリスト教やイスラム教の方が異質なのだと言いたげだ。
752世界@名無史さん:2008/09/16(火) 02:27:46 0
>>740のイアン・ブルマっていう人は
戦争責任をダシにして日本が攻撃される日中(日韓だったかな?)間の
構造的な問題を、この問題の第三者である外国人としてはすごく的確に認識している人だよ

>>740の内容だって、別に偏見とか差別的な視点に支配されたものにはとても見えないし
妥当なものだと思うけど
どうやら自分達が馬鹿にされているとか言う風に感じている人たちがいるのかな。
753世界@名無史さん:2008/09/16(火) 03:11:56 0
「ちょっと変わっている」なんて言い方からしてウリナラスタンダードじゃね
リアルでレイプや暴力がはびこる国の方が変わっている
754世界@名無史さん:2008/09/16(火) 04:12:54 0
変わっていると判断する彼ら欧米の行動は「即物的」で動物的
(但し不自然な環境下でのストレスがない限りは動物は暴力を振るわない)
だと解釈すればいい

抑圧されたモノに対するヒトの反応は世界共通
そこで頭から「ダメ」と決め付けるか、条件付きで黙認するか
欧米式の思考では中間の選択肢があまりなく
暴力やレイプを徹底して嫌うか、原罪を破る快感もあってか
積極的に行なうか、両極端になりがちの文明となる
755世界@名無史さん:2008/09/16(火) 05:34:14 0
ttp://book.asahi.com/review/TKY200611280335.html
反西洋思想 [著]イアン・ブルマ、アヴィシャイ・マルガリート
[評者]酒井啓子(東京外国語大学教授・中東現代政治)

反西洋思想の起源は西洋内部にあり、地理上の非西洋が反西洋と同義ではない、
との指摘は正しい。反西洋の代表例として挙げられる全体主義もイスラーム
主義も、西洋近代の副産物だからだ。
だがそこで実際に取り上げられる事例の多くは、アジア、イスラーム諸国と
いった地理的非西洋である。ドイツ、ロシアも挙げられるが、ここで想起
させられるのは、19世紀から根強く存在する、近代化先進国としてのフランス、
イギリスに対するドイツ、ロシアの後進性、との認識だ。反西洋思想の出現に、
近代性受容の先進/後進という、進化論的な前提、歴史規定性が見える。
だから本書は真っ先に、戦前日本の「近代の超克」論を反西洋として挙げる。
ここでは日本は明らかに、反西洋思想の豊かな土壌だ。先進西洋から見て日本が
そう括られる類であることを知るだけでも、本書は読む価値がある。
756世界@名無史さん:2008/09/16(火) 06:11:12 0
>>755
戦前の日本は西洋の知識やスタイルは真似ているが、精神は独自性に富むと言える。
正確には独自性と言うよりも「来るもの拒まず」の八百神的価値観による柔軟性。
地理的・気候など要因からに異なる文明の文化教養などの終着点で
古くからその風土の中で独自に解釈し取り入れてきた歴史を持つ。

だから、日本=反西洋の主張は正しくない
柔軟に取捨選択をしていると言える
757世界@名無史さん:2008/09/16(火) 09:28:36 O
>>753-754
そう安直に反応する方が即物的で極端だと思うけど。
758世界@名無史さん:2008/09/16(火) 09:50:48 0
ケンブリッジ大学のアラン・マクファーレンいわく、

日本人はホンネとタテマエを使い分けるところ、それは日本人が他人との
関係性の中で自らの言動を律するからなのだが、同じことが日本の芸術、
例えば俳句についてもあてはまる。
俳句は、英語に直訳しても何ら感興を呼び起こさない。季語、日本の
自然環境、日本語独特の擬音等に通じていないと良さが分からないのだ。
日本における「分離の欠如」の原因だが、それは日本がヤスパース
(Karl Jaspers)言うところの、あの世(聖)とこの世(俗)とを分離した
「軸の時代(axial age)」を経験しなかったことから来ている。
神道は、人間の言動の正邪を判定し、救済を求める観点から人間を規律
するところのあの世、という哲学的観念を排斥している。
性の隠蔽と顕示という「矛盾」もそうだ。
売春はタテマエ上は1956年に禁止されたが、「水商売」は日本のあらゆる
街に存在する。ポルノは8世紀以来はやっているが、それは料理、書道、
剣術等同様、芸術の一種と考えられている。
759世界@名無史さん:2008/09/16(火) 10:09:42 O
本音と建前というけれど、どこの社会にもある程度の距離感のあるつき合いと親密なつき合いで
対応を変えるコミュニケーションはあるし、法の編み目、水面下の馴れ合いなんてのはある。
日本はそれを80年代に体系化して、日本独自のものと拡大解釈したに過ぎない。
760世界@名無史さん:2008/09/16(火) 10:47:18 0
本音と建前の使い分けが一番うまいのはアングロサクソンじゃね?
761世界@名無史さん:2008/09/16(火) 12:13:39 0
八百神の寛容性を源流とした
仏教の輪廻と因果応報思想と儒教の和風解釈が
日本独自の思考を育んだ印象がある

今生の所為の結果は生まれ変わりに影響する考え方はインドの影響
年功による序列や地縁血縁社会=ムラ意識は中国からの影響
枯れ=滅びを美と受け止める思考も中国から
様々な文明・文化の伝播終着地点としての日本

俳句と同じく山水画もそう
これは中国・朝鮮から伝播したものでもあるが
写実性を重視する西洋との対極でもある
印象画は当初、未習作として嘲りの対象であった
そこに論理性が付加されて、ようやく認知されるに至った
東洋はそうじゃない
他、華道、茶道なども感性として異なるわいの

あと柔道、剣道などの「道」についても
西洋のフェンシングのような騎士道とは異なるものである

つまり、思考や感性は相互間で多少の影響は受けてはいるものの
西洋とは異質のものである
762世界@名無史さん:2008/09/16(火) 12:19:02 0
「神様、仏様、バース様」ってな言葉通り
日本では神と仏を別のものとして解釈している。
但し「神と仏は何がちゃうん?」と言っても答えられるモノはいないがね。
763世界@名無史さん:2008/09/16(火) 13:29:27 0
>>761
それくらいの異差ならば、例えば西洋と南米にもあるもの。
特に日本だけがかけ離れているとは言えないと思う。
764世界@名無史さん:2008/09/16(火) 13:46:43 0
>>763
でも、西欧人は、日本は南米以上に異質だと主張しているよ。
765世界@名無史さん:2008/09/16(火) 13:51:48 0
>>761
>年功による序列や地縁血縁社会=ムラ意識は中国からの影響

これはポリネシアの年齢階梯制の影響では?
766世界@名無史さん:2008/09/16(火) 14:20:41 0
>>764
西欧人(の一部)は知らないから異質な面ばかり見てしまい
本質を見失ってそういう主張をしてしまう。
日本人はそれを真に受けてしまう。日本人に取ってもそれはまた
自民族は特別という自意識を満足させるものだからね。
「西欧と日本はここがこんなにかけ離れている」というのを一つずつ見ていくと
そんなにかけ離れてはいないという事に気付く筈。
767世界@名無史さん:2008/09/16(火) 18:00:27 0
『近代日本の誕生』(イアン・ブルマ、ランダムハウス講談社、原著2003年発行)

(1905年の日比谷焼打ち事件を取り上げて)
「実のところ、この暴動を起こした日本人たちの行動は、1919年に五・四
運動を起こした中国人の行動とよく似ている。中国人も、ドイツ権益を
日本に引き渡したとして自国の政府に抗議している。代議制を取り入れて
いない政府や、民意を得ていない政府のもとでは、為政者よりも強い愛国心
を示すことが抗議活動の一形態となる。為政者が国を売ったら追放されて
当然だ。東アジアでは、これが政権交代のパターンとして何度も繰り返されて
きたが、ここから自由民主主義が生まれる可能性はゼロに近い。それに
この場合、国内で政治的権利を求める動きと対外的に植民地拡大政策を
求める動きとが何の問題もなく両立する。しかも、これは両刃の剣で、
政府が愛国心を利用して自由主義者を弾圧することも考えられる。現に、
そうした弾圧はたびたび行われている」
768世界@名無史さん:2008/09/16(火) 18:01:07 0
「近衛が理想とした日本の姿とは、国内抗争の消滅した全体主義的統一
国家であった。ちなみに東アジアの政治では、一つの例外もなく、激しい
派閥争いを繰り広げたあとは大同団結が高らかに叫ばれる。この二つは
常に表裏一体であり、悪循環を形成して専制政治を進展させていくのである」
769世界@名無史さん:2008/09/16(火) 18:47:03 0
中国のほうが西洋に近いってこともないようですね。
日本も中国も東アジア丸出し。
770世界@名無史さん:2008/09/16(火) 21:08:42 0
中国のほうが日本より西欧に近い。
中国文明は普遍性・形而上学・原理原則などを重んじるしね。
771世界@名無史さん:2008/09/17(水) 01:23:30 O
西欧人には日本人は理解できても中国人は理解不能と思われてるみたいだね。
772世界@名無史さん:2008/09/17(水) 01:53:04 0
>>757
自分基準で「ちょっと変わっている」と断じることはやっぱウリナラスタンダードじゃん
773世界@名無史さん:2008/09/17(水) 01:57:12 0
西欧に近いだの遠いだのバカらしい
そんなものに近いからって何にもならん
774世界@名無史さん:2008/09/17(水) 08:05:42 0
欧米的な意味において日本を「理解」することなど不可能だ。日本には
絶対的なものが存在しないからだ。欧米人が日本や日本人について喧々諤々
定義しようとしているのを見ると気の毒になる。中には客人や外国人の
ためによかれと思って欧米的概念を用いて日本を「説明」する日本人までいる。
しかし、そんなことは無意味なのだ。日本では、一つのことが他のことに
つなぎ目なしに混ざり合っている。大事なことは、誰も(少なくとも日本人は
誰も)どこで線引きをするかに思い悩むことはないという点だ。・・私は
欧米人との間では物事を定義し、輪郭を示すことなくして会話を交わす
ことはできない。しかし、その私は間違いなく日本人なのだ。というのは、
私は、この日本と呼ばれているところの定義不可能な代物を定義しようと
試み続ける欧米人に距離を置いて瞠目しているからだ。どうしてあなた方は
そんなことを思い煩うのか。どうせできやしないのに・・。少なくとも
私はそんなことをやろうとするつもりはない。
775世界@名無史さん:2008/09/17(水) 08:06:37 0
>>773
でも西欧人にそういうことをいうと、
「それは危険な文化相対主義だ」
と反論される。
776世界@名無史さん:2008/09/17(水) 15:42:21 0
>>774
日本人の俺も日本人を定義というか理解したくて頭ひねっているのだが、
どうもこれというような決め付けはできないし、絶対的なものはなく物事は
相対的に決まっているというようなことが分かってきて、ちょっと残念な気分
になっている。
明確にこれこれこうだからこうなんですと説明したい。そのほうがすっきり納得できる。

最近興味を持っているのが日本は縦社会というが実は横社会という話。
会社に○○さんという言い方をすることが多いが、これも差をつけたくない横社会
平等社会ならではのことではないだろうか。
777世界@名無史さん:2008/09/17(水) 15:58:40 0
>>756
イアン・ブルマの『反西洋思想』を読んだけど、この本の著者は近代化と
西洋化を混同していると思う。
ドイツやロシアにしろ、日本を含めたアジア・アフリカ諸国にしろ、西洋
そのものではなくて、西洋が生み出した近代文明に対して反発してきたのだから。
778世界@名無史さん:2008/09/17(水) 18:53:51 0
>>776
横並び意識というのは、日本以外の国でも、農業社会には存在しているのでは?
779世界@名無史さん:2008/09/18(木) 01:32:43 0
日本には何気に昔っから平等意識があると思うよ。
平安時代まで田夫野人でしかなかった武士が勃興して公家さん食ったり、
戦国末期には百姓の秀吉が天下人になったりと言った事例が、
日本人の精神の根底に平等意識を根付かせたと思う。

>>775
何で相対主義が危険なんだろうな?
俺には分からん。
780世界@名無史さん:2008/09/18(木) 02:14:13 0
>>776
「さん」付けは最近の風潮によるもの
日本の場合、企業内での人付き合いはムラ社会同様
最近はかなり西洋化してきているが・・
日本では会社の常識は世間の非常識と言われるのも
その習慣が根付いているから。

日本は同族間でムラの中と外を意識する社会
陸続きの国は常に価値観の異なる他国を意識(警戒)し、
同時に影響し合う中で独自性を伸ばしていった。

陸続きの場合、自分達のムラ以外の者・・
異文化や考え方の異なる者と共存する必要があったため
極力軋轢を起こさない考え方が根付いている
宗教上の契約主義といったものもあるだろうが、
異なる考え方の者とは、軋轢が生じた場合はあくまでも平行線を辿るため
企業では様々な問題を起こさないよう、個人のことには互いに必要以上に干渉しない。

どちらが良い悪いではない。
どちらがそれに馴染みやすいか否かの問題だね。
781世界@名無史さん:2008/09/18(木) 03:37:17 0
>>776
>最近興味を持っているのが日本は縦社会というが実は横社会という話。
>会社に○○さんという言い方をすることが多いが、これも差をつけたくない横社会
>平等社会ならではのことではないだろうか。

本当に真の平等社会なら「さん」付けの必要すらないだろ。
日本人の会社では○○さんか○○君か、呼び捨てかいずれかだ。
782世界@名無史さん:2008/09/18(木) 03:42:44 0
日本は身分社会、差別社会だから人称に敏感なんだよ。
ちょっと「さん」付けを怠っただけで角が立つ。
783世界@名無史さん:2008/09/18(木) 03:52:46 0
みんなさん付けでなんで差別社会なんだか。
784:2008/09/18(木) 05:43:45 0
しかしこのご時世に携帯を持っていない岩村友寛まさに生きた化石だよあれは
785世界@名無史さん:2008/09/18(木) 05:54:18 O
初めて会ったとき、圧倒された。
思わず見とれる程の麗しさ。
ああ、これが神なのか....そう思った。
眼、羽、胴体、全てに於いて完璧で 洗練された美しさ。

ああ アゲハント、君は本当に素晴らしい....。

アゲハントとは芸術であり 哲学であり そして 羨望である。
786世界@名無史さん:2008/09/18(木) 07:23:15 0
>>781
上司と部下のような明確に上下関係で規定されていない場合、あるいは
複数の上司への接し方など、日本では待遇に差をつけないよう気を使う必要がある。
さんをつけなかったり、義理チョコを渡さなかったりとか。そもそも義理チョコ
のはじまりが、渡す人と渡さない人の差をつけないようにという配慮からだ。
このようなことを説明した本があったがなんだったかな。
787世界@名無史さん:2008/09/18(木) 07:40:38 0
>>779
文化相対主義に徹すると、ニヒリズムに陥る危険があるからでは?

788世界@名無史さん:2008/09/18(木) 10:39:40 O
西欧を超えることはドラゴンボールを超える漫画が出てくるぐらい無理なこと
789世界@名無史さん:2008/09/18(木) 10:55:47 0
ttp://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20080908-01.html
過去3世紀にわたって英米人が世界にもたらしたのはたとえば、有権者が
選んだ議会があり、その議会に責任をもつ行政執行者がトップにいる
大国の存在。あるいは、市場が主導する資本主義。あるいは産業革命に
技術革命。その上、英米は次々と強敵を打倒してきた。スペイン帝国、
王政フランスに帝政フランス、帝政ドイツにナチス・ドイツ、軍国日本、
そして直近では共産主義ソ連。英米はインドのムガール帝国を滅ぼし、
日本の徳川幕府を滅ぼし、さらに間接的に、中国最後の王朝をも滅ぼしたのだ。
790世界@名無史さん:2008/09/18(木) 10:56:36 0
英米人はそのほか、自分たちに対立してくるイデオロギーと対決してきた。
マルクス主義は、現代史において最も重要な「もうひとつの」思想だった。
マルクス主義がイデオロギー・システムとして崩壊したとき、フランシス・
フクヤマ氏はそれを「歴史の終焉」とまで呼んだ。現代史と共存できる
唯一の思想体系は自由民主主義だと証明されたと、フクヤマ氏はこう
主張したのだ。
791世界@名無史さん:2008/09/18(木) 11:49:49 0
よく封建主義を暗黒だと解釈するヒトがいるが
封建制が各身分階級による利権を独占を持っていた
賤業についても同様
つまり身分の世襲による生活の安定が保障されていた

日本の場合は18世紀の太平の世で身分の売買がされていた
また現代の「若いうちは町に出る」こと同様に
農民などの都市部への出稼ぎが慣例化していた訳だが
欧州でも同様の事例はあるのかな?
792世界@名無史さん:2008/09/18(木) 12:24:10 O
欧州はずっと戦国時代が続いてたようなものだしなあ
793世界@名無史さん:2008/09/18(木) 15:16:24 0
>>792
日本は基本的に国内だけでやっていけたけど、欧州はそういうわけには
いかんからなあ。
長いこと戦争を繰りかえし、その間、外国からの干渉もある。

江戸時代の日本は、近代国家ではなく、そうかといって中世国家でも
ないという中途半端なところで落ち着いたのは、それ以前の破壊が
足りなかったからかな。
794世界@名無史さん:2008/09/18(木) 18:17:33 0
わざわざそういう時代区分に当てはめることも無いと思うが。
そういうのはとりあえずの指標として用いる程度でいいのでは。
無理やり当てはめようとするから近代でも中世でもないのは何かが足りないからという話になるし。
わざわざすべてをひっくるめてひとつのものさしで計ろうとしなくてもいいのでは。
795世界@名無史さん:2008/09/18(木) 19:57:04 0
欧米人は、日本は19世紀まで中世だったと思い込んでいる。
796世界@名無史さん:2008/09/19(金) 01:53:50 0
>>789
その英米もバブル崩壊で逝っちゃいそうだなw
797世界@名無史さん:2008/09/20(土) 02:37:24 0
欧米式の経済競争が現代の生活をもたらした訳だが
物質文明が何をもたらしたのか、ここでまた考える必要がある

意外と封建のままで社会制度に従い続けていた時代や社会構造のほうが
精神的には豊かだと思えることがあるね
798世界@名無史さん:2008/09/20(土) 10:10:40 0
マックス・ヴェーバーを介して資本主義の基盤ともなった"富"を神に祝福された
"人徳"と位置づけるプロテスタント思想とはまったく異なり、"富"を"罪悪"と
位置づけるカトリック教の国々は、不合理な人間性を引きずり、経済部門でも
まったく異なった発展のパターンを見せてきた。けれども現在世界中で大問題と
なっている地球環境問題や、貧富の凄まじい地域格差は、人間万能主義、効率主義、
数の経済、つまりは"アメリカ的な資本主義"に代表される現代主流の価値観の
バランス感覚の欠如のつけが回ってきた状況だとは言えないだろうか。
799世界@名無史さん:2008/09/20(土) 11:32:41 0
ある意味カソリック圏の南伊やスペイン・ポルトガルなンかの国のほうが
万事適当だし、昼寝の時間だからって仕事より寝ることを優先するとかってなこともあるが
アメリカやイギリスみたいに効率や合理性などに追いたくられず、
彼らの時間を謳歌しているンがええね。
800世界@名無史さん:2008/09/20(土) 14:31:04 0
イタリアでは孤独死、育児ノイローゼ、社会からの疎外感、高齢者の
困窮などは、社会問題としてほとんどマスコミの話題に上らない。
ちなみに北欧3国の自殺者率はイタリアの倍である。
801世界@名無史さん:2008/09/20(土) 14:35:47 0
>>797
ロンドンの金融街シティでは、トレーダーやディーラーが、一晩に50万円
くらい使って遊んだり、銀行からの指令(?)で、ロンドン中のミシュランの
三ツ星レストランを一年かけて全て制覇してたり、
あるいはある銀行が、クライアントを週末にプライベートジェットで
モナコGPの観戦へご招待して、もちろん会社持ちで一人につき百万円とか
当たり前だったりするらしいけど、ああいう生活が本当に幸福なのか
考え込んじゃうな。
802世界@名無史さん:2008/09/20(土) 14:50:56 0
>>800
日本はその北欧以上
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2770.html
803世界@名無史さん:2008/09/20(土) 15:43:11 0
>>2
804世界@名無史さん:2008/09/20(土) 16:36:45 0
>>801
精神文明と言ったらオカルト染みてくるが
物質或いは資本主義の文明の限界に近くなっているんじゃないかな?
物質(金)に頼り過ぎると秩序が崩れる

あと個人的な経験で恐縮だが、金持ち相手の仕事をしていた時のこと。
成金と呼ばれる方は金遣いが派手。
一方代々の金持ちの方は驚くほど質素。
客としては成金型のほうがいいがね。

でも成金の方には失礼だが、多くは下品。
何も仕草や物言いだけを言っている訳じゃない。
何ちゅーかね、搾取の仕方が直接的と言うか、露骨。
805:2008/09/20(土) 16:38:37 0
>>803
何か?
806世界@名無史さん:2008/09/20(土) 17:45:20 0
腹切りとか自殺は日本文化の一部だからな
807世界@名無史さん:2008/09/20(土) 18:17:02 0
南欧のシエスタはあの気候では合理的。日本の東京の夏の暑さもクーラーなし
でなければもはや耐えられないレベルに達しているのではないか。
政府公官庁から率先して夏休み取得二週間をはじめるべきだ。
808世界@名無史さん:2008/09/20(土) 18:53:51 0
最近、ブランド物の品質が落ちてきたような希ガス。
単に丈夫さだけではなくて、デザインも下品になった。
809世界@名無史さん:2008/09/20(土) 19:02:52 0
そのシエスタの時間は、次の記事の数字に含まれているのかな
見習うべき所かどうかはよく考えた方がいい
「イタリア公務員のずる休み、GDP1%分の経済損失に」ロイター
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-29210920071205

タイムシェアリング普及の観点から、昼休みを増やすして給料を減らすのを
役所が率先してやるってのなら賛成
810世界@名無史さん:2008/09/20(土) 19:05:41 0
幼少時からモラルを教え込まれたにしては、イタリア人の行動には
モラルの片鱗があまり見られないではないか、という疑問は前提が
間違っているのである。カトリック教は人間を"ノアの箱舟"時代から
ずっと性懲りもなく過ちを繰り返す、進歩のない浅はかなものだと
考えているのである。だからこそ効率重視、経済性重視とは全く
異なった、互助的に支えあうコミュニティをつくり弱者を決して
見殺しにせず、長所も短所もそっくりそのまま受け入れて、毎日反省を
促しながら可能な者が可能なことをして生きるファジーな社会システムを
築き上げたのである。
811世界@名無史さん:2008/09/20(土) 19:16:31 O
電車が何時間も遅れると切れるくせに
812世界@名無史さん:2008/09/20(土) 19:20:08 0
>>807
シエスタは13時頃から午睡を初めて、16時頃「暑くなって」目が覚めるらしいよw
(あちらでは最高気温は16時頃にくるらしい)

とりあえず日本も昼休みが二時間位は欲しい物だ。
どーせ残業だらけなんだし。
813世界@名無史さん:2008/09/20(土) 19:32:53 0
日本でも営業だと遊んでいるようなモンだけどな
業界によりけりだが、大口の取引先で仲のいい奴が出来れば
そこの事務所でコーヒー飲みながら適当に世間話して夕方まで遊びながら、
そのまま接待名目で直帰するなんてことも出来る
あとは適当に自分で外食して経費申請すれば、経理から金も出る

要は要領だ!!
え?頭の頭痛がするって?
そんな時も要領で(笑

日本企業はそんなことが出来るが、段々と英米式になってきたな><
814世界@名無史さん:2008/09/20(土) 19:49:48 O
サボリーマン自重w
815世界@名無史さん:2008/09/20(土) 19:51:00 0
ドバイ在住の日本人いわく、

「何にも文化が無い。金で奇抜な建物作って、西洋文物を集めて店で
売ってるだけ。 人間も低能で、教養・品が無い。芸術・独自文化と無縁の成金の国。
とにかく退屈。文化人類学者が言うところの『文化』はあるけど、わざわざ
飛行機代を支払ってまで見に行くほどの物は何もない。 ただ、現在進行中の
強烈な資本投下は、経済現象として特筆すべき水準にある」

のだそうです。
816世界@名無史さん:2008/09/20(土) 20:43:32 0
西洋のモノは他の文明にとってみれば
表面上は良く見える
ただその多くは既に売らんかな姿勢の大量生産物であり
その購入価値よりも、弊害のほうが大きくなってきている
つまりモノに「魂」がない

高温で照り返しのきついアラブ圏などはスーツネクタイよりも
ターバンにダブダブの民族衣装のほうが合理的だが
最近は少し様相が異なってきている
817世界@名無史さん:2008/09/20(土) 21:27:10 0
ドバイって世間的に見てもいいイメージを持たれている思うのだが、
実際ドバイは今の経済政策を始めてから30年で人口は2倍以上になったし、
発達するのは観光業でなく、経済全般で発達すると思うが・・・
港も自由港でパナソニックやソニー、マイクロソフト、IBMなどの大企業が
続々進出してきているし、関税もないし貿易も盛ん。
インフラの整備もすばらしく、特に道路は「人工的だから」ではなく
「人工的だからこそ」と言わんばかりの作り具合。歴史のある街ほど道路は
区画しにくいものです。列車、空港
人工島や海中ホテルや超巨大テーマパークとかは、借金の多い日本や欧米
には到底出来ない、人間誰もが見る夢だし、
それらを現実に出来るのはドバイだけだと思うのですが・・・
アメリカや日本は、建築上での歴史的な汚点を残したまま
街づくりをしていかなきゃならないし、
これから、0から街づくりを始めてゆくドバイはそれらの失敗例を教科書にして、
世界でもっとも将来性のある都市だと思います。
たしかに観光という点で見れば、シンガポールにも見られる
「作られた町にはリピーターが少ない」という欠点がありますが、
正直、投資家の目から見れば、ドバイにはそれすらも跳ね除けてしまう変革があります。
それに宗教というのは人格形成おいて非常に重要なことだし、
それを国教にしているUAE人は無教状態の日本の人たちよりすばらしい性格なのは、
治安の資料でも明らかです。
818世界@名無史さん:2008/09/21(日) 02:00:29 0
ああいう街は生理的になんか嫌
自然じゃない
819世界@名無史さん:2008/09/21(日) 07:53:32 0
ドバイはシンガポールをモデルにしているが、シンガポールのチャンギ
空港はお世辞抜きに素晴らしい。
それに比べて日本の空港は(以下ry
820世界@名無史さん:2008/09/21(日) 10:31:09 0
>>797
現在のアメリカでは、なんでも市場メカニズムに解決方法を求めるようになっている。
家族やコミュニティの崩壊に対してはインターネット上のバーチャル・コミュニティを
提供し、ファストフードを食べた後にはスポーツクラブとサプリメントやビタミン剤を
薦め、ストレスを解消するために多様なエンタテインメントを提供する。
821世界@名無史さん:2008/09/21(日) 10:53:44 0
ttp://d.hatena.ne.jp/active_galactic/20080824
ドバイの発狂計画についてリストアップしてみる
ttp://www.gizmodo.jp/2008/04/16km.html
世界一の高層ビル「ブルジュ・ドバイ(Burj Dubai)」よりまだ高いタワーが
サウジアラビアにできます


822世界@名無史さん:2008/09/21(日) 11:50:05 0
>>820
いくら名目上とはいえ、自由民主主義の末路の一端が見えるね。
市場メカニズム偏重もそうだが、民事や刑事の司法判例でもそう
罪の良否よりも市場原理に基づく(要はゼニ次第)弁護士とか検察などの技術に頼る事例が目立つ
罪や争いの本質を判断する場ではない印象がある
そして既に陪審制の意味すらなくなってきている
823世界@名無史さん:2008/09/21(日) 11:52:23 0
日本の話だと思ったが経済関連の判決は半分以上が誤審だという話を聞いた。
824世界@名無史さん:2008/09/21(日) 12:32:53 O
歴史好きにとっては長安やカイロ、バクダッド、ローマのが行きたいね
825世界@名無史さん:2008/09/21(日) 13:46:16 0
今の中国の状況を見ていると、アジアに西欧文明をそのまま移植するのは
間違いなんじゃないかと思う。

826世界@名無史さん:2008/09/21(日) 14:00:13 0
>>825
和式に噛み砕いてから導入すべき
でないと、短中期的に混乱するだけ
雇用にしても受け皿が限られた終身雇用制の崩壊
格差による金の使いかたを知らない新種の成金
利益と効率主義による1人頭の労働負担の上昇
市場が一気に狭まってきているのに、上昇一途のプロ野球選手の年俸・・
現実と乖離していることが目立ってきた感がある
827世界@名無史さん:2008/09/21(日) 14:38:01 0
西欧近代文明って、劇薬みたい。効果も大きいが、副作用も大きい。
828世界@名無史さん:2008/09/21(日) 15:44:41 0
>>822
結局はロジックでも感情論でもなく、バランス感覚なんですよね。
日本の場合はいま、アメリカを反面教師としなければいけない時に、その全てを真似ようとしている。
元々風土も考え方も違う中で無理に真似すると、バランスが崩れるのは必然。
829世界@名無史さん:2008/09/21(日) 15:54:44 0
アメリカのどういったところを反面教師にせねばならぬのか
あなたの頭の中でちゃんと整理がついていないように見える。>>828
結局、アメリカ、その全てを否定すべきだ、と言っているのと同義だと思うんだよね、それって。
なのにバランス云々っておかしいんじゃないの
830世界@名無史さん:2008/09/21(日) 20:50:36 0
欧米人のものの考え方って、例えば『歴史の終わり』と『文明の衝突』のように、
両極端に分かれるよね。
そして、日本人のように両方を同時に信じるのは、何も信じないことと同じだと
考える。
831世界@名無史さん:2008/09/22(月) 04:56:48 0
http://www.nytimes.com/2008/09/20/business/worldbusiness/20yen.html?ref=business
In Japan, Financial Crisis Is Just a Ripple
By MARTIN FACKLER
Published: September 19, 2008

また日本特殊論がw

“Japan is clearly in a different place” from the rest of the world, said John Richards,
head of Asia research at the Royal Bank of Scotland. “It doesn’t need money.”
832世界@名無史さん:2008/09/22(月) 07:26:02 0
>>831
こういう本を書く欧米人というのは、たいてい金儲けが目的。
このマーティン・ファクラーというのは、単なる現地雇いのスタッフ。
833世界@名無史さん:2008/09/22(月) 12:03:06 0
リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに、世界恐慌が来るかもしれないと
メディアで騒いでいるが、日本よりも、アメリカ式の最新の金融工学を学んで
いた中国のほうが悲惨な結果に終わるんじゃないの?
834世界@名無史さん:2008/09/22(月) 16:43:18 0
>>833
リーマンクラスになると、普通は公的資金注入して恐慌への不安を阻止しようとするが
余程酷い財務体質だったのか、国家財政に余裕がないのか、
それともわざと恐慌の不安を煽り立てて戦争の現実逸らしと正当性を画策しているのか?
更に穿った見方だと、恐慌不安の混乱に乗じた新たな戦争の画策、
政情不安の名目で敵国の米国内資産を差し押さえたりするための仕掛けだと妄想してしまう。
835世界@名無史さん:2008/09/22(月) 16:56:45 0
>>834
でもAIGは救済されることになったよな。
836ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/09/22(月) 18:36:58 0
>>830
キリスト教の単線的な救済史観の根源となっている普遍的な原理は唯一神だけど、その「唯一神」を、
ヘーゲルがしたように近代的な「理性」に置き換えると、
単線的に歴史は未来に向かって「良い方」に発展しているものだと捉える単線的な構造はそのままに
歴史は理性によって合理的に発展し続けるものだと捉える進歩史観が生まれる。

当然、「良さ」を保障する普遍的な原理が、前近代的唯一神から近代的理性に置き換わっただけなんで弊害が沢山生まれるけど、
それでもあんまりそんなところは考えずに『歴史の終わり』って言いたくなっちゃうのは、西欧文明の悪趣味なナルシズムの発露以外の何者でもないような気がする。
837世界@名無史さん:2008/09/22(月) 20:31:42 0
欧米人の書いたものを読むと、すごく論理的で筋が通っているから、
ついつい説得されてしまいそうになるんだよな。
(ここで説得されると、いわゆる“信者”になってしまう)
でも心のどこかで、「なんとなくおかしいぞ」という声がする。
で、実際にその理論の通りにしてみると、うまくいかなかったりする
ことが非常に多い。
838世界@名無史さん:2008/09/22(月) 23:00:30 0
>>836
>西欧文明の悪趣味なナルシズムの発露

結局、帝国主義時代に「白人の重荷を背負え」といっていたのと、本質は
まったく変わらないということだな。
839世界@名無史さん:2008/09/23(火) 07:42:52 0
>>835
AIGはCDSの保証元だから、潰すとそれを買っていた金融機関等が連鎖的に
倒産する恐れがあった。公的資金投入をはじめたが、この何倍もの公的資金投入が
必要になるだろう。
>>837
書いてなくても言っているもそうだ。世界経済の安定のため債権を売らないでくれ
とかもっともらしいことを言いながら、自己の利益の極大化を目指すのはお手の物。
840世界@名無史さん:2008/09/23(火) 16:46:06 0
スティーブン・ロジャー・フィッシャーの「文字の歴史」では、
それが良いか悪いかは別にして、いずれは漢字は廃れる。アルファベットだけが
生きている文字となる未来になるのではないかと予想している。
それはコンピューターとネットワークの発達でアルファベットが圧倒的な優位を
得たからだ。(コンピューターは英語文化の下に作られてしまったから)

中国でピンイン字母が使われ、日本では漢字にルビを振っているのが、漢字衰退への
突破口になるという。
日本人からすれば突っ込みどころがある結論だが、公平に見て漢字がもはや時代遅れ
の文字であることは否めないな。
ロジャー・フィッシャーが言うには日本は高い識字率で知られるが、それでも漢字を
使うせいで、ある種の先天的障害を持つ人々はずっと文字が読めないままだそうだ。
841世界@名無史さん:2008/09/23(火) 17:11:42 0
2ちゃんのAAというのは、抽象的な文字や記号から、具象的な絵を作り出す
という作業だが、これは西欧の伝統的な考え方とは正反対なのかな。

西欧の場合、抽象絵画の例でもわかるように、具象→抽象へと向かった。
842世界@名無史さん:2008/09/23(火) 17:30:39 0
>>840
アルファベットのほうが、ものすごい割合で文字の学習障害が頻発するんだよ。

それより、「漢字がもはや時代遅れ 」ということについて、まともな論証もしないで
なにが「公平に見て」なんだ?支離滅裂だね。
843世界@名無史さん:2008/09/23(火) 18:39:07 0
>>840
普遍性からすれば26文字で著せるローマ文字+0〜9で著すアラビア数字=35文字のほうが
学習・習得の黎明〜過渡期では有用。
但し一文字で様々な意を著すことができ、同時に状況によって受け手が解釈できる漢字は
表意文字の中でも特に効率性などに優れる高等な文字ですな。

例えば「百兆」を著すのに
ローマ字ではa hundred trillion
アラビア数字では100,0000,0000,0000
ローマ数字ではMMMMMMMMMMMMMMMMM…・・・V…I

但し天文学的数字では端数が出るとそれぞれの欠点もある
アラビア数字で653,5986,1385,4985
漢字では六百五十三兆五千九百八十六億千三百八十五万四千九百八十五
ちなみに日本では3桁区切りもあるので653,598,613,854,985・・余計読みづらい
英語ではsix hundred and fifity-three trillion(ここまでで653兆)…非常に長い
ローマ数字では頭が痛くなるので止めておきますか・・
アラビアが過去に数学・物理で世界の頂点を極めた事実が良く理解できますの〜

ま、現時点では各文明の良い所ドリで653兆5986億1385万4985が最良ですな。
844世界@名無史さん:2008/09/23(火) 20:06:10 0
中国と同じく、日本でも、書道は古くから偉大な芸術の一つであ
 るが、(…)日本の書道においては、文学と視覚芸術が一つにな
 っている。ローマ字では、逆立ちしてもこの芸術性は真似できな
 い。審美性よりも読みやすさを優先する西洋のカリグラフィーの
 概念とは違い、中国や日本では、読みやすさよりも美しさが重要
 である(…)。東アジアにおいては、卓越した書を書く能力も、
 それを読み解く能力も、学問があるしるしである。このことから
 も、文字に対する東アジアの人びとの強い愛着を考えても、西洋
 人が考える文字の第一の目的はここでは逆転してしまう。

 『文字の歴史』スティーヴン・ロジャー・フィッシャー
   鈴木晶訳(研究社 2005年)
845世界@名無史さん:2008/09/23(火) 20:09:29 0
スティーヴン・ロジャー・フィッシャーには、『ことばの歴史』(研究者)
という著書もあるんだが、こちらでは、インターネットの普及に伴い、
遠い未来においては地球上の全人口が英語を第一言語として使用する
ことになると予想している。

「スカンディナヴィア、オランダ、シンガポール、その他世界のいくつかの
地域は、まもなく全世界に広まると思われる言語状況を先取りしている。
つまり土地の(都会の)言語と英語を話す二言語使用の成人がいるのである。
今後、おそらく二十四世紀の後半には、英語だけが世界でただ一つの
現用言語として、その手話とともに残るだろう。しかし、そのような
グローバルな予測はたいてい無効なことは、歴史が教えている。もしかしたら
現在の流れにかかわらず、ドイツ語や日本語がこれから二百年の間に地球の
優勢言語になるかもしれない。現在、話者の数が多いことで、標準中国語、
スペイン語、英語のわずか三言語(その手話も含む)が、これから三百年は
生き残るだろう。それでも、もっと小さくて豊かな社会(たとえば日本、
ドイツ語を話す国々、フランス、イタリアなど)は、文化的な理由で、今後
数百年の間、その言語を母語のなごりとして持ち続けられるだろう。また、
ラテン語のように、アラビア語とヘブライ語は、主に宗教的な理由から、
今後何世紀もことばや手話で話し続けられるだろう」
846世界@名無史さん:2008/09/23(火) 20:10:41 0
いずれにせよ、世界で話される言語の数が減少し、英語がインターネット上
での標準言語になるということは疑いえない。著者はこれらの趨勢に対抗
しようとする「多文化主義」に概して冷淡であり、第7章で表明されている
「政治的正しさ」に対する反感も含めて、一般的な意味でのリベラリズムに
真っ向から対立している。そして、地球上の全人口が1つの言語を話している
状況にポジティブな面を見ようとする。IT革命のエヴァンジェリストの
楽観的な主張みたいな感じもするが、言語学者にもこういうことを言う
人がいるということで。
847世界@名無史さん:2008/09/23(火) 20:50:07 0
>言語学者にもこういうことを言う人がいるということで。

で?
848世界@名無史さん:2008/09/23(火) 20:54:05 0
たいていの言語学者は、少数言語の消滅を憂えている。
849世界@名無史さん:2008/09/23(火) 22:52:20 0
言語学者でなくても英語以外の外国語を学ぶとそれくらいの憂いは感じる。
850世界@名無史さん:2008/09/23(火) 23:01:08 0
地球上の全人口が英語を第一言語として使用することになった場合、今度は
英語がラテン語のように分化して、新しい言語が誕生するという可能性も
ありなのでは?
851世界@名無史さん:2008/09/23(火) 23:57:22 0
シングリッシュやクレオール語がもっと進化したような?
ラテン語が分化した時代と違って識字率も上がってるし、
新たな言語が多様化するのに千年以上はかかるだろうな。
いや、その間に文化統合も進むだろうから、さらに可能性は低くなるかも。
852世界@名無史さん:2008/09/24(水) 01:20:58 0
>>840
まさにウリナラスタンダードマンセーなバカ白人の論だな
853世界@名無史さん:2008/09/24(水) 07:43:10 0
デイヴィッド・クリスタル『消滅する言語』(中公新書)には、

ある言語が国際共通語になることはそれなりの価値がある。共通語には
国際的な意思疎通を促進するという有益な役割、ある言語がなんらかの
言語的な進化過程を経て世界の共通語になったとしても、それは他の
言語を犠牲にすることにはならない。
少なくとも二つの言語 ― 民族語と国際共通語 ― を話す世界は可能で
望ましい。その二つの言語は異なった目的「一つは民族・文化的独自性の
保護のため、もう一つは相互理解のため」を持つので対立する必然性は無い。

と書いてあった。
854世界@名無史さん:2008/09/24(水) 07:50:23 0
その人は英語以外の言語が国際共通語になったとしても同じことを言えるんかねえ
855世界@名無史さん:2008/09/24(水) 16:15:18 0
>>848
例外的に金田一京助は方言なんかなくなっていいと言っていた。
彼には異常な西洋コンプレックスがあった。
856世界@名無史さん:2008/09/25(木) 16:35:33 0
結局のところ、通信の発達によるネット社会が
有史以来独自性も保ってきた各文明の特長を封じ始めている。
従来の秩序が崩壊しつつある印象。

例えば科学の発達と共に、一見人間自体も進歩しているように思われているが
実際は逆。
自由と民主の意味を履き違えた世代がどんどん交代し増加することによって
例えば日本では従来の儒教の日本的解釈による「秩序」が失われつつある。
学校での生徒やPTAなどの現場を例にすればわかりやすい。

またネットは不特定多数が不特定多数を対象にしている。
文明に依らず使用する側の倫理・道徳の基準が多様(不安定)なので
ある程度は統制しないと、これも自由と民主を曲解した輩が蔓延り
より混乱を招く事態にもなりかねない。
857世界@名無史さん:2008/09/26(金) 01:12:09 0
何を言う
マスゴミの情報独占を打破しただけでお釣りが来るわい
858世界@名無史さん:2008/09/26(金) 05:06:40 0
情報統制は例え統治側に都合の悪いことでも、秩序維持のために必要な場合が多い。
統治側の論理は個人より国家。だから統治手段として少数を切り捨てることはよくあること。
今は義務と権利のバランスが崩れつつある状況で
情報が丸裸にされつつあり、統治する側は旧来の秩序を保つことが出来なくなってきている。

秩序が崩壊すれば、混乱が待っている
果たしてこれは歓迎すべきことかな?
859世界@名無史さん:2008/09/26(金) 05:25:52 0
日本のマスゴミはどう考えても体制・秩序破壊側じゃないのか
860世界@名無史さん:2008/09/26(金) 15:11:11 0
たまたま南アフリカの情報をネットで収集したが
ヨハネスブルグは想像以上の状態みたいだね。
良し悪しは別として、人種隔離政策時のほうが秩序が保てていた。
警察も拳銃携帯じゃなくてショットガン装備って・・
当然、人種隔離政策は解除されても雇用の受け皿がないことが主要因の訳だが。

リオとかボコダの比じゃない。
名目上でも自由や民主を謳うのなら、米国のような上手な隔離(区別)をつけなきゃ
秩序の崩壊に繋がる可能性が大きくなる。

日本も今後、国家方針として外国人受け入れ政策によって多民族化していくだろうが
違う色の民族が混在し当然、軋轢も生じるから、理想よりも現実を直視した政策でないといけないね。

人の多くは未だ自由や民主の意味を利用する次元。
各大都市などは公に暗黙に、在留外人などの居住区域の限定などを行う必要があるように
考えてしまうね。
861世界@名無史さん:2008/09/26(金) 17:55:24 0
そもそも日本が文明と呼べるのか疑問
862世界@名無史さん:2008/09/26(金) 18:24:18 0
>>860
ゲットーとか赤線青線みたいに区別したほうがいいってことなのかな?
863世界@名無史さん:2008/09/27(土) 02:05:34 0
>>856
むしろ「新しい儒教的な価値」すなわち「教養」が教育を混乱させたの
ではないか。教養はまさに儒教だ。「武」を軽んじ、「労働」を軽んじ、
ただ本を読むことだけを強要して、他の価値を退ける。

西洋の価値を知らない者は野蛮なケダモノであって人に非ず。
教養のない者はいつ犯罪を犯すともわからない野蛮人だというのが
教養人の長年の主張である。
最近では藤原正彦氏が同様の主張をしている。

そこにあるのは異常なまでの教養に対する崇拝心だ。

戦後ほど儒教的な社会はない。
軍人は否定され、知性が持て囃された。

俗物が人格者と言われるようになった。
文系インテリが社会を支配した。

学界や論壇、マスコミ業界はホリエモン以上の俗物でいっぱいである。

知性崇拝も金銭崇拝と同じように批判されなければ
世の中は決してよくならないだろう。
864世界@名無史さん:2008/09/27(土) 10:34:21 0
知識欲は悪と中世キリスト教の価値観でも言われていたけどな。
知恵の実をかじって原罪が生まれたとか。
865世界@名無史さん:2008/09/27(土) 18:42:58 0
大衆が下手に知識や知恵つけたら統治がやり辛いだけの話
どこの文明でも同じことだ
866世界@名無史さん:2008/09/27(土) 19:29:59 0
>>863
防衛やレジスタンスは、儒教の基本理念だよ。
朱子学では、明王朝の正当性のために大義名分論から
武力行使を肯定している。

明王朝は、モンゴル人のうち、中華秩序に従わないものは外蒙古やブリヤートへ追い出した。
儒教は、軍人は否定していない。
867世界@名無史さん:2008/09/28(日) 09:58:28 0
西欧人は、なぜ西欧文明を世界中に広めようとするんだろうか?
西欧文明を、西欧人だけで独占して、アジア人やアフリカ人を無知蒙昧な状態に
しておいたほうが、世界を支配するには好都合だとは考えないのか?
868世界@名無史さん:2008/09/28(日) 11:40:10 0
>>867
答:西洋文明の技術や文化を広めることによって、
精神的な奴隷になること=エリート層は西洋シンパ、つまり傀儡を作りやすい状態になる
また大衆も西洋風の生活を求めるがために、こぞって西洋の製品を購入する
=西洋企業の経済規模が植民化人口と経済水準に比例して市場が拡大するってことだな
869世界@名無史さん:2008/09/28(日) 16:19:01 0
>>868
『歴史の終わり』を書いたフランシス・フクヤマのように、いずれは自由民主主義が
世界中に広がるとか予測しているヤシがいるが、こういう連中は本気でそういうことを
信じているのか?
それとも何か政治的意図があって主張しているのか?
870世界@名無史さん:2008/09/28(日) 16:58:35 0
自由民主主義は所詮絵に描いた餅かと。
大衆が下手に情報による知識や知恵つけたりすると統治が難しくなる。
統治とはつまり秩序維持のこと。
また中途半端な知識を持つ大衆による民主政治は衆愚となりやすい。
往々にして義務よりも権利を先に主張しがちになるからだ。
またローマ等の歴史が示すように、過渡期における寡頭体制は必要だが
より大きな国家運営となると、迅速に判断できる専制制度のほうが有効となる。
無論専制主個人の資質に左右されるがね。
万事奇麗事で済ませられるほど現実は甘くない。

>>862
外国人流入と自由民主教育の結果により、過去の日本が持ちえていた独自性・・・
秩序や倫理の少なからぬ部分が崩壊しつつある。
それと資本主義による格差構造はいま多くの面でひずみを見せてきている。
政治・経済・秩序(治安等)を考えた場合、少ない格差と生涯の保障を基本とした、
昭和時代には存在した軍国時教育をひきずった体罰や一種理不尽とも言える縦社会教育等
20世紀後半の日本型社会資本主義が今必要。
近所の悪ガキが悪戯しても叱れない中で、そのガキが子供を育て
更なるモラルハザードが起こってしまっている。
容姿や文化で異なる思考の者達を分け隔てなく一緒にすることの危険さは、既に多くの国々で証明済み。
これは差別ではない、区別。
871世界@名無史さん:2008/09/28(日) 19:56:09 0
まあ偉そうに論じる連中に限って区別される側なんだけどなw
872世界@名無史さん:2008/09/28(日) 23:21:11 0
まあ2chなんて弱者の息抜きの場だけどな
だからこそそんな事言わずにほっといてくれという気もするが
873世界@名無史さん:2008/09/29(月) 05:21:35 0
>>871
元はそんなことを言わないのが日本のいいところだった訳だが・・
個人主義台頭の影響なのかな?
貴方みたいに流れとか空気が読めない社会になってきたように感じるね

それと、自分の意見を言わずに人を揶揄するのは一番嫌われるから控えたほうがいいよ
874世界@名無史さん:2008/09/29(月) 05:50:16 O
>>872
ところが筑紫哲也というバカがいてな、公共の電波でネット弾圧を呼びかけたんだよ。

どんな反響があるか考えなかったのかねぇ、奴は。
875世界@名無史さん:2008/09/29(月) 11:43:03 0
でも西洋化(=近代化)には一番順応した国だよな。
無宗教国家に近い国だから成功したんだろうな。

その反面、イスラム圏はもっとも西洋化しにくい国の1つだが。
876世界@名無史さん:2008/09/29(月) 14:00:06 0
西洋化と近代化は別物だろ。
877世界@名無史さん:2008/09/29(月) 14:05:05 0
>>875
ドバイの最近の発展ぶりについてどう考えているの?
878世界@名無史さん:2008/09/29(月) 14:25:10 0
>>867-870
フィナンシャル・タイムズ紙で、マーティン・ウルフという経済学者が、

「欧米の人間が中国やロシアの政治体制を嫌うのは、それは当然ともいえる。
けれども冷静な目でみれば両国とも、30年前とはかなり違う国になっているのは
明らかだ。特に中国について言えば、世界経済に組み込まれることで必然的に
社会を開放することになるという、大胆な賭けに打って出ているのだ。これが
やがては中国の民主化につながるのか、それは誰にもまだ分からない。けれども
その可能性をハナから否定するというのは、相当な勇気のいることだ」

と書いているんだけど、これもやっぱり裏に何か政治的意図があるの?
この経済学者は、中国がいつか民主化すると本気で信じているんだろうか?

879世界@名無史さん:2008/09/29(月) 18:48:25 0
>>875
マレーシア、インドネシア、トルコ、アゼルバイジャン、
中国の寧夏や内蒙古西南部(回族)
結構、西洋化しているよ。

イランでも、ハタミ時代を経て、仏像爆破の頃のアフガン・タリバンみたいに
ゴリゴリのイスラムではなくなっているよ。
880世界@名無史さん:2008/09/30(火) 00:00:17 0
>>868
>西洋シンパ

大塚久雄とか?
881世界@名無史さん:2008/09/30(火) 00:19:11 0
>>877
あんな無理矢理作り上げた街じゃ発展もくそもない
882世界@名無史さん:2008/09/30(火) 00:20:58 0
う〜ん?
なんか西洋化ってのと違う気もする・・・
無宗教化合理化って感じじゃねえの?
883世界@名無史さん:2008/09/30(火) 00:34:44 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』に、日本人のものの考え方は
西洋人と違って非合理的・非論理的であるといわれる。そしてそのことが優れている
ことのしるしであるとされるのである、と述べてあったが、やっぱり合理性マンセー、
理性マンセーの西洋人の目にはこういうふうに映るのかね。

「理性だけでよい」「合理性だけでよい」という考え方もまた危険性を含んでいるんだが。
884世界@名無史さん:2008/09/30(火) 00:51:38 0
合理性の定義も文化文明地域環境によって違うからな。
一方から見て非合理的でも他方から見たら合理的なんてのは良くあることで。

「狂人は理性を失った人ではない。 狂人は理性以外の全てを失った人である」
                                    G・K・チェスタトン
こういう言葉もあるね。チェスタトンはひねくれてるけど。
885世界@名無史さん:2008/09/30(火) 01:29:06 0
合理性ってのは時代や社会によっても異なってくるからな
だから現代の西洋的合理性が真の合理性だと疑わない>>883のみたいな人物からすれば
西洋以外は非合理的だってことになるんだろうがな
森の悪霊を恐れ、シャーマニズムに生きる原住民なんて現代人からすれば
非合理的だが、医療などの水準が高くない社会でならばそれ以上の合理性はない
886世界@名無史さん:2008/09/30(火) 08:18:43 0
>>874
要は匿名性の高いネットが圧力団体と化してしまっていることが問題な訳だ。
個人的にはそれを利用する立場でもあるが、同時に行き過ぎを懸念もしている。
>>883
西洋から見れば非合理的であっても、我々の価値観からすれば合理的なことは多々ある。
要は考え方の違い。
もっとも最近は考え方自体も西洋化されてきたから、よく似てきたと思えるが・・
歓迎すべきか否かは微妙だね。
887世界@名無史さん:2008/09/30(火) 08:52:25 0
1891〜92年に、ロシアのヴォルガ地域は飢饉、およびコレラとチフスの
流行に見舞われ、推計で約40万人が死亡している。
小説家レフ・トルストイは飢饉救済運動の先頭に立ち、また、ふだんは
反体制的な知識人たちも、飢饉を軽くしようとしている団体に短期的には
手を貸すべきだという点で意見が一致した。
しかし、ただ一人飢饉救済に反対したのがウラジーミル・ウリヤーノフ、
のちのレーニンであった。
レーニンは大衆の貧困化は不可欠であるという信念を持っていた。
農民層はいつも工業成長のために恐るべき犠牲を払わされてきたが、
19世紀後半のロシアにおいても払わされるであろう。資本主義はその
性質からして人民の大多数を傷つけ、その多くを殺すことにならざるを
えないものである。人道的な対抗手段は効果がないだけでなく、かえって
有害である。資本主義の発展を遅らせ、したがって社会主義に向かって
やがては進歩していくのを遅らせるからである。飢饉は進歩的要因としての
役割を果たしており、したがって飢饉救済の努力を支持するのを断った
という次第であった。

合理的・論理的に考えた末に、飢饉で死にかけている農民を救うべきではない
という結論に行き着いたとすれば、西洋人というのは東洋人とは違った
意味で恐ろしい人種なんじゃないかと思った。
888世界@名無史さん:2008/09/30(火) 12:39:00 O
東洋人とはどこからどこまでで全く餓死者がいないというわけですか?
北朝鮮人はどうなの何故助けないの?
889世界@名無史さん:2008/09/30(火) 15:15:27 0
教父テルトゥリアヌスは、「不合理ゆえに我信ず」(Credo quia absurdim)
と主張した。
890世界@名無史さん:2008/10/01(水) 00:41:43 0
>>888
キチガイ共産主義だからじゃね?
ポル・ポトといいロシア人の影響を受けるとキチガイになる
891世界@名無史さん:2008/10/01(水) 13:55:58 0
特定アジア人は東洋人ではない。
もっとおぞましい何かだ。
892世界@名無史さん:2008/10/01(水) 16:24:30 0
>>890
ポルポトはおフランスに留学したインテリだった。
レーニンはロシア史ではいわゆる“西欧派”に属する。
893世界@名無史さん:2008/10/01(水) 19:54:34 O
実際、中国人や朝鮮人は自分らをアジア人とは認識していない。

ただし、日本を貶め日本にタカるときはアジア人に変身する。
894世界@名無史さん:2008/10/01(水) 22:39:23 0
バートランド・ラッセルは、ソ連への核爆弾投下を唱えたことがあるんだが、
このことについてブライアン・マギーは、

「ラッセルには理論上の問題を解決する才能しかなく(きっと、ひとつにはそれが
理由で)、どんな問題も理論上のものとみなす傾向があった。問題が本当に理論上の
ものであれば見事な手腕を発揮するが、理論上ではなく、公私の生活上の問題で
ある場合は、大きな間違いを犯してしまう。しかも、実践的な知性が欠けていたため、
経験から学ぶことはなかったに等しい」

と評している。西洋人にはこういうタイプの人間が多いのか?
895世界@名無史さん:2008/10/02(木) 00:10:46 0
ドイツ人とかその傾向が強いとか何とか

>>892
西欧に関わるとキチガイ化するんだな
896世界@名無史さん:2008/10/02(木) 01:20:54 0
>>895
というか西欧合理主義の考えをそのまま多文化なロシアやアジアで取り入れようとすると
どこかで齟齬が生まれる。日本はそういう意味ではあるひとつの文化でまとまっているので
西欧のやり方を導入しやすいと思う。
897世界@名無史さん:2008/10/02(木) 10:29:18 0
>>895
西欧でも、たとえばフランス革命の後に起きたヴァンデの虐殺など、悲惨な
例はけっこうあるよ。
898世界@名無史さん:2008/10/03(金) 00:39:03 0
つまり、西欧はキチガイを創造したということか。
899世界@名無史さん:2008/10/03(金) 01:01:33 0
そんなものは洋の東西を問わずどこにでもいると思うんですがどうでしょうね
900世界@名無史さん:2008/10/03(金) 01:15:33 O
日本で一番元気な政治家たちは売国者なんだしな。元気なだけで影響力は限定されているが。
ミンスとか社民とか野中とか金丸とか古賀とか加藤紘一とか。
だから奴らは外患誘致を行い日本国民を裏切る。

どこの国でもキチガイが毒を吐き出す。
901世界@名無史さん:2008/10/03(金) 19:21:28 0
日本のキチガイは自虐に向かう分まだマシかな。
西洋人は外国に向かうから困る。
902世界@名無史さん:2008/10/04(土) 01:13:14 0
陸続きの国の考え方を育んだ背景はこう。
負けを認めれば下手すりゃそこで奴隷として売り飛ばされたり国中蹂躙されたり
最悪ホロコーストで滅亡に至るってな歴史背景もある。

もう一方では、陸続きなので様々な人種や習慣も混在しやすくなる。
自分と考え方の多くが違う者たちと軋轢を起こさずに済ませられる手段として
自分と他人を分ける個人主義が発達した。

当然そういった国の考えでは不測の事態の対処もこう。
「それは私のせいじゃない」ってね。「私が悪うござんした><」って言えば
罪や責任を認めたことに繋がり、文化や習慣、考え方の違う相手に
下手すりゃ何されるかわかったモンじゃないってな恐怖もある。

だから多民族国家は責任を転嫁することが得意になる訳で。
903世界@名無史さん:2008/10/07(火) 00:38:47 0
責任転嫁って日本人の得意技じゃねーか。
904世界@名無史さん:2008/10/07(火) 00:45:31 0
いや日本は責任転嫁したいけど下手なんだよ
905世界@名無史さん:2008/10/07(火) 01:03:29 0
日本人ほど責任を引っかぶる民族も珍しいと思う
906世界@名無史さん:2008/10/07(火) 07:31:32 0
「文明の生態史観」によるとユーラシア大陸の両極である西欧と日本だけが、
歴史的に類似の発展を遂げた理由が分かりやすく説明されていて参考になります。

ただし、両地域は歴史的に何の連携も無くそれぞれ独自に発展したものなので、
文化的な内容は類似していてもその外形は著しく異なったものになっています。
907世界@名無史さん:2008/10/07(火) 11:06:45 O
それこじつけ臭いと思うが。
封建制ならイスラムのイクター制やマムルーク、インドはカースト制度の封建制があったし。
官僚制、中華思想、鎖国制度儒教など中国、朝鮮の方が日本に近いだろ。
908世界@名無史さん:2008/10/07(火) 11:10:03 O
それに西欧、東欧、ロシアのキリスト教文明の海外拡張や進出はかつてのイスラム文明のジハードによる海外拡張や進出に似ているし。
商業は西欧、イスラムの方が似ている。
布教活動もキリスト教文明イスラム文明に共通だし。
909世界@名無史さん:2008/10/07(火) 14:26:22 0
日本人はよく「相互理解」ということを言いたがるが、これは結局日常的に
異民族と接触することが少ないからなんだろうな。
910世界@名無史さん:2008/10/07(火) 15:35:12 0
理解など存在しない。妥協と取引が存在するだけだ。
911世界@名無史さん:2008/10/07(火) 15:38:40 0
島国の場合は同じ言葉、文化、習慣、そして同じ人種なので
「以心伝心」や「話せばわかる」式で、まず対話
陸続きや多民族国家などはそれとは逆、話しても埒が開かないことが前提となり
直接的な行動が多くなる
折衝や交渉の際は良くも悪くも情より理を優先させる
まぁTPOが明確になっているとも言えるね
欧米人や中国人などとの商取引での折衝などでの印象
912世界@名無史さん:2008/10/07(火) 15:50:47 0
昔の中国の士大夫は、現実離れした綺麗事ばっかり書いていたが、大陸国家の
人間は似たようなところがあると思わないか?

理念と現実の乖離が著しいというか。
913世界@名無史さん:2008/10/07(火) 18:04:22 0
異種の民族・文化同士では理想と現実は乖離することが普通
なので明文化した契約社会となる
914世界@名無史さん:2008/10/07(火) 20:12:14 0
欧米のリベラルが主張している綺麗事をそのまま信じるとひどい目に
合うことになる。
やっぱり異なる民族・国民の言うことは信用できない。
915世界@名無史さん:2008/10/07(火) 20:23:52 0
>>911
島国じゃなくても中世のヨーロッパはラテン語とキリスト教である程度まとまっていたと思うけどね。
916世界@名無史さん:2008/10/07(火) 21:35:49 0
人種や文明や宗教その他の違いというのは、国際政治にどの程度影響を
及ぼしているんだろうか。
917世界@名無史さん:2008/10/07(火) 22:02:14 0
地勢<文化、人種、宗教
なんじゃない?
オーストラリアとかアメリカとかグリーンランドの様子を見ると。
918世界@名無史さん:2008/10/07(火) 22:59:11 0
日本は有色人種国家だから損をしている。
919世界@名無史さん:2008/10/07(火) 23:28:07 0
>>918
北欧から見れば、スペインあたりは有色人種だろうけどな。
920世界@名無史さん:2008/10/07(火) 23:29:33 0
>>919
それでも同じ西欧文明圏だし、日本人よりは白人に近いと思っているだろう。
921世界@名無史さん:2008/10/08(水) 00:24:10 0
名誉白人ですよ日本人はw
922世界@名無史さん:2008/10/08(水) 00:48:25 0
>>921
チョン乙
923世界@名無史さん:2008/10/08(水) 01:07:07 0
判断が難しいところだが、
米国では公民権運動や特に有色人種や下層の民衆が権利を獲得するに伴い
治安は悪化の一途を辿っている
南アのヨハネスブルグなどは人種隔離政策以降、最悪の事態とまでなっている
元々白人が撒いた種ではあるが、名誉白人なる屈辱の称号時のほうが
区別されていて秩序があった
924世界@名無史さん:2008/10/08(水) 02:45:16 0
白人にとって都合のいい制度だがな
しかし名誉白人なんて南アのローカル制度なのに
なんでかチョンは世界規模でそういう制度があったとでも勘違いしてるのか
925世界@名無史さん:2008/10/08(水) 02:48:55 0
最近の南アフリカでは「名誉黒人」が最高カーストになってる。
で、中国がなんか最近名誉黒人になったってスレたってたなw
926世界@名無史さん:2008/10/08(水) 04:30:57 0
>>909
アイヌ民族は、日本国民だが、言語語族が違う。
本土人と沖縄人みたいに、同じ言語の方言同士ではない。
だから、アイヌ民族は先住民族=異民族だよ。

 日本国民 - 日本民族 - 本土人,沖縄人
 日本国民 - アイヌ民族
927世界@名無史さん:2008/10/08(水) 11:32:47 0
北海道と樺太のアイヌでは言葉も通じなかったが、口承伝承されている神話は
共通なのでその単語を使ったりすれば会話は可能だったらしい。
928世界@名無史さん:2008/10/08(水) 17:11:58 0
>>923
訂正:人種隔離政策じゃなくて人種隔離政策解除以降の間違い
>>925
中国時人が名誉黒人になったところで、政策解除後の旧ダウンタウンでは
危険なことに変わりない
何せ彼らからすると東洋人の見分けがつかないし
何よりも路上強盗の標的の基準は銭持ってるかどうかだからね
929世界@名無史さん:2008/10/08(水) 21:53:39 0
ttp://geopoli.exblog.jp/9647472/
これは私の独断と偏見なのですが、私が見るに、最近のアメリカの「中国論」
をざっと見た感じでは大きくわけて二つの見方(というか学派?)が存在すると
思うのです。
まず一つ目は、「中国新興大国論」とでも言えばいいんでしょうか。
これは新しい中国という大国が、近代化を経て国際社会の世界の舞台に初めて
登場してきた、というものです。
これの代表的なところでは拙訳の『大国政治の悲劇』の原著者であるジョン・
ミアシャイマーを始めとする、最近のほとんどの欧米系の学者ですね。
もちろん彼らの中には様々な学派があり、ミアシャイマーのように「中国勃興を
警戒せよ」という人から、ブレジンスキーのように「国際社会に組み込んで
しまえば大丈夫」という人まで様々です。
930世界@名無史さん:2008/10/08(水) 21:56:49 0
ところがその反対の考え方をする人々がおります。それは「中国復活論」を
論じる学派ですね。
このような考え方をするのは欧米で意見を発している中国系の学者に多く、
彼らは中国の長い歴史を見ろ!と言いながら、「中国はこれから大国になるの
ではなくて、単に以前の状態に戻りつつあるだけなのだ!」「中国が大国で
あるのが、歴史的に本来の姿なのだ!」と論じている人々のことです。
彼らからすれば、欧米中心で発展したきた(西洋式の)「国際社会」という
枠組みが、そもそも怪しいものだ、ということになります。
たとえばハーバード大学の教授で中国の戦略文化の研究で有名なアラスター・
イアン・ジョンストンという学者がおりますが、この人が去年の暮れに出した

Social States: China in International Institutions, 1980-2000
by Alastair Iain Johnston

という本があります。
931世界@名無史さん:2008/10/08(水) 22:01:09 0
この本をある中国系の学者が書評していたのを最近見かけたのですが、この彼は
「くだらん。ジョンストンは中国は国際社会と接触することによって“(西洋)
社会化する”などとマヌケなことを言っておる!」
と酷評しているんですね(苦笑
この中国系の学者によれば、ジョンストンのような欧米の学者に多いのがこのような
「西洋化する中国」という見方なんですが、彼は中国側はそういう風には全く
考えていない、と論じるわけです。
では中国側はどう考えているのかというと、
「“国際社会”という考え方がそもそも西洋式の近視的な考え方だ。歴史的には
我々は元々大国だったのだから、遅れた百年間を取り戻せばまた大国になって、
今度はこっちから西洋に(中華式の)“国際社会”を教えてやる」
ということなんですね(苦笑
932世界@名無史さん:2008/10/09(木) 03:00:43 0
中国のインテリ層は英語が喋れない者を極端にバカにする
そしてアメリカ式を崇拝とまではいかないが、真似ようとしている印象
歴史上からも、大を活かすために小の犠牲は当然ってな思考はアメリカよりも顕著

事実現場ではアメリカン・スタンダードマンセーの傾向が日本より強いから
国力の相対的な上昇で国際経済的にもそれなりの地位になっても
人種面での壁もあるが、アメリカは追い越せないだろう
933世界@名無史さん:2008/10/09(木) 07:20:31 0
>>906
> 「文明の生態史観」によるとユーラシア大陸の両極である西欧と日本だけが、
> 歴史的に類似の発展を遂げた理由が分かりやすく説明されていて参考になります。

「文明の生態史観」は地理的にかけ離れた存在である西ヨーロッパと日本だけが、
封建主義、資本主義などの類似の発展過程を経て近代化したことを説明しているが、
別の切り口でこれらの事象を説明している研究は他に発表されているでしょうか。
934世界@名無史さん:2008/10/09(木) 08:03:01 0
>>932
なんでそんなにアメリカン・スタンダードマンセーなの?
中国は欧米諸国の植民地だったわけでもないのに。
935世界@名無史さん:2008/10/09(木) 09:45:38 0
中国は今までモンゴルや女真など異民族は国土を一時的には占領したけど結局は漢化したと言うスタンスだよね
けど今度は中国人のライフスタイルがどんどん欧米化してるね
936世界@名無史さん:2008/10/09(木) 13:44:03 0
ライフスタイルはどんどん欧米化しているか、自由・民主主義・人権・法治・
国際法といった制度や概念はかたくなに拒否し続けている。
937世界@名無史さん:2008/10/09(木) 14:03:09 0
ttp://www.manabinoba.com/index.cfm/4,5393,159,html?year=2004
そこで中国、韓国の英語教育の実状を見てみると、中国の場合「英語ができる
=高収入を得られる」ということが大きなモチベーションになっている。中国の
人材情報サイトの調査によれば、北京、上海などで働く外国語上級者の平均
年収が53378元であるのに対し、中級者は31211元と大きな開きがある。日本の
ように「受験」という曖昧な目標ではなく、「高収入」という明確な目標が
中国の英語力を高めていると言えそうだ。
(中略)
ただし、個人的な感想をいわせてもらうならば、日本人の英語力は低いと長年
言われていながらも、外国人臆することなく会話ができ、発音もネイティブに
近い若者の数は確実に増えているように感じる。TOEFLのようなテストでは
計ることのできない英語力は、実は伸びているのでは、と思うのだが、どうだろうか?
938世界@名無史さん:2008/10/09(木) 20:29:24 0
中国の場合、アメリカを追い越すことはできなくても、東アジアを支配する
地域大国になることは可能じゃないの?
で、東アジアでだけ、昔の朝貢システムのようなものを復活すると。
939世界@名無史さん:2008/10/09(木) 22:13:31 0
>>935
実際はモンゴル化や満州化してるんだけどな
940世界@名無史さん:2008/10/09(木) 22:30:13 0
チャイナドレスはいいものだからな
漢人がその誘惑に耐えられなかったとしてもしょうがない
941世界@名無史さん:2008/10/09(木) 22:50:13 0
>>935
元朝末期、漢族化するの嫌がったモンゴル民族は
ハルハ河の北に去ったよ。
942世界@名無史さん:2008/10/09(木) 23:11:16 0
中国人は西欧文明をどの程度理解しているんだろうか?
中体西用とか言っていたころと変わらないんだろうか。
943世界@名無史さん:2008/10/10(金) 20:08:59 0
>>933
地理的にかけ離れた西ヨーロッパと日本だけが、封建主義などの類似の過程を経て発展したのは、
地理的、気候的な類似性によることが原因ではなく、単なる歴史的な偶然に過ぎないのではないだろうか。
944世界@名無史さん
西洋人が、非西洋の人間について書いた文章を読むと、そもそも考え方や感受性の
基本がまったく異なる異邦人として冷たく突き放し、ひとまとめにして大ざっぱに
扱うといった感じ。