新自由主義vsケインズ経済学

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653世界@名無史さん:2009/03/24(火) 01:24:54 0
早稲田大学講演で
ITは無限に需要を作り出すとおっしゃっていた田原総一朗の謝罪はまだか
654世界@名無史さん:2009/03/24(火) 01:27:21 0
>>90も謝罪汁
655世界@名無史さん:2009/03/24(火) 01:29:06 0
>>89はネ申
656世界@名無史さん:2009/03/24(火) 01:40:34 0
六月の頃から
アメリカはオバマが大統領になってケインズ主義に戻るなんて議論がされていたのがすご
657世界@名無史さん:2009/03/24(火) 08:49:17 0
竹中平蔵 公式ウェブサイト竹チルのコーナー
2005年10月30日(日)◆政局マニア系◆フリーターと新しい自民党との革命的可能性(2)

フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!

これこそ、一般常識を180度ひっくりかえす革命的発想といえるでしょう。これなら確かに、
フリーターが自民党を支持してもおかしくない。

マルクス・エンゲルス「共産党宣言」の「ルンペン・プロレタリアート階級」観的偏見の遺伝子を
引継いだ「フリーター=負け組」論で思考停止に陥りつつ、自らは規制やみえざる障壁で身分を
守られ実力以上の生活水準を謳歌している「労働貴族」は、「雇用概念の消滅」という表現におののくことでしょう!

近い将来、新しい自民党は以下のような「宣言」(DAS MANIFEST)を出す日が来るかもしれません。

「フリーターは、『夢』以外に失うものを持たない。彼らが獲得するものは『成功』である。
全国のフリーターよ、自由民主党のもとに結集しよう!」

http://takenakaheizo.cocolog-nifty.com/mania/2005/10/post_c9e1.html


>フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
>フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
>フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
>フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
>フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
>フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
>フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
>フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!

                     by 竹中平蔵
658世界@名無史さん:2009/03/24(火) 09:57:48 0
イギリス人が日本へ研修員を送っているという証拠は?ソースは?

出鱈目言うなよおまえら
デマゴギー
659世界@名無史さん:2009/03/24(火) 18:11:38 0
鳥取市の誘致企業リコーマイクロエレクトロニクスにアルバイトに行っていた。
勤務態度不良でリコーのアルバイトをクビ同然で辞めた。

その後、鳥取市のテスコという工場に勤め真面目に働いていた。
「真面目に働いているのはリコーに対する報復(あてつけ?)」という噂でテスコをクビになった。
直後、テスコの社長から雇用保険の書類をとりに来るよう泣きそうな声で電話があった。
噂は嘘だと知ったのだろう。

雇用保険の手続きのため職安に行った。
職安の次長と相談すると、口止めをされた。
職安と会社は連絡を取り合っていたらしい。

しかし噂は狭い鳥取市である程度広がっているようだ。

リコーマイクロエレクトロニクスに電話を掛けた。
「君はうちのような一流企業が組織ぐるみでやったとでも思っているのかね?」
「そんなことはありませんけど」
「じゃあ会社には関係ないじゃないか」

しかし公的機関(職安)も巻き込んだ組織ぐるみの人権侵害の揉み消しである。
660世界@名無史さん:2009/03/24(火) 20:18:38 0
下院金融サービス委員会 2009年2月10日
http://www.youtube.com/watch?v=5n5PFe-mt8o

Ron Paul
・・・第31編第7章副編1で、会計検査院(GAO)は、連邦準備制度理事会と
連邦準備銀行を監査する権限を有するとあります。連邦預金保険公社(FDIC)
と通貨監督局に対する監査とともにです。

良さそうに聞こえますが、それは、次の段落に進まなかったならばです。
そこには、次のものは除くと書かれています。重要なもの、たとえば、外国の
銀行との取引、外国の政府との取引、国際的な銀行機関との取引については、
連邦準備制度、または、そうした機関のいかなるものも監査できないのです。
窓口貸し出しでどうなっているのか、私たちは、詳細に知る手段は本当には
持っていないのです。準備金がどのように使われているのか、連邦公開市場
委員会(FOMC)で本当は何をやっているのか、そうした情報と共にです。

たしかに、私たちの所にしたたり出てくる情報はあります。しかし、たとえば、
この2年間ほど前から、私たちが与えられてこなかった情報があります。
それは、多くの人たちが、とても重要なものだと考えている情報です。
通貨供給の総量です。M3はどうなっているのですか? もちろん、そうした
情報が重要であると、私たちは考えているのですが、しかし、こうしたことが
示しているのは、透明性さえあればいいというわけではないということです。

議会にいる私たちが持たねばならない疑問は、どうして議会は、自分たちに
与えられている権限、自分たちの責任、それを放棄してしまうことに、そんなに
熱心なのかということです。外交政策においてもです。議会が多くを語ることも
無しに戦争を始める権限を、行政府に与えています。また、通貨制度は、
基本的にそれを秘密のうちに運営できる者たちに引き渡しています。
661世界@名無史さん:2009/03/24(火) 20:19:46 0
あちこちで議論してる8000億ドルのような、何千億ドルとか扱っているのでは
ないのです。何十兆ドルにもなるようなものを扱っているのです。それでも、
議会は、ほとんど何もやっていないようです。ですから、私たちが透明性に
ついて懸念しているのであれば、もしも、通貨政策で起こっていることについて
懸念しているのであれば、これだけは確かです。法律を変えねばならないのです。

たとえば、今現在、私たちが知るべき重要なことだと思うものがあります。
我が国の通貨当局が、国際的に一体何を考え、何を話し合い、何を計画して
いるのかです。なぜなら、現在のこのシステム(制度・体制)は、機能しており
ませんし、新しいシステムが考え出されてくるのでしょうから。きっと、そういう
話し合いがなされているものと私は思っております。

またハッタリをかますブレトンウッズ協定みたいな計画があるのか、私は知り
たいのです。私たちにとって、とてもとても重要なことなのです。我が国の独立
主権にとって重要なのです。私たちの福利にとって重要なのです。
しかし、私たちは議員として、そのことを知る権利すらないのです。

第13条の3のなかで、あなたに権限を与えております。あなたは、その融資する
権限、個人たち、共同経営者たち、法人企業たちを救済する権限について述べて
おられます。そうした権限が、大いに利用されてきたわけですが、そうなっている
のは、再度申し上げますが、議会の責任なのです。

透明性、それが一つ、私が望んでいるもので、透明性があれば、このシステム、
それがどのように働いているのか明るみにさらされますから。しかし、それだけ
ではないのです。私からすれば、これは権力なのです。お金を何も無いところ
から創り出せる少数のグループの者たちの手に、権力と権限が引き寄せられて
いるのです。これは、ろくなことにならない権力なのです。

『 中央計画経済をやっていくための最強の道具なのです。 』

これこそ、透明性と共に、本当に重要な論点とせねばならないものなのです。
662世界@名無史さん:2009/03/24(火) 20:20:28 0
ひとたび、あなたが、お金と信用、そして中央計画を支配管理するこの権力を
手にすれば、あなたは、契約というものを捻じ曲げることができるのです。
それで、私たちは、契約を捻じ曲げることについて話し合っています。
私たちがやってきたような、こうした救済に私たちが関わるとき、私たちは、
もろもろの契約を書き換えているのです。

議長、あなたは、大恐慌について、たくさん書いておられます。
もちろん、かつてミルトン・フリードマンの言葉を引用したくだりは有名ですが、
連邦準備制度が大恐慌を引き起こし、創り出し、長引かせたことについて、
あなたは詫びておられます。しかし、大恐慌が再び起こることはないと、
あなたは自信たっぷりに言いました。

自由市場を信じる者達は、あなたに完全に同意していますよ。連邦準備制度
に責任があるという点については。しかし、これはすべて皮肉ですが、この議論
の鍵となる重要なところは、景気後退や不景気を必要とする状況を創り出した
1920年代の過剰な信用が問題だったのか、それとも、大恐慌の時の信用の
不足が問題で、それで長引くことになったのか、そういう話になるはずです。
それが議論になっているところです。

連邦準備制度が、あまりに過剰な信用によって、そもそも大恐慌を引き起こ
したのだと、自由市場を信じる者たちなら、そう言うのは明らかです。

私が疑問に思っていることですが、実物資産価値の調整についてです。
連邦準備制度が、金利、通貨供給量を通じて、資金コスト(お金の費用)に
干渉して、この危機を引き起こしているのです。しかし、今ここで、私たちは、
価格を高どまりさせておこうと、気が狂ったように一生懸命です。住宅の価格を
高どまりさせておこうとして、住宅を刺激しなくてはなりません。

私から見れば、自由市場の考え方から見れば、私たちはやるべきことの
まさしく反対のことをやっているのです。住宅の価格は下がるべきなのです。
空き家が、1900万件もあるんですよ。今、どうして議会にいる私たちが、
住宅を刺激しなくちゃいけないのでしょうか。
663世界@名無史さん:2009/03/24(火) 20:22:38 0
では何が市場にとって、そんなに酷くまずいことなのでしょうか?
私たちは今日、気が狂ったようにやっています。
新たに15億ドルの施策を提供して、不良資産を買いあげようとしています。
そうして、価格を下支えしているのです。非流動化しているのです。
そんなものに価値はないのです。そんなもの処分しましょう。
さっさと済ませましょう。痛みと苦しみを片付けましょう。

こうした価格操作に私たちが関わらなきゃいけないなんて考えに、いつまで
はまり込んでいるつもりですか?市場がこうした価格の調整を行えるようにして、
さっさと価格が下がるにまかせることの、何がまずいのですか?
そうすれば、私たちは、また復帰して仕事を再開できるのにです。


Ben Bernanke
議員、とても興味深く伺わせていただきました。
ご指摘になったいくつかの点について答えさせていただきます。
まず第一に、大恐慌についてです。

ミルトン・フリードマンの見解は、1930年代初めに、過度の金融引き締め政策
とならないようにすべきであったのに、連邦準備制度がそうしなかったのが
原因だったというものです。フリードマンとシュワルツの有名な著作です。
その教訓を念頭において、連邦準備制度は、今回、現在の危機において、
非常に積極的な対応を取って、金利引き下げを行っております。
さらには、1930年代の恐慌のまた別の理由でもありました、銀行システムの
崩壊を回避すべく、私どもは努力いたしました。

住宅の価格およびそれに類するものについてでありますが、私どもは、
住宅の価格を下支えしようとしているのではありません。信用市場を再び機能
させようと努力しております。自由市場が、正常に機能し始めることができる
ようにです。現在のように、途絶えてしまったかのような状況ではなくてです。
664世界@名無史さん:2009/03/24(火) 20:24:58 0
そして、最後に、不良資産、不採算資産と言われておりますものの価格付け
についてでありますが、ガイトナー財務長官が今朝お述べになっていた計画
では、重要な要素として民間の資産運用マネージャーたちの存在があります。
その者たちが利益の最大化を分析し、それに基づいて購入してゆくのです。

ですから、それは、真の市場価格になるのです。それが、今は凍結している
市場というものを解消し、取引を再び流れるようにするでしょうし、こうした市場に、
真の価格の発見を回復させるはずです。


Ron Paul
しかし今までのところ、去年からのそうした提案のどれ一つとして、
それは、さらなるお金、さらなる信用、さらなる政府の関与ですが、
何も上手く行っていないように見えます。

今日ですら、そうした発表があっても、市場はあまり喜びませんでした。
やはり市場は、とても強力なものだと私は思いますよ。
665世界@名無史さん:2009/03/24(火) 20:43:25 0
新自由主義の原因は
イデオロギーよりも電子マネーの普及が原因
666世界@名無史さん:2009/03/28(土) 21:51:43 0
米、連邦機関で金融・保険監督へ…ヘッジファンド登録制も
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090327-OYT1T00157.htm
金融監督の甘さが危機を招いたとの反省から、規制を大幅に強化する。
667世界@名無史さん:2009/04/04(土) 00:40:28 0
現在、ロンドンでG20サミットが行われているが、奇しくも、
前回の大恐慌の際も、ロンドンで世界経済会議が行われた。

ロンドン世界経済会議は大失敗だった。
ルーズベルト大統領は出席拒否。 彼はヨーロッパの姿勢に反発を
表明しようと、船旅に出てしまった。

ルーズベルトは、米国を金本位制(悲惨の元凶)へと引きずり戻し、
ホワイトハウスをヨーロッパのデフレ正当主義に縛り付ける罠を
懸念したのだ。

待ちわびる出席者に、彼は「いわゆる国際バンカーと呼ばれる
崇拝者共」をバカにするメッセージを送りつけた。
ケインズは彼を「素晴らしく正しい」とかばった。

歴史は繰り返す。ケインズ主義者が世界経済を叩き潰すだろう。
668世界@名無史さん:2009/04/15(水) 17:00:51 0
おまえら、リバタリアニズムと新自由主義と取り違えてないか?

新自由主義というのはそれまでの伝統的な自由放任主義の古典的自由主義から、
ある程度政府が介入した状態を言うんだが。
要するにライト(古典的自由主義=自由放任主義)からセンターライトへ。

それに対抗するのが社民主義で、これは社会主義でありながら、
自由経済と複数政党の民主主義を組み合わせたもの。
要するにレフト(社会主義)からセンターレフトへ。


669世界@名無史さん:2009/04/23(木) 19:21:54 0
新自由主義はライトとセンターライトの中間
社民主義はレフトとセンターレフトの中間くらいでしょう
670世界@名無史さん:2009/04/24(金) 02:33:26 0
今度はケインズ主義vs社会主義になりそうだ
671世界@名無史さん:2009/05/02(土) 05:05:09 0
672世界@名無史さん:2009/05/02(土) 23:07:13 0
 本当に大きな対立軸は、実は、あらゆる種類の財政出動と税金を嫌う
完全な「レッセフェール」を理想とするオーストリア学派とそれ以外の対立
なのである。それ以外の学派の間では、実はたいした違いはないのだ。

ケインジアン対マネタリスト(新自由主義)の対立という経済論争は、
それ自体が大きな仕組まれた陰謀である。
673世界@名無史さん:2009/05/10(日) 23:27:20 0
パット・ブキャナン 2009年4月2日
http://buchanan.org/blog/pjb-should-we-kill-the-fed-1487

「この厄介な混乱を引き起こした諸政策をまさしく考案した者たちが今、
そこから抜け出す方法を我々に示す賢い公僕であるかのように装っています」と、
トーマス・ウッズが、『メルトダウン(崩壊)』で書いています。

ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー欄に載って、すでに6週目ですが、
この非常に分かりやすくて面白く読める本が、どの金融危機においても、連邦
準備制度、この怪物が1913年にジキル島で産み出されて以来、果たしてきた
役割を追跡しています。

1920年から1921年の「忘れられた恐慌」は、ウィルソン大統領の戦争のために、
通貨供給量をものすごく増大させたことで引き起こされました。戦争が終わった
時に、連邦準備制度が引き締めを始めて、1920年中頃から1921年中頃に、
生産量が、20%落ちました。今日よりも遙かに勝ります。我々は、その恐慌に
ついて読んだことがないのは、どうしてでしょうか?

悪評高いウォレン・ハーディング大統領が、介入を拒んだからです。彼が、
企業や銀行を倒産させ、物価を下落させました。それゆえに、熱が急激に
下がったのです。そして我々は「狂騒の20年代」へと入っていったのです。

しかし、連邦準備制度が、逆戻りして、通貨供給量を55%、平均して年7.3%
で拡大させました。通貨の拡大を通してではなく、企業への貸付を通してで
したが。そうして過熱した経済において、連邦準備制度が引き締めを行った時、
連邦準備制度が創り出した株式市場におけるバブルが破裂して、暴落が
やってきました。
674世界@名無史さん:2009/05/10(日) 23:29:53 0
ハーバート・フーバー大統領は、彼が小さな政府を信奉する保守主義者で
あるという神話に反して、レッセ・フェール(自由放任主義)を放棄し、税金を
上げ、公共事業を始め、破綻企業たちに緊急融資を拡大し、救済計画の
ために、州にお金を貸し与えました。フーバーは、オバマがやっていることを
やったのです。

実際、1932年、フランクリン・ルーズベルト大統領は、フーバーのことを、
「平時において、全ての歴史を通じて最大の支出を行っている政権」であると、
ぼろかすに言いました。ルーズベルトの副大統領候補、ジョン・N・ガーナーは、
フーバーのことを、「国に社会主義への道をたどらせるのを先導した」と非難
しました。サボテン・ジャック(ジョン・N・ガーナー)は、正しかったのです。

ベン・バーナンキに眠れぬ夜をもたらしているお化け、デフレ(通貨収縮)、
物価の下落におびえ、フランクリン・ルーズベルトは、農作物の破棄、豚の
屠殺を命じ、カルテルを結ぶ企業たちには、生産を縮小し、価格操作する
ように命じました。ルーズベルトは、恐慌の諸結果、物価の下落を、恐慌の
原因であると間違えました。物価は、ただ、自由市場においてあるべき水準に
戻っただけでした。それが、いかなる治療においてもまず第一歩なのです。

オバマは、価格を下落させまいとして、フーバーとフランクリン・ルーズベルト
が採った失敗した政策を繰り返しています。オバマが、住宅の価格を下支え
するために介入し、バーナンキが、破綻銀行たちを救済するためにお金を
噴出させ、企業が更に劇的に破裂する事になる新しいバブルを創っています。
675世界@名無史さん:2009/05/10(日) 23:31:59 0
大恐慌を終わらせたのが第二次世界大戦であったというのが、最大の神話
であると、トーマス・ウッズが書いています。ポール・クルーグマンを引用して。

「経済とニューディール(政策)を救ったのが、第二次世界大戦として知られる
 巨大な公共事業だった。それが、やっと、経済が必要とするのに十分な財政
 出動を提供したのだ。」

このノーベル賞受賞者の分析を、
「実際に何が起こったかについての、奇っ怪な、びっくり仰天の誤理解」
であると、トーマス・ウッズが書いています。

労働人口の29%が、軍隊に徴集され、その仕事が、実務経験の殆どない、
年配者たち、女性たち、10代の若者たちの手に渡れば、確かに失業率は
下がるでしょう。しかし、どうやったら本当に、経済が学者たちが主張して
いるような、年13%で成長できるのでしょうか?

その時は、配給制です。いたる所物不足です。製品品質は下がっています。
家や車は買えません。さらに長い労働時間です。優れた労働人口は、新兵
訓練キャンプにいます。急襲で上陸します。船を走らせています。飛行機を
飛ばしています。ライフル銃を持って行進しています。
どうやって、あなたの本当の経済が、景気に沸くのですか?

1946年、それは、政府支出が3分の2落ちたために、戦後不況になると
経済学者たちが予測した年でしたが、アメリカの歴史すべてにおいて、
最大の景気に沸いた年となったのです。どうしてでしょうか?

本当の経済が、人々の欲しがるもの、車、テレビ、家を生産したからです。
企業たちが、消費者たちに応えたのです。物を爆破するために、飛行機、
戦車、銃、船が欲しかった、年俸1ドルで連邦政府で働く企業幹部たちに
よって運営される政府の、やかましい要求に応えるのではなくてです。
676世界@名無史さん:2009/05/10(日) 23:36:58 0
「連邦準備制度が、私たちの前に展開する危機を引き起こした、
 最大にしてただひとりの貢献者です。」

と、トーマス・ウッズは書いています。

「共和国の歴史において、2000年から2007年に、
 それ以外の期間に創られたよりも多くのドルが創られました。」

911事件の後、連邦準備制度は金利を低くし続けました。一年で1%まで
下がりました。そのお金が、住宅に、株式市場に、どっと流れ込みました。
そして、2008年、連邦準備制度が引き締めを行い、バブルが破裂しました。
今、通貨供給量が、再び膨張していってます。この前の拡大によって
引き起こされた危機から私たちを救い出すために。

ニコラス・ビドルの第二合衆国銀行を、偉大なアンドリュー・ジャクソン
大統領が雄弁に物語っています。

「銀行が俺を殺そうというのなら、俺が銀行を殺してやる。」
そして、彼はやりました。

ジキル島で生まれたこの怪物(連邦準備制度)も、共和国に対するその
多々数々の犯罪と罪によって、即座に処刑されるべきではないのですか?
677世界@名無史さん:2009/07/18(土) 20:55:59 0
http://finance.yahoo.com/tech-ticker/article/282246/How-a-%22Very-Pessimistic%22-Ron-Paul-Would-Fix-the-Economy
Aaron Task
我々が経験している急激な景気と不景気の責任を、誰かいるとすれば、あなたは
誰に負わせますか?それは、連邦準備制度なのか、ウォール街なのか、自分たちが
支払える以上の住宅を買ったアメリカの住宅所有者達なのか、それとも人々が支払え
ないのに低所得住宅を押し進めた、バーニー・フランクのような民主党議員なのか。

Ron Paul
ひとりの人物です。

Aaron Task
ひとりですか。

Ron Paul
ケインズです。ケインズが、これをやったのです。
1920年代、1930年代に、彼が、流行し始めて、人々が、それを信じました。
そして、それに従って生活していました。ニクソン大統領は、共和党員すべてが
そうであるかのように言いました。今、我々は、皆、ケインズ主義者だと。
我々、皆、そうだったし、赤字財政と、お金の印刷機を信じているんだと。
それが、バブルを創り出しました。ですから、これは、頭を使った戦いなのです。
ケインズは、この戦いに負けたのです。人々が、このシステム(制度)は、うまく
行かないと認識し始めています。それで今、地下で進行している思考、インター
ネットや他で、今、進んで行っている考えは、オーストリア学派の経済学です。

Aaron Task
少なくともここワシントンでは、最近更にケインズが返り咲いているように見えます。

Ron Paul
あれは、最後の歓呼で万歳しているのです。それは、上手く行きません。
こんな風に言うんですよ。我々は、ふたつ景気刺激策をやりましたと。
それは、全てケインズですが。我々には、もう一つ必要ですと。
そうなったら、人々は笑いますよ。
678世界@名無史さん:2009/07/22(水) 07:59:39 O
公共事業よりも恐慌が終わるまでという条件で失業保険の給付期間を延ばす方が低コストで済みそうだが
679世界@名無史さん:2009/07/22(水) 08:07:26 0
問題はそれじゃ任意の業者に金流せないことだよ
キックバックが無いから政治家にやるメリットが無い
680世界@名無史さん:2009/07/23(木) 11:09:28 0
>>678
たしかにそのとおりだよね
インフラが整備されていない中国とかがやるのは乗数効果が期待できるけど
もう十分な日本がやっても意味無いよね
681世界@名無史さん:2009/07/23(木) 11:41:59 0
>>680
首都圏の環状線すら完成していませんが。
682世界@名無史さん:2009/07/25(土) 18:04:50 0
>>681
用地の取得に金がいくら掛かると・・
683世界@名無史さん:2009/07/25(土) 19:25:40 0
>>680
>インフラが整備されていない中国とかがやるのは乗数効果が期待できるけど
もう十分な日本がやっても意味無いよね

「乗数効果」の意味すら理解していないキチガイw
684世界@名無史さん:2009/09/08(火) 13:00:31 0
test
685世界@名無史さん:2009/09/24(木) 19:04:45 0
1950年10月30日、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス、「ケインズ卿とセイの法則」

彼が主張した諸政策は、まさしく彼の「一般理論」が出版される前に、英国も含めた
ほとんどすべての政府たちが、すでに採用していたものでした。経済問題に対処する
新しい手法の革新者でも擁護者でもありません。むしろ彼の貢献は、すべての経済
学者たちが破滅的であると見なしていたにもかかわらず、権力の座にある者たちに
人気があった諸政策を、明白に正当化することにあったのです。

彼の業績は、すでに実践されていた諸政策の理屈付けでした。
彼は、彼に精通した者たちが呼んでいるような「革命家」ではありませんでした。
「ケインズ革命」は、ケインズがそれを支持し、いかさま科学で正当化する、
ずっと前に起こっていました。彼が実際にしたことは、政府たちが広く行っていた
諸政策を擁護するものを書くことでした。

それは、政府たちと政権政党に熱狂的に迎え入れられました。特に狂喜したのが、
新種の知識人、政府経済学者でした。彼らは、やましい思いで居たのです。
自分たちが、全ての経済学者たちが、それは目的に反するものであり、
破滅的であると非難していた諸政策を実行していることを知っていたからです。
今や、彼らは気が軽くなったのです。「新しい経済学」が、道徳において均衡を
取り戻したのです。今日、彼らは悪い政策の便利屋になることを恥じていません。
彼らは自らを賛美しています。

そうした賞賛者たちが、彼の著作に捧げてきた華麗な形容辞も、ケインズが
セイの法則を論駁しなかったという事実を覆い隠すことは出来ません。
彼はそれを感情的に拒絶したのです。その理論的根拠を無効にするための
理にかなった主張を、彼はただの一つも述べませんでした。
686世界@名無史さん:2009/09/24(木) 19:06:26 0
ケインズは、とりとめない論法で、現代経済学の教えを論駁しようともしていません。
彼は、それらを無視することを選んだのです。それが全てでした。貨幣量を増大
させることは、一方において、あるグループを他のグループを犠牲にして贔屓し、
他方において、資本のいびつな投資と資本の非蓄積を促進する以外、何の効果も
齎せないという定理に対して、彼は決して真剣な批判の言葉を見いだしていません。

ケインズ主義の空前の成功は、それが現代の政府たちの「赤字財政支出」政策を、
明白に正当化するものを提供したからです。それは、前世代によって蓄積された
資本を散逸する以外、何も他に考えることの出来ない連中の、いかさま哲学です。

政府たちの代弁者が、あらゆる情熱的な怒号をあげようが、「正統派」の経済学者
たちによって描かれたインフレ政策と膨張政策の避けられざる結果が、起こりつつ
あるのです。その時には遅まきながら、ケインズは我々に「石をパンに変える奇跡」
の起こし方を教えはしなかったと、庶民ですら気がつくでしょう。

種とうもろこしを食べるという、ちっとも奇跡じゃない行為であったと。
687自由主義国でなくなった日本:2009/09/28(月) 14:42:51 0
2009年に日本は自由主義国ではなくなった。
かつては自由民主党と公明党が与党で日本は「自由主義かつ民主主義国」であったが、
この年の総選挙により政権が交代し、民主党と社会民主党と国民新党が与党となったため、日本は「社会主義かつ民主主義国」に変わったのである。
688世界@名無史さん:2009/09/28(月) 17:48:37 0
2009年9月14日、バラク・オバマ大統領、フェデラル・ホール

今までずっと、消費者支出を刺激してきました。
八ヶ月が経って、回復の取り組みは続いています。
人々が失業していて、我々の金融システムが弱い間は私は決して満足しませんが、
我々は、過去二年間の嵐が止み始めたことには、自信を持てます。



1933年10月22日、フランクリン・ルーズベルト大統領

我々の困難なる状況は、明日終わるということはありません。
しかし我々は、その途上にあり、正しい方向に進んでおります。



1939年5月、ヘンリー・モーゲンソー財務長官、下院歳入委員会

我々は、お金を使おうと試してきました。
我々は、これまで使ってきた以上に支出しているのに、うまく行きません。
我々は、決して、我々の約束を果たせていません・・・

我々が、仕事を望む者たち皆に、仕事を与えるんだと言いました。
この政権の八年間が経って、失業率は、我々が着手した時と同じ程あるのです。
そして、おまけに、莫大な債務!
689世界@名無史さん:2009/10/13(火) 04:43:46 0
今回に危機にたいする各国の財政出動
アメリカ 77兆円
中国 57兆円
EU 25兆円
日本25兆円


確かにケインズは死んだ。死んだのだ
690世界@名無史さん:2010/01/23(土) 12:16:14 0
691世界@名無史さん:2010/01/23(土) 13:15:12 0
>>689
EUって米に匹敵するほどの経済規模のはずなのに
それで財政出動は日本並じゃとても足りないだろう。
692世界@名無史さん:2010/05/29(土) 18:13:21 0
ハロルド・ウォーレス・ローゼンタール

『我々は労働者と経営者を対立させる事によって社会を分断するのに成功してきた。
これは我々の最も目覚ましい功績の一つだったかもしれない。
経営者も労働者もこの三角関係の基礎の上に成り立っている。

経営者は我々が資本の費用をずっと増加させ続けているから、物価を上げざるを得ない。
労働者は増加する賃金を持たなければならないし、経営者はより高い物価を持たなければならない。
そのようにして悪循環を作り出す。我々の役目がインフレの真の理由であるが、それが理由で
咎められることは決してない。なぜなら経営者と労働者の対立は非常に激しいから、どちらも
我々の活動を監視する余裕がない。

インフレの循環を引き起こすのは我々による資本費用の増加が原因だ。我々は労働もしないし、
経営もしない。だが利益は頂く。我々の金銭操作で企業に供給する資本に何の費用もかからない。
我々の国営銀行、すなわち連邦準備銀行を通じて我々は会員銀行である総ての地方銀行に対し
帳簿上の貸付け額を拡大し、無から有を作り出す。彼らは代わりに企業に対し帳簿上の貸付け
額を拡大させる。こうして我々は神以上に多くのことをする。なぜなら我々の富はすべて無から
創られているからだ。

驚いたようだな!だが驚いても無駄だ!それは本当だ。我々は実際に神より多くのことをする。
この架空の資本を使って我々は企業、経営者、労働者に借金を貸付けた。それは借金が増える
ばかりで決して無くならない。この連続的な増加によって、我々は経営者と労働者を対立させる
ことができる。だから彼らは団結して我々を攻撃して来ることはないし、借金無しの産業の
理想郷に辿り着くこともない。

経営者はそれ自身の資本を作り出せるし、利益という最良の部分を維持できる。
その商売は成長するだろうし、利益は増えるだろう。労働者も同様に繁栄するだろう。
一方、製品の物価は一定のままだろうし、産業、労働、経営は連続して増加するだろう。
生産者がますます利益を減らす一方で、我々が生産の増大部分を消費する寄生虫であることに
愚かなゴイは決して気づいてこなかったという事実を、我々ユダヤ人は誇りに思う。』
693世界@名無史さん:2010/05/30(日) 13:40:51 0
             オーストリア学派 (=真のマクロ経済学)
            (非総需要管理政策)

                 ↑(止揚)

       (共通点:総需要管理政策=クズ経済学 バカの経済学)
                 ↑
ケインズ派(財政政策) ←対立→ フリードマン派(金融政策)
694世界@名無史さん:2010/05/31(月) 17:14:32 0
マーク・ファーバー、2010年5月22日、ミーゼスの集い
http://www.youtube.com/watch?v=H0sS6a9RW2E

私が言おうとしているのは、金融政策、経済システムに対する政府のどんな干渉も、おびただしい、
意図せぬ、そして、しばしば予期しない結果があるということです。

クルーグマン氏が昨年9月、ニューヨーク・タイムズに、
「どうして経済学者たちは、これほど間違えたのか?」という題で、7000語の論説を発表しました。
題は、「どうして私ポール・クルーグマンは、これほど間違えたのか?」にすべきでした。

しかし、その論説の面白い部分、彼があらゆる経済学説を論じている半分が、かなり否定的に
自由経済とシュンペーターにあてられていて、しかし基本的に、彼は一文すらも過剰なレバレッジ、
もしくは過剰な信用(クレジット)成長という言葉に言及していませんでした。過剰な信用成長が、
金融と経済の不安定を引き起こしていることに、一言すら言及がありませんでした。

私の見る限り、連邦準備制度は決して金融引き締め政策を実施しないでしょう。
彼らは刷って、刷って、刷ります。もちろん、それは必ずしもうまく機能しません。
要点は、彼らには債務収縮的な信用(クレジット)中毒の経済をやっていく余裕がないことです。
だから彼らは刷ることになります。そしてそれが、種々異なる資産の価値に影響します。
もちろん紙幣(ペーパー・マネー)、とりわけアメリカ・ドルの長期的な価値にも。

さて、ちょっと理解することが重要なものは、アメリカの金融政策の背後にある哲学です。
お金を刷ることに熱心な政府、彼らはお金を刷れるのです。それは非常にはっきりしている筈です。
とりわけ彼らが、信用成長を心配しないのであれば。そして財政赤字を心配しないのであれば。

また思い出させてくれるのが、二週間前、テキサス大学のジェームズ・ガルブレイスがインタビュー
を受けていますが、財政赤字は問題じゃないと言っています。ギリシャで危機が起こっていた、
まさにその週にです。こういう考え方ですと、システム内に信用問題を抱えることになるのは
明らかです。はい、連邦準備制度は、我々が信用バブルを制御できると言っています。
695世界@名無史さん:2010/05/31(月) 17:16:49 0
国際準備の成長をご覧になれば、1995年には1兆ドルであったのが、今は8.5兆ドルです。
これは、インフレ(通貨膨張)から表れた症状です。システム内に過剰流動性が有るという、
明らかな症状です。

ドイツの財務大臣が、市場が制御不能になっていると言っていますが、中央銀行たちが制御
不能になっていると言わねばなりません。お金を刷って信用成長を引き起こしているという点で。
それが制御不能になっているのです。市場は制御不能になってやしません。
彼らの考え方が変なのです。

経済学における物凄い詭弁が、刷って繁栄に至ることが出来るという信念です。
あらゆる証拠がそれに反しているのにです。
もしも、お金を刷って、債務を増やして、繁栄につながるなら、ジンバブエは飛び抜けて最も
裕福な国になっていたでしょう。ところでムガベは、ベン・バーナンキの経済学の師匠ですが。

言っておきますが、西洋世界の政府信用(ソブリン・クレジット)は、すべて破産します。
しかし彼らは、正式に破産する前にお金を刷ります。大規模に。それはとても明らかな筈です。
なぜなら、真実の時を先送りすることが、政治的には最も容易な方法だからです。

人々が財政赤字は問題じゃないと言う時、私は不思議に思います。なぜ税金があるのかしらと。
まったく税金を払うべきじゃありません。ぜんぶ赤字で調達するだけです。ずっと単純です。
皆を、ずっと幸せにします。

大学にいる経済学者たち、彼らは皆、きっと知能が高いんでしょう。教科書を勉強して。
ただし、間違った教科書を勉強して、彼らの見解はまったく矛盾しています。

私は最終的な危機が起こると思っています。
危機の先送りは出来ますが、結局は大きな危機に陥ります。
2008年に金融システムが破綻しましたが、次の駅で政府たちが破綻します。
私は、西洋世界はすべて破綻すると思います。

彼らは破綻する前に、お金を刷ります。戦争を始めます。
ですから、何もかも、私たちは皆、破滅する運命にあります。
696世界@名無史さん:2010/06/20(日) 20:13:43 0
>>587
これは日本だけでなくアメリカやイギリスでも銀行叩きが起こった

697世界@名無史さん:2010/07/05(月) 22:35:31 0
そうそう
ボルカールールや英国金融への徴税強化とかどこの国でもいっしょ

「なんであいつらの不手際をオレらの税金でケツぬぐわにゃいかんのよ?」

とみんな思うわけだ。しかしそれは当事者への懲罰と
2度と同じことができないような仕組みづくりとセットであればずいぶん変わるとおもうけどな

古今東西、便乗して声高に金融を攻撃して票集めにいそしむ自分のことしか考えない政治家ばかりってことかぬ
698世界@名無史さん:2010/07/22(木) 20:31:48 0
ロバート・ヒッグス、「体制の不確実性」
http://www.independent.org/publications/tir/article.asp?a=430

経済学者たち、歴史家たちは、ニューディール政策が投資家たちの心(マインド)に、異常なほど高い
「体制の不確実性」を創り出したことで、大恐慌(The Great Depression)を長引かせたという仮説を
真剣に受けとめるべきだ。

大継続(The Great Duration)をそのように理解することは、戦後の大脱走(The Great Escape)の
適切な理解と、うまくかみ合う。ケインズ主義者たちは、戦争が終わった時に不況への逆戻りを予想
していた。ほとんどの経営者たちは全く逆に、戦後、どんな深刻な不況の脅威もないと思ったのだ。
経営者たちはケインズ主義の経済学者たちより、はるかに良く予想していた。
それ以前に、またはそれ以来、決してなかったほど、民間経済は開花したのである。

公式資料は価格水準の誤った計測のため本当の増加が控えめに言われているが、実質国内生産は、
1945年から1946年に29.5%の増加を示している。1945年と1946年に民間投資は景気づき、企業株式
の価格は急上昇している。この戦後の驚くべき飛躍は、どの標準の解説でも説明できない。
しかし、私有財産の体制の見通しが改善されたことを組み入れる解説は、それを説明できる。

1935年から1940年まで、ルーズベルトと彼の回りで吠え立てていた熱烈なニューディーラー達が居て、
民間の投資家たちは、1920年代後半のようには自分たちの資金を賭けようとはしなくなった。
1945年に、ルーズベルトが死に、ニューディールが退却し、戦時統制のほとんどが取り除かれて、
投資家たちが大挙して出てきた。

連邦政府が、考慮せねばならない大きな強い力となっており、そのままであったことは確かであるが、
経営者たちが戦前に知覚したような恐ろしい潜在性を、もはや政府が持っているようには見えなかった。
投資家たちにとって、悪夢は終わったのだ。経済にとって、もう一度繁栄が可能となった。
699世界@名無史さん:2010/07/22(木) 20:44:54 0
1949年、ベンジャミン・アンダーソン、「Economics and The Public welfare」
http://mises.org/books/economics_public_welfare_anderson.pdf

大銀行たちと集中化した産業たちと政府が協力して、市場の自由を破壊し、商品価格の
低下を阻み、七年間にわたって日本の価格水準を、低下していく世界水準より高くした。

その期間、日本は慢性的な産業の停滞に苦しみ耐えた。
ついに1927年、非常に厳しい銀行危機が起こり、多くの産業はもちろん、多くの大支店
銀行制度が破綻した。愚かなる政策だった。

一年間の生産に相当する在庫品の損失を回避しようとして、日本は七年間を失ったのだ。
700世界@名無史さん:2010/07/26(月) 12:18:57 0
まあ、今の世の中供給力のほうが有効需要よりはるかに多いからなぁ
資本主義が始まった頃は単純素朴に自由放任にすればどうにかなるワイ
と放置プレイに徹していたのだが、
マルクス・レーニンの時代になって、放置プレイだとまずいのではないかと
思って共産主義の発想が出たのだが、
有効需要と供給力の問題を解決するには共産主義にしたのだが、
全体主義の収容所国家になったので、こりゃまずいと思い
ケインズが有効需要の原理を発明して、
有効需要のほうをいじればいいじゃないかといって
戦争経済(ケインズは必ずしも戦争しろとまでは言っていない。)
にして経済を伸ばしていたのだが、21世紀になって主要国同志の
大戦争がなくなると、今度は供給力(供給者の大金持ち、大企業)
の方を優遇したら、供給者が供給力を裁くために有効需要を
作り出してくれるワイといって新自由主義哲学が始まったのだが、
初期の頃はグローバル経済を作り出して、第三世界の国々も
昭和30年代レベルにまで押し上げたのだが、そのうち内部留保が
たまるとマネーゲームに走り出して、バブル崩壊
今に至る。
まあどの経済学も今のところ供給力のほうが
有効需要よりも多い状態の改善策を生み出せていないのが問題だな。
新しい系ザクを作り出して供給力>有効需要を解決しないと
701世界@名無史さん:2010/07/31(土) 21:11:08 0
2003年5月31日、ベン・バーナンキ、東京
http://www.federalreserve.gov/boarddocs/speeches/2003/20030531/default.htm

1930年代初め、高橋是清は、リフレ(通貨再膨張)政策によって、日本を見事に大恐慌から救いました。
フランクリン・ルーズベルト大統領の、金融と銀行におけるリフレ(通貨再膨張)政策が、1933年以降、
合衆国のために同じことをやりました。どちらの場合も、好転は驚くほど急速でした。



1929年11月、高橋是清

例えばここに、一年五万円の生活をする余力のある人が、倹約して三万円をもって生活し、あと二万円は
これを貯蓄する事とすれば、その人の個人経済は毎年それだけ蓄財が増えて行って誠に結構なことであるが、
これを国の経済の上から見る時は、その倹約によって、それまで、その人が消費しておった二万円だけは、
どこかに物資の需要が減る訳であって、国家の生産力はそれだけ低下する事となる。

更に一層くだけて言うならば、仮に或る人が待合へ行って、芸者を招んだり、贅沢な料理を食べたりして
二千円を消費したとする。これは風紀道徳の上からいえば、そうした使い方をしてもらいたくは無いけれども、
仮に使ったとして、この使われた金はどういう風に散ばって行くかというのに、料理代となった部分は料理人
等の給料の一部となり、又料理に使はれた魚類、肉類、野菜類、調味品等の代価及び、それらの運搬費、
並びに商人の稼ぎ料として支払われる。即ちそれだけ、農業、商業その他の生産業者の懐を潤すものである。
その金は転々として、農、工、商業者の手に移り、それが又、諸般産業の上に、二十倍にも、三十倍にもなって働く、
故に、個人経済からいえば、二千円の節約をする事はその人に取って、誠に結構であるが、国の経済からいえば、
同一の金が二十倍にも三十倍にもなって働くのであるから、寧ろ、その方が好ましい訳である。



2006年1月11日、ショーン・コリガン、Mises Economics Blog
http://blog.mises.org/4553/a-fine-exemplar-for-the-new-fed-chairman/

これはケインズの先取りであるだけでなく、まさしくバーナンキの滑稽な「貯蓄過剰」仮説の先駆者のようにも聞こえる。
702世界@名無史さん
1935年7月27日付、高橋是清、東京朝日

昭和7年度以来毎年相当巨額の公債の発行にも拘らず、今日までの所幸いにその運用は理想的に行われ、
いまだ公債に伴う実害を発生して居らぬ。かえって金利の低下や景気回復に資せるところが少なくない。
世間の一部にはこの効果に着目し、公債は何ほど発行しても差し支えなきものであるかのごとき、
漠然たる楽観説を懐いて居る者もあり、また今日政府の採って居る公債政策ごときはいまだ不十分であって、
どしどし公債を増発して国家の経費を大いに膨張せしむべしと説く者もあるようである。しかしながら公債の
過剰発行による財政、経済の破綻に付いては欧州大戦後多数の国家にその実例の存する所であって、
公債は何ほど発行しても差し支えなしと論ずるが如きは、最近の各国の高価なる経験を無視するものである。



1936年2月28日、報知新聞

高橋大蔵大臣は二月二十六日、不慮の災禍により重傷を負われ、同日遂に死去せられたり。



2006年1月11日、ショーン・コリガン、Mises Economics Blog
http://blog.mises.org/4553/a-fine-exemplar-for-the-new-fed-chairman/

彼(高橋是清)は就任すると、金(ゴールド)を放棄し、不換紙幣を増刷し、資本移動を閉鎖し、
中央銀行に政府債務を直接引き受けさせた。それは、後に遅きに失した抵抗によって、
1936年に暗殺されるという結果となって部分的に償われた。