やあホームズ。新スレを立ててみたよ。
このスレもいよいよ4代目、ますます盛り上がりたいところだねえ。そうだろう、ホームズ?
「>1のスレ立てについてですが・・・」
「前スレが埋まりそうな様子でしたよ」
「まさにそれが>1乙ですな」
6 :
世界@名無史さん:2008/04/16(水) 19:44:25 0
アガサ・クリスティのポワロってそのままホームズなのね。
なんかあそこまで同じだと面白くないな。
どうせだったらホームズにすればいいじゃん。
ホームズは活動型の探偵、ポワロは安楽椅子探偵。全然タイプが違う
そもそも外国人だし>ポアロ
意識してる所はあるし、それはクリスティ本人も認めてるよね。
でも、後発はどうしたって、意識せざるを得ないだろうし。
つまり
コナン・ドイルのホームズってそのままデュパンなのね。
なんかあそこまで同じだと面白くないな。
どうせだったらデュパンにすればいいじゃん。
って話ですね わかりますw
実際にドイルも、作品中でホームズの口を借りて、デュパンを意識していることを
ばらしちゃってるしね。
ただ、そういった先達を経て、ホームズもので確立された、様々な探偵小説の「様式美」
とでも言うべきものが、ドイル以降の推理作家たちの頭を悩ませてきたのは間違いない
だろうな。
ポアロが捜査の都合で盗みに入る時に電気工事人を装って…
っていう話では、もろにミルヴァートンを意識してるなーと思った。
ついでに忍び込む方法がなんとかホームズの一枚上手を行こうとしてるのよくわかってたいへん微笑ましかった。
話自体も良く似た話に見せて実は…って感じだったし。
推理力が卓抜しすぎてて周りから気違い扱いされる、ってのが同じなのも微笑ましいね
15 :
世界@名無史さん:2008/04/18(金) 19:10:26 0
ABC殺人事件読んだけどやっぱりホームズだな。
あべし殺人事件
17 :
世界@名無史さん:2008/04/19(土) 19:27:20 0
「オリエント急行の殺人」はホームズ的ではないと思うな。
俺は、クリスティとかの作品はあまりホームズ的とは思わないけれどな。
まあ、名探偵と助手or解説役のコンビというのはデュパン以降の伝統だから
置いておくとして、クリスティはパズル的な謎解きがメインになってる感じ。
ポワロものの犯人の多くは完全犯罪を目論んだり、自分が真犯人と分からないように
色々とトリックをつかっている。
それに対してホームズものは事件進展の意外性はかなりあるけれど、犯罪自体は
結構シンプルだと思う。
犯人が目くらまし的なトリックを使ってるのは、バスカヴィル家の犬やノーウッドの建築師
ぐらいじゃないかな?
いちおう恐怖の谷、銀星号、ブルース・パティントン、ソア橋あたりもでしょうか?
でもまぁ確かにホームズの犯人にはあまり複雑なトリックを使う人はいない気がしますね(上のもごく簡単なトリックばかりですし…)。
>>15 >>17 をみて「ABC」「オリエント」の探偵がホームズだったらどんな展開になるだろう…とふと思ってしまいました。
何のスキルもないので思っただけで終わりですけど。
まあ、推理小説としてみた場合、クリスティの方が洗練されているな。
それは勿論後発だったことによるけど。
22 :
世界@名無史さん:2008/04/21(月) 00:23:03 0
>20
オリエントならホームズがワトスンに食堂車で飯食いながら延々と疑問点を突っ込んでワトスンが「犯人は」と言いかけたところで犯人が食堂車に来る「ボスコム谷」パターンになるな。
グラナダドラマの「ギリシャ語通訳」、なんか「オリエント急行」意識してない?
まだらの紐で、博士は豹を放し飼いにしてたんだけど、犬は檻に入れてたろ?
あの犬は豹より凶悪なのか。豹の餌とかどうしてたんだろ
25 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 22:22:46 0
そのへんはそっとしといたほうがいいんじゃないかw
練りに練って設定したわけじゃないし、
苦しいなりに説明をつけようとしても破綻しそう。
豹=ペット。慣れてるので放し飼い。
犬=実は豹の為のご馳走。危険を感じて逃げ出そうとするので檻に閉じ込めてある。
とか?
トラ夫妻はよく放し飼いに付き合ってたもんだな。
「ワイルド7」で、緑の墓がヒヒを放し飼いにしてるんだけど、まだらの紐を連想したよ。
28 :
世界@名無史さん:2008/04/30(水) 01:22:09 0
29 :
世界@名無史さん:2008/04/30(水) 08:04:14 0
>>24 ありゃチーターだよ。大型のネコの中ではおとなしく、インドあたりじゃ猟犬のように飼われたらしい。ドイルはそのイメージだったんだろう。
>餌とかどうしてたんだろ
屋敷の侵入者。つうかヒヒを食っちまう気がするが。
たしかにチーターはかなり臆病で気が弱いし猟犬はともかく、番犬代わりには向かないね
31 :
世界@名無史さん:2008/04/30(水) 11:40:21 0
むしろヒヒのほうが兇暴かも。でもチーターは夜行性、ヒヒは昼行性だっけ?
32 :
世界@名無史さん:2008/05/01(木) 00:41:51 0
動物ついでだけど、バスカヴィル家の犬って
「小さな牝獅子ほどの大きさ」で
大の男がそろいもそろって腰抜かすほどオッカナくなるものなの?
(ま、自分が当事者なら腰抜かすと思うけど)
口から火を噴かせたりして、ケルベロス犬っぽくしてる演出が効いたのかな?
33 :
世界@名無史さん:2008/05/01(木) 00:55:27 0
20年位前のアメリカのビデオドラマが、すごく雰囲気良く魔犬を再現してたよ。
口から火を吹くなんてもう、あんなの夜中に見たら腰抜かすよ。
グラナダの魔犬は何であんなにしょぼいんだ!
>>33 レスthx
機会があったら、今度見てみたい!
35 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 12:24:30 0
タクシー馬車以外の、ロンドンの軌道馬車って、公営だったの?
36 :
ワトスン:2008/05/08(木) 00:44:33 0
ゴールデン・ウィークの書き込みがひとつだけなんやもん、考えられん・・・・
よく地方の貴族や金持ちの話が出てくるけど、
何日も屋敷の外に一歩も出ないという描写を読むと、
一体中で何してたんだろうかと思う。
退屈でたまらないんじゃないかな。
家事は召使いがやってくれるし、
まさに金持ってるだけの引きこもりみたい。
>>37 > 何日も屋敷の外に一歩も出ないという描写
それは貴族や金持ちであっても「変わっている」「怪しい」って言うのを
表現する描写だよ。
実際の貴族や地方の名士は、地域の催しやら政治的なことやら自分の事業やらなんだかんだで、
やたら忙しかったらしいよ?
39 :
37:2008/05/21(水) 00:20:47 O
>>38 そうだったんだ。
ありがとう。
どおりでそんな屋敷にばかり怪事件が起こる訳だね。
今の忙しさの感覚と比べると質が全く違うけどね。
日付が変わる前に寝て7時には起きる生活サイクルが
ほんの数十年前までは当たり前だったってのがある意味信じられない。
例えば通信手段が手紙、電報、電話しか無い時代であれば、
手紙を出してから返事が返ってくるまで1週間くらいかかっても「当たり前」だった。
現代はFAXやE-メールで、即日や次の日に、といった要求がされる。
忙しさの質が違うとはこういうことだね。
>>41 それでもたまーに、早朝の手紙で叩き起こされるような場面もあったりして、
朝の6時あたりに届くメッセージなら今で言う電報に近いイメージなのかな?
ああいうのは郵便ではなくて、メッセンジャーサービスの至急便みたいなものと
理解してるんだけど、どうだろう?日本だといくら速達とはいえ朝6時に配達する
ようなサービスは無いと思うんだよね。電報は真夜中でも届く?
当時、電報は一日十回以上配達できるシステムになっていた。
手紙も差出日に届くのが普通。
もちろんものすごい数の人手が入り用になるが、だからこそ「緋色〜」に出てくるようにコミッショネア
(配達業務などを請け負う退役軍人たち)も立派に職業として成立していたわけで。
イギリスって現代のほうが列車は時間通りにこないは
手紙は行方不明になるはで退化しているんだよなw
今のイギリスではなぜか、ナイフを使った殺傷事件が大ブームらしい。
その対策にイギリス警察が、繁華街に空港で使うような金属探知機を設置するんですって。
あほかw
ハリポタのなあ・・・・
47 :
世界@名無史さん:2008/05/28(水) 00:07:14 0
ホームズスレがあまり見当たらないのでここで質問させてください
「まだらの紐」の人気が高いのはなぜなのですか?
ドイル自身も気に入ってるようですし、読者のランキングでも1位になっているようです
決して批判をしたいわけではないのですが
読んではみたものの、この作品がそれほどまでにカリスマを持つ内容だとは思えませんでした
何か「まだらの紐」を執筆する際に纏わるエピソードなどがあるのでしょうか?
どなたか教えてください
>>27 トラって、姓なんだな。
酔っ払いの意味で使っているのかと。
「トラー」くらいの表記にしてよ。
50 :
世界@名無史さん:2008/05/28(水) 00:36:31 0
>48
だんなさんのほうは本当に「トラ」になってるからなw
ぶな屋敷って、犯罪に問うとしたらどんな罪名かな? 犯罪になるのかな
現在の日本の法律に当てはめると、娘を監禁したのは、
略取・誘拐にあたると思う。
あとはホームズ達に対する暴行未遂かな?
まあ、ホームズも不法侵入をしたわけだが…。
ホームズは不法侵入はしょっちゅうだよな。
昔、座敷牢なんてのが日本にあったみたいだけど、あれも略取・誘拐になるのかな
55 :
世界@名無史さん:2008/05/29(木) 12:51:49 0
ホームズがストーナー嬢に優しいところがいいですね。
>>47「まだらの紐」の人気が高いのはなぜなのですか?
> 何か「まだらの紐」を執筆する際に纏わるエピソードなどがあるのでしょうか?
ない。
> 読んではみたものの、この作品がそれほどまでにカリスマを持つ内容だとは思えませんでした
他の短編なら面白いと思えたものがあったのか? そもそも推理小説あるいは小説が面白いと思ったことがあるのか?
他人の評価なんて気にしても仕方がない。 読者投票ったって、
どうせ小学校の図書室で読んだとかそんなとこで印象深いってんじゃないの
評価は人それぞれだよね。
私も正直それほど『まだらの紐』がすごいとは思わなかったんだけど、
前に友達にホームズの本を貸したときは、『まだらの紐』が一番面白いと言っていた。
私は『瀕死の探偵』が面白かったんだけど、スタリットの本の訳注に、
「駄作という評価を受けた作品」と書いてあって、ほんとに感じ方は人それぞれなんだなぁと思ったよ。
今面白くなくても、歳をとってまた読み返したときにまた違う魅力を発見して、
自分の中で評価が変わったりして楽しめる作品だと思う、ホームズは。
よく言われることだけど、ホームズは「?」な作品も多い。
「まだらの紐」も、当時のあいまいな知識で書かれているということもあって、
○○がミルクを飲むか、とかね。
でも、本格推理小説の醍醐味が、「犯人の仕掛けた怪奇な謎を、名探偵がいかに
解くかという過程を、雰囲気たっぷりに描く」ところにあるとすれば、「まだらの紐」
は、まぎれもなく傑作の一つだと思う。
つーか、ジャンルの「始祖」なんだから粗があって当然。時代が下るにつれてこれがだんだん洗練されていく。
例えば手塚治虫のブラックジャックには今の目から見れば医学的におかしなところがたくさんある。
しかしそれは漫画としてのブラックジャックの価値を貶めるものではない。それと一緒。
そろそろミス板でお願いできないものか
あそこは空気が違うから嫌
ならば当時の動植物学の知識は一般的にはどの程度だったか、というのはどうか
ガマガエルのような四つ足の「イグアノドン」の巨大復元模型を使った博覧会が、
当時19世紀末の倫敦で開かれていた
65 :
世界@名無史さん:2008/06/12(木) 04:03:11 0
ちょっとここでもききたいんだがボヘミア王ってどの程度すごいんだ?
アドラーは今の感覚で雅子と結婚する前に皇太子と付き合ってたような感じなのか?
ボヘミアって当時独立国じゃないしよくわからん
お忍びとはいえロンドンまでほぼ一人で出向いてるし
(なんでホームズがそこまで有名かもよくわからん)
あと下宿なのに壁に弾痕つけたり変な実験したり犯罪者が襲撃に来たりで
ハドソンさんよく出てってくれって言わなかったよな・・・
グラナダのまだらの紐見てて思ったんだが、ジプシーがいけないからってロマにセリフ変えられてるじゃん。
でも根本的にあの話っておかしいところあるよな? 蛇がミルクとか口笛とか。
なんか言葉狩りって言うの? ばかばかしくって見てて笑えてきちゃったよ。
>>66 とりあえず2行目に何の存在理由も無い事だけはわかった。
>>67 おまえの日本語がおかしいということだけはわかった
>>65 オーストリア皇太子ルドルフがモデルかな。
もっともルドルフは即位前に自殺しているが。
あー。ルドルフは既婚だけどマリーとの醜聞とかか。
それはイメージ的に近いものがあるな。
どろどろしたものはドイツ系にしとけと言うのもあるんだろな
「ボヘミアの海岸」っていう言葉もあるくらいだし
野暮な突っ込みはナシよってことだったのかも
当時の警察官の階級ってどのへんのものだったの?
ピールの警察改革から半世紀ばかりたってるし、職業としては認知されてたと思う。
でも軍人なんかに比べると貴族の師弟にしろ労働者階級にしろ
少し「地味な」職業として認知されてたかもね
するとジェントリのホームズに侮辱されるレストレードの心中を思うと、なかなかきついもんがあるなw
>>73 金貨に釣られて情報をしゃべっちゃう程度の収入で、社会的にはメイドなんかと
同レベルの地位。
レストレードのファーストネームって何よ?
G…Georgeぐらいしかパッと思いつかん。
実はグレグスンと同一人物でトバイアス・グレグスン・レストレードという名前ww
>>80 これを見ると、バスカーヴィルでレストレードを呼んだのは、
ホームズが彼を雇ったと言うことになってるけど、これって事実なのか?
83 :
世界@名無史さん:2008/07/10(木) 23:06:16 0
>>29-
>>31 亀レスだけど・・・ チーターはインドじゃなくてアフリカの動物だろ!?
レストレードは警官=使えんの代名詞みたいに言われることもあるけど
ホームズ的にはそれなりに認めてるんだよね
「手に負えなくなると〜」ってことは最初から使えん相手には言わない評価だろうし
プロとかも言われてるしほめられてもいるし訪ねてきたら喜んでもいる
ただし面構えは最後まで悪かったよだがw
85 :
世界@名無史さん:2008/07/11(金) 01:53:24 0
うん信用に足る人物だと思うよ>レストレイド
職務に忠実なだけで、あっさり負けを認めるからね。負け惜しみも言わないし。
部下にも信頼されてるっぽいし、わりと好人物かもナ。
ただずーっと警部なんだよなぁ。
しかも緋色の時点でさえ警部になってから結構経ってるような既述があるし
どんだけ警部やってんだよと。
手柄立ててるはずなんだから少しは昇進しててもよさそうなもんなんだ。
小説にそんな事言われても…
89 :
世界@名無史さん:2008/07/11(金) 18:06:54 0
レストレイド二人説
出典:塾考シャーロック・ホームズw
それなんだっけ?
親子説だっけ?
現場が好きだからってんで、デスクワークを断ってるとか。
名声は欲しいままに出来るし。(ホームズのおかげで)
92 :
世界@名無史さん:2008/07/11(金) 21:16:37 0
ホームズにあれだけからかわれたり真相をはぐらかされたりして嫌な思いをしても依頼に来る辺り、
なまじ名声(それも少なくない量がホームズの物)が有るばかりに苦労してるってことかな
93 :
世界@名無史さん:2008/07/11(金) 21:29:29 0
「第二の汚点」なんてもう、良いとこ獲りだらけw
95 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 00:15:33 0
何か名探偵コナンの小五郎とコナンみたいだよ、
と言ったらレストレード君には悪すぎるか
そんなもの引き合いに出さないでくれ
97 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 20:27:35 0
世界史版的な一番のネタは、
ホームズの兄マイクロフトが大英帝国の政策決定に多大な影響を与えていたって話しだろ
ホームズは東洋で諜報員も勤めていたし
99 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 21:33:59 0
マイクロフトってシャーロック以上の頭脳の設定なんだよね・・・
あとチベットのラサいってるけど
当時チベットって鎖国中だと思うのだが・・・
おなj東洋人の河口でさええらいっくろうしてるというのに
人種が違うエゲレス人のホームズがしかも何の権力的後ろ盾もない状態の
ホームズが入国して謁見とか可能なんだろうか?
あとカリフにもあってるけどこれも一般人が会えるような存在じゃないと思うのだ
変装したのだ!
権力的後ろ盾はマイクロフトだろ。
グレート・ゲームの一環としてのアジア・中近東探索活動だったと解釈するのが妥当
(まぁ、大空白時代についての解釈はいろいろあるけど)。
ハルツームを訪れたのは、ゴードン将軍に敬意を表したのかね。
あと、シガーソンという偽名は、どこから思い付いた名前なのか。
G・シガーソンという、医者上がりの作家がいるが、そのへんか?
やっぱ「タバコの申し子」だからじゃない?w>シガーソン
アイリーンが逃亡した後に
アイリーンの家にいた女中が実は
アイリーンの変装かもと思ったのは俺だけか
うーん、言われてみれば確かに・・・
106 :
世界@名無史さん:2008/07/17(木) 00:36:19 0
「金縁」や「まがった男(かたわ男で何が悪い!)」のメイドさんって、
「最下層の女」に入るのかねえ。
ヴィクトリア・べッカムよりずっとましだと思うんだけど。
いかりや長介が登場してるんですよね?
109 :
107:2008/07/18(金) 21:02:11 0
「唇のねじれた男かよ!」
アイリーンは元プロの俳優だからな。 ホームズは演劇はかじってたんだろうか。
ホームズはバリツ、ルパンは柔道を使う
教授も合気道でもやってれば死なずに済んだのに・・・
でも帰ってきたのは教授の変装という珍説をきいたこともある
112 :
666:2008/07/19(土) 09:32:59 O
てゆーか、モリアーティ教授って一応ホームズのライバルって設定なのに出番少なすぎ……。
教授の変装? それ面白そう!
114 :
666:2008/07/19(土) 10:33:19 O
教授がホームズになりすましたら、無敵だね。キラこと夜神月が、二代目Lにおさまったようなもの……。
115 :
世界@名無史さん:2008/07/19(土) 10:43:01 0
「ライバルって設定なのに出番少なすぎ」
ドイルがホームズを「殺す」為に創ったいわばラスボスだからね
116 :
666:2008/07/19(土) 10:59:32 O
モリアーティ教授=ラスボス
確かに……。登場する短篇のタイトルも、そのものズバリ「最後の事件」ですものね……。でも、その後またホームズの話を書き出したわけですから、たとえば「恐怖の谷」なんかでは、もっとモリアーティの見せ場とか創って盛り上げて欲しかったかな、と。
「ジャッカー電撃隊」最終回の番場と鉄の爪みたいに、
ホームズとモリアーティーの変装合戦があったらもっと盛り上がったのに
118 :
666:2008/07/19(土) 11:24:52 O
うん。あ、そーいや俺が持ってる創元推理文庫では、モリアーティって書いてあるけど、こないだ本屋で何気なく手に取ってみた新潮文庫ではモリアティ教授になってたが……。何故だ????
個人的に、表紙の絵は新潮文庫のが好きだが。
先週テレビで見た映画でトム・ソーヤか誰かに射殺されてたw
>>119 見たよ。
変な映画だった。
「M」って、最初でてきたとき兄さんなのかと思った。
あの時代だし、ホームズが出てこないのが納得いかなかったんだけど、
あれってチベットに行っててロンドンにいないときの話ってことなのかなぁ。
映画は1899年(アメコミ原作では1898年)。
あの中での設定ではホームズがライヘンバッハで本当に死んでいて、
モリアーティの方だけが生き残ったことになっている。
ワトスンがホームズを蘇えらせようと、フランケンシュタイン博士を探して旅をするんだよな
ホームズは滝に落ちて美少女吸血鬼に噛まれて生き長らえるのだ・・・
125 :
世界@名無史さん:2008/07/20(日) 23:23:41 0
ホプキンス警部とレストレード警部が共演していない。
同じ警部同士だけど、やっぱり年功序列でレストレードが上?
懐かしいな。ロムロム版動画止まりまくりでおおわらいやった
でもゲームとしてはなかなか面白かった。「ホームズものらしい」事件がそろってた
>>125 そういやロンドン警視庁の面々は互いにカブらないようにキャスティングされてるね。
古株のレストレイド、中堅のブラッドストリート、若手有望株のホプキンズ、などなど。
それぞれの初出と終演をリストしてみると面白いかも。
ホームズ世界では、いつ頃からワトスンのおかげで世間は真実を知ったのだろう?
人づてには評判高かったみたいだけど、ずっとヤードに手柄を譲ってたからな
卸も小売もやるってことは知的好奇心を刺激しない失せ物探しとか浮気調査なんかは
イレギュラーズな浮浪者のガキにでも実務をさせて上前をはねてたんだろうか。
案外ワトスンが独自のノウハウを編み出して
ダウジングロッドを構えながらペット捜索なんかして堅実に開業用貯金とかしてたりしてな。
>>131 自分も、暇を見つけては自分なりにそういう年表つくってるけど、
事件の半分くらいの年がわからないよ。
何年かという根拠が見つからなくて、わからないままにしてる。
ワトスンの結婚についての記述は本当に混乱してる。
いろいろ研究書読みたいけど、なかなかお金がなくて。
そのうちできればいいな、位の気持ちで気楽に楽しんでやってるよ。
年代記作成に当たって確実なことは「発表された事件は発表される前に起こった」くらいだぜw
>>133 いやいや、プロファイリングすべきなのは標題の事件じゃなくて、そこに記述された別の事件とか、
既知の別件との整合性だと思うな。そこんとこが盛大に食い違ってるから、これとこれがブラフだという
認定が各鑑定人においてバラバラになる→それぞれの年表ができる、っていう部分がオモロイわけで。
俺も年表とか作ろうかと思ったけど、
シャーロック・ホームズ百科事典(?)ていうの読んで
その量の多さに圧倒されて断念した。
年表もそうだし、作中に出てきた名前だけの事件(スマトラの大ネズミとか)
とかまでまとめられてて凄かった。
まぁ結局はそれも誰かが作ったものだけどね。
>>104は俺だけどそのことは触れられてなかったし。
原典を原文で読める海外のサイトがあったんだけど、消えてるな・・・
おお、ワトスン君礼を言うよ!
「スマトラの大ネズミ事件」なんて、その場の思い付きっぽい事件名だよな。
ホームズってコカイン打ってたけど、やっぱ当時のイギリスでも、
アヘンよりは値段が高くてセレブの愛好品だったのかな
お〜い、ホームズ、いるのか〜?
ボヘミアの醜聞でハドスン夫人ではなくターナー夫人が出てきたことについての
解釈にはどんなものがあるか、詳しい方教えてもらえますか?><
解釈その1.
当時ホームズが景気良く支払った賃料のお陰で、リッチになったハドソン夫人が、
ちょっと休暇をとるために臨時に家政婦を雇った
解釈その2.
ハドスン夫人はターナー氏と再婚、当時ミセス ターナーになっていた。
解釈その3
よく言われているように、ワトスンは医者らしく字がきたなかったので、
ハドソン夫人と書いたつもりが、編集者にはターナー夫人と読み間違えられて、
そのまま活字になってしまったから。
解釈その1に一票
>>145の解釈だと、ワトソンはタイプライターを持っていなかったか、
持っていても使えなかった、ということになるな。
実際のドイル先生の生原稿は、手書きだったんじゃなかったかな
解釈その4
>解釈その1.
>当時ホームズが景気良く支払った賃料のお陰で、リッチになったハドソン夫人が、
>ちょっと休暇をとるために臨時に家政婦を雇った
しかもアイリーンが送り込んだスパイ(潜入操作)だった
王様が頼むとしたらホームズしかいない、と旦那に言われ極秘調査
150 :
世界@名無史さん:2008/09/02(火) 22:47:05 0
その説面白いな。
151 :
世界@名無史さん:2008/09/03(水) 22:51:16 0
>>140 ドリアン・グレイの肖像では、アヘンは下層民用
152 :
世界@名無史さん:2008/09/04(木) 22:03:56 0
当時はコカインを鼻から吸う方法はなかったのかな。
注射するってのも引くけど、ホームズが鼻をグズグズさせてるってのも引くな
かぎたばこはあったしフロイトの眼科麻酔がらみの話とか読む限りじゃ
粘膜からの摂取は素地もあるしそこそこ常識だったのではと思う。
まあでも効きを考えればポンプだろうね
そういえばホームズは嗅ぎタバコも愛用してるんだったか
なんで極東のスモウ・レスラーは大麻ぐらいで大騒ぎしてるんだい?
ホームズ、今では我が大英帝国でコカイン、ヘロイン、マリファナは違法なんだ。
おまけに煙草でさえ、いい顔されないときている。
あと100年もしたら、タバコも今のコカインなみに規制されてるだろうね。
その頃でも、ホームズ物語は愛されてるだろうか。
愛されていてほしい。
159 :
sage:2008/09/16(火) 20:20:51 0
マット・フルーワーのホームズ映画ってレンタルに出てるけど、ワトスンが嫌煙家になってて、
ホームズのタバコを嫌がりまくるんだよ。 これって原作の改悪じゃないのかな。
ホームズからタバコを取ったら
ホームズじゃなくなるよね。
吸っても健康を害さない煙草を発明したらノーベル賞どころじゃないと思うんだけどなあ
>119-122
遅レスだが、映画版ノベライズだとライヘンバッハの滝で死んだのは
「善人としてのホームズ」であるらしいことが示唆されている。
つまりM=ファントムこそがホーム……
ガイ・リッチー監督、ラッセル・クロウのワトソン役を否定
ガイ・リッチー監督が手掛けるシャーロック・ホームズの映画に、ラッセル・クロウがワトソン博士役で
出演するといううわさが流れたが、リッチー監督がこれをはっきりと否定した。
新作映画『ロックンローラ』(原題)のプレミアに出席したリッチー監督は、「ワトソンはまだ決めていない。
誰かがラッセルに決まったと言ったようだが、僕はそんなこと初耳だよ。多分現実にはならないね。
ワトソン役はまだ探している最中だ」と完全否定。
しかし、撮影は約1か月後から始まるため、ワトソン役のキャスティングが急がれるところ。
ホームズとワトソンを題材にした映画は、コロンビア・ピクチャーズが企画しているものもあり、
サシャ・バロン・コーエンとウィル・フェレルの出演が決まっている。こちらがコメディーになるのとは
対照的に、リッチー監督版はアクションが満載となるようだ。
http://cinematoday.jp/page/N0015123 ラッセル・クロウ、今度は「ホームズ」の宿敵モリアーティ教授役?
名探偵シャーロック・ホームズ役にロバート・ダウニー・Jr.が決定し、ガイ・リッチー監督が製作準備中の
アクション大作「シャーロック・ホームズ」。つい先頃、ホームズの相棒ジョン・ワトソン博士役を
ラッセル・クロウが演じるという噂が飛び出し、即座にリッチー監督本人から「私のワトソンは探している
真っ最中」と否定されたばかりだが、今度は映画情報サイトLatinoReviewが、クロウはホームズの
宿敵ジェームズ・モリアーティ教授を演じる、と伝えた。
彼はかねてより英映画誌エンパイアに、「モリアーティ教授は演じたくない」と語っており、もし
ワトソン博士を演じるとすると、ダウニー・Jr.&ストロング対クロウで、対立の構図は丸く収まるのだが……。
http://eiga.com/buzz/20080909/5
ダウニーJrだって?
ホームズがアイアンマンに変身でもするんかいな。
ダウニーJRってチビじゃなかった?
少なくともクロウのほうがデカいと思うけどな。
逆だよね、そのキャスティングは。
まあアクション大作とかいってる時点でホームズじゃないよね
ホームズの著作権切れた?
168 :
世界@名無史さん:2008/09/19(金) 05:52:49 0
>167
切れてるよ。
ハリウッドがやると、ろくでもないものになりそうだが。
イギリス映画界って今どうなんだろ・・・
170 :
世界@名無史さん:2008/09/22(月) 23:24:36 0
Kill ALL Japs!!
ポワロさん「ジャップ警部! 逃げるのですっ!」
>>170 ドイルは1900年代初頭に、新聞を指導して、
記事の中で日本人をJapと呼ぶようにさせたんだってね。
紳士だと思ってたけど、人にはいろんな面があるんだね。
174 :
sage:2008/09/23(火) 22:23:50 0
>>172 ドイル先生は、つまり「英国」紳士だってことだな。
ナイト位の受賞理由でも分かるように、何をおいてもまず、自国の利益を
最大に考える。で、やなやつは徹底的にやっつける、と。
時々見られる(人種なんかについての)ホームズの問題発言も、ドイル先生の
そういった面が表れているんだろうな。
175 :
世界@名無史さん:2008/09/23(火) 23:34:01 0
東洋嗜好は結構強いけどな
176 :
世界@名無史さん:2008/09/24(水) 05:09:14 0
ドイル先生は日本人で言うと石原慎太郎に近いかな。
石原の著作は全部同じ内容だが、ドイル先生のはバラエティに富んでるよ。質も量も違う
自分も信者みたいに一時期ドイルを崇拝してた。
でも伝記の「ホームズの生れた家」読んだら、ドイルの悪いとこがいっぱい書いてあって、
目が覚めて、冷静になって、すこし嫌悪感すら出てきた。
でも「片手間に書いた」というホームズ物語を再読すると、やっぱりすごくおもしろい。
こんなに愛らしく人間を書ける人が、この伝記にあったようなひどい人には思えない。
リアルではやな奴だったかもしれないけど、
作家としては、読者を楽しませ、熱狂させる不思議な魔法を使える人だったと思う。
正直作者の人格や環境とか生まれた階級は
作品には無関係じゃないの?
自分が読んでおもしろけりゃ屑が書いても名作
自分が読んでつまらなければどんなにお偉い先生が書いてもダメ作品じゃないか?
>>180 作品のみで評価すべきである!とはいうものの、でもねー、それでも気になるのが人情ってもんでしょう。
俺は自殺しちゃった作家の評価はそれだけで-10ポイント。
いろいろな事情があるとは思うけど、どこかで許せないところがあるんだな。
むろん理不尽で歪んだものの見方だし、まっとうな評論や議論の本筋にはそぐわないのは
重々承知。でもこれだけは俺がそう思うんだから仕方ない。
銀英伝は好きだけど、」ガイエのことはとっくに見放した俺が通りますよ
183 :
sage:2008/09/24(水) 18:40:42 0
人を評価するなら、その時代も含めて考えるべきだろう。
ドリトル先生のような、博愛主義の人格者を創出したロフティングも、
作中で人種的偏見を露呈してしまっているし、また晩年の作品にはアメリカの
理想化や、日本人に対する敵対意識が漏れ出してしまっている。
じゃあ、ロフティングは差別主義者の嫌なだけの奴か?
決してそうではない。元々ドリトル先生のアイディアは、戦場で使い捨てられる
馬を哀れに思った心根の優しさと、息子への愛情から生まれたもので、
ロフティングは良き父であり、自身が博愛主義者だったとも言える。
なら、なぜ差別的表現が出てしまったのか?つまりそれが、当時の英米国人の
一般的な感覚だったからだ。また、日本を敵対視したのは、実際にその当時、
彼の国と敵対関係にあったからだ。
だからと言ってドリトル先生物語が、読むに堪えない質の作品かというと、
決してそうではない。(アメリカあたりでは、一時絶版の憂き目を見たが)
ドイルとホームズも同じことだ。
そして、キャラクターがおよそ作者の分身である以上、ドイル自身が欠点
だらけの人間だったとしても、ホームズの正義感も、ワトソンの優しさも
持ち合わせていたことは間違いがないと思う。
まあ、実際はその当時の英国人男性として、本人と付き合ってみなきゃ
分かんないけどな。
184 :
世界@名無史さん:2008/09/24(水) 18:44:23 0
テスト
ドリトル先生って、日本人蔑視が出てくるの? どんな感じで?
186 :
183:2008/09/25(木) 03:32:10 0
蔑視じゃなくて、敵視。
といっても、露骨にジャップめ、みたいな感じではもちろんないよ。
ある登場人物が、遥か昔の戦争について語るシーンで、ロフティングは
ヒトラー台頭以降の世界情勢を、その当事国の関係に準えている。
ヒトラーの人物像を昔の独裁的な王様に仮託し、東洋人が攻めて来る。
しかし、力に満ちた新大陸に、希望がある…といったような記述があるだけ。
ただ、これだけのこととは言え、平和と博愛のドリトル先生物語に、戦争の
記述はあまりにも似つかわしくない。
つまりこれは、うっかりと「その時代の子」だったロフティングの筆が
滑ってしまい、図らずも枢軸側に対する敵対意識が零れ出てしまった結果。
それだけの事でも、子供心にはショックだったけどねw
でも今もあの物語は好きだ。
スレ違いだから先生の話はこの辺で。例えで出しただけなんで。
187 :
183:2008/09/25(木) 03:47:23 0
あ、この辺でと書いておいてなんだけど、補足。
ロフティングの人種的偏見は、作中では黒人に対して顕れているものが
最も多い。黒人の王国の王子バンポが、白人やその文明に憧れる、間抜けな
お人好しとして描かれていたり、また、ドリトル先生が(バンポの国とは別の)
成り行きで、ある黒人の王国の指導者になってしまい、別れの時に去り難く、
思わず「わしがいなくなったら、彼らは元の悪い生活に戻ってしまうだろう。
…わしの子供たち!」と呟いて、うっかりと「善意に満ちた白人優位
主義者」である事を露呈してしまう、など。(もちろん先生には全く悪意は
無く、純粋に自分が帰国した後の事を案じているのだが)
当時、黒人は知能程度の低い、野蛮な人種という偏見があり、それが一般的
だったからね。
作中には直接日本人は登場しないけど、してたらどういう風に描かれてただろうね。
なるほど。ドリトル先生は後半のは読んでないから知らなかったな。
クモザル島のインディアンにも同じようなこといってたね。ちょっとシュバイツアーに通じるものがあるな。
闘牛やめさせたのもすごかったが。
ドイル先生のは、怪奇短編がすごいぞ。「黒人なんかに舐められてたまるか」ってセリフも飛び出す
189 :
世界@名無史さん:2008/09/26(金) 01:17:00 0
だけど、ドイルが冤罪を晴らすために動いてやったエダルジは、確か黒人の
血を引く混血児だった。
つまり、ドイルはその時代にふさわしい人種的偏見の持ち主ではあったけど、
同時に、母親の薫陶よろしく、大いなる騎士道精神の持ち主でもあったので、
相手が何者であれ、力を貸してやるのに吝かではなかった、ということだ。
人っていうのは面白いよな。ある面からみればとんでもない人物でも、
別の面からみれば素晴らしい人物だったりするんだ。
怪奇短編では、日本の横浜を舞台にしたのもあるけど、当たり障りのない表現だった。
ガリバーなんて日本は
小人国とか巨人女国とか馬とかと同列の訪問対象ですよw
192 :
世界@名無史さん:2008/09/28(日) 00:04:39 0
江戸で将軍と面会した上に会話までしてるんだよな
当時は家宣らしいんだが
ガリバーすごい
ドイルの自伝、新訳で出ないかな。
今傑作集出してる創元から出してくれないかな。
ドイルが先妻の子を虐待してたってのは、マジ?嘘?
カーの評伝も復刊してほしいな
ドイルの自伝は面白かった。
『「白衣組」の最後の一行を書きあげたとき、私は狂喜して、(中略)
心のなかで思ったのは、この本は生き長らえる、
そしてわが国の伝説を色どるだろうということだった。』
この部分を読んだ人間は、書いた本人以外全員が「その本じゃない!」
と突っ込みを入れたと思う。
大沢在昌訳のバスカーヴィル家の犬を読んだんだけど、通貨の日本円対比があるのが嬉しいな。
バスカーヴィル家の資産が二百数十億って具体的に出されると、ぐっと入り込みやすくなる。
199 :
世界@名無史さん:2008/10/25(土) 01:07:06 0
>>179 クセのある人だったとは思う。
でも、ホームズものをみる限り、人を愛し、この世を肯定しているよね。
そしてホームズは変人だけど愛嬌あって、未だに世界中から愛されてる。
あの世のドイルのコメントききたいもんだ
ドイルが実在したって説があるってホント?
…どういう反応をすればいいんだ
ある意味哲学的な議論ではあるが世界史の範疇からは逸脱してるな。
ワロタ
切り裂きジャックについての文献を読んだんだが
白黒とはいえ写真付きで本当にキモいし怖かった
殺し方も残酷すぎて実話だと思えないくらいだ
ホームズがいてくれたら、と本気で願った
ホームズがジャックの正体って小説もありますが大丈夫でしょうかw
206 :
世界@名無史さん:2008/10/26(日) 20:44:15 0
ドイル先生自身も、ジャックの正体についての推理本書いてるんでしょ?
208 :
207:2008/10/27(月) 09:44:17 0
>>205 すいませんなんか読み間違えました
ボケは自分ですすいません
ノーブリ
結婚して開業してたころのワトスンって食事は嫁の手作り?
メイド雇ったりする身分じゃなかったのかな?
>210
メイドはちゃんと雇ってたよ。
靴も満足に磨けない使えないメイドさんをw
あれって実生活のモデルがいたりして
別に格別の駄メイドってわけじゃなくて、
当時の人たちが思うリアルなメイドってその程度な感じだったのかもしれないよね。
オツムが足りなくて動作がのろくて小ずるい感じだな>当時のメイド
そういう印象で、犯罪事件でも主人の代わりに犯人にされたメイドって多かったみたいだな
紳士「全てメイドのやったことです。私のあずかり知らぬことです」
>>204 あの事件の真相は一部漏れているけれども、ホームズが実在して捜査を開始すれば
逆にイギリス政府から圧力がかかって捜査を中止せざるを得なかったと思うよ。マイクロフト
の立場も微妙になるし。
218 :
世界@名無史さん:2008/11/05(水) 15:36:27 0
>>217 どこで聞きかじった知識か知らないけど、いかにももっともらしいからと
言って、それを鵜呑みにするのは恥ずかしい事だよ?
その説を真実だと思うのは勝手だけどね。
「ホームズ、218は何を言っているのかね?」
「アヘンでもやってラリっているのだろう、ワトスン君」
220 :
世界@名無史さん:2008/11/06(木) 14:59:29 0
実は切り裂きジャックは王室関係者、って説だろ?
面白い説だとは思うが、幾つかの説の中の一つに過ぎないし…
いや、犯人は政府関係者で、犯罪を実行したのは政府のプロの暗殺者という説だよ。
222 :
世界@名無史さん:2008/11/06(木) 20:25:27 0
他にどんな説があったけか…、
そういえばちょっと前に、切り裂きジャックのモンタージュとか
発表されてたりしたなあ。何が根拠だったのか知らんけど。
ところで
>>217は「あの事件の真相は一部漏れているけれども」
って言ってるけど、真相って?それが定説になってるってこと?
政府関係者が娼婦を殺す理由なんてあるのかよ。
馬の骨もいいところだぜ?
冤罪、拷問何でも有りの国で推理小説は誕生出来ますか?
理由なく殺したい、って人である場合も
226 :
世界@名無史さん:2008/11/06(木) 23:52:06 0
>>224 誕生できる、というかしてる。今の日本がそうだもの。
滅多に表に出ないだけで…
>>223 ふー…こんな単細胞がホームズを読んでもドイルは喜ばないだろうなあ。
つまり、政府高官、もっと言うと閣僚が、娼婦と寝た際に、つい調子に乗って
政府の機密事項をしゃべってしまった。機密を守りたい政府は、娼婦を消す
ことにした。しかし、くだんの娼婦を特定できないので、候補を絞って、変質者の
犯行に見せかけて暗殺。新聞記事は残虐性をことさらに強調。
一部の娼婦だけが狙われ、しばらく犯行を犯して突然切り裂きジャックが
消えて二度と出ることはなかったのはそのため。
わかった? 馬の骨さん。もっと謙虚に勉強してね。
>>227 邪推もいいところじゃないか。
そういうのは推理じゃなくて空想って言うんだよ。
機密を漏らしたという証拠はあるの?
229は頭が弱いな。証拠があればとっくに逮捕されてるだろ。
証拠が残らないようにうまくやったからいまだに犯人は不明扱いなのだよ。
なんでそんなことがわからないのかなあ。
ハ〜。
231 :
世界@名無史さん:2008/11/07(金) 10:02:24 0
>>230 冷静に考えてみてほしいんだけど、貴方の信じている説は、数多ある説の
中の一つに過ぎないわけだ。
それを真相だと信ずるのは貴方の勝手だが、他人に対してそれを主張したい
のなら、信ずるに足る証拠というものを以て示すべき。
専門の研究者か、何らかの関係者でもない限り、どこかでそのような説に
触れて、なるほど!と思いこんだのだろうけど、どちらにせよ、貴方の
主張は、今の態度では到底通らない。
2ちゃん故に無礼さは割り引くとしても、せめてソースは明かすべきだ。
それができないのなら、荒らしと同じ。
>>230 わざわざ子宮を取り出して何十箇所も刺し傷作るような手間をかけて
閣僚もしくは政府の以降を請けたものが娼婦を殺すのか?
適当に喉でも掻っ切るか銃で撃ち殺してテムズ川に浮かべればよくあることで終わるのに
聞屋に騒がれるような猟奇性をなぜあえて演出する?
そもそも閣僚が他に選択肢はいくつでもあるのに
ほぼ貧民窟みたいな下町に出向いて娼婦を買うか?
娼婦のいうことなんてだれが信じる?
万一、情報流通網を持っていてリーク先に当たりが付いてるなら
ほぼ無差別に娼婦を殺す必要はないしな。
232の疑問は至極もっとも。
ちょっと考えてみて。
いかにも殺しのプロがやりました然の殺し方をするのはまずいとわかるでしょ?
わざわざ残虐な殺し方をすることによって、その残虐性に世間の目を向けさせ、
変質者の犯行ということにすれば、もはや殺人の動機なんかに世間の目は向かなくなる。
なぜ殺したのか?変質者だから。なぜ残酷なことをしたのか?変質者だから。
これだけで世間はわかったような気になって後は恐怖に支配されて思考停止よ。
また、特定のつながりがある娼婦だけを殺せば疑問を抱く人も出てくるかもしれない。
だから無差別殺人に見せかける必要があった。
変質者なら無差別殺人をしてもおかしくない。これも世間を欺く一助になる。
娼婦の言うことは誰も信じないって本当かな。
娼婦は不特定多数の人と接触するし、噂にでもなったら困るじゃない。
そういう理由があった…では納得してくれない?
あと231は人にものを訊く態度じゃないね。そんな居丈高な態度じゃ、失礼なのはあなたの方よ。
プロの殺し屋は目立たせないからこそプロなんだよ。
絞殺や刺殺の方がヒモや客との痴情のもつれや
金銭トラブルとして単純に処理され注目されない。
現に当時の単純な強盗殺人の記録なんて完全に風化してるのに
未だに騒がれている時点でナンセンスな言動だと気付いて欲しい。
当時の売春婦なんてゴシップ紙の見出し追うだけでも
日常的に週に何人も消えたり死んでたっぽいから
わざわざ無差別殺人に見せかける意味はない。
証拠がない風聞なら鼻で笑って否定すれば噂を殺せる。
それより証拠、せめてソースは結局ないの?
本気になってる一人をみんなが適当にからかっている構図が面白いw
236 :
世界@名無史さん:2008/11/07(金) 21:18:44 0
>>233 ちょっと待て、
>>231のどこがものを訊いてるって?www
あれは忠告してくれてるんだろ、どう見ても。
思い込みが激しい上に、読解力もなし、自分の傲慢さに気付きもしないでは、
もう救いようがないな、お前は。
どっちもドロー。
スレ違いな意味で。
あと233はキモい。
238 :
世界@名無史さん:2008/11/07(金) 22:01:38 0
>>233 ☆ チン
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)< 反論まだー?
\_/⊂ ⊂_)_ \_______
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| .|/
売春婦が週に何人も消えたり死んでたって怖いね。まさに魔都倫敦・・・
240 :
世界@名無史さん:2008/11/07(金) 22:33:52 0
100年以上も前の、しかも外国の話だから、こうして面白がっていられる
けど、例えば現在の日本、都会の片隅で…と考えると、いきなり怖い。
でも今だと、立ちんぼのプロのおねーさん達より、援助交際の少女たち
のほうが狙われそうだな…。
プロのおねーさんは後ろ盾がいたりしてそうで、警戒しそうだから。
なんにせよ、切り裂きジャックの被害者は、本当に最底辺の娼婦たちで、
ジン一杯分とか、やっと木賃宿の泊賃が払える程度の代金で仕事してた
らしいのに、何の救いもないままあの死にざま…気の毒でならない。
242 :
世界@名無史さん:2008/11/07(金) 23:03:34 0
んじゃ話題投下して
ドイル自身が論文かいてる事件だし
実はドイルが犯人だったりして…
その話題何回ループだよ
個人的にはタバコの灰で銘柄を見分ける論文が
どんな発表媒体に載ったのか非常に興味がある。
月刊「タバコ」とか「シガレットサイエンス」みたいな雑誌でもあったんだろうか?
そんな事よりドイル卿は妖精を発見したのかね?
>245
大学の紀要とかじゃないか?
ひょっとしたら「ネイチャー」(当時既にあったから)かもしれないけど。
指紋に関する論文が世界で最初に載ったのも「ネイチャー」だというからな。
ドリトル先生が論文を発表してたのもネイチャーかな。
19世紀初頭にネイチャーがあったらだけど
250 :
世界@名無史さん:2008/11/09(日) 08:27:12 0
>244
ドイルは当時ウィーンに留学中というアリバイがあるので無理。
へえ〜!
>>250 そこは列車の時刻表をうまく組み合わせて短時間でロンドンとの往復を果たせば
犯行は可能…
>>252 そこまで行くのはクリスティーたちの時代になってからだな。
>>249 ネイチャーの創刊は1869年だね。
ドリトル先生が論文を発表していたとしたら博物学会においてだろう。
彼は博物学でちゃんとした学位を取得しているから。
>245
ディオゲネス・クラブでの回覧誌だったりして。
ホームズってクラブはどこに入ってたんだ?マイクロフトと同じディオゲネスでいいのかな?
ホームズがどこのクラブに入っていたかは書かれてない。
社交的でもないからね。
あの時代事情と社会的階級を考えれば加入しててもおかしくはないんだが全然それっぽい描写ないよな。
> あの時代事情と社会的階級を考えれば加入しててもおかしくはないんだが
だから「変人」なんでしょ。
まあワーカホリックだから
ワトスンはクラブでサーストンとビリヤードやって投資話を持ちかけられたりしてるのにな。
ワトソン先生、クラブに入ってた?
クラブ帰りなのを、ホームズに言い当てられてる話があるよ
トルコ風呂の話だな
高名な依頼人に名前が出てくるカールトン・クラブは仲介者のデメリー大佐が所属していたヤツだろう。
あそこは保守党の大物専用だからワトソンだとちょっと会員になるのは難しいと思うが。
彼が会員だったのは無難に陸海軍クラブというところじゃないかな。
ちなみに昨夜はクラブに行って云々と言い当てられるのは踊る人形での話だね。
ワトソン博士はドイルそのものだよね
医学の知識とか開業医のなり方とか軍医として参戦して負傷して恩給貰ってるとか
参戦して腸チフスになったとこまで同じだと知った時はびっくりした。
269 :
世界@名無史さん:2008/11/16(日) 21:29:40 0
バスカヴィルの犬は、犬の体に火の付いた燐が付着しているのですよね?
その犬自身がパニックにならないのでしょうか?
270 :
世界@名無史さん:2008/11/16(日) 21:52:23 0
271 :
269:2008/11/19(水) 17:05:58 0
失礼しました
反省しております
疑問は既に氷解しました
272 :
世界@名無史さん:2008/11/22(土) 00:55:48 0
なんでこのスレ、すぐに過疎るんだ?
他板のホームズスレは最近結構にぎやかなのに…
霧の中にあるスレなのさ
みんなでコカインをやればすぐにぎやかになるさ。
今の流行は、大麻なんだけどね。
>>272 どうせ住人大半かぶってるんだからいいじゃないかw
277 :
272:2008/11/22(土) 17:28:00 0
>>276 だって、なんか寂しいじゃないか…
このスレで話題にするような事でも、別スレでやっっちゃってるしさ…
>このスレで話題にするような事でも、
そういう時はこっちに誘導するといいと思うよ!よ!
他板ってν即のアフォとかでもいいの?
>>272 モリアーティの仕業に決まっているだろう、ワトスン君。
281 :
世界@名無史さん:2008/11/23(日) 14:42:05 0
アダム・ワースが、このスレで話題にならないのはなぜだろう、ホームズ。
板的にもっと注目されてもいいと思うんだがね。
282 :
世界@名無史さん:2008/11/25(火) 14:11:37 O
誘導されてきました
ホームズの作品で階級社会が絡んでくる事件って何かありますか?
「独身の貴族」とか
284 :
世界@名無史さん:2008/11/25(火) 15:52:22 0
>>282 ほとんどがそう、とも言えるんだが…とりあえず、主なところで
上流階級が舞台のものなら
「ボヘミアの醜聞」
「高名な依頼人」
「プライオリ・スクール」
「バスカヴィル家の犬」
「フランシス・カーファクス姫の失踪」
「チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン」
この内、
どろどろお家騒動の
「プライオリ・スクール」
アメリカから来た(それまでは平民)あたらしい相続人が、「サー」
と呼ばれる立場になって、色々苦心する様子が伺える
「バスカヴィル家の犬」
階級に縛られる女性の苦しみ
「フランシス・カーファクス姫の失踪」
その当時の上流にとって、スキャンダルがどれほどのショックかが伺える
「チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン」
あたりはどうだろうか。
レディ・フランシス・カーファクスは可哀想だな。
当時は女性には不動産の相続が認められていなかったから、
独身で男兄弟がいない場合、父親に死なれると家をおん出されちゃうんだよな。
まあ、レディ・フランシスの場合は、お金と宝石があったからヨーロッパ中を
回ることが出来たけど。
>>283 読んでみます
ありがとうございます!
>>284 わかりやすい解説ありがとうございます!
上流階級のはたくさんある用事なのですが労働者階級のものってありますかね?
287 :
世界@名無史さん:2008/11/25(火) 20:14:00 0
>>286 家庭教師がヒロイン。当時の女性の「恥ずかしくない職業」
「ぶな屋敷」
人気者の乞食にまつわるミステリー。新聞記者の収入も分かる
「唇のねじれた男」
ホームズの兄貴が登場。知的労働は紳士の職業
「ギリシア語通訳」
人生はつらい事ばかりの絵具屋の事件
「隠居した絵具屋」
気の毒な水力技師の恐ろしい冒険
「技師の親指」
288 :
世界@名無史さん:2008/11/25(火) 20:46:24 0
>>285 面倒を見てくれる親族とかがいる場合は、働くのは非常識なこととされるけど、
主人夫婦とは同居が許されずに、小さい家と小遣い程度の金銭だけ与えられて
邪険にされたり、代わりにハウスキーパーになれと言われたり、もう大変。
お金がない場合は、当然働き口を探す事になるけど、階級的な制限があるから
大変なんだよな。基本的に「労働はみっともないこと」だから。
日本の農家も、主婦に相続権はないんじゃなかったかな。
その辺を改革しようと近年農家の女性がいろいろ活動してる
>>288 丁寧にありがとうございます!
結構たくさんあるんですね…
読んでみます!ありがとうございました
292 :
世界@名無史さん:2008/11/27(木) 07:23:30 0
【イギリス/インド】英法曹界もインドに注目:法律関係のアウトソーシングが盛んに [11/05]
1 :不思議の国のありすφ ★:2008/11/05(水) 19:47:48 ID:???
英法曹界もインドに注目:法律関係のアウトソーシングが盛んに
の大手法律事務所が、経費削減のため譲渡証書作成、事故の申し立て、 債権の評価などの業務をインドに委託するケースが増加している。
現在イギリスの法律事務所では、経費削減の手段として数千人単位のインド人
弁護士や法学部の新卒が雇用されているという。
世界最大の法律事務所と言われる英クリフォード・チャンス(Clifford Chance)は、
ニューデリーに独自のオフショア拠点を設置している。また、エヴァーシェッド
(Eversheds)などの大規模法律事務所もインド人を積極的に雇用していくと
発表している。
英紙インディペンデントは特集記事で、イギリスの法律事務所の中には、今後数億
ポンド規模の案件業務のインドへのアウトソーシングを検討しているものもあるという。
インド人の強みはやはりその英語運用能力だろう。英語を自由自在に操る優秀な
学生が毎年約8万人の法学部を卒業している。また、インドの法体系が英米法に
基づいているのも、強みの一つだ。
法律関係の業務を受注するインドのCPAグローバル(CPA Global)によると、30以上の
法律事務所や企業の法務部がインドへの法律業務の委託を検討しているようだ。
かつて保守的であった法曹界も、経済停滞の影響で業務コストを下げるよう求められ
ている。クライアントに巨額なコストを要求せずに適切な価格で法律サービスを提供
しようと、斬新的な手段を考えるのに必死だ。それに対し、インドの約100の法律外注
センターは、アメリカやイギリスの法律サポートの需要に応えようとしているのだ。
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/2021/61/
ホームズ君、「アウトソーシング」とか「オフショア」とか「クライアント」とか、どうして
カタカナを好んで使いたがるのかねえ。
外来語を得意になって使うのは昔からお調子者の脳足りんということが定説だよ、ワトスン。
294 :
世界@名無史さん:2008/11/30(日) 01:18:43 0
>293
フランス語など非英語を連発したホームズとは思えないセリフだw
その当時の上流階級のサロンなどでは、会話にフランス語を入れて話すのが流行してた、と
『ホームズとワトスン夫人の華麗な冒険』に書いてあったけど、本当なのかなぁ?
確かにホームズはフランス語よく使うけど、
その本読む前は、単純にばーちゃんがフランス人だからかと思ってた。
いまでいうDAIGO語みたいなもんなのか?
つーか、ホームズの時代はフランス語が「ヨーロッパ宮廷語」だからねえ。
貴族や上流階級は、当然のようにフランス語で会話できないといけない。
そうそう。
だから通訳というのは20世紀の産物だ、とパウル・シュミットの回想録に書いてあったな。
ロシアが革命の影響でフランス語を喋らなくなったり、アメリカや日本のような国々が
国際社会に登場してきたからだ、と。
小公女セーラでも授業でフランス語が淑女の嗜みとして
あったな。
ちなみに紳士はフランス語のほかにラテン語・ギリシャ語も取得しなければならなかった。
300 :
世界@名無史さん:2008/12/01(月) 09:02:48 0
>299
本質的にカタカナ語乱用しているのと変わらんような気がする。
「俺すげえだろ」という感じで。
>>300 貴族やエリートなんてのは、「下層の連中理解できない言葉使いしている俺達選ばれた階層」って
意識で成立してるようなもんだ。
日本史の話になるけど、豊臣秀次が公家や僧侶と古典や漢籍を引用した会話をしてて、
その場にいた秀吉が、チンプンカンプンになって機嫌を悪くした、って話があったそうな。
>>299 ラテン語やギリシャ語はヨーロッパの文化や宗教における共通基盤だったからね。
19世紀半ばに「大旅行」が流行って英国と大陸との交流が格段に深まったのも
影響してるかもしれないな。
ベアリング=グールドによればホームズも子供の頃に「大旅行」を経験してることに
なっているがこれの出典はちょっとわからん。
となるとヴィクトリア時代は、今のように国際公用語が英語というよりは
フランス語だったの?
304 :
世界@名無史さん:2008/12/01(月) 23:00:26 0
ギリシャ語通訳のおっさんは口語だったのだろうか?
Wiki見ていると現代ギリシャ語でも口語と文語に分かれているようだが。
>303
そだよ。18世紀まで欧州外交用語はラテン語だったが、スペイン継承戦争以後、フランス語が取って代わった。
以下は辻由美『翻訳史のプロムナード』p.110から引用。
>フランス語は宮廷や貴族や知識人の言葉としてフランス国外でもつかわれるようになり、
>かつてのラテン語に部分的にとってかわりつつあった。1714年、スペイン継承戦争を終結させるために
>ドイツとフランスとのあいだで結ばれたラシュタット条約が、ラテン語ではなくフランス語でしたためられたことは、
>フランス語の国際語としての地位をかためるのに決定的だった。以後、フランス語はヨーロッパの外交用語となり、
>それは第一次世界大戦までつづく。
ドストエフスキーの「白痴」だっけ? フランス語ばっかり喋ってる家庭教師が出てくるな
白痴ではなく悪霊
「海軍条約文書」で、イギリスとイタリアの間の秘密文書がフランス語で書かれていたのも、
フランス語が公用語だったせいなのかな。
なんでイギリスとイタリアの間の文書なのにフランス語?と長年謎だった。
つーか、「外交語」だね。お互いが言葉の解釈で揉めないように、
わざわざフランス語を使う。
つい最近まで欧米での共通語だったという自負があるから
フランスはフランス語に固執するんだよね。
パソコン用語まで全部フランス語に直すとか頑張ってるw
あれはフランス中華思想ってのもあるだろ
国際サッカー連盟の正式名称も確かフランス語なんだよね
略称のFIFAでばかり呼ばれてるけど
俺の知っているフランス語…ボンジュール、メルシー、アントルメ
これだけじゃあ!
>>311 フランス人のおっさんによると、「日本人とおんなじでさ、皆英語はなせないんだよ。」
だそうだよ。
>>314 フランス人には「知ってても喋らない」って、底意地の悪さがあるけどなw
316 :
世界@名無史さん:2008/12/03(水) 23:25:03 0
ホームズはフランス人の血を引いてるんだっけ
317 :
世界@名無史さん:2008/12/03(水) 23:29:03 0
確か母方のおばあちゃんがフランス人
わあ、ヴェルネって実在の人物だったんだ
823 :世界@名無史さん:2007/08/09(木) 11:15:23 O
谷幸雄
明治期に海を渡り、大柄な外国人を次々に打ち破り、日本武道の伝導師になった人物といえば、グレイシー柔術の始祖コンデ・コマこと前田光世が有名だが、前田より以前にその道のパイオニアがいた。それが谷幸雄である。
前田がイギリスに渡る数年前の1900年、当地では日本に滞在経験のあったバートン・ライト卿という男が柔道をイギリスに広めようとしていた。
バートン卿は柔道に『バーディッツ』と自分の名前をつけて広めようとしたのだが、これがあまり流行らず、宣伝のために本場者を呼ぼうと招聘されたのが谷だった。(余談だがあのシャーロック・ホームズもバーディッツの達人という設定だった)
谷は不遷流という流派の柔術を継承した柔術一家の出で、この時まだ19才だったが、その技は精妙の域に達していた。彼はロンドンに着くと個人マネージャーを雇い、後に前田光世がそうしたように、音楽ホールを借りて柔術宣伝のための興行を開いた。
『誰でもいいから腕に覚えのある者は出てきなさい。私を相手に五分でも持ち堪える事ができれば賞金をあげよう』
谷は身長160センチ50キロ以下の体格でしかなく、英国の観客はこの小柄な東洋人を見て皆嘲り笑ったが、すぐにその笑いは凍りついた。
挑戦者は五分どころかものの数十秒で次々に投げ倒されるか締めおとされていく。谷の強さは評判を呼び、挑戦者は次第に本職のボクサーやレスラーなどが名を連ねるようになったが、誰一人として谷を打ち破ることはできなかった。嘲笑は喝采へと変わっていった。
(続く)
824 :世界@名無史さん:2007/08/09(木) 11:23:14 O
(続き)
当時のレスリングのイギリスライト級チャンピオンも、谷にわずか15秒で敗れた事を手記に残している。
彼はイギリスで数百とも数千とも言われる試合をこなしたが、一度として敗れる事はなかった。
(ただし、五分間逃げられて賞金を払ったことはある)
勢いに乗り、当時世界最強と目されていたロシアのレスラー、ジョージ・ハッケンシュミットにも挑戦
しようとしたが、これは逃げられた。ハッケンシュミットは「私が谷と闘うことはリスクが大きすぎる」
というコメントを残している。
ともあれ、谷の活躍により日本の柔術はイギリスでブームを巻き起こした。
世界のメディアが日本の格闘術にリアルに驚愕した最初の瞬間だったかもしれない。
しかし、ブームはブームにして終わってしまった。
谷はロンドンのバートン卿の道場で細々と柔術を教えていたが、経営が上手く
なかったのか時期尚早だったのか、バートン卿のバーディッツは流行らないまま、
早々に消えていってしまい、谷の名前も同様に埋もれていく事になる。
そうなった理由の一つには、谷がこの時まだ講道館に入籍しておらず、市井の
一柔術家に過ぎなかったことがあるのかもしれない。
谷の後にイギリスを訪れた柔道家の前田や青木は、まがりなりにも日本武道を
世界に普及するという目標を持った講道館の一員であったが、この時の谷には
そういった組織的な目標や後ろ楯というものが乏しく、様々な面で支援に恵まれなかった。
(続き)
もし、日本政府なりイギリスの富豪なりが本腰を入れて谷を支援していたなら、
彼の名前は歴史上不動のものとなっていただろう。
だが現実には、その役割と栄光は、前田のように、後に海を渡っていった武道家
達のものとなった。
谷は帰国後にその講道館に入門し、すぐに二段を授けられているが、入門後には
さして名を上げるような活躍をすることはなかった。
ただ、後進の育成には惜しみなく力を注ぎ、晩年に脳溢血で倒れ、半身不随に
なってもその情熱は衰えなかったという。彼は戦後の1950年代まで生きた。
公式にはイギリスにおける柔道発祥は講道館の小泉軍治が『ロンドン・ジュードー・クラブ』
を開いた1918年とされている。だが、初めて日本武道の素晴らしさを、その肉体
でもってリアルにイギリスに伝えたのが谷であったことは間違いない。
いいれす
324 :
世界@名無史さん:2008/12/13(土) 22:48:59 O
今「瀕死の探偵」読み直してたんだけど、「喫煙帽」(カルバートン・スミスが被ってたやつ)って何?
煙草の匂いが付かないように羽織るマントみたいな奴があるとは聞いた事有るんだけど、それの仲間かいね。
>>325 ずいぶんと豪華な帽子だな。
いくらするんだろう。喫煙のたびにこれをかぶるのか。
当時のイギリスは何かと煩わしいものがあったんだな。
髪に匂いが付かないようにする為かな<帽子
家の中でもスーツってくつろげんw
もともと喫煙はコーヒーハウスなど社交の場で嗜むものだったから、
それ用の身だしなみが必要だったんだな、ホームズ。
>>328 それは着慣れていないためだと思う。
床に座るんではなくソファに座る生活だとスーツって割りと着心地が良いものだよ。
特にズボンの胴回りを緩めにしてサスペンダーで吊ると結構楽。
ベストを着ていれば上着を縫いでも良いしね。
床に寝そべるには着流しや浴衣が都合良いのは確かだけど。
ダメ紳士なら寝椅子にバスローブだろ
332 :
世界@名無史さん:2008/12/18(木) 21:26:05 0
>>299 作者もフランス系イギリス人か
スペルがヴェルネ
333 :
世界@名無史さん:2008/12/21(日) 21:37:59 0
581 :名無しのオプ:2008/10/14(火) 14:30:00 ID:eCpUc2jK
>578 >580
確かピーター卿より10際ほど上の設定(出典どれか忘れたけど)。
ちなみにピーター卿の探偵デビューが31歳で長篇最終作時点での年齢が
45歳(新婚)だから、この間のバンターは41〜55歳くらいの設定だね。
イギリスでは晩婚も多いし、この年齢なら男も女もまだ現役バリバリ!!
ホームズが依頼人の話を聞きながらカフスにメモをとる、って場面あったじゃないか
どの話だか咄嗟に思い出せないが
ホームズのことだから糊のきいた真っ白なシャツ着てると思うんだが
メモってペンとインクで書いちゃうのか?
そのへんに紙の一枚とかもなかったのか?
それとも当時はそれで当たり前だったのか?
なやむ。
ついでにホームズの服の洗濯って誰がやってたんだろう
ハドソン夫人かなとは思うが、個人的にはワトスン希望。
>>334 当時のカフスはパリパリのガチガチに糊をしていたから十分メモの代わりになったと思う。
カフリンクスが付けられるようになったのも、ボタンでは留められないほどカフスが堅かったから。
洗濯は洗濯屋がやってたんじゃないかな?
結構そういう労働はアウトソーシングが進んでいたから。
俺はホームズの話には明るくないけど、ハドソン夫人はオールワークスの一人や二人、雇ってないのかな?
家での食事のシーンで、給仕が〜って言葉が出てくるからいると思う。
あと、マザリンの宝石ではビリという名前の給仕が登場しているな。
ドラマスレの方でも質問してたんですけど、
ホームズがよく締めて?いるタイは、何か特別な名称とかあるんでしょうか
襟元が昔の牧師のような感じにも見えるんですが
あれは私も興味がある
あまり見かけないタイだよね
>>338>>339 シャツのカラーを短いループ状のもので留めてる感じのもの
アスコットタイの小さいやつなのかなー?
たしかパジェットの挿絵でもこれをつけてると思うんだけど
ホームズにすごく似合ってると思うんだけど、
パジェットの創作なのか、こういうタイが当時あったのかがわからない
クロスタイ?蝶ネクタイの蝶の部分がカラーに隠れてるようにも見えるしなぁ。
ありがとう、モリアーティ教授!
でも、決定的にこれ!というがない…。
347 :
334:2008/12/23(火) 04:27:39 0
レスありがとう
>>335 パリガチ糊カフスってことは、ペンで書いても拭けば消えるのかな。
ホワイトボードみたいだな。ちょっと便利かも、手首携帯ホワイトボード。
あとやっぱり洗濯はアウトソーシングなのかな。
ハドソン夫人は大家さんなんだろうけど
ごはん作ったり来客をとりついだり、大家というよりメイドさん仕事もしてる感じ
一般的に当時の大家さんてどこまで店子の面倒見てたんだろう。
(スナイパーの目をかいくぐり這って胸像の向きを変えるという仕事は明らかに一般的ではないが)w
賄い付きの下宿、というのが日本にもあったと
聞いたことがあるんだけど
ああいうのをイメージしてたんですが>221B
長谷川如是閑の「倫敦!倫敦?」で、如是閑の下宿していた先のおかみさんは
自ら下宿人の洗濯をしてた。
洗濯代も下宿代に含まれていたら、外に出していたら大家の儲けが減っちゃうものな。
ホームズみたいにいいトシした男性(独身)でも
ロンドンでは下宿するの普通だったのかな?
しかもそういう男性ふたりがル−ムシェアするって一般的?
>>345 教授乙
ふたつめの「でらっくすコンチネンタル・クロスタイ」
ってやつがかなり近くみえるね
でも確かにこれだ!って感じじゃないんだよなあ
>>350 下宿代が払えないので下宿をシェアする
というのが2人の出会いなんだよねw
2人の経済状態に注目しながら読んでも
面白い。
>>352 あっそうだったね
「緋色の研究」の頃はふたりともまだ若いからわかるんだけど、
ホームズ生還後とかになると、40代のオジサマ二人だよね確か
愛だよ愛ww
当時のロンドンの住宅状況ってすごく悪かったんじゃなかったっけ
高くて狭くて煤煙もくもくーな
ちょっと前のフランスでもデュパンと私が同居してるし
マイクロフトでさえ「ペル・メル街に下宿している」とホームズが言ってるしな。
もっともディオゲネス・クラブがその下宿の向かい側にあるそうだから、
ホームズと違って運動嫌いの彼のことだし、クラブに近いという理由で下宿住まいを
することにしたのかもしれんがw
むしろルームシェアが一般的じゃないのって日本のほうが珍しいのかもと思い始めてきた。
>>350 本郷や早稲田あたりにはかろうじて賄いつきの下宿残ってるよ。
概観はさすがに昭和初期チックなモダニズム全開で味があったりするんだけど
風呂は銭湯、畳四畳半以下でコンセントが二つしかなかった。
ガラスが古い…暑さが均等でなくてウネウネしてる手作業で伸ばしたような年代モノで
木製サッシの隙間から庭のバラについてるらしいハダニが侵入してきて若干キモかった。
賄いはまあ…基本的に学食に準じる。
どこかのスレで下宿代の高さが話題になってるけど、
ホントのところ実勢価格はいくらだったんだろう
360 :
世界@名無史さん:2008/12/26(金) 02:15:48 0
>>359 下宿とは違うけど、参考までに手持ちの本を見てみると、年間700ポンドほど
収入があり、召使い二人を雇う余裕のある、夫婦二人の家族の家賃が、
一月当たり約8ポンド。
一方で、年収50ポンド程の貧困家庭では、家賃は一月当たり半ポンドだ。
(どちらもロンドン市民、金持ちの方は中間層上位の専門職、貧乏な方は
四輪馬車の御者の家庭)
ミドルアッパーと下層階級ぎりぎりのライン上、当然住む地域も違うから、
それも家賃に反映されていると思う。
>>357 マイクロフトの一人暮らしも気になってた
当時独身を通す男性ってレアだったんじゃないかという気がするが
どうなんだろう
ディオゲネス・クラブあったら入会したい・・・
ホームズ家は代々の地主だそうだから兄弟二人とも独身じゃ後が困るはずなんだよね。
だから「マイクロフトの上にさらに兄がいて地元で家と土地を継いだのではないか?」説が出たりするわけだが。
>>362 延原訳の「ボール箱」で
「彼の唯一の気分転換といったら、ロンドンの悪人どもから、思いを田舎にいる兄の元にはせるときくらいのものだ」
って一文が有るんだよね。
最初見た時「あれ?実家にもう一人兄貴が居るのか?」と思ったんだが、実際どうなんだろうか。
>>363 創元の訳だと、同じ部分が、
「転地といえば、市中の悪党から注意をそらして、
田舎にいるその兄弟分を追い詰めようとする時ぐらいだった。」
になってるね。
ちょっと意味が違うね。
ちょっとというか全然ちがうね・・・翻訳ってむずかしいな
原文:
…and his only change was when he turned his mind from the
evil-doer of the town to track down his brother of the country.
最後の「his」をどう解釈するかで、新潮/創元どっちの訳にでもなるな。
文脈的には創元の方が合ってるぽいけど、最後の「his」以外の"彼が"
全てホームズを指してるから、新潮訳になってしまうのも同情だな。
原文では
「his only change was when he turned his mind from the evildoer
of the town to track down his brother of the country.」
となってるみたいだな。
この「his brother」の「his」が「ホームズ」を指してるのか「悪党」を指してるのかの違いか。
368 :
367:2008/12/26(金) 19:58:15 O
>>366 被った、ゴメンw
一度自分なりに訳してみたいなぁ…学生時代は英語大嫌いだったんだが。
独身を通す英国紳士って多かったらしいよ
「ボール箱」といえばクッシング夫人も下宿のおかみだったよね
独身といえば「独身の貴族」のロバート・セント・サイモンが41歳だった。
まぁ彼は持参金目当てに結婚しようとして失敗したがw
>>366-
>>367 乙
確かに創元訳の方が合ってる気はするね
だけどchangeを「転地」にしてるのはなんでだろ
his brotherだと兄とも弟ともとれるし
>>372 うん、弟って訳すのが正解だろうなって思ったけど。
グールドのいうシェリンフォード兄さんのことじゃないの?>田舎の兄貴
引用してくれた部分の前後を読むと、創元訳の方が正しい方に一票。
ここはホームズが田舎の自然にいかに関心がないかをワトスンが
多少皮肉って説明してるところだから、
「ロンドンのevildoerを追っかけることに疲れて気分転換すると
いっても、結局田舎にいる悪党の兄弟分を追っかける、
つまり犯罪捜査からは到底離れられない性分なんだ」
ってことじゃない?
つまり「田舎にいる兄弟」っていうのは具体的な誰かを指すんじゃなくて、
ひとつのたとえなんじゃないかな
いつもはそんなことしないのだが、トイレでンコしながらぼーっと葉巻を
吸っていた。用が終わってふと気がつくと、煙が充満してよく見えない
くらい。ホームズものに描いていることが実際に体験できて、ワトスンの
気持ちがよくわかった。今は反省している。
マズグレーブ家の儀式書もそうだったな
独身でとおされてるそれは懸命な選択だ
「ワトスンの飼ってるブルドック」ってのも二説あるらしいし
ブルドッグのように怒りっぽいですという意味だとの解釈や拳銃の俗語だという解釈なんかもあったな。
ワトスンの射撃の腕前からすると拳銃のことなのかもなぁとも思えるけど。
拳銃ってのは初めて聞いた。なるほどね。
まあワトソンは外地から戻ってきたばかりだし、大型犬のブルドックを
ホテル住まいだった彼が飼っていたとは思えないから、やっぱり比喩的表現とか
だろうな。
ワトスンのブルドッグって、まだ仔犬じゃなかったかな?
んでもって、ロンドンのホテルで飼えないかも?という話なら、
それはダウトだと思う。
ワトスンには常に拳銃が付きまとってるからな
しかし初対面で、俺って拳銃をもってるんだぜ…へへん的な挨拶をしたと
いうのなら嫌だな。どこの中坊だよ。
ホームズもそんなワトスンを牽制して、壁に向かってイニシャル乱射してみせたことがあるからな
これから同居しようって相手に、自分が銃を持ってることを隠す方がどうかと思うが・・・
ただあの場面はお互いの欠点をさらしあう会話なんで、癇癪持ちというならともかく、
銃を持っていることが(当時の英国で)欠点になるだろうか?という気もする
この流れで思い出したんだけど、題名は忘れたけど、訳者あとがきで、
ずっと姉だと思って訳していたら、何巻目かでそれが妹だって判明してあせったって。
結局、英語圏の読者は、兄弟または姉妹ってだけで、それが姉か妹かは気にしないんだね。
って言うか、実は英語には、兄とか姉または弟とか妹って単語は無いんだな。
>>388 これは欧語に共通していることなのかな?
>>388 最後まで読まないで翻訳するほうが悪いっちゃあ悪い
諸君、新年明けましておめでとう!
ワトスンてなにげにオーストラリア生まれなんだよな。
野生のカンガルーとか、ひょっとしたらフクロオオカミとか見たことあると思うと新鮮だ。
あとは聖トーマス病院で博士号とったらしいから
時期的にもフローレンス・ナイチンゲールとすれ違ったり、
アフガン行く前にちょっとした訓示や会話でもされる機会はあったかもしれないな。
実は医学博士ではなく、医学士だったのでは、という説もある。
それ以前にスコットランド生まれじゃなかったか?
ワトスン「ホームズ、今日はやけに機嫌が悪いじゃないか」
ホームズ「いや、僕のスレなのに君の話題ばかりだしね」
ワトスン「僕の人気に嫉妬…かい?」
ホームズ「………」スパスパスパ、ぷふぅ〜っ
なんというツンデレ
お誕生日おめでとうございますホームズさん。155才、かな?
世界最高齢なのは確か。
その誕生日はどうも納得行かない
不明でいいじゃん
強いて言えば「シャーロック・ホームズ」という名前が決定した日、
もしくは「緋色〜」が出版された日になるのかな?<誕生日
ところで今新潮版読んでたら「口笛を吹いて馬車を呼んだ」って書いてあるんだが、
笛っつうか呼び子だよね?
指笛では
>398
不明というのはどうも納得いかない
1/6でいいじゃん
1月6日誕生説の論拠の一つに、
『十二夜』を引用することが多い、
という無茶なのがあった気がする。
年代や日付けの話は言い出したらキリがないと思うが。
だからこそ永遠に楽しめる。
なぜかホームズには早生まれが良く似合う
……ような気がする。
早生まれって・・・なんか和風でいいなw
和風といえば「政治家と灯台と訓練された鵜の事件」はどう考えても長良川の鵜飼いを連想させるが、
当時の英国でも鵜飼いは知られていたのだろうか?
>>407 ちょっとググってみたところ、一時期(16世紀末〜17世紀初頭)スポーツとして
宮廷を中心に流行ったらしい。
フランスでも同様だったとの事。
お偉い貴族方の優雅な遊びって感じか?
全英鵜飼い選手権w
ww
>>407 本編以外にタイトルだけ出てくる事件って、みょうに興味をそそられるw
パスティーシュには格好のネタだしな>語られざる事件
413 :
世界@名無史さん:2009/01/17(土) 13:19:48 0
事件調査のため必死になって鵜をトレーニングするホームズとワトスン
のっかりたいけど、鵜飼いについての知識がない・・・
「あのアバネティ一家の恐るべき事件は、夏の暑い日にパセリが
バターの中に沈んだその深さに気付いたのが始まりだった」
「マーゲートの女の事件は鼻の頭に白粉を一はけも
つけていない女…結局それが正解だと分かったが」
とか思わせぶりに書かれると、
「ワトソン君〜(というかドイル先生か?)もう一声〜!」という気になるw
依頼人が「○○事件でお世話になった××さんからの紹介で……」というのもよくあるよね。
家に傘取りに入ってそ以後見つからない男の事件
消えた船の事件、珍しい虫の入ったマッチ箱を目の前に
発狂して発見された男の事件なんていう未解決のも
面白そうだ罠w
418 :
世界@名無史さん:2009/01/17(土) 22:10:15 0
未発表の原稿発見!とかいって(鑑定家その他全部グルで)新シリーズを出さないか!
偽物は了解の上でもホームズの失敗も含めて
ドイル先生並みによく良く書けていればそれなりに当たりそうだな。
>>418 そのパターン、パスティーシュの常套・・・
確か、ドイルの息子が他の推理作家と組んでホームズの贋作を出していた
と記憶しているが、翻訳はないのだろうか。
原文でもいいが、19世紀のイギリス英語って、たまに辞書にものってない
単語があるから困るのじゃあ。
手塚真が親父の原典をネタに贋作まがいのリメイク漫画を乱発してるのを連想した
>>421 シャーロック・ホームズの功績
ハヤカワミステリで入手可能だよ。
424 :
世界@名無史さん:2009/01/18(日) 01:22:19 0
女が絡むとキレるのが紅さん
>>421 Yahoo辞書でほとんどダイジョブだった。
さらに細かい違いが知りたいなら英辞朗。
それでもダメなら、やっぱり英英辞書だよ…。
426 :
424:2009/01/18(日) 01:56:48 0
激しく誤爆ですた。
ライヘンバッハに逝って来ますorz
紅三四郎・・・バリツつながりか!?
まあホームズに色恋話っぽく女を絡ませたパスティーシュは、大抵ろくなことになってない。
愛弟子シリーズはどうしても受け付けねえ
本編以外の未解決・未執筆事件の数々を出すことで、
ホームズの世界がもっと生き生きしてくるんだよな
オレらが知らないところでもホームズは活躍してるんだ〜と思う
>>421 カーと組んだやつね
ポケミスで出てるよ、翻訳
今グラナダ見てるんだけど、この頃の馬車って最高時速何kmくらい出るものなの?
画面見てる限りだと自転車よりちょい早いくらい(10〜15km?)の感覚なんだけど。
>>433 通常は2〜30kmていどで、早馬なら恐らく40kmくらいは出るんでは?
馬車衝突事故で死人がでたくらいだし、かなり早い時もあったのだろう。
ポニーエクスプレスが活躍する「ヤングライダーズ」なんかだと、
四頭立てとか六頭立ての馬車が砂煙を立て凄い勢いで駆けてるよね。
ああいうのはだだっ広いアメリカ西部での話だろうから、市街地だと
今の原付くらいの速度がせいぜいかな、俺も
>>433のいう自転車より
ちょい速い程度かなと。高貴な人の馬車ほどゆったり走る感じ。
ところで、市街地だと軌道馬車もあったけど、信号はなかったんだよね?
交通整理は警官がやってたのかな?
1868年12月、ロンドンのウェストミンター宮前に世界初のガス灯式信号機が設置されてる。
警官が操作して緑と赤とを切り換えるものだった。
しかし、はやくも翌年1月にはガス爆発を起こして壊れてしまったそうだw
とはいえ、ホームズの時代より20年前にもう信号機が設置されているわけだから、
1880〜1900年代のホームズ活躍時期だと交通量の多い道路にはそれなりにガス灯式信号機があったのではないか。
なるほど。勉強になるなあ。しかしグラナダのドラマには信号機は陰も形も見えなかったような気がするね。
つまり時代劇に出てこないものは江戸時代には存在しないというようなものですな
いや、そうじゃなくて江戸時代に存在したものが時代劇に出てないじゃないかってこと。
ホームズの時代はすでに電話もあったというらしいからな。
しかし作劇上は、いまの携帯とかと一緒で扱いにこまったという代物かもしれないな。
ドラマ版でカーファクス姫の失踪を見ていた時、ホームズがワトソンに電信を
打つんだが、そんなことせず電話なら早いのにと思ってしまった。
当時は家庭に電話があったのかな? 日本でも各家庭に電話が普及したのは昭和50年ごろだし。
「電話屋さん」へ行って電話を使わせてもらうような国は今でもあるからなあ。
それは「当時」と「家庭」の定義によるんじゃないのか。
ロンドンに電話局が設置されたのは1879年だし、リバプールのような地方都市でも1883年には電話会社が生まれている。
1884年には都市間長距離電話がはじまっていることを思うと、地方名士がロンドンと連絡をとることを
主な需要とした国内電話網が1880年代には生まれつつあったわけだ。
ちなみに、隠居絵の具師ではホームズが「電話とヤードのおかげで部屋にいても必要な情報を得られる」と言ってるので
この事件の頃には221Bにも電話があったと考えてもよいだろう。これは確か1890年代末の事件だから、
1880年代は金持ちの家や官公庁に、1890年代は中産階級にと徐々に普及していったのではないかな。
444 :
世界@名無史さん:2009/01/25(日) 01:39:42 0
昭和46年の「仮面ライダー」放映時に、ショッカーの怪人や戦闘員が電話をしてる写真が
たくさん撮られてて、図鑑なんかにも載ってるんだけど、これは当時の電話普及キャンペーンのための
特写スチールだったらしい。この頃はまだ各家庭に電話が普及しきってなかったので、人気番組を使って
こういうキャンペーンが行われたものだとか。
446 :
世界@名無史さん:2009/01/25(日) 03:26:41 0
>>445 「普及しきってなかった」というのが微妙ですね。
子供のころとて、他人様の家に電話があるかどうかはわからないし、
自宅にはとりあえずあったので。
少なくとも兵庫県板宿近辺では当時そうだったな
・・・笑うところだよな?
やっぱりホームズの世界には電報が似合うなぁ。
大学の時、電話のない下宿に住んでいる友達に連絡するのにいちいち電報を
使っていた俺。
めんどくさかったなあ…。
しょっちゅう電報うってあの時代の人ってみんなマメだなあと
メールさえまんどくさい自分などは感心する
ルブランの「ルパンの逮捕」でも、電報がいい味効かせてたな
455 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 02:25:18 0
メールは人間関係を希薄にするとかよく批判されるが、
電話の前は電報でコミュニケーションはかってたんだし、
メールはその現代版ってだけだよな。
電話と同様自動車もホームズには出て来ないよね。
「最後の挨拶」でやっとワトスンが運転するくらいだっけ?
電報や電話が社会に登場した時だって同じように批判された
要は技術の進歩についていけない年寄り連中の愚痴にすぎない
自動車は確かに「最後の挨拶」くらいかもしれないな
にしても、いつ運転を覚えたんだかw
>>452 俺は自分のとこに電話がなくて電報でなんだかいろいろ着たよ・・・
「タンイフソク スグコイ」とかw
>>454 途中でプツっと途切れるんだよねw
あれ、陸地からある程度離れちゃうと届かなくなるんだろうか?
そんなニュアンスの事が書いてあったような。
>>459 「ツゴウ ヨケレバ スグコイ ワルクテモ コイ」だったら良かったのになw
>>460 その電報のわがまま文面にホームズの親友への情愛を感じるのは
わたしだけだろうかw
悪くても恋
>>460 ネゴシエーションなし&一方的にモールス符号で送信される無線電信だから、
途中で途絶えて再送信依頼も了解できないような場合は尻切れになることも
あるだろうなあ。
短波帯の無線電信じたいは通信手段としては非常に低コストで済む方法。
わずか数ワットの空中線電力で地球の裏側まで届く。それだけに混信などの
障害も多いんだけどね。
464 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 23:02:17 0
携帯のメールで
都合よければ来い( ´∀`)
悪くても来い( ´∀`)
と書かれてたら来るだろうけど
都合よければ来い<丶`∀´>
悪くても来い<丶`∀´>
だと来ないだろうな。
当時、ガス信号機があったんなら横断歩道もあったのかなあ。
「待ちたまえホームズ、信号が赤だ」
「犯人追跡中に信号など気にしていられないのだ、ワトスン!」
>>461 「どうせ君の都合なんてたいしたことないだろうし」というニュアンスを感じるんだが
いやぁ、彼は結構ツンデレですから
>>466 警官に捕まりそうになっても顔パスきいたりしてな。
>>467 「海軍条約〜」でワトソンが「私の本職の方は…」って言いかけたら
「そっちの方が事件より面白いの?」ってむすっとしてたシーンがあったねw
これにツンデレと情愛を感じるなり何なりして
機嫌を損なわずに駆けつけるようでなけりゃ
ワトスンは勤まらないんでしょうな
まぁでも再婚した奥さんから「ホームズに関わるの禁止!」と言われたときは素直に守ってたようだし……
とはいってもフォン・ボルクを捕まえる時には付き合ってるけどなーw
>>463 音声通信に比べたらモールス信号は低電力で遠距離まで届くからね。今は電波を出してないけど
一応は3アマなんでモールスはたまに聞き取り練習してる
いしいひさいちのメアリ奥さんの憎しみこもったタンカ
「ゴキブリ!なめくじ!ベンジョ虫!カマドウマ!
街路樹でも食ってなこのカミキリ虫!」
が大好きです。
やっぱり財宝をきちんと取り返さなかった事を
根に持ってるんだろうか?
>>472 ホームズもモールス信号はマスターしてたのかな?
新聞の通信欄って昔は日本もあったよね
暗号みたいなあのミステリアスな文面をただ見てるのが好きだったw
いまはもうないのかな?
東スポの3行広告とか
478 :
世界@名無史さん:2009/02/01(日) 00:45:30 0
>>6 ホームズとポワロはNHKで放送された映像化されたシリーズを見ると面白いよ。
ホームズとポワロは数十年の違いなんだろうけど、馬車⇒車、蝋燭・ランプ⇒電気等、
時代の流れが分かる。
ポワロが若い頃を回想する話では、若い頃は蝋燭や馬車が使われていた。
服装も変化が見えるしね。
両方ともあの時代をCG無しで再現できるのがイギリスの凄いところかも知れないなぁ。
日本は特に高度成長の頃の再現はCGを多様しない限り不可能だろうな。
>>305-315 最近はフランス人も諦めてる。
EU域内では英語が圧倒的だし、フランスでフランス人に英語で話しかけても
普通に英語で返してくれるよ。
>>358 旅館に転身した下宿も多いね。
本郷の鳳明館にも泊まったが、意外に外国人が多かった。
安宿を求めてというより日本の風情を求めてる感じ。
ヨーロッパのほうから来たカップルも宿泊してた。
>>479 手塚は医師連盟に「でたらめばっかり書いてんなら免許返上しろ」って言われて
「漫画で嘘書いて何が悪い」と言い返したそうだ。
>>462 都合良ければ恋
悪くても恋
どこのスイーツ(笑)ラノベだよw
原文ではどういう文体なのかな
Come at once if convenient?if inconvenient come all the same.
S. H.
あ、ごめん。「?」が入っちゃった(汗
come here at once.
なるほど。なかなか気の利いた言い回しかもしれん
白銀号事件で出てきたカレーってごはんと一緒に食べるのかな?
米はインドあたりから持ってきたんだろうか
490 :
世界@名無史さん:2009/02/16(月) 04:42:45 0
>>489 羊のカレー料理だから、ラムにカレーぶっかけたんじゃない?
俺はすごく食べたいんだけど。
ヨーロッパでも米は意外と栽培されてるよ。イタリアとか。
イギリスでは、インド人コックいっぱい居る見たいだし、
マトンを煮込んだ、マトンカレーとナンを想像。
493 :
世界@名無史さん:2009/02/16(月) 20:57:32 0
パスタがわりに、米を食べることも結構あるらしい。
イギリスにも、ライス・プディングというものがある。
494 :
世界@名無史さん:2009/02/17(火) 00:28:55 0
ライス・プディングはデザートじゃなかった?(´・ω・`)
羊肉のカレー煮だから、カレーライスとは違うものだね。
Wikiとか見ると昔は米を炊いて作ってたみたいだな。むしろ現在の方がライスカレー的な
カレーは廃れてるっぽい
イギリス人の家庭でカレー食べたことあるけど、
ライスはヨーロッパで栽培してるぱさぱさのやつ(タイ米なんかに近い)で、
カレーをかけて食べるというよりつけあわせ的な感じだった
もちろんカレー自体もルーはなく、スパイスをまぜて作るやつ
さらっとしてて辛かった
498 :
493:2009/02/17(火) 17:58:26 0
>>494 混乱させてごめん。確かにライス・プディングはデザートだ。
米って向こうで案外食われてるんだよといいたかったのさ。
ところで、イギリスがインドを占領して、で、カレーが本国に持ち込まれたときに、
とりあえずシチューに入れてみたのがイギリス式カレーの始まりだって聞いたことある。
499 :
489:2009/02/17(火) 20:26:28 0
>>490>>495 おかずだったのか
なんとなく主食としてのカレーだと思い込んでた
どのみち、炭水化物を付けるとしたらパンではなく米っぽいね
みなさまどうもありがとう
イギリス人の主食は豆かイモってイメージ
501 :
世界@名無史さん:2009/02/17(火) 21:10:29 0
日本食で言うところの「主食」ではないけどね。
日本食では、「主食」の米飯がまずあって、それに合わせて「おかず」を作るけど、
西洋食では、パンやイモを食べるために「おかず」を作るわけじゃないから。
ただ、リンボウ先生の著書だったかな?の中で、イギリス人の友人たちに「主食的なもの」
は何かと尋ねたら、「イモかな」「イモだな、やっぱり」という返事が返ってきた、
というのはあったな。
フィッシュ&チップスって、ホームズの時代もあったのかな
デビット・スーシェのポワロのドラマには出てきてたな
504 :
世界@名無史さん:2009/02/18(水) 00:01:38 0
>501
昔はイギリスでも庶民は麦でパンや粥を作ってそれだけで普段は暮らしていた(おかずはイベントがあるときのごちそう)。
今のような料理体系となったのは産業革命で裕福になってから。
まずさは昔からだったようだが。
>502
フィッシュ&チップスは19世紀半ばからあった。
ただ、ビクトリア時代は下層階級向けの食べ物だと捉えられていたので、
ホームズたちがベイカー街で食事として食べていたかどうかは微妙。
調査中の携行食としてなら食べていた可能性もあるかもしれないが・・・
506 :
501:2009/02/18(水) 00:33:47 0
>>504 ?何でわざわざ俺名差し?なんかずれてないか?
言いたいことは分かるけど…
俺は君の言うところの「おかず」の定義は、日本語でのイメージとは違うよ、
と言う話をしただけなんだが…?
向こうはとにかく野菜を食わんというからな
509 :
世界@名無史さん:2009/02/19(木) 19:43:41 0
銀製号事件の時の「カレー」はカレーシチューそのものであって、ご飯にカレーシチューをぶっかける
日本式のカレーではないと思われ。
そもそもマトン入りといっていること自体、ちょっと日が経った肉を香辛料の強いシチューで食べると
いう当時の庶民の知恵でしょ?
アヘンとか砒素とか、当時どうやって手にいれてたんだろ?
511 :
世界@名無史さん:2009/02/19(木) 20:21:16 0
海軍条約文書事件で朝食ってたチキンカレーはシチュータイプだろうか、
焼いてスパイスまぶしたようなもんだろうか?
他はハムエッグとコーヒーor紅茶、ブランデー。
「僕は2日目のカレーこそが真のカレーだと思っているんだ、ワトスン君」
ってこともないだろうけど、付け合せにイモかパンでもついてるとすれば
けっこうボリュームのある朝飯だよな。
>>510 アヘンは、当時アヘン窟などもあったし、医薬品として普通に売られていたらしい。
砒素も、ホームズの少し後の時代であるアルセーヌ・ルパンの時代で、ネズミ退治用として薬局で売られていたそうな。
514 :
世界@名無史さん:2009/02/19(木) 21:11:33 0
>>512 焼いてスパイスまぶすと、単なるカレー風味のロースト、もしくはソテーに
なるだろうから、おそらく煮込み料理、つまりシチュータイプだと思われ。
イギリスは朝食をたっぷりとる習慣があった(今は人それぞれ)から、
ボリュームあるのもまあ当然ってことになるかな。
医者がアヘンチンキを処方するor処方したって描写はホームズの作中でもあったような気がするね
ワトスンも開業医時代は処方してたかもしれんな
当時の庶民は、月曜日に肉を買って、金曜日あたりになると肉が傷んでくるので、
カレーのような香辛料のシチューにするんじゃなかったっけ?
小林司さんあたりがどこかで書いていたような希ガス。
話は違うけど、肉は痛むというより腐りかけがうまいんとちゃう
アヘン窟といえば「唇のねじれた男」だが、序盤でワトスンがアヘン窟を訪れるそもそもの理由となったホイットニー氏は
ちゃんと一人で帰れたのだろうか(というか、スタンフォード同様に『友人』という割には一回しか出てこないけど)?
友人ってだけでホームズの気を引く犯罪に何度も巻き込まれたらたまらんぜw
社会的にも悪くない立場の人間が、いかに当時アヘンに毒されてたかってことだろうな
ワトソンの友人じゃなくて、奥さんとメアリが友達同士という繋がりじゃなかったっけ。
東京書籍版だったかな。
ワトソンとメアリが実は死別じゃなく離婚で、その引き金になったのがあの事件だ、
という説を載せてたのは。
ワトソンがほいほいとホームズに付いてって外泊までしている間、
メアリが一人でホイットニー夫妻の面倒を見なきゃならなくなってしまって、
事件の後、私とホームズとどっちが大事なの、みたいな。
このスレを読んでいると葉巻が吸いたくなったり、カレーがやたらに食いたくなったりして
健康によくない。しかし、読まざるを得ない。面白いからなのだが…。
ウイスキー・ソーダだけは飲まないぞ。ウイスキーはロックに限るのじゃあ。
俺は馬車に乗ってみたい。ところでNYでは動物愛護運動のあおりで馬車が廃止されそうらしいが、
むこうじゃ今でも200台以上の馬車が走ってるらしいね。ロンドンではどうなんか
ウイスキー・ソーダおいしいじゃないですかあ
わたしゃイギリスでこの味をおぼえましたよ
アメリカではハイボールっていうんでしたっけ
馬車馬たちが「俺たちから職を奪うな!これは職業差別だ!」と逆抗議したりしてw
>>521 むろん、考えるまでもない。
ちょっと考えればわかるだろう、メアリ?
527 :
世界@名無史さん:2009/02/22(日) 00:18:48 0
マイクロフト兄さんって原作じゃ下級官吏ってことになってるけど、
倶楽部の会員だったり、政府の機密に関わったりしてるところを見ると、
本当は高級官吏なんじゃないの?
一応、ホームズ家ってジェントリ層(地主階級)でしょ。
528 :
世界@名無史さん:2009/02/22(日) 00:27:44 0
マイクロフトが下級官吏であるという話自体、カバー・ストーリーである可能性が高い
本当は、もともとマイクロフトは特殊な地位にあって、ワトスンには下級官吏と言っただけ
・・・と考えなければ、シャーロッキアンとはいえまい?w
どっちみち、ジェントリだから偉いという訳じゃない。マイクロフトは明らかにその頭脳で
あの地位に就いていると思うよ。
>>527 あの時代、中流以上の男性は大抵クラブに入っていたらしい。
ただ、収入や地位で入れるクラブも違っていたが、ディオゲネス・クラブが
どの位の格だったかは不明。
あとマイクロフトは初登場時は下級官吏と紹介されていたが、その後の話で、
その特殊な才能が見いだされて重要な仕事を任されるようになったというような
説明がされている。
530 :
世界@名無史さん:2009/02/22(日) 11:56:43 0
>>529 中流以上というより、経済的に余裕のある、「紳士」を名乗れる男性 だと思うよ。
紳士であるということは、当時の英国では非常に大事なことだったからね。
シャーロキアン男性は皆さん紳士だと信じておりますw
532 :
世界@名無史さん:2009/02/22(日) 15:28:22 0
>>530 で、紳士とはいかなる人たちと定義できるんでしょうか
>>533 貴族ほどではないにせよ、一定の領地、土地を持っている人たちと言っていいかと。
535 :
世界@名無史さん:2009/02/22(日) 16:36:05 0
ヴィクトリア時代なら、領土は必ずしも必要ないでしょう。
複数の召使いを使う余裕のある家柄、でいいのでは?
ちょっと前の時代だけど、会社を経営してそれを売り払い、国債を買って
その利息で悠々自適の生活を送った30代の紳士がいたっけ。
>527
「ギリシャ語通訳」の事件の時はまだ(ワトソンに対し)マイクロフトの正体について細かく話すことはできなかった、
みたいなことを「ブルース・パーティントン設計図」のときにホームズが弁解していたはず。
「緋色の研究」でワトソンが作ったホームズ学識一覧表が当てにならないように、ホームズはワトソンに対し
誤った情報を与えたり正確な情報を隠したりすることがある。
>>534 たとえば土地によらず会社でも何でもいいけどそれによる不労所得があるひと、
植民地に土地を持ってる人、アイルランドなんかに土地持ってる人、さらには
そういうところで会社経営とかしている人・・・そういうひとは該当しないんでしょうか
地主=紳士っていうのはちょっと違和感あるけど
538 :
世界@名無史さん:2009/02/22(日) 17:39:01 0
地主は紳士である、あるいは紳士たるべきである。
紳士は紳士としての体面が保てれば、地主である必要なし。
ってことでおk?
とりあえず、ageない人ってのはどうだい
そもそも紳士っていってるけど、それはgentlemanのことなのか?
紳士は英語でジェントルマン、で、元は地主階級の事をジェントリという。
教養と金があって、誠実で騎士的だから「ジェントル」なのではなくて、
生活の心配をしなくていいほどの金持ちで、高等教育を当たり前に受けられる
から教養が身について、結果、自然にマナーを心得ておおらかな気質の持ち主
ができあがる。そこからジェントルマンと言う言葉が生まれたってこと。
ただ、
「紳士は貴族の中に含まれるが、貴族の全てが紳士とは限らない」
という言葉があるように、当然、物質的な条件に満たされた家庭で育っても、
目を覆いたくなるような人物というのは出てくるわけだが・・・
狭義の規定としては、
「数代以上に亘って続いている有産階級の家庭の出で、パブリック・スクールを
卒業していて、社交界の人々に受け入れられるだけのマナーを心得ていること」
広義の規定としては、
「それなりに金持ちで、立派な身なりとそこそこのマナーを心得ている人」
そうなるとワトスンなんかは主に金銭的な理由で
ぎりぎり紳士じゃないほうに分類されかねないね。
そういう意味ではドクターって近代と現代の狭間な称号って感じかも。
ノブレス・オブリージュっていえばホームズやワトスンは
継続的な慈善活動とか社会奉仕とかしてたんだろうか?
養蜂で作ったハチミツを孤児院に配るとか
イレギュラーズの面々に無料で予防接種するとか?
ノブレス・オブリージュとは、慈善活動や社会奉仕のことではないよ。
一朝事あるときは平民を従えて前線に立つ心構えのことだ。
それは軍事のこともあり、政治のこともある。外交のこともある。
単なるボランティアなどとは次元が違う。
一次大戦では貴族の子弟が多く前線部隊に従軍したので酷い犠牲を被ることになり、
それが貴族階級の没落を早める一因になったというし。
ホームズへの依頼料はどんなもんだったんだろう
>>545 ピンキリ。
「必要経費だけで結構」と言ったこともあるし、ワトソンが驚くほどの高額
を要求したこともある。
ブラック・ジャックの要求する治療費みたいなもので、事件に対する興味と
相手に好感を持つかどうかでも変わる。
最高金額は多分プライオリ・スクールの1万2千ポンド=2億8千800万円
「これは多すぎます、閣下」
依頼料の最高提示額は、ボヘミアの醜聞のボヘミア王だろうな。
白紙小切手をホームズに渡し、「国の一部を売り払うことになっても構わん!」
でも結局アイリーンの写真をかっぱいでったホームズw
アイリーンに参ってしまったのもあるだろうけど、それだけにボヘミア王を
へこませてやりたかったんだろうな。
で、その「ボヘミアの醜聞」で、さしあたっての経費として、ボヘミア王から
受け取ったのが金貨と紙幣で千ポンド、「緑柱石の宝冠」では三個の宝石と
報酬を合わせて4千ポンドを請求しているから、少なくとも金持ちの依頼人への
要求額としては、千ポンドが基準だったようだ。
アフガンにてを出した国でソ連しかり、成功したとこはないみたいで
ワトソンも従軍してから大英帝国は没落していったけど
今度アメリカが本格的に介入するけどいよいよ没落していくでしょうか
エメラルドのネクタイピンをくれたのは「さる高貴な貴婦人」だったか。
あれも換金すれば相当な値打ちがあるんだろうな。
当時の1ポンドは、今の5000〜8000円ぐらいと考えればいいんだっけ?
一仕事で三千万か。探偵はやめられないな。w
>>551 時期にもよるけど、購買力から考えて1ポンド2万円以上になることもあるよ。
>>546は読んだ?この計算だとポンド当たりいくらになるか計算してみそ。
>>552 1ポンド2万円 ってのは、小林司さんの換算だったかな。
その頃から、円=ポンドの価値や、一円で買えるものの価値も変わっている。
今は、どのくらいが適当なんだろうね。
まあ、一万円内外ってところかな。
「ぶな屋敷」だとヴァイオレット・ハンターが家庭教師やってもらってた給料が月4ポンドで、
ルーキャスルから「年100ポンド出そう」って言われてビックリしてホームズに相談……だからなぁ。
家庭教師だから同居前提で食費と住居関係を考えないでいいにしても、
この場合の年収100ポンドは結構法外な金額として捉えられているような気がする。
「花婿失踪事件」でもホームズはメアリ・サザランドに「独身女性なら年60ポンドもあれば結構快適に過ごせる」と言ってるので、
60ポンドくらいの年収があればとりあえずは十分以上の生活ができる感じかな。
してみると1ポンドはだいぶ高額に換算されるような気もするね。
>554のだと1ポンド5万円くらい?
あの時代は年金も保険も住民税も所得税も引かれないのか・・・
>555
引かれないがそもそも社会保障がないに等しいので自分で蓄えないといけない。
モラン大佐がいかさまトランプで生活してたっていうんだけど、賭博場じゃなく
個人相手のカードゲームでどんだけ賭けてたんだろとオモタ。
「裕福」と言う言葉に実は罠があって、現代の感覚で捉えてはいけない。
同時代の「貧困家庭」のボーダーラインが、年収50ポンドであることを考えると、
決して多い金額ではない。
参考までにあげておくと、同時代の四輪馬車の御者の収入が丁度ボーダーの
年収50ポンド、これで一応の生活は維持できているが、食費で収入の45%が消え、
税金と家賃で13.7%が消え・・・と、これだけでも余裕のなさが伺えるが、
結局のところ多少の貯金どころか、借金の返済を合わせて赤字になっている。
ちなみにこれは夫婦二人、妻と共働きで子供がなくての家計簿。
>>557 聖典によるとロナルド・アデア卿が殺された時にテーブルで清算していた金は27ポンド10シリング
ただ、彼とモラン大佐はバガテルというカードゲーム用のクラブでプレイしていたから賭博場との差異はあんまりないかも
貴族や上流階級御用達のクラブなわけか。
>>555 所得税は引かれるんじゃね。
ホームズが第二の血痕で、
「If it’s on the market I’ll buy it ?
if it means another penny on the income-tax.」などと
泣かせる愛国的なこと言っているところを見ると。
あー、またやっちまった。
ハイフンが ? になるのは何でだ。
ハイフンが躍る人形になるよりはましじゃないか
ドイル自身、所得税の支払いの時、所得ゼロと書いて国税局(?)とやり合っていたよね。w
>>562 Sleipnirからだと、ちゃんとハイフンに見えるよ?
>560
アデアはオーストラリアのどっかで知事をしている伯爵の次男坊で、
モランは元ペルシャ駐在大使オーガスタス・モラン卿の息子となってる。
出自だけならどっちもバリバリの上流階級だね。
財布の中身と道徳面に関しては段違いの差があったようだがw
当時の英国じゃ所得税の源泉徴収制度はなかったから税金を納める、とはいっても引かれる、とは表現しないな
厳密にやれば貴族制度が崩壊するからな。実際崩壊したし
1983年に亡くなった時、第9代バッキンガム伯爵は、職業「庭師」。
ネルソン提督(子爵)の子孫は、今では一介のお巡りさん。
グレイ伯爵の子孫は、ポルノ・ショップの支配人で、住居はなんとボート・ハウス、
マンスター伯爵は、国民保険の保険料も払えないほど困っているそうだ。
イギリス貴族の没落が加速したのは、
>>544で指摘された大戦による被害と、
ロイド・ジョージの税制改革によるところが大きいけど、実は1880年代には、
すでに土地売却ラッシュが起こっていて、アメリカの財閥との縁戚関係も、
一次大戦までに百家前後にまで達していたらしい。
テレビでよく英国貴族の城を紹介してるけど、中を観光の見世物にして日銭を稼いでるんだよな。
なにしろ屋敷が広いということはそれだけ莫大な維持費がかかるということで
ホームズでも「独身の貴族」が英国貴族と米国富豪の婚姻に絡む事件だね。
当時、金メッキの売春と陰口を叩かれた類の縁組だが、背に腹は何とやらだしw
何しろ、まず社交に莫大な費用がかかるし、その費用を削るのは体面に関わるから
できないし。
そのくせ、収入の方は地代が主で、何か事があれば切り売りしてその場をしのぐから、
次第にじり貧になっていく。
商売をすればいいようなものだが、「貴族は収入のためには働かないもの」というプライド
があるから、できなかったんだよね。軽蔑されるから。
もちろん、現代ではそんなこと言ってられないから、家の維持のためには、
>>569みたいな
手段も辞さないけど。
ドラキュラ城が身売りされてどうのこうのって話もあったな。城主はとうにいないけど何しろ維持費が・・・
映画のネタにもなってたっけ
「ドラキュラ都へ行く」の事かな?
あれは確か、ドラキュラ城をナディア・コマネチの記念体育館にする、って
追い出されるんじゃなかったっけw
ルーマニアに実在する串刺し公ツェペシュの城は、現在では国に管理されて、
観光収入源となっているはず。
昔のお屋敷や城はとにかく寒くて暖房費がえげつないからな。
そういえば先代のバスカーヴィル卿もリフォーム中だったな。
天蓋付きベットも暖房のためだよな。
それが天井の低い日本家屋に置いてある図なんか見ると、なんか笑っちゃう。
日本家屋に置いてあってもいいんじゃないの?実用の目的じゃなくて、そういうのは
西洋文化に憧れての物だろうから。(そういうのを笑うんなら、突き詰めれば
日本人は洋服を着ずに和服を着て、昔ながらの木造土壁瓦屋根の家に住むべき、って
なっちゃうよ)
ところで、天蓋付きベッドの目的は他にもいくつかあったと思うんだが。
プライバシーの確保(天蓋を下ろせば外から見えない)とか、権力の誇示とか。
そういうのは後付けなのかな?
ルイ14世だったかな?
常に召使や貴族に囲まれ、プライベートは天蓋付きのベッドの中しかなかったとか。
あと夏は蚊帳のかわりになったらしいよ。
前にTVで先祖代々の家屋敷を維持している貴族をやっていたけど
執事が背広を着ていたんだけど、御当主さまはジーパンにセーター。
奥様はブラウスにタイトスカートだったw
どっちが使用人か分からないよ〜
モンティ・パイソンの「ホーリーグレイル」とか観ると、
昔のお城は寒そうだなあと思うね
石造りだし、ふきっさらしだし
どうやって暖房してたんだろう?
ありゃ閉め切ると逆に外へ熱が逃げにくいからあったかい。
窓やなんかがボロボロになった状態で撮影されてるから吹きさらしに見えるけど。
部屋毎に暖炉もあるしな。
加えて、シティ階級の貴族化もあって投資の方面には大いに関わってたけどな。
当時は配当も金利も高かったのでそっち方面の見入りはよかったし。
貴族全体で言うと新興のシティ層が叙爵やら結婚やらでじゃかじゃか参入してきて
古参の地主層を下支えしていた時期で、完全な没落段階にはまだ早いね。
中世の城では、暖炉の周りで雑魚寝と言うのが冬の過ごし方だったらしいな。
>>579 ただ、新興のシティ層=商家などのブルジョワジーや、アメリカの成金富豪の
参入というのは、結局社会の変化の中で、そのままでは家を維持できなくなった
貴族が、言わば爵位を売る形でかろうじて地位を保とうとしていたわけだから、
もはやその段階で没落は止めようのないものとなっていたわけだな。
そういう手段で称号を手に入れた「にわか貴族」なんて、結局由緒正しい向きからは
軽蔑の視線を送られるだけだったし。
雑魚寝!?おもしろいなw
熱が外へ逃げにくいし暖炉燃やしてる、ってことは、
空気の循環悪そうだね
一酸化炭素中毒とかあったのかしら
>>582 >>581を補足すると、中世の頃のバーバリックな城は、戦闘だけを意識したもの
だったから、住居用の部屋と言うものは、実は一つしかなかった。
この空間が後のグレイト・ホールで、寝起きもすれば、戦闘に勝利した際の
宴会場にもなった。もちろん、身分によって「上座・下座」のようなものがあって、
序列に従った位置取りで起居したわけだが。
まあ、だだっ広い空間だから、まず事故は起こらなかっただろう。
さらに言うと、主人も家来もみな雑魚寝、となると女性は大いに困ったわけで、
特に城主の奥方には、プライベートな空間が必要になる。そこで生まれたのが
ドローイング・ルーム。(元は with drawing-room 、引き下がるための部屋)
これがやがて応接間として機能していくことになる。
>581
完全な没落段階にはまだ早いといってるんであって
没落の兆候自体が微塵も見られないというような意味合いのことは書いてないつもりなのだが。
とはいえ、自分の中のイメージをそれほどまで大事にしたいのであれば、それはどうぞご自由に。
日本のお公家さんがた貴族も、苗字を売って糊口をしのいでたらしいね。江戸の頃だっけ?
戦国時代からじゃね?
羽柴秀吉が藤原姓を得たのも、そういうことだろうし。
>>584 何をいきなり噛みついてきてるんだ?
俺は君の意見を否定するようなことは何一つ言ってないぞ?
内容的には同じことを言ってるんだし。
自分の発言に発言を重ねられたのが不愉快なのかい?
だったらすまんかったけど、
>とはいえ、自分の中のイメージをそれほどまで大事にしたいのであれば、それはどうぞご自由に。
この捨て台詞はなんとかならんか。はっきり言って失礼な上に格好悪いよ。
588 :
587:2009/02/27(金) 23:15:53 0
ワトスンはいつもそんな気分でホームズと暮らしてたんだな
シャグ煙草でも吸って落ち着きゃいいのにw
ホームズは現代だと煙草を吸う場所を探すのに苦労しそうだな。
それ以前にコカをやる場所を(ry
コカインといえば、ワトソンはどうやってホームズにコカインをやめさせたんだろ?
グラナダ版の英国放映バージョンでは「悪魔の足」にホームズがコカインを断つ決心をする場面があるそうだが、
その場面がNHKバージョンではカットされたとか聞いたがこれは本当なのかな?
「今日から君の悪癖をやめさせるために、僕の医学的知識を総動員するぞ、ホームズ!」
そんなことされてはかなわんと思って自主的にやめた
に一票
>593
カットされたのは本当。
旧BOXは未放送部分が字幕になるんだけど、NHKが細かくカットをいれているので
冒頭部分は何かしっちゃかめっちゃかになってるw
>>594 >そんなことされてはかなわんと思って自主的にやめた
それは
「ワトソンの真剣さにさすがに反省してやめた」のか
「ワトソンの腕前にある種の危機を感じてやめた」のか
どっちだ
前者だと思ってやるのが人情というものだ。
>>594 いしいひさいちのホームズとワトスンみたいだなw
NHKはコロンボやポワロもあちこちカットしてるんだよね。
45分の放送枠になんとか収めなきゃいけないからだろうね。
でもコロンボなんて、たまに長すぎて中だるみしてる作品もあるから、カットされて
丁度いい場合もあるかなw
まあ
>>595の場面は、砂浜に注射器を埋めるとか生々しいからな
>595&599-601
本当だったのか!
てか、コロンボとかポアロもなの?
明日は日曜だしDVDでも借りてこようかな・・・
ちなみにグラナダ版ドラマって制作サイドの予想以上に子供のファンが多いということがわかって、
それに配慮して「悪魔の足」でコカ断ちさせたんだよね
その割に終盤、耳のはいった箱とかオカマとかグロい映像も多かったが
>603
BOXのオマケ本には警察からの要望と書いてあった。
青少年に悪影響を与えるからって。
そのうち、喫煙シーン全カット版とか作り出しそうだな。
完全版と、家庭向け版が出るわけだなw
それこそヴィクトリア時代の「家庭向けシェイクスピア」みたいだw
喫煙シーンカットしたら、ほとんど八割方カットになるんじゃw
>607
「1984年」の世界でやってた旧文学をニュースピーク版へ改訂する作業みたいなもんですね
英国だけにw
>>601 なんか海水浴客が踏んづけそうでおっかないなw
でもってぶっ倒れてホームズに捜査依頼が来たというスキャンダルを脚色したのが獅子のたてがみ事件だったのですw
>>610 砂の中には注射器とか錆びたナイフとか色々と埋まっているもんです
裕次郎?
砂の中から、真っ赤に錆びた裕ちゃんが。
ホームズ君、わが大英帝国の同盟国ジャパンの次期首相候補とやらが
逮捕の危機にあるということだが、これもモリアーティの仕業かね?
CIAの連中が手をこまねいているので、僕がやっといたよ、ワトスン。
ホームズ君、もう3日もウンコが出ないんだが、その理由を推理してくれんかね。
食べすぎじゃないのかワトソン君。
僕はもう、3日も下痢が止まらないよ。
ハドスンさんはもう三日も生理が止まらないそうだぜ、ホームズ君。
それはどちらかというと君の専門のようだ、ワトソン君。
青い紅玉で、ライダーは自分が逃亡すれば
ホーナーの容疑は無効になると言っているけど
正式にはどういう仕組みなんだろうね。
一方的にホーナーにとっての不利な証言をしているほとんど
唯一の証人、ライダーが逃亡することで、訴えが崩れるんだろうか。
ホーナーには前科があると言うだけで、
ライダーの証言以外の決定的な証拠に欠けるということか…。
ラストでホームズはライダーが証言に現れなければ裁判は頓挫するだろうみたいなことを言ってたような。
ただあの事件、共犯のメイドもいたような気がするんだがそっちはどう処理したんだろう。
被害者にこっそり真相を教えてクビにさせでもしたのかな?
メイドはあとから部屋に入ってきて、「ライダーの言った通り、宝石は消えていました」
と言うだけの役目に建前上はなっているから、それ以上の証言は出来ないんだろう。
宝石は持ち主に帰る、ホーナーは放免される、ということで、ホームズがライダーを
見逃したところで、結果オーライになっているんだろうかね。
メイドは被害者にこっそり真相を匂わせてクビにさせるくらいはしただろうなあ。
ホーナーへの容疑の根拠はライダーたちの(特にライダーの)証言と当人が前科者だったという二点だけだからね
具体的な物証がほとんどといっていいほどない
だからライダーが逃げ隠れたとなれば彼の証言自体が非常に疑わしいものになり、立件も困難になると
ただあの事件、ホームズは「事件の解決自体が報酬」と言ってるけど、伯爵夫人は1000ポンドの懸賞金をかけてるんだが
ガチョウを持ち込んだピーターセンや元々ガチョウを買ったベイカー氏に懸賞金を譲ったのかなw
個人的にはベイカー氏に譲ってあげてて欲しい
>>619 どうでも良いが、もうちょっと月経というものを知っていた方がよいと思う。
ネタの前提がおかしいので笑えない。
619が童貞だということはわかったが。
宝石は返したんだから、メイドは確実に放逐しないとまたやるよなw
グラナダ版だとライダーを追い出して事件解決だとくつろぎ出したホームズに、
ワトソンが「無実の男が捕まってるというのにクリスマスを祝う気になれない」という。
で、ホームズが「そのとおりだ」と二人してヤードに向って飛び出していく。
あれはグラナダ版のオリジナルだけどワトソンがいい味出してたと思う。
あそこはワトソン君も良かったし
ジェレミーの動作や全体の雰囲気に美を感じて
好きで何度も見てしまった
あの釈放を喜ぶ家族たちの姿は何度観ても良い。ガチョウおじさんやホームレスらしき女性に
優しくする酒場のオヤジさんなども含めて大好きなエピソードのひとつだな
>>630 同感。
イギリス社会の縮図みたいな物語だなーとも思う。
それぞれの階級の人々の苦悩とか事情がうまく絡み合って、
ガチョウに収斂してるのがおもしろいよ。
なぜホームズ作品にはマザー・グースネタがないんだろうか?
>>624 子供向けの翻訳本で、ホームズがベイカー氏に懸賞金を譲ろうってワトスンに
提案するのを読んだ覚えがある
そういうことをするのは山中訳だなきっと。
まあ蛇足だろうな。
637 :
世界@名無史さん:2009/04/06(月) 17:43:14 O
ホームズ君、君は煙草の種類を灰から識別できるが、わが大英帝国の同盟国である日本の
煙草は一度も発見していないね。どうして日本では紙巻きは作っても葉巻きは作らないの
か、一度捜査してくれないかね。
・保管や携帯の手間が面倒
・価格や印象面から市場需要が小さい
あたりじゃないか?
紙の国だからね。
煙管用の刻みタバコが主流だったからジャに
ホームズ君、久しぶりに「思い出」を読み直してみたが、何度読んでも面白いのは
もちろん筆者である僕の筆が冴えているからだと君も認めざるを得ないだろう。
それにしても「海軍条約文書事件」では話の最初から犯人の見当をつけていたとはたいしたものだね。
642 :
世界@名無史さん:2009/04/10(金) 10:30:47 0
>>641 当時の超大国のセキュリティの甘さにびっくり
機密文書のある場所に、外からの来客がフリーパスで入ってこられるというのが
まぁ、一応は真夜中だったから。
フランスなんかでは、大臣級の閣僚が普通にそこらへんの料理店で飯を食い、
居合わせた大衆と議論したりする。ちょっと話は違うけど。
まだ汽車もある時間だから真夜中とは言えないんじゃない
646 :
世界@名無史さん:2009/04/11(土) 08:07:59 0
>>555、
>>558、
>>561 たまたま、小池滋監訳の「シャーロック・ホームズ全集」 第18巻を見ていたら、税についてこんな注釈があったよ。
(東京図書からでていた古い方だが、新しいものと同じなのかな?)
P120、「プライオリ・スクール」の最後のところ。
ギャヴィン・ブレンド著「親愛なるホームズ」によると、イギリス政府は1901年に所得税率を1ポンドに付き1シリング
から1シリング2ペンスに、すなわち5パーセントから5.83パーセントに引き上げたのだそうな。
「プライオリ・スクール」が1901年5月、つまり増税直後に起きた事件なので、ホームズの最後のセリフ、
「なにしろ私は貧乏人でしてね」
という発言の持つ重要性が理解できるそうな。w
「たとえ税金を引き上げることになろうとも」って発言があったのは何事件だったっけ?
648 :
世界@名無史さん:2009/04/12(日) 06:14:46 0
第二の汚点
youtubeに何話かあがってるよ。
holmes russiaで検索するとある。
違法ですけどね。
ロシアでもホームズは人気あるんだな。っていうか国別読者統計はあるのかな?
フランスではどうでしょう?
第一次大戦中、フランス軍の前線を慰問したコナン・ドイル。
部隊の指揮官であるジョルジュ・ルイ・アンベール将軍が尋ねた。
「シャーロック・ホームズさんはイギリス軍でなにをしておいでですか?」
将軍が大マジメに質問していることを悟ったドイルは、
「軍務に服するには年齢をとり過ぎていますので」と答えるのが精一杯だったそうな。
四つの署名を読み直したが、事件が奇怪な様相で展開しているのに、
ワトスンが一人ラブコメに浸っているのはちょっとなあ…。
だからそっち方面専門なんでしょ
まぁ、自分でもすっかり舞い上がって無茶苦茶な話をしてしまった事を正直に告白してるじゃないかw>四つの署名
ワトソンの影響で女性は20代後半が一番魅力的だと信じてる自分がきましたよ。
>654
つコカイン
この時代ってコカインはどう入手してたのかな。ヒロポンみたいに薬局で売ってたとか?
660 :
世界@名無史さん:2009/05/04(月) 11:29:20 0
アヘンもコカインも薬局で売ってたんだよ。
661 :
世界@名無史さん:2009/05/04(月) 12:53:04 0
アヘンチンキだね
あー、新作が読みたい。
誰か書いてくれ。
>>660 >>661 なるほど。ワトスンが「コカインは体に良くないから」ってホームズに忠告するってのは、
つまり現代なら煙草をやめろってくらいのノリなんだね。
ワトスン「ホームズ君、我が大英帝国の同盟国、ジャパンから「バイオハザード」なるゲームが
届いたぜ。コカインなんかより、よっぽど健康にはいいだろうから、暇ならやってみたらどうだね?」
三日後…
ワトスン「ホームズ君、たかがゲームのために三日も沈思黙考は体によくない。少し休みたまえ。仕事の
依頼も入ってきているんだぜ」
ホームズ「ワトスン君、今、僕は仕事なんかのために精力を使っていられないのだよ。ああ、またやられてしまった」
まあ、でも、ホームズならバイオシリーズなんて楽勝だろうな。
665 :
世界@名無史さん:2009/05/12(火) 20:52:50 O
ワトスン君、最近の日本の中華料理屋では、炒飯を頼むとピラフがでてくるのは何故かね?
>>666 ピラフの天辺にグリーンピースをトッピングすれば炒飯じゃね?
っていうか、
>>665に騙されて飛んだ先の「次スレ」で、さらに騙された俺ワロタ。。。
ホームズは中華料理食べてたのかな? 当時はもう料理店あっただろうし
カレー粉使った料理があったんだからあったのかもね
中国人人夫に変装して阿片窟とかウロウロしてたなら
得体のしれない肉まんとかゴミの混じった粥とか
そういうまともじゃない中華料理は食ってたかもね。
アルセーヌ・ルパンには中華料理屋が大繁盛してて、お話の舞台になるシーンがあるね。
ホームズとルパンでは1世代くらい違うんだよね。
ホームズの時代では馬車が全盛で後期に自動車が出てくる。
ルパンは初期から自動車が出てくる。
ルパン本人は単車にも乗るし、乗用車の運転にも長けている(やたらぶっとばす)描写が
ちらほら出てくるね。車の運転がうまいということが、射撃や乗馬や拳闘などフィジカルな
スキルのひとつとして列せられてるのがちょっと面白い。確かに大事なことなんだけど。
一方で通信インフラでは既に電話が普及してはいるけど、出張移動時などでは
電報や手紙がまだ重用されてる。蝋で封印された信書が強迫のネタになったりする
ところなんかは前時代的な趣きが感じられる。ここんとこ、ルパンが直接手を下す手口
として常に素手の拳固を好むのと相まって、ロマンチックな味わいに一役買ってるふう。
今どきの携帯電話やPDA、internetなどを駆使するドラマ「24」みたいな場にルパンが
現われるなら、自前の通信衛星なんかも登場するOO7の悪役みたいになっちゃうのかな。
口八丁手八丁の大泥棒、手の付けようの無いお調子者の山師といった些かアナクロな
キャラクターは、姑息なテクノロジーとは相容れないところで成立する芸風なんだろうな。
>>674 電報や手紙というと、今から30年くらい前までは割りと使われていたからね。
電話の無いド田舎はあっても手紙の届かない土地は無い。
小学生の頃はヨーロッパ情緒とビクトリア朝の風情も余計な先入観なしに
楽しめてホームズも好きだったが、作品にでてくる粗暴な田舎地主とか狡猾な犯人とかあれだな。
よく考えると現代のアメリカの南部とかによくいる差別ばりばりで教養ゼロのデブ白人とか、
珍走レベルの暴れてるフーリガンとか、陰険で狡猾な性格悪い白人とか、あの手の連中みたいなの
と同じじゃないかと思うと、ちょっと興ざめしてしまう。
あちこちのスレに粘着してる偏執的な人種系バカウヨも嫌だが、憧憬同化願望、自己卑下丸出しの
痛いイギリスオタも嫌だ。
ホームズとかワトソンとかドイル先生は、知的でユーモアや教養があって、
英国の生む良質な部分というか引いてヨーロッパ的な洗練や知識人を彷彿させる
魅力的な人物像だと思う。
先生!
本文中に全く無駄な「バカウヨ」って言葉を入れたがる人の書いた文章が痛いのは何故ですか?
マイクロフトの年収450ポンドって今の感覚だと
どの程度のものなんだろう。
679 :
世界@名無史さん:2009/05/24(日) 09:55:39 0
>678
当時の1ポンドが現在の日本の2万4千円として1080万円。
家電製品がなく、常時女給や給仕を雇う必要があることや仕事内容からすると安いんじゃないかな。
ディオゲネスクラブの会費もあるから出費は多いだろう。
>>679 ありがとう
1000万円で女中や給仕を雇うのはきついなあ
ちょっと高額のチップとして半クラウンが使われていたが、当時のロンドン
の浮浪児にとって約2500円は大金だったんだろうか?
浮浪児少年団に、捜し賃一日半クラウン、何かを見つけた子には
1ポンド(約2.4万円)とといって捜索させるシーンがどこかにあったな。
そりゃあ子供たちも、こんな金回りの良い紳士なら忠誠を尽くすだろうな。
>678
「黄色い顔」に出て来るホップ商人のマンロー氏が年収700〜800ポンドと言ってて
かなり金回りがいい感じに描写されてる
「花婿失踪事件」ではホームズが「独身女性は年に60ポンドもあれば充分な暮らしができる」と言ってる
「株式仲買店員」では年収が1200ポンドから300ポンドに落ち込んだ医師の開業権をワトスンが買っており、
依頼人であるパイクロフト氏は無事就職していれば年に大体200ポンドの給料を貰うはずだった
>681
聖典ではないが「テス」では1シリングが「かなり多めのチップ」とされている
683 :
世界@名無史さん:2009/05/24(日) 16:54:05 0
当時の中流程度の使うメイドや召使いは、今の日本の価値にして年収80〜100万程度って
どこかに書いてなかったかな。
聖典ではないと思うが、ホームズ本だったか別の本だったか記憶がない。
アガサ・クリスティは時代が少し後だが、それでもそんなものじゃなかったっけ?
住み込みだと基本的な生活費がいらなかったのかもね。
年収とはいっても80〜100万、ほぼお小遣い状態とか。
80〜100万...
物価と貨幣価値を考えると、小遣いと言うより家族をある程度養える程度の価値はあったのでは。
何しろ貧富の格差は、今の日本の常識ではとても考えられないほど大きいからねぇ...
若くて美人な娼婦は1回半クラウン(30ペンス)というが。
…安いにも程があるよなー。
今のソープランドを当時の相場にしたら安くても半ポンドか1ポンドはするもんな。
1クラウン幾らか分からない俺が居るので現代日本円で説明汁
>687
1クラウンは5シリング
「独身の貴族」でロンドンの高級ホテルのカクテルが一杯1シリング
つまり都内のホテルで飲むカクテル5杯分くらいだと思いねぇ
1万円前後ってとこかな
>>687>>688 当時の物価と今の物価を単純比較できないけど、
大体1ペンスが300〜100円弱くらいと見るのが妥当と思われる。
>>681の記述ならば半クラウンで2500円、…1回抱かれて2500円ぽっち。
ちなみに当時は1ポンド=4クラウン=240ペンス。
高く見積もっても1万円弱、今の相場から見れば娼婦はやたら安かったってわけ。
女性があまりぎみでオールドミス大生産してたのは
ホームズのころだっけ?もっとあと?
今です。
>>689 おいおい。1£=1万弱って30年以上も前に小林・東山夫婦が換算した数字だぞw
30年間まったく物価や貨幣価値が変動してない国に住んでる人なんだろう
>>690 ホームズよりちょっと前の頃、植民地で一旗挙げようと本国を後にする男性が結構多かったのと、
作品中にも何人か出てくるが遺産の配当で自活できる女性というのが現れるようになって
男もいないし金もあるし結婚しなくてもいいや的な考えが上流階級に生まれた
たださすがに主流にはならなかったみたいだが
>689
1万円前後でも十分に安い女じゃない
それに聖典での賃貸料(「黄色い顔」で年80ポンド)や>682で挙げた年収類から考えると1ポンドが1万円弱相当というのはちょっと
ブレット以降「これこそホームズ!」っていえる役者出てこないなぁ・・・
将来はパジットの挿絵をCGで動かしますとかになるんだろうか?
挿し絵を動かすよりはジェレミーの映像を動かす方が楽だと思う。露口先生の声も合成して
シリーズ全作品完成!
若いときの映像も引っ張ってきて、「緋色」も、「グロリアスコット」も完成だ!w
たぶん、そう遠くない未来に本当に可能なるんだろうなあ。ネックは予算と遺族の許可か
SWのクリストファー・リーが首から下は全部(!)CGだったくらいだから
今の技術でもできるんじゃないかな?
まあ、生きてるリーと違って故人であるブレットの場合は確かに遺族の問題がありそうだが。
だったらピーター・カッシングのホームズをCGで・・・
クローンウォーズの3DCGアニメがなかなか見せてくれるあたり、CGも進化したものだと思うよ。
カッシングがホームズ、リーがモリアーティだったら往年のハマーファン大喜びだな
映画といえばホームズが映画と関わる事件ってあったっかな?
ないなあ。映画俳優とか映画が作中に登場するのもルパン以降だな
パスティーシュにあったような気がするが本編にはないよね。
ホームズはもっぱらコンサート聴きに行ってるし、当時だとまだ映画はキワモノ扱いなんじゃないかな?
>704-705
ないのか。やっぱり20世紀まで書き続けられていても中身は19世紀の物語ってことなのかな
>>705 今宵は名手サラサーテ(1908没)を聴きに行く♪っていうシーンがどっかにあったね。
あ、そうか、同時代のひとかー、羨ましいなと思ったよ。
円盤式レコード(1890年代〜)を使ったトリックが登場するのは後期の短編だったかな。
電気増幅方式〜いわゆる電蓄以前のメカちこんきなんだろうなあ、あの頃は。
マザリンの宝石だな>レコードトリック
元々は舞台劇の脚本だったものを小説化したもの(今でいうノベライズ?)だから珍しく三人称のやつ
当時は電話やレコードもハイテクだったんだろうなあ
舞台劇には給仕のビリー役で子役時代のチャップリンが出ていたとかなんとか……
ホームズものじゃない短編にも、蓄音器が謎の小箱として出てくるのがあるね。
711 :
世界@名無史さん:2009/06/01(月) 14:05:36 O
↑↑
誤爆??
ポーロックからの暗号じゃないのかw
うーむ、どの年鑑を使って解読すればいいのか…w
つJane's Fighting Ships
やはりここは、このスレらしく
「シャーロック・ホームズ―ガス燈に浮かぶその生涯」
著:ベアリング=グールド
の初版本あたりではないか?w
それにしても、ホームズ物を読んでいると「彼はプランタジネット系でね」なんて言葉が
さらりと当然のように出てくるが、これ、すごいことだと思うなあ。
まさに歴史の国と言うか、いや、感嘆しちゃうよ。
日本では古い家柄の家系はどれくらい残っているのだろう。
「僕の家系は中臣鎌足の系統でね」なんて言われたら唖然としちゃうなあ。
俺の家系は…うーん、どうせ貧乏な庶民だったに違いない。調べないでおこう。
>>717 藤原氏の直系でない末裔なら掃いて捨てるほどいるんじゃないか?
日本は血統原理をかなり重んじてきた国だから。
まぁそのせいで系図の偽証とかも多いだろうけど。徳川家とか
イギリスはプランタジネットのあとも家系がいろいろ変わってるが
日本はそれより前の時代から今まで天皇家が一応続いてるくらいだし。
戦後、家名をふりかざすのはどっちかというとかなりのマイナスになってしまったけど
戦前とかだったら、どこどこの殿様の子とか、藤原氏の○○流とかいうのが
さらっと出ることはイギリスなんかより多かったかもしれん。
まぁ、名士録とか貴族年鑑とか出てるくらいだからなぁイギリスは
日本の場合も公家とか大名家とかの末裔は結構そこらに転がってるんじゃないか?
戦前に貴族院の華族議員だった家柄に連なってます、くらいなら
イギリス人の歴史好きは大変なもんだからね。
先祖を誇ると言う点では、日本人のように社会体制ががらっと変わった世界とは
比較しようがないところもあるし。
女王陛下の007観たことある? 貴族の称号の審査院があって、
ボンドがそこの調査員に化けてブロフェルドのアジトに潜入すんの。
>>720 > イギリス人の歴史好きは大変なもんだからね。
ウソウソ。奴ら自分の歴史なんて殆ど知らないぞ。
ホームズがああいう台詞を言うのは、ドイルがたまたま歴史作家志望だったからだよ。
一般のイギリス人は一般の日本人よりも、自国の歴史の事を知らない。
あまりヘンテコな幻想をもたないほうがいい。
いろいろな身分・階層がいるからな。
ひとくくりにして「一般のイギリス人」なんておおざっぱすぎる
PさんはあのPさんかな?
>721
紋章院だね。ブリテン島内だとイングランドとスコットランドにそれぞれある
007が変装したのはイングランド紋章院の方だろうな
「ラルフ一世はアメリカン」で、王室全滅wの危機に際し総出で係累を探してたのも多分ここの連中
おおそれそれw 紋章院だわ。さすが英国はこだわりが違うなってオモタよ
一応日本にも似たような機関はあったけどね
結局四民平等と矛盾するせいで根付かなかったが
日本は敗戦で、華族のお嬢様が路上で春を売るような憂き目だったからなあ。
いまさら血筋をどうこうって意味があんまりないもんな
でも政治家は二世三世ばっかりだけどな
向こうの政治家って貴族院系だっけ
「向こう」って?
ホームズ作品内世界での英国?我々の世界での19世紀後半の英国?それとも我々の世界での現代の英国?
現代です。なんかイギリスの政治家は無報酬で貴族がやってると聞きまして。
間違ってたらすいません
>723
香港侵略もよく知らないやつが居たのには笑った。
この手の連中は紋章どころか、サッカーの試合ぐらいしか
興味ないんだろうね。
735 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 16:08:52 0
ワトソンかっこ良すぎ。
なんか、懐からピストルを取り出して乱射しそうなホームズ&ワトソンだな。
無駄にかっこいいなおいw
ワトスン怖いよう
ワトスン、むしろモリアーティと言った方がよいくらい人相が悪い。
ホームズは無駄に若いぞ。あのヘアスタイルは当時のイギリスで流行ったとはとても思えん。
チェンジ!
さすがハリウッドとしかいいようのないセンスだな>ホームズ
614 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2005/12/29(木) 20:20:51 ID:OJegn4Z0
もしもホームズが生粋の ねらー だったら・・・
踊る人形
11 :ワトソン :??/07/28 09:20
おはよう、ホームズ
12 :ワトソン :??/07/28 09:22
・・・・・・?
13 :ホームズ ◆SugoUde./. :??/07/28 13:10
株板池
14 :ワトソン :??/07/28 13:11
え!? どうしてわかった?
15 :ホームズ ◆SugoUde./. :??/07/28 13:11
m9(^Д^)プギャーwww
ヒント:指に付いたチョークと小切手帳
16 :ワトソン :??/07/28 13:13
なーんだ、そんなことか。ばかばかしい。
17 :ホームズ ◆SugoUde./. :??/07/28 13:14
(´・ω・`)
ダーティー・ホームズ2 〜失われたパイプ〜
予告観て007かとオモタ
あの予告編だと「ヤング・シャーロック」並みのダメ作品になりそうな感じ
ちょっと期待できそうにもないねぇ
個人的には最近のハリウッド禁煙キャンペーンの影響が心配だ
>746
ホームズがタバコに火をつけようとすると「待て。タバコは肺がんの元だ」
と止めるワトスンとか?見たくねえw
マット・フルーワー主演の「バスカーヴィルの犬」がまさにそんなだったな
ホームズ「煙草の代わりにシャブ吸って来る」
ワトソン「なお悪いわ!」
ワトスン、自分も結構強い煙草やってるはずなんだよな
221Bって部屋の中凄いことになってるんじゃないだろうかw天井とか壁紙とか
当時は成人なら大抵タバコを吸っていたからどこも似たようなもんじゃなかろうか。
それ以前に、壁にはデカデカとV.Rの弾痕が残っている訳だが
煙穴ですな
>>752 当時は壁紙とかなかったんだろうか?
あれって20世紀の発明普及品?
あったけど、別に隠すつもりもなかったんでしょ。
荒れたリビングだなw
実験でしょっちゅう異臭騒ぎも起こしてたみたいだしな。現代ならマスゴミが放ってないわなあ・・・
ロンドンで最悪の下宿人って書かれてたこともあったよな
それなのに空き家の冒険で蝋人形動かす役までやらされるハドスンさんカワイソスw
それにしてもこのハドスンさん、ノリノリである
ホームズ初心者ですまん。
ハドスンさんって幾つくらいの人なの?
あと、初心者がホームズ読み始めるのに良い本というと何がいいかな?
>幾つくらい
不明。ホームズたちよりは年上だろうということくらいしかわからない。
>よい本
買う場合は入手可能な光文社文庫おすすめ。
最初の一冊には短編集なら「シャーロック・ホームズの冒険」を、長編なら「バスカヴィル家の犬」あたりが無難か。
もっともこれは本当に好き好きの問題なので絶対とは言い難いが……
ハドソン夫人が「銀魂」のお登勢さんみたいだったら面白いだろうな
>>761 年上か、妙齢って訳ではないですか。
ホームズは子供時代に少年文庫としては読んでましたけど、きちんとした訳のは読んだ事がないので。
紹介頂いたものから読み始めようと思います。
ハドスン夫人はオバハン臭むんむんだよな
ワトスン博士の職歴は退役軍医のち開業医、妻と死別後は無職、でいいのかな
再婚して医者業も再会してるby白面の兵士
なおメアリと結婚した時に開業した場所だが、赤毛連盟だとケンジントン、株式仲買店員だとパディントンと書いてるので
結婚の年がいまいち要領を得ないのと併せ「ワトスン三回結婚説」が出る所以になってる
>>703 ドイル短編集には、映画を扱った作品があったが
ものすごい駄作
>>767 どんなんだっけ?
ルパンには「映画の啓示」という佳作あり。
映画のセットがオチのやつなら、贋作の疑いがあるんじゃなかったっけ
この板はお詳しいかたがいらっしゃるので質問させて下さい。
クリスタルパレスってインドとアフリカの展示はありますか?
くぐっても展示内容が今一つはっきりせず…。
日本の展示はあったと何かの文献で読んだ記憶はあるのですが
ホームズって当時の有名なイベントにはことごとく参加してませんよね
倫敦博覧会のやつか。どうなんだろうね
巨大なイグアノドンの模型が展示されたのは知ってる。なかで晩餐会が開かれたそうで
774 :
770:2009/08/08(土) 07:42:56 0
ご親切にレスありがとうごいました。
なるほど、インドやイグアノドンの展示があったんですね。
ネットや本でもパレスの中まで詳しく説明されているものが無く
大変助かりました。ありがとうございました。
グラナダTVのホームズも、当時のイベントのシーンがあまり無く、
会話に上る程度で
ワトソンがガバネスで買い物をしているシーン等、ちゃんと観てみたかったです。
イグアノドンは検索すると結構画像が見つかるな
当時はよつばいで歩くかえるかとかげのような「恐竜像」だったのな
ドイル先生も「失われた世界」とか書いてるし、面白がって観に行ったろうね
スレが止まってるじゃないかホォームズ!
新作がないからだよ、ワトスン。
早く書きたまえ。
すまんがこの墓石をどけてくれんか、ホームズ
780 :
世界@名無史さん:2009/08/27(木) 18:05:15 0
>>730 戦前の英国の政治家は、選挙区の名望家が多かったから
ホームズってすぐ拗ねたりめんどくさい奴だけど何か憎めないな
俺だったら、ホームズとの同居は無理だな。
探偵の専門家でもない俺に「まだわからないのか?」とか「推理してみたまえ」とか言われたら
ムッとしちゃうし。ホームズだってワトスンから医師の専門知識を披露されたり「治してみたまえ」
とか言われたら気分が悪いだろう。
784 :
世界@名無史さん:2009/09/05(土) 17:01:03 0
それは君の領分じゃないか、ワトソン君。
医者がそういう態度でいいものかと僕は思うねえ。
785 :
世界@名無史さん:2009/09/05(土) 17:40:13 0
>>783 シャーロッキアンにとって喜ばしいことに、ワトスン博士は君ではなかったのだよ。
だからこのコンビは永遠なのさ。
786 :
世界@名無史さん:2009/09/12(土) 17:53:55 0
>>783 知性に対する敬意かな
世の中、賢い人もいればそうでない人もいる
能力に応じて等しく評価される社会という意味での平等社会を目指すのはいいんだろうが、
人の能力は平等じゃないのだから、能力のある人とそうでない人を等しく扱うのは悪平等
だから、不幸にして、そうでなかった人は、賢い人に敬意を持つべきなんだろうが、
それがなかなかできないが、謙虚なワトソンは違ったということかな
第一級の頭脳を持たなくても、医師になれたワトソン
ひっとすると、自分より優れた頭脳を持っていながら、
さまざまな事情で、医師になれなかった人を見てきたのかもしれない
この時代の医者って、シルクハットに聴診器を入れてたらしいけど、そんな描写あったかな。
グラナダのドラマにもなかったような気がする。
釣られないぞ
ボヘミアの醜聞にあった
保守
保守といえばホームズはトーリー/保守党なのかウイッグ/自由党なのか
はっきり出てきたっけか
はっきりとは出ていなかったと思う。ただ、
1.出自が郷士の家系
2.国家機密関連の事件数は保守党時代が自由党時代より多い
保守党三回(海軍条約文書&第二の汚点&ブルース・パーティントン設計書)・自由党一回(最後の挨拶)
3.(辞退したけど)ナイト爵位の叙爵話があったのも保守党内閣の時
なので保守党寄りと言えば言えるかも知れない。
ところでワトスン君、トーリーかウイッグかはっきりしたら事件解決の役に立つのかね?
すみません、このスレの住民の皆さんなら多分常識レベルの愚問だとは
思うんですが、長年の疑問だったのでちょっと質問させて下さい。
以前から不思議に思っていたのですが、ホームズとワトソンは何故お互いを名字で呼び合っているのでしょうか?
当時のイギリスでは親しい間柄でもファーストネームではなく名字で
呼び合うのが礼儀だった?
それとも2人はただの同居人であって、実はそれほど仲がいいわけでは
なかった?
もしくは何かそれ以外の理由が?
どなたか教えていただけたら幸いです。
>>795 > 当時のイギリスでは親しい間柄でもファーストネームではなく名字で呼び合う
これが正解らしい。
日本の場合は苗字で呼ぶのが多いみたいだね。
>>796 当時のロンドンの中産階級同士はそうだ、ということかもしれないな
ファーストネームで呼ぶときは、目下に見ているという感じはするね
この階層には、サーの称号を持つ人もいただろうから、
そういう人とそうでない人でも、対等に話せるようにという工夫だったんだろうか
やたら名前で呼び合うのはメリケンの習慣なのでは
799 :
世界@名無史さん:2009/10/07(水) 19:54:30 0
当時は名前を呼ぶのは、兄弟とか配偶者・恋人のみだったそうな。
>783
それ以外の部分でホームズがダメダメだったからこそバラ
ンスが取れてたし腹もたたなかったんでしょ。
現代ほどの高いステータスでは無くても医者であり従軍経
験(軍医だと優遇されて士官待遇)もあり3回も(笑)結婚し
たワトスンvs半ニートでヤク中で生涯毒男、趣味といえばヘ
タクソなヴァイオリンなホームズ。
基本的にダメ人間だけど一部に突出して優れている友人
ってのは魅力的だしそこを自慢されても腹も立たない、と
いうか逆にそういう優れた所でも見せていてくれないとと
てもじゃ無いけど付き合う気になれんでしょw
今の日本でもどんなに親しくても大人同士が
ファーストネームで呼び合うことってあまりないし
特に違和感ないけどなあ。
>>799 マイクロフトとシャーロックの兄弟はファーストネームで呼び合ってるね。
親が子供を名前で呼ぶのは、どこの世界でもわりとふつうかな。
>>801 普段はちゃん付けの関係でも公の場ではNGだろうし、たとえ長年会ってなくても幼なじみや
クラスメートなら、昔同様にファーストネーム呼び捨てやあだ名で呼ぶこともあるかもしれない。
同じ人に対して「田中くん」と呼ぶ人もいれば「ター坊」と呼ぶ人もいたりする。
それは個別の二人の間柄においてのみ許される特例だよね。
「海軍条約事件」だと、ワトスンは依頼者でもある同級生に面と向かって「おたまじゃくし」と
呼ぶけど、それはホームズには許されない。
>>802 > マイクロフトとシャーロックの兄弟はファーストネームで呼び合ってるね。
他に呼びようがないってのもあるね
欧米と違って、儒教文化圏では、兄尊弟卑なので、
弟が兄の名を呼ぶというのは一般的ではないという違いはあるけど
モリアーティ兄弟の場合、全員「ジェームズ」と呼び合っていたのだろうかw
「さあ行こう、ジョン」「今回はどんな事件だね、シャーロック」
うーむ。モノスゲー違和感がある。やっぱり名字で呼び合うほうが似合っている。
久しぶりに来てみたら、面白そうな話をしてるじゃないか。
とにかく、形式が大切で上品とされていた時代なんだよなあ。
たとえば夫婦間でも、「奥様」「旦那様」で呼び合うのが
上流の常識、とか。
上流じゃなくても現代日本の普通家庭でもある程度そうじゃね?
「○○子」「◎◎男」と呼び合うより「奥さん」「あなた」と呼び合うほうがしっくり来るんだが。
というか、前者はぶっちゃけすぎて公の場ではNGという気さえする。
>>807 > 上流じゃなくても現代日本の普通家庭でもある程度そうじゃね?
> 「○○子」「◎◎男」と呼び合うより「奥さん」「あなた」と呼び合うほうがしっくり来るんだが。
日本で子どものある夫婦なら、「お父さん」「お母さん」じゃないかなと思うんだな
父でも母でもないものをそう呼ぶのはおかしいという人もいるが、
家庭において、「お父さん」の地位、「お母さん」の地位にあるってことなんだろうな
日本では、明治維新の前は、原則として庶民は公に苗字を名乗れなかったから、
名前か屋号で呼び合うのが普通じゃなかったのかな?
今でも、農村では、屋号で呼んでいるよ
うむ、「越後屋」というアレだな。
そして庶民は武士階級を官職名で呼ぶ。すなわち「お代官様」
うむ、水戸黄門とホームズ物語の思わぬ接点を見出して感無量だ。
811 :
世界@名無史さん:2009/11/08(日) 21:04:32 0
>>792 つ【大衆文学を除く文学、哲学、天文学、政治分野の知識はゼロ】
ホームズ君、新年おめでとう!
新年おめでとう、ホームズ!
814 :
世界@名無史さん:2010/01/01(金) 20:53:45 0
>>811鬱陶しいから
つ
って使うな
このキモヲタ屑野郎が
これがうっとうしいなら
2chに来なければいいのに
紳士でない者が紛れ込んでいるようだな
817 :
世界@名無史さん:2010/02/06(土) 00:15:45 0
818 :
世界@名無史さん:2010/02/06(土) 05:31:03 0
なんかホームズにしてはワイルドでやさぐれすぎじゃないか?
グラナダ版の紳士的なジェレミー・ホームズに慣れてるから、違和感ありあり。
ていうか、こんなのホームズじゃないだろ。
まあ、原作初期のコカイン中毒の奇人なら、こういう描写もアリだろうが。
緋色や署名の頃は肉体派じゃないぞ
まー、今までもヤングシャーロックやらわんわんシャーロックやら
あったから別にいまさらだな
森薫あたりで、試しに読みきり1本、コミック化してくれないかな
森薫だと、ロンドンの汚水溜めのような闇の部分は描けなさそう。
823 :
世界@名無史さん:2010/03/10(水) 17:06:15 0
おいおいホームズ君、久しぶりに来てみたらずいぶん寂れているじゃないか。
君の人気も落ちたものだな。こりゃ引退だな、引退。
うるさいよルパン君。今映画で忙しいんだよ
825 :
世界@名無史さん:2010/03/11(木) 20:39:54 0
わっはっは、明智くん。いやさホームズ君。
我が輩とルパン君は昔の少年シリーズが復刊されたが、君はだめらしいな。
今回は君の負けだね、わっはっは。
826 :
世界@名無史さん:2010/03/12(金) 12:25:56 0
みなさん今回の劇場版をどうお考えですか?
グラナダから入った私としてはやはりジェレミー伯爵のホームズでないとしっくりきませんな。
やけに格闘の場面が目立ちますし。
いや、彼が柔術の使い手だということは分かっていますが、あまり紳士的ではないですな。
どう思うかね?ワトスン君?
気持ちは分からんでもないが、これはこれでよかったと思う。
今オーソドックスなホームズなんぞ撮られても、ジェレミー劣化版としか感じられないだろうから
あのぐらい自由な解釈をしたのはかえって正解じゃないかね。
ファンに心をくすぐる小ネタもあったし、悪役も存在感があって大いに楽しめた。
どう思いますか?ハドソンさん?
828 :
世界@名無史さん:2010/03/12(金) 23:30:37 0
ホームズのエピソードには活動大写真は出てこなかったね。ルパンには出てくるけど
830 :
世界@名無史さん:2010/03/13(土) 14:29:11 0
ああいう作風じゃないと大ヒットはしないだろ
グラナダの不備を補うリニューアル作品は出ないだろうか。
たとえば「バスカヴィル家の犬」では、グラナダでは魔犬がいまいちだったし、
原作の筋を削ったりしていたところが不満だった。
魔犬をCGを使って原作並みに迫力ある生き物として描き出すことが、現在では可能だし、
原作により忠実に撮影することも可能だろう。
833 :
世界@名無史さん:2010/03/14(日) 20:49:21 0
コナン・ドイルは労働党
レイバー・パーティー
何か楽しそう
やっぱりグラナダ版のジェレミー・ホームズが神すぎるから、
もうこれを越える実写ホームズは出てこないだろうな。
>>831 CGは嫌だなあ。そこは特撮でやってほしい
>>831 ホラー番組じゃないんだから、「バスカヴィル家の犬」は、
「恐ろしいけれどよく見るとリンを塗っただけの大きな犬」
というものでないとおかしいと思うな。
ホームズを書いていたドイルは、心霊術やホラーを書いたのではなく、エンターティメント
として伝説を利用した犯罪を暴き出す物語を書いたのだから。
顔だけジェレミー、身体はジュード・ロウのCG映像で吹き替えさせて「未婚の貴族」
を一から作り直させたら良い映画になるんじゃないかと、昨日マッチョ兄貴ホームズを
観ながら劇場で考えていた
ホームズ君、親しい友人であるワトスン君との対話に関係代名詞を多用するのは
勘弁してくれないか。読む方は大変だよ。複文でしゃべるのも控えてくれたまえ。
ワトスン君のセリフの方がはるかに読みやすいよ。
この胡乱な掲示板、即ち匿名掲示板であるところの2ちゃんねるの住民の言うことなぞ
聞く必要はない。そうではないかね、ワトソン。
スレが過疎化しているというのに何を意地を張っているのかね、ホームズ君。
もっと素直にかまってかまって言った方がいいのではないかね。
規制が多すぎるんだよワトスン君。すこしヤードの連中にも言ってやらんといかん
というよりも、住民はみんな帰省していて留守なんじゃないかい…なんちて。
ああっ、待ってくれホームズ、撃たないでくれ。言ってみたかっただけなんだ。
レストレイド君も警棒をしまってくれたまえ。
ハドスンさんも包丁を収めてください。あっ、待ってくれ、落ち着いて…ぎゃあああ!
シャーロックホームズの冒険 ―完―
みんな普段からワトスン君の書きぶりに不満を持っていたんだろうな
しかしレストレードが警棒を持ってるイメージがないんだが
当時のヤードは制式拳銃ってあったんですかな
846 :
世界@名無史さん:2010/05/25(火) 20:27:06 0
当時の巡回の警官は、金貨1枚で、乞食や売春婦を目こぼしってよくあったようです
大学行かなくてもパブリック・スクールでてれば、ローデシアで警部補になれた時代
847 :
世界@名無史さん:2010/05/25(火) 22:38:28 0
>>845 イギリスは基本的に警官に拳銃を支給しなかったのでは?
同時代のアメリカと比べると、平和で良いなぁ。w
へえ。身分制度もあるし、下級公務員に武装させなかったとかかな
上級の警官だって、拳銃は支給はされないでしょうね。
追っているとしたら自腹。
日本はイギリスの制度を見習ったから、明治の警官もサーベルや棍棒の武装だけで、普通は拳銃は持たなかったそうですな。
サーベルをガチャガチャいわせてたから、明治の警官は「ガチャマン」って呼ばれてたそうだ
ガッチャマンはそれに引っ掛けてるのかな
明治の警官が保安官のバッジをつけてピースメーカーをぶら下げていたら嫌だよねぇ。w
ホームズいらないじゃん・・・ 保安官がすべてを決めるんだもん・・・「怪しい奴は縛り首」
853 :
世界@名無史さん:2010/05/27(木) 20:46:08 0
>>844 レストレードは警部だから、言ってみれば「紳士」の階層。
警棒で殴るなどと言う汚れ仕事は、下層の警官のすることでしょうな。
>>853 そもそも私服に警棒だと街のゴロツキに見えるし。
まぁ、外観で階層が決まる時代だからね。
紳士のような服装をしていれば、紳士として扱われるんだろうな。
ドラマや原作を見ると、翻訳のしかたにもよるけれど、レストレードってホームズより
下の階層のように見えるね。
実際のところどうなんだろう?
ホームズは地主階層だから中流の上の方、レストレードは中流の下の方ってところかな?
ワトスンは、医者だからホームズとおなじくらいなのかな?
当時の刑事なんて、非インテリ・労働者ってイメージじゃない?
刑事ってのが、岡っ引きみたいなイメージで言っているのなら下流階層でしょうな。
でも警部といった地位は、軍隊で言うと士官クラス。士官は紳士階層だから、警部は紳士だよね。
それにしても最近規制がきついな。10日ぶりの書き込みだよ。ホームズ、生きてるかい?
10日なんて初歩だよワトスン君
グラナダのDVDが対訳つき500円で売っていたので買ってきてしまった。
ホームズが早口でなかなか聞き取れないので困っていたところだったので
英日対訳ブックはありがたい。
今NHKGでダートムア紀行やってるな。
おお、やっぱダートムアってホームズで観光企画やってんだな
>862>863
魔犬がしょぼくて笑えたW
あの体験ツアーで並べてたケーキ、めっちゃうまそうだった・・・ 食わしてくれるんかな
同地ではいつ頃から観光ツアー主宰してるんだろう。戦前からあってもおかしくないかもだ
【狙われたホームズ―神戸・英国館の展示品、相次ぐ盗難】
神戸・北野の異人館「英国館」にある「名探偵シャーロック・ホームズの部屋」から、
展示品がなくなる事態が相次いでいる。熱烈なファンが持ち去ったのか、不心得者の仕業か――。
ホームズの部屋は2007年10月、英国館(中央区北野町2丁目)の建築100年を記念して
同館2階に再現された。日本シャーロック・ホームズ・クラブ関西支部の会員が、
小説に登場する調度品や小物を調べ上げ、同館企画担当の崎原朝香さん(46)が英国で買い集めた。
ホームズが活躍した19世紀ごろの雰囲気を忠実に再現した。暖炉の上に依頼人からの手紙を突き刺した
ジャックナイフ、銃を連射して、弾痕でビクトリア女王を表す「VR」の文字を描いた壁。全部で400万円近くかかった。
ところが公開を始めると、ジャックナイフは1カ月と持たなかった。薬物依存気味だったホームズがコカインを打っていた
注射器もトレードマークのパイプも消えた。ビクトリア女王時代の本物の新聞も抜き取られ、
先月は指輪がなくなっていることに気づいた。
ロンドンのパブで再現されているホームズの部屋は、展示品に触れられないようガラス張り。
がっかりした崎原さんは、腰の高さ程度のガラス張りの仕切りにとどめた。部屋には係員もいないため、自由に見学できる。ペルシャスリッパの中の刻みたばこといった「ファンでなければ知らない」(崎原さん)展示品も狙われ、消えたのは少なくとも十数点になる。
ジャックナイフが消えた時には「悪用されては」と警察に盗難届を出したが、それ以外は出していない。
「『なあに、初歩的なことだよ、ワトソン君』。そう言って、ホームズがきっと解決してくれるはず」
崎原さんは、悲しい気持ちを抱きつつも、消えたものが戻ってくるのを待とうと思っている。
2010年8月8日朝日新聞
ルパン一味の仕業なら「ありがたく頂戴しました AL署名」という
カードを残しておきそうだが、何とも芸のない泥棒だ。
盗品の中に宝くじの当選券が入ってリして