【長寿】会社の歴史【企業】

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29世界@名無史さん
○最近の日本経済では、「老舗企業の大復活」が目立つ。「繊維会社であった東レが
飛行機の胴体部分を作る」とか、「旭硝子がプラズマテレビの材料を作る」とか、「住友
金属鉱山がICのリードフレームで世界のトップシェア」といった大変身である。これらは
企業戦略の結果というよりは、名門企業が懲りずにコツコツ研究していて、あきらめか
けた頃に何かが飛び出してくるというパターンが多い。そういえば、「花札を作っていた
任天堂がWiiを作っている」なんていう例もありますな。野口悠紀雄教授は、「日本は新
しい会社が出てこないから駄目」と言ってますけれども、実は「古い会社が新しいことを
する」のが日本経済のユニークなところなのですね。

○老舗企業、ということについては、泉谷渉さんというIT業界のジャーナリストがこんな
興味深いデータを示している(経済倶楽部講演録、2月8日、「世界一の百年企業が大活躍」)

●100年以上創業している企業の数

韓国・・・・5社
中国・・・・1000社
欧州・・・・4000社くらい
米国・・・・1万社
日本・・・・5〜10万社