1 :
世界@名無史さん :
2008/03/23(日) 05:06:46 0 皇帝が並び立っていて征服した後に それより上位の称号が出てこなかったのはなんでだろう。 周辺国を支配した漢武帝、唐太宗、明永楽、清康熙なんかは 皇帝より上を目指してもよかったと思うが。
王の中の王が皇帝 中華民国と中共みたいなもん
3 :
世界@名無史さん :2008/03/23(日) 06:00:50 0
皇帝の中の皇帝はなぜ現れなかったのか
相手の皇帝を認めてないだけ
たまに神とか言い出す奴いるだろ
「王」はマサカリの形から来た字で、マサカリは武器では無く、刑罰を与える道具。 他者を裁く権利を持つ君主が、鉞を持つもの、すなわち「王」であるわけだな。 「帝」は木に結びつけた飾りの形から来た字と言われており、神事や祭事において そういう飾りを作ったらしいのだな。つまり「権力者」というよりは「聖職者」に 近いニュアンスを持ってるのが「帝」というわけだ。 さて「皇」だがこれは「白い王」。白いというのは「はじめの・素のままの」と言った 意味がある。「最も古い原初の王」が「皇」であるわけだが・・・ 字としては一義的な「王」と異なり「白い王」で「皇」は意味の複合された字で、明らかに 後から作られた合成字なのだな。 春秋戦国の世にあって既に太古の「三皇五帝」の伝説が作られていたわけで、最も古い王を 指して「三皇」としたのは後付けの付会としか見えん。 やはり現実的に意味を持つのは秦の始皇帝が皇帝という新語を作った所からだわな。 そして皇帝の名は歴代に受け継がれ、ついにこれを越える呼称は作られなかったから大したものだ。 なお皇帝はあくまで漢字で皇帝と書かれる漢字文化圏における呼称であり、エンペラーとか ハーンとかとは違うものだということはいっておきたい。
「天皇」の初出は中国の古代の伝説的な「三皇」=「天皇・地皇・泰皇」の一つで、 このうち一番貴かったのは「泰皇」だったそうだが、いずれにしても後から作られた 伝説ぽい話なのでそれほど信用おけん。 「おおきみ」や「すめらみこと」に「天皇」て字を当てたのが誰だか知らんが、 正直言って、この漢字表記自体はそれほど秀逸とは思えないね。 日本における天皇は中国の皇帝と違い、権力者であるより、神権者・祭祀者という 性質が強い。「みこ」は現代では「巫女」になってるように、八百万の神を祭る者が 「みこ」であり「みこの中のみこ」が「すめらみこと」でその本義はいわば「大神官」。 天皇家とは日本全体の祭祀者の長であるというのが古代以来の伝統だろう。 漢字で「天皇」は、意味的に明らかに「すめらみこと」から遠い。 誰だか知らんが古代の渡来人の解釈ミスだなあ・・・
>>1 「皇帝」は中国にしかいないから、皇帝が並び立つはないわな
ハーンやパードシャー、ツァーリは所詮、夷狄の王の称号だからモーマンタイ
9 :
世界@名無史さん :2008/03/23(日) 20:28:31 O
なんで日本ではエンペラー=皇帝なの?
天皇は、中国から見れば僭称に過ぎないということなの?
11 :
世界@名無史さん :2008/03/23(日) 21:50:11 0
>>10 中国から見れば天皇は明らかな僭称。
だからといって日本人がそれに従って帝号を去る必要はないけど。
「皇帝」という呼称が当然のものとして受け入れられる時代になると(漢代以降)、 今度は「皇」の字にも、「帝」の字にも特別な意味が見出されるようになる。 解字して字義の本義を探る意味は薄い。もっと現実的な語感が優先されるようになるのだな。 「皇」は、王の中の王、最高権力者という意味を含む字となり、 「帝」は、最高の祭祀者であること。国の神権をも有するという意味を持った。 皇帝とは、単に権力者であることを指す語ではない。神・権は皇帝という語にあっては 一致しており、皇帝のみが地を治め、天を祀ることが許されているのだな。 俗権のみならず聖権も有するのが皇帝であり、キリスト教世界においてはローマ法王と 各地の王たちに両権が分割されていたのと比べれば、権限の巨大さは明らかだな。
13 :
世界@名無史さん :2008/03/24(月) 01:56:31 0
宋や金を征服したフビライすら皇帝だな
チンギスもクビライも、在世中も死後も漢語じゃあ実際に「皇帝」と呼ばれていたわけで・・
15 :
世界@名無史さん :2008/03/24(月) 08:52:10 O
ローマ教皇は皇帝より上じゃないの?
中国の歴史を考えると、モンゴル系遊牧民族を除外することはできない。 遊牧民族の首長は「ハーン」ないし「カーン」であり、彼らは長年、中華の皇帝とは 対立関係にあったわけだが。 元代においてフビライは、「ハーンと皇帝を兼ねる」という存在に初めてなった。 これは非常に画期的な出来事であったのだが、そういう存在を指す新語というのは 作られず、フビライは単に皇帝と漢土の史書には記されている・・・ 明代の皇帝は、従来通りの意味の皇帝で、あくまでシナの存在だった。 ところが清代の皇帝は、元と同様に、単に中華の皇帝であるだけでなく、遊牧民族の ハーンでもある、という立場を兼ねる存在であった。しかし彼らも、そういう立場を示す 新語というのは作らなかった。
ファラオ最強じゃね?
18 :
世界@名無史さん :2008/03/24(月) 12:30:55 O
もう最強は地球皇帝でイイヨ つか国の祭司も皇帝が兼任してるのは飢饉やペストや噴火など天変地異がすべて皇帝の政治のせいにされ下手すると易姓革命になるのが諸刃の剣だな。 しかもそーいう政治体制だから権力者の宰相が皇帝一個人の責任に押しつけたりされるし。 その点日本は天皇が祭司専用でおまけに姓名がないから易姓革命の滅びの輪廻から解脱していて 将軍に源平易姓革命の輪廻を押しつけてる良い制度。 明治期に両方を兼務し危うく滅亡するとこだったがアメリカがこの統治システムを生かしたから日本はうまくいった。
>>16 唐代の「天可汗」を忘れてな〜い?
>>1 の言う皇帝より上位の称号思いついたよ
「世界征服者」(世界を拓くもの?)
つまりさハーンやパードシャー、ツァーリ、そして(中国の)皇帝を兼ねたあれ
20 :
世界@名無史さん :2008/03/24(月) 23:24:31 0
>>16 唐の太宗がテングリ・カガンになってるから
皇帝兼ハーンはそれが最初じゃね?
21 :
世界@名無史さん :2008/03/24(月) 23:27:36 0
東晋時代に「宇宙皇帝」がいなかったか?
22 :
世界@名無史さん :2008/03/24(月) 23:48:11 O
黄帝とか老子とかじゃないか?
23 :
世界@名無史さん :2008/03/25(火) 02:11:44 0
>>21 ちょっと時代がずれるけど、それっぽい奴っていったら、
相国・宇宙大将軍・都督六合諸軍事の侯景さまぐらいしか思い浮かばない。
天皇大帝は可汗と皇帝を兼ねる称号ではないの?
25 :
世界@名無史さん :2008/03/25(火) 05:18:38 0
上皇。治天の君
26 :
世界@名無史さん :2008/03/25(火) 05:30:29 0
GHQ長官
>>19-20 唐の太祖・李世民はウイグル王国・突厥を滅ぼして、彼らから「天河汗」の称号を
得たと言うのは確かだが。しかし彼は、隋代からの懸案事項である、女真系王国・高句麗との
戦いには二度失敗し、ついに従えることは出来なかったし・・・
いわゆる西域の諸民族を従えたのは確かだが、どこまで名に実が伴っていたかは疑問だと思うのだが。
世界帝国モンゴルの正当継承者にして中華の皇帝でもあったフビライに比べれば李世民は小さいな。
女真・金から、シナ・宋、中央アジアからロシアまでホントに全部征服した元と比べるとね。
歴朝の皇帝たちは、大概は周辺民族をある程度征服し、朝貢させてるもんだが・・・
元とか清はその規模が明らかに大きいのでは無いかな。
28 :
世界@名無史さん :2008/03/25(火) 13:03:19 O
共産党主席
29 :
世界@名無史さん :2008/03/25(火) 13:53:14 O
もう最強は現在唯一の生き残りエンペラー天皇皇后両陛下でいいよ。
西洋におけるエンペラーてのはローマ時代のインペラトールのことで、 インペラトールの意味は、それだけだと「命令者」。 実際の語感としては「最高司令官」みたいな感じみたいね。 意外と日本の「将軍」に語感が近いのかもw エンペラー自体には、王という意味も、帝という意味も無い・・・ 位に対する名称ではなく、職権に対する名称なのかな・・・
エンペラーは慣用的に、複数の王国なども統べる、その上の存在という意味を 与えられてきたようだが、エンペラーという語、自体には、皇帝ほどに明確な意味は無い。 とにかく西欧人がローマ時代を賛美することは尋常ではなく、ローマ時代のものなら 何でもすばらしい的な考え方を本当に持ってたとしか思えん。 西欧各地に自然にうまれたキングたちは、自分たちのキングという現実的呼称よりも、 古代ローマ由来のエンペラーのほうがカコイイと感じてたってだけの話かな。 しかしエンペラーは・・・まず聖権を持たない。エンペラーはあくまで俗界の権力者に 過ぎない。またローマ時代がそうであったように、エンペラーは必ずしも血統により 継承されるとは限らない。血統によらざる継承も、ままあると普通に認められてる。 ナポレオンが皇帝になった、と聞けば我々はすぐに中国的皇帝を考えてしまうが、これは 実情から大いに外れるのだろうな。ナポレオンがなったのはあくまでエンペラー。エンペラーとは 「複数の国にまたがる支配権を有する最高命令者」という意味であり、皇帝とは異なる・・・
32 :
世界@名無史さん :2008/03/25(火) 20:50:39 0
>と聞けば我々はすぐに中国的皇帝を考えてしまうが、 俺はそうではないけど?
33 :
世界@名無史さん :2008/03/25(火) 21:19:25 O
伝統や高貴な血がない野戦にも出陣する最高軍事司令官=成り上がり者がエンペラーでしょ キングは自ら軍を率いるのは野卑過ぎるから基本的にはやりたがらない。イギリスではのちに国教にして教皇権力も兼ねたね。 日本で言えば征夷大将軍がエンペラーで天皇がキングで逆なのでは? ただ将軍は血統を偽りキングになろうと思うが所詮は無理なんだな。
カロリング家、ホーエンシュタウフェン家、ハプスブルク家が成り上がりかと言うとそうではないような で、中国の皇帝は伝統や高貴な血がなくとも成れるから、ナポさんは中国の古典に通じていたからだな…
35 :
世界@名無史さん :2008/03/25(火) 23:52:27 O
なんか話題が「皇帝」と「Emperor」の比較になってるな・・・
とりあえず、
>>1 については、漢武帝なんかは皇帝として周辺地域を中華に組み込もうとしてた感じかな
郡を設置したりしてね
元や清なんかの制服王朝は、中華の支配者としての皇帝と草原世界の支配者としてのハーンを兼ねていたけど、両者をわざわざ統合した称号を創らなかったみたいだね
多分、わざわざ創る必要が無かっただけかも
それぞれの称号に付随する権威が、それぞれの世界に形成されてただろうから、新しい統合的な称号を創って権威を確立するより、皇帝とハーンを両方名乗った方が統治コスト的にもよかったかもね(そういえば、欧州の君主にも複数の称号を兼ねる場合があったなぁ)
皇帝乱立の分裂時代については、皇帝の原義からして中華を統一する前から皇帝を超える称号を創ることは名分論的に無理かな
戦国時代は各国が王号を容認しあっていたから、ある意味、王という称号がインフレになってた
だから、初めて統一した秦が皇帝という称号を創る契機になったかもしれないけど、分裂時代に、統一秦ほどの領域を支配も出来ず、皇帝を超えるような称号を創るのは、やっぱ具合が悪いよね
※上文中の「中華」は中華人民共和国という国名を意味するつもりではなく、あくまで、おおよそ現在の華北・華中・華南を合わせたあたりの地域を示す為に用いた
37 :
世界@名無史さん :2008/03/26(水) 00:54:33 0
その上をいく上皇こそ無敵
38 :
世界@名無史さん :2008/03/26(水) 00:56:53 0
その上をいく、GHQ長官
>33 昔のkingは普通に軍を率いて戦場に出ているけど?
まあ詰まるところ、「皇帝」ほどに見事な称号は無い。 エンペラーもハーンも天皇も、皇帝ほどに完璧な意味を持たない。 なんか偉そうな形容とか修飾を付けて、皇帝より上っぽい称号を造語しても・・ 一時的に使われるだけで、結局スルーされて歴史に埋没する。
そうやって考えると皇帝ペンギンってすごいんだなー
「インペラトール」は軍事と政治を統率する職名:どっちかというと大統領に近い
43 :
世界@名無史さん :2008/03/29(土) 08:03:12 0
新しい名前を創設するのは支配者にとって簡単でありつつ効果的だと思うんだが、 始皇帝以来そういう天才はあらわれなかったのかな
わざわざ権威を軽くするやつもなかなかいないだろ
45 :
世界@名無史さん :2008/03/29(土) 12:02:45 0
公王
46 :
世界@名無史さん :2008/03/29(土) 13:44:26 O
昭和、平成…年号を制定し時・刻の支配までやっている皇帝や天皇は最強だろ。 天を祭り地を祭り人民を支配し時を支配する。 他に何を支配する為の称号があろうや。
>>42 というかローマ市内で戦勝パレードを行う凱旋将軍の意味だったかな。
その意味で自ら軍指揮官としての力量が問われた筈だったのだけど、
初代皇帝とされるアウグスゥス自身に軍指揮官としての能力は無か
ったからな
>>46 天皇は司祭としての名目上の地位に留まったかと。
「帝力何ゾ我ニ及バン」は君主の理想ではあるが
赤い皇帝
49 :
世界@名無史さん :2008/03/30(日) 02:06:35 0
緑のタヌキ
天皇陛下こそもっとも上神だからな
皇帝より上位というと、少なくとも複数の皇帝たちを束ねる立場ですよねえ。 まあこれはちと難しいか。チンギスハンを除けばみな皇帝止まり。
52 :
世界@名無史さん :2008/03/30(日) 14:27:12 0
まあ昔は天皇の上に治天というのがいたわけだが
53 :
世界@名無史さん :2008/03/30(日) 14:52:15 0
占領中、マッカーサーのことを隠語で「ヘソ」と呼んでたらしい。 理由は言わんでも分かるよな。
54 :
世界@名無史さん :2008/03/30(日) 17:11:19 0
称号だけ変えても意味が無い。 中原の覇者から支那全体の各王を支配した始皇帝のように より次元の高い領域を支配しなくてはならん。 そういう意味ではモンゴル以降はパディシャーや大帝など 複数の皇帝を兼ねるのが流行ったけどな。
総統が有るだろ
大統領より上の称号はないのか? という問いと変わらないような気がする
>>47 凱旋式をやる資格が戦闘に勝つことであるのを考えると「勝利将軍」と言った方が近いかも。
ちなみにキケロも、インペラトールの称号もってた時期があった。
キケロの場合、実際の指揮は弟や部下任せだったから、
「自重して余計な口出しをせずに自軍を勝利に導いた」として称号を持ってたんだろう。
アウグストゥスもそういう意味で、称号持ってたのかも知れない。
エンペラーを皇帝と訳したのが誤解 まっさらな本物の王を意味する、白王(皇)と ただの役職名のエンペラーは違う
60 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 01:02:34 0
やっぱり近代ではいちばんナポレオンがインペラトール:エンペラーのイメージに近い
61 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 01:06:25 0
皇帝より上の位がどうと言うより毎回旧来の帝国が滅ぼされても近代になるまで毎回同じ政治スステムしか作らないほうが不思議・・・ 毎回皇帝=神の絶対君主制の帝国が清滅亡まで続いたんだから・・・
62 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 01:07:57 0
コピーしかできないからな、中国人は。
>>31 いや、ローマ皇帝はビザンツ滅亡までキリスト教の教権持ってたが?
だからこそローマ大司教ごときがカールを戴冠させて東からの影響力を絶とうとしたわけで
秦からこっち名称は「皇帝」でも実質はかなり違うもんだぞ。 絶対者で最高権力者で神権者でもあった秦の始皇帝は特殊だが・・・ 漢代は各地に王が存在して王が皇帝になることは良くあったし、外戚・貴族 などの力もかなり強かったし、皇帝は始皇帝ほどに強くなかった。 唐だって貴族外戚には悩まされて、皇帝の権力を強めるための官僚群育成を 始めたが、まだ不徹底だったしな。 貴族のような中間的権力者を廃して皇帝独裁を固めたのは宋だが、文民統治の 原則が行き届き過ぎて、武力弱体の弊害が生まれたみたいだし。 明はどうだろね。比較的うまくいってたのかも知れん。良く知らんけどw
66 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 08:42:20 0
武人のインペラトールと文人の宋皇帝は対照的
67 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 09:48:19 0
>>65 明は大ハーンの残虐さと皇帝官僚制の悪いとこ合体して腐ったような暗黒王朝だろうw
清を経て近代中国は明を手本にしたのが悲劇。
68 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 09:54:59 0
近世に一度異民族の王朝がシャッフルされていくつもの皇帝を兼ねる存在が出現する時期がある。 だいたいモンゴルの後な。 ゾロタヤ=オルダのハーンと東ローマ皇帝を兼ねたツアーリや ローマ皇帝カリフとスルタンを兼ねたパディシャーなど。 中国で1の言うようなことが起こるとすればむしろフビライだろう。 大ハーンと中華皇帝を兼ねるときに別の呼び名があればそれで定着したはずだ。 実際明も清もそれを継承した訳だしな。
良スレ
>>63 すまん、東ローマの皇帝は確かに聖権を併せ持ってたが・・・
正式な称号が良くわからんのでスルーしたw
ロシア皇帝はツァーリだが、これはシーザーとかカエサルのことで、
言うまでもなく実在の人物、ローマ建国の英雄カエサルの個人名なんだな。
彼が余りにも有名でありすぎたので、皇帝的立場の人間の代名詞にも
なってしまったわけだが。
しかし明らかに個人名を敷衍しただけのカエサル系称号は、皇帝はもちろん
インペラトールより称号として弱い希ガス
71 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 21:00:53 0
カイザーもエンペラーも訳しちゃうと「皇帝」になっちゃうのがなあ。 法王 なのか 教皇 なのかもふくめて。 ダライラマはありゃなんだ? 法王か? 天皇か?
72 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 21:19:20 0
>>71 カトリック教会では「教皇」を推奨してるらしいね。
それとの兼ね合いでいったら「ダライラマ=法王」かな。
>>70 >しかし明らかに個人名を敷衍しただけのカエサル系称号は、皇帝はもちろん
>インペラトールより称号として弱い希ガス
しかも東ローマ帝国ではカエサルの上位にバシレウスという称号までできる始末。
一応「バシレウス=皇帝」「カエサル=副帝」という訳語がつけられてるようだが。
副帝ってのも何だかなぁ……。
73 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 21:24:45 0
つまりは ハーン(汗、天可汗)=皇帝=天皇=カイザー=エンペラー=プレジデント=書記長=総主席ってこと?
エンペラー=アメリカ大統領 皇帝=キム・イルソン首領様 実際これぐらい違う
75 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 21:39:39 0
結局は「皇帝」でひとまとめにしちゃったのが問題じゃね? ところで アレクサンダーは 大王 って日本じゃ言うけど。 格としては 大帝 だよね? 日本だったら 織田信長。 初代「信長」とかになれたかもしれない人物だね。
76 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 22:00:08 o
維新以前の日本なら 天皇より将軍のほうがエンペラーにふさわしいと思う
77 :
世界@名無史さん :2008/04/01(火) 22:16:49 0
実際に「将軍」=「大君、タイクン」 「天皇」=「御門、ミカド」 だったよね。 きっと 「神聖ローマ皇帝」と「教皇」みたいな関係だったろうとおもふ。
79 :
世界@名無史さん :2008/04/02(水) 10:06:39 o
エンペラーは役職名だが、the great(大王)は尊称
エンペラーの訳語を「大君」にすればかなり実情に近くなるな。
日本にも法皇がいたがこっちは 天皇のほうが宗教的で法皇が実権を握るからややこしい
82 :
世界@名無史さん :2008/04/02(水) 10:35:14 0
インペラトールが皇帝ならその上にはアウグストゥス、オーガスタっていう称号がある
84 :
世界@名無史さん :2008/04/02(水) 18:36:10 0
アウグストゥスって称号だったのか・・・ 初代皇帝がアウグストゥウスってよく言われるから改名したのかと思ってた ガイウス・オクタビアヌス→アウグストゥス
85 :
世界@名無史さん :2008/04/02(水) 20:35:22 0
Gaius Octavius Thurinus ↓ Gaius Julius Caesar Octavianus ↓ Imperator Caesar Divi Filius Augustus
86 :
世界@名無史さん :2008/04/03(木) 18:20:56 0
聖帝 新世紀創造主 宇宙大将軍
87 :
世界@名無史さん :2008/04/03(木) 21:05:01 0
日本語では今後も皇帝以上の称号は出現しない。 なぜって? そりゃ都合ってもんがあるからさ。
88 :
世界@名無史さん :2008/04/03(木) 22:22:43 0
アジア世界の序列 1、中華皇帝 2、コリア、インド北部、モンゴル、チベット、ウイグル、ベトナム、シャムの諸王 3、琉球、雲南地方、ヒマラヤ地方の諸王 番外、日本王
>>82 カエサルのみが皇太子や副皇帝の意味で、アウグストゥスが後に
加わると、皇帝の意味で用いていたかと
90 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 02:14:54 0
皇帝(emperor)はキリスト教の概念。「王(king)」は自己申告制、手下を使って、敵を皆殺しにして、「オレが、王だ」 と言えば、それでオケ。皇帝は、キリスト教の神に、王の中から新任される。もちろん、神なんて いないから、実際は、ローマ法王が任命する。 偉さからいうと、 神>ローマ法王>皇帝(emperor)>王(king)。 その意味で、天皇は、皇帝ではない。しかし、ヨーロッパ、アメリカが、天皇をemperorと呼び始め、 それに対し、ローマ法王庁が、何の声明も出さないので、世界のキリスト教国は、ローマ法王が、 天皇を、emperorとして認めたとみなしている。
>>90 東方教会では皇帝や国王が事実上、各国の宗教的な最高権威者。
カトリックと皇帝との間の叙任権闘争は両者を純粋に
上下関係で割り切るのを困難にしている。権威と権力
との分担という理念はあるものの、教会自身が大領主でもある以上、
聖俗分離は時代を待たなくてはならなかった。
92 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 02:29:54 0
元や清だと皇帝よりインドの宗教家の方が権威があったでしょ 漢族の王朝でも時代によっては
93 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 02:37:11 0
アジア世界の序列 1、中華皇帝 以下、柵封を受けた国の王はすべて同格
>>93 いや、柵封国家間でも結構五月蝿い序列が有り、
朝鮮は琉球より扱いが低かったとか
>>90 勝手には名乗れなかっぞ。
フランク王国成立〜ウェストファリア条約は、法王による叙任。
或る程度は地面にひっついてくるものだから、戦争や相続で殆ど自動的に
移るけれども、法王の覚えがめでたいと、地面の広さは同じままで大公から
王にランクアップしたりする。
覚えがめでたくなかったりすると、戦争で取っても、相続でもらっても、
引き継げないこともあったりする。
法王は皇帝ではないけれども、ローマ帝冠を一時的に預っているという
立場だから、皇帝ができて王以下そこらの雑多な領主ができないことを
代行しているということになっていた。
この点では、日本の天皇はよっぽど皇帝らしいもので、直接、自分の名で
従二位内大臣だの、正三位大納言だの。従四位下因幡守だの、叙任できし、
日本の天下取は天皇を戴いて内政権の委任をされることで、これまた、
ヨーロッパでのローマ帝国の旧領の回復し帝権を法王から返還されるという
至上目的(まだ達成されていない)ものと、よく似た構造だ。
ウェストファリア条約以降は、或る程度のまとまった数の国による相互承認。
96 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 08:19:11 0
毛頭どもの分類法でいえば 天皇は最初は「エンペラー」であったが、 ユダヤ人みたいなMr.フジワラによって 権威だけの「法王」になってしまった。 それがたまに実権を取り戻して「エンペラー兼法王」に なることもある。
ヨーロッパの皇帝が王の上に立っているのはむしろ 各王(ローマでは元老院)の選帝承認があってはじめて皇帝になれるものだったからだろう。 そういう条件が整って教皇が皇帝に戴冠する。 ここでも天皇と教皇の関係は似ている。
>>95 相互承認といっても、誰の承認が重要かは地域によるよ。
神聖ローマ帝国の諸侯にとって、最終的に必要なのは「皇帝が王号を認める」こと。
例えばプロイセンの場合、形式的には「時の皇帝レオポルトが
『プロイセンにおける王』の称号を認める」ことで王になれたはず。
確かフランスの承認はかなり遅れて、それでも問題なかった。
王号を得る前に諸侯間の交渉が必要だったのは事実だけども。
>>95 教皇による加冠で成立した王国ってポーランド(皇帝の口利きつき)、ハンガリー、シチリアぐらいじゃね。
ベーメン(まあ、王国というと語弊があるが)に至っては選挙協力に対する見返りとして皇帝の独断で王号獲得してるし。
100 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 13:29:33 0
アジア世界の序列 1.単于、可汗 2.大人、天皇、大君、中華皇帝、契丹皇帝、 3.王、公
101 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 15:19:29 0
アジア世界の序列 1、中華皇帝、可汗 2、契丹王、大君 3、王、公 4、日王(天皇)
朝鮮人って無理にでも日本を落とそうとするなw
天皇はアジアのヒエラルキーと関係ない
中国(朝鮮)からすれば、非臣の日本より外臣の朝鮮の方が上になるだろ。 日本からすれば、中国の「家来」の朝鮮より「独立国」の日本が上になる。 絶対基準が無いんだから、んなもん見方で何とでも変わる。 やたらコダワッテルやつ儒教徒か?だから儒教とイスラムじゃ近代化は無理と・・・
105 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 19:29:09 0
聖徳太子が隋の煬帝に対等なんじゃい!とたんかを切ってくれたことがすばらしく思える。
106 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 19:51:23 0
阪神大震災で、在日の人たちが 「いい気味だ」と喜んでいたのが思い出される。
107 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 20:03:28 0
>>106 阪神大震災の被災地域って在日多いんじゃない?なんで喜ぶの?
108 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 20:04:41 0
109 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 20:13:04 0
在日の願望 1、日本人を貶めること 2、祖国から同等に扱われること
110 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 20:14:36 0
>>106 阪神在住の在日の場合、不法占拠してた家がぶっ壊れて
日本人を笑ってる場合じゃないだろうなwwwwwwwww
111 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 20:26:53 0
それ以外の地域の在日は、神戸同胞の苦しみより 日本人の惨状を嘲笑う感情が先に立つんじゃないか?
112 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 20:44:14 0
在日がではなくて韓国のやつらが大喜びしてたんだろ? 「白い巨塔」。 あんなものまで韓国ってパクってたのか!? しかも日本でDVDを売りさばこうとは!!! 韓国人の基準の美男美女とやらを無理矢理日本人に押し付けないでおくれ。
113 :
世界@名無史さん :2008/04/04(金) 21:42:52 0
日本で輸入代行を務めたのは他ならぬ在日だろw
なんだこの流れ 自演?
初代ローマ皇帝の本来の個人名は「オクタヴィアヌス」。 通称「インペラトール・カエサル・アウグストゥス」の意味は・・・ インペラトール:最高命令者。軍事政治すべてについて命令する権利を有するってこと。 カエサル:オクタヴィアヌスの血縁でローマの事実上の最高権力者だった人の名前。 別にファミリーネームというわけでもない。「あのカエサルの親戚だ」と主張するために、 あえて名乗ったというところか・・・ アウグストゥス:尊厳者とか訳されるが・・・つまり「最高権威者」てことだろ〜 さらに意味が転じて、皇族であることを示すための特殊な呼称にもなった。 なんつーか西洋の称号は面倒だねえ・・・ さらに正式には長く、大神官とか神の子とか首相とかの修飾もつけてやっと正式名称になると・・・ 一言で「皇帝」と済ますような具合にはいかんのだな・・・ 字に含まれている多重の意味を一つ一つ解き明かして並べたて、さらに歴史的慣用的な意味も 付け加えるみたいな感じで、それでやっと正式な名称にできるんだなあ・・・ 考えてみた感想・・・漢字は便利だw
逆に言うと、初代ローマ皇帝の正式名称である Imperator Caesar Divi Filius Augustus Pontifex maximus Tribuniciae potestatis XXXVII Imperator XXI Consul XIII Pater Patriae ってのを、全部含意して「皇帝」だな。 皇帝の本当の意味は何かってのは、この長ったらしい称号にクドクドと説明されてるといえるかもと思ったw 漢字で「皇帝」の意味を正確に解き明かそうとすると、そのくらい長い説明がいるというか・・・
>>115 いや、「ユリウス・カエサル」ってユリウス氏族のカエサル家って意味だろ
119 :
118 :2008/04/05(土) 12:18:12 0
ごめ、意味取り違えて読んだわ
120 :
世界@名無史さん :2008/04/05(土) 19:58:07 0
皇帝と言う言葉の意味は国によって権威が違うんだろうな
日本でも江戸時代なら征夷大将軍 源氏長者 淳和・奨学両院別当がワンセットで 称号なんじゃないの?
122 :
世界@名無史さん :2008/04/06(日) 00:47:38 0
>>116 そんなこと言ったら近世の「兼ねてる皇帝」はどうなる
オスマン皇帝の名乗り見た事あるか?w
123 :
世界@名無史さん :2008/04/06(日) 01:06:17 0
そsりゃそうだわ。 わしだって おとうさん だが。 給料ふりこんでもらえる人 子供に時々小遣いをあげる人 時には子供のおしりぺんぺんもする人 ポチを散歩につれていってあげる人 子供の運動会では張り切って父兄参加しちゃう人 忘れずゴミ出しする人 とこんだけの称号をあわせもっておる。 だから おとうさん の称号にも実体がともなっておるのだよ。
オスマン皇帝の名乗りkwsk
スレイマンの外交文書のでいいなら書くぞ。 諸スルタンのスルタン、諸君主のあかし、地上における神の影、地中海と黒海、 ルメリとアナドルとルームとカラマンとエルズルムとディヤルバクルとクルディスタンと ルーリスタンとイランとズルカドゥリエとエジプトとダマスクスとハレプとエルサレムと 全アラビアの諸地方とバグダードとバスラとアデンとイエメンの諸国土とタタールと キプチャク平原の諸地域とブダとそれに属する諸地と、そしてまた我らが剣をもって勝ちえた 多くの諸国土の大王(パディシャー)でありスルタンである、スルタン・セリム・シャー・ハン の子、スルタン・スレイマン・シャー ・・・ちなみにこの文書だとカール五世もスペイン王呼ばわり。
126 :
世界@名無史さん :2008/04/06(日) 10:10:24 0
諸スルタンのスルタン、諸君主のあかし、地上における神の影、地中海と黒海、ルメリとアナドルとルームとカラマンとエルズルムとディヤルバクルとクルディスタンと ルーリスタンとイランとズルカドウリエとエジプトとダマスクスとハレプとエルサレムと全アラビアの諸地方とバグダードとバスラとアデンとイェメンの諸国土と タタールとキプチャク平原の諸地域とブダとそれに属する諸地と、そしてまた我らが剣をもって勝ちえた多くの諸国土のパディシャーでありスルタンである、スルタン・セリム・シャー・ハンの子、スルタン・スレイマン・シャー
127 :
世界@名無史さん :2008/04/06(日) 11:09:26 0
シャーがペルシア皇帝ならパディシャーがその上の称号になるのではないか?
128 :
世界@名無史さん :2008/04/06(日) 11:55:46 0
何、その海砂利水魚?
129 :
世界@名無史さん :2008/04/07(月) 12:28:07 0
春秋戦国時代に公から王を名乗ったことはあるけど 帝とか皇とか名乗ったのはいるの? 三皇五帝から皇帝は作られたっていうけど 神話時代以外で皇や帝を名乗ったのって聞いたことないから
居ないんじゃね? レッキとした王に比べ、そん頃の帝・皇は神話の存在だろ。 今で言えば総理大臣が、第一地球執政官とか名乗るようなモンジャね。アヤシサ120%。
131 :
世界@名無史さん :2008/04/07(月) 19:11:59 0
皇という文字の形をヒントにチェスの「クイーン」の駒は作られた。
132 :
世界@名無史さん :2008/04/07(月) 19:29:46 0
いたよ。>春秋戦国時代 秦と斉が盟約を交わして、 秦王は西帝、斉王は東帝と 一時的に称したことがある。 宮崎市定御大は、日本書紀で 「東天皇、西皇帝に」と遣隋使の国書にあるのは この故事を踏まえてのものだろうと『隋の煬帝』で書いている。
133 :
世界@名無史さん :2008/04/07(月) 19:33:40 0
いや。 倭国は昔、東王父の統べる国であったからさ。
134 :
世界@名無史さん :2008/04/08(火) 01:22:40 0
宇宙大将軍とか韓国の地球大統領(現事務総長のことらしい)とかは皇帝より上を広言してると思うが?
故実というのは一度でも前例があれば正統性が発生するものだからな。 今後支那が東西に分裂するのもアリだな。
>>126-127 「シャー」はペルシア語でただの「王」の意味しか無いが、人名要素以外だと、
セルジューク朝王族や貴顕の雅号的な名乗りとして一般に用いられるようになったもの。
オスマン朝の場合もどちらかというと王族の雅号として意味合いが強い。
サファヴィー朝の君主が「シャー・〜」というのもそれに近い関係にあるが、バーワンド朝や
マルアシー家のようなカスピ海南岸の政権では当主は「シャー」で呼ばれる慣例があって、
サファヴィー朝のばあいも「シャー・〜」という名乗り方もしているので、どちらかと
いうとカスピ海周辺の慣習に由来しているかも。セルジューク朝の王族には「マリク・シャー」
とか「スルターン・シャー」なんてのもいるけど。
> 「ペルシア皇帝」
この概念に近いというかそのものは、「シャーハンシャー」の方。こちらはペルシア帝国も
アルサケス朝もサーサーン朝も使っていて、サーサーン朝の場合、実際全国の諸王(シャー)を
支配したのがサーサーン朝の君主「シャーハーン・シャー」だった。君主一般を指す場合も
あるけど「パードシャー」も称号として使われると用法はほぼ同じ。
> スルタン・セリム・シャー・ハンの子
実はオスマン朝では第三代のムラト1世の頃から唐突に「ムラート・ハン」みたいに「ハン」という
称号を使い始めた。セルジューク朝では「ハン」という称号は使われず、オスマン朝以外の君侯国
(ベイリク)も「ハン」なんて称号は使っていなかったそうで、ムラトが使い始めたのは
イルハン朝の崩壊が関係しているのかとも言われているが、背景がよく分かっていない。
>秦王は西帝、斉王は東帝と一時的に称したことがある。 すぐに引っ込めたって事は、やはり実が伴ってなかったからだな。 斉はその後5国連合軍に首都陥落されられたって事だが、その程度じゃ帝は名乗れんな。
138 :
世界@名無史さん :2008/04/08(火) 23:27:59 0
エン術のような自称皇帝もいるし 名前を決めた時の日本の天皇の意味は皇帝よりも上の意味はなかったのかな?
むかし安売りの店があった。看板に「日本一安い」と書いてあった。 ある日隣に店が出来た。看板に「世界一安い」と書いてあった。 対抗して元からあった店が「地球で一番安い」と書けば、隣の店は「太陽系一安い」 じゃあこっちは「銀河系一だ」 いやいやうちは「宇宙一だ」 そっちがそうならこっちは「この世で一番安い」と張り合い続けた。 そんなある日、新たな店が引っ越してきた。看板には「この近所で一番安い」と書いてあったとさ。
>>107 ザイニチの多い地区では、余震で潰れた家から、その家の住人でない人の遺体が結構出てきた。
>>120 大韓帝国皇帝とか?
自国の統治すらままならず、西・北・南の三方の国から内政干渉をされ、挙句、皇帝を
名乗って十年も経たず外交権を南隣の国に付託。
国際常識で、外交権を付託した国は、付託された国の属国なんだな。
142 :
世界@名無史さん :2008/04/11(金) 20:12:30 0
日本が生んだ皇帝でいちばん偉いのは?
143 :
世界@名無史さん :2008/04/11(金) 22:43:41 0
日本が生んだ大帝三人とは。
144 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 18:06:14 0
皇帝より上の称号があらわれるには 皇帝により付加価値がついてくる時だろう。 皇帝の称号だけではおさまらなくなった時。 まず皇帝の定義とはなんぞや。
ハイ以下ループ
146 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 18:54:30 0
基本的に王→大王→皇帝 こんな感じですか?
147 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 18:54:42 0
皇帝より上位は天界?
> 王→大王→皇帝 大元朝でのモンゴル王族のランキングはそんな感じ。 チンギス・カン家全体の宗主であるカアンは「皇帝」、 ジョチ家、チャガタイ家とかフレグ家、コルゲン家なんかの他、 ジョチ・カサル、カチウン、オッチギンなど東方3王家とかの当主、 コデンなどのオゴデイ後裔の各々王家の当主など、クビライ家を 宗主と仰ぐモンゴル王家の当主たちは殆どが「大王」、 その他の王族は「王」、『元史』宗室世系表ではカイドゥ家はさすがに 「王」とすら呼ばれていないけど。「大王」家の始祖は「太子」と呼ばれている 場合が多い。 大元朝から領地を冊封されている場合は「(封土名)+王」で呼ばれている。 「燕王」みたいな封土名が一字の王族と「大王」クラスの王族だと、 王族内の序列関係はどうなってたんだろう?
149 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 20:03:13 o
上に天がつく「天皇」が一番上だろ 世界で認知されている、現在の国家元首の序列は 天皇=ローマ法王>イギリス女王>その他君主国の元首>アメリカ大統領>その他共和国の元首
150 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 22:15:32 0
天皇って当時の偉い人が「なんとなくヒビキが偉そうじゃん?」って理由で採用したんだろ ハーンが最高 ジン・ジン・ジンギスカーン♪ \\えーだらほーだら♪ // + + \\はいだらえばねば♪/ + ,. -―-、 ┌=┐ + ,. -―-、 + + * llll<-‐ヘ、9ノ‐> llll .,'´`='ヽ. <-‐ヘ、9ノ‐> T .「((从从)〉 T彡ソノハハゝ + llll从!イノiノヘilト_,. (^)、lゝ・△・ノ! (^)、o!`△´ノj Tヘ(!|´ o`ノリ^) >、[j 乎iつー' + >、[! 介iつー' `とく'j 乎!]/ + ( ((,!♀( )) ( ((,!§( )) * .),♀) )) + + Vti,_,ゝ Vti,_,ゝ く/ti,_ノ
大帝は?
152 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 23:33:29 0
大ハーンてのはハーン+中華皇帝 じゃないのか?
153 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 23:34:51 0
天王てなのもあったな
154 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 23:35:50 0
ハーン+中華皇帝:大ハーン ハーン+ビザンティン皇帝:ツアーリ ハーン+ローマ皇帝+スルタン+カリフ:パディシャー
155 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 23:36:43 0
中華皇帝の定義は ・天命を受けた者 ・中原と周辺諸国並びに異民族支配 ・その支配者の血族 他ある?
156 :
世界@名無史さん :2008/04/13(日) 23:56:08 0
>>154 金も南宋も健在でそりゃないよ
コンスタンティノープル陥落より前でもロシア人はハーンをツァーリと呼んでたし
ルームカイセリとは無関係のインドは?シーア派のペルシアはカリフは無いし
大ハーンは大ハーン、ただのハーンでは無いから大ハーン、それ以上でも以下でも無い
157 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 00:06:20 0
皇帝の上の称号は大ハーンてことじゃねーか
158 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 00:43:19 0
>>155 中華の皇帝に定義なんて、ちまちましたもんはいらないんだよ。
皇帝と号した奴は全員皇帝でいいんだ。
ハーンも単于の称号と同じで後年は 封号や格上の称号になっていったね。 劉邦は単于を名乗ることは格や実力からいっても不可能だった。 南宋は契丹に対して大契丹皇帝とへりくだって文書を送ってるからして 対等や自分らより上って意識があったんだろうね。
160 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 01:58:22 0
>>150 歌詞がめちゃくちゃでワラタ
お前にはそう聞こえていたんか
161 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 13:29:02 0
>>158 だったら余計皇帝より上が出なかったのか不思議だ
勝手に名乗って言いなら
162 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 14:04:05 0
古来「皇」「帝」「上帝」「天帝」などの伝説上・神話上の存在があったので それに関連する称号の「皇帝」を現実の人間に適用しただけだから 一般的にもすんなり受け入れられたけど、 そういう基盤のないまったく新しい称号を創作しても世間が受け入れるかどうか。
163 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 14:06:04 0
中国語的には大皇帝って言葉が出てこなかったのは謎だな
>>161 勝手に名乗るためにも権力の地盤が必要ってことだろ。
言論の自由がある現代日本では自称天皇も世界王も簡単だけどさ。
165 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 17:39:29 0
いやだから、
>>161 というかこのスレで議論されているのは、
何故皇帝より上の意味を持つ称号を造らなかったのか、という事でしょ?
166 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 17:51:56 0
「王」がいるときにそれより上位の文字「皇」と「帝」を合わせて「皇帝」としたように 「皇」「帝」より上位の文字ってある?
167 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 19:21:22 0
>>163 あったんじゃね?
ただ、それに見合う権威や権力を持ってなかったので省略されて通称はそれらはすべて「皇帝」になってしまったんじゃないの?
つうか、このスレの結論は
>>3 とか
>>139 に出てんだろ。
こんな糞スレ終了ー。
169 :
世界@名無史さん :2008/04/14(月) 21:11:06 0
「国防委員長」や「将軍」、「首領」ってのはどうだ?
>>155 一応、中華皇帝は国号、年号を定めて、文武百官を設置するものと定義はある。
だけど、正統かどうかは後世、国史が編まれるかどうかによるので
必然的に実力主義となる。
つか中華皇帝と日本の天皇は全く別物だし、ローマ皇帝といったって
時代によって性格は全然異なる。
ましてたまたま皇帝と日本人が訳しているに過ぎない称号に類似性があると
考えて比較する事が不毛だよ。
だってそれぞれの称号を日本語に訳した人たちの間で統一見解があったわけじゃないから。
>>95 別に教皇が王号の任命権を持っていたわけではありません。
教皇が政治的かけひきとして授与を打診したり、教皇の宗教的権威を
箔付けに利用しようとした領主層の互いの思惑が一致しただけの話です。
シチリアの王号には教皇がたびたび介入をしますが、あれは教皇であるが故ではなく
近隣勢力の元首がちょっかいを出す位のイメージです。
>>98 プロイセンの王号は帝国国制とは関係のないものです。
「皇帝という権威ある人が認めてくれたから王様です」と言っているに過ぎません。
そもそも帝国等族制度が固定化して以降、彼らの身分に関わる案件は
全ての等族の同意なしには議決できませんでした。
172 :
世界@名無史さん :2008/04/15(火) 19:39:50 0
皇帝の上にはもはや神しかいない。 そういう存在である。
173 :
世界@名無史さん :2008/04/15(火) 22:01:49 o
エンペラーを、語源のインペラトールから、最高司令官と訳すのはまずかったのかな?
174 :
世界@名無史さん :2008/04/15(火) 22:36:41 0
1、汗、単宇、契丹帝 2、皇帝、倍達王、韓王 3、天王 4、王 5、公、侯 6、日王(自称・天皇)
175 :
世界@名無史さん :2008/04/15(火) 22:38:13 0
インペラトールは元帥とか総統じゃないのか
自称じゃない称号ってあんま意味なくないか?
177 :
世界@名無史さん :2008/04/16(水) 06:50:20 o
神皇とか神帝と名乗ったら最強じゃね?
178 :
世界@名無史さん :2008/04/16(水) 12:17:09 O
武則天(則天武后)は在位中に聖神皇帝と名乗ってる
聖も神も現在の日本語とは意味がずれない?
神聖帝国皇帝ならすでにあったじゃないか。
神聖帝国と言うとバルバロッサ!
「皇帝」になった人間がトップに立つ。のではなくて、トップに立った人間が「皇帝」になるから?
183 :
世界@名無史さん :2008/04/17(木) 05:51:36 0
※6に疑問。 解字について。 「王」は、「一(天のこと)」+「大(手足を広げた人)」+「一(大地のこと)」から成るもの。「 偉大なる者」を指す。 「帝」は、三本の垂れた線を「I」印でひとつにまとめたもの。「総括する最高の神」を指す。 「皇」は、「自(鼻の意。転じて、最初の。)」+「王」から「開祖の王者」を意味する。 一方、「天皇」「皇」よりも先に「すめらき・すめろぎ」などの訓みが在ったところから当て字に近い と思われる。(漢字が渡来する以前の倭人は何語で会話したのか?大和言葉(五十音)を使っていたと 思われる。漢字はおろか、平仮名までもがその当て字といえる。)因みに「すめらみこと」は「統べる 者」の意である。 「皇帝」も「天皇」も、それぞれのセンスで想像し名づけた「至高の支配者」に違いない。 当時の字義と現在のそれとを等価に論じるには隔たりがあるのではないだろうか。
184 :
世界@名無史さん :2008/04/17(木) 06:10:14 0
※6に疑問。 解字について。 「王」は、「一(天のこと)」+「大(手足を広げた人)」+「一(大地のこと)」から成るもの。 「偉大なる者」を指す。 「帝」は、三本の垂れた線を「I」印でひとつにまとめたもの。「総括する最高の神」を指す。 「皇」は、「自(鼻の意。転じて、最初の。)」+「王」から「開祖の王者」を意味する。 一方、「天皇」「皇」よりも先に「すめらき・すめろぎ」などの訓みが在ったところから当て字に 近いと思われる。(漢字が渡来する以前の倭人は何語で会話したのか?大和言葉(五十音)を使っ ていたと思われる。漢字はおろか、平仮名までもがその当て字といえる。)因みに「すめらみこと」 は「統べる者」の意である。 「皇帝」も「天皇」も、それぞれのセンスで想像し名づけた「至高の支配者」に違いない。 当時の字義と現在のそれとを等価に論じるには隔たりがあるのではないだろうか。
185 :
世界@名無史さん :2008/04/17(木) 19:04:28 0
王 は 首切り用のまさかりの形 ってはなしはうそなのか?
186 :
世界@名無史さん :2008/04/17(木) 20:37:15 O
やっぱアレだな。 「皇帝」や「王」っていう称号は漢字文化圏でのみ通用するわけで、西洋や中東の君主まで無理矢理訳すことなかったね。 パディシャーはパディシャーのままで、エンペラーはエンペラーのままってのが、自然だよ。 西洋と東洋じゃニュアンスが違う。 似て非なるものだもん。
187 :
世界@名無史さん :2008/04/18(金) 05:19:50 0
明治以前は、オルガンとかタバコとかシャボンみたいにストレートに取り入れたのにな。 なんか哲学用語(止揚)とか、政治用語はやけに漢訳したがる。 腐儒者が格好つけたかっただけじゃねーの?
188 :
世界@名無史さん :2008/04/18(金) 06:18:12 0
スレ違いだけど、シャボンが明治?
>>185 >>183-184 は後漢時代の許慎が和帝の治世にあたる紀元100年(永元12年)に編纂した
『説文解字』での「王」の文字の起源についての説明。
「王」が首切り用というか、王権の象徴のひとつである斧鉞の頭部を写した象形だとするのは
先年亡くなった白川静が甲骨文字や金文の形態研究から主張しているもの。
白川静の主張によると、甲骨文字や金文での「王」は、『説文解字』が主張する「一(天のこと)」
を欠いたり、「一(大地のこと)」の部分が斧の刃のように湾曲しているものや、そもそも
「大(手足を広げた人)」の部分が「大」ではなく「廾」のような形をしているものがあったりと、
実際の最初期の漢字群は『説文解字』の説明とは大きくかけ離れている形態をしている。
そのため、
> 「王」は、「一(天のこと)」+「大(手足を広げた人)」+「一(大地のこと)」から成るもの。
という説明は『説文解字』が著された時期に「王」の文字についての理解のされ方であって、
「王」の文字そのものの起源とは何ら関係が無い。甲骨文字や金文での形態を実見する限り、
「王」の文字は「斧鉞の頭部」の象形として書かれている、ということらしい。
190 :
世界@名無史さん :2008/04/18(金) 20:19:47 O
始皇帝は「三皇五帝」に匹敵する偉業を成し遂げて「皇帝」。 項羽は「覇」を凌ぐ「王」で「覇王」。 その後に天下を獲った劉邦は自らの称号に「皇帝」か「覇王」かで迷わなかったのかな? 初めから「皇帝」>「覇王」という認識だったの?
191 :
世界@名無史さん :2008/04/18(金) 23:40:34 O
やっぱ、覇王項羽に勝っちゃったからなぁ 勝った劉邦は、覇王より格上の存在になるわけだしね 覇王ってネーミングはモロに項羽のセンスだから、劉邦的には違和感を感じそうだし そもそも、アンチ秦の項羽は秦の政治制度等を受け継がなかったが、劉邦は秦の土地を本拠地にし、政治制度等も受け継ぎながら項羽と戦ったから、皇帝を名乗るのはある意味自然じゃね? その結果、劉邦=皇帝>項羽=覇王って印象が生まれたかも 項羽自身は秦を滅ぼしたから俺=覇王>皇帝って思ってたかもしれんが
サウザーが皇帝、ラオウが覇王
王号ランキング 1、覇王 2、天王 3、王 ・ ・ 番外、日王(自称・天皇)
194 :
世界@名無史さん :2008/04/19(土) 00:58:11 0
中華ダシの名前 覇王
195 :
世界@名無史さん :2008/04/19(土) 01:17:04 O
初めて皇帝が並び立ったのは三国時代。 三国を統一したのは晋の武帝、司馬炎。 ここで皇帝を越える称号が出そうなもんなんだけどね。
196 :
世界@名無史さん :2008/04/19(土) 02:24:47 0
>>189 その説文解字には始皇帝が制定した小篆が大きく反映されているのではないだろうか?
実際、康熙字典やUnicode内の漢字コードにも受け継がれているのだから。
「事実上『皇帝』が最上級の称号になっている」とするには有効な小話になると思う。
尚、白川氏が研究した漢字は甲骨文字や金文であり、始皇帝による統一以前のものを扱っている。
>>191 項羽の上には、義帝がいたんだが・・・・
198 :
世界@名無史さん :2008/04/19(土) 15:24:06 0
止揚とは あうふへーべん のことか。。
199 :
世界@名無史さん :2008/04/19(土) 15:29:53 0
義帝>覇王だよな。
説文解字は金文までは利用してたはず。
201 :
世界@名無史さん :2008/04/19(土) 21:01:51 O
>>197 やっぱ、ツッコまれちゃってるよ
義帝(懐王心)のことは、今朝仕事中に思い出したんだよ
この人って、影が薄いから忘れてた
この「義帝」って、諡号っぽいけど生号だよね?
帝は皇帝の略なのか気になるなぁ
あと、義帝が歴代皇帝の一員として認識されてたのかとか
誰か詳しい人いないかな
202 :
世界@名無史さん :2008/04/21(月) 15:52:43 0
203 :
世界@名無史さん :2008/04/21(月) 22:48:33 0
劉邦って皇帝って名乗ったの? 三世皇帝で終わっちゃったから「皇帝」って縁起よくない感じがするんだけど
>>203 皇も帝も当時実在したと考えられていた伝説の君主の称号だからね
完全オリジナルの号じゃないから、縁起悪いと思われなかったのかもしれないな
劉邦は項羽倒した後、残っていた諸侯により皇帝に推戴された
始皇帝は六国を征服して皇帝を自称したけれど、劉邦は六国の諸侯により皇帝に推戴された
この違いは大きいんだよな
後漢の儒者の主張である「説文解字」に倫理的偏向があるのでは・・・と感じるのはまあ俺の主観だな。 王という字の意味の説明が「人という字は棒と棒が支えあっている」というありがちな俗説と同類に 見えて仕方ないのも俺だけかも知れん。 王という字をムリクリ「上の棒は天で、下の棒は地、その間に大があるのだ」と見なすのは 後付の付会にしか思えないのも俺の主観かも知れん罠。
皇という字を「自王」と分けるのも付会ではないのかねえ。
「自」は漢語では助詞で「〜より・〜以来・〜から」て意味を持つわけで。
「白王」としても意味に開きは無いように思うのだがなあ
>>6 天皇という呼称についていえば、天皇は天津神の子孫ってことと照合してんだよな。
特に天照大神の子孫が天皇てことになってるべ。
太陽神の子孫が天皇てことで、太陽の色が「白」。それが原義なんだな。
まあつまり神話に依存することの大きい呼称で、祭祀者であることが本義だってニュアンスな希ガス
207 :
世界@名無史さん :2008/04/24(木) 07:15:15 0
「天子」はどうなの? いつごろ使われだしたの?
208 :
世界@名無史さん :2008/04/24(木) 10:06:03 0
>>200 篆書、一部古文だよ
当時の他の学者が隷書をもとに漢字の由来を語る風潮を許慎は憤って
その頃にはほとんど忘れられていた篆書を引っ張り出して字源を解いたのが
「設文解字」
209 :
世界@名無史さん :2008/04/28(月) 05:32:14 0
天子と皇帝って同義?
210 :
世界@名無史さん :2008/04/28(月) 09:41:52 0
ではない 殷周の王も「天子」 天帝から地上の支配を任されたのが「天子」
211 :
世界@名無史さん :2008/04/28(月) 11:03:33 0
共産党も「天子」
労働党じゃないのか?
213 :
世界@名無史さん :2008/04/28(月) 19:39:09 0
天皇も天子だっけ
毛沢東は、天子とも呼ばれていた。
215 :
世界@名無史さん :2008/04/28(月) 20:07:39 O
そういえば、新末に蜀で割拠し、光武帝に滅ぼされた公孫述は、皇帝ではなく天子を自称してたな なんで天子を選んだのかが、ちょっと気になるな
216 :
世界@名無史さん :2008/04/29(火) 09:55:20 0
天帝ルイ
217 :
世界@名無史さん :2008/04/29(火) 10:00:12 0
ムハンマドは預言者だぞ。
>>201 自分が見た範囲でだけど、
南宋末期、1260年代に書かれた『事林広記』という百科事典というか類書では、
(現存する刊本は元朝以降に改訂されたものがメインになっている)「帝系」と「歴代」
という項目では三皇五帝から夏、商、周の三代と続いて「本朝」である宋で終わっているけど、
秦は三世皇帝までで、次代はいきなり漢の高祖劉邦から始まっている。
江戸時代に復刻されたものでも、「歴代」門で「秦」と「西漢」の間に一応中継ぎで「楚」についても
立項しているが、「西楚覇王」項羽が三世皇帝子嬰を殺害して沛公劉邦と争ったことが触れられてるくらいで、
「義帝」についてはな〜んにも書かれていない。これはさすがに可哀想すぎるというかw
219 :
世界@名無史さん :2008/04/29(火) 19:11:33 O
>>218 わざわざ、ありがとう!
名分論が確立してた南宋末で、そんな扱いされてたんですね
この人って「義帝」に推されて直ぐに、流される途中で殺されちゃってるから、実績を評価しようがないもんな
>>219 最初に編纂されたのは南宋末だけど、現存刊本は元朝時代に流布したもの(元刊本)が最古で、
パスパ文字と漢語の百家姓との漢音対照表なども付け加わっていて、南宋というよりも実質
元朝時代の認識を反映しているそうな。>『事林広記』
『事林広記』以外でも元朝時代には同じような簡略で通俗的な類書が多数編纂されたそうで、
室町時代にも移入し、明朝、清朝のもとでももてはやされて、江戸時代には様々な類書が
もたらされ読まれたそうだが、他の類書でも同じ扱いかどうか見てみないとちと分からない。
ちなみに、『事林広記』「歴代門」の冒頭には「歴代歌」と称する三皇五帝からはじまる
歴代王朝の名前を列挙した漢詩が置かれていて、20句からなる七言排律の形式をとっている。
受験で中国歴代王朝を覚えるのに「アルプス一万尺」のメロディーで覚えるのがあったと
思うが、それのまあ南宋末〜元朝時代版みたいなものか。
「伏羲神農與黄帝 是謂三皇掌天地…」と続いて最後の4句あたりのオチが凄いw
「…李唐之後有五代 梁唐晋漢周相継 宋受周禪握乾符 大元皇帝萬萬歳」
ちなみに、秦から漢までも「秦惟二世有楚王 西漢後爲莽簒位」とあって、
やっぱり「義帝」はスルーぽい。
>>220 秦惟二世有楚王の楚王は楚懐王=義帝のことじゃまいか
楚王=西楚覇王ともとれるし、楚王=楚懐王心としても「義帝」がなかったことには変わりはないなぁ
史記に義帝本紀が亡くて項羽本紀があるんだから、それがすべて
224 :
世界@名無史さん :2008/05/02(金) 03:14:39 0
ズォーダー大帝が最も貴い
225 :
世界@名無史さん :2008/05/04(日) 13:13:56 0
天子が王から皇帝になったということは 中国版革命が起きたということなの?
>>195 中国全土を統一した者が皇帝。皇帝が並立・鼎立していても自分以外はニセモノ。
だから再統一しても皇帝になる。
殷・周は邑のネットワークの連合体。殷王・周王は中国を統一してはいない。
227 :
世界@名無史さん :2008/05/13(火) 19:52:03 0
皇帝って称号のあまりのかっこよさにみんながまねをしたんだよ。
228 :
世界@名無史さん :2008/05/14(水) 05:32:19 0
皇帝も乱立するとお互いに高低が生じる
スーパーエンペラーとか勝手に名乗った奴はいるんじゃないの? 相手にされなかっただけでwww
皇帝より上の称号が現れるのは恐らく地球統一後くらいだろうよ。 「無上睨下」とか「超帝」とか大層な称号になりそう
地球連邦政府が出来たら、元首は主席とかがフツーだろSFとかでは。
既出かも知れんが、ある意味宇宙大将軍様は皇帝より 斜め上の考え方をしなければ思いつかんw
超合衆国皇帝 = アメリカ合衆国大統領
234 :
世界@名無史さん :2008/09/23(火) 18:48:01 0
皇帝の中でもとりわけ名君は 後世に「大帝」と称されてるけどな。 明治天皇とか壮麗王メフトとか・・・
235 :
世界@名無史さん :2008/09/23(火) 19:00:41 0
ピョートル一世やシャルルマーニュを忘れてんじゃねえヨ、ヴォケ!!
コンスタンティヌスもスレイマンも大帝だお レア度で言うなら大王のほうが高いかもね アレクサンダー・ザ・グレート あと、西欧では教皇のほうが上です
237 :
世界@名無史さん :2008/09/23(火) 21:19:09 0
大帝とか大王は正式な称号ではなく尊号だからな。
>>236 大王なんて昔の日本にいっぱいいるじゃん。
おおきみは違うだろ
徳川将軍を表す「大君」も訓読みだとおおきみだな。 ヨーロッパではタイクーンだっけか。何かカッコええ。