中・高生用質問スレ Part12

このエントリーをはてなブックマークに追加
384世界@名無史さん:2009/08/25(火) 04:56:17 0
>>381 つまりは、王権神授説を説明せよって問題になるんですかね?
385世界@名無史さん:2009/08/26(水) 19:54:49 0
本にアッカド人はアラビア方面からメソポタミアに移動したセム系諸族の中でアッカドに定住した者と書かれてます
それで、アッカド人てことはセム語派のアッカド語を話すと思うんですが、
アッカドに移り住む前からアッカド語を話していたのですか?
それともセム語の祖語を話していたのですか?
386ジャコバン義勇兵 ◆boczq1J3PY :2009/09/19(土) 20:47:26 0
中世近世ヨーロッパの都市民=自由民、農民=奴隷


農民→(収奪)→貴族役人、都市民
よく商工人の繁栄を資本主義精神や自由主義、実力主義の表れとして賞賛する向きがあるが、
何のことは無い。

「労働する民」が「知恵や工夫や努力で」豊かさを得たのではなく、
農民という納税奴隷階級を搾取する側、つまり貴族役人聖職者と同レベルの階級に実質的に属していただけ。

貢納民(ローマで言えば奴隷)と非納税民(市民)に分け、後者が前者から収奪したわけ。
つまり商工人は支配階級で収奪者

いままで商工人は一般民衆として、知恵や労働で富を作った市民社会の先駆けと流布されてきたし、
そう教えてきた。
しかしそれは全く違って貴族に劣らない支配搾取階級だったというわけ。つまりこういうことだ
今までは聖職者や貴族や役人のように、貢租を収奪する者が人民を搾取する階層と看做されてきたが、
実は、農耕階級から収奪した税を商工人や貴族役人その他あらゆる「非納税者」で回していると言ったほうが正しい。

よって貴族役人―平民という搾取関係ではなく、非農耕者―農耕者つまり非納税者―納税者
という搾取関係なのである
結局、欧州の農民は農奴だったと思う

移動禁止・転職禁止だし、
重税を取られるのは農民だけ。都市民は税が軽いか、無税

ということは、貴族役人vs.平民 じゃなくて、
貴族役人&都市民 vs.農奴(奴隷) であった
387やすし:2009/11/08(日) 23:55:17 0
「中世を経ないと近代化できない」という話がしばしば聞かれます
また「日本には中世があったから近代化できた」とも言われます

しかしなぜ中世を経ないと近代化できないのか、という事がいくら調べても資料が発見できません
中世と近代の関係性が解りません
なぜ中世を経ないと近代化できないのでしょうか
教えて下さい
388世界@名無史さん:2009/11/10(火) 09:29:04 O
中国の周についての範囲なのですが、武王が邑の盟主として支配した場所はどこかわかりません。
389世界@名無史さん:2009/11/10(火) 09:55:28 0
そうですか
390世界@名無史さん:2009/11/14(土) 03:42:07 O
大学受験の世界史が手につかないんだが何をしたらいいかな
センターレベル、七割で停滞してて空回り中


この時期に有効な勉強方法を教えてくれると助かる
どうか知恵を授けてくれ
391世界@名無史さん:2009/11/14(土) 04:41:15 0
こちらへどうぞ

大学受験@2ch掲示板
http://namidame.2ch.net/kouri/
392世界@名無史さん:2009/11/14(土) 04:47:04 O
誘導サンクス
393世界@名無史さん:2009/11/17(火) 00:10:25 0
世の中には公国、王国、帝国といったように、様々な国についての名称がありますが、
具体的にこれら3つは何の違いから使い分けられているんですか?
394世界@名無史さん:2009/11/17(火) 01:04:08 0
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%B5%E4%BD%8D
元々、国ごと言語ごと時代ごとに異なる意味を持つ地位を、翻訳上の都合で無理矢理同じ言葉で呼んでいるだけ。
だから使い分けは言語・時代・地域ごとに異なるので、各個に調べて欲しい。
ただ、ものすごく乱暴な言い方をすると、

・「王国」は特定の文化的地域に拠って独立した王権を所有する一国家を指し、

・「帝国」は、広域の地域や民族を、ある思想的価値観(東洋風に言うと「天下」)によって統合し、
域外の価値観に支配されないことを理念とする

というような「傾向」はある。ただし中国や日本において「王」が独立した主権者だったことは古代の一時期しかなく、
以後は皇族や有力者、辺境の異民族に与えられる爵制の一つとなった。
中世欧州では「王」になるには伝統に従った戴冠式など複雑な儀式を必要とするが、
辺境伯など領邦君主もまた、実質的に独立君主として振舞った。
395世界@名無史さん:2009/11/17(火) 01:08:22 0
帝国を理解するもうひとつのまったく違った切り口は

「帝国」の流れを汲むものが「帝国」。
>>394みたいな実体性とはまったく無関係に、
「ローマ帝国の流れを汲んでるんだよ!」というだけの理屈で
国家なのかも怪しいようなものが「神聖ローマ帝国」
を自称したりするようなのが代表例
396世界@名無史さん:2009/11/21(土) 21:23:46 0
>>395
そいつをぶった切ったのがフランス第一帝政ということでいい?

オーストリア帝国というなんともわかりやすい帝国になって
生徒が「今は何なの?」と言わなくなるだけ感謝だなあ
397世界@名無史さん:2009/11/21(土) 21:49:26 0
>>396
神聖ローマ帝国についてはそれでおk
東ローマ帝国の流れをくむと自称するロシア帝国はもう一世紀ほど続いたがな。
398世界@名無史さん:2009/11/21(土) 23:42:17 O
今度、「日本と似ている歴史上の国はカルタゴとオランダ」というテーマでローマ=カルタゴ関係、英蘭関係、日米関係を論点にレポート(英語1500words)を書こうと思うのですが、テーマ設定としては問題ないですか?
奇抜だったりしませんか?
399世界@名無史さん:2009/11/21(土) 23:53:14 0
>>398
近代日本は軽武装非戦路線で経済を発展させ、
カルタゴとオランダは戦争をガンガンやって経済を発展させてきた国なので、
全然日本とは似てないな。
400世界@名無史さん:2009/11/22(日) 00:00:16 0
>>398
主張の妥当性はともかく
発想自体は珍しくもなんともない
日本で出てるカルタゴ史の本とかそういう論旨を取りたがるし
401398:2009/11/22(日) 00:20:04 O
ありがとうございます。

>>399さん
そうですか。敗戦後に同盟結ぶことによって救われた国々って点で興味があったんですが…

>>400さん
日本とカルタゴはよく言われていますが、オランダも ひょっとしたら…と思って加えてみましたが微妙なようですね。。
402世界@名無史さん:2009/11/22(日) 09:52:20 0
カルタゴでその論旨ならいらくでもパクリできるだろう
403世界@名無史さん:2009/12/13(日) 22:53:54 0
史学部(西洋史)が強い大学教えてください!
国公立・私大両方4つずつくらい挙げてもらえると嬉しい
404世界@名無史さん:2009/12/14(月) 15:09:05 0
時代による
405世界@名無史さん:2009/12/14(月) 17:55:11 0
>>404
中世か古代で
406世界@名無史さん:2009/12/14(月) 20:40:34 0
国公立なら東大・阪大・京大・一橋
私大なら早稲田・青山・中央・上智・関大あたり
407世界@名無史さん:2009/12/14(月) 22:14:48 0
>>406
国公立の面子がやばいっすね
私立なら入れそうですが
早稲田以外就職厳しそう><;
2浪して早稲田いくことにします
408世界@名無史さん:2010/01/10(日) 00:55:14 0
あげとけ
409世界@名無史さん:2010/02/13(土) 21:35:51 0
ヴォルムス協約は政教分離と言えますか?
410世界@名無史さん:2010/02/14(日) 20:07:52 0
今日早稲田商学部の赤本を解いてたら、黄巣の乱鎮圧に
突厥が加担してるっていうのが正文になってたのですが、
黄巣の乱が起きたのが875年で、突厥滅亡が744年なので、
個人的には理解出来ませんでした。

どういうことなのか良かったら教えてください。
411世界@名無史さん:2010/02/14(日) 20:29:04 0
>>410
突厥の残党の沙陀族が中国国内で軍閥化してて、
黄巣の乱の鎮圧に活躍したんだよ。
412世界@名無史さん:2010/02/14(日) 20:47:38 0
マニアックすぎる>早稲田
413世界@名無史さん:2010/02/14(日) 22:41:51 0
410です。

流石に細かすぎますねorz
赤本でスルーされてたので、質問させて頂きました。

説明ありがとうございました。
414世界@名無史さん:2010/03/06(土) 18:03:46 0
>>409
「叙任権闘争によって、政教分離がなされた。」と説明されることがある。
では、叙任権闘争に至るまでは政教一致であったかというと、それは厳密には誤りと思われる。
叙任権闘争以前は、政教が未分化な世界であった。つまり、政教一致、政教分離という軸を設定する以前の状態であった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%99%E4%BB%BB%E6%A8%A9%E9%97%98%E4%BA%89#.E3.80.8C.E8.81.96.E3.81.AA.E3.82.8B.E4.B8.96.E7.95.8C.E3.80.8D.E3.80.8C.E4.BF.97.E3.81.AA.E3.82.8B.E4.B8.96.E7.95.8C.E3.80.8D

コピペでごめんね。
415世界@名無史さん:2010/03/06(土) 18:09:36 0
山川の詳説世界史は17章構成なんですが、
数章ごとに大きく三部に分けられています。

部の表題や説明が記されていなかったんですが、これってどんな意味があるんでしょうか?
416世界@名無史さん:2010/03/10(水) 21:51:41 0
モエンジョダロ でも モヘンジョダロ でも、テストでは正解でしょうか?
教科書とか参考書によって、表記が違うのでとまどいます。
417世界@名無史さん:2010/06/18(金) 12:54:21 0
中国史で質問です。

郷挙里選と九品中正で、
九品中正では門閥貴族の形成が強調されていますが、
郷挙里選の方ではそれほどでもありません。

「主観にのっとって推薦する」システムは類似しているので
郷挙里選でも貴族階級が生まれてくるんじゃないか、と思ったんですが
いかがでしょうか。
418世界@名無史さん:2010/06/24(木) 16:23:38 0
>>634
>なぜ92年に同じ共和主義の国民公会が召集されて共和政宣言をしたんですか?

立法議会は立憲君主制でしたが、政策がうまくいかなかったので「もっと革命を進めろ」という圧力が高まりました。
これを受けてもう一度憲法から考え直すため、国民公会を召集しました。
だいたいこんな感じです。

>1791年に成立した立法議会ではジロンド派が指導権を握り・・・
これはあんまり当たっていません。
立法議会では立憲君主制を保持しようとするフイヤン派と共和制を望むジロンド派が激しく対立していました。
91年憲法作成を主導したのがフイヤン派だったこともあり、どちらかと言えばフイヤン派が優勢でした。
ジロンド派が組閣したこともありましたが、戦争に負けまくったので三ヶ月くらいでフイヤン派に政権を奪われています。

>共和主義立法議会と共和政宣言した国民公会にはなにか大きな違いが
あります。
・立法議会は立憲君主制・制限選挙を基本とする91年憲法による議会で、
保守派となったフイヤン派にとってはもう革命は終わっていました。
もう革命は終わったので、残りは細かい「立法」だけが仕事のはずでした。
しかし実際には経済的混乱と92年からの対外戦争が続く、まさに内憂外患の時期でした。
民衆は不満を募らせ、有名な八月十日事件を起こします。これが「もっと革命を進めろという圧力」です。
これによって、王権の停止と憲法を考え直すために新たな議会を召集することが決まります。
・国民公会は共和制・男子普通選挙を基本とする議会で、
憲法制定議会である点で89年に召集された国民議会と共通しています。
フイヤン派はほとんど姿を消し、ここで革命を終わらせようとするジロンド派ともっと進めたい山岳派の対立が始まります。
419世界@名無史さん:2010/06/25(金) 11:48:02 O
>>418
回答ありがとうございました。
今度からこっちのスレだけを使います。すみませんでした。。
420世界@名無史さん:2010/07/03(土) 21:15:33 O
中世ヨーロッパの質問です
西ゴート人が移動を始めた年が、教科書では375年、ワークでは376年になっています
ググっても375年、376年とバラバラでした
どちらが正しいのでしょうか?
421世界@名無史さん:2010/07/06(火) 19:23:14 0
フン族が西ゴート族の土地に攻め込んでこれを追い出したのが375年。
フン族に追い出された西ゴート族がローマ帝国の国境であるドナウ川に達したのが376年。
422世界@名無史さん:2010/07/06(火) 23:05:15 0
ゲルマン民族 皆Go!(375年)で覚えるよろし
423世界@名無史さん:2010/07/06(火) 23:10:26 0
武帝の設置した郡についての質問なんですけど、
東進の一問一答に
>>武帝は前111年に南越を征服し、最南端の南海、ハノイ付近の交趾、日南、九真など9つの郡を置いた
とあるのですが、図表で確認する限り最南端の郡は日南郡ではないのでしょうか
これは単に記述間違いなのか、それとも何か細かいエピソード等あるのでしょうか

すぐDION軍に規制されてしまうのでお礼が出来なかったらごめんなさい…
424世界@名無史さん:2010/07/06(火) 23:21:34 0
>>422
記述間違いでしょう。南海郡は日南どころか交趾よりも北だ。
425世界@名無史さん:2010/07/06(火) 23:24:29 0
>>424
素早い解答ありがとうございます、やはり単純に参考書の間違いなのですね
これでモヤッとボール投げまくれます
426世界@名無史さん:2010/07/06(火) 23:29:11 0
どうしても思い出せないので教えてください。

古代ギリシャかローマで国民投票が始まった際に
「政治が専門家の手を離れていく」と愚痴を言った
と言うようなエピソードをご存知ないでしょうか。

授業で先生がサラっと紹介していて気になり
ぐぐってみたりしているのですが一向に見当たりません。

博識な方、よろしくお願いします。
427世界@名無史さん:2010/07/06(火) 23:29:56 0
間違ってsagesちゃいました。ごめんなさい。
428世界@名無史さん:2010/07/06(火) 23:41:52 O
第2次囲い込み運動についての質問です。
第2次囲い込み運動は国家権力の推進の下、中小農民の土地をあわせて大規模な農地をつくった運動と習ったのですが、この後なぜ失地農民が増えるのでしょうか?
働き手として有力な農業資本家に雇われるのではないのでしょうか?
この部分がよく分からず困っています。
回答よろしくお願いします。
429世界@名無史さん:2010/07/22(木) 20:39:30 0
模擬試験の記述問題で「アメリカ独立革命がフランス革命に与えた影響を書け」というのがあったのですがその影響とはなんですか?
430世界@名無史さん:2010/07/22(木) 20:49:56 0
前漢以前の二王之後について詳しい方いらっしゃいますか?

天子存二代之後、猶尊賢也。尊賢不過二代。
とあるんですがこれはどういった意味でしょうか?
431世界@名無史さん:2010/07/22(木) 21:02:51 0
>>429
アメリカ独立戦争に参戦したフランスの財政が悪化。貴族や民衆の王政に対する不満が強まり、
それがやがて爆発して革命につながる。
432世界@名無史さん:2010/07/26(月) 14:43:19 0
>>429
>>431以外にもう1つ

フランスとアメリカは独立戦争で同盟を組んだ。
アメリカは独立宣言で人間の平等を掲げる。
当然その思想は同盟国フランスにも伝わる。

しかし、当時のフランスには身分制度があったから

「同盟国アメリカは人間の平等を主張してるのに、
ウチの国は身分制度があるなんておかしくね?」

というように旧体制への不信が増幅するわけ
433世界@名無史さん
おかしくないっ!って無理矢理言い張れ、そんくらい
近所の厄介なオバチャンだって、そんくらいできるぞ