アングロサクソンは神の使い

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938世界@名無史さん
アホか、ジャレドダイアモンドが一番の教祖だろ。

人類の文化史において、勝ち組負け組の差は民族自身の能力に左右されず、
その民族が居着いた土地の環境に左右される。

という事は民族に優劣は無くとも、土地には優劣があるということ。
その論法で結果論的にヨーロッパが覇者になった理由をその土地と環境に置いた。
例えば東西に長い大陸の西端に位置した事により鉄器文明、銃器文明、その他免疫力等の伝搬が容易であった事。

それに加えて、私は地中海の存在とその交易圏について指摘したい。

要するに優れた土地には優れた文化が根付くという事をダイアモンド氏は主張している。
優れた文化の担い手は生物学的には優劣は無くとも優れた民族と断定するしか無いだろう。

たった一つしか無い世界史の事実の起因を述べる事自体が結果論なのだ。それに氏は同意している。

1の論理は氏の比較文明論を発展収斂した物と捉えられる。

ヨーロッパの世界を制覇した理由は環境が良かった地域に優れた文化が根付いたから。
同じ論法でアングロサクソンの文化が世界を席巻している理由は環境が良かったから、
だからその周辺に優れた文化が伝搬した、とも言える。

優れていたのはヨーロッパ全域では無い、
ヨーロッパのほんの一部が突出していてその他を引っ張ったのが事実なのだ。


何かおかしいか?

事実、現在アングロサクソンのもたらした優れた文明が世界を席巻している以上、
結果論的に彼らの文化が優れていたと言うしか無いのだ。