1 :
世界@名無史さん:
かつてインカ帝国だったこの地域の先の見えない現在までを語れ
語る範囲は征服後から現在まで
ホセ・ガブリエル・コンドルカンキとフリアン・アパサの反乱
失敗に終わったペルー・ボリビア連合の試み、蛮人メルガレホの狂気、
どうしても勝てなかったのか?太平洋戦争
アメリカ人民革命党(APRA)とインディヘニスモ、ボリビア革命の栄光と悲劇、
さよなら、チェ・ゲバラ、ベラスコ将軍の革新的軍政、センデロ・ルミノソの非道、日系人フヒ(ジ)モリ大統領
エボ・モラレス大統領はアイマラ系インディオの勝利か?
こうずらずら書いててエクアドルのネタが全くないことに気付いたんで識者に意見求む
2 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 00:41:09 0
インカナショナリスモとか
チリとアルゼンチン北西部も入れてもよかったな
3 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 00:45:27 0
リマにはピサロのミイラがあって今もリマの守護聖人になってるそうな
4 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 04:38:10 0
やっぱインカの征服以降はこの地域に興味がなくなるものなのか?
5 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 13:13:43 O
白人オタに荒らされる予感
6 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 18:57:26 0
トゥパク・アマルー2世
ホセ・アルティーガス
トゥパマロス
ペルーからウルグアイへ
8 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 21:42:51 0
メルガレホてドキュンが1860年代のボリビア大統領になったんだが、
字も読めないくせに勇気だけはあったんで軍隊で出世し、クーデターで大統領になると
もうやりたい放題。インディオの土地を奪って贅沢三昧に耽り、
地酒チチャを馬鹿にしたイギリス公使を裸にしてロバにくくりつけて市中引き回しにして
追放するというファンキーなことをやったりして、ヴィクトリア女王の怒りを買って
危うく戦争になりかけたという。
フランスを崇拝してたから普仏戦争が始まるとボリビア軍をプロイセンの方向に向けて整列させ、
フランスの戦勝祈願を願ったようだ。
挙句の果てには自分の名前メルガレホを通貨単位にしたんだが、やりすぎってことで
追放されてしまった。太平洋戦争の原因にもなったアタカマでの硝石採掘権を
贅沢するためにチリに売り飛ばしたのもコイツ。まあ確かにこんなんじゃ太平洋戦争には勝てない罠。
やっぱりアンドレス・デ・サンタクルスの時代がボリビアの最盛期だったんだな
9 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 21:52:36 0
アンドレス・デ・サンタ・クルスクリオージョの父とインカ皇帝の地を継ぐ母の間に
アルト・ペルーのラパスで生まれたんだが、
軍人やってると解放戦争が始まって、そのうちラ・プラタ連合州(アルゼンチン)が独立し、
そこからマヌエル・ベルグラーノやらが攻め込んできた。最初はこれを鎮圧する王党派に加わってたんだが、
サン=マルティンがペルーを解放軍と戦って降伏すると今度は革命側に鞍替えして
シモン・ボリーバルの配下につき、アントニオ・ホセ・デ・スクレと共にアルト・ペルーを解放する中で
ボリーバルの将軍になったんだが、アルト・ペルーが独立してボリビアになり、スクレが大統領になると
今度はスクレを追い落とし、1831年ぐらいに自らボリビア大統領になった。
大統領になるとペルーのカウディージョと戦争して、ペルーを併合し、1836年ペルー・ボリビア連合を結成するんだが、
これがイギリス辺りの承認はもらえたものの、1839年にチリとアルゼンチンのフアン・マヌエル・デ・ロサスに攻め込まれて
崩壊してしまった。この時から歴史的なボリビア・ペルーの反チリ感情が生まれたんではないかと思う。
10 :
世界@名無史さん:2007/11/12(月) 08:33:57 0
ホセ・マリアテギってインディオなのになんでバスク系の苗字なの?
11 :
世界@名無史さん:2007/11/12(月) 20:06:19 O
ここまでエクアドルネタなし
12 :
世界@名無史さん:2007/11/12(月) 20:17:13 O
多くの日本人の中南米観
・インカ、アステカ、マヤすげ〜
・スペイン人ひで〜。白人死ね〜
・ここで終了。それからの時代以降どうなったのかには興味なし
キューバ革命周辺とチリ・クーデターのみには興味を持つが、それっきり
13 :
世界@名無史さん:2007/11/16(金) 14:54:02 O
ベラスコ将軍は立派な人だった。土地改革をして
差別的な響きのあるインディオをカンペシーノに言い換えたり、ケチュア語を公用語にした
でも将軍の英明さを持ってもペルーを救うことはできなかった
ペルーはどうなればまともな国になれるんだろう
14 :
世界@名無史さん:2007/11/16(金) 19:48:50 O
ウーゴ死亡
15 :
世界@名無史さん:2007/11/19(月) 09:04:45 0
ボリビアって戦争に勝ったことあるのだろうか?
チャコ、アクレ、パシフィコ…
ほとんど使えな辺境の地ばかりとはいえ、現在の版図は最大時の半分ぐらいみたいね<ボリビア
使えない辺境の地とは失礼な…
海があるのとないのは大違いやん
18 :
世界@名無史さん:2007/11/19(月) 18:47:11 O
人が住むのに適さないってことね。砂漠、ジャングル、サバンナじゃ
もっとも砂漠は銅が出たし、ジャングルはゴム景気で潤ってたから経済的には重要だったけど
(それでもゴム景気は終わったけど、アントファガスタの銅鉱山は今もチリ経済にとって重要か)
19 :
世界@名無史さん:2007/11/19(月) 21:55:54 0
この地域が好きな人間としてはモラレスの大統領就任は嬉しいし、
国名もボリビア=コジャスーユ共和国とかにして欲しいんだけど
実際の政策としてチャベスみたいなドキュンに従うってのはどうなんだろうなあ
21 :
世界@名無史さん:2007/11/25(日) 00:56:36 O
ペルーにも黒人がいるニガ
22 :
世界@名無史さん:2007/11/26(月) 04:45:51 O
ボリビアにもいたニガ
23 :
世界@名無史さん:2007/11/26(月) 15:39:42 0
エクアドルという国名はスペイン語で「赤道」を意味する。
24 :
世界@名無史さん:2007/11/26(月) 15:56:28 0
>>12 まるで白人が来る前は平和だったみたいに言う香具師もいるしね。
25 :
世界@名無史さん:2007/11/26(月) 16:33:42 0
征服が残虐なのはどんな民族・国家でも同じだが、
スペインの場合先住民の文化を徹底的に破壊したのが痛いな・・
26 :
世界@名無史さん:2007/11/26(月) 16:43:23 0
ttp://www.sloth.gr.jp/ecua/basicinfo.htm エクアドルの歴史を遡ると、一般的には、紀元前12,000年頃までにアジアから
渡ってきた人々に、ポリネシアから海を越えてやってきた人々が加わり、この
地に定着したと考えられています。
首都キト(Quito)では紀元前9,000年頃の石器が、サンタ・エレナ(SantaElena)
では紀元前6,000年頃の墓地が見つかっており、また海岸地方では縄文土器に
似た南米最古の土器が発見され、紀元前3,000年頃にこの地にヴァルディヴィア
(Valdivia)文明が発展していたことを示しています。
11世紀に入ると、海岸地方でカラス(Caras)族、山岳地方でキトゥス(Quitus)族が
台頭し、その後キトゥスがカラスに吸収され1,300年頃までシリ(Shyri、カラスの
族長の名)国がこの地を治めます。その後、南部山岳地方で勢力を伸ばしてきた
ドゥチセラ(Duchicela)国がシリ国を併合して150年の間平和な時代が続きました。
14世紀に、ペルーからインカ(Inca)帝国が急速に拡大すると、エクアドルも
やがてその支配下に入ります。しかし、1526年、インカ(Inca)王ワイナ・カパック
(Hyayna Capac)の死とともに帝国は分裂し、その頃この地にやってきた
スペイン軍に1532年ワイナ・カパックの息子、アタワルパ(Atahualpa)が
処刑され、スペインの植民地となりました。
27 :
世界@名無史さん:2007/11/26(月) 16:45:13 0
政治的には、独立後のキトを中心に教会を後ろ盾とした保守派と、グアヤキル
(Guayaquil)を中心にリベラル社会主義派が形成され、勢力争いを
繰り広げます。この過激とも言える争いの中で、過去何名かの大統領が
暗殺され、政治腐敗と不安定な政情の下、貨幣は下落し人々の生活を
苦しめました。
1999年、エクアドルの貨幣単位であるスークレ(sucre)は前代未聞の
下落を遂げ、時の大統領ヤミル・マワード(Jamil Mahuad)はこの下落を
阻止するため、通貨のドル化を敢行します。しかし、このドル化は全国的な
デモやストライキを巻き起こし、マワード大統領はその座を追われることに
なりました。
その後、軍の支持を得た副大統領グスターボ・ノボア(Gustavo Noboa)が
政権を握りました。経済を立て直すためIMFなどからの借款を取り付けますが、
インフレの波はとどまることなく、2001年に入ると大規模なストライキや
デモが各地で起こりました。翌年の選挙では、アマゾン地方出身の軍の
将校でマワード大統領追放に加わったルシオ・グティエレス(LucioGutierrez)
が大統領に選ばれ、今日に至っています。
エクアドルはペルーに戦争でイキトスを中心とする国土の半分以上の
アマゾン地域を奪われている
ペルーはレティシアを要求してコロンビアに戦争吹っかけたり、この地域じゃ
ブラジル、ボリビアの次にファンキーなドキュン国家
29 :
世界@名無史さん:2007/11/26(月) 22:27:32 0
>>23 もともとキトとグアヤキルとクエンカがヌエバ・グラナダ副王領時代から
別個に独立した領域として存在してたのが
グラン・コロンビアを見限る時に連合して独立することになったんだけど、
キト共和国という国名になったら名前に選ばれなかった
グアヤキルや他の地方が激しく反発することは目に見えてたんで、
丁度当時赤道調査にやって来ていたフランスの調査隊にヒントを得て
赤道共和国という国名で妥協することになった
30 :
世界@名無史さん:2007/11/27(火) 10:30:58 0
ボリビアでは、1825年の独立以来、クーデターが約180回起こっている。
国政への介入は、ボリビア軍の確固たる伝統である。
31 :
世界@名無史さん:2007/11/27(火) 10:49:19 O
スクレの追放とサンタ・クルスの台頭からしてクーデターだったからな
そういや憲法変えてスクレからラパスに正式に遷都するらしいが本気なのか?
>>31 スクレで憲法改正の動きに抗議する市民が暴徒化し、警官隊と衝突、
25日までに少なくとも3人が死亡、130人以上が負傷した。
モラレスたんはアイマラ系先住民の出だお。
エクアドルでは2005年に反政府運動が激しくなり、キトでは「ナベたたき」が
繰り返された。
4月13日夜にナベたたきが始められ、14日には風船の破裂が、15日からは棒切れや
板切れの打ち鳴らし、また16日には(政治腐敗の汚れをきれいにするという意味で)
トイレットペーパーを使った抗議行動がそれぞれ展開された。
35 :
世界@名無史さん:2007/11/30(金) 21:28:32 O
アンドレス・サンタクルスの肖像画はメスティーソならではの憂いのようなものが出ててゾクゾクする
スクレ遷都、チリは海返してやれよ
チリはどこの海を返せばいいんだ?
アリカ、イキケは元ペルー領土だから「返還」にはならん
アントファガスタは元ボリビア領だが
37 :
世界@名無史さん:2007/12/02(日) 14:44:23 0
もちろんアントファガスタをはじめとするリトラル県
38 :
世界@名無史さん:2007/12/02(日) 17:27:11 0
アリカやイキケは飛び地になるな…
39 :
世界@名無史さん:2007/12/02(日) 22:43:57 0
アリカの行政権はペルーのものだから問題なし
この辺りの殆どがメスティーソだが彼らは侵略者の白人とレイプされた先住民の血を両方受け継いでいる事にどう思っているんだろうか
41 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2007/12/07(金) 01:29:33 O
ここら辺の国はメスティーソが殆んどってほど多くないよ。そういう国は中米とかコロンビア、ベネスエラ辺りで、
ここら辺はなんだかんだで数だけはインディヘナの方が優勢
で、中央アンデスのメスティーソがそういう問題をどう考えてるかっていうと、
基本的には白人的な形質、態度を賞揚し、インディヘナ的な形質を認められることを嫌がる(メキシコでもこんな感じ)
ただ、やはり自分達の歴史はインディヘナの延長で、スペイン人の侵攻によって破壊されたものであるとなってる。
ペルーの公式の歴史はインカ帝国の偉大な歴史とイコールになっており、
むしろ白人の方が積極的にインカ帝国を持ち上げてたりするんだけど(二百家族とかの超上流階級は除く)
現実的にはインカ帝国を担ったインディヘナは、
メスティーソやチョロ(都会に出たインディヘナ)が白人と一緒になって差別するという状況が生まれる
ただ、たまにサンタ・クルスみたいなメスティーソが支配者になると、インカ帝国の偉大な歴史を持ち出して
アイデンティティをそっちに置くことがあるんで、
ものすごい不安定で現実的にはあらゆるレベルでインディヘナは見下されてるけど、
理念としては偉大さを称える、みたいな感じがここら辺じゃ一般的かな
>>41 大コロンビアの一部だったエクアドルはメスティーソのが多いぞ、嘘つくなハゲ
43 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2007/12/07(金) 11:33:52 O
>>41 絵クアドルは北アンデスでしょう。
>>40でしたのは中央アンデス=ペルー・ボリビアの話
ちゃんとここら辺の国のとこにちゃんと「中央アンデスの云々」って書いたんだが、
自分の読解力不足と無知を嘘だのなんだの言われても困る
45 :
世界@名無史さん:2007/12/12(水) 11:20:41 0
ペルーは中南米の中でも一,二を争う白人優位の国である.それもただ白人と
いうだけでなくスペイン封建時代の序列がそのままに生きている国である。
それはインディオも多いが,絶対数としてはスペイン系人口も多い。
アルゼンチンなどの「白い国」と異なり,イタリア,ドイツなどの植民が
少ない。山間部のインディオとは住み分けが定着しており,白人社会を
国民社会と擬制しうる条件が存在した,などが要因となっている。
46 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2007/12/26(水) 21:48:08 0
>>45 似たような関係は中米で最もインディヘナが多いグアテマラにもあるそうです
グアテマラについてはとてたさんの方が詳しいと思うのでなんともいえませんが、
ペルーに限らずラテンアメリカの場合は都市がスペイン人優越
(数的には黒人やメスティーソやチョロも多かったんですが)
の世界だったって問題が独立以後も続いてるんでしょうけど、同じくインディヘナの多いメキシコやボリビアなんかとは
対照的にこの両国だけが国民意識が成立せず、十数年前まではペルー、グアテマラ両国とも白人やメスティーソが
自国のナショナルチームのサッカーの試合を応援してる傍を興味なさげに通り過ぎていく
インディヘナなんて光景が良く見られたそうです。
47 :
世界@名無史さん:2008/01/01(火) 17:22:30 0
ボリビアの首都ラパスは寒すぎるから発展しない
>>47 モスクワやオスロ、ヘルシンキなどより寒いんだな‥
49 :
世界@名無史さん:2008/01/05(土) 17:41:30 O
つーか酸素が薄い。ついでに日中は結構暑いのに朝と夜が半端なく寒い。
サンタクルス辺りに遷都した方がいいと思う
そもそも首都でない
立法府と行政府がある都市が首都でないってことはないだろう
つまり自衛隊が軍隊かどうかってことやね
53 :
梵阿弥:2008/01/21(月) 15:29:55 0
ガラパゴス諸島の環境が大分荒れてきてるそうで
>>53 エルニーニョはともかく、観光客と従事人口の増加が問題になっているとか。
「ガラパゴスの呪い」がまた発動するのかしら。
55 :
世界@名無史さん:2008/02/15(金) 20:31:51 0
絆をふかめるために、これはどうですか。
嶋田美樹・上村麻衣・栗原恵・木村沙織・西山由樹・小山修加・狩野舞子
雨堤みなみ・大山加奈・近藤愛・鎌田奈緒子・小池葵・浅尾美和・
浦田聖子・鈴木洋美・アンジェラマキ・川村ゆきえ・
西堀姉妹・仲間由紀恵・山田優・原幹恵 ・佐藤江梨子・根本はるみ。
彼女らをヌードビーチで躍らせる。
衣装がとれるほど、腰を振りまくれ。
彼女らが踊れば、その後はどうなりますか?
中には帰ってこないのも、でるでしょう。
56 :
梵阿弥:2008/02/15(金) 20:46:21 0
>>54 「ガラパゴスの呪い」とはどのようなものですか
58 :
梵阿弥:2008/02/16(土) 20:26:35 0
有難う御座います。切支丹も迷信家ですね。結果として入島者が減れば何でもいいけど
59 :
ウーゴ:2008/03/17(月) 12:14:45 0
ペルーはエクアドルにアマゾン返してやれよ
60 :
世界@名無史さん:2008/03/18(火) 05:06:28 0
ボリビアには海返してくれよ
61 :
世界@名無史さん:2008/03/18(火) 20:11:35 0
アラスカをロシアに…
62 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/04/09(水) 02:05:30 0
>42
よく調べてみたら、エクアドルのメスティーソの多さは
人口統計の際にスペイン語話せる人間はとりあえず白人の血が入ってなくても
メスティーソにしてしまう(グアテマラのラディーノの考え方)
例の統計のマジックじゃないかなとも思った。確証ないけど。
ちなみにメスティーソが多いのはレイプよりも、
インディオの成功者が白人を嫁にしたがるのと、白人の失敗者やメスティーソがインディオを嫁にすることによるそうで。
たまにサンタ・クルスみたいに白人の父もインディオの母も名門だったする例もあるけど。
>>55 全然関係ないけど、ペルーの女の子の方が日本のより情が深いと思う。
パナマ、ペルー、パラグアイは不美人3Pなんて酷いこと言うけど、
ペルアナは浅黒いだけで目がパッチリしててかわいい。あとペルーのビーチは寒いです
63 :
世界@名無史さん:2008/04/09(水) 04:10:39 0
64 :
世界@名無史さん:2008/04/13(日) 12:14:13 0
>>1 >かつてインカ帝国だったこの地域の先の見えない現在までを語れ
つまらん突っ込みだが、現在までは分かるのだから
先の見えないのは未来じゃないかな
65 :
世界@名無史さん:2008/04/14(月) 14:45:08 0
スペイン人に対する「黒い伝説」を信じているやしがまだいるのかああああ
スペイン人は何の利益にもならない先住民虐殺などしていないいいいいい。
コンキスタドーレスはインカ皇女と結婚したのだああああ
先住民滅亡は伝染病のせいだったああああ
むしろ保護しようとしたのだああああ
はいはい
でもカリブなんて先住民ほぼ壊滅しちゃったしね
>>65 「白い伝説」をそのまま信じるのもどうかと。
ビルカバンバに行かずにリマに残ったインカ皇族だって一般人よりマシな生活しかおくれなかったんですから。
68 :
世界@名無史さん:2008/04/16(水) 17:01:41 0
>リマに残ったインカ皇族
クスコでしょ。
リマはインカ時代には宿駅にすぎなかったはずだが。
リマなどのコスタ地帯では先住民族は絶滅。
69 :
世界@名無史さん:2008/04/16(水) 20:53:49 0
リマはインカ時代にはリマ・タンポ
タンポ=宿駅
70 :
世界@名無史さん:2008/04/17(木) 09:25:48 0
>>68 訂正ありがとうございます。
>>70 ペルーは東西に分かれないでしょうに…。
内戦ならともかく。
72 :
世界@名無史さん:2008/04/19(土) 18:15:29 0
まだボリビアのほうが東西に分かれる可能性あるかも
おまえらこの有名なコピペを貼らせたいのか
40 名前:名無しステーション 投稿日:2005/11/07(月) 18:12:42 ID:mCP0cwpD
フジモリはチリを乗っ取るつもりなのかも
下手したら、チリが東西に分裂するぞ
44 名前:名無しステーション 投稿日:2005/11/07(月) 18:13:05 ID:YVByfpVF
>>40 ほっせえええええええええええ
74 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 11:41:37 0
ガブリエル・ガルシア・モレノが凄い
「イエスの聖心」に国を捧げちゃったひとなんかあの人ぐらいだろう
75 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 11:44:55 0
泣く子も黙るボリビア海軍が黙ってませんよ
76 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 11:46:23 O
>>70 いっそチリが東西分裂したことにすれば良かったのに
どこまで細いんだよw
>>75 ボリビア海軍は世界でもっともレベルが高いね!最高!
78 :
梵阿弥:2008/04/27(日) 19:40:49 0
チチカカ湖面は海抜3810mですから確かに高い。ペルー海軍も居そうですが
79 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 19:44:17 0
もともと沿岸部わずかだったので、ボリビア海軍など最初から必要なかった。
ペルー現代史はベラスコ将軍ぐらいしか政治家がいないのが悲しい
でもいる分エクアドルよりはマシか
ペルーボリビアエクアドルって語呂がいいな。歌作れそうw
82 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 21:05:49 0
>>78 「平均の高さ」だとペルー海軍はボリビア海軍よりずっと下のはずだ
やはりレベルが違うのだ
>>79 アバロア将軍をなんと心得る!(負けちゃったけど)
84 :
世界@名無史さん:2008/04/28(月) 08:19:20 0
昔の話で盛り上がる板じゃないの?
85 :
世界@名無史さん:2008/04/28(月) 08:58:54 0
歴史=昔の話
という等式が成立するならそうかもな
86 :
世界@名無史さん:2008/05/02(金) 10:10:35 0
モラレスやMASの話で盛り上がってもいっこうに差し支えないと思うが
87 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 21:53:20 0
ボリビア・自治権拡大を問う県民投票、賛成多数で承認へ
【5月5日 AFP】南米ボリビア最大のサンタクルス(Santa Cruz)県で4日実施された県民投票で、県政府の自治権
拡大をうたった自治憲章案が賛成多数で承認される見込みが強まった。県の約半分の人口をもつ最大都市
サンタクルスの選管によると、開票率22%の段階で賛成82%、反対18%となっている。
一方、エボ・モラレス(Evo Morales)大統領は同日、国営放送で、県民投票は「違法かつ違憲」であるとし、
反対票と棄権票の合計がおよそ50%に達するとして、投票は「完全に失敗した」と述べた。ボリビア政府はすでに
投票結果の無効を宣言し、投票のボイコットを呼びかけていた。投票率は現在のところ発表されていない。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2387268/2898725 ボリビアは国家が分裂するんじゃなかろうか、マジに。
88 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 22:23:51 0
地方分権の話から国家分裂に飛ぶなんてステキな発想だな
>>88 これは単純な地方分権の話じゃ無いのだが…。
アメリカの南北戦争みたいなことになってもおかしく無い事態だぞ?
90 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 22:52:16 0
どこらへんが?
91 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 22:58:40 0
ボリビアってどんどん国が小さくなっていくな。
最後はチチカカ湖に浮かぶ浮島だけになるんじゃないの?
>>91 それでもボリビア海軍は残るということだな
93 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/05/06(火) 02:22:30 O
まあ低地の独立なんて周辺国が絶対認めないだろうけど、
これだと豊かな低地から貧しいアルティプラーノに金引っ張ってくるのはもう無理かな
手をこまねいて放置してたらアルティプラーノの貧民主体の支持基盤が揺らぐし
下手に軍動かして弾圧→虐殺とかなったら人権問題でもっと揺らぐし、
その前に軍が言うこと聞かないかもしれないし、下手したらクーデター宣言出るかもしれない。
こうも八方塞がりだとモラレス政権も崩壊するのか。
パラグアイの米軍基地がしっかり睨んでる効果がでてるってことなのかな。どうすんだろ。
94 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 02:37:53 0
サンタクルスって富裕かつ白人多数地域なの?
>>94 ここだけでボリビア経済の3割に相当するそうな。
石油が出るし、近代的な農業が行われてて大豆を中心に色々輸出してる。
ボリビア革命以降急速に開拓された地域で、白人、メスティーソ、日系人が開発の主体
初期はアイマラ人とかも開拓に来てたけど、気候が合わずにアンデスに帰っちゃったんで現在に至ってる
97 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 10:41:49 0
>>96 もしもし、アイマラ人とケチュア人で
サンタクルス県の人口の半分を超えてるがな
そもそも、モラレス政権の登場ってのは、
大衆参加法ができて
従来政治に参加してなかった先住民や貧困層が
政治アリーナに参入してきた結果なわけで
白人系の経済ボスがサンタクルスの全住民層を抑えてるわけではない
この話では県内の階層分裂も無視できないっしょ?
>>97 貧困層だって、自分の所の回るはずの金が他地域に流れ込むことを歓迎はしないわな。
99 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 15:41:20 0
サンタクルスでも貧困層にはモラレス支持が多いわけだが
だからってそれが多数派な訳でもないしな。
101 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 17:50:44 0
サンタクルスって低地?グアラニ系が先住民?
102 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 19:48:27 O
>>99 あからさまに反モラレス的な今回の選挙が、開票率22%の段階とはいえ、約8割の支持を集めてる中で、
サンタクルスの貧困層にモラレスが多いなんて言っても世迷いごとだろ
103 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 20:22:00 0
> サンタクルスの貧困層にモラレスが多い
興奮するのはいいが餅つけw
地方ボス好きなヤツ多いなw
てか、反モラレスか
105 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 20:31:30 0
サンタクルスは低地だな。
ボリビアは山っていうイメージだけどサンタクルスの人は
山を見たこともない人が多いらしい。
日本に来て山見て感動してたよ。
サンタクルスあたりはほとんどブラジルのすぐ隣って感じみたいだね
そうでもない。サンタクルス市からは
ブラジル行くのに陸路・鉄道だとそれなりに時間もかかる。道路はかなり貧弱。
ボリビアだけで盛り上がり杉だw
>>101 グアラニーもいるけど圧倒的に少数派
サンタクルスの主導権を握っているのは白人系が主
111 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 22:23:46 0
サンタクルスってもともとアマゾンのセルバ?
白人、日本人の入植は最近?
112 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 22:24:26 0
サンタクルスってもともとパラグアイ領?
114 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 22:25:23 0
115 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 22:25:31 0
パンパはケチュア語だというのは本当?
>>97 >もしもし、アイマラ人とケチュア人で
>サンタクルス県の人口の半分を超えてるがな
あー、申し訳ない。低地開拓の原動力になった層にインディオが少ない
(あるいはインディオ的なアイデンティティを持った層が少ない)
ってことを強調したかっただけで、
最初からチョロとして流入した人々や、その後の都市インフォーマルセクターとして
低地に流入したインディオのことは全く考慮してなかった。誤解を与える表現で申し訳ない。
>そもそも、モラレス政権の登場ってのは、
>大衆参加法ができて
>従来政治に参加してなかった先住民や貧困層が
>政治アリーナに参入してきた結果なわけで
>白人系の経済ボスがサンタクルスの全住民層を抑えてるわけではない
>この話では県内の階層分裂も無視できないっしょ?
もちろん低地諸県での階層分裂は無視できない要素ではあるけど、
実際にサンタクルスのチョロは白人、メスティーソ層との同盟とは呼ばないまでも協調関係を築き、
アルティプラーノでのインディオ系運動にはのめりこまずに、
サンタクルス県内での階級同盟を図って低地の利益を優先しているわけで、
(この認識が間違ってたら本当に申し訳ない。一応今ある資料を総合したらこういう結論に至った)
>白人系の経済ボスがサンタクルスの全住民層を抑えてるわけではない
ってのも、チョロはチョロで白人系資本家と協調してるんだから、一応抑えてると俺は見てるけど、
何かこの認識を突き崩す資料があったら提示して欲しい。
人種分裂については、先住民運動の代表者でもあるモラレス自身も、
2005年に当選した時の副大統領は左派白人だったわけで。
117 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 22:52:12 0
(続き)
あと2005年の大統領選でモラレスが勝った時に、同時に行われた県知事の直接選挙じゃ
MASはアルティプラーノの二県ぐらいでしか勝ててないことを考えれば、
>>99の
>サンタクルスでも貧困層にはモラレス支持が多いわけだが
って意見には同意できないし、この問題の原因を県内の階層分裂に焦点を持ってくのはちょっときついと思う。
後できればサンタクルス県の人口の半分以上がケチュア、アイアラ系の出典を見せて欲しい。
疑ってるわけではなく、何年ごろの資料なのか気になるので是非見てみたい。
118 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 23:12:34 0
>>118 なった。ありがとう。
2001年のセンサスで、15歳以上のサンタクルス県の人口1216658人のうち、
インディオの自覚がある人が37%ってことでいいのかな?結構凄い数字だ。
この37%の中にアルティプラーノのインディオ運動を支持する人がどれぐらいいるのか気になるけど、
仮にフェリペ・キスペのアイマラ国構想みたいなのがサンタクルスのインディオに
政策として受け入れられてるなら、自説を修正せにゃならないな。
120 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:04:34 0
インカはアマゾンまで支配していたの?
121 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:07:06 0
白人に馬鹿にされたくなかったらコカをつくるのやめろおおおおおおお
122 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:07:58 0
コカは麻薬だああああああああああああああああああああああああああ
123 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:10:10 0
麻薬を作るのをやめさせろおおおおおおおおおお
124 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:13:14 0
コロンビアを侵略するなあああああああああああああああああああ
125 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:14:33 0
ペルーは日系人をいじめるなあああああああああああああ
126 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:15:41 0
アプラ党は解散しろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
127 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:19:30 0
ブラジルとベネズエラは核武装をやめろお大オオおおおおおおおおおおおおおおお
出版社は早くボリビアの通史の本出せえええええええええ
129 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:21:31 0
ペルーとアルゼンチンは核武装をやめろお大オオおおおおおおおおおおおおおおお
130 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 00:32:04 0
アンデス諸国史でええがん
ボリビアの人気に嫉妬
133 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 08:25:39 0
ボリビアの専門家と言っていい研究者は
日本に何人くらいいるんだろうな・・・?
134 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 16:24:18 0
ボリビアには日系人が多い。ほとんどサンタクルス周辺に固まってる。
ペルーやブラジルの日系人と違って、ボリビアとパラグアイの日系人は戦後、
しかも1960年代くらいに移民した比較的新しい移民ばかりだ。
一世の多くは健在で日本語しかしゃべれない人が多い。
二世は日本語とスペイン語のバイリンガルである。国籍も二重国籍が多い。
そして彼らの多くが日本に帰国して日本人として生活しているのである。
日本の法律で20歳になったらどちらかの国籍を選ばなければならないが
ボリビア国籍捨てて日本国籍選ぶ人が圧倒的に多い。
だから外国人や日系人としてはカウントされてないけど、実際は多くのボリビア日系人は
日本に居住しているのである。
そういう人はボリビアの専門家として生きていけるだろう。
135 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 16:25:32 0
琉球人が多数
ボリビアの専門家と言っていい研究者、だったら専門書書くような専門家ではないか
ちょっち違う希ガス
137 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 22:45:17 0
何が言いたいのやら
>>131 翻訳でもいいから早く出してもらいたいものです。
アンデス諸国史みたいにすると、多分個々の内容が薄くなるんで是非一国史で。
>>133 ボリビアについては余り詳しくないのでなんともいえないのですが、
遅野井茂雄先生、国本伊代先生が代表じゃないでしょうか。
二人ともボリビアに限らずラテンアメリカ全体を広くやってますが、この二人はまず間違いなく挙がります。
でもどちらかというと文化人類学の方が歴史学よりも専門家が多いイメージがあります。
あと、ケチュア人とアイマラ人を併せたらサンタクルス県の人口の半分以上って話のソースはどこなんだ。
探しても見つからない。
>>134 その二世って日系同士で結婚しているの?それともボリビア人と?
>>139 横レスだが、人口の半分以上は混血を含めた先住民系ということ
が言いたかったのではないかと思う。
白人および混血でも殆ど白人系に入る部類の人々は半分以下と。
それはたぶん間違っていないと思う。
ただ、「ケチュア人とアイマラ人」という言い方だとアイデンティティとして
自覚しているかにもなるように思うから、半分に達しないような気もする。
どう定義するかによるかもしれないが。
あとグアラニーやチキートスは「アイマラ人とケチュア人」に入れないような気もするので
その点も言い方に違和感。
データは2001年のセンサスのどこかにありそうな気がするが…
まだちゃんと探していない。
http://www.ine.gov.bo/
142 :
世界@名無史さん:2008/05/08(木) 20:15:08 0
>>140 日系人同士、または日本人との結婚がほとんどだろうね。
ボリビア人と結婚してる人は少ないと思う。
ん? そんなことない
日系人同士もあるが、現地人とも少なくないよ
通ってる学校に中国の偉い人が来たんで、チベット国旗振って来ました。
正門前で旗振ってる写真がニュースサイトに載ってて一応安心。疲れた。
>>141 インディオにルーツを持ちながらインディオとしてのアイデンティティを持っていない人々のことを
チョロとかラディーノと言ったりするので、そういう言葉を使ってない以上は
多分ケチュア、アイマラのアイデンティティを持った人々に限定してるんだと思う。
色んな本読んでる限りじゃここ数年のアルティプラーノから低地への人口移動は激しいものがあるようだし、
あれだけ断定的な言い方をしてる以上は2007年辺りのデータを使ってるんじゃないかと思う。
147 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/05/10(土) 22:58:00 0
エクアドルはTAMをアルゼンチンから輸入してたらしいけど、
あんな使い道のなさそうな戦車をなんでわざわざ輸入したんだろう
軍事政権の首班同士の米州学校繋がりとかなのかな
>>134 それ少し違うだろ
例えば、日本人で外国語(例えば英語)が使えたとして
それだけで、日本研究の専門家になるわけでない
149 :
世界@名無史さん:2008/05/11(日) 14:26:24 0
アンデスに行ったけどアンデス・メロンはなかった
150 :
世界@名無史さん:2008/05/11(日) 16:51:54 0
何しにいったんだよw
そうアンデスか。
そんなレスはいらアンデス。
154 :
世界@名無史さん:2008/05/12(月) 01:14:01 0
キトには先住民族のケチュア語は話されないみたい。
エクアドル、ボリビアは先住民の文化的伝統を残そうとする動きが世界でもかなり進んでる国
156 :
名無史さん:2008/05/13(火) 21:16:34 0
フィリピンで仕事をしていた日本人サラリーマンが言っていた。
『日本人はフィリピン人の5倍仕事が出来る。だからサラリーも5倍取って
あたりまえ、これは差別でも偏見でもない厳然たる事実だ』
ペルーやボリビアはどうなの? ぜひとも【真実】を聞きたい。
何が聞きたいのかよくわからないけど、
>『日本人はフィリピン人の5倍仕事が出来る。だからサラリーも5倍取って
>あたりまえ、
その日本人と同じぐらい優秀なフィリピン人の五倍仕事が出来るかって言うとそうは思えないし、
ペルーやボリビアでも別にそんなことはないのでは。
>>156 俺が聞いた話とは正反対だな。そいつが本当に日本人か確認した方がいい。
159 :
世界@名無史さん:2008/05/14(水) 16:12:38 0
フィリピン人は世界中の教養人が必須のスペイン語を話せるので高級で当然。
160 :
世界@名無史さん:2008/05/14(水) 16:15:02 0
ところが最近の若いフィリピンはスペイン語を話さなくなり政府も見捨てたとは情け無い。
昔はスペイン語を話せる人間だけがフィリピン人といっていたのに。
独立運動の偉業はスペイン語文献がわからないと、わからない。
161 :
梵阿弥:2008/05/14(水) 16:27:28 0
>>82 チチカカ湖は淡水湖、の割には塩分等は濃い目ですが飲用や灌漑に
差し支えないそうです。舐めてはいけないのでしょうか?
>>135 コロニア・オキナワ
>>160 ホセ・リサール、エミリオ・アギナルド、アンドレス・ボニファシオなんて名前からしてスペイン由来なのに、
最近じゃ「ジョセフ」・エストラーダみたいに名前まで英語化しちゃいましたね
(尤も本名は一応ホセらしいですが、やっぱり英語のジョゼフの方が受けが良いんでしょう)。
でも世界共通語の英語が公用語で、それがフィリピン人の幸せなら良いのかなと思ってみたり。
アイデンティティなんてなくてもシンガポールみたいに経済発展すれば気にならないはず。多分。
ジョセフじゃなくてジョゼフかな?英語の読みは難しい。
164 :
世界@名無史さん:2008/05/15(木) 02:58:33 0
シンガポールはシンガポールのアイデンティティを
165 :
世界@名無史さん:2008/05/16(金) 01:30:05 0
インカ・アイマラにチチカカ湖の中島に追い込まれたウル民族はウル語を話すものがいなくなって絶滅という。
166 :
世界@名無史さん:2008/05/16(金) 15:54:35 0
>>156 >『日本人はフィリピン人の5倍仕事が出来る。だからサラリーも5倍取って
>あたりまえ、これは差別でも偏見でもない厳然たる事実だ』
その説明の仕方を人種差別と言うのだよ。その日本人サラリーマンはバカだよ。
ニューヨークじゃフィリピン移民のほうが日系人より稼いでいる。
一くくりにしてレッテル貼りするのは人種差別主義者の証明だよ。
167 :
世界@名無史さん:2008/05/16(金) 16:22:37 0
なんでスルー出来ないのお前ら?
168 :
世界@名無史さん:2008/05/16(金) 16:36:06 0
>>167 南米だけだとネタが持たないので
つい食いついてしまった。
フィリピン移民が稼いでいるなんてまったく聞いたことないな。
アメリカで大成功したフィリピン人ボクサー、マニーパッキャオだけは別だがw
どのように「稼いでいる」かが問題だけど
フィリピンは移民大国なのは大常識だが。
フィリピンほどでないにしても
ペルー・ボリビアあたりも出稼ぎ労働者の送金が
国にとっては結構おおきな割合。
171 :
世界@名無史さん:2008/05/19(月) 17:22:43 0
エクアドルには日系人いるの?
あまりいないはず
ペルーと違って原則的に移民を受け入れなかったから
『軍と革命―ペルー軍事政権の研究』大串 和雄 読了。
ベラスコ将軍かっけーってのと同時にラテンアメリカ研究者って結構当該国の人間と仲良いなーとか思ってみたり。
そのうちベラスコ将軍の一代記でもここで書いてみるか?幼少期がネックだな。
174 :
世界@名無史さん:2008/05/23(金) 17:24:15 0
エクアドルにはドイツ系人いるの?
日系人、ドイツ系人共に多少はいるんじゃって程度では。
北のコロンビアじゃ19世紀の内にドイツ人とアラブ系人が地方の小売業を独占してたけど、
そこまでインパクトはあったのかどうかは不明。
調べてませんが、19世紀にカカオプランテーションはじめて成功した外国人を調べりゃ結構いそうな気がします。
第二次大戦勃発してから割と早いうちにドイツ系市民の資産が没収されてたような気がしますし。
日系エクアドル人といえば、ウルグアイ音楽に傾倒してたときに、
クエンカ出身でウルグアイに駐在してた方のブログにお世話になりました。
特にコレア関連の記事はエクアドル人にしかわからないだろう視点が出てて面白かったです。
176 :
世界@名無史さん:2008/05/24(土) 21:57:08 0
ごめんなさい、エクアドルはWW2の時にやったのはドイツ人資産接収じゃなくて、
ドイツ資本追放でした。お詫びして訂正します。
どうやらエクアドルのドイツ人はユダヤ人が多いとのこと。あとクエンカ周辺には
フランス人の移民もあったとか。
178 :
世界@名無史さん:2008/05/26(月) 03:08:30 0
ペルーのコスタ地域には先住民族は絶滅
「マチュピチュ」
この言葉に聞き覚えはあるだろうか?
世界史を学んだ人なら、一度ぐらいは耳にしたことがあるかもしれない。
あらかじめ言っておくが、これから書かれる人名、地名などは
全て(現在の歴史学的に)実在した(とされる)ものである。
まず、インカ帝国の首都なのだが、その名も
「クスコ」 はい、いきなり来ました。
なんで「クスコ」が首都になったのかというと、初代皇帝の父の遺言が
「金の棒を大地の割れめに突き刺し深く刺さったところを首都とせよ」 だったらしいんです。
で、その初代皇帝の名前がまたスゴイ!
その名も「アヤル・マンコ」
さすがにこの名前はマズイと思ったのでしょう。
「アヤル・マンコ」は改名します。
それが、「マンコ・カパック」
・・・改名って、そっちかYO!
そして、このマンコ・カパックには 更なる別の呼び名があります。
それが、「マンコ1世」。
わざわざ1世って区別してるってことは、確実にマンコがもう一匹いるってことですからね。
そして、調べてみたら実際にいました、
「マンコ2世」。正式には、「マンコ・インカ」。
こいつも よりにもよってマンコの名前を継がなくてもねぇ・・・
そして、この地を征服するためにやってきたスペイン人のピサロには
協力者が居たんです。それが「アルマグロ」。
資料には、「クスコのマンコ軍はアルマグロ軍に包囲され
前から、後ろから攻め立てられた。」
とか書かれてるんですよ。
アルマグロはその際、「インカ?イインカ?イイノンカ〜?」とか言ったとか言わなかったとか。
180 :
世界@名無史さん:2008/05/28(水) 15:53:36 0
センデロは壊滅?
ほとんど壊滅といって良いと思います。
まだ残党がたまに暴れまわってますが、もはや一時期のリマ攻略間近って
程の版図は築けないと思います。
182 :
世界@名無史さん:2008/05/29(木) 06:17:58 0
トゥパック・アマルも壊滅?
183 :
世界@名無史さん:2008/05/29(木) 13:16:30 0
フジモリスタも解散?
トゥパク・アマルー革命運動についてはよく知らないのですが、
多分そんなにたいした活動は出来てないと思います。
フヒモリスタは2008年現在でもそこら中にいます。
リマを歩いてて「ハポネス!」と声かけられたら大抵フヒモリスタですね。
後、そんなに気になるなら質問ばっかしてないで自分で調べる癖をつけることをお薦めします。
検索して手っ取り早く知識を得たり、こんなところで質問して
どうでも良いような知識を得るよりも、本一冊借りてきて自分で調べる方が
よっぽど自分のためになります。
185 :
梵阿弥:2008/05/29(木) 17:51:01 0
>>81 七五調ですか。中々言語感覚が鋭い。
コロンビア パナマブラジルパラグアイ ウルグアイチリ アルヘンティーナ
186 :
世界@名無史さん:2008/06/01(日) 00:33:01 0
アプラ党はラテンアメリカの統一を掲げる
偉大な愛国社会主義政党である!
ーーペルー限定ではない。
アプラは軍人虐殺して不用意に軍との対立を強めたり、
1930年代後半はファシズムとか言い出したり、
その割にあっという間に寡頭支配層になびいたり、
アラン・ガルシアみたいなクズを出したりと、正直当初の理念以外全く評価できない。
188 :
世界@名無史さん:2008/06/01(日) 18:48:40 0
ペルーは死刑廃止国であるが、ガルシアは、7歳未満の子供に性的暴行を加え殺害した犯罪者に対して死刑適用を認めることを選挙公約に掲げた。
2006年9月21日に議会へ法案を提出しており、現在は議会で審議が行なわれている。この背景には、広島小1女児殺害事件の容疑者として
逮捕された日系ペルー人が、母国において同様の性犯罪を繰り返していたにも関わらず収監を逃れていたことに対する批判など、
年少者に対する性犯罪の厳罰化を求める世論が同国で高まっていることが挙げられる(世論調査では、死刑適用に8割が賛成する結果も出ている)。
189 :
世界@名無史さん:2008/06/11(水) 10:44:59 O
ガルシアなんかどうにもならんポプリスタじゃん
あんなの2006年の対抗馬が露骨なチャベス派じゃなければ間違いなく落選してたよ
ウマラか
チャベスのひいきの引き倒しだったかもな
たしか1回目の投票では1位だった
191 :
世界@名無史さん:2008/06/23(月) 20:43:00 0
アルティプラーノあげ
ほうらほうら踊れ
けふはまつりーアンデスの春
(著作権に配慮)
ってフォルクローレ(正式にはLa Mariposa,蝶々)は
ボリビアの黒人のフォルクローレだけど、
アフリカから船で渡って港から南米に上陸し、さらに遥々アンデス山脈の中で
こんなアフリカンな2/4のリズムが生きてるのにはなんか感動する
ポルトガルには昔黒人が沢山いたらしいけど、黒人の音楽が
タンゴやカンドンベみたいに生き残ってるわけでもないし。
Mal tiempoってなに?
スクレの戦いのやつ
194 :
世界@名無史さん:2008/07/09(水) 06:52:20 0
イスパノアメリカの諸君!
スペインがサミット首脳国に入っていないのは不公平だと思わないのか!
195 :
世界@名無史さん:2008/07/09(水) 06:56:54 0
スペイン語は中国語、英語に次ぐ世界第3の言語だ!
イスパノアメリカの諸君!
スペインが常任理事国に入っていないのは不公平だと思わないのか!
196 :
世界@名無史さん:2008/07/09(水) 19:54:44 0
言語は関係なくて経済的影響の問題でしょ
いいじゃん別にg8になんか入らなくたって
勝手にやってるやつなんだから
スペインは別に自分たちでつくればいい
198 :
世界@名無史さん:2008/07/10(木) 06:45:05 0
クスコに行ってきたがどうみても白人みたいな香具師が「自分は引火の末裔です」といってたぞ。
199 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/07/11(金) 22:47:56 0
結構そういう人いるけど、個人的には現地人関係ねえよ的なノリで
偉そうにしてる白人旅行者連中よりはかなり好感持てる
それにあの街でインカ否定したら生きて毛内と思う
200 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 03:23:43 0
シモン・ボリバルはスペインの植民地支配の圧政に苦しむ国々を解放した。
201 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 09:35:23 0
202 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 09:47:30 0
インカやアステカのあった地は現在メキシコやペルーになっている。これら
の土地に住む住人は少数の黒人系を除けば【インディオ→メスティソ→白人】
となっている。だがこの区分けは当てにならない。15世紀の征服当初インカ
のインディオ貴族はその特権を認められスペイン貴族と同等の権利を持って
いた。さらに征服当初のインカではスペイン人は圧倒的に男性だった。これ
らスペイン男性はインディオ貴族の娘と盛んに結婚した。これは他に結婚相
手がいないという理由以外にインディオ貴族がなお旧インカ帝国の富と権力
を握っており政略結婚という意味があった。こうして誕生した混血児が植民
地の実務を担当して事実上の支配階級となっていく、彼らはさらに本国から
来た白人男性と結婚し、さらに見た目上白人と変わらなくなった混血男子は
植民地生まれの白人貴族として本国から来た白人女性とも結婚していく、こ
うして白人支配階級が生まれた。つまり白人とメスティソの違いは見た目が
203 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 09:49:40 0
>>202 の追加
白人の混血と見た目が白人に見えない混血との違いでしかない。さらにメス
ティソだがこれは人種としての区分けというよりスペイン文化に同化したか
どうかで区分けされる。つまり一滴も白人の血が流れていないインディオで
もスペイン風も名を名乗りスペイン風の服装をしスペイン語を流暢に喋れば
それでメスティソとみなされる。またそれ以前にスペイン人=白人という区
分け自体があやしい、15世紀はスペイン人がやっとスペイン全土を掌握し
た時代だった。それ以前は何百年もイスラム教徒のアラブ人に支配されてい
た。当然スペインはスペイン人アラブ人ベルべル人ユダヤ人黒人などが住む
多人種地帯であり当然混血もおこなわれたはずだ。(スペインの歴史書には
書かれていないが)スペイン人はヨーロッパの中で飛びぬけて黒髪黒目の人
間が多い、彼らが新大陸に渡っても白人の血が濃いメスティソと区別が付か
なかったろう。
204 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 09:51:16 0
205 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 11:00:17 0
そもそも軍人とか官吏とか男ばっかりが移住してきたからな。
しかし、同じスペイン領でもフィリピンに白人系やメスティソがいないのはどうしてなんだろう?
206 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 17:10:18 0
白人厨がまた沸いたぞー
WASPは逃げろー(^o^)ノ
207 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 18:37:47 0
ペルー・ボリビア・エクアドルの歴史なのですが
日本語でこれらの国の通史を書いた単行本はご存じないでしょうか?
山川の現代史シリーズとか南米史の中で断片的にはあるけど
1国史となると特定のテーマやインカばかりで通史は無いですよね?
ヴィクトリアという十九世紀の帝国主義を題材にしたゲームで、
エクアドルがいきなりローマ教皇領の衛星国になるイベントが発生したのですが、
これはいかなる史実を踏まえてのイベントですか?
詳しい方おられましたら、教えてください。
ペルーは近代史が単独であります。
『ペルー 太平洋とアンデスの国―近代史と日系社会』
って本です。ボリビア、エクアドルは『明石書店の知るための〜章』が今のところの入門なのかな。
>>208 Victoria楽しいですよね。何故か1836年スタートなのにペルー・ボリビア連合が反映されてなかったり、
ラテンアメリカの歴史イベントが薄いのが残念なんですが、
僕もたまにアルゼンチンのロサス政権で大アルゼンチン建設とかやります。
それはさておき、確か1870年前後に起きるイベントだったと思いますが、
あれは多分時の超保守主義独裁者、ガブリエル・ガルシア・モレーノが
教皇と宗教協約(コンコルダード)を結び、議会でエクアドル共和国を
「イエスの聖心」に捧げた事件を繁栄しているんだと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2 詳しくはここら辺にちょっと書きましたが、
前述のアルゼンチンのロサス然り、19世紀当時のラテンアメリカの保守主義者のメンタリティはみんなこんなものとはいえ、
ここまでやったのはモレーノぐらいだということでああいうイベントが追加されたのではないでしょうか。
210 :
世界@名無史さん:2008/07/14(月) 11:20:42 0
211 :
世界@名無史さん:2008/07/14(月) 18:18:57 0
ブラジルはパラグアイ、ウルグアイへの侵略をやめろ!
ウルグアイのリベラというとこでもポルトガル語が話されていた。
212 :
梵阿弥:2008/07/14(月) 18:23:59 0
先日行われたコパ・リベルタドレス(南米クラブ杯)でLDUキトが優勝。
エクアドル勢初の快挙です。
近年同国のフットボールが強化されてきたのは石油の力でしょうか
芸スポかサッカー板でどうぞ
>>202>>204 これが噂の白人厨か
何時も白人の事が気になって堪らない一種の知的障害者の類でしょうね
こういう連中が市橋のようになるのかww
215 :
世界@名無史さん:2008/07/15(火) 00:58:22 0
>>209 おお、参考になりました。
わざわざありがdです
217 :
世界@名無史さん:2008/07/16(水) 21:35:33 0
>>210 フィリピンの財閥ファミリー・アヤラ家は、白人純血主義を貫いてて、
子供の結婚相手はすべてスペイン本国から連れてくるそうな。
でも、フィリピンの上流階級でこんなのは例外中の例外だろ。
主な政治家も資本家も大地主も、ほとんどが現地人と華僑の混血ファミリー。
軍板で質問があったのですが、
チャコ戦争に関する知識が無い人にお勧めな
何かよい資料(できれば日本語の)はありませんでしょうか?
パラグアイ側視点も含んでいるとベターっぽいのですが。
チャコ戦争単独ってのは日本語じゃ見たこと無いです。
洋書でも今のとこ見たこと無いです。今のところはやっぱり、
中川文雄、松下洋、遅野井茂男『世界現代史34 ラテン・アメリカ現代史U』山川出版社、1985年
が一番とっかかりやすくて情報量があるかと思います。
あと小説になりますが、アウグスト・ロア・バストスの『汝、人の子よ』は
パラグアイ側からの視点が出てるんで面白いかな。
余裕があれば同作者の『至高の存在たる余は』(かっこいい邦訳ですよね)とかも良いです。
ありがとうございます。
自分でも興味が沸いて調べてみたんですが、
結構面白そうですね。
保守
保守
223 :
世界@名無史さん:2008/07/25(金) 16:17:07 0
革新
224 :
世界@名無史さん:2008/07/26(土) 22:19:57 O
ケンブリッジで「Consice history of Bolivia」があるけどこのシリーズを訳して出してる創土社で日本語初のボリビア史は出ないかな。
フランス史が最近出たけどさ。
>>224 創土社だろ。マイナーな国を出せるほどの力は無い。
マイナーな国だと資料を探すのが大変そうだな
228 :
梵阿弥:2008/07/28(月) 20:22:05 0
>>213 ボクシングは良くてフットボールは駄目なんですか。偏ってませんか
保守
230 :
世界@名無史さん:2008/08/04(月) 04:07:00 0
231 :
世界@名無史さん:2008/08/07(木) 07:40:51 0
ウルグアイ。ブラジル国境付近のリベラ市はスペイン・ポルトガル中間言語・ポルトゥニョール・リベレンセ語(Portuñol Riverense)を話す
保守
保守
中道左派
235 :
世界@名無史さん:2008/09/04(木) 12:58:27 0
ペルー、エクアドル、ボリビアを統一し、その首都をクスコにしよう
独立戦争の時にミランダとかベルグラーノはそんな感じのこといってたんですけどねえ
237 :
世界@名無史さん:2008/09/04(木) 20:20:08 0
独立戦争の時には、
ケチュア語も公用語にする案もあったはずだが?
ペルー、ボリビアではケチュア語も公用語だな
239 :
世界@名無史さん:2008/09/07(日) 19:07:54 0
240 :
世界@名無史さん:2008/09/16(火) 11:19:01 0
驚愕の真実1:「ケチュア語はインカ帝国の公用語ではなかった!」:平民階級の使う言語とは別にインカ公用語があったが絶滅したらしい。
驚愕の真実2:「ケチュア語はスペイン植民地時代に拡大した!」:スペイン宣教師が布教用に使用したので他の先住民諸言語を消滅させて拡大したらしい。
驚愕の真実2:「ケチュア語はクスコ起源の言語ではなかった!」:クスコはインカ初期にはアイマラ語に近い言語であったらしい。
242 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/10/10(金) 10:27:46 O
>>240 おお、なるほど。そう考えれば確かにケチュア語の方言の差が大きいのも納得かも
243 :
世界@名無史さん:2008/10/11(土) 09:10:16 0
「ケチュア」というのは、民族名でなく、山の高度区分のひとつ「ケチュア[地帯]」のこと。
>>242 そうかな? どのように普及したかの事実は別にして
論理は逆な気がする。
「スペイン植民地時代に拡大した」場合と、それ以前から広まっていた場合とを
比べると、前者のほうが方言の差は小さくなる。
>>244 確かにそういわれてみればそんな気もする。
言語事情にも言語学にも詳しくないので、詳しい方に色々語ってもらいたいです。
246 :
世界@名無史さん:2008/10/13(月) 07:44:31 0
チムー、シカン、ルパカにも独自言語があったんだよね。
ペルー・ボリビア・エクアドル・・・
なんでエクアドルには日系人がほとんどいないの?
ペルーボリビアにはおおいよね
248 :
世界@名無史さん:2008/10/21(火) 02:14:02 0
エクアドルには土地無い。
249 :
世界@名無史さん:2008/10/24(金) 02:10:46 0
エクアドルは、今世紀初めから戦後にかけて日本人の移民が組織的に行われた他の南米諸国(ブラジル、ペルー、ボリビアなど)とは違い、日系社会が極めて小さく、全部合わせても100名程度と言われています
(首都のキトが80名程度、グアヤキルが20名程度)。これはフジモリ大統領のペルーの7万人と比較しても極めて少なくなっています。
現地に住んでいる日系人は商社の南米担当を辞して居付いた人達などで構成されていますので、
概してフォルクローレに興味を示す人は少ないのですが、グアヤキルの小林りゅうへい氏は、エクアドルのクラシックギターの第一線で活躍しながら、
エクアドルやベネズエラなど中南米音楽の民謡のギター編曲を手がけるなど、
フォルクローレも演奏されています。
同氏の編曲した中南米音楽の楽譜は、確か現代ギター社という出版社から日本で発売されています。同氏は現在このシリーズの第2弾を発売すべく準備中でした。(同氏はスペインに渡りクラシックギター
の巨匠セゴビアなどから教授された後、もう20年以上もグアヤキルに滞在しています)
252 :
梵阿弥:2008/12/19(金) 17:15:23 0
>>213 クラブ世界杯でエクアドルから来たリガ・デポルティバ・ウニベルシタリア(リガ・デ・キト)が
北中米カリブ海代表のメヒコのパチューカに勝って決勝に上がりました。
>>212の「リベルタドレス」というのは「解放者」という語で、ラテン・アメリカの独立運動の
指導者のことです。特にシモン・ボリバルに捧げられました。
と言う訳で、歴史的背景を持つ大会名です。南米を代表して欧州勢に挑む。
しかし反響無かったところを見ると、誰も興味無かったみたいですね
253 :
辺無宇々悟 ◆eaYqa3SeLE :2008/12/22(月) 04:05:27 O
久々にレス。
>>247 エクアドルにはペルー・ボリビアのアマゾンが日本人吸引したようなゴムブームがなかったことや、
>>248さんの言うように、先コロンブス期からの人口密集地でブラジルみたいに良い土地がなかったことが原因では。
また債務不履行したらしいけど、早くも反米国家から脱落するのかな。
254 :
世界@名無史さん:2008/12/22(月) 06:04:52 0
>>251 むしろまだ生きていたんだと…
パントーハも死んだ、ユパンキも死んだ、生きているのは
メルセデス=ソーサくらいだなぁと思っていたので…
後者二人はアルゼンチンだから微妙にスレチか
後者二人もアルゼンチン北西部のサルタらへんのZサンバが得意レパートリーだったから、
全くスレ違いってわけでも無いと思うお。あそこら辺は綺麗で豊かなボリビアって感じだから。
また話はずれるけど、音楽の趣向だとエクアドル・ペルーはサルサ文化圏になってて、ボリビアが飛び地的にクンビア文化圏なのが興味深い。
256 :
世界@名無史さん:2008/12/22(月) 21:21:35 0
>>255 こんなところでフォルクローレの話が出来るとむちゃくちゃ嬉しくなるからやめてくれw
音楽は言語と違って日常で使うものではないから、
「誰が伝えたか」でえらく違って来ると思う。
ボリビアって音楽的にはものすごくちぐはぐなイメージがある…
ものすごく「ラテン的に」洗練された高地地帯と、
ものっそ泥臭い大河地方と。
「インディア」なんて、スペイン語の壊滅的な音楽性もあいまって、
聞いた瞬間にこれ何て日本の民謡?と思ったもんだw<すごい好きだが
257 :
世界@名無史さん:2008/12/22(月) 21:33:57 0
チャールズ・ミンガスが最後に興味を示したのがクンビアだったね
肌の黒くない黒人だったミンガスはノガレスの生まれで両親はおそらく不法移民
ラティノの血だろうとは想像ついたけど民族の血が最後に求めたのがクンビア
>>256 たまにユパンキとかリリアナエレーロとか聴くぐらいしか知識ないけど、ボリビアって何か周りの国とは違う気がする。
何が違うかわかんないけどwフォルクローレっていろいろなリズムがあって楽しいですよねw
>>257 クラッシュのジョー・ストラマーが死ぬ直前にハマってたのもクンビアだったから、
スコットランドのハイランドケルトとも何か親和性があるかもと思っております。
259 :
辺無宇叫 ◆eaYqa3SeLE :2009/01/10(土) 03:20:49 O
ホルヘ・サンヒネス監督、ウカマウ集団政策のボリビア映画『地下の民』を視聴。
感想、アルティプラーノのもの寂しい光景とアンデス山脈の映像が美しい。肌寒さを感じずに見るボリビアのなんと美しいことか。
映画内のボリビアの都市のあり方は近代以降の都市と農村の関係のあり方を、最も根元的なところで示しているんだろう。
1967年にボリビアの農村部住民がゲバラ軍に合流しなかったのも、共産主義が西欧=都市のものでしかないと見抜いてたからであり、
「白人ゲバラは先住民との接触に失敗した」という言葉の意味はそういうことなんだろうと考えさせてくれる映画だった。太田昌国氏に感謝。
260 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/01/19(月) 20:51:40 O
よく考えたらペルーの初代元首はアルゼンチン人で、ボリビアとエクアドルの初代大統領はベネズエラ人なのか。
エルサルバドルの初代大統領はホンジュラス人だし、アンダーソンもナショナリズムの鍵をラテンアメリカに見たわけだ。
261 :
世界@名無史さん:2009/01/19(月) 21:33:28 0
・天野博物館は素晴らしい
・インカコーラは黄色くて驚くが味は普通
・マテ茶は美味いものじゃない
・インディオは体を洗わないからホームレスの臭いがする
・国境を越えてボリビアに入ると道がボロボロ
262 :
世界@名無史さん:2009/01/20(火) 01:27:36 O
インカの方がおいしく感じるから不思議。マテは最初雑草の味だけど、段々病み付きになる。
263 :
世界@名無史さん:2009/01/23(金) 11:15:11 0
264 :
世界@名無史さん:2009/01/23(金) 11:33:25 0
エクアドル経済の生命線といえる石油収入は、実はそのかなりの割合が必ずしも
透明とはいえない形で軍に流れている(ガーラッチによれば、その割合は石油輸出が
開始された1972年から2000年までの期間を通じて45%にのぼるという
陸・海・空の三軍はその豊富な資金を利用して航空会社(TAME)の経営など様々な
ビジネスを展開しているが、その意味でエクアドル軍の上層部は、多少の皮肉を
こめていえば、立派な「ビジネス・エリート」でもある。先住民に対するエクアドル軍の
姿勢は、1995年に勃発したペルーとの国境紛争を境に変化してきているとの指摘がある。
セネパ川上流域の戦闘において、エクアドル軍は周辺地域を熟知する先住民シュアールの
(とりわけゲリラ戦の訓練を受けたことのある現役・退役軍人たちの)知識と
技術に少なからず依存したことがあったからだ。ホイットンによれば、この戦闘を
きっかけに先住民に対する敬意の念が軍の中堅・幹部にも広がり、国内全般の
空気としても「ナショナリズム的精神が昂揚する中で」文化の多様性がプラスの
イメージを帯びるようになったとのことである。2000年の政変において示された
先住民とエクアドル軍(さらには一般の国民と)の連帯、そこにはこのような
事情も背景としてみてとることができる。
エクアドル軍はロドリゲス将軍の革新軍政期の改革と、
戦後長らくペルーの圧力から国家を防衛してきたこと、軍企業の利益から出る奨学金などから
今でも先住民に限らず、一般国民からの信頼が厚いみたいですね。
いつの時代でも文民政権に録なのがない国だからある種そうなるのも必然なんですかね?
にしてもペルーはワスカルやラモン・カスティージャの時代からエクアドルと戦争してる。
>>265 日本も、大正デモクラシー→軍国主義化という道をたどりましたっけ。
1941年
ペルー、アマゾン低地(エクアドル東部平原地帯・オリエンテ)に侵攻する。
エクアドルの領土面積の半分近くを奪う。
1942年
エクアドル、リオ・デ・ジャネイロ議定書に調印(保障国はアメリカ合衆国、
ブラジル、アルゼンチン、ペルー)し、領土割譲を認める。
この時、金や原油があるコンドル山脈はペルー領内に組み込まれる。
1960年
エクアドル、リオ議定書のコンドル山脈付近の国境確定内容が曖昧であるとして、
議定書の破棄を宣言。
1978年
エクアドル、ペルー侵攻を始める
1983年
エクアドル軍、再びペルーに侵攻
1995年1月
エクアドル軍とペルー軍が国境で衝突。双方、数百名の死傷者を出して停戦。
翌月、休戦調停が調印される。
>>265 エクアドルは10を超える脆弱な政党が乱立しているし、植民地時代まで遡る
グアヤキル(海岸地方)とキト(アンデス高地)の根深い対立もあるし、こういう
国で安定した文民政権をうちたてるのはかなり難しいでしょうね。
エクアドルが独立した1830年以降、政権を担った主体(大統領・暫定大統領・
軍事評議会など)は2000年までの段階で111にもなります。
エクアドル軍は先住民運動への対応も、他のラテンアメリカ諸国に比べると
非常に穏健に見えます。
2000年にエクアドルで政変が起きた際、軍はマワ政権の命令を聞かず、
一般国民や先住民と連帯したぐらいですし。