西インド諸島・カリブ海の歴史【クレオール】

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1世界@名無史さん
西インド諸島、カリブ海諸国の歴史のスレッドです。
取り扱う対象はジャマイカ、ハイチ、ドミニカ共和国、プエルト・リコ、
トリニダード・トバゴ、バルバドスの主要国と、西インド諸島東部の小島国群と、
ガイアナ、スリナム、仏領ギアナです。
特に歴史学博士のDr.エリック・ウィリアムズが初代大統領になったT&Tは
多くの世界史板住人にも希望を与えると思います。

必要に応じて中米、メキシコ、コロンビア、ベネスエラのカリブ海岸のネタ(ミスキート族、ガリフナ族など)
もありですが、キューバは専用のスレがあるのでそちらでどうぞ
2世界@名無史さん:2007/11/08(木) 21:57:24 0
エリックウィリアムズ万歳!
文学博士の俺もいつか総理大臣になる!
3世界@名無史さん:2007/11/09(金) 20:30:48 O
こういうスレ見てると世界史板住人が如何に中南米に興味ないかがよくわかる
メキシコスレですらあの体たらくだから無理があったんだな
4世界@名無史さん:2007/11/09(金) 20:39:36 0
>>3
殺すぞ
5世界@名無史さん:2007/11/09(金) 22:13:23 O
意気がる前になんか書いてみろや知欠が
キューバの社会主義(笑)とチェ・ゲバラと古代文明以外についてなんか書けるならな
6世界@名無史さん:2007/11/09(金) 23:29:36 0
カリブ海といえば砂糖キビプランテーション。
砂糖キビのせいで地味が枯渇した場所も多い。
おまけに燃料を手に入れるために森林まで伐採された。
7世界@名無史さん:2007/11/10(土) 10:48:57 0
          \        立             /
          \       て    ∧_∧ 糞  /
             .\       る γ(⌒)・∀・ )..ス /      ぅぉぇっぷ
スレ潰し↓       \   な .(YYて)ノ   ) レ./       〃⌒ ヽフ
  ∧_∧スレ潰し>>>1\  っ     | | |   /       /   rノ
 ( ´∀`)           .\!    (__)_) /       Ο Ο_)***
 (   /,⌒l              \      ∧∧∧/     『引き籠り精神病者・>>1
 | /`(_)∧_0.        \   <   ま > 糞スレを乱立させる基地外。
 (__)(゚∀゚; )⊃⌒⊃←>>1  \ <>>1   >毎日相手にされず、ウザい自作自演を続ける。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜    <    た >
―――――――――――――――<      >―――――――――――――――――――――
        ___ オラッ!       <か    >          ハハハ
    ドッカン |   | 出て来い悲惨な>>1∨∨∨\          ∧_∧
    ∩∩  |   |   |  ∩∩     /\ │ /\        ( ^∀^)<あほか
   | | | |  |   |   |  | | | |     /  / ̄\    \     ( つ ⊂ )
  ..(  ,,) .|   |   | (・x・ )   / ─( ゚ ∀ ゚ )─   \    .)  ) )
  /  .つ━━ロ|ロ ドカン l   |U  /    .\_/      \  (__)_)     (^∀^)ゲラゲラ
〜(   /   |   |   |⊂_ |〜./    / │ \       \    『糞スレの総合商社・>>1
  し'∪   |   |   |   ∪ /  電波〜   電波〜    \毎日何処かの板で糞スレを立てる>>1
          ̄ ̄ ̄ ̄     /  .∧__∧      ∧__∧      \糞スレを立てる事しかできない白痴。
      ガッキーン       /  ( ゚∀゚ )    ( ゚∀゚ )
8世界@名無史さん:2007/11/10(土) 10:54:44 0
この辺の地域では、ハイチが最初に独立したんだよね。
9世界@名無史さん:2007/11/10(土) 16:30:51 O
最初に独立したハイチの独立後の迷走ぶりがひどすぎたから
あそこらへんの島国の多くは逆に1960年代まで独立することをいやがったんだとか
10世界@名無史さん:2007/11/10(土) 17:36:12 0
“ハイチ化”という言葉まで存在する。
11世界@名無史さん:2007/11/10(土) 23:15:36 0
インドテキトー杉。
バーミューダーやのになんでカリビアンやねん
ttp://blog.kansai.com/ossan/151
12世界@名無史さん:2007/11/10(土) 23:38:47 0
イギリスをはじめ、ヨーロッパ諸国では、砂糖は「白いダイヤ」とでもいうべき、
極めて重要な商品となり、その生産や流通にかかわる者には、膨大な利益が
転がり込んだ。イギリス人やフランス人の奴隷商人や現地を離れて本国に住む
ようになった砂糖プランター、砂糖商人などである。
彼らの多くは、イギリスやフランスで、貴族に匹敵する生活を送ったことが
知られている。このような大富豪のひとりの乗った馬車と、たまたま街道筋で
出会ったイギリス国王ジョージ三世は、相手の馬車が自分のそれよりはるかに
豪華なのに驚いて、隣にいた首相ピットに、「ピットよ、ピット、砂糖の関税
はどうしたのだ」と非難したという、エピソードも残っている。
13世界@名無史さん:2007/11/11(日) 10:16:34 0
でっていう
14世界@名無史さん:2007/11/11(日) 12:39:20 0
「イギリスの産業革命とは、イギリス人の発明の才や勤勉のゆえにではなく、
カリブ海の黒人奴隷の汗と血によってこそ生み出された」


by エリック・ウィリアムズ
15世界@名無史さん:2007/11/11(日) 20:03:18 0
この地域の先住民って悲惨だよな。
ほとんどジェノサイドじゃんよ。
16世界@名無史さん:2007/11/11(日) 21:10:25 0
中南米の島嶼部に、先住民の文化は残っているのか?
17世界@名無史さん:2007/11/11(日) 21:45:52 0
>>16
ドミニカ島に数百人だったか数千人だったかのカリブ人が残ってます
文化ってだけならドミニカ共和国とかハイチの辺りじゃ食文化とか語彙がちょっと
受け継がれてるかな。ニカラグア、ホンジュラスのカリブ海側先住民(ミスキート、スモ、ガリフナ)も
結構色々文化を残してるけど、ちょっと島嶼とは違うか。
18世界@名無史さん:2007/11/11(日) 22:28:29 0
>>12
バルバドスとジャマイカが主要な根拠地だったんだっけか
バルバドスに送られた白人年季奉公人もきつかっただろうな
この地域のプア・ホワイトは本国から忘れ去られて貧乏暮らしする中で、アングロサクソンの常として
黒人との混血は拒み、結果として近親相姦で子孫を残すしかなかったんだが、
それゆえに生じる精神疾患や遺伝病の発生率は高いという
19世界@名無史さん:2007/11/11(日) 22:30:16 0
20世界@名無史さん:2007/11/11(日) 22:37:07 0
>>1
どうでも良いがDr.E.Williamsは初代大統領じゃなくて初代首相だぞ
21世界@名無史さん:2007/11/12(月) 20:13:06 O
あそこらへんで石油出るのってトリニダード・トベイゴゥとベネスエラだけ?
なんか両方とも豊かな気がしないけど
ハイチとかドミ共でも石油出れば経済自立できるんだろうけど、
ああいうところで石油でたら逆に悲惨な状態になる気もする
22世界@名無史さん:2007/11/12(月) 20:22:09 0
>>21
アフリカでは石油が出たせいで逆に悲惨になった国も存在する。

関係ないけどシェラレオネはイギリスから“帰還”した黒人奴隷が
つくった国だよな。
23世界@名無史さん:2007/11/13(火) 16:04:24 O
アフリカの産油国ってとアンゴーラとか赤道ギニアら辺か
南アメリカへの黒人奴隷の出身地だな
シエラ・レオネにしろリベリアにしろハイチとどっちがマシかってぐらいの国だけど、
完全に自分の力で独立した分ハイチの方が国に対する自負心は強いのかな?
24世界@名無史さん:2007/11/13(火) 21:19:32 0
アフリカで石油が出たせいで悲惨になった国っつたらナイジェリアだろ。
ビアフラ戦争は石油の出る東部州(イボ族主体)が北部・西部(ハウサ・
ヨルバ族主体)と決別したのがきっかけ。

それはともかく、トリニダード・トバゴといえばインド系が人口の
半数弱を占めるし、スリナムの人口の1/3はインドネシア系で
華僑も多い。
白人・黒人・ネイティヴのほかにアジア系も結構住んでいるのが
カリブ世界。
25世界@名無史さん:2007/11/13(火) 21:57:20 0
スペイン語でクリオーリョといえば現地生まれの白人を意味するのに、
フランス語でクレオールといえば黒人や黒人との混血を意味する。

同じ語源なのに、なんで正反対の意味になったんだ?
26世界@名無史さん:2007/11/13(火) 23:05:47 0
フランスの現地白人は、見境なく黒人とやったからじゃね?
27世界@名無史さん:2007/11/14(水) 03:57:00 0
メキシコ、ベネズエラ、テキサス、トリニダードからは石油出るのに
間に挟まれてるキューバからは出ないのが酷い
28世界@名無史さん:2007/11/14(水) 04:45:09 0
イラクとエジプトからは出るのに間のヨルダン・パレスチナからは(ry

ジャマイカとか無視ですかそうですか
29世界@名無史さん:2007/11/14(水) 09:00:23 O
ジャマイカ、クラサオ、バハマ辺りは書いてたらキリないから
というかそれ書くならトルコ、アゼルバイジャンも書いとけよ
30世界@名無史さん:2007/11/14(水) 09:15:44 O
キューバとか国中サトウキビ畑にしてバイオ燃料作ったほうがあってるよな
31世界@名無史さん:2007/11/14(水) 18:48:59 0
クレオール

黒人と白人が混血した人種のこと。有名なクレオールにはアレクサンドル・デュマがいる。
スペイン語圏ではクリオーリョ(criollo)という。

フランス語(Créole)やスペイン語(Criollo)においては、「宗主国生まれ」に対する
「植民地生まれ」を意味する形容詞。人種を問わず植民地で生まれた者はクレオールと呼ぶ。

フランス植民地において、フランスに同化しフランス市民権を取得した植民地出身者のこと。

アメリカ合衆国ルイジアナ州の、フランス人、アフリカ人、スペイン人と先住民を先祖に持ち、
ルイジアナ買収以前にルイジアナで生まれた人々とその子孫。


クリオーリョ(スペイン語:criollo)またはクリオーロ(ポルトガル語:crioulo)

ラテンアメリカのヨーロッパ植民地において、スペイン人またはポルトガル人を親として
現地で生まれた白人、またはその子孫。
32世界@名無史さん:2007/11/15(木) 02:03:28 0
ハイチの失敗って何が原因だったんだ?

サン・ドマング植民地だった時は、奴隷含めて100万近い人口を持ち、米州で最も豊かな土地だったのに
最貧国、禿山と疲弊した農地だらけで識字率、幼児死亡率も米州最悪、政治もどうしようもない独裁者ばっかり、
挙句に独立した時は人口12万人ぐらいで、南米植民地で最貧地だったゆえにあっさりと占領できたドミニカ側に
内乱の隙を突かれて独立されると、今じゃありとあらゆる面で抜かれてしまった。
独立の見返りにフランスに吹っかけられた、とてもじゃないけど返せない額の借金のせい?
でもそれなら借金返した後なんで発展しなかったのよって話になるわけで、
やっぱり黒人に国づくりなんて無理だったってこと?
33世界@名無史さん:2007/11/15(木) 02:36:20 0
知識人・技術者・富裕層を放逐し尽して外交的には孤立無援、これで繁栄しろというのが無理な話。
近現代における悲惨な植民地独立の典型例だな。
34世界@名無史さん:2007/11/15(木) 06:43:28 0
奴隷労働で作った砂糖で繁栄してた地域が孤立したら、
儲からなくなって一気に衰退するのは目に見えている
政治家は糞で内乱ばっかりだし、あとは国が荒れて犯罪と貧困だけが残る

今のジンバブエもそんな感じ
35世界@名無史さん:2007/11/15(木) 07:18:13 0
フランスはハイチに対し、謝罪と賠償を行うべきだ、という意見に
ついてはどうよ?
36世界@名無史さん:2007/11/15(木) 11:30:30 O
いっそドミニカに併合してもらった方が国民にとっては幸せでは?
37世界@名無史さん:2007/11/15(木) 13:22:02 0
ttp://www.harewood.org/
Harewood House

イギリスの貴族がバルバドスのプランテーション経営で築いた富で建てた館。
38世界@名無史さん:2007/11/15(木) 19:06:12 0
>>31
フランス語の「クレオール」だと黒人系混血を意味するのに、
スペイン語の「クリオーリョ」では現地生まれの白人を意味するのは、
フランスとスペインの支配の仕方の違いに起因するのだろうか?
39世界@名無史さん:2007/11/15(木) 20:29:16 O
良スレ
40世界@名無史さん:2007/11/16(金) 13:11:23 0
>>36
何その罰ゲーム
あんな土地なんかもはや誰も欲しがらない
41世界@名無史さん:2007/11/19(月) 15:38:08 0
>>38
スペインの場合、ペニンスラール、クリオーリョ、メスティーソ、ムラート、
サンボと細かく分けていたな。
42世界@名無史さん:2007/11/19(月) 15:58:58 0
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Image:Haitian_revolution.jpg
フランス軍と戦うハイチ人
ttp://chnm.gmu.edu/revolution/d/225/
ハイチ革命軍によるフランス人将校の処刑
43世界@名無史さん:2007/11/19(月) 18:58:25 O
エリック・ウィリアムズ博士が著書でプエルト・リコのことめっちゃ叩いてたけど
これってカリブ人の一般的な考えの代表なの?
島の経済は合衆国の援助と福祉でなり立ってて、合衆国なしじゃやってけないけど
その代わり西インド諸島で最も豊かな部類に入るし
44世界@名無史さん:2007/11/19(月) 19:00:51 O
>>40
今はそうだけど昔はドイツ帝国が国旗にションベンかけたりしながらドミ共と併せて欲しがってたな
45世界@名無史さん:2007/11/19(月) 23:36:31 0
>>42
やっぱハイチ人は土人っぽいなあ
ジャン=ジャック・デサリーヌ皇帝は文盲だったらしいが、皇帝からしてこんなんかよ
46世界@名無史さん:2007/11/20(火) 01:09:55 0
>>24
何気にジャマイカにもインド系いるんだよな
ラーガ・レゲエとかやってるんだろうか
ちなみにT&Tは政治が黒人で経済がインド系(+残りのアジアン)って分業してるとか
47世界@名無史さん:2007/11/20(火) 02:42:31 0
フィジーのようだ
48世界@名無史さん:2007/11/20(火) 03:07:13 O
カリブのインド人は、どうやって来たの?やっぱりイギリスが労働者として連れて来たのかなあ。
49世界@名無史さん:2007/11/20(火) 06:27:08 0
>>48
19世紀半ば以後、奴隷制廃止後のプランテーション経済を支える契約移民
として導入された。
50世界@名無史さん:2007/11/20(火) 18:03:32 0
スリナムのインドネシア(ジャワ)人もそんな感じだっけか
白人の罪は深い
51世界@名無史さん:2007/11/20(火) 22:46:57 0
ttp://sugar.lin.go.jp/tisiki/images/0511ti03.gif
ttp://sugar.lin.go.jp/tisiki/images/0511ti04.gif
砂糖キビを破砕し、ジュースをとりあえず煮詰める工場

砂糖プランテーションは、たんなる農場ではない。初期のプリミティヴなプランテーション
でも、砂糖キビを破砕し、ジュースをとりあえず煮詰める工場を持っていた。砂糖キビが
乾燥してしまうと生産効率が激減したので、伐採後は早急にこれらの過程を進める
必要があった。こうした工場はトラピチェとよばれ、水牛などの畜力を利用していた。
それがさらに大規模になったものは、集中工場(セントラール)とよばれたが、
いずれにせよ、砂糖キビのプランテーションは、農場に工場を付設する「農・工複合施設」
であった。たとえ奴隷制度のもとにおいてでも、労働がチーム・プレイとなって
いたことなど、プランテーションには、ほかにも工場と同じ性格が多方面でみられた。
52世界@名無史さん:2007/11/21(水) 05:53:53 0
強制連行でないなら、イギリスで働くポーランド人とかドイツで働くトルコ人とか日本で働くブラジル人や中国人と同じことだろ
53世界@名無史さん:2007/11/21(水) 10:27:02 0
>>43
どんなふうに叩いてたの?
54世界@名無史さん:2007/11/22(木) 18:20:09 O
>>52
どちらかと言うと、日本人のブラジルやドミニカ移民に近いだろ。とりあえず人数を揃えるために、出まかせ言って集めたんだよ。
55世界@名無史さん:2007/11/23(金) 03:15:48 0
ドミニカ共和国のウーローって黒人なのに独裁者になって
十数年国を支配してたってすごいよな
56世界@名無史さん:2007/11/23(金) 03:37:57 0
>>46
T&Tは大統領がアフリカ系、首相がインド系で棲み分けてたと思う
入管の区分が国民、外国人、 Small Traders の3区分だったのが印象的
57世界@名無史さん:2007/11/23(金) 09:07:01 0
ttp://homepage2.nifty.com/~islands/documents/williams.html
「人種」の解体と国民の記憶
――エリック・ウィリアムズを中心に――
58世界@名無史さん:2007/11/23(金) 11:14:06 0
>>53
カリブ人は独立したことを記念してカストロに続いてカリブ海諸国の連合を図らなきゃいけないのに
経済的な利益のためにアメリカに従属し続けるプエルト・リコの姿勢はこうした
大義に背くものであり、俺らはお前なんか仲間になんか入れてやんねみたいな感じ
「経済成長は達成されたが、一国民としての独自性(アイデンティティー)は失われた。たとえ全世界を得たとしても、
自らの魂をなくしてしまった国は、それで利益を得たなどと云うことができようか。」

独立運動が1952年の自由連合州憲法に定まって、完全独立を選ばなかったことへの批判なんだろうけど
経済の問題と民族のプライドを天秤にかけてどっちを選ぶかは難しい問題ではあると思う
59世界@名無史さん:2007/11/23(金) 14:20:50 0
ttp://www10.plala.or.jp/shosuzki/history/puertorico.htm
プエルトリコでは州昇格派,自治派,独立派の三つ巴の争いが今でも続いています.
三者の力関係は時々の景気に左右されて揺れ動いています.一般的には,景気が
良いときは州昇格派が優勢となり,不況になると独立派が勢いを増すようです.
ただ独立派は,どう見ても長期低落傾向にあります.これは独立派の依拠する
貧困層が,米国本土に絶え間なく流出していることと関係しているのかもしれません.
1990年の時点で,プエルトリコ人の35%が米本土で生活しているといいます
からすごいものです.
60世界@名無史さん:2007/11/23(金) 16:41:26 O
しかしアメリカ大陸を席巻したレゲトンやスポーツなんか、文化面でプエルトリコがアメリカに与えてる部分も大きい。
人口が増えてるうちは、それほど問題にならないだろう。
61世界@名無史さん:2007/11/23(金) 16:44:06 O
サルサもポルトリコよ
ヒップホップにも最初の頃関わってたヨ
生活保護受けてる奴ばっかだけどな
62世界@名無史さん:2007/11/23(金) 20:59:50 0
>>18
kwsk
何その白人厨が聞いたら涙目になりそうな話
63世界@名無史さん:2007/11/24(土) 04:28:23 0
旧英領のバラけぶりを見ると、カリブ海連合とかお笑いだ

トバゴも独立運動あるし、ネーヴィスやバーブーダやグレナディーン諸島まで分離派いるし
64世界@名無史さん:2007/11/24(土) 09:29:36 0
>>18>>62

ttp://www.max.hi-ho.ne.jp/africa/minicolumn/2000_09_01.htm
丈の高い雑草が地平線まで続く。そんな南アフリカの農村で、兄と妹は16年に
わたり性関係を続けた。2人は7月末、近親相姦(刑法)の疑いで逮捕された。
兄の子を少なくとも7人生んだ妹は数人の乳児を生き埋めにした疑いも持たれている。
両親ら家族は公判で沈黙を通し、真相は明かされていない。
近親相姦が多いと言われる南アの白人社会。忌まわしい事件に耳をふさぎたいのか、
「放っておけ」という声も目立つ。
この国では長く「近親や幼児性愛は黒人独自の文化」と片づけられてきた。
だが、女性を一種の財産とみなす「文化」は白人にも根深く、白人社会の
近親相姦もかなり多いという。

※南アフリカでもこんな話があるらすぃ。
65世界@名無史さん:2007/11/24(土) 11:45:58 0
>>62
イギリスは、17〜18世紀に、北米やカリブ海域に向けて約60万人の白人
移民を送り出している。
その大半は「年季奉公人」と呼ばれる、渡航費や食費を免除される代わりに
移動の自由のない労働力としてプランターに売られた人々であった。
彼らは、失業して食い詰めた貧民や浮浪者、教区役人や義父に売り飛ばされた
孤児、流刑となった犯罪者など。
66世界@名無史さん:2007/11/25(日) 07:53:26 0
>>65
プアホワイト

南米にも結構いるらしい
教育まともに受けられなければな


日系移民でも、戦後なされた分は、外務省の役人が無責任事なかれ主義で
棄民。日本語でもスペイン語でも教育を受けられなかったという
67世界@名無史さん:2007/11/25(日) 20:49:40 0
ラム酒は、カリブ海で砂糖キビから砂糖を精製したあとに残る副産物である
糖蜜をもとにした蒸留酒。
68世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:25:14 0
>>67
じゃ、もともとはカリブ海の農業労働者と船乗りが飲んでいた?
69世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:29:03 0
>>68
黒人奴隷も。
70世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:42:28 0
>>69
そして、ロンドンの下層民の元へ
71世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:43:34 0
で、イギリス海軍の酒になったんだよな
関係ないがホンジュラスのカリブ海側出身の黒人が言うには
日本に入ってきてるマイヤーズは現地人は絶対飲まないクソ酒らしい
72世界@名無史さん:2007/11/25(日) 21:50:30 0
>>71
ブラジルのピンガみたいなものか
西原理恵子一行がアマゾンで飲んでいたという
73世界@名無史さん:2007/11/26(月) 08:18:20 0
18世紀後半のイギリスの総合雑誌『ジェントルマンズ・マガジン』には、
「グロッギー」という新語があげられている。いまでも、ボクシングなどで
用いるあの「グロッギー」である。雑誌の説明によれば、この言葉は、
「(カリブ海の)西インド諸島で使用される表現で、砂糖なしで飲むラムに
酔って、酩酊している状態」となっている。水兵へのラムの支給を命じた
イギリス海軍の提督エドワード・ヴァーノンが、「グロッグラム」とよばれる
布地でできたコートを愛用していたことから、水兵のスラングとして、ラムで
陶酔した状態を「グロッグラム」あるいは、もっと簡単に「グロッグ」、または
「オールド・グロッグ」とよんだことに、その起源があるという。また、
「グロッギー」の原因となるラムそのものは、当時カリブ海で活動していた
無国籍な海賊集団、バッカニーアの間で、「デヴィル・キラー(悪魔殺し)」
と呼ばれていたが、「ラム」という言葉の原語とされる「ラムブリオン」が
どこからきたのかは、よく分かっていない。
74世界@名無史さん:2007/11/26(月) 22:21:54 0
>>61
レゲトン!レゲトン!

と、音楽ネタはおいといて
福祉植民地と呼ばれてアメリカで唯一国から医療保険を適用されるのがプエルトリカンだけど、
貧困層は全島民の59%に昇り、食料援助プログラムを受けているのが全島民の約40%に達する
なのに一方で島の世帯の70%が車を持ってるという全くよくわからない状況もあるんだけどね
あとは、出稼ぎに来てる数十万人のドミニカ共和国人への差別が厳しいらしい
75世界@名無史さん:2007/11/26(月) 22:35:14 0
人種差別の激しいプエルトリコでは、女性の知事はあり得るが黒人の知事は
絶対にありえない、と言われているとか。
76世界@名無史さん:2007/11/27(火) 05:18:56 0
>>73
ひょっとして日本語のグロッキーってグロッギーの間違いなのか
77世界@名無史さん:2007/11/27(火) 10:35:36 0
《ハイチ経済を支える3本の柱》

(1)国際援助資金
(2)在外ハイチ人の送金。ニューヨークやマイアミ、モントリオールやアンティール
諸島に渡った200万人の移民が、国家予算の3倍に相当する10億ドル弱を本国に
供給する。さらに、彼らの「成功」はボートピープルや頭脳流出の促進要因にも
なっている。
(3)麻薬。ハイチは生産地でも消費地でもないが、アメリカに入るコカインの
大半はフロリダを経由し、その6分の1はハイチから運ばれる。
78世界@名無史さん:2007/11/28(水) 10:01:40 0
フランツ・ファノン、スチュアート・ホールなど、カリブ海・西インド諸島
出身の知識人について語るのはどうよ?
79世界@名無史さん:2007/11/29(木) 05:36:24 0
色々な指標を見るとバルバドスだけ他の国より発展してるようなのだが何故?
80世界@名無史さん:2007/11/29(木) 15:33:04 0
>>79
政治的に安定していたからでは?
81世界@名無史さん:2007/11/30(金) 04:18:29 0
なぜ安定しているの?
82世界@名無史さん:2007/11/30(金) 15:40:19 0
うまいこと発展してたから
83世界@名無史さん:2007/12/01(土) 11:42:43 0
バルバドスはイギリスとの関係が深い状態が長いこと続いたしね。
84ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2007/12/07(金) 01:31:44 O
ハイチ絵画のレベルが高すぎる件
85世界@名無史さん:2007/12/07(金) 03:06:51 0
バルバドスは黒人率98%だけど
イギリスの金持ちの避寒地として不動の人気だからな
86世界@名無史さん:2007/12/12(水) 11:24:46 0
バルバドスの経済は、独立前はプランテーションでのサトウキビ栽培と、その
加工品である砂糖、ラム酒の生産に特化していた。1980年代から農業の多角化、
エビをはじめとする水産業、衣類や電子部品製造などを振興し大きく成長。
近年石油と天然ガスの産出が始まった。
87世界@名無史さん:2007/12/15(土) 14:13:47 0
88世界@名無史さん:2007/12/22(土) 00:24:21 0
セントキッツ島は西インド諸島で最初の白人入植地だったらしいね
89ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2007/12/26(水) 21:50:03 0
ガイアナって不思議な国
90世界@名無史さん:2007/12/26(水) 23:27:39 0
ウンゴ喋るな
91世界@名無史さん:2007/12/27(木) 01:17:28 0
TTのポートオブスペインの公園でヤシ汁飲んで休んでたら
ヨレヨレの薄汚れたワイシャツに蝶ネクタイの白人の老人に話しかけられた
ガイアナのジョージタウンで生まれたんだと
祖国イギリスへは行ったことがないらしい植民地白人の末路でした
92世界@名無史さん:2007/12/27(木) 04:22:19 0
ガイアナで生まれたんならガイアナが祖国だろうが
93世界@名無史さん:2007/12/27(木) 08:34:36 0
英語のアクセントが気になる。ベリーズみたいに酷い感じなのか?
94梵阿弥:2008/01/19(土) 17:44:53 0
>>32
<やっぱり黒人に国づくりなんて無理だったってこと?
ハイティの住民の9割が黒人で1割がミュラトゥ(白黒混血)。人種?対立が厳しかった
95世界@名無史さん:2008/01/24(木) 17:39:24 0
【ハイチ】フランス植民地帝国の歴史【インドシナ】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1157899790/101-200
カリブ海の小さな島ハイチの動乱について
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1086684079/101-200
96世界@名無史さん:2008/03/06(木) 03:59:22 0
age
97世界@名無史さん:2008/03/06(木) 04:05:10 0
>>92
正しくは英領ギアナで生まれたと言うべきだね

英領インドで発行されてた最大部数の英字新聞は The Englishman
どこで生まれようが死のうが植民地白人の意識はイギリス人

>>93
クレオール英語ではなくイギリス英語だったと思う
98世界@名無史さん:2008/03/06(木) 20:33:02 0
ガイアナといえば人民寺院事件。
99梵阿弥:2008/03/14(金) 20:25:20 0
今年限りでネデルラント領アンティル諸島が解体されますね。
クラサオが自治領となり、ボナイレ、聖マールテン、聖ユースタティウス、サバは県相当。
かつては自治領アルバも一員でしたが先に抜けました。
アルバ、ボナイレ、クラサオでアンティルABCと言ってましたがばらばらに成ります
100世界@名無史さん:2008/03/14(金) 23:47:29 0
ジャマイカとか最初はスペイン領だったけどスペイン系とかは今は
もう居ないの?
101世界@名無史さん:2008/03/15(土) 03:33:46 0
>>100
もう18世紀から英領ですからね

West Indies という括りは今でも社会的・文化的には生きていて
クリケットではジャマイカ・バルバドス・トリニダートトバゴが一緒に
West Indies として国際試合に臨んでいる
他のスポーツでは仏領マルティニークがこのグループに加わることもある
102ウーゴ:2008/03/17(月) 08:56:56 0
>>100
>>101さんに加えて、基本的にスペイン系の人間はほとんどいないようですが、
地名などに影響を残してます。あとトリニダードではスペイン人の入植は最後まで失敗し続けましたが、
それでも黒人がスペイン語で歌うカリプソ(ジャンル名忘れた。
結構有名で日本でもビクターからCDが出てます)が残ってます。
103梵阿弥:2008/03/20(木) 18:43:32 0
訂正です。>>99で自治領に成るのはクラサオだけと書きましたが、聖マールテンも自治領に成ります。
…唯一揚げた所で間違えるとは
104梵阿弥:2008/03/30(日) 16:54:32 0
>>102
パランでしょうか
105世界@名無史さん:2008/04/07(月) 01:42:58 0
ジャマイカにはスパニッシュタウンと言うスペイン人が作った町がありましたね。
106世界@名無史さん:2008/04/07(月) 17:30:39 0
>>65
その多くはアイルランド人じゃないの。
当時アイルランド人移民は、アングロサクソンから黒人と変わらないような
扱いを受けていた。
107世界@名無史さん:2008/04/07(月) 20:30:52 0
アイルランド人の大量移民は19世紀半ば
108世界@名無史さん:2008/04/08(火) 00:01:26 0
英領モントセラトはたしかアイルランド系の入植者が築いた島なんだよな
109世界@名無史さん:2008/04/08(火) 07:28:39 0
スペイン語でクリオーリョといえば現地生まれの白人を意味するのに、
フランス語でクレオールといえば黒人や黒人との混血を意味する。

同じ語源なのに、なんで正反対の意味になったんだ?
110世界@名無史さん:2008/04/08(火) 10:54:27 0
バルバドスも、国名はポルトガル語ですが英領でしたね。
111世界@名無史さん:2008/04/08(火) 15:00:52 0
西インド諸島ではないんですが西アフリカのシエラレオネと言う国にはクリオと
呼ばれるクレオールがありますね。イギリス、カナダ、ジャマイカのマルーンとかの
解放奴隷の黒人の子孫なんですけど、それにさらに現地のアフリカ人や
白人入植者とかも入ってクリオと呼ばれる英国風のクレオール文化を築いてた。
112世界@名無史さん:2008/04/08(火) 16:18:47 0
>>109
フランス語でも本来クレオールとは植民したフランス人の子孫のこと
南北戦争時の南軍のボーレガール将軍は「グレート・クレオール」と
称されたけれど全くの白人
ただフランス植民地では黒人やインディアンとの混血もフランス人の
血が入っていればクレオールと呼んだのが一般化していった
113世界@名無史さん:2008/04/08(火) 17:26:01 0
>>110
バルバドスといえば満州国を承認してくれた数少ない国のひとつだな
いまだにどう考えても日本となんか関係なさそうなのに承認してくれた理由がわからん
それに名前が悪の秘密結社みたい
114世界@名無史さん:2008/04/08(火) 17:40:21 0
エルサルバドルと勘違いしてるだろ
あれは時の独裁者マルティネスが基地外だっただけだ
「人間は輪廻転生できるから、殺人よりも蟻を殺す方が罪深いのだ」
って言いながら農民虐殺しまくってたおっさんが
独自外交とか息巻いてやれることを適当にやってみただけ
115世界@名無史さん:2008/04/09(水) 00:07:38 0
バルバドスの意味はポルトガル語で鬚・ひげが生えたとか言う意味ですね。
ポルトガル人がこの島に上陸した時、島が平坦で草が生えている風景が鬚に見えたとかなんとか
116世界@名無史さん:2008/04/09(水) 13:03:43 0
キュラソーもポルトガル語みたいですね
117世界@名無史さん:2008/04/09(水) 13:52:34 0
かるたもポルトガル語
118世界@名無史さん:2008/04/09(水) 16:41:24 0
>>105
トリニダード・トバゴには、ポート・オブ・スペインという都市があります。
119世界@名無史さん:2008/04/09(水) 22:47:19 0
トリニダート・ドバゴって天然のアスファルトで出来た湖があるらしいね
石油も出るみたいだしペンチマンも安心だね
120世界@名無史さん:2008/04/10(木) 10:45:56 0
サン・バルテルミー島には、ロックフェラーやロスチャイルドのプライベートビーチがある。
121梵阿弥:2008/04/27(日) 19:00:40 0
>>115
『ラテン・アメリカを知る辞典』には、やって来たイスパニア人が、島に
イゴス・バルブドス(髭いちじく)が生えているのを見て名付けた、と在りました
122世界@名無史さん:2008/06/15(日) 09:04:24 0
               
123ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/07/10(木) 21:40:19 O
レゲエを通じてアフリカとかブラジルの黒人文化を作り替えたジャマイカってすごいと思い、
ジャマイカ史の本を探すも見つからず。
中米・カリブの概説書よりなんとなく読んだボブ・マーリーの伝記みたいなのが、
一番戦後の社会情勢に詳しかったような。歴史的に語られる対象じゃないってことかな?よくわからん。

で、やっぱレゲエよりスカが好きなんでスペシャルズとか聴いてみちゃう。ルードボーイ!
124月読:2008/07/11(金) 17:07:19 0
日光よろしく!
125梵阿弥:2008/08/14(木) 19:17:22 0
>>118
唐津
126ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/09/07(日) 21:48:32 0
で、レゲエ、スカ以前のカリブ音楽というとやっぱなんと言ってもカリプソなわけですが、
カリプソとか聴きだすともうキリがないからと思い、60年代〜80年代のポピュラーな音楽ばっか聴いております。

音楽の話はもう良いとして、歴史の話だ。
>>78
最近ギニア人とかセネガル人とかと話す機会があったんですが、
エメ・セゼールとフランツ・ファノンの話をするとみんな理解してくれるのが
嬉しい。マルチニークってちっちゃい島なのにポストコロニアル的な重要さでは
キューバにひけをとらないと冗談半分で言ってみたりします。
127世界@名無史さん:2008/09/07(日) 23:28:08 O
>>123
ジャマイカ史なら英語で手頃なのがあるじゃないの
カリブ史を勉強するなら最低は英語で更にスペイン語やフランス語が読めないと
日本語でもカリブ地域史はあってもカリブ各国史は古いがクセジュでキューバ史があったくらい
スレチだが最近になってようやくまとまったメキシコ史とコスタリカ史が日本語で読めるようになった
128ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/09/16(火) 20:00:40 O
>>127
ジャマイカ史は興味あるけど、英語の本読む程本気じゃないんで今ぐらいが精一杯ですw
南米大陸部とポルトガル語だけで手一杯ですお

コスタリカといえばカリブ海側にいる黒人の多くは19世紀に移住したジャマイカ人らしいけど、
特にジャマイカの黒人ばっかが中米やキューバに拡散してるのは不思議
それとも知らないだけでハイチ人も移住してるのかな?キューバやニューオリンズには行ってたようだけど、どうなんでしょう
129天照大神:2008/09/18(木) 13:56:02 0
サンドイッチマン
130世界@名無史さん:2008/09/18(木) 15:22:56 0
>>128ウーゴ ◆eaYqa3SeLEさん
ポルトガル語って英語よりすごいじゃないのw
スペイン語はどうなんですか?ポルトガル語が出来る時点で
スペイン語もほぼ制覇したようなものですがね。
南米大陸部の歴史をやるのならスペイン語は欠かせない。
ブラジルに興味があるのなら別ですが。なんだかんだ言って
英語、スペイン語が出来なければ南北中アメリカ史は難しいですね。
131ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/10/10(金) 10:34:13 O
残念ながら西語も葡語も学習中ですw
英西仏蘭葡が出来ればここら辺の歴史はバッチリですが、でも日本のここいら辺の歴史や文化の研究者って
特定の島や国家に入れこんで余り包括的な環カリブ海史
(たとえばハイチとジャマイカとプエルトリコを同時に関連付けて見るような視点)が生まれづらいような印象があります。


カリブ海そのものの話に戻すと、カリブ人が人食い族として扱われるようになった経緯って結構エグいですね
132世界@名無史さん:2008/10/20(月) 11:42:06 0
陸上の短距離って、カリブの島国の選手が凄く多いですよね。
133辺無宇々悟 ◆eaYqa3SeLE :2008/12/22(月) 04:17:51 O
>>132
国が小さいから長距離に向いてないのかな。

・・・ネタ切れか。キューバ除いたら確かに語れること少ないよなあ。この地域。
134世界@名無史さん:2009/01/16(金) 13:37:33 0
ドミニカ国は、ドミニカ共和があるのにどうしてドミニカを国名に使ったんだろうか?
135世界@名無史さん:2009/01/16(金) 14:06:45 0
そうそう、紛らわしくてしょうがない。
136世界@名無史さん:2009/01/16(金) 14:47:44 0
小アンティルの国は独立するメリットあるんだろうか?
絶対植民地とかのままのほうが経済的にも福祉的にも幸せだと思うのだが
島1つとか2つで独立したって絶対いきづまるだろう
137世界@名無史さん:2009/01/17(土) 04:25:31 0
>>134
島の名前がドミニカだからだろ
共和国のほうがサント・ドミンゴにしておけばよかったのだが・・・
138ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/01/18(日) 01:31:52 O
スペイン人ハイチ共和国の方が良かった。
139世界@名無史さん:2009/01/19(月) 15:32:50 0
海賊のステレオタイプイメージって、たいていカリブの海賊(バッカニア)の
それだよな。
髑髏マークの旗を掲げ、片目には眼帯、片脚は義足・・・

ハイチの北にあるトルトゥーガ島と、ジャマイカ島が主な根拠地だったが。

140世界@名無史さん:2009/01/20(火) 00:25:37 0
ステレオタイプの形成は、ピーターパンと宝島が大きいと思う。
141世界@名無史さん:2009/01/22(木) 00:22:25 O
宝島とかロビンソン・クルーソーの影響もあるのでは
142世界@名無史さん:2009/01/22(木) 01:03:48 0
>>141
もう一度140を読み直すように。
143141:2009/01/22(木) 01:16:30 O
>>142
ぎゃふん!
144世界@名無史さん:2009/01/22(木) 09:54:29 0
西インド諸島を代表する球技といえばクリケット。
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ballgame/1220281573/15
クリケットW杯(WIKIから)
>1975年 イングランド開催 優勝…【西インド諸島】
>1979年 イングランド開催 優勝…【西インド諸島】
>1983年 イングランド開催 優勝…インド
>1987年 インド・パキスタン開催 優勝…オーストラリア
>1992年 オーストラリア・ニュージーランド開催 優勝…パキスタン
>1996年 インド・パキスタン・スリランカ開催 優勝…スリランカ
>1999年 イングランド開催 優勝…オーストラリア
>2003年 南アフリカ開催 優勝…オーストラリア
>2007年 【西インド諸島】開催 優勝…オーストラリア
>オーストラリアでは、ラグビーW杯優勝のときより国内が盛り上がったと言う。

ここでいう「西インド諸島」とは、1961年に離脱した、
ジャマイカとトリニダード・トバゴを除く「西インド諸島連邦」の地域。
人口300万のジャマイカや人口200万のトリニダード・トバゴもクリケットが盛んだが、
総人口80万人の「西インド諸島」の強さには手も足も出なかった。

世界競技人口2位のクリケットでそうなのだから、
人口800万のドミニカ共和国や人口1100万のキューバが、猛烈に野球が強くて当たり前。

ちなみにクリケットで「西インド諸島」に勝てないジャマイカとトリニダード・トバゴは、
サッカーに逃げた。
145世界@名無史さん:2009/01/22(木) 10:00:21 0
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/meikyu/1219893842/38在している
中米カリブ海地域は、交互に野球(クリケット)とサッカーが混在している。
中央アメリカ

アメリカ合衆国…野球
メキシコ…サッカー(トップの年俸500万ドル、ただトップアスリートは年俸1000万ドルの隣国アメリカのアメフト、バスケ、野球に行く)
ユカタン半島…野球(メキシコリーグ16チーム中8チーム、メキシコシティには1つだけ)
ベリーズ…サッカー
グアテマラ…野球
ホンジュラス&エルサルバドル…サッカー(所謂「サッカー戦争」で有名)
ニカラグア…野球(落合が4番だった頃のアマ全日本に勝利)
コスタリカ…サッカー(02年W杯で日本と対戦)
パナマ&コロンビア&ベネズエラ&エクアドル…野球
パナマ&コロンビア&ベネズエラ&エクアドルは19世紀前半に「大コロンビア帝国」と言う同じ国だった。
コロンビアは、第二次大戦後から90年代までサッカー国だったが、
90年代後半に麻薬組織が壊滅してから、メジャーも輩出する野球国に。

カリブ海諸国
アメリカ合衆国…野球
バハマ…サッカー
キューバ…野球
ジャマイカ&ハイチ…サッカー(ジャマイカは98年W杯で日本に勝利)
ドミニカ共和国&プエルトリコ&バージン諸島…野球
アンチグア・バーブーダ&セントクリストファー・ネイビス&仏領クアドループ…サッカー
ドミニカ国…クリケット
仏領マルチニーク…サッカー
セントルシア&バルバドス&センチビンセント・グレナディーン&グレナダ…クリケット
トリニダード・トバコ…サッカー
蘭領アンチル&ベネズエラ…野球
146世界@名無史さん:2009/01/22(木) 12:21:07 O
ハイチは70年代に野球用品作って輸出してたらしいけど、ハイチのスポーツってなんなんだろう。
それとも国が餓死寸前だからスポーツしてる場合じゃないのか。
147世界@名無史さん:2009/01/23(金) 20:18:10 0
>ハイチのスポーツってなんなんだろう。

ハイチはサッカー。74年サッカーW杯に出てる。

つかハイチのようなフランス植民地は全部サッカー。
アフリカでW杯出てるカメルーン、コートジボワール、セネガル、ガーナ、
モロッコ、アルジェリア、チュニジア、全部フランス植民地。
エジプトもフランス植民地時代に伝来。
ナイジェリアは隣のニジェール&カメルーン&ベナンあたり移民や、
フランス植民地カメルーンと隣接したフランス語圏ビアフラの影響でサッカーが強い。

まぁさっかーを世界に広めたのはイギリスじゃなくてフランスだし。
FIFAやUEFAはフランス人が作り、スイスのフランス語ローザンヌやジュネーブに会がある。
148世界@名無史さん:2009/01/24(土) 01:46:01 0
野球もありそうだけど
149世界@名無史さん:2009/01/24(土) 06:10:30 0
ガーナはイギリス植民地だろ
150世界@名無史さん:2009/01/24(土) 06:15:45 0
野球ってぶっちゃけ米国の影響が強い国以外じゃマイナースポーツだろ
2006WBC参加国
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:2006_World_Baseball_Classic_Map.PNG
151世界@名無史さん:2009/01/24(土) 08:16:09 0
ハイチだって米国の影響力強いもん!
152世界@名無史さん:2009/01/24(土) 08:40:25 0
>>150
>野球ってぶっちゃけ米国の影響が強い国以外じゃマイナースポーツだろ

そんな、いまどき100人が100人とも知っているようなことを指摘しても。
153世界@名無史さん:2009/01/25(日) 03:59:15 0
中国ってプロスポーツがダメだね
アマだと国の威信とかで金とりまくりだけど
154世界@名無史さん:2009/01/25(日) 13:29:57 0
東ア+か極東でやってろ
155世界@名無史さん:2009/01/26(月) 10:01:52 0
中国は民度が低いからな
156世界@名無史さん:2009/02/03(火) 13:16:29 O
ドミニカ共和国がいまいちよくわからん
白人がいながら黒人独裁者のウリセス・ウーローなんてのが出てきたのが謎すぎる
157世界@名無史さん:2009/02/06(金) 19:19:10 0
カリブ海の島々では、収穫されて製糖工場に運び込まれたサトウキビは、すぐに
処理しないと砂糖の品質に影響が出るのため、真っ先に三本垂直ローラー式の
風車型圧搾機で汁をしぼり出された。このときに、過労と寝不足などのために
不注意になっているとサトウキビとともに腕が圧搾機に巻き込まれてしまうことがあったが、
全体の作業に支障をきたすため、そばに置いてある斧を使い、巻き込まれた腕を
すぐに切り落として作業は続行された。このため砂糖プランテーションでは、
片腕がない奴隷などもよく見かけられた。   ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
158世界@名無史さん:2009/02/14(土) 15:54:49 0
仏領植民地の中で、もっともフランスへの同化志向が強かったのがカリブ海だった。
19世紀、独立直後の中南米・カリブ海諸国には欧米の自由主義的な学問が
導入され、エリート層には西欧崇拝熱が高まった。
流血の上でフランスからの独立を果たしたハイチですら、19世紀半ばには、
フランス的なものへの憧憬がみられたほど。
マルティニークがフランス領になって300年目の1935年になっても、
「我々は同化に十分なほど成熟した」「フランスはこの300年祭に際して、
我々を家族の一員に迎え入れる義務がある」「『国民』の中に『植民地』を
完全に融合させるべきだ」というマルティニーク住民の同化願望は、弱まる
ことはなかったというから驚かされる。
159ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/02/14(土) 18:20:42 0
グリッサンは「マルティニークでは植民地化が成功したから独立運動が盛り上がらない」みたいなことを言ってましたが
エメ・セゼールもフランツ・ファノンも元は同化主義への挫折の中で出てきた人々でしたね。
西インド諸島やセネガルはフランス植民地でも特に同化政策が進みながらも、
実際には人種差別が激しかったからこそネグリチュード運動が盛り上がったみたいなことを偉い先生が言ってました。

フランツ・ファノンはマルチニークの中産階級出身で、
フランス文化に同化して育ち、自らも自由フランス軍で戦ったのに、
フランス本土では片言のフランス語で話しかけられたり「おいしいバナニアあるよ」
って馬鹿にされたり、屈辱を味わううちに恩師のセゼールの提唱していたネグリチュードに傾倒し、
ネグリチュードがダメだと気づいてから第三世界革命論に移行したらしいです。
160世界@名無史さん:2009/02/15(日) 20:01:43 0
エドゥアール・グリッサンは、
「ある意味ではイギリス植民地主義はその被植民者の文化をもっと尊重していた。
それはもしかすると軽蔑によるのかもしれないけれども……。しかし結果は次に
示すとおり。すなわち、英語圏諸国におけるアフリカ文化においては、フランス語圏
諸国におけるものよりもはっきりとした何ものかが見受けられるのです」
と主張する。
161世界@名無史さん:2009/02/17(火) 19:12:14 0
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/06/Atlantic_Ocean.png
この地図を見ると、大西洋というのは巨大な内海に思えてくるね。
「大西洋憲章」といい「北大西洋条約」といい、欧米人にとっての大西洋を
超えたきずなの強さがよくわかる。
162世界@名無史さん:2009/02/17(火) 19:59:07 0
>>155
北京五輪女子柔道金メダルの選手
1年間国家体育委員会の強化施設に隔離されて男子相手に練習してきた
これで生後半年で別れた娘に会える、それが一番嬉しいと
 
日本にもこれくらいの厳しさがあればと思うよ
163梵阿弥:2009/02/19(木) 20:32:02 0
>>147
エジプトがフランス領だった事なんて在りましたかね。何時頃ですか
164世界@名無史さん:2009/02/25(水) 13:36:03 0
>>163
ナポレオンの時からイギリスに占領されるまでは、
一応フランスの勢力下ではあったね。
欧州では「オスマントルコから実質的独立」という扱い。

反日勢力は、沖縄や北海道や対馬とかで、この方法を狙っている。
165梵阿弥:2009/03/19(木) 20:13:41 0
ムハンマドアリ朝ですか。しかしフットボールがアソシエイション式に集約されたのは、
F.A.(フットボール・アソシエイション)が出来た1863年です。1875年頃には運河株買取で
ブリテンの影響が強まってましたよね。フランスで初めてフットボールクラブが出来たのは
1872年で、ル アーブル市のブリテン人によるものです。当時はまだフランスで
普及してませんでした。
勿論フランスにも民俗フットボールは在りましたが、それを言ったらエジプトにも
在ったかもしれない。
貴方と>>147の人との関連は不明ですが、無理のある主張ですね。
大体が、フットボール伝道はブリテン(スコットランド等含む)人の仕事とされてますよ
166梵阿弥:2009/06/05(金) 17:24:01 0
カメルーンには1884年にドイツ人体育教師が初めてフットボールを持込んだと言われます。
当地が「ドイツ領西アフリカ」と成った年です。ドイツでは1860年代にはフットボールが
伝わってました。カメルーンと言えば旧フランス領だ、と言うかも知れませんが
第1次大戦迄はドイツ領でした。大戦が始まるとブリテンの海軍力で本国と切離されたのでブリテン/フランス軍に制圧されました。大戦後、西部2割がブリテン領と成りナイジェリアに編入、
残りがフランス領と成りフランス領赤道アフリカに編入されました。
1960年に独立するに当り、ブリテン領となった地域を南北2つに分けて住民投票を行い、北部はナイジェリア側に留まり、南部はフランス領と統合しての独立と成りました。
カメルーン/ナイジェリア両国々境がS字を描いて、南部が西にめり込んでるのは
その為です。と言う訳で、現カメルーン国の西部1割程は元ブリテン領でした。
現南/北西両州です。近年カメルーンがコモンウェルス(英連邦)に加盟したのも、
少数者の悲哀から分離独立も唱える英語母語者への配慮でしょう。
旧フランス領なのに加盟したのはとても珍しい
167梵阿弥:2009/06/05(金) 17:24:51 0
Wipeでカメルーン・リーグを見ると、独立直後はドゥアラ市のクラブの成績が
良かった様です。同市はドイツ領時代の中心でした。
しかしフランス領と成ると内陸にヤウンデ市を作り中心を移します。
多分「国境」が東に動いてドゥアラのすぐ西に来た為でしょう。
海はブリテンのものだったから奥地の方が安心ですしね。
従ってドゥアラ市のフットボールはドイツの遺産ではないでしょうか。
因みに有名なミラ:Milla(芸名、正式にはミラー:Miller)氏が初めて所属した
クラブはドゥアラ・レパーズでした
168ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/06/09(火) 23:14:44 0
http://www.youtube.com/watch?v=5zVN3weAQ_M

マジカコ良すぎる。やっぱりボブはスカ時代が最強だと思うのです。
ダンスホール以降は下品過ぎて嫌いだけど、ジャマイカ音楽はヒーローが
沢山いて羨ましい。トリニダードやハイチやキューバやドミ共の、
ボブやジミー・クリフみたいなスターってパッと出てこないもん。
マイティ・スパロウはもっとちっちゃい国だし(グレナダだっけか?)ペレス・プラードぐらい?
169ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/06/09(火) 23:24:46 0
『マルチニックの少年』を偉い先生の講義で見せてもらったけど、
あれはやっぱりエメ・セゼールの少年時代を意識してるのかね。
今年ベネズエラ資本で封切られる『トゥーサン』はどんな出来になってるやら。
『300』みたいなプロパガンダ映画になってなきゃいいけど。
170ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/06/11(木) 00:09:32 0
ドミニカ島でカリブ人が生き残ってるのは、
山がちで白人が山奥までやって来なかったからだと、
今日読んだ論文に書いてあったお。
でも文化的には黒人と混血、同化してカリブ語は残ってないらしいお。
島嶼カリブ語はベリーズのガリフナ人しか話さないのだとか。かなしお。
171ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/06/11(木) 00:27:35 0
http://www.youtube.com/watch?v=0i8kDUyGLMQ
http://www.youtube.com/watch?v=84lnDUVkMjc

マルチニークがフランス領になったのは、
フランシュコンテやニースやサヴォアよりも先なんだお!
なのにみくびんなおフランス政府!
172世界@名無史さん:2009/06/11(木) 07:22:31 0
ウーゴがおかしくなった
173世界@名無史さん:2009/06/11(木) 15:11:33 0
そういえばフランス領グアダルーペで暴動が起こっていたようだ
174世界@名無史さん:2009/06/11(木) 22:14:42 O
かつてデンマーク領西インド諸島がありましたが
ナポレオン戦争時の1807年イギリスに奇襲されデンマーク海軍の全艦艇が破壊又は捕獲され
商船隊も壊滅しました
これで連絡、補給が断たれたはずなのに(デンマーク領インドもそうですが)
ナポレオン戦争後もデンマークの植民地経営は維持されました
確かデンマーク領西インド諸島はさとうきびしか作っていなかったはず
戦争中本国からの食糧供給断たれた時どうやって食いつないでいたのでしょうか?
175世界@名無史さん:2009/07/04(土) 16:07:48 0
デンマーク領西インド諸島って、現在アメリカ領のヴァージン諸島の事ですよね?
176世界@名無史さん:2009/07/05(日) 01:15:53 O
さとうきびやラム酒、あとは魚だけじゃ栄養失調確実だね
177世界@名無史さん:2009/07/05(日) 01:50:47 0
>>175

Yes.
178世界@名無史さん:2009/07/10(金) 10:17:45 0
欧米諸国は今でも世界のあちこちに海外領土を持っているけれど、単に税金を
食うだけのお荷物になっているところも多いらしいね。

それでも維持し続けているのは、一種のステイタスシンボルというか、思い入れの
せいらしい。
179世界@名無史さん:2009/07/10(金) 12:19:18 0
>>174
白人農場主の食い物は密貿易で塩漬け豚肉入手。
奴隷など何を食おうが生存にギリギリなものを彼ら自身で勝手に漁らせれば気にすることない。

>>178
マネーロンダリング、避税地としての役割。
180世界@名無史さん:2009/07/11(土) 07:16:32 0
カリブ海はともかく、フォークランドやピトケアン諸島は本気で何のためにあるのか分からない
181世界@名無史さん:2009/07/11(土) 09:35:24 0
女王陛下の栄光のためだぞ!無礼を言う出ない。
182梵阿弥:2009/07/14(火) 15:54:23 0
>>147
ナイジェリアでは確かにイボ人地域でフットボールが盛んでした。
その理由は「ナイジェリア保護領」に於けるブリテンの間接統治に求められます。
元々北部のハウサ人/西部のヨルバ人には王国が在った。
間接統治というのは委任なんですが、結局殖民地だから地元の主権は制限される。
しかし文化は尊重する事で地元の首長の求心力を保障する。従って文化的変容が緩やかになる。
貴方の近所にも実権は乏しいが「文化保持」を売りにしてる首長が居ませんか。これが「保護領」。
対してイボ人は「村落連合」の水準でした。長老を仲立ちに家族の長が集まって運営される
一種の「直接民主制」です。加えてイボ人地域は可耕地が少なかったので都市へ出て商人や
官吏になる者が多かった。故に欧州文化に対する拒絶感が少なく、
キリスト教や英語の普及も速かった。フットボールが流行ったのもその一環です。
例えばラグビー・ユニオンが盛んな南アフリカ/ナミビア/ジンバブウェは酷い人種差別の国でした。
今でも同競技に黒人選手は殆ど居ない。但し、象牙海岸国等の旧フランス領では事情が異なりますが。対してフットボールは庶民の競技です。進取の気風に富み民主的なイボ人に好まれたのも道理。
因みに、1914年からイボ地域にも首長制を導入します。
しかし元々首長は居なかったから、その名も「委任首長」をブリテンが創造して任命した。
故に住民は敬意を抱かず、徴税を巡って1929年にアバで「婦人一揆」が起きている
183梵阿弥:2009/07/14(火) 15:57:18 0
1904年にナイジェリアではブリテン海軍人と現地人とフットボールの試合が在りました。
以後現地人とブリテン兵士が混じって楽しむ様に成ります。第1次大戦直後の1919年に
初のクラブが出来ました。上に書いた様に、1次大戦まで現カメルーン辺りは
「ドイツ領西アフリカ」でした。故にこれ以前にフランスが影響を与えようにも出来ませんよ。
そしてドイツ領西アフリカ西部は1次大戦後ブリテン領でした。だから、
 フランスの影響でカメルーンでフットボールが盛んに成ると
 イボ人繋がりでナイジェリアでも盛んに成った、
というのは受入れ難い主張です。そもそもカメルーンにイボ人は居ませんよ
それに、イボ人はフランス語話さないでしょう。『世界民族事典』の「イボ」では、
 概して方言間の差異が大きく、相互コミニュケーションが不能な状況が多いため、
 ピジン英語が広く用いられている
と在ります。「ピジン」というのは「ビジネス」が訛った語で、要はクレオール語(現地訛り)です。
詰り、「ピジン英語」は英語を基本として、活用を簡略化したり、現地の語彙を取り込んだもの
184梵阿弥:2009/07/14(火) 15:58:44 0
1966年からのビアフラ戦争でフランスがイボ人を支援したのは確かですが、それとフットボールは
関係無いでしょう。例えばタンザニア/ガボン/象牙海岸国/ザンビア/ハイティの各国は
「ビアフラ国」を承認しましたが、カメルーンは承認しませんでした。ビアフラへの支援は、
カメルーン国境から陸路、では無くギニア方面から「空路で」行われました。
『最新サッカー百科事典』 編:(財)日本サッカー協会/日本サッカーライターズ協議会 では、
 ナイジェリアでは1970年代からドイツ人ハインツ・マロツケの元で強化に励んでいた
と在ります。ビアフラ戦争後に寧ろ「諸民族和解」の象徴として強化されたんでしょう。
だから今では民族的偏りも少ない。
また、ベナン(ダオメ)からナイジェリアへの影響を指摘されてますが、あそこはさほど
フットボールが盛んでない。それにベナンはナイジェリアの西隣に在る。
するとナイジェリア西部のヨルバ人が影響を受けそうなもんです。
でもヨルバ人はさほどフットボールを好まなかった
185梵阿弥:2009/07/14(火) 16:01:00 0
そして、2006年の世界杯ドイツ大会にベナンの西隣のトーゴ共和国が初出場しました。
1884年に「ドイツ領トーゴラント」が出来ましたが、此処も第1次大戦でブリテン/フランス両軍に
占領され、戦後に両国で分割されました。元々南北に細長かったのを更に東西に分け、
西側1/3は「ブリテン領黄金海岸」と合併して1957年にガーナとして独立、
東側2/3は「フランス領西アフリカ」の一部と成りますが1960年にトーゴとして独立しました。
トーゴラントもドイツ人がフットボールを持ち込んだんじゃないでしょうか。
初出場が「ドイツ大会」だった事に注目。フットボール関係者にとって思い入れが
在ったかも知れませんよ。例えば出場時の監督はドイツ人でした。
少なくともベナンよりトーゴのほうが成績が良い。
ニジェールは更にフットボールが下火です。それにナイジェリア北部に住むのは
ハウサ/フラニ人。ニジェール国民基幹もハウサ/フラニ人。
もしニジェールから影響受けるなら、ナイジェリアのハウサ人の間で流行った筈です。
また、ガーナも2006年ドイツ大会が初出場でした。同国の西側2/3は1874年以来
ブリテン領(北部は1901)でした。東側1/3は第1次大戦までドイツ領トーゴラント西部でした。
ガーナ共和国とフランスは無関係です。>>149の人が既に指摘されてますよね。
という訳で、2006年ドイツ大会では旧ドイツ領トーゴラントの両国が揃い踏み
186梵阿弥:2009/08/03(月) 14:58:39 0
>>147
因みにアフリカのフットボール協会設立年を古さで並べると、
1892南アフリカ(人種隔離政策非難で資格停止、1991再加盟)/1919コンゴ民主共和国
21エジプト/24ウガンダ/29ザンビア/30タンザニア/32レソト/36スダン;リベリア
43エチオピア/45ナイジェリア/48ブルンジ/51ソマリア/52ガンビア;モーリシャス
55モロッコ/56チュニジア/57ガーナ/59カメルーン;ギニア
60ケニヤ;赤道ギニア;セネガル;象牙海岸;トーゴ;ブルキナ・ファソ;マリ
61中央アフリカ;マダガスカル;モーリタニア
62アルジェリア;ガボン;コンゴ;チャド;ベナン;リビヤ/65ジンバブウェ
66マラウィ/67シエラ・レオネ;ニジェール/68スワジランド/70ボツワナ/72ルワンダ
74ギニア・ビサウ/75サントメ・プリンシペ/76セーシェル/77ジブチ/78モザンビーク
79アンゴラ/82カボ・ヴェルデ/90エリトリア;ナミビア
こういうのは独立の時期も影響するから、必ずしもフットボールが盛んかどうかを表すとは
限りませんがね。殖民地統治の形態の違いも影響する。ブリテンは間接統治が多かったから、
地域協会の設立も早くなる。フランスは同化主義で、特に北アフリカは本土リーグと一体化
してたので地域協会設立の必要性も無い。しかし普及度の大体の傾向が判るでしょう
187梵阿弥:2009/08/03(月) 15:00:48 0
参考:1863イングランド/1873スコットランド/1876ウェールズ/1880(北)アイルランド/1885スイス
1889デンマーク;ネデルラント/1891ニュージーランド/1892シンガポル/1893アルヘンティナ
1895チリ;ベルギー/1898イタリア/1900ウルグァイ;ドイツ;マルタ/01チェコ;マジャル
02ガイアナ;ノルウェー/04エスタライヒ;スウェーデン;ハイティ/06パラグァイ
07フィリピン;フィンランド/08トリニダド・トバゴ;マケドニア;ルクセンブルク
09ルマニア/10ジャマイカ;バルバドス/12カナダ;クロアティア;ロシア/13エスパニャ;迷国
14カザフスタン;ブラジウ;ポルトガル;香港/16タイ/19グァテマラ;セルビア;ポルスカ;フランス
フランスの場合、1919年まで何も無かった訳でもないんですがね。5つ位に分かれてて、
1つに纏めたのがこの年らしい。確かに1904年にFIFAが出来てて、フランスも加盟している。
成立年より加盟年の方が早いのはこういう事情がある。
千田 善『ワールドカップの世界史』に拠れば
纏めるまでは「フランス・スポーツ協会」が加盟してたそうです。
因みに、アフリカでの最も早い試合は1860年代に南アフリカのポート・エリザベスで
ブリテン人により行なわれました。当時は未だフランスに伝わってませんでしたね。
フットボールに於いては、アフリカはフランスの先輩に当ります。
此処の表題から見ると、ガイアナ/ハイティが早い
188世界@名無史さん:2009/08/13(木) 16:06:06 0
金融危機以降、フランス本国では経済的負担を嫌って海外領土の独立を容認する意見が増えてますが、
(最近のフランス本国の世論調査ではマルティニーク独立支持が反対を上回った)
欧州経済はアメリカ以上の再起不能なダメージを受けているという説があり、
ドイツはユーロから離脱するとも言われてますが、これから先、世界恐慌が勃発してユーロ崩壊、EUが解体して、
フランスが崩壊した場合、南米ギアナ、グアドループ、マルティニーク、レユニオン、フランス領ポリネシアをフランスが放棄して、それを日本が購入または譲渡される可能性はありますか?
189世界@名無史さん:2009/08/14(金) 07:05:22 0
ここまで一体化してしまった以上、いまさら特定国のユーロ離脱はありえない
経済が大混乱に陥る
ドイツ企業なんか悉く潰れるぞ
そもそも規模の小さい通貨は脆弱だからポンド捨てようかという話を英国でしているのに

後段は論外
フランス領が独立する可能性は無くはないが、日本が得る可能性はゼロ
そもそも地理的に全然近接してないだろ
190世界@名無史さん:2009/08/14(金) 07:06:03 0
む、うっかりそもそもを二回も使ってしまった
なんとなく座りが悪い
191梵阿弥:2009/08/21(金) 16:06:38 0
【フットボールの北中米カリブ海連盟の加盟協会の設立年】
1902ガイアナ(66)/04ハイティ/08トリニダド・トバゴ(62)/10ジャマイカ(62);バルバドス(66)/
12カナダ(26)/13迷国/19グァテマラ/20スリナム(75)/21コスタ・リカ;蘭領アンティル諸島*/
24クーバ;グレナダ(74)/25コロンビア/26ベネスエラ/27メヒコ/
28アンティグア・バーブーダ(81);バミューダ*/31ニカラグァ/
32アルバ*;セントキッツ・ネヴィス(83)/35エル サルバドル/37パナマ/40プエルト・リコ*/
51オンデュラス/53ドミニカ共和国/66ケイマン諸島*/67バハマ(73)/70ドミニカ国(78)/
74英領ヴァージン諸島*/79セントヴィンセント・グレナディーン諸島;セントルシア/
80ベリーズ(81)/90アンギラ*/92迷領ヴァージン諸島*/94モントセラト*/96タークス・カイコス諸島*
()の中は国の独立年で、協会設立の方が早い場合に書いときました。*は非独立地域。
ブリテン領だったガイアナは独立の64年前。随分早いですね。
ネデルラント領だったスリナムも独立の55年前。
迷国領のヴァージン諸島/プエルト・リコも協会が出来ている。
しかしフランス領は只の1つも出来てない。未だに「フランス協会」の傘下に在ります。
同国の殖民地政策の特異性が判ります。
猶、コロンビア/ベネスエラ両国は当初は「中米カリブ海連盟」(CCCF)に属してましたが
後に南米連盟に移ります。その後中米カリブ海連盟は北米連盟と合併して今の縄張に成りました
192梵阿弥:2009/08/21(金) 16:08:49 0
>>144,>>145
トリニダド・トバゴ/ジャマイカの協会設立年は随分早いでしょう。
クリケットで勝てないから逃げた、と言うのはどうでしょうね。
また、トリニダド・トバゴの場合はインド人が多い。インドはクリケットが盛んだから
ここのインド人もクリケットを好む。対して黒人はフットボールを好む。
そういう構図は昔からのことではないでしょうか。「逃げた」というなら、
ここのインド人はクリケットを止めフットボールに転じたんですか。
でも世界杯06年ドイツ大会の時の予選を視ると、選手は黒人ばかりでした。名前で判る。
まさか、インド人は先天的にフットボールに向いてない、とか言わないでしょうね。
元々あの辺は暑いから、走り回るフットボールよりクリケット/野球が受けるのは自然です。
しかし特に欧州でフットボール選手の移籍が盛んになると、この辺にも人材を求めた。
ボスマン裁判、ご存知ですか。そういう様々な事情を考慮されたんでしょうか。
野球でも、大リーグのストライキのときに代替選手の確保の必要が在り、
妥結後も球団が増えたので選手の供給元の確保が問題となった。
日本人大リーガーが増えたのもそれが大きい。
そもそも、ある国で盛んな競技は1つしかない、と決めて懸かるのはどうでしょう。
野球との比較となると私には判りませんが、何故「どっちも盛ん」ではいけないのでしょうか
193世界@名無史さん:2009/09/02(水) 21:19:51 0
ベースボールは、得手不得手以前に、人気のある国の数が限られてる

194世界@名無史さん:2009/09/02(水) 22:05:26 0
>>193
相手すんな
195世界@名無史さん:2009/09/13(日) 08:41:11 0
http://soccerunderground.com/blog/archives/000965.html
不都合な真実は文章少なめで、
殆どがページ一面の写真とキャプションで構成された本なので、
ちょっと物足りなかったりもするのだが、
興味深い写真も多数掲載されている。
その中でも一番印象的だったのが、この写真だ。
左のハイチと右のドミニカ共和国は同じ島にある隣国同士なのだが、
森林の多さがこうも違っている。
196世界@名無史さん:2009/09/14(月) 20:28:12 0
http://rose.lib.hosei.ac.jp/dspace/bitstream/10114/3406/1/%E5%B0%8F%E9%87%91%E4%BA%95%E8%AB%96%E9%9B%86%EF%BC%94%E5%8F%B7%E5%85%83%E6%9C%A8%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%96.pdf
カリブの『嵐が丘』

それは、フランツ・ファノンの言う「乳白化」lactification、白人志向に傾いた社会である。
白人家族の当主は、黒人を信用するなと子供に教え、白人裁判官は黒人を不当に裁き、
白人司祭は、黒人と結婚した白人女性を軽蔑する。混血のガニェールは、自分より
色の黒い人間を軽蔑する。
197梵阿弥:2009/09/16(水) 14:33:50 0
>>145
パナマで野球が盛んなのは、運河が在るからでしょう。
元々コロンビア共和国の一部だったのを、両洋連絡路を欲した迷国の支援で独立し、
引換えに運河建設による国土の2分や、運河沿岸の迷国管理を受容れた。
だから迷国の影響が強く、野球が盛んになった。
暑いせいも在るでしょうけどね。赤道に近い上に、高地に乏しい。
ニカラグァで野球が盛んなのも、運河の影響でしょう。そんなの無いぞ、と言う勿れ。
大きな湖が在りますね。ここの水運を利用した両洋連絡路が在った。
だから迷国の関心も高く、19世紀半ばには迷国人ウォーカーが大統領に成っている。
その権力は続きませんでしたが。そしてフランスによるパナマ運河計画が頓挫すると、
迷国によるニカラグァでの運河建設が始まる。パナマよりここの方が迷国にも近いから便利。
しかし地形が険しく頓挫、結局パナマに造った。とはいえニカラグァに対する迷国の影響は
その後も続いた。軍が駐屯。同国で野球が盛んなのはその為でしょう。
間のコスタ・リカで野球が盛んでないのは、運河建設が無かったからでしょう。
グァテマラの野球がどれほど盛んか存じません。
しかし、例えばWBCに出てませんね。パナマは出ました。
そしてグァテマラはフットボールで世界杯は未だですが、五輪には3回も出てます。
北中米カリブ海選手権で優勝も在る。単純に野球国と言えるんですかね
198梵阿弥:2009/09/16(水) 14:35:40 0
メヒコ     : 743万1725/1億780万/ 15
迷国      :1789万1977/3億435万/ 17
カナダ     : 135万100/ 3317万/ 25
グァテマラ   : 32万9660/ 1369万/ 41
パナマ     :  8万705/  340万/ 42
ニカラグァ   :  8万8480/  568万/ 64
ベリーズ    :   4407/  29万/ 66
コスタ・リカ  :  6万8688/  453万/ 66
オンデュラス  :  8万5000/  725万/ 85
エル サルバドル:  1万5630/  695万/445

ドイツ     : 625万6169/  8253万/13
ブラジウ    : 703万3828/1億9423万/28
日本      : 332万2388/1億2794万/38

左からフットボールの登録選手数、国総人口、国民÷選手数。下のは参考。
迷国が意外に上位。只、同国は女選手が多いからその分が在るかも。
そうだとして仮に1.5倍しても25.5と成り、4位、詰り中位となる。
グァテマラも4位だから中々盛んな事が判ります。
只、ニカラグァ/パナマ両国は、野球国なんですが。選手は結構居ますね。
典拠は『サッカーマルチ大事典』2006年改訂判等
199梵阿弥:2009/09/16(水) 14:38:29 0
ありゃずれちゃった。どうも下手ですね。
>>172
「直った」のかも知れませんよ。だとすれば、あれが素。とっても面白い人ですね。
それとも、何か悩みでも在るのかな
>>175
1917年に迷国が第1次代戦に参戦したので、ドイツの潜水艦基地に成ると困るから
中立国だったデンマークから2千5百万ドルで買いました
>>178,>>188
フランス領ポリネシアのムルロア/ファンガタウファ環礁には核実験場が在ります。
フランス領ギアナにはロケット打上げ基地が在る。燃料の毒性から来る環境負荷が大きい。
本土から遠くに、こういう場を確保する。これぞフランス殖民地政策
>>194
どうかしましたか。>>193の人は別に特定の誰かの相手という訳でも無さそうです。
例えば>>150,>>152の人向けかも知れない。
こういうの、8/22以降急に増えましたね。前日の21日に私が書いた内容と関係在るのかな。
何処のどなたか存じませんが、何やら或る種の焦りを感じるのは気のせいでしょうか。
他人の間に割って入ろうとするのは、えてして寂しさの顕れとしたもんです。
命令したがるのは支配欲そのもので、実は劣等感の裏返し、ですね。
もしも何か心配事が在るなら、御相談に乗りましょうか。私で良ければ
200ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/09/16(水) 22:24:42 0
>>172
マルティニークは素晴らしいところだから、多少おかしくなるのもアリ。
産業なくても生きてけるんだ!素晴らしいじゃないか!
物価が高くて全く行く機会なんか持てないけどね…
201世界@名無史さん:2009/09/18(金) 09:08:57 0
黒人女性には、白人男性と結婚して血統を「乳白化(lactification)」したい
という願望が強い。
ただ表皮が白いという理由で、白人男性を好きになるというケースも存在するという。
彼女たちは「黒い状態(negraille)」を呪詛しているので、ましてや混血女性が
黒人男性と結婚するなどということは「逆行」に他ならないという。
マルティニク島にはフランス人たちの街が存在し、フランス語を話せる黒人は、
それだけで周囲から一目置かれる。
自分と同じ肌を持つ黒人女性たちは、いつか白人男性と結婚して、血統を白くして
社会的に向上することを希求している。
そして、黒人男性は、いつも白人女性が傍に来ると、妙にへりくだり、よそよそしく
なってしまう。
病院の白人医師の態度は、白人患者には優しく親切で、黒人患者には冷たく
ぶっきらぼうだ。
202世界@名無史さん:2009/09/20(日) 21:54:26 0
ttp://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1085.html
クレオールはポルトガル語の「育てる」を意味する「クリアール」とそこから
派生した「クリオウロ」に由来する。クリオウロは「新大陸で生まれた黒人奴隷」
の意味だったのだが、やがて「新大陸で生まれたヨーロッパ人」を含むようになった。
まさに胚種である。
しかし、クリオウロやクレオールは、人種を問えないはずである。問うてもいけない。
そもそも民族や人種の辺境にいる。生まれていくことそのものがヴァナキュラーなのである。
そうしたクレオールに育まれたクレオール語が、しかし最もプリミティブな
言語形態のフォーマットであったことに今福は瞠目するのである。
203ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2009/09/26(土) 00:27:08 0
マルティニークについてなんらかの興味を抱いたら
フランス映画の「マルチニックの少年」を視てみることをお薦めするお
全編通してマルチニーク島やフォール市が映像で視れる作品は、
日本に入ってきてるのだと多分この作品ぐらいじゃないかな。
ちなみに偉い先生によると、主人公のジョゼ少年のモデルはエメ・セゼールなのだとか。
204世界@名無史さん:2009/09/26(土) 10:12:48 0
>>197-198
悪名高き視羅のblogからだが、
p://ameblo.jp/maruko1192/entry-10145723088.html
ttp://baseballdeworld.com/2008/09/25/japan-tops-baseballdeworld-global-rankings/  
>W杯・オリンピック・WBC・世界大学野球選手権・インターコンチネンタルカップ・オリンピック予選
>の結果等からポイント算出。IBAF加盟の国と地域は112の国と地域
*1) 245.5 日本
*2) 239.9 米国
*3) 234.7 キューバ

*6) 150.47 オランダ
*7) 131.6 カナダ
*8) *96.5 メキシコ
12) *47.2 ベネズエラ
16) *38.1 ドミニカ共和国
18) *32.8 プエルトリコ
20) *31.98 パナマ
24) *20  ニカラグア ナイジェリア
26) *17.5 フィリピン
29) *14  ブラジル
30) *12  コロンビア
31) *11  エクアドル
32) *10  アルバ ウクライナ ジンバブエ
37) **8  バハマ
39) **7  グァテマラ タイ

代表チームの国際試合が多い欧州のランクが高く、少ないカリブ海地域は低い。
タイヤパキスタン(52位)と互角の試合をしてるインドネシアが、ランキングに反映されてない。
グアテマラ辺りは、コロンビアよりちょっと弱い程度かな。
205世界@名無史さん:2009/09/30(水) 19:08:52 0
ジャイアンツ傘下でNO・1有望株と評されるアンヘル・ビラロナ内野手(19)が20日、
殺人容疑で逮捕された。母国ドミニカ共和国のバーで25歳の男性が射殺され、銃を
撃ったとされる容疑者の中に同内野手が含まれていたという。

同内野手は06年にアマのFAとしては球団史上最高額となる契約金210万ドル
(約1億8900万円)で入団。今季は1Aサンホセで打率2割6分7厘、9本塁打、
42打点だった。21日に裁判が行われ、有罪の場合は懲役20年の可能性もある。



日刊スポーツ:
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20090922-546590.html
206世界@名無史さん:2009/10/01(木) 08:47:53 0
キューバの白人は黒人のことを「プリエトス」と呼んで蔑視している。

ま、実際には白人にも黒人の血が混じっているヤシがけっこういるんだけどね。
207世界@名無史さん:2009/10/02(金) 20:25:01 0
カリブ海諸国の大雑把なスポーツ史

1744:英でクリケットがルール整備
1754:栄でクリケットをジョージ2世が許可し各植民地にも普及
1802:英でクリケットがプロ化
1803:米でクリケットがプロ化
1839:アマチュア規定で芸能職工鉱夫排除つまり地主と農民(出稼兼業含む)だけOK
1846:米で野球開始
1858:英で最初の真円球11人制ルールのフットボール
1860年代:中南米カリブ地域に野球伝来、米でアマ野球選手にクリケットルールで惨敗し米プロクリケット廃れる
1870:米で野球がプロ化
1871:英FA杯を楕円球で手を使わないルールで開始
1876:英でフットボールからラグビーとサッカーとオージーボールが正式に分化
1877:スコットランドでサッカーがプロ解禁、カナダで野球がプロ化
1878:英でサッカーがプロ解禁、英FA杯が真円球11人制ルールに
1885:米でアメフトがプロ化
1889:ブラジル始めこの頃に中南米カリブへサッカー伝来
1891:米でバスケ開始しこの試合に日本人参加(前JBL会長の祖父)
1892:デンマークでハンドボール開始
1895:英と豪でプロ化したラグビーリーグ開始
  翌年の五輪開催に向けてYMCAがスポーツ普及開始し、
  サッカーやバスケやハンドがカリブ海地域始め世界に拡散
1897:米でバレーボール開始
1898:西から独立したキューバで野球がプロ化(〜1961)、西インド諸島でクリケットがプロ化
208世界@名無史さん:2009/10/02(金) 20:27:45 0
1907:カナダでアイホがプロ化し現行NHL開始
1919:ベネズエラで野球がプロ化
1920:米でプロアメフトNFL開始
1924:蘭で野球リーグ開始し最初からカリブ出身等によるプロ契約選手が存在
  オーストリアでサッカーがプロ解禁
1925:メキシコで野球がプロ化
1929;メキシコとその旧宗主国スペインでサッカーがプロ化
1930:米でインドア野球又はカッチンボールを公募でソフトボールと命名
1932:仏(とウルグアイ)でサッカーがプロ解禁、仏植民地では下層民が唯一のプロ団体球戯サッカーへの人材集中開始
1936:五輪で最初のバスケ実施しメキシコ銅で日本9〜14位
1942:米でバスケがプロ化
1956:蘭でサッカーがプロ解禁し同時にアヤックスでユース制度開始
1961:キューバ革命でプロ野球が公務員ステートアマに
1962:英連邦西インド諸島からジャマイカとトリニタードトバコ脱退し独自展開
1964:バレーが五輪で実施し男子で日本銅で蘭6位
1966:テニスがプロ解禁
1970:メキシコで世界サッカー開催しホンジュラス出場
1972:ハンドが五輪で実施、日本11位
1974:サッカーW杯でハイチが出場
1975:クリケットW杯で西インド諸島優勝
209世界@名無史さん:2009/10/02(金) 20:28:04 0
1977:バスケでダンクシュートが解禁
1979:クリケットW杯で西インド諸島優勝
1981:五輪でほぼ全種目プロ解禁
1987:英と仏でバスケがプロ解禁
1992:五輪で野球実施、キューバ金日本銅で米4位プエルトリコ5位ドミニカ6位
1993:ベネズエラでバスケがプロ化
1995:ラグビーがプロ解禁
1997:野球の国際大会でプロ解禁
1998:サッカーW杯でジャマイカが出場
2000:メキシコでバスケがプロ化
2002:サッカーW杯でコスタリカが出場
2006:サッカーW杯でコスタリカが出場
2007:西インド諸島でクリケットW杯開催
2008:五輪でジャマイカが短距離王国をアメリカから奪取

>>205
視羅(Silla)乙
210世界@名無史さん:2009/10/03(土) 16:19:03 0
日本語では貴重な、西インド諸島クレオール関連のコラム

週刊新潮2008/09/25号の高山正之・変見自在・白人の一滴

「文明の衝突」の沙ミュエル・ハンティントンは日本の異質さを「それはもうハイチと同じだぜ」みたいな言い方をする。
(中略)
いずれにせよ他の黒人国家よりは一世紀半も早く独立し、生意気にフランス語をしゃべり、自分の宗教を持つ異質さを残した。
ハンティントンはそれが小面憎い日本みたいに見えたのだろう。
ただ日本と徹底的に違うのが政治的安定性だ。
(中略)
それにHIVもあるとハンティントンは顔をしかめて付け加えるだろうが、それは貧困に付け込んだ米国の小児性愛者がここに遊びにきて子供たちを買い漁った結果だ。彼は白人の醜さには触れない。
実をいうとここの政治的不安定さも元は白人が持ち込んだものだ。そのヒントがクレオールになる。
本来はルイジアナとか新大陸に棲みついたフランス人を指す言葉だが、転じて彼らが黒人女に産ませた混血児を言う。
モンテスキューは「黒人は金貨よりガラス玉が好きだから人間のはずがない」つまり家畜だと言った。クレオールはその家畜に産ませた子というわけだ。
ここからが日本人には理解しがたいところだが、白人の血が一滴でも入れば、半分家畜でも二階級特進して一揆に白人扱いとなる。
211210:2009/10/03(土) 16:20:36 0
オーストラリア人はアボリジニを家畜扱いしてきた。
(中略)
そして妊娠すると豪州政府が出てきて母と子を引き離し、子供だけを白人世界に引き取る。いわゆる隔離政策というものだ。
白人の一滴は有色人種にとって白人社会へのパスポートというわけだ。
これがハイチに混乱をもたらした。子の口が独立(AD1804年)した時黒人奴隷は45万人で黒白混血児は2万人ほどいた。彼らは仲良く共存していたわけではなかった。
混血児は「農園の三分の一を持ち、黒人奴隷の四分の一を働かせていた」とハイチ史にある。
混血児で初代大統領になったジャン・ピエ−ル・ポワイエはパリに留学している。まさに白人扱いだ。
独立後の血塗れの政争は、平たく言えば白人の血が一滴入っているかいないかの二派の争いだった。
例えば冷戦時代のハイチを牛耳った独裁者デュバリエ。彼は実は一滴も入っていない。彼は黒人主義を掲げ国旗まで変えた。
それまでの秦はフランスの三色旗から白(白人)を抜いた青赤の二色だったのを黒人を示す黒と血の赤の二色にした。
しかし反白人主義は(白人と特アに)嫌われる。デュバリエも血に飢えた独裁者に独裁者にされて失墜し、旗も元通りにされた。
ジンバブエのムガベもまた一滴も入っていない組で、彼の黒人主義も(白人とそのシンパ等の経済制裁による猛烈なインフレで)潰されかけている。
米国初の黒人大統領になるかといわれる(08/09/25現在)オバマ氏は母方が白人で、だからこういう心配はない。
212世界@名無史さん:2009/10/04(日) 07:19:24 0
高山正之かよ

こいつ平気でソースに書いてないこと捏造したり事実誤認を垂れ流すから嫌い
213世界@名無史さん:2009/10/12(月) 16:44:43 0
>>212
【オピニオン】日本人を堕落させるパチンコをやめろ・・・高山正之(ジャーナリスト)
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1235112501/
ttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090220-00000001-voice-pol
214梵阿弥:2009/12/16(水) 14:59:45 0
選手:迷国875/ドミニカ共和国137/ベネスエラ83/プエルトリコ28/カナダ20/日本16/メヒコ15/
クーバ11/オーストラリア10/パナマ7/蘭アンティル6/韓民国;コロンビア;台湾;ニカラグア4/
ドイツ;ネデルラント2/コスタ・リカ;ジャマイカ;ブリテン1/不明1

監督:迷国25/クーバ;ドイツ;ドミニカ;フランス;ベネスエラ1

別冊宝島『メジャーリーグパーフェクトデータ選手名鑑』刊:2009年3/17 より
2月時点での所属球団未定選手も同書には掲載

大リーグ所属者の国籍です。少しは数え間違いも在るかも知れません。
ドミニカ共和国は本当に多いですね。
カナダはトロント・ブルージェイズが在るものの、日本より少し多い位。
クーバの場合は、亡命を警戒して、渡航制限が在るんでしょう。
ドイツ/ネデルラント/ブリテン人選手、ドイツ/フランス人監督は意外です。
テレビ放映権料を意識して採ってる可能性も在りますね。
自国選手が居るから視る、という人も多いでしょう。応援品も売れるし
215梵阿弥:2009/12/16(水) 15:03:59 0
この前>>199に書いた、現迷領ヴァージン諸島の購入価格なんですが
この度出た『デンマークを知るための68章』を立読みしたら
25万ドル(金48トン)と書いて在りました。
2500万ドルというのは、世界再発見3『南アメリカ』刊:同朋社出版
に載ってました。2桁も違いますね。一体どう成ってるんでしょうか
>>200
おかしく成ってしまいますか。
貴方はいかれているんですか。
宜しければ、マルティニクに於ける、
産業が無くても生きていける面白さに付いて書いてみて下さい。
楽しみにしてます
216世界@名無史さん:2009/12/17(木) 06:28:14 0
英語版wikipediaには出典なしで$25 millionとあるが
デンマーク語版でも同じ
217世界@名無史さん:2009/12/19(土) 09:46:27 0
>>215-216
今のゴールド価格で換算すると、約1200億円ぐらいか。
218世界@名無史さん:2010/02/02(火) 15:04:57 0
>>86
ついてるね
うらやましい
219梵阿弥:2010/05/19(水) 15:19:24 0
>>173
マルティニクと違い、グァドループは独立要求が強いですね。
この違いを考えるのは面白い
>>202
そもそもは「元居た場から新大陸に移されて、2世以降と成った家畜/奴隷」
の意味で使われましたからね。次いで
 >新大陸で生まれたヨーロッパ人
の意味と成りました。だから、割と蔑称でした。
因みにカスティリャ語で"crio(a)"は「子供/赤ん坊」の意味です。
故に例えばシモン・ボリバル達は
 ・先住民/奴隷に対して「エスパニャ人」
 ・欧州に対して「アメリカ人」
と自称しました。
但し今のラテンアメリカでは「生粋の自国民」といった意味も持ちます。
コロンビアでは何故か「臆病な」という形容詞としても使われます
220世界@名無史さん
>>144
>>192
英語wikiより。クリケット世界組織ICC参加国
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_International_Cricket_Council_members#Top_Associate.2FAffiliate_Members

トリニダード・トバゴとジャマイカは、現在も西インド諸島の一員。
独自の協会は持っていない。