1 :
世界@名無史さん:
について語ろう。ついでに、なぜ東洋ではヨーロッパのような
科学革命が起きなかったのかについても。
4 :
世界@名無史さん:2007/08/23(木) 03:25:46 0
欧州でも16世紀にはオカルトが流行したが、もしこの段階にとどまっていたら、
東洋と同じように停滞した社会になっていたのでは。
5 :
世界@名無史さん:2007/08/23(木) 03:56:53 0
キリスト教のおかげ
「なぜ近代科学はヨーロッパで開花したのか?これがキリスト教の成熟化に関連していたことは広く指摘されているが、
具体的にはニュートンの『プリンキピア』がその出発点となった。その特徴は“統一”世界観と数理的手法であり、
一方では世界観という坊主の領域に踏み込み、他方では知識の数理的表現の導入などで職人的力を拡大させた。
すなわち、坊主と職人の二つの側面を継承したのである。」
(佐藤文隆著 科学と幸福 岩波書店)
「極めて熱心なキリスト教徒であったガリレイは、宇宙を『聖書』とのアナロジーで、
いわば第二の聖書のように考えていたのである。『聖書』が神の言葉であるように、
この宇宙は、神の創造の業を現しているのもであって、そこにわれわれの神の知恵を読み取ることができ、
またそれを読み取って人々に神の偉大さを示すことができる。」
(渡部正雄著 科学者とキリスト教 講談社)
(両方とも無宗教で博士号の理系学者が書いた本でキリスト教徒によるものではないです)
ちなみにニュートンは敬虔なキリスト教徒でしたが、多数派のキリスト教徒からは異端視されるアリウス派です
6 :
世界@名無史さん:2007/08/23(木) 21:46:30 0
>>5 こじつけ
ジョルダーノ・ブルーノのように地動説で火炙りにされた人もいる。
熱気球を発明したのにキリスト教の異端審問を恐れて人類初飛行を断念した人もいる。
世界で最初に恐竜を発見したのに異端審問を恐れて発表を断念した人もいる。
で、東洋には発表しようと考えた人すらいないと
同じ数学者でもニュートンとライプニッツは微妙に違っているよな。
英国人とヨーロッパ大陸人の違いなのか…
>>7 あほ
同時期に関孝和が微積分の近くまでたどり着いてた。
でも必要なかったんだろうな
関孝和は、宣教師から情報を得ただけのザコ
>キリスト教と近代科学の関係
古くは、ドレイパー「宗教と科学の闘争史」みたいな、
キリスト教=悪、近代科学=善、みたいなマニ教史観があったし、
二昔ぐらい前までは、
カルヴィニズムが近代科学の前提となった、という
ヴェーバー=マートン・テーゼが科学史の通説だった。
ところが最近では、両者の関係は
歴史的にもっと多様で複雑なものとして扱われる傾向がある。
リンドバーグ&ナンバーズ編、「神と自然 歴史における科学とキリスト教」、みすず書房、1994年
が大著だけど面白い。
特に、所収のアシュワース論文では、
カトリックですら、必ずしも科学革命に敵対的である
とばかりは言えなかったことが指摘されている。
12 :
世界@名無史さん:2007/08/26(日) 01:34:19 0
この時代はまだ哲学と科学が完全に分離していなかった。
ニュートンが賢者の石を発見して世の中が錬金術一辺倒になるというファンタジー小説がありましたね
カトリックはむしろプロテスタントより科学に寛容だったけどな
イギリスとフランスは宗派違うけど科学に寛容
それでイエズス会は当時最高の数学の教育をしていた(デカルトもここ出身)
だいたいコペルニクスの本の出版を許しただけでも寛容な方だよ
けどブルーノの死の時期はちょうどイタリアはアンチ科学が最高潮の時期で
その後イタリアはだめで科学の中心はフランスとイギリスに移る
15 :
世界@名無史さん:2007/08/27(月) 02:12:11 0
それと中世後期からコペルニクスに至る科学研究は聖職者の手で行われてる
コペルニクスやブルーノ自体聖職者だし
宗派、修道会派やまた地域によってキリスト教の科学に対する態度は
科学に熱心なグループもいるし、敵視するグループもいてごちゃごちゃ
ただ公式にはローマの総本山では古代のプトレマイオス、アリストテレスの科学観に基づいて
世界観を構築していたからそれに反する新しい科学を警戒もしてた
だから新しい科学の発見でも古代の科学観に反しない限りは問題にしなかった
例えばガリレオの木星の衛星の発見は祝われたけど
地動説は、地球はこの世界の中心という説(アリストテレスの考え)
に反するからアウト
16 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 19:11:08 0
コペルニクスガリレイはおもしろいから映画化すべき
17 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 19:34:17 0
>>7 誰かがこんな事を言ってたな
キリスト教は10000人の優秀な学者を輩出し、100人を迫害した
イスラム教は10000人の優秀な学者を輩出し、10人を迫害した
ヒンドゥー教は1000人の優秀な学者を輩出し、10人を迫害した
無宗教や自然崇拝は10人の優秀な学者を輩出し、1人を迫害した
>>9 微分積分なんか遥か昔から存在するのですが。
11世紀のアラブの数学者・Ibn al-Haythamなんか関孝和より遥かに高度な微積分の研究を行っている。
江戸時代の和算なんかイスラム圏やヨーロッパから何百年、もしかしたら1000年以上遅れた数学だよ
18 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 20:14:26 0
村田全氏が、和算家たちと西洋の数学者たちを比較して、
「・・・ただ違うのは、西洋の場合の理論的伝統と、なかんずくニュートンの
力学に結実するような、壮大な数学的世界構想という態の、思想的-哲学的
要素の有無ではないでしょうか。建部の「不尽」の概念自身、西洋の「無限」
概念の伝統と見比べると著しく色褪せる思いがするのですが、しかもそれは
それ以上に展開されなく終わってしまいます。私はその根底に、日本の
数学のというよりも、日本文化一般のこの方面での思想的創造力の貧困を
痛感せずにおれません」
と指摘していた。
19 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 20:31:23 0
「科学」が意味があるのは、分業して知識を集めるという「活動」が
職業として成立し得たという一点にあると思うが。
20 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 21:04:48 0
>>17 >無宗教や自然崇拝は10人の優秀な学者を輩出し、1人を迫害した
日本が科学技術王国になれたのも無宗教だったからだろ。
キリスト教の欧米と違って宗教上の制約がまったくない。
21 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 21:05:47 0
西洋はジョルダーノ・ブルーノのように地動説で火炙りにされた人もいる。
熱気球を発明したのにキリスト教の異端審問を恐れて人類初飛行を断念した人もいる。
22 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 23:01:52 0
日本が科学技術王国って何の冗談なの?
ここ30年で何十人のノーベル賞受賞者を輩出したか教えて。理工系人口はアメリカの3倍だから、ノーベル賞受賞者も3倍くらいかな。
女性や黄色人種はマイノリティだから受賞しやすいというのに。
このペースだと日本は5000年かかってもキリスト教徒やイスラム教徒がやってきた科学への貢献度に敵わない
23 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 23:06:07 0
>>21 そもそも地動説をはじめて考案したのはキリスト教の聖職者だからね
>熱気球を発明したのにキリスト教の異端審問を恐れて人類初飛行を断念した人もいる。
これもキリスト教の聖職者
キリスト教の宣教師バーソロミュー・ローレンツォ・グスマンのことだろ?
キリスト教は10000人の優秀な学者を輩出し、100人を迫害した
無宗教や自然崇拝は10人の優秀な学者を輩出し、1人を迫害した
24 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 23:15:39 0
欧州人やイスラムの人たちは宗教を真剣に考えたから
それに対し否定的な自然科学を考えざるを得なくなったのですよ。
日本は宗教がない。あるとしてもマジメに考えていない。
仏教は俗化しすぎだし、神道にいたっては誰が神々の意思など
意識しているというのか?だから自然科学が発達しなかったのかも
しれない。
25 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 23:19:01 0
地動説を唱えたコペルニクスは「聖職者」、
熱気球を発明したグスマンは「聖職者」
彼らのどのヘンが「宗教に対し否定的」なのでしょうか。
まさか「聖職者だけどキリスト教には否定的だった!」なんてトンデモではないでしょうね
中世の頃はキリスト教もイスラム教も思想は科学と結びついてる
説得力のある宗教の世界観を形成するには科学的知識は必要だからね
当時は宗教施設が一番高度な教育をしてたから科学者は聖職者に限定されてる
ただ新しい科学的発見があるとそれまでの古い科学(ギリシャ科学)によって形成された
既存の宗教的世界観を崩す恐れがあるので
発見した人は弾圧されたり、意見を変えさせられることも多かった
ただイスラム教もキリスト教も科学自体を否定したわけじゃない
功罪両面あるけど結果的に科学の発展に貢献したのは確かだよ
特に科学の教育に関する貢献度は大きい
イスラム教徒やキリスト教徒が学問を発展させてたときに仏教徒や無宗教は生産的なことはほとんどしていなかった
文系の科学史はトンデモ
理系の科学史もトンデモ
29 :
世界@名無史さん:2007/09/18(火) 07:20:49 0
アルキメデス、ガリレオ、ダ・ビンチ、ニュートン、オイラー、ガウス、アインシュタイン、
この中で最大の天才は誰?
30 :
世界@名無史さん:2007/09/18(火) 15:29:36 0
31 :
世界@名無史さん:2007/09/19(水) 14:42:16 0
イスラムの科学発展への世界史的貢献がどうか再評価されますように
科学革命ってさ、アメリカ大陸の発見によってギリシャ・ローマの古典の
権威が揺らいだことも大きいんじゃないの?
古代の文献にはアメリカ大陸や日本のことなど書かれていないから。
>>31 もう評価されてるよ
イスラムの場合、科学が発展したというよりほとんど古代の継承の域を出ない
科学に関する研究が量的には増えたが飛躍的な発展は無かった
古代の文献をただあがめるだけで終わってるから注釈書がすごく多い
ただ例外的に化学や代数の分野はイスラムで発展した
つまり古代ギリシャや近代ヨーロッパに比べれば革新的でもなんでもないので
今の地味な評価が妥当ってところだ
>>5 >ちなみにニュートンは敬虔なキリスト教徒でしたが、多数派のキリスト教徒からは異端視されるアリウス派です
ユニテリアンじゃなかったっけ?
>>33 天文学・暦學も忘れないでやってください……。
35 :
世界@名無史さん:2007/09/20(木) 18:10:26 o
平面地球って、どっから出てきたんだ?
プトレマイオス以前から、常識として地球は球形と、一般人にも知られていたらしいが
一般人は知らないと思うよ
37 :
世界@名無史さん:2007/09/21(金) 07:37:59 0
1549年にフランシスコ・ザビエルが日本に到着し地球球体説をはじめとする
ヨーロッパの天文・地理知識を伝えたことが、彼の書簡により知られている。
ピーター・ミルワードによるとザビエルは次のように記している。
「・・・彼ら(日本人)は地球が円いことを知らず、また、太陽と星の動きについて何も知りません
でした。」(「ザビエルの見た日本人」p89 ピーター・ミルワード、松本たま訳 講談社学術文庫)
また、同じ文章が東洋文庫にもある。書簡96(1552年西日本での活動を記した書簡)の中に、
「・・・彼ら(日本人)は地球が円いことを知りませんでしたし、太陽の軌道についても
知りませんでした。
・・・」(「聖フランシスコ・ザビエル全書簡3 p186 河野純徳 訳 平凡社東洋文庫 1994)
少なくとも、1552年時点では日本人は地球が丸いことを知らなかった。
それと交流のあった中国人も知らなかったと考えたほうが自然だろう。
38 :
世界@名無史さん:2007/09/21(金) 07:45:05 0
現存する世界で最古の地球儀は、西ドイツのニュルンベルグ博物館にある
ベハイムのものである(1492年製作)。
39 :
世界@名無史さん:2007/09/21(金) 07:54:43 0
日本人が製作した現存する最古の地球儀は、1690年に伊勢神宮に奉納され渋川春海の地球儀だそうです。
40 :
世界@名無史さん:2007/09/21(金) 08:08:29 0
メソポタミアやエジプト、インドなどで発達した古代の
文明を古代ギリシャ人が「ウリナラ起源」にし、
それを欧州人がまた「ウリナラ祖先」にしたことから、
現在「科学革命は欧州人が作り出した」という
邪説がまかり通っているだけ。
>>40 科学革命があったのは古代じゃなくて近世だよ。
古代ギリシャと近代西欧で
科学が劇的に発展して新しい次元を作り出したのが評価されてるんだよ
それ以前のエジプトやメソポタミアはまだ
抽象的な思考を体系化するレベルまでいってないし
繁栄したイスラム科学も劇的というより緩慢な発展で基本的に保守的だったからな
ちなみにイスラムはインド数学も取り入れたが
インド数学自体ヘレニズム時代にギリシャ数学の影響をもろ受けてる
>>42 古代ギリシアでいつ科学が劇的に発展したんだよ?
当時の技術力ならペルシアやエジプトの方がはるかに上。
技術と科学は別なものなんだが
近世まで科学と技術は現代程結びついてない
それと例えばギリシャの彫刻やパルテノンからして
技術もペルシャやエジプトの方がはる進んでると断言するのもな
アンチ欧州なのはわかるけどさ
せめて簡単な科学史を読んでから書き込んでくれよ
オリエント地域の古い科学とギリシャの科学とはレベルが全然違うよ
45 :
世界@名無史さん:2007/11/27(火) 14:24:28 0
進歩だお
46 :
世界@名無史さん:2007/11/27(火) 15:54:29 0
そもそも古代ギリシャが欧州だという考えが気に入らない
でもギリシャ・ローマの古典的文献が
一部ビザンツ経由とはいえその多くがイスラム経由で入ってきたことは
欧米人自身も認めざるを得ないことだし
アレクサンドリア図書館が焼払われて以来、
地中海の学術は停滞した?
ローマ帝国の衰退とかキリスト教の興隆とか
アレクサンドリア図書館が焼かれたことよりも焼かれるような状況になってしまったということ自体が
学術の衰退をもたらしたんじゃないかな
地理的に古代ギリシャは普通に欧州だけどな
まぁアジアもちょっと混じってるけど
それと古代ギリシャの文献はヨーロッパにもたくさん残ってたんだけどね
イスラム世界のギリシャ文献って結構欠落も多いんだぜ
イギリスのSir Thomas Browneの著作は、同時代の科学者達に影響を与えていたのだろうか?
52 :
世界@名無史さん:2008/04/06(日) 06:35:42 0
>アレクサンドリア図書館が焼かれたことよりも焼かれるような状況になってしまったということ自体が
>学術の衰退をもたらしたんじゃないかな
個人の蔵書がイスラムに拾われたのか
53 :
世界@名無史さん:2008/04/06(日) 10:13:04 0
日本人は古代のころから地球が丸い事を知っていたはず
聖徳太子が地球儀をつくってた。
儒教の流入のせいで地球が平たいという事になってしまった
54 :
世界@名無史さん:2008/04/06(日) 10:26:42 0
>>53 どの地域でも紀元前の古代人は「地球は丸い」って思ってたぞ
中世に近づくにつれて宗教的伝統を重んじるようになったから地球が平らになった
チェッまた東洋との比較スレか、たまには純粋に科学だけを語ったらどうだ。
いや中世でも科学の知識がある人間は地球は丸いと思ってたよ
フランシスコ修道会は科学が盛んだったからね
中世の科学=古代ギリシャのプトレマイオスの科学
ただ大多数の人間は科学知識なんてないから「地球は平ら」だと思ってただけ
それは古代人も同じ
ちなみに聖徳太子の地球儀は江戸時代に作られたそうだ
57 :
世界@名無史さん:2008/04/08(火) 01:49:55 0
>>53 蔵書がというより、
古代科学の中心だったアレクサンドリアがイスラム帝国に占領されたため、
そこに住んでいた科学者もイスラムの手中に収まった。
またそれより前、ローマ帝国のキリスト教によって異教徒として迫害されたり、
「正統」な教理の確立に伴い異端とされたキリスト教徒の多くがササン朝ペルシアに亡命した。
ササン朝では東ローマとの対抗上、彼らを受け容れて保護を与えたが、その中に多くの学者もいた。
その後、ササン朝はイスラム帝国に滅ぼされたが、イスラム治下でも学術は保護奨励された。
こうして、ギリシャ・ローマの学術はイスラム世界に伝わったのである。
58 :
世界@名無史さん:2008/04/08(火) 01:52:59 0
60 :
世界@名無史さん:2008/04/08(火) 03:40:14 0
61 :
世界@名無史さん:2008/04/08(火) 04:34:19 0
17世紀と関係ない話ばっかだな
イスラムも古代ギリシャも聖徳太子もスレ違いだろ
63 :
世界@名無史さん:2008/04/08(火) 17:21:00 0
>>60 日本人も12人受賞してるんだからいいじゃんよ。
ちなみに科学と関係のない文学賞・平和賞を除外すると以下の9名。
物理学賞(4名):湯川秀樹(1949年)・朝永振一郎(1965年)・江崎玲於奈(1973年)・小柴昌俊(2002年)
化 学 賞(4名):福井謙一(1981年)・白川英樹(2000年)・野依良治(2001年)・田中耕一(2002年)
医学・生理学賞(1名):利根川進(1987年)
白人だと「なんでこんな研究で?」ってのがあっさり受賞してないか?
66 :
世界@名無史さん:2008/06/24(火) 23:57:21 0
古代ギリシャの思想・科学>>>>>>江戸時代の日本
くだらねえw
現代ギリシャなんか存在感のない3等国なのにな
>>67 現代の話がしたいんだったら国際情勢板行けよ
奴隷制国家ギリシャなんぞ古墳時代なみ
現代の神学と自然科学の関係についても論じて欲しいので保守あげ
別領域として並存しているんじゃないの。
神学・思想・哲学=個人的価値観・主体的意味づけの領域
自然科学=自然界の因果関係の解明の領域。
72 :
世界@名無史さん:2008/08/15(金) 23:08:50 0
スコラ哲学の頃から17世紀頃まで、神学と科学と哲学は共に、
それぞれ違った方向から神の真理にアプローチする学問と考えられていた。
それが、コペルニクスやデカルトやガリレイあたりの頃から、哲学や科学は
聖書や教会などの権威によらず理性を通して真理を追究する学問として神学と絶縁した。
さらにニュートンあたりを分水嶺として、哲学と、
実験・観察を通して自然現象の法則性を導き出す学問としての自然科学も分岐して、
自然科学はもはや宇宙自然の根本にある真理とか本質を問うものでなくなっていく。
不正確な点はあると思うけど、だいたいこんな感じですかね。
17世紀ぐらいまでは哲学や科学は神学の一部だったんだけどね
それはイスラム世界でも同じ
ニュートンの時代までは神学とつながってるよな
74 :
世界@名無史さん:2008/11/14(金) 00:47:17 0
あげ
75 :
世界@名無史さん:2009/01/05(月) 22:31:58 0
ニュートンが一番の天才かも?
ニュートン式反射望遠鏡は今でも一線級で使われている。
ガウスタイプの屈折レンズもいいけれど・・
76 :
世界@名無史さん:2009/01/05(月) 22:32:55 0
ニュートンが一番の天才かも?
ニュートン式反射望遠鏡は今でも一線級で使われている。
ガウスタイプの屈折レンズもいいけれど・・
2重カキコ ><
レス付いてると思ったら
錬金術も立派な学問。そんな時代だったイメージがある
80 :
世界@名無史さん:2009/03/22(日) 04:47:42 P
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ 白人がつくったノーベル賞の権威ってのを頭っから信じ込んでいるヤツは
. | } 学問には向いてないだろ
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| \
| |ヽ、二⌒)
81 :
世界@名無史さん:2009/03/22(日) 05:15:36 0
キリスト教は宇宙論や進化論などの近代科学を否定する。
進化論もそうだが、ビックバン理論などもろに聖書の教えに反する。
なのに、なぜ宇宙論や進化論はキリスト教世界で花開いたのだろうか?
82 :
世界@名無史さん:2009/03/22(日) 05:44:50 P
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ 否定されれば反発したくなるのが人間のサガだからさ
. | }
. ヽ } 仏教のようにすべてに寛容であれば、反骨精神は育たないだろう
ヽ ノ
/ く
| \
| |ヽ、二⌒)
83 :
世界@名無史さん:2009/04/21(火) 19:38:43 0
ならばイスラム世界が科学の先端を走っていてもよさそうなもんだ。
84 :
世界@名無史さん:2009/04/21(火) 21:31:45 0
たしか欧州の歴史学者の中では科学革命はイスラム科学者が起こし、
ガリレオなどはそれに乗っただけという見方が強かったと思う。
現代のような数学の考え方を数式で表すのも、アラビア数字も
イスラム科学者がやっていたことでしょう?
85 :
世界@名無史さん:2009/04/21(火) 21:32:01 0
>>81 ビッグバンなんて聖書そのまんまじゃん
最初にビッグバン説唱えたのも神学者だし
86 :
世界@名無史さん:2009/04/21(火) 21:40:10 0
最初に宇宙の始まり説を唱えたのは荘子じゃねーの?
まず力の根源があって、その後「一」という存在がうまれ、
それに性質が生まれ、最後にはやはり最初に戻る・・
といった論。
>>84 科学革命がイスラムでおこったなんて初耳だぞ
ソースは?
アラビア数字はアラブではインド数字ってよばれてる
88 :
世界@名無史さん:2009/06/05(金) 20:58:18 0
>>75 アクロマート屈折レンズ
フランフォーフェルタイプは、1810年頃~
ガウスタイプは、1816年頃
ハルチング公式(1904年頃)で、双方同時に設計出来ます。
一般的に使われているのは、フランフォーフェルタイプ
カメラレンズの場合
標準レンズは、ダブルガウスタイプが主流。
中望遠レンズも、ガウス改良型が主流。
89 :
世界@名無史さん:2009/06/08(月) 22:00:16 O
87
ルネサンスの源流がイスラムにあるという説なら知ってるけど、それと同根かな。
それって科学革命となんも関係ないな
17世紀の科学革命が革命足りうるのは
古代ギリシャからイスラム、中世ヨーロッパを通じてずっと信じられてきた
古い科学の常識を真っ向から否定して、
科学に新たな展開をもたらしたってことだね
【英国】 17世紀の「魔法使いの壺」、ほぼ完全な状態で発見 [06/10]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1244632635/ 2009/6/9 15:48- イギリスでは、壺の中に尿と針を一緒に入れて壺を逆さにして土に埋めると
自分自身の負のエネルギーを封じ込めることができるという「魔法使いの壺(Witch bottle)」と呼ばれる民間伝承が伝わっているが、
17世紀に埋められたと見られるほぼ完全に近い魔法使いの壺が発掘されていたことが5日、
英考古学会の専門誌「British Archaeology」に掲載された論文により明らかとなった。
この魔法使いの壺は世界標準時で有名なイギリスのグリニッジで2004年に発掘されたもので、X線断層撮影の結果、
内部には尿と見られる液体と金属製のピンが封印されていることが確認されたため、改めて内部の物質の化学分析が実施。
約12ヶ月に渡る分析の末、内部に入っていた液体は300年前の人の尿であること、また、尿からはニコチンの成分が検出されるなど、
300年前にその壺を埋めた「魔法使い」はかなりのヘビースモーカーだったことが判ったとしている。
これまで魔法使いの壺は200件ほどの発掘例があるが、内部に封印されたものがそのままの形で発掘されたものはこの壺が初めて。
英考古学会で当時の民間伝承を探る上での貴重な史料だとして、更に分析を進めている。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200906091548
93 :
世界@名無史さん:2009/07/11(土) 08:27:11 0
>>91 村上陽一郎によると、「古い科学の常識を真っ向から否定」したんじゃなくて、
ほんのちょっと、視点をずらしただけらしい。
日本が今栄えているのもヨーロッパのおかげ
技術を真似しまくって今の地位がある
今の中国ととても似ているね
アリストテレスの著書を踏みにじるデカルトの肖像画は有名だが
そのデカルトも数々の間違いをおかした
しかし重要なのは「間違った仮説はあとで修正すればよい」
という気風が生まれたことだな
>>94 技術はまねしあって発展していくもの。ヨーロッパも同様
ただ中国のような劣化コピーばかりの国と日本は比較にならんな
17世紀でもっとも偉大な科学者はヨハン・ヨアヒム・ベッヒャー先生以外に考えられない!
ガリレオ?誰それ?
98 :
世界@名無史さん:2009/08/09(日) 08:54:54 0
インチキ錬金術師がけっこう重要な元素を発見したりするのが
17世紀のおもしろいところ。
偉大なるアマチュアの時代だな
100 :
世界@名無史さん:2009/08/26(水) 09:10:47 0
101 :
世界@名無史さん:2009/08/26(水) 15:35:00 0
錬金術師も結局やってることは化学操作だからな
インチキ(すり替えなど)は別だが
102 :
世界@名無史さん:2009/08/26(水) 15:58:09 0
コペルニクス
ニュートン
デカルト
ケプラー
ガリレオ
に序列をつけるとトップに来るの誰?
103 :
世界@名無史さん:2009/10/25(日) 19:17:10 0
いちばん出世したのはニュートンだな
造幣局長官でナイト爵
ニュートンはなんか人間的に嫌い
科学の功績とは関係ないけどさ・・・
>>102 そのメンツだとニュートン
でもその功績は、デカルトやガリレオのそれがなきゃ
実現できなかったろうからなあ
「ガリレオの娘」って本読んだ。
ガリレオの娘からガリレオへあてた手紙をつかった伝記みたいなもん。
科学についての説明は難しくてわかんないところもあったけど、ガリレオすげーってことで。
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世界@名無史さん:2010/02/11(木) 21:49:58 0
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世界@名無史さん: