1076年
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_____ /__ ヽ
. / −、− 、ヽ |−\ | i 「司教の任命権は皇帝のものだ!
/ , -|/・|<\|-ヽ |・) |─|_ ! ゴチャゴチャうるさいぞ!」
i / U `−●-´ i d −´ ) /
. | | 三. | 三. ! └´⌒) \ヘ/ ,- 、
| | /⌒\._|_/^i / `─┐二二ヽ( ノ ←神聖ローマ皇帝 ハインリヒ4世
◯ヽ ヽヽ______ノ/◯ i⌒^) / ) ヽ| ̄| ))
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|. / ヽ |′ \ / |─′
「教会のものに決まってるじゃないか、破門だ!」
↑ローマ教皇 グレゴリウス7世
しかし、ドイツ諸侯はこぞって教皇を指示、皇帝は孤立した。
──- 、
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. //⌒ ヽ| 「教皇の意見に賛成」
/ / | 「ぼくも。」 「退位だ。」
| | ___ 「破門だ。」
__| ((| / www ヽヽ 「皇帝はとっとと辞めろ。」 /´ ̄ ̄`\
## l l l 3 3 |_| (二二>─┬ l
# \ ____ノつ__ / (二) ) /⌒´ ̄ ̄\ , ──- 、 | v v |_ |
/⌒\ ノ i l ( -( ( - 、ヽ ヽ /_____ ヽ / o )
 ̄ ̄ ̄ l (_ /l ______ l | v| |v | |_ | | (/) (ヽ) |__ l | !
 ̄ ̄ ) ヽ、( ___//.> _____ | | ー、 ー ) / O ) ヽ、 ─ ノ
ヽ、/ \) //ヽ__/ / ̄|⌒ヽ⌒ヽ | | ヽ 、_ /ヽ l ( ノ T_ |_
 ̄ ̄ノ / / |. | v|v ノ |_ | (,ノ` ┬ イ ヽ.,ノ ヽ、__⌒ヽ__ /、. /´ ヽ
 ̄ ̄ ̄ ヽ) i l | /ーo ー ´ ) /´ ̄ ̄/ヽ ///|_|\/ ヽ |_| |_|
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T | | | | ̄「/ヽ/ | | j | | l-l. |-─|. | | ̄ ̄| |
そして皇帝は北イタリアのカノッサで教皇と面会、謝罪し許しを請うた。
「わかったわかった
外で3日間反省したら取り消してやろう!」
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/ , ─|/ ・|・ヽ|ヽ / \ | /
/ / `ー ●ー | , -── 、
| / 三 | 三 |_ ─ /____ ヽ=@
| | /⌒\__|___/ |ノ^#⌒\ | ヽ 「ぼくが悪かった
ヽ | | | \ | ミ|・) |─|__ ノ 聖職叙任権なんかいらないから
ヽ ヽ `ー──┴─, lーヘ ー# u )- 、 破門を取り消してください!」
(( /━━━━O━∠_ (( ⊂〜〜⌒ヽ ノ/ \
l __◯_ |_◯ ⊂二二..// // )
| | ヽ__/ | ノノ (/ _/__//__/ \/-、
ヽ ヽ、__ ノ ) ∈_∈_ノ、_|__)
( ヽ___ ノ── ´
しかし、ドイツへ帰国後、皇帝は反対派の諸侯を制圧、イタリアへ乗り込んだ。
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_ /⌒ヾ ⌒ヽ─ 、 っ 「やっぱり口だけかっ。」
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/ヽ__ノ、 __ / `\ ヽ
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ヽ 二 | 二 /⌒ヽ ヽ l  ̄ ̄
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/⌒ヽ ヽ__ノ──── 、 ヽ,O
ヽ__ノ─ l l┌ ─‐─┐ l ヽ-、 ──
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ヽ ヽー── ´ ノ !
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1085年、ローマを追われた教皇グレゴリウス7世はサレルノで客死した。
1 ドラえもん のび太の教皇 完