ファンタジーの世界で「帝国」が悪なのは何故か? 2
そういえば、異文化の敬意といえば、
ガンダム00はイスマーイール派が支配する国が出てきて、その国では女性参政権がないんだっけ?
現代のイスラム国家でも、女が政治的に活動してる国は多いし、
それどころか、現在のイスマーイール派は教主が女子教育とか女性の社会進出支援に熱心だったりする。
300年後の未来を舞台にしていて、そういう設定にしたのはどういう意図があるんだろうかと不思議に思ってしまう。
中国の天子が女ってことが今の中国人をむかつかせるとは思わないが、これはイスマーイール派にとって不愉快なんじゃないか?
近代化推進派はいらつくだろうが、イスラム原理主義者は喜ぶんじゃないか?
まあ近代主義者は怒らせてもたかが知れてるが、原理主義者は怒らせると怖いからな。
>>198 にもかかわらず、初回放映後南朝鮮人は火病起こしてましたが何か?
韓国じゃギアスは右翼アニメと見られてるらしいが
206 :
世界@名無史さん:2008/04/21(月) 20:09:36 0
あれのどこが右翼アニメなのかさっぱり分からん。
右翼アニメなら、徳高き美少年の天皇陛下の元
黒の騎士団が極悪非道のブリタニアから日本の独立を回復するという物語でないと。
天皇も出てこないし、黒の騎士団トップは私怨のために日本人の生命を弄ぶ
ブリタニアの皇子じゃないか。ましてや彼がやったのは日本国復興ではなく
訳の分からん「合衆国日本」の新設だ。
207 :
世界@名無史さん:2008/04/21(月) 20:47:39 O
ギアスのプロデューサーは万景峰号に乗って総連幹部と会談したことが
自慢の竹田だろ?
まあ今時ガノタとかアニオタとか、それだけで売国奴みたいなもんやねw
よく知らんがたまにいる北朝鮮オタクの類だろうか?
>訳の分からん「合衆国日本」の新設だ。
提唱だけならまだしも、それに日本人が賛同するというのが分かりませんね。
散々弾圧されて生活水準も低下している以上、平等に共存するよりは恨みつ
らみが先に立つでしょうに。
あんなことを言ったら石を投げられかねないでしょう。
色々と突っ込みどころの多いアニメですが。
210 :
世界@名無史さん:2008/04/21(月) 22:26:04 0
多分既出なんだろうが、FEシリーズの中で唯一蒼炎は帝国が限りなく味方に近い中立だ。
続編で敵対するけど。
ギアスはもともとそんなに厳密に設定作ってもなかったが、
行政特区〜合衆国日本あたりからつっこみどころがどんどん増えてったな。
やっぱり、あのへんから引き延ばしのお達しが来たんだろうか。
今じゃ展開のテンポの良さと開き直った中二病的演出の巧さとCCくらいしか見所が・・・・・・。
>206
「可哀想な日本人」という設定が、チョウセンヒトモドキにとっては我慢ならんらしい。
火垂るの墓なんかも同じような理由で右翼認定w
213 :
世界@名無史さん:2008/04/23(水) 19:44:23 0
>>201 イスマーイール派の政権っていったらファーティマ朝みたいだな。
>現代のイスラム国家でも、女が政治的に活動してる国は多いし、
>それどころか、現在のイスマーイール派は教主が女子教育とか女性の社会進出支援に熱心だったりする。
まあ、日本の天理教と清末の天理教みたいに、
名前だけ一緒で、実体はぜんぜん別の宗教だと考えれば無問題。
他にも、ファンタジー、SF、アニメ、マンガetcで
なんかの宗教で統合されてる帝国ってどんなのがあるかな?
>>201 00のアザディスタン王国だったかは、4話目くらいの俯瞰だとイラン東部の
ホラーサーン地方かアフガニスタンっぽいところにあるような感じだった。
ただ、宗教指導者と住民が話し合っている場面でゾロアスター教徒の拝火壇そっくりの
暖炉っぽい代物の前で相談していたり、王宮の建物もこの地域での宮殿では一般的な
方形のファサードにコバルトブルーのタイル張りのイーワーンが穿たれたテラスあったり
列柱だけのバルコニーがあったりするようなものじゃなかったのが凄く違和感あった。
もしかしたら、あの地域の23世紀の状況は、シーア派でもスンナ派でも無くて、
21世紀以降にバハーイー教団みたいなイスラム教系の新興宗教団体が出現して住民たちが
それに改宗した歴史があるとか? 見た限りやっぱりイスマーイール派ですらなさそうな感じ。
> まあ、日本の天理教と清末の天理教みたいに、
> 名前だけ一緒で、実体はぜんぜん別の宗教だと考えれば無問題。
やっぱりそんな感じかねえ。
>>201 女性の政権参加が出来ない云々は自分も気になった。
女性の参政権はイランやパキスタンでは結構進んでいるし、トルクメニスタンやウズベキスタン
他中央アジアの共和国では議会に女性議員は多い。アフガニスタンはそこら辺の近代化が
一番遅れている地域だけど、それでも女性議員を出そうかと言う話があるとも聞くが・・
「女性(王族)に政治的代理権はあっても王位継承権がない」というのであれば良く分かるが、
「女性(一般)に参政権が無い」、というのはちと理解出来ない。
クルジスは制作側がクルドとキルギスを折衷させて作った名前っぽい感じだけど、
「アザディスタン」ってなんだろう。「自由」を意味するペルシア語の「アーザード」に
由来するとかだろうか。
「マリナ・イスマイール」とかいうけど「マリナ」ってのはアラブ〜ペルシア〜テュルク系の
名前じゃ無さそう。「シーリーン・バフティヤール」は両方とも純然たるペルシア語。
イラン系やテュルク系には普通に居そうな名前。それでも、名字が「イスマーイール」だったから
といってパキスタンのアーガー・ハーン系とかのイスマーイール派と関係あるかはわからんけど。
>.215
そういや昔ちらっと覗いた某ファンタジー小説のスレで
「○○国がトルコ系だったら何で"ムンタセム・カン(汗)"なんて名前になるんだ」
とか書いてたから
「イスラム化以降のトルコ・モンゴル系王侯ならありえない命名ではないけど」
とか書き込んだら
「そもそもフィクションだって事を忘れるな」
とか訳の分からないレスが返ってきたことがあった。
>>201 >300年後の未来を舞台にしていて、そういう設定にしたのはどういう意図があるんだろうかと不思議に思ってしまう。
現実のイスラムの女性差別批判だろ?
「機動戦士ガンダム」である以上、戦争を描かないでつくることはできないと思いました。
それならば、紛争やテロといった、今、世の中で現実に起きていることを題材にすべきかなと。
ttp://randal.blog91.fc2.com/blog-entry-77.html 300年後を舞台にしていてもあくまでもテーマは現代の問題。
歴史オタは細かいことにこだわりすぎる。
>>218 「僕ちゃんイスマーイール派とワッハーブ派がどう違うのかも知らないけど
イスラムって女性差別してるんでしょ? やめなよ!」
とか言ったって批判にも何にもならんよ。小学生じゃないんだからさ。
220 :
世界@名無史さん:2008/04/24(木) 18:12:23 0
どうせイスラム問題を扱うんだったら、
「人形ロボットはイスラム法でいう<偶像>にあたるか否か」
とかいう問題で法学者たちが口角泡を飛ばしてる場面でも出せば面白かったのにな。
>>218 >歴史オタは細かいことにこだわりすぎる。
「俺たち歴史(好きで、なおかつアニ)オタをも唸らせるような
説得力のある作品を早く見せてくれ!」という期待感のあらわれと
ご理解願えませんか。
どうみても無理のある設定に、なんとか現実的につじつまの合う裏設定を
勝手に考えるのも好きなんだがなあ、個人的には。
221 :
世界@名無史さん:2008/04/24(木) 18:56:32 0
マリナが作中で「王女に即位する」と言っているのを聞いて
そんな用例あるかと思った。
「第一皇女」とか言いながらマリナの妹も出てこないし
親子等血縁関係も全く不明。
皇女一人が広大な王宮にぽつねんと住んでいる感じだったな。
人型ロボットじゃないがTRPGの設定で
「イスラムに入信した人工知能を売却するのはイスラム法に反する」
というのなら見たことある
ちなみにその世界では人工知能を「ジン」と呼んでいて
ジンは火から生まれてどうのこうのというコーランの章句を
電子回路のことと解釈して存在を正当化しているという設定。
初期イスラムで主流だったらしい肉体と精神を分離しない立場なら人工知能をわざわざ正当化する必要はないぜ。
いや今でもそういう立場の人はいるのかもしれないけど。
>>218 >>201はリアリティがないといってるんじゃなくて、批判の意図がおかしいって話じゃないか?
>>219 そういうのを世間では差別っていうんだよな。
226 :
世界@名無史さん:2008/04/25(金) 02:18:12 0
>>221 >「第一皇女」とか言いながらマリナの妹も出てこないし
>親子等血縁関係も全く不明。
>皇女一人が広大な王宮にぽつねんと住んでいる感じだったな。
そりゃアレだ。王宮の、場面に出てこない区画に巨大な水槽があってだな。
その中にマリナみたいなクローンがいっぱい漂ってるんだよ。
マリナも水槽から出てあまり日がたってないから普通の言葉づかいに慣れてないんだな。
00は知らないがギアスの方は確か、かなり意図的にしていると聞いた話。
ようはそうでもしないと特定の政治的意志を持つ人ににいろいろとある上に
今や違法コピーが全世界にばらまかれている時代だから、勝手に見ていて
勝手に文句を言って、勝手に圧力かけたりバッシングしたりする「アニメファン様」
がどこの国のいかなる人種でもいることを念頭に置かなくてはいけない。
その上、完全に無茶苦茶な書き方をするとそれでもやっぱり全世界のタダ見している人が消費者として
日本側に文句付けたりする可能性もあるから、かなり距離感を持って計算してないと、
危なくてやってられないらしい。
その意味ではここで変だ、と文句をつけられるのことは、即ち制作する側の計算がうまく言っていることにもなる。
どこの国からもちょっと変、でも文句をつけるのもおかしいなあ、という位置に立って、
その上で、きちんと金を払ってくれる日本の消費者に面白いと言わせるだけのキャラとストーリーのおもしろさを
確保すること。
ここで正確だと褒め称えられるような作りだったら、とうに余所の国の本来見られないはずの人たちの文句で
いきなり途中打ち切りだってあったろうよ。
あのアニメは今ではアラブでもアフリカでも南米でも中央アジアでもパレスチナでも見られていることを忘れない方がいいと思うよ。
ギアス自体、元々制作側は作りたくなかったらしいし00だって、監督はどう考えてもやる気なかったと言われてたくらいだからして
製作側の勇み足を渋々受け入れながら娯楽作品を好き勝手に作る題材としてようやく作り手達がやる気になった経緯があるんだから、
あの中途半端な無茶苦茶さぶりは、ギアスに関して言うなら、むしろみんな分かった上での大人としての対応。
>>227 それって最初から完全に異世界の話でやれば済む問題だと思うんだけど
229 :
世界@名無史さん:2008/04/25(金) 08:32:07 0
>>227 ギアスはともかく00はそれができてないから突っ込まれてるんじゃないか?
>>228 インパクトのあるコンセプトってけっこう大事だよ。客を掴みたかったら。
232 :
世界@名無史さん:2008/04/25(金) 22:25:13 0
異世界の話でも製作陣に技量があれば
客を掴めるよ。
日本国滅亡なんて話にして、後で設定と物語の破綻を衝かれることもないしね。
ギアスに関しては、別の話を聞いたナー。監督・脚本家(シリーズ構成)の考えていた
話は、もっと異世界っぽい話だった。(神聖ブリタニア帝国は、神聖ローマ帝国と第三
帝国がモデル)が、局側プロデュサーがアレな人(毎日放送の報道畑出身)だったので
反米・反日を押し付けてきて、監督・脚本家はすっかりヤル気を無くした…って。
大変だな 脚本の吉野弘幸
元高校の世界史教師なのにw
>>234 読み返せば分かると思うが、クリエイターが不用意に作中に持ち込んだ「政治」が突っ込まれてるわけ。
238 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 05:12:32 O
>>221 内親王宣下のようなものと自分は解釈した。
舞-乙HiMEではカルデア帝国が途中悪役だが最終的に主人公の先輩の彼氏が即位して味方になったぞ。
あとは百年前の話での主人公は東の大国タイユァンの姫。
武を重んじる国柄ゆえに竜(ロストテクノロジーの類)退治の武勲により王位継承剣一位になった。
位置的には中国、人名は日本系の国だが女王もアリらしい。
で、七武侯(主人公の家は七武侯第三位)がそれぞれ領地を持ち、その上にタイユァン王がいるからこれも善玉の帝国に入れていいかなと。
>>31 ハスハ連合共和国のことかぁーっ!
いや、最初悪役として登場したけど。
ファイブスター物語の第六話はヒロインがことごとく帝国の出身なのは気のせいか。
マグダル(パパは世が世から超帝国の皇子)、クリスティン、ちゃあ、セイレイ、アルル、ユーゾッタ、桜子………
共和国出身はマロリーくらいか。
241 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 07:07:50 0
>>201 そうだよな、可愛いならいいよな
どうせ女君主なんて飾り物なんだし
不細工でブスで優秀より可愛くて無能のほうがうける(可愛いとそれすら利点になる)
あとは周りがサポートするなり壟断するなりして動かせばよい
飾り物は集客力だけあればいい
実際でもそうだと思うよ?たとえが悪いが愛子が超絶美少女なら
天皇制反対とか叫ぶのは一部の容姿と性格ゆえ女になることが出来なくて捻くれた女のみで
ほぼ全国民賛成するだろう(性的なスキャンダルが起きない程度のしつけは必須だが)
まぁ遺伝的にその目はないのだがなw
虚構の世界ならなおさらそうだろうさ
242 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 11:50:08 0
>>228 >>234 プロデューサーが元報道の一線級でしかも今のTVでほとんどタダ一人
夕方に積極的にアニメを持ち込んでくれる人が発案した話しであって
あんなもの制作の段階では誰も作りたくなかったと聞くぞ、
監督以下作り手たちがプロデューサーを矢面に立たせてなおかつ彼を無視する作りで
士気を維持しているとか。
だからあの政治体制はおかしいとか言うこと自体が間違いなんだよ
わざわざこれはアニメです、おあそびです、という格好を整えてだけ。
243 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 11:58:40 0
あ、説明不足だったな、プロデューサーは上の方にも少し書かれているが
報道局に在籍していた元左の人で、この人が人事でアニメの方に飛ばされたか希望したのか知らんが
アニメを作る仕事に携わることになった時、子供たちのために「世界ではこんなことが起きている」というのを
子供にもわかりやすい形で伝えようと思って積極的に関わったのが
Seed とその続編
ギアス とその前の色々
00
だったりするわけで。
金と時間帯を引っ張ってくる人の意向は大事ですよね、でもそんなことだと誰もやる気をなくすので
最低限クライアントの言うことは聞く格好で、後は好きにやらせてもらいますよって結果がここで叩かれているだけ。
文句言うならアニメに現実政治のカリカルテュアを求めた元報道のやつに家
ギアスの監督は「アニメに思想的な物を持ち込むつもりはない」とはっきり発言してるからな
しかもブサヨプロデューサーが勢い込んで抱負語った直後にw
しかし、どう考えてもアラブとペルシャの区別つかないレベルで単に中東っぽい名前として
「イスマイール」って苗字使っただけなのにいきなり「イスマイール派の政権の国らしいね」
とか言っちゃう
>>201にワロスw
詳しいな
246 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 13:18:34 0
酷な言い方だが、作品ってのは
「公開されたものが読者、視聴者にどう見られるか」が
全てであって
製作側の内情でこれこれこういうことになってしまった
そこら辺を察してくれとかいう時点で既に失敗作なんだよ。
無論「内情」を色々詮索して愉しむという観方もあるけど
それはあくまで付随的なもの。
現実でも近代以降だとイギリス王国、フランス共和国、オランダ連邦共和国、アメリカ合衆国、スペイン王国なんかより
ロシア帝国、ドイツ帝国とかの方がなんとなく拡張主義、軍国主義、棍棒外交、非民主的、侵略的で会話の通じない凶暴なイメージがあるだろ(あくまでイメージね)
だからじゃない?
248 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 13:41:04 0
>>235 ええっ! ボクサーの後、そんなことやってんの? とか思ったが同姓同名か。
>>246 お前らが勝手にいちゃもんつけてるだけじゃん
察してくれもなにもない
597 :名無しさん@お腹いっぱい。日:2008/04/26(土) 01:34:29 ID:0PjfVxpQ
ファンタジーの世界で「帝国」が悪なのはどうしてなのか
→帝国を標榜する以上領土拡大に熱心なのは当然。んで、領土に踏み込まれる方が大抵主役だから。
アザディスタンはイスマイール派が支配する
→内戦状態だぞコラ。つか議会あったろ。
300年後の未来を舞台にしていて、そういう設定にしたのはどういう意図があるんだろう
→今有力な中東国家で女性に強い参政権がある国が少ないから。つか300年後に中東国家で女性参政が一般的になってる保証なねーぞ。
中国の天子が女
→……あ、ギアスの話か。
252 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 22:06:10 0
>>240 コーラスは武力による侵略をしないので帝国には入らない…が、大帝とか武帝とかって言い方されるんだよな………
つか、FSSは話によって主人公が変わるから一概にこの国は悪と決め付けられないんだよなー。
悪の帝国はバッハトマくらいかね……
253 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 22:06:48 0
>勝手にいちゃもん
テレビで一般に公開された作品が色々論じられるのは当然だろう。
それに対して視聴者の知ったことではない
製作側の内情を持ち出して色々弁護しているのはそちら側では?
254 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 22:10:27 O
255 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 22:12:21 O
初代皇帝レオン
皇子ジェラール
アバロン帝国に栄光あれ!
>ロマンシングサガ
2のことでしたら、あれも最後は共和制になるという訳の分からない終り方でしたね。
他にもこの手の「王もしくは皇帝が王制を廃止して共和制化」という展開は見た憶え
がありますが、共和制が無条件でいいとは言えないでしょうに。
大体、共和制=民主制という訳でもない。
それに、一個人の意思で体制を変革するというのも、理解があるように見えて発想は
他者の介在を許さない独裁者のものですからね。
257 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 22:26:49 0
>一個人の意思で体制を変革するというのも
少女漫画・樹なつみ『花咲ける青少年』(白泉社)のルマティ王がそれですね。
少年王が勝手に立憲君主制の廃止、共和制への移行を宣言して
民衆は何故か拍手喝采して「国王陛下万歳!」と。
私が妹が買った雑誌で読んだ別の少女漫画では、王位を継承したばかりの女主人公
が、「もう王制なんて古いのよ」と言って、城を出て好きな男とくっついていました。
まあこう言ってはなんですが、少女漫画の半分以上は最後の「好きな男とくっつく」
ところだけが大事で、他はあまり頭を使わない展開が多いですから。
しかし、読んだ後で「城内の貴族連中はどう動いたのやら」と考えましたね。
権力闘争でメタメタになるでしょうし、最悪国や城を出た元女王も危ない。
>民衆は何故か拍手喝采して「国王陛下万歳!」と。
「合衆国ニッポン」に対する反応並みに分かりませんね。
「天皇家」以外は平等だという現代日本の体制下での理解によるものかもしれません。
王以外は平等であるかのように思っているから、王一人の意志で止めてしまっても、
王に近く平等にされたくない階層に属する人間が困るとは考えない。
華族制度でも残っていれば、また違いましたかね。
時代物の漫画やアニメなんて、八割は風俗も文明も思想も現代日本産ですから。
いつになく熱く語るな
261 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 22:58:57 0
良くも悪くも「一君万民」の思想が
そうとは意識されずに浸透しているのかもしれません>現代日本
帝国憲法を評価している人々でも、
華族制度の復活については否定的な人が多いですね。
ファンタジーでも「王は善良だが、貴族たちは民を虐げる悪人」
という構図が割と見られるように思います。
262 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 23:10:02 0
ランギリッサーのカルザス(王国だが)はほぼ全作品に出てきて
数百年にわたって大陸全土に覇権をとなえ光輝の末裔を輩出してきたというのに
馬鹿王女が変に思想変化して共和制になっちゃって残念
いや、あの王女はアホだがな
王制の何が悪いのか・・・
現代の洗脳教育は恐ろしい
>>261 (寡頭)共和制と民主制の区別もあまりついていませんからね。
トップがいなければ平等であるように考えている。
>華族制度の復活については否定的な人が多いですね。
私はあってもかまいませんが。寧ろ来い。
武家や公家なんてしいたげるどころか、遠くから「立ち居振る舞いからそれ
と分かる存在」だったのは江戸時代から戦前まで同じことで、平民のすぐ側
にいて虐待するという構造自体、「民主的」な発想なのですが。
対等だと思っていなければ、わざわざいじめないでしょう。
明らかに下にいて、用が無ければ呼びもしないのに何故虐げる。
第一、特権階級というものは相応の政治を行わないと収入がありませんし、
収入がないような悪政を行えば上からの責任追及も含めて被害を蒙る訳で、
「貴族たちは民を虐げる悪人」なんて考えられません。
悪い個人はいたとしても、貴族全体が悪い国なんてなかったでしょう。
庶民が憎しみを覚えるぐらい顔を合わせているという発想自体が、メディ
アが発達して誰の顔でも拝めるようになった時代のものですし。
身分違いの相手というものは、憎むほど近くはなく、そもそもお互いをよく
知らないものです。
>「王は善良だが、貴族たちは民を虐げる悪人」
『ゼロの使い魔』もこの類と言っていいと思いますが、他板の反応が革命を
志向したものであったことに、なんだかんだで「民主主義信仰」が根付いた
国であるということを認識させられましたね。
自称右寄りの人間にもこうした発想がある。単に内面の統一ができていない
で、その場その場で発言しているだけかもしれませんが。
264 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 23:12:07 0
点農は神
265 :
世界@名無史さん:2008/04/26(土) 23:29:30 0
>悪い個人はいたとしても、貴族全体が悪い国なんてなかったでしょう。
これは全く同感です。貴族全体が悪の権化のように描かれて
彼らが平民に「復讐」されて惨殺されるさまをいい気味と言わんばかりに
描写している非常に有名なSFもありますね。読んでいて腹が立ってきた覚えがあります。
名門の後裔としての自覚と責任感を持っている人々に限定してならば
華族制度復活は私もいいと思います。つまり何かしらの審査を基にしての再叙爵です。
皇室の藩屏はやはり必要ですし。でも現憲法下では無理ですね。
戦前の帝国議会では衆議院より貴族院の方で
軍部の暴走を抑えたり、戦後も新憲法の不備を衝くような
活発な議論が見られたとも聞いています。
ようするにドンパチ戦うような娯楽物語において、分かりやすい悪って便利なんだよな。
でも、それを現実に存在するような職業にすると、色々生臭くなってくる。
本当にいる人達を悪役にするわけだから、書くにしても相当覚悟して、山崎豊子の社会小説くらい練って
批判だって的確なものにしないといけない。
そこで現代の日本人にはなじみのない貴族ってレッテルでくくられてる登場人物達を
ある意味生け贄にすることで、物語に必要な役どころを無理矢理作り出してしまう。
化け物や宇宙人にしてもいいんだけど、人間は同じ人間のほうが実感を持って嫌うことができる。
化け物は恐怖の対象であって、憎しみの対象にはならない。
ハスハ連合共和国は民をまとめる国のトップが女皇帝な時点で帝国。
のちのち、実権を持たないアトール聖導王朝でなく、実権を持ったアトール聖導帝国になるらしいし。
268 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 00:06:54 0
>>266 確かに嫌になるくらい分かりやすい悪役でした>某SFの門閥貴族
でもやはり「帝国貴族3000家」というなら
いい人だって一杯いるだろうに、というのが率直な感想です。
いい人はごく少数で、後は民衆の抑圧と搾取しか頭にない人ばかりというのは・・・。
平民兵士の反乱が起きて、貴族同士でどちらかが死ぬまで無理矢理殴り合いをさせられ
生き残った方も生身で宇宙空間に放り出されたという描写を見た時の後味の悪さといったらなかったです。
やっぱそれですかw>某SF
まあ後世の歴史家がコスプレ小説で怒っちゃやーよーと
SFから離れて久しいからわからない。
星界の紋章かヴォルコシガンシリーズ、じゃないよな。
『銀河英雄伝説』でしょう。
大貴族500家のイース帝国よりも総人口は多かったようです。
末期の漢のように疲弊していたと思いますが。
読んだことないけどあれってSFなのか?
ラノベだと思ってた。(ラノベを馬鹿にしてるわけではありません)
>>270 ヴォルコシガンシリーズも帝国だっけ?
あれはもろに日本をイメージしてるよなw
>>272 文体も含め、あらゆる点でラノベの走りですね。
ところでイース帝国って家畜人ヤプーの方ですか?
>>273 ヴォルコシガンは貴族が主役だな。
文明が中世レベルまでに退行して、名誉を重んじる戦士貴族が支配する惑星バラヤー(ロシア系)が、宇宙文明に遭遇。
ロシア+平安室町日本くさいセタガンタ帝国の侵略を退け、朝鮮くさい惑星コマールを植民地化、アメリカくさいベータ植民惑星と戦ったり。
ベータ人とのハーフで身体障害者の青年貴族主人公が知略を駆使して宇宙狭しと大活躍、本国では近代化の相克とか、コマールのテロリストと戦いながら融和を図ったり、とか。
日本でアニメ化しねえかな。
>>251 全体的に意味不明。
>→帝国を標榜する以上領土拡大に熱心なのは当然。んで、領土に踏み込まれる方が大抵主役だから。
何で当然?
>→内戦状態だぞコラ。つか議会あったろ。
意味不明。
>→今有力な中東国家で女性に強い参政権がある国が少ないから。
有力な中東国家で婦人参政権のない国のほうが少ない気がするが、強い参政権って曖昧な定義ならどうとでも言えるな。
>つか300年後に中東国家で女性参政が一般的になってる保証なねーぞ。
これは論理的にはそのとおりだな。わざわざそういう設定にする意図を聞かれてるんだろうが。
>→……あ、ギアスの話か。
意味不明。
>文明が中世レベルまでに退行して、名誉を重んじる戦士貴族が支配する惑星バラヤー(ロシア系)
やはり各地の支配者は「クニャージ」と呼ばれ
「ドルジーナ」と呼ばれる私兵集団を従えて戦争していたりするわけだろうか
279 :
名無しの権瓶:2008/04/27(日) 01:55:28 0
銀河英雄の帝国貴族はひどすぎるよな。
近代民主主義を経てるんだから、もう少しマトモな貴族にしても良かったような気がする。
同盟の政治家も悪い面が強調されすぎ。
280 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 04:13:50 0
貴人情を知らずっていうから貴族が何千家あろうといい人なんて出てこないんじゃないか?
そもそもそういう教育うけて育っただろうし
生まれたときから「俺たちは偉い。あいつらはカス」って教え込まれて
周囲もそういう人ばっかりで事実日常で接する人々もそうなら
もともと善人でも何も疑問も持たないで搾取に回るでしょ
それが悪いと思ってないんだから
俺らに牛や豚が「お前らうちらを肉にするために生まれたときから管理し続けてずいぶんひどいじゃねーか」って
いってくるようなモンだろう。はぁ?何いってん?って感じになるだろ
281 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 04:33:11 0
>>246 だからここでうだうだ言われているようなことを完全に無視して
あえて批判を受けないようなとんでもなさを分かった上で取り入れることで
世界的に成功しているじゃん。
みな忘れているかどうか知らないが、ハガレンもseedもギアスも
少なくとも今期まではそんなやりかたで成功した
愚直にうるさい人の言うとおりにしたエウレカやまじめに作ったほかの作品が大失敗したことを考えてみろ。
>>280 旧華族のじっちゃんを持つ自分が言う。
お前は病院に行け。
銀英はもっと単純なところで意味不明になってる軍記物だから
怒る方が大人げないぞ
ファンタジーの世界で「帝国」が悪なのは何故か?
285 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 09:37:50 0
なんとなく強そうだからだろ
ザンギャック大統領よりズール皇帝のほうが強そうだろ?
ムルワカ第一疾走者よりムゲ帝王のほうが悪そうだろ?
そういうことよぉぅ
>>282 日本の華族制度ってなんか人工的で他の貴族制度と違うイメージがある
貧乏武士だけど維新に功績があったから華族になった的なのもいるみたいだし
287 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 14:12:22 0
>大人げないぞ
それを言うならコードギアスや少女漫画を批判するのも出来なくなるよ。
>貧乏武士
伊藤博文は神話時代の天皇の子孫だと
明らかにでっちあげの家系図を持っていたそうです。
288 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 15:09:52 0
おまえら、すぐ勲功華族を成り上がり華族ってバカにするけど、
フランスの帝政貴族やイギリスの大半の貴族だって19世紀の成り上がりだぞ。
しかも、現代イギリスの一代貴族なんて実質タダの国会議員だしな。
華族が人工的っていうけど、島津とか尾張徳川みたいな国持大名だった家は、
いまでも資産家で名門らしい格式を維持してるぞ。
289 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 15:21:44 0
>フランスの帝政貴族
オトラント公爵のフーシェみたいな連中が大半でしょう。
別に勲功華族を貶めようとは思わないし、伊藤や山縣らの功績が多大な事は認めるけど
華族としての品位に欠けていたり、箔を付けたいがために明らかな嘘を付いたりしたら
揶揄されても仕方ない。
290 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 15:29:33 0
堂上華族でも男娼に「伯爵なんて薄情だわ」と
新聞の見出しにされて大恥を掻いた人もいるし
確かに勲功華族だけを馬鹿にはできない。
291 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 17:01:35 0
ヨーロッパの貴族だって、似たようなもの。
社交界でジゴロやペテン師みたいなことやってる没落貴族や、
大きな農家と変わらないような田舎貴族もいっぱいいた。
292 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 17:08:36 0
クロ盆ガンダムでも「自分で言い出したんだろ」っていってたから
貴族は最初はどれもこんな感じ
ただし長く続くことで権威も高まる
勲功華族は創業者からたかだか100年程度の家系
こいつらがすげーって思われるにはあと200年は必要
293 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 17:17:08 0
真面目に考えてみるけど
平民世界にまぎれて60年少ししか経ってないのに
旧皇族でも品位を忘却している人がいる。
後200年、華族の価値がもつだろうか?
294 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 18:25:41 0
>>280 最後の2行の例えは、罪悪感を感じるだけなら、そういう人間はそれなりにいると思うが・・・
感じてもその上で「それでもやめられない」人間が多いってことだろうな
罪悪感を感じても、自分の欲求利益を犠牲にしてまで牛肉・豚肉を絶つ(甘い汁を吸うことをやめる)までできる人間は多くは無いだろうな
295 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 19:04:43 0
>>293 皇族でもロイヤルビッチみないなのがいるのに・・・。
>>272 ラノベのない時代のことだし、強いてくくるなら日本SFとしてはけっこう珍しい部類のスペースオペラってやつになるんじゃないか?
> それを言うならコードギアスや少女漫画を批判するのも出来なくなるよ。
少なくとも俺は、作品そのものは批判してないよw
298 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 19:15:04 0
俺は批判と言うか不満たっぷり。
299 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 19:51:24 0
>ロイヤルビッチ
週刊誌で髭の殿下までが批判してたな。
髭殿下も男女の違いとはいえ、お若い頃の行状を考えると
人のことは言えたものではないと思うが。
300 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 21:24:52 0
平安・鎌倉の頃のご先祖たちも男女関係では、やりたい放題でんがな。
301 :
世界@名無史さん:2008/04/27(日) 21:35:04 0
後深草院や亀山院の御代では許されることでも
昭和、平成の御代では許されないよ。
>>275 ええ。星間帝国で総人口と貴族の人口ないしは家数が明記されているのは、
イースとアーヴと『銀河英雄伝説』の帝国ぐらいしか知らないもので。
イースは1000年後のイギリス人(元は数千人)の末裔の子孫がたかだか
50億人程度でしたから、かなり少ない方ですね。
支配種族が黒奴、ヤプー、ペガサスその他山ほどいますが。
303 :
世界@名無史さん:2008/04/28(月) 05:56:35 0
>>301 御所に遊女を呼んだりおしのびで身分かくして遊郭に行きまくってた
後水尾帝がそういうことさいたの最後かね
この人晩年に出家した後も子供作ってるからな。ドスケベ天皇の二つ名を与えよう
大正も(皇太子時代とはいえ)普通にそのへんの蕎麦屋に入ったりしてたらしいけど
今上陛下は高校生のときに皇居を脱走してクラスメイトと銀ブラしてたらしい。
305 :
世界@名無史さん:2008/04/28(月) 10:57:30 0
人類学的には王室というのは一般の生殖ルールから逸脱した存在なので
本来ロイヤルビッチみたいなのは全く不自然ではない。
(だからたいてい王室では近親相姦も許されている)
むしろそういうパワーが権力の源になる。
絶対王政の時代とかめちゃくちゃやってるだろう。
今の天皇家がお行儀がいいのはそれだけ力が弱いということ。
>>305 その上に日本の特殊事情としては
下々まで含めて性についておおらかなのが本来の伝統だったりするしね
一見性について厳しくなったフリは不平等条約改正を認めさせるための方便からはじまったことだったり
307 :
世界@名無史さん:2008/04/28(月) 18:01:46 0
赤松氏とかの著作では日本中、身分の上下問わず乱交しまくりだったように見えるけど
果たして本当なんだろうか?
相手の不貞に激怒した北條政子や後陽成院とかは例外なの?
農民だけだよ。
武士と町人はしない。
女性の浮気は異なりますし(確か一条院や後円融院の時代にもあった筈)、
政子の時代はどうか知りませんが、少なくとも例の一件が記録された『吾妻
鏡』が成立した頃には、一夫一婦制が東国の御家人クラスでは理想とされて
いたようです。これが京なら言い訳もきいたかもしれませんが。
それと、赤松氏の著作は超時代的であったり大袈裟というか偏りがあったり
で、民俗学者の間でも扱いは慎重にというか、鵜呑みはされていません。
好きな人は好きなのですが。
性に限らず「かつてはおおらかだった日本」像というのは、記紀万葉の時代を
取り上げた国学者から昭和の国文学者に受け継がれてきたイメージですが、
尭・舜やルソーの言った「自然」のように古代に理想の時代を投影して強調さ
れていたもので、この手の発言は近年は眉に唾をつけてから聞かれています。
「本来」というのが何時からを指すのか、「伝統」というものに実体はあるのか
といった点も懐疑的に捉えられるようになって久しいですし。
鎌倉時代の東国の一夫一婦制(制度として明文化されていた訳ではないので
寧ろ志向と言うべきか)と京都の多婦制、どちらが古いとも言いがたい。
「おおらかな方が古い」なんて、単純には言えませんからね。
通常の婚姻を抑制したものではありませんが、「未開」社会ほど性に関するタ
ブーにはうるさいという文化人類学の研究成果も出ている。
こちらは近親や獣姦などですから、多婦制と比較しがたいかもしれませんが、
多夫一妻、一夫一妻、一夫四妻など地域の歴史的経緯や条件に基づいて定めら
れてきたのであって、そもそも「日本」という区切りの中で「昔はこうだった」
と断定することが危険でしょう。
おおよその傾向としては、余裕が生じた文化の爛熟期ほど乱交や近親相姦や不
倫が横行している気がしますが。
>>308 夜這いや婚姻の形態についても、日本国内で幅があったようですし、家の格
というか自己認識によっても結果は異なったようですね。
(近世の)武家ならまず無理だったと思いますが。
中世ならどうかというと、頼朝と伊東氏のような例もありますから。
>>162 金正日の親父が戦争で悪しきアメリカ(韓国)をぶっ飛ばしたって話
殆どがフィクションで神の力で撃退とか既にファンタジーの域だろ
北朝鮮は帝国じゃないだろ?
>殆どがフィクションで神の力で撃退とか既にファンタジーの域だろ
そういう話でもないだろ?
313 :
世界@名無史さん:2008/04/28(月) 22:24:03 0
ロイヤルビッチの場合、乱交は元より
血税を放蕩して留学先でロクに単位取ってなかったり
DQN丸出しの日記をネットで発信してたりするのも問題だったんだろ。
314 :
世界@名無史さん:2008/04/28(月) 23:35:11 0
>>311-312 北朝鮮のファンタジーっていったら、映画「プルガサリ」くらいしか思いつかんけど、
あれだと高麗王朝が悪玉になってるな。
315 :
世界@名無史さん:2008/04/29(火) 21:41:20 0
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ヽ:::::::::::::.. .\/.\/.\/ ノ _ノ. \ト、 j_ヲi)
r=t;;二二T゙Ff 二二二!] _,.-―-、_ 「トー' \_/,リ
_ |.:-r-‐j=ミ- l __ヲ_,.-‐<)ニニf =、\\\ 入ヽ i、_フ[/
,r=―‐ッ==‐‐'",.ニ‐‐≧十'゙ >-、 ,r゙ー-ニ、_\\>、_,.-/ \\ し ,r'
,レタ__/ \ i' ,r‐‐i l ! f"「 ̄>゙i /  ̄ ̄ \ー' :ダ
この極悪非道の皇帝が用もないのにageてやるわい!!
316 :
世界@名無史さん:2008/04/29(火) 21:54:26 0
おお、ヴィルヘルム2世陛下!
現在の日本の性の乱れっ振りは、何か今までの、
「自然発生した性の乱れ」とは異質なものを感じるな。
「マスコミによって扇動されている性の乱れ」という感じだ。
処女や童貞はモテない証ですよ〜早く捨てなきゃ恥ですよ〜
って煽り立てる。こういう現象は、歴史上初めての事なのか、
それとも、そう珍しくも無い、前例のある現象なのか、
どっちなんだろう?
おそらくヨーロッパ辺りの宮廷文化を調べれば似たような例があるだろう。
アラブの神秘詩を低俗化して今我々が知っているような「恋愛」という概念を作ったのも彼らだ。
>>317 コデルロス・ド・ラクロの『危険な関係』なんかどうよ?
>アラブの神秘詩を低俗化して今我々が知っているような「恋愛」という概念を作ったのも彼らだ。
そうだったのですか。興味深いお話をありがとうございます。
「恋愛」を地域・時代差の無い普遍的概念と考える人も多いので困りますね。
321 :
世界@名無史さん:2008/04/30(水) 16:31:19 0
山野氏ね
南仏のトルバドールにアル・アンダルス方面の影響があったかどうかははっきりしないんじゃないか?
あってもおかしくはないだろうけど
323 :
世界@名無史さん:2008/05/01(木) 01:51:17 0
ファンタジー&SFに登場する、名前だけ帝国を称している弱小国といったら
どんなのがありますか?
山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ
こいつはwikiが嘘だらけで信用できないと言いつつも2chの書き込みは当然のように信用するんだな
板に異常な帰属意識を持ってそうな奴だ
なんの、一応その辺りは後日図書館で調べる予定ですよ。
出典も確認出来ない内から、血肉には致しませんて。
>>324 まあwikiが嘘だらけなのには同意するがw
酷いのになると同じ項目で相反する説が両方書いてあったりするからな
しかも両論併記という形ではなくごちゃ混ぜでw
具体例のURLを。
328 :
世界@名無史さん:2008/05/01(木) 21:30:52 0
>>324 『銀のパルティータ』というライトノベルに
帝国ではない何とか皇国が出てくる。
歴代皇帝は皆列強の傀儡で、皇后、皇太后と皇太子以外の皇族は
全員修道院で出家させられる。
>>323 ロマサガ2の帝国はプレイ開始時点では弱小国だぜ
ロマサガ2の帝国は世襲制ですらないからな。
近隣の国を心服(屈服ではなく心服)させ、
皇帝が全勢力権内から死に際に次期皇帝を指名する。
画期的だよな。一生、子供作っちゃ駄目だけど。
五賢帝時代がさらに素晴らしくなった感じ?
332 :
世界@名無史さん:2008/05/01(木) 23:47:13 O
三皇五帝や五賢帝の世界観だな。
333 :
名無しの権瓶:2008/05/02(金) 00:19:08 0
ロマサガ2はまともに対外戦争はしてないから、
一般的な帝国と比べていいのかどうか?
逆にモンスター退治や、話し合いだけで、あっさりと帝国の傘下にはいるのが、
不思議だったよ。
334 :
世界@名無史さん:2008/05/02(金) 10:05:09 0
デアラングリッサーの皇帝ベルンハルトは生涯子供を作らずに
皇位どうすんの?っていわれたときに
「俺が育てた奴に継がせるYO」ていってそのために孤児引き取って育ててたわけだが
それって逆に死んだ後大混乱だよね?孤児上がりの新皇帝に配下が信服するとは思えねぇ
そもそもレイガルド帝国は一代で傭兵から成り上がって築いた振興酷なわけだが
当然貴族がいるんだけどこういう場合の貴族はどこから沸いたの?
建国時に活躍した戦士階級や、協力した有力地主や商人たちじゃね?>貴族
あと、建国時に降伏した後も領地を安堵された領主達とか。
ジパングっていう漫画があって
内容は日本の自衛隊のイージス艦「みらい」が
過去にタイムスリップしてしまいって感じの話なんだけど
それに出てくる大日本帝国は基本的に良い奴等だよ
アメリカなんてふへへジャップどもを殺してやるぜぇぐらいの
薄汚いモンスター(中には良い奴もいるけど)として描かれてるし
愛国心溢れる日本人とは酷い差をつけて描写されてる
>>334 んー、孤児だから服従しないというわけじゃないと思う。
まして傭兵が築いた新興国っていうなら、気風として少なからず実力主義だろうし、
結局は孤児が有能かどうかじゃないの。
>>334 >「俺が育てた奴に継がせるYO」ていってそのために孤児引き取って育ててたわけだが
リアルでいうと前趙の劉曜や後周の柴栄だよな
二つ名のあるやくざ者を100人ばかり養子にしていた盗賊皇帝ですね。
何かあったら身を挺して義父を守る養子たち。
> 何かあったら身を挺して義父を守る養子たち。
中央アジアの諸政権で活躍した、親衛軍団であるグラームやマムルークを想起させるような。
私はチャウシェスクを最後まで護衛した孤児部隊を連想しました。
これを聞いて、子供を駆り集めて作った親衛隊ということでイエニ・チェリ
を連想した人もいたようですが。
342 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 19:48:32 0
革命後の彼らの運命が気になりますねえ。>孤児部隊
まさか全員自決とか粛清とかはないと思いますが。
ルーマニア軍に再就職でもしたんでしょうか?
フランス外人部隊にかなり流れたと聞いた事はある。
344 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 21:14:15 0
下水道に隠れていた元孤児兵が引きずり出されて
民間人に小突かれながら連行される映像があったな。
後、大統領次男のニクがテレビ局で
晒し者にされている映像も覚えている。
345 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 21:16:05 0
明日のコードギアスで件の天子さまが愈々登場するらしい。
あんな時代にもなって宦官がいて
権力は彼らが牛耳っている国って一体・・・。
346 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 21:23:47 0
宦官が権力握って傀儡皇帝をたてるっていったら、
完全に易姓革命フラグ立ってるよな普通。
347 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 21:38:59 0
ということは美少女処刑ですね(*´Д`)'`ァ'`ァ
348 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 21:55:29 0
>処刑
易姓革命でも女性は処刑の対象にはならないようだ。
中華でも新王朝の后妃が旧王朝の皇女というのは割とあるし
ヴェトナム李朝の女帝・昭皇は10代で夫に廃位されて革命となり
李朝の皇族は虐殺されたが昭皇本人は余生を全うしている。
宦官が居るのは百歩譲って良いとして、問題は、通常内廷というか後宮において皇帝や皇后などの
小間使いとしての役職から王朝の中枢で権力を掌握する事の多かったことが中華王朝の宦官の特徴のはずだが、
何故、ギアスの中華連邦では「大宦官」が禁中を離れて外国で「総領事」などやっているのか、という点。
どういう事情があるのか、かなり謎。
権力基盤であるはずの禁中から離れている時点で、すでに左遷でもされていたのか。
>前回お亡くなりになったのでもう出て来ないだろうけど。
世襲権力が起こらないように高級官僚は全員去勢なんじゃないか?
リアルの中国史や朝鮮史でも宦官の外交官はいるけど
352 :
世界@名無史さん:2008/05/04(日) 16:32:22 0
>>345 >あんな時代にもなって宦官がいて
>権力は彼らが牛耳っている国って一体・・・。
洋務運動みたいな感じで軍事中心の技術面だけ西欧近代化(?)したんだろうな。
その割には完全な財産均等を実現(ブリタニア皇帝・談)してたりしてよく分からんけど。
滅ぼされずに中国大陸を制覇した上、天朝田畝制度も本気で施行した上で
連邦制に移行した太平天国=中華連邦
とかいう設定だったら個人的には萌えるんだが。
>>349 宦官が外交や軍事で正式な官職について派遣されるなんて、
現実の歴史でも普通にあったことですよ。
仮に宦官が権力を握っているという設定がありなら、
宦官が総領事になろうが司令官になろうが別におかしなことではなくなる。
354 :
世界@名無史さん:2008/05/04(日) 17:04:53 0
鄭和とか知らんのか?
355 :
世界@名無史さん:2008/05/04(日) 17:50:11 0
________
ヽ・・・・・・・・・・/
●―|:::::::::|―
|:::::::::|
| ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
/ \ 日本の皆様コンニチワ!
/ 宦 官 ヽ 私は恐れ多くも皇帝陛下より総領事を拝命した
l::::::::: | 宦官でございます
|:::::::::: -=・=-′ ヽ-=・=- | 中華連邦と日本との友好をより深めるため
|::::::::::::::::: \___/ | 尽力していく次第であります
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
356 :
世界@名無史さん:2008/05/04(日) 18:00:38 0
中華の天子さま、今日登場するかと思ってたけど
出なかったね。
357 :
世界@名無史さん:2008/05/04(日) 18:19:37 0
Σ(゜Д゜;)<(見過ごした……)
358 :
世界@名無史さん:2008/05/04(日) 18:51:13 0
ナナリー皇女殿下が日本新総督だよ。
>>352 その皇帝の台詞の時はまだ中華連邦の設定が現在の共産中国をイメージしたものだったんじゃねーの?
今の中国のどこが共産主義だというのは置いといてw
「連邦」って名前も君主国っぽくないし
二期で出番増やす際にかつての中華帝国っぽい設定にしたんだと思う
360 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 15:23:05 0
>>359 イギリスは君主国で連邦を形成してますが……。
それにCLUMPがキャラデザという時点で中華帝国っぽくなるのは必然って気もする。
強大な王国が、弱小の帝国を侵略するという設定は、
小説も、アニメも、マンガも、ゲームも、映画もないよね
>>360 イメージの話だよ
「英連邦」よりも「大英帝国」の方がそれらしいだろ
363 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 22:06:33 0
既出だけど、『銀のパルティータ』というライトノベルでは
強大な王国が弱小な「ディオシネラ皇国」を侵略、傀儡国家にしている。
強大な共和国にボコボコにされた「大帝国」なら知ってるな
>>359 現在の連邦制の君主国
マレーシア連邦(9王国と4支邦と3直轄都市)
アラブ首長国連邦(7王国)
グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(本国で4国、ほか16支邦のの同君連合)
デンマーク王国(本国およびグリーンランド自治領)
かつて存在した連邦制の君主国
オーストリア・ハンガリー二重帝国
神聖ローマ帝国
モンゴル帝国
遼
金
清
日本(徳川幕藩体制)
他人が突っ込んだあとに追い討ちをかけて突っ込むのは世界史板の美徳
王国の後継者は王女で、帝国の後継者は皇子ないし皇帝で、
併合はアニメやコミックでは表現しづらいので、政略結婚
という展開が多いよな。この派生系もさまざまだが大筋は
おなじだよな。
パンプキンシザーズっていう右翼系ファンタジー漫画では帝国が正義だよ
>>369 主人公側の国ではあるけど、間違っても「正義」じゃあないでしょう。
門閥があり、気高い貴族いるが腐敗した貴族もおり、
非人道兵器の開発や弱者の切捨てとかもやってる「普通の国」かと。
敵対している共和国同じようなものっぽいが。
>パンプキンシザーズ
作者が考証お断りと言っているそうですが、文明はかなり進歩しているよう
なのに、貴族の権限が中世レベルのままなのが疑問でした。
近代化に伴う「市民」の権限が向上していてもよさそうなものでしたが。
第一次世界大戦〜第二次世界大戦あたりのイギリスのようなものではないのか?
産業・文明がそれなりに発展していて貴族特権がかなり強く政治に口出ししてくるとか。
そんな生易しいもんじゃないだろパンプキンの身分制度は
その時代の英国貴族がいくら特権持っていようと、労働者が彼らを殺してもただの
「殺人」にしかならないという点で既に「法の下の平等」は確立してる
架空戦記物やウヨ系はすべて帝国・皇国、または日本を擬した国は正義。
自分の国が嫌いなのは不満タラタラのサヨぐらいなもんでしょ
よくあるウヨの勘違い
サヨは日本が嫌い
よくあるサヨの勘違い
ウヨは支那や韓鮮を差別する
379 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 01:08:35 0
でもパンプキンは最終的に貴族側が正義だから期待してる
安易な市民主義はもうたくさんだ
貴族主義時代のほうが人民は幸せだった
>>371 「普通の国」って事は「悪」じゃないわけか
382 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 01:22:25 0
>>372 それ言っちゃあ「風の谷のナウシカ」の世界なんか……。
「火の七日間」の1000年後の遠い未来という設定で、
軍事力や変なバイオテクノロジーだけは現在と変わらないか、それ以上にもかかわらず、
それ以外の文化も社会構造も人々の意識も
中世レベルまで退行しているという凄まじい世界ですぞ。
でも過去(つっても現在からすると未来なのでハイテクノロジー)の
発掘と修理だけの技術力に退行してるって設定じゃなかったっけ。
384 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 01:41:04 0
ナウシカの世界はなんらかの理由で人の身長が数cmに縮小した世界で
だから高所から落ちても生きてるし王蟲も本当はタダの蟲という説があるから
脳も縮んで文明退化したんじゃないの?
宇宙まで行けないって
どんなに情報があっても人間の数が少ないと文明の発展には限界がある。
大量生産品がはけないから産業経済は無理。商業経済中心になりそうだし、
そうなると政治形態も民主主義は無理っぽくて、貴族性とか王政とか、
せいぜい部族民主制とかじゃないか。
と、ナウシカの世界を正当化してみる。
あのちーへいせーんー
388 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 02:10:35 0
アニメ版には「星まで行ってた(らしい)」船の残骸は出てたよ。
形はどっちかというと潜水艦っぽかったけど。
そういえばコミック版では神聖皇帝ってのも出てきたな。
土鬼(ドルク)帝国も、名前はテュルクのもじりだろうけど、
イメージはダライラマが支配していた頃のチベットっぽい感じ。
アニメ版では時間その他の関係で土鬼(ドルク)の存在自体が抹殺されたけど。
>>382 ジーン・ウルフのウールス4部作もそんな感じ
戦場では剣や槍、弓矢と光学兵器や反重力装置が共存し
太古に遺伝子改造された超軍馬に乗った騎兵が
「高エネルギー武装した敵への突撃が可能」なローマ帝国風世界
>>382 あれはロストテクノロジーを発掘して使用していたのであって、社会と文明
が共に発展していた訳ではなかったので。
ロストテクノロジーものは、本格SFからライトノベルまでよく見ますね。
>>382 一見派手だけどよく見りゃ軍事技術も大したこと無いぞ
第一次大戦終了時レベルに毛がはえたようなもの
現代レベルなのは変なバイオテクノロジーだけ
アニメでは戦車があったけど、原作での長距離移動手段は船(ジェット機や空中戦艦)が主流で、
地上での移動手段はウマやケナガウシの騎乗のみ。自動車の類いは皆無で、航空技術はあるけど
海洋汚染が酷いために水上を移動する手段の方がマイナーだったとかいう設定だった記憶が。
(未来少年コナンのフライング・マシンみたいな飛行ポッドは土鬼側にはあったけど)
自動小銃や航空機はあるけど、地上での戦闘は銃火器による歩兵戦闘よりも騎兵による馬上戦闘が
主力で、そこら辺の軍事技術は16世紀あたりか少なくとも19世紀前半までの運用に近い感じか。
航空機の燃料とか何使ってたんだろうか?
航空機の燃料はいらないっぽいねw
エンジンはほぼ永久機関じゃないの?
人は!平等ではない。生まれつき足の速い者、美しい者、親が貧しい者、病弱な体を持つ者、生まれも育ちも才能も、人間は皆、違っておるのだ。そう、人は、差別されるためにある。だからこそ人は争い、競い合い、そこに進化が生まれる。
不平等は!悪ではない。平等こそが悪なのだ。権利を平等にしたEUはどうだ。人気取りの衆愚政治に坐しておる。富を平等にした中華連邦は、怠け者ばかり。だが、我がブリタニアはそうではない。争い競い、常に進化を続けておる。
ブリタニアだけが前へ!未来へと進んでおるのだ。我が息子クロヴィスの死も、ブリタニアが進化を、続けているという証。
闘うのだ!競い奪い獲得し支配し、その果てには、未来がある!!
オール・ハイル・ブリタニア!!
396 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 21:36:01 0
社会ダーウィニズムとブリタニアの世襲君主制は結局相容れないと思うんだけどどうだろう。
ヒトラーも『わが闘争』でその線で君主制批判をしていたと思う。
397 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 21:50:10 0
サウロンはスターリンだって荒俣宏が言ってたぜ
>>396 ダーウィニストなら戦争万歳って言ってその戦争に殺された痛い蛮族ゲルマン人なんかより
ユダヤ人の方がよっぽど優等人種だって言ってるぜ
真帝国は皮肉だろうぜ
カバラとかユダヤの科学に支えられたドイツだもん
400 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 21:54:11 0
はいはいはい
401 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 21:56:22 0
あああ、なるほどだから真帝国って宗教と兵隊が対立してるんだな
>>397 トールキンが言ってたならともかく荒俣宏ではな
力の指輪は原子爆弾の隠喩だとか作品世界が現代社会の何がしを反映しているとか、
そういう感じで指輪物語を書いたわけじゃあ全然ありませんよ、そういうこじつけ
っぽい視点で作品を読まれるのは自分としては全く本意じゃありませんから的なことを
トールキンはインタビューで答えていたんだっけ。
404 :
世界@名無史さん:2008/05/07(水) 23:27:03 0
まあ執筆された時代が時代だったからなぁ。>『指輪物語』
>>396 どっちにしろ、あの皇帝本音では国のことなんてどうでもよさそうだ
406 :
世界@名無史さん:2008/05/08(木) 02:14:38 0
>>405 >>395の演説とか見ると、なんか痛いネトウヨみたいな……。
公務の時以外は2ちゃんにカキコしてそうな感じがして仕方がない。
ギレンだって似たようなもんだろ。
ガンダムエースの漫画を読むとギレンはもともとニートだったっぽいな。
>>407 ああ最近発掘された一次史料か
確かザビ家の人間がちゃぶ台で飯食ってるヤツだな
「Gの影忍」とならんで内容に懐疑的な歴史学者もいると聞いたぞ
409 :
世界@名無史さん:2008/05/08(木) 04:52:31 0
ムツゴロウ王国とは言うけど、ムツゴロウ帝国とは言わないな。
帝国書院が王国書院だったら途端に胡散臭くなる
411 :
世界@名無史さん:2008/05/08(木) 21:11:14 0
そういやエホバの証人の集会場を王国会館っていうけど何でかね?
帝国会館のほうがいかにも「神の権威」って感じで、いいと思うんだが。
皇国ってそんな無いよね?
>>411 帝国ってのは多くの場合その中に多民族・多文化・多宗教を許容するものでしょう?
しかし、神の国には特定の宗教特定の文化そして時には特定の民族しか入れない、
だから王国の方が相応しいのでしょうよ。
実際にイエスさんもユダヤの王位には興味があっても、
ローマ帝国には何の関心もなかったっぽいしね。
百獣の王とはいうが、百獣の帝とはいわないよね
>>413 そういう問題じゃねーよ。
キリスト教的にはKingdom of Heavenだし、そもそもキリスト教が成立した当時には「帝国」なんてなかった。
416 :
世界@名無史さん:2008/05/08(木) 22:57:44 0
つローマ帝国
>>403 映画しか見てないけど、ラスト近くのフロドの描写はどうみてもPTSD持ち帰還兵としか見えなかったが。トールキンは出征経験あったよな?
(PTSDはWWIから問題になってる。ロバート・グレーヴス「さらば古きものよ」あたり参照)
>>416 だからローマ帝国は自称「共和国」だったと何度言えば(ry
そもそも直訳すると「ローマの勢力圏」ぐらいの意味で、「帝国」化して国名
が変わったということは無かったのでは。
「皇帝」とされているものも6〜7の称号を併せ持った人物を指しているものの、
「皇帝」という独立した地位があった訳ではなかった筈。
ttp://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0228320/top.html 吉村忠典著「古代ローマ帝国の研究」、著者からのメッセージより
ローマ帝国という言葉は誤解を招きやすい言葉である.というのは,帝国というからには必ず皇帝がいるだろう,
と思いがちだからである.
では「帝国」とは本来何なのであろう.意外なことに,中国には「帝国」という言葉が,19世紀の終わり近くまでなかった.
この言葉はじつは18世紀の末葉に日本人が創り出し,19世紀の終わりごろ中国や朝鮮に輸出された「和製漢語」である.
たしかに世界史の教科書を読むと,中国には秦漢帝国以来明清帝国まで「皇帝」がいる.
秦の始皇帝は「皇帝」という号を定めた.しかし,「帝国」という国号を制定したという事実はない.
もともと「帝王の国」という意味で日本で作られた「帝国」を,19世紀はじめの長崎の洋学者は
英語の empire の訳語にあてた.だがそこには勘違いがあった.Empire には皇帝が存在しなくてもよいからだ.
Empire は imperium というラテン語が永い間に音韻変化を遂げたものである.
この語は初め古代にローマン・エンパイアについて使われたが,その時ローマは共和国であった.皇帝はいない.
だが,前1世紀後半から近代に至るまでの西洋において,もろもろの「エンパイア」には皇帝が存在するのが
普通であったので,西欧人自身もときとして勘違いをするようになった.
それならば,「皇帝」という夾雑物を取り払った本来の empire = imperium とは何ものなのか.
それを理解しておかないと,近代にいたって現れる西洋の「ローマ理念」と「帝国主義(imperialism = empire + ism)」
との繋がりも,「国民国家」に絶望を覚えた現代人の中に新しい「帝国」を求める声が沸き起こっていることも,
正しく理解することができない.
422 :
世界@名無史さん:2008/05/08(木) 23:54:05 0
そういえば、以前どこかのスレで、
empire = imperium について、
「帝国」に代わるいい名称はないか議論になってたな。
あのスレはもう落ちたっけ。
弱小国同士が争っているので、仲裁に入る帝国(強国)。
しかし、弱小国の主権は侵害しない。世界の警察としての
帝国とい設定は少ないよな
425 :
世界@名無史さん:2008/05/09(金) 00:24:29 0
imperium/Empire(帝国)=主権国家・覇権国家・超大国
↓
imperialism(帝国主義)=覇権主義
↓
覇権には侵略、およびそれに伴う破壊・殺戮・略奪などがつきもの。
ゆえに、imperium/Empire(帝国)は悪である。
……という流れでスレタイにこじつけてみる
>>413 ベルギー王国やスイス連邦共和国やフィンランド共和国は帝国か?
たとえば、ベルギー、首府で役場の窓口や標識・公文書になっていたり閣僚の最低人数が
確保されている民族は二つ、公立の初等教育の学校で用意されているのは三つ、民族がある
ようにされているで。無論、近代国家なので、文化的相違は問題にならないし、宗教だって
何を信じようと自由だ。
とはいえ絶対的な権力者が皇帝のようにふるまいたがるのに例外なんてないらしく
430 :
世界@名無史さん:2008/05/09(金) 23:16:35 0
__
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r┤ ト::::: \___/ ||
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| _)_ノヽ\ ハ // / ヽ
ヽ____)ノ  ̄ ̄ ̄ / ヽ
この「一身において聖賢、豪傑、盗賊を兼ねた才物」と呼ばれた皇帝、朱元璋が用もないのにageてくれるわ!
もう少し似せる努力をだな
432 :
世界@名無史さん:2008/05/10(土) 05:32:39 0
味方は和気藹々とした仲間同士、敵は首領とその他大勢の部下ってのが
物語の定番だからな。仲間同士のところにいろんなキャラクタを作って
観客・読者に自己投影させたりアピールしたりするわけだし。
それを国家体制にあてはめれば、前者は貴族制とか良い王様とその家臣達
ってなりがちで、後者は絶対的な帝王とその他大勢の部下達ってなるから
じゃないか。
433 :
世界@名無史さん:2008/05/10(土) 17:13:24 O
共和制の帝国って古代のアテネみたいじゃないか。ペルシア戦争に勝ち、デロス同盟の盟主となったアテネは、ペルシアの報復を警戒する一方で、パルテノン神殿を建てて財力があることを他のポリスに威嚇した。
パルテノン神殿は、デロス同盟の金を横領して作ったのではなかったけ?
それは威嚇とは違うと思う。
まあ、帝国主義的なのは間違いないだろうが。
435 :
世界@名無史さん:2008/05/10(土) 18:31:28 0
いくら盟主国でも、何の名分もなしに勝手に同盟の金を横領したら
さすがに他のポリスが怒るんじゃないかな。
「ペルシアの奴らにヘラスの力と団結を、アテナ・パルテノスの威光を見せたるんや!
そやからお前ら、ちゃっちゃと拠出金出したらんかいゴルァ!!」
とか言って、アテネがデロス同盟の諸ポリスにみかじめ料を出させて建てたのが
パルテノン神殿だったような。
表向きの神殿建築の目的はペルシア帝国への国力の誇示と、ギリシアの加護をアテナ神に祈願するという建前。
しかし裏の意図は、拠出金を出させることで、アテネが「宗主国」であることを同盟諸国に思い知らせることにあった、とか。
アテネは893
>>435 そんな建前だけの理由作ったって怒るものは怒るよ。
事実アテネの求心力は衰えて行ったでしょう?
そういえば、デロス島のアポロン神殿からアテネに移った理由は?
建前は、防衛能力・資金の輸送・主力がアテネだから?
438 :
世界@名無史さん:2008/05/10(土) 20:23:50 0
パルテノンの柱は若い瑞々しい男たちを積み上げて作られた人柱だー!!ってゆでたまごが・・・
439 :
世界@名無史さん:2008/05/10(土) 20:32:56 0
440 :
世界@名無史さん:2008/05/11(日) 18:32:01 O
まあ共和制でも帝国にはなり得るってことですな 「帝国=皇帝がいる」の図式は必ず成り立たないと
441 :
世界@名無史さん:2008/05/11(日) 18:33:15 O
「必ずしも」だ ミスった…
字面のイメージだろうな結局は。
ネギトロのネギは葱とは無関係なのに
ネギトロには必ず葱が入ってる…みたいな。
それを前スレの2に書いて終了だったかも
>>442 へーそうなんだー
wikipedia>中落ちをそぎ取ることを「ねぎる」「ねぎ取る」といい、そこから付けられた名前。
445 :
世界@名無史さん:2008/05/11(日) 22:04:40 0
コードギアス、中華の幼女皇帝がやっと登場した。
やはり違和感あるな・・・。
>>440 いや、毛沢東もジョージブッシュも皇帝だしな。単に、訳語の差だろう。
447 :
世界@名無史さん:2008/05/12(月) 21:49:31 0
そういえばアメリカの大統領は清代には「民主」と訳されてたらしいね。
民主=民の主
以前読んだビザンツ帝国の本に
ビザンツ皇帝とアメリカ大統領は任期のあるなしを除けば似たり寄ったり的なことが書いてあった
そりゃ、同じ国家元首だモンナ
450 :
世界@名無史さん:2008/05/13(火) 11:45:37 0
任期のあるなしがでかいだろ
理念的にだいぶ違わないか?
戦前の天皇と今の首相の制度的に自分の判断で振るえる力が今の首相のほうが大きいとしても
今の首相の方が絶対権力者に近いとか言ったら(間違いでもないにせよ)真実でもないだろ。
452 :
世界@名無史さん:2008/05/14(水) 00:30:52 0
>中華連邦の幼女皇帝
大宦官たちの横暴にじっと我慢しつつ、
ナイトメア相撲に興じるふりをして腕っ節の強い青年たちを集めておき、
16歳になった時、大宦官たちが参内した時に侍従がおどりかかって縛り上げ、
文武百官を集めて堂々たる演説をぶち、大宦官の罪を鳴らす
……みたいな展開になったらいいなぁ、などとギアス見てないくせに言ってみる
453 :
世界@名無史さん:2008/05/14(水) 01:25:53 0
>>448 ビザンツ皇帝というと、なんとなく
強制的に退位させられて目を潰され、死ぬまで修道院に放り込まれるみたいなイメージがある。
バレンヌ帝国は本当に悪辣
カンバーランド→カンバーランド王の病死に託けて大臣を暗殺し幼君を傀儡に
北ロンギット→武装商船団の有力者にテロを仕掛けて追い出し、自国に併合
南ロンギット→嵐という自然災害を「自分が収めた」とでっち上げ、支配の口実作り
サラマンダー→噴火の原因は皇帝なのに、噴火を止めた事を理由に自軍に組み込む
ヤウダ→大臣をテロで暗殺、王を放逐し自国領土に組み込む
メルー砂漠→モンスター襲撃事件で地元実力者の居ない隙を狙って侵攻、まんまと併合に成功
各地で詐術、欺瞞、そしてテロや暗殺のオンパレード
基本ドクトリンが皇帝親征ならぬ皇帝による直々の暗殺
支配領域の拡大に伴い、新市街地を建てて各地有力者、軍関係者をそこに住まわせる人質政策
なんて悪い帝国なんだ
457 :
世界@名無史さん:2008/05/16(金) 00:45:53 0
>>456 ローマとかアメリカの歴史見たらそんぐらい普通だろ、
とか思ってしまった歴史不感症の自分が怖い。
いやいや皇帝による直々の暗殺はそんなにないぞ。
暗殺なんてもんは基本がテロの一形態で、
テロは権力持ってない側が持ってる側にやるものだから。
権力持ってたら無実の罪でも被せて処刑すればいいんだから。
暗殺するにしても、皇帝が直接手を下す必要は全くない。
>>458 よく嫁
「よその国」に対する謀略の話だろ
他国の人間を勝手に処刑出来るはずねえだろw
出来たとしたらそれはもう実質的に属国化してる
460 :
世界@名無史さん:2008/05/16(金) 20:42:49 0
>皇帝による直々の暗殺
皇帝が直接殺しに来るんじゃなくて、エージェントを送り込むんだと理解してた
イヴァン4世が創設したオプリチニナみたいな。
461 :
世界@名無史さん:2008/05/17(土) 01:54:41 0
>>433-437 前447年から着工されたパルテノン神殿に代表されるように、
貢租を資金にアテネの美化が進められたことについて、当時アテネ国内でも批判的な人々がいた。
プルタルコスが伝えるところによると、ペリクレスはこれに対してこう答えたという。
「われわれは同盟民のために戦いペルシア勢を斥けているのであるから、
何も同盟民に資金出納の明細を示す義務はないのだ。
彼らは馬一頭、軍船一隻、重装歩兵一人すら提供するわけではなく、
ただ醵金するだけである。だからその金銭は出した者たちのものではなく、
代償さえ与えれば受け取った側のものなのだ」
(馬場恵二『ギリシア・ローマの栄光』p. 154より)
君主制っていうのは
なんの権利があってか知らないが威張りくさって贅沢三昧してる
どこの馬の骨ともわからない縁もゆかりもない赤の他人のために
国民全部が奉仕奴隷になってそいつのちんこ舐めなきゃならない制度だから
だから悪の帝国なんだよ
だから帝国ホテルも悪のホテルなんだよ
463 :
世界@名無史さん:2008/05/17(土) 12:34:16 0
464 :
世界@名無史さん:2008/05/17(土) 13:00:18 0
ムツゴロウさんは実際芸能界(?)一黒い男だよ
テレビで見た限りでは最高に黒いのはオロゴン
>>456 共通の敵である七英雄が打倒され、継承法が絶えて皇帝がいなくなり
共和制に移行したEDの後のバレンヌは各地方の分離独立の動きで
大変なことになりそうだよね
チトー無き後のユーゴみたいに
まだ七英雄健在でバレンヌの帝政の頃のほうが安定していたというオチだったりして
そんな人間共の混乱をニヤニヤしながらほくそ笑むオアイーブ…
467 :
世界@名無史さん:2008/05/17(土) 14:15:31 0
(古代)民主制ペロポネソス都市国家群VSアケメネス朝ペルシア帝国の
構図が最大の要因だろ?
文献は圧倒的にギリシャ側だし
その時代(古典古代)は欧州人の憧憬
>>460 さすが皇帝陛下…といいながら遺言したセキシュウサイのことを忘れないでください
>>466 そもそも帝権と無敵のテロリズムで国家を下支えして来たわけだしな
可哀想なギャロンのように反逆者には皇帝自身が暗殺部隊として送られる悪名高きあのシステム
(まあギャロンは権力の座から失脚しただけで、殺されずには済んだけど)
あと幾つかの地域は併合じゃなくて「部族の協力」という形で属州化してただけで
地方地方の勢力はまだまだ健在(特にノーマッド、ハンター、アマゾネス、サイゴ族とかの非定住民族)
だから確かに七英雄亡き後は彼らは独立するだろうね
バレンヌが強力になりすぎて古代人の領域を侵すような状況になれば
オアイーブは対抗する勢力に継承法を与えるんだろうな
ロマサガ2をリメイクする場合は真のラスボスはオアイーブだな
全領邦に「パンとサーカス」を提供出来れば
意外といけるんじゃね?そもそもあの世界では宗教が(略
>>469 継承法ってさ、強く念じて行うものだけど
オアイーブってバレンヌ帝国が七英雄を倒せそうになったら
「あんたで終り」って宣言に来るじゃない?
むしろアレが継承法解除の一言だったりして
伝承法を教えてくれた奴に終りって言われたら、終りと思っちゃうしな
>>471 それはありうるかもね
必要なのは「強い意思」であることを強調してレオンの一族で継承法を
独占するのを防ぐ意図もあったのかもしれない
自分の血統で力を独占しなかったジェラールが名君なのか、オアイーブにとって
都合が良かったのかはわからないけど
人間にとって無害な七英雄もいるわけだから、犠牲を払って完全に抹殺する必要も無いわけだし
力を継承するだけで無く、何らかの洗脳というか意思の刷り込みというのがオアイーブによって
行われたのかもしれない
世界は嘘をついておる。
人を殺してはならない、盗むな、欺くな、姦淫するな。全ては嘘。まやかしに過ぎぬ。殺されたくない、盗まれたくない、だから正義や倫理という嘘で、弱いその身を守っておるのだ。
原初の真理とは弱肉強食なり。喰らうのだ。人の富も権力も、世界そのものを!我らブリタニアこそが、世界の嘘を壊し、真実をもたらすのだ!
オール・ハイル・ブリタニア!!
まあ、原初の真理が弱肉強食なのは事実だろうが、
殺されたくないから自分も殺さない、奪われたくないから自分も奪わないという、
なあなあの約束事を築いてきた者が結局勝ち残ったからこそ、
それがスタンダードになったわけだけどね。
要するに一定の約束事によって結びつき、徒党を組んだ方が強かった、数は力だと。
王子の葬儀の時もそうだったけど
あの皇帝の演説はまるで本音に聞こえんから参考にならんな
本当の関心事は帝国がどうのこうのではなく「神を倒す」ことの方なんだろうから
何の話かさっぱり分からないが
よっぽど面白いアニメなのだな
>>474 ホモ・サピエンスとか一部の哺乳類の特殊事情にすぎんよ。
世界で最も反映してる大型生物は昆虫やオキアミだが、昆虫は共食いが当たり前にある種が多い。
蟻なんかは巣が一匹の個体みたいなもんだから、人の社会とは違う。
大型生物より反映している微生物含めた場合にもやっぱり約束事なんかないな。
というかホモ・サピエンスのような「約束事」で社会を作ってる生き物が、人以外に一種もいないことを考えれば
進化戦略のスタンダードからどれほど遠いかわかるだろう。
争って共倒れになるかならないかの違い
中途半端に生物学の本を読むとそういうことになる
とゆうか、素人目に見ても物の見方が一面的で怪しげだ。
>>477 >というかホモ・サピエンスのような「約束事」で社会を作ってる生き物が、人以外に一種もいない
チスイコウモリの互恵的行動なんてのは中々興味深いと思わんか?
>>480 あれのどこが「約束事で社会を作っている」様に見えるんだ?
まだチンパンジーの方が近い
482 :
世界@名無史さん:2008/05/20(火) 01:58:17 0
>>473 言ってることはトマス・ホッブズの「万人は万人に対して狼」「万人の万人に対する闘争」
と同じなんだが……。
ホッブズは、自己保存のために暴力その他の手段を用いることは自然権として善悪以前に肯定されるとしているが、
自己保存の本能は死、特に他人にぬっ殺されるのを忌避する。(要するに殺されたくはないということ)
そしてこの他人の暴力は他人の自然権に由来するものなので、(他人の)自己保存のために(自分の)自己保存が危うくなるという矛盾に直面する。
そこで各人は、自分が他人に殺されないために、各自の自然権をただ一人の主権者(つまり帝王)に委ねることを契約する。
そこから国家主権というものが生まれる。(社会契約説)
だが、国民の自己保存の本能を貫徹するために国家主権を委託された主権者は、法と秩序を定めて治安を守る義務がある。
だからあんまり「人を殺してはならない、盗むな、欺くな、姦淫するな。全ては嘘。まやかしに過ぎぬ」
とか言って国民を変に煽っちゃイカンですよ皇帝陛下。
ブリタニア皇帝からすれば、社会契約なんて糞喰らえってことになるんじゃないのか
万人の万人に対する闘争こそが人間社会のありのままの姿、と捉えるところまでは同じかもしれないが、
「だから、国家に利害関係の調整と罰則を加える権限を委任せよ」という勧告と
「その自然状態こそが正しいのだ」って宣言とでは前提を一にするものの言ってることは逆でしょ
484 :
世界@名無史さん:2008/05/20(火) 03:10:27 0
正直、あんな演説に対して一般国民はどう思ってるんだろう?>ブリタニア皇帝
「あぁ、また陛下の<ご病気>が出た」くらいに思ってるのだろうか?
極悪な帝国の歴史的モデルってアッシリアと秦でもう尽きてる気がするんだけど。
最盛期を現出した君主が死んですぐに国力が一気に衰退して消滅って展開もそっくり。
帝国が悪ってファンタジーはスターウォーズ以外になんかあるの?
>>484 身も蓋もないこと言うと、作中の大衆に対して効果的な内容の演説が、箱の外の視聴者にとっても刺激的とは限らんからね。
アニメだと後者優先なんでしょ。
ヒラコーの「私は戦争が好きだ」みたいなもので。劣化してるけど。
>>486 ファンタジーって言うか、スペースオペラには多いと思う。
「宇宙空母ギャラクティカ」とか…知らないか。
「宇宙戦艦ヤマト」のガミラス帝国とか、「ペリー・ローダン」シリーズ、「レンズマン」シリーズもそうじゃないかな。
今の子供はスペオペなんか読まないんだろうなー。
>>488 太陽系帝国は別に悪扱いでもなくないか?
まあ、元首は皇帝じゃなくて大執政官だけど。
飛び飛びに読んでたから、太陽系帝国の政体が今ひとつよく分からん。
>>488 >「宇宙空母ギャラクティカ」とか…知らないか。
いまスーパードラマTVで旧作とリメイクがやってたはず。
リメイクの一話目しか見てないが。
あのロボットは帝国なのか?
ロボット帝国というとアディアプトロン帝国を思い出すが、機械文明は身分制(≠君主制)と相性がいいな。
491 :
世界@名無史さん:2008/05/20(火) 23:05:09 0
>488
>今の子供はスペオペなんか読まないんだろうなー。
ぶっちゃけた話、今風の萌え系イラストレーターに表紙と挿絵を描かせて再版したら
読むようになると思う。
人も本も見た目が9割
>>491 ついでに、ペリー・ローダンなら
ローダンを厨二病入ってる天才工房にして、アトランをツンデレお嬢様、ブルをショートカットのドジッ子幼なじみ、
ティフを犬耳健気美少女、グッキーはまんまの性格と口調で幼女、くらいやらんと駄目だな。
>>485 秦の場合は法が過酷過ぎたからなぁ
あのままの法でそのまま国が続いたら一世紀もしたら国民のほとんどが死刑になってるよw
>>493 それは秦の苛政を批判して漢の正統を謳うプロパガンダだろ
秦の法律は民衆よりもむしろ民衆と皇帝の間に居る人間を縛る法律が多かったのだし
そこまで疑うと真実なんてさっぱりわからんな
万里の長城や始皇帝陵の工事に徴用された人間も納税しなきゃいけないとかいう話も嘘とか
俺的イメージでは、秦の始皇帝は銀河英雄伝説のラインハルトのような感じ。
むしろルドルフでは?
>>495 商君の変法の内容がどこまで残ってるから知らんけど
連座制以外は知識層、貴族層に対しての物だよ、働かない奴は身分剥奪っていう
あとは貴族から荘園や奴隷を取り上げたり、独立して家を構えない男は罰するとか
君主と臣民の間の存在を許してないだけに見える
499 :
世界@名無史さん:2008/05/23(金) 16:36:40 0
戦争で敵の首一つ取れば爵位一つを与える、というところから
「首級」という言葉ができたとか、
貴族でも戦功がなければ地位は保証されないというあれか>商君の変法
あと、農業と兵士を優遇して商工業を抑圧したとか。
武器の生産なんかはどうなってたんだろうな。国営工場で一括生産とか?
士農工商みたいに建前だったんだろうと思うよ
>>477 別に進化のスタンダードとやらの話じゃあなく、人間社会の話のつもりだけど。
人間社会においては、多くの場合一人よりも徒党を組んだ方が強い、そして数は多い方がより強い。
しかし、多くの人間が徒党を組み力を合わせるには、それなりのルールが必要で、
しかも、より効率よく力を結集させるには、より多くの構成員にとって公平だと思えるルールの方が望ましい。
つまり、なあなあの約束事で社会を築いたほうが、結果的に強くなる場合が多い。
だからこそ、そのような社会が、人間世界のスタンダードになった、
要するに弱肉強食に従った結果、現代社会が成立したと。
まあ、あまりに緩すぎるルールでは逆にまとまらないだろうから、バランスが大事だろうけどね。
>>477 進化戦略のスタンダードから遠いも何も、
そもそも人類が他の多くの生物とある意味で異なる戦略を取っているなんて、
当たり前の大前提だと思うが?
だから仮にも人類の歴史だの文化だのについて論じる時に、
いきなり昆虫やオキアミの進化戦略の話を持ってくるのはまるでお門違い。
まあ話の流れによっては参考になる場合もあるかもしれないが、
今更「違う」なんていう当たり前のことを指摘されても・・・。
>>498 いや、列強時代の秦は実力主義の国としてだいぶ内情は違うがスパルタみたいな
感じで捉えられてるだろ
悪の帝国イメージはあくまで統一帝国時代だよ
だから、その統一帝国だった時期に商君の変法がどこまで残ってるかは怪しいけど
秦の法律は知識層(というか豪族)を一切認めない傾向にあったから
知識層によって歪曲されて悪の帝国扱いされてないかね?ってことなんだが
どちらにしろたった30年足らずで滅びる国が良い国のはずは無い。
>>488 ギャラクティカのサイロンは帝国という社会形態との対立、というよりも、ロボット生命と人類との対立じゃないか?
ヤマトのガミラス帝国は、1では悪役扱いだったが、ボラー連邦と対立する3になると味方扱いになっていた。
トップと仲良しになれば帝国でもOKなのかと。
あと銀河帝国の興亡では、銀河帝国はないよりはあったほうがマシだって観点から
第2の銀河帝国になるべくファウンデーションがつくられてるな。
>>323 恐ろしく亀レスですが、小川一水の「復活の地」に出てくるレンカ帝国なんかはどうでしょう。
400年前の星間戦争で人類の広域ネットワークが失われ、数十年前まで太陽系同士の連絡もほとんど不可能だった(通信
・航法共に)未来世界において、孤立したかつての惑星レンカ自治政府が一応「帝国」を称しているのですが、数十年前に某事情で
再び恒星間の通信・移動が可能になったのを受けて星外進出を標榜するも予算不足で天軍の保有天船数はゼロであるなど、星外列強に
伍していく意気込みは見せているものの完全に井の中の蛙的な状態に置かれてしまっています。
ちなみにこの作品にはその星外列強として民主制のダイノン連邦統権国、帝政のイングレス帝国、政体不明のサランガナン専領国、
それに王制のバルカホーン航民国などの名が出てきますが、いずれも例の混乱期を経て成立した国家であるせいかどこも似たり寄ったりで
天災に襲われたレンカ帝国を隙あらば食い物にしようと様々なちょっかいを出してきます。
これまで名前が出てきていないようですが、この作品はこの板の住民にはどのような評価がなされているのでしょうか?
>>505 そんな事はない
なんかボロボロのように言われてるけど秦が滅んだのは項羽という時代を風靡した変態がいたからだよ
兵士送り続けても片っ端から全部殺されるなんて異常事態がなければ反乱は鎮圧されて終わってたさ
あのー、いくらここが、ファンタジーについて語るスレだとしても、
レスまでファンタジーにすることは無いんですけど・・・。
実際そうだろ
普通数十万からの兵士送り込んで数万の軍勢に鏖にされるなんて思わんって
悪政による官軍の士気の低さとかも要因のひとつだろうな
ファンタジーでは、実在する国家がでてくることも多々ありますが
大日本帝国も悪として描かれてますか?
>>508 趙高の偽勅計画が成功した時点で秦の命運は尽きてたよ
項羽はそれを早めたに過ぎん
どう考えても
>>513に代表されるような内部の混乱が主原因だわなあ。
まあ、外的要因が重ならなければ、持ち直した可能性もないことはないだろうけど。
516 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 09:37:21 0
ジオンは「帝国」ではなく、「公国」なのに悪役だよな。
>>506 ヤマトのガミラスはもともと「理由があっての侵略」だったからなあ。
母国がまともに住める状態じゃないという。
3のガルマン=ガミラスは生存確保した後だから、地球人とは別に敵対する必要もない。
518 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 11:04:33 0
ジオンが王国だったらなんかやだね
519 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 11:13:45 0
ルパンのカリオストロ公国とか、田中芳樹のアップなんとか公国とか、
基本的に「公国」はいい物扱いだな。
人畜無害でちっこいから?
カリオストロは世界中の偽札を国ぐるみでつくってる悪い国では?
>>517 しかしどうせ地球の環境を作り変えなきゃ住めないなら無人惑星を改造して
移住しろよと突っ込みたいw
522 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 12:20:57 0
>>519 ルパンが偽札工場を潰した後、カリオストロ公国の収入源はどうなったんだろう?
妥当なセンではローマ時代の遺跡が目玉の観光立国に衣替えとか?
525 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 14:28:56 0
>>524 死人に口なしというやつで
ぜんぶ伯爵が勝手にやったこととして処理されただろうな。
公国のナンバー2が伯爵?
ほかの貴族はどこに行ったのかと
あと、
製紙工場はないだろうから大量の紙を輸入していて、
印刷機械を大量に城に導入しているのに、妖しいと思わないのだろうか。
527 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 16:19:46 0
>>526 普通に考えれば、カリオストロ伯爵家より上位の貴族は始末されたり
蹴落とされたりしたんだろうな。伯爵によると
まるであの国には大公家と伯爵家しかいないような口ぶりだったが怪しい怪しい。
>製紙工場はないだろうから大量の紙を輸入していて、
>印刷機械を大量に城に導入しているのに、妖しいと思わないのだろうか
「ゴート札」という固有名詞があるぐらいだから怪しいと思われてはいたんだろう。
カリオストロ伯爵は世界各国のお偉方にオトモダチがいるとかほのめかされてた(と思う)ので、
ルパンがからむまで、ICPOあたりもうかつに手が出せなかったような感じ。
コードギアスで
あの戦争を第二次太平洋戦争と評してる
第一次太平洋戦争=大東亜戦争?はあった。
ブラックリベリオン事件を日本の2度目の敗戦と言ってるってことは
第一次太平洋戦争は勝利・引き分けで敗戦してない
だから旧体制が依然と続いてた・・・
帝国=悪なのはWWUの枢軸国側が帝国・王国ばっかりだからじゃないの?
529 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 18:10:55 0
単純に今の国々が帝政を打ち倒した民主国家だからだろ
共産、資本どちらの陣営もそうだし
王国の王が死んで、後継者は王女しかいなくて、王女が即位する
前後というプロットが多いよな。
531 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 21:03:26 0
連合国にもイギリス、オランダ、ノルウェー
ルクセンブルク、ベルギーと君主制の国は多い。
ジョージ6世はインド帝国のエンペラーだった。
ところで今日のコードギアスはどうだった?
532 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 21:07:07 0
枢軸側の君主制国家
日本、イタリア(降伏後王制政府は連合国側へ)、ブルガリア、ルーマニア、タイ(後で連合国側へ)
数で言えば連合側とほぼ同じ。
533 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 21:15:13 0
ドイツは周知の通り、「第三帝国」の言葉には
君主制国家の意味は無い。
ワイマール共和国も第三帝国も同じ「ライヒ」。
ハンガリーも国王はいないが君主制
傀儡国家の満州国やクロアチアも君主制
535 :
世界@名無史さん:2008/05/25(日) 21:27:53 0
既出だけどこの前のブリタニア皇帝の御言葉。
少なくともブリタニアでは国教会は消失して訳の分からん宗教になっているようだ。
皇帝自らあんな劣化ニーチェ的な反キリスト教の主張をするんだから。
主要な国なら
連合国
アメリカ 共和制
イギリス 君主制
フランス 共和制
ソ連 共和制
中国 共和制
枢軸国
ドイツ 共和制
イタリア 君主制
日本 君主制
フランスと中国は主要国といって良いのか?
>>535 皇帝の目的が「神殺し」だから、国教会どころか宗教すらも消滅しているか、皇帝を
現人神と崇め奉る国家宗教になっているかと思う。まあ、お妃が百名近くいるって時点で
キリスト教系ではないよな。
以前にチラと聞いたのだが、欧米でき共和制時代の古代ローマを一種の理想的国家とする風潮
があるらしい。あと、ハリウッド映画だと共和制=民主国家=アメリカ=正義てな描写がデフォで、
その対極にある専制政治(独裁国家、名君による治世も)は悪とする風潮が強いとか。
そこいらも、帝国=悪って描写が強いのかなー。
>>537 そもそもの発端は独仏・日中の対立だからな
>>538 キリスト教どころか古代ローマからの伝統にも反してる>妻100人
放蕩を極めたというカリグラだって、ほとんどの女は情婦止まり。
ついでに、ゲルマン人にも基本的にそんな風習はない。
あるとすればブリテン島の原住民の風習だけど、
あれは親兄弟で妻を共有する制度だから、多夫多妻と言った方が正しい。
>>539 発端は主要国かどうかは関係ないな
第一次大戦のブルガリアとかは主要国じゃないし
早々に脱落したフランスは微妙だが
中国は普通に主要国だろ
対米英蘭豪開戦後も陸軍の大半は中国に張り付いたまんまだったんだから
主要国以外も含めると連合国側もけっこういるんだね。
てか帝国も
大日本帝国
満州帝国
ベトナム帝国くらいなかったわ
しかも傀儡・・・。
>>542 戦況もあんま関係ないんじゃないか?
同盟間でいかに国として影響力を及ぼしたかでは?
悪の帝国というと、ホークムーンに出てくるグランブレタン帝国を思い出す。
作中の通称でも「暗黒帝国」だし。
王国の時代は中世のほのぼのとした古き良き時代のイメージ。
帝国の時代は古代か19世紀、古代なら栄光の時代だがやっぱりイメージは19世紀の戦争と抑圧の時代
公国が存在する時代というのは、伝統的な秩序が崩れて貴族が独立して国家支配はじめた時代の産物。
>>546 本当は中世の方がよほど戦争と抑圧の時代なのにね・・・。
549 :
世界@名無史さん:2008/05/26(月) 14:33:24 0
>>547 それはイスラームに失礼。
普通のムスリムは殺人や姦淫を正当化したりはしない。
多妻制って所だろ
イスラームに寛容だったシチリアのマンフレディは敵のシャルル・ダンジューから「ルチェラのスルタン」て呼ばれたんだよな。
ハーレムを持ってるってのがイスラーム諸王のイメージになっちゃってるもんね。
そもそもイスラム教はスルタンにも「汝の上にはアッラーがおわす」
と日常的に警告を発するくらいの宗教だからね。
皇帝が神を否定している時点でモチーフとは違う。
あえて言うなら共産主義の個人崇拝的独裁体制の世襲化、
と考えて某将軍様を連想してしまった私は
ちょっと頭冷やしたほうがいいかも。
>>548 「中世」という時代をどう定義づけるのか、「中世」という概念がヨーロッパ
以外の文化圏にも適用できるのかという問題はありますが、基本的に「中世」と
されている時代は、見方を変えれば領主権力の抑圧もさることながら、それに対
する家臣や在地の側の自力救済や権利も行使されていたと思うのですが。
ただ自分の力で自分の権利を守る場合、流血が多かったのは事実。
とはいえ、古代に抑圧がなかったといえば嘘になりますし、在地のルールへの
侵害という点では近代の方が抑圧が目立つとか、戦争が大規模化したとかいう
論法も成り立ちますよ。
どの時代にもその時代なりの戦争や抑圧が有り得た以上(その時代ごとの特色
は言えても)、善い悪いは結局イメージの問題でしかないのでは。
問題は、イメージと現実が混同され、それに疑問がもたれていないことですが。
某ゲームでは主人公の国が力をつけながらも「帝国」を名乗らなかったことが特
筆されていましたが、どうも「帝国」が唯一無二の国であり、唯我独尊的なもの
であるとイメージされていたようです。
>>546は「イメージ」と銘打ってあるから分かりますが、特定の時代を指して
こうだった、と(善悪で)は言えないと思いますが。
今後、現実に帝国が復活する可能性はあるのかな。
共和制でもやってる事が帝国的な国ならあるけど。
帝国にすると世界銀行が文句言ってくる
援助が受けづらくなるから世襲制でも形だけは大統領制って国がほとんど
世銀の援助に頼る帝国っていいなあ。
だがボカサならきっとやってくれる。
ボカサもフランスから援助貰ってるけどな
結局中進国以下の国が帝国になるのはまず無理だろう
ロシア、中国、インド辺りなら結構いけるだろうが
アラブ諸国も油で強いからカリフ、スルタンを名乗れるかもしれん
>>42 歴史修正主義者よ、大東亞戦争で解体されたのは英帝国であって日本帝国ではない。
>>554 上の方に出てるけど
帝国≠王政、帝政じゃないから
>>559 もし北の将軍様が皇帝を名乗ったところで今と実質同じだから放置プレイされるだけと思う
帝国=王政、帝政ではないのか
帝国=帝国主義?
>>559
あれ、スルタンは普通に名乗ってるんじゃないの?
たしかマレーシアなんかもスルタン称してた気が・・・?
>>560 いや、大日本帝国も解体しただろ
それに英帝国は「解体をはやめた」といったほうがいいんじゃ?
>>564 してねーよ。日露戦争開始前の時点ですら日本帝国なのになんで解体されているのか。
帝国≠帝政国って事でしょ。
>>565 いや、その日本帝国すら解体されたじゃあないか。
いつ帝国を辞めたんだ?
そんな公布あったっけ?
日本国憲法施行の時点で正式な国号が大日本帝国から日本国に変わってる。
それ国号な
ペルシャは正式な国名に帝国って入れてたわけじゃねぇし
571 :
564:2008/05/28(水) 22:50:15 0
どうも話がかみ合ってないな
俺は法的にどうとかいう話をしているんじゃなくて
民族・文化・宗教の異なる多数の地域を治める国、てな意味での「帝国」が解体されたって言ったんだけど
んービザンツなんてギリシャ化してても帝国だしなぁ
かつては異文化であったが同化が進んだ為にもはや差が無くなった場合はそのまま継続して帝国と呼ばれるだろ
アイヌと沖縄の視点が抜けてんじゃないか?
573 :
世界@名無史さん:2008/05/28(水) 22:58:00 0
574 :
564:2008/05/28(水) 23:10:13 0
>>572 たしかにそうかもしれないけど
敗戦してすべての属領を没収され、政治体制も戦勝国の占領軍に改造させられたのは
十分「解体」と呼べるんじゃないかと思うんだが・・・
支配者も天皇から国民に代わったしな
>>574 沖縄は日本に返還する前に独立するかどうか伺ってるから沖縄は日本帝国最後の属領といえるかもしれない
GHQは間接統治だから形式上占領軍か好き勝手に改造していたわけではない
帝国の基準はあんたが出した一つだけじゃないって事さ
天皇がいるのに帝国じゃないとはこれいかに
皇帝がいればどんなに小さくとも帝国だろ
578 :
564:2008/05/28(水) 23:34:44 0
一応言っとくけど
帝国が解体される≠帝国ではなくなる
日本は何年間帝国やってるんだ?
>>574 そんなこといったって大日本帝国憲法制定時とほとんど領土変わってないってかむしろ増えてるんだけど…。
ここって帝国とは何かを語るスレか?
>>578 ラテン帝国の例があるからそりゃそうだわな
582 :
564:2008/05/28(水) 23:48:37 0
>>580 いやだから、その帝国憲法制定時から太平洋戦争までの間に
築いてきた「帝国」が解体されたと言いたかったんですよ
でも確かにスレチガイですね、自重します
>>580 領土が増えてるって何処の事を言ってるの?
竹島、沖ノ鳥島等
竹島はどうだろう。
こういう場合実効支配で考えるべきじゃないか?
>>578 帝国の版図が縮んだと言え。お前、解体と言いたいだけ。
皇帝がいる限りどんな小国でも帝国だろ
嘗てのエチオピアのように。
まあどんなしょぼいのでも名乗るのは自由だな
それが周りに通じるかは別だが
トンガ帝国とか領土自体はちっちゃいしな
>>582 なにを持って帝国としているのかわからない
>>576 その定義を支持したり、それに基づいて、今も日本が帝国だとする学者・学説って存在するの?
>>577 empireかもしれないが帝国じゃないだろ。
皇帝いないんだから。
皇国?
それシャーとかスルタンが皇帝じゃないって言ってるようなもんじゃね?
字面は違うだろうが扱い的に天皇は皇帝だろ
別名帝だし
法王(教皇)がもし、国を支配したら何って呼ぶんだろう。
市国
ゾイドは確か帝国VS共和国
皇帝はまだ幼少で事実上宰相が牛耳ってる。
最後は帝都が落ちて終わりだけど
共和国の兵器がポンコツ
598 :
世界@名無史さん:2008/05/30(金) 08:07:44 0
共和移行って大変だよね
ラング5の馬鹿王女が時代は王制じゃねぇって全シリーズに登場した
数百年続いてる国を共和制にしやがったがあれあのあと絶対王侯貴族民衆に殺されてる
本人たちはいきなり民衆に渡しても無理だから教育受けた私らが管理して民衆が育ったら徐々に政権移譲とか
寝言ぬかしてたがそんなうまくいくわけねぇ。むしろ下手に希望とか権利感覚与えて目覚めさせたから余計反感買うぞ
共和脳って恐ろしい。なんだあの最終作
>>594 wikipediaの定義は、根拠が明かされないと信用出来ませんよ。
それに、何を以って「皇帝と呼ばれる」とするのか分かりません。
漢字表記でいう「皇帝」のみが含まれるのか。
エンペラーは入るのか。シャーは入るのか。
我が国の天皇は自称であり、皇帝もしくは王と呼ばれることもあって両者の
区分は判然としなかったが、皇帝>王という認識が前提として存在しなかっ
た文化圏も含めて「皇帝」の定義というものを定めてよいのか。
始皇帝に始まる「皇帝」の概念をもとに考えるのであれば、「唯一無二の君
主」ということでいいでしょうが、大概の文化圏で類似の称号がありました
からね。朝鮮半島などでは名乗るに名乗れませんでしたが。
皇帝>王とし、両者の区分を絶対的なもの、なおかつ世界から見て納得し得
るものと見ることは無理でしょう。
世襲君主は一律「皇帝」と呼んでいた明治政府は各国のプライドに配慮した
上で外交上(名目上は)対等であることを認識していた訳で、一国を至上の
ものとしたり、序列を設けなかった辺り、空気が読めていた。
強いて世界規模で「皇帝」号を当て嵌めて考えるとすれば、「特定の文化圏
において気兼ねなく唯一、もしくは有数の存在であることを主張出来た世襲
君主の称号」とでもするしかないのでは。
そういった意味で天皇を「皇帝」(漢字表記の問題ではなく)と主張するこ
とは出来るでしょう。夜郎自大に陥らないようにしたい所ですが。
日本文化圏で勝手に名乗っていたのに三大権威など、おこがましい。
現代に各君主が列席した場合は在位期間順になるそうですが、未だに個人よ
りは称号に重きを置く前近代的発想を自然に抱えているから、三大権威とか
いう発想が出て来る。
それはそれで個人的信条としてはいいでしょうが、今時抱えていることに疑
問を持たないで外交を論じるようであれば、おおいに問題です。
>>597 へリック共和国は王が王制を廃して自ら初代大統領になって建てた国。
権力は世襲されており、在任期間が数十年。本当に選挙があるのか不明です
が、自称は「民主的国家」。しかし皇帝の支配にもアレルギーなし。
ゼネバス共和国は、へリック共和国初代大統領の弟が兄に反目して建国。
ガイロス帝国は、初代皇帝がゼネバス皇帝(へリックとは異母兄弟)の母方
の従兄弟がで、後に「これまでの関係から援助してくれるだろう」と亡命し
てきた皇帝の親族を人質にして勢力を吸収する腹黒国家。
>皇帝はまだ幼少で事実上宰相が牛耳ってる。
実はこの宰相の正体がゼネバスの皇帝の息子で(皇帝を軟禁していたガイロ
スの有力者の娘との間の子)祖国の復権を願っているというもの。
へリックはへリックで、共和国・帝国初代の父はガイロス帝国の先祖と戦っ
ていて決着がつかないので、わざわざ別勢力を呼び込んで侵略戦争をしかけ
させ、それをガイロスほかの勢力と組んで撃退するという自作自演の後、英
雄扱いされることで実権を握り、用済みになった(前線で疲弊させておいた)
ガイロス勢力を追放したという腹黒。
>>598のようなお花畑共和国ではないようです。マキャベリストがいっぱい。
民主的という設定が訳分からないぐらい、ドロドロしているようで。
しかし、祖国を危機に陥れ、対外戦争を利用して実権を握ったという辺り、
レーニンや毛沢東を連想させますね。スタッフが倣ったのでしょうか。
うぜぇ
終わった話題を蒸し返すなハゲ
ここはそういう場じゃねぇんだよ
KY
604 :
世界@名無史さん:2008/05/30(金) 11:33:40 0
某SFエッセイで、遠い将来、星間国家が成立するようになれば
共和政体だと意思決定に時間がかかり過ぎるために、帝政が主流になっていくだろう、
みたいなことを書いてるのを読んだことがあるが、これについてはどう思う?
共和制で意思決定がままならないほどの規模を帝政で処理できると思うほうが間違ってると思うが。
皇帝あるいはその周辺が過労死して終わると思う。
単純に国家が適正な規模に分裂して終わるんじゃないか
606 :
世界@名無史さん:2008/05/30(金) 12:54:39 0
船頭が多いと山に登るから強権発動できる人物がいるほうがいいだろう
言葉遊びしてるだけの国会中継とか見ればそう思うし
戦国の三好党もトップがいなかったからいち早く近畿を押さえておきながら天下を取れなかった
民主主義は馬鹿にも人権を与える愚策だからすべて手遅れになる
皇帝がいればそういうことはない
有能な独裁が一番
問題はその有能な人間をどうやって選出するかというシステムだな。
さらに一旦独裁者になった人間が有能とはいえなくなったときに適切に退位させるシステム。
>>604 SF関係ではよく言われますね。多分そのエッセイとは違う文章で読んだことがあります。
星間国家が成立しているからには、移動・通信技術も向上しているでしょうから、選挙自
体は出来るでしょうが、問題は広くなりすぎて環境が違い過ぎた上に、それなりの人口を
有する各地域の意見の摺り合せでしょうね。
選挙区内の出身者を選出出来ないようにし、特定の地域に利潤をもたらす政治家ではなく、
より巨視的な政策を打ち出せる政治家が選出されるように、制度も認識も改めないと無理
でしょう。チャーチルは7回も選挙区を変えたそうですが。
(彼が民主主義という政体を評して言った言葉は有名)
それが出来ないなら、各惑星もしくはいくつかの惑星の小規模な連合体同士で交易をした
方がよさそうですね。もしより大きな勢力を形成し得る国家が存在した場合は飲み込まれ
る危険性が高いですが。
もっとも、規模が大きくなればなるほど分裂する可能性も高まるでしょうから、結局はあ
る程度統一しても元の木阿弥という気がします。
変なのが独裁者になるリスクを負ってまで
巨大国家にまとまるメリットがあれば帝政になるかもな。
星間国家を作れるほどの文明なら、人間自体に手を加えるんじゃないか。
(ほぼ)同等の判断力を持つ平等な個人が集まって作る民主主義国家は星間国家には合わないだろうね。
そういやガンダムの世界(宇宙世紀)について
「んな戦争とか起きるならあちこちにスペースコロニーとか作らなきゃよくね?」
などと言ってた奴がいたのを思い出した。
人間自体が変容してるとなると
何光年も離れた場所を何百年もかけて交易とかも…
星間国家ってのは、移民が地球から他の星に出て初めて成立する国家なわけで、
移住のための莫大な金は誰が出すんだろう?
現代人の移民ということを考えると、少なくとも
家とか学校とか道路とか病院とかショッピングモールとか
建てなきゃいけないだろうし。
単なる資源採掘ならそこまでの生活設備はいらないかも知れないけど、
その程度の数の移民なら、何もしなくても地球の母国からの独立までは起きえないと思う。
将来火星に移民とかになったら火星に帝国やら共和国やらの国家ができて
領土争いとか起こるのかしら
>>615 どっかの国の飛び地のようになるんじゃない?
もしくは植民地が出来るだろうけど移住費用とかの負債を税金で絞ろうと本国は考えるだろうから
それで大きな負債をチャラにする感じでキューバ革命のような独立戦争が起こりそうな
ヴイナス戦記w
これからの時代に制度上の植民地維持が見合うことはないと思う
自国民正規軍に遠征してやらせる政治的コストが高杉
現地人にやらせるのは別として・・・
月は無慈悲な夜の女王での敵となる地球の体制はどんなだっけ
火星転移のときの地球は、テクノロジーの発達により直接民主制になってたと記憶してる。
620 :
世界@名無史さん:2008/05/31(土) 18:25:47 0
歴代の帝国で有名なものって
・ローマ帝国
・ビザンツ帝国
・ドイツ帝国
・第三帝国
・中華帝国
・ムガル帝国
って感じでマイナスイメージが強いからじゃね?
民が苦しんでても戦争して重税かけそうな感じ。
ムガル帝国とかオーストリア帝国とかはそういうイメージ無いが
>>614 そう思ってたらアメリカ大陸の諸国が独立したんだろ
>>620 そんなかで悪いイメージがあるのは第三帝国だけなんだけど。
622 :
564:2008/05/31(土) 19:15:59 0
でもローマって一般的にコロッセオで剣奴の殺し合いやキリスト教徒をライオンが食い殺すのを見世物にするようなイメージありそう
ビザンツも西洋人にはマイナスイメージだろうし
つーかムガルよりもモンゴルだろ
うわ、コテ消し忘れてた
>>622 中世ヨーロッパの野蛮さに比べたらそんなの悪行にもならない。
ビザンツが西洋人にマイナスイメージってのはないだろ。
300でペルシャがフリークスの塊みたいに描かれていたな。
やっぱり、ナチのイメージだろうか…
ギリシャ・ローマから見た古代オリエントの諸帝国、
キリスト教徒から見た異教ローマのイメージでわ
でも第三帝国はあらゆる意味で帝国じゃない
ヒトラーは皇帝にでもなるつもりだったのか?
>>820 現代人に、当時のアメリカ大陸への植民者みたいな
自給自足は無理だよ。最初からインフラが整ってないと。
あと、アメリカ大陸の場合は本国人との歴然たる政治的格差が
独立運動の背景にあったけど、
これからの先進国にそんな差別待遇は出来ないから。
多くの先進国で、選挙区が人口に応じて自動的に割り振られる仕組みになってる
ことを考えると、独立を考えるほどの数の植民地の住民が、
本国の議会に一人も議員を送れないとは考えにくい。
少なくとも人類が太陽系にいる間は、植民地の自立はアメリカ合衆国の州みたいな
感じになるだろうと思ってる。
ローマ帝国はケルト人視点の話だと悪の帝国に描かれることが多いね。
ロバート・E・ハワードのブラン・マクモーンとか、サトケンのカエサルを撃てとか
以前あったボウディカ女王の反乱の映画とか。
皇帝ではなく王だが、ネパールのギャネンドラは典型的な悪王だったなぁ。
太子まで酷いというおまけつき。
3億5000万部売れているっていうフランスの人気漫画のアステリックスも、
ガリア人視点でローマをやっつけたりからかったりする漫画だな。
でも、カエサルは度量の大きな人物として描かれてるらしいぞ。
>>625 中世ヨーロッパは秩序が崩壊して実力本位の社会だっただけ。
頽廃して悪行に楽しみを求めるのとは次元が違うよ。
>>626 十字軍の文献読むと「二枚舌で狡猾なギリシア人」てイメージ。
フランスの騎士とかに肩入れしてたらビザンツの印象は悪いよ。
ケルトやゲルマンを征服し苛めたローマはその点で悪の帝国と描かれるが
フン族王アッティラがその悪の帝国ローマをくと、悪の帝国ローマは野蛮人に破壊される
悲劇の文明へと変換されてしまいアッティラが悪の帝国ローマを懲らしめた英雄とは決してならない。
638 :
世界@名無史さん:2008/06/01(日) 14:14:31 0
帝国主義ってことばのせいで
帝国=侵略的な国、王国や共和国=普通の国
みたいなイメージなんじゃないか?
>>636 >頽廃して悪行に楽しみを求めるのとは次元が違うよ。
そっちの方がよほどましだと思うけどね。
>十字軍の文献読むと「二枚舌で狡猾なギリシア人」てイメージ
だからお前らが言えた義理ではないと何度言えば(ryw
>>637 平家も強いうちは悪者、壇ノ浦では悲劇の一族
やっぱ悪者扱いされるのは強いうちなんじゃないかな
ファンタジーの世界の悪の帝国は首都に居座る皇帝が最強だったりして最後まで強いから最後まで悪者扱いだけど
そういえばファンタジー作品では主人公たちに滅ぼされた悪の帝国の残党とかは描写される?
642 :
世界@名無史さん:2008/06/01(日) 17:31:47 0
悪の帝国のイメージがある割にはかつて植民地にされてた地域の住民は
それを誇りまくるのがヨーロッパ人のローマ観
良くも悪くもヨーロッパ人にとってローマは別格の畏怖すべき対象なんだと思うよ
日本にとってのアメリカみたいなもんで
モンゴルやロシアに対しては同じ悪のイメージでも明らかに見下し入ってるよね
ケルトやゲルマン・ユダヤを苛めた悪の帝国ローマは
フン族に今度は侮辱・略奪される段になると黄昏の偉大な文明と
ヨーロッパ人は認識している(ハンガリー人除く)
ヨーロッパを脅かしていたオスマントルコ帝国を瞬殺で粉砕したティムールを
ヨーロッパ人は英雄なのか野蛮人なのかと畏敬と恐怖の入り混じった描き方をしている。
ティムールは勃興期のオスマン帝国を背後からぶっ叩いてスルタンを連れ去ったんだもんな。
最盛期のオスマン帝国の背後にはそういう強力な武将がいなかった。
仕方なくイランの王朝と提携を模索って感じかな。
>>639 俺は別にどっちの代弁者でもないのだが。
ただ「西欧から見たら」って話をしただけなのに、「お前ら」とか「何度言えば」とか意味不明なんすけど。
646 :
世界@名無史さん:2008/06/01(日) 23:42:41 0
>>十字軍の文献読むと「二枚舌で狡猾なギリシア人」てイメージ
>だからお前らが言えた義理ではないと何度言えば(ryw
お前ら=十字軍(およびフランク人)という意味ジャマイカ?
ビザンツ皇帝が「傭兵送って」と要請したらローマ教皇が勝手に「聖地奪回の聖戦」と曲解して
派遣された軍勢はいく先々で略奪・殺戮・強姦やりたい放題で、エルサレムとかに勝手に王国立てたりするし。
ギリシア人(ビザンツ人)に言わせれば、お前ら西欧の基地外DQNに二枚舌の狡猾の言われたくねえよ!みたいな。
647 :
世界@名無史さん:2008/06/02(月) 01:07:15 0
「米帝国主義・・・」なんて言ってたモンが作ってきたからだろ
>>641 悪には強いという意味もある
日本の歴史の悪党ってのを思い出せばしっくり来るだろ
>>641 『ロードス島戦記』→『クリスタニア』
暗黒神の教団や悪の種族同士の間で慢性的な抗争の続くマーモ島を統一した、皇帝ベルドの帝国。
マーモ対ロードス本島連合軍の第一次衝突である英雄戦争での皇帝謀殺後、第二次衝突である連合軍のマーモ島侵攻によってこの悪の帝国は滅ぼされるが、島を脱出した臣下や領民は、遠い海の果ての新天地で新たな国を築く。
650 :
世界@名無史さん:2008/06/02(月) 20:40:09 0
>>645 最盛期に入りつつあるセリム一世と同時代のサファビー朝の開祖・イスマイール1世はティムールに迫る天才武将といっていい傑物だけど
あえなく火器を装備したセリムのオスマンに粉砕されてたりする
651 :
世界@名無史さん:2008/06/02(月) 20:48:48 O
スターウォーズ原作の帝国残党インペリアル・レムナントの
共和国と講和してからの共和国に対するポチぶりは異常。
米中に輪姦されて喜んでる淫乱島国みてえだ…
原作じゃねえだろ
うんうん、オリジナルノベライズだよね。
ファンタジーの世界では「悪の帝国」を倒すのは「正義のヒーロー」だが、
実際の世界では極悪非道の野蛮人とか暴君と批判的に扱われている
アッティラとかチンギスハンとかティムールなどというのが面白い。
精々称賛されているのはペルシャ帝国を倒したアレクサンドロスぐらい。
>>654 アレクサンドロスも早死したから大目に見られてるところあるしね
ティムールって西アジアでは評判悪いのかな
ティムールはウズベクでは英雄だが、ロシアでは否定的に評価されており、
ロシア中心主義だったソ連時代ではチンギスハンと同じくタブーだった。
>654
結局、クリエイター(笑)が馬鹿、もとい思考硬直してるからだろうねえ。特にゲーム。
システムやシナリオばかりに目がいって、世界観とかは二の次なんだろうな。
>>655 アレクサンドロスは帝都をバビロンに定めたペルシャ帝国の継承者。
外部からの襲撃者とはいえ遊牧民族的な略奪主義者ではない。
イスラム帝国もササン朝ペルシャの後継帝国か
こういう定義もこの時代にはすでにあったようですね。
>では、「帝国」と「王国」はどう違うのか。蘭学者・山村才助は『訂正増訳采覧異言』(1803年)で、
>「威徳隆盛にして諸邦を臣服する大国」のことを「帝国」と呼んでいる。
>つまり複数の王国を支配する国というわけだ。
>当時、列強の間では、「帝国」は「王国」より上の最上級の国家とみなされた。
>大黒屋光太夫も、ロシアでの経験として、「王国の民だと言っても誰もとりあってくれないが、
>私の国は帝国だというと皆、上座を譲ってくれた」と語ったとされる。
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1212483798/
とっくに終わった話蒸し返して何したいんだあんたは?
荒らしか?
ファイナルファンタジー2でも帝国は悪者になってたな
皇帝が文字通りラスボスだし
王国−>帝国はあるが、逆はあるのか?
665 :
Ryuju ◆RlujhF6VrA :2008/06/04(水) 01:30:33 0
>>654 >>644に寄れば、ティムールに関しては「畏敬と恐怖相半ば」でしょ。
他はヨーロッパと直接戦った敵だから、悪く描かれるのもやむを得ない。
むしろ読者の方で割り引いて読めばいい。
なに子のすれ
667 :
世界@名無史さん:2008/06/04(水) 16:27:08 0
>>663 名前がただの「こうてい」だったのは
何だかなぁ……と思ったのを思い出した。
小説版ではマティウスっていう名前があるそうだが
現実にはいわゆる「悪の帝国」を倒すのは「暴君」「極悪非道の野蛮人」と恐れられるぐらいの力量がある人物でなければ不可能なのだが、
それでは物語としては成立しないので【正義のヒーローが「悪の帝国」を倒す】というファンタジーが成立した
>>668 力量がある=暴君と恐れられる なのか?
人々がついてくるくらいの人格や大義名分も力量のうちじゃね?
670 :
世界@名無史さん:2008/06/05(木) 21:07:56 0
>>668 物語だったら「悪の帝国は滅びました。めでたしめでたし」で済むけど
現実だと往々にして、いわゆる悪の帝国を倒した後、権力闘争で
粛清、粛清、粛清、粛清、さらに粛清……だったりするんだよなあ。
今まで力を合わせて戦ってきた同志がなんか罪状をでっち上げられて殺されたり、
かつての功臣が反逆の嫌疑をかけられて追い詰められ、ホントに反乱を起こして滅ぼされたりとか。
光武帝あたりだと結構そういうのは少ないんだがなあ。
精々真定王劉揚と赤眉の皆さんくらいだし。
悪の帝国を倒す
→集権的な強固な体制を作りますか?
→Yes→
上下のケジメをつけるために今まで馴れ馴れしくしてた連中を冷遇、粛清
→No→
前の帝国の弱点を学んだ悪の帝国その2、その3が現れてあぼん
劉邦の粛清は酷かったなあ。
ガキの頃からの悪友さえ恐れをなして匈奴の地に逃げ去ったとか。
劉邦と言えば、史記で出てくるヨウ歯ってあの後どうなったの?
675 :
世界@名無史さん:2008/06/06(金) 02:48:50 O
あと、張良って韓王信の代への移転には反対しなかったの?
676 :
世界@名無史さん:2008/06/06(金) 04:30:35 0
頑張って活躍しちゃった奴ほど適当なところで隠居するとか痴呆になったふりして隠遁するとかしないとだめだよねぇ
無為に過ごすのでっはなくやりがいのある人生を歩めたということだけに満足して
欲かかずにすべてを投げ出してやーめたと言ってかえっちゃう
それでもたぶん警戒されて追われかねないから本当に行方不明にならないと
初期からいる功臣ほど天寿を全うするのは難しい
ある意味これできたらすごくかっこいいんだけど
唐なんかでも数としては少ないよね。
兄弟殺して、結果として粛清数を最小限に食い止めたっつーか。
結局、上の器量によると思う。
帝国が潰れたあと、分裂状態が継続するのがロシアより西か。
古代ローマとカール大帝の帝国と神聖ローマ。
実質、神聖ローマは帝国とは名ばかりだったんだろうけど、
どうもフェルディナント二世のせいで悪の帝国っぽいイメージがあるんだよね。
>>677 俺はルドルフ2世のせいで愉快なイメージが、フランツ・ヨーゼフのせいで悲壮なイメージがあるけどな。
関係ないが、明帝国が北京を失ってから台湾の鄭氏降伏までの絶望的な抗戦を見てるとゾクゾクするような快感を覚える。
明は世界史板に来てから悪の帝国のイメージを持つようになった
>>680 どこが?
あれだけファニーな帝国もないよ
ネタスレのお陰で
>>680 日本人のシナ通史のバイブル、陳舜臣の講談社文庫で、明への否定的感情は刷り込み済みである。
683 :
世界@名無史さん:2008/06/08(日) 02:30:25 0
明への否定的感情を刷り込み済みなのは杉山正明の信者くらいのもんでわ?
>>678 フランツ・ヨーゼフは「神聖ローマ帝国」じゃないからね。
個人的にはマリア・テレジアくらいから「ハプスブルク帝国」だと思ってる。
スペインとかは別で。
で「ハプスブルク帝国」に関しては残念賞というか敢闘賞というか、
そういうイメージ。「頑張ったけどダメだったか」という。
神聖ローマ帝国を名前の通りにあらしめようとして、無茶しすぎて悪の帝国化、
ってのがフェルディナント二世の印象。
んで破綻して子供の代に分裂へ。
フランス王家の方が代々神聖ローマ皇帝より無能だしえげつないことやってるのに、悪口あんまり聞かないのは何故だろう。
聖王ルイ9世なんて軍事的に無能なくせに十字軍に出掛けて捕虜になったし、フランソワ1世はカール5世に押しまくられて大人しくせざるを得なかった。
カペー家が周辺の諸侯やイングランドを屈服させたやり方、ブルボン家が対外的に採った政策、全部クソだと思うんだが。
無実の罪でテンプル騎士団処刑して財産強奪したフィリップ4世が最強だろ。
ついでに教皇も憤死させてるしな。
その呪いで直系が断絶して百年戦争がおきたわけだが。
>>671 あんな仁徳あふれる人間が前朝の皇族とはいえ天下取れたのは奇跡だな
もっとも民には優しくても士大夫に冷たかったから中国では文人に貶められがちだけど
なんどみても文字で朱禁城ってみると失禁城に見えて困る
それにしても中華皇帝の居城としてはあり得ない命名センス>朱禁城
>>687 そうか?それほど良い奴には思えないけど。
コードギアスはただのギャグアニメ
>>690 中華帝国の建国者で庶民を救済する諸法を打ち立てたのは光武帝と洪武帝だけだが
洪武帝の場合は文字の獄や空印事件などでやたら滅九族を連発したせいで、士大夫階級のみならず
遠縁の庶民にまで粛清の惨禍が及んだ
滅三族くらいなら士大夫だけで納まったかもしれんがw
693 :
世界@名無史さん:2008/06/09(月) 13:36:55 0
ギアス失禁城の天子は年齢や育ちの割にはなんかわりと優秀な気がする
臣下がしっかり支えてくれて平時であれば名君として名を残せたかもしれないのに・・・
694 :
世界@名無史さん:2008/06/10(火) 20:43:47 O
周囲の官官も小物が多いな。まさに小人。
せめて鄭和並に優秀な奴とか曹崇みたいな政治力のある奴がいれば・・・
史実で清が滅亡した時、中国大陸で漢民族の帝国を建てようとしなかったのは
「帝国」が悪、という認識があったからかね?
建てようとしなかったわけじゃない。袁世凱が帝政やろうとして失敗してる。
帝国が悪という認識があって忌避されたんじゃなくて
当時の国内的・国際的状況の中で中国全土を支配できるような政権が現れなかっただけでしょ。
清が倒れた後帝国を建てられる力量のある人間がいたら
今も中国に皇帝や帝国が存在してたかもしれないのか。
>>695 清朝の由来ものは全て悪いものであり、帝国は悪、「中国」という呼称も封建制(旧制度)の残滓である
というような風潮はあった。
軍閥割拠が長く続いたからね。
コミンテルンの指導を受けた軍閥の毛沢東が大陸制覇したけど。
700 :
世界@名無史さん:2008/06/11(水) 00:45:47 0
ギアス終われよ
日本人のくせに日本否定しやがって
広告の支配にあったほうがアジア人は幸福だたのは事実だろ
ナチの虐殺体制と違って八紘一宇の精神は今や世界中の為政者や自決主義者の理想になてるのがいい証拠
腐れ売国奴どもが偏向教育してるだけでも我慢ならねぇのにガキを洗脳包囲するんじゃねぇ
自国の正義は絶対正義だ歴史はすべて肯定しろ。しかも西欧の恥ずべき自己弁護じゃなく日本はちゃんと正しいことなのに
スタッフマジ死ね恥知らずにも出演を拒絶しなかった役者も死ね
俺が法務だたら全員はらわたを引き出して車に腸をつなげ都内を引きずったのちに皇居の前に鳩首してやるところだ
それほどの罪を犯している国家反逆は本来ならのこぎりびきか牛裂きにすべきだ
701 :
世界@名無史さん:2008/06/11(水) 00:49:50 0
あとデザイン提供したクランプも同罪主題歌うあってるやつも同罪
同人作るやつも同罪関連連商品売った会社の社員も同罪妻子縁者ともに見せしめとして7族必滅してやりたい
なぜ自国の歴史と価値を否定することができるのか
この国に俺以外の愛国者はいないというのか嘆かわしい
ここらで真に正しいことを世に示すべきではないのか
敗戦までの日本は現代以上の地球一の楽園だったというのに・・・
>>703 駄目だこいつ・・・ 早くなんとかしないと・・・
705 :
703:2008/06/11(水) 01:03:37 0
すまん。
>>702の「ギャグ」が「マジ」に見えた。
708 :
世界@名無史さん:2008/06/11(水) 01:23:28 0
てめぇらギャグとかで流すな
それの精神が日本をダメにした中華の属国にしたの
709 :
世界@名無史さん:2008/06/11(水) 01:24:04 0
俺は大まじめですよいたってまじめでまともですよ
>>709 スパロボでもやってなさい
だれにも邪魔されないお前だけの時間だ
>>708 んじゃマジレスすると
「他国に占領されながら独立のために戦う気概を持った日本人」を描いてる
ギアスのどこが「日本否定」なんだ?
712 :
世界@名無史さん:2008/06/11(水) 06:57:14 0
しかし日本に併合された朝鮮の独立運動をどう位置づけるのかと言う話になる
ネトウヨにとっては痛し痒し
朝鮮の独立運動は民衆の支持を得られなかった。
と言う認識しか持ってない
あの独立運動の内情って酷いもんだぞ…
日本軍は普通に朝鮮人に対し兵学校や士官学校への門戸を開いてたしな
ウザクのように皇族の個人的好意や思惑で出世するしか道がないわけじゃない
712あたりは大方本編を見もしないで、ブサヨプロデューサーが放送前に言ってた上に
監督に即座に否定された戯言を鵜呑みにしてんじゃねーの?
三一運動とかもあれ民衆の支持得てなかったの?
>>708 日本が中華の属国?
中国か半島の方ですか?W
>>708 主張の中身はともかく日本語が怪しい件。
>>716 ここでいう独立運動っていうのは義兵闘争とかのことでは?
三一運動は結果的に総督府の妥協を引き出すことに成功してる
>>716 あれは代表が多すぎて纏まった主張がなく半場暴動に近いものがあった
民衆が支持していたというかそもそも運動自体なんなのか理解してなかった可能性が高い
720 :
世界@名無史さん:2008/06/11(水) 21:19:27 0
神聖ブリタニア帝国って正式な国号なん?
なんていうかすげえ恥ずかしいよな。
リアルで王朝名+帝国を自称したのは知ってる範囲で
クレオパトラの「大プトレマイオス帝国」ぐらいだな。
それだって国号というわけでも無いだろうし。
ちなみにオスマン帝国の自称は「オスマン国家」
インカ帝国の正式名は「タワンティンスーユ」
ローマ帝国の正式名は「元老院と市民のローマ」
フィンランドが「スオミ」でインドが「バラート」だっけ。
結構自称や正式名と他称が違う国ってあるんだな。
オーストリア=ハンガリー
「帝国議会において代表される諸王国および諸邦ならびに神聖なるハンガリーのイシュトヴァーン王冠の諸邦」
とか物凄いものもあるから注意しないと。
バラートじゃなくてバーラトだったと思う。マハー・バーラタとは語源的には同じで。
ニホンちゃんでフィンランド(幼女)がスオミは〜ってしゃべってたのは非常に可愛かった
726 :
世界@名無史さん:2008/06/12(木) 02:10:32 0
ブリタニアの飛田展男は一応皇子だというのに辺境の占領地の
それも全体ではなく一部の統括官という・・・
なんだ?あれは左遷だったのか?
失敗したら廃嫡とかぬかしてたがお前皇太子じゃねーだろ上がいるだろ
皇太子だたっら明らかに不遇すぎるポジション
やっぱり嫌われてたとか母の出自が芳しくなかったとかだろうか?
一応一般人も入れる学校にいた南央美もだが
あいつは暴走するまでは理想主義者でよかった(というか比較的ましな部類)のだが
>リアルで王朝名+帝国を自称したのは知ってる範囲で
>クレオパトラの「大プトレマイオス帝国」ぐらいだな。
ギリシャ語はよく分からんのだが
メガス・プトレマイオス・オイクメーネとかそういう感じ?
>>721 そのプトレマイオス朝の名称の出典は何?
もし持ってるやつなら自分で確かめてみる。
…ギリシア語で「帝国」って意味の単語が思い浮かばんのだが。
>>726 皇帝の子供は100人近くいますから。
クロヴィスは第三皇子だったかと。
設定ではルルーシュとナナリーが眠る地を自分が鎮めたいと、
自分で志願していたことになっていたと思う。
あと、一応エリア11である日本は、
あの世界の主燃料のサクラダイトを8割供給している資源国家なので、
たんなる辺境の占領地ではないでしょう。
730 :
721:2008/06/12(木) 07:26:15 0
いや、日本語のとあるサイトにそう書いてあっただけ。
よく考えたら管理人が勝手に意訳しただけかもしれんよな。
そう考えたら日本に於けるフィクションの作者って
やたら王朝名+帝国を自称してる勢力を
馬鹿みたいに量産してるよな。困ったもんだ。
他称ならリアルでもいっぱいあるんだけど。
例えば江戸幕府も「徳川帝国」とか呼ばれてたっぽい。
と言うことは一応形式上
上位である天皇は神様か
もしどこかの国が王政復古か新王朝樹立で「帝国」を名乗ったら
帝国のイメージは変わるだろうか
中央アフリカ帝国の二の舞ですな。
プーチンなら、プーチンなら帝政復活を為し遂げてくれる!
>>731 でも将軍の呼称はタイクーン
つまりエンペラーじゃねーんだよね
738 :
世界@名無史さん:2008/06/13(金) 01:46:09 0
ジェネラルだと下っ端臭がして困っちゃうもんねw
日本でも公方様とか呼ばれることが多くて将軍様とはあまり言われなかったんじゃなかったっけ?
>>732 ちょっとうろ覚えだがイザベラ・バードの著作では、
世間とか超越した立場?の皇帝 → 天皇
俗世の皇帝 → 将軍
みたいな説明がしてあった。
>>735 俺、最初中央アフリカ帝国って聞いた時欧米のSFか冒険小説に出てくる架空国家だと
思ってたw
あの戴冠式がナポレオンに倣ったって時点で
権力者ですらアフリカのアイデンティティーを失ってることがわかるな
これからアフリカ人がアフリカ人として自覚していくには新しく文化を作っていかなくちゃならんだろう
それこそ余計なお世話じゃないかw
そもそもエジプトからマダカスカルまで多種多様なアフリカに「アフリカ文化」なんぞ無理なんですよ
「アジア」も「アフリカ」も「アメリカ」も非ヨーロッパ地域を大雑把に括っただけの概念だからね。
逆に、あれだけ広大な地域がキリスト教を初めとしたかなり均一性の高い文化で纏まってる欧州が異常。
アフリカとアメリカはわりかし自然な地理概念じゃないか?
>、あれだけ広大な地域がキリスト教を初めとしたかなり均一性の高い文化で纏まってる欧州が異常。
中国や中東はどうだろう。
ロシアは近代の西洋化と拡大があるからなあ。
広大な地域といっても、実質的な面積は西アジアとか中国と変わんないし。
西は西アフリカから東は東南アジアまで、イスラム教徒はみんな同じ生活してるんでしょ。
宗教って怖いね。
それ考えればヨーロッパくらいの範囲。
>>749 本気か?
そんな同じ生活できるわけないだろ
>>750 高校のときの参考書に書いてあったよ。
生活の全てがコーランに書いてあるから、それに従って生活している
だから、どこにいっても同じ生活をしているって。
タイトルが出てこないから証明はできないけど。
そりゃ大元にある戒律は共通だが
気候や地形によって文化はいくらでも変わるやん
女は人前に出ない、という規則ひとつとっても、全身覆うブルカや目だけ出すチャドル
から、髪の毛だけ隠すスカーフどまりのところまであって同じイスラムでもさまざまだ。
イスラムやキリストってなにがよかったんだ?
他の宗教と何が違うのか・・・
仏教文化圏って意外と狭いね(日本は微妙すぎる)
一神教って従来の多神教より楽チンなんだよ
一神教の生まれる前の中東は神様の坩堝とも言うべきところで
星や太陽などの自然現象の神様、都市の神様、氏族の神様、各職業の神様とか
住んでいる土地や家族や個人が所属するコミュニティーの数だけ神様を祭ることになってえらく大変。
多神教なんて神道くらいしか思いつかん
757 :
世界@名無史さん:2008/06/14(土) 12:09:05 0
神道だって仏教や儒教に押されてるわけだが
歴史的に見て”押されて”ないと思うが。
取り込まれただけで。
国学や神仏分離以前の神道は、仏教的信念体系の一角を占めていた。
神道の多神教の考えが仏教やキリスト教を吸収した。
だから日本人はある特定の宗教だけを信仰することがなくなった。
教義を見れば、神道という独立した体系が仏教を吸収したというよりは、
>>758のような表現が適切でしょう。
そもそも、仏教公伝の時点でそれまでに複数の信仰が次々融合し、変化
していたと考えられる。
神道という言葉も神そのものか祭祀を指した言葉で、古層とか不変とか
いったものではなかった。
仏教に楽なところがあるとすれば、どんな教えも八万四千の法門の一つ
であって、最終的には悟りに至るとするところですか。
日本の神祇信仰は勿論のこと、伝来当初のキリスト教もこの認識。
親鸞や日蓮が弾圧されたのは、特定の教えだけを奉じて他の教えを認め
ていないと見做されたためです。
「特定の宗教だけを信仰することが」ないとすれば、寧ろ仏教のこうした
考え方が影響したものでしょう。
「神仏習合」というか仏教の教義から神を解釈することは、すでに江南な
どで行われていたことの影響を指摘する説もあります。
本地・垂迹説の成立はおそらく自前でしょうが。
公伝当初から道は開かれていたということ。仏教には習合のノウハウがあ
ったし、すでに雑多なもの同士で混淆・変化を繰り返していた神祇信仰に
は新たな変化を受け入れることが出来た。
この手の習合というか混淆状態の信仰は日本に限らず見られたもの。
日本が仏教圏でないというのなら、他の仏教圏も怪しくなります。
中国・朝鮮半島は勿論のこと、タイやビルマにもピーやナッの信仰がある。
アフリカだとイスラーム圏なのに神像が路傍に祀られている土地もあるそう
ですし、アラブ圏にもその土地特有の現象が見られるでしょう。
その土地特有の行動が「古層」かというと違うと思いますが、日本に見られ
る現象が日本にのみ見られるものとも思えず、故に日本のみを特に外す必要
はないと思われます。
世界の多くの多神教は一神教に征服されちゃったからな。
ギリシア、ローマ、ケルト、北欧、エジプト、メソポタミア、インド、中国と神話が残ってる地域は本来多神教。
現在も多神教なのはインドのヒンドゥー教と中国の道教くらいか。
キリスト教は「聖人」て形式で一部地元の旧い神々を取り込んでるが。
室町の卜部神道など仏教とは神道は一線を画していることを強調する動きもあったし、
江戸時代に入ると神仏分離が朱子学・陽明学など儒教の影響も受けて盛んになった。
ファンタジー世界の「悪の帝国」の原型を現実世界に求めるとどこなんだろう。
ローマ?ペルシャ?アッシリア?
近代の帝国だろ
ドイツ、ロシア、オーストリア
>>764 一番悪の帝国のに近いのはモンゴル帝国でしょうね・・・。
理由の明確でない征服。各地で行われた破壊・虐殺・略奪・強姦。
下手すると小説なんかの悪の帝国より、余程あくどいことをしているかも・・・。
いや普通にローマが原型だろ
元老院と皇帝がいたりとか昔の悪の帝国像はまんまローマじゃん
それは帝国の原型だな
悪の帝国となると他が混じってる
アッシリアのように周辺民族を隷属させてきたあくどいローマ帝国ではあるが
最後はしっぺ返しのようにフン族王アッティラなどにフルボッコされて
「野蛮人に略奪・破壊される悲劇の文明」になってしまうという最後のドラマがあった。
フンやモンゴルは凄まじい勢いがあったが、一時だけなので
悪の「帝国」というよりは手のつけられない「ならず者集団」という印象で捉えているように見える。
神の災いアッチラが新妻に興奮して鼻血死しなかったら・・・
ところでやっぱり奴らは匈奴なの?
遠くても大陸は地続きなんやなぁ
>>762 元気な多神教ならヴードゥー教もあるよ。キリスト教と結構習合してるけど。
>>769 アッシリアも最後は住人ほぼ皆殺しという悲惨な歴史だったが。
アッシリア→滅亡
ペルシャ帝国→ならずもの国家に転落
中国→何度滅びても不死鳥のように蘇る
ローマ帝国→滅亡
モンゴル帝国→小国に転落
オスマン帝国→中近東最大の国として存続し続ける
ロシア帝国→現在猛烈に復活中
古い時代の帝国ほど悲惨な末路を辿っているね、中国だけは異常だが・・
信じられないかもしれいないが今現在のヘタリアがあの強大なローマ帝国だった時代もああたのだ
>>775 中国は強固な中華思想に支えられてるからな。
国家意識や民族意識というよりも「中原意識」だな。
なんだかんだで最後にものをいうのは周辺民族を圧倒する先進文明だったりするな
ローマ帝国だって技術力なきゃ評価たぶん正反対
ローマは征服したギリシアや中東諸国やカルタゴに比べて技術的に優れたところがあったか?
イスラムや漢民族は技術的にはモンゴルを圧倒していたが、
軍事的にはモンゴルに征服された。
何を持って技術というかだが、遊牧民族の騎乗技術は立派な軍事技術だと思うが。火器の普及で旧式化したが。
文化が無けりゃ大帝国築いても蛮族
文化のないホモ・サピエンスの群れなんてないだろ。
モンゴル帝国の評価は、もっと存続する期間が長ければ更に高かったと思う。
あれはチンギス・ハンの死後あっさり息子たちに分割相続されたからね。
思えばアッティラを初め、急速に膨張した遊牧民族の帝国は衰退も急速なんだよな。
指導者個人の資質やカリスマがものを言うからなんだろうけど。
農業・牧畜が生活の基盤になってる地域は指導者が交替しても生活には支障がないことが多い。
社会の安定性の高さも考慮の対象だね。
785 :
世界@名無史さん:2008/06/16(月) 18:23:02 0
征服した地域に、チンギス・ハーンの血を引いてなければハーンとして認められないという
「チンギス統原理」を残した点だけでも、他の遊牧帝国とは格が違う>モンゴル帝国
遊牧帝国はごく一部の部族が人口で数十倍〜数百倍もの遊牧/農耕民族を支配する構図
そりゃあっけなく崩壊するよね
その点は清朝は凄く粘ったな
清朝は多分遊牧民族じゃない。
渤海国→(略)→金→清の流れで、沿海州辺りに定住してたのが女真族かと。
>>778 ローマの真骨頂は徹底した制度だったと思うがなぁ
ギアスは大東亜共栄圏でも作るつもりなのか
790 :
世界@名無史さん:2008/06/21(土) 19:58:05 0
>>789 見てないけど、
今そういう展開になってんの?>ギアス
>>788 ローマはシステム作りとか組織化が上手いよな。
それ以外の文化はだいたいギリシャのをパクって広めてるような感じ
合衆国連合
[United States Union]
ゼロが最終的に構築しようとしている国家連合。
中華連邦を始めとして、日本に続き合衆国体制を採った国々をまとめ上げ、
対ブリタニア枢軸とするのが狙い。
United States Union
連邦連邦?
どうでもいいが連邦内で移住と就労を完全に自由化したら華人だけで天下とれるよな
「プリンプリン物語」のアクタ王国→共和国が恐怖政治化したのは
例外的でしょうか?
>795 王国が共和国になった途端に恐怖政治化した実例が目の前にある時期の製作だろ。
>>793 イメージとしてはEUみたいな国家連合だろう。
合衆国ということに重点を置いて言えば、NAFTAの機能強化版みたいなもん。
斜陽の世界帝国の現職の内閣総理大臣(元勇者)が主人公のファンタジーを考えている自分が来ましたよ
ちなみに敵役は知能を持ったしゃべるゴーレムで目的は全ゴーレムの解放だったりしますよ
799 :
世界@名無史さん:2008/06/23(月) 21:19:06 0
>>798 正義のゴーレムが悪い大臣に牛耳られた悪の帝国を打倒して同胞を解放し、
人間どもを奴隷にするんですね。わかります
>>798 そして”老師”から奥義を学んで伝説のゴーレムにフェードインするんですね。わかります。
>>796 でも恐怖政治化してることをまだまだ左傾してたマスゴミは無視してなかった?
王国から共和国になったのとは違うが
「ローデシア」が「ジンバブエ」になってからの悲惨な状況は長いこと無視されてたな
「白人の支配する植民地」が「黒人による独立国」になったという構図だけで思考停止して
これで万事解決という短絡的考えの典型
803 :
世界@名無史さん:2008/06/23(月) 22:06:18 0
共和制ってのは難しいんだよ
フランスだって共和制を掲げて王制打倒したら何故か帝国が出来てんだから
15年後じゃん
805 :
世界@名無史さん:2008/06/24(火) 11:36:16 0
短い命だったな
>>801 朝日新聞は虐殺確かにあった派になってる時期だよ。当時の朝日のインテリ(笑)への影響力はいまとは比べ物にならなかったから。
807 :
世界@名無史さん:2008/06/26(木) 21:35:28 0
「第○帝政」成立当時のフランス国民の心情をポルナレフに代弁させてみた
|l、{ j} /,,ィ//| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ | あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ | < 『おれらは皇帝の専制政治を打倒したと
fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人. | 思ったらいつのまにか「皇帝陛下万歳」と叫んでいた』
ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ | 反革命だとか反動だとか
ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉. | そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ. │ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
/:::丶'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ \____________________
808 :
世界@名無史さん:2008/06/27(金) 06:25:57 0
イギリスは100年の時間をかけて、フランスは100万の命をかけて民主主義を作り上げた
ヨーロッパに皇帝はもう現れないんだろうか?
810 :
世界@名無史さん:2008/06/28(土) 11:50:08 0
ハプスブルク家の当主あたりが
ヨーロッパ統合の象徴的皇帝として即位してくれないかなとは思う。
811 :
世界@名無史さん:2008/06/28(土) 11:59:15 O
ノートンみたいなのなら現れそうだけどね。
アフガニスタンが大統領制になったところを見ると
アメリカってやっぱ君主制を嫌ってるし。
812 :
世界@名無史さん:2008/06/28(土) 12:03:15 0
ペルシャは前帝王の子を擁立しようとしてるよ
つかアフガンで君主制は無理だろ
90越してしかも追い出された元王を擁立しようとしても国が治まるとは思えん
>>812 王族がいるじゃん。
適性かあるかどうかは別にして。
>>810 んなことありうるわけないじゃん。
イラン王制復古にしてもさ。
ほんと2ちゃんねらーはキモウヨが多いよな。
おまえらの県で昔の殿様が象徴の「侯」になることを期待するようなものだ。
言いすぎ
ちょっと妄想するぐらいいいじゃん
816 :
世界@名無史さん:2008/06/28(土) 16:10:59 O
ネトウヨは今の日本から独立した国に住みたいらしいからなw
靖国逝って大東亜戦争マンセーとか言っときゃすぐに支持するだろwww
ネトウヨって銀河英雄伝説の貴族連合軍クリソツだよなwwwwwwwwwww
どこの誤爆だ?
818 :
世界@名無しさん:2008/06/28(土) 16:27:33 0
>>816 あまりにも事実とかけ離れた発言は逆効果だよ。
それとも【サヨクがいかに低レベルか】を宣伝するために
【サヨクのふりをしたウヨク】の書き込みか?
819 :
世界@名無史さん:2008/06/28(土) 16:43:20 O
>>818 プッ小泉B層ウヨが必死だなw
いずれ移民受け入れと外国人選挙権付与が始まったら
奴隷としてこき使ってやるからなw
日本はまもなく御pれたち朝鮮人の天下だぜ
アーリア人に新入されたせいでインド原住民はシュードラにされたんや
にほん人も俺たちを差別してきた報いを受けよ羽柴筑前
>>820 患者さん、こんなところで2ちゃんねるなんかやってちゃダメでしょ。
さ、病院に帰りましょうね。
822 :
世界@名無史さん:2008/06/28(土) 20:41:10 0
おうおうおう
>>821のように茶化していられるのも今のうちや
頭に統一朝鮮人次に済州島民その下にペクチョンその下に身障者その下の最下層の奴隷身分が輪人や
これが5年後の日本の姿や覚悟せんかい
俺達には倭の財政界のトップのすべてが付いている
倒せるもんなんならたおしてみ!!刑務所にぶち込まれるのはそっちじゃ!!!
823 :
世界@名無史さん:2008/06/28(土) 20:42:28 0
36年の民族レイプと60年の蔑視差別のつけ払わしたる!!!
低レベルな・・・
ガキが学問板に来るな
釣り、と見せかけて
マジに火病起こしてたりするからな朝鮮人は…。
826 :
世界@名無史さん:2008/06/28(土) 22:52:02 0
強大な敵に弱者が逆転勝利するのが、物語の基本形。
帝国≠ェ正義の主人公になるためには更に強大な敵が必要ww
つまり普通に考える限り帝国≠ヘ敵役にならざるを得ない。
誰かもとの流れに戻せよ
もう語ることないんだよな
ナニワ金融道では帝国が主人公だったな。悪だけど。
皇国にすると若干やわらかくなる
民国にすると胡散臭くなる。
831 :
世界@名無史さん:2008/06/29(日) 05:35:24 O
民主制の前にあったから
このスレ終了
832 :
世界@名無史さん:2008/06/30(月) 06:03:46 0
「銃姫」にも帝國はでてくるが、主人公側よりだぞ。
貴族制度で、貴族は多夫多妻が当然、近親相姦やりまくり、
貴族の地位どころか、軍での地位も受け継ぎ、公爵将とか普通に世襲している。
さらに世界のほぼ全ての国と戦争している。
ただ当面の敵である、スラファトが、イスラエルとナチスを合わせたような国家なので、
なんとなく善玉になってる。
スラファトは異なる神を信仰していたため、迫害され、領土を奪われ貧しい山間部に移らざるをえず、
そこで1000年もの時間を耐えた結果。
貴族制度を廃止し、血統の優秀さで人民階級制度をつくりあげ、
婚姻も国家が決め、12歳から懲役と徴用が存在し、それ以下でも「自主的」工場勤務が推奨される、
というすさまじい軍事独裁体制。
それナチスつーかソ連じゃね
835 :
世界@名無史さん:2008/06/30(月) 20:46:46 0
スパルタもちょっと入ってるな
>貴族制度を廃止し、血統の優秀さで人民階級制度をつくりあげ
このへんは「銃姫」読んでないからよく理解できん
貴族制度を廃止して新しく階級制度をつくったら意味ないんじゃ……?
Wikipediaをちょっと読んできた。
>>835 以下、その疑問に関わるであろう設定の箇条書き
・魔法による攻防が、一般の武具によるそれよりも強い。
・魔法の威力は、魔銃という武具で増幅される。
・魔銃を用いる魔銃士は、各国の戦力の要である。
・魔法の技量は血統によって決まる。
だから、国民皆兵を採用したスラファトは、自国が軍事国家として新生したことを
国内外に知らしめるために、貴族よりも魔銃士の血統を高位に置いたのだろう。
んーとね、
魔法に関しての優生学が証明された世界というべきなのかな。
そしてこの世界の世界観は、第一次大戦くらい、鉄道が各国に引かれ、
資源開発が進み、飛行船などもでてくる。国家主義や民族主義も今が花。
議会制度を持つ国もあるし、1900年ごろだと思っていい。
いわば、資源と市場を探して、戦争が起こっている状態ね。
だから軍事力として必要な、魔法を使える人間が必要なの(この世界では銃を使って魔法を使う)
で、この遺伝が証明され、魔法に関しては優生学が正しくなっているから、
貴族などの生まれではなくて、血の濃さで(血が濃いいほうが高位の魔法が使える)
全てが決められ、なお血が薄い人間は子供を作る権利すらない。
まあただいろいろ裏技はあるみたいなので、賄賂とか上のほうの権力やコネで、
これをある程度操作することは可能。
ただこの世界の貴族王族は、昔は高位の魔法使いだったものばかりで、
貴族王族は、近親結婚が多かったので、血の濃さを保っているため、
基本的に強い。
ちなみに帝國は基本ラテンだねw
それもキリスト狂がないから、やりたい放題w
貴族連中なら、妻と旦那、それぞれが、5,6人の伴侶を持つのが普通って世界だよ。
妻が複数の伴侶を持ったら父親誰よって話に当然なると思うんだがその辺はどう解決してるん?
世襲一切無しで魔法の実力only、かとも思ったが「貴族などの生まれではなくて、血の濃さで」ってのとは符合しないし、そもそも貴族いなくなるし。
839 :
世界@名無史さん:2008/07/03(木) 22:05:38 0
>>838 「銃姫」でその辺がどう描かれているかとか、
そもそも作者がその問題について考えているのかどうか知らないが、
その世界(というか国)ではたぶん嫡子と庶子を分けて解決してるんじゃないか?
強い魔力を持つ子=嫡子
魔力が弱いか、欠けている子=庶子→貴族位の継承権を失い、子供すら作れない
ということにして、魔力の強い子が生まれなかった貴族の家では
魔力の強い子を養子にとって家を継がせたりとかしてるんだろう。
ろくでなしの実子を追い出して養子に家を継がせたりしてた
江戸時代の武士や大店の家にちょっと似てるかも知れん。
立ち読みしかしたことないが優生学的養殖所みたいなのもあったな。
>>838 女系だと思われ。
この国の皇帝は代々女性で、その兄弟は全てその皇帝に仕えることになっている。
爵位も男女限らず、受け継ぐことができる。
>世襲一切無しで魔法の実力only、かとも思ったが「貴族などの生まれではなくて、血の濃さで」ってのとは符合しないし、そもそも貴族いなくなるし。
これはスラファトの場合です。
貴族制は帝國ですね。
分かりにくくてすみません・・・
842 :
世界@名無史さん:2008/07/04(金) 01:33:51 0
ファンタジーだと
魔法使えるものが貴族などの支配階級という例は多いね
使えない平民を虐げているのだが
色の違いとか国籍の違いでする差別よりはっきり理由があって
越えられない壁が明確に存在してるから納得のいく差別だよね
だって自分ができることができないんだもんどんなに努力してもね
ラノベだと爆裂ハンターの昔からゼロの使い魔からハリポタまで無数にある普遍的な設定だ
ちがいは近年の作品は昔の結局使える悪者が最後やられる展開と違い
使えない奴はダメなんだよと主人公サイドからも「肯定」されていることか
(主人公は魔法使えんでも先天的に特殊能力があるばあいが多い。そして努力は決してせず「覚せい」する。
本当に何ももたない主人公は古今東西みたことがない)
みんな日本では生まれを努力が越えられぬという現実を受け入れたね
格差社会万歳
どこを縦読み?
なぜ魔法が一部の人間にしか使えないのだろうな
格差社会が成立するまでは皆乱交してただろうに
>ファンタジーだと
>魔法使えるものが貴族などの支配階級という例は多いね
それはラノベだけ
ハリーポッターはそもそも魔術師ばかり集めた特殊社会の話
世界的に見ればファンタジーの魔術師というのはあまりに数が少なすぎる、
常人と価値観が違いすぎるなどの理由である種化け物扱いされている話の方が多いだろう
ゲームだがロマサガ3かなんかだと魔法使えない奴らは魔法には耐性あるからそいつらを養成して軍事革命やっちゃった話あるよ。
>>845 そうか?
リフトウォーサーガをはじめ結構あるような。
というかですね魔法がある世界だとたいてい魔族とかいるわけで
そいつらはおおむね人間より寿命や身体能力で高スペックだから
魔法も使えない一般人(文明レベルも産業革命以前が多い)は
よく卑屈にならないよなと思うけどね
もっとうじうじして自分より優れた魔法使いや魔族や嫉妬と羨望にまみれてるようになりそうだけど・・・
10年前のギャルゲのエターナルメロディでさえ霊能力に優れた影の民(ヒロイン)は
不吉な不可触な存在として蔑視されてるのに・・・無償で助けても終わったら助けた相手に石投げられるような存在になってるし
こういう姿が人間っぽいといえると思うのだが
>>846 サガフロ2だな。
ギュスターブがそれに当たる、
大国の王子だったんだが、アニマ(魂に近く、動植物はおろか石にもある)
が生まれつきなく、そのせいで王家から追い出される。
そして魔法を遮断するため、嫌われていた鉄に目を向け
(この世界では魔法が普通にあり、基本的に誰でも使えるし、軍の戦争も魔法が基本)
魔法が使えないけど、魔法が効きにくい鋼鉄の軍団を作り上げ、
(差別されていた、魔法の力が弱い人を主に集めてね)
故郷の王位を継いだ弟を討ち、その後諸国を併呑し覇王になる。
最後は魔物の大群に襲われて、生死不明で、伝説となる。
ちなみに鋼鉄兵ってのがいて、滅茶苦茶強い。
自分達が率いているときは、こいつらで無双状態w
ただし最後マップは敵が率いていて、まともに倒すのはまず無理。
850 :
世界@名無史さん:2008/07/05(土) 13:43:38 0
んー悪の専制公国ってのは聞いた事が無いなw
851 :
世界@名無史さん:2008/07/05(土) 15:38:09 0
悪の辺境伯領って聞いた事が無い
・・・そもそも辺境伯が活躍するような中世初期の物語自体珍しいが。
ローランくらいかな。
んー、巌窟王?
悪じゃあないかもしれんが
オレンジは辺境伯だったような。
見事な活躍だったよw
856 :
世界@名無史さん:2008/07/05(土) 21:02:42 0
流血女神伝で主要人物の一人が辺境伯になってた。
悪じゃないが。
日本陣的な悪のイメージは
伯爵>公爵>男爵>>>ほか
だろうな
マジンガーシリーズにはひそかに公爵(大公だがゴーゴン)、侯爵(ヤヌス)、伯爵(ブロッケン)、子爵(ピグマン)、男爵(あしゅら)
と一応そろっているが爵位が必ずしも組織内の地位ではなかった
そもそもドクターヘルは第3帝国の後継と地下帝国を名乗っているが
国家とはいいがたい組織だし(ミケーネはそれなりに国家でしたな。王子が1話で死ぬ戦闘獣だたりしたが)
859 :
世界@名無史さん:2008/07/07(月) 01:57:08 0
男爵というとなんか悪というよりエロいイメージがある
俺だけですかね?
帝国=貴族独占の社会でもないだろ・・・
861 :
世界@名無史さん:2008/07/07(月) 18:52:43 0
じゃあ民主主義帝国というのもありえるわけだ。アメリカみたいな。
862 :
世界@名無史さん:2008/07/07(月) 20:59:42 0
そこで一君万民ですよ
>>848 ラノベになるけど「まるマ」シリーズだと、魔族と人間は
はっきりと敵対関係だったな。それぞれ別の国作ってる。
最初は戦争していて、そこに地球から来た主人公が現れる。
今でも魔族といえば警戒される国も多いそうな。
ヌメノールやゴンドールやモルドールは王国だっけ?
サウロン大王はgreat kingで皇帝じゃない…かな?
great kingを皇帝と訳してもいいんだろうか?間違いとも言い切れない気が。
「大王」と直訳すべきだな…あくまでそれは
ないしは「帝王」とか…
>>848
ギャルゲならLの季節なんかは見事に共存してる
(数は人間が多い)
過去に幾度も大戦争やって最初は魔族優勢だったんだけど産業革命起こして
兵器の質が魔法や魔族を駆逐したという設定になってる
和平結んで今は共存してるけど当然寿命や身体スペックは人より高いので
普通に接しててもぽろっと本音が出るというか人間をバカにした表現になる
(ああ君は人間だからこの闇じゃ見えないのかとか)
魔族の名家出身のエルフ娘とかあからさまに同級生の人間見下してたけど
その程度の共存なら可能なのだろう
指輪物語だと帝国(王国だったかも)が善じゃなかったっけ
白人達が滅びの指輪と呼ばれる核爆弾みたいな兵器を
敵の山でおとして黒人を皆殺しにするって話
黒人は皆殺しにしてないだろ。
オークのモデルがモンゴロイド説ならあるが。
人種厨は出てくんな
>>867 指輪物語は主人公側、敵側どちらも王国
あと、指輪が壊されたことで、指輪の魔力に
頼って建っていた建物などが崩れただけで、
指輪自体が破壊力を持ってたわけじゃない
871 :
世界@名無史さん:2008/07/10(木) 06:09:13 0
いとしいしと
873 :
世界@名無史さん:2008/07/10(木) 23:36:31 0
>>870 >指輪物語は主人公側、敵側どちらも王国
トールキンが意図的に「帝国」「皇帝」という用語を避けたのかもわからんね
「empire」「emperor」はラテン語由来の言葉だから、
あの世界観にはふさわしくないと考えたのだろう。
エルフ語起源設定の単語の「訳語」に当ててるんだっけ?>ラテン語起源
魔法とかの現実には存在しない原理がでてくると
嫌いな奴や政敵、邪魔者全般を、なんで呪術に嵌めたりメラで焼き殺さないの?って単純に疑問に思う
まあリアルで拳銃買って嫌いな奴撃ち殺せって言うようなもんなんだろうけどさ
江戸時代の武士も切捨てごめんで気に入らない奴切捨てとけなんて行かなかったわけだしな。
でもピンチになったり物語が佳境に入るとそういった類の疑問を持つことが多いわ
>>873 ラテン語避けて王以上の存在を作りたければ
ギリシャ世界の「大王」や諸王の王、王中の王とか代用きくしね
878 :
世界@名無史さん:2008/07/11(金) 19:20:25 0
>>876 そりゃ「なんでアメリカはさっさと北朝鮮に核ぶち込まないの?」とかいうのと
同質の疑問だろうな。
やろうと思えばできるけど、それをやると敵自身やその仲間から報復される恐れがあったり
後始末が色々大変だったりするから、敢えてやらないんだろう。
今更ですが、1984年に出た『ボコスカウォーズ』でも帝国=悪でしたね。
主人公は帝国に攻められた王国の王。
880 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 00:31:51 0
>>876 縮小の術を実用化した国(帝国)が
敵対した国家を丸ごと大体一つの街が煙草の一パックぐらいの大きさになるまで縮小し
戦死した自国民の遺族の家族に優先しつつ国民に抽選で配り
中に縮小された抽選に当たった国民(女子高生とカ未亡人とカ)に住民が殺される
(街ごと踏みつぶされたり街ごと飴みたいになめとられたり万個に入れられたりおしっこでできしとかおならでふきとばしたりとか
殺虫剤で駆除とかヘアスプレー吹きかけて固めて一人づつ指でつぶすとか痰ひっかけておしつぶすとか)のを濃厚に描写したエロ小説ならある。英語だが
小さくされることの恐怖を住民側視点でおもに女子供を克明に中心に描き
小さいというだけでどんな兵器の抵抗もできずこちらの日常品のドライヤーなどで虐殺できる自分とおなじ「人間」を
嬲りごろすことがいかの快楽になるかがたぶん主題だったんだろうとおもう(縮小された都市側のTV映像を
受信できるので小人視点で自分が巨人になったことの性的快楽をかんじたりする)
わりと長編で」読後感は悪かったが
最終的に敵対国家が住民ごとなくなって宇宙征服完了でハッピーエンドなのだが
881 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 00:35:31 0
悲鳴を上げながら口に吸い込まれていく女子穴の人生とかで章立てになってて
一章ごとにいろんな非常識な方法で主人公の女子供が殺されていくのにスポットを当てていた
882 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 13:54:53 0
>>876 エロじゃなくてもリチャード・マチスンに魔女の戦争という作品があるよ
魔法使える15歳ぐらいの少女たちを討伐するために派遣された軍が
ぼこぼこにされる。何が起きたのか誰と戦っているのかすらわからない恐怖を描く
ちなみに少女側は遊び感覚で殺してるから逃げ惑わせてなぶってから殺す
その様子がしっかり延々と描写されてるので
実際そういった能力があるとないやつを同列の生き物に見るのは無理だろう
そのほうが民衆受けするからだよ。
884 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 15:09:29 0
王政→共和制→帝政
って進化したから
共和制をつぶした帝政は悪者なんだろね。
ローマの例だけどね。
ローマは「元首政」って呼ぶことが多くなってる。
制度自体は殆どいじってないんだけどアウグストゥスが幾つもの役職を兼ねることで強大な権力を振るうことが可能になった。
ティベリウス、カリグラ、ネロ、ドミティアヌス、コンモドゥス、カラカラみたいに滅茶苦茶やった連中も法的基盤は変わらない。
転換点を敢えて指摘するならクラウディウスが解放奴隷を活用して公私双方の事務を委ねる「官房」とでも呼べるようなものを作ったことかな。
その頃から少しずつ変質はし続けてるから静的な制度ではなかったんだよね。
イメージ的に本格的な「帝政」って感じになるのはディオクレティアヌスとかコンスタンティヌスとかずっと後世になってから。
ローマの共和制ってカエサルの時代にはもう元老院階級の寡頭支配の別名みたいなもんだった。
そんな教科書レベルのこと今更書かれても
そういやアメリカのおかげで、ラスボスが民主国家という例が増えたな。
空鐘、グローランサー4は、
ラスボスの国家が民主主義国家。
どちらも軍事クーデターとかで、政権握ったわけではない。
悪の軍団の首領が「大統領」、というアニメやヒーローものが実現するのも遠くなさそうだ。
889 :
世界@名無史さん:2008/07/15(火) 00:21:44 0
もうあるよ
アニメ漫画でいいならたくさんある(最近だとジョジョ)
ロボものにもあるし仮面ライダーのショッカーの黒幕は日本政府
890 :
世界@名無史さん:2008/07/15(火) 02:14:16 0
>仮面ライダーのショッカーの黒幕は日本政府
Σ(゜Д゜; )<「仮面ライダー」って反体制思想を植えつけるプロパガンダ作品だったのかー!?
それは石森章太郎の原作のほうだね。
ショッカーの首領がライダーにやられる直前に
「待て、我々のバックは日本政府だぞ!」とか言う。
フカシに見えなくもないw
敗戦直後の闇市時代に出回ってたカストリ雑誌なんかでは
「戦時中の軍部による生体実験」とか怪しいネタがよくあったらしいから
その辺から出てきたイマジネーションかもしれないね。
最近だと「多重人格探偵サイコ」のガクソ会なんかがその系譜かな?
あとアメコミでもそういうネタが割とある。
「キャプテン・アメリカ」がアメリカ軍の非道な実験によって生み出された
自らの出自を知って苦悩したりする。
Xメンのウルヴァリンとか。
ナチスがルーツってのも多いだろうけど。
アメコミに限らずアメリカじゃ連邦政府が黒幕は珍しくない。
日本で日本政府が黒幕ってのがあまり出ないのは、政府への信頼とかじゃなくて単に「ショボい」からだろう。
米軍が背後にいるとかは日本でも結構あるよなw
ひぐらしは確か、バックが政府だったような。
まぁ一人が勝手に暴走してただけだけど。
日本だと政府すら影で支配してる秘密結社的黒幕が多い気がするな。
>「キャプテン・アメリカ」がアメリカ軍の非道な実験によって生み出された
>自らの出自を知って苦悩したりする。
実際、市民にウランを注射した国だからな……
>>891 スーパーマンの悪役のレックス・ルーサーは西暦2000年の大統領選で
ブッシュとゴアの票争いに乗じて、大統領になってる。
ちなみに911直前のストーリーは
自爆攻撃とかしてくる宇宙怪獣の侵略の情報を事前に知っていながら、
それを隠して権力拡大を図ったり、いくつかの国に大量破壊兵器開発疑惑をかけて攻撃しようとしたりする
あくのルーサー大統領という今となっては笑える展開だった。
日本で首相の顔を思い浮かべて、「裏で陰謀を企む闇の組織のボスでもある」とか思えない。
それに連載作品だときっと途中でイメージの人物が変わるし。
1巻:獅子のような髪を振り乱し首領は叫んだ。「よかろう。この私に逆らうと言うなら(ry
3巻:首領は狸を思わせる顔をゆがめて(ry
4巻:首領のチンパンジーのような・・・あれ?
>891 ミカドロイド…誰も知らんか。
>>897 日本の場合は
一部の官僚か旧軍の流れを汲む自衛隊幹部・米軍
あたりだろうな・・・
>一部の官僚
相棒か!
中国の糞青にとってはいまでも日本は悪の帝国で、靖国神社は悪魔教の神殿(笑。
総理の公式参拝は大魔王復活の闇の儀式(笑。 いったいどこの厨アニメかと。
まともに調べようとも思わないんだろうな。
「糞青」って「ふんせい」と読むんですか?
悪の帝国ってより単に反省する知性もない馬鹿で生意気な連中って感じじゃないの?
906 :
世界@名無史さん:2008/07/16(水) 18:11:11 0
>>897 >それに連載作品だときっと途中でイメージの人物が変わるし。
作者がモタモタしてる間に現実の首相がどんどん変わった『創竜伝』思い出したw
ハルノクニっていうサンデーで前あった漫画では、
小泉似の首相が黒幕だったな。
なかなか面白いネタキャラだった。
キラ様と違って最後まで屁垂れなかったのはよかったよ。
908 :
世界@名無史さん:2008/07/17(木) 01:48:20 0
帝国で作られたファンタジー作品なら帝国が善なんじゃないか?
909 :
世界@名無史さん:2008/07/17(木) 02:10:00 0
>>902 袁小牧って人のエッセイにそういう話があった
靖国神社行ってみて
どんな悪魔崇拝の邪教の神殿かと思ったら
普通すぎて吹いたw
みたいな話
それを中国にいるお姉さんに電話で話したら
アンタ一生呪われたよ!家族の縁切るよ!
みたいに発狂されたという話
ジルオールだとディンガル帝国が一番ましに見える。
世界の危機に真っ向から立ち向かおうとした唯一の国だし。
911 :
世界@名無史さん:2008/07/17(木) 20:59:38 0
ラングリッサーでも帝國はたいがい敵だったな。
ただ悪かといわれると微妙。
あくまで自国民を豊かにする為に、他国に侵略するケースが多い。
2というかデアの皇帝陛下にいたっては、
大陸を統一して、平和に統治する為に、戦乱に明け暮れる大陸に、
傭兵から一代で大帝國を築き上げる。
ちなみにこのデアの主人公もルートによっては似たようなことをして、
統一国家を築き挙げる。
このルートでは裏切りまくり、最初ついていた光の軍勢から、
帝國につき、その後名剣を手に入れたら、大陸を統一するのは帝国である必要はない、
力を持つ俺だ、とかいって、帝國を裏切り、魔族と手を結び、
つぎは魔族を裏切って、その魔族指導者を疲弊しているときに殺す。
昔の仲間を片っ端から、皆殺し。
最後は、天界にいって神様をぶっ殺して、大陸を統一する。
こう書くと最低野郎みたいだが、人と魔族の対立を修め、民族の融和を図り、
人の世界に干渉する神を否定し、人自らの力で世界を律するという理想を持ち、実践した、
すげー主人公。
912 :
世界@名無史さん:2008/07/17(木) 21:44:51 0
血統がランス、なーむの子孫ではっきりしてて数100年ももったカルザスってよく考えるとすごいよな
一番古いV(Uの1000年前)の人物なんてUの時代ですでに主人公は敵ライバルで今作で断絶だし
Vの王統の一族はT、Uでは主人公だけどすでにUの時代では国家がなくそれ以後は行方不明
カルザス王家とVのライバルのリグリア大公家だけが全シリーズに登場した
まぁこの2つも最後のd作品でホロんじゃうんだけど
結局大陸のほぼ全土を治めることができたのがTのライバルの家系で
全土統一目指したT、Uの主人公の家系でもレイガルドでもリグリアでもないというのは珍しいかも
913 :
世界@名無史さん:2008/07/17(木) 23:06:29 0
>>891 キャプテンアメリカって生体実験をノリノリで受けてなかったっけ?
体はひ弱だけど血気盛んな青年が、ニュース映画を見て感化されて
「ヨーロッパでは、罪も無い人々が邪悪なナチスの侵略に苦しめられています!
世界に自由と平和を取り戻すため、僕も一緒に戦います!」
って、米軍の研究所で超人血清を注射してもらうの。
最近のはどうなってるのか知らんけど
914 :
世界@名無史さん:2008/07/17(木) 23:32:41 0
「総統」とか「大総統」の称号をもってる大ボスが出てくる作品って
『宇宙戦艦ヤマト』『鋼の錬金術師』の他にどんなのがある?
けっこうありそうなのだが思い出せない。
>>913 >>891じゃないが、その前にたくさんの黒人を使った生体実験があったってことになってる。
しかも事故を装って抹殺することで歴史の闇に葬られ、そうになったが何とか逃げ延びた人が。
>>912 ナールはルナの血統なので、1000年持ってる。
いつの間にやら、カルザス帝国になって大陸を統一しているのが笑える。
ちなみに2では味方のカルザス王国ですが、5ではカルザス「帝国」と戦います。
光の軍勢ルートでどうやったら、統一できるんだろうか。
エルウィンは別の大陸に渡って、一人で大戦を止めたりと、人間辞めているしw
実は覇王ルートと結婚でもしたんじゃねーの。
917 :
世界@名無史さん:2008/07/18(金) 12:07:04 0
カルザスが大陸を征したのは飛兵による空からの攻撃に重点を置いたから
ルナもナームもクラレットも尻姫も飛兵になれるし
918 :
世界@名無史さん:2008/07/18(金) 17:25:40 0
サクラ大戦っていうファンタジーギャルゲーだと
大日本帝国が妖怪を倒すってストーリーじゃなかったか
919 :
世界@名無史さん:2008/07/18(金) 22:08:51 0
常に涙目でおろおろうるうるしてる8歳ぐらいの美幼女姫様希望
何千年経っても歳とらないで性格そのままで
なんとかならねぇかなぁ
そんなトップの命令だったらもう悪事でも何でも働いちゃうね
>>919 美幼女ってところでレイアースのエメロード姫が思い浮かんだ。
ありゃちょっと事情が特殊すぎるか。
>>891 ショッカーは日本政府の計画を引き継いだだけで
政府の下部機関とはされてないんじゃないか?
>>919 脳内検索かけたら「僕僕先生」が関連ヒットした
>>919 涙目かどうか分かりませんが、イギリスの小説『ドラキュラ紀元』シリーズ
(全三部作)に、自称「長い年月を無茶苦茶不機嫌に過ごして来た」1000
歳で外見年齢6歳の女吸血鬼が出て来ましたね。
キャベツアニメで有名な某メーカーの新作にインスパイアされたかは不明。
しかしあの小説、三部作のヒロインがそれぞれ、
・500歳だが外見年齢16歳の美少女吸血鬼
・新時代を生きる眼鏡っ子の女性記者吸血鬼
・翻訳された口調が「〜ですわ」の空気を読まないお嬢様吸血鬼
と本当は日本人が書いたんじゃないかと思われる設定でした。
訳した人間も「分かっていた」としか……。
924 :
世界@名無史さん:2008/07/21(月) 15:02:37 0
久石氏へのメモより、パヤヲの本作コンセプト
・物語の構造は簡潔に「海=女性原理」「陸=男性原理」
・その為小さな港町は衰退し、男たちの船は忙しく行き来しているものの誰もそれを尊敬していない。
・女達も同時に衰えている。海辺でお迎えを待つ老女達。快活だがやり場のない怒りも抱えるリサ。
・ポニョは女性原理の生粋といえる存在。食べる事、抱きしめる事、追いかける事にためらいなし。
・グランマンマーレはポニョが見事に成長した姿。全ての命の源。多産。一妻多夫。
・5歳の宗助は「男」になりきらない最後の年代。
・彼の課題はポニョの全てを受け入れる事。好きになる事。守り抜くこと。
・多くの観客は彼の約束をすぐに忘れ去られる類ものと思うかもしれないが、彼には重要な問題。
・フジモトのように理屈の世界に逃げ込むか、耕一のように感情に逃げ出すか・・・。
・しかし宗助は逃げずに真っ直ぐ突破し全部を受け入れる。故に主人公の資格を持つ。
・宗助の心の強さで世界は新しいバランスがとられる
・もちろん男性原理が勝ったわけでも女性原理が勝ったわけでもない。
・不安定で先が思いやられる状態で映画は終わる。
・それは21世紀以降の人類が背負った命運で、一遍の映画が決着をつけるべき課題ではない。
「昔のアニメだったら敵として切り捨てていたかもしれない相手もすべて許容する」
「小さな正義・小さな方法論で何かを解決したように錯覚させるドラマはもう
やめにして、この世の混沌を認識してそれでも自分の暮らしを生きる話にする」
っていうのは原作「ナウシカ」を完結させて以来、「もののけ」「千尋」「ハウル」と
一貫している宮崎の創作態度だね。
宮崎駿は老荘思想に目覚めたみたいだ。
925 :
世界@名無史さん:2008/07/21(月) 22:38:33 0
>>919 13歳の少女で、邪馬台国の王にたてられた壹與(とよ)なんかどう?
さすがに何千年も年を取らないっていうのは無理だが。
卑弥呼が死んだ後、男王を立てたら人々が従わず、国が乱れて千人もの人が死んだが、
そこで卑弥呼の親族の壹與が王となったら国が治まったという。
うるうる涙目で「お願い、みんなけんかはやめて仲良くしてね?」とか言われたら
むくつけき倭の男どもも逆らえなかったんだろうなぁw
926 :
世界@名無史さん:2008/07/21(月) 23:07:36 0
トヨは星野之宣の「ヤマタイカ」ではぶっさいくに描かれてたなあw
927 :
世界@名無史さん:2008/07/21(月) 23:48:13 0
矢吹の邪馬台幻想記の彼女は可愛かった
トヨじゃなくて時代的にイヨだったが(名前の響き的にはこっちのが可愛い)
こいつが打ち切られたせいで当時高校生だった矢吹はあのざまですよ
トヨではなく伊与(イヨ)のほうを使ってたが
雷火のイヨも良かった。
930 :
世界@名無史さん:2008/07/29(火) 02:06:53 0
正直ブッシュマンレベルじゃなくて(ありえないが)
ガリバーのリリパットやプロブティナグレベルの小人や巨人の住む
国や地方が存在してたら歴史はどう変わっただろう?
小人がいても影響は少なそうだが巨人国の存在は結構大きいような気がする
ガリバー旅行記だとあそこ北米大陸だしおそらく旧大陸とは違う文化進展をしてたはずで
本格的な接触も16世紀以降になりそうだし宗教方面にも影響でそう
で、現代になったら留学生とか来るんだろ?あっちから
身を持ち崩して風俗嬢になる巨人娘とかも出るんじゃね?
コロポックルってどのくらいの大きさかな
932 :
世界@名無史さん:2008/07/29(火) 04:54:23 0
伝承上の奴らは実は人間と対して大きさは変わらない
蕗だって普通に2メートル超えるしその下にいる人が小人である必要はない
童話とかだと1p〜5cmぐらいだけどね
そんなに小さかったら鳥とかに食われるだろうけど素早い(人間に目視不可ぐらいの速度で走れる)から大丈夫らしい
もっと1000分に1ぐらいとか1000倍とかの少数種族がいたら世界史どうなるだろうね
小さすぎると鉄を作れない。火すら怪しい。
934 :
世界@名無史さん:2008/07/29(火) 05:20:41 0
巨人だたら・・・
>>930のように16世紀に接触としてむこうが鎌倉時代ぐらいの武装でも脅威かも
>>932のように1000倍とかだったら洒落にならん
そんな生き物は地球上ではありえないがw
小人は愛玩動物だなび美少女や美少年に品種改良された小人がペット屋で売られて
女子高生とかエロいことしたい欲求爆発寸前の男子とかが買い求める
でフィギュアぶっかけプレイみたいなことをするw
小さいと代謝速度が速くなり寿命が短くなる。
身長10cmくらいだと長くて数年。
これでは学習期間が短すぎてとてもじゃないが物質文明の担い手になれない。
大きくなると寿命は伸びるが、今度は体重が身体機能を制限し始める
今の人間サイズでも哺乳類としては大型で骨格にかなりの負担がかかる。
ファンタジーじゃない限り小人や巨人は……
あ、このスレはファンタジー有りなのか
936 :
世界@名無史さん:2008/07/29(火) 08:39:53 0
とするとなおさら小人の存在価値は
>>934のいう愛玩動物以外の何物でもないような
ただ受けられる医療次第で寿命って大違いだからなぁ
ペットの犬も昔は数年だったけど今は10年以上生きるのが普通だし
人間も生物学的寿命は120才らしいけど現在でも平均寿命30才以下の国あるし
巨人・小人のうち
トンデモではなく、学問上の論争として存在を取りざたされたのはコロポックルだけかな
コロポックルの場合は
>>932の言うように小人としてではなく普通に先住民族として考えられた
ようだが
ネグリトのような民族が日本にもいたという説か。
>>937 「家畜人ヤプー」の設定では
白人の寿命が200年、黒奴は30年となっていて
興味深かった。
悪役の首領が「人民委員」なんて名前では悪役っぽくないじゃん。
「新しい太陽の書」では主人公の国と敵対している国の最高指導部が「17人組」と呼ばれて棚
943 :
世界@名無史さん:2008/08/01(金) 22:53:57 0
そういや悪の大ボスが「教皇」だったのは「聖闘士星矢」ぐらいのもん?
大ボスではないが、ドラクエ8のマルチェロとか
945 :
世界@名無史さん:2008/08/01(金) 23:17:09 0
>人民委員
自分としては悪役そのものの名称だけどな。
アジアコミュニスタか。
冷戦時代っぽいノスタルジィを感じるな。
恐竜から進化した性で指導者の肩書が「第一疾走者」という国もあったぞ
なんでも爬虫類は狩りの時に先頭を走るのがボスという習性が影響してそうなったらしい
>>948 ソ連があった当時は「書記長」という肩書にものすごい悪の大首領のイメージがあった。
おかげで生徒会役員の友人が書記長に選出されたのをなんかとんでもないことのように
思って一人でアワ食ってたなあw
生徒会で書記長なんて役職があるんだね。
うちの学校では、会長、副会長、会計、書記だったけど。
会長、副会長は普通にあるだろうけど
幹事長のポストがある学校は珍しいだろうね
というかなんで共産国のトップは書記長とか総書記なんだ?
日本共産党だって不破さん(この人本音は皇室賛成論者w)までは書記長がとっぷだった
今はどこの政党も党首だが昔はいろんな肩書あったな
なにゆえ書記・・・
共産国では、会議を開く権限が書記に有るからだそうだ>書記長とか総書記
議事録の内容を決めるのも書記長だからな。
会議の後で記録する時点で好きに書ける。
冗談みたいだが共産圏はそれをやっていた。
「人民委員」が悪役って四川省あたりが舞台の映画でそんなのがあったな。
ほとんど田舎町レベルの話だったw
「書記長」って翻訳されてるけど、英語にすると「チーフ・オブ・セクレタリー」で「事務局長」って訳した方が分かり易いと思うんだが。
要するに共産党中央委員会の実務を統括する役職。
党内に手足を持たない政治局員なんかより遥かに権力があったのは当然のこと。
>>943 その人は中ボスだろ
そもそも中身は偽者だし
最高権力者=書記長(事務局長)はスターリンがそのポストのまま実権を握ったからっていうのは
俗説なのかな
教皇ではないけど昔のラノベでハバラという宗教国家のトップは教祖だったな
首都も首都ではなく総本山と呼ばれてた
うたたわれるものの調停者を自任する国家のトップはウィツァルネミティア大僧正とうい肩書だった
地球バルマー両星のガンエデンも帝というより巫女という感じだし
宗教権威がトップとしてにぎてる作品は探せば多い気がする
有名どころじゃ銀英伝の地球教もそれに近いか。
教祖は途中で死んで部下の一人が好き勝手だけど。
>>935 幼形成熟というのもある。
小さい機関が長いほど、学習と変化に対応できるというもの。
人が進化したら、小人に近くなるという説も聞いたことがある。
>>962 ??
人間の幼児期が長いのは未熟児な段階で生まれてしまうからだぞ。
二足歩行する動物は胎盤が狭いので頭蓋骨が成長しないうちに出産せざる得ない。
結果、脳の成長が活発な時期に外界接するので、豊富な後天資質を得ることが出来る。
胎児の発達具合だけで他の哺乳類と比較するなら、
人間の場合お母さんのお腹の中に2年間居る必要があるらしい。
逆にお母さんの側から見ると10ヶ月は他より負担が大きいらしい。
世界史板的にみるSF&ファンタジーでいいんじゃね?
>>962 つーか、人類は類人猿のネオテニーという説もあるし
モンゴロイドがホモ・サピエンスのネオテニーという説もあるぞ
ネオオナニー?
999GJ
1000なら999に祝福あれ
埋め荒らしに永劫の呪いあれ
1001 :
1001:
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