フランス革命はなぜ過大評価されるのか

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938世界@名無史さん:2007/10/11(木) 17:33:03 0
フランスの近代史は、十字架VS三色旗の戦いだったわけだが、カトリック教会
という啓蒙時代以来の敵が文化遺産の中に落ち着いた今、三日月VS三色旗という
構図に移行しつつあるのかね。
1996年1月にはクロヴィスの洗礼1500年祭が祝われ、シラク大統領はバチカンで
教皇に会い、フランスを「ローマ教会の長女」という名で呼びつつ訪仏を要請した。
939世界@名無史さん:2007/10/11(木) 21:43:23 O
流れきってすいません。
フランス革命のときに、何故ネッケルはルイ16世に罷免されたんですか?
940世界@名無史さん:2007/10/11(木) 22:02:17 0
>>939
保守派貴族+マリー・アントワネットのせい。
941世界@名無史さん:2007/10/12(金) 00:55:09 O
>>940
もう少し説明お願いします。
942世界@名無史さん:2007/10/12(金) 05:16:34 0
>>941
テュルゴー、ネッケル、カロンヌと、歴代のどの財務総監も、最後には貴族・
聖職者の特権を廃止するしかないという結論に達した。
けれど貴族たちはこれに反発し、高等法院や宮廷の側近を使って改革を妨害
し続けた。
943世界@名無史さん:2007/10/12(金) 10:17:20 0
>>942
フランスの権力者って、どうしてここまで柔軟性を欠いているのか
944世界@名無史さん:2007/10/12(金) 11:04:50 0
どこの国の権力者だって、自分の既得権益が侵されるとなったら
アホみたいに目先のことしか考えなくなって自分の権益を守ろうとする。
945世界@名無史さん:2007/10/12(金) 12:50:31 0
>>944
イギリスの穀物法撤廃は?
946世界@名無史さん:2007/10/12(金) 18:58:37 0
>>945
そのころのイギリスは既に、新興ブルジョア層>>>>>ジェントル、じゃね?
947世界@名無史さん:2007/10/12(金) 19:50:03 0
日本の廃藩置県は奇跡だな
948世界@名無史さん:2007/10/12(金) 20:23:55 0
>>947
日本も廃藩置県のころは、現実に社会を動かしてたのは、商工ブルジョア層>>>大名、だったんじゃね?
それに大名自身は、義務ばかり多くて自由の無い領土統治から開放される事を大喜びしたらしいがw
949世界@名無史さん:2007/10/12(金) 21:00:22 0
>>946
選挙法の第一次、二次、三次の改正も、それで説明がつく?

労働者階級の政治的社会的発言権は、20世紀に入ってからも、なかなか強まらなかった気がするけど
950世界@名無史さん:2007/10/12(金) 21:02:14 0
テュルゴーは、資本主義的自由を妨げている封建的な統制と特権(農民の賦役労働、
穀物取引の統制、商人や生産者のギルドなど)の廃止を勅令をもって断行した。
こうした改革が旧制度の利益を享受していた貴族や御用商人、ギルドの親方などの
猛烈な反対を受け、また物価の騰貴に悩まされていた商人たち、土地からしめだされた
貧農たちたちからの反発も激しかった。
1774〜75年にかけて凶作があり、農民一揆が各地で起こったことと、彼の節約政策に
よって有閑生活に不自由を感じ始めた宮廷貴族の反対により、改革プランは挫折
することになる。

つまり、テュルゴーの改革によって被害を受けるのは、封建的支配階級だけではなく、
人工の多数を占める貧しい農民と職人の中には、むしろ農村共同体やギルドといった
古い秩序の保護がなくなれば、生活の保障がなくなり、丸裸で資本主義的競争の
世界に放り出されることを意味した。
951世界@名無史さん:2007/10/12(金) 21:20:37 0
イギリスの第一次選挙法改正は、新興中産階級に参政権を与えることで
彼らを体制内に取り込み、伝統的な貴族・ジェントリーの政治支配を
よりいっそう強化した。また参政権を得た中産階級も、それ以上の革命的
変革を望まなかった。

第二次選挙法改正の場合、1846年の穀物法廃止以来、万年少数野党の立場に
置かれてきた保守党の起死回生を図ろうとした政治力学の産物。
952世界@名無史さん:2007/10/12(金) 22:01:01 0
>935
奈良時代のインテリの世界観のうち「唐」を「フランス」に書き換えただけだな。
953世界@名無史さん:2007/10/13(土) 01:12:34 0
>>944
世界史板風のオッサン臭いレスだな
954仏革命はカトリ沈むそのもの:2007/10/13(土) 05:03:14 0
>>948
いや藩主層は貴族院に残ったんだよ。
>>938
三色弁当野郎はフランス革命の普遍性なんか信じている時点で
カトリ沈む丸だしなんだよ。
カトリックとはもともと普遍的と言う意味だろ。

つまり今でもカトリック対イスラムだよ。

左翼の戦後の植民地主義も戦前の右翼のそれもフランス文化の普遍性
への盲信から英国とは違う植民地政策とっているだろ。
つまり普遍主義こそフランスの限界。
フランスはαからΩまでカトリックと言うことだなww
だからどうしても「フランス的」でないと気がすまず、
植民地にしたり戦争したりEUに加入させなかったりするんだろうな。

実に「進歩」がないww
なるほど発想の根本は時間的には歴史を通じて「普遍的」だw
955世界@名無史さん:2007/10/13(土) 06:56:19 0
>>954
普遍主義という点ではアメリカも同じだがな。
956世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:05:11 0
フランスのサルコジ大統領は、
「アフリカ文明は過去へと向いており、歴史がなく、季節のリズムにしたがって
生きている。ほとんどが農村で、人間的なチャレンジ精神の見られない世界の中で、
本能が理性より重要な役割を果たしている。ヨーロッパの優位性は事実として
明らかだ。ヨーロッパは『自由、解放、正義からの呼びかけ、(・・・)理性、
普遍的な良心への呼びかけ』であり、それに対してアフリカは微動だにしない
夢を貪っていただけだ」
と語った。
957世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:18:39 0
>>956
フランス語の記事でもいいからソースくらい提示しろよ。
ソース無いなら何の価値も無いぞ、その書き込み。
958世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:30:24 0
ttp://www.diplo.jp/articles07/0709-4.html
サルコジのアフリカとんでも演説
アンヌ=セシール・ロベール(Anne-Cecile Robert)
ル・モンド・ディプロマティーク編集部
959世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:41:57 0
>>958
これ反サルコジの立場でかなり歪んだ記事にしてないか?どこを見ても、原文にも
そのアフリカでサルコジが行った演説の「正確な内容」が出てこないんだが…。
960世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:50:46 0
ttp://hibinoawa.blog10.fc2.com/blog-entry-609.html
歴史家でマリ元大統領の妻、アダム・バ・コナレが、サルコジに「充分な知識を
与えるため」に贈る教科書を作ろうとアフリカの歴史家たちに呼びかけたそうです。
サルコジは7月、アフリカ諸国を訪れ、26日に開かれたダカールの大学での講演会で
「アフリカの悲劇は、アフリカ人が歴史の舞台にちゃんと登場しなかったことだ
(…)。アフリカ人は未来に向かって飛び出すことがなかった(…)。自然が
すべてを決定する世界観の中で(…)、人間的冒険の場も進歩的観念の場もない」
と述べたそうです。
(ファイルしておいたル・モンドの記事からの抜粋ですが、残念ながらこの
WEB記事の本元はリンク切れ。読みたい方は、タイトル「Le faux pas africain
de Sarkozy, par Philippe Bernard」で検索してみてください。全文コピペした
サイトがいくつか見つかると思います。)

無知もいいところだ。
サルコジだけでなく、このテキストを書いたアンリ・ギアノはどうにも許せない。
大統領選の間も文筆担当していた。彼の書く演説のファッショ傾向には頭を
抱えたくなる。
といって、自分もアフリカの歴史や文化は知らないのですが。このアフリカの
教科書ができたら、私も欲しい。

参考: Yahoo Franceより
「L'epouse de l'ex-president malien met Nicolas Sarkozy au defi」
961世界@名無史さん:2007/10/13(土) 08:42:28 0
ル・モンド・ディプロマティークって恐ろしく偏った反日記事を書く雑誌だよ。
推して知るべし。
962世界@名無史さん:2007/10/13(土) 10:24:52 0
ナポレオンもヒトラーもEUも、ヨーロッパ大陸を統一しようとした香具師らは、
最初は勢いがいいが、途中からグダグダになって維持できなくなるな。

963世界@名無史さん:2007/10/13(土) 11:00:16 0
ヨーロッパの人間すべてを同じ旗の下に集わせようとすること
そのものが無謀なんだろうな。
964世界@名無史さん:2007/10/13(土) 12:13:52 0
>962

最初からダメダメなドーチェという例もあるぞ。
965世界@名無史さん:2007/10/13(土) 13:33:41 0
ナポレオンはシャルルマーニュ帝国の夢を追っていたが、彼もブリテン島は
支配していないよな。シャルルマーニュの支配領域はフランス・ドイツ・
イタリア・ベネルクス諸国に当たる地域。

966世界@名無史さん:2007/10/13(土) 15:25:45 0
>>963
雰囲気だけでいい加減なこと書くなよ
967世界@名無史さん:2007/10/13(土) 15:26:47 0
エマニュエル・トッドは、「開かれた同化」を移民問題の解決法とみなしている。
彼によると、一種の普遍主義に立脚していると信じられているアメリカに
おいても、実際にあるのは未完の普遍主義にすぎず、黒人が人間の外部として
積み残されている。だからこそ、法的平等は勝ち得ても、黒人は相変わらず
種々の差別の対象となっているという。そのなかでフランスは、人間はすべて
平等であるという形而上学的な確信にもとづく普遍的な人間観を持った、
唯一の国として位置づけられる。したがって、「統合」などという婉曲な
理念は廃止し、端的な「同化」を移民受け入れ政策の公的な立場として
復活させるのに遠慮する必要などないというのである。
この場合の同化は、移民が持つ「人類学的システム」(人間観、政治・宗教観、
家族観、男女観など)をみずから破壊もしくは放棄し「多数派の慣習」を
受け入れることを意味する。

しかし現実の問題として、移民が持つ「人類学システム」を捨てさせる
ことなど出来るのか?
かつて植民地を支配したときでも、現地人をフランス人と同じにすることは
結局できなかったのでは。
968世界@名無史さん:2007/10/13(土) 21:09:42 0
>>932
>“革命”(revolution)という語の定義は何・・・・
革命の方?revolutionの方?後者は、動詞revolveの語意を既知であれば
おのずと。革命の方は、中国史スレで案内を請われたが宜しかろう。
969世界@名無史さん:2007/10/13(土) 22:53:06 0
re・volve[ rivlv | -vlv ]
・ Several ideas revolved around in my mind.
いくつかの考えが思い浮かんだ.

2)(…を軸に)回転する((on ...))

・ The earth revolves on its axis.
地球は軸を中心に自転する.

2 循環する, 回帰する, 繰り返す.

3 〈考えなどが〉(心の中を)ぐるぐる回る;〈話などが〉(…を中心に)展開する((around ...))

・ Several ideas revolved around in my mind.
いくつかの考えが思い浮かんだ.

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=revolve&stype=0&dtype=2
970馬鹿と北アフリカ:2007/10/14(日) 06:08:02 0
>>955
フランスにはその地理的な環境からモンロー主義や孤立主義はない。
イタリアではなくフランスのカトリックが普遍主義に走るのはそれなりの
理由がある。6角形の国境の拡大や維持と言うことだろうな。
西欧のほぼ中心と言う位置が普遍主義の中心と言う幻想と必要性を
生み出したようだ。中華思想と似ているかもしれない。
華夷思想に似たものがフランス的なるものに対する慢心と違う文化への
啓蒙なんて言うおせっかい馬鹿を生むんだろうなw
アリストテレス哲学から進歩も啓発も普遍化もされていないように思えるけどな。
米国も米大陸ではそうなんだが、世界に対してはそうでもない。
大きな島国はやはり大陸の発想とは大きく違う。
>>956
多分一言で言えば「フランスにはアルジェリアの資源が必要だ」と言うことだなw
>>962
みんな北アフリカに先ず執着し、そして限界が生まれた。
アルジェ戦争で財政破綻したフランス左翼みたいなものだ。
>>965
文盲は北アフリカへの執着がないのが偉いところだな。
古代ローマも北アフリカを支配したが、結局は分裂しイスラム勢力に排除された。
欧州にとって北アフリカ(地中海対岸)は鬼門だ。
英仏植民地帝国の終焉もスエズ紛争からの撤兵で決定的になった。
エビアン協定で資源だけは確保したドゴールが屈辱のもとで核武装とEC構想に
転換した契機だな。英国は福祉引篭り国家へまっしぐらw

今もNATO諸国はどうしても地中海から紅海、アラビア海、ペルシャ湾と言う
テロ街道航路はとりたくないので太平洋-インド洋経由の日本の給油に依存したいわけだよ。

なるほどアキレス腱も普遍的だなww
971世界@名無史さん:2007/10/14(日) 08:35:37 0
>>969
ルネサンスは古代に返れ、宗教改革は原始キリスト教に返れ、という運動。
フランス革命を起こした連中が考えていたのはギリシャ・ローマの共和政と、
絶対王政成立期のフランス封建制。ルソーはこの二つを良き時代と考えていた。
封建制は、小生産者の自給的社会という一点において、スパルタと同様に
アンリ4世の時代が評価される。
972世界@名無史さん:2007/10/14(日) 11:28:21 0
>>948
そこでブルジョワジーに「置き換わった」という根底の発想が、なんともマルクス的だなあ。
16世紀末固有の体制に規定され、19世紀になっても
生産物地代で暮らさざるを得なくなった大名が、領主権の放棄である
廃藩置県によってくだらないプライド以外、一気に楽になったのは事実だが、
意外に官需依存傾向が強かった幕末時点での大ブルジョワジーの大半は、
幕藩体制とともに没落したので、「代わって社会の担い手になった」わけではないよ。
事実上、三井と住友「しか」残っていない。鴻池も残ったとは言いがたいだろう。
明治社会の上層部(在野勢力を含む)を担ったのは、
古典的通説どおり、西南諸藩中心の下級武士と、地方の豪農でいいだろう。
それでも近代化は進んだ。フランス革命史観の見直しも、同じような発想で進んでいる。
973世界@名無史さん:2007/10/14(日) 13:14:57 0
ブルジョワにとってではなく、ボナパルティズムにとって好都合な世界を
つくりあげたことがフランス革命の主要な成果。
974世界@名無史さん:2007/10/14(日) 13:54:27 0
>>973
農民、ブルジョワジーなどの諸階級の利害調整を行う独裁政治?

>>972
三菱の岩崎家は郷士(武士と農民の中間)
渋沢栄一は幕臣、
大阪再興の五代友厚は薩摩藩士
975世界@名無史さん:2007/10/14(日) 14:01:46 0
>>070
>米国も米大陸ではそうなんだが、世界に対してはそうでもない。
>大きな島国はやはり大陸の発想とは大きく違う。

南ベトナムでの土地改革や、イラクでの民主化での失敗も、
フランスの失敗に比べればたいしたことない?
976世界@名無史さん:2007/10/14(日) 14:12:12 0
>>954
サルコジは、いくらかアメリカ式に改革する気のようだけど。

映画監督でも、リュック・ベッソンは、サブウェイの頃から、
アメリカ・コンプレックス丸出し

フランスからベルギーに移住してしまう人材も多い。

フランスの普遍性を本気で信じているフランス人って何割くらいだろ?
977世界@名無史さん:2007/10/14(日) 14:33:03 0
革命後のフランスを支配したエリートは、ナポレオンの意識的な政策に
多くを負っているが、基本的には地主と高級官僚の貴族たちであり、
これに、法律家、商人、製造業者の代表が―数と影響力の双方において
より小規模ながら―付け加わった。エリートは新参の家系からと同様、
古い貴族の家系からも出ていて、富、教育、家同士のつながり、ローカルな
影響力、政治権力において、融合が成功したのである。彼らは法的な特権は
持たず、出自にもたいした重きを置かずに、能力を基準とした官僚エリート
であると自らを見なした。
978世界@名無史さん:2007/10/14(日) 17:18:50 0
>>970
アメリカのモンロー主義はヨーロッパに対してだけであって、ラテンアメリカや
アジア・太平洋地域には昔から介入していたでそ。
979世界@名無史さん:2007/10/14(日) 18:08:33 0
【政治】政府、"お金をつくる"造幣局や印刷局など独立法人20以上を民営化へ−機密性の保持も絡み様々な意見も★4
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1191932873/

【民営化】造幣局・印刷局など、独立行政法人20以上を民営化へ:政府方針 [07/10/07]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1191727281/


政府は6日、現在進めている独立行政法人(独法)の整理合理化に関連し、
101ある独法のうち、予算に占める国からの財政支出の割合(財政依存度)が低い
20法人以上の民営化を目指す方針を固めた。

2007年末に整理合理化計画を策定し、閣議決定する予定だ。
民営化の対象には、造幣局や国立印刷局、日本万国博覧会記念機構などがあがっている。
今後、独法の民営化推進を目指す渡辺行政改革相らの方針に対し、
事業の公共性の高さなどを主張する関係省庁の巻き返しが本格化しそうだ。

貨幣や紙幣を造る造幣局や国立印刷局については、機密性の保持なども絡み、
是非をめぐって様々な意見が出そうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071007-00000002-yom-pol
980世界@名無史さん:2007/10/14(日) 18:16:29 0
>>976
前者は確かにアメリカに引っ張られているんだけど、
後者はどうかなあ?
フランスからベルギーに移住してしまう有為の人材移動は、
基本的にはパリの「地方都市化」の結果。
つまり、EU統合が深まる結果、
「EUの首都」であるベルギーに移住してしまうということで、
「パリは大阪になりつつある。ブリュッセルが東京にあたる」
と言ったフランス人がいた。
最近、また国民国家単位への反動が来ているみたいだけどね。
>>977
その階層が、一元的に行政権を握っているというのが、
「偉大なる行政権至上国家」フランスの特色だよな。日本ほどの緊張も無い。
981世界@名無史さん:2007/10/14(日) 18:38:26 0
革命前の支配層も、中世から続く帯剣貴族と、官職を買った法服貴族に
よって成り立っていたからな。
982世界@名無史さん:2007/10/14(日) 19:17:40 0
革命前でも、貧乏暮らしの貴族は、相当数いたろうね

ロベスピエールも、貴族の血を引いてるという

19世紀、ブルターニュでは、病人の額に唾で十字をつけて
糊口をしのぐ貴族がいたというくらい
983世界@名無史さん:2007/10/14(日) 21:12:13 0
フランスの貴族は、イギリスに比べて範囲が広く、数も多かったからな
984世界@名無史さん:2007/10/14(日) 21:54:12 0
英国貴族は、爵位の保持を当主一人に限定すること、また爵位の継承はもっとも
近い血筋の年長の男子が行うことになっていた。
所領も年長の男子の相続で、次男・三男には分け前はまったくない。部屋住みの
身分が嫌なら家を出て、学者・法律家・軍人・実業家・植民地経営者として
活躍するしかなかった。
これに対し、ヨーロッパ大陸諸国では、父子・兄弟が同じ爵位を名乗り、相続も
分割方式をとったために、爵位のインフレが起こって権威が低下し、所領は
細分されて価値が下落した。ふくれあがった上流階級は、それでも安逸を貪り続け、
勤労を蔑視して、勤労者層の負担はますます重くなっていった。
985世界@名無史さん:2007/10/14(日) 22:03:33 0








986世界@名無史さん:2007/10/15(月) 04:00:52 0
>>975
その南ベトナムでは韓国同様やはりカトリック政権を支援したと言う
米国。カトリックの普遍主義をやはりケネディも信じていたんだろうな。
米国の異常な反共ファナティシズムを生み出したのもやはりカトリック
のマッカーシー。吉田茂も麻生と同じくカトリック。
ピューリタンとカトリックは意外と相性はいい。
ここいらはやはり中南米の影響もあるかもしれないな。
>>978
モンロー主義はもともと汎米大陸主義であって一国主義ではないよ。
またモンロー大統領の頃の米国はアジアに介入するほどの余裕はまだない。
本格的にアジアに干渉しだすのは日本を占領した後だよ。横須賀がその本拠地になる。
987世界@名無史さん
ttp://blog.livedoor.jp/negi_sato616/archives/29613018.html
[1]画一主義:理性は万人において同一のものであり、したがって合理的
生き方というものが人によって違うはずがない。人と違う意見や好みをもって
いることは間違っている証拠であり、万人に妥当することが真理の証である。
啓蒙時代において自然とはまず画一性として用いられた。
[2]合理主義的個人主義:すべての個人は合理的存在であるから基本的に
類似しており、また、すべての個人の中に画一的に見られる要素だけが唯一
重要な要素である。すべての人間の内部に同じように輝く「純然たる自然の光
=理性」に導かれて、真理は一人一人の個人において独力で手に入れられる。