フランス革命はなぜ過大評価されるのか

このエントリーをはてなブックマークに追加
888世界@名無史さん:2007/10/06(土) 03:36:37 0
>>881
ん?論旨が一貫していないのでなんともコメントのしようがない。
確かにフランスの場合、司法は旧体制の象徴とされているから、
独立は無いし、何かと「権威」も攻撃されることになる。
極論すれば、裁量の無い判決マシーンであることを要求されている。
だが、予審判事には、扱う事柄の性質上、
ある程度の思い切った裁量が社会的にも許容されている。

だが、日本の検察官も、完璧な起訴便宜主義の下、かなり思い切ったことをしているんだが。
戦後日本は、刑事訴訟は英米的なので予審判事は存在せず、
検事は形式的には行政扱いだがね。
フランス、ドイツ、イタリアを無理矢理括って「日本と大違い」というのは、
ピンボケもいいところだなww
889世界@名無史さん:2007/10/06(土) 05:35:54 0
>>1
近世ヨーロッパの共和制(ヴェネツィア、オランダ、クロムウェルの共和国、
ドイツの帝国自由都市)などはみな寡頭制だったが、フランス革命ではじめて
人民主権という考え方が打ち立てられたからでは?
890世界@名無史さん:2007/10/06(土) 07:29:49 0
>>888
実情として、日本の個々の現場検事は、独立した権限はなかなか持たせてもらえない
特に、特捜事件クラスだと、検事総長、そうでなくても高検検事長辺りの意向も
訊かないと、動けない。

裁判官にしても、現状でもなお、「ヒラメ裁判官」が一般的だろう

891世界@名無史さん:2007/10/06(土) 07:31:47 0
>>888>>890
自虐的に、「特捜検事=巡査部長」説を説く現場検事がいたくらい
892世界@名無史さん:2007/10/06(土) 10:20:28 0
>>866
・フランス文化を受け入れること

も大事だろ。トルコ人がモスク立てたりすんの大嫌いなんだから。
フランス人は大真面目に「フランス文化が汚される!」なんて他文化の流入を嫌うからな。
893世界@名無史さん:2007/10/06(土) 11:01:24 0
フランスに限らず、ヨーロッパの街並みにモスクはそぐわないよな。
東京のようなゴチャゴチャした無秩序な街並みならいいけど。
で、そこから大音量でコーランの朗誦が流れてきたりする。
894世界@名無史さん:2007/10/06(土) 13:24:27 0
>>890>>891
そんな、検察官の権力志向のための自虐ネタを真に受けなくてもw
検察官は、一人一機関と言われて、日本の広義の行政官の中では例外的に、
かなり強力な個人レベルの裁量権限を現実に行使しているんだが。
99%有罪の精密司法と言われる現状では、事実上起訴が「一次判決」になっている。
起訴便宜主義は必要以上に激しく機能していて、ここで事件が強力な篩いにかけられる。
ある意味、大陸法の予審よりも強力な事実上の「予審」が捜査段階で行われている。
また、別の面から言えば、
戦後日本法は弾劾主義なので、糾問主義的な大陸法の予審判事とは、
別の権限問題が生じることになる。
検察は所詮一方当事者に過ぎないから、司法警察との間の線引きが問題となる。
予審「判事」から見れば低レベルの権限争いにみえるかもしれないが、
糾問主義を残す大陸法のほうが、旧社会的ともいえるんだなw
最初と二番目は矛盾するが、これは理念と現実の切り取り方の問題。
検察官の権限で言えば、むしろ強すぎることによる問題とも言える。

日本は法曹養成が、英米と大陸の中間のいわば「修習一元」なので、
法曹三者にはある種のギルド的な最低限の信頼関係がある。
修習○○期という、日本では最も強力な力を持つものの一つである「同期の連帯」がある。
ついでに言えば、この強力な官僚国家と言われる日本で、
普通は最高の雲上人の「事務次官」のポストが、
腰掛の通過ポストになっているのは法務省だけ。
検察官にとっては、法務事務次官は出世の途中階段でしかない。
895世界@名無史さん:2007/10/06(土) 14:23:13 0
>フランス人は大真面目に「フランス文化が汚される!」なんて他文化の流入を嫌うからな。

しかし日本アニメは欧州で一番浸透している罠w
896世界@名無史さん:2007/10/06(土) 15:58:14 0
日本と並んでブラジル音楽のボサノヴァを持て囃してる国だしなw
ボサノヴァはサンバ+フランスのカフェミュージックなんで先祖返りとも言えるけど
897世界@名無史さん:2007/10/06(土) 19:57:58 0
要するにトルコ人が嫌いなだけだろう。
何か歴史的経緯でもあるんじゃないの?
898世界@名無史さん:2007/10/06(土) 20:14:23 0
>>897
歴史的には同盟国だったな、トルコとフランス。神聖ローマ帝国を共通の敵として。
899世界@名無史さん:2007/10/06(土) 22:27:24 0
>>897-898
国内のイスラム勢力の増大を警戒してるのではないかと
出生率で、イスラム圏のアラブ、黒人が、白人を上回っている現状からね

同じEU圏内ということになると、大量流入を拒否し続けるのが、
難しくなる
900世界@名無史さん:2007/10/06(土) 22:48:59 0
>>899
マジレスすると東欧諸国の時のように労働するなら許可制にして人の流れを止められるんだよ。
ポーランドがEU加盟した時なんかどの国もそういう対策採ったし
安い労働力の流入で本国人の失業率があがるって説も結果を見れば否定されたし。

じゃあなんで人が入ってこれないようにできるのに
「人が来る!たくさん変な奴が来る!」って言われてるかというと
それは野党が煽ってるからに他ならない。
で、日本でもそうだけどそれに合わせてマスコミが煽り始めるともう止められない。
余程のリーダーシップがあれば別だけどいまの主要国の政治家には少なくともいない。

全然関係ない日本からしてみると「何言ってんだ?馬鹿じゃん?」って思うけど本人達は大真面目。

欧州の政治はリベラルで無駄がないとか考えてるとホント拍子抜け間違いない。
901世界@名無史さん:2007/10/06(土) 22:52:11 0
>>900
右と左から「トルコ移民脅威論」の大合唱だからねえ、フランス。
902世界@名無史さん:2007/10/06(土) 23:00:08 0
仏スパイサスペンス作家ド・ヴィリエ、「常に素材はリトビネンコ事件など現実の事件」

仏作家ジェラール・ド・ヴィリエ(78)が自宅でAFPのインタビューに答え、アフガニスタンでタリバンと戦う
西欧諸国について、「可能なうちにアフガニスタンを撤退すべきだ」と語った。

ド・ヴィリエによると、タリバンは「完ぺきなシステム」を作り上げているという。欧米の治安部隊は戦闘機を
送り込むと、必ず市民の犠牲者が出ることになるが、タリバンはそれを利用して親を亡くした子どもたちを
自爆犯として育てるからだ。

また、英国軍には非常に同情しているという。「彼らは最悪の状況で戦い大きな危険を冒しているが、
行き詰まっている。外部の人間では、アフガニスタンをコントロールできないのだ」と、北大西洋条約
機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)のジレンマを的確に述べている。

(略

ド・ヴィリエは外国特派員としてのキャリアを経て1965年に作家となった。以後、年間4冊のペースで
「S.A.S. プリンス・マルコ・シリーズ」を書き上げており、今回発売された新著は171冊目。同シリーズは、
フランスだけでなく、ドイツ、ロシア、トルコ、日本でも人気を博している。これまでの売上げは合計
1億5000万冊、フランス国内だけで年間100万冊を売り上げているという。

だが、批評家からの称賛は得られていない。仏文学界において、右派の思想を持つド・ヴィリエは、
歓迎されないのだ。彼の書籍を並べたがらない書店も多い。空港や駅が主な販売所になっている。

(略

ド・ヴィリエは自らを英推理作家ジョン・ル・カレと米推理作家ロバート・ラドラムを合わせたような作家だと
表現しているが、フランス人であるがゆえに英語圏では成功できなかったことを残念に思っているという。
「私はフランス人であるという“のろい”に耐えている。フランス語圏と英語圏の間には鉄の壁があるんだ。
皆、外国語の本はあまり読まないからね」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2293741/2212829

フランス文壇ってまだ左派が支配してるのか。
903世界@名無史さん:2007/10/06(土) 23:29:50 0
探検ロマン世界遺産スペシャル「美しき花の都〜フランス・パリ〜」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2007-10-06&ch=21&eid=29379

レポーターは、アルジェリア移民2世の女性ね
職業は?
大学生?
904世界@名無史さん:2007/10/07(日) 00:53:47 0
【フランス】低所得者層の地域で覆面の若者数十人が暴動、警察車両を襲い建物に放火
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1191632572/l50
905世界@名無史さん:2007/10/07(日) 00:57:40 0
ナンシーみたいな陰険な田舎都市に住むからだ。北方ではルーアン方面も痛い。


906世界@名無史さん:2007/10/07(日) 01:15:20 0
>>904

これは政府にとっては取り締まりの良い口実になるな。
襲われた警察はきっちりと若者を取り逃がしたというところがミソだろう。
907世界@名無史さん:2007/10/07(日) 02:11:11 0
908世界@名無史さん:2007/10/07(日) 02:36:12 0
政府の陰謀のマッチポンプって言いたいんだろ。
こういう事件はパリ郊外ではしょっちゅう起こっているってことも知らずに。
909世界@名無史さん:2007/10/07(日) 06:59:22 0
>>903
案内役のイゼー・ケルフィーという少女は、大学で政治学志望18歳と紹介されていた
から、高校生?高等中学生?なんだろ。主題は世界遺産の紹介からそれて、現代の街区の
礎の第3帝政期のパリ大改造の賛美調だった。当時のクリノリンドレス姿にコスプレさせた
案内役少女に馬車で現代の大通りを通行させるとはNHKの企画者も気合大だ。パリの
各所に刻まれた自由・平等・博愛の標語や人権宣言文を紹介し、革命記念日7/14当日の
パレード模様も伝え、一瞬だがサルコジの姿も捉えていた。市民デモ光景を映し、抗議デモに
あたる仏語は通りに出るが原義とも。
イゼーの同級生で、亡命提訴中国人の顔の一部に不完全な白いボカシを入れていたが、これは
中国当局へのNHK上層部のサインだったのかな?
910世界@名無史さん:2007/10/07(日) 12:51:08 0
>>909
近年の第二帝政の再評価の勢いはすごいな
やはり、第五共和制=共和制版ボナパルティズムだから、
プロパガンダかな?
911世界@名無史さん:2007/10/07(日) 13:00:22 0
>>906-908
なぜ日本にまで報道されたか?だよ

アメリカでは、児童誘拐事件は、白人の子どもだと大々的に報道される
が、非白人だと、ろくに報じられない
912世界@名無史さん:2007/10/07(日) 14:31:52 0
>>909
>市民デモ光景を映し・・・・
移民者のデモだったか、参加者の肌の色が黒、黄、白と。抗議対象は移民法改正だった
かな?参加者の中年女性が、現在の情況を常に注視の必要がある、望ましくない情況に
権力が変転させるのは容易と、マイクに語っていた。コンコルド広場紹介時に、ここで
革命後ルイ16世がギロチンで処刑されたとの語りもあったな。
今週日本政府が、沖縄戦自決についての日本史教科書記事変更に春先と違い、前向き
姿勢をみせているのは、7/29の参議院選挙で示された民意の力に続く9/29の県民抗議
集会参加者数(実数は、数万だったらしいが)に驚き、翻意したのだろうな。'60年安保
以来のこの集会衆が、若し文科省庁舎か国会に集合したならと想起したろうからな。
【教科書抗議集会】「11万人という主催者発表、非常に問題」「『これは違う』と
いうと沖縄では“非県民”になりかねない雰囲気」★4
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1191727742/
913世界@名無史さん:2007/10/07(日) 15:28:42 0
フランス革命とぜんぜん関係の話ばっかりが続いているな。
914世界@名無史さん:2007/10/07(日) 15:48:03 0
>>911
> なぜ日本にまで報道されたか?だよ

警察車両が襲撃されたからだろ。
915世界@名無史さん:2007/10/07(日) 19:24:27 0
>>898
歴史的に、フランス人が好きな国ってあるのか?w
どこの国も嫌いなような気がしてならないw
916世界@名無史さん:2007/10/08(月) 02:51:57 0
>>913
まぁ、関係ない話からフランス人がいかに自国を誇りに思い
他国を内心馬鹿にしているかがわかると思う。
つまりフランス革命を持ち上げて
他のを「うちのまねじゃん」って思ってることもなんとなく想像つく。
917世界@名無史さん:2007/10/08(月) 10:14:39 0
>>915
アルゼンチン、カナダ、セネガル、ポーランド、ロシア
918:2007/10/08(月) 11:38:07 0
革命政権って、史的知識が浅かったんだね。
983 :世界@名無史さん:2007/10/07(日) 23:41:38 0
パリのノートル・ダム大聖堂は、フランス革命時にかなりの損傷を受けた。
1793年7月、革命政権は、王家を象徴するものの消却を命じ、「首都の
大聖堂扉口にある石の王たちの首を切ること」を要求した。
パリ大聖堂西正面扉口側壁で、王冠をかぶって立つ人物たちが破壊され、
さらにはその上部の「王のギャラリー」にあった28体の人物も、全部壊されて
しまった。当時、扉口や、「王のギャラリー」に王冠をかぶって立つ人物たちは、
フランスの歴代の王たちを表現しているとされていたからである。
(実は、彼らは旧約聖書に出てくるユダヤの王たちであったのだが)
フランスの歴史
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1030388227/
919世界@名無史さん:2007/10/08(月) 11:41:45 0
ユダヤってことで、わかっててやったんじゃないの
920世界@名無史さん:2007/10/08(月) 11:49:10 0
>>918
当時、それらの像はメロヴィング朝の王たちのものだと思われていた。

その他にもグレゴリオ暦に替えて共和暦(革命暦)が採用されたり、
教会が閉鎖されて「理性の神殿」に転用されたり、教会の銀器や鐘が
没収されたり、聖具や聖画像が略奪・破壊されたりした。
921世界@名無史さん:2007/10/08(月) 11:49:55 0
>>903
世界遺産などといいながら政治宣伝が酷かったな。
いかにも移民っぽい少女が案内役務めているところから変だなと思ったが。
NHKの極左偏向はもうどうしようもない。
922世界@名無史さん:2007/10/08(月) 11:59:39 0
>>921
もうNHK解散した方がいいな
国民から受信料強制徴収する資格があると思えん
923世界@名無史さん:2007/10/08(月) 12:25:43 0
>>916
924世界@名無史さん:2007/10/08(月) 12:32:23 0
>>923
先に、イギリスの二度の革命もあればアメリカ独立戦争もあったわけだが

予審判事の制度も、イギリスの治安判事の模倣がルーツだ
925世界@名無史さん:2007/10/08(月) 13:08:37 0
44 名前: マンセー名無しさん Mail: sage 投稿日: 2007/10/08(月) 07:19:18 ID: TiCCD3Bm
NHKが、日本放送協会から朝鮮中央通信・東京支局になりやがった。
いま、朝7時ニュース、冒頭から十分間も北朝鮮・キムジョインルの経歴、半生
紹介を延々と垂れ流してやがった。
まるで今日、明日が、キム体制十年目と朝鮮労働党記念日のを祝賀するように。
926世界@名無史さん:2007/10/08(月) 15:51:02 0
地球ドラマチック[再] 
「悲劇の王妃・マリー・アントワネット[後]」

10月10日(水) 19:00〜19:45
NHK教育

http://tv.yahoo.co.jp/bin/search?id=93516492&area=tokyo
927世界@名無史さん:2007/10/08(月) 16:49:02 0
仏王家の筆頭継承者はインド人?=「ブルボン」名乗る一家が実在

 【パリ8日時事】太陽王ルイ14世らを生んだ欧州の代表的王家の一つ、フランス・ブルボン家の筆頭継承者が
インド人である可能性が浮上している。インド中部のボパール郊外に「ブルボン」を名乗る一家が実在するためで、
これを題材にした歴史小説「ル・ラジャ(ヒンディー語で王の意味)・ブルボン」が今、仏国内で3万5000部と
売れ行きを伸ばしている。

 この小説の著者で、自らもギリシャ王家の末裔(まつえい)であるパリ在住の歴史家ミシェル・ド・グレース氏(68)は
2005年11月にインドを訪れて一家と面会した。その結果、「一家はブルボンの子孫だと確信した」と話す。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007100800176
928世界@名無史さん:2007/10/08(月) 20:32:22 0
古代ローマ人によると、ガリア人は直情的で興奮すると何を始めるか分からない
人々であったそうでつ。
また、ガリア人はあきれるくらい扇動されやすくて、乗せられて反乱しては
すぐローマ人に謝罪、そして人質の提供というのを繰り返しているんだけど、
そんなガリア人だからどこかの部族が反乱したと聞くとすぐ連鎖的に挙兵して
しまうのだとか。
929世界@名無史さん:2007/10/08(月) 20:45:34 0
>>928
彼らを束ねるのに、恐怖=テルールは不可欠なんだろ
ロベスピエール(18世紀フランス版ポルポト)、ナポレオン1世・・
930世界@名無史さん:2007/10/08(月) 21:20:37 0
フランス革命で悪名高いのが「九月虐殺」だな。
連盟兵やパリの民衆が監獄を次々に襲撃し、そこに収監されていた
約2600人の囚人のうち、1100〜1400人を、人民法廷に
おける即決裁判の結果を受けて虐殺。
931世界@名無史さん:2007/10/08(月) 23:27:01 0
大革命で、何百万人死んだんだっけ?
932世界@名無史さん:2007/10/09(火) 23:58:15 0
“革命”(revolution)という語の定義は何?
前の支配者を倒して、社会の仕組みを変革したら革命?
933世界@名無史さん:2007/10/10(水) 00:02:49 0
>>932
実行して成功した連中が「革命」って呼べば革命。
ムッソリーニもヒトラーも政権獲った時は自分たちのやったこと革命と呼んでおった。
934世界@名無史さん:2007/10/10(水) 00:20:38 0
>>930
生きたまま内臓を引きずり出したやつだな。

でも数的にはカトリック農民を虐殺した事件の方が上かも。
残虐性ではフーシェが人間をまとめて大砲で処刑した件のほうが・・・
935世界@名無史さん:2007/10/10(水) 21:33:42 0
ttp://www.econ.tohoku.ac.jp/~odanaka/cv/futsubun2005.html
第二次世界大戦後の終了からしばらくのあいだ日本のフランス史学を支配したのは、
イギリス経済史学者の大塚久雄が創始し、「比較経済史学」と呼ばれる学派・
研究潮流でした。同学派でフランス史研究を主導した研究者としては、フランス
経済史学者の高橋幸八郎が挙げられます。
同学派のフランス史研究のアプローチは「モデル・フランス」という言葉で
特徴付けることができます。歴史におけるアクターはすべて「未開」から
「文明」に至る「進歩」という単一のスケールのうえにプロットされ、速度は
様々であれ、基本的には前者から後者に進むものとみなされます。こんな歴史観を
「定向進化論」と呼びます。そして、戦後の日本では、「文明」の「モデル」は
イギリス、アメリカ、そしてフランスであり、これに対して日本はいまだ十分に
「文明」化されておらず、これらモデルを見習って「進歩」しなければならない、
と考えられました。そして、見習うためには日本を「モデル」と比較し、異同を
確定しなければなりません。ここから「比較」を重視するスタンスが生じます。
それでは、フランスを「モデル・フランス」たらしめるものはなにか、といえば、
それはフランス革命でした。というわけで、この時代のフランス史研究の中心は、
フランス革命を日本史上の事件、とくに明治維新と比較し、異同を析出することに
おかれました。その代表的な業績が遅塚『ロベスピエールとドリヴィエ』
(東京大学出版会、1986)です。
936世界@名無史さん:2007/10/10(水) 21:37:58 0
>>935
情報量が多くなったうえに、瞬時に飛び交う時代には、
虚構も吹き飛ぶよな
937世界@名無史さん:2007/10/11(木) 01:25:47 0
>>935 日本の場合
フランス史は経済史畑が占拠し
アメリカ史は東大法学部の牙城だもんな
938世界@名無史さん:2007/10/11(木) 17:33:03 0
フランスの近代史は、十字架VS三色旗の戦いだったわけだが、カトリック教会
という啓蒙時代以来の敵が文化遺産の中に落ち着いた今、三日月VS三色旗という
構図に移行しつつあるのかね。
1996年1月にはクロヴィスの洗礼1500年祭が祝われ、シラク大統領はバチカンで
教皇に会い、フランスを「ローマ教会の長女」という名で呼びつつ訪仏を要請した。
939世界@名無史さん:2007/10/11(木) 21:43:23 O
流れきってすいません。
フランス革命のときに、何故ネッケルはルイ16世に罷免されたんですか?
940世界@名無史さん:2007/10/11(木) 22:02:17 0
>>939
保守派貴族+マリー・アントワネットのせい。
941世界@名無史さん:2007/10/12(金) 00:55:09 O
>>940
もう少し説明お願いします。
942世界@名無史さん:2007/10/12(金) 05:16:34 0
>>941
テュルゴー、ネッケル、カロンヌと、歴代のどの財務総監も、最後には貴族・
聖職者の特権を廃止するしかないという結論に達した。
けれど貴族たちはこれに反発し、高等法院や宮廷の側近を使って改革を妨害
し続けた。
943世界@名無史さん:2007/10/12(金) 10:17:20 0
>>942
フランスの権力者って、どうしてここまで柔軟性を欠いているのか
944世界@名無史さん:2007/10/12(金) 11:04:50 0
どこの国の権力者だって、自分の既得権益が侵されるとなったら
アホみたいに目先のことしか考えなくなって自分の権益を守ろうとする。
945世界@名無史さん:2007/10/12(金) 12:50:31 0
>>944
イギリスの穀物法撤廃は?
946世界@名無史さん:2007/10/12(金) 18:58:37 0
>>945
そのころのイギリスは既に、新興ブルジョア層>>>>>ジェントル、じゃね?
947世界@名無史さん:2007/10/12(金) 19:50:03 0
日本の廃藩置県は奇跡だな
948世界@名無史さん:2007/10/12(金) 20:23:55 0
>>947
日本も廃藩置県のころは、現実に社会を動かしてたのは、商工ブルジョア層>>>大名、だったんじゃね?
それに大名自身は、義務ばかり多くて自由の無い領土統治から開放される事を大喜びしたらしいがw
949世界@名無史さん:2007/10/12(金) 21:00:22 0
>>946
選挙法の第一次、二次、三次の改正も、それで説明がつく?

労働者階級の政治的社会的発言権は、20世紀に入ってからも、なかなか強まらなかった気がするけど
950世界@名無史さん:2007/10/12(金) 21:02:14 0
テュルゴーは、資本主義的自由を妨げている封建的な統制と特権(農民の賦役労働、
穀物取引の統制、商人や生産者のギルドなど)の廃止を勅令をもって断行した。
こうした改革が旧制度の利益を享受していた貴族や御用商人、ギルドの親方などの
猛烈な反対を受け、また物価の騰貴に悩まされていた商人たち、土地からしめだされた
貧農たちたちからの反発も激しかった。
1774〜75年にかけて凶作があり、農民一揆が各地で起こったことと、彼の節約政策に
よって有閑生活に不自由を感じ始めた宮廷貴族の反対により、改革プランは挫折
することになる。

つまり、テュルゴーの改革によって被害を受けるのは、封建的支配階級だけではなく、
人工の多数を占める貧しい農民と職人の中には、むしろ農村共同体やギルドといった
古い秩序の保護がなくなれば、生活の保障がなくなり、丸裸で資本主義的競争の
世界に放り出されることを意味した。
951世界@名無史さん:2007/10/12(金) 21:20:37 0
イギリスの第一次選挙法改正は、新興中産階級に参政権を与えることで
彼らを体制内に取り込み、伝統的な貴族・ジェントリーの政治支配を
よりいっそう強化した。また参政権を得た中産階級も、それ以上の革命的
変革を望まなかった。

第二次選挙法改正の場合、1846年の穀物法廃止以来、万年少数野党の立場に
置かれてきた保守党の起死回生を図ろうとした政治力学の産物。
952世界@名無史さん:2007/10/12(金) 22:01:01 0
>935
奈良時代のインテリの世界観のうち「唐」を「フランス」に書き換えただけだな。
953世界@名無史さん:2007/10/13(土) 01:12:34 0
>>944
世界史板風のオッサン臭いレスだな
954仏革命はカトリ沈むそのもの:2007/10/13(土) 05:03:14 0
>>948
いや藩主層は貴族院に残ったんだよ。
>>938
三色弁当野郎はフランス革命の普遍性なんか信じている時点で
カトリ沈む丸だしなんだよ。
カトリックとはもともと普遍的と言う意味だろ。

つまり今でもカトリック対イスラムだよ。

左翼の戦後の植民地主義も戦前の右翼のそれもフランス文化の普遍性
への盲信から英国とは違う植民地政策とっているだろ。
つまり普遍主義こそフランスの限界。
フランスはαからΩまでカトリックと言うことだなww
だからどうしても「フランス的」でないと気がすまず、
植民地にしたり戦争したりEUに加入させなかったりするんだろうな。

実に「進歩」がないww
なるほど発想の根本は時間的には歴史を通じて「普遍的」だw
955世界@名無史さん:2007/10/13(土) 06:56:19 0
>>954
普遍主義という点ではアメリカも同じだがな。
956世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:05:11 0
フランスのサルコジ大統領は、
「アフリカ文明は過去へと向いており、歴史がなく、季節のリズムにしたがって
生きている。ほとんどが農村で、人間的なチャレンジ精神の見られない世界の中で、
本能が理性より重要な役割を果たしている。ヨーロッパの優位性は事実として
明らかだ。ヨーロッパは『自由、解放、正義からの呼びかけ、(・・・)理性、
普遍的な良心への呼びかけ』であり、それに対してアフリカは微動だにしない
夢を貪っていただけだ」
と語った。
957世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:18:39 0
>>956
フランス語の記事でもいいからソースくらい提示しろよ。
ソース無いなら何の価値も無いぞ、その書き込み。
958世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:30:24 0
ttp://www.diplo.jp/articles07/0709-4.html
サルコジのアフリカとんでも演説
アンヌ=セシール・ロベール(Anne-Cecile Robert)
ル・モンド・ディプロマティーク編集部
959世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:41:57 0
>>958
これ反サルコジの立場でかなり歪んだ記事にしてないか?どこを見ても、原文にも
そのアフリカでサルコジが行った演説の「正確な内容」が出てこないんだが…。
960世界@名無史さん:2007/10/13(土) 07:50:46 0
ttp://hibinoawa.blog10.fc2.com/blog-entry-609.html
歴史家でマリ元大統領の妻、アダム・バ・コナレが、サルコジに「充分な知識を
与えるため」に贈る教科書を作ろうとアフリカの歴史家たちに呼びかけたそうです。
サルコジは7月、アフリカ諸国を訪れ、26日に開かれたダカールの大学での講演会で
「アフリカの悲劇は、アフリカ人が歴史の舞台にちゃんと登場しなかったことだ
(…)。アフリカ人は未来に向かって飛び出すことがなかった(…)。自然が
すべてを決定する世界観の中で(…)、人間的冒険の場も進歩的観念の場もない」
と述べたそうです。
(ファイルしておいたル・モンドの記事からの抜粋ですが、残念ながらこの
WEB記事の本元はリンク切れ。読みたい方は、タイトル「Le faux pas africain
de Sarkozy, par Philippe Bernard」で検索してみてください。全文コピペした
サイトがいくつか見つかると思います。)

無知もいいところだ。
サルコジだけでなく、このテキストを書いたアンリ・ギアノはどうにも許せない。
大統領選の間も文筆担当していた。彼の書く演説のファッショ傾向には頭を
抱えたくなる。
といって、自分もアフリカの歴史や文化は知らないのですが。このアフリカの
教科書ができたら、私も欲しい。

参考: Yahoo Franceより
「L'epouse de l'ex-president malien met Nicolas Sarkozy au defi」
961世界@名無史さん:2007/10/13(土) 08:42:28 0
ル・モンド・ディプロマティークって恐ろしく偏った反日記事を書く雑誌だよ。
推して知るべし。
962世界@名無史さん:2007/10/13(土) 10:24:52 0
ナポレオンもヒトラーもEUも、ヨーロッパ大陸を統一しようとした香具師らは、
最初は勢いがいいが、途中からグダグダになって維持できなくなるな。

963世界@名無史さん:2007/10/13(土) 11:00:16 0
ヨーロッパの人間すべてを同じ旗の下に集わせようとすること
そのものが無謀なんだろうな。
964世界@名無史さん:2007/10/13(土) 12:13:52 0
>962

最初からダメダメなドーチェという例もあるぞ。
965世界@名無史さん:2007/10/13(土) 13:33:41 0
ナポレオンはシャルルマーニュ帝国の夢を追っていたが、彼もブリテン島は
支配していないよな。シャルルマーニュの支配領域はフランス・ドイツ・
イタリア・ベネルクス諸国に当たる地域。

966世界@名無史さん:2007/10/13(土) 15:25:45 0
>>963
雰囲気だけでいい加減なこと書くなよ
967世界@名無史さん:2007/10/13(土) 15:26:47 0
エマニュエル・トッドは、「開かれた同化」を移民問題の解決法とみなしている。
彼によると、一種の普遍主義に立脚していると信じられているアメリカに
おいても、実際にあるのは未完の普遍主義にすぎず、黒人が人間の外部として
積み残されている。だからこそ、法的平等は勝ち得ても、黒人は相変わらず
種々の差別の対象となっているという。そのなかでフランスは、人間はすべて
平等であるという形而上学的な確信にもとづく普遍的な人間観を持った、
唯一の国として位置づけられる。したがって、「統合」などという婉曲な
理念は廃止し、端的な「同化」を移民受け入れ政策の公的な立場として
復活させるのに遠慮する必要などないというのである。
この場合の同化は、移民が持つ「人類学的システム」(人間観、政治・宗教観、
家族観、男女観など)をみずから破壊もしくは放棄し「多数派の慣習」を
受け入れることを意味する。

しかし現実の問題として、移民が持つ「人類学システム」を捨てさせる
ことなど出来るのか?
かつて植民地を支配したときでも、現地人をフランス人と同じにすることは
結局できなかったのでは。
968世界@名無史さん:2007/10/13(土) 21:09:42 0
>>932
>“革命”(revolution)という語の定義は何・・・・
革命の方?revolutionの方?後者は、動詞revolveの語意を既知であれば
おのずと。革命の方は、中国史スレで案内を請われたが宜しかろう。
969世界@名無史さん:2007/10/13(土) 22:53:06 0
re・volve[ rivlv | -vlv ]
・ Several ideas revolved around in my mind.
いくつかの考えが思い浮かんだ.

2)(…を軸に)回転する((on ...))

・ The earth revolves on its axis.
地球は軸を中心に自転する.

2 循環する, 回帰する, 繰り返す.

3 〈考えなどが〉(心の中を)ぐるぐる回る;〈話などが〉(…を中心に)展開する((around ...))

・ Several ideas revolved around in my mind.
いくつかの考えが思い浮かんだ.

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=revolve&stype=0&dtype=2
970馬鹿と北アフリカ:2007/10/14(日) 06:08:02 0
>>955
フランスにはその地理的な環境からモンロー主義や孤立主義はない。
イタリアではなくフランスのカトリックが普遍主義に走るのはそれなりの
理由がある。6角形の国境の拡大や維持と言うことだろうな。
西欧のほぼ中心と言う位置が普遍主義の中心と言う幻想と必要性を
生み出したようだ。中華思想と似ているかもしれない。
華夷思想に似たものがフランス的なるものに対する慢心と違う文化への
啓蒙なんて言うおせっかい馬鹿を生むんだろうなw
アリストテレス哲学から進歩も啓発も普遍化もされていないように思えるけどな。
米国も米大陸ではそうなんだが、世界に対してはそうでもない。
大きな島国はやはり大陸の発想とは大きく違う。
>>956
多分一言で言えば「フランスにはアルジェリアの資源が必要だ」と言うことだなw
>>962
みんな北アフリカに先ず執着し、そして限界が生まれた。
アルジェ戦争で財政破綻したフランス左翼みたいなものだ。
>>965
文盲は北アフリカへの執着がないのが偉いところだな。
古代ローマも北アフリカを支配したが、結局は分裂しイスラム勢力に排除された。
欧州にとって北アフリカ(地中海対岸)は鬼門だ。
英仏植民地帝国の終焉もスエズ紛争からの撤兵で決定的になった。
エビアン協定で資源だけは確保したドゴールが屈辱のもとで核武装とEC構想に
転換した契機だな。英国は福祉引篭り国家へまっしぐらw

今もNATO諸国はどうしても地中海から紅海、アラビア海、ペルシャ湾と言う
テロ街道航路はとりたくないので太平洋-インド洋経由の日本の給油に依存したいわけだよ。

なるほどアキレス腱も普遍的だなww
971世界@名無史さん:2007/10/14(日) 08:35:37 0
>>969
ルネサンスは古代に返れ、宗教改革は原始キリスト教に返れ、という運動。
フランス革命を起こした連中が考えていたのはギリシャ・ローマの共和政と、
絶対王政成立期のフランス封建制。ルソーはこの二つを良き時代と考えていた。
封建制は、小生産者の自給的社会という一点において、スパルタと同様に
アンリ4世の時代が評価される。
972世界@名無史さん:2007/10/14(日) 11:28:21 0
>>948
そこでブルジョワジーに「置き換わった」という根底の発想が、なんともマルクス的だなあ。
16世紀末固有の体制に規定され、19世紀になっても
生産物地代で暮らさざるを得なくなった大名が、領主権の放棄である
廃藩置県によってくだらないプライド以外、一気に楽になったのは事実だが、
意外に官需依存傾向が強かった幕末時点での大ブルジョワジーの大半は、
幕藩体制とともに没落したので、「代わって社会の担い手になった」わけではないよ。
事実上、三井と住友「しか」残っていない。鴻池も残ったとは言いがたいだろう。
明治社会の上層部(在野勢力を含む)を担ったのは、
古典的通説どおり、西南諸藩中心の下級武士と、地方の豪農でいいだろう。
それでも近代化は進んだ。フランス革命史観の見直しも、同じような発想で進んでいる。
973世界@名無史さん:2007/10/14(日) 13:14:57 0
ブルジョワにとってではなく、ボナパルティズムにとって好都合な世界を
つくりあげたことがフランス革命の主要な成果。
974世界@名無史さん:2007/10/14(日) 13:54:27 0
>>973
農民、ブルジョワジーなどの諸階級の利害調整を行う独裁政治?

>>972
三菱の岩崎家は郷士(武士と農民の中間)
渋沢栄一は幕臣、
大阪再興の五代友厚は薩摩藩士
975世界@名無史さん:2007/10/14(日) 14:01:46 0
>>070
>米国も米大陸ではそうなんだが、世界に対してはそうでもない。
>大きな島国はやはり大陸の発想とは大きく違う。

南ベトナムでの土地改革や、イラクでの民主化での失敗も、
フランスの失敗に比べればたいしたことない?
976世界@名無史さん:2007/10/14(日) 14:12:12 0
>>954
サルコジは、いくらかアメリカ式に改革する気のようだけど。

映画監督でも、リュック・ベッソンは、サブウェイの頃から、
アメリカ・コンプレックス丸出し

フランスからベルギーに移住してしまう人材も多い。

フランスの普遍性を本気で信じているフランス人って何割くらいだろ?
977世界@名無史さん:2007/10/14(日) 14:33:03 0
革命後のフランスを支配したエリートは、ナポレオンの意識的な政策に
多くを負っているが、基本的には地主と高級官僚の貴族たちであり、
これに、法律家、商人、製造業者の代表が―数と影響力の双方において
より小規模ながら―付け加わった。エリートは新参の家系からと同様、
古い貴族の家系からも出ていて、富、教育、家同士のつながり、ローカルな
影響力、政治権力において、融合が成功したのである。彼らは法的な特権は
持たず、出自にもたいした重きを置かずに、能力を基準とした官僚エリート
であると自らを見なした。
978世界@名無史さん:2007/10/14(日) 17:18:50 0
>>970
アメリカのモンロー主義はヨーロッパに対してだけであって、ラテンアメリカや
アジア・太平洋地域には昔から介入していたでそ。
979世界@名無史さん:2007/10/14(日) 18:08:33 0
【政治】政府、"お金をつくる"造幣局や印刷局など独立法人20以上を民営化へ−機密性の保持も絡み様々な意見も★4
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1191932873/

【民営化】造幣局・印刷局など、独立行政法人20以上を民営化へ:政府方針 [07/10/07]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1191727281/


政府は6日、現在進めている独立行政法人(独法)の整理合理化に関連し、
101ある独法のうち、予算に占める国からの財政支出の割合(財政依存度)が低い
20法人以上の民営化を目指す方針を固めた。

2007年末に整理合理化計画を策定し、閣議決定する予定だ。
民営化の対象には、造幣局や国立印刷局、日本万国博覧会記念機構などがあがっている。
今後、独法の民営化推進を目指す渡辺行政改革相らの方針に対し、
事業の公共性の高さなどを主張する関係省庁の巻き返しが本格化しそうだ。

貨幣や紙幣を造る造幣局や国立印刷局については、機密性の保持なども絡み、
是非をめぐって様々な意見が出そうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071007-00000002-yom-pol
980世界@名無史さん:2007/10/14(日) 18:16:29 0
>>976
前者は確かにアメリカに引っ張られているんだけど、
後者はどうかなあ?
フランスからベルギーに移住してしまう有為の人材移動は、
基本的にはパリの「地方都市化」の結果。
つまり、EU統合が深まる結果、
「EUの首都」であるベルギーに移住してしまうということで、
「パリは大阪になりつつある。ブリュッセルが東京にあたる」
と言ったフランス人がいた。
最近、また国民国家単位への反動が来ているみたいだけどね。
>>977
その階層が、一元的に行政権を握っているというのが、
「偉大なる行政権至上国家」フランスの特色だよな。日本ほどの緊張も無い。
981世界@名無史さん:2007/10/14(日) 18:38:26 0
革命前の支配層も、中世から続く帯剣貴族と、官職を買った法服貴族に
よって成り立っていたからな。
982世界@名無史さん:2007/10/14(日) 19:17:40 0
革命前でも、貧乏暮らしの貴族は、相当数いたろうね

ロベスピエールも、貴族の血を引いてるという

19世紀、ブルターニュでは、病人の額に唾で十字をつけて
糊口をしのぐ貴族がいたというくらい
983世界@名無史さん:2007/10/14(日) 21:12:13 0
フランスの貴族は、イギリスに比べて範囲が広く、数も多かったからな
984世界@名無史さん:2007/10/14(日) 21:54:12 0
英国貴族は、爵位の保持を当主一人に限定すること、また爵位の継承はもっとも
近い血筋の年長の男子が行うことになっていた。
所領も年長の男子の相続で、次男・三男には分け前はまったくない。部屋住みの
身分が嫌なら家を出て、学者・法律家・軍人・実業家・植民地経営者として
活躍するしかなかった。
これに対し、ヨーロッパ大陸諸国では、父子・兄弟が同じ爵位を名乗り、相続も
分割方式をとったために、爵位のインフレが起こって権威が低下し、所領は
細分されて価値が下落した。ふくれあがった上流階級は、それでも安逸を貪り続け、
勤労を蔑視して、勤労者層の負担はますます重くなっていった。
985世界@名無史さん:2007/10/14(日) 22:03:33 0








986世界@名無史さん:2007/10/15(月) 04:00:52 0
>>975
その南ベトナムでは韓国同様やはりカトリック政権を支援したと言う
米国。カトリックの普遍主義をやはりケネディも信じていたんだろうな。
米国の異常な反共ファナティシズムを生み出したのもやはりカトリック
のマッカーシー。吉田茂も麻生と同じくカトリック。
ピューリタンとカトリックは意外と相性はいい。
ここいらはやはり中南米の影響もあるかもしれないな。
>>978
モンロー主義はもともと汎米大陸主義であって一国主義ではないよ。
またモンロー大統領の頃の米国はアジアに介入するほどの余裕はまだない。
本格的にアジアに干渉しだすのは日本を占領した後だよ。横須賀がその本拠地になる。
987世界@名無史さん
ttp://blog.livedoor.jp/negi_sato616/archives/29613018.html
[1]画一主義:理性は万人において同一のものであり、したがって合理的
生き方というものが人によって違うはずがない。人と違う意見や好みをもって
いることは間違っている証拠であり、万人に妥当することが真理の証である。
啓蒙時代において自然とはまず画一性として用いられた。
[2]合理主義的個人主義:すべての個人は合理的存在であるから基本的に
類似しており、また、すべての個人の中に画一的に見られる要素だけが唯一
重要な要素である。すべての人間の内部に同じように輝く「純然たる自然の光
=理性」に導かれて、真理は一人一人の個人において独力で手に入れられる。