1 :
世界@名無史さん :
2006/12/04(月) 22:24:23 0 周りにぜんぜんモデルになる先進主要国がなくて、ぜんぜん近代化が進まない現状、、、 技術伝播もなし、主要産業は石油だけで 戒律に厳しすぎるイスラム教、、、、
,. ‐'' ̄ "' -、 ,. ‐'' ̄ "'' -、 / ヽ/ ヽ l l l l l l ,. ‐'' ̄ "'' 、 ,,. --‐┴─-- 、 / ̄ "'' -、 / ,.-‐''"´ \ _/ ヽ l / ヽ l l / ● l l ヽ l (_人__ノ ● ヽ / ,,>-‐| ´´ | / , , ,. ‐'' ̄ "' -、/ / l ヽ_/ / ゙ヽ l ` 、 l l そんなこと言われてもうちポンデライオンやし〜 l ,. ‐'' ̄ "' -、 ,. ‐'' ̄ "'' -、 l l, / ヽ / ヽ, / ヽ、,, l l l,,,___,,,/ "'''l l l ヽ /ヽ / ヽ,___,,,/ ヽ,,___,,,/ / | / |
どうしてイスラムは重複スレを建てるのか
どうして板違いだと気づけないのか
5 :
世界@名無史さん :2006/12/05(火) 18:34:38 0
>>1 まずイスラム王朝は正統カリフからオスマン帝国まで1000年以上に渡って科学文明を先導した
たしかに18世紀以降は西欧に完敗だが、ゴールドマン・サックスは次世代の経済主要国15カ国にリスト化してる
そのうちイスラム国家は
バングラデシュ、エジプト、インドネシア、イラン、ナイジェリア、パキスタン、トルコ
の7個 さらにインドもイスラム化する可能性があるから8個としよう
トルコのようなOECD加盟国からバングラディッシュのような最貧国まで一括されてて疑問に思うが
天下のゴールドマン・サックスさまが言ってるんだから間違いない
キリスト教徒!調子に乗ってるとまたイスラム教徒に負けるぞ!
先進主要国になるにはある程度の規模でまとまれなきゃ駄目だからでないか? イスラム諸国は中世に繁栄を享受して社会が成熟しすぎたせいか、個人主義に走りすぎてると思う。 市民革命で主権を勝ち取ったっていう自負でも、天皇のような象徴でもいいから何かまとまるための 大義名分っていうものが必要なんじゃないかな? イタリアもこれが希薄だから先進国の中では遅れをとってるんだと思うし。
ええっつトルコはOECDだったのか!(で今調べた。そうなのか!) じゃあ先進国じゃん。成立当初はともかく今ではOECD加盟は 「先進国入り」の条件の一つだよ。 というわけで、トルコが誕生しているので、このスレ終了。
金融が発達しないから
>>5 18世紀はだいぶ雲行きはアヤシイが19世紀になるまでは「完敗」ではないと思う。
イスラム圏で石油なくても俺らの目の黒いうちに 先進国入りできそうなのっていうと、 1.マレーシア 2.トルコ 3.チュニジア 4.ボスニアヘルツェゴヴィナ 5.アルバニア 6.コソヴォ(ここはいずれ独立するだろうし) 7.モロッコ 8.レバノン あたりだろうか。あとはそのころには欧州のどっかの国が イスラム教徒にのっとられてたりして。
12 :
世界@名無史さん :2007/02/01(木) 22:10:21 0
13 :
世界@名無史さん :2007/02/02(金) 03:22:31 O
あまりアメリカ資本と結びつかなったからじゃん? サウジは結びついたから経済力だけは異常に豊か。 医療費タダ、家タダ、金持ち過ぎてニート大量発生してる。
いや、むしろ石油があるからそれに頼って発展しないんじゃないかな
15 :
世界@名無史さん :2007/02/02(金) 12:13:08 0
>>11 マレーシアの経済をリードしているのは非イスラムの華人やインド人で、
イスラム教徒は貧しいし怠惰です。
16 :
世界@名無史さん :2007/02/02(金) 12:17:15 0
マハティールも欧米は好き放題に批判しても、イスラムは絶対に批判しないね。 イスラムにも、ニーチェみたいに「神は死んだ」なんて言い出す学者を 称えるぐらいの寛容さが欲しいところだ。
17 :
世界@名無史さん :2007/02/02(金) 20:19:41 0
>>15 だとしたらイスラムの国で一番発展しそうなのはトルコなのか?
18 :
世界@名無史さん :2007/02/02(金) 20:39:50 0
80年代の調査で、マレーシアのイスラム人口は53%だそうな。
19 :
世界@名無史さん :2007/02/02(金) 20:42:29 0
>>17 トルコは、イスラムでも政教分離すれば、それなりに発展する見本だろう。
学校教育でコーラン読ませたりお祈りやブルカなんて止めることだ。
トルコでもイスタンブールとイラク・シリア国境の田舎じゃ日本の都市圏と田舎より考えが違うけどな…
エミレーツ、カタール、バーレーン、クウェート、ブルネイは先進地域じゃないの?。
22 :
世界@名無史さん :2007/02/05(月) 03:04:24 O
先進国になる以前に紛争や宗教対立が解決されてない。しかも一番のネックはイスラム教。
23 :
世界@名無史さん :2007/02/05(月) 09:40:47 0
人のせいにしないことだ。 イスラム世界の人たちは、自分たちの貧しさをすぐ西洋のせいにしようとするが、 だったら非イスラムの国々が発展目覚しいのはどう説明するのだろう。 BRICs、韓国、台湾、シンガポール、ベトナムと発展してるのは非イスラムの国々だ。 アメリカのせいにしていられるのも今のうちだ。
まあ、人のふり見てわがふり直せ、とな。
石油が中東を駄目にしたんだよ 何もしなくても金が入ってくるから向上心がなくなってしまった
イスラム教ってのはもともと変幻自在の大雑把な宗教だったのに アラブの独自性に絡めて原理主義的なイスラム教が広まったのが致命的。 それと伝統的なイスラム共同体が近代化の足かせになってる。
今の建築されてる高層建築のほとんどはイスラムにたてられるものだな
29 :
世界@名無史さん :2007/02/23(金) 18:46:28 0
カリフが居たらイスラムも発展しただろうか
30 :
世界@名無史さん :2007/02/23(金) 21:09:25 0
>>16 ニーチェは、神が死んだことを歓迎したのではなくて、
どこにもいないことに絶望したんだと思うよ。その意味で彼は非常に
宗教的
それはですね、イスラム主義だと王族が増えすぎて、 そいつらを食わせるのにニッチもサッチもいかなくなり、貧民国になるからです。
32 :
世界@名無史さん :2007/03/07(水) 19:36:09 0
イスラム世界からホーキング博士のような天才科学者が出てこない理由は、なぜ?
>>1 ヨーロッパでは経済においては産業革命、政治においてはフランス革命以降
国民国家が主流になったから富国強兵が行えたけどイスラム教により
他民族が寄り集まった状態のオスマントルコでは国民国家を成立させられなかったからじゃないかと。
キリストに喧嘩売ったから
36 :
世界@名無史さん :2007/03/13(火) 08:20:20 0
ムスリムは死後の世界を確信して、 来世に天国に行くことを最大の目標とする。 彼らにとっては働いて金持ちになるよりも1日に何時間も祈って 神に忠誠捧げることの方が重要。(多い人は4時間も祈る) 子供も、勉強するよりコーランを暗記する方が親に褒められる。 よって、現世の労働や成功にあまり興味ない。 大部分のムスリムは、スポーツ観戦や娯楽より モスクでイスラムの説法聞く時間の方が多い。
37 :
世界@名無史さん :2007/03/13(火) 08:22:14 0
ようは現世での成功、人生を謳歌する他の文化圏とイスラム社会の思想の相違。 ムスリムは死後に天国に行けば永遠に快楽楽しめるので 現世では過酷なまでに禁欲する。
38 :
世界@名無史さん :2007/03/13(火) 08:25:55 0
彼らにとっては戒律守ること(多くの分野で商業が不可能)、 何時間も祈ることが経済利益や勉強よりも大切。なので発達しない。 ポルノや酒、ばくちで大金稼いでも、死後に地獄で行くので無意味と信じるのがムスリム。
39 :
世界@名無史さん :2007/03/14(水) 10:41:59 0
単に怠け者が多いんだろ、真面目に働くって概念すらないんじゃねーの
先進国=重工業が発展しないのは、地政学的な理由からだな 大量の水がなければ重工業はできないし 先進国が北半球に集中してるのも、その辺の理由だな もちろん、それだけじゃないけど
41 :
世界@名無史さん :2007/03/15(木) 00:14:43 0
同じ白人種で一神教でも、欧米は個を尊重する個人主義、イスラム世界は徹底した全体主義だ。 個を尊重しなければ自力での民主化はできない。全体主義で自力で民主化した国はない。
>>41 西欧で個人主義が興ったのは、反宗教の運動があったせいだよ。十字軍の失敗から来る
キリスト教体制への失望と、古典知識の広がりから知識人を中心に、キリスト教以前の共和制ロ−マが
新たな理想の体制となった。そこでキリスト教をも迷信とする意識と、ローマ的な個人主義の思想が
生まれた。
イスラム圏で、イスラム以前の社会を理想化するような運動は、今後出てくるかな?
>>40 現在の社会では先進国=重工業とは言えないんじゃない。
いわゆる国際収支発展段階説ね。
実際イギリスなんて20世紀初頭にはすでに、
対外投資と金融・保険業の手数料収入で食ってる国だったし。
そういった意味じゃ、中東の産油国は潤沢なオイルマネーがあるから、
うまく運用していけば主要先進国として定着できるんじゃね?
実際UAEなんかは石油で稼いだ金を使って早くから産業を多角化させる努力をしてる。
その結果として、金融業、観光業、そして地の利を生かした運輸・物流業が育った。
人口が多いサウジあたりが潤沢な石油マネーで産業を育成出来れば主要先進国の仲間入りじゃない?
現時点では、努力はしているものの石油依存からの脱却にはほど遠いが。
>>43 サウジ辺りは王族のやりたい放題の政治体制を改革して民主化して
長期視点で産業の発達を目指したら何とかなるかもしれんが、中東は
独裁や王政が多すぎて民意を政治がくみ上げられないシステムを改善しない限り
どうにもならないでしょう。
45 :
684 :2007/03/15(木) 12:38:22 0
暑いから。砂漠だから。だろ イスラムが先進国だった遠い昔は森もあったんだろうが
>>44 民主化しなくても先進国の仲間入りできるだろ。
現にUAE(アラブ首長国連邦)も独裁国家だけど上手くいってるし。
ようは、為政者がしっかりとした経済政策を取れるか否かじゃないの。
ちょっと前にテレビでやってたサウジのドキュメンタリー見たが、あっちの王族ってのも大変だな。 向こうの王子に密着取材していたのだが、月1回くらい「謁見の日」ってのがあって、そこに1万人くらい 色んな頼みごとのある人たちが押し寄せるのな。んで、王子はその人たち一人一人の頼みごとを 聞いていくの。本当に気の遠くなりそうな作業。 その中でよぼよぼのおじいちゃんが「車が事故で壊れてしまいました、どうか助けて下さい!」って頼み込むと その場ですぐさま王子が「この者に車を」って、王子のポケットマネーで車上げちゃうの。 他にも王子に自分のつくった(王子を褒め称える)詩を朗読しに来る吟遊詩人っぽいのやら 部族間の揉め事の調停を頼みに来る遊牧民やら。 なんかアラビアンナイトで読んだような話が現実にやられているの。 ああいうメンタリティの世界に、近代化ってのが訪れるのは無理なんじゃないかな?とか 思ってしまったよ。
48 :
世界@名無史さん :2007/03/17(土) 00:04:55 0
49 :
世界@名無史さん :2007/03/18(日) 02:10:05 0
http://www.asahi.com/international/update/0317/019.html 「バングラ人女性作家を処刑せよ」 イスラム組織が報奨金
2007年03月17日23時18分
1990年代、イスラム教を冒涜(ぼうとく)した小説を出版したとして
バングラデシュのイスラム原理主義組織から「死刑判決」を受けた
同国の女性作家タスリマ・ナスリン氏(44)に対し、インドのイスラム
保守派グループが16日、同氏を処刑すべきだとする見解を示し、
実行した者に50万ルピー(約130万円)の報奨金を出すと宣言した。
17日付のタイムズ・オブ・インディア紙が伝えた。(時事)
いちいち侮辱したといっては言いがかりつけて言論に圧力かけているようでは
イスラム関連の言論に閉塞感が漂うばかり
50 :
世界@名無史さん :2007/03/18(日) 02:24:05 0
>>49 その点で、アメリカのマイケル・ムーアなんて暢気なもんだね。
51 :
世界@名無史さん :2007/03/18(日) 02:25:37 0
>>49 日本の文化人がキリスト教やユダヤを冒涜しても暗殺者に報奨金出すなんてしないもんね。
52 :
世界@名無史さん :2007/03/18(日) 02:28:05 0
>>49 日本の文化人がキリスト教やユダヤを冒涜しても暗殺者に報奨金出すなんてしないもんね。
でもイスラムを批判したら五十嵐教授みたいに暗殺されちゃう。
だから日本の言論人はユダヤ批判やアメリカ批判、キリスト教ばかり批判して
イスラムは絶対に批判しない。
53 :
世界@名無史さん :2007/03/18(日) 08:05:06 0
むかしから戦争ばかりやっているから発展しないんだよ。 平和で、静かに考える「ゆとり」がなければ新しい文化は産まれません。
54 :
世界@名無史さん :2007/03/19(月) 04:29:08 0
昔から、って17世紀末にはオスマン帝国とムガール帝国の2国だけで全世界のGDPの8割を独占していたのですが 少なくとも日本のような最貧国としての歴史が1000年以上ある土人国家と 世界の頂点に1000年以上君臨したイスラム圏では「歴史的な格」がまったく違う
>>54 >17世紀末にはオスマン帝国とムガール帝国の2国だけで全世界のGDPの8割を独占
中国があるのにそんな数字が出る訳無いだろw
大体どこの誰がいつその両国の当時のGDPを、どういう方法で計ったんだ?
56 :
世界@名無史さん :2007/03/19(月) 09:06:52 0
>>55 それができるんですよ
君には理解できないだけ。
事実を素直に受け入れる勇気をもちましょうね。
土人さん
反論になってないぞw そのGDP計算の出典を示せよ
58 :
世界@名無史さん :2007/03/19(月) 16:17:47 0
サファビー朝のイスファファーンだけで世界の半分の富を占めると称された事すら知らない 馬鹿は消えろ。
>>50 あのオッサンを暢気とか言うアンタはさぞかし緊張感ある人生を送ってるんでしょうねw
あのオッサンは何度も脅迫状送られてるし確かオフィスに鉛玉ぶちこまれた経験あるよ。
>>56 ソースは提示して欲しい。
>>54 (と
>>56 )で他人を土人扱いしている人へ!!・
もれも55と同意見だ。
中国とかとサファビー朝とか新大陸を抱えたハプスブルグとかを
無視して
56で自信満々に反論している以上ソースを提示してほしいですね。
ご自分の脳内資料だけではwww
61 :
世界@名無史さん :2007/03/19(月) 23:31:55 0
サファビー朝だけで世界の半分を占める。 この時点で勝負あった
62 :
世界@名無史さん :2007/03/20(火) 13:04:36 0
ジダン、カタールからの9億円オファーを断る
3月20日11時15分配信 スポーツナビ
元フランス代表ジネディーヌ・ジダンは、カタールから現役復帰の話を持ちかけられたが、
600万ユーロ(9億3600万円)のオファーを断ったようだ。ジダンは2006年7月
9日のワールドカップ決勝でイタリアに敗れたのを最後に現役を引退。カタールリーグで
首位に立つアル・サードから魅力的な契約を提案されたものの、これを断ったと見られている。
スペインの『アス』紙が報じた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070320-00000010-spnavi-socc ジダンもムスリムなんだから、イスラムのサッカー発展に一肌脱いでやってくだされ。
63 :
世界@名無史さん :2007/03/21(水) 20:03:36 0
宗教と繁栄の相関関係はかなり大きいですね。 例えば、インドではシーク教徒やゾロアスター教徒が 平均よりも教育水準が高く裕福で出世率も高いらしい。 インド最大の財閥のひとつであるタタは、ゾロアスター教徒の財閥だし、 わずかに2%未満のシーク教徒から首相とか出ている。 日本人にインド人=ターバンってイメージがあるのも シーク教徒の世界的な有名人が多いからだ。
64 :
世界@名無史さん :2007/03/21(水) 20:08:30 0
欧米でもユダヤ教徒の傑出人の輩出比率は異様に高いし カトリックよりプロテスタントのほうが勤勉で繁栄しているし やっぱり宗教で勤勉性も変わるのだろうか?
カナダはカトリック系が強いけどな 単にラテンが出遅れているだけのような気がする イスラム最初の先進国はマレーシアになりそう
商人は金を稼ぐことで神の御心に…とか言われたら、職務に励めるだろうな。 東アジア圏なんかはあんまり金金いう我利我利亡者は宗教的に敬遠されるから難しいところだったろう
67 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 02:10:35 O
社会システムよりかは単に地勢的な問題じゃないか? どこも環境が厳しすぎる。近代社会に必要な資源が豊かだと、中国のように多少体制に手を加えた程度でも共産主義でも勝手に発展してく。 現代型の経済発展モデルでそれなりにポテンシャルがありそうなのはトルコ・イランあたりかなあ。 大多数は先進国になるには死ぬ気で日本のように技術立国目指すしかないかと・・
69 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 10:40:54 0
>>68 キリスト教社会は寛容だねw
イスラムだったら暴動が起こるよ。
70 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 10:43:26 0
>>65 >イスラム最初の先進国はマレーシアになりそう
マレーシアの経済をリードしているのは華人やインド人で
イスラムのマレー人は今でも貧しい。
マハティールのアホもイスラム批判は絶対にしない。
71 :
名無し募集中。。。 :2007/03/22(木) 11:41:37 O
勤勉といえば日本の念法真教なんかは商都大阪で生まれた宗教だけに仕事を重んじてるね
72 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 13:36:31 0
>>68 日本人は崇拝の対象がないから、寛容で何でも受け入れる。
他教徒が、「天照は糞ったれだ」なんて言っても誰も怒る日本人はいないんだよ。
だから対立もなく寛容で平和的でいられるのだ。要するに空っぽなのだ。
だがイスラムはそうはいかない。
信仰が厚いゆえに、自分の宗教を侮辱されたときの憎悪は想像を絶する。
コーランを破られただけでも大騒動になるわけだ。
>>72 一神教と多神教の違いってのをちゃんと考えようぜ。
>>72 日本人は八百万の神々だろうに
いたるところに神が宿っている
例えばイチローがアメリカで野球道具を大事に使っている
その発想が外人には理解できない
野球少年〜プロ野球選手までがグランドに出入りする時にグランドに挨拶する
この発想は外人にはわからないだろうな
75 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 15:27:52 0
>>74 >例えばイチローがアメリカで野球道具を大事に使っている
>その発想が外人には理解できない
これも恣意的なレッテル貼りだ。
アメリカの大打者ベーブルースは自分のバット一本一本にブラックペッシーとか
名前をつけていて、バットを折ったりしたら涙を流して悲しんだらしい。
物に魂が宿る発想は、日本人固有のものではないね。日本は世界的には使い捨て大国だろ。
実際に、一滴の雨水を主人公に童話を書いたり
自然や動物、家具や道具を擬人化する発想は欧米でも当たり前だね。
しかし、世界史板で「外人」なんて言葉を使う香具師がいるとはw
76 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 15:29:55 0
翼よ、あれがパリの灯だよ
>>75 なんだお前?レイシストのレッテル貼り大好き君か?
>>1 英やらがアラブの領土を分けて国王を何人も擁立したからだろ。
西はモロッコ東はイラク南はイエメンまで統一国家だったら先進国。
かもしれない。
79 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 16:46:32 0
>>78 アイスランドやニュージーランド、シンガポールみたいな国が一つでもあればね。
俺も考えを変えるけど、一つもないでは宗教が原因だろ。
80 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 19:18:17 0
民主化や開発独裁がいいとこまでいっても、なぜか原理主義が復活して 逆戻り、ってパターンが多いような気がするな。
81 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 22:28:40 0
なんで資源大国のカザフスタンが出てこないんだ。
82 :
世界@名無史さん :2007/03/22(木) 22:33:51 0
石油のおかげで国民皆遊びまくりのサウジ>>>>>>>>>奴隷のように働いてやっと先進国になった東アジア
83 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 01:40:43 O
トルコは同じイスラム国家でも政教分離を宣言しているし、 戒律もそんなに厳しくない。なのにトルコは決して裕福・近代的国家とは言えない。 やはり宗教以外にも何かあるんじゃないかな。
>>83 ギリシアも含めて、バルカンから南の国の経済状態はみんな似たようなものでは。
あの中から一国だけ豊かになる、なんてことは難しいだろ。地域全体で底上げしていかないと。
UAEのドバイに1200Mの超高層ビルが建設予定だそうだ やっぱ中東の一部は比較にならんほど豊かだな
バフラインやカタル、U.A.E.なんかは石油生産量に比べて人口がかなり少ないから あんな凄い金の使い方が出来るんだろうね。 勿論石油のおかげで個人資産も凄い人たちが大勢居るからでもあるんだろうけど。
87 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 12:19:26 0
>>82 そういえばビンラディンに資金援助してるのもサウジって話よ
アメリカに媚売って王政を維持しておいてビンラディンに金出してテロを起こさせる
サウジってアメリカの言うテロ支援国家じゃないの?
88 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 12:28:20 0
>>87 サウジの王族が何万人いるとおもってんだ。
89 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 13:09:32 0
なぜオスマン帝国は近代化できなかっただろうか? 産業革命はドミノ倒しにロシアまで広がったのに、オスマン帝国でストップした。 オスマン家の功罪は大きいのではないか。
90 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 13:24:39 0
ボスニアは先進国になるぞ
91 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 13:38:03 O
オスマン帝国はかつてはあんなに強かったのに…。
92 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 14:37:04 0
>>89 近代化しようとしたが、ヨーロッパ諸国の陰謀によって挫折した。
根源をたどれば欧米の責任。
93 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 14:42:47 0
>>91 ヨーロッパ諸国が、オスマントルコを避けて、新大陸を「発見」したことで
現地民から収奪した
黄金や銀のほか、イモ類によって人口増加がおこった。
総括すると、キリスト教国家は、インディアンやインディオの土地や命を
消費する事によって、得た財力や人口増加などによってイスラム国家との
力関係を次第に圧迫したという事。
94 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 15:03:05 0
>>88 末端の王族がやってるんじゃなくてサウジアラビアという国そのものが
金出してるって話よ。
>アメリカの政府関係者は私に明言した。
「だからサウジアラビアのキングだのプリンスだのは、裏では、イスラム原理主義テロリストたち、なかでも
サウジ出身のオサマ・ビンラディンには、たとえばアジアアフリカの小国の国家予算など比較にならないぐらいの
巨額のカネを渡しているのさ」
「まるで保険料みたいだね」
「そうだよ。いや、もっと強烈だよ。豪邸のリビングで、ヘロインパーティーをやり続けたいからって、玄関先にアンタッチャブル(FBIの特別捜査官)を
入れて守ってもらいながら、裏庭ではマフィアに山積みのカネを渡しているのさ」
ソースは独立総合研究所というシンクタンクを主宰してる青山繁晴氏の
著書「世界政府アメリカの嘘と正義」(飛鳥新社)p198〜p206
95 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 15:39:02 0
>>93 頭悪いよ。イモ類で人口増加しているのはキリスト教圏だけじゃない。
96 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 15:43:59 0
>>93 >総括すると、キリスト教国家は、インディアンやインディオの土地や命を
>消費する事によって、
これは歪曲だ。インディオと仲良く共存しても金やイモ類はヨーロッパに伝わった。
97 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 15:47:12 0
>>94 みるからに怪しげなデンパ本持ち出してきてソースになるとでも思っているの?
馬鹿馬鹿しい。
98 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 15:49:07 0
>>93 >ヨーロッパ諸国が、オスマントルコを避けて、新大陸を「発見」したことで
>現地民から収奪した
>黄金や銀のほか、イモ類によって人口増加がおこった。
逆を言えば、最初から黄金やイモ類がヨーロッパにあったら
最初からヨーロッパが世界の文明をリードしたのかもね。
99 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 15:58:29 0
サウディアラビアI各地で2003念から5年にかけてテロ事件が頻発し、 石油施設の占拠事件までおきているのになんで当局が金わたすんだか・・・。
100 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 16:00:17 0
ヨーロッパが経済力でオスマン、インド、清と逆転したのはいつからだっけ。
101 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 18:23:38 0
>>97 お前、青山繁晴も知らんのか?
この本普通に売れてるけどね。
自分の知らないことは何でもデンパか、お前の人生って意味ねーな
ネット使ってて知る努力もしない馬鹿って生きてて楽しいのかね?
>>99 イスラム原理主義の連中に革命を起こされるのを何より恐れてるから
連中にカネ出してるんだと。ひん曲がってるよな・・・・
102 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 18:34:17 0
青山繁晴の書いたことは全て真実だそうです。
103 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 21:10:13 0
そもそも
>>94 がソースとして持ち出してきた本の発行日をアマゾンでみると2003年に出たようだ。
サウディが連中に渡した主張してからついぞ去年まで過激原理主義勢力の攻勢が
続いている事になんの疑問も抱いていないのがおかしいな。
権威を借りてくるのも良いが、現実が事実と反していたら、現実の方がまちがっていると判断する人はいない。
そういう場合は唱えた奴の意見、予測が誤りだとわからないんだろうか。
サウジは今でも渡航自粛勧告地域だ。 そういう事象を拾ってから物事を考えれ。
104 :
世界@名無史さん :2007/03/23(金) 23:17:15 0
イスラム教テロリストは平和な宗教を乗っ取った過激派なのではなく、 聖戦主義といわれるテロリストの信じていることこそが、 まさにイスラム教の創設者モハメッドの唱えた教えなのだ。だからイスラム教は元来平和的な宗教だとか、 騒いでいるのは原理主義の過激派だけだと解釈するのは間違っている。 問題の原点はイスラム教の教えそのもにある。 そのことに気づいてない人間は多い。
先進国になれない一番の理由は、近代化とイスラムが相容れないから。 近代化には、どうしても、政教分離が必要。 だけど、政教一致が原則のイスラムに忠実であろうとすれば、近代化は絶対不可能。 絶対的宗教によって社会が統治されるので、状況にあわせて社会の仕組みや法律を変えることができない。 近代工業・情報社会になろうとしても、それを宗教が足を引っ張る。 そして、それを批判することも許されない。 それと、第二に科学の研究も宗教の統治下に置かれるため、進化論なども許されず、自由な研究がしにくいこと。 当然、科学及び技術は立ち遅れ、主に非イスラム圏発の成果を取り入れるしかない。 先進国になるには、あまりにハードルが高すぎる。 もし、徹底的にイスラムに基づく国家運営なのに、石油資源が頼りにならなくなったら、国は貧しくなるだけ。 資源にあまり頼らず、頑張っている、トルコ、マレーシア、インドネシアも、徹底したイスラム主義の国家になったら駄目になるだろう。
106 :
世界@名無史さん :2007/03/24(土) 02:01:30 0
モハメッドは自分が救世主であるということを 天使ガブリエルからのお告げで知るとあるのだが、 自分の妻や従兄弟以外にはイスラム教に改宗させることがなかなかできない。近所のユダヤ教徒を説得しようとしても反対に馬鹿にされるし、多神教を信じる人たちからも相手にされない。 そこでモハメッドはだんだんと腹を立て強制的な宣教に挑む。 モハメッドがキリストと違うのはその宣教の仕方が非常に乱暴なことにある。 キリストは神の教えを唱えることで周りの人々から自然と信頼をうけ信者が増えていった。キリスト自身は自分がユダヤの王だなどと自負していなかった。人々から受けるあまりの期待に埋もれそうになったりする。キリスト教の名の下に後にいろいろな暴力が振るわれたとはいえ、 キリスト本人が暴力的なひとだったと語るひとは誰もいない。右の頬を殴られたら左の頬をだせというほどの平和主義の人だったことは疑いの余地はない。 それにひきかえモハメッドの宣教の仕方はお世辞にも平和的とはいえないので ある。モハメッドは自分の信者たちを武装して近所にいる多神教の信者たちに 攻撃を仕掛ける。そしてイスラム教に改宗しろ、さもなくば追放か皆殺しにしてやる、 と迫るのである。 モハメッドが戦士であったことは有名だが、モハメッドは最初から豪族の親玉だったのではなく 、イスラムを平和的なやり方では広めることができなかったため、 武力による布教をするための蜂起だったのである。 ロバート・スペンサーは現在の聖戦主義者はまさにモハメッドの武力 による布教を地でいく人々なのだという。イスラム教に改宗するか 屈服しろ、さもなくば首をちょん切る。 スペンサーのテーマはテロリストはイスラム教を乗っ取ったのではなく、 聖戦主義者こそがモハメッドの教えを忠実に守っている人々なのだ と言うのである。
今時ムハンマドをモハメッドと表記する時点で、偏見丸出しの文章だってのが良くわかるな。
108 :
世界@名無史さん :2007/03/24(土) 10:21:31 0
ムハンマド の検索結果のうち 日本語のページ 約 379,000 件中 1 - 50 件目 (0.25 秒) ←こちのワードが少ない件について モハメッド の検索結果のうち 日本語のページ 約 532,000 件中 1 - 50 件目 (0.11 秒
>>108 そのモハメッドの検索結果から「過去の文献の引用」「モハメッド・アリを含むムハンマド以外の人物」を
除くとどうなる?
110 :
世界@名無史さん :2007/03/24(土) 11:47:46 0
ムハンマドだろうがモハメッドだろうがどっちだって いいだろう。どっちにもよばれてんだから
111 :
世界@名無史さん :2007/03/24(土) 11:55:45 0
在米アジア系人口が1440万人、アメリカ全人口の5%に―アメリカ国勢調査
3月11日11時40分配信 Record China
2007年3月8日、合衆国商務省センサス局が先ごろ公表した人口統計に関するデータによると、
2005年7月までに、米国国内に居住するアジア系住民の数が1440万人になり、アメリカ全人口の
5%となった。出身地別では、最多が中国系で330万人、次いでフィリピン(280万人)、
インド(250万人)、ベトナム(150万)、韓国(140万人)、日本(120万人)。
アジア系住民が最も多く住む州はカリフォルニア州で、490万人が暮らす。2005年のアジア系
世帯収入は平均で6万ドルを超え、マイノリティーの中で最高。
中でもインド系が7万4千ドルと最も裕福だ。
学歴で見ると、アジア系住民の25歳以上の49%が大卒以上、20%以上が修士以上の学位を持ち、
全米平均のそれぞれ27%、10%を上回る。
中でもインド系は高学歴で、学士以上が68%、修士以上が36%と突出して多い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070311-00000003-rcdc-cn >中でもインド系が7万4千ドルと最も裕福だ。
>中でもインド系は高学歴で、学士以上が68%、修士以上が36%と突出して多い。
これは非常に興味深いことだが、インド系の10%以上はイスラムのはずだが、宗教別の所得とかは
統計があるのだろうか?
>>110 カシアス・クレイが「ムハンマド・アリー」と呼ばれたという話を聞いたことがないが。
113 :
世界@名無史さん :2007/03/24(土) 12:38:25 0
なんでカシアス・クレイが出てくんだか わけわからん
結局はコーランの原理に沿って正しく 行動すればするほど近代化から遠ざかってしまう ということか。 コーランと分離して行動することができれば その分近代化の余地があると。
>>114 君の文章の「コーラン」を、「聖書」や「四書五経」「共産党宣言」に置き換えてもそのまま意味は通るな。
まあ、何事につけ古いものに縛られれば先には進めませんわ。
>>115 もちろんそのとおりなんだけどね。
キリスト教もずうっと原理原則をつらぬいていた
中世の暗黒時代のままだったろうね。
ある程度宗教の原理を切り捨てたものと
切り捨ててないものとの差が今出てるわけで。
117 :
世界@名無史さん :2007/03/24(土) 17:52:06 0
キリスト教は「カイザルのものはカイザルに返しなさい」「神のものは神に返しなさい」とイエス自身が言ってるし、 仏教では釈尊は釈迦族がコーサラ国に滅ぼされそうになっても武器をもって戦うことはなかった。 両宗教とも時代や場所によって政教未分離の時もあったけれど根本教義としては分離することが可能なのに対して イスラム教は教義的に政教分離が非常に難しい。例えばムハンマドは自らが武力でアラビア半島を統一してる こういうところがイスラム教諸国が先進国になれない理由だろうね
118 :
世界@名無史さん :2007/03/24(土) 18:35:44 0
単純に、近代化は隣へ隣へと伝染する性質があるからだったりして。 西回りの伝染:欧州→アメリカ→日本→東南アジア→インド(今、ここ) →韓国→中国(今、ここ) 東回りの伝染:欧州→東欧州→ロシア(今、ここ) 西回りに比べ東回りが遅すぎだがw
119 :
世界@名無史さん :2007/03/24(土) 18:59:21 0
真似をしないからじゃないの。 日本の明治の時は、意味もなく・意味もなく真似をした そのため何の役割もはたさない西洋館や気候や風土に合わない 建築がイパーイ。徐々にそれを改良して行くわけだが。
>>119 まあそれもあるかもな。
ただなぜか戦闘のための兵器だけは進んで
取り入れるのだが・・
121 :
世界@名無史さん :2007/03/24(土) 19:06:16 0
>>119 これはイスラム的にどうかと一々チェックが入るから真似できないのだろ。
政教分離して近代化すれば幸せになるかって言うのも微妙だけどな。 唯一の正しい教えが確立されている社会というのは、それはそれで幸せかもよ。 政治でも人生でも悩む必要が無い。 俺はごめんだが、イスラム社会に生きる人には別の意見があるのだろう。
>>122 そりゃ彼らにとっては何も考えなくていいだろうが、
今はもう彼らだけの問題じゃなくなってきているんだよな。
コーランの教えを忠実に守れば守るほど、
行き着く先は原理主義なわけで。
ヨーロッパやインド等の東アジアにおけるイスラム教徒の思考も
年々過激になっており、テロも年々激化する一方。
特に最近のイスラムの若者は過激でヨーロッパはイスラム法によって
統治されるべきと考えているらしい。
少なくとも穏健を実現させるにはどうしても宗教色を
薄めなくてはどうしようも無いとこにきてるんだよな。
>>122 アメリカのキリスト教原理主義の政治への介入を見てるとあの国は本当に
政教分離してるのか結構怪しいけどね。
>>123 テロの過激化は中東の民意が反映されない政治システムと貧困問題が
原因じゃないの?
>>124 貧困もそうだろうが、それも結局は宗教が大きな原因なわけで。
そして彼らは立ち行かなくなると、
「これもアラーの教えに忠実ではないからだ」
と、ますますイスラムの原理に帰ろうとしてしまう。
まさに悪循環。結局は考え方変えんとどうしようもない。
126 :
世界@名無史さん :2007/03/25(日) 19:37:31 0
日本は古来より天皇を中心とした神の国である。一神教である。 だから日本は内部紛争も少なく平和で繁栄した。
127 :
世界@名無史さん :2007/03/25(日) 20:17:56 0
>>118 おもしろ。
よくアジアで日本だけが近代化できたのは奇跡とか言うけど
西周りでみると順番通りだっただけなわけだね、、、
東周りは今トルコあたりで次はシリアかな、って伝言ゲームかよおおお!
>>124 欧州留学して、経済的には比較的に豊かなイスラム教徒が、
アイデンティティの問題から、
イスラム原理主義に帰依して過激なテロリストになる・・・っていう、
頭を抱えたくなるようなパターンもあるよね。
戦前の日本人も、似たような道を通ったけど。
129 :
世界@名無史さん :2007/03/26(月) 18:11:08 0
イエメン:コーラン冒とくで? 労働者が暴徒化
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070326k0000e030013000c.html イエメン南東部バルハフにある建設中のLNG輸出プラントで25日、400人以上の
イエメン人労働者が暴徒化し、建設中の施設などを破壊、治安部隊と衝突した。
AFP通信によると、この事件でイエメン人1人が死亡した。
地元当局者が同通信に語ったところでは、この施設で同日、イエメン人とけんかをした
フランス人技師がコーランを床に投げつけた。この話が労働者の間に広まり、激高した
労働者らが車両10台のほかプラント運営会社のヘリコプターに放火、施設を破壊した。
ロイター通信は、国軍がフランス人技師を保護したと伝えている。
AFP通信によると、バルハフには仏エネルギー大手トタルが43%近くを出資する合弁会社
イエメンLNGの輸出基地が建設されている。
130 :
世界@名無史さん :2007/03/26(月) 19:47:32 0
>>126 天照大神を最高神とする多神教‥。建国記念日が
神武帝生誕の日と述べたアホもいたが
>>128 共産中国やクメール・ルージュにも観られるな
131 :
世界@名無史さん :2007/03/26(月) 20:15:31 0
>>129 >この話が労働者の間に広まり、激高した労働者らが車両10台
>のほかプラント運営会社のヘリコプターに放火、施設を破壊した。
たかがイエメン人とフランス人技師の個人的な喧嘩で
こんなことを平気でするんだもんなあ・・・
しかも、これはコーランを正しく実績した結果なのだから根が深い。
133 :
世界@名無史さん :2007/03/26(月) 23:12:50 0
>>130 >天照大神を最高神とする多神教‥。
宗教進化論から言えば、一神教に進化する一歩手前の段階だそうです。
八百万の神々が、天照の支配下に入ってゆくのは、多神教から一神教への過程に他ならない。
戦前の日本では天照大神とその子孫である天皇を中心とした一神教の世界です。
134 :
世界@名無史さん :2007/03/26(月) 23:15:07 0
以前、当時の森首相が「日本は天皇を中心とした神の国」と発言して パニックを起こした文化人が多かったが、なぜ慌てた日本人が多かったのか今ならわかる。 八百万の多神教を謳うからには中心になる神があってはまずいからだ。
一神教で唯一の神となった天皇と、キリスト教の神とが 矛盾を来たし、戦争の結果、天皇は人間になったと
ドバイ・アブダビ・バハレーンなんて完全に先進国だが。 特にドバイはすごいぞ。マンハッタンみたいになってる。 高層ビル群のすごさは東京なんてモノじゃない。
>>133 >宗教進化論から言えば、一神教に進化する一歩手前の段階だそうです。
なんだそりゃ。
一神教の伝染力が強いのは認めるとしても、
個別宗教が多神教から一神教に進化するわけではあるまい。
また、一神教の伝染力が強いのは、
一神教の信者に対して攻撃性・侵略性・排他性を植えつけるからで、
一神教の教義自体が合理的で優れているというわけでは無いだろう。
>>134 世界の多神教も力関係は常にあるものだぞ
例えばエジプトの神などもの凄い面白いものだ
地域ごとに神がいて、その地域の力関係によって地位が決まってくる
古代エジプトでは神々は合体や悪しき神への降格など
年代によってまったく違う評価になってる訳だ
世界最古の一神教はエジプトだから、あながち懸念も的外れではないが
宗教は常に神々の淘汰の歴史だからな
いまでいう3大宗教は一神教という性格から生命力が強いという事だな
139 :
世界@名無史さん :2007/03/27(火) 01:49:07 0
>>137 >一神教の信者に対して攻撃性・侵略性・排他性を植えつけるからで、
これも国粋主義者の恣意的な「こじつけ」だな。
140 :
世界@名無史さん :2007/03/27(火) 01:49:38 0
原始宗教は世界には広まらないさ。
>>139 こじつけかな?
多神教が寛容だとは言わない。
寛容な多神教もあれば、そうでない多神教もあるだろう。
が、一神教はデフォルトで構造的に非寛容と思われ。
血みどろの宗教戦争を経験する前から、
他宗教に寛容な一神教なんてあるかね?
強いて挙げればマニ教?
>>133 >宗教進化論から言えば、
宗教を「進化」と言う言葉で上下をつけようって言う、西方の一神教原理主義者の物言いだなw
あの馬鹿どもはまだ「一神教=近代的、多神教=原始的」ってカテゴライズをしようとするから
世界が見えなくなる。
そういえばイスラム教徒は16世紀くらいまで、西欧のキリスト教徒の事を 「あの狂信者どもじゃ発展は無理だろうな。今時神のためとか言って戦争起こして バカじゃなかろうか?」 って言ってたそうだね。形勢が変われば考え方も変わるってことか。 もしイスラムが大発展して、西欧がこのまま没落する未来があったら、その世界は キリスト教原理主義のテロに悩まされるのだろうなね。
145 :
世界@名無史さん :2007/03/27(火) 11:09:55 0
>>141 >寛容な多神教もあれば、そうでない多神教もあるだろう。
寛容な多神教って原始宗教ばかりだろ。
オウムや創価学会なんて不寛容だね。
>他宗教に寛容な一神教なんてあるかね?
寛容の定義とは極めて恣意的だな。
アメリカはキリスト教が多数派の国だが、多くの少数派の宗教が同居している。
ある意味で日本より寛容な社会ではないか。
146 :
世界@名無史さん :2007/03/27(火) 11:12:46 0
他の一神教批判・多神教礼賛論にも通じるのだが、なぜ寛容の違いを説く連中が 一神教に対して不寛容な態度をとるのか、私には分からない。 結局は、自分の先祖の精神と歴史が絶対という、ただの国粋主義ではないか。
147 :
世界@名無史さん :2007/03/27(火) 11:21:40 0
金が儲かる宗教に寛容な宗教なんてないよ。 一神教か多神教かの問題ではなくて、 信者(金蔓)を取られたくないから排他的で不寛容になるのだろ。 日本の仏教だって、キリスト教が入ってきたときに宣教師に石を投げたし。 大切なのは政教分離して政治に宗教が口出ししないことだ。
148 :
世界@名無史さん :2007/03/27(火) 11:29:22 0
日本人の多くは多神教さえ信じておらず、「無宗教」の人が大半ではないでしょうか。
無宗教っていうほどの信念がある人間は日本人には少ないだろう 困った時は神頼みをするし、初詣や盆の行事も何となくやってる 葬式では手をあわせるし、縁起やゲンを担いだりする そういうことすら一切廃除するのが無宗教 日本人の場合は無信仰と言ったほうがいいかも
>>140 言っちゃ悪いけどキリスト教の世界への布教って暴力と経済力の相互作用でしょ?
教義が受け入れられて浸透していったケースはむしろ少ないかと。
>>141 ユダヤ教を源とする一神教は選民思想が基本だから排他的ですな。
自分たちの宗教を信じる者だけが楽園に行けるという事は異教徒は
みんな救済されないという事だし。
>>143 インド哲学とか仏教思想を見ても多神教で高度な精神文明を構築した例は
かなりありますよね。
>>145 オウムの教義ってハルマゲドンとか言ってる時点でキリスト教の影響丸出しですよ。
あとオウムや創価学会の場合教義がまともに形成されていないので
あれをまともな宗教と思わないほうがよいかと。あれらは「カルト」以外の何者でもありませんよ。
アメリカのキリスト教原理主義者が妊娠中絶を主張するあまり産婦人科医を
殺害してる現状とか見たらとても寛容とは思えませんが?
アメリカという社会は都会における極端な自由と田舎におけるピューリタニズムによる排他性が
混在してます。
151 :
世界@名無史さん :2007/03/27(火) 13:56:05 0
>>151 一行レスなんてかっこ悪い事やらないできちんと反論してくださいよ(ニヤニヤ
>>150 キリスト教をなぜかばうの?
キリスト教げんり国家アメリカは日本に原子爆弾を落とし、
東京はじめ日本各地の都市で人々を殺害し、沖縄を今も
占領し続ける侵略宗教なんだけど。
>>145 > >他宗教に寛容な一神教なんてあるかね?
>
> 寛容の定義とは極めて恣意的だな。
> アメリカはキリスト教が多数派の国だが、多くの少数派の宗教が同居している。
> ある意味で日本より寛容な社会ではないか。
まず、キリスト教自体が、30年戦争を経て異教徒との共存を学んでいる。
また、フランス革命やイギリス立憲政治を取り入れた自由民主主義は、
信教の自由・思想信条の自由とともに政教分離を規定して、
宗教対立を個人の内面に押し込め、政治に持ち込ませないようにしている。
両者の組み合わせのおかげで、
本来は他宗教に不寛容なキリスト教が
寛容な社会を作るのに辛うじて成功した・・・というべきでは?
また、アメリカが日本より宗教的に寛容ってのは、本気?
日本人は宗教に対してはとても寛容だろうに 欧米などとは比較が出来ないほど単一に近い民族の集まりだらかな しかし欧米では民族や文化は常にカクテルされてきたのだから 自らのアイデンティーティーを宗教に求めるところはあるのだろう 欧米人の名前など聖書の登場人物の名前が半数以上でないかね もはや生まれながらに植え付けられてると言っても過言でないだろう
歴史上多神教が多数派の社会は一神教を根絶した事は無いが、一神教が多数派の社会は 確実に多神教を根絶、絶滅させる。 どっちが寛容かなんて火を見るより明らかだろ。
157 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 09:57:20 0
南京大虐殺や強雨連行した日本人のどこが寛容なの? 石井部隊で人体実験したし。
>>157 万単位の虐殺が無数に出てくる中国人より寛容。
160 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 13:52:20 0
>>156 >歴史上多神教が多数派の社会は一神教を根絶した事は無いが、
一神教の数は少ないんだよ。
>一神教が多数派の社会は 確実に多神教を根絶、絶滅させる。
確実に根絶させる? 米国や欧州では多くの多神教が同居していますが。
161 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 13:58:03 0
>>155 >日本人は宗教に対してはとても寛容だろうに
これはGHQのおかげだよ。
江戸時代、明治時代の日本人のキリスト教徒への弾圧は想像を絶する。
戦中は創価学会の幹部も牢屋に入れられた。
>>160 >歴史上多神教が多数派の社会は一神教を根絶した事は無いが
昔の日本は一神教を根絶しましたが。
>一神教が多数派の社会は 確実に多神教を根絶、絶滅させる。
多神教は原始宗教だから信仰心が薄いからだろう。
162 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 14:13:42 0
>>155 >キリスト教をなぜかばうの?
>キリスト教げんり国家アメリカは日本に原子爆弾を落とし、
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」「アメリカ憎けりゃキリストまで憎い」って世界か。
単純な頭脳構造だね。
163 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 14:18:14 0
>>155 >日本人は宗教に対してはとても寛容だろうに
>欧米などとは比較が出来ないほど単一に近い民族の集まりだらかな
>しかし欧米では民族や文化は常にカクテルされてきたのだから
>自らのアイデンティーティーを宗教に求めるところはあるのだろう
なんか、トンチンカンな詭弁を言っているな。
寛容、不寛容の説明にまったくなってないぞ。
インドだって多民族で多文化なんだよ。
この世に日本人と欧米人しかいないかのような、
狭い視野で世界を見ている低学歴者の典型だよ。
164 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 14:31:20 0
>>155 >日本人は宗教に対してはとても寛容だろうに
>欧米などとは比較が出来ないほど単一に近い民族の集まりだらかな
>しかし欧米では民族や文化は常にカクテルされてきたのだから
>自らのアイデンティーティーを宗教に求めるところはあるのだろう
要するに、日本人は単一民族で宗教にアイデンティティーを求める必要がないから
信仰心が薄いから、他の宗教に寛容なんだね。日本はただ葬式仏教が縄張りを制しているし。
逆を言えば、
>>155 は日本人は単一民族にアイデンティティーを求めるからこそ
アイヌ人や朝鮮人に不寛容なのだという説明にも使えるな。
北海道のアイヌ人なんて国から民族とさえ認知されていない。
>江戸時代、明治時代の日本人のキリスト教徒への弾圧は想像を絶する。 横槍だが、これは為政者による政治的な理由だよ。徹底した弾圧をしたのは事実だけどね。 そもそも宗教というのは国を征服するための足がかりに使われているから。為政者にとっては無視できない存在なんだ。 最初は秀吉も家康もキリスト教には寛大だったのだが、しかしながらそのキリスト教自体が次々と 日本の伝統を根本から否定し始めるとともに、 神社仏閣を次々と破壊する暴挙に出てきた。さらには、キリスト教を支持しない 大名の土地での反乱や暴動を扇動するようにまでなってきた。 つまり、今のヨーロッパでいうイスラムテロのようなものが 日本全国各地で次々と発生していた。 流石に秀吉はその宗教自体が日本を乗っ取るための洗脳の一種 だということに気づき、徹底した弾圧を開始することとなる。 また、後の政権もこれに習うこととなる。 まあ、確かに、今から見ると強引すぎるように見えるけど、 当時としてはそれほど切羽詰った状況だったんだよな。 綺麗ごとは言ってられなかった。 今のヨーロッパも当時と似ているところがあるかもしれん。 国内のイスラム勢力はもはや無視できない段階にきている。 かなり実行力のある手段に出なければ本当に国ごと乗っ取られる 可能性はあるだろう。まあ、今のヨーロッパには強固手段は 難しいだろうけど。
>>161 >江戸時代、明治時代の日本人のキリスト教徒への弾圧は想像を絶する。
欧米列強は、他国内でのキリスト教徒の扱いに重大な関心を持っていた。
(今もそうだけど。中国にカトリック布教させろとかうるさい。)
不平等条約改正の条件として、
「キリスト教徒に対する不利益取り扱いをしない」
というものがあり、明治政府はそれを知っていたから、
わざわざ明治憲法に信教の自由を書き込んだ。
少なくとも条約改正前の明治時代に、キリスト教徒への公的弾圧は無いよ。
あと明治になってから欧米の宣教師が日本で布教しても結局キリスト教は 殆ど増えなかったもんな。日本人のメンタリティーにはキリスト教の根っこにある 原罪とかは受け入れられなかったようだ。
168 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:09:20 0
>>167 >あと明治になってから欧米の宣教師が日本で布教しても結局キリスト教は
>殆ど増えなかったもんな。
右翼の弾圧が原因だ。
169 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:10:37 0
>>167 >あと明治になってから欧米の宣教師が日本で布教しても結局キリスト教は
>殆ど増えなかったもんな。
日本が多様性を肯定しない不寛容な社会だからだよ。
あと江戸時代の弾圧でネガティブな印象が強いためだろう。
170 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:16:01 0
>>165 これは完全な詭弁。
本当の理由は士農工商で身分の差別を決めるのに、
キリスト教の平等思想は邪魔だったからだ。
実際に、ヨーロッパだって同じ理由で最初は弾圧されたのだ。
171 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:17:56 0
原始宗教は世界に広まらないよ。
172 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:24:24 0
>>167 >あと明治になってから欧米の宣教師が日本で布教しても結局キリスト教は
>殆ど増えなかったもんな。日本人のメンタリティーにはキリスト教の根っこにある
>原罪とかは受け入れられなかったようだ。
これは頭が悪いですね。だったら江戸時代に踏み絵までして弾圧する必要がなかったでしょう。
江戸時代は天皇教が流行ってキリスト教に無言の弾圧をしたからですよ。
日本中、何処へ行っても天皇陛下万歳だった。
あと日本は葬式仏教が縄張りを制してキリスト教が入り込む隙間がなかった。
大部分の日本人は原罪なんて意識していないよ。
173 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:26:02 0
>>172 訂正だ。
明治時代は天皇教が流行ってキリスト教に無言の弾圧をしたからですよ。
174 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:34:13 0
>>165 >横槍だが、これは為政者による政治的な理由だよ。
と言うか、
>>156 のアホが言ってる宗教の根絶なんて、
ほとんど政治的な理由じゃない。
175 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:36:54 0
イエス・キリストはアジア人種だった。
176 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:53:55 0
>>170 >>165 は詭弁でもないんじゃない?
キリスト教を肯定的に捉えれば>本当の理由は士農工商で身分の差別を決めるのに、キリスト教の平等思想は邪魔だったからだ。となるし
否定的に捉えれば>キリスト教を支持しない 大名の土地での反乱や暴動を扇動するようにまでなってきた。となるし
177 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:53:59 0
アメリカで、イスラム教は確実に増えているが、日本では増えていない。 これは日本がアメリカより不寛容な社会で世間の目が冷たいからだろう。
178 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 19:57:09 0
日本にイスラム、キリスト教は増えませんよ。 なぜなら、日本は異分子を排除する同質社会だから、 自分と同じものしか認めないから、必ず村八分にされます。 日本人は必ず多数派を選ぶのだ。今でも地方では9割は巨人ファンだが、 「あなたはなぜ巨人ファンになったの?」と聞くと、周りが巨人ファンだったからと 返事が来る。それが日本人だ。
179 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 20:07:39 0
なぜか必死な人がいるけど、日本人に苛められたの?w
180 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 20:43:41 O
日本人にいじめられる日本人 日本人をいじめる日本人 色々いるわな
182 :
世界@名無史さん :2007/03/28(水) 21:47:24 0
で、どうしてイスラム国家から先進国が誕生しないの?
ドバイはどう見ても超先進国。マンハッタンみたい。東京のビルの方がしょぼい。 アブダビやバーレーンも先進国。
>>178 巨人はともかくとして、こういう傾向はあるね。
日本人は、自分と異なる習俗・価値観の人間と共存することに慣れていない。
日和った日本教キリスト派や、日本教イスラム派は受け入れられるが、
ガチのキリスト教徒やイスラム教徒との共存は難しいかもしれない。
ガチの一神教徒は、正義観念が違う、休日が違う、食べ物が違う、
敬語の使い方が違う、資源ゴミの分別が違う…とまあ、
ありとあらゆることが違うわけで、村八分になるのも当然。
幸いなことに、多くの日本人には
「原罪」とか「全知全能の冷酷非情な唯一神」とかは
感覚的に理解できないので、神父や牧師がいくら布教しても、
ガチのキリスト教徒になる人間は、ごく少数にとどまっている。
>>177 イスラム教徒や韓国人が言いそうな言い分だな
>>183 先進国と金持ち国はおのずから意味が違うだろ。
187 :
世界@名無史さん :2007/03/29(木) 14:46:10 0
>>168 つうか右翼って明治初期には存在してない。
あと第二次世界大戦後にアメリカが日本にキリスト教を根付かせようと
牧師連れてきて布教活動を結構やったけど全然キリスト教徒は増えなかった。
>>169 仏教と神道が混在する日本で多様性が無いってのも変だけどね。
単に日本人にはキリスト教が合わなかっただけでしょ。
>>170 おーい、戦国時代のヨーロッパは封建社会ですよー。
>>172 >江戸時代は天皇教が流行ってキリスト教に無言の弾圧をしたからですよ
おいおい、江戸時代の庶民は天皇の存在自体殆ど知らないよ。
明治になって天皇の権威付けに明治政府がえらく苦労した訳ですが?
>>173 無言の弾圧って何?
ソースは?
>>177 アメリカでキリスト教原理主義が根強いの見るとどう考えてもアメリカが
日本より宗教に関して寛容には見えんけどね。
日本は宗教に関してはみんな無防備。
189 :
世界@名無史さん :2007/03/29(木) 18:06:01 0
>>188 >牧師連れてきて布教活動を結構やったけど全然キリスト教徒は増えなかった。
戦中に一神教の天皇教が流行ったのに、そこまで日本人も単純じゃないよ。
日本人は右から左に変わりやすいけど、そこまで単純じゃない。
190 :
世界@名無史さん :2007/03/29(木) 18:10:31 0
俺もキリスト教に入信したことがあるけど、 オヤジに勘当されそうになって脱会した。 やっぱり日本人は横並び意識が強いよ。 少数派を差別する。
191 :
世界@名無史さん :2007/03/29(木) 18:20:23 0
要するに、戦争中の天皇教のせいで日本人も完全に宗教に ネガティブに考えるようになったのだろう。 天皇陛下が人間宣言をしたからといって、 右から左に変わるほど単純ではなかったのだ。
日本でキリスト教が増えない理由は、単にキリスト教の教義がアホだから。 古代ローマ帝国のキリスト教評を見れば、カルトの外にいれば日本人もヨーロッパ人も同じように キリスト教に呆れてることがよく分かる。
193 :
世界@名無史さん :2007/03/29(木) 23:14:19 0
>>192 そこまで深く考えてる日本人なんていないよ。
この国の国民は天皇教なんてカルトを信じてたんだから。
194 :
世界@名無史さん :2007/03/29(木) 23:16:16 0
>>192 現在、日本最大の宗教団体は創価学会だけど、
こっちのほうがカルトだと思うけどな。
195 :
世界@名無史さん :2007/03/29(木) 23:19:38 0
キリスト教のお祈りは、「天にましますわれらの父よ」で始まるが、 これは神と人とが、親子のように愛と信頼の関係で結ばれていることを示している。 自分を深く愛してくれる親がそばにいてくれれば、それだけで子供は安心する。 だからキリスト教徒は安心と幸福を得ることができる。 だが無宗教や多神教にはそれがないので心は常に不幸です。 日本人の心も常に不安と不幸感で一杯です。
196 :
菊と刀 :2007/03/29(木) 23:49:28 0
キリスト教徒は罪の意識で苦しんでいますが… 罪の意識のキリスト教と 恥の意識の多神教 イスラムの限界は宗教の支配が強かったためでは? ルネサンス以降の西欧はキリスト教からの脱却の歴史でもある
そこで天皇崇拝になるんだね。
198 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 00:11:58 0
しかし欧米のキリスト教国家は日本と敵対しているんだが、なんで連中の方を持つわけ? 工作員なのかね? 2007/03/29-06:47 円狙い撃ちの為替法案提出=日本の外準取り崩し求める−米上院 【ワシントン28日時事】米上院のスタベノウ議員(民主)は28日、日本政府が円相場を操作しており、 円安で自動車など米製造業が被害を受けているとして、日本の外貨準備取り崩しで円相場を是正 することを目指した「対日為替操作是正法案」を提出した。 米自動車メーカーの本拠地ミシガン州選出の同議員は既に、主に中国を対象とし、為替操作国から の輸入品に相殺関税を課す「2007年公正為替法案」を共同提出している。日本を狙い撃ちした今回の 法案は、米財務省に対し、「日本の過剰な外貨準備」取り崩しの計画を日本の当局との交渉でまとめるよう 命じるもの。円安を批判している欧州の当局との協力も要請している。
>>196 イスラム教は、生活のこまごましたことを教義でいちいち指定しすぎ。
ムハンマドが現代に現れてたら、歩きタバコはするなとか、
子供をおいてパチンコやスキーに行くなとか、
車や飛行機は使わずなるべく電車やバスを使えとか、
携帯のキャリアはどれを使えとか、
Windowsは悪魔のOSだからMacを使えとか、
重要だけどしょーもないことを一杯コーランに書き込んだに違いない。
>>195 このスレにリアルカルト教団=キリスト教信者が降臨しましたw
201 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 01:10:59 0
>>199 日本も憲法で個人の生活に干渉している国だが?
戦前不敬罪まであって天皇が神様でないと言おうものなら
小林多喜二のように特高に惨殺される暗黒国家だったんだが。
中絶手術している医者が殺される国アメリカw
アメリカは先進国じゃん。未だに議員になるには聖書に手を置いて宣誓しなきゃならんけどな。
小学生が大量に自殺する国日本w
>>201 憲法は、基本的に、政府と公務員の行動方針を規定するもの。
積極的に個人に干渉しているのは、教育の義務と労働の義務だけ。
もう一度憲法を読み直した方が良いよ。
また、帝国憲法も、多彩な解釈を許すように、全般方針を規定するにとどめて、
個別のこまごました規定は法律や規則に任せている。
それから、小林多喜二は、天皇制を批判したから殺されたわけじゃないでしょ。
戦前の共産主義者て、それほど善良か?
暴力革命で、みんな平等に貧乏になろうという困った人たちだろ。
(善意に基づく行動ではあるが)
何でイスラムの話しないの? 都合が悪いから?
207 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 08:55:01 0
イスラムの頑固なまでの平等主義は近代資本主義に合わない。 「貧富差が広がってもよいのか」という批判があるが、 貧富の差があるほど貧乏人が暮らしやすいというハイエクの逆説もある。 現実に、貧富の差が激しいアメリカから亡命者が出たという話は耳にしない。
>>207 その昔冷戦前にはソ連にアメリカの労働者や黒人が結構亡命してた。
ソ連の実態(ド貧乏)がわかってきて誰も亡命しなくなった。
イラン、51才の男性にレイプされた16才の少女が死刑
彼女は13才の頃にパーティに出席した際、自動車の中で少年と2人きりでいたという理由で「道徳警察」に
よって「純潔に関する犯罪」で逮捕され、刑務所で短期間ではあるが放り込まれ、むち打ち100回の刑を
受けたそうです。
また、刑務所からの釈放後、彼女の年の3倍と同じくらいの年齢の男性から暴行を受けていたそうで。
それが、Ali Darabiという既婚で子どもがいる51才の男性。この男から数回にわたってレイプされていた、
とのこと。
彼女はこの事実を警察や家族にも言わず、結果として再び道徳警察によって逮捕されたそうです。
さらに追い打ちをかけるようにしてとんでもないことに、彼女が不道徳の原因であり、地域の同年代の少女に
対して悪影響を与えている、という申し立ても地元民によって行われたそうです。
逮捕されてから3日後、彼女は裁判にかけられ、この段階にいたってついにレイプされた事実を告白したのですが、
年齢を考えると、レイプされたことが証明できなければ彼女の罪となり、そしてレイプされた事実を証明する
ことがイランの法廷では極めて難しく、さらに男性の証言の方が女性の証言よりも重視されるため、絶望的状況となりました。
彼女は自分の主張が全く受け入れらないため、裁判官に叫んで訴え、挙げ句の果てにベールを脱ぎ捨てたそうです。
その行為が致命的な打撃となり、彼女には死刑が宣告されました。翌朝の午前6時、絞首刑となりました。
彼女の死刑は家族には通知されず、裁判所の記録によると彼女の年齢は「22才」ということで処理されたそうです。
一応イランもいろいろな国際法に批准しており、18才以下の場合にはイスラム法を適用しないとなっているのですが、
それを無視するために「22才だ」ということにしたようです。22才という年齢は裁判官が彼女の体を見て決めたそうです。
ちなみにレイプした男性の方は95回のむち打ち刑で済みました。
ttp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060728_execution_teenage_girl/ こう言うのイランに限ったことじゃなくてイスラムの国ならどこででも見られる光景だよね。
210 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 16:50:33 0
>>208 日本も、40年ほど前に朝日新聞の言う「地上の楽園」こと北朝鮮へ亡命を
こころみた日本人が大勢いたとか。
211 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 17:59:12 0
>>192 でも最終的にキリスト教はローマ帝国乗っ取るけど
ローマ人の物語くらいしか読んでないけど世界史
魅力的な考え方ではあるんだよねえ
日本では一向宗がそれに近い
被害者の方が死刑にされるのがすごいよな。 いくら聖書の記述とか持ってきて「キリスト教も昔は〜」 とか言っても近代の人権思想から考えれば 「遅れた国」とみなされて当前。
213 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 19:02:28 0
「キリスト教も昔は〜」ってのは確かに反キリスト、イスラム擁護派の常套手段だよね。 魔女狩りはキリスト教だからこそやったみたいに言っておいて、 違う人が、「キリスト教だからこそヨーロッパはアジアより先に民主化した」と言ったら、 必死になって反論する。結局、日本人の宗教観なんて恣意的なものだ。
214 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 20:00:48 O
宗教がない方が俺は平和だと思うんだけどみんなはどう思う?
>>209 こういう話は欧米によるありふれたデマの一例だから。
イランよりずっと原理主義的な隣国のパキスタンでさえ、こういう事は禁止されている。
治外法権のトライバルエリアで地元民の宗教裁判でこうした判決が出された時、
ただちにパキスタン政府により地元長老らが指名手配され逃亡するという事件が起こっている。
ましてイランでは全く有り得ない。
216 :
209 :2007/03/30(金) 20:18:02 0
視点を逆にして反米のNGOが「殺人光線」だのどれほど電波飛ばしまくってるか 観察してみれば良い。 そういう思想的な理由からデマゴーグを繰り返すNGOは世界中に溢れかえっており、 そのデマが欧米にとって都合のよい場合に西側マスコミによって宣伝されている訳だよ。
>>214 車なんて無い方が、道路が安全でいいよね。
結局、メリットとデメリットがあるわけで。
宗教のメリットも見据えた上で無いと、有効な批判にならない。
218 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 21:38:34 0
日本も、仏教や儒教より先にキリスト教が伝来していたら、 時の権力者が弾圧していなかったら、 日本もフィリピンと同じようにキリスト教の国になっただろう。 だがキリスト教が解禁されたとき、既に日本の宗教界は定員オーバーだった。 後から割り込むのは難しいのだよ。 長らく西洋の植民地だったインド、ミャンマー、マレーシア、インドネシアだって キリスト教は増えなかった。 仏教国のタイなんて、日本よりキリスト教の比率は少ない。 韓国にキリスト教が増えたのは、日本の植民地支配でアイデンティティーを 破壊されたためだろう。
>>214 完全な無宗教に耐えられる人って意外と少ないと思うよ。
宗教に関しては依存しきって「カルト化」するのではなくて心の支えとして
活用するならむしろモラルの向上に繋がる例が多いので大いに結構。
>>218 キリスト教とイスラム教は、後から割り込むのが得意だけど。
>>215 元記事をみるとBBCニュース発の記事だが、君の自説を裏付ける資料を出してもらえませんか。
222 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 22:38:04 0
原始宗教は世界に広まらない。
いや キリスト教、イスラム教など現実に広まった宗教は かなり重症の呪術的原始的要素をもってる。 典礼や儀式の中には密林に住む土人のまじないに近いのも
225 :
世界@名無史さん :2007/03/30(金) 23:22:05 0
日本の仏教徒人口は2億人以上と聞いたことがあるんですが? 実際のところは何%なんだろね。
イラン人の8歳の少年が物を盗んだ罰に左腕をタイヤで轢かれる(映像つき)
国によって倫理観、宗教観が違うので非難することはできない。わずか8歳の少年が、物を盗んだ罰として
、トラックの後輪の下に自分の左腕を置いて、細い腕の上をタイヤがゆっくりと通りすぎた。
少年は二度と左腕が使えないようになった。盗んだのはパンだけのようだ。イランの市場での出来事。
ttp://www.new-akiba.com/archives/2006/03/8_1.html これも反欧米なだけのなんちゃって親イラン、イスラムの人は「欧米のプロパガンダだ!!」って
言うだけなんだろうね。
>>222 宗教のすべてに積極布教属性があるとは限らない。
病原菌のすべてが空気感染ではないのと同じ。
ある種の宗教には、強力な積極布教属性がある。
キリスト教やイスラム教にはそれが強い。
それだけ。
228 :
世界@名無史さん :2007/03/31(土) 00:57:50 0
ゾロアスター教はどうなった
229 :
世界@名無史さん :2007/03/31(土) 01:49:59 0
>>229 どんな宗教でも教祖が生きてる間は教祖への求心力が強いのは当然だろ。
ああ言うのは教祖の寿命が尽きればとたんに穏健な生活宗教になっていくものだ。
天理教や更生会もみんなそうだ。
そのくらいの事もわからないのかい?
231 :
世界@名無史さん :2007/03/31(土) 03:22:33 0
キリスト教系の学校に通っていたけど、「良いことをすると天国に行ける」とか 「祈れば願いは叶う」とか堂々と大嘘を教えていたよ。 当然、ヨシュアの虐殺は華麗にスルー。 アメリカの大学の神学部のマスターまで取っているのに、この不誠実な態度。
>>229 創価学会も、わりと布教属性はあるね。
信者は割とうるさいし、一般誌まがいの宣伝雑誌のつり広告も出してるし。
いつまでそれが続くのかはしらんが。
>>232 子供に神学的に難しいこと教えてると、いくら時間があっても足りないだろ。
カルトじみた洗脳教育するよりは、上っ面で流した方がいいんでない?
>>229 創価学会って実は「宗教団体」ではなくて「政治団体」なのが本質でしょう。
あの団体に選挙運動を禁じたら割とあっさり崩壊しそう。
>>232 その程度で不誠実なら
イスラムなんか超不誠実じゃんw
237 :
世界@名無史さん :2007/03/31(土) 15:06:02 0
>>236 なにスレ違いなこと言ってるんだこのヴォケは。
238 :
世界@名無史さん :2007/03/31(土) 15:19:40 0
>>237 ソースも挙げてない書き込み信じる馬鹿はお前かw
頭悪いにも限度があるんだよ馬鹿
239 :
世界@名無史さん :2007/03/31(土) 15:23:28 0
>>238 なにスレ違いなこと言ってるんだこのヴォケは。
240 :
世界@名無史さん :2007/03/31(土) 15:39:56 0
>>196 >イスラムの限界は宗教の支配が強かったためでは?
>ルネサンス以降の西欧はキリスト教からの脱却の歴史でもある
キリスト教の誕生後からルネサンスまで、ヨーロッパの科学の発展はストップしてるもんね。
ヨーロッパも古代ギリシャでは目覚しい科学の発達を見せたけど、西暦以降はストップしている。
キリスト教がヨーロッパの科学の発展を1000年遅らせたのかも知れないね。
現代でもアメリカの科学の発展を阻害している。
日本がアジアで唯一科学技術大国になれた理由も宗教の足枷がなかったからだろう。
▽前法王の「奇跡」で難病治癒=修道女が証言−仏
難病のパーキンソン病にかかった女性が前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(2005年
4月死去)に祈ったことをきっかけに治癒した−。フランス南部エクサンプロバンスに
住む修道女マリー・シモンピエールさん(46)が30日、記者会見し、自ら体験した
「奇跡」を明らかにした。
01年にパーキンソン病と診断されたシモンピエールさんは、病状が悪化した05年6月、
目上の修道女に勧められて、祈りながら、ほとんど判読不能な筆跡ながらヨハネ・
パウロ2世の名を書いた。
それから自室に戻ったところ、「ペンを執って書きなさい」との声が聞こえた。すると
翌日、手の震えが止まって字がきちんと書けるようになったり、困難だった歩行にも
支障がなくなったりしたという。前法王もパーキンソン病だったことで知られる。
・
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007033100121 本気で言ってんだぜ。。これ。
242 :
世界@名無史さん :2007/03/31(土) 19:42:18 0
ttp://pathfind.motion.ne.jp/m-east.htm 作用マトリックスn乗理論を武器とする「テクノ・ウラマー構想」。
「ウラマー」とはイスラム法学者のことで、実はそもそも彼らの存在こそが
イスラム世界全体を支えていた最大の背骨でした。それというのも、彼らは
イスラム法の解釈権を握る存在で、立法権が人間に許されていないイスラム
では、その面で君主よりも優位にあり、その存在が秩序の要となっていた
からです。そしてこの階層の衰弱が、近代におけるイスラム世界全体の
没落の根本原因だというのが、まずこの世界を認識する最大の鍵です。
ではなぜ彼らの力が衰弱してしまったかといえば、その最大の原因は、
彼らが微積分学と解析学的世界観の登場に対応できず、それゆえに
近代合理主義に乗り遅れてしまったことにあります。
しかし我々はすでに作用マトリックスn乗理論を通じて知っていますが、
それは彼らが愚かであったためではなく、むしろ一面で物事を正しく
認識していて、ハーモニック・コスモス信仰を受け入れなかったためでした。
しかし当時の彼らはそれを明確に証明する手段をもたず、結果的に
知識人層が二つに分裂して社会が自立出来なくなってしまったのです。
しかし今や少なくとも我々のもとには、その数学的な証明手段は手に
入っているわけです。そこで、我々が新たにこの作用マトリックスn乗
理論を用いてイスラム社会の秩序と最新テクノロジーを両立させる手段
を確立して彼らに提供し、それを基礎とする新しい「テクノ・ウラマー」を
育成することが、結局はイスラム世界全体を安定化させる唯一最大の
鍵であるはずだというのが、この構想です。
もともと彼らウラマーは、数学者や天文学者を兼ねていることが多く、
事実代数学は彼らが築いたものです。そして作用マトリックスn乗理論は、
微積分学と代数学を統一する思想であるわけですから、芽は十分ある
と言って良いでしょう。
243 :
世界@名無史さん :2007/03/31(土) 19:47:11 0
この構想では、なぜイスラム文明が近代数学(解析学)を作ることに失敗し、 近代文明に乗り遅れたのかに関して数学的な説明を与え、そしてむしろ イスラム文明の方が社会の縮退を防ぐという点で米国社会よりも優れた 面をもつことを、数学的に証明することができる。 そしてそれは、ここ百年ばかりイスラム世界が悩んできた問題、つまり 西欧近代科学を理解できる人間を育成すると、その人物がイスラム社会 秩序を破壊する人間になりがちだという障害を完全にクリアし、テクノロジー とイスラム秩序を両立させるという、これまで不可能と考えられてきたことを 可能とすることになります。 これが世界に与えるインパクトの大きさは、文明史規模のものとなるはず ですし、そのぐらいのスケールの大きな視点に立つ構想でないと、もはや 事態は収拾できないでしょう。 事実、この構想をやるということになると、立場的に日本以上に適した 国はありません。テクノウラマーを育成するためには非キリスト教徒の 数学者を大勢抱え込んでない限り、まず不可能ですが、やはりイスラム 世界がそれに必要な数学者を全部自前で供給する事は無理だという事は はっきりしていると思うんです。 大体彼らはコンピューターについても、日本ほど知っている訳じゃありま せんから、コンピューター世界も知ってるし数学者の数も多い、そういう 日本という国が、イスラム文明を、世界全体がコラプサーになるのを 防ぐために必要としてるんだいう主題のもとに支援するということになると、 彼らとしてはかなり歓迎できることではないかと思います。
トルコやUAEくらい都会だと十分と思うが、 先進主要国ってそんなにいいものなのか? 「主要国」なんてどうでもいいような気がするが。
イスラム - インドネシア・マレーシア あれ ---- ベトナム 仏教 ---- タイ なし ----- シンガポール キリスト教 - フィリピン と並べてみると、キリスト教のみ落ちこぼれな感じもする。
イスラム教の問題じゃなくぶっちゃけ米の経済制裁と分断統治でしょ。 英によってペルシャ湾岸は絶対王政の小国乱立だし、イランには執拗な経済封鎖。 イランは科学分野でも優秀な人材を多数輩出してるし、ロボコンのソフト分野では 優勝候補の常連(日本のいい加減なロボコンじゃなく本家のほうね)。
>>247 欧州先進国も、絶対王政から民主化した。
なぜイスラムには啓蒙君主が現れないのか?
小国でも近代化にはさほど不利は無い。
というか、自由貿易下では、資源がボトルネックでないため、
足手まといの貧乏人が少ない分むしろ有利。
(アジアNIESをみても)
249 :
世界@名無史さん :2007/04/02(月) 19:42:54 0
>>248 >>246 のシェイク・ムハマドはむかしでいう「啓蒙君主」の
ようなもんじゃね。ちょっと馬好きだったり、やんちゃもあるけど、
それもまた商売にうまく利用しているような。
250 :
世界@名無史さん :2007/04/02(月) 19:47:39 0
イランには執拗な経済封鎖。 と 自由貿易下では、資源がボトルネックでないため、 は矛盾する。
>>245 フィリピンが発展しない原因はわかってる。
共産革命でも起こって大地主を全員皆殺しにして
体制リセットして共産主義に走った後、
今度は共産主義に失敗して体制リセットがない限り、
発展する事はないだろう。
宗教は関係ないな。
フィリピンには発展の意志のようなモノを感じない。
254 :
世界@名無史さん :2007/04/02(月) 20:30:27 0
>>253 フィリピン人は逞しいよ。
16歳で日本の下町まで出稼ぎに来る。
フィリピンは宗教が問題になるレベルにすら達してない
イスラム建国でそこそこ発展している国は イスラムの規律がそこそこゆるい国、 政教分離している国、 民主化をしていない国(それなりに政治というものを理解する王族が、 穏健親米路線をとっている国) くらいだろう。
>>251 でも、他にもイスラム教国家はごまんとある。
アメリカの経済封鎖どころか、軍事援助を受けてるのが。
>民主化をしていない国(それなりに政治というものを理解する王族が、 穏健親米路線をとっている国) これって、成功してるのは小国家ばっかりじゃん。
259 :
世界@名無史さん :2007/04/02(月) 23:20:31 0
イスラエルの自然科学の論文発表数は、人口当たりで日本の5倍だそうだ。
260 :
世界@名無史さん :2007/04/02(月) 23:24:34 0
アジアの大学ランキング100傑に イスラム世界の大学はほとんど入っていない。 これはなぜ? インドやイスラエルから入っているが、 中近東は100傑に皆無だ。
小国家でオイルマネーに満ち溢れてるなんていう 特殊な条件じゃなくて、資源は大してなくて 人口、国土ともそこそこと言えばモロッコかな。 日本にいるとトルコばっかクローズアップされるけど モロッコは順調に発展してると思う。
262 :
世界@名無史さん :2007/04/03(火) 04:20:53 0
263 :
世界@名無史さん :2007/04/03(火) 04:28:32 0
イスラムの教義は近代資本主義に耐える人材を育てない。 世界情勢を見れば一目瞭然ではないか。
264 :
246 :2007/04/03(火) 08:08:36 0
>>250 確かにおっしゃる通りで…
逆にだからいかがなものか聞いてみました。
でも、世界史板って、2chの中ではまともな方だと思っていたけど、
>>262-263 とか、昔話はともかく、現在の時事状況はそんなに興味
ない人もけっこういるのね。
イスラム経済は急激に勃興しているよ。先の「プレジデント」は読んだ
方が良い。特にドバイは世界で最も伸びている街であろう。
265 :
世界@名無史さん :2007/04/03(火) 08:12:11 0
>>264 プレジデントってwww
あの、上司との相性を血液型で占ったりするあの雑誌か?w
ドバイなんて特殊な国をもって それが全てみたいに語るな。 んな事いや大昔からブルネイがあるだろ。
267 :
世界@名無史さん :2007/04/03(火) 08:21:39 0
>>264 >特にドバイは世界で最も伸びている街であろう。
確かに、ドバイは中東のシリコンバレーかと言われるほど発展している。
だがその繁栄を支えているのはインド人では。
268 :
世界@名無史さん :2007/04/03(火) 08:37:58 0
>>247 >イランは科学分野でも優秀な人材を多数輩出してるし、ロボコンのソフト分野では
>優勝候補の常連(日本のいい加減なロボコンじゃなく本家のほうね)。
確かにイランは数学オリンピックでも優勝したことがあるほど強い。
だが、なんとなくロシアや東欧が数学オリンピックに強いのと被って見える。
>>268 キリスト教徒の半分ぐらいイスラム教徒が居るわけで、本来そういう人がボロボロ出てこないとおかしい。
実際の所は流動できる優秀な人材はアメリカ国籍取っちゃうのだろうけど。
本当の所は油に頼りすぎてるんだろうなぁ。
そりゃ採掘権を外国の企業に貸与するだけで全部やってくれてお金が入るなら誰も働かないし(笑
271 :
世界@名無史さん :2007/04/03(火) 15:14:47 0
>>268 産油国なのにガソリンひとつまともに供給できない
技術力の低さとインフラの貧弱さをどう説明しますか
>>271 あと有能な人間はほぼ全部と言っていいほど海外に逃亡するよな。
274 :
世界@名無史さん :2007/04/04(水) 00:32:55 0
何故イスラムwww
277 :
世界@名無史さん :2007/04/10(火) 18:54:40 0
保守
278 :
世界@名無史さん :2007/04/11(水) 16:45:59 0
自己批判がタブーだから進歩が止まったのさ。 ニーチェやサルトルみたいに、キリスト教を批判する人物を 偉大な思想家として称えるぐらいの寛容さがないと発展はないのだ。
>>278 それは現在の中韓にも当てはまっているな。
>>278 ヨーロッパの反キリスト思想は、「共和制ローマ」ってモデルがあったから存在できたけど、
イスラムはイスラーム以前を「暗黒時代」って、ばっさり切り捨ててるからなあ。
実際アラブ地域ではイスラム以前はろくな事は無かったし。
かろうじて反イスラム思想家の出てくる可能性があるとすれば、ペルシアの栄光を背負うイランくらいか。
歴史的には先進国だった時代も有るんだよなぁ〜〜 どうでもいいけど、酒が禁止されてるイスラム教国の奴らはタバコ吸いすぎ びびる コーランの趣旨からいったらタバコも駄目だと思うんだけど
282 :
世界@名無史さん :2007/04/11(水) 21:58:40 0
>>280 メソポタミア〜小アジア〜エジプトとイスラム以前にも大繁栄を誇った土地だろ
マレーシアはイスラーム先進国を目指していたな
284 :
世界@名無史さん :2007/04/11(水) 23:07:20 0
先進国になるには、先進国の技術や文化を取入れざるを得ない。 同じイスラム圏には先進国がないので、必然的に外の文化圏になる。 そうするとイスラム独自の文化が弱まるのでできない。
285 :
世界@名無史さん :2007/04/12(木) 00:08:03 0
>>280 欧州の場合のキリスト以前はデモクラシー的にも現在の民主主義の理念とかの原型もあるから良いけど
ペルシャの場合は典型的な絶対君主の国だからなあ・・・
ちょっと無理なんじゃないの?
単に多神教だったのが一神教になっただけだよ ペルシャは・・
むしろイスラムになってからのほうが旧ローマ時代の技術、文化の1分を引き継ぎ発展したと思う
>>278-285 今の中華人民共和国なんて例があるな。
西欧の自由だの民主主義だの内心では糞食らえで、
「21世紀以降の次の人類世界の覇権は、
四千年の伝統を持つ偉大なる中華文明が獲得支配する」
とやる気満々だw
本来なら、
「人類文明の曙・オリエント九千年の伝統」で、
今の中国程度のことなら出来ないはずがないとも言える。
そういう意味では、
中東は中国などよりずっと恐ろしい相手なんだよね。
だから欧米は徹底して分割・干渉・弱体化した統治を図っている。
まあ俺はオリエントも、中国などは当然、
そんな野望はそもそも本質的に果たせないと思っているけどね。
287 :
世界@名無史さん :2007/04/14(土) 07:18:36 0
イスラムが戒律厳しい、といっても、 かつてアラブやトルコが世界を支配していた時代、 こんなに世界に閉塞感はなかった。 ひいては、いまはキリスト教支配の時代、 何だかんだで、統一的な言葉、規則、思考等々を押しつけてこようとする、 様々な文化、宗教、言語等の背景を持った国々に。 キリスト教の(持つ「普遍性」を目指す考え方)ほうが実際押しつけ がましいんじゃないか。国連とか「ワン・ワールド」的な考え方なんて それそのものだし。 ロックバンドのクイーンってけっこう好きだけど、“One Vision”とか 歌詞がひどすぎたりする。ああいうのを聴くとキリスト教徒は変わらないんだろうな。 異なること、多様性、、、に寛容でない。表面上はともかく根本的なところで。
近代化はいかに西洋化するということだから イスラームには無理だろうな・・・ チョンマゲを切って、着物を捨てて、 ネクタイを締め、靴を履いて、スーツをはける人種じゃないとダメだ 日本は文化をかなり捨てて西洋のモノマネできた イスラームではこうはいかないな
>>288 イランのシャーはそれをやろうとしたよ。
国民の服装を強引に西洋化しようとした。
290 :
世界@名無史さん :2007/04/14(土) 10:44:09 0
★まま娘4人と性行為、男性に石打ちの死刑判決 ドバイ
・ドバイの連邦最高裁は13日、まま娘4人と性行為を持っていた姦通(かんつう)の
罪でパキスタン人の男性被告に石打ちによる死刑判決を下した。地元メディアが
報じた。
イスラム法廷の判決を支持したもので、UAEでこの種の犯罪が裁かれるのは
初めてとしている。ロイター通信は、イスラム教徒が多数派のUAEはイスラム法を
導入しているが、同法の厳格な適用は珍しいと伝えている。
ドバイの地元男性との結婚を許されなかった5人目のまま娘が警察に連絡し、
2005年8月に逮捕されていた。
まま娘4人は被告との関係で11人の子供を出産していたという。被告は罪を
認めている。娘4人にも80回のむち打ち刑が言い渡された。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ドバイにはパキスタンなどからの出稼ぎ労働者が多い。
ソース/CNN
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200704130027.html なんで娘にもいいわたされるんじゃ?
>>287 >かつてアラブやトルコが世界を支配していた時代、
>こんなに世界に閉塞感はなかった。
お前はその時代に、生きていたのかよw
292 :
世界@名無史さん :2007/04/14(土) 19:12:31 0
オスマンがレパントで破れる前後まではイスラム圏が優位だったんだよな ティムールとか上手くいけば今でも先進国だったのに ムガル辺りでイギリスが一方的に占領し引っ掻き回していった。 というか今の中東も20世紀半ばまで植民地だったし 国境そのものも欧州の列強が勝手引いたものだから紛争が耐えないんだと思う。
293 :
世界@名無史さん :2007/04/14(土) 19:14:24 0
俺たちの時代の方に閉塞感があるよな。 アメリカばかりが勝ち組になり、 日本を含む有色人種の国々ばかりで 虐殺されているのに連中はうまいものたらふく 食っている。
294 :
世界@名無史さん :2007/04/14(土) 19:16:30 0
>>292 かつて、その欧米の横暴に対して、解放戦争を挑み、その結果大勢虐殺され、占領された国があった。
その国を日本という。
今にしておもえば、解放戦争に協力しないシナやチョンがある意味白人国家のスパイみたいな感じな
訳で連中はアジアの裏切り者といってよいだろうね。
>>292 アラブ人が引いた国境でも紛争おきるって。
双方納得いくラインなんてめったに無いんだから。
>>1 極度の近代化が人の心を荒廃させることを知ってるから。
297 :
世界@名無史さん :2007/04/14(土) 22:09:24 0
世界は有限。 しかし資源も有限。 そして、交通や通信も発達。 つまり相対的に世界は狭くなりつつあるのだから、 むかしよりも閉塞感が増しているのは当然といえよう。 それは、イスラムの時代だから、とかキリスト文明だから、とかは あまり関係が無く、もっと本質的な問題。宇宙開発もあまり目処が…だし
298 :
世界@名無史さん :2007/04/14(土) 23:03:20 0
>>295 元々アラブ人は遊牧民族で国境関係なしに中東を闊歩していた。
イスラム帝国内も割りと自由に貿易が出来たし
サラディンなんかエジプト出身のクルド人
そもそも国境という定義も欧州列強が突きつけたもの
これはアフリカでも同じことが言えるな
アフリカは遊牧民ではないが部族ごとに別れていたのに
まるでパイを切るように直線で分けてしまったことが原因
まぁなんでも欧米のせいにするのはお門違いだが・・・
>>294 まあその前に不平等条約改正のためとはいえ、
日清・義和団・日露で戦場として利用させてもらってたからな。
いろいろと恨みを買う事もあったが(そのかなりが逆恨みであると
思う)そんな日本を擁護する理屈がこれまた欧米基準の国際法。
支那チョンには理解不能だし欧米には不遜に見えたんだろう。
理性の皮を着た欧米人も感情の動物だったってこと。
日本の東南アジア解放に協力するかこれを妨害するかで
支那チョンも二つに割れた。汪兆銘ほか協力してくれた(一応だが)
連中をねぎらう事も忘れちゃいかんと思う。
300 :
世界@名無史さん :2007/04/15(日) 12:01:48 0
>>298 サラディンは最初で最後のクルド人君主な。
この100年、クルド人はむしろトルコ人やアラブ人に抑圧されつづけてきたが。
>そもそも国境という定義も欧州列強が突きつけたもの
トルコ支配に対し、アラブやバルカン半島など各地で民族運動が起こり、
独立していったわけだが。
「やわらかい専制」も次第に硬直化してゆき、ケマル主導の国民国家へと
収斂してゆく過程で、アルメニア人やクルド人、ギリシャ人の粛清、同化への
道すじを通っていく。
なんでも欧米をからめないと史観を構成できないのはどうかと思われ。
アフリカって欧米だけが分割したのかイスラム勢力も各地で植民地活動を
おこない、奴隷貿易をおこなっているよね。
301 :
世界@名無史さん :2007/04/15(日) 12:14:15 0
そもそもイスラム諸国同士の戦争はヨーロッパ諸国の進出以前から 起こっているわけだ。 貿易の自由というけれど、ヨーロッパ諸国もひろくデーン人の侵入や交易で 文化の伝播、技術の伝承が行われているし、そういう事柄を抜きにして あたかもイスラム文化圏のみを持ち上げる手法は感心できない。 またイスラム帝国内の旅行の自由を謡っているが、 旅行の自由って聖地メッカへの巡礼やイブンバットータの大旅行などを さしているんだろうけど、巡礼への旅はキリスト教文化圏でもやっている でしょう。 そもそも、大旅行の障害となりうる政権の乱立はヨーロッパ諸国だけ でなくイスラム文化圏でも中世になると頻繁に行われているし、 そもそも、サラセン帝国の頃の状況をもって、オスマン帝国末期の 欧米の分割と比較する意図が不明。 時代も状況もまったく異なるし、少なくとも公平な目線でみたレスとは とうてい感じられないと思う次第。
>>300 欧米源悪論を絡ませないと、欧米以外の国や地域の歴史を語ることの出来ない奴は、
学者でも素人でもほぼ100%欧米以外の歴史を知らない人間。
そもそも先進国になろうとしているのか? イスラムで、もっとも先進主要国に近いのはどこ?
うーん、欧米基準で多少なりとも優等生ぽいのは エジプト、トルコ、パキスタンあたりかな 東南アジアではマレーシアとインドネシアだろうか。 バングラデシュも独立してから結構経つから むかしのイメージよりそれなりに発展してそうだが。 現代イスラム諸国は軍政の開発独裁に向いてるのかもw
305 :
世界@名無史さん :2007/04/15(日) 22:15:46 0
パキスタンよりモロッコの方が 「欧米基準」ならはるかに上だろ。
307 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 01:01:47 O
欧米かっ
308 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 01:16:15 0
309 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 11:00:48 0
民主主義もコンピューターを使うのも欧米化(欧米かっ)か? 欧米化の定義なんて恣意的だ。
イスラム教とキリスト教は糞ってことでデフォでKO
311 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 13:52:35 0
宗教はみんな糞です 政治に持ち込んじゃいけない
312 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 14:35:13 0
313 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 14:45:08 0
日本の原始宗教や仏教が糞という根拠は? 多神教のほうが穏やかで良いと思うが 1信教は1つの神以外はすべて悪魔にされる宗教ですよ? ほかをみとめる土壌がない
314 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:34:36 0
>>313 オウム真理教も多神教だよw
>1信教は1つの神以外はすべて悪魔にされる宗教ですよ?
そのレッテル貼りこそ、「君に他を認める土壌がない」証拠だよ。
>>314 >オウム真理教も多神教だよw
ハルマゲドンとか言って多様な連中がぁ?w
ありゃあ麻原一神教だ。
316 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:41:41 0
宗教進化論から言えば、日本の多神教は一神教に進化する一歩手前の段階だそうです。 八百万の神々が、天照の支配下に入ってゆくのは、多神教から一神教への過程に他ならない。 戦前の日本では天照大神とその子孫である天皇を中心とした一神教の世界です。
317 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:43:31 0
日本の仏教や神社なんて、葬式産業や観光産業で稼いでいるだけだよ。
318 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:44:43 0
悪魔の持っている三椏の矛はもともとポセイドンに象徴だし デーモンと良く称される土着の神はすべて悪魔崇拝にされましたが? メッカーのカーバ神殿に安置されていた偶像はすべては解されたし旧約聖書でも モーゼはシナイ山での下で野営を組んで金の牛の像を拝んでまっていたユダヤ教徒たちは殺しましたが? タリバンもバーミアンの仏像破壊しましたけど、テロリストと同じ事やってきたわけですよ あとオウムは宗教で金儲けしようとした松本ちずおって言う詐欺者が作った妄想です 宗教とはいえない(他の新興宗教も大体同じ)
319 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:49:56 0
>>318 >あとオウムは宗教で金儲けしようとした松本ちずおって言う詐欺者が作った妄想です
>宗教とはいえない(他の新興宗教も大体同じ)
詭弁だね。
320 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:51:37 0
>>313 >日本の原始宗教や仏教が糞という根拠は?
>多神教のほうが穏やかで良いと思うが
多神教は世界的には少数派だろ。
321 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:52:11 0
>>316 それはおかしいな
他の多神教の国でも最高神が大体いてその配下の神々って言う構図は良くあるものでしょ
オーディン一派のアスガルド神 ゼウス一派のオリンポスの神々など
1信教と多神教の違いは1つの神を信ずるか信じないかという白黒つける考え方と
あらゆる物に神が宿るというある意味温和なすべてを受け入れる考え方の違いでしょ
(快楽の神まで存在するからw)
322 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:53:45 0
>>318 >モーゼはシナイ山での下で野営を組んで金の牛の像を拝んでまっていたユダヤ教徒たちは殺しましたが?
おまえ日本語へんだぞ。
323 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:54:09 0
多神教は世界的には少数派だろ。 だから戦争が絶えないんですよ・・・
324 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:56:11 0
>>322 すいません 単にキーボ−ド叩くのが苦手なだけですw
325 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:57:23 0
>>323 詭弁だね。
一神教出現以前の多神教国家の歴史も同じように血塗られている。
世界最初の帝国アッシリア、バビロニア、ペルシャ、ギリシャなど、近隣諸国を
武力で侵略・征服し、弱小民族を支配してきた大帝国は、みな多神教である。
歴史上、最大の領土を征服したモンゴル人は多神教徒だが、その残忍さは比類なきほどである。
それに現代の多神教国は長いものに巻かれるしかない弱小国ばかりだから「醜い戦争」をしないのだ。
326 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 15:58:35 0
327 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:01:03 0
>>323 キリスト教にはアーミッシュ、クウェーカーのように絶対平和主義の一派がある。
スウェーデンのように200年も戦争していないキリスト教国もある。
328 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:03:14 0
アッシリヤバビロニア等のオリエントでの戦争は別に宗教を広めるための物じゃない 単なる領土拡大が目的 現在の戦争はそういう面よりむしろ宗教観の対立が多い コソボ紛争イスラエル問題 おたがいに共存して認め合っていれば起きない戦争 エルサレムなんてどっちの聖地でも良いじゃないかと第3者の俺は思う ローマのパンティオンみたいに共同聖地にすればとかw
329 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:05:39 0
>>313 なぜ「寛容な」多神教の優位を説く人が一神教に対して
不寛容な態度をとるのか、私には分からない。
結局は、自分の先祖の精神と歴史が崇高という、
ただの国粋主義ではないか。
330 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:10:18 0
>>328 単に多神教に領土問題がないだけだろ。
コソボは言語など宗教以外の問題もある。民族紛争だ。
日本人だって京都を他民族に奪われたら戦争するさ。
>>329 「多神教」の「多」の意味をよーく考えよう。
日本でもインドでも、いつでもイエスキリストでもムハンマドでも、「多神」の中の一つに
して上がられるし現にやっているところもあるよ。
拒絶しているのは「一神教」の方ですよw
332 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:13:24 0
1信教でもえ他の神(文化)みてめれば良いと思いますよ ただ根本的な考えとして神は1つであるから他はありえないという思想が染み付いているので ほかの神を信じるもの=邪心になってしまう 宣教師がアステカインカを攻め滅ぼしたやり方ですよ 一方多神教の場合は基本的にほか神でも取り入れてしまうということがあるからね ローマの神々なんてもともとオリエントの土着神やギリシャの神々をぱくったものだしw ヒンズーの中には仏教もちゃっかり入っちゃてるしw、日本も神教だったり仏教だったりよく分からない その上クリスマスまで祝うw それくらいで良いってことです
333 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:16:50 0
>>313 金を取る宗教に寛容な宗教なんてないよ。
一神教か多神教かの問題ではなくて、
信者を取られたくないから排他的なんでしょ。
そもそも日本の仏教家だって恣意的な見方で
キリスト教を邪教呼ばわりしてるじゃん。
連中に他を認める寛容さなんて欠片もない。
334 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:17:46 0
>>331 >拒絶しているのは「一神教」の方ですよw
君は拒絶しているねw
335 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:19:17 0
>>331 >日本でもインドでも、いつでもイエスキリストでもムハンマドでも、「多神」の中の一つに
>して上がられるし現にやっているところもあるよ。
意味不明w
>>335 それがわからないのが問題なんじゃねえ?
337 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:24:16 0
考え方の根底が違うわけですよ 町でも良くあなたは神を信じますか? いますぐイエスを信じなさいでないと地獄に落ちますよ なんて脅迫めいた宣伝しているテープを聴いたことないですか? 白か黒しかなくて中間がないわけですよ 一神教は 多神教の場合は初めに衝突があったとしても、いつの間に自分たちの神様の一つになってしまうわけです
338 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:26:54 0
そもそも日本の仏教家だって恣意的な見方で キリスト教を邪教呼ばわりしてるじゃん。 連中に他を認める寛容さなんて欠片もない。
339 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:28:16 0
共存するのに大切なのは、人の信じる宗教を自己満足的に批判しないことだ。 それが紛争の始まりなのだ。一神も多神もない。
>>338 実際日本人を奴隷として売ってたからな、キリスト教。指導者たちが率先して。
あと領主がキリスト教に帰依したら領内の神社仏閣を信徒を動員して破壊しまくったり。
そりゃあ邪教扱いもされるだろ。
341 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:29:05 0
>>338 日本の多くのお寺のお坊さんたちは普通にクリスマスにケーキ食ったりして
祝ってますがw お寺の親戚なのでw
342 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:31:51 0
>>337 >なんて脅迫めいた宣伝しているテープを聴いたことないですか?
おまえもかなり汚い人間だな。それは創価学会を多神教の代表にするのと同じだぞ。
すべての一神教が言ってるわけじゃない。その団体のモラルの問題だ。
343 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:33:27 0
>>341 ただケーキが食いたいだけだろw
キリスト教の価値を認めてるわけじゃない。
344 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:34:22 0
ローマでキリスト教やユダヤが迫害された理由を考えよう 彼らは税金も払わずただメシアを信じて自分たちの宗教以外をすべて拒み 皇帝への忠誠もむし だから迫害されたわけ ローマは基本的に他の地域の文化宗教は尊重してき国だし 自国の文化にどんどん取り入れていたほど そうしないとあの広大な領土は保てないからね・・・
345 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 16:39:47 0
>>343 同じことをイスラムあたりでやれば
>>326 みたいに大問題になりそうだけどなあw
アラーへの冒涜だとか言って・・・
346 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 17:22:52 0
>>337 おまえも不寛容な奴だな。
>白か黒しかなくて中間がないわけですよ 一神教は
これは詭弁だね。大切なのは個の尊重の問題で一神か多神かの問題ではない。
キリスト教の神とは「天にましますわれらの父」なわけで教義次第では寛容になるわけですよ。
自分の父を愛する子供が隣の子のお父さんを悪魔呼ばわりするわけじゃない。
大切なのは人の信じる宗教を恣意的に貶めないことだ。これが憎悪を煽る。
それに一神教には争いを抑止する効果もあるから相対的な戦争の数は変わらないと思うね。
>多神教の場合は初めに衝突があったとしても、いつの間に自分たちの神様の一つになってしまうわけです
もしこの区分けが事実なら、仏教はイエスやムハンマドを如来として認めるのだろうか。
多神教とはいっても、他宗教の神を神として認めるというわけではないだろう。
「自分たちの神様の一つ」にしたとして、他人の宗教を糞呼ばわりしてりゃ不寛容と同じだろ。
347 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 17:24:49 0
なぜ「寛容な」多神教の優位を説く人が一神教に対して 不寛容な態度をとるのか、私には分からない。 結局は、自分の先祖の精神と歴史が崇高という、 ただの国粋主義ではないか。
>>347 347 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2007/04/16(月) 17:24:49 0
なぜ「寛容な」多神教の優位を説く人が一神教に対して
不寛容な態度をとるのか、私には分からない。
結局は、自分の先祖の精神と歴史が崇高という、
ただの国粋主義ではないか。
と、キリスト教至上主義者は申しております。
349 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 17:27:31 0
自分たちの宗教は崇高、他人の宗教は糞扱いでは、目糞鼻糞だね。
350 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 17:29:43 0
この世に 悪が栄えた ためし無し!
一神教も隣人が何信じてても寛容する程度の度量はあるよ。 ただ一神教は基本的に田舎に行くほどヤバイ。 善良(これは良いけど)で自分が善良であることを疑わない(これが危険)ピュアな原理主義者がたくさん居る。 そういう相手に何らかの形で敵対すると(敵対した理由を棚に上げて)何故か神の敵として徹底して排除される。 キリスト教なんかは天使や聖人崇拝などを見るとどうにも(神様と愉快な仲間達の間に限れば)多神教臭く感じるときがある。 色々なご利益お持ちの聖人がいますね、と。 無論神を頂点としたキリスト教カースト制の外に対しては排他的だが。 あと、キリストとイスラムは布教能力が高い。その辺の多神教より全然。 多神教は習合して妥協しちゃうけど、一神教はそれはありえないから、ガチで布教合戦をしてる。 こんな事を千年やら二千年やら続けていれば布教能力はやたら高くなる。 そうなると(布教能力の貧弱な)多神教はあっという間に飲み込まれる。 ユダヤが逆なのが面白いが、あれはどこまでが宗教でどこからが民族主義なのやら。
352 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 19:04:16 0
イスラムでキリスト教における宗教革命のような ものが起きてないからとマジスレしてみよう
353 :
世界@名無史さん :2007/04/16(月) 19:13:13 0
日本の仏教を考えてみれば分かりやすいが 宗教というのは原型は大昔に成立しているので 社会の現状に合っていないのは当然 そこで法然のように 女でも武士でも救われるという方向に解釈して 運用できる天才が宗教の解毒化には必要 あと織田信長のように政教分離を実行できる英雄の存在も必要 比叡山を焼き討ちしても天台宗の信仰は認めている 安土宗論で折伏は禁止したが日蓮宗の信仰は認めている キリスト教でも宗教革命でローマ法王から権力を剥奪し 権威だけにしてしまっている。 つまり @宗教の思想的無毒化 A宗教からの権威と権力の分離 まあ日本の場合天皇がいたから可能だったんだけど
おれはイエスを面白いやつだと思っているけど、救い主だのと
祭り上げて嘘っぱちの教義で平気で文化破壊を行なうクリスチャンには
反吐が出る。だからニーチェには大いに同情するけどアーリア人には戻れないんだよね。
せめて精霊信仰を保って神話の世界に生きる誇り高き野蛮人でありたい。
日本は一神教に隷属せずに近代化を果たした例外的な国だから。
>>327 アーミッシュにはその周辺に厳格な教義についていけなくなった
「転びアーミッシュ」の分派のコミュニティが多数あり、
自棄になった犯罪者とカルトの温床になってるのを知らないの?
クウェーカーは先住民への伝道を盛んに続けた結果数多くの
貴重な少数言語を絶滅に追いやった。皮肉な事に飲酒の習慣がない
地域に禁酒の教えを広めた結果アル中を増やした。
スウェーデン人はかつてスオミ語を絶滅寸前に追いやった。
サーミ語は今も瀕死。異教徒のヴァイキングの頃の方が可愛げがある。
355 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 00:02:32 0
>>340 >>338 >実際日本人を奴隷として売ってたからな、キリスト教。指導者たちが率先して。
売ってたのはスペイン人の宣教師な。しかし日本は日本の文化に寛容だったポルトガル人までまとめてぶっ殺したわけだ
しかも同じ宗教ってだけで日本人までぶっ殺す始末。これが「多神教はキリスト教も組み入れる」ねえw
これを認めるとアメリカで中国人が犯罪を犯したからといって日本人が虐殺されても文句はいえんな
>>355 >ポルトガル人までまとめてぶっ殺した
いつ殺したんだよ?追放はしたがポルトガル人まとめて殺したなんて
どこの記録にもねーぞ。
357 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 00:15:30 0
アメリカ人は日本人を虐殺したが、イスラムの人々や中国人は日本の友達でしょ。
358 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 00:29:01 0
日本でキリスタンの迫害があったのはアステカやインカの例があったから 先ず宣教師が入ってきて最終的には植民地化するというやり方に気づいたからでしょ 民衆を扇動したりして時の日本の政権に揺さぶりを欠けたりしてな だからオランダなど宗教がらみと関係ない国とは付き合いを続けた 最終的には国をのっとるというやり方はある意味ローマと一緒 初期のローマ帝国が迫害してきたのも分かる またキリスト教社会になって最終的にはローマは後退し始めたな 教会が力を持ちすぎたためにな
359 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 01:04:41 0
>>356 最初は秀吉が発したバテレン追放例のような、ゆるやかなものだったが、
徳川期の秀忠・家光時代になると宣教師の処刑が多くなっている。
イエズス会の年表を見ると日本で処刑された例をたくさん見ることができる。
1940にはポルトガルの使節61人をまとめて処刑し船を焼いたりしている。
日本に潜入にて布教しようとした宣教師は結構いたが、とらえらえて
拷問を受け、ころびバテレンになるか、そのまま拷問死した。
>>359 だからいつ「まとめて」ぶっ殺したんだ?ん?
まとめてぶっ殺すってのは「キリスト教徒」が南米でやったような、手のひらに穴あけでそこに
ロープ通して数珠繋ぎにしておいて火をつける、って形のものだと思いますが?
教皇自らお墨付きを与えた「異教徒は人間ではない」って理由でね!
仏教を許容してキリスト教は許容しなかったのは 日本人の精神性が良好な相互関係を求めるようになってるから 排他的なのは一神教側
362 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 02:09:00 0
キリスト教が一神教であることも知らないで入信していそうだがな
363 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 02:16:26 0
ヨーロッパ人がイスラム教徒だったとしても、結果は同じようなものだったりしてw
364 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 03:48:32 0
>>51-52 殺されて当然という様な事をパキスタン人の宗教家がTVで云ってたね。
あれ観て以来イスラーム不信
365 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 11:07:26 0
>>360 「まとめて」の定義がおかしいな。手に穴をあけないとまとめてには該当しないらしい。
>>352 > イスラムでキリスト教における宗教革命のような
> ものが起きてないからとマジスレしてみよう
そういうことだろうね。キリスト教擁護者も、
宗教革命ちゅうか政教分離後のキリスト教を前提としているわけで。
ただ、イスラム教には気の毒だが、
イスラム教の宗教革命は、近代化・西欧化と受け取られかねないため、
現状ではかなり困難のように思える。
367 :
ガイウス :2007/04/17(火) 12:13:01 0
イスラムは昔先進国だったので、ひとやすみしてんだろう。
368 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 14:15:54 0
>>361 >仏教を許容してキリスト教は許容しなかったのは
仏教のほうが先に伝来して地域に密着したからさ。
キリスト教は後から伝来して入り込む隙間がなかったのだ
それに、時の権力者もさんざん弾圧したしね。
キリスト教のほうが先に伝来していたら日本もキリスト教国になっただろう。
>日本人の精神性が良好な相互関係を求めるようになってるから
そこまで考えて宗教を選ぶ日本人はほとんどいないよ。
大部分は地方の巨人ファンと同じだろ。
周りがみんな巨人ファンだから自分も巨人ファンになったと同じ。
369 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 14:22:11 0
>>363 >ヨーロッパ人がイスラム教徒だったとしても、結果は同じようなものだったりしてw
その可能性はあるな。昔はイスラムよりキリスト世界のほうが不寛容だった。
370 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 14:28:55 0
寛容な社会でなければ、新しい文化は産まれないんですよ。 キリスト教も昔は不寛容で、暗黒中世の時代、西洋はキリスト教が科学の発展を阻害してきた。 ジョルダーノ・ブルーノのように地動説で火炙りにされた人、 熱気球を発明したのにキリスト教の異端審問を恐れて人類初飛行を断念した人もいる。 西洋の近代化の歴史はキリスト教からの脱却の歴史だった。 日本はほぼ無宗教(葬式仏教と原始宗教しかない)だから、開国後、 スポンジのように西洋の近代科学を吸収できたのだ。 だから仏教国のタイ、儒教文化の朝鮮は植民地にならなかったのに近代化できなかった。
371 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 14:30:34 0
現代社会に適合するべく、戒律から何から大変革する改革者が出てこないと厳しい。 教学的にそれが可能なのは、「イマーム」信仰のあるイランということになる。 イマームとは、別次元に「お隠れ」になっていて、将来復活すると信じられている 第十二代シーア派カリフのこと。
372 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 14:46:07 0
>>354 >スウェーデン人はかつてスオミ語を絶滅寸前に追いやった。
日本だってアイヌ語を絶滅させただろ。
>>372 そんなに大事なものなら、お前が使えば?
374 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 17:28:14 0
>>374 フセイン一派は滅んだがイラクは滅んでおらんがな。
ああ、フセイン一派のかたでしたか!それは失礼!
376 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 17:55:30 0
>>374 >ブッシュがフランスの情報を握りつぶして、真珠湾の事前通告同様に
>わざと攻撃させて、イラクを滅ぼしたことをどう説明する?
そんなはずはない。
あの911テロはブッシュの自作自演だ。
377 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 17:59:44 0
フセインってやさしそうな髯のおじさんだったね。
スンニ派に対してはってこと?
>>378 朝日新聞のスターリン評だよw
>やさしそうな髯のおじさん
9.11→イラク攻撃の論理がいまだに理解できない。 直接的なリンクってあるのか。 なんかうやむやのまま、911の恨みはらさずにおくべきかー、 テロ国家だ、大量兵器ダーって攻撃していったようにみえる。 そのあたりの論理のつながりというか、明文的な戦争動機がよく分からん (実質は親父以来のフセイン叩きだろうけど)
>>380 ジョージ・フリードマン
「新・世界戦争論―アメリカは、なぜ戦うのか」
が面白いと思う。
公開情報と思考実験を元にした著者の推測だが、なかなか面白い。
それによると、アフガン攻撃の目的はアルカイダ討伐だったが、
イラク攻撃は、ブッシュとネオコン主導のとばっちりだったらしい。
382 :
世界@名無史さん :2007/04/17(火) 23:51:06 0
アフガニスタン戦争→イラク戦争→イラン戦争?で中東の反米国家をほぼ叩き潰して アメリカの中東支配が完成するし、911を口実にして侵略していった事は事実だな
383 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 00:12:21 0
>>380 ドル建て決済やめてユーロ決済したからだろ。
385 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 00:30:31 0
飲酒とブタ肉食うの許可すれば、イスラム教はもうちょい世界に広められるのにねえ。 問題は、コーランに書いてあることをどうやって無効にするかだけど・・・ やっぱり新たな預言者が出てこないとダメかなあ。 教祖自ら、オレが最後の預言者だなんて宣言しなければよかったのに。
イスラムの宗教改革か
聖職者と一般信徒を分離すべきだな。聖職者はイスラムの教義を真摯に守り、 一般信徒はそうでない代わりに聖職者を尊敬し援助をする。そういう普通の宗教の形になればいい。
388 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 01:18:18 0
ラフサンジャニなんて汚職ブタじゃん
イランにはゾロアスター教もある。ゾロアスター単独でも生き残ってるが、 シーア派自体がゾロアスター化されて二元論的世界観に傾いてる。 将来イスラム世界が変わるとすれば、発端はイランからだと思う。 いろんな変化の要素を潜在的に持ってるから。イスラム以前からの文化の蓄積がある。 だが、そのためにはとにかく国に余裕ができないとな。原爆なんか作ってる場合か。
>>383 もちろん、政権内部者の暴露やインタビューではないので、盲信は出来ない。
(であっても、嘘をつくこともよくあるので、発言者の意図の推定は必要だが)
しかし、興味深い見解なのは確か。
また、9.11直後のアメリカ指導部のパニックや、
アルカイダ討伐作戦の経緯などは一読の価値がある。
そこは、客観状況を整理しただけなので。
>>382 軍事攻撃で、中東を支配することは出来ない。
イスラム民衆の心を捉えなければ支配は続かない。
(ただし、力を誇示することは必要。弱いと舐められる。)
ともかく、アメリカが展開できる歩兵戦力が少なすぎる。
今アメリカがやっているのは、モグラたたきのような、
敵の一時的な弱体化にすぎない。
>>387 イスラム教の聖職者は、法律家でもあるから、なかなか困難じゃないか。
391 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 01:55:03 0
>>389 >将来イスラム世界が変わるとすれば、発端はイランからだと思う。
イラン現シーア派聖職者主導による革命の輸出路線は
とてもじゃないが成功しているようにはみえない
>>391 他の国に警戒心持たせているだけだからね。
まあ中東地域全域にイスラム回帰させたと言う意味では成功しているのかもしれないがw
だから、貧乏人の言うことなんか誰も聞かないっつってんの。 経済力がすべてだ。
394 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 02:23:17 0
>>393 金だけなら、オイルバブル状態になって
サウジなりドバイの王族はうなるほどあるんじゃないの。
ビル・ゲイツとも仲良しらしいし。
395 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 02:24:03 0
>>374 違うよ。フセインもビンラディンと同じCIAのエージェントだよ。
本者のフセインは現在エリア51でビンラディンと一緒にいる。
397 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 02:33:54 0
イランは言語からして異質なんだから。そのくらい知ってるよな?
401 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 14:27:12 0
宗教は科学の発展を阻害する。 キリスト教は現在でも最新の宇宙論や進化論の研究を阻害している。 日本がアジアで唯一科学技術立国になれたもの、 無宗教国家だったからだ。
402 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 14:33:34 0
キリスト教は欧米の科学の発展を1000年は遅らせたね。
日本が無宗教国家とか言ってる時点でDQN確定かと。
404 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 15:35:24 0
日本の宗教の存在意義といえば、葬式産業、観光産業などで金儲けをしているだけだ。
>>404 近代社会ではそれが自然。西欧の教会も変わらんよ。むしろ社会活動に積極的な宗教の方が迷惑だ。
406 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 15:52:00 0
日本で坊主が寄り合うと、どうも教義の話ではなく、葬式や法事のことが話題に出る。
407 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 21:58:13 0
寛容な社会でなければ発展はない。 キリスト教を邪教呼ばわりして殺された日本人なんて聞いたことがないが、 イスラム教を批判したら「悪魔の詩」を翻訳した日本人教授のように惨殺される。
408 :
世界@名無史さん :2007/04/18(水) 23:41:04 0
「ダ・ヴィンチ・コード」にもカトリック教会の指導者から キリスト教を侮辱し、歪めるものとして強い批判が出ていたね。 それがトム・ハンクス主演で映画化されるんだから、 アメリカっておおらかだね。イスラム世界だったら殺されちゃうよ。 日本だって右翼に殺される。
天皇陛下を演じたって殺されないけど?
411 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 00:41:22 0
韓国もカトリック国ですが、何か? 謝罪と賠償を要求しますが何か?
413 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 01:15:09 0
>>412 韓国は、日帝に民族のアイデンティティーを破壊されたから、
カトリックが増えたのさ。日本人のマインドコントロールから逃げ出したかった。
朝鮮半島もむかしはキリスト教を弾圧していたのに。
414 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 01:16:09 0
>>412 キリスト教を邪教扱いして弾圧してる中共だって
日本に謝罪と賠償を要求しますが何か?
>>411 主流じゃ無いし。あくまであの国の主流は清教徒の流れだ。
カトリックの主教の戯言など所詮人事。
在と嫌韓厨は無視して本来の話に戻すと、中東に石油があるうちは 貧富差と身分の固定は絶対に解消されないのだな。 石油が枯渇したらいったんは最貧地域に落ちるが、再興を図るには 石油すらない所からスタートする以外ないのではないか。 天然資源だけで強大となった国など古来存在しない。
イスラムを擁護する方の一例を挙げましょう。
ある板ではやたら敬虔にイスラム教を敬う武庫川さん。
しかし他の板では・・・
41 :武庫川女子大学総長 ◆gqBBZUnUPk :2006/11/18(土) 21:07:57 ID:YU8DNJtI
>>35 やはり根本は自己陶冶に励むことだとガザーリーも考えてたのではないだろうか?
野獣や悪魔の性質を減じ、天使の性質の比率を増加させるためにも、
一層の自己陶冶に励まねばならないと。
殊にハンバリー学派なんかが、これに厳格。
・・・・さりながら、厳格すぎるがために枷になる側面もあると考えて
スーフィズムにも傾注する運びとなったのかも。
113 :武庫川女子大学総長 ◆gqBBZUnUPk :2007/02/24(土) 07:46:11 ID:1vCGs8oA
>>106 でも、資本主義なんて宇宙的にみればかなり不調和で不完全なシステムなんだよね。
したがって、何としてもいずれはそんな不完全性は克服していかないと地球が危ない!
マルクス共産主義も不調和なシステムだが、資本主義もペケ。
>>105 欲望や煩悩はあってもいいけど、それを上手くコントロールして、
「処を得た方法」でもって昇華していけば、断じて「悪」では
なくなると自分は思う。
131 :心と宗教と名無しさん :2007/03/18(日) 09:41:45 ID:MpB248AV
武庫川さんは左翼でイスラム社会にも詳しいんですね
143 :武庫川女子大学総長 ◆gqBBZUnUPk :2007/03/20(火) 09:10:17 ID:/4bE0q6N
>>131 はあ。
>>1 ま、終戦までは宮城のほうを向いて直立不動を義務付けていたような国だからね。
そればかりか「大葬の礼」の日にだって、おおよそ1分間の黙祷をさせた団体だって沢山ある。
それでもって愛国心がどうのこうのとのたまっている人々がいる以上は、断じてイスラーム
世界の有様を笑うようなことはできないもんなのさ。
「イスラム教は前近代的」なんてほざく連中に、なぜか「万歳」を
叫ぶのが多いのはいかがなものだろう?
そして別の板。
正直これ、イスラムの表と裏を如実に表しているような気がするんだが・・
85 :運動神経名無しさん :2006/01/16(月) 22:42:22 ID:UtqPg48p
厨房の時、やたらと俺をバカにする女子がいたので、
ボディブローを食らわしたらおとなしくなった。
86 :運動神経名無しさん :2006/01/21(土) 16:08:57 ID:r677R37a
>>85 ハゲ同。
俺も中学の時、体育祭のリレーで俺が抜かされたせいで負けた時
ブスでアホな女が言いがかりつけてきた。なんでもそいつの彼氏が3人抜いてトップになった
にも関わらず俺がそいつの活躍を無にしたかららしい。
「てめぇ死ね」とか「ぶん殴るぞ」って言ったその女を蹴り飛ばして泣かしてやった。
ついでにそれ見てキレたそいつの彼氏も返り討ちにしてボコってやった。
停学処分食らったけど後悔してない。
女に暴力振るう奴は最低だと?ハァ?
端からてめえなんか女とは思っちゃいねえよボケ。
ウザい女がいるなら殴っちまえばいいじゃん。
129 :運動神経名無しさん :2006/06/20(火) 06:21:10 ID:ubnC9DOG
>>86 でも一回女子殴ったら周囲の集中攻撃無かった?
俺が消防の時俺が嫌いらしくて人がやっても怒らない様な事を俺がやるとキレる女子がいたんだがな
そんで、朝来てみたら何か俺の席の周囲に女子が座っていて俺の席も座られていて座れなかったんだよ
その俺の席に座っていたのがあの女子で俺が「ここ俺の席だからどけ」って言ったら「うるせーウジ」
二回目は強めに「いいからどけよ」って言ったら「床にでも座ってろよ」みたいな事言ってローキック
で、マジギレ。顔殴りまくって爪剥いで髪の毛は抜きまくって落武者みたくしてやった。当然泣いてたな
そしたら周囲の糞女子共が「ひどい」だの「謝れ」だの散々抜かしてやがる
当時のゴミ先公も一方的に俺のみを叱り挙句の果てにはこっちだけ謝れとかぬかしやがった
当然謝らねぇ。状況も知らねぇアホ親やゴミ先公にはかなり怒られたけどな
間違ってない事で怒られても痛くもかゆくもねぇ。謝る位なら始めからやらねぇよ
177 :武庫川女子大学総長 ◆gqBBZUnUPk :2007/04/17(火) 01:04:37 ID:LyW4YTZg
>>129 ハハハ、その意気その意気!!
なぜくだらないコピペでリソースを浪費するのか
423 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 15:25:21 0
日本は天皇を中心とした神の国(森元首相)
424 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 15:32:10 0
オスマン帝国が悪い。
425 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 15:58:45 0
>>424 オスマン帝国の功罪も確かに大きい。
イギリスからドミノ倒しに広まった産業革命の流れが
オスマン帝国でストップしている。
この帝国が200年ほど早く崩壊していたら、
危機感に煽られて近代化をめざす国が出たかもしれない。
>>416 > 在と嫌韓厨は無視して本来の話に戻すと、中東に石油があるうちは
> 貧富差と身分の固定は絶対に解消されないのだな。
少なくとも、石油で国家財政を潤わせている間、民主化は進展しないな。
必要ないもの。
民主主義は、
・税金を使う政府に対する権利(イギリス、アメリカ)
・徴兵に応じる国民の権利(アテナイ、フランス、ドイツ)
という両輪で発達してきた。
徴兵制が不要になると、前者が重要になってくる。
しかし、湾岸諸国のように政府に石油収入があると、前者の根拠が無くなってしまう。
427 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 16:26:50 0
>>426 すべてのイスラム国家に石油があるなら説得力あるけどね。
>>425 功罪と言うからには、功の部分も書かないと片手落ちだよ。
まさか、「功罪」って悪いことだけだと思ってる厨房くん?w
429 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 17:32:14 0
>>428 >功の部分も書かないと片手落ちだよ。
書く義務なんてないよ。俺は近代化のことを言ってるんだ。
>まさか、「功罪」って悪いことだけだと思ってる厨房くん?w
思ってないよ。揚げ足取りでいい気になる精神年齢の低い厨房君だね君は。
>>429 図星かw
ま、恥をかけば忘れない。これからはこまめに辞書引けよw
431 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 17:57:15 0
>>430 >図星かw
そうじゃないと君の立場がないだろ。
432 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 18:05:42 0
433 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 18:28:07 0
なぜキリスト教国だけが民主化できたのだろう? なぜイスラムに民主国家が一つもないのだろう?
434 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 18:42:35 0
>>327 スウェーデンはフィンランドの冬の戦争に義勇兵と称して空軍部隊送ってる
手を汚さない国なんてあるものか…
435 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 19:01:13 0
>>434 スウェーデンが起こした戦争じゃないだろ。
義勇兵ぐらい多めに見ろよ。
436 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 19:02:12 0
WW2が終了してから、一度も戦争をしていない国は何カ国でしょう? 正解は…。 スイス,アイスランド,スウェーデン,フィンランド,ブータン, 日本です。 キリスト教国の方が戦争は少ないです。
437 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 19:39:49 0
一神教と多神教についてですが、宗教を分類するときにしばしば用いられる用語ですが、 基本的に無意味だと私は思います。 たとえば、インドにはシヴァやヴィシュヌなどのたくさん神がいるので多神教のように 思うかもしれませんが、根本には「ブラフマン」のような一元的な原理を持っていますので、 一神教とも言えます。 また、キリスト教は一神教の代表のように思われていますが、マリアや天使、あるいは さまざまな聖人がいます。 仏教についても、授業で紹介したように、無数にいる仏たちの一人がシャカにすぎない という立場があると同時に、その背後に法身という絶対的な存在をたてます。 最近の風潮として、イスラム教は一神教で危険であり、日本のような多神教の国の方が寛容で、 優れているという説がまことしやかに語られますが、このような単純な二分法の方が、 はるかに危険でしょう。
438 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 19:45:24 0
>>437 儒教の中国も天帝という一神教だしね。
皇室神道も天照とその子孫の天皇を中心とする一神教だ。
440 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 19:52:48 0
沖縄県の方へ(命に関わる注意事項です) 沖縄県での選挙ですが、どうか民主党だけは避けてください。県民の生命に関わる可能性があります。 民主党の最大の公約は一国二制度(※)ですが、一度「一国二制度 沖縄 三千万」で検索をお願いします。 この際、民主党のHPで調べても良いです。以下の注釈↓と矛盾することは書いてないはずですから… ※一国二制度 簡単に言えば沖縄を中国と日本の共有物にし、そこに3000万人の中国人を入植させます。 (つまり沖縄人口の 96% を中国人にして、実質、沖縄を中国人の居住地とします。) さらに「自主」の名の下、沖縄で有事が起きても自衛隊は干渉できません。 3000万人の中国人が、少数派となった130万人の日本人に何をしても、です。 そして反日教育を受けた中国人の反日感情の強さは、ほとんどの日本人の理解を超えるものです。 今回の選挙で民主党が勝った場合、「自主」「発展」を連呼しつつ段階的に進めていくことになります。 自主と言っても、自主を認めるのが「住人の96%が中国人となった」後だということに気をつけてください。 発展と言っても、新沖縄の少数派となった「少数民族日本人」の発展ではないことに気をつけてください。
441 :
世界@名無史さん :2007/04/19(木) 22:36:53 0
仏教が既に多数派だった国では、キリスト教はなかなか増えないですね。 イギリス領だった香港やスリランカですら10%未満だし タイなんかキリスト教徒は0.5%だそうな。 日本だけが特別ってわけじゃないらしい。 やっぱり葬式の問題かな。
>>441 いやむしろ仏教は、一神教の布教に対して抵抗力が低い部類に属するよ。
特に、世界的に見れば、イスラム教の布教に対して非常に弱い。
大乗小乗問わず、ベンガル、中央アジア、東南アジア各地と
軒並み落とされている。国家単位の庇護が無いと、
仏教圏は簡単にイスラム化してしまう。
教義の内容が、どうしても「押しが弱い」んだよね。
キリスト教に対しては、それでも比較的強いけど。
キリスト教の布教力は、よくみればそもそもあまり強くない。
キリスト教が布教出来ているのは、
在来の宗教が、原始的な部族宗教の域を出ていなかった地域が中心。
部族社会が部分的解体する過程を使い、比較的楽に布教した地域ばかり。
キリスト教はヨーロッパではローマ文明の威光によって足場を固め、 他の世界には船団と砲火の威力で勢力を拡げた。
444 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 01:23:46 0
>>442 そもそもキリスト教としての成立がユダヤ改革運動だった初期から
ユダヤ改宗者が出なくて、他宗教からの改宗者が多かったからっていう理由だしな
案外伝播力ないんだな
445 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 01:38:58 0
>>443 >他の世界には船団と砲火の威力で勢力を拡げた。
既にイスラム、ヒンズー、仏教があった国は駄目だったみたいだね。
インドネシアでさえキリスト教はわずか8%ほどらしい。
446 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 02:56:15 0
>>359 >1940にはポルトガルの使節61人をまとめて処刑し船を焼いたりしている。
「1940」じゃなく「1647」のような気が。
交易を禁止したのに、なおかつ「交易してくれ」と退去して押し寄せたからでしょ?
宗教が絡んでるわけじゃない。
「まずキリスト教で住民を味方につける」→「そいつらを味方にして国を征服する」
というのは、現にフィリピンで実際に行われてたわけで。
こういう「敵」の存在を許せるはずが無い。それは宗教的寛容云々とは無関係な話。
ただ単に「内部からの乗っ取りを阻止」という、至って世俗的な行為。
447 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 03:08:30 0
スレ違い
448 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 05:46:26 0
創価学会みたいに脱会者にストーカーする仏教団体もあるよ。
>>442 同感
中央アジアなんてイスラムが入る前から11世紀くらいまでは
仏教が大全盛で至る仏教国家が沢山有ったのに
西から来たイスラムにどんどん押されて今ではほとんど跡形も無い
僅かに遺跡とか廃墟にその名残を留めるくらいだし
サンスクリット語の後裔の一つだったバングラデシュも今やイスラム教国だものな
今ミャンマーやタイが仏教国として留まってるけど
そういった地域にも特に下層の人達を中心にイスラムがじわじわ入り込んでる
東南アジアの上座部仏教国の国々がこの後数百年後に月並みイスラム化すんじゃないかって話しも有るんだよな
日本は祖霊信仰が仏教と結びついているから守りが(?)硬いんじゃないのかな。
451 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 14:24:46 0
>>450 葬式産業ががっちりシェアを握ってるからね。
452 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 14:37:44 0
葬式産業の思惑もあるかもしれないが、 日本の仏教は東南アジアより先祖供養に重点を置いている。 お爺さんと同じ方法で葬式して欲しいと考える人が多いだろう。 実家に仏壇があるような人はなかなか改宗しずらいだろ。 創価学会がよく使う手口だが、勧誘した人間が仏壇に金出すから 脱会しずらくなるのだ。
453 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 15:22:37 0
>>452 尤も、日本の「仏教」って、本当に「仏教」なのか、の論点は
付いて廻るけどね
>>453 その手の話題になると某コテが長い薀蓄を語りだすからヤメレ
あの人のレスを要約すると、半可通は語ってほしくほしくない、
俺のいうことを黙って聞け的な事しかいってないし
イスラームの強みは底辺に居る人達にとって魅力的なところだろう 初期のキリスト教も底辺に居る人達から広まっていったが ローマがキリストを国の維持の為に使い出してから性格も変わってきた イスラームの戒律は厳しいが、敬虔な人にとっては寛容なのだろう
>>455 何せ死んだ後の報酬が破格だからな。どうせ生きてても・・
という2CHのもてない板のような人たちにはそれは魅力的だろう。
難しいことは何も考えずに言われたことだけやってれば、
死んだ後に好き放題なことができるハーレムに行けるんだしな。
口約束でいくらでも高額の報酬を提示できる宗教は強いよな。
457 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 20:08:11 0
これだけ具体的に天国がどうのこうの、 地獄がどうのこうのと説明している宗教はないからなww
458 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 22:08:58 0
>>458 そう言えばガチガチの上座部仏教総本山とも言っていいくらいのタイですら
南部の方もかなり不穏な状態になってきて
一部のイスラム系過激集団がモスクを作れだの分離独立しろだの騒いでるらしいな
460 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 23:26:11 0
>>459 2次大戦前は世界が共産化するかどうかの危機的状況にあったわけだ
けれども、今の現状はそれ以上に危険な状態のような気がする。
その割には、まだ殆どの人間がイスラムの恐ろしさを過小評価
しているように思える。
もはやイスラムに対しては各国が協力して本当に強固手段にでなければ
対応できないのではないだろうか
461 :
世界@名無史さん :2007/04/20(金) 23:33:44 0
なんか感染力がバイオハザードみたいだな・・・
>>451 >>452 日本の場合、中世に庶民層にまで爆発的に流行した浄土教が、
後のキリスト教布教に対する一種のワクチン接種になったという説があるね。
特に日本の浄土教(浄土宗や浄土真宗)は、
「拝む『神様』」が、庶民感覚にもあまりにも明快で明確な、
仏教としてはかなり珍しい教義を持つ。
この「ワクチン」はあまりにもよく効いてしまったのか、
日本のキリスト教徒は今でも、教義を浄土教のように理解する癖があるそうな。
日本の信者は、罪と赦しと魂の救済の話ばかりにこだわっていて、
もっと雄大で前向きなストーリーであるはずの
天地創造の話やキリストの復活などに興味が無いのはなぜだ?
と、海外から派遣される宣教師は首をかしげるらしい。
463 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 00:04:23 0
464 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 00:07:42 0
>>462 >天地創造の話やキリストの復活などに興味が無いのはなぜだ?
日本人が天地創造や復活に興味がないのは、
むかしの日本人が進化論や宇宙論を想像しなかったことと
共通するのだろうか?
465 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 00:42:47 0
466 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 00:51:48 0
別に宗教のせいではなく 寒い国は自殺者が発生し易いんだよ。 暑い国はなぜか自殺者が少ない。
467 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 01:26:55 0
468 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 01:35:19 0
南米や中央アジアにくらべれば寒いだろ。
469 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 02:11:32 0
470 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 02:18:51 0
>>469 日本の自殺率は東北が多いと聞いたことがアンデス山脈。
鬱になるのも冬が多くなるし。
471 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 02:24:33 0
寒いと家に引きこもりがちになるし鬱になりやすいからな。 ラテン民族なんかほんと自殺少ないよ
日本人が天地創造に興味が薄いのは、強大で古くからの大国の中国があったから。 全世界の創造神話を作ると必然的に中国もその中に入ってしまうが、 それは無理がありすぎるから。 国造り神話はあくまで日本限定。なのでスケールが小さい。
>>462 仏名会や法華講による結縁・滅罪は「浄土教」以外にも見えており、当然浄
土宗系以外の宗派にも、相当するものは見えています。
それと、結縁・滅罪を否定した天台本覚論の影響も無視出来ません。
単に仏教的な感覚が天地創造などと相容れないのでしょう。
世界を無始無終とし、四劫の中を行き来するものとしている。
そして、その中でいずれは誰でも仏になれる可能性が認められている。
(特に日本仏教では一乗成仏・往生の志向が著しく、楽天的というかイエス
による罪の贖いといった罪の自覚を必要としてない。罪は消えるもの)
「人生チャンスは一度きり」と考えるか、仏になるまで何度でもチャンスは
あって、いずれは仏になれると考えるかで見えてくる世界は変わるはず。
死んでも輪廻しますから、復活自体当たり前というか。転生したら別人じゃ
ないかと言われても、諸行無常、万物は変化し続けるのが当然と考えている。
キリスト教圏の人は、よく「永遠」を口にしたがると思いますが、日本人は
あまり言いたがらず、信じてもいない言葉だと思います。
ダライ・ラマも仏教徒である以上は創造主は認められないものだと言ってい
ますが、毘盧遮那如来も大日如来も『法華経』の釈迦如来も久遠の仏ではあ
っても、創造主という属性は認められていませんからね。
変化した仏教でも、創造主・絶対主を認めないという一線は守っている。
結局、天地創造→イエスの贖い・復活→最後の審判→天国と地獄
無始無終。仏の名を聞いた時点でいずれ仏になれる。それまで転生を
繰り返すが、何度でもやり直しがきく
の違いじゃありませんか。わざわざ一度しか機会がない(次は天国か地獄)
なんてリスクの高い人生観を選択しなくても。
それに、岡本かの子さんも似たような違和感を感じられたそうですが、罪の
許しを教えられるということは、同時にそれまでは意識していなかった罪と
いうものを自分が犯していたと意識させられることですからね。
許しなんてものを教えられなければ、罪に悩むこともない。
少なくとも、ありがたがる必要はないでしょう。
>>464 >むかしの日本人が進化論や宇宙論を想像しなかったことと
須弥山を中心とした理論ならあり、仏家の間でも「地球説・地動説は正しい
のか」という議論が、明治まで行われています。僧の間でも意見は色々。
日本の創造神話というものは、仏と神が入り混じったものとして中世に創造 され、伝承されていますが(記紀以外で)、その内容は日本列島自体に神性 というか仏性を認めたものでした。 他の地域はそもそも眼中になかったのでしょう。日本列島に住む人々を救済 する教えである以上、日本列島しか出てこなくても充分。 四劫云々は仏教の一般的な説、このレスの話は日本仏教の神話の説で、前者 は時間に対する見方、後者は地理に対する見方に関するものです。
まぁ、イスラム教が日本に入ってきても 「中東から来た美容健康法ラマダン・ダイエット」 「ラマダン明けには羊肉とワインでご馳走」 「時差の関係から日本がラマダン解禁が一番早い」 とか謎宗教になりそうな予感
イ ス ラ ム 風 呂
>>460 イスラムが広まっていく過程とか見るともう圧倒的に極貧や差別の境遇にさらされて来た人達が多い
んで当たり前の事だけど金持ちや差別する側は基本的に少数で貧しい方や差別される側が大多数
つまりピラミッドみたいな形になってる訳だ
んでそのピラミッドの一番下のとっからどんどんイスラム化が急速に進んでるんだよな
土台のところがイスラム化すればそれは徐々に上に上がってくもんだ
結局一番下まで行った人間を何らかの形で国が上手く引き上げる形にしないとヤバいだろうな
それは金とか物とかつうもんじゃなくって心理的ななんかみたいな
ただ幸いでかつ面白いのは日本ではイスラム教は貧しい人達にではなく
変わった趣味の人かごくほんの中東好きの裕福な人のその中のさらに極々一部にだけ広まってる点だな
この点は一部日本キリスト教にも似てる部分は有る
>>476 大分前だったかにオスマン・サンコン氏が
「日本にもラマダンのお祭りが来て日本流にアレンジしたらとっても良くなるね」
って日本的な変化になるのを好意的に言ってた記憶が有ったなぁ
479 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 10:23:18 0
>>468 中央アジアの冬は北海道よりはるかに酷寒だと思うが。
480 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 10:32:20 0
だいたい一神教が広まる地域は兄弟が平等分配する大家族文化の地域。 平等に分け合うことが重要な価値になるが、 日本場合は兄弟間で相続の競争が発生する。 日本は平等という観念が一神教の地域とはちょっと違うので根付かない。
481 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 11:21:36 0
>>479 確かに。
東南アジアとか南アジアとかと間違えました。
482 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 12:09:14 0
イスラムがスライムに見えた
484 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 14:01:23 0
>>482 中東でもペルシャとアラブでは隣同士でも大違いだもんね。らもん。
西欧だと多神教のファンタジー小説がざらにあるけど イスラム社会だと神を冒涜してるって事になったりすんの?
>>485 指輪物語とかのファンタジー映画も普通に公開されているし、
多神教的な世界観を必ずと言っていいほど内蔵している日本のアニメやゲーム(マリオですら
明らかにあの世界は多神教)も、普通に遊ばれているし、映像全部を禁止したタリバンみたいなの
以外はそこまで不寛容でもなかろうw
ポケモンなんて、あの世界じゃポケモンという『動物』を神と崇めていたりするし。神殿まで作って。
ムハンマドがアレ見たら「まだ獣の偶像を崇拝しているのか!」と嘆き悲しむ事この上なかろうw
487 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 16:53:48 0
コーランでは家庭内暴力は公認されているからね。親回虫が一番嫌がる事つまりコーランの引用をしよう。 4 女 38 アッラーはもともと男と(女)の間には優劣をおつけになったのだし、また(生活に必要な)金は男が出すのだから、 この点で男の方が女の上に立つべきもの。だから貞淑な女は(男にたいして)ひたすら従順に、またアッラーが大切に 守って下さる(夫婦間の)秘めごとを他人に知られぬようそっと守ることが肝要(この一文は色々な解釈の可能性がある)。 反抗的になりそうな心配のある女はよく諭し、(それでも駄目なら)寝床に追いやって(懲らしめ、それも効がない場合は 打擲(ちょうちゃく)を加えるもよい。だが、それで言うこときくなら、それ以上のことをしようとしてはならぬ。 アッラーはいと高く、いとも偉大におわします
ムハンマドは潔癖な人だよね。酒飲むなっていうし、豚肉食うなっていうし。 豚は人間の残飯や糞食わせて育ててたからね。進んだ衛生観念を持ってたんだろうね。 一方で商人でもあったから、コーランが説く道徳は商人道徳そのものだね。 全体的に見て、当時としては強く近代を予感させる宗教だよね。 でも実践する人の中身が違えば前近代宗教そのものみたいにもなってしまうんだね。 本当に両刃の剣だね。どんな宗教でもそうなんだろうけどね。
489 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 17:33:41 0
だいたい8世紀に書かれたものをうのみにして強制したり あげつらってどうこう言ったりするほうがどうかしてる。 487と回教過激派は同レベル
ところでイスラムの場合、過激派組織に入る人や 自爆テロ起こす人も自殺志望者と言えるのではないだろうか。 彼らは死を恐れないというかむしろ死を望む傾向にあるし。 苦しくてつまらん日常生活を送るよりは、さっさと死んで 楽園の世界に行きたいと思っているんだろうな。
491 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 17:50:34 0
ユダヤ教は改革派ユダヤ教が発生したが イスラム教には改革派イスラム教ない
改革派かどうかはともかく、 キリスト教と同じくらい宗派が分裂してるじゃん。
493 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 17:53:37 0
>>486 「千と千尋の神隠し」もアメリカで賞賛されたしね。
ギリシャ神話の神々も未だにアメリカ映画に出てくるし。
アメリカは寛容な社会だよ。
>>488 「右のほおを打たれたら、左のほおを差し出せ」
てのも、キリスト教徒が守るべきルールだとすると、ボクサーは全て背教者になる。
しかし、「敵を愛せよ」という心構え、プリンシプルを述べるための一例だと考えれば、
ボクサーが双方合意の上で殴り合うのは構わないし、
泥棒に反撃したって、必要最小限であれば許される余地がある。
憲法9条が骨抜きにされているのも、
9条は「ルール」ではなく「プリンシプル」だと解しているから。
「なるべくそう言う方向で頑張りましょう」ってこと。
イスラム教の、酒のむなとか、豚肉禁止とか、女性は肌を出すなとかも、
ルールとして鵜呑みにするのではなく、背後のプリンシプルを抽出して、
(ちゃんと仕事しろ、清潔な肉を食え、公衆の場で男を刺激するな、とか)
それを守ればいいことにすれば、近代化に不都合ないと思うんだけど。
>>494 イスラム教は律法主義が強いから(ユダヤ教もだけど)、
それがなかなか難しい。
ま、メッカ市から離れるほど、遵守の度合いは薄れているんだろうけど。
イランでは国会でムハンマドを批判した国会議員を保守派が「処刑しろ」って騒ぐ一方、 政府がムハンマドの少年期の肖像画発見といって半裸の美少年風の肖像画を全国に掲示したり意味不明。 さすがに半裸のムハンマド画の全国掲示には各国から来たイスラム教徒があきれ返ったらしいし。
イスラム教徒以外の国会議員っているの?
>>473-475 というような冗長で難解なマンドクセー教義を
初心者レベルでも理解しないと信仰が成立しないから、
「アラーの他に神はなし」という単純明快な
イスラム教に仏教は簡単に駆逐されてしまうんだよなw
イスラム教の「魅力」は、
教義が初心者にも明快で、かつ一定の深さと神秘性を保持できるところ。
素人レベルで引っかかって疑念を持たせるところが非常に少ない。
キリスト教は、一神教と言っておきながらイエスを神の子としてしまう
「三位一体」のところで、どうしても素人感覚で引っかかるし、
仏教に至っては、信仰の対象に関する教義に到達するまででも
かなりの勉強が必要。仏法僧なんて言っても素人にはワケワカメ。
その意味では確かにイスラム教は優秀だ。
だが、この宗教はその先が問題なんだけどね。
仏教でも教義を徹底的に方便として簡単にすることは可能だが、
そうすると、「このお経を読むと奇跡が起こるよ。空だって飛べる!」
というようなレベルの低いカルトに堕してしまう。
>>492 スンニ派シーア派って分け方がそもそも余り正しく表してないつうか
実際のところイスラム教ってそれぞれの人種や地域によって教え方や伝わり方がかなり異なってて
伝播した先で更に様々に変貌して行った部分も有るからな
歴史や地理や人種や環境などによって様々な宗派が出来たり消えたりを繰り返してるもんだから
その正確な宗派の数や種類を挙げるのは実際のところほとんど不可能だとさ
因みに日本に来たイスラムの外国人の先生が言ってた台詞なんだが
宗派って言い回しはあんまり適切な感がしないっつってて
日本の茶道や華道に有る「流派」って言い回しにいたく感銘を受けてて
イスラムの教えも実際は流派って言い回しの方が実情に近い
とかなんとか言ってたらしいななんか
500 :
世界@名無史さん :2007/04/21(土) 23:15:59 0
>>498 それも仏教が大幅に駆逐された一因だろうな確かに
かつてはシリアの辺りにまで仏教徒が居たくらい広範囲に存在してたのに
もう跡形も無く全消去みたいに消し去られてしまったしさ
インドの仏教にしても密教化し過ぎてマニアのものだけになり過ぎたのが
国内のヒンドゥー経や西から来たイスラム教にどんどん取られてしまったんだろう
「分かりやすい」って言うのは教えたり興味を持たせたりするのに非常に重要なポイントだからな
>>500 なんで仏教がシリアなど西方諸国で衰退したのかかんがえてみたが、
仏教徒のコミュニティの存続自体に世俗的なメリット信徒の中の人が
みいだせなくなったパターンや、まだコミュニティが成立している国々
の方に移動していくパターンが多いんじゃないか。
まあこういうことを書くとどこぞの偉いコテハンが嫌味たっぷりに
ネチネチと書き込みにくるんだろうけど。
学問板でそんなに卑屈にならんでも
>>488 イスラームの豚を卑しい生き物としたのはいろいろ理由があるだろう
@エジプトのセト神のモデルが豚だという説(セトが悪しき神になった理由は興味深いぞ)
A衛生上の問題など
B砂漠地帯での家畜としての利用価値の低さなど
豚は神への生贄としては性質上向かなかったからな
生贄といえば雄山羊が一般的だしな・・・イスラーム以前に豚は砂漠では
あまり価値のない動物だったのかもしれんな
イスラム教は肉全般がイスラム教徒がアラーにお祈りしながらだかして殺した肉じゃないとダメだった気が。 そーいえばユダヤも豚ダメだよね。 元々肉は不浄という考えが根底にあったのかしらん。
>>502 マニ教がササン朝や唐に弾圧され教祖が惨殺され挙句の果てに根絶になったわけでなし、
ローマやササン朝、アラブ人、トルコ人とと幾多も支配者変わっても
中東各地に、一次大戦や二次大戦が終わるまでギリシャ人やユダヤ人のコミュニティが
存続していた事実を考慮すると、仏教の徒だけが根絶された、あるいは改宗を
迫られてコミュニティそのものが崩壊したとするのは考えづらいなと。
中東各地に、一次大戦や二次大戦が終わるまでギリシャ人やユダヤ人、アッシリア正教、パールシーなどの
宗教的な帰属で成立したコミュニティが存続してる事を考えると(むろん淘汰された宗派もあるだろうけど)
理由としてはかなり弱い印象を受けるんだな。
こうかくとまた根拠が無いとか煽られそうだけどな。
>>500 それもあるだろうな。
後、仏教はちょっとおとなしいというのも
あるかもな。
イスラムの強引な力攻めに対した抵抗もできずに屈服されている
ような感じだし。
ペンは剣より強しとか言われているけど
なんだかんだ言ってやっぱり剣は強いよな・・・
例えば、
>>439 の聖書の出版社のように実際にテロに攻撃されたら
やっぱり皆ビビッてそういう啓蒙活動とか控えちゃうよな・・・
改宗を迫られた例って言うのも勿論有るとは思うけど むしろ自分達の方から進んで改宗した方が圧倒的に多かったんじゃないかなぁ? つまり、仏教でいる事にメリットが感じられなくなったって言う。
そもそも仏教って大衆的でないと思う。
505で酔っ払っていることもあって同じ意味の事柄を二度書きしてしまったorz
>>507 西ゴートの征服とレコンキスタの例がそういうパターンの代表格かなあ
中の人は同じだがし庇護民の存在は無論押さえた上での話しだけど、
ジスヤの負担が重荷になった、あるいはグラナダ陥落への流れで
ごく少数の人々がアフリカへ去るも大半は再改宗を選んで
生き続けたように。
中東の仏教徒の中の人の大半は空気を読んで最適と(自分が考えた)選択をとっていった
可能性もあるんだろうか。
まあモノイイがついてもよいや。
仏教研究者の中の人の長説法聞きたくはないし。
510 :
世界@名無史さん :2007/04/22(日) 04:29:18 0
仏教が何故西で広まらなかったかというのは確かに不思議な感じもするが そのへんは単純に仏教はモンゴロイドのシャーマニズムをベースにした 森林文化の宗教だからじゃないかと思う。 イスラムはやっぱり砂漠で命がけで生きる民族向けって感じするし。
511 :
世界@名無史さん :2007/04/22(日) 05:03:55 0
そういえばサウジの人が同じ様な事云ってた>森林-砂漠
>>507 >>509 具体的に、実際にある宗教から別の宗教へ改宗しようとする香具師にとって、
最も強力に足をすくませてしまう心理的障壁は、
「従前信仰していた宗教の教義に復讐されること」だからね。
要するに、
「前の神様に祟られるのが怖い」
だから、
どんな宗教も、もちろん俗悪なカルトも含めて、
棄教者がどんな恐ろしい目に遭うかというのは
かならず陰に陽に強調するところなんだが、
(こればっかり言うのはただのカルトだけどww)
ここが仏教は非常に弱いんだよね。
イスラム教あたりに改宗しても、仏さんは何も祟らないように見える。
棄教への心理的ハードルが非常に低い。
そもそも釈迦が神はいない、つってんだから 仏教が宗教を自称する方が間違ってる。 あと、インドで小乗仏教より先に大乗仏教が成立してたら 勢力図は違ったかもな。 浄土真宗や日蓮宗なら戦争しまくってた地域なら 広がった気がする。
>>512 なるほど。
仏教は、教義自体の妥当性はともかくとして、
ミーム(情報遺伝体)として考えれば、
他のミームとの闘争時の、防御力に欠けると。
戦闘型ミームのイスラム教相手では勝ち目が薄いね。
仏教の、「自我と欲が苦しみの原因」「生き物はなるべく殺すな」
という根本教義は、現代の批判にも耐えうる完成度だと思うけど…。
>>513 小乗仏教は、宗教と言うより哲学だよね。
>>512 >どんな宗教も、もちろん俗悪なカルトも含めて、
棄教者がどんな恐ろしい目に遭うかというのは
かならず陰に陽に強調するところなんだが、
(こればっかり言うのはただのカルトだけどww)
ここが仏教は非常に弱いんだよね。
イスラム教あたりに改宗しても、仏さんは何も祟らないように見える。
棄教への心理的ハードルが非常に低い。
なるほど。これはそうかもしれんな。
最近、キリスト教の力が弱まってるのも棄教への心理的ハードルが
低くなったというのが理由の一つになるかもな。
層化の脱会者へのハードルはとっても高いよ。 イスラムに十二分に対抗できるね♪
517 :
世界@名無史さん :2007/04/22(日) 20:56:52 0
日本は天皇を中心とした神の国(森元首相) だからイスラム、キリスト教は広まらなかった。
519 :
世界@名無史さん :2007/04/22(日) 21:36:55 0
>>513-515 小乗仏教の場合は、棄教しても、原理的には
「これまで積み重ねた功徳が全部ゼロになりますがよろしいですか?」
ということしか言えない。どこかの店のポイントカードのようだがw
僧侶の場合はやや「勿体無い」が、在家の場合は
どうせ今持っている功徳なんて大した事はないので、アッサリ棄てる事が可能だろう。
それでも、アラーが保証してくれる天国と、悟りを開いて得られる幸福とで
どちらがより魅力的かという比較で勝てる余地はある。
だが、
更に悲惨な戦いを強いられるのが大乗仏教の場合。
信仰の対象としての属性さえ素人目には明確で無い諸仏を前面に立てて、
一神教の強烈なゴッドと戦わなければならない。
元々仏教は、信仰の対象としての「神」の像が
「神様」という人類一般のカテゴリーとしては全く明確ではないので、
アラーや三位一体の神はおろか、
在地の多神教にさえも、神の属性に関する教義が整備されると結局負けてしまう。
>>520 で言ったのは、中国における道教(いまの中国庶民のごった煮信仰)や、
日本における神道などを見れば良く分かる。
中長期的には、如来や菩薩そのものに勝ち目はないんだろう。
今の日本人にとって、「神様」と言えば、神道の神々かキリスト教の神、
「仏様」と言えば死んだ先祖の霊魂を指す。
今の日本において、
伝統仏教側最大の「棄教に対する殺し文句」は、
「先祖代々の墓があるのに宗派替えすると、後々祟りますよ…」
というもの。つまり祖先霊を人質に取っている。
いや、もっとはっきり言えば、
「祟る神」は如来でも菩薩でもなく、なんと祖先霊だ。
この殺し文句は、墓の立て方や葬式の挙げ方のマニュアル本、
伝統的な暦の本などによく書いてあるものだね。
イスラム圏内で圧倒的なイスラムになったとは言っても ゾロアスター教やネストリウス派の流れを汲むアッシリア正教会 そう言った宗教は厳然として今でも維持しているのに 仏教はそれこそ本当に跡形も無いもんな あと仏教ってさ、上に立つ「神性」を考えた場合優しくは有っても強くは見えないんだよな ここがやっぱり大幅に駆逐されてしまったのも有るんじゃないかな 一神教の神とかって傲慢だし横暴にも見えるしロクでもない事多いけど 自分の味方となって崇めれば有る意味これほど心強く頼もしいものもないし 中央アジアやステップの遊牧民の世界って何よりも一番の価値観は「強いかどうか」だからな
ロシアの方も隠れキリシタンならぬ隠れムスリムが実は割りと居るとか 大幅に公表はされないし周囲も知らない人が多いらしいが かつて抑えていた中央アジアから逆に来るかたちでじわじわと侵食してるそうな そう言やこの間死んだロシアの誰だったかもそうだったとか言う話だったな
>>522 仏教徒が経典の民でないのが大きいかもしれない。
525 :
世界@名無史さん :2007/04/23(月) 00:07:21 0
>>522 髑髏をぶらさげて火の中で怒り狂ってる明王像とか見た事無いか?
仏教ではそのへんは多角的にいろんな面を持っているっていうだけでは?
超越するものは優しくも激しくも有る。
「明王」に姿を変えるってのはそういう比喩だろう。
経典の民の神もそのへんは同じだと思うが。
526 :
世界@名無史さん :2007/04/23(月) 00:59:19 0
>髑髏をぶらさげて火の中で怒り狂ってる明王像とか見た事無いか? でもこれって元の仏教の神々じゃねーべ つうか仏教って特に上座部のは宗教っつうよりも哲学だしな
527 :
世界@名無史さん :2007/04/23(月) 01:21:34 0
仏教は愛を否定する唯一無二のパンクな宗教。
>>527 「愛」の意味合いが違うわ。仏教の言う愛は「LOVE」ではなく「DESIRE」だ
529 :
世界@名無史さん :2007/04/23(月) 01:31:10 0
愛ゆえに人は苦しまねばならぬ。 ならば、愛などいらぬ!
なんと! 鳳凰拳の使い手が!
>>529 クラスに一人は必ずそのネタやるんだよな
それしか知らないんだから仕方なかろ
533 :
世界@名無史さん :2007/04/24(火) 01:54:59 0
>>526 元の仏教の神々って何よ。w
そもそも仏教の世界に神なんていねーし
>>533 仏教はその母体の古代インド文明における、バラモン教の神々を否定はしておらんわな。
その姿勢が後々、仏教は外の世界に広まってもその土地の土着宗教と共存する性質を
作り出したと言って良い。一神教とはえらい違いですね。
535 :
世界@名無史さん :2007/04/25(水) 00:16:56 0
536 :
世界@名無史さん :2007/04/25(水) 00:26:10 0
537 :
世界@名無史さん :2007/04/25(水) 10:12:35 0
宗教や迷信に堕した国々が発展した例しが無いぞよ
538 :
世界@名無史さん :2007/04/25(水) 10:28:30 0
アメリカはバイオ方面でこれから伸び悩むと思う。 ロボットでも日本に後れを取ったし。 「高度に発達した科学は魔術と区別がつかない」としばしば言われるが、 宗教的な国家や社会だと、一部の科学技術は中世の「魔術」のように忌み嫌われて、 その発展に限界が出てくる傾向がある。
トルコは99%イスラムだけど、ほとんどの戒律守ってないから そのうちEUに入れてもらって ドイツの子分として発展する可能性が 1%ある (^−^)
541 :
世界@名無史さん :2007/04/25(水) 14:41:12 0
>>539 尤もだからニッポンの明日は明るい、としたらノー天気に過ぎるが。
ただ、その意味では、人権や倫理事項の余計な縛りが無い中国こそ、
今世紀中盤の経済大国と云うのは納得か?
542 :
世界@名無史さん :2007/04/25(水) 14:52:50 0
耳ある者どもに甘露の(不死)の門は開かれた。 〔おのが〕信仰を捨てよ。
>>544 タイじゃあ10年位前から仏教原理主義みたいな活動活発だぞ。バンコク市長にその手の活動家の人が
なったりしたこともあったはず。
546 :
世界@名無史さん :2007/04/25(水) 22:16:08 0
古代日本における仏教は支配の道具であった。 縄文人の末裔たる東北の先住民文化を根絶やしにするために 大和朝廷が使った残酷な常套手段は、王民であるか仏教徒に なるかしなければ清らかな人間にはなれないと説くことである。
547 :
世界@名無史さん :2007/04/26(木) 04:42:56 0
日本は外圧がなければ変れない国といわれる。 しかし、それは世界史を見れば何処の国も同じことで 現在のG8の大国はどこも侵略に怯えた時代がある。 だが、イスラム諸国は欧米から攻撃されると、 すぐイスラム対キリスト教の図式にすげ替えようとする。 だから自国の合理化をはかる努力をしないのだろう。
548 :
世界@名無史さん :2007/04/26(木) 04:46:57 0
日本、中国、朝鮮だって欧米列強の外圧がなかったら 近代化できたか怪しいところだ。 日本は徳川家の時代がもっと続き、中国は清王朝のままだっただろう。
549 :
世界@名無史さん :2007/04/26(木) 18:24:11 0
しかし所謂「近代化された社会」において、その近代化を齎したバックボーンたる キリスト教文明を批判し、そしてその批判に対しての暴力的な圧殺が無い時点で、 結局はイスラムに対するキリスト教の優越、ひいては現実における、キリスト教 社会とイスラム教社会の余裕の程度が知れますね。 21世紀の潮流としてのイスラム化する世界に対するアンチテーゼとして、中国と 佛教には是非頑張ってもらいたいです。 日本もイスラムに対する防衛を考えないと…。(欧州のように移民などは絶対いれて は駄目です。軒を貸して母屋を取られます)
>>548 西欧はオスマントルコの圧力がなければアメリカ大陸への航路発見はなく、従って近代化もなかった。
絶対王政はおこらずいまだ封建的社会だっただろう。そういうことだ。
>>549 優れた文明は、伝播し抱擁する
普遍的な文明は、担い手の民族が滅びても受け継がれていく
日本の現在の文化・文明が、他の民族と接触して滅びるのであれば劣等なだけ
そんな劣った文明なんか担うだけ無駄
優れた文明とは、他の文明より伝播力・同化力に優れたものを言う
キリスト教文明をベースにした文明が優勢なのは、これがもっとも優れた文明だから
人権の概念一つとっても、他の文明にくらべて普遍性があるし魅力的な概念
仏教もイスラムもキリスト教を生み出した近代ヨーロッパ文明に比べればカス
日本ももっとヨーロッパ化すべき。仏教や祖先崇拝みたいな迷信はさっさと根絶すべき
>>551 > 優れた文明は、伝播し抱擁する
> 普遍的な文明は、担い手の民族が滅びても受け継がれていく
それならお前がそんな必死な書き込みしなくても、勝手に抱擁されていくんじゃね?
「〜すべき〜」って、ほっておいたら伝播しないものの場合に言う言葉だぜw
>>551 > 仏教もイスラムもキリスト教を生み出した近代ヨーロッパ文明に比べればカス
キリスト教を生み出したのは、古代ローマ…まあ地中海文明でしょ。
キリスト教の桎梏を抜け出すのに成功したところから、近代ヨーロッパが始まる。
近代ヨーロッパ文明には、キリスト教の貢献もあるし、
実際問題としてキリスト教と切り離して語るのは困難だが、
ぶっちゃけマイナスの方が大きいよ。
> 日本ももっとヨーロッパ化すべき。仏教や祖先崇拝みたいな迷信はさっさと根絶すべき
日本人は、迷信と知ってて信仰してるわけで。
信仰のありかたが根本的に違う。
554 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 03:10:38 0
よく死刑廃止論争で、死刑廃止論はキリスト教のイデオロギーだと言い出す人がいる。 確かに聖書には「汝、人を殺すなかれ」と書いてあるし死刑廃止国にはキリスト教国が多い。 だがそれが理由なら西洋が20世紀までギロチンで公開処刑をやっていたのはなぜなのだろう? なぜ20世紀後半になって急にキリスト教世界は死刑廃止論が台頭したのだろうか? 仏教も「不殺生」の戒律が死刑否定につながるという見方もある。 確かに、日本人の仏教家に死刑廃止論者が多いような気がする。
>>554 魔女だの、悪霊だの
いろいろ後付は出来るわな
戦争だって聖戦といえば言い訳だ
物はいい様だな
>>554 ヨーロッパ人というのは同じ民族であれお互い殺しまくる傾向がある
罪もないのに勝手に裁判で罪をきせられギロチンにかけられもの凄い数の人間が殺されていた
こういった不信感からくるんだよ
多神教は伝統、慣習だが、 一神教はイデオロギーである。
今のイスラムがやってるようなことを昔ヨーロッパでやられていたんだよね もちろん死刑も見世物にさせられてね Fableとかいうゲームやるとあれがヨーロッパ人の本質だということがわかる 死刑の判決をうけて断首されてる人を女も男も喜んで見てるんだよね その点に関してはイスラムよりも酷かったかもしれん 死刑が廃止になったのはそういった悲劇の歴史が辿った経緯からある
560 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 04:48:04 0
>>557 >ヨーロッパ人というのは同じ民族であれお互い殺しまくる傾向がある
それは君の無知と偏見だ。戦争の多さは地形の違い、資源の問題で人種の違いではない。
561 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 04:50:49 0
>>559 >Fableとかいうゲームやるとあれがヨーロッパ人の本質だということがわかる
バカだね。本質なら現代を通して続いてるはずでしょ。
おまえもかなりのレイシストだね。
562 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 04:53:40 0
>>559 死刑の残酷さなら中国だって負けてないぞ。
563 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 04:58:11 0
>>557 >こういった不信感からくるんだよ
これは説得力がないだろ。
政府と国民の信頼関係はヨーロッパでも国によってまちまちだしね。
人が殺されてるのとか見て喜んだり人が殺されるのにエクスタシーを感じる これがヨーロッパ人の本質 有色人種はゲーム感覚で殺しちまうがエクスタシーはあまり感じない 同じ人種だからこそエクスタシーを感じるのだ 儀式と称して生贄にされたり殺されたりもしくは内蔵を取り出されるのをみながらオナニーしたり中にはSEXしてたりしてたんだよね もちろんヨーロッパ、イスラムではなく古代ケルトや中国、マヤでもこんなのが普通に行われていたことだ 別段おかしいことではない 世界中の基準からすれば普通のことなのだ
565 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 05:18:07 0
スペイン・バルセロナ市内の闘牛場が、経営難のため来年いっぱいで閉鎖されるそうだ。 近年は動物愛護の精神から反闘牛運動が盛んになって客が減って赤字続きだったらしい。 今まで日本からの観光客などで首をつないできたが、とうとう限界になった。
566 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 05:20:49 0
>>564 それは日本人、中国人にも同じことが言える。
だから暴力的なアニメが流行る。
567 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 05:24:24 0
ただ、日本の場合は「汚いものには蓋をしろ」ってのが日本人の慣わしだから・・・
>>566 日本は妄想だけで実際に行動する勇気なんかないだろ
日本は異質
アフリカすらもこんなもんはあったと思う
まあ今じゃこんなの大っぴらやってるのはイスラムだけだと思うが
569 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 05:31:09 0
>>567 >ただ、日本の場合は「汚いものには蓋をしろ」ってのが日本人の慣わしだから・・・
だがヨーロッパはそうはいかない。汚いものに蓋をできない。
アングロサクソンはケルト人を貶め、ケルト人もアングロサクソンの残虐の歴史を残す。
スペイン人はフランス人の残虐の歴史を書き、フランス人はドイツ人の残虐を歴史に残すから、
日本人は一番酷い歴史を信じるわけですよ。
でも、ヴァイキングの残虐の歴史なんてイギリスのプロパガンダでの嘘が多いらしく、
最近は見直し論が高まってるらしい。
これらはいわゆる悪習だったんだよな マゾ的な体質の民族にしかできない 罪もないのに死刑をポンポン簡単に判決下したりして見せしめにしたりしたのも この悪習とモロに関係がある 近代になるにつれてこんなことはやはりやめた方がいいとうことになった 韓国も人を殺すにはないにしても嘗糞とかマゾ的なもんやってたみたいだね
571 :
世界@名無史さん :2007/04/27(金) 05:36:27 0
>>567 欧米人だって、多くの人は「レイプ・オブ・ナンキン」とか盲信しているしね。
日本人だって大概の奴は白人のインディアン虐殺とかストレートに盲信している。
結局のところ人間は自分の思考フレームを通してしか 世界を見れないんだよね。 「自分がやることは他人もやる」という発想がある。
>>569 ヴァィキングの成人男性の身長平均は155cmぐらいらしい
いまだとあまり凶暴に感じないなw
今の民主主義的なモラルも、未来には崩壊してると思うしな
例えば300年後には世界的に煙草の存在が抹殺されてるとしよう
昔の人間は毒を振りまいてたと言われてるかもしれん
喫煙者だけでなく、周りの人の被害はそうとうなものだとか
これはキリスト的にありえない話でないかと・・・w
>>554 諸説あるが、西ヨーロッパ諸国の死刑廃止論のベースは、
キリスト教というよりは、古代ギリシア・ローマ以来の
「自由人への身体刑禁止原則」だろうね。
死刑というより、鞭打ちなどの身体刑の禁止が先にある。
究極の身体刑が死刑ということだから。
だが、
「身体刑を科されないということが基本的人権が守られる自由な社会の証」という
西ヨーロッパの常識は、中東のイスラム圏では全く通用しない。
監獄に入れて移動の自由を長期間拘束するよりも、
身体に短時間の身体刑を与えてさっさと刑罰終了・社会復帰させるほうが
ずっと「自由だ」という発想が中東には伝統的に存在する。
575 :
世界@名無史さん :2007/04/28(土) 02:35:59 0
日本やアメリカでは、ポルノがはびこり、援助交際や売春婦が横行している。 しかし、イスラム諸国では公序良俗が保たれ、人々は貞節を守って生きていく。 日本の歴史をふりかえってみると、農村では夫や妻以外と性交渉を持ち、 乱交すらめずらしくない不潔な性習慣をもっていた。 誰の子とも知れない子をうみ、父親が近所の親父という例も珍しくない。 天皇、上皇ですら、おどどが子を孕まされ、武士の台頭を生み出した。 そういう不潔な国とイスラム諸国とはどちらが社会的に浄化されているか 考えてみよう。
>>576 イスラムの言う公序良俗って、家畜の管理方法そっくりなんだよな。
578 :
世界@名無史さん :2007/04/28(土) 07:57:15 0
>>574 >死刑というより、鞭打ちなどの身体刑の禁止が先にある。
鞭打ちは死刑と同じだって誰かが言ってた。
決められた回数までにみんなショック死するとマンガで見た。
579 :
世界@名無史さん :2007/04/28(土) 09:14:25 0
仏教は、生きとし生けるものを殺してはならない不殺生を説く。 あらゆる生き物の生命を尊重する観点からすれば、 人が人を殺生する死刑制度は廃止すべきであろう。 死刑制度を容認する人間は仏教徒にあらず。不寛容な精神の持ち主である。
>>579 > 仏教は、生きとし生けるものを殺してはならない不殺生を説く。
> あらゆる生き物の生命を尊重する観点からすれば、
> 人が人を殺生する死刑制度は廃止すべきであろう。
方向としてはその通り。
> 死刑制度を容認する人間は仏教徒にあらず。不寛容な精神の持ち主である。
これは必ずしもそうではない。
死刑制度それ自体が、殺人や殺生を減らしている場合には、
死刑制度の存続こそが、生命尊重につながる。
581 :
世界@名無史さん :2007/04/28(土) 10:39:17 0
まあ、小学校乱入の宅間みたいに「死刑にして欲しくてやった」みたいに言う人もいるし、 米大学乱射事件の犯人やNASA立てこもりの犯人みたいに自分から犯行後に自殺する人もいるし。
582 :
世界@名無史さん :2007/04/28(土) 10:41:32 0
閻魔大王は架空の人物で、治安をよくするために考え出された古代人の知恵だ。
>>582 そんな事行ったら宗教の教義などすべてそうだぞ
人を殺すな、騙すな、盗むな・・・
これらは集団生活するにあたって約束事
人類の繁栄する為のスールだろうが
そもそも、イスラム教徒に死刑はむしろ幸福ではないか? 彼らの宗教観では死後の世界はばら色に染まっている。 鞭で叩かれようと、石を投げられようと、地獄に行くわけではない。 「救われる」わけで。
585 :
世界@名無史さん :2007/04/30(月) 16:26:20 0
以下は自殺率の高い国ワースト10。 リトアニア(04年) 40.2(男性70.1、女性14.0) ベラルーシ(03年) 35.1(男性63.3、女性10.3) ロシア(04年) 34.3(男性61.6、女性10.7) カザフスタン(03年) 29.2(男性51.0、女性8.9) スロベニア(03年) 28.1(男性45.0、女性12.0) ハンガリー(03年) 27.7(男性44.9、女性12.0) エストニア(02年) 27.3(男性47.7、女性9.8) 日本(03年) 25.5(男性38.0、女性13.5) ラトビア(04年) 24.3(男性42.9、女性8.5) ウクライナ(04年) 23.8(男性43.0、女性7.3)
586 :
世界@名無史さん :2007/04/30(月) 16:26:44 0
宗教の進化としては 緩やかな宗教 → 強力な宗教 → 強力な宗教の弊害除去 ってな感じなんですかね。 で、この真ん中の「強力な宗教」が人間の科学的思考と相性が良くないと。 西洋の発展は弊害除去によるものだが 日本の発展は緩やかな宗教だったがゆえに達成された感がある。 要は真ん中じゃなければいいんじゃないかと。
587 :
世界@名無史さん :2007/04/30(月) 17:15:00 0
ユダヤ教は強力な宗教だけど、ノーベル賞をバシバシ出している。
588 :
世界@名無史さん :2007/04/30(月) 17:57:24 0
>>587 ノーベル賞受賞者の輩出と、社会の「近代化」は別の話ではないかと。
589 :
世界@名無史さん :2007/04/30(月) 18:12:48 O
キリスト教のカトリック教会もも離婚すんなだの避妊すんなだの セックルすんなだのイスラム並に相当うるさいのに ブラジルやスペインの人間がまるで言うこと聞いてないのはなんでだろう
590 :
世界@名無史さん :2007/04/30(月) 18:23:47 0
イタリアの離婚率は日本より低い。
591 :
世界@名無史さん :2007/04/30(月) 18:34:04 O
つーか、大乗仏教には一殺多生の教えがあり、多数を救うためには 一人を殺すのもやむなし――という教えがあり、日本の仏教徒ならば 死刑を推奨しておかしくないのだが。 仏教が無条件で殺生を禁じてるなんて駄ボラ、ドコから仕入れたんだ?
釈迦の説いた戒律は無条件の殺生禁止だろ。修行者なら当たり前だ。 大乗仏教は釈迦とはほとんど関係ない。
>>590 公式に離婚できないだけで、
別居して、お互い愛人と同棲したりしてるでしょ。
594 :
世界@名無史さん :2007/04/30(月) 22:48:20 0
>>584 あいつらの行く先は間違いなく「地獄」なのにねw
考えてもみなよ。 あの猿どもが信じてる神とやらは悪魔以外の何者でも無いからな。
595 :
世界@名無史さん :2007/04/30(月) 23:44:53 0
ていうかイスラム圏が後進的なのは歴史的な偶然の所産で宗教のせいじゃないだろ イスラム圏だけじゃなくヒンドゥー・仏教圏はイスラム圏以上の後進地帯じゃないか アジアで近代化したのは日本・韓国・マレーシアくらいか? 大雑把に日本は仏教、韓国は仏教・キリスト、マレーシアはイスラムと区分できるが これらの国はいずれも欧米と密接で日本・韓国は自己防衛権すらアメリカに支配されているのが現状 イスラム諸国会議機構の平均経済成長率は6% インド・中国と同じくイスラム圏の多くは順調に近代化している どうしてイスラムには先進主要国が誕生しない じゃなくて どうして欧米以外には先進主要国が誕生しない に訂正しろ
>>595 自称「俺の意見こそ全て正しい他は糞」さんの登場です。
597 :
世界@名無史さん :2007/05/01(火) 04:41:56 0
599 :
597 :2007/05/01(火) 14:54:56 0
ごめんなさい
一人当たりのGDPで考えるならイスラムでも特にアラブ人国家は 十分立派で先進国並だよ
602 :
世界@名無史さん :2007/05/02(水) 10:07:12 0
キリスト教社会は寛容である。必死になって反論する日本人もいるだろうが、 アメリカ人やカナダ人がキリスト教を邪教呼ばわりして大丈夫であること自体が、 寛容である証拠ではないか。 日本人がキリスト教を邪教呼ばわりする本を出しても大丈夫だが、イスラム世界は、 「悪魔の詩」を翻訳した外国に賞金を出して暗殺団まで送る。 創価学会は脱会希望者が黙って引越ししても住所まで調べてストーカーする。 脱会者に向かって「あなたはミミズ(シラミ?)に生まれ変わるだろう」なんて言うが、 キリスト教は簡単に脱会できた。 自由に脱会できる。批判しても大丈夫。これこそ寛容な証拠だろう。
>>600 石油抜きといってもその肝心の石油をもらったから仕方ないだろ
パレスチナやイスラエル、アフリカが貧乏なのはその石油すら
まともにもらってないからだ
604 :
世界@名無史さん :2007/05/02(水) 16:21:28 0
>>602 キリスト教って言ってもいろいろだろw
渋谷のハチ公前でよく宣伝やっている神を信じないと地獄に落ちますなんて言うテープ流してる団体とか
統一教会なんて相当あくどそうだけどな・・
605 :
世界@名無史さん :2007/05/02(水) 16:57:20 0
そういや一時Power For LivingとかいうやつのCM投下が凄かったな。 あれ、保守系キリスト教財団なんだろ。 あんなにカネ使って、ただの信者獲得目的でもなさそうだし、不気味。
607 :
世界@名無史さん :2007/05/02(水) 18:53:59 0
イスラム、キリスト教が誕生しなかったら、 世界はどうなっていただろうか? 古代ギリシャは地球儀まで発明していたのに、 キリスト教のイデオロギーで自然科学の研究がストップした。
>>607 古代文明の衰退は宗教だけの問題じゃ無いからなあ…。
地球環境の変化とか人口の増加とか、色んなイシューがかかわっているので
歴史の流れ的にはそう大差はないと思う。
ただ、一神教イデオロギーが存在しなければ、多くの大戦争や民族紛争は
存在しなかったことは確かだろうね。
とりあえず、キリスト教、キリスト教と一まとめにせずに ここでなんかよく出てくるキリスト教はカトリックと言うべきなんじゃないの? 東方正教会と東ローマ帝国は洗練された文化もってたじゃん。
どれだけほざこうがアラブは勝ち組 石油もGDPもこれからの経済成長も約束されてるしな 所詮JAPは働き蟻の負け組
612 :
世界@名無史さん :2007/05/02(水) 23:09:08 0
>>608 ←また凄いバカが涌いてきたな。
>ただ、一神教イデオロギーが存在しなければ、多くの大戦争や民族紛争は
>存在しなかったことは確かだろうね。
宗教には戦争を抑止する効果もあることに気づいていない。
613 :
世界@名無史さん :2007/05/02(水) 23:10:28 0
儒教文化圏は、「上位尊重」の教えで、上と下の関係を重視する。 だから共産主義と親和性が高くキリスト教世界よりも民主化が送れた。
>>607 > 古代ギリシャは地球儀まで発明していたのに、
> キリスト教のイデオロギーで自然科学の研究がストップした。
これは本当に惜しい。
キリスト教の迫害がなければ、科学は1500〜2000年早く進んでいたよ。
>>208 社会制度は、帝国の崩壊で失われるかもしれんが、
科学的知識が場所を移動するのは簡単。
欧州全体がキリスト教に抑圧されていなければ、
ボローニャ、パリ、ケンブリッジなどで、
ギリシャ科学が継受され発展していたんじゃないか。
もっとも、科学技術が2000年早く発達してたら、
環境破壊も資源枯渇も、2000年早まって、今頃人類は絶滅してたかも。
そうでなくても、ヨーロッパの発展が急速だと、アジアが対抗できなかったかも。
ヨーロッパ文明にブレーキを掛けてくれてありがとう。>>キリスト教
615 :
世界@名無史さん :2007/05/02(水) 23:44:44 0
エネルギーが石油から他の物になった時アラブはどうなるんだ?
616 :
世界@名無史さん :2007/05/03(木) 00:09:13 0
>>614 >>科学技術が2000年早く発達
するわけないだろう・・文化的爛熟が早くに訪れて
中国のような不毛なループに突入していたと思うよ。
617 :
世界@名無史さん :2007/05/03(木) 00:16:42 0
>>615 衰退すると思うのだが・・その辺はちと微妙
ポスト石油が何になるかも未定だしな・・。
今日中東が重視されてるプラス要因は
3大陸の要という地政学的条件と
石油資源の2つで
マイナス要因がイスラエルの存在だが
そのひとつ石油がなくなれば
地政学的条件も今日の文明の程度から見て相当に低下をするだろう。
西側の関心が低下してイスラエルへの注目が低下していけば
逆に中東核戦争は回避できんと思う。
エルサレムはもはや核の汚染で人間の立ち入れない場所になるしか
帰属問題での決着はつけようがないと思うし
過激な原理主義の不満や鬱屈もいっぺんガス抜きということで
これで発散させるしかないとも思う。
618 :
世界@名無史さん :2007/05/03(木) 10:40:23 0
>>616 >するわけないだろう・・文化的爛熟が早くに訪れて
>中国のような不毛なループに突入していたと思うよ。
中国が不毛のループに突入したのは一つに統一したので
競争がなくなってしまったからだろ。
ヨーロッパに戦争が多かったのは地形が複雑ゆえ
一つの国に統一されなかったから。
619 :
世界@名無史さん :2007/05/03(木) 13:08:58 0
天照はブスだ。
封建社会を経験してないと近代化はスムーズにいかない 封建社会は権力が弱いから民間に資本が蓄積して原始資本主義的な要素を作り出すし また部族制や氏族や宗族などの社会システムをある程度解体して 近代の国民国家に基づく中央集権体制をある程度準備する ローマのような帝國型の中央集権ではオスマンや中華帝国みりゃわかるように いつまでたっても近代化はありえない。商業資本家の育成を阻害するからね ここら辺はウォーラステインなど読めばわかるが最近のほぼ定説 それとヘレニズム時代に科学は最盛期でローマ時代の科学はもう停滞しとった ローマの文化的貢献度は科学面においてはほとんどないな それと中国の不毛のループと比較できるのはビザンツでこれも不毛のループ 西欧の方が荒っぽかったけど新しいものを生み出す力はあった 実際中世の学問を比較するとビザンツより西欧の方がはるかにオリジナリティがある 実際ビザンツは勢いで西欧に押されるしな
科学面でも中世盛期以降になるとかなり発達してくる ギリシャ数学科学に加えインドの学問を融合させたイスラム文化を輸入するようになって 学問は飛躍的に伸びる 実際中世後期には科学ははやってデカルトやガリレオの発見もいくつかは 中世の修道士などがもう既に研究していて原型が既にあったものもある 一方イスラムは11世紀になると保守主義が台頭して 哲学者などを大弾圧して(何人もの哲学者が処刑された 死者イスラム最大の哲学者アヴェロエスは晩年哲学ができなくなる 彼はキリスト教圏での影響がむしろ大きい) 12世紀以降学問が停滞する ちなみにイスラムに科学をもたらしたのはなんの事はないキリスト教徒 ギリシャ語やラテン語の文献の翻訳活動は9世紀が最盛期だが それはほとんどシリアやエジプトのキリスト教徒の手による 後にキリスト教徒は学問の世界から占めだされたが 初期のイスラム圏の学者はキリスト教徒が多い
でなぜイスラム圏で学問、特に哲学が忌み嫌われたかは やはりギリシャ哲学はセム的でなく外来のものという意識が強かったらしい ところがキリスト教の場合あまりにもギリシャ思想の影響が強すぎた キリスト教は信仰面でユダヤ(セム)的、思想面でギリシャ的、教会組織の面でローマ的 とラッセルがいってるが 正統な教義(カソリック)の元ネタもギリシャ哲学からきてるし、 それを批判する側の考えも元ネタはギリシャ哲学みたいな場合が多くて キリスト教圏からギリシャ的なものを除くのはイスラムと違って全く不可能 ガリレオの件でキリスト教はアンチ科学みたいな感じだが 当時たまたま宗教改革でカソリックが反動的になっていたのもあるし 皮肉にも教会側の科学観もアリストテレスやプトレマイオスに基づいてるんだよ さらに当時最高の数学や科学の教育はイエズス会が行っていた(デカルトもそこ出身)
公転が360日でなかったため、毎年の祝祭日などが ずれることからキリスト教では天文学が発展したけど、 イスラム圏はずれは問題なかったの?
それは知らないな けどイスラムでは天文学はかなり発達したよね コペルニクスが地動説証明する際にイスラム圏の学者の説が元ネタなものもたしか使ってるはず イスラムの学問は基本的に継承で劇的な発見みたいのは少ないけど この時代に学問に関する材料、量的なものがすごく増えたということが重要なんだそうだ
ヨーロッパと中東じゃユリウス暦でローマ時代に1年365日になってるが
ヨーロッパ人はギリシア文明を直接継承した気でいるが、 大半はイスラム世界の手を経て伝わったもの。
よって、イスラムが発展した。ギリシア文明が なければイスラムは発展しなかったのか?
一応直接的に継承してるというのも間違いではないけどね 特に教会や修道院にはある程度残ってたし イスラムにないような文献もルネサンスの頃修道院からかなり発見されたしね ただローマ時代は文化は圧倒的に東が上で、 シリアやエジプトみたいな発達してた地域がイスラム圏になったわけだし 西欧はイタリア以外土田舎だったから イスラムの文化が優位になったのはある意味当然だと思う
629 :
世界@名無史さん :2007/05/04(金) 11:19:40 0
なぜインドネシアやスリランカ、インドシナ半島はキリスト教国にならなかったのですか?
日本が解放してあげたから。
631 :
世界@名無史さん :2007/05/04(金) 12:10:06 O
>>629 イスラム教徒が他の宗教に改宗することは、許されないから。
632 :
世界@名無史さん :2007/05/04(金) 12:59:07 0
>>630 日本が真っ先に占領したフィリピンはカトリックのままだ。
>>631 スリランカ、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、ラオスはイスラム国家ではない。
633 :
世界@名無史さん :2007/05/04(金) 13:02:47 0
植民地と言っても宗教まで強要はしなかったからな。 イギリスも植民地の宗教は保護した。
634 :
世界@名無史さん :2007/05/04(金) 13:04:56 0
>ヨーロッパに戦争が多かったのは地形が複雑ゆえ 一つの国に統一されなかったから。 え?ローマ帝国は? フランク王国も大帝国を築いたけど、分割相続が悪い方向に左右しただけだし。
635 :
世界@名無史さん :2007/05/04(金) 13:08:31 0
> 古代ギリシャは地球儀まで発明していたのに、 > キリスト教のイデオロギーで自然科学の研究がストップした。 これは本当に惜しい。 キリスト教の迫害がなければ、科学は1500〜2000年早く進んでいたよ。 本当にそんなにはやく進むんだろうか。 中国や日本、米先住民文化圏、イスラム文化圏でもやっぱり中世の頃は 中世なりの文化レベルにすぎないと思うんだわ。
アッラー=魔女達
昔は科学と技術は別なものだったからね 科学ではそれほど大きな進歩はないが 技術力に関しては古代より中世の方がずっと進んでる 軍事技術や農業技術は特にね それとキリスト教の科学はプトレマイオスが基準だから当然知識人は地球が丸いことを知っていた 地球が円盤型なんて考えは一般庶民の迷信だよ 坂本竜馬ですら地球が丸いことを知って驚いたんだから 20世紀に義務教育が普及するまで一般人は地球は平らだと思ってただろう
638 :
世界@名無史さん :2007/05/04(金) 22:38:27 0
>>635 自分はマクルーハン派なのでどうがんばっても印刷術が普及しないうちは文明は発達してないと思うw
そもそも紙でさえ怪しい時代なのに
639 :
世界@名無史さん :2007/05/04(金) 23:18:46 0
>>638 印刷術が発達した背景にはキリスト教がある
同一の印刷物に大量の需要がないと、印刷術なんておきない
東洋の印刷術も写経じゃやってらんないとの動機からできた
キリスト教が民衆レベルまで浸透し
聖書の需要があったからこそ、印刷術が普及した
と言うことで、キリスト教がなければヨーロッパには印刷術が普及せず
文明も発達しなかった。キリスト教は、西洋の文明をまちがいなく進歩させた
640 :
世界@名無史さん :2007/05/05(土) 00:29:57 0
>>639 ただそうであるにしても、キリスト教自身が大きく変革を
遂げる必要があった。中世期のカトリックでは、聖書を初めと
する宗教上の書籍は聖職者の独占物だったからね。
宗教改革によって始めて、聖書が庶民のものとなった
>>632 > 日本が真っ先に占領したフィリピンはカトリックのままだ。
アメリカの植民地のままだったら新教国家になっていただろうよw
642 :
世界@名無史さん :2007/05/05(土) 03:18:06 0
米西戦争でスペインから獲得したものの、現地地主の実力者の大半がそのまま スペイン系のまま権力も温存され、戦後日本のように農地改革も行われず 力を持ち続けた事がカトリックが温存された一要因のような気がする。 そもそも、植民地になっても一朝一夕に改宗は無理だろうし、 あの時代には宗教戦争にありがちな(たとえば南フランスにおけるカタリ派の根絶のような) 信徒&コミュニティそのものの壊滅を図る時代でもなかった。 ましてや、アメリカは新教に遅れをとりはしたが、米西戦争当時すでにカトリック人口も 無視できないレベルにまで到達していると来ているし。
人類滅亡も2000年早まるだけ
644 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 02:27:24 0
一人当たりのGDPだと、カタールは日本を上回っているんだね
>>644 UAEも高いですよ
今年で日本のを超えるらしいです
クウェートやバーレーンも高かったはず
日本は越えてないけどイスラエルは超えている
>>644 湾岸諸国は、国籍のない移民や外国人労働者が
庶民として、かなりの数永住生活しているから
それを数にいれれば、実感的には日本より下
湾岸諸国は、国籍のない二級市民を持つ国
額面どおり見ても実態は浮き出てこない
647 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 10:21:20 0
他国籍の特定アジアの人々を多数抱えるわが皇国の実態は?
648 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 11:27:36 0
>>644 そのカタールも未だに識字率は80%やっとこだもんね。
石油でGDPが高くても、これじゃ先進国とは言えないよ。
カタールもUAEも労働者の大部分は低賃金のインド人やフィリピン人で
これでイスラムが発展していると言えるのだろうか。
650 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 11:35:25 0
今の日本に字が読めない女性っているのか?14%ってアリエナサス
651 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 13:06:48 0
女性に教育させないからイスラム世界の発展は頭打ちになったのだろう。 母親が無教養だから、その母親から教育される男もバカになるのだ。 とんだ悪循環になる。
652 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 13:38:36 0
日本のユネスコは電波左翼に乗っ取られてて今非常にヤヴァイ。 日本の国際的信頼を落とすためにあの手この手で 国連本部にウソの御注進を繰り返している。
653 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 13:49:38 0
>>652 話の真偽はともかくとして、
>>649 の日本の識字率はたしかに
ちょっとありえないと思う。
>>652 なんでも左翼w
テレビ局の間違いだろ、日本じゃなくて中国の値だしw
655 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 13:58:09 0
日本女性の人口の一割以上がいまだに字すら読めないなんてありえないだろう。
中国女性の識字率だって
多民族国家ニッポンで、日本語しか読み書きできない女性の比率はこれぐらいだと思う。 日本は大和民族優越主義で、コリア系が差別されているからな。
朝鮮人は日本人じゃありませんよ だって日本国籍持ってないし
それは二重国籍を認めていない大和民族優越主義の差別的政策のため。
>>659 > 二重国籍を認めていない
と
> 大和民族優越主義の差別的政策
との間に何の関連性も見つかりません。
日本が二重国籍を認めていれば、コリア系は韓国籍のままアイデンティティーを保って 日本国籍を取れるでしょう。 だけど大和系が同化政策をとっているので、二重国籍を認めていない。 こんな簡単なこともわからないの?
>>661 国籍は、どの政府が国民に応答・保護義務を負うかという区切り。
二重国籍でおいしいところ取りできないといって、
駄々をこねるのはみっともないよ。
つまり不法に日本に住み着く朝鮮人のうち 日本語かけないのが1割いるということか。 結論も出たので滞りなくイスラムの話しましょう。
665 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 18:15:59 0
>>646 >湾岸諸国は、国籍のない移民や外国人労働者が
>庶民として、かなりの数永住生活しているから
>それを数にいれれば、実感的には日本より下
一人当たりのGDPって、その国の国籍を所持している者だけで割るものなのか?
不法就労者を除いた居住者数で割るものでは?
国籍だけだと、域内就労の自由なEU諸国なんて、実態がまるで分からなくなるぞ。
問題は低所得の移民を使ったまま 今の社会モデルを維持できるかでは?
>>665 GDPの計算に関しては、国籍の有無は関係ない
しかし、住民の生活実態を考えれば、GDPに現れた数字は意味がないと言ってるだけ
668 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 20:39:02 0
>住民の生活実態を考えれば これって何か数値化したものがあるの?
UAEやカタールの公式な一人あたりGDPは外国人労働者も含めた数で割っている。 それだと未だに日本よりはずっと低い。 ただ国籍保持者だけで割れば、UAEなどは日本を越えていると言われている。
670 :
世界@名無史さん :2007/05/06(日) 21:38:49 0
具体的にどれぐらいの差
>>665 一人当たりのGDPは国籍を問わずその国にいる人の数で割るものであり
国籍のない移民や外国人労働者も含めている
一人当たりのGNPが国籍で割るもの
672 :
世界@名無史さん :2007/05/07(月) 02:09:18 0
やはり先進国と呼ぶからには、自由で学問のレベルが高くなければならない。
アジアの大学ランキング100傑にイスラム世界の大学はほとんど入っていない。
これはなぜ?
インドやイスラエルから入っているが、中近東は皆無だ。
ノーベル賞100年の歴史で、イスラム世界からの受賞は非常に少ない。
自然科学での受賞はパキスタン人の1人だけだったと思う。
フィールズ賞は1人もいない。
国境なき記者団が発表する報道の自由ランキングに
http://www.rsf.org/rubrique.php3?id_rubrique=639 イスラム国家がほとんど入っていない。
言論の自由がないことが伺える。
そりゃ国というよりイスラムは都市だから 香港大やニューヨーク大学が上位に入ってないのとある意味似ている でも最近は経済ニュースを扱うWBSとかでも頻雑にイスラムが取り上げられるようになってるよね ドバイとかアブダビの発展が凄いのかも シンガポールもある意味イスラムの国
674 :
世界@名無史さん :2007/05/07(月) 03:15:14 0
>シンガポールもある意味イスラムの国 いつからイスラムの国になったんだ?
イスラム世界最大の大学といえばカイロ大学だが、そこは保守派ウラマーと原理主義学生の溜まり場。 言論の自由どころか、自由主義やアンチイスラム的言論をする者への『警告』や『抹殺指令』がよくここから出る。
676 :
世界@名無史さん :2007/05/07(月) 16:55:40 0
イスラムに先進国がない理由は、 単純に「欧米か」できないからだろ。 アラビア語は文字を右から左に書く。 日本が縦書き以外を禁止していたら、 横書きの日本語を始めなかったら、 近代化は確実に遅れただろう。
欧米化=近代化、という考えが既におかしい。 日本には日本文化でのハッテンのあり方、 アラブにはアラブのあり方。 朝鮮には朝鮮のあり方。 ズールーにはズールーのあり方があって良い。 それぞれの中で幸福なら、欧米的指標なんて無化できる。
678 :
世界@名無史さん :2007/05/07(月) 22:27:51 0
幸福じゃないから、見込みのある人が欧米に留学すると、かえってこないわけで。
現在イスラームの国は、イスラム教徒でも住みにくい世界。
識字率の話、びっくりした。 > 以下では、UNESCOが公開した2002年時点の国別の識字率を中心に > 日本 - 99.8%(男性99.9%、女性99.7%) この引用は wikipedia の識字率の項目だけど、 いくらなんでも数値離れすぎじゃないか?
681 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 00:48:22 0
682 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 02:52:13 0
683 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 03:57:37 0
>>631 スペインではムスリムが大量に改宗したんだがな。
モリスコ、ってイスラムを棄教したカトリックのことだろ?
>>683 そりゃあ 「改宗 or DIE」 だしな。
しかもそれでも長らく、「うわべだけしか改宗してない」って圧倒的な差別を受けたのに。
685 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 08:26:13 0
686 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 11:57:53 0
>>684 西ゴートが滅んだときも同じ中の人らが空気を呼んで改宗していったが、
キリスト教になると鬼畜の所業のような書き方を好むねアンタ。
687 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 13:12:09 0
>>677 >欧米化=近代化、という考えが既におかしい。
>日本には日本文化でのハッテンのあり方、
日本だって欧米の模倣なしに近代化することは不可能だった。
特に初期の科学技術は完全な模倣だ。
明治政府は大量の留学生を欧米に送り、大量の「御雇外国人」を欧米から招いたが、
これをやらずに近代化は不可能だった。
688 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 14:18:32 0
>>687 とは云うものの、国家の世俗化と欧米化を成し遂げた、とある
ムスリム国家ですら、未だに先進国と呼ぶのは遥か彼方の話だわな。
現在の豊かな産油国が国民に富をばら撒き、企業を誘致しても、
先進国とは到底呼び得ない。
689 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 15:04:41 0
> とは云うものの、国家の世俗化と欧米化を成し遂げた、とある >ムスリム国家 どこの国?
690 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 15:27:51 0
たぶんトルコの事をさしているんじゃなかろうか
>681 ふむ、コラってことか。
いくらなんでも今の時代に斬首は野蛮すぎだろ
サウジアラビア、タイ人麻薬犯2人を公開斬首
http://www.newsclip.be/news/2007507_011336.html サウジアラビアの国営通信社サウジ・プレス・エージェンシー(SPA)によると、同
国政府は7日、麻薬密輸で有罪判決を受けたタイ人男性2人に対する公開斬首刑を執
行した。 サウジアラビアは89年から90年代前半に発生した「ブルーダイアモンド事
件」以来、タイに正規の大使を置かず、外交関係を引き下げている。
【ブルーダイアモンド事件】
サウジアラビアの宮殿で働いていたタイ人労働者が89年に、著名な「ブルーダイ
アモンド」など同国王室の宝石2500万ドル相当(当時)を盗み、タイに帰国。タイ警察
は盗まれた宝石を取り戻し、サウジアラビアに送り返したが、ほとんどが偽物だった
ことが発覚し、さらにタイ駐在のサウジアラビア人外交官4人が何者かに殺害され、
事件は迷宮入りした。捜査を指揮したタイ警察幹部は参考人の宝石商の妻子を誘拐・
殺害した罪で1・2審で死刑判決を受け、現在最高裁で争っている。
693 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 19:54:12 0
>>692 これが犯人が日本人でも公開斬首したんだろうか?
694 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 19:56:01 0
日本だって敵討ちを復活させろなんて言い出す人がいるけどな。
>>694 欧米にも「決闘の復活」を唱える奴はいるわさ。ただ日本も欧米も、
国権がそういう意見は相手にしないけどな。
絞首と斬首 どっちも死ぬことに変わりなし
697 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 21:45:49 0
>>692 タイ警察の腐敗とサウジの前近代性がなんともいえない
定期的に処罰ネタ張っている奴はタダのバカだろ。 刑罰に対する思想というのも1つの文化であり、 別に欧米のそれを世界一律にしないといけないわけではない。 というか、その中でも死刑があったりなかったりバラバラだしね。
699 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 22:38:20 0
イランでは国民が酒を飲んだら死刑になるって本当ですか?
鞭打ち刑が普通。
石打ち刑も普通。
702 :
世界@名無史さん :2007/05/08(火) 23:37:48 0
703 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 00:22:09 0
ホモっても死刑。 AV女優も死刑。 イスラム批判も死刑。
>>703 しかも国法より前に群集やイスラム主義者が私刑で殺しちゃうからな。
その私刑を行った連中はイスラム法を盾に罪に問われなかったり問われても微罪だったり。
705 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 02:30:08 0
>>700 >鞭打ち刑が普通。
鞭打ち刑って死刑と同じだって漫画で見たけど。
「中東あたりじゃまだ」「鞭打ちの刑が残っとってなァ」
「刑の重さに従い叩く回数が決められとるんだが……」「これがまったくの無駄」
「決められた回数に達する前に死んじゃうから」
「ヒャッ ヒャッ」
シンガポールには鞭打ち刑があるというけど、 あれは歴史的背景としては、 イスラム法を踏まえたもの? それとも昔の中国法?
>>705 学問板で漫画ですかぁ?
でそれがソースになるとでも?
漫画でない資料は?
多元的な文化に理解を示せず、グローバルスタンダードとやらを 盲信しているのなら、世界史なんて学ぶ意味ないんじゃないの。 「先進国」なんて括りはあくまでアングロサクソンが押しつけた 基準であり、それが正義ではない。科学技術や経済、国際法等に ついてもしかり。世界はそれぞれの文化圏でそれぞれなりに発展 し続けている。
710 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 10:31:22 0
711 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 13:07:48 0
712 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 13:11:06 0
>>708 ではなく
>>709 >世界史なんて学ぶ意味ないんじゃないの。
反米な人が自分の主張に会うように多元的文化論を利用しているだけ。
欧米社会に対しても批判はあるし、それが中国や日本、ロシアなどほかの
文化であっても批判はある。
713 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 13:26:12 0
>>712 いや、アメちゃん自身が多様な民族、宗教を包括しているのが、
虚構として先ず在り、多元的文化論自体もその虚構の正当化に
用いられてきた歴史が在るんだが
714 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 13:29:42 0
>>712 意味不明です。
表現を整理してください。
715 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 13:30:14 0
>>713 のまちがい
意味不明です。
表現を整理してください。
717 :
713 :2007/05/09(水) 13:41:28 0
>>715 >反米な人が自分の主張に会うように多元的文化論を利用しているだけ。
への反論の積り、ですが何か?
718 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 14:05:56 0
>>709 >「先進国」なんて括りはあくまでアングロサクソンが押しつけた
>基準であり
どうも「先進国」の定義論争に持ち込もうとしている人がいますね。
719 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 14:13:42 0
>>709 >「先進国」なんて括りはあくまでアングロサクソンが押しつけた
>基準であり
押しつけることができるのは強国の証です。ある意味で先進国でしょ。
720 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 14:15:32 0
かつて、イスラム世界の科学力は世界の頂点だった。 ヨーロッパの数学の基礎もイスラムから学んだものだ。 だが現在は学ぶべきものがほとんどない。これは事実だろう。 アメリカには世界中から大勢の留学生が勉強に来るが イスラム世界から学ぶものなんてない。これは事実だ。 それがなぜかを議論しているわけでしょ。
721 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 14:48:30 0
>>171 この擦れにおける意見封じの口実として、
>反米な人が自分の主張に会うように多元的文化論を利用しているだけ。
と指摘しているのに、何故、貴方が感じたアメリカへの多元文化論に関する姿勢を
持ち出して対抗できると考えているのか意味不明です。
722 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 16:13:29 0
イスラムの最大の問題点は カトリックにあるような ローマ教皇みたいな存在がない点 教義の解釈が、み〜んなバラバラで 末端の信徒に至るまで勝手なことを言っている これは『言論の自由』に相当するんだろうと言うんだろうが 言論テロ、自爆殺人テロを 擁護するような宗教的見解を押さえ込むこともできない そのくせ、内ゲバしながらも イスラムは一体だという、うぶな幻想を抱いている 欧米には何度も騙されて、ひどい目に遭っているわりには 自分たちの負けを認めようとしない 最後のひとりまで闘うんだ、とか言っている 日本の天皇みたいにすべての戦闘をやめさせるような存在がない 一度騙されたら騙したほうが悪い が、二度騙されたら騙されたほうが悪い、ということわざがあるそうだが イスラムには上記のような言い草はないのか???
723 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 19:15:48 0
>>705 しかし、鞭打ち程度で死ぬなんて
考えられん。ほんとなのか?
三国志とかでもよく鞭打ちされたりしてるけど
死んだことなんて無かったしな。
官能の極致に到達したんだろ
725 :
世界@名無史さん :2007/05/09(水) 19:28:05 0
>>722 内容はほぼ賛同だが、欧米が何度も騙しているような言い方には
ちょっと同意しかねる
まあ、エルサレムの件はあれだが、近年は
ずっと下手に対応してたぞ。
>>723 ご自分で鞭を受けられるとよいと思うよ。
そういう君は鞭打ちの刑を受けたことあるのか
728 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 02:41:34 0
先進国の定義にもいろいろあるだろうが、 一つに戦争に強いことがあげられる。 なぜなら政治、経済、科学、揃ってないと絶対に強くなれない。 旧ソ連のように社会主義国の強みで軍事技術が先行する国もあるが、 決して長続きはしない。 だが、戦争ばかりしている中近東の科学はなぜ弱いのだろうか?
729 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 02:48:18 0
たしかマイケルムーアの華氏911で、サウジ(王室?)のお金はアメリカで 三兆ドル?運用されていて、アメリカ経済の相当な部分を占めている いうようなこと言っていた気がしたんだけど、本当なのかな?
730 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 03:03:25 0
731 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 03:05:51 0
732 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 04:17:32 0
棒で打つやつとごっちゃにしてるんじゃね?
>>728 近代科学が発達するには、科学に対する需要が必要
近代科学は、近代産業と関係が深い
近代産業の発達は、資本主義に支えられている
資本主義は、自由な個人が強い欲望を持ち自由に目的に向かって邁進することによって発達する
イスラムには、自由がないから個人を基礎とした資本主義発展のモティベーションが減速してしまう
個人の貪欲な欲望こそ、資本主義の母。イスラムは個人の欲望に肯定的ではない
喜捨や相互扶助の精神も資本主義にとってマイナス。富裕層への高度な資本蓄積を阻害している
またイスラムは、思想の自由に対する抑圧要因としても働く
自由に思考できないところに、懐疑的・試行的な科学思考が発達するわけがない
軍事部門など国策で一分野だけ研究させて、総合的な科学研究に劣れば身にならない
結局のところ、科学は発展するには個人主義を基礎に高度な資本主義が発達しないと無理
それを阻害しているものこそ、イスラム教
734 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 06:03:29 0
「働かざる者食うべからず」って日本の諺かと思っていたら 新約聖書からなんだね。
>>734 プロテスタント精神そのものじゃない。
非寛容の文明
>>735 その言葉を非寛容と言える精神て凄いなw
737 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 10:36:38 0
聖書には(しかも新約)「あずけたお金を財テクでふやさなかったから」という理由で怒られて地獄へ行くと告げられた話さえあるのに
738 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 14:26:57 0
昔はイスラム教国は先進国はいっぱいあったのにね。 近代ではだめだめ。
「エルサレムを奪還しろ!」 「…だめだ…イスラム強えぇ…」 「んじゃ南回りだ!」 「いや、西回りでインドだ!」 「うほっ…いい大陸…」
植民地の影響がでかいのかなあ。 植民地を持つことで初めて 「俺たち先進国だべ!」 という意識が芽生えたとか。
741 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 17:12:44 0
イスラムには乞食の組合があるってほんとですか? 喜捨の精神が高いからホームレスが生活費に困らないとか?
742 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 17:18:07 0
ジョジョにこんな場面がある。 カイロには乞食の組合があって縄張りが決められている。 アヴドゥルが説明する「イスラムの教えでは『貧しい者に財を分け与える者は天国へ行ける』という のがある・・・・だから奇妙だが乞食にもこういうルールがないと混乱がおきるのだよ」
743 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 17:37:16 0
>>732 確かに言われてみれば三国志は棒で打つほうだったなw
でも棒の方がなんか死にそうな気がするけど
100叩きの計とかされて死んだやついないよね。
744 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 22:27:49 0
745 :
世界@名無史さん :2007/05/10(木) 22:43:49 0
>>743 鞭は打撃より痛さでショック死するらしい。
つーか曹操が宦官の親戚を棒たたきの刑で殺したという話が出てくるだろ
>>744 カトリックは自分から衰退の道を選択してるな。
勝手にしろと言いたいところが、イスラムに対抗できる単一の宗教勢力がなくなるのは痛い。
748 :
世界@名無史さん :2007/05/11(金) 16:16:15 0
>>747 確かにな。
毒には毒というか、おとなしい仏教とかヒンズー教とかだと
どうも押し切られ易い。
インドやタイではヒンズー右派や坊さん達がいろいろ頑張っているようだ
けど、力不足の感は否めない。
南アジアや北アジアそれに東南アジアがイスラム化するのも そんな遠くない将来なのかなぁと… そうなると東アジアだけが最後の砦になるのか
750 :
世界@名無史さん :2007/05/11(金) 16:48:56 0
>>749 20年後には日本国内のイスラムテロニュースが
タイのように頻発してたりしてな。
怖すぎだぞオイ。
こうなった大きな原因の一つとして、非イスラム圏での保守とリベラルの
内部対立があげられるだろうな。数は半々だから国内をほぼ二分する争い。
その争いの間に、イスラム勢力がリベラル勢力に取り入って国内に侵入していく・・
どうも保守もリベラルもイスラムの恐ろしさを今だに軽視しているのではないだろうか。どっちも細かいにこだわりすぎて、一番大きな脅威を見落としているような気がする。
この状況をなんとかするには、まず、保守とリベラルが細かいことは水に流すことにし、団結するしかないだろうな。
751 :
世界@名無史さん :2007/05/11(金) 19:48:17 0
日本には創価学会がある。 池田先生がいるかぎりイスラムの勝手にはさせません。
過去、層化は共産主義の防波堤になった。それは間違いない。 だが、イスラムの防波堤の役割まで背負わせてこれ以上の 組織肥大を招くのは勘弁してくれ。
>>751 創価っていったい何かよくわかってないでしょ?
754 :
世界@名無史さん :2007/05/12(土) 00:54:57 0
755 :
世界@名無史さん :2007/05/12(土) 01:40:35 O
正義の十字軍が必要だ 蛮族征伐でテロリストは根絶やしにするべし
756 :
世界@名無史さん :2007/05/12(土) 06:08:23 0
なんでこのスレは世界史板なのにイスラムへの偏見ぷんぷんなんだ。 DQNニュース板みたいだ。
2ちゃん全般に自分らへの非難の矛先を なんとかイスラムに向けさせようと必死な勢力があれこれあるってことだろ
そんな勢力、あるとしても層化くらいしか思いつかない
760 :
世界@名無史さん :2007/05/12(土) 20:47:55 0
人も国家も批判されて成長するんですよ。 自己批判を忘れた民族は確実に衰亡します。 言論の自由がない社会は絶対に先進国になれません。
761 :
世界@名無史さん :2007/05/12(土) 22:22:56 0
そんな勢力、あるとしてもチョソくらいしか思いつかない
762 :
世界@名無史さん :2007/05/13(日) 01:07:16 0
反米厨ってなんで陰謀説好きなの?
>>762 複雑な要素から社会が成り立つという当然の事を理解出来ないから。
764 :
世界@名無史さん :2007/05/13(日) 02:12:05 0
え、反米? ウイグル好きでイスラム趣味持ってて 中国嫌いなだけの俺には寝耳に水だねww
765 :
世界@名無史さん :2007/05/13(日) 05:47:11 0
>>762 宗教だからですよ。アメリカを「陰謀の神」と神格化し過ぎてる。
アメリカ陰謀教とでも言うのか。
陰謀論といえば、昔、池内恵の現代アラブの社会思想を読んだ時に目からうろこが落ちた。 アレを読むと、陰謀論というのが、為政者から民衆までの「失敗の責任は取りたくないし現実も見たくない」 と言う精神から生まれるということがよく解る。そしてイスラム社会がそういう思考の蔓延した 社会だと言うことも。 最近海外のニュースをBSで見ていて気になるのが、ロシアのニュース論調がまさにそんな感じに なっている事だな。ロシアにとっていい事は全てプーチン政権のおかげ。悪い事は全て外国の陰謀。 正直中国やベトナムのニュースの方がはるかに理知的。 多分ロシアはもう社会として駄目になっている。
>>766 いや、ロシアが社会として機能したことなどないよ。国家概念すらあやふやだし
陰謀論は悪を自分たちの外側に置きたい、っていう考えそのものだよな〜
特にアラブ世界は「イスラエル」という手取り早いスケープゴートがあるせいでなかなか上手く行かないし
(よく某国も政権がやばくなると反日をひっぱりだしてくるね)
住みやすさの尺度を自殺率で測るとするなら、日本は最悪の部類。
> 住みやすさの尺度を自殺率で測るとするなら 物凄い恣意的だなw
じゃあ左翼が好きな福祉天国の北欧も最悪だなw
771 :
世界@名無史さん :2007/05/13(日) 15:36:10 0
>>750 >イスラム勢力がリベラル勢力に取り入って国内に侵入していく・・
欧米諸国の場合、中国の恐ろしさも軽視しているように思える。
まあそんな中国も膨大なイスラム人口をかかえている訳だがw
773 :
けれども、問題は…糧が無い・・生きる糧が…、逝かなくっちゃ :2007/05/13(日) 17:03:57 0
774 :
世界@名無史さん :2007/05/13(日) 17:21:22 0
>>773 月面着陸が嘘なんて言ってるのは科学知識の低いイスラム原理主義ぐらいだろ。
でもイスラム世界なってアポロの月面着陸も知らないか。
>>774 当時のNASAのコンピュータの処理能力や容量はファミコン並だったと言うねw
776 :
世界@名無史さん :2007/05/13(日) 23:22:04 0
>>775 君も坊やだね。
ソ連はそれ以前のコンピューターで無人探査機を金星までやってるんだよ。
アポロ計画は人間が操縦するんだからコンピューターは重要じゃない。
777 :
世界@名無史さん :2007/05/13(日) 23:22:08 0
>>775 それだけあれば、プロの飛行士のサポートとしては十分だろ。
コンピュータの無かった戦前から、既に飛行機はあったわけだし。
778 :
世界@名無史さん :2007/05/13(日) 23:29:31 0
過去にイスラム教徒が宇宙へ行ったことはあるのかな? 宇宙ステーションとかで、メッカに向かってお祈りするときどうするんだろうね。 頭つけて祈ろうとしたら宙に浮いて回転してしまうだろ。
>>778 そういえばホントに「宇宙ではどっちに向かって礼拝すべきか」って事が、イスラム法学者の間で
喧々諤々の大議論になったそうだ。
いかにも「型に堕した」宗教らしい話ですね。
と、ロクに宗教のことも知らない厨房がエラそうに語っています。
本当に重要なのは西を向くか東を向くかではない、 とコーランにも書いてあるわけだが。 わからない時は推定でいいんだよ。祈る事自体が重要なのだから。
ちょっと前にエジプトで、結構高名な研究者が「礼拝は心ですれば良い。わざわざメッカに向かって 土下座する事は無い」みたいな事言ったら、イスラム主義者の猛反発鞍って「反イスラム」で起訴されて 死刑になりそうだったので結局亡命するはめになった事件があったな。 批判を許容しない宗教は型に堕してると言われても仕方が無い。
日本においても、政治家が靖国に参拝する際に拍手打つのやめたほうがいいとか、 形式にこだわったつまらない議論をしている。 「なぜあなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか。」
>>783 日本で拍子打つ打たないで死刑判決出るのかよ?亡命する羽目になるのかよ?
ムリムリの相対主義で批判をそらすのはやめた方が良いぞ。むしろより一層現代イスラームの
異常性があらわになるだけだ。
靖国参拝は政治家の政治生命を左右し得る。場合によっちゃ、右翼や左翼に本当に生命を狙われるかもな。 自分の住んでいる国を無条件に先進国だと信じて疑わない姿勢はとても見苦しい。
その点じゃ韓国人と日本人は似てるんだろ 一人当たりGDPがギリシャやスペイン以下になってもそう思い込むのかもしれない(もうすぐそうなりそうだが) 韓国もGDPでいえばまだ途上国というか中進国だけど 当の韓国人は先進国と思い込んでるからね
>>785 > 靖国参拝は政治家の政治生命を左右し得る。
なにか問題が?
アーリントンに唾を吐く米国議員が居たら、見てみたいもんだ。
> 場合によっちゃ、右翼や左翼に本当に生命を狙われるかもな。
公的機関がやってるわけではないし、
(戦前と違い)民間の支持があるわけでもない。
一生懸命イスラム擁護している人間って一体なんなんだろ? 日本人でないのは確かなようだが。
しむしろ擁護にしては無理がありすぎるから、イスラムシンパに見せかけたアンチイスラムだろ。
>>788 ここは世界史板であって、ν速板じゃないからね。
むしろここまでネットウヨに浸食されていることが問題。
>>790 でたでた
「ボクと違う意見はみんなネットウヨだ!陰謀だ!!」ですか?w
君の考えかたの方ががよほど非理知的かつ非学問的だと思うよ?
別にウヨとかの問題じゃないよな。 ν速とかだと表面的な話や感情的な話ばかりで レベルの高い内容は少ないが、 ここは物事の本質をとこまで突き詰めた発言も多くレベルが高い。 ここにいるやつらは意外と頭いいんだな。
793 :
世界@名無史さん :2007/05/14(月) 15:28:56 0
世界でもっともイスラムを弾圧している国は中国だろ。 だけど日本のマスコミは、 フランスのスカーフ論争とかは大きく報道するくせに、 中国のウィグル弾圧とかはさっぱり報道しないね。
中国は中国人をみんな弾圧してるよ
>>792 ここ最近は
「イスラム君は○○だから駄目だねえ」
イスラム厨「イスラム君だけじゃ無いもん!!△△君だって××してるから悪いんだもん!!びえ〜〜〜〜」
って内容ばっかりだけどな。議論を深めるも何も有ったもんじゃ無い。
>>795 ワロタ
まあでもその例え、今の国際社会をそのまま表してるよな
自分の考えの欠陥を指摘されるとすぐ陰謀論とか持ち出す
>>788 みたいな幼稚な奴がいなくなれば、
もっとスレがまともになるさ。
798 :
世界@名無史さん :2007/05/14(月) 22:03:58 0
20世紀石油が重要視されるまででも、サウジ王家や貴族達は貿易で儲けてたんだろ なんで国家を建国しなかったんだろ
799 :
世界@名無史さん :2007/05/15(火) 03:05:21 0
>>798 サウジは山賊行為でアラビア半島の各地を蹂躙、
ドバイなどの湾岸各地では、
インド人の仲買業者にこき使われて、
真珠を採るために危険な海に素潜りしてましたとさ。
801 :
世界@名無史さん :2007/05/15(火) 05:15:35 0
中国のイスラム教徒の人口は7500万人いる。 中国の総人口に占める割合は6%ながら、 世界第6位のイスラム人口を抱えている。 これで民主化して信仰の自由が約束されれば、 中国のイスラムは爆発的に増えるであろう。 そして貧富の落差が拡大すれば、不満をもった者を 信者に取り込むのだ。
802 :
世界@名無史さん :2007/05/15(火) 10:21:30 O
803 :
世界@名無史さん :2007/05/15(火) 10:58:54 0
イスラームが征服した地域(ローマ帝国の東半分、オリエント)はもともと文明の 高い地域だった。
ユダヤを「啓典の民」と敬っていて、キリスト教も敬っているのか? 空港とか飛行機の中でも時間になると、お祈りしはじめるんか?わけわからん
805 :
世界@名無史さん :2007/05/15(火) 14:33:13 0
>>803 イスラムの国々はなぜ先進国になれないのかと聞くと、
必ず「むかしはイスラム世界のほうが発展していた」と言われる。
だが、それは宗教がイスラムだから発展したのだろうか?
マホメット出現以前から中近東は西洋より文化が高く富があったのではないか?
>>805 > マホメット出現以前から中近東は西洋より文化が高く富があったのではないか?
そりゃ勿論そうだよ。ローマ帝国が西方を放棄しても当方は放棄しなかった理由がそれだもの。
でもイスラームの時代になって前時代より更に発展したことも確かだ。
ドバイとかあんな高いビル建てまくって、地下水くみ上げすぎで地盤とか塩害とか 大丈夫なもんなんでしょうか
808 :
世界@名無史さん :2007/05/15(火) 19:03:14 0
キリスト教よりイスラム教のほうが先に 戦国時代の日本に伝来していたらどうなっていただろうか? そしてムスリム大名が天下を統一したら 日本もイスラムの国になったのだろうか?
>>808 元々日本仏教神道がイスラム教みたいなもんじゃん
ラジオ体操なんかサラートみたいなもんだし
810 :
世界@名無史さん :2007/05/15(火) 19:38:40 0
アーリア人に豚肉を禁止させるのだからイスラムは恐るべし。
羊は食べ放題っすか?
>>811 羊や鳥も食べていいが、と殺する時に祈りをしたものでなくてはならない
つーか羊の血はユダヤと同じで悪魔祓いに使う
マホメッドは、天使ガブリエルから信託されたくせに カーバ神殿の360体ものご神体をなんでぶち壊しまくったんですか 今石油で潤っている国の人達は元々は、多神教でベトヴィンだったはずですが いつからイスラムに改宗したんですか
「メッカ」てサウジアラビアにあったんだな・・・てっきりシナイかイスラエルにあるのかと・・ じゃあなんで「岩のドーム」、紛争地域になるのわかってイスラエルに建てたんだ??
ちょっとは調べてから書き込め
ちょっとは調べてから書き込め
>>808 イスラム教徒ははキリスト教より先に、室町時代の初期には中国経由で日本に来てたぞ
たしか九州のほうで入信した人もいたはず。ただ、日本ではまーったく広まらなかっただけの事。
818 :
世界@名無史さん :2007/05/16(水) 03:21:33 0
821 :
世界@名無史さん :2007/05/16(水) 14:08:02 O
>>806 でも今はどうなんだよ今は
すっかり欧米や日本に追い抜かれ落ちぶれてるのに、
いつまでも過去の栄光にすがりついてんなよ
みっともない
>>821 フランク人の富はフランク人が「発見した」新大陸からの簒奪が原因でキリスト教文明による発展ではない。
そもそも、大航海時代の到来も、元々は十字軍の遠征で得た知識の香辛料=富が欲望の源泉となっている。
当時、香辛料の産地を押さえていたアラビア商人たちはヨーロッパ勢力の到来以前にインドや元などと既に
開拓しており、彼らの入り込む余地など無かった。
今のキリスト教文明はシベリア、沿海州を侵略したロシア帝国と新大陸から収奪したスペイン、ポルドガル、
オランダ、イギリス、フランスら強盗国家そして人類の敵アメリカ合衆国による虐殺、簒奪による世俗的な
繁栄にすぎない。
原爆を考えてみたまえ。沖縄に基地がある現実を考えてみたまえ。
キリスト教文明は人類に恐怖政治を強いてきた。
そのような悪行をもって「「追い抜いたとは」学問的に正しくない。
そもそも、今日の国家形成の原動力となったと自称しているフランスでは革命後、アルジェリアを侵略している。 三権分離、民主主義、自由と平等の実態は英国とならぶ帝国主義の推進であり、虐殺、搾取の歴史だ。 そういう状況つまり世俗的な富裕をもって、「追い抜いた」とは不適切な表現だろう。 そしてこの国、日本もアジアを侵略する過程で、マレーシアやインドネシアで宮城遥拝を強制し、現地の人々へ の無理解からゲリラ活動や反乱が続発している。 日本もまた、「バスにおくれまい」と欧米に続いて現れた侵略者に過ぎない。 今の日本の富も、石油メジャーや好戦国家アメリカの属国となって気づいてきた偽りの繁栄で得たモノに過ぎない。 現地の人々の生活向上に貢献せず、日本の大企業がイラクのような世俗的独裁政権や、サウディアラビアや 多くの湾岸諸国のように国民の意思にそむいた親米国家との取引で得られた繁栄に過ぎない。
824 :
世界@名無史さん :2007/05/16(水) 15:56:07 0
>>821 >>822 はいはい、ムスリムはその歴史を通じて、侵略も殺戮も略奪も
無縁な平和勢力なのですね
イスラム教文明も似たようなことやってだけどな ある文明圏が強くなればより弱い他の文明圏を 侵略収奪するのは古今東西当たり前のように行われきたことだ
827 :
世界@名無史さん :2007/05/16(水) 17:34:42 0
ここで欧米の帝国主義の話が出ること自体、全く意味が無い。 「ここに精神病患者がいるね」という話をしているときに、 「いや、あっちにもいるよ!ほら!こっちにもいるでしょ?ほら!ほら!」 といくら力説されたところでここにいる精神病患者の状態は何も変わらない。
サウジ、アラブ首長国連邦などのアラビア半島イスラムはのんびりしてる人が多い と思ったら、18−19世紀、ヨーロッパの船襲う盗賊家業で莫大な富を得た・・て・・ ワッハーブ派は、イランイラクあたりのイスラムをばかにしてると書いてたけど本当ですか てか王族多すぎじゃないですか・・イスラムわけわからん
またこれか
795 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2007/05/14(月) 15:34:54 0
>>792 ここ最近は
「イスラム君は○○だから駄目だねえ」
イスラム厨「イスラム君だけじゃ無いもん!!△△君だって××してるから悪いんだもん!!びえ〜〜〜〜」
って内容ばっかりだけどな。議論を深めるも何も有ったもんじゃ無い。
イスラム厨はイスラム勢力の侵略は正義で キリスト勢力の侵略は悪のダブルスタンダードだからな アメリカや東ヨーロッパが侵略によってキリスト教化されたけど 今のイスラム地域の大部分も侵略によってイスラム化されたんだけどな
キリスト厨は十字軍はじめキリスト勢力の侵略は正義で ムスリム勢力の侵略は悪のダブルスタンダードだからな 中東地域や北アフリカが侵略によってムスリム化されたけど 今の欧米地域の大部分も侵略によってキリスト化されたんだけどな
833 :
世界@名無史さん :2007/05/16(水) 19:39:13 0
>>832 そうかな。キリスト教徒が十字軍を批判するのはよく聞くけど
逆は聞かない。
>>830 ヴァチカンは、宿敵共産主義の盟主ソ連と、キリストを裏切し者ユダヤ民族の
絶滅を待望し非公然と支持ていている。
ドイツが絶滅政策を勧めている事実はヴァチカンも知っていたろう。
ヴァチカンにとってパウロの後継者は自らを自認している。 ナチスドイツ総帥ヒトラーと価値観を共有するものである。 ローマの支持をえた鉄「十字」の軍はまさしく十字軍として 神教の国々を征服し、ヴァチカンを軽んじたフランスの 侵攻をも許容した。 東方教会の国々が蹂躙しようとヴァチカンには知った事では ない。 何千何万何億の異教徒どもが蹂躙され犬死にしようが、 彼らにとっては今まで食ったパンの枚数を誰も覚えていない その程度の些事でしかなかった。 第2次世界大戦はある意味、鉄「十字軍」によるキリスト教文化圏の 宗教戦争だよ。
ローマ法王はアメリカあんまり訪問してないよね。プロテスタントが多いから?
北アイルランドでカトリックを弾圧するイギリスとカトリックの社会的地位が低いアメリカを内心、快く思っているはずが無いだろ。
キリスト教といっても、オーソドックスとカソリック、プロテスタント、 こう大きく分けるだけでも、それぞれに全く違う。 ユダヤ教やイスラム教、仏教もしかり。分派によってまるっきり 違う宗教のようなもんだ。だから、一括りで論じるのは止めてくれ。 神道を信じるといっても、靖国カルトみたいなのと一緒にされたら みんなもイヤだろ。
排他性では共通しているキリスト教
840 :
世界@名無史さん :2007/05/17(木) 00:25:42 0
イスラム文化が栄えた頃はイギリスなんて片田舎だった
>>829 またおまえか
糞の役にもたたない「指摘厨」
十字軍の一番の被害者はオーソドックスとか言ってみるテスト。
聖教、、間違えた 正教とカトリックって格としては同格なの。 プロテスタントは経緯としては分派なんだろうけど。
>>845 今エルサレムの聖墳墓教会が、カトリック教会、東方正教会、アルメニア使徒教会、コプト正教会、
シリア正教会の共同管理だったかな?ここでは同格として運営している。
>>840 千年かけてイスラムが考えつかないような新しい社会システムを作りあげたのが重要なんだがな
封建社会を経験してないイスラムはいまだに氏族や部族意識が強い遅れた社会だからまともな国民国家が作れない
オスマン帝國は優れた中央集権といっても
内部勢力(部族や氏族が独立的な力をもっている)を押さえるための莫大な軍隊と官僚が必要となる
非常に費用のかかる非効率的な古代型中央集権システム
また中央への富の独占を図るから資本家が育たない
近代国民国家の中央集権と似て非なるもの
つまりローマ帝国から全然発達してないということだ
では中央集権国家の日本はトルコ以下の国だな
19世紀のヨーロッパ人みたいな文明観に染まってる奴がいて面白いな。
850 :
世界@名無史さん :2007/05/17(木) 17:53:58 0
マハティールも、欧米はボロクソに批判するけど、 イスラム批判は絶対にしないね。 因みにマレーシアの経済をリードしているのは 非イスラムの華人やインド人でイスラムのマレー人は今でも貧しい。
>>846 そして、教会の扉の鍵を管理しているのが実はイスラム教徒。
じゃイスラムがやっぱり格上なんだな
>>846 それらの宗教と比べるとw
だからイスラムも一派ひとかけらにしてくれるな。 12イマーム派とかシーア派とか色々あるんだろ。 よく知らないけどさ。
イスラムの前は宗教なかったんでしょか みんな定住せずオアシス転々とする生活をしてたから、モスクで一日5回集まる て習慣つけたんでしょか つかムハンマド、イスラエルと全然関係なかったんじゃん メッカで毎年将棋倒しで1000人死にますが、交通整備とかモスク側はしないんですか? あいつらあふぉかと
>>854 メッカがイスラム以前はどんな都市だったか、イスラム化によって何があったか、アッラーフとは何だったのか、
なんでムハンマドとメッカ市民は戦ってたのか、勉強して下さい。
>>848 だからオスマンは前近代的な中央集権システムだから遅れてると書いてるんだが
それがなんで日本は中央集権だからトルコ以下になるんだよ
日本は昔から封建体制で自生的に資本主義も江戸時代に発達したわけで
そこから近代的な中央集権システムに移った
西欧の発展形態と似ている
ttp://www.vanityfair.com/politics/features/2007/06/hitchens200706?printable=true¤tPage=all Londonistan Calling by Christopher Hitchens June 2007
ヴァニティ・フェア:ロンドンのイスラム過激派が叫ぶ
著者の若かりし頃のロンドンの住居の近隣には、フィンスベリー公園があって、
それは今ではロンドンの新しい傾向の繁殖地になっている。その傾向とは
英国のイスラム・ジハーディストである。一体どういう具合で、クリケットと
フィッシュ&チップスの国が一世代にしてブルカと靴爆弾に変わるのか?(後略)
--------------------------------------------------------------------------
英国で起こっているイスラム移民などによるイスラム過激派運動の酷さに
ついて書いているもので、英国が変質しているという。その原因について、
亡命者などに許容度の高い英国の文化環境、多分化主義の影響、
反植民地主義のリベラルの主張とメディアの影響などに触れている。
英国生まれの若い世代がアフガニスタンやパキスタンの訓練キャンプで
ジハーディストに成長し、ロンドンや西欧諸国でテロを引き起こす、という
構図は確かに移民政策の失敗では無いかと思える。更に問題と思える
のは英国のリベラルメディア(BBCとか、ガーディアンとか・・)に問題の
深刻さに対する認識があるのか疑わしいこと。
この問題は、北朝鮮工作員や朝鮮総連の横暴に無批判だった国内
メディアの問題と相似なのだけれど、きちんとした分析や対策がなされ
ているのか疑問が残るような(特にメディア・スペースにおいて)
>>857 読めません><
関空と名古屋から毎日ドバイ直行便が出てることに驚いた
サウジへは、直行便があったのに3日で廃止になったんだろ・・・
これてイランイラクは切り捨てて、今後石油はアラブ首長国連邦から
沢山仕入れるからねてこと?
859 :
世界@名無史さん :2007/05/19(土) 08:00:46 0
日本の中東論では、関心は中東ではなく、自動的にアメリカ論に転化していく。 背景は「中東=反米」という印象が根付いているからだ。 しかしこれは正しくない。中東の諸問題を生み出したのは米国ではない。 イギリスの中東政策である。 「米国がアラブの腐敗政権を支えた」というより、「フセインはソ連が育てた」、 というほうが事実に近い。 アフガニスタンに侵攻して長い内線を引き起こしたのはソ連であって米国ではない。 どうやら「米国が全ての原因であるはずだ」という固定観念と 「米国を批判してスッキリしたい」という欲求が先にあるようだ。
一握りのデブ=先進主要国が誕生しない世界って理想的だな。
>>860 理想的ではあるが理想でしかないな。
現実では地理的要因や資源の偏在で
国と国の間にはどうしても国力差が出る。
強い国は弱い国から富や資源を奪ってさらに強くなる。
結果として一握りの先進主要国が生まれる。
結局自然の摂理みたいな物だな。
例え今ある先進主要国が核戦争で壊滅しても
その後の新しい世界で新しい主要国が生まれるだけだな。
どうしても主要先進国が無い世界を作りたいなら
国家を遥かに超える力を持って全世界を掌握するシステムが必要だな。
でそのシステムが一国の中で政府が所得の再分配をするように
国家間の国力の偏在を是正すると。
もちろん、そんなシステムなんてのは空想の産物だし
そんなシステムが存在する世界が今の世界よりも暮らしやすいかは
よく分からんがな。
擦違いなのでsage。あと長文スマソ。
862 :
世界@名無史さん :2007/05/21(月) 13:48:17 0
>>859 で、米国ご行った、イランへの牽制の意味を籠めての、フセイン・イラク
に対する軍事援助をどう評価するの? ソ連の方かずっと大きい?
>>861 いや、世界統一国家が出来ても、国家間の格差については‥?だよ。
群雄割拠の中、統一国家が出来ても、地域間格差を中央政府が何処迄
解消に勤め、実際に解消して行ったか、その事を思えば、大きな幻想は
持てない
863 :
世界@名無史さん :2007/05/21(月) 21:08:35 0
現代のイスラム過激派には、「民主主義など、まやかしである」「我々は民主主義など 断固拒否する」と主張するヤシらがいるが、 イスラムと民主主義は相容れない?
>>863 あいつらが拒否してるのは「(西欧式の)民主主義」って事だろ。
彼らに言わせると、イスラムの伝統によったイスラム式の『完全な民主主義』が存在するそうな。
どうも「純粋なイスラム教徒」による選挙によってカリフを選出し、それによるクルアーンとイスラム法によった
政教一致体制が大体イスラム原理主義組織と言うものの、おしなべて共通する目的らしい。
865 :
世界@名無史さん :2007/05/21(月) 22:59:20 0
>>864 言論の自由がなければ民主主義とは言えないよ。
西欧式もイスラム式も減った暮れもない。
>>865 それは、西欧型の、自由民主主義。
言論の自由は、民主主義を長期にわたって健全に保つために、
そして、議論を通して国民に真の選択を許すために、必要だ。
しかし、民主主義の機能を、
自己統治(感)を保障し、国民軍を維持することに限れば、
自由は少なくてもかまわない。
共産主義とか、国家社会主義とか、戦前の日本の軍国主義体制とか。
イスラム教徒が目指してるのも、その辺りじゃない?
867 :
世界@名無史さん :2007/05/21(月) 23:39:47 0
>イスラムの伝統によったイスラム式の『完全な民主主義』 そんなものが果たして実現可能なのか?
>>867 実現不可能だから多くの人間を引きつける理念たりうる。
マルクス主義の「共産主義社会」とかと一緒。
ユートピアは手が届かないからこそ永遠にユートピアなのよ。
何を主張しているのかよくわからんが、イスラム共和制の事か? 穏健な政権になって国民が満足したとしてもそれは民主主義ではないよ。 だいたい、女性の権利とか著しく制限してるだろ。 女性に参政権を認めるとはとても思えない。 基底にあるのが人権ではなく教義だし、普通に神権政治だと思うけど。 なんで民主主義??
>>869 クルアーンやイスラム法は神の認定した絶対普遍のものだから、イスラムの伝統に添った形の
「民主主義」こそ正統な民主主義、ってことじゃない?
彼らに言わせればむしろ、神から乖離した人権や自由、個人の諸権利を貴重とした西欧流の民主主義は
嘘の民主主義だって事でしょ。
>>870 デモクラシーは古代ギリシアが起源でそ?
>>871 イスラム原理主義者的にはデモクラシーとしての完成度は
正統カリフ時代>>>>>>>>>>>>>(クルアーンの真実の教えを知らない暗黒時代の壁)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>古代ギリシャデモクラシー
らしいぞ。
イスラム式民主主義などというものが存在するなら、儒教的民主主義というのも ありだな。
874 :
世界@名無史さん :2007/05/22(火) 21:11:29 0
塩野七生『「ローマ人の物語」スペシャル・ガイドブック』(新潮社)に、 「現在のローマ法王であるドイツ出身のベネディクト16世はラテン語の熱狂的な 支持者としても知られ、ミサの典礼はそれぞれの国の言語で行うことを変えないとしても、 ラテン語の役割を積極的に増やしたいと発言している。この辺には、イスラム世界に おけるアラビア語に対抗し、カトリック教徒たちにも、最終的に団結心にもつながる 共通語を取り戻したい狙いがうかがえる」 と書いてあった。
>>869 民主主義は戦争とともに発展してきた。
・古代アテネの民主主義は、ガレー船の漕ぎ手に無産市民の動員が必要になったことで、
参政権が無産市民に拡大されて成立した。
・男子普通選挙は、傭兵軍が徴兵軍の打撃力に勝てないことが証明され、
徴兵義務を正当化するために広がった。
・婦人参政権は、第一次大戦で、婦人労働力が軍需工場に動員されたことで成立した。
結局、男子普通選挙も、婦人参政権も、
それ自体の理論的正当性(自己統治)だけでは実現できていない。
戦争の総力戦化(ある意味、野蛮化)と歩調を合わせて、
その必要が生じて初めて導入されている。
逆に考えれば、婦人の社会動員を必要としないのであれば、婦人参政権を導入する必然性は無い。
それでは、社会の人的資源の半分しか活用しないことになり、
西欧先進国には永久に追いつけないことになるが・・・
それもアッラーの思し召しなのだろう。
876 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 01:10:22 0
>>875 西側の主要国であるスイスは女に参政権などないんだが。
>>876 スイスは西側でもなければ主要国でもねえ。
バイキングやインディアンのは?
879 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 01:17:53 0
>>677 実質、西側の銀行として機能しているが。
キリスト教国で、世界のカネがあふれる実質ブッシュ政権のいやアメリカの衛星国なんだが。
スイスは徴兵制だな
881 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 02:08:15 0
結論を出すと、婦人参政権がないスイスを抱える欧米は女性の政治参加が イスラム諸国に無いという指摘はまとはずれ。 パキスタンのプット女史のように首相にまでなった人もいるし。
>>869-863 別に、民主主義と、その前提政体としてのレス・プーブリカ
(現代の意味で共和国である必要はない。原義としては、都市国家において
法の下に平等な自由人の横の結合が出来た状況)を成立させるためには、
人に価値的序列を付けることが教義の根幹である儒教では、絶対に無理だが、
イスラムなら、教義上は出来ないことはないはずなんだけどね。
神の下の平等と言う点では、三大一神教の中でも最も徹底している。
問題は、政教分離をどうするかということ。
イスラム教は、先行するユダヤ教とキリスト教の、換骨奪胎ぶりを
ムハンマドが目の当たりにしていたためか、
ある種先進的な共同体社会を目指すため、
実効性のある、鬱陶しいほど細かい規範が「神の言葉」として書かれているから、
単純に世俗化をするだけでは、タガの外れた無秩序か、
あるいはその反動としての原理主義を生んでしまう。
イスラムの場合は、「神の下の表現の自由、イスラム法解釈の自由」を認める
緩やかな神権主義をとるしか無いんじゃないか。これなら出来無いことも無かろう。
欧米は、これを自由とも民主とも絶対に認めないだろうけどね。
イスラム教には、朱子学などと違って、
皇帝の専制支配権力をバックアップする教義自体はどこにもない。
そもそも、日本も「天皇の名」において民主を「はじめて」謳歌できる 限定的な民主主義に過ぎない。 憲法では「象徴」と位置づけているが、実質は日本の「国体」の温存 である事実があり、いまだにそういう変則的な民主主義である日本を 西側は受け入れた以上、 欧米は「神の下の表現の自由、イスラム法解釈の自由」を認めるべきで ある。
日本は天皇制がある限り、真の民主国家にはなれないということ?
>>882 現代文明は資本主義をベースにして生産・消費を行っている
資本主義による経済活動の原動力は、個人の際限のない欲望
西欧の社会体制は、できる限り個人に自由を与えることによって
人々から欲望を引き出し、それを燃料にして人々の活動を活発化させている
個人の欲望をできるだけ肯定するからこそ、人々の活力が有効に引き出せるのに
戒律や道徳で人々の欲望をしばってしまっては、人々の欲望が十分に引き出せない
それは社会の活力をそぐことになる
西欧の経済力・科学力を増進させてきた原動力は、大衆レベルでの欲望の解放
宗教は、人々の欲望を押さえつける足かせにすぎない
思想信条に制限がある社会は、より制限の少ない社会にくらべて自由な発想がしずらくなるから科学が発達しない
経済活動や社会活動に制限がある社会は、より制限の少ない社会にくらべて試行錯誤が許されないから社会が発達しない
仮にイスラム圏で、制限された民主主義・自由主義なるものが成立したとしても、そんなものに競争力などない
886 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 11:27:22 0
>>885 その通り。
日本人は憲法を神聖視すると言われているけど、
欧米人の場合は民主主義を神聖視しすぎている気があるな。
イスラムに対しても単純に「民主主義を徹底すればなんとかなるさ」とか
能天気に考えている人間が多い。
民主主義など様々な条件が満たされて初めてプラスに機能するだけのものであって、
それ単体ではむしろ悪化を引き起こす可能性も高い。
カルト思想に侵された人間が多数いる中でそのまま民主主義を導入しても
なんの意味も無い。むしろより原理主義化する可能性が高い。
そもそもトルコを世俗化させて政教分離させたのは民主主義などでは
なく他ならぬ軍部の力だし。
トルコはそれ以外にも西欧圏に近いし もともとビザンツ帝国だったから 他のイスラム圏とは違うな オスマン時代からイスラム法にあまり固執してない もともとキリスト教徒や遊牧民族など イスラム圏と関わりの無い人間が多数派だったからかなりかなり寛容なイスラム教になった 他のイスラム圏も初期征服時代は異教徒の方が多かったから寛容だったけど だんだんガチガチになっていくんだよな
889 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 14:40:19 0
キリスト教の国々は異教徒が解放戦争おこすと原爆を落とし、 イラク侵略までしやがる非寛容な国ばかりだがな
その解放戦争していた国はキリスト教国、しかも代表的な新教国家に代表的な旧教国家と 同盟くんどったがな。
891 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 15:47:56 0
>欧米人の場合は民主主義を神聖視しすぎている気があるな。 それはどちらかというとアメリカ人の場合であって、ヨーロッパ人は本音の 部分では「非西洋人に民主主義なんて無理だ」と考えてそう。
「民主主義は堕落をもたらします。西洋の国々で、お金、性、道徳、あらゆる面で どのような腐敗した状況になっているか、それはあなたがたの方がよくご存知でしょう。 民主主義とかイスラム教徒に神を忘れさせる誘惑のもとです。我々は、かつて 異教徒が押しつけてくる共産主義と戦い勝利しました。今、再び異教徒が 押しつけてくる民主主義という悪と戦うのが、タリバン運動の中核です。」
>>892 イスラム教国の王族や独裁者、特権階級の方がよほど堕落しているのになあ。
>>882 神の元の平等はあるけどさ、その枠の外に出たりすると問題なのだわさ。
経典の民やそれ以下とみなされる異教徒はどうか。
895 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 18:23:31 0
>>891 本音はどうか分からんけど、どうもEUの奴等は民主主義を必要以上に
過大評価しているような気がするんだよな。トルコに対しても世俗派の
第一人者であった軍部の活動にかなり圧力を加えているし。
どうも軍部を抑えて民主主義を徹底すればトルコもなんとかなると能天気
に思っているふしがある。
トルコのイスラム政権や原理主義者が比較的おとなしいのは、
別に民主主義を導入をしたおかげではなく、軍部の影響力や
欧米の武力・経済力によるところが大きいだけなのにな。
そもそも欧州の連中は、その自分達が信奉してきた民主主義のせいで
自国が他民族に乗っ取られる危機にあることを理解しているのだろうか?
このままでは数十年後には政教分離すら保つのが難しくなるということを
理解しているのだろうか?
正直、一部の人間を除いてとても理解しているとは思えん。
従来の民主主義のモデルは20世紀では確かに最適であったが、
21世紀では通用しないだろう。見直すべきときが来ているように思える。
近代に力を持った思想は、自由主義とナショナリズム これはいわば車の両輪みたいなもの 個人の自由を認めることによって、欲望を煽り活力を引き出しつつ ナショナリズムで社会統合を果たす ナショナリズムは、少数の知識階層が民衆を糾合して動かすには便利な道具 宗教みたいに戒律や道徳が、あらかじめ規定されているわけではないから 知識人が時宜にあわせて、自在に統合の方法を書き換えることができる 変化の激しい社会には、宗教のように教義がしっかりしたものより 解釈者に白紙委任された社会統合の道具の方が、使い勝手がよい 宗教による社会統合にかわって、ナショナリズムが登場してきたことは 常識の範疇だと思うが、日本ではあまり意識されない しかしここを理解しないと、なぜイスラムで先進国が誕生しないかの理由が理解できない イスラムで先進国が誕生しないのは、知識階級に社会統合を白紙委任ためのナショナリズムが 宗教によって阻害されてしまうから。これは、近代のいま一つの原動力である自由主義的な思潮の 阻害とならんで、イスラム社会を停滞させる要因になっている 近代とは、ナショナリズムと自由主義が支配する時代。それらがあいまって、活発な経済活動や 社会変革を社会にもたらす。イスラムに先進諸国が誕生しないのは、ナショナリズムや自由主義が、 イスラムによる社会統合作用によって阻害されるから 新興の知識人がどんなに旗をふっても社会を操ろうとしても、ウラマーがでてきて民衆を煽動すればだいなし 新興の財閥が富を蓄積しようとしても、ウラマーがでてきて民衆を煽動し富の再配分を要求すればだいなし イスラムを根絶し、ウラマーを皆殺しにしなければ、イスラム諸国が先進国になることなどありえない
897 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 20:23:58 0
>>896 非常に的確だ。
まさに俺の言いたいことをうまく代弁してくれている。
まあ、一部の知識人はこの危機的状況に気づいているかもしれないな。
サルコジやロワイヤルあたりは多分気づいているだろう。
しかし、無知な大衆に支持されるためにはものすごくオブラードに
包んでしか言えないというのが辛いところだ。
>そもそも欧州の連中は、その自分達が信奉してきた民主主義のせいで >自国が他民族に乗っ取られる危機にあることを理解しているのだろうか? 日本も将来レッドパージをしなければならない羽目になるかもな。 正直言って今の左翼活動家の運動は国際社会での日本の立場を不利にするばかりだ。
民主社会に住む者は、民主的ルールを守るつもりのない相手に対しては どう対応すべきだろうか? 周囲に非寛容な勢力が勃興したとき、寛容なやり方をいつまでも続けられるのか?
900 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 21:27:24 0
「暑くてやってられねーよ」って言うように 暑すぎるから何もする気が起こらない。
901 :
世界@名無史さん :2007/05/23(水) 21:53:24 0
>>885 >>896 今の中華人民共和国は、
人間の欲望に100%忠実な、徹底した野放図な経済的自由主義を貫いており、
しかも国民が日本代表のサッカーチームを恐怖に陥れ、
日本大使の車を暴動で破壊するほど
強烈な素晴らしいナショナリズムが全開になっているんだが、
中華人民共和国は自由な先進国と言えるか??
この野放図な経済自由主義と強烈なナショナリズムを推し進めた
江沢民前国家主席を、自由と民主主義を推し進めた偉大な民主的政治家と
評価する香具師は、中国提灯学者以外の、世界中のどこに一体存在するのか?
強烈なナショナリズムも、欲望に100%忠実な経済野放図主義も、
自由で民主的な社会体制の要件とは、ベクトルの方向が捩れの位置にずれていることが
中華人民共和国というあまりにも明確な例で分かる。
>>883 天皇は全然違うだろ。
そもそも天皇によって統合されるとされている神道は、イスラム教とは正反対で、
厳密な宗教教義が、日常生活の具体的規範としてほとんど浸透して来ない。
「神ながらの道」や「正直」「誠」などが抽象的に、茫漠としてあるだけ。
だから、タリバーン統治下のアフガンのような
国民生活の微に入り細に入り教義で統制する宗教原理主義は
教義上成立しようが無い。やろうにもネタがないからだ。
さらに、
天皇陛下は、祈りを捧げる神官ではあるが、教義を決め国民に説く宗教指導者ではない。
これは非常に重要なことで、「天皇の下」であること自体に、中身を縛るものは何も無い。
だから、本来なら政教分離にもあまり拘らず
単に君主(天皇)を立憲化するだけで完全な民主化が実現できる。
コンスタンティノープルが陥落せず、ビザンツが存続して工業化すれば イスラム諸国でも産業が発展したような気ガス。
905 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 03:43:40 0
>>903 国家神道で国をまとめた薩長が、天皇を祭り上げてファシズズムに走り、
アジア侵略への道を走った史実を忘れているよ。
明治国家神道はキリスト教のパクリ
ここ最近年金が支払われない問題とかクローズアップされてるな そして泣き寝しろとも国がいっている その被害者何十万ともいる どこが民主主義国家なのだか
908 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 06:40:34 0
>>907 このスレで論じる話題じゃないな。
正解談義なら政治板へどうぞ。
現在のイスラム原理主義団体って、イスラム原理主義と呼ばれる枠内に 所謂原理主義者と民族主義者と反政府活動家と改革派と超保守主義者とただのはねっかえりと、 そんな連中がないまぜにされてて、しかもそれぞれ勝手に蠢いているから動向がさっぱりわからん。 何を敵としてて何を見方としているかすら。 多分イスラム社会に生きる人間もよくわかっていないだろうな。イスラム社会の中から、彼らの精緻な 分析ってものをする人間は出てこないものかな? 言霊って物は本当にあって、一旦定義を細分化しちゃえば、それに従って実際の勢力も細分化されて 過激派個々の影響力は格段に低くなるものなんだけどな。
911 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 10:22:03 0
749 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/23(水) 16:56:47 ID:QX5hBFl2
<米のブログから、最近の雑誌「エコノミスト」はヘンな具合になったのではないか?>
ttp://instapundit.com/ デービス・ハンソンが雑誌エコノミストの変質について書いている。
この西欧エリートの安っぽいお説教は、彼らが個人的には無法なファルージャ
地域に法秩序を確保しようとするイラク政府やアメリカ軍の行為よりもシャリア法
や女性のアパルトヘイトや首チョンパ等を賞賛しているようなもので、そうする
ことによって反米的な党派主義に組しているのだ。
これは困ったことに、エコノミストのみならず、ルモンドやBBCなどをも
含んで起こっている病理学的な状況なのだ。
912 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 10:22:50 0
750 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/23(水) 16:59:34 ID:QX5hBFl2 エコノミストの変質というのは興味深い問題で、考えてみるべき要素は複数個 あるように思える。1)編集長交代と、その販売重視の姿勢、2)BBCなどにも 見られる2003年以降の顕著な反米主義の傾向(一部のFTの論客にも見られる)、 3)アメリカ国内でもNYTなどが以前に比べて左傾化していることとの関連; おそらくは911の影響、そのショッキングな事件がトリガーとなって、覇権国家 のアメリカが急速に対外干渉主義的、軍事オプション重視になったことが 影響していて、欧州の知識人にその反発があるのだろうと思える。 ネオコンとかブッシュ政権云々と言った議論は底が浅いと思う。911のような 事件に、アメリカという国は、そういう極端な反応を示す国であって、それは 自己保存本能のようなものなので、それを正確に理解すべきと思う。 アメリカの自己保存本能が刺激された場合に、見境無しの反撃に走る、 というのは真珠湾もそうだし、80年代の日本の経済バブルへの反撃にも 見られる歴史的事実だと思う。 エコノミストやBBC,あるいはNYTの問題は、そういうアメリカ的反応に 反発する事は良いとしても、その反論や批判が充分に合理性のある 知的に見るべきものになっているかどうか、という点にある。戦争が悲惨 であるとして、だから無条件に反戦を叫べば良いというのでは幼すぎる。
913 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 10:42:36 0
>>912 突発的な過剰反応なように見せかけて、実は入念に下準備をしているのが
アメリカ。真珠湾だってそこに追い込むまで散々挑発をしてるわけだしな。
それが連中の常套手段。
>>913 欧州では、9・11捏造説・陰謀説まで出ているわけだが。
915 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 11:26:34 0
>>902 だから民主主義などと言う物はあらゆる条件が成立した上でしか
期待するような機能は発揮しないと言っているだろ。
21世紀では20世紀型の民主主義は通用しない。
どうも、日本でも民主主義信仰は根強いな。憲法信仰を遥かに上回っている。
右も左も民主主義さえ維持できれば国を安泰に保てると
いう勘違いをしている。
根本認識が間違っていれば見当違いな対策しか出てこない。
イスラムよりはマシとは言え中国にそのまま民主主義を
導入しても欧米や日本が期待しているような効果が
そのまま出てくるわけが無い。
どうも民主主義を万能薬のように勘違いをしている人間ばかりだ。
そろそろ民主主義の危険性を理解して考え方を変えんとまずいぞ。
英国政府、「話す監視カメラ」を導入へ--ブログ界は否定的な反応
ttp://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20346632,00.htm 英国の内務省が、街頭での反社会的行為を減らす目的で、国内20カ所に「話す
監視カメラ」を設置する計画を進めていると、BBCが報じた。
すでにイングランドのクリーブランド州ミドルズブラで試験的に導入されている
このカメラは、ゴミを捨てるなどの軽犯罪を犯した不届き者にスピーカーで警告する。
職員はモニター調整室でカメラ12台の映像を監視し、違反行為を見つけたら市民に
直接注意できる。関係者らは、これまでにけんかやゴミ捨てといった軽度の犯罪を
防止してきたと述べている。
英国の当局はまた、スピード違反車両を自動的に撮影する「スピードカメラ」も
導入している。英国といえば、未来小説「1984年」で監視社会への警鐘を鳴らした
作家、ジョージ・オーウェルを生んだ国でもある。
※自由や民主主義追求の果てに行き着いたのがこーゆー社会。
917 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 11:55:24 0
>>913 真珠湾攻撃は、日本軍もハルノート以前から桜島を真珠湾に見立てて猛訓練をして
用意周到に準備していました。挑発される前からやる気満々w
>>904 ビザンツにそんなポテンシャルあるわけないだろ
ビザンツ陥落する頃には西欧に比べてとっくに後進地域になってたよ
欧米の左翼はなぜかイスラエルと日本を敵視する。 そしてイスラムと中国を持ち上げる。
>>919 どこの国も左翼ってそうじゃね?
左翼とかリベラルとかって言う人種は、昔から何故か非民主的反人権的な独裁国家を称えるよね。
戦前の共産主義以外の左翼はファシズム万歳だったし。戦後はまとめてスターリン万歳だったし。
左翼の本質ってエリート層による「蒙昧な」民衆支配だから、ああいう独裁政治に憧れるんだろうな。
921 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 15:27:14 0
>>920 いや、左翼の本質は反民主主義ではなく、反資本家、反資本主義だよ。
その点は昔から一環している。
イスラムも共産主義も反資本主義感情から生まれたものだから、
左翼が支持したがるのも当然と言える。
民主主義と左翼との対立軸で考えると本質からずれてしまう。
また、西欧が栄えることができたのはこの資本主義の考え方
が基であったからであり、民主主義のおかげと考えるのはちょっと違う。
>>921 『「資本主義」というイデオロギーは存在しない。左翼が社会主義イデオロギーの
敵対概念として、資本主義という存在を「仮に」設定し、作り上げただけだ』
てな話を昔聞いたなあ。
>>921 まてまて、イスラムが反資本主義感情から生まれたってどういうことだ(笑
924 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 15:57:57 0
>>923 イスラムは、そもそも一部の商人が貿易で儲けすぎていることに
反発した大衆の不満を煽ることにより拡大した思想だよ。
だからコーランにも反資本主義的な教義がいくつも記載されている。
その発祥要因は共産主義の発祥要因とそう違わない。
また、その原動力は大衆の嫉妬。だからむちゃくちゃ強い。
因みに、嫉妬が「俺も頑張ろう」というプラス要因に働けばいい
方向に向かうが、これらの思想は、自分より恵まれた相手を自分と
同じレベルに引っ張りこもうというとてもマイナスな思想なため、
非常に有害。
925 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 16:54:15 0
左翼の本質は、“反近代主義”なのでわ? あと、負け組の嫉妬や、農本主義的な平等思想。
926 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 16:55:47 0
そもそも、どうして、男女同権でなければんならないのか? 中には抜きん出た能力の女も居ることは居る。しかし、それは特殊な例であって、 平均的なレベルではとてもではないが、知力も体力も劣っているだろう。 決定的な欠陥として、女には合理的な思考ができず、総合的統合的ににものを 考えて判断することができない。そういうものに政治的権利を与えても良いものだろうか?
>>921 資本主義に最も適合した政治システムがリベラル・デモクラシーだった。
左翼の思想はアジア主義だのアフリカ主義だのスラヴ派だのとも相性が
いいんだよね。
>>924 儒教も反資本主義的。
928 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 17:35:37 0
>>926 まあ、参政権云々はともかく、男女を同質に扱うという思想は、そもそも反資本主義的な思想が別の形で現れたようなものだから。要は「異なるものが許せない。とにかく全て同じじゃなきゃヤダ」という嫉妬からきたもの。これはイスラム主義や共産主義と非常に似ている。
そもそも、資本主義というものは、労働者をその特性に最も合った形で利用し、そして、需要者に対しては、その需要者の特性に最も合ったものを提供するという非常にバランスの取れた考え方であって、もちろん男女の特性を十分考慮した上で利用していた。
だから、女性には女性に合う仕事、男性には男性に合う仕事を提供してきた。
しかしながら、近年では、民主主義というシステムを利用しながら共産的な思想を蔓延させた勢力のおかげで、看護婦を看護師と呼ぶようにしたりとか、スチュワーデスを客室添乗員と呼ぶようにしたりとか、形を変えた共産思想が浸透してきた。
いずれにせよ、民主主義なるものは資本主義と反資本主義とが対決するための単なる闘技場的な役割を果たしているだけに過ぎない。
先進国の人間の多くは、この民主主義というものの力を過大評価しすぎている。民主主義自体に皆が思うような力は無い。
あえて批判を恐れずに言うならば、真に守るべきものは民主主義という闘技場ではなく、資本主義の精神であろう。そこらへんをいまだ多くの人間は勘違いしている。そして、見当違いなものを守るのに必死になって返って窮地に立たされている。
守るべきものは“近代”だと思う。 では“近代”とは何か、と聞かれると定義づけが難しいけど。
930 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 17:55:43 0
>>929 まあ、言い方が違うだけで言いたいことは多分俺と同じだと思うよ。
その近代を支えているのが資本主義なんだから。
必要不可欠な土台のようなもの。
資本主義の精神無くして近代は成立し得ない。
細かい違いあれ、イデオロギーの争いの殆どは、
この土台を破壊しようとする勢力と
守ろうとする勢力によるもの。
冷戦終結後、“革命幻想”が消滅して、欧米日の左翼は頽廃してしまった。 反資本主義、反体制を叫びながら、豊かなで安全な資本主義社会でぬくぬくと 暮らすというのがヤシらの考え方。 アメリカや日本やイスラエルを非難しても大丈夫だが、イスラムや中国を 非難されると何をされるかわからない。ムハンマド風刺画事件がいい例だけど。 だから非難しやすい国に向かって反対運動を行う。
イスラムは近代化してるぞ 今のところUAEやサウジアラビアやオマーン、バーレーン、カタールとか アラブ人国家に限られるけどな ドバイだって高層ビルランキングじゃ東京超えたもんなw イスラムを恐れすぎだぞw 本当は語る必要もない無視してもいい所ばっかりなんだろw この前のNHKもイエメン特集もサウジの豊かさばっかり強調してたな イスラムに嫉妬しすぎ
多神教徒の日本は没落寸前ときている。 三流国家日本の未来はもうないよ。
934 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 18:13:40 0
しかしイスラム教っていまだに教勢拡大してるんでしょ。 アジア、アフリカのみならず欧米でも信徒が増えて、どこでも キリスト教に次ぐぐらいの勢力になっているとか。 キリスト教なんかに比べて、いまだにこのバイタリティを保持してるのは なぜなんだろう。
936 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 18:37:36 0
>>932 散々上で論破された話だろ。
過去レスを理解してから書きなさい。
話の次元があまりにも低レベル過ぎる。
最も、その程度の理解力しかないからイスラムを信じるわけだが。
937 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 18:40:00 0
>>934 上でも書いたように一言で言えば底辺層の嫉妬ですよ。その原動力は。
その力がいかに強いかは2chとか見ても分かるでしょ?
また、底辺層は数が多いからその力は絶大。一方、
資本家や良識のある知識人は少数なんだから数の暴力に敵うはずも無い。
>>936 論破されてねえw
近代化の話になったからイスラムがいかに発展してるか
もってきただけだけだろ
おまけに左翼の否定話に強引にもっていってるからな
おい?JAPは本当はイスラムを恐れてるんだろ
JAPはなにもかも終わった国だからなwww
939 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 19:07:27 0
>>938 どうも根本的に理解していないようだな。
そりゃあイスラムの力を恐れているに決まってるだろ。
恐れてなければイスラムがヤバイなんてわざわざ書かんよ。
だが、その恐ろしさを理解しているのは一部の知識人だけで
多くの日本人は中国の恐ろしさは最近認識しだしたようだが
イスラムの恐ろしさはほとんど認識しとらんよ。
むしろ侮っている。
定期的に同じ人類としての会話の出来ないタイプの書き込みがあるなあ。
941 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 19:28:05 0
>>934 キリスト教を信じているところは非寛容で、改修しないイスラム教徒を虐殺してきた。
なんせ同じ宗派の連中でもバチカン主導で南フランスやリトアニア遠征などで
皆殺しにしてきたからね。
仏教を信じる日本も将軍や信長が信徒大虐殺をおこなってきており、非寛容なんだよ。
今は宗教が自由に選べる時代で公平な条件でやればイスラム教徒がもっとも多いということさ。
942 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 19:29:01 0
>>939 もっとも恐ろしいのはユダヤ人だよ。
フランスもユダヤ人大統領になったしね。
943 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 20:05:26 0
>>941 ふむ。前半部分はともかく、最後の一文は評価に値するな。
その点に関しては、「イスラムのように遅れた宗教など放って
おいても勝手に自滅するさww」と能天気に侮っている大衆よりは
よほど的確な理解だ。
944 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 20:29:19 0
>>941 >キリスト教を信じているところは非寛容で、改修しないイスラム教徒を虐殺してきた。
オランダやイギリスは植民地の宗教を保護しましたが?
インド、スリランカ、ミャンマー、香港、マレーシア、インドネシア、みんな改修してません。
そもそもそれがキリスト教の本質なら現代でも虐殺が続いてるはずだろ。
現代では虐殺どころか死刑制度すら廃止している。
いつの時代も、富める人々より貧しい人々のほうが多い。そして、貧しく将来に 希望のない人々にとっては、イスラームの説く天国は魅力的だろう。 酒は飲み放題、ご馳走は食べ放題、処女がかしずいてくれる。 キリスト教の場合、「いかに天国に入るのが難しいか」を説くが、イスラームの場合 「ムスリムになれば救済がいかに容易か、それに対して異教徒のままでいれば天国に 入るのはいかに困難か」と明快に説く。 先進国の豊かな生活に慣れきった連中は、イスラームの伝播力の強さを過小評価 しているか、現実を直視しないようにしていると思われ。
946 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 21:19:11 0
>現代でも虐殺が続いてるはずだろ。 イラクで何が行われているかしらないようだなこの馬鹿w
大川周明は「20世紀、英米に対抗し得るのはボルシェビキとイスラーム である」と喝破していた。
>>915 別に俺は民主主義を信仰しているわけではないんだけど。
俺は、西欧的な意味でのただの古典的な自由主義者だから。
自由主義を信仰しているんじゃないか?と言われれば、
そりゃ確かにそうだけどね。これは否定しない。
古典的な自由主義の機能的等価物は、果たしてイスラム圏で成立し得るのか?
というのが俺の問題意識。
今の所、イスラムなら潜在的にはポジティブというのが答えだ。
但し、実現させるためには良質の思想をかなり積み重ねる必要があるだろう。
儒教では絶対に無理と断言できる。下段を読めば分かるだろう。
>>924 違うだろ。イスラムは、人類史上最も早くから古拙大帝国を経験したオリエントで
古拙帝国の巨大な身分ピラミッドに対する不満をバックに、中東を制覇した宗教だよ。
だから、オリエント専制帝国を支えた基本思想である、
「皇帝神(現人神)」や「特権的神官階級」などを
「アラーの下の平等」の下に、徹底排除する。
反資本主義的に見えるのは、富の不平等が、元々対等だった共同体成員の中に
支配者と奴隷という上下関係を生み、専制帝国を生み出すのを恐れたから。
もう少し付け足すと、「自由」というのは、一言で言えば いわゆる「ジャイアニズム(ジャイアン主義)の排除」。これに尽きる。 ジャイアニズムというのは、もちろんドラえもんのジャイアンが元ネタで、 ジャイアンとスネオの関係だ。 おまえは俺より弱い、おまえは俺の子分だ、おまえの物は俺の物、 俺のものは俺のもの、という人間関係のこと。 西欧的な自由主義は当然、これの克服を最初にして最大の課題としている。 だが三大一神教も、実はおなじ克服を重要な課題としている。 イスラム教はこれが最も徹底されていて、 「神の名の下にジャイアニズムをどう排除するか」という点から 事細かな宗教規範を打ち立てている。 だからこそ、西欧近代の諸原理と逆に鋭く対立してしまう。 逆に言えば、上手にやればなんとかなる可能性は残されている。 儒教はだめだ。あれはジャイアニズムをどう肯定するかという教義だからな。 だから、当然のように「ニワトリカエセヨー」という話になるわけだ。 分からん香具師は東亜板で確認すればわかる。どうでもいい話だが。
イスラームの伝播力をバイオハザード並みといったヤシがいるが、 中国の“北京コンセンサス”の伝播力も大したものだと思うがな。 あと、華僑・華人の広がりも。
952 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 22:38:07 0
>>948 >違うだろ。イスラムは、人類史上最も早くから古拙大帝国を経験したオリエントで
>古拙帝国の巨大な身分ピラミッドに対する不満をバックに、中東を制覇した宗教だよ。
いや、違くない。
資本主義層に対する反発を煽っていたのは事実だよ。
それは、不満の対象が単に(特権階級を含む)というだけであって、
別に特権階級だけに反発してしたわけではない。
それ故、コーランでも利子を取るなとか金持ちは進んで喜捨しろ等、
商人を狙い撃ちするような戒律が多く定められることとなった。
しかし、君のイスラムに対するポジティブな見方はなかなか面白いな。
うまい対策があれば具体的に聞きたいな。
後、俺は儒教を支持しているわけではないんで、
儒教に対する話には別に反論しないけどな。
>>952 「商人を狙い打ち」というのは論理が逆である気がするんだよ。
ジャイアニズムの克服、つまり「財産権の確立」が
いうなれば資本主義の最基層の前提というのは合意できるところと思う。
本来は、これは資本主義のためというより、
人間の自由と尊厳という、もっと政治的な問題として始まったはず。
そして、「自由な構成員の対等な共同体」を維持しようと考えると、
どうしても「経済格差」の問題が生じてしまう。
スタートは平等でも、経済的才覚には人による差があるため、
どうして富者と貧者の格差が生まれる。そして、ただの事実的格差ではなく、
この二者が、経済行為によって直接向かい合うのが「借財」という問題。
分かりやすく言えば、「借金払えなくなった構成員はどうするよ?」という話。
放っておくと、当然ナニワ金融道の世界になって、
払えない借り手は弱者として貸し手の支配下に入ることになり、
ジャイアニズムが発動してしまう。
ぶっちゃけ韓国ってイスラムと親和性が高いんじゃね? 嫉妬云々のレス読んでてそう思った。 だいたい国家からして日本に嫉妬しまくりでしょ。 原理主義的、民族主義的、攻撃的、、、、、、 イスラムと違う部分を探すほうが難しいように思える。 共産主義にも嫉妬の要素が大きいって話だが 21世紀の韓国で共産主義が跋扈してるのも納得ですよ。 韓国の未来は 共産主義 → イスラム で決まりだろう。
続きだが、 この「借金ジャイアニズム回避」というのは、このタイプの理想を掲げた社会共通の問題。 もっと広く言えば、室町時代の日本の自治惣村にさえ、同じ問題が生まれていた。 古典古代を例に挙げれば、 1、一番簡単な方法は、「借財が溜まったら徳政令でチャラにする」 だからギリシアのポリス政体でも、特にはじめの頃にこれは頻発する。 2、そして、構成員の間での、「恩を着せない助け合い」、これも基本。 恩を着せたらジャイアニズムそのものになるから「無償性」が重要。 もう少し厳しい方法もあって、これはローマが採用した方式だが、 3、いっそのこと、借金を払えない香具師は奴隷にして人格を剥奪する方法。 ただし、奴隷は競売にかけられ、貸し手の手にそのまま入るわけでは無い。 4、これが穏やかになったのが、財産競売という方式で、つまり今の破産システムの起源。
956 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 23:17:21 0
>>953 いや、まあそれを一言で言えば要は反資本主義なわけで・・・
表現の仕方が違うだけでまあ同じことですわ
さらに続き。 1〜4は、今の西欧近代社会の枠組の基礎になった。 1と3は機能しなくなったが、2と4は今でも明確に機能している。 2はボランティアや寄付の精神に繋がり、4は近代民事法の基本ツール。 ここで振り返ってほしいんだが、 イスラムの喜捨と利子廃止は、 この1〜4と、目的・趣旨そのものは、全く同じものだと思わないか? 喜捨は、趣旨としては2そのもの。 利子廃止は、そもそも「借財ジャイアニズム」の抜本廃止を目論んだ規範。 利子を禁止してしまえば、借財問題でジャイアニズム復活に悩むことはそもそも無い。 「利子の無い『ナニワ金融道』」のストーリーなんて絶対にあり得ないからね。 だが、問題は、特に喜捨などを、宗教規範として教義強制で縛ってしまったこと。 欧米の自発的な寄付とはここが決定的に違う。 だから実効性があるとも言えるわけで、 俺が「実効性」と前のほうのレスで書いたのはこのことを指す。 これをどうするかが問題なんだが、 ゆっくりと、これらを自発的意思で置き換えて規範の強制性を緩めていけば、 近代型の自由な社会を導くのはそんなに難しいことではないと思うんだけど。
958 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 23:42:19 0
>>948 イスラム国家に奴隷いるぞ。
それも現代の話。
サウジアラビアを中心に湾岸諸国では50年前まで普通にいたし、
モーリタリアでは今でも存続している。
959 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 23:45:48 0
960 :
世界@名無史さん :2007/05/24(木) 23:56:48 0
>>自発的意思で置き換えて規範の強制性を緩めていけば、 近代型の自由な社会を導くのはそんなに難しいことではないと思うんだけど。 確かに規範の強制性を緩めていくというのは正しい。 ただ、自発的意思を期待するのはちょっと甘いかな。 自発的意思に任せてたらむしろ原理主義化が進む一方だからね。 今までそれで失敗してきた。 トルコ軍部が実施したように強制力を伴う世俗化を図る必要があるだろうね。
>>949 >儒教はだめだ。あれはジャイアニズムをどう肯定するかという教義だからな。
漏れは中国を分裂させ、省ごとに独立させれば民主化できると考えていたが、
それだけでは無理なのか…
>>960 制度自体を緩めて、いきなりドイツ的な「白紙の自由」という入れ物を与えるから
そこの中に原理主義が跋扈するようになる。
ワイマール共和国にナチズムが跋扈したのと同じこと。
価値判断があるんだというネタ自体は、最低限残しておかなければならない。
そこに至る議論を自由にすることが重要。
例えば、
喜捨は重要→気持ちの問題こそ尊い天国への道だから、率も方法も例示に過ぎない。
利子は廃止→投資の果実としての配当なら問題ない(イスラム金融が現に行っている脱法行為)
ここから先は、21世紀初頭の今のイスラム圏では現実的には無理な話だが、
これは、あの悪名高いベール問題にも当てはまる。
コーラン自体は、知られている通りかなり抽象的に書いてあるわけだから、
普通の西欧的服装でも許されると解することが十分に可能。
イスラム法としては、さらに縮小解釈して
「隠すべき毛とは陰毛のことだ」くらいまで行けるかもしれない(さすがに極端かw)
あるいは、コーランの解釈自体についても、
神の言葉をより良く理解するためには、自由な議論が欠かせないのだと理屈付けて、
言論の自由を半ば神権的にバックアップしてしまうことも、理論上は可能だろう。
このような議論の積み重ねが、
前のレスで書いた「良質の思想を沢山積み重ねる」ことの具体例。
現実には大変なことだが、不可能なことでは無いはず。
963 :
世界@名無史さん :2007/05/25(金) 01:17:24 0
>制度自体を緩めて、いきなりドイツ的な「白紙の自由」という入れ物を与えるから そこの中に原理主義が跋扈するようになる。 的外れ サウディアラビアやイランでも過激原理主義がはびこっているし、 トルコのような世俗主義国家でもシナゴーグなどで連続テロが発生し、 統一イエメンなど共産主義(北イエメン)と戦うという名目でアフガン戦争終わった後の オサマが一時期根拠地とし、今でも統一政府VS北イエメン政権残党VS過激原理主義勢力といった 3酷志といった状況もあるし、今のソマリアのようにエチオピアと原理主義にそまった現政府との死闘が 続いている地域もある。 冒頭の結論を出したいあまり、情勢の一局面を切り出して論じるのはお粗末過ぎる。
964 :
世界@名無史さん :2007/05/25(金) 01:23:40 0
前のレスで書いた「良質の思想を沢山積み重ねる」ことの具体例。 現実には大変なことだが、不可能なことでは無いはず。 良質の議論を積み重ねるには前提条件として言論の自由が 保障されなければならないが、言論の如何に関わらず、 地位、財産、生命を保証するシステムが整っていない現状だ。
>>963 的外れは言いすぎだろう。
表現の自由を保障する社会は、原理主義に対する抵抗力が少ないのは確かだろ。
だが、原理主義の原因は、
>>963 の指摘するとおり、
貧富の差とか、失業率とか、外来文化の浸透による社会道徳秩序の動揺、
なんてあたりにあるのだろう。
個人的見解としては、
表現の自由は、短期的には原理主義への抵抗を弱めるが、
長期的には、社会が原理主義への抵抗力を身につけるのを助けると思う。
良質の議論による大衆の啓蒙・・・というのは楽観的なように思えるが、
そうでなくても、ある種のシラケというか、「と学会」本みたいなノリで。
>>953-957 このあたりの指摘は面白い。
確かに、イスラム教が流行して定着するには、
それ自体、アラビアの社会の需要にマッチしていた部分があるはずだし、
イスラム教自体の合理性があると思うんだよね。
それを認めたうえで、現代にマッチするように変容していけないかを考えるべきだと思う。
それをしなきゃいけないのは、俺らじゃなくてイスラム法学者たちなのだが。