1 :
世界@名無史さん:
やっぱりキリスト教の関係??
庶子継承不可のせいで、だいぶ王家が不安定になったような。
2 :
世界@名無史さん:2006/05/04(木) 23:24:36 0
2ならウンコ食う
3 :
世界@名無史さん:2006/05/04(木) 23:40:16 0
質問は質問スレでね。
西洋では血が重視された
東洋では家が重視された
5 :
世界@名無史さん:2006/05/04(木) 23:41:58 O
ノルマンディー公国の成立の経緯について、80字以内で説明して。
ノルマンディー公国が成立した。(15字)
ウィリアム征服王とかケルンテンのアルヌルフとか、庶子で王位継いだやつもいるぞ
8 :
せかおた:2006/05/05(金) 01:48:36 0
庶子継承が困難だったのはキリスト教のせい
神の契約のものとの婚姻以外による子供は
神の祝福を受けてないってのが理由
『罪の子』に家督を継がせられないってのが
当時の一般的な考え
9 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 02:28:45 0
庶子は誰の子でもないというのがキ教のデフォ
今その反動で婚外子の権利要求の激しいことw
10 :
名前:2006/05/05(金) 02:38:20 0
その点、中国や日本では腹は借り物的思考が強い
やっぱ嫡出の方が有利だけど西洋ほど絶対視されなかった分
11 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 02:41:51 0
日本の天皇家が1500年以上断絶しなかったのは、
やっぱ庶子継承あったからかな。
12 :
名前:2006/05/05(金) 02:54:03 0
そうだろうね 延々、嫡子ばっか産み続けるなんて不可能やん
13 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 03:08:10 0
そもそも大正天皇が正妃の子ではないからね
14 :
!:2006/05/05(金) 03:10:34 0
ちなみに徳川家は家光と慶喜以外、側室腹
15 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 05:18:08 0
庶子継承が出来ないからといえ、自国語もしゃべれない遠縁を
自国の国王として迎えられる感覚はわからないなあ。
16 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 05:28:10 0
イギリス・ドイツ系
スペイン・フランス系
スウェーデン・フランス系
ノルウェー・デンマーク系等々
ほとんど他国からの君主受け入れだな
アンデルセンの童話だったかな。
外国、特にヨーロッパ以外の文化圏の物語の時、最初に自分達とは違うというのを強調したい時に使うのが「この○○国では王様も○○人なんですよ」ってのがあったな。
18 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 05:57:31 0
日本は腹は借り物どころか、養子でも無問題。
そんな中で、なぜか天皇家だけは血筋にこだわったが。
19 :
後:2006/05/05(金) 06:09:46 0
ロシアは皇位継承の条件で母親が他国の王室出身ってのがあった
だからニコライ二世くらいまでくるとほとんどロシア人の血は
流れていない計算になる
20 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 07:17:19 0
>>20 お前の数学では 0.5*0.5*0.5*......=0.5 なのか?
22 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 07:41:32 0
>>21 お前の体には父親の血統の血は殆ど流れていないのか?
23 :
19:2006/05/05(金) 07:43:24 0
例えばロシア人皇帝とドイツ人の間に50%ロシア人皇帝、それが
イギリス人と結婚して25%ロシア人、それがデンマーク人と結婚して
12.5%ロシア人となって一世代ごとにロシア人の血統が半減していく
計算になるよ
>>20
24 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 07:49:42 0
生まれた子供は100%ロシア人
25 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 07:55:29 0
確かに国籍はロシア人になるよ
あくまでも割合の話ね
ピョートル3世→エカチェリーナ2世→パーヴェル1世
ここら辺の流れが普通に怪しい
よく貴族が反対しなかったよな…
27 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 09:09:02 0
シェイクスピアの戯曲に題名が思い出せないけど、
さる地方領主家で凡庸な嫡子と傑出した庶子の相続争いが起こり、
王様が裁定して、嫡子が家を継ぎ、庶子は王様の近従になる、
というのがあった。
BBCのシェイクスピアシリーズでは、裁定をもらった嫡子の呆然
とした表情が面白かった。
28 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 09:24:53 O
エカチェリーナ二世の種馬は少〜しばかりロマノフ家の血を引いてたからかな あのバカ皇帝よりマシだと思われた説。
パーヴェルが父親そっくりだったからOK説。
くす。そうですね。
>>23 遺伝学的に言って、男系男子相続であれば、遺伝子上初代国王(男)
と50%同じ遺伝子片を持った子供ばかりになる計算だよ。
逆に女の子は100%外国遺伝子だけど。
初代王様 :露Y露X という遺伝子
初代王妃 :外X外X という遺伝子
二代目王:露Y外X
二王女:露X外X
2代目王妃:外X外X
三代目王:露Y外X
三王女:外X外X
3代目王妃:外X外X
遺伝学上こうなる。
ただこれは、男系男子での相続が続いた場合。
1回でも女系継承が起こると遺伝子は断絶する。
逆に言うと庶子継承を認める以上は男系主義は必然なわけだな。
腹は借り物=母の出自が卑しくてもOK=問題なのは父の出自
庶子継承で女系を認めると卑しい出自が貴い出自を乗っ取ることになるから
>>19 片親がロシア国籍だから半分ロシア人でFA
33 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 17:43:18 0
そもそもピョートル3世は、ピョートル1世の娘アンナの子なんだから、その時点で
崩れているがな。
>>30 ヒトの染色体にはXXとXYしかないと思ってんの?
23組(2×23=46本の染色体)のうち、性別を決めているXX or XYはその一組でしかない。
「Y 」の方が父系を代々伝えているというのは君の言うとおりだが、
残りの22組の染色体は父系・母系の1/2でしかない。
だから確率的にはN代目の子孫は(24/46)^N だ。
35 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 18:48:57 0
パーヴェル1世の実父って結局誰なんだろうな。
エリザヴェータ女帝が偉大な父ピョートル大帝の血を引いていない子の
将来の即位を許すなんて有り得ないと思うんだが。
まあ、待て。そもそもロシアは西欧では無い。
トルコと較べればヨーロッパかもしれないが、東欧ですらないだろ。
37 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 20:26:30 0
ロマノフ朝は西欧の諸王室と縁組してたからここに含めてもいいだろう。
>>34 父方と母方で遺伝子はセットになっているため、混ざらない。
組み合わせで言えば2通り。
ただ、遺伝子のバラエティを増やすため、
遺伝子の一部を精粗細胞の段階で交換したりはする。
ただし、染色体1本単位ではなくその中の一部同士という交換。
39 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:01:58 0
ピョートル大帝の出生にも色々と噂があった。
ある日大帝が酒の席で、ある貴族に「おい、お前は俺の父親か?!」
と問い詰めたら「分かりません陛下、私だけではなかったので」
40 :
世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:11:06 0
付き合ってられんわ。
41 :
長文注意:2006/05/05(金) 21:15:10 0
そういう意味で、23本セットなために、君の言うようなバラエティは無い。
以下は薀蓄だが。
異母兄妹での子供同士は、昔は結婚が許されていた。
理由の一つは昔は通い婚で、子供が母方の家で育てられるため、
兄弟という意識が薄かった、という点が上げられている。
しかし、もう一つ、理由があったのではといわれている。
異母兄弟であれば遺伝子病が起きる可能性は、
他人同士の結婚と同程度に低いということを、
経験則的に知っていたのではないか? と。
父Aの遺伝子はAYとAXの2通りだ。
妻Bの遺伝子の組み合わせはBXとBX”の2通りだ。
妾Cの遺伝子の組み合わせはCXとCX”だ。
妻と作った息子の遺伝子の組み合わせは、
AY+BX もしくはAY+BX”の2種類だ。
妾と作った娘の遺伝子の組み合わせは、
AX+CX もしくはAX+CX”の2種類だ。
異母兄妹の場合、遺伝子の組み合わせ的になんら問題は無いのである。
一代限りなら大丈夫でも数世代近親婚が続くとやばくね?
スペイン系ハプスブルクは近親婚の弊害で家系が断絶したんでしょ
>38
>父方と母方で遺伝子はセットになっているため、混ざらない。
なってない
「メンデルの第三法則 独立の法則」で調べれ
>>41 >異母兄弟であれば遺伝子病が起きる可能性は、
>他人同士の結婚と同程度に低いということを、
>経験則的に知っていたのではないか? と。
ちょっと理が勝ちすぎている説のような気がするな。
それに婚姻不能な親族集団の範囲は文化によって様々でしょう。
46 :
世界@名無史さん:2006/05/06(土) 03:35:51 O
スペイン・ハプスブルグはイトコ婚以外に叔父姪婚までしてる。さすがにやりすぎ くだらん嫡子主義を推奨するのに権門には媚びて法王庁が近親結婚許可書を乱発した
>>44 なんだ、なってないのはオマイのほうじゃん
>>42 >>45 まあそれは、程度問題であることはどれでも同じでしょうね。
日本で認められてる従兄妹間婚姻でも代が続けばまずいですし。
近親相姦スレでやったら?
50 :
世界@名無史さん:2006/05/06(土) 16:38:07 O
そうだね(笑)
51 :
世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:08:59 0
エジプトのプトレマイオス朝では同母兄妹婚をやってたようだね
貴種を純粋に保存するにはそれが一番いいのかも
犬なんか同母兄妹どころか親子婚で何の問題もなく子供作ってるし
52 :
世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:54:43 0
>>19 詩人プーシキンが酒席で友人たちと戯れていわく
ロシアの赤いワインをドイツの水で割る。はじめに半分、ついで半分、さらに半分・・・
見ろ、いまやほとんどただの水だ!
53 :
世界@名無史さん:2006/05/06(土) 23:20:00 0
>>46 ヒント 天皇家もそういうたぐいの結婚いっぱいやってる
54 :
世界@名無史さん:2006/05/07(日) 00:06:19 0
>>51 ただプトレマイオス朝は初期はともかく後期は
名目上結婚、女性王族の子供は別の種馬が…
55 :
世界@名無史さん:2006/05/15(月) 03:58:44 O
喜べ メディチ家の子孫が見つかったぞ 庶子系か?
>>53 藤原道長の孫に当たる後一条天皇は叔母を中宮にしていた。
58 :
世界@名無史さん:2006/05/16(火) 15:28:32 0
>>56 道長が娘を後宮にいれてすすめたんじゃなかったっけ
59 :
世界@名無史さん:2006/05/19(金) 00:15:43 0
兄弟でも性別が異なるなら1/2の可能性で遺伝的には全くの別人になる。
だから叔父-姪だと、姪の親が女なら一致度は0か0.25。
姪の親が男なら0.25か0.5。
まあ叔父+その姉妹の娘との組み合わせなら致命的では無さそうかな?
大きな勘違いがあるな。
なんにしろスレ違いなんだが。
61 :
世界@名無史さん:2006/05/19(金) 19:07:15 0
アラゴン家って庶子が家起こしたんだよな。
カスティーリャのトラスタマラ朝もポルトガルのアヴィシュ朝もな。
63 :
世界@名無史さん:2006/05/20(土) 22:20:17 0
>>56 当時は天皇でも出産は実家でするから、幼少のころはおばさんに遊んでもらったり
してたんじゃないの?
そんな人と結婚するのはいやだな。
叔母といっても年齢差は9歳だけどね
即位、結婚も幼少のうちにしてるよね
67 :
世界@名無史さん:2006/05/21(日) 03:53:36 0
カスティーリャのトラスタマラ朝といえば、青池保子のアルカサルで最後主人公とその一族をを殺害して
トラスタマラ朝をひらくんだよな。
登場人物が全員馬面のマンガなんか読まん
嫁よ。カスティーリャ朝末期からトラスタマラ朝勃興を描いた漫画なんて世界でも王城しかないぞ。
エロイカより愛をこめて!をかいた人の作品だから 有名だし。
もっとも十字軍ものはかなり欧米よりの価値観だが。
70 :
世界@名無史さん:2006/05/21(日) 19:58:19 O
トラスタマラ朝が王位をえるのにプランタジネット朝の黒太子に巨大なルビー贈ってる 本当はスピネルかガーネットらしくてやや価値は下がるが… まだ英王室所有?
ロンドン塔に展示されてる王冠にくっついてる。
西保守
>70
実は質のいいものならばルビーよりスピネルの方が高い罠(w
>>70 それは、ドン・ペドロが送ったやつではなかったっけ?
75 :
世界@名無史さん:2006/07/08(土) 09:34:33 0
そう?
76 :
世界@名無史さん:2006/07/09(日) 01:56:47 O
× 分割相続
○ 長子相続
ポーランドはピアスト家もヤギェウオ家もそのせいで断絶して選挙王政となり、
結局は国家そのものが消滅してしまった。
78 :
世界@名無史さん:2006/07/17(月) 04:16:29 0
長子相続というのは画期的な「発明」で、これにより資本の蓄積が
容易になり、絶対王政が成立し、さらに資本主義へと
発展していった。
しかし、不自然なまでの平等思想の浸透が、再び均分相続という
悪魔を呼び起こし、富は蓄積されることなく相続のたびに四散する
ようになった。
その結果は、相続というモノが存在しない国家と企業が健全な市民の
手から離れ、コントロール不能の怪物となり、市民階級を脅かし、
人々の自由を制限しようと画策している。
79 :
世界@名無史さん:2006/07/17(月) 08:50:56 0
そこで少子化ですよ
>>77 断絶から国家消滅までがえらく長いなあ、おい
選挙王制と庶子継承は全然関係が無いからな。
こじつけも良い所だなぁ。