【文明】ヨーロッパは衰退するの?【衰亡史】

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1世界@名無史さん
「日本って中国に負けるの?」の姉妹スレです。
最近の西欧諸国を見ると、衰退の兆しか?と思える現象が目に
つきますが、このまま西欧はローマ帝国・オスマン帝国・清朝
のように衰退していくのでしょうか。
それともヨーロッパ文明の奥深さからして、一度は落ち目に
なってもまた復活するでしょうか?
2世界@名無史さん:2006/04/27(木) 20:21:36 0
先進国にありがちな少子化による労働力不足でイスラーム圏からの移民に頼らざるを得なくなり
その結果、民族・宗教・富裕貧困層の対立が激化して弱体化。
3世界@名無史さん:2006/04/27(木) 21:12:29 0
風船だってある程度膨らんだら萎むしかなくなるだろ?
それと同じ。
4世界@名無史さん:2006/04/27(木) 21:14:06 0
>先進国にありがちな少子化

ヴェネツィア共和国では、貴族の男性で結婚しない人間の比率が、
16世紀には50%、17世紀には60%に達していたそうな。
経済が衰退する中で、生活水準を維持するために子孫を増やさなく
なった。
それと同時に、リスクの大きな通商を避け、安定した土地からの収入に
頼るようになっていった。

現在のヨーロッパ大陸諸国も、ロシア・東欧における共産主義体制の
崩壊と、アジアの工業化によって、社会民主主義は有効でなくなった
にもかかわらず、古いモデルをなかなか捨てられないでいる。
5世界@名無史さん:2006/04/27(木) 22:13:32 0
133 :名無しさん :2006/04/25(火) 07:59:09 ID:lyPSwNP3
ttp://www.skyscrapercity.com/showthread.php?t=340582&page=4
わあ こんなに中国人がいるんだパリには!
50万人だってさ。東京のざっと5倍の中国人がいるのか?
フランス全土に100万人いるらしい。

134 :名無しさん :2006/04/25(火) 08:03:51 ID:lyPSwNP3
掲示板によると2000年に全土に45万いたのが2007年には100万に
達するらしい。恐ろしい増加率だね。
たった7年で55万の増加。20年後には300万近くになる計算か。
10年後にはアラブ系の比ではなくなるな。
すでに中国からの入国者が(アラブやアフリカ系を抜き)1位らしい。
しかもほとんどが不法滞在。
このままでは、フランスは中国人に乗っ取られるでないか?

1000万パリ都市圏に50万(中国人は東京都でさえたった12万人程度)
ということは、人口比で20人に1人が中国人か...
フランス全土でも60人に1人が中国人か..  末恐ろしい...
6世界@名無史さん:2006/04/27(木) 22:14:40 0
日本も少子化、景気後退、国力低下
7世界@名無史さん:2006/04/27(木) 22:17:44 0
ヨーロッパ(ゲルマン国家)が今のように栄えてる方が例外的なのだが・・
8世界@名無史さん:2006/04/27(木) 22:30:30 0
ヨーロッパは今上り調子ですよ?
日本人は欧州の衰退ってのを大変に好むようですがw。
9世界@名無史さん:2006/04/27(木) 23:28:05 0
>>6
ドイツのライン型資本主義は、日本と同じく、これまでの成功の要因
だった条件が今では逆に足を引っ張るようになってるね。
現在のドイツの経済システムの原型を作り上げたのは、西ドイツの
初代経済大臣だったルートヴィヒ・エアハルト。

>>8
ひとくちにヨーロッパといっても国によって違うだろう。
イギリスや北欧諸国は改革をやり遂げて現在は好況。
仏独伊西はこのままだと先行き暗そう。
10世界@名無史さん:2006/04/28(金) 02:24:33 0
>>8
ヨーロッパ人も、日本の衰退という話を大変好みますよw)
11世界@名無史さん:2006/04/28(金) 11:45:48 0
>>7
ヨーロッパは将来、中国・インドといったアジアの大国にも
抜かれるのかなあ?
現在のヨーロッパはグローバルな役割を果たしたいと思っていないようだし。
非常に内向きになって、EU内部のことにしか感心を持たなくなっている
ように見える。
一方、中国はアフリカや中南米で影響力を伸ばしている。
12世界@名無史さん:2006/04/28(金) 12:02:19 0
EU全体でならアメリカよりでっかい市場だからまだ当分大丈夫だろう
中国やインドが途中で落ちる可能性もあるし
13世界@名無史さん:2006/04/28(金) 12:14:21 0
西欧の没落ってまだ読まれてるのかな
14世界@名無史さん:2006/04/28(金) 13:00:13 0
>>13
フランスのジャーナリスト、アンドレ・シーグフリードも第一次世界
大戦後に執筆した“ Les Etats-Unis d'aujourd'hui ”(Paris, 1927) で

「邪魔になる伝統と政治的障害とをすべて除去して、アメリカ人たちは
今や巨大な規模で完全に独特の社会構造を作りつつあり、それは
ヨーロッパのものと表面的に似ているところがあるだけである。今や
新時代に入りつつあり、そこではヨーロッパは人類史の片隅におし
やられることになるかもしれない。ヨーロッパはもはや世界の推進力
ではない」
「〔テイラー主義について〕この超集産主義に、人類にとっての大きな
危険が存在する。その人間としての完全さは生産者としえのみならず、
消費者としてもまた深刻な危険にさらされている」

と論じていた。アメリカの圧倒的な力に対する無力感や、アメリカ式
システムに対する反発はもうこのころから存在していたことがわかる。
15世界@名無史さん:2006/04/28(金) 15:36:00 0
将来的には
EU、アメリカ、アジア経済連合、インド経済連合
アフリカ連合との間で熾烈なイニシアティブ争いが起こるのは必定。
取り合うのは食糧と石油。
物資そのものというよりかは価格決定権を取り合うだろう。

で、結局アメリカとEUとが組んで、アジアとインド圏とが組んで
(アフリカはどっちにつくかは不明)ガチンコ勝負!!
たぶんアメリカとEUは経済戦争ではボロ負けするだろう。
これは華僑とユダヤ商人との全面対決でもあるが。

で、仕方ないからアメリカとEUは腹いせにミサイルぶっ放す
で、第三次世界戦争勃発。
で、それもアジアインド連合が圧勝するのでパクスアメリカーナの
時代は終わり、アジアインド圏が世界の覇者となる。

よってEUは衰退する。

あ、日本はとっくに中国主導のアジア連合のパシリの席についてるから
ご安心を


16世界@名無史さん:2006/04/28(金) 16:52:44 0
「アメリカ人は戦いの神の火星から、ヨーロッパ人は美と愛の女神で
ある金星から来ている」

by ロバート・ケーガン
17世界@名無史さん:2006/04/28(金) 20:35:06 0
>>15
>で、結局アメリカとEUとが組んで、アジアとインド圏とが組んで

インド人と中国人が犬猿の仲なのを知らないのか?
それにインド・ヨーロッパ語族の関係だから、インド人もヨーロッパ人につくはずだ。

>(アフリカはどっちにつくかは不明)ガチンコ勝負!!

BRICsの一角、ロシアとブラジルを忘れてるぞ。

>たぶんアメリカとEUは経済戦争ではボロ負けするだろう。

インドはともかく、社会主義で言論の自由もない独裁国家の中国が現在の延長では破綻するよ。
18世界@名無史さん:2006/04/28(金) 20:48:54 0
心配なのは、EUのリーダー格である、フランスとドイツが競争社会に疲れてしまったことだろう。
某調査ではフランス国民の71%が競争社会より平等社会を望むと回答している。
http://www.chugoku-np.co.jp/yoron/t000116c.html
最近はドイツも社会主義的だ。マルクスが現代のドイツで尊敬されるのも共産主義への憧れだ。
19世界@名無史さん:2006/04/28(金) 20:58:09 0
>>15
>これは華僑とユダヤ商人との全面対決でもあるが。

世界で一番商売に長けた民族はどの民族だろうか?
日本マクドナルド社の、藤田田会長の話によるとこうです。
ttp://www.nork.co.jp/ronbun1999.12.htm
あの商売が巧いとされる華僑三人が束になっても、独りのインド人に勝てるかどうか、
そのインド人が三人束になっても、独りのアラブ人と同じぐらい、
そのアラブ人が三人集まっても独りのユダヤ人にはかなわない。
20世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:08:37 0
ユダ公の28倍くらい架橋を用意すれば勝てるアルカ?
21世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:09:14 0
>>18
Newsweek日本版5・3/10号に、「ドイツ―改革するより安心したい」
「夢見るイタリアンは痛みより『甘い生活』」という記事が載っていた。
細切れで一貫性を欠いたシュレーダー政権の政策を見てきたせいで、
多くのドイツ人は「改革」という言葉を信じなくなり、今では大半の
国民が、改革は人々に自由と生活水準の向上をもたらすものではなく、
回避すべき危険と考えられているそうな。
イタリアでも、大勢の国民は現実から目を背けており、イタリア人は
努力するより基準を落として現状に我慢するほうを選ぶと指摘されている。
「下手をすれば、イタリアだけでなくヨーロッパ全体が、中国からの
観光客をあてにする巨大な補助金天国になってしまう」という警告もある。
22世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:09:40 0
くだらねーレスばっか
23世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:28:32 0
>>2
そこでアドルフおじさんが地獄の底からよみがえる
輝かしき近代文明のプロメテウスはそんな簡単にくたばりはしない

むしろ今はそのための布石に違いあるまい
このままいけば史上最大の世界史的怪物が登場するのは確実になる
24世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:36:57 0
15の補足。

これは少なくとも今から10年以上後に起こる事柄です。ですから今の情勢はあまり関係はありません。
なぜ、アメリカとEUとがアジアインド連合に経済戦争で負けるのか。アメリカとEUは今後経済成長がありません。
それどころか膨らむ財政赤字で10年後は見る影も無く国力は低下しています。

アジアとインドは経済成長を今後10年間ずっと右肩あがりで続けます
アジアとインドは今はあまり仲はよくありませんが、組めばアメリカと
EUとに優位に立てると判断した瞬間から急速に接近します。
きっかけはアメリカドルとEUユーロの大暴落です。
アメリカとEU諸国は現物の食糧と石油を確保できませんので、価格決定権を
取ろうと躍起になりますが、現物所有の国の抵抗に合い断念します。
アメリカとEU諸国は為替操作でしばらくは低空飛行を続けますが
結局破綻して大暴落をするのです。

アジア連合は石油拠点を確保しています。インドは10年後は
今と比べ物にならないほどインフラ整備等で景気が拡大し消費が
拡大します。そのときに確保しなくてはならないのは石油です。
インドとアジアは利害が一致して手を組みます。

華僑とユダヤとの戦いは結局現物と信用取引との戦いでもあるのです。
現物を所有し、全世界の半数以上の人口を抱え、バブル経済まっしぐらの
アジアインド連合と現物を所有せず、信用取引で価格決定権を取ろうと
する、しかも莫大な財政赤字をかかえたままのアメリカEU連合とでは
鼻から勝負になりません。

現実の戦争でも結局先に石油が枯渇するアメリカEU連合が戦争継続を
断念するのです。

10年後のアジアインド圏におけるバブル成長は日本のバブル成長の
比ではありません。
25世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:41:48 0
>>24
中国人の希望的憶測のオンパレードだw
26世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:43:10 0
アジア連合なんて実現しないよ。
日本が靖国神社参拝をやめて南京大虐殺を認めないかぎり。
27世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:45:58 0
ヨーロッパは21世紀後半、巨大な北欧になっているだろう。
28世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:49:24 0
アジアが強くなると、現代とは比べ物にならないくらいヨーロッパの結束が強くなると思うね。
ポーランド、ハンガリーもEUに加盟したし、ヨーロッパはまだまだ発展の可能性を残しているだろう。
29世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:50:28 0
中国のイスラム教徒の人口は7500万人いる。
中国の総人口に占める割合は6%ながら、
世界第6位のイスラム人口を抱えている。
これで民主化して信仰の自由が約束されれば、
中国のイスラムは爆発的に増えるであろう。
そして貧富の落差が拡大すれば、不満をもった者を
信者に取り込むのだ。
30世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:52:39 0
>>27
瑞典人乙
31世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:55:43 0
2050年には、世界人口89億人に対してイスラムは40億人になるらしい。
つまり、人類のほぼ半分がムスリムになる計算になるのだ。
イスラーム世界をどう扱うかで明暗を分けるだろう。
因みにイスラーム世界がアメリカにテロを繰り返すのは経済戦争で負けているからで、
インド、中国が仲良くやれるとは限らない。
中国が強くなれば今度は中国がテロの標的になるかもしれないのだ。
32世界@名無史さん:2006/04/28(金) 21:57:22 0
427 名前:世界@名無史さん :2006/04/28(金) 21:52:48 0
日本は中国に屈服します。
アメリカの傘の下か、アジア経済連合を選ぶのか選択肢を
突きつけられる瞬間がやってきます。

日本は間違いなくアジア経済連合に入ります。
しかも中国の属国に近い形で入らざるを得ません。

理由は中国の経済成長が急激に起こり、円と元の為替格差が
逆転するからです。
つまり日本のほうが中国の物価よりも安くなってしまうのです。
東京には中国企業が乱立します。中国企業の工場もたくさん
増えます。雇われるのは賃金の安い日本人です。
日本の工業系企業は残念ながら中国の企業に吸収合併されて
しまいます。

わかりませんか?靖国参拝問題など、円元為替格差逆転の前には
ありんこ程度の事件でしかないことが。
33世界@名無史さん:2006/04/28(金) 22:26:06 0
中国人必死だなw
34世界@名無史さん:2006/04/28(金) 22:30:40 0
>>32
>日本は間違いなくアジア経済連合に入ります。
>しかも中国の属国に近い形で入らざるを得ません。

日本は世界の風見鶏だから、そうかもしれない。
だが、尖閣諸島の領有権問題を見ていればわかるが、
もし中国がアメリカを超えて超大国になったら、
現在の100倍は横暴な国になるだろう。
内政干渉もアメリカの比じゃないだろうな。
35世界@名無史さん:2006/04/28(金) 22:40:26 0
>>24
国と国が同盟や連合を作るのは、より強大な敵に対抗する時だけだ。
36世界@名無史さん:2006/04/28(金) 22:42:42 0
中国人の振りした釣りだろ
37世界@名無史さん:2006/04/28(金) 22:46:20 0
>>31
>2050年には、世界人口89億人に対してイスラムは40億人になるらしい。
ソースきぼんぬ
38世界@名無史さん:2006/04/28(金) 23:03:28 0
そんな簡単に超大国に成れたら誰も苦労しない
39世界@名無史さん:2006/04/28(金) 23:07:00 0
>>14
>邪魔になる伝統と政治的障害とをすべて除去して、アメリカ人たちは
>今や巨大な規模で完全に独特の社会構造を作りつつあり

アメリカもいつまでも若い国、と言うわけには行かないだろう。その内利権が膠着しだして
世襲利権政治家 対 若手 で政争になるはずだ。
なんてことはない、いつもの歴史の通則じゃあないか。
40世界@名無史さん:2006/04/28(金) 23:11:08 0
>>28
もう発展の可能性がないから、面積でかくして移民入れてつかの間の安心感を得ようという発想が出てくるんだよ。
死に際の老人の悪あがきにしか見えない。
41世界@名無史さん:2006/04/28(金) 23:17:31 0
結局、老人が若者に面倒見てもらおうとして養子にしたが
家や財産をのっとられて、阿野は捨てられるという感じかな?
>欧州の未来
42世界@名無史さん:2006/04/28(金) 23:22:17 0
移民は抵抗力を失ったヨーロッパ文明という老人に入り込んだウイルス。
日に日に蝕まれていくのがなんとも痛々しい。
ローマ帝国もそうやって滅んでいった。
判断を誤れば日本が2の舞を踏まないという保障はない。
43世界@名無史さん:2006/04/28(金) 23:26:47 0
90年代のヨーロッパは舞い上がっていたよなあ…

「21世紀がヨーロッパの世紀、すなわちヨーロッパの二度目の黄金期になる
可能性も大いにある」
「ヨーロッパがグローバルな協力関係の中で主要勢力になるのは確かである」
「これまでの50年間のヨーロッパ統合の歴史は、ヨーロッパ大陸とは本質的に
異なる地域にとってもモデルになる」
「ユーロ11カ国経済が、世界繁栄の牽引車的な役割をやがてアメリカから
奪い取る可能性がある」

などと主張していた。今となってはこれらの言葉は空しい響きしか持たないが。

>>40
EU統合で市場が大きくなれば、ヨーロッパは経済的に強くなると安直に
考えてしまったのかな?実際は衰えた企業が保護主義や国家の援助で
強くなった例はまず無い。
44世界@名無史さん:2006/04/28(金) 23:53:57 0
>>41
日本の未来かもよ。
45世界@名無史さん:2006/04/29(土) 00:01:17 0
それを防ぐのが国策だ
46世界@名無史さん:2006/04/29(土) 00:22:47 0
パワーと弱さ   ロバート・ケーガン
ttp://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/9399/newpage11.htm

漏れはEUだけでなく、NATOの将来がどうなるかも興味ある。
アメリカでは最近、上のロバート・ケーガンの論文のように、欧州に
対する冷ややかな見方が出てきているし、冷戦後、NATOの役割を
どうすべきかについても米欧間で違いが際立つ。アメリカがNATOを
世界大に展開する組織にしようとしているのに対し、欧州はせいぜい
ヨーロッパとその周辺地域に留めたいと考えている。
47世界@名無史さん:2006/04/29(土) 00:33:10 O
ヨーロッパはかなり早
い時期に経済の中心が
製造業から金融業へ移
行した。
その結果、現在は技術
の第一線からは退いて
いる。
人口も減少傾向で、ア
フリカ系に加えて、中
越比韓のアジア系移民
の問題も深刻である。
48世界@名無史さん:2006/04/29(土) 00:49:21 0
>>47
>かなり早い時期に経済の中心が製造業から金融業へ移行した。

それは英国の話であって、大陸諸国はまた事情が違うのでは?
ヨーロッパの技術のレベルが昔と比べて落ちているというのは
賛成するけど。
49世界@名無史さん:2006/04/29(土) 01:47:11 0
今の欧州は、前3世紀、ローマの脅威の前に、アカイア同盟とかアイオリス同盟
などを作って周囲に対抗していた時代のギリシャと同じ。
やがては帝国(合衆国)に飲み込まれるであろう。
50世界@名無史さん:2006/04/29(土) 09:41:13 0
ギリシア=イギリス
ローマ=アメリカ
で、
ローマ帝国最盛期をもって
地中海古典文明の最後、ということから、
アメリカ帝国最盛期(すでに始まっている)をもって
現代西洋文明の最後、という類推をしてみる。
51世界@名無史さん:2006/04/29(土) 10:38:53 0
↑おまえ頭悪すぎ

ローマと同じなら、その文明の発祥地ヨーロッパが再び主流に戻るってことだろ
52ハロルド・マクミラン:2006/04/29(土) 11:38:08 0
「あのアメリカ人たちは、新しいローマ帝国を意味しており、われわれ
イギリス人は、古代のギリシャ人同様に、彼らにどこに進んだらよい
のかを教えねばならないのだ」
53世界@名無史さん:2006/04/29(土) 12:37:50 0
アメリカ帝国最盛期ねぇ・・・
赤字まみれでテロリストもまともに片つけられないような国が最盛期とは思えないんだが。
54世界@名無史さん:2006/04/29(土) 12:46:38 0
アレクサンドロスやチンギス・ハンの為政と同じ時代のような気がするね=今の世界情勢
要するに欧米は蝦夷民族による武断政治であって、長い統治は出来ない、結局は各国の古いというか
伝統的な統治体制に負けて、植民地を去るというような。
55世界@名無史さん:2006/04/29(土) 12:51:27 0
>>53
ローマ帝国の、ユダヤ人のテロリスト(ゼーロータイ)に悩まされたな。
最盛期の大英帝国も貿易収支は赤字で、それを国際金融の黒字で
補っていた。
56世界@名無史さん:2006/04/29(土) 13:47:51 0
>>55
論点そらし乙
57世界@名無史さん:2006/04/29(土) 14:06:00 0
>>40
ヨーロッパ在住の日本人が、「ヨーロッパは日本と違って“ゆとり”のある
社会だ」なんてよく書いているが、
それは言葉をかえていえば「活力のない社会」ということだろうに。
だいたい上昇期にある国というのは、ガツガツした俗っぽい人間が多い。
で、社会が成熟して停滞期に入ると、のんびりして洗練された人間が多く
なってくる。
58世界@名無史さん:2006/04/29(土) 14:17:37 0
>>57
欧米式の拝金主義が限界に来たと言うこと
59世界@名無史さん:2006/04/29(土) 14:27:30 0
社会の調子がよいと人の心も満たされる
社会が停滞してくると人の心もすさみ、ガツガツした俗っぽい人間が増えてくる
60世界@名無史さん:2006/04/29(土) 14:43:26 0
     日 本 の 未 来 は ま か せ と け !!
 ∩∩                               .V∩
  (7ヌ)                               (/ /
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/ /  ∧_∧     ∧_∧  _(´∀` )   ∧_∧  ||
\ \( ´∀`)―--<=( ´∀` )      ⌒ヽ(´∀` ) //
  \       /⌒   ⌒ ̄ヽニート /~⌒    ⌒ /
   |      |ー、      / ̄|    //`i ヒッキー/
    | 高卒  | |在日  / (ミ   ミ)  |    |
   |    | |     | /      \ |    |
   |    |  )    /   /\   \|       ヽ
   /   ノ | /  ヽ ヽ、_/)  (\    ) ゝ  |
   |  |  | /   /|   / レ   \`ー ' |  |  /
61世界@名無史さん:2006/04/29(土) 16:58:36 0
ヨーロッパ文明が隆盛を得たのは植民地のおかげ
そして、植民地を獲得したのはヨーロッパの文化文明が優れていたからではなく、
他の民族よりも強欲で悪辣だっただけのこと
栄えた文明は他にもたくさんあったが、ヨーロッパの植民地ほど
徹底的に住民を差別し奴隷化し収奪を永続させたシステムは無い
このシステムのおかげでヨーロッパは数世紀にわたり富を吸い上げ続け、
植民地は疲弊を続けた。ヨーロッパの力を絶対的にした産業革命も
植民地があったからできたことである

第二次大戦後、植民地のほとんどを失ったヨーロッパが衰退するのは
当然のことである
旧植民地は植民地の歴史の浅い地域(アジアあたり)から徐々に復活してくるはず
アフリカはあまりに収奪と破壊をうけたため復活は容易ではないと思うが、
収奪されたと同じぐらいの時間、数世紀かければヨーロッパと同程度にはなるのでは

アメリカは国土(西部)が植民地といえるので、植民地をほとんど失っていない
当分、アメリカの天下は続きそう
62世界@名無史さん:2006/04/29(土) 18:06:49 0
アメリカはすでに対抗勢力の大部分を駆逐し、世界の大半を征服した
これ以上拡大できないとなれば、あとは衰退が待つだけ
63世界@名無史さん:2006/04/29(土) 18:09:15 0
今のアメリカにはフロンティア開拓の活力はない。
すでに受身に回っている。
いかに現在の覇権を維持するか、それだけ。
ちょうど限界まで膨れ上がった風船の状態。
64世界@名無史さん:2006/04/29(土) 18:21:22 0
>>61
>ヨーロッパ文明が隆盛を得たのは植民地のおかげ

直接は関係ない。それは植民地主義の先駆けをなしたスペイン、ポルトガルが衰亡し、
ドイツ、ロシア、北欧諸国がそれより繁栄したのがよい例だ。
イギリス、オランダ、フランスは植民地を失った今でも一人当たりのGDPは世界のトップだ。
65世界@名無史さん:2006/04/29(土) 18:27:54 0
植民地主義がヨーロッパにもたらした最大の恩恵は農産物の伝来にある。
元来、ヨーロッパは水稲や大豆のような農業に適した植物が存在しない。
ヨーロッパの土壌には根瘤菌がないので畑の肉と言われる大豆類が育たない。
大豆は味噌や納豆、豆腐など日本人の都市文化を支えた貴重なタンパク源だけど、
それに相当する植物がヨーロッパには存在しなかった。もともと、ヨーロッパは氷河期に
厚い氷床におおわれた土地が多く農耕に適した実のなる植物が皆無に等しい。
イネ科の植物もないし、土地が固いから農耕には向いていない。麦作をやるにしても収穫量は
オリエントの半分もないし、これでは定住生活すらままならなかったのは当然のことだろう。
西洋が東洋より都市文明の発展で出遅れたのは当然のことだ。
それに現在のジャガイモ、トウモロコシ、カボチャ、トマト、サツマイモはコロンブス以降に
アメリカ大陸から伝わったものだ。19世紀のアイルランドのジャガイモ飢饉では100万人が
餓死したと言われているが、アメリカ大陸から伝わった農作物がいかにヨーロッパ人の都史文化を
変えたかわかる。これがヨーロッパがアジアに取って代わって世界の頂点に立った最大の要因だ。
66世界@名無史さん:2006/04/29(土) 18:40:11 0
そもそも、中国の人口は13億人、インドは10億人いる。
ベトナム、タイ、フィリピンはイギリス、フランス、イタリアより人口が多い。
台湾はスウェーデン、スイス、オランダよりずっと人口が多いし、
香港だけでもデンマーク、アイルランド、フィンランド、ノルウェーより人口が多いのだ。
圧倒的にアジア人のほうが人口が多いのだから、人種に優劣がないのなら
アジアが世界の中心にならなければおかしいのだ。とうのむかしに。
67世界@名無史さん:2006/04/29(土) 19:29:13 O
>>66
近代以前はアジアの方が中心だったよ。
68世界@名無史さん:2006/04/29(土) 19:56:55 0
>>66
支配層は常に少数派
69世界@名無史さん:2006/04/29(土) 21:08:26 0
そもそもヨーロッパがアメリカの後塵を拝するようになったのは
なぜなんだ?
単に国土の広さや資源の多さの違いだけなのか?
70世界@名無史さん:2006/04/29(土) 21:25:18 0
 16〜19世紀の欧州は世界史で独り勝ちしてきたが、それは新大陸を
発端にして世界中を植民地化して徹底した収奪型経済をやって富と物財を
強奪した成果でもある。
 >>64でもあるけど収奪植民地=欧州の繁栄とはいえんけど、欧州の繁栄は
収奪した富を背景に産業や資本主義を育て製品市場を植民地に吐き出した
って点では、やはり欧州の繁栄は植民地と不可分だと思う。

 で欧州でも後発で植民地を取り損ねたまま産業を育成してきた連中が
(これも欧州が世界中から収奪し蓄積した富を内部で循環した成果だろう)
出てきて「持てる国」と「持たざる国」による内輪もめという
世界戦争を引き起こし自滅してしまい、

 その間に欧州と関係しながら欧州の外側にできた後発国が
漁夫の利を占めてしまった。
71世界@名無史さん:2006/04/29(土) 21:34:00 0
>>70
スレとは直接の関係はないが、近代以降の日本の発展を世界史的視野で
見たとき、どのように位置づけられる?
(なんだかウォーラーステインの世界システム論みたいになってきてるが)
72世界@名無史さん:2006/04/29(土) 21:35:37 0
結論:ドイツが悪い
73世界@名無史さん:2006/04/29(土) 21:40:12 0
 そして消耗しきった戦後は欧州の辺境に生まれた怪物米ソ
に分断され風下に置かれてしまったので
欧州の衰退は半分のところ内輪もめによる自滅が早めたといえなくもない。
 ただ過去の蓄積と、そこからくる国民全般の教育水準の高さが
今の生活水準の背景にあるだけで成長性はあるとはいえない。
 
 で>>66
欧州の場合もそうだが人口の多さだけでは世界の中心と呼べるほどの
存在足りえないよ。
そこにどれだけの富と物財が集中するか、そして属する国民の教育水準ないし民度
も要素にある。
例えば今の中国単独だけでも全体を日本並みにしようと思えば彼ら専用の地球が
2個は余分に必要だろう。
教育水準や民度の向上をアジア全体に及ぼすには、それだけの富の蓄積と分配を
可能足らしめる、新しい新大陸。そして新しい大航海時代という高度成長が
必要になると思う。
今のとこ、そういった条件はない。将来的に宇宙進出と移民が本格化でもすれば
条件も変ると思うが
今のとこアジアがヨーロッパに変る世界の中心足りうるわけはない。
 
74世界@名無史さん:2006/04/29(土) 21:47:29 0
 ごめん長文ばかりで
>>70

 日本は欧州が強引に作った世界経済の辺境、その辺ではロシアやアメリカ
と条件は同じ。日本もロシアやアメリカも欧州に準ずる非欧州。
ただロシアやアメリカと違い非キリスト教の有色人種国が、そうなれたのは
 日本の歴史的発展過程が欧州と似通っており地の利もあって独立を保てた
という幸運と当時の民度の高さと上層部の危機感の強さがあったとおもう。

 戦後になっても地の利と幸運そして過去からの蓄積と言う3点セットで
先進国としての立場を護るにいたるのはご承知のとおりでしょう。
75世界@名無史さん:2006/04/29(土) 22:35:31 0
ヨーロッパは将来、近世以降のイタリアの都市国家のような運命を
たどるかもしれんな。
ルネサンス時代はイタリア半島が圧倒的な先進地域だったが、16世紀
以降はアルプス以北の絶対君主国家にその運命を左右されるように
なった。
ルネサンスを創造した都市国家の多くが、ヴェネツィアやジェノヴァ
のようなわずかな例外を除いて、すべてハプスブルク家に服従する
形をとる。
独立を保ったジェノヴァやヴェネツィアも、経済的地位の低下は
避けられなかった。
また、イタリアの芸術家たちも、フランスやプラハ(ルドルフ2世)の
宮廷に雇われるようになった。
76世界@名無史さん:2006/04/29(土) 23:33:43 0
ピークより落ちたってだけでそんなにひどい状況でもないだろ
http://www.ourfishbowl.com/images/press_releases/pressrelease_bgb2005.pdf
この企業ランキング見る限りヨーロッパはまんざらでもない
アメリカが強すぎるけど
ちなみにこの企業ランキングは世界で一番認知されてるらしい
何を根拠にしてるかわからないがあくまで参考に
77世界@名無史さん:2006/04/29(土) 23:43:13 0
>>67
>近代以前はアジアの方が中心だったよ。

その理由が>>65だ。
78世界@名無史さん:2006/04/29(土) 23:56:03 O
東洋、アジアというより中国、インド、イスラムに限定だな
あとの東洋はたいしたことない
79世界@名無史さん:2006/04/29(土) 23:58:35 0
>>76
ドイツやフランスの場合、自動車・電機・衣料・化粧品・食品といった
産業がほとんどで、ポストモダン産業(金融、バイオ、情報、マルチ
メディア、エンタテインメントなど)の数が少ないのが気になる。
80世界@名無史さん:2006/04/30(日) 00:32:38 O
金融では
ドイツ銀行(独)、クレディ・アグリコール、BNPパリバ(仏)
マルチメディアでは
ベルテルスマン(独)
テレビでは
RTL(独)
が大手だと思ったのだが

考え違いならスマンが
バイエル(独)、サノフィ・アベンティスはバイオに力入れてなかったっけ?
81世界@名無史さん:2006/04/30(日) 01:14:20 0
フランスなんかはもうすっかり農業国だよな
82世界@名無史さん:2006/04/30(日) 01:22:52 0
>>65
結局、ヨーロッパは農耕型の文明ではないんだよな
狩猟型、というより略奪型の文明じゃなかろうか
特に貧しかった北方のアングロサクソンなんかはその特徴が強いような気がする
海賊の船長が期待されるリーダー像ってところか
航海術の貧弱な頃は近辺でお互い奪い合っていただけだったけれど、
航海術を得て世界中に略奪の手を伸ばし始めたわけだ
鍛え上げられた略奪者に、豊かでのほほんとした国々はあっというまに
植民地にされちゃったと

考えると人権や民主主義といったヨーロッパの人道的な思想も
そういった略奪の果てに、略奪から身を守る方法として
始めて生み出されたものなんじゃないだろうか

考えるとキリスト教のようなルサンチマン解消カルト宗教が蔓延したのも
被略奪者があまりにも救いが無かったからなのではなかろうか
83世界@名無史さん:2006/04/30(日) 01:59:59 0
>82
元々が、部族社会のケルトとゲルマン(アングロサクソン)の発展形だ。土地も貧しくまあ、安定した農耕社会は
不可能だったのだろうな。逆にヨーロッパの地がオリエントや東アジアのように生産性が高い土地だったら
これ程の発展は不可能だったかもしれんな。

なんせ土地を開発するだけでかなりの人口を養えるようになるなら、それを基盤とする強力なオリエント型専制君主
国家が登場していたとしても不思議じゃなくなるからだ。

まあ、神にも見放された土地だったからこそ、向上心と外に対する憧れが強まり、十字軍やその後の大航海時代へと
繋がっていったのだろうけど・・・・・・・

それにしてもヨーロッパは運がいいというのか悪いと言ったほうがいいのか・・・・・ 殺し合いばかりしていて、疫病は
流行るはで、兎に角ダイナミックな社会であったことは確かだな。
今では角もとれてしまい、緩やかに衰退しているようで、いやはやなんともかんとも・・・・・・・
84世界@名無史さん:2006/04/30(日) 02:10:49 0
植民地主義がヨーロッパにもたらした最大の恩恵は農産物の伝来にある。
元来、ヨーロッパは水稲や大豆のような農業に適した植物が存在しない。
ヨーロッパの土壌には根瘤菌がないので畑の肉と言われる大豆類が育たない。
大豆は味噌や納豆、豆腐など日本人の都市文化を支えた貴重なタンパク源だけど、
それに相当する植物がヨーロッパには存在しなかった。もともと、ヨーロッパは氷河期に
厚い氷床におおわれた土地が多く農耕に適した実のなる植物が皆無に等しい。
イネ科の植物もないし、土地が固いから農耕には向いていない。麦作をやるにしても収穫量は
オリエントの半分もないし、これでは定住生活すらままならなかったのは当然のことだろう。
西洋が東洋より都市文明の発展で出遅れたのは当然のことだ。
それに現在のジャガイモ、トウモロコシ、カボチャ、トマト、サツマイモはコロンブス以降に
アメリカ大陸から伝わったものだ。19世紀のアイルランドのジャガイモ飢饉では100万人が
餓死したと言われているが、アメリカ大陸から伝わった農作物がいかにヨーロッパ人の都史文化を
変えたかわかる。これがヨーロッパがアジアに取って代わって世界の頂点に立った最大の要因だ。
85世界@名無史さん:2006/04/30(日) 02:16:14 0
マルチ乙
86世界@名無史さん:2006/04/30(日) 06:23:14 O
ヨーロッパでケルトがBC6Cごろ鉄器を持ち、有畜農耕を始め日本より大きな部族単位で行動していた(ハルシュタットD文化)
日本はその時代、石のやじりの槍で野山を駆け巡っていた
ケルトはBC3Cラ・テーヌ文化期に入ると一部の部族がギリシャ、ウクライナ方面へ移動開始
ドニエプル川流域中央、アナトリア中央部(ガラディア)に定住した
ガラディアには3つの大きな部族に別れ、民会を有し古代ヘレニズム諸国に傭兵として高い評価を受けていた
87世界@名無史さん:2006/04/30(日) 06:35:27 0
衰退していたヨーロッパはEUで復活!
88世界@名無史さん:2006/04/30(日) 06:58:04 0
>>84
内容が全て正しいと仮定しても、次の点で疑問がある。
なぜ、ヨーロッパという土地を捨てて新天地だけが発達
しなかったのか。
衰退というものを「長期リスクの蓄積」という観点から考えた場合、
カギは合理性(論理性)にあると言えるんじゃなかろうか。

構造的な不都合を自己変革によって改善できる民族・国家・企業のみが衰退を回避できると。
平たく言えば「風通しの良さ」ということになろう。
非合理が大手を振って歩くようになると集団というものは破滅に向かうものです。

欧州においてはキリスト教がその最大の非合理性となってきたのは明白。
ルネサンス以前の非合理性が復活するようになれば再び衰退しちゃうだろうね。
今のところは心配ないと思うけど。
90世界@名無史さん:2006/04/30(日) 08:49:09 0
繁栄・衰退を「戦争優位性」の観点から見るのも重要だろう。
産業革命以前の社会においては「人口増 ≒ 戦争優位性」という図式があった。
近代以降はそれが「技術力 ≒ 戦争優位性」という図式に変わってきたわけですな。

感情が強ければ愛情も強いし、子孫も増えるし、血気も盛んになる。
近代以前の社会においては最適の繁栄システムだったということです。

論理性が強ければ科学技術が発展し、近代戦で勝利し、貿易で大儲けできる。
近代以降の繁栄のカギは論理性にこそあると言えます。

困ったことに論理性と感情は相反するんですねぇ。
感情が強まれば論理というものは後退するんですよ。
特定アジアに論理性を見出すことが難しいのもこのせいです。
91世界@名無史さん:2006/04/30(日) 08:51:32 0
あー、名前を直したら自演っぽくなっちまったな。
89=90です。スマソ…
92世界@名無史さん:2006/04/30(日) 08:54:50 0
つーか論理を現実に当てはめるのは無理があるな
世の中なんて非合理だらけだよ基本的に
93世界@名無史さん:2006/04/30(日) 09:13:50 0
>>79
ただヨーロッパを一つの市場としてみた場合
お互いが欠点を補える
なんだかんだいってEUは今のところ世界最大の市場だからね
94世界@名無史さん:2006/04/30(日) 09:20:09 0
>>93
そういう意味では最近EU各国で出てきた保護主義的・ナショナリス
ティックな動きが気になるな。
イタリアの企業がフランスのエネルギー企業「スエズ」を買収しようと
すると政府が止めに入ったり、
域内での人の移動の自由化を制限しようとしたりしている。
95世界@名無史さん:2006/04/30(日) 11:23:35 0
石澤靖治編『日本はどう報じられているか』(新潮選書)によると、
フランスでは、かつては「文化のフランス、経済の日本」だったが、日本経済の
後退とフランス経済の復興に伴い、「文化の日本、経済のフランス」と逆転
した印象が持たれているそうな。さらに日本から離れて中国シフトしている。
さらにドイツでは、「日本の銀行は事実上倒産している」「日本のGDPの
30%は腐っている」「日本発の危機」「日本の二の舞にはなりたくない」
などと報じられている。
96世界@名無史さん:2006/04/30(日) 12:15:26 0
>>76
何げにUKのランク低いな
97世界@名無史さん:2006/04/30(日) 12:50:55 0
>>95
フランスはもはやドキュンの巣窟・・・
ドイツも似たようなもん。
98世界@名無史さん:2006/04/30(日) 13:17:30 O
日本人はそのドキュソなフランスのブランドにうつつを抜かしているがな
99世界@名無史さん:2006/04/30(日) 13:45:34 0
をい、日本人全員のように誇張するなよ
100世界@名無史さん:2006/04/30(日) 13:48:38 0
>>95
肝心のEUも上手くいかず国内も長期的には斜陽傾向の独仏に言われたかないな。
>>93
確かにEUがうまいこと機能すればね。そして以前はその期待感から夢物語のような
欧州の未来感がでてたようなきがする。
 でも現実には、あれ以上統合が深化するのって絶望的だし、逆に統合を強めるのを
譲歩すれば相互補完が上手いこと機能すると思えないし・・
 EU拡大にしても欧州全体が発展するというよりは
斜陽の古参先進国が新興の発展途上国を抱え込んでやりくりしているだけ、のように見える。
 
 EUというのは世界史的に見て「往年の大スターの保養所」というイメージなんだよな。
西欧キリスト教の避難所というか西欧列強入居の老人ホームというか・・

 日本は働き盛りでリストラにあって生活苦にあえぐ親父で
英独仏とかは定年してバイトで小遣い稼ぎする老人
東欧とかが老人ホームの介護さんw
101世界@名無史さん:2006/04/30(日) 13:56:57 O
スペインのザラもこのごろ日本では人気だが
102世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:17:00 0
>>100
なにムキになってんだ
欧州は今後大きな発展もないし、大きな後退もない
日本も同じ
つーかもう先進国なんだからあんまり伸びしろがないのは当然
それに統合といったところで重要なのは経済的な統合だから
これ以上統合を強化する必要もないんだよね
統合進めれば発展するわけじゃないし
103世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:18:34 0
アジアが強くなれば、その危機感からEUの結束は今以上に強くなるだろう。
かつてミッテランは日本脅威論を上げてヨーロッパの結束を促したが、
中国が強くなればそれ以上だろう。
あと20世紀の中国の迷走を社会主義に求める学者も多いが、
それはロシア、東ヨーロッパも同じことだ。
少子高齢化を上げる人もいるが、それは日本、韓国、中国も同じだろう。
104世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:22:37 0
日本の出版社はなぜかEUマンセー本ばかり出しているが、岩波書店から出た
『不死身のヨーロッパ』(2000年)という本もそのひとつ。
この中で著者のテオ・ゾンマーは、

「ヨーロッパ人は生来好奇心が旺盛で、探検好きで、外に向かって
広がろうとする。ヨーロッパ人は、静的ではなく動的であり、常に
休むところを知らない。現状の秩序に満足せず、常に改革、前進、
発展を目指して努力し続ける。したがって、ヨーロッパがその最終
段階に到達することはない」
と書いているんだが、その一方で、
「〔EUの〕統合化は加速されつつあるが、言語、文字、食習慣などを
含む伝統方式を頑固に守り続け、グローバリゼーションによる均質化への
圧力を払いのけるであろう。彼らはフランス人の言う『文化例外主義』
を主張し、世界貿易機関(WTO)のルールが知的分野や芸術分野へ適用
されるのを拒む…映画、テレビ、出版などが、新通信技術における
アメリカの優位あるいは世界のイメージづくりや情報分野における
アメリカの事実上の独占によって、窒息させられてしまってはならない
…またそれは、市場原理を正義と責任の原則に結びつける社会概念であり、
『雇用・解雇は勝手次第』の冷酷な資本主義と人間性を欠いた社会主義
との間の『第三の道』であり、そして『ライン流資本主義』、つまり
人間の顔をもった資本主義である」
などと主張している。

でもヨーロッパ人がそんなに優れた人種なんだったら、グローバリゼー
ションやアメリカ文化の影響なんぞ恐れる必要はないと思うんだけど。
結局、本当は自信がないから反グローバリゼーション、反米に走って
いるのでは?
105世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:23:54 0
中国が強くなればヨーロッパより
日本や韓国あるいはアメリカの方がよっぽど危機意識を持つだろうな

106世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:28:37 0
25年前の学者の予想では、英国は経済的二流国家に没落しているだろう、との意見が一般だった。
韓国が日本、アメリカを超えるなんて本すらあった。
だが、それから25年たった2006年でも、英国はいまだに一人あたりGDPでは日本、韓国より
上位にいる。↓
http://www.cia.gov/cia/publications/factbook/rankorder/2004rank.html

専門家の予想なんて希望的推測ばかりで、当てにならないもんだね。
107世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:32:37 0
一番危機感を抱いているのは
嫌中厨とウヨ。
108世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:35:08 0
80年代初頭に、アメリカは2000年までに経済崩壊するなんて本もあったな。
109世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:36:19 0
>>104
人種でいうならアメリカ人はほとんどヨーロッパ人種なんだがな
アメリカとヨーロッパは同じ文化、同じ人種だから
アメリカの影響を日本よりはるかにダイレクトに受けるんだよね
110世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:39:00 0
ソ連は復活するなんて本も見たことがあるが、その10年後にソ連は崩壊した。
111世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:42:56 0
復活する可能性が50%
崩壊する可能性が50%
だったんだよ。たまたま運悪く崩壊しただけw
112世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:43:05 O
ヨーロッパ人は金を使わずに楽しむ術を知っているから、
経済的に失墜してもまだなんとかなるだろ。

日本の老人なんて、仕事から解放されて時間を持て余すようになった後、
BMWを乗り回したり、蟹食べ放題ツアーだのブランド品買いあさりツアーだの
そういう散財ができないと酷く惨めな気分になって、
やれ現代版姥捨て山だのなんだのと騒ぎ始めるところだ。
学生運動時代を思い出してまた暴動を起こしかねん。
113世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:44:08 0
>>104
>日本の出版社はなぜかEUマンセー本ばかり出しているが、

その根拠は?おまえの印象論だろ。
日本マンセー本ばかり出版するほうが遥かに危険だと思うね。
114世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:44:51 0
ウヨによれば、中国は数年で崩壊するから。
115世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:49:58 0
>>104
>でもヨーロッパ人がそんなに優れた人種なんだったら、グローバリゼー
>ションやアメリカ文化の影響なんぞ恐れる必要はないと思うんだけど。

アメリカもヨーロッパ人種だろ。
「ヨーロッパ人は生来好奇心が旺盛で、探検好きで、外に向かって
広がろうとする。」とすれば、好奇心が旺盛で、探検好きな遺伝子が
アメリカへ移民したとも予想できる。
116世界@名無史さん:2006/04/30(日) 14:59:33 0
ただ今のヨーロッパの数字上の「豊かさ」は
かなりの部分ユーロの過大評価にもよるけどな。
さらにポンドに関してはこれはもう信じがたいほどの過大評価
と言わざるを得ないと思う。

もちろんユーロ圏諸国の財政的規律とかポンドが石油通貨であるとか
ドルに対して評価される理由はそれなりに有るんだが、
物価を考えるとどう考えてもおかしい。
実力的には1$=1£=1ユーロ=100円ぐらいじゃないかと
いつも思ってるよ。
117世界@名無史さん:2006/04/30(日) 15:07:55 0
>>113
EUマンセー本が多い一方で、アメリカ非難、グローバリゼーション非難
本も多いね。

ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004309972/249-0837111-2987543
大欧州の時代―ブリュッセルからの報告
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4750506036/qid=1146377160/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-0837111-2987543
アメリカ型資本主義を嫌悪するヨーロッパ
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166604910/qid=1146377218/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-0837111-2987543
アメリカに「NO」と言える国

こんな本が続々と…

118世界@名無史さん:2006/04/30(日) 15:09:44 0
>>116
俺には中国の成長率発表のほうが信じがたいけどなw
119世界@名無史さん:2006/04/30(日) 15:15:02 0
ただ今の日本の数字上の「豊かさ」は
かなりの部分円の過大評価にもよるけどな。

以下略
120世界@名無史さん:2006/04/30(日) 15:24:46 0
そりゃ過去(バブル崩壊以前)の話だな。
ずっとデフレが続いていた日本は実際には欧州より物価が安くなってるよ。
海外でサービスを受けてみると1980年代と今の差を実感することが多い。
121世界@名無史さん:2006/04/30(日) 18:47:27 0
ドイツのメルケル政権は、「財政赤字はGDPの3%以内」と定めた欧州の
安定・成長協定に4年続けて違反してきたので、付加価値税(日本の消費税に
あたる)を2007年1月から3%上げることに決めた。
隣国のフランスからは「ドイツの大型増税で購買力が弱まれば、フランスを
はじめ欧州全体が低成長にあえぐ」という懸念の声も聞こえてくる。
現在のドイツはCDU/CSUとSPDの大連立で、議会で過半数を占めているので、
不人気な政策でも野党の反対を恐れる必要はない。
メルケル陣営の幹部は医療保険改革に保険収入の不足を所得税増税で賄う案を
唱えているし、SPDのベック次期党首も「配慮の行き届く福祉国家を」と、
現在20%の租税負担率をさらに高める論を展開。

このまま行くと日本の「失われた10年」のような惨状に…
122世界@名無史さん:2006/04/30(日) 19:15:16 0
>>120
そうだよな。一戸建てなんか簡単に建てられるようになったし。
車も何台も所有できるし。
123世界@名無史さん:2006/04/30(日) 19:33:26 0
ヨーロッパは少子高齢化と勤労意欲の低下で衰亡するだろう。
だがそれは日本も同じだ。
124世界@名無史さん:2006/04/30(日) 19:35:35 0
OECD諸国間で労働者一人当たり労働時間は、
最短はオランダの1,340時間で、
最長は韓国の2,410時間となっています。
韓国はオランダの2倍弱も働いてるわけです。
ところが、一人当たりのGDPではオランダは
韓国の3倍近い。フランスもそうだったと思うが、
なぜヨーロッパの国々はあの労働時間の少なさで
あのGDPを維持できるのだろうか。
フィンランドなんて夏休みは日本の2倍もある。
北欧各国は、だいたい8週間の夏休みがある。受験も塾もない。
あの労働時間の少なさで、なぜあの科学技術と国際競争力を
維持できるのか不思議だ。
125世界@名無史さん:2006/04/30(日) 20:49:05 0
労働生産性が高いから。
126世界@名無史さん:2006/04/30(日) 20:52:28 0
>124
日本の場合、大企業の効率性には極めて高いものがあるんだがな。
中小企業の事務職が最悪だ。特に高度成長期の価値観を今の管理職がまだ引っ張ってきていて、早めに帰ると
なんだ、もう帰るのか?と帰宅を咎めるような発言をしたりするとこともあるw
その癖サラリーは年棒制とかと称して、一定の枠を嵌める訳だ。

そんな中で付き合い残業みたいな労働慣習があるところが結構ある。小さい会社ほどね。
また、本当に手が足りなくてという所もあるが、小さい所ほどいつもつぶれるかつぶれないかの瀬戸際での経営状態だから
人を簡単に採用できないし、余計に一人当たりの負担が増える。
また、そんな会社だから優秀な人間なんて定着するはずもなく(能力での評価ではなく、会社の忠誠心などが強く評価される)
悪循環の繰り返しとなる。

企業にも勝ち組、負け組みがあるんだが、日本の場合はそれら企業が簡単に出来てそしてつぶれるといった欧米のような
効率的な企業システムになってないからな。つぶれたら経営者は首をつるか、一家離散なんてことがしょっちゅうだ。
欧米の場合、何度も会社をつぶして、最後に成功した企業家がいるのとは偉い違いだ。
国民のメンタリティの違いもあるんだけどね。
結局、効率云々よりも、周りに気を使ったりとか付き合いとかを考える日本人は、個人的な時間の使い方が下手なのかも
知れんな。
127世界@名無史さん:2006/04/30(日) 21:23:32 0
>>126
日本人がヨーロッパ人と一緒にオフィスで仕事をして、彼らの集中力に
驚かされたなんて話は良く聞くね。
さらに教育方法の違いなのか、自分の調べたことや考えたことをまとめ、
簡潔な形で提示し、他人を動かしていくのが非常に上手いと。
128世界@名無史さん:2006/04/30(日) 21:56:15 0
>>126
>日本の場合、大企業の効率性
下請けに丸投げ。効率いいよな。
129世界@名無史さん:2006/04/30(日) 22:13:51 0
EU委員会はアメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)を真似て、
EIT(欧州工科大学)を創設する予定。
欧州の科学系頭脳を結集して、アメリカになどに対抗する研究・
技術革新を進める。
130世界@名無史さん:2006/04/30(日) 22:52:58 0
労働時間はサー残を入れれば、日本が世界一。
131世界@名無史さん:2006/04/30(日) 23:36:49 O
日本には殴醜崇拝者が多すぎるね
132世界@名無史さん:2006/04/30(日) 23:58:00 0
>128
ハッハッハ、それもあるな。しかし大企業の仕事ばかりに依存して、その他の新規開拓にうつつを抜かしていたのも事実。
一概に元請けだけを悪者には出来ない。
最も、極悪な元請けばかりというのも、日本の場合真実なのではあるが・・・・・・・・
133世界@名無史さん:2006/05/01(月) 00:02:38 0
>>131
欧州がEUを作ったから、アジアでも東アジア共同体(大東亜共円圏)
を作ろうという議論にもっていこうとするヤシらがいるんだよな。
134世界@名無史さん:2006/05/01(月) 00:06:31 0
そんなイデオロギーオンチにはこう言ってやれ。
「なぜEUはロシアを入れなかったのですか?」
と。
135ロマーノ・プローディ:2006/05/01(月) 00:26:03 0
ヨーロッパには世界の統治で果たすべき役割がある。ヨーロッパでの
成功を世界全体に広めていく役割である。ヨーロッパでは法の支配が
確立して、むきだしの力のぶつかり合いに代わり…権力政治が力を
失った。そして、統合の成功によって、平和を実現する方法を
作り出せることを世界に示した。
136世界@名無史さん:2006/05/01(月) 00:30:06 O
>>124
欧米の都合で経済的に豊かにしてもらえた
本来後進国であるべき日本その他東アジアと
欧米とで労働生産性が同じだとしたら、
そちらのほうがおかしいのでは。

日本その他東アジアも、経済的に豊かな世代が何世代も続けば
経営者労働者の能力もそれ相応に高くなるのかもしれないが、
欧米的には人件費が高くなってしまえば用済み。

労働者が、単純作業を黙々と、一日中・早く・正確に、
文句を言わずにし続けることくらいしか魅力のない
日本その他東アジアに欧米に見捨てられた後に残る光景は、
先進国水準なのは要求する生活水準だけで
他はバリバリの発展途上国並な
ルーチンワーカーあがりのおっさんがどっかりと管理職に居座って
センスの無いビジネスの指揮をとる、停滞感の蔓延する企業社会。
137世界@名無史さん:2006/05/01(月) 01:11:47 0
>>106
なんで赤道ギニアなんぞが3位なんだ?

バミューダ、チャネル、ヴァージン、ケーマンはUKに入れろよって気もするし
CIA作で無ければなんじゃそれって思ったな
138世界@名無史さん:2006/05/01(月) 08:14:17 0
>>136
別のスレで、誰かが「やっぱ学問とかやってると『白人ってスゲ−なー』って
正直思うときがある。物事を筋道立てて考える論理的思考力は間違いなく他の
人種より優れてると思う」と書いてたけど、
ヨーロッパ人が論理的なのは中世以来の神学(スコラ哲学)の伝統から
きているのかな?
139世界@名無史さん:2006/05/01(月) 08:19:42 0
聖書が矛盾に満ちた内容なので論理学が発達したとかいう書き込みがどこかであったが
140世界@名無史さん:2006/05/01(月) 09:14:22 0
ワロタ
141世界@名無史さん:2006/05/01(月) 09:16:55 0
>>109
>アメリカとヨーロッパは同じ文化、同じ人種だから
>アメリカの影響を日本よりはるかにダイレクトに受けるんだよね

フィリピンは違う文化、違う人種だけどアメリカの影響をダイレクトに
受けています。
142世界@名無史さん:2006/05/01(月) 11:00:00 0
それに対抗しようとしたのがゴーリズム(ド・ゴール主義)。
143世界@名無史さん:2006/05/01(月) 11:27:13 0
欧州のヒットチャート見ると英米圏の音楽ばっか
日本じゃありえないね
アメリカ人のイギリス系は人口の15%程度で
それ以外はヨーロッパ中からきてる
まさにアメリカの中にヨーロッパが存在してる感じ
144世界@名無史さん:2006/05/01(月) 11:55:41 0
>>141
いや俺は主に文化面での影響についていってるのだが
フィリピン人の大多数は日本人よりも古い伝統的なアジア的生活を送ってるそうだ
145世界@名無史さん:2006/05/01(月) 14:38:23 0
>>144
田舎はそうかもしれないけど、マニラなどの都市部では、ラジオから聞こえて
くるのは米国の音楽、食事にはハンバーガーやコカコーラ、路上では子供たち
がバスケットボールをして遊び、公用語は英語。
大統領自ら、国民の英語能力が下がったことを気にする国。
146世界@名無史さん:2006/05/01(月) 15:35:23 0
>138
言語の構造からして日本語とは違い、省略形が少ないという点もあるだろうな。日本語は良くも悪くも省略形が多い。
だからこそ細やかな感性がはぐくまれたともいえるが。

あと学問やっていて「白人ってスゲー」というのはどうかと思うが?正直学問の世界は英語がディファクトスタンダードに
なっているから、日本人研究者が英語で論文を書かなければ世界的に評価されない、というシステムになっている。
いくら国内の学会に発表したところで、欧米の連中は見向きもしないからな。

それと歴史的な経緯からして、ノーベル賞などは有色人種に対して不遇に扱っていたのは公然の事実だ。
戦前日本にも、ノーベル賞級の学者はかなりいた。しかしそれらは偏見という壁に阻まれていて・・・・・・・・

もし白人が其れほど優秀なのなら、日本に対してここまで製造業などで優位を明け渡したりはしなかっただろう。
また特許分野においても、日本は知的財産権大国として米国に並び君臨している。
ただ、スポットライトを誰も当てないが、着実に進歩しているのが実情だ。

日本人は自身の成功を周りに吹聴しないもの一因ではあるがな。その点は日本の隣の某特定アジア諸国のずうずうしさ
を学ぶべきなのかもしれない。
147世界@名無史さん:2006/05/01(月) 15:38:15 0
>136
その発言をイギリスの労働者に対していってみろってw
イギリスの労働者が勤めている会社は、みんなアメリカの金融・証券業か、日本のメーカーの現地工場ばかりだぞ。
英国生粋の企業が如何に衰退した事かw
黄色い猿にアゴでこき使われているのが、今の白人達だ。これを考えてどう思うんだ?
148高坂正堯:2006/05/01(月) 16:32:31 0
シュンペーターが…「不在資本家」という言葉を作ったというのは、やはり
オーストリアの人間だなと思いますね。近代の初めからのいろいろな興亡の
歴史を知っているからこそ書けるんでして、そのころの世界にはそういう現象は
ないもの。かつてはスペインにあったかも知らん。オランダにあったかも知らん。
どこかにはあったかも知らん、長い歴史ですから。
ヨーロッパの理論家の書いたものを読んで何が一番かなわんと思うかというと、
調べてみると、彼らはその理論の背後に歴史の事実をきちんと知って書いて
いるんですね。つまり、向こうには4、500年かけて蓄積された遺産というものが
あるんだな。日本はたったの120年。理論は理論だけで神様みたいになってしまう。
彼らはそうではないのです。書くものの後ろに、こういう事実があったというのが
やはりある。つくづく嫌になりました、勝負にならんと。
149名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/01(月) 17:28:56 0
>>147
具体的な企業名を挙げてみて。
150世界@名無史さん:2006/05/01(月) 18:17:14 0
>>109
>>143
文化や人種が同じだからというより、やっぱり新しいものを生み出す
活力を失ってしまったんだろう。
151世界@名無史さん:2006/05/01(月) 18:20:04 0
大晦日に放映されていました、
たけしの番組でグラハム・ハンコック
彼は世界支配を企む集団がいると言っておられました。

その集団が、フランス、アメリカを建国したと。
「古代の叡知を受け継ぐ集団」だそうです。

はい、これはフリーメイソン だってのは分かりますよね?。

アメリカ政府の重要な建設地をカバラの配置と同じように立てたらしいです。

カバラはユダヤ教。

なぜ、メーソンがカバラを使うのでしょう?。

やはり、メーソンとユダヤ人は一心同体といったところでしょうね。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%A9
152世界@名無史さん:2006/05/01(月) 18:34:51 O
ハンコックなんて歴史学者じゃないし、と学会でやり玉にあがっているトンデモ男だよ
153世界@名無史さん:2006/05/01(月) 19:12:11 0
おまけに
カバラ=ユダヤ教
なんて言っている時点で無知蒙昧もいいとこ。

154世界@名無史さん:2006/05/01(月) 19:35:19 0
日本から小泉首相1人 米誌「影響力ある百人」
「世界で最も影響力のある百人」を掲載した米誌タイムの表紙(AP=共同)
【ニューヨーク30日共同】米誌タイムは4月30日、同誌が選んだ「世界で最も影響力の
ある100人」のリストを発表し、戦後3番目の在任日数を誇る小泉純一郎首相がブッシュ
米大統領やライス国務長官らに並んで日本からただ1人選ばれた。
(共同通信) - 5月1日12時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060501-00000046-kyodo-int
155世界@名無史さん:2006/05/01(月) 19:38:48 0
>いくら国内の学会に発表したところで、欧米の連中は見向きもしないからな。

アメリカ軍の関係者と軍需産業の人達だけはしっかりと注目してますよw
アメリカ軍の各種新兵器開発にどれだけ日本の研究者が貢献したのか・・・・。
156世界@名無史さん:2006/05/01(月) 19:38:50 0
 だからどうしたといいたいわな。
フランス、アメリカを建国した集団の存在くらいは認めるが
 それは中世ヨーロッパ・宗教のもたらす暗黒の冬に逼塞してた知識層だから
公然と出来ない古代オリエントの知識とかを秘密結社と言う形で
秘匿して情報交換してたのだろうから、別に世界支配を目的とした集いじゃなかろう。
結社の中じゃ役立つ科学知識とオカルトがごちゃまぜになっていたのくらいは
容易に推測がつく。
157世界@名無史さん:2006/05/01(月) 20:43:35 0
>>146
>戦前日本にも、ノーベル賞級の学者はかなりいた。
かなりって誰だよ?受賞できるほどの功績があった人物がいたのか?
北里柴三郎とかいうなよw

>また特許分野においても、
金稼ぎに関係しない分野、たとえば基礎科学分野でのノーベル賞受賞者数はどうなんだ?
人口やGDPに比して多いと言えるのか?


ノーベル賞が人種差別に基づいていたとかまんま碌な教育も受けていない文型脳の発想なんですけど。
少なくとも戦前インド人が受賞していたことすら知らんらしい。
158世界@名無史さん:2006/05/01(月) 21:20:01 0
戦前のインド人ってコーカソイドのイギリス人
159世界@名無史さん:2006/05/01(月) 21:20:46 0
ヨーロッパはなぜ軍事力であんなにアメリカに引けをとってしまったのか?
ド・ゴールあたりはアメリカに対抗しようとしていたようだけど。
160世界@名無史さん:2006/05/01(月) 21:37:14 0
>>158
イギリス系インド人ってことか?
ラーマンはネイティブですけど。
それにインド人って人種的にはコーカソイドが多いかもしれないが
当時は普通有色人種に分類されたぞ。
161世界@名無史さん:2006/05/01(月) 21:42:42 0
ねらーのいう有色人種差別とは、多く日本人差別のことです。
日本人以外の有色人種には基本的に関心がありませが、
中韓が差別されると大喜びします。
162世界@名無史さん:2006/05/01(月) 21:53:59 0
そういえば戦前に国連で日本が提案した人種差別撤廃条約って具体的には
アメリカ西海岸の日本人棄民の待遇改善を主眼としたものだったな。
貧困撤廃とかのほうがよほど有意義だったのに自分も不利益になることは提案しない。
2ちゃんころと同じw
163世界@名無史さん:2006/05/01(月) 21:54:32 O
敗戦後昭和の日本のように、低賃金をウリにして、
まるで機械のように単純労働を黙々とする仕事を与えてもらうことによって
アメリカから富を垂れ流してもらうタイプの産業構造は、
ある程度富が積もって賃金が上がると行き詰まるよね。

贅沢癖が骨身に染みついた国民は
自らの無能を信じたくはないわけだから、
こうして訪れた停滞を運命の必然として受け入れることができず、
道徳的に風下にいる人間を悪者にして蹴落とすことで
自らの利益を確保しようとするわけだね。
164世界@名無史さん:2006/05/01(月) 22:03:26 0
>>162
アイヌへの差別はそのままで、人種差別撤廃とは笑えるし、
その後、鬼畜米英とか選民思想とかさらに笑える。
165世界@名無史さん:2006/05/01(月) 22:05:13 0
>>160
ラマンはアーリア系で、イギリス人の作った学校でイギリス人から教育を受け、
英語で書いた論文でノーベル賞を受けてる。
それでも彼は例外的な天才。在インドでノーベル賞を受けたのは彼が最初で最後だし。
166世界@名無史さん:2006/05/01(月) 22:21:02 0
>>165
何が言いたいんだ?
英領インドにはイギリス人の作った大学しかないしドイツ人などに従事していた日本人科学者は沢山いたし
論文だって当時から英語かドイツ語が標準で日本人だって両言語で書いてる。
大体外国の大学で教育受けたりするのが気に入らないなら利根川進は少なくとも日本人の受賞者じゃないな。
愛国厨かよ
167世界@名無史さん:2006/05/01(月) 22:23:06 0
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060501AT2M2100B01052006.html
カリフォルニア大学の合格者数、アジア系が白人を抜く
168世界@名無史さん:2006/05/01(月) 22:40:04 0
華僑が起こすカリフォルニア独立戦争
169世界@名無史さん:2006/05/01(月) 22:54:56 0
アメリカにおける大学院生は、自国民以外の方が多い。
170世界@名無史さん:2006/05/01(月) 23:20:41 0
>>166
ノーベル賞が人種差別に基づいていない反証としてラマンが挙げられてたから
そりゃ違うだろうと。ヨーロッパ人と同じ人種だし、師匠筋だってイギリス人だ。
彼が受けてたとするとそれは民族差別。

あと、自然科学分野のノーベル賞を外国で受賞した日本人は利根川だけな。
湯川・朝永・江崎・福井・白川・野依・小柴・田中は日本で受賞してる。
例外だけを挙げるのはずいぶん詭弁くさいやりかただ。
171世界@名無史さん:2006/05/01(月) 23:28:58 0
80年代の日本では「アメリカは麻薬やエイズに悩まされ、社会は病みきっている」
「街には失業者やホームレスがあふれ、経済は破綻し、教育は荒廃」
「従来の価値観やシステムも崩れ、国民は自信を失っている」
といったアメリカ衰退論、劣悪論が花盛りだった。
90年代には、うってかわって欧米のメディアに「日本の崩壊」「ガリヴァーは
死んだ」「日本―落ちたお手本」「日本病」という内容の記事があふれた。
そして今、各国のメディアで欧州が批判されているが、欧州は復活することが
できるか?
172世界@名無史さん:2006/05/01(月) 23:37:01 0
そんなことより日本が復活できるのか。
173世界@名無史さん:2006/05/02(火) 00:05:38 0
>>170
インド人がヨーロッパ人と全く同様の人種として当時見られていたなんて初めて聞いたな。
イギリスによる統治初期にはそれなりに独自の文化などに敬意が払われていたことは知られているが
中ごろから完全に異人種としての他者性が重んじられて見た目の肌の色と同様に有色人種扱いだったはずだが。
お前の言う戦前のノーベル賞選考委員会の人種差別とやらは日本人という特定の人種をターゲットとして
目の敵にしていたわけか。何一つ証拠など無い単なる印象論にしかみえないがな。
174世界@名無史さん:2006/05/02(火) 00:09:11 0
>>167
アジア系はIT技術者とか技術系の移民が都会に多いからさ。
世襲制の仕事に就けないから技能で勝負するしかない。
175世界@名無史さん:2006/05/02(火) 00:26:08 0
>>172
日本も難しい問題を抱えているが、社会自体はヨーロッパほど活力を
失っていないように思える。
最近はさまざまなベンチャー企業も出てきたし、一般国民もインター
ネットによる株取引など、新しいことに適応している。
さらにライブドアがフジテレビに「敵対的買収」を仕掛けた事件など、
若い世代は考え方が変わってきているよ。
176世界@名無史さん:2006/05/02(火) 00:26:22 0
>>167
アメリカの有名大学では、成績上位の学生はインド人に独占されている。
中国人は二番目だそうだ。
ttp://d.hatena.ne.jp/hira333/20050212
21世紀はインドの時代だ。
177世界@名無史さん:2006/05/02(火) 00:28:12 0
NASA科学者で一番多いのはインド人。
アメリカのインド系はマネージャークラスまで出世する比率も中国系よりずっと高い。
178世界@名無史さん:2006/05/02(火) 00:30:05 0
>>175
いや、日本の腐り方はヤバイよ
179世界@名無史さん:2006/05/02(火) 00:36:30 0
中国で最高峰のエリート大学といえば、北京大学や清華大学が挙げられるだろう。しかし、この2校も、
「アメリカの大学へ行くための予備校」といった陰口を叩かれているらしい。
180世界@名無史さん:2006/05/02(火) 00:54:29 0
むかしアメリカの有名大学では、アジアから来る留学生では日本人が最も優秀だと
言われていたそうだが、最近は10傑にも入らないそうだ。学業成績など時代の幻だ。
181世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:01:31 0
アメリカのどっかの大学院が日本の経済学部生を入学拒否しだしたとかなんとか。
余りに程度が低すぎるとかなんとかで
182世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:01:32 0
>>180
わざわざアメリカへ留学する必要がなくなったからでは?
183世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:02:51 0
>>182
日本の大学院のレベル知ってて言ってんの?
184世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:03:18 0
俺たちはカースト制度や共産主義者に感謝すべきだった・・・・・・・・・・
185世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:09:01 0
>>173
日本人だけじゃなく、シナ人だって受賞してないだろ。

それはともかく、湯川秀樹は 1935 年に中間子理論を発表したのに受賞が
1949 年なのはなんでなんだろうね。戦時下という条件を考慮しても、
同じく枢軸側のドイツ人オットー・ハーンが 1938 年の原子核分裂発見で
1944 年に受賞してるのに。
186世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:16:44 0
>>185
あのICチップの発明者ジャック・キルビーも半世紀も待たされて
やっと2000年に受賞してるんだよ。
187世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:27:21 0
>>175
具体的にどこがヤバイのか詳しい説明をキボンヌ。
188世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:31:30 0
>>185
当時シナ人で偉大な研究成果をあげた人物に誰がいるんだ??

中間子理論が当初否定されてたの知らんのか?アインシュタインもボーアも批判的で
ずっと後になって実際に証明されるまで誰にも見向きもされてないのに受賞理由になるわけないだろ。
アインシュタインの特殊相対性理論も同様にして誰からも相手にされなかったために戦争挟んで発表から
16年後に受賞してるのは(しかも光粒子仮説が受賞理由)じゃあお前の理屈からすればどんな
差別に基づいていたというんだ?ユダヤ人差別か?
戦後まだ日本人に対する国際社会の敵意が強かった時期に湯川が受賞したのは
むしろ選考委員会の偏見の無さを象徴してるんだが。

なんかね・・・差別主義者が必死こいて何が何でも差別を持ち出して戦前の科学のヘボさを覆い隠そうと
しているようにしか見えないんだが。
189世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:47:08 0
ふーん、誰にも見向きされなかったんだ。じゃあラービのあれは何?
190世界@名無史さん:2006/05/02(火) 01:52:18 0
中間子の存在が明らかになり湯川の仮説が正しいことが証明されたのが「47年」で
その後49年に受賞しているわけだが、オマエは頭がおかしいのか?
191世界@名無史さん:2006/05/02(火) 02:20:10 0
ほー、じゃあ証明されておらず現象を説明できる蓋然性の極めて高い仮説にすぎない
量子力学系に賞やってるのは頭がおかしいからか?
朝永はじめ多数が受賞しているがむくわれないな。
192世界@名無史さん:2006/05/02(火) 02:25:37 0
湯川受賞から50年経過してノーベル財団から選考過程が公表された際に
これを閲覧、検証した東大大学院で科学史を研究している岡本拓司は湯川の受賞について
「業績の重要性、先駆性、独立性、実験による確証の時期(47年8月)と受賞年(49年)の
近さなどから見て、ノーベル賞の歴史の中でもまれなほど、研究成果との関係が明瞭である」と評している。

あくまで即受賞しなかったのは人種差別に基づくと主張するなら論文書いて学会にその説発表しろよ。
お前が真症のバカじゃなければな。
193世界@名無史さん:2006/05/02(火) 03:24:05 0
野口英世にノーベル賞が授与されなかったのは、
人種差別が原因だったと認めているけどね。
194世界@名無史さん:2006/05/02(火) 07:15:17 0
田中耕一さんは日本の関係者でさえ知らないような無名の人物だった。
受賞が決まったとき、白川教授でさえ名前を知らなかった。
195世界@名無史さん:2006/05/02(火) 08:01:43 0
>>83
>それにしてもヨーロッパは運がいいというのか悪いと言ったほうがいいのか・・・・・ 
>殺し合いばかりしていて、疫病は流行るはで、兎に角ダイナミックな社会で
>あったことは確かだな。
>今では角もとれてしまい、緩やかに衰退しているようで、いやはやなんとも
>かんとも・・・・・・・

そういう意味ではまさしくアメリカ合衆国こそ中世ヨーロッパの後継者だなw
196世界@名無史さん:2006/05/02(火) 08:26:38 0
>>124
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/nzl/news/20060407ddm008020026000c.html
通貨急落:高金利国アイスランドやNZなどで 日米欧が引き締め、
うまみ薄れ資金流出

これらの国は1年以上の国債や定期預金の金利が、年7〜12%と高い。
有利な投資先として、先進国から流入する資金は年40兆円超に達し、日本の
投資家の運用対象にもなってきた。ところが、2月に日銀の量的緩和解除観測
で日米欧に金利先高感が広がったのをきっかけに、急落を始めた。
アイスランドは1人当たり国内総生産(GDP)が日本より高く、“経済の
優等生”のはずだった。だが、巨額の経常赤字を抱えていることに焦点が
当たり、2月に入って投資資金が国外へ逃げ始めた。同国の通貨クローナの
対ドル相場は、1月末に比べ、一時18%も下がった。現在も16%安い水準
で推移している。株式相場も下落し、今月4日には、2月の水準に比べ20%
下落した。こうした動きに対し、「経済実態を超えた過剰な資金流入が経済
活動を支えていたからだ」(英系銀行)との厳しい見方も浮上している。
197世界@名無史さん:2006/05/02(火) 10:37:43 0
>>193
誰が認めてんだ?
198Ryuju ◆RlujhF6VrA :2006/05/02(火) 11:04:10 0
>>175-178

一番深刻なのは、少子化による人口減=総需要の減少か。
人口が減ればその分の需要は確実に減るわけで、
これを補うには一人辺りの需要を増大させるしかない。
ところが、今の経済界や政府のやろうとしてることは全く逆。
企業栄えて国滅ぶという本末転倒な事態になってきてる。

そもそも経済の総体をアメリカ流で行くなら、税制もアメリカ流で行かないと
バランスが取れないわけで、税制だけヨーロッパ流で行こうというのが間違いの元だ。
アメリカだと消費税は地方自治体の財源で、税率も最大8%くらい。
恐らく竹中が消費税率8%と言ってるのは、この付近が念頭にある。
199世界@名無史さん:2006/05/02(火) 12:11:49 0
でもアメリカの消費税はパンとスープに課税するような馬鹿な真似はしない別物ですから。
日本の消費税のように、ご飯と味噌汁に課税する基地外税とは別物。
200世界@名無史さん:2006/05/02(火) 14:08:20 0
>>198
このスレではもっぱらヨーロッパと日本の問題を論じてきたんだけど、
現在のアメリカが抱える最大の問題は何なんですか?
人種問題?教育?貧富の差の急拡大?
201世界@名無史さん:2006/05/02(火) 17:22:59 0
>>197
スウェーデンの科学アカデミーだっけ?
医学賞決める機関。それ。つうかマジ知らんの?

あと、ガンジーも人種的理由で平和賞を逃している。
202世界@名無史さん:2006/05/02(火) 17:39:11 0
ttp://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2004/11/post.html
為替レートをドル高(円安)な水準に固定すると、アメリカは安く輸入品が
買えるようになる(1ドル100円から150円になれば、日本製品はドルベース
では100÷150で3分の2に値下がりする)。当然アメリカの消費者は安い輸入品
を買いまくる。諸国は大量に輸出が出来て経済は潤う。「今週のThe Economist:
世界が望むブッシュ再選」でも書いた話だが、こういう形でアメリカは今世界
経済を牽引しているわけだ。
では、この構図は安定的なのだろうか?アメリカは今後もずっと世界経済の
機関車であり続けるのだろうか?明らかに答えはノーだ。「世界が望むブッシュ
再選」でも書いた話だが、貿易赤字とは所得以上に消費をすることであり、
所得以上に消費をするということはそれだけ外国から借金をしているという
ことだ。永久に借金をし続けることは出来ない以上、このまま行けばどこかで
必ずアメリカ経済は破産する。グリーンスパン議長が指摘するとおりだ。
203世界@名無史さん:2006/05/02(火) 17:45:28 0
>>201
もちろん明確なソースがあるんだろうな?
野口がカレルとサルバトに推薦され受賞する可能性の最も高かった年は1915年だが
その年はちょうど第一次大戦が勃発して受賞者「なし」になったんだが?

>あと、ガンジーも人種的理由で平和賞を逃している。
インド人は白人と同等だとかほざいてたバカがどっかにいたが・・・
大体ガンジーが第5回平和賞を受賞しなかったのは「本人が辞退」したからだし。
どんな人種的理由だよ?w文学賞辞退したサルトルもそうなのか?
最も平和賞は政治的な理由が入り込むことはよく知られてるが、そもそもだれも平和賞の話なんかしてない。
204Ryuju ◆RlujhF6VrA :2006/05/02(火) 17:56:46 0
>>200
経済と財政の問題が、根本的には一番大きいと思う。
クリントンの頃に財政に関してはかなり好転したんだが、ブッシュになってまた悪化した。
原因は、軍事費と高所得者優遇税制が大きいと思う。
最近では、各国の金利差縮小の観測が流れるだけで、市場はドル安に流れる始末。
アメリカ経済の基礎条件がそれだけ悪いということだろう。

人種問題に関しては、日本のフリーターみたいな安価な労働力を、
アメリカでは不法も含めた移民に依存しているから、彼らや黒人と
下層の白人たちとの雇用がバッティングすれば、悪化するかも知れない。
205世界@名無史さん:2006/05/02(火) 18:26:50 0
イギリスはサッチャー革命でよみがえって、現在は好況を謳歌してるが、
イギリスの強い分野というのは金融・保険・海運・メディアなどのサービス業
にかたよっているよね。
もし第一次世界大戦や1929年のニューヨークの株価大暴落のような激震が
おそってきたら、かなりヤヴァクない?
206世界@名無史さん:2006/05/02(火) 19:22:27 0
シュペングラーの『西洋の没落』。
あらゆる文明には寿命があって
西洋文明は衰亡期にはいっている。
207世界@名無史さん:2006/05/02(火) 19:25:35 0

 アメリカ合衆国は 永久に不滅です!
208世界@名無史さん:2006/05/02(火) 19:38:13 0
日本帝国バンザイ!
209世界@名無史さん:2006/05/02(火) 20:47:55 0
ある学者が帝国や国家の興亡について、そのパワーの源泉を

(1)軍事的要素
(2)政治的要素
(3)経済的要素
(4)イデオロギー的要素
(5)人口学的要素
(6)地理的要素

に分けている。現在の先進国(日米欧)が没落するとしたら、(3)と(5)
が原因になるだろうな。
210世界@名無史さん:2006/05/02(火) 23:41:49 0
>>209
異論があるぞ。
アメリカには(1)と(4)
欧州は(6)
日本には(1)
を加えてもよいと思う。
211世界@名無史さん:2006/05/02(火) 23:45:03 0
>>193
野口英世のノーベル賞受賞に相当する功績は何?
212世界@名無史さん:2006/05/03(水) 01:26:45 0
>>170
>ノーベル賞が人種差別に基づいていない反証としてラマンが挙げられてたから
>そりゃ違うだろうと。ヨーロッパ人と同じ人種だし、師匠筋だってイギリス人だ。

ラマン博士はウィッキーさんと同じタミル系だろ。
それに当時はアーリア系のガンジーでさえ黒人扱いだったんだよ。
213世界@名無史さん:2006/05/03(水) 07:02:45 0
>>211-212
ノーベル賞に関する話はこちらでやれ。スレ違いだ。

ttp://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1096662440/l100
ノーベル賞を受賞できなかった歴史上の人物
214世界@名無史さん:2006/05/03(水) 10:21:08 0
文明は野蛮に敗れるというが、ブレアの顧問のロバート・クーパーが
「なぜ私たちは今も帝国を必要とするのか」という論文の中で、
「私たちの間には法がある。しかしジャングルで作戦を行う際にはジャングル
の法も使わなければならない。欧州の平和が長く続いたために,私たちは防衛
を軽視するようになったが,危険なことだ」
と書いていたな。
215世界@名無史さん:2006/05/03(水) 13:09:56 0
ttp://facta.co.jp/blog/archives/20060316000105.html
フランスのシラク大統領がドイツのシュレーダー前首相とともに昨年4月に
提唱し、進めているユーロ版グーグル「クァエロ」(どこかから情報を
“くわえてくる”というような洒落ではなく、ラテン語で「われ求む」を意味
するQuaero)計画のトピックで、またフランス得意の「欧州中華史観」かと
思ったが、これがなかなか面白い。グーグル礼賛論者には見えないことの裏面
が透けて見えるからだ。
もちろん、シラク演説を見る限り、「西欧の没落」への危機感がこの計画の
出発点になっている。「明日のパワー」を求める戦いで欧州はアメリカや日本、
さらにブラジル、中国、インドなど新興のBRICsにも劣勢だというのだ。
そこで巻き返しに、検索エンジンで世界を制覇したグーグルの対抗馬を欧州で
独自につくろうという。
216世界@名無史さん:2006/05/03(水) 13:42:38 0
欧米が凋落を続ける一つの要因として、アジアから留学生を受け入れすぎることがある。
企業は廉価なアジア系技術者獲得に躍起になり、国内の人材発掘を怠るようになった。
これでは白人の若手研究者たちのチャンスを奪ってしまいレベルダウンを起こす。
よく、日本のプロ野球で助っ人外人を大量に入れると若手の成長を妨げるから駄目だと
批判する人がいるけど、あれと同じことです。実際に、MLBも有色人種を大量に入れたせいで
白人の野球離れを起こし大幅にレベルダウンした。先のWBCでもアメリカは韓国、メキシコに敗れた。
サッカーでも、ヨーロッパの伝統国がアフリカや南米から大量に選手を発掘したが、そのせいで
クラブチームが自国の人材育成を怠るようになった。逆にヨーロッパで力をつけたアフリカや南米の
選手がW杯で大活躍してヨーロッパ勢が優勝できなくなってきている。科学技術の世界でも、
それと同じことが起こってきているのだ。
概して裕福な環境で育った先進国の若者は発展途上国からの移民の師弟にモチベーションで負ける。
日本の研究所もインド人や中国人を大量に受け入れれば、大相撲でモンゴル人力士に勝てないのと
同じ状態になり日本の若者がチャンスを奪われることになるだろう。
217世界@名無史さん:2006/05/03(水) 13:48:15 0
>>216
中国や台湾の研究所もリーダーはアメリカ帰りばかりだもんね。
218世界@名無史さん:2006/05/03(水) 13:56:43 O
野球みたいなマイナースポーツをどうこう言ってもなあ
アメリカのスポーツ大国としての地位は揺るがない
アメフット、アイスホッケー、バスケ、ラクロス、そしてサッカーも日本は勝てんだろう
外国からの留学生や技術者を教育してあげるのは成熟した先進国を自称するなら当然の事だと思うがね
219世界@名無史さん:2006/05/03(水) 14:01:55 0
ttp://www.ywad.com/books/670.html
それよりもファクターとして強く効くのは、グローバル経済にマネーが流れて
いくことに、先進諸国の国民が不満を抱くようになるということだ。その結果
として、先進諸国の国民の間でグローバル経済に対して批判的な意識が広まり、
その結果としてもう一度、グローバル経済を否定するような「民族自決」の
論理が広まっていくだろう。決して逆の因果関係があるわけではない。つまり、
「グローバル経済のせいで発展途上国が破壊されているから民族自決が大切だ」
という流れではなく、「グローバル経済のせいで先進国の国民の生活が圧迫
されるから、グローバル経済は悪である」という流れができ、その論理を
正当化するための理屈の1つとして「民族自決」が使われるのである。
220世界@名無史さん:2006/05/03(水) 18:17:07 0
>>216
ヨーロッパの場合第二次世界大戦後の社会民主主義、福祉国家路線が
一番の原因では?
221世界@名無史さん:2006/05/04(木) 01:00:19 0
ヨーロッパ諸国がこのまま衰退していったとすれば、どんな事態が起こるんだろうか。
ヨーロッパで金融危機が発生して全世界に波及とか、
白人の少子化・移民の多産でレバノンみたいな国になるとか、
極右・極左の台頭でEUやユーロがつぶれるとか、
暗いシナリオを描いてしまう。
222世界@名無史さん:2006/05/04(木) 01:13:08 0
中国人とインド人を合わせて24億人だよ。
アジアの総人口は約35億人です。
これに対して米国とEUを合わせても7億ちょっと。
多勢に無勢ですよ。
223世界@名無史さん:2006/05/04(木) 01:23:22 0
人口比なんて大昔からそんなもんじゃん
224世界@名無史さん:2006/05/04(木) 01:49:48 0
>>221
>ヨーロッパ諸国がこのまま衰退していったとすれば
GDPは毎年低下しているの?
225世界@名無史さん:2006/05/04(木) 03:35:51 0
>>221
そんなことより日本の心配をしろ。
226世界@名無史さん:2006/05/04(木) 07:43:12 0
そもそもヨーロッパは衰退しているのか?
227世界@名無史さん:2006/05/04(木) 09:30:34 0
>>225
ここはヨーロッパの衰退について語るスレだ。
日本の衰退について語りたかったらこっちでやれ。

ttp://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1140970720/l100#tag438
日本って中国に負けるの?3
228世界@名無史さん:2006/05/04(木) 10:21:05 0
>>226はなぜヨーロッパは衰退していないと思うんだ?
229世界@名無史さん:2006/05/04(木) 10:22:17 0

488 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2006/05/04(木) 01:03:37 ID:UGeRXLNj
ttp://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20060503D2M0301U03.html 
ユーロネクスト、LSEとの統合断念 
【パリ=奥村茂三郎】 

欧州多国籍取引所ユーロネクストは3日、ロンドン証券取引所(LSE)との 
統合を断念すると発表した。ドイツ取引所との交渉は継続する。米ナスダック・ 
ストック・マーケットも巻き込んだ欧米の取引所再編の動きは、独仏を中心と 
する欧州大陸の取引所を統合する形へ収束する公算が大きくなってきた。 
ユーロネクストはLSEとの統合断念について、ナスダックがLSEの株式を 
15%取得したことが直接の原因だと説明している。23日に予定している株主 
総会で詳細を報告する。 

489 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2006/05/04(木) 10:01:44 ID:P0np23H0
>>488 
独仏型資本主義がいよいよ反撃開始ですね。 
230世界@名無史さん:2006/05/04(木) 10:34:25 0
中国と日本がアメリカ国債売り飛ばせば明日からでもアメリカは吹っ飛ぶと思うが

もう衰退していんじゃないの これ
231世界@名無史さん:2006/05/04(木) 10:43:06 0
経済のみで国が成り立っていると考えるのは、経済植民地にすむ日本人の性か
232世界@名無史さん:2006/05/04(木) 10:44:29 0
事実経済力=国力だろ
233世界@名無史さん:2006/05/04(木) 10:47:50 0
>>230
債務不履行になるだけ
234世界@名無史さん:2006/05/04(木) 10:59:14 0
国のデフォルト=国の即日破産と看破→IMF管理移項だぞ
235世界@名無史さん:2006/05/04(木) 11:04:33 0
スーパー30001条が適用される。
236世界@名無史さん:2006/05/04(木) 11:09:33 0
そうはいかんざき
237世界@名無史さん:2006/05/04(木) 13:27:18 0

 アメリカ合衆国は永久に不滅です!
238世界@名無史さん:2006/05/04(木) 13:33:07 0
>>230
アメリカという輸出市場がなくなって困るのは、日本や中国の
側だと思うが。
239世界@名無史さん:2006/05/04(木) 13:54:25 0
>>226
ヨーロッパ15ヶ国を合わせた人口は、3億7500万人。
それに対してアメリカ合衆国の人口は2億8000万人。
しかし、ヨーロッパ15ヶ国の軍事費は、アメリカの43%しかない。
240世界@名無史さん:2006/05/04(木) 15:05:09 0
>>239
それはアメリカのほうが不幸な状態かもしれない。
アメリカの場合、優秀な科学者をみんな軍事に取られてしまう。
だから自動車産業にはカスしか残らない。
アイアコッカも言っていたが、軍事の負担が国内産業を疲弊させてる。
241世界@名無史さん:2006/05/04(木) 15:06:41 0
むかしは軍事技術を民間産業に転用できたが、
最近の軍事技術は特殊化してきていて、それもままならない。
242世界@名無史さん:2006/05/04(木) 15:51:08 0
ヨーロッパの衰退というのは国力つまりは経済力の衰退を意味します。

国力は人口と経済力とを合算してでてきますから。
ヨーロッパは今後人口が緩やかに減少していきます。
自然増は不可能だとEU諸国はあきらめています。
かといって多数の移民を受け入れるだけのキャパもありません。
結局医者とか学者とか一部のエリートだけを受け入れようとする動き
くらいしかありません。特にドイツで顕著です。



243世界@名無史さん:2006/05/04(木) 16:04:09 0
      名目GDP  人口一人当たりGDP 人口
日本    4兆ドル    3万ドル      1億2千万人
アメリカ 10兆ドル    3万6千ドル     2億8千万人
EU   12兆ドル    2万8千ドル     4億人
中国   1兆2千億ドル   963ドル      13億人   
インド  4814億ドル    464ドル      10億人

上記の表を見てください。中国とインド。この2カ国がもし仮にEU
並みの2万8千ドルの人口一人当たりGDPを獲得したとすると
中国40兆ドル、インド30兆ドル、あわせて70兆ドルというお化けみたいな
アジア経済連合ができます。話半分の1万4千ドルのGDPですら35兆ドル
日本、アメリカ、EUを合わせたGDPよりも大きくなってしまう。
しかも中国、インドはまだ人口が増加する傾向にあるが、日本アメリカEU
は人口が増加しますか?GDPが今の2倍3倍になるキャパがありますか?
100歩譲って絶対的に衰退しなくても相対的に衰退するのは目に見えている。
244世界@名無史さん:2006/05/04(木) 16:10:46 0
中国はすでに少子高齢化が始まっている。
21世紀はインドの時代だろう。
245世界@名無史さん:2006/05/04(木) 16:21:57 0
中国は人権無視の国だから高齢者はいつでも淘汰できる
少子高齢化はありえない
246世界@名無史さん:2006/05/04(木) 16:37:00 0
もはやアメリカと日本は運命共同体、上がるも一緒、下がるも一緒だ。
247世界@名無史さん:2006/05/04(木) 16:49:47 0
そりゃ宗主国と植民地なんだから一蓮托生なのは当たり前だろw
248世界@名無史さん:2006/05/04(木) 16:53:15 0
>>244
インドではナクサライト派と呼ばれる毛沢東主義者の過激勢力が活動中だが、
これが国内治安上の最大の課題になっている。
ナクサライト派は、インド北部、中部の農村部において強力だが、その背景には
腐敗・エリート主義・封建的慣習・富の格差などがある。
249世界@名無史さん:2006/05/04(木) 17:05:18 0
>>248
そのナクサライト派はナクサナイト
250世界@名無史さん:2006/05/04(木) 17:12:54 0
>>249
スマソ。ナクサナイトね。
ネパールでは以前からマオイスト(毛沢東主義者)の活動が活発だったが、
インドでもビハール、ジャルカンド、チャッティスガル、オリッサ、
アンドラプラデシュ州などで影響が広がっているそうな。
(これがグローバル化の影響なのかどうか、素人にはわからんが)
251世界@名無史さん:2006/05/04(木) 17:41:56 0
>>143
>欧州のヒットチャート見ると英米圏の音楽ばっか
>日本じゃありえないね

欧州は文化面でもかつてのような輝きを失っているような。
昔はカトリーヌ・ドヌーヴやブリジット・バルドー主演のフランス映画が
日本でもよく上映されていたけど、最近はハリウッド映画ばっか。
知識人にしても、アラン・ソーカルに『知の欺瞞』の中でこきおろされる始末。
ttp://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Sokal/index-j.html
252世界@名無史さん:2006/05/04(木) 18:16:44 0
>>249-250
何だそのオヤジギャグみたいな会話は
253世界@名無史さん:2006/05/04(木) 19:16:58 0
いまだカースト制度がある国に近代の欧米型の発展なんて出来ないだろ。
共産主義を捨てきれない支那やロシアに限界が来ているのと同様にね。
254世界@名無史さん:2006/05/04(木) 20:02:25 0
日本は封建社会を捨てることによって発展の道が開けた。
アメリカは奴隷解放によって。
EU諸国は絶対王政の妥当によって。

中国は維新的なことが起こり、共産主義は否定される。
インドはカースト制度は廃止されるでしょう。

中国だって財産権認めたし。財産権を認める共産主義なんてあとは崩壊するだけ。
インドも地方はともかく、都市部ではかなりカーストは薄れてきている。
255世界@名無史さん:2006/05/04(木) 20:03:01 0
↑妥当じゃなくて打倒
256世界@名無史さん:2006/05/04(木) 20:13:08 0
 >>253
カソリック全盛の中世欧州だけをみて近代の発展なんて出来ないだろ
というのと同じような気がする。

 これまでの近代発展パターンが今後の発展パターンに不可欠かどうかも
予想できないと思う。
すでに欧米型の近代発展のパターンは今の地球では限界なのは
支那やインドが丸々日本みたいになれば世界は終わりという
資源的制約からも明白なのだし
今後の技術的発展とそれに付随する社会環境構造の変化が
どのように影響するか考慮すれば先行きは分からんよ。

支那やロシアそれにインドが今のまま限界に達するとも思えない。
シナとかは既に矛盾が噴出してるから一時的にコケるかもしれないが
立ち直りも早いと思う。
勃興期っていうのはそんなもん。
257世界@名無史さん:2006/05/04(木) 20:18:00 0
ヨーロッパ人は、アジアでは中国が覇権を握ればいいと思っているのかな?
よく欧州のインテリが「多極世界」なんて言葉を口にしている。
中国がアジアで覇権を握り、日本が中国の属国になり、アメリカが
アジア・太平洋地域での覇権を失えば万々歳、と。
258世界@名無史さん:2006/05/04(木) 20:20:48 0
>>243
そりゃそうなんだけど、人口一人当たりGDPを、そこまでひきあげ
かつ持続するとなれば個々の国民の経済的余裕と教育水準の向上による民度向上
が必要。
 そして中国とインドが70兆ドル・アジア経済連合になるとなれば
そこまでの人口に経済的余裕と水準向上を促していける世界経済全体の
パイの巨大化、そのための環境、人口、資源、市場は不可欠。
 残念ながら今の地球にそれだけのキャパシティはない。

259世界@名無史さん:2006/05/04(木) 20:52:50 0
もう中国は共産主義国とはいえんよ
私有権が憲法で明記されたんだしな
260世界@名無史さん:2006/05/04(木) 20:55:03 0
>>256
人類がこれまでにつくりだしたシステムの中で、資本主義・自由経済
ほど富を飛躍的に増加させたものは無いように思える。
で、リベラル・デモクラシーが資本主義にもっとも適合的なシステム
だったと。
中国やインドといった国々が、これを超えるシステムをつくりだせるかなあ?
261世界@名無史さん:2006/05/04(木) 21:17:12 0
ここには欧米厨が多いねえ
アメリカなんて、アジアの二大国に債権が握られて
その気になればすぐデフォルトするのに
262世界@名無史さん:2006/05/04(木) 21:27:45 0
仮に日本が中国側について、米ドル・米国債を売り浴びせれば
資金力は1兆7000億ドルにものぼり、アメリカはデフォルト確実。
俺が中国の指導者なら、歴史問題あーだーこーだ言わずなりふり構わないで
日本を味方に付ける事を考えるが。
263世界@名無史さん:2006/05/04(木) 21:31:41 0
確かに日中がアメリカ国債売り浴びせれば、
アメリカは倒産しかねないが、日中も無傷では居られないし、
そうなればヨーロッパが高笑いするだけ。
264世界@名無史さん:2006/05/04(木) 21:34:01 0
今のアメリカはアジアの金で回っているんだよな
アメリカはもうすでに衰退期なんじゃまいか

イラクのような小国相手に戦争しかけて結局失敗じゃあねえ
265世界@名無史さん:2006/05/04(木) 21:44:16 0
>>261
客観的に語れないやつは出てけよ。
266世界@名無史さん:2006/05/04(木) 21:51:58 0
子どもの数、25年連続減 1747万人、人口比最低
 「こどもの日」にちなんで総務省が4日まとめた人口推計によると、4月1日現在の
子ども(15歳未満)の数は1747万人で前年より18万人減った。1982年から
25年連続の減少。総人口に占める子どもの割合も32年続けて低下し、13・7%と
過去最低を更新した。
 少子高齢化を反映して、逆に65歳以上の人口割合は20・4%と過去最高で、
子どもと高齢者の数は差が開く一方だ。
(共同通信) - 5月4日17時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060504-00000092-kyodo-soci

日本が生き延びる道はインド人を大量に受け入れるしかない。
267世界@名無史さん:2006/05/04(木) 21:52:35 0
中国やインドには確かにカースト制度、共産主義などのハンディはあるけど
欧米もキリスト教という立派なハンディがあるからねえ
下手するとキリスト教はカースト制度より悪質な風習といえなくも‥‥

うわなにtihgybnふじこ(ry
268世界@名無史さん:2006/05/04(木) 22:35:46 0
日本の債務は1000兆とも1400兆とも言われる。
資金力は1兆7000億ドルもたいした額じゃないな。
269世界@名無史さん:2006/05/04(木) 22:41:21 0
>>268
ここはヨーロッパの衰退について語るスレだ。
日本の衰退について語りたかったらこっちでやれ。

ttp://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1140970720/l100#tag438
日本って中国に負けるの?3
270世界@名無史さん:2006/05/04(木) 22:48:50 0
ヨーロッパに限らず、中国の例を観ても分かるとおり内陸部はどんどん衰退してくね。南北問題に続く新たな経済格差になっていくよ。
271世界@名無史さん:2006/05/04(木) 22:53:23 0
>>243
名目GDPね
272世界@名無史さん:2006/05/04(木) 23:18:21 0
EUの統合ってもう止まっちゃうの?
ユーロクラット達は進めたがっているように思えるけど。
今のままだと、政治統合はできないまま、通貨だけ共通にしている
状態。おまけに、EU内の人の往来を自由にする政策も延期されて
しまった。
273世界@名無史さん:2006/05/04(木) 23:44:10 0
>>272
>EUの統合ってもう止まっちゃうの?

EUの前身はもともとアメリカやソ連に対抗して結成されたものだから
非ヨーロッパの経済が強くなればEUの結束は強まるはずだ。
逆に非ヨーロッパが伸び悩めば分裂するはずだ。
274世界@名無史さん:2006/05/04(木) 23:48:56 0
中国やインドが強くなれば、北米とヨーロッパの結束が強まり、
ドルとユーロが経済統合してドーロが誕生するだろう。
それでも対抗できないようなら、ロシア、ブラジル、オーストラリアを取り込み、
さらにアメリカは政治力にものを言わせてインドも取り込み中国包囲網を結成するだろう。
275世界@名無史さん:2006/05/05(金) 00:13:46 0
ドーロって
すごいネーミングセンスだな
もまえは
276Ryuju ◆RlujhF6VrA :2006/05/05(金) 01:35:49 0
>>273
それで行くと、アメリカがイラク戦争に手こずってる間はこれ以上の進展はないかもね。
ただ、今は統合が深化している段階とも言えると思う。
恐らく「イギリス人」「フランス人」というより「ヨーロッパ人」という意識の人々が
そのうちかなりの数で出てくると思う。少数だが、もうそういう意識の人が
いるという記事も読んだことがある。
277世界@名無史さん:2006/05/05(金) 02:49:33 0
>>275
大前研一がガラポンで言っていたのだろ。
278世界@名無史さん:2006/05/05(金) 02:54:55 0
中国が民主化し豊かになれば、イスラム10億が押し寄せると思うね。
イスラム教徒が爆発的に増えるだろう。
東南アジアからも富を求めて難民が押し寄せるだろう。
279世界@名無史さん:2006/05/05(金) 03:20:49 0
>>278
欧米でも米国でも移民は規制している。
日本もまた入館が厳しい。
民主化と移民緩和は必ずしも比例しない。
そもそも1数億の国に10億もあらたにきたら
豊かになれる道理がない。
動乱期に人口流入はあるかもしれないが、
ふつう民衆って政情が安定している国を
好むからそんな時期にいくのは山師や
大陸浪人しかいかないし。
280世界@名無史さん:2006/05/05(金) 03:43:03 0
21世紀は東南アジアが世界の火薬庫になると思うね。
東ティモール、アチェの紛争は始まりに過ぎない。
そして溢れた難民が東アジアへ押し寄せるのだ。
281世界@名無史さん:2006/05/05(金) 05:40:39 0
近代資本主義・民主主義が正統性を失い、あらたなパラダイムに
世界が支配されて時、それが西洋の衰退。
今はアメリカと日本という周辺の辺境が欧州に教化され力をつけている。
これは西欧の衰退ではなく、西欧の相対的低下にすぎない。
西洋は西欧のほかに日米を取り込んで戦後ずっと強化されている。

中国やインドは新しいパラダイムを生み出せないばかりか、自国の伝統と西洋の伝統を歪な形で融合しようとしている。
それは非常に滑稽で、中国の伝統にも、西洋の伝統にも合致しない。
これを見て、世間は中国の時代と褒め称える。
滑稽さがほめられている。私も笑おう。君たちも笑いなさい。
21世紀は実に明るく楽しい時代といえるのではないだろうか。
282世界@名無史さん:2006/05/05(金) 07:48:36 0
>>276
ユーロクラットに、
「あなたのお国は?」
ときくと、「ヨーロピアン」と答えるらしい。
そう答えるように上から言われている。
283世界@名無史さん:2006/05/05(金) 08:24:27 0
>>281モンゴルが大陸を制したときの価値観を仮にモンゴリズムと呼び、占領国家国が
それに倣い、それを最上としたが、そのモンゴリズムが衰退すると同時にモンゴルもまた
平原に帰っていかざるを得なくなった、とすれば現代は正にアレクサンダーやモンゴル
といった例外が統治する世の中なのかもしれない。
284世界@名無史さん:2006/05/05(金) 09:38:15 0
資本主義・民主主義にかわるあらたなパラダイムなんて無いと思う。
共産主義にしろEUにしろ「あらたなパラダイム」は胡散臭い。
地道に資本主義・民主主義に徹したほうがいいと思う。
285Ryuju ◆RlujhF6VrA :2006/05/05(金) 10:27:46 0
>>282
それは、自分のことをガスコンとかロワール人とか思っていた近世以前の
官僚・軍人層が「フランス人」と言うようになるのと似たような感じかもね。

>>284
資本主義ってのは結局「神の見えざる手」なんだが、経済・経営学の進歩によって、
見えない手のうちが見えるようになりつつあると思う。
それがもっと進めば、経済成長が共有や国有に頼らずともコントロール
出来るようになるだろうし、そうなればまた新たなパラダイムに近いものが
現れるんでないかという気がするなあ。
286世界@名無史さん:2006/05/05(金) 10:27:52 0
以前、どこかのスレで誰かが「EUはローマ帝国を意識している」とカキコ
してたんだけどさ、
ローマ帝国は属州の通貨はそのままにしていた。例えば、プルタルコスや
パウサニアスのようなギリシア人の著作は、ギリシアのドラクマで書かれている。
(ローマ帝国は基軸通貨を確立しただけである)
EUが帝国になりたいんだったら、政治統合を先にすべきだったと思うけどね。

287世界@名無史さん:2006/05/05(金) 15:17:17 O
独自路線のイギリスはともかく
フランスも政治統合となるとどうかな
まだフランスは権益のあるアフリカの旧植民地に強い影響力を持ち、軍隊も駐留させている
アメリカほどでないにしろフランスの第5共和制の大統領は強い権力発動力を有している
フランスの政治家がそんなメリットを安易に捨てるだろうか?
288世界@名無史さん:2006/05/05(金) 16:05:49 0
自由経済の前提には公正な商道徳商習慣が社会に必要。
レントシーキングでずるしたやつばかり得する社会で自由経済が成り立つはずがない。
後進国で自由経済が立ち上がらないのは公正な商取引の習慣に乏しいのが主因。
成熟した国家が衰退するのも既得権益層が狭義広義の公正な商取引を妨害するため。
公正な商習慣はある程度は初等教育で創り出せるが、基本的には社会の下地が必要。
289世界@名無史さん:2006/05/05(金) 16:21:00 0
ユーロクラットは、大卒初任本給は約3800ユーロで、公務員としては
世界最高クラス。採用は学位所持が原則。母国語のほかにEU諸国の
言語を一ヶ国語以上完全に使いこなせなければならない。
キャリア組に相当するAグレード任用者だけで、EU事務職員の
ほぼ半数1万1千人がいる。
加盟候補国に対しては、8万5千ページにものぼる「EU法」を基準に
報告書を作成。これを担当するのがベルギーにある欧州大学院大学の
卒業者を中心とした官僚たち。
オランダやフランスの国民投票で、EU憲法批准が否決されてしまった
後も、「プランD」(デモクラシー、ディベート、ダイアローグ)構想を
打ち上げて、加盟各国の市民がEUの将来について話し合う機会を増やし、
EU政策への理解を深めようとしている。
まさに欧州版ベスト&ブライテスト。
290世界@名無史さん:2006/05/05(金) 16:51:36 0
>>287
そもそもEUは政治統合したときのシステムをどんなものにするつもりで
いるのか?
現在は一応“ヨーロッパ大統領”がいるが、お飾りみたいなもんだし。
291世界@名無史さん:2006/05/05(金) 17:03:51 0
EUは経済統合が実質的な目的だったんだから
政治的統合までする必要はない
政治統合したらかえって問題がたくさんおきる思う
292世界@名無史さん:2006/05/05(金) 17:22:16 0
EUは安全保障政策のために、欧州防衛庁・欧州憲兵部隊・欧州安保
大学などを設立する予定で、将来の兵器開発のための調査・研究基金
(5000万ユーロの予算)の構想もある。
EIT(欧州工科大学)とか、構想の数は多いけど、日本のように単なる
官僚の天下り先になる恐れはないのか?
293世界@名無史さん:2006/05/05(金) 20:44:15 0
キリスト教がある限り西洋はもうこれ以上発展しないと思う
294世界@名無史さん:2006/05/05(金) 20:53:22 0
>>285
>経済・経営学の進歩によって、見えない手のうちが
>見えるようになりつつあると思う。

『ガリヴァー旅行記』の中に、バルニバービという進歩の理念に
とりつかれた国が出てくる。その国の学士院では、新しい技術
のみならず、 専制君主に彼らの知恵と能力と徳から好ましいものを
選択させる仕組みや、大臣たちに公共の利益に目を向けるよう教える
仕組み、成果やすぐれた能力や著しくすぐれた貢献に報いる仕組みなどが
研究されていた。
295世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:14:46 0
>>281
漏れはどうかなと思う?
正解は常に一つでなく、現代の常識は未来の非常識になるのは歴史学の常識なんだが
キリスト教的社会社会主義は今で言えば及第点なのかもしれんけど
一方でキリスト教的な社会主義が少子化、停滞化の原因ではないか?
つまるところ行き詰まり。スウェーデン、ドイツのように個人主義が徹底しすぎて却って経済に歯止めが掛かっている

一方で、アジア儒教・ムスリム的資本主義は
勤勉で奴隷のように働く労働者を生み出し、アジアだけでなく欧米の経済の原動力になっている
儒教的な「弱者は服従を、強者に富を」というのは弱者救済のキリスト教的にみれば非人道的だが
その弱肉強食の理論は資本主義と自由経済には理にかなっているともいえなくもない
また、女性は子供を生む機械とするアジア的なフェミニズムは一方で多子化に繋がるし、国力的には有益
また、ダーウィンの進化論、クローン人間の例を挙げるまでも無くキリスト教的な価値観は科学を抑制するが、イスラム、ビンズー、儒教にはその歯止めがない
つまりこういった国は、欧米の意図に反してクローン人間、遺伝子組み換えやり放題ってこともありうる。

結論として、キリスト教的社会主義より、儒教的資本主義の方がこれからは発展する可能性があるってこと
296世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:22:53 0
シンガポールの教育改革
ttp://www.p.u-tokyo.ac.jp/coe/workingpaper/Vol.9.pdf
リー上級相は民族ごとに知能指数が違うこと、人の能力には差があって
結果の平等は確保できないこと、エリートに投資して社会全体の底上げを
図ることなどの重要性を説いている…他よりも生まれつき知能が劣る
人種や民族集団がいる、という仮説について…私にとってこの仮説は
意外でも何でもありません…


↑「アジア的価値観」てのはこんなナチスまがいの人種論だぞ。
297世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:27:39 O
北欧やドイツの人たちははるかに日本人より幸福だと思うね
年金制度が崩壊しかけている日本や401Kなど自己責任によるリスクの高い老後を暮らさねばならないカーボーイ資本主義のアメリカより
高福祉高負担の代償は日本人の絶望的老後を考えればましだ
だいたいヨーロッパの企業を過小評価しすぎ
NTTドコモだって結局、ノキアに勝てないじゃない
298世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:29:37 0
>>295
イスラームはキリスト教同様、クローン人間や遺伝子組み換えには
拒否反応を示すよ。
299世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:33:51 0
キリスト教的な価値観は科学を抑制するかもしれないけど
だからこそ新たな科学を生み出す元にもなるんじゃないの。
儒教とかは根本で科学とは別路線なんで、ぶつかることも
ないけど、そこから何かが生まれることもない気がするなあ。
キリスト教を擁護するわけじゃないけどさあ。




300世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:39:04 0
サイエンスを生み出したのは古代ギリシャだけど、
科学の発達には「自由」が欠かせないように思う。
儒教圏やイスラーム圏にはいまのところそういう条件が欠けている。
301世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:46:27 0
儒教やイスラムにも自由はあるだろエリートだけだけどな
でも、一流の科学者って大抵子供のころから金持ちでしょ。
結局同じじゃん

されに個人の幸せを論じているわけじゃない
女性の社会進出や男女平等が逆に社会経済に歯止めをかけて、少子化に繋がっているのは論じるまでも無いでしょ
その点は、イスラムなんかだったら絶対犯さない愚であるわけで
302世界@名無史さん:2006/05/05(金) 21:59:58 0
公開処刑もそうだな
中国やイスラムでは今もやっているが、犯罪抑止力という点においては最強
日本もキリスト教が入る前の江戸時代までは、治安はすこぶる良かった
これを野蛮とするキリスト教こそ社会にとって害悪
303世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:05:41 O
あの〜
キリスト教徒が入る前から戦乱では占領した村落から略奪、農民の奴隷化・売買は日常茶飯事でしたが
平時の治安も他国に比べて良いとはいいがたいですが
304世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:06:33 0
エドワード・ギボンは『ローマ帝国衰亡史』で、ヨーロッパ文明は
ローマ帝国のような運命をたどることは無いと論じた。
ヨーロッパはローマ帝国と違って、ひとつの帝国とはならず、競争と
相互抑制を可能とするひとつのシステムをつくりだしている。
また、各国間に競争があるので、どこかひとつの国に現れる悪徳は
抑制され、矯正される。それに競争が人々に活力を与えるので、
知識と産業の進歩が加速されている。

しかし現在のヨーロッパは競争意識と活力を失っているように
思えるな。
305世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:12:19 0
でも、麻原みたいな重犯罪者には
公開死刑(凌遅刑も許す)を復活してもいいんじゃまいか
心理学的にも被害者感情もこの方が沈静しやすいだろうし
306世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:27:59 0
キリスト教的眼鏡を外せば
カースト制度だって悪い制度ではない
生まれながらに職業が決まるという制度はその道のエリートを作りやすいし、失業者を作らない
307世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:37:44 0
インドでエキスパートが生まれたり、失業がなかったかどうか。
308世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:42:58 0
>>305
日本は死刑廃止国家に近く、年間で1〜3人しか死刑にならない。
21世紀になってからも、死刑が執行されたのは児童連続殺傷事件の宅間守を含め数人だけだ。
宅間ぐらいの凶悪犯罪者でなければ死刑にならないが、
その宅間守にしても最初から死刑にして欲しくてやったと自供している。
日本では強盗で1人殺したぐらいでは死刑にならない。
にも関わらず日本の治安は世界でもっともいい。
逆に日本より死刑の厳しい台湾、シンガポール、中国、イスラム諸国は日本よりずっと治安が悪い。
309世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:48:01 0
体感治安は悪いらしいね。
治安がそこそこだと、逆に事件の希少価値が上昇する。
それをマスコミがセンセーショナルに取り上げるので
体感治安が悪くなるとか、読んだな。
でも殺人の検挙率は今での90%を大きく超えているとか。
すごいな。
310世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:54:28 0
>>300
産業革命の前後では科学技術レベルが致命的な国力の差を生んだが
今の現状でそういうことにならない気がする。
311世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:56:50 0
>>306
>キリスト教的眼鏡を外せば
>カースト制度だって悪い制度ではない
>生まれながらに職業が決まるという制度はその道のエリートを作りやすいし、失業者を作らない

トイレ掃除のエリートなんてごめんだね。
312世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:57:34 0
古代ギリシャでサイエンスなんか生まれてないだろ。
313世界@名無史さん:2006/05/05(金) 22:58:30 0
数学の王様ガウスの父親は荒くれ者のレンガ職人だった。
ドイツがインドと同じカースト制度だったらガウスはレンガ職人になっていた。
314世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:06:35 0
イギリスなんていまだに階級制の社会だよねw
フランスは移民でボロボロ
ドイツも東ドイツ抱え込んで経済的にやばいし
315世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:09:39 0
>>304
その「競争」によってヨーロッパ文明が衰退したとはなんとも皮肉
しかも異民族が入り込んでちゃっかりローマ帝国末期みたいな状態になってるし
316世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:15:28 0
>>315
ギボンの「西ローマ帝国滅亡の総括」を読んだら、

「勝ち誇る蛮族側がヨーロッパの奴隷化と荒廃とを大西洋岸まで
押し進めるならば、一万隻の船舶が文明社会の生き残りを蛮族らの
追跡の及ばぬ彼方へ運び去るだろう。ヨーロッパは、すでにその
植民地と制度とを取り入れているアメリカの新天地で再生し繁栄
することになるのだ」
と述べてあった。21世紀の終わりごろには、マジでこのような
事態になっているかも。
317世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:18:58 0
中世の頃のヨーロッパは完全に階級社会だったんだがな
キリスト教は必ずしも階級を否定するわけじゃない
キリスト教の思想には自由主義的なところもあるのは確かだが
同時にキリスト教は科学に対して懐疑的なところがあるが
初期の科学を保護しかつ弾圧したのはカトリックで
結構複雑な過程があるんだよね
ちなみに初期プロテスタントは科学に対して徹底的に否定的だった
318世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:21:59 0
現在の北欧の平均就労時間は余りに短すぎる。日本では休暇が多くて福祉的な国というイメージが強いが、国民が働かない国が発展する訳も無く、手厚い社会福祉は逆に大幅の赤字となって国家財政に圧し掛かる。
かのローマ帝国も好戦的で働き者だったローマ市民が、配給による豊かな暮らしに慣れきってしまい、次第に怠慢な国民性となって好戦的なゲルマン人に領土を侵されて滅んでいっている。
319世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:23:45 0
サイエンスを武器にヨーロッパが一世風靡した時代が特殊だった
のかもしれないなあ。
サイエンスは反則だろ。格闘技に鉄砲持ち込むようなもんだ。
320世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:27:56 0
>>318
北欧諸国はどこも財政黒字だけどな。
321世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:28:05 0
イギリスは人口は日本の半分だが、
自然科学の論文発表数は日本とほぼ同じだ。
322世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:28:16 0
あのパンの配給とやらはそれに依存できるほどのものではないぞ。
今の生活保護にも足りんやもしれん程度だ。
むしろ、それくらいのことはしないとひどい事になるくらい
市民間での格差が進んでいたということ。
働き者だったというのもそれだけローマに発展の余地があったということだが
ローマの領域拡大が限界に達すると成長も止まり、働く余地がなくなった。
そして大地主と失業者に別れたローマ市民がかってのように団結できるわけもなく
軍事力をも失って、ゲルマンの浸透を許したということ。
323世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:31:33 0
>>315
ヨーロッパ文明が「競争」で敗退するのは必然と思うのだが。

ヨーロッパは世界分割を推し進めたものの逆を言えば
自分の手の内を全て晒してるよなものだし。
分かりやすくいえば英語は世界共通語だから英語が国語の
英国が有利かというと世界の優秀な人材がこぞって英語を習得するので
逆に個々人の就職やらに不利に働く要素になっているようなもの。
 他の相手は「自国のメンタリティ・オリジナル」プラスヨーロッパ
でくるのにヨーロッパ側は大多数がそういった+αがない。
ってのあると思うのだが。

それと、大成功を収めすぎて勝ち組みとして意欲を無くした。

最終的に地政学的要因からくる不利は結局覆せない。
半島は対岸の内陸の巨大な大陸国家と強大な海洋国家には
勝てない。
ローマのあったイタリー半島は他に傑出した軍事的政治的才腕が
あったおかげで地中海世界を制したが、その後
ローマ覇権の消失に伴う変遷で細切れの小国家に分解し・・・

 自分の勝因とその成果である近代文明を自分の価値観である
民主主義や資本主義ともども世界中に伝播しまくってるのだから
やがては本来有利な自然条件を備えた他地域が
一時的なヨーロッパ優位を覆すのは当然だろう。
324世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:39:33 0
現在のヨーロッパ諸国の「大きな政府」、あるいはユーロクラットたちを
見ていると、ディオクレティアヌス帝以降のローマ帝国みたいになって
行くんじゃないかと思える。
官僚機構が肥大し、税率が高くなり、国家が統制経済を行った時代。
そして地下経済が肥大し、物々交換が復活し、労働の質が低下していく。
325世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:51:16 0
でっかい封建制みたいのを目指してんじゃないの。
徳川幕府の巨大版というか。
326世界@名無史さん:2006/05/05(金) 23:55:05 0
「ヨーロッパ人たちは自分らの国が一個の属州に転落したとき、
アメリカ合衆国の勝利はシステムの優越によるものではなく、
一に運勢のなせる業だ、と考えた。移り気な運命の女神は、自分の
恩顧を盲滅法に分配してはまた取り上げるものだが、今は翼を収めて
球体から降り、その確固不動の座をポトマック河畔に据える気になった
というのだ」
327世界@名無史さん:2006/05/06(土) 00:16:58 0
>>326
誰かの言なの?
328世界@名無史さん:2006/05/06(土) 00:18:46 0
>>327
ギボンのパロディ。
329世界@名無史さん:2006/05/06(土) 00:24:38 O
欧州の保守政権が目指す自由主義的市場経済では失業率を犠牲にしてインフレを抑制しようとした
社会民主主義政権が目指した調整型市場経済では貧富の差の縮小を念頭に高インフレと引き替えに失業率を抑制しようとした
このトレードオフ関係は70年代までフィリップス曲線を前提に有効であり、適度に保守政党と社会民主主義政党の政権交代が行われたため相殺されていた
しかし80年代になり貿易・投資の相互依存が急速に進行し、経済がグローバル化するとアメリカ経済が急速に回復、旧東欧圏の崩壊とともにアメリカの一人勝ち状態となり、新自由主義的市場経済が支配的になった
順調に経済格差を縮小し福祉国家への道を歩んでいた大陸欧州諸国に構造的失業を発生させる結果をもたらした
従って現在では保守政党も社会民主主義政党も改革、富の再配分に関してもマクロ経済政策において大差はなくなっている(あるのは先進国では日本だけ)
330世界@名無史さん:2006/05/06(土) 00:44:23 0
EUの真の目的はドイツに応分の負担をさせながら
その代わりにヨーロッパ市場を与え、そのことによって
独仏不戦の構造を形成するというものだろう。
これは成功した。が、成功しすぎて蔭の部分が出てきていると思う。

つまり独仏が本当に蜜月状態になった一方、小国が多く加入したため
独だけでなく、当初は受益者だった仏においても経済的負担が
耐え難いほどに高まっている。
失業中の独仏の若者から見れば、相互の戦争の可能性が低くなったのに
周辺諸国を富ますだけで自国は負担を強いられるEUは不必要に思えるだろう。
いつか、独仏両国の実質的EU離脱か、そこまでいかなくても両国による
過度に小国に有利なEUの構造への改革要求が起こるんじゃないか。
331世界@名無史さん:2006/05/06(土) 00:45:27 0
末期のローマ帝国は、税金が重くなっただけでなく、税制そのものが
非常に複雑になり、脱税が増え、財政を圧迫していったが、これも
現在の西欧諸国と共通する。
332世界@名無史さん:2006/05/06(土) 00:52:07 0
>>313
面白いのでググッてみた(間違ってるかも)。右が父親の職業。
ガリレオ:小貴族とも音楽家とも(子供沢山で清貧だったらしい)
ケプラー :傭兵(祖父は市長)
デカルト:裕福なブルジョワの生まれ
オイラー :牧師
ニュートン:小農
ライプニッツ:ライプチヒ大学の道徳哲学の教授
マックスウェル:売れない小説家
ファラデー:不明(貧しい家庭に生まれたために教育を受けてない)
ダーウィン:裕福な医者
パスツール:皮なめし職人の子供
プランク:法律学校の教授
ボーア:生理学者
ハイゼルベルク:超金持
アインシュタイン:事業家(アイン青年時代に倒産)
今から比べりゃたいした「自由」でもなかろうに、出身は多様。
正直「自由」の凄さを感じた。
天性の才能はランダムに誕生しちゃうのでそれをすくい上げる
仕掛けが社会にあるかないかで「天才」の出現度は変わりそうだ。
333世界@名無史さん:2006/05/06(土) 00:59:39 O
フランスとドイツはEU内のイニシアティブを取ろうと争うことはあっても脱退することはないだろう
なぜならば市場と労働力の確保というメリットが脱退してではなくなるからだ
むしろドイツは旧東欧圏の取り込みに奔走している
また統合ヨーロッパとしての発言権は一極世界といわれ君臨しているアメリカも無視できない(無論、EU内の意見統一も必要だが)
それに政治統合が進めば、国民に不人気な軍事的負担を軽減できる
334世界@名無史さん:2006/05/06(土) 01:01:53 0
塩婆様によると、
「ヨーロッパの共通通貨とは、一国だけでは支配する力を持たないフランスが、
ヨーロッパにくっついていないと何をしでかすか自分自身に自信を持てない
ドイツと協同して、支配しようと考えての形である」
そうです。
335世界@名無史さん:2006/05/06(土) 01:14:29 0
>>332
ディオクレティアヌス帝は、ほとんどすべての職業に世襲制をしき、
父親が勤務していた土地に息子も住み続けると決め、さらにコレギウム
(職能別組合)を結成することも奨励した。
つまり、職業選択の自由と居住地移動の自由が失われた。
このシステムを受け継いだ中世ヨーロッパが停滞した社会になったのも
むべなるかな。
336世界@名無史さん:2006/05/06(土) 01:17:44 0
なぜこれが日本では報道されないのだろう。
http://icpc.baylor.edu/icpc/Finals/
337世界@名無史さん:2006/05/06(土) 01:20:12 O
日本がヨーロッパに見習う点はまだ多い
まだ日本でのオンブスマン制度は未熟で行政側に軽んじられているし
最悪の財政赤字国家の日本は完全には解消されていないがヨーロッパの財政赤字軽減や行政改革で学ぶ点は多い
そしてなにより政治文化がヨーロッパに比べ低いことだ
日本の政治的疎外、政治的不信による低投票率、政治の無関心度は参加型政治文化というより臣民型政治文化に近い
338世界@名無史さん:2006/05/06(土) 01:27:48 0
>>337
一口にヨーロッパといっても、国によって政治文化の高さは違うような。
339世界@名無史さん:2006/05/06(土) 01:37:04 O
イタリアは昔、現在の日本の様相に似ていたが、かなり改善されている
政治文化が市民文化に近づいた要因は安易には判断しかねるが、EU内での関係強化、ユーロ通貨への統合、財政赤字削減のEU基準の遵守など国民の意識改革に影響を与えた要因の一部ではないだろうか
340世界@名無史さん:2006/05/06(土) 01:41:50 0
結局のところ、市民革命の経験があるか、
つまり権力を数の暴力で転倒させうるということを実感したかどうかが
日本と欧州の分かれ目だと思うが。
日本の臣民型政治文化というのは、日本人の記憶にあるのは
民衆が権力に対して永遠に敗北し続けるという歴史なわけで。
341世界@名無史さん:2006/05/06(土) 01:44:03 0
>>332
野口英世の父も飲んだくれの農民だしね。
342世界@名無史さん:2006/05/06(土) 01:49:04 0
>>341
野口英世の父は郵便屋
343世界@名無史さん:2006/05/06(土) 02:00:04 0
なんか我がちに自分の言いたいこと叫ぶスレだな。
344世界@名無史さん:2006/05/06(土) 02:25:15 0
>>339-340
ここで必死にヨーロッパの弁護をしている藻前は何者?
345世界@名無史さん:2006/05/06(土) 03:10:26 0
>>344
個人攻撃はやめろ。
346世界@名無史さん:2006/05/06(土) 04:09:46 0
>つまり権力を数の暴力で転倒させうるということを実感

革命はむしろ最悪の状況を招く、てのも歴史のお約束だな。
成功する条件は、ブルジョア層がちゃんと参加してること。
貧困層だけだと単なる暴徒になる。
学生・インテリ主体は単なるママゴト。
347世界@名無史さん:2006/05/06(土) 04:57:26 0
>>340
まーた革命好きな人か。
ヨーロッパはフランスとドイツだけか?
現代においてもっともリベラルな北欧の国々がそろって王様のいる国だったりするが?
348世界@名無史さん:2006/05/06(土) 05:30:26 0
王権強くないじゃん
349世界@名無史さん:2006/05/06(土) 06:17:27 O
329は政治経済学専攻?詳しいな
350世界@名無史さん:2006/05/06(土) 07:40:57 0
岩波新書は以前、『ヨーロッパ市民の誕生』『大欧州』など、
EUを持ち上げる内容の本をやたら出版していたが、
最近は『世界共和国へ  資本=ネーション=国家を超えて』
などというタイトルの本を出している。
おそらく日本の一般人にヨーロッパの実態が知られるように
なったからだろう。
351世界@名無史さん:2006/05/06(土) 07:55:30 0
21世紀の終わりになればヨーロッパの人口は
世界の中の3〜4パーセントになる
それでヨーロッパは終わりジャン
352世界@名無史さん:2006/05/06(土) 08:06:47 0
やったーヨーロッパが崩壊する。
うれC
353世界@名無史さん:2006/05/06(土) 09:16:41 0
あるヨーロッパ人のジャーナリストが、
「戦争という、国際関係のあの恐ろしいウィルスに対して、ヨーロッパの
諸国民にはしっかり免疫ができていて二度とかからないはずだと、私は
確信している」
と書いているんだけど、本当にヨーロッパ諸国が戦争する可能性は
無くなったのかなあ?
354世界@名無史さん:2006/05/06(土) 10:18:43 0
イスラム来たりて欧州滅ぶや?
非ず、欧州自ら滅びたり
355世界@名無史さん:2006/05/06(土) 10:31:09 0
>>351
人口比だけで盛衰を考える今の風潮は危険だと思うがな
結局のところ環境はキャパシティ以上の人口は養えないから
それ以上に増えてしまった人口は逆に不安定要素になる。
中国インドやイスラムは逆に内紛の元を自ら抱えることに。
356世界@名無史さん:2006/05/06(土) 10:37:02 0
>>353
むしろ、去勢されたというふうにもとれるがね。まぁ日本人は人のこと言えんけど。

というか、活路があるとすればナチズムへの回帰→だが、
現実的に不可能だとすればもはや八方塞だな。
移民によって抱えてしまったイスラムコミュニティを駆逐できないなら
あとは緩やかにイスラムに乗っ取られていくだろう。
今の連中にイスラムと衝突する覚悟はない。
だが、イスラムの方はいざという事態への覚悟がある。
357世界@名無史さん:2006/05/06(土) 12:04:07 0
>>356
ある学者が、イギリス文明が長続きしたのは、イギリス人が一種の野蛮さを
もっていたからだと書いていたが、一理あると思う。
決闘裁判がヨーロッパで最後まで残ったのもイングランドだし。
その意味ではアメリカのほうがヨーロッパより長続きするだろうな。
358世界@名無史さん:2006/05/06(土) 12:13:45 0
>>351
人数ばかりで強くなった気になるお前は中学生みたいだな。
そんな野蛮な人海戦術は古いんだよ。
359世界@名無史さん:2006/05/06(土) 12:39:46 0
>>357
一種の野蛮さとは何?
360世界@名無史さん:2006/05/06(土) 13:05:34 0
キリスト教からみて野蛮
クローン人間も公開処刑もキリスト教からみて野蛮
361世界@名無史さん:2006/05/06(土) 13:07:32 O
まだまだヨーロッパは健在だ
むしろ日本の方が先に衰退するだろう
362世界@名無史さん:2006/05/06(土) 13:19:55 0
日本が衰退したのはヨーロッパのキリスト教的な部分に毒されたからね
でもまた近い将来古き良きころろのアジア的な日本社会になるでしょう
生物学的道理にも逆らってまで、女性の無理やり社会進出させて人口を減らしている欧米人はいつか地球からいなくなるよ
363世界@名無史さん:2006/05/06(土) 13:34:20 O
あほらし
するー、するー
364世界@名無史さん:2006/05/06(土) 13:36:38 0
日本の場合、衰退というか今までがラッキーだっただけだろう。
農業生産力だけなら3千万人がキャパシティだし、
工業生産においても自前の資源がないという致命的ハンデを負ってるし。
アメリカの属国になってお零れもらってという立ち回りがうまくいてただけだが
それもこれ以上は望めない。それでも中国にチベット化されるよりはマシだったが。
365世界@名無史さん:2006/05/06(土) 14:46:03 O
329氏のような高度なレスはもう望めないのか
366世界@名無史さん:2006/05/06(土) 15:01:49 0
>儒教的な「弱者は服従を、強者に富を」


笑うところ?
367世界@名無史さん:2006/05/06(土) 15:02:36 0
>アジア的な日本社会

朝日新聞かよw
368世界@名無史さん:2006/05/06(土) 15:22:36 0
>>362
>生物学的道理にも逆らってまで、女性の無理やり社会進出させて人口を減らしている欧米人はいつか地球からいなくなるよ

「産みやすい国」日本47% 少子化調査で欧米と開き
 内閣府が27日に発表した「少子化社会に関する国際意識調査」によると、自分の国が「子どもを
産み育てやすい国と思う」と答えた人はスウェーデン97・7%、米国78・2%に対し、日本は
47・6%と半数に満たなかった。韓国は18・6%だった。
 また「今より子どもを増やしたい」との回答はスウェーデン、米国で80%を上回ったが、日本は
42・6%。日本の子育て世代が育児環境に不満を持ち、第2子以上の出産をためらっている実態が
浮き彫りになった。
(共同通信) - 4月27日20時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000177-kyodo-pol
女性の社会進出がもっとも目覚しいスウェーデンが97%だって。
369世界@名無史さん:2006/05/06(土) 15:44:43 0
>>362
>ヨーロッパのキリスト教的な部分

これも日本人の解釈は恣意的なんだよな。
ヨーロッパはキリスト教だからこそ世界に先駆けて近代化した。
世界に先駆けて民主化し、基本的人権が確立され、
言論の自由が実現したとも解釈できる。
一部の国粋主義者は必死になって反論するが。
370世界@名無史さん:2006/05/06(土) 16:34:00 0
民主主義もその国・地域によって違うし、
基本的人権はキリストに依拠しているわけじゃないし、
キリスト教世界にも言論統制はある。
371世界@名無史さん:2006/05/06(土) 16:36:33 O
基本的人権の発想は少なくともアジア発でないことは確か
372世界@名無史さん:2006/05/06(土) 16:52:05 0
>>370
>キリスト教世界にも言論統制はある。

一部例外を引き合いに出しても水掛け論になるだけだね。
よくキリスト教は一神教だから排他的で不寛容だなんて言い出すアホがいるが、
仏教にも創価学会のような排他的で不寛容な団体はあるんだよ。
逆に多くの宗教が同居している欧米は寛容な社会と解釈することもできるし、
日本にキリスト教、イスラムが広まらないのは日本人が不寛容で排他的だからとも解釈できる。
373世界@名無史さん:2006/05/06(土) 16:52:12 O
ドイツ、イタリア、ベルギー、オーストリアのカトリック系キリスト教政党は戦後、民主主義と自由主義を尊重し、カトリックが自由主義的秩序に統合され、キリスト教宗教運動が民主化と両立可能であることを示した
一方、アルジェリアを例にとれば1992年1月イスラム救済前線(FIS)が選挙で圧勝したものの民主化にはほど遠く国民を巻き込んだ凄惨な内戦に突入した
イスラム政党が政権を掌握して民主化に成功した例は皆無である
374世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:09:22 0
>>1
>最近の西欧諸国を見ると、衰退の兆しか?と思える現象が目につきます・・・
どの現象の事を指してるんだ?
19世紀は西欧列強の世紀、20世紀は
アメリカの世紀といわれて久しいんだが。
少なくとも政治経済面では、次々と海外
植民地を失った第2次大戦以降、退潮期に
入って久しいが。
375世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:16:14 0
 基本的人権はキリスト教徒は直接関係ないとは思う。
むしろそれともキリスト教の曖昧な点という隙間から
テクノロジーや民主主義・人権がアンチテーゼとして登場
したって点はあるかも。

 イスラムの場合・・なまじキリスト教徒違って教義が
完成されちゃってるからね。州郷土としての完成度が高い分
新たな価値観や思想を萌芽させる矛盾や曖昧な隙間がないかも。

イスラム社会が容易に民主化や経済発展を促せないのは
完成度が高い分、思想が硬直してるからだと思う。

376世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:25:23 O
詭弁
377世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:34:39 0
>>374
90年代にはEU統合が話題になり、「21世紀はヨーロッパの世紀」とか
「ヨーロッパが二度目の黄金期を迎える可能性がある」などといわれて
いたが、最近はフランスとオランダでのEU憲法否決、フランスでの
移民の暴動、外国企業が自国企業を買収しようとした際の保護主義、
PCE反対のデモ、ドイツの選挙で大連立にいたるまでのドタバタなど、
これまで盛んに宣伝されてきたEUのイメージとかけ離れた事件が
目立つ。
EUが域内の国々相互の助け合いによって全体としての力の向上を
目指すというのは建前にすぎないのでは?
欧州は20世紀も豊かな国であり続けたが、これから生活水準の低下が
ゆっくりと進んでいくのではないか。
378世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:35:03 0
>>372
江戸幕府は耶蘇教の布教を禁止し、信者を弾圧していた。
これを寛容とよべる理由をおしえてくれ。

>>373
FISは民政移管後初の選挙で当選したが、軍部がクーデターをおこし
軍政に移行し、弾圧をあたえた。欧米はこれを黙認し放置した。
イスラム政権が民意であり、欧米の手先になった軍部が
諸悪の根源だ。イスラムとなんの関係もない。

379世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:37:31 0
>>368
なんだその統計は?
まあ、実情に即してない統計こそもっとも無意味なものであるという典型例だな
じゃあさ、そのランキングで最下位だった国だった国は、例え出生率が5倍だったとしても評価されんの?

日本より現実に出生率が低いイタリアやドイツが日本よりランキングが上なんて、笑止という他ないなw
所詮これもキリスト教的価値観で、項目を決めて適当に作ったランキングだろ
出生率なんて色んな環境できまるみんだからそもそも項目にわけれるもんじゃない。
380世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:40:32 0
>>377
元々ヨーロッパは階級社会だ。
庶民と指導者層は大半の国で分離しているよ。
庶民は大英帝国の時代でも貧しかったし、そういう傾向はどこにでもある。

国全体の活力でとらえないと意味がないのでは。
ただ、欧州に流入してくるイスラム系や東欧系の移民も
市民権獲得すると少子化が進捗し、地位向上めざして
子供に教育やスポーツをやらせて向上めざすパターンが
多い。 成功する確率が高いとはいいきれないが、
今後移民も二極化していくだろうと考えている。
サルゴジのような勝ち組と犯罪に走る負け組に
大きく二分化するだろう。
381世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:42:51 0
>>379
横レスだが、キリスト教的価値観で項目をきめて適当につくった価値観で
何をしゅちょうしているのか意味不明だぞ。

ランキングとキリスト教をどうからめるのか説明してくれたまえ。
382世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:44:35 0
>>369
>ヨーロッパはキリスト教だからこそ世界に先駆けて近代化した・・・・
は、違うだろ。ローマ正教が社会だけでなく政治にも大きく
関与していた15世紀以前千年の中世の文明文化は停滞したし、
ギリシア正教の東欧諸国の後進ぶりをみても。
十字軍遠征を契機としたイスラムからの科学技術および古代ギリシア
文献や思想の伝播が、西欧諸国を覚醒・近代化へ動かした。
大航海時代に踏み出し海外から巨富獲得も、また近代西洋科学文明の
土台となった錬金術も東方からの知識伝播による。
383世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:51:27 0
>>381
ランキングみれば解るけど
トップの殆どは少子化で低迷しているはずのキリスト教国
現実には人口増倍中のアジア諸国かいずれも下位。
これはどうみてもおかしい。
この統計が実情から乖離したキリスト教国のオナニーの産物であることは疑いも無い
384世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:55:53 0
>>369は明治期の日本人が西洋の躍進の源泉がキリスト教にあるという事を
指摘したいんじゃないのかな。
恣意的というのはちょっとちがうな。鹿鳴館の建設や西洋の文化の吸収は
日の出の勢いの西洋列強に対抗する手段として他に代替策がなかったからな。
あの時代の認識としてまあ納得いく。解釈の仕方が納得いかないけど。

>>382
バルカン諸国の大半はオスマン朝の軛があったからな。
ただ、オスマン支配下で文化的な生活が営めなかったかというとそれは
認識不足。 

むしろ民族主義が交流し、戦乱の連続で、人文科学に国の人的資源のリソースが
裂けなくなったとみる。
中欧になると、ハプスブルク朝支配下の地域は隆盛誇っていたしね。
385世界@名無史さん:2006/05/06(土) 17:59:29 0
>>383
おいおい、少子化=低迷の段階でちょっとはしょりすぎ。
移民を経産にいれていないぞ。
今時移民など、デンマークのような小国でも珍しくないし、
欧州全体が市場になっているから国内の人口減だけで
産業が縮小すると短絡するのはかんがえものだ。

それがキリスト教国のオナニーとやらに結びつけるのは
いささか常軌を逸してる嫌いがあるよ。
386世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:01:18 0
欧米諸国のというならわかるが、そこにキリスト教との関連を持ち出すのは意味不明だろう。
というか、中世からの流れでいえばキリスト教(というか宗教全般)の
影響力をだんだんと喪失していってるのが今の欧米じゃないかと。
387世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:07:10 0
欧州全体で世俗化の傾向はげしいものな。
協会税とったりすることはあるけど、
グローバル化の流れで昔ながらの商店街も
安息日にはゆっくり休むという悠長な時代ではなくなった。
日本でイオンが猛威をふるっているように
深夜営業、年中無休の巨大ストアが都市圏の要所を
おさえ、統合の流れとともに浸食しているしな。
人々の意識もかわらざるをえない。
388世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:10:55 0
>>385
人口は大国といわれる一つの必須条件ですがね
アメリカだって人口が7000万くらいだったら世界に覇をとなえてないよ
日本もしかり一億の人口があったからこその大国
最低大国言われる条件には一億以上の人口は必須だろうな

デンマークみたいな小国は
そろそろヨーロッパといえなくなってくる
近いうち白人は殆どいなくなり、90%は移民のムスリムで占められるだろう
こうなるともうこの国はムスリムに乗っ取られたも同然となる
389世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:11:15 0
>>384
絶対善たる神の下においては全ての人間は罪の子に等しいという発想が
法的身分の否定→自由平等主義に至ったという点だけは認められるが

日本の場合、神を天皇に入れ替えて日本的近代化を目指したはいいが
改革のためには権力の絶対化が必要という「上からの改革」の矛盾にひっかかったからね。
近代のために権力層を絶対化すると、じゃあ今までの封建支配とどう違うのかということになった。
390世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:12:26 0
>>382
ま、多神教は一神教より寛容だなんて言ってる連中と同じコジツケだね。
391世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:12:53 0
>>386
そうかな。
アメリカでは未だに聖書の進化論を学校の授業で教えているんだけどね
宗教色が薄いのはどちらかといえば仏教圏の方だろう
392世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:13:53 0
>>362
>生物学的道理にも逆らってまで、女性の無理やり社会進出させて人口を減らしている欧米人・・・
生物学的道理って、何を意味してるんだ?
女は家内で家事を、男は戸外で狩(就労)をとの分業が、社会環境でなく、
生物学的摂理に基づくという意見なのか?
393世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:15:42 0
>>388
大国だからといっ必ずしも国民の生活が向上するとは限らないよ。
中国やインドみても60年前の建国時から比べるとかなり向上したが、
それでもまだまだ及ばない。
むしろ独立時より階層分化が進捗して、もてるものともたざるもののギャップが
激しい。

欧州諸国は経済統合することで、域内経済を活性化し、相互に補完し合う事で
発展を目指してきた。
理想と現実、思考していく上でのギャップはあるが、従来のように一国の人口比からみて
ランキングきめている訳ではない。 
そもそも諸要素からランキングきまると主張しているのはあなたじゃなかったのかな。
394世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:15:53 0
多けりゃいいってんなら中国とインドがとっくにアメリカ押しのけて超大国化してるだろ。
政治的統合に失敗した場合、多すぎる人口など不安要素でしかなくなる。
日本はむしろ、そっちを心配した方がいい。
395世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:18:19 0
>>391
アメリカが特殊。ヨーロッパでは宗教離れが進んでいる。
396世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:20:00 0
>>391
それもちょっと認識不足。
アメリカは週ごとに教育の裁量権が日本よりも大きいです。
省庁による指導要綱が日本のようにかなり強い強制力を保持している訳ではないので。
たとえばそういう教科書を採用しているユタ州はモルモン教徒が開拓した州であり、
今日もその伝統が続いている。
アメリカの教育事情についてはアメリカ全体でかたるより一州ごとに論じないと
おかしな事になる。
397世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:21:53 0
>>392
母親は育児を担い、父親は就労を担うのは原始時代からの本来の人間の姿でしょ
この役割分担があったからこそ人間は地球において繁栄したわけで。生物学的にもこの役割分担が正しい
これを歪めている欧米の価値観こそ、野蛮といいかえてよい。女が社会進出し、一人で自立するようになれば、育児をする役割の人間が減り、出産は抑制される自明の理

別に儒教やイスラム教をマンセーするわけでないが、その男女の役割分担には根拠があり、かつ自然に適合している
398世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:23:44 0
>>397
きみなーウーマンリブや女性の社会進出の機運が欧米から出てきたということぐらいは
理解できているのかい。
399世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:24:42 0
>>391
地動説を否認してたころからすれば、薄れた方だよ。
中世的なガチガチの宗教体制じゃサイエンスは生まれなかった。
サイセンスが生まれたということは宗教という箍が緩んだということ。

イスラムの場合は原理的に政教一致なもんだから
本来は便法にすぎないものが神の法として絶対化される。
不都合でも変えるのが著しく困難になるわけで。

あとこの場合仏教圏って意味をなさなくないか?
政治的に仏教が主導する国ってそんなにないし
仏教は変容が激しすぎて、違うとこにいくと
違う宗教になってしまって圏として成り立たない。
400世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:27:21 0
その仏教圏で政治を主張しないというのも日本人の州境イメージからみた
認識にすぎないしな。
ベトナム反戦で焼身自殺した坊さんや、ダライラマの政治的発言や、
ビルマ民主化運動の過程で、仏僧が軍政と衝突しているなど
政治に首をつっこんでいる仏僧は多いよ。
401世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:29:57 O
深夜営業している販売店は日本及び極東とアメリカぐらい
欧州のほとんどはレストランなど許可された一部を除き夜間・休日営業は法で禁じられている
実際、ヨーロッパを旅行した際、それで困ったことがあった
ドイツではある百貨店が休日に営業し、高額の罰金を払わされている
西欧での労働時間にはあまり変動はないし、男性の育児休暇や長期休暇は依然許容されている
生産性も落ちていない、勤務時間のローテーションに変化をもたらし以上の既得権は保障されている
402世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:35:35 0
>>400
だから、それみんな反体制側じゃない。
仏教が体制側にのって政治を主導してる国って、すぐに浮かぶか?
あったとしても東南ないし南アジアの小国で
文明史的なインパクトはないだろう。
403世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:38:07 0
ちなみに欧州やイスラムの政教分離や世俗化がよく話題になるが、
タイなんて夜の町のイメージが日本人には強いきらいがあるけども、
中間層を中心に男子なら一度は出家するのが望ましいとされているし、
イスラムでいう喜捨の精神やキリスト教の寄付にあたるタムブンと
呼ばれる相互扶助行為や寄付行為がある。
寺では夫の暴力から逃れる人や薬物治療の聖地となっている
アジールのような役目も一昔前はもっていたし、仏教圏の中でも
世俗化はけっこう遅れている地域。

しかし、一部のイスラム系の国のように社会体制が硬直化していないのは
コネ社会ながらも「ま。いいじゃない」とナアナアですませる寛容精神が
弊害もあるけど、宗教面では良い方向に作用しているし、
東南アジアは歴史的に宗教の方便の本質を社会が理解していて、
神の方だと絶対視していない事が幸いした。
逆にマレーシアやインドネシアでは方便が硬直化してゆうずうがきかなく
なりつつあるわけで、今後どういう結果を諸国にもたらすか興味深く
感じるね。
404世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:39:52 0
誤変換はわざとやってるのか?
405世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:45:50 O
池田大作
406世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:47:39 0
>>401
欧州経済統合前の欧州事情を語り乙。
巨大スーパーがおしよせ、複合店舗化が進み
巨大な駐車場をそなえ、映画館やインテリア、医療にいたるまで
なんでもそろう形式は日本到来以前に欧州に広く浸透している。
カトリックの国々であるスペインやポルドカルにいたるまで
そういう風に経消費のトレンドが変わっているよ。
深夜営業も23−24時までやる事なんてザラ。
20年以上前の欧州小売り事情をかたられてもねw
407世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:48:19 0
.0
408世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:49:21 0
>>397
>母親は育児を担い、父親は就労を担うのは原始時代からの本来の人間の姿でしょ

まるで北大の某トンデモ教授の受け売りのようだ。
おまえの言う「本来の人間の姿」とは極めて恣意的だ。
母親が育児に専念するのは、たしかに人間の「本性」の一面ではある。
だが、アメリカの霊長類学者サラ・ハーディらが明らかにしたように、
霊長類のメスは極めて社会的な存在である。だとすれば、女性が社会的な
活動を望むのも、同じぐらい人間にとって「本来の人間の姿」とする
主張だって成り立つのだ。
409世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:49:37 0
>>404
たかが2ちゃんに校正などしないし、枝葉末節つついたところで、
全体の論を否認することにはつながらないよ
410世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:54:50 0
>>397
>母親は育児を担い、父親は就労を担うのは原始時代からの本来の人間の姿でしょ

日本だって卑弥呼女王、北条正子、日野富子のように女性が政治に参加していた時代がある。
原始時代は一夫多妻が多数派だった説もあるが、だとすれば一夫多妻が本来の人間の姿かもしれん。
だからと言って一夫多妻では国際競争は勝ち抜けないだろう。
411世界@名無史さん:2006/05/06(土) 18:58:00 0
>>409 それが日本語の荒廃を招くのだ
412世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:00:18 0
>>411
熱いな。
413世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:00:22 0
そもそも一妻一夫が定着したのは日本では明治以降の話し出し、
それも戦前までは妾の法的身分もみとめていた。
外国でもキリスト教やイスラム教の教義とは別に実態といえば
娼婦いるし、妾やつばめがいることなど珍しくなかった。
男色すら、陰間茶屋や国王の同性愛などがままあったしきわめていい加減。
ロシア皇室などよなよな乱交していた御仁もいて、坊さんの子とまで
いわれた皇帝もいたはず。名前失念したけど。
414世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:10:29 0
>>377
>90年代にはEU統合が話題になり、「21世紀はヨーロッパの世紀」とか・・・いわれて
>いたが、最近はフランスとオランダでのEU憲法否決、フランスでの移民の暴動・・・
最近の兆し>>1って、そんな近視眼的観測だったのか。50年代のEEC発足からの
スパンでみると、EU統合に歯車は動いてるし今後も動いていくよ。ただ時々の
自国の利害で反動現象が出るのは普通。中核国のイギリスだって、80年代までは
反EUだった。近々の東欧諸国の一斉加盟後は、文字通りEUになるから、一時の
不協和はあっても、脱退国などは出ないだろう。
ただ統合EUは、二度目の黄金期と言えるような抜きん出た勢力にはなれない
だろうが。20世紀はアメリカの世紀>>374という概括表現をするなら、21世紀は
中国orインドの世紀と、21世紀中盤以降は言われているだろう。
415世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:11:59 O
20年前にヨーロッパなぞ旅行できぬが
416世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:13:11 0
日本の世紀とはだれもいってくれないotz
417世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:13:20 0
中国がヨーロッパを越えられない理由
http://dolby.dyndns.org/upfoo2/mov/1146895227603.wmv
418世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:17:01 0
21世紀末の日本の姿かもよw
http://dolby.dyndns.org/upfoo2/mov/1146895227603.wmv
419世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:17:30 0
中国、インドは歯車が悪い方向に行ったときの反動がこわいな。
食料関連の安全保障ひとつとっても弱いし、地方ごとの文化もちがいすぎる。
ヨーロッパ諸国は国家主権を放棄したわけではないし、WWUを境にして
安全保障作りが進捗しているけど、中国、インドは読めないなあ。
希望的観測が大きいというか、人治主義依存からの脱却がまだこの一世紀の
課題な段階じゃないかと。
420世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:21:49 0
>>416
全盛期はすぎた感はあるな。
近隣諸国との潜在的な領土紛争が近年急速に活性化してきつつあるのも、
日本と近隣諸国とのバランスが亀のあゆみとはいえ、徐々に縮小されている
からね。
周辺地域紛争があがるか、首都圏で地震おこれば、厳しい事になるだろうし、
よほどのサプライズがない限り80年代のような事はないでしょ。
421世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:58:01 0
>>408
種の繁栄こそ生物の本質的行動である
アメンボもオケラもライオンもペンペン草も自らの子孫を残すことに一生を費やすのだ
猿も人間も生物である以上本質は変わらない

欧米の個人主義的価値観は、女性の社会進出を導き、少子化につながり、そして種の絶滅に繋がるだろう。
欧米の価値観というのは、アメンボに笑われても仕方の無いものである
まあ、俺は白人が地球から絶滅してもらった方がいいと思っているまで、ヨーロッパ人には、最後の一人になるまでどんどん女性には個人主義を謳歌していってもらいたいと思うが
日本人がそれに毒されて絶滅していく姿を見るには忍びない。日本帝国時代の「女は生めや育てや」の時期が一番良かった。
422世界@名無史さん:2006/05/06(土) 19:58:04 0
>>397
>母親は育児を担い、父親は就労を担うのは原始時代からの本来の人間の姿・・・・
近世武家や現代の核家族の大勢が、原始時代からの本来の姿とは大きくでたな。
少なくとも日本では、農耕民はつい最近まで、農耕労働は幼児を除き男女総出、
育児は母親・祖母・兄姉だった。即ち役割分担なんて概念自体なかった。
母親が家事、父親が就労という役割分担は、一部の都市地域を除き、第2次大戦
以後の第2次産業比重増大に伴う第1次産業人口の激減と都市への人口集中=核
家族化の社会環境になってから、大勢になったつい最近の話なんだよ。

>男女の役割分担には根拠があり、かつ自然に適合・・・・
自然とは生物学的摂理を指してるなら、自然に適合するのは授乳と幼児期の
保育だけだろうな。
423世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:12:25 0
>>421
言ってることがデタラメだな。アメンボと個人主義のどこが関係があるのか不明だね。
そもそも欧米でも19世紀は7人兄弟なんて当たり前だったのだが。

>日本帝国時代の「女は生めや育てや」の時期が一番良かった。

これも欧米に習ったものだろう。

因みにインド人も白人だが、インドの伝統的な農村社会は集団主義だ。
イスラエルのキブツ社会も集団主義
424世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:15:16 0
>>408
>北大の某トンデモ教授の受け売りのよう・・・
トンデモ教授って、3年位前、石原都知事発言で叩かれた、
哺乳動物でも、サルでも、類人猿でも、メスは子が産めなくなると、
それから数年ぐらいで死んでしまう。閉経後の女は、生物学的には
無用。なのに生き延びている・・・っていうやつか?
425世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:20:19 0
>>421
ヨーロッパよりも東アジアの先進国のほうが少子化が深刻なのだが。
台湾、韓国、シンガポール、マカオ、日本、香港は欧州の平均より少子化が進んでいる。

逆にアルゼンチンは白人国家だが未だに大家族主義だ。
426世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:25:15 0
>>424
>トンデモ教授って、3年位前、石原都知事発言で叩かれた、
>哺乳動物でも、サルでも、類人猿でも、メスは子が産めなくなると、
>それから数年ぐらいで死んでしまう。閉経後の女は、生物学的には
>無用。なのに生き延びている・・・っていうやつか?

それは石原の妄言で、名指しされた松井孝典東大教授はそんな発言はしていない。
以下を参照のこと。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/ishihara/data/20011106josei.htm
石原のバカが曲解しただけ。
427美麗:2006/05/06(土) 20:27:03 0
チャンコロの滅亡のほうが先と思われw
428世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:33:18 0
90年代以降の欧州の反米主義には、病理的・退嬰的なものを感じないか?

たとえばドイツではイラク戦争前に、「安保理の武力行使容認決議があろうと
なかろうと、ドイツは対イラク戦争には兵も金も出さない」「ブッシュは内政上の
困難から国民の目をそらせるために強硬な対外政策に出ようとしているが、
それはヒトラーと同じだ」「かつて石油業界で活躍したブッシュは、当時に
おいてインサイダー取引が禁止されていたら、いまごろは刑務所の中にいる
はずの人物だ」などと閣僚が発言。
フランスではティエリ・メイサンという左翼活動家が、『恐るべきペテン』
という本を書き、この中で9・11はアメリカの自作自演であり、ペンタゴンに
突っ込んだボーイングなどなかったという説を披露。この本はフランスで
何万部も売れた。
さらにジョゼ・ボヴェのマクドナルド破壊事件など、今や貿易問題は
「自由貿易」対「保護主義」という図式ではなく、「アングロサクソンの
グローバリゼーション」対「フランスの国家的・文化的価値」という構図で
とらえられている。
429世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:37:40 0
>>425
ラテン系はやっぱカトリックの影響根強いんだろなー。バチカンはいまだ避妊を禁ずる。
それにフランスですらいまだにマチスモの伝統がある・・・意外と男尊女卑、そして家族大事にする主義
430世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:38:06 0
>>426
そうそう。産んで育てるという役割を終えたにもかかわらず
寿命が続くということは、それ以外の役割があるはずだという意味だからね。
431世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:48:52 0
>>421
>種の繁栄こそ生物の本質的行動である・・・
って現代でも本当なのかな。今週も平塚市遺体発見事件が、TVを賑わせているが、
平均出生率1.2とか晩婚流行とか乳児殺しとか、本質とは相反してるが。
432世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:59:01 0
>>427
彼らの生命力を侮ってはいけません。
一人見かけたら近くに30人はいると言いますから。
433世界@名無史さん:2006/05/06(土) 20:59:13 0
>>428
シュレーダー政権もこけてメンケル政権に交代したし、
コール後の政局の反動が併合されたはずの東独出身の
メンケル女史が就任したのは象徴的。

フランスは多民族社会になっているし、階層が分化しているから
その本がどういう層にうれたか興味深い。
陰謀論を信じる人は教育を十分にうけていない移民層の負け組が
中心に購読している可能性あり。

それと過激派の主義主張はいつの世も先鋭的かつ急進的。
彼らは「少数派の自分の意見を行動(テロ)を起こすことで要求を通そうとはかっているに
すぎない。 
自分の主義主張が世論の大勢をしめるならテロに依存する必要ないし。
434世界@名無史さん:2006/05/06(土) 21:11:50 0
>>433
メンケルじゃなくてメルケル。
435世界@名無史さん:2006/05/06(土) 21:15:53 0
>>382
近代西洋科学文明の土台が東方からの知識伝播っていうのは
確かにそうだろうけど、それを欧州内部で咀嚼する内的な力が
あったことは重要だろう。プラス方向であれ、マイナス方向で
あれ、キリスト教がその内的な力の一翼であったことは間違い
ないと思う。
単なる東方伝播という解釈に立つと、同じように、例えば日本
の明治維新や近代化も単に西洋伝播ということになる。日本の
内部にそれを咀嚼する力があった、という観点が消える。
436世界@名無史さん:2006/05/06(土) 21:24:48 0
>>429
>フランスですらいまだにマチスモの伝統がある・・・意外と男尊女卑....
意外でもないし、フランスだけでもないだろ。ラテン系もゲルマン系も、
家庭内実権は男が持つ男性優位主義社会だろ。椅子引きやエスコートは
女尊でなく男尊(所有物を守る)観念から、出たものだろ。
この観点で判らないのが、カソリック教のマリア崇拝流行だが。
437世界@名無史さん:2006/05/06(土) 21:25:25 0
実際咀嚼力は大事だよな。
白人が進入した北米でも、先住民は手をこまねいていたわけじゃなくて
白人と通商して銃器を手にいれているけど、銃器を分解して内製する
発想が無かったことも大きな原因となって白人の優位を決定づけた。

日本や中国ではそれぞれ国産化に取り組んだし、現代でも
ODAで技術提供しても、彼ら自身が運用していく上でメンテナンス技術を
学び、維持していく運用がなかなか理解されず、高価な機器が野ざらしに
なる事も珍しくない。

過去の中東戦争でも、アラブ側が物量ともに押していたが、
メンテナンスが不足していて、正規戦がさっぱり駄目でいつもグダグダになって
負けるそんな歴史を繰り返している。
技術伝来がきっかけに鳴ることはたしかだが、それをいかに活用し、
租借していくかそのプロセスが重要じゃないかな
438世界@名無史さん:2006/05/06(土) 21:34:39 0


801 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/06(土) 15:30:44 ID:R9EiRM+u
英地方選、極右が躍進=既成政党に衝撃 (時事通信、6日6時38分)

【ロンドン5日時事】英国で4日行われた統一地方選挙で、移民排斥を唱える極右政党・
英国民党(BNP)が議席数を大幅に伸ばし、躍進した。主要政党が中道寄り政策を進め
る中、行き場を失った低所得層を中心とする社会の不満を吸い上げた形で、英政界には強
い衝撃が走っている。
ttp://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=060506jijiX461&cat=1
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
移民排斥ではあるのだけれど、その裏に外国人移民のイスラム過激派によるテロ事件や治
安悪化、アンタッチャブルなモスクやそれを中心とした過激派の非妥協的なイスラム運動
といったものがあるわけで、大幅に伸びる理由をまともに説明すべきなのだけれど。

こういう現象が起きるのは、選挙民が低所得で馬鹿だからではなく、移民政策が(あるい
は同化政策が)失敗している事の証明。フランスでも大統領選挙の決戦投票に過激極右の
候補が出てきたのと同じ。

he British National Party, which wants non-white immigrants to leave the U.K., made its
biggest gains to date in local elections, capitalizing on economic pressures and ethnic
tension in some of England's poorest districts.

British National Party Has Best Showing Ever in Local Elections
ttp://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000102&sid=azDvkCHsfwa0&refer=uk
439世界@名無史さん:2006/05/06(土) 21:45:21 0
民主主義国家だから、有識者も一票、言葉は和ついけどサン紙ぐらいしか読まないし
サッカーと日々の食の事にしか関心が無いワーカークラスに同程度の見識を
求める事自体無理があると思う。

国民党が躍進したからといって、それが英国の有識者の意見であるはずがないし
欧州統合過程の反動しとしてこうした結果もある程度想定内だと思う。

地方選挙で敗北し、内閣改造の末、外相が交代したけど、じゃあ大陸と別に英国が
独自にすすみ大陸の市場を放棄するかというと無理でしょうし、市場開放には雇用機会の
均等も統合過程で不可欠。
いまはそういう意味で過渡期の痛みの段階だと思ってる。
ここまでの歩みも短期間できたわけじゃないEECからの長い準備期間あっての事だ。
人々の意識が変わるにはもう一世代、二世代必要とする可能性はありえるけどね。
440世界@名無史さん:2006/05/06(土) 21:49:31 0
ドイツで女性首相が誕生したが、
日本に女性首相が誕生するのは
いったいいつになるのだろうか?
441世界@名無史さん:2006/05/06(土) 21:50:44 0
>>435
>欧州内部で咀嚼する内的な力が・・・・マイナス方向であれ・・・
力というか受容基盤にあったからのは当然だが、それがキリスト教信仰とは思えない。
地動説や生物進化論に対するキリスト教会の弾圧をみても。
マイナス方向の内的な力=阻害力が一翼ってのも、理解不能なんだが。
442世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:03:39 0
>>439
>人々の意識が変わるにはもう一世代、二世代必要とする・・・
で、二世代後のイギリスが栄えるのか衰えるのか、どちらと推量って事?
443世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:15:45 0
>>442
未来予測は難しいし経済の予測はなおの事難しいな。
軋轢がある世代も代代わりすれば移民側も合う人は妥協するだろうし、
合わない人は去るかあるいはこないだのロンドン同時テロ事件のように
移民三世が凶行に加わることもある。

たが、全体的な流れとしてはフランスのサルコジの主張が(彼ももともとはハンガリー貴族と
ユダヤ人との混血だったかな ちがうなら訂正求む)、能力ある移民のみの入国から
今すでにすんでいる不法入国者ふくめて、スキルアップ、仏語教育、収入の安定と
国家にとって+方向に変えようと考え方を次第にシフトしているように政治家も
移民もそして従来からすんでいる人も妥協点を求めて動いていくと考えている。
これからも、過激原理主義者や、移民排斥主義者が煽ろうと必死になっていくが、
スペイン列車テロや同時テロを経験していく中で、市民の大半は彼らの主張に
耳を傾けていない。
今回の英の選挙もあくまで地方選だし、衝撃ではあるだろうが、人口の流入、
社会参加、市場の拡大と+方面に進むこと自体は有権者の反発を乗り越えるだけの
メリットはあると思う。 酒をのみながら書いているのでまとまりない文章ですまん
独のトルコ系移民も別の機会にふれてみたいが寝るかも
444世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:27:44 0
>>416>>420
むしろ今までが準備段階で、今は嵐の前の静けさだと思われる。
445世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:33:51 0
>>444
もうすぐ2007年問題だね。
高度経済成長時代を支えた「団塊の世代」が職場を去り、「ゆとり教育世代」が代わりに入る。
これからが日本の真の正念場なのだ。
446世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:35:28 0
段階の世代の老後を誰がささえるんかのうあんちゃん
447世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:37:35 0
2010年には大学進学希望者の数が大学の定員を割り込むという恐ろしい時代がやってきます。
ますます、日本の大学のレベルは低下するでしょう。そして文部省はほくそえむのです。革命に協力した
見返りに共産党政権下で重要な役割と多くの特権を享受できるのですから。
448世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:42:59 0
>>420
漏れは80年代が日本の全盛期だったとは思わない。
政治、社会や経済のシステム、創造性、生活の質などでは欧米にはるかに
遅れていた。
これからがそういったものを成熟させていかなければならない時期だと
思うが。
449世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:46:43 0
>>448
やろうにも金がないし、金持ち優遇で取れるところから取る政策に
変更しているのにそういう世の中になるわけないっしょ。
中国やロシアと同様に一部の人々の収入が平均所得をおしあげる
国になると思う。
雇用条件も悪化し、老後の保障もない、まともな人材は海外へ逃避する。
あかるい材料がないんだよね、
450世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:53:05 0
>>447
揚げ足とるようだけど、文部科学省でしょ。
ちなみに共産党が政権取るなんて事も考えられない。
支持率みても民主党の半分すらないし。
他国のような政治の流動化もこの国にはありません。
まあ、本当に食えなくなってどうしょうもんなくなれば
変わるかもしれないけど、反動政権って大抵とんでもない
政策やるんだよな・・・・
451世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:55:37 0
>雇用条件も悪化し、老後の保障もない、まともな人材は海外へ逃避する。
>あかるい材料がないんだよね、

これってまさしく現在のヨーロッパに当てはまっていることだと思うが。
452世界@名無史さん:2006/05/06(土) 22:57:22 0
>>441
間違いないとか書いたけどあんまり自信ない。
思うに、まだ科学が科学して認知される前、ガリレオやケプラーや
ニュートンの時代には、本人達は「科学の発展を意図していた」わけ
じゃなく、「偉大なる神の作りたもうた世界をもっとはっきり
知らなければならない」みたいな、一種信仰心に近い動機に突き動か
されたのかなと思う。三人とも敬虔な信者だったといわれてるし。
教会からすれば「おれたちの方が神の作った世界を知ってるよ」
みたいに見えるから、激しくぶつかることもあるだろう。
なんというか、唯一絶対の神が創った世界だからこの世界の構造
(設計図)は美しいはずだ、みたいな信仰。これが東方各所から
流れてきた、高度ではあるが多種多様でばらばらな知識を、
唯一の体系的なモデルで表現する、という方法を取らせたんじゃ。
沢山の神様がより集まって作った世界だったら、世界は多種多様で
当然。作った神様が違うのだから。であれば、「一つのモデルで
表現できる」なんて、アホな信念は持たないだろう。
453世界@名無史さん:2006/05/06(土) 23:01:31 0
ttp://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/duncan1.htm
Duncan McCargo,“Contemporary Japan”を読んで

「EUは、多国間システムを弱めようとするアメリカからこれを保護する
ために日本との2国間関係を強めようとしてきた。しかし、日本は
もっぱらアメリカとの関係に専念しており、このような展開は実行困難
になっている」
454世界@名無史さん:2006/05/06(土) 23:06:50 0
>>451
日本よりはマシなんじゃないかと思う。
ヨーロッパやイスラムは相互扶助の精神が息づいているけど、
にほんではせいぜい沖縄の助け合い文化ぐらいしかないでしょ。

政府のお金の使い方にも厳しいし、日本のような訳わからん財政赤字だしたら
政権飛ぶよ。 
階層分化はしているけど、政治的発言を積極的にするから日本のように
一部の利益しか代弁しているとあっというまに政権なくなるし。
455世界@名無史さん:2006/05/06(土) 23:11:24 0
>>452
個人的にはヨーロッパの発展というものは錬金術の似非科学を通して
次第に信仰と科学の区別を経験則で社会が学んでいったことが大きいと思う。
何よりも大航海時代の到来にともなって従来のキリスト教世界観のひとつである
天動説が次第にありえないと理解されはじめ、教会の建前はともかくとして
それはそれ、これはこれと使い分けるように鳴ったことが大きいと思うな。
456世界@名無史さん:2006/05/06(土) 23:49:33 0
>>454
ヨーロッパやイスラムは相互扶助の精神が息づいているけど>
ネタとしても面白くない
457世界@名無史さん:2006/05/06(土) 23:50:36 0
EUはグローバルな役割を果たすことができるようになると思う?
日本はアメリカの風下に甘んじているが、EUはアメリカに
対抗できるような勢力になりたいと望んでいる。
軍事面でも、NATOから独立したEU軍を創設し、アメリカへの
依存を少なくしようとしている。
458世界@名無史さん:2006/05/06(土) 23:52:27 0
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%84%E4%BB%98

寄付文化
寄付の社会への浸透度も国・地域によって大きく異なる。
2000年頃の状況を見ると、アメリカでは年間2000億ドル(約20数兆円)を超える寄付が
行われているが、日本では約1000億円程度にとどまっている。両国とも世帯ベースで
は約70%の世帯が寄付を行っているが、世帯当たりアメリカは約17万円、日本は約3000円と
寄付金額に大きな格差が見られる。こうした格差は、宗教観・社会意識・税制の違いに
起因すると考えられている。アメリカの他、一部の欧米諸国やイスラム諸国、タイ王国など
、敬虔な信徒の多い国・地域では社会活動に占める寄付の役割が非常に大きい。

459世界@名無史さん:2006/05/06(土) 23:57:29 0
>>457
中長期的なプランだけど、具体的な段階にはいってないでしょ。
利害の対立を超えて胎動団結なんて20年ぐらいのスパンではとうてい無理。
そもそも、アメリカの軍事力は全世界が束になって侵攻してもまず負けるし
緊張関係もたらしても、経済に悪影響できるだけだよ。
いま欧州諸国が考えている利益追求は、域内市場の共通化、市場・労働の流動化、
ユーロを強い通貨にして基軸のひとつとして安定せていくことが優先。
どこの国もそうだが、政治はまず国内優先、外国への対抗なんて優先順位が
ずっと下位だよ。
460世界@名無史さん:2006/05/06(土) 23:59:47 0
>>457
そういう関係でみると日米関係も経済的には市場の相互解放、共同歩調でおこなう
安全保障への取り組み、コストの相互負担とメリットも大きい。
世界を対抗軸でみるのはちょっと拙速すぎるようにかんじる。
461世界@名無史さん:2006/05/07(日) 00:03:34 0
>>457
ヨーロッパ文明というのは西ヨーロッパのことだからな。
東ヨーロッパなどの後進的な地域が含まれて西欧の弱体化がいっそう進むと思う。
結局一人では心細いということで大勢で固まって強くなった気になってるだけ。
むしろ西欧の衰退を象徴してると思う。
462世界@名無史さん:2006/05/07(日) 00:06:39 0
>>455
>教会の建前はともかくとしてそれはそれ、これはこれと
>使い分けるように鳴ったことが大きい・・・
建前と本音の使い分けは、無宗教日本人の特徴で、唯一絶対神に
善悪を照らすキリスト教の信者には希薄ではないのか。
大きいのは、近世に入って、政治体制が絶対王政へ移行し、教会の
世俗権力が退潮して、中世と比べ言論思想の相対的自由が拡大した
点だと思う。
463世界@名無史さん:2006/05/07(日) 00:08:28 0
>>461
長期的には伸びると思うが。
http://www.nomura-am.co.jp/basicknowledge/mame/11_touou/index.html

冷戦期のような大国の干渉による政権交代、体制変動もそうないだろうし、共産圏時代の
インフラの遅れも次第にとりもどしつつあるように感じる。
464世界@名無史さん:2006/05/07(日) 00:11:59 0
東欧が西欧の足を引っ張る
465世界@名無史さん:2006/05/07(日) 00:13:59 0
>>462
日本人が思うような政教分離は欧米諸国にはないけども、
社会環境の変化と世俗化の振興、啓蒙思想が興ったことが大きいよ。

いくたの宗教戦争の中で、ヨーロッパ諸国は次第に国際秩序を戦乱の中で
構築し、近代へと移行し帝国主義の時代をむかえなからも社会思想も
発展していくわけでこの500年間の間に勢力を拡大できたのはそういう事さね
466世界@名無史さん:2006/05/07(日) 00:27:28 0
>次第に信仰と科学の区別を経験則で社会が学んでいったことが大きいと思う。
異存なし。
>何よりも大航海時代の到来にともなって
これが主要因ってことだね?おれもそう思う。
ただそれだけじゃないだろ、キリスト教の影響もあるだろ、って
とこが相違点か。となると説明責任はオレにあるな。。。
でも、ぎぶあっぷ。これ以上は無理です。
467世界@名無史さん:2006/05/07(日) 01:49:38 0
>>375
>イスラム社会が容易に民主化や経済発展を促せないのは
>完成度が高い分、思想が硬直してるから・・・
近代西洋の発展は善なり思考に、染まってるな。
そもそもイスラム教の立場でも、民主主義や経済発展が善
なのか。特に民主主義は、国民同権=>男女同権を付随する
から疑問なんだが。
468世界@名無史さん:2006/05/07(日) 01:57:12 0
日本の世紀なんて今までも来たことないし、これからもこないよ。
中国や欧米などの他の文明についていくのが精一杯だった。
日本という単位だけじゃ潜在国力が低すぎて世界を引っ張る存在にはなりえない。
469世界@名無史さん:2006/05/07(日) 01:57:21 0
横レスだが、善なり思考っていみわからん
470世界@名無史さん:2006/05/07(日) 02:15:02 0
>>469
発展は善であるという価値観念ってことだろうな。
471世界@名無史さん:2006/05/07(日) 02:19:43 0
日本は世界の名脇役に徹することだ。
将来、日本の人口は1億人を割るだろう。
少子高齢化で世界史上でも空前の老人大国に突入する。
逆にインド、中国は合わせて30億人になる。
これじゃ太刀打ちできるはずがないだろう。
472世界@名無史さん:2006/05/07(日) 02:30:10 0
日本の世紀なんていらねえ。今のままで十分だ。
473世界@名無史さん:2006/05/07(日) 02:31:59 0
中国も一人っ子政策という愚策やってしまって
まもなく一億もの老人層が出現するそうだ。
だからといって日本の老人大国出現も不可避なんだが、
まあ、政府が馬鹿だと国民が苦労するってのはどこも同じだなと
474世界@名無史さん:2006/05/07(日) 02:40:36 0
>>471
ただ逆にいうと、食料関係の安全保障のリスクもまた今までとは比較に鳴らないほど
増大するわけで。
人口が増えるということは、エネルギーの消費賞も比例的に増加していくということ。
(こまかい経産はさておき、おおざっぱに考えて)
だから最近の自治ニュースみていると、中国はサハリン・沿海州をとおして
天然ガスの供給をうけようとしているし、例の尖閣諸島沖での油田開発も
彼らなりのエネルギー需要振興という側面もあるわけで。

インドもつい先日、イランから天然ガスパイプライン建設の契約に調印のみこみで、
これは経由国のパキスタンも供給うけられるようになっていて、
両国の安全保障の一環にもつながるし、努力するというかせざるを得ない。

中国もインドも人々に飯を食わすことが中央政府への求心力となっているし、
それなくば、暴動がいまある10万人クラス規模どころが、100万、一千万単位の
規模になればどうなるか共産党もわかってるし、そういう意味では今後の予測が
むずかしい両国ではある。 
475世界@名無史さん:2006/05/07(日) 02:43:53 0
いやいや中国をなめちゃいかん
日本のように甘くないから
一億の老人が足を引っ張るようなら天安門に集めて戦車で押しつぶせばいい
それで一発で解決でしょ。中国の場合

キリスト教国や半キリスト教国の日本には絶対マネは出来ないがね
476世界@名無史さん:2006/05/07(日) 02:46:50 0
中国、インドの場合、老人の数が多くても平均寿命は短いから負担はそれほどでもないんだがな
日本の年金制度だって、老人が計算どおり70歳で死んでくれれば破綻しなかった。
いまは90までもらい続ける人がザラでしょ。30年間年金暮らし。
477世界@名無史さん:2006/05/07(日) 02:49:11 0
石原じゃなくても
特に女性は長生きしすぎる感があるから子供生んだら心でほしいと思うのは無理も無いことかもね
478世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:02:52 0
>>476
>中国、インドの場合、老人の数が多くても平均寿命は短いから負担はそれほどでもないんだがな
>日本の年金制度だって、老人が計算どおり70歳で死んでくれれば破綻しなかった。

中国、インドの平均寿命が短く計算されるのは乳児死亡率が高いからです。
両国の老人が日本より有意に早く死んでくれる保障はない。
これはアメリカも同じで100歳以上生きる比率は未だに日本より高いらしい。
479世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:10:13 0
>>471,->>477
スレタイは、「ヨーロッパは衰退するの?」なんだが、日本ではなく。
深夜2時を回ってから、とみに異常者が湧いて出てきたな>>475>>477
480475:2006/05/07(日) 03:13:29 0
475だけどそんなに異常か?
中国には天安門もあるし、文化大革命で口減らしをやっているんだが
内乱に偽装させて老人を減らしても問題ないと思うか
481世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:13:32 0
中国の場合、共産党が政権握っているにもかかわらず老後の社会制度が
まったくないからな。
鎮で生きている人はそれでも昔とちがって盗賊や土匪がいないから
暮らしていけるが、黒子と呼ばれる一人っ子政策のあだ花として
戸籍制度にのっていない「存在しない人々」が職をや食を求めて
農村戸籍にもかかわらず都市部に出て職さがすけど、彼らを
まともに雇うところがあるはずもなく、3k仕事や犯罪に手をそめていく
ようになる。
都市のキャパシティを超える人口が流入すればどうなるか、
南アフリカのヨハネの惨状をみると共産党の急速な崩壊は
なかなか難しいが、中長期的にはこの国も激震に見舞われるだろうな。

そして、激震に見舞われるときにはいかなる形であれ日本も
その影響をうけずにはおれないだろうし。
482世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:17:38 0
>>480
人権無視大国として悪名をはせているのにそんな事露骨にやれば
念願のeto加盟もフイになるよ。
ようやく大手ふって西側の貿易体制に参入したのに政治的要因で全てを
つぶすほど共産党も馬鹿じゃない。

かつての大躍進や文革の悲劇はそうそうおこらないと思われ。
もっとも政情不安になるとどういう風にころぶのかわからんから
100%無いとは保証できないけど、まともな人ならそんな政策やらね。
483世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:21:48 0
100歳以上の人口は、
アメリカが2004年時点で7万2000人以上、
http://www.koreisha.com/04.5image/n5.31.html
中国が2004年時点で1万7800人。
http://j1.people.com.cn/2004/10/12/jp20041012_44199.html
日本が2005年の時点で2万5554人だそうだ。
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1126877479
人口比率的にアメリカ人が異常に長寿化が進んでいることがわかる。
484475:2006/05/07(日) 03:26:49 0
なぜ医療保険の無い国がそんなに長寿なんだろうかね
485世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:32:25 0
今みたいに世界的に人口が増えると人権思想そのものが退潮しそうだがな。
欧州で人権思想が生まれたのもペストによる人口激減の影響もあっただろうし。
そもそもキャパ以上に人間が増えれば淘汰されざるをえず、そこに思想を差し挟む余地はない。
486世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:36:23 0
>>482だが、よっているので誤字おおし、いままでのも多いけど
気にスンナw

eto→WTおな うーむatokつかいづれえ 酔いすぎたか
487世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:37:48 0
>>485
そこでこれから儒教の時代ですよ
一部の権力者を元にいらない人間を駆除する
21世紀は儒教が欧米から見直されていくと思う
488世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:40:41 0
儒教って目上の人間・年寄りが絶対で若者は従うのみ、みたいなイメージあるけど・・・
489世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:43:57 0
>>483
うーん米国の人口が2オク8000万しかも移民社会で常に活力が外部からくる国。

日本は一億2千万で移民は基本的にほとんど無い国
一番おおい在日朝鮮人ですらわずか60万人しかいない


中国は全2200だが、政府は何もしてくれないが、敬老社会ではある。
階層にもよるが、フートンやごうちん社会の枠内でなら保護されるだろうし
ただいちおくの高齢層がしゅつげんすると今後意識も変化してくる可能性が
あるかと、たとえば自己責任になっていくというか、
共同体意識が中国でも次第に消滅していくとかね

酔いながら書いているのでその辺こまかいことは斟酌汁
490世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:46:16 0
「文化は宿命的なものである。西欧文化の素地がないところでは、
西欧型民主主義は成り立たないし、儒教文化の素地がないところでは、
開発独裁による経済成長はうまくいかない。」シンガポール初代首相リー・クアンユー
491世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:48:52 0
>>490
日本はそのいずれでもないような・・・・

またトルコも初期のアタチュルクの政策みてみると
開発独裁型だが、儒教の影響はなく、
政教分離型社会を志向していた。
492世界@名無史さん:2006/05/07(日) 03:53:02 0
>>484
人口比から考えると100歳以上まで生存している人が
かなり少ないよ日本や米国のそれと比較してみ
493世界@名無史さん:2006/05/07(日) 05:28:45 0
アメリカ人の平均寿命が日本人より短いのは、移民や貧しい有色人種の人たちを含めるから
だとのこと。衛生思想が乏しく、医療を十分に受けられない人たちの死亡率が平均寿命を下げている。
白人だけで比較するなら、アメリカ人の平均寿命は日本人よりも長くなる、という。
ttp://home.att.ne.jp/sea/g100club/weekly208.htm
494世界@名無史さん:2006/05/07(日) 08:25:05 0
>>459-460
『日本―権力構造の謎』で有名になったリビジョニストのカレル・ヴァン・
ウォルフレンは、最近、
「ヨーロッパこそ日本の自然な同盟相手」「EUが世界の場で重要な声を
上げるようになるのは時間の問題に過ぎないし、その時間もあまり長くは
かからない」「世界に対してひとつの声で語れる、より統合されたヨーロッパは、
日本にとって大きな利点を与えてくれる存在になりうる」「このような
ヨーロッパは、世界の舞台での日本の孤立感を和らげることができる。まずい
動きをしたり、アメリカの傘を離れたりしたら、われわれは世界の国から
あっさり見捨てられるのではないかという日本の恐怖感を減らすことができる
のだ」
と主張し始めているが、何を考えているのやら…ヨーロッパ人がアジアで
重視しているのは中国で、日本など眼中にないと思うが。日本がアメリカの
属国のままでいようがいまいが、ヨーロッパには直接の関係はないだろうに。
495世界@名無史さん:2006/05/07(日) 10:23:32 0
>>443
>独のトルコ系移民も別の機会にふれてみたいが

メルケル政権の経済改革はどの程度進んでいるのかな?
日本にはドイツのニュースがあまり入ってこないのでよくわからないが。
496世界@名無史さん:2006/05/07(日) 12:42:47 0
>>493 条件のいい部分だけを恣意的に選んだ統計に何の意味が?
497世界@名無史さん:2006/05/07(日) 13:25:17 0
>>496
こういう分析もありね。
498世界@名無史さん:2006/05/07(日) 14:06:07 0
>>493
でもそのうちヒスパニックが多数派になるんだよな。
もはやアメリカが白人の国だという見方自体が古い。
499世界@名無史さん:2006/05/07(日) 14:31:08 0
というか、フランス・イギリス・スペイン・ポルドガルといった国々でも
一般的な日本人のイメージとはかけ離れた多民族社会になってる。

日本付近でいえばオーストラリアとかもね。
500世界@名無史さん:2006/05/07(日) 14:35:28 0
●けた違いにすくない日本の難民受入●
 ◇主な国の難民認定申請者数と認定数(99年)
 国名        認定数   申請数
 米国       13200 31700
 カナダ      13000 30100
 ドイツ      10300 95100
 英国        7100 71100
 スイス       2100 46100
 オーストラリア   1900  9500
 オランダ      1500 39300
 ニュージーランド   360  2100
 スウェーデン     330 11200
 日本          13   260
(UNHCR、法務省入国管理局統計資料から)
501世界@名無史さん:2006/05/07(日) 14:49:26 0
日本は在日で手一杯
502世界@名無史さん:2006/05/07(日) 15:04:42 0
難民の内訳の分析も必要だろ。
アメリカは別格だとして、スウェーデン、スイスに多いのは、
福祉、平和のイメージか?この2国は認定率は1/20以下。
日本とあんま変わらない。
欧州への難民は旧植民地からが多いんじゃないの。
カナダ・オーストラリアも旧英国植民地の受け入れ口に
なってんじゃね?英国が1/10しか受け入れないからな。
逆に言えば、それだけ旧植民地に禍根を残したってことじゃね?
503世界@名無史さん:2006/05/07(日) 15:22:21 0
 ◇日本の難民認定者数
     年     申請数   認定  不認定
 1982〜90年  896  196  515
 ……………………………………………………………
      91年   42    1   13
      92年   68    3   40
      93年   50    6   33
      94年   73    1   41
      95年   52    1   32
      96年  147    1   43
      97年  242    1   80
      98年  133   15  293
      99年  260   13  177
      00年  216   22  138
       計  2179 ※260 1405
 (法務省入国管理局調べ)
 《引用終わり》
 91年と94年から97年までの各年の難民認定1人という数字は何を物語るのか?
「日本も難民を受け入れています」というアリバイ作りなのである。アリバイづくりのために
1人だけ認定する。その他はすべて締め出すというのが、法務省官僚がとったダーティーな
「作戦」なのである。
504世界@名無史さん:2006/05/07(日) 15:30:15 O
いくら過去に縛られた抜け殻とは言え、
現在もアメリカで生き続ける英知の源泉はヨーロッパ。
欧米からの輸入したもの以外、
自らの頭ではロクなものを産みだしてないくせに
過去への囚われ様だけはいっちょ前の日本とは違い、
個人の能力にも恵まれている。
人々が倦怠感から脱却すれば復活の目はあるのでは。
505世界@名無史さん:2006/05/07(日) 15:33:21 0
ということはドイツ抜きでなら復活の目があるということか
506世界@名無史さん:2006/05/07(日) 15:58:47 0
法務省官僚がとったダーティーな「作戦」はわかった、つーか、
どうでもよくね?このスレでは。認定より、まずは申請だろ。
申請してる人はどんな人で、なんで欧米を目指すのか。
一つは職があると思うからだろう。次に生活しやすいと思うから
だろう。生活しやすいと思うのは、その難民先にコミュニティが
あると思うからでないの。なぜ、コミュニティがあるかといえば、
旧植民地だったからじゃないの?以前、安価な労働力として居住
した/させられた人々だ。
日本の場合、植民地時代が短かったし、現地で民族育成したから、
日本内部にコミュニティがない。つまり頼ってくる人がいない、
つーのが大きくないか?
507世界@名無史さん:2006/05/07(日) 16:06:52 0
>>487
儒教は敬老思想を建前にするから、
ジェノサイド的な人口コントロールには向かわないだろ
あるとすればファシズムの復興だと思うが
508世界@名無史さん:2006/05/07(日) 16:14:13 0
おれは法務省を強く支持する。
509世界@名無史さん:2006/05/07(日) 17:12:30 0
>>503
日本は毎年難民を受け入れている素晴らしい偉大な国。
510世界@名無史さん:2006/05/07(日) 17:35:31 0
>>500-509
お前らスレ違いだ。よそへ行け。
511世界@名無史さん:2006/05/07(日) 17:38:46 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20060507k0000e030043000c.html
フランス:首相更迭説が浮上 後任にサルコジ内相も
 
フランスのドビルパン首相が汚職捜査に関連し、来春の大統領選で
ライバルとなるサルコジ内相を追い落とそうとした疑惑が浮かんだことで、
首相の更迭説が現実味を帯びてきた。六日発売のルモンド紙は、シラク
大統領がサルコジ氏に対して首相就任の検討を求めたと伝えた。
ドビルパン氏は2日「辞任する理由がない」と首相職にとどまる意向を
強調。しかし、4月の若者雇用策撤回に続く今回の疑惑で支持率は急落し、
野党も内閣の刷新を強く要求しており、シラク大統領が首相を見限っても
おかしくない状況になりつつある。
512世界@名無史さん:2006/05/07(日) 19:03:46 0

原子力、農業力の保持、環境問題に対する意識の高さなど、
今世紀中には来るであろう石油文明の終焉にはきちんと対応している気がする。

石油時代が終わっても、科学技術の時代は続くはずで、
その分野がかなり衰退したのは確かにかなり痛い。

ただ、飯とそれを作る為の電気さえあればある程度以上の生活は出来るので、
近い将来の没落、ということはないのではないか。

大量消費社会に惑わされず、町並みやさまざまな文化・工芸品なども
残してありますしね、日本と違って・・・。
513世界@名無史さん:2006/05/07(日) 19:34:44 0
>>466
いやいやキリスト教の影響はでかいでしょ
そもそもガリレオもケプラーもカトリック圏じゃなきゃあんな研究は出来なかった
デカルトもイエズス会の学校で自然科学の勉強をしてる
カトリックは信仰と理性は調和すると考えて科学に対して全く否定的だったわけではない
これが発展して啓蒙主義になるんだろうが
プロテスタントだと科学系の本は発禁、デカルトの本も発禁だった
近代西欧思想はだいたい啓蒙思想を含めてキリスト教思想(神学)を世俗化したものといわれる
もともとキリスト教はヘレニズムの影響が強いから個人主義的、自由主義的なところがあるし
中世の停滞は社会体制や経済的な問題もあるわけで全てをキリスト教のせいにするのは酷だろう
ローマ帝国の没落の原因は社会体制や外敵が主原因だし
イスラム教みたいにガチガチなところでも科学は発展したわけで
514世界@名無史さん:2006/05/07(日) 19:36:59 0
ヨーロッパを下町とすると、アメリカは新宿
515世界@名無史さん:2006/05/07(日) 20:24:53 0
>>513
イスラム世界で科学が発展した頃は、異端的ではあるが「ユークリッド原論>>>>コーラン・律法・福音書」みたいな発言が許される比較的自由な時代だった。近代的自由ではないにせよね。
人間理性こそが叡智の中核とする立場が強かった時代もあるし。

思想の競争発展の結果、正統思想の確立によってよりガチガチになったのはもっとあとだし。アルガゼル、アヴェロエスの時代くらいが分かれ目?
近代に入ってそれはある意味強化された。

>社会体制や経済的な問題もあるわけで
その通りだから、イスラム世界の衰弱の理由をそこに求めていいかは知らないが。
516世界@名無史さん:2006/05/07(日) 21:07:18 0
>>511
サルコジが首相になったら、大胆な改革を次々に行って、フランス経済が
好転するかもしれないね。
彼はフランスの政治家には珍しく、「フランスが目指すべきは、
欧州的な経済ではなく、米英型の競争社会だ」と主張しているから。
517世界@名無史さん:2006/05/07(日) 21:11:56 0
>>512
ttp://society3.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1144628630/l100#tag518
◆ EU・欧州総合スレ3◆

ここはヨーロッパの衰退について語るスレだ。ヨーロッパについて弁護
したかったらこっちでやれ。
518世界@名無史さん:2006/05/07(日) 21:29:02 0
>>517
あ、衰退するのが前提のスレなのですね。
失礼しました。
519世界@名無史さん:2006/05/07(日) 21:40:32 0
>>514
>>ヨーロッパを下町とすると、アメリカは新宿
日本は秋葉原
520世界@名無史さん:2006/05/07(日) 22:48:18 0
>>478
>>これはアメリカも同じで100歳以上生きる比率は未だに日本より高いらしい。

アホか。
521世界@名無史さん:2006/05/08(月) 00:23:35 0
>>520
事実は事実として受け止めないと。
522世界@名無史さん:2006/05/08(月) 00:39:54 0
ttp://www.tkumagai.de/Doku%20shihon%20shugi.htm
ドイツ人と資本主義

今年4月に、与党SPD(社会民主党)のミュンテフェリング党首が、
突然ドイツの大手企業と米国式資本主義を鋭く攻撃し始めたのを見て、
私は「ここまでやるか」と思った。
彼は、米国に多い多国籍企業が、「イナゴの大群のように」ある企業に
襲いかかり、利益を吸い尽くした後は、また別の土地に去っていくと
述べ、そこで働く従業員の運命に無関心な企業経営者を鋭く批判した。
彼は、こうした企業の利潤極大化戦略は、民主主義と相容れないとすら
断言した。
この国は、市場原理が最優先の国ではなく、政府が企業活動の枠組みを
整える「社会的市場経済」なのだから、まず失業問題の責任を問われる
のは、政府である。
英米型の資本主義に懐疑的な人が多いドイツでは、「企業は利潤だけで
なく、社会的な責任も果たすべきだ」という意見が有力だ。
社会的な責任とは、今日では雇用を拡大することを意味するが、税金や
社会保障費が高いドイツでは、雇用の拡大は容易なことではない。
523世界@名無史さん:2006/05/08(月) 04:26:43 0
アメリカというのは、かってのギリシャ・ローマ的な市民社会に近いんだよ。
彼らの市民権を守るために、奴隷=移民を徹底的に搾取するわけ。
524世界@名無史さん:2006/05/08(月) 08:56:30 0
>>523
それならヨーロッパ諸国はかつての植民地帝国だなw
自国では労働者を手厚く保護し、ヨーロッパ以外の地域では平気で
アングロサクソン流のやり方を押し通す。
ルノーは日産を買収した後、2万1000人の社員を解雇した。
フランス国内ではリストラによる解雇を極力避けるようにしているんだが。
525世界@名無史さん:2006/05/08(月) 11:12:43 O
古代ギリシャ・ローマ、ゲルマン、ケルトの西洋の奴隷は基本的に商品奴隷
身代金払えばかえされたし、有能なものは解放奴隷になることができた
基本的に終身奴隷の東洋の奴隷制よりまし
その終身奴隷の考え方を持ち込んだのがフン族
それ以来、西洋でも終身奴隷の考え方が定着した
526世界@名無史さん:2006/05/08(月) 11:35:26 0
ヨーロッパ大陸諸国の資本主義=農村的
アングロサクソン型資本主義=海洋的
527世界@名無史さん:2006/05/08(月) 14:22:36 0
日本ではなぜヨーロッパが異常に美化されて伝えられているんだろう。
たとえばフランスでは、元首相のアラン・ジュペがパリ市所有の高級
アパートを、市場の家賃相場よりもずっと安い値段で借りていたことが
発覚して引越しを余儀なくされた。ミッテランは、愛人を国有財産の
アパートに住まわせていた。愛人と大統領との旅行は税金で賄われていた。
ミッテランは週末の移動に軍のヘリコプターをよく利用していた。
フランス報道協会は、政府の補助金で運営されているし、新聞社や
雑誌社などもなんらかの形で政府の補助金に頼っている。

でもこういうことは日本ではほとんど知られていないんだよなあ…
528世界@名無史さん:2006/05/08(月) 14:51:01 O
別に美化されていない
むしろ批判的論調が多いと思うが
欧米をことさら酷評ばかりしてる日本人は日本ないし日本人が欧米ないし欧米人よりはるかに優れているという選民主義的虚栄心が見え隠れする
一つの民族・文化が他のそれより優れているなどという華夷思想はばかげた妄想といわざるを得ない
19世紀までの欧米、中国の思想を21世紀まで引きずっている日本人がまだいることは悲しいかぎりだ
529世界@名無史さん:2006/05/08(月) 17:30:44 O
米英アングロ・サクソン資本主義諸国は多元主義的利益集団システム
大陸欧州諸国資本主義国家はコーポラティズム利益集団システム

多元主義諸国では労組がインフレ分を見込んだ高賃金を要求する
中央銀行は労組が経済全体を考えず、賃金抑制しないのを見越して失業率悪化を犠牲にしてインフレ率を低下させる

コーポラティズム諸国では中央銀行が金融政策の方針を公表し、労組に賃金抑制を促し、失業率を悪化させずに低インフレ率を実現していた

しかしながらこれは90年までのパターンであり、グローバル化の進んだ経済下ではコーポラティズム諸国は独・仏・伊等タイプと北欧・オーストリア等タイプに分化
前者では構造的失業が発生している

一方、アメリカは経済回復とともに失業率が急速に改善された
530世界@名無史さん:2006/05/08(月) 17:48:27 0
>>528
>欧米をことさら酷評ばかりしてる日本人

具体的な名前をあげて。
531世界@名無史さん:2006/05/08(月) 20:30:45 0
《フランス型混合経済》
・労使関係は敵対的
・中央のエリート官僚が、家父長的な指導力を持って労働者保護立法や年金、
医療福祉の制度を企画・実行
・交通や通信など、重要な投資は民営化した国有企業の手で行われる
・大企業の株式の多くを政府が所有し、経営上の決定にも口を挟む
・エリート官僚が天下って民間企業の経営者になる
532世界@名無史さん:2006/05/08(月) 20:52:07 0
ttp://www.tkumagai.de/Homai%20China.htm
ドイツでも中国ブーム

この結果、大手電機・機械メーカーであるシーメンスが電気機関車を
180両、中国に販売する商談をまとめたほか、独仏連合企業である
エアバスが、旅客機を23機中国に売ることが決まった。
しめて、約13億ユーロ(約1800億円)の売り上げである。
かつてドイツの政治家が中国に行くたびに持ち出した人権問題など、
どこへやら。チベット問題などは脇に置いて、とりあえず1に商売、
2に商売である。
訪中の焦点がビジネス一本槍になってきた背景には、ドイツが深刻な
内需低迷に陥っており、経済成長率が1%前後に落ち込んでいるという
事情がある。
また米ドルに対してユーロ高が続いているために、対米輸出にも影が
落ち始めている。
従ってドイツ企業には、人口13億人、成長率が8%の中国経済が、
きわめて有望な市場に思えるのであろう。
人件費を始めとする労働コストが、世界でもトップクラスであり、価格
競争の面で不利な立場にあるドイツ企業にとっては、中国の低い労働
コストも魅力である。
533世界@名無史さん:2006/05/08(月) 20:52:31 0
「中国の労働費用は安くて、わが社にも大きなプラスなのです」ある
夕食の席で隣り合ったドイツの大手化学メーカーの社員は、頻繁に中国
に飛ぶ理由をこう説明した。
WTO(世界貿易機関)によると、2004年の最初の9ヶ月間に、中国の
輸出額は日本を追い抜き、ドイツ、米国に次いで世界第3位になった。
2003年の輸入額では、中国は米国、ドイツに次いで第3位を占めた。
ちなみに日本は輸入額で第6位。この数字にも、欧州諸国の関心が日本
から中国に急速に移っている理由が含まれている。
ヨーロッパ人にとって21世紀にアジアといえばまず中国を連想し、
彼らの日本への興味は、もっぱら建築や映画、美術や漫画、和食などの
領域に限られそうだ。
534世界@名無史さん:2006/05/08(月) 20:54:23 0
>>524
まぁ、悪どさについてはどっちもどっちだな。
結局、なんだかんだいっても白人は非白人を人に非ずとみているわけだが
535世界@名無史さん:2006/05/08(月) 21:10:48 O
バックパッカーみたいにひとりで海外に貧乏旅行してみたらいかがかな
ユースで相部屋になったいろんな外国人と片言英語で意志疎通はかって
そしたらその偏狭な考え方が少しはなくなると思うが
もちろん大部分の日本人の大好きな手取り足取りの高価なパック旅行じゃ無理だけど
536世界@名無史さん:2006/05/08(月) 22:05:27 0
>>535
実際やってみた経験を踏まえて、どうだった?
537世界@名無史さん:2006/05/08(月) 22:09:08 0
EUはイギリスの脱退があった場合でも、共通市場とユーロによって
経済的な世界大国となる可能性が高い。
ほぼ30年以内にEU、アメリカ合衆国、中国による三つの通貨で
結ばれた経済三角形が、アメリカが阻止できないまま、形成される
だろう。
538世界@名無史さん:2006/05/08(月) 22:58:35 0
ワロタ
539世界@名無史さん:2006/05/08(月) 23:25:01 0
>>534
またまた自分のこと言ってるバカがいるよ。
540世界@名無史さん:2006/05/08(月) 23:31:38 0
ttp://www.worldtimes.co.jp/
EU域内に広がる格差、雇用問題でジレンマ−西欧諸国

フランス政府は、五月一日より、中・東欧のEU加盟国の労働者に対して、
建設、土木、ケータリング、農業、機械、金属の七つの業種に限定して、
受け入れを開始した。
人、物、金、サービスの移動を自由化する単一市場が建前のEUでは、
基本的にEU市民であれば、域内のどの国でも働くことができる。事実、
英国、スウェーデン、アイルランドは、一昨年五月に新加盟した十カ国
に対して、直ちに労働者の受け入れを認め、英国にはその後、三十万人
が入国している。その一方で、他の加盟国は制限し続けてきた。
541世界@名無史さん:2006/05/08(月) 23:32:41 0
EUの欧州委員会は、労働市場の移動の自由化が好ましい結果を招いて
いるとして、西側十二加盟国が、新加盟国からの労働者受け入れに明確
な方針を示さなければ、自動的に全面解禁とするとしていた。フランスは、
この期限ぎりぎりに方針を出したわけだが、基本的に向こう五年間は、
制限を掛けることが認められている。
フランスは昨年五月末、欧州憲法条約の批准のための国民投票を行ったが
否決し、欧州中に大きな波紋を投げ掛けた。当時、反対派を勢いづかせる
議論が沸き起こっていた。オランダのリベラル派で知られる欧州委員会
委員、ボルケンシュテイン氏が、サービス産業の要綱の中で、西側EUで
サービス産業に従事する者は、出身国の労働条件が保持され、安い賃金、
社会保障負担税で企業は雇用できるという案だった。
542世界@名無史さん:2006/05/08(月) 23:33:23 0
>>524
>ルノーは日産を買収した後、2万1000人の社員を解雇した。
>フランス国内ではリストラによる解雇を極力避けるようにしているんだが。

いままでの贅肉がだぶついてたからだよ。フランス国内と比較するとは頭悪い。
それを白人至上と解釈する>>534の妄想には呆れる。
543世界@名無史さん:2006/05/08(月) 23:33:53 0
同案は、米国の攻勢に対抗してサービス業の統合的政策を打ち出した
もので、安い労働力で競争力が強化できるとの考えだった。加盟二十五
カ国の産業に占めるサービス業の割合は七割に達するといわれている。
反対派は、派遣国の労働条件が保持されれば、企業は当然、フランス人
よりは、中・東欧からの労働者を雇うことになり、フランス人失業者は、
ますます増えると反対派は批判した。
四億五千万人の人口を抱えるEUでは、二〇〇四年時点で、域内で他国へ
移動した人は約六百万人にとどまっていた。移動の自由を保障されても、
文化の違いを乗り越えて移住する人は多いとは言えない。だが、加盟国が
二十五カ国に増えた今、状況は確実に変わるとみられている。域外からの
不法移民と違い、EU市民としての正当な労働の権利を持つ彼らは今後、
さらに西側EU諸国を目指す可能性がある。
544世界@名無史さん:2006/05/08(月) 23:34:47 0
EUの中・東欧拡大に対しては、企業と政治家が歓迎する一方、市民は
懸念するという構図が続いている。企業にとっては、中・東欧は
「低コストの工場地帯」であり、国際競争力を付ける絶好の機会と
言えるからだ。安い労働市場を求めて、工場が次々と西側から東側EU
諸国に移動する現象も起きており、産業の空洞化問題も浮上している。
フランスは、三月の失業率が過去五年間で最大の下げ幅を示し、9・5%
となった。一カ月の間に、三万人以上の人々が正規雇用されたことに
なると政府は説明している。若者雇用策・初回雇用契約(CPE)が、
学生や労組の強い反対で挫折したフランスだが、政府は、昨年、従業員
二十人以下の小企業で解雇を容易にする雇用契約(CNE)制度を施行、
効果を上げていると指摘している。
545世界@名無史さん:2006/05/08(月) 23:35:38 0
だが、フランスの失業率が、EU域内で高水準にあることは否定できない。
福祉国家を目指してきた西側EU諸国は、被雇用者を手厚く保護する
雇用制度を社会保障制度の根幹の一つとしてきた。正社員の解雇や減給
を極力禁じる法律、厳しく監視された労働時間、育児休暇や有給休暇を
保障した休暇制度、手厚い労災制度、高水準で長期にわたる失業保険の
給付など、雇用制度の硬直化を招く構造的問題を抱えている。
グローバル化の波が押し寄せ、企業にとって国際競争力を付けることが
最優先課題とされる中、「雇用制度に柔軟性を持たせること」は必要
不可欠とされている。だが、それは同時に、これまでの被雇用者を保護
する制度の変更を意味している。そこに中・東欧からの労働力を、どの
ように活用するかという課題も加わっている。
546世界@名無史さん:2006/05/08(月) 23:38:08 0
>>540-544
しかしまぁ、自分で書いてて気付かないのかなと思うのだが、

> 産業に占めるサービス業の割合は七割に達する

のに

> 工場が次々と西側から東側EU 諸国に移動する現象も起きており、
> 産業の空洞化問題

だってさ。とっくに第二次産業なんて過去の遺物になってるのに、
工場の空洞化問題云々って、こういうのはやっぱ、
冷静な議論というより、感情的な罵りあいにしか
ならないのかな。
547世界@名無史さん:2006/05/08(月) 23:41:36 0
長文荒らしウザス
548世界@名無史さん:2006/05/09(火) 00:35:04 0
>>542
フランス国内には贅肉がだぶついている企業はないのか?
それにしても542は必死だな。
そんなにヨーロッパマンセーがしたけりゃ国際情勢板のEUスレへ
行けばいいのに。
もっともあそこじゃ論破されて泣く泣く帰ってくるのが関の山だろうな。
だからIDがつかない世界史板でこうやって荒らしてる。
いっそのことトリップつけろよ。プゲラ)
549世界@名無史さん:2006/05/09(火) 02:35:08 0
>>548必死だなw
550世界@名無史さん:2006/05/09(火) 02:58:17 0
>>549
シナ必死w
シナは衰退どころでは済まないだろうな。
551世界@名無史さん:2006/05/09(火) 03:29:12 0
533
>彼らの日本への興味は、もっぱら建築や映画、美術や漫画、和食などの
>領域に限られそうだ。
これでよくない?
ほとんど経済面でしか日本を見ない以前の方がいいとは思えんけど。
ていうか、日本としてはこれ以上何を望むの、つーくらい凄いことの
ような気がするが。
552世界@名無史さん:2006/05/09(火) 07:25:20 0
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060509AT2M0302K08052006.html
東欧出身者雇用、英企業で急増・独仏と対照的に
【ロンドン=吉田ありさ】

2004年5月に欧州連合(EU)に加盟した中・東欧諸国出身者を雇う
企業が英国で増加している。人材会社マンパワーの調査によると、
今年4月時点で全体の12%に達し、1年前より5ポイント拡大した。
労組の反発で新規加盟国からの労働力流入を制限している独仏とは
対照的だ。
特にホテル・飲食業では28%がポーランド、スロバキアなどEU新規
加盟10カ国の出身者を採用している。
553世界@名無史さん:2006/05/09(火) 09:35:21 0
チョトこのへんで世界史板らしい話を…
最近の歴史学会では《ヨーロッパ中心主義者》と《アジア修正主義者》
の間で論争が起こっているらしいよ。
《ヨーロッパ中心主義者》は、ヨーロッパのダイナミズムには深い
歴史的な根があることを強調し、ヨーロッパがアジアを追い越したのを
17〜18世紀とする。

《アジア修正主義者》は、おおむね中国とイギリスを比較して、ヨーロッパ
が経済面でアジアを追い越したのはようやく19世紀になってからであり、
18世紀以前ならアジアのほうがはるかに先進的であり、18世紀には双方
ともが同じような農業経済の「高度均衡状態」という隘路に嵌り込んでいて、
それから先は「スミス的発展」だけが可能だった。19世紀以降にイギリスが
手に入れた産業革命のテクノロジーと諸制度だけが、ヨーロッパに更なる
前進をもたらした。
554世界@名無史さん:2006/05/09(火) 09:35:46 0
ヨーロッパがアジアを追い越すことができたのは、
イギリスは中国と違ってたまたまその近くに石炭があったことと、
ヨーロッパが獲得したアメリカ大陸が砂糖・木材・綿花・銀の産地
だったためであり、ヨーロッパに根の深い原動力があったためではない。
また、中国は成長阻止的で反資本主義的な官僚制だったこと、あるいは
私的国内市場を抑制していたとは認めない。中国はおそらく、ヨーロッパの
諸国家よりも自由に通商させていた。ヨーロッパの多重国家システムは
それなりの非効率を抱えていた。
555世界@名無史さん:2006/05/09(火) 09:48:34 O
もっと政治経済学や欧米経済史、比較政治学を勉強しなさい
556世界@名無史さん:2006/05/09(火) 09:49:22 0
ちなみに《アジア修正主義者》に含まれるのは、
ケネス・ポメランツ、ビン・ウォン、ジェイムズ・リー、
キャメロン・キャンベル、ワン・フェン、アンドレ・グンダー・フランク、
ジョン・ホブソンといった学者たち。

ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894341794/249-0110447-3186726
リオリエント―アジア時代のグローバル・エコノミー
アンドレ・グンダー フランク (著)
557世界@名無史さん:2006/05/09(火) 09:55:41 0
ttp://www2.econ.osaka-u.ac.jp/~sugihara/handainow.htm
他方、近年中国史の再評価のなかから、18世紀末までは東アジア、
南アジアの中核地域の経済発展のレベルや生活水準は西ヨーロッパの
中核地域のそれと遜色がなかったと主張する、いわゆる「カリフォルニア学派」
の見解が注目されるようになった。とくにポメランツ教授の『大いなる逸脱』
(2000年)は、19世紀以降の欧米の興隆は、必ずしもそれまでの
ヨーロッパ近代の到達点の延長線上にあったのではなく、石炭の利用と
新大陸の資源の吸収がもたらした、資源集約的な径路への「逸脱」を
含むものであったと論じて、大きな反響を呼んだ。1996年にロンドン
大学から大阪大学に移った私は、1998年に何人かのカリフォルニア
学派の論客と接して、きわめて類似した見解をもっていることに気がつき、
以来密接な交流が始まった。というよりも、1998年に私が書いた、
東アジアには西洋とは異なる型の経済発展径路があったとする論文に
研究史的な意味を「発見」してくれたのはかれらだった。
558世界@名無史さん:2006/05/09(火) 10:02:58 0
ttp://home.att.ne.jp/blue/holland/vries3.html
北京からマンチェンスターへ:イギリス、産業革命、そして中国(3)
ペール・フリース
559世界@名無史さん:2006/05/09(火) 10:24:05 0
>>554
石炭なんかあったところで使う必要がなけりゃ使わない。
中国の通商は昔ながらの朝貢外交しか認めてない。
イギリスが獲得したアメリカにたまたまあったわけではなく、それらを求めてアメリカに進出した


と、釣りにマジレス
560世界@名無史さん:2006/05/09(火) 12:54:25 0
ところでこれらの論文は必ずChinaと書いてあるはずだから、日本語訳にするなら中国じゃなくて「支那」になるのでは?
561世界@名無史さん:2006/05/09(火) 13:30:39 O
>>551
別に、日本の建築・映画・美術・漫画・和食
に対する関心が増大するわけじゃなく、
経済的にパッシングされてこれしか残らないって意味では。

ところで、日本文化のうちイロモノ枠としてではなく
本当の意味で海外を席巻し定着してるのて、
漫画とかテレビゲームとか、日本国内では風向きが悪い、
どちらかというと馬鹿にされがちな分野だよな。
海外が日本に対して何を期待しているのかが、薄々感じられる。
日本は、国が全体として世界の中のマイナーなイロモノ枠でしかない。
562世界@名無史さん:2006/05/09(火) 13:43:37 0
>>554
中国にも石炭あるよ。中国人は溢れる石炭で
何をやったかと言えば、中華料理w

何か中国人の思考パターンが知れてしまう
エピソードだよ。
563世界@名無史さん:2006/05/09(火) 14:43:01 0
ttp://d.hatena.ne.jp/kaikaji/200412
産業資本ではなく金融資本こそがイギリスの経済覇権の源泉だった、という
立場を取るケイン=ホプキンスの「ジェントルマン資本主義論」では、
「イギリス帝国主義は、むしろ国際社会に国家間秩序と共通の通商ルール
という公共財を提供し、そのルールに従う地域経済の活性化を促した存在」
だと捉えられることになる。
このような「帝国的秩序」理解を支えてきたもう一つの実証研究が、浜下武志
や杉原薫らによる「朝貢システム論」「アジア間交易論」、あるいはそれらを
支えた存在としての「華僑ネットワーク」論であり、近代による東アジアに
おける高い経済成長に数量史的な観点から注目したビン・ウォンやポメランツ
らのいわゆるカリフォルニア学派による経済史研究だった。要するに、
「ジェントルマン資本主義論」に代表される、「一方的な搾取でない、
相互利益を追求する存在としての帝国」を強調する議論は、「東アジアに
おける自立的な経済発展(それは「東アジアの奇跡」の議論にそのまま
つながる)」を強調するアジア交易論の議論と大層相性がよかったわけだ。
564世界@名無史さん:2006/05/09(火) 16:32:14 0
シナ人って、多分「支」の字が嫌いなんだよ。てめえは、他民族
に滅茶苦茶な名称をつけておいて勘違いしたアフォどもだ。
565世界@名無史さん:2006/05/09(火) 17:12:11 0
ヨーロッパが大航海時代に入ったころ、東アジアでも鄭和の南海遠征、福建や
広東の中国人の東南アジアへの移住、勘合貿易、倭寇、遣欧少年使節などの形で
海外へ出て行く人間がいた。
けれど東アジアにおいては、これらの現象は一時的なもので終わってしまった。
東アジアの為政者たちは、エンリケ航海王子やイサベル女王のように、外に
目を向けることがほとんどなく、外部から入ってくるものが国内の安定を
乱すことを嫌った。
566世界@名無史さん:2006/05/09(火) 18:30:43 O
どこの民族でも差別する奴はウザイ
そいつ自身がたいしたことない奴の可能性が高い
567世界@名無史さん:2006/05/09(火) 19:34:59 0
>>565
同時期に、豊臣秀吉の遠征のように日本人も海外へ出て行こうとしたのだが、
秀吉は30万人もの大軍を大陸へ送り込みながらアジア侵略に失敗している。
逆にピサロの軍勢はたった200人足らずの軍勢で南米最大のインカ帝国を征服した。
やろうとしていたことはどちらも同じなのだが、違ったのは力の均衡の問題だ。
鄭和の艦隊はたしかに巨大だったが実用的な大砲が発明されていなかった。
明もベトナムを侵略したりしているわけで、平和的だったから侵略しなかったわけじゃない。
ヨーロッパの植民地主義は力の均衡が崩れてしまったことにある。
568世界@名無史さん:2006/05/09(火) 19:47:45 0
>>567
中国の歴代王朝は、なぜベトナム以外の東南アジア諸国を直轄領に
しようとしなかったの?
地理的に遠すぎて、コストがかかりすぎるから?
569世界@名無史さん:2006/05/09(火) 21:31:59 0
鄭和の場合はすでに開発された航路だからな。
コロンブスのあれとは歴史において果たした役割が全然違う。
570世界@名無史さん:2006/05/10(水) 00:33:10 0
>>568
大砲のない時代に力ずくで直轄領にしようとしたら多大な犠牲を出すことになっただろう。
東南アジアは中国よりインド文化、イスラム文化の影響のほうを大きく受けてきたが、
インド人は過去に東南アジアを侵略しなかった。イスラムもしかり。
西洋が東南アジアを簡単に植民地にできたのも大砲の威力が大きい。
571世界@名無史さん:2006/05/10(水) 01:03:24 0
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=tanimation&nid=63311#

韓国人もここ見てるのかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
572世界@名無史さん:2006/05/10(水) 01:04:07 0
うはwwwwww
誤爆www
573世界@名無史さん:2006/05/10(水) 02:34:35 0
清朝のころの中国人の人口大爆発の影には南米からヨーロッパを経由して伝来した
ジャガイモやトウモロコシ、サツマイモの恩恵がある。
これらの農産物が伝来してから中国人の人口は倍々で増加している。
中国人もヨーロッパ人の植民地主義の恩恵を多大に受けていたのだ。
574世界@名無史さん:2006/05/10(水) 07:04:43 0
中国や日本の海禁・鎖国政策はプラスとマイナスどっちの面が大きかったんだろうか?
ウォーラーステインのいう「世界システム」への組み込みを遅らせたという点では
プラスのほうが大きかった?
それとも西欧の思想や科学技術の導入が遅れ、国民の視野を狭くしたという点で
マイナスだった?
575世界@名無史さん:2006/05/10(水) 09:02:59 0
そこでシミュレーション・プログラムですよ
576世界@名無史さん:2006/05/10(水) 10:02:28 0
ttp://j1.people.com.cn/2004/07/08/jp20040708_41141.html

鄭和は明代の著名かつ偉大な航海者。1405年から1433年までの28年間に
大船隊を率いて前後7回、東南アジア、インド洋を経て紅海、アフリカ
まで遠征。アジア・アフリカの30数カ国・地域を訪ねた。航行の規模と
難度の大きさ、航海技術の先進性、組織の厳密性でいずれも当時、
比類なきものだった。鄭和の西洋遠征は中華民族史の快挙であるだけで
なく、世界の航海史の壮挙でもある。7回にわたる遠征は、中国の航海
技術がいかに先進的で、中華民族がいかに高く優れた知恵と非凡な勇気
を有していたかを示すもの。また中華民族が歴史上、各国との善隣友好
往来や経済・文化交流と協力にいかに力を尽くしてきたかもよく
物語っている。
577世界@名無史さん:2006/05/10(水) 11:48:39 0
>>570
すでに15世紀初頭に明の永楽帝が、大量の大砲や銃で武装した遠征軍でヴェトナムに侵攻してます。
恐ろしいことにヴェトナムにもすでに火器があって、血みどろの戦いの末に明軍は撤退。
578世界@名無史さん:2006/05/10(水) 14:23:41 0
ttp://www.21ccs.jp/china_watching/BeijingNowB_EBARA/Beijing_nowB_13.html
いずれのメディアにも共通した主張は、中国の文明は「黄色文明」で、西洋の
文明は「藍色文明」であったという点だ。つまり、鄭和の大航海以後、中国
文明は大陸中心となったがゆえに、大海を拠り所とした西洋文明に遅れを
とったという。然るに、鄭和のいった「国家欲富強、不可置海洋于不順。
財富取于海、危険也来自海上(中略)一旦他国之首奪取南洋、華夏危矣」
(富国強兵は大海にあり、国家の興亡も大海にあり、制海権の確保は国家の急
なり)の精神に帰るべき時が来たという。(中略)
鄭和の偉業には、当時、中国が西洋に勝っていたことが強調されている。
600年前に中国が西洋を凌駕していたとするのは3点。即ち、@前述の鄭和の下
西洋は西洋の大航海時代に先立つことほぼ1世紀であったこと。A規模が遥かに
西洋を上回っていたこと、冒頭の3者の船隊は3〜5隻程度であったが、鄭和の
船隊は注1のとおり、規模において圧倒的に3者の船隊を上回っている、
B造船技術と航海技術において西洋を遥かに凌駕していたこと、即ち、鄭和の
「大宝船」の規模と種類の多さは造船技術の高さを示しており、かつ現存する
「鄭和航海図」、「過洋牽星図」などから天体観測などによる先進的航海技術
をもっていたことである。
579世界@名無史さん:2006/05/10(水) 14:46:48 0
当時は人口が1億より少ないんだろ確か。
たぶん国内が空き地だらけなので、わざわざ海外進出する気が起きなかったとか。
580世界@名無史さん:2006/05/10(水) 17:01:47 0
>>578
>鄭和の大航海以後、中国文明は大陸中心となったがゆえに、大海を拠り所と
>した西洋文明に遅れをとったという。

それよりマカートニー卿がやってきたときに貿易をやってればよかったのに。
もっとも「天朝の産物は豊富であり、これといってないものはなく、外国の
産物は中国にとって必需品ではない。ただ、天朝に産する茶、 陶磁器、絹
などは西洋各国の必需品である。だから、特別に広東において貿易をゆるし、
天朝の余沢にうるおわしめているのである」と言って追い返したぐらいだから
無理だろうけど。



581世界@名無史さん:2006/05/10(水) 17:32:31 0
現在のヨーロッパを見ていると、
過去の栄光に縛られて内向きになっているあたり、
かつての中国を連想させるな。
やがては清朝のようにジワジワ衰えていく…
582世界@名無史さん:2006/05/10(水) 19:45:10 0
>>577
>すでに15世紀初頭に明の永楽帝が、大量の大砲や銃で武装した遠征軍でヴェトナムに侵攻してます。

16世紀末の豊臣秀吉の朝鮮出兵の時点では朝鮮半島に鉄砲はなかった。
それに大砲の破壊力は雲泥の差だ。
583世界@名無史さん:2006/05/10(水) 19:53:58 0
>>576
さすが中共の機関紙w
584世界@名無史さん:2006/05/10(水) 20:48:44 0
ヨーロッパが、再び第二の黄金時代を迎えるにはどうしたらいいのか?
各国が既得権益を持つ団体の反対を押し切って、思い切った改革を行うことか?
それとも、EUの政治統合を完全に実行して、現在の通貨だけが統合された
中途半端な状態をやめることか?
(そもそも共通通貨政策は、EU域内での労働流動性が高くないとうまく
いかないだろう)
585世界@名無史さん:2006/05/10(水) 21:18:25 0
>>582
なんで東南アジアの話に李氏朝鮮が出てくるのかよく分からないけど
朝鮮の役の頃には明から伝わった「三眼銃」などの指火式銃がありましたよ。

明初期の大砲の威力についてはデータがないので何ともいいようがないですが
大航海時代になると倭寇を通じて入手したフランキ砲や紅夷大砲を使ってるので
フィリピンを植民地化した頃のスペインと比べて遜色ない装備です。
586585:2006/05/10(水) 21:27:06 0
大砲関係は倭寇経由じゃなくてポルトガルだったかな?
587世界@名無史さん:2006/05/10(水) 21:30:27 0
>>585
日本の鉄砲隊に朝鮮の人民が弓矢で応戦している絵がある。
588世界@名無史さん:2006/05/10(水) 21:38:39 0
>>577
>恐ろしいことにヴェトナムにもすでに火器があって、血みどろの戦いの末に明軍は撤退。

そのヴェトナムを西洋人は簡単に植民地にしてるんだからな。
589世界@名無史さん:2006/05/10(水) 21:48:03 0
21世紀末の日本の姿かもよw
http://dolby.dyndns.org/upfoo2/mov/1146895227603.wmv
590世界@名無史さん:2006/05/10(水) 21:54:39 0
時期が違うぞ。
西洋つーかフランスが植民地にしたのはベトナムの宗主権を清と争い、
仏清戦争の結果ベトナムが清→仏となったからな。
ベトナムの頭越しに宗主権が異動してしまったというのが実情に近い。

しかし漢字圏がフランスの支配によって喪失したのは惜しかった。
現地の人も古文に親しもうと思っても、字喃解する人など知識人のぞいて
ほとんどいないだろうし、党幹部もそういう方面に関心もつ人どれだけいるのかな
591世界@名無史さん:2006/05/10(水) 21:54:42 0
オランダはインドネシアを植民地にしたが、
日本を植民地にしなかった。これはなぜ?
592世界@名無史さん:2006/05/10(水) 22:12:38 0
オランダはイギリスのインド植民地支配同様に一朝一夕で広大な植民地を形成してはいない。
ジャワ島支配ですら、オランダが掌握できたのは18世紀に入ってからのことで、
アチェは20世紀に鳴ってようやく攻略できた。

長い年月をかけて現地の王国の戦争に介入しながら徐々に浸食していったというのが
正しい。

日本の場合、織豊政権の天下を継いだ徳川氏による統一政権がすでに誕生しており、
動員できる兵も桁ちがい。
諸侯による政権の不安定化も黒船到来まで無かったし、つけ込みようも無かった。
コスト考えると対日貿易を独占するだけで御の字じゃないか
593世界@名無史さん:2006/05/10(水) 22:25:42 0
結局、ヨーロッパが全世界を支配できたのは、19世紀になって
軍事力に圧倒的な差がついてから、ということでOK?
ということは同様にヨーロッパの科学技術を導入したアメリカ・ロシア・
日本の勃興によって、指導的立場を失うのも必然だったのか。
594585:2006/05/10(水) 23:18:51 0
>>587
そりゃ火器があって弓矢がなかったらそっちの方が変ですよw
595世界@名無史さん:2006/05/11(木) 01:13:19 0
>>593
ポールケネディの大国の興亡の一読を勧める。
596世界@名無史さん:2006/05/11(木) 09:15:48 0
ttp://www.asahi.com/business/update/0511/044.html
村上ファンド、海外に全資産を移転

元通産官僚の村上世彰氏が率いる投資ファンド(村上ファンド)は10日、
すべての運用資産と活動の拠点をシンガポールに移したと発表した。理由と
して日本に比べ、規制や税制の面で有利なことをあげている。外国を拠点に
しても日本で投資を募る限り、日本の規制の対象になるが、海外では金融当局
の実際の監督や規制は難しい。今回の移転は、活動の実態を当局が把握しにくく
する狙いもあると見られる。(中略)
ただ、関係者によると、村上氏は周辺に「主張を理解しようとしない日本の
風土に嫌気がさした。今後はインドなど海外への投資を加速させる」と話している。

↑日本もヨーロッパ同様、かなりヤヴァクなってきているのでは?
597世界@名無史さん:2006/05/12(金) 02:55:21 0
村上のはちょっと違うぞ。

当局が村上逮捕に向けて動いてるから、
事前逃亡してるだけだよ。
598世界@名無史さん:2006/05/12(金) 08:28:09 0
ヨーロッパ人がよくアメリカに対抗して「多極世界」をつくるなんていって
いるが、彼らのイメージしている「多極世界」というのはどういうものなんだろ。
世界に複数ある「極」が平和に共存する世界なのか?
599世界@名無史さん:2006/05/12(金) 13:12:51 O
北極、南極
N極、S極
600世界@名無史さん:2006/05/12(金) 13:28:23 0
19世紀みたいに列強で仲良く世界分割してる感じかな。
601世界@名無史さん:2006/05/12(金) 14:46:18 0
たぶんアメリカ、EU、ロシア、インド、中国あたりで
世界を引っ張っていくという感じなのでは。
もちろん日本は中国の属国になるw
602世界@名無史さん:2006/05/12(金) 22:11:55 0
モンゴル帝国の馬に当たるのが、大英帝国の船なんだろうな。
モンゴルは地続きならどこでも制圧できたが、海を隔てた日本列島などは無理だった。
「海のモンゴル」こと大英帝国は沿岸都市ならどこでも征服できたが、内陸部までは無理だった(支那の場合は支那人が
開発した内陸水路を辿って侵略できた)。
次の大帝国は何を利用できた者が作り上げるのだろうか
603世界@名無史さん:2006/05/12(金) 22:20:46 0
>>602
宇宙?まさかな…

それよりもアメリカ合衆国が衰退した後の世界がどうなるか気になる。
ローマ帝国崩壊後のような暗黒の中世に突入するんだろうか。
604世界@名無史さん:2006/05/12(金) 23:19:29 0
アメリカも船だろ。太平洋を高速道路感覚で使ってるし。
605世界@名無史さん:2006/05/12(金) 23:23:53 0
>>603
>それよりもアメリカ合衆国が衰退した後の世界がどうなるか気になる。

怖い者がなくなって、世界中のならず者国家が我が物顔になるだろう。
606世界@名無史さん:2006/05/12(金) 23:58:48 0
世界システムが形成される以前の、複数の地域ネットワークが存在
していた時代に逆戻り。
607世界@名無史さん:2006/05/13(土) 00:18:21 0
>>605確かにそう。アメリカという強大なヤクザがいないと、無法者の若集が組頭のダメな組が街で悪さをするような世界になるだろう。
だから本来はアメリカはもっと自信を持ってダメな国を侵略して潰したらいいんだと思う。だけどアメリカの建国理由が「帝国主義とその
搾取される植民地の解放」を最大のアイデンティティーとしている以上、自己矛盾をきたして世界を征服して平和にする、という国家戦略の
目標が頓挫しつつあるのが残念。イラクで負傷したり死亡したりする兵の遺族が「戦争は悲惨」なんて主張してるけど、当たり前だよ、
ディズニーランドで遊んでいるんじゃないんだ、実際に銃を撃ったりミサイルが飛んできたりする戦場なんだから。
そしてそんな世論に負け、アメリカという大帝国のにらみがイラク戦争で鈍りだすと、ここぞとばかりに世界中のダメな国家がやりたい放題
言いたい放題しだしたではないか!
もっとアメリカは誇りと大帝国としての使命を果たすべき。
608世界@名無史さん:2006/05/13(土) 00:40:02 0
アメリカは拳王の存在にあたるよな。
609世界@名無史さん:2006/05/13(土) 01:22:42 0
アメリカというやくざの親分が他のやくざを押さえつけてる。
今はそういう状態。
これがいなくなったら、世界はまさに戦国時代だな。
610世界@名無史さん:2006/05/13(土) 01:26:28 0
ヤクザの大親分、ボス猿、大盗賊の親分、サイコパス等、これらに頼らねば統治できないのが
人間、否、哺乳類というものなのですよ。
611世界@名無史さん:2006/05/13(土) 01:29:40 0
アメリカが大帝国としての使命(下らん争いをなくす、人民を豊かにする等)を果たさず、ただひたすらに弱い国家や地域の土民から搾取しだしたり、
傲慢な人種差別をしだしたりしたら、それこそ公約違反ということで諸国は立ち上がればいい。
612世界@名無史さん:2006/05/13(土) 01:31:54 0
>>608
よい例えだw
613世界@名無史さん:2006/05/13(土) 01:35:53 0
ジャギは朝鮮にあたる
614世界@名無史さん:2006/05/13(土) 02:32:39 0
軍事大国は「実は大した事なくね?」と思われたら終わり
ベトナムやら中東でボロが出てるのを巨額の軍事費で押さえ込んでるがいつまで続くやら
615世界@名無史さん:2006/05/13(土) 07:06:30 0
ヨーロッパはアメリカに対抗するために中国に肩入れしたりしているが、
本当に世界が多極化したら、あちこちで戦争が勃発するだろうな。
でもヨーロッパ人はそのことをイマイチわかってなさそう。
616世界@名無史さん:2006/05/13(土) 07:25:19 0
世界が恐れる
広域指定暴力団アメリカ組

組長 USA
若頭 UK
若頭 Japan
若頭補佐 Australia

鉄砲玉 Korea
617世界@名無史さん:2006/05/13(土) 10:20:16 0
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060511AT2M1101V11052006.html
仏の対中ODA、05年は5倍強に拡大
【パリ=奥村茂三郎】

フランスの政府開発援助(ODA)実行機関である仏開発庁(AFD)が11日
発表した年次報告書によると、2005年の中国向けODAは前年に比べ5倍強に
拡大、仏にとり最大のODA供与先となった。中国は日本に円借款の新規供与
を凍結されているが、その弱みを突いて中国との政治・経済的なつながりを
深める仏外交が浮き彫りとなった。
対中ODAは1億8030万ユーロ(約255億円)で前年の3500万ユーロの5.2倍。
内訳はすべて借款だった。04年にODA供与先首位のモロッコは1億4180万
ユーロで2位になった。
記者会見したスベリノ開発庁長官は「中国の経済成長をさらに後押ししようと
しているわけではない」と弁明。「温暖化ガスの排出を削減するための環境
対策が目的だ」と対中ODA拡大の意義を強調した。06年も「05年並みの水準
を維持する」と説明した。

↑フランス製の武器や原発を買ってもらうつもりだろうか?
618世界@名無史さん:2006/05/13(土) 16:22:30 0
>>615そりゃ自分の領土で起こるわけじゃないからな。アメリカなんかが支那に対して強行になれるのも兵站は日本列島であって、
アメリカ本土にはならないから。第二次大戦も真珠湾なんてハワイやその他の遠く離れた島などの植民地が戦火に晒されただけであって、
アメリカ本土はのほほんと原子爆弾を開発できたくらい平和だった。
619世界@名無史さん:2006/05/13(土) 17:21:25 0
>>618
イランの核が欧州を標的にする可能性はあるのかな。
狙うとすればイスラエルあたりになりそうだけど。
620世界@名無史さん:2006/05/13(土) 18:05:00 0
>>619
シャ ハブ3の射程は1300km
イスタンブールにすら届かないな
621世界@名無史さん:2006/05/13(土) 19:30:43 0
>>620
北朝鮮辺りと仲が良いからね。
ニューヨーク辺りを核攻撃できるようになるのも時間の問題だと思う。
622世界@名無史さん:2006/05/13(土) 20:22:03 0
北朝鮮の核が日本を標的にする可能性はあるのかな。
狙うとすれば大阪あたりになりそうだけど。
623世界@名無史さん:2006/05/13(土) 20:29:24 0
>>618
ことはそうのんきじゃないだろ。
欧州なんか中国の巨大化で被害を受けるぞ。
中国の領土的野心の地図を見たことあるのだが
もろにモンゴル帝国?と思うようなのりでした。
石油は不可欠なのでどうしても中東中央アジアへの野心は
今後露骨になるであろうし
ロシアの動向もあるので欧州は無関係ではいられない。
624世界@名無史さん:2006/05/13(土) 20:49:26 0
>>623
欧州人は中国は平和的な国だと思っている。
アジアでは日本こそが脅威であり、中国を脅かしたりせず、
敬意を示せば大丈夫だと。
625世界@名無史さん:2006/05/13(土) 20:55:25 0
直接関わらない連中が何をやろうが興味ない
俺らがアルメニア人虐殺だなんだと言われても「ハァ?」で終わるのと一緒
626世界@名無史さん:2006/05/13(土) 21:02:10 0
中国はEUが進める欧州独自の衛星測位システム「ガリレオ計画」に
本格的に参入する。
「ガリレオ計画」にかかる総費用は34億ユーロ。そのうちEUが
32億ユーロ、中国が2億ユーロを負担。中国は、研究段階から、
技術開発、地上設備、ユーザーサービスなどすべてのプロセスに参加する。
EU欧州委員会は、中国との提携について「技術上の提携は政治面での
友好関係構築にもつながる」と双方の利益になることを説明し、中国の
参入を歓迎している。
米国のGPS(全地球測位システム)のライバルにあたるこの計画は、
正確な定位、サービスの充実、低価格などの優勢を持つことが特徴。
中国はすでに、有人宇宙飛行に成功しているため、人工衛星の発射、
観測など技術面での豊富な経験が、「ガリレオ計画」の進行に大きく
貢献するとみられている。
627世界@名無史さん:2006/05/13(土) 21:19:08 0
日本はサイフとして参加します。日本国民のみんなもっと働いてね
628世界@名無史さん:2006/05/14(日) 15:50:25 0
>>553
>ヨーロッパのダイナミズムには深い歴史的な根があることを強調

ヨーロッパが他の文明圏と決定的に違う道を歩み始めたのは、11〜12世紀の
グレゴリウス改革(聖職叙任権闘争)がきっかけでは?
629世界@名無史さん:2006/05/15(月) 00:05:27 0
ヨーロッパ諸国の回春剤:アフリカ大陸を再び植民地化して搾取する
630世界@名無史さん:2006/05/15(月) 01:00:43 0
今更無理だろう。

近代人権思想がヨーロッパを世界の盟主にしたてたが
その思想ゆえに衰退せざるをえない。
軍事技術力に決定的な差がある間に、人権も人道も糞くらえと
他民族をジェノサイドする覚悟があれば世界を征服できたのだが。
631世界@名無史さん:2006/05/15(月) 08:05:16 0
>>630
そこでレイシズムの復活ですよ。
「優れた人種には劣った人種を文明化する義務がある」
632世界@名無史さん:2006/05/15(月) 11:49:07 0
ttp://www.diplo.jp/articles04/0409-5.html
正義の戦争、価値観のための(軍事的な)戦いに関するブレアの理論は、
古き良き帝国主義の教説を大いに思い起こさせる。当時もまた、文明的な
「価値観」を引き合いに出すことで、「野蛮」な人々に対する介入を正当化
していた。帝国主義がもたらした恩恵を擁護し、メディアにもてはやされる
若い歴史学者、ナイアル・ファーガソンによれば、イギリスの植民地化による
最終的な損得は、総合的には住民にとってプラスとなった。彼らは経済的な
後進性と(インドの女性に見られるように)社会的な抑圧から脱出することが
できた。自由貿易や主権国家、民主制や「西洋的価値観」といった普遍的な
善がもたらされたことも忘れてはならない。
633世界@名無史さん:2006/05/15(月) 11:50:01 0
この修正主義は(特に関係諸国の歴史学者から強く論難されているのだが)、
英米による「国際主義に基づいた戦い」の論拠とされ、セルビアやイラクに
対する一連の爆撃の正当化に用いられてきた。ブレアの国際政治顧問は、
こうした自由帝国主義の伝道者の一人、ロバート・クーパーである。
2002年4月、「なぜ我々には今なお帝国が必要か」と題した論説で、
クーパーはポストモダン植民地主義の必要性を訴えた。「帝国と帝国主義
というのは軽蔑的な言葉になった。その義務を引き受けるつもりのある
植民地勢力は皆無である。しかしながら、植民地化の機会、さらに言えば
必要性は、19世紀よりもむしろ今日の方が高まっているのだ
634世界@名無史さん:2006/05/15(月) 22:15:07 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060516k0000m030143000c.html
イラン核問題:EUが平和利用認め、貿易強化の方針
【ブリュッセル福原直樹】

欧州連合(EU・25カ国)は15日、外相会議を開き、イランにウラン濃縮
の停止を求める見返りとして、同国の核の平和利用を認め、同国との貿易関係
を強化する方針を確認する。イランが従わない場合、EUとして国連安保理
での制裁を強く求めていく方針だ。
EU高官によると外相会議では、イランの核の平和利用は認め、EUが核施設
建設などで協力する用意があることを確認。この上で、核兵器の開発疑惑を
晴らすよう求める。

↑19世紀のヨーロッパは、アジア・アフリカ諸国の反対など、艦隊を
繰り出して鎮圧できたが、いまやここまで落ちぶれている。
635世界@名無史さん:2006/05/17(水) 11:05:27 0
>>559
《アジア修正主義者》にいわせると、中国にも石炭はあったが、彼らが採掘
しなかったのは、埋蔵地が極めて離れたところにあって、コストがかかり
すぎたからで、採鉱の技術が無かったからではないそうです。
636世界@名無史さん:2006/05/17(水) 11:31:12 0
>635
彼らは石炭が採掘されてなかったと主張してるの?
13世紀には普通に燃料として使われていたようだが。

「次に薪のように燃える黒い石について述べよう。カタイの国のいたるところに
一種の黒い石があり、山腹の鉱脈から掘り出される。・・・・・・この石は木より
もよく燃えつづけ、・・・・・・大量の熱を発する。・・・・・・多量の薪があることも
たしかだ。だが、・・・・・・[人びとは風呂に入り]地位や財産のある者はすべて
自宅に風呂を備えている。・・・・・・そのため、この石が、豊富で非常に安価で
木材の節約に大いに貢献している」
『東方見聞録』より
637世界@名無史さん:2006/05/17(水) 11:38:45 0
コークスまで使っておいて採掘してねえとは言わせんぞ
638世界@名無史さん:2006/05/17(水) 11:40:32 0
まあ華北は森林破壊が進んでいたから石炭まで掘らざるを得なかったのかも知れないが
639アンドレ・グンダー・フランク:2006/05/17(水) 11:51:33 0
>>636
18世紀の大半の間を通じて、それほど石炭を使用するものはなかったので
ある。木炭が、依然として広範に入手可能で、かつ安価であるかぎりに
おいて、それを、よりコストのかかる石炭で代替しようという誘因は
ほとんどなかったし、石炭が容易には手に入らない、特に南アジアの
ような地域では、なおさらのことであった…中国にも石炭はあった。
彼らがその採掘をそれほどおこなわなかったとすれば、それは、恐らく
コスト計算によるものであって、そのための適切な技術がなかったため
ではないということは、確かである…中国人にとって不運なことに、
イギリスとは違って、中国における十分な量の石炭の埋蔵地は、ポメランツ
(Pomeranz 1997)が強調しているように、それを産業的に用いる潜在的な
可能性のあった諸中心から、極めて離れたところに位置していたのである。
640世界@名無史さん:2006/05/17(水) 11:55:40 0
「それを産業的に用いる潜在的な可能性のあった諸中心」ってのはどの辺のことだろう?
石炭を使う産業といったらまず製鉄だろうが。
641世界@名無史さん:2006/05/17(水) 11:58:25 0
しかし石炭といってもよっぽど高品質でなければそのまま使ったところで屑鉄しか作れないわけで
642世界@名無史さん:2006/05/17(水) 12:11:56 0
ttp://d.hatena.ne.jp/q_kankss/19801026
宋代の文化が進んでいた理由には、産業の進化があった。その例を2つあげる。
それは石炭の利用と、コークス利用による製鉄技術の進歩、である。
石炭の利用は古くは漢代から利用され、唐代末には普及し始めた。宋代には
一般民衆にも普及し始めた。たとえば、北宋の首都開封には公営石炭販売場が
あった。
宋代、このように石炭利用が普及したので、製鉄業、窯業に技術革新があった。
製鉄業では、コークス利用による鋼の生産法が確立され、鉄製品が大量生産
できるようになった。また、窯業、有名な陶磁器の生産には1300℃の高温が
必要である。石炭によって安定的に火力が保てるようになったので、「磁器」
の発明が起こった。磁器は丈夫なので、はじめは実用品に利用されたが、
しばらくすると芸術品として生産された。このように、宋代の文化の先進性の
原因には、産業における技術革新がある。
643世界@名無史さん:2006/05/17(水) 12:19:26 0
手元の本にこんなのがあった。

ジャネット・L・アブー=ルゴド「ヨーロッパ覇権以前」下巻p134-135より

「少なくとも八世紀以降、北部中国では石炭が採掘され、炉で使用されて高品質の鉄が
製造されており、「鋳鉄と錬鉄の共融解 co-fusion 法と、冷たい酸化風のなかで直接に
脱炭する方法の両方で」鋼さえ製造されていた(Elvin, 1973 : 86. また、ニーダムの一九
五六年の講義を再録した "Iron and steel Production in Ancient and Medieval China,"
Needham, 1970 : 107-112 ならびに Hartwell, 1962, 1966, 1967 を参照)」

製鉄に詳しくないんで個人的には何とも言えんなあ。
644世界@名無史さん:2006/05/17(水) 12:23:36 0
>>598
ひらたくいうと、衰退を遅らせるためのブロック経済だろ。
645世界@名無史さん:2006/05/17(水) 23:23:00 0
ミシェル・アルベールは『資本主義対資本主義』(竹内書店新社)で、
発展途上国の人々は西欧よりも北米で暮らしたがるが、これはライン型資本主義が
単調で退屈な印象を与えるのに対し、アメリカ型資本主義はハリウッド映画のように
派手でロマンティックなイメージだからだ、と書いているが、これはちょっと
ズレているのでは。
ヨーロッパは日本と同じく移民に対して閉鎖的で、規制も多いから、母国の
封建的・前近代的な体質から逃れたいと思っている人々にとっては魅力的に
映らないだろう。
おまけに新しい事業を起こすのも簡単ではないし。
646世界@名無史さん:2006/05/18(木) 03:20:34 0
日経の株欄のコラムで、東アジア共通通貨に入って、円を捨てるのは愚かってあったが、
ユーロって実際のところ、成功したのかい?

特にドイツにとっては有益だったのかな。
647世界@名無史さん:2006/05/18(木) 03:56:10 0
ユーロの功罪問うには性急すぎるんでは。
東欧を傘下におさめて彼らの経済伸張がおいつくのに時間がかかるからね。
しかしそれさえ過ぎればかなり強い経済圏が誕生するわけで。
648世界@名無史さん:2006/05/18(木) 06:34:39 0
>>647
ユーロが成功するには、アメリカ合衆国並みの労働流動性が必要なのでは?
今ポーランド人労働者がイギリスに流入しているが、イギリスはユーロに加盟
していない。
ドイツやフランスは中東欧の新規加盟国からの労働者の流入を制限している。
649世界@名無史さん:2006/05/18(木) 07:13:10 0
>>648
欧州連合域外から移民が条件のゆるい東欧やイベリア半島を経由して
西欧諸国に流れ込んでいる。

それにムスリム系移民はフランスやオランダに集中するイメージがあるが、
実際はヨーロッパ中に拡散していっているし、いらちごっご状態な罠
650世界@名無史さん:2006/05/18(木) 12:06:35 0
ユーロの真の目的は、ヨーロッパの脱グローバリズム
651世界@名無史さん:2006/05/18(木) 12:07:18 0
環境問題に熱心なのも同じ理由
652世界@名無史さん:2006/05/18(木) 12:29:01 0
>>650
明や李氏朝鮮、徳川幕府が海禁・鎖国政策を行ったのと同じだな。
653世界@名無史さん:2006/05/18(木) 15:14:48 0
>>646
ユーロに参加しないと為替差損が生まれたりして決済で不利→為替ヘッジってものがあるのでイギリスは平気です
隣国との商売が活発に→特に参加していなくても、イギリスと欧州との貿易は活発です
隣国に両替なしで旅行できる!→両替なんて5分もかかりません、イギリス人は特に不便を感じません

と言う具合に、ユーロに参加するメリットって実は無いんじゃね?

あと、もしイギリスが不景気でドイツが好景気だったら、イギリスとしては金融緩和して欲しいし
ドイツとしては金融引き締めして欲しい、そういう場合はヨーロッパ中央銀行はどうするのさ、
とか
ユーロとは直接関係ないがヨーロッパ内の途上国支援のためEU分担金って物を何兆円も払う羽目になってるし

EUって作って何かいいことあったの?ECで止めとけばよかったんじゃね?
とは思う。
654世界@名無史さん:2006/05/18(木) 19:35:44 0
トルコ入れなきゃ周辺国との領土問題起こるたびに頭抱える必要もなかったろうに
655世界@名無史さん:2006/05/18(木) 21:11:08 0
>>653
EUはフランスとドイツが共同でヨーロッパを支配するための道具。
フランスとドイツは、ユーロを作れば国際的な規模でドルに対して
もっと大きな抵抗力を発揮できると考えていた。
656世界@名無史さん:2006/05/18(木) 23:07:24 0
じゃあなんで、EUに参加を希望する国がいるんだろw
657世界@名無史さん:2006/05/18(木) 23:18:19 0
>>656
補助金。
658世界@名無史さん:2006/05/18(木) 23:26:59 0
>>655
東欧にとってはロシア支配より独仏のほうが百万倍マシだろう
659世界@名無史さん:2006/05/18(木) 23:49:08 0
>>658
東欧はロシアだけでなくドイツも警戒しているよ。
だからアメリカにすり寄っている。
660世界@名無史さん:2006/05/19(金) 00:30:50 0
>>598
「極」どうしが戦争しまくる世界
661韋駄天はふと考えた:2006/05/19(金) 00:39:17 0
植民地国家を運営するイギリス人に雇われただけの使用人がユダヤ人と在日と華僑

戦後日本のイギリス人貴族達による間接植民地化と間接植民地政策の実態

現在の日本国を事実上統治しているのは、朝鮮半島渡来人子孫の集団と在日朝鮮人と部落民である。
1945年、アメリカとの宗教戦争(太平洋戦争)に負けた日本国はアメリカ進駐軍の占領支配下に
置かれる。
アメリカ進駐軍は日本国内のマイノリティ集団(朝鮮半島渡来人の子孫と在日朝鮮人と部落民)に
特権を与えて、政治経済を牛耳らせて植民地国家である日本国政府の運営を委ねた。

そしてマイノリティ集団(朝鮮半島渡来人の子孫と在日朝鮮人と部落民)による独立とアメリカ進駐軍
政策を無視しないように、監視したりアメリカ進駐軍軍事介入による首都制圧を容易にするために、東京
近くの横田基地にアメリカ陸軍を置き、同じく神奈川県の横須賀基地にアメリカ海軍と海兵隊を置き、
同じく神奈川県厚木基地にアメリカ空軍を置いて、アメリカ陸海空三軍の同時監視によってマイノ
リティ集団(朝鮮半島渡来人の子孫と在日朝鮮人)の、アメリカ進駐軍からの独立化ににらみを
きかせるようにした。

こうして日本国は、アメリカ進駐軍の永久監視による支配下に置かれて、マイノリティ集団(朝鮮半島
渡来人の子孫と在日朝鮮人と部落民)による日本人統治政府体制ができあがり、日本国はアメリカの
間接植民国家となる。

しかし、日本を間接植民地に置いているアメリカ合衆国もまた、イギリス人貴族達による間接植民国家なのである。
662韋駄天はふと考えた:2006/05/19(金) 00:40:02 0
独立前のアメリカ合衆国の領土の大部分は、イギリス植民地とフランス植民地のニ分されていて、南北戦争と
独立戦争のふたつの大きな、イギリスとフランスの代理戦争によってイギリス側が勝利することとなり、
アメリカ合衆国は独立をしてアメリカ国内の領土の大部分はイギリス植民地となる。
しかしイギリスは、インド植民地での直接統治による失敗と、インド植民地をマイノリティ集団(少数民族&
少数単位の集団)に統治させる、間接統治による成功を教訓にして、アメリカ合衆国を直接統治することはせずに、
マイノリティ集団(少数民族&少数単位の集団)に統治させた、間接統治による植民地政策を施した。

そこでアメリカ合衆国を統治させるのに選ばれたマイノリティ集団(少数民族&少数単位の集団)がユダヤ教を
信心する集団(ユダヤ人)であり、このユダヤ人に特権を与えてアメリカ合衆国の政治経済を牛耳るようにさせた。
一方、イギリスはユダヤ人がアメリカ合衆国を完全支配してイギリスから独立しないように、アメリカ国軍
(陸海空)の統帥権と、CIAとFBIなどのアメリカ政府とは独立した機関を作って、政治経済を牛耳らせた
ユダヤ人の監視をして、時には武力行使(ユダヤ人であるケネディ大統領暗殺事件など)によって、ユダヤ人の
反イギリス化を阻止して、イギリス人貴族達によるアメリカ合衆国の間接統治を今日まで成功させている。

イギリス本国を事実上支配しているのは、イギリス王朝貴族達で、このイギリス王朝貴族達が議会を通じて
イギリス本国を直接統治し、ユダヤ人を使ってアメリカ合衆国を間接支配し、朝鮮半島渡来人子孫と在日朝鮮人
を使って日本国を間接支配している構図になる。
アメリカが他国を植民地占領支配下に治めようと軍事行動を行こせば、必ずイギリス軍が一緒に軍事行動するのは、
イギリスの植民地国家であるアメリカ合衆国が単独で軍事行動を行こして軍事占領してしまえば、その占領地を
イギリス貴族達の意向に沿った植民地にしない警戒感から来るものであり、いわばイギリス軍はアメリカ軍の監視役
及びお目付け役として、アメリカ軍の軍事行動に一緒に参加するわけである。
663韋駄天はふと考えた:2006/05/19(金) 00:40:52 0
マイノリティ集団(少数民族&少数単位の集団)であるユダヤ人に特権を与えて政治経済を牛耳らせて、植民地国家を
間接支配するのは、第一次世界大戦でイギリスとフランスとアメリカ連合国に敗戦したドイツでも行なわれて、
第一次世界大戦で敗戦国となったドイツは巨額の賠償金を戦勝国に支払う約束をさせられた。

この時イギリスを中心とした戦勝国側は、ドイツを巨額の賠償金を支払い続ける間接植民地国家にするために、
ドイツ国内のマイノリティ集団(少数民族&少数単位の集団)であるユダヤ人に、特権を与えてドイツの政治経済を
牛耳らせるようにした。またドイツ民族によるドイツ軍の軍備強化をしないようにドイツ国内のユダヤ人に
警察権限を与えて監視をさせた。

しかしイギリス中心による、ユダヤ人に特権を与えてのドイツの間接植民地統治政策は失敗した。
ドイツ国内のユダヤ人はマイノリティと呼ばれるほど少数単位の集団ではなく、ドイツ国内の総人口の
10%を越える集団であったために、ドイツ国内にまたたく間にユダヤ人特権によるユダヤ人の裕福化と
それに比例するかのように90%を占めるドイツ民族の貧困化が激しくなってきた。
富を独占する裕福なユダヤ人達と、まともな職にもつけずに重税と貧困にあえぐドイツ民族との二極化
が、やがてドイツ民族のユダヤ人達に対する激しい憎しみに生まれ変わり、そのドイツ民族の憎しみが
ヒトラー率いるナチスドイツという極右勢力が台頭するきっかけとなった。

ヒトラー率いるナチスドイツによる徹底したユダヤ人虐殺と第二次世界大戦を引き起こした理由は、
イギリス主導によるユダヤ人を使ってのドイツ国内の間接植民地化政策の失敗が原因なのである。
664韋駄天はふと考えた:2006/05/19(金) 00:41:37 0
こうした間接植民地化政策の失敗を受けて、最も大きな被害を受けたアメリカのユダヤ人を中心として
各国のユダヤ人達は、イギリスを中心とした戦勝国側にユダヤ人による独立国家がほしいと強く要求してきた。
この要求を受け入れられない場合には、イギリスのために植民地政策を行っているアメリカのユダヤ人が
イギリスに対して一斉蜂起する準備があると脅してきた。
アメリカ国内では、ヒトラー率いるナチスドイツによる徹底したユダヤ人狩りによって、多くのユダヤ難民が
アメリカ国内に逃げ込んでおり、アメリカ国内のユダヤ人の総数は大戦前に比べて3倍以上の数に膨れ上がった。
こうしたアメリカ国内の急激なユダヤ人増加と、世界大戦によるイギリス本国の消耗と弱体化と敗戦国への
戦後処理政策に、ソ連中国などの共産主義勢力の台頭による対策と、イギリスの植民地であったインドや
アジア各国での独立運動による追い打ちでイギリス本国の政治的対応はどこも手一杯になってしまった。

こうしたイギリス本国での、政治的対応が手一杯でこれ以上の問題を抱えられない状態なのを受けて、アメリカ
国内で政治経済資本を牛耳るユダヤ人が、イギリス貴族達に強気に出れる理由となり、中東のアラブの地に
ユダヤ人国家建設を認めろという無茶な要求が、戦勝国側の国連を通じて認められることとなってしまった。

さらにユダヤ人国家が建設されてイスラエルとなった新国家に、アメリカ国内のユダヤ人勢力が政治経済資本を
使って莫大な援助をし続けることも、イギリス貴族達は渋々認めるようになってしまった。

このイギリス貴族達とアメリカ国内のマイノリティ集団ユダヤ人の関係を見て、全く同じ立場でイギリス貴族達に
利用されている、日本国内のマイノリティ集団(朝鮮半島渡来人の子孫と在日朝鮮人と部落民)らは、朝鮮総連や
韓国民団や人権団体や宗教団体を通じて、同胞である北朝鮮と韓国への金銭と物資の支援関係を強化していくことになる。
この日本国内のマイノリティ集団(朝鮮半島渡来人の子孫と在日朝鮮人と部落民)が、北朝鮮と韓国への支援関係を
強化していっても、植民地日本の事実上の支配者であるイギリス貴族達は、アメリカ国内のユダヤ人がイスラエルに
支援し続けるのと同じく渋々容認してきた。
665韋駄天はふと考えた:2006/05/19(金) 00:42:14 0
そしてこの渋々の容認関係を見て、イギリスと属国であるアメリカと日本は、北朝鮮が何をやっても強気に出れないと
なめてかかり、調子に乗って工作船を使って日本人を拉致し続けたり、日本の暴力団と芸能界を使って日本を麻薬密売先と
して使ったり、偽ドル紙幣をアジア各国でさばいたり、儲けた資金で核兵器まで製造しようとした。

しかし、そしてここにきてようやく北朝鮮の思い上がりぶりに、キレたのか日本の事実上の支配者であるイギリスの貴族達は
北朝鮮へ経済的圧迫を開始しはじめた。
そして日本国内でもイギリスの貴族達から特権を与えられて、日本を支配しているマイノリティ集団(朝鮮半島渡来人の子孫と在日朝鮮人と
部落民)達の裕福化が激しくなり、日本民族のニート層が増えて貧困化が増えてくると、マイノリティ集団への反発が強まってきた。

日本はこのままの流れでいけば、かってのドイツ国内でヒトラー率いるナチスが台頭してきてユダヤ人を迫害したように、日本民族による
極右政権が誕生して、朝鮮人(朝鮮半島渡来人の子孫と在日朝鮮人と部落民と売国奴を含む)への迫害が出てくるだろう。

同じことを続ければ、歴史は何度でも繰り返す。再び大きな悲劇を出さないためにも、争いに巻き込まれる双方が、賢者に良い解決方法の
知恵を借りる英断が必要になるだろう。
賢者の声を聞かずに、いまだに特権と欲望におぼれ続ければ、憎しみの前にすべてを失うことになるであろう。
666世界@名無史さん:2006/05/19(金) 00:43:13 0
くだらん
3行にまとめろカス
667世界@名無史さん:2006/05/19(金) 00:44:14 0
イギリスの金持ちは凄い
そんなことを知ってる俺様は超凄い

こういう事
668世界@名無史さん:2006/05/19(金) 00:45:29 0
イギリスの金持ちは凄い
そんなことを知ってる俺様は超凄い
日本国民はオレサマに相談するべき
669世界@名無史さん:2006/05/19(金) 01:30:52 0
愚民の上に辛き政治あり

と言いたいんだろ。少数派というか、特別の概念を信奉している団体に国民を洗脳して搾取している、というなら、
なにも純倭貴族だろうが、半島の寄生虫だろうが、同じこった。そんなカラクリも見抜けない愚なる国民が悪ろし。
670世界@名無史さん:2006/05/19(金) 02:18:10 0
しかし東方紀行によるとペキンはチョンの都より汚い所らしいが
671世界@名無史さん:2006/05/19(金) 03:01:36 0
統治者がユダヤ教徒だろうがイギリスアヘン貴族だろうが皇族だろうがチョソだろうが、
民にとってはどうでもいい話。下っ端組員にとって誰が組長になろうが給料が上がらなければ
何の関係もないのと一緒。
672世界@名無史さん:2006/05/19(金) 03:53:24 0
日本人て結局ヨーロッパの上流階級しか見てこなかったんだよな。
全体で見たらすでに日本と比べてはるかにダメダメだと思う
673世界@名無史さん:2006/05/19(金) 03:53:39 0
日本の新聞じゃ時の内閣の良い点なんて取り上げることはないけど
少し前、フランスでデモ真っ盛りの頃のアメの経済紙の評論で、日欧の比較があった。
それによると、日本は金融政策が成功して景気回復につながったけど
仏独等はEUの通貨統合により独自の金融政策が取れなくなり、依然景気回復に
成功してないと。それともう一つの手段である労働市場の流動性を増す政策も
社会民主主義が強い国柄ではきわめて難しく、それが今回のデモにより証明された。
と書いてあった。
674世界@名無史さん:2006/05/19(金) 09:11:03 0
>>673
ひとことでいうと労働市場の流動性といっても、
それが示す実体の社会の性質は、社会民主主義
が強いというこれまた、ひとことで表現するのは
本質を見誤ると思うのだが。

つまり、階級意識。。。。利権の囲い込み。。。。
人種差別。。。。
675世界@名無史さん:2006/05/19(金) 09:16:54 0
つまり、フランスのマスコミも、日本と同じで、
自分らの国を客観視できないってことか。
676世界@名無史さん:2006/05/19(金) 11:43:12 0
EUは国民国家の枠を超えようとする試みだが、かえってそれが極右や極左の
活動を活発化させているように思える。
677世界@名無史さん:2006/05/19(金) 12:32:47 0
>>670
「東方紀行」って何? 検索しても分からなかった。
678世界@名無史さん:2006/05/19(金) 14:54:01 0
ヨーロッパ人のようなしたたかな連中が、なんでEUやユーロなんて馬鹿な
ものをつくっちゃったんだろう。
やっぱり過去の栄光にすがって、自分たちの力を過信してしまったという
ことかな。
679世界@名無史さん:2006/05/19(金) 15:00:14 0
第一次大戦とか見ると、割と欧州人も馬鹿じゃん。
空気だよ空気。
680世界@名無史さん:2006/05/19(金) 15:09:36 0
ユーロの独自の金融政策が取れないという弊害も
市場統合が進めば、景気変動も統一されるだろうし、
どうしても景気悪いところには、EU補助金をばら撒いたりして景気を下支えすれば、
その弊害もやがてなくなって行くのじゃね?
681世界@名無史さん:2006/05/19(金) 15:17:43 0
その前にユーロで弊害なんか出てないよ。
ユーロ圏内のインフレ率のブレは、
アメリカ国内のインフレ率のブレと同じ。
アメリカは各州独自の金融政策が取れないが、
どうしてそれを問題にしないの?
682世界@名無史さん:2006/05/19(金) 15:42:30 0
金融政策は連邦政府の直轄事案で、州政府には権限がないから。
それに対してユーロは構成国が英国など一部国をのぞいて
統合まで独自政策で自国の利益を念頭に政策を行っていた。
ところが統合で独自に防衛ができなくなったことだ。
これが問題なんだよ。
683世界@名無史さん:2006/05/19(金) 15:51:17 0
意味が分からん。元々金融政策は州政府の
直轄事項だったが、ある日あるときに連邦政府に移管した。
連邦ドルのへの移行とユーロへの移行は
何が違うの?
684世界@名無史さん:2006/05/20(土) 12:46:31 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/fra/news/20060518k0000e030021000c.html
フランス:新移民法案を採択 家族呼び寄せ廃止へ
【パリ福井聡】

フランスの国民議会(下院)は17日、移民が家族を呼び寄せることを厳しく
規制する一方、経済に貢献する移民には規制を緩める新移民法案を367対
164の圧倒的多数で採択した。来月上院に回り、採択される見通し。
法案は現在移民に認められている家族の呼び寄せを廃止し、月額最低1200
ユーロ(約17万円)の給与証明と1年半の居住証明を要求。一方で国内経済
に貢献が期待できる外国人には3年間の滞在許可を与え、「優秀」な人材確保
を目指す。
野党側はフランスが長年守ってきた人権重視姿勢を覆す「“選良移民”のみの
受け入れ」と猛反発しているが、移民の受け入れ規制は欧州全体の流れと
なっている。

↑こんな法律をつくっても、有能な人材がフランスに来てくれるという保証は
ないんでないの?

685世界@名無史さん:2006/05/20(土) 12:54:13 0
有能な人材を求めているんじゃなく
職無し能無し金なしの移民がいらないだけ
686世界@名無史さん:2006/05/20(土) 12:59:23 0
日本帝国もユダヤ人を呼び寄せたら難民ばっかだった・・・
687世界@名無史さん:2006/05/20(土) 16:48:38 0
なんだよ、
「欧州各国でインフレ率のばらつきがあるので
欧州中央銀行は大変ですね、プギャー」

ってのは、まだ顕在化していない問題なのかよ。


っていうか、年率2%成長なのに、名目だとほぼゼロ成長
の日本の方がよほど酷いじゃん。>>673の記事は
隣の芝は青い理論だな。
688世界@名無史さん:2006/05/20(土) 17:57:24 0
「アメリカ各州でインフレ率のばらつきがあるので 
FRBは大変ですね、プギャー」 
689世界@名無史さん:2006/05/20(土) 20:24:41 0
フランスで起きたムスリムの「スカーフ事件」だけどさ、
フランス共和国ってのは文明の完成度が高すぎて、西欧的なやり方以外の
傾向に柔軟に対応できなくなっているのかな。
ビザンツ帝国にしろ、中華帝国にしろ、文化的レベルの高い国ってのは
こういう罠に落ち込むことが多いように思える。
690世界@名無史さん:2006/05/22(月) 10:30:12 0
>689
その文化的レベルの高いという意味がイマイチ理解しにくいのだが?
文化的に歴史があるということと、文化のレベル・異文化に対する排他性との間には大きな隔たりがある。

それらをゴッチャにして一言で語るのは強引に過ぎるように思うぞ。
結局は排他的かそうではないかの違いであり、文化的レベルの高い国でも異文化をどんどん取り入れて更なる発展をしていった
国も多かった。

ローマ帝国を見てみろよ。異文化にはかなり寛容であり、技術・思想はギリシアから大量導入・宗教はオリエントから
これまた大量導入したもんだ。異民族に対してもかなり寛容であって、ローマ帝国の後半になるとラテン系以外の血が大量に
入った皇帝まで出現しているありさまだ。

そのローマがおかしくなり始めたのも、極めて教条的なある一神教を信奉するあたりからであるのもなんともはや・・・・・・・・
691世界@名無史さん:2006/05/22(月) 19:14:07 0
>>690
>排他的かそうではないか

中国も、南宋の時代に朱子学(華夷思想)が出てきてからおかしくなったな。
692世界@名無史さん:2006/05/22(月) 22:33:24 0
>>686
日本帝国は日系人を呼び寄せているから問題ない
693世界@名無史さん:2006/05/22(月) 23:48:01 0
河豚をうまく調理するには
694世界@名無史さん:2006/05/23(火) 21:50:17 0
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060523i411.htm
仏極右・ルペン党首人気が最高水準、右派政権への不満

フランス人優先の国家建設や強硬な移民排斥を訴える極右・国民戦線(FN)
のジャンマリ・ルペン党首(77)の人気が過去最高のレベルに達した。
仏週刊紙ル・ポワンが先週発表した世論調査によると、ルペン党首の支持率は
22%を記録、2002年の大統領選で獲得した16%を大幅に上回った。
昨年10月の支持率は8%だったが、同年秋の移民系若者による暴動を機に
上昇に転じた。
今年は2月12%、3月13%、4月14%と上昇を続けており、07年次期
大統領選に向けて、極右旋風を起こすのではとの観測が強まっている。
移民が多数居住する大都市郊外で暴動が起きて治安が低下し、移民政策への
懸念が強まったことや、政界疑惑で新たな改革が出来ず、レームダック
(死に体)化した右派政権への不満が、ルペン人気の急上昇を支える要因と
なっている。
695世界@名無史さん:2006/05/24(水) 00:20:46 0
ルペンなんて前回の大統領選挙でも最後には落ちたし
不満票となっても決定票にはなりえないだろ。

そもそもルペンが政治活動で躍進してきたって報道があったのは
1980年代後半からずーと新聞の報道であったと記憶しているし
いつもの極右が来るから意見を集約しようという政治的なキャンペーン
の側面が強いと思う。
696世界@名無史さん:2006/05/24(水) 01:44:31 0
経済統合が成熟する前にヨーロッパはイスラム化しそうな気がする。
697世界@名無史さん:2006/05/24(水) 01:51:21 0
多民族社会にすでに移行しているが、欧州の指導層は現時点で
キリスト教がバックホーンのヤシばっかだからなー
それは無いとおもう。
698世界@名無史さん:2006/05/24(水) 02:38:20 0
>>696
その前に、指導層がイスラム化の危険を認識したら、
あらゆる手をうって、阻止すべきだろう。
社会が崩壊する。
699世界@名無史さん:2006/05/24(水) 02:50:37 0
698はルペン
700世界@名無史さん:2006/05/24(水) 10:23:17 0
ローマもゲルマン化したようで、実際はゲルマンがローマ化(オリエント化)したからな
701世界@名無史さん:2006/05/24(水) 15:06:32 0
ルペン、日本語上手いな。
702世界@名無史さん:2006/05/25(木) 21:03:38 0
>>698
阻止するとは思うが、そのこと自体が自己否定にならないか?
これまで散々寛容性だ宗教的自由だといってきたことを否定せにゃならんのだから
703世界@名無史さん:2006/05/25(木) 23:14:29 0
寛容とか自由とかそういうものを大衆が胡散臭いものとして捉えれば
そういう連中が権力を掌握する可能性もあるんでねーの
704世界@名無史さん:2006/05/25(木) 23:34:45 0
そこだよねぇ。ローマのゲンマン化とかゲルマンのローマ化というより先に
実はローマ自体が大きく変質していたのと同じで
イスラム化するかしないかのどちらにしても
ヨーロッパそのものの変質が避けられない気がする。
705世界@名無史さん:2006/05/26(金) 01:25:03 0
寛容だったのは豊かな社会の実現のためだから、支持を得てきたんだろう。
治安が最悪になろうが、寛容であれってのは無理ではないか。
706世界@名無史さん:2006/05/26(金) 09:56:32 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20060525ddm007030059000c.html
EUの実像:負の積算/1 暴かれる農業補助金(その1) 援助先は王族・大企業
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20060525ddm007030049000c.html
EUの実像:負の積算/1 暴かれる農業補助金(その2止) 不透明な交付に異議

↑これ読むと、EUの補助金はかなり深刻な状態だな。
707世界@名無史さん:2006/05/26(金) 20:11:04 0
>>703
だが、今のヨーロッパ社会はもはや移民がいないと成り立たないからな。
708世界@名無史さん:2006/05/26(金) 20:55:17 0
つーかヨーロッパで農業補助金にケチつけようもんなら
即アメリカの回し者のレッテル貼られてクソミソに叩かれるよ
709世界@名無史さん:2006/05/26(金) 21:03:34 0
まあ、アメリカの農業も補助金漬けだが。
農業に補助金が少ない先進国は日本ぐらいなもんだ。
710世界@名無史さん:2006/05/26(金) 21:19:19 0
日本はなんか画期的な技術革新でも無い限りは伸び白が少なすぎるし
小規模農家多すぎだし
711世界@名無史さん:2006/05/26(金) 21:23:31 0
百姓なんてやってるからヨーロッパはダメなんだよ。
これからは食糧も機械で生産する時代。
712世界@名無史さん:2006/05/26(金) 21:30:19 0
水田がなくなったら日本は滅亡する
713世界@名無史さん:2006/05/26(金) 21:47:09 0
ヨーロッパのイスラム化って・・・
それ以前にテロや極右民族主義の台頭と
社会全体の右傾化保守化が進行し
徐々に外部の垣根が高くなる
 別に制度的なモンじゃなく社会の雰囲気が排他的になる。
そういった内向的な土壌で育った世代は
元から抱えたある種の人種差別視もあいまって
ますます内向きになり
日本や明で行なわれたような弾圧に近い政策で強引に
ムスリム締め出しが公然化
って具合になると思ふ。

 そのツケは当然ながら日米ロが払わにゃならんだろうな。
米国は欧州系白人層のマイノリティ化が避けられず
国家関係でも欧州からアジア太平洋にシフトしているくらい
なのでそのときの政策決定スタッフがまだ米国東部主流WASPの意向で
固まってるのなら欧州の右傾化に引きずられて、まんま自国も
イスラム異質論とかもちだしてくるかもしれんし
 そうでなければエネルギー問題の関わるユーラシア政策にリンクして
なんらかのムスリムに妥協的な施策を欧州に要求するかも知れず

また対応も欧州から締め出されたムスリムの受入先として
中東イスラムは駄目だろうから
トルコ&中央アジアトルキスタンによる国家連合と
西側に受け入れられやすい社会制度の普及を進め
そこに放り込むってくらいか?
714世界@名無史さん:2006/05/26(金) 21:49:41 0
長文うざい
715世界@名無史さん:2006/05/26(金) 22:25:21 0
>710
それはある意味GHQが戦後行った農地改革の功罪の内、罪の方だな。
つまり大規模農家の存在が許されず、近代的な集約的農業の道すら絶たれてしまい、日本の農業は高コスト体質に陥って
しまったという訳だ。

アメリカがそれを計算にいれてまで、それらの施策を行ったのなら、もはや悪魔的なほど策略がうまいということになるな。
現実問題としてそこまでヤンキーが計算していたとは思えないけどねw
716世界@名無史さん:2006/05/26(金) 22:36:20 0
>>715
アメリカは南ベトナムでも農地改革をやろうとしたが失敗した。
717世界@名無史さん:2006/05/26(金) 22:37:36 0
日本の農地改革の原案は戦前からあったものだからな。
718世界@名無史さん:2006/05/26(金) 22:39:52 0
大規模農業にも弊害が多いけどね。
ヨーロッパじゃ補助金かけて
余剰農産物の増加と環境負荷が増大することになったし。
719世界@名無史さん:2006/05/26(金) 23:01:25 0
大規模農業ってのは広大な平地があってできることだろ?
地形条件から言って日本で真似するには無理がある。
720世界@名無史さん:2006/05/26(金) 23:06:44 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20060526ddm007030176000c.html
EUの実像:負の積算/2 内部告発者のその後

↑欧州委員会の腐敗ぶりはすごい。
721世界@名無史さん:2006/05/27(土) 01:14:02 0
数万程度の横領なら、うちの会社でも横行してるぜ!!
722世界@名無史さん:2006/05/27(土) 02:22:26 0
会社の金と税金は違うだろ。
723元公務員:2006/05/27(土) 08:25:31 0
どう違う?
724世界@名無史さん:2006/05/27(土) 09:57:50 0
 会社の金は私的に使っても許されるが、税金は私的に使ったら罰せられる。
725世界@名無史さん:2006/05/27(土) 11:51:42 0
私企業にも背任横領罪は適用される。
726世界@名無史さん:2006/05/27(土) 12:13:15 0
数百円の昼飯代を
いつものように「会社経費でいくので領収書」とレジに頼む
ちょうど、その時行列の後ろにいたのはたまたま本社からうちのとこに来ていた経理部長。
次の日、本社に呼び出された。
支店長と経理部長がいた。散々起こられた。その場で懲戒免職を言い渡された。退職金は無し。警察に突き出されなかっただけでもありがたく思えといわれた
「皆いつもやっていることですよ?」と反論したらよけい起こられそうで反論できなかった。
今はニートやっている。懲戒免職の履歴ではどこも相手をしてくれない。
たまたま俺は運が悪かったのかもしれないのだが。
727世界@名無史さん:2006/05/27(土) 12:44:22 0
コピペ?

経理部長に見付かっていたとは知らずに領収書を会社に提出してしまったのか?
さもなければ証拠がないだろ
728世界@名無史さん:2006/05/27(土) 14:56:25 0
アメリカの農地政策は、田舎の方に残ってる
封建的共同体の破壊が目的だったと聞いたことがあるな
729世界@名無史さん:2006/05/27(土) 17:31:11 0
>>728
イギリスの歴史を参考にしたんだろうねぇ。
アメリカはどうも英米の歴史をなぞる事が、
どんな国でも幸せにすると無邪気に
信じている節がある。
730世界@名無史さん:2006/05/27(土) 18:07:06 0
〜〜ではこうなのにわが国では〜〜です!わが国は遅れていますかんしゃくおこりますね!

そんなことを繰り返すうちに内政問題を自分で考えられなくなるのはよくあること
731世界@名無史さん:2006/05/27(土) 20:42:09 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20060527ddm007030100000c.html
EUの実像:負の積算/3 野放しのロビイスト
◇透明性の確保、急務

企業などの依頼で議員に接触するロビイスト。その目的は顧客の利益を法案に
反映させることだ。米国やカナダには、ロビイストを登録し、依頼主や交渉先
の公開を義務づけるなど、活動の透明性を図る制度がある。だが欧州連合
(EU・25カ国)にはロビイストを規制する法律が全くない。
732世界@名無史さん:2006/05/28(日) 16:23:50 0
自浄なければ自滅あるのみ
欧州よ、どこへ行く?
733世界@名無史さん:2006/05/29(月) 12:41:56 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20060529ddm007030142000c.html
地球最前線:フランス暴動から7カ月 「若者が3人以上で歩いてはいけない」町

高失業率を背景に、今年になってじわじわと増え続ける犯罪に、かつて極右
「フランスのための運動」に所属していたタカ派のグザビエ・ルモワンヌ市長
(45)は4月7日、市役所前広場や市内9カ所の目抜き通りを3人以上の
グループで歩き回ることを禁じる布告を発令した。野党や市民団体の反発を
受け、裁判所は5月5日、布告の停止を命じた。
734世界@名無史さん:2006/05/29(月) 12:55:14 0
シュペングラーの予言って結局はずれたの?
735世界@名無史さん:2006/05/29(月) 14:16:30 0
2002年3月22日、ロックフェラー 家が国連総会に出した「終末の始まり」という手紙です。
「終末の始まり」という手紙には、新世界のためのアジェンダと記された以下のようなメモが添付されていました。

*註:ロックフェラー家の予定表〔5年の準備期間を経て開始する〕

・中東和平の完璧な、手の施しようのない瓦解。 
*2007年
・バチカンとエルサレムは、宗教テロリストたちによって破壊される。
*2008年
・すべての宗教の世界的規模での崩壊。すべての宗教は禁止される。
*2009年
・世界中の平和と安全の宣言に続いて、国連は臨時単一世界政府を樹立する。
*2010年
・新しい単一世界国家の市民が出現する。アメリカ、イギリス、中国の政府は瓦解し、そのほかの世界も無政府、無秩序状態に陥る。
*2011年
・新政府機構は14万4000人のエリート官僚と、600万人プラスアルファの役人が支配する。
・新世界が創出されるにつれて、大量掃討作戦が開始される。経済システムは復活し、インフラは再建される。疾病は消滅し、
 加齢現象自体がなくなる。ひとつの新しい復元された人間の家族によって、地球は徐々にパラダイスと化す。
*2012年
 アジェンダ(agenda)とは、協議事項、議事日程、予定表の意味。ラテン語「実行に移されるべき(ことがら)」という意味です。


これもまた、ロックフェラー家・国際金融財閥をはじめとする世界の支配者たちが考えて決めた、
これから意図的に始める予言のように見てとれます。 項目トップの行、中東和平の瓦解は、彼らの思惑通り、
確実に進んでいるかのように思われます。イラク問題、イスラエル・パレスチナ問題も沈静化されることなく、
また、最近では水面下での親米派のサウジアラビアの動き、イランの動きも危惧すべきものがあります。
736世界@名無史さん:2006/05/31(水) 01:33:56 0
ロックフェラーって、今も金持ちなの?
737世界@名無史さん:2006/05/31(水) 04:53:45 0
今は大金持ちの石油王じゃなくて大金持ちの銀行家だよ
738世界@名無史さん:2006/05/31(水) 14:45:42 0
>>735
宗教禁止に世界政府か〜
アカ・無政府主義者の類の連中とユダヤの大富豪の妄想することが似てるってのも面白いね〜
739世界@名無史さん:2006/05/31(水) 15:22:00 0
未だにユダヤ陰謀論かよ
740世界@名無史さん:2006/05/31(水) 23:10:44 0
無政府主義がユダヤ人の陰謀だなんて誰も言ってないよ
741世界@名無史さん:2006/06/01(木) 01:42:29 0
銀行は、ジョンじゃなくて弟のウィリアム家じゃなかったっけ?
742世界@名無史さん:2006/06/05(月) 20:11:43 0
1990年に、フランス緑の党の指導者アラン・リピエッツが、東欧革命を総括して、
「1989年は東洋的国家資本主義に対する西側の市場的資本主義の最終的勝利を、
ナチズムに対する東西の共同の勝利の45年後に承認した」
と述べているんだが、
「東洋的国家資本主義」という言葉の意味がよくわからんな。
743世界@名無史さん:2006/06/06(火) 08:53:48 0
多分、いった本人もわかってない。
744世界@名無史さん:2006/06/06(火) 12:52:41 0
ttp://www.workers-2001.org/iijimakoltukasihonnsyugironn.htm
ソ連のように、基本的な生産手段が国有企業と国有農場(協同組合企業・
コルホーズも国有工・農場を補完していた)という形態をとり、その管理・
運営を党と国家の官僚が独占し、あらゆる決定権を奪われた労働者と農民を
構造的・継続的に収奪する社会では、生産手段は実質的には国家資本として
機能する。こうした社会は国家資本主義といえる。こうした体制は、直接
生産者自身、すなわち労働者自身が生産や分配や消費全般を管理・運営する
本来の社会主義とは対極にある社会である。
745世界@名無史さん:2006/06/07(水) 12:56:39 0
わかった。それでなにを訴えたい?
746世界@名無史さん:2006/06/07(水) 15:58:41 O
東洋的国家資本主義は思うに日本の護送船団方式のような国家が積極的に介入し、財界と密接に連携した資本主義のことじゃないの?
いわゆる国内産業を保護するために国内にはあらゆる規制を敷いて外資が入る隙を作らず
逆に内需よりも輸出志向の産業形態を作り外貨を溜め込む、内には保護主義的、外には自由主義的志向の、はた目なら見てムカつく資本主義形態のことじゃないの
747世界@名無史さん:2006/06/07(水) 16:15:00 0
ソ連とかスラヴ人を非ヨーロッパと揶揄するのに「東洋的」と言ってるんだろう。
西欧人はよくやるじゃん。国家資本主義はぐぐれ。
748世界@名無史さん:2006/06/07(水) 17:14:44 0
>>746
フランスもかなり保護主義的な国だけどな。
749世界@名無史さん:2006/06/07(水) 19:12:45 0
【言葉狩り】「「北」と言う単語は差別表現、「上」への置き換えを」民潭が国を相手に提訴
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/bath/1147958147/
750世界@名無史さん:2006/06/08(木) 00:13:21 0
つっ、釣られないぞ!
751世界@名無史さん:2006/06/08(木) 11:59:10 0
非行対策「軍隊式で」 仏女性政治家発言に波紋
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060603-00000104-kyodo-int

【パリ3日共同】来春のフランス大統領選に向けた世論調査で支持率トップに立
つ野党、社会党の女性政治家、ロワイヤル元家庭・児童・身障者担当相が、若者の
非行対策をめぐり、保守系与党の取り組みを「手ぬるい」と批判、軍隊式の矯正施
設設置など右派的な政策を掲げて論議を呼んでいる。

ロワイヤル氏は、昨年の暴動の再燃が懸念されるパリ郊外セーヌサンドニ県を5
月31日に訪問した際、2001年の徴兵制廃止は誤りだったとの考えを示した上
で、軽犯罪を起こした者を人道的な活動などに従事させるための「軍隊式の枠組み」
の設置を提唱した。非行に走った若者を“再教育”するため規律を重んじる環境下
に置き、職業訓練なども取り入れながら更生の機会を与えるという考え方らしい。

↑そのうちフランス軍は移民と外人部隊だけになったりして。
752世界@名無史さん:2006/06/08(木) 18:43:19 O
少なくとも、イタリア・スペインあたりは、世界的に見れば「地中海リゾート」&「古典文化の宝庫」
でしかなくなってるな。フランスも、もう似たようなものじゃないか?ドイツは、まだ日米の
進歩についてこれてる感じ
753世界@名無史さん:2006/06/08(木) 22:27:03 0
ドイツの工業力とフランスの農業力
754世界@名無史さん:2006/06/08(木) 23:02:08 0
ドイツは、日本の超低い労働生産性についてこれていないし、
日本の労働時間にもついてこれていない。
やはり偉大なる大日本が指導せねばいけないな。
755世界@名無史さん:2006/06/09(金) 09:17:54 0
>754

日本の超低い労働生産性・・・・・×
韓国の超低い労働生産性・・・・・○

日本の労働時間・・・・・・・・・・・・・×
韓国の労働時間・・・・・・・・・・・・・○

ウリナラの労働環境は世界一ニダ!ウェーハッハッハw
756世界@名無史さん:2006/06/09(金) 10:28:04 0
日本はヨーロッパを引っ張るんじゃなくて、アジアを引っ張らないと・・。

栄光の16世紀以前のアジアの覇権を再び。
757世界@名無史さん:2006/06/09(金) 15:56:04 O
>>754
武士道の経典である葉隠をドイツ人に読ませればよい。
戦後の日本で、社蓄育成のために広く利用されたものだ。

もっとも、頭のいいドイツ人は
そう簡単にはこういう自己啓発カルトには
ハマってくれないかもしれないが。
758世界@名無史さん:2006/06/09(金) 19:26:38 0
>>756
いっぺんそれやろうとして失敗してますがな。
759世界@名無史さん:2006/06/09(金) 22:45:29 0
2度目は成功するかもな。
つうか経済的にはそうなってるし。
760世界@名無史さん:2006/06/09(金) 22:48:11 0
日本の労働環境は世界二位だウヨ!!!!
761世界@名無史さん:2006/06/09(金) 23:14:30 0
お前らどうやって食ってんの?って思えるような職場にも人がいるのが不思議でなりません
762世界@名無史さん:2006/06/10(土) 00:11:22 O
>>761
日本は議会制民主主義国家だからな。
国民の声に応え、プラザ合意以前の竜宮城を、
公債乱発と新規雇用カットで強引に維持しているんだよ。
だから給料という名の生活保護支給が可能となる。
763世界@名無史さん:2006/06/10(土) 00:17:40 0
実際の労働時間は長い。サビ残こそが日本の経済を
ささえているのだよ。
764世界@名無史さん:2006/06/10(土) 00:57:02 0
サビ残やって多く儲かるはずなのに
その儲かった分はサビ残やった人たちには滅多に戻ってこないという
765世界@名無史さん:2006/06/10(土) 06:14:36 0
そりゃそうだろ、サビ残の語源を考えろと
766世界@名無史さん:2006/06/10(土) 09:20:19 0
サビ残という奴は、社内で不要な人間を食わせる為に、使える奴が行う無料奉仕のことであって、基本的にしわ寄せだw
また、とある体育会系脳みそ筋肉馬鹿会社の場合、仕事の効率よりも、勤務時間の多寡で社員を良く働いているか、
そうでないかの指標にしているところも今だある。(大企業では滅多に無いが:あったらそんな大企業は会社がつぶれているw)

てな訳で、定時になっても帰宅せず、全く何やってんだか判らない仕事を作る為の仕事をやっている能無し社員も
自社に忠誠心があるように見せたいが為に、それらのサビ残をやっている場合がある。

又日本の場合、横並び意識が強いので、自分だけ早く帰るとなんだか周りの目を気にして・・・・・・・
なんてこともある。

程度問題なんだけどねw
767世界@名無史さん:2006/06/10(土) 16:33:57 0
サビ残は日本のボランティア活動のことだよ。
768世界@名無史さん:2006/06/11(日) 03:00:55 0
>>738
地球市民と名乗るコテハンや支持者が喜びそうな世界だね。
769世界@名無史さん:2006/07/01(土) 19:38:03 0
欧州はメチャメチャにホロン部
770世界@名無史さん:2006/07/01(土) 20:17:10 0
中国もホロン部
771世界@名無史さん:2006/07/02(日) 12:25:10 O
欧州に学びアメリカにスパルタ教育された分野は世界最高水準に達し、
それ以外の分野では未だに江戸時代以前の土人社会レベルなのが日本。

ネジや歯車としては世界最高のパフォーマンスを誇る
日本人の能力を最大限に活かすには、
欧米の優れた英知とリーダーシップが必要だ。
政党内閣発足後の戦前日本やプラザ合意後の日本の迷走暴走の類を見るに、
日本人が自らの頭で物事を考えることが
いかに愚かしいことなのかがわかる。

日本が今後復興を果たせるかは、
日本人がアメリカのブロイラーとして肥え太らされて培った夢想自大精神を棄て去り、
その主権をアメリカないし国際金融に委ねる勇気を持てるかいなかにかかっている。
772世界@名無史さん:2006/07/02(日) 18:50:33 0
W杯のベスト4はすべてヨーロッパ勢となった。
773世界@名無史さん:2006/07/02(日) 23:55:25 0
アメリカが主権を受け取ってくれるわけはない。
直轄地なら国民としてその生活を守る政治的義務を負う。
今の日本は米国民の利益のために犠牲になる「属国」
774世界@名無史さん:2006/07/03(月) 07:34:14 0
>>771
釣りですか?
775世界@名無史さん:2006/07/03(月) 21:38:25 0
衰退しているような衰退していないような。
776世界@名無史さん:2006/07/14(金) 23:00:09 0
実際の所、GDPとか下がっているの?
777世界@名無史さん:2006/07/23(日) 01:06:16 0
777ゲット
778名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/23(日) 12:12:44 0
西欧は衰退の一途を辿るけど今度は東欧が力を付けてきそうな予感がする。
779世界@名無史さん:2006/07/23(日) 14:12:17 0
>>778
いや、西欧といっしょに没落しそうな予感w
つうか今の西欧ってローマ帝国末期そのものだし。
どこの国も同じような経過をたどって滅びるのかもな。
780世界@名無史さん:2006/07/23(日) 14:17:01 0
衰退が始まっているのは日本のほうかもしれないぞ。
・少子高齢化
・大学生の不勉強
・学級崩壊
・引きこもり、ニートの増加
・プロジェクトXのような自慰的な番組
・自己批判精神の低下
781世界@名無史さん:2006/07/23(日) 14:18:25 0
来年は2007年問題があるしねw
782世界@名無史さん:2006/07/23(日) 21:27:01 0
>>780
自分を批判すれば批判するほど進歩するということかw
これは笑える理論だな。
783世界@名無史さん:2006/07/23(日) 23:17:05 0
>>780
今の日本の場合自己批判どころか自己否定の域になっているようなきもするよ。
784世界@名無史さん:2006/07/23(日) 23:19:20 0
>>783
> 今の日本

何時からの話?
785世界@名無史さん:2006/07/23(日) 23:51:24 0
>>783
大前研一も言っていたが、トヨタ社の強さの秘密は徹底した自己否定にある。
成功者は決して奢らず、常に自己否定し、常に次のチャレンジ設定をし前進するものです。
去年だったか、トヨタの奥田経団連会長が「日本人は単純な国民だ」と発言したのは記憶に新しい。
この発言に一部の自慰的な日本人は憤慨したかもしれないが、これがトヨタ社の強さの秘密だ。
786世界@名無史さん:2006/07/23(日) 23:56:32 0
歴史を自慢する国民は、それ以上の進歩はなくなり衰退に向かう。
少子高齢化、勤労意欲の低下、教育の荒廃、青少年の非行は先進国共通の問題だ。
ただ、欧米のほうが先進国だった時期が日本より長いので、日本より先に始まっただけのこと。
787世界@名無史さん:2006/07/23(日) 23:59:22 0
性に寛容なオランダでは「子供との性行為を合法化しよう」というとんでもない政党が11月の国政選挙の前に誕生。
その公約の中心は、自由意思による性行為の同意年齢の制限を16歳から12歳に引き下げること。
ほかにも、移民の受け入れと公立小学校での宗教教育に反対しているほか、日中のアダルト番組放送を許可し、
ポルノ作品への出演年齢の制限を12歳まで引き下げることなど、既成政党とは一線を画す政策を打ち出している。
http://sylphys.ddo.jp/upld2nd/news2/src/1153590811504.jpg

オランダ\(^◇^)/オワタ
788世界@名無史さん:2006/07/24(月) 00:00:14 0
ttp://www.sam.hi-ho.ne.jp/yabu/education/jp_culture.htm
上記サイトから抜粋

 日本で生きていると、「日本人は働くようにできている
農耕民族だ」とか「アジア人はまじめだから、西洋人より
頑張る」などという俗説が流れている。実際、現在の労働
時間や受験勉強などを見ていると、さもありなんという状態
なのだが、それは本当のことなのだろうか、と、私は長く
思っていた。
 ここでは、その問題に対して、とても簡潔に述べられて
いる文献をもとに、現在の日本を考えていきたい。
 ある文献では、明治時代の日本人が、産業革命のころの
イギリスを見て、イギリス人はテキパキ動くと感銘を受け、
逆に日本人はおおらかだ、とイギリス人にいわれていたと
いうのだ。そして、日本が今のような考えを持ったのは、
高度成長を遂げたあとであったと結論しているのである。
 つまりは、西洋人はだらだらして、日本人はがんばりや
さんだという説は、今一時のことであって、日本人の
「選民意識」といっても過言ではないことなのだろう。
789世界@名無史さん:2006/07/24(月) 00:04:30 0
>>787
さすがのオランダ国民もこの動きには怒り心頭だ。

>ほかにも、移民の受け入れと公立小学校での宗教教育に反対しているほか、

だがこれは正しい。欧米の衰退の最大の元凶は、アジアからの移民受け入れと宗教教育にある。
790世界@名無史さん:2006/07/24(月) 00:21:23 0
宗教と移民への寛容さがまずかった。
791世界@名無史さん:2006/07/24(月) 08:32:15 0
良くも悪くも欧米と事を構えられる国は東洋じゃ中国だけ
792世界@名無史さん:2006/07/24(月) 21:47:41 0
21世紀はインドの時代です。
793世界@名無史さん:2006/07/24(月) 22:33:50 0
絶頂期が来たら後は落ちるだけ。
それき人間に似ている。
二十歳を過ぎたら老いるだけのように、
絶頂期が来た国家は衰退するだけだ。
中国やモンゴルも、絶頂期が来たら後は日本に抜かされた。
私の推測では、もう二度と欧州の時代は来ないだろうな。

欧州の時代ではなく北米の時代に入っている。
794世界@名無史さん:2006/07/24(月) 22:48:42 0
>>793
>私の推測では、もう二度と欧州の時代は来ないだろうな。
>欧州の時代ではなく北米の時代に入っている。

そのことを、ヨーロッパ人自身は悟っているのだろうか?
795世界@名無史さん:2006/07/24(月) 22:54:47 O
>>780
プロジェクトXが終わって安心していたら、
今度は「その時歴史が動いた」が猛烈な勢いで
ウリナラマンセー番組へと変貌を遂げつつある。
アレは痛過ぎる。
796世界@名無史さん:2006/07/24(月) 23:07:13 O
日本の場合の嫌韓やらイルボンマンセー等の事例は過去数十年来、今だに続くナショナリズムに対する過度の抑圧に対する反動でしょうね。過度のダイエット後の過食の様な。
797世界@名無史さん:2006/07/24(月) 23:08:30 0
>>795
あれは一般の日本人よりも、NHKの体質を反映しているのでは?
視聴率がどれくらいなのか知らないが。
798世界@名無史さん:2006/07/24(月) 23:19:43 0
>>793
今のアメリカ文明も欧州文明の一部じゃないのか?
欧州あってのアメリカだよ。
799世界@名無史さん:2006/07/25(火) 01:32:21 0
>>798
既に欧州とアメリカは別の存在に等しい
と思います。
たしかに西欧近代文明からアメリカが派生してきたのは確かだが
中華文明の影響から派生した日本を一概に中国と一緒くたにできないように
アメリカも欧州とは違うとみていいのでは?
800世界@名無史さん:2006/07/25(火) 01:49:58 0
>>8
んなアホな
むしろ過剰な幻想を抱いている
801世界@名無史さん:2006/07/25(火) 03:00:54 0
ギリシャ・ローマの天下は二度と来ません。
モンゴル・メソポタニアの天下は二度と来ません。
それと同じで、絶頂期を過ぎたら後は他に抜かされるだけです。
世界は中国王朝とよく似ている。
天下統一ができた王朝は、二度と天下統一ができない。
日本の将軍家も、その点では同じだ。
徳川の時代は、二度とやって来ない。

現在は北米の時代で、それは文化面でも解る。
米製映画は世界を席巻しており、
コカ・コーラも人類の飲み物のようなものだ。
欧州勢はG5やP5の中を見ての通りかなり頑張っているが、
英仏独の人口・経済力・軍事力を合わせても、米国に勝つ事はできない。
宇宙に人を送れたり、宇宙開発に自力で力を注ぎこめるのは、米国だけ。
英仏独は単独でロケットすら飛ばせない。
802世界@名無史さん:2006/07/25(火) 03:04:37 0
中国は日本に勝てない。
日本のODAに依存するような国が、どうして勝てるのか。
米国に石油を依存していた日本が米国に勝てなかったのと同じだ。
だが欧州は確実に衰退し、北米の天下が続くだけ。
803世界@名無史さん:2006/07/25(火) 03:08:27 0
海外に基地を持てるのは米国だけ。
欧州勢は、米国のように海外に基地を持てない。
欧州勢の有力勢は現在、英仏独だが、海外に基地など持ててない。

絶頂期を過ぎたら、後は滅亡するだけ。
モンゴル帝国も、最大版図を達成したら、帝国は分裂した・・・・・。
804世界@名無史さん:2006/07/25(火) 03:12:31 0
米軍は以下の欧州諸国に条約を結んで駐留している。

アイスランド・英独伊蘭・スペイン
デンマーク・トルコ・ノルウェー・ベルギー

確実に北米に敗北している。
ヨーロッパの負け。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E8%BB%8D
805世界@名無史さん:2006/07/25(火) 10:48:19 0
これからの日本外交は、ヨーロッパよりも他の地域(例えばBRICS)を重視する
ようにしたほうがよくないか?

ブラジルを含めたラテンアメリカ諸国は、太平洋を越えれば船で一直線で
行けるから、食糧や資源の供給地として重要になりそう。
万一、東南アジアが中国に抑えられたときのためにリスクを分散しておいた
ほうがいいのでは?
806世界@名無史さん:2006/07/25(火) 12:14:23 0
>>805
そういう外交とヨーロッパとかアメリカとの外交は全く異なるもの
ではないのかな?
無論、通商上の働きかけを疎かにするわけではないが、後者の場合、
安全保障が深く絡んでいるので最重要なのは変わりない。
807世界@名無史さん:2006/07/25(火) 12:26:02 0
>>799
いや、その考えは完全な誤り。
日本は日本列島にすでにあった文明が中国の先進的な文明の影響を受けたというだけ。
それに対しアメリカは欧州人が移民してできあがった。
アメリカを支える大量生産大量消費の経済システムは西欧で生まれた資本主義システムの延長上にある。
808世界@名無史さん:2006/07/25(火) 12:27:39 0
>>806
対アメリカ外交が日本にとって安全保障上の理由から最重要だと
いうのは確かだが、対ヨーロッパの場合、BRICsよりも重視しなければ
ならない理由というのはあるのかな?
極東で何か起こった場合、ヨーロッパ諸国の軍隊が駆けつけるわけでも
ないし、ヨーロッパは日本よりも中国との関係を重視している。
809世界@名無史さん:2006/07/25(火) 12:30:16 0
スペインからオランダ、オランダから英仏というように欧州内部でも覇権の交代があった。
今のアメリカの覇権はその延長上にある。
810世界@名無史さん:2006/07/25(火) 16:09:20 0
>>808
直接的な軍隊の問題ではなくてサミットで足並みを揃えておかねば
ならない事があげられるかな?
これはヨーロッパ、日本、アメリカが政治的にも外交的にも同じ見地を
持たなくてはならない事を意味するのでは?
ここで足並みを乱すと互いに影響力のある国々が先進国の意志に反して
摩擦を起こしかねないのでは?
811世界@名無史さん:2006/07/25(火) 16:56:16 0
ヨーロッパにとって中国は日本より重要な関係にあるのは確かだが
実際、ヨーロッパ人は中国にいい印象はもってない
経済関係も摩擦が多いし
日本に対しては高級なイメージがあるみたい
中国に対しては良くも悪くももっと身近な印象をもっている

812世界@名無史さん:2006/07/25(火) 17:27:03 0
>>811
それはあると思う。
身近な話で、フランス人と話をした事があるんだが、特に紡績関係で
摩擦を起こしているらしい。
日本と同じで、安い人件費で価格が太刀打ちできないんだと。
813世界@名無史さん:2006/07/25(火) 20:47:18 0
>>810
欧米にはサミット不要論もあるけどね。G8よりも、各国の首脳が一対一で
話し合うか、ダボスの世界経済フォーラムのほうがよほど有効だとか、
いま新しくG8を選ぶなら、カナダとイタリアの代わりに中国・インド・
ブラジルを入れるだろう、など。
814世界@名無史さん:2006/07/25(火) 21:34:38 0
サミット
欧米:たいした話題にならない。
一般の日本人:記念撮影の並び位置、首相の身長
815世界@名無史さん:2006/07/25(火) 22:01:50 0
最近、欧米の大学では日本研究から中国研究に乗り換えるところが増えている。
バブル期に日本の企業がお金を出して日本研究を盛んにしようとしたが、結局
それらは何の役にも立たなかったってことだな。

>>811
日本に対するイメージもそれほど良いわけではないだろう。第二次世界大戦では
日本のせいでアジアの植民地を失ったし、戦後は日本企業の輸出攻勢で市場を
荒らされた。
日本は国力が強いときは黄禍論や異質論の対象。国力が弱まったときは無関心。
816世界@名無史さん:2006/07/26(水) 00:13:01 0
★スペイン文化機関の大施設が北京に開館 中国パワーの前に、「日本パッシング」の時代か?

中国とスペインの関係が、両国の好況の後押しを受け、緊密度を増している。
国外でスペイン語とスペイン文化の教育・普及を推進する公的機関「セルバンテス協会」が、
中国の首都北京にセンターを開館。そのオープニング・セレモニーがスペイン皇太子夫妻を迎え、
華やかに開催された。

 セルバンテス協会の国外センター設置は北京で58ヵ国目だが、3000uの敷地に
6階建てという施設は、これまでで最大の規模だ。今後、オリンピックや万博などの
国際イベントを控えた中国は世界に目を向けているため、この機に乗じて、積極的かつ
継続的にスペイン語とスペイン文化を中国に広めたいというのが、スペイン文化省の思惑だ。
今後3年間の目標は、年間10万時間のスペイン語講習を行い、2万1000人の登録学生を
確保することだという。また、現地の大学や美術館とも連携して、展覧会やシンポジウムなどの
文化プログラムも展開していく予定だ。来年は「中国におけるスペイン年」。
セルバンテス協会を通じて、スペインは、巨大な潜在力を秘めた市場へのさらなる浸透を図る。

 ちなみに、このセルバンテス協会、日本にはセンターを開設していない。
現在、非スペイン語圏の26ヵ国にセンターがあるが、その多くはヨーロッパ及び北米にあり、
アジアでは中国の前にはベトナムに設置されているのみだった。
次は東京か、と思いきや、現在、上海センターの設置が進められているという。
強大化する中国パワーの前に、「日本パッシング」加速しているようにも見える。

クーリエ・ジャポン ttp://blog.moura.jp/courrier_news/2006/07/post_88e1.html
817世界@名無史さん:2006/07/26(水) 01:36:27 0
このスレ人気あるな
俺もユーロは少しずつ徐々に後退していくと思う
バスクとかはスペインから独立できるかな?
818世界@名無史さん:2006/07/26(水) 02:29:08 0
>>815
>日本に対するイメージもそれほど良いわけではないだろう。第二次世界大戦では
>日本のせいでアジアの植民地を失ったし、

日本のせいで植民地を失ったとは思ってないだろう。植民地主義の終焉は時代の流れだ。
それにヨーロッパ諸国でアジアに植民地を持っていた国は限られる。
ドイツ、イタリア、スイス、北欧、東欧の国々はアジアに植民地を持っていなかった。
819世界@名無史さん:2006/07/26(水) 02:34:54 0
>>815
>日本に対するイメージもそれほど良いわけではないだろう。

日本に対するイメージが悪いのは文化への貢献度が少ないからだろう。
欧米の文化を真似ばかりしているようなイメージがある。
日本人ご自慢のアニメもアメリカ発の文化だし、日本発の文化がない。
820世界@名無史さん:2006/07/26(水) 03:15:17 0
自然科学の論文発表数からいくと、韓国や台湾が未だにスペインに及ばないそうだ。
まだまだヨーロッパの創造性はバカにならないと思います。
821世界@名無史さん:2006/07/26(水) 06:30:45 0
植民地喪失に決定的だったのは、ドイツとの戦争で戦費が嵩んだり、復興費用が嵩んだりしたこと

ポルトガルは日本軍に東ティモール占領されたけど75年に全植民地放棄するまで領有続けてたでしょ
無理して植民地持ち続けたせいで財政も経済もボロボロになったけど。
822世界@名無史さん:2006/07/26(水) 07:44:41 0
>>819
そもそも100%オリジナルの文化なんて存在するのか?
ギリシア彫刻はエジプト彫刻の模倣からはじまったし、
ルネサンス文化も古典古代の文化を復興しようとしたもの。

>>820
ヨーロッパの場合、過去の蓄積と政治・社会の自由度がアジアとは
比べものにならないからね。
823世界@名無史さん:2006/07/26(水) 12:05:40 0
>>817
アジアが欧米と肩を並べる存在になれるとは思わないけど、
ヨーロッパの将来もあまり明るそうには見えないんだよな。
今の欧州を見ていると、かつて鎖国・海禁政策をとった東アジア諸国のように、
内向きになっている。おそらくは急激に没落するのではなく、ジワジワ衰退して
いくと思われ。

>>811
EUは、中国製の靴やレジ袋に反ダンピング課税を計画している。ただ、
やっぱり>>816のように、中国市場は重視しているようだな。中国語学習熱も
高まっているし。
かつて日本も輸入数量制限、反ダンピング課税、製品の原産地規制、部品現地
調達率、相互主義などをかけられた。
80年代には、フランスのエディット・クレッソン首相が「日本は米国の経済を
乗っ取ったが、ECに対してはそんなことをさせないためにEC諸国と米国は
団結して共同戦略を練り、日本の脅威に対抗すべきだ」と語るほどだった。
中国に対して欧州がどんな戦略を立てているのかはわからないが。
824世界@名無史さん:2006/07/26(水) 13:57:44 0
>>815
いやけど一般人は日本というと
日本食は高級でおしゃれなイメージだし
日本製品はクオリティ高いし
アニメやマンガもいわゆるアメリカ発とはいえ
独自の発展を遂げて、欧米人から見るとユニーク
それに歌舞伎とか漆塗りなどの日本の伝統的なものも評価が高い
皮肉なことに今は経済よりもむしろ文化面で欧米に評価されてる

それに比べて中国はもっと一般的な存在
中華料理はどこでも安く食べられるし
陶器は中国製のものは昔からたくさんあるし
それに安い中国製の製品が氾濫してる
中国人街もたくさんあって中国人だらけ
中国のイメージがヨーロッパでは日本よりずっと悪いのはアンケート調査見ても確か
ただ中国はもっと身近な存在だし、経済的に深い関係にある
経済だけでなく中国とヨーロッパの関係は歴史的にも古い
それに比べて日本はもっと遠い存在
825世界@名無史さん:2006/07/26(水) 14:37:48 0
>>823
基本的にヨーロッパと中国の関係って日本と中国の関係に近いと思う。
これはほとんどの先進国と中国の関係と変わりがないんじゃないか?
826世界@名無史さん:2006/07/26(水) 14:57:42 0
>>823
フランスはECとか言っているけど、ECにおける自国の主導権が落ちないのに
腐心しているからなあ。言うだけであんまり政策立ててなさそう。
イラク戦争でもアメリカから離れた独自路線で突っ切ろうとして、かえって
高いツケを払わされた事もあるし。
827世界@名無史さん:2006/07/26(水) 14:58:25 0
ECじゃなくてEUね。スマソ
828世界@名無史さん:2006/07/26(水) 20:32:31 0
ドイツの歴史家オットー・ダンは、
「ヨーロッパとは、地理的なものではなく、両アメリカも含まれる西洋の
文化共同体である。西洋の教会によって結びつけられながら、中世後期から
このヨーロッパは、近代の大プロジェクトを共有することによって築き上げ
られてきた」
と主張している。こういう考え方は、恐らくヨーロッパが弱体化したから
出てきたものなのでは?19世紀のヨーロッパ人は、それほどアメリカに興味を
持っていたようには見えない。
829世界@名無史さん:2006/07/26(水) 22:42:01 0
>>823
EUはまさしく城壁に護られたコンスタンティノープルよろしく
ムスリムの海に取り囲まれつつ細々と命脈を保ち
アメリカは西ローマ帝国よろしく蛮族ならぬ有色人種に国体を
席巻されるわけですか・・
欧米はその終幕に関してだけは憧れの古代ローマ帝国のような
幕引きが出来るってことで
よかったじゃーないですか。

てヨーロッパの衰退とか言うが実際のとこは
歴史的に見ても西欧が世界中に敵無しでのさばったのはここ数百年(もないか?)くらいだし
ヨーロッパが歴史的な本来の位置に戻りつつあるだけではないのか。
ちょっとまえの西欧列強全盛こそ歴史的に見ておかしな状態だったんだし。
830世界@名無史さん:2006/07/26(水) 22:48:00 0
日本以外のアジア諸国は、欧米の価値観を受け入れることができるだろうか?
それによって今後のアジア諸国の運命も決まるような希ガス。
“アジア的価値観”とやらに固執するのなら未来はないだろう。
どっかで頭打ちになる。
831世界@名無史さん:2006/07/26(水) 22:51:02 0
日本がのさばったのはここ数十年。
832世界@名無史さん:2006/07/26(水) 22:54:39 0
そもそも日本は、欧米の価値観を受け入れていない。
833世界@名無史さん:2006/07/26(水) 22:58:26 0
>>832
藻前が定義する“欧米の価値観”とは?
834世界@名無史さん:2006/07/26(水) 23:23:35 O
昔なんとかっていうマヌケが和魂洋才とかヌカしたらしいけど、
835世界@名無史さん:2006/07/26(水) 23:40:48 0
ヨーロッパもむかしは南欧が強かったが、その後衰亡し西欧が台頭した。
現在は北欧が元気だが、次は東欧の時代だろうか?
最近行われたプログラミングコンテストで東欧の強さが目立った。
836名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 23:45:54 0
てかヨーロッパ衰退とか言ってる奴馬鹿じゃね〜の!
だいたい衰退する兆しがみえたら地球ごと核兵器で爆発すればてめぇ〜らアジアのサルが覇権を握る事は永遠に不可能wwww
837世界@名無史さん:2006/07/26(水) 23:46:41 0
ttp://www.business-i.jp/news/world-page/news/200607260002a.nwc
EUに進出するなら中・東欧諸国? 税制よりも立地 日本企業は重視


838世界@名無史さん:2006/07/26(水) 23:52:46 0
単なる人件費の問題では?
839世界@名無史さん:2006/07/27(木) 08:47:34 0
>>836
実は今お前が生きてる世界はバーチャルマシーンによって作り出された仮想現実なんだよ。
知ってた?
840世界@名無史さん:2006/07/27(木) 09:37:55 0
日独伊三国軍事同盟がその典型だけど、日本が外交的にヨーロッパに深入り
するとロクなことにならないような。
ドイツが不可侵条約を破ってソ連に侵攻したのがそのいい例。
日本もあのとき同盟関係を破棄すれば良かったのにな。
841世界@名無史さん:2006/07/27(木) 20:23:41 0
そんな簡単にいくわけねーだろ
アホだな
842世界@名無史さん:2006/07/27(木) 20:32:37 0
どう考えても中国が世界の頂点に立つよ。あと30年かからんだろう。
世界史上何度も何度も隆盛を繰り返せるのは中国だけ(必ずしも中華民族に限らない、あの地域にできる国がということ)。
多くの地域・民族が有史上1度は世界トップレベルになれるが、世界最高レベルの隆盛を何度も繰り返せるのは中国だけ。

ローマ帝国しかり、オスマントルコしかり、古代エジプトしかり、ソビエト連邦しかり、モンゴル帝国しかり、
アッバース朝しかり、大英帝国しかり、大航海時代のスペインしかり、こないだまでの日本しかり、ね。
このことは世界史上最大の謎といわれています。なぜ1度だけか?なぜ中国だけ例外なのか?
ちなみに日本史上最大の謎は、@あの天皇一家がなんで延々滅びもせず続いてきたかというのと、
A鎌倉時代になぜ新興宗教が一気に勃興したかの2点だそうです。

・・・中国が再び世界のトップになるのは歴史の必然です。おかしいことでもなんでもない。
日本が再びJAPANアズNO1になるのが希望薄なのも、同様に煽りぬきで歴史の宿命です。別に悪あがきもいいけどw
石原慎太郎とかって歴史に詳しいらしいけど、アホだよね。こういうダイナミックな長期の視点を知らずに、
わずかここ100年かそこらの短絡で中国を見下してる真性アフォ。
日本がここ100年だけ特に勃興した事がむしろ「異常事態」であって、中国中心できたアジアの歴史的な秩序を壊し、
この100年間の各種不幸や軋轢を招いているという見方の方がむしろ真をついているんです。
日本はたった一度の機会を使い切ってしまったorz アーメン†〜

※GDP世界2位は、既に日本ではなく中国です。
米CIAの各国経済力ランキングも、購買力平価GDPの方を採用しており、中国が2位。一方日本は3位で半分。
http://www.cia.gov/cia/publications/factbook/rankorder/2001rank.html  (内容は2005年の最新数値)
ページトップに「GDP」と明記されているのに注目。(purchasing power parity 購買力平価PPP)
今どき名目GDPの方を拝んでいるのは、日本ぐらいです。アメリカと欧州は購買力平価GDPが基準です。(wikipediaのGDPも参照)
843世界@名無史さん:2006/07/27(木) 21:42:07 0
>>842
ある意味、現代では日本が広義の「中国」の一部なのかなと思う。
モンゴルや女真族が「中国」を代表した時代もあったし、
それ以前の唐王朝にしても異民族の影響が濃い。
現首都の北京なんか、長いこと中国の国境外の土地だったわけで、
東京が新「中国」文化圏の首都になってもおかしくはない。
(さすがに直接的支配はなく、あっても経済的・政治的支配だろうが)

まあ、中国を制圧した民族は間違いなく中国に同化されて呑み込まれるので
(モンゴルは例外か?)、個人的には日本は三流国になってもいいから、
島国日本のままでいて欲しいと思うけど・・・
844世界@名無史さん:2006/07/27(木) 22:32:49 0
>>843
「中国」を世界システム論でいう「東アジア地域の中核」と考えればいいのか?
農業中心の時代には黄河・長江流域を押さえなければ東アジアの「中核」には
なれなかった。でも産業革命が起こってからは…

今のヨーロッパを見ていると、南宋以降の中国を連想してしまうんだよなあ。
異民族のほうが強大になったにもかかわらず、それから目を背けて過去の栄光や
華夷思想にすがった。
845世界@名無史さん:2006/07/27(木) 23:12:55 0
21世紀に、BRICsはヨーロッパを抜くことができると思う?
846世界@名無史さん:2006/07/28(金) 22:51:37 0
>>845微妙だろ。
21世紀いっぱいかかって22世紀半ばくらいには
完璧に凌駕していると表現できるようになるのでは?
>>844
別にいいんでないの。15世紀からの爆発的な進出や進歩は
ヨーロッパが貧困な場所でしかも纏まりに欠けたゆえの反動も
大きかったが、現時点では欧州の成長を支えた要因を
自分で削除しつつある。まあある程度略奪で富が出来たんで
もういいやってとこだろ。
こんごは「ウサギと亀」でいうウサギのようにゆっくり眠っている間に
他の地域に追い越されるってことになるのだろうが
それでここ数世紀で出来た妙な白人優越思想やら欧州文化至上な
偏った考えが是正されていくように思う。
847世界@名無史さん:2006/07/29(土) 00:06:41 0
>それでここ数世紀で出来た妙な白人優越思想やら欧州文化至上な
>偏った考えが是正されていくように思う。

この反動もまた危険だな。黄人優越思想や東洋文化至上なんて
偏った考えが台頭しつつあるもんな。
848世界@名無史さん:2006/07/29(土) 00:17:28 0
>>845
人口なら抜くことができるよきっと。
849世界@名無史さん:2006/07/29(土) 00:32:51 0
>>847
80年代の日本でも、日本製品がよく売れるようになったことを“日本的
経営”の所産にし、社会や文化の美徳のせいにする論調がよく見られたな。

アジア経済危機が起こる前のNIESでも“アジア的価値観”が
叫ばれていた。
850世界@名無史さん:2006/07/29(土) 11:27:39 0
>842
じゃあ、なんで中国の株価は下落し続けているの?
それとなんで貴様は、「、」をうたない文章を書くの?
851世界@名無史さん:2006/07/29(土) 15:00:41 0
>>846
英中関係史を調べてみると、まず、清朝は英中間書簡のの使用言語については、
英文を許さず、漢文のみとして時間稼ぎをしようとした。
それに対してイギリス側は中国語の学習を強化し、『大清律令』の英訳も
行った。さらに宣教師が中心となって漢英・英漢辞書もつくった。
これに対し、中国人で英語や外国文化を学習するものは、公行(特許商人)や
一部の華僑によって行われただけで、科挙官僚の中から外国語や外国事情を
学習するものはついに出なかった。

現在のヨーロッパが、非西洋世界のことに無関心なのと通じるものがあるな…
852世界@名無史さん:2006/07/29(土) 20:22:13 0
いまのチャイナや中東は中世晩期のヨーロッパのような野蛮さと若さと貪欲さ
を持っており、
逆にヨーロッパはオスマン帝国や清朝のような現状にかまけ、だれた状態
このまま経緯すれば状況が逆転するときがいつかくるだろうと思ふ。
そうなると往時の清朝末期やオスマン崩壊期の中東のように
ヨーロッパもますます白人至上主義や排他的な中華思想に取り付かれ
閉鎖的な排他社会に埋没しちまい・・って悪循環に入りそう。
 
紆余曲折はあっても、いずれアジアから次にアフリカあたりがテイクオフした時点で
西欧近代文明の栄華に残照に浸ってる真っ最中だろう欧州は
プライドだけ高くて排他的な中華思想の連中の跋扈する資源も無いので誰も目もくれなくなってる。
 幾世紀かすれば
政治・文化・科学・経済など各分野で著しい遅れを見せ取り残されてる世界の厄介者になってるかもな。
853世界@名無史さん:2006/07/29(土) 21:14:04 0
「国民の幸福度」1位はデンマーク…英研究者ら調査
 幸せになりたい人はデンマークへ−。英レスター大の社会心理学分析の研究者が28日、
英シンクタンクのデータを基にした独自の計算で各国国民の幸福度を順位付け、色分けした
「世界幸福地図」を発表した。
1位はデンマークで日本は90位、最下位はアフリカのブルンジだった。
 調査対象となった178カ国の基礎データや、約8万人に聞き取り調査した国際機関の
発表済みの100以上の報告書を分析。(1)良好な健康管理(2)高い国内総生産(GDP)
(3)教育を受ける機会(4)景観の芸術的美しさ(5)国民の強い同一性−の条件が整った
国の国民は「幸せ」と回答する傾向が強いということが分かったという。
 2位はスイスで3位がオーストリア、米国は23位。中国の82位、インドの125位など
アジア各国は、比較的順位が低かった。
ZAKZAK 2006/07/29
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_07/t2006072919.html
854世界@名無史さん:2006/07/29(土) 21:50:43 0
中国、中東は気候、環境の悪化が激しすぎる
特に中国はあの人口を長くは維持できないだろう
855世界@名無史さん:2006/07/30(日) 00:31:50 0
>>854
かつてのヨーロッパもその点では大差なかっただろ。
ちゅうかもっとひどかったぞ。
暗黒時代と形容されるカソリック教会全盛の魔女狩りや異端審問やら
そして黒死病と戦乱による人口の激減
ユダヤ問題のように閉鎖的で排他的な土俗的な農村社会
寒冷でめぼしい資源も無く飢餓が襲う西のドンずまりの半島
周囲をイスラームの大波に囲まれ
多様性といえば聞こえはいいがまとまりの悪さで足を引っ張り合う
領邦国
国や民は領主の結婚の持参金代わりになったり、国王の権威を
貶めようと足引っ張ったり
市街は便所の習慣すらなく壷にいれた便を窓から捨て
残飯も窓から放棄
街路には放し飼いの家畜の糞尿もたれながし
そして街路は年のお祭りのときしか清掃しない・・
気候もあろうが王侯貴族ですら風呂入るの一生に数度とかだったし・・。
そして略奪を生業にするのを誇りとしていたり・・

・・・・・ホントよくこんなんで列強諸国と呼ばれ『世界の覇者』
になれたなと感心する。
確かに短いスパンだと環境の悪化から人口の減退というのもあろうが・・
人口統計、国際的発言権、経済的影響力、
欧州 VS 中国やムスリムは前者が退潮衰退に後者が拡大勃興にきている。
 中世から曙にむかったヨーロッパを見ていると
勃興過程にある地域はマイナス要因をプラスに変えている運とパワーを
秘めているように思えるときがある。
 別に中国や中東を厨したり嫌悪せずに公平に見れば、中国や中東に
中世から近世にかけての欧州のような何らかの展望が見出せないとも
言い切れない気がする。
856世界@名無史さん:2006/07/30(日) 00:40:53 0
今後 人口爆発、環境破壊、悪疫、宗教紛争、核兵器拡散といった危機的状況を
宇宙進出で切り抜けて人類文明が営々と続くと考慮して
今日のアジアが3世紀後にどうなっているのか世界史版の住人とすれば興味
はある。
13、14世紀の西ヨーロッパが3世紀後にどう変わっていったのか考えれば
アジアや中東諸国が18・19世紀の西欧のような世界文明の中心に立ち変わっていたり
しないとも限らん。
つーか欧州の識者でも、そんな予測してる香具師結構見る品。
857世界@名無史さん:2006/07/30(日) 06:00:59 0
 ただ、ヨーロッパにおける植民地や痩せた土地での収穫を約束したじゃが芋など、
今日におけるそういうものをイスラム社会や中国が見つけられればね。
858世界@名無史さん:2006/07/30(日) 07:27:50 0
>>855
11世紀に「農業革命」が起こるまでのヨーロッパは、ちょうど現在のアフリカ
諸国みたいな状態だったのでは?
未開の部族社会に、ローマ法やキリスト教という高度な文化遺産だけがあって、
内戦・飢饉・呪術があふれた社会。

>>856
中国やイスラーム圏の場合、まず過去の栄光にしがみつくのをやめるのが
先決では?彼らは他国や他民族の長所を素直に認められないという点で、
現在のヨーロッパと同じ精神状態にある。
859世界@名無史さん:2006/07/30(日) 08:01:50 0
>>855
ヨーロッパは比較的孤立している地域だったから、外部から攻め込まれる
という事はなかった。内部要素で混乱はあったが、大規模な戦乱は
あまりなかったと言ってよいのでは?
あと庶民が「国王の権威を 貶めようと足引っ張ったり」する態度は
キリスト教の思想を客観的に見る徴候でもあり、ルネサンスに繋がる。
ヘンに専制政治だと、中国みたいに焚書坑儒が起こったりして思想統制
の方向に進んだりしてかえって思想の自由は妨げられる傾向にあると思う。
860世界@名無史さん:2006/07/30(日) 08:20:08 0
>>856
案外、中国やイスラーム圏のような過去に偉大な文明が栄えた地域では
なくて、ブラックアフリカのような未開の部族社会に西欧の高度な文明が
入ってきた地域が、何百年というスパンで見ると発展したりするかも
しれん。
ヨーロッパや日本も、未開の部族社会にローマ法や律令が入ってくる
ことによって封建社会が成立し、長いブレークスルーの期間を経たあと
先進国になったんだから。
861世界@名無史さん:2006/07/30(日) 11:39:00 0
>>855
過去のヨーロッパと比べるのが良くわからんが・・
中世は全体的に冷涼な時代だったから元々寒い気候のヨーロッパが
一番大打撃食らっていたわけで
どっちにしても温暖化によって養える人口が漸減するのは間違いない
ヨーロッパや日本は少々温暖化してもまだ大したことないが
862世界@名無史さん:2006/07/30(日) 12:23:45 0
ヨーロッパは中世でも11世紀ぐらいからはものすごい勢いで発展している
だいたい暗黒期はヨーロッパでは10世紀あるいはカールの皇帝戴冠までとされてる
それに魔女狩りは近世、17世紀が最高潮だ
ナチスのユダヤ人虐殺からして近現代でも野蛮なことはいくらでも行われている
それと中世の頃は日本も死体がごろごろしていて相当不衛生だったんだが
863世界@名無史さん:2006/07/30(日) 13:23:38 0
>>851
>これに対し、中国人で英語や外国文化を学習するものは、公行(特許商人)や
>一部の華僑によって行われただけで、科挙官僚の中から外国語や外国事情を
>学習するものはついに出なかった。

林則徐が国際法の翻訳とかしてなかったっけ?
864世界@名無史さん:2006/07/30(日) 13:37:30 0
ttp://www.flc.kyushu-u.ac.jp/~michel/publ/misc/19670205/19760205_Silkroad.html
集中的に築かれた植民地帝国の崩壊,アメリカの台頭及び第三世界の解放は
欧州中心主義に致命傷を与えたことは想像に難くないし,実際トインビーの
ような二,三の歴史家は懐疑的又は悲観的(シュペングラー)になった。
しかし事実はヨーロッパ中心主義の衰退が確認できた位でそれさえ部分的には
まだ一般大衆の意識に到達してはいない。
今日でさえ非ヨーロッパ社会やその構造,伝統は僅かの教科書や教案に登場
するのみである。
非ヨーロッパ諸国の歴史はその「発見」と共に始まるか又はヨーロッパ的視点
に基いている。何故なら「欧州の外に世界史は無い」のである(W.Bosson
1971(!)歿)。
通例国賓等訪間の際のみそれの諸邦に関して比較的詳しい報告をするという
現在のマス・メディアによる情報不足。
今日でも少くとも文化的,精神的使命者意識が政治的にも自分たちの子供で
あるアメリカに対してさえ現われる(特にフランス)。
865ヨーロッパ人の自画像:2006/07/30(日) 14:19:43 0
「ヨーロッパ人は、静的ではなく動的であり、常に休むところを知らない。
現状の秩序に満足せず、常に改革、前進、発展を目指して努力し続ける。
したがって、ヨーロッパがその最終段階に到達することはない。実現過程に
ある理想のように、あるいは発展しつつある仕事のように、永遠に何かが
動いており、進化しつつあり、そして何かに到達しつつある」
「これまでの50年間のヨーロッパ統合の歴史は、ヨーロッパ大陸とは本質的に
異なる地域にとってもモデルになる」
「20世紀がアメリカの世紀であったことは疑いない。では、21世紀は誰の世紀に
なるのであろうか。10年前のアジアでは、20世紀がアメリカの世紀であったように、
21世紀がアジアの世紀になるという予測が盛んであった。そうした予測では、
ヨーロッパは圏外に締め出され、アメリカも二度のチャンスは与えられなかった。
しかし、アメリカが驚異的に復活し、ヨーロッパも活力を取り戻しているのに
対して、アジア経済は1997〜98年に『溶解』し、状況は一変してしまった。
現時点においては、21世紀が誰の世紀になるかは分からない・・・しかし、
21世紀がヨーロッパの世紀、すなわちヨーロッパの二度目の黄金期になる
可能性も大いにある。1世紀前、スイスの歴史家ヤーコプ・ブルクハルトは、
ヨーロッパの秘められた力を讃え、それは「新しい時代、国家、そして限りない
豊かさと強い生命力を持つ個人」を生み出し続ける活力にある、と論じた。
ヨーロッパがこの活力の上に構築されていけば、21世紀はヨーロッパの世紀に
なるであろう」
「ヨーロッパは、名声の追求をやめたり、世界政治での舞台での役割を放棄
したりはしないし、夢を捨てることは決してない」


『不死身のヨーロッパ』(テオ・ゾンマー、岩波書店)
866世界@名無史さん:2006/07/30(日) 22:22:21 0
2006年になってやっと日本経済は回復基調に入ってきたが、ヨーロッパ人は
これを見てガカーリしているのかな?
以前、日本経済が低迷していたころや、アジア通貨危機が起こったときには、
嬉しそうに日本を含めたアジアのことを嘲笑していたが。
867世界@名無史さん:2006/07/30(日) 22:24:29 0
>>ヨーロッパは、名声の追求をやめたり、世界政治での舞台での役割を放棄
>>したりはしないし、夢を捨てることは決してない
>>21世紀がヨーロッパの世紀、すなわちヨーロッパの二度目の黄金期になる
>>可能性
うーんさすがに欧州マンセーしすぎだな。
今後も国際社会のプレーヤーとして欧州が位置するのは確かだが
「21世紀はヨーロッパの世紀になる」のはほぼありえないと思う。
アジアの世紀だともアメリカの世紀だともいいかねるけどな。
 いってみれば覇権交代の過渡期ってとこだろう。
ちゅかもはや単独で覇権握る地域は無いような気がする。
少なくとも今後しばらく世界は19世紀世界の欧州のように一極突出した、どこかが
でるということはないだろう。しいていえば「ヨーロッパ覇権以前」
のように各地域である程度のヘゲモニーを握る地域的有力大国みたいのが
でるし旧来の先進大国も一定のキャパは保つだろうが
特定の圧倒的パワーは存在しなくなるのでは?
868世界@名無史さん:2006/07/30(日) 22:51:32 0

ここで突如、金融の話をするよ。
19世紀はロンドンこそ金融中心だった。
WWTによってそれはマンハッタンへ移ったけれど、
移る過程で大恐慌が発生した。
金融中心は資本の集中する箇所に形成される。
資本は貿易の盛んな航路を支配する国に集中する。
貿易の盛んな航路と運ばれる品物は、時代によって移り変わる。
現在の三大市場は、株、為替、債権、
場所は東京、ロンドン、ニューヨーク。
貿易商品は、化石燃料、鉱物、機械、電子部品、ソフト、、
東京は時差的要因に依存しているだけ、
ロンドンはアメリカと北海油田への依存、
よって事実上、ニューヨークのみの一極集中が金融の実態。
869世界@名無史さん:2006/07/30(日) 23:13:44 0
ニューヨークの金融を左右しているのは、保険、金融を除くと、
石油業、小売業、電機、コンピューター、医薬品、、
しかしここは、やはり石油だろう。
代替エネルギーも完全に石油の座を奪うのは難しい状況であるわけだし。
よって中国が欧米を抜くには、石油を支配し、金融中心を奪い取る事が必要であると考えられる。

今の状況ならば、上海は東京を抜くことはできるが、ロンドンは抜けない。
そして意外な金融発展をしているのがスペイン。
南米との相互発展を達成しつつある。
スペインはEU加盟国であり、その発展は欧州全体に寄与する。
こう見ると欧州はまだまだ健在のようだ。

以上、思いつくがままに散文してみました。
870世界@名無史さん:2006/07/30(日) 23:45:29 O
>今の状況ならば、上海は東京を抜くことはできるが、ロンドンは抜けない

なぜ??

東京も、70年代のニクソンショック・80年代の金融ビッグバン・90年代の外為法改正・・・・と、
何十年もかけて金融マーケットを自由化してきたが、今も改革途上にある。

中国なら、最低百年は必要だ
871世界@名無史さん:2006/07/31(月) 00:04:03 0
■2004年主な外国為替市場1日平均の売買高(100万USドル)

ロンドン      753,009
ニューヨーク   461,291
東京        198,870
シンガポール.  125,269
フランクフルト  117,531
香港        102,162
872世界@名無史さん:2006/07/31(月) 00:25:37 O
>>866
日本は21世紀になって衰退の一途で、
今では仏独とレベルの低い争いんしてる
というのが真実ですよ。
873世界@名無史さん:2006/07/31(月) 00:31:40 0
日本のアドバンテージというのは結局、そこそこの労働力を安く使えたという点だけであって
BRICSなんかが参入してきたら消し飛ぶ程度なんですよ。
あとは土地は狭い物価は高い自給率は低いと弱点だらけ。
874世界@名無史さん:2006/07/31(月) 03:50:11 0
最近の欧米の日本に対する「好感情」は異常。
嬉しいちゃ嬉しいんだけど逆に怖いよ。
この風潮への反発は必至だろうし、日本も自省能力
無くなりそうで。
875世界@名無史さん:2006/07/31(月) 07:20:24 0
>>873
そんな利点があったのは30年前だな・・
876世界@名無史さん:2006/07/31(月) 09:45:00 0
>>842
確かに何度も中華は復活してるがトルコもちょっと近いような気がする
匈奴はトルコ人じゃないかもしれないが、突厥、セルジューク・トルコ、オスマントルコと何度か復活してるな
877世界@名無史さん:2006/07/31(月) 10:23:22 0
最近のヨーロッパ人は、仏教徒の日本人はキリスト教徒である西洋人より
倫理面で劣る、なんて言うようになったけど、こういうことをいわなければ
ならなくなったのは、物質面で勝利できなくなったからなんだろうな。
太平洋戦争時の日本軍を見ても分かるとおり、“精神面”をやたら強調するのは
自信のなさの裏返しや負け惜しみであることが多い。
だいたい、人間の精神なんてのは目に見えないものだからごまかしがきくが、
物質的な力というのは目に見えるからそれができない。
878世界@名無史さん:2006/07/31(月) 10:46:39 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/china/archive/news/2006/07/31/20060731ddm007070106000c.html
東論西談:中国のアフリカ戦略 真価問われる「互恵外交」

冷静沈着の印象が強い胡錦濤国家主席が、共産党・政府合同の会議で、
テーブルをこぶしでたたきながら幹部をなじったというから、さぞ苦虫を
かみつぶしたような思いだったに違いない。
アフリカや東南アジアなどの発展途上国で急増している中国製自動車に
対し、複数の国から苦情を受けたという。故障しても専用部品がないため
修理ができなかったり、アフターサービスを告知せずに販売する無秩序な
輸出が行われているというのだ。会議が開かれたのは、温家宝首相が
6月のアフリカ7カ国訪問から帰国した直後だ。胡主席が「中国の
イメージを傷つける行為だ」と語気を荒らげたという話は、企業関係者の
間にも瞬時に広がった。
中国政府の反応は素早かった。商務省は乗用車の輸出を監視する法案の
検討に入った。それを報じた中国経済紙によると、商務省幹部は会議の
席で「一部の企業は、海外市場を『実験場』にしている。輸出企業の数が
余りに多く、経営も乱雑極まりない」と語った。商務省が主導して中国
ブランドの世界進出を目指し、企業の海外展開を後押しする「走出去戦略」が、
出足からつまずいた形だ。
879世界@名無史さん:2006/07/31(月) 10:51:53 0
それだけではない。何しろ胡、温両首脳の相次ぐアフリカ訪問外交には、
欧米メディアから「エネルギー資源の囲い込み」「アフリカ支配を狙った
『新・植民地主義』」と警戒、非難が集中しているからだ。
実際、ナイジェリア、スーダン、アンゴラなどではこの数年、中国政府に
よる疫病対策、技術協力名目の支援と表裏一体で、中国企業による石油・
天然ガス利権の獲得や、家電・自動車・建設機械などの輸出が急激に増加
している。中国がこれらの国を不完全商品の実験場にしているなどという
印象が広がれば、批判の火に油を注ぐのは確実だ。
中国は極めて神経質に反応している。国営新華社通信は今月18日、
「アフリカの資源に対する見返りは西側より中国の方が多い」と題する
論評を配信した。この中で「アフリカと関係を強める中国への西側の
敵意は、19世紀の植民地争奪戦以来、欧米企業がアフリカ市場の
ヘゲモニーと独占を享受してきた事実に起因している」というアフリカ
現地紙の論評を紹介した。
880世界@名無史さん:2006/07/31(月) 10:54:11 0
確かに米国などが主張する「資源が豊富な悪政国家を支援する中国」と
いう主張には、多分に権益争いの要素がにじむ。外交上のレトリックの
裏には、冷然たる経済・軍事上の損得勘定が働いているのが国際社会の
現実だろう。
温首相は7カ国最初の訪問地エジプトで、「50年にわたる我々と
アフリカとの友好の歴史は、『平等』『互恵』『内政不干渉』の原則に
貫かれている」と強調し、「新・植民地主義」との主張に反論した。
中国とアフリカの友好関係が、社会資本や資源の共同開発によって相手国
にも果実をもたらし、真に「互恵的」な関係に育つのかどうか。評価が
定まるのに時間はかからないだろう。
881世界@名無史さん:2006/07/31(月) 21:04:48 0
メガトレンドアジア、アジアの雷鳴、そして今読書中の東西逆転という
著書などに目を通してみると次の世界史の主役はアジア太平洋である
という論調が多い。
世界の経済大国の上位5位のうち4カ国はアジア、残る1ヶ国も太平洋
10位のうち7位までがアジアで残る2つも太平洋に面している。
GDNと国防費そして人口と貿易額において世界の7割をアジア太平洋で
占めているという。
アジアオセアニアのメインプレイヤーとしてアメリカ、中国、日本、インド
があり二番手として韓国、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナムがあり
オブバーザーとしてロシア、アルゼンチン、豪州などがある。
ヨーロッパのいう切磋琢磨しあう競合、多様性などはこのフィールドにこそ
妥当な表現になりつつあり、今後の世界史の舞台がここになるであろうことは
疑いようも無いと思う。

 ヨーロッパはテクノロジー体系の保持に努力をしており今後とも
ある程度の影響力は保つであろうが、世界の経済、文明活動の中心に
機能するであろうアジアオセアニアから最も遠い正反対という地理的要因
と欧州の文明、人種への無意味な優越感がある限り、長期的に見て
停滞低迷に陥る可能性は高いという。
882世界@名無史さん:2006/07/31(月) 21:29:11 0
アメリカは技術の専門能力、文化とビジネスの主導権、言語的優勢
比較対照すらない軍事的優勢を備え、世界最大という立場をある面で
譲渡することになるだろうが、世界の人々は依然として
アメリカを巨人として見続けるだろう。
がアメリカは技術革新を起こす場所ではなくなる。
製造業は既に散逸し今後とも低下するのは回避できないだろう。
そして科学教育と総合的な研究開発においても予算、人材の面で
顕著な低下のカーブを描いており、このカーブももはや低下を
食い止めるのは困難であろう。
「テクノロジーでは強力な研究開発と製造の能力を持つところ」
に競争力が生じる・・しかしアメリカにはどちらも失われようとしている。
もっともアメリカを暗澹とさせているのは危機感の欠如だそうな。
アメリカと比較して存亡がかかっていて激烈な競争の舞台にある日本は
強力な研究開発と製造の能力もいまだ有望で、なにより危機感がアメリカの
現場とは比較にならない点がある。

 今後のアメリカは合法非合法においてアジア系が主導的な立場を増し
特に大学やハイテク分野はアジア系が支配的になり
経済、社会の全ての面でますますアジアと一体化し太平洋寄りになる。
財政、投資、雇用そしてロビーストによって政府はますますアジア諸国
に左右される場面は増える。
欧州はアメリカと一戦を画し追い払おうと最大限の努力をし続け、
アジアはアメリカを引き入れ歓心を得ようと最大限の努力を払う
という傾向が今後とも変わることが無い以上 
 将来的に見て、ある意味アメリカはアジア諸国の植民地(少なくとも
文化的・経済的植民地には)になっているであろう。
後世の史家がアメリカをヨーロッパの同類と分類するのは20世紀までであろうし
今後22世紀以降は(確実に)東洋の仲間に分類するであろう。
883世界@名無史さん:2006/07/31(月) 21:50:08 0
>>873
日本が安い労働力を武器にしてたころってたしか戦前の頃だっけ。
だから経済力も貧弱で、世界恐慌で簡単に破滅的状況に陥ってしまったのだが。
884世界@名無史さん:2006/07/31(月) 21:55:47 0
日本が「安い労働力」を駆使してせっせこゼロ戦作ってる間、
アメリカは工作機械とトラックとブルドーザーを駆使してB29を何千台と大量生産していた。
もちろん、これは国力の格の違い。
885世界@名無史さん:2006/08/01(火) 22:50:40 0
>>881-882
アジアのことを過大評価しすぎじゃねえの?
アジアがヨーロッパ並みになるには、これから超えなければならない
ハードルがいくつも存在するよ。
886世界@名無史さん:2006/08/01(火) 22:57:26 0
確かに東南アジアの非華人国家はそうそう無理だと思う
日本はもう先進国だとして、台湾、韓国はヨーロッパの準先進国ぐらいの水準に近いと思うが
これからどれだけ進展するかはどうかなぁ
中国は体制がね、細かく分離すれば海に面した地域はそれなりになりそう
887世界@名無史さん:2006/08/02(水) 09:55:31 0
現在のアメリカの覇権はいつまで続くかなあ?
最近のアメリカ政治・外交を見ていると、あまりにも国内のロビーに影響
されすぎているように思える。
そのうち各国がアメリカを見限って離れていくなんてことにはならないかな。
888世界@名無史さん:2006/08/02(水) 14:52:42 O
>>872

日欧が衰退したというより、アメリカが大きく抜け出して超先進国になった、というのが実態でしょうな
889世界@名無史さん:2006/08/02(水) 16:22:14 0
日本の未来にしても、そう悲観することはない。
理由は、あの失われた10年の間でも継続していた
高いR&D(研究開発)投資で、現時点でもGDP比率で
アメリカよりもEUよりも高いし、アジア諸国と比べればなおさら。
結局日本経済の復活が可能になったのもこの成果のおかげだ。

つまり欧米にせよBRICs諸国にせよ、経済成長のためには
日本企業の独占/寡占状態にある素材(炭素繊維、単結晶シリコン、高級鉄等、
例えば 1トン1000万円なんていう特殊なパイプ用鉄合金すらある)、
電子/機械部品、工作機械等を必要とする構造ができているからだ。
進歩が早く安い労働力を必要とする「ハイテク」組み立て産業なんかとちがって、
こういう地道な努力の積み上げが必要な分野の技術的優位はなかなか崩れない。

結局、これからも余剰資本と工業社会の根幹となる技術を多数持つ日本を
取り込んだ勢力(今はアメリカ)が勝ち組になるという構造は続く。
日本もパートナーを上手く選んでさえいればそれなりに繁栄できるだろう。
890世界@名無史さん:2006/08/02(水) 19:02:12 0
>>885
逆にヨーロッパやアメリカを過大評価していないか?と思うのだが。
一朝一夕に逆転する何ぞとは言わないけれど、長―い目で見れば
世界の趨勢は東西裏返りはじめたとは思う。

世界史版の住人なら、分かってもらえるとは思うが
 アメリカは昔から国外に興味を持つこと薄弱な傾向があったが
いまだに、その悪弊は克服されてない。
つーか一部のビジネスエリートを除けば、驚くくらい国外に関心を
持たない(それは日本とか他国の比ではないくらい)
それでいてアメリカNO1は当然であるという根拠のない自信が強い。
このようなの、まるで明や清のような有様だと思う。
 アメリカは他国に対して自由貿易してんじゃねーかと
いうかもしれないが
アメリカの貿易は朝貢貿易に近い面がある。
 そしてヨーロッパだが、これまた欧州統一の反動と歪は如実にでているわけで
イスラム、台頭する民族主義ナショナリズムとの折り合いもあり、EUが世界の
リードを担えるかというと??です。

 しこうしてアジアも人口、環境、資源、市場・・難問山積であり
これの克服が第一課題。
だがコノ課題は人類共通の課題な訳で、欧米ですら他人事じゃない。
今のとこどうなるか未知数だわな。
 少なくともアジアが勃興するどうこう以前に、欧米の下降は決定的だろう。

 将来的に課題を克服できるとする論者が
人口、水、環境、市場、テクノロジーという諸問題の克服過程と
その手段によってアジアはヨーロッパ並みに上昇しうる可能性あり
とはしている。どうなるか・・漏れは解決可能と思うので
上記のような楽観論を述べたのだが、アジアが勃興するとしても
少なくとも今後1世紀以上かかるとは思ってる。
891世界@名無史さん:2006/08/02(水) 20:54:46 0
>>890
『不死身のヨーロッパ』(テオ・ゾンマー、岩波書店 P.28〜29)

「植民地主義は、ヨーロッパ人が特に誇りをもって語れる歴史の一章ではない。
植民地主義は、アメリカ大陸やシベリア大陸におけるヨーロッパ化成功の延長
ないしは完結であると考えられていたのかもしれない。しかし、ヨーロッパから
はるか遠く離れたバンクーバー、サンフランシスコ、ベーリング海、ウラジオ
ストックにいたる西方への拡張を、植民地主義と同列に見なすことはできない。
何もない空白地を獲得することは、多数の住民が存在する広大な土地を隷属
させることとは違うからである」

↑この本の著者はドイツの『ディー・ツァイト』紙の編集長なんだが、欧州人も
ヨーロッパ以外の地域に関心を持たない点ではアメリカ人と変わらないよ。
アメリカ大陸やシベリアが、白人がやってくる前は無人の土地だったなんて
真面目に信じてるんだから。
892世界@名無史さん:2006/08/02(水) 23:45:16 0
ttp://www.syabunkaikan.org/shumitt.html
とくに21世紀の幕開けとともに、アメリカのブッシュ大統領の登場をみてから、
きな臭いにおいが世界に漂っています。アメリカは中国の潜在的脅威を強調して
『敵視』すると、かえって孤立するとの警告。世界の通貨がドル、ユーロ、
そして『元』の3つになるであろう、という分析はあまりにも衝撃的でした。アジアに
おける『元』の経済圏形成の見通しは、世界ではじめての提示ではないでしょうか。
日本は戦後アメリカに追随している間、世界第2位の経済大国どころか、最近
『失われた10年』が言われるようになりました。そして、いま見通しも方向も
見いだせないまま『日本国民は自信を失っている』と指摘され、将来中国に
追い越されると、断言されました。
893世界@名無史さん:2006/08/02(水) 23:59:01 0
>>891
無人なんて言ってないだろバカ
894世界@名無史さん:2006/08/03(木) 00:11:15 0
>>893
「何もない空白地」「多数の住民が存在する広大な土地を隷属させる
こととは違う」と書いてるジャン。
895世界@名無史さん:2006/08/03(木) 00:25:06 0
インドやベトナムを植民地にするのとは明らかに違う。
896世界@名無史さん:2006/08/03(木) 00:27:10 0
日本人も北海道がアイヌ人の土地だったことすら無視してるし、
北方領土を返せなんても言ってるしね。
897世界@名無史さん:2006/08/03(木) 01:20:22 0
>>884
結局、最後に勝つのはでかい国ってことだな。
898世界@名無史さん:2006/08/03(木) 17:21:12 0
現在、EUは、ガリレオ・システムや欧州工科大学(EIT)やインターネットの
検索エンジン「クエロ」を開発するプロジェクトを構想しているが、こういう
ものは国家やお役所が力を入れてもムダだと思うんだけどなあ。
欧州に必要なのはアメリカのような起業家精神なのでは?
899世界@名無史さん:2006/08/03(木) 17:27:31 0
韓国が世界制覇するよ
900\(^■^ ラ 【卍】:2006/08/03(木) 21:36:07 O
【卍】 ≦予 ̄>
  G\(^■^ ラ
   \ <!>+\ 『我が闘争』より
今日以後、かりにヨーロッパとアメリカが滅亡したとして、
すべてアーリア人の影響がそれ以上日本に及ぼされなくなったとしよう。
その場合、短期間はなお今日の日本の科学と技術の上昇は続くことができるに違いない。
しかしわずかな年月で、はやくも泉は水がかれてしまい、
日本的特性は強まってゆくだろうが、現在の文化は硬直化し、
七十年前にアーリア文化の大波によって破られた眠りに再びおちてゆくだろう。
  ∠ ̄∬ゝ ∠ ̄∬ゝ ∠ ̄∬ゝ
G\(^∀^ G\(^∀^ G\(^∀^ ク
【卍】
  ∠ ̄∬ゝ ∠ ̄∬ゝ ∠ ̄∬ゝ
G\(^∀^ G\(^∀^ G\(^∀^ ク
901世界@名無史さん:2006/08/03(木) 21:46:28 0
>>897
アヘン戦争は?
902世界@名無史さん:2006/08/03(木) 22:02:23 0
ドイツが東欧諸国に追い越される可能性ってあると思う?
903世界@名無史さん:2006/08/04(金) 06:47:48 0
>>902
それは50年先はないだろね
それ以上先は何があるか分からないが
904世界@名無史さん:2006/08/04(金) 18:21:33 0
欧州のキーパーソンとしてフランス&ドイツに加え
ポーランド、ウクライナが地政学的、人口的にクローズアップされてくるという
予測があったな。
ロシアのエネルギー資源戦略、旧ソ連圏再統合戦略、ロシア帝国復活の野望を
とどう向き合うかが欧州、特に東欧の課題だろう。
905世界@名無史さん:2006/08/04(金) 20:49:56 0
ttp://www.japan-journals.co.uk/dailynews/060727/news060727_3.html
7/27 このままではイケナイ!――旧東欧からの優れた人材流入で、英国人に
さらなる失業の危機

EU拡大により英国内での労働が合法的に認められたことで、旧東欧諸国から
優れた労働力が英国内に大量に流入。しかし、こういった労働力に対抗できる
だけの基礎学力や優れた技術を持たない英国の若者は、就職の機会を移民労働者
に奪われてしまい、失業する者がさらに増加すると懸念されていることが伝えられた。
英国商工会議所が「ファイナンシャル・タイムズ」紙の中で明らかにしたところに
よると、ポーランド人をはじめとする旧東欧出身の労働者は一般的に英国人よりも
基礎学力が高く、優れた技術をもち、仕事へも熱心に取り組むという。そのため、
労働意欲に欠ける英国人よりも、このような外国人を雇用する企業が増加。
英国最大のバス運行会社「First Group」では、すでに1,000人の東欧出身者を
雇い、これからも東欧からの雇用に積極的な姿勢をみせている。このほか、
ウエスト・サッセクス州に本社を置くある建設会社では、仕事中に誤ってケガを
しても、病院で手当を受け、すぐに戻ってくると仕事を抜けて「穴」をあけて
しまったことについて謝罪までするというポーランド人労働者の態度に感心し、
東欧出身者の労働倫理のすばらしさを絶賛しているという。
906世界@名無史さん:2006/08/04(金) 20:50:47 0
商工会議所では、英国人が労働市場から落ちこぼれてしまうような状況は、
学校を卒業しても仕事に必要な基礎学力や技術を十分身につけていない
若者が多いためと指摘。一部のエリートのみが専門教育を受けられる
現行の教育システムを、能力にこだわらず全員が将来必要な基礎学力を
得たり、技術を学べたりするようなものに変えないかぎり、英国の若者の
就職状況は悪化するばかりと主張している。
ちなみに、英国の失業率は6年続けて最多となり、失業中の人は昨年22万人
強増えて160万人に達し、求職者手当を申請しているのは95万人以上とされる。
907世界@名無史さん:2006/08/04(金) 22:11:26 0
英国の若者は旧東欧で労働すればよい。基礎学力や技術を身につけて
いない人間はより安価で雇われる。経済としてはあるべき姿だ。
908世界@名無史さん:2006/08/04(金) 22:39:59 0
745 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/10(月) 08:55:23 ID:O0FyfNFA
ドイツに17年住んでいる一日本人より一言

この国の今・次世代に甘い期待を抱くのはやめたほうがいい。
友好・同盟などたいした意味はない、利用されるのがオチ(WW2の時同様)
彼らが憧れているのは日本製品や文化のみで、日本人は所詮アジアの一民族
程度の認識しかない。
アジア人は自分たちより劣等人種であり、日本人はアジア人としては
多少マシっていう程度。

ドイツも今や大して世界に誇る技術もなく、過去の栄光と幻想(妄想とも
言う)のみ卑怯で傲慢で、今のままではあと10年ほどですべて破綻するよ、
ドイツ車メーカーも他の自動車メーカー同様すでに多国籍企業化しているし、
100%国産技術・部品で製造することは不可能である。

近未来に於いて、この国が決定的破綻した時、憎悪の対象が前大戦の
ユダヤ人からトルコ人及びポーランドをはじめとした東欧人に向けられる
だろうことは想像に難くない。
909世界@名無史さん:2006/08/04(金) 22:58:13 0
75 : ◆ALSPlGAxzM :2006/08/04(金) 07:20:09 ID:gPlMzTe3
えー、非常に率直な意見でございますな。ほぼ賛成します。
Mr Blair should recognise his errors and go
By Rodric Braithwaite
ttp://www.ft.com/cms/s/3a7a368c-224d-11db-bc00-0000779e2340.html
910世界@名無史さん:2006/08/04(金) 22:58:43 0
78 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/04(金) 17:51:19 ID:FgDXmppB
>>75
プロアラブの英外交官が涙目になってるな。  ワロス。

今回の中東紛争で英国の果たせる役割なんてもともとないよ。
いつまで大英帝国のイメージをひきずってるんだか。
英国人も少しおフランス人に似てきたのかもしれんが
ブレアはその点、ぶっちゃけリアリストな英国人だねw
アメリカの栄光をつかって英国が大国であるかのような幻想を
英国人に持たせてあげてるんだから、国民は感謝しる。
911世界@名無史さん:2006/08/05(土) 00:31:59 0
アジア諸国がヨーロッパに追いつくにはどうしたらいい?
単に経済だけではなく、政治・軍事・文化などの面でも張り合えるような
存在になるには。
912世界@名無史さん:2006/08/05(土) 00:45:34 0
INDIAと中国なら可能性はあると思います。
913世界@名無史さん:2006/08/05(土) 00:47:46 0
こちらが進歩すれば向こうも進歩する訳で。
要はこちらの進歩が向こうの上回れば良い訳だね。

キリスト教圏はロボット作ったり、人間の遺伝子弄くったりする事に宗教観念が
足枷となっているので、アジアはそれ等技術を畏れなく取り入れ、発展させ、
更に新しい倫理を構築すれば、数百年のサイクルの後には上回る事が出来るかも。
でも日本は無理だな。そういう事に関しては保守的だし種々の限定がある。
中国は無茶苦茶をやるし、多少の無茶をしても補填が効くだけの人口抱えてるから
ある意味爆発的発展をする可能性はある。

これ自体SFじみた、無茶苦茶な意見ではあるが要は無茶苦茶しなければ肩を並べられないって事で。
914世界@名無史さん:2006/08/05(土) 00:48:51 0
>>912
インドもそうか。でも彼等も割と宗教に縛られてる感はあるね。
915世界@名無史さん:2006/08/05(土) 00:53:12 0
>>911
中国が民主化すればよくね?
916世界@名無史さん:2006/08/05(土) 01:02:25 0
>>913
変な優生学思想に染まったりする可能性があるってこと?

>>915
中国の場合、省ごとに一つの国家として独立したら、海岸部はNIES
並みになれるかも。そしてある程度経済発展したら民主化。
917世界@名無史さん:2006/08/05(土) 01:42:42 0
>>916
過渡的に新たな優生学に拠った差別はどうしても生まれると思うねえ。
918世界@名無史さん:2006/08/05(土) 02:12:09 0
中国は民主化すれば分裂すると思う。
というか今の体制でも一つの国家として
維持してるのは相当な綱渡りだ。
919世界@名無史さん:2006/08/05(土) 03:37:44 0
100〜200年はあれでいくんじゃないの。
短命の統一王朝のあとに、長期の帝国王朝。
中国の歴史ってその繰り返しじゃん。
920世界@名無史さん:2006/08/05(土) 16:44:28 0
>>917
ttp://www.p.u-tokyo.ac.jp/coe/workingpaper/Vol.9.pdf
シンガポールの教育改革

アジアではいまだにIQ信仰が強いみたいだね。
921世界@名無史さん:2006/08/05(土) 17:57:43 0
日本では2chだけは信仰が高いけど。
922世界@名無史さん:2006/08/05(土) 20:17:38 0
ttp://www.asahi.com/international/update/0805/013.html
中国で暴動多発 昨年は8万7千件

中国で昨年、官民衝突などの暴動が8万7000件発生したことが分かった。
前年よりも約1万3000件も増加し、全国各地で党幹部・官僚の腐敗や土地
収用などへの庶民の憤りが強まっていることが浮き彫りになった。

↑そろそろ王朝交代かな?
923世界@名無史さん:2006/08/05(土) 20:30:58 0
>>913
>>こちらが進歩すれば向こうも進歩する訳で。
これなのだが、向こうの志向する方向と、こちらの志向する方向が
一致しているとは限らないと思う。
 客観的に見て経済的技術的に優位ともえる日米や一時期のソ連が
ヨーロッパにしたら望むべき目標になっていなかったのもそうだが、
 ヨーロッパで技術的、経済的進歩を志向しているのは恐らく一部の
エリート層に限られているような気がする。
 大多数の声なき声、いわゆる社会的ベクトルでは現状維持というか
ほどほどの水準と、キリスト教ヨーロッパの内輪だけでやりくりしたい
という思いが如実に出ている。

 ヨーロッパの場合いまある文化生活と水準を守るだけに汲々としているが
アジアの場合いろいろ国情に差はあれど、少なくとも欧州よりは進歩や
水準レベルの向上への意欲が貪欲であると思う。
 ヨーロッパ内部でも東欧の向上への意欲は高いと思うが、西欧先進国が
そのような高い意欲を持ってると思えない。
924世界@名無史さん:2006/08/05(土) 21:44:43 0
>>923
西欧諸国は、日米露、または新興アジア諸国のような“野蛮さ”を失って
しまったように思えるね。ガツガツした人間が少ないというか…
リスクを避け、過去の蓄積によって生活を享受しようという消極的な態度に
なってしまっている。
なんつーか、文明自体が年をとって疲れてしまったのかな。
文明は野蛮に敗れるとは昔からいわれてきたことだけど。
925世界@名無史さん:2006/08/05(土) 23:07:02 0
>>918
次に分裂したら
「三胡十六省時代」とでもなりそうだな。
もちろん三胡=蒙蔵回ね。
満と壮は自立は無理かな。
926世界@名無史さん:2006/08/05(土) 23:16:55 0
 単純にいえば、手を広げすぎた報いかもしれん。
歴史上、西欧近代文明という旗印に集う西欧列強ほど世界中にあまねく広がった勢力は
なかったからな。
 
 なんせ『白人の重荷』と称して、自分の文明をアピールしたせいで
誰もが、それを習得していきつつある状況では、文明がヨーロッパの
オリジナリティでも強みでもなくなってきた。
 またヨーロッパは内輪もめの挙句戦場となった災禍に懲りて、ある意味
臆病になり積極性が失われ保守的なムードが強まったろうし
覇気のある奴や、上昇志向の強い奴は、保守性の強い自国ではなくアメリカに
いってしまうだろう。
それが一層若さを失わせてしまう。
 なまじ過去の蓄積で先進国水準でいられる状況も競争意欲を減退させる
条件だろうし・・



927世界@名無史さん:2006/08/05(土) 23:29:40 0
>>926
>手を広げすぎた報いかもしれん

ヘンリー・キッシンジャーが、「神は、あまり完全に自分の望みを
満たした者に、しばしば罰をお与えになる」と書いていたっけ。

マイケル・マン(英国人の歴史社会学者、UCLA社会学部教授)は、
『ソーシャルパワー:社会的な〈力〉の世界歴史 1〜3』で、
“歯抜けのヨーロッパ”という表現を使っていたから、欧州人自身も
これからヨーロッパが衰退するということには気がついているのでは?

ちなみに英国人の学者には、イギリスとアメリカの二重国籍を取って、
アメリカの大学で教えている人が結構いる。この先ヨーロッパは、
経済や軍事だけでなく、知的な分野でも衰えていくかもな。
928世界@名無史さん:2006/08/06(日) 00:06:58 0
このままヨーロッパが衰退していったら、白人優越思想も少しずつ
薄まってていくかな?
それとも衰退すればするほど、レイシズムが強くなっていくんだろうか。
929世界@名無史さん:2006/08/06(日) 00:27:45 0
ビザンツ帝国は滅亡するまでラテン人をバルバロイと呼び続けてたよ。
930世界@名無史さん:2006/08/06(日) 02:30:50 0
そもそも白人優越思想なんて存在するんですか?

日本人はイエローの癖して同じイエローの中国韓国人より、
アメリカ・イギリス人の方が好きなんでしょ?
何でそんなに白人優越思想を問題視するのか解らない。
別にいいじゃないか。白人優越思想の差別主義者でも。
日本人は同じイエローより米英白人の方が好きなんだから。

アニメとかみな。日本人キャラはみんな白人みたいだ。
日本人は本当が白人が大好きなのに、何で白人優越思想を問題視するんだよ。
931世界@名無史さん:2006/08/06(日) 02:32:46 0
イスラム≒非白人との対決色が強まるか
イスラム系に徐々に侵食されるかの二択だろう。
俺は前者の道を歩むと感じているので、レイシズムは復活すると思う。
932世界@名無史さん:2006/08/06(日) 08:48:39 0
民間レベルではどこでもイスラムの侵食って印象が強いな。
ただ国家の中枢に登るに従って宗教の限らず忠誠を誓うようであれば
特に問題はないだろう。
ただドロップアウトした白人層ってのが一番ヤバイ
933世界@名無史さん:2006/08/06(日) 10:06:21 0
>>931-932
フランスではサルコジ内相が不法移民1万4千人の追放を表明した。
現在、国家主権の一部がEUに渡っているので、“民主主義の赤字”が
問題になっているが、このままヨーロッパの大衆の不満が募っていくと、
カナーリショッキングな現象が起きてもおかしくないと思う。
(例えば極右・極左政党の政権獲得とか)
全体主義政権が成立したら、イスラームからの人口圧力に対抗するために、
国家が国民に“産めよ増やせよ”政策を強制したりしてな。
さらに不法移民を陸・海・空からの武力行使で防ぐようになる。

……日本も他人事ではないんだが。
934世界@名無史さん:2006/08/06(日) 13:00:40 0
>>933
サルコジ内相も確か移民の系列だったよね?
フランスの暴動の場合は社会主義の行き詰まりも関係していると思う。
この前フランス人と話したんだが、問題は、いったん雇用された従業員を
労働態度が悪いとか業績が悪化したからと言ってクビにする事はなかなか
できないんだとか。日本と対極だな。
だから、なかなか職につけないし、職についたら仕事の保証されるんで、
労働意欲はあんまりない。
言っていたよ、「白人のオレがイスラムのコミュニティーへ行ったら、
何かしらトラブルがあるだろう」って。
935世界@名無史さん:2006/08/06(日) 13:23:11 0
ttp://www.h6.dion.ne.jp/~tanaka42/sengo.html#7
民営化された株式は高値がつき、財政収入にもプラスになった。このように
うまくいった民営化、しかし、民営化企業の株式数の2,3割は政府系の
大企業を含む「安定株主」による保有株であり、シラクの民営化で誕生
した小口株主の台布王意見は形式的なものにとどまった。イギリスの
サッチャーによる大衆資本主義はフランスでは育成されなかった。また、
売却株の価格決定を初めとする民営化処置はバラデュール蔵相個人の
イニシアティブで行われ、民営化企業の代表にはしばしば政府関係者筋
の人間が就任した。一種の天下り先企業の育成でもあった。外国企業の
保有株数は1割程度に制限され、さまざまな規制が設けられていた。
このように、表向きの民営化とは裏腹に、実体としてはフランスの伝統
であるディリジスム(国家管理主義)は払拭されえなかった。
936世界@名無史さん:2006/08/06(日) 13:24:32 0
「われわれフランス人は今日においても数世紀にわたる反産業的伝統の
影響のもとにある。利益と金銭を非難するカトリシズムの伝統、貴族
主義的価値観、反技術的および産業投資を嫌い、不労所得と定収入に
安住するブルジョワジー、多すぎる官僚に対して少なすぎる企業家、
土地に執着する古い国民の反産業的感覚━━これらのフランス的思想は
フランス人の骨肉になっており、不平等と階級対立を生み出した」
「フランスの経営者が企業経営の問題を自らの責任において解決しようと
する自律的、自助的、自己責任的態度を欠く」という非難はしばしば
なされる。アンドレ・モロアが皮肉的に書いているように、「フランスの
経営者は利益を出しているときは自由主義経済を主張するが、苦境に
陥ると政府の支援、介入を要求する」
かつてドロール蔵相は経営者の政府依存の態度を次のように批判した。
「あなたがた経営者は国家にすべてを期待することを止める練習を
すべきです。あなたと労働組合との交渉の席に私が介入すると期待する
のは間違いです。それは経営者としてのあなたがたの職分です」
937世界@名無史さん:2006/08/06(日) 14:02:23 0
>>930
>日本人はイエローの癖して同じイエローの中国韓国人より、
>アメリカ・イギリス人の方が好きなんでしょ?

日本人は中国崇拝のところもあって「中国3000年」の一言に弱いからね。

>アニメとかみな。日本人キャラはみんな白人みたいだ。

日本人と白人の中性の顔がもてるんだろう。

>日本人は本当が白人が大好きなのに、何で白人優越思想を問題視するんだよ。

「一般的な日本人は白人優越思想」と妄想を抱いているナショナリストが多いのだろう。
白人優越思想の日本人って誰がいると聞かれても、俺は名前が思い浮かばない。
アメリカに対しても憧れと反発の両面を併せ持っている日本人のほうが健全だろう。
938世界@名無史さん:2006/08/06(日) 14:55:36 0
>日本人と白人の中性の顔がもてるんだろう。

リアル白人の顔ってコワイぞ。お宝鑑定番組でよく見かけるが、
アメリカのバービー人形なんて、ホリが深すぎて、かなりグロテスク
な印象を受けるぞ。あーゆー顔が好まれるわけではないんだよな。
939世界@名無史さん:2006/08/06(日) 15:59:38 0
>>938
だから中性の顔がもてると言っただろ。
それにリアル中国人の顔だって怖いぞ。
940世界@名無史さん:2006/08/06(日) 16:00:37 0
デートのときに彼氏に乗ってきてほしい車ランキング
2006年 8月 6日 (日) 00:32
デートの時に株を上げるときはやっぱり外車!?
 憧れの彼とデート。そんな時に彼氏がどんな自動車に乗ってきたら感動しますか? 
デートのときに彼氏に乗ってきてほしいと女性が選んだ車ナンバーワンは『ポルシェ911』でした。
続いて、『ボルボ S80』『フェラーリ612』など外国車が多数上位にランク・インしています。
国産車では『スカイライン GT-R』が最高位の4位でした。
http://news.goo.ne.jp/news/gooranking/it/20060806/20060806-grnk.html
941世界@名無史さん:2006/08/06(日) 16:12:27 0
確かにアニメの登場人物は日本人か白人かわからん顔が多い。
北斗の拳なんて何処の国が舞台かわからん。
942世界@名無史さん:2006/08/06(日) 16:14:16 0
1万年後の未来人が日本の漫画を発掘したら、
日本国は白人の文明だったと勘違いするだろう。
943世界@名無史さん:2006/08/06(日) 16:19:55 0
写真を見せてどれですかというアンケートなのか?
「フェラーリ」「ポルシェ」は分かっても「フェラーリ612」
なんてわからないだろ。普通。
944世界@名無史さん:2006/08/06(日) 16:31:39 0
YouTubeでアメリカ人がアジアンは俺達より容姿がいいとか議論してて
ビックリしたな。まあ一部のマニアだろうけどね。
ビックリするオレはすっかり西洋崇拝に毒されてるのかもしれんw
あと韓国人がエヴァのハリウッド実写化絶対反対を主張してて面白かった。
あれは絶対日本人だそうだ。
945世界@名無史さん:2006/08/06(日) 17:35:34 0
>>913
アジアがヨーロッパ並みになるには、やはりある程度の政治的な自由が不可欠
ではないかな。
自由がないところでは、科学や学問は発達しないだろうし。
“アジア的価値観”などといっているうちは欧米諸国に追いつくのは無理だろう。
946世界@名無史さん:2006/08/06(日) 18:04:41 0
>>944
「ピグミー族とホッテントットを除けば、おそらく身体的な魅力といった点で、
最も劣っているのは、日本人であろう」 -河崎一郎元大使『素顔の日本人』
947世界@名無史さん:2006/08/06(日) 18:32:15 0
>>930
>日本人は本当が白人が大好きなのに、何で白人優越思想を問題視するんだよ。
ウヨによれば、日本人が世界一優れた民族だから。
948世界@名無史さん:2006/08/06(日) 19:18:22 0
白人の仲間入りはできないにしても
中国なんかは価値観が違いすぎる。はっきり言って異文明だ。
日本は孤立するのが宿命。
949世界@名無史さん:2006/08/06(日) 19:41:24 0
>945
ディスクアレイが出てきた時にそう思った。
こっちがディスク自体の0.00x%台の信頼性をあげるのに必死こいてる時に
5台のディスクを並べて超えてきやがった。論理的には知ってはいたが
まさかやるとは。。。
あの時、信頼性は手先が器用で繊細な日本人が一番とか言ってるだけじゃ
ダメだ、と思った。それは長所だし潰す必要は全然ないけど、もっと違う
レベルがあるんだって、、、
日本的とかアジア的とかそういうんじゃない、誰にでもできること、ただ
まだ誰も思いついてないこと、やってないこと、、、それを求めないと、
挑戦しないと、、、
950世界@名無史さん:2006/08/06(日) 20:11:10 0
>>945
>>やはりある程度の政治的な自由が不可欠
これは同意なのだが、早期からの政治的自由の保障というのは問題もある。
経済発展において開発独裁という国家主導的な政策は、ある程度というか
かなり有効で、
その時点での政治的自由の制限はいたし方の内面もある。
政治的自由にはバックボーンとして経済的水準の向上、余裕と
教育の普及、知識水準の向上が不可欠だから。
 現時点では、ようやっと国家レベルで経済力がアップして
端緒というか初期に近い段階なのであって
今後は自由度はアップしていくと思う。
 まあクリアする問題としては資源と環境かな・・
>>949
そういう面ではアジアって有望だと思うのだがな
アジア的価値っていうのはうさんくさいが、
あの人口が経済力をアップして競争に加わってくるというのは
>>まだ誰も思いついてないこと、やってないこと、、、それを求めないと、
>>挑戦しないと、、、
これに駆り立てる原動力足りうると思うのだが。

951世界@名無史さん:2006/08/06(日) 21:13:59 0
ttp://www.janjan.jp/world/0508/0508251454/1.php
建国から40年のシンガポール、体制を変えずに発展は続くか

シンガポールでは40年来の試験の得点向上に焦点を当てた均質な暗記
教育の成果が認識されているが、マルチメディア、アート等の創造的
分野を開発するには、体制迎合的な教育制度では養うことのできない
創造性を開発することが必要である。すなわち、シンガポールは成功の
追及の過程で失った子供時代を再経験する必要がある。
近年、創造性の養成を目指す教育改革議論が盛んである。与党人民行動党
(PAP)の一党支配という政治制度の改革がまず必要と主張する専門家
も出てきた。

952世界@名無史さん:2006/08/06(日) 21:37:23 0
華僑の衛星都市か…
953世界@名無史さん:2006/08/06(日) 21:41:35 0
>>923
「『新約聖書』の誕生」(加藤隆、講談社選書メチエ)に、

「新約聖書は、西洋的である。それは新約聖書が成立し定着した環境が
西洋的なものだったという単純な意味ではない。新約聖書の使用方法が
前提としている社会構造が西洋的だという意味で、新約聖書は西洋的
なのである。そして新約聖書の権威が現代の社会で、程度の差はあれ、
ある程度は世界的に認められているのは、現代の世界においては西洋的
社会構造が支配的だからだと、やはりいわざるをえない」

と書いてあった。
ということは、西洋諸国が衰退すれば、キリスト教も衰退に向かうと
いうことなのかな?現代ヨーロッパのキリスト教を見ていると、普遍的
宗教というよりヨーロッパ人のアイデンティティを構成する一要素に
成り下がってしまっているように思える。
954世界@名無史さん:2006/08/06(日) 22:38:29 0
ttp://d.hatena.ne.jp/ced/20060623/1151070428
マレーシアとシンガポールの民主化・ガバナンスに問題があるからこそ、
アジア的価値を提唱しなければならなくなった点に注目する必要がある。
そもそも文化が多様的多元的であるのは自明なことであり、そこに客観的な
差異や共通性を見つけることは出来ず、仮にそれを行なうとすれば、何らかの
政治的意図がそこに潜んでいると考えたほうが妥当である。それは、エドワード・
サイードの主張したオリエンタリズムと同様の現象である。
都市中間層は権威主義体制の批判的勢力にはなるが、議会制民主主義を擁護
する強固な政治基盤になる保証がなく*15、「開発主義が生み出したのは
「生活者」ではなく「消費者」であった*16」ところに、東南アジアにおける
市民社会の成立の難しさがある。市民になるよりも先に、消費者になって
しまったところが、東南アジアの不幸なのかもしれない。そしてそれこそが、
東南アジアの民主化の障害になる可能性が高いとも考えられる。
955世界@名無史さん:2006/08/06(日) 23:52:59 0
一人当たりのGDPでヨーロッパと東アジアが平等になれば望ましいが、
未だに韓国や台湾ですらフランス、イタリアに及ばないのだ。
https://www.cia.gov/cia/publications/factbook/rankorder/2004rank.html
956世界@名無史さん:2006/08/07(月) 00:08:47 0
>>954
※私は>>923さんとは別人です。
新約聖書はそもそも中東発祥だった教団が、ローマ文化に打ち解ける為に作った物だと言われています。
改革を謳うルネサンスも、実はギリシャ文化への超懐古主義から派生した物ですよね。
今後、彼等に何か意識改革が起こるとすれば、同様のパターンとなるのではないでしょうか。
957世界@名無史さん:2006/08/07(月) 00:53:54 0
日本では1874年(明治7年)に板垣退助らが民選議院設立の建白書を提出し、
自由民権運動が始まった。
1889年に明治憲法発布され、議会が開かれる。
1916年(大正5年)には吉野作造が民本主義を提唱し、大正デモクラシーの
時代が始まる。
この時期の日本のGDPってどのくらいだったんだろう?
958世界@名無史さん:2006/08/07(月) 01:10:58 0
開発独裁は確かに有効な手段ではあるんだが
その開発独裁がある程度成功すること自体が
自由主義体制への変換を阻害する要因になってしまう。

それは成功体験を捨てることはできないという保守性と
開発独裁中に生まれた利権への固執という二つの障害が生まれるから。
独裁に理由があったとしても、その理由が失われたときに
独裁者みずからがその座を降りるケースは極めて希少なのである。
959世界@名無史さん:2006/08/07(月) 02:05:02 0
ラテンアメリカ諸国、特にアルゼンチンは19世紀に著しい経済発展を遂げたが、
結局それは一時的なもので終わってしまった。
現在のアジアの経済発展も同じパターンをたどらなければいいけどな。
960世界@名無史さん:2006/08/07(月) 05:52:11 0
タイの場合、現・プミポン国王が有能すぎて、かえって国民の民主主義への
成熟を妨げているという意見がある。
シンガポールも、リー・クアンユー亡き後はどうなることやら。
961世界@名無史さん:2006/08/07(月) 09:28:22 0
>>949
もともとディスクアレイは大型汎用機の世界の流用。取り立てて新しいものじゃないってw
パソコンしかやってない人は、目新しく映ったのかも知れんが。

銀行のATMに関係するシステムなど、絶対にシステムダウンが許されないシステムでは、冗長性を採るのは当たり前だ。
システム全体のMTBFとかを厳密に算定して運用するしね。
デュアルシステム、デュプレックスシステムとか情報処理技術者試験で必ず出てくる単語。基礎中の基礎といっていい。

他にも汎用機の世界から流用した概念や技術なんて一杯あるのだが・・・・・・・・・・
962世界@名無史さん:2006/08/07(月) 09:54:57 0
>>959
なんでアルゼンチンは経済発展から脱落したんだろう?
963世界@名無史さん:2006/08/07(月) 10:31:27 0
ttp://www.jica.org.ar/jp_jica-arg02.htm
首都問題が決着した 1880 年前後に、ヨーロッパ移民と資本の導入を促進
しようとする政治的背景やそのほかの諸要因が重なり、これら移民と
外国資本の流入が急激に加速しました。外国資本のうち、アルゼンチンに
もっとも積極的な投資を行ったのはイギリスでした。例えば、 1913 年に
33 , 500 キロに及んだ鉄道網は、イギリス資本によって形成されたものです。
移民については、 19 世紀後半から 20 世紀初頭(第一次世界大戦前)
にかけて、 3,500 千人がアルゼンチンに流入し、人口の急激な拡大をもたらし
ました。 1869 年に 1,737 千人だった人口は、 1914 年までの 45 年間に
7,885 千人 ( 約 4.5 倍 ) へと増加しました。
こうした「西欧化」政策は成果をあげ、アルゼンチンは農牧業を中心として飛躍的
な発展を遂げ、 20 世紀初めには世界屈指の富国に成長しました。しかし、
これは、国の経済を農牧業に依存した脆弱な体質としたこと、外国資本に
基幹産業を支配されたことにより経済の従属的性格を強めたことなど、
負の側面を伴うこととなりました。
964世界@名無史さん:2006/08/07(月) 10:34:27 0
第二次世界大戦後、 1946 年 2 月、大統領に就任したペロン (Perón) は、
ナショナリズムを標榜しつつ政治的には労働者優遇政策をとり、労働者階級を
基盤として大きな支持勢力を獲得するとともに、経済的には、欧米先進国
による植民地政策の打破、民族資金による自給自足体制の確立を目指して、
強力に工業化を推進しました。
しかし、急速な工業化政策と労働者優遇化政策とは、国家の財政を窮乏に
おとし入れ、インフレの昂進と農業生産の停滞を招きました。一方、ペロンの
国家社会主義的な行き方は、次第に全体主義的・独裁的傾向を強め、民心の
離反と教会との対立を招きました。 1954 年に成立した離婚法は、教会
との対立を決定的なものとし、遂にはローマ法王より破門されるに至りました。
かくしてペロンは、一層窮地に追込まれ、 1955 年民衆の蜂起と軍部の革命
により、9年間にわたったペロン政権は崩壊するに至りました。
965世界@名無史さん:2006/08/07(月) 18:25:30 0
>>953
>>西洋諸国が衰退すれば、キリスト教も衰退に向かう
とは思う。というか影響力を一層喪失していくんじゃまいか?
>>現代の世界においては西洋的 社会構造が支配的だから
それが今日の民主主義、近代資本主義、市場経済、人権といった
意識を齎していると思うので、
西洋の衰微した後、民主主義や人権といったものがどのような経緯を辿るかだ・・
>>958
なんせ、そういった旧時代的な体制のほうになじみがあっても民主主義に基づく体制など
自力で獲得してきたわけじゃないからな、
なまじ経済水準が向上して生活が安定すれば独裁的傾向だろうが、お上のことに目はいきにくい。
966世界@名無史さん:2006/08/07(月) 20:44:14 0
>西洋の衰微した後、民主主義や人権といったものがどのような経緯を
>辿るかだ・・

中世に、古代ギリシア・ローマの古典が忘れられていたように、そういった
西洋起源の概念も忘れられる。
そして何百年か経った後にルネサンスが起こって復活。

日本はビザンチン帝国のような運命をたどるかな?
967世界@名無史さん:2006/08/07(月) 21:05:32 0
馬鹿野郎。
本当の日本らしさが出るのはこれからだ。
968世界@名無史さん:2006/08/07(月) 21:19:18 0
>>965
アジアで中産階級が徐々に育ってきて、そこに自由民主主義や人権と
いった西洋の価値観が浸透するのが望ましいけれど、なかなか難しそうだな。
アジアの中産階級の特徴的な行動様式のひとつが現在の生活を享受する
こと、すなわち民主化や自由よりも私的生活を優先することだから。
969世界@名無史さん:2006/08/07(月) 22:07:22 0
>>967
本当の日本らしさとはどのようなものですか?
970世界@名無史さん:2006/08/07(月) 22:22:54 0
エドワード・ギボンの『ローマ帝国衰亡史』を読むと、イスラーム文明や
ムスリムに対して非常にフェアな見方をしているのに驚く。
(もちろん、時代ゆえの限界はあるんだが)
18世紀のヨーロッパ人のほうが、異なる文明に対して生き生きした好奇心を
持っていたような希ガス。
帝国主義の時代になると、オリエンタリズム丸出しの言説が増えてくる。
971世界@名無史さん:2006/08/07(月) 22:34:51 0
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20060807dde007030038000c.html
中国:金持ちの子、プラス20点 福建省ショウ州市、高校入試で優遇

中国南部の福建省〓州市は、市内で私営企業を経営する高額納税者の子供に
対して、高校の一般入試の得点を20点加算する政策を始めた。私営企業の
発展と税収を増加させるのが目的。貧富の差が入試の得点に直接影響する
不公平な措置に批判が集まる一方で、中低収入の家庭からは「金持ちが特権を
持つのは仕方ない」とあきらめの声も出ている。中国紙「南方週末」が3日、
報じた。
972世界@名無史さん:2006/08/07(月) 23:24:32 0
>>961
汎用機にアレイが登場した時のことを言ってます。歳がばれるなw
価格は1/3で活線挿抜。こっちは実績とサポートを売り物にする
しかなかった。それで時間を稼いでどうにか体制を立て直したって
感じ。当然、価格はおもいっきり叩かれて、、これほど急激に損益が
反転するのかと、、徐々にではなく天国から地獄へストーンだった。
で思ったのが、とんでもない落とし穴がどこに隠れてるかわからない、
落とし穴は日本人が掘るんじゃない、誰だって掘れる、特に西洋人には
気をつけないと、と、、、
始めてインターネットを見せて貰った時も、ホワイトハスウの写真が
ドーンと画面に出てきた瞬間、これにどう対抗せいっつーのと恐怖を
覚えたよ。。。勿論、インターネットは知ってた、知ってたんだけど、
体感すると全然違った、、、これは、おれがやってる大規模システム
とは全く発想が違うものなんだって、、、
973世界@名無史さん:2006/08/07(月) 23:34:00 0
ttp://www.janjan.jp/world/0608/0608040029/1.php
中国:文化革命から文化輸出へ

中国の貿易輸出が急増しているにもかかわらず、立ち遅れている分野がある。
それは「文化」である。
2008年の北京五輪は、文化の生産者としての中国を売り込む絶好の機会だ
と考えられている。また、「ソフト・パワー」としての中国を印象付けるため
の外交攻勢も続いている。
昨年秋、「人民日報」は社説で「グローバルな国になるには、文化政策を打ち立て、
中国文化のイメージを再建しなくてはならない」と書いた。
そのひとつとして中国語の普及がある。中国教育部では、現在世界に4000
万人いる中国語の履修者が2010年には1億人に到達するだろうと予想する。
中国国内でも、北京語(標準中国語)を習う外国人が10年前の3万6000人
から11万人にまで増えた。
また、中国語が国際化するにつれ、出版分野での進出も期待されるようになる。
974世界@名無史さん:2006/08/07(月) 23:35:07 0
しかし、より利潤を生むのは、映画・音楽・芸術といった分野だ。現在、日本と
韓国の文化産業の世界シェアは13%を占めるが、中国とその他のアジア諸国
は合計で6%にしかならない。
2004年、中国の文化産業は420億ドルの付加価値を生んだ。これは、
中国のGDP(国内総生産)の2%を占める。現在国内で文化産業に従事する者は
約1000万人いる。
政府は文化産業のグローバル化に躍起になっているが、それに警鐘を鳴らす
向きもある。作家の Hong Ying さんは、中国製の文化商品に賛同すると
しつつも、それが政治的なキャンペーンのために使われてはならず、本当に
文化を発展させようとするのならば、まず表現や思想の自由が認められなくては
ならない、と政府に対して注文をつけた。
975世界@名無史さん:2006/08/08(火) 00:53:18 0
>>956>>965
キリスト教はユダヤ教と違って「神は分け隔てしない」「神は全人類の神である」
ってことになってるんだけど、現在のヨーロッパ人を見ていると、
人種>>>>>>越えられない壁>>>>>>>宗教って感じ。
有色人種はたとえキリスト教に改宗しても、同じ仲間とはみなされない。
結局キリスト教は西洋の宗教でしかない。
976世界@名無史さん:2006/08/08(火) 11:25:06 0
>>965
>民主主義に基づく体制など自力で獲得してきたわけじゃないからな

そういう意味で、古代ギリシア人が自由や民主政を発明したのは、やはり
凄いことだったのかな。他の民族から学んだわけでもないのに。
977世界@名無史さん:2006/08/09(水) 13:07:17 0
ttp://www.worldtimes.co.jp/
ドイツ、中国輸入製品の急増を懸念=新聞
【ベルリン 8日 ロイター】 

ドイツ経済技術省のHartmut Schauerte次官は、同国への中国製品の輸入がこの
ところ急増していることについて懸念を表明した。8日付のハンデルスブラット
紙に掲載されたインタビュー記事の中で語った。
同次官は「中国は、我々の開かれた市場に多大な関心を示していながら、その
一方で、外国人投資家への規制強化を図ろうとしているとみられる」と指摘。
「中国が我々の市場で存在感を強めている一方で、ドイツ企業は、中国市場への
進出の足掛かりを得る前に多くの障害を乗り越えなければならない」と述べた。
ハンデルスブラット紙によると、経済技術省の貿易統計では、2006年1―
5月の中国のドイツへの輸出高は191億ユーロ(245億ドル)と、前年
同期の144億ユーロから増加した。
次官は、2006年のドイツの対中国貿易赤字が、前年の186億ユーロから
300億ユーロ前後に拡大する、との見通しを示した。
978世界@名無史さん:2006/08/09(水) 13:12:18 0
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060809AT2M0800308082006.html
EU、不法移民対策強化・緊急部隊設置
【ブリュッセル=下田敏】

欧州連合(EU)は不法移民の大量流入への対策を強化する。アフリカから
海上を経てEU内に入る移民の急増などを受け、加盟国が合同でつくる緊急
対応部隊を来年初めをメドに創設する。域外出身の労働者の不法滞在を防ぐ
加盟国共通の出入国管理システムも整える。
新設する緊急対応部隊は、海上ルートで大量の不法移民が特定地域に短期間に
殺到するシナリオを想定。300人規模とする部隊は、国境警備を担う沿岸警備隊
や警察など実力組織を軸に、不法移民の身元確認などをする法務担当者、医療
支援にあたる医師団などで構成する。各国に平時から派遣要員や船舶などの
必要装備を常時確保するよう求め、加盟国の要請から最長10日で現地に派遣
できる体制を整える。
979世界@名無史さん:2006/08/09(水) 18:30:38 0
西洋社会ってのは、上層の人間たちに自由・文化・支配・富があって、
下層の者たちは奴隷的な境遇に置かれているという二重構造になっているよね。
ギリシア・ローマ文明は奴隷制に支えられていたし、近代ヨーロッパ文明は
植民地からの搾取の上に成り立っている。
ヨーロッパ勢力の拡大というのはこういう西洋社会の二重構造が世界規模に
広がっていくということだった。
今後、ヨーロッパ諸国が衰退した場合、こういう構造はどう変化していくんだろうか?
980世界@名無史さん:2006/08/09(水) 19:36:44 0
歴史上に例のない状態だから分かりにくい。
現在は近代文明が世界中に放散伝播されてしまって
ヨーロッパが他地域を収奪するという構造ではなくなったわな。
アメリカが、それに近い立場に立っているものの
アメリカは中国王朝の朝貢に近い面もあるから収奪だけとは言い難いし。

一応ヨーロッパが徐々に他地域に無関心&閉鎖的になっていくか
グローバル経済のメインプレイヤーになる野心を持つかで
大分、世界の方向性が変わってくるだろうね。
前者なら16世紀東アジア型閉鎖系
後者なら19世紀ハプスブルグ再来型
になると思う。

 つまり16世紀東アジア型閉鎖系とは明・清の海禁、徳川日本の鎖国
のような域内完結貿易で自足してムスリムからの流入をストップし
ホワイトクリスチャンの生活圏の防壁を高くしていく。
 19世紀ハプスブルグ再来型とは域内に不安定な民族の利害を抱え調整
しつつ他の有力な経済ブロックとの危ない綱渡りを続けていく。
そして世界の火薬庫(当時はバルカン、今日は中近東)に隣している為
常に安全保障上の危険な問題をもっている。
981世界@名無史さん:2006/08/09(水) 19:45:58 0
ヨーロッパが16世紀東アジア型閉鎖系の方向を選択した場合
ヨーロッパは、ヨーロッパにおけるスイスの拡大版のような
世界の権力ブロックの均衡の狭間で一定の金融的影響は
持ちつつ安全保障、国際政治、経済において目立った存在で
なくなる。
ようは世界の片田舎になる道

 19世紀ハプスブルグ再来型の場合長く続くのは難しい。
域内外に不安定な民族問題、過激なナショナリズムを惹起させる
ようは第二のオーストリア帝国の末路を辿る道

欧州について他の選択肢は想像も出来んし、ないとおもう。
前者の場合
他の世界に与える影響は地球が19世紀ヨーロッパの拡大版
になる。新旧列強が犇いて微妙なパワーオブバランスで
安定を続けていく。
後者の場合、世界に何らかの戦争、動乱を起こし
新しい覇権支配構造が誕生してくる。

・・で、このスレ2スレ目は必要だろうか?
なにげにカキコも多そうだし続けるのもありか?
982世界@名無史さん:2006/08/09(水) 20:25:56 0
次スレはどんなタイトルにしようかな?
「文明の衰亡」「大国の興亡」「帝国の興亡」「東西逆転」・・・
どんなのがいい?要望があれば次スレを立てるけど。
983世界@名無史さん:2006/08/09(水) 22:07:07 0
歴史を踏まえた上で語るのなら、立てても医院でない?
現代政治ネタに偏ると板違いになるし、キモイ人が集まってくるから
984世界@名無史さん:2006/08/09(水) 23:51:09 0
次スレたてました。
ttp://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1155134999/
【hegemony】文明の盛衰【powers】
985世界@名無史さん:2006/08/10(木) 01:48:58 0
ヨーロッパはホロン部
986世界@名無史さん
>>984
乙です!